以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。
4:
◯戸塚委員長 ただいま事務局から、修正等、また説明がありました。
この件につきまして、御意見がありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
委員の皆さん、それぞれお目通ししていただいてきていると思いますけれども、特になければ、この件については終了としたいですが、どうでしょうかね。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯戸塚委員長 じゃ、この件につきましては、事務局のほう、委員の皆さんから御了解いただきましたので。
じゃ、続いて、分析と考察、こちらのほうに説明を移ってください。
事務局。
6:
◯鈴木主任主査 それでは、続きまして、こちら、アンケート後半部分でございますが、分析と考察及び具体的な対応策について御説明をさせていただきます。座って失礼いたします。
それでは、最初に、少し順番が逆になってしまいますが、具体的な対応策について御意見いただいておりましたので、そちらのほうの説明からさせていただきたいと思います。
お手数ですが、タブレットの1-1-2)をお開きください。
前回、委員の皆様方から、こちらの具体的な対応策について、前回令和2年度アンケートの意見からどのような進捗になっているのかということを確認してほしいという意見をいただきまして、こちらの資料に載っているとおりと調査をさせていただきました。こちらにつきましては、一通り読み上げさせていただきますので、よろしくお願いします。
それでは、まず、大項目1の「市議会議員の選挙について」でございます。
ナンバー1、インターネットを活用した広報活動。例、フェイスブックやLINEによる議会活動の発信。
右側の表へ移りまして、R2アンケートでの意見でございます。
紙との併用は必要。議員個々のだよりでも袋井市議会を周知し、知ってもらったらどうか。市シティプロモーションに協力いただき、情報発信してはどうか。
このような意見の対策、現在までの取組一例でございますが、まず、こちらは議員個々のだよりでもということですので、ここは改めてどんな状況かというのを、また状況を要確認ということで、また事務局のほうでも議員の皆様方にお聞きをしてというような形ですので、こちらについては、本日の委員会の中では全ての聞き取りはできてございません。また今回、次回以降に、そこを聞き取りさせていただいてというような形になろうかと思います。
続いて、市シティプロモーションに協力をいただき、情報発信してはどうかということで、これは令和4年度に市シティプロモーションの袋井市のユーチューブのチャンネルに御協力いただきまして、袋井市議場紹介動画を公開しまして、こちら、資料を作ったときで663件、12月14日現在で再生回数というような形になっておりまして、このような取組も行ってきております。
続いて、2番の議会活動の周知や議会認知度の向上でございます。
意見につきましては、プッシュ型で議員自ら小さな単位でもいいので市民の意見を取りに行くべきということでございます。
こちらにつきましては、先ほどの、議員個々の状況が、確認が必要だということに合わせまして、今年度8月に、市内女性教員と女性議員との意見交換会を実施したという内容をお聞きしました。こういったものもプッシュ型で情報を、意見を取りに行く活動ではないかなと思って、ここに一応、明記をさせていただきました。
続きまして、3番の投票率向上に向けた投票環境の整備でございます。
こちら、意見でございますが、今後、投票率を上げていくためにはインターネットの活用は必須と考える。身近なところに投票所を設けてはどうかということでございます。
こちらは、当局、総務課のほうに確認を取りまして、インターネットの活用につきましては、投票所の数は26で変わりはないですし、ネットの投票も現状、運営はございません。そのほか、ぴったりサービスの開始ということで、マイナンバーをひもづけてインターネットを利用した申請で、不在者投票の申請用紙を請求できるサービスを令和4年度実施したということを伺っております。
身近なところに投票所を設けてはというところでございますが、こちらはもうアンケートを取った時点で予定としてありましたが、令和3年度から、期日前投票としてショッピングセンターパティオで期日前投票を開始ということで、これによりまして、期日前投票の投票率は向上したということを受けてございます。
それ以外で、主権者教育につきましては、令和4年度から主権者教育アドバイザー、講師を依頼するということと、今年度ですけれども、主権者教育として高校生座談会を開始するということで、今までは講師が来ていろいろな講義を行う一方通行のものでございますが、今回は高校生自体による座談会を行うというような取組も行われているということをお聞きしてございます。
4番でございます。多様な人材が立候補できる仕組みづくり。
こちらにつきましては、定数を増やすのも一つではないか。多様な人材が立候補できる状況が必要ということでございます。
こちらは定数の関係でございますので、今後、検討をしていくという内容になってございます。
続いて、次のページへ行きまして、「市議会議員の活動について」でございます。
こちら、四つございまして、プッシュ型による議会活動の周知。
2次元コードを活用したプッシュ通知が可能となれば、いいプロモーションになるのでは。施策提言、意見聴取の場、そういった部分をクローズアップしたものをプッシュ型通知で出していくことがニーズと感じたという御意見がございました。
こちらにつきましては、市議会だよりにつきましては、2次元コードを活用して多くの情報提供を行っておりますし、令和4年度からは市議会だよりに議員の顔写真も掲載するというような取組を行ってございます。
2番、3番の議会広報紙のリニューアルと広報委員会の強化でございます。
こちらについては、議会広報紙をどこまで議会、議員で行うかとなると、今ある組織で考えると、今後は袋井市議会の広報委員会という部分の厚みを持たせるべきではという意見や、議会白書的なものを数年に1回、全戸配布するなどしてはどうか等の意見がございました。
こちらにつきましては、令和3年の8月23日に、袋井市議会の活性化に向けた取組についてということで、当時、戸塚議長が、広報広聴機能の充実・強化策についてということで提案をされています。
ふくろい市議会だよりにつきましては、2年に1回、デザインの、過去はコンペをやったりしておりましたが、2年に1回デザインを変更している。そのほか、今年度については、フルカラー印刷を試行で行っておりまして、御存じのとおり、広報広聴委員会という形で名称を今年度変更し、従来の広報機能のほか、広聴についても強化を図っていくというような感じの取組を行っております。
ただし、後段の議会白書的なものは、現状は作成してございません。
続いて、4番の議会傍聴の環境整備でございます。
こちらについては、子供を連れての傍聴が可能かをよく聞かれる、また、そういった仕組みづくりを検討してもらえたらありがたいなどや、事前情報としての予告が必要ではないか等の御意見がございました。
傍聴につきましては、現行の傍聴規程では年齢制限はございませんが、遵守事項で、騒いだりとか、そういった行為が禁止になってございますので、例えば小さい子供が来て泣いちゃったときなどは、状況によっては退出が必要となってしまう可能性もあります。今後も、託児所設置など、仕組みの検討は必要な事項であるのかなという形でございます。
なお、事前予告につきましては、通告内容は前日までにホームページでアップしてはございますが、常任委員会等の議題等については、事前に一般向けに公開はしていないのが現状でございます。
続いて、後半の「市議会議員の活動について」でございます。
市民と意見交換する機会の拡充でございます。
こちらは、まずは議員を知ってもらうことを今後どのように取り組むか考えなければいけないという御意見があって、そういった活動につきましては、右側にありますとおり、フッピートーク2022、フッピートーク2023を開催しております。その他、各種団体等との積極的な意見交換の広報広聴委員会などによる実施を行ってございます。
2番の若年層や女性を対象とした議会活動につきましては、基本的には議会そのものにまだ興味がないというよりも、子育てなどに重きが置かれている状況の中で、何か興味を感じる情報を提供していく必要があるのではという御意見がございました。そういった中での現在までの取組につきましては、先ほどお話しさせてもらいました女性教員と女性議員との意見交換会、そのほか、子育て世代との意見交換会、あとは、昨日、袋井高校にも行ってまいりましたが、令和3年度、令和4年度市議会議員と話そうを例年開催しております。
最後に、市政に対する政策提言能力の向上でございます。
こちらにつきましては、個々の議員の政策の立案能力はしっかり勉強し、市民が何を求めているか、あらゆる形で意見を聞きながら一般質問などをするべきである。アンケートの結果から見ると、市民から見て声が届いている実感がないということであるという御意見がありました。
そちらにつきましては、議員研修会を定期的に実施し、会派ごとの勉強会を定期的に実施しているとございます。
最後、3番の「市議会議員の定数」につきましては、こちらについて具体的な対応策が書かれてございますが、こちらについては最終的な段階でございますので、こちらについての取組実績は、現状なしという形で表記させていただきました。
以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。
7:
◯戸塚委員長 ただいま今後の対応策ということで、それぞれ市議会議員の選挙についてというような項目の中で、具体的な対応策、それから進捗状況について事務局より説明をいただきました。この件について、それぞれ確認することだとか疑問がありましたら、それぞれ委員の皆様から御
発言いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
特に、現在までの取組の一例ということで掲載していただいていますが、これ以外に、いや、こういうことをやっているよとか、こういうのもそうじゃないかということがあれば、お気づきがあれば、その辺も御
発言をいただければと思いますが、いかがでしょうか。特段よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
8:
◯戸塚委員長 それでは、特に御意見もないようでございますので、今、アンケート全般を通しての再度の整理、それから、グラフについてもその辺もどうかということで、それについては先ほど了解ということでした。それから、進捗状況等についても一度ということで、この説明も両方ともこれ、いただきました。
ということで、今回、いま一度、市議会議員のアンケートについての、少しこれに対するまとめというんですか、御意見をそれぞれ伺っていきたいと思いますので、皆さん、もうアンケートは存分御覧になっていただいていると思いますけれども、どうですかね。どんどんこれ、皆さんから意見をいただくということで進めていきたいと思いますけれども、よろしいですか。
鈴木委員。
9:
◯鈴木委員 12ページのアンケート、「高校生年代において」と書かれている、ここも何か人数があったら分かりやすいかなと思いますが、いかがでしょう。
10:
◯戸塚委員長 事務局。
11:
◯鈴木主任主査 鈴木賢和委員の御質問にお答え申し上げます。
一番表紙のところに、高校生、今回、うち244人と書いてありますので、これをこの中でうたうということは全然可能ですので、そちらを「高校生244人のうち」というような形での表記は検討したいと思います。
12:
◯戸塚委員長 そのほか、どうでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13:
◯戸塚委員長 それでは、今回の委員会でも前回同様に、令和2年度の資料を、分析と考察、具体的な対応策ということで配付しております。皆さんのお手元に、タブレットへ掲載されている設問の18ページに分析と考察、ここを委員会でということでありますので、それぞれ分析と考察、それから対応策という、この欄をまとめていくための御意見をこれから皆さんから、令和2年度のことも当然重複することもあるかと思いますけれども、それはそれでよろしいかと思いますが、それぞれ一通り御
発言をいただきたいと思います。
では、進めていきますけれども、分析と考察、それから対応策ということでよろしくお願いします。御意見をお願いします。どうですか。
じゃ、少しこちらから、委員の皆さんも準備していると思いますので、木下委員からお願いしたいと思います。
木下委員。
14:
◯木下委員 分析というところですけれども、やはり、前半は年齢とか地域とかというところなので、問4-2のところ、11ページですか、投票しなかった理由。こういうところをやはり分析していく必要があるのかなというところがあって、そこの内容を見ると、その他以外は、議員の顔が見えないところがやはり一番肝腎かなというところが分析されていて、考察的には、やはり広報広聴関係のところを重視して、重きを置いてやらなければいけないのかなというところが、次の12ページにおいても、やはりそういうところが重要かなと考察されるというところです。
15:
◯戸塚委員長 それでは、竹野委員、よろしいですか。
16:
◯竹野委員 もう少し後で。
17:
◯戸塚委員長 じゃ、もう少し後にします。
じゃ、村井委員、どうですか。
村井委員。
18:
◯村井委員 今の選挙に関するものでございますが、分析をするというよりも、この結果に基づいて対策を協議したほうが私はいいと思う。分析といっても、ここにもう結果が出ちゃっていますから、考察をするといっても、投票しなかった理由はというと、ここのところにある程度書いてありますから、どうすれば投票率をアップできるかというような対策の提言のほうが、私はよろしいかと思います。
19:
◯戸塚委員長 事務局。
20:
◯鈴木主任主査 事務局から、補足で説明をさせていただきます。
先ほど具体的な対応策を説明させていただきまして、分析と考察については説明をさせていただいていなかったんですが、こちらの用紙でA4縦の物で出させてもらった中で、分析と考察については今、村井委員おっしゃるとおり、アンケートの数値も大きな変更もなかったものですから、もし支障がなかったら、今、木下委員から言われた4-2を入れつつも、ほぼ同じような形で、まずは一回、今度、次回のときに入れさせてもらったものでよろしければ、ここにあります分析をベースにしたものを用意させていただきたいと思います。
もし、その後、今、村井委員がおっしゃったとおり、具体的な対応策については、こちらのアンケート結果を踏まえて、皆様で御協議いただけたらなということで、もしよろしければ、次回、こちらのものを反映したデータを再度載せさせていただきたいと思いますので、上の部分は、本当に結果のみを載せさせていただくということで、させていただけたらなと思います。
21:
◯戸塚委員長 今、村井委員からの御意見で、事務局から今言った説明がありました。要は、前回の令和2年度のアンケートとほぼほぼ出ている結果は同様だという中で、その辺をベースに少し整理させてもらうということで、この点について、委員の皆さん、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
22:
◯戸塚委員長 御了解いただきましたので、そのように進めさせていただきます。
それでは、順番でそれぞれ進めさせていただきますが、次に、ページ数でいきますと46になるのかな。46ページですね。問6から問13についての、これも令和2年度のときのを参考にお示しさせていただいていますけれども、46ページの分析、考察、それから対応策ということで、設問で言うと問6から問13についてのそこについて、少し委員の皆さんからお願いしたいと思いますが、いかがですか。
佐野委員。
23:
◯佐野委員 少し前後した質問になっちゃうかもしれないんですけど、このアンケートの中にも、その他のところで、いろいろ皆さんから回答した理由の意見がいろいろチョイスされて数件出ているんですけれども、これから、今ありましたように具体的な対応策を検討していく中で、ある意味、いわゆる皆さんから寄せられている回答以外の意見、そういったものも、私は全部出して、項目ごとにどういった市民の方が考え方を持っているか、そういうようなところにある意味ヒントがあるのかなとも思いますので、でき得れば、寄せられた意見、これを少し出していただけると、私どももすごく参考になっていくかなと。また、考え方も深掘りできるのかなというような感じがいたしますけど、その点についてはどうお考えでしょうか。
24:
◯戸塚委員長 事務局。
25:
◯鈴木主任主査 佐野委員の御質問にお答え申し上げます。
こちら、Grafferスマート申請で抽出、アンケートを取った中で、個別のその他の御意見については、全て
一覧にはなってございます。よろしければ、次回1月ですか──まだ予定ですが──の委員会のときに、別添の資料としてその
一覧をつけさせていただいて、そこで再度、具体的な対応策について協議をいただくということでよろしければ、そのような形とさせていただきたいと思います。
26:
◯戸塚委員長 佐野委員、どうですか。
27:
◯佐野委員 添付していただければ。
28:
◯戸塚委員長 じゃ、そういう対応で、次回の委員会はお願いしたいと思います。
そのほか、どうでしょうか。
29: ◯大場委員 事務局としては、こちらで次までに出させていただくということですよね。
30:
◯戸塚委員長 そうですね。
どうですか。特段、皆さんから、この内容については。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31:
◯戸塚委員長 そういうことであれば、事務局と正副委員長で、少しこの辺については整理させてもらって、次回、皆さんにお示しするとしていきたいと思いますが、いかがでしょうか。いいですか。
32: ◯大場委員 具体的な対応策まで立てるということですね。そういうことですね。
33:
◯戸塚委員長 そういうことになりますね。
〔
発言する者あり〕
34:
◯戸塚委員長 木下委員。
35:
◯木下委員 やはり分析と考察というのは、今、出ているデータで、この間も前に何とか推測されるとかというものも出されていたように、やはりその辺は事務局と正副委員長のほうで、分析と考察というのはある程度示していただいた上で、それで、対応策に関してはやはりここで、皆さんで協議するというのが、私はいいのではないかと考えております。
36: ◯大場委員 次回に協議する。
37:
◯木下委員 そうですね。対応策まで全部というのになっちゃうと、それはまた少し違うかなと思いますので。と私は考えております。
38:
◯戸塚委員長 ただいま木下委員から、対応策まで全部、事務局、正副委員長ではなくて、少し分析、考察というのは、そんなに皆さんがこれを御覧になって、正副委員長とは全然捉え方が違うということはないと思いますが、一応、じゃ、そこは、事務局と正副委員長で次回までに整理して、この次に対応策について、皆さんもイメージは、令和2年度のときのアンケートもこれ、参考になると思います。
そういうことで、対応策について、次に御意見いただくという形で進めさせていただきたいと思いますが、よろしいですかね。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
39:
◯戸塚委員長 じゃ、そういうことでお願いします。
ありますか。いいですか。
〔
発言する者あり〕
40:
◯戸塚委員長 鈴木委員。どうぞ、鈴木委員。いいですか、
発言。
〔
発言する者あり〕
41:
◯戸塚委員長 いいの、
発言は。してください。いいですよ、意見があったら。遠慮せんで。いいですか。
42:
◯鈴木委員 いいですよ。
43:
◯戸塚委員長 分かりました。
じゃ、そういうことで、事務局、よろしいですか。お願いします。
じゃ、もう次の最終の、全体かな。56、57ページですね。56、57ページのところについては問14、15の分析、考察ということになりますけれども、全体を通してというのはもう正副委員長、事務局という形にしてありますので、これも同じようなスタイルを取るのか。どうですかね。ここも少し皆さんに、御意見ありましたら。設問、問で言うと14、15のところになりますけど。
44: ◯大場委員 前回も出てきてから、考察と分析ができたら。
45:
◯佐野委員 最後の、正副委員長、事務局で作成を、アンケート全体を通しても、前回の委員会ではそのような形にしていました。正副委員長と事務局で作成して、皆さんにお示しして、案を示して、これでよろしいですかという確認を取ります。
46:
◯戸塚委員長 そうですね。委員長としては、前回と同じような進め方でいきたいと思っていますけれども、事務局のほう、何か。
事務局。
47:
◯鈴木主任主査 今、事務局のほうで想定している内容なんですが、また具体的な対応策といったものの全体を次回以降、皆さんでまた考察、協議いただいて、最後に出来上がったものは、今、いつの時点かであれですが、最終案という形で出させてもらいます。そのときに、一番最後の全体を通してというところで、最後、皆様に確認していただいて完成というようなイメージを今、事務局では持ってございますので、またその部分も含めて御協議いただけたらと思います。スケジュール感の部分でございます。
48:
◯戸塚委員長 ただいま事務局から説明がありましたけれども、その件についてどうですか、それぞれの委員の皆様。そういった形で進めていくことでよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
49:
◯戸塚委員長 じゃ、事務局、特に委員からは、それで結構だということでありますので、よろしくお願いします。
それでは、大分何かはしょっているようですけれども、袋井市議会のアンケートについては、これで終了とさせていただきます。
────────────────────────────────────────
(2)予算決算特別委員会について
50:
◯戸塚委員長 次に、予算決算特別委員会の件につきまして、このことにつきましては今回、事務局のほうで資料をまとめて、これは県内の市に対しての状況についてでありますので、それをじゃ、事務局から説明をお願いします。
事務局、お願いします。
51:
◯鈴木主任主査 それでは、次第の2番の予算決算特別委員会について、事務局から説明をさせていただきます。座って失礼いたします。
それでは、資料でございますが、1-2をお開きください。
前回の
議会活性化特別委員会で、予算決算特別委員会のことについて議題として改めて出させていただきまして、資料等につきまして、委員の皆様から御意見等いただきました。今回、こちらの資料にございますとおり、議会事務局長名で10月24日に、県内各市議会事務局長宛てにアンケートを取ってございます。それこそ予算・決算の審査状況についてということで、10月末までということで、アンケートのほうを実施させていただきました。我々事務局のほうから、こちらの結果についてを今から少し読み上げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
では、2ページ目でございますが、A3横の資料でございます。
今回、袋井市を除きまして22の自治体に取った形で、静岡市からのものが
一覧になってございます。左から自治体名、審査形態、分科会等々となってございますが、まず、審査形態でございます。こちらに御覧いただきますとおり、それぞれございまして、予算決算特別委員会を形態としているところや、予算については分割付託、また決算については常任委員会と2パターンに分かれているところのほか、あとは常任委員会としてやられているところ、あとは、伊豆市とか、連合審査会でやられているところ、あとは、分割付託というような形の審査形態、静岡県内、こういった形となってございます。
右に移りまして、分科会につきましては、一応あるところはある、なしのところはなしというような形で記載をさせていただきまして、続いて、審査方法についての記載のほうが、2ページ目以降はたくさん記載がされております。委員の選出方法についても、それぞれ書かれているので、あとは、除外議員についてということで、特別委員会にした場合の除外議員ということで、主に議長であるとか、そういった方が除外議員になるよ等の結果をいただいております。
最後の右側に2枠のメリット、デメリットでございますが、こちらもおおよその内容になりますが、まず、メリットといたしましては、島田市のところですか、書いてありますとおり、2ページ目の、議案不可分の原則にのっとること、こちらがもうそもそも論の話でございます。それにのっとって審査等を行うというようなところがございますほか、例えば、その下の、下から3番目の伊豆市にありますように、所管にかかわらず質疑ができる、全議員が参加するため、委員長報告の簡略化ができる等の御意見が多いのではないかなという感じでございます。
続いて、委員会設置のデメリットでございます。こちらに、デメリットについてでございますが、こちらも島田市とかにあるのが、一例になっちゃいますが、除外議員の関係で議長が審査を行えないということで、現状、分割付託の場合は議長も常任委員会の委員になっていますので、袋井市では審査に加わることはできますが、これが委員会を設置するとそれができないというデメリットがあるよと書いているところや、下から2番目の御前崎市ですと、全議員で全ての会計を審査するため、審査に長時間を要する。やはり時間を要するというところは各自治体、多く書かれているところがあるというような形でございます。
あと、メリットとなっていますが、これはデメリットと思われますが、1ページ目の熱海市ですね。メリットのところで、分割付託により意見が分かれる可能性があるということで、これは従前からも袋井市のほうでもこういったのは承知の話ですが、現状は、これは分割付託することで意見が分かれた場合の整合性とかという課題はあろうかなというような内容のメリット、デメリットをいただいております。
以上が、事務局でアンケートを行った結果となります。御参考にいただければと思います。よろしくお願いいたします。
52:
◯戸塚委員長 少し確認ですけれども、これで、袋井市を除く22の市のうち、今、自分たちが予算決算特別委員会という中のでいくと、現実、このアンケートからすると、袋井市を除く22市のうち、9市が予算決算という形での委員会が設置をされているということで、全体としてはそういう位置づけでよろしいですか。分かりました。
それでは、ただいま事務局のほうで、審査、県内の状況について、
一覧にまとめていただきました。その点について、少し確認をしておきたい件があったら、まず最初にその辺を、説明について御意見をいただければと思いますが、いかがでしょうか。
村井委員。
53:
◯村井委員 確認というよりも、疑問に思っていることを言ってもよろしいでしょうか。
54:
◯戸塚委員長 はい。
55:
◯村井委員 なぜ、予算決算特別委員会を設置する必要性というのを、もう少し詳しく御説明いただきたいと思います。
これ、なぜかというと、非常に、今の審査方法でも特に支障は起きていない。それから、もう一つ言うとしたら、連合審査の方式も取っている場合もある。今回もそうなんですけど。そういった形の中で、決算にしろ予算にしろ、何かこういう支障があるから特別委員会を設置しないと議会運営に支障が出るよということが、どこかで発生しているんでしょうかね。私、そこのところがよく理解できていないものですから。
静岡県22市のうち9市ということで、23市でもいいですけど、9市しか特別委員会を設置していないという、特別な何か事情があって、非常に審査に困っているとか、これをやったほうがはるかに議会運営が順調にいくとか、そういうお話がどこかで出ているんでしょうかね。別に私は、設置をしてもしなくてもどちらでもいいんですけど、今の方法で支障がなければ、言ってみれば2期目もあと1年ですから、そこのところで、かなり1年先ぐらいを見越して議論をするなら私はいいですが。今、これを、今の体制をすぐ変えるというわけじゃないと思いますので。基本的に、今、何かが困ってこの設置をしているのか、その辺のことを、委員長がもし分かれば教えていただきたいと思います。
56:
◯戸塚委員長 今、村井委員から、私も予算決算特別委員会につきましては、前回、村井委員から、設置の話になりますと、当然、
議会活性化特別委員会で云々ということではないですよね、ということは決められる話じゃないわけですよ。ただ、共通認識を持ってそれをきちっとという中で、議会運営委員会のほうからという中で、今日も、ちょうど議会運営委員会がありまして、視察の内容を見ていくと、予算決算特別委員会の運営というようなことが、議会運営委員会の皆さんが視察に来年行くわけですよね。
そういうのを少し拝見して、じゃ、この中で、組織体として、それをここで結論を出してそれを受けてといっても、片方では運営までやっている状況までしてくるということは、議会運営委員会自体は、もう設置の方向でいくのかなというのが読み取れたものですから、少しその辺を議長にも今日、委員長として聞いたところ、そういうことが来たときに、議会運営委員会を当然、設置へ向けてということになる。だって、それってこれから、じゃ、うちのほうが活性化でそういう意見が出てきたときの話でしょうという話までで今日は終わったんですけれどもね。
少し私も、これは、議会運営委員会の委員長から、またそれを受けた議長からも命を受けてという中でやってきているものですから、これも冒頭というか、最初の頃にお話ししたと思いますけれども、令和2年度の最終、活性化特別委員会からの提言の中には、予算決算特別委員会については現状の常任委員会付託でということでの判断で来ている中で、要は分割のこれ、今、メリット、デメリットの中にも出ていますけど、要するに議案一体の原則だとか、そういうことでいけばそうなのかなという中で検討せないかんかなと思いますが、ちなみに今回、県内の市議会においても、例えば静岡市あたりも分割でやっているのではないかということになると、そういった状況も踏まえて、
議会活性化特別委員会もやはり方向性を出していくのかなという、今日の事務局のほうで出していただいた資料を見て、そんな思いをしているので。今、村井委員からの質問に対して、委員長としての答えになっていないかもしれないですけど、非常にその辺が、体制の中でどういうような、委員長としてというのが少し、正直言って迷うところであります。
何でもつくらにゃいかんというのは、ただ、確かにこれ、議案の一体の原則で言えば、分割というのは好ましくないねという中では、おっしゃるとおりだと思うので、多分、よその市町も、そういう理由でアンケートにも答えているのでつくっていると。何でと言っても、何ら今、自分らの議会の中でやっていく中でというのは、私も11年目になりますけれども、委員会付託で。問題は、この後、これを具体的に、予算決算の委員会を設置した場合に、今までの対応とかなりそこで、検討だとか、そういったことが増えてくるものですから、アンケートの中にも長期にわたる場合があるよとか、そういうお答えをしている議会もあるわけですよね。
そういう中で、その辺も含めた中で、議会はあくまでもこういう考え方だよといったときに、当局との調整もなくしてはできないと思うので、非常にそこのところについては私も今、整理整頓ができていない状況の中で、皆さんがこういう調査した内容を見た中で、どんな御意見、お考えがあるかなということについては、せっかくの機会ですので、そこはきちっと
発言をしていただければと思いますけれども。すみません、村井委員。
村井委員。
57:
◯村井委員 事務局にお伺いをしますが、分割付託できないということをおっしゃいましたが、それは、法律は、地方自治法か、あるいは何か、法律的な根拠はどこに持っているんでしょうか。
58:
◯戸塚委員長 事務局。
59:
◯鈴木主任主査 村井委員の御質問にお答え申し上げます。
法律のほう、地方自治法だと今、解釈していますが、ただ、それでなければ駄目という形は書いていないという認識はあります。ただ、議案不可分の原則という考え方という中でやっている現状があって、それをしないことで直ちに法律違反になるというわけではなくて、解釈としてこうあるべきだというところで、ほかの自治体でも、じゃ、法律に反するというようなことで設置をされているところがあるということを伺っております。
60:
◯戸塚委員長 村井委員。
61:
◯村井委員 申し訳ない。議案不可分の原則って、自治法を今、見ていないものですから、何条ですか。教えてください。
62:
◯戸塚委員長 事務局。
63:
◯鈴木主任主査 すみません、少し私のほうも調べさせていただきたいので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
64:
◯戸塚委員長 竹野委員。
65:
◯竹野委員 アンケート結果を今、見ましたけれども。
〔「アンケート、もらっているの」と呼ぶ者あり〕
66:
◯竹野委員 アンケートの今、集計、事務局でね。それに対して、それの感想というか、意見だけれども、いいですか。
67:
◯戸塚委員長 どうぞ。
68:
◯竹野委員 だから、多くの議会がやはり私ども袋井市と同じような、いわゆる委員会、分割審議、要するに常任委員会で対応していると。それで、全体でやっているところもあるけれども、それは時間がかかるというデメリットを抱えてあるし、とにかく、特段、私自身も何ら不都合、現在の袋井市のやり方で問題ありとは思っていないし、そういう、このアンケート結果を見ても同じような観点から、特別委員会を採用している市のほうが少ないわけですよね。
だから、この結果から見ても、私どもが現状どおりでいいと私は思います。
69:
◯戸塚委員長 そのほか、委員の皆さんからいかがですか。
大場委員。
70: ◯大場委員 村井委員のほうから、地方自治法であるのか、行政実例であるのかというようなところは、私どもも正副委員長としても、もう少し詰めておかないといけないなと思っていることがあります。
ただ、私が思いますに、この表に基づいていきますと、分割付託をされているところでは、その所属している委員会もしくは分科会のほうでは、その部分の審査はその方はできるけれども、ほかの委員会や分科会に対しては意見を言うことができないものですから、そういったところにデメリットがあるというようなことで書かれているものですから、その辺も含めて予算なり決算の、合わせて両方やっていらっしゃるところもありますが、特別委員会なり常任委員会を設置しているのではないかなと思うものですから、そこら辺も考えての表になっているのかなと思っています。
71:
◯戸塚委員長 少し私のほうからいいですか。じゃ、少し
発言をいいですか。
先ほど袋井市の場合に、分割付託ということは分割でそうだと思うんですけど、手続論の中では、連合審査ということができるように、袋井市議会はなっているんですよね。今回、アンケートの中で、例えば伊豆市とか、それ以外にも連合審査でやっている牧之原市とか、そういうことも、多分、議会運営委員会の中ではそういったことが議論というんですか、話題になったのではないかなって私、推測するんですけれども。
その辺について、今、議会運営委員会のほうは、村井委員が議会運営委員会のほうも出ていてくれるんですけれども、実際に連合審査で具体的にというのが、今、それぞれ分割してやっている内容について、連合審査でやれば
発言ができるできんの話になったときにはクリアできると思うんですけれども、その辺のことを手法として使わないというところについて、少し私、どういうことかなというのは疑問があるんですけれども、その辺について事務局のほうで、もしその辺が、対応について、これ、事務局に聞くのはおかしいかな、議会運営委員会だから議会運営委員会で決めるということか。少しその辺、もしコメントをもらえるんだったらお願いしたいと思うんですけど、どうですか。
石川議会事務局長。
72: ◯石川議会事務局長 先ほど出ました連合審査の関係につきましては、議会運営委員会の中でも少しお話をさせていただいておりますが、今の定例会とか、そういった議会におきましては、ある程度の運営に基づく日数を確保して当初から計画をされている中での、もし途中でそういう議案が上がってきた段階で、そこを追加してその日程を取って、また、連合審査となるとその日程も追加してやっていくという時間的な部分の問題もあります。
また、今までも、今までの出た案件については、それぞれのところで分割付託ということでやらせていただいている例が多いということもありまして、今のところは連合審査ではなく、今まで同様の分割付託をさせていただいているというような状況で説明をさせていただいているものですから、今後におきましては、先ほど村井委員言われたように、連合審査のほうをしっかり確認したり、予算決算特別委員会のメリット、デメリットも当然ありますので、そういったものがもし袋井市に合致していくような形であれば、そういったものも新しく導入していったらよろしいのではないかというところを研究していきながら、そこの結論を出していきたいということで、御答弁というんですか、事務局としては方向性を示させていただいているような段階でございます。
73:
◯戸塚委員長 よく分かりました。委員長として
発言して、すみません、勝手にしまして。
いま一度、皆さんからこの件につきまして、こういう状況の中で、感想でも結構ですけれども、少しまとめていただいた内容を見て御意見を。先ほど竹野委員からありましたけれども、そういった意見でもよろしいかと思います。いかがでしょうか。
木下委員。
74:
◯木下委員 そもそもこの委員会ですべきことなんですけど、設置する、設置しないということはやはり議会運営委員会のほうでするということになっておりますけれども、例えば特別委員会に、それが少し研究して、メリット、デメリット、先進事例等を検討して、それを検討した結果を、こういうメリット、デメリットがありますよということを議会運営委員会あるいは議長のほうに提供するということが、ここの委員会の役目なのかと感じられるところです。
ここで当然、結論を出すとか、そういうことはできない話なので、やはりそういうことで、私、この案が出されたときは、そういうことなのかなというところで、あちらこちらに取材したりということも必要なのかなと感じてはいるんですけど、その結果、必要、何のメリットがあるんだとか、今そこで、3常任委員会でしっかりやっているところで、見直してみたら必要なのか、あるいはやはり要らないのではないかというようなことを検討するような委員会にするしかというか、するべきなのかなとは考えてはおります。
先ほどの、議案の不可分の話ですけど、明確には分からないんですけど、昭和29年ぐらいに山口県の県議会議員宛てに行政課長が回答しているというのは、ネットなんかでは出てはいますけど、正確に条文で出てはいないのではないかと考えられますので、その辺は事務局のほうでもしっかり調べていただきたいなと思います。
75:
◯戸塚委員長 なかなか皆さん、議員になって、言葉がいろいろな、議会独特の用語が出てくるのであれですけれども、今、私の手持ちの資料で、他市の例のときの資料から少し申し上げますと、そこについている資料の中に、議案不可分の原則という、その説明として、議案は一体不可分のもので、これを分割して扱うことはできないとする原則、これが議案不可分の原則で、特に予算案は、歳入歳出予算、継続費、繰越明許費、債務負担行為、地方債、一時借入金、歳出予算の各項の経費の金額の流用を内容とするもので、その全体で一つの議案であり、これを分割した場合には予算案の一部であっても予算案とは言えないという、特に議案不可分の中の原則の中で、予算案についてはそういう一つの説明の中でなっております。
ですから、予算決算特別委員会をつくるときに、これについては、まず、それぞれの市町で、市というか、市議会で基本条例がありますけれども、議会は執行機関の事務の執行に関して監視及び評価するよう議会運営に努める、これは袋井市もそういうことになっております。執行機関の事務事業の成果、課題などをチェックし、評価していくことは議会の重要な役割であり、議員全員で行うことによって議会という中での、やはり予算決算、全員でやっていくというのが、そういうことを取り入れている市議会のそこが説明になるかと思いますけれども。
先ほど村井委員から、その根拠となるものが、よく言葉の中で議案不可分の原則。だから、それを一体、その辺が皆さんの捉え方が、そのことと予算決算特別委員会のというところの関係というのが、上手にそこの説明が私、今できないんですけれども、そういった他市の予算決算特別委員会設置に至る経緯の中で、とにかく議会運営の中でこういうのがあるよ、そのときに議案不可分の原則を盾にしてつくっていると。じゃ、それは別に、県内の状況を見たときに、じゃ、どうなんだといったときに、袋井市を入れて23市のうちの9市が予算決算特別委員会という形で設置をされていると。じゃ、ほかのところがないのは、そこまで考えていないのかね。現状の分割で何ら問題はないし、特にそれって根拠は別にね。
だから、できないとする原則という言葉が、その辺が非常に日本語の扱い方があれですね。よくある、何々を原則とするというのがあるんですけれども、その辺が、理由としては、どこの市町も設置したときの理由の中には、議案不可分の原則というのを掲げてやっているというのが、私が調べている限りではそんな状況かなと思いますけれども。
いろいろ私、一方的にしゃべりましたので、それぞれ。今回の予算決算の審査の方法を調査した結果について、せっかくの機会でありますので、出してもらいましたので、少し前回よりは状況としては、事務局のほうで少し準備をしていただきましたので、それぞれ感想でも結構ですので、御
発言をいただきたいと思います。いかがでしょうか。
事務局。
76:
◯鈴木主任主査 それでは、先ほど村井委員からも御意見いただきましたが、我々事務局のほうも、今回この予算決算のポイントとして、やはり議案不可分というのが一つのポイントになると思います。これが議会ということで、地方自治法の中で議会に関することの中の運営に関することで、こうあるべきだというものの一部分なのか、それともしっかりした明記があるかということについては、再度、他市については法律上の疑義が残るという部分も書いてございますので、ざっくりとした意味での法律上の疑義なのか、ピンポイントでの疑義なのか、そこは再度整理をさせていただいて、少し確認のほうさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
77:
◯戸塚委員長 この件についてはどうですか、今日の段階で、今、皆さんから説明を受けて、皆さんというか意見も出ていますけれども、事務局のほうで少しその辺のところについては確認をするという中で、今後進めるということでいきますけれども、よろしいですか、それで。
佐野委員、何かありますか。
佐野委員。
78:
◯佐野委員 私は立場上、議会運営委員会に出席をさせていただいております。その中で、いろいろ議案審議をする中で、私の記憶の中では、ある補正予算が出たときに分割付託となって、これは議案一体不可分の原則に反するのではないかというような意見がありまして、その段階で、じゃ、それをクリアしていくには二通りある。いわゆる予算決算、今、議論になっている特別委員会、あるいは常任委員会をつくっていくか。それか連合審査をやっていくか。
確かに、現在の袋井市の議会基本条例あるいは会議規則ですか、連合審査を設けることができるとなっているんですね。しかしながら、連合審査をどう運用していくかまでは、残念ながら運用例がないんですね。伺うところによりますと、以前1回やったことがあるというようなことですが、運用していくルールが明確でないというようなことが1点ありまして。そういうようなことがいろいろ議論されて、議会運営委員会のほうから、これは予算決算特別委員会を設置するのはあくまで議会運営委員会、しかしながら、それが必要かどうか検討するのは
議会活性化特別委員会でお願いしたいというような話で現在に至っていると私は承知いたしております。
この話を伺ってから、今回もいろいろ
県下の事例を出していただきましたが、果たして予算決算特別委員会を新たに設けることがいいのか、いわゆる効率的であるのかという問題とか、あるいは、じゃ、連合審査会のほうをやれば議案一体不可分の原則に反しないということであれば、それも一つの考え方。ですから、そういうようなことをこの特別委員会で方向性を議論して、議会運営委員会のほうに、特別委員会の結論としてはこうであるということを提言する。そういったものが、我々に新たに課されてきた問題ではないかなと私は理解しているところでございます。
そういった上で、やはりいろいろ私も近隣の議長とかに聞いてみましたが、なかなか運営上、例えば新たに業務が発生したり、あるいは当局側との調整、こういったものも発生してくるし、じゃ、全員でやるのか、あるいは分科会を設けてやるのか、今みたいな形でですね。今のやり方も当然、1日ずつ委員会をずらしていますから、例えば総務委員会を聞きたければ、総務委員会に傍聴も行けるようになっているわけですよね。昔はこれ、1日で3委員会開いたと思うんですけど、今はそういうような形にもしてある。
ただし、この中の御殿場市のメリットのところを見ると、議案一体不可分の原則については行政実例ってなっているんですが、少しこの辺は事務局で調べていただくということになります。根拠が当然あるはずです。ただし、全国的に見てみましても、かなりまだまだ、いわゆる分割付託方式でやっているところが多いということが実態だものですから、やらなけりゃいけないのか、あるいは法令違反になる、法令違反になるのであれば、当然これは改善していくべきだと思いますけど。
長くなりましたけど、そういった意味で、予算決算特別委員会の設置について、研究、検討していくというのが、我々のいわゆるこなしていくべき業務ではないかなと考えているところでございます。
79:
◯戸塚委員長 今、佐野委員から御意見いただきましたけれども、さきの委員長の報告の中で、いま一度整理させてもらうと、当然、
議会活性化特別委員会としてやっていくことは、必要性について検討することだよという中で、それで、今御
発言がありました予算決算特別委員会をもし設置しなくても、今言った……。これ、今、私の手持ちの資料だと、議案一体の原則、行政実例では認めていないという、分割付託は行政実例ですね、行政実例では。
だから、法的な根拠がということになるとすると、先ほどの不可分の原則論があってやっている話でね。だから、それをクリアすれば、別に何でも予算決算特別委員会を設置するという必要はというのは、すみません、私の意見を出させてもらって。そういう中で、必要性についていま一度。じゃ、その場合にやらなくても、一つの連合審査の方法をもう少し具現化していくということも、一つの提言としてはあるかなと、そのように感じ取っておりますが。
今後、そういう形で少し皆さんの意見をお伺いしていきたいと思いますけど。どうですかね、今の件について、御意見がありましたらお願いしたいと思いますけど。
石川議会事務局長。
80: ◯石川議会事務局長 先ほどの佐野委員のほうから、行政実例の関係ということでお話しいただきましたので、少しお話をさせていただきますと、予算については、予算は不可分であって、委員会としての最終的な審査は一つの委員会において行うべく、2以上の委員会で分割審査すべきではないというのが、先ほどの行政実例から読み取れると。
ただ、この行政実例が、昭和29年の9月の実例であります。その後、それぞれの市町村では、分割付託されているところはそのままで、新しくそういった実例を基に変えていかないといけないというところもいろいろとあるというような状況でありますので、なければならないということで、現状のところは今、袋井市については現状のままで進ませていただいているのは、こういった実例がかなり前の話ということでやっておりますので、今後はやはり、そうはいいながらもこういう実例は出ておりますので、そこをしっかり確認して、もう一度検討をして、結論を出していくというような形でよろしいのかなとは、事務局としては少し思っているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
81:
◯戸塚委員長 竹野委員。
82:
◯竹野委員 そろそろ、私たち特別委員会としての意見を集約ね。それで、さっきも言いましたように、我々の委員の中で、特別委員会を設置せないかんという意見が誰も出ていないわけですよ。つまり、現状でいいと、私もそう思っているし。特に、今も、法律の解釈にしても、かなり古い法律でね。そのことでもって、全国の自治体が、あんたのやり方はおかしいなんてことは、そんなことは聞いたこともないしね。
だから、そういうことで、とにかく私の意見は、私どもの委員会としては、現状でいいというようなまとめでいいんじゃないかなと思います。
83:
◯戸塚委員長 村井委員。
84:
◯村井委員 感覚で物を言うといけませんので、とにかく根拠法令をきちっと出していただく。ただ、今の委員会条例と、それから運用例を見ると、運用例は分割付託をしなさいってなっている。分割付託をすることの例。だけど、委員会条例では、他方、必要に応じて委員会同士で協議して、連合審査はできる規定になっています。ただし、運用例を見ていくと、その前に議会運営委員会で協議するってなっていますから、本来からいけば、どういうように付託をしていくかというのは、議会運営委員会で結論を出さなきゃ駄目なんです。今言った行政実例も、今、少し私も調べてみましたけど、基本的にはおっしゃるとおりです。分割付託できないとなっているんです。
ですから、根拠法令がどこだか、私、何条か見当たらんものですから、それをきちっと出して、なぜかということの根拠を明確に次回のときにしていただけますかね。大変忙しいところ申し訳ないですけど。それから、議論は進んでいくと思うんです。どうしても駄目なら、特別委員会なり常任委員会化して審査すべきと思います。
85:
◯戸塚委員長 ただいま村井委員からまとめていただいたようなことで、もし皆さんそういうことで、少し事務局、そこを確認していただいて、この件について、そこがやはりスタートになると思いますしね。
竹野委員からは、これはという御意見もあります。それはそれで意見として、今日の段階で承っておきますけれども、もう少しそこは、今日結論ということではなくて、そういうように、次回に、それまでに少し調査していただいた中で確認していただいていくということで、予算決算の件につきましては、そんなまとめ方で今日はよろしいですかね。いいですか。
佐野委員。
86:
◯佐野委員 今、委員長並びに村井委員が言われたように、やはり我々まだ予算決算特別委員会、あるいは分割付託の是非というものが、なぜこういうような俎上に上っていくか、共有化はまだされていないと思うんです。先ほど村井委員が言われたように、今の状況で何が一体問題なのか。先ほど私、申し上げましたけれども、今の状態が法令違反であれば、これは是正しなきゃいかんと思うんですよ。必ずそういった問題がいつか出てくるはずですから、そのとき何も処理できないじゃ、これ、まずいわけですから。
私も村井委員の意見に賛成なんですけど、まず、忙しいところ悪いんですけど、現状において一体何が問題になるのか。それの根拠は何なのかというものを明確にして、でき得れば、メリット、デメリットぐらいのとこら辺まで上げてくれるともっと分かりやすいかなと思うんですけど、取りあえずは、なぜ我々が今、そこを議論する根拠はどこにあるのかという、ワンペーパーでもいいですから、それを早急にまたまとめていただいて、皆さんにタブレットなりへ送っていただいて共有化する、その上で議論に入る。そうしたほうが私はよろしいかと思います。
87:
◯戸塚委員長 ありがとうございます。
じゃ、その件については事務局、よろしいですね。どうぞ、あったら。
事務局。
88:
◯鈴木主任主査 それでは、佐野委員、村井委員、皆様の御意見いただきました内容につきまして、次回の委員会のときに、こちらの不可分に関する法令等を調べさせていただいて、添付をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
89:
◯戸塚委員長 分かりました。
じゃ、今日の次第の2につきましては、そういう形で終了とさせていただきたいと思います。じゃ、事務局のほう、大変ですけれどもお願いします。
少しここで10分ほど休憩して、3時から再開しますので、すみません、休憩を取ります。
(午後2時49分 休憩)
(午後3時00分 再開)
90:
◯戸塚委員長 それでは、そろいましたので、再開しますので。
────────────────────────────────────────
(3)行政視察について
91:
◯戸塚委員長 それでは、次第の三つ目、3番目の行政視察の件につきまして、じゃ、事務局、お願いします。
事務局。
92:
◯鈴木主任主査 (省略)
93:
◯戸塚委員長 行政視察につきましては、事務局、今、説明ありましたけれども、よろしいですか。特段確認すること、いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
94:
◯戸塚委員長 じゃ、これで、皆さん遅刻しないように、来週の月曜日ですけれども、よろしくお願いします。
────────────────────────────────────────
そ の 他
次回の予定(第17回)
令和6年1月18日(木)午前9時~ 議会第1委員会室
95:
◯戸塚委員長 それでは、その他ですけれども、事務局からありますか。特にありませんか。
それでは、4番目の次回の予定についてお願いします。
事務局。
96:
◯鈴木主任主査 次回の予定でございます。こちらについて、次回第17回でございますが、年間予定表のとおりに、令和6年1月18日の木曜日のこちら午前9時から第1委員会室で行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
97:
◯戸塚委員長 じゃ、次回は、1月18日午前9時から第1委員会室ということでよろしくお願いします。
それでは、本日の委員会、全てこれで終了しましたので、閉じたいと思います。ありがとうございました。閉会とします。
(午後3時09分 閉会)
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