御前崎市議会 > 2010-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 御前崎市議会 2010-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 御前崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-09
    平成22年  2月 定例会          平成22年2月御前崎市議会定例会議事日程(第1号)                       平成22年2月25日(木)午前 9時00分開   会                                        日程第 1 会議録署名議員の指名                             日程第 2 会期の決定                                  市長あいさつ(施政方針)                                 日程第 3 議案第 1号 御前崎市防犯まちづくり条例の制定について            日程第 4 議案第 2号 御前崎市障害者自立支援施設御前崎つばき作業所設置及び管理条例の制             定について      議案第 3号 御前崎市日中活動支援施設御前崎作業所設置及び管理条例の制定につい             て日程第 5 議案第 4号 御前崎市部設置条例の一部を改正する条例の制定について            議案第 5号 御前崎市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について     日程第 6 議案第 6号 御前崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について      議案第 7号 御前崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の             制定について                                議案第 8号 御前崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定に             ついて      議案第 9号 御前崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する             条例の制定について                       日程第 7 議案第10号 御前崎市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例             の制定について                         日程第 8 議案第11号 駿遠学園管理組合規約の変更について               日程第 9 議案第12号 静岡県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の             変更について                          日程第10 議案第13号 財産の処分について                       日程第11 議案第14号 市道の路線認定、廃止及び変更について              日程第12 議案第15号 御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について         日程第13 議案第16号 工事請負契約の変更について                                (平成21年度電源立地地域対策交付金事業 御前崎市CATV施設デ              ジタル化工事)                        日程第14 議案第17号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて        議案第18号 人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて  日程第15 議案第19号 平成21年度御前崎市一般会計予算の補正(第6号)について    日程第16 議案第20号 平成21年度御前崎市国民健康保険特別会計予算の補正(第1号)につ             いて                                    議案第21号 平成21年度御前崎市介護保険特別会計予算の補正(第4号)について日程第17 議案第22号 平成21年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算の補正(第2号)             について                                  議案第23号 平成21年度御前崎市下水道事業特別会計予算の補正(第3号)につい             て日程第18 議案第24号 平成21年度御前崎市病院事業会計予算の補正(第2号)について  日程第19 議案第25号 平成21年度御前崎市池新田財産区特別会計予算の補正(第1号)につ             いて                                    議案第26号 平成21年度御前崎市池新田西財産特別会計予算の補正(第1号)に             ついて                             日程第20 議案第27号 平成22年度御前崎市一般会計予算について            日程第21 議案第28号 平成22年度御前崎市国民健康保険特別会計予算について            議案第29号 平成22度御前崎市老人保健特別会計予算について                議案第30号 平成22年度御前崎市後期高齢者医療保険特別会計予算について         議案第31号 平成22年度御前崎市介護保険特別会計予算について        日程第22 議案第32号 平成22年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算について          議案第33号 平成22年度御前崎市下水道事業特別会計予算について       日程第23 議案第34号 平成22年度御前崎市工業団地建設事業特別会計予算について    日程第24 議案第35号 平成22年度御前崎市水道事業会計予算について           日程第25 議案第36号 平成22年度御前崎市病院事業会計予算について          日程第26 議案第37号 平成22年度御前崎市池新田財産区特別会計予算について            議案第38号 平成22年度御前崎市池新田西財産特別会計予算について           議案第39号 平成22年度御前崎市佐倉財産区特別会計予算について              議案第40号 平成22年度御前崎市比木財産区特別会計予算について             議案第41号 平成22年度御前崎市新野財産区特別会計予算について       〇出席議員(16名)   1番  曽 根 正 浩 君        2番  大 澤 博 克 君   3番  望 月 ゆう子 君        5番  岩 瀬 初 代 君   6番  西 島 昌 和 君        7番  若 杉 泰 彦 君   8番  大 澤   満 君        9番  増 田 雅 伸 君  10番  清 水 澄 夫 君       11番  後 藤 憲 志 君  12番  岡 村   勝 君       13番  杉 浦 謙 二 君  14番  阿 南 澄 男 君       15番  揚 張   正 君  16番  栁 澤 重 夫 君       17番  曽 根 紀久雄 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条の規定により出席を求められた者     市     長     石  原  茂  雄  君     副  市  長     澤  入  芳  男  君     会 計 管 理 者     石  川  芳  彦  君     教  育  長     増  田  進  吾  君     総 務 部 長     長  島     保  君     市 民 部 長     岡  村  隆  雄  君     事 業 部 長     西  原     敏  君     水 道 部 長 兼     増  田  高  志  君     水 道 課 長     教 育 部 長     坂  本     旬  君     部  長  兼     山  口  久  芳  君     学 校 教育課長     総 務 課 長     笹 野 井  達  彦  君     秘 書 広報課長     山  﨑  政  英  君     情 報 管理課長     小  川  日 出 海  君     福 祉 課 長     植  田  直  仁  君     病 院 事務部長     松  井  範  雄  君                                           〇会議に出席した職員     議 会 事務局長     植  田     一  君     書     記     鈴  木  弘  康  君 △開会の宣告 ○議長(阿南澄男君) 改めまして、皆さんおはようございます。 早いもので、平成21年度も余すところ1カ月余りとなりました。梅の花の香りもにおい、春らしい風も感じられます。議員各位には、大変ご多用の中を2月定例会にご参集いただきまして、まことにありがとうございます。 本定例会は、新年度予算を審議する重要な会議であります。市民の生活向上を図るため、市民の要望を諸施策に反映できるよう十分かつ慎重な審議を尽くし、適正・妥当な議決をお願いいたします。 ただいまの出席議員は16名です。 これより本日をもって招集されました平成22年2月御前崎市議会定例会を開会します。          〔午前 9時00分 開会〕 △諸般の報告 ○議長(阿南澄男君) ここで諸般の報告を行います。 監査委員から、法に基づく例月出納検査の結果報告がありました。その写しはお手元に配付したとおりでありますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、議員派遣について、お手元に配付したとおり専決処分したので、ご報告します。 これで諸般の報告を終わります。 △開議の宣告 ○議長(阿南澄男君) それでは、これより本日の会議を開きます。 △議事日程の報告 ○議長(阿南澄男君) なお、本日の議事日程は、お手元に配付されているとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(阿南澄男君) 日程第1、『会議録署名議員の指名』を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、11番、後藤憲志君、12番、岡村勝君を指名します。 △会期の決定 ○議長(阿南澄男君) 日程第2、『会期の決定』を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は、本日より3月23日までの27日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は本日より3月23日までの27日間と決定しました。 △市長あいさつ ○議長(阿南澄男君) それでは、ここで本定例会に提出されました案件の総括説明を兼ねて、市長の施政方針をお願いいたします。 市長、石原茂雄君。          〔市長 石原茂雄君登壇〕 ◎市長(石原茂雄君) 改めまして、皆さんおはようございます。少しのどがいがらっぽいために、お聞き苦しい点があろうかと思いますが、お許しをお願いしたいと思います。 浜岡砂丘の入り口の歩道に植えられている河津桜のつぼみもほころび始め、寒さの中にも春の日差しが感じられるこのごろとなってまいりました。 議員各位には、御前崎市議会2月定例会にご多用のところご出席をいただき、まことにありがとうございます。早いもので、市制が発足してから7年目を迎えようとしております。これまで議員各位を初め多くの方々のご支援とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。 我が国の経済は、「経済危機対策」の効果もあって、一部に緩やかな持ち直しの動きが見られるものの、当面、厳しい状況が続くと見られており、今後、雇用情勢の一層の悪化や企業収益のさらなる落ち込みも心配されております。 本市の財政状況も、21年度にも増して厳しいものになることは必至であり、現下の景気状況では、市民税等は引き続き大きく減収となることが見込まれております。税収の中で大きな割合を占めている浜岡原子力発電所関連の大規模償却資産に係る固定資産税も、5号機の償却資産税の減に加えて、1・2号機の廃炉の影響により、例年以上の大幅な減収となることが見込まれております。 また、新政権による制度の改正や事業見直しの部分で、我々地方自治体への具体的な手法が示されていない状況に加えて、予算縮減による影響が懸念されるところであります。 こうした中で、合併以降市民の融和や一体感が強く感じられ、「自立と市民協働」の精神も根づき始めているところでもあります。「住んでみたい、幸せを感じる御前崎」を実現するためのアクションとして、市民と行政が知恵を出し合い、みずからの創意と工夫により、地域の特性を生かしたまちづくりが実現できるよう全力で取り組む所存でございます。 市内では、徐々に景気回復の兆しは見えてきたと言われておりますが、まだまだ先行きに不安な部分が多いため、これまでの経済対策をより効果的なものとするため、事業の継続や拡充を図ってまいります。 求められている行政改革に対しまして、必要な経費と無駄な経費の仕分けについて、積極果敢に取り組んでいかなければなりません。限られた財源を効果的に活用しながら、10年先、20年先の健全経営を目指して取り組んでまいります。 市民の皆さんの生の声を直接聞いて、市政へ反映していこうと、御前崎市誕生から毎年続けてきました市政懇談会「タウンミーティング」は、21年度は町内会と共催させていただき、あぐらをかいて、ざっくばらんに開催いたしました。風通しのよい市政の実現と市民参加の行政推進のため、引き続き実施してまいります。 市立御前崎総合病院は、依然として医師不足の状況が続いております。今後も引き続き、医師の働きやすい環境づくりに精いっぱい努力をし、医師や看護師の確保に全力を注いでまいります。 県からも高い評価を受けている教育は、家族・地域・学校が一体となって、真剣に取り組んでいかなければなりません。少子化の中、子供たちが健全に育っていくよう支援員を充てて将来を担う「御前崎の宝」をしっかり育てていきたいと思っております。 合併時の榛原郡と小笠郡の垣根も大分取り払われてきていますが、事業によってはまだまだ改善されていないところもあるため、市民サービスの向上を第一に、広域的な見地から議論を重ねながら圏域を方向づけてまいります。 22年度も効率ある財政運営と高い行政サービスを提供するためにも、さらなる行財政改革を推進するとともに「住んでよかった」と言われる町づくりが実現できるよう全力で取り組んでまいります。 平成22年度当初予算の主な事業の概要について申し上げます。 総括的事項についてでございますが、平成22年度の予算は、非常に厳しい財政環境のもとでの編成となりました。しかし、今回の不況を一つのチャンスととらえ、大きく飛躍するための第一歩の年とすることを念頭に置き、市民の不安を払拭するための戦略を実行すること、そのためには、職員一人一人の意識改革をさらに徹底し、必要な投資と無駄の削減を積極的かつ確実に進めようと予算編成に取り組みました。 一般会計当初予算額は166億6,000万円で、前年度に比べますと7億円、率にいたしますと4%の減額となりました。これは、子ども手当の予算化に伴い扶助費が増額になったものの、ケーブルテレビデジタル化工事が終了したことなどによる普通建設事業費の減額や、公営企業会計への繰出金等の減額が主な要因となっております。 また、国からのこども手当を除きますと、実質的には6.6%のマイナスとなっております。 歳入面では、企業業績の悪化が個人所得に波及したことにより、個人市民税は前年度に比べ4億8,900万円の大幅な減収を見込んでいます。また、中部電力関連の償却資産税も引き続き大きく減収となります。このため、税収全体では前年度に比べ9億1,100万円減収の85億8,955万7,000円の予算額となっております。国庫支出金につきましては、子ども手当に伴う国庫負担金が大幅にふえたことによりまして、前年度に比べ約6億2,000万円増額の23億1,377万6,000円を見込んでいます。 また、財源不足への対応としましては、「臨時財政対策債」で約3億円、「財政調整基金」から約2億6,000万円の繰入金を計上させていただきました。 歳出面では、職員給与費は前年度に比べ約3,800万円の減額ですが、共済組合負担金の負担率が上がったことによりまして、人件費全体では約200万円の増額となりました。 厳しい財政状況を反映しての予算編成となりましたが、景気対策事業及び雇用創出事業は、安全で安心な市民生活を支えるために、前年度に引き続き積極かつ適切な対応を図ってまいります。 総合計画について、第1次総合計画が5年目を迎え、急激な社会経済環境の変化に対応した総合計画にするため、調査・分析を行います。21年度から作成している業務作戦書をベースに施策体系を整理し、優先事業や緊急事業を精査した上で、財政計画と実施計画が整合が取れた総合計画への見直しを図りたいと考えています。 地域振興について、将来に向けて魅力ある御前崎市の実現のため、電源交付金等を有効に活用し、安定した住みよいまちづくりを市民と協働して推進します。有効都市交流事業は、昨年「姉妹都市」の調印をいたしました韓国ウルチン郡とさらなる交流を深めていきたいと考えています。 また、「国際交流基金」を活用し、小学生は韓国へ、中・高校生はオーストラリア・アメリカ・タイと選択肢をふやした海外研修を実施します。 情報政策について、携帯電話やインターネットの急速な普及に伴い、「情報化社会」という表現が広く一般に用いられています。 また、一方では、大量のデータを蓄積しつつ、高速処理ができるデジタル機器の登場により「デジタル社会」とも言われています。 情報技術の発展とともに、大変便利で有用なものが数多く見受けられますが、これらの情報技術がすべての人々に浸透しているわけではありません。とりわけインターネットや携帯電話など、高齢者には非常に難しく、利用できない人がいるのが現状です。 これらのことを踏まえ、市民の生活に最も身近なテレビを利用したデータ放送や文字放送、あるいはテレビがついていなくても聞くことのできる音声告知放送、また屋外でも聞こえる同報無線、そのほかホームページの利活用や広報紙など、それぞれの特徴を生かした情報伝達手段を用いて、さらにきめ細やかな情報を市民に提供し、透明度の高い、開かれた市政の運営を図り、明るく、住みよいまちづくりを進めてまいります。 また、これにあわせまして、ケーブルテレビの今後のあり方についても、さらに検討してまいります。 福祉事業についてでございますが、少子高齢化の進む社会において、次代を担う子供を産み育てていく環境づくりは、重要な課題であります。子育て支援センターを初めとする相談業務の充実、放課後児童クラブの運営など、子育て環境への支援を進めてまいります。 国の政策である子ども手当については、約5,500人の児童が対象となります。手当の支給については、制度に沿って適正に対応してまいります。 福祉タクシー利用料金助成は、2年前に年齢要件引き上げなどの制度を改正させていただきましたが、障害者手帳を持ちながら交付対象となっていない方がありますので、その方々への拡大を図りたいと考えております。 障害者福祉は、自立支援法の動向に注意を払いながら、「障害福祉計画」に沿って、関係機関と連絡を図り推進してまいります。 また、21年度に改築した旧佐倉公民館を、22年度から福祉支援施設として活用し、障害者の作業所並びに障害児の放課後児童クラブとして運用してまいります。 先の見えない経済不況の中、生活保護の受給者や相談者は増加の一途であります。制度を適正・公平に実施するとともに、生活保護からの自立を促すよう指導に努めます。 保健事業について、子供を安全に出産するなど妊婦の保健管理の向上を図るため、妊婦検診の公費負担を14回まで行っておりますが、さらなる母子保健事業の充実を図るため、4回の超音波検査と血液検査の公費助成を行ってまいります。 また、少子化対策の一環として、不妊治療に対する経済的負担の軽減を図るため、特定不妊治療費を助成してまいります。 救急医療は、市立御前崎総合病院の医師の負担軽減と市民の安全、安心を確保するため市内の開業医の先生方のご協力により、22年度も引き続き、平日の夜8時まで、在宅輪番制による1次救急診療を実施していただきます。 高齢者福祉について、市の高齢化率は、平成21年4月時点において21.1%、前年同時期に比べて0.4ポイント上昇しており、65歳以上の方は7,719人、5人に1人以上が高齢者という状況であります。 平成27年には、高齢化率は25%を超え、4人に1人が高齢者になるものと推計いたしております。超高齢社会を迎えても、住みなれた地域で元気に長生きできることはだれもが望むことであり、介護予防と自立した日常生活支援への取り組みは、重要な課題であると考えております。 その取り組みとして、より多くの皆様に基本チェックリスト、さらには生活機能評価を受けていただけるよう各地区に出かけて実施している「おたっしゃ健康チェック」の定着を推進してまいります。この事業は、早い段階で特定高齢者を把握し、介護予防サービスを活用することにより、介護保険を必要としない生き生きとした生活をいつまでも送れるよう実施するものです。 その他の介護予防事業の取り組みとして「高齢者閉じこもり予防通所事業」、「転倒予防教室」、「認知症予防教室」などの各種事業、また認知症に対する理解を深めるための施策も引き続き実施いたします。 環境対策について、環境問題は、地球温暖化や環境汚染、廃棄物処理など、地球規模のものから身近なものまでさまざまであり、社会生活の中から排出される廃棄物の量や種類に応じた処理については多くの課題を抱えています。 「環境保全センター」では、現施設の延命化を図りつつ、最終処分場の確保やごみ焼却施設の更新など、施設管理者の牧之原市と早期に方針を決定しなければならないと考えます。 また、「御前崎市環境基本条例」に基づいて、環境施策を総合的かつ計画的に推進するため、21年度に策定した「御前崎市環境基本計画」を市民に周知して環境対策に取り組んでいかなければならないと考えます。 農業振興、水産業振興についてでございますが、農業を取り巻く環境は、就農者の高齢化や担い手不足、生産所得の減少など依然として厳しい状況が続いております。 市ではこのような状況に対応するため、目標と基本方針等を明確化した農業振興施策を計画的に推進するため、21年度に「御前崎市農業振興ビジョン」を策定しております。 22年度はこのビジョンをもとに、本市の特徴を生かした農業振興に取り組み、また農業協同組合など関係機関と連携を図り、魅力と活力あふれた農業・農村づくりに努めてまいります。 市の主要産物でもあるお茶につきましては、全国的に消費が減少傾向であり、価格も低迷し、厳しい状況が続いております。 御前崎茶の消費拡大と新品種“つゆひかり”の普及、ブランド化目指し、茶業の振興に取り組んでまいります。 農村整備事業は、老朽化した用水路の改修や、ため池の護岸改修などを行い、施設の適正な維持管理と生産基盤の整備を進めてまいります。 林業、治山関係は、貴重な財産である海岸地帯の防風林、防災林を、地域住民との協働により育成と保全に努めてまいります。 水産業は、漁獲量の減少や漁業就業者の高齢化、魚価の低迷など経営的に厳しい状況と認識しております。 御前崎漁業協同組合は、経営基盤の強化拡充を図るため、吉田町及び牧之原市との4漁業での合併への検討を支援してまいります。 当市の周辺地域、磯焼けにより漁場の生産性が低下しており、漁場環境の回復と漁業資源の維持・培養を推進するため、環境生態系の保全や栽培漁業などによる沿岸資源の増大など、関係機関と連携を図りながら、水産業の振興に取り組んでまいります。 また、漁業経営の改善や合理化を図るため、漁業近代化資金利子助成や水産業共同施設整備への支援を行ってまいります。 商工業、観光振興について、一昨年から吹き荒れている経済不況の中、最近の報道では、企業の決算期に当たり一部では改善の報告も伝えられています。しかしながら、地方部では雇用状況も含めて、依然として厳しい状況に変わりはありません。 昨年4月の臨時議会で、議会の皆様のご理解により実施させていただいた「企業緊急安定支援金」制度では、およそ6万5,000人分の雇用調整助成金制度の上乗せ支援を実施してまいりました。雇用のさらなる安定を図る上でも、22年度におきましても引き続き本制度を継続してまいります。 また、国の緊急雇用対策事業につきましても、21年度同様に実施し、雇用機会の確保に努めてまいりたいと考えております。 さらに、「景気対策特別資金利子補給金」並びに「景気対策特別資金信用保証料給付金」制度につきましても、22年度も引き続き融資枠を設け、中小の商工業者の支援に当たってまいります。 企業誘致は、現下の状況から大変厳しいものがありますが、「企業立地奨励補助金」制度の新たな創設など、積極的な誘致活動を引き続き展開してまいります。また、比木地内と牧之原市境に計画中のスズキ株式会社関連企業の進出につきましては、雇用機会の拡大や定住化の促進など、複合的な効果が期待できることから、積極的に受け入れの準備を進めてまいりたいと考えます。 観光に目を向けますと、昨年6月の富士山静岡空港の開港により、県内の観光事業は大きな変化を遂げようとしています。昨年12月末までの空港利用者で市内に宿泊した旅行者はおよそ3,200人に上ることから、今後さらに積極的な誘客活動を展開し、観光振興を図ってまいります。 市内観光の重点拠点でもあります御前埼灯台周辺につきましては、新年度に整備計画を作成し、国際的競争力を備えた観光地として魅力アップにつなげてまいります。 また、観光情報の発信基地として整備した観光物産会館は、既に16年が経過し機械設備や内装・外壁等の老朽化が進んでいることから、利用者の安全確保・快適空間の提供という観点から、修繕工事を実施いたします。 地帯整備事業について、公共事業を取り巻く環境は著しく変化しておりますが、産業・経済の振興に寄与し、地域の利便性を図るため、道水路の整備を引き続き推進するとともに、利用・保全を行う道路マネジメントを実施していく所存でございます。 市道整備事業は、国の「地域活力基盤創造交付金」を活用し、地域間のアクセス強化による「にぎわいのあるまちづくり」を目標に市道101号線などの主要幹線4路線の整備を進めます。市単独事業では、総合計画及び道路整備計画等に基づいて、継続事業の市道2125号線を初めとする9路線、市道2104号線など新規4路線に加え、市内をネットワークする幹線道路、生活道路の整備に取り組んでまいります。 また、小規模事業の生活環境整備事業は、地元要望の中で道路や水路の部分的整備により、市民生活の利便性向上のため、整備を引き続き進めてまいります。 電源三法交付金事業は、継続事業の市道頭山線、市道佐倉東西線、市道207号線、岩地川へ、新たに市道256号線を加え、4路線と1河川の整備推進を図ってまいります。 河川改修事業は、近年の異常気象の影響とも言われる「集中豪雨等」による減災力を高め、安全・安心に寄与するため、継続事業であります黒田川、道田川、三線川等の8河川に加え、新たに西村川、長ケ谷排水路、計10河川の改修事業を進めてまいります。 県の事業は、国道150号の4車線化の延伸、主要地方道掛川浜岡線、相良大須賀線の改良整備工事、県道浜岡菊川線、大東相良線、御前崎堀野新田線の歩道新設工事、県道相良浜岡線の歩道等改良工事及び急傾斜地崩壊対策事業等の早期完成を引き続き要望するとともに、県道、2級河川(新野川、筬川、中西川)の管理維持等、除草・しゅんせつ工事も重ねて要望してまいる所存であります。 都市計画事業についてでございますが、昨年8月11日に発生した駿河湾地震では、けが人こそなかったものの、家屋にゆがみを生じたり、屋根がわらの破損被害やブロック塀の倒壊被害が多く発生しました。被災された皆様には、改めてお見舞いを申し上げます。いつ起きてもおかしくないと言われる東海地震に備えた耐震診断や木造住宅の補強工事、さらにブロック塀の撤去やがけ地近接住宅の移転などに対し、国・県と連携した補助事業に取り組み、一人でも多くのとうとい人命を守るとともに、家屋への被害も最小限にとどめるよう積極的に事業を推進し、安全・安心な市民生活を確保できるよう取り組んでまいります。 次に、都市計画街路は、大山東町線、東町海岸線を引き続き整備し、幹線市道として整備している東町東海岸線を加えた3路線について「まちづくり交付金事業」として、22年度の事業完了を目指し、鋭意進めてまいります。 さらに、地域活力基盤創造交付金事業として、新たに21年度から着手した本町幹線は、大山東町線との交差点を中心に通勤通学の安全を目指して整備を進めます。 また、県が整備している大山本町線の県道部分及び池新田中央線も、引き続き県に予算確保を要望し、事業の推進を図ってまいりたいと考えております。 次に、都市下水路は、落合川上流部の整備とともに、既設下水路の改修にも取り組んでまいります。 道路や水路整備を進めるには、何よりも地権者のご理解、ご協力がなくてはなりません。今後とも関係各位のご協力を賜りますようお願いいたします。 港湾振興についてでございますが、長引く経済不況の影響と、さきのガントリークレーン事故により、御前崎港の取り扱い貨物量にも少なからず影響が出ています。今後も御前崎港の利活用促進のため、関係機関と協力をしながら、県内に限らず、国内外にもポートセールス活動を広げてまいります。 なお、港湾振興室は、港湾の利活用による産業振興を図る目的から、企業立地室と一体的・効果的に企業誘致・企業立地を推進するため、本年4月から事業部に配属がえをすることにいたしました。 また、港湾は防災拠点としての位置づけもされておりますので、整備促進についても引き続き努力してまいります。 消防・防災について、防災に関しては、昨年8月の駿河湾の地震や台風18号により、市内でも大きな被害に遭いました。その一方で防災対策を検証することができました。多くの課題や反省材料が見出せた中で、特に22年度は「実効性のある防災訓練の実施」や、「自主防災意識のさらなる高揚」、「自主防災会活動の活発化」、さらに「避難所の体制整備」等を重点的に展開していきたいと考えております。 自主防災会とともに、「安全・安心」を目指す中核組織の消防団は、消防団活動の合理化や初動体制の強化を図るため、第9分団1部から3部の詰所を1カ所に統合いたします。また、消防ポンプ積載車3台を更新します。 常備消防に関しましては、国が推進している広域化の中で、牧之原市は静岡市への委託の意向を表明しており、現在の消防本部は、広域化への移行時点で、「牧之原市御前崎市広域施設組合」から離脱することになります。御前崎市としては、市民の生命・身体・財産等を守るために、議会の皆様ともよく相談しながら、消防体制の充実を目指して進めていきたいと考えております。 昨年8月の駿河湾の地震では、浜岡原子力発電所で、5号機が他の施設に比べ大きな地震記録が観測され、中部電力では、現在もその原因について調査をしているところであります。複雑な地下構造の特性を把握するには、時間がかかることは承知しておりますが、一刻も早く原因を究明していただき、詳細な説明を求めていきたいと考えております。また、5号機の起動に際しては、健全性の確認等について、国が確認した結果の説明を受けることが必要だと考えておりますので、国へも説明を求めていきたいと考えています。 昨年5月に搬入された28体のMOX燃料は、4号機で次回の定期点検時に装荷されることになっています。厳しい管理体制の中で慎重に実施していただきたいものです。 なお、平成18年に「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」が改訂され、中部電力では19年1月に4号機の耐震安全性評価結果報告書を国に提出しておりますが、いまだ国からの報告がなされていません。耐震安全性評価は発電所の安心・安全に直結するものであり、今後必要に応じて国や事業者へ確認していきたいと考えております。 また、1・2号機の廃止措置、6号機の建設や使用済燃料乾式貯蔵施設の建設については、中部電力ではそれぞれの事業ごとに計画を進めています。 廃止措置は、長い工程の中で商業用軽水炉として日本で初めての解体撤去工事であります。慎重の上にも慎重を重ね、安全に取り組んでいただきたいと考えております。 また、6号機の建設については、環境影響評価方法書に向けた準備、使用済燃料貯蔵施設の建設については、地質調査等を進めていると聞いています。今後、具体的な話が出てきますので、詳しい説明を聞くとともに、市民の皆様の声に耳を傾け、議会とも相談しながら、適切に対処していく所存でございます。 信頼関係を得るということが何よりも大切なことであります。中部電力には、今後も安全最優先で、市民の皆様が安心して暮らせるよう細心の注意を払い、取り組んでいただきたいと考えております。 幼児教育、学校教育についてでございますが、幼児教育は、子育て支援策として、新たに「認可外保育施設入所補助金」の制度を創設いたします。0歳児から2歳児を対象に、市の入所基準を満たしているが、希望する保育所への途中入所がすぐにできない待機児童が一時的に認可外保育施設を利用する場合、利用料の一部を市が助成するものです。 また、22年度からは幼保連携の一層の推進を図るよう努めてまいります。21年4月に北こども園が開園し、保育室が設置されたことから、市内のすべての施設で幼保連携がとれる体制となりましたので、園児や職員の相互の交流、連携を通して、より質の高い幼児教育を目指してまいります。 小学校の整備事業は、御前崎小学校のパソコン機器が老朽化してまいりましたので、更新し、より新しい知識の習得に努めてまいります。 学校教育についてでございますが、学校教育課は好評を博した「灯台村塾」の拡充を図ります。21年度の取り組みを知った地元の企業が、協賛を申し入れてくれました。「産学協同」という理想的な事業になるのではないかと大いに期待をしております。 また、新たに学校教育、社会教育連携の「愛 燦々(3・3)共育」を実施します。文部科学省で実施した全国学力・学習調査によって、家庭の教育力と学力の相関は客観的なデータとして裏づけられました。また、10歳までの子育ての大切さは、これまでも言われてきたことでございます。10歳までの節目節目に当たる3歳児、6歳児、9歳児を持つ保護者を対象に、家庭の教育力を学ぶ会を開催いたします。 社会教育についてでございますが、社会教育では「愛 燦々(3・3)共育」の推進のもと重点事業として「地域・家庭の教育力向上と青少年教育の充実」とし、青少年健全育成を推進します。 さらに、家庭教育学級・PTAとの連携のもとに、家庭教育のあり方や充実に向けた情報を発信してまいります。 また、市民会館の安全と快適な環境を確保するため、耐震補強工事や空調機入れかえ工事を実施するとともに、図書館や丸尾記念館・清川泰次芸術館などを生涯学習の場として積極活用を図ります。なお、市民会館耐震工事に伴い7月から翌年3月まで休館となりますが、ご理解を賜りたいと思います。 国民健康保険特別会計・老人保健特別会計について、国民健康保険特別会計は、一昨年秋からの経済不況に伴う個人所得の減少による国保税の減収や、20年度から後期高齢者医療制度ができたことによっての国・県補助金の減額などで、非常に厳しい運営を強いられております。 生活習慣病予防のための「特定検診事業」等について、一層の受診率向上を図り、健康の自己管理を推進していくことにより、医療費の適正化に努めてまいります。 22年度予算は、財源や医療費等、過去の実績を参考に算定し、総額34億400万円を計上いたしました。 19年度に事業が廃止された老人保健特別会計は、医療費の精算等に伴う会計が生ずるため、予算総額120万5,000円を計上いたしました。 後期高齢者医療保険特別会計についてでございますが、後期高齢者医療保険特別会計は、「静岡県後期高齢者医療広域連合」で運営され、市町では、保険料の徴収・申請等の窓口業務を行っており、広域連合の定めた保険料率に基づいて、予算総額2億7,601万6,000円を計上いたしました。 介護保険特別会計については、介護保険制度は、必要な介護サービスを総合かつ一体的に提供し、社会全体で介護体制を支えようと、平成12年4月からスタートしました。 また、18年4月からは、予防重視型システムが導入され、要支援者を対象とする予防給付や、要支援、要介護状態になるおそれのある高齢者を対象とした介護予防事業が創設され、制度の大幅な改正が行われました。 このような経過の中、高齢化率の上昇に伴って介護サービスの利用者や利用量が増大し、介護給付費も年々増加しております。 予算編成におきましては、2年目に当たる「第4期介護保険事業計画」を基礎に、これまでの実績を踏まえて介護給付費を推計し、予算総額は前年度比3.9%増の22億7,185万4,000円を計上いたしました。 農業集落排水事業特別会計についてでございますが、昭和63年度より生活環境の改善を目的として推進してまいりました農業集落排水事業は、計画6地区すべての工事が完了し、現在92%の家庭で下水道を利用されております。 22年度は、未加入世帯加入促進と適切な維持管理、運営コストの縮減に努めてまいります。 予算総額は、3億1,660万円を計上いたしました。 下水道事業特別会計についてでございますが、公共下水道池新田処理区及び高松処理区では住居地域の整備はほとんど完了し、世帯接続率は約71%となっております。 平成19年度から進められてきた池新田浄化センター第3期処理設備増設工事も、21年度に完成をいたしました。 22年度には、農集排施設同様、適切な維持管理、接続促進に努めるとともに環境衛生や公共水域の保全を図ってまいります。 御前崎・白羽地区の下水道整備は、政権交代により民主党事業仕分け対象事業になっております。また、新交付金制度の内容も依然として不透明であるため、国の動向いかんによっては合併処理浄化槽への対応も視野に入れなくてはならないかと考えております。 しかし、汚水処理事業は、重要な環境施策と認識しておりますので、なお一層の事業推進を図ってまいる所存であります。 予算額は6億4,000万円を計上させていただきました。 水道事業会計についてでございますが、御前崎市水道事業は合併以来、各家庭での節水意識の浸透や最近の景気動向により、企業等営業活動での水道水の使用量が年々減少しております。 こうした状況の中、給水戸数1万3,570戸とし、年間配水量537万7,000トン、有収率を89.49%、有収水量481万2,000トンと見込んで、予算編成しました。 この結果、営業収益の96.3%を占める給水収益は6億4,452万円となり、前年と比較して、2.7%の減額となりました。 これに対し、事業費用は大井川広域水道企業団、榛南水道から購入している受水費を初め、年々増加する減価償却費及び、総係費、業務費等を含めまして10億2,119万2,000円となり、前年対比0.13%の微減となりました。 事業収支の不足分については、一般会計より補てんをしておりますが、給水収益の増加が見込められない状況下、経費節減を図り経営に努めたいと思います。 4条予算の建設改良費では、21年度で電源立地対策交付金事業は完了いたしましたが、22年度は共生交付金及び一般会計出資金を主財源として、県道相良浜岡線幹線配水管布設がえ工事、道路改良事業関連による布設がえなど、配水施設整備として2億1,240万円余で、老朽管等の布設がえ工事を予定し、災害に強い施設を整備してまいります。 水道は、市民生活を支える重要な基盤整備であり、将来に向かって安全と安心な水を安定的に供給できるよう努めてまいりたいと考えております。 病院事業会計についてでございますが、公立病院は地域で必要な医療の民間医療機関による提供が困難な不採算・特殊部門にかかわる医療を提供するなど地域医療の重要な役割を果たしているところでございますが、医師不足に伴い診療体制の縮小を余儀なくされるなど、病院を取り巻く環境は極めて厳しいものとなっている状況下です。 病院が今後とも地域で必要な医療を安定的かつ継続的に提供していくためには、一層の健全経営を求められ、避けて通れない課題となっております。 病院の経営健全化には、医師の確保が欠かせません。引き続き大学への派遣依頼及び公募等積極的に取り組むとともに、不足している診療科は、地域の医療機関との機能分担を目指し、「病診連携」「病病連携」の強化に努め、地域医療を支えていきたいと思います。 地域の医療ニーズに対応するためには、高齢者医療、救急医療及び検診機能の充実を図ることは欠かせません。このことから、急性期医療から亜急性期医療、慢性期医療、介護サービス、在宅医療、介護まで、切れ目のない医療及び介護サービスを提供することができるように、病気及び介護予防機能の充実を今後も図ってまいります。 大変厳しい医療環境を乗り越えるためには、総務省の公立病院改革ガイドラインを参考に、また市議会からの提言も取り入れさせていただき、20年度末に策定いたしました「市立御前崎総合病院改革プラン」に基づく行動計画により、職員が一丸となり自覚を持って経営改善に取り組まなければなりません。 病院の理念である「市民の皆様に信頼される医療の提供」、「保健と福祉の増進」が充実、発展できますよう最大限の努力をする所存であります。 以上、平成22年度を迎えるに当たり、市政運営に関する私の基本姿勢並びに主な施策と事業について所信を申し述べました。 結びになりますが、本議会に提案いたしました案件は、条例案件10件、予算案23件、その他案8件でございます。 詳細につきましては関係部課長より説明申し上げますので、何とぞ慎重なるご審議を賜り、原案をお認めくださいますようお願い申し上げまして、施政方針とさせていただきます。 ありがとうございました。 △議案第1号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第3、議案第1号『御前崎市防犯まちづくり条例の制定について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、議案第1号『御前崎市防犯まちづくり条例の制定について』、提案理由の説明を申し上げます。議案書、5ページをごらんください。 条例制定の背景でございますが、静岡県における刑法犯認知件数は平成20年度に4万3,000件弱となっています。御前崎市では、20年度に301件が発生、うち車上ねらい、器物破損、自転車盗などの刑法犯は213件と多発しています。さらに、全国的にも凶悪事件が後を絶たず、長引く不況と雇用情勢の悪化などが相まって、治安に対する市民の不安は拡大、防犯意識は高まりを見せています。 御前崎市におきましては、防犯灯の設置、設置補助、防犯青色パトロール、地域での子どもサポート隊等の防犯活動が実施されているところでありますが、犯罪を未然に防止するためには市民一人一人が防犯意識、自己防衛意識を持って行動するとともに、地域における防犯活動を一層活性化していくことが重要であります。そこで、市民だれもの願いであります安全で安心して暮らせる明るい御前崎市の実現に向けた防犯まちづくりを推進するための条例を制定するものでございます。 概要でございますが、まず第1条、この条例の目的として、市民の生命、身体、または財産に危害を及ぼす犯罪の防止に関し、以下に示す基本理念を定め、関係するそれぞれの役割を明らかにし、防犯に対する意識の向上を図るとともに相互に協働して犯罪の防止に取り組むことにより、安全で安心して暮らすことのできる地域社会に寄与することとしています。 第2条では、市民、町内会等、事業者、関係機関についてそれぞれ用語の意義を定め、第3条に防犯まちづくりはそれぞれの役割を果たしつつ、相互に協働して行うなど3項にわたる基本理念をうたっています。 第4条から7条では、第2条で定義されたそれぞれについて、市の役割、市民の役割、町内会等の役割、事業者の役割をうたい、第8条に自主的な活動への支援について、第9条に情報の共有化及び啓発活動の推進、第10条に防犯ネットワークの構築と、第11条に委任規程を定めるもので、附則としまして、この条例は平成22年4月1日から施行するものということでございます。 なお、詳細説明につきましては、後日の委員会等におきまして担当課長より申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
    ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第2号、議案第3号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第4、議案第2号『御前崎市障害者自立支援施設御前崎つばき作業所設置及び管理条例の制定について』及び議案第3号『御前崎市日中活動支援施設御前崎作業所設置及び管理条例の制定について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) それでは、一括上程されました議案第2号及び議案第3号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第2号『御前崎市障害者自立支援施設御前崎つばき作業所設置及び管理条例の制定について』ご説明を申し上げます。 これまで心身障害者小規模授産施設つばきの家につきましては、御前崎市手をつなぐ育成会への指定管理のもとで運営を行ってまいりました。障害者自立支援法の施行により、これまでの小規模授産所から障害者自立支援法による就労継続支援施設に移行する必要が生じたため、新たに御前崎つばき作業所設置及び管理条例を制定することとし、従来の条例を廃止するというものであります。 それでは、条例の内容についてご説明を申し上げます。第1条は設置規定でありまして、在宅の身体または知的障害者に対して、作業指導、生活指導、生活訓練を行うことによって自立を助長し、社会復帰及び社会参加を図ることを目的に設置するというものであります。 第2条は、本施設の名称と位置を定めたもので、名称は御前崎つばき作業所となります。 第3条は、事業についてでありますが、利用者の能力、障害の程度、適性、そして地域の特性に応じた作業の確保を図り、生活適応訓練及び就職援助などの障害者の社会復帰に必要な事業を行うというものでございます。 第4条及び第5条は、本施設を指定管理者による管理とすること、そして指定管理者が行う業務を定めたものでございます。 第6条は、委任についての規定であります。 附則では、この条例の施行期日を平成22年4月1日と規定し、従前の心身障害者小規模授産施設設置及び管理条例は廃止することについての規定であります。 以上、議案第2号についての提案理由の説明といたします。 次に、議案第3号『御前崎市日中活動支援施設御前崎作業所設置及び管理条例の制定について』、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、改築した旧佐倉公民館において、精神障害者に対して作業指導、生活指導及び生活訓練を行う作業所を開設するため、御前崎市日中活動支援施設御前崎作業所設置及び管理条例を制定するものであります。 それでは、条文に沿って説明させていただきます。第1条は、設置規定でありまして、障害者の社会復帰及び社会参加を図ることを目的に設置するというものであります。 第2条は、本施設の名称と位置を定めたもので、名称は御前崎市日中活動支援施設御前崎作業所、旧佐倉公民館を使うというものであります。 第3条は、事業についてでありまして、障害者の社会復帰に必要な事業を行うというものでございます。 第4条は、本施設に必要な職員を配置すること。 第5条から第9条においては、利用者の範囲、利用の許可、利用許可の制限、利用料、利用時間についての規定でございます。 第10条は、施設や設備を損傷した場合の損害賠償について定めたものでございます。 第11条は、委任事項の規定で、附則ではこの条例は平成22年4月1日から施行するというものでございます。 以上、議案第2号及び議案第3号の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第4号、議案第5号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第5、議案第4号『御前崎市部設置条例の一部を改正する条例の制定について』及び議案第5号『御前崎市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、ただいま一括上程されました議案について説明をさせていただきます。 まず、議案第4号『御前崎市部設置条例の一部を改正する条例の制定について』、提案理由の説明を申し上げます。議案書は13ページ、あわせて議案参考資料1ページをごらんください。 本条例は、地方自治法第158条第1項の規定に基づき、各部の設置及びその分掌する事務につきまして定めたものでございます。同法第2項では、編成に当たっては事務及び事業運営が簡素かつ効果的なものとなるよう十分配慮しなければならないと規定されています。平成17年4月から現編成をとり5年が経過いたしますが、この間の社会経済環境の変化に対応するとともに、行政改革推進の観点から港湾振興に関する所管を総務部から事業部に移し、産業振興との整合を図っていきたいという内容の一部改正でございます。具体的には、港湾振興室を企業立地室に統合するものでございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第5号『御前崎市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について』でございますが、議案書は15ページ、あわせて議案説明資料3、4ページをごらんください。 本条例は、市民の知る権利を保障するため、公文書の開示を求める権利を明らかにするとともに、公文書の開示に関する必要な事項を定めることにより、地方自治の本市に即した公正で民主的な市政の発展に寄与することを目的として、平成16年4月1日から施行されております。 今回改正する主な点は、現在、本情報公開条例では請求権者の範囲を限定して規定しておりますが、これを何人も情報公開請求できる旨の規定に改め、あわせて関連する条項及び様式等において必要な改正を行うものであります。附則として、この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第6号~議案第9号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第6、議案第6号『御前崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について』及び議案第7号『御前崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』及び議案第8号『御前崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』並びに議案第9号『御前崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について』の4議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、ただいま上程されました議案第6号『御前崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について』、議案第7号『御前崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』及び議案第8号『御前崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』並びに議案第9号『御前崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について』、いずれも関連がございますので、一括して提案理由の説明を申し上げます。 本改正は、労働基準法の一部を改正する法律等を踏まえたもので、公務において特に長い時間外勤務を強力に抑制し、また時間外勤務を命ぜられた職員に休息の機会を与えるため、月60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当の支給割合を引き上げるとともに、当該支給割合の引き上げ分の支給にかえて、正規の勤務時間においても勤務することを要しない日、または時間を指定することができるよう関係条例の改正を行うものでございます。 議案書17ページからと説明資料5ページからをごらんください。初めに、議案第6号『御前崎市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について』でございますが、時間外勤務手当の支給割合の引き上げとして、日曜日またはこれに相当する日の勤務を除いた時間外勤務が1カ月において60時間を超えた場合には、当該超えた時間外勤務に対して勤務1時間につき、勤務1時間当たりの給与額に100の150を乗じて得た額を時間外勤務手当として支給するものでございます。また、時間外勤務代休時間を指定された場合において、当該時間外勤務代休時間に職員が勤務しなかったときは、指定にかえられた時間外勤務手当の支給について支給する必要はないものでございます。 次に、議案第7号『御前崎市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』でございますが、時間外勤務手当の支給割合の引き上げ分の支給にかえて、時間外勤務代休時間を指定する仕組みを導入するものでございます。代替休の新設及び代替休を指定した場合の時間外勤務手当の支給として、時間外勤務手当を支給すべき職員に対して当該時間外勤務手当の支給割合の引き上げ分の支給にかえて、代替休を指定することができるものでございます。また、時間外勤務代休時間を指定された職員は、特に勤務することを命ぜられた場合を除き、正規の勤務時間においても勤務する必要はないとするものでございます。 議案第8号『御前崎市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について』でございますが、先ほど説明しました給与条例第21条第4項及び第5項の読みかえ規定でございます。 なお、施行期日でございますが、3条例案いずれも本年4月1日とさせていただくものでございます。 続きまして、議案第9号『御前崎市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について』は、昨年12月議会で議決いただきました職員の給与に関する条例の一部改正中、住居手当が全額廃止されたことを受け、企業職員についての関連条文の削除等の改正をお願いするもので、附則としまして、公布の日から施行するものでございます。 以上、議案第6号から議案第9号までの提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました4議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 暫時休憩します。 再開は15分から行います。          〔午前10時09分 休憩〕 ○議長(阿南澄男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。          〔午前10時15分 再開〕 △議案第10号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第7、議案第10号『御前崎市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例の制定について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 事業部長、西原敏君。          〔事業部長 西原 敏君登壇〕 ◎事業部長(西原敏君) それでは、議案第10号『御前崎市農業委員会の選挙による委員の定数条例の一部を改正する条例の制定について』、提案理由のご説明を申し上げます。 現農業委員会の定数につきましては、合併協議会で決定した協定数24名で、選挙による委員19名、選任による委員として議会推薦2名、農業協同組合2名、農業共済組合1名となっております。現農業委員会の任期は本年4月17日となっており、本年4月に改選となります。改選に伴いまして、選挙による委員の定数を19名から16名に改めるものでございます。お認めいただければ、選挙による委員16名、選任による委員として、議会推薦2名、農業協同組合2名、農業共済組合1名と、新たに土地改良区からの推薦1名の22名体制となります。 以上、議案第10号の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第11号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第8、議案第11号『駿遠学園管理組合規約の変更について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) それでは、議案第11号『駿遠学園管理組合規約の変更について』、提案理由の説明を申し上げます。 地方自治法第286条第1項の規定により、御前崎市を含む5市2町で構成されています一部事務組合の規約の変更をお願いするものでございます。今回の組合規約の変更でありますが、知的障害児施設であります駿遠学園において、18歳以上の者の利用については、これまで児童福祉法の特例措置によって認められておりましたけれども、障害者自立支援法の施行により、障害児から障害者の施設に移行する必要が生じました。このため、駿遠学園において共同生活介護施設を運営するために必要な組合規約の変更をお願いするものでございます。 議案書27ページをごらんいただきたいと思います。議案参考資料の13ページ、14ページもあわせてごらんいただきたいと思いますけれども、第1条の関係では第3条第2号の組合の共同処理する事務の内容についての変更、第11条第2項の改正は、関係市、町の分担金の分担割合について経費の支弁方法を整備したもの、附則の第2項中とあるものは、平成22年度の御前崎市の分担金の算出基礎となる人口割の算定について定めたものであります。 第2条の関係につきましては、これまでの心身障害者生活寮としての事務をケアホームにおいて行う共同生活介護事業に関する事務に変更し、第11条第2項第3号では、分担金の割合について改正をするというものでございます。 附則で、この規約の第1条の規定は平成22年4月1日から、第2条の規定は平成23年4月1日から施行するというものでございます。 以上、議案第11号の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(阿南澄男君) 日程第9、議案第12号『静岡県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、議案第12号『静岡県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について』、提案理由の説明を申し上げます。 議案書は29ページ、議案参考資料15、16ページをごらんいただきたいと思います。この組合は、静岡県町村職員退職手当組合として発足し、常勤職員に対する退職手当の支給に関する事務を共同処理してまいりました。また、平成18年4月より静岡県市町村非常勤公務員、非常勤職員、公務災害組合を統合するとともに、組合名称を静岡県市町総合事務組合に変更し、退職手当の支給事務に加え、非常勤職員の公務上、通勤上の災害に対する認定及び補償事務を共同処理し、今日に至っております。 今回の変更は、組合の構成団体である芝川町が富士宮市へ、新居町が湖西市へ編入合併により、合併の前日である平成22年3月22日をもって脱退し、また富士宮市芝川町用水組合が富士宮市と芝川町との合併に伴う組合解散により、湖西市新居町広域施設組合が湖西市、新居町との合併に伴う組合解散により、平成22年3月22日をもって脱退するため、規約の変更をするものであります。 編入合併及び組合解散により組合からの脱退により、別表第1の組合を組織する地方公共団体、別表第2の組合の共同処理する事務から「、芝川町」、「、新居町」、「、富士宮市芝川町用水組合」、「、湖西市新居町広域施設組合」を削除するものであります。 なお、この組合規約の変更につきましては、地方自治法第286条第1項の規定により関係地方公共団体の協議によることとされておりますので、同法第290条の規定により議会の議決をお願いするものであります。 この規約は、平成22年3月23日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿南澄男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) それでは、特にないようでございますので、以上で質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、これより採決を行います。 お諮りします。議案第12号『静岡県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について』は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(阿南澄男君) 起立全員です。 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 △議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(阿南澄男君) 日程第10、議案第13号『財産の処分について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、議案第13号『財産の処分について』提案理由の説明を申し上げます。 議案書の30ページをごらんください。地方自治法第96条第1項第8号及び御前崎市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定では議会の議決に付すべき財産の取得または処分は、予定価格2,000万円以上の不動産もしくは動産の買い入れ、もしくは売り払い、または不動産の信託の受益権買い入れ、もしくは売り払いとされています。今回、池新田財産区財産を処分するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。 処分する財産は、砂4万2,887立方メートルでございます。財産の所在地は、御前崎市池新田字下水神7643番2、国道150号線沿いビジネスホテルくれたけイン御前崎南側でございます。処分目的は財産区運営財源の確保で、その処分価格は2,957万2,992円でございます。契約の相手方は、御前崎市佐倉4731番地、東海サンド株式会社代表取締役塚本博己でございます。 以上、議案第13号の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) それでは、特にないようでございますので、以上で質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、これより採決を行います。 お諮りします。議案第13号『財産の処分について』は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(阿南澄男君) 起立全員です。 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 △議案第14号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第11、議案第14号『市道の路線認定、廃止及び変更について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 事業部長、西原敏君。          〔事業部長 西原 敏君登壇〕 ◎事業部長(西原敏君) それでは、議案第14号『市道の路線認定、廃止及び変更について』、提案理由のご説明を申し上げます。 市道の路線認定、路線の廃止及び路線の変更につきましては、道路法の規定に基づきまして議会の議決をお願いするものでございます。 議案書の31ページと、それから議案参考資料の17ページと27ページをごらんください。認定する路線は7路線で、路線番号271号は高松地区で、七ツ山地内から塩原地内で、株式会社トープラ工場の増設に伴い、市道の一部を工業用地として区分したいため、合戸から七ツ山の間の路線が区切れてしまい、2路線となります。西側は、現在の路線番号201号に変更し、本路線の東側を今回新規路線として認定をお願いするものです。 次に、参考資料18ページと28ページをごらんいただきたいと思います。路線番号1112号も同様、池新田工業用地として区分されるため、2路線となります。西側は、現在の路線番号1101号とし、本路線の東側を今回新規路線としてお願いするものです。 次に、路線番号1259、4067、4068、7166号につきましては、参考資料19ページから22ページをごらんいただきたいと思います。現在農道等でありますが、市道整備事業により整備計画をしておりますので、新規に市道認定をお願いするものでございます。 次に、参考資料23ページと32ページをごらんいただきたいと思います。路線番号7167号は、牧之原市との市境が入り組んでおりまして、市境で区分したいため、東側は現在の路線番号7091号とし、西側を今回新規路線としてお願いするものです。 次に、廃止する路線でございますが、参考資料24ページ、25ページをごらんください。路線番号1002号につきましては、池新田工業用地に含まれるため廃止し、1号、①号は都市計画道路で、現在施工中の東町東海岸線の中に含まれ、重複しますので、廃止をお願いするものです。 次に、変更する路線でございますが、路線番号116、4304、4321、7091、7136につきましては、牧之原市市境付近で、市境を終点とする見直しにより変更をお願いするものです。路線番号201、1101、2307号は、終点部が工業用地として区分されることにより終点の変更をお願いするものです。 以上、議案第14号の『市道の路線認定廃止及び変更について』の17路線につきまして提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第15号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第12、議案第15号『御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) 議案第15号『御前崎市公の施設に係る指定管理者の指定について』提案理由の説明を申し上げます。 公の施設に指定管理者制度を導入する場合につきましては、地方自治法及び御前崎市指定管理者の指定手続等に関する条例の規定により議会の議決をいただいて、指定管理者の指定を行うことになっております。 今議会の議案第2号におきまして障害者自立支援施設御前崎つばき作業所の設置及び管理条例を提案させていただいておりますけれども、同条例第4条第1項の規定で、施設の管理は指定管理者によるものとされておりますので、本施設の指定管理者に社会福祉法人草笛の会を指定いたしたく提案をさせていただくものでございます。草笛の会は、昭和50年から知的障害者を中心とした障害者に対して各種の事業を展開し、障害福祉サービスの多様なニーズにこたえています。小笠地区に多数の入所施設、通所施設を設置しておりまして、市内佐倉地区でも就労継続支援B型のはまおか作業所やグループホーム、ケアホームさくらの家を運営している社会法人であります。同法人が運営することによりまして、運営に係る費用が自立支援法による訓練給付費と利用者負担金で賄われることになりますので、市の負担は軽減されることになります。 なお、指定の期間につきましては平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間といたすものであります。 以上、議案第15号についての提案理由といたします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(阿南澄男君) 日程第13、議案第16号『工事請負契約の変更について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、議案第16号『工事請負契約の変更について』提案理由の説明を申し上げます。 議案書の34ページをごらんください。地方自治法及び市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例の規定により工事請負契約を変更するため、議会の議決を求めるものでございます。 本議案は、議会6月定例会、議案第64号で工事請負契約の議決をいただきました電源立地地域対策交付金事業御前崎市ケーブルテレビ施設デジタル化工事の変更でございます。変更の理由でございますが、工事施工期間中におきまして、転入あるいは転出等によりまして工事の対象戸数に変更が生じました。これにより機器の数及び設置戸数等が減少したことから、今回1,488万9,000円を減額し、変更後の契約額を10億2,986万1,000円とするものでございます。 以上、議案第16号の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) それでは、特にないようでございますので、以上で質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わり、これより採決を行います。 お諮りします。議案第16号『工事請負契約の変更について』は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。          〔賛成者起立〕 ○議長(阿南澄男君) 起立全員です。 したがって、議案16号は原案のとおり可決されました。 △議案第17号、議案第18号の上程、説明、採決 ○議長(阿南澄男君) 日程第14、議案第17号『人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて』及び議案第18号『人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) ただいま一括上程されました議案第17号及び議案第18号『人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて』提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員は、人権擁護委員法の規定により基本的人権の擁護と自由人権思想の普及、高揚を図るため法務大臣が委嘱するもので、任期は3年であります。現在、御前崎市におきましては、7名の委員の皆様が活躍されております。今回2名の方が平成22年6月30日をもって任期満了となりますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 最初に、議案第17号についてご提案申し上げます。本案は、現職の人権擁護委員であります新野地区の増田光彦氏から今回の任期満了をもって辞退したいとの申し出がありましたので、後任として朝比奈地区下朝比奈町内会にお住まいの坂本守氏を人権擁護委員候補者としてご提案させていただくものでございます。坂本守氏は、昭和44年から教員として学校教育にご尽力をされ、平成18年3月31日、牧之原市立榛原中学校長を最後に退職をされております。地域の信頼も厚く、朝比奈地区から人権擁護委員にふさわしい方としてご推薦をいただいておりますので、提案をさせていただくものでございます。 次に、議案第18号について提案申し上げます。増田家久氏でございますけれども、池新田地区の中町町内会にお住まいで、長年にわたり学校教育にご尽力をされた方であります。平成13年より人権擁護委員として3期務められております。地域の信望はもとより委員の信頼も厚く、現在掛川人権擁護委員協議会常務委員、御前崎市人権擁護委員研究会会長としてご活躍をいただいているところでございます。引き続き人権擁護委員としてお願いいたしたく提案させていただくものでございます。 議会の適切なるご意見を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) 本議案は人事案件でありますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 異議なしと認めます。 よって、本件につきましては質疑、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りします。議案第17号『人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて』に対する議会の意見は、適任とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 異議なしと認めます。 よって、議案第17号に対する議会の意見は適任と決定いたしました。 次に、議案第18号についてお諮りします。議案第18号『人権擁護委員候補者の推薦につき議会の意見を求めることについて』に対する議会の意見は、適任とすることにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(阿南澄男君) 異議なしと認めます。 よって、議案第18号に対する議会の意見は適任と決定いたしました。 △議案第19号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第15、議案第19号『平成21年度御前崎市一般会計予算の補正(第6号)について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは議案第19号『平成21年度御前崎市一般会計予算の補正(第6号)について』提案理由の説明を申し上げます。 補正予算書をごらんください。今回の補正額は、歳入歳出予算にそれぞれ5億9,385万7,000円の減額をお願いし、歳入歳出予算の総額をそれぞれ175億3,400万6,000円とするものでございます。今回平成21年度最終補正ということで補正予算の編成をいたしました。事務事業の効率化、それから経費の節減等、各課、各所属で努力をいただきました結果、歳出予算では入札差金等の大幅な減額を計上できました。 また、歳入予算の増加見込みと合わせて1億6,000万円を学校教育施設整備基金に積み立てすることとし、なお不足財源として計上しておりました財政調整基金からの繰入金9億4,300万円全額を減額することといたしました。 それでは、歳入歳出の補正の概要につきまして、各款ごとに主なものをご説明を申し上げます。1款市税では、1項市民税、個人、法人、2項固定資産税ともに伸び等が見込まれることから増収となりました。4項たばこ税と合わせまして、差し引き2億9,000万円を追加計上いたしました。 2款地方譲与税、3、4、5款利子割、配当割交付金等も決算見込み額の増減額を計上いたしました。 6款地方消費税交付金から14款使用料まで決算見込み額をそれぞれ計上し、11款地方交付税の増額811万5,000円以外は減額計上となりました。 15款国庫支出金は決算見込み額を計上し、1項1目民生費国庫負担金のうち、特に児童手当関係は支給要件児童数の減少が主な減額理由となっています。第2項国庫補助金につきましても、決算見込みによります増減額を計上したもので、主なものは総務費補助金では庁舎アスベスト除去に係る事業内容の変更に伴う2,834万6,000円の減額、広報安全等対策交付金では事業実績に伴います1,080万円の減額、民生費国庫補助金では子育て応援特別手当の制度廃案に伴います交付金3,755万6,000円の減額が大きなものでございます。 なお、今回増額計上の地域活性化・きめ細かな臨時交付金6,526万円は、国の第2次補正予算によるものでございます。 16款県支出金では、決算見込み額の減額がほとんどでございます。17款財産収入3,186万5,000円は、都市計画事業に関連した市有地の売り払い収入でございます。 18款一般寄附金は、朝比奈地区の中山静枝様からの寄附金でございます。19款繰入金は、財政調整基金並びにその他事業目的基金の実績によります減額をお願いするものでございます。20款繰越金では、留保分繰越金1億6,475万1,000円の増額補正、その他諸収入、市債に決算見込みによります増減額を計上いたしました。 歳出の主なものをご説明申し上げます。今回の最終補正では、冒頭申し上げましたとおり、節約、節減効果等により大幅な減額となりましたので、確定見込みによります減額の説明は主なもの以外省略させていただきます。 24ページからですけれども、2款1項2目財産管理費の1,000万円でございますが、歳入で説明の一般寄附金を地域福祉基金に造成するものでございます。5目財産管理費の工事請負費の減額は、アスベスト除去工事の入札差金でございます。 26ページの13目諸費、1,629万円の減額は、自主運行バスの20年度欠損補助並びに21年度運営事業委託金の確定によるものでございます。 27ページの15目情報政策費1億782万3,000円の主な減額理由はケーブルテレビ施設デジタル化工事の差金でございます。 28ページの2目賦課徴収費8,583万円の減額は、景気後退により見込んだ過誤納還付金等を減額するものでございます。 少し飛びまして、33ページ、3款民生費、3目国民健康保険費3,500万円の補正でございますが、特別会計への繰出金でございます。 37ページの1目児童福祉総務費3,755万6,000円の減額は、歳入で説明の子育て応援特別手当の制度廃案に伴います減額でございます。 40ページ、4款1項4目病院費8,840万円の減額は、病院事業会計負担金及び同補助金を合わせましたものでございます。 41ページ、2項1目清掃総務費3,207万円の補正でございますが、池新田地区財産区有地から発生いたしました廃棄物の処理費を計上したものでございます。 42ページ、6款1項2目農業総務費5,400万円の減額は、農集排特別会計繰出金の減額でございます。 46ページ、7款商工費、景気対策特別資金信用保証料給付金等の補正でございます。 47ページ、8款土木費、3目電源三法交付金事業の1億1,100万円の減額は、市道頭山線の軟弱地盤対策に伴うもので、工事費、用地費、補償費を減額し、翌年度にスケジュール変更するものでございます。 49ページ、3目公共下水道費では、下水道事業特別会計繰出金を大きく1億1,040万円減額するものでございます。 52ページ、10款教育費では、冒頭申し上げました学校教育施設整備基金に1億6,000万円基金造成するものでございます。 53ページ、2項小学校費の工事請負費8,000万円につきましては、国の第2次補正予算成立によります、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を充当したもので、浜岡東小学校並びに浜岡第一小学校のプール改修事業を計画するものでございます。 57ページ、6項2目体育施設費では、B&G海洋センター敷地の一部を取得する用地費用を計上しています。 11款災害復旧費では、災害査定結果に基づき、財源振りかえをお願いするものでございます。 戻りまして、7ページをお願いします。今回の補正予算におきまして、予算第2条繰越明許費をお願いするもので、3款民生費、児童福祉扶助費、子ども手当支給準備費536万円。 4款衛生費の清掃費、発生廃棄物の処理費3,387万円。 8款土木費、道路橋梁費、市道整備事業費で4,055万円、河川費で865万円、都市計画費でまちづくり交付金事業2,955万円を、また9款消防費の無線施設整備事業で572万4,000円。 10款教育費の小学校整備事業、国の臨時交付金事業8,050万円を、11款災害復旧費の市道災害復旧事業1,225万円がそれぞれ年度内完成が困難となり、繰り越しをさせていただくものでございます。 なお、財源であります国庫補助金等につきましても、繰り越しをさせていただくものでございます。 8ページの今回予算第3条でお願いする地方債の補正でございますが、港湾整備事業債につきまして、港湾整備事業費及び市負担金の確定に伴いまして、起債限度額の補正をお願いするものでございます。 以上、議案第19号の平成21年度御前崎市一般会計予算の補正(第6号)について、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、本日は説明にとどめ、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議にて行います。 △議案第20号、議案第21号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第16、議案第20号『平成21年度御前崎市国民健康保険特別会計予算の補正(第1号)について』及び議案第21号『平成21年度御前崎市介護保険特別会計予算の補正(第4号)について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) ただいま一括上程されました2議案につきまして提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第20号『平成21年度御前崎市国民健康保険特別会計予算の補正(第1号)について』ご説明を申し上げます。 別冊の補正予算書をごらんいただきたいと思います。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,076万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億4,124万円とするものです。 それでは、補正内容につきまして、事項別明細書の総括表で歳出から説明させていただきます。5ページで説明をさせていただきますが、10ページからもごらんいただければというふうに思います。2款保険給付費におきましては、療養諸費で一般被保険者と退職被保険者等の療養給付費と療養費について、上半期の実績数値によりまして下半期を推計して減額補正、また高額療養費におきましては、高額医療に該当する方が見込みよりふえたことからの増額、葬祭費につきましても対象者が予想より多かったことから増額補正をお願いするもので、2款の保険給付費としましては9,540万8,000円の減額補正をお願いするものでございます。 3款後期高齢者支援金は、支払基金の算定に基づく負担金で、2,978万1,000円の減額。 6款介護納付金につきましても支払基金の算定に基づく負担金が379万4,000円減額となるものでございます。 7款共同事業拠出金ですが、国保連合会への高額医療費と保険財政共同安定化事業に対する負担金が、1,756万4,000円減額となるものです 8款保健事業費につきましては、特定健診の受診者数の関係で197万1,000円の減額補正をお願いするものでございます。 11款諸支出金の775万8,000円の増額補正は、償還金で国からの調整交付金の超過分についての返還分、そして高額療養費特別支給金で、平成20年4月から12月までに75歳に到達し、後期高齢者医療の被保険者となった方に既に支払った高額医療費との差額分を支給するというものです。 次に、4ページの歳入について説明いたします。6ページからもあわせてごらんいただきたいというふうに思います。1款国民健康保険税につきましては、一般被保険者及び退職被保険者等の国民健康保険税の医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年課税分について、調定額の変更などにより2億615万7,000円の減額補正をお願いするものでございます。 3款国庫支出金は、国庫負担金の療養給付費負担金と国庫補助金の財政調整交付金の減額、また介護従事者処遇改善臨時特例交付金についての本年度分を増額補正しておりますけれども、差し引きして1億1,553万1,000円の減額補正をお願いするものです。 4款療養給付費等交付金は、前年度分積算によります5,059万3,000円の増額補正をお願いするものでございます。 5款前期高齢者交付金の959万8,000円につきましては、65歳から74歳までの前期高齢者の調整交付金について支払基金が積算した額で、補正をお願いするものです。 6款県支出金は、財政調整交付金の871万8,000円を減額するものです。 7款共同事業交付金は、高額医療費共同事業交付金と保険財政共同安定化事業交付金の交付金額確定によります4,905万5,000円の減額をお願いするものでございます。 9款繰入金の1億6,900万円は、歳入不足を補うために診療報酬支払い準備基金のほぼ全額の1億3,400万円を取り崩して繰り入れ、なお不足が見込まれる3,500万円について、一般会計から繰り入れをお願いするというものでございます。 なお、この措置については国保運営協議会に諮問してご協議をいただいておりますが、その中で財源確保に向けて早急に検討すべきという答申もいただいております。 10款繰越金は、前年度繰越金が確定しておりますので、431万7,000円の追加補正をお願いするものでございます。 11款諸収入は、退職被保険者等第三者納付金の519万3,000円の追加補正をお願いするものでございます。 以上、議案第20号の説明とさせていただきます。 次に、議案第21号『平成21年度御前崎市介護保険特別会計予算の補正(第4号)について』提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ332万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億2,085万5,000円とさせていただくものであります。 補正内容につきまして、事項別明細書の総括表により歳出からご説明を申し上げます。5ページで説明をいたしますけれども、9ページからもごらんをいただければというふうに思います。1款総務費80万円の減額は、介護認定時に要する主治医意見書が見込み数を下回ったことにより、筆耕料を減額するものです。 2款保険給付費500万円は、今年度上半期の実績に基づく見込みにより居宅介護サービス費、介護予防サービス費及び高額介護サービス費について、それぞれ増額をお願いするものです。 4款地域支援事業費761万5,000円の減額は、今年度の実績に基づく見込みにより、国、県支払基金交付金の変更交付申請額を基礎に補正をお願いするものであります。 6款諸支出金8万7,000円は、統括支援センターシステム導入に伴い購入した外部記憶装置が国及び県交付金の対象外であることが確認され、返還を要することから補正をお願いするものであります。 次に、歳入の説明を申し上げます。4ページをごらんください。3款国庫支出金145万1,000円の減額は、調整交付金の増額と歳出の地域支援事業費予算現額に伴う交付金の減額によるものであります。 4款支払基金交付金181万8,000円の減額及び5款県支出金179万円の減額につきましても、同様に歳出予算に伴い減額を補正するものであります。 7款繰入金164万4,000円の増額は、給付費の増額、事務費の減額、地域支援事業のうち、介護予防事業の減額、包括的支援・任意事業の増額によるものであります。 9款諸収入は、預金利子8万7,000円の増額をお願いするものであります。 以上、議案第21号の提案理由とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、後日常任委員会において各担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第22号、議案第23号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第17、議案第22号『平成21年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算の補正(第2号)について』及び議案第23号『平成21年度御前崎市下水道事業特別会計予算の補正(第3号)について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 水道部長、増田高志君。          〔水道部長兼水道課長 増田高志君登壇〕 ◎水道部長兼水道課長(増田高志君) それでは、ただいま一括上程されました2議案につきまして提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第22号『平成21年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算の補正(第2号)について』提案理由のご説明を申し上げます。今回の補正は、事業確定により歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,776万9,000円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ3億2,182万2,000円とするものであります。 歳出からご説明いたします。8ページをお願いいたします。第1款1項事業費は1,776万9,000円を減額し、1億8,173万2,000円とするもので、主な補正は治山工事の確定による工事請負費の減額、これに伴う測量設計監理業務委託料の減額でございます。 歳入をご説明申し上げます。6ページにお戻りください。2款使用料及び手数料401万円の増額補正は、主に新野地区の宅内配管接続に伴う下水使用料であります。 3款繰入金は、事業確定により一般会計繰入金5,400万円を減額させていただくものであります。 4款繰越金は、前年度繰越金の確定による3,223万1,000円の増額でございます。 続きまして、議案第23号『平成21年度御前崎市下水道事業特別会計予算の補正(第3号)について』提案理由の説明を申し上げます。今回の補正は、公共下水道事業におきましても事業の確定により減額をお願いするものでございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,160万円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ8億9,340万円とするものでございます。 それでは、歳出からご説明いたします。9ページをお願いいたします。第1款1項1目建設費は、4,057万円の減額をお願いするものであり、これは当初予定しておりました工事が減少したため、工事請負費委託料を減額するものでございます。2目浄化センター管理費は、2,003万円の減額をお願いするものでございます。電気料、薬剤費の確定、業務委託料の契約差金等でございます。3目の施設管理費100万円の減額は、マンホールポンプ、管路の修繕実績を精査し、減額するものでございます。 次に、6ページにお戻りいただきまして、歳入をご説明申し上げます。第1款分担金及び負担金は、実績を精査いたしまして、下水道加入金600万円を減額するものでございます。 2款使用料及び手数料は、下水道使用料2,000万円を増額するものでございます。 3款国庫補助金は、事業確定により128万円を増額するものでございます。 4款繰入金は、事業確定により一般会計繰入金1億1,040万円を減額させていただくものでございます。 5款繰越金は、前年度繰越金の確定によりまして、2,889万7,000円の増額でございます。 6款諸収入は、消費税還付金403万4,000円、電灯・電力給付金58万9,000円の収入確定によりまして増額計上をお願いするものでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、後日常任委員会において各担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第24号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第18、議案第24号『平成21年度御前崎市病院事業会計予算の補正(第2号)について』を議題とします。 提案理由の説明を求めます。 病院事務部長、松井範雄君。          〔病院事務部長 松井範雄君登壇〕 ◎病院事務部長(松井範雄君) それでは、議案第24号『平成21年度御前崎市病院事業会計予算の補正(第2号)について』提案理由のご説明を申し上げます。 補正予算書の1ページをお開きください。第2条の業務予定量の補正でございますが、外来患者数を3,750人追加し、7万9,280人に、訪問看護利用者は580人減少し2,060人に、介護老人保健施設入所利用者は360人減少し1万6,030人に、介護老人保健施設通所利用者は350人追加し8,510人とするものでございます。 第3条の収益的収入予定額の補正は、1款病院事業収益を4,315万円減額し40億4,385万円とするもので、減額内容は1項医業収益を4,525万円追加、3項医業外収益は7,500万円減額、4項附帯事業収益は1,340万円減額するものでございます。 また、収益的支出予定額の補正は1款病院事業費用を6,800万円減額し40億4,385万円とするもので、減額内容は1項医業費用を4,600万円減額、2項介護事業費用は280万円追加、4項附帯事業費用は2,480万円減額するものでございます。 次に、3ページをお開きください。収入、1款1項医業収益4,525万円の追加は、入院収益の診療単価が当初見込みより増になり、また外来収益の診療単価が減になったことによるものでございます。3項医業外収益の7,500万円減額は、収益の増額、費用の減額によりまして一般会計補助金を減額するものでございます。4項附帯事業収益の1,340万円減額は、附帯事業費用の減額によります負担金の減額でございます。 次に、支出、1款病院事業費用の6,800万円の減額内容は1項医業費用におきます1目の給与費は、人事院勧告によります減額等により5,100万円の減額、4目の減価償却費は確定品目により計算した結果による500万円の追加でございます。 また、2項介護事業費用におきます2目材料費は、患者給食前年実績にて見込んだことによります不足分70万円の追加、3目経費は酸素吸入器必要患者増に伴います吸入器等賃借料60万円の追加、4目減価償却費は確定品目により計算し、150万円の追加でございます。 次に、4ページをお開きください。4項附帯事業費用におきます1目の給与費は人事院勧告に伴います減額等により2,700万円減額、2目の材料費は新型インフルエンザ対策等によります消毒薬等の費用増などによる診療材料費の増加、また患者給食は前年実績によって見込んだことによります不足分による給食材料費の増加による130万円追加、3目の経費は入所者の寝具使用増加、介護報酬改正に伴います複写機使用増加等による90万円の追加によるものでございます。 次に、1ページにお戻りください。第4条については、消費税納税額の歳出により発生した額の調整でございます。 次に、2ページをお開きください。第5条、6条、7条は、議会の議決を経なければ流用できない経費の額の変更でございます。 以上、議案第24号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、後日常任委員会において詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第25号、議案第26号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第19、議案第25号『平成21年度御前崎市池新田財産区特別会計予算の補正(第1号)について』及び議案第26号『平成21年度御前崎市池新田西財産特別会計予算の補正(第1号)について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務課長、笹野井達彦君。          〔総務課長 笹野井達彦君登壇〕 ◎総務課長(笹野井達彦君) それでは、一括上程されました議案についてご説明申し上げます。 議案第25号『平成21年度御前崎市池新田財産区特別会計予算の補正(第1号)について』ご説明をいたします。 1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,100万円とするものでございます。 6ページをお願いいたします。歳入でございます。1款財産収入、1項1目財産貸付収入は風力発電設備建設に伴う土地賃貸料2,765万円の増額、雇用住宅駐車料は71万円の減額補正でございます。2目利子及び配当金は、定期預金利子188万円の補正をお願いするものでございます。 2項1目財産売払収入につきましては、土地売払収入1,271万3,000円、山砂売払収入は2,957万円の補正をお願いするものでございます。これは、先ほど議案第13号において財産の処分についてご説明したとおりでございます。 3款1項1目繰越金ですが、繰越金889万7,000円の補正をお願いするものでございます。 次に、歳出についてお願いいたします。7ページをお願いします。1款総務費2項1目財産管理費につきましては、25節財政調整基金としまして8,000万円をお願いするものでございます。 次に、議案第26号『平成21年度御前崎市池新田西財産特別会計予算の補正(第1号)について』ご説明申し上げます。 1ページをお願いします。歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,642万5,000円を追加し、歳入歳出予算をそれぞれ7,702万5,000円とするものでございます。 6ページをお願いします。歳入からご説明申し上げます。1款財産収入、1項1目財産貸付収入につきましては、風力発電施設建設に伴います土地賃貸料、地上権、地役権設定により、3,915万1,000円の補正をお願いするものでございます。2目利子及び配当金は37万2,000円の補正をお願いするものでございます。 2款1項1目繰越金ですが、981万4,000円の補正をお願いいたします。 3款諸収入、1項2目雑入には、1,308万8,000円の補正をお願いするものでございます。 4款1項1目繰入金につきましては、七ツ山財産区の財政調整基金の繰り入れの減額600万円でございます。 次に、歳出をお願いします。8ページをお願いします。1款総務費、1項1目一般管理費につきましては、11節の需用費の1万7,000円の減額でございます。2目財産管理費につきましては、賃金、需用費、使用料及び賃借料については減額補正をお願いするものであり、また25節財政調整基金につきましては6,200万円の積み立てをお願いするものでございます。 2款1項1目諸支出金につきましては、19節の地区振興費補助金の減額548万円をお願いするものでございます。これは、七ツ山財産区の分であります。 以上で補正予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、後日常任委員会において詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第27号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第20、議案第27号『平成22年度御前崎市一般会計予算について』を議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 総務部長、長島保君。          〔総務部長 長島 保君登壇〕 ◎総務部長(長島保君) それでは、議案第27号『平成22年度御前崎市一般会計予算について』提案理由の説明を申し上げます。 なお、詳細につきましては後日各担当課長より詳細説明を予定してございますので、ここでは総括的な概要説明のみとさせていただきます。 予算書並びに予算説明資料を参考にごらんいただきたいと思います。全国的な経済状況、雇用状況の悪化、さらには企業収益のさらなる落ち込みが予想され、市民生活にも大きく影響を及ぼしています。このように厳しい経済環境の中、市民の不安を取り除くため、これまでの経済対策を継続、拡充することとし、10年先の大きな発展へのスタートの年として予算の編成に努めた結果、対前年度比7億円、率にして4%減額の166億6,000万円となりました。減額の主な要因は、歳入面では大幅な税収減、歳出面では普通建設事業の減額や他会計への繰出金等の減額となっております。 歳入の構成状況では、市税が対前年度比9.6%、9億1,163万6,000円の減額となる85億8,955万7,000円を見込み、歳入の構成比では51.6%となりました。市税のうち、市民税は景気後退の影響により、個人、法人ともに大幅な減額を見込み、14億5,959万円で、対前年度比26.2%、5億1,848万5,000円の減額となり、固定資産税は68億5,108万3,000円、対前年度比5.4%、3億8,880万6,000円の減額を見込みました。特に償却資産40億6,541万円のうち、中部電力分は36億7,722万円で、前年度に対し4億8,039万円、11.6%の減額となっています。固定資産税に占める中部電力の割合は53.7%でございます。国庫支出金は23億1,377万6,000円で、対前年度比36.5%、6億1,917万2,000円の増額を見込みました。この大幅な増額理由でございますが、国の制度創設によります子ども手当に伴います国庫負担金の増、その他地域活力基盤創造交付金などによるところでございます。 また、発電電力量等に応じて交付されます長期発展対策交付金もほぼ前年度並み、初期対策交付金、その他各事業に対します国の負担金、補助金、委託金などを計上したもので、歳入の構成比率は13.9%を占めています。県支出金は17億6,420万7,000円で、対前年比9億8,036万7,000円、125.1%と大幅な伸びとなってございますが、原子力発電施設立地地域共生交付金を国庫支出金から振りかえて計上したことによるもので、また福祉関係扶助費に充てる県負担金を見込んだもので、構成比率は10.6%を占めたところです。 地方交付税は8億1,500万円で、前年に対し3.8%、3,000万円増で、構成比では4.9%でございます。普通地方交付税は、地域活性化、雇用等臨時特例費の創設等により全国ベースでの交付額が増額になること、本市の税収減見込みを勘案し増額を見込んだものでございます。構成比2.8%を占める繰入金は、前年度比15億5,079万9,000円と大きく減額、この要因は電源立地地域対策交付金事業基金の皆減と一般財源として繰り入れる財政調整基金の額を抑えたことによるものでございます。 寄附金につきましては、構成比1.6%で、中部電力からの寄附金2億5,000万円を見込んだものでございます。 市債につきましては、前年度比2,380万円、6.5%減の3億4,260万円を計上、地方の財源不足に対処するため、地方財政法の特例として起債し、後年度普通交付税の需要額に算定される臨時財政対策債は3億円を予定し、また例年同様、港湾整備事業債と大井川広域水道企業団出資債を計上したものでございます。その他譲与税、交付金、分担負担金、使用料、手数料等の見積もりにつきましては、経済状況、国等の制度改正の動向、前年度の実績等を勘案の上、財源の確保に努めたところでございます。 歳入全体では、市税の落ち込みは繰入金の大幅な減額により自主財源比率が63.6%と減少し、依存財源の国県支出金が子ども手当の創設や共生交付金の増額によるところで、その依存財源比率を36.4%と増加させたところでございます。歳出、性質別歳出の特徴は大きく扶助費が伸びていることで、障害児福祉扶助費、子ども医療扶助費、母子福祉扶助費、生活保護扶助費、中でも特に児童福祉扶助費事業における子ども手当に係る増額が突出。前年度比5億5,568万5,000円増の16億7,560万9,000円、人件費では給与費及び手当は減額するものの共済組合負担金増額により微増、その他の経常経費では前年度比減額計上となっております。投資的経費につきましては、冒頭申し上げましたケーブルテレビ工事の終了により、前年度比9億6,686万5,000円と大幅な減額となり、27億8,787万4,000円の計上となっています。 款別におきましては、民生費の33億900万円余を構成比で19.9%が最多で、以下衛生費の32億9,900万円余、9.8%、土木費の26億9,200万円余、教育費の26億9,100万円余のいずれも16.2%、総務費の19億2,200万円余で、11.5%の順となっています。 歳出款別の説明は、別添の当初予算説明資料の中で御前崎市総合計画7つの施策体系別主要事業や歳入歳出概要、事務事業概要を記載してございますので、参考にしていただくこととし、省略をさせていただきます。 なお、予算の第2条では地方債を規定し、予算書の8ページの第2表に大井川広域水道企業団出資債、港湾整備事業債、臨時財政対策債の3件の起債限度額を3億4,260万円とし、起債の方法、利率、償還の方法を規定しています。 また、3条の一時借入金の限度額及び第4条の歳出予算の流用につきましても、従前どおりの規定とさせていただきました。 以上、議案第27号『平成22年度御前崎市一般会計予算について』総括的な概要を申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましては、後日常任委員会において各担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第28号~議案第31号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第21、議案第28号『平成22年度御前崎市国民健康保険特別会計予算について』及び議案第29号『平成22年度御前崎市老人保健特別会計予算について』及び議案第30号『平成22年度御前崎市後期高齢者医療保険特別会計予算について』並びに議案第31号『平成22年度御前崎市介護保険特別会計予算について』の4議案を一括して議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 市民部長、岡村隆雄君。          〔市民部長 岡村隆雄君登壇〕 ◎市民部長(岡村隆雄君) ただいま一括上程されました議案第28号から議案第31号までの4議案につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。 最初に、議案第28号『平成22年度御前崎市国民健康保険特別会計予算について』ご説明を申し上げます。 予算書の一般会計の後ろに載せてあります国保1ページをごらんいただきたいと思います。平成22年度御前崎市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億400万円と定めるものであります。予算編成につきましては、国保事業の柱であります医療費につきまして、過去の実績を参考にしておりますが、財源のこと、そしてまた診療報酬の引き上げが予定されていることなども考慮しますと、年間予算には少し無理があるかとも思っております。先ほどの議案第20号の補正予算のところで申し上げましたように、先般の国保運営協議会で財源の確保を早急に検討することが答申されておりますので、それらの検討に合わせて対応を図ってまいりたいというふうにも考えております。 それでは、事項別明細書の総括表で主要なものについてご説明をいたします。7ページをごらんいただきたいと思います。歳出ですが、1款総務費2,440万円は経常的な一般管理費などを計上いたしました。 2款保険給付費は、21億1,482万4,000円計上いたしました。前年度より2億1,048万4,000円の減額となっておりますが、ただいま申し上げましたように医療費の実績を参考に、そしてまた財源も考慮して算出した額であります。 3款後期高齢者支援金5億2,129万9,000円は、75歳以上の方が加入します後期高齢者医療への国保分の支援金であります。 4款前期高齢者納付金149万5,000円は、納付金事務費拠出金を計上いたしました。 5款老人保健拠出金は4,824万9,000円ですが、ご承知のように老人医療制度が廃止されたため、医療費精算分に対する計上で、大幅な減額となっております。 6款介護納付金2億930万1,000円。 7款共同事業拠出金4億3,103万9,000円は、いずれも国保連合会試算により計上いたしました。 8款保健事業費3,971万円は、特定健診事業分などであります。 9款基金積立金は1,000円の間口取り。 10款公債費に1万円。 そして、11款の諸支出金867万2,000円は、精算によります国庫支出金返納金などであります。 12款の予備費には、500万円を計上いたしたところであります。 6ページをごらんください。これに伴う歳入ですが、1款の国民健康保険税は一般被保険者、退職被保険者を含めまして10億2,855万6,000円で、前年度より8,077万1,000円の減額の計上です。 2款使用料及び手数料は35万1,000円で、前年度と同額。 3款国庫支出金7億9,989万5,000円は、医療費や特定検診事業などにおける国の負担分でありまして、前年度との比較で、7,066万6,000円の減で計上いたしました。 4款療養給付費等交付金1億1,318万2,000円は、退職者医療分の計上であります。 5款前期高齢者交付金6億106万円は、65歳から74歳の方の医療費に対する制度間調整のための交付金であります。 6款県支出金1億8,875万8,000円は、財政調整交付金が主なものであります。 7款共同事業交付金は、保険財政共同安定化事業交付金などをそれぞれ定められた計算により計上いたしました。 8款財産収入は、間口取り。 9款一般会計からの繰入金につきましては、2億3,886万円を計上し、このうち法定外繰り入れにつきましては、21年度と同様に1億5,000万円を計上したところであります。 10款繰越金、11款諸収入は、前年どおり計上いたしました。 以上、議案第28号の提案理由とさせていただきます。 次に、議案第29号『平成22年度御前崎市老人保健特別会計予算について』提案理由の説明を申し上げます。老人保健制度は、平成19年度をもって事業が廃止されましたが、その後は医療費などの精算を行うために本会計を運用しております。その整理期間も3年目となり、今年度が最終年となりますが、医療費の精算などに伴う会計が生ずるために歳入歳出予算の総額をそれぞれ120万5,000円と定めるものでございます。 それでは、事項別明細書の総括表で説明をさせていただきます。5ページをごらんください。 歳出の1款医療費120万円は、事業年度中の医療費などを精算するための費用を計上したものでありまして、2款諸支出金5,000円は、償還金などの間口取りの計上であります。 4ページをごらんください。歳入につきましては、前年度からの繰越金で必要な経費を賄う予算計上とさせていただきました。 以上、議案第29号の提案理由とさせていただきます。 次に、議案第30号『平成22年度御前崎市後期高齢者医療保険特別会計予算について』、提案理由の説明を申し上げます。平成20年度から始まった後期高齢者医療制度ですが、静岡県全域を対象として、広域連合として組織され、運営されております。そして、市、町では保険料についての特別会計を編成して、必要な予算を計上するものであります。平成22年度の本会計歳入歳出予算の総額は、それぞれ2億7,601万6,000円と定めるものであります。 5ページをごらんください。歳出ですが、1款後期高齢者医療広域連合納付金2億7,493万2,000円は、保険料と保険基盤安定繰入分を静岡県後期高齢者広域連合へ納付するものの計上であり、2款諸支出金58万4,000円は還付金など、3款の予備費には50万円を計上いたしました。 4ページをごらんください。歳入ですが、1款後期高齢者医療保険料2億2,501万円は、1割負担分を広域連合の定めた保険料率に基づき計上をいたしました。 2款使用料及び手数料は1万1,000円、3款繰入金4,993万2,000円は県と市からの保険基盤安定繰入金を計上いたしました。4款繰越金は100万円、5款諸収入6万3,000円は預金利子などの計上であります。 以上、議案第30号の提案理由の説明とさせていただきます。 次に、議案第31号『平成22年度御前崎市介護保険特別会計予算について』提案理由の説明を申し上げます。平成22年度は、第4期介護保険事業計画の2年目に当たり、本計画とこれまでの実績から推計して予算を計上いたしました。歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億7,185万4,000円と定めるものであります。 それでは、事項別明細書の総括表によって主要なのものについて説明をさせていただきます。 5ページをごらんください。歳出です。1款の総務費3,998万6,000円は、介護保険システムの切りかえに係る電算業務委託料及び介護認定調査に伴う費用の計上が主なものであります。 2款保険給付費21億7,400万円は、実績などから見込みまして前年度比8,200万円の増額であります。 3款基金積立金31万5,000円は、介護給付費準備基金等の利子積み立て。 4款地域支援事業費5,659万7,000円は、閉じこもり予防、転倒予防、認知症予防などの介護予防事業費が主なものであります。 5款公債費は間口取りの1,000円、6款諸支出金95万5,000円は保険料還付金などの計上であります。 4ページをごらんください。歳入の説明を申し上げます。 1款介護保険料4億583万3,000円は前年度比1,571万4,000円の減であります。2款の2,000円は間口取りであります。 3款から5款の国庫支出金、支払基金交付金、県支出金につきましては、歳出の保険給付費、地域支援事業費に係るそれぞれの負担割合による計上であります。 6款財産収入31万4,000円は、介護給付費準備基金などの利子を計上しております。 7款繰入金3億4,855万4,000円は、一般会計からの介護給付費繰入金のほか、介護給付費準備基金繰入金、介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金などの計上であります。 8款の繰越金1,000円は間口取り、9款の諸収入32万7,000円は地域支援事業の利用料など、10款の市債1,000円は間口取りであります。 以上、議案第31号の提案理由の説明とさせていただきます。 以上です。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました4議案につきましても、後日常任委員会において各担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第32号、議案第33号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第22、議案第32号『平成22年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算について』及び議案第33号『平成22年度御前崎市下水道事業特別会計予算について』の2議案を一括して議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 水道部長、増田高志君。          〔水道部長兼水道課長 増田高志君登壇〕 ◎水道部長兼水道課長(増田高志君) それでは、一括上程されました2議案につきましてご説明申し上げます。 まず、議案第32号『平成22年度御前崎市農業集落排水事業特別会計予算について』提案理由のご説明をさせていただきます。22年度は、歳入歳出の総額をそれぞれ3億1,660万円とさせていただきました。 3ページをお開きください。歳出であります。1款事業費は1億7,067万9,000円の計上でございます。これは、6カ所の処理場及び管路施設の維持管理に要する費用と道路改良や新規加入に伴う管路の布設、補修工事等が主なものでございます。 2款の公債費は1億4,545万円の計上であります。 次に、2ページの歳入をお願いいたします。1款分担金及び負担金210万円、2款使用料及び手数料7,489万円の計上でございます。3款繰入金は、前年度よりも2,300万円少ない2億3,600万円を計上させていただきました。 以上、農業集落排水事業特別会計予算の概要であります。 続きまして、議案第33号『平成22年度御前崎市下水道事業特別会計予算について』提案理由のご説明をさせていただきます。本年度は、歳入歳出の総額をそれぞれ6億4,000万円とさせていただくものでございます。池新田浄化センターの増設工事も完了いたしまして、維持管理が主になりました。前年度に比べまして3億1,500万円の減額となりました。 3ページの歳出をお開きください。1款事業費は3億4,199万1,000円の計上でございます。主なものは、市道及び都市計画道路の改良工事や新規加入に伴う管路布設工事、池新田地区管路耐震化事業、池新田、高松両浄化センターの運転管理に要する経費でございます。また、新規事業といたしまして、包括的民間委託費を計上させていただきました。 2款公債費は、2億9,721万円でございます。 次に、歳入でございます。2ページにお戻りください。 1款分担金及び負担金は、601万円。2款使用料及び手数料は1億2,413万円を見込みました。3款国庫支出金は3,500万円、4款繰入金は前年度より7,740万円少ない4億7,480万円の計上でございます。6款諸収入は5万円であります。 以上、下水道事業特別会計予算でございます。よろしくお願いします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、後日常任委員会において担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第34号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第23、議案第34号『平成22年度御前崎市工業団地建設事業特別会計予算について』を議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 事業部長、西原敏君。          〔事業部長 西原 敏君登壇〕 ◎事業部長(西原敏君) それでは、議案第34号『平成22年度御前崎市工業団地建設事業特別会計予算について』予算の概要を説明させていただきます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億23万3,000円と定めるものでございます。 予算書の最後のページをごらんいただきたいと思いますが、歳出につきましては、1款総務費は一般会計繰出金5,651万2,000円が主なものでございまして、2款事業費は池新田工業用地約2ヘクタールの造成事業1億4,344万5,000円を計上させていただきました。 次に、6ページをごらんいただきたいと思います。歳入でございますが、1款2項1目不動産売払収入2億円、池新田工業用地約2ヘクタールの売払収入を主な財源に計上させていただきました。 以上、議案第34号『平成22年度御前崎市工業団地建設事業特別会計予算について』の提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、後日常任委員会において担当課長から詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第35号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第24、議案第35号『平成22年度御前崎市水道事業会計予算について』を議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 水道部長、増田高志君。          〔水道部長兼水道課長 増田高志君登壇〕 ◎水道部長兼水道課長(増田高志君) それでは、議案第35号『平成22年度御前崎市水道事業会計予算について』提案理由のご説明を申し上げます。 水道事業は、最近の景気の影響や家庭における節水式の浸透等により、水の需要が年々減少しておりまして、年間配水量とともに有収水量も減少傾向にあり、給水収益も減額となってきております。事業収益予算の予算額は、事業収益10億2,776万7,000円計上させていただきました。事業費用につきましては、経費節減に努めるなどして10億2,119万2,000円予算計上させていただきました。営業収益の大部分を占めております給水収益の増収も見込めない状況の中、一般会計からの補助金として昨年と同額の3億5,000万円を計上させていただきました。 4条予算の収入につきましては、原子力発電施設、地域共生交付金を9,000万円充当させていただき、本年度は2億353万5,000円を計上させていただきました。支出の建設改良費のうち排水施設整備費につきましては、県道相良浜岡線、ぷるるのところでありますが、大兼・東町地内の幹線配水管の布設がえ工事、道路改良工事に伴う配水管布設工事等2億1,240万円を予算計上させていただきました。 以上で、水道事業会計予算の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、後日常任委員会において詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第36号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第25、議案第36号『平成22年度御前崎市病院事業会計予算について』を議題とします。 提案理由の総括説明を求めます。 病院事務部長、松井範雄君。          〔病院事務部長 松井範雄君登壇〕
    ◎病院事務部長(松井範雄君) それでは、議案第36号『平成22年度御前崎市病院事業会計予算について』提案理由のご説明を申し上げます。 予算書の1ページをお開きください。第2条の業務予定量は、一般病床入院患者を前年度比1,120人増の3万4,750人、外来患者も前年度比2,550人増の7万8,080人でございます。 次に、第3条収益的収入及び支出の収入は前年度比5,600万円減の40億3,100万円、支出は前年度比1,200万円減の40億7,500万円を計上させていただきました。 4ページをお開きください。収入1款1項医業収益は、外来収益等が減額となりましたが、入院収益等の増額によりまして前年度比1億4,587万円増の24億7,037万円、2項介護事業収益から4項附帯事業収益までの合計は、前年度比2億187万円減の15億6,062万円でございます。 5ページをごらんください。支出の1款1項医業費用は、期末勤勉手当等の減額によりまして、前年度比4,944万円減の32億3,720万円、2項介護事業費用から4項附帯事業費用までの合計は3,744万円増の8億3,370万円を計上させていただきました。 次に、2ページにお戻りください。第4条の資本的収入及び支出でございますが、予算書の6ページもあわせてごらんいただきたいと思います。収入1款1項の出資金は、一般会計からの出資金でございます。支出の1款1項建設改良費は、1目資産購入費として画像情報システム更新外36件に2億3,233万円、2目改良工事費として空調設備の更新等に8,100万円を計上させていただきました。 次に、2ページの第5条の継続費については、予算書の13ページもあわせてごらんいただきたいと思います。1款1項資本的支出の建設改良費におきます平成22年、23年度2カ年の継続事業の電子カルテシステム導入事業でございます。 次に、2ページの第9条は、事業助成のための一般会計からの補助金3億円を計上させていただきました。 次に、3ページをごらんください。第11条については、予定価格2,000万円以上の資産の取得でございます。 以上、議案第36号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、後日常任委員会において詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △議案第37号~議案第41号の上程、説明 ○議長(阿南澄男君) 日程第26、議案第37号『平成22年度御前崎市池新田財産区特別会計予算について』及び議案第38号『平成22年度御前崎市池新田西財産特別会計予算について』及び議案第39号『平成22年度御前崎市佐倉財産区特別会計予算について』及び議案第40号『平成22年度御前崎市比木財産区特別会計予算について』並びに議案第41号『平成22年度御前崎市新野財産区特別会計予算について』の5議案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 総務課長、笹野井達彦君。          〔総務課長 笹野井達彦君登壇〕 ◎総務課長(笹野井達彦君) それでは、財産区の特別会計5会計を一括してご説明申し上げます。 議案第37号『平成22年度御前崎市池新田財産区特別会計予算について』ご説明申し上げます。 1ページをお願いします。歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,920万円と定めるものでございます。 歳入の6ページをお願いします。財産運用収入につきましては、4,049万円の計上でございます。 次に、歳出の8ページをお願いします。一般管理費につきましては1,109万5,000円、前年度より242万7,000円の増額となっております。 10ページをお願いします。財産管理費でございますが、2,604万5,000円の計上でございます。 11ページをお願いします。諸支出金につきましては1,122万円の計上でございます。 続きまして、議案第38号『平成22年度御前崎市池新田西財産特別会計予算について』ご説明申し上げます。 1ページをお願いします。歳入歳出の予算の総額をそれぞれ2,300万円と定めるものでございます。 6ページ、歳入をお願いします。財産運用収入は1,379万7,000円でございます。 次に、8ページ、歳出をお願いいたします。一般管理費につきましては、187万2,000円の計上でございます。 9ページをお願いします。諸支出金につきましては1,990万円の計上でございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第39号『平成22年度御前崎市佐倉財産区特別会計予算について』ご説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。歳入歳出予算の総額をそれぞれ494万円と定めるものでございます。 6ページをお願いします。歳入でございますが、財産運用収入342万8,000円でございます。 8ページ、歳出をお願いいたします。一般管理につきましては269万円の計上でございます。 続きまして、9ページをお願いいたします。諸支出金につきましては昨年と同額の130万円の計上をお願いしてございます。 続きまして、議案第40号『平成22年度御前崎市比木財産区特別会計予算について』ご説明を申し上げます。 1ページをお願いします。歳入歳出の予算の総額をそれぞれ116万円と定めるものでございます。 歳入、6ページをお願いします。財産運用収入でございますが、80万円3,000円でございます。 次に、歳出の8ページをお願いいたします。一般管理費でございますが、56万1,000円の計上でございます。 9ページにつきましては、諸支出金が20万円でございます。 続きまして、議案第41号『平成22年度御前崎市新野財産区特別会計予算について』ご説明申し上げます。 1ページをお願いします。歳入歳出予算の総額をそれぞれ73万円と定めるものでございます。 歳入、6ページをお願いいたします。財産収入32万円でございます。 次に、歳出、8ページをお願いいたします。一般管理費につきましては32万5,000円の計上でございます。 9ページの諸支出金につきましては、昨年と同額の30万円でございます。 以上で、5つの財産区の特別会計予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(阿南澄男君) ただいま説明のありました議案につきましても、後日常任委員会において詳細な説明をお願いすることとしています。 なお、質疑、討論、採決については、議事予定表のとおり後日の本会議において行います。 △散会の宣告 ○議長(阿南澄男君) 以上で、本日予定した日程をすべて終了しました。 本日はこれをもちまして散会とします。          〔午前11時54分 散会〕...