• "◯都市建設部長"(/)
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  1. 袋井市議会 2024-03-04
    令和6年建設経済委員会 本文 開催日:2024-03-04


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-09
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和6年建設経済委員会 本文 2024-03-04 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 402 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯村井委員長 選択 2 : ◯大河原副市長 選択 3 : ◯村井委員長 選択 4 : ◯村井委員長 選択 5 : ◯和井内上下水道課長 選択 6 : ◯村井委員長 選択 7 : ◯村井委員長 選択 8 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 9 : ◯村井委員長 選択 10 : ◯村井委員長 選択 11 : ◯鈴木農政課長 選択 12 : ◯村井委員長 選択 13 : ◯村井委員長 選択 14 : ◯廣岡産業未来課長 選択 15 : ◯村井委員長 選択 16 : ◯木下委員 選択 17 : ◯村井委員長 選択 18 : ◯廣岡産業未来課長 選択 19 : ◯村井委員長 選択 20 : ◯木下委員 選択 21 : ◯村井委員長 選択 22 : ◯廣岡産業未来課長 選択 23 : ◯村井委員長 選択 24 : ◯黒岩委員 選択 25 : ◯黒岩委員 選択 26 : ◯村井委員長 選択 27 : ◯村井委員長 選択 28 : ◯内野商業観光課長 選択 29 : ◯村井委員長 選択 30 : ◯黒岩委員 選択 31 : ◯村井委員長 選択 32 : ◯内野商業観光課長 選択 33 : ◯村井委員長 選択 34 : ◯黒岩委員 選択 35 : ◯村井委員長 選択 36 : ◯内野商業観光課長 選択 37 : ◯村井委員長 選択 38 : ◯安間委員 選択 39 : ◯村井委員長 選択 40 : ◯内野商業観光課長 選択 41 : ◯村井委員長 選択 42 : ◯安間委員 選択 43 : ◯村井委員長 選択 44 : ◯内野商業観光課長 選択 45 : ◯村井委員長 選択 46 : ◯村井委員長 選択 47 : ◯渥美土木防災課長 選択 48 : ◯村井委員長 選択 49 : ◯木下委員 選択 50 : ◯村井委員長 選択 51 : ◯木下委員 選択 52 : ◯村井委員長 選択 53 : ◯渥美土木防災課長 選択 54 : ◯村井委員長 選択 55 : ◯村井委員長 選択 56 : ◯名倉都市整備課長 選択 57 : ◯村井委員長 選択 58 : ◯寺田委員 選択 59 : ◯村井委員長 選択 60 : ◯名倉都市整備課長 選択 61 : ◯村井委員長 選択 62 : ◯村井委員長 選択 63 : ◯藤原維持管理課長 選択 64 : ◯村井委員長 選択 65 : ◯村井委員長 選択 66 : ◯村井委員長 選択 67 : ◯内野商業観光課長 選択 68 : ◯村井委員長 選択 69 : ◯村井委員長 選択 70 : ◯小久江環境政策課長 選択 71 : ◯村井委員長 選択 72 : ◯村井委員長 選択 73 : ◯村井委員長 選択 74 : ◯廣岡産業未来課長 選択 75 : ◯村井委員長 選択 76 : ◯安間副委員長 選択 77 : ◯村井委員 選択 78 : ◯安間副委員長 選択 79 : ◯廣岡産業未来課長 選択 80 : ◯安間副委員長 選択 81 : ◯村井委員 選択 82 : ◯安間副委員長 選択 83 : ◯廣岡産業未来課長 選択 84 : ◯安間副委員長 選択 85 : ◯村井委員 選択 86 : ◯安間副委員長 選択 87 : ◯廣岡産業未来課長 選択 88 : ◯安間副委員長 選択 89 : ◯村井委員 選択 90 : ◯安間副委員長 選択 91 : ◯廣岡産業未来課長 選択 92 : ◯安間副委員長 選択 93 : ◯村井委員長 選択 94 : ◯寺田委員 選択 95 : ◯村井委員長 選択 96 : ◯廣岡産業未来課長 選択 97 : ◯村井委員長 選択 98 : ◯寺田委員 選択 99 : ◯村井委員長 選択 100 : ◯廣岡産業未来課長 選択 101 : ◯村井委員長 選択 102 : ◯寺田委員 選択 103 : ◯村井委員長 選択 104 : ◯廣岡産業未来課長 選択 105 : ◯村井委員長 選択 106 : ◯木下委員 選択 107 : ◯村井委員長 選択 108 : ◯廣岡産業未来課長 選択 109 : ◯村井委員長 選択 110 : ◯木下委員 選択 111 : ◯村井委員長 選択 112 : ◯廣岡産業未来課長 選択 113 : ◯村井委員長 選択 114 : ◯安間委員 選択 115 : ◯村井委員長 選択 116 : ◯廣岡産業未来課長 選択 117 : ◯村井委員長 選択 118 : ◯安間委員 選択 119 : ◯村井委員長 選択 120 : ◯廣岡産業未来課長 選択 121 : ◯村井委員長 選択 122 : ◯藤田産業部長 選択 123 : ◯村井委員長 選択 124 : ◯安間委員 選択 125 : ◯村井委員長 選択 126 : ◯廣岡産業未来課長 選択 127 : ◯村井委員長 選択 128 : ◯村井委員長 選択 129 : ◯村井委員長 選択 130 : ◯藤原維持管理課長 選択 131 : ◯村井委員長 選択 132 : ◯安間委員 選択 133 : ◯村井委員長 選択 134 : ◯藤原維持管理課長 選択 135 : ◯村井委員長 選択 136 : ◯安間委員 選択 137 : ◯村井委員長 選択 138 : ◯藤原維持管理課長 選択 139 : ◯村井委員長 選択 140 : ◯木下委員 選択 141 : ◯村井委員長 選択 142 : ◯藤原維持管理課長 選択 143 : ◯村井委員長 選択 144 : ◯木下委員 選択 145 : ◯村井委員長 選択 146 : ◯藤原維持管理課長 選択 147 : ◯村井委員長 選択 148 : ◯大河原副市長 選択 149 : ◯村井委員長 選択 150 : ◯寺田委員 選択 151 : ◯村井委員長 選択 152 : ◯藤原維持管理課長 選択 153 : ◯村井委員長 選択 154 : ◯寺田委員 選択 155 : ◯村井委員長 選択 156 : ◯藤原維持管理課長 選択 157 : ◯村井委員長 選択 158 : ◯寺田委員 選択 159 : ◯村井委員長 選択 160 : ◯藤原維持管理課長 選択 161 : ◯村井委員長 選択 162 : ◯大庭委員 選択 163 : ◯村井委員長 選択 164 : ◯藤原維持管理課長 選択 165 : ◯村井委員長 選択 166 : ◯大庭委員 選択 167 : ◯村井委員長 選択 168 : ◯藤原維持管理課長 選択 169 : ◯大庭委員 選択 170 : ◯藤原維持管理課長 選択 171 : ◯大庭委員 選択 172 : ◯藤原維持管理課長 選択 173 : ◯村井委員長 選択 174 : ◯大庭委員 選択 175 : ◯村井委員長 選択 176 : ◯安間副委員長 選択 177 : ◯村井委員 選択 178 : ◯安間副委員長 選択 179 : ◯藤原維持管理課長 選択 180 : ◯安間副委員長 選択 181 : ◯村井委員 選択 182 : ◯安間副委員長 選択 183 : ◯藤原維持管理課長 選択 184 : ◯安間副委員長 選択 185 : ◯村井委員長 選択 186 : ◯大庭委員 選択 187 : ◯村井委員長 選択 188 : ◯村井委員長 選択 189 : ◯小久江環境政策課長 選択 190 : ◯村井委員長 選択 191 : ◯大庭委員 選択 192 : ◯村井委員長 選択 193 : ◯小久江環境政策課長 選択 194 : ◯村井委員長 選択 195 : ◯大庭委員 選択 196 : ◯村井委員長 選択 197 : ◯小久江環境政策課長 選択 198 : ◯大庭委員 選択 199 : ◯小久江環境政策課長 選択 200 : ◯村井委員長 選択 201 : ◯大庭委員 選択 202 : ◯村井委員長 選択 203 : ◯寺田委員 選択 204 : ◯村井委員長 選択 205 : ◯小久江環境政策課長 選択 206 : ◯村井委員長 選択 207 : ◯寺田委員 選択 208 : ◯村井委員長 選択 209 : ◯小久江環境政策課長 選択 210 : ◯村井委員長 選択 211 : ◯村井委員長 選択 212 : ◯和井内上下水道課長 選択 213 : ◯村井委員長 選択 214 : ◯寺田委員 選択 215 : ◯村井委員長 選択 216 : ◯和井内上下水道課長 選択 217 : ◯村井委員長 選択 218 : ◯寺田委員 選択 219 : ◯村井委員長 選択 220 : ◯寺田委員 選択 221 : ◯村井委員長 選択 222 : ◯村井委員長 選択 223 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 224 : ◯村井委員長 選択 225 : ◯木下委員 選択 226 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 227 : ◯木下委員 選択 228 : ◯村井委員長 選択 229 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 230 : ◯村井委員長 選択 231 : ◯木下委員 選択 232 : ◯村井委員長 選択 233 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 234 : ◯村井委員長 選択 235 : ◯大庭委員 選択 236 : ◯村井委員長 選択 237 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 238 : ◯村井委員長 選択 239 : ◯大庭委員 選択 240 : ◯村井委員長 選択 241 : ◯本多環境水道部長 選択 242 : ◯安間副委員長 選択 243 : ◯村井委員 選択 244 : ◯安間副委員長 選択 245 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 246 : ◯安間副委員長 選択 247 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 248 : ◯安間副委員長 選択 249 : ◯清水都市計画課長 選択 250 : ◯安間副委員長 選択 251 : ◯村井委員 選択 252 : ◯安間副委員長 選択 253 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 254 : ◯安間副委員長 選択 255 : ◯清水都市計画課長 選択 256 : ◯安間副委員長 選択 257 : ◯村井委員 選択 258 : ◯安間副委員長 選択 259 : ◯村井委員長 選択 260 : ◯寺田委員 選択 261 : ◯村井委員長 選択 262 : ◯寺田委員 選択 263 : ◯村井委員長 選択 264 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 265 : ◯村井委員長 選択 266 : ◯寺田委員 選択 267 : ◯村井委員長 選択 268 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 269 : ◯村井委員長 選択 270 : ◯寺田委員 選択 271 : ◯村井委員長 選択 272 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 273 : ◯寺田委員 選択 274 : ◯村井委員長 選択 275 : ◯幡鎌廃棄物対策課長 選択 276 : ◯村井委員長 選択 277 : ◯村井委員長 選択 278 : ◯村井委員長 選択 279 : ◯鈴木農政課長 選択 280 : ◯村井委員長 選択 281 : ◯安間委員 選択 282 : ◯村井委員長 選択 283 : ◯鈴木農政課長 選択 284 : ◯村井委員長 選択 285 : ◯安間委員 選択 286 : ◯村井委員長 選択 287 : ◯鈴木農政課長 選択 288 : ◯村井委員長 選択 289 : ◯木下委員 選択 290 : ◯村井委員長 選択 291 : ◯鈴木農政課長 選択 292 : ◯村井委員長 選択 293 : ◯大庭委員 選択 294 : ◯村井委員長 選択 295 : ◯鈴木農政課長 選択 296 : ◯大庭委員 選択 297 : ◯鈴木農政課長 選択 298 : ◯大庭委員 選択 299 : ◯鈴木農政課長 選択 300 : ◯大庭委員 選択 301 : ◯鈴木農政課長 選択 302 : ◯大庭委員 選択 303 : ◯鈴木農政課長 選択 304 : ◯大庭委員 選択 305 : ◯村井委員長 選択 306 : ◯鈴木農政課長 選択 307 : ◯村井委員長 選択 308 : ◯寺田委員 選択 309 : ◯村井委員長 選択 310 : ◯寺田委員 選択 311 : ◯村井委員長 選択 312 : ◯鈴木農政課長 選択 313 : ◯村井委員長 選択 314 : ◯寺田委員 選択 315 : ◯村井委員長 選択 316 : ◯鈴木農政課長 選択 317 : ◯村井委員長 選択 318 : ◯村井委員長 選択 319 : ◯内野商業観光課長 選択 320 : ◯村井委員長 選択 321 : ◯寺田委員 選択 322 : ◯村井委員長 選択 323 : ◯内野商業観光課長 選択 324 : ◯村井委員長 選択 325 : ◯寺田委員 選択 326 : ◯村井委員長 選択 327 : ◯内野商業観光課長 選択 328 : ◯村井委員長 選択 329 : ◯大庭委員 選択 330 : ◯村井委員長 選択 331 : ◯内野商業観光課長 選択 332 : ◯村井委員長 選択 333 : ◯大庭委員 選択 334 : ◯村井委員長 選択 335 : ◯内野商業観光課長 選択 336 : ◯村井委員長 選択 337 : ◯大庭委員 選択 338 : ◯村井委員長 選択 339 : ◯安間委員 選択 340 : ◯村井委員長 選択 341 : ◯内野商業観光課長 選択 342 : ◯村井委員長 選択 343 : ◯安間委員 選択 344 : ◯村井委員長 選択 345 : ◯内野商業観光課長 選択 346 : ◯村井委員長 選択 347 : ◯木下委員 選択 348 : ◯村井委員長 選択 349 : ◯内野商業観光課長 選択 350 : ◯村井委員長 選択 351 : ◯木下委員 選択 352 : ◯村井委員長 選択 353 : ◯内野商業観光課長 選択 354 : ◯村井委員長 選択 355 : ◯木下委員 選択 356 : ◯村井委員長 選択 357 : ◯内野商業観光課長 選択 358 : ◯村井委員長 選択 359 : ◯村井委員長 選択 360 : ◯村井委員長 選択 361 : ◯清水都市計画課長 選択 362 : ◯村井委員長 選択 363 : ◯木下委員 選択 364 : ◯村井委員長 選択 365 : ◯清水都市計画課長 選択 366 : ◯村井委員長 選択 367 : ◯木下委員 選択 368 : ◯村井委員長 選択 369 : ◯清水都市計画課長 選択 370 : ◯村井委員長 選択 371 : ◯安間副委員長 選択 372 : ◯村井委員 選択 373 : ◯安間副委員長 選択 374 : ◯清水都市計画課長 選択 375 : ◯安間副委員長 選択 376 : ◯石田都市建設部長 選択 377 : ◯安間副委員長 選択 378 : ◯村井委員 選択 379 : ◯安間副委員長 選択 380 : ◯清水都市計画課長 選択 381 : ◯安間副委員長 選択 382 : ◯村井委員 選択 383 : ◯安間副委員長 選択 384 : ◯清水都市計画課長 選択 385 : ◯安間副委員長 選択 386 : ◯村井委員長 選択 387 : ◯大庭委員 選択 388 : ◯村井委員長 選択 389 : ◯清水都市計画課長 選択 390 : ◯村井委員長 選択 391 : ◯大庭委員 選択 392 : ◯村井委員長 選択 393 : ◯清水都市計画課長 選択 394 : ◯大庭委員 選択 395 : ◯清水都市計画課長 選択 396 : ◯村井委員長 選択 397 : ◯清水都市計画課長 選択 398 : ◯大庭委員 選択 399 : ◯清水都市計画課長 選択 400 : ◯大庭委員 選択 401 : ◯村井委員長 選択 402 : ◯村井委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時57分 開会)      開   会 ◯村井委員長 それでは、ただいまから市議会建設経済委員会を開会いたします。  案件につきましては、付託議案の審査が12件、協議事項はございません。報告事項が6件、資料提供が9件ありますので、よろしくお願いをいたします。  初めに、当局を代表いたしまして、大河原副市長より御挨拶をお願いします。  大河原副市長。 2: ◯大河原副市長 皆様、改めましておはようございます。当局を代表しまして、一言御挨拶を申し上げます。  先週の一般質問では、議員の皆様から多くの御意見、御提言を承りました。いただいた御意見等は、今後の市政に生かしてまいりたいと思っております。  能登半島地震から、御案内のとおり2カ月が経過をしまして、依然として多くの住民の皆さんが、厳しい環境の中で避難生活を強いられているということでございます。被災地の皆さんに心よりのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧復興を願うところでございます。  本市におきましても、上下水道課、危機管理課、課税課等々、職員を現地に派遣しました。被災地支援に取り組んでいるところでございますが、とりわけ断水が続く中での飲料水の確保、それから倒壊した家屋の片づけといったところに苦慮されているということを担当の職員から伺っているところでございます。平成7年の1月17日に発災をしました阪神・淡路大震災を思い出すわけでございますが、当時、甚大な被害を受けました神戸市でございますけれども、上下水道の完全復旧までに3カ月かかったということを伺っております。その教訓から神戸市では、「こわれない」「止まらない」「強い」水道をつくることを掲げまして、大規模災害への対策を講じているということを承知しております。  本市におきましても、老朽管の更新、耐震化の強化、あるいは断水時の飲み水の確保など、今回の能登半島地震の教訓を今後の事業に生かしてまいりたいと考えております。  さて、新型コロナウイルス感染症が5類に移行されました。暮らし、経済活動は制限が緩和へと、徐々にではございますが、コロナ禍前の活動が本格化してまいりました。  先般公表されました、静岡経済研究所の2024年度の日本経済の見通しでございますが、プラス1%の成長という予測をしてございます。これは、賃上げですとか定額減税による可処分所得の向上、あるいはデジタル化やグリーン化による民間企業の生産活動の活発化といったようなことが背景にあるという分析結果でございます。今後、本市の経済産業活動、あるいは個人消費などにも期待をしているところでございます。  一方で、人口減少とか、あるいは少子高齢化、さらには働き方改革といったようなことの影響から、深刻な労働力不足をはじめとして、将来予測が難しい社会情勢だということで、課題も少なくないわけでございます。市役所におきましても、一般質問でもお答えしました技術職員の確保というところが、喫緊の課題でございます。来年度は、新規採用職員が1名にとどまっているといったようなことでもございますけれども、いずれにしても、人材確保と併せて、職員のスキルアップといった対策、これ、待ったなしの状況ということで認識をしております。  今回の委員会でございますが、新年度予算の御審議をいただくということでございます。令和6年度はさらなるチャレンジ&スマイルの好循環、これを掲げまして、海のにぎわいプロジェクトをはじめ、袋井セントラルパーク構想の推進、空き家対策、さらには柳原雨水ポンプ場の整備等の治水対策。加えて、申し上げれば、企業誘致やスタートアップの取組強化、後継者の確保対策等々、着実な事業推進を図ってまいりたいと考えております。  委員の皆様には、ぜひ忌憚のない御意見をいただきますとともに、当局側の説明に耳を傾けていただきまして、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 3: ◯村井委員長 ありがとうございました。  それでは、早々に議題に入りたいと思います。  初めに、議題(1)令和6年2月市議会定例会に付託された議案の審査に入ります。  当局並びに委員の皆様にお願いいたします。
     効率的な議事進行のため、簡明な説明及び質疑応答をお願いいたします。なお、説明や質疑におきましては、ファイルを移動する場合は、まず、どこのフォルダーに入っているかをお伝えいただき、その後、ファイル番号をお伝えいただきますようお願いします。  また、質疑等を行う場合につきましては、大変資料が多うございますので、資料のページ等をお伝えしていただいた後に質疑をしていただくよう、併せてお願いを申し上げます。  ────────────────────────────────────────      (1)令和6年2月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第2号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第9号)について-所           管部門- 4: ◯村井委員長 初めに、ア、議第2号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第9号)についてのうち、所管部門を議題といたします。  補正予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いいたします。  それでは、初めに、上下水道課所管について、当局から説明を求めます。  和井内上下水道課長。 5: ◯和井内上下水道課長 (省略) 6: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯村井委員長 以上で、上下水道課については終了といたします。  次に、廃棄物対策課所管について、当局から説明を求めます。  幡鎌廃棄物対策課長。 8: ◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略) 9: ◯村井委員長 ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯村井委員長 以上で、廃棄物対策課所管につきましては終了といたします。  次に、農政課所管について、当局から説明を求めます。  鈴木農政課長。 11: ◯鈴木農政課長 (省略) 12: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯村井委員長 それでは、特に質疑もありませんので、以上で、農政課所管につきましては終了といたします。  次に、産業未来課所管について、当局から説明を求めます。  廣岡産業未来課長。 14: ◯廣岡産業未来課長 (省略) 15: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたしたいと思います。いかがでしょうか。  木下委員。 16: ◯木下委員 7款1項1目の商工総務費、電力・ガス・食料品等価格高騰対策事業の中小企業等高圧電力電気料金高騰対策支援事業、これ、5,000万円というところで、3,700万円の減額というところで、あまりにも利用者の利用数というか、活用するのが少ない感じがするんですけれども、もともとの積算と利用された金額の差をどういうようにというか、使って、周知がされていないんじゃないかという感覚がするんですけど、その辺はいかがでしょう。 17: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 18: ◯廣岡産業未来課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  予算5,000万円に対して執行額1,300万円で、周知がされていないんじゃないかという御質問かと思います。この補助金につきましては、市内で高圧電力、特別高圧を受電している事業者への電気料金高騰分の一部を補助するということで、市内での契約口数を参考に予算計上のほうをさせていただきまして、当初は約830件の申請を予定しておりましたが、今現在、おおむね170件程度、2割程度の支出予定となっております。  この3,700万円の要因といたしましては、同じ根拠の契約口数で計上している浜松市、それから静岡市も同様に約2割、3割ということで、かなり苦しんでいる申請率と伺っておりますが、契約口数には、対象外であります公共施設ですとか、大手ドラッグストアとか大企業とか、そういったところも含まれているということ。それから、使用量が少ないので、申請の手間が多く、申請しないというところも、数がかなり出ています。  本市といたしましては、当初、市ホームページ、広報、それから袋井商工会議所、商工会のホームページ、LINEの周知、それから、袋井商工会議所だよりへの折込みですとか、商工会会員等へのダイレクトメール、そういったものでまず3,300通ほど、ダイレクトメールのほうを送りました。  そして、さらに後半では、製造業を中心に高圧電力を使用していると思われる事業所、約850事業所に対して再度ダイレクトメールを送りまして、かつ未提出のところに関しては一件一件全て電話で確認をして、高圧であるかどうか、もしくは高圧である場合は申請してもらえるかどうかということを全て確認いたしました。その結果、全部で180件弱ぐらいの申請率にはなっておりますが、様々な理由から申請しないところもあるということの中で、本市といたしましては、必要な方々に必要な支援が届いていると考えております。 19: ◯村井委員長 木下委員。 20: ◯木下委員 ということは、周知はしていたけれども、手間がかかるとかその他の理由で利用者が少なかったということですね。  今後の対策は、何か考えることがあるのでしょうか。それか、もうこれで終了ということなのか、それ、1点、再質問します。 21: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 22: ◯廣岡産業未来課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  これ、国の交付金を活用しての事業となりますので、今現在、今後、電気料金に関する支援というものは考えておりません。 23: ◯村井委員長 ほかにございますか。  黒岩委員。 24: ◯黒岩委員 私のほうからは、ふくろい応援商品券についてお伺いします。                 〔発言する者あり〕 25: ◯黒岩委員 すみません、間違えました。 26: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27: ◯村井委員長 ほかに質問もございませんので、以上で、産業未来課所管につきましては終了といたします。  それでは、次に、商業観光課所管について、当局から説明を求めます。  内野商業観光課長。 28: ◯内野商業観光課長 (省略) 29: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。  黒岩委員。 30: ◯黒岩委員 先ほどは失礼しました。  今、御説明いただいたんですけれども、プレミアム率が20%ということで、毎回そうかと思うんですけど、そのようにした理由について伺いたいと思います。  それから、実施時期なんですけれども、8月から9月の時期とありますが、入学シーズンに合わせる考えはなかったのか、これについてもお伺いいたします。お願いします。 31: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 32: ◯内野商業観光課長 黒岩委員の御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、プレミアム率20%についてでございますが、プレミアム商品券事業につきましては、事業者支援と生活者支援の二つの考え方があるかと思いますけれども、本市の場合は、事業者支援を基本に展開してございます。  物価の高騰で買い控えをするとか、そういったことなく経済をしっかり回すためのもので、市民の皆さんに買っていただいて、使っていただいて成り立つ事業でありますので、プレミアム率の設定につきましては苦心するところではございますが、過去4回の事業実施におきましては抽せんになることもなく完売しており、また、換金率も100%に近い結果でしたので、十分に魅力あるプレミアム率であって、また、広く希望する方に御購入いただけた、バランスの取れたプレミアム率であったと考えておりますので、引き続き20%に設定するものでございます。  次に、使用期間につきましては、先ほど御説明申し上げましたスケジュールが、補正予算を御可決いただいた場合での最短のスケジュールでございます。入学シーズンには間に合いませんが、夏休みですとか秋祭りの時期に使用期間が重なるよう設定してございます。 33: ◯村井委員長 黒岩委員。 34: ◯黒岩委員 御説明ありがとうございます。  夏休みや秋祭りに合わせるという考え、確かにそれもありかなと思いますが、今、私、入学シーズンと言いましたのは、大変入学シーズンというのは買う物が多いです。そういうときに実施していただけると、これは事業者目線ではないんですけれども、生活支援としては、そういったのも前もってこれから考えていただけたらありがたいかと思います。よろしくお願いいたします。 35: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 36: ◯内野商業観光課長 事業者支援として行っておりますので、先ほども申し上げましたように、市民の皆さんに買っていただいて、使っていただいて成り立つ事業でありますので、より市民の皆様の消費が喚起できるような時期に、次、もしございましたら、そういった時期の設定も検討してまいりたいと思います。 37: ◯村井委員長 ほかにございますか。  安間委員。 38: ◯安間委員 同じくふくろい応援商品券発行事業に関して質問させていただきます。使用期間についての質問です。  こちらの概要の資料で、事業概要の使用期間に8月下旬から10月下旬予定となっておりますが、実質2カ月間だと思います。この2カ月間という期間をどのように課としては捉えていらっしゃるのか、この認識についてお伺いしたいです。  なぜかといいますと、過去4弾までやっておりますけれども、実施期間で短かったものでも3カ月だったと思います。そういった中で、今回、発行枚数、部数を減らして、期間を短縮してというような形も理解できなくもないんですが、どういった形でこの2カ月という実施期間を設定していらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 39: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 40: ◯内野商業観光課長 安間委員の御質問にお答えを申し上げます。  使用期間の設定につきましては、これまで3カ月ほどあったものを2カ月にした理由ということでございますが、5冊から3冊に冊数を減らしたということと、あと、事業者支援として行いますので、日常の買物に商品券の効果が溶け込んでしまわないように、期間を短く設定することで、ふだん買わないようなものを買うですとか、いつもよりグレードの高いものを買っていただいて、より事業効果を高めたいという思いで短く設定してございます。 41: ◯村井委員長 安間委員。 42: ◯安間委員 事業効果の向上ということで理解できました。  それに付随してなんですけど、例えばいずれにしても事業者が関係しないといけないと思います。年間スケジュール、あくまで予定となっていますけど、こちらも9月上旬から11月下旬ということで、3カ月ほどあろうかなと思います。  私の質問は、事業者の換金、こちらの手続に支障がないように、予定を改めてまた組んでいただきたいなと思っていますが、それに対して見解をお伺いしたいと思います。  例えば第4弾の事業結果についての報告資料で、アンケート、事業者からの声として、換金に毎回商工会に行かないといけない、時間的にロスがというような回答があったかと思います。そういった中で、今回、実施期間が短くなるけど、換金期間も短く設定されているように私は理解しておりますけれども、事業者の方の換金に支障がないように取り組んでいただきたいなと思いますけど、こちらについてお考えをお聞かせください。 43: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 44: ◯内野商業観光課長 事業者の換金に支障がないようにということでございますが、これまでの実績を踏まえてこの期間を設定してございますが、事業者に支障が出ることがないように、商工団体と協議して設定してまいりたいと存じます。 45: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、商業観光課所管につきましては終了といたします。  次に、土木防災課所管について、当局から説明を求めます。  渥美土木防災課長。 47: ◯渥美土木防災課長 (省略) 48: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。  木下委員。 49: ◯木下委員 それでは、8款2項1目の14節の工事請負費、橋梁の……。 50: ◯村井委員長 木下委員、どの資料の何ページでしょうか。
    51: ◯木下委員 すみません。002-001の補足資料の13ページ、8款2項1目道路橋梁費のところです。14節の工事請負費です。そちらの橋梁の長寿命化修繕工事請負費。  来年度というところに持っていくというところなんですけど、先ほど繰越明許のところもあるんですけど、だんだん先送りというか、災害とかいろいろなところであるので、なるべくできる限りやっていただきたいなというところで、今後の見通しも含めて、橋梁、特に危ないので、そこら辺少し考えていただきたいなと思うんですけど、今後の見通しを少し教えていただきたいなと思います。 52: ◯村井委員長 渥美土木防災課長。 53: ◯渥美土木防災課長 それでは、木下委員の質問にお答え申し上げます。  橋梁の長寿命化に係る予算の確保、今後の見通しということでございますが、この予算ですが、全国的に、やはり100%なかなか内示率がつかないという状況もございます。  現在、袋井市では、定期点検、5年に一巡するような形で回しておりまして、異常、損傷が見つかったものにつきましては翌年度に設計委託、その次の年に工事のほうを発注する計画でおります。これ、次回の点検までに完了するというような仕組みになっておりまして、少し前倒しで予算のほうも確保に努めております。先送りということになりますが、2年3年、3年間ぐらいの中で工事のほうを終わらせていくような計画を立てさせていただきまして、2巡目、次回の定期点検までには必ず実施するような形で、これまで努めさせていただきました。  実施100%、今まで修繕のほうを行うことができましたので、今後もこういった、少し先を見据えた計画を立てながら実施してまいるとともに、国に対しましても予算の確保、なるべく多くを頂けるように要望等に努めさせていただきまして、国、県、また情報交換しながら、予算を確保しながら、前倒しで事業のほうを進めてまいりたいと考えております。 54: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、土木防災課所管については終了といたします。  次に、都市整備課所管について、当局から説明を求めます。  名倉都市整備課長。 56: ◯名倉都市整備課長 (省略) 57: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。  寺田委員。 58: ◯寺田委員 今、工事の関係で遅延が出ているということでございますけれども、主に原因はいろいろ、今、物価高であるとか、また資材の入手困難、あるいは人材不足とかいろいろあるかと思うんですけれども、こういったものが大勢にどのような形で影響しているのか、もしその辺の状況が分かれば教えていただきたいと思います。 59: ◯村井委員長 名倉都市整備課長。 60: ◯名倉都市整備課長 寺田委員の御質問に御答弁申し上げます。  物件補償費の繰越しの関連で御質問いただいたと思いますけれども、従前の新型コロナウイルス感染症などの影響を受けてきたものが、今、引き続き影響しているということもあろうかと考えておりまして、建て替え等をする場合は、住宅会社にもよりますけれども、複数お客さんを抱えておりますと、資材の関係等もございまして順番待ちが生じているというような状況もございまして、補償契約した後もなかなか着工できないというような方もおられまして、そういったものを繰越ししていくというものでございます。  これ、街路事業、土地区画整理事業、それぞれ同じでございますけれども、今のところ住宅会社とか建築業者等とも話をしていただきながら、令和6年度内には必ず管理できるようなことで話を進めておりますので、今のところは問題はないと考えております。 61: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上をもちまして、都市整備課所管につきましては終了といたします。  それでは、次に、維持管理課所管について、当局から説明を求めます。  藤原維持管理課長。 63: ◯藤原維持管理課長 (省略) 64: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、維持管理課所管につきましては終了といたします。  それでは、会議の途中ですが、ここで休憩とし、10時10分から再開をいたします。                (午前10時01分 休憩)                (午前10時09分 再開) 66: ◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので会議を再開いたしますが、墓地会計の特別会計の補正予算に入る前に、先ほどの商業観光課の応援商品券の問題で、議案の説明が一部されておりませんでしたので、改めて繰越明許に関する説明を求めます。  内野商業観光課長。 67: ◯内野商業観光課長 大変失礼いたしました。先ほどのふくろい応援商品券発行事業につきまして、追加で説明させていただきます。  ファイルは、議案フォルダー内の000-01、令和6年度2月袋井市議会定例会議案の13ページを御覧ください。  先ほど御説明申し上げました、ふくろい応援商品券発行事業につきましては繰越明許費で計上させていただくものでございます。13ページ、第2表繰越明許費の上から4行目でございます。よろしくお願いいたします。 68: ◯村井委員長 ありがとうございました。  それでは、次の議題に入ります。  ────────────────────────────────────────         イ 議第6号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)につ           いて 69: ◯村井委員長 次に、イの議第6号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  小久江環境政策課長。 70: ◯小久江環境政策課長 (省略) 71: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72: ◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第6号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 議第8号 令和6年度袋井市一般会計予算について-所管部門- 73: ◯村井委員長 次に、ウ、議第8号 令和6年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を議題といたします。  予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いします。  初めに、産業未来課所管について、当局から説明を求めます。  廣岡産業未来課長。 74: ◯廣岡産業未来課長 (省略) 75: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。 76: ◯安間副委員長 委員長を交代します。  村井委員。 77: ◯村井委員 予算説明資料の中で、124ページ、農業・工業・観光実態分析調査業務委託料350万円ですが、今の説明の中で、サンプリングがどの程度かという問題が1点と、それから、ヒアリングを行うということで御説明がありましたが、参考数全部のヒアリングを行うのか、その結果によってのヒアリングを行うのか、その分析に係るヒアリングってどんな内容で行うのか、その辺、もし説明ができればお伺いしたいと思います。 78: ◯安間副委員長 廣岡産業未来課長。 79: ◯廣岡産業未来課長 それでは、村井委員の御質問にお答え申し上げます。  農業・工業・観光実態分析調査によるサンプリング、それからヒアリングに係る御質問かと思いますが、まず初めに、サンプリングについてでございますが、今現在予定しておりますのは、工業振興計画に係るものといたしましては、市内に立地する製造業ですとか小売、飲食含めて、約700社程度のアンケート調査を予定しております。  観光実態分析調査につきましては、これは、遠州三山に訪れる観光客を対象に、各シーズンごと、夏、秋、冬を通して観光客にアンケート調査を行うもので、合計360サンプルぐらいを予定しております。  そして、農業の調査に関しましては、市内で営農をする農業者、認定農業者約220人、それから農業法人約50人、計270人に対して、アンケート調査を実施する予定でおります。  そして、ヒアリングの内容についてでございますが、工業振興計画に関するヒアリングにつきましては、生産性向上に取り組んでいる企業、これ、商工団体にもお話を聞きながら、少し先進的に生産性向上に取り組んでいる企業10社を選定してヒアリング調査を実施する予定でございます。  それから、観光基本計画へのヒアリングにつきましては、観光を営む、例えば観光センターですとか、そういったところに観光関連事業者へのヒアリングとして、2社以上ヒアリングを予定しております。  農業振興ビジョンに関しては、ヒアリングまでは実施しない予定で、アンケート調査による実態分析というような形で考えております。 80: ◯安間副委員長 村井委員。 81: ◯村井委員 アンケート調査は全体のうちの700社、それから観光客が360人、農業が220人と、法人が50人の中で、ヒアリングの数が少し少ないような感じがするということと、それから、生産性向上に取り組む企業ってどのぐらい、何社ぐらいは市内にあるのか、そのうちの何%ぐらいにヒアリングするのか。それぞれ、工業振興計画とか観光基本計画、それから農業振興ビジョン、同じような内容で調査をされるという計画を組んでいると思うんです。そういったことと重複しないのかどうか。  どういった内容でというのが少しよく分からないものですからお伺いをしたいと思いますが、今の中で、特に農業の関係で、営農が220人、それから法人が50人ということですが、市内で全体数を、全体数の何%ぐらいに当たるのか、その辺をお伺いしたい。これはアンケート調査とヒアリング、パーセンテージを少し教えていただきたいと思いますし、各計画との整合性をどのように捉えているのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。 82: ◯安間副委員長 廣岡産業未来課長。 83: ◯廣岡産業未来課長 質問にお答え申し上げます。  一つは、ヒアリング数が少ないということで、全体に対するヒアリングの割合の御質問かと思います。  まず、工業振興計画についてでございますが、それこそ来年度につきましては、今……。まず、工業振興計画の関係になりますが、おおよそ袋井市内の全事業所が約3,400ぐらいの事業所があります。そのうちの700という形のアンケート調査になります。また、農業につきましては、全体で約1,700人いる中で、認定農業者220、法人が50、計270人ということで、約16%を予定しております。  市内における生産性向上が何社あって何%かという、市内の生産性向上をしている企業が何社かというところまで、すみません、捕捉はしておりませんので、それこそ来年度しっかりその捕捉をした中で、最適な事業者のほうの選定をしてまいりたいと考えております。  アンケート調査の内容につきましては、それぞれ工業振興計画、それから観光基本計画、そして農業振興ビジョン、それぞれ対象者が異なりますので、それぞれ設問を設けてアンケート調査のほうを行ってまいりたいと考えております。 84: ◯安間副委員長 村井委員。 85: ◯村井委員 今、少しそれぞれの計画との整合性があまり御答弁がなかったんですが、要はそれぞれの計画の中で、片方はそれぞれのビジョンの中で調査もされている、分析もされている。今回やる意義があまりよく分からない。それで、私、サンプル数が少ない、なぜ少ないかというと、前にやった調査と今回やる調査がまた別の調査だと、主立った計画の内容が少し整合が取れなくなってくる可能性もあります。聞く方が違いますから。そういったことを、予算350万円かけて調査されるようですが、そういったことの予算化をするときに、どのような内容で改めて調査をするのか、その目的がよくはっきり分からない、今、説明を受けただけでは。  そういったことが、やはりいろいろな調査をたくさんやりますが、同じような調査を何回も何回も繰り返しやられて、それがどう生かされるのか、じゃ、この分析をやって将来どうなるのか、どういう計画をつくっていくのかというのが、しっかりとした考え方があるのかどうか、その辺についてもお伺いをしたいと思いますし、今、生産性向上の取組のやつで、何社あるか分からない、そのうちの10社やりますと言われても、膨大な、3,400社があって、生産性の取組というのは、皆さん、生産性向上はやられていると思うんです。それがどういうようにサンプリングしていくのか、その辺の考え方も、少し説明がなかったものですから教えていただきたい。  それから、観光の面が、先ほども少しお話がございましたが、遠州三山を訪れる、市内に観光に訪れる方が四百数十万人だと思うんですが、そのうちのたった360人、これでしっかりとした分析ができるのかどうか、この辺についても少し御説明をいただきたいと思います。 86: ◯安間副委員長 廣岡産業未来課長。 87: ◯廣岡産業未来課長 まず、全体が、先ほどありました整合性の関係についてでございます。  今、それぞれ個別に、工業振興計画、それから農業振興ビジョン、そして観光基本計画という三つの個別計画がございます。来年度R7年度を最終年として今、計画のほうを進めておりますが、その計画を見直し新たなものにするために、今まで5年間の統括をするということ、それから、アンケート調査、ヒアリング調査で得た結果を分析し、次の計画に向けての基礎資料とすること、それを目的として実施するものでありまして、基本的なアンケート調査の内容につきましては、前回、計画をつくったときにアンケート調査をしておりますが、また5年間、施策を行っております。そういったところを振り返ること、そして、その次に見直すことを考えた中で、アンケート調査のほうを行ってまいりたいと思っています。  村井委員長から言われたとおり、アンケート結果がしっかりと次の計画に行けるような形で、それぞれ分野ごとに、どういう内容にしたら一番効果的なことが聞けるかということは、改めて、アンケート内容につきましては精査してまいりたいと考えております。  それから、生産性向上の企業ということでございますが、今、本市のほうで、先端設備導入計画ということで、そういった先端設備を導入したところに軽減措置を取っているものがあります。年間、大体20件程度、そういった計画が出てきていますので、まずはそういった先端設備等を導入している企業というところ、約20社いる中で、その中で好事例というか、そういったところの事業者を対象にヒアリングしてまいりたいと考えております。  それから、観光のヒアリングのアンケートのサンプルが少ないよということでございます。合計360サンプルということで、こちらも少し、今、予算の範囲、前回やったのは360サンプルでありましたが、少し少ないということでしたら、改めてサンプル数については検討してまいりたいと考えております。 88: ◯安間副委員長 村井委員。 89: ◯村井委員 私が言ったのと少し答弁が違うんですけど、もう3回御質問しましたのであれですけど、整合の関係のところで少し答弁が違ったものですから、委員長、申し訳ないですが。  整合の関係のところで、要は、それぞれの計画の中で令和7年度にやるって、その評価というのは、それぞれの担当部署でやるんじゃないんですか。担当の部署でやるのを何で、ここで一緒に総括なのか。そうすると、今度は、農業、観光、それから工業、そういったのは全て産業未来課で担うということですか。いやいや、そういう今、御答弁だったんです。  だから、そこのところの部分の整合を聞いたものですから、そこの部分を的確に捉えて御答弁いただきたい。 90: ◯安間副委員長 廣岡産業未来課長。 91: ◯廣岡産業未来課長 村井委員の御質問にお答え申し上げます。すみません。少し内容を勘違いして申し訳ありません。  今回、産業未来課のほうで、3計画につきましてまとめて予算のほうを取りましたが、実際にはそれぞれ来年度になりましたら担当課ごとに調査を行うということで、なぜ一緒にしたかというと、やはり予算を軽減するというか、効率化させるためというか、発注事業者を一つにすることによって、人工とかを共通するような部分を省くということで、まずはまとめて産業未来課のほうで予算の計上はいたしましたが、実態調査に関しましては、それぞれ来年度個別に作成し、個別に結果をいただき、そして、その結果に基づいて、それぞれ個別計画を策定するという形で考えております。 92: ◯安間副委員長 委員長を交代します。 93: ◯村井委員長 ほかにございますか。
     寺田委員。 94: ◯寺田委員 7款1項1目の、ページ数で言いますと110ページですけれども、ここで、説明欄で負担金補助及び交付金というところがございまして、その一番下に、創業支援補助金120万円、それからページをめくって、同じく170番にスタートアップ実証実験サポート事業負担金、それから同じくスタートアップ実証実験サポート事業費補助金が並んでいます。  これ、少し内容を見ますと、同じように関連するような予算内容のような感じがするんですけれども、これについては、一つは、同一の会社なり同一のグループに対する支援なのか、また、それについての内容、それぞれ少し分かりにくいといいますか、同じような感じが見受けられるんですけれども、少しその辺のところをもう一度説明していただけるとありがたいなと思います。 95: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 96: ◯廣岡産業未来課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  110ページ、創業支援補助金と、次のページのスタートアップ実証実験サポート事業負担金、補助金が同一なものではないかという御質問かと思います。まず、創業支援補助金につきましては、これは、袋井市内で創業をしたいという方に対する補助金でございます。例えばこれからラーメン屋をやりたいといった場合に、この創業支援補助金を使ってラーメン屋をやるという、そういった補助金でございます。  それから、スタートアップ実証実験サポート事業負担金、それからスタートアップ実証実験サポート事業費補助金、この二つは同一のものになりまして、袋井市内で実証実験をしていただくスタートアップの方に対する補助金ということで、これはもう少し、創業よりもかなり成長が早く著しく伸びる、そんな企業を支援するものでございまして、このスタートアップ実証実験サポート、これにつきましては、浜松市と湖西市、袋井市3者合同で行っております。地域の課題、行政課題等々を解決するために、市内で実証実験をやってもらうスタートアップに対して、1社200万円の補助を出して、1年間実証実験をやっていただくという補助金。それから、負担金につきましては、サポート事業を実施するに当たって、募集ですとか、そういったところの事務がございます。それも浜松市と合同でやっていますので、浜松市に支払う負担金ということでございます。 97: ◯村井委員長 寺田委員。 98: ◯寺田委員 創業というのは大変難しいといいますか、ハードルが高い事業だろうと思います。そういったものを支援していくというのは、またそれなりに行政側としても、支援の仕方もいろいろ難しいんじゃないのかなというような感じがするんですけれどもね。  要は、一番は、まずは情報をどこで仕入れていくのかということ。これが、今、浜松、湖西合同でということでございますけれども、具体的にはどういったところから情報を収集して、そしてまたこれを創業へつなげていくのかという、その辺の道筋がもう一つ明確でないといいますか、少し聞く限りではよく分からないところもあるんですけれども、その辺のところ、具体的に可能性なんかを持って、こういったものを牽引していくという、そういった当てがあるのかどうか、もう少し具体的にお聞きをしたいと思います。 99: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 100: ◯廣岡産業未来課長 御質問にお答え申し上げます。情報を仕入れるというところの御質問かと思います。  それこそ、このスタートアップ実証実験で、本市から課題を出して、その課題を解決してもらうために、全国のスタートアップにこういう事業をやっているよということを知ってもらって、そこで提案をしてもらうという形の事業になります。  例えばうちのほうで、鉄筋コンクリートの劣化具合が分からない、中に入って分からないからそこを解決してほしいというテーマを掲げると、それに対して全国のスタートアップが、私はこういうやり方ができる、僕はこういうやり方ができるという提案をいただき、その中で一番適したものを本市で選んで、1年間実証実験をやってもらうということの事業でありまして、特に、どれだけあとは、全国のスタートアップに周知できるかというところが大きな鍵になろうかと思います。  そのときに、今、浜松市のほうで4年前からこの実証実験サポート事業をやっていて、受託会社とかがかなり広くスタートアップを知っているということ。それからもう一つは、今、浜松市のほうでCIC Tokyoというところに人材を派遣して、そこにおりますので、そういったCIC TokyoなんかでのPRということも活用しながら、全国のスタートアップの方に、袋井市でやりたいテーマというものを出して、その中からスタートアップに提案してもらう、そんな形の事業を進めております。 101: ◯村井委員長 寺田委員。 102: ◯寺田委員 関連しまして、ここに、ふくろい産業イノベーション推進協議会負担金ということで、これは静岡理工科大学と一緒に提携してやっている事業かと思うんですけれども、こういった事業と今言うスタートアップと、特別な関係を持って事業を進めているということはないのかどうか、少し1点お聞きをいたします。 103: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 104: ◯廣岡産業未来課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  行く行くは、スタートアップとイノベーションセンターで見つけた技術課題ですとか、そういったものの解決をするために、スタートアップとということは関係してくる可能性はありますが、今のところ、私たちも今、浜松市のスキームを使ってスタートアップとの連携を始めたところでございますので、まずは、市のほうでスタートアップ実証実験がどうなるのか、そして実験したものがどのように変わってくるのか、そういったところを検証しながら、うまくいくようでしたら、またイノベーションセンターとも連携してやっていきたいなと考えております。 105: ◯村井委員長 ほかにございますか。  木下委員。 106: ◯木下委員 それでは、100ページのほうでお願いします。12の委託料のところなんですけど、3項目ございます。高校生、小学生、中小企業の就職情報サイトというところですけれども。  少し確認だけさせていただきたいんですけど、高校生と企業を結ぶ合同企業説明会で、会場設営の委託料のみになっています。小学生とか、中小企業の就職情報サイトというのも、これ、運営というところになっているんですけれども、高校生とのは設営のみで、運営というのはまた別のところでやるのかどうか、そこら辺の運営に関して、市も関わるのか関わらないのか、その辺を少し教えていただきたいと思います。 107: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 108: ◯廣岡産業未来課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  高校生と企業を結ぶ合同企業説明会会場設営委託料ということのもので、運営をどこが行うのかということの御質問かと思います。  運営につきましては、これ、合同企業説明会は、袋井市、それから磐田市、それから両市の商工団体と連携をして実施している事業でございます。ですので、会場設営費はこちらのほうで委託料で出しますが、当日の運営につきましては、それぞれ各市、各商工団体から人を出していただき、その人たちで当日の運営をしていくということで考えております。これ、1日のイベントになるものですから、イベントの運営ということで、いる人たちの中で運営をしていくというような形でございます。  就職情報サイトにつきましては、これはサイトの運営になりますので、年間通しての運営ということで御理解ください。 109: ◯村井委員長 木下委員。 110: ◯木下委員 運営に関しては、合同で一度会合とかを開いて当日の運営に関することをやっていくのか、会場の中のブースごとにやっていくのかって、その辺が少し結構見えてこないところがあるんですけど、設営するに当たっては、やはりどういう形で運営していくかというのは当然分かっていないと設営できないと思います。  その辺は、合同でやられるのかどうか、そこを少し教えてください。 111: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 112: ◯廣岡産業未来課長 運営についての御質問かと思います。  それこそ、この合同企業説明会につきましては、3月の中旬に1日で行うイベントで、そのイベントまでに、磐田市、袋井市、それから各市の商工団体と何回か打合せをして、情報共有をしております。  内容といたしましては、その日の午後に、さわやかアリーナ、それからサブアリーナ部分、それから各部屋を利用して、企業が約66社、一堂に会してブースを設けるような形。そのブースを設けることに関して、設営料として、その66社分のブースを設けていただく委託料として使っております。  当日の運営につきましては、さわやかアリーナに1名、サブアリーナに1名、それから各部屋に1名ずつということで、それぞれ企業の皆さんに御案内をしながら、高校生が時間を区切って各ブースを6カ所回ってという形になりますので、それぞれ出てきた担当者がその部屋を仕切り、1回20分を6回回して、高校生が6回企業を回るという、そんな形で今、運営のほうをしております。 113: ◯村井委員長 ほかにございますか。  安間委員。 114: ◯安間委員 事項別明細書110ページ、7款1項1目の18節の12細節、予算説明資料の124ページの中の新、一番上のビジネスプランコンテスト開催委託料300万円、こちらについてお伺いします。  この300万円の内訳、どのような形で考えていらっしゃるのか。取組の概要を見てみますと、コンテストへ参加された方、上位入賞者への賞金、提案されたプランを実現するために資金面でサポートしていく、これにお金を要するのであろうというような理解をしているんですが、このような認識でよろしかったのかどうか教えてください。 115: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 116: ◯廣岡産業未来課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。  ビジネスプランコンテスト300万円の内訳につきましては、基本的に委託になりますので、ビジネスプランコンテストの開催にふさわしい事業者をプロポーザル等で委託する予定でおります。  内容としては、主にはコンテスト開催費に係る委託と、あとは優秀作品に出す賞品、賞金等が主なものになってくるかと思います。内訳につきましてはまだ細かく精査はしておりませんので、もしかしたらプラス協賛とかというやり方もあるので、まずその300万円につきましては、開催に係る募集から最終審査までの決定に至るまでの運営費、それから幾ばくかの賞品ということで考えております。 117: ◯村井委員長 安間委員。 118: ◯安間委員 御説明いただきました。  これから改めて精査されていくということですけれども、運営費と賞金で300万円って、私は少し高いなというのが正直な受け止めです。これから300万円の使い方というのはもちろん話が出てくると思うんですけど、委託ということですけれども、その辺りの内訳については、少し把握、より精度を高めて、より効果的な事業にしていただきたいなと思っています。  その上で、再質問させていただきたいんですけど、ビジネスコンテスト開催事業の目的として幾つかあろうかと思います。その中で、アイデアの具現化、そういったものを実現するんだというところが大きくあって柱の一つになっていると思うんですが、この取組が、今まで、例えば産業イノベーションセンターで行っている物づくりの実証事業、それから試作品の開発、そういったものとは性格が異なるものなのか、それとも試作品の開発、そういったものにつなげていくための機会を増やしたい、そういった意味合いでこのコンテストプラン、そして事業の具体的な支援、フォローアップまでつなげていくのか、どのような受け止め方をされているのかお伺いします。 119: ◯村井委員長 廣岡課長にお願いを申し上げますが、予算の要求の中で、積み上げがどのようなものかということが、今、御質問がありましたので、先ほど最初の質問にそういう御質問でしたので、積み上げを何かされていないようなお話だったんですが、その辺のことについても、改めて御答弁をお願いしたいと思います。  廣岡産業未来課長。 120: ◯廣岡産業未来課長 それでは、安間委員の御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、コンテストの関係になりますが、本事業につきましては、市民のアントレプレナーシップの醸成ということを第一に考えております。  というのも、今、民間のほうで、Startup Weekendというイベントが年1回行われ、今年で2回終わっております。かつ今、袋井高校の中では、総合的な探究の時間ということで、1年生、2年生が3から5人のチームを組み、周りの課題、地域の課題等から、その解決をするアイデアを出すといったことも行われております。また、事業者に目を移せば、創業が増えていることですとか、また、経営革新計画が今、県内でも上位というような、そんなことの中で、市民から今考えているアイデア、そういったものを具現化させるためのお手伝いをしたい、そういうコンテストによって、市民、周り全体が企業の醸成が図れるような、そんなコンテストにしていきたいなと考えております。  予算の300万円の積み上げにつきましては、すみません、特に細かい積み上げのほうはしていなくて、基本的に、募集、受付、そして審査、そして賞金というところで、ほかの他市の事例を参考に、大枠として300万円取ってありまして、今後、精査していって、プロポーザルというような形で進んでまいりたいと考えております。 121: ◯村井委員長 今の内訳で、予算の根拠は、そうすると何になるんでしょうかね。これは、査定は副市長がやられていると思いますが、予算の根拠もなしに、えい、やーで300万円つけたということではないと思いますので、部長、何かその辺の、部長査定のときに何かあったらお願いをします。  藤田産業部長。 122: ◯藤田産業部長 ただいまのビジネスプランコンテストでございますが、非常にビジネスのアイデアを求めるというところ、スタートアップのほかの事業費とのリンク性がございます。  既存である価値じゃなく、新しい価値を若い人たちが出して、それでコンテストでということなので、300万円、おおむね一般的に、全国で今、スタートアップの取組を図る中での1等の賞金というのが大体このぐらいの規模のまちですと100万円という規模で動いているというのが一つの目安かなと考えておりまして、あとは特別賞とか準優勝とか、ほかにもいいアイデアがあれば、若干それで少し着手して、前に試験導入してビジネスにいくというところで、3名ぐらいの、100万円が1等でしたら、2位とあとは特別賞、こういったところに加えてということで、あとは、運営等については100万円弱ぐらいの、もろもろの会場設営等の金額での積み上げということでございます。  参考に、静岡県も非常にスタートアップに力を入れていまして、今年度補正で、静岡県は1等が1,000万円というすごい金額で、スタートアップの産業構造が転換期にあるので、1,000万円出すよということで、ビジネスプラン。それが全国から応募が集まるような状況になる、インパクトのある金額です。袋井市はまだまだ、そこまでの財政的な負担までというところはありません。おおむね目安というと100万円ということで、本気で私は事業をやるんだと、新しい価値を世の中を変えていくんだ、このぐらいの、袋井市でのまずスタートレベルでのスタートアップ、育成、そういったところのスタンスでの予算計上でございます。 123: ◯村井委員長 安間委員。 124: ◯安間委員 賞金の目安、御説明いただきました。  例えば仮に今回100万円と仮定したときに、フォローアップまで行政が行っていただけるわけですよね。  そうなると、この100万円を利用してフォローアップ、入賞された方がアイデアを具現化していくために使用するのか、それとは別に、市がフォローアップするために予算、人、物、そういったものをフォローして具現化をサポートしていくのか、どのような理解をしたらいいか、最後に教えてください。 125: ◯村井委員長 廣岡産業未来課長。 126: ◯廣岡産業未来課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。  基本的には、渡した賞金によって具現化していただけるようにしていきたいと考えております。 127: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128: ◯村井委員長 ほかに質問もないようですので、以上で、産業未来課所管につきましては終了といたします。  会議の途中ですが、ここで休憩とし、11時15分から会議を再開します。                (午前11時07分 休憩)                (午前11時14分 再開) 129: ◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開します。  次に、維持管理課所管について、当局から説明を求めます。  藤原維持管理課長。 130: ◯藤原維持管理課長 (省略) 131: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。  安間委員。 132: ◯安間委員 私から、1点質問させてください。  事項別明細書の114ページ、8款1項1目の12節の委託料の中の施設保守管理委託料、LED化事業委託料です。予算説明資料の131ページになります。  こちらは、公園道路をLED化するということですけれども、コスト削減と環境へのCO2削減効果、こういったものが大きな特徴として現れているんですけれども、改めて、包括民間委託、ESCO事業、これ、導入されるわけですけれども、この導入の効果、費用、もしくは環境以外でどのような効果が見込まれると想定しているかお聞きしたいと思います。  2点目の質問が、このLED化、道路、公園、街灯がLED化に変わるということなんですけれども、自治会が管理している街灯もそれに該当するのかしないのか、その点についても教えてください。 133: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 134: ◯藤原維持管理課長 それでは、安間委員の質問にお答え申し上げたいと思います。  道路公園のLED化に関しますコスト縮減と、あと、環境負荷以外の効果についてということでございます。  これにつきましては、やはり現在、パトロール、また、市民からの通報によりまして、道路の照明灯の切れているというものを確認しまして、それで業者へ委託をしまして修繕をしていただいているというような状況でございまして、その手間が、まず人件費が削減できるということがまず1点。  また、人件費に関わることですが、今回、ESCO事業を入れることによりまして管理が一元化されるということでございますので、今回につきましては、道路の照明灯に係るものの管理が一元化されてすぐに見える化されるということが一番大きいというところで、施設の全量把握というところも効果があるのではないかと思っております。  2番目は、自治会の防犯灯に関してということでございますが、今回対象にしているのは、市が持っています道路と公園の照明灯の合計1,307灯になります。そのうちLED化していないのが1,060ありますので、その灯数が対象になるということでございます。 135: ◯村井委員長 安間委員。 136: ◯安間委員 2点、再質問させてください。  効果として、管理が一元化、見える化されるよということでしたけれども、今後、例えば市民からの問合せがあったときには、今までどおりの問合せ方法でいいのかどうか、一元管理なされることによって、別の窓口等ができて、そういったところに問合せをしなければ、街灯が切れているよとか故障しているよとか、そういった問合せができないのかどうか、問合せ方法の変更の有無、そういったものを1点目としてお伺いしたいと思います。  2点目は、防犯灯の関係ですけれども、防犯灯は、自治会が管理している防犯灯は含まれないということで理解しました。ですから、このシステム上、例えば今後、防犯灯を一元化、保守管理の中に含むことがシステム上可能かどうなのか、システム上難しければもう致し方ないと思いますが、システム上可能かどうか、この点について再度お伺いしたいと思います。 137: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 138: ◯藤原維持管理課長 それでは、安間委員の質問にお答え申し上げたいと思います。  まず、公園の照明等、一元化によりまして窓口はどうなるかということでございます。  実際、全部の照明灯に対して、LED化してスマートライティングをするわけですが、それが整備されるのが令和6年度末ということになりまして、それから令和7年度から10年間の管理委託が発生するということになりますので、その部分につきましては、市にあった通報、また連絡につきましてどうやって連絡をしていくか、また直接連絡をしていただくか、ここは少し整理をしながら周知をしてまいりたいと思います。  それと、防犯灯について含むことは不可能なのか可能なのかということでございますが、やはり道路照明灯の器具に新設等をついたものにしていきますので、やはり自治体の防犯灯の範囲まで含むことは不可能だと現在は考えております。よろしくお願いします。 139: ◯村井委員長 ほかにございますか。
     木下委員。 140: ◯木下委員 それでは、補足資料の119ページの右側の上から3行目、備品購入費ですね、17番。事項別説明書のほうは138ページですね。  先ほど乗用草刈り機のお話があったと思いますけれども、前にもこのお話があって、導入に当たっては検討していくということで、今回購入されるということで、費用対効果ということを前にも少しお聞きして、地元の実際に活用される方たちの話、こういうのを聞いたほうがいいんじゃないかということでさせていただいたと思うんですけど、その後、そういう検証とかされたのかどうか。  前は、ヤギを導入しようかとかというお話もあったんですけど、こちらのほうに変えていくということでしたけど、その辺の地元とか使用者に対する検討会というか、お話はされたかどうか、そこら辺を少しお聞きしたいと思います。 141: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 142: ◯藤原維持管理課長 それでは、木下委員の備品購入費の700万円についての費用対効果についてお答え申し上げたいと思います。  まず、今年度7月末から10月終わりぐらいまでかけまして、24の自治会連合会のほうに意見交換に参りました。その際には、やはり面積を減らしてほしいというような意見が多かったということでございますが、今回、この乗用草刈り機につきましては、実は現業職員が草刈りのほうに移行するという中で、1台新しいものがあったんですが、もう一台は少し諸事情によりまして古い物を使っていたというところの中で、年度途中に故障をしてしまって使えなくなって、今はラジコン草刈り機を併用していると、肩かけでやっているという状況の中で、やはり地元の御意見、面積を減らしてほしいというところの要望に応えるためには、市の現業職員がやる乗用草刈り機のほうをきちっと購入して、それに伴った面積のほうも増加していかないと軽減にならないということがございましたので、令和6年度に購入させていただいて、それで改めてまた面積等の調整をして、自治会の面積軽減を図っていきたいと思っておりまして、今回、乗用草刈り機の購入については、面積を軽減するということに関して、非常に効果があると思っております。よろしくお願いします。 143: ◯村井委員長 木下委員。 144: ◯木下委員 この乗用草刈り機というのは、今回のやつは、現業の方々のみが使うという考え方でよろしいでしょうか。 145: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 146: ◯藤原維持管理課長 木下委員の再質問にお答え申し上げます。  今回のものに関しては市の現業職員が使うということを目的としていますので、地域の方が使うということではなく、要望に応え、面積を減らすために、市が購入して市の職員がやるということで、よろしくお願いしたいと思います。 147: ◯村井委員長 ほかにございますか。  大河原副市長。 148: ◯大河原副市長 消防庁からの一報ですけど、先ほどの火災。テクノファーム内のレタスの棚から出火、はしご車の出動という、状況は今、そういう状況です。どのぐらいの火災の規模か少し分かりかねますが。 149: ◯村井委員長 産業未来課長、現地のほうはよろしいですか。最初に終わりましたので、ちょうどお昼になりますので、少し現地の状況だけ。それで、もし戻られたら、また報告だけお願いします。  ほかにございますか。  寺田委員。 150: ◯寺田委員 今、木下委員のほうからもありましたその上に、草刈りの件でございます。1,953万円ですか、今回、予算がついております。  これで、先ほど御説明の中では、自治会の負担率65%に軽減する、将来的には半分まで持っていくというのはお聞きしているわけでございますけれども、少し場所の選択ですけれども、どういう形でこちらの自治会要望の中でお受けをして、受入れをしているのか、優先順位等をどんな形で決めて実行しているのかという、少しその辺のところをお聞きしたいと思います。 151: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 152: ◯藤原維持管理課長 それでは、寺田委員の草刈りの面積の優先順位の決め方ということでお話しいただきましたので、お答えを申し上げたいと思います。  この1,950万円というのは、業者にお願いしているというところの中で、近年見ますと、場所について大幅な変更がされていなかったところが問題だったと思っていまして、来年度を出すときに、少しいろいろ今年、地元に入りまして話をしましたので、どういうような振り分けをするかという整理をさせていただいています。  自治会でラジコン草刈り等とかを使ったり、また肩かけとかを使いまして、勾配が緩いとか、連続的にできるかとか、そういうところは自治会と。あと、市の現業職員については、やはり面積が多いということもございますので、やはり地元がやれないところに関しては広域にやれるところというところで、これから整理していきたいと。  また、業者に関しても、令和6年度、見直しを今、考えていまして、やはり危険箇所、特に勾配がきついとか、構造物が近くにあるとか、橋のすぐ近くで少し危険だとか、そういうところをピックアップしながら、少し場所を変えながら、委託費は増減をしておりませんが、その中で調整を現在しているという状況でございます。  令和6年度に関しましては、また草刈りの作業範囲図というものをきちっと整理、今年度、5自治会連合会のほうにきちっとしたものを作っているわけですが、来年拡大をしてまいりますので、より三つの区分けについて整理をしながら、面積の軽減に努めてまいりたいと思っております。 153: ◯村井委員長 寺田委員。 154: ◯寺田委員 草刈りにつきましては、いろいろなところから、市に対する要望、あるいは議員からも質問等あるんだろうと思います。そういう中で、大分整理をして、優先順位等も精査してやっていく方向性が今、整理をしていただいているということでございますけれども。  これ、自治会のほうとの話合いというのは、例年行っているのかどうか、要望として出てくればこれは分かるわけでございますけれども、要望と実態というのは、必ずしも一致しない面もあろうかと思います。私が聞いてる範囲では、三川とか西地区辺りがかなり面積的も多いということも聞いているわけですけれども、そういった自治会要望の、自治会との話合い、どのような形でさせてもらっているのかということをもう一度お聞きしたいと思います。 155: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 156: ◯藤原維持管理課長 寺田委員の質問にお答え申し上げます。  今年度、地元へ回った中で、一番面積が多い三川、宇刈、田原、浅羽南、浅羽東というところについて、主に意見交換、意見をさせていただいて整理をしていくというところの中で、いろいろラジコン草刈り機を使っていただいたりというところで取り組んでいったということでございますが、その中で、その五つのところに関しましては、なかなかラジコン草刈り機のほうの貸出しについて、納入のほうが夏頃になってしまったので、なかなかうまく貸出しが全てできなかったということはございますが、ただ、三川と宇刈、また、特に田原については、松袋井と上池のほうにお貸しして、数回、田原で借りていただいて、かなりやりやすいよということも受けておりますので、やはりその部分をつなげていきたいと思っています。やはりその話合いは続けたいと。  また、ほかの自治会ですが、今年、どこが厳しいですかというような図面をいただきましたので、それを少し検証して、一度、3月末に各自治会へお返しするつもりでおりますので、その部分をやりながら、整理を令和6年度にしていきながら、より範囲図というものを、どこがどうやるかというのは、図面のほうをより整理していきたいと思っております。よろしくお願いします。 157: ◯村井委員長 寺田委員。 158: ◯寺田委員 少し確認ですけど、自動でやる草刈り機のほう、今回、700万円で1台、新調されるようでございますけれども、こちらの貸出しについては、基本的には業者が委託費を設けてやるというようなこと、あるいは自治会への貸出しとその辺はどういう形で整理されているのか、もう一度その辺のところをお聞きしたいと思います。 159: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 160: ◯藤原維持管理課長 寺田委員の質問にお答え申し上げたいと思います。  草刈り機の貸出しについてですが、もう一度少し説明しますと、乗用草刈り機に関しては、市の現業職員が使うので、これにつきましては貸出しはしていない、また、ほかに、少し話は飛びますが、押す草刈り機等に関しましては、それはお貸ししているというような状況です。  また、ラジコン草刈り機に関してですが、基本的には、今年度は5の自治会連合会を主にしてきましたが、来年度は次に多い6自治会連合会のほうを対象にして、主に11自治会連合会のほうに貸していくんですが、また、それ、空いているところに関しましては、希望する自治会連合会のほうとか自治会にお貸ししていくというような状況になっていますので、ラジコンの草刈り機に関しては、なるべく運用されるようにお貸ししていきたいと思います。  また、空いているところに関しては、まだ実は乗用草刈り機のほうを、予算をいただきまして発注をした場合に、また、今の現状ですと納入に時間がかかりますので、その間は現業でも少しラジコン草刈り機を使いながらということをやっていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 161: ◯村井委員長 大庭委員。 162: ◯大庭委員 一番興味のあるところで、お願いします。  水没したというか、故障した草刈り機を今回700万円で買うということ、乗用がそうすると2台、それからラジコンが去年350万円で買ったのが2台、それと今、トラクターじゃなくて耕運機タイプのやつ、あれが1台、あれも2台ですか。要は持ち駒といいますか、何台どういうようにあるのかという、まず、それを教えてください。  それから、河川愛護に、草刈りに充てることのできる現業の方もしくは会計年度任用の職員の方ですか、陣容が何人体制でやるのか。それで、120万平方メートルのうち、今、78万にするということで言っていますが、4ヘクタール減るということですね。去年の数値を見ると、先ほどのプライオリティーでは、斜面のきついところを15万6,000平方メートルぐらいやっているんですね、昨年の決算で見ると。  要は、どこの地域もそうなんですが、昨年度、いわゆる今年度というか令和5年度に、課長と担当で各連合を回ったんですよね。どの地域に行っても、もっとやってくれと言われたと思うんですよ。うちはいいよと言ったところはないでしょう。だから、それを令和8年までに半分にすると、私、一般質問での答弁でその方向性が示されて、それを計画的に追っていくということだと思うんですがね。前倒しでもやっていかないと、高齢化で本当に強い要望があると思うんですね。新型コロナウイルス感染症で人寄りが少なくなった、それから危険の問題がある、さらには、各世代が交代しちゃって、新型コロナウイルス感染症の4年間で、そういう事業も停滞したですよね。だから、余計そういうところがあると思いますから。  その点、今言った現有の機材の保有台数、陣容の保有、それから、計画の中でどんな優先順位で減らしていくのか。先ほどの話だと、袋井市では1人当たり100平方メートルを超すところは、いわゆる応援しましょうというシステムになっているんですよね。一番多い山田だとか川井だとか、そういうところは700平方メートルぐらいある。田原もその半分以上ある。そういうところを優先的にやるのか、各地域、川井だとかそういうところももう町なかで、機械を持っていない人たちが初めて機械を持つのは危険だ、何とかやってほしいだとか、そういうような、宇刈川なんかの大きな堤防なんかあるんですよね。その優先順位をどのように考えているか、少しお伺いしたいと思います。 163: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 164: ◯藤原維持管理課長 それでは、大庭委員の質問にお答え申し上げます。  まず、草刈りをする機械についてでございますが、今現在は、乗用草刈り機が1台で、来年度1台購入して来年度は2台になると、ラジコン草刈り機が2台あります。あと、手押しのほうですが、種類は2種類ございまして、4台全てであります。これは使いやすいとか使いにくいところがありますので、4台を使用しているんですが、なかなか使用するというのは全て全部ではなく、2台のほう、キャタピラー式のほうが、どちらかというと借りられているというような状況です。  人員のほうですが、草刈りの人数に関しましては、正規職員が2名、また会計年度が5名ということで、現在7名というようなことで考えていまして、これは河川の草刈りが主になるということでございますが、その他、草刈りがあった場合は少し追加をしてやっているというような状況で、人員はその人数でと思っています。  あと、3点目のどのように優先順位をつけるかということでございますが、やはり大庭委員おっしゃったように、面積が多いところを優先、やっている面積が多いところ、例えば1人の面積が多いところを重点的にやっていかなきゃいけないと思っていますので、今回、来年度がポイントだと思っています。理由は、乗用草刈り機のほうを1台体制から2台にするということでありますので、来年、その辺の意見交換をしながら、面積の多いところを重点的に少し話をしながら、多分、乗用草刈り機のほう、注文して来るのにかなりかかると思いますので、来年度整理をしまして、その次の年は大幅に面積が改善できるような形で考えていきたいと思っております。よろしくお願いします。 165: ◯村井委員長 大庭委員。 166: ◯大庭委員 分かりました。  そういうことで、計画的に草刈り面積を増やしていくということだと思いますけれども、今、シルバー人材なんかでも結構そういうようにお仕事をされている方がいらっしゃるものですから、正規も2人いらっしゃるようですが、トータルでシルバーの皆さんの力も借りれるような、その仕組みを考えたらどうかなというのが1点。  もう一点は、ユンボの先っぽに、いわゆるつけてやるやつがありますよね。あれは、袋井市としては、自前で用意するだとか、県が事業者に頼んでやっているのか、袋井市もああいうような機械をお願いして頼んでいるのか、あれ、かなりパワーがあるんですよね、ユンボの先につけて草刈りをするやつは。その扱いについてどうなっているか、その件、教えてください。 167: ◯村井委員長 藤原維持管理課長。 168: ◯藤原維持管理課長 それでは、草刈りの軽減に対するシルバーの力を借りたらどうだということです。御意見いただいたので、その辺のシルバー人材のほうと少し話をしながら、今の御意見をいただいて整理とか、それも頭に入れた中で少し検討していきたいと思います。  あと、ユンボの先につける、回転する刃のほうだと思いますが、これ、実は、私、少し言い忘れたということがございますが、市にも一つ持っていますので……。 169: ◯大庭委員 ユンボも持っているということ。 170: ◯藤原維持管理課長 ユンボは持っていて、つけるのもあります。 171: ◯大庭委員 ユンボと両方持っているわけ。 172: ◯藤原維持管理課長 持っています。持っていますので、場所によってはそういうものも活用しながらやっていっていますが、利用頻度は少ないんですがやっていっていますので、やはりお話があったように、いろいろな機械が効率的にやるのに必要だと思うので、またどういう道具がいいかというのは研究とかをしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 173: ◯村井委員長 大庭委員。 174: ◯大庭委員 要望させてもらいます。  これ、二級河川、蟹田川なんかもそうです。松橋はもちろん準用で私ども袋井の管轄なんですが、斜面の内側、外水側になるというんですか、水抜きのところから草が生えたりして、あるいは土がたまったりして、いわゆる河積を減らしているというところがいっぱいあるんですよね。  地元から要望されて、斜面を、いわゆる土砂の堆積を撤去してほしい、堤防内に、いわゆる外水に生えている草木を刈ってほしい、それから二級河川も同等でやってほしいという要望が出ていまして、大雨のときにどうしてもそういう状況で流量が阻害される、流速が阻害されるというのがあるものですから、それは意を配して、維持管理の範疇の中で、これは防災の渥美課長のほうになるのか知りませんけれども、目配りしてやっていただきたいと思います。これ、要望です。 175: ◯村井委員長 ほかにございますか。  1点だけ。 176: ◯安間副委員長 委員長を交代します。  村井委員。 177: ◯村井委員 先ほど少しお話が出ていましたが、LEDの関係でございますが1,060灯、その部分ですが、街灯、道路照明については、例えば駅前とかそういったデザイン化されている照明があります。そういったものは、デザインをいま一度検討されるのか、あるいは統一的なLED照明に替えるのか。  これ、公園もかなり、都市公園なんかは相当検討されたデザインになっていますが、その辺の照明の設備の更新はどのようにされていくのか、その方針だけ少し伺いたいです。 178: ◯安間副委員長 藤原維持管理課長。 179: ◯藤原維持管理課長 それでは、村井委員の質問にお答え申し上げます。  LEDの関係で、1,060灯をどういうように変えるかということでございます。  基本的には、道路照明灯はオーバーハング型のものがついてますので、その先を全部変えていくというような形が主な形になりまして、その中で、やはり公園とかデザイン化されている部分に関しては、やはり統一的なものではいけないということがあるので、まず、灯具についてLEDに換えるというところを、灯具外は変えずにいけるのかと、灯具だけ変えればいけるのかというところの検証が欲しくなってくる、これは業者が決まってまた現地調査をしますので、そこの分の話をしなきゃいけないと思っておりますが、いろいろ灯具が違うということがございますので、やはり各統一的なものではないところ、デザインがあるところはデザインも生かしながら、あとは通信設備をどうつけるかというところの部分の整備が欲しいと思っていますので、そこにも委員からお話があったように頭に入れながら、どういうような形がいいかという、導入、実際にやるときに注意しながらやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 180: ◯安間副委員長 村井委員。 181: ◯村井委員 既に灯具だけ変えるというお話ですが、灯具全体を変えないと、ただ電球だけLEDの電球に換えるという話じゃなくて、全体を変えないとLED化になりませんので、要はそれだけお金が高いわけです。支柱にそれが適合するかどうか、LEDって少し白っぽいものですから、非常にデザインが、せっかくデザインしてあっても、そのデザインが生かされない。そういった状況も今、一部で変わったところを拝見すると、なっていますので。  その辺が、今、デザイン化されたところが、1,060灯のうちの何灯ぐらいあって、どういうようなデザインにしていくのか、デザインを変えるのか、デザインそのままにするのか、あるいは支柱まで、支柱をそっくり変えてしまうのか。  その辺についてまた、今でなくても結構ですので、次の委員会あたりに少し御報告をいただければと思います。4月にたまたま委員会がありますので、そういった形の中で、方向性だけ、できればお示しいただければなと思います。 182: ◯安間副委員長 藤原維持管理課長。 183: ◯藤原維持管理課長 村井委員の御質問にお答え申し上げます。  今のお話を受けまして、整理が必要だと、どういうように変えていくんだというお話がありましたので、実際にどういうように展開していくかというような段階になりましたら、委員会のほうに報告するという形でさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 184: ◯安間副委員長 委員長を交代します。 185: ◯村井委員長 大庭委員。 186: ◯大庭委員 今、委員長の発言でいただいて、私のほうからも、少し要望だけさせていただきます。  元環境デザイン委員会の副委員長という立場で、静橋なんかのいわゆる高欄の下に電気がついてます。それとか、高西橋に、デザイン的にこういうわざとウエーブをつけて、そういう電気が切れているんですよね。  ぜひとも、この1,360灯のうち対象は1,060灯と、この包括ということでやられるということは画期的でいいなと。費用対効果についても、しっかり検証していただければいい取組になると思うんですが、今、委員長がお話しされたような点だとか、ほかにもやらなければならないところを、ぜひとも遺漏のないようにチェックしていただきたい。まちが、電気がついているところが歯抜けになっていると、非常にみすぼらしいというか、レベルを疑われますので、職員の中でそういうのも点検されるように、少し要望させてください。 187: ◯村井委員長 それでは、私と、今、大庭委員のほうからもお話がありましたので、できるだけ発注前に少し御報告をいただければと思います。よろしくお願いします。  以上で、維持管理課については終了といたします。  会議の途中ですが、ここで休憩とし、1時15分から会議を再開します。よろしくお願いします。                (午後零時17分 休憩)                (午後1時18分 再開) 188: ◯村井委員長 それでは、引き続き会議を再開します。  次に、環境政策課所管について、当局から説明を求めます。  小久江環境政策課長。 189: ◯小久江環境政策課長 (省略) 190: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお願いします。いかがですか。  大庭委員。
    191: ◯大庭委員 95ページの416の例の新規の事業で、下水汚泥活用バイオガス発電事業可能性調査委託料。  国費が面倒を見てくれるということで、導入の可能性調査ということなんですが、説明を見させてもらっても、どの程度、要するに見通しがあるのか。もし、これを導入するとすると、いつからこの事業が物になるのか。結構880万円って大きいお金なものですから、そこら辺について確認したいと思います。 192: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。 193: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。  バイオガス利活用の可能性調査ということでございますけれども、この調査の目的でございますけれども、この調査といいますか事業の目的でございますが、公共施設への再生可能エネルギーと、それから可燃ごみの削減、この二つが大きな目的となってございます。再生可能エネルギーの関係では、下水の浄化センター、24時間稼働ということで、大変電気を使う施設ということでございまして、袋井市の公共施設全体の14%ぐらいのシェア、大きなシェアを占めているということが一つ。これを何とかしたい。それからもう一つが、可燃ごみの削減ということでは、年間約3,300トン、下水汚泥をクリーンセンターで焼却していると。これ、処理原価の約1割ということで、この削減と。この両立を図りたいということで、その有効打となり得るのがこのバイオガス発電事業というところで、この検討に着手しようというところで予算計上に至ったということでございます。  この財源につきましては、経済産業省の補助金ということで、これ、原発のUPZ圏内の自治体が使える補助金ということで、いわゆる原発に頼らずとも地域のエネルギー構造を高度化して自立できるといったところを目的とした予算ということで、10分の10という財源で、大変有利な補助金ということになっております。  この可能性調査の中身でございますけれども、下水の袋井浄化センターの未利用地、もともと消火施設設備を設置する予定だったところ、北側のところになるんですが、そこに約4,500平方メートルほど敷地がございますので、そこを活用して、メタン発酵によるバイオガス発電施設を何とか立地できないかということでございます。  この調査の内容、880万円の内容でございますけれども、主に4点ございまして、一つはボーリング調査です。地盤の弱い地域でございますので、どのぐらいの、いわゆる基礎ぐいが必要になるかと、そういったところ。それから、二つ目が土壌分析。それから、三つ目が成分分析と発酵試験ということで、下水汚泥が使い物になるかならないかといったところがメインになります。それから、四つ目が試算調査、簡単な設計ということでコストの試算ですね。そうしたところで費用対効果が出るかといったところを探っていきたいということでございます。  したがいまして、やはり課題はコストだと思っておりますので、原料をどこから調達して、どのような形で発酵し、運営についても、いわゆる公設公営がいいのか、民設民営がいいとか、PPA方式というものも考えられますが、そうしたところがどういった手法がいいのかというところを、来年度、1年かけて検証をさせていただきたいと思っております。その後、物になるということになりそうということであれば、また庁内での協議、また議会にもお諮り申し上げた中で、事業を進めていきたいと考えているところでございますので、具体的な建設スケジュール等々は、この可能性調査の中である程度当たりをつけていきたいと考えているところでございます。 194: ◯村井委員長 大庭委員。 195: ◯大庭委員 今、3,300トンの汚泥を一部はニシムラのほうにお願いをして、それが300トンぐらいですか。今のところ限界で、もっとアップしたほうがいいんじゃないかという話を袋井市森町広域行政組合の中でもされている中で、なかなか受けていただけないということで、この3,300トンがもし、当初は、燃やすことも補助金カットでできないよと言われていたものが、できるようになっただけでも非常によかったなと思うんです。  今年、先進地の綾瀬市に視察に行くということで、もうベンチマークしているようでありますけれども、そもそもこれを例えば3,300トン処理できる、あるいは衛生センターのものも処理できれば、それにこしたことはないと思って聞いていたんですがね。  大体、じゃ、3,000トンから4,000トンの汚泥を処理できるとすると、規模的に幾らぐらいの施設が想定されるのか。要するに、ターゲットに入らない、これじゃ最初から無理だねというものだったら、もう着手も無理だと思います。幾ら880万円調査費をもらってやったとしてもね。そこら辺の見通しを立てて着手したと思うんですが、もう少し具体的なところで説明をいただければなと思います。  ここで議論するものではないかもしれませんが、基本は汚泥を少しでも処理するということが前提だものですから、可燃ごみを減らすというのがミッションですから。ニシムラプラントのほうで増やすことが可能かどうか、その点も併せて、見通しについてお伺いしたいと思います。 196: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。 197: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。  規模感の関係でございますけれども、この事業、可能性調査に着手するに当たって、私ども、ゼロカーボンの関係で連携協定を結んでおります鈴与商事の御意見を参考にさせていただいております。鈴与商事がちょうど菊川の西方というところ、つま恋の近所になるんですが、そこでバイオガスプラントを運営されていまして、そこらの知見も参考にさせていただく中で、規模感といたしましては、大体今、4,500平方メートルぐらい敷地が使えるのではないかといったところでは、袋井、浅羽、両センターから日量9トンの下水汚泥が出るわけですけれども、大体それを消化させる、発酵させるところが、規模感的にはちょうどその辺りの規模になるんじゃないかなと。  御指摘のとおり、衛生センターからも日量4トンの汚泥が出ているということも承知をいたしておりまして、そちらも行政組合の課題ではあるものですから、可能性調査の中で、どこまで規模を広げることができるかということも検討させていただきたいと思いますが、規模感としては、袋井、浅羽のセンターから出る日量9トン、それにカロリーを稼ぐために、いわゆる少し油を含んだ食品残渣などを混ぜ合わせた中で混合原料にして発酵させていくということも想定をいたしておりますけれども、今の段階で、規模感というところでは、両センターからの下水汚泥が処理できるぐらいの規模のものがやっとではないかといったところでございます。 198: ◯大庭委員 菊川のお金は今、幾らぐらい出ているの。 199: ◯小久江環境政策課長 事業費なんですが、菊川のプラントのほうのランニングコスト、イニシャル、ランニングともに細かな資料を持ち合わせておりませんけれども、綾瀬市で視察をさせていただきました。綾瀬市のものでございますけれども、綾瀬市は、日量13.7トンの処理能力を持っている施設で、イニシャルコストが22億4,000万円ということで伺っております。ランニングコストは手元に資料がございませんが、イニシャルコストがあり、ランニングコストがあり、これまで処分に使っていた処理費用があり、入りとしては補助金があり、それから、綾瀬市の場合は、ガスを作るところまで公共がやって、そのガスを民間に売り渡し、民間が発電をするといった仕組みを取っておりまして、その場合は土地の貸付料が入ってくる。トータルを比較した中では、綾瀬市の場合は10年間でプラスが出るような試算がなされているといったところでございます。  そして、私どものもし事業化ができるとなれば、イニシャルコストとしては、20億円から30億円とか、そういったあたりになってくるかと考えております。 200: ◯村井委員長 大庭委員。 201: ◯大庭委員 市長、チャレンジ&スマイルと言っていまして、チャレンジすることはいいことだと思いますし、それが真新しい、目新しい事業というのは、時に当たりもありますが、そうでないケースもあるものですから、なるべくしっかりした先進地、ベンチマークをして、特にかかるイニシャルが20億円から30億円ということになって、国がどのような補助をするか、まさかUPZで補助金をもらえるだなんていうのは少し想定外だったですがね。そういうのを使えてやるということは結構なものですから、ぜひとも裏づけをもって、この事業を慎重かつ大胆に進めていただきたいなと思います。  場所が、ちょうど終末処理場は当初計画よりもかなり少なくなったものですから、面積的には空いていますので、有効だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 202: ◯村井委員長 ほかにございますか。  寺田委員。 203: ◯寺田委員 こちらの96ページ、4款1項衛生費の中で、ゼロカーボンシティふくろい推進事業補助金ということでございます。1,725万円、今回計上していただいているわけでございますけれども。  これ、私もここの説明資料を見させていただいたんですけれども、今回、特にここを少し力を入れてやるよというような、そういった方針的なものがあるのか、私も、前回の詳しく対比をしたわけじゃないんですけれども、新しいような事業があるのかどうか、また、今回、どういったところに今、力を入れてやっているのかと、少しその辺の戦略的なものもあったら教えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 204: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。 205: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。  今回、予算計上させていただきましたゼロカーボンシティふくろい推進事業補助金でございますけれども、先ほど説明の中でも少し申し上げましたけれども、これまで新エネルギー機器導入促進奨励金ということで措置していた予算を組み替えて、看板もかけ替えてといったところで措置させていただいたものでございます。  これまでの新エネルギー機器導入促進奨励金、どちらかといいますと、家庭の省エネ・新エネ機器、そうしたものを対象にしたものでございましたが、折しもこの後報告を申し上げますけれども、地球温暖化対策実行計画の区域施策編を今、最終案まで何とか出来上がったところになりますけれども、その中では、さきの11月の委員会でも御説明申し上げましたように、五つの重点プロジェクトを設けております。  今回、このゼロカーボンシティふくろい推進事業補助金については、この五つの重点プロジェクトを加速化といいますか、進めるようにといったところで補助対象の見直しを行ったというところでございまして、主には、重点プロジェクトの二つ目に、市内事業者のゼロカーボンの推進ということをうたい込んでございますので、新たに事業者が借り入れる脱炭素のコベナンツローン、これ、コベナンツは約束という意味で、約束融資となるわけですけれども、事業者がお金を借りるときに脱炭素の計画をつくって、それが達成できれば利率が下がって、逆に達成できなければ税率が上がってといったような仕組みのローン、コベナンツローンです。こうしたものを金融機関が用意していただけるということですので、ただ、取扱手数料がかかるということで、それに対する補助金をメニューに加えたということ。  もう一つは、重点プロジェクトの3になるわけですけれども、環境と人に優しい移動の推進ということで、主に自家用車のEV化といったところがこのプロジェクトの主な目的になるわけですけれども、そうしたものを進める意味で、経済産業省の調査等を参考にしますと、EVを買いたいと思っている人の多くが集合住宅にお住まいの方という調査結果も出ているということで、集合住宅へのEV充電、これ、なかなか部屋を借りている人の発案でつけることができないということもありまして、大家を対象に、こうした設備の設置に対する補助をメニューとして盛り込んだといったところでございますので、この補助金については、これまでは家庭が中心であったものを、今後は、区域施策編の推進に沿った形でメニューのほうを見直していくといったところで御理解をいただければと思います。 206: ◯村井委員長 寺田委員。 207: ◯寺田委員 ゼロカーボンの中で市がやることとして、やはり家庭を対象としたゼロカーボンをどう進めるかというのが、かなり重点な政策の内容になってくるんだよというようなお話を聞いているわけでございますけれども。そういう中で、今、一番そういう意味では、ゼロカーボンですと太陽光発電ということが皆さんも関心があるし、またかなりついているというようなことだろうと思うんですけれども、今、やり方として、業者がつけてもらって、ユーザーのほうはお金はなくてもいいよと、簡単に言うと。それで、今、太陽光を新設、増やしていく、そういう取組なんかも結構聞くわけですけれども。  そういったところ、現在、ここに太陽光システムで既存住宅で2万円の72軒分ということでございましたけれども、今の業者の推進のところが、どういったところに流れがあるのかなというところ、つかんでいらっしゃるのかどうかというところを少しお聞かせいただきたいと思っています。 208: ◯村井委員長 小久江環境政策課長。 209: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。  太陽光発電設備のいわゆる市況といいますか、状況でございますけれども、私どもリサーチをいたしました中では、いわゆる新築のお宅には、もうほぼ太陽光発電というのが標準装備のような形になっているということでございます。実名を出しますけれども、積水ハウスですと、例えば新築の8割から9割がセットになっている。一条工務店も、95%以上は新築は太陽光が載っていると、そういった状況も伺う中で、やはり我々が力を入れるべきは既存の住宅だろうと。  なかなか自分の建てた家に後から手を入れるというのは抵抗があるということも結構お伺いしますので、我々の補助金は、既存住宅を対象にしたもの、太陽光発電については、キロワット2万5,000円で上限10万円、それから、蓄電池についても既存住宅を対象にして上限10万円ということで、これは、県内西部地域で一番の水準という形になってございます。  もう一方で、今、委員からも御指摘のございました、初期投資ゼロでの太陽光発電の設置ということ、いわゆるPPA事業と、第三者所有方式という形の事業で、電気代の中にいわゆる設置料も含まれているといったような形のものも、各社、エネルギー事業者、用意しているものもございます。  それから、さらに、県では共同購入ということで、たくさんの購入者を募って、費用を安くしてといった取組がされております。  様々な手法で、様々な主体が太陽光発電の設置を進めているということですので、私どももしっかり、その辺りを踏まえた中で進めていきたいと考えてございます。 210: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 211: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、環境政策課所管につきましては終了といたします。  次に、上下水道課所管について、当局から説明を求めます。  和井内上下水道課長。 212: ◯和井内上下水道課長 (省略) 213: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。  寺田委員。 214: ◯寺田委員 合併浄化槽の件で補助金でございますけれども、こちらのほう、国、県からの補助金が今、メインになっていますけれども、こちらのほうは何か変化というのはあるのかお聞きをいたします。 215: ◯村井委員長 和井内上下水道課長。 216: ◯和井内上下水道課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  国や県の補助金に対してどうかということでございますけれども、今現在、国が2分の1、県が4分の1ということで、設置補助金については補助をいただいているところでございます。  変化といたしましては、新設に関する県の補助金は、令和6年度までというようになってございます。こちらにつきましては、市長会等でもいろいろ延長等を申し出てはいますけれども、一応、令和6年度で終わりというようなことでございまして、今後どうしていくかというのを、令和6年度中にも市として考えていかなければいけないと思っております。 217: ◯村井委員長 寺田委員。 218: ◯寺田委員 分かりました。  今回の能登地震でも、いろいろ水道のほうで、下水道のほうは詳細な被害状況ってまだ聞いておりませんけれども、いずれ水道が、上下水、上水道が駄目になったということになりますと、下水道のほうにも当然影響が出てくるというようなことだと思います。  そういったときに、合併浄化槽の見直しということも出てくるかもしれないものですから、またその辺の情報も少し注視していただいて、今後の市の方針の中に生かしていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 219: ◯村井委員長 答弁はいいですか。 220: ◯寺田委員 答弁はいいです。 221: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 222: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、上下水道課所管については終了といたします。  次に、廃棄物対策課所管について、当局から説明を求めます。  幡鎌廃棄物対策課長。 223: ◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略) 224: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。  木下委員。 225: ◯木下委員 それでは、008-11の補足資料の99ページのじん芥処理費の件です。事項別説明書では104ページのほうで、じん芥処理費の説明がございます。  その中で、新規で草木の回収の敷地等の整備費というのがございますけれども、これ、南部というところなんですけれども、その他の地域でもやられるのかどうか、その展開についてを教えていただきたいのが1点と。  役務費で、草木の処理手数料、回数をもっと増やしてほしいなというところが、地元なんかでは要望がたくさん出ているとは思うんですけど、今後、回数の増加とかを見込めるかどうか、その2点についてお聞きします。 226: ◯幡鎌廃棄物対策課長 回収の増加は、どこの分でしょうか。 227: ◯木下委員 役務費の中で、事項別説明書の中で、102ページのところで、草木の自治コンテナの回収、こちらでよかったですかね。何か回収するのにも数が何回かって決まっていたというように思います。回数を増やしてほしいという要望がかなりあちこちで出ているんですけど、増加に対する考え方。 228: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 229: ◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、草木の仮置場につきましては、皆さん御存じの春岡にまず置かせてもらったんですけど、大分盛況だものですから、今年、予算をお願いして南のほうに増設を考えています。  それで、二つぐらい理由があるんですけど、一つが、やはり盛況だというのが一つの理由なんですが、もう一つは、自治会のコンテナ、物すごい高いんですよね。お金がかかるんですよ。大体、簡単に言うと、コンテナで草木を回収すると6万円で、回収所にあって同じ量を集めると2万円。3分の1で集められるものですから、やはり効率性とかお金のことを考えると、置場を少し整備していきたいなと担当課では思っています。ですので、できれば、今回南に造ったんですけど、また南がうまくいけば、東とか西に市内4カ所とか5カ所に広げて、その分コンテナを少し縮小させていただきたいなというように考えています。  コンテナの回数につきましては、確かに要望をかなりいただいているんですが、予算の関係で、今年の予算もコンテナ分につきましては、我々が要望していただけの量はついていませんので、そういった意味で、今申し上げたように、なるべく安価な仮置場のほうにシフトしていきたいというのが我々の考えです。 230: ◯村井委員長 木下委員。 231: ◯木下委員 かなり有効な話だというか、人気もあるというところなので、ぜひとも予算の関係というのもあるんですけれども、増やしていく方向性を出していっていただきたい。これ、要望と言えば要望なんですけど、費用対効果をしっかり考えてやっていっていただきたいと思います。  もしコメントがあれば、もう一度お願いします。 232: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 233: ◯幡鎌廃棄物対策課長 我々も本当は、できることならそうやっていきたいという気持ちはあるんですけど、やはりどうしても予算のことを考えると、仮置場のほうがいいのではないかということで、また、単純に箇所を増やすだけじゃなくて、少し工夫を持った中で、例えば集める曜日を変えるだとか、そういったもので代替してやっていけるようなことで考えていきたいと思います。よろしくお願いします。 234: ◯村井委員長 ほかにございますか。  大庭委員。 235: ◯大庭委員 歳入の、例の21-5-2の雑入の関係ですが、一般廃棄物の代執行の滞納金、33ページ、これを見るたびに心が痛むわけですが、たしか6,000万円、金をかけてやって、最初の頃、1カ月1万1,000円と言っていて、今は1万3,000円、昨年の決算では3万9,000円だったわけですが、これの手だてというのはほかにないのか。例えば裁判にかけるなり、そういう時間もないって言ってしまえば、それまでかもしれませんが。  我々これ、予算審議するに、これでいいですって言えない立場なものですから、これに対する対応、令和6年度として、今まではこれできたけれども、令和6年度、どのように考えていくか、それについて少しお話しいただきたいと思います。 236: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 237: ◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。  我々としても本当に頭の痛い話なんですが、これ、以前、委員に提案いただいて、専門家に相談したらどうかということで、病院の滞納整理ですとか経験があります東京の弁護士事務所のほうに相談をいたしました。その弁護士事務所が申すには、結局、我々もこの事業者の財産の調査をしていて、財産を持っていないことを確認していますので、お金を持っていない限りは幾ら専門家でもお金を取ることはできないからということで、ぜひ委託をお願いしたいということでお話ししたんですけど、受けられないというお話でした。  今、確かに、正直申し上げても手をこまねいている状態なんですけど、昨年度から何かいい方法はないかということで、顧問弁護士の黒木先生のところに何度もお邪魔して、あと、地権者がいるものですから、地権者も含めた中で何か解決方法はないかということで、今、御相談をさせてもらっていますが、ただ、正直申し上げて、それほどよい結果は出ていないという状況です。引き続き頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。 238: ◯村井委員長 大庭委員。 239: ◯大庭委員 この決着をつけるには、お金を回収するというのが1点。それから、今、北原川にある約860トンの破砕ガラスが周辺に影響を及ぼさないということを前提でいつも調査をしているということで、このこと、二つでずっと引きずっているわけですね。考え方として、このままでいいのか。部長でも結構なものですから、少し、本当にこの手法しかないのかなと思うものですから、打開策について妙案があったらお願いしたいなと思うんですけど。  答えは分かっているんですね。原因者は分かっているし、それから財産がないというところまでは分かっているようだけれども、1万3,000円ずつ、6,000万円を回収するには大変ですし、あとこの860トンですか、これを始末するに3,000万円ですか4,000万円ですか、幾らかかるか少し知りませんけれども、ざっと1億円市民の税金を。  私、これ、なぜ申し上げるかというと、今、吉岡副市長がいらっしゃったときに、あそこにどんどん積み上げられて、これ、困るから何とかしてくれと言ったんです。前のお宅がとても耐えられなくて、お宅がもう豊田町のほうへ引っ越していっちゃったわけですからね。あれよあれよという間に、もうごみの山になっていて、結局、そのままになっていったんです。私自身も非常に心苦しい。それも、地元である村井委員長のほうでもいろいろ働きかけてくれているし、今、地元の皆さんも大変心を痛めているわけですが。
     市としてどのように考えるか、お伺いしておきたいと思います。 240: ◯村井委員長 本多環境水道部長。 241: ◯本多環境水道部長 大庭委員から、まさしく私たちが思っていることを今、述べていただいたなと思います。ですので、お話しいただいたことはもっともなことだと認識したところでございます。  このままでよいかというと、当然、このままでいいとは思いません。先ほど幡鎌課長からも少し話がありましたが、このままではいけない、何とかして打開策を見つけないといけない。今、委員からお話しいただいたとおり、一つは、これまで行政代執行を行った費用を回収すること、もう一つは何とか、地権者のいろいろな課題がございますけど、あそこの解決策、片づけることを開始する、これを何とかしなくちゃいけないということで、今年度も、昨年から、まずは顧問弁護士の黒木弁護士のほうに何回か通いながら、時間を特別に取っていただくことと、少し費用もかけさせていただきながら、相談はさせてきていただきました。ただ、現時点では、大変申し訳ございませんけど、まだ打開策というところまでは行っておりません。黒木先生にも、地権者等を事務所に直接呼んで面談をしていただいたりとか、直接そこに職員も行って、新たな打開策は何かないかという相談、いわゆる法的な措置も含めながら相談もさせていただきましたが、なかなか今現時点では解決策がないというような状況でございます。  このことは、担当部局のみならず、市長、副市長とも相談させていただきながら、打開策に向けて取り組んでおりますが、現時点ではまだこのような状況でございます。今後は、この解決に向けて、打開策については考えなきゃいけませんけど、これに向けてとにかく努力していくということで御理解をいただければと思います。 242: ◯安間副委員長 委員長を交代します。  村井委員。 243: ◯村井委員 私からは、事項別明細の98ページ、それから、説明資料の109ページですが、クリーンセンターの稼働期間延長に伴う地域活動円滑化交付金300万円、1自治会30万円という御説明でしたが、期間を延長するときに新たな協定を結ばれたと思いますが、その中に、全体で300万円の文言がきちっと協定され、これは期間の満了まで毎年300万円を支払うということの解釈でよろしいですか。これ、新規となっているものですから、新たに300万円にしたのか、継続して300万円なのか、その辺について、少し御説明をお願いしたいと思います。  それから、廃家電の問題ですが、今、大庭委員からいろいろなお話をしていただきましたが、私は少し視点を変えて、99ページの土壌調査でございますが、先般の地域説明の中において、表面、浅い部分は土壌汚染がされているというような内容で、深い位置でボーリングをしていただいて、そこは問題ないというような結論に至っていると思うんですが、要は表面が土壌汚染をされているということは、それが何らかの形でずっと地下まで染み込むと、未来永劫この問題が解決されてこない。たとえ廃家電が片づいても土壌汚染がある。そういった形の中で、地域として、非常に環境の風評被害も広がってくる、そういったことがあると思います。地下水等については、今のところ問題ないという報告をいただいていますが、その部分、今、あそこはシートをかぶせて、下へコンパネを引いてから問題ないというお話ですが、これはそういう単純な問題ではなくて、やはり考え方の問題で、周辺にそれが広がってくると、地域にとっては非常に大きな課題となります。  それからもう一点は、この土壌汚染と同じような問題なんですが、これは都市計画課の問題になろうかと思うんですが、あそこに空き家があります。空き家がいつまでたっても管理不全の空き家にならない。管理不全の空き家になって、あれを早く取り壊して、代執行でも何でも結構ですが、取り壊さないと、地域の環境が非常に悪い。誰でも入れてしまう、何か事件が起きた後、問題となる。こういった形ですので、その辺についての全体の環境の問題の考え方を少し御説明いただきたいと思います。 244: ◯安間副委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 245: ◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、最初に、稼働延長に伴う地域活動円滑化交付金の話をさせていただきます。  これは、来年度、1回こっきりだけお支払いする、各10自治会。これは、実はクリーンセンター建設のときも、1年目のときに同じような形で公会堂の備品を購入するように30万円ずつ交付したものですから、それと同じような形で、今回、延長させていただくことに伴いまして、1回こっきりでお支払いするということで、協定の中に当然、これ、うたってあります。  それから、国本廃家電の土壌汚染の関係ですが、今年、委員に提案いただいて、草押さえという形で全面にシートを施行しました。これは、草が生えないためというところもありますが、委員から御提案いただいたように、中に入って、誰かが土なんかを、子供が土なんかをいじったら危ないからということで、それができないような状態で、全面シートで覆わせていただきました。  それで、委員御心配のとおり、当然、中に染みていけばこの問題というのは解決しない話ですので、そういった意味で、毎年、浅いところと深いところを調査させてもらっている結果、深いところにまでは及んでいないということは確認しておりますので、それは引き続き調査のほうを続けています。当然、そこで何か問題あれば、対処しなきゃいけないという話になると思います。  それから、考え方として、今、上物が片づいていない状態で、それもできない状態でそういったお話をするのも変なんですけど、あそこの上物の廃家電を撤去しただけでは、やはりそれでは解決じゃなくて、上の汚染されている土も同様に、どこかに撤去する必要があるという考えで、それはいます。  それは、御存じかどうかあれなんですけど、浜松の天竜に昔、県の射撃場がありまして、そこで実は同じように鉛に汚染されたことがありまして、それも表面の鉛を取り除いただけじゃなくて、その鉛が結局、浸透した表土を全部取り去って、それで初めて作業を終了していますので、我々の考え方としても、廃家電を撤去できるということになれば、廃家電だけじゃなくて、その下の土につきましても当然、対応していく必要があるなと考えております。 246: ◯安間副委員長 幡鎌課長、あと、空き家の管理不全の件を御答弁お願いします。 247: ◯幡鎌廃棄物対策課長 ごめんなさい……。 248: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。 249: ◯清水都市計画課長 空き家の問題に関して、私のほうから答弁させていただきます。  空き家に関しましては、昨年度から、自治会のほうから併せて要望をいただいている中で、私も現地のほうを見させていただきました。建物そのものはまだ特定空家と言われるようなところにはならないものの、やはり蜂の巣があったりとかということで、周辺に与える影響というのは少し発生してきている状況は十分承知しております。  まだ今の段階では、今までの制度ですと特定空家ということで、またそれこそ行政代執行を視野に入れたものしかなかったんですが、今回の一般質問でもございました、昨年10月に法律、空家特措法のほうも改正されまして、先ほど村井委員のほうからもお話がありました管理不全空き家の制度ができたりとか、やはり所有者に対する厳格化に向けての動きも出ております。  私たちのほう、空家等対策計画の今、見直しを進めておりますので、また取扱いも含めてどうするかというところはその中で検討してまいりたいと思います。それとあわせて、やはり空き家所有者に対する指導というものは引き続きさせていただいて、適切な管理をしていただくようなことも、併せて指導のほうはしてまいりたいと考えております。 250: ◯安間副委員長 村井委員。 251: ◯村井委員 今、幡鎌課長のほうから御説明がありましたが、浜松の射撃場の鉛の処理をされたというようなお話がありました。それは産業廃棄物としてやったのか一般廃棄物としてやったのか、同じような状況が今、国本の廃家電の置場で起きているわけです。浜松でそういうところの状況があれば、これが一般なら同じような状況で、そこで処理していただければいい。今まで県外しかないというお話でしたので、非常に多額のお金がかかるということで伺っていますが、それが産廃なのか一般なのか、県は、自分の関連でやったから産業廃棄物です、それでほかのところは一般廃棄物、違う解釈をされると非常に困るわけです。ですから、そこの部分はきちっと調査をして、今日お答えできなければ、また後日御答弁いただければと思います。  これは非常に大きな問題で、今、土壌が汚染をされています。汚染されていく可能性もあるということで、あと、表土を取りますというお話も今いただきましたが、そういったことは地域の方では誰も知らないわけです。ただ、あそこのところへシートをかぶせて保管しましょうと、保管しておきますから少し御容赦いただきたいというお話が毎年説明があって、去年からは深い部分と浅い部分の土壌調査をやる、こういうお話でしたので、取れたときのお話まで進んでいないものですから、今、聞いてびっくりしましたが、とにかくそういったことで、取れるものなら早く取っていただきたい。  8,000万円から1億円ぐらいかかるという話で当初いただいていたものですから、なかなか大変ですね。今、大庭委員のほうからも、市民の血税を1億円余を使って、また1億円ぐらい使うということになると大変なお話になってしまいます。ですから、そこの部分はきちっと調査をしていただく。それから、表土の考え方を少し取りまとめていただく。  それから、空き家については、管理不全の解釈になれば、今、建物の概要はまだ大丈夫ですよと言ったけど、窓もない、誰でもすぐ立ち入れる、地域の人たちがわざわざ、あそこのところへ防災倉庫の用地を買って入れないようにした、そういった努力も少し考えていただいて、きちっと所有者に指導をし、壊すなら壊す、それから管理をきちっとする、そういったことの指導は、もう議会中ではありますが早々にしていただいて対応していただきたいと思いますが、それを少しお考えだけもう一度伺いたいと思います。 252: ◯安間副委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 253: ◯幡鎌廃棄物対策課長 御質問にお答え申し上げます。  先ほどの天竜の話なんですけど、申し訳ない、国本廃家電と状況が違って、何が違うかと言うと、クレー射撃の玉だものですから、鉛が分離しているんですよね。うちのみたいに、ガラスと一緒になって置いているわけじゃなくて、鉛だけが単体であってその周辺が汚染されているという状況ですので。産業廃棄物、一般廃棄物の問題なく、鉛については少し私も一回調べたんですけど、少し時間がたっているもんで詳しくは忘れちゃったものですから、また少しそこはもう一回調べ直してみますが、有価か有価じゃないかは分からないですけど、鉛は鉛として処理したということです。  それで、申し訳ないんですが、土がどうなっているというと、実は土はそこでコンクリートに固めて、現地で保管しています。汚染された土については、県は。ですので、少し時間がたっているものですから、現場等も行きたかったんですけど、少し担当もなかなか見つからないということで、現場のほうへまだ立ち入るまではしていないんですけど、今、状況とすると、県は、外に出せる鉛の弾だけは毒素を取り出しちゃったんだけど、先ほど言ったように、うちも廃家電を処理するのにお金がかかりますので、県は何億円ってお金を使ったんですけど、何億円ってお金をかけて、そこでコンクリートで固めて、保管をしているという状況です。 254: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。 255: ◯清水都市計画課長 空き家の関係でございます。  先ほど村井委員のほうからお話がございました。直ちに現地のほうを見させていただいて、所有者に対する指導のほうは重ねてまいりたいと思います。 256: ◯安間副委員長 村井委員。 257: ◯村井委員 空き家のほうは了解しました。  今の県の解釈の問題ですが、鉛は鉛だけで分離をして処理をする、土は汚染されているけどコンクリートで固めちゃいました。ですから、これが今、我々も同じことです。ガラス製品と土が混じっていますが、それをふるいにかけて、じゃ、そっちの部分はそっちの部分、土壌は土壌でやれば産業廃棄物になるのか、一般廃棄物としてあくまでも扱うのか。県のほうも、一般廃棄物なら県独自でできないはずなんです。そうですね。ですから、県が産業廃棄物でそういう処理をされているなら、市のほうも産業廃棄物という解釈が成り立つんじゃないかという話なんです。産業廃棄物なら、もっとかなり安価にできる。  そういった形ですので、ぜひその辺はしっかり調べていただいて、また御報告をいただきたいと。 258: ◯安間副委員長 委員長を交代します。 259: ◯村井委員長 ほかにございますか。  寺田委員。 260: ◯寺田委員 5330(ごみさんまる)運動ということで、いろいろ努力していただきまして、今現在の段階では、目標の令和6年度の15%削減というのにかなり近づいてきたということ、この間のこの資料の中でも、13.2%まで進んだということでございます。かなり当局のほうの皆さんの努力によって、ここまで来たということはよかったかなと思います。  ただ、今回も実はいろいろ、草木の回収については予算もついています。春岡以外に、南部のほうにも新しい回収所を設けるというようなお話もあります。そういう中で、実は、草木のほう、確かに草木をこれ、ボリュームもありますし、またここに焦点を当てて削減を図っていくというような方針として正しかっただろうと思います。  ただし、これ、令和4年度の総括でございますけれども、実は増えているものがあるんですよね。プラ類、それから生ごみ類、これが増えていますということで、これ、全体を通しますと、草木のほうは減りましたけれども、ほかのほうの廃棄物、これについては減っていないという現状があるんですね。  この資料、皆さんが持っている資料だと思います。見ますと、プラ類が420トン増えています。それから、生ごみについては1,016トン増えていますね。ということで、増えて、これ、草木を除きますと、ほかのごみは、実は減ったんじゃなくて増えているんですよね。そういう現状があります。  これの今の収集ごみ、それから中遠クリーンセンターへ持込みごみ、合わせた中でも、私、少しこの数字を計算してみたんですけれども、草木以外のものは130トン増えていますね。それから、草木のほうは1,496トン減っているというような数字。全体としては、そういうことで1,366トン減って、それが8%の削減で、15%までかなり目標値に近づいているということになるんですけれども。これ、問題は、確かに草木に焦点を当てたのはいいと思うんですけれども、そのほかのものは増えちゃっているわけですね。こういうことに対して対策を打たないと、結局、15%の目標には届かないんじゃないかというような、少し危惧もしています。  これ、例えば草木のほう……。 261: ◯村井委員長 寺田委員、申し訳ありません。  今、予算の審議でございますので、予算の何ページのどの部分かというのを言ってください。 262: ◯寺田委員 予算でいきますと、ここの99ページ、4款2項、それから2目の、12、委託料のところに草木回収運搬業務850万円ですね、予算。  これは一つの例で申し上げたのであって、今言いましたように、草木の対策についてはいろいろ対策を打って、予算もついているわけでございますけれども、少しほかのことについて、今、ほかのごみは減っていないという現状があります。その辺のところをどういうように予算化しているのかということをお聞きしたいということなので、よろしいですかね。 263: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 264: ◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  今回、予算の資料ではないんですけど、前回ロードマップでお示ししたように、ごみが大きく減っている理由が、草木と、あともう一つが、クリーンセンターの粗大ごみが減っているよ、粗大ごみほかが入っているよということで、実はクリーンセンターの粗大ごみほかというのは何かというと、緑の袋を地元の収集に出さないでクリーンセンターへ直接持ってくる人たちって結構、昔はいたんですよね。それを、手数料を値上げしたものですから、お金を取られるようになって持っていかなくなったということで、今、じゃ、そのごみはどうしたかというと、どこかに行っちゃうわけじゃないものだから、地域の収集にそれが回っているんですよね。  ですので、寺田委員がおっしゃったように、草木以外のプラとか生ごみが増えているよというお話なんですが、その800トン分が地域のほうに出ていって、それで、なおかつまだ全体として減っている話ですので、我々とすると、これはどうして減ったかというと、雑紙とかプラの分別の徹底の呼びかけとか、5330(ごみさんまる)実行宣言ですとか、そういった取組でもって、市民の皆さんが、今言ったプラや生ごみについても減らしてはくれているんだけど、委員おっしゃったように、全体とすると、クリーンセンターからそちらへ行った分を差し引いて少し増えちゃっているよという状況だと思いますので、引き続いて、先ほど申し上げたような雑紙の回収ですとかプラの分別ですとか、そういったものに力を入れてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 265: ◯村井委員長 寺田委員。 266: ◯寺田委員 私、これだけごみを削減できたというのは、当局の皆さんの努力といいますか、市民への協力ももちろん、そういったものに対して強力に働きかけていただいたということの成果としてこうなったということで、私、決して当局の努力に対して否定しているわけでも何でもないんですけれども、問題は、もちろん今のは、草木に焦点を当てるというのは、そこは一応よかったと思うんです、個人として。  だけれども、今、単純にこの表だけ見て言いますと、これ、委員会に出た資料ですので皆さん持っていると思いますけれども、これで見ますと、草木を収集ごみ、それから持込みごみを含めて、これがゼロになったと仮定しても、実は15%しか削減できないんですよね。ということは、これがゼロになるということはなかなか難しいと思うものですから、ほかのほうでやはり対策を打たないと、その目標にはなかなか到達しないんじゃないのかなという感じがするものですからね。  その辺の認識、これはもう1年間やってみて、もし15%削減できなければ、ごみ袋の値上げも検討しますよという話になっているものですからね。少しやはりそこは慎重に立てて、こういうことを当局としてはやりましたよと、市民に呼びかけましたよと、だけれども、こういうのが現状ですよという、やはりこの1年間って非常に大事じゃないかと思うんです。私、一番気になるのは、厨芥類といっている、いわゆる生ごみですよね。これが増えているんですよね。これは、やはり市民の啓発というか、市民の努力しかないんですよね。ですので、この辺のところをどういう対策を打つかということ。  今、生ごみ処理機のバイオ型ですか、あれも予算化してあるというのも聞いています。だけれども、ここの多いところ、今言えば生ごみ、プラごみ、この辺の、生ごみについてはウエートについてもこれ、23.8%あるわけですよ。これ、ボリュームとしても結構ありますね。プラについては17.3。ですので、ここに焦点を当てないと、数字は達成できないんじゃないのかなと。今後1年間に、1年間たって市民の皆さんに協力を求めないといけない、こういう現状ですよと。ということは、一番市民にやってもらわにゃいかんのは厨芥類ですよ。これが、やはりボリュームとして23.8%もあるということですので、これに焦点を当てないと、やらないと。それに市民の皆さんへの啓発といいますか、市民の皆さんが努力してもらうというところにもつながってこないと思うんですよ。  今、これの計算でいくと、単純に計算すると、草木をたとえゼロにしてもやっと15%、やっと達成できるぐらいですよ。ですので、これが少し増えれば、私、非常に微妙なんですが、じゃ、15.1%になったら値上げするんですかという話が出てきちゃうと困ると思うんですけれどもね。それよりもまず、この1年間が、どういうことに皆さんに注意してもらわにゃいかんのかというところ、これが非常に大事だと思うものですからね。  これはいろいろお考えになっているんだろうと思いますけれども、少しそういったところの、どういうように予算といいますか、啓発のいろいろ費用も入っていますので、そういった中で展開することは考えたとは思いますけどね。とにかく、今言う草木だけで減ったのでいいよと、このまま草木を減らしゃ、15%へ行くよという状況ではないということだけは、私、共通認識してもらってもいいんじゃないかと思いましたので、少し見解をお聞きしたいと思います。 267: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 268: ◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。  今おっしゃっていただいたように、我々とすると、それぞれのごみをどうやって減らすかというところをまず考えた場合に、紙については雑紙の回収ということで、今年につきましても、引き続き予算のほうを確保しております。あともう一つが、プラスチックにつきましても、以前から皆さんに分別収集していただいておりますので、ここのところに力を入れていく必要があるのかなということで、これは引き続き予算がついています。それであと、草木はおっしゃっていただいたとおりで、確かに我々も、あと、問題は厨芥類だと思っています。  今、予算では、厨芥類についてはコンポストの配布ですとか、生ごみ処理機の貸出しとか、そういうところしか手をつけていないんですけど、各家庭の生ごみを、当然啓発によって減らしていただくというのはあるんですけど、それを集めて肥料化するとかというとなかなか大変なものですから、それより事業系の生ごみを何とかできないかとか、できるところから生ごみも取り組んでまいりたいというように思っています。  それから、今年度なかなか実現できなかったんですが、紙の関係で、紙おむつのリサイクル、これも新たな取組として今、やらせてもらっています。話自体は進んでいるんだけど、なかなか、やはり日本全国でやっているところが少ないだけあって、ハードルがなかなか高くて、一つ越えると次の問題が出てくるものですから、今、少し進みが満足に、実現できるところまではいっていないんですけど、確実にこれは進んでいます。  それからもう一つが、汚泥の関係も、先ほどから何回かお話が出ていますけど、汚泥も、一つはニシムラプラントへなるべく多く持っていきたいと思っていますし、あと、持っていけない分につきましては、先ほど環境政策課のほうで出た、バイオマスの関係の施設がもし実現できれば、そこのほうで処理していきたいということで、そういったいろいろなことを我々も、考えながらやっています。ただ、今回の予算については、実現できたものについては、どちらかというと草木が多いということです。 269: ◯村井委員長 寺田委員。 270: ◯寺田委員 課長の認識として、今、15%削減に対してあと1年しかないんですよね。この1年でその目標が達成できるかどうか、非常に重要な時期になるわけなんですよ。そのときに、紙おむつとか業務用なものは今回、5330(ごみさんまる)運動に入っていませんよね。あくまでも収集ごみと、それと直接搬入ごみ、この二つで合わせた中で15%減らしゃないかんということです。ですので、この中で、今言う、単純計算すると、草木だけ取っても、やっと15%行くだけということですよ。  課長、十分お分かりのように、厨芥類とか、家庭の皆さんに気をつけていただくことが結構多いわけです。そこに焦点を当てていかないと、なかなか15%の達成は難しいんじゃないのかなというような感じです。主要事業ですと、もう13.2%まで来たのであと少しだよという説明をしています。このまま行ったら、草木の収集を増やしていけば、これ、達成できるように見受けられますけれども、実は少し見ると、草木だけじゃ、これ、なかなか目標には行きませんよということを少し、お分かりになっていると思いますけれども。ですので、この1年間で何をやるかということの中で、少しその辺に注意をして、予算も取っています。自治会への説明とかですね、看板とか。  ですので、そこに少し焦点を当てて、もう草木ははっきり言っていいですよ、うまくいっているので、それよりもうまくいかないところがあるので、そこに焦点を当てていかんと、これは少し大変じゃないのかなという感じがするものですから、あえてくどいようですけれども、その辺のところを少しお聞きしました。  課長のほうの決意といいますか、方法について少しお話ししていただけるとありがたいなと思っていますけど、よろしくお願いします。 271: ◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。 272: ◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。  寺田委員が御心配されることも重々分かります。ただ、我々とすると、来年度15%は必ず達成するように、そこは頑張っていきます……。 273: ◯寺田委員 それを数字として、やはりつかんでいてもらいたいということです。 274: ◯村井委員長 今、答弁中ですので。 275: ◯幡鎌廃棄物対策課長 それで、ただ、寺田委員御心配のように、じゃ、15%になったら30%に行けるかといったときに、やはりそのときは、草木だけじゃとても行けない話ですので、新たな施策をそのときには間に合わせていかなきゃいけないということで、その準備のほうは今、進めさせてもらっておりますので、そういった考えで鋭意取り組んでまいります。 276: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、廃棄物対策課の所管については終了といたします。  会議の途中ですが、ここで休憩として、3時から会議を再開します。                (午後2時46分 休憩)                (午後2時57分 再開) 278: ◯村井委員長 皆さん集まっていただきましたので、会議を再開させていただきます。  次に、農政課所管について、当局から説明を求めます。  鈴木農政課長。 279: ◯鈴木農政課長 (省略) 280: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。  安間委員。 281: ◯安間委員 私から、1点質問させてください。  事項別明細書106ページ、6款1個3目の18節、説明資料のページ数で申し上げますと、116ページの(8)になろうかなと思います。  質問、端的に申し上げます。この補助金の種類、多数記載がされておりますけれども、農業者の方、これらの補助金、しっかり周知できていると農政課としてはお考えなのか、この点についてお伺いしたいと思います。 282: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 283: ◯鈴木農政課長 それでは、安間委員の御質問にお答え申し上げます。  農政が、ただいま御説明申し上げましたが、様々な補助事業がございます。なかなか分かりにくい部分も多くございます。そういった中で毎年、部農会長会議、全地区の部農会長にお集まりいただいた会議を開催してございまして、そこで補助事業メニューを説明させていただくとともに、部農会の班内回覧に、補助事業を簡単に明記したパンフレットを作りまして、皆さんに回覧していただいてございます。
     また、各、水稲であったりとかお茶であったりとか、そうした様々な部会がございまして、その部会に出向く際にも、補助メニューとチラシをお配りしながら、本年度はこういったメニューがございますのでぜひ活用してくださいというような御案内はさせていただいてございます。  なかなか農業者全ての皆さんには行き届かないかと思いますが、そういった様々な会議、説明会等を活用しまして、周知を図っておる次第でございます。 284: ◯村井委員長 安間委員。 285: ◯安間委員 よく理解できました。  事業者の皆さんのほうでも努力も必要ですし、行政の皆さんのほうでも、周知啓発、これを進めていただきたいなと思っているんですけれども、例えば今から私が申し上げる提案について、どのようにお考えになるかということをお聞きしたいんですけど、部農会等で回す資料、もしくは周知啓発の中で、要件を表したフローチャートみたいなものを作成するというのは、これだけ補助金がある中で難しいというような認識でよろしいのかどうか、お伺いしたいと思います。  先ほど部農会でチラシを配布されていますよということでしたけど、やはり部農会に参加している方々に聞くと、部農会のチラシはそんなに回ってきていないよという声もお聞きします。例えば分野に応じて、例えばメロンであれば、クラウンメロン支所で情報は取りやすいけれども、それ以外となると、なかなかまた情報が取りにくいというようなこともあります。  そういった中で、満遍なく周知啓発をしていただいているということは努力されているんだなというところは思いますけれども、改めてこのフローチャート、簡易的なものと、チラシを合わせて、こういった要件を表したフローチャートみたいなものを今後、作成していくお考え、こちらについてお伺いします。 286: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 287: ◯鈴木農政課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。  フローチャートをして、農業者自身も分かりやすいような取組をしたらどうかという御提案でございます。  補助金を担当する担当職員は、やはりそういったフローチャートみたいなものをつくりまして、この方が対象となるかならないのかというような、事務手続上で持っていたりとかしますので、可能な範囲で、自分自身が補助対象になっているかならないのか、分かるような、分かりやすいもの、少し研究させていただきたいと思います。御提案ありがとうございます。 288: ◯村井委員長 ほかにございますか。  木下委員。 289: ◯木下委員 それでは、補足資料のほうの102ページ、6款1項1目のほうの説明欄の中で18番、負担金補助及び交付金というところがあります。事項別のほう、113ページのほうにございます。2の農業委員会費の中の(5)のところで、先ほど補助金の説明が必要だよというところもありましたけれども、そこの中で、茶園集積推進事業の補助金とか、あるいは荒廃農地再生とかの補助金等がございます。  これ、なかなか使い勝手が悪いというか、活用しにくいのではないかという声もお聞きしているんですけれども、活用状況と、今後、さらに補助金を活用していただくための方策、この辺はどのように考えていらっしゃるか、教えていただきたいと思います。 290: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 291: ◯鈴木農政課長 ただいま、木下委員からの御質問にお答え申し上げます。  まず、茶園集積推進事業費補助金、こちらにつきましては、自分で茶工場をお持ちの方であったりとか自作、自園自製の方、そういった方が茶園の整備であったりとか運営方法の統一であったりとか、集積を図る際に補助金対象ということになって要件がございます。近年では、2年ほど前でしたが、豊沢のやまも製茶がこれを使われたということで、本年度は事業実績予定は今のところなかったかと記憶してございます。  委員御指摘のように、やはり県の補助制度であったりするものですから、なかなか要件が厳しいと、使い勝手が悪いというのは承っておりますので、また利用を希望される方につきましては、申請等、寄り添って対応させていただければと思います。  また、荒廃農地、こちらにつきましても、浅羽地区で来年も二つの農業者が、少し取り組んでみたいよと申し出ていただいてございます。  こちらのほうにつきましても、国、県の補助をいただいておるわけで、補助申請の書類作成であったりとか、そういった部分が、なかなか手間がかかる部分がございます。そういったものにつきまして、農政課としても、農業者の支援を図ってまいって促進をしてまいりたいと思っています。 292: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいですか。  大庭委員。 293: ◯大庭委員 105ページの、6-1-3の関係の松くい虫の関係で、先ほどの話だと、防潮堤の第1線堤の内側だとか第2線堤をという話をしていましたけれども、これからまたは少し質問したいと思っている防潮堤の関係で、できた県の上に袋井市が載せた5.35キロのうちの松の、松枯れがあるのかどうなのか、それをまず聞きたいと思います。  それとこれ、毎年300万円前後のお金が予算づけされているわけですけれども、現在、第1、第2、第3、松が何本植えられていて、それで、令和6年度予算310万円、この委託料というのがどの程度の効果があるのか。  もし資料を持っていないなら後でもいいものですから、毎年のように松くい虫との闘いみたいな形になっているもので、松の全体本数と当該年度、例えば令和4年度、令和5年度に何本ぐらいやられて、また補植しているのか。そして、新しい一番心配なのは、防潮堤のやつがやられると大変だなと思うものですから、そこら辺のことについて、全体が分かるような説明をしていただきたいと思います。資料がなかったら、後でいいです。 294: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 295: ◯鈴木農政課長 ただいま、大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  補植した本数でございますが、令和元年からグリーンウェーブ、補植を行ってまいりました。トータルで2,200本余……。 296: ◯大庭委員 令和元年から何年まで。 297: ◯鈴木農政課長 令和元年から令和5年まで。  約2,200本行ってまいりました。 298: ◯大庭委員 元ある本数というのは把握されているのか。 299: ◯鈴木農政課長 グリーンウェーブ活動する前の本数まで、私、手元にないものですから、また改めて。 300: ◯大庭委員 要するに、全体の何割がやられているかというのを知りたいのがあったので。 301: ◯鈴木農政課長 分かりました。 302: ◯大庭委員 それと、新しい防潮堤が害があるかどうかって、そこが分かったら教えてほしい。 303: ◯鈴木農政課長 また改めまして、全体の本数であったりとか、どれだけ枯れていてどれだけ植えてきたか、その辺の数字をお示しさせていただきたいと思います。  それから、第1線堤の松なんですが、こちらの一部、松枯れ、やはり見られているところがございます。防潮堤の上ですね。塩の加減なのか、やはり夏の猛暑の影響なのか、そういった影響が複合的にあると思うんですが、一部やはり枯れているところは見受けられます。 304: ◯大庭委員 また後で教えてください。 305: ◯村井委員長 それでは、この建設委員会、閉じるまでに本数の調査を、できれば御報告をいただきたいと思います。 306: ◯鈴木農政課長 分かりました。 307: ◯村井委員長 ほかにございますか。  寺田委員。 308: ◯寺田委員 6款2項2目の新というところ、少しこちらのほうで今、主要事業のほうで見て、少し事項別明細を見ますと、こちらのほうで、県営農村地域防災減災事業負担金という……。 309: ◯村井委員長 寺田委員、ページ数を言ってください。 310: ◯寺田委員 ごめんなさい。107ページの6款2項のところで、説明のほうで、詳細のほうで209のところです。107ページ、説明の209のところ。  ここに、県営農村地域防災減災事業負担金ということで、排水機場遠隔監視制御ということ、これが新しく、新ということになっているんですけれども、少し内容をこれ、排水機場、これから自動化して、現場へ行かなくても分かるようなものにしていきたいという動きもあるようなことは聞いているんですけれども、これはどういった内容のものであるのか、少しお聞きしたいと思います。 311: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 312: ◯鈴木農政課長 ただいまの寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  こちらの県営農村地域防災減災事業負担金につきましては、袋井排水機場、鳥羽野排水機場、江之端排水機場、中新田排水機場、この四つにおきまして、遠隔監視であったりとか遠隔での操作、それについて可能性があるのかどうか、それを県で調査していただく負担金となります。特に江之端、中新田のほうにつきましては、職員が到達するまでに非常に時間を要する排水機場でございます。そういったところで基盤を変えるとかいろいろ条件がございますが、遠隔監視装置、遠隔操作ができればというような検討を進めてまいりたいと思ってございます。  また、袋井の排水機場につきましては、ポンプ3台がございまして、それを回す電力であったり等々、難しい問題があると伺ってございます。遠隔監視にとどまるのか、遠隔操作まで踏み込めるのか、そこら辺のところも併せて検討してまいりたいと思ってございます。  いずれにいたしましても、四つの排水機場、迅速に運転できるような体制づくりに努めてまいりたいと考えてございます。 313: ◯村井委員長 寺田委員。 314: ◯寺田委員 この排水機場を動かすときは、大体が台風が接近していたりということで、河川も増水していたり、いろいろそこに行くのも非常に大変である、危険であるというような状況もあるということを伺っております。  ということでございますので、今回、これはあくまでも調査ということですので、実際、そういう遠隔装置をやっているような事例があるのかどうか、また、それが袋井のほうでも適用できるかどうか、そういったところも具体的に調査といいますか、実行に移す段階での調査というようなものになっているのかどうか、少しその辺のところもお聞きをしたいと思います。 315: ◯村井委員長 鈴木農政課長。 316: ◯鈴木農政課長 ただいまの寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  遠隔装置を実施している先進事例等あるかということでございますが、メーカー等に確認したところ、既に最新のこういった湛水防除施設、遠隔監視、遠隔操作ということに取り組まれているところもあると伺ってございます。本市といたしましても、マンパワーだけに頼らず、こういったシステム的な稼働も検討してまいりたいと思ってございますので、積極的に検討を進めてまいりたいと考えてございます。 317: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 318: ◯村井委員長 ほかに質問もございませんので、農政課所管につきましては終了といたします。  次に、商業観光課所管について、当局から説明を求めます。  内野商業観光課長。 319: ◯内野商業観光課長 (省略) 320: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。よろしいですか。  寺田委員。 321: ◯寺田委員 112ページの7款1項4目26節の説明欄で、18-14、ふくろい観光ルネッサンス事業負担金でございます。説明書の12-20です。インバウンド向け発信型観光事業委託料150万円でございますけれども、これの内容について少し教えていただきたいと思います。 322: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 323: ◯内野商業観光課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  インバウンド向けの発信型観光事業の内容についてでございますが、これまでも実施してきておりますユーチューバーなどのインフルエンサーを招聘して、海外向けに袋井市の観光について発信するものでございます。今年度につきましては、ベトナム向けに、東京在住のベトナム人の方とその配偶者の方をお招きして、ユーチューブでの発信をしたところでございます。  来年度も引き続き、今年度は冬の袋井をテーマに、ユーチューバーの方を呼んで発信しておりますので、来年度は季節を変えまして、同じくベトナム向けに発信をしてまいりたいと存じます。 324: ◯村井委員長 寺田委員。 325: ◯寺田委員 私も、こういうツールについては少し弱いんですけれども、実際、これの効果というのはどういうところで検証していくんでしょうか。 326: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 327: ◯内野商業観光課長 本事業の効果についてでございますが、今年度の事業につきましては、まだユーチューブにアップしたばかりですので、それほど再生回数は上がっておりませんが、令和3年度、令和4年度と実施しております中では、再生回数が、令和3年度分につきましては約3万回、令和4年度分につきましては約5万6,000回再生しておりますので、それぞれ効果があったと認識いたしております。 328: ◯村井委員長 大庭委員。 329: ◯大庭委員 先ほどの説明では、112ページ、714ですか、この関係で、ふくろい観光ルネッサンスの事業が、今まで観光協会が中心になってやっていたものを、市が関わっていく。サイクリングの関係をやったり、浅羽海岸を加えたりという、何か新たな事業をやられているようですので、それについて、今までと何が違うのか。観光協会と連携して実施する観光振興事業に対する負担金という、それで1,000万円の値をつけているものですからね。それについて教えていただきたいと思います。  それから、債務負担で年40万円つけている120万円の関係で、観光案内所で私、少し買物をしたことがあるんですが、お土産で。限られたスペースなものですから、なかなかレイアウトだとかって難しいと思うんですが、あそこで袋井のお土産が買えたらいいなと思うんです。むしろ、メロー静岡だとか、あそこで頑張っていろいろな商品を売ったりしていますけれども、観光案内の仕事だけじゃなくて、商品を売ってもう少しアピールしたらどうかということと、ディスプレーも含めて、内野課長、どのように、あれで満足されているのか知りませんけれども、本当にいわゆる……。そのとおりです。  それに対して、2階に事務職がいて、あの下を精いっぱい袋井らしさをアピールできるようなショーケースにせよ、あるいはPR、例えば産業の品物を置いてもいいと思うくらいで、もっと工夫があってもいいんじゃないかなと。シティプロモーションがあそこから発信できていないんじゃないかなと。先ほどデジタルサイネージについて、これも市が行うと、手数料だとか、デジタルサイネージの使用料だとか、備品なんかのトータルで何かまとめてやるって言っていましたよね。要するに、何をするかというのが大事だと思うんですよ。  それについて、今、市でどのように考えているのか、それについてお伺いしたいと思います。 330: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 331: ◯内野商業観光課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、ふくろい観光ルネッサンス事業でございますが、大きくは、観光協会が取り組む風鈴まつりですとか、もみじめぐりなどのPRを支援するのは今までと変更ございませんが、夜宵プロジェクトといって、夜のにぎわい創出事業を、ルネッサンスの負担金事業ではなくて、これまで補助金の事業として行っておりましたが、これの補助金を取りやめまして、ルネッサンス事業に組み込むことで、より市も関与して、より事業効果を高めていきたいという思いで、今回、ルネッサンス事業に加えてございます。  あとは、海のにぎわい創出プロジェクトと連携する形で、サイクリングコースを創設しまして、観光協会のホームページに掲載することで、サイクリングでの、サイクリングツーリズムを推進してまいりたいと考えております。  あと、案内所のお土産の売場といいますか、何を発信するかということでございますが、大庭委員御指摘のとおり、現在、案内所、かなり雑然としておりまして、発信力がまだまだというところは私も感じているところでございます。  お土産につきましては、メロー静岡の商品を仕入れたりですとか、あとはフッピーのキーホルダーなどが売ってございますが、もっと整理整頓することで売場を広げることもまだまだできると思っておりますし、観光情報をあそこから、今以上に発信できるように努めてまいりたいと考えております。 332: ◯村井委員長 大庭委員。 333: ◯大庭委員 観光協会、力のあるものだから、内野課長がなかなか言いにくいのかもしれませんけれども、本当に何か、先ほど雑然っておっしゃったけれども、とても私、そんなことは言えません、会長の顔を思い出すと。全く誰が見てもそうで、まずいですよ、あれ。  私、この間、ランキングの質問をしたんですよ。聞いていたかもしれません、聞いていた。袋井市は、地域ブランドで、袋井にぜひ行ってみたいというのが22位、23市のうち。もう一つ、まちを入れたりする24だとかって言っていますが、市だけで言うと22位です。あまり行きたくないと、行きたいと思わないが1位。あの数字、見たでしょう。あの数字が全てだと私は思わないし、むしろ刺激をいただいたぐらいに私は思っています。  袋井市の観光基本計画、内野課長がベースとしている計画です。令和3年ですから2年前、3年前の10月につくったやつです。県内の観光レクリエーション客数、上位10位ということで上げてくれてあるんですよね。1位が静岡市の2,162万、浜松市が2位で2,708万、御殿場市が1,209万、伊東市が816万、三島市が677万、富士市が603万、富士宮市が523万、8番目に袋井市が471万となっているんですが。  それで、熱海市が387万ってなっているんですが、この間、テレビを見ていたら、新型コロナウイルス感染症前は750万だって言っていたんですよ。多分、この数字も、数字というのは時にうそを言うんじゃないかなと思うぐらいで、熱海は多分700万でよく来ていると思うんですよね、新型コロナウイルス感染症前は。だけれども、観光基本計画にはそういう数字になっています。  それで、やはり魅力度が、袋井市が23位だとか、認知度が22位だとかという中で、市長も答弁をしてくれていました。袋井の、例えばももいろクローバーだとかBTSだとか、2日公演をやったりすると、それだけで10万余、来るんですよね。その人たちが、愛野駅を降りても、袋井の愛野駅だと思わずに、掛川の愛野駅だぐらいに思って帰っていっちゃうんですね。  最初、愛野駅を造るときに、愛の駅、例えば愛の国から幸福駅だとか言って文字って、議会の中でも愛の駅にしたほうがいいじゃないかと言っていたんですよ。愛野、「愛」という字に「の」をつけるだけで「愛の駅」にしてね。そうすると、切符を買うだけで、袋井は愛の駅に何かみんなが来たくなったとか、何か真面目にそういう話をして、そのぐらいシティプロモーションにみんなこだわっていたんですよ。降りたときに、フッピーが置いてあるといっても、フッピーを知らないです、大体。袋井が出てこなにゃいかん。袋井が出てこない。掛川が出ちゃいかんです。要はそういうことで、シティプロモーションをどうしたらいいかということをやはり考えるしかないかなと思うんですけど。  今回、こういう予算づけされたというのは、恐らく、観光協会が市に委ねた感じを私は受け止めたんですよ。観光協会が全部やるから、お金をよこせと言ったのか、それとも、もっと市の職員が観光協会に入ってこいというのか、何かそんなことを穿って見ているんですがね。本当に、要するにもっと取ってほしい。  例えば夜宵プロジェクトなんですが、袋井駅へ行って、何だか知らんが黒いカーテンの前に、傘を並べたんですよね。何か夜の飲み屋街を見せるような、いわゆるディスプレーだったんです。  私、いろいろ文句を言ったんですよ。変えたほうがいいじゃないですか、もっと明るい感じで、「冬枯れの中に家居や村一つ」の、あの明治の正岡子規が通ったような暗いイメージじゃなくて、もっと明るくて、もういっぱい、例えばシンガポールなんか行ったりするとそうなんですが、もう木に細かい米粒のようなイルミネーションで明るくなる。何か暗く、去年なんかもちょうちんがこうやってあって、よく言うとシックですね。質が高いように見えるかもしれませんが、明るくないんですよね。  そういうようなことに対して、法多山との関わりがあったりいろいろあるかもしれませんけれども、市がもう少し普遍性を持って多くの声を聞いて、私は、駅、にぎわいを感じさせる、例えば夜宵だなんていって、東側に天理教があって、そこのイルミネーションのほうが明るくて、それで駅前が暗いというのは、少し、誰が考えても、それはおかしいと思うんですよ。  これ以上言ってもしようがないと思いますので、課長が、民間団体である観光協会をよろしく指導していただいて、本当に魅力度が、あるいは認知度が22位だとか23位ってならないように、それから、袋井に行きたいと思わないと言う人が1位なんかにならないように、ぜひともそういうようにしていただきたいんですが。
     課長のところで幾ら使われるんですかね、これ。観光費4,100万円を使って、袋井のシティプロモーションを上げていただきたいんですが、御決意を一言いただきたいと思います。 334: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 335: ◯内野商業観光課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  観光協会の皆さんにつきましては、熱心に取り組んでいただいていると思いますので、気持ちは酌んでいきたいと思いますが、目指すところは、観光交流客数ですとか旅行消費額を上げていくということですので、市のシティプロモーション室と連携する中で、より発信力を高めて、効果ある事業推進に努めてまいりたいと存じます。 336: ◯村井委員長 大庭委員。 337: ◯大庭委員 元シティプロモーション室長として、もう2人分やってください。よろしくお願いします。 338: ◯村井委員長 ほかにございますか。  安間委員。 339: ◯安間委員 私から1点だけ確認させてください。  課長からの熱い決意表明を聞いた後で、大変恐縮なんですけれども、事項別明細書112ページ、7款1項4目の18節負担金補助及び交付金、説明資料は128ページの中段にあります。質問は、今回の予算に団体ツアー支援事業、これがどの程度盛り込まれているか。  私、文言等を確認する限り、特段そういった表記はなかったように認識しております。なので、その点をお聞きしたいと思います。 340: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 341: ◯内野商業観光課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。  今年度取り組んでおります団体ツアー支援事業補助金につきましては、コロナ禍で影響を受けた観光客の早期の回復を図るため、特に影響を受けた大型バスによる団体ツアーの開催を支援し、観光誘客や旅行消費額の向上を図る目的で今年度実施しております。  当初から、今年度限りの事業ということで予定してございましたので、来年度予算化はしてございません。 342: ◯村井委員長 安間委員。 343: ◯安間委員 来年度は予算化をしていないということでしたが、私、令和5年度の主要事業でこれ、500万円計上されていて、そのときの資料ですね。  令和6年度以降の展開、申し上げますと、観光目的に袋井市外から本市の指定観光施設を訪れるツアーを造成し、催行する旅行業者に対し補助金を交付する、令和6年度以降も補助金を交付するというような方針なのかなと私は理解していたんですが、そのような認識ではないということでよろしいでしょうか。 344: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 345: ◯内野商業観光課長 今年度限りの事業ということでございます。  今後につきましては、この事業で御縁ができた旅行会社が多数ございますので、そこに直接的にダイレクトメールを送るなど、引き続き遠州三山の風鈴まつりですとか観光イベントをセールスして、引き続き団体ツアー、袋井に来ていただけるように取り組んでまいります。 346: ◯村井委員長 ほかにございますか。  木下委員。 347: ◯木下委員 補足資料の111ページの7款1項2目、これ、商業観光課の中で、商業振興費の112番の中心市街地の空き店舗の問題です。事項別のほうで126ページです。  これ、費用、予算が前年度と比べると、倍以上に取られています。実績と今後の見通し、実績が伸びて要望があったので増やしたのか、あるいはもっと進めていかないといけないという意味で増やしたのか、今後の展開を含めてよろしくお願いします。 348: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 349: ◯内野商業観光課長 木下委員の御質問にお答えを申し上げます。  空き店舗補助金につきましては、今年度6月と9月に補正をさせていただいていまして、今現在、継続で8件、新規で9件の交付決定等をしてございます。  コンスタントに申請のほうをいただいていますし、問合せも引き続きございますので、来年度につきましては、継続9件と新規10件を見込みまして480万円、予算化させていただいているところでございます。 350: ◯村井委員長 木下委員。 351: ◯木下委員 具体的に、場所的にはどこが一番、どの辺が非常に集中しているのか。それから、空き店舗が解消されていない地域、どこか。要するに偏りがあるんじゃないかというところなんですけど、その辺の分布というか、その辺はどのように検証されているか、どういうようになっているか教えていただきたい。 352: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 353: ◯内野商業観光課長 申請いただいている場所につきましては、やはり駅前が一番多くございます。  空き店舗の解消の状況につきましては、年2回ほど職員が現地を回りまして、空き店舗の状況を確認してございます。所有者への聞き取り等の調査実施をしていませんので、あくまでも外観で空き店舗かどうかというところの調査でございますが、2月に行いました調査では、外観のみで判断して、空き店舗とカウントしているのは116店舗ございます。1年前の調査と比べますと、9店舗減少している状況でございます。 354: ◯村井委員長 木下委員。 355: ◯木下委員 件数は多いように考えますけど、パーセントで言うとかなり、もっともっとやっていかないといけないというところもあって、周知の方法ももう少し周知して、有利な状態になっているので、ぜひというところをやっていただきたいなと思いますので、その辺の思いをぜひよろしくお願いします。 356: ◯村井委員長 内野商業観光課長。 357: ◯内野商業観光課長 周知につきましては、市内の不動産業者を訪問させていただいて、本事業について御説明をさせていただいているところでございます。  また、新規出店に当たっては、商工団体などに事前に御相談される方も多くございますので、引き続き商工団体と連携して、事業を展開してまいります。 358: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 359: ◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もないようですので、商業観光課所管につきましては終了といたします。  会議の途中ですが、ここで休憩とし、4時15分から会議を再開します。                (午後4時04分 休憩)                (午後4時14分 再開) 360: ◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開します。  次に、都市計画課所管について、当局から説明を求めます。  清水都市計画課長。 361: ◯清水都市計画課長 (省略) 362: ◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。  木下委員。 363: ◯木下委員 補足資料の128ページです。右側の説明欄の18の負担金補助及び交付金のうちの111、移住支援空き家活用事業等補助金です。事項別説明書では151ページ、こちらのほうに書いてございます。  これは、移住促進ということで非常に重要な事業かなと思うんですけれども、大体何件ぐらいというか対象の件数、どのぐらいを想定してこの予算化をされているのか。1件当たりどのぐらいの補助金を想定しているのか、その点を教えていただきたいと思います。 364: ◯村井委員長 清水都市計画課長。 365: ◯清水都市計画課長 来年度につきましては、今、2件を対象とする補助金として考えております。  こちらのほうで試算をしますと、大体一つの空き家で450万円ぐらいの改修費がかかるということを見込んでいます。国のほうが今、3分の1の補助、それから市のほうで3分の1、それから自己負担3分の1ということで、合わせて450万円で考えております。 366: ◯村井委員長 木下委員。 367: ◯木下委員 今年度、そういう感じですけれども、実績を見て、率が高く、2件別に出していると。  国からの補助金というところが今後、どうなってくるかというのは分からないんですけれども、今後の展開というか、移住促進というのは、人口減少対策とかシティプロモーションにもつながってくる重要な事業だと思いますので、その辺の今後の展開というところも少し教えていただきたいと思います。 368: ◯村井委員長 清水都市計画課長。 369: ◯清水都市計画課長 今後の展開ということでございますけれども、いかんせん新規事業ということになります。この補助事業を創設して、新聞等でも取り上げさせていただいたところ、既にやはり数件問合せがある状況でございます。  実際にどこまでそれが事業化するかということは、少し見えない部分はございますが、やはり今、意向調査であったり、あと相談の内容を見ますと、非常にやはり、なかなか空き家の所有者の方は、財産を手放したくないという方が意外と多くて、かといって何かに利用しないわけではないというところが少しあった中で、今回は、さらに移住希望者からの声もどんどんどんどん今増えているという状況の中で、そうした寝た子というか、そうしたところを呼び起こすということで今回させていただいていますので、今年初めてやりますけれども、これが事業化していけば、当然、それについてはこれからの推進施策として、移住定住施策の一環としてぜひ推進していきたいなということは考えております。 370: ◯村井委員長 ほかにございますか。よろしいですか。 371: ◯安間副委員長 委員長を交代します。  村井委員。 372: ◯村井委員 133ページの耐震補強の関係でございますが、ブロックの関係、今、ブロックの箇所が1,300カ所ということで、非常に多くのブロックが存在をするというのが分かりましたが、能登半島を見ても、どこの地震を見ても倒壊、転倒しているというような状況で、今後、ブロックの調査はある程度済んでいるのかどうか。  要は、鉄筋が入っているとか入っていないとか、そういった調査を私はすべきだと思います。1,300カ所で、箇所数は確かに分かりますが、そういった構造的なものが不明だというようなことだと思います。鉄筋が入っていれば、ある程度もつとは思うんですが、入っていないものを集中的に早くやられたほうが、より効率的な結果が出るんじゃないかということが1点。  それから、同じく屋根の耐風、風に耐える、この改修に補助金を出すということなんですが、これは昭和56年以前なのか、昭和56年5月以前なのか、あるいは現在の建物でも少し不安があるというのは補助していただける制度なのか。  要は基本的に、最初は耐震補強、私はすべきだと思います。耐震補強と併せて、屋根を軽くする、そうすれば強風にも耐えられる、こういう結果が出てくると思うんですが、なかなか耐震補強が、空き家があったり、あるいは高齢者世帯で、もうこれ以上家をいじる、改修する気持ちがないという方が残っているのは、風に耐える改修がどの程度見込めるのかというのは少し分からないものですから、その辺の御説明をお願いできれば。 373: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。 374: ◯清水都市計画課長 まず、ブロック塀の撤去に関しましては、配筋等の調査は正直していないという状況です。当時、1,003カ所のブロック塀があるという、通学路等に特に設置されているものということは把握していて、現時点では今、126件ぐらいの改修が済んでいますが、そうした問合せがあったものに対しての窓口対応ということがメインとなっておりますので、そうした状況でございます。  それから、耐風改修事業につきましては、これ、耐震とは全く切離しをしております。つくりといたしましては、平成13年度以降の屋根瓦につきましてはある程度、国のほうで示されているガイドラインの中で、建築基準法の中でもしっかりされているということで、このときにガイドラインが出された以前のものを対象に、耐風改修事業は創設させていただいております。  先ほど、耐震補強と一体でやはりやるべきだというお話がございました。耐震補強の中でやはりやるケースもございますけれども、併せて制度としては使うことが可能ということになっておりまして、そうしたところは耐震改修する際にもこういったものを促して、両方セットでやるようなことは、周知啓発に努めているところでございます。 375: ◯安間副委員長 石田都市建設部長。 376: ◯石田都市建設部長 1点だけ補足。  ブロック塀の関係の調査の御質問がありましたが、課長から答弁ありましたように、市としては調査していませんが、その代わり、私有財産でありますので、ブロック塀の構造等々を簡単にできるブロック塀のチェックシートみたいなもので、例えば控えがあるかとか、あと高さは一定の高さ以上の高さを有しているか、それから根入れが適切にあるかとか、鉄筋の有無についてはなかなか判断できないんですが、それ以外の項目に対して、一般の所有者の方が簡易的にまずは調査をしていただくということで、その簡易シートをたしか平成20年代末に作らせていただいて、併せて周知をしていると、こんなところでございますので、答弁の補足をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 377: ◯安間副委員長 村井委員。 378: ◯村井委員 ブロックの件でございますが、今、簡易チェックシートで周知をされているという、これは非常にいいことだと思うんですが、要は1,300カ所の特定ができて、大体の分布ができていれば、これは超音波を使って、鉄筋があるかないかというのは、簡単に今、触れればできるところだと思うんです。多分、幹線道路沿いは全て終わっていると思うんですが、要は町なか、集落内のブロックが、非常にそういったものが影響が出てくる。そういったものだけでも、例えば超音波探査器を貸し出して、自治会で当ててもらえば、大体分かるような簡易な探査器があると思うんです。  そういうことをどこか、集落のモデル地区みたいなのをつくって、早めにこれは対応しないと、いざ避難をしましょう、避難所に行きましょうといったときに、ブロックが倒れてきたというような形になると、非常にそれは避難所にも支障が出てきますし、緊急車両も問題になってくる。  ですから、ある程度分布が分かっていれば、多い地区を少し特定して、自治会の協力をいただく、それは少しの調査料みたいなのを出せば済む話だと思うんですが、そういったことで集落全体を促進していく、そういった形を取らないと、これ、申出だけだとなかなか進展していきませんので、ぜひその辺については御検討をしていただいてはいかがでしょうか。少しその点を、答弁があればと思います。  それから、屋根の関係ですが、平成13年から以前の屋根瓦は、確かに止め方の基準がありません。以降、基準ができていますのであれなんですが。私は、瓦だけじゃなくて、広範の屋根の、地震の状況や強風の状況を見るとめくれ上がったりしていますので、その点についてどのような解釈になるのか。これは、いつつくっても、強風にあおられたときに、少し風が入る家だと屋根がめくれちゃいますので、その辺も併せて御検討いただいたほうがよろしいかと思うんです。  これは、いろいろな補助要綱の規制がありますので、その辺も少し検討していただいて、この屋根改修は非常に大切なことですので、促進をしていただければなと思いますので、少しそのお考えについて、いま一度御答弁いただければと思います。 379: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。 380: ◯清水都市計画課長 1点目のブロック塀の関係につきましては、すみません、そうした超音波みたいなものを把握しておりませんでした。  ずっと、先ほど部長からも少し補足でしていただきましたけれども、以前、浅羽町地域、津波避難困難地域では満額出すような補助をして、自分たちも自治会に入り込んだりとかしているんですが、正直全く進まないというような状況がございますので、先ほど御提案いただいたようなものも含めて、少し研究させていただきたい。あくまでも、住民の方の自助、共助の中でそうした取組というものは進めていただく、しっかり認識していただくということが重要かと思いますので、そうしたところも含めて、少し研究をさせていただきたいと思います。  それから、耐風改修につきましては少し、先ほど村井委員からもお話がございました。これはやはり国の補助制度を用いてやっておりますので、その補助要綱とそうしたものが合致するかどうかということはしっかり調べさせていただいて、合致するものであれば、そうしたものは当然、今も対象になっていると思いますので、少し調べさせていただければと思います。 381: ◯安間副委員長 村井委員。 382: ◯村井委員 耐風の屋根の関係ですけど、確かに国の基準は、補助基準はそうなんです。ただ、そういう被害が起きたときに、どこの、台風が来て被害が出る、屋根のシートを張らなきゃいけないとかという状況があちこちで見られるわけです。  ですから、補助対象外になっているところは市が単独でもそういうことをやるようにしていかないと、なかなか被害が縮小していきませんので、ぜひ市単独ででも上乗せをして、そういった形で、基準外のものは市が持つというような考え方の下に御検討いただきたいと思います。  もし何か御答弁があればお願いします。 383: ◯安間副委員長 清水都市計画課長。 384: ◯清水都市計画課長 今の段階でまだ導入ということは当然申し上げられないんですけれども、少しそうした制度等も含めて、また来年度以降、研究させていただければと思います。 385: ◯安間副委員長 委員長を交代します。 386: ◯村井委員長 ほかに御質疑ありますか。  大庭委員。 387: ◯大庭委員 122ページの8-1、袋井駅周辺整備推進に関係して、説明の項については140かな。  2023年の2月6日に全員協議会をやって、駅南の件について話が出ましたよね。それで、ついに予算がつけられたという感じで見させてもらったですが、そのときのロードマップで、令和10年、2028年に遊水池公園が完成している。あるいは、柳原神長線がそこら辺にでき始めていると思っているんですが、この予算のロードマップの落としどころ、予定どおり、当時の説明どおり、駅南の遊水池ができたり、治水を最初にやるって言っていましたので、そこら辺はどんな状況かということ、今年の新しいメインの事業なものですから、少し具体的に説明していただくと分かるかと思います。  それから、もう一つは、121ページの841の関係で、インター通り線の関係です。  いよいよこのインター通り線にも予算がつけられたということで、インター通り線をやるというと、恐らくこれも先の話になるんですが、今、市長の目玉だし、当局もこの駅南だとかインター通り線については、大きな目玉として動いています。この開発が進むと、ここの水がどこに入るかというと、蟹田と松橋に入りますよね。それで、この調査をするときに、そういうような治水の関係についても、これは渥美課長の関係になるかもしれませんけれども、そういうことも視野に入れて、都市建設部として、あるいは所管の全体の中で、袋井を見ていただきたい。
     それはなぜかというと、私、以前から申し上げているように、袋井の水は基本的には、宇刈川の左岸のものについては宇刈川に入るんですが、宇刈川の右岸のものについては、ほとんど松橋か蟹田川に落ちるんですね。それで、蟹田川が御案内のように、13年、14年、足かけ、反対者によって前へ進んでいない。松橋は、頑張ってそれなりに予算をつけてやってくれているんですが、それとて非常に問題がある。  何を言いたいかというと、調整池をつける場合については、一応浸水対策は対策を打たれると。しかし、1,000平方メートル以下の調整池のないものは、まさに河川への負荷になると。平成18年の合併以来、大体247ヘクタールぐらいの農転がある。もちろんその場所だけじゃないですが。実際、そのうちの110ヘクタールぐらいが、いわゆる1,000平方メートル以下で、調整池もなしで開発されているんですけど、全部負担になっているというのは事実で、そういうことで、袋井全体を考えたときに、インター通り線を開発するときに、治水のことを考えてくださいよというのが質問といいますか、意見でありますので、それについて御答弁いただきたいと思います。  一つ目は、駅南について、ロードマップどおり今予算で進みますかということが一つ。二つ目は、インター通り線で予算がつきましたね、ついては、これを内部でこれから話合いをしたり、いろいろ、負担金も予算化したりいろいろしているんですが、そのときに袋井の治水を念頭に開発を考えてくださいね。この二つについて、見解をいただきたいと思います。 388: ◯村井委員長 清水都市計画課長。 389: ◯清水都市計画課長 一つ目の、新幹線の南側の遊水池の関係でございます。  今のロードマップといいますか、スケジュール的なものといたしましては、来年度、こちら今回上げさせていただいております用地の取得を進めまして、令和7年度以降、その後、詳細設計も行って、もう令和7年度から整備工事に着手する予定でおります。  そうしますと、もともと今までお示ししていた、まず暫定的に治水対策、これは掘り込むところは、令和7年度、令和8年度、令和9年度をかけてやっていく予定でおります。そこについては、予定どおり進めていければなということで考えております。  それから、全体的な公園整備につきましては、遊水池の周りの土地利用と合わせた中で、これからの修景施設の整備をやっていくことが最も効果的に進められるだろうということで、それ以降に、周辺の土地利用、計画の状況を見ながら、遊水池のほうの整備が終わった後に、また再度、そういったスケジュールについても検討を進めていければなということで考えております。  それから、インター通り線の関係でございますが、インター通り線の整備自体は、来年度から予備設計業務ということで、県のほうで入っていきます。先日、インター通り線期成同盟会の勉強会も行わせていただきました。整備だけでも、やはりこれから15年ぐらいのスパンで考えていきます。  先ほど、土地利用の関係ということでよろしいですかね。土地利用の関係につきましても、当然、やはりあそこ周辺はもう青地農地ということになっていきますので、いろいろな土地利用、これからどんなものをやっていくかということは、まだまだ具体的ではございませんけれども、そうした検討を進める中では、農業調整というものが当然伴ってきます。その際には、そういった治水対策、万全を期してやっていけるようなところというところは、併せて計画期間内にしっかり対策として考えていきたいと思っております。 390: ◯村井委員長 大庭委員。 391: ◯大庭委員 遊水池は、そうすると2年後にはできる。それ、正確にね。遊水池ができて、並行して柳原雨水ポンプ場ができていくわけだけれども、遊水池ができることによって、かなり水害に対して効果として出るじゃないかなと思っています、まずは。  秋田川がとにかく1分の1だもので、1年に1度の確率で起こり得る降雨規模にしか対応できないということで、秋田川が機能しない。しかも、小川町の郵便局あたりが、柳原に比べて70センチぐらい低いものだから、今、東からずっと回って、田端東のいわゆる池に水がたまって、それが小川町のほうへ回ってくるんですが、今度の遊水池を造ることによって、さらにここで受けるものですから、私はそこを期待しているんですよ、合わせてポンプ場ができれば。だから、それがいつできるかということがなるべく正確に分かって、そこら辺へいくと機能するなということが分かればいいものですから、そのところを教えていただきたくて質問しました。  それから、土地利用の関係なんですが、正確に言うと平成17年から令和4年までで、袋井市の農地転用の総数というのは面積で、少しメモしてもらいたいんですが、276ヘクタールやっているんですよね。それで、そのうちの土地利用が147ヘクタール。この土地利用ということは、147ヘクタールはいわゆる調整池をつけているものですから、それなりに雨に対応できるということです。  そうすると、1,000平方メートル以下、調整池のないものがどのぐらい合併、平成17年以降埋め立てられたかというと、これ、浅羽のほうもあるんですね、下流域もあるものですからあれなんですが、袋井市全体で129ヘクタールあるんですよ。某議員は、土橋の開発で13ヘクタールやるともうとんでもないと言って、言いふらして困っているんですが。  要は本当に道路を造っても調整池は造りませんし、それから、1,000平方メートル以下の調整池のないものが個々にやられていくと、そういうのがあるものですから、例えば800平方メートルだとか500平方メートルだとか、要するに規制もある程度考えないと、田んぼダムだけだとかじゃ、とても難しいなという気がするものですから。  内部で、このインター通り線を開発というのは、もう市長の大きなミッションでやられようとされているので、袋井の発達には、それは当然ありだと思うんです。しかし、そのときに、袋井の中心域の水は、残念ながら3年に1度、3分の1の蟹田川、1分の1もしくは2分の1、3分の1の松橋川でしか受けていないんですよね。県がやってくださっている10分の1のところの、いわゆる彦島橋のところまでが、結局そこで止まっちゃっているんです。  だから、このインター通り線ということを考えたときに、蟹田川を、本来だったら5分の1でも10分の1でも上げてもらいたいけれども、それは難しいけれどもね。開発に当たっては、袋井のそのことの関係者で言い継ぎ、語り継がれていかないと、袋井は治水に本当に弱いまちになってしまうと思いますので、そのことを、インター通り線に合わせて内部協議に加えてほしいということだけ、これ、要望をさせていただくことでありますので、よろしくお願いしたいと思います。 392: ◯村井委員長 清水都市計画課長。 393: ◯清水都市計画課長 大きくは今、2点あったかと思いますが。 394: ◯大庭委員 いいです。1点目だけ御答弁いただきたい。 395: ◯清水都市計画課長 だけでよろしいですか。  すみません、今回の駅南の今の進捗状況を実は建設経済委員会で報告させていただこうと持っている資料の中にですね。そういうのはあれですかね。ここでお話ししてもよろしいですか。                 〔発言する者あり〕 396: ◯村井委員長 取りあえず1番だけ。一つの質問だけ答弁。 397: ◯清水都市計画課長 では、また報告の中でも御説明させていただきますが、その中に、6ページに、またお時間のあるときに御覧いただきたいんですが、スケジュールも今回、明確に載せさせていただいておりまして、遊水池公園につきましては、先ほど申し上げた令和6年度に用地の取得、それから詳細設計を行いまして、令和7年度、令和8年度、令和9年度まで今、一応見込んでおりますけれども、そこまでで遊水池の部分、遊水機能については完成をするような結果で組んでおります。  それから、その後の遊水池の公園、修景施設ですね、それはまだ、全体的な開発と併せてやっていったほうが効果的だということで考えております。 398: ◯大庭委員 一応、これ、採決して通らないと。その後の説明は通用しないものだから。 399: ◯清水都市計画課長 申し訳ありません。 400: ◯大庭委員 審査だから。よろしく。 401: ◯村井委員長 ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 402: ◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もないようですので、以上で、都市計画課所管につきましては終了といたします。  会議の途中ですが、本日の会議はここまでとし、明日午前9時から、土木防災課所管についてから会議を再開いたします。  本日はこれで散会します。                (午後4時56分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...