出納整理期間分)、
令和6
年度例月出納検査結果報
告書(
令和6年4月分))
………………………………………………………………………………………………
3:
◯議長(
鈴木弘睦) それでは、ただいまから、
全国市議会議長会で
表彰の栄誉に輝きました
大庭通嘉議員、
高木清隆議員、
山田貴子議員、
寺田 守議員に対し、
表彰状の
伝達を行いますので、対象の
議員におかれましては、議場の中央にお進みください。
〔
勤続40年以上
表彰 大庭通嘉議員〕
〔
勤続20年以上
表彰 高木清隆議員〕
〔
勤続15年以上
表彰 山田貴子議員・
寺田 守議員〕
4:
◯議長(
鈴木弘睦) 以上で、
表彰状伝達式を
終了いたします。
次に、
日程第4、仮
議長の
選任を
議長に委任する件を
議題といたします。
お諮りいたします。
災害発生等の不測の事態に備えるため、
地方自治法第106条第3項の規定により、本
定例会の
会期中における仮
議長の
選任を
議長に委任願いたいと思いますが、これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯議長(
鈴木弘睦) 御
異議なしと認めます。したがって、本
定例会の
会期中における仮
議長の
選任を
議長に委任することに決定いたしました。
次に、
日程第5、議第33号から議第37号まで及び報第7号から報第9号までの8
議案を一括して
議題といたします。
市長から
提案理由の
説明を求めます。
大場市長。
〔
市長 大場規之 登壇〕
6:
◯市長(
大場規之)
皆様、おはようございます。
本日、ここに6月
市議会定例会を
開会するに当たり、
議員の
皆様には、
市政の
発展のため、特段の御理解と御
尽力を賜りまして、心から厚く御礼を申し上げます。
先ほど表彰をお受けになられました
議員の
皆様方には、改めましてお祝いを申し上げます。また、引き続き
袋井市、さらには
袋井市議会の
発展のため御
尽力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
開会に当たりまして、
市政の近況につきまして御
報告をさせていただき、その後に
提案理由の御
説明をさせていただきます。
初めに、先月26日に投開票が行われました第21回
静岡県知事選挙について申し上げます。
投票結果につきましては
皆様御承知のとおりでございますが、72万票余を集めまして、
鈴木康友氏が当選をされました。
本市におきましては、
市内26カ所に
投票所を設けまして、期日前
投票等を含めた
投票率は55.0%となり、前回の53.25%を1.75ポイント上回ったという
状況でございます。
改めまして、
鈴木新
知事におかれましては、新たな
静岡県のリーダーとして、様々な
課題解決に向けて積極的に取り組まれることを期待するとともに、
本市といたしましては、新
知事、
静岡県との
連携強化を図ってまいりたいと存じます。
次に、
スタートアップ企業実証実験サポート事業についてでございます。
既に浜松市が実施している
サポート事業に
令和5
年度から、湖西市とともに参画しているもので、
地域課題の
解決を通じた
市民サービスの向上や、
地域経済の持続的な
発展に向け、従来の概念にとらわれない新しい
ビジネスモデルへのチャレンジとして、革新的な
アイデアや
技術を持つ
スタートアップ企業に対し、
地域課題の
解決に向けた
取組を支援しております。
令和5
年度は、
本市が提起した11件の
地域課題の中で、
レーダー技術等を活用した
排水機場の
劣化状況の診断を提案する
スタートアップ企業を採択し、
令和5年10月から1年間、
袋井排水機場を
フィールドとした
実証実験を行っております。
この
実証実験では、
機場の
吐水水路の
壁面等を高解像度のカメラを搭載したロボットが撮影し、その画像を
AI技術によって劣化診断いたします。これにより、調査に要する費用や日数が短縮でき、建物の
劣化状況を確認しやすくなることから、修繕が必要な箇所の
早期発見が期待されるところであります。引き続き、
AIの
高度化を含め、
商用化に向けたさらなる改良、改善を支援してまいります。
また、本
年度、新たな
実証実験をスタートさせるため、6月から
全国に向けて
スタートアップ企業を募集し、
書類審査や
面談審査を経て、9月末までに
一つの
事業者を選定し、10月からの1年間を
実証実験サポート期間として、
フィールドの
提供や
事業資金の支援などに取り組んでまいります。
本
事業を通じて、
スタートアップ企業の誘致や
定着化、
市内企業の
技術と
スタートアップの革新的な
アイデアの融合などを図ることで、イノベーションの連鎖を生み出すなど、
地域産業の
活性化に取り組んでまいります。
次に、
道路・
公園照明灯の
LED化事業についてでございます。
市内の
道路や
公園の
照明灯約1,300カ所のうち、
LED化していない約1,000カ所を一括して
LED化し、その後10年間の
保守管理業務を委託するものでございます。5月15日に
公募型プロポーザル方式により
事業者を選定し、契約に向けた手続を進めているところでございまして、本
議会に
議案を提出しております。
今回、
LED化と併せて導入するスマートライティング・システムは、
無線通信により
照明灯の
遠隔制御や
道路冠水センサーの
データ収集などを行い、
照明環境を継続的に最適化していくことで、さらなる
温室効果ガス排出量の
削減につなげることができるものであります。
市民生活を支える
道路や
公園などの
公共インフラを適切に維持管理していくため、
電気料金等の
維持管理費の大幅な
削減を図るとともに、
LED照明の高い
省エネルギー性能により、
温室効果ガス排出量を
削減し、脱
炭素化を推進するなど、効果的な
取組に努めてまいります。
次に、
治水対策についてでございます。
近年の
激甚化、頻発化する豪雨に対応するため、「水を流す」「水を貯める」「水に備える」、この三つを
治水対策の柱として、様々な
事業に取り組んでおります。
「水を流す」
対策の
一つである
柳原雨水ポンプ場でございますが、昨
年度、
土地所有者並びに
耕作者の
皆様の御協力をいただき、
ポンプ場敷地全ての
用地取得が完了いたしました。本
年度は、支障となる
地下埋設物の移転や、
敷地造成、
ポンプ場へ流入させる
排水路の整備などの
工事とともに、隣接する
貯留施設の掘り下げ
工事を実施してまいります。
また、「水を貯める」
対策につきましては、本
年度より
用地を取得する
新幹線南側遊水池や
田んぼダムなどの
取組を着実に進めるとともに、洪水に備えるための
内水ハザードマップを策定するなど、
災害リスク情報の
提供を充実させることにより、
災害対策で大変重要となる自助への
取組を積極的に推進してまいります。
次に、
帯状疱疹ワクチン・
おたふくかぜワクチン助成事業についてでございます。
帯状疱疹ワクチンの
助成につきましては、
帯状疱疹の発症や合併症を予防し、生活の質の向上と健康寿命の延伸、さらには医療費の
削減を図るため、50歳以上の市民を対象に4月から実施しております。広報ふくろいや市ホームページでの周知により、特に50代から70代の方に関心を持っていただいており、5月20日現在、250件の申請をいただいております。
また、おたふくかぜワクチンの
助成につきましては、おたふくかぜの蔓延や合併症、後遺症の予防に加え、安心・安全に子育てできる環境づくりを図るため、
令和5
年度以降に生まれた1歳児及び年長児を対象に、4月から実施できる体制を整えまして、対象者には接種の案内通知を送付し、周知に努めております。
ワクチン接種は、感染症の発症予防だけでなく、感染による重症化を予防する効果も確認されておりますことから、接種を希望する市民の
皆様が安心・安全に接種いただけますよう、引き続き努めてまいります。
次に、加齢性難聴者補聴器モニター
助成実証
事業についてでございます。
初めて補聴器を使用する方を対象に、購入費用の一部を
助成し、聞こえや社会参加活動にどのような変化があるか、アンケート調査に御協力いただけるモニターの受付を本日6月3日から開始しております。
この実証
事業により、継続した補聴器の使用や聞こえの改善等を確認するとともに、補聴器相談医や認定補聴器技能者との連携体制を構築して、早期受診の勧奨から、補聴器を継続して使用するためのフォローまで、高齢者の難聴
対策を支援する仕組みを整えてまいります。今後、さらに進む高齢化に向けて、民間
事業者とも連携を図り、高齢者の生活の質の向上や社会参加を後押ししてまいります。
次に、ふくろいマルシェ新茶フェアについてでございます。
今年の新茶の初取引は、4月23日に茶ピアにおいて、関係者が見守る中、盛大に執り行われました。
生産者をはじめ関係者の御努力により良質な茶葉が生産されておりますが、茶商の在庫が多いこともあって、取引の
状況は全般的に厳しくなっており、年々生産コストが高騰する中、茶取引価格への転嫁が進まない
状況から、経営を見直す生産者もいらっしゃると伺っております。
こうした
状況の中、
袋井茶振興協
議会では、緑茶離れが進む若い世代に新茶のおいしさと多様な品種を誇る
袋井茶をPRすることを目的として、6月9日にふくろいマルシェ新茶フェアを開催いたします。この新茶フェアでは、
市内20茶工場の新茶の飲み比べや新茶販売のほか、子供から大人まで楽しめるお茶にちなんだアトラクションなども催してまいります。
この新茶に特化した新たな
取組を通じて、消費者の興味、関心を高め、
袋井茶の消費拡大を図るとともに、茶生産者の思いを消費者に伝え、関係者と連携することで、
袋井茶の振興に取り組んでまいります。
次に、ふくろい遠州の花火についてでございます。
昨
年度は4年ぶりの開催で、大変な盛り上がりを見ることができました。今
年度の大会は、7月27日に、「花火のまち
袋井 技術と心の粋を集めて」を大会テーマに開催されます。昨
年度以上の盛り上がりが期待されますことから、市民の
皆様には、
袋井の夏の夜のひとときを大いにお楽しみいただきたいと存じます。
次に、ふくろい応援商品券第5弾についてでございます。
本
事業は、物価高騰に直面する
地域経済の
活性化と
事業者の支援を目的に実施しており、今回は5万冊を発行し、市民お一人様3冊を購入上限としまして、1冊1万2,000円分の商品券を1冊1万円で販売いたします。現在、6月25日からの募集開始、8月23日からの販売開始を目指し、準備を進めているところでございます。
近年における物価高騰は、
市民生活のみならず、
地域経済にも大きな影響を及ぼしているところでありますことから、市民の
皆様には、この商品券
事業を通じて、
市内でのお買物やお食事などをお楽しみいただきたいと存じます。また、今後も、物価高騰などの経済
状況に注視して、適切な時期に必要な支援が実施できるよう、商工団体と緊密な連携を図り取り組んでまいります。
次に、スポーツを通じた地域
活性化事業についてでございます。
市内のさわやかアリーナ、小笠山総合運動
公園エコパなど高機能のスポーツ施設を活用し、スポーツツーリズムやイベント誘致など、スポーツを契機とした地域
活性化に取り組んでおり、3月には、
袋井スポーツ飯として、公認スポーツ栄養士の監修により、アスリートを食でサポートする六つのメニューを認定いたしました。4月には、
袋井陸上クラブにおいて、けがや病気をしない体づくりを目指して、陸上練習後の食事トレーニングとして、認定したお弁当を実際に食べ、アスリートに必要な食事の質や量を体感していただいたところでございます。
今後は、さらにメニューを増やすとともに、
袋井スポーツ飯を活用しやすい環境を整え、スポーツ合宿での活用、プロスポーツチームやトップアスリート等との連携
事業による周知を図ってまいります。
また、スポーツを軸とした人の交流及び地域
活性化を図るため、
市内でのスポーツ合宿を実施した方を対象とした補助制度を本
年度創設いたしました。
補助額は、合宿に参加する宿泊延べ人数に1,000円を乗じた額で、10万円を限度としております。現在、二つの団体から合宿実施予定の話を伺っておりますので、ぜひこの制度を活用いただくとともに、今後も、より多くの団体に合宿を実施していただくよう、スポーツ協会等関係団体と連携して補助制度の周知に努め、観光案内やふるさと納税の利用などの情報も発信することで、
本市のスポーツ振興及び地域
活性化につなげてまいりたいと存じます。
次に、『日本一みらいにつながる学校給食』についてでございます。
学校給食は、成長期にある子供たちの心身の健全な発育のため、バランスの取れた栄養豊かで安全な食を
提供するとともに、食べる喜びや楽しさを通じて、健やかで心豊かな人間性を育むための重要な教育活動でございます。
本市では、平成25
年度の中部学校給食センターの開設以降、地場の食材の活用や手作り給食、生野菜の
提供など、
全国に誇れる給食の実施に努めてきており、現在、1日約9,100食を
提供しております。
昨年8月には、『日本一みらいにつながる給食』アクションプランを作成し、衛生管理の徹底や地場産物の活用、食育活動の推進、食物アレルギーへの対応等の
取組を推進するとともに、保護者、市民への情報発信や関係機関との連携の充実に努めており、本年3月には、アザレア・セブン応援給食やジュビロ給食を実施いたしました。
今後も、アクションプランに基づく
取組を推進するとともに、少子化の
状況や
袋井・浅羽両給食センターの老朽化等を踏まえ、施設整備に係る基本計画を策定することとしており、いつまでも子供たちの記憶に残る日本一の学校給食の実現に向け、取り組んでまいります。
次に、まちじゅう図書館についてでございます。
本市では、子供たちが将来にわたり読書に親しめるよう、
袋井市子ども読書活動推進計画を策定し、乳幼児期から学齢期まで、子供の成長に応じた読書活動の推進や読書環境の整備に取り組んでいるところであります。
本
年度は、これらの
取組をさらに推進するため、デジタル田園都市国家構想交付金を活用し、市立図書館と
市内全小中学校の図書館への共通システムの導入や、ICタグによる蔵書管理により、子供たちが学校にいながらにして、市立図書館や他の学校の本、延べ約50万冊を検索でき、手に取ることができる体制を構築してまいります。
また、
本市では初めて電子書籍を導入し、デジタルでの貸し借りを行うほか、一部の電子書籍については、1人1台の学習用端末を活用し、多くの児童生徒が同時に閲覧できるものとするなど、紙と電子のハイブリッドな図書館として、機能、環境の充実を図ってまいります。
今後、プロポーザル方式により
事業者を選定し、各学校と調整を図りながら、ICタグの貼り付けやシステムの導入を行うなど、来年1月の稼働を目途に、誰一人取り残さず、いつでもどこでも読書に親しめるまちじゅう図書館の実現に向け、取り組んでまいります。
次に、総合健康センター基本構想についてでございます。
袋井市総合健康センターは、市民の生涯を通じた健康づくりに取り組む拠点として、平成27年5月に開設いたしましたが、新たな社会潮流や多様化、複雑化する市民の困り事に対応するとともに、築44年を経過した本館をはじめとする施設のハード面の課題を
解決するため、機能、役割の再検討を行う必要が生じております。
こうしたことから、現在の総合健康センターが果たしている機能、役割を検証、精査するとともに、現状の課題や将来動向などから、今後必要となる機能の検討を行い、将来の施設の在り方を示すものとして、
令和7年12月を目途に、総合健康センター基本構想の策定作業を進めております。
なお、総合健康センターを構成する機能のうち、保健・介護・福祉機能と医療機能では関係者が異なり、調整を含めた検討工程なども異なることから、それぞれの機能に分けて施設基本構想を策定してまいります。
また、医療機能の基本的な方向性を定めるに当たっては、中東遠総合医療センターや聖隷
袋井市民病院、
袋井市医師会など、医療関係者、医療行政関係者で構成する市民病院等の医療機能のあり方検討委員会を新たに設置し、8月ごろから協議、調整を図ってまいります。
今後の予定といたしましては、保健・介護・福祉機能の施設基本構想の素案を
令和6年7月に市
議会へお諮りするとともに、医療機能につきましては、
令和6年12月以降、機能ごとに段階的に素案をお示しして、御意見をいただいてまいりたいと存じます。
市政の近況につきましては、以上でございます。
それでは、ただいま提案をいたしました各
議案につきまして御
説明させていただきます。
初めに、議第33号
令和6
年度袋井市一般会計補正予算(第2号)につきまして御
説明申し上げます。
今回の補正は、大きく3点ございまして、1点目は、国の新たな経済に向けた給付金・定額減税一体措置実施に伴う予算の追加、2点目は、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種
事業の実施に伴う予算の追加、3点目は、国の社会資本整備総合交付金の内示に伴う
袋井駅南都市拠点土地区画整理
事業などに要する予算の追加でございます。
補正予算の総額は12億5,200万円で、補正後の予算総額を411億1,400万円とするものでございます。また、債務負担行為として、月見の里学遊館ほか1施設及びメロープラザの指定管理委託を追加するものでございます。
次に、議第34号
袋井市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきまして申し上げます。
本案は、一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、消防団員や消防活動に協力した者が活動中に負傷、疾病、傷害または死亡の状態となった場合の損害補償に関する補償基礎額について改正するものでございます。
次に、議第35号
袋井市家庭的保育
事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして御
説明申し上げます。
本案は、児童福祉施設の設備及び運営に関する基準及び家庭的保育
事業等の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、小規模保育
事業等における満3歳以上の児童に対する職員配置について改正するものでございます。
次に、議第36号
袋井市消防団消防ポンプ自動車売買契約の締結につきまして御
説明申し上げます。
本案は、
袋井方面隊第4分団の消防ポンプ自動車の車両更新に伴うもので、去る5月16日に見積り執行し、
静岡森田ポンプ株式会社と2,651万円で契約するものでございまして、
地方自治法及び
袋井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、
議会の議決を求めるものでございます。
次に、議第37号 業務委託契約の締結につきまして御
説明申し上げます。
本案は、包括的民間委託による
道路や
公園の
照明灯の一括
LED化などを施行いたします
袋井市
道路等
照明灯LED化業務委託について、去る5月15日に
公募型プロポーザル方式による選定を行い、岩崎電気株式会社
静岡営業所と2億3,903万円で契約するものでございまして、
地方自治法及び
袋井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、
議会の議決を求めるものでございます。
次に、報第7号
令和5
年度袋井市一般会計繰越明許費繰越計算書について御
説明申し上げます。
本案は、繰越明許費17件につきまして、
地方自治法施行令の規定により
報告させていただくものであります。繰越額は8億9,100万円余で、財源につきましては、既に収入をしている国庫支出金が1億2,000万円余、文化振興基金が300万円余、
令和6
年度に収入をいたします未収入特定財源が6億1,100万円余、一般財源が1億5,600万円余でございます。
次に、報第8号
令和5
年度袋井市下水道
事業会計予算繰越計算書について御
説明申し上げます。
本件は、
袋井浄化センターの
令和4
年度、
令和5
年度分の増設、改築、耐震補強の建設
工事及び
袋井浄化センター汚泥処理設備機器修繕につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響等を要因とする半導体不足により機器製作に遅れが生じたことから、
年度内の完了が困難となったため
令和6
年度に繰り越したもので、地方公営企業法の規定により
報告をさせていただくものでございます。
次に、報第9号 専決処分の
報告につきまして御
説明申し上げます。
本件は、
令和6年2月26日に、市職員が川会地内の河川堤防で草刈りを行っていた際、飛び石により温室のガラス1枚を破損させた事故につきまして、損害賠償額の決定及び和解をするに当たり、5月16日付で専決処分をいたしましたので、
地方自治法の規定により御
報告するものでございます。
以上、各
議案の
提案理由について御
説明申し上げました。よろしく御審議の上、御可決を賜りますようお願いを申し上げ、私からの
提案理由とさせていただきます。
7:
◯議長(
鈴木弘睦) 以上で、
提案理由の
説明を終わります。
次に、
日程第6、閉会中に開催されました
議会活性化特別委員会の中間
報告を求めます。
戸塚
議会活性化特別委員長。
〔
議会活性化特別委員長
戸塚哲夫 登壇〕
8:
◯議会活性化特別委員長(
戸塚哲夫) それでは、私から、
議会活性化特別委員会の中間
報告をさせていただきます。
今回の中間
報告は、5月21日に開催の特別委員会の中間
報告でございます。
主な
議題につきましては、予算決算特別委員会の検討及び
議員定数の検討についてでございます。
資料につきましては、タブレットのフォルダー「
議会」、「
議会活性化特別委員会」、「
令和6
年度」、「第20回」をお開きください。
まず初めに、予算決算特別委員会の検討でございます。
冒頭、私から、前回3月15日までの
状況といたしまして、1点目、
議案の分割付託に関する国及び県のほか関係機関による回答などを経て、
議案の分割付託における法的拘束力はないということを理解したところではありますが、国による行政実例を軽視するべきではない。
2点目、予算決算特別委員会または常任委員会を設置するということであれば、今までになかった部分を改革していくということになり、
議員及び当局も含め、かなりの負担が当然かかってくるものの、
議会改革という観点からは、
議会の姿勢としてこれを考えていく必要がある。
3点目、予算決算特別委員会または常任委員会設置の要因については、結論ありきで議論していくことではなく、今までの資料等を含め、各委員による研究を引き続き行い、慎重審議を継続していく。
以上、大きく3点を現在までの経過として
説明いたしました。
なお、今回の
議題における主な内容といたしましては、前回、各委員から要望のあったロードマップについて、そのスケジュールの確認、協議を行ったほか、また、各委員から提出のあった、予算決算特別委員会及び常任委員会設置に対する考え方や課題をまとめた調査票の確認を行いました。
委員からの主な意見といたしましては、協議結果をまとめた
報告書の作成後は、全
議員への周知、または必要に応じて
議員間討議などを行う必要があると考える。
当局への打診については、もっと早い段階で方向性だけでも示しておいたほうがよいのではないか。
予算決算特別委員会等の設置ありきではなく、
議会改革として、現制度下で、例えば連合審査会を含めてどの程度できるかということに主眼を置いて考えていくべきではないか。
予算決算
議案に関連したその他の
議案の取扱いについても、制度設計が必要と考える。
などの意見をいただきました。
今後につきましては、ロードマップに基づき、
議案分割付託、予算決算特別委員会及び常任委員会のほか、現行制度下における連合審査会を含めた検討を引き続き行ってまいります。
以上が、予算決算特別委員会についてでございます。
2点目の
議員定数についてでございます。
こちらにつきましても、1点目の予算決算特別委員会の検討と同様、冒頭、前回3月15日時点までの
状況につきまして、1点目、次回の選挙に向けてどうするかということを議論していくということになると思うが、まず、いつまでに何を行うかといったロードマップをつくった上で議論したほうが進めやすい。
2点目、予算決算特別委員会または常任委員会を新たにつくるという方向になったときは、委員会の数も増え、
議会体制もいろいろと考えながら、
議会としてどうあるべきかということをしっかりと提言する必要がある。
3点目、
議会としてこれから先の10年20年を見た中で、
議会体制を、
議員定数をどうするかということを決めていくべきである。
以上、大きく3点、各委員による意見についての経過を
説明いたしました。
今回の
議題における主な内容といたしましては、各委員から要望のあったロードマップに基づき、今後についての協議のほか、また、
全国類似団体による
議員定数の比較、
本市議会における過去の経緯等の資料を参考に、各委員の考えや意見を伺いました。
委員からの主な意見といたしましては、9月市
議会までに結論を出すとなると、非常にタイトな
日程であると感じる。
予算決算特別委員会等の設置の是非が決まらない中で
議員定数を決めていくことについては、根拠を明確にしておかないと、落としどころという面では非常に厳しくなると考える。
今の社会の情勢の中でいくと、世帯数なり人口が減っていけば、定数についても、増やすということについては視野に入れないで検討するという方向性もあり得るのではないか。
最初から、減らす、増やす、現状維持をピックアップするのではなく、結果がどうなるかは分からないが、論拠でもって必要な定数の検討を行えばよいのではないかと考える。
今後、行政需要も課題も増えていくといった中で、全ての
選択肢の中から議論していくべきだと考えるなどの意見がありました。
このような各委員からの意見を受けまして、今後は、全ての
選択肢の中から必要な定数を決定していくことになりますが、現状、論拠となり得る情報が不足しているため、さらに有効な資料等の収集のほか、引き続き
本市議会における必要な定数についての検討を行ってまいります。
以上、
議会活性化特別委員会の中間
報告とさせていただきます。
9:
◯議長(
鈴木弘睦) 以上で、
議会活性化特別委員会の中間
報告を
終了いたします。
会議の途中ですが、ここでしばらく休憩といたします。
(午前9時47分 休憩)
──────────────────────────────────────
(午前9時47分 再開)
10:
◯議長(
鈴木弘睦) 休憩前に引き続き本
会議を再開いたします。
これから、
議会活性化特別委員長の
報告に対する質疑に入りますが、質疑の通告がございませんので、質疑なしと認めます。
以上で、
議会活性化特別委員長に対する質疑を
終了いたします。
以上で、本日の
日程は全て
終了いたしました。
次回は、6月11日午前9時から
会議を開き、一般質問を行います。
本日は、これにて散会いたします。
(午前9時48分 散会)
発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑
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