◎市長(大橋俊二) 皆様、おはようございます。お忙しい中、ご苦労さまです。 提案理由の説明に先立ちまして、行政報告を申し上げます。 1市2町で本
年度建設予定の
精神障害者授産施設につきまして、厚生労働省より7月30日付で
建設補助金交付の内示がありましたので、計画どおり建設することになりました。 平成15年7月4日と8月15、16日に発生した集中豪雨及び8月9日の台風10号による被害状況及び復旧方針につきましてご報告いたします。被害状況につきましては、
当市愛鷹山系側7カ所、箱根山系側1カ所の計8カ所で、被害総額はおおむね2,000万円であります。復旧に要する経費の予算措置につきましては、現在通行に支障のある市道2154号線及び市道1512号線の2路線は予備費から1,100万円を流用し、工事に着手いたしました。残りの6カ所につきましては、土のう等で応急措置を講じてありますので、9月議会で900万円の補正をお願いし、復旧工事に入る予定であります。 以上で行政報告を終わります。 続きまして、提案理由の説明を申し上げます。 第35号議案 平成14年度裾野市一般会計、
特別会計歳入歳出及び
水道事業会計の決算の概要につきましてご説明申し上げます。 日本経済は、平成14年に入って
アメリカ経済の景気回復を背景に、輸出の増加や生産の持ち直し等により景気回復の動きが一部に見られるようになったものの、年後半より
アメリカ経済の先行き不安が高まり、日本国内においても株価がバブル崩壊後の最安値を更新するなど、金融、経済の不安定化があらわれました。 こうした状況の中、政府は
金融システム、税制、規制、歳出等の改革を推進し、民間需要の持続的な経済成長に取り組んできました。 地方においては、自助と自立による新たな国・地方関係を確立するために、
地方公共団体の行政基盤の拡充、地方財政の健全化や制度改革に取り組みました。 当市におきましては、
行政改革大綱等に基づき行財政改革を推進し、効率的なシステムの確立を図りながら、税収、受益者負担の適正化等の財源の確保、事務事業の見直しによる簡素・効率化を進め、財源の計画的、重点的な配分に徹した予算の執行を行いました。 その結果、一般会計の予算額は当初予算額170億3,700万円に、その後、市単独事業の
道路建設改良費など、市民ニーズや状況の変化に対応するための補正予算額4億2,500万円を追加し、また前年度からの繰越事業費11億2,800万8,000円を加え、最終予算額は185億9,000万8,000円、前年度比0.5%の減となりました。 歳入決算額は193億7,572万8,000円で、前年度に比べ7億8,994万9,000円、4.3%の増となりました。また、歳出決算額は175億6,680万8,000円で、前年度に比べ4億9,130万3,000円、2.9%の増となり、執行率は94.5%となりました。
歳入歳出差引額は18億892万円で、翌年度に繰り越すべき財源2億9,885万1,000円を控除した実質収支額は15億1,006万9,000円となり、このうち地方自治法の規定による
基金繰り入れにつきましては、
財政調整基金に8億円を繰り入れることといたしました。 次に、歳入の主なものにつきまして申し上げます。歳入の根幹をなす市税は6年連続して100億円を超え、前年度に比べ2.9%、3億1,826万3,000円増の112億273万7,000円となりました。市税の歳入全体に占める構成比率は、前年度に比べ0.8%減の57.8%であります。 地方譲与税は前年度に比べ0.6%増の2億2,040万8,000円、
利子割交付金は利子割県民税の大幅減により69.2%減の9,403万3,000円、
地方消費税交付金は9.2%減の4億5,301万3,000円、
自動車取得税交付金は9.1%減の1億5,384万9,000円、個人市民税の恒久減税等を補てんする
地方特例交付金は22.0%増の4億8,980万1,000円であり、特別交付税は4.4%減の2億3,417万2,000円となりました。国庫支出金は5.1%減の13億2,553万円、市債は40.8%増の21億1,890万円となりました。 次に、歳出につきまして申し上げます。目的別では、前年度に比べ増減の大きいものは、民生費が14.0%増の27億4,548万3,000円、土木費は10.6%増の39億2,425万2,000円、消防費は新
庁舎建設事業のため12.6%増の13億2,690万6,000円、教育費は17.4%増の27億7,916万円、諸支出金は22.6%増の4億3,583万8,000円であり、労働費が23.6%減の2億7,153万5,000円、
農林水産業費は23.3%減の3億5,373万6,000円、商工費は63.0%減の1億2,813万6,000円であります。 性質別では、人件費は前年度より0.5%減の38億1,552万1,000円で歳出全体の21.8%、物件費は前年度に比べ3.3%増の30億682万5,000円で歳出全体の17.2%、
普通建設事業費は前年度に比べ9.0%増の52億753万円となり、歳出全体の29.7%を占めております。 平成14年度の主な施策の成果につきましては、第3次裾野市総合計画のまちづくり4本の柱に基づきまして申し上げます。 第1章「みんなの健康 互いの福祉、人づくりと文化を世界に誇る」につきまして申し上げます。「身体も心も健康なまちづくり」では、効果的な
健康づくり事業を推進し、ふれあい健康まつり、健康と歯の
フェスティバル等の
健康文化都市事業を初め、健康診査や疾病の予防事業、
乳幼児医療費助成、救急医療の委託等を実施するとともに、
裾野赤十字病院に対し
救急医療対策及び
施設医療機器等の整備充実に助成を行い、また
市民スポーツ振興として各種事業の実施や、国体へ向けた市民体育館のアリーナ等の改修工事を行いました。また、
国民健康保険事業、
老人保健事業、
介護保険事業の円滑な運営を図るため、所要額を一般会計より繰り出しました。 「共に支えあう福祉のまちづくり」では、地域ふれあいサロン補助、高齢者の生きがいと創造のための各種講座、
在宅高齢者食事サービス、
ひとり暮らし高齢者訪問、
老人クラブ活動の支援等の事業を実施いたしました。 障害者福祉では、
各種障害者扶助対策事業を初め手話講習会、
県スポーツ大会への参加、やさしい
街づくり事業では、支所、
老人福祉センターの障害者にやさしい
トイレ改修等の事業を進めました。
子育て支援策としましては、私立保育園への運営費補助、
地域子育て支援センター事業、市立保育園の耐震診断等の推進を図りました。
放課後児童対策といたしましては、児童室の
エアコン設置など、子育て支援のための施設整備を進めました。 「地域で育む裾野の明日を担う人」では、小学校低
学年多人数学級の生徒の学習活動の充実のため
非常勤補助講師を18名配置し、また
学級運営困難学級補助講師として非常勤講師を
市内小中学校に13名配置し、各学校が地域や学校の実態に応じて特色ある教育活動を実践するための
総合的学習活動の助成を行うなどのほか、14年度は新たに
適応指導教室の教育相談員1名、学習指導員1名を配置いたしました。 教育施設の
整備充実対策では、既設校舎の改修などのほか、
東小学校屋内運動場及び
コミュニティ施設を建設、また
東小学校耐震補強及び大規模改造の設計委託を行いました。 幼稚園教育につきましては、公立、私立幼稚園の格差是正のため私立幼稚園への運営費の助成と、保護者の経済的負担の軽減を図るため
就園奨励事業などのほか、公立の
クラス増対応のため園舎の増築や耐震診断を実施いたしました。 「のびのび学ぶ生涯学習のまちづくり」では、成人・
青少年教育事業として各種の講座や教室を開講するとともに、生涯学習の推進、啓発を図りました。 「地域に根ざす
富士山文化都市づくり」では、
市民文化活動の拠点施設である
文化センターにおいて自主事業、各種公演会、講座等を開催し、市民の方々に文化、芸術の創造、交流、鑑賞の機会を提供し、図書館、公民館、
富士山資料館では資料の収集整理、展示、各種講座の開催、施設の整備等を進めるとともに、市内文化財の保護、保全を図りました。
国際交流事業では、
ジャパンフェアへの訪問団参加、
夏休み中学生の
オーストラリア短期派遣や
外国人生活相談等の実施により、国際親善、国際化の基盤づくりに努めました。 「
コミュニティ活動の活性化」では、市民自らが主体的に地域活動に参加し、
地域コミュニティ活動活性化を図るように、東西公民館、各
地区コミュニティセンターを中心とした
コミュニティ祭への補助を行いました。 第2章「人と自然が調和した
環境快適都市」につきまして申し上げます。「美しいまちにしよう」では、
緊急地域雇用事業として、ごみの
不法投棄監視パトロールを実施し、
不法廃棄物回収を行うとともに、
ごみ減量推進協議会を初め市民の皆様方のご協力により、分別、減量化等の徹底を図り、
資源循環型社会への構築を進めてまいりました。また、公害対応として
ダイオキシン測定調査、
住宅用太陽光発電設備助成等を行いました。 「自然を活かしたいこいの場の創出」では、緑の
基本計画策定に向けて
アンケート調査、検討を行い、また運動公園の園路整備・修景緑化や、(仮称)十
里木高原公園整備等を行いました。 「人と川の豊かな関係を築く」では、準用河川の久保川、三間堀川ほかの改修工事を行いました。 「上下水道の整備と水資源の有効利用」では、安定した飲料水の確保と供給を図るため、第4次拡張事業を推進し、
配水本管布設等の工事を行いました。 下水道事業では、佐野・二ツ屋・伊豆島田・平松地区21.7ヘクタールの面整備を行い、管布設延長5,135.1メートル、マンホール262基、汚水ます358カ所を設置しました。 「裾野の顔となる拠点市街地の整備」では、裾野駅
西土地区画整理事業の事業計画の認可と事業用地の先行取得、権利者への説明を重点目標とし、事業を展開いたしました。 事業計画の認可につきましては、裾野駅
西土地区画整理事業施行条例を制定するとともに、地区内の各組、班別に事業計画案の説明会及び
戸別訪問説明を実施いたしました。その後、事業計画案の縦覧を行い、事業計画案に対する意見書の提出を受け、
県都市計画審議会に付議されたところ、意見は不採択となり、この結果を受けて県知事に認可申請を行い、平成15年1月22日に認可、2月17日に
事業計画決定の公告をいたしました。また、事業用地の先行取得として707平方メートルを取得いたしました。 「良好な住宅地供給・基盤整備を図る」では、市営住宅の維持管理、地籍調査を実施いたしました。 「体系的な道路網の整備」では、市単独道路の
拡幅改築等工事44カ所を実施し、21路線の用地を取得しました。また、通学路整備4カ所を行ったほか、市道管理のためパトロール、舗装補修、
維持修繕工事、凍結防止等の安全確保に努め、市民生活や高齢社会に対応した生活道路の改善に努めました。 主要幹線につきましては、
広域道路建設事業により茶畑地内の1―22号線
道路改築工事の橋梁上部工を施行し、完了いたしました。
特定防衛施設道路整備事業では、麦塚など5路線について
道路改良舗装工事や用地買収を行いました。
都市計画街路事業では、佐野茶畑線の用地買収を行いました。水窪深良線につきましては、工事の経費負担をし、事業の推進を図りました。 「安全な暮らしの確保」では、
地震防災対策として
広域避難地給水タンク設置、
自主防災会用資機材整備や、わが家の専門家診断を行いました。 また、
火山噴火災害対策として、
富士山火山防災情報伝達訓練の実施など、
防災意識向上、防災活動の活性化に努めました。 消防力の充実としましては、新消防庁舎と訓練塔が完成し、また
気象情報収集装置、
地図等検索装置を設置し、消防体制の強化を図りました。また、救急救命士の養成や
ポンプ自動車更新、
耐震性防火水槽、消火栓等を設置し、水利の確保、
救急救助資機材等の整備に努めるとともに、消防団の活性化と充実、消防活動の円滑化を図りました。
交通安全対策としましては、交通事故を抑制するため、
交通指導員会等と連携し、交通教室の開催、
交通安全知識の普及、施設の
整備拡充等安全対策に努めました。また、
幼児用補助装置(
チャイルドシート)補助金も58人の方に交付いたしました。 第3章「新世紀を支える地域産業のパワーアップ」につきまして申し上げます。「環境に大切な農林業を振興する」では、農業を取り巻く社会情勢の変化に伴い、
農業振興地域整備計画の変更を行いました。また、認定農業者の育成と農業生産力の向上を図るため、農用地の有効活用及び
農業経営規模の拡大、地域農業の組織化等を推進するとともに、
農業まつり等各種イベントでの即売会を開催し、JA裾野市と協力し、地場産業のPRに努めました。 また、
市民農園整備事業としましては、昨年度から引き続き市内2カ所に47区画の
市民農園事業を実施し、全区画利用されている状況であります。
農業基盤整備では、
市単独土地改良事業として
用排水路工事等14カ所、
富士裾野東部土地改良区施行の工事箇所6カ所、
測量設計箇所4カ所、施設補修1カ所及び
県単独土地改良事業として
富沢用排水路、
麦塚用排水路改修を施行したほか、深良地区における
水環境整備事業に対し経費負担を行いました。 林業の振興では、県単独事業で林道開設1路線、林道改良1路線を、市単独事業で
林道舗装工事2路線、維持工事2路線を施行するとともに、
広域基幹林道北箱根山線の維持管理や、各地区へ生コン、砕石等の原材料支給を行いました。また、森林の保護育成や
生活環境保全機能、
水源涵養機能等の公益的な機能を向上させるため189ヘクタールの間伐を実施するとともに、新たな事業として間伐材を利用した
土砂流出防止さくの設置、
グリーンバンク事業の実施、
林業機械購入費助成等、林業の活性化、緑化推進に努めました。 「先端企業を核にする地場産業を活性化する」では、依然として厳しい経済状況に対応するため、
小口資金利子補給、
短期経営改善資金利子補給等を行うとともに、商工会、商工団体及び
職業訓練センター・
ベネフィ駿東に対する負担や、新たに異
業種交流団体すそのテクニカルへ助成するなど、技術者の養成、異業種交流、
産学交流促進事業を推進いたしました。 「人の集まる
にぎわい拠点をつくる」では、
商店街美化灯への補助、すその阿波おどり大会等のイベントへの支援をするとともに、中心市街地の活性化を図るため、TMO設立に向けての
コンセンサス形成事業への補助を行いました。 「地域を活かし新たな観光を拓く」では、裾野美人の湯、
ヘルシーパーク裾野は14年度には22万人余の入館者があり、また開館477日目の平成14年10月30日には
延べ入館者数が35万人に達し、記念品の贈呈を行いました。また、観光施設の整備、夏祭りや
まちおこし事業への補助、
各種イベントの支援や
観光パンフレットの作成等、積極的な
観光客誘致活動を展開いたしました。 「裾野市を全国にアピールしよう」では、NEW!わかふじ国体の啓発活動や
リハーサル大会の開催など、本番に向け準備をいたしました。また、裾野市
ホームページの各課室の
専用ホームページを平成15年度より立ち上げるための研究を行いました。 第4章「頑張る市民・支える市役所」につきまして申し上げます。「市民全体のまちづくりの推進」では、ワールドカップキャンプ地として南米のウルグアイ代表チームを誘致し、少年サッカー教室、親善国際試合の開催など
各種イベントを行い、多くの市民参加ができた事業となりました。また、各区、地区の運営費、活動費の補助、商業統計・工業統計調査等の実施、広報紙や市政カレンダーの作成、無線放送によるお知らせなど、市民への広報、広報事業の推進に努めました。 「広域と連携した、スリムな行政を目指す」では、住民基本台帳ネットワークにつきまして、国民の利便性向上の観点から平成14年8月より第1次稼働を開始いたしました。また、行政評価導入に向けて研修等を行うなど、行政改革の推進を図りました。 以上、平成14年度の施策の主なものにつきまして申し上げました。 引き続き特別会計、
水道事業会計の決算概要につきまして申し上げます。 国民健康保険特別会計決算は、歳入総額が前年に比べ2.6%、8,045万9,000円増の31億1,870万6,000円、歳出総額は前年度に比べ2.2%、6,606万2,000円増の30億2,188万円で、執行率は94.2%であります。実質収支は9,682万6,000円となり、そのうち2,000万円を地方自治法の規定に基づき基金に繰り入れました。 老人保健特別会計決算は、歳入総額が前年度に比べ1.0%、2,920万4,000円増の30億5,866万8,000円、歳出総額は前年度に比べ0.4%、1,328万6,000円増の30億5,468万2,000円で、執行率93.4%であります。実質収支額は398万6,000円となりました。 介護保険特別会計決算は、歳入総額が前年に比べ14.9%、1億7,112万8,000円増の13億2,035万3,000円、歳出総額は前年度に比べ13.6%、1億5,118万8,000円増の12億6,216万円で、執行率は96.8%であります。実質収支は5,427万1,000円となり、そのうち4,000万円を地方自治法の規定に基づき基金に繰り入れました。 土地取得特別会計決算は、歳入総額4,029万円、歳出総額は4,028万9,000円で、実質収支は1,000円であります。 十里木高原簡易水道特別会計決算は、歳入総額3,279万9,000円、歳出総額は3,279万8,000円で、実質収支は1,000円であります。 下水道事業特別会計決算は、歳入総額は前年に比べ14.2%、2億76万5,000円減の12億1,329万2,000円、歳出総額は前年度に比べ14.2%、2億76万5,000円減の12億1,329万1,000円で、執行率は98.9%となり、実質収支額は1,000円となりました。 次に、
水道事業会計の決算の概要につきまして申し上げます。収益的収支は総収益8億2,701万9,000円、総費用7億54万円で、収益的収支の差額は1億2,647万9,000円となり、資本的収支は総収入1億8,950万円、総支出11億3,239万4,000円となり、収支差額で9億4,289万4,000円不足を生じましたが、資本的収支消費税調整金で2,008万6,000円、過年度分損益勘定留保資金で4億3,268万5,000円、当年度分損益勘定留保資金で4,012万3,000円、建設改良積立金で4億5,000万円を補てんいたしました。 以上で、平成14年度各会計の概要につきまして申し上げました。 続きまして、決算以外の議案につきましてご説明申し上げます。 報第3号につきましては、市立鈴木図書館駐車場で利用者の車両の一部を破損した交通事故にかかわる損害賠償額が確定したため、平成15年8月12日に専決処分いたしましたので、地方自治法の規定に基づき報告するものであります。 第36号議案につきましては、本市の公益に寄与した功績により、横浜市栄区上之町22番地の1、池森賢二氏を裾野市表彰条例に基づき表彰するため、議会の議決を求めるものであります。 第37号議案につきましては、本年9月30日をもって任期満了となります裾野市教育委員会委員、羽田久氏を引き続き任命したいので、議会の同意を求めるものであります。 第38号議案につきましては、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の全部改正に伴い、裾野市手数料条例の一部を改正するものであります。 第39号議案につきましては、2路線を新たに市道として認定するものであります。 第40号議案 平成15年度裾野市一般会計補正予算(第2回)につきましては、既定の予算総額に3億5,700万円を追加し、歳入歳出予算総額を167億1,100万円とし、また債務負担行為に南外周道路ほか1路線の
道路改良舗装工事を追加するものであります。補正予算の主な内容は、オストメイト対応等の多目的トイレ設置事業、東保育園の耐震補強計画及び設計事業、プラスチック製容器舗装分別収集事業、勤労者住宅建設資金貸し付け、
市単独土地改良事業、道路維持及び新設改良事業、河川維持及び改良事業、市単独災害復旧事業などであります。補正財源といたしましては、国・県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入を充てるものであります。 第41号議案 平成15年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)につきましては、既定の予算総額に2,828万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額を34億7,928万9,000円とするものであります。補正予算の主なものは、高額医療費拠出金などで、補正財源といたしましては国・県支出金などを充てるものであります。 第42号議案 平成15年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第1回)につきましては、既定の予算総額に4,481万5,000円を追加し、歳入歳出予算総額を28億7,281万5,000円とするものであります。補正予算の主なものは医療費支給費現金給付の増などで、補正財源といたしましては支払基金交付金、国・県支出金、繰越金などを充てるものであります。 第43号議案 平成15年度裾野市介護保険特別会計補正予算(第1回)につきましては、既定の予算総額に2,311万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を15億1,611万2,000円とするものであります。補正予算の主なものは償還金の精算などで、補正財源といたしましては国庫支出金、支払基金交付金、繰越金などを充てるものであります。 第44号議案 平成15年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第1回)につきましては、既定の予算総額に270万円を追加し、歳入歳出予算総額を13億9,170万円とするものであります。補正予算の主な内容は報償金の増で、補正財源といたしましては負担金を充てるものであります。 次に、平成15年度裾野市
水道事業会計補正予算(第1回)につきましては、資本的収入の防衛事業補助金6,958万2,000円を減額するものであります。また、資本的支出の防衛関連工事費9,600万円を減額、水道施設用地購入費168万1,000円を増額するものであります。債務負担行為につきましては、防衛事業補助金交付が工事国債による補助内定となり、15年度及び16年度の2カ年による事業となることから、追加するものであります。 以上で提案理由の説明を終わりますが、細部につきましては関係部長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(中西基) 市長の提案理由の説明は終わりました。 休憩いたします。 10時54分 休憩 11時05分 再開
○議長(中西基) 再開いたします。 引き続きまして、決算審査の意見報告を
代表監査委員に求めます。 渡邉武彦
代表監査委員。
◎
代表監査委員(渡邉武彦)
代表監査委員の渡邉でございます。 それでは、平成14年度裾野市一般会計及び特別会計並びに
水道事業会計の歳入歳出決算審査を渡部昭三監査委員と実施をいたしましたので、その概要を申し上げます。 審査に当たりましては、市長から提出された各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書、基金の運用状況に関する調書は地方自治法等関係法令に準拠して作成しているか否かを確かめ、これらの計数の正確性を検証するため関係諸帳簿、その他の証拠書類との照合等、通常実施すべき審査手続を実施したほか、関係職員から内容を聴取するなど、その他の審査手続を実施をいたしました。審査に付された各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書等は、いずれも地方自治法等関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿、その他の証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認められました。また、予算の執行及び関連する事務の処理は正確に行われているものと認められました。 それでは、審査結果の概要を申し上げます。 平成14年度当初予算は、だれもが健康で文化的な豊かさを享受できるまち「健康文化都市」の実現を図るために、第3次裾野市総合計画の4つの施策を重点に編成されました。 当初予算編成後は、財政需要の増減、国や県の補助額の増減などによる補正が5回にわたって行われ、最終的な予算は一般会計が185億9,000万8,000円、
水道事業会計を除く特別会計は90億8,495万5,000円となり、両会計の最終予算額は276億7,496万3,000円でありました。 一般会計及び特別会計の歳入決算額は281億5,591万4,000円、歳出決算額は261億9,190万8,000円、
歳入歳出差引額は19億8,400万6,000円であります。この決算額は前年度より歳入3.2%、歳出は2%の増加であります。 一般会計歳入歳出決算額は、歳入が193億7,572万8,000円、歳出が175億6,680万8,000円で、
歳入歳出差引額は18億892万円となり、その額から翌年度への繰越財源2億9,885万1,000円を差し引いた実質収支額は15億1,006万9,000円であります。なお、この実質収支額から前年度の繰越金12億1,027万4,000円を差し引きますと、当年度のみの収支は2億9,979万5,000円の黒字決算ということになります。 黒字決算の要因は、厳しい経済情勢の中で自主財源が69.9%で、構成比では前年度より0.6ポイント減少したものの、金額では4億3,272万2,000円増加の135億3,884万3,000円にあります。 このうち歳入の57.8%を占める市税収入は、前年度より法人市民税が6.2%、固定資産税、個人市民税それぞれ2.2%の増で、市税全体では2.9%、3億1,826万3,000円増の112億273万7,000円となります。 歳入のうち依存財源は30.1%の58億3,688万5,000円で、国・県支出金は19億1,440万7,000円、
地方消費税交付金は4億5,301万3,000円、減税による減収の一部を補てんする
地方特例交付金は4億8,980万1,000円、市民税の恒久的減税に対応した減税補てん債、地方交付税の算定基準の見直しに伴う臨時財政対策債、特定資金公共投資事業債の発行により市債は21億1,890万円で、歳入に占める割合は10.9%であります。 歳出につきましては、予算編成方針、事業計画に従って事業が展開され、前年度に比較して2.9%、4億9,130万3,000円の増であります。 当年度の財政運営は経常収支比率において73.6%で、通常70から80%以内が標準的とされており、財政の弾力性は保たれていることを示しております。また、安定度や安全度を見る指標として、標準的な行政活動を行うために必要な財政需要と税収との割合で算定される財政力指数は、平成13年度から地方交付税制度の見直しもあって0.161ポイント増加し、1.298で、昭和58年、1983年以来1.0を上回っております。 しかし、一般会計、特別会計の市債現在高は6.2%、12億4,239万2,000円増加して214億3,196万円、債務負担行為に基づく翌年度以降の支出予定額、それから債務保証を加えますと将来の財政負担は大きく、財政の健全性の確保には今後十分な配慮が望まれるところであります。 次に、特別会計については国民健康保険特別会計ほか5会計で、歳入決算額が87億8,018万6,000円、歳出決算額が86億2,510万円でありました。 なお、一般会計と特別会計を合わせた収入率は調定額に対して97.1%、収入未済額は前年度より15.5%増加して7億9,486万8,000円、不納欠損額は3,118万5,000円であります。 多様な行政サービスは市民の公平な負担と受益者負担によって成り立っていることを照らしてみると、市税や保険税初め保険料、使用料等の自主財源の確保は極めて重要であります。収入未済額は年々増加傾向にあり、収入歩合の向上に調査、折衝等の徴収事務に機動性を発揮し、自主財源の確保に向け、的確な事務執行に努められるよう望むものであります。 14年度における市財政は、税収の前年度比2.9%増に支えられ、多岐にわたる行政要望、行政需要に応えるべく諸施策に積極的に取り組む中で財政指標等は安定数値を示しており、財政の健全性は保持されているものでありますけれども、不交付団体である当市の財政運営は厳しさを増しているものと、そのように思います。 今後地方分権の時代を迎え、福祉、医療、都市基盤整備など多額の財政需要が見込まれます。行政評価の対応など効率的、効果的な行財政運営に努められるよう望むものであります。 次に、
水道事業会計決算につきましては、通常実施すべき審査手続を実施したほか、経営内容を把握するため計数分析を行い、経済性の発揮等を主眼として考察いたしました。審査に付された決算諸表は、経営成績及び財政状況をおおむね適正に表示しているものと認められます。 平成14年度の経営成績は前年度より19.8%、1,576万7,000円増の9,533万円の黒字決算でありましたが、これは職員構成の変化が大きく影響しているものであります。 業務成績では業務予定量を達成しておりますけれども、施設の効率性において配水量に対する有収率は前年度より0.3ポイント減少して、79.6%であります。これを前年度の水道事業統計の年間指標であります類似団体では88.7%、全国平均では88.8%であります。 効率的で安心、安全、安定供給の使命を果たすためには施設設備の的確な状況把握が要請され、設備更新や維持管理費など今後にて多額の経費が見込まれるところであります。資本投資が経営基盤の安定に向けて効果が発揮されるよう、今後の事業経営に当たっては一層の効率化に努められるとともに、統制機能の改善を望むものであります。 以上、平成14年度の決算審査の概要を申し上げ、監査報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(中西基)
代表監査委員の意見報告は終わりました。 次に、市長の提案理由の説明に関して補足説明の申し出がありますので、これを許します。 企画部長。
◎企画部長(鎌野公種) 平成15年度裾野市一般会計補正予算(第2回)につきまして補足説明をいたします。 先ほど市長の方から提案理由の説明がございましたように、歳入歳出総額にそれぞれ3億5,700万を追加し、総額を167億1,100万とするものであります。それと同時に、債務負担行為の追加も補正お願いをするものであります。 6ページをお開き願います。歳出のところに補正額の財源内訳が載っております。3億5,700万円に対しまして、国庫支出金887万5,000円の減額でございます。これは県会議員選挙の確定によります減等を相殺しました減となります。その他の141万4,000円につきましては、寄附の3件でございます。あと残りの3億6,446万1,000円につきましては、一般財源を投入します。 では、歳入の方から説明してまいります。7ページです。13款国庫支出金、3目の民生費国庫補助金です。児童扶養手当事務費ですけれども、これにつきましては児童扶養手当のシステムが変わりまして、システムの補助ということになります。それから、8目の土木費国庫補助金ですけれども、都市基盤環境整備事業ということで、十里木高原の事業を行っていたわけですけれども、これを市単の方にいたしまして、市道改良舗装工事費に事業振りかえをするものでございます。 それから、次の6目の
農林水産業費委託金ですけれども、緑地帯撫育管理費ということで、これは松くい虫が発生していますものですから、松くい虫の駆除をする分の委託金でございます。 それから、14款の県支出金、3目の民生費補助金です。函南町に障害者支援センターというのがございまして、各市町村それぞれここへいろんな相談事をお願いしているわけですけれども、これは当初の計画でいきますと県が半分、市が半分ということで、県が直接この施設に補助金を出す予定だったのですけれども、施設に直接は出せないということで、市町村に補助金出すものですから、市町村から出してくれということで、この81万5,000円をここで補正します。それから、10の教育費補助金ですけれども、子育て学習全国展開事業費補助金、13校分で、1校2万円でございます。 次の2目の総務費委託金ですけれども、先ほど申し上げましたように、県議会議員選挙費の確定によりましての減額と、交通マナーアップ推進事業費の補助が決定しましたので、それの差額を減額いたします。 それから、16款寄附金、3目の民生費寄附金ですけれども、これにつきましては先ほど申し上げましたように3件の寄附金がございました。 17款繰入金です。1目の特別会計繰入金、老人保健会計と、それから介護保険の方からの繰入金それぞれ10年度の事業の確定によりましての繰入金でございます。 19款諸収入、過年度収入ですけれども、これにつきましては事業は既に終わっておりますけれども、当年度で収入がありませんでしたものですから、ここで入ってきているものですから、過年度収入ということで、ここに入れてございます。 それから、歳出ですけれども、10ページをお開き願います。2款総務費の6目財産管理費の庁舎管理費です。役務費の117万3,000円につきましては、庁舎の合併浄化槽が今度公共下水へつなげます。その関係で汚泥の引き抜きが必要になりますのと、それからあと工事請負費ですけれども、喫煙所が地下と、それから1階の方に屋根をつける工事を行います。それから、あともう一点は、多目的トイレ設置工事ということで、オストメイト対応のトイレをつくるということで考えております。それから、車両管理費ですけれども、本年の10月よりディーゼル車の規制が厳しくなりまして、これに対応するために市のバスに中型バス粒子状物質減少装置というものをつけます。これはつけませんと都内といいますか、都市圏へ入れないということもありますし、またそれだけではなくて環境問題もありますので、つけるということで補正をお願いするものであります。 それから、電算事務費ですけれども、これにつきましては現在富岡支所、須山支所それぞれオンラインでつながってはいるのですけれども、現在の回線がディジタル回線なものですから、これを光回線に変更するという工事でございます。 次の2款の総務費の2目の選挙費です。先ほど申し上げましたように、県議会議員選挙の確定によりましての減額でございます。 それから、11ページの1目
交通安全対策費でございます。これにつきましては、需用費については啓発用の消耗品の購入、それからあと13の委託料につきましては交通安全マナーアップということで、交通量調査を3回ほど予定しております。 次に、12ページです。公害対策費でございます。住宅用太陽光発電システムということで、現在予算化しておりますけれども、かなりの利用がございまして、5件分増額補正をお願いするものでございます。 3目の防災費ですけれども、これにつきましては無線機が5年に1度更新をするということで、その年に当たっておりまして、48個分を再申請をするものでございます。 3款民生費、1目社会福祉総務費でございます。先ほど申し上げましたように3件の寄附がございまして、これを社会福祉基金に積み立てるものでございます。 2目の老人福祉費、在宅福祉費でございますけれども、特別養護老人ホームをここで開設するということで、この選考委員会をつくるということで、3人分をここで補正をお願いするものであります。それから、15の工事請負費ですけれども、
老人福祉センターの循環配管等の洗浄と同時に、小さな工事ですけれども、それを行うものでございます。 それから、3目の障害者福祉費でございます。先ほど障害者生活支援事業委託ということで、先ほど歳入の方で申し上げましたように、函南町にございます身体障害者支援センターというところに県の補助金を半分入れまして支出するものでございます。それから、15の工事請負費でございます。これは深良グラウンドにトイレございますけれども、ここに身体障害者用のトイレをつくるということで予算を盛ってあるのですけれども、そこに行きますまで階段がついているものですから、そこに車いす用のスロープをつくるということで、それの工事請負費でございます。 次の知的障害者福祉費です。負補交ですけれども、これにつきましては御殿場から裾野へ転居した方で、この御殿場ののぞみ作業所へ行っている方がございまして、本来ですとうちの方で一応措置するわけですけれども、御殿場の小規模授産所の方でそのまま継続してもいいですよということがございますので、その負担金でございます。それから、みどり作業所のシャワールーム設置ということで、入所者の衛生管理という面からも必要だということで、ここで補正をいたします。 次の1目の児童福祉総務費でございます。次世代育成支援対策行動計画現状分析委託ということで、これにつきましては本年度法律が通りまして、これからやっていくわけですけれども、これにつきましては行政だけではなくて、それぞれ会社でもこれをもとにいろんな計画を立てていかなければならないということになっているようでございます。その現状を分析するための委託でございます。これにつきましては、県の、まだ詳しく来ていないのですけれども、多分補助金が出るようになろうかと思います。また、それは後ほど補正をお願いしたいと思っております。 それから、2目の児童福祉運営費の東保育園耐震補強計画及び設計委託でございますけれども、東保育園につきましては2階建てでございまして、耐震補強が必要だということが出ております。本年度設計をいたしまして、来年度というふうに考えております。 次の5目の母子福祉費でございます。先ほど申し上げましたように、児童扶養手当のシステムの改修でございます。 14ページお願いします。4目の環境衛生費でございます。これにつきましては、犬と猫の適正飼育という補助金ということで、当初予算あったですけれども、かなり、2年目になりますか、徹底してまいりまして、大分需要といいますか、多くなりまして、足りなくなりそうだということで、ここで補正をいたします。 それから、4款の衛生費、2目のじんかい処理費でございます。これにつきましては、現在プラスチックの処理につきましては拠点収集をしておったわけですけれども、来年の2月からごみステーションの改修に切りかえるということで、2カ月分をここに盛ってあります。それと、あと分別収集の手引をつくるということで、あわせて盛っております。 次の15ページです。5款労働費、1目の労働諸費でございます。貸付金の勤労者住宅建設資金貸付金1,500万、当初で5,000万円計上してございますけれども、既に残りが少ないということで、需要も多いということで、1,500万補正をお願いするものでございます。 次に、6款
農林水産業費、9目の
市単独土地改良事業費でございます。これにつきましては、市民要望によりまして、富沢南町用水路ほか5件を予定しております。 次の3目の緑地帯設置事業費、これにつきましては先ほど歳入で申し上げましたように、松くい虫の駆除でございます。 次に、16ページをお開き願います。8款土木費、1目の土木総務費でございます。100万ですけれども、これは建築後退によります土地の購入費、購入でございます。これ1件でございます。 次の2目の道路維持費でございます。これも市民要望でございます。市道1017号線道路
維持修繕工事ほか35件ほど予定しております。 3目の道路新設改良費でございます。これも市民要望に対応するものでございまして、市道2―20号線測量業務委託ほか5件を計画しております。工事請負費につきましては1億5,000万、市道1―4号線ほか30件ほど計画をしております。19の負補交でございますけれども、市道1―4号線のほか電柱の移設費でございます。22の補償補てんですけれども、補償金ですけれども、賠償金ですけれども、2―18号線の補償金でございます。 次の17ページです。10目の
特定防衛施設道路整備事業費でございます。これにつきましては、市道4011号線ほか3件ほど予定をしております。 次に、17ページの8款土木費の河川費でございます。2目の河川維持費、これも市民要望に対応するものでありまして、中丸水路河川
維持修繕工事ほか6件を予定しております。 それから、3目の河川改良費7,000万ですけれども、これも市民要望に対応するものでございまして、本茶川ほか13件ほど計画をしております。 次に、6目の都市基盤環境整備事業費ですけれども、これにつきましては歳入で申し上げましたように、十里木高原の公園の関係でございますけれども、これを市単事業といたしましたものですから、減額をするものでございます。 それから、18ページをお願いします。都市計画費でございます。6目の下水道費ですけれども、これは減額をするわけですけれども、受益者負担金の増がございまして、その分を減額をするものでございます。 それから、10款の教育費、3目の教育指導費でございます。学力向上フロンティア事業補助金ということで、これは新規の事業でございまして、県の方から37万2,000円、必要な経費、県の方で払うということになっておりまして、あと同じ金額をここで、うちの方で助成するものでございます。 それから、次の19ページお願いします。社会教育費の1目社会教育総務費でございます。19の負補交でございますけれども、先ほど申し上げましたように、子育て学習全国展開事業費補助金ということで、13校分、2万円の歳入そのままの支出でございます。 それから、次の保健体育費でございます。2目の体育施設費でございますけれども、11の需用費でございます。運動公園の野球場のタイルのはがれがございまして、そういうものの補修。それから、あと備品につきましては、プレ国体ありましたときに、ご承知かと思うのですけれども、タイマーがちょっと小さくて見にくいということで、大型のタイマーを購入予定でございます。 3目の体育館につきましては、シャワー等の補修、あと水銀ランプ等の交換でございます。 次の20ページをお開き願います。11款災害復旧費でございます。これは先ほど市長が冒頭行政報告で申し上げましたように、7月4日、8月15、16、それから8月9日の台風と集中豪雨によりまして8カ所ほどございまして、それで予備費を1,100万充当してございます。残りの900万円につきまして、ここで補正をするものでございます。 それから、14款の予備費でございますけれども、先ほど言いましたように予備費1,100万とか充当しておりますので、ここで補正をお願いするものでございます。978万8,000円という端数ですけれども、これは端数の調整のためにこういうふうな数字で盛ってあります。 それから、23ページをお開き願います。債務負担行為の補正でございます。南外周道ほか1件の債務負担をお願いするものでございます。 以上でございます。
○議長(中西基) 市民部長。
◎市民部長(小林敏彦) それでは、41号議案、それから42号議案につきまして補足説明をさせていただきます。 補正予算書、議案の24ページをお願いいたします。41号議案 平成15年度裾野市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)でございます。2,828万9,000円を追加いたしまして、予算の総額を34億7,928万9,000円とするものでございます。 それでは、27ページをお願いいたします。歳入につきましては、高額医療費共同事業に係る国の制度改正に伴いまして、3款1項3目、国庫支出金、それから5款2項1目、県支出金の項目を追加いたしまして、それぞれ1,340万9,000円を補正するものでございます。 それから、3款2項4目の特別対策費補助金、これは退職被保険者適用適正化特別対策事業ということで、この実施に伴う補助金でございます。これは100%国の方から来るものでございます。147万円を補正するものでございます。 続きまして、28ページの歳出でございますけれども、1款1項1目の一般管理費、これは退職被保険者適用適正化特別対策事業ということで、退職被保険者振りかえ整理システムの導入、これを実施することに伴いまして、所要の歳出措置、147万円を補正するものでございます。 それから、5款1項1目の高額医療費共同事業制度改正に伴い、その拠出額が確定したため、2,681万9,000円を補正するものでございます。 続きまして、29ページをお願いいたします。第42号議案 平成15年度裾野市老人保健特別会計補正予算(第1回)でございます。歳入歳出それぞれ4,481万5,000円を追加いたしまして、総額を28億7,281万5,000円とするものでございます。 それでは、32ページをお願いいたします。歳入の関係でございますけれども、歳出の方で説明いたしますけれども、1款1項1目の医療費支給費でございます。1,873万8,000円、これは医療費支給費2,700万円、歳出でこれは補正をいたしますけれども、それに伴います一定の財源の負担割合に応じまして、それぞれ1款1項1目が1,873万8,000円、それから2款1項1目の現年度分550万8,000円、それから3款1項1目の137万7,000円、それから4款1項1目の一般会計繰入金137万7,000円をそれぞれ補正をするものでございます。 続きまして、34ページをお願いいたします。歳出でございますけれども、1款1項2目医療費支給費でございます。2,700万円でございますけれども、これは医療費支給費の増加に対応するものでございます。 それから、2款1項1目償還金でございますけれども、525万8,000円につきましては、14年度の決算に伴い精算をするものでございます。 それから、2款2項1目一般会計繰出金1,255万7,000円につきましても、14年度の精算に伴いまして一般会計に繰り出しをするものでございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(中西基) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(大庭章生) それでは、43号議案につきまして補足説明をいたします。 議案別冊の35ページをお開きください。既定の予算に歳入歳出それぞれ2,311万2,000円を追加いたしまして、総額15億1,611万2,000円とするというものでございます。 37ページをお開きください。歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。歳入は国庫支出金、支払基金交付金、諸収入、繰越金で2,311万2,000円、歳出は総務費、諸支出金、予備費で2,311万2,000円でございますけれども、これの財源内訳ですが、国庫支出金等の歳入が過年度分の精算のためにすべて一般財源ということでございます。 38ページをお開きください。歳入、国庫負担金、それから4款の支払基金交付金、8款の諸収入、これらにつきましてはすべて事業量の確定による過年度精算分でございます。9款の繰越金ですけれども、これは基金に積み立てた残額427万1,000円を計上してあります。 次に、39ページをごらんください。歳出ですけれども、1款の総務費と6款の諸支出金、これらはいずれも事業費の確定による市及び県に対する返還金でございます。9款の予備費ですが、残額を予備費に計上したということでございます。 以上です。
○議長(中西基) 産業建設部長。
◎産業建設部長(宮崎愼一) それでは、私の方から38号議案、39号議案について補足説明させていただきます。 まず、議案書の8ページをお開きになってください。第38号議案 裾野市手数料条例の一部を改正することについてでございますが、9ページをお開きになってください。これにつきましては、鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律が全部改正され、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律が施行されたことに伴いまして、裾野市手数料条例の一部を次のとおり改正するものでございます。 第2条第15号中「鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律第13条」を「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律第19条第1項」に、「鳥獣飼養許可証」を「登録票」に定めるものでございます。よろしくご審議のほどお願いします。 続きまして、10ページをお開きになってください。39号議案 裾野市市道の認定についてでございますが、基本図で説明させていただきますので、12ページをお開きになってください。まず、12ページでございますが、1797号線は茶畑下にありますが、東小学校北側に位置し、昭和61年度に市道認定を行った際、認定漏れしたため、ここで大字茶畑御所海道602―1より大字茶畑御所海道602―1、延長約39.6メートルの認定をお願いするものであります。 続きまして、13ページをお開きになってください。市道1798号線は稲荷地先にあります市営住宅団地に位置し、稲荷団地整備をするに当たり、新たに大字稲荷字稲荷前205から8より大字稲荷字稲荷前204―4、延長約90.7メートルを新たに認定するものであります。 よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(中西基) 水道部長。
◎水道部長(古谷善和) それでは、私の方から44号議案、45号議案につきまして補足説明をいたします。 議案書の別冊40ページをお開き願いたいと思います。平成15年度裾野市下水道事業特別会計補正予算(第1回)でございます。歳入歳出に270万円を追加し、13億9,170万円とするものでございます。 続きまして、43ページをお開き願いたいと思います。歳入の受益者負担金でございます。受益者負担金767万8,000円を増額をお願いするものでございます。この767万8,000円の理由でございますけれども、これは徴収猶予、農地でございます。5年の期限がことしで35件の納入があったために、767万8,000円を増額するものでございます。 続きまして、4款1項1目の一般会計繰入金497万8,000円を減額をお願いするものでございます。 続きまして、1款2項1目の下水道総務費でございます。報償費270万円の増額をお願いするものでございます。 続きまして、44ページをお開き願いたいと思います。平成15年度裾野市上
水道事業会計補正予算(第1回)でございます。 46ページをお開き願いたいと思います。4条予算、1款2項の資本的収入でございます。他会計補助金でございます。6,958万2,000円を減額するものでございます。 続きまして、支出でございます。1款1項4目の防衛関連工事費9,600万円を減額するものでございます。これは後ほど説明いたしますけれども、防衛関連工事の減額によるものでございます。6目の固定資産購入費でございます。168万1,000円、これは水道施設用地の購入でございます。地先は一応神山地先を予定をしております。 続きまして、45ページをお開き願いたいと思います。債務負担行為でございます。これは先ほど申し上げましたけれども、水道施設整備事業でございます。15年度、16年度の継続事業ということで、16年度の1億5,100万円の増額をお願いするものでございます。 よろしくご審議をお願いいたします。以上で終わります。
○議長(中西基) 教育部長。
◎教育部長(眞田利彦) それでは、私の方から議案書の1ページをお願いします。お開きください。 報第3号 専決処分の報告についてであります。交通事故にかかわる損害賠償額の決定につきまして補足説明いたします。 2ページをお開きください。事故の概要を申し上げます。平成15年7月2日午後1時30分ごろ、裾野市立鈴木図書館の駐車場におきまして、済みません、3ページの図面も一緒にごらんください、変則駐車をした車のために出られずに困っておりました図書館利用者、この方女性の方でございますが、館内放送をしてくれないかということで依頼がありまして、館内放送をしましたけれども、移動はされませんでした。そこで、その隣の車の移動をということで放送したのですが、こちらも移動がされなかったのです。運転手さんどこへ行ったか、ちょっとわからなかったものですから。車の中には赤ちゃんが乗っておりまして、もう30分ほど経過したというようなことで、ぐずり始めていたと。だけれども、図書館の利用者の方は移動するに出られないということで、職員がそれではかわってやりましょうかということで、ぜひお願いしたいということで、運転を申し出て動かしたところ、右隣の車と接触してしまったと。図書館利用者の車の一部を破損いたしました。幸いにも右隣の止まっております車両は修理を必要とするような損傷はありませんでした。 過失割合につきましては、親切心といいますか、親切のためとかそういうことでありましたけれども、たまたま市にいろいろ入っています保険会社の方にも、こういう場合はどうでしょうかということで相談いたしましたところ、運転していた人が100%ではないですかと3人が3人そのようになりましたので、相手が車両の修理代14万9,005円でございますが、全額が損害賠償額となりましたので、平成15年8月12日に専決処分いたしました。 変則駐車してありました箇所につきましては、バリケードを置きまして、ご存じかもしれませんけれども、駐車禁止としております。職員、それからすべての教育委員会の課長会議におきましては、交通安全につきまして再度徹底するよう指導いたしました。 皆様方のご理解をお願いいたしまして、補足の説明といたします。
○議長(中西基) 以上で補足説明は終わりました。
△日程第4
議員提出議案第4号
○議長(中西基)
議員提出議案第4号
裾野市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 15番、原静雄議員。
◆15番(原静雄議員) それでは、
議員提出議案の提案理由の説明をさせていただきます。
議員提出議案第4号
裾野市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。 委員会条例第4条第2項で
議会運営委員会の委員の定数を「10人以内」と規定してありますが、全国市議会議長会の指導及び県内他市の状況を調査しました結果、これまで
議会運営委員会を構成していた8人を委員会委員の定数とし、明確化を図るものであります。 議員各位のご理解をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いします。
○議長(中西基) 提案理由の説明は終わりました。 質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(中西基) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。 本案については委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(中西基) ご異議なしと認めます。 したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 ただいまから討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(中西基) 討論を終わります。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(中西基) ご異議なしと認めます。 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(中西基) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 これにて散会いたします。 11時57分 散会...