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平成12年第3回定例会(第3日) 本文 開催日: 2000-09-08

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  1. 清水町議会 2000-09-08
    平成12年第3回定例会(第3日) 本文 開催日: 2000-09-08


    取得元: 清水町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                          午前9時00分開議 ◯議長(名倉 勉君) ただいまの出席議員は20名です。定足数に達しておりますので、本日の日程にしたがい、会議に入ります。  本日の会議に当たりまして、あらかじめお願い申し上げます。平成11年度決算審査に当たって、議事促進の為、所管事項はなるべく委員会において質疑されますよう、御協力お願い申し上げます。また、質疑及び答弁に当たっては、該当する決算書のページを指定して発言願います。    ────────────────────────────────── 2 ◯議長(名倉 勉君) 日程第1 議案第42号 平成11年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。まず、歳入全般について、一般会計決算の1ページから24ページまでの質疑を願います。発言願います。14番 生山四郎君。 3 ◯14番(生山四郎君) 歳入の決算明細書1ページから2ページにわたってお願いいたします。  ここでは町民税に関する質問をいたします。まず、1点目に1款 町民税、1項 個人町民税、1節 課税分収入未済額3,858万6,227円、2節 滞納繰越分不納欠損額720万7,579円、収入未済額8,631万3,847円、それぞれの内訳と発生理由及び不納欠損にした理由を伺います。  同じ款項の2目、法人町民税 1節 現年課税分収入未済額2,080万300円、2節 滞納繰越分不納欠損額21万1,600円、収入未済額342万8,700円の、それぞれの内訳と要因、不納欠損にした理由をお尋ねします。  同じ款の2項1目 固定資産税 1節 現年課税分収入未済額3,217万3,573円、2節 滞納繰越分不納欠損額47万5,496円、収入未済額5,238万661円と大幅に収入未済額が増えています。それぞれの内訳と要因についてと、ならびに不納欠損にした理由をお尋ねします。  同じ款の3項1目、軽自動車税 1節 現年課税分収入未済額75万2,100円、2節 滞納繰越分収入未済額33万4,200円の、それぞれの内訳と発生理由をお尋ねします。  同じ款の6項、都市計画税 1目同じ1節 現年課税分収入未済額431万477円、2節 滞納繰越分不納欠損分6万3,704円、収入未済額701万3,380円と大幅にここで収入未済額が増えております。それぞれの内訳と要因についてと、不納欠損にした理由をお尋ねします。 4 ◯議長(名倉 勉君) 税務課長 関君。 5 ◯税務課長(関 隆君) ただいまの生山議員の質問にお答えいたします。  まず、町民税の関係でございますが、3,858万6,227円の内訳でございますが、2,156件でございます。この件数に当たりましては、記別を1件として扱っておりますので、御理解頂きたいと思います。それから、720万7,579円の不納欠損額でございますが、この件数に当たりましては、65件でございました。次に、8,631万3,847円の収入未済額でございますが、3,323件でございます。  次に、法人町民税でございますが、要因につきましては、まとめて御説明させて頂きたいと思います。法人町民税でございますけれども、208万300円でございますが、これは31件、次に、342万8,700円でございますが、これも31件でございます。不納決算の221万1,600円でございますが、これは6件ございました。  次に、固定資産税でございます。3,217万3,573円でございますが、これは768件でございます。次に、5,238万661円ですが、1,129件、それと不納欠損額でおとしました47万5,496円につきましては、8件でございます。  次に、軽自動車税でございますが、108万6,300円、これにつきましては、失礼しました、75万2,100円ですけども、213件でございます。そして、その下の33万4,200円につきましては、111件でございます。  次に、都市計画税の関係でございますが、431万477円につきましては、768件、そして、701万3,380円につきましては1,125件となっております。6万3,704円の不納欠損額につきましては8件でございました。  それと、こういったたくさん残っている要因でございますけれども、個人町民税等で考えますと、自営業関係では事業における営業不振によるものが主な要因でなかろうかと、そして、特に最近の景気低迷によります所得の減が納税にも影響していると考えられます。また、会社勤めの方が退職したりした場合、それまでは町民税天引しておりましたけれども、退職後には普通徴収となり、そのまま滞納となっている者もございます。また、町外へ転出し居所がはっきりしないケースもあり、督促等をしましても納付されないままとなっている者もあります。
     次に、給与所得者等で考えますと、普通徴収されている方でありますけれども、ローン等の借り入れの方や日雇いの方で収入が安定しない為、生活が苦しく滞納となっている例もございます。  それから、昨今の経済情勢雇用情勢とあいまって、リストラを受けた方々も多く、職が定まらず収入が不安定の為、滞納となっている例もございます。  次に、法人町民税の関係でございますけれども、先程も言いましたように、昨今の経済情勢の中で、受注減や利益率の低下等によりまして業績が低迷したりしておりまして、税金の滞納となっている者もございます。  次に、固定資産税関係でありますが、同じ税金を納める訳ですので、先程言いましたような理由の中で滞納に繋がっていくと、というような例も多い訳でございます。  あと、軽自動車都市計画税につきましても、理由につきましてはこのような、先程申しましたような理由で滞納の理由になっていると考えております。以上でございます。 6 ◯議長(名倉 勉君) 14番 生山君。 7 ◯14番(生山四郎君) この税に関するあれは、大変な事は私も重々わかっております。それで2回目の質問をさせて頂く訳ですが、平成11年度の主要な施策の成果と予算の執行状況町民税滞納分収納率は、特に悪く9.6%に留まり、決算では、不納欠損額収入未済額が共に多く、財政運営に懸念を感じてります。これらは、全て納税者に奇異するものでありますが、行政としても当然、督促・催促及び管理職等による集中滞納整理等行い努力をしていますが、一向に解決策は無く、例年のような状況で推移している訳です。このような状況をどのように受け止めて、今後どのように対処していく考えでいるか、そのへんを伺います。 8 ◯議長(名倉 勉君) 税務課長 関君。 9 ◯税務課長(関 隆君) ただいまの御質問に御答えいたします。生山議員も認めて頂きましたように、私共職員も一生懸命やっております。しかし、こういう景気の中で結果的に収納率が上がらない結果になりまして、誠に遺憾に思われるところでございます。今後につきましても、職員の機構を図りながら指導を続けていきたいと考えております。以上でございます。 10 ◯議長(名倉 勉君) 14番 生山君。 11 ◯14番(生山四郎君) 毎年のことでございますが、ただいまの答弁を聴く限りでは、前年のように変わった方策もないように受け止めました。これ以上所管課を責めるつもりはありません。そこで、町長のトップの助役であります、助役にお尋ねします。調定については調定額通りに収納されることが最も望ましいことでありますが、平成11年度の決算を見ると、この欠損額は795万9,379円、収入未済額は2億2,737万3,465円で、収入未済額は率では4.7%で、近年にない高い数値を示しております。この、欠損額にあっても、また、同じであります。このような状態で推移していくと、累積未済額は年々増えていく傾向にあります。平成11年度の個人町民税欠損処分額は720万2,579円で、町税全体では795万9,379円と大きな金額です。その理由別の内訳を見ると、居所不明が61件、転出が12件となっています。この73件に問題のウエイトがあるように、私は感じております。これらを解消するためには、転居先の市町村に現在騒がれております行政等も取り入れておりますインターネットをもって、代理徴収等をお願いする事はできないものだろうか。このことが可能だとすると、転居者に非常に強いインパクトを与えることになります。徴収・滞納整理は非常に大変な業務であることは、我々も充分に知っております。また、職員の苦労もわかります。しかしながらこれも、業務の遂行上欠かせない事であります。2月28日から3月3日までの5日間、管理職25名の応援を得て集中的に町税の滞納の整理を行い、非常によい成果が表われたことが施策の成果の45ページに掲載されております。何れにいたしましても、収納率を上げるには、滞納整理と職員のたゆまざる努力を期待する以外に方法はないと思っております。まだまだ、言い足りないところはございますが、このへんで留めておきます。また、今回の決算審査に当たって行政側が書式の変更等、非常に行って横側から縦になり、見開きでだいぶあれしておりますが、今は私が質問しています、この決算明細書の項でございますが、非常に段ずれがあって見ずらい、定形定規を使わないと、この細目が段違いで、非常に分かりにくい。それから決算意見書についてもですね、コンパクトにまとめてあるんで、非常に数字が小さい、審査にあたって非常に苦慮しております。  そんな関係も含めて、書式の変更はなぜ行ったのか、それらを質問して終わります。 12 ◯議長(名倉 勉君) 助役 岡本博夫君。 13 ◯助役(岡本博夫君) 生山議員の御質問に御答えいたします。  滞納の問題につきましては、議員のご存知のよう、非常に苦慮しているところでございます。1円でも滞納額が少なくなるよう努力しておるところでございますが、今後とも議員の質問同様、職員のたゆまざる努力の中でやっていきたいと、このように考えております。そもそも、納税というのは町民が町の行政そのものに直接係わる大事な事項でございます。裏返して申せば、私共行政に携わる者として、町民に喜ばれる行政をやっているかどうかという証の部分もあるかと思いますので、行政全般執行に気を付けながらやることにより、皆様方に進んで納税をして頂けるというような部分も感じているところでございます。今後とも議会の誠意のみならず、行政執行全般、議会の方に理解を頂くような執行に務めていきたいとかように考えております。  また、議員御指摘のような、諸所新たな町税の対応策につきましても、担当課を中心に研究を重ねて参りたいと考えております。  また、書式の変更でございますが、議会運営の為の理解を深めて頂くために、少しでも資料提供を多くし、少しでもわかりやすい物をいう改革に努めているところでございます。御指摘のような逆効果になるような部分がございましたら、また襟を正して少しでも良くなるような努力を積み重ねていきたいと思います。以上です。 14 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。8番 森野善広君。 15 ◯8番(森野善広君) まず最初に、主要な施策の成果については今年度から資料も増えまして、わかりやすい状況になったということで、先程助役も申しましたけれども、決算審議がしやすくなったと感じております。その点まず言って質問に入ります。  まず、明細書の方で1ページ、2ページの地方税の関係で御質問いたします。先程同僚議員からも指摘されたとおりであります。先程主要な施策の成果の方の42ページ43ページ、すいません、44ページですね、滞納整理の状況について解答します。平成11年度は151日徴収で、約1,700万の徴収ができた、こちらは遡って見てみますと、平成9年は3,700万、平成10年では5,100万の増税額になっております。平成11年になりまして、非常に徴収税額が減っている、このような状況になっておりますけれども、その理由について御説明を御願いいたします。  それと、1項1目の都市町民税において、補正予算が4,400万減額されております。しかし、収入額は10億4,600万ということで、対予算、補正額に対してはプラスになって、対当初予算に対してもどちらかと言えば当初予算に近い額になっている訳であります。こうした、減額をしておいて、結局増額をするということについての御説明を御願いしたいと思います。  それと、2項の固定資産税について質問いたします。施策の成果については42ページに書いてあります。固定資産税の平成11年度はそれまでと同じ評価でありますので、基本的には課税納税額は施設が変わらなければ同じだと理解しております。その施策の成果の中で固定資産税課税評価、特に施設面であけますけれども、機械・装置が92%、10年度に比べて減っている、船舶もあります。工具・器具・備品、そういう物も97.5%、こういうことでそうとう設備が減っているというふうに感じております。それと、41ページ、施策の成果の方の41ページの方へ移りまして、今度、家屋の方であります、その一番上の方に5月10日から翌年3月31日まで新築の家屋がどの位有るかということで、平成11年度は192棟あったというふうになっております。去年は住宅の特別減税も始まった年で、そういう点では新築の予想された訳でありますけれども、遡ってこれも調べてみますと、その前の年が202棟、平成9年、消費税が増税された年でありますけれども175棟、やはり大幅に減っております。その前の年が、駆け込み増築ということで224棟、その前平成7年217棟ということで、平成7年度よりも落ち込んでいる、特別減税があるにも関わらず、住宅の建設の促進は行われていない、いうふうなデータになっています。そういった事から固定資産税の関係で、設備投資の減少、そしてまた、住宅増築のそうした軽減についてどの程度予想していたのか、考えを訊きたいと思います。決算の資料を見てますと、予算では20億8,900万となっておりまして、収入済額では当初予算よりも増えた決算になっておりますので、予想よりも決算が多かったというふうなことになる訳でありますけども、私が先程言ったような数字を見てですね、設備投資がどんどん減っている、個人の消費も件数の上では進まない、という事で予想が書いてあったので、そこらへんの所見をお聞きしたいと思います。  それと、決算書明細書の12ページ、13款1項1目 民生費負担金で、保育所運営費、6ページで10款 分担金及び負担金、1目1項の民生費負担金のうち、2節の児童福祉費負担金保育所保育料負担金、この収入未済額1,300万という額になっております。施策の成果の方で、その85ページになりますけれども、保育料収納状況というのが書かれております。それを見ますと、平成7年から平成11年は97%を維持しております。しかし、平成11年度については92%というふうに非常に落ち込んでおります。ただ長泉町さん辺りの平成11年度の収納状況を見てみますと、11年度の長泉の収納状況は98.1%、非常に高くなっておりますというか、清水町と比べて非常に高いという状況があります。そうした点で、収納効率と言いますか、なぜ低くなっているのか、お訊きしたいと思います。以上質問終わります。 16 ◯議長(名倉 勉君) 税務課長 関君。 17 ◯税務課長(関 隆君) 森野君の質問に御答えいたします。  まずは、個人町民税の関係でございますが、4,400万減額させて頂いた結果、決算では共に減額に近い決算が出ているとの事でごさいますけれども、これにつきましては減額をさせて頂いた時には、なかなか厳しい状況だなというふうに考えておりました。しかし、その結果的には、修正申告等が出て参ります、あるいは譲渡所得の関係で後から税務署の方から資料が出てくる、そうゆうような中でもって、個人町民税というのは増えてくる、あるいはまた、減額の場合もございます。そういう結果の中で、平成11年度につきましては、減額したにも係わらず当初予算に近い数字が上がってしまったという事でございます。  それと、9年度の3,700万、10年度の5,100万、11年度の1,700万というような事ですけれど、固定資産税の関係でありますけれども、企業等設備投資をしないでおりますと、定率あるいは定額の減価償却がございます。そういう中で、平成11年度につきましては、ここに示したような数字になったという事でございます。  それから住宅の予測でありますけれども、その辺につきましては、ちょっと私の方では掴みきれない状況でございまして、結果的に数字が出てくるという例が多い訳でございます。こういう景気の中でございますので、サラリーマン等の方が家を建てたいという希望がありましても、リストラされるんじゃないかという懸念の中で、建て控えているという状況も聞いております。以上でございます。 18 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口君。 19 ◯福祉保健課長山口敏昭君) 保育料算出につきましては、前年度所得より算定しております。実際、滞納が発生する時点では、各家庭の経済状態に変動があることは、滞納の原因の1番と思われる訳でございます。年々と滞納が増加していると御指摘でごさいますが、これは過年度にまたがる高額の滞納者が増加していることによる要因が非常に強く、また、滞納を理由に保育所を退所させる事ができないため、納付等指導しておりますが収納が思うにまかせないのが現状でございます。しかしながら、保育料につきましては受益者負担という当然負担して頂くものでございますので、公平に負担されるよう、不公平感を与えないように今後とも一層の努力をして参ります。以上でございます。 20 ◯議長(名倉 勉君) 税務課長 関君。 21 ◯税務課長(関 隆君) 先程の御質問の中で、答弁漏れがございました。徴収金額につきまして、年々下がってきているけれども、どうゆう状況かという御質問かと思いますが、先程も説明させて頂きましたように、先程生山議員の滞納の要因について説明させて頂きました様な状況の中で、こういう結果に終わってしまったという事でございます。以上です。 22 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 23 ◯8番(森野善広君) 何となくわかるような奇妙なあれでしたけれども、やはりこういう資料を見ますと、同僚議員も指摘した様に、非常に深刻な状況になっているというふうに思うんです。その対応として果たして適切にできているか、先程同僚議員からも具体的な提案があった訳ですけれども、私の方も2、3提案して、そういう点で本当にきちんと収納できているのかというような事についても伺いたいと思います。  例えば、先程不納欠損審査意見書の中の不納欠損額の状況というので、それぞれ書いてあります。例えば、転出の理由の中で、転出処理を所でやる訳ですよね、その時に徴税の催促とかですね、そうゆうのがどうなっているのか、という事もありますし、又法律の中で住居を移転した場合、その保証人等を付けるとか、そういうのもあると思います。そういう制度の事由はどうなっているのか。又固定資産税等につきましては、差し押さえ等法的処置もある訳であります。もちろん、個人町民税についても手段がある人についてはそういう措置もできると思います。そういう法的処置がとられているのかどうなのか、あらゆる方法で徴収をするという事が、町の財政、または地域の住民へのサービスの向上に繋がっていく訳でありますので、そこをきちんとやってもらいたい、というふうに思う訳です。そういう問題について、どういうふうに考えているのか、御答え願います。  また、この決算書明細書をよく見てみますと、先程補正で減額しておいて、また増額になっているという指摘もしましたが、全て先程言ったように収入未済額とか不納欠損については深刻な状況であるというふうに認識しているにも関わらず、当初予算と比べて見ますと収入未済額はほとんど増額になっている、というふうな状況です。これは、町長の決算の説明の中で、設備投資等深刻な状況になっているというふうな説明とは裏腹に、当初予算よりも収入が増えているというふうに理解できる訳であります。その辺り、非常に理解に苦しむ訳でありますので、逆に考えますと予算の立て方が非常にまずいのではないかと、先程宅地の問題についてどの程度つくかわからないというふうな事がありましたけれども、予算の立て方に問題があるのではないか、というふうな感じがする訳でございます。監査委員の方にお聞きしたい訳ですけれども、予算会議の件で、こういう決算状況というのはどういうふうにお考えなのか、お聞きしたいと思います。以上でございます。 24 ◯議長(名倉 勉君) 税務課長 関君。 25 ◯税務課長(関 隆君) 森野議員の御質問に御答えいたします。  まず、差し押さえ等はしているかどうか、という御質問でございますが、実際に差し押さえ等もやっております。  ただ、先に債権等ある方が多いものですから、こちらで要求等しても、こちらに来ないという例が多い訳でございます。私共への質問はこれ1件かと思われます。 26 ◯議長(名倉 勉君) 企画財政課長 渡辺君。 27 ◯企画財政課長(渡辺和豊君) 森野議員の御質問に御答えいたします。  2点目の当初予算よりも収入が増えているという事で、予算管理上、私共の考え方という事は、もちろん当初予算編成時には、年間を通してその中で見積りをしている訳でございますけれども、様々な要因の中で年度途中に補正するケースがございます。こうした事で、今回の決算につきましては、こういう状況となっておりますけれども、当初できる限り精査いたしまして、予算編成をしていく、あるいは決算をつかんでやっていきたいと、考えております。 28 ◯議長(名倉 勉君) 監査委員 岩崎サトシ君。 29 ◯監査委員(岩崎サトシ君) 森野議員の御質問に御答えします。  森野議員のおっしゃるとおりで、私共も決算の審査に当たりまして、予算には十分注意する様に指摘しております。以上でございます。 30 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。  議員の皆さんから指摘がございました。もう少し大きな声で御答弁よろしく御願いいたします。19番 鈴木安雄君。 31 ◯19番(鈴木安雄君) 1点だけ質問させて下さい。5ページの8款1目 地方交付税。中途で3億7,000万からの増額補正して、結果的には8億6,000万の交付税で入ってきている訳ですが、1つには国からの景気対策費等入っていると思いますけれども、ただ単純に基準財政需要額と収入額の差引勘定ではちょっと大きいなと、このように推察する訳です。したがって、それ以外に地方交付税対象となる事業があったのか、あるいは、その基準数値が増額になったのか、その辺内容を説明して下さい。 32 ◯議長(名倉 勉君) 企画財政課長 渡辺君。 33 ◯企画財政課長(渡辺和豊君) 5ページの8款 地方交付税の件でございます。伸びた理由と要因でございますけれども、基準財政需要額につきましては44億9,294万1,000、基準財政収入額につきましては37億6,634万7,000、という事で決算が出ております。主に伸びた要因でございますけれども、基準財政需要額の主な要因といたしましては、国が定めます単位費用の増額、それから測定単位となります道路の面積が増えた事、それから公共下水道の排水面積、あるいは排水人口の増加によります。新規の需要項目といたしまして、公立幼稚園児の項目が追加されました。それから70歳以上人口、それから戸籍の数が、新たに11年度から基準財政需要額に追加されたものでございます。それで、基準財政需要額が伸びている要因となっております。以上でございます。 34 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯議長(名倉 勉君) これで歳入全般についての質疑を終わります。  次に、歳出に入ります。歳出につきましては、款ごとに審議を進めていきたと思います。  初めに、第1款 議会費。1ページから2ページまでの質疑を願います。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯議長(名倉 勉君) それでは議会費の質疑を終わります。  次に、第2款 総務費。1ページから26ページまでの質疑を願います。発言願います。  8番 森野善広君。 37 ◯8番(森野善広君) 明細書6ページ。1項 総務管理費 1目 一般管理費 19節 負担金、補助金及び交付金のうち、職員研修について聞きたいと思います。施策の成果の中で、9ページにその職員研修がある訳であります。  その研修の中で、東富士の自衛隊に派遣している研修があると思いますけれども、その研修内容と研修目標について御説明御願いいたします。 38 ◯議長(名倉 勉君) 総務課長 高橋君。 39 ◯総務課長(高橋正勝君) 富士学校の方に研修に新規採用職員を、規律等、礼儀等を研修させるために出席させております。この授業は駿東3町の町長会の方で決めまして、それにのっとりまして、職員の研修として出席をさせております。 40 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 41 ◯8番(森野善広君) 内容は、職員の規律というふうな訳でありますけれども、住民サービスに係わる分野ですとね、自衛隊、石原知事によりますと軍隊という事でありますけれども、そういう所に体験、または研修させるという点では、これからの住民サービス観点からいきましても、あまり相応しくないのではないかというふうに思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。 42 ◯議長(名倉 勉君) 助役 岡本博夫君。 43 ◯助役(岡本博夫君) 森野議員御質問の自衛隊への新規採用職員への研修についてのあり方、考え方という事でございますが、自衛隊に関しては種々様々な議論あろうかと思いますが、私共清水町にとりましても、万が一の東海大地震をはじめとする防災対応していただける重要な機構だというように位置付けてます。自衛隊の新規採用職員の研修を通じまして、自衛隊のこの地域における有り方も含めて考えていただきながら、団体行動、また新規採用職員相互の3町の職員も含めまして種々様々な効果が上がっているものと考えて実施しているものであります。以上です。 44 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 45 ◯8番(森野善広君) 当局のお考え分かりましたけども、自衛隊については様々な議論があります。またこの間、様々な不祥事の原因と組織的な行いもあります。そういう点で、他の研修機関が様々ある中で、自衛隊を選ぶというような事については、是非移行を促したいというふうに思います。以上、御願いします。 46 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長(名倉 勉君) これでは総務費の質疑を終わります。  次に、第3款 民生費。25ページから40ページまでの質疑を願います。発言願います。  8番 森野善広君。 48 ◯8番(森野善広君) たびたび質問させていただきますけれども、まず明細の方の28ページの1項 社会福祉費の1目 社会福祉総務費、この中で21節 貸付金について御質問いたします。この貸付金の制度は、私も生活を送る中でたびたび利用させてもらっていますけれども、施策の成果で61ページにその内訳があると思います。11年度におきましては3件というような事で、当初予算の50万に比べましても、非常にその利用がされていない、いうふうに思う訳であります。私は、この貸付金の制度について、保証人の問題、保証の資格の問題、また様々に条件に厳しい条件があるのではないか、本当に生活に困窮した時に利用できる貸付金の制度になっていないのではないか、いうふうに思いますので、その執行率が非常に低いという問題も含めて御答弁を御願いしたいと思います。  次に、32ページの1項 社会福祉費、4項の障害者福祉費のうち、13節 付託料、小規模授産所業務について質問いたします。障害者が社会福祉をするという手助けの施設でありますけれども、自宅で働く中でやはり、収入を上げていって経済的にも自立をするというふうなことが、やはり追求されているのではないか、というふうに思います。小規模授産所といたしますと、障害者一人当たり月に一万円位の仕事だということであります。別に障害認定ありますから、もう少し収入がある訳でありますけれども、最低3万円位の収入は、障害者一人当たり欲しいというのが色んな人の声であります。そういう点ではやはり、仕事の面で不足しているものがあります。以前に、私がそういう事で仕事を紹介しようとした時も、積極的な対応ではなかったと、いうような事では仕事をやっていこうと、収入を増やしていこうというふうな異意欲は少ないのではないかなというふうに感じたところもあるんですけど、現在そういう点ではどうゆうふうになっているのか、障害者の自立ということも含めて、御考えをお聞きしたいと思います。  それから36ページの2項 児童福祉費の1目 児童福祉総務費の中で、19節 負補交のうち、民間保育施設運営費というのがあります。これは東静保育の会とカンガルーのポッケ2つの園に対して補助金が出されているものであります。この施策の成果の説明を見ますと、81ページにありますけれども、この中に認可保育所に入所してない町内の児童が、事業所等の無認可保育施設に入所している場合に補助を出す、というふうになっております。東静病院の保育所の場合、1人当たり五千円出されている訳でありますけども、当然清水町以外の他の地域の児童も多数通っております。その町から出た補助金は、保育所の運営費に充当されておりまして、清水町の児童だけでなくて、町外の児童にも使われている、というふうな状況になっています。補助がされているのは、全ての児童に対して、他の市町村も出されている場合もありますけども、清水町だけしか出されていない状況になっている。清水町の補助金、町内の児童に対して出しているという補助金が、町外の児童にも使われている、というふうな形になっているんで、そのあたり、どのように考えるか御聞かせ願います。 49 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口君。 50 ◯福祉保健課長山口敏昭君) まず27ページ28ページ、生活資金貸付金の関係で、利用率が低いのではないかとの御指摘でございます。平成11年につきましては3件の貸付をいたしました。貸付には、保証人が町内の固定資産税納税者であると、いわゆる固定資産税納税者であるという条件等もあります。そういう条件が厳しいという御指摘がある事を承知しておりますが、この貸付金を貸付しておいて、返還されないという例も出てきております。なかなかこのへんの調整というものは、難しい問題でございます。今後、どのような貸付するに当たりまして、借りやすい方法があるかどうか、検討して参りたいと、そのように考えております。  次に、31ページ32ページの小規模授産所業務の関係でございます。委託です。この小規模授産所業務については、施策の成果の中に載せてある訳でございますけれども、現在定員20名のところ、21名対象としております。ただ、1人ひとりいわゆる、障害の程度が異なると、また作業をして収益を上げる事の難しさという事もございます。この子ども達を、この授産所に通っている児童等に、とにかく毎日来るように、そして継続してやるようにという事を目標としておりますりで、収益を上げるという事に関して、更なる努力というのはなかなか、児童に対して求めていくといのは、難しい部分もございます。そのように御理解頂きながら新しい収益事業が出た場合には、積極的に取り組むように、今後も指導してまいりたいと、このように考えております。  次に、35ページ36ページ、負担金補助及び交付金の中の民間保育施設運営費の件でございますが、現在御指摘の通り、カンガルーのポッケという施設と東静保育の会、この2組織に対して補助金を交付しております。交付に当たりましては、清水町在住者、その人数を延べ日数で計算して1人六千円という事で補助金を交付してございます。これが他の町内の児童にも利用されているという事も出る、言うなれば、どこを境にという事は内部の問題でございますので、私共は町内の在住者が、いわゆる児童が措置されているという限りにおいては補助を続けてまいると、このように考えております。以上です。 51 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 52 ◯8番(森野善広君) まず貸付金の事でありますけれども、先程、返金等の問題があって、こういう制度の是非、というふうなお話しがありました。施策の成果の61ページを見てみますと、現在の年度額貸付残高が平成11年度で79万9,000円ある、というふうになっております。しかしこれは、平成7年度の貸付残高の77万8,000円でありますから、ここ9年間においては、ほとんど回収されてるというような事でないかと思われます。この79万のについては、これ以前の、いつまでもと言いますか、これ以前のかわかりませんけど、届けるというような事です、きちんとこの数年は働いているというふうに思います。今搬のこの不況の状況とか、先ほどの対応の問題、様々ありますけれども、そういう生活が大変に困窮しているのがこの生活資金だというふうな事を考えた場合、とりあえずその制度として改正していく、決算審査ですから、今のままではまずいのではないか、というふうに考えますが、もう1度、この貸付残高の問題を含めて御答弁を御願いしたいと思います。  それと、民間保育施設の運営費の方でありますけれども、別にやめろという事ではありません。ただこういう主旨で、清水町の児童の為にという主旨でだされているので、その主旨を活かすために、活かされるべきでないかというふうな事と、直接救護するとか、また他の自治体にも出してもらいたいというふうに働きかけるというふうな事も、もしそういう主旨であるならば、必要ではないかというふうに思います。私は、この国立東静病院の施設自体、国の施設でありますから、福利厚生施設として本来は国がきちんと運営をやっていく十分な体制でやらなきゃいけないというふうに思う訳です、財政が厳しい町村が出さなきゃいけないというふうなことは、やはり国が運営するものでありますけれども、親方日の丸の組織が、そういう町村を助けるというのは、筋から言ってみるとおかしいな、と思います。だから、保育所自体にそういう形で出すという、やはり今町内の児童だけに活かされていないというような事も考えて、いかんかなというふうに思いますので、もう1度御答弁を御願いしたいと思います。以上です。 53 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口君。 54 ◯福祉保健課長山口敏昭君) まず27ページ28ページ、生活資金貸付金の件でございますが、施策の成果の中では確かに減っているんだという事でございますが、これは返還者と更に新たに発生したものと、相殺関係もございます。近年発生していないということではございません。そういう行為がありますので、なかなかその徴収についても、苦慮しているのが現状でございます。  次に、35ページ36ページの民間保育施設補助の関係でございますが、確かに不認可保育所という事で色々様々な制度の改正あるいは、厚生省の指導、それぞれ含めまして来ております。その中で他の市町村に対して、この不認可保育所の運営費を補助するようにという貴重な御意見もございますが、なかなか他の市町村におきましても、この不認可保育所というのが、非常な数で多くあるとという事も事実でございます。できる市町村、私達の町につきましては、この不認可保育所に補助できるか、補助していくという事の中で、できる限りこういう施設を円滑に運営できるような行政のサポートという事を考えていくのが一番ベターでないかと、そのように考えています。以上です。 55 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口君。 56 ◯福祉保健課長山口敏昭君) 答弁漏れがございました。大変失礼いたしました。  他の自治体に、不認可保育所の運営費の中で、他の自治体にこの施設に対して補助をして頂けるかどうかと、いう事も含めて検討して欲しいと、いう事の御指摘でございます。改めて、こういう施設、他の市町村にどの程度あるのかという調査も含めて、また、県と協議をし、また、なおかつ保育所のいわゆる団体がございます。そういう団体との協議をしながらですね、最善の方法を考えていきたいと、できる限りの事をしていきたいと、そのように考えております。以上です。 57 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 58 ◯8番(森野善広君) 先程は生活貸付金だけ聞いて進めました。この施策の成果を見る限り 平成7年以前の残高がそのまま残っていると。これがもし、平成7年度前の残高0ならば、平成11年度の残高は0なんです。この数年間については、ほとんど回収できている、というふうな事の訳です。最近そういう点では、職員の皆様方は頑張っていると思いますけれども、この貸付資金事業の精神からいきますと、またまだ使いにくいと、額としては小さいですけれども、率としては非常に大きい額が残っておりますので、先程の内部議論の中でもありますように、本当に困っている人に貸付られるような制度になってないではないかというふうに思う訳です。銀行に返るのが分かっていない税金をジャブジャブ使うような状況の中で、わずかばかりの金がなかなか出せないというのは、非常に腹立たしく思う訳でありますけど、この施策の成果を見る限り、町の皆さん方も頑張っていると、もっと町民に答えて改善るすような制度であるべきではないかなというような事で質問している訳であります。宜しく御願いします。 59 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口君。 60 ◯福祉保健課長山口敏昭君) 生活資金貸付金の件でございますが、確かに借りるに当たりまして、ハードルが高いという御指摘もあるのは事実でございます。ただ私共、なるべくこの滞納がでないという事の中で、厳選をしまして貸付をしている訳でございます。これは条例で規定されておりますので、条例の内容も含めまして内部検討をさせてもらいたいと思います。しかしながら、なかなかこの制度を円滑に運営できると、していくという事になりますと、どのような方法が一番ベターなのかという事、一番いいのかという事、まして、保証人の関係もそうでございます。固定資産税納税しているという事も、そうでございます。そういう事も含めまして、改めて検討して参りたいと、そのように考えております。以上です。 61 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで民生費の質疑を終わります。  ここで暫時休憩いたします。                          午前10時17分休憩
                            ──────────                          午前10時30分再開 63 ◯議長(名倉 勉君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次に、第4款 民生費。39ページ50ページまでの発言を願います。8番 森野善広君。 64 ◯8番(森野善広君) 明細書の45ページ、1項 保健衛生費で、13節 委託料の中で、妊婦健康診査事業及び乳幼児健康診査業務等について、予算では約1,000万の予算に対し、決算では900万の支出になっております。施策の成果の方で97ページに、乳幼児の健康診断、健康相談受診率が80%ないし90%になっております。その予算の不用額は、検診の場合100%乳幼児について審査すると、検査をするというような事で計上している訳でありますけれども、非常に乳幼児検診、妊婦検診の受診の率が悪いというふうに感じる訳でありますけれど、その理由についてお聞きしたいと思います。  それと、次のページ47ページの方につきまして、2項 衛生費の清掃費のうち、塵芥処理費の中で、項目は多分、節の方で委託費になっていると思うのですけど、ダイオキシンの調査が行われていると。これは施策の成果の方で112ページに、ダイオキシン類の土壌濃度測定業務というのが行われております。この中によりますと、いずれも全国の平均よりも下回っているというふうな数値でけれども、サンプリングの方法等についてお聞きしたいと思います。 65 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口敏明君。 66 ◯福祉保健課長山口敏昭君) 民生費の45ページ46ページ、衛生費の中で委託料でございますが、妊婦健康審査と乳幼児健康審査、この受診率が低いとのではないかという御指摘かと思いますが、私も昨年受診率の向上という事で様々な啓蒙活動、広報等あるいはチラシを使った啓発活動を実施して参りました。その結果、施策の成果105ページには掲載させて頂いておりますが、妊婦健康審査につきましては、前期につきましては102.8%の増、後期妊婦健康審査については119.8%の増と、また、乳幼児健康審査につきましても、4ヵ月児健診推定117.7%という事で、その中で1歳6ヵ月児の健診、これが対前年比に比べまして86.6%と低くなっております。更に、昨年よりも受診率の向上を見せ始めているという事で、努力した結果というふうに御理解頂きたいとそのように思います。以上です。 67 ◯議長(名倉 勉君) 生活環境課長 山崎君。 68 ◯生活環境課長(山崎好明君) ダイオキシンのサンプリングの方法について御答弁申し上げます。5箇所実施をした訳ですけれども、1箇所につき約5センチの所から、5箇所採取いたしまして、これを混ぜまして測定をしております。以上です。 69 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 70 ◯8番(森野善広君) 改善はしている、乳幼児検診、妊婦検診につきましては改善はしているというふうな事でありましたけれども、やはり全体から見ますと9割は、90%を切っているというような数字もありますので、そういう点では、予算の不用額、決算の不用額というのも、予算に対してありますので、不充分な面があるのではないかというふうな事であります。その点もう1度御願いします。  それと、ダイオキシンの問題につきましては、今日本のダイオキシンの土壌の基準というものがありませんけれども、西ドイツでは、ドイツでは5ピコグラム以上になりますと、そこで採れる野菜の洗浄、発生源の特定と対策をするというふうな基準になっております。これで見ますと日本の国の平均が6ピコグラムでありますから、ドイツでいけば非常に悪い状態だというふうになります。清水町におきましても、確かに全国平均を下回っているというような事でありますけれど、決して安全かというふうな状況ではないというふうに思います。また、検査のサンプリングの方法でありますけれども、やはり1箇所、町内5箇所でありますけれども、例えば西小グラウンドであれば、何ヶ所から採って、それで把握するというような事が必要だと言われております。そういう点では、費用もかかる事でありますので、1度にたくさんはできないと思いますが、やはりこの5箇所、町内5箇所について、それぞれ1つずつというような点では、まだまだデータとして不充分な状態でないかというふうに感じている訳であります。そういう点での、このデータの、これで充分かどうかという点についてお聞きしたいと思います。以上です。 71 ◯議長(名倉 勉君) 福祉保健課長 山口敏昭君。 72 ◯福祉保健課長山口敏昭君) 45ページ46ページの委託の妊婦健康診査、乳幼児健康診査、不用額が出ているという事で、たびたび御指摘かと思いますが、通常、この委託料につきましては、できる限り年度途中で予算の調整というのをさせて頂いております。しかしながら、今回の妊婦健康診査につきましては、妊婦健康診査それから乳幼児健康診査につきましては、3月末までの分というのは、当該年度支払いのため、3月の補正というのは不可能だったと、言うなれば、幾らくるか分からない中で補正を組むという事はできない、という事がございました。そういう不足がでる場合も考慮したので、この100万近い額でございますが、不用額を生じたという事でございます。以上です。 73 ◯議長(名倉 勉君) 生活環境課長 山崎君。 74 ◯生活環境課長(山崎好明君) ダイオキシンにつきましての御質問に御答えいたします。  この5箇所のサンプリング、または測定で充分なのかという御質問かと思います。多いにこした事はないのかもしれませんけれども、ダイオキシンにつきましては御存知の通り、日本の土壌どこをとっても数値は表われると。たき火1つやったあとからも、また、農薬を散布したあとからもデータ的には出てくるというような事も聞いております。そういう中で必要があれば、やって参りたいと考えております。以上でございます。 75 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。18番 鈴木安雄君。19番、失礼。 76 ◯19番(鈴木安雄君) 49ページ、3目し尿処理費についてお聞きします。不用額が327万程度となっておりますけれども、これは視点を換えて、公共下水の成果が表れたと、この様な解釈をしてよろしいかどうか、ちょっと教えて下さい。 77 ◯議長(名倉 勉君) 生活環境課長 山崎君。 78 ◯生活環境課長(山崎好明君) 鈴木議員の御質問に御答えいたします。  50ページのし尿処理費についての御質問に御答えいたします。年々おっしゃるとおり下水の、公共下水に接続をされる事によって減って参ります。データ的には昨年と比べましても、3.6%の減という事で、公共下水道の接続によるものと考えております。以上です。 79 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで衛生費の質疑を終わります。  次に、第5款 労働費。49ページ50ページまでの質疑を願います。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長(名倉 勉君) ございませんね。これで労働費の質疑を終わります。  次に、第6款 農林水産業費。49ページ54ページまでの質疑を願います。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯議長(名倉 勉君) ございませんね。これで農林水産業費の質疑を終わります。  次に、第7款 商工費。53ページ59ページまでの質疑を願います。発言願います。5番 吉川清里君。 83 ◯5番(吉川清里君) 56ページを御願いいたします。商工費、4目で地域振興券交付事業費がございます。施策の成果ですと128ページに、その細かい施策の結果が載っておりますけれども、昨年、地域振興券が発行されまして、9月21日まで使用期間がございました。その結果の使われ方の統計が、この128ページの方に載っていますけれども、その結果、規模別に店舗の使われ方を見ますと、大型小売店舗で約73.1%、この振興券が使われております。それに対しましてですね、中小の小売店舗では26.9%と3割に満たない使われ方をしていますけれども、こうゆうような結果を見まして、果たしてこれが地域の活性化、経済の活性化につながったのかどうなのか、そのへんの所見をお聞きしたいと思います。 84 ◯議長(名倉 勉君) 地域振興課長 横山君。 85 ◯地域振興課長(横山 哲君) 吉川議員の御質問に御答えします。  地域振興券の大型店舗、それから一般小売店舗の割合で効果があったのかという御質問に対しまして、大型店舗の営業というものにつきましては、大型店舗の収益になりませんが、その中でパートさん、それから従業員さん、当町の住民がおられるということを含めますと、効果があったと思われます。以上です。 86 ◯議長(名倉 勉君) 5番 吉川君。 87 ◯5番(吉川清里君) ただいまの御答えの中で、大型店舗にも当町の住民の方が従業員として職を得ているという事で、間接的ではありますけれども効果があったのではないかという答弁がございましたけれども、実際に、この統計を取る時に、小売店舗の事業者の方に、地域振興券果たして売上に影響があったのか、そのようなアンケートをとったのかどうなのか、その事も御答え願います。 88 ◯議長(名倉 勉君) 地域振興課長 横山君。 89 ◯地域振興課長(横山 哲君) アンケートをとったのかという御質問でございますが、昨年、各商店につきまして、490件の事業所に対しまして、アンケートを取っております。その結果につきましては、現在ちょっと資料を持ってないものですから、大変申し訳ありませんが取ってあります。以上です。 90 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。16番 佐藤芙美代君。 91 ◯16番(佐藤芙美代君) 地域振興券の事なのですけれども、全国的に見ますと、小規模店の中では色んな工夫をして売上を伸ばしたという事を聞いております。清水町の商工会ではそのような努力はしたのでしょうか。 92 ◯議長(名倉 勉君) 佐藤議員に御願いします。もう1度。ちょっと聞こえませんでしたので。 93 ◯16番(佐藤芙美代君) あの全国的にいきますとね、今回の地域振興券によって、売上を伸ばしている市町村もあります。清水町の場合は、何かその売上を伸ばすような小規模商店の所で工夫がされたかどうか、それをちょっとお聞きします。 94 ◯議長(名倉 勉君) 地域振興課長 横山君。 95 ◯地域振興課長(横山 哲君) 清水町の場合は売上につきまして、どのような処方を、当益手法をとったかという御質問につきまして御答えさせて頂きます。地域振興券自体が、交付先によりまして、金券2万円を発行しております。ポスター等によりまして、住民の方に使うようにするという事で、各企業がそれを店舗の方に貼って使えますよ、というステッカー等でやっております。また、町としましても、広報で流しておりましたので、商店自体はバーゲンセールとかはやったという報告は受けておりません。以上です。 96 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 97 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで商工費の質疑を終わります。  次に、第8款 土木費。59ページ68ページまでの質疑を願います。発言願います。12番 坪内 昇君。 98 ◯12番(坪内 昇君) 59ページ、道路橋梁維持費。そのうちの13ですか、委託料450万。これ不用額が出たその原因、それから2目 道路新設改良費 15節 工事請負費260万。これ不用額が生じた原因を教えて頂きたいのですが。 99 ◯議長(名倉 勉君) 都市建設課長 鈴木君。 100 ◯都市建設課長(鈴木正則君) 坪内議員の御質問に御答えいたします。  まず59ページ、道路橋梁維持費のうち13節 委託料の不用額450万5,105円の内容でございますが、主には町土の建築基準法による道路後退部分、これの用地取得事業を実施しているところでございますが、これの測量分轄、分筆このようなもので委託料を当初は予定しておりました。しかしながら、取得した場所が所有者によって測量の必要がなくなったという事で、この分は残ったという事でございます。  次に、同じページ、道路新設改良費の15節 工事請負費の残額261万3,450円でございますが、これにつきましては、ほぼ入札差金でございます。以上でございます。 101 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 102 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで土木費の質疑を終わります。  次に、第9款 消防費。67ページ76ページまでの質疑を願います。発言願います。16番佐藤君。 103 ◯16番(佐藤芙美代君) 消防費、69ページ、70ページの1項 1目 18節の備品購入費、このファイバースコープ等の購入とありますけれども、ごめんなさい、ファイバースコープとはどのようなものでしょうか。御願いします。 104 ◯議長(名倉 勉君) 消防長 奥村君。 105 ◯消防長(奥村誠司君) 佐藤議員の御質問にお答えします。69、70でございます。ファイバースコープという物は、建物の倒壊家屋が倒れた場合に、人等が下敷きになり、そこにそういう場所が非常に見えにくいと、誰がいるか分からないという時に、そのファイバースコープをこう曲がりくねったワイヤーみたいな物を隙間から入れて、前にレンズが付いておりまして、そこに人がいるかどうかを確認する機材でございます。以上でございます。 106 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 107 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで消防費の質疑を終わります。  次に、第10款 教育費。75ページ104ページまでの質疑を願います。発言願います。17番 鈴木 耕君。 108 ◯17番(鈴木 耕君) ページ83、84ページ、2目 教育振興費について質疑します。教育振興費公立の18節 備品購入費121万5,746円につきまして、教育振興費の必要備品の観点から予算化していくのではないかと思いますが、不用額が生じた原因は何か、また、平成11年度の教育振興上、支障はなかったのかどうか、以上2点について質問いたします。 109 ◯議長(名倉 勉君) 学校管理課長 小坂君。 110 ◯学校管理課長(小坂博康君) 教育振興備品の購入費の不用額が121万5,746円出た訳でございますが、これについて理由は何かと、それから平成11年度の教育上、支障があったのかという御質問かと思います。御答え申し上げます。備品につきまして、学校関係の備品につきましては、一般備品を含め教育振興備品というふうに分かれております。ここで御指摘を受けました教育備品につきましては、教育上不可欠な備品という解釈でございます。その数も80種類もございます。学童用の椅子、体育器具、教材等、また、各実験用の器具全て、学校教育に必要な細かい物から大きな物までも備品という物になるのでございます。購入に際しましては、厳重に入札、見積合わせで購入している訳でございます。予算時に、各学校から要求されました備品につきましては、ほぼ購入済でございます。よって、教育上の支障はないものと理解をしております。不用額が生じた理由でございますが、入札、見積合わせ等も差金と、それから要求されます備品については予算を計上する時点におきまして、厳正な見積、各学校から出る物につきましては見積をしている訳でございますが、中でも使用ができる物がないかどうか、あるいは代替ができる物がないかどうかという物を再チェックして、使用ができる事もございます。よって、その121万5,746円は不用額として支出いたしました。よろしく御願いします。 111 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。8番 森野君。 112 ◯8番(森野善広君) 75、76ページの2目 事務局費について御質問いたします。施策の成果の方で155ページにありますけれども、就学指導というのが事務局で行われています。平成11年度によりましては、就学指導員が14名、そのうち養護学級へ入った児童が4名、養護学校へ就学した児童が2名という事になっております。としますと、8名の児童が普通教室に入ったいうふうに考えられる訳であります。父兄の、児童の考えで心身害を持っている児童が普通教室に入るということで、昨今そういうケースが増えているというふうに思いますけれども、そうした場合、当然手の掛かる児童が普通教室に入るいうような事で、それに対して教員の課題等そういう配慮はなされているか、御質問いたします。  次に、79ページの2項 小学校費 1目 小学校管理費 委託料になりますけれども、児童の検診がなされております。その中で施策の成果159ページにその児童の健康診断等の結果が書かれております。ここで、これを見て気になることがありますけれど、肥満傾向というのが、清水小が1名しかいないのに、南小が36名いると、比率として4.0%、アトピー性皮膚炎がこれも他の2校が、清水小学校1%に比べて南小学校が4%、西小学校が3%というふうに、特に高率で発生している疾患等があります。耳鼻科においても、西小学校では耳疾患が6.7%、鼻の疾患が西小学校では18.6%というふうな高率で発生をしております。こうした特に高い発生率というのについて何か原因が調べられているのか、また、そうした児童に対して適切な健康管理が行われたのかどうか、この事について御質問いたします。 113 ◯議長(名倉 勉君) 教育長 犬塚君。 114 ◯教育長(犬塚正登君) ただいまの森野議員の御質問に御答えします。  手の掛かる児童についての課題はあるかという事についてでございますが、課題はございません。したがいましてスクール、ボランティア、それからティムティーチング等の教師が係わり、また、子ども達同士のお互いの助け合いによって対応しているところでございます。以上です。 115 ◯議長(名倉 勉君) 学校管理課長 小坂君。 116 ◯学校管理課長(小坂博康君) 森野議員の御質問に対して御答えいたします。毎年児童の健康診断を行っている訳でございますけれども、その中で疾病の状況の中で、内科、耳鼻科、眼科、聴力等の校医を招いてやっている訳でございますけれども、その中で肥満の傾向とか、アトピー皮膚炎の傾向とか、あるいは耳鼻科においての聴力の低下とか、こういった結果の患者、生徒が指摘される訳でございます。この旨について、学校管理、教育委員会ではどのような指導をされているのかというような御質問だと思います。これにつきましては、専門の学校校医を委託しまして、児童の健康にあたっている訳でございます。したがいまして、当然そういうような肥満の傾向の注意、あるいはアトピー皮膚炎、あるいはぜんそくとか、あらゆる疾患におきましては、各々の病院の先生の方から、受持ち並び家庭に向けての御指導のされているものと解釈をしております。以上です。学校管理課には特別な指導はしていません。 117 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 118 ◯8番(森野善広君) 先の就学指数の関係につきまして、ティムティーチング、特にボランティア、また、児童の相互教育でという答弁がありました。心身障害児がある児童の程度にもよりますけれども、例えば三島市等におきましては、養護学校においては、児童2人に1人の教師を配置すると。県の配置の不足分については、市単独で対応して、そういう対応をしているというふうな実例もあります。つまり、先程も言いましたけど、程度の差もありますけど、だいたい2人で1人の教師が必要だというふうな、やはり手の掛かる事であります。こういう児童が、父母の希望によって普通の教室に入った場合に、やはり特別な配慮が必要でないかな、いうふうに思います。ティムティーチングは再三、小人数学級でも議論されているように、学科の問題として施行されている、制度の中心であります。したがって、そういう手の掛かる児童が毎年8名から10名前後入ってくると、教室に、そういう点での問題はないのかなというふうに思う訳でありますけれども、そういう問題が発生していないのか、そういう点について再度御質問させて頂きたいと、いたします。  それと、先程の課長の方からは、健康診断について御答弁がありましたけれども、それ個々に対応しているという答弁でありましたけれども、私の言った質問では、特に高率で発生をしている、局部的にですけど、順番に発生している訳ではありませんで、そういう原因については、どういうふうに対応しているのかと、それが抜けておりますので、その点御答弁を御願いいたします。 119 ◯議長(名倉 勉君) 教育長 犬塚君。 120 ◯教育長(犬塚正登君) 私達、清水町におきましては、現在は南小学校それから清水中学校に養護学級がございます。そこでは、議員が言われるように小人数で、数名でやっておるのが実情でございます。議員がおっしゃいますように、述べられますように、今普通学級での教育をさせて頂きたいという要望が非常に強いものですから、そういうお子さんについては、御父兄と連絡を取りながら、そして教育に携わっている訳でこざいます。以上です。 121 ◯議長(名倉 勉君) 学校管理課長 小坂君。 122 ◯学校管理課長(小坂博康君) 答弁漏れという事で大変申し訳ございません。局部的に発生している事についての対応というような御指摘でございます。局部的に対応されているという事につきましては、教育委員会の方では特別に、このクラスとか、この学校とかにとかいう指導は、現状はしておりません。したがいまして、もしそういう事が局部的に出てくるということがございますれば、学校の先生をはじめ、校医の方に相談をし、そちらの方で対応をしていくという事でございます。以上です。 123 ◯議長(名倉 勉君) 教育長 犬塚君。 124 ◯教育長(犬塚正登君) 申し訳ございません。今述べられましたように、普通学級での養護が現実にございます。そういう場合は先程も述べましたように学校と綿密な連絡を取りながら、話し合いをしながら、そしてもちろん御父兄の協力も得る。それから先程申しましたような協力体制でやっている、というようなところ、問題はございません。支障はございません。以上です。 125 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 126 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで教育費の質疑を終わります。  次に、第11款 災害復旧費。第12款 公債費。第13款 予備費。103ページから106ページまでを一括質疑願います。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯議長(名倉 勉君) ございませんか。これで第11款から災害福祉、もとい第11款 災害復旧費から第13款 予備費までの質疑を終わります。  次に、歳入歳出全般をつうじて質疑願います。発言願います。7番 吉田 功君。 128 ◯7番(吉田 功君) 全般的な要望という事で質問させて頂きますけれども、我が私達の町は収入においても、固定資産税、あるいは住民税というものが大変重要な財源になっているにも係わらず、未収入額が多いという事の中で、色々答弁がございまたけれども、例えば、転入とか転出とかそういう時にいかなる方法を持ったら、財源が固定資産税、あるいは住民税が取れるかというのを当局が一体となってやって頂きたいと、少しでも未収入という事を防いで頂きたい、というふうに御願いしたいと思います。  歳出の方でございますけれども、全体的に見ますと、確かに不用額といいますか、残額というのは、非常に多く見うけられると、それから効果の中では充分な事業効果を出しているというふうな監査委員の御指摘もあるんですけど、やはりその全体的な残額というものを見ますと、町長始め、助役さん、三役さんが大変苦慮しています、私達の町はまだこれからやらなくてはならない事がたくさん山積している中での、事業にも使えるような不用額が増えている。という事の中で、予算の補正をやるには十分課目の、あるいは施設の方で検討した中で今後は予算の、補正予算をやっていけば、こういう問題は少しは、不用額といいますか、私は不用額というのは嫌いなんですけれども、余った金を有効利用できるのではないかなという事で、これから平成13年度の予算編成に当たっては、そこらを十分配慮してやって頂きたいというふうに御願いいたします。 129 ◯議長(名倉 勉君) 要望ですね。他にございませんか。19番 鈴木安雄君。 130 ◯19番(鈴木安雄君) 総体的ですが、一つ不用額の点について、当局にお尋ねをしたいと思います。まず11節の需用費だとか12節 役務費、14節の使用料これらが残るという事は、職員の皆様の大変な努力だと思います。非常にこの封筒1枚、切手1枚あるいは使用する物を本当に節減してくれてるなあ、と高く評価する次第でございます。しかし、19節これの不用額というのは、例えば何々団体補助しましょう、なんて事は当初にもう判っております。特に今回は老人ホームを造る、そのための補助金を出そう、なかなか掴みにくいとはいうものの、相手先もしっかりとした契約に基づいて建設に踏み込む訳ですから、つまり19節の不用額というものは、早期に読みやすいというように解釈できると思います。さて、その場合でございますけれども、この19節の残った不用額を、例えば、来年度に繰越そう、あるいは財政調整基金に積立てよう、あるいは起債の償還にあてるというような、要は、繰越そうというひとつの考え方があろうかと思います。それからもう一方には、こうした不用額は早めに補正をして、例えば、一般町民の皆さんが困っているなんてところに早めに対応していこう、というのも一つの姿勢であります。そこで、この平成11年度の予算を執行してくるに当たって、当局はどういうような視点に趣を置いてやってきたのか、これからの方針も含めて御答え願い、こんなふうに思います。 131 ◯議長(名倉 勉君) 助役 岡本博夫君。 132 ◯助役(岡本博夫君) 鈴木安雄議員の御質問に御答えいたします。議員御指摘のとおり、まさにおっしゃるとおりでございまして、予想のつくもの、予想のつかないものと、4月から3月まで通年のように掛かる、いわば福祉や保健のような扶助的な性格のものは、常に幾ら入ってくるかわからないと、予想のつけ難い執行科目もございます。また、御指摘のとおり、当初の計画通りに進めて執行していくと、例えば補助金とか、それから道路の事業費とかいったものはある程度計画性をもって執行していく予算科目でございます。考え方といたしましては、私共も計画的な執行に努め、また、年度途中の変更に応じた補正を行う中で、そういった計画性をもった事業につきましては、少なくとも不用額を減らす努力は負担していきたいというような姿勢で望んでおります。また、先程申しました通り、扶助的な性格につきましては、ある程度、臨機に対応できるような性格のものとして、不用額もいたしかたがないというような考え方で、その合わせた考え方で執行していくものでございます。以上でございます。
    133 ◯議長(名倉 勉君) 町長 平井君。 134 ◯町長(平井弥一郎君) 鈴木議員さんから御質問がございました、平成11年度の一般会計の決算について、不用額について助役から説明がございましたが、冒頭議案の説明でも、私がいたしましたが、厳しい財政状況の中、経費全般にわたりまして、徹底した節減、合理化に取り組み、我が町の第3次総合計画でございます、豊かさを実感できる生活とし、清水町の実現に向けまして、福祉、教育の充実を図るために、住民主体の施策を平成11年度の事業として取り入れながら実施いたしました。是非この決算につきまして、議員の皆様方、これからも御審議頂きながら御承認を賜りたいと、そのように考えます。よろしく御願いいたします。 135 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯議長(名倉 勉君) ないようですので、これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条の規定により、3常任委員会に付託したいと思います。御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 137 ◯議長(名倉 勉君) 異議なしと認めます。したがって議案第42号は3常任委員会に付託することに決まりました。    ────────────────────────────────── 138 ◯議長(名倉 勉君) 日程第2 議案第43号 平成11年度清水町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。まず、歳入全般について、国民健康保険事業特別会計決算の1ページから6ページまでの質疑を願います。発言願います。8番 森野善広君。 139 ◯8番(森野善広君) 町の方も、この国保会計については、非常に厳しいというような事で先般もこのような国保が厳しいという記事が出されました。この中で平成11年度の1人当たりの医療費は、一般被保険者が59位、退職者が22位というような事で書かれておりますけれども、まず、明細書の方の1ページ2ページで、国保税に関して平成11年度より8月の臨時議会で値上げがされました。その後1人当たりの国民健康保険税は、今県下で何位ぐらいになってるのかと、その事についてお聞きいたします。 140 ◯議長(名倉 勉君) 住民課長 中野君。 141 ◯住民課長(中野 尚君) 御答えいたします。平成11年度の1人当たり調定額の比較でございますけれども、県下で4位でございます。以上でございます。 142 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯議長(名倉 勉君) これで歳入全般の質疑を終わります。  次に、歳出全般1ページから10ページまでの質疑を願います。発言願います。8番 森野君。 144 ◯8番(森野善広君) 先程も言いましたけれども、町長が4日の日の認定、国保特会の認定についての説明の中で、医療費は引き続き増大をしているというふうなお話がございました。そのページの方ですけども、保険給付費の療養諸費の中で、ページの方は3ページ4ページに当たりますけれども、施策の成果の方でそれを見ますと291ページになります。その中で、291ページの療養給付費で見ますと、平成10年度は10億400万で、平成11年度が一般被保険者の場合10億2,200万という数字になっています。だいたい2%位増えている訳であります。しかし、一般被保険者は4%、平成10年度に比べて増えております。したがって一人当たりにいたしますと、平成10年、11年と比べますと、医療費が減っているというふうな数字になっています。今度右の方へ行きまして、退職者の方はどうか、施策の成果の292ページでありますけれども、退職者の方は平成10年が4億3,700万療養給付されております。平成11年では4億3,000万というふうに額としては減っています。町長の4日の説明の中では、医療費が増大しているというような事で、老人保健については増えていますが、国保特別会計においては、一般においても人口増に比べて、医療費はそんなに伸びていない、減っている。退職者の方も実際は減っているというふうな数字になっておりますけれども、このあたりの説明を御願いしたいと思います。 145 ◯議長(名倉 勉君) 住民課長 中野君。 146 ◯住民課長(中野 尚君) 御答え申し上げます。ただいまの医療費の比較は10年度と11年度という中での比較でございます。医療費は、冬のインフルエンザ等の発症等、非常に医療費そのものが上下いたします。10年度と11年度で単に比較させて頂けるのならば、そういう原因で被保険者の割に、増加の割に医療費が伸びない、退職者についても同様な事が言える訳でございます。以上でございます。 147 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 148 ◯議長(名倉 勉君) これで歳出全般の質疑を終わります。  次に歳入歳出全般を通じて質疑願います。発言願います。8番 森野君。 149 ◯8番(森野善広君) 先程質問させて頂いて、清水町の1人当たりの国民健康保険は県下で4位、しかしながら、一方医療費については一般が54位、退職者が22位というような事で、医療費がそんなに掛かっていないにも関わらず、保険税は非常に高い数字になっているというふうに、この平成11年度の決算では、そういう数字になっております。そうした状況は、やはり滞納にも響いておりまして、どういう状況になっているかというのが、施策の成果の中にも書いておりますけれども、やはり毎年滞納者が増えている、平成11年度においては、前年度で91%まで落ちてきている、いうふうな数字。その滞納者が8%前後いる訳でありますけれども、どういう所得の方にその滞納者が多いか、というのを県の方から、清水町にも県の方に様々な資料を出している中で、その県の資料によりますと、所得が200万以下の世帯が全体の75%を占めてるというふうな数字であります。所得のない世帯が、滞納している方、所得のない世帯が222世帯、50万以下の世帯が69世帯、50万から100万の世帯が76世帯、100万から200万の世帯が94世帯、特に、このように滞納者の75%が低所得者に集中しているというふうな状況になっています。昨年度、国保税の値上げが行われた訳でありますけれども、国保会計全体を見ますと、剰余金が7,800万、差し引きとなって残っているという事で、一時的には国保会計自体は改善されております。しかし、一方で、町民の生活自体は滞納者が増える、特に、低所得者の滞納者が非常に増えている、というようなことでいけば、この前町が出した国保はピンチです、というふうな事と同じように、町民の生活もピンチです、というふうになっていると思います。今、現年度分でお話し、600世帯ほどの滞納者がいるとお話ししましたけれども、過年度分を含めてどの位実世帯数の世帯が滞納しているか、というふうな事で、これも伝えていましたけれども、1,045件の世帯が、過年度分を含め、前年度分も色んな滞納があるという事です。今、国保の加入世帯が4,800世帯でありますから、実に5世帯に1世帯が滞納している、町民税分を見ても一万世帯ですから、10世帯に1世帯が国保税を滞納しているという状況なんです。こういう状況というのは本当に、国保会計は確かに剰余金がでたけれども、清水町住民としてみれば、大変な状況だと思われます。前々から言っている様に、なぜ、清水町の国保税は医療費が安いのに高いのか、1つには老人医療費の方とかありますけれど、それは内金制度でやっておりますので、老人特別会計においては、社会保険、共済保険も全部入った制度でありますから、国保に全部乗っかってきている訳ではありません。したがって、一般加入者、退職者加入者の医療費が安いのに、国保税が高いのは、やはり一般会計の繰り入れがないというのが、その原因であると何回も私が言っております。町の方もそれについては前向きに検討するというふうな形になっておりますけれども、この11年度の決算を見れば、やはりその状況は一刻も猶予がならない、いうふうな状況に私は感じられる訳であります。国保会計自体は、多少の剰余金が出て、積立てられる状況になっておりますけれども、それを徴収する対象者の国保加入者側も、もう大変な状況であると、やはりこういう状況を早く改善して、国保会計自体も健全していく上では、何らかの手を打つ必要があるというふうに感じている訳であります。今、国保会計が、一般会計の繰り入れなしで清水町ではやられてますけれども、県下のほとんどの自治体では、その一般会計から繰り入れという突っかえ棒をやっている訳で、その一般会計の繰り入れがない状況で、剰余金がでたという事について、また、先程私がお話しいたしました滞納の問題とか、特に低所得者の滞納が増えているというふうな問題について、どのように考えるのか、御答弁を御願いいたします。 150 ◯議長(名倉 勉君) 住民課長 中野君。 151 ◯住民課長(中野 尚君) 御答え申し上げます。  滞納者の増えている事につきましては、町税、固定資産税等々同様に、今の景気情勢の悪化、こういったものが原因していると思っております。そういう中で職員はじめ、徴収嘱託員含めて、日々努力しているところであります。そういう中で剰余金、今回約7,000万の剰余金がでたわけでございますけれども、しかし、国保の財政情勢はまだまだ改善厳しい訳でございます。これを早急で立てなおさなければならないと考えております。したがいまして、まだまだ財源は必要になってくるというふうに考えております。11年度のような収支状況でいければ、問題はない訳でございますけれども、医療費が伸びたり、先程も申しましたように収納率が低下したり等いたしますと、たちまち財政状況は悪化する訳でございます。財源確保の手段といたしましては、財政状況に応じて、被保険者からの保険税を負担して頂くというのが理想的な姿ではないのかというふうに思っております。しかしながら、ただいまのような、こういう経済情勢の中では非常に厳しい、そういう状況ではないのかなと、いう気はしております。したがいまして、一般会計からの繰り入れの考え方等につきましては、6月の議会で一般質問に対しまして、町長がその考え方を述べた訳でございます。今でもその考えは変わっておりません。以上でございます。 152 ◯議長(名倉 勉君) 町長 平井君。 153 ◯町長(平井弥一郎君) 国民健康保険の財政運営につきましては、担当課長からただいま答弁させて頂きました。繰入金について御質問がございましたが、本件につきましては11年度の決算がございます。そういう中での先の議会でも、私答弁させて頂きましたもので御理解を賜りたいとこのように考えます。なお、国民健康保険につきましては、町民の皆さん方、国民簡易保険ということの中でもってみんなで支えていくよう、先般、国民健康保険第1回フェアがございました。こういう中での町民の皆さん方に御理解を頂くよう、合わせて努力はして参ります。ただ、冒頭私が説明をいたしましたが、国民健康保険の財政運営は長引く経済不況や少子・高齢化等によりますます一層厳しさを増すものであると思われますが、今後も財政の健全化を一層進めて参りますので、ぜひ、平成11年度の決算の認定につきまして御理解を賜りたいと、そのように考えます。よろしく御願いいたします。 154 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 155 ◯議長(名倉 勉君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条の規定により、民生文教委員会に付託したいと思います。御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 156 ◯議長(名倉 勉君) 異議なしと認めます。したがって、議案第43号は民生文教委員会に付託することに決まりました。    ────────────────────────────────── 157 ◯議長(名倉 勉君) 日程第3 議案第44号 平成11年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。歳入歳出全般をつうじての質疑を御願いします。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 158 ◯議長(名倉 勉君) ございませんね。これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条の規定により、建設地域振興委員会に付託したいと思います。御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 159 ◯議長(名倉 勉君) 異議なしと認めます。したがって、議案第44号は建設地域振興委員会に付託することに決まりました。    ────────────────────────────────── 160 ◯議長(名倉 勉君) 日程第4 議案第45号 平成11年度清水町土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。歳入歳出全般をつうじての質疑を御願いします。発言願います。           (「なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯議長(名倉 勉君) ございませんね。これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条の規定により、建設地域振興委員会に付託したいと思います。御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯議長(名倉 勉君) 異議なしと認めます。したがって、議案第45号は建設地域振興委員会に付託することに決まりました。    ────────────────────────────────── 163 ◯議長(名倉 勉君) 日程第5 議案第46号 平成11年度清水町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。歳入歳出全般をつうじての質疑を御願いします。発言願います。8番 森野善広君。 164 ◯8番(森野善広君) 説明書の1ページの医療諸費について御説明を御願いしたいと思います。県下で、老人保健の医療費が1位というふうな事であります。このように、老人の医療費が県下で1位になっている、交通事故と同じように、これは、この1位は決して喜ぶべき1位ではないと思いますので、何らかの対策をとって、やはり避けなければいけないというふうに思います。このへんについて、御質問いたしたいと思います。 165 ◯議長(名倉 勉君) 住民課長 中野君。 166 ◯住民課長(中野 尚君) 御答え申し上げます。  医療費が伸びている原因でありますけれども、これは受診者の増加、施策の成果にも載せてございますけれども、前年度から143人増加しているというふうな事もありますけれども、受診率これも増加しております。この受診率を見ますと、やはり町内に医療機関が多いというふうな事も、1つの原因になっているのではないかな、というふうに思っております。それから、その対策という事でありますけれども、確かに医療費が、1人当たりの医療費が高いという事は、病人が多いのか、あるいは、そうではなくても医療費が多いという事は、無駄な医療費が嵩んでいるのかという事でありまして、どっちにしても、あまり名誉な事でない訳でございます。そういう中で医療費の適正化というふうな事で考えて、私共考えている訳でございます。まず、国保と老健の制度を理解して頂こうというふうな中から、先程から議員さん、例で出して頂きましたけれども、その国保がピンチです、というチラシを全国配布させて頂きました。そういう中で制度の理解と、その無駄な医療費の削減というふうな事で啓発していこうというふうな事で始めさせて頂きました。  それから、もう一つは先程町長が申し上げましたけれども、国保健康フェアという事で、第1回目という事で、啓発事業という事で、健康に対する意識啓発を図ろうという事で行わさせて頂きました。今後の対策といたしましては、現在の保健事業に加えまして、軽スポーツや軽作業、あるいは老人学習等、こういったものを全町的な立場から、医療費が適正化されるような、こういうふうな対策を講じていきたいというふうに考えております。以上でございます。 167 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 168 ◯8番(森野善広君) 施策の成果で321ページ、これは診療区分別に医療費が書かれている表があります。これを見ますと、先程課長の答弁では、受診率が増加したという事と、町内に医療機関が増えたというふうな御答弁がありましたけれども、入院外を比較してみますと、今年は17.9%より全体に増えています。特に増えているのが、入院費の医療費であります。入院外、外来については6億2,200万から6億1,500万に、逆に減っている状況にあります。したがって、町内に医療機関ができた、多くできた、もちろん増える原因にもなっているのですけれども、これも2年の比較ですから長期的に見れば色々ありますけれども、病院が単純に増える事が医療費の増加につながるのではない、というふうに私は考えます。特に清水町が医療費が多いのは、入院が多いという事で私は感じる訳でありますけれども、その点について、どのように考えますか。また私は、入院が多いという事は、やはり重症化している、体が悪くなって入院を余儀なくされている人が増えているというふうに私は解釈される訳であります。やはり、病人の治療には早期発見、早期治療というのが望まれる訳でありますけれども、そのあたり前々から言っておりますように、清水町の成人病の受診率やまた国保の人間ドックの受診率が非常に低いというような状況があります。国保の人間ドックにつきましては、40歳から70歳までしか受けられない、70歳以上の人については受診ができないというふうになっています。そこらへんが一つの原因にもなっているのではないか、また、国保の人間ドックは利用できない、そういう事で高齢者の医療費の増加につながっているのではないか、というふうに考える訳でありますけれども、その点どのようにお考えなのでしょうか。その2点御願いいたします。 169 ◯議長(名倉 勉君) 住民課長 中野君。 170 ◯住民課長(中野 尚君) 重症患者が増えているという事でございますけれども、答えは難しい訳でございますけれども、いわゆる癌、心臓疾患、それから脳疾患とこういう患者が非常に多くなっております。これは清水町だけでなくて、全国的な傾向ではないかというふうに思っております。それから、人間ドックの関係でございますけれども、人間ドックにつきましては、今までも広報や国保だよりに啓発をしてきた訳でございますけれども、結果として利用者が少なかったという事もあります。ただ、保健センターの方で行っております健診、こういうものを利用しているという事もあるのではないかと、そちらの方の利用率はわからないけれども、そういうふうな事の中で健診をしている、人間ドックの方の自己負担がだいぶ違いますので、人間ドックの方が高いものですから、そちらの方へ行っているという傾向があるのかな、というふうな気がいたします。人間ドックにしましても、せっかくありますので、なるべく100%執行できるように、今後、住民の健診意識が下がらないように、PR等検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。 171 ◯議長(名倉 勉君) 8番 森野君。 172 ◯8番(森野善広君) 色んな理由があるという訳でありますけれども、平成11年度の決算をみる限り、また、最近の老人健康保健の様々な状況をみる限り、やはり何らかの手を打たないと大変な事になる。清水町は県下で1番ですから、他の市町村も同じように、清水町で県内で平均位なら、ある程度目をつぶることもできる訳でありますけれども、やはり交通事故と同じように県下で1番、不名誉な数字でありますので、やはり見直せるものなら見直していくというふうな態度が必要でないかと思います。先程言ったような、健診とか人間ドックの問題、指摘していますれど、ぜひ見直してもらいたいというふうなこともありますので、その点お考えを質問いたします。 173 ◯議長(名倉 勉君) 町長 平井君。 174 ◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の3回目の御質問に御答えいたします。  増え続ける老人医療に対して、どういうふうに考えるか、また、県下1位の不名誉をどういうふうに考えてるか、こういう事でございます。議案説明でもさせて頂きましたが、疾病予防対策や適正な受診の執行等、健康保健事業の推進を図ってまいります。そういう事の中でもって平成11年度の決算につきまして認定を賜るよう御願いしたいと、このように考えます。よろしく御願いいたします。 175 ◯議長(名倉 勉君) 他にございませんか。           (「なし」と呼ぶ者あり) 176 ◯議長(名倉 勉君) これで質疑を終わります。  本案については、会議規則第36条の規定により、民生文教委員会に付託したいと思います。御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯議長(名倉 勉君) 異議なしと認めます。したがって、議案第46号は民生文教委員会に付託することに決まりました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。どうも御苦労様でした。                          午前11時45分散会 Copyright © Shimizu Town, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...