袋井市議会 2023-12-12
令和5年総務委員会 本文 開催日:2023-12-12
5:
◯竹野委員 先ほどのフォルダーのところにはありませんけれども、その後の新旧対照表だとか、もう少し全体的なところで、少し今ページがすぐ出てこないけれども、いわゆる武力を受けたときに地下に避難するという項目があったんですよね。大都市では地下鉄がありますからそれは可能ですけれども、袋井市においてそんな地下街、住民が避難する、私はその必要性はないと思っていますけれども、一応国民保護計画に基づいて袋井市の市民の保護をするというところに、確かにどこかに地下の避難というところも記載があったんですよね。それは新たに造る必要もないし、また、場所もないし。だから、そこのところは当局の皆さんがどう考えておられるかについての質問です。
6:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
7:
◯永井危機管理課長 竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。
地下に関する地下への避難というところにつきましては、今既存の地下の通路などがございますので、そういったものが地下通路として避難が可能だということで県のほうでも公表しておりますので、新たに造るというものではなくて、既存の施設を使っていくというところで考えております。
8:
◯高木委員長 よろしいですか。
竹野委員。
9:
◯竹野委員 具体的に、例えば袋井駅のガード下、私もそこを自転車で通りますけどね。あれもしかし地下とは言えない、単なるガード下に過ぎませんしね。いわゆる常識の範囲内で地下街というのか、地下に例えば100人以上の人間が要するに避難すると。そんな場所は袋井市内、私の知る限りではどこもないと思うけれども、今の答弁で、じゃ、具体的にどこを想定して言っておられるんですか。
10:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
11:
◯永井危機管理課長 主には国道1号などのアンダーパスというか、久津部であったり国本であったりというところのアンダーパスの部分を想定して市内に8カ所の地下道がございますので、そういったところを公表しているところでございます。
12:
◯高木委員長 竹野委員。
13:
◯竹野委員 確かに国道の下に、それを今思い出しました。しかしながら、それはあの周辺にすぐ住民が住んでいるわけじゃないので、国道1号のところだったらね。そして、また人数も限られているしね。それで、私はこういうことを質問するというか、意見を求めるのは、一応行政としては国の指示、県の指示でこういうものを一応保護計画を作成せないかんと。それは私、分かっているんです、実はね。やむを得ず。だけれども、実際に沖縄なんかでJアラートで、避難する場所もないのにJアラートが鳴って、そして、実際に一応呼びかけたけれども誰も避難しないと、現実問題として。石垣島もそうです。あるいは北朝鮮がミサイルを打ち上げたと。新潟県だとか、通過するところをJアラートの警報が鳴ったけど、実際にはそのときにはもう太平洋に落ちていたとかね。漫画みたいな世界なんですよ。正直申します。だから、むやみに市民、国民、県民を不安にさせるというのが、私は政府のこういったJアラートだとか、いろいろな形で戦時体制に持っていくと懸念しているわけ。そこで、運用についての質問です。やはりこれは、幾ら国の指示とはいえ、正確な情報を独自に集めて、じゃ、それを市民に警報としてすぐ避難してくださいと。それを決断というのは難しいと思います。担当の危機管理課だけではできない、市長の判断、市の最高幹部のね。だけど、むやみに市民を不安にさせる、混乱させる、そういうような運用は避けていただきたい。慎重にやっていただきたいという思いがずっと私は、これは袋井市だけじゃなしに、国に対してもそういう考えを持っているんですよね。そこで、私の意見というのか、質問に対して当局はどのようにお考えなのかを質問いたします。
14:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
15:
◯永井危機管理課長 竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。
フォルダーのほうにある2-ア-3の国民保護計画の全体図を御覧いただきまして、PDFの47ページの第2ということで、避難住民の誘導等というところで少し図示したものがございます。竹野委員の……。
16:
◯高木委員長 42ページ。
17:
◯永井危機管理課長 下のほうに振ってあるのは42ページなんですけど、PDFでいくと47ページ目だと思います。
18:
◯高木委員長 委員会資料、総務委員会のほうは42になります。
19:
◯永井危機管理課長 すみません、42ページの第2、避難住民の誘導等というところでございます。基本的に住民の避難というところになってございますけれども、国のほうからの伝達に基づいて、県の指示で市の災害対策本部、市長が指示を誘導するというような形になってございます。基本的には国、県と連動して動いていくというところでございますので、むやみやたらな運用というものではなく、こういった指示系統に基づいて運用するものと判断をしております。
20:
◯高木委員長 ほかにございますか。
山田委員。
21:
◯山田委員 イの避難行動要支援者への対応なんですけれども、避難行動要支援者名簿というのは各自治体で誰が持っているのかというのと、各自治体で支援隊長みたいのが1人だとみんなに伝わらないんですけど、あまりみんなに伝えると個人情報がどうのこうのと心配があるんですけれども、実際に本当に訓練のときにも要支援者の人が出てこないし、どこにどの人がいるかというのも把握は全部できていないんですけれども、そういうシステムはどうなっているんでしょうか。
22:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
23:
◯永井危機管理課長 山田委員の御質問にお答えを申し上げます。
避難行動要支援者の名簿でございますけれども、ここの名簿につきましては地震災害においてももう既に使っているものというところを国民保護計画にも運用をしているものでございまして、山田委員おっしゃられている名簿については自治会長であったり、民生委員であったり、防災隊長が持っております。その名簿につきましては、委員おっしゃられるように非常時というところの活用になっておりますので、誰がどこに住んでいるかというのは、今言った民生委員とかは承知をしておりますので、そういった場所、どこに住んでいるかというのは訓練を通じて確認をするようにというようなことは言っております。それとは別に、名簿のほかにもう一つ自主防災隊の台帳というものを作っておりますので、それは名簿には基づかないもので、地域の中で作っているものです。そういった中では、例えば足が悪いよとか耳が遠いよというような情報も書いて地域で共有しているものになりますので、そこにつきましては自治会のほうで、それも個人情報はありますので、適正に運用しているというようなところで、二つございますが、名簿につきましては障がい者であったりという一定の条件の中で名簿を作って、自治会長、防災隊長、民生委員などが持っているというものでございます。
24:
◯高木委員長 よろしいですか。
山田委員。
25:
◯山田委員 実際に名簿を持っていても、その本人を救出するというのは本当に家族しかできないように感じるんですけれども、もう少しこの人が障がい者だと分かるようにしたほうがいいのかなと思うんですけど、この家には障がい者がいますというように、それはよくないのか、少しその点、教えてください。
26:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
27:
◯永井危機管理課長 避難行動要支援者の名簿につきましては障がい者部局が主になって作っております。介護保険の認定だとか、障がい者であったり、あと、民生委員が特別に認めたものであったりというところで作っておるところでございます。その皆さん全てを対象に避難行動計画の個別計画というものをつくるのではなくて、その中で避難が困難だよ、助けが必要だよという方について個別計画をつくっております。中には助けが必要じゃないというか、何とかなるよという人もいますので、その人は個別の計画はつくっていません。助けが必要だよという方に関しては避難行動を支援する人を3人程度名前を決めてあって、その名簿を管理しているものでございます。その3人につきましても、自分の命を顧みず助けてくださいというものではございませんので、避難行動を支援する人も命を守った中でやっていただくということで、それぞれがふだんつながっていることが大事なのかなと考えております。
28:
◯高木委員長 ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
29: ◯鈴木賢和委員 18ページの高齢者、障がいのある人、また、外国人等の配慮ということが書かれている。今度新しくなった場合に高齢者、障がいのある人等への配慮ということで、外国人が省略されているというのはどういう意味なんでしょうか。
30:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
31:
◯永井危機管理課長 鈴木賢和委員の御質問にお答えを申し上げます。
ここに今外国人のところが新旧対照表、2-ア-2のほうの資料の18ページかと思います。2-ア-2の18ページの下段のところかと思います。ここにつきましては、避難行動要支援者の名簿を活用するというところの対象の部分で、高齢者の独り暮らしであったり、障がいのある人だったりというところで市のほうは名簿策定をしております。その中の外国人であるということが要件にはなってございませんので、そういったところでここ等の、また、民生委員が認めている方については名簿の作成等はございますので、そういったところで省略をしていると認識をしておりますが、外国人であってもそこの対象になれば、当然ながら支援の対象と考えております。
32:
◯高木委員長 ほかにございますか。
大場委員。
33: ◯大場委員 少し私が言うことが正しいのかよく分かりませんが、今回軽微変更を行うということの中で、国民保護計画の案の計画の中で、66ページ、第9章の保健衛生の確保とその他の措置という中で、例えばですが、新型コロナウイルス感染症への対応であるとか、新型インフルエンザ等の対策特別措置法への対応とかというような課題とか、そういったものについて記載がないわけですけれども、その辺は特に盛り込まなくてもいいものなのかどうかということと、もう少し前に行って、2点目は29ページのところですけれども、第3章で、物資及び資機材の備蓄及び整備ということで、よく国のほうの講習会とか、私が研修に出たりすると、そういった武力攻撃を受けたときに避難所の生活が長くなる中で、こういう物資とか生活保障が十分でないとなかなか避難を嫌がったりとか、避難していただけないというケースが出ているというところが課題であるというところなんですけれども、我が市においてはその辺のところについてはどのように考えているのかを2点目でお伺いしたいと思います。
34:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
35:
◯永井危機管理課長 大場委員の御質問にお答えを申し上げます。
初めに、66ページの新型コロナウイルス感染症関係のところでございます。国民保護計画につきましては武力等でございますので、テロであったり、攻撃であったりというところを基本の避難ということで考えております。新型コロナウイルス感染症の記載はございませんけれども、避難生活に当たっては当然ながらそういう配慮もしていくものでございますので、ほかの袋井市の地域防災計画などに基づきまして、そういった配慮もしながら避難生活をしていくというところを考えております。
もう一点、29ページのところの物資でございます。これにつきましても、地域防災計画などで備蓄してある物資を活用しながら避難生活の継続を考えていくと考えております。
36:
◯高木委員長 大場委員。
37: ◯大場委員 御答弁いただきました。
では、例えば新型コロナウイルス感染症の関係とかインフルエンザにおいても保健衛生の確保に十分努めながらやっていくということでいいのかなと思っているということですし、29ページの第3章の中でも、物資とか資機材の備蓄整備は十分にこの計画どおり整っているというような解釈でいいわけですね。
38:
◯高木委員長 永井危機管理課長。
39:
◯永井危機管理課長 大場委員の御質問にお答えを申し上げます。
備蓄の数につきましては、第4次被害想定を基に備蓄をしているものでございますので、武力攻撃に伴う避難生活による備蓄数ということにはなってございません。武力攻撃に伴う際においても、地域防災計画など必要なところから必要な支援を受けながら、市民の皆さんの避難生活に支障がないようにしていきたいと考えております。
40:
◯高木委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41:
◯高木委員長 特にないようでありますので、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。
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イ ふくろい首都圏交流会について
42:
◯高木委員長 次に、報告事項のイ ふくろい首都圏交流会についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
43: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
44:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。
竹野委員。
45:
◯竹野委員 本年度の開催を見送るのに私は賛成です。それで、質問は、ここにもあるけれども、成果が見えないというね。それで10年間やってきて、具体的に首都圏で活躍されている本市出身の実業家というか起業家の方たちが、実際に、じゃ、袋井でビジネスを起こす、あるいは新たな工場を進出するだとか、要するに袋井の具体的な経済活動にどれだけ結びついているのか、僕も実態を把握していないもんだから、そういうのはいわゆる成果があれば具体的な報告をお願いしたいということと、それから、やはり税金を使う以上、費用対効果というのはもう全て重要なんですよね。そうすると10年間やってきて、毎年決算と予算でしっかり出ていますけれども、じゃ、10年間で実際にどれだけ、公金ですよね、その費用が支出したのかについても教えてください。
46:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
47: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
これまでの交流会の成果についてでございますけれども、具体的な企業名は差し控えますが、この交流会を通じた人的ネットワークによって企業や立地、さらには地域内における企業の投資は進んでいるものと認識してございますし、加えて、サテライトオフィス含めたデジタル系の実証事業なども本市の地域の中でこういった企業の皆様の御協力によって、各分野において行われてきた実績はあろうと認識してございます。
過去10年間における投資につきましての公金の投入額でございますけれども、単年、おおむね300万円と試算いたしますと、10年間で約3,000万円の公金が投入されたと認識してございます。
48:
◯高木委員長 ほかにございますか。
山田委員。
49:
◯山田委員 交流会の取組について成果が見えないとありますけれども、市として最初は成果を求めじゃなくて交流する場と伺ったんですけれども。ですから、目的が何かというのをやはり整理してほしいと思います。
それから、人的ネットワーク構築へと、次のページ、2ページに静岡新聞でうたってありましたけれども、本当につながりができていたのかというのと、もしそれができているなら、市政としてどのように生かしていくのかというのを教えてください。
50:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
51: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
当初の目的との整理でございますけれども、最初に、当初の目的は確かに袋井でゆかりのある方々との交流の場を持とうというところから、緩やかな関係でスタートいたしました。先ほど御説明申し上げましたように、回を重ねるに当たりまして参加者の皆様のニーズが広がるごとに、それに対して対応するということで、新たなつながりを育むためのマッチングのようなことを取り組んでみたりですとか、さらには、各参加者がそれぞれの取組を御紹介する機会が欲しいといった機会として交流会を活用した場面もあったと認識してございます。
2点目のつながりが市政にどのように反映していくかについては、一例を申し上げますと、こういった交流会を通じて、例えば東京藝術大学様とのお付き合いなんかは育むことができてございまして、これは近年においても地域の中でワークショップを開いたりといった形で、地域の外にあるリソースを地域の中に呼び込むためのきっかけ、もしくは御報告、こういったことに交流会は大きく寄与してきたものと認識してございます。
52:
◯高木委員長 山田委員。
53:
◯山田委員 そういういい例えがありますので、それを生かして、また、先ほど言ったとおり目的を整理していただきたいと思います。その点についてどうお考えでしょうか。
54:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
55: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
本日の資料の中で引き続き検討すべき事項として1番目に挙げているものは、本会に関する期待を含めた目的の整理、目指す姿だと認識してございます。その上で、こういった大規模なパーティー形式の交流会がその目的として合致するのか、個別にやっていくことのほうがよろしいのか、これについても御意見を踏まえて整理していきたいと考えてございます。
56:
◯高木委員長 ほかにございますか。
大場委員。
57: ◯大場委員 説明をいただきました。私は続けてもよかったのではないかなと思っている1人なんですけれども、形を変えてやっていっていただければなと思います。特に静岡県は移住、定住の関係で非常に人気があるということの中で、静岡県西部地域へ都会から来ていただきたいなと思うところがありますので、もちろん東京のほうで、交通会館のほうでのイベントにも袋井市として出ていただいたりだとか、今度は名古屋と東京のほうで転職か何かの説明会の企画があるような形で連絡をいただいたんですけれども、確かに著名な方との交流もいいかとも思いますが、そういった国民を対象にした形でやっていけられるような形がいいのではないかなと思いますので、説明の中にあったビジネスマッチング型であるとか地域の課題解決型であるとかというようなところで発展させていったらどうかなと思うわけですけれども、その辺りについていかがでしょうか。
58:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
59: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、交流会の目的を何に定めるかによってもその会の成果というものは異なると思いますけれども、今事例で御紹介をいただきました移住であったり、もしくは
ふるさと納税であったり、さらには、この後出てきますけれども地域おこし協力隊であったり、いろいろな形で行政を御支援いただき、もしくはこの地域に関わりを持っていただくものは、まずはそういった何らかの御縁があったからこそだということが基本になろうかと思いますので、こういった袋井市との関わり代を持つという意味での交流会の在り方については、先ほど申し上げましたように、あらゆる選択肢の中から最適なものを選んでいくことが必要かと思いますので、これは皆様の御意見をいただいた上で整理をしてまいりたいと考えてございます。
60:
◯高木委員長 大場委員。
61: ◯大場委員 今まで10年間というところですか、振り返っていく中で、やはり担当課としてもとか、職員としてもとか、参加してくださるこちらから出かけていっていただいた方も大変だったと思うんですよね。今感想を見させていただいて、参加者全員が満足するというイベントというか交流会は、それはかなり難しいんじゃないかなと思いますので、ある程度のところでは成果が出ているのではないかなと思いますし、大きな企業も袋井のほうへ、わざわざ掛川に決まっていたにもかかわらず袋井市へ来ていただいたという会社もあるわけですから、こういったことを通じてということですけれども、非常によかったのではないかなと思いますので、成果があったのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
62:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
63: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
これまでの各関係者のヒアリングにおきましても、成果については委員御指摘のとおりお認めをいただいている意見もたくさんいただいてございます。その上で、一方で参加者に対する御負担であったりとか、先ほど申し上げましたように、一つの会、同じ時間、同じ場所に集う皆様にとってもそれぞれの目的意識が異なることから、その成果に対しての御評価がまちまちになっていることも事実だと思っておりますので、こういった点を改めて整理していく中で、選択肢の中としてはどんな形に切り替えていく、一旦立ち止まることも含めて選択として考えて検討していきたいと考えてございます。
64:
◯高木委員長 ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
65: ◯鈴木弘睦委員 ありがとうございます。
私からは今後新たな形でというところが何となく見えてきている中で、今回の資料ではなかなか東京交流会から始まった首都圏交流会という、10回の流れの中の、先ほど竹野委員からもありましたけど、成果をもう少ししっかり資料的につけていただきたかったなというところがあります。私も数回しか参加したことないですけど、足立さんとか塚本さんとか寺田さんとかというところが世話人でやっていたところに参加させていただいたんですけれども、様々企業も来てくれたり、映画を作ることができたり、いろいろな、それによってやれたことがあったと思うんですよね。そこら辺がもう少し整理した資料があると次のところに行きやすいのかなと思いますので、その辺いま一度、庁内で構いませんので整理していただいて、そういう資料があるほうが次のステップにつながるかなと思いますが、その辺の整理状況ですか、もうできていますよというのであればそれで構いませんけれども、お答えいただきたいと思います。
66:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
67: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
取組の成果について、どのようにまとめてあるかということでございますけれども、一覧としてまとめたものについては現在用意しているものはございませんが、今委員御指摘のとおり、様々な分野において成果があったことについては関係者とも共有を図ってございますし、この結論を最後導くに当たっても、これまで皆様に育んできていただいたものについての振り返りはきちっとした上で結論を導きたいと考えてございます。ありがとうございます。
68:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯高木委員長 ほかに特にございませんので、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。
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ウ 「地域おこし協力隊」の選考結果について
70:
◯高木委員長 次に、報告事項のウ 「地域おこし協力隊」の選考結果についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
71: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
72:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。
竹野委員。
73:
◯竹野委員 経歴を見まして、私はどんな人かは知らないけれども、一抹の不安を感じているんですね。もともとは海のプロジェクト、幸浦の丘プロジェクトだとか、要するに海に関わるいろいろなこういうイベントだとか、地域の活性化だとか、そういった業務で地域おこし隊を募集されたわけね。けど、見ると、福祉のほうではもちろん経験はおありだったけど、少し分野が違うもんだからね。だけど、今何かマンションを売却して、一応袋井に住むと準備をされておられるから本気度は感じます。袋井に、独身の方ですから定住をして、とにかく頑張ろうというきっと意欲があると思うんですけれども、それで、具体的な質問は、御本人が面接の中で具体的にこんなことを自分としては努力したいということをきっと、特に本市の求める活動に関わることで意気込みを話されたと思うんですよね。そういうのを少し紹介していただければありがたいんですけれども。
74:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
75: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
募集に当たっての志望動機を含めた本人の意気込みでございますけれども、御年齢ももう来年は50歳に入っていく年齢になるということで、これまでの人生経験の中で自分の人生を振り返り、この後自分がどういうように社会に関わり、自分の人生として全うしていくべきかと改めて考えたときに、それぞれの地域に抱えている課題を自分の力の中で何かお役に立てられる場所がないかということをお求めになった際に地域おこし協力隊に巡り会ったと伺ってございます。委員御心配になられています介護福祉事業と海との関わりについてでございますけれども、今回のミッションはあくまでも海の創出にぎわいのコーディネーターでございますので、御自身が専ら取り組むことも必要かとは思いますが、地域の皆様との結びつきを含めてコーディネートしていただく機能があることが必要かと考えてございますので、我々といたしましては本間様が適任者であると認識してございます。
76:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
77:
◯高木委員長 ほかに特にないようでありますので、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。
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エ 第3次「総合計画」の策定方針の整理に向けて~現状把握と今後検討す
べき事項について~(中間報告)
78:
◯高木委員長 次に、報告事項のエ、第3次「総合計画」の策定方針の整理に向けて~現状把握と今後検討すべき事項について~(中間報告)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
79: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
80:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。
大場委員。
81: ◯大場委員 説明をいただきました。
このページの中での3番のところの今後のスケジュールのところでありますが、私が少し総務委員会に所属していなかったので分からないですけれども、令和5年4月から新たな総合計画に関する研究会への参加ということでしていただいたんですけれども、どういう組織自体なものをどんなものなのかというところを教えていただきたいところと、その下のところのほかの自治体の事例研究ということで、好事例というか、いいケースがあったのかどうか、参考となるケースがあったのかどうかについてお伺いしたいと思います。
82:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
83: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
新たな総合計画に関する研究会の参加でございますけれども、こちらは私を含め、企画のスタッフが参加をさせていただきました研究会、いわゆる研修でございます。日本生産性本部が主催するものでございまして、計画年次の策定を控えている各自治体が集まり、各市町の総合計画の現状と課題、そして先進事例について共に学び合う会でございます。座長は慶應義塾大学の玉村先生が座長をお務めいただいてございまして、ポイントといたしましては、総合計画とマニフェストの問題であったり、本市では政策評価をいただいてございますけれども、つくって終わりではなくて、その計画をきちっと使っていく。そのためには現在の中で付備しなければならないことにどういうところに漏れがあるのかについて、各市町の状況を聞きながら自分たちの計画について改めて点検してみよう、こういった内容が研究会の内容でございます。
御答弁、漏れて申し訳ございません。他自治体の事例の参考といたしましては、先般議会の中でも市長が御答弁申し上げましたけれども、政策評価が終わった後、予算編成をするに当たって、各部長と市長が意見交換をして施策の方向性について議論をする。本市では4月に各部長が各部の施策の方向性について業務方針ヒアリングを行わせていただいてございます。これが春です。夏には政策評価を行うために庁内で振り返りと今後の方向性について議論をしてございます。これが夏です。この後は各部が予算を編成してございますけれども、各自治体では総合計画の推進に当たってどういうところにもっと注力しなければいけないのか、きちっと予算に反映させていくための論点の整理を秋に市長と意見交換をする。こういった春、夏、秋それぞれのシーズンレビューを行っているところなんかも学んできたところでございまして、今年度試行的にそういったものを取り入れたというところでございます。一例ですが御紹介させていただきます。
84:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
鈴木企画政策課長。
85: ◯鈴木企画政策課長 具体的な事例と申し上げますと、例えば他の自治体といたしましては焼津市様のところにも御訪問をさせていただきまして、焼津市における総合計画、それから予算査定との兼ね合いについてどうやって整理をしていくのか、こういったことについても勉強させていただいたところでございます。
86:
◯高木委員長 大場委員。
87: ◯大場委員 ありがとうございます。
焼津市の例をということを言っていただきましたが、新たな総合計画に関する研究会へは県内でしたらどこどこの市町が参加しているのか。そのような、他市町はどうでもいいんですけれども、気になるところですので教えてください。
88:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
89: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
研究会の参加自治体のうち、県内自治体につきまして御殿場市が参加してございます。
90:
◯高木委員長 竹野委員。
91:
◯竹野委員 最初の説明の使ったところに関わるところで、具体的には真ん中の市民参画というところですね。そして、それと関連して、参考資料をよく読んできました。そうすると、後ろのほうに、それは前回の策定過程のパートナーシップ500人会議だとか、地域の座談会だとか、なるべく第2次の策定に当たっては市民のパブリックコメントだとかアンケートだとか。特に僕は注目してまた質問したいのはパートナーシップ500人会議と。当時私は議員じゃなかったから、しかし、地域のことには私は関心があったから、市政にもね。結構出ているほうだと自分では思っていますけれども、振り返っても本当に行政の皆さんが市民から意見をじかに対話でしっかり聞いて意見交換してこういうのを策定したのかなと。実態は少し完全把握していないけどね、あれですけれども、今後に向けて、第3次に向けてはやはり市民と対話というのか、市民のいろいろな知恵だとか意見とかね。それで、具体的なこと、踏み込んできます。例えば条例で日本一健康文化都市と。文化都市の発信として、昨日の会議で僕は言えなかったんですけど、時間的にね。白澤さん、名前挙げます。文化財の係の彼が、文化の情報発信を浅羽支所、それから近藤記念館、それから郷土資料館を中心に積極的にやっていきたいと。非常にすばらしい、彼は計画をまとめて議会に報告してくれたわけ。ところが、実際に浅羽支所の利活用のことで昨日も私、言いましたけれども、何か近藤記念館、あるいは郷土資料館のスペース的にも狭くなるし、本当に文化を情報発信する機能として大事にしていないんじゃないかと。そして、また、立石委員が地域の、特に自治会連合会長がやはり意見交換というか、住民説明会を求めても、一定程度いろいろな意見が出て1月中旬に大庭課長がまとめてからと。事前にやはり聞いて意見を取り入れながら、いい企画というんかね。だから、今後第3次に向けてやるときに、積極的にやはり市民がどんどん参画して市民の意見を取り入れ、我々議員の意見ももちろんそうですけどね。そして、いいものをつくり上げていただきたいと思うんですけれども、この点について御見解をお願いします。
92:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
93: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
市民の皆様との対話を通じて、また、もしくは議員の皆さんとの意見交換をきちっとした上でいい計画をつくっていく。この基本的な考え方については我々も異論がなく、同じ考え方でございます。その上で、先ほど幾つか事例をいただきました500人会議であったり、地域の座談会であったり、こういった具体的な手段につきましては、当時と現在においてはそれぞれの個別の計画の市民の皆様との対話の仕方についても変化があらわれておりますので、どのような方法が一番効率的で合理的かを整理した上で策定方針を定めていきたいと考えてございます。
94:
◯高木委員長 よろしいですか。
95:
◯竹野委員 もう一つ。
96:
◯高木委員長 今の課長の答弁に対しての意見はありますか。
97:
◯竹野委員 いいです。別の件で。よろしいですか。
それから、やはり最初の資料の真ん中の青いところの、要するに策定体制の人選というところがあるんですよね。それで、具体的には有識者は、学識経験者は25人体制と。それで、私、今まで議員になって分かってきたのは、袋井のことを、失礼な言い方になるかもしれませんけど、あまり住んでいない、よく実態を知らないいわゆる学識経験者が結構委員になって、見栄えはいい答申というのか、出すけれども、実態が伴わないというのをずっと感じていて不満を持っているわけ。やはり袋井に住んでいて、袋井をどうしていくんだと。これは総合計画だけでない、あらゆる分野ですよ。産業だけじゃなしに文化も、農業も、自然も、全て含む、教育もね。そうすると、やはり選ばれる人たちはできるだけ袋井に定住して、袋井のことを愛し、そして、具体的にまたそういうことを提言もできる人でないと確かにいけないですけどね。そういった人を極力選んでいただきたいんですけど、これについての御見解をお願いいたします。
98:
◯高木委員長 鈴木企画政策課長。
99: ◯鈴木企画政策課長 お答え申し上げます。
総合計画審議会の人選につきましては、御指摘のとおり地域の特性をよく理解し、また、それぞれの専門領域における専門性が確保されている、このバランスを取った選考が望ましいと考えてございますので、そのように配慮してまいりたいと考えます。
100:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
101:
◯高木委員長 ないようでありますので、本件につきましては、以上で終了とさせていただきます。
────────────────────────────────────────
オ 第1次袋井市デジタル推進計画(最終案)について
102:
◯高木委員長 次に、報告事項のオ、第1次袋井市デジタル推進計画(最終案)についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小柳津デジタル政策課長。
103: ◯小柳津デジタル政策課長 (省略)
104:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等などありましたらお受けしたいと思います。
竹野委員。
105:
◯竹野委員 12ページの第5章のところの(3)のマイナンバーカードの普及、利用の促進と。担当課のほうはこれをおっしゃっているのはよく分かるんですけれども、今日の新聞で岸田首相が、来年度保険証を廃止するということをはっきりと述べたということが載っております。これは政府の河野大臣もそういうことを言っていたからね。そこで実際に私の周りで、70代以上の高齢者で、困ると。そんな、自分はスマホとかパソコンもやっていないし、マイナンバーカード取得のつもりもないと。非常に不安に思っておられてね。だから、たしか以前新聞報道でも、マイナンバーカードを持っていない人に対しては保険証に代わる何らかのそういったものを政府のほうが用意するということが新聞で出ていたけれども、来年度はどうなるか分からないものですからね。少なくとも市当局の皆さんにおかれては、市民が、医療というのは大変重要なことでね。マイナンバーカードでなくても何らかの保険証に代わるそういった証明書というのか、そういったもので医療機関にかかれるように配慮をしていただきたいんですけれども、この点についてどうお考えでしょうか。
106:
◯高木委員長 竹野委員、マイナンバーカードにつきましては所管が違いますので。ということで御承知いただきたいと思います。所管が違います。
ほかにございますか。よろしいですか。
大場委員。
107: ◯大場委員 1点説明いただきました中での14ページと15ページに関係するのではないかなと思いますが、14ページですと、(4)のデジタルを活用できる人材の確保、育成ということと、推進体制の中にも含まれてくるかと思いますが、以前小柳津課長のほうで説明いただいた各課でデジタルに向けて一つ何か取り組んでいただくような形を推進しているというようなことを前回のときか前々回のときにお話いただいたと思いますが、その後の各課での取り組んでいる様子とか状況とかは順調なのかどうか。まず、やはり職員が分かっていただくことが、議会に対してもとか、市民の皆さんに対してもうまくいくのではないかなと思いますので、そのことについてお伺いしたいと思います。
108:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
109: ◯小柳津デジタル政策課長 大場委員からの御質問にお答えを申し上げます。
デジタルを活用できる人材の確保、育成という観点から、職員がどのような形で取組を実施しているかということでございますが、例えばこの計画策定にあっては、今回お示しした基本施策に関する主な取組、こちらの内容については各課の課長から成るワークショップを実施しまして、デジタルの技術や、またはBPRの手法を学習しながら、ワークショップ形式でこの内容をまとめるといった取組を実施してまいりました。これまでにも総務省の事例集などにも紹介をされておりますように、若手のBPR研修というものを令和2年度から積極的に進めてきたところでございまして、本年度で延べ100名近くの受講生を輩出したというところでありますが、本年度にあっては、そういった若手に加え、マネジメントする側の課長職にもそういった知識と理解を深めていただく機会を提供するなどして底上げを図っているといった状況でございます。まだまだ十分な取組とは言い難い部分もございますので、引き続きそういったことを丁寧に繰り返し実施していくことで、職員のスキル向上と、また、その先にある市民の皆様への利便性向上、満足度の向上につながるような取組につなげてまいりたいと考えるところでございます。
110:
◯高木委員長 大場委員。
111: ◯大場委員 ありがとうございました。
職場内での、庁内での様子は分かりましたが、先ほどの、少し外部人材の確保ということで、赤字のところで書いていただいてあるところのことについて伺いたいわけですけれども、私どもも今治市とかに行かせていただいて、ベンダーという、今もその意味がよく分かりませんが、システムエンジニアとか、そういったところとの連携が非常に不可欠だというところがあるわけですけれども、それは今治市であるとか愛媛県はうまくやっているというところが分かったわけですけれども、我が市においてそういった外部人材の確保という点においてはどんな状況なのか。他市よりも進んでいる状況なのか。みんな同じように西部地区も困っているのか、その辺は道路台帳のオープンデータとか、もろもろの中でいろいろ他市の状況も分かっているんじゃないかなと思うわけですけれども、その関係、外部人材の登用についてもう一度、2点目でお伺いしたいと思います。
112:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
113: ◯小柳津デジタル政策課長 大場委員からの外部人材の状況に関する御質問でございますが、先般の政策勉強会におきましては、令和2年度から専門官として袋井市にお見えいただきましたドコモの鈴木一生氏のお話を皆さんで聞いていただいたところでありますが、それ以降、現在は4名の民間からの専門官を受け入れてございます。それぞれに市の主要プロジェクトを御担当いただいて、むしろ企業側でないと気づかないような点を職員と一緒になって取り組みながら事業の円滑化を図っているといったような状況でございます。やはり行政と企業と、それぞれにそういった仕事の性質であるとか取組の内容も違うものですから、必ず専門官に担当者を配して、行政と企業が一体となった取組となるように現在は事業に取り組んでいただいているといったような状況でございます。
114:
◯高木委員長 大場委員。
115: ◯大場委員 ありがとうございます。
今年度までの様子が分かったわけですけれども、この計画も実施していく中で、次年度から予算のこともありますが、外部人材の活用についてはどんな感じで今考えているのか、その辺りを教えていただきたいと思います。
116:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
117: ◯小柳津デジタル政策課長 外部人材の関係に対する再質問ということでございますが、やはり今、デジタル、こういったところで非常に加速度的に進化しておりますので、専門官に限らず、やはりそういった知見やノウハウを持った方々とのネットワークを構築しまして、全体的な底上げを図っていく必要はあるだろうと思っております。職員の採用に関しましては、やはり総務との連携を図る中で、組織としてどうしていくかというところは検討していく必要があるかと思いますが、やはり専門官だけに頼るのではなくて、やはり先ほど委員からもお話があったように、既存のそういったIT企業の皆様であるとか、またはそういったITにたけた学識経験者の方であるとか、そういった方々のサポートも受けながら、本市がより効果的で最適なデジタル化を進めていけるように意を配してしてまいりたいと考えるところでございます。
118:
◯高木委員長 ほかにございますか。
山田委員。
119:
◯山田委員 3ページなんですけれども、やや低調というのが3組ございますけれども、これに対して今後どのように盛り上げていくのか。また、どのような課題があり、他市と、参考になる市があればいいんですけれども、どのように進めていくのか教えてください。
120:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
121: ◯小柳津デジタル政策課長 山田委員からの前計画の振り返りといった部分でございますが、さきの素案の段階でも御説明申し上げたように、今回三つの事業といたしましては、地域運行バスの配車システムの構築、それから、中東遠5市町による道路台帳のオープンデータ化に関する調査研究。それと、地域ICTクラブ設立に向けた取組の推進といったものが3事業ございます。押しなべてこれらに関しては、やはり少しコロナ禍もありまして対面の機会がなかなか取れなかったというようなこともあってうまく議論が進まなかったといった点もございます。また、本質的な課題の整理がなかなか難しかったかなといったところがあるので、技術的な面であるとか、そういったものはある程度カバーできても、やはり技術を使いこなすにあっての仕組みづくり、そういった点がやはり不十分であったという反省をしております。ですので、今回の計画にあってはデジタルを使いこなしてということで、本来目的である部分の整理をきちっとする中で、デジタルを上手に使って目的、目標を達成するように次期計画に反映をしたといったところでございます。
122:
◯高木委員長 山田委員。
123:
◯山田委員 今の申し上げたのを反省の材料として、今後少しはおおむね順調までに行くようにはなる予想ですか。
124:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
125: ◯小柳津デジタル政策課長 期待に沿えるように今後努力してまいりたいと思っております。
126:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
127: ◯鈴木弘睦委員 今回の計画の中で、デジタルを使いこなすでしたっけ、というようなキーワードが出てきた中で、庁内の業務のほうのところ、本編でいくと、本編と言っていいのかな、32、33のところに行政事務、最新のというところがございます。少し1点気になったのは、やはりデジタルの活用方法の一つとして、やはり各自治体同士のつながりというのがすごくやりやすくなったかなというところがあります。いろいろな仕組みだったり取組だったり、あと、事例というところを共有するというところが、セキュリティーに関しては共有でいきますよといったところがあるんですけれども、そういう新たな取組に向けての共有する部分の、仕事を共有するというところの書きぶりが字面では少しないのかなと思いますが、どこかに記載されているのであれば少し教えていただきたいなというのがあります。その辺が結構これからの仕事をスマートにしていく一つのキーワードになるかなと思いますが、その辺の考えについてもお伺いいたします。
128:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
129: ◯小柳津デジタル政策課長 鈴木弘睦委員の御質問にお答えを申し上げます。
委員おっしゃるとおりで、広域化というのは非常に大きなポイントでございまして、我々もこの点については重要視をさせていただいているところでございます。今、32、33ページの内容に触れていただきましたので、こちら、御紹介させていただくと、まず、今後の自治体にあっては、これまで個別に開発を進めてきた自治体システムの標準化、それから共通化というのが喫緊の課題となっています。この背景にあるのはやはり広域化でございます。独自に活用していたものによって市民の皆様のデータが連携しなかったり、また、そういった行政サービスがなかなか改善できなかったりという点がありますが、今回はそういったもう社会的な課題感に対して国を挙げて取り組むといったことで、まずこれが最重要課題だということでございますので、この部分に広域化の意味も込めて今回基本方針に定めさせていただいているといったところでございます。まずはこの辺りをきっかけとして、他市でも先行している自治体もございますし、また、共通の課題を抱えている自治体も多くございますので、そういった横の連携も図りながら、袋井市のデジタル化が少しでも前進できるように努めてまいりたいと考えるところでございます。
130:
◯高木委員長 ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
131: ◯鈴木賢和委員 8ページのパブリックコメントの結果の中には否定的な意見がありますけれども、これに対して具体的に反映されたものというのはありましたでしょうか。
132:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
133: ◯小柳津デジタル政策課長 パブリックコメントの結果については、全てこちらの回答欄にございますような形で市のほうでも整理をさせていただいております。否定的な御意見も当然のことながら踏まえた中で、全体的な見直しをして御意見は反映させていただいているといったようなところでございます。
134:
◯高木委員長 よろしいですか。いいですか。
ほかにございますか。
山田委員。
135:
◯山田委員 12ページで、基本方針1の最後の5番目のところでデジタルディバイド対策の実施とうたってございますけれども、対策としてはどのようなことを考えていますでしょうか。教えてください。
136:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
137: ◯小柳津デジタル政策課長 山田委員からのデジタルリテラシーの向上に関する主な取組としてのデジタルディバイド対策の実施ということでございます。
こちらの主な取組については、現在実行計画、アクションプランのほうをこの計画策定後に策定してまいりますので、その中で詳細については検討、または実施していくようになります。当然のことながら予算化を必要とするものもありますので、現段階においてはまだ検討中といったようなところでありますが、既に実施しておりますような高齢者の方々へのスマホ講座であるとか、コミュニティセンターなどで実施しているそういったデジタル講座的なものについては、やはり次期計画でもさらに進めてまいりたいと考えているところでございます。また、実施の段階については皆様にお知らせするとともに、また御協力をよろしくお願いしたいと思います。
138:
◯高木委員長 ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
139:
◯高木委員長 特に質疑等がありませんので、以上で、本件につきましては終了といたしますけれども、この件につきましてはこれが最終案ということで、これがある程度委員会として了とするということでよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
140:
◯高木委員長 それを行かないとアクションプランのほうに多分入れないと思いまして。よろしくお願いをしたいと思います。
すみません、会議の途中でありますけれども、ここで休憩としまして、ここの時計で10時45分から再開をさせていただきます。よろしくお願いします。
(午前10時31分 休憩)
(午前10時41分 再開)
141:
◯高木委員長 休憩前に引き続き会議を再開させていただきます。
────────────────────────────────────────
カ 「デジ田TypeX市民窓口多様化モデル構築事業」窓口の開設につい
て
142:
◯高木委員長 次に、「デジ田TypeX市民窓口多様化モデル構築事業」窓口の開設についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小柳津デジタル政策課長。
143: ◯小柳津デジタル政策課長 (省略)
144:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。
竹野委員。
145:
◯竹野委員 今説明していただいた資料というのか、7ページ、8ページ、9ページ、非常にイメージというのか、具体的な窓口のイメージが分かりやすいんですけれども、問題は、これを浅羽支所の、昨日も議論しましたけれども、3階の現在よりも狭くなる市民サービスの3階にこういうものを新たに設置すると。それで、最後の10ページにはスケジュールも……。
146:
◯高木委員長 竹野委員。3階に設置じゃなくて、1階に実証のために設置ですよ。
147:
◯竹野委員 すみません。少し僕は、すみません、勘違いしていました。そうか、1階のところにということね。
そうすると、私が当初考えた質問を少し急遽変えますけど、そうすると、1階のところにこの機能を提示された、いわゆる子供のあそびの杜のいろいろな軽食のコーナーから、いろいろなね。そうすると具体的に……。
148:
◯高木委員長 竹野委員、少し待ってください。まずは2ページを見てください。2ページの右側の図に赤丸がしてありますよね。資料の2ページの右側に配置図があって、1階の部分に赤い丸がつけてありますね。そこにまずは設置をしますよということと、10ページをお開きください。そこにスケジュールがあります。10ページ。上のほうの青色で、3番に窓口の実証ということで令和7年度まで。今の下のほうにある参考として、あそびの杜整備スケジュールにつきましては令和8年度から開館ということですけれども、そういうスケジュールで来ていますので。分かりますか。それとは別の……。
149:
◯竹野委員 ありがとうございます。それに基づいてね。そうすると、実証では確かにまだ具体的なあそびの杜の工事というのかは始まらないから可能ですけれども、じゃ、本番で、つまり、ここにありますように窓口を実際に開設すると。令和8年度はどこに開設する予定なのですか。
150:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
151: ◯小柳津デジタル政策課長 竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。
まず、浅羽での実証の結果を踏まえまして、今後どういった場所にこういった窓口を開設していくことがふさわしいかということも含めて検討をしてまいります。
152:
◯高木委員長 竹野委員、すみません。聞こえなければこれでやってください。
153:
◯竹野委員 少し、だから、今の答弁で、実証はいいんだけれども、令和8年度以降はね。少し聞き漏らしたのは、何も浅羽支所に限らずに本庁舎とか、そういったことも考えておられるということなんですよね。
154:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
155: ◯小柳津デジタル政策課長 この事業については、市役所の窓口全般にわたる改革の一つのモデル事業として実施するものでございます。ここで得られた成果というのは市役所にも当然還元をしてまいりますし、また、こういったことが他のそういった施設などでも実施できるかというようなことも含めて効果検証をしてまいります。
156:
◯高木委員長 竹野委員。
157:
◯竹野委員 今の答弁で分かりました。
そうしますと、再々質問になるのかな。地域的に距離的な問題で浅羽の──旧浅羽と言ったほうがいいかもしれないけど──の人たちは本庁舎に来なくても市民サービスの利便性という点では、やはり浅羽支所にも本庁舎にも置くけれども、浅羽庁舎に置くというのが望ましいと思うんですよね。それについてどうお考えでしょうか。
158:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
159: ◯小柳津デジタル政策課長 竹野委員の再々質問にお答えを申し上げます。
デジタル化を進めていく上で、まずは市民の皆さんとのつながり力を高めるといったところが肝腎かなと思っております。こうした中で、今オンライン申請なども進めております。開庁時にお仕事や子育ての合間を縫って市役所にお見えいただいている市民の方も多うございます。そういった方々がまた窓口でお待ちになって手続を取るといったようなことが市民満足度につながるかというと、そうはなかなかいかないと思いますので、アンケート調査などの結果においても、市民の皆さんは行かない市役所、書かない窓口の設置に期待を寄せていただいているといったような状況でございます。ですので、より簡便な手続については、市役所に来なくても、支所に来なくてもできるようにしていくというのが今の方向性かなと思っています。一方で、全てがデジタルで解決するわけではないということも我々認識をいたしております。ですので、必要に応じて御来庁いただく市民の皆様にあっては、なるべく手続が円滑かつ丁寧に行えるようにということで考えているものでございます。ゆえに、今回の窓口では伴走型支援を旨といたしまして窓口改革に取り組むといったところでございます。ある程度の広さであるとか内容も問われてまいりますので、そういったところを今回の実証でひもときながら、今後の袋井市役所の窓口の在り方について研究してまいりたいと考えているところでございます。
160:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
161: ◯鈴木賢和委員 4ページの利用者の操作用の端末なんですけれども、具体的にどういった内容が表記といいますか、されているかということを少し伺いたい。
162:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
163: ◯小柳津デジタル政策課長 鈴木賢和委員からの御質問にお答えを申し上げます。
今、らくらく窓口証明書交付サービスに関する御質問をいただいたところでございます。こちらに少し図が示してございますが、本当に皆さんがお使いのタブレットのようなタッチパネルの画面に対して申請書の内容が表示されるといったようなものでございまして、コンビニでマイナンバーカードを使って住民票などをお取りいただいた際に表示されるものと同じような内容のものがこちらに表示されます。なので、タッチパネル方式で必要な証明書類を選んでいただきますと、その画面操作に従って証明書が発行されるといった内容になってございます。
164:
◯高木委員長 鈴木賢和委員。
165: ◯鈴木賢和委員 例えば、その操作の仕方がまた、高年齢の方は多分操作の仕方が分からないと思うんですけれども、大体何人体制で行う、配置、考えていらっしゃるでしょうか。
166:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
167: ◯小柳津デジタル政策課長 鈴木賢和委員の再質問に対してお答えを申し上げます。
初めにこの事業にあっては、窓口におおむね2名程度の係員を配置する予定でおります。委員御指摘のとおり、コンビニ交付をここしばらく続けていますけれども、やはり御自身で利用する際に操作方法が分からないということで断念したといったケースは全国でも多々あると聞いております。私自身も最初にコンビニ交付を試した際にはやはり少しどきどきした経験がございまして、コンビニの店員はそのことについては説明できませんものですから、これは御自身で解決するしかないといったような、そんな課題感が既にございますので、ここではコンシェルジュと我々呼んでおりますが、その窓口の案内役が実際に画面操作なども御教授させていただきながら、自身でそれを触って体験していただくと。次回からはコンビニでお一人でも証明書が取れるようにということで、デジタルディバイド解消の取組も一部含めた形での実証を検討しているといったような状況でございます。
168:
◯高木委員長 よろしいですか。
山田委員。
169:
◯山田委員 2ページのスケジュールの件なんですけれども、11月、12月と今のところおおむね順調にいっているのかどうかお伺いします。
それから、証明書の交付時間が短縮されるということになっておりますけれども、どのぐらい時間的に、数字的に短縮されるのか、予想時間で結構なんですけど、教えてください。
170:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
171: ◯小柳津デジタル政策課長 山田委員からの、まずはスケジュールに関するお問合せでございますが、こちらの件につきましては今のところはおおむね順調に進んでおります。
それと、あと、導入効果については今後試行的な取組をする中できちっとデータも取りまして、開始前、開始後の効果も可視化して分かるように整理をしてまいりますが、おおむね大体窓口では10分程度は少なくともかかっておりますので、そういったものがマイナンバーカードをかざすことで証明書の交付が受けられたりということになればかなり短縮されると思いますので、そういったところの目標設定もしながら今回取組を進めていくようにしておりますので、またよろしくお願いしたいと思います。
172:
◯高木委員長 よろしいですか。
鈴木弘睦委員。
173: ◯鈴木弘睦委員 私からは、先ほど質問もございましたが、この活用を今後本庁とか他の施設というところがあったんですけど、多くのところで使えるようになっていただきたいなと思います。そこで今、前回、昨日の質疑の中で、支所には大体年間3万人ぐらいの方がそういう申請に来ますよというような話がありました。この3万人のうち、どのぐらいをこっちに、カードを持っていなきゃしようがないんですけど、促していってというような見込みの部分。結局今度の新しいあそびの杜となったのも含めた複合施設の浅羽支所に今まで3万人来ていた人をどのぐらいそっちに誘導していくかというのも一つの鍵だと思いますので、どのぐらいを見込んでいるのかというのと、もう一個、やはりマストマイナンバーカードなんですよね。ないとここのサービスを受けられませんよね、ここの窓口に来ても。ない人でもいいんですか。でも、基本的にはマイナンバーカードがないと、導入後のフローを見てもマイナンバーカードが利用端末を利用してというところですよね。コンビニ交付のときにはマイナンバーカード、必要ですよね。そうすると、ここの窓口の中でマイナンバーカードの発行手続もやるべきなのかなと。申請手続もやるべきなのかなと思います。今の現支所へ市民の方が見えますよね。恐らく支所の窓口でマイナンバーカードを持っていたら向こうで申請手続できますよと。今後はコンビニなんかでもできますよと案内をする中で、マイナンバーカードは今の支所の窓口、申請はこっちとなるのは少しワンストップじゃないかなと思いますので、ここの中でマイナンバーカードのない人の申請手続もやっていただけたほうがよりスマートかなと思いますが、その辺はどのような予定か教えていただきたい。
174:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
175: ◯小柳津デジタル政策課長 今回のモデル事業を実施するに当たっての見込みという点でありますが、今回そういったところも検討するに当たっての基礎データを取っていくというのも一つの目的としておるものですから、今の数値でいくと3万人ですけれども、開設した施設というのは恐らく何十年と先まで使っていく施設になるので、新たな窓口を開設した際にどの程度そこに利用が見込まれるかということで仮説を立てて今後の整備を進めていきたいと考えています。なので、このサービス自体がまだ少し先行したモデルになるものですから、まずは開設してみて、少なくとも1年は利用を見ながら、また、当初はそこで活用できる機能も限定的になってございますので、そういった部分をだんだん拡充しながら、市民の皆さんの使い勝手もお伺いする中で、このモデルがこの先どういう形で展開できるかということは十分検討してまいりたいと考えているところでございます。
それから、マイナンバーカード利用というところのお話でございますが、基本はマイナンバーカードを将来的に利用していろいろな行政サービスが受けられるというところを将来像として掲げているものですから、マイナンバーカードを利用することが一部前提とはなっていますが、ここにあえてデジアナ窓口コンシェルジュ、要はアナログで人を配した意味は、やはり今がデジタルが過渡期であるということを鑑みて、紙の申請でも受け付けられるようにといったところに配慮したものでございます。なので、カードがなくても、例えばそこを確認しながら入力をお手伝いして、ただし、処理の段階にあっては紙で処理するのではなくて、その場で入力をしてあげてデジタルで処理していくということで、処理の一元化がある程度図られますので、そういったところで業務の効率化を目指していきたいと思っております。当初この窓口を開設しても全ての機能が十分に発揮できるとは我々も思っておりません。ゆえに、浅羽支所があることによって、双方で業務を補完して今後の窓口のあるべき姿がそこに見えてくるかなと思いますので、このモデル事業の中でそういった部分をつまびらかにしていきたいと考えているところでございます。
176:
◯高木委員長 少し待って。
申請、マイナンバーカードの発行手続、今1階にありますよね。それを浅羽支所のほうにも併設すべきではないかという意見について。
武田浅羽支所長兼市民サービス課長。
177: ◯武田浅羽支所長兼市民サービス課長 それでは、マイナンバーカードの支所での受付の関係でございますが、本庁のほうと同様に、支所のほうにもマイナンバーカードの申請並びに交付のほうを実施はしております。ただ専用の端末ということでございますので、新たなこうした窓口をつくっていただき、東側のところで支所の中でも検証していく必要があるかと思います。ただ当課としましては、申請、交付につきまして市民サービス課窓口でも取扱いはさせていただきたいと思います。
178:
◯高木委員長 鈴木弘睦委員。
179: ◯鈴木弘睦委員 ありがとうございました。
ぜひとも新しい窓口のほうでマイナンバーカードの申請手続をしてもらいたいなと思います。
それと、1点、今これができたときの人の流れに、少しよく分からないもんで教えてもらいたいんですけど、普通紙で申請に来る人は市民課の窓口、入って左手へ行きますよね。申請に行きました。そうしたら、市民課の窓口の人は新しい窓口ができているもんで、その紙を持ってふだんなら市民課の今までの職員の方に渡していろいろな書類を頂くという流れになると思うんですけど、今度新しい窓口ができた場合には、増設された場合には、その紙を持ってきた人を向こうへ行ってねというように促すのか、どうするのかというところ。人の流れ、市民の流れなんですけれども、ぜひともこっちへ流していかないとそういうデジタルというところに関わっていかないですよね。とはいえ、窓口で、私もどっちかというとそっち系なんですけど、取りたいという人もいるとは思うんですよ。やはり高齢者なんかだとね。対面でやりたいという人もいると思うんですけど、その辺がどうやって振り分けていくのかなというところ。そこがもう今後の人数という部分になろうかなと思いますし、今後の実施設計に関わってくると思うんですよね。これだけのスペースが欲しいよという部分になると思うんですよ。その辺が本当に1年でデータが取れるのかと少し不安がありますが、まずはできた後の人の流れをどう考えているか教えていただきたい。
180:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
181: ◯小柳津デジタル政策課長 鈴木弘睦委員からの御質問にお答え申し上げます。
現在この窓口を開設しての運用については関係各部との調整の中で、そこの取扱いについて検討をしているところでございます。一つイメージとしては、銀行でフロアに立っていろいろ案内をしてくださる方、ああいった方を少しイメージしておりまして、受付に来られた際に一言声をかけて、今日の目的と、それからカードを持っていらっしゃるかどうかといったような点、それから、こちらに窓口があるよといったような案内をさせていただくことで、少し定着するまでは誘導策が必要かなということは我々も承知いたしております。その辺りをいかにスマートに見せていくかという辺りも住民の皆さんの来庁時の満足度につながると思いますので、その辺りを十分にこれから詰めてまいりたいと考えております。
182:
◯高木委員長 鈴木弘睦委員。
183: ◯鈴木弘睦委員 ありがとうございました。
そうすると、やはり、新しい場所のレイアウトは分かりましたが、その人の立っている位置ですよね。玄関に入ってすぐのところとか、ある程度声をかけやすいところにぜひ配置していただきたいなと思いますし、ソファーがあったり、記入台があったりというところもあって、その辺のレイアウトも今後変えていかないかんのかなと思いますので、ぜひこれが多くの方に活用していただけるような策を講じていただきたいようにお願い申し上げます。
答弁はいいです。
184:
◯高木委員長 ほかにございますか。
竹野委員。
185:
◯竹野委員 1ページのところに3の交付額と4の期間というところがございますね。そこに関わることでの質問です。それで、まず、私どもも愛媛県に行って今治市もしっかりと担当者から説明を受けたけれども、今治市のほうが8,900万円余で、我が袋井市が1億6,583万円余となっているんですね。それで、結構な額なんですよね、人口規模からしても。そこで、まず、国からの交付金だけど、これは全額国の交付金で、返済する必要はないのかどうかについて、まず質問ね。
それからもう一つ、期間ね。これを見ると令和5年4月1日って、実際にはもう12月なんですよね。準備期間が非常に遅いなと正直言って思うんですよね。そして、この期間の最後が令和6年の3月31日になっているけれども、10ページのところをよく見ると令和6年度、令和7年度実証ということでね。だから、そこがどうなっているのか少しよく分からないものですから、お答え願います。
186:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
187: ◯小柳津デジタル政策課長 竹野委員からの御質問にお答えを申し上げます。
デジ田TypeXに関する補助でございますが、これは国費10分の10でございます。こちらの国費を活用しての事業期間というのは令和6年度3月31日までとなっておりますが、交付の導入効果を見る検証というのが3年間といった位置づけでございますので、費用を受ける年度は本年度と。それを使っての効果測定の部分は令和7年度末までといった形になってございます。
188:
◯高木委員長 竹野委員。
189:
◯竹野委員 そうしますと、令和6年度、令和7年度、いわゆる交付の期間を過ぎた後はやはり市の持ち出しでこの効果を見るということですよね。そうしますと、先ほども鈴木弘睦委員が言ったけれども、その人に対する答弁でもやはり人の配置が必要ですし、維持費も必要になると思うんですよね。そうすると、令和6年度、令和7年度、約2年間でどれぐらい持ち出しの費用が発生するのかについての見通しを質問します。
190:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
191: ◯小柳津デジタル政策課長 竹野委員からの御質問にお答えを申し上げます。
導入効果については、やはり継続して実施していくことで、ある程度実施効果を踏まえた中で検証していく必要があると思いますので、ゆえに、今回は国費を10分の10活用できるといったモデル事業に挑戦し、進めていくといったようなところでございます。当然のことながら運用に関しては市が今後進めていくものでありますが、これまで人がやっていた部分をある程度デジタルに置き換える形で実施することによって、その辺りの採算が合うようなモデル事業として進めていきたいと考えているところでございます。詳細な次年度の予算については現在予算編成作業中でございますので、まだこの段階ではお示しできませんが、とにかく人に代わってデジタルを導入することによって、その辺りの効果というものがある程度発揮できるように事業は進めてまいりたいと考えているところでございます。
192:
◯高木委員長 よろしいですか。
ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
193: ◯鈴木賢和委員 1ページの目的の中に、複数の自治体が連携して行政事務を標準化しつつ、共同利用、共同BPOを推進すると書かれていますけれども、この内容を少しお伺いしたいと思います。
194:
◯高木委員長 小柳津デジタル政策課長。
195: ◯小柳津デジタル政策課長 鈴木賢和委員の御質問にお答えを申し上げます。
自治体が連携して取り組む部分については、窓口で、簡単に申し上げますと電子申請などによって受け付けた処理を、同じシステムを使ってデータ化して処理をしていくといった機能の部分を共同調達、共同利用しています。各自治体がそれぞれ受付の部分については、袋井市の場合はデジアナ窓口コンシェルジュといったような形でもって、紙でもデジタルでも受付できますよといったような取組を実施していますし、愛媛県の今治市などは御視察にもお見えになられたと思うのであれなんですが、市域内に島がたくさんあるというようなことから、それぞれに支所を置くということのコストもかなりかかりますので、車に市役所機能を乗せて巡回するような移動市役所みたいな取組も進めています。それから、鹿児島県の阿久根市にあっては、申請のあったものをポスティングなどのサービスのようなものを使って、交付の段階もある程度デジタル化していくといったような、共通の部分もあれば、それぞれがそれぞれの自治体の創意工夫でもって進めている部分もございます。先ほど推進計画の際に鈴木弘睦委員からもお話があったように、やはりデジタル化を進めていく上ではコストもかかったり、または試験や人手も必要となりますので、広域連携ということを視野に入れた中で、袋井市としてはこういった具体な取組を実施しているといったようなところでございます。
196:
◯高木委員長 いいですか。ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
197:
◯高木委員長 ないようでありますので、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。
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キ 袋井市公共施設等総合管理計画の改訂について
198:
◯高木委員長 次に、報告事項のキ、袋井市公共施設等総合管理計画の改訂についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
矢内財政課長。
199: ◯矢内財政課長 (省略)
200:
◯高木委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
201:
◯高木委員長 ないようでありますので、本件につきましては終了とさせていただきます。
これをもちまして、報告事項(3)につきましては終了とさせていただきます。
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その他【資料提供】
ア 共生社会推進情報紙「共生のトビラ」Vol.6
202:
◯高木委員長 次に、議題(4)その他【資料提供】でございます。
当局から補足説明はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
203:
◯高木委員長 特にないようでありますので、これをもちまして、その他【資料提供】につきましては終了とさせていただきます。
それでは、以上で、本定例会の総務委員会で予定しておりました案件につきましては、全て終了いたしました。
最後に、今回の案件につきまして、本定例会の最終日に開催される全員協議会の案件について確認をしたいと思います。
私のほうから、民生文教委員会からも出るかと思います。協議事項のア、(仮称)袋井市こども交流館あそびの杜整備に伴う行政機能等の配置について。それから、イの袋井市地震・津波対策アクションプログラム2023(素案)について。そして、報告事項でありますけれども、アの袋井市国民保護計画(軽微変更)の概要について。この3点について全員協議会に上げていきたいと思いますけれども、御意見をいただきたいと思います。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
204:
◯高木委員長 それでは、2日間にわたりまして、熱心な審査ありがとうございました。
これをもちまして、総務委員会を閉会いたします。
(午前11時26分 閉会)
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