伊豆の国市議会 2020-02-21
02月21日-02号
令和 2年 3月 定例会(第1回) 令和2年第1回(3月)伊豆の
国市議会定例会議事日程(第2号) 令和2年2月21日(金)午前9時開議日程第1 上程議案の
一括提案理由日程第2 議案第23号 令和2年度伊豆の
国市一般会計予算日程第3 議案第24号 令和2年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計予算日程第4 議案第25号 令和2年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計予算日程第5 議案第26号 令和2年度伊豆の国市
介護保険特別会計予算日程第6 議案第27号 令和2年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計予算日程第7 議案第28号 令和2年度伊豆の国市
水道事業会計予算日程第8 議案第29号 令和2年度伊豆の
国市下水道事業会計予算日程第9 議案第11号 令和元年度伊豆の
国市一般会計補正予算(第8号)日程第10 議案第12号 令和元年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第11 議案第13号 令和元年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第14号 令和元年度伊豆の国市
介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第13 議案第15号 令和元年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)日程第14 議案第16号 令和元年度伊豆の
国市上水道事業会計補正予算(第1号)
---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ
---------------------------------------出席議員(16名) 1番 井川弘二郎君 2番 青木 満君 3番 高橋隆子君 4番 森下 茂君 5番 笹原惠子君 6番 鈴木俊治君 7番 久保武彦君 8番 八木基之君 9番 二藤武司君 10番 内田隆久君 11番 小澤五月江君 12番 梅原秀宣君 13番 柴田三敏君 14番 三好陽子君 15番 田中正男君 16番 古屋鋭治君欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長 小野登志子君 副市長 渡辺勝弘君 教育長 内山隆昭君 市長戦略部長 杉山 清君 まちづくり 天野正人君 総務部長 名波由雅君 政策監 危機管理監 神田 稔君 市民福祉部長 杉山義浩君 福祉事務所長 吉永朋子君 経済環境部長 岡本 勉君 観光文化部長 半田和則君 都市整備部長 西島 功君 会計管理者 柳本加代子君 教育部長 山口和久君 教育部参与 小森 茂君
---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長 増島清二
議会事務局次長 高橋博美
議会事務局係長 西島裕也 書記 横峰隆志
△開議 午前9時00分
△開議の宣告
○議長(古屋鋭治君) 皆さん、改めましておはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから令和2年伊豆の国市議会第1回定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告
○議長(古屋鋭治君) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりです。
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△上程議案の一括提案理由
○議長(古屋鋭治君) 日程第1、ここで市長に、本日提出する議案の一括提案理由について説明を求めます。 市長。 〔市長 小野登志子君登壇〕
◎市長(小野登志子君) 皆様、おはようございます。 議長よりお許しを得ましたので、本市議会3月定例会に本日提案申し上げ、ご審議を賜ります令和2年度予算案7件につきまして、私からその要旨を申し上げます。 なお、詳細につきましては、後ほど所管の部長から説明させますので、あらかじめご了承いただきたいと存じます。 議案第23号から29号まで、令和2年度伊豆の国市一般会計ほか6件の会計予算についてでありますが、本案につきましては、令和2年度伊豆の国市一般会計ほか6件の会計予算を調製しましたので、地方自治法第211条第1項及び
地方公営企業法第24条第2項の規定に基づき、議会に提出するものであります。 まずは、議案第23号 令和2年度伊豆の
国市一般会計予算の総額は211億7,000万円にて調製しました。 次に、議案第24号 令和2年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計予算の総額は56億5,000万円にて調製しました。 次に、議案第25号 令和2年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計予算の総額は6億2,800万円にて調製しました。 次に、議案第26号 令和2年度伊豆の国市
介護保険特別会計予算の総額は46億7,200万円にて調製しました。 次に、議案第27号 令和2年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計予算の総額は1,400万円にて調製しました。 次に、議案第28号 令和2年度伊豆の国市
水道事業会計予算の収益的支出と資本的支出の総額は12億4,458万円にて調製しました。 最後に、議案第29号 令和2年度伊豆の
国市下水道事業会計予算の収益的支出と資本的支出のこの総額は23億997万9,000円にて調製しました。 以上でございます。ご審議の上、ご議決をくださるようよろしくお願い申し上げます。
○議長(古屋鋭治君) ただいま市長より本日提出する議案の提案理由の説明がありましたので、これより各議案等の内容説明を各担当部所長に求めます。 なお、各議案の説明終了後、質疑を行いますが、議案第23号から第29号までの新年度予算案につきましては、委員会付託が予定されておりますので、大綱質疑でお願いをいたします。
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△議案第23号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第2、議案第23号 令和2年度伊豆の
国市一般会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市長戦略部長に求めます。 市長戦略部長。 〔市長戦略部長 杉山 清君登壇〕
◎市長戦略部長(杉山清君) 皆さん、おはようございます。 それでは、議案第23号 令和2年度伊豆の
国市一般会計予算について、内容をご説明いたします。
一般会計予算書の1ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ211億7,000万円と定めております。 また、第2条では継続費、第3条で債務負担行為、第4条で地方債、第5条で一時借入金、第6条では歳出予算の流用について定めております。 4ページ、5ページをお開きください。 第1
表歳入歳出予算のうち歳入についてでございます。 1款市税につきましては、1項市民税から5項入湯税までを合わせまして66億6,256万4,000円を計上してございます。 2款地方譲与税につきましては、1項
地方揮発油譲与税から3項
森林環境譲与税を合わせまして2億100万円を計上しております。 3
款利子割交付金につきましては600万円、4
款配当割交付金につきましては2,900万円、5
款株式等譲渡所得割交付金につきましては1,900万円、6
款法人事業税交付金につきましては3,600万円、7
款地方消費税交付金につきましては10億9,700万円、8
款ゴルフ場利用税交付金につきましては9,400万円、9
款環境性能割交付金につきましては2,700万円、10
款地方特例交付金につきましては2,600万円、11款地方交付税につきましては29億9,000万円、12
款交通安全対策特別交付金につきましては1,100万円、13款分担金及び負担金につきましては3億9,606万5,000円を計上しております。こちらの主な内容としましては、長岡寮湯の
家施設整備事業費関係の市町負担金、
放課後児童教室保護者の負担金、保育所運営費の保護者負担金などでございます。 14款使用料及び手数料につきましては、1項使用料と2項手数料を合わせまして2億7,260万7,000円を計上しております。こちらの主な内容としましては、体育施設や文化施設、市営住宅などの使用料のほか、韮山反射炉の入場料、また戸籍謄本や住民票などの交付手数料、
廃棄物処理手数料などがございます。 15款国庫支出金につきましては、1項国庫負担金から3項国庫委託金を合わせまして24億9,799万2,000円を計上しております。こちらの主な内容としましては、生活保護費、
自立支援給付金、児童手当等の負担金、
社会資本整備総合交付金、
学校施設環境改善交付金などがございます。 16款県支出金につきましては、1項県負担金から4項県交付金までを合わせまして12億7,017万5,000円を計上しております。こちらの主な内容は、国民健康保険や
後期高齢者医療の
基盤安定負担金、生活保護費や児童手当等の負担金、重度障害者やこども医療費、
準用河川改修事業等の補助金、
権限移譲事務交付金などがございます。 17款財産収入につきましては、1項財産運用収入と2項財産売払収入を合わせまして2億343万円を計上しております。主な内容としましては、土地の貸付料や財政調整基金を初めとする各基金の運用益、旧
大仁市民会館敷地売払収入などでございます。 18款寄附金につきましては2億5,000万1,000円で、
ふるさと寄附金を計上してございます。 19款繰入金につきましては、1項
特別会計繰入金と2項基金繰入金を合わせまして13億1,587万3,000円を計上しております。こちらの主な内容としましては、各特別会計からの繰入金や財政調整基金などからの繰入金でございます。 20款繰越金につきましては、令和元年度からの繰越金として3億円を計上しております。 21款諸収入につきましては、1項の延滞金、加算金及び過料から5項の雑入までを合わせまして1億6,719万3,000円を計上しております。主な内容としましては、派遣職員の人件費補填金、後期高齢者健診委託料、
こども高額医療費納付金、
ごみ減量対策費の
有価物売却代金などがございます。 22款市債につきましては、32億9,810万円を計上しております。こちらの主な内容につきましては、
臨時財政対策債、新
火葬場整備事業債、新
し尿処理場整備事業債、
道路橋梁新設改良事業債、小・中学校の大
規模改修事業債などでございます。 次に、6ページをお願いいたします。 歳出でございます。 1款議会費につきましては、議員報酬と議会の運営に係る経費1億4,760万円を計上しております。 2款総務費につきましては、1項総務管理費から6項監査委員費までを合わせまして27億7,168万2,000円を計上しております。庁舎や公有財産の維持管理事業、生活バスの運行支援、ふるさと納税の推進、自治会の振興、電算システムの運用経費などが計上されております。 3款民生費につきましては、1項社会福祉費から7項災害救助費までを合わせまして73億532万3,000円を計上しております。生活保護、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉や
後期高齢者医療費、国民健康保険や
介護保険特別会計への繰出金、
子育て支援施設や保育園の運営に係る経費などを計上してございます。 4款衛生費につきましては、1項保健衛生費から4項清掃費までを合わせまして34億409万2,000円を計上しております。子供や成人の予防接種、健康診査、
ごみ処理施設等の維持管理、新火葬場・新し尿処理場の整備、伊豆市との
廃棄物処理組合への負担金などに係る経費でございます。 5款労働費につきましては、1項労働諸費555万3,000円を計上しております。 6款農林業費につきましては、1項農業費と2項林業費を合わせまして3億9,575万3,000円を計上しております。 7款商工費につきましては、1項商工費から3項文化振興費までを合わせまして4億8,083万5,000円を計上しております。 8款土木費につきましては、1項土木管理費から5項住宅費までを合わせまして17億519万5,000円を計上しております。 9款消防費につきましては、9億3,522万4,000円を計上しております。主な内容としましては、
駿東伊豆地区消防組合負担金、消防団活動費、
消防施設資機材の整備、同報無線の維持管理、
プロジェクトTOUKAI-0事業を初めとする地震対策事業などでございます。 10款教育費につきましては、1項教育総務費から9項図書館費までを合わせまして20億688万8,000円を計上しております。主な内容としましては、学校施設大規模改修、給食施設の運営管理、社会教育施設、
韮山反射炉ガイダンスセンターの維持管理、スポーツ振興、文化財の保護、図書館の運営などに係る経費でございます。 11款災害復旧費につきましては、1項
厚生施設災害復旧費から5項その他の
公共施設災害復旧費までをそれぞれ科目設置のために頭出し、合わせて5,000円を計上してございます。 12款公債費につきましては19億7,185万円、13款予備費につきましては4,000万円を計上してございます。 次の8ページをお願いいたします。 第2表継続費についてであります。 令和2年度から複数年にわたって契約等の債務を負担するものとして、旧
韮山庁舎解体事業、
韮山反射炉保存管理事業の2件につきまして、それぞれ令和2年度、3年度の年割額を定めております。 9ページに移ります。 第3
表債務負担行為についてであります。 令和2年中に令和3年度以降の予算支出について債務を負担するものとして、
ふるさと寄附金報償以下10件につきまして、それぞれの期間と限度額を定めております。 次、10ページをお願いいたします。 第4表地方債についてであります。
臨時財政対策債を初め、新
火葬場整備事業債など34事業の起債につきまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めております。限度額の合計は32億9,810万円となっております。 ページを進んでいただきまして、474ページをお願いいたします。 こちらは給与費明細書になります。 特別職等1,081人、一般職370人、再任用と
会計年度任用職員361人の給与費明細となっております。 続きまして、480ページをお願いいたします。 480ページ、継続費に関する調書になります。 〔発言する者あり〕
◎市長戦略部長(杉山清君) 480ページをお願いします。いいですか、はい。 令和2年度において支出が予定されている継続費としましては、
し尿処理場整備事業と斎場整備事業がございます。令和2年度の支出予定額は、合わせまして14億5,715万2,000円となっております。 隣、481ページをお願いいたします。 債務負担行為に関する調書でございます。 第3表でご説明いたしました令和2年度新規設定分10件に加え、令和元年度以前に議決済みの債務負担行為につきまして、467ページから470ページにわたって記載をしてございます。失礼、481ページから487ページです、すみません。487ページまで記載をしてございます。 次の488ページをお願いいたします。 最後になりますが、地方債残高に関する調書でございます。 令和元年度末における残高見込額は、合計欄にありますとおり、216億534万2,000円となっております。これに令和2年度中に新たな起債見込額46億7,690万円を加え、同じく令和2年度中の償還見込額18億5,478万2,000円を減じた令和2年度末現在高見込額は244億2,746万円となり、令和元年度末に比べますと28億2,211万8,000円増加する見込みとなっております。 以上をもちまして、議案第23号 令和2年度伊豆の
国市一般会計予算についての説明を終わります。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 予算書等のページを述べてからお願いいたします。 それでは、歳入から質疑を始めたいと思います。 質疑ございませんか。 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 歳入からでよろしいですか。
○議長(古屋鋭治君) はい。
◆10番(内田隆久君) 大綱ですので、歳入全般ですけれども、令和2年度の予算編成に当たって、基本的には令和1年度の決算見込みの数字から立てていることと思いますけれども、伊豆の国市の経済情勢についてどのように考えて歳入をお決めになったのかというのが1点目。 あともう一点は、
中期財政計画が昨年発表されたわけですけれども、その1年目、令和2年度はその1年目に当たるんですが、歳入の計画と比べて大幅にマイナスになっていますけれども、その点についてどのようにお考えになっているのか。2点についてお伺いしたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) まず、歳入について、今の情勢を考えてどのようにというふうなことだと思いますが、基本的に、前から説明をさせていただいておりますが、地方交付税の合併算定替えの優遇額が非常にもうなくなっていくと、最後の年というふうなことで、その辺が歳入では一番影響が多いのではないか。また、歳出には大型事業が控えている中でこういう状況だというふうなことで、その中でも歳入につきましては、市税等も若干、昨年度と比べますと減額となっております。 それで、その中で地方消費税等が、交付金等が増税の関係で増えているというふうなこと、あと、地方交付税、
先ほど合併算定替え云々という話をさせていただきましたが、昨年の予算と比べれば若干でもプラスになっているということが言えます。 その他、交付される交付税等につきましては、なるべく過大にならないような形の中で適正な数字を入れていると。その中で、歳出についても、その枠の中でなるべく効率的な事業を展開していくようにというような形で組んだつもりでございます。 また、中期財政計画の数字と比べてというふうなことですが、基本的に中期財政計画につきましては、決算ベースでの考え方というふうなことでご説明をしておりますとおり、基本的には歳出の圧縮の考え方をいかに予算に反映できるかというふうなことを重点に予算を組んでいるわけなんですが、財政計画の中の歳入を比較してみますと、当然、総予算の総額が減っているというふうなことの中で、歳入のほうも当然減っておりますが、当然減っているんですが、歳出についてはなかなか物件費等の抑制も難しいというのが実感でございます。今後の厳しい財政に向けましては、いかに物件費等の経常経費を抑えていくかというふうなことが課題になろうかと思います。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 1点目の伊豆の国市の経済情勢についてどう考えているかということについては、昨年、この予算を恐らく組んでいる時点で、10月に消費税の値上げがあったことですとか、台風19号が起きているわけですので、それについて経済的な影響がどうあるかというふうに今回の予算で盛り込んだのかということをお伺いしているんですけれども、いかがでしょうか。 それと、2点目なんですが、中期財政計画のことなんですが、その中で、市税が今回66億6,200万円というふうに組まれているんですが、中期財政計画では69億1,200万円ということで2億5,000万円の差がありまして、また、交付税につきましては、今回の予算は29億9,000万円で組まれているのが中期財政計画では31億2,600万円ということで、1億3,600万円のかなり大きな、合わせて3億円、4億円近い差が生じているわけですね。 これ、1年間で4億円ということは、10年たつと40億円という話になるわけですので、そこら辺も中期的に非常に不安な材料ではないかということで、中期財政計画とのマイナスについてどう考えているかというふうにお伺いしていますので、再度その辺の答弁をお願いしたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) まず1点目の、昨年の10月の消費税増税の件と台風19号の件というのを例で挙げていただきましたが、台風19号というのはちょっと私には理解できないんですが、消費税増税分の市の交付金につきましては、3月の補正の段階でも若干減額というようなことをさせていただいているわけなんですが、あくまでも見通しを市独自で立てるわけではないものですからこういう結果となっているというふうなことで、当然、増税分の見返りで、見返りというか交付金については、昨年度から比較すれば増えているというふうな状況になっております。 また、台風19号の関係でというのはちょっと、来年度予算のどこに結び付くかというのはちょっと分かりませんで、台風に備えての歳出については若干上がりますけれども、歳入については私はちょっと理解できないので、また詳しく質問していただければと思います。
○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 中期財政計画との差異ということで、今、議員のほうからお話がありました。これにつきましては、議員のほうからの一般質問がございますので、そのときに十分にご答弁させていただきたいと思います。 当然、中期財政計画というのは先ほど言いましたように決算ベースで、当初予算との比較というのはなかなかしにくいということがございますし、今言った災害についても、今現在予算立てをして災害復旧に向けてやっているわけで、ある程度そのめどがついた段階で、どの程度の一般財源の持ち出しがあるかというのは出てくるかなと思っております。 その辺を十分調査した上の中で、当然、決算ベースを踏まえた形で中期財政計画のほうも十分、市の状況の精査、また今後の見通しにつきましても当然検証していかなきゃいけないと思っております。ですので、そういった部分でいきますと、決算ベースも含めた形の中で十分調査をした上、見通しの立った中でやっていきたいと思っております。 当然、その歳入については、予算ベースでいきますといわゆる過大に見積もるわけにもいかないですし、歳出のほうにつきましても執行をまだしておりませんので、どうしてもその辺を十分見通した形のこの予算立てをするということがございます。ですので、決算ベースの中で十分審査をし、協議をしながら、中期財政計画との見通し等踏まえて十分検証していきたいと思っています。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 1点目の経済情勢については、伊豆の国市の経済というのは日本経済と連動していくわけですので、当然、日本の経済がどうなっているかということを考えなきゃいけないということなんですが、2月17日の新聞によりますと、内閣府が発表した2019年の10月から12月の国内総生産、GDPですね、の速報値がマイナス1.6%と。それで、このペースが1年続くと、年換算でマイナス6.3%の成長になるというふうに書いていますね。その要因が10月の消費税増税と台風19号であるというふうに書かれているわけです。ですから、私は台風19号の経済への影響があるというふうにお伺いしているんですが、じゃ、再度その点についてお答えをいただきたいというふうに思います。 それで、中期財政計画が決算ベースの数字をにらんでいるというふうにおっしゃいますけれども、結局、法定外資料を見ても、基金の状況で、令和2年度末の財政調整基金の残高が16億8,200万円、減債基金が3億3,900万円と、大幅に基金の取崩しで成立しているような予算なわけですね。それが、
中期財政計画で財政調整基金の残高が25億円、減債基金が5億円と、ここの乖離が10億円になるんです。ですから、決算ベースとはいえ、ここら辺のやはり説明はぜひしていただかないといけないなというふうに思って質問しております。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 社会情勢というか、先ほど国の経済成長率の見通し等のお話がございました。当然、その影響も全国的に同じような傾向で受けていくんではないかというふうなことでおります。 それで、市税につきましても、そういう中で昨年度よりは減額の見込みとなっているというふうなこと。台風19号に加えて、新型の肺炎とかそっちも影響していまして、観光産業等を初めまして徐々に影響を受けているというふうなことも、報道もございます。そのような状況の中でやりくりをしていかなければならないというふうなことは、当然承知をしてございます。 また、基金の関係なんですが、今回財政調整基金を取崩させていただいた理由につきましては、本年度、令和元年度に創設させていただきました地域振興基金の約21億円ですね。この返済につきまして、元金を据置きをせず返済していきながら、早く市のほうで自由に使えるというか、使うことができるような状況に持っていきたいと、そういう意図を持ちまして早期の元金返済をする予定とさせていただいております。その分が、元金は10年返済の予定となっておりますので、約2億円の予定外の、予定外というか繰上げの償還をしたいという中で使わせてもらいたいというふうなことで、予算計上しているというふうなこともございます。 もろもろございますが、まず、地域財政計画と比べて数字は当然違うわけなんですが、基本的には先ほど申しましたとおり、各歳出のほうの削減目標値を定めた中での予算編成というふうなことでご理解願いたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 私は、歳入の関係で3点ほど質問があるんですけれども、3回なのでまとめてやったほうがいいでしょうか。ちょっと再質問もする必要が出てくるかもしれないので、どのように質問したらいいでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) それじゃ、3点まとめてやってください。
◆14番(三好陽子君) はい、分かりました。 それでは、ただいまの内田議員の質問と少し重なってくる点もあるんですけれども、一つは地方交付税について、もう一点は地方消費税交付金について、3点目は歳入の中の自主財源比率というか、自主財源について伺いたいと思っております。 まず、地方交付税についてですけれども、先ほど市長戦略部長もおっしゃっておりましたけれども、激変緩和措置5年目ということで、優遇額の令和2年度は1割、4,490万円が優遇額として上乗せされてくるというふうに思うんですけれども、前年対比では4,000万円の増となっておりますが。この増の要因。本来ですと減るということだと認識しているところなんです。激変緩和があって減ってくるということなので。ところが、増えている理由について、何かということをお聞きしたいと思います。 2点目の地方消費税交付金ですが、先ほどやはり市長戦略部長が内田議員の質問に言っておりましたけれども、今回の3月補正、令和元年度の3月補正で8,800万円ほど減額をしています。それでトータル、令和元年度の地方消費税交付金については8億3,100万円というふうになるということだと思うんですが、令和2年度は10億9,700万円の計上をしているということで、テレビなどでの動向を見てみますと、昨年10月の消費税10%増税で消費はかなり連続的に落ち込んでいる。ですので、令和2年度、前年度よりも多い予算計上で果たしていいのかどうかというのが疑問になっております。 ただ、地方財政計画の中で、国のほうで数字というのは出してきている数字ということなんでしょうか。これらについて質問したいと思います。 3点目の自主財源比率についてなんですけれども、令和2年度が45.2%、昨年との比較では1.4%増になっておりますが、これは少し見てみますと、17款の財産収入、旧大仁市民会館の売却収入で1億円の計上があって、ここで、これが自主財源比率を上げている要因になっていますので、令和2年度の特別な事情だというふうに思うんですけれども、全体としては市税も減少ですし、やはり自主財源比率が非常に不安です。 予算規模が大きくなっているのに自主財源比率が落ちているというか、45.2%、昨年は42.4%、こういう推移をたどっていることに非常に不安を感じているところなんですけれども、自主財源比率を高めるというのは非常に困難を極めるというふうには思っていますけれども、自主財源についてについて、どのように受け止めておられるでしょうか。 以上3点、よろしくお願いいたします。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 1点目の地方交付税の考え方につきましては、こちらは合併算定替え優遇額がどんどん減っているというようなことの中で、昨年度より予算上では増えているというふうなことなんですが、こちらにつきましても、国・県のほうからある程度の資料をいただいて積算させていただいております。それで、こちらも決して過大に積算をしているわけではないというふうなことだけはご理解いただきたいと思います。そういう形の中で計上させていただいております。 あと、消費税関係の話がございました。消費税の交付金なんですが、今年3月補正で減額させていただいている数字につきましては、こちらも歳入欠陥になるといけないというふうな考えの下に、財政のほうでは考え方が2つございまして、今1期から4期までのうち3期までの額が決定をしております。それで、当初の見込みから歳入の実績を比べて年間交付割合等を出す考え方と、あと、県のほうから試算資料というのをいただいておりますが、こちらの少ないほうを見込んで今回減額の数字を出しているというふうなことでございます。 それで、令和2年度につきましては、令和元年度と比較しまして当然上がっているわけなんですが、こちらにつきましても抑えぎみの数字を出しながら、上がっている理由につきましては、令和元年度につきましては10月以降分と、半年分というか、そういう形の中ですので、当然数字が上がる中で控え目に出しているというふうな、控え目に計上しているというふうなことでございます。 最後の3つ目の自主財源の関係なんですが、当然、今大型事業がございますので歳出自体が大きくなっているという中で、地方債をなるべく有利な、合併特例債を中心として有利な財源を見つけながら進んでいるというふうなことで、当然、財政厳しい中でなるべく有利な方法、経済的な、効率的な事業執行等を併せまして、そういう形の中で粛々とやっていくしかないというふうなことで頑張っているということでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 引き続き、副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 今、部長のほうから答弁ございましたとおりのことでございますが、議員のほうがおっしゃるとおり、自主財源というのは当然50%を超えて、できるだけ自主的な財源で補填するのが一番理想だということは十分承知でございます。 ですので、今後、公共施設再配置計画の中で粛々と進めていくことによって物件費の圧縮、並びに今後、地方財政計画の中で、行財政改革の中で補助金等も見直しをかけるというふうな部分も考えております。ですので、経常的な経費をできるだけ圧縮するということは当然だと思っておりますので、そんな中で見直しをかけながら、ただ、事業としてやらなきゃならない、ここが今一番ピークということで、三大インフラの整備も含めた事業は実施しなきゃいけないということでありますので、そういうものも踏まえつつ、できるだけ経常的経費の削減については、これは永遠のテーマだと思いますので、実際その行財政改革も含めた中で、物件費、また補助費等の圧縮、また人件費等も、合理的な市政運営ということもありますので、そういった総合的にできるところからやっていきたいと思っておりますので、その中で、できる限り事業の圧縮も含めて、ただ、やらなきゃならない事業というのがございますので、その辺のほうの見極め、選択というのもしっかりとやった形の中で予算編成をし、また執行していきたいと思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 地方交付税については、部長の過大な積算をしているわけではないという回答があったんですけれども、合併特例債、今副市長が地方債も、ああ、部長ですかね、なるべく有利なものを使うようにしているということで承知はしております。 それで、合併特例債は大変、95%のうちの7割が交付税措置されるということで、確かに一般の起債よりは有利だということで、地方交付税措置される、こういうものが増えている。すると、
臨時財政対策債とか、いろいろな事業の中でも地方交付税措置されますということが非常に今増えています。 地方交付税の計算式というのは非常に複雑で、私は財政課長にも随分委員会の中でも詳しく説明をいただいて、基準財政需要額に入れているということで、結果としてきちんとその分は来ているということになるということを説明いただいたので、それはそれでそういうことになっているという理解はしているんですけれども、国のほうのやり方として、地方交付税の特別会計が少なくなっている、国税5税の収入が減っていて少なくなっている、それで、その足りない分を臨財債で借りていいので補ってくださいと言っているにもかかわらず、交付税措置されるものが多いということに非常に、国がやはり、また私、以前にも言いましたけれども、この市債、借金を増大させている。 これは地方自治体、この伊豆の国市のやり方がどうのこうのということには直接ならないことを言っているんですけれども、こういう今の仕組みでいいのかという疑問が非常にあって、だからといって、じゃ合併特例債ではなく一般の起債を借りるのかと言われると、それは私もやっぱり有利なほうを、同じ借金なら有利なほうを借りたほうがいいかなというふうには結論としてはなるんですけれども、この交付税の本当に仕組みというのはよろしくないなと思っているところで、その増額の要因について当局がどのように受け止めているかなというのを聞きたかったところで、私としては合併特例債や臨財債を初めとした各種の交付税措置されるものが多くなっているということの結果かなというふうに分析しておりますが、この点についての当局の見解をお聞きしたいと思います。 それで、地方消費税の交付金についても控え目に出しているということで、これは、国のほうはもう10%というのが、消費税、国民の中に浸透してきているので、消費が回復するだろうという見方を総務省のほうではしているということになるんでしょうかね。全く私たち、暮らしていて実感、自分自身もそうですし周りの皆さんの実感が全くなくて、本当に消費を控えております。 ですので、収入が減ることに危機感を思うんですね。こういう数字を出して、歳出がやっぱりかなりいろいろなことに必要ですから、収入がもし万が一減るようなことになったら、結局積立て、財調などを取崩さなきゃいけない結果になるのではないかなというふうに思うものですから、過大になってはいないかなという疑問を感じております。それに対して何かありましたら頂きたいと思います。 自主財源比率につきましては、非常に難しいところですので。はい、分かりました。じゃ、1番目と2番目のことについて、再度お願いいたします。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 地方交付税の関係も、細かい話はちょっと私は把握できていないんですが、全体的な考えを言いますと、先ほど三好議員がおっしゃったとおりいろんな有利な起債を借りているというふうなことは、ここ二、三年、そういう形の中で、借入れについても交付税措置されるような起債を探して、合併特例債以外の起債についてもそういう形の中で動いているのが現実です。その辺の中で、そういうものも当然10億円の中に算入をしております。 それで、合併市町村の交付税の考え方の中に、当初の必要経費の項目以外のものもだんだん増えているというのも現状でございます。そういう中で、なるべく交付税算入がされる数字を拾い集めて計上しているのも現実問題でありまして、先ほども申しましたとおり過大には決してできないものですから、歳入欠陥が一番怖いというふうなことは財政担当も第一に考えていますので、そういう中で、余裕が多少、もっとあろうかと思いますが、そういう形の中で算定をしているというふうなことでご理解願いたいと思います。 消費税の関係につきましては、こちらも基本的には県の推計値とかその辺のやつを参考に、なるべく過大にならないようにというふうなことで算定をしておりますので、今、市でできるのはそのぐらいというか、また別の計算式をやっても当然過大積算になりますので、そういう形の中で、ある程度信頼がおけるような数値を参考にさせていただきながら計上させてもらっているということでご理解願いたいと思います。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 補足ですか。 じゃ、補足、副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 交付税算入されるという事業、これが相当、今後、この二、三年も含めて多くなっている状況は間違いございません。というのは、当然、国も県も施策を上げるためには当然補助金という形の中の枠の中でやり切れない部分もございますので、うまくその交付税算入ということも含めた事業の組立て、そして、こういった事業をやってほしいというような形の中のご依頼もありますし、今までの事業の中でもそういう形の組立てに変えてきているものがかなりあります。 ですから、全てそれに対してうちが乗ってやるかということになると、当然それを言いますと、当然それは交付税算入されるものの、一時的にはその財源として、例えば地方債も含めて借金をしなきゃならない。ですから、それに一般財源の持ち出しもあるわけですので、これらを全てやっていくとなるとそれでパンクしてしまいます。ですから、当然事業の見極めがございます。必要になると思います。 ですから、当然そういう中で、これだけの事業を進めていく中でいけば、当然取捨選択しなきゃいけない部分がございます。その中で、当然市としては絶対できないものは中止し、できるだけ、やらなくてもいいということはないですが、やはり費用対効果も含めた形の中でやる必要がないということが判断できるものについてはできるだけしないような形の中で財政運営していかないと、当然、財政自体がパンクしていくのは当たり前のことでございます。ですので、その見極めが一番重要なことで、市民からの要望ですとか、皆さんの中でしなきゃならないことも全部ありますので、そういうところ全体を見つつも、やはり適切な事業の見極めも含めた形の中で運営はしていかなきゃいけないということで考えておりますので、それが、後世にツケが回り、財政破綻になるなんてことは絶対あっちゃいけないことでございますので、その辺は十分注意しながら今後も財政運営していきたいと思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほか、ございませんか。 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 私が質問させていただこうという内容につきましては、先ほど内田議員のほうからしていただいた財政調整基金、減債基金のことでありますが、少々重なる部分があるかもしれませんけれどもお伺いさせていただきたいと思います。 ただいまこの歳入の中で、地方交付税ですとか依存財源についてはやはり国の動向によって変わってきますので、市ではなかなかその調整というのはしにくいもので、致し方ないというふうに思われるところもございますが、しかし、税を初めとする自主財源についてはこの自治体でコントロールできるものだと、私はこのように考えております。 そういった中で、財政調整基金と減債基金につきましては、平成29年から連続しておおむね10億円程度のものが取崩されてきております。そういった中で、中期財政計画に示された数字と大きくこの残額というものが変わってきてしまっております。これは、先ほど内田議員もご指摘されておりましたが、この取崩しを続けていくと当然、財政健全化比率、こちらのほうへも少なからず影響してくるわけであると、このように私は捉えております。 なぜこの問題を重要視するかというと、やはり人間の生活においても、老後に2,000万円程度の貯金がないと安心して暮らしていけないとか、そういうふうな数値を示している。いわゆる老後というのをこの自治体で考えてみれば、税収、自主財源が思うように入らなくなった、確保できなくなったときのことを私は指していると、このように理解しているわけでありますが、そういった中で、税収だとかそういうものが引き下がったときに市民サービスに影響してきてはいけないと、このように考えるわけであります。 そういったことを考えると、やはり自治体で自由になるこの財政調整基金、あるいは借入れを返していく、何かあったときの、有事のときの、何か災害があったときの、そういった借金を返済していく、こういったものに減債基金があるわけで、これをもう一度、私、9月に一回聞かせていただいたんですが、行政側ではこの基金が幾らずつあれば、現状においての金額で示していただきたいんですけれども、幾ら毎年あれば、残っていればいいと、このようにお考えでしょうか。これが1点です。 それで、私はこれでいいというふうに、今の現状でいいと思っておりませんが、もしいいと思わなければ、この基金の在り方の改善策を考えておられると思いますが、それを1点聞きたいです。 そして、減債基金の取崩しについては、私は基金条例を何回見ても、この6条のところに取崩しの条件を書いてありますが、私はちょっとよく分からないものですから、このどこに、基金条例のどこにこの予算に上げた取崩しというのが該当するのか、その3点を教えていただきたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) まず最初に、減債基金の関係で、どの項目に、条例のどの条項に当てはまるかというふうなことで、以前にも申し上げたんですが、第6条の「処分」というふうな条項がございまして、第6条の2項の中で「市債の償還額が他の年度に比して著しく多額となる年度において、市債の償還財源に充てるとき。」というふうなことがございますので、先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、地域振興基金の返済も元金据置きの期間をなくして、なるべく早期に返済をしたいというふうなことの中で、2億円というふうな数字が出てきたものですから、それを早期に返済する目的としましてこの条項を適用させていただいているというのが現状でございます。 あと、財政調整基金等の基金の考え方なんですが、これも前にお話をさせていただいております。幾らというふうな数字を、幾らあれば大丈夫というふうな数字はちょっと、いろんな考え方の中で正確な数字、正確というか正解はないというふうなことの中で、10億円程度欲しいよ、それで、余裕を持って10億円程度は最低必要じゃないかというふうなことは以前も申し上げていると思います。 そのような中で、財政計画等を立て、財政シミュレーション等の中で動いているんですが、大型事業等があるというふうなことの中で、当然、財源の一部に充てさせていただいているというのが現状でございます。また、台風等がございまして、令和元年度ですか、本年度につきましては、起債あるいは補助金合わせまして約2億円の一般財源が出てしまったというふうなこともございます。 いろいろ考えていきますと、当然、今後、未来に向かって、基金が多くあればあったほうがいいんですが、なかなか今のここ二、三年の中では、財源不足が続いていくんではないかというふうなことでございます。 先ほど副市長が申しましたとおり、来年度につきましては補助金の見直し等をしていくとかいう中で、事務改善に向けた努力をしていくというふうなこと、また、ばらまき的な事業もございますので、それらについてもなるべく見直しを早くかけていきたいというふうなことで動いていきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 補足ですか、はい。 それじゃ、補足。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 少し補足させていただきたいですが、中期財政計画の中では、当面の間約15億円を基金として積み立てるというのを指針で示させていただいております。それは、財政規模でいきますと約11億円、それに若干の余裕を見て15億円という形の中でお示しをさせていただいております。 ただ、それが十分かというと、それについての検証は十分しなきゃいけないと思いますが、そういった中期財政計画の中の方針は出ておるものの、正直言って、今正直ぎりぎり近くになってきているのは事実でございますので、これは当然決算を見た上で、どれだけ積増しをできるかということもございますので、そういった面でいきますと、今言った有事の際の部分の財源として確保するのに十分なのかということも含めて、十分検証していきたいと思っておる次第でございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 この対策、改善策について、私が以前に聞いた、お伺いした施策とあまり代わり映えしていないのかなと、このように思いますが、少なからず今回の台風19号のこの災害等について、2億円からのそういった予期しないお金が出てしまった、この辺はきちんと捉えられている。そういうことがあったときに、やはり十分なお金を持っていてほしいわけであります。 また、補助金等ばらまきのことについて、これからしていくと。じゃ、それについて何だと。ここでは差し控えておきます。一歩踏み込みません。 そして、私は、この減債基金を取崩すのに、先ほど杉山部長のほうからこの減債基金条例の第6条のどこに当たるかということの、2項の他年度に比べて著しく多額となる年についてというふうなことでありますが、この減債基金は平成29年度から連続して取崩していて、著しくって、もう毎年ですよね。ちょっと私は違うと思います。 そういった中で、もしこの減債基金を宝の山として、何とか取崩して財源に充てたいというお考えがあるのであれば、この減債基金条例をきちんとまた見直して、正当な、誰からも、ああ、そうだねと理解できるような、質問しなくても済むような取崩しができるように私はしたほうがいいのではないかなと、このように考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 減債基金の考え方というのは、当然、今までの経過等もありますので、十分考えなきゃいけないと思っております。 先ほど地域振興基金を自分たちの財源として使う、これは財調としての考え方に通ずる部分がございますので、その分に充てていくという形の中で今回取崩しをさせていただいている部分はあります。ただ、今言ったように、減債基金としての在り方というのは、財調の部分も含めてやはりしっかりと検証し、先ほど言いましたように、いつでも使えるという意味じゃなくて、しっかりとした方針の下に使用ができるような形で、また、それを積み立てることもできるようにまた検討したいと思っています。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) ただいまご答弁いただきました。どうか伊豆の国市の財源をきちんと確保することに努めていただきまして、持続可能な自治体として栄えていけるようにご努力願いたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 歳入ということですけれども、全般のことについて伺いたいんですけれども、特に財政規模、総額の関係なんですけれども、今回、令和2年度は211億7,000万円ということなんですけれども、昨年度の令和元年度が突出した、約223億円ということで驚いていたんですが、それには理由があって、地域振興基金もあるんですけれども、それと三大インフラも含めてなんですが、その地域振興基金を主な理由として増額されていたんですが、相変わらず令和2年度もかなり高い財政規模を示しているんですけれども、それには理由が幾つかあるんですけれども、総務費や衛生費、これは三大インフラですけれども、その後教育費、ICT関係、あと公債費の地域振興基金の返済もあるということで増えているんですけれども、平成30年度と比べてもかなり多いんですね。24.5億円ぐらい、24億5,000万ですか、そのくらい増えているんですね。 過去ずっと190億円、180億円前後で推移してきましたので、ここへきて急に増えているんですが、増えてもそれだけの歳入の保障があればいいんですけれども、その財源として財調がかなり使われてきているということを一番心配します。 中期財政計画でも15億円は維持したいというふうになっているんですが、令和2年度末は財調が17億円ぐらいになっていますけれども、令和2年度も7億5,000万円ほど取崩しています。この分でいくと、3年もするともう底をついてしまうというふうに思うんですが、このような大型予算が今後も続くというふうに見てよろしいんでしょうか。その辺について、まず1点伺います。 それと、並びに財調の推移をどのように見ているか、伺います。 あと、もう一つ歳出でやりますから。じゃ、その2点お願いします。
○議長(古屋鋭治君) それでは、ただいまの2点について答弁をお願いいたします。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 予算規模のお話なんですが、基本的に昨年度と比べて数字的には落ちているというか、でも中身は増えているというふうなことだと思うんですが、先ほどから申していましたとおり、三大事業が本格化しているというふうなことで、市のほうの事業、斎場とし尿処理場につきましては来年度ぐらいがピークと。それで、広域のごみ処理施設につきましては令和4年度までの事業になっていますので、二、三年は大型事業の関係でこのような数字前後が続くというふうなことで理解願いたいと思います。 そのほかに、民生費等の扶助費等が年々増加しているというのが、これは市がどうしようもないことという言い方は失礼なんですが、これについては年々増加傾向にあって、今後も抑えられるというか、低くなることはないんではないかというふうなことは感じております。 それで、近年の教育費についても、施設関係、長寿命化関係の事業ももう少しすれば一段落するというふうなこともございますが、その他の教育費につきましても、年々ICT化とかそういう流れの中でちょっと読めないなという中で、毎年そういう予算が多くなっているというのが現状でございます。大型予算の関係につきましては、ここ、あと二、三年がピークではないかというふうなことで前々から説明しているところでございます。 財調の推移につきましては、基本的には
中期財政計画の中でお示しをした中で、決算を見据えて、当然シミュレーション等は随時行っておりますが、もし全然、そういうふうな見込み違いがないようににらみながら財源確保をしておりますので、そういう形でご理解願えればと思います。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 合併の算定替えによる交付税が下がってきている。平成28年度から比べると10億円からの減額になるわけですね。それだけでも大変なことに加えて、ここで三大インフラの整備と、あと今後その返済があるということを考えますと、本当にもう、それだけ見ただけでも大変になるというのはもう想像がつくわけですね。 それの中で財調がどうかというと、30億円あったのがどんどん減ってきて、もう17億円ぐらいになってしまう。また、決算で多少積まれても、また新年度予算で8億円ないし10億円ぐらいのことを積んできていますので、それを考えますと、今市長戦略部長は何とか推移していきたいと言っていますけれども、私たちが見てもすぐなくなってしまうんじゃないかというふうにどうしても思っちゃうんですね。 その辺の見通しがやはり、必要だからと言って三大インフラをここでやっていますけれども、私はし尿処理場あたりは、長岡のほうはちょっと少し亀裂が入ったということで、急遽もう使えなくなるということを言っていましたけれども、あれも10年ぐらいの長寿命化ができるということもありましたので、本当に一緒にしてよかったのかなというのが私、疑問です。できるだけずらすべきだったんじゃないかというふうに思います。延ばせるものは延ばして、そのときにずらして、財政のことを考えて行うというのも必要じゃなかったかと思いますが、ここまで来てしまうともう三大インフラが進んでいますので後戻りできませんけれども、そういう点のちょっと見通しが甘かったんじゃないかと思いますが、その点いかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 先ほど来申し上げたとおり、三大インフラというのは当然大きな事業でありますので、できるだけ平準化するということになれば、その更新時期というのはずらすべきだったと思います。 ただ、合併当初、当然施設に関しましては私が直接関わった部分でございますので、できるだけ延命化を図るということで、毎年そのシミュレーションをしながら、どういう形でその延命化をしていくかというのを毎年毎年やっていました。その中で、できるだけ長くもたせるというのは、139もある公共施設を当初から維持していくという前提の中でもってスタートしておりますので、当然その施設というのは大事に使っていく、また、延命化できるものは延命化するというのが方針でありました。 ただ、それが当然最終的に、し尿にしても斎場にしても焼却場についても今ぎりぎりの状態で運転をしているという状況でございますので、結果から言うと全部重なってしまったということでございます。ですから、そういう意味で見れば、もう少し長期的に見た中での更新というのをすべきだったというのは素直に反省したいと思っております。 ただ、それまでの維持を見たときに、これだけの公共施設を、この今の伊豆の国市の規模で全てを維持することは難しいというこの考え方の中で、今、公共施設再配置計画が出ておりますので、今後はそういったことを見直しながら、できるだけコストを削減しながら、物件費も当然削減することによって下がりますので、そういった相対的な中でもって運営していかなきゃいけないと思っております。 ですので、できる限り通常の継続的な事業もやっぱり見直しをかけて、削減をしていくということもやっていかなきゃいけないと思っております。ですから、これからが多分厳しい状況になろうかと思いますが、当然ご批判をいただくようなこともあるかもしれませんけれども、健全な財政運営をしながら、この施設を維持しながら進めていくということは絶対無理だと思いますので、そこはしっかりと検証しながら、皆さんにご理解いただきながら進めていかなきゃいけないという気持ちでやっていきたいと思っています。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 私も副市長の考えは了解しますけれども、ただ、本当に公共施設の再配置、統合すればいいかというと、それだけじゃないと思うんです。やはり何のために行政があるか、地方自治体があるか、市民の福祉の増進のためにある地方自治の本旨が、目的がありますので、採算だけ考えていってしまっては本当に市民不在になりますので、それもしっかり考えながらの私は公共施設だと思います。 経費がかかるから、じゃ3つまとめて1か所大きくすればいいかというと、大きくするのにはそれなりのまた投資が必要で、またその維持管理からかかりますので、本当に今あるのを長寿命化させて、経費をできるだけ少なくするという方法もあるかと思うんですね。 何でかんで統合すればいいという話ではないと思います。本当にそれは調査して検討して、市民の負担をできるだけ減らす、それで市民の利便性も確保するというやはり自治体の私は責務を果たしていくためにも、これは慎重に検討してほしいと思います。これは意見で結構です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございますか。よろしいですか。 〔発言する者なし〕
○議長(古屋鋭治君) なければ、歳入については以上にさせていただきます。 それでは、ここで暫時休憩とさせていただきます。再開を10時30分といたします。再開は10時30分といたします。 以上です。
△休憩 午前10時15分
△再開 午前10時30分
○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。 休憩前の令和2年度伊豆の
国市一般会計予算のただいまより歳出についての質疑を許可いたします。 質疑ございますか。 9番、二藤議員。
◆9番(二藤武司君) 9番、二藤です。 歳出ということですが、歳入のいろんな方の質問説明の中で歳出はなるべく抑えるような話があって、非常にやりにくいんですけれども、やらせていただきたいと思います。 令和2年度の予算につきましては、三大インフラ、待ったなしの事業の三大インフラをやるんだというふうなことで多くの予算が割かれておりまして、令和2年度の予算についても色濃くその辺が出ているということは承知をしております。 そんな中で、昨日の市長の施政方針の中でこんなことが言われておりました。令和2年度の市政運営について、所信の一端として、予算に反映する範囲の中でお話をいただいたと。それで、また、その中においても、台風19号の関係で難局に立ち向かいましたと。市の災害に対する考え方を根本から考えざるを得ない出来事であり、今後この経験を必ずや生かしてまいりたいという考えが強い信念の下に述べられました。 また、さきの12月定例会の中でたくさんの議員の方々が一般質問した中で、この19号に関しての質問の中で、市民の安心と安全は担保していくんだというふうなことでお答えいただいたと記憶しているところであります。 そんな中、昨日のお話の中において、第2次総合計画の7つの基本方針として市長が7つのことを述べられた。特に、私はこの6つ目の「安全で安心な伊豆の国市まちづくり」という部分において、治水インフラについて少し述べていただいたというふうに見させていただきましたが、この治水インフラについては、具体的なものといいますと、市の準用河川、また他の普通河川の護岸工事を、継続的にです、継続的に進め、浸水対策を図っていく。また、同様にハザードマップの見直しをして、自助等々について役立てていただきたいというふうなことで述べられておりました。 そのことを踏まえた予算編成であったと考えておりますが、乱暴な言い方ですがざっくりと、十分考えて十分満たした予算編成であったかどうかを伺いたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) ただいまのご質問にお答えさせていただきますが、歳出を抑えるというふうなことで、一方的に抑えるというふうなことではなくて、先ほど副市長も答弁しましたが、基本的に無駄な事業は削減していきたいという中で、やるべきことについては効率化を図り推進していくというふうなのが考え方でございます。 その中で、来年度予算の治水関係の予算の考え方というふうなことだと思いますが、昨年の台風19号で多くの面積が、甚大な面積が浸水してしまったというふうな中で、治水対策事業につきましては市独自で効果的な展開をしていくのはなかなか難しいというふうなことの中で、これは以前からの基本的な考え方なんですが、伊豆の国市の治水対策というのは狩野川本川の水位に大分左右されてしまうというのが地形上やむを得ないというふうなことで、狩野川本川はもとより上流部の砂防施設等も含めまして、国交省等のほうへ河川改修等の要望を継続的に要望していきたいというのが基本的な考え方の中で、県河川の事業進捗、市管理河川などについても、それらをにらみながら総合的に整備を進めていくのが基本だというふうに思っています。 国・県頼みだけではなくて、市もその中で、こちらについては平成24年度から計画的に狩野川中流域の浸水対策、豪雨アクションプランというのをまだ継続的に行っておりますので、そちらについては粛々と整備を進めていくというふうな中で、継続予算として考えております。 また、今年の2月にちょっと情報が総務省のほうから地方債の関係で、台風19号関連というか、19号災害を受けた中で、洪水対策の一環として非常に効率的というか、早期の事業効果を生むというふうなことの考え方の中で、要は市町村、自治体、要は県を含めて市町村の管理する中小河川のしゅんせつ等を推し進めることが当面の治水対策につながるというふうな考えの下に、来年度から5年間で、そういうしゅんせつ等の小規模維持管理の関係で地方債を認めますよというふうなことを考えているようです。 また、細かい話はまだ来ておりませんが、そういう形の中で、今の情報ですと緊急浚渫推進事業というふうなことの中で新聞にも出ておりましたが、こちらについては充当率が100%、元利償還70%が交付税の基準財政需要額に算定されるというふうなことを計画しているというふうなことで、こちらについても中小河川の維持管理計画を立てながら計画し、実施するというふうなことで、非常に地形上、伊豆の国市にとっても有効な事業だと思いますので、都市整備部等と協議しながらまた新たな計画も作っていきたいというふうなことを考えております。 その中で、今、既存の調整池の維持管理については、来年度新たに項目を設けて、別出しで事業を進めていくというふうなことも考えております。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 補足ですか。 それでは、市長。
◎市長(小野登志子君) ご質問ありがとうございます。 十分に台風19号の経験を考えた結果の予算であったかというと、そこは少し間に合わなかったところがたくさんございます。 その中で、この防災マップ、子供たちがあれを持って逃げたという、これを大事に思いまして、もう少し、ただ水色で塗るだけの防災マップではなく、本当にここに命を守る施策を盛り込んだものにしていきたいと思っております。 さらに、このたびの伊豆の国市の被害というのは、もう何と申しましても外水による内水であったわけでありますので、このことにつきましては、他の市町長ともにしっかりした対策を組んでいくような話合いを持つべく、少しずつその努力を今しているところであります。 部長の答弁は、そのようにこれからも進めてまいります。しゅんせつに関しましては、この台風の前から始まったんです、実はね。狩野川・千歳橋周辺から始めました。それから、狩野川の千歳橋から松原橋、それで石堂橋までの間というのが今鮮やかに、それがまだしゅんせつまでいかない、伐採が行われているわけですけれども、これはやはり5年も前からずっとずっとお願いしてきたことで、それを見た方は19号台風があったから慌ててやったのかなんておっしゃいますけれども、やはり物すごい努力をみんなでしてきたことも事実ですので、やはり対策といたしましては広域で対策、それから、みんなでまた努力の積上げもしていかなければいけないと思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 9番、二藤議員。
◆9番(二藤武司君) ありがとうございます。 まさにそうだと思うんですね。やっぱり、今部長がおっしゃったように、私は備えというのは、これは必要なことだと、有事の際の備えというのは必要だと考えたものですから、こんな質問をさせていただきました。 その中で、市長も答弁いただきましたが、正直言うと十分であったかどうかというのは、不十分な部分もあった、間に合わなかったというふうなことなんですね。でも、私も、何もここですぐにあしたに、今日にというふうなことは無理だというふうに解釈をしておりますが、市民の安全・安心を担保することによって住民の定住化や人口増につながることも当然まちづくりの重要なファクターであると考えております。 ぜひぜひ、今年度ばかりでなく継続的に、まさに継続的に、治水インフラを何年にもわたって進めていただきたいというふうに願う次第であります。 また、部長のほうから、ちょうど私もここに持っていますが総務省のしゅんせつ、これはその地方自治体が管理する河川、ダム等についての支援をするというふうなことで、堤防の整備や河川改修といった大がかりな対策と並行してこれらを行うことができるということで非常に有利な条件なものですから、これらについてエントリーして、ぜひぜひ事業化を図っていただきたい、こんなふうに考えて質問を終わります。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございますか。 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 歳出でということですが、法定外資料の6ページのところに、歳出の性質別の比較をしたものがございます。 その中で、人件費のところについては、昨年より4億9,802万2,000円の増というふうに記されております。しかしながら、令和2年度の人件費というのは過去の賃金の部分も含まれて、算入されておりまして、令和元年度につきましてはその賃金の部分というのが物件費のほうに入っていたわけで、なかなかちょっと比較が難しいなと、このように思うところであります。 そういった中で、令和2年度と正確に比べるために、令和元年度のこの賃金、いわゆる7節の予算というのはどのぐらいであったのか、お伺いさせていただきます。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) 一般会計につきまして、令和元年度の賃金につきましては約5億2,000万円です。5億1,962万円であります。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 大方それに近い数字かなというふうには思っておりましたが、そういうことでありますか。 そうしますと、令和元年度の人件費を本年度風に換算すると34億8,600万円ほどになろうかと思います。そうすると、この人件費の増減のところが4億9,800万円の増となっておりますが、実際には2,100万円ほどの減額になるというふうに、このように計算されるのかなと、これが正しい見方かなと、このように思います。この表が間違っているという意味ではありません。見方としてですね。 そうすると、この人件費が下がったということは、私が記憶しているところによりますと、平成26年から毎年、この賃金と人件費を足したものは毎年上がっているんですね、少しずつ少しずつ。しかしながら、初めてここで、2,100万円とはいうものの初めて引き下がったわけであります。本年度きちっとこの人件費の予算を精査する段階で、当局側でご苦労されたと思いますが、この人件費の抑制策についてどのように講じられたのか、お伺いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) 毎年、人事異動あるいは採用ですね。そういうのを考えていく場合に、当然人件費については考慮しながらやっております。ただ、令和2年度につきましては、正規職員といいますか退職者が、退職予定者、令和元年で退職する方が多くいるということもございます。ですので、部長級が7人ですか、いるんですが、その方たちに対して、今度は再任用ですね。そういう方で採用することによりまして人件費を抑えるというか、当然安くなる、3級になりますので、そういうものが抑えられるというようなこと。 それから、令和2年度につきましては、職員数が5人減っているというようなこともあります。ただ、この5人につきましては、その人数ですね。それを、必要職員数を考えるに当たりまして、通常、退職される方と採用される方のバランスを見るんですが、ただ、中途で辞めていく方もあったということがありまして、その点、人数が減った分下がっているというところが令和2年の、法定外資料の6ページで物件費、賃金を減らされたことに対してのマイナス要因であると考えております。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 ただいまのご説明のとおりで、減ってきたということでありますが、ぜひとも決算ベースでこういった減額、前年比減額というふうな成果をぜひ上げていただきたいと、こういうことで、我々議員が一つの道しるべとさせていただいておりますこちらの議員必携につきましても、人件費の在り方について述べてあります。 その中の一文に、こういった人件費を抑制して住民に還元される経費に振り向けると、このようになっているということでありますが、このことについて、減っているのは確かに2,000万円でありますが、実際に、本来であれば増えていっているわけですよね、何千万か。そうすると、2,000万円以上の本来はそういうふうな効果があったのかなと、このようにも考えられますので、これをほかの住民サービスに、どこかに振り向けていると思いますが、その点で、そういったことを考慮して、そういったところに重点を置いているものがございましたらご紹介願いたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 当然、この人件費だけではなくて、歳出の中で削減されたものも当然ありますが、今議員のご指摘のように、これをこちらに充てるという形でなかなかお示しできないのは、トータルの中で予算を組み立てておりますので、財源として確保できるものについては市全体の中の事業の中で割り振りをしながら進めさせていただきます。 そういうことで、個々の事業に直接というのはちょっとなかなか言いにくいところではございますので、ぜひその辺についてはご理解いただきたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) そのほか。 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 現在、伊豆の国市は第3次行革大綱に基づいて行政改革を進めているわけですけれども、その中で、先ほど副市長のほうも事業の見直しをして経常経費の削減をすると。 それで、令和2年度の予算、歳出ですね。歳出の中で、行革の成果というんですか、行革の成果はどんなところに反映をされているんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 直接これにという形ではもちろんないんですが、歳出についてはご承知のとおり、物件費、それから維持補修費、並びに積立金の場合は物がありますので、具体的になかなかお示しできないですが、一つ、タクシー券についても統一した形の中で事業を1つ削減し、福祉タクシーとタクシー券とを合わせた形での運用ということも一つありますが、正直言いまして具体的にこれから、今さっき言いました補助金等の見直しというのも今年度から始めていこうということで考えておりますので、これからそういうことについてもしっかりと意識しながら、経費節減に向けて対応していきたいと思っています。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 先ほど鈴木議員も人件費の件で触れていましたけれども、経常経費の中で人件費の占める割合というのはかなり多いわけで、それというのは結局、行革によって事務事業の見直しをして人件費が減っていくというふうに私は考えているんですけれども、そこら辺の事務事業の見直しについて、この予算というか、この事業の中でどういうものが行革されたのかというふうな内容でお聞きしているんですけれども。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 行政改革の中の成果というのはこれからお示しをさせていただければなと思っているところでございますが、当然、先ほど言いましたように個々の理由によりまして職員の退職される方もいる中で、いわゆる総体的な人数も減ってきている状況でございますので、そんな中で、例えば課の統合ですとかも含めた、来年度どういう形での体制をとっていくのかということで、前もお示しをした、例えば市長戦略部の課の統合ですとか、そういったことも今後考えていきたいと思っております。 その中で、できるだけ人が少なくなった部分を補って、なおかつこれだけの事業、800以上超える事業を進めていかなきゃいけないということがありますので、そこは人の配置を考慮しながら効率的に運用していく、また、個々の職員のスキルアップということで研修も含めてやっておりますので、今、目に見えて数字的にお示しというのはなかなか難しいですが、そういったものを全部総合した形の中で進めていきながら、事業としてはしっかりと担保しながら、かつ、効率的に人の、職員の配置を考慮しながら、その少ない人数の中でも効率的に運営ができるような形の仕組みで対応していきたいと思っています。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、引き続き、市長。
◎市長(小野登志子君) 行革大綱の成果はこれとこれとこれとこれですという、それもまたいずれ出てくるとは思いますけれども、私は、今この行革大綱に取り組んでおります職員を見ていますと、大変、見直しをするというこのこと自体にやはり物すごい努力が要るけれども、その個々の職員のスキルアップに確実につながっていると思っております、考えるということが。 以前、この人件費の問題からどうするかということで、個々の職員のスキルアップを図っていくということが一つ大切だということを申し上げましたけれども、今それは徐々に成果を現してくることと思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) この大綱について、今、行財政改革推進委員会のほうからの答申が出ていて、それをどの程度当局のほうで真剣に受け止めてやっているかということについても非常に私は疑問を抱いているんですが、その点についてはどうなんですか。いろんな答申を受けて、それを確実に実行しているというふうなことなんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 直接、令和2年度予算の歳出の質問ではないかと思いますが、基本的に行政改革大綱を今実行している中で、委員会等へ報告、意見を求めている中で、あまり成果だけを気にしているんではなくて、もっと事務事業の事業自体の改善に向けた取組を進めて、そっちをメインに進めていったほうがいいのではないかと。 ただ改善率がどうしたとか、そういう数字等を追いがちになっているものですから、そういう中で実際の事務事業を効率的にやるにはいかにというふうな取組み方をしたほうがいいという中で、皆さんに資料として事務事業の契約書、あるいは評価書等の参考資料でお渡ししておりますが、それを抜本的に見直しして、あまり職員の行革、行革という中で、そっちのほうに負荷をかけないで実際の業務の改善に向けた取組をというふうなことで、徐々に今改善を、その取組自体の改善もしているところでございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 私、これ歳出で、
ふるさと寄附金の関係で伺いたいんですけれども、予算書だと101ページにその推進事業があるわけなんですが、概要資料の9ページと11ページに関連しているんですけれども、寄附金は令和2年度、2億5,000万円ほど予定しているんですが、基金の取崩しを3億5,000万円ほど予定しています。当初予算の概要のところにあるんですが、それぞれ反射炉の保全や子供のこと、あと医療とか特になしとかって、これは寄附する方が何に使ってほしいですかというところの幾つか項目があって、それに合わせて使うということで3億5,000万円ほど令和2年度は予定しているということなんですが、私、気になるのが、この寄附金を全額基金に積み立てるという形をとっています。それで基金を取崩して、それを今度いろいろな事業に充てるということをしているんですが、実は今、予算書の101ページにある推進事業、
ふるさと寄附金推進事業は1億2,400万円かかっているんですが、これは基金からは取崩していないんですね。 私が言いたいのは、要するに寄附金を全部積んで、それからいろいろな事業をやっていくというけれども、実際その推進事業、返礼品やあるいはいろいろ事務費がかかるんですが、それは市の一般会計から出しているわけですね。そうなりますと、基金積んだのを全部使っちゃうと、結局その返礼に使った推進事業は持出しになってしまうんですね。 だから、私が思うには、基金を全額積んでもいいんですが、その取崩しには、推進事業、返礼品などに使う費用もそこから出すということにしないと、結局一般会計からの持出しになってしまうということが私は見えると思いますので、その点の検討はいかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君)
ふるさと寄附金につきましては、総務省のほうからいろいろな形の中で変遷を経て、今現在の形になってきているんですが、現在は返礼品の、要は返礼品ですね。そちらが寄附額の30%以内というふうなことで、今議員がおっしゃられたそれ以外の事務手数料というか事務費、これは返礼品の額と事務費合わせまして50%以内というふうなことで約束されているんですが、その中の事務費については寄附金の一部を充てるというふうなことを考えたらというふうなことでよろしいんですよね。 基本的には、寄附を頂いた方については各項目、例えば韮山反射炉とか文化財、あるいは教育関係とか、そういうご指定をほとんどの方がしてございます。特になしという方もおりますが、基本的には何々に使ってほしいですよという中で寄附を頂いておりますので、基本的な考え方としては、その一部を事務費に充てて残りを使うということではなくて、考え方は、寄附を頂いた方の意思を尊重してその事業に向けていくべきではないかと。ちょっと調べないと分かりませんけれども、私はそういう形で今考えております。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 基本は市外の人からの寄附ですので、それをどのようにやっているかというのがこの11ページに載っている、このような形に充てましたよということなんですけれども、これ、
ふるさと寄附金の基金を見たときに、積立ては寄附金を全額入れて、それで取崩しはその事業に全部充ててしまうと、結局その事務費が持出しになってしまうということですので、この取崩しの額の中には当然、推進事業の返礼品やそういう事務費の分もこの基金から取崩さないと、一般会計からの持出しになってしまうのではないか。そうでなくても財政が圧迫している中で、有効にその基金を使うのであれば、基金の中から下ろすように、引落としする形が私はいいかと思います。 この基金の、ふるさと応援基金ですか、これ、令和2年度は2億5,000万103円積んで、繰入金が3億5,200万円ですが、この3億5,200万円は11ページにあるようにいろんなもろもろのことに使うということになっていますので、これですと本当に持出し、事務費は持出し、返礼品も持出しとなりますので、この基金の中から取崩すということにしてはどうかということで。分かりましたでしょうか、言っていることは。今後そのようにしたほうが私は分かりやすいかと思いますけれども、どうでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 今言われたことの内容についてはある程度理解はさせていただいたつもりなんですが、基本的に基金の目的としての事業に、要は事務費、返礼品を差引いた金額を充てなさいと、あとのやつは事務費に充てたほうがいいんじゃないですかというふうな話だと思うんですが、結果的に会計の中では同じ形になりますので、これ、お金の動きは同じ形になりますので、考え方としては、寄附を頂いた方のご意向、仮に10万円は教育関係に寄附したいという意向で寄附されていますので、その10万円分を教育関係の予算の財源に充てていくというのがこの寄附された方の目的に合った使い方だとは考えます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 今、戦略部長が言う、分かります、理解できますけれども、財政的なやりくりを考えた場合には、10万円もらったら10万円それに使いますということが基本なんですけれども、10万円もらいましたけれども経費がかかりますのでこれだけを使いますということで割り切れば、全額をそれに充てなくても私はいいかなと思いますよ。 そういう考え方で、それはありがたく使いますけれども、経費もかかっていますのでこれだけを入れますということで、使いますということにすれば、そうじゃないと本当に持出しになっていくということに、だから、初めから2億5,000万円もらったから、寄附されたから2億5,000万円全てをこの事業に何かやっていくのではなく、その半額ぐらいを充てますということにしちゃえば私はいいかと思うんですね。あれなんですか、そういうことをしちゃ駄目ということなんですか。規定がそこまであるのかどうか。 私は本当に、寄附金は本当に歳入としてはありがたいものですので有効に使うべきだと思いますけれども、経費がかかっているということを考えますと、持出しにならないようにしたほうがいいと思いますけれども、どうでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 例えば令和元年度に1億円前後でふるさと寄附を頂いたと仮定しまして、それで令和2年度に1億円そのまま使っていると事務費が持出しになるんじゃないかと、そういうことですよね。 極端な話をしますと、例えば1億円
ふるさと寄附金を頂いて、令和2年度に5,000万円、半分をいろんな事業に充当します、残りの5,000万円は基金として積立てを続けろという、そういうことなんでしょうかね。 積立てをしない以外には、基本的に一般会計から持出し、事務費を充てようが、
ふるさと寄附金の寄附分を事務の財源として充当しても、一般会計トータル的にはあまり意味がないというか、イコールになってしまう。逆に、寄附いただいた方の意思が半分、2分の1しかその事業には充当されていないというふうな考え方になろうかと思いますので、そういう形で先ほどから答弁させていただいているというふうなことでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございますか。 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 12番、梅原です。 私は教育費についてちょっとお尋ねしたいと思うんですけれども、法定外のところに款別内訳というのがあるんですけれども、その10款の教育費、7.3%増ということで、今年度が8.4%ですか、構成比が。それで、来年度はそれが9.5%になると。近隣の市町を見ますと、大体教育費は10から12%ぐらいで、ちょっと少ないなと思っていたんですけれども、ここへきてちょっと上がってきていると。 それで、今年の特徴として、生活教育環境整備予算ということでうたわれておりまして、教育ICT利活用事業とか、あるいは韮山南小学校大規模改修事業、要するにトイレの改修であるとか校舎の外壁工事であるとか、あるいはインターネットの整備、それからデジタル教科書の導入に伴ういろいろな費用とか、結局ほとんどが、この増加分というのはハード面ではないかというふうな気がするんですね。 それで、そう考えるとちょっと、じゃソフト面はどうかなというふうな心配があるわけです。ICT教育が導入されてプログラミング教育、それから英語教育もここへきて低い学年にも移ってくるわけですね。それから、そういったもろもろのことがあって、このソフト面の充実ということで、教育部のほうでは何か目当てというかビジョンというか、そういったものがあればお示しいただければと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 教育部長。
◎教育部長(山口和久君) 見えている部分はハード面といいますか、基本的にそちらがないと事業が進まないというようなものをやらせていただいていると思っています。 また、ソフト面という言葉になるかどうかはあれですが、保育園の助成というか、いわゆる助成費等も増えておりますので、人間というか子供さんにかかっている費用は、前年比5,000万円は増えているとは思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 梅原です。 その辺がどうなのかなということなんですよね。例えば、英語は従来5年生、6年生だったものが、小学校で、3年、4年から始まるとか、それから、昨日の議案第9号でしたっけ、放課後児童教室ですね。大分拡充されてきていますよね。人数も増えて、教室も増えてきていると。その辺の人員配置とかもちょっと心配になるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 教育部長。
◎教育部長(山口和久君) そちらも今、募集等をかけて、継続的に募集をかけております。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) ともすればハードのほうに目が行きがちだと思うんですね。確かにハードを整備しないとソフトも進まないという部分もあるかとは思うんですけれども、やっぱりその辺、きちっとビジョンを立てて、市内の小・中学生の教育のレベルが下がらないようにぜひご努力をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、次に14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 歳入のほうなどでも何度も今日は出ておりますけれども、経常的経費の中の物件費についてもう少し聞いておきたいんですけれども、歳出の抑制、自主財源を初めとした収入の見込みというのが急激に見込めるようなやっぱり状況にない中での歳出の削減、縮減というのは非常に大きな課題で、その中でも物件費、補助費と人件費、この3つについて圧縮を段階的に、計画的に、目標を持ってやっていくということに中期財政計画ではなっていると思うんですけれども、令和2年度については、物件費の中の賃金が人件費のほうに移動しましたよね。 それで、本来ですと5億4,000万円でしたか、が減額になる、前年対比5億円減額になるところですけれども、約3億円の減額にとどまっている。要は、2億円まだ増えることになるというふうに思いますけれども、令和2年度についてのこの物件費が前年比より2億円増える主な理由、要因はどこにあるんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 昨年度に比較して大分増えているというふうなことで、一番大きなのは、皆さん、先ほどから説明させていただいているとおり、広域のごみの関係の負担金が昨年度からすれば10倍ですか、昨年度は何千万単位でありますので、それが一番大きな要因になります。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 伊豆市との広域ごみの建設に向けての負担金というものがこの物件費の中に分類されるということで、では、ごみの関係につきましては、今後この負担金という形で出ていくことになるという理解でよろしいのでしょうか、その辺。今後その辺がどんな形に、どんな額的なものになっていくのか、大まかを少しお話しいただければと思うのが1点。 それと、物件費の中には委託料が入ると思うんですけれども、やっぱり物件費の中では、今までの賃金以外というと委託料が大幅な額を占めるというふうに思うんですけれども、この辺、委託料についてはそんなに増えている傾向ということではないのかどうかということをお聞かせいただきたいんです。 それと、それは令和2年度の予算について分析したいという点での質問なんですけれども、先ほど来から部長、副市長のほうから、物件費の圧縮はこれからの公共施設の再配置での圧縮や行革による圧縮で、行革の中でですか、補助金の見直しをやっていくということで、圧縮をしていく予定となっているんですけれども、それはそれで当然やっていくのはいいんですけれども、昨年9月に出されました中期財政計画の中では、物件費が他の類似団体と比較して伊豆の国市は多いという傾向があるというのが示されているんですけれども、私はまずここを、他の類似団体とうちが、なぜ物件費が多いのかというところの分析をきちんとした上じゃないと圧縮できないのではないかなというふうに思うんですね。根本的には何が違うのかと。その上で先ほど来言ったところをやっていくということをやっていかないとと思いますが、その辺はどうお考えでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 最初の広域のごみ処理の関係の負担金の関係です。 今、建設が始まりまして、建設費の負担金というふうなことで、令和4年完成までは建設費の負担金。以降、運営が始まりますと運営費負担金と名前が変わりますが、基本的には負担金で支払いをしていくというふうな形になります。 それで、物件費を他の自治体と比較してというふうなことで、この中期財政計画シミュレーションをしていく中で、ごみの関係で、広域の処理施設ができれば焼却場については閉鎖するという中で、それを見越しますと大分維持管理費は、運営負担金と比べまして維持管理費は抑えられていくというふうな予測が成り立っています。 し尿処理場につきましても、建設費はちょっと除きますと、運営費につきましては当然2つが1つになるというふうな中で安くなっていくということで、一番お金がかかるような施設ですので、そういうやつがまず統合されれば経費は今よりは大分安くなっていくというのが
中期財政計画の中で予想をさせていただいているところでございます。 それで、本年度の委託料につきましては、各種の長期契約の、例えば給食調理業務だとかそういう長期契約の更新年度というか、来年度からまた何年間の長期契約というのがたまたま重なっている年というふうなことで、そういうことで、入札前なものですから、それが積み重なると前年度よりは予算的には膨らんでいるというのが一つの要因。あと、広域で風疹の委託だとか各種電算関係のシステムの運用だとか、そういう長期契約のやつが若干増えているというのが積み重なっていまして増えているというのが現状でございます。それで、今後、契約更新に当たり入札等を行えばその辺の差額が出てくるのかなというふうな、若干だけど出てくるのかなというふうなことでございます。 ごめんなさい。先ほどの広域の負担金について、物件費というふうなことで説明させていただきましたが、間違いでした。ごめんなさい。大変失礼いたしました。 〔「補助費」の声あり〕
◎市長戦略部長(杉山清君) 補助費のほうのくくりだそうで。 そういうことで、物件費が増えている理由は、そういう形の積み重ねと、昨年度はなかった予防接種事業だとかそういうのが現実的には増えているというふうなことでございます。 あと、給食の関係で、給食費等の値上げを予定しているというふうなことで、そういう賄い材料費等も物件費に入ってくるというふうなことで、約1割ぐらいでしたか、そういう形の中で積み重ねの結果、こういう形になっているというふうなことでございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 先ほどの三好議員のほうからの物件費の分析ということについて、他の自治体との比較と。これは当然やっていかなきゃならないし今までもやっておりますが、ただ、139の公共施設を持っているということに鑑みますと、元の旧町の3町の自治体ごとに同じ施設が3つあるというふうな部分というものは、正直言いまして、公共施設再配置計画の中にもうたわせていただきましたが、数としては多過ぎ、面積的にも多いというのが、これは他の自治体と比較しても明らかでございます。 ですので、面積からするともう少し削減できるんじゃないかという部分がございます。それによって物件費というのは大幅に減額できるということは間違いございません。ただ、先ほど来言っていますように、ただ数を減らすのではなくて、やはり市民のほうにもご理解をいただきながら、類似の施設ごとにしっかりとしたプロセスの下に説明をし、現状を把握した上で皆さんにご理解をいただきながら削減をしていく。また、整理統合、縮減というふうな形の中で方針が出ておりますので、それをやることによって確実に物件費というのは下がっていくということがございます。 ですので、先ほど来、市民サービス的なものも含めてしっかりと検証はしていくものの、健全な財政を維持しながらこれだけの施設を維持していくというのは絶対無理だということは間違いございません。ですので、その立場に立ちながら、市民に理解をいただきながら、やはり伊豆の国市の規模に合った公共施設というものを公共施設再配置計画の中でうたっておりますので、それを粛々とやっていくこと自体で物件費の削減にもつながる、また、健全財政の運営にもつながっていくということで考えておりますので、これからはその辺の部分を含めて、市民に理解いただきながら施設ごとにしっかりとしたプロセス、また計画等を踏まえて進めていくという必要があると思っている次第でございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。 13番、柴田議員。
◆13番(柴田三敏君) 13番、柴田です。 市長の施政方針にもございましたけれども、6ページに若年患者等の支援のための妊孕性温存治療、それから在宅療養生活に関する費用の一部に対して助成してまいりますと。私も約1か月近く入院したり通院したりしたわけですけれども、大変、私の年代は結構なんですけれども、本当に若年者の目に余る、特に小児がんですね。そういった方々を、私よりもはるかに若い40歳未満の方々を大変数多く目にして、目に涙することもございました。そこに初めて今年から、82万3,000円ですか、これを投じられて、そういった新しい子供が人生を楽しく生きられる社会ということで、大変にすばらしいことだと思います。 そして、併せて、個人的なことを言ったらあれなんですが、私が一つ苦労したのは、やはり病院の都合といいますか、いろんな、大変、2人に1人ががんの時代と言われる時代になりまして、やはり自分の家に一旦戻ってこなければいけないと。そのときに、家族の方の気苦労、あるいはどうしても独りでお住まいの方も含めて、特に市長は十数年県会議員を務められましたので、当然その時代に長泉町にある、国立病院をしのぐランキングの長泉のがんセンターがございます。当然、県でやってございます関係上、先生は優秀な医師が今集中しているわけですけれども、その方々の退職年齢というのが当然公務員であるわけです。 優秀な方も退職していく中で、特にがんセンターというのは私ども伊豆の国市との距離関係、縦貫道との関係もありまして、全国から押し寄せてくる、頼ってくる病院、非常に飛行機に乗って来たり新幹線に乗って来たりしている人が多いわけですね。私どもだったら本当に車で行けば30分ちょっとで行ける距離であるということですので、ぜひ市長に、ここまで発案された市民に対する、含めた温かい思いやりでしたり、退院された後にやはりある程度受け入れてくれる施設、そういったものを県立がんセンターとまたいろんな意味で相談されて、受け入れる施設、私はちょっと若干恵まれた部分があったんですけれども、受け入れる施設がやっぱり必要になってくる時代にちょっと入ってくるんじゃないかなと思っています。 やはりいきなり自分の家へ戻っても大変な思いをする方がいらっしゃいますので、その辺含めて、令和2年に初めて当初予算を作られましたけれども、それ以降に向けて、ぜひまた市長の幅広い、県に対するいろいろな要望事項、あるいはそういった折の中にぜひ会議を含めてご相談されて、来年以降、小児がんも含めた、あるいはがん患者医療用補正具購入費の助成、また若年患者の妊孕性温存治療を含めた、こういったことも非常に考慮されているわけでございますので、併せて退院後のそういった新しい施設、そういったものも伊豆の国市、あるいは近隣にぜひ目を向けていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長。
◎市長(小野登志子君) がん患者に特化した後方支援病院、そういうもののご提案と受け止めます。 このがん患者に特化したというのは、実は本当にああ、そうなのかと、確かに私もお正月に、これは順天堂さんですけれども、友達が大勢がんで入院しておりまして、そこに行ったときに、ああ、本当にこれは大変なことと思いました。 しかし、がん患者というのはある程度治る方、それからいろんな方法で治す方もありまして、非常に専門的なものでありますので、やはり個人的なグループホーム、そういうものはもう全く無理だと思っております。これはやはりがん患者に特化した後方支援病院、あるいは病棟、病室、そういうものを用意できないかということはこれから県の市長会、あるいは各病院の院長先生方とお話をしてみたい、とても大切なことだと思いました。ありがとうございます。
○議長(古屋鋭治君) 13番、柴田議員。
◆13番(柴田三敏君) 13番、柴田です。 ありがとうございます。非常に私もうまく説明できませんでしたけれども、そういった時代に少し入ってきておりますので、ぜひ、がんセンターも近くにありますので、このことも少し考えておるようでございます。ひとつ今後ともよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。よろしいですか。 〔発言する者なし〕
○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の各常任委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。 ここで各委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第24号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第3、議案第24号 令和2年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市民福祉部長に求めます。 市民福祉部長。 〔市民福祉部長 杉山義浩君登壇〕
◎市民福祉部長(杉山義浩君) それでは、特別会計予算の1ページをお願いいたします。 議案第24号 令和2年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計予算についてご説明いたします。 既に予算案の説明勉強会にて個々の事業についてはご説明させていただきましたので、本日は概要につきまして説明をさせていただきます。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億5,000万円と定めております。 第2条では、一時借入金の最高額を1億円と定めております。 第3条では、歳出予算の流用について規定をしております。 次に、4ページ、5ページをお願いいたします。 第1表の歳入歳出予算の歳入であります。 1款1項国民健康保険税、一般被保険者分と退職被保険者分を合わせまして12億801万8,000円としております。この予算額は、一般被保険者、退職被保険者それぞれの被保険者数を推計し、国民健康保険税条例の一部を改正する条例により見直す予定税率で計上をさせていただいております。 2款使用料及び手数料、1項手数料80万1,000円は、督促手数料が主なもので、収納実績を基に計上しております。 3款国庫支出金、1項国庫補助金1,000円は、災害臨時特例補助金の科目設定のみであります。 4款1項療養給付費等交付金1,000円も、過年度分の精算金であります。 5款県支出金、1項県補助金39億3,846万3,000円です。これは保険給付費等交付金(普通交付金)38億775万1,000円と保険給付費等交付金(特別交付金)1億3,071万2,000円となっております。 6款財産収入、1項財産運用収入22万4,000円は、事業基金の運用益であります。 7款繰入金は、1項一般会計繰入金、2項基金繰入金を合わせまして4億6,847万3,000円です。保険者支援及び保険税軽減分に対する保険基盤安定繰入金や出産育児一時金、職員給与費等繰入金、財政安定化支援事業繰入金のほか、その他繰入金となっております。また、昨年度と同様に、国民健康保険事業基金からの繰入れを計上しております。 8款1項繰越金は2,000万円を計上しています。 9款諸収入は、1項延滞金及び過料、2項雑入を合わせまして1,401万9,000円で、実績に基づき計上をしております。 以上、歳入合計は56億5,000万円であります。 続きまして、5ページの歳出になります。 1款総務費は、1項総務管理費、2項徴税費、3項運営協議会費まで合わせまして7,767万6,000円であります。 2款保険給付費は、1項療養諸費、2項高額療養費、3項移送費、4項出産育児諸費、5項葬祭諸費まで合わせまして38億3,796万4,000円であります。 3款国民健康保険事業費納付金、1項事業費納付金医療給付費分、2項事業費納付金後期高齢者支援金等分、3項事業費納付金介護納付金分まで合わせまして16億3,374万2,000円であり、県への納付金であります。 4款1項共同事業拠出金は3,000円です。 5款1項財政安定化基金拠出金は1,000円です。 6款1項保健事業費7,510万2,000円は、疾病予防事業1,781万円と特定健診・保健指導事業5,729万2,000円であります。 7款1項基金積立金22万5,000円は、事業基金への積立金であります。 8款公債費、1項一般公債費1,000円は、一時借入金の利子であります。 9款諸支出金、1項償還金及び還付金と2項繰出金を合わせまして1,528万6,000円は、保険税の過年度還付等の発生を見込んだものであります。 10款1項予備費1,000万円であります。 歳出合計は56億5,000万円であります。また、前年度対比では、歳入歳出とも8,000万円の減額となっております。 次に、38ページの給与費明細書をお願いいたします。 1の特別職等は国保運営協議会の委員14名の報酬、2の一般職は職員6名と
会計年度任用職員5名分の給与費明細であります。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わります。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 冒頭申し上げましたように、特別会計についても大綱での質疑をお願いいたします。 それでは、発言のある方、挙手願います。 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 国民健康保険特別会計の特徴というか、前年度の比較の中では被保険者数の減少がある、それに関しての国保税が少なくなること、また、県への納付金も少なくなるとかという、そういう、見れば大方理解できるものがあるんですけれども、その中でちょっとよく分からない点があるので1点聞きたいんですけれども、5款の県支出金なんですけれども、前年対比で約3,000万円の増額予算となっていると思うんですけれども、それと、予算書の中の説明欄を見ますと、その県支出金の中の特に特別交付金の内訳が随分細かくなっています。 今までは1本、普通交付税と特別交付税1本ずつだったんですけれども、特別交付税のほうが随分、4つに分かれて金額が示されているんですが、県支出金が何か、交付内容とかが変わるのかどうか、その辺の説明をいただきたいと思います。 それから、国保の広域化は、令和2年度は3年目でよかったでしょうか。 それで、広域化の前によくいろいろな情報というか、ニュースとか流れる中で、国保税の県単位化、県で統一した料金にするというのがあって、県によってはもう既にスタート当初から統一されている県もあるんでしょうか。その辺ちょっと把握し切れておりませんが、静岡県については、今はそれぞれの保険者が保険税を決めて徴収するという形を取っていると思うんですけれども、今後、静岡県は、国保税の統一化についてはどういう考え方を持っているのでしょうか。 伊豆の国市は、スタート当初は変更なし、税率変更なしでスタートし、去年は多少いろいろ細かく変わって、全体としては引下がるような保険税率に設定されておりますが、今後、県単位化となりますと、どうしても引き上がるのではないかという懸念がありますので、その辺はどのように捉えておいたらいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(杉山義浩君) 5款の県支出金のほうですけれども、内容的には3,000万円ほど増えているというような形になっております。 これは、実は被保険者が減少している中ではありますけれども、総医療費等が減少していないというような形で、総医療費のほうも1人当たりの単価ですね。7割分ですね。皆さんは3割分なんですけれども、市のほうは7割分のお金のほうを負担しておりますけれども、その7割分の負担のほうで1人当たり単価が約2万円ほど増えております。予算ベースで今考えているのが、2万261円ほど7割分のものが増えているというようなことが一つあるということでして、実は、今年度の部分については平成30年度実績でまず計上したということと、前年度の当初予算が、少しここの見方が過少であったというようなことで、ある程度実績ベースで予想、推計をした形の中で今回増えたというようなことになっております。 それと、県単位の統一化のほうですけれども、まだ現時点では明確な方向性というのは出ていません。ただ、その辺のアンケートというのは一部ありました。だから、将来的にはもしかすると統一がされていくのかなというような想像はしておりますが、現時点ではまだ明確に決まっているということはございません。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございますか。よろしいですか。 〔発言する者なし〕
○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第25号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第4、議案第25号 令和2年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を市民福祉部長に求めます。 市民福祉部長。 〔市民福祉部長 杉山義浩君登壇〕
◎市民福祉部長(杉山義浩君) それでは、特別会計予算の45ページをお願いいたします。 議案第25号 令和2年度伊豆の国市
後期高齢者医療特別会計についてご説明いたします。 第1項では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6億2,800万円と定めております。 次に、48、49ページをお願いいたします。 第1
表歳入歳出予算の歳入です。 1款1項
後期高齢者医療保険料5億1,281万6,000円です。保険料は静岡県
後期高齢者医療広域連合が決定した保険料率で市が徴収するものであります。 2款繰入金、1項一般会計繰入金1億1,364万3,000円です。この繰入れは、保険料の軽減に対する保険基盤安定繰入金を一般会計から繰り入れるものであります。なお、この繰入金は、県が4分の3、市が4分の1を負担しております。 3款使用料及び手数料、1項手数料12万円は、督促手数料であります。 4款1項繰越金1,000円です。 5款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料と2項償還金及び還付加算金を合わせまして142万円としております。 歳入合計は6億2,800万円であります。 次に、歳出になります。 右の49ページをお願いいたします。 1款1項
後期高齢者医療広域連合納付金6億2,666万円です。収納した保険料や延滞金と一般会計から繰り入れた
基盤安定負担金を広域連合に納付金として納めるものであります。 2款諸支出金、1項償還金及び還付加算金と2項繰出金を合わせまして134万円としております。1項償還金及び還付加算金は、過年度分の保険料の還付金で、2項繰出金は、督促手数料を一般会計に繰り出すものであります。 歳出の合計は6億2,800万円であります。 また、前年度対比では、歳入歳出とも4,700万円の増額となっております。 以上で
後期高齢者医療特別会計の予算の説明を終わります。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第26号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第5、議案第26号 令和2年度伊豆の国市
介護保険特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を福祉事務所長に求めます。 福祉事務所長。 〔福祉事務所長 吉永朋子君登壇〕
◎福祉事務所長(吉永朋子君) それでは、議案第26号 令和2年度伊豆の国市
介護保険特別会計予算について説明させていただきます。 なお、既に勉強会で事項別明細について説明させていただいておりますので、ここでは概要説明とさせていただきます。 それでは、特別会計予算書の61ページをお願いいたします。 第1条では、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億7,200万円としております。 第2条では、歳出予算の流用について規定しております。 次に、64ページをお願いいたします。 第1
表歳入歳出予算の歳入であります。 歳入の1款保険料、1項介護保険料は9億128万8,000円を計上いたしました。これは65歳以上の第1号被保険者の保険料で、第7期介護保険事業計画で算出した基準月額を5,100円、被保険者数を1万5,872人と見込み算定しております。 2款使用料及び手数料、1項手数料の10万円は督促手数料であります。 3款国庫支出金は、1項国庫負担金と2項国庫補助金を合わせまして10億1,902万9,000円の計上となっております。これは、歳出2款の保険給付費と3款の地域支援事業に対し定められたそれぞれの負担割合により算出したものであります。 4款1項支払基金交付金の12億1,220万5,000円ですが、この交付金は40歳から65歳未満の第2号被保険者の保険料であり、歳出2款及び3款1項の事業費を対象に定められた負担割合に応じて算出したものであります。 5款県支出金は、1項県負担金と2項県補助金を合わせまして6億6,880万6,000円を計上いたしました。こちらにつきましても、各負担割合により算出したものであります。 6款財産収入、1項財産運用収入の13万3,000円は、介護給付費準備基金の利子であります。 7款繰入金は、1項一般会計繰入金と2項基金繰入金を合わせまして8億6,743万5,000円を計上いたしました。1項一般会計繰入金は、歳出の介護給付費及び地域支援事業費の市負担分の繰入れのほか、職員給与や事務費等の全額を繰り入れるものであります。また、2項基金繰入金については、介護保険料負担分の不足額を介護給付費準備基金から繰り入れるものであります。 8款1項寄附金の1,000円につきましては、科目設定の予算であります。 9款1項繰越金は300万円を計上いたしました。 10款諸収入は、1項延滞金加算金及び過料と2項雑入を合わせまして3,000円を計上しております。これは、それぞれの科目設定となります。 以上、歳入合計は46億7,200万円となっております。 続きまして、右の65ページをお願いいたします。 歳出であります。 1款総務費は、1項総務管理費から3項介護認定審査会費まで合わせまして7,145万6,000円であります。主なものは、職員の人件費と介護認定審査に必要な主治医の意見書料、介護認定調査経費であります。 2款保険給付費は、1項介護サービス等諸費から6項特定入所者介護サービス等費まで合わせまして42億9,436万5,000円となっております。保険給付費の予算額につきましては、原則として第7期介護保険事業計画で算出したサービスごとの額を計上しております。主なものは、ホームヘルプサービスやデイサービス等の居宅介護サービス給付費、特別養護老人ホーム入所費等の施設介護サービス給付費、小規模特養グループホーム入所費等の地域密着型介護サービス給付費、ケアプラン作成費である居宅介護サービス計画給付費、施設入所等に係る利用者負担を軽減する特定入所者介護サービス費であります。 3款地域支援事業費は、1項介護予防・生活支援サービス事業費と2項包括的支援事業費を合わせまして3億303万8,000円となります。主なものは、総合事業に係る介護予防・生活支援サービス給付事業の訪問型・通所型のサービス給付費、3つの日常生活圏域に設置されている地域包括支援センターの委託料などとなっております。 4款1項基金積立金の13万3,000円は、歳入にあります介護給付費準備基金の利子を積み立てるものです。 5款諸支出金は、1項償還金及び還付金と2項繰出金を合わせまして200万8,000円を計上しております。主なものは、第1号被保険者保険料の過年度還付金であります。 6款1項予備費は100万円を計上いたしました。 以上、歳出合計は46億7,200万円となっております。 次に、102ページをお願いいたします。 給与費明細書となります。 1の特別職等につきましては、介護保険運営協議会委員や介護認定審査会委員等41名、2の一般職職員につきましては、9名分の給与費明細であります。 最後になりますが、108ページをお願いいたします。 債務負担行為についてであります。 令和元年度議決済みに係る分として、第8期介護保険事業計画(令和3年度から令和5年度)策定に当たり、計画調査業務委託料303万5,000円を支出予定としております。 また、平成29年度議決済みに係る分として、
地域包括支援センター運営委託料を令和2年度に6,484万円支出予定としております。 以上で説明を終わらせていただきます。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 令和2年度の予算につきましては、今所長のほうからもあったと思うんですけれども介護保険計画7期計画の3年目ということで、介護保険制度も始まってもう21年ということで、かなり市民というか利用者には浸透してきたというふうに思っているんですけれども、令和2年度の予算全体としては3億2,500万円の増額となっていますけれども、特徴というか、被保険者数は傾向としては減っているのか増えているのか、保険料が今2,400万円ほど減額になっていますけれども被保険者の傾向、そして、保険給付費は3億円ぐらい増えておりますので、1人当たりの保険給付費というのは増えている傾向にあるのかなというふうに推察しているんですけれども、全体予算が膨らんでいる要因は何でしょうか。 それと、すみません、ついでに、一緒に、令和2年度の予算に関わって、介護保険制度というのは本当にいろいろと変わっていきますので、令和2年度の中で制度として変わること、それが予算にどんな形で反映されているのか、その辺についても伺いたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) まず、保険料の関係で、被保険者は増えているんですけれども、ここで2,400万円保険料が減っているということなんですが、こちらにつきましては、勉強会のときにちょっと説明をさせていただいたんですが、第1段階から第3段階の方々に対しまして保険料の減免といいますか、そういう国の制度がございまして、令和2年度につきましては基準額が5段階の年間で6万1,200円のところが、第1段階の方につきましてはその基準額の0.3になりますので、年額1万8,300円になるんですね。それで、第2段階の方が3万600円になります。それで、第3段階の方が4万2,800円となりまして、その部分について国・県・市のほうから補填をされるものですから、この保険、被保険者自体は増えていますけれども、その部分、減額されているのは1段階から3段階の方の分で減っているということになります。 それで、全体的に、先ほど議員のほうもおっしゃってくださったように、第7期の事業計画のほうで、3年間の見込みで全て給付費は計算しておりますので、それで7期のほうでは約3億円ですね。給付費は全て事業計画の中から引っ張ってきていますので、そちらで毎年増えるという形で、もちろん被保険者は増えていますので、その分増えるという予想ということで予算を組んでおります。 それで、1人当たりの給付費が増えているかどうかということなんですが、すみません、ちょっとその辺は手元にちょっと資料がございませんが、もちろん被保険者が増えて使う方が増えれば、その分1人当たりというのは増えていくかなと思いますので、ちょっと資料がなくて、その辺詳しいことはちょっと申し上げられません。申し訳ありません。 令和2年度で制度が変更になったというのは特に聞いておりませんで、ですので、計画の中から全て給付等算定をしておりますので、そこで新たに令和2年度に新しい事業が入ってくれば、その中で予算のほうにも反映させているんですけれども、特に来年度、第8期の介護保険事業計画を作るということで、その部分で増えたりしているところはありますけれども、給付の関係につきましてはおおむね事業計画からということと、来年度、令和2年度に新たに増えるというところは、事業として増えているところはございません。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 大体分かりました。それで、この後やる令和元年度の補正予算、これから審査しますけれども、たしか保険給付費は減額補正を組んでいるというふうに思うんです。それが理由で、ちょっといっぱい言っていただいて、全部分かっていないんですけれども。 傾向としては、それは、令和元年度は特に理由があったという説明なんですけれども、傾向として保険給付費というのは減ってきているのかなというふうに、あまり根拠はないんですけれども思っているんですけれども、でも、予算の段階では計画の数値を計上しているということで、減額をされていくことはあるということですね。所長としては、保険給付費についての傾向についてはどのように受け止めているでしょうか。 それで、恐らくこの3年間で基金繰入れというのは予定よりも減額されていると思うんですけれども、ぜひそれは第8期のほうで反映をさせていただいて、活用を大いにしていただいて、保険税を抑えていただくということをしていただかなきゃいけないなと思っているので、その辺はきちんと見ていただけるとは思うんですけれども、傾向として、給付費については所長の見解はどうでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) 確かに施設とか、計画の中でこういう施設を造ります。これから補正予算のほうでも説明させていただきますけれども、令和元年度につきましては予定していた施設が年度内にできていませんで、もしそれができているとすると、その部分は少し給付としては伸びたんではないかなと思いますので、全体的な傾向としましては、やはり給付費は計画よりもかなり抑えられている状況にはあるかと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか、ございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。 会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。休憩時間につきましては、13時までといたします。休憩時間、13時までといたします。 以上です。
△休憩 午後零時02分
△再開 午後1時00分
○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
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△補足説明
○議長(古屋鋭治君) 日程第6、議案第27号 令和2年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計予算を議題といたします。 大変失礼しました。議案に入る前に、副市長のほうから発言を求められておりますので、これを許可いたします。 副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 大変恐縮です。先ほど令和2年度の一般会計予算の大綱質問の中で、るるご説明させていただく中で、市長戦略部長のほうで答弁させていただく中に、当然予算編成上の仮定の中で、これから事務事業の見直しをしていくということの中で、ばらまき予算というような表現をさせていただいた部分がございました。これにつきましては、一般論の話の中で、そこだけ切り取っていただくと非常に恐縮なんですが、これはあくまでも、当然この予算につきましては、全ての事業を積み上げ、精査した上での成り立っている事業で間違いございませんので、一般論として、当然予算要求のときから歳入歳出の差が10億円以上ある、それを一つ一つ吟味しながら積み上げて最終的な予算編成をするという過程を経ています。それには、部長以下財政部局のほうも各担当課と相当の協議を重ねた上での予算編成ということでございますので、今の事業自体は、そういった面での積み上げの事業ということの位置づけでありますので、そういった意味で説明したつもりでございますので、ご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) ただいま、先ほどの一般会計の関係での答弁について、その意味合いを説明いただいたということで、ただいまの説明でご理解をいただきたいということの受け止めでよろしいでしょうか。特に訂正はしないと。分かりました。 趣旨の説明だということのようですので、そのように受け止めていただければと思います。
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△議案第27号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) それでは、日程第6、議案第27号 令和2年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を経済環境部長に求めます。 経済環境部長。 〔経済環境部長 岡本 勉君登壇〕
◎経済環境部長(岡本勉君) それでは、議案第27号 令和2年度伊豆の国市楠木及び
天野揚水場管理特別会計予算につきまして、説明いたします。 特別会計予算書109ページをお願いいたします。 本会計の歳入歳出予算額を、それぞれ1,400万円としております。 次に、112ページをお願いいたします。 第1
表歳入歳出予算です。歳入は、1款財産収入から5款諸収入になっております。主な収入につきましては、3款の一般会計からの繰入金1,398万4,000円となっております。 113ページは、歳出です。 主なものは、1款の維持管理費で1,384万9,000円です。これにつきましては、120ページにあります歳入歳出予算事項別明細書の3、歳出の1款1項1目維持管理費にあります楠木揚水場及び天野揚水場の維持管理に関わる電気料と揚水の取水口のしゅんせつを行う施設管理工事が主なものとなっております。 以上で、説明のほうを終わらせていただきます。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教経済委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、福祉文教経済委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第28号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第7、議案第28号 令和2年度伊豆の国市
水道事業会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を都市整備部長に求めます。 都市整備部長。 〔都市整備部長 西島 功君登壇〕
◎都市整備部長(西島功君) それでは、特別会計予算書125ページをお願いいたします。 議案第28号 令和2年度伊豆の国市
水道事業会計予算の内容を説明させていただきます。 令和2年度より、簡易水道事業を統合した予算内容となっております。 第1条は、総則です。 第2条は、業務の予定量で、給水戸数を1万9,000戸、年間総給水量653万2,200立方メートルとしております。主要な建設工事につきましては、総配水管布設替え工事等で、法定外資料の22、23ページに記載させていただいている事業となっております。 第3条では、収益的収入及び支出を定めております。予定額として、収入は、水道事業収益が7億6,584万9,000円、支出は、水道事業費用として7億5,762万8,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては、128ページをお開きください。 収入の1款1項営業収益は、1目給水収益から3目その他営業収益の合計として6億1,820万円、2項営業外収益は、1目受取利息及び配当金から6目雑収益の合計として1億4,764万8,000円、3項特別利益は、3目過年度損益修正益として1,000円計上しております。 支出につきましては、1款1項の営業費用は、1目原水及び浄水費から7目その他営業費用の合計として7億1,689万2,000円、2項営業外費用は、1目支払利息及び企業債取扱諸費から4目雑支出の合計として3,473万6,000円、3項特別損失及び4項予備費は、それぞれ300万円を計上しております。 125ページにお戻りください。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。予定額として、資本的収入は330万1,000円、資本的支出は4億8,695万2,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては、129ページをお願いいたします。 収入は、1款2項工事負担金の330万1,000円を計上しております。支出につきましては、1款1項建設改良費は、1目配水設備費から4目機械設備費の合計として4億1,754万6,000円、2項固定資産購入費は、3目工具器具及び備品購入費として330万円、3項企業債償還金は、6,610万6,000円を計上しております。 126ページにお戻りください。 第5条では、一時借入金の限度額を3,000万円と定めております。 第6条では、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、各項相互と定めております。 第7条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、職員給与費で6,950万8,000円としております。 第8条では、たな卸資産の購入限度額を1,200万円としております。 次に、130ページをお開きください。 給与費明細書であります。 特別職として、伊豆の国市水道事業等経営審査会の委員10名分の報酬と、一般職は8名分の給与費明細でございます。前年度の簡易水道事業の1名分が加わり、8名の計上でございます。 次に、133ページをお願いします。 債務負担行為に関する調書であります。水道料金等徴収業務委託については、期間を令和2年度から令和4年度までの3年間で、金額に関しまして、1億2,573万円を限度額として定めております。また、水道事業経営戦略及び水道ビジョン策定業務委託につきましては、期間を令和元年度から令和3年度までの3年間で6,366万8,000円を限度額とし、令和2年度から令和3年度までを4,552万8,000円として定めております。 134ページをお願いいたします。 令和元年度の伊豆の国市上水道事業会計予定貸借対照表になります。 予定貸借対照表は、年度末において水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本を表しております。資産の部では、135ページの上段の二重線、資産合計74億2,241万9,883円であります。また、最下段の二重線に負債の部の負債合計として、18億9,541万9,613円であります。これに、136ページの下から2行目、資本の部の資本合計55億2,700万270円を加えると、その下の二重線の負債資本合計74億2,241万9,883円となり、135ページの上段の資産合計と一致しております。すなわち、資産合計イコール負債合計プラス資本合計となっております。 次に、137ページは、令和元年度の伊豆の国市上水道事業会計予定損益計算書になります。 予定損益計算書は、令和元年度の経営成績を明らかにしたものであり、下から4行目、当年度純利益を1,913万510円のマイナスを見込んでおり、最下段には、当年度末処分利益剰余金を8億6,999万1,641円としております。 138ページから140ページは、令和2年度の伊豆の国市水道事業会計予定貸借対照表になります。 139ページの上段、資産合計78億217万6,870円は、最下段の負債合計25億242万6,037円と、140ページの資本合計52億9,975万833円をプラスした負債資本合計78億217万6,870円と一致しております。 141ページをお願いいたします。 令和2年度の伊豆の国市水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書になります。 1、業務活動によるキャッシュ・フローでは、水道事業の業務活動、主に収支的支出による現金の流れを予定したものであり、1億5,728万9,038円の現金の増加を見込んでおります。 2、投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に資本的支出による固定資産の取得について現金の流れを表したものであり、3億7,934万6,002円のマイナスを見込んでおります。 3、財務活動によるキャッシュ・フローでは、企業債の借入れや償還について予定したものであり、6,610万6,000円の支出を見込んでおります。 したがいまして、4、資金減少額は2億8,816万2,964円の減少となり、5の資金期首残高5億9,663万6,347円から6の資金期末残高3億847万3,383円となります。 以上で、議案第28号の説明とさせていただきます。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 令和2年度の水道事業は、先ほど部長が言いましたように、簡易水道のほうの特別会計が一緒になった、統合されたということなんですが、統合されたことによって、水道事業の収益というか利益が減る形になるかと思うんですが、137ページの損益計算書、これは令和元年度なんですけれども、これではマイナスになっているんですが、令和2年度もマイナスになるということなんでしょうか。その辺、伺います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) ただいまの質問なんですけれども、一番分かりやすいのが、141ページのキャッシュ・フローの計算書になろうかと思います。これが、現金の流れを示しております。先ほど説明しましたが、4のところに、資金の増加額ということですが、これが、マイナスの2億8,816万2,964円ということでございます。これが、令和2年度の現金としては減少していくのではないかという計算書になっております。ですから、最終的には、5番の期首残高が5億九千何がしあるんですけれども、それが、最終的に6の3億800万円程度になるということで、簡易水道が来ることによりまして、やはり2億8,000万円強の現金がなくなっていくと。それだけ経費がかかってくるということでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) そういうことになりますと、今後今の水道料金では続けていけなくなるということになるのかなと思うんですけれども、今部長から、2億8,000万円何がしが、簡水が統合されたことによってこれだけのマイナスが生まれるということなんですが、今まで簡水に対しての一般会計からの繰入れはこれほどなかったと思うんですが、そういう、部長の言う言い方で、2億8,000万円分が簡水の分だということでよろしいんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) 簡単に今お金の流れを示したんですが、これが全て簡水ということではなくて、上水の料金も、マイナスの決算の上に簡水が加わったということで理解していただきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 分かりました。前に簡水が統合するということによって、経営が圧迫されて赤字になるのではないかというのを聞いたことがあるんですが、当面は簡水が入っても、上水道の会計の余裕でカバーできるという話でしたので、そういうことになりますと、何年間かは大丈夫かなと思いますけれども、最後に、何年間かは大丈夫なんでしょうか。それを聞いて、終わります。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) まだ、水道事業には預貯金もあります。その中で今動いているわけですが、預貯金が4億円ほど、それに現在の現金が4億円ほどございますので、8億円の中で来年度の予算がスタートするかと思っております。その中で、2億8,000万円ぐらいが減少していくということで、そういうことを踏まえまして、昨年度から始めている水道事業の経営戦略のほうを今立てておりまして、どういう水道料金が適正であるか、そういうものもしっかりと検討しまして、今後の水道料金に反映していくということになろうかと思います。 先ほどの質問ですが、それが、令和3年まで戦略を立てる。それまでは、十分水道のほうの余裕はあるということでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の総務観光建設委員会に付託することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の総務観光建設委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、総務観光建設委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決につきましては3月13日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第29号の上程、説明、質疑、委員会付託
○議長(古屋鋭治君) 日程第8、議案第29号 令和2年度伊豆の
国市下水道事業会計予算を議題といたします。 本案の内容説明を都市整備部長に求めます。 都市整備部長。 〔都市整備部長 西島 功君登壇〕
◎都市整備部長(西島功君) それでは、特別会計予算書149ページをお願いいたします。 議案第29号 令和2年度伊豆の
国市下水道事業会計予算の内容を説明させていただきます。 第1条は、総則でございます。 第2条は、業務の予定量を定めており、水洗化戸数を1万2,700戸、年間総有収下水量を565万9,000立方メートルとしております。主要な建設改良事業につきましては、伊豆の国市江間地区ほか公共下水道整備事業等で、法定外資料の23ページに記載させていただいている事業となります。 第3条では、収益的収入及び支出の予定額を定めております。予定額としての収入は、下水道事業収益が14億7,212万8,000円、支出は、下水道事業費用として14億4,627万6,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては、152ページをお開きください。 収入の1款1項営業収益は、1目下水道使用料から4目その他営業収益の合計として10億524万3,000円、2項営業外収益は、3目補助金から6目雑収益の合計として4億6,688万5,000円を計上しております。 支出につきましては、1款1項営業費用は、1目管きょ費から9目その他営業費用の合計として12億9,703万9,000円、2項営業外費用は、1目支払利息及び企業債取扱諸費と4目消費税の合計として9,901万9,000円、3項特別損失は、5目その他特別損失として4,721万8,000円、4項予備費は、300万円を計上しております。 149ページにお戻りください。 第4条では、資本的収入及び支出の予定額を定めております。予定額としては、資本的収入は5億5,365万4,000円、資本的支出は8億6,370万3,000円を計上しております。 項別の詳細につきましては、153ページをお願いいたします。 収入の1款資本的収入として、1項企業債は3億2,810万円、2項負担金等、1目受益者負担金として155万4,000円、3項補助金、1目国庫県費補助金として2億2,400万円を計上しております。 支出は、1款1項建設改良費は、1目管路建設費、2目管路改良費の合計としまして4億1,395万円、2項固定資産購入費は、1目有形固定資産購入費、2目無形固定資産購入費の合計としまして1億2,460万4,000円、3項企業債償還金は、3億2,514万9,000円を計上しております。 150ページにお戻りください。 第5条では、企業債を定めております。公共下水道事業債、特定環境保全公共下水道事業債、流域下水道事業債の起債につきましては、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めており、合計3億2,810万円を限度額としております。 第6条では、一時借入金の限度額を5億円と定めております。 第7条では、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を各項相互と定めております。 第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を、職員給与費で4,125万7,000円としております。 第9条では、他会計からの補助金の額を1億4,988万円としております。 次に、154ページをお開きください。 給与費明細書であります。特別職として、伊豆の国市下水道事業運営審議会の委員10名分の報酬と一般職5名分の給与費の明細でございます。 次に、157ページをお願いいたします。 継続費に関する調書であります。官民連携公共下水道整備事業の管路施設詳細設計業務委託料、管路施設施工監理業務委託料及び管路施設整備工事につきまして、令和元年度から令和5年度までの事業費総額24億3,650万円を計上しております。 158ページをお願いいたします。 令和2年度の伊豆の国市下水道事業会計予定開始貸借対照表になります。 予定開始貸借対照表は、令和2年4月1日において下水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本の予定を表示しております。 158ページの最下段は、資産合計139億3,691万327円であります。これは、159ページの下段、負債合計111億3,278万9,031円に、160ページの資本合計28億412万1,296円を加えた負債資本合計139億3,691万327円と一致しております。 161ページから163ページは、令和2年度の伊豆の国市下水道事業会計予定貸借対照表になります。 161ページの資産合計は、138億5,422万1,370円であります。これは、162ページの負債合計110億5,261万5,348円に、163ページの資本合計28億160万6,022円を加えた負債資本合計138億5,422万1,370円と一致しております。 164ページをお願いいたします。 令和2年度伊豆の国市下水道事業会計予定キャッシュ・フロー計算書になります。 1、業務活動によるキャッシュ・フローでは、下水道事業の業務活動、主に収益的支出による現金の流れを予定したものであり、2億7,534万3,596円の現金の増加を見込んでおります。 2、投資活動によるキャッシュ・フローでは、主に資本的支出による固定資産の取得についての現金の流れを表したものであり、2億8,463万2,626円のマイナスを見込んでおります。 3、財務活動によるキャッシュ・フローでは、企業債の借入れや償還について予定したものであり、295万1,000円の増加を見込んでおります。 したがいまして、4の資金減少額は633万8,030円の減少となり、5の資金期首残高1,329万1,886円から4の資金減少額を差し引いたものが6となり、資金期末残高は、695万3,856円を見込んでおります。 以上で、議案第29号の内容説明とさせていただきます。
○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ございますか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 田中です。 下水道事業が企業会計になるということで、令和2年度がその開始の年度なんですけれども、いきなり予算の表示の仕方が変わってきましたので、ちょっと前のと比べにくいんですけれども、今までは、公共下水、公共雨水も含めて事業をやっていましたけれども、この中で、公共下水とか公共雨水の関係は、どこかで分かれているんでしょうか。ちょっとその辺が見えてこないんですが、事業が。 それと、今まで一般会計からの繰入金があって歳入歳出の均衡が図れていたんですが、その辺がちょっと見えてこないんですけれども、150ページに、他会計からの補助金ということで1億4,988万円が載っていますけれども、その前のページの149ページにも、補助金というところで、一番下ですね、資本的収入及び支出のところに、3項に補助金2億2,400万円があるんですが、その辺の関係が少し見えてこないんですが、一般会計からの繰入れは、令和元年度までと大きな差があるのかどうか、その辺を伺います。 キャッシュ・フローによると、期首と期末が600万円ほど減るということは、本来ならば、差額がないように保たれていたのかなと思いますけれども、この分は資産が減っている状況になるのか。一般会計からこの部分は繰入れになるのか、その辺も併せて伺います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) ただいまの質問で、雨水関係と下水関係の予算が分かるかというところでございますが、企業会計で一緒になっておりますので、なかなかこの辺は、表示的には分かりにくいと思います。ただ、一番分かりやすいのが、167ページをお願いいたします。167ページの基礎資料に、上の段のほうの営業収益の2、他会計負担金、ここに3億9,004万4,000円があると思いますが、これ、備考欄に書いてあるとおり、一般会計基準内繰入と書いてございます。これが、雨水の関係でありますとか今までの基準内の繰入れなので、そういう一般会計から繰り入れていいと言われている中の繰入金でございます。その下の営業外収益の3の補助金の3、他会計補助金、これが、一般会計の基準外繰入として1億4,988万円ということになっております。これが、下水道料金では賄い切れないものの一般会計からの繰入れとご理解いただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は所管の総務観光建設委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の総務観光建設委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、総務観光建設委員会委員長にお願いをいたします。本案の採決は3月13日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審査を行い、その審査の経過と結果を3月11日の本会議において報告をお願いいたします。
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△議案第11号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第9、議案第11号 令和元年度伊豆の
国市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 なお、質疑のある方は議案書等のページを述べてから発言をお願いいたします。 それでは、質疑のある方。 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) それでは、12番、梅原です。 3つほどお尋ねしたいことがあるんですけれども、1つずつではまずいですか。一遍に聞いたほうがいいですか。1つずつで、それぞれ3回ずつできるんでしたか。
○議長(古屋鋭治君) できれば、3点一括でやってほしいんですけれども、時間がちょっとかかるようでしたら、1点ずつで結構ですけれども。
◆12番(梅原秀宣君) ちょっと頭の回転が悪いもので、1つずつやらないとということで、なるべく時間をかけないように、すみません。 43ページ。6款1項2目の4、農業施設災害復旧支援事業で、説明欄の19-20被災農業者向け経営体育成支援事業補助金1億1,000万円ほどで、これ、新規の事業ということでございました。それで、昨日の説明では、国が5割、県と市で2割、あと1割が本人負担ということになるんでしょうが、具体的な内容がちょっとよく分からないもので、知り合いの人に説明したりするのに、その辺をちょっと教えていただきたいんですけれども、どういう条件で、どういう人を対象にして、上限はどのぐらいでというふうなことを、分かる範囲で教えていただけたらと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) これは、台風19号におきまして被害を受けた施設、ハウス、多くは暖房機、要するにイチゴとかトマトに使っております暖房機だとか、あとトラクター、農業用の機械を対象としております。対象にならないもの当然ございますが、ほぼその対象になるというものでございまして、現在対象としては、41人が申請をされていまして、件数では164件。1人で幾つかの設備の被害を受けた方がいらっしゃいますので、トータルで164件分の申請を受けております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 梅原議員、挙手を願います。 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 梅原です。 上限金額とかというのはないんですか。それから、主に機械ということなんですけれども、農作物については補償はないというふうなことは前に伺いましたけれども、そうすると、例えばもうばからしいからやっていられないということで、辞めちゃった農家もいるというふうなことでしたけれども、そういうところへの補償もないということでしょうか。すみません、お願いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 上限というのは、当然原状復帰ですので、今ある機械以上のものに対しての補助はありませんので、現状持っているものの機械の修理だとか買換えに対する費用になります。それで、農業を辞めた方への補助ということになりますが、そちらについては、辞めたからということでの補助はございませんが、ただ、施設を被災されました方の施設の中にあります機械とかの処分については、災害普及のほうのごみのほうの、災害ごみのほうに乗せて処分のほうを市のほうで行っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 梅原です。 私の周辺にそういう方々がいるものですから、ちょっと説明をするような場面もあるものですから、これ、周知については、どのようにしているんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 周知は、当然農協と市も行っていますし、国のホームページとかにもございまして、これは、もう受付は終了しておりますので、今後これを受け付けるということはございませんので、そのときに、農業者の方は皆さんネットワークを持っていらっしゃいますので、こういう事業があるよというのは農家の方で情報を共有されていますので、そういう中で、皆さん周知しているという形になります。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 分かりました。 じゃ、あと2つ、まとめて質問させていただきますが、49ページ、道路橋梁費の8款2項2目の韮山跨線橋耐震対策委託料、それからその下の韮2-11号線、韮山跨線橋補修工事。私は毎日この跨線橋を通ってくるんですけれども、去年、これたしか補修工事はやって済んでいるんですけれども、ここでまたこの工事をやるというのはどういうことなのかというのを教えていただきたいということと、それから13ページ、13款1項7目の教育費使用料、反射炉入場料、歳入のほうです。230万円ほど減額ということになっている。私もいろいろ聞いて、なかなか入場者数が増えていかないというふうなことを聞いておりまして、世界遺産に登録された当初は、年間75万人ぐらい来ていたのが、この頃3分の1以下ぐらいにしかなっていないというふうなことも聞いておりますので、その辺の現状をちょっと教えていただけたらと思うんです。よろしくお願いします。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) まず、ご質問の韮山跨線橋の耐震対策の工事でございますが、耐震対策は橋自体の耐震でございますので、橋脚の補強等々の耐震の工事でございます。これは、今年度で事業が完了ということでございます。 もう一点の跨線橋の補修工事でございますが、これは、補修といいますとまた耐震と違いまして、橋脚ではなくて橋梁の桁のほうです。桁のほうの、例えばコンクリートが剥離していたり、そういうところの補修工事でございます。この補修工事は、次年度の工事を前倒しして、ここに補正として載せさせているということでございますので、耐震は今年度で終了。それで、補修が、次年度からやるものを前倒しで、ここで補正で計上させていただいたものでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、次に教育部参与。
◎教育部参与(小森茂君) 私のほうからは、13ページの文化財施設の反射炉入場料230万円の減額というほうのことと、入場者数の関係をお答えさせていただきたいと思いますが、まず、入場料です。当初見込んでいた入場料より、どうも落ち込むということで、その辺が、1月までの実績から3月末までに入る方等を試算しまして、230万円ぐらい減額するだろう、入場料としての収入が減るだろうということで、一応補正をかけさせていただいております。 なお、入場者数の関係ですが、この3月末までに、たしか概算だったんですが、19万人ちょっとぐらいの見込みしか立たないと、1月までの実績で。そういう形であります。そこら辺の原因としましては、昨年の10月の台風以降の入場者数ががくんと減っている。ここはもう復活のしようがないと。年明けから、今まさに騒がれておりますコロナウイルスの関係で、外国人の方とかも少し少ないのではないか。ただ、日本人の方も、外に出ることを、ちょっと足止めしているような形で減っているということから、入場料の減額はさせていただきました。 なお、反射炉の入場者数も、前年度21万人ほど来まして、令和元年も20万人以上を目標にしておりましたが、そこは少し、そこまでいかないのではないかなという予想を立てさせていただいております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 先に反射炉のほうについて、確かに河津桜も減っていると、コロナウイルスの影響で、10分の1じゃないかなんていうことも聞いているんですけれども、ただ、今年は静岡DCもあって、一応そういうアピールもしてきたわけなんです。どうしてもこういう施設というのは、年数がたてばだんだん落ち込んでくるというのは仕方ないんですけれども、それにしてもちょっと落ち込み方が激しいんじゃないかなと。ただ、世界遺産だから来てくださいよと言うだけでは、なかなか入場料収入が上がっていかないと思いますので、何か仕掛けをしなきゃいけないと思うんですけれども、そういう工夫みたいなものはないのかなということをちょっとまた教えていただければと思います。 それから、跨線橋のほうなんですけれども、毎日あそこを走ってきて、走るたびに不愉快な思いをするんです。それはなぜかというと、継ぎ目のところが段差になっていて、継ぎ目のところで持ち上がって、そして下がると、こういう。だから、継ぎ目が10個ぐらいあるんでしょうか、そのたびに車がぺこぺこというふうになるわけで、ちょっと工事の仕上げの仕方がどうなのかなと非常に疑問を持っていました。耐久性もよろしくないんじゃないかというふうに思っているんですけれども、そういうところを改良してもらうような工事というのはやっていただけないか、ちょっとお伺いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) 韮山跨線橋は、今長い間工事をしているわけでございますが、表面の舗装も、1回舗装し直したかなと思います。ただ、継ぎ目は鋼材でできていまして、舗装はアスファルトでできておりますので、その辺の力が、大分強さが違いますので、どうしても舗装のほうに負担がかかってくるということは、それで段差ができてしまうということはあろうかと思います。その辺は、少し現場を確認させていただきまして、そういう継ぎ目の周辺等々で補修できることであれば、その辺、また来年度に向けて確認させていただきながら、現場のほうを検討していきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、教育部参与。
◎教育部参与(小森茂君) 反射炉のほうの集客の新しい手がかりみたいなご質問かというふうに解釈させていただきましたが、実際のところ、確かに平成27年、世界遺産に登録されたときには、70万人を超える人が来客してきた。そこからだんだん落ち込んで、平成30年度、21万一千何がしの人数。そこよりもあまり下げないようにしたいということで、令和元年度年度当初からいろいろと頑張ってきたわけですが、現状、令和元年度は、少し落ち込んでしまう。 来年度以降、何か新しい施策をというような形で、今年度から、今までは現場で入場券を買ってもらっていたのを、いわゆる旅行に行くとクーポンで出入りできるという。そこら辺は今年度から始めて、少しそっちのほうの収入はいいのかな、人数も結構確保できているのかなと思っていますので、引き続きこれを、クーポンを、もっとほかにも、旅行業者のほうに使っていただいて、お客さんを寄せてもらう。ただ、令和2年、令和3年にかけて、韮山反射炉は、梅原議員もご存じだと思うんですが、一応緊急点検修理というのを予定しております。ただ、それをやってしまうと、見られなくなるというのも困りますので、そこは、来客を落とさないように、工事しているところを見ながら観覧できるような、そういう手はずで一応やるようなつもりではいますので、そういう形で、人をなるべく落とさずに、いわゆる緊急点検が終わって、またその次、令和3年が終わった4年以降、また集客の方法をいろいろと、この修繕をしながら考えていきたいなというふうに考えております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 12番、梅原議員。
◆12番(梅原秀宣君) 梅原です。 跨線橋のほうは分かりました。ぜひよろしくお願いします。 反射炉のほう、大した工夫じゃないんですが、私がこんなことしたらどうかなというのが、1つは、神社仏閣を訪れると、ご朱印というのがあるんです、ご朱印。それで、今ご城印とか、お城なんかでもご朱印みたいなのを書いて渡しているような、そういうところもあるらしいんですよね。だから、反射炉もそういうご朱印に似たものを作って押してあげるとか、あるいは何かしら記念品になるようなものをちょっと開発して、あそこで販売するとか、本当にささいな工夫なんですけれども、そんなことも考えていただく。とにかく現状のままでは、じり貧になっていくというのは、これ、やむを得ないことだと思いますので、ぜひそういういろんな工夫をしていただいて、今以上に入場者数が減ることのないようにしていただければと思います。よろしくお願いします。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) ほかにございますか。 11番、小澤議員。
◆11番(小澤五月江君) 11番、小澤です。 ページ数ですけれども、27ページ、一般管理費のところの17です。書庫移転事業の8,800万円余の予算でございますけれども、まず、ここの移転、そこの移転事業の内容、また15-41の大仁東幼稚園にした根拠。なぜここにしたのかということ。事業内容と東幼稚園に決めたいきさつと、それから、内容の中にあると思いますが、移動書庫の購入費が結構金額が大きいものですから、その点について、説明をまずお願いします。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) この書庫の移転事業につきましては、韮山庁舎解体に伴います韮山庁舎に現在ある保存文書、これが3,402個、段ボールで言いますと、その数あります。それを、壊すに当たって移転をしなければならないということで、いろいろ場所を検討したんですが、保存文書ですので、雨漏りがしたり、そういうことがあっては文書自体が保存できなくなりますので、そういうことがない場所で今使われていないところということで、旧大仁東幼稚園に決めたということでございます。 工事の内容につきましては、まずは、書類等の重たいものですので、床をコンクリートで敷き直して補強をしなきゃならないというところの工事。それから書庫につきましても、韮山庁舎には3,400余の段ボールなんですが、今後も発生することから、旧大仁東幼稚園には5,400個ぐらいを置けるような書庫にするために、これだけ移動書庫の金額がかかるというようなことでございます。
○議長(古屋鋭治君) 11番、小澤議員。
◆11番(小澤五月江君) 11番、小澤です。 今ご説明いただきましたので、分かりました。保管ボックスというか、保管期間というのが多分あると思いますので、それぞれ入れ替わりしていくんですけれども、今3,400あるので、5,400、あと2,000ぐらいは入れる余裕を持って、いろんなところを当たったんだけれども、大仁東幼稚園に決めたという経緯を伺いました。 そこで、私も大変この東幼稚園のところは、ちょっとこういうところを利用したいよという声もあったものですから、なかなかそこの部分が大変いいところだったものですから、これを見て、ああそうなんだというふうになったんですけれども、大仁支所の上にしても、やはりこれだけのものというのは入らないから、そこは仕方ないのかなと思います。 それで、じゃ、これは、保管ボックスというか保管のものですので、セキュリティーなんかも考えておるんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) セキュリティーにつきましても、セコム、そういう系統のものを考えております。それから、今の書庫自体、消防法の関係もありまして、本来窓の関係も、物によっていろいろしなければならない、排煙とかそういうのをしなければならないということがあるんですが、ちょっと消防のほうに確認をしたところ、そういうものは必要ないということですので、改修につきましては、主にはコンクリートで補強するというようなことになっております。 セキュリティーにつきましては、人が常駐ということはないものですから、やはりセコムのような、夜間はそういうものを使ってセキュリティーを確保するということでございます。
○議長(古屋鋭治君) 11番、小澤議員。
◆11番(小澤五月江君) 分かりました。ふだん隣には野外活動センターがございますけれども、やはり大事なそういう保管のものですので、韮山庁舎とはまた違ったセキュリティーの面、それから防火、火ですね。やはりそういう点も、きちんと周りのところもしっかりと管理をしていただきたいと思います。分かりました。 それでは、次の質問をしてよろしいですか。
○議長(古屋鋭治君) はい。
◆11番(小澤五月江君) 同じく27ページの5、公有財産の維持のところの15-42の旧大仁市民会館モニュメント等移設工事でございますけれども、確かにあそこにモニュメントがございますけれども、移転先とか、その点について、少し伺いたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) 旧の大仁市民会館の敷地といいますか、そこに、鈴木丘氏が作られたモニュメントがございまして、それが、結局大仁警察署に、静岡県警に売るに当たりまして、そういうものを撤去というか移動をしなければならないということで、こちらのほうに上げさせていただいております。 モニュメントにつきましては2つと、あと大仁市民会館の入り口に歌碑といいますか、そういうものがありまして、それも併せて動かすということでございます。 移動先につきましては、1つは、図書館側にあるものは、そこの位置は、図書館の敷地として使いますので、方向を、そこは、作者のほうとも、作者の娘さんになるんですか、確認をしております。もう一つのほうのものにつきましては、今公共的施設のほうのどちらかへ移転をするということで、今検討しているところでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 ほかにございますか。 1番、井川議員。
◆1番(井川弘二郎君) 1番、井川です。 予算書の別冊の41ページの農業後継者育成事業で、減額で1,500万円と、43ページの青年就農支援事業ということで、減額の948万6,000円となっているんですけれども、これの主な理由を教えてください。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) まず、1,500万円のほうの減額についてです。こちらは、農業用施設、基本ハウスの建設について補助を頂くという事業になります。当初、国のほうの予算メニューの中の先進的農業経営確立支援タイプという補助金を頂くということでエントリーをしておりましたが、非常に採択の要件が難しいということで、それより要件が少し緩いということで、地域担い手育成支援タイプという補助金、こちらは実は上限が300万円になるんですが、申し訳ございません、最初のほうの確立支援タイプのほうは上限1,000万円までということなんですが、今回エントリーのほうを下げまして、地域担い手育成支援タイプというふうに下げて、申請を行っておりました。当初600万円ぐらいの補助金を4人という形で、2,400万円を予算として計上してございましたが、タイプを下げたことで、300万円のタイプを4人で申請しておりましたが、実は1人要件に達しないということで採択されませんでしたので、300万円を3人で900万円の採択しかされなかったということで、その差額の分の減額をさせていただきました。 その次に、青年就農支援事業というところで、青年就農給付金と農業次世代人材投資資金ということで、両方とも減額させてもらっています。内容的にはほぼ同じ事業ですので、国の事業のメニューが違うために2つの名称になってございます。最初の申請の中では、この事業については、農業経営を始めたニューファーマー、経営を始めて5年までの間、経営が安定する間、補助金を出しましょうということで、1事業単位に対して150万円年間支給してもらえるという事業なんですが、これは、ただ支給の要件といたしまして、年収が決められております。年収が300万円までは150万円満額もらえます。ところが、300万円を超えて600万円、これは世帯の収入になります。今までは事業主さんだけの収入だったんですが、今年度から1世帯での収入になりまして、600万円までの収入の方に150万円のお金を年収に応じて支給するという形になっておりましたが、今年度、青年就農給付金のほうで1人と、もう一人が減額、これは、収入のほうが多くなりまして、600万円を超えてしまったということで、対象から外されてしまいました。 その下の農業次世代人材投資資金のほうでも3人が外れまして、減額が7人ということで、トータルで948万6,000円の減額になってしまいました。補助金がもらえないということなんですが、収入が上がっているからということで補助金の対象から外れたということで、経営的には、皆さんしっかりした経営がされているというふうに思っております。また、この対象になられている方は、イチゴの農家。ニューファーマーのイチゴの農家の方がこの対象となっております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。 5番、笹原議員。
◆5番(笹原惠子君) 3つほどあるんですけれども、1つずつでよろしいですか。 33ページの一番下、生活保護運営事業で、生活保護費国庫負担金の返還金というふうに書いてありますけれども、こちらを少し説明をお願いいたします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) こちらにつきましては、平成30年度の返還金になりますので、まず平成30年度、国のほうから受入れました金額が3億6,238万8,000円で、平成30年度の実際の所要額につきまして3億3,062万2,586円となりまして、その差額を国のほうに返すということになります。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 5番、笹原議員。
◆5番(笹原惠子君) 分かりました。 そして、同じく37ページの上のほうの児童手当給付事業の3,000万円が、これ減額ということですけれども、金額がすごく大きいですけれども、その辺の説明をお願いいたします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) 一応これは補正予算なものですから、3月までの支給児童の見込みが当初予算よりも人数的に少なくなったということで、当初7億3,500万円の当初予算でしたけれども、支給する児童が減ったということで、3,000万円ということで減額をさせていただいております。最終的には、金額と人数等は、決算のほうで3月末にならないと出てこないかと思いますけれども、今予定として、これだけ下がるということで、計上させていただきました。
○議長(古屋鋭治君) 5番、笹原議員。
◆5番(笹原惠子君) すごく大きいですけれども、おおよそで何人ぐらいのというのは分かりますか。3,000万円という金額はすごく大きいかなと思うんですけれども。大体で結構です。
○議長(古屋鋭治君) 会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。 休憩時間につきましては、14時20分までといたします。
△休憩 午後2時12分
△再開 午後2時20分
○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 それでは、答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) 大変失礼いたしました。 平成31年度の年度当初、延べ人数ですけれども、6万5,230人で計算しております。そして、令和元年度の最終の見込みが、6万4,962人で計算したということでございます。差引き268人の減ということでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 5番、笹原議員。
◆5番(笹原惠子君) ありがとうございます。 最後の質問なんですけれども、51ページの一番下の防災行政無線移転事業とあります。これは、旧韮山庁舎のほうの関係だというふうなことをお聞きしたような気がするんですけれども、これは、移設そのまま、ちょっと内容をお願いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 危機管理監。
◎危機管理監(神田稔君) こちらにつきましては、旧韮山庁舎の移転に伴いまして、現在この庁舎にパンザマスト、アンテナですね、これら同報無線、行政無線が設置してあります。また、そこから市民の皆様に放送するスピーカーも設置しております。解体に伴いまして、スピーカーにつきましては、今度はパンザマストというような形の一般的な鉄骨のアンテナというかポールを立てて、そこにスピーカーをつけると。アンテナにつきましては、現在24メートルぐらいの高いところにアンテナがついておりますので、入りが悪くなると市民の皆さんに影響があるということの中で、駿東伊豆消防本部の訓練棟が約400メートル西側にあります。ここに17メートルの鉄塔がございますので、こちらのほうにアンテナを設置して、そこの施設を利用させていただいて、市民の皆様にご不便をかけないような形のアンテナの移設をするというのがこの計画でございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 5番、笹原議員。
◆5番(笹原惠子君) ありがとうございます。そうすると、アンテナは今の消防署のあるところに行って、そしてスピーカーだけは、元の庁舎のところに残るというような形でよろしいでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 危機管理監。
◎危機管理監(神田稔君) そうです。アンテナにつきましては、消防署のほうの訓練棟のほうに設置させていただきまして、スピーカーにつきましては、土手和田地区のほうになるかと思いますけれども、新規にポールを立てまして、そこにスピーカーをつけた設備とするということになります。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございますか。 9番、二藤議員。
◆9番(二藤武司君) 二藤です。 43ページをお願いいたします。43ページ、農林業費の土地改良事業費について、10番、韮山中央農道拡幅改良事業なんですけれども、補正、このものについてと言うよりも、事業の進捗状況等について関連で質問させていただきますが、この中央農道の名称ははっきり分かりませんが、長崎の地区に設置されております排水路の分水ゲート、通称開かずの樋管と言われている水路が、中央農道の整備に伴ってといいますか洞川の改良等に含めて横断水路を整備する、その完成の暁には、この水路を開放するというふうな地元との協議を、開けるための地元の条件としてあったというふうに解釈しておりますが、来年度事業完了の年度である中で、この辺の事業が、どのような地元との協議ができているかを教えていただきたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 本来中央農道の拡幅改良化工事のこの予算については建設課の事業になりますが、土地改良事業費の中に入っておりますので、私のほうでお答えさせていただきます。 おっしゃるとおり、通称開かずの樋門とよく言われています長崎の洞川へ中央農道沿いの排水路の水を落とすための分流のゲートなんですが、過去設置されてから、開放されてはおりません。今回、今上流で四日町へ向かう洞川の横断部分の改修をやっております。工事に着手してから、実は建設課のほうと長崎区さんと協議して、水門自体を、下のほうを開けてあるということです。今協議中なものですから、これを完全に開放するとかしないとかというところについては、今はお答えできませんが、開放に向けて協議を、建設課のほうで長崎の役員さんと行っているということで、お答えさせていただきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 9番、二藤議員。
◆9番(二藤武司君) ありがとうございます。協議をこれで終わることなく、当初の計画としては、完成の暁には開くというふうになっておるものですから、都市整備等については、今後、完了までの間の協議を続けていただきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 3つありまして、最初5ページからですけれども、繰越明許費の一番下の深沢橋の架替事業の関係なんですが、昨年9月の総務観光建設委員会の中で、市道大101号線との交差点で、道路の線形と橋の高さ、河川断面、仮橋についての協議をしているところという報告があったんですが、そこら辺がどうなっているかというのと、地権者の用地交渉の状況についても少しご説明をお願いしたいと思います。 27ページですが、先ほど小澤議員のほうからも質問がありました書庫移転事業ですが、8,800万円もかけて大仁東幼稚園を改修するということですが、市街地から非常に離れている場所ということで、ほかの場所の検討ということで、将来統合の可能性がある小学校の空いている教室なんかの検討はされたのかどうかということをちょっとお願いしたいと思います。 それと、43ページ、真ん中辺の6次産業化・地産地消推進事業ですが、2つの項目が減額になっているんですが、その詳細について、ご説明をお願いします。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) それでは、初めに深沢橋の関係の現在の進捗状況でございます。 深沢橋につきましては、架け替えということで、どうしても仮設の橋が必要になってきます。その仮設の橋を現在の橋の上流側に仮設しようという計画でございます。仮設の橋を架けますと、どうしても北側の県道に仮設の橋台を設置しなければならないと。その橋台が現在の歩道プラス車道に少しかかってしまうため、県道も若干北側に振って、仮設の道路を設置しなければならないということでございます。 その仮設の橋を作るのに、どうしても現在の河川断面を侵してはいけないということで、80センチぐらい現況から上がってしまうと。80センチぐらい上がりますと、どうしても、県道のすりつけ、それから市道のすりつけに大きな影響を及ぼしまして、長い区間ですりつけをしなきゃいけないということでございますので、非常にコストのほうもかかるわけなんですが、それが県との条件でございますので、そういう形で今調整を行っているというところでございます。 まず、県道の振り替える地権者のほうには、ある程度のご理解をいただいて、その土地の提供というものは協議がある程度調っております。南側の、今度は小学校側のほうが、一時上流側に仮設の橋を振るとなると、そこは建物が建っておりますので、一番交渉が難しいところでございます。この建物の方と現在鋭意交渉中でございまして、いろいろな条件の中で、地権者の方々にご理解をいただきながら交渉している段階ですので、細かいことは言えませんが、今だんだん地権者さんのほうもご理解いただいて、条件に合うようなものを市のほうから提供していく中で、契約に結びつけていきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、総務部長。
◎総務部長(名波由雅君) 小学校の空き教室についてなんですが、この文書保存につきましては、ただ保存するだけではなくて、当然今やっている事業の関係で、関係するとき、例えば休日夜間問わず、それを確認に行く場合がございます。そうしますと、今の小学校の空き教室ということになりますと、なかなかそういう時間的なもの、そういうセキュリティーの関係だとか、あとは量、3,400の段ボールを空き教室にやろうとすると、相当の数です。1つの教室では入りませんので、そうすると、結構占用しなきゃならないということで、占用的にこういうものが置けるところということで、大仁の東幼稚園にしようとしているということでございます。
○議長(古屋鋭治君) もう一点、最後の1点を、経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 6次産業化・地産地消推進事業の中の、まず6次産業化商品等開発費補助金についてです。こちらは、当初予算の中で、25万円を上限に4件の予算を見込んでおりました。今年度につきましては、2件の申請で、30万円ほどの補助金の支出となっておりまして、その後については、今申請の希望がないということで、差額の70万円を減額させていただきました。 その次の地域おこし協力隊員活動費補助金についてになります。こちらは、地域おこし協力隊の方が活動した実費に対して支払うということですので、実際この方が活動して使いました消耗品だとかそういうものに対しての補助金になりますから、その部分が少ないということで、差額の、実際使用しない部分のお金のほうを減額させていただいたということです。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 一番最初の深沢橋の関係なんですが、用地の関係のめどというのは、いつ頃をめどに、南側の市道の関係はできそうかというのを再質問です。 書庫の関係については、結局韮山庁舎の問題というのは、公共施設の再配置のことで、いろんなものがなくなったらそれをどうするというのは、常にいろんな場所でこれから起きていく中で、やっぱり後手を踏んでいると思うんです、これ。JAさんに売却するということで急遽こういうことになっているんでしょうが、全体のいろんな計画がなくて、その場その場でやっていくことについて、いかがなものかと。いろんな場面でそういうことが今起きているので、そこら辺の、公共施設全体を早くしたほうがいいんじゃないかというふうに思うんですが、そこら辺のご意見を聞きたいということ。 最後の6次産業化の話については、地域おこし協力隊が、この人最終年度だと思うんですが、人件費が年間200万円と事業費が200万円で、半分しか使わないで終わってしまうということでいいんですか。事業費200万円のうちの96万7,000円を余して終わるということなんでしょうか。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) 初めの質問の用地のめどということでございますが、今現在も月何回も一番メインの用地の方のところに交渉に行っております。ただ、なかなかそこの用地がまとまらないと仮設の橋が架けられませんので、来年度の予算で、仮設の橋の予算を計上してございます。ということは、来年度早々には、この用地をなんとか地権者との合議を得ていきたいということでございますが、何分相手がおるものでございますので、その辺は、私どもも努力はいたしますが、相手の方次第ということでございますので、その辺非常にいろいろと問題というか気をつけなければならないところもいろいろございますので、私どもは、そのような考え方の中で、早々には契約をしたいという気持ちで今協議をしているところでございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、引き続きまして、副市長。
◎副市長(渡辺勝弘君) 2点目の書庫の移転の関係でございますが、当然公共施設再配置計画の中で、施設をどうするかということの部分の位置づけの中での事業ということで進めているわけでございます。後手後手だという話をされていますが、本来でいきますと、当然公共施設再配置の中では、個々の施設に応じて、どういう形で運用していくのか、活用していくのかということの中で、十分時間をかけて整理また協議をし、また交渉も含めて、そのような形のスタンスを持っているんですが、今回韮山の庁舎に関しましては、購入したいという希望のある相手側のJAさんのほうの合併のこともございまして、期間的な問題で当初どうなのかということもいろいろ議論させていただきました。その中で、ぎりぎりの線で調整をしていったということもございましたので、今回それに向けて協議を調えるというスタンスになったときに、一気に今言ったような施設の移転、書庫の移転ですとかも含めた各施設の移転また解体に向けての作業に入ってきたということがございますので、この辺については、全てがこういう形でいくということではないんですが、今回に限れば、そのような経過があっての結果だということでご理解いただきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、もう一点、経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 地域おこし協力隊の活動費についてなんですが、今年度ではなく、来年度の6月までが隊員の任期になります。お金につきましては、活動した実費ですので、その方が、お金をそれ以上必要ないということですので、それ以上支払うことはございませんが、何か大きな成果を求めているというわけではございませんので、ちょっとこれ以上お金を使って何かをしろということは、こちらのほうからはちょっと言えないような気がします。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 10番、内田議員。
◆10番(内田隆久君) 書庫の関係で、今副市長のほうから、これに限ってと公共施設の再配置を言うんですが、先般の温泉交流館の件もそうですし、できるだけ早く全体を進めていかないと、次々にこういうことがまた起きるというふうに思うので、その辺をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 7番、久保議員。
◆7番(久保武彦君) 47ページの8款2項1目のところの道路施設維持補修事業、ここのところの13-70と15-41のところで、過日の説明では、見合わせたというふうに説明をいただいたと思うんですが、見合わせた経緯というのを教えていただきたい。 もう一つは、今後、このことについては、いつ頃やるのか、やらないのかということを、できれば教えていただきたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 都市整備部長。
◎都市整備部長(西島功君) まず、1点目の13-70道路清掃業務委託料でございますが、ここの予算は、韮山の1115号線、旧の日通道路、それと奈古谷からエメラルドに向かうここの道路の草刈りの業務でございました。これが、このたび台風19号で被災したことにより、両方の道路が通行止めになっております。したがいまして、草刈り業務の2回目の業務を取りやめたということでございまして、ここの減額の補正となっております。来年度は、今災害復旧の工事を発注しましたので、それが終了次第、またあそこの道路を通行するようになりますので、その中で、その前に草刈り業務を委託していきたいと考えております。 また、道路維持補修工事でございますが、これ、1,300万円の減額ということで非常に大きいんですが、これが、台風19号の影響で、業者の方々が非常に忙しい状況となっております。この辺は、各区からの要望事項に対応する予算でこの辺を計上してございましたけれども、今まで区からの要望でやりますという回答をしているところについては、今年度その処理の工事等々をやっておりますけれども、業者がやはり忙しくなったということで、それ以降の通常の維持管理事業を少し見合わせているということの減額でございます。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 そのほか。 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 2点ほどお伺いしたいと思います。1点目につきましては、29ページ、
ふるさと寄附金推進事業、ここの
ふるさと寄附金の報償のところでありますが、これは返礼品だということだと思います。そういった中で、
ふるさと寄附金の、皆さんが商品をチョイスしてくると思うんですけれども、その中で人気のあった主立ったような商品を紹介していただきたいと思います。それが、大体主立ったものが何件で、これが幾らぐらいになるかということがまず1点であります。 2点目につきましては、53ページの10款教育費の16事業、ここの18節の電子黒板購入費のところでありますが、もう既に、大仁中学校、長岡中学校だと思いますが。 〔発言する者あり〕
◆6番(鈴木俊治君) 大仁小学校と長岡中ですか。すみません。2校もう既に配備されていると思いますが、こちらでこれを使用されて、先生方の反響あるいは子供たちへの影響、どのような状況であるか、ご紹介願いたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 私からは、ふるさと納税の関係の返礼品の動きというか、その辺の話がありましたので、お答えさせていただきます。 返礼品の中で、一番数量というか金額的にも断トツになっているのが、お水です。ミロクさんのお水ということで、こちらにつきましては、金額を申していいかどうか、100万円以上の月額の返礼品のやつがあると。細かい数字はちょっと堪忍していただきたいと思いますが、そういう形の中でリピーターが多いということと、あとインターネットショップみたいな感覚で納税をしてくれる方が多いというのが現状でございます。それ以外につきましても、あまりお肉だとかイチゴだとか季節もの、イチゴとか農産物の季節もの等がございますが、年間通して仕入れというか製造というか、それが確保できてリピーターが多いということで、お水が断トツの順位ということでございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 教育長。
◎教育長(内山隆昭君) ただいまの鈴木議員の質問でございますが、大仁小と長岡中に令和元年度、先行して、モデル校として電子黒板のほうを導入いたしました。実際には1学期末あたりに導入いたしまして、使い始めたのが2学期からということでございますが、実は、この2月17日に市の教育研究会の研究集会がございまして、例年ですと時代劇場で先生方がみんな集まって研究の成果を発表する場を持つわけですが、今年度は、ICTの電子黒板、この使用状況、モデル校としての成果を発表すると、そういうような研究集会がありまして、大仁小と長岡中にそれぞれ小・中の先生が分かれて集会を開きました。その場に私も両方行ってまいりましたが、電子黒板の使用の仕方ですが、一言で言えば、子供たちの顔が上がって、授業の進度が早くなっていると、こういう印象を受けました。子供たちが大変生き生きと活用していたなというふうに思います。 また、先生方も、非常によさ、よく活用してくれまして、大仁小と長岡中の先生方ができる範囲で一生懸命活用してくれたと。そして、その後分科会も開きまして、実際に市内の先生方のほとんどみんなが電子黒板に触って、こういうものなのかというようなことも研修をいたしまして、今後来年度全ての学校に配備するということで、大いに成果が期待できるんじゃないかというふうに思っております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。 最初に質問させていただきました
ふるさと寄附金の報償の関係でありますが、断トツに多いのはそういうことだというふうなことでありましたが、このことにつきましては、来期以降も続けていく事業だと思います。そういった中で、やはり人気商品を作っていくのも一つの大事な仕事であると。また、観光を進める都市としても、着地型の観光の中で、良い商品を作っていくというのは欠かせないことだと思いますが、そういった中で、こういうものを現在開発しようとしているとか、こういうものは実はあるので、これをやっていきたいというふうな、紹介できるようなものがございましたら、ぜひこの場でご紹介いただきたいと思います。 以上です。お願いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 今議員おっしゃられたとおり、なんとか魅力的な商品、新たな商品開発に担当のほうもいろいろ苦労しております。その中で、いろいろやる中で、新しい魅力的なものというような取組もしているのは間違いないんですが、基本的に事務的な経費等もかかることがございますので、素材も含めながら事務の効率化、事務というか郵送料を含めたそういう経費の効率化も含めた中での検討を今しているところでございます。具体的に来年度の新しい商品名というのは、なかなか開発できていないのが現状なんですが、そんな中で、総体的に見て、寄附金を多く集められる努力と経費をなるべく抑える努力というのはしてございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 6番、鈴木議員。
◆6番(鈴木俊治君) 6番、鈴木です。
ふるさと寄附金の商品につきましては、ぜひとも良いものをまた開発あるいは発見していただいて、ますます
ふるさと寄附金が多くなるように、どうか頑張っていただきたいと思います。 それで、先ほど教育長さんのほうから、電子黒板のことにつきまして、大仁小学校と長岡中学校双方に、そういうことで市の教育研究会のほうで確認されたということでありますが、私が聞き及んでいる、全般的に、伊豆の国市内ではないんですけれども、中学校と小学校と比べると、やはり若年の小学校のほうがすごく効果が出てくるような気がすると、こういうふうな、一部どこかで私確認させていただいたことがあるんですが、実際、教育長さん、両方確認されて、効果のほどは、どちらのほうが大きな効果が見られたかというのがもし感じられているようでしたら、ご紹介願いたいです。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 教育長。
◎教育長(内山隆昭君) どちらもと言われますと、どちらも効果があるというふうに答えざるを得ないんですが、それぞれ効果の対応が違いまして、小学校では、やはり子供たちが顔を上げて画面を見る、興味を示す、こういうことが多いです。したがって、先生が子供たちの顔を見て授業を進めることができる時間が非常に多くなる、これは非常に効果があります。通常ならば、黒板に文字を書く時間帯もあるわけですが、電子黒板ですとそれが一遍にぱっと出て、子供たちの、その瞬間の、見た瞬間の顔、それが全部教師のほうが見ていられますので、通常教師が子供に背中を向ける時間が非常に少なくなってきたというのは事実であります。これは中学校にも言えることなんですが、中学校は、より専門的な動画だとか資料、こういうものも提示できますし、それぞれ教科によっての特性でそういうことを生かすことができるという点では、非常に効果があります。したがいまして、それぞれ年代によって効果があるなというふうには私は感じております。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 52ページ、53ページ、10款教育費の中の53ページの真ん中辺です。14事業と15事業について、14事業は部活動指導員活用事業が減額になっている理由。15事業も、減額になっている理由をお聞かせください。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 教育部長。
◎教育部長(山口和久君) まず、14事業でございますが、部活動指導員活用事業でございます。こちらは、部活動補助金要綱の改正によって、補助対象とならなくなったこと。また、今までは教員の多忙化解消ということで実施を予定しておったんですが、教員の多忙化解消にはならないということで、実施を見送ったということでございます。 それと、15の免外解消講師配置事業でございますが、こちらは、9月に補正をさせていただいたものでございます。韮山中学校、長岡中学校では、規模によりまして、家庭科の先生が配置できないということになりまして、市費で学習生活支援員の事業から流用いたしまして、取りあえず7月から8月まで流用させていただいて、執行しておりました。10月からは、県のほうが家庭科の先生を県費としてつけてくれるということになりましたので、ここで、必要がなくなった分だけ減額をさせていただいております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 14番のことが、最初の部長のご発言があまりはっきり聞こえなかったんですけれども、結果としては、教員の多忙化解消につながらないのでやめたということですか。私は、外部からの部活動の指導者の要請、そういう応募したけれどもいなかったということかなと想像していたんですけれども、そういう経過はなく、多忙化解消につながらないのでやらないという判断での減額ということなんでしょうか。 それと、免外解消講師の配置事業ですけれども、結果としては県費で配置していただけたということは、結果としてよかったんですけれども、以前も私は述べさせてもらいましたけれども、こういうはっきり分からないというのが現状なんでしょうか。事前に配置があるかないかというか、配置していただかなきゃいけないというふうに思うんですけれども、どういう流れなんでしょうか。市費でやろうと思ったけれども、結果としては県費がついたという。補正を組んだり減額したりということは、今後もこういう形を取らざるを得ないんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 教育部長。
◎教育部長(山口和久君) まず、14番でございますが、教員の多忙化解消にならなかったというようなことで見送ったということで聞いております。 それと、15番ですが、昨年度もこういうようなお話があったようなんですけれども、やはりある程度ぎりぎりにならないと、そこを配置してもらえるかどうかが分からないというようなことがあるようです。それで、県のほうも、予算が余ったという言葉は正しいかどうか分かりませんけれども、ある程度予算に余裕ができたときには、10月から配置をしていただけるというようなことのようでございます。 来年度につきましては、まだ予定が立っていないということなものですから、こちらの分は、1年分予算計上をお願いしております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 部活動指導員活用事業の減額につきましては、別に教員の多忙化解消につながらなかったとだけしか理由が分からないんですけれども、それ以外の理由が、もう少し経過が分かりたかったんですけれども、別に減額になったことについて、それ以上お答えいただかなくても減額になった理由は基本的には分かったんですけれども、できましたら、少しここの事業について、ご説明を後日でもしていただければと思います。 それで、家庭科の教員なんですけれども、現状では、県費がつくかつかないか、県のほうの予算の関係もあるというようなご説明なんですけれども、それは、現状そういうことで致し方ないのかもしれないんですけれども、人的なもの、マンパワー的なものが確保が急にはできないと思いますので、常時それは県のほうからの配置がないという考え方の下で、市独自でそういう方を確保、常時しておかなければいけないのか、その辺の心配がちょっとあるんです。今年は、県のほうで県費で配置しますということで人的な配置もしていただけるものなのか、その辺はどうなんでしょうか。あくまでも人材については市が確保するということでしょうか。大変不安定なものですから、子供たちへの影響があると思いますので、その辺をもう少し知っておきたいと思いますし、ぜひ県のほうにも強く要望していただきたいなというふうに思いますが、どうでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 教育長。
◎教育長(内山隆昭君) 今の三好議員の疑問は、本当によく分かります。私どもも配置を望んではいるんですが、基本的に学校規模の問題で、なかなかぎりぎりの線というところです。基本的には、配置をするところに入っていない。ところが、余裕があれば配置しますと、そういうぎりぎりの線で毎年推移をしておりまして、その結果が分かるのが大体3月頃なんです。したがいまして、市費のほうでお願いしておかないと大変困ると。人的なものは、私どものほうで過去家庭科の先生をやった方を確保してありまして、その方に市費でお願いします。途中から県費のほうでお願いしますというような形でお願いしております。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 田中です。2点ほどお願いします。 45ページです。6款林業費の一番上です。鳥獣等対策事業で、鳥獣被害防止対策協議会の補助金59万2,000円増額になっているんですが、この内容を伺います。 それと、一番最後になります。62、63ページ、公債費で、地方債利子償還事業で、市中銀行3,923万1,000円の減額になっていますが、この内容について伺います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 鳥獣等対策の19-22鳥獣被害防止対策協議会補助金、こちらにつきましては、イノシシ、鹿の捕獲に対して補助金を出すということでございます。今回今までの予算を超えまして、実はイノシシが60頭、イノシシの幼獣が16頭、鹿10頭分が取れましたので、その部分のお金を増やさせていただいたということでございます。
○議長(古屋鋭治君) もう一点、答弁をお願いします。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 12款の公債費の関係の減額というふうなことで、こちら、当初予算から動いてきたわけなんですが、起債の関係で、償還額の続分を精査した結果というふうなことで、当初の見込みが間違っていたというのが現状でございます。精算の金額でございます。 以上でございます。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 鳥獣等対策のほうは分かりました。増えたということで、実は私の住んでいるところでも、最近イノシシだけじゃなくて鹿が増えてきまして、韮山地区、ずっと伊豆市のほうから鹿が増えてきて、浮橋が一番早かったんですが、最近では高原まで鹿が来ていまして、結構鹿を見かけるようになりました。それと、農作物に被害が出たり木の皮を食べたりということで、かなり鹿の被害が今後多くなるということで、すごい心配をしています。イノシシの対策と違って、鹿は背が高いので飛び越えますので、なかなか普通の柵では無理だということで、相当今度被害対策が大変ですので、猟友会には頑張ってもらって捕獲をお願いしたいところでありますので、また市のほうも協力をよろしくお願いしたいと思います。 それと、最後の公債費、当初見込みが違ったということなんですが、これ、特に利息が変動したということではないんですね。ちょっとその辺、それだけ最後確認したいと思います。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長戦略部長。
◎市長戦略部長(杉山清君) 今借りている地方債につきましての利息変動というのは、ないです。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございますか。 4番、森下議員。
◆4番(森下茂君) 4番、森下です。 41ページの廃棄物処理費のほうで、13-71の処理委託料と15-01被災建造物の解体工事について、内容を教えていただきたいんですが、13-71というのは、災害ごみ置場の後処理か何かのことなのか、ちょっとお伺いします。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) おっしゃるとおりでございまして、前回11月の臨時議会で補正をさせていただきましたが、それに加えて、新たに農業関係の被災のごみが出ました。それについての処分費と、あと当初予定していた以上に、ごみの重さじゃなくて分量、量が多かったために、コンテナの数が非常に多くなってしまいまして、コンテナに積み込むための機械の積込み作業の委託の部分が増えたものでございます。 被災建物の解体工事につきましては、半壊以上の建物について市が解体の費用を見ることができるということで、一応1軒130万円分解体をするということですので、そちらに対するお金を取らせていただきました。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 4番、森下議員。
◆4番(森下茂君) 各区のほうで災害ごみの置場があったと思うんですが、そちらの後処理のほうというのは、これとはまた別なわけですよね、上のとは。それは、どちらに記載されているのか。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を。 経済環境部長。
◎経済環境部長(岡本勉君) 一応ごみの仮置場につきましては、ごみは全部運び終わっていると思います。おっしゃられているのは、宗光寺の置場のことかなとは思いますが、ちょっともう一度現場のほうを確認しまして、確かにガラスのごみだとか細かなものが落ちているとは思いますので、そちらのほうの整理はしなければいけないと思いますが、通常のほうの処理の費用のほうで対策を取りたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) 4番、森下議員。
◆4番(森下茂君) 宗光寺のグラウンドのところですが、そこは子供たちが常に遊んでいる場所でして、6月になると、星和のほうは運動会等で使うものですから、なるべく早くやってあげていただきたいと思います。 以上です。
○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第11号 令和元年度伊豆の
国市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第12号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第10、議案第12号 令和元年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 なお、質疑は歳入歳出一括で行います。質疑のある方は議案書等のページを述べてからお願いをいたします。 質疑ございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第12号 令和元年度伊豆の
国市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第13号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第11、議案第13号 令和元年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 質疑のある方は、議案書のページを述べてからお願いをいたします。 質疑ございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第13号 令和元年度伊豆の
国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第14号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第12、議案第14号 令和元年度伊豆の国市
介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 質疑のある方は、議案書のページを述べてからお願いをいたします。 質疑ございませんか。 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) 議案書98、99ページです。一番下の2款1項の介護サービス等諸費の介護サービス給付費で、19-50と19-55は見込みにより減額なんですが、19-54居宅介護サービス計画給付費。計画給付費とは、表現の仕方がちょっと分からないんですが、これが増額なんですが、ちょっとこの理由をお知らせください。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) まず、介護保険を申請いたしますと、ケアマネージャーさんのほうで計画を立てます。それがこの計画費になるんですけれども、ここが増えている理由なんですが、例えば福祉用具とかそういうのを借りるだけでもこういう計画を立てなければならないものですから、デイサービスとかヘルプサービスとかそういうところに至らなくても計画を立てなければいけないということがございますので、その辺で、そちらのほうが、福祉用具とか住宅改修とかそれだけで介護保険を利用される方が増えているということで、ここが少し増えたということでございます。
○議長(古屋鋭治君) 15番、田中議員。
◆15番(田中正男君) いわゆるケアプランというものですか。ここでは、でも計画給付費となっていますので、サービスの給付かと思ったら、給付まで至らなくても、計画を立てるということがこの項目でよろしいんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) 計画を立てるということで、1件幾らということを事業所のほうにお支払いしていますので、給付費という言い方をしていますけれども。
○議長(古屋鋭治君) そのほか。 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 14番、三好です。 92ページ、93ページの3款国庫支出金の2項国庫補助金の中の一番下にあります保険者機能強化推進交付金、たしか所長の説明のときに私が書いたのは、平成30年度に創設と言ったと書いてあるんですけれども、新しくはないんですよね。平成31年度ですものね。令和元年予算ですものね。ちょっとこれがどういうものなのか、説明をいただきたいと思います。
○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) 一応こちらが、国のほうが市町村の独自で、自立支援であったり重度化の防止ということで、そういう取組をして支援をしているところに対して交付金を与えるということで、平成30年度から始まっている事業ではありますが、交付金が入ってくるのが年度末なものですから、当初予算のほうでは組んでおりませんで、ですので、補正前の額が0円となっているのはそういう理由でございます。
○議長(古屋鋭治君) 14番、三好議員。
◆14番(三好陽子君) 具体的に、この交付金の伊豆の国市が対象になった主な取組というのは、どういうものがあるんでしょうか。
○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 福祉事務所長。
◎福祉事務所長(吉永朋子君) すみません、細かい内容については、ちょっと手元に資料がないものですからお答えができないです。
○議長(古屋鋭治君) それでは、後ほどでよろしいですか。後ほどということで。 そのほかございますか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 それでは、質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 初めに、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第14号 令和元年度伊豆の国市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第15号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第13、議案第15号 令和元年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 質疑のある方は、ページを述べてからお願いをいたします。 質疑ございませんか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第15号 令和元年度伊豆の
国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△議案第16号の質疑、討論、採決
○議長(古屋鋭治君) 日程第14、議案第16号 令和元年度伊豆の
国市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案につきましては、2月20日の本会議にて説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。 質疑は歳入歳出一括で行います。 質疑のある方は、ページを述べてからお願いをいたします。 質疑ございますか。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。 〔「ありません」の声あり〕
○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第16号 令和元年度伊豆の
国市上水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(古屋鋭治君) ご着席ください。全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△散会の宣告
○議長(古屋鋭治君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 次の会議は3月3日午前9時から再開し、一般質問を行います。 この席より告知をいたします。 本日は、これにて散会をいたします。 お疲れさまでした。
△散会 午後3時23分...