袋井市議会 2024-03-05
令和6年民生文教委員会 本文 開催日:2024-03-05
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民生文教委員会 本文 2024-03-05 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯近藤委員長 選択 2 :
◯金原しあわせ推進課長 選択 3 :
◯近藤委員長 選択 4 :
◯近藤委員長 選択 5 :
◯神田学校教育課長 選択 6 :
◯近藤委員長 選択 7 : ◯太田委員 選択 8 :
◯近藤委員長 選択 9 :
◯神田学校教育課長 選択 10 :
◯近藤委員長 選択 11 : ◯竹村委員 選択 12 :
◯近藤委員長 選択 13 :
◯神田学校教育課長 選択 14 :
◯近藤委員長 選択 15 :
◯近藤委員長 選択 16 : ◯大庭生涯学習課長 選択 17 :
◯近藤委員長 選択 18 : ◯太田委員 選択 19 :
◯近藤委員長 選択 20 : ◯大庭生涯学習課長 選択 21 :
◯近藤委員長 選択 22 : ◯太田委員 選択 23 :
◯近藤委員長 選択 24 : ◯大庭生涯学習課長 選択 25 :
◯近藤委員長 選択 26 : ◯山本教育監 選択 27 :
◯近藤委員長 選択 28 : ◯石黒教育部長 選択 29 :
◯近藤委員長 選択 30 : ◯太田委員 選択 31 :
◯近藤委員長 選択 32 : ◯石黒教育部長 選択 33 : ◯太田委員 選択 34 :
◯近藤委員長 選択 35 : ◯戸塚委員 選択 36 :
◯近藤委員長 選択 37 :
◯神田学校教育課長 選択 38 :
◯近藤委員長 選択 39 : ◯石黒教育部長 選択 40 :
◯近藤委員長 選択 41 : ◯村松委員 選択 42 :
◯近藤委員長 選択 43 : ◯大庭生涯学習課長 選択 44 :
◯近藤委員長 選択 45 : ◯石黒教育部長 選択 46 :
◯近藤委員長 選択 47 : ◯村松委員 選択 48 :
◯近藤委員長 選択 49 : ◯大庭生涯学習課長 選択 50 :
◯近藤委員長 選択 51 : ◯佐野委員 選択 52 :
◯近藤委員長 選択 53 :
◯神田学校教育課長 選択 54 :
◯近藤委員長 選択 55 : ◯大庭生涯学習課長 選択 56 :
◯近藤委員長 選択 57 : ◯佐野委員 選択 58 :
◯近藤委員長 選択 59 : ◯大庭生涯学習課長 選択 60 :
◯近藤委員長 選択 61 : ◯佐野委員 選択 62 :
◯近藤委員長 選択 63 : ◯佐野委員 選択 64 :
◯近藤委員長 選択 65 : ◯佐野委員 選択 66 :
◯近藤委員長 選択 67 : ◯大庭生涯学習課長 選択 68 :
◯近藤委員長 選択 69 : ◯佐野委員 選択 70 :
◯近藤委員長 選択 71 : ◯大庭生涯学習課長 選択 72 : ◯佐野委員 選択 73 :
◯近藤委員長 選択 74 :
◯近藤委員長 選択 75 : ◯戸塚委員 選択 76 :
◯近藤委員長 選択 77 : ◯大庭生涯学習課長 選択 78 : ◯戸塚委員 選択 79 :
◯近藤委員長 選択 80 : ◯村松副委員長 選択 81 : ◯近藤委員 選択 82 : ◯村松副委員長 選択 83 : ◯大庭生涯学習課長 選択 84 : ◯村松副委員長 選択 85 : ◯近藤委員 選択 86 : ◯村松副委員長 選択 87 : ◯大庭生涯学習課長 選択 88 : ◯村松副委員長 選択 89 : ◯近藤委員 選択 90 : ◯村松副委員長 選択 91 : ◯大庭生涯学習課長 選択 92 : ◯村松副委員長 選択 93 :
◯近藤委員長 選択 94 : ◯大庭生涯学習課長 選択 95 :
◯近藤委員長 選択 96 : ◯佐野委員 選択 97 :
◯近藤委員長 選択 98 :
◯近藤委員長 選択 99 :
◯神田学校教育課長 選択 100 :
◯近藤委員長 選択 101 :
◯神田学校教育課長 選択 102 : ◯近藤委員長 選択 103 : ◯太田委員 選択 104 : ◯近藤委員長 選択 105 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 106 : ◯近藤委員長 選択 107 : ◯太田委員 選択 108 : ◯近藤委員長 選択 109 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 110 : ◯近藤委員長 選択 111 : ◯村松委員 選択 112 : ◯近藤委員長 選択 113 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 114 : ◯近藤委員長 選択 115 : ◯村松委員 選択 116 : ◯近藤委員長 選択 117 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 118 : ◯近藤委員長 選択 119 : ◯佐野委員 選択 120 : ◯近藤委員長 選択 121 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 122 : ◯近藤委員長 選択 123 : ◯大庭市民生活部長 選択 124 : ◯近藤委員長 選択 125 : ◯佐野委員 選択 126 : ◯近藤委員長 選択 127 : ◯中村スポーツ政策課長 選択 128 : ◯佐野委員 選択 129 : ◯近藤委員長 選択 130 : ◯近藤委員長 選択 131 : ◯近藤委員長 選択 132 : ◯鈴木保険課長 選択 133 : ◯近藤委員長 選択 134 : ◯竹村委員 選択 135 : ◯近藤委員長 選択 136 : ◯鈴木保険課長 選択 137 : ◯近藤委員長 選択 138 : ◯竹村委員 選択 139 : ◯近藤委員長 選択 140 : ◯竹村委員 選択 141 : ◯近藤委員長 選択 142 : ◯近藤委員長 選択 143 : ◯近藤委員長 選択 144 : ◯鈴木保険課長 選択 145 : ◯近藤委員長 選択 146 : ◯近藤委員長 選択 147 : ◯近藤委員長 選択 148 : ◯鈴木保険課長 選択 149 : ◯近藤委員長 選択 150 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 151 : ◯近藤委員長 選択 152 : ◯近藤委員長 選択 153 : ◯村松委員 選択 154 : ◯近藤委員長 選択 155 : ◯鈴木保険課長 選択 156 : ◯近藤委員長 選択 157 : ◯村松委員 選択 158 : ◯近藤委員長 選択 159 : ◯鈴木保険課長 選択 160 : ◯近藤委員長 選択 161 : ◯竹村委員 選択 162 : ◯近藤委員長 選択 163 : ◯鈴木保険課長 選択 164 : ◯近藤委員長 選択 165 : ◯竹村委員 選択 166 : ◯近藤委員長 選択 167 : ◯鈴木保険課長 選択 168 : ◯近藤委員長 選択 169 : ◯佐野委員 選択 170 : ◯近藤委員長 選択 171 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 172 : ◯佐野委員 選択 173 :
◯近藤委員長 選択 174 :
◯近藤委員長 選択 175 :
◯近藤委員長 選択 176 : ◯小澤健康未来課長 選択 177 :
◯近藤委員長 選択 178 : ◯太田委員 選択 179 :
◯近藤委員長 選択 180 : ◯小澤健康未来課長 選択 181 : ◯小澤健康未来課長 選択 182 :
◯近藤委員長 選択 183 : ◯太田委員 選択 184 :
◯近藤委員長 選択 185 : ◯小澤健康未来課長 選択 186 :
◯近藤委員長 選択 187 : ◯太田委員 選択 188 :
◯近藤委員長 選択 189 : ◯小澤健康未来課長 選択 190 :
◯近藤委員長 選択 191 : ◯戸塚委員 選択 192 :
◯近藤委員長 選択 193 : ◯小澤健康未来課長 選択 194 : ◯戸塚委員 選択 195 :
◯近藤委員長 選択 196 :
◯近藤委員長 選択 197 :
◯近藤委員長 選択 198 : ◯鈴木保険課長 選択 199 :
◯近藤委員長 選択 200 :
◯近藤委員長 選択 201 :
◯近藤委員長 選択 202 : ◯鈴木保険課長 選択 203 :
◯近藤委員長 選択 204 :
◯近藤委員長 選択 205 :
◯近藤委員長 選択 206 : ◯鈴木保険課長 選択 207 :
◯近藤委員長 選択 208 :
◯近藤委員長 選択 209 :
◯近藤委員長 選択 210 : ◯杉山子ども未来課長 選択 211 :
◯近藤委員長 選択 212 : ◯佐野委員 選択 213 :
◯近藤委員長 選択 214 : ◯杉山子ども未来課長 選択 215 : ◯佐野委員 選択 216 :
◯近藤委員長 選択 217 :
◯近藤委員長 選択 218 :
◯近藤委員長 選択 219 : ◯小澤健康未来課長 選択 220 :
◯近藤委員長 選択 221 :
◯近藤委員長 選択 222 :
◯近藤委員長 選択 223 :
◯近藤委員長 選択 224 :
◯近藤委員長 選択 225 :
◯近藤委員長 選択 226 :
◯近藤委員長 選択 227 :
◯近藤委員長 選択 228 :
◯近藤委員長 選択 229 :
◯近藤委員長 選択 230 :
◯近藤委員長 選択 231 :
◯近藤委員長 選択 232 :
◯近藤委員長 選択 233 :
◯近藤委員長 選択 234 :
◯近藤委員長 選択 235 :
◯近藤委員長 選択 236 :
◯近藤委員長 選択 237 :
◯近藤委員長 選択 238 :
◯近藤委員長 選択 239 :
◯近藤委員長 選択 240 :
◯近藤委員長 選択 241 : ◯小澤健康未来課長 選択 242 :
◯近藤委員長 選択 243 : ◯佐野委員 選択 244 :
◯近藤委員長 選択 245 : ◯小澤健康未来課長 選択 246 :
◯近藤委員長 選択 247 : ◯佐野委員 選択 248 :
◯近藤委員長 選択 249 : ◯小澤健康未来課長 選択 250 :
◯近藤委員長 選択 251 : ◯佐野委員 選択 252 :
◯近藤委員長 選択 253 : ◯佐野委員 選択 254 :
◯近藤委員長 選択 255 : ◯小澤健康未来課長 選択 256 : ◯佐野委員 選択 257 : ◯村松副委員長 選択 258 : ◯近藤委員 選択 259 : ◯村松副委員長 選択 260 : ◯小澤健康未来課長 選択 261 : ◯村松副委員長 選択 262 : ◯近藤委員 選択 263 : ◯村松副委員長 選択 264 : ◯小澤健康未来課長 選択 265 : ◯近藤委員 選択 266 : ◯村松副委員長 選択 267 :
◯近藤委員長 選択 268 : ◯太田委員 選択 269 :
◯近藤委員長 選択 270 : ◯小澤健康未来課長 選択 271 :
◯近藤委員長 選択 272 :
◯近藤委員長 選択 273 :
◯近藤委員長 選択 274 : ◯小澤健康未来課長 選択 275 :
◯近藤委員長 選択 276 :
◯近藤委員長 選択 277 :
◯近藤委員長 選択 278 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 279 :
◯近藤委員長 選択 280 :
◯近藤委員長 選択 281 :
◯近藤委員長 選択 282 :
◯近藤委員長 選択 283 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 284 :
◯近藤委員長 選択 285 : ◯村松委員 選択 286 :
◯近藤委員長 選択 287 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 288 :
◯近藤委員長 選択 289 : ◯村松委員 選択 290 :
◯近藤委員長 選択 291 : ◯鈴木健康長寿課長 選択 292 :
◯近藤委員長 選択 293 :
◯近藤委員長 選択 294 :
◯近藤委員長 選択 295 : ◯鈴木保険課長 選択 296 :
◯近藤委員長 選択 297 :
◯近藤委員長 選択 298 :
◯近藤委員長 選択 299 :
◯金原しあわせ推進課長 選択 300 :
◯近藤委員長 選択 301 :
◯近藤委員長 選択 302 :
◯近藤委員長 選択 303 :
◯近藤委員長 選択 304 :
◯神田学校教育課長 選択 305 :
◯近藤委員長 選択 306 : ◯太田委員 選択 307 :
◯近藤委員長 選択 308 :
◯神田学校教育課長 選択 309 :
◯近藤委員長 選択 310 : ◯太田委員 選択 311 :
◯近藤委員長 選択 312 :
◯神田学校教育課長 選択 313 :
◯近藤委員長 選択 314 : ◯太田委員 選択 315 :
◯近藤委員長 選択 316 : ◯村松副委員長 選択 317 : ◯近藤委員 選択 318 : ◯村松副委員長 選択 319 :
◯神田学校教育課長 選択 320 : ◯村松副委員長 選択 321 : ◯近藤委員 選択 322 : ◯村松副委員長 選択 323 :
◯神田学校教育課長 選択 324 : ◯村松副委員長 選択 325 :
◯近藤委員長 選択 326 :
◯近藤委員長 選択 327 :
◯近藤委員長 選択 328 :
◯神田学校教育課長 選択 329 :
◯近藤委員長 選択 330 : ◯竹村委員 選択 331 :
◯近藤委員長 選択 332 :
◯神田学校教育課長 選択 333 :
◯近藤委員長 選択 334 : ◯戸塚委員 選択 335 :
◯近藤委員長 選択 336 : ◯戸塚委員 選択 337 :
◯近藤委員長 選択 338 :
◯神田学校教育課長 選択 339 :
◯近藤委員長 選択 340 : ◯村松委員 選択 341 :
◯近藤委員長 選択 342 :
◯神田学校教育課長 選択 343 :
◯近藤委員長 選択 344 :
◯近藤委員長 選択 345 :
◯近藤委員長 選択 346 :
◯近藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時52分 開議)
開 議
◯近藤委員長 昨日に引き続き会議を再開いたします。
まず先に、昨日の未回答部分がありますので、3款1項1目しあわせ推進課、金原課長より、御答弁をお願いいたします。
金原しあわせ推進課長。
2:
◯金原しあわせ推進課長 それでは、私から、昨日の令和6年度一般会計の予算審議の折にいただきました御質問に対しまして、未回答部分がございましたので、順次報告をさせていただきたいと思います。
まず最初に、村松副委員長からいただきました御質問でございます。小児慢性特定疾病や難病に該当する方の治療のための、遠方の通院のための助成等に関します御質問でございます。
最初に、小児慢性特定疾病の数の報告でございますけれども、ちょうど1年ほど前に調べた経緯がございます。この小児慢性の特定疾病につきましては、静岡県のほうが指定をしているものでございまして、数といたしましては93人の方が対象としていらっしゃいます。
県の指定でございますものですから、詳しい内容につきまして我々、袋井市のほうでは保有しておりませんが、県内のそういった通院の関係につきましては、県内には、県立のこども病院と、高度な医療を提供している病院がございます。そこが基本的には基幹病院になるかと思いますが、さらに高度な医療を求めるために、東京ですとか大阪ですとか、大都市の病院を受診するというところが推測されますが、実態としては、先ほど申し上げましたとおり、県のほうでいろいろとデータを保有しておりますので、実際のところは分からない状況ではございます。
それに、遠方の
交通費の助成も、
交通費を得られるために、一つとしては手当があるということで答弁をさせていただきました。
一つには、特別児童扶養手当というものがございまして、こちらにつきましては身体障害者手帳の1、2級を持っている方が該当するわけでございますけれども、1級につきましては月額5万2,400円、2級につきましては月額3万4,900円ということで、それなりの手当の金額を支給しておるところでございます。そういったことから、現在のところ、遠方通院に関します金額の補助という制度の創設は考えていないというような状況でございます。
続きまして、佐野委員から御質問をいただきました、社会を明るくする運動の謝礼の関係でございます。
この謝礼につきましては、南磐田地区・袋井地区更生保護女性会という団体がございます。これは保護司の活動をサポートする団体でございまして、現在、袋井市内で24名の方がいらっしゃいます。この方たちが、昨日も少し説明させてもらいましたが、社会を明るくする運動の作文コンテストですとか、あと7月の強化月間のときには横断幕等の掲揚をしておりますので、そういったときのお手伝い、そういったところで、1回につき1,100円の謝礼を拠出しております。40回分予算計上してございますので、4万4,000円という形で計上させてもらっているところでございます。
3:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
両委員、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
4:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
それでは、早速、審議に入ります。
次に、学校教育課所管につきまして、神田学校教育課長、お願いします。
神田学校教育課長。
5:
◯神田学校教育課長 (省略)
6:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
太田委員。
7: ◯太田委員 それでは、2点お伺いさせていただきます。
まず、一部御説明もいただきましたけれども、10款2項2目、同様に10款3項2目のいじめ・不登校未然防止事業で、こちら、今、記載のもの、ネットパトロール監視調査委託料と教育心理調査分析委託料の、教育心理調査分析委託料は内容について、要不要を精査して減額したと伺いました。
ネットパトロール監視調査委託料のほうも値段、今回予算が下がっておりまして、一般的には、ネットってどんどん複雑化、または監視の対象も増えている中で、この辺が少し下がっているというのはどういった理由なのか、教えていただければと思います。
もう一点が、同様に10款2項2目教育振興費のうち、説明資料だと173ページになるんですけれども、教師用教科書・指導書・指導用資料というのが費用が6,700万円になっていて、少し専門書とかが高いのは十分理解しているつもりなんですけれども、6,700万円のどういったものなのかというのを少し教えていただければと思います。ともすれば、箱物が建つようなお値段かなと思いますので、教えていただければと思います。
8:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
9:
◯神田学校教育課長 それでは、太田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、最初のネットパトロール監視調査委託料でございますけれども、次年度、内容としては本年度と同じ内容を考えております。小学校におきましては年3回、長期休業中の前後で実施をしていきたいなと思っております。それから、中学校については毎月という形で予定をしております。すみません、多少、十何万円の減額がございますが、その減額に至った理由は、申し訳ありません、今、把握しておりませんので、この後、詳細を調べてお伝えしたいなと思います。申し訳ありません。
それから、2点目の教師用の指導書等につきましては、なかなか普通の教科書と違いまして、指導書というのは単価が非常に高いものでありまして、今、予定しておりますのは、指導するに困ってはいけないので、まず、担任には必ず各クラス分は配置する、それから、級外の教職員も困らないようにということで、学校と幾つぐらいあったらきちんとやれるかということで調査をしながら、計上したのがこの金額となります。
10:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。ございませんか。
竹村委員。
11: ◯竹村委員 教員の働き方改革ということで、負担を軽減するように環境を整えていくということで、委託を、予算のほうの提出をされていますけれども、働き方改革の中で、やはり教員の増員というか、そこら辺も視野に入れているのかをお聞きしたいと思います。
12:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
13:
◯神田学校教育課長 それでは、竹村委員の御質問にお答えを申し上げます。
教員の増員、教員の配置につきましては、基本的には県の教育委員会からの基本的に配置される人数に加えて、加配と呼ばれる学校の教育活動の充実のために配置される数となっております。それに加えまして、教職員の働き方改革を進めるという視点で、袋井市独自に、例えば不登校の子供たちの対応をしている教員がございますけれども、その教員が子供たちにしっかりと向き合うことができるように、そういった時間をつくるために、その教員が持つべき授業時間を代わりに行うことのできる非常勤というものを市のほうで設定して、本年度から施策として取り入れていくことでございます。
ただ、ここ数年、教員の不足が、教員不足というものが深刻な問題になっておりまして、なかなかそういう施策を設けましても、実際にはそこに充てられる教員がいないというところが現状でございまして、本年度についても、なかなか非常勤の職員を充てることができていないというような状況であります。
ただ、次年度につきましても、こういった市としての、そういった教員が見つかったときには充てることができるようにということで、施策のほうを考えているところでございました。
14:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯近藤委員長 それでは、ほかに御質疑もございませんので、以上で、学校教育課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
次に、生涯学習課所管につきまして、大庭生涯学習課長、お願いいたします。
大庭生涯学習課長。
16: ◯大庭生涯学習課長 (省略)
17:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら委員の皆様から受け付けたいと思います。
太田委員。
18: ◯太田委員 それでは、2款1項15目のまちじゅう図書館推進事業に関しまして、2点ほどお伺いいたします。
まず1点目が、もう少し詳しく教えてくださいということなんですけれども、一般の図書館と電子書籍のハイブリッドというのは何となく分かるんですけれども、そこに学校図書館というのが含まれることで、これがどういった活用がされていくのかというのを、まず1点目で教えていただければと思います。
2点目が、本年度、システムの構築とかICタグの付与ということで、全体的にこの事業だけで2億円予算計上されているわけですが、そこに加えて、使用料が今回385万円で、あとは最後に御説明があった、まちじゅう図書館システム使用料というのが、5年間で1億1,400万円なので、大体年間で2,000万円少しになるかと思うんですけれども、ランニングコストというのは、先ほど申した385万円と2,200万円ぐらい足して2,500万円ぐらいという認識でよろしいのでしょうか、その2点お願いいたします。
19:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
20: ◯大庭生涯学習課長 それでは、太田委員から御質問がございました2点についてお答え申し上げます。
まず初めに、まちじゅう図書館事業に関して、学校との執務連携、これについて、これが実現するとどのような活用が図られるのかということでございますが、こちらにつきましては、今、公立図書館で本を保有しておりますが、それが33万冊ございます。学校図書では、各学校に1万図書、平均するとそのぐらいございますので、学校だけで16万冊ほどございます。これが、連携をすることによって、蔵書が50万冊ほどに増えるということで、蔵書が増えることによって、読書活動の推進につながっていくのかなと考えております。随時、そのシステム連携によって、どこにどの本があるかというのが分かりますので、そうしたところでそれを把握して活用するという、図書活動の推進につながっていくということを狙っております。
もう一つの、これからのランニングコストについてでございます。こちらにつきましては、現行のシステム、2館1分室で使用しているシステムにつきましては、年間で880万円ほどの費用を要しております。それが、新システム導入によりまして、その後につきましては、債務負担分で設定をさせていただきました金額が年間2,400万円ほどになるということでございます。これに電子書籍を導入しますので、その使用料も300万円ほどかかってきますので、それを含めると2,700万円ほどかかってくるという、そんな想定でございます。
21:
◯近藤委員長 太田委員。
22: ◯太田委員 御答弁いただきました。
まず1点目の、学校図書館の連携でというのも何となく分かりました。ある程度、もう全体的にシームレスになるといった、そんな感じの認識でよろしいのでしょうかね。
そうなりますと、図書館自体がシームレスになるとなると、ある程度図書の統廃合とか集約とか、そういったこともまた今後の話になるんですけれども、そういったものも視野に入っていらっしゃるのかどうか、その辺教えていただければと思います。
もう一点が、ランニングコストが2,700万円ぐらいということなんですけれども、現状の図書館事業から、システムがさっき切り替わるという御説明もあったんですけれども、現状の図書館全体の事業から考えると、いろいろICタグとかを導入することによって、多分ほかの部分でも効率化が図られて、値段が下げられて、全体的に圧縮できる部分もあるとは思うんですけれども、全体的な図書館事業として考えると、この辺の、中央図書館の2,700万円のものも含まれるぐらい予算が圧縮できるのかどうか、今の全体の事業から考えると、増えるのか減るのかという、その辺りだけ少し教えていただければと思います。
23:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
24: ◯大庭生涯学習課長 それでは、太田委員の再質問にお答え申し上げます。
初めに、学校図書館との連携によっての今後の展開でございますが、太田委員の御質問の中で統廃合という言葉がありましたけれども、そうしたものは現在、考えておりません。それよりも、より身近なところで本を借りられるような、そんな場所をできるだけ増やしていく方向で、このシステム連携は考えていきたいなと思っております。
もう一つの、ICタグの導入など、今回のシステム化に伴いまして、効率化がどのように図られるかと、どのぐらい図られるのかと、そんな話でございます。その後、質問でございましたが、これにつきましては、ICタグの導入、まず一つ例を挙げますと、それによりまして図書の貸し借りが、今までそこに職員が各館大体3名ほど常時いるような体制を取っておりました。これが御自分で本を持っていって機械に通すという形で無人で貸し借りができるようになりますので、そちらの人員が少し半分ぐらい減ってくるのかなという見込みでございます。そうした業務が減りますので、その分を図書館のサービス、市民サービスに充てていくというような、そんな形で市民サービスを向上させていくというような、そんな方向でこの事業を進めたいと考えております。
25:
◯近藤委員長 山本教育監。
26: ◯山本教育監 太田委員の、学校との連携のところで少し補足をさせてください。
今まで図書館に行きたくても行けない子供たちが、なかなか距離があったり、時間が取れなかったりするのが、学校の図書館からつながることによって、この本が欲しいな、読んでみたいなということが、実際に学校で借りることによって、そこへ学校に届きますから、本の選択肢がすごく広がって、子供たちにとっては、本当に学校にいながらにして図書館の本を読めるということはすごくすばらしいことで、何か夢が広がる部分がたくさんあります。
調べ学習についても、インターネットでできますけれども、実際にそういったものがあれば、図書館から借りて、実際に授業の中で調べることがより可能になってくるということになりますので、学習とか、子供たちの生活が、すごく図書館が身近になって変わってくるかなと思っています。ブック事業をやってきて子供たちが、本が好きだという子供たち、今、袋井市の子供たちが増えていますから、それをぐっと伸び出すためにはこの事業がすごく大事で、子供たちの人生がすごく豊かになる一つのきっかけになるかなと思っているところです。
以上、補足させていただきます。
27:
◯近藤委員長 石黒教育部長。
28: ◯石黒教育部長 私からも、少し補足をさせていただきます。
教育委員会として、来年度、骨太にこの事業を進めていくという中で、大変内容を詰めた、この事業となっております。
1点、先ほど学校と連携をするという中で、電子図書のお話がございました。従来、一つの本であれば冊数が限られますので、それが図書館にもあり、学校にもありということですが、全ての方々がなかなか一斉に見るということができませんが、この電子図書を市立図書館でライセンスを取って買い取る、または借りることによって、そこにアクセスすることで、大勢の子供たちが一斉にその本を見ることができるというシステムになっております。
まだまだ電子図書の数が少なく、ライセンスとして借りることができる図書というものが少ない状態でございますが、今後、例えば50セット、50冊が一つのパッケージになっているものを借りる、買い取ったりすれば、それを例えばクラス全員の子、それから学校全員の子、5年生全員の子が一斉に見ることができるというようなことが、このシステムの導入によって可能になるということで、学校の授業などでこれを生かしていきたいということで、導入を今、進めようとしているところでございます。
29:
◯近藤委員長 太田委員。
30: ◯太田委員 それぞれ大変御丁寧な御説明、補足までありがとうございます。大変私も、電子書籍も含めて期待しているところでございますので、ぜひ進めていただきたいなと思います。
1点だけ、少し補足で御質問させていただきたいんですけれども、石黒教育部長のほうから、大勢で電子書籍が見れるというのを少し伺ったんですけれども、私の知っているシステムなんかだと、割と一つの本でも、同時に見れる人数、借りれる人数というのは制約があって、例えば電子書籍にもかかわらず同時に10人ぐらいまでしか借りれないとか、そういうのを少し聞いたことがあるんですけれども、今回のシステムに限っては、そういう制限というのはないものもあるという認識でよろしいでしょうか。
31:
◯近藤委員長 石黒教育部長。
32: ◯石黒教育部長 それでは、関連をいたします私のほうから、お答え申し上げます。
各出版会社が出している種類にも応じて、太田委員おっしゃるとおり、人数に制約があるようなパッケージもあるようでございます。ですが、多くの子供たちが一斉に見れる、そうしたパッケージ、数はまだまだ少ないようなのでございますが、そこを選んだ中で、今後、学校と、どのパッケージのどの部署が加わっているものがいいかということを丁寧に協議する中で、より多くの方が一斉に見れる、そのパッケージを購入、レンタルすることで、そこの部分で大勢の方々が一斉に見れるようなものを選択してまいりたいと考えております。
33: ◯太田委員 よろしくお願いします。
34:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
戸塚委員。
35: ◯戸塚委員 今、太田委員からの質問に関連して、少し私のほうから1点、学校の関係って、学校図書館法という法律があって、要は学校の図書館を使いやすい中に、学校司書というそれを専門にということで、教諭なりということで、これ、少し生涯学習課長なのか学校教育課長なのかと思うんですけれども、努力義務でそういう司書を設けると。
私、少し勉強不足で申し訳ないんですけれども、今回の取組をしていくときに、私、まずは袋井市の小学校、中学校に学校司書が配置されているのかどうかということも承知していないものですから、その辺を少しまず確認させていただくということと、それと、これ、今回の取組について私は理解するところですけれども、そうした場合に、その司書が今までの学校内部で活動、もしこれ、設置されていた場合、その場合は当然、そこの学校の中でということなんですけれども、そういったところの調整、その辺はどのようにして今回の制度設計をしたのかなというところについて質問をしたいと思います。
36:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
37:
◯神田学校教育課長 それでは、ただいまの御質問について、私のほうからお答えさせていただきます。
学校のほうには、学校司書という形じゃなくて、司書教諭というのを配置しております。本市につきましては、全ての小中学校に司書教諭を1名ずつ配置しております。
38:
◯近藤委員長 石黒教育部長。
39: ◯石黒教育部長 それでは、もう一点、学校と今回のシステムを導入するに当たっての検討ということでございます。
もともと学校には、図書館から会計年度職員ですが、その者が学校の図書館に出向いて、本の読み聞かせですとか、また絵本の整理、学校図書教諭、その者と連携をしながら、学校図書館の充実というものを今年度から本格的に実施しております。そうしたものを中心に、今回については、教員の方々と、それから図書館の職員というものが、そのシステムをどのような形で回していったらいいかということを検討する中で、今回この導入をして、さらにつながった中で進めていこうということで準備をしてまいりました。
また、これについては、図書館と学校とがつながる大きな事業でございますので、校長会等でもこの説明をする中で、学校全体の理解を進めてやっていこうということで、現在、準備を進めておりますので、ぜひこれが導入をされた、先ほど担当課長から答弁申し上げましたとおり、導入自体が、準備が相当時間かかります。1月から制度が、システムが稼働する時期ということで考えておりますので、この年度が始まりましたら、学校とそれから図書館、教育委員会がそれを準備するための、少し協議体も設ける中で、制度充実に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
40:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
村松委員。
41: ◯村松委員 10款5項4目、191ページになるんですが、事業費と委託料、彫刻のモニュメントの点検委託料と修繕料が出ておりますが、袋井市においても、彫刻やモニュメントが多いのは承知しております。これを修繕するための判断基準というのは設けてあるのか、お聞きしたいと思います。
あと、もう一つですが、所管課が違うことは承知で申しますが、まちじゅう図書館において、これから行く行くは議会図書室も含めたものにできないか、少しお聞きしたいと思います。
42:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
43: ◯大庭生涯学習課長 それでは、村松委員の御質問にお答え申し上げます。
初めに、モニュメントの点検委託料に関する御質問でございます。市内には、モニュメントが65基ございまして、それを適切に維持管理するため、点検を行っております。その際には、状況を把握するための基準を設けまして、それでA、B、Cにランクを分けまして、すぐに対応すべきもの、少し経過を見るものと、そうしたもので判断をして、すぐに対応すべきものについては、その場ですぐに、速やかに修繕をするというような、そんな対応を取っております。
まちじゅう図書館と議会の図書館の連携という御質問につきましては、今回、まちじゅう図書館によりまして、まずは、小中学校の学校図書とシステム連携をして、相互に利用を図るというような、そんな取組をスタートします。それ以降につきましては、市民の皆さんがよく利用される商業施設、そうしたところとの連携など、商業施設にそういう図書を配置して、その場でも貸し借りができるような、そんなことを想定して、今後の展開を考えていくというところでおりますが、まだそこまで一足飛びに行くような、そんな計画ではございませんので、まずは小中学校との連携を確実に進めて、その後、それらとの活用、展開について検討してまいりたいと考えております。
44:
◯近藤委員長 石黒教育部長。
45: ◯石黒教育部長 今後のまちじゅう図書館の進展につきまして、補足をさせていただきます。
本制度、この取組を導入するに当たりまして参考にした事例が、デジとしょ信州という形で、長野県ですね。長野県は、県立の図書館と各市町の図書館が全て電子でつながりまして、各市町の図書館でも電子図書を借りる、その自治体が幾つかそれぞれあるわけでございますが、受持ち担当を持って、うちのまちではこの図書を借ります、うちのまちではこの本をという形で、それも全ての長野県の市町がつながることによって、それを誰でもが長野県民が借りれるというような形でシステムを導入したと。
袋井市については、まずは市内の、担当課長が申し上げましたとおり、学校を中心としたところ、それからこの後、コミュニティセンター等にも図書室がございますので、そうしたものについて、つながりが可能であれば広げてまいりたいと思いますし、また、商業施設等とも関係いたしますし、今、県のほうに相談をかけているのは、静岡県についても、県内の図書館が全てつながるような形で、もっと蔵書数を増やす、一市民が触れる蔵書数を増やすような形ができないかということで、県とも協議を進めている状況でございます。
これについては、お金も大変かかることでございますので、第2期、第3期といつになるか分かりませんが、そうしたことも将来的な構想として見た中で、この事業は、まずは袋井市の地盤を固めるというところで進めてまいりたいと考えております。
46:
◯近藤委員長 村松委員。
47: ◯村松委員 ありがとうございます。
彫刻、モニュメントに関しては65基設置してあるということで、やはり適切に管理をしていかなきゃならないと思うんですよね。今後、管理していくためにどのように細かなビジョンがあるのかお聞きしたいと思います。
48:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
49: ◯大庭生涯学習課長 それでは、村松委員のモニュメントに関する御質問に再度、お答え申し上げます。
市内のモニュメントでございますが、先ほど65基とございました。設置していると申し上げましたが、古いものですと昭和57年に設置したものから、新しいものですと近年設置したものと、年数がかなりばらつきがあります。そうしたものをしっかり押さえながら、毎年度、半分ずつ点検をされているところでございます。
これをきちんと適切に点検し、その状態に応じて修繕を適切に行うことで、引き続き身近なところに文化芸術を感じられるような、そんな環境を整えてまいりたいと考えます。
50:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
51: ◯佐野委員 私から、まず今、まちじゅう図書館の事業の話が出ておりますので、その点から少し質問させていただきたいと思います。
以前にも、私、一般質問でも取り上げたんですけど、私、システムとしては、いろいろ電子図書とか、あるいはICタグによって各学校等の図書を連携させるということはいいことだと思うんですけれども、本が借りやすくなるとか、いいことだと思うんですけど、問題は各学校の図書室の在り方なんですよ。
それ、どう考えていらっしゃるのかということなんですけど、私が昔、イメージする図書室というのは、机を並べてあって、そこで静かに本を読むというイメージですよね。そうではなくて、もっとラフに、例えばソファーを置いたりして寝そべってもいいから本を読めるとか、そういうような環境に、図書室へ行くのが楽しくなるような環境に、今すぐとは言いませんけど、変えていくことも検討は必要じゃないかなと。ただ、教育委員会の教育方針として、いや、それは駄目ですと、やはり静かに本を読むところだから従来のままだというようなイメージでいるのか、その辺も含めて、今後、改善していくお考えがあるかということをまず1点お伺いしたいと思います。
それから、以前、当初予算の会派説明のときに、まちじゅう図書館事業のイメージ図を出していただいたんですけど、当然、連絡のループがあるんですけど、例えば紙ベースでやったときに、袋井図書館から浅羽中学校へその紙の本を持っていく。この運ぶということは、やはりこれ、なかなか改善というのは難しいんでしょうかね。せっかく電子でやっているんだけど、情報は共有するんだけど、本を運ぶということは、やはり図書館の方とか学校の先生とかが、蔵書があるところへ出向いて借りに行くと、何かその辺うまく変更できないかなと感じます。それについて、少し何かいい案があればお伺いさせていただきたいと思います。
それから、続きまして、もう一点お願いしたいんですけど、10款5項4目のメロープラザ、今、私、これ、説明資料の193ページを見させていただいているんですけど、メロープラザの管理運営費として、1億8,902万4,000円が本年度計上されております。その中で、委託料で6,200万円、その内訳としては屋上防水の外壁改修の実施設計委託料、これは以前に、記憶でいきますと、オープンして間もない時期だったと思うんですけど、雨漏りが発生して、一度改修していると思うんですよ。これ、何か、例えば何年たったらもう一度やらなきゃいけないとか、そういったものがあるのかないのか。また今回、実施設計を出す必要性は一体何なんでしょう。現実に雨漏りがまた起きている。
それについて確認をさせていただきたいということと、もう一点、今度は教えていただきたいんですけど、特定天井というのは初めて聞いたんですけど、これで市内の特定天井の改修は全て終わるということなんですけど、法的に当然あるものだと思うんですけど、特定天井というのはどんなものなのか、初めて聞いたものですから、お伺いをさせていただきたいと思います。これは工事請負費で計上されているのかな、ホール改修工事で計上されているものなんですけれども、その2点、お願いをいたしたいと思います。
52:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
53:
◯神田学校教育課長 佐野委員の1点目の学校図書室の在り方について、私のほうからお答えさせていただきます。
ソファー等楽な環境、子供たちにとって楽しい環境にということでお話がありました。ありがとうございます。今、学校現場、ただ読書をするための図書室ということではなくて、実際にそこで学習をする場にもなっておりますし、場合によっては、特性のある子供がクールダウンをするときに用いるような活用の仕方をしているところであります。また、低学年と高学年とで、やはり読む環境というのは若干異なりますので、場所的に余裕のある学校につきましては、低学年の子供たちが本を読む教室というものを、多目的に活用しています。その学校については、例えば机、椅子を取ってカーペットにして、そこで子供たちが寝転びながら、リラックスしながら本を読むような環境も整えていくと。
それぞれ学校の設備等の関係もございますので、一律にどの学校もというわけにはいきませんけれども、それぞれの学校が、担当の職員が中心となりながら、工夫して図書室運営のほうを進めていきたいと思います。今後も、そのような考え方で進めていくことを考えております。
54:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
55: ◯大庭生涯学習課長 それでは、私から、佐野委員の御質問にお答え申し上げます。
まず一つ目は、まちじゅう図書館に係る本の配送についての御質問でございます。
こちらにつきましては、小学校、中学校、そして市内の公立の図書館とシステム連携をつなぎまして、それで学校からも本を予約することができると。予約した本については、その予約された方が、予約されたところへ本を届けるというような、そんなことをまずシステム化していきたい、やっていきたいと考えておりまして、当面は、現在3館を回って配送したり、本のほうのやり取りをしておりますが、そのルートを活用することによって、まずはその形をつくってまいりたいと。それをやりながら、より充実をさせていくというような、そんな形で事業を強化したいと考えております。
もう一つ、最後に、メロープラザの屋上防水の改修工事でございます。
メロープラザの屋上防水外壁改修につきましては、竣工後、幾度にわたり雨漏りが発生していたというような、そんなこともございます。その際にはその都度、施工業者に対応を求めて、施工業者の誠意を持って修繕等に応じていただきました。それで、令和元年度に、引渡しから10年を経過するということを前に、これで瑕疵担保責任の期間が満了するという、そんなことでございましたので、それを前に施工業者に最後の雨漏りの修繕をきちんと終えるように求めまして、その際に、大規模な改修工事を実施していただきました。これにより一旦、雨漏りは止まったというような状況になりました。
ただ、それ以降、数年たちまして、また別の箇所で雨漏りが散見されるようになりまして、令和4年度に屋上を調査して、屋上防水の劣化を確認いたしました。それを受けて、今回、工事を実施するといったことでございます。それが、メロープラザの屋上防水大改修についての御説明でございます。
最後、ごめんなさい、もう一点ございました。特定天井についてでございます。
特定天井とは、高さが6メートルを超える高さにあるもので、単位面積当たり2キロのつり天井、2キロを超えるようなつり天井ということで、建築基準法によって規定、基準を設けているもので、それが十分な耐震性を持たないというような、そんなおそれがありまして、それを改修するように求められているという、そういった天井でございます。
56:
◯近藤委員長 佐野委員。
57: ◯佐野委員 そうしますと、メロープラザは一度やって、令和4年に別の箇所でまたそういうような状況が発生したということを今回、予算化したということですよね。以前にかなり大規模な、全般にわたって修繕をしたと思うんですけど、点検も当然しまして、現場も見ていただいて、やっていただいたと思うんですけど、やはりこういうものというのは、なかなか時点時点ではパーフェクトにチェックできるということではないんですかね、現実的に。そういう解釈でいいかどうかということですね。
それから、学校図書については、予約した方が取りに行くんだと、その現場へ取りに行くということで、職員が動くことはないということで返事をいただきました。よく分かりました。
それであと、神田学校教育課長のほうから、今現在もリラックスして使っている、全てではないけど使っていると。今後も、やはり図書館が皆、子供たちにとっていい場所といいますか、楽しい場所になるような形で、それぞれ学校の施設の状況もありますので一概には言えないんですけど、そんな場所になるようにまた引き続き御尽力をいただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
1点、メロープラザだけ、そういった、現実的には100%止めるのは難しい状況なのかどうか。今回、設計がありますけれども、かなりの大きな工事になる見込みなんですかね、今の段階で。防水工事についてですね。これ、2回目ですから、何回繰り返せばいいんだということがやはり、市民の目から言わせればそういった意見が出てくると思いますので、その辺がどのように担当課としてお考えになっているか、1点お聞かせいただきたいと思います。
58:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
59: ◯大庭生涯学習課長 それでは、佐野委員の再質問にお答え申し上げます。
天井の屋上防水の雨漏り修繕、それについては、先ほど申し上げましたが、引渡しから10年を経過したときに、やはりかなりきちんと調査をして、詳細を調べて、それでその際は最善の形で行ったということを聞いております。やはり、建物についても年数を重ねるたび、いろいろなところが傷んできますので、そうした状況を考えますと、今回の対応についてもやむを得ないのかなと考えておりまして、そこにつきましても、最善の方法になるように、きちんと予算執行に努めてまいりたいと考えております。
そして、先ほどまちじゅう図書館の配送の関係で御答弁申し上げて、先ほど佐野委員から、借りた方がそこに取りに行くというような、そんな発言がございましたが、そこについて、もう一度私のほうから御説明をさせていただきたいですが、よろしいでしょうか。
借りるのは、その方が所属されている学校または利用されている公立の図書館から、借りてもらいます。それで予約をされたら、予約した場所に巡回している職員が本を持って届けますので、なので、小学校の生徒がその学校で予約をされたら、そこへ数日後に本が届くと、そんな形で運営してまいりたいと考えております。
60:
◯近藤委員長 佐野委員。
61: ◯佐野委員 先ほど申しましたように、メロープラザ、お金を少しつけなくて、また同じことを何回も繰り返すよりは、万全な形でまたしっかり調査をしていただいて、そういった修繕を終えるようにしていただきたいと思います。
それから、配送、先ほどまちじゅう図書館の関係ですけど、やはり紙ベースでありますので、誰かがやはり動かないと、この点というのはなかなか改善は難しいんですかね。人件費とか宅配便とかでやったほうが、どっちが安いのかというような費用対効果といいますか、検証等もまた今後していただきたいと思います。別に説明は結構でございますので、以上、お願いしたいと思います。
62:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
63: ◯佐野委員 なければ、1点よろしいですか。
64:
◯近藤委員長 佐野委員。
65: ◯佐野委員 すみません。同じく10款5項の文化財保護費です。5目の文化財保護費について少しお伺いしたいと思います。説明資料は196ページですか、予算書のほうが153ページですが、説明資料のほうで少し伺わせていただきます。
浅羽記念公園の維持管理費が178万6,000円ほど、本年度予算計上をされております。この中で、役務費として芝草刈管理等手数料が46万9,000円ほど計上されておりますが、よく公園の前等は通るんですが、非常に草が繁茂している状態が数多く見受けられております。除草業務というのは年間、この46万9,000円で何回ほどされる予定なのか、教えていただきたいと思います。
66:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
67: ◯大庭生涯学習課長 それでは、佐野委員からの御質問のございました浅羽記念公園の芝草刈りの手数料についての御質問でございます。
年間、何回刈っているかということでございますが、すみません、数字を持ち合わせておりませんので、後ほど御答弁させていただきたいと思います。
68:
◯近藤委員長 佐野委員。
69: ◯佐野委員 それでは、後ほど教えていただきたいと思います。
私、なぜこういうような質問するかといいますのは、今現在、担当課、生涯学習でやっていただいておりますあそびの杜の計画でございますが、この計画につきましては、周辺の施設とともに、にぎわいを創出するゾーンというようなことで位置づけて、その一つの施設として、今、あそびの杜が計画されているわけでございます。
このにぎわいを創出するというのは、あくまであそびの杜じゃなくて、あそびの杜だけではなくて、先ほど言いましたように周辺のゾーン、施設も全部加えてにぎわいを創出するわけですから、私はそういうような、いわゆる中心にある浅羽記念公園が、草が繁茂していて、繁茂しているから遊びにくいとかという状況に置くというのが、私はあまり好ましくはないと判断しているわけでございます。
ですから、私が御提案申し上げたいのは、あそびの杜ができてからではなくて、今からあの公園をきれいにして、みんなが遊べるような形で、いわゆる管理を徹底する必要があるのではないかと感じるところでございますが、その辺の考え方につきまして、担当課としてどうお考えになっているか、考え方をお伺いさせていただきたいと思います。
70:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
71: ◯大庭生涯学習課長 それでは、佐野委員の再質問にお答え申し上げます。
浅羽記念公園についての管理の徹底について御質問いただきました。佐野委員から御意見ございましたように、あそびの杜整備に併せて、あの辺一体をにぎわい創出するというようなゾーンにしていくと。そのためには、中心にあります浅羽記念公園、それはポイントの施設になると考えております。
現在も、あの公園には、郷土資料館に来られた方で、小学生が年間数回、昔の体験をしに、あそこの公園に来たり、あと小さなお子さんが公園で遊んだりというような、そんな利用をされている姿を見かけます。相当に利用されておりますので、そうした方々に気持ちよく使っていただけるように、きちんとした管理に引き続き努めていきたいと思っております。
72: ◯佐野委員 ありがとうございます。
73:
◯近藤委員長 会議の途中ですけれども、ここで休憩とし、10時30分より再開をいたします。
なお、神田学校教育課長及び大庭生涯学習課長につきましては、未回答部分がございますので、また後刻、御用意いただければと思います。よろしくお願いします。
それでは、10時30分再開ということでよろしくお願いいたします。
(午前10時20分 休憩)
(午前10時28分 再開)
74:
◯近藤委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
引き続き生涯学習課、よろしくお願いいたします。
ほかに、いかがでしょうか。
戸塚委員。
75: ◯戸塚委員 1点、確認をさせてください。
予算説明資料の189ページに、袋井図書館管理運営費で金額的には13万5,000円ということなんですけれども、感震式書籍落下防止装置購入費というのが計上されているんですけれども、感震ということは揺れにということで、多分、地震等で本が落ちてきているということで、それを防ぐという、この字面からそういうように感じ取れるんですけどね。
これ、この袋井図書館の中で新として出てきているんですけれども、この装置というのは、ほかの浅羽の図書館とか、そういうのはもうこういうのがついていて、袋井図書館だけがなくて、新たに金額学的に13万5,000円というのは、その辺のことについて少し説明をいただきたい。
76:
◯近藤委員長 大庭生涯学習課長。
77: ◯大庭生涯学習課長 それでは、戸塚委員の御質問にお答え申し上げます。
感震式書籍落下防止装置購入費についての御質問でございます。
こちらについては、文字のとおり、地震を感知すると、本が落ちないようにバーが上がりまして、それで本の落下を抑えるというような装置でございまして、こちらについては、特に児童書、小さい子供が借りられるような、そんな場所の高い棚に設置をしたいなということで、今回初めて導入をするように予算計上させていただきました。これについては、まずは袋井図書館でということで予算計上させていただき、今後、順次、広げていきたいと考えております。
78: ◯戸塚委員 分かりました。
79:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
それじゃ、お願いします。
80: ◯村松副委員長 委員長を交代します。
近藤委員。
81: ◯近藤委員 私から1点、質問させていただきます。
10款5項4目になりますけれども、大学関連諸経費の中の負担金補助及び交付金というところで、外国人留学生の助成金が出されております。これ、昨年と同じかなと思います。また、あわせて、社会人入学生助成金というのも出ております。
これ、どのような人が対象になっているのか。昨年も少し聞いたことがあるような気がするんですが、何か変化はあるんでしょうか。金額的にも、大きな額にもなっております。特に外国人留学生についてはですね。これは、例えば静岡理工科大学のようなところの助成なのか、あるいはそれ以外の市町、浜松市、静岡市等に行っている外国人にも助成がなされているのか、それを少し確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
82: ◯村松副委員長 大庭生涯学習課長。
83: ◯大庭生涯学習課長 それでは、ただいまの近藤委員からの御質問にお答え申し上げます。
外国人留学生助成金と社会人入学生助成金についてでございます。
まず初めに、外国人留学生の助成金については、静岡理工科大学に6カ月以上在学をされる外国人留学生に、生活費や教材費、それを対象として助成をしているものでございます。もう一つの社会人入学生助成金についても、静岡理工科大学に入学する方で、袋井市に在住または在勤されている社会人に対して、入学金や聴講料、そうしたものを対象として助成をするという、そういった制度でございます。
なので、こちらの袋井市学術交流振興助成金につきましては、静岡理工科大学が高等教育の機関として本市に立地していますので、そうしたところを上手に活用して、市民にとっての有効な事業を行うということから、このような運営をしているということでございます。
84: ◯村松副委員長 近藤委員。
85: ◯近藤委員 答弁をいただきました。
これ、分母はどれぐらいですか。何人中何人応募があって何人採用しているか、その辺のところ、少し数字が分かれば教えていただきたいと思います。
86: ◯村松副委員長 大庭生涯学習課長。
87: ◯大庭生涯学習課長 それでは、外国人留学生助成事業と社会人入学生助成事業の実績についての御質問にお答え申し上げます。
今年度の実績を申し上げますと、今年度は、外国人留学生につきましては、お二人いらっしゃいまして、お二人中2人対象としております。社会人入学生につきましては、対象者ゼロというような状況でございます。
88: ◯村松副委員長 近藤委員。
89: ◯近藤委員 少し数が寂しいですので、留学生のほうはそれなりの数ぐらいしか来ていないのかな、それとも大勢もっと来ていて応募が少ないんでしょうかね。それとあと、社会人のほうはやはり、せっかくこういう大学があるわけですので、特に理系ですので、一般企業等々に呼びかける、あるいは市民の方たちに呼びかける、その方策を少し講じたほうがいいのではないかなというような気がいたしますが、いかがでしょうか。
それからあと、この2名につきましては、助成金を頂いた後の報告義務というのはあるんでしょうか。何らかの形で報告をする会、あるいはその機会、それからそういう文書といいますか、レポートをまとめる、そんなことをしているのかどうかということですね。
それから、少し関連をしますけれども、その下に学術交流、これは多分、研究室となっていますので、静岡理工科大学ではないかなというような気がいたしますけれども、ここに90万円ほどの助成金が出されていますが、単年研究ということでの助成金かと思いますが、幾つぐらいの研究室がこれ、申出をして採用されて、そして結論的には、この金額90万円というのは非常に少ないんですよね。やはり研究するからには、単年ではなくて複数年研究ということで、もう少しお金をつけるのがいいのかなと思いますけれども、その辺のお考えを少しお聞かせいただきたいと思います。
90: ◯村松副委員長 大庭生涯学習課長。
91: ◯大庭生涯学習課長 それでは、近藤委員の再質問にお答え申し上げます。学術交流助成事業の実績についての御質問にお答え申し上げます。
外国人留学生助成事業につきましては、今年度2名というような状況をお伝えさせていただきました。これも数年前、令和元年度に遡りますと、4名の方が利用されているような状況もございました。ただ、そこから新型コロナウイルス感染症感染が少し広がりまして、なかなかこの利用が難しいというような状況になり、昨年、一昨年と利用がなかった状況でございます。今年度は2名ということで少し状況も改善され、活用ができるような状況になったというようなことを受け止めております。
社会人入学生の助成事業につきましても同じように、平成30年に遡りますけれども、少しになりますけれども2件ございました。ただ、それ以降は、やはり新型コロナウイルス感染症の感染状況などもあり、なかなか積極的に活用できないような、そんな状況で、ただいま利用されないというような状況になっております。こうしたことも踏まえまして、引き続きこうした制度の周知には努めてまいりたいと考えております。
外国人留学生につきましては、利用された方、特に報告義務というものは設けておりませんが、そうしたヒアリングは、交付を踏まえて、行うように努めているところでございます。
最後の研究室活動での助成事業についてでございます。こちらについては今年度、3件の研究室から利用の申入れがございまして、その3件に助成金を交付させていただいております。1件が、澤野医院記念館に残された医薬品や医療器具の調査研究ということで、理工学部の物質生命科学科の研究室から申入れされました。それ以外にも、研究室から申請がありまして、それぞれ活動していただいているというような、そんな状況でございます。
92: ◯村松副委員長 委員長、交代します。
93:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほかにいかがでしょう。
大庭生涯学習課長。
94: ◯大庭生涯学習課長 それでは、先ほど休憩前に御質問をいただきました、浅羽記念公園の芝草刈りの回数について、状況が分かりましたので回答させていただきます。
今年度は、年2回刈り草を行っているような状況でございます。先ほど佐野委員からも御意見いただきましたように、利用されている方から、少し繁茂が気になるというような、そんな意見を寄せられているような、そんなことでございまして、来年については最低3回、数を増やして行うというような、そんな準備で取り組んでまいります。
95:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
佐野委員、よろしいでしょうか。
佐野委員。
96: ◯佐野委員 ありがとうございます。来年度から3回ということでございます。
担当課、教育委員会に担当する、所管する課もあったり、あるいは浅羽支所もあります。職員の目が届くところにありますので、よくそういった状況を把握して、効率的に3回の実施をしていただくようにお願いをいたしたいと思いますし、また、秋口にはふれあい夢市場等でいろいろ使っているような状況であります。
市民を対象としたイベントとか、何か打っても面白いのではないかなということで、身近な公園だと皆さんが感じるように、また御努力をお願いできればと思います。ありがとうございました。
97:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98:
◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、生涯学習課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
未回答部分、よろしいですか。
神田学校教育課長。
99:
◯神田学校教育課長 申し訳ありません。
私のほうから、先ほど太田委員からいただきました、ネットパトロールの件についてお答え申し上げます。
12万3,000円の減額の件でございますけれども、今年度は、ネットパトロール調査委託の業務内容に、小中学校費それぞれに情報モラル講座の実施も含んでおりましたが、次年度は別事業として実施をするために、いずれも12万3,000円の減額で計上しております。
もう一点補足したい内容がございますが、委員長、よろしいでしょうか。
100:
◯近藤委員長 結構です。お願いします。
101:
◯神田学校教育課長 二つ目の御質問でいただきました、教師用の教科書等に関しまして、補足のほうをさせていただきます。
教科書改訂につきましては4年に1度となっておりまして、次年度購入したものを4年間使用することになりますので、御了承していただきたいなと思います。大変高額ですけれども、有効活用していきたいなと考えております。
なお、令和7年度につきましては、中学校の教科書改訂の年となっておりますので、中学校費について、翌年度予算計上する予定でございます。
102:
◯近藤委員長 太田委員、よろしいですか。
103: ◯太田委員 はい。
104:
◯近藤委員長 それでは、改めまして、次に、スポーツ政策課所管につきまして、中村スポーツ政策課長、お願いします。
中村スポーツ政策課長。
105: ◯中村スポーツ政策課長 (省略)
106:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら、皆様から受け付けたいと思います。いかがでしょうか。
太田委員。
107: ◯太田委員 それでは、1点、お伺いいたします。
10款6項2目、予算説明資料ですと201ページになります。スポーツ振興費のうち負担金補助及び交付金のうち、袋井市スポーツ協会補助金、今年度1,226万円ということになっておりますが、昨年までずっと776万円で計上されておりました。
この増えた理由をずっと見ていくと、推察するところによると、地域スポーツ振興・競技力向上事業補助金というのが450万円で、これ、今年なくなって450万円増えているので、これが一緒になったのかなと推察するところなんですけれども、その認識で合っているのでしょうか。もしそれが違うようなら、増えた理由を教えていただければと思います。
108:
◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
109: ◯中村スポーツ政策課長 スポーツ協会補助金につきましては、従前につきましてはスポーツ協会への年間の運営補助ということで、76万円を補助しておりましたが、過去、議会からもお話がありまして、世帯会費を自治会から徴収するのをやめましょうというような話になりまして、その部分、袋井市からこの補助金ということで、従前の世帯会費の相当分450万円を袋井市から出すという形になりまして、現在の額となっております。
110:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
111: ◯村松委員 10款6項1目委託料の第5次スポーツ推進計画策定に関わる市民意識調査の委託料ですが、令和7年度まで第4次までのスポーツ推進計画をされていると思います。五つの基本目標が掲げられておりまして、四つの重点的な施策を打ちながら計画を立てられているんですが、5次の計画もそれを踏襲していくのか、新しくまた違うことを考えていくのか、どうなのか少しお聞かせください。
また、10款6項2目の負担金補助及び交付金ということで、クラウンメロンマラソンの大会の補助金が100万円ということでつけられておりますが、令和6年のクラウンメロンマラソンは、外の道のほうへ出るよというようなことをお聞きしております。この100万円では少し足らないんじゃないかと思うんですが、その辺、どのように考えてその補助金を出しているのかお聞かせください。
112:
◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
113: ◯中村スポーツ政策課長 村松委員の御質問にお答えします。
まず、1点目、次のスポーツ推進計画はどのような方向性で変えていくかというところなんですが、ここ数年、大きくまず一つ変わってきている部分が、やはりプロチームと連携協定を結ぶことによって、新たなそういった市民スポーツへの参加だとか、応援するというようなところが強く前に出てきております。そういったことであったりとか、今、これから部活動の地域移行についても進められていくこととなっておりますので、今後の部活動の地域移行に対しても、強く計画のほうにうたっていきたいと考えております。
それから、次に、クラウンメロンマラソンの100万円の補助金について、来年度フルマラソンを行われると、こちらとしても承知をしております。これについて、足りないのではないかということではございますが、コロナ禍前のフルマラソンをやってきた時代においても、この100万円の補助額でやっていただいたという経過がございます。
市の今の基本的な考え方といたしましては、スポーツ協会におきましては、実際に収入と支出を見込みながら、フルマラソンをやっていただきたいと考えております。なお、市の補助要綱につきましては、100万円の使途というのが限定をさせていただいておりまして、一つが広報活動、ランナーの募集、それから事業費に充てるということで、使途のほうを限定させていただいております。
できる限り、目指すところは補助金なく、魅力ある大会を実施していただいて、逆に、クラウンメロンマラソンの実施においてスポーツ協会がある程度一定の収益を上げられるよう、そういった形になるよう、こちらとしても考えておりますので、こちらのPR等を含めまして協力をしてまいりたいと存じます。
114:
◯近藤委員長 村松委員。
115: ◯村松委員 スポーツ推進計画においては、その時代時代でいろいろなものが変わっていくという考えでよろしいでしょうか。
また、クラウンメロンマラソンの補助金に関してなんですが、いろいろ
交通整理をされる方のコストが上がってきたりという面もございますので、主催者側とその都度、いろいろな話をしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
116:
◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
117: ◯中村スポーツ政策課長 村松委員の御質問に再度回答させていただきます。
まず、振興計画につきましては、先ほど少し変わる部分だけを申し上げましたが、やはり引き続き変わらない部分、やはり市民にいかにスポーツをしていただくかというところの部分だったり、する、見るというような、そういった基本的な部分は大きく変わらないと思っております。ただ、時代時代で、やはりスポーツツーリズムというようなこともあったりしますので、基本はやはりそこの部分は持ちながらも、時代とともに変えていく部分は、今回の計画において十分検討して反映していきたいと考えております。
それから、今回、
交通整理に対する御意見を少しいただいております。現在、市としましては、スポーツ協会と一緒に現場のルートを活用させていただいたり、
交通の公安委員会協議などにも同席をさせていただいております。
目下、スポーツ協会が大変気にされていることといたしましては、やはりこのコロナ禍で、これまでフルマラソンでなくエコパの中を走っていたんですが、ボランティアがどれくらい集まるかというのを大変心配されております。そういったことから、市としましても、来年のフルマラソンにつきましては、従前どおり100人を出すというような予定で総務課と調整をしておりますが、このほかにも、やはりボランティアに参加いただけるよう、スポーツ協会と一緒になって進めていきたいと考えております。
118: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
119: ◯佐野委員 私から、3目の体育施設費の委託料1億8,724万1,000円、これについてお伺いをさせていただきたいと思います。
予算書は156ページで、説明資料は202ページですか、この中に、202ページの下から3行目、野球場現況調査委託料、これ、90万9,000円ほど予算が計上されております。この事業の目的と業務内容については、どのように考えられているのかお伺いをさせていただきたいと思います。
それからもう一点、少しこれは予算編成上の質問になっちゃうんですけど、先ほど修繕料で、これは同じく10款6項の3目で体育施設費の修繕料、予算書で156ページですか、60細節のところで6,327万6,000円の修繕料が計上されております。
これ、説明を聞いていきますと、周南中学校のいわゆる照明灯のLEDの修繕、これ、スポーツ推進で計上すべきなんですか。私はこれ、学校施設じゃないかなと思うんですけど、確かに夜、借りたりすることはあるかもしれないんですけど、教育委員会として、この辺の仕分ですよね、一般市民からすれば、中学校についている照明施設というのは学校で管理しているのではないか、恐らくそう思うと思うんですよ。
そういうような予算を編成する段階で、仕分の仕方というのは何か検討はされているんですかね。非常に私からしてみると、分かりづらいというか、予算が計上されていて直れば結果的にはいいんですけど、見て分かりにくいのではないかな、管理主体というか。行政の立場から言えばそうだと言うかもしれないけど、市民の立場に行ってやったときには、そういうようにスポーツ政策課のほうが管理していると言わなきゃ分からないですよね、説明しなきゃ。そういう予算編成って適切かどうかというものについて、課題になったことはないんですかね。少しその点、お伺いいたしたいと思います。
以上2点です、よろしくお願いします。
120: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
121: ◯中村スポーツ政策課長 佐野委員の御質問にお答えします。
最初に、90万9,000円の野球場現況調査委託料、この目的と内容につきましてでございます。
まず、こちらにつきましては、本年度、指定管理の評価、それから契約に関して、皆さんから御意見をいただきました。それこそ、今年度の初め、一番真っ先に言われたことは、太田委員のほうから、愛野公園のPFIを検討しないかというようなことも御意見としていただきました。
やはり愛野公園につきましては、もう40年以上老朽化が進んできております。また、地盤沈下、排水対策など、また財政的にも大変厳しく、そういった修繕が十分行き届かないということは、うちの議会、それから利用者の方からも御意見をいただいております。また、浅羽のほうにつきましても、こちらについても少し御指摘をいただいておりまして、夜間照明、これが2基撤去したままになって、ずっとこれまで9年近く来ているというような経過がございます。
こうした問題をやはりこのままにしておくのではなくて、まずは一旦、当然財政的な状況はございますが、スポーツ政策課としてどうあるべきかということをここ数年かけて整理していくと。可能であれば、やはりリニューアル等もしていきたいとも考えております。ちょうど指定管理者の更新が行われまして、来年度はその1年目に当たります。
そういったこともございますので、まず愛野公園、それから浅羽球技場の施設の老朽化について、再度、現状と対応策を整理して、今後、どのようにしっかり整備をしていくか、利用者のためにつなげていくかということを検討するための基礎資料ということで、業務委託と考えております。
これ、業務委託なんですが、当然、職員が直営でやること、例えば実際の今の利用者がどういった利用をされているのかとか、大会についてはどういった大会が行われているのかとか、子供なのか大人なのか市外の方なのか、そういった市の職員でできる部分に関しては、当然、業務委託とほかに進めていきたいと考えております。
次に、周南中学校のLED化の修繕に関しまして、一般市民から見ると大変分かりづらいが、その辺りはどういうように考えているかということなんですが、私も異動してきたときに、なぜスポーツ政策課がLED化修繕をやるのかということを担当等にも確認しました。
今、教育委員会との整理につきましては、夜間照明の利用に対しては、主にスポーツ団体が、市民というのか、子供という市民が利用するというようなことから、夜間照明の設置、管理、利用についてはスポーツ政策課のほうで所管するというような整理になっています。当然、LEDの管理だけでなくて、夜間のグラウンドの利用の調整、ここに関してもスポーツ政策課が今現在、中心となって今、やっております。
こういったことから、現在のところ、夜間照明の取扱い、修繕に関しましては、スポーツ政策課が今、行っている状況でございます。
122: ◯近藤委員長 大庭市民生活部長。
123: ◯大庭市民生活部長 若干、私のほうから補足をさせていただきます。
2点目の御質問の、教育委員会の予算ではなくて、スポーツのほうの予算についている件でございますが、もともとスポーツの政策課、今、市長部局にございますが、以前は教育委員会部局にございました。その少し名残というのもあろうかとは思うんですが、今、担当課長からも話がありましたように、夜間照明施設につきましては、学校行事で夜間照明を使うということは非常に少ないか、あるいはないかというような状況で、社会体育で主にナイター照明を使われているというところで、現在、スポーツのほうの予算につけさせていただいております。
同じ10款の教育費の中に予算をつけさせていただいているというところで御理解をお願いしたいと思います。少し分かりにくくて申し訳ございませんが、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
124: ◯近藤委員長 佐野委員。
125: ◯佐野委員 1点目の野球場の現況調査委託料、これは愛野と浅羽に限定してのことなのか、一般質問の中では、エコパへの野球場のこれ、県事業にもなるんですけど、そういった誘致検討ということも質問で挙げられていたと思います。それに対して、今後、市長のほうも検討していきますよとか、引き続き周辺の市町と協議しますよとかいうような、たしか回答であったと思うんですけれども、そういったものは今回はないということでよろしいんですか、それを確認させてください。
それから、中村課長の答弁のほうで、この現況調査については数年かけてと話がありました。何年かけるんですか、そんなにかかるものなんですか。現状と対応策を検討するに、優秀な職員の皆さんだったらそんなにかからないと思うんですけど、数年かけてというのが少し引っかかったんですけど、状況としては、例えば浅羽にしても位置づけをどうするか、前々から担当課長とも話をしていますけど、愛野、浅羽の位置づけをどうするか明確にした上でやるべきだということは私、言っているんですけれども、一つぶら下がっているのは、海のにぎわい創出がぶら下がっているんですよね。今、もうこれ進んでいるんですよ。そうしたときに、現状のままでいいかという問題がまた出てくる。あるいは、市民のほうから意見が寄せられる可能性がこれ、あると思いますので、あまり時間をかけないうちに、なかなか難しいかもしれないですけれども、方向性をまとめていただければと思います。
それから、夜間照明について、今、市民生活部長のほうからも説明がありました。確かに昔は社会教育やスポーツも、教育委員会部局だったということですよね。それは分かるんですけど、今後、例えばこれから中学校の部活動等で夜間照明を使うような場合も、スポーツのほうでやっていくんですか。学校のいわゆるスポーツ活動等、やる場合ですね。サッカーとか野球とか、あるいはソフトボールとか、夏場なんか特に夜間のほうがいいだろうというようなことで、指導者がそういうようなことになるようになっても、スポーツで管理していくのか、いやいや、そういうような問題になったら、またそのときは所管について検討していくという考え方でいるのかどうか。
まだこの辺は流動的なところがございますけど、その辺も含めて、今後、検討していくべきであると思いますので、お考えが何かあればお聞かせいただきたいと思います。
126: ◯近藤委員長 中村スポーツ政策課長。
127: ◯中村スポーツ政策課長 佐野委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、野球場の現況調査につきまして、エコパ、県有施設への野球場の誘致の件はこれに含まれているかということでございますが、申し訳ございません、今回につきましては、まず愛野、浅羽の施設の老朽化がやはり喫緊の課題だと認識しておりますので、まずそちらのほうを進めていきたいと思っております。
ただ、エコパのほうの野球場の誘致に関しましては、既に掛川市とは、担当者レベルではその後、意見交換などもさせていただいています。また、県の方がまた近日中に浜松の野球場の整備の進捗状況なんかも報告に来ていただけるということになっておりますので、引き続きそちらについては、掛川市と意見交換などを進めていきたいと考えております。
次に、2点目の数年かけてというところでございます。そこに関して、私の説明が十分ではございませんでした、申し訳ございません。現状調査を来年度いたしまして、先ほど申し上げましたとおり、愛野と浅羽の野球場の在り方というか機能というか、そこの部分につきましては、5年も6年もかけるのではなくて、1年2年のうちにその方向性を出していきたいなと考えております。
それから、夜間照明の件でございます。これから部活動の地域移行が進みまして、例えば夜、陸上とかサッカーなどが、学校のグラウンドで部活動の地域移行として、そこで移行していったときに、まだそれでも夜間照明をスポーツ政策課のほうで所管するかということなんですが、移行期の時期はまだその部分のタイミングは難しいんですが、最終形、部活動の地域移行、連携が進んでいきますと、やはり部活動というよりも、子供たちが選択して、自分たちのしたいスポーツや文化活動を選択してやっていくということで、部活動という枠組み、今の考え方から離れていくというような形になって考えておりますので、引き続き移行において、そこで子供たちが、夜間、指導者によってスポーツを楽しむということであれば、引き続き夜間照明に関しても、スポーツ政策課のほうで管理、当然、グラウンドの利用についても、スポーツ政策課のほうでほかの利用者団体とも、調整も入って進めていくこととなると考えております。
128: ◯佐野委員 ありがとうございます。
129: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
130: ◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、スポーツ政策課所管につきましては終了といたします。ありがとうございました。
以上で、議第8号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
キ 議第9号 令和6年度袋井市国民健康保険特別会計予算について
131: ◯近藤委員長 次に、議第9号 令和6年度袋井市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
132: ◯鈴木保険課長 (省略)
133: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら受けたいと思いますが、いかがでしょうか。
竹村委員。
134: ◯竹村委員 昨日の特定健診の1,000円分が減額になった分は、今の説明で理解いたしました。
財政調整基金が約7億9,000万円ぐらいになるんじゃないかと説明を受けましたけれども、今回改定することで、昨年度に比べて、世帯収入が300万円の家庭で子供が2人いた場合で計算をすると、年間、現在でも2万4,000円ほど負担が増えるんですけれども、それで、今後、2027年に県下統一の保険料になると思うんですけれども、その場合、以前、この前資料を頂いたこの保険料で計算すると、300万円の2人子供のいる家庭で、現在の数字は4,000円負担増から、さらに6万円ほど負担増の計算になるんですけれども、この基金は、統一保険料になった場合にもう使えなくなるという私の認識なんですけれども、それが2027年に統一になるので2026年度までに使わないといけないのではないかと思うんですけれども、現在のところ、基金の積立てをしても結局取崩しなく終わったりとかしている部分もあって、大きく基金残高は減少していなくて、現在、7億9,000万円ほどということですけれども、そこの今後の基金の使い方について、もう一度少し御説明いただきたいと思います。
135: ◯近藤委員長 鈴木保険課長。
136: ◯鈴木保険課長 それでは、竹村委員の国民健康保険の基金の使い方についての御質問についてお答えを申し上げます。
まず、最初に竹村委員のほうから、2027年に国民健康保険税の統一になるのではないかというお話がありましたが、厳密に言いますと、国民健康保険税の統一につきましてはまだまだ先で、まず最初に、国民健康保険の先ほど納付金、市が県に納めるお金の率を統一していきましょうというのが2027年なんですけれども、当初2027年ということでありましたけれども、県に納める納付金の統一に向けても、やはりいろいろ市町村間によって、医療費が高い市、あるいは医療費が低い市ということで、なかなか調整がついていませんので、現時点では2027年の、まずは納付金の統一についてはもう少し先になるのではないかと。
その後、今、人間ドックとか特定健診とかというような保健事業のサービスについても、それぞれ市町によって違いはありますので、その辺の次に2段階目としましては、保健事業のサービスの統一、そして最後に、全部同じような国民健康保険、同じ税金を払えば同じ医療が受けられると、給付が受けられるということで、最後の最後に国民健康保険税の統一ということになっておりますので、今の段階では、まだまだ保険税の統一ということは相当先ということで、見通せないのが静岡県の現実でございます。
そうした中で、基金の活用についてでございますけれども、いま一度、私も基金条例の目的、基金の条例の目的を確認させていただいたところ、基金の条例第1条に、国民健康保険事業の健全な財政運営に資するためと、いわゆる結局、基金の目的の一番は資金不足に活用することが大前提であるというような認識を持っております。そうした中で、正直なところ、各市町も金額の大小はありますけれども、どこの市町もそういったような財政運営の安定のために国民健康保険の基金を持っておりますが、どの段階で国民健康保険の基金を活用したらいいかというのは、正直、どこの市町も課題ということでなっております。
そうしたことから、今後、県の統一に向けた方針といいますか、進み具合を見極めながら、各市町と情報交換をして、どのタイミングで基金を活用していくのが一番有効であるかということをもうしばらく時間をかけて研究させていただいて、いずれにいたしましても、その検討も、方針がある程度定まりましたら、皆様にも御相談しながら、よりよい基金の活用について考えていきたいと、そのように思っていますので、本市だけではなくて、各市町もどのように基金を使うのが一番有効かというところが今、見えていないところがありますので、そんなところで各市町と情報交換しながら、より有効な基金の活用を検討していきたいと、そのように思っておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。
137: ◯近藤委員長 竹村委員。
138: ◯竹村委員 今の答弁で、基金の活用をこれから検討していただくということで理解はできたんですけれども、やはり本当に300万円の世帯で、昨年から今、4,000円で、本当に物価のどんどんどんどん物が高くなっていく中で、やはり厳しい生活をされている方のことをしっかり考えて検討していっていただきたいと思います。
139: ◯近藤委員長 答弁、よろしいですか。
140: ◯竹村委員 はい。
141: ◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほかにいかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
142: ◯近藤委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第9号については終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ク 議第10号 令和6年度袋井市後期高齢者医療特別会計予算について
143:
◯近藤委員長 次に、議第10号 令和6年度袋井市後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
144: ◯鈴木保険課長 (省略)
145:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら、委員の皆様から受け付けたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
146:
◯近藤委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、議第10号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ケ 議第11号 令和6年度袋井市介護保険特別会計予算について
147:
◯近藤委員長 次に、議第11号 令和6年度袋井市介護保険特別会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
148: ◯鈴木保険課長 (省略)
149:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
鈴木健康長寿課長。
150: ◯鈴木健康長寿課長 (省略)
151:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
会議の途中ではありますけれども、ここで休憩とし、両課への質疑は午後に回したいと思います。午後1時15分より再開をいたします。ありがとうございました。
(午後零時11分 休憩)
(午後1時10分 再開)
152:
◯近藤委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
午前の最後に、議第11号 令和6年度袋井市介護保険特別会計予算についての当局からの説明が終わりました。
この説明につきまして、質疑などありましたら、委員の皆様からお受けをしたいと思います。よろしくお願いいたします。
村松委員。
153: ◯村松委員 歳出の1款1項1目備品購入費として、パソコンを2台購入するということでございました。
少し教えていただきたいんですが、これはもうシステムを、管理運営するシステム、ソフトが入ったパソコンであるのか、真っさらのパソコンであるのか、どちらか少し教えてください。
154:
◯近藤委員長 鈴木保険課長。
155: ◯鈴木保険課長 村松委員のパソコンの関係についての御質問なんですけれども、現在使っておりますパソコンの中に、介護保険の指定事業者等管理システムという今使っているシステムがありまして、それがLGWAN系のインターネットで、今、アクセスをして使っていると。
そういう中で、来年度から本市については、LGWAN系のインターネットサーバーを経由して使うことをセキュリティーの関係でできなくするということで、個別のLGWAN系のラインを引いて対応しないといけないということで、そのためには、個々に専用回線と結ぶパソコンが必要になるということで、新たに2台をパソコン購入するということで、現在はいろいろなシステムを使っている中で、共通してLGWANの回線を使うことができたわけですが、もうパソコンごとに専用の回線でないと使えないということで、今回、2台新規にパソコンを購入させていただくものでございます。
156:
◯近藤委員長 村松委員。
157: ◯村松委員 この回線の問題で、新しく二つということなんですが、真っさらというか、何も入っていないパソコンを買って、それからソフトを入れて、予算説明資料237ページの備品購入費の上にあるシステムの利用料が毎年かかってくるという形でよろしいでしょうか。
158:
◯近藤委員長 鈴木保険課長。
159: ◯鈴木保険課長 基本的にはパソコンの中に、何も入ってないパソコンを購入して、システムは別のところで使わせていただくということで、その一部が上の使用料ということで、この使用料だけの回線料ではなくて、ほかの市の庁内的な、ほかの庁舎システムの関係の部分も特別会計ということで使用させていただいているということです。この使用料の一部が新たなシステムの使用料になっているということで御理解をいただきたいと存じます。
160:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
竹村委員。
161: ◯竹村委員 介護保険保険給付支払準備基金の充当についてですけれども、第9期の基金取崩しを2億7,000万円取り崩して、あと残りが1億2,000万円ほどありますけれども、これを9期の中でどのように具体的に配分していくのか、そこら辺の具体的な方法を聞きたいというのと、あと、今回の介護保険料が引上げになった大きな要因は、交付率が前回に比べて大幅に低くなってしまったということにあるとは思うんですけれども、以前の資料でいくと、介護保険制度の財源構成があるんですけれども、公費が50%、被保険者第1・第2合わせて50%ということで、公費のうち国の分は5%を保障する、調整交付金として保障されているんですけれども、今回、それが結局5%保障されないような状況になってしまっています。
その交付率というのは、高齢者の構成や所得などによって、交付率が変わるわけなんですけれども、言い換えれば、袋井市は高齢者の割合が低いということで、その分、所得とか、あとは税金とか、そこら辺もほかの市町よりも変わってくるとは思うので、やはりその5%保障するというとこら辺の、やはり保障してあげないといけないとは思うんですけれども、そこら辺のお考えはどうなのかというのをお聞きしたいと思います。
162:
◯近藤委員長 鈴木保険課長。
163: ◯鈴木保険課長 竹村委員の御質問ですけど、2点御質問があったと考えますが、まず最初に基金の使い道ということですけれども、先月の介護保険料の算定に当たっての中でも、いろいろと説明をさせていただいたり、あるいは回答もさせていただきましたけれども、令和6年度から令和8年度にかけて、保険料を月標準額5,700円に上げさせていただく中で、基金の使い道については3年間で2億7,000万円を予定しているということで、現在約3億9,000万円ほどありますので、3年間で2億7,000万円を使いますと、3年先の令和8年度末には1億2,000万円ぐらいは残るという中で、今回は、令和6年度の当初予算では、まずは4,300万円を取り崩させていただいて、その後、令和7年度に8,700万円、令和8年度に1億4,000万円ということで、計画的に収支を勘案して2億7,000万円を使っていきたいと、そんな形で今、予定をしております。
その中で、残り1億2,000万円をどのように使うかということでありますけれども、こちらにつきましては、先般も回答させていただいたとおり、この3年間の途中に、さらに介護人件費等も上がる可能性もありますし、急に介護保険料が何らかの形で上がるかもしれない、あるいは先ほど言われたように、国の交付金がさらに削られてくるかもしれないというようなことで、不測の事態に備えて1億2,000万円程度は取っておくというような考え方で、現在、進めさせていただきます。これにつきましては、本市につきましては、過去、何期か引き続いて、取りあえず使えるものは基金を使って保険料の軽減に努めるとともに、不測の事態に備えて1億円程度は残していくといったような考えで基金の活用をしてきたところですので、御理解をいただきたいと存じます。
次の点ですけれども、調整交付金の5%の関係でございますが、こちらにつきましても、本市につきましては、若い介護被保険者、若い方が多くて、全国的に比べると所得水準も高いというようなところで、こちらも率につきましては、全国共通の介護保険事業計画を策定するに当たって、保険料等を算定するための地域包括ケア「見える化」システムという全国共通のシステムがありまして、こちらのほうに5歳置きの年齢や、あるいはその5歳置きの年齢の所得水準等を入力すると、もう自動的にあなたの市はこれくらいの率になりますよということで算定されてくるわけでありまして、今回、その推計数値を入れたことによって、交付率が0.4から0.3ということで非常に低い率が出てしまったということでございます。
竹村委員が御指摘のとおり、5%というのが標準でありますので、5%を確保するということが大事ではありますけれども、やはり介護保険のみならず、国民健康保険や後期高齢者医療など、やはり若い世代の人たちが、所得があるところがみんなで支え合うというところで、お金があるところから若干支援してお金のないところを助けていくというのが保険制度ということですので、現時点では国の制度でもありますし、このような本市が不利益といいますか、損するようなイメージはありますけれども、やむを得ない制度かなと私は認識しております。
164:
◯近藤委員長 竹村委員。
165: ◯竹村委員 1億2,000万円の使い道は、人件費が上がったりとか、あと交付金が増える可能性があるということですけれども、介護保険会計である程度余剰金が毎年出ると思うんですけれども、そこら辺のところはどういうように考えているかということと、その交付率のことですけど、今回5%は保障、なかなか今、回答で分かりましたけれども、やはり袋井市として高齢化率が低いということは、それだけ高齢者の福祉費も少なくて済むので、やはりそういうことを考えると、少し市のほうで補填をするというお考えはないのでしょうか。
166:
◯近藤委員長 鈴木保険課長。
167: ◯鈴木保険課長 それでは、竹村委員の御質問にお答えをさせていただきます。
まず、基金が余ったといいますか、財政的に余裕があって、さらに剰余金が発生した場合、その部分をどのように使うかということでありますけれども、こちらにつきましては、3年間になかなか使うということは、例えばお金が余ったので3年間の途中で保険料を安くするというのは事務的にもなかなか煩雑な部分もありますので、もし余った場合には、次の第10期の中で最大限保険料を活用して、保険料の引上げ額を抑えるといったような形で今までも活用させていただいておりますので、次期計画の中での保険料を軽減させるような形の中で活用をしていきたいと、そのように思っております。
あとは、調整交付金の部分で、市が何とか補填ができないかということでありますけれども、こちらにつきましては介護保険制度、これは全て国の制度でありまして、基本的には一般会計からの繰入れはなしで、介護保険の保険料等の中で運営をするというのが基本になっておりますし、一般会計からどこの市町村に関しても、一般会計から繰入れをして、保険料等の軽減にしている自治体はありませんので、やはり国の制度にのっとって本市も運営をさせていただきたいと、そのように考えておりますので御理解をお願いいたします。
168:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
佐野委員。
169: ◯佐野委員 私からは、これは健康長寿課の担当分になろうかと思います。
予算説明資料のほうの245ページかな、そちらを少し見ていただきたいんですけど、3款1項1目地域支援事業費、1項包括的支援事業費の1目包括的支援事業費、この事業の委託料1億1,230万円が計上されております。このものについて少しお伺いをさせていただきます。
説明資料でいきますと、(5)に書いてございますが、まず、地域包括支援センターの運営委託料2,300万円掛ける2カ所、1,700万円掛ける2カ所となっております。昨年度の予算の資料を見ますと、2,300万円のところが、2,200万円のところが1カ所、それから1,700万円ところが3カ所となっているやに私は記憶しております。この単価を上げた理由、もう一つは、箇所数がそれぞれ1カ所・3カ所が、2カ所・2カ所になっている理由、これについてどんなことで変更になったのか、お伺いをさせていただきたいと思います。
それから、認知症の地域支援推進事業委託料、これにつきましても昨年の予算でいきますと、1カ所当たり200万円の予算計上がされておりましたが、本年度300万円と変わっております。変更した理由について、それぞれお伺いをさせていただきたいと思います。
170:
◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
171: ◯鈴木健康長寿課長 私からは、佐野委員の委託料の質問についてお答えを申し上げます。
まず最初に、地域包括支援センターの委託料の単価の変更でございますが、これまで1人当たり、地域包括支援センターに配置される、3職種と呼ばれる専門職がいるわけですけれども、1人当たり500万円の人件費の3人と事務費の200万円で、1,700万円の委託をしておりました。これは、本年度は人件費等が上がっているということも踏まえ、1人当たり550万円の単価、それから事務費を270万円、これは現状に合わせて調査をして270万円に増額しております。
ただ、これまで3職種が兼ねてもいいよと言っていた認知症の推進員220万円分を減額しているということで、3人の場合の1,700万円というのは、550万円掛ける3人、事務費が270万円、それから兼務していた認知症推進の220万円を減じた額ということで委託をしているところでございます。
また、地区が去年1地区だけが多くて今年2地区になった理由ということでございますが、令和6年度から、袋井東地区の地域包括支援センターの圏域を変更することとしております。
袋井東地区は、袋井東一地区が中部包括、袋井東二地区、村松地区ですね、こちらが北部包括ということで今まで運用してまいりましたが、支え合いの活動等、今後の地域づくりのことを考えると、同じ包括支援センターの中で活動することが望ましいという地域の意見もございましたことから、変更しまして、その結果、中部包括圏域の高齢者数が基準の6,000人を超えることとなりましたので、人数を1追加しまして、浅羽地区と同様に1地区2,300万円の委託料という形になりまして、2地区ずつになったものでございます。
最後に、認知症地域支援推進員、200万円が300万円になった理由ということでございますが、こちらは、これまで兼務であった認知症推進員を独立させた形で、これから増加してくる認知症に対応できる地域づくりのほうもしていく必要があるということで、人件費220万円分と事務費800万円をつけた300万円、1地区300万円で委託するということで、こちらは今後の将来に向けた施策の強化という観点で、増額しているものでございます。
172: ◯佐野委員 ありがとうございます。
173:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
174:
◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、議第11号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
コ 議第16号 令和6年度袋井市病院事業会計予算について
175:
◯近藤委員長 次に、議第16号 令和6年度袋井市病院事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小澤健康未来課長、お願いします。
小澤健康未来課長。
176: ◯小澤健康未来課長 (省略)
177:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局の説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。
太田委員。
178: ◯太田委員 それでは、お伺いいたします。
今、御説明いただきました1款2項2目の、予算計画明細のところの医療外収益、他会計負担金の病院事業運営費補助金に関してですけれども、今回、1億2,000万円の予算が上がっておりますが、過去にはもう少し多かったとも伺いました。過去の経緯と申しますか、予算額の変遷など、どのようになってきたのか教えていただきたいと思います。
また、近年に、実際に補助金から利用した額の推移がどのように動いてきたかというのを教えていただければと思います。
179:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
180: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の御質問にお答え申し上げます。
病院事業運営費補助金でございますが、平成25年度に病院開設して、当時2億円ほど補助金を出していたかと思います。初期の指定管理でございまして、その当時はまだ50床でやっていまして、今、150床でやっています。だんだん順次、病床を増やして、回復期とかどんどん増やしていって、150床になった段階で少し病院の経営状況を見まして、それで今の現在の1億2,000万円に今、落としているというのを、指定管理の基本協定がありますけれども、その中で少し検討して、調整して今に至っているという状況でございます。病床の稼働によって、見てやってきたというのが今の現状でございます。
〔「推移」と呼ぶ者あり〕
181: ◯小澤健康未来課長 推移も含めてということで。
あと、返還金の関係でございますけれども、これ、少しまちまちでございまして、当初の頃、赤字が大きかったということで返還金がなかったというときもありますし、昨年度とかは1,800万円ほど返還金で戻ってきた。これは、コロナ禍でいろいろ補助金が入りまして、それで聖隷福祉事業団としての事業が埋まったりとかして戻ってくるというのもあったりしますが、一律に増えてきたりとか減ってきているというよりも、コロナ禍でここ二、三年は少し、戻ってくる額が1,000万円とか2,000万円近くとかという形が少し今、戻ってきているということで、それまではそんなに多くなかったという形もございますので。
今後、新型コロナウイルス感染症の補助金がなくなってどうなってくるかというのが、病院事業会計としては非常に重要なところかなと思っております。
182:
◯近藤委員長 太田委員。
183: ◯太田委員 近年の推移等、分かりました。ありがとうございます。
それで今回、ページ5にあるように、同じく令和6年から令和9年まで4年間で4億8,000万円、年間にして同じ額、これは戻ってくるのもまちまちで、近年だと1,000万円前後というのもあるということで、新型コロナウイルス感染症も明けたということで、この額は妥当という認識で、担当課としては認識されているということでよろしいでしょうか。
184:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
185: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の再質問にお答えをさせていただきます。
令和4年度で1,800万円ほど返還金がございまして、1億2,000万円を足して、病院事業としては、その1億2,000万円も含めて黒字だったということで、そのまま残ったものは返してもらっているということでございます。
先ほどお話しさせてもらったコロナ禍の補助金が、今、この状況にあるということでございます。実際、その1億2,000万円がなければ、病院は赤字になっているというか、赤字補填が1億2,000万円だと。これは協定の中で今、残りまだ4年ありますけれども、1億2,000万円を上限にということにしますので、これを超えた場合は聖隷福祉事業団で負担してもらうという制度になっていますので、それを超えない形でより返還金を求めるという形で、実務的には今後、いろいろ加算を取るとか、あるいはより高い施設基準を取るとか、そういった経営努力というのを毎月、例月の検査をしていますので、その中でも少し、そういったことをお話しさせていただいて、できるだけ赤字を減らすという経営努力をしていただくように経営強化プランも立てておりますので、それに準拠するような形での取組を毎月というか、そういった形でお話をさせていただいているという状況でございますので、指定管理機関におきましては、今、設定をしている1億2,000万円を限度にということの中で、返還金をより多く出してもらうような経営努力を求めるという形で、今、認識をしているし、そのような形での事業運営に努めてまいりたいと考えてございます。
186:
◯近藤委員長 太田委員。
187: ◯太田委員 よく分かりました。安定した経営のために、1億2,000万円限度にということで分かりました。
それこそ、後ほども御報告の説明でもあるとは思うんですけれども、今後、聖隷袋井市民病院の在り方が検討されていくという中で、小澤課長もおっしゃったように、やはり経営努力していただいて、運営に関しては、やはり独立採算とか独り立ちしていただくのが一番いいかなと思っております。
今後の在り方に関しましても、これ、1億2,000万円というものをやはり減らしていく方向とか、極力できればなくしていくとか、そういう方向で考えていらっしゃるということでよろしいでしょうか。
188:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
189: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
新しい、まだこれから議論させていただくので、どういうようになるかまだ分からないので、仮定の話はなかなかできませんけれども、少なからず言えることは、やはり病院経営として、自治体病院は赤字が多いというのは確かに事実ではございますけれども、それをよしとせず、可能な点数が取れるとか、そこはやはり追求していくというのは、不断の努力というのは必要だというような認識をしております。
今の病院におきまして、少しまた専門的になってしまうんですけれども、やはり患者、回復期とか療養期ってあまり点数が、診療報酬、いろいろありますけど点数が高くないので、急性期、中東遠総合医療センターのような、いろいろな検査があったりするといろいろ加算があるので、かなり1人当たりの客単価というか、診療単価って上げられる余地があるんですけれども、回復期とか療養期というのは包括的になったりするので、あまりそこは上げにくいということになるので、そうすると、収入がある程度決まってくると、コストをいかに抑えるかとか、そういう話にもなってくるというところも実はありまして、組合せの問題もあるということがあって、今の施設基準の中で、できるだけ努力をするというか、するということで今は努めているという状況でございます。
新しく病院がどのようになるか、また、これからの検討、いろいろ含めてさせていただく必要があると思っていますが、その中においても、もしそういった建設をするということがあるとすれば、それはやはりそうした経営点というのはしっかり認識の中で、よりいい形というか、必要性もありますけれども、経営的な観点も持ち合わせて判断をしていかなければいけないのかなということで思っています。これについてはまた今後、市議会の皆様とも十分に協議をさせていただくお時間を取りながら、いろいろ協議をさせていただければと思います。
190:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
戸塚委員。
191: ◯戸塚委員 予算というより、病院経営の中で、今、要するに医療のDX、デジタルで処方箋を薬局と交換してというような、そういった取組を昨年、国のほうで1月からですか、そういった医療DXというんですか、そういった取組を今、展開するというようなことで、まさにデジタルの時代、そういう中で、そういったことでなかなかこれ、まだはっきりしていないというような新聞報道もありますけれども、聖隷袋井市民病院においては、その辺のことに関して、病院経営の中で話題になったり、そういった議論等をされているか、その辺について状況をお伺いしたいと思います。
192:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
193: ◯小澤健康未来課長 ただいまの戸塚委員の御質問にお答えをさせていただきます。
今、指定管理期間が4年と今、定まって、長期といえば長期なんですけれども、いろいろシステムを入れたりするとまた耐用年数の問題があって、どのように投資をするかというのも非常に難しい、今の運営形態ですとあるという、決して長期に約束されているものではないというところがあります。
ただ、そうした観点においても、必要な医療としての仕組みというのがございます。その中には電子カルテシステムとか、お客様のほうの維持とか、そういうシステムもありますけれども、やはり高額のお金の投資になってしまうので、これは、それこそいろいろな減価償却費とか、そういったものと絡んでくるところもございますので、今時点でDXがかなり進むように検討しているかということについては、今のところ、している状況ではございませんけれども、今後、今の形の中でというよりは、またいろいろな新しい、仮にいろいろ病院の検討をさせていただくときには、やはりそういったことというのも必要になってくるのかなという、新たな時代に備えるということも、検討としてはやはりしていく必要があるかなと思っています。
ただ、今時点の病院におきまして、そこへの投資を今、十分に考えているかというと、そういった段階としての検討はまだできていないということで、電子カルテシステムについては、医療として、どうしてもネットワークで急性期病院とか、いろいろしていくということもございますので、これは医療の質を落とさないという形で検討していくべきということで、それはついて今、検討させていただいている状況でございます。
少し答弁がずれているかも分かりませんけれども、答弁とさせていただきます。
194: ◯戸塚委員 分かりました。
195:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
196:
◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、議第16号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
サ 議第18号 袋井市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の廃止について
197:
◯近藤委員長 次に、議第18号 袋井市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の廃止についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
198: ◯鈴木保険課長 (省略)
199:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
200:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第18号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
シ 議第23号 袋井市介護保険条例の一部改正について
201:
◯近藤委員長 次に、議第23号 袋井市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
202: ◯鈴木保険課長 (省略)
203:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
204:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第23号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ス 議第24号 袋井市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準を定める条例等の一部改正について
205:
◯近藤委員長 次に、議第24号 袋井市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
206: ◯鈴木保険課長 (省略)
207:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
208:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第24号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
セ 議第27号 袋井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に
関する基準を定める条例の一部改正について
209:
◯近藤委員長 次に、議第27号 袋井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山子ども未来課長、お願いします。
杉山子ども未来課長。
210: ◯杉山子ども未来課長 (省略)
211:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。
佐野委員。
212: ◯佐野委員 今回の改正の概要の(1)ですけど、その内容をインターネット利用して公衆の閲覧に供しなければならない。この対象園は、認定こども園と保育園だということで今、御説明がありました。
新旧対照表の第23条のところにも書いてあるんですけど、これは要するに、認定こども園と保育所、運営している事業者が公衆の閲覧に供さなければいけないということで、これって何ですか、そうすると、それぞれのこども園とか保育園にはもうホームページがあるという状態なんですか。その辺が、いわゆる基盤的なものが皆さん整備されているのかどうか、されていないところもあるのかどうか、そこはどのように対応していくのかというところが少し分かりにくいところがあるんですけど、そこの点について御説明をお願いしたいと思います。
213:
◯近藤委員長 杉山子ども未来課長。
214: ◯杉山子ども未来課長 佐野委員の御質問にお答えを申し上げます。
現在、市内の民間の認定こども園、また小規模施設・保育所につきましては、皆さん独自のホームページを持っていらして、その中でその園のいろいろな活動をPRし、利用者の皆様に選んでいただくと、そういう形を取っております。よろしくお願いいたします。
215: ◯佐野委員 分かりました。
216:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
217:
◯近藤委員長 ほかには質疑もございませんので、以上で、議第27号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ソ 議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正について-所管部
門-
218:
◯近藤委員長 次に、議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正についてのうち、所管部門を議題といたします。
当局から説明を求めます。
小澤健康未来課長、お願いします。
小澤健康未来課長。
219: ◯小澤健康未来課長 (省略)
220:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
221:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第28号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
これをもちまして、全ての付託議案に対する説明及び質疑等を終了いたします。ありがとうございました。
討論、採決の前に当局の未回答部分の確認をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
222:
◯近藤委員長 全て処理されているということで確認をさせていただきました。
続きまして、当委員会に付託された議案についての討論を行います。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
223:
◯近藤委員長 討論なしと認めます。
それでは、付託議案に対しての採決をただいまから行います。
これから、議第2号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第9号)についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
224:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第3号 令和5年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について採決をいたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
225:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第4号 令和5年度袋井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
226:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第5号 令和5年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
227:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第7号 令和5年度袋井市病院事業会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
228:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第8号 令和6年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
229:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手多数です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第9号 令和6年度袋井市国民健康保険特別会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
230:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手多数です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第10号 令和6年度袋井市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
231:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第11号 令和6年度袋井市介護保険特別会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
232:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手多数です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第16号 令和6年度袋井市病院事業会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
233:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第18号 袋井市国民健康保険高額療養費貸付基金条例の廃止についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
234:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第23号 袋井市介護保険条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
235:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第24号 袋井市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
236:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第27号 袋井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
237:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正についてのうち、所管部門について採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
238:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。
会議の途中でありますが、ここで休憩とし、2時35分より会議を再開いたします。
(午後2時23分 休憩)
(午後2時34分 再開)
239:
◯近藤委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
先ほどの付託議案の審査、採決、ありがとうございました。
次に、報告事項のほうへ入っていきたいと思います。
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報告事項
ア 袋井市総合健康センター将来構想策定業務の進捗状況について
240:
◯近藤委員長 それでは、初めに、報告事項ア、袋井市総合健康センター将来構想策定業務の進捗状況についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤健康未来課長、お願いします。
小澤健康未来課長。
241: ◯小澤健康未来課長 (省略)
242:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
佐野委員。
243: ◯佐野委員 全体いろいろ、現状について目を通させていただきましたが、保健、介護、福祉の分野と医療部門の分野、非常に分野が広範囲にわたるということで入札も対応できなかったというようなことでございます。確かにそうかもしれないですけど。
考え方として、保健、介護、福祉の分野が、主従ということでもないんですけど、市の考え方として、そちらの分野のほうにいわゆる主眼を置いてもらいながら医療を考えていただくという形になるのか、いや、そうではなくて、医療分野は医療分野で、あくまで今考えている現状の課題とか、あるいはこれからの計画に向かって医療分野がなすべきことを考える構想にしていくのか、この保健・福祉分野ですか、それから医療の分野、どこでうまくマッチングさせるんですか、それが整理できていないと、それぞれの道へ行った基本方針をつくっても、ここがうまくマッチングしてこないと意味がないと思うんですよね。
これ、すごく大きな計画なんだと思うんですよ。今言ったように、当然、ソフトの部分、あるいは医療のハードの部分、それを全部、また同じような施設の中へつくり直すのかどうかという問題もあるし、じゃ、その場所はどこがいいんだというような検討も出てくるだろうし、今の場所がベストかどうかという判断だってしなきゃいけないし、非常にこれ、大きな話になってくると思います。
その辺が、一つずつ整理しなきゃいけないと思うんですけど、まず第1点目として、今言った医療分野が、主従と先ほど言いましたけど、主だ従だということじゃなくて、市の今言った福祉分野とか保健とか、そっちの分野が表立っていかないと、医療のほうに引っ張られるというのは私は駄目だと思うんですよね。自分たちのいわゆる考える方向に向かって医療がどれだけサポートできていくかとか、あるいは効率的にやっていけるかと、そういう計画にしなきゃいけないなと感じたんですけれども、その辺はどのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。
244:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
245: ◯小澤健康未来課長 ただいまの佐野委員の御質問にお答えを申し上げます。
総合健康センター、一言で言いますとその言葉になってしまうんですけど、その中身は、先ほど説明で保健センターがあったり、社会福祉協議会、あるいは病院があったりということで、それが一つになって総合健康センターということで、これは保健、それから医療、介護、そこを一体的に進めましょうということで、今、至っているのは総合健康センターという形で、今、コンセプトできています。
今後、この問題を、同じコンセプトは基本的には持つつもりではおりますが、その細かい部分におきましては、一つずつまたそれぞれの役割がありますので、そこはまず整理をさせていただきながら、具体的に申しますと、今、中東遠総合医療センターは旧袋井市民病院、それから旧掛川市立総合病院、急性期、産科とか小児科がいろいろなくなってきて医師不足で何とかしなきゃいけない、救急医療をやらなきゃいけない、そういった形で苦渋の決断をして袋井市としても中東遠総合医療センターを造った。
その後、急性期からすぐ在宅に入れるわけではないということで、そういったときには回復期であったり、今、地域包括ケア病床とか在宅との関係、いろいろ出ていますけれども、切れ目のない介護と医療を在宅に向けてつなげていくというのを、民間も含めてというところになりますけれども、どうやって構築していくかというのをまず考えていかなければならないというのは、医療の面としてあります。
加えて、医療におきましては、先ほど現状と課題の中の少し保健、介護、医療、福祉のところで説明をさせていただいた、高齢者の方が多くなるということで、もちろん介護施設を造って入っていただく、こういったのも当然必要なことでございますが、やはり国のほうの介護保険ですとか医療制度のほうは在宅をという形で流れてきているというのは、実際の流れではあります。そうすると、より今、国、それから県のほうで地域医療構想というのも策定をしておりますけど、これも在宅医療圏を設定しましょうということで国が言って、今、県がつくっています。
今後、医療においては、今、施設医療を考えていましたけれども、今後、より在宅医療ですとか在宅介護、ここをどう支えるかという、医療と介護を合わせた、そういう役割も医療においては、急性期から在宅復帰までにおいては考えていかなきゃいけないというのは、まず医療分野としてはあると思います。その中で、医療と介護は、そういう介護施設ですとか在宅介護とか在宅医療、こういった関係で、少しつながってくる部分が大きいんだろうと思っています。そうした中での機能の整理をどうしていくかというのを、この二次医療圏、それから袋井市という圏域の中で、いろいろ経営的なことも含めて、いろいろな医師会も含めて考えていく必要があると整理をしています。
それから、一方、保健センターを中心とした福祉、保健センターの保健と社会福祉協議会の福祉というところで、ここはやはり認知症外来ということも今、聖隷袋井市民病院ではさせていただいております。
これというのは、やはり今後、予防していくとか進行を遅らせるとか、いろいろな意味でより健康で長寿になっていただくというための、医療と保健、介護予防、この連携というのは、当然、リハビリも含めてあるんだと思っていますので、そうした意味では、専門職との融合というか連携というんですか、そうした形で今もいろいろ取り組んでいるところはございますけれども、そうした意味では、保健とか介護予防においても、医療系の人たちと保健のセクション、それから介護のセクションが連携していくということは、これからの予防という観点でも必要だと思っています。
問題は、そうした考え方はありますけれども、施設機能として、サービスとして誰がどのように行うかというのを今後少し、それぞれまずは、保健、介護、福祉の領域、それから医療の領域というのをやりながら、それぞれ別で検討はしますけれども、もちろん中間の間ではそれぞれを調整していくという形が作業としてはさせていただきますけれども、その中で、よりそれぞれが補完し合うというか機能し合うというか、そういう形にしていかないと、やはりいい施設にはなっていかないと思っていますので、検討過程では、まずは分けて検討しますが、一切つながらないという意味ではなくて、それぞれ情報は交換しながら、策定は袋井市のほうでも進めてまいりたいと考えております。
十分な回答になっているか分かりませんけれども、考え方としての答弁とさせていただきます。
246:
◯近藤委員長 佐野委員。
247: ◯佐野委員 両方のジャンルでそれぞれ検討するわけですから、向かう方向はそごがないようにしていただきたい、十分いろいろ最後には工程表等もつけていただいてありますけど、やはり連携とか、そういったものが当然必要になってきますので、違った方向にいかないような形で、よく調整をお願いいたしたいと思います。
それから、少しあれなんですけど、もう一つの2の資料のほうで、一番最後のページだったかな、この言葉の中にも、いろいろワンストップということで、当然、市のほうから見てもワンストップだし、市民から見てもワンストップにならなきゃいけない。一番便利なのは、やはり位置だと思うんですよ、今あるべき位置が。このセンターを造るときには、もう大分年数がかかっていますけれども、一番最初に、私はまとめるのが果たしていいのかなという考え方を持ったんですけど、掛川市では逆ですよね、地域にそれぞれ今のセンター機能みたいなものを分けて造っている。袋井市のほうではそれを統合して1カ所でやっていると。どちらがいいかなというのは、私は後者のほうの分割したほうがよりいいのではないかなと思うんですけど。
やはりそういうようなとこら辺にも、今現在、それじゃ、袋井市総合健康センターに来られているのはどこの地域の方がどれだけ来ているのか、そういうような統計みたいなものは取ってあるんですか。あるならば、例えばもっと言うと、これから健康づくりあたりを進めていく上で、皆さんが打ち出しているのは、コミュニティセンターを使っていくとか、まちづくり協議会を使っていくとか、こういう皆さん方はワンストップで集約できるかもしれないけれども、なかなか厳しいところはコミュニティセンターに地域でそれぞれやってくださいよと、それも分かるんですけれども、今、大変な思いをしている地域がそれ、受皿になり得るか、あるいはそういうようなものを構成していくにどれだけ年数がかかるか、当然、出前講座とか皆さんいろいろやっていただいて、保健師の方とかやっていただいて、そういうような体制をつくっていくと思うんですけど、そういうのが右から左へはなかなか地域は受けないですよね。非常に厳しいところもあるし、14のコミュニティセンターの温度差も当然あるというような問題もありますので、そういったとこら辺を、足腰を強くさせるような意味合いでも、どんな場所で市民にサービスすることが一番いいかというようなことも、この中で検討すべきではないかなと思うんです。
場所は、もうあそこにこだわっているんですか、もう今の病院のある総合健康センターの位置で。もう限定で、この計画というのは検討されていくんですか、それともフリーで検討していくんですか。そこがまず一番最初、大事だなと思うんですよね。別にあそこでやっていくんだというんだったら、そういうようなまた展開の仕方もあろうかと思いますので。
私は、今言いましたように、地域のほうにそういった負の、負担にならないような形の制度というものをソフトの部門でしっかり検討していただくとありがたいなと思いますけど、少し確認したいのは、場所は今、想定しているのは、現在の病院、総合健康センターの場所だということで、これは確定していいんですか。
248:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
249: ◯小澤健康未来課長 ただいまの佐野委員の御質問にお答えをさせていただきます。
2点あったかと思いますが、1点目、場所の問題ということですが、こちら、令和4年度、それから検討させていただいておりますけれども、基本的には今ある建て替えということが、基本的な考え方の、老朽化していると、それを含めて、ソフトも含めて今後どうするかということを考えている立ち位置がございますので、場所としては、今の場所をどう使っていくかということを基本に検討を進めるという形で今、進めておるというところでございます。
それから、地域保健の在り方という形がもう一点あったかと思います。これは例えば浅羽地区あるいは三川地区、笠原地区、いろいろ保健センターから遠くなるところに対する考え方ということになろうかと思います。こちらにつきましても、現在の中におきましては、コミュニティセンターのほうに、出張保健センター、ああいう形で、保健師が行って、健康相談、健康教室をやるという形も体制として取って、事業として進めているというところでございます。
今後、それも今、継続していくことにはなりますけれども、地域のまちづくり協議会を含めて、地域の方々から、そこの利用状況とか、いろいろ相談だとか、そうしたものが今後、今、少し具体的な相談内容とかはまだ分かりませんけれども、また把握はしていく必要があるかもしれませんけれども、そういった実情の中で、何か必要な体制をということがあれば、ハードというよりはソフトの仕組みの中でどういうように取り組んでいくかということを考えていく必要があると思っています。
これについては、総合健康センターの検討とイコールということではなくて、これは今でも起きている話だということですので、もしそうした課題があれば、それに対応するということも、地域のまちづくり協議会、いろいろなところがあるということで御指摘でございますけれども、市としては、まちづくり協議会と一緒にやはりこれから地域保健を進めていくということがより大切だと思っていますので、そこはしっかり丁寧に話をさせていただきながら、一緒にそうした体制がつくれるように取り組むという形で、今後の地域保健というのは進めてまいりたいと考えているところでございます。
250:
◯近藤委員長 佐野委員。
251: ◯佐野委員 ぜひそういった観点も含めながら、いい構想と言ったらおかしいんですけど、まだ将来構想でございますので、策定に努めていただきたいなと思います。
それから、最後でございますけれども、予算の面ですけれども、資料を見てみますと、令和5年度の当初予算措置の420万円は減額、それから令和6年度の債務負担行為421万円も廃止しますよと、令和6年度に当初予算で700万円、これ、医療機能ですよね、それのいわゆる基本構想の策定の支援に係る問題として700万円、それから、債務負担行為に800万円というようなことですが。
先ほど小澤課長のほうから、入札をやったら少し割が合わないということで、少し予算対応できなかったと言うんですけれども、医療機能の検討、これ、債務負担行為と本年度予算を含めて1,500万円、これの予算的には大丈夫かどうかという問題と、それから、先ほどの保健、介護、福祉のほうについては、自前でやったからおおむねの方向性が、方向性と言ったらおかしいんですけど、現状と課題とか、あるいはこうあるべきだというものはまとまったという解釈で、あとは医療構想のほうへ引継ぎ、考え方をつなぐというような状態に今あるという解釈でよろしいかどうか、それについて確認させてください。
252:
◯近藤委員長 佐野委員、今、予算のことを少し出ましたですが、先ほど採決でもう既にその件は通っているかと思いますので。関連といえば関連なんですが、その辺のところの……。
253: ◯佐野委員 結構です、それじゃ。いいです。
254:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
255: ◯小澤健康未来課長 来年度以降、こういう、現在では総合健康センターで検討を進めています。大きく今、2点ありましたので、それも含めつつ少し回答させていただきたいと思います。
まず、保健、介護、福祉の分野につきましては、庁内職員で、どちらかというと保健センターだったり社会福祉協議会ということで、公共サービスあるいは広域サービスという形でやっているので、一番内情が分かっているのは私たちだという形で、それをいろいろなデータを持ちながら、今後、何がどう必要かということを、将来を予見しながらつくっていくという形で、いろいろ予算も厳しいところもありますけれども、職員でそこはしっかり構想の部分のコアの部分は考えていきましょうという形で、今、進めている状況でございます。
今時点は、まだ検討を進めている段階でございまして、まとまって医療に渡すというまだ段階ではございませんで、これについては、今年の7月に袋井市としてそこまでに少し内部でも協議をさせていただく予定でございますけれども、7月市議会に、保健、介護、福祉の部分はこんな形で考えていますよと、今、申し上げたところは検討の過程の一つの分でございますけど、それが市としての案としてお示しをするタイミングを7月に考えていますので、そこから、令和7年1月頃に向けて、保健、介護、福祉のどんな施設を、コンセプトだったり、どういうような機能を持った施設を考えているのかということを、市議会の皆様方と御協議させていただきたいと思っています。
それから、大きな費用の取り方ということでございますけれども、やはり金額的にも同じ事例をいろいろ調べたりもしているんですけれども、これについても、同じように、それは病院を統合して、同じような施設構想を指定管理でつくったりとか、いろいろなパターンがあるんですけれども、いろいろコンサルタントなんかの事例を調べますと、予算としては3,000万円だったり、入札結果2,300万円でやっている、同じようなものを2,300万円でつくっているというのがございました。
ただ、内容は、それはもう少し袋井市が想定しているよりも仕様が違うのが入っているので、そういうのを除いて考えると、いろいろいけるのではないかと思っていますし、やはりこれは業者ともいろいろ、どういうことができるかと今、情報を取っていますので、そうした中で、いろいろ医療としての検討ができるような環境を市としてはつくっていくということで、そういう状況にならないように、しかるべき検討ができるように準備を進めたいと思っております。
256: ◯佐野委員 ありがとうございます。
257: ◯村松副委員長 委員長、交代します。
近藤委員。
258: ◯近藤委員 質問させていただきます。
これ、4ページになりますでしょうかね。保健、介護、福祉、医療ということで、一くくりで取りあえず計画を立てたわけですよね、それが保健、介護、福祉と、それから医療とセパレートするとなったのは、初めはそれは想定しなかったですか。もう全部一くくりで構想を考えていったんですか。それ、素人目にも、分野も大き過ぎちゃって少し大変だろうなと、また、専門的な医療機関の人たちの意見というのはまた別問題じゃないかなと素人目には思うんですけれども、それ、入札をして不調になったからそこで初めて気づいたのか、ある程度もうそのことは想定されていたんだけど、まずいかなと思いながらも入札に入っちゃったのか、その辺のところの気持ちの持ち方はどのようだったのか、一回伺いたいなと。
それが一つと、それからもう一つは、保健、介護、福祉の分野と、それから医療の分野、これ、構想的には、最初の前者の保健、介護、福祉については令和6年末作成を考えると、それから、医療についてはその翌年の令和7年末を考えるということで、両方が並列して出てくるわけですよね。そうした場合のすり合わせというんですか、その辺のところはいつぐらいにどのような形で行う計画でいるのか、これ、少し教えていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
259: ◯村松副委員長 小澤健康未来課長。
260: ◯小澤健康未来課長 ただいまの近藤委員の御質問にお答えをさせていただきます。
そもそもというところでございますけれども、恐らくいろいろ、私も今年度からですけれども、考え方として、今ある総合健康センターが医療も同じ建物の中に、総合健康センター条例があって、病院もあります、保健センターもあります、社会福祉協議会もあります。その建物を建て替えましょうという形で検討を始めた、予算を取ったということだと理解をします。言い換えれば、少しそこら辺の精査、いろいろ種別があるにせよ、まずは大きく検討しましょうという形で、予算を取っていこうという形で進めたんだと理解をしています。
ただ、それはやはり細かく検討を、なぜうまくいかないのかということをひもといていくと、やはりそこに課題がある、あらかじめ分かるのではないかということもあるかもしれませんけれども、そういった形では甘かったということがあったとそこは認識をしなきゃいけないと思っています。そうしたことも含めて、やはり適切な検討を進めるために必要な考え方を持つという形で、精査をさせていただいたということで御理解をいただければと思います。
それから、すり合わせについてでございますけれども、これは当然のことながら市の職員が両方の検討は入っていますので、外部の検討にも会議もつくっていただいて、いろいろ御意見を、医師会とかいろいろな関係者がありますので、望まれることもあると思いますし、そういうのも伺います。それぞれ会合があるものですから、その中にどういう意見が出たかということは、少しそれぞれ情報共有しながら検討ができればと思っていますので、実務的には都度という形の中では持っていきたいと思っています。
市議会のほうの皆様方におきましては、それぞれ案件として出ますけれども、当然、御指摘の中でこういった部分が医療と関係がどうかということであれば、議会のあるタイミングで、こちら側のこともいろいろ御指摘をしていただければ、そうしたものを含めて調整をかけるという形もさせていただきたいなとも思っていますので、そこはできるだけ十分な議論を、共有化を図るような検討を進めたいと考えておりますので、タイミングがあればその都度、させていただくような形でのすり合わせということで進めてまいりたいと考えております。
261: ◯村松副委員長 近藤委員。
262: ◯近藤委員 答弁をいただきました。
先ほどの佐野委員からの話がありましたけれども、お金のことについて、もう既に令和4年度で300万円ぐらい委託料を払っているわけですよね。そんなことを考えますと、やはりきちんとした計画の下に、きちんとした処置の仕方をやはり考えなきゃいかんなという意味では、少し時間の浪費と、それからお金を使っちゃったなというのが率直な気持ちなんですけれども、以後、そういうことのないようにお願いをしたいということと。
それから、あと医療機関は、これはもちろん職員が携わるのとは別に医療の専門家が入るわけですので、その辺のところは、今、私が思うには、少し作業が大変なのかなと。事務的なことで話が進められるものと、それから専門的な医療の分野からの話と、そこら辺のところをどうやって話をまとめてすり合わせていくのかなと少し懸念をするところがありますが、その辺のところは、十分にもう承知の上というか、理解の上で進めていくということでよろしいでしょうか。
263: ◯村松副委員長 小澤健康未来課長。
264: ◯小澤健康未来課長 大きく2点ということで、1点目のほうにつきましては、令和4年度の調査につきましては、先ほど佐野委員の御質問と少し重なっちゃう部分がありますけれども、今の建物があります、建て替える場合はどういうことができるかと、そのスペースですか、担保できるのかということの調査でございましたので、イコールそれが選択肢にはなっているものじゃなくて、可能性として余地があるかという、スペース論と捉えていただけると、そこの部分につきましては無駄にはなっていないということで私どもは理解をしているということで、そこだけ少し御説明をさせていただいています。
それから、医療の関係者ということで、もちろん中東遠総合医療センター、後方支援病院でありますし、市内の医師会としての後方支援としての病院の在り方もある、あるいは今、聖隷福祉事業団に指定管理者でやっていただいて、聖隷福祉事業団が見ているこの地域医療としてのありようという形があると思います。また、行政機関としても、やはり保健所だったり、県とかのこれから地域医療政策も変わってくるところがございますので、それに対してどうかというのも、しっかり把握をするという形があります。当然、それぞれの見識のある方々、それぞれの目線の中で必要性を感じたことをいろいろ御発言いただけると思っています。
最終的には、そこで意見がいろいろ出ますけれども、それはやはり袋井市に持ち帰らせていただいて、当然、それをやるに当たって、必要性があるものは全てできるとは限らないとも思っていますので、そこについてはいろいろな案が出る中で、いろいろな金額との兼ね合いもあると思いますので、それは市議会の皆様方に少しいろいろ御協議をさせていただく中で、どのような方向を袋井市として導き出していくのがいいかという形で調整をかけていくような形を取らせていただければと、それが基本構想の中の段階においてもそういう局面があると思っていますので、その中での調整という形で、市議会の皆様と一緒にそこは御協議させていただいて、調整、すり合わせをしていけたらと思っています。
265: ◯近藤委員 結構です。
266: ◯村松副委員長 委員長、交代します。
267:
◯近藤委員長 ほかに御意見いかがでしょうか。
太田委員。
268: ◯太田委員 では、1点伺わせていただきます。
いろいろ御説明いただきました。地元でも、この話をすると、割と皆さん興味深く聞いてくださって、大変関心のあるものだろうなと思っております。また素案とか出てきた段階で、いろいろぜひ中身については議論させていただければと思います。
一つ、スケジュールに関して質問なんですけれども、今回の基本工程案では、令和7年11月ぐらいに基本構想の策定をめどとしていると。全体としては基本構想2年で、最後の施設建設までに3年、合計で全部で七、八年ぐらいですか、今の段階ではそれぐらい見ていると。
今回の将来構想策定の背景の目的の部分で、課題で、ソフト面とハード面があったかと思います。ソフト面に関しては、少し語弊がある言い方かもしれませんけれども、どれだけ延びても議論を尽くせば、もっといろいろないいものができてくるのかなとは思います。
ただ、このハード面に関しては、やはりリミットというものがあると思うんですね。耐用年数という問題があって、これが多分、延びれば延びるほど結局、中途半端に補修のお金がかかったりとか、そういったものがあると思います。今回、入札不調もあって、少しどれぐらいか分からないですけど、つまずいた部分もあります。
当局として、ハード面の耐用年数も考えた上で、どれぐらいまでにはある程度案をまとめて、この最終段階、施設建設、今は七、八年とはなっていますけれども、最悪延ばすことができる、早いにこしたことはないんですけれども、どれぐらいまでも引っ張ることができるのか、この辺ぐらいまでには何とか収めたいと、そういったものがあるのかどうか教えていただければと思います。
269:
◯近藤委員長 小澤健康未来課長。
270: ◯小澤健康未来課長 ただいまの太田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
総合健康センターにつきましては、長寿命化計画、3R計画というのもつくっております。鉄筋コンクリートは築80年というのがあるんですが、先ほど来少し説明させていただいたところでありますけれども、大規模修繕、屋上、防水とか外壁とか、もちろん建物的にもそうですけど、設備的にも大きな大規模修繕というのは施しておりません、40年たって。その中で、劣化度調査というのも過年度調査しているところがありまして、かなり中性化も、理論値がかなり進んでいるという形の数字も出ております。
そうした中で、3R計画の中での考え方は、目標年数60年という見方も今、しております。そうした中で考えますと、だんだん数字と話すという形になるかもしれませんが、2039年が一つ、そこら辺のレンジにはなってくるのかなと思っています。そこまでは寿命という形で思っています。
そう考えますと、4年程度延期することはできるかもしれません、この議論は。ただ、その代わり、大規模修繕をしていませんので、いろいろ施設の老朽化は先ほど言ったようにかかってしまうと、改定をしなきゃいけない時期が近づいている中で中途半端な修繕をやるのかという議論があるので、そこは考えますと、私どももこの議論は、どういう答えを出していくにせよ、検討はより早く、結論を早く出していくということが大事なものだと思っています。
この今、基本構想のスケジュールも、やはり保健、介護、福祉、大きく言うと健康福祉のセンターみたいな考え方、概念的なものと、医療の施設を建てるという、大きな二つの考え方のコンセプトを持ったものをどうしましょうかという話を、それを佐野委員がおっしゃるように、どういうものとしていくべきかということを考えていくものになります。
今後、それも含めて、より早くやはり答えを出していくということが本当に大事だと思っていますので、うちとして私どもとしては、今から債務負担を取らせていただいて期間を取っていますが、それは大きな予算もかかる話で、今やっていることをやめるとか、もっとこういうことが必要だということになると、やはりお金がもっとかかる、こうなったときにやはりいろいろな議論が出ると思っていますし、それは、医師会とか医療関係者の御意見も先ほどありましたけど、調整というのもあろうかと思っています。
そうすると、なかなか答えを出すというか、方針を決めるに当たっても、なかなか時間がかかるのではないかということも、今、この中には含んでおります。そうした調整が早く進めば、より議論が早くなるということもありますので、いたずらに時間を使うということではなくて、これまでの経過も踏まえつつ、より迅速に検討は進めるように努力してまいりたいと考えています。
271:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
272:
◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
イ 第3次袋井市健康づくり計画(最終案)について
273:
◯近藤委員長 続いて、報告事項イ、第3次袋井市健康づくり計画(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤健康未来課長。
274: ◯小澤健康未来課長 (省略)
275:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
この健康づくり計画に対しましては、10月25日に
民生文教委員会で審査をしました。それから、11月6日に全員協議会にかけて、今日が3回目ということですが、それぞれ素案の段階で、
民生文教委員会、全員協議会、それぞれに意見をいただきました。そのいただいた意見を、全員協議会も含めていただいた意見を、今回、このような形で修正の形で上げられていますので、主な意見に対しての今後の対応ということで網羅してくれてありますので、それだけ御承知おきいただければありがたいなと思います。
では、この後の袋井市長寿しあわせ計画につきましても同じように、挙げられてきた意見については全て網羅した形で検討し、そしてまた上げてくれてありますので、その辺も御承知おきいただきたいと思います。
いかがでしょうか。御意見ありますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
276:
◯近藤委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
ウ 袋井市長寿しあわせ計画(第10次袋井市高齢者保健福祉計画・第9期
袋井市介護保険事業計画)(最終案)について
277:
◯近藤委員長 次に、報告事項ウ、袋井市長寿しあわせ計画(第10次袋井市高齢者保健福祉計画・第9期袋井市介護保険事業計画)(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木健康長寿課長、お願いします。
鈴木健康長寿課長。
278: ◯鈴木健康長寿課長 (省略)
279:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ありませんでしょうか。どうでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
280:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、4時から会議を再開したいと思います。よろしくお願いします。
(午後3時50分 休憩)
(午後3時59分 再開)
281:
◯近藤委員長 それでは、お集まりですので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
私が言うのもなんですけれども、あと残すところ5件です。どれぐらい進めるか、慎重審議はもちろんのことですけれども、頭に入れながらいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
────────────────────────────────────────
エ 介護予防・日常生活支援総合事業の充実にむけた令和6年度以降の取
り扱いについて
282:
◯近藤委員長 それでは、次に、報告事項エ、介護予防・日常生活支援総合事業の充実にむけた令和6年度以降の取り扱いについてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木健康長寿課長、お願いします。
鈴木健康長寿課長。
283: ◯鈴木健康長寿課長 (省略)
284:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
村松委員。
285: ◯村松委員 予算説明資料の中の3款1項1目の中でも出てくるんですが、こちらの資料だと1ページ目の、青い破線の中のチームオレンジというものの詳細を少し教えていただきたいんですが。
286:
◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
287: ◯鈴木健康長寿課長 村松委員の御質問にお答え申し上げます。
チームオレンジと申しますのは、認知症の方を支えるチームでございまして、認知症の方がどのような生活をしたいのか、どんなことに悩んでいるのか、そういった相談に乗りながら、認知症の方が過ごしやすい生活ができるよう支援するチームの方でございます。
288:
◯近藤委員長 村松委員。
289: ◯村松委員 本市に現在何人ぐらいいて、どのような研修をすれば、そのチームオレンジになれるのか、また少しその詳細を教えてください。
290:
◯近藤委員長 鈴木健康長寿課長。
291: ◯鈴木健康長寿課長 チームオレンジの人数といいますか、チームオレンジはチーム数という形でカウントしておりまして、現在、袋井市内には3チーム、三つのチームが存在しております。
これ、チームを組まれる方、どんな経緯を経ているかと申しますと、大体、認知症サポーター養成講座等を受講したり、住民主体の研修の活動をされている方、こうした方々がチームオレンジ養成講座、これ、年に1度開催しておりますけれども、そういった養成講座に参加する中で、地域包括支援センターに配置している認知症地域支援推進員と連携してスキルアップを図ってチームオレンジになっていくと、このような形でさらなる増加を進めているところでございます。
292:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
293:
◯近藤委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
オ 袋井市国民健康保険保健事業実施計画(データへルス計画)第3期計
画及び袋井市国民健康保険特定健康診査等実施計画第4期計画(最終
案)について
294:
◯近藤委員長 次に、報告事項オ、袋井市国民健康保険保健事業実施計画(データへルス計画)第3期計画及び袋井市国民健康保険特定健康診査等実施計画第4期計画(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木保険課長、お願いします。
鈴木保険課長。
295: ◯鈴木保険課長 (省略)
296:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
297:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
カ 袋井市第4次障がい者計画(第7期障がい福祉計画・第3期障がい児
福祉計画)(最終案)について
298:
◯近藤委員長 次に、報告事項カ、袋井市第4次障がい者計画(第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画)(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
金原しあわせ推進課長、お願いします。
金原しあわせ推進課長。
299:
◯金原しあわせ推進課長 (省略)
300:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
301:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
当局の皆さん、それから委員の皆さんにあらかじめお諮りをしたいと思いますが、あと残すところ、報告事項2件となりました。5時を回ることが予想されますが、5時過ぎての審査ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
302:
◯近藤委員長 ありがとうございます。それでは、袋井市議会会議規則第8条の第2項の規定によりまして、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたしますので、御承知おきください。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
キ 令和6年度不登校対策支援事業について
303:
◯近藤委員長 それでは、次に、報告事項キ、令和6年度不登校対策支援事業についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
神田学校教育課長、お願いします。
神田学校教育課長。
304:
◯神田学校教育課長 (省略)
305:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
太田委員。
306: ◯太田委員 教育支援センターひまわりの機能強化ということで御説明いただきました。
まず1点、確認なんですけれども、3階の会議室をひまわりに変更するということで、会議室、時々私も使わせていただいていたんですけれども、これは入れ違いにするというかじゃなくて、完全にもう、昼も夜もひまわりとして確保するということでよろしいでしょうかというのがまず1点と。
質問なんですけれども、(1)の通級する児童生徒数の推移ということで、定期的に令和元年度から20人強30人弱、大体人数が決まってきているんですけれども、不登校者数に対する割合というのは、やはり年々下がってきてしまっているというのがあります。これというのは、単純に教室に当たるこの箱、人員のスペースの問題で、例えば入りたいという子を断ったりとか、そういったことはあるのでしょうか。それか、単純に不登校者数は増えているけれども、来ていただける子、みんな来ていただいてもこれぐらいになっているよという、落ち着いているのか。
その辺、不登校者数の割合が減っていっているのが少し気になっているので、その問題が、この箱の問題なのか、それ以外のところに問題があるのかというのを少し教えていただければと思います。
307:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
308:
◯神田学校教育課長 それでは、太田委員の御質問についてお答えを申し上げます。
まず1点目の、3Bの会議室を昼も夜も教育支援センターひまわりとするかという御質問ですが、そのような形でやらせていただきたいなと考えております。教育企画課のほうで、本年度の使用状況等をいろいろ調べた結果、3Bをひまわりのほうに専属で使うことになっても困らない状況であるということが分かりましたので、そのような形で進めます。
それから、2点目でございます。割合、本年度は現時点で9.2%ということで下がっているというような御指摘がございました。これは、250人のうちの23人ということで、じゃ、それ以外の子供たちはとなりますと、多くの子は不登校、30日欠席ということで不登校カウントにはなっておりますけれども、本籍校のほうで学んでいるというような形になります。ただ、中にはやはり家から出られないというような子供、若干おります。それは事実でございます。
したがいまして、多くの子が学校のほうに通えているというような状況から、割合としては減っているような形にはなっておりまして、通級希望等はたくさんあります。現在も、相談をいろいろ伺っておりますが、希望したらすぐどうぞということではなくて、中にはまだまだ学校のほうに通えるというような可能性を残した子供たちもおりますので、市教育委員会としましては、できる限り子供たちが本籍校に通えるというような状況をつくっていきたいなというようなことを思っておりますので、そういったところも踏まえながら、個々の子供たちの状況を確認して、やはり学校には行けないなという子供については、教育支援センターひまわりのほうにつなげるという形で進めてございます。
309:
◯近藤委員長 太田委員。
310: ◯太田委員 よく分かりました。ここに通いたいよという子がいらっしゃったら、なるべく受け入れられる体制を整えていただけるということで、ぜひよろしくお願いいたします。
少しそれに関連しまして、教室の場所が増えるということで、職員体制がこれ、今、9名とあるんですけど、これは何かしら増員があって9名なのか、増える前から9名でずっとそのままいくのかというのが少し分からないんですけれども、それ、教えていただければと思います。
311:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
312:
◯神田学校教育課長 では、太田委員の御質問についてお答えを申し上げます。
職員9名ですけれども、本年度の9名、同じような人数で、変わらず対応してまいりたいなと思っております。ただ、教室が二つになりますので、それぞれ役割分担をして、上の教室にいる者、それから、下で子供たちに対応する者ということで、今後、どのような体制で支援をしていくかということを話しながら取り組んでいきたいと、進めていこうと思います。
313:
◯近藤委員長 太田委員。
314: ◯太田委員 職員の人数は変わらないということですけれども、やはり結構デリケートなというか、なるべく、目をかけるというのも変ですけれども、丁寧な対応が必要になってくるかと思いますので、ぜひ必要に応じて、また職員体制を途中でというのも少し変な話ですけれども、適宜対応していただければと思います。よろしくお願いいたします。
315:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
いいですか。
316: ◯村松副委員長 委員長、交代します。
近藤委員。
317: ◯近藤委員 では、質問させていただきます。
本当に常日頃の子供たちの居場所づくりということで、教育委員会の皆様には御苦労されていることを心から感謝申し上げると同時に、その心労も大変なものがあろうかと思います。ありがとうございます。
私、質問させていただきますのは、不登校になる子供たちの原因というのはいろいろあろうかと思いますが、そこにありますように、不安なところ、それが学力であったり、人間関係であったり、あるいは愛着形成というようなところも書かれておりますけれども、「など」となっておりますが、進路は子供たち、どうも悩んでしまって、それで学校に行って友達となかなか話をするのがつらいというような話も昔からよく聞いているわけですけれども。
そういうような子供たちを、小学校から中学校へ行くのに、小1プロブレム、それから中1ギャップという言葉がありますが、不登校の子供たちの関係というのは、要するに小1プロブレム、中1ギャップ、この辺で引っかかるという子供たちはいるんでしょうか。その辺のところ、少し確認をさせていただきたいなというのが1点と。
それから先般、私たち会派でこども家庭庁へ行って、職員の方にいろいろと教えていただきました。袋井市も、浜松市、それから掛川市等のフリースクールに行っている子供たちが12名いるということを伺いました。こども家庭庁の方がおっしゃるには、将来的にはフリースクールも考えざるを得ないんじゃないか、それは地域の実態だとか学校の様子に合わせて、考えざるを得ないのかなというようなことをおっしゃっていました。
その一つの根拠は、やはり文部科学省通達にありますように、そこに通っても、所属校の校長が、それは出席扱いですよという判断をすれば出席になると。つまり、そうなれば、中学校への進学あるいは高校への進学等も、不利にならないで調査書に記載ができると。そんなことから、フリースクールの見直しというものを少し考えざるを得ない状況に、袋井市もひょっとしたらこれからなるのではないかなというような気がいたします。その辺のところのお考えを少しお聞かせいただければと。よろしくお願いします。
318: ◯村松副委員長 神田学校教育課長。
319:
◯神田学校教育課長 それでは、近藤委員の御質問についてお答え申し上げます。
まず1点目の、小1プロブレム、それから中1ギャップの件でございます。
小学校1年生の子供たちにつきましては、不登校の子供が大変少なくなりまして、本年度も1名が該当しているというような報告があります。ただ、この1名も、学校生活がつらいとかそういうわけではなくて、家庭的な事情でというようなお子さんと把握をしております。
それから、中1ギャップにつきましては、中学校に行ってから不登校になっている子供は、やはり少し増えてきているかなということは少し懸念をしております。その前の段階として、さらに少し心配しているのは、ここ2年多いなと感じているのは、小学校5年生、6年生あたりから少しずつやはり増えてきて、中学校1年生になっても増えるといった傾向が増えているかなと感じております。高学年の子供たちの思いを十分知って、中学校のほうにもしっかりつなげながら、中学校1年生になって不登校になってしまうというようなことにならないように、努めてまいりたいなと考えているところであります。
それから、2点目のフリースクールの件でございます。
本市につきましても、校長が認めれば出席とするという形で対応してございます。ただ、それに当たりまして、各家庭等、どのような状況があるのか、それからフリースクールでどのようなカリキュラムで子供が、お子さんが学習をしているか、そういったところもきちんとつかみまして、学校職員もフリースクールのほうに可能な限り行くようにしまして、教育委員会のほうも足を運びまして、状況を確認した中で校長が認めていくというような形で、今、対応しているところでございます。
320: ◯村松副委員長 近藤委員。
321: ◯近藤委員 答弁をいただきました。
アウトリーチ型の支援ということで、1名の方が派遣をされているということですが、もう少し大勢、ぜひとも子供たちに寄り添う体制をつくるならば、欲しいところだなというような気がいたしますので、その辺の検討もまたお願いしたいと思います。
それからあと、私の近くでも時々、お隣が広場、公園になっているものですから、子供たちが遊んでいるんですね。何でこの時間にと思って行きますと、親子でキャッチボールしたり、ボールを蹴ったりしている、そういう状況を見ると、本来ならばもちろん学校へ行ってということなんですが、学校に行けないのでお父さん、お母さんが子供たちといるという状況を見ると、大変切ないし、何とかしてあげたいと思って声もかけてあげると、実にいい子なんですね。どこに悩みが子供たちは持っているのかなということも計り知れない、分からないところなんですけれども、そういう子供たちに寄り添うということがとにかく大事だなと。
これは、親であれ、学校の先生方であれ、それから地域の方であれ、何らかの形で寄り添う機会を増やしてやって、そこに子供たちを入れて、子供たちの話を聞く、意見を聞く、一緒に遊んであげるというところの、アプローチの仕方というのも、一つ勉強とは別に、何か必要なのかなというのと、子供たちの様子を見て感じたところですけれども。学校は学校として当然、それなりの形態を持って学習指導要領にのっとってやらなければならないことは重々承知ですが、原則としてとか、例えばこういうケースもあり得るという、拡大的な解釈の中で子育てができるならば、子供たちにとってもよりいいことかなというような気がいたします。
いずれにしましても、子供たちの将来はこれから先60年70年、まだ続くわけですので、この最初のところをしっかりと寄り添ってあげるということが大事ということで、教育委員会の皆様には大変な御苦労をかけておりますけれども、これからもぜひとも御支援をよろしくお願いしたいと思います。何か意見、御答弁ありましたら、よろしくお願いします。
322: ◯村松副委員長 神田学校教育課長。
323:
◯神田学校教育課長 ありがとうございます。
アウトリーチ型の支援、今、スクールカウンセラー経験者1名ということで、本当に丁寧に対応のほうをしております。もちろん今はお話しいただきましたように、もっともっとそういう方がいればいいなと我々も思うところでありますが、なかなかそういった家庭のほうにも入っていって、子供に寄り添っていってというような、できる方も多くはございませんので、今後、そういった増員も含めて検討していきたいなと考えております。
この支援員の現状ですけれども、本年度は2人の子供に関わり、家庭の中に入って支援を今、続けているところであります。本当に時間がかかります。近藤委員からも御指摘ありましたように、原則がなかなか通じないんですね、それでやると、やはりうまくいかないというような状況でありますので、常日頃心がけているのは、子供一人一人のその日の状況に応じて、言葉がけ、本当に十分気をつけながら、配慮しながら声かけをして支援をしているというところであります。それから、あわせて、やはり保護者の方々も、大変いろいろな悩み等も抱えていらっしゃいますので、そういったところも一緒に聞きながら、寄り添いながら、今、支援をしているところであります。
1人の子は中学校3年生でございまして、もうすぐ卒業ということで、その後、どういう形で進学のほうにつなげていくかというところも、学校の職員も併せて一緒に保護者と考えているところでありまして、このままだと、なかなかまだまだ家庭から出れないかもしれないといったことも予想しておりますので、福祉サイドにもきちんとつないで、今、中学校卒業した後、誰も関わらないというような状況にならないようにということを配慮しながら、進めているところであります。
324: ◯村松副委員長 委員長、交代します。
325:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほかにいかがでしょうか。ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
326:
◯近藤委員長 ほかには質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
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ク 令和5年度袋井市立中学校の部活動地域連携・移行に関する取組経過
について
327:
◯近藤委員長 次に、報告事項ク、令和5年度袋井市立中学校の部活動地域連携・移行に関する取組経過についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
神田学校教育課長、お願いします。
神田学校教育課長。
328:
◯神田学校教育課長 (省略)
329:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
竹村委員。
330: ◯竹村委員 6ページの部活動地域連携・移行に関する一般向けの説明会の開催ですけれども、2回行われているんですけれども、1名と22名とかなり人数に差があるのはなぜかというのと、今後、また説明会は随時行っていくということでよろしいんでしょうか。
331:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
332:
◯神田学校教育課長 それでは、竹村委員の御質問についてお答え申し上げます。
1月17日の1回目につきましては、夕方、実施をしています、昼の時間。そのこともありまして、大変少ない人数となったと考えております。2回目は夜に行いましたので、このときはたくさんの方々にお集まりいただきまして、やはり時間帯も考慮しないといけないかなということを反省しているところでございます。
また、今後につきましても、状況を把握しながら、必要に応じて実施も検討していきたいなと考えております。
333:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。令和5年度から令和7年度までの3カ年の中で決めていくということですので、今、ちょうど現在進行中ですので、これもまた御苦労があろうかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
よろしいでしょうか、ほかに。どうでしょうか。
334: ◯戸塚委員 いいですか、1件。
335:
◯近藤委員長 戸塚委員。
336: ◯戸塚委員 地域移行というお話の中で、実は自分の孫が今、浅羽中学校に通っているんですけれども、サッカーをやっているんですけれども、クラブチームでやっているものですから、夜、例えば袋井中学校だとか袋井南中学校だとかで、当然、僕はおじいちゃんなものですから、息子が仕事でどうしてもというときには自分か家内が送迎をするんですけれども。
それで、例えば車の中で話をするんですけれども、中学校の部活動でやっている子供たちは、中学校体育連盟ですか、学校のそういうのは行けるんだけれども、クラブでやっていると結局そっちのほうには出れないと。それで、選択は同じサッカーなんだけれども、種目によってとかってあると思うんですけれども、やはりそれぞれの子供が、志というか、やはりうまくなりたいから、どうしても部活動だけではということで、そういう選択をしたと思うんですよ。それはそれでいいと思うし、その中で当然、月謝を払って、月謝というんですか、コーチ料を払って、それなりの負担でやっているんですけれども、ここで言うような話だとか、そういうのが少し議論の中で出ていると思うんですけれども。それをある程度、私も、親がということであれば、そういうものだなと思って見ているんですけれどもね。
その辺が実際、例えば競技する種目によって、例えばもう一つの例として、自分の事例でやっていますのであれですけれども、娘が卓球をやっているときにスポーツ少年団というのがあって、スポーツ少年団はその少年団で、要するに卓球に精通した人がある程度技術的なことを教えてくれるんですから、学校に卓球がよくできる先生がいれば、それでもそれなりに上達するんですけど、やはりスポーツ少年団で3倍も5倍も練習をやっていて、例えば小学校6年生から中学校に上がったときには、中学3年生とやっても勝っちゃうんですよね。というようなことで、これはもう随分前の経験なんですけれども。そのときに物すごく気を使ったのは、学校の先生がいじめに遭っちゃいかんなと、やはり1年生で出てきて勝負すると上級生が負けちゃうもんでというようなことがあってというのは少し、いろいろ移行の中で私も思い出したんですけれどもね。
実際、そういうところも、移行していったときに、やはりふだん子供は学校で終わって、そこで食事して勉強して終わっちゃうのとか、片方は夜7時から9時頃まで一生懸命練習してやっているんだけれども、それはクラブでしかできない。これ、サッカーが特殊なのかなといえば、私も少し息子なんかともそういう話はするんですけれども、そういうことというのは、今後、少しその辺がぼやっとしちゃっているんですけどね。分かる範囲で少し教えていただければと思うんです。
337:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
338:
◯神田学校教育課長 では、戸塚委員の御質問についてお答え申し上げます。
サッカーに限らず、今、地域のスポーツクラブ等もいろいろ活発に活動していただいておりまして、子供たちも部活動に加入している子供の率は大変高いんですけれども、中には、部活動にも入りながら、いわゆるまた違うクラブへというお子さんもおりますし、全く違ったスポーツをやっているお子さんもいるかなと思います。その点は、昔と比べると選択肢が非常にたくさんになりまして、選択の幅も、子供たち自身も随分広がったかなと捉えております。
中学校体育連盟の大会参加につきましては、種目によって様々でして、私も今、この場でどの競技がどうだということをなかなか申し上げにくいところがありますが、今、中学校体育連盟自体も、種目ごとに参加についていろいろ検討を進めているところで、実際にこういった要件を満たしていれば、地域のクラブも参加可能だというような種目もございます。
それに応じながら、今、対応しているということでありまして、本年度、協議をいろいろ進めていく中で、一つ話題になったのは、特に小学校6年生の子供たちが中学校に入学するに当たって、そういった中学校体育連盟への参加がどうなるのかというところも踏まえて、クラブに入るのか部活動でいくのかということを選択したいという声もいただきました。その辺、入学してから、こんなはずじゃなかったということにならないように、子供たちや保護者、小学校6年生の子供たちについては、その辺はしっかり説明をするということで本年度進めてまいりました。入学説明会等で、そういった話もさせていただいたところでございます。
339:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
340: ◯村松委員 先ほど戸塚委員も少し細かな、いろいろなことに対しても考えていますよというようなことであれだったんですが、最後のページの細かな、多様なニーズへの対応ということを考えていくと、トップ層、ミドル層、レクリエーション層ということで書いてあるんですが、少し私が携わっているバレーボールの例でお話しすると、男子は袋井中学校しかございませんので、カテゴリーに分けることは少しできないとは思うんですが、女子にすれば、市内4校全部バレーボール部がございますので、例えばしっかりトップを狙いたい子供たちは例えば浅羽中学校でやります、そこそこやりたい子供たちは、じゃ、袋井中学校でやりますとかというカテゴライズで、そこにしながら進んでいくのか、一つの中学校だけで三つを完結させてしまうのか、細かなことをいろいろ考えていかなきゃいけないと思うんですよね。
じゃ、例えばそういう形にしたときに、よその学校へ行ってけがをしてしまった、それの対応だったりというのは、先生であったらすぐに対応できるところがあるのかもしれないですけど、外部の指導者だと少しいろいろな対応が、出だしから遅れてしまう可能性も考えられますし、様々な細かいことを考えていかなきゃいけない中で、現在、どのようなことを考えているのか、全体的に少し教えていただけるとありがたいです。
341:
◯近藤委員長 神田学校教育課長。
342:
◯神田学校教育課長 村松委員の御質問に申し上げます。
多様なニーズに対応するという考えですが、まだまだこういったことを考えていかなければならないだろうということを、他自治体の取組等も参考にしながら、懸案事項の一つとして今、捉えているところでして、具体的にはどういうようにしていこうかというところまで、まだまだ煮詰まっていないようなところでございます。
村松委員のほうから御指摘ありましたように、一つの中学校の中だけでやるというものではなくて、全体として考えていくということがやはり必要ではないかなということは、協議の中でも出ております。また、種目によりまして、トップ層、ミドル層、レクリエーション層と、こういったような動き方、できるものとできないものもありますし、子供たちのニーズもそういったところにあるかどうかというところもありますので、一つ一つ、今後、あと子供たちの声も大切にしながら、具体的に実際そういったことが可能かどうかというところも踏まえながら、検討のほうを進めてまいりたいなと思っております。
また、けがをした場合の対応等、地域の方々にお願いしていくに当たり、いろいろなところ、これまでは教員が対応しておりましたので、学校の中でできていたことが十分できていないようなところも起きてはいけませんので、そういったところも課題事項として押さえながら、今後、協議を進めていきたいなと考えております。
343:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
344:
◯近藤委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
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その他(資料提供)
ア 令和6年度予防接種事業について
イ 令和5年度認知症サポーターチームオレンジ養成講座開催結果報告
ウ 令和5年度相談支援事業所等連絡会開催結果報告
エ 保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金 令和5
年度の評価結果について
オ 令和5年度 マイナンバーカード普及推進の取組状況について
カ 宇刈里山公園への「化石レプリカ・説明看板等」の設置及びお披露目
会の開催について
345:
◯近藤委員長 次に、議題(4)その他(資料提供)に入りますが、当局から以下、補足説明のものはございますでしょうか。
それから、委員の皆様から、質疑などありましたら受けたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
346:
◯近藤委員長 特になければ各自、後で後刻、御覧をいただくことにいたします。よろしくお願いします。
これをもちまして、議題(4)のその他については終了といたします。
以上で、今回の
民生文教委員会における案件は全て終了いたしました。
これをもちまして、委員会を閉会いたします。
(午後5時31分 閉会)
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