裾野市議会 > 2022-09-12 >
09月12日-06号

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  1. 裾野市議会 2022-09-12
    09月12日-06号


    取得元: 裾野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-05
    令和 4年  9月 定例会             令和4年9月         裾野市議会定例会会議録第6号                          令和4年9月12日(月)                          午前10時 開 議    日程第1 一般質問(1番~2番)〇本日の会議に付した事件…………………………議事日程に掲げた事件と同じ〇出欠席議員…………………………………………議員出席表のとおり〇説明のため出席した者……………………………出席表のとおり〇出席した議会事務局職員…………………………出席表のとおり             議          事                       10時00分 開議 ○議長賀茂博美) おはようございます。出席議員は定足数に達しております。  ただいまから本日の会議を開きます。 △日程第1 一般質問議長賀茂博美) 日程に先立ち申し上げます。  一般質問につきましては、他の一般質問でご了承いただいた事項はなるべくご遠慮くださいますようご協力をお願いいたします。  日程に基づき、一般質問に入ります。  質問の順序は、議長への通告順序といたします。  13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) おはようございます。今朝起きたときに見た富士山は、雲一つかかっておらず、秋色の清々しい色でした。そして、愛鷹山の上には丸くて色の薄い月がまだ残っておりました。これから一般質問を行いますけれども、それぞれが今まで数回となく繰り返してきたものでございます。答弁は、今までよりももっと踏み込んだ具体的な答弁を期待するところです。  それでは、まず1番、御師公園事業の推進と地元要望の実現についてです。村田市長議会答弁やその他発言の中で、富士山信仰における須山浅間神社と御師の家の歴史的価値や、それを生かせる観光資源としての大きな期待があることをひしひしと感じております。建設事業着手も見えてきましたところで、事業推進を望んでの質問です。  まず(1)、建設事業計画の内容を伺います。  (1)のア、全体面積と総事業費を伺います。 ○議長賀茂博美) 答弁を求めます。  建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) おはようございます。お願いします。全体面積は4ヘクタールでございます。総事業費は、令和2年の当初計画においては6億8,000万円とされていましたが、現在はより集客力の高い公園とするために計画内容を精査しているところであります。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 計画の内容、ゾーン等のご説明をお願いします。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 当初の計画でお答えしますと、公園の中には駐車場を設けるほか、当該地を3つのゾーンに分けております。現存する建築物神明神社のある御師の家ゾーン散策路を配した御師の森ゾーン、広場を配したふれあい交流ゾーンとして公園整備するものであります。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) つい先日、8月の22日に、今まで私とか、あるいは議会側には多分情報はなかったと思うのですけれども、静岡新聞富士山信仰遺構復元官民連携というような見出しの大きな記事が載っていましたけれども、この内容について当局でもしご存じならば分かる範囲内でご説明願います。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 新聞の記事のほうは確認をしております。現在、内容は今いろいろな手法を探っている中で、検討の途中というところで捉えていただければと思います。手法ですとか、その他いろんなことが記事に載っておりましたけれども、方針が固まったとか、そういうことではありませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) ということは、内容については当局側の検討している内容の一部がここに出ているということなのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 市長。 ◎市長(村田悠) 議員おっしゃるとおりであります。手法の一つの検討内容の一つであります。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員
    ◆13番(土屋秀明議員) (1)のイに行きます。  都市計画の都決で都市公園の中の歴史公園としての分類にこの御師公園は位置づけてありますけれども、その御師公園事業の内容で何をもって歴史を感じさせることができるでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 緑の基本計画歴史公園として位置づけされております。公園内に富士山を崇拝する人々が信仰登山を行う際に、宿や食事などの世話をしていたとされる御師の文化を伝えることを想定しております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 今の部長の最後の言葉は、想定していますということですけれども、もう計画ができて、ここで着工するのですよね。その中に具体の個別で歴史の遺物を感じさせるようなモニュメント等のものというのは、中には計画に入っていないということなのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) そちらは検討中でございます。文化を伝えるといった部分で、博物館的な資料展示とか、遺構の展示とか復元とか、説明の看板とか、いろんな手法があると思います。そちらのほうを検討しております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 地元と協議を重ねながらだんだんここに来ていると思うのですけれども、それということは地元も理解をしている話なのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 地元とは協議を重ねている中で、こちらの進捗のほうもお伝えしておるところでございます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) それでは、(2)に行きます。  かねてから要望がある旧渡邉家の復元の御師住宅、この建設は地元からかねてから要望がありますけれども、その要望は認められているのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 先ほど答弁したとおり、より集客力の高い公園を実現するため、公園整備事業に精通し、かつ成功実績のある専門家に協力を求めたいと考えております。復元御師住宅の建設についても、意見書などを踏まえて検討していきたいと考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 専門家の意見を伺うということですけれども、専門家にはどの範囲内で今回の御師公園事業に、スタートするときにはそれが入っていずに、今後の話としてということのようですけれども、専門家に出してその結果をどういうふうに生かそうということなのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) これまでの経緯も踏まえた中で専門家に依頼しております。公園をよりよいものにしたいという思いからでございます。その中で何が大切なのか、御師公園の文化をどういうふうに伝えたらよいのか、そういったこともより深く協議されるものと、検討されるものと考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) この御師公園は、今日傍聴の中にもいらっしゃいますけれども、約10年前ですよ、スタートしたのは。市長は大橋市政のときでした。私も議員になって程ない頃でしたけれども、その頃から言っていますけれども、静岡県下で唯一の遺構、御師住宅として、それが当時の専門家の判断なのです。それを生かしていこうということで、地元要望を重ねてきて今のところに来ている話なのですけれども、この10年間で一番の中心のところは何ら検討が進んでない、そういうふうに思います。  そういうところで、渡邉家の資料いろんなものがある中で、明治時代に公的な申請に使った資料の中に富士吉田、たくさん御師の住宅ありますけれども、富士吉田外川家等と間取りが非常に似ている平面図がついていました。地元は、この平面図を利用して住宅の復元を図ろうというのが一番の要望の中心なのです。それが今までの答弁のように、決してそこの部分というのが中心の部分はずれていて進んでない。こういう要望をずっと続けてきた、3代の市長に対して。この地元からの要望を受け入れられない理由は何かあるのですか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 地元の強い要望は認識しております。しかし、現段階では公園事業の目的やコンセプトをしっかり定めることが重要と考えております。その中で、今ある建物を残すのか、復元の建物がその事業の中で必要なのか、復元した建物を何に使うのか、この事業の中で建物の復元を慎重に検討しなければならないと考えております。御師の文化が本物の文化だと思うのです。この文化を価値あるものとして正しく保存し、正しく伝える、こういったものが必要と考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) それでは、次に行きます。  次、(3)です。この事業に対して地元からの負担金というか、事業の財源にというようなことで、表現は負担金なのか寄附なのかということはありますけれども、その話題がもう随分前からありますけれども、市側には地元に対してこういうものを求めているのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長鈴木努) お答えいたします。  現在公園の建設に向け、今後の運営方法も含め、より財政負担の少ない手法を検討しております。現在の市の財政状況を踏まえますと、地元からのご寄附をお願いしたいと考えますが、詳細につきましては今後地元と協議が必要であると、このように考えております。  以上でございます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 当然ながら内容によって、地元要望を生かせるならば、こういうような趣旨でというところはきっとあると思うのですけれども、基本的な額だとか、どういう事業に使うかというのは別にして、この全体の事業の中で地元との中では、ここである寄附金指定寄附を出すということでは両者とも一応了解というのは、意思はつながっているのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長鈴木努) 概要の点につきましては、つながっていると判断をしております。しかしながら、先ほどお答えいたしましたとおり、詳細につきましてはやはり協議は重ねていく必要があると、このように考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 次に発言するのは、地元というよりも私個人の考え方ですけれども、地元要望を重ねて、基本的にはそれに必要な費用を、全部とは言わなくても地元からして何とか捻出しようという、そこまでこの事業に対して市側に協力を求めて進めてきている。それなのに先ほど言った一番の中心の御師住宅の復元は、今のところは決定していない。  ここで最近の中で一番利害が強いという、深いと思われている市長にお伺いしますけれども、ここまで地元指定寄附まで出して負担をしようという考え方があるのですけれども、市長としてはこの思いを実現できないですか。 ○議長賀茂博美) 市長。 ◎市長(村田悠) 地元皆さんの御師住宅にかける思いというものは、私もひしひしと感じておりますし、議員がおっしゃるとおり、私は大橋先生はしっかりやってくれていたと思います、序盤は。あとの8年は分かりません。確かに止まってしまっていた期間あるかもしれません。私のときに、これも重要性だと思うし、何より私の思いは、この公園に来ていただいて須山という地がすばらしい地であって、ここでどのような歴史文化が行われてきた、こういう伝統的な土地なのだということを発信していきたい、その中の一つがこの御師住宅であるということも私も認識しておりますので、今後この規模感だとか、どういうふうな形でこれを発信していくかということをまた専門家を入れて公園づくりというものをやっていきたいので、そこのところをまた地元のほうとお話をさせていただきたいと思います。地元皆さんの協力的な思いとか熱意というのは、私は十分伝わっています。本当にありがたく思っています。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 大いに期待しています。私もこの議員バッジは、もうしばらくで外すことを考えております。地元須山浅間神社氏子総代をしております。市長と地元の間を議員でなくなってもつなぐことは十分に頭の中にありますから、よろしくお願いします。  次に、(4)、休館、休みです。休館の富士山資料館の貴重な所蔵物資料等幾つかあります。必要な際にといういろんな方法は、見学できるようなお話がありますけれども、このままですと必然的に埋もれてしまう、なくなってしまうというふうに当然ながら誰でも危惧をします。将来的にこの御師公園なのか、あるいは御師公園の周辺でもいいのです。須山浅間神社と御師公園、御師住宅、それと資料館という3つの主要な拠点になるようなのが一番望ましいと思うのですけれども、将来の考え方としてそういうような考え方を検討するお考えはございますか。 ○議長賀茂博美) 教育部長。 ◎教育部長勝又明彦) お答えいたします。  富士山資料館には現在、5,700点を超える所蔵物がございます。これら所蔵資料は、他市町や研究機関などからも高い評価を受けており、当市の歴史や文化を知り、後世に伝える上でも大変貴重な資料であると認識をしております。現在市では、新たな資料館を建設する計画はございませんが、御師公園の整備の中で、その活用や展示方法についても検討していきたいと考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 実現することを望みます。  それでは次に、大きい2番に行きます。国道469号の整備要望を積極的に行い早期の実現を。建設の促進の期成同盟会、これを十分に活用して要望したらどうですかというところです。  (1)、十里木地バイパスルートの実現に向けてというところです。  ア、約800メートルのバイパス案は、これは平成11年に沼津土木事務所から示されたものですけれども、決定に至らず、想定交通量調査などから静岡県は事業化に取り組まないという判断をしていました。担当部署からもそういう直接話を聞いていました。しかし、市の建設部を通して静岡県がバイパス計画調査費を予算化したとの情報が入り、その提供をいただきましたけれども、その内容についてご確認をしたいと思います。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 議員ご質問にありました県の回答というのは、令和元年度の部分だと思います。こちらの静岡県から改良済みというような発言以降も、バイパス化要望を続けてまいりましたが、令和3年7月の豪雨による冠水や事故が多いとのことから、バイパス化事業化されました。令和4年度の予算額は800万円で、事業内容は延長約800メートルの道路予備設計と測量を行うと聞いております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 次に、イに行きます。  バイパス計画作成に、これは事業主体が静岡県、道路は国道ですけれども、静岡県です。それに対して地元十里木皆さんの意見を少しでも反映させるためには、当然ながら要望しなければいけない、意見を通さなければならないということで、裾野市の考えを、その計画をこれからの中に入れるべきであると当然考えますけれども、静岡県に伝える具体の案というのはもう既に考えていらっしゃるのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 県のほうは、今年度から予備設計を行う段階です。道路の規格もまだ決まっていないとのことです。事業実施者の静岡県が立てる計画になりますので、まずは情報の共有をしていくことが大事だと考えております。その上で、バイパスルートでは適切な排水計画を立てていただくこと、バイパスルート旧道部には新たな交差点ができますので、円滑な交差点処理を行うこと、このようなことが挙げられます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 今回のバイパスは、これから調査費で具体のルート等はこれから先の話になることですけれども、一番の考え方というのは今の概略ルート、もうほぼ同様の考え方を県のほうは多分持ってくるのではないですか、距離が違うだけ、ですから裾野市も十里木地区の今までのことを考えて見ると、十分に意見を聞いて反映をさせてもらいたいというふうに思います。  次に、ウです。既存のルート案概略ルートと同様に愛鷹山側愛鷹山の山腹をバイパスを通すべきだというふうに私は考えます。十里木の集落は盆地で、多くの雨が降った際には雨水処理ができずに中につくってある調整池、そこに水を引っ張って、それが地下浸透するまで待つという、これが随分前からの状況です。昨年の熱海の土石流の際にも、ちょうど同じ時間に十里木線状降水帯ができたというふうなのは専門家からもお話ししましたけれども、というようなところです。愛鷹山からの雨水の処理事業と今回の道路の整備事業を並行してというか、同時にやるのが一番費用的にも合理的であるというふうに考えますけれども、静岡県にこういう考え方を求めるつもりでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) まず、ルートのほうを愛鷹山の山腹というお話ありました。議員のお考えに同感であります。平成11年度当時に提示された概略ルートのように、愛鷹山山腹の線形がよいのではないかと考えます。  また、十里木の国道469号に住居が隣接する住民にとっては、雨水処理の問題は解決しておりませんので、バイパスルートの建設の中で適切な排水計画を立てるよう求めていきたいと考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) この事業計画は、沼津土木事務所地元皆さんと一緒に要望をしたのは今年の春の話です。1か月ほど前ですか、地元で沼土からのこれからの調査事業内容等の説明は伺っておりますが、いずれにしましても、この雨水処理も含めてですけれども、裾野市の中心部からすると非常に遠距離のところです。今ここにいらっしゃる皆さんも、ほとんどあそこの現場を見るだとか通るということは数が少ないと思います。ですから、先ほどから何回も言っていますけれども、そのためには地元で苦慮している皆さんの声を十分に聞いて反映をしてもらいたいと思います。  さて、これらのことはもともと期成同盟会、469の建設の促進の期成同盟会を通して静岡県側に伝えてきた、道路整備について。それが469の中で山梨県の南部町から御殿場市の間で、一番事業に入るのが遅かったのは裾野市なのです。やっとここで、先ほどの部長の最初の答弁の中には明確ではなかったですけれども、私が勝手に考えるのは、新東名の御殿場インター周辺にこの事業費の予算がずっと行っていた。そこの角が一通り形ができたからということでここへ来ている。一番申し上げたいのは、こどもの国から富士、富士宮に行く道路というのは、林道のような道路があるようなないようなところを今の形で造ったのです。ですから、一般の通勤の車両も、特に物流、トラック関係の車がすごく多くなったのです。東海側に行かずにここに行って、距離も少ないし費用も少ないということで恐らく増えている。ですから、期成同盟会を通してなのですけれども、一番言いたいのは469の整備がここまでほかのところがしていなかったら、今のような交通状況になっていないのです。ですから、声を大きくして同盟会の中で言ってもらいたいと思います。私もかつて賀茂議長のところに座っていたときにも、同盟会の総会の中で発言をさせてもらいました。なぜ危険なところを最後にしているのだということを、県側に優先順位の高い順で、なぜ裾野の十里木のところを入れないのだというようなこと、そのときの答えが、冒頭しました、もう既に道路整備は済んでいるのだという当時の県の判断なのです。それで、今回は一番の根底が変わったのです。やろうということになったので、もう千載一遇のチャンスです。道路整備雨水処理、これに全力で取り組んでもらいたいというふうに思います。  次に、(2)です。東富士演習場内の469号は…… ○議長賀茂博美) 土屋議員、エはいいですか。エを飛ばしましたけれども、よろしいですか。 ◆13番(土屋秀明議員) すみません。 ○議長賀茂博美) いいですか。 ◆13番(土屋秀明議員) 戻ります。戻っていいですか。 ○議長賀茂博美) はい、エを続けてください。 ◆13番(土屋秀明議員) すみません。いろいろ発言したものですから、内容についてはエの通告のように、期成同盟会を通じてこれを要望の中にして、県に少しでも早期のうちにこちらが市側が望むような事業が行ってもらうように同盟会の要望として出すべきだということです。市は市で要望する、同盟は469の同盟会でしてもらいたいと思いますけれども、この手法を取っていただけますか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 今期成同盟会のお話もいただきました。国道469号の建設促進期成同盟会は、昭和59年に富士南麓道路建設促進のために結成されたもので、静岡、山梨両県の4市2町で構成されております。各市町が持つ国道469号の課題解決に向けて要望活動をしておりますので、引き続き裾野市としての分もあります、バイパス道路の整備と雨水処理事業、こちらの早期完了を静岡県のほうに強く要望していきます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) お願いします。  次に、(2)です。東富士演習場のこの中を通る国道469号は、歩道もなく、歩行者も、それから自転車走行とも大変危険な状態であります。先ほどもちょっとお話ししましたように、車の量の多さと、それから大型車両が多いということでなおさらですけれども、東京オリンピック・パラリンピックでは、男子の自転車ロードレースのコースの一部となりました。オリンピックのレガシーとしても、自転車歩行者が安心安全に利用できる道路整備が必要であります。早期に取り組むお考えはありませんか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 自転車歩行者安全安心に利用できる道路整備は、広い路肩と歩道の整備のことかと思いますが、国道469号の道路管理者の静岡県に問い合わせたところ、現在当該箇所においての計画はないと聞いております。国道469号につきましては、住民の安全安心のための改良が必要だという要望を続けた結果、念願であった十里木地区のバイパス化に向けた事業が始まったばかりです。まずは、事業化された工区の早期完成要望することが優先されるかと考えます。  以上です。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 防衛施設庁の管理下ですか、演習場は。そこを演習場の面積を少しでも減らすというのは、非常にこれは現実難しい話だというふうに私も思っています。しかし、全国で一番の今の訓練をしている東富士演習場、この演習場御殿場市、小山町、裾野市、2市1町がここでタッグを組みながらいろんなことをしている話です。ですから、この2市1町の御殿場、小山とも、先ほど言いました469の期成同盟会メンバーに入っているのです。ですから、私が言いたいのは、そういう期成同盟会に入っているメンバーの後押しも取って、469の期成同盟会でこの事業の実現をできるように、これから積極的に働きかけるべきではないかなということなのです。いかがでしょうか。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 議員からご提案いただきました。現状を申し上げますと、期成同盟会では現在この要望のほうは優先度高く議論されていないのが現状であります。大野原エリアの道路拡幅のことでのご質問だと思います。今議員からもありましたけれども、演習場内での道路拡幅のほうは容易ではないというようなことを聞いております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 469の中には事業として入っていない、それは十分承知しながらの自分の発言です。そういうふうにしてほしいよというところです。  ここで市長にお伺いしますけれども、今年の参議院議員の選挙で前の御殿場の市長が参議院議員の今現職です。加えて、衆議院議員地元のこの選挙区から出ている現職の議員は、この件についてかつてから度々発言をしているのです。言及しています。地元でもしています。まさに地元から出ている2人の衆参の現職の国会議員を利用して、これは働くのが一番近道だと思いますけれども、市長、お考えはどうですか。 ○議長賀茂博美) 市長。 ◎市長(村田悠) 期成同盟会等のところ、事業的、事務的なところでは、そのようなところが優先順位が高くないという部長答弁ありましたが、地元選出の国会議員さんがナショナルサイクリングロードの案を提唱されているのも知っていまして、私選挙中にもこの自転車のレガシーをどうやって残していこうかなと、このナショナルサイクリングロードについては私も言及をしております。この地域にとって、これから自転車の聖地にしていくということは、スポーツツーリズムの観点からとりましても、非常に有益なことだというふうに考えています。議員が言われましたとおり、前の御殿場の市長さんが参議院議員になられて、地元の衆議院議員さんはそのようなことを提唱されております。私の政策とも一致をしておりますので、連携を模索をしていきたいし、議員が須山のご出身の頃から、そのルートの中で大野原のところから、こういうところから富士山が見るのが一番サイクリストたちにとっての最もいいビューポイントなのだよとかというお話をよく秀明議員から聞いておりました。そのようなことも含めて、地元の人たちからどういうものがいいのかということも含めて今後検討していきたいし、ぜひバッジを外さずにこれからも私たちに教えを請いていただけたら、本当はうれしく思います。  以上であります。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 最後のところは重く受け止めますけれども、11月になると、演習場のススキの穂の色が銀色になるのです。太陽の当たり方によっては光って見える、海のように見えるのです。そういうところで、富士山と箱根の外輪山を途中で休みながら見るというのが非常に好評を得ると思いますから、ぜひとも国会議員のバッジを利用してでもとにかく取り組んでもらいたいというふうに思います。  それでは、大きい3番に入ります。ちょっと時間が押しているものですから、最後まで行かずに途中でゴール近くで終わりになったら、そのときには答弁を予定している方については申し訳ないですけれども、あらかじめ謝っておきます。  3番、市街化調整区に存する市北西部の存続に向けて効果的な施策はないのかということです。人口減少と少子高齢化は全国的な現象であり、当市も例外ではなく、特に市街化調整区域内において急速に進んでおります。小中学校再編や幼保施設再整備などがその具体的な顕著な現れであります。このままでは、各地区の存続が危ぶまれる現実がそこに迫っています。この状況にあらがう施策が必要であると私は考えております。  (1)、市の各種委員に就任している学識経験者は、市街化調整区域内に人口の40%が居住している。全市域に広く分布しており、そこで各地区の個別の文化伝統が生きている。このことは、行政の取組を大変難しくしていると言及されています。さて、就任間もない及川副市長の目には、この特異な裾野市の行政の難しさは、どのように映っているのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 副市長。 ◎副市長(及川涼介) ご答弁申し上げます。  都市計画法上、市街化区域は効率的な公共投資を行うために調整区域と区域を分けております。しかしながら、裾野市においては住民の約40%が居住している市街化調整区域にも公共投資を行う必要があると認識をしています。これは旧5か村が合併したという経緯から来ているものが一つの理由としてあるかと思いますけれども、こういった難しさもあるかと思いますが、こういった地区があったということは、同時に強みでもあるというふうに考えています。旧5か村が合併した当市において、各地区の個別の伝統文化が生きているということは、地域の大きな魅力であり強みだと感じています。私自身、就任してから半年間、まちづくり懇談会ですとか、各地域のイベントに参加をさせていただきました。その中で本当にこういったこの地域の魅力が今でも生きている、このことが裾野市の大きな強みだというふうに感じています。これらを生かしたまちづくりをしっかり推進していきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) ありがとうございます。まだ半年なわけですから、これからの中ではその難しさがなおさらこれからだんだん体で感じられるというふうに思います。ありがとうございました。  次に、(2)に行きます。各地区の存続あるいは活性化のために今まで取り組んできた施策、どんなものがあったのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 市長戦略部長。 ◎市長戦略部長鈴木努) お答えいたします。  これまで各地区の存続や活性化のために取り組んできた施策の一例を申し上げますと、工業団地の造成による雇用の創出、区域区分の見直しによる住宅団地の創出、消防分遣所の整備や圃場整備、これに加えまして道路、河川の整備などのハード面の施策に加え、屋上緑化推進事業、市民協働による市民活動センターの運営、市民活動事業への支援、細かいところになりますが、区のガイドブックの策定、調整区域における開発行為の運用指針の見直し、指定大規模既存集落制度の運用等のソフト施策を行ってまいりました。  以上でございます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 今までにもお聞きしたことのある答弁の内容でもありました。大規模既存集落制度の、静岡県でも全部のところでやっていないで、一部のところだけ取り組んでいるという中に裾野市が入って、そこで居住要件を緩和するだとかというものに取組をされてきたのは、それは全部承知しています。しかし、結果からすると、全国でそうだとはいっても、人口減少に待ったをかけているところもあるのです。そういう中で、今のような状況で調整区域の人口が減っていくということは、今までの施策にこれといって効果なものはあったのかということなのです。私は、頑張ってきたけれども、これといったものが歯止めにかかるようなものはなかったというふうに思っています。  次に、(3)です。今までの取組でも効果をもたらしていない。そこで休眠状態の土地を生かすためにも、そして人口対策のためにも、農地関連法の規制解除と都市計画法線引きの撤廃を早期に進めるべきだとの意見が私同様にかつてから根強くあります。取り組まれますか。 ○議長賀茂博美) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(鈴木敬盛) それでは、私からは(3)につきまして、農地関連部局の立場からお答えいたします。  土地利用、土地の規制に係る主要な農地関連法といたしましては、農地法と農業振興地域の整備に関する法律、一般的には農振法と言いますが、この2つがございます。このうち農地法につきましては、月1回開催される農業委員会におきまして、農地転用の可否について審議を行っております。農振法につきましては、おおむね年2回開催を予定している農業振興地域整備促進協議会に諮りまして、農用地区域内の農地、いわゆる青地農地でありますが、これを除外する手続を進めていくことになります。ただこの場合、いきなり青地農地を除外するというのではなく、その青地農地を除外しなければ事業の推進が困難となるような具体的な計画の存在が前提条件となります。したがいまして、一律的に農地関連法の規制解除を行うというのではなく、個別の事業に対しまして、法令に基づいて個々に転用や除外の適否について判断していくことになります。これらの許認可に係る手続全般を変えるということはございませんが、しかしながら、市の全体の利益に資することが明らかで、将来的に市を挙げて進めるべき事業である場合には、事業計画が実現するよう全庁的に推進することが必要であると、こういう認識でおります。  以上であります。 ○議長賀茂博美) 建設部長。 ◎建設部長篠塚俊一) 都市計画法の線引きのご質問をいただいております。  線引きは、市街化区域と市街化調整区域を決定することにより、無秩序な市街化の拡大による環境の悪化の防止や計画的な公共施設の整備を図り、良好な市街地の形成を目指しているため、区域区分の撤廃をする考えは持っておりません。しかしながら、市街化調整区域の効果的な施策については、前に進まなければならない課題と捉えております。過日同僚議員にお答えしたとおり、まずは市街化調整区域内における地区計画適用の基本的な方針を策定し、全体の考え方を検討することで市街化調整区域のまちづくりにつなげていきたいと考えております。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 両部長からお話がありました、今までと同様の答弁の内容です。何も変わらないですよ、これでは。今の政策にあらがうのが必要なのです。静岡県の方向を見ていても、県は平均的な行政しかしない。都市計画は、静岡県は教科書どおりだというふうに他県からも言われているのです。裾野市のことなんて、裾野市だけなんか見ていないのです。ですから、私が言いたいのは静岡県に多少反発をしてでも進めなければ、何らこのままでしたら、調整区域の人間は座して死を待つだけなのです。だから、あらがうことをやるべきだということなのです。九州のある市では、同じ行政の市の中で市街化と調整区域があまりにもアンバランスになってしまって、地元要望を受けて線引きを撤廃したところもあります。そういう事例もありますから、少しでも線引きの撤廃について何か先行をしている事例を調べようというようなお考えは、再度お伺いしますけれども、ありませんか。 ○議長賀茂博美) 市長。 ◎市長(村田悠) 議員おっしゃるとおり、私の地元はその中でも新興住宅地なもので、市街化区域ですが、私の周りは調整区域でありまして、思いは一緒だというふうに思います。先行事例を視察して、それができるようなことがあって、裾野に資することがあれば、私はそれはどんどん進めていきたいし、この東京100キロ圏内にある裾野のこの土地の使い方を変えていって国益が上がるということは、私も思っております。今後裾野の土地活用についてはやっていきたいし、地区計画だけはもう来年度からやります。これは、もう私のほうでも決めていますので、今までと違うのではなくて、そこのところだけはやっていくだけでも前進だと思っていただければうれしく思います。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 次に、(4)に行きます。  調整区域も含めてですけれども、買物しようにも店がないというところがもう随分広がっています。ここで私が言いたいのは、裾野市の市民が自分たちの住んでいる市に誇りを持てるには、一番食べ物に対するほかのところとサービスが違うというのを感じてもらう政策は絶対必要だと思うのです。そういうようなことで、買物難民に対しての何か新しい対策を、今までないものに取り組む考え方はありませんか。 ○議長賀茂博美) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(鈴木敬盛) それでは、(4)についてお答えいたします。  買物難民の対策につきましては、少子高齢化社会における重要な課題の一つであると認識しております。経済産業省でも買物弱者応援マニュアルを作成し、宅配や買物代行、移動販売、移動手段の提供などの具体策を示しております。当市では、昨年度、移動式商店街の実証といたしまして、岩波地区で軽トラマーケットを2回実施いたしました。また、認定農業者協議会による軽トラ市を、昨年度と今年度に1回ずつ市役所の駐車場で開催いたしました。今後は、こうした取組を場所を変えながら恒常的に開いていけるように関係機関と調整してまいりたいと考えております。  また、中小小売事業者の皆さんがこれまでの店舗型のサービスに加えて宅配や移動販売、ネット通販など、時代のニーズに合った販売方法を取り組むことによりまして、事業継続と地域振興につなげていけるよう商工会や関係機関と連携を強化して、また事業者支援の方法についても研究してまいりたいと考えております。  以上であります。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員。 ◆13番(土屋秀明議員) 具体的な取組の内容というのまで今の中ではなかったのですけれども、金銭的な豊かさよりも住んでいるところの幸せ感というようなものがなければほかのところと同等にならない。ちょっと裾野市はほかのところよりも低く見られている、そう思います。  (5)です。小中学校の再編、今進めようとしますけれども、今までは地元イコール学校という関係だったのですけれども、これが非常に希薄になっていると思います。児童生徒、それから地区に今までの文化伝統の伝承も含めてどのように向き合っていくのでしょうか。 ○議長賀茂博美) 教育長。 ◎教育長(風間忠純) 学校教育の施設再編基本計画を今年度策定する予定でおりますが、この作成した後も各学校区ごとに再編地域推進協議会を設置しまして、再編に向けた課題等の抽出、それから検討を進めていく所存でございます。地域における文化伝統の伝承に関しましては、学校の教育活動を中心とした伝承に加えて社会教育、生涯学習活動を通じた担い手づくりなど、多様な方法を進め、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長賀茂博美) 13番、土屋秀明議員
    ◆13番(土屋秀明議員) ありがとうございます、教育長。須山中学では、今しの笛、横笛の経験者が今行って教えていて、どこかの段階で披露しようというようなことを進めています。そんなことも含めまして、教育委員会だけではなくて行政全体で取り組んでいかなければならないというふうに私は思っております。  これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長賀茂博美) 休憩いたします。                       10時53分 休憩                       11時05分 再開 ○議長賀茂博美) 再開いたします。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) よろしくお願いします。  質問項目は1つです。小中学校の再編は、児童生徒の学びの希望をかなえるためにスピード感を持って取り組もうです。小中学校の再編の必要性については、教育環境の観点では教育委員会が、持続可能な行政運営の観点やまちづくりの観点では市長部局がそれぞれ課題感を示しており、その根幹は想像を絶するスピードで加速する子供の減少に起因していると考えており、執行部と課題感は共有していると実感します。  とりわけ第3回地域意見交換会では、再編の可能性のある東地区、富岡地区、深良地区、須山地区については、これまでのPTA、保護者の意見交換会における参加者の声と再編の可能性について、より踏み込んでデータの分析を行い意見交換を重ねられてきました。  その中でも、多くの大人が受け止めなければならない事実が2つあります。1つ目は、令和3年度生まれの子供が369人で、5年後の小学校は西小、富一小、東小以外の全ての小学校は単学級編制となる可能性です。とりわけ1年生が2人以下という小学校も示されています。つまり令和3年度の新1年生の人数が465人なので、たった6年間で小学1年生が21%も減少してしまうこととなります。  2つ目は、過小規模となっている中学校の生徒に大規模統合または小中一貫のどちらを選びたいかというアンケートをされた結果が公表されていますが、68%の生徒が大規模校になって自分のやりたい部活を選びたい、新しいことにチャレンジしたい、いろんな人と関わりを持ちたい、新しい友達をつくり増やしたいなどの思いを描いていることが判明しました。これまで幼稚園で開催いただいた意見交換会においても、地区出身の母親が高校生になって初めて友達を選べるって知ったと語られており、大人たちが与える環境によって子供たちの価値観の醸成に大きく影響することを改めて認識したとともに、過小規模となっている中学校の生徒たちが世界を広げることができず、大人の都合により可能性を与えず我慢させてしまっている懸念があることをアンケート結果で突きつけられ、私は大きな衝撃を受けました。  今回の意見交換会では、とりわけ中学生などの生徒からのふだん聞く機会がほとんどない、教育環境の適正化を図るための学校再編(統合)というセンシティブな議題に対する意見を、クロームブックを活用し、本音を引き出してくれた担当課の発想については敬意を表します。そして、一人の大人として、子供を持ち、地域で育てる子育て世代の一人として、大人の感情や都合でいつまでも子供たちに我慢を強いるような政策を続けるべきではなく、スピード感を持って児童生徒の学びの希望をかなえる必要があると切に感じています。子供の数の加速的な減少に対処するためには学校再編が不可避であり、将来の子供たちの学びの希望をかなえるためにも、大人として結論を先延ばしにするべきではないという認識の下、考えを伺います。  (1)、地域によっては、教育のあり方検討委員会が示した小中一貫、義務教育学校に加え、幼保小、幼保老小など、人口減少が進む集落地域だからこそ、児童生徒と地域住民などの日常的な交流の機会の創出が集落地域のコミュニティーに必要な場合もあります。しかし、学校教育施設再編基本計画審議会は、教育委員会の関係者で構成されているため、言わば学校を複合化し、集落地域の人流を集約して、人口減少が進む集落地域だからこその課題を議論できる状況になっているとは言えません。再編の可能性のある地域の課題を審議ができるよう、審議会委員の再考が必要ではないでしょうか。  (2)、大規模校になって自分のやりたい部活を選びたい、新しいことにチャレンジしたい、いろんな人と関わりを持ちたい、新しい友達をつくり増やしたいの希望をかなえるため、学校再編の議論と並行して、月1回程度は交流教育の機会を設け、子供たちの受け止めを聞き、保護者や地域の方々に学校の様子を参観できる機会を数多くつくってみてはどうでしょうか。  (3)、就学調査の際、再編の可能性のある東地区、富岡地区、深良地区、須山地区については、現在の学区の小中学校に行きたい、大規模校に行きたいの希望調査を毎回行い、結果を公表したらどうでしょうか。  以上1回目です。 ○議長賀茂博美) 答弁を求めます。  教育部長。 ◎教育部長勝又明彦) それでは、お答えいたします。  (1)、地域の課題を審議するために審議会委員の再考というところでございます。これまで実施してまいりました保護者や地域の皆様との意見交換会では、将来の子供たちの学習環境、教育環境はどうあるべきかという視点からの学校再編に対するご意見を伺ってまいりました。人口減少、少子高齢化など様々な地域課題がある中で、議員ご提案の幼保老小などの検討は、現在進めている学校再編計画策定後の次のステージで検討すべきものと考えております。再編計画策定後に設置を予定しております再編地域推進協議会に地域の代表の方なども関わっていただくことで、集落地域ならではの課題等も議論できるものと考えております。なお、審議会委員につきましては、現在選考中でございます。  続きまして、(2)、子供たちの交流機会のご提案ですけれども、この再編基本計画の策定後、学校区ごとに学校再編について具体的な検討をしていくことになります。と同時に、子供たちの心のケア、ストレスの軽減に向け、授業やイベントを通した学校間の交流は実施していきたいと考えております。議員ご提案の保護者や地域の方々の参観につきましては、各学校と調整しながら実施を検討できればと考えております。  (3)でございます。子供たちへの希望調査の実施というところでございます。就学調査に限らず、学校再編に関連し、調査の必要が生じた際には適宜実施してまいります。  以上でございます。 ○議長賀茂博美) 7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) まず、全部一括してまとめて聞きます。  就学調査の関係は、小学校または中学校が2校以上ある場合には、学校教育法の施行令の規定によって、就学すべき小学校または中学校を指定することとされています。その際、教育委員会は、通常あらかじめ各学校ごとに通学区域を設定して、これに基づいて就学すべき学校を指定しているという状況です。当市の裾野市立小中学校の通学区域を定める規則では、通学区域は児童生徒が保護者とともに居住する現住所の行政区によると教育委員会は定めています。さきの就学調査は、この規定に基づき実施されているというふうには認識しています。この小中学校の通学区域を定める規則では、指定された学校を変更できるのは、保護者とかが教育委員会に申立てを行って、教育委員会が相当と認めた場合に限られておって、基本的に生徒の学びの希望、保護者等に子供を通わせたいと思う学校を選択する機会は、制度的にも実態的にも保障されていませんと私は認識しています。よって、意見交換会で例えば中学生のある中学校の生徒の8割、ある中学校の生徒の7割が大規模校になって自分のやりたい部活を選びたい、新しいことにチャレンジしたい、いろんな人と関わり合いを持ちたいとか、そういう思いを描いていることが判明していますが、現状の裾野市立小中学校の通学区域を定める規則に定める相当の理由には該当せず、現規則ではこれら児童生徒の学びの希望をかなえることは不可能ではないかというふうに認識しています。  令和3年度、今年の入学生ですけれども、失礼しました。令和4年度の入学生、中学生が受験した高校生ですけれども、公立高校の入試から裁量枠の設定というのも始まりまして明確に示されまして、体育的、文化的活動の内容は、過小規模の中学校には既に選択肢がないという内容も多く示されています。こういう部分については、やっぱり選択できない地域の不平等さというものが露呈してきているのではないでしょうか。このような実態が過小規模中学校の例えば私立高校の選択の割合が飛び抜けているとか、そういうことに関連しているのではないかということが私は感じています。  こういう前提の下、(1)のほうをもう一度お伺いしたいと思います。意見交換会では、保護者から教育の環境についてどうあるべきかというご意見を伺ったということですが、内容はどのようなものだったかということについてお伺いします。  次に、(2)の部分でしたけれども、実施していきたいということでしたが、これの趣旨、先ほど部長答弁を聞くと、学校再編の計画の枠組みが決まってから実施していきたいというふうに聞こえています。さきのアンケート結果を取ったときに、8割もしくは7割の生徒が新しい学びの環境を得たいということに対して、応えるという感じには聞こえなかったのですけれども、この趣旨等では。今回実施していきたいとは言っていますけれども、どういう趣旨のものか、そして内容はどういうものかということが今お考えのものがあればお伺いします。  続きまして、(1)と(2)のところですけれども、計画が決まってから次のステージ、先ほど同僚議員の質問の中にもありましたけれども、各地区の推進協議会の中で議論すべき内容だということですけれども、既にその審議会からの答申については、この集落地域のコミュニティーに関する議論ができるような関係者が今の選定の中では、条例の中ではなかなか見いだすことが難しいのではないかというふうに感じているのですけれども、そういう環境下で審議された計画に対して、各地区の推進協議会の中で審議ができるだけの裁量があるかというのがちょっと非常に分かりづらかったものですから、その部分をお伺いしたいと思います。  4つ目、先ほども述べました、通学区域を定める規則、裾野市が定めている規則ですけれども、これにおいては意見交換会で発生した学び部分について答えることが現状はできません。こういう部分の学びへの希望とか思いをどのように実現することができるというふうに考えているか、この部分についてお答えください。  次です。適正規模校における就学すべき学校の指定の必要性は、教室などの環境制約の管理をする、教室が足りなくなってしまうとか、そういうことでは困りますので、そういう部分で必要なことは十分想像できます。一方で、過小規模校の学びの場の課題というのは、教育のあり方検討委員会の提言書でも既に、これをこのまま読みます。少子化による児童生徒の減少に伴う学校規模の縮小に関しては、裾野市においても一部の学校では直面している課題であるとして、既に課題があると明確に示されています。この先ほど述べた通学区域を定める規則で規定する就学すべき学校の指定は、教育の在り方の観点で教育委員会はどのような趣旨の下設定しているのか、考えをお伺いします。  次の質問です。令和3年度、先ほども述べましたが、公立高校の入試から裁量枠の設定が明確に示され、体育的、文化的な活動の内容は、過小規模の中学校には既に選択肢がない状態が示されています。選択ができない地域の生徒に不公平感を感じてしまいます。このような実態について教育委員会はどのような認識をお持ちで、どのような議論がされているのかお伺いします。  現行法令で定められた学校指定制度は、教育委員会は子供の就学すべき学校を指定するよう定められてはいますが、通学区域に関する規定というのは法的にはありません。また、指定に当たっての保護者の意向の確認や保護者の選択についての制限は行っていません。したがって学校指定に当たって、大規模校になって自分の部活を選びたいとか、新しい友達をつくり増やしたいという生徒の思い、保護者の意向に十分配慮し、保護者の選択を働かせるということは、教育委員会の前向きかつ積極的な取組で、現状の法律内でも可能です。しかし、裾野市が定める裾野市立小中学校の通学区域を定める規則は、事実上、機械的、硬直的な指定で選択の機会に対する配慮に欠ける状況が見られ、生徒の学びの希望をかなえることができず、結果、転出、転居、私立を選択するしかないということであって、このようなことが続けば、地域の愛着など生まれるところというような状況ではないのではないでしょうか。それぞれの児童生徒に対して、その生徒に合った自主的精神、個性を伸長する魅力的な教育が受けられる状況を実現していくことこそが非常に重要だと感じています。児童生徒たちに与えられた時間はたった9年間です。中学生ではたった3年間です。それぞれの児童生徒の学校選択の機会を拡大するために、区域の設定の拡大、学校指定の変更、区域外就学の一層の弾力的運用など、親の意向、児童生徒の意向の事前聴取、不服申立ての仕組みの整備が必要ではないかと感じ質問します。  質問です。学校再編の議論と併せて、裾野市立小中学校の通学区域を定める規則をそれぞれの児童生徒の学校選択の機会拡大を実現できるよう、学校再編の議論とは別に抜本的な見直しをされたらいかがでしょうか。  最後の質問です。学校再編は、児童生徒の学びの希望をかなえるためのものであり、児童生徒の学びへの思いを軸に置いた議論がなされなければ、児童生徒、子育て世代が地域に見切りをつけて転出が加速する懸念もあります。児童生徒が学校生活に与えられている期間は9年間です。学校再編の議論と児童生徒の学びの希望をかなえる政策は両輪で進めるべきです。この部分について予算権者と教育委員会の執行権者それぞれの考えをお伺いします。  以上2回目です。 ○議長賀茂博美) 教育部長。 ◎教育部長勝又明彦) それでは、お答えいたします。  まず、1つ目が意見交換会での意見の内容といったところだったと思います。学校再編に向けて賛成の方、また反対の方という方はいらっしゃるわけですけれども、賛成していただける保護者の方の意見の多くとしては、やはり子供たちを複数のクラスがある学校で学ばさせてあげたいという意見が多かったと。中学生になりますと、やっぱり部活動の選択といったところがかなり子供たちもそうですし、保護者の方の意見にも多くありました。部活動を自分の好きな部活を選択してあげられる、そういった学校、そういった生徒数の学校が望ましいと、そういった意見が多かったというふうに感じております。 ○議長賀茂博美) 大丈夫ですか。(2)は、実施の趣旨と内容があればということで。(2)で実施しますと1回目に答弁された内容のその趣旨を伺っております。  教育長。 ◎教育長(風間忠純) 児童生徒へのアンケート調査の内容等についてのお尋ねかと思うのですが、交流事業や何かそういうような場においても子供たちの、先ほど部長が心のケアという話をしましたが、どんな気持ちでいるのかとか、どのような点で希望を持っているかとか、そのようなことについては随時調査をしていきたいというふうに考えているところであります。  それから、審議会についての権限のお話がありましたけれども、審議会についての権限につきましては、教育環境だけではなくて、いろいろ内容についても入っていきたいというふうに考えておりまして、その内容を持っていく必要があるだろうと思います。先ほどにもお話しさせていただきましたが、計画立案の後も具体的計画の審議については続けていく必要があるだろうというふうに思っております。  それから、通学区についてのお話がございましたが、現在のところ、通学区域についての教育委員会内の規則、これは尊重すべきものではないかなというふうに考えております。小さな学校の子供たちの教育環境におけるいろいろな制約があるということは承知をしておりますが、小さな学校におきましてもそれぞれの子供を大事にするという教育は実施しているところでありまして、それについては遜色がないというふうに考えております。その上で、さらによりよい教育環境は徹底できないかという趣旨の下に学校再編の事業を進めているとご理解いただきたいというふうに思っております。  私からは以上でございます。 ○議長賀茂博美) 教育部長。 ◎教育部長勝又明彦) (3)の部分は、各地区の課題について推進協議会のほうでという話が、審議会のほうで議論されて推進協議会に押されたほうがいいのではないかというような意見だったのですけれども、先ほどの答弁のとおり、やはり各地区によって課題が違うということもございますので、それぞれの課題については推進協議会で検討をしていきたいというふうに考えております。  それから、あと通学区域の部分につきましては、教育長も今答弁ありましたけれども、もともとこの学校再編につきましては、少子化、小規模校、単学級、そして複式学級化、こういったものをどうしたらこれから先防いでいくかということが基本にございます。そうしたときにこの通学区域を、子供たちの希望によって学校を選択できるよということになった場合には、そういった複式学級化を早めてしまうといったことも考えられますので、そういったことについては慎重に対応していきたいというふうに考えております。  すみません。あとご質疑で漏れがある部分は。 ○議長賀茂博美) あとは、規則の設定の部分に関しまして、どのような趣旨で設定をされているのか。その拡大の提案に対する見直しをされるのか。  暫時休憩でもう一回言ってもらいますか。  暫時休憩いたします。                       11時29分 休憩                       11時30分 再開 ○議長賀茂博美) 再開いたします。  教育長。 ◎教育長(風間忠純) まず、高校入試についての裁量枠のお話ですが、学校の規模によってその裁量枠についての取扱いが異なるということはないだろうと思います。また、中学生の子供たちの適正な進路については、中学校の教員、それから高校のほうとの話合い等によって、その進路がかなえられるような方法を考えているというような制度になっているのではというふうに思っております。  それから、通学区域の規則の根本的な考え方ということにつきましては、生活との学校との一体化を図っていく、それから特に裾野の場合には旧5か村等の影響がありますので、それぞれの村が、あるいは町が学校をつくってきたというような経緯の中からもあって通学区が限られてきているというようなことがあるかと思います。ただ、行政区で通学区をつくるということにつきましては、学校運営上いろいろなところから、通学区をつくってするほうがよいのではないかという判断からできてきているというふうに考えていただけたらというふうに思っているところであります。  私からは以上です。 ○議長賀茂博美) 市長。 ◎市長(村田悠) 最後、予算執行権者としてということで、学校再編も絡めて並行してということで、どのような予算づけをしていくかという、議員おっしゃるとおり、子供の9年間というのはすごいスピードで動いていきますし、その子たちの思いというものをかなえてあげなければいけないと思うし、過小小学校で私学への転出とかを選ばなければいけないような環境が今あると、このようなことをどのように防いでいかなければいけないかというと、学校再編を行って、私の今回の学校再編の思いというのは、床から人へということで一人一人の子供にどれだけ教育のソフトをかけられてあげられるか、僕思うのです。勉強する子は勉強するし、運動やりたい子は運動やればいいし、芸術磨きたい子は一元磨けばいい、いろいろな環境を与えてあげられるような、その教育環境を整えていくことが必要だというふうに思っています。そのようなことをやっていく上で、予算執行権者として学校再編とそのような希望を並行してかなえてあげられるような予算づけをやっていかなければいけないというふうに思っています。  以上です。 ○議長賀茂博美) 答弁漏れはないですか。  7番、井出悟議員。 ◆7番(井出悟議員) まず、交流事業の趣旨内容については、答弁が全くずれていたかなと思います。心のケア、どんな気持ちになっているというのは、それは学校を統合してからの話なのかなと思っていたのですけれども、ここで言っているのは、8割の児童生徒もしくは7割の児童生徒が新しいことにチャレンジしたいから大規模校がいいよと言っていることに対して、その事業を実施するときは何の趣旨で実施するのかということです。子供たちの希望をかなえるためなのかどうなのかということがよく分からなかったのです。先ほども授業の話、子供たちの希望の話の紹介させていただきましたけれども、例えば子供たちがそういう新しいきっかけをつかみたいというときに、部活を選びたいとかというときに、先ほど教育長は今の現状の教育委員会の議論を尊重して、特に見直すことは考えていないみたいな感じだったと思うのですけれども、規則を。だけれども、児童生徒たちはそういう機会が得られたらやってみたいと言っているのです。それに対して、どういうふうに大人として応えていくか、場として応えていくかです。当然学校再編は、先ほど市長も言ってくださいましたけれども、議論は進めてもらわなければいけない。だけれども、今ここにいる児童生徒に何のためにアンケートを取ったかということです。単純に学校再編のデータ取りのために取るのだったら、それは失礼だし、かわいそうです。今そういう希望を持っているわけですから、だからそれをかなえるためにはこういう交流的な事業も必要でしょうし、今現状の硬直化している通学区域の設定も見直せばいいでしょうということです。だけれども、先ほど部長答弁は、そういうことをすると複式学級化を早めてしまうからと言っているではないですか。だけれども、一方でご自身たちの諮問機関であった教育のあり方検討委員会の課題感では、もう過小規模では教育の課題があると言っているのです。課題があるなら、課題を解決するための手法は学校再編だけなのですかということです。分かりますね、言っていること。だから、当然学校再編をするための議論は、地域の推進協議会でやってもらわなければいけない、それをやらなければいけないのだけれども、その議論がいつになるか分からないならば、今のいる児童たちを、今の生徒たちを置いておけないではないですか。だから、それと並行してこの規定も早く見直して、そういう希望があるなら応えたらどうですかと言っているのです。だから、今回の、本当に僕はよかったと思うのです。クロームブックを使って児童生徒の意見を取った、そしたらそれを生かさなければいけないではないですか。自分たちの仕事をやるためのバックデータとして使うのだけはやめてくれということです。だから、こういう規則を見直すのであれば見直したほうがいいのではないですかということです。生徒が部活をやりたい、大きな学びを受けたいというのであれば、この就学すべき学校の指定を柔軟にしたらどうですかということです。これは法律では認められるようですから、あとは教育委員会の判断ということです。ということで、もう一度その部分はクリアにして聞きたいと思います。  ちょっと待ってください。一括なので、すみません、戻れないので、質疑だけはさせていただきます。  あと、了承しましたという部分はお伝えしたいと思います。執行権者の話ですけれども、趣旨としてはそういうふうにして、学校再編の議論と今いる子供たちの両方をちゃんと見てくださいということです。そのために必要なものはちゃんと手当てしていただくとか、そういうことを含めて、児童生徒が過小規模の学校にいるからできないなんてことを思われたら、それこそその地域が住んだことを後悔してしまうようなことが起きたら困るのです。今教育長は、裁量枠については適正にやられているということですけれども、実際子供たちがそう思っている、親たちがそう思っているから転出が起きているということも、それは一方で事実ですから、そういう学びの機会の自由をしっかりやってほしいというのは思いました。  ということで、幾つか、2つほどあったと思いますけれども、最後確認して終わりたいと思います。 ○議長賀茂博美) 教育長。 ◎教育長(風間忠純) 1つ目の調査についての私の受け取り方が誤解していました。申し訳ありませんでした。ただ、調査の内容につきましては、現状で使える部分といいますか、直す部分についてはもちろんそれは使ってまいります。例えば部活動等につきましても、ほかの学校との連合のチームを組むとか、それから教科につきましても、先生の漏れがないようにするとかということで実質的な平等、さらには小規模校であるがゆえにできること、小規模校の特性等を生かすような方法も進めているところであるということでご理解をいただきたいというふうに思います。  通学区域につきましては、先ほどもお話しさせていただきましたが、現状の通学区域についての規則は尊重していきたいと、それを大事にしながら進めていく必要があるのではないかと今のところ考えております。ただ、これは定例の教育委員会等も含めていろいろな方の意見を聞く必要があるかなと思っております。  それから、過小地域の子供たちが不平等になるのではないかというようなお話かと思うのですが、この学びの保障につきましては、実際の学びの保障については十分に配慮をして進めているところでございまして、繰り返しになりますが、小さな学校の子供たちであるからといって、そういうようなデメリットはないというようなところで進めているところでございます。ご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◆7番(井出悟議員) 終わります。 ○議長賀茂博美) 以上で本日の日程は終了いたしました。  これをもって散会いたします。                       11時40分 散会...