袋井市議会 2024-03-05
令和6年建設経済委員会 本文 開催日:2024-03-05
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建設経済委員会 本文 2024-03-05 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯村井委員長 選択 2 :
◯鈴木農政課長 選択 3 :
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◯鈴木農政課長 選択 6 :
◯村井委員長 選択 7 :
◯鈴木農政課長 選択 8 :
◯村井委員長 選択 9 : ◯大庭委員 選択 10 :
◯村井委員長 選択 11 :
◯渥美土木防災課長 選択 12 :
◯村井委員長 選択 13 : ◯安間副委員長 選択 14 : ◯村井委員 選択 15 : ◯安間副委員長 選択 16 :
◯渥美土木防災課長 選択 17 : ◯安間副委員長 選択 18 : ◯村井委員 選択 19 : ◯安間副委員長 選択 20 :
◯渥美土木防災課長 選択 21 : ◯安間副委員長 選択 22 : ◯村井委員 選択 23 : ◯安間副委員長 選択 24 :
◯渥美土木防災課長 選択 25 : ◯安間副委員長 選択 26 :
◯村井委員長 選択 27 : ◯大庭委員 選択 28 :
◯村井委員長 選択 29 :
◯渥美土木防災課長 選択 30 :
◯村井委員長 選択 31 : ◯佐藤技監 選択 32 :
◯村井委員長 選択 33 : ◯大庭委員 選択 34 :
◯村井委員長 選択 35 : ◯大河原副市長 選択 36 :
◯村井委員長 選択 37 : ◯石田都市建設部長 選択 38 :
◯村井委員長 選択 39 :
◯渥美土木防災課長 選択 40 :
◯村井委員長 選択 41 : ◯大庭委員 選択 42 :
◯村井委員長 選択 43 : ◯寺田委員 選択 44 :
◯村井委員長 選択 45 :
◯渥美土木防災課長 選択 46 :
◯村井委員長 選択 47 : ◯寺田委員 選択 48 :
◯村井委員長 選択 49 :
◯渥美土木防災課長 選択 50 :
◯村井委員長 選択 51 : ◯寺田委員 選択 52 :
◯村井委員長 選択 53 :
◯渥美土木防災課長 選択 54 : ◯村井委員長 選択 55 : ◯村井委員長 選択 56 : ◯名倉都市整備課長 選択 57 : ◯村井委員長 選択 58 : ◯木下委員 選択 59 : ◯村井委員長 選択 60 : ◯名倉都市整備課長 選択 61 : ◯村井委員長 選択 62 : ◯木下委員 選択 63 : ◯村井委員長 選択 64 : ◯名倉都市整備課長 選択 65 : ◯村井委員長 選択 66 : ◯村井委員長 選択 67 : ◯村井委員長 選択 68 : ◯村井委員長 選択 69 : ◯小久江環境政策課長 選択 70 : ◯村井委員長 選択 71 : ◯寺田委員 選択 72 : ◯村井委員長 選択 73 : ◯小久江環境政策課長 選択 74 : ◯村井委員長 選択 75 : ◯寺田委員 選択 76 : ◯村井委員長 選択 77 : ◯小久江環境政策課長 選択 78 : ◯村井委員長 選択 79 : ◯村井委員長 選択 80 : ◯村井委員長 選択 81 : ◯和井内上下水道課長 選択 82 : ◯村井委員長 選択 83 : ◯寺田委員 選択 84 : ◯村井委員長 選択 85 : ◯和井内上下水道課長 選択 86 : ◯村井委員長 選択 87 : ◯寺田委員 選択 88 : ◯村井委員長 選択 89 : ◯和井内上下水道課長 選択 90 : ◯村井委員長 選択 91 : ◯寺田委員 選択 92 : ◯村井委員長 選択 93 : ◯寺田委員 選択 94 : ◯村井委員長 選択 95 : ◯和井内上下水道課長 選択 96 : ◯村井委員長 選択 97 : ◯和井内上下水道課長 選択 98 : ◯村井委員長 選択 99 :
◯村井委員長 選択 100 :
◯村井委員長 選択 101 : ◯和井内上下水道課長 選択 102 :
◯村井委員長 選択 103 : ◯大庭委員 選択 104 :
◯村井委員長 選択 105 : ◯和井内上下水道課長 選択 106 :
◯村井委員長 選択 107 : ◯本多環境水道部長 選択 108 :
◯村井委員長 選択 109 : ◯大庭委員 選択 110 :
◯村井委員長 選択 111 : ◯和井内上下水道課長 選択 112 :
◯村井委員長 選択 113 :
◯村井委員長 選択 114 :
◯村井委員長 選択 115 :
◯鈴木農政課長 選択 116 :
◯村井委員長 選択 117 : ◯木下委員 選択 118 :
◯村井委員長 選択 119 :
◯鈴木農政課長 選択 120 :
◯村井委員長 選択 121 : ◯木下委員 選択 122 :
◯村井委員長 選択 123 :
◯鈴木農政課長 選択 124 :
◯村井委員長 選択 125 : ◯寺田委員 選択 126 :
◯村井委員長 選択 127 :
◯鈴木農政課長 選択 128 :
◯村井委員長 選択 129 : ◯寺田委員 選択 130 :
◯村井委員長 選択 131 :
◯鈴木農政課長 選択 132 : ◯村井委員長 選択 133 : ◯村井委員長 選択 134 : ◯村井委員長 選択 135 : ◯廣岡産業未来課長 選択 136 : ◯村井委員長 選択 137 : ◯村井委員長 選択 138 : ◯村井委員長 選択 139 : ◯清水都市計画課長 選択 140 : ◯村井委員長 選択 141 : ◯村井委員長 選択 142 :
◯村井委員長 選択 143 : ◯和井内上下水道課長 選択 144 :
◯村井委員長 選択 145 : ◯大庭委員 選択 146 :
◯村井委員長 選択 147 :
◯村井委員長 選択 148 : ◯和井内上下水道課長 選択 149 :
◯村井委員長 選択 150 :
◯村井委員長 選択 151 :
◯村井委員長 選択 152 : ◯和井内上下水道課長 選択 153 :
◯村井委員長 選択 154 :
◯村井委員長 選択 155 :
◯村井委員長 選択 156 :
◯鈴木農政課長 選択 157 :
◯村井委員長 選択 158 : ◯寺田委員 選択 159 :
◯村井委員長 選択 160 :
◯鈴木農政課長 選択 161 :
◯村井委員長 選択 162 : ◯寺田委員 選択 163 :
◯村井委員長 選択 164 : ◯安間委員 選択 165 :
◯村井委員長 選択 166 :
◯鈴木農政課長 選択 167 :
◯村井委員長 選択 168 : ◯安間委員 選択 169 :
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◯鈴木農政課長 選択 174 : ◯村井委員長 選択 175 : ◯大庭委員 選択 176 : ◯村井委員長 選択 177 : ◯村井委員長 選択 178 : ◯村井委員長 選択 179 : ◯村井委員長 選択 180 : ◯村井委員長 選択 181 : ◯村井委員長 選択 182 : ◯村井委員長 選択 183 : ◯村井委員長 選択 184 : ◯村井委員長 選択 185 : ◯村井委員長 選択 186 : ◯村井委員長 選択 187 : ◯村井委員長 選択 188 : ◯村井委員長 選択 189 : ◯村井委員長 選択 190 : ◯廣岡産業未来課長 選択 191 : ◯村井委員長 選択 192 : ◯木下委員 選択 193 : ◯村井委員長 選択 194 : ◯廣岡産業未来課長 選択 195 : ◯村井委員長 選択 196 : ◯木下委員 選択 197 : ◯村井委員長 選択 198 : ◯廣岡産業未来課長 選択 199 : ◯村井委員長 選択 200 : ◯大庭委員 選択 201 : ◯村井委員長 選択 202 : ◯藤田産業部長 選択 203 : ◯村井委員長 選択 204 : ◯村井委員長 選択 205 : ◯村井委員長 選択 206 : ◯小久江環境政策課長 選択 207 : ◯村井委員長 選択 208 : ◯村井委員長 選択 209 : ◯村井委員長 選択 210 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 211 : ◯村井委員長 選択 212 : ◯大庭委員 選択 213 : ◯村井委員長 選択 214 : ◯大庭委員 選択 215 : ◯村井委員長 選択 216 : ◯本多環境水道部長 選択 217 : ◯村井委員長 選択 218 : ◯寺田委員 選択 219 : ◯村井委員長 選択 220 : ◯寺田委員 選択 221 : ◯村井委員長 選択 222 : ◯寺田委員 選択 223 : ◯村井委員長 選択 224 : ◯寺田委員 選択 225 : ◯村井委員長 選択 226 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 227 : ◯村井委員長 選択 228 : ◯寺田委員 選択 229 : ◯村井委員長 選択 230 : ◯大河原副市長 選択 231 : ◯村井委員長 選択 232 : ◯村井委員長 選択 233 : ◯村井委員長 選択 234 : ◯村井委員長 選択 235 : ◯清水都市計画課長 選択 236 : ◯村井委員長 選択 237 : ◯安間副委員長 選択 238 : ◯村井委員 選択 239 : ◯安間副委員長 選択 240 : ◯清水都市計画課長 選択 241 : ◯安間副委員長 選択 242 : ◯村井委員 選択 243 : ◯安間副委員長 選択 244 : ◯石田都市建設部長 選択 245 : ◯安間副委員長 選択 246 : ◯村井委員長 選択 247 : ◯村井委員長 選択 248 : ◯村井委員長 選択 249 : ◯清水都市計画課長 選択 250 : ◯村井委員長 選択 251 : ◯木下委員 選択 252 : ◯村井委員長 選択 253 : ◯清水都市計画課長 選択 254 : ◯村井委員長 選択 255 : ◯木下委員 選択 256 : ◯村井委員長 選択 257 : ◯清水都市計画課長 選択 258 : ◯村井委員長 選択 259 : ◯寺田委員 選択 260 : ◯村井委員長 選択 261 : ◯清水都市計画課長 選択 262 : ◯村井委員長 選択 263 : ◯石田都市建設部長 選択 264 : ◯村井委員長 選択 265 : ◯寺田委員 選択 266 : ◯村井委員長 選択 267 : ◯清水都市計画課長 選択 268 : ◯村井委員長 選択 269 : ◯村井委員長 選択 270 : ◯村井委員長 選択 271 : ◯村井委員長 選択 272 : ◯清水都市計画課長 選択 273 : ◯村井委員長 選択 274 : ◯大庭委員 選択 275 :
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◯村井委員長 選択 279 : ◯寺田委員 選択 280 :
◯村井委員長 選択 281 : ◯清水都市計画課長 選択 282 :
◯村井委員長 選択 283 : ◯寺田委員 選択 284 :
◯村井委員長 選択 285 : ◯清水都市計画課長 選択 286 :
◯村井委員長 選択 287 :
◯村井委員長 選択 288 :
◯村井委員長 選択 289 :
◯村井委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時55分 開議)
開 議
◯村井委員長 それでは、昨日に引き続きまして会議を再開させていただきます。
初めに、昨日、農政課に大庭委員のほうから御質問いただきました部分について、答弁漏れがございましたので、初めにその答弁をお願いしたいと思います。
鈴木農政課長。
2:
◯鈴木農政課長 それでは、私から、昨日、大庭委員から御質問いただきましたグリーンウェーブ活動に関するデータについて御報告をさせていただきます。
平成17年度からグリーンウェーブ活動に取り組んでまいりましたが、まず、グリーンウェーブの範囲につきましては、7.75ヘクタールでございます。そして、グリーンウェーブ活動を実施する前の松の本数でございますが、申し訳ございません、こちらのほうは調査しておらず、不明でございます。
また、グリーンウェーブ活動で補植した本数でございますが、1万7,300本ということで、うち松が1万6,800本、クスノキが500本でございます。それから、松枯れ等で伐採した本数でございますが、今まで1万2,000本ほど伐倒してございます。
以上、昨日の答弁の補足とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
3:
◯村井委員長 大庭委員、再質問がございましたら。
大庭委員。
4: ◯大庭委員 1万7,300本のうち、今、そのうち切っちゃったのが1万2,000本ということですね、伐倒したのは。1万7,300と、その次のが聞き取れなかったので、もう一回言ってくれる。
5:
◯鈴木農政課長 植えた本数が1万7,300でございます。伐倒した本数、これは従前から生えていた木も含めております。それが約1万2,000本。
グリーンウェーブで補植した1万7,300本のうち、おおむね6割程度が生育しているという状況でございます。ですので、植えた1万7,000本のうちの4割、約6,900本程度については枯れてしまったという状況でございます。
6:
◯村井委員長 鈴木課長、申し訳ないですけど、松が1万6,800本補植をしたということですが、このうちの4割ということでいいですか。クスノキも含めて。
7:
◯鈴木農政課長 クスノキも含めてです。
8:
◯村井委員長 ということで、いいですか。
9: ◯大庭委員 後で、紙を頂戴ね。あまり効果が出ていないというのだけ、よく分かった。
10:
◯村井委員長 じゃ、本数等を整理して、各委員に配付をしてください。よろしくお願いします。
それでは、昨日の会議の続きを行います。
初めに、土木防災課所管について、当局から説明を求めます。
渥美土木防災課長。
11:
◯渥美土木防災課長 (省略)
12:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
じゃ、私のほうで。
13: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
村井委員。
14: ◯村井委員 予算の事項別明細116ページ、それから説明書は133ページの委託料でございますが、橋梁PCB含有塗装塗膜調査委託ということですが、記載があります。少し幾らかかるかというのが分からないのですが、金額を教えていただきたいということが1点と、PCB、今、調査をかけるんでしょうか。それで、調査橋梁は何カ所ぐらいあるのか。実際にもう舗装を順次、長寿命化の中でやられている箇所もありますし、あと、残っている橋梁といっても、その上に上塗りをするのかどうかというのが、なかなかこれだけでは少し見えてこない。
PCBを調査して、もしPCBが含まれているということになると、相当な金額がかかると思うんですが、その辺についてどのような方針を立てているのか。調査をやるのは構わないんですが、本当にPCBが含まれているかどうかって、その塗料の分析はある程度工事資料を見れば分かると思うんですが、その辺について、改めて調査をする必要があるのかどうかというのもお答えいただければ。
15: ◯安間副委員長 渥美土木防災課長。
16:
◯渥美土木防災課長 それでは、村井委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、1点目ですが、PCBの調査の金額ですが、詳細な金額と言うと1,000万円弱ぐらい、1,000万円に少し届かないぐらいの金額で予定しております。
それから、PCBの調査でございますが、有害物質ということで、人工の油状の物質でございますが、ポリ塩化ビフェニルと呼ぶそうでございますが、こちら、高濃度につきましては電気器具なんかで、数年前までに撤去しなさいということで、うちのほうも照明灯の交換とか、そういったものも進めさせていただきました。
塗料につきましては、塗料に少し、さび止め材の中に含まれているということが言われておりまして、昭和41年から昭和49年の期間に建設した物につきましては、低濃度ではございますが含まれている可能性があるということで、こちらにつきましては、令和9年3月31日までに処分をしなさいと法律のほうで決められてございます。
袋井市につきましては、全部で、この期間で含まれている可能性がある橋梁、全てで14橋ございます。14橋の全てに含まれているかどうかというのは調査をしてみないと分からないんですが、可能性があるということで14橋全て、来年までに調査のほうを実施させていただいて、仮にこれが含まれているとなりますと、循環式のブラスト、削り取る機械で環境汚染につながってしまいますので、全て分離しながら改修するというような、舗装を全て一回剥がしてしまうというような方策が必要となります。
これに必要な経費でございますが、大体1橋当たりが、大小、橋梁は様々ございますので一概には言えませんが、平均で1,000万円から2,000万円程度必要であると考えてございます。仮に14基全てに含まれているとなると、2億円程度の経費が必要であると予想しておりますが、今のところ、磐田市、掛川市でも、全てには含まれていないというような状況でございまして、50%ぐらい、半分ぐらいはもしかしたら含まれているのではないかと考えてございます。調査の結果、含まれていることになりましたら、どのような事業にするのかということで、長寿命化の計画の中に含めながらできることがいいなと考えておりますが、調査結果を踏まえて、いま一度事業計画のほうを立てていきたいなと考えております。
17: ◯安間副委員長 村井委員。
18: ◯村井委員 今、14橋ということでお話を伺って、令和9年までに改修をしなさいという指示が出ているということですが、当時のさび止めに含まれるというのは私も承知はしておりましたが、さび止めのどの塗料かというのは、国のほうでこの塗料、塗料番号とかメーカーが書いてあると思うんですが、それを使ったか使っていないかというのは、工事書類を見れば分かると思うんですよね、指定されていますので。そういった形で、改めて1,000万円をかけて調査すべき項目かどうかというのは少し疑問が残ります。
それからもう一点、調査をするに当たって、削り取って多分、分析をすると思うんですが、そうすると特殊作業になる、そうすると周囲にも飛散する可能性がある、そういったことをどのように考えていらっしゃるのかということを再質問させていただくとともに、この1,000万円から全部改修をするということになりますと、延長にもよると思うんですが、1,000万円から2,000万円というお話ですが、メートル当たりに換算すると、14橋全てだった場合、何メートルぐらいになるのか。それと、メートル当たりの単価がどのぐらいになってという積算をされているなら分かりますが、大体1橋当たりというのは少し合点がいきませんので、その辺少し、どのような考え方の下にこういった調査をされていくのか、少しお伺いしたいと思います。
それから、一番重要なのは、当時の塗料の指定がどのようにされていたのか、それがPCBを含んでいるのかどうか、その辺についてもお答えをいただきたいと思います。
19: ◯安間副委員長 渥美土木防災課長。
20:
◯渥美土木防災課長 それでは、再質問につきまして回答させていただきます。
まず1点、工事書類の関係でございますが、先ほど昭和41年から昭和49年ということでお話をさせていただきましたが、橋梁台帳等もあるんですが、塗料の番号まで、実は書類の中で古いものについては保管されていないというような状況が一つと、それから、全国的に塗料の品番が分かったんだけれども、実は塗装会社が在庫の製品と混ぜて使ってしまったというケースも散見されるということで、やはり一度調査のほうを実施していかないと、なかなか全量のほうが把握できないということで、委託のほう、調査のほうを実施させていただきたいなと考えております。
また、飛散のおそれがあるということでございますが、おっしゃるとおりで、剥離に対して密閉型でやらないと飛散のおそれがあるということで、先ほど言いました循環式のタイプのブラストの機械を使いながら、飛散防止もしながら、密閉型ですので、落ちた塗料とブラスト、削り取る研磨剤、それも含めて改修していく必要がございます。
これにはかなりな費用がかかるというところでございますが、現在、先ほど3番目の質問の中で、費用はどのようにということですが、延長単位では出してございませんで、1橋ずつ、一応塗装の研磨ブラスト、塗装の剥離に係る費用、積算を一応概算でしておりまして、それを合計すると先ほどの金額になるということで、一応、手元には1橋当たりの大体の概算の費用のほうは算出してございまして、それによりますと、トータルでいくと2億円程度と考えてございます。
21: ◯安間副委員長 村井委員。
22: ◯村井委員 昔の塗料の品番が分からない、書類がないという。契約書は永久保存になっているはずなんです。契約書の中には設計図書が入っていますので、一度少し、ないものはしようがないんですが、もし、そういったものも確認しながら、調査の参考資料として調査をしていただきたいと思いますし、この2億円について、何か国の交付金等の支援があるのかどうか、その辺についてお伺いします。
23: ◯安間副委員長 渥美土木防災課長。
24:
◯渥美土木防災課長 では、お答え申し上げます。
委員おっしゃるとおり、契約書のほうも、永久保存になっている部分もありますが、契約書類単体が残っちゃっている部分が多いものですから、一度御確認をさせていただいて、経費の節減が図れるところはそれに努めてまいりたいなと考えております。
それから、交付金につきましては、先ほど少し触れさせていただきましたが、長寿命化計画、老朽化の部材等を含めて、塗装の塗り替えができるようなところにつきましてはこれを活用させていただいて、交付金を確保しながら実施していきたいなと考えております。
25: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
26:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大庭委員。
27: ◯大庭委員 8-3-2の治水対策事業、119ページ、今回、5億3,407万円がつけられています。この中で、水を流す、ためる、備えるということで、流すほうについては、メインである柳原雨水ポンプ場の用地取得から始まって、着実にやってくれて、あと、松橋だとか油山川をあれするということであります。
そこで、具体的な質問なんですが、今年の新規事業である内水浸水想定区域図作成委託料って、これ、範囲をどこにしてどのようにしようとしているのか、まずこれを1点、伺いたいと思います。
それから、田んぼダムということで、かなり田んぼダムに期待が寄せられるような議論がされていますが、実験した国本の一部、要するに今現在、機能している田んぼダムは何アールあるか、何ヘクタールあるか。それで、今、これからやろうとしている田んぼダムは何ヘクタールあるか、その件についてお伺いします。
基本的には二つの質問だということですから、もう一つついでに、佐藤技監にお願いしたいんですが、蟹田川、昨日の話じゃないですが、袋井市を開発、発展させていくには、インターチェンジを中心とした平野部への開発が期待されています。その肝となってくるのが、市長が大いなる期待を寄せている森町インター通り線、森と袋井のインターを結ぶ、第2、第1を結ぶ道路開発、その周辺整備です。その水は全て蟹田と松橋川に流れます。ついては、蟹田川は、平成22年から仕事が止まっています。それで、もうこれで14年になるんですか。この対策をどうするかということで質問したいと思います。
たしか、少しうろ覚えになって恐縮なんですが、平成8年ぐらいですか、当時、蟹田川の整備促進協議会ということで、地元の田原地区を中心に、西地区、それから磐田の自治会も含めて、県知事に毎年陳情をいたしました。おかげさまで、蟹田の合流部から彦島橋まで10分の1確率の河川の改修ができました。特に効果があったというのは、原野谷川と蟹田川の合流地点の導流堤を500メートル延ばしたことによって、水位が60センチぐらい下がっちゃって、理論値ですが、下がったと言われていまして、そのことでかなり水引きが多くなったことで、今、蟹田の機場も必要なくなったというところまで来ました。ただ、これからの課題で、彦島大橋から新幹線、そしてJRのところまで、特にJRのところで、松橋川と蟹田川が直角に接続されているということからすると、これから先の事業というのは、袋井市にとって、開発をするには絶対肝であるわけです。
ついては、県に毎年陳情すると、どういう答弁があるかというと、承知はしています、私どももやっておりますが、地元の皆さんも地権者に働きかけて賛成していただけるようにという、いわゆる地元要望をされて、県に要望すると地元要望をされて帰ってくる、決してやらないとは言わないんですよね。それが、もう14年ぐらい続いています。これへの対策をどうするかということを、県との間に入って、袋井市のいわゆる理事者側として、技監としてお働きになっていて、どういうように取り組まれるかということについてお伺いしたいと思います。
以上、三つになりましたが。
28:
◯村井委員長 それでは、初めの二つにつきましては、渥美土木防災課長のほうから御答弁をお願いします。3点目は、佐藤技監のほうからお願いします。
渥美土木防災課長。
29:
◯渥美土木防災課長 それでは、大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、1点目、内水浸水想定区域図の作成ということで、具体的にどのような取組かということでございます。
今回、下水道区域、内水氾濫ということで、都市部の内水氾濫につきまして、やはり気候変動に伴いリスクが高まっているということで、国から、内水浸水想定区域図の作成をして、内水ハザードマップにつなげていきたいという考えがございます。袋井市におきましても、都市部におきまして、内水浸水、住宅の浸水被害がありますので、まずは下水道区域の中におきまして、内水の浸水の想定、これを降雨強度、一応国から求められているのは想定される最大のほうでということで言われておりますが、そうすると1,000年に1度とか、すごく大きな規模になりますので、今、うちのほうで考えているのは、ある程度段階的、リスクの状況に応じて、例えば10分の1であったりとか30分の1であったりとかといった、多段式の浸水想定をしながらハザードマップを作成し、住民の避難、そういったところにつなげていきたいなと考えております。
それから、田んぼダムの取組の状況でございますが、令和4年度、昨年度、国本排水路沿いで10ヘクタールを実施させていただきました。今年度、そこに加えて、令和5年度でございますが、川井地区、袋井西地区で15ヘクタールを追加し、合わせて25ヘクタールの取組をさせていただきました。
来年度は、これをさらに拡大させていただきまして、今想定している範囲は2カ所、地区は同じなんですが、合わせて80ヘクタールの方々にお声をかけさせていただきまして、このうち100%というのはなかなか難しいものですから、目標とすると50ヘクタール、今年度25ヘクタールですので、倍ぐらいの面積で展開できればいいなと考えておりまして、既に農業委員会のほうにも説明をさせていただいて、耕作者の方々にも今、説明に回っているというような状況でございます。
30:
◯村井委員長 佐藤技監。
31: ◯佐藤技監 私のほうから、大庭委員の質問のうち、蟹田川の今後の進め方についてお答えさせていただきます。
委員から質問であったとおり、蟹田についてやはり地権者の理解がなかなか得られないということで、事業が進んでいないという状態、非常に長い間続いております。一つあるのが、いろいろな事業を進める中で、いろいろな問題がある中で、技術的な話とかそういうものはある程度そういう英知を集めてできるんですけど、なかなか人と、対相手が人というのが非常に難しいというか、非常にセンシティブな内容ということで、一気にいけるということもできないで、徐々にいくということをしなきゃならないことがあります。本当に大きい話でいくと、突き詰めていくと、収用とかそういう話も出てくると思うんですけど、なかなかそこら辺にたどり着くまでのプロセスというのが非常に大事になります。
やはり、なかなか県にしても市にしても、いろいろな交渉をしていく中で、非常に大変だということは私も存じています。県のほうにも、これからお願いすると地元もよろしくというように言われてしまうということも分かりますが、やはり県の職員というのは、どうしても定期的に替わってしまって、なかなか相手との信頼関係というのは長期にわたってつくれないところがあるものですから、そういうところで、できれば県としても長い付き合いになる地元の方にお願いしたいという思いがあって、そのような期待をさせていただいていると思います。
今後についても、やはり県のほうも当然行かなきゃならないんですけれども、市も当然、今回の関連については、話は道路等で関係があるところでありますので、これについても県と一緒になって、どちらかというと県を動かすために、市のほうとして一生懸命先導して引っ張っていくような形をしながら、県のほうを動かしていくということをやっていくのが、今の中での手かなというように考えております。
少しいい答えにはなっていないかもしれませんけど、御答弁とさせていただきます。
32:
◯村井委員長 大庭委員。
33: ◯大庭委員 マップの関係なんですが、少し漠とした答弁だったんですが、市街地ということで、現状、ハザードマップは24時間雨量、629.5ミリで浸水区域がもう示されていると思うんですが、それと今回のこのマップ、作成するものと何が違ってくるのか、そこを教えていただきたいと思います。
国が定めたマップは、太田川が、例えば500メートルメッシュで各左岸堤が切れた場合を想定して、原野谷川も含めて、そのところで浸水区域を定めたと私は承知していたわけですけれども、今回、このことをすることによって何がそこで変わってくるのか、内水浸水想定区域図作成委託料なものですから、もう内水はハザードマップで浸水するだろうということは一応できているわけですね。さらにそれをどのようにしようとしているのか、もう一度分かったら教えていただきたい。
それから、田んぼダムなんですが、田んぼダムは古くから話が出ていて、一番最初に出たのは、渥美課長も御存じかもしれないですが、油山川上流部の村松の地先でやろうとしたんですが、最初はやったんですが、畦畔が高くて耕作に支障が出るというような状況もあってなかなか進まなかった。それで、同じように西区でもその話が、予算というか出されたけれども、それが止まっていた。
何か田んぼダムができると一見いいような話なんですが、かなりの農業者への負担もあるということで難しい状況だったと思うんですが、田んぼの皆さんにある一定のリスクを背負わせて、多少のインセンティブをつけるということだと思うんですが、私、それとあわせて、昨日も申し上げたように、1,000平方メートル以下で100ヘクタール以上の調整池なしの、いわゆる田んぼが埋まっていく状態、あるいは畑が埋まっていく状態で、コンクリで表面をかぶせられる状態もセットで、やはり袋井の治水の弱さを補うにはそれしかないかなと思うものですから、昨日の清水課長への要望と併せて、渥美課長のほうでも、田んぼは田んぼでやっていただきたい。以前は、田んぼといっても、農政課でやっていたんですよね。それがもう防災というか、そういう立場でやらざるを得なくなったというのは時代の流れかなとも思いますので、ぜひともこの進め方について、トータルで計画的に進めていただきたいと思います。
最後、佐藤技監のほうです。
技監の答弁のとおり、県は、地元に慣れたところで地元でやってくださいと言って、野球のボールのお見合いじゃないですが、相手がお互いに取ろうと思って、そのまま14年が徒過しているということであります。絶対もう、インター通り線をやるにはこれは必須だと思いますので、セットで考えていただきたいと思います。
当時、前鈴木副市長にお話ししたときは、強制収用の件も視野に入れていました。そんな話もありました。大河原副市長いらっしゃいますので、この問題は袋井市の重大な案件だということで一言お言葉をいただいておきたいなと。改めて技監や部長や副市長と担当課長が、会議をするなり、打合せをするぐらいに重要な内容だと思っていますので、もしコメントをいただけたら副市長からお願いします。
34:
◯村井委員長 大河原副市長。
35: ◯大河原副市長 では、私からお答え申し上げます。
大庭通嘉委員の御心配いただいている内容、私たちも十分それは承知しております。松橋川、蟹田川、特に長い年月、常に治水の関係で御心配をかけているということで、議会の都度、心を痛めるというか、この言い方がいいかどうか分かりませんが、心を痛めるといったことの繰り返しということで、いつまでもこのままにしておくということはやはりよくないわけでして、当時、前任の鈴木副市長もそういった覚悟で、収用やむなしということをお答えしたかと思います。
私、その方法がいいかどうかというのを改めて検討させていただきますけれども、今申し上げましたように、県、それから市、地元も含めてかもしれませんが、やはりこれは、あっちだ、こっちだじゃなくて、連携することが何より大事ですし、その場の協議、そのことに向けての協議、話合いの場を重ねていきたいなと思います。いずれにしてもできるだけ速やかにこの問題が解決するように、最善の方法で臨みたいと思っています。
36:
◯村井委員長 石田都市建設部長。
37: ◯石田都市建設部長 蟹田川の関係で大庭委員から指摘いただきまして、その件につきまして、市としての来年度、これからの進め方、副市長から大まかな答弁がございましたけど、都市建設部としてはやはり、インター通り沿線というよりも、蟹田川流域における市民の安全度、治水対策を向上していかなくてはいけないということで、大庭委員からお話あったように、平成22年度以降、十数年止まっているということでございますので、来年度、県の袋井土木事務所のほうと用地の問題がございますけど、具体的にどんなことをどうしていくかというところをもう一度再開させていただいて、それでより話が具体的に進むように、県のほうと調整をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
それからあと、1,000平方メートル未満の土地利用事業に対して調整池を設けたらどうだというような御提案を昨日、それから、先ほどいただいております。
こちらにつきましては、少し検討、研究をしたいというところもありますが、これまで、例えば1,000平方メートルを基準にしたときには、980平方メートルで事業される、それから800にすると恐らく780とか、500にするとそれを下回るというような、そういう追っかけっこになるようなところがありますので、土地利用事業における調整池の設置の面積基準をどうするかという検討もいたしますが、それとあわせて、やはり開発のみならず、既存の住宅であったり、古くに工場用地を立地されているというところは調整池が設置されていないというところもございますので、そういったところも、どのようにして、要は流域治水の考えじゃないんですけど、既存宅地のところも含めて水をためるという取組が重要という、そんな認識を我々持っていますので、そこら辺も含めて検討のほうはさせていただきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
38:
◯村井委員長 渥美土木防災課長。
39:
◯渥美土木防災課長 それでは、私からは、内水浸水想定区域、これまでの洪水ハザードマップと何が違うのかというような御質問でございました。
大庭委員御指摘のとおり、洪水ハザードマップ、これまでのハザードマップは想定最大の629ミリという降雨があったときに、太田川、原野谷川が越水、また破堤した場合ということで、堤防を越えてしまったりとか破堤したということを想定しながら、洪水ハザードマップ、浸水想定区域図がつくられて、ハザードマップがつくられている状況です。今回、629ミリ、想定される最大の降雨ですと、多分同じような結果になると、僕らのほうも考えております。
ですので、先ほど少しお話をさせていただきましたが、降雨のリスクを幾つか段階的に変えさせていただきまして、降雨強度によって、ここはこれぐらいの雨だと浸水するエリアですよとか、これぐらいの雨が降るとここの範囲ぐらいまで浸水しますというような、段階的なリスク情報をお伝えさせていただきながら、その土地の特性であったりとか、避難のタイミングであったりとか、そういったものを市民の皆さんに周知のほうさせていただきたいということで、少し考え方と若干重なる部分もあるんですが、少し補完するような形で、今回、内水浸水想定区域図というのをつくってみたいと考えております。
40:
◯村井委員長 大庭委員。
41: ◯大庭委員 私、令和5年の9月に一般質問をしております。また関わる人はもう一度読んでもらいたいんですが、袋井は治水との戦いであった、私が議員に出たばかりのときは、田町だと久能地先でも浸水があるということで、旧体育館の東側に大きなボックスカルバートを南北に入れたり、そういう形でこの第2排水を整備したりだということで、もう水との戦いで先輩らはやってきて、私らはそれをいつも聞かされていたわけです。
そんな中で、昭和42年に着工した沖之川の袋井機場、昭和47年の着工の蟹田、松橋の排水機場、そして、秋田川の柳原機場、要するに全部、これ、農業サイドでやってきたんですね、袋井は。都市サイドじゃなくて。これらが完了する昭和52年、旧袋井市時代だったんですが、地域全体の排水路を見直すということで、第1次排水路整備10カ年計画が策定されて、その後、昭和62年度から2次10カ年計画、そして平成9年から3次排水路整備計画という形だったんです。他方、旧浅羽町と一緒になって以降、袋井と一緒になった形で、新たに第1次の河川等整備計画を平成23年に策定して、最も新しいのは、令和4年の新たな河川等整備10箇年計画、通称かわプログラムという、こういう歴史で来ているわけです。
その一番最初の昭和52年の河川をやった頃のが、さっき課長がおっしゃった、50分の1だとか30分の1の確率で起こり得る降雨規模に対応する図面が当時書かれたわけですよね。しかし、お金がないものですから、農林水産省のお金で蟹田川なんかは整備して、それが5分の1だとか、ほとんど3分の1の確率の水路ができていっている。だから、あの時点ではあれで精いっぱいだったと思うし、その後も、それぞれの皆さんが頑張ってやってきた。何も私は否定もしないし、やってきたと思う。
いよいよここへ来て、先ほどの見通しで、インター通り線だとか考えたとき、袋井は本当に新たな視点で物を考えていかないと、毎年のように川井なんか道路冠水、もしくは一部床下に達すると。大体、時間雨量60ミリ降るとかなりやられます。木原なんかも、磐田袋井線の道路があるものですから、水が抜け切らずに道路冠水あたりはします。
そこへ持ってきて、土橋の大和ハウス工業株式会社の開発があたかもそれだけで悪いように思うけれども、むしろ石田部長からも話があったように、そういう調整池は、50分の1の調整池を造るわけですから、河川よりむしろいいぐらいで、知らない人はそれを逆手に取ってただ反対する方もいらっしゃいますけれども、事実、袋井が治水に弱いところということは分かっていますので、いま一度歴史を振り返って、大河原副市長を中心にまた、県から優秀な技監が毎回来てくださっていますので、皆さんの知恵を合わせて、検証を継承していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
少し長くなりましたけれども、これ、大事なことで、遺言じゃありませんが、よろしくお願いします。
42:
◯村井委員長 それでは、ほかに御質問があれば、お願いしたいと思います。
寺田委員。
43: ◯寺田委員 今、大庭委員のほうで、いろいろお話が出た後で恐縮なんですけれども、119ページの8款3項2目7節のところで報償費、これが116万1,000円ついております。これは、先ほどありました鷲巣村松間の田んぼの畦畔かさ上げ事業の継続だと思うんですけれども、これの実態を少し。あれができたのが平成の26年ですか、もうかれこれ、10年とは言いませんけれども、それぐらいたっているということの中で、少し事業効果の検証をやったらどうか。先ほど大庭委員が言いましたように、なかなか畦畔かさ上げをしても、耕作者が耕作しにくいというようなところでいろいろ問題もありますようでというような御指摘をおっしゃっていただいたわけですけれども、少しそこのところを、どのような効果があって、また、耕作者がどのような意見を持っているのか、少し一度調査をされたいと思うんですけれども、少しお聞きいたします。
私、何でこれを言うかといいますと、それについて報償費、いわゆるインセンティブをつけているわけでありますね。今回、田んぼダムをやるということの中では、特別インセンティブの件はお話はされていないんですけれども、聞いてみますと、かなり、田んぼダムをやっても、やはり作りにくいというようなことで、実際、台風が来る直前には堰板を外してしまっていると今、見受けられるんですが、そうなりますと、田んぼダムの効果が十分に発揮できるかどうかも私、少し心配があるんです。
そういうことの中で、まずは畦畔かさ上げが耕作者によってどうかという事業効果についても検証してもらいたいと。それにあわせて、これから田んぼダムをやっていく場合にも、インセンティブの話、効果の話、それから、耕作者にお願いするという点もあるかと思いますので、その辺も少し併せて、いろいろ課題も出てくるかと思いますので、まずは畦畔かさ上げのところの調査を少しやっていただきたいと思いまして質問させていただきます。よろしくお願いします。
44:
◯村井委員長 渥美土木防災課長。
45:
◯渥美土木防災課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
過去にやった水田の貯留施設の効果、検証ということでございます。
御案内のとおり、村松地区の上流部で、これまで水田貯留ということで、田んぼダムとは少し仕組みが違っていまして、周りの畦畔をかさ上げして、さらに排水ますのところで開閉する蓋がついておりまして排水、大雨が降る前には蓋を閉じていただいて、大雨が過ぎ去った後に開けて出すということで、貯留量を拡大するような取組でございます。これにつきましては、平方メートル当たり9円ということで管理費をお支払いしていただきながら、全体で2.5ヘクタールぐらいの面積で実施しているところでございます。
この効果につきましては、中部総合的治水等の中で、久能町の遊水池であったりとか、河川改修の効果であったりとか、これも水田貯留の効果、貯留量が、田んぼダムと少し違って、貯留量を拡大するということですので、この効果も踏まえた中でシミュレーションを実施させていただいて、浸水害の軽減につながっているということで理解をしております。
現在、多くの方にこの事業に協力いただいて継続的に実施しているところでございますが、中には、耕作者が替わって、毎年調査をしているんですが、この事業から抜けたいとか、耕作放棄地になっちゃっているところも散見されたりとか、それから、畦畔の補修が必要であったりとかというところがございます。こちらにつきましては、先ほど言った耕作者の方々の意見を聞きながら、耕作に影響がない範囲でということが大前提になりますので、修繕をしながら、毎年少しずつ修繕をして、貯留量の確保に努めながら、御理解もいただきながら進めているところです。
事業効果検証の中で、この効果はあるということは分かっておりますが、水田貯留を少し拡大しておりますので、これも踏まえて、含めて、流域全体の流域治水の取組の中の一つとしてどのような効果があるかということは、今現在、県も含めて、その効果について検証しているところでございまして、今後、新たな流域治水の取組の中のプランの一つに組み込みながら、効果のほうも検証してまいりたいなと思っております。
46:
◯村井委員長 寺田委員。
47: ◯寺田委員 今、御説明いただきました。
私も、効果はやはりあるなと。もちろん大雨が降った場合は、畦畔を超えてしまうような大雨の場合は、ほとんど役に立たないということだと思います。ただ、全体に、それを超えないような雨量の範囲では効果があると。ただ、問題は、耕作者の方がそれを、雨が降りそうだというと、堰板をしていくかどうかという、その辺のところが、実際かなりの作業として大変だということだろうと思います。
ですので、そういった意味では、耕作者にいろいろ負担をかけていただくわけですので、今、9円といいますか、そういったものの報償金も払っているということです。それはそれで私はいいと思うんですけれども、ただ、今回は田んぼダムを考えた場合、田んぼダムについても、じゃ、耕作者の方に何ら負担をかけないかというと、そうではないと思うんですね。
実は、台風の前になると、堰板を外してしまうと。結局、9月から10月になると、田んぼを乾かしておかないと耕作が非常にしにくいというようなことは実際ありまして、やっても一時的な実験だけはするけれども、じゃ、永続的にそれをやってくれるかというと、そうではないというようなことを私はお聞きしているわけです。
ですので、まずは、私、この田んぼダムを進めるに当たって、少し耕作者の方へ御負担もかけるわけでございますので、そういったインセンティブのことを含めて少し、どういうようなことをやったら皆さんに納得してやっていただけるのかというところの調査も少ししていただいたらどうかと思います。畦畔かさ上げという一つのいい事例がありますので、そういったものの反省の上に立って、今回の田んぼダムの運用の仕方等も考えてもらうと、この対策も生きてくるのかなと思いますので、少しその辺のところでもう一度御意見をいただけたらありがたいです。
48:
◯村井委員長 渥美土木防災課長。
49:
◯渥美土木防災課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
新たな田んぼダムの取組に対する負担増に対して、インセンティブの考えはということでございますが、全国的には、新潟とかそういったところの先進事例を見ますと、やはりインセンティブ、幾らかの報償金、費用を払って管理していただくという事例はございます。一方で、そうじゃなくて、この取組に賛同いただいてだんだん拡大している取組、そういった先進事例もございまして、今現在、本市では、言い方は悪いですけどこの指止まれ方式というとあれですけれども、この効果、意義を広く、分かりやすく伝えさせていただく中で、御賛同いただける方に配付のほうをさせていただいて、田んぼダムに堰板をつけていただいているような状況でございます。
まだ取組が始まったばかりで、どのような負担がかかっているかというと、アンケートで聞いている中では、そんなに大きな負担はかかっていなくて、今年も協力していただいた方は来年度以降も協力しますよというようなアンケートのほうはいただいておりますので、引き続きそういった形で進めていきたいなと思っておりますが、皆さんからの、耕作者の意見は一番大事なものですから、意見をいただく中で、今、管理が本当に負担になって、これは取り組めないよということであれば、インセンティブについても少し検討が必要かなと思っておりますが、現時点では、まずは広げること、分かりやすく周知いただいて、御賛同いただくことをまずは取り組んでいきたいなと考えております。
50:
◯村井委員長 寺田委員。
51: ◯寺田委員 いろいろ調査をしていただけるということですので、少しインセンティブも含めて御検討いただきたい。いわゆる田んぼというのが、もう収穫ということでなくて、防災という意味に非常に大きなものを持っているということは年々明らかになっているわけでございまして、それが、先ほど少し繰り返しになりますが、台風が来る前には、もう9月の終わり頃になると、もう田んぼを乾かさにゃいかんということになると、やはり堰板って邪魔だと言うんですよね。それで、やはり田んぼが乾かないと。田んぼが乾きませんと、大型機械が入った場合はまた沈下してしまうという事故が発生するということです。
ですので、まずはそういった意味、防災、治水に田んぼが役に立っているということであれば、それはそれなりのやはり礼をするというか、そういったものに対する負担が生じるわけですので、それに対して、それなりのインセンティブなり報償なり支援なりというのを何かしていくということで、本当に考えないと、私は、実験をやっても、またそれがただの実験に終わってしまうと。これは公共的な、公設的な施設ということにはなりにくい。現に私、村松のほうなんか、今、聞いていますと、前回やったところをまたやってくれるかというと、やってくれていないんですよね。
そういったところを見ますと、よくその辺のところを注視して、少しそういった費用対効果という問題もあるのかもしれませんけれども、そこのところをきちっと整理して、耕作者の皆さんに御協力いただけるような体制をぜひつくっていただきたいなと思いますので、改めてお願いしたいと思います。
52:
◯村井委員長 渥美土木防災課長。
53:
◯渥美土木防災課長 寺田委員の御提言、ありがとうございます。
おっしゃるとおりでございますので、そこの辺り、整理をしながら取り組んでいきたいなと思っております。
54: ◯村井委員長 ほか、ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55: ◯村井委員長 ほかに質疑もないようですので、以上で、土木防災課の所管については終了といたします。
次に、都市整備課所管について、当局から説明を求めます。
名倉都市整備課長。
56: ◯名倉都市整備課長 (省略)
57: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお伺いいたします。いかがでしょうか。
木下委員。
58: ◯木下委員 それでは、予算説明書123ページの右側説明欄の12、委託料のところで説明があったと思いますけれども、埋蔵品のことでございます。事項別説明書143ページのほうに入っていますけど、遺跡とか埋蔵物、たくさんあるところで、弥生時代ぐらいのやつが出ているという話だったんですけど、その処理に、学者とか専門家とか、そういうところでもし、ひょっとしてかなり貴重なものが出てきた場合、ぱっと見では分からないんですが、現時点どういうようにされているか。それから、もし大型の物とか、出てくる可能性は少ないのかもしれないですけど、どのようにされるように予定されているか、そこら辺を少し教えてください。
59: ◯村井委員長 名倉都市整備課長。
60: ◯名倉都市整備課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。
埋蔵文化財の関係ということで、現在、土地区画整理事業及び街路事業において、事業に伴い、埋蔵文化財調査を実施していただいているというような状況でございまして、まず、土地区画整理事業につきましては、袋井の駅南口付近から袋井南コミュニティセンター辺りまでについては大門遺跡ということで、その辺の発掘調査を平成30年より行っておりまして、今把握している情報ですと、令和3年度までには、全体の3分の1に当たる約1万3,000平方メートルの発掘調査が終了しているということで伺っております。こちらの発掘調査につきましては、市の教育委員会の生涯学習課の学芸員に主に調査を依頼しているということでございまして、現在、弥生時代とか、中には古墳時代、鎌倉時代などの居住跡などが発見されているということでございまして、その中でも、特に弥生時代の遺構や遺物が出土しているということは伺っております。
重要な物ということでございますので、今のところ、特に重要なものが出ているかと言われますと、少しなかなか私どものほうで判断しにくいわけなんですが、恐らくそういうものがあれば、さらに県とか国とか、そういったところの機関等に話をされるのではないかと考えておりますので、今後、まだ調査実施中というところもございますので、その辺はまたそういったことがありましたら、情報共有しながら行ってまいりたいと考えております。
61: ◯村井委員長 木下委員。
62: ◯木下委員 私、少しお話しさせていただいたのは、過去、私、居住していたところの近くのところで、家を建てようとしたらそういう物が出てきて、かなり重要な物だったので家を建てることができなくなってしまったという方がいらっしゃったので。
要は簡単に言えば、この工事に支障がないような形のことを、しっかりとそういう機関と連携しながらやっていただきたいなというところで質問をさせていただいたところなので、もちろん、この工事、しっかりやっていただかないと、支障が出て困ることがありますので、その辺を少ししっかり対応していただきたいというところで質問させていただいたので、もしコメントがありましたらよろしくお願いします。
63: ◯村井委員長 名倉都市整備課長。
64: ◯名倉都市整備課長 工事、事業進捗の関係もございますということで、お話しいただきましてありがとうございます。
区画整理事業ということは、宅地を造成したりするわけなんですが、影響のあるところは調査をしないといけないということになっておりますが、例えば建物を建てる場合に、ある程度保護層を一定確保できれば調査をしなくてもいいというようなところもありますので、そういったことを踏まえながら、事業を進めてまいりたいと思っております。
65: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
66: ◯村井委員長 それでは、ほかに質問もないようですので、以上で、都市整備課所管については終了といたします。
これをもちまして、議第8号につきましては終了といたします。
会議の途中でありますが、ここで休憩とし、10時25分から会議を再開します。よろしくお願いします。
(午前10時14分 休憩)
(午前10時23分 再開)
67: ◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開します。
────────────────────────────────────────
エ 議第13号 令和6年度袋井市墓地事業特別会計予算について
68: ◯村井委員長 次に、議第13号 令和6年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小久江環境政策課長。
69: ◯小久江環境政策課長 (省略)
70: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
寺田委員。
71: ◯寺田委員 4ページのところで、1款1項2目で墓園建設費でございます。
こちらのほう、次年度については特に予定はないというような御説明だったのではないかと思いますが、樹木葬のほう、こちらはかなり手狭になっているというお話も聞くんですけれども、拡張の予定等はあるのかどうか。そして、また、それに関わる費用等を計上されるのかどうか、よろしくお願いいたします。
72: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。
73: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
御指摘のように、樹木葬、大変好評でございまして、順調な売行きを示しているところでございます。
現状、1,000区画の整備がなされておりますが、今年度で残り100ぐらいになりそうということで、実は今年度、500区画増設のほうをいたしておりまして、来年度からその区画についても販売を開始していくという予定でございます。
74: ◯村井委員長 寺田委員。
75: ◯寺田委員 当初、墓園建設のときにはあまり樹木葬ということを想定していなかったといいますか、これほどの需要があるとは思わなかったと思うんですけれども、今、時代の流れの中では、こういう樹木葬、今後増えていく場合にスペース的なもの、場所的なものがあるのかどうか。これが和式とか墓地ですと、かなり場所もある程度残っているように思うんですけれども、樹木葬に対して場所があるのかどうか。
あわせて、共同墓地といいますか、集合的な墓園を少し造るというような計画が当初あったというように思ったんですけれども、そういったものはもう既に今の段階では需要がないといいますか、あまり想定をしていないということになるのかどうか、少しその2点についてお聞きをいたします。
76: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。
77: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
墓園の区画のいわゆる整備計画に関することということでございますけれども、墓園ですが、平成27年に開園をいたしまして、開園当初の計画でございますけれども、今と若干違いまして、当初計画では、いわゆる個別の墓地、和式、芝生、壁型、個別の墓地が2,305区画。それから、いわゆる、後段の質問で出てきましたけれども、合葬墓ということで、建物型の期限つき納骨ですとか永年納骨、こういった建物型の合葬墓が3,260と。個別が2,305、合葬墓が3,260という計画でございましたけれども、開園をいたしまして、墓所の申込みを募りましたところ、少し販売が思わしくなかったということもございまして、最初は市内の方だけに販売をいたしておりましたものを、平成29年度には市外の方へも販売を拡大したと。
それに加えまして、今、委員御指摘のように、いわゆる墓所に対するニーズというものも変化もしてきているという状況を踏まえまして、整備計画もこの時期に見直しを行っております。
見直し後のこれ、今生きている整備計画になるわけですけれども、見直し後の計画は、いわゆる、前段申し上げました個別の墓地、和式、芝生、壁型が1,491、最初2,305だったものを1,491まで縮小したと。一方で、建物型の合葬墓よりも、樹木葬のほうがニーズが高いということで、樹木葬を3,000と。個別の区画が1,491、樹木葬が3,000といったこと、合計4,491ですね。
こうした計画に見直しを行っておりまして、お尋ねのエリアについても、この4,491が整備できるような規模を確保しているといった状況でございます。
78: ◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
79: ◯村井委員長 ほかに質問がありませんので、以上で、議第13号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 議第14号 令和6年度袋井市水道事業会計予算について
80: ◯村井委員長 次に、議第14号 令和6年度袋井市水道事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
81: ◯和井内上下水道課長 (省略)
82: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
寺田委員。
83: ◯寺田委員 まず、議第14号の補足資料の中の令和6年度水道事業会計予算についてということでございます。その中で14ページ、ここで、営業収益の中で給水収益でございますが、当年の予定額が17億3,300万円、前年が17億5,700万円ということでございます。収益が、これで言いますと2,300万円ほど減額になっているんですけれども、これについて少し御説明をいただけたらと思います。
それからもう一つ、21ページでございますけれども、建設改良費のところで、右側の説明欄のところ、施設改良工事費ということで6億3,600万円、基幹管路耐震化事業計画等とあります。今、愛野地区をはじめとしたところでの工事があるよという話を聞きましたけれども、もう少し詳細を御説明いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
84: ◯村井委員長 和井内上下水道課長。
85: ◯和井内上下水道課長 寺田委員の御質問にお答えいたします。
まず、最初の営業収益の給水収益が減少となっているがなぜかという御質問ですけれども、現在、給水の契約については増加している傾向でございます。しかしながら、1件当たりの給水量というのは水量自体は減っておりまして、過去の実績の水量を見ておりまして、前年度から2.5%減という実績を基に計算をしているところでございます。こちらにつきましては、各御家庭の節水機能のものは、主にトイレや、また、洗剤等も洗濯機のすすぎが1回でいいなど、シャワー等も節水シャワーが普及している中で、なかなか給水量が増えていない状況でございます。
2番目の施設改良工事費につきましての基幹管路耐震化事業等の詳細につきましてでございますが、恐れ入りますが、議案フォルダーの建設事業明細が、8号から16号の補足資料の中にございます。
そちらの110ページからが水道の対象となりますけれども、主なものといたしまして基幹管路が約3キロメートル、こちらのほう、梅山や西同笠、小笠山配水系の愛野地区等を行ってまいります。配水支管、こちらは管口径が75ミリから100ミリのものになりますけど、こちらが約480メートルでございまして、浅岡や見取地区のところを行ってまいります。また、市道等の整備や区画整理に伴いまして行う、管渠の布設替え等が690メートルを予定しております。
86: ◯村井委員長 寺田委員。
87: ◯寺田委員 まず、収益減ということでございます。これが節水機能、機器の普及によって水量が伸びていかないというようなことが反映しているということでございます。これ、2.5%の減ということでございますけれども、これは過去の統計から今年の分を推定したというような御説明でございました。
これについては、減を回復するといいますか、そういった取組というのはあるのかどうか。減少傾向、今の中ではやむを得ない状況だということはお聞きしていますけれども、これの増加をするための施策というのはあるのかどうか、この点をお聞きしたいと思います。
それから、21ページの施設改良工事費というところで、基幹管路耐震化事業費ということでございます。
これは、さきの一般質問の中にも、大庭委員はじめ皆さんから御質問ありました。能登地震をはじめとする現在の地震による被害ということが連日報道されておりますので、皆さんも関心が高いところでございますけれども、この基幹管路が150ミリ以上のものを対象として、現在、262キロメートルが基幹管路だと私、お聞きはしたかと思うんですけれども、それの今回、約3キロメートルやることによって延長がされるわけでございますが、全体、現在が耐震化の必要なものの48%が今、耐震のほうができているというようなことでございます。
今回、3キロメートルによって、実際どのぐらい耐震化率が上がるのかということ、そしてまた完了する時期でございますが、これは何年ぐらい先になるのかという見通し等をお持ちになっているのかどうか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
88: ◯村井委員長 和井内上下水道課長。
89: ◯和井内上下水道課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、初めに給水のほうです。そちらの節水機器が普及して減っているということに対しての回復の施策ということでございますけれども、全国的に見ましても、やはり人口の減少もありますが、1人当たりの使う水の量というのは減少をしているところでございます。袋井市につきましても、やはり1人当たりの給水量というものは、新型コロナウイルス感染症のときに若干は増えましたけれども、また減っているような状況でございます。
なかなか袋井市といたしましても、水を大切に使いましょうと節水意識もお願いしている中で、水を使っていただきたいのはあるんですけれども、大切に使っていただくというようなことでお願いを申しているところで、なかなかたくさん水を使っていただく企業等を、上水を使っていただける企業等が誘致できればとは思いますけれども、なかなかそういったところまでは、水道課のほうでは行っていないというような状況でございます。
また、耐震化の関係でございますが、現在、袋井市の基幹管路というのは、管の口径が150ミリ以上のものを基幹管路として行っております。150ミリ以上と大切なところ、避難所等に向かう管路につきましては、小さな管でも大切なところということで考えております。そういったところで、今回、令和6年度、約3キロメートルやったことによって約52%になるというようなことでございます。
目標値といたしましては、現在は、令和15年で66%という目標を立てて行っております。この66%というのは、最低限1本の水道管が耐震でそこの位置に行くというようなことでございます。水道管はループ、いろいろな管でそこに行くように管同士をつなぎ合わせておりますので、まずは、最低1本は耐震管が行くような形で、66%を行うと、大体最低でも1本行くというような目標で、まずは令和15年を目指しているところでございます。
90: ◯村井委員長 寺田委員。
91: ◯寺田委員 なかなか水道の水の需要が伸びるということは、これは反面、市民の節水意識といいますか、こういったものは悪いことではないと思いますけれども、水道事業というところから見ますと、やはり経営を圧迫する最大の要因じゃないかと思いますので、また新しい企業等、水を使うような企業等がございましたら、またそういったところへの売込みもぜひお願いしたいと。また、新しく住宅ができるようなところにも、働きかけをお願いしたいなと思います。
それから、耐震管でございますけれども、現在が令和6年度、工事によって66%まで耐震管の完成度が上がりますよということでございます。これですけれども、今は、管も1本で全部給水するということではなくて、いわゆる複数の経路で管をつなげて耐震化率といいますか、給水、受水の安全率を見てやっていくということもお考えになっているということでございますけれども。
少し確認でございますけれども、令和6年で66%できますよということで、これが令和15年になりますと、そういうループ型といいますか、複数の管路を接続することによって、万が一一つの管路が破断しても……。
92: ◯村井委員長 令和15年で66です。
93: ◯寺田委員 令和15年で66。ごめんなさい。失礼しました。
ということですので、令和15年になった場合は、これはそういうループ型といいますか、複数の管路によって支えられることによって、大体、万が一、一つの管が破断しても給水はできるというような想定で動いているのかどうか、少しその辺のところをお聞きしたいと思います。
94: ◯村井委員長 和井内上下水道課長。
95: ◯和井内上下水道課長 寺田委員の御質問にお答えいたします。
令和6年度が終わりますと、約52%の耐震適合率になります。そして、令和15年に66%ということなんですけれども、66%で最低限の管が全て基幹管路が耐震化されるということで、バイパス管等も含めて100%ということになりますので、令和15年のときには、まだ最低限のものになります。それを目指して今、やっているところでございます。
96: ◯村井委員長 水の働きかけの答弁が今、少しなかったんだけど。
97: ◯和井内上下水道課長 水の働きかけの答弁につきましては、また庁内等でもお願いしていくような形で行っていきたいと思います。
98: ◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
99:
◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、議第14号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ 議第15号 令和6年度袋井市下水道事業会計予算について
100:
◯村井委員長 次に、議第15号 令和6年度袋井市下水道事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
101: ◯和井内上下水道課長 (省略)
102:
◯村井委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがございましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
大庭委員。
103: ◯大庭委員 16、17ページ、1-1-2の処理場費に関連して、例の下水道汚泥、ニシムラプラントに処理してもらっている内容ですが、今、3,300というのが公称の数字になっていますけれども、この数値が現状と将来、どのように推移するかというのが分かったら教えてください。それと、今、ニシムラプラントで受けてくれているものが何トンあって、これを何トンまで上下水道課として外に、例えば県外に出すだとかそういうことを考えているのか、お伺いしたいと思います。これが一つ目です。
二つ目は、水道等の懇話会の関係で、私の質問に対して、懇話会をやりますよという話がありましたので、令和6年度、どのように進めるか伺いたいと思います。
平成27年の段階で定期的に見直しが必要という方針が出されて以降、平成28年から令和2年度までを5年間かけて会議をして、結局、令和2年の3月17日に水道料金の意見書が出たわけですね。本来だったら、令和3年から上げるべきだったものが、市長の判断で先送りしてしまった。令和4年から今、上がっているんですかね。この次だと、令和3年から7年間の中で懇話会を進めてということで、令和8年に水道料金の改定をすべきだと当時の意見書には記されていますが、この令和6年の懇話会ではどの程度やるのか。前回のときには水道が11.4%アップして、下水道が20%アップしたわけですが、これはどのように流れとしてなっていくのか。懇話会の見通しについて伺いたいと思います。
一つ目は、先ほど申し上げましたように、汚泥の処理、これもクリーンセンターとの関わりがあって、5330(ごみさんまる)にも関わる内容なものですから、クリーンセンターで考えるというよりは、廃棄物処理で考えるのとは別に、下水道の処理場としてどう考えるかという視点で、当初は、クリーンセンターで補助金をもらったとき、受け入れなければならないという約束があったものが、それがたがが外れたものですから、上下水道課のほうで主体的に動ける環境になったんじゃないかなと思います。
この汚泥の件と懇話会の件、二つお願いします。
104:
◯村井委員長 和井内上下水道課長。
105: ◯和井内上下水道課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、1番目の汚泥についてでございます。汚泥につきましては、現在のところ、約3,400トンが出ている状況でございます。今後につきましても、今、手持ちで細かい資料はございませんけれども、区域は拡大をしておりますので、増加をしていく状況でございます。
また、処理場としての考え方ということでございますけれども、現在、国土交通省のほうでも下水道汚泥の有効活用というものを言われておりまして、肥料化や熱量、エネルギーに代えるものを行っていくようにというような指導がされております。しかしながら、こちら、袋井市などはかなり下水道事業を始めたのが遅く、まだ事業自体が終わっていないということで、今回、御説明申し上げましたが、一般会計からもお金を借り入れているような、頂いているような状況でございます。
そういった経営上に当然、鑑みて、経営上、継続的にできるのは前提で、肥料化やそういうエネルギー化も考えなければ、借金をどんどん増やしてまでもその事業をやりなさいと言っているわけではないということで、今、国のほうにも確認しましたけれども、そういった方向性でございます。しかしながら、全国的で見ますと、やはり昭和の時代から下水を始めている地域もかなりありまして、そういったところは、なるべくそういった肥料の有効活用とか、そういうものを行いなさいと言われております。また、肥料化につきましては、やはり周辺市町を見ましても、県外へ処理をしているようなところもございます。
ですので、袋井市といたしましても、まずはニシムラプラントに今、持っていっていますけれども、そういうところが今、拡大できるかというところも聞いております。直近のニシムラの御回答としましては、今、国のほうに、容量をもう少し増やしてもらうように申請をしているところですというところでありますので、受入れが可能な限りはニシムラのほうで袋井市のほうとしても持っていきたいと考えておりまして、会社のほうとも協議をしているというところでございます。数量的には、週2回の約200トンを持っていくというような形で現在おります。
あと、2番目の懇話会の関係でございますが、現在、懇話会のメンバーの方に今、確認を行っております。懇話会につきましては、9名の方が懇話会の委員として選ばれておりまして、学識経験者として大学の教授、また、税理士等、経営に携わる方、また、市民の代表として、まだこちらは決定しておりませんが、自治会連合会長から2人、あとは袋井商工会議所、浅羽商工会議所から1名、また各種団体の代表ということで、今回は子育てを行っている女性の方2名をお願いしているところでございます。
そして、今後の方向性といたしましては、5月を皮切りに約6回を検討しておりまして、今までの意見がどのようなことがあったかとか、今の財政収支、水道事業会計として今、どのようになっているのか、また、それこそ耐震化を進めたいけれども、このぐらいお金がかかって、そうするとこういう形でお金が必要になってくるというような御説明をしながら、実際こうなった場合、料金がどうなるというようなパターンを幾つかお示ししながら、その中で検討を行っていき、6回目のあたりには、最終案として意見書にまとめていただけるようお願いしていく所存でございます。
また、委員おっしゃられたとおりに、前回の改定では、令和3年に11.4%、20%、こちらは、当初はもう少し上げたいというようなことでありましたが、いきなり上げるのはというような会議の中で、抑えた形で値上げをしていることで、2段階、段階を踏んで値上げをしておくというような提言になっておりました。
今回、どうだということでございますけれども、正直、今までどおりのこちらの耐震化を行っても、それこそ材料費、人件費が今、かなり上がっております。2割程度上がるのではないかという見通しを立てておりますけれども、そういった中でも、それが料金にどのぐらい反映するのかというのを今後、調査いたしまして、こちらの懇話会に諮っていく状況でございます。
ですので、今の段階で値上げをするとか、そういうことは言うことができませんけれども、実際の、今の計画どおりの基幹管路をやっていくには、やはり資金は必要であるというように見込んでおります。
106:
◯村井委員長 本多環境水道部長。
107: ◯本多環境水道部長 1点、補足説明ということで、先ほど汚泥の肥料化の関係で、今、課長のほうから、少し企業会計の経営上の負担のような話も出ましたが、これまで、今回、1月から、汚泥の肥料化、ニシムラへ増量しましたけど、廃棄物対策課の一般会計のほうからリサイクル負担金という形で一般会計から繰入れも行いながら、肥料化も進めている現状もございますので、1点お伝えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
108:
◯村井委員長 大庭委員。
109: ◯大庭委員 汚泥について、公称3,300トンと我々共有化していたんですが、3,400トンだということで、改めて確認しました。と同時に、これが施設拡充に伴って、あと何トンになるかということがもう少し、アバウトでもいいですが、例えば4,000トンだとか、4,200トンだとか、そういう形の数値が出せたらまた説明してほしい。
それから、先ほど週2回で200トンという話なんですが、週2回にして年間200トンということなのか、年間3,400トンのうち、ニシムラに現在何トンで、それが、今話をして申請をされているようですが、それで何トンに増えるのか。まずその数値について。なぜこういうことを聞くかというと、クリーンセンターへの搬入量がそのまま、クリーンセンターのキャパシティーは3万4,000トンなんですね、年間。それが直接マイナスさせることができるものですから、この数値というのはしっかり押さえておいたほうがいいと思うものですから、それが分かったらお願いします。
それから、懇話会の件は、6回やりますよ、これも6回というのは、1年で6回でなくて、この期間、令和7年までに6回やるという理解でいいのか、1年間に6回やるのか。要は、本来だったら、平成28年から令和2年の5年間で話合いをしてきて、令和2年の3月に意見書が出された。本来、令和3年に値上げを予定していたけれども、前市長が先送りしてしまったと。そのことによって、令和4年からアップしているものですから、普通、令和4年から5年間というと、令和8年までになるんだけれども、その期間が少し短くなるんですよね、令和8年といっても。だから、今まで5年が4年になるのか。
要するに、お尻のほうは令和8年値上げを前提とした懇話会なのか、令和7年を令和8年に延ばして令和9年の値上げを前提なのか、そこら辺のスキームについて教えてください。
110:
◯村井委員長 和井内上下水道課長。
111: ◯和井内上下水道課長 汚泥の数値につきましては、大変申し訳ございませんが、後ほどしっかりした数値をお答えさせていただきたいと思います。
また、懇話会につきましては、現在は令和6年度、1年間で6回を予定しております。そして、値上げ等がございましたときには、令和7年度1年間で周知をして、令和8年度の4月1日から上げるというような形で予定をしております。
また、委員おっしゃるとおり、前回3年間という時期が、改定まで4年、1年分少ないということではありますけれども、企業会計上5年ごとの見直しで、今回のこういった懇話会の後、経営戦略というものをまたその先10年間立てて行っていかなければいけませんので、どうしてもそれと合わせていくというような形がございますので、料金の改定と密接に関わるものですから、経営上もやはり決められたとおりの令和8年を目標に、今後、どうするかというところを検討していきたいと思います。
112:
◯村井委員長 じゃ、汚泥数量については、今日出れば、一番最後に御答弁いただきたいと思います。
ほかにございますか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113:
◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、議第15号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
キ 議第17号 袋井市森林環境譲与税基金条例の制定について
114:
◯村井委員長 次に、議第17号 袋井市森林環境譲与税基金条例の制定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木農政課長。
115:
◯鈴木農政課長 (省略)
116:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
木下委員。
117: ◯木下委員 基金の活用の部分で、五つほど挙げられておりますけれども、基金条例の概要の設置の規定の中に、人材の育成というところがございます。今のところ、人材育成というところはあまり見えてきてはいないような感じがするんですけれども、やはり山の管理とか森林の管理とか、木材って非常に微妙な管理が必要なところがありまして、そこら辺、人材育成、非常に重要だと思うんですけれども、今後の展開を教えてください。
118:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
119:
◯鈴木農政課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。
ここでうたっております人材育成につきましては、これからの若い世代の皆さんに森林・林業について興味を持っていただくような、そういった教育事業でございます。
現在、市内の小学校5年生を対象に、そういった森林環境事業を行っておりまして、そういったものを広めながら、森林に対する理解を広めていきたいと考えてございます。あくまでもお子さんたちを、ターゲットという言い方は失礼なんですが、小学生を中心とした森林・林業に関する教育を行ってまいりたいと考えてございます。
120:
◯村井委員長 木下委員。
121: ◯木下委員 ぜひ起業とか、いろいろそういうことも考えられますので、お子さんももちろん重要なんですけれども、新たに若い方々、静岡理工科大学なんかの大学生、高校生なんかもやはりある程度対象にされたほうがいいんじゃないかと、そのように考えております。
ぜひとも緑の推進、そういうところも必要になってくると思いますので、その辺のお考えがあったらよろしくお願いします。
122:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
123:
◯鈴木農政課長 ただいまの木下委員の御質問にお答え申し上げます。
新たに林業に従事しようという志ある若い方がいらっしゃった場合は、近隣の森林組合を御紹介させていただいたりとかというようなことを窓口で対応させていただいております。
実際、まだ就業に至ったという方は残念ながらおりませんが、こうした新たに林業に従事しようとか、自分でやってみようという方がいらっしゃいましたら、そういった専門の組織に丁寧におつなぎをするように心がけてまいりたいと思ってございます。
124:
◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
125: ◯寺田委員 まず、森林譲与税でございますけれども、これが、令和6年度以降が約1,200万円、これが市のほうに入ってくるというようなことでよろしいかと思いますけれども、これの額でございますけれども、基本的には少し、条例の基本的なことは私も分からないんですけれども、どういうものを根拠に出されてきているのかどうか、御説明いただけたらありがたいと思います。
126:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
127:
◯鈴木農政課長 それでは、森林環境譲与税の算出基礎ということでございますが、こちらは、総人口と、あと人工林の面積、そして林業従事者、それに対して計算をされて支給されてまいります。
市有林の人工林、袋井市内は278ヘクタールございまして、その人工林が約、森林環境譲与税算定の50%を占めてございます。そして、人口でございますが、これ、国勢調査の人口を使わせていただいてございまして、人口の割合は30%、残る20%は、林業従事者に対する比率でございますが、本市、林業従事者はおりませんので、こちらの20%分のカウントはございません。
以上、そういった算定基準に基づいて支給されてまいりますので、よろしくお願いいたします。
128:
◯村井委員長 寺田委員。
129: ◯寺田委員 分かりました。
そうしますと、袋井市の人口から、納税額からすると、何か袋井のほうが、やはり林業が盛んな地域に比べますと少し入ってくる分が少ないというような理解でいいのかどうか、少し蛇足かもしれませんけど、教えてください。
実は、あと、この資金の使い道ですけれども、これ、いろいろ幅広い何か使い道があるのかなというようなことを考えたんですけれども、これからは、農林からいろいろ、防災にも関係する、教育にも関係するといいますか、少し幅広い部分が想定されるんですけど、あくまでもこの使途につきましては、農政課が中心になって、庁内をコントロールしていくというような考え方でよろしいのかどうかお聞きいたします。
130:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
131:
◯鈴木農政課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、一つ目でございますが、試算によりますと、袋井市民の皆様に納めていただく税の金額は、約4,800万円ほどでございます。そのうち、1,000万円ほどは譲与税として戻ってまいります。
二つ目の森林環境譲与税の基金の運用方法でございますが、こちらにつきましては、農政課のほうで、毎年数百万円程度になるかと思いますが積ませていただきまして、災害対応であったりとか公共施設への木材利用、そういったものにつきまして、農政課が各担当課と連携を図りながら、基金の運用を図ってまいりたいと考えてございます。
132: ◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第17号は終了といたします。
────────────────────────────────────────
ク 議第19号 袋井市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例の廃止につい
て
134: ◯村井委員長 次に、議第19号 袋井市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例の廃止についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
廣岡産業未来課長。
135: ◯廣岡産業未来課長 (省略)
136: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
137: ◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第19号は終了といたします。
────────────────────────────────────────
コ 議第26号 袋井市手数料条例の一部改正について
138: ◯村井委員長 それでは、和井内課長が今、自席へ戻ったと思いますので、議第25号は後ほどにして、次に、議第26号 袋井市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
清水都市計画課長。
139: ◯清水都市計画課長 (省略)
140: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
141: ◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第26号につきましては終了といたします。
それでは、和井内課長が見えませんので、ここで休憩とし、午後の1時15分から会議を再開します。
(午前11時47分 休憩)
(午後1時10分 再開)
142:
◯村井委員長 それでは、定刻より少し早いですが、皆さんおそろいですので、午前に引き続きまして会議を再開いたします。
初めに、午前中の会議の中で答弁漏れのあった下水道汚泥の関係について、発言を求めます。
和井内上下水道課長。
143: ◯和井内上下水道課長 先ほどは大変、不在で失礼いたしました。
それでは、私から、先ほどの大庭委員の汚泥量に関しましての御質問にお答え申し上げます。
まず初めに、ニシムラ・プラントフードへの搬出している量でございますが、本年度、この12月までは月に7トン、1月から3月までは月に56トンを運んでおり、令和5年度は合計で約230トンを搬出する予定でございます。来年度につきましては、週2回運搬することで、1年間約700トンを見込んでおります。
なお、今後につきましては、現在、ニシムラ・プラントフードに確認したところ、具体的な数量を教えていただけませんでしたが、増量に向け申請を進めているというような段階でしたので、また今後も、できる限り搬出量を増やせるよう協議をしてまいりたいと思います。
また、次に、将来的な汚泥の量でございますけれども、現在、令和4年度末までに年間3,400トンの汚泥量となっております。全体区域の整備が完了したときの人口換算ではございますが、汚泥の発生量は約4,900トンを見込んでございます。整備率が約半分となっておりますけれども、現在、下水道を使える人口の割合としては約7割近くまで行っておりますので、汚泥量もそのような形で増加になると見込んでおります。
144:
◯村井委員長 大庭委員、よろしいですか。
145: ◯大庭委員 了解。
146:
◯村井委員長 それでは、引き続き議案の審議に入ります。
────────────────────────────────────────
ケ 議第25号 袋井市水道事業給水条例の一部改正について
147:
◯村井委員長 初めに、議第25号 袋井市水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
148: ◯和井内上下水道課長 (省略)
149:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150:
◯村井委員長 それでは、質疑もございませんので、以上で、議第25号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
サ 議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正について-所管部
門-
151:
◯村井委員長 続きまして、議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正についてのうち、所管部門を議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
152: ◯和井内上下水道課長 (省略)
153:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
154:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第28号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
シ 議第29号 緊急防災工事計画の策定について
155:
◯村井委員長 次に、議第29号 緊急防災工事計画の策定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木農政課長。
156:
◯鈴木農政課長 (省略)
157:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
寺田委員。
158: ◯寺田委員 かねて工事の必要性についてというのは、地域からも要望してきたあれだと思いますけれども、これができた後の管理ですけれども、これについては少し変わったことが出てくるのかどうか、少しその辺についてお聞きをいたします。
159:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
160:
◯鈴木農政課長 ただいま寺田委員の御質問にお答えを申し上げます。
管理、改修した後の維持管理につきましては、従来どおり、地域の皆様、受益者の皆様にお願いしていく予定でございます。また、市農政課といたしましても、定期的に安全管理、巡回点検のほうはさせていただきたいと思ってございます。
161:
◯村井委員長 寺田委員。
162: ◯寺田委員 従来どおりということでございますけれども、やはり降水が激しいときは、いろいろ現場へ行くのも危険だというようなことも生じるかと思いますので、その辺、少し早めにいろいろ地域とも連絡を取って、やっていただけるようにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
163:
◯村井委員長 ほかにございますか。
安間委員。
164: ◯安間委員 1点だけ確認させてください。
資料の1ページのところなんですが、事業主体、市が4池、県が9池ということですが、このように至った経緯、県と協議されたということが資料にも示されていますけれども、県と具体的にどのような協議をして、市が4池、県が9池というようなことになったのか、その経緯を教えていただけたらと思います。
165:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
166:
◯鈴木農政課長 ただいまの安間委員の御質問にお答え申し上げます。
4池に至るといういきさつでございますが、やはり宇刈地区にまとまっているとか、そういった部分で、地域ごと、なるべく近接する池でまとめていただいたようでございます。県のほうといたしましても、財源を確保しながら取り組んでいくよということでございまして、市のほうもまとまった、工事範囲が広くならないエリアで4池をやってほしいというようないきさつがございました。
167:
◯村井委員長 安間委員。
168: ◯安間委員 分かりました。
大まかなエリアでということですけれども、この協議をするに当たって、市として、財源、この程度かけてというようなところを想定して話合いに臨んで、それが達成できたのかどうか、その辺りの市の当初の考え方と、協議の結果を受けての方向性のずれが生じていないか、その点だけ最後、確認させてください。
169:
◯村井委員長 鈴木農政課長。
170:
◯鈴木農政課長 ただいま安間委員の御質問にお答え申し上げます。
このため池の事業につきましては、国費95%の補助を頂ける事業となってございますなものですから、市から純粋な持ち出しがそんなに多くなくともできるというような事業でございまして、特段、予算の範囲を決めて、ここまでですよというような、やり取りはしてございません。
171:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
172:
◯村井委員長 特にほかに質疑もございませんので、以上で、議第29号は終了といたします。
今これで、これをもちまして、議第29号については終了として、付託議案の審査は終了いたしましたが、グリーンウェーブの関係で、今、お手元に資料を農政課のほうから配付させていただきました。
この件について、何か補足説明があればお願いしたいと思いますが、いかがですか。
鈴木農政課長。
173:
◯鈴木農政課長 午前中、口頭で御説明しましたが、分かりにくくて申し訳ございませんでした。
一覧で示させていただきましたとおり、3番、補植につきましては平成17年度から行ってまいりまして1万7,300本、4番目の枯損木伐倒につきましては平成22年度から行っておりまして、今まで合計1万2,000本余を伐倒してまいりました。1万7,300本のうち、大体今、60%程度が現存しているというような状況でございます。
令和6年度も補植事業を予定してございますので、有識者並びに業者の皆様方と、より有意義な方法について検討しながら進めてまいりたいところでございます。
174: ◯村井委員長 先ほど説明はございましたので、各自配付された資料を御覧いただきたいと思います。よろしいですか。
じゃ、1点。
大庭委員。
175: ◯大庭委員 資料ありがとうございました。
せっかく作っていただいたのが、これが、今日審議をした森林環境譲与税の使い道になるということで、これがある意味、ベーシックな基本計画みたいなもの、要するに経過とこれからの計画になると思うんです。
ついては、この資料は、これはこれでもいいんですが、第1線堤、2線堤だとかこういう言い方、それから、どこが第1線堤になるのかとか、明治、大正、浅羽の皆さんが今まで培ってきてやってきた、その経過等もあって、具体的に最初の本数はもう知る由もないと思うんですが、面積的に例えばこのエリア、範囲を定めて、その中に現在どのぐらい植えてあって、そして、あと、本数は分からないので、どのぐらいの面積が植栽しなければいけない可能性があるかということを、あと作成する中で、基金が有効に浅羽海岸に活用できるようにしてほしいなと。そのベースとなる資料にしてほしいものですから、職場でまたそういう声があったと。1線堤ってどこを指すんだとか、2線堤ってどこを指すだとか、自転車道から一番南側のところを2線堤と言っていますけれども、1線堤がどの範囲かだとか。みんな言葉では使うんだけれども、分かんないですよね。てなわけで、そういうのを一度整理しておいたほうがいいと思います。
時あたかも、森林環境譲与税の基金をわざわざ創設して、国から1,200万円も頂いてやるということでありますので、よろしくお願いします。これ、要望です。
176: ◯村井委員長 じゃ、よろしくお願いいたします。
それでは、付託議案についての討論を行います。
討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。
それでは、ただいまから採決を行います。
初めに、議第2号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第9号)についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
177: ◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第6号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
178: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第8号 令和6年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
179: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第13号 令和6年度袋井市墓地事業特別会計予算について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
180: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第14号 令和6年度袋井市水道事業会計予算について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
181: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第15号 令和6年度袋井市下水道事業会計予算について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
182: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第17号 袋井市森林環境譲与税基金条例の制定について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
183: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第19号 袋井市経済変動対策貸付資金利子補給基金条例の廃止についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
184: ◯村井委員長 挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第25号 袋井市水道事業給水条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
185: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第26号 袋井市手数料条例の一部改正について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
186: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第28号 袋井市監査委員に関する条例等の一部改正についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
187: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第29号 緊急防災工事計画の策定について採決いたします。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
188: ◯村井委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これをもちまして、議題(1)令和6年2月市議会定例会付託議案の審査につきましては終了といたします。ありがとうございました。
それでは、引き続きまして、次に、議題(2)の協議事項に入りますが、今回の委員会では案件がございませんので、報告事項に移ります。
報告事項は6件であります。
────────────────────────────────────────
報告事項
ア (仮称)袋井市中小企業及び小規模企業振興基本条例の制定について
189: ◯村井委員長 初めに、(仮称)袋井市中小企業及び小規模企業振興基本条例の制定についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
廣岡産業未来課長。
190: ◯廣岡産業未来課長 (省略)
191: ◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
木下委員。
192: ◯木下委員 少し確認をさせてください。
まず、中小企業の基本法のほうでは平成11年、それから小規模でも平成26年に法改正というところで、これ、なぜ今なのかなという点があって、条例制定のポイントの中には、理念条例としてやるんだと。具体的なところは総合計画、個別計画、これ、もともとあるところを変更されるのか少し分からないんですけど。
改正後の法律の内容は、区域に応じた施策を策定して実施するというところで、理念というよりも、実際にこういうことをやっていくということを定めましょうというところだと思うんですけれども、既に個別計画とか総合計画があるところを、条例をわざわざつくるというか、理念条例をつくるということの意味、私、少し理解ができなかったので、そこを少し教えていただきたいと思います。
193: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
194: ◯廣岡産業未来課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。条例をつくる意味、意義ということの御質問かと思います。
それこそ、先ほど背景のところで説明いたしました中小企業基本法、これが平成11年に抜本的に改正され、また、平成26年に小規模企業振興基本法が制定され、これにより、国からの権限移譲というものが地方自治体のほうに下りてきているという現状があります。そういったことを踏まえて、この棒線グラフのように、全国の自治体では、条例制定の動きが高まってきております。
特にこの条例を制定する意義の中で、まず、一つの本市としての変化点といたしましては、こういった条例制定の動きの中で、やはり令和2年の新型コロナウイルス感染症というものがありまして、新型コロナウイルス感染症の中で各商工団体、金融機関、大学等との連携することの必要性、大切さ、そういったことを学びました。
そして、条例を制定する意義といたしましては、やはり市、それから中小企業、関係機関、団体が地域の産業を振興する立場ということを明確にしたいということ。それから、基本条例という、これ、個別施策よりも法的拘束力や強制力が強いですけれども、そういった根拠に基づいて、様々な施策を具体化していくことが可能になること。そして、三つ目は、地域の中小企業に対して市のスタンスを明確にすることを通して、市の考え方と方向性を理解してもらえること。そして、四つ目は、市の姿勢の連続性を担保すること。
そういったことの中で、本条例の制定というものは意義があるものだと考えております。
195: ◯村井委員長 木下委員。
196: ◯木下委員 確かにそのほうが何か強いというか、インパクトもあるのかなというところはあるんですけれども、新型コロナウイルス感染症という影響はあったにしろ、平成11年に法改正、このときには特にその必要性を感じなかった、あるいは平成26年のとき。新型コロナウイルス感染症でなったよというところなんですけど、やはりもともと中小企業との協力とか、その辺は、総合計画とか個別計画の中にも盛り込まれてはいたのではないかなとは思うんですけれども。その辺で、法改正からかなりの年数がたっていて、新型コロナウイルス感染症がきっかけというところはあるんですけど、もう少し前からこの点は、もしそういうことを考えるのであれば、法改正をされたときに既に考えておくべきじゃなかったのかなと思うんですけど。今、どうしてもこの形を取るということであれば、取ったほうがいいのかなというぐらいの感じしか私的には感じないんですけど。
個別のほうは、じゃ、個別計画とか、その辺は手入れをしていくということでよろしいでしょうか。
197: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
198: ◯廣岡産業未来課長 それでは、木下委員の御質問にお答えいたします。
それこそ先ほど答弁しましたとおり、やはりコロナ禍を機に、連携することの大切さということを、シンボリック的な条例の制定というものが必要だということの判断の中で今回しております。
そして、計画の策定につきましては、タイミングといたしましては、令和7年度を機に、ちょうど総合計画及び個別計画の見直しが行われ、新たに令和8年度から計画が策定されるような形になりますので、その動きとともに、今、個別である工業振興計画、そういったものをもう少し拡大しながら、例えば商業を入れたり、もしくは観光と一つにして、産業振興計画とか、そういった形の中で計画のほうは対応していきたいと考えております。
199: ◯村井委員長 ほかにございますか。
大庭委員。
200: ◯大庭委員 私が一般質問をして、このように進めていただいて、まずお礼を申し上げたいと思います。
今、木下委員から、なぜ今さらという話がありましたけれども、確かにこの報告書の中にも、中小企業基本法改正、あるいは中小企業憲章閣議決定、小規模企業振興基本法、これらができて、全国的に当該条例が大幅に増えたということであります。
実は、袋井市で平成22年に、(仮称)地域中小零細振興条例の制定をつくったらどうかという議員の提案がありました。また、平成29年11月に、地域商業振興に関する条例や産業振興条例等の制定を提案した議員がいました。平成30年の11月にも、中小企業振興条例を制定、そんな提案があります。令和元年の12月に、市内中小企業に向けてイノベーション支援をというような、いわゆる中小企業の振興に対する一般質問、4回ありました。それは、先ほどのグラフに符合していて、多くの議員がそういうトレンドを捉えて、袋井では質問したと私は捉えています。
ただ、前任の市長は、中小企業向けの融資があるじゃないかだとか、販路開拓のための出店を補助しているじゃないかだとか、高校生と企業を結ぶ合同企業説明会の開催をしているだとか、大学生を対象とした就職フェアの開催をしている、あるいは基金を活用した静岡理工科大学との産学の研究を支援しているとか、小規模支援法に基づき経営指導に取り組んでいるだとか、県内唯一のサテライトオフィスを誘致している、いろいろなその時々の市側の答弁の中で、別に条例はやらんでもいいじゃないかというところだったと思うんですね。ところが、結果的に、ふと気がついたら、23市のうちで袋井を含めて5市しかやっていない。ほかの18市は全部、もう条例を制定していたわけです。あるいは35市町で、先ほどの話のとおりでして。
事ほどさように、袋井がそれなりにやっているからあえて条例をと言っていたんですが、結局、この条例の中で、私、提案させてもらったことも含めてなんですが、やはりより多くの皆さんが中小に目を向ける、昨今、賃上げの話がかなりのウエートを占めた議論になっていますけれども、そうしたものにも目を向ける、いわゆる大企業だけじゃなくて、中小の皆さんにも光を当てていくということでは、私はこれ必要じゃないかなと思うんです。
例えば掛川市なんかの条例の中で、受注機会の増大なんていうのは条例の中に入れてありまして、市は予算の適正な執行及び透明かつ公正な競争の確保に留意しつつ、市が発注する工事、物品購入、請負等において、中小企業の適正価格での受注機会の増大を図るように努めるようものとするだとかですね。
事ほどさように、やはり中小の皆さん方に光を当てる、そういうものもこの条例の中でうたっていく。また、そうした働く人、経営者側だけじゃなくて働く人も参画したり、そういう人たちが加わってやっていくことが望まれるということで、私は、そういう意味では、遅かったけれども一歩前進したということでは、大変意義があったのではないかと思います。
いずれにしましても、報告をいただいて、今年度予算の中にも、検討会をされるに当たっての報酬も織り込まれた。あのときも質問しようと思ったんですが、ここで出たものですからあえて申し上げますが、報酬をつけて議論を検討会で進めるようでありますので、より多くの皆さん方のお声を聞いて、後発だから逆にいい事業ができるように、ベンチマークしていただいて進めていただきたいと思います。
要望でありまして、もし部長のほうからコメントがありましたら、木下委員のように、何で今さら、今、必要なのかという御意見もあるようでありますので、この件についてコメントをいただければ。
201: ◯村井委員長 藤田産業部長。
202: ◯藤田産業部長 ただいまの大庭委員からの御説明及び木下委員からの御質問も先ほどございました。
ちょうど時系列でいきますと、平成11年に基本法というのが、大きな意味で最初の改正がされました。その後、平成26年の制定の前の段階、平成20年のとき、リーマンショックがございました。その当時、私、産業の、まさにこういう計画をつくったりするところの担当にいて、相当中小企業の経営が厳しいということで、それを受けて、各まちに必ずあるものではないんですが、工業振興計画というものを平成22年に袋井市では初めてつくりました。これは、まさに中小企業の皆様の多様な、こちらの市のサポートが必要であるということで、リーマンショックで、平成20年にリーマンショックがあって、その後、平成22年に工業振興計画をつくったということで、袋井市としては、こうした振興計画に基づいて、ボトムアップというか、ボトムの施策をいろいろやってきて、近年ではイノベーションセンターとかということで、他市にない取組も積極的にやってきたというところでございます。
そして、この先を見たときに、これまでも少し、条例制定まではいかない考え方で来たんですが、この先を見たとき、今、新型コロナウイルス感染症後、何が起こっているかというと、もう中小企業には人材不足が相当厳しい状況がこれから続く。あとは産業のDXへの対応、後継者の継承というのは非常に難しくて、さらにAIというものがこれから出てきます。大規模は対応できると思いますが、中小企業はなかなか対応できない。
この産業構造の転換が、まさにそのところの今までにないような局面を迎えているということで、袋井市については、これまでやってきた積み上げのものの理念ということで、ボトムの部分はこれまで様々やってきたというところで、満を持して理念を改めて整理させていただいて、ここで制定すると考え、今回、策定ということで、答弁もさせていただいたというところです。
ほかのまち、これよりもっと早く、平成26年、平成27年、平成28年につくった市町、いらっしゃいますが、これはあくまでも施策よりまずは理念を決めて、そこから何かやっていこうということでやってきたんですが、やはり理念をつくって、そこに力が入らずに終わっているまちもありますけど、うちのまちについては、ボトムの分も平成20年以降、すごくしっかりやってきて、さらにこの理念に行っているという、ボトム型の今回の理念の策定に至ったということで御理解いただければと思います。
203: ◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
204: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
イ 袋井市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(最終案)について
205: ◯村井委員長 次に、袋井市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小久江環境政策課長。
206: ◯小久江環境政策課長 (省略)
207: ◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
208: ◯村井委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 袋井市一般廃棄物処理基本計画(最終案)について
209: ◯村井委員長 次に、ウ、袋井市一般廃棄物処理基本計画(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
幡鎌廃棄物対策課長。
210: ◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略)
211: ◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
大庭委員。
212: ◯大庭委員 最初にお礼を言っておきたいなと思うんですが、環境省に問合せをしていただいて、改めて袋井の立ち位置というか、それを整理していただきました。袋井市の5330(ごみさんまる)運動をするときに、袋井が700、800グラムあって、掛川がどうして600グラムなの、1日1人当たりの総排出量がということで、そこが非常に素朴な疑問であったわけでありますけれども、原因を結局追求していったことによって、そういうことがだんだん見えてきたという。
ついては、2-ウ-2のフォルダーの中で、3-29ページですか、掛川との比較を記述していただきました。事実、掛川よりも袋井が多いということを直接記載したということは、これは意味あることだと思いますし、同じく3-32ページ、袋井、掛川のデータを並べてくれた、そのことによって見えてきたというのもあります。
それから、フォルダーの2-ウ-1の関係でも、5ページに書いてありましたように、環境省に聞いてくれたということで報告を概要版で示してくれたし、2-ウ-3、まさに環境省の資料で分かったことは、修正をしても、今まで794グラムが778グラムで、20グラム前後ぐらいしか変わらないということで、まだまだ課題が、掛川がどういうように数字をしているか分かりませんけど、環境省の答えに、ランキング表については調査結果を視覚的に分かりやすくしたものであり、上位の自治体につきましては精力的に取り組まれておられるものだと認識しています。平たく言えば、掛川しかり、日野市もそうですが、しっかり実績を残していますよということを追認して、それはおかしい、そんなことを言うことはないかもしれませんが、しっかりそういうように、2-ウ-3の中でも入っていて、そういうのが整理されたと思います。
私、一般質問でもしたように、観察をして現実を知る、そして情勢判断をして、そして意思決定をして行動する、それが最近言うOODAループだと言われていますが、要するに現場、現実を知るということが非常に重要で、私は今、一つずつ、掛川から遅れているかもしれませんけれども、袋井市が前に進めているということは大変いいことだと思っています。いずれは最終的にはごみ袋の値上げもあるかもしれませんけれども、まずやれることをきっちりやるということで、そういう意味では、この計画につきましては、私は評価をさせていただきたいと思います。
ただ、一つだけ確認しておかなければならないのは、ごみの係るコスト、経費です。今までざっと6億数千万円だったクリーンセンターでの袋井の包括委託のお金が、もう10億円になんなんとしている。それで、そこでごみを減量させる、3万4,000トンが今、2万9,600トンぐらいになっているんですが、ピークでは3万2,700トンぐらいまで行きましたか、900トンぐらいまで行ったんですが、それが3,000トンぐらい下がっているんですね。それだけ下がったけれども、どのぐらい包括委託で下がるかというと、変動費はほとんど下がらないです。
だから、幡鎌課長が最初、ごみを減量すれば、12億円が物すごい下がるみたいな市民への説明というのは、それはやはり現実的じゃないです。だから、話は、やはりCO2を減らすんだとか、ごみ減量はやはり地球に優しい活動なんだとか、資源化することによってSDGsに資するんだとか、そういう切り口で粛々とやるしかないんじゃないかなと。
包括委託の価格について、今日資料を持っていないものですから、3,000トン減らしたことで2,000万円、3,000万円ぐらいしか減っていないという記憶が、そのぐらいしか下がっていないですよね。ぜひともそのことを、やはり事実は事実として認識して進めていただきたいと思います。
結論は、しっかり深掘りをしてもらって、環境省にも聞いていただいて、袋井のそれぞれのごみの種別を整理して、草木だとか雑紙だとか、今後はプラスチックの減量になると思うんですが、それを進めていただいていることについては評価をしたいと思いますし、この計画をしっかり進めていただきたいと思います。
213: ◯村井委員長 答弁は。
214: ◯大庭委員 部長のほうから、もしよかったら。
215: ◯村井委員長 本多環境水道部長。
216: ◯本多環境水道部長 大庭委員から、多大な評価を私たちはいただいたなと思います。大変ありがとうございます。
その中で、このような計画ができてまいりました。これから目標に置きまして、可燃ごみの5330(ごみさんまる)運動の目標、また、ごみの総排出量に向けた、今後、実際に対策を打って、どのように全体的なごみを減らしていくかに加えまして、新たに、今回の計画からリサイクル率、この目標も出てまいりました。
今委員会、これまでの委員会でいただいた御意見等を参考にしながら計画を進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
217: ◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
218: ◯寺田委員 この表を見て、一番感じるところは、自治会でやっている集団回収のところ、これがそのまま載っているけれども……。
219: ◯村井委員長 寺田委員、どちらのあれですかね。
220: ◯寺田委員 ごめんなさい。2ページの。
221: ◯村井委員長 資料は。2-ウ-2。本編のほうの2ですかね。本編のほうのページ。
222: ◯寺田委員 こちらのほうの、少し変わったところの頂いたやつですけど。
〔発言する者あり〕
223: ◯村井委員長 じゃ、そちらのページ数だけ、言っていただいていいですか。
224: ◯寺田委員 2-ウ-3のところです。そこで、環境省に聞いて、要するに少し修正を図ったところ。
そのところで、私、一番感じたことは、分別収集のところで、集団回収のところで、新聞紙、段ボール等、こちらのほうがそのまま市のほうのごみの回収というようなところに載っているということですね。掛川は、実はこれ、ゼロなんですよね。そういうところを見ますと、これ、必ずしも環境省が出している数字が、これが自治体を本当に反映しているのかなというところ。
ですので、少しこれはこれとして見ればいいんですが、あくまでも絶対視して、環境省の数値を評価すべきではないと私は思いますが。袋井市は袋井市のやり方でやっていますよというところをきちんと押さえて、それで比較で出したというようなことも必要ではないかなと思います。
少しまだ、私もごめんなさい、細かいところまで少し見切れなかったので申し訳なかったんですけど、一番気がついたところは、集団回収のところ、ここのところは、少なくとも掛川はゼロだということ、袋井はそのまま正直に載せているということ。そこのところは明らかに違いますので、そういったところも知った上で、この表を使うと。掛川は本当にいいんだというようなことで使わないほうがいいんじゃないかなというように、私は率直に感じましたので申し上げておきます。
225: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
226: ◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
今、寺田委員がおっしゃっていただいたように、実は、先ほど環境省の見解でごみの総排出量を言ったときに、集団回収量というのがありまして、それが結局、市町村による用具の貸出し、補助金の交付等で市町村に登録された住民団体によって回収された量ということで、まさにこれが、うちは補助金を出してPTAの皆さんとかにお願いして集めていただいているものだから、量が把握されていて、この集団回収量に含めて総排出量が含まれているということなんですけど、掛川市の言い分は、うちは補助金を出していないから、数が分からないから入れないよということで、それはそれで掛川が言っていることも間違っていないですし、そういった捉え方で集計をされているのかというように思います。
ただ、先ほど少し話に出たように、この順位については、ランキングについては視覚的にやっているよとはいえ、環境省も言っているように、上位の自治体については精力的に取り組んでいると認識しているということでありますので、そういった意味で、袋井市も負けずにそこは取り組んでまいりたいと思います。
ただ、我々とすると、隣にたまたま掛川市があって全国一だものですから少し目立つもので、そこを意識してしまうというのはあるんですけど、決して別に掛川市を目標にしているわけではありませんので、我々は我々の5330(ごみさんまる)運動の目標がありますので、そこを着実に頑張っていきたいと思います。
227: ◯村井委員長 寺田委員。
228: ◯寺田委員 課長のおっしゃることもよく分かります。我々、決めにゃいかんのは、この間部長のほうからも総括的に、掛川との比較についてお話がありました。という中で、やはり収集ごみについても、若干掛川より袋井のほうが多いよというところ。あるいはまた、一番気にしなくちゃならないところ、対策して手を打たなければならないところで、まだ掛川より少し多いよというところ、少しそういうところもありますので、その辺のところも今後の課題として、袋井市がこうだというところを、この表が出てまた分かりましたけど、この表が独り歩きしないようにしてもらって、我々はやることをしっかりとやるんだという課長の説明でございましたので、それはそれとして、私も納得しました。
ですので、そういったことで、あくまでもやり方が違うよということも、我々は、これはあくまで参考値だというようなことを、私は言っておかなければいかんと思いましたので、改めて少し言わせていただきました。よろしくお願いします。
229: ◯村井委員長 大河原副市長。
230: ◯大河原副市長 寺田委員の御質問ですけれども、やはりごみを減量化するということは、市民の皆さんの相当の御理解、御協力が必要、当然事業者の皆さんもそうですけど。となると、それを協力していただくための根拠、よりどころというんでしょうか、これ、大事だと思うんですよね。ただ、やってください、やってくださいと言うだけじゃなくて、何でその数字を目標にして、減量化しなきゃいけないか。
そこのところを今回、この計画の中でしっかりとお示しできたかなと思っていますので、ぜひその点、よろしくお願いいたします。
231: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
232: ◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、2時50分から会議を再開します。
(午後2時40分 休憩)
(午後2時49分 再開)
233: ◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開します。
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エ 袋井駅南まちづくり事業について
234: ◯村井委員長 次に、袋井駅南まちづくり事業についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
清水都市計画課長。
235: ◯清水都市計画課長 (省略)
236: ◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。
237: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
村井委員。
238: ◯村井委員 御説明をいただき、駅南、駅周辺のまちづくりが着々と進捗しているのは十分理解できました。
私は、7ページのところの問題を少し、駅北と駅南の回遊性の問題をお伺いいたしますが、ここに、回遊性向上に向けた社会需要調査、今年も令和6年度予算の中でも予算化されております。こういったことを毎年毎年積み重ねて、回遊性が果たして生まれているかどうかというのが非常に疑問でございます。
要は、昼間人口を増やさないと、昼間の人口。夜間人口は、ここの、昭和46年ぐらいに区画整理が始まりましたが、そのときの4分の1ぐらいに多分低下しているはずです。それで、昼間人口はどうかというと、その調査が一度も多分やられていないと思います。昼間人口が少し増えてこないと、にぎわいも生まれてこない。夜に飲食店に来られる方は別としても、昼間の駅北を見ると、ほとんど人が歩いていない。
それで、回遊性を持たせるといっても、なかなかこれ難しいことで、これ、今、商業観光課のほうでも、空き店舗の活用を駅前中心にやられているものですが、夜になると、街灯だけついていてあとは真っ暗なんです。こういった形の中で、昼間人口を増やすにはどうしたらいいかというような、少し検討をされるべきだと思うんです。高校生とか大学生が、せっかく駅北のバス停に来ても、みんな駅南に流れてしまう。こういった形で、駅北はほとんど回遊して歩いている方がいない。エキマチフェスタのときだけは人がいる。こういう形で、イベントのときに人が幾らいても、日常で人がいないと何もならない。ですから、昼間人口が今、どのぐらいと推計されているのか、もし分かれば教えてください。
それから、駅北の考え方を少し、こういった計画がせっかくまちづくりについてというので、駅北の考え方を少し盛り込んだほうが私はいいと思うんですが、その辺の全体の考え方を、もしお答えできるようでしたら、お願いしたいと思います。
昼間人口だけは、また後でも結構ですので少しお調べいただき、昼間人口と夜間人口をお調べいただきたいと思います。
239: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。
240: ◯清水都市計画課長 1点目の、すみません、昼間人口と夜間人口につきましては、少し調べさせていただいて、また改めてどこかで報告させていただきたいと思います。
今、2点目のほう、非常に難しい問題であると受け止めております。やはり自分たちも、やはりエキマチでしたらイベントでしかなくて、これをやはり継続的に開催していくということで、そこに携わる方が、いかに昼間に集められるような、例えば空き店舗を活用してそこでお店を開いてもらうとか、少し地域にある店舗の方とか、そうした方も含めて、平常的に、日常的にそうしたものがつながっていかないと、これは結果的にやはり一過性のもので過ぎてしまうなということは考えております。
今回は、あくまでも社会実験ということで、3年間、令和4年度、令和5年度、令和6年度に開催させていただいて、また、今参加していただいている方と駅周辺の方を合わせて、また意見交換等も今、させていただくことを考えております。
これからのまちづくりを本当にどうしていくか、非常に駅北、取組については課題も多いかと思いますので、今回の社会実験を契機に、これからの実験をさらに実証に向けて進めていければということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
241: ◯安間副委員長 村井委員。
242: ◯村井委員 私、駅南のことばかり言って申し訳ないんですが、空き店舗対策をやってどのぐらい経済効果があったのか、多分、想像だと、ほとんど経済効果がないと思います。それから、イベントをやってもほとんど効果がない。
ということは、もっと根本的に、駅北、あそこ100億円以上区画整理をかけましたから、その投資効果がまだほとんど現れていない、逆に、投資効果が落ち込んでいるというような形で、あまり効果が上がっていないというような状況でございますので、ぜひその辺は、商業観光課も含めて、商業の活性化と、それからまちのにぎわいをいま一度行政のほうで、こういった計画をせっかくつくりますので、ぜひ盛り込んでいただきたい。
それから、夜間人口はどのぐらい、4分の1ぐらいだと私は想像しますが、ふくろい夜宵プロジェクトでしたっけ、そういったことをやっても、一時的に、飲食店の方はよろしいかと思うんですが、ほかの小売店の方がほとんど効果がない。要は、もう6時頃になると閉店してしまって、誰も歩いていない、誰も買物する人がいない、買うところもない。ですから、にぎわいが逆にシャッター通りみたくなって、逆にほとんど歩かない。逆に、駅南は非常に遅くまで店舗をやっていますから、飲食店もやっていますから、そちらのほうに人が流れてしまう。
こういった逆効果も現れていますので、ぜひいま一度、この辺について、投資効果等も検証しながらやっていただきたいと思います。
243: ◯安間副委員長 石田都市建設部長。
244: ◯石田都市建設部長 村井委員のほうから、駅北の考えということで御指摘いただきました。
我々、十分、駅北については、今後の課題というのはこれ、都市計画課長も含めて、市として課題として認識しているところが事実であります。
それで、今回、様々なことをやらせていただいて、駅南を起点として回遊性の実験を進めていますが、委員から御指摘のとおり、今後、駅北についてどうするかということで、例えば静岡理工科大学であったり、文芸大であったりというような大学もありますので、そういったところの識者の意見を伺うことについても取り組んで、時間はかかるかもしれませんが、課題意識を十分把握した中で、駅の北側についてもどのようなことをすべきかというのは、これから考えていきたいと考えております。よろしくお願いします。
245: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
246: ◯村井委員長 ほかに御質問ありますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
247: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 袋井市空家等対策計画の改定(中間見直し)について
248: ◯村井委員長 次に、袋井市空家等対策計画の改定(中間見直し)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
清水都市計画課長。
249: ◯清水都市計画課長 (省略)
250: ◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
木下委員。
251: ◯木下委員 4ページ、空家対策計画にございます。空き家というところなんですけれども、これ、一つ、国土交通省の住宅ということだったかな、店舗なんかも基本的には対象というか、考えていくというところだったんですけれども、空き店舗ということは、特には、すまいの相談のとき、私も2回ほど参加させていただいていましたけど、そういう店舗、先ほど駅北の店舗のお話がありましたけど、この辺と一緒に考えるということはできないのかどうかというところが一つ考えているんですが。
空家対策で、これ、空き店舗も同じようなくくりであるよということを聞いたことがあって、やはりその辺が、もう少しこれは一緒に考えたほうがいいんじゃないかなと私は考えております。移住とか何かでも、例えばそこの店舗を活用して移住者の方が何か起業するとかということも考えられるでしょうし、その辺を一緒に考えたほうがいいかなというのが、一つは考えております。
それともう一つは、空き家とまちづくりというところの試行があるんですけれども、特にセントラルパーク構想の中で、空き家とどこら辺のことを想定しているのかというところですね。今、かなり空き家というよりも建て替えが高南地区とかは進んでいて、どんどん建て替えが進んでいるという状態ではあるんですけれども、その辺の、どこら辺を想定してセントラルパーク構想と結びつけていらっしゃるのか、そこの点について教えていただきたいと思います。
252: ◯村井委員長 清水都市計画課長。
253: ◯清水都市計画課長 まず、1点目の店舗も対象とできないのかという御質問かと思います。
やはり空き家に関しましては、個人で住んでいる方で住家を対象としたというのが、まずはベースとなるものと考えております。併用住宅で使っている場合は当然、それは対象とはしておりますけれども、空き家は空き家として、まずは、今の計画の中で位置づけさせていただいております。
ただ、私たちのほうに相談が来るときには、やはり空き店舗があそこにあるよとかということの情報も得た中で、産業政策課のほうとは情報共有もしながら紹介したりとか、そういったことには当然つなげていってまいりたいと考えておりますので、そういった相談体制の中で、すまいの相談センターが中心となった中で、有効に活用できればと考えております。
それから、空き家のまちづくりの関係で、セントラルパーク構想との関連が少し分かりにくいということだと思います。
セントラルパーク構想そのものとは、これは関連することはないかなとは思っていますけれども、これからセントラルパーク構想、具体的なまた土地利用基本計画をつくっていきます。やはりそこの魅力を向上させることによって、実は高南地区のほうの空き家が流動化したりとかということにつながっておりますので、ここのセントラルパークそのものではないですけど、その周辺にもしっかり、こうしたまちづくりの拠点ができることによって、地域のポテンシャルを上げるということをまず周知して、周辺に波及効果を及ぼしていくということを考えていく。それから、働く場ということができてくれば、当然、そこから、そこに住んでいただく方ということも、周辺に住んでいただくというところがつながってくればなということで、まずはこういった市の主要事業を掲げさせていただく中で、モデル事業として試行的に取り組んでいくという方針を示させていただきました。
254: ◯村井委員長 木下委員。
255: ◯木下委員 セントラルパーク構想のところは大体理解できました。
先ほどの特措のお話がありますね。特定空家の指導、勧告をして、いわゆるどこかの特措を解除したよという話で、これ、店舗だけじゃなくて、併用している家なんかでも対象になるはずなんですよね。その辺も、たしか駅北は、割とそういうようなお店も結構あるんじゃないかなという感覚がしているので、そういうところも一ついいのかなということ。
それと1店舗、何か最近、外国人の方向けの何か。何を言っているのか私も少しあれなんですけど、かなりお客さんが来て、外国人の方がいっぱい入っているお店がオープンしているんですけど、ああいうような感じで移住、どういうように使われて、私も調査をしていないんですけど、ああいうようになったらいいなとは考えているので、また少しその辺も調査していっていただきたいなと思います。
ので、今言った併用住宅というか、店舗というか、その辺をどのぐらいあるのか。そのような、もし対象になるのであれば、そこも含めていけば、駅北のほうも何か対象になってくるかなというように考えるので、よろしくお願いします。
256: ◯村井委員長 清水都市計画課長。
257: ◯清水都市計画課長 今回の、今お話がございます空家特措法の中で、管理不全空き家のことかと思います。確かに空き家の定義は、市町によって、計画の中で少しまちまちなところがございますが、先ほど申し上げたとおり、やはり空き家が、店舗までこの計画の中でやると少し範囲が広くなり過ぎてしまうところがございます。併用住宅はもう当然入っておりますので、そうしたものは今後、引き続きやって、調査を進めながらやっていきたいと思います。
それとあわせて、空き家の特措法の管理不全空き家の対象範囲というものは少し調べ切れておりませんが、当然、建物そのものが全体的に対象になるということは理解しておりますけれども、先ほど言ったとおり、計画の中では、まずは個別の住宅をベースに進めていくということで御理解いただければと思います。
それから、外国人のほうは、すみません、情報、自分は理解しておりませんけれども、またそういった情報もあれば調べさせていただきたいと思います。
258: ◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
259: ◯寺田委員 空き家がかなりたくさんあるということ、それから、いろいろな形で対策も取っていただいていることが分かりました。
ただ、1点気になりますのは、倒壊の危険のないというところ。これ、地震の関係を言っているのかなとは思うんですけれども、空き家といいますと、昭和50年以前に建てられたものも多いのかなと、そのように思うんですけど、耐震に適用している、この中の住宅がどのくらいあるのかというところ。少し倒壊の危険なり管理不良というところの中で、実際、そういった基準に当てはめたときにどうなのかというところを少し、分かると、管理するほうも、所有者のほうも根拠を持って、そうしたことで説得ができやすいということになるのかなと思います。
最近、また空き家では、もちろん倒壊したことによって、地震によって周辺にかなり影響を受けるということが今、問題になっていまして、それと同時に、周辺にもかなり影響を与えるよということも言われていまして、その辺のところも、これから踏み込んだ形で耐震対策をやらにゃいかんなということも言っているようでございましたので、その辺の耐震基準の関係でどうかなということを1点お聞きします。
もう一点はこれ、アパートでございます。アパートは、いわゆる空き家といいますか、住んでいないようなアパートもかなりあるように思うんですけれども、その辺の調査をされているのかどうか、アパートは入っていませんと、かなり周辺の環境もよろしくないというようなことを思いますので、その辺のところが、どんな形で今度の調査の中に入っているのかどうか、少しそこら辺をお聞きいたします。
260: ◯村井委員長 清水都市計画課長。
261: ◯清水都市計画課長 まず、旧耐震の関係になる、旧耐震基準の係数かと思います。
すみません。個別の細かいところはあれなんですが、今回の議会の一般質問の中でも御質問いただいておりますけれども、今、714戸の空き家のうち、429戸が旧耐震基準、昭和56年以前の旧耐震基準ということまではつかんでおります。
それで、危険ありのものが、先ほどの42のうち39、ほとんどが、危険ありのうち旧耐震基準ということになっております。それから、ちなみに管理不良が126のうち94、それから管理良好が546のうち296、こちらは半数程度ということになります。当然、管理、少し悪いものほうが圧倒的に旧耐震基準のものが多くなっているというような状況となっております。こうしたものについては、今もそうなんですけど、除却制度等を積極的に用いるような形で、今、指導のほうも進めているところでございます。
それから、住んでいないアパートのほうですが、すみません、年度があれですけど、令和3年度に市内のアパートを全て調査させていただきました。今、細かい数字を持ち合わせていなくて、大変申し訳ございません。たしか全て部屋が空いているものと、5戸以上空いているものとか、詳細を水道の開栓状況とかを見ながらさせていただいて、たしか十数棟だったと思います。また少し情報のほうをしっかりしたものをまとめて提示させていただきますが、たしか十何棟は市内にも、全室が空いているものとかということで、当時、出ていたかと思います。
そうしたものの調査はさせていただいておりますが、今回の714戸の空き家に関しましては、自治会のほうにお願いしている中では、やはり先ほどの店舗もそうなんですが、アパート、市場流通に乗っかっているものは、やはりまずは民間のほうの売買で動かしていただくということで、あくまでも一般の住宅をターゲットにして、それをまず動かないものを優先的に動かしていくという中で計画を策定しておりますので、今回の714戸の中にはアパートは入っておりません。
262: ◯村井委員長 石田都市建設部長。
263: ◯石田都市建設部長 確認を少しお願いしたいと思うんですが、空家対策の計画については、平成31年3月に既に策定をしておりまして、その計画の中の5ページに、対象とする空き家等の種類というのを位置づけさせていただいております。少し読ませていただきますと、戸建ての住宅、これは建物全体が空き家となっている店舗などを兼ねた併用住宅も含むということになっていますので、1階が空いていて、2階は居宅で住んでいるというような空き店舗は対象にしていないと。しかしながら、1棟丸々店舗と居住部分が含まれている空き家については対象となるとしています。
それから、あともう一つ、賃貸用住宅ということですが、これは課長のほうからもありましたように、全室が空室となっている賃貸用住宅、こちらも本市の特徴として、アパートの分布、立地状況が多いという特徴もありますので、これ、その辺のことから、この二つを対策の対象の建物としていますので、そこについては、今回、改定の見直しを行うに当たっても、現時点では継続をしていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
以上、補足とさせていただきます。
264: ◯村井委員長 寺田委員。
265: ◯寺田委員 空き家の定義について、よく分かりました。
私、耐震のことを申し上げたのは、今、住宅を流動化するためには、やはり耐震基準に合っているかどうかというところが、これ、やはり住まわれる方も、また市場に出される方も、いわゆる大家といいますか、売る方もそうでございましょうけれども、やはり耐震がなっているかどうかということは、今回の能登地震においても、また余計にこの問題がクローズアップされてきているんじゃないかなと思うものですからね。
少し、ここで管理不良なり、倒壊の危険性なりというところでございますけれども、少しその辺のところからも、住宅の見極めといいますか、住んで安全な住宅かどうかというところ、やはりその辺のところを少し表に出して流動化を図るという点もいいのかなという感じがしましたものですから、あえて、ここの表ですとその辺が分かりにくいものですから、市場で流動化させるためには、そこのところ、これは耐震基準に合致している建物かどうかというところをもう少し前面に出して、流動化を図るようにされたらどうかなと思うんですが、少しその辺についてのお考えをお聞きしたいと思います。
266: ◯村井委員長 清水都市計画課長。
267: ◯清水都市計画課長 まず、耐震基準に合っているかどうか、計画の中の表記等についてはまた今後、検討していきたいなと思っておりますが、情報を出していくという、なかなか個人情報の問題等があるので、個別のものというのは出しにくい部分もございます。私たちのほうも、今、今回の新規の施策として掲げている移住定住促進策にあっても、そうした中には、必ず耐震基準を満たすという条件は付した中で、空き家のこういった流動化施策というものは講じています。これまでの施策もそうしております。
最近の事例の中では、そうした補助制度や相談をする中で、必ず自分たちのほうも耐震のほうのお話はさせていただいて、または除却のほうに結びついた事例というのが非常に最近増えてきておりますので、これから、またセミナー、それから個別相談会等も開催する中で、そうした耐震対策は当然、必要なことと思っております。そうしたことも、これから併せて推進をしていきたいと考えております。
268: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
269: ◯村井委員長 ほかに特に質疑がございませんので、以上で、本件については終了といたします。
大変恐縮ですが、ここで一時休憩とし、40分から会議を再開します。
(午後3時28分 休憩)
(午後3時38分 再開)
270:
◯村井委員長 それでは、皆様おそろいですので、次の事項に入ります。
────────────────────────────────────────
カ 市営住宅のあり方検討会の結果について
271:
◯村井委員長 次に、市営住宅のあり方検討会の結果についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
清水都市計画課長。
272: ◯清水都市計画課長 (省略)
273:
◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
大庭委員。
274: ◯大庭委員 連帯保証、市議会議員がやってもいいのか、少しその点、お伺いしたいと思います。
275:
◯村井委員長 清水都市計画課長。
276: ◯清水都市計画課長 駄目だと思いますという回答でよろしいでしょうか。基本的には、すみません、私が答えることではないかもしれませんが、特定の個人の方に利益を被るということはしてはいけないということになっているかと思いますので、保証人に関しては、なってはいけないということで認識しております。
277: ◯大庭委員 適切な扱いをしていただきたいと思います。
278:
◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
279: ◯寺田委員 私もあまり存じ上げず、恐縮なんですけれども、袋井は外国人がたくさんおりますね。
外国人の方の入居については、一定の要件が満たされれば入れるという条件になっているのかどうか、少しその辺のところをお聞きしたいと思います。
280:
◯村井委員長 清水都市計画課長。
281: ◯清水都市計画課長 外国人の入居に関しましても、袋井市の市営住宅に対しては、袋井市内に住基を、住民基本台帳に登録されている方であれば、入ることが可能となっておりますので、外国人の方であっても入居は可能となっております。
282:
◯村井委員長 寺田委員。
283: ◯寺田委員 県営住宅なんか、もう前から外国人の方がたくさんお住まいになっているところがあります。
市営住宅のほうはどうかなということを、私も直接聞いたことがなかったんですけど、今の回答で分かりましたので、これについては、国籍が外国人のままでも入居が可能だというような理解でよろしいですね。
284:
◯村井委員長 清水都市計画課長。
285: ◯清水都市計画課長 少し細かいお話になるんですが、外国籍の方につきましては、特別永住者もしくは中長期在留者で、残りの在留期間が3年以上ある方となっておりますので、一定の要件は備えていないといけないということにはなっております。
286:
◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
287:
◯村井委員長 ほかに質疑もありませんので、本件については以上で、終了といたします。
これをもちまして、議題3、報告事項については終了といたします。
────────────────────────────────────────
その他(資料提供)
ア 令和5年度 企誘致の進捗状況について
イ ふくろい応援商品券(第4弾)事業の結果について
ウ 静岡フィナンシャルグループ・浜松磐田信用金庫とのゼロカーボンシテ
ィ実現に向けた連携協定の締結について
エ 第2期袋井市環境基本計画の修正について
オ 都市計画マスタープランの見直しについて
カ
インフラメンテナンスの包括的民間委託手法導入に向けた取組について
キ 土橋地区のまちづくりについて
ク 大規模盛土造成地における第二次スクリーニング計画の結果について
ケ 土砂災害対策改修費補助金交付要綱の制定について
288:
◯村井委員長 次に、その他(資料提供)9件でございますが、その議題に入りますが、当局からの補足説明はありますか。よろしいですか。
当局からの特に補足説明はないようですので、委員の皆様につきましては、資料提供された案件につきましては御一読をお願いしたいと思います。
以上で、議題4の資料提供につきましては終了といたします。
それでは、以上で、本定例会の
建設経済委員会で予定しておりました案件につきましては全て終了いたしましたが、今回の報告事項について、全員協議会に提出案件といたしまして、袋井市空家等対策計画の改定(中間見直し)について及び市営住宅のあり方検討会の結果についての2件を全員協議会の提出案件といたしたいと存じますが、委員の皆様、それで御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
289:
◯村井委員長 じゃ、異議なしと認めまして、その2件を全員協議会の案件といたします。よろしいですか。
それでは、熱心な御議論ありがとうございました。これをもちまして、令和6年2月市議会定例会の
建設経済委員会を閉会いたします。
(午後3時48分 閉会)
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