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平成27年第3回定例会(第3日) 本文 開催日: 2015-09-07

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  1. 清水町議会 2015-09-07
    平成27年第3回定例会(第3日) 本文 開催日: 2015-09-07


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                 午前09時00分開議 ◯議長佐野俊光君) 皆さん、おはようございます。  ただいま出席している議員は14人であります。  本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。  あらかじめお願い申し上げます。平成26年度の各決算の審議については、議事促進のため、なるべく所管の委員会において質疑されますよう、所属する委員におかれましては御協力願います。また、質疑及び答弁については、該当するページを指定して御発言願います。       ──────────────────────────── 2 ◯議長佐野俊光君) 日程第1 議案第56号 平成26年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  まず、歳入全般について、歳入歳出決算書の9ページから32ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 3 ◯議長佐野俊光君) これで歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出に入ります。  各款ごとに審査を進めてまいります。  初めに第1款議会費、33ページから34ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長佐野俊光君) これで議会費の質疑を終わります。  次に、第2款総務費、33ページから58ページまでの質疑を許します。
     発言を願います。 14番 森野君。 5 ◯14番(森野善広君) 37ページになります。総務費の2目電子計算費で、この電子計算費におきまして、補正が1,100万組まれておりますけれども、不用額が650万ほど出ております。補正を組んでおいてこれだけの額を不用額として残すということについて、答弁願います。  それと、同じく37ページになりますけれども、広報広聴費で、これにおきまして、ホームページ使用管理料というのが270万計上されております。今、26年度は利用回数ふえておりますけれども、今現在、ホームページの議会の会議録の検索ができなくなっています。しばらくの間できていないんで、そこの管理等がどういうふうになっているのか答弁願います。  それから、前後いたしまして済みません、35ページの総務管理費の中の委託料で、職員健診の業務が委託されております。前年度より100万ほど費用がふえておりますけれども、施策の成果、15ページになりますけれども、これを見てみますと、胃がん検診、定期健診については93%、胃レントゲン検査については希望者ということで55%になっています。この説明文を見ますと、受診しなかった者については各自人間ドックを受診することになっておりますけれども、最終的には100%受けているどうかについてお答え願います。  それと、施策の成果で45ページ、徴税費のところでありますけれども、この45ページの土地のところを見てみますと、田が67万1,000平米。昨年度に比べて約1万平米ぐらい減っております。しかしながら、課税標準額が119万3,000円から133万8,000円にふえておりますけれども、面積が減っているのに課税標準額がふえている現状について答弁願います。  同じく施策の成果で57ページの戸籍住民基本台帳費の関係でありますけれども、先日も質問いたしましたけれども、住民票等自動交付機で、これが26年度の実績を見てみますと1万3,000件。コンビニ等利用件数を見てみますと1,400件強ということで、大きな開きがあります。先日の質疑の中で、町にある自動交付機をなくしていくということだったと思いますけれども、この利用件数を見てそういう結果になるのが理解できないので、きちんとした説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 6 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 総務課長 石田君。 7 ◯総務課長石田尚志君) お答えをいたします。  まず最初に電算費の予算の残額の件でございますけれども、補正予算につきましては、マイナンバー制度への対応のシステム改修ということで補正予算をさせていただいております。残額につきましては、概算で計上しておりましたクラウドの利用料、これが当初見込みより約200万円ほど減額になったということ。また、OA機器リースによる入札差金、また、OAサポートに関する入札差金、こちらの方が200万ぐらい出てきたという、それらが主なものとなっております。  それともう一点、一般管理費の方で、健康診断の受診が100%いっているかどうかでございますが、さまざまな理由で人間ドックも受けられなかったという職員が最終的には4人おります。  以上です。 8 ◯議長佐野俊光君) 企画財政課長 高嶋君。 9 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えします。  御質問は、広報広聴費のホームページの関係ということでよろしいでしょうか。議会議事録の検索ができなくなっているということですけれども、現在ちょっと調査しておりますので、後ほど回答させていただきます。 10 ◯議長佐野俊光君) 税務住民課長 深澤君。 11 ◯税務住民課長深澤恭子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  土地の地積面積が昨年度に比べると減っているのに、課税標準額、課税額は増になっている理由でございますが、平成9年度の評価がえ以降の課税の公平の観点から、土地とかにばらつきがあることから均衡化させておりまして、それが平成25年に負担調整が終了いたしましたが、100%に届いていない土地が大半を占めているために、それにあわせて本則枠の5%等分を増額していることによって若干ふえているものであります。  それから、住民基本台帳費自動交付機の稼動についてでありますが、これは先日も説明させていただいたとおりでありますが、コンビニ交付の導入につきましては、住民サービス利便性、それから、窓口サービスの発行の向上などに努める目的からコンビニ交付を導入いたしました。当時導入した経緯といたしましては、システム改修事業費の半額が国から補助金でいただけることとなっておりまして、それを利用して当時入れたものであります。それに伴いまして、昨日説明させていただきましたとおり、自動交付機は平成26年10月にリースアウトいたしました。それにあわせてコンビニ交付を導入し、そちらに移行していくというふうに考えております。現在、自動交付機は本庁の窓口1カ所で、夜間、それから休日も、住民票印鑑証明がとれるわけでありますが、コンビニ交付を利用されることによりまして、全国どこのコンビニエンスストアでも住民票印鑑証明が取得することができます。そして、時間も自動交付機よりも広い範囲で長くとることができますので、コンビニ交付を推進することによって、住民サービス利便性の向上にさらにつながっていくと考えております。  以上です。 12 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 13 ◯14番(森野善広君) 38ページの電子計算費でありますけれども、先ほど、クラウドとそういうことで500万ほど減額があったという話でありますけれども、どの節の部分が減っているのか答弁願います。  あと健診につきまして、必ずしも100%でないという答弁でありましたけれども、胃がん検診胃レントゲン検診については、最終的にどのぐらいの受診になっているのか答弁願います。  それと、住民票等自動交付機の件でありますけれども、コンビニ交付利便性が大きくなるという答弁でありました。しかし、そういう書類等の発行は必ずしも住民票印鑑証明だけではありません。例えば、障害者の自立支援の手続をやる場合、福祉課に行くわけですね。福祉課に行って、課税評価証明書をとってきてくださいということになるわけです。そうすると、コンビニまで行く人はわざわざいなくて、住民課の窓口で発行をするようになります。  さらに住民票だけ単体で発行するという場合よりも、例えば、戸籍謄本住民票印鑑証明、こういうふうに何種類かの書類を発行するというのが一般的なわけです。したがって、住民票コンビニで発行して、戸籍謄本は役場に来て発行するということはなかなかやらないわけです。今まで住民票は庁舎の自動交付機で200円で発行して、窓口で戸籍謄本を発行してもらう。こういうことができたわけでありますけれども、全国どこでも発行できるという、そういうのは1つの利便性としてありますけれども、実際、庁舎でさまざまな書類を発行してもらう場合、多くの場合は、さっき言ったみたいなケースが多いのではないか。そうした場合、庁舎の自動交付機を廃止することは、必ずしも利便性の向上につながらないし、不便さがふえることにつながっていくと思うんですけれども、その点についてはどのように考えるのか答弁願います。 14 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 総務課長 石田君。 15 ◯総務課長石田尚志君) 電算費の残額の方の節ということでございますけれども、13節の委託料及び14節の使用料及び賃借料でございます。  それと、胃のレントゲン受診者につきましては、対象者140人のうち108人が受診しておりまして、受診率は77%となっております。  以上です。 16 ◯議長佐野俊光君) 税務住民課長 深澤君。 17 ◯税務住民課長深澤恭子君) 他の証明等、あるいは他の手続等があるために、住民票印鑑証明の発行だけが、自動交付機がなくなったために役所でとることができないと、住民の利便性の向上にはつながらないかという御質問であったと思います。コンビニ交付につきましては、ただいま、住民票印鑑証明の交付を行っておりますが、今後の新しいサービス、今回は租税公課証明書の一部を発行させていただきますが、今後、戸籍の証明書ですとか、そのほかの証明書も発行するように計画を進めていきたいと思っております。  ただ、森野議員おっしゃいましたように、福祉の手続に来て、証明発行をとるばかりではないと思いますので、そういう点では、またコンビニに行って取得するためには2度手間、3度手間になることもあると思いますけれども、そのほかの証明書マルチコピー機の設置についても、証明書の種類とは別に、また改めて設置の計画も今後進めていきたいと考えております。  以上です。 18 ◯議長佐野俊光君) 企画財政課長 高嶋君。 19 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野の議員の御質問にお答えします。  先ほどの議会の会議録の検索システムの関係です。これにつきましては、町のホームページから検索はできるようになっておりますけれども、町のホームページとまた別のシステムということで、リンクを張っているという考え方でいいかと思いますけれども、その検索システムセキュリティ向上などによって、メンテナンスをするというふうに聞いておりますので、その期間は使用できないということで、御理解いただきたいと思います。  以上です。 20 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯議長佐野俊光君) これで総務費の質疑を終わります。  次に、第3款民生費、57ページから72ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯議長佐野俊光君) これで民生費の質疑を終わります。  次に、第4款衛生費、71ページから84ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 5番 中野君。 23 ◯5番(中野 尚君) 75ページ、すこやか増進費、そのうちの13の委託料から19の国保までのいわゆる健(検)診事業、人間ドック等についてお聞きします。  今の時代、治すから防ぐ、国をはじめ県、市町村、防ぐということで、健(検)診事業、人間ドック等に力を注いでいます。それはやはり医療費介護費用等抑制効果があるからです。清水町も26年度決算、配付されましたけれども、それを見ますと、国保が約35億、介護18億、後期高齢者3億、合わせて56億、一般会計のほぼ2分の1強に当たる額が医療費介護関係に費やされています。  ここに敬老祝金を縮減することについて説明したペーパーがあります。私は敬老祝金縮減自体には異議があります。しかし、それはまた別の機会で主張させていただきますけれども、ちょっと読まさせていただきます。前段の方は省略します。「支給制度の改正に伴い、その財源を疾病予防事業健康増進事業などの新たな高齢者施策に振り向けることとしました」それで、変更内容ということで、3段ぐらいありまして、一番下に経過措置、「70歳以上で、変更後の年齢以外の方に平成26年度から28年度の3年間、一律3,000円」こう書いてあります。  つまり、昨年、26年度、5,000円から3,000円、差額2,000円×対象人数、まあ、何人かわかりませんけれども、したがって、その額が幾らか、削減額が幾らかわかりませんけれども、26年度削減した金額で、予算で、新たにどんな疾病予防事業健康増進事業を行ったのかお聞きします。 24 ◯議長佐野俊光君) 答弁を願います。 健康づくり課長 名波君。 25 ◯健康づくり課長名波浩美君) 中野議員の御質問にお答えいたします。  敬老祝金見直し代替事業として行いました、疾病予防事業健康増進事業といたしましては、高齢者インフルエンザ予防接種や、高齢者肺炎球菌予防接種自己負担の軽減、後期高齢者医療保険加入者人間ドック自己負担額の軽減、特定健診や介護予防教室参加費自己負担金の無料化になります。  以上です。 26 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 5番 中野君。 27 ◯5番(中野 尚君) まあ、今、課長言われたような、そういう事業に振り向けたということでございますけれども。  ここに、8月6日、静岡新聞の記事の写しがあります。これを見ると、お達者度、森町、男女とも1位、これを読んでいくと、このお達者度というのは、65歳をスタート年齢として、自立して健康に生活できる期間を示す2012年のお達者度ということで、男性・女性分けて、上位5位と下位5位、女性も上位5位と下位5位、その中で、森町が男性も女性もお達者度、男性の方が19年6カ月、女性の方が22年1カ月。清水町の方は、この下にも上にも載っていませんのでわかりませんので、お聞きしたら、我が町は18位だそうです。  そこで、保険者である町長にお伺いします。施策の成果を見ますと、後期高齢者受診率40.5%、人間ドック75人、国保の受診率42%、人間ドック150人と出ています。受診率人間ドック受診者もまだまだ低いです。これがお達者度18位と関連しているかどうかはわかりませんが、しかし、少なくとも受診率医療費が反比例する、受診率が向上すれば医療費が下がる。先ほど、総務課長の方で、職員の方は78%と言っていましたけれども、そのぐらいの受診率がいければいいんじゃないかなという気がします。  町長も、敬老会の挨拶の中で、健康まつり血管年齢を検査したら、59歳だというふうに言っていました。恐らく町長も、人間ドックや運動等、非常に健康に気をつけて、病気にならないための対策を講じていると思います。政府も、人間ドックにかかる自己負担額を、確定申告のときに、生命保険なんか控除されるんですけれども、それと同じように人間ドック自己負担額を控除しようというふうに今検討しています。それだけ国も疾病予防に真剣だということです。町長もいろいろ日本一というふうに掲げておりますけれども、とりあえず、お達者度県下一を目指したらどうですかと私は思います。  先ほど56億と言いましたけれども、医療費のことを考えたら、疾病予防にかける予算、微々たるもんです。受診率向上のノウハウというのは、専門家である保健師や担当課の職員等が持っていると思いますので、ぜひ、予算編成権者である町長は、そういう職員たちの意見を聞いて、必要な予算をつけて、他の市町が清水町すごいと、お達者度も、健康な人が多いということで視察に来るような、そういう疾病予防対策を打ち出していただきたいと思っていますけれども、町長の見解を伺います。 28 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 町長 山本博保君。               (町長 山本博保君登壇) 29 ◯町長(山本博保君) 中野議員の御質問にお答えいたします。  私は、このたびの敬老会でも、目指せ暮らし満足度日本一ということを皆さんに披瀝をし、今、それに関連して、中野議員からの御質問であります。まさにお達者度日本一、これは私たちの目指すべき原点である、かように考えております。予算編成を含めて、そうしたことについて庁舎内でしっかりと対応していくよう、全力で検討・研究を進めてまいります。よろしく御理解を願います。ありがとうございます。 30 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 5番 中野君。 31 ◯5番(中野 尚君) 今、町長の方から、そういう非常に前向きな答弁をしていただいたわけですから、課長はじめ関係職員もどんどん疾病予防に対するアイデア、こういうものをどんどん出していっていただければなと思います。要望です。  以上です。 32 ◯議長佐野俊光君) ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 33 ◯議長佐野俊光君) これで衛生費についての質疑を終わります。  次に、第5款労働費、83ページから84ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯議長佐野俊光君) これで労働費の質疑を終わります。  次に、第6款農林水産業費、83ページから90ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 14番 森野君。 35 ◯14番(森野善広君) 決算書の85ページをお願いいたします。施策の成果の152ページ、農業振興費になりますけれども、110万の予算でほぼ全額支出、執行するということです。そこの施策の成果の1のところでは、農業者の自主的な活動を奨励し、地域農業の活性化を促進するためということで予算を使うということであります。先ほどの農地の課税の答弁によりますと、農地に対する課税がふえたということでありますね。総額で数十万の増額になっているわけでありますけれども、結局それは農業者の負担につながっているわけですよね。一方で負担をしておきながら負担増になっている状態で、農業振興ということで予算は使っておりますけれども、現実に農地がどんどん減っているという状況です。この実態について、農業振興になっていないじゃないかというふうに私は思うんですけれども、その点いかがでしょうか。 36 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 37 ◯地域振興課長(相澤 正君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  農業振興について、当町の農業の現状ということを考えますと、専業農家は非常に少ない、それは逆に農業以外の土地利用という意味で非常に恵まれた地域である、そういうことから農業の後継者が少なくなっているというような現状がございます。現実に清水町の農業の担い手というのは、専業農家は非常に少なくて、どちらかと言いますと、農家で1回サラリーマンを経験し、定年後に農業をまた戻ってやっていただいている方が主ということで、農業の人的な構成としては非常に弱い部分がございます。  この清水町の農業というのは、今後どう持っていったらいいかというのは、なかなか、従来から議会の方でも御討論いただいて、厳しい部分がございますけれども、現状の町の政策といたしましては、数少ない専業農家について手厚く施策を展開するということと、それから、定年後の農業に就いているような方々について、適切なアドバイス等をしていくことで、この農業振興費以外の部分ではございますけれども、農地費の部分でありますと、農業改良区ですとか、農業用水の組合とかが実施する工事等について、手厚く清水町では助成金を出しているというような現状がございます。そういう意味で、農業振興というのは、現状の農家者に合わせて、小規模であるけれども、それを清水町の特色に合った支援をしながら今後維持していくというような考えでおります。  以上です。 38 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 39 ◯14番(森野善広君) 清水町の農家の現状は、るる答弁ありましたけれども、農業の重要性というのは、農産物をつくるだけではなくて、防災や自然環境の面など、さまざまな面で大きな役割を果たしているというのは、これまでのやりとりの中で当局も認めている内容だと思うんですよ。その上で農業振興、課長も最後に言いましたけれども、維持をしていくという手だてをとらないといけないわけでありますよね。先ほど、税金が数十万と言いましたけれども、正確には、施策の成果にありますけれども、田んぼで、田で、1,600万から1,868万にふえています、全体の課税額は。畑で2,200万から2,300万にふえて300万の課税の増加になっているんですね。300万の課税の増加を農家が負担してふえているわけでありますから、それ以上のお金をやはり振興費として使わなければ、振興費は100万ですから。焼け石に水というか、その負担をなくすことにもなっていない。これでは、先ほど課長言いましたけれども、十分に農業経営はできないという状況に、課税で重しをかけて、その重しをとることにもなっていないという、農業振興費の決算だと言わざるを得ないわけでありますけれども、先ほど言った農業の維持振興と、こういう、実際には負担がふえている、帳消しにもなっていない状況、これについて再度答弁願います。 40 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 41 ◯地域振興課長(相澤 正君) 確かに清水町の農業は非常に苦しい立場にあると思います。ただ、その中で専業農家の方を中心として、新たに農業を継がれる方について、中核農業者の協議会ということを通じて、清水町のあるべき姿を検討していただいている。それについても、清水町で助成をしております。今後、清水町の農業はどの方向に行くのか、新たな大きな発展は現実的には難しいとは思いますけれども、この中核農業者の協議会等を通じて、また、関係の農業団体もございます、それから、土地改良区、組合もございます。そちらの方々の、実際農業に従事されている方々と協議しながら、清水町の方向性につきまして検討を図っていきたいと考えております。  以上です。 42 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 43 ◯14番(森野善広君) あるべき姿をこれから検討する、いかにも遅いと思うんですよね。だから、方向性はもう既に決まっているような気がするんですけれども、やはりいろんな形で自立できる農家を育てていくために、収支のバランスをとれたものにするということです。さらに言いますとね、施策の成果で45ページの前の資料になりますけれども、先ほど言いましたように、田が現在63万1,000平米です。10年前が幾らかと言いますと、平成16年ですけれども、83万2,000平米で、15%ぐらい10年間で減っているわけです、どんどん減っている、毎年減っているという状況でありますから、悠長なことは言っておられない。もう既にいろんな意味で、農業生産だけであれば、清水町だけでやらなくてもいいかもわからないですけど、いろんな面を考えた場合に、また、教育の面でも地産地消ということが言われているわけでありますから、やはりこの点を真剣に考えていかなければいけない。この数字はやはり非常に危険な数字だと私は思うんですけれども、担当課長の認識を再度お聞きします。 44 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 45 ◯地域振興課長(相澤 正君) 農業振興ということで、町は関係団体といろいろ協議している中で、例えば、学校給食へ地元の野菜を使用できないだろうか、それがさらにもっと使用できないだろうかということで検討しております。現在、清水町単独で、清水町の給食を清水町の農業だけで見るかというのはなかなか難しいものはございます。ところが、近隣につきましても同じような状況がございますので、それでは各学校給食について、各近隣の自治体と協力しながら、近隣の市町の農業が、その地域の学校給食全体で利用するような方法、手だてはないかと、そういう方向で検討したりしております。清水町の農業、非常に厳しいわけでございますけれども、都市近郊型のそういう方向性で進むしかないのではないかと考えております。  以上です。 46 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長佐野俊光君) これで農林水産業費の質疑を終わります。  次に、第7款商工費、89ページから92ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 13番 木村君。 48 ◯13番(木村寛夫君) 1つ聞きたいことがあるんですけれども、ページ数が89、90ページ。負担金で、伊豆半島ジオパーク推進協議会、127万円、この127万円の負担金というのは、ことし1回だけか、それとも毎年これだけ負担していかなきゃならないのか、その辺についてお尋ねします。 49 ◯議長佐野俊光君) 答弁を願います。 地域振興課長 相澤君。
    50 ◯地域振興課長(相澤 正君) 89、90ページの、7款1項1目商工総務費の19節負担金、伊豆半島ジオパーク推進協議会127万円の関係でございます。こちらにつきましては、協議会の会費ということで、70万というのが定額になっております。この26年度におきましては、補正予算57万円という決算書に表示がございますが、この57万円は、伊豆半島ジオパークにかかる負担増でございます。その中身といたしましては、今回、伊豆半島ジオパークが世界ジオパークに登録申請を行うということになりまして、この事務局の中で2名ほど臨時職員を採用したいということの人件費と、それから、この伊豆半島ジオパークのセンターを伊豆市に設けるということで、その設計料ということが57万円に入っておるということでございます。  そういうことから言いますと、毎年70万というのが定額の負担ではございますけれども、その都度、イベント等、大きな催し物も予想されますので、その際は新たなその年に応じた負担が生じる可能性がございます。  以上です。 51 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。 14番 森野君。 52 ◯14番(森野善広君) 決算書の89ページの商工振興費の関係です。施策の成果で、158ページの、企業誘致促進事業というのがあります。これは、卸団地内に新たに進出する事業者に対して、固定資産税等を3年間交付する事業でありますけれども、結果は、26年度の申請はなしということでありました。どのような努力をして、どのような状況なのか、答弁願います。 53 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 54 ◯地域振興課長(相澤 正君) 施策の成果で言いますと、158ページの企業誘致促進事業ということでございます。この事業につきましては、清水町の卸団地内に企業誘致をすることを目的に導入させていただきました。この卸団地に絞るというのは、清水町の狭い地域で工業団地というのがなかなか設けられないということから、卸団地が現在空き地が生じていることと、それから、卸団地と町が協議して、まちづくりと事業の方向性についても、町の意向と協議して、沿って、企業誘致をしていただけるというようなことがございますので、清水町の卸団地に絞って企業誘致を図った制度でございます。この制度を実施した平成25年9月でございますけれども、その前に何社か、卸団地内の方に進出企業が出て、幾つか埋まったということで、ちょっとタイミングが悪かったということがございます。  で、団地の方から、この融資制度につきまして、協議して導入したわけでございますけれども、今までそのような支援制度が全くないと。清水町の方でこういう制度を設けていただいたということで、企業誘致のいろいろ回っている中で、こういう制度があるのは非常にありがたいという御意見をいただいております。今後、全くこれはないことではなくて、現在、団地の方が、各企業で進めている中で、何社か引き合いがあったということで記載をしております。  以上です。 55 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 56 ◯14番(森野善広君) 商業振興ということで、町としてどういう努力をしたのか。制度を設けたのはわかります。その制度を設けて、つくりっ放しではその制度利用されないわけです。やはりこういう0件という結果になっているわけでありますので、ちゃんとそのあたりを分析をして、評価をしないと、いくらいい制度をつくっても実施されないというふうに私は思うんですけれども。1回目の質問にありましたように、どういう努力をしたのかということで答弁願います。 57 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 58 ◯地域振興課長(相澤 正君) もちろん、この制度、各方面に周知はさせていただいております。その中で、肝心の卸団地の組合事務局と、実績がなかったことについて検証を、いろいろ毎年話し合いをしております。制度の見直しが必要かどうかということで、これは卸団地のスペース自体、空き箇所がそう多くないということもございますので、すぐに埋まるということもなかなか難しいという状況で、では、この制度は改善が必要かという話をしたところ、今の制度でやりやすいので、このまま誘致に努めるというお話もいただいております。そんな感じで、町と団地の方で検証したということと、それから、各方面へPRをさせていただいているということで、お答えさせていただきます。 59 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 60 ◯14番(森野善広君) 地域振興課長、非常にお忙しい中で、なかなか十分できないのはわかるんですけれども、この制度を誘致する前に入った何社かの会社で、どういう理由で卸団地を選んだかというのを聞いたことがあります。それはやはり静岡東部の地域の中で、清水町は非常に交通の利便性がいい、そういう意見でありました。だから、先ほどPRと言いましたけれども、ただ満遍と当てもなく宣伝をするというのではなくて、清水町の地域を生かした、利便性とか特色を生かした、そういう業種に向く会社をやはり誘致してくるということで的を絞ることとか、そういう工夫が必要だと思うんです。  先ほど卸団地の組合と協議をすると言いましたけれども、こういう結果、0件というのは非常に問題を含んだ結果だと思うんで、きちんとした分析を行う必要があるということで、再度、課長の答弁を求めます。 61 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 62 ◯地域振興課長(相澤 正君) 森野議員の分析というのは、どういうレベルを求めておられるのかわかりませんけれども、町として、当事者である卸団地と毎年何回か協議した中で、この制度のあり方、非常に使いにくいということならば、町はその意見を受けて変えるということももちろん話し合っておるわけですけれども、今のところこのやり方でいく、で、結果が伴わないということでございますけれども、今後、いい報告ができるということで期待をしております。  以上です。 63 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長佐野俊光君) これで商工費の質疑を終わります。  次に、第8款土木費、91ページから102ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 13番 木村君。 65 ◯13番(木村寛夫君) ちょっと1つだけ教えてほしいことがあるんですけれども、95ページ、96ページ、河川の改良費ね。予算は3,200万ほど、しかし、支払った金は2,100万ほど、不用額が1,000万。そうすると、始めの予算に対してかなり低い落札で落ちているけれども、その理由について御説明を求めます。 66 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 建設課長 日吉君。 67 ◯建設課長(日吉泰裕君) 木村議員の御質問にお答えいたします。  3項河川費の関係で、不用額が1,000万円ぐらいあるということで、その理由でございますが、これにつきましては、河川改良費ということで、当初予定しておりました伏見地内の河川改修を行う予定でございましたが、実際に行う工事のために影響等を調べたところ、近接する住居に影響が出るのではないかということが判明したために、この工事を中断したことで、この1,000万円が生じたものでございます。  以上でございます。 68 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 13番 木村君。 69 ◯13番(木村寛夫君) 今の説明ですと、思わぬクレームがついたということで、1,000万減額したということなんですけど、それでは、この1,000万は、その当時わかっていれば補正しなかったの、これ。その点について。 70 ◯議長佐野俊光君) 答弁を願います。 建設課長 日吉君。 71 ◯建設課長(日吉泰裕君) 補正をしなかったかという御質問でございますけれども、この事案が発生したのが昨年の12月でございました。それからいろいろ調査をして、実際にこのまま工事をしたら影響が出てしまうということが判断されたのが2月ということで、補正をする時期がなかったということで御理解願いたいと思います。  以上でございます。 72 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長佐野俊光君) これで土木費の質疑を終わります。  次に、第9款消防費、101ページから110ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 14番 森野君。 74 ◯14番(森野善広君) 決算書の103ページの非常備消防費についてお聞きします。報償金でありますけれども、消防団の出動手当は現在1回1,500円となっています。これについては、以前、一般質問で、近隣自治体と比べても低い報償金であるということで質問いたしましたけれども、地方交付税との関係で、この出動手当、どのようになっているのか、答弁を願います。  それと、107ページの地震対策費になります。施策の成果では186ページのTOUKAI-0推進事業ということで、わが家の専門家診断事業というのが、当初は結構な戸数が診断事業に参加いたしましたけれども、最近は毎年20件前後という状況です。累計で何戸ぐらいの戸数が既に診断されているのか。それについて答弁願います。  高齢者住宅への家具の耐震事業というのが同じくありますけれども、この件数も、施策の成果の188ページの(6)の高齢者住宅転倒防止器具の補助設置事業ですけれども、24年度が20件、25年度が15件、26年度が8件ということで減ってきております。高齢者世帯の戸数とか世帯数から見ると非常に少ない状況だと思うんでありますけれども、この8件という件数についてどのように考えているのか、答弁願います。 75 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 企画財政課長 高嶋君。 76 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  非常備消防費の、消防団員の出動手当に関して、交付税との関係という質問でございます。普通交付税につきましては、基準財政需要額ということで考えられるわけですけれども、その単位費用の計算の中で、水火災警戒訓練出動手当、指導員手当として、基準財政需要額の算入の基礎というふうになりますので、交付税としての中で見られているというふうに考えております。  以上です。 77 ◯議長佐野俊光君) 安全安心課長 久保田君。 78 ◯安全安心課長(久保田 徹君) TOUKAI-0の件数ですが、清水町としては、現在、昭和56年5月以前の木造の専用住宅、それに向けて県の事業として、TOUKAI-0、いわゆる東海地方の家屋倒壊を絡めたTOUKAI-0事業を2001年から実施しているところですが、清水町では今現在、1,800棟ぐらいまだあると認識しております。昨年度は徳倉地区にダイレクトメールで発送して、今年度は狩野川より北部地区に、ダイレクトメールで、昭和56年以前の建物にぜひ補強するようにというお願いをしているところであります。累計ですが、わが家の診断は、726件という数字であります。  それと、家具の転倒防止の事業ですが、これも高齢者で手挙げ方式になっているものですから、その辺、町としても、推進というかPRというか、そういったことを今後もしていきたいと考えています。  以上です。 79 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 80 ◯14番(森野善広君) まず、消防団の出動手当ですけれども、交付税算定に入っているというのは答弁でありましたけれども、どれだけの額を算定できるのか答弁願います。  わが家の専門家診断事業ですけれども、累計で726件で、まだ診断していないのが1,800件ぐらいあるということでありますけれども、最近の実態は、先ほど言いましたように非常に少ない実績でしかありません。今、地震の問題もまたいろいろ言われている時期でありますので、徳倉地域に通知したということでありますが、その結果が22件ということでありますので、そこら辺の効果というか、それはどのように分析しているのか、答弁願います。  以上です。 81 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 企画財政課長 高嶋君。 82 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  先ほどの出動手当相当額について、基準財政需要額に算入されている額についてですけれども、訓練、出動手当だけではありませんけれども、先ほど言ったもろもろの手当を含めまして、算定額としては、基準財政需要額には960万ほど算入されています。  1件当たりですか。ですから、先ほど言ったように、出動手当だけではありませんので、1件当たりということでは件数を割り出すことはできないということで、御理解いただきたいと思います。 83 ◯議長佐野俊光君) 安全安心課長 久保田君。 84 ◯安全安心課長(久保田 徹君) 森野議員の、ダイレクトメールを通知してもその効果があらわれていないということで、わが家の耐震診断、件数が伸びていないのが実情です。その理由としては、昭和56年以前と言いますと、もう34年経過している木造住宅でありますので、そこで補強工事をして高額な金額を費やすよりも、建てかえた方がいいだろうという考えの人もいると。それとまた、高齢者世帯だと、そこに継ぐ家族がいないとか、また、高額な、経済的な理由により伸びない原因かと考えております。  以上です。 85 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 86 ◯14番(森野善広君) 3回目になります。非常備消防費の消防団の関係で、総務省の消防庁のホームページを見ますと、消防団員の1回当たりの出動手当、前の一般質問のときには7,000円で奨励しているという話をいたしましたけれども、地方交付税の算定についても7,000円でやると書いているんですね、ホームページに。課長の答弁は、今、総額で、全部引っくるめてという額を答弁しましたけれども、総務省の方ではそういう基準で計算をするというふうにホームページに書いています。そうすると、消防団員には1,500円しか行っていないということになれば、途中でピンはねしたことになりますし、実際の1,500円で基準財政需要額として計算しているんであれば、本来7,000円入るのが1,500円しか請求していない、基準財政需要額を低く見積もっているということに、どちらかになるんですよね。それはちょっと課長の方で、今の答弁だと、1件当たりわからないという答弁ですので、答弁はできないと思いますけどね。実態はそういうことなんです。だから、近隣自治体と比べても、消防団員の出動手当は1,500円、高いところは2,000円出しているところがありますから。そういうことを考えたときに、基準財政需要額、地方交付税との関係を考えたときに、そうすると、担当課長の答弁か、企画財政課の答弁かわかりませんけれども、この結果はちょっと改善した方がいいと私は思うんですけれども、見解を御答弁願います。 87 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 企画財政課長 高嶋君。 88 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  地方交付税の基準財政需要額の算定の仕方ということで、今、森野議員からいろいろ御説明ありました。総務省で、ホームページということです。私ちょっとそのホームページ見ていないので詳しいことはわかりませんけれども、1件当たり幾ら幾らという説明があったということですけれども、交付税の算入に関しましては、出動手当、もろもろ、ほかの水防関係、火災関係の手当として算入されているのは、そういう計算方法ではありません。  具体的に申し上げます。交付税の算入の方法ですので、聞いていただきたいと思います。水火災警戒訓練出動手当、指導員手当として、約2,300万円、これが算入されているわけですけれども、この金額は人口10万人当たりの金額です。これを、単純に10万人当たりということですので、1人当たりにすると231円ということになります。これを清水町の人口に換算して、清水町としては、先ほど言った約960万円ほどが算入されるということです。若干人口の補正がありますので、3万2,000を掛けると960万より少なくなりますけれども、人口補正をした後の、具体的には4万1,000ぐらいの人口ということで交付税では計算をしているわけですけれども、そうすると、231円×4万1,000人ということで、960万ぐらいということで、これはあくまで交付税の、私の知っている限りの算定方法ですので、森野議員ももう一度その辺は御確認いただきたいと思います。  以上です。 89 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯議長佐野俊光君) これで消防費の質疑を終わります。  次に、第10款教育費、109ページから134ページまでの質疑を許します。  発言を願います。 12番 吉川君。 91 ◯12番(吉川清里君) 109ページをお願いします。10款1項教育総務費ですが、施策の成果の195ページを見ますと、この総務費で、事業として項目がありまして、その10番に、特別支援教育支援体制の充実という項目があります。3行ほどで読み上げますが、「臨床心理士によるスクールカウンセラーを配置し、教員を特別支援コーディネーターとして位置付け、知的障害及び自閉症スペクトラム等の症状を持った児童生徒に対し、個々にあった支援プログラムを作成する等体制づくりの充実を図った。」ということになっております。この個々の支援プログラムを作成する場合に、この中ではスクールカウンセラー、あるいは特別支援コーディネーターという役職名が出ておりますけれども、実際に誰が責任を持って、どういう体制で支援プログラムを作成するのか、具体的に答弁お願いします。 92 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 こども育成課長 野田君。 93 ◯こども育成課長(野田敏彦君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。  施策の成果の195ページの特別支援教育支援体制の充実でございますが、御質問に対しては、校長が最終的につくるというふうになります。  以上でございます。 94 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 12番 吉川君。 95 ◯12番(吉川清里君) 確かに学校のことですので、一人ひとりの子供の指導については校長先生が最終的に責任を負うのは当然のことでありますが、実際に校長が日常業務を行いながら、ある意味、発達障害にはいろいろな様相、状態がありますので、その子に合わせた支援プログラムを、さまざまなコーディネーターとかカウンセラーの方と協議をして具体的につくっていくという業務は無理なんじゃないかと、当然、担当する誰かがいるわけですよね。そこがきちんと機能しないと、困っている子供はいるんだけれども、なかなかその子に合わせた支援プログラムがつくられない、あるいは発動されないということで、困っている障害を持った子がそのまま年数を重ねてしまうということにもなりかねないので、そこら辺の責任体制というか、責任はもちろん校長先生が負うんですが、具体的な作成はどういうふうになっているのか、また答弁をお願いします。  それともう一つ、関連しますけれども、決算書で言いますと113ページになりますが、2項小学校費の中の教育振興費になりますが、これも施策の成果の201ページに、特別支援教育事業の説明があります。これについても同じように、これまで普通学級に在籍している、対象外とされた、学習障害等を対象に特別な支援を必要とする児童一人ひとりの教育的ニーズを把握し、適切な指導及び支援を行うということで、特別支援教育事業ということで、それなりの教育補助員が配置をしてあるという説明があります。まず、この特別支援教育事業の対象となった児童が何人いたのかと、それから、この支援教育補助員、町の、多分、非常勤ということの職員になると思いますけれども、県の職員としての加配という形での要請ができなかったのかをお聞きいたします。 96 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 こども育成課長 野田君。 97 ◯こども育成課長(野田敏彦君) まず、施策の成果195ページの関係でございますが、先ほど校長と申し上げましたのは、当然のこと、スクールカウンセラーを含め、教員の特別支援コーディネーターをリーダーとして、ケース会議を開きます。そのケース会議のまとめとして校長が責任を持ってやるということでお答えさせていただきました。  次に、201ページの、小学校費の方の関係でございますが、済みません、現在何人対象になっているかというのは、資料がございませんので、後ほど御答弁させていただきます。また、県の加配については、既にお願いはして、できなかったときには町で対応することになっていますので、今回はなかったということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 98 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 12番 吉川君。 99 ◯12番(吉川清里君) 特別支援教育事業の配置については、県にお願いをして、できなかったときはということですが、やはり非常に専門的な知識と経験を有する仕事になると思いますし、また、支援をする相手の児童の状態によっては、場合によってはマンツーマンの指導が必要になるときがあります。1人の子を見ているときにほかの子が何かのことでパニックになる、あるいはそのまま1人で置いておかれるということになりますと、やはり指導としてもよろしくない結果になることもあると聞いております。なので、きちんと県の職員を、経験と知識のある方をすべきだということが1つ。  それから、それができなかった場合、町で配置をしていますけれども、それについての、どういう人材を充てているのかということでお聞きをいたします。 100 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 こども育成課長 野田君。 101 ◯こども育成課長(野田敏彦君) 休憩をお願いいたします。 102 ◯議長佐野俊光君) 暫時休憩をいたします。  再開を10時25分といたします。                                 午前10時14分休憩                                 ────────                                 午前10時25分再開 103 ◯議長佐野俊光君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
     こども育成課長 野田君。 104 ◯こども育成課長(野田敏彦君) まず、特別支援教育補助員の関係でございますが、資格は、学校の教員資格を持った者ということで募集をしております。特別に資格を持った者ではございませんが、学校の教員資格を持った者を募集しているものでございます。  次に、特別支援の人数でございますが、現在把握できているものとして、清水小学校で20人、南小学校で18人、西小学校で27人の、計65名となっておりますが、ただ、これにはグレーゾーンのものは含めておりませんが、それらを含めると、全国では6%~7%が該当になると言われておりますので、当町におきましても、実際のグレーゾーンを入れるとその程度になるかと思っております。  以上でございます。 105 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。 5番 中野君。 106 ◯5番(中野 尚君) 130ページ、スポーツ振興費のうちの下から6行目、自動車借上料、額は25万8,560円ですが、このうち全てじゃないですけど、これ、ほとんどがですね、清水中学生が、6月から9月のシーズン中、体育の授業の一環として6回ほど町営プールに行って水泳をしている、その行き来に使うバスの借り上げだそうです。このことについて、お聞きします。まあ、過去にこのことについて聞いている議員もいるかもしれませんけれども、私初めてですのでお聞きします。  私、町営プールから中学校まで車で距離をはかりました。往復で約800メートルです。これだけの距離、なぜバスを使うのか、ちょっと疑問なんです。幼児ならわかりますけれども、伸び盛りの中学生、特別な事情のない中学生なら、歩いても何ていうことのない距離です。これから水泳をする、運動をするわけですから、歩くことはある面、準備運動にもなる、そう思いますけれども、なぜバスを利用するのか。  その点と、そもそも、町営プールへ行くというのも、清水中学校のプールを取り壊していますと。その理由が、維持費、改修費、利用回数の減少だということですが、これからつくるんでしたらまだしも、既にあるものをそういう理由で壊してしまう、そういう発想がちょっと理解できないです。学校教育、教育行政は、コストパフォーマンスになじまないと思いますけれども、しかし、既に取り壊してしまった。今後はもうプールはつくらないのか。つくらないでいいのか。あるいは、機が来たらつくってほしいのか。そのことをお聞きしますけれども。  実は先日の人事案件で、こういう場合の答弁者として、任命権者である町長にすべきなのか、任命された教育長に聞くべきなのかちょっと迷いましたけれども、その布石のためにこの間、人事案件で質問したわけですけれども。ゆうべ、柿田の地区懇で、新教育長制度の中の説明で、教育長自ら「教育行政の責任者は私です」と言い切りましたので、教育長にお聞きします。 107 ◯議長佐野俊光君) 答弁を願います。 教育長 山下君。              (教育長 山下和之君登壇) 108 ◯教育長(山下和之君) 中野議員の御質問にお答えをします。  幾つか御質問があったかと思いますが、バスを借り上げているのは時間数の問題でございます。教育課程は授業時数が教科ごとに決められておりまして、バスを使うとその時間を例えば体育の時間としてカウントされるというふうになってしまいますので、その時間短縮のためにバスを使っているということでございます。  それから、水泳指導についてですけれども、ここにお持ちしましたけれども、各学校の教育内容については、ここにありますように、学習指導要領というのがありまして、この中に目標や内容が示されております。それで、水泳指導についてですけれども、こういうふうに書いてあります。「水泳は1・2年生必修、3年生は選択になっておりますが、ただし、水泳場の確保が困難な場合については取り扱わなくてもよい。ただし、水の事故防止、水難防止については、保健学習との関連を図り必ず取り上げること」となっています。  清水中学校は、この学習指導要領を受けまして、小学校から続いています子供たちの泳力の調査、指導する側として泳力を把握しておきたい。また、生徒自身は、自分自身の泳力がどの程度のものかを自己理解するために水泳を行うということ。2点目は、今も言いましたように、水難事故防止と安全指導のために、現在町のプールを使って実施をしているということでございます。  それから、施設の建設に関しては、また細かい経過については課長の方から答弁をいたしますけれども、基本的には、学校施設については、緊急性、あるいは日常性を勘案して優先順位を決めているという状況でございます。現在、今、町のこういった施設の問題について抱えているのは、小学校の老朽化した給食棟の建設の問題、それから、住民の方からも指摘のあります、小・中学校のトイレの改修、洋式化の問題、これが第1優先だと考えております。  プールの建設につきましては、もう一つ、たしか平成23年だと思いますけれども、教育委員会では建設が望ましいのではないかという結論が出ていますけれども、今のような状況で、先延ばしになっているということでございます。  それからもう一点よく質問が来るのは、南中と清中が違っていいのかということについてよく質問を受けるんですが、実はこれも学習指導要領の中にこういうふうに書かれています。冒頭に、「各学校においては、学校の教育目標を地域の実情やそれぞれの歴史によって設定をしなさい」教育内容についても、「各学校においては」ということでございますので、当然、地域の状況、置かれている地理的な問題、いろいろな問題を勘案して、校長が責任を持って教育課程を組む、こんなふうなことができるようになっております。つけ足しをさせていただきました。  以上です。 109 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 5番 中野君。 110 ◯5番(中野 尚君) 教育長の、私が質問しようと思ったら先に答えてしまっているわけですけど、いろいろ答弁しておりますけど、時間の短縮とかいうことを言っておりますけれども。それでまた、プールは、機が来たらつくる、建設する、つくってほしいということですかね、予算は当局の方ですからね、そういうふうに聞こえたんですけど。ならば、なぜ、今、バスの借上料、ささいな26万ぐらいなんですけれども、経費削減でプールを壊したんでしたら、バスを借り上げるのか。何かその経費削減という観点からするなら矛盾しているようにも思いますし。年間25万ですけど10年間だったら250万ですよ。当時、維持費、改修費、どのぐらいかかったかわかりませんけれども、改修すれば、10年間は改修しなくてもいいかもしれないでしょう。維持費はかかるかもしれませんよ。1回壊しておいて、また建設計画があるとか、何かちょっとわからないですね、その辺が。  で、壊すときには山下さんは教育長ではなかったわけですけれども、南中のことも言われましたけれども、老朽化したら、経費対効果で取り壊すのか。それとも、清水中は片道400メートルぐらいですけど、南中は町営プールは遠いから、あえてそこで改修・修繕なりするのかね。その辺も含めて、教育行政のトップは今回の制度改正によって教育長なんですから、教育長としてどうしてほしいのかという、どうすべきか、そういうことをお聞きします。 111 ◯議長佐野俊光君) この際、5番 中野君に申し上げます。答弁者の指定はあくまでも希望でありまして、これに当局は拘束をされないということを、改めて御承知おきください。  それでは、答弁を願います。 教育長 山下君。              (教育長 山下和之君登壇) 112 ◯教育長(山下和之君) まず、先ほど申しましたのは、中学校の教育課程の時数は1,015時間と決まっております。これを、徒歩で行きますと、その時間、50分単位で中学校は計算しますけれども、その時間がとられてしまう、実際に学習の時間として確保できないという意味でございます。  それから、既に中学校の50メートルプールは形としてはありましたけれども、プールとしては使用不能だということを専門家の方たちから助言をいただいております。  それから3点目になりますけれども、きのうもちょっと説明が足りなかったんですが、私がこうする、ああするということで教育行政は決まるものではございません。きのうも少し話しましたが、教育委員会はあくまで合議体でございますので、今回のプールの建設に関しましても、南中がもし老朽化した場合どうするのかについても、教育委員会の話し合い、教育委員の皆さんの意見を聞いて決定をしていく、それを町長の方に申し上げるという手順になっております。あくまでも教育委員会は合議体でございますので、私の独断では、判断ではできないということを御理解いただきたいなと、こんなふうに思います。  以上です。 113 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。 3番 桐原君。 114 ◯3番(桐原直紀君) 131ページと132ページ、3目の体育施設費、12節の役務費の手数料のところと、かかわってくるんですが、次の133ページ、134ページ、学校給食費における12節役務費、手数料。役務費ということなので、各種検査の手数料ということで考えていいのかなと思ったんですけれども、ただ、それがそれぞれ380万と374万ということで、結構大きい金額を来ているんですが、この内容を教えていただきたいと思います。  以上です。 115 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 生涯学習課長 渡邊君。 116 ◯生涯学習課長(渡邊章則君) 桐原議員の御質問にお答えいたします。  役務費の金額でございますが、こちらの主なものにつきましては、体育館の清掃業務、館内の清掃にかかる手数料ということでございます。  以上でございます。 117 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 こども育成課長 野田君。 118 ◯こども育成課長(野田敏彦君) 133、134ページの学校給食費の手数料でございますが、こちらにつきましては、調理員の検便等の検査、並びに器具等の維持管理のための検査の手数料でございます。  以上でございます。 119 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 120 ◯議長佐野俊光君) これで教育費の質疑を終わります。  次に、第11款災害復旧費、第12款公債費、第13款予備費、133ページから136ページまでについて一括して質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯議長佐野俊光君) これで第11款災害復旧費から第13款予備費までの質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言を願います。 13番 木村君。 122 ◯13番(木村寛夫君) 1つお尋ねしたいんですけども、財政構造の弾力性というのが今回配られました監査委員さんのがあるんですけど、ページ数で言いますと、施策の成果の中の25、26かな。そうですね、24、25。その中の経常収支比率、これについてちょっとお尋ねします。この比率は80%を超えるとイエローカードと言われています。しかし、今回見ますと、これが83.8%、3.8%増えたということはイエローだと思うんです、うちの町も。この辺について説明を求めます。 123 ◯議長佐野俊光君) 答弁を願います。 企画財政課長 高嶋君。 124 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 木村議員の御質問にお答えいたします。  経常収支比率の関係という御質問でございます。平成26年度の決算で経常収支比率が上昇した要因として2点ほどあります。1点は支出の関係ですけれども、経常的経費の側面で、新たな民間施設の開設等々、扶助費の増額がありました。また、そのほかに、特別会計の繰出金の増額など、経常収支比率を出す上で分子となる経常経費に充当した一般財源が昨年度かなり増加したことが1点あります。  次に2点目の要因ですけれども、これは収入の方になりますけれども、臨時財政対策債が大幅に減額したことによって、先ほど言った経常収支比率の算出に当たっての分母となる経常一般財源が大きく減額したことで、今回、経常収支比率が3.8ポイント上昇して、83.8%という結果になったと考えています。  以上です。 125 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 13番 木村君。 126 ◯13番(木村寛夫君) それではお尋ねしたいんですけれども、県下の平均だとどのくらいになるんですか、パーセンテージで言うと。 127 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 企画財政課長 高嶋君。 128 ◯企画財政課長高嶋広幸君) お答えいたします。県の平均ということで、平成25年度になるんですけれども、県内市町の平均は84.1%になります。  以上です。 129 ◯議長佐野俊光君) ほかにございませんか。 14番 森野君。 130 ◯14番(森野善広君) それでは質問いたします。まず、決算書の29ページの勤労者貸付資金についてでありますけれども、勤労者生活資金及び教育資金貸付金、予算が320万9,000円に対して決算が800万、同じく勤労者住宅建設資金貸付金、予算が1,870万9,000円に対して3,200万ということで、大幅に増えています。この大幅に増えているということは、返済が予算を超えている、多額の返済があったということにどちらもなるわけでありますけれども、この資金の性格からして、大きく予算を上回るというのは、成果として上がっていないということになるのではないかと思いますけれども、それについて答弁願います。  それと、決算書の255ページ、基金のところで、財政調整基金が25年度末が17億1,000万、この26年度中に1億2,000万少なくなって、15億8,800万ということになっています。この基金を1億以上減らしたことについて、どのように考えているのか答弁願います。 131 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 132 ◯地域振興課長(相澤 正君) 決算書29、30ページの19款3項1目貸付金元利収入の中の勤労者生活資金及び教育資金貸付金と、勤労者住宅建設資金貸付金の予算との違いということでございますけれども、こちらにつきましては、この制度自体は1回金融機関の方に、歳出予算全額執行させていただいて、それを年度末におきまして、その貸し付け以外の未使用分を含めて返済されるということでございますので、これも当初の予算額というのがなかなか、返済額でございますけれども、これがなかなか正確に捉えていなかったということでございます。  以上です。 133 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 企画財政課長 高嶋君。 134 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  財政調整基金が1億以上減ったということについてですけれども、平成26年度につきましては、平成25年度においてさまざまな収入、特に未利用地財産の売り払いによって収入が多かったということで、基金の繰り入れを行いませんでしたけれども、26年度につきましては、そのような財源の捻出がなかったこと。それから、支出として緊急に取り組まなければならない事業、それから、先ほども言った扶助費の増額等の理由によって、結果として繰り入れをしなければならなかったということで、こういう状況になったと考えています。  以上です。 135 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 136 ◯14番(森野善広君) まず貸付金ですけれども、今の課長の答弁はよくわからないんですよね。歳出の方はそれぞれ予算どおり執行している。これは歳出だから、貸付金を行って勤労者の生活とか教育の補助を行うということで、これは歳入歳出両方見ないとよくわからないんですけれども、歳出はちゃんと執行していますけど、歳入の方でこれだけ増えている。課長は、返済がよくわからないと言いましたけれども、貸付金に対する返済は計画的な返済ですので、つかめないということはないと思うんですね。繰上償還とかそういうのがあれば増えていくわけでありますけれども、予算に対して大幅に違っている、1割・2割の話じゃなくて倍以上違っているわけでありますからね。これは何らかの理由があったのではないかと思うんです。その理由が、貸付制度が十分に果たして、施策の成果に書いてあるような効果が上がったのかどうかという点で疑問があるので、再度答弁を求めても先ほどの答弁と変わらないかもわからないんですけど、ちょっと私の見解に対する御意見もお願いします。  それと基金の問題ですけれども、今、課長は、前年度、24年度、大きな収入で基金の積み立てをしなかったということの比較で話をしましたけれども、財政調整基金というのは、大きな収入の変動ないしまた災害等の関係で大きな支出があった場合に備える基金ということに条例上もなっています。歳入の面で大きな変動があったのかということでありますけれども、予算に比べて法人税が1億3,000万プラスの補正をしています。これは減る方じゃなくて増えている。地方交付税関係ですね、臨時財政対策債は確かに合計で1億ぐらい減っています。しかし、繰り越しが予算の1億5,000万に対して4億3,300万ですから、2億8,000万増えています。これを見ると、当初予算に対して収入が減ったということではなくて、逆に増えているわけですね。先ほど課長の答弁では、扶助費が増えているという話でしたけれども、こういう目的でできますよというのは4項目条例の中に書いてありますけれども、これはあまり好ましくない基金の取り崩しの方法だと思います、書いていませんから。  もう一つ課長が説明した緊急の事業というのがありましたけれども、この収入が2億以上増えていることに対しての、それ以上の、1億2,000万の基金の取り崩しに該当するような、そんな緊急な大きな事業、私、記憶にないんですけれども、それがもしあるんであれば言ってもらいたい。  以上です。 137 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 地域振興課長 相澤君。 138 ◯地域振興課長(相澤 正君) まず、勤労者生活資金及び教育資金につきましては、金融機関との融資のやり方を変えた経緯はございます。26年度について、従来までは歳出予算全額執行して、そのまま年度末に同じ額が返ってくるというのを繰り返しておりましたけれども、これを、26年度だけ、勤労者住宅建設資金貸付金制度と同じような形に改めて、先ほど説明いたしましたように、歳出予算額は全額執行するわけですけれども、年度末に融資の該当した部分以外の返済分と過去の部分が戻ってくるということで、その結果、この予算額に差を生じたということでございます。  以上です。 139 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 企画財政課長 高嶋君。 140 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  まず、順序は別になってしまいますけれども、緊急の事業ということで私が想定した事業としましては、町道489号線の道路法面応急対策事業ということで答弁しました。  それから、町税等が増えていたのにもかかわらず繰り入れをしているということですけれども、町税は予算に比べては決算的には増えておりますけれども、それ以上に、普通交付税や臨時財政対策債が減額になっているということがありますので、その辺では町税の収入はそれほど大きいというふうに考えておりません。  また、1つ、基金からの繰り入れにつきましては、当初予算におきましても2億6,000万ほど当初から予定していまして、大規模事業を実施していく中で、当初予算を組む段階で、町税の減収等も予想された、あるいは国・県からの財源等もそれほど伸びないということで、当初予算からも既に繰り入れをしていたということですので、結果的に、最終的な決算においても、基金からの繰り入れを実施したということになります。  以上です。 141 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 14番 森野君。 142 ◯14番(森野善広君) 緊急の事業の額をお願いいたします。  で、財政調整基金を、本来の使い方から逸脱しているような、要するに、自由に使える基金としてなってきているんじゃないかと感じるんですね。本来、条例にある、条例をつくって、目的も使い方もちゃんと書いているわけでありますから、やはり決算の中で、それにちゃんと説明ができるような、そういう決算にする必要があるんじゃないかと思うわけです。  先ほどいろいろ課長も答弁しておりましたけれども、もともと基金から繰り入れを予定しているという話もありましたけれども、2億5,900万予定をしていたわけでありますけれども、それに対して、先ほど言いましたように、法人住民税の増加もあったわけですね。だから、収入が大きく減るという要素には、私の解釈では当てはまらないのかなと思います。基金の本来の姿、条例に書いてある内容から、私の見解は、ちょっと逸脱しかかっているのかなと思うんですけれども、その2点について答弁願います。 143 ◯議長佐野俊光君) 答弁願います。 建設課長 日吉君。 144 ◯建設課長(日吉泰裕君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  先ほどの緊急の事業に対する事業費でございますけれども、先ほど企画財政課長が答弁いたしました、町道489号線の緊急工事につきましては、応急対策工事、あと、本対策工事、合わせて5,540万円余と、あと、設計委託料ということで、48万円余の金額でございます。  以上です。 145 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。 企画財政課長 高嶋君。 146 ◯企画財政課長高嶋広幸君) 森野議員の御質問にお答えいたします。  確かに町税の関係で、法人税のことだったと思いますけれども、増えている、25年度に比べてそれほど大きくということはない、逆に若干減っているかと思いますけれども、ただ最終的には、決算的には予算よりは増えていたということですけれども、それがある程度わかるのが、年を越した、年度末近くになった状況でありますので、その辺については決算剰余金として上げるしかなかったのかなと考えています。  また、基金の繰り入れによって財政調整基金が現在減っているわけですけれども、これにつきましても、今後、現在、議員各位にもお示ししてあります地域財政計画に基づいて、さまざま事業する中で、この基金の残高等も考慮しながら、確実な事業実施をしていきたいと考えています。  以上です。 147 ◯議長佐野俊光君) 答弁を終わります。
     ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 148 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第56号は、総務建設委員会及び民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 150 ◯議長佐野俊光君) 日程第2 議案第57号 平成26年度清水町土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般を通して、143ページから146ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 152 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第57号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 153 ◯議長佐野俊光君) 日程第3 議案第58号 平成26年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  まず、歳入全般について、155ページから164ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 154 ◯議長佐野俊光君) これで歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出全般について、165ページから176ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 155 ◯議長佐野俊光君) これで歳出全般についての質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 156 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 157 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第58号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 158 ◯議長佐野俊光君) 日程第4 議案第59号 平成26年度清水町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  まず、歳入全般について、183ページから190ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 159 ◯議長佐野俊光君) これで歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出全般について、191ページから204ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 160 ◯議長佐野俊光君) これで歳出全般についての質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般を通して質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第59号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 163 ◯議長佐野俊光君) 日程第5 議案第60号 平成26年度清水町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般を通して、211ページから216ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 164 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、民生文教委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第60号は、民生文教委員会に付託することに決定いたしました。       ──────────────────────────── 166 ◯議長佐野俊光君) 日程第6 議案第61号 平成26年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。  歳入歳出全般を通して、223ページから234ページまでの質疑を許します。  発言を願います。               (「なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯議長佐野俊光君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第39条第1項の規定によって、総務建設委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 168 ◯議長佐野俊光君) 異議なしと認めます。  したがって、議案第61号は、総務建設委員会に付託することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  御苦労さまでした。                                 午前11時23分散会       ──────────────────────────── ○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成27年9月7日                清水町議会議長     佐 野 俊 光                ────────────────────────                署名議員(5番)    中 野   尚                ────────────────────────                署名議員(6番)    石 垣 雅 雄                ──────────────────────── Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...