袋井市議会 2023-12-11
令和5年建設経済委員会 本文 開催日:2023-12-11
市道大谷幕ヶ谷線の災害復旧の状況についてでありますが、昨年9月の台風15号の被災箇所につきましては、復旧工事を順調に進め、年度末までには全てが完了する予定でございます。本年6月の台風2号の被災箇所につきましては、年明けからの本格的な工事着手に向けて、現在、資材の調達や測量、伐採などの準備を行っております。今後速やかに復旧工事を進め、来年10月の完成を目指してまいります。
また、現在、全面通行止めの交通規制を行っておりますが、被災箇所における土砂崩落への安全確保と、のり面の監視体制を整える誘導員を配置し、日中の時間帯のみとなりますが、来年2月から片側交互通行の交通規制に切り替え、地元車両が通行できるよう準備を進めているところでございます。
また、11月26日には、袋井駅周辺におきまして、通算で4回目となるフクロイエキマチフェスタを過去最大の人出のうちに開催いたしました。エキマチフェスタは、道路や公園などの公共空間を開放し、地元の人、物を発信できる場とすることで、都市拠点としての回遊性の向上、新たなにぎわい創出を目指す取組でございます。あわせて、グリーンスローモビリティーの走行実証実験を行い、多くの方々に御参加をいただきましたので、今後につきましてもさらなる実証実験を重ねたいと存じます。今後も引き続き、市民運動型のイベントとして、市民の皆様と共に育ててまいりたいと考えているところでございます。
本日は、
建設経済委員会は、付託議案8件、協議事項2件、報告事項1件、資料提供1件でございます。それぞれの案件につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
3:
◯村井委員長 ありがとうございました。
それでは、付託議案の審査に入ります。
当局及び委員の皆さんにお願いをいたします。効率的な進行のため、簡明な説明及び質疑応答に心がけていただくようお願いいたします。また、説明や質疑において、ファイルを移動する際には、まず、どこのファイルに入っているかお伝えいただき、その後、ファイルの整理番号をお伝えくださいますようお願いいたします。
また、委員の皆さんにお願いを申し上げます。補正予算の質疑等につきましてはページ数を言っていただくようお願いをいたしたいと思います。
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令和5年11月市議会定例会付託議案の審査
ア 議第90号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)について-所
管部門-
4:
◯村井委員長 それでは、最初に、議第90号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)についてのうち、所管部門を議題といたします。
予算書の説明につきましては、歳入、歳出、債務負担行為、繰越明許、地方債などを款項目の順に説明をお願いいたします。
初めに、廃棄物対策課所管について説明を求めます。
幡鎌廃棄物対策課長。
5:
◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略)
6:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
7:
◯大庭委員 補正の関係の10ページの説明について、少しお伺いしたいと思います。
基本的なところで整理して御答弁いただきたいと思いますが、今回、クリーンセンターのものをプラントフード・ニシムラのほうに持っていくということで、肥料化できるということであります。大変結構な話じゃないかなと思います。
今、大体1年間の下水汚泥分で、袋井分で約3,200トンぐらいですか、それから森町分はほとんど入っていないですね。コンマ6トン、6、8、7トンぐらいしかないですか。3,200トン近い下水汚泥を今後どのように、全量、下水道はプラントフード・ニシムラにやろうとされて考えているのか、この5年10年先の計画についてまずお伺いしたいことと、国では、当初、補助金をもらっている関係で、焼却が前提だということで、肥料化ができないという話を聞いたこともあります。国はこれに対して最近どのような見解を持っているのか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
8:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
9:
◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
2点あったと思うんですが、まず1点目ですが、全量、プラントフード・ニシムラに持っていくかというようなお話だったと思うんですが、プラントフード・ニシムラのほうの受入れの限度というのもあるものですから、なるべく今袋井市の汚泥をたくさん持っていけるような交渉はさせてもらっておりますが、現在までのところ、先ほど申し上げたように、話がついているのが大体3カ月で170トンぐらいを運ぶのが今、今年の、それから、同じぐらいの量を来年もやっていくということで話がついています。
引き続き量を増やしていただく交渉はしていきたいと思っていますが、プラントフード・ニシムラですが、袋井市だけじゃなくて、ほかの、浜松とかの汚泥も受け入れているものですから、そういった関係で袋井市だけを全量受け入れるということにはならないものですから、なるべく多い量をお願いしていきたいというように思っています。
それから、可能性としてプラントフード・ニシムラ以外にも持っていけるところがあればまたそれは探していきたいと思いますが、今のところ、安価で持っていけるところがプラントフード・ニシムラしかないという状況であります。
それから、国の方針なんですが、今、お話が少し出たように、昔は補助金ももらって、クリーンセンターで焼却処理するというのを、ための補助金をもらってあったわけなんですが、国自体が、下水汚泥の一番は肥料としてリサイクルするという方針を国が出したものですから、そういった意味で、補助金の返還なしにリサイクルのほうが進められるということでありますので、頑張って増やしていきたいと思っています。
10:
◯村井委員長 大庭委員。
11:
◯大庭委員 ただいまの説明で再度質問させていただくのは、3カ月で170トンという話でした。1年だと680トンという計算なんですね。全量3,200トンに対して、最初私が質問した、例えば短期計画、あるいは中期・長期計画をどのようにビジョンとして持っているのか。計画なしになるべく多くだとかなるべくたくさんという言葉を課長しきりに使っていたんですが、業者を何社ぐらい当たって、結局何社駄目だったのか。
あるいは、今680トン、約700トン、800トン程度だと思うんですが、3,000トンのものを処理するには、なかなか時間がかかると思うんですね。これを減らすことによって、御案内のように、3万4,000トンのうちの1割減らすことができるわけですよ、下水汚泥だけで。これは5330(ごみさんまる)の基本的なところに非常に資する効果的な施策でありまして、このビジョンを具体的に示さないというのは、5330(ごみさんまる)運動のエビデンスができないということになりますので、これをしっかり出していただきたいと思います。
短期、中期、長期の計画はどうなのか、それについて再度御答弁をいただきたいと思いますし、あわせて、キャパシティー、クリーンセンターの3万4,000トンに対して、3,200トン近い数量って非常に効果的だけれども、5330(ごみさんまる)運動との関連をどのように考えているか、それを二つ目、再度質問します。
それから、もう一点、プラントフード・ニシムラで受けていただくのはいいんですが、下水汚泥もそうだし、いろいろなものが、重金属だとか、いろいろなやはり汚泥の中に含まれる物質等、これについて問題はないのか、あわせて、プラントフード・ニシムラが処理した後、どこに肥料として出すのか、全体のスキームについてお伺いしたいと思います。
12:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
13:
◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
今、中長期というお話の中で決定しているのは、来年度につきましては、月84トンで、年間で1,008トンを受け入れてもらうということはプラントフード・ニシムラとお約束ができています。ですが、先ほど申し上げたように、この数字をできる限りもっと増やしていきたいということで、今現在、プラントフード・ニシムラとお話をしているというところです。
それから、ほかにというお話だったんですが、実はやはりなかなか汚泥を肥料化する民間業者というのが少なくて、先ほど申し上げたように、浜松市からもプラントフード・ニシムラのほうに運ばれているということで、この近辺であるのはプラントフード・ニシムラしかないです。それで、どこがあるかというと、実は朝霧にございまして、朝霧の会社につきましては、当然遠い分運賃がかかりますので、プラントフード・ニシムラに持っていくよりはお金がかかるということになりますが、今そちらのほうは業者と話合いをしているという状況で、まだこちらのほうは中期的に決定したということはないものですから、長期的にはそちらのほうにも出していければというように思っています。
それから、5330(ごみさんまる)とどういった考えかということなんですが、御指摘のように、やはり汚泥を肥料化していくと、リサイクルしていくということは、ごみを減らす意味でも大変大きなものですので、可能な限りそこには取り組んでいきたいという考えでおりますが、ただし、やはり民間業者との絡みもありますので、そこのところはそういった形で頑張っていきたいというように思っています。
それから、下水汚泥の重金属等の問題ですが、こちらについては、今現在、大きな問題として捉えておりませんので、肥料として今までも十分利用していただいておりますので、プラントフード・ニシムラのほうで当然成分検査のほうをして、認定を取った肥料として出しているということですので、そこは問題ないと考えております。
それから、プラントフード・ニシムラの肥料の行き先ですが、主には茶農家ということです。実は近年までプラントフード・ニシムラも肥料の出先というのは大変苦労していたんですが、御存じのように、ウクライナの戦争等があって、世界的に肥料が高騰しているということがあって、今、日本国内で作られた、リサイクルされた、そういった肥料がすごい人気があるということで、プラントフード・ニシムラのほうも今は作れば作るだけ出ていくところがあるということですので、そういったところでもプラントフード・ニシムラにぜひもう少し御協力をお願いしていきたいと思っています。
14:
◯村井委員長 幡鎌課長、申し訳ないですが、今大庭委員のほうから、プラントフード・ニシムラを決定するに当たって何社ぐらいの業者と協議したかということの御質問がありましたので、それも分かれば。
15:
◯幡鎌廃棄物対策課長 すみません。我々がつかんだのが、先ほど言ったプラントフード・ニシムラと、あと朝霧だけだものですから、その2社と交渉していると。
16:
◯村井委員長 大庭委員。
17:
◯大庭委員 私がなぜこの質問をするかというと、私はごみ減量化特別委員会には当時出ていなかったんですが、かなり汚泥の処理については強い意見が出されたと仄聞しています。下水汚泥を減らすだけで1割、キャパシティーの、クリーンセンターの、3,000トン余でありますので、減らすことができるということで、これを強く発言された委員がいらっしゃったと思います。ところが、そのときは、補助金の返還があるから駄目だということで一蹴されていた。
ところが、国の流れ、方針が変わって、ウクライナの戦争、それから肥料の高騰化、様々な背景があって、こういうように話が変わってきたと。大変結構なんですが、私、これはしっかりした政策で議会に説明できるようにしてほしい。この案件については、今回の補正については結構ですけれども、要は、先ほど、短期、中期、長期のビジョンを示してくださいということに対して、来年ですか、月80トン、計算すると960トンですよね、1,000トンだか何かと言っていましたけれども。もし月80トンだったら960トンが処理できるということになるんですよね、年間。そうすると、ほぼ3分の1、いわゆる下水汚泥が中遠クリーンセンターに搬送しなくてよくなった。
しかし、一方で、これに伴って、中遠クリーンセンターでは、焼却の変動費だとかそういうものが減少するんですよ。それがどのぐらい減少して、一方では、プラントフード・ニシムラに運搬し処理してもらうことによって幾ら金がかかるか。要するに、比較計算をしっかり出して、そしてその政策的にこれを、SDGsじゃないですが、持続可能なビジョンとして判断できるかどうかという資料をやはり委員会に提出してもらって、袋井市における下水汚泥については今後このようにするんだというしっかりしたものをやはり示した中で例えば補正が出てくるということが本来の手順じゃないかな。たまたまクリーンセンターへ持っていくよりもプラントフード・ニシムラへ持っていったほうが差額が60万円増えるから補正かけますじゃなくて、全体のスキーム、方針が出るようにしてほしいと思うんですが、できれば、この委員会中では無理なものですから、後日でも結構ですから、また委員長からそれをお願いしてほしいと思います。
取りあえずという言葉は失礼ですが、部長から、私が申し上げていることについてのコメント、それから今後の方針、この考え方について、議事録に残るように説明をお願いします。
18:
◯村井委員長 和井内上下水道課長、補足して先ほどの答弁ありますか。
和井内上下水道課長。
19:
◯和井内上下水道課長 上下水道課長、和井内です。
それでは、少し補足をさせていただきます。
先ほど廃棄物対策課長のほうで補助金に対しては返還しなくてよいというようなお話がございましたが、少し訂正をさせていただきます。現在のところ、県のほうにもそういった話は出しておりますけれども、確実に返還しなくてもいいですよというような回答は少しいただいておりません。一部につきまして、肥料化するということは大丈夫ですということで聞いております。こちらにつきましては、また今後、国に直接、国の方針とそういったことが少し違っているようなことに関しまして、またしっかり具体的なものの回答をいただくようにお願いをしているところでございますけれども、まだ今のところ、完全に全てというところではございませんので、少し修正させていただきます。
また、先ほど、重金属の関係について御質問がございましたけれども、重金属につきましては、現在、袋井市につきましては、国の補助金を頂いて、下水汚泥の肥料の利用の拡大や、新たに肥料利用をする下水道管理者に対しての汚泥の重金属、肥料成分の分析ということで、全国で83の処理場に対しましてそういった分析を補助していただけるというような支援がございます。そういったものに手を挙げまして、今、国のほうで袋井市の浄化センターの汚泥のほうを調べてもらっております。実際にその結果というのはまだ出てきておりませんが、そういう心配もございますので、しっかり国のほうの機関で調べてもらっているというような状況であります。
また、今プラントフード・ニシムラのほうに出しているものにつきましては、プラントフード・ニシムラのほうでもしっかり農政局、そちらのほうの肥料に合致する、重金属とかそういった肥料の成分について問題がないかということもしっかり調べまして、問題がないものを肥料として出しているというような状況でございますので、補足させていただきます。
20:
◯村井委員長 私のほうから少し説明。
先ほどの補助金の関係でございますが、国のほうに確認、国のほうへ行っていろいろ話を伺ってきました。それで、その中で、補助金の、少し法律名は忘れちゃったんですけど、補助金の適正化に関する法律というのがあって、その中で、明確に耐用年数によって返還を求めないというようなことが規定をされているようですので、少し調べていただきたいと思います。それは、国の担当官から私のほうで伺ってきましたので、少し調査をしてみてください。
それから、重金属の成分の関係は、プラントフード・ニシムラのほうに今現在作っている肥料の認可票があると思いますので、認可票の写しを、またこれは幡鎌廃棄物対策課長のほうから少しそれを、1部コピーを頂いて、もし、来年度の当初予算のときでも結構ですので、その成分の写しを少し資料として提出していただきたいと思います。
それでは、本多環境水道部長。
21:
◯本多環境水道部長 大庭委員、また委員長から肥料化につきまして、御提言ありがとうございました。
先ほど、大庭委員からお話がございました、今、実際、クリーンセンターのほうで袋井市分として約3,200トン、そのうち、今後の、1月から増やしていきますと、年間にしますと約700トン、プラントフード・ニシムラのほうに運ばれるようになると思います。
そうしますと、まだ残り2,500トンという今後肥料化を進めていきたい量が残っております。これにつきまして、先ほど御質問がございました。中期的に、長期的に、政策的にどのようにしていくかという御質問だったかと思います。これにつきまして、現時点ですが、先ほど幡鎌課長からるる現状の説明はさせてもらいましたが、明確なものは今、今回議会にお示しできておりません。ですので、今後、クリーンセンターのいわゆる費用対効果等々も含めましてまたお示しできるように事務を進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
22:
◯村井委員長 お願いします。ほかにございますか。
安間委員。
23: ◯安間委員 議案のフォルダー000-01の7ページの第2表債務負担行為補正の中の限度額に関して質問なんですが、質問の内容としては、限度額の数字、3年前と大きく金額が変化している箇所があるんですが、その理由を教えていただきたいというのが質問です。
今回令和5年度から令和8年度まで、3年前は令和2年度から令和5年度まででそれぞれ金額が出ているんですけれども、私、今全ての項目で金額が上がっていると、一番金額の変化が著しい箇所はどこかというと、一番上、家庭ごみ(可燃)のところの北部東地区、これ、令和2年度から令和5年度では額が6,600万円、今回が、令和5年から令和8年度までが1億1,760万円、5,160万円近い増額になっていて、これが一番本当に増額のパーセンテージ、金額ともに著しいわけなんですけれども、その理由も含めてもし御存じでしたら教えていただければと思います。
24:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
25:
◯幡鎌廃棄物対策課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
全体的に限度額が上がっているのは、やはり燃料と、あと人件費が高騰していますので、そういった意味で今回かなり金額は上がっています。
それから、家庭ごみの北部東地区につきましては、前回、6,600万円というのが実はかなり安くて、適正な額というと1億1,760万円ぐらいが適正な額になるんですが、どうしてこの金額がこんな金額で前回行ったかということなんですが、業者間の少し過当競争になっちゃっていまして、その関係で物すごい金額が落ちたというところがここの北部東地区になります。ですので、本来の入札でいけば1億1,760万円ぐらいが適正な価格ということで、限度額の設定をさせてもらっています。
26:
◯村井委員長 安間委員。
27: ◯安間委員 よく分かりました。
再質問ですが、今御答弁いただいた、業者間の過当競争があったから適正額に戻ったよというようなお話だったと思いますけれども、業者間の過当競争というのは何をもって業者間の過当競争だと当局は認識されたのか、業者の中でそういった声が上がったのか、それとも、他の自治体との比較でそのような過当競争だという認識に至ったのか、過当競争という判断に至った根拠、どういった原因があってこのような判断に至ったのか教えてください。
28:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
29:
◯幡鎌廃棄物対策課長 どうして過当競争かといったところ、それは、それまでの金額に比べて前回の金額が少しあまりにも低かったということで、実は1社新規参入で入りたい企業様があって、その企業様の関係で、もともと仕事を取られていたところがかなり金額を安く入れられたということで、こういう状態になったということです。
30:
◯村井委員長 申し訳ないんですけど、今の御答弁の中で入札によって額が決定されたというような御説明もありましたが、これは行政としては低価格のほうがありがたいわけ。そのときに、入札をやったときに、最低制限価格というのはなかったんでしょうか。私が質問するのもおかしな話ですが、少しそこら辺を、入札の過程を少し御説明いただきたいと思います。
幡鎌廃棄物対策課長。
31:
◯幡鎌廃棄物対策課長 今御指摘のように、最低制限価格というのは設定をしておりません。全国的に、実際ごみ収集運搬業務で最低制限価格を設定しているところもちらほらあるんですけど、基本的には、ほとんどのところで最低制限価格というのは設定をしていないというのが現状です。
ですが、今委員長、お話があったように、過当競争でただ安ければいいというと、サービス自体も低下するおそれもありますし、やはり働く従業員の方の給料に跳ね返る話ですので、今、我々も最低制限価格を入れられるものかどうかというのは、今回の入札に合わせて研究をしておりますので、またそちらについてはそういったことでお願いしたいと思います。
32:
◯村井委員長 答弁については、そういった過程も含めて、明確に答弁をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33:
◯村井委員長 ほかに質問もございませんので、以上で、廃棄物対策課所管については終了といたします。
次に、維持管理課所管について説明を求めます。
藤原維持管理課長。
34: ◯藤原維持管理課長 (省略)
35:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
寺田委員。
36: ◯寺田委員 ここの今回対策していただく場所につきましては、市内でもかなり冠水の常襲地帯といいますか、いろいろ通行止めも起こっているところだと思うんですけれども、ここを優先的に今回始めるということは、ほかにも幾つかあると思うんですけれども、どういった順序でこのところを設定したのか教えていただきたいと思います。
37:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
38: ◯藤原維持管理課長 それでは、寺田委員の質問にお答え申し上げます。
道路の冠水箇所につきましては、アンダーパス、または重要な幹線につきましても冠水するところがございます。その中で、今回湊川井線のこちらの場所をまず優先したかというような理由でございますが、やはり物流倉庫等があったり工場があるというところの中で、やはり交通に対する影響が大きいということもございますので、まず第一に、こちらの湊川井線のJR東海道本線の新池アンダーパスのほうにつけさせていただきまして、その後、冠水常襲箇所につきましても、展開をしていきたいと思います。
39:
◯村井委員長 寺田委員。
40: ◯寺田委員 やっていただくのは非常にいいことだと思うんですけれども、以前、説明としては、こういった道路の冠水田のところにつきましては、市の職員のほうで早めに通行止め等の対策をしてやるというのは基本ですよというようなことの説明を聞いたことがあるんですけれども、今後、そうなりますと、よくあります袋井大須賀線とかかなり冠水するところがあるかと思うんですけれども、そういったもので、今後やっていきたいというような計画なんかはお持ちなのかどうか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
41:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
42: ◯藤原維持管理課長 それでは、寺田委員の質問にお答え申し上げます。
まずやはり、職員の体制としましては当番制を取っておりまして、状況を見ながら迅速に対応するということでやっておりましたが、やはり今回、この数年の雨を見ますと、雨の強さが強くて、冠水すると水の上昇が非常に速いというところがございます。人の体制に加えまして、やはりそれで追いつかないということがございますので、その中で早めにこちらに連絡が来る、また、周囲に知らせるということの中で、つけるということでございます。
その中で、今後の展開ということでございますが、やはりアンダーパス、ほかにもございます。市のほうで特に懸念しているところということでございますが、下地のアンダーパス、あとはガードになりますが、堀越上の川井山梨線の東名高速道路下のガード下、あと幹線道路としましては、新池工業団地の北側の小野田田原線のところ、また、あと市道の太郎平新道国本線というようなところが主なところになると思っておりますので、それについても展開をこれから検討してまいりたいと思います。
43:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大庭委員。
44:
◯大庭委員 まず、一つつけてということで結構だと思うんですが、しかも、代表質問で立石議員がこれと同じ質問をしました。その答弁では、もうあります的な、割と思ったより前向きな答弁じゃなかったような気がします。
改めて、今回これにつけるビデオというのは意味があると思うんですね。それを防災センターで確認できるシステム、これを袋井は確立してほしいということでお願いしたいんですが、今言ったアンダーパス、それから村松地区、川井地区、諸井地区、いわゆる水位がネットで、SNSで公表されているところがありますよね。ああいうところが全てビデオで防災センターで見られるシステムにしてほしいということで要望したわけです。そうしたら、静岡県のサイポスですか、そういうものが十何カ所ありますだとか、そういう答弁で言っていました。
要するに、今回の機材設置が今後防災センターとの連携でどのように機能するのか、防災センターでしっかりモニターができるのか、システムの考え方についてお伺いしたいと思います。
45:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
46: ◯藤原維持管理課長 それでは、大庭委員の今回のカメラの関係のシステムの関係についてお答え申し上げます。
まず、道路管理者としては、やはり水位というものが見られてもやはり実際どうなっているか分からないと実際のところは分からないということがございまして、今回監視カメラのほうを設置させていただいたというのは、やはり交通の状況とかも含めまして監視しなきゃいけないということでつけさせていただいたというような状況でございますが、カメラにつきましては、今のところ、都市建設部の職員と、あとは危機管理部の職員のほうも見られるというような形で調整をしているという状況でございます。
そこで、代表質問のほうで全て一括をして住民等が見られるシステムということがございまして、危機管理課のほうとも少し今後話をしなければいけないですが、やはり一元化した例えば水位情報、また浸水情報、またカメラの状況と、ほかにも危機管理課では小川町とか川井とかにも危機管理課が見られるというようなカメラがあると聞いておりますが、そちらの一元化につきましては、危機管理課のほうと少しお話をしながら、住民等の公表等についても連携をしていきたいと思っております。
47:
◯村井委員長 大庭委員。
48:
◯大庭委員 部長のほうにお願いしておきたいのですが、今、危機管理と、それから原課の対応ということだったんですか、実はICT活用特別委員会でも、いわゆるモニターを使って防災センターで見られる、そういうことの議論というのは多くしてきたんです。それで、安くできればいいということで、その時点では話していたんです。ビデオ関係というのはどうしても通信にお金がかかるということもあるものですからね。
それでできたら、デジタル政策課のほうとも十分話をして、全体的にデジタル化の一環としてこれを推進するということで、それで防災センターで確認して見ると。今、例えば水位しか見られないところは、それでも一つの一定の目安にはなるんですが、通知したり地元の消防団が出て通行止めをしたりだとかと、そういう形でやっているんですが、危機管理として、防災センターに本部役員が皆さん集まって、幹部の皆さんが集まって指示を出すと思うんですが、それが効果的にできる仕組みを改めて内部でデジタル化の一環として進めてほしいということで、部長会なんかでも提起していただきたいと思うんですが、それについて
都市建設部長のほうから御答弁いただきたいと思います。
49:
◯村井委員長 石田
都市建設部長。
50: ◯石田
都市建設部長 今大庭委員のほうから御指摘あったように、最終的には、道路の冠水もそうですし、川の水位とかもそうですし、それから、あと内水の問題もありますので、そういったところをやはり一元化していくというのは、これからICTはじめ危機管理とも意見交換しながら、そこは何とか、お金の問題が一番の課題かと思いますが、市民の安全が第一ですので、そこは関係各課、それから部長同士連携をして、前向きに検討していきたいと思っています。
今回、補正でお願いする案件につきましては、担当課長から話がございましたように、やはり一つは、昨今の集中的な豪雨によりまして、非常になかなか職員での対応というのは時間がかかって初動が遅くなるというようなリスクもございますので、そこを現場のほうに浸水センサー、それから電光掲示板、そういったものを設置して、まずは道路利用者の皆さんにいち早く道路の危険度について認識をしていただくということ、それから、我々として、つかり始めたときに現場がどういうようになっているか、今回ガードを一番最初にやるというのは、やはりあそこはガードが深いものですから、ガードの中に車が水没して身動きが取れない車両がいるというのは人の命に関わることですので、そういった意味も含めて、まずはそこを確立したいということで、カメラのほうも設置をお願いしていると、このような体制ということでございます。
委員からお話があったように、いずれにしても、危機管理をはじめICT、それからうちの部を交えて、総合的に一元できるようなシステム構築に向けてこれから検討を重ねたいと考えますので、よろしくお願いしたいと思います。
51:
◯村井委員長 大庭委員。
52:
◯大庭委員 分かりやすい説明ありがとうございました。
電光掲示板、それからカメラ、それからセンサーという3点セットで、実際見られるのは現場当局の道路管理者の皆さんが中心に見られるということで、まだ防災センターで見られるところまでいかないということであります。
実はやはりお金がかかるということで、我々はICTの関係の特別委員会でも議論したのはLPWA、要するに、水位だけを測るという、一番安い方法でというところまで議論したんですが、そのときに、やはりしっかり見える化をしなければならないということで、カメラをということを強く要望したという経過があります。
実はカメラでメリットがあるというのは、サイポスがそうなんですが、静岡県のものは。我々は何で見るかというと、自宅にいて、いわゆるパソコンなりタブレットで見るんですよ、今太田川がこれだけの水位だなとか。雨の日に外に出るというのは危険だということなんですから、そういうことだけに、当局の皆さんが見られるのも必要だと思います。だけれども、市民の皆さんが一度に見られる、そのことは、消防団の人も見られるだろうし、我々議員も見られる、現場に駆けつけられるということなんです。
環境水道部長、危機管理にもいて、よく分かると思うんですが、内部でもよく部長会でもお話ししていただきたいと思います。要望とさせていただきます。
53:
◯村井委員長 ほかにございますか。
安間委員。
54: ◯安間委員 私も建設事業明細書の通行規制標示設備に関して質問させていただきます。
今、部長から御答弁いただいた中で大変恐縮なんですけれども、この設備一式、監視カメラ、電光看板がつけられる位置というのは、もう少し細かくお答えいただけるとありがたいなと思っていて、先ほどの御答弁の中だとアンダーパスの前後というような御答弁だったと思います。例えば、なぜこの質問をするかといいますと、アンダーパスの北部は、東側の堤防から入ってきてアンダーパスの道へ合流する道、ここは比較的交通量が多くないと思うんです。南側も東側の道から左カーブを描くような形でアンダーパスの道路に合流する。そうすると、ただアンダーパスの前後に電光看板を設置するということではなくて、やはりこういった側道というか、合流する箇所からも車が見えるような形での合流看板を設置する必要があるのかなと思っていて、全国でもこういった自治体、こういった対策を取っている自治体もあるわけなんですけれども、具体的にどういった位置に置くことを検討されているのか教えていただきたいと思います。
55:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
56: ◯藤原維持管理課長 それでは、安間委員の質問にお答え申し上げます。
監視カメラと今回のシステムの関係の設置位置ということで説明させていただきます。
まず、監視カメラにつきましては、アンダーパスの状況も、ガードの下、見えなきゃいけないということもございますので、現在は北側のアンダーパスから少し離れたところから南側にということで考えております。
電光看板のほうの位置ですが、まず北側につきましては、安間委員からもお話があったように、少し200メートル弱北側へ行きますと交差点があるということでございますので、そちらからよく分かる位置のほうにつけていきたいと思っております。また、南側につきましては非常に難しいということがございまして、すぐ手前につけてしまうといわゆる住宅地がある、また、工業団地があるということになりますので、まず分かりやすいところにつけたいなと思っております。
その中で、人員配置とか既存の看板もありますので、その辺を流用しながら、鉄開橋のほうまで少し視野を見ながら、全体的な規制のほうも少し考えていきたいと思っております。
57:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、維持管理課所管については終了といたします。
次に、都市計画課所管について説明を求めます。
清水都市計画課長。
59: ◯清水都市計画課長 (省略)
60:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
木下委員。
61: ◯木下委員 ここは遊水池というところで、水辺空間、エキマチフェスタとかいろいろやっていただいて、まちのにぎわいというのは非常にありがたいところで、一方で高南地区の方々、やはり治水対策的なところは非常に重視しているところなんですね。工事いただいて、水量も増やしていただいて、管理も非常によくやっていただいているところで、もちろん今おっしゃったように、水質は少し汚れているなというところもあって、非常にこれ、やっていただくのはありがたいなというところなんですけれども、やはり皆さんのお話を聞くと、治水対策との整合性というか、その辺をしっかりやっていかないといけないんじゃないかというところで、これをやることによって、さらに水の行き来というか、その辺がよくなるような形でやっていただけるとありがたいというお話を聞いております。ですので、その辺でどのような形でされるか、もう少し具体的にどこをどういうようにするんだというところから教えていただきたいなというところがあります。よろしくお願いします。
62:
◯村井委員長 清水都市計画課長。
63: ◯清水都市計画課長 今、御質問をいただきました今回の装置の概要につきましてなんですけれども、今回は主に二つの設備を入れさせていただきます。
一つは、今回アオミドロ等が発生している原因とすると、やはり水質が、上層部にどうしても栄養分が偏ってしまって、底のほう、栄養分偏っている、そこを水質浄化させるために、水流を発生させる装置が一つ、それと、あとアオミドロを、水流でただ分散させるだけですとアオミドロが残ってしまうということで、もう一つ、アオミドロそのものを破壊させる、超音波で破壊させる二つの装置をつけます。それによって、やはりいろいろな事例の中で、先ほど御質問ございました治水対策への悪影響、ポンプのほうに現状ですとやはりアオミドロが詰まってしまったりとかということが原因として考えられますけれども、先ほど言った二つの装置を組み合わせることによって、アオミドロも分解させていくということで、これは維持管理的にもすごく効果を発するもの、それから治水対策にも大きな効果を発するということで、事例的にも出ているということで、そうしたものを今回は導入させていただきます。
64:
◯村井委員長 木下委員。
65: ◯木下委員 今おっしゃるとおり、アオミドロとかそういうものによって水位の管理が非常に大変だったというのを担当の職員の方からもお聞きしているので、さらに今回そういうのをやっていただけると非常にありがたいなと思っています。
その辺、実際、それをやって工事で大体いつぐらいからその辺がしっかり管理できるようになるのか、現場の方々もいつぐらいかねというようなことをおっしゃっている方もいらっしゃるので、具体的にその辺は分かれば教えていただきたい。
66:
◯村井委員長 清水都市計画課長。
67: ◯清水都市計画課長 今後のスケジュール、予定でございますけれども、今回、議案で御可決いただきましたら、早速1月から入札をさせていただいて、物自体は既製品というか、そういったものがございますので、早速工事を始めて、2月末には何とか設置に向けて工事のほうは進めていきたいと考えております。
68:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、都市計画課所管については終了といたします。
次に、商業観光課所管について説明を求めます。
内野商業観光課長。
70: ◯内野商業観光課長 (省略)
71:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
よろしいですか。
大庭委員。
72:
◯大庭委員 少し一言だけ。今、課長からお話がありましたように、当初1月の
建設経済委員会では、清算配当金の見込み、5,000万円出したうちの150万円と言っていたのが、610万円余ですか、1割強になったということで少し改善されたということですかね。5,000万円の投下で結果的にリターンがそれだけだったということで、市当局としてこの結果をどのように総括されているか、それだけ御答弁をいただいておきたいと思います。
73:
◯村井委員長 内野商業観光課長。
74: ◯内野商業観光課長 今回のこの事業のこれまでの市としての統括ということでございますが、数量的にお示しできるものではないと思っておりますが、北部エリアの一つの拠点となる商業機能が生まれて、魅力となり、維持されてきたということをまず1点目として挙げさせていただきます。
加えて、区画整理などによって、住環境の整備がなされ、人口増につながり、まちづくりに波及効果をもたらしたものだと認識してございます。
75:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、商業観光課所管については終了といたします。
以上をもちまして、議第90号につきましては終了といたします。
会議の途中ですが、ここで休憩し、あの時計の10時15分から会議を再開します。
(午前10時07分 休憩)
(午前10時14分 再開)
77:
◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開させていただきます。
────────────────────────────────────────
イ 議第92号 令和5年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)について
78:
◯村井委員長 次に、議第92号 令和5年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
79:
◯和井内上下水道課長 (省略)
80:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
81: ◯安間副委員長 委員長交代します。
村井委員。
82: ◯村井委員 今コンビニ収納の関係で、手数料等の人件費の関係で辞退するところがある、値上げを求められているというお話がありました。特に、非常に多くの債務負担行為と多額な債務になるわけですが、水道検針業務委託も含めて、物件費の委託料についての人件費の値上がりをどの程度この中で見込んでいるかということと、一番下の梅山の排水計画、初越地区の配水管の布設替、これは令和6年度の工事ということで、既に設計が出来上がっているものだと思いますが、本来からいけば当初予算の中で予算化をし、発注体制をつくっても、そんなに影響は及ばない。これを債務負担行為にしたという大きな理由が少し見当たりませんが、9,900万円も含めて、人件費の上昇率をどのぐらい見ているかということと、水道管、水道工事に係る資材費の上昇率、どのぐらい見込んでこの金額をはじいたか、その辺について少し御説明をいただきたい。
83: ◯安間副委員長 和井内上下水道課長。
84:
◯和井内上下水道課長 それでは、村井委員の御質問にお答え申し上げます。
3点ほどあったかと思います。コンビニの収納の人件費の高騰について、それから初越の設計の債務負担行為にしなければいけない理由と、人件費の上昇、資材等の上昇ということでございますけれども、まずコンビニにつきましては、現在55円ぐらいの単価でございますけれども、そういったものが75円になるというようなことで、こちらにつきましては、何社かございますけれども、その何社かはほぼ同じ金額で、同様な値上げを言われているところでございます。
また、来年度につきましては、本来、袋井市のほうで払っていなかった口座への振込手数料とかそういうものも有料化することに伴いまして、こういったコンビニでの支払いというものに切替えも考えておりますので、またコンビニ等の収納が増えていくと思われます。
また、現在納付書などで、例えば今回引き落としができなかったりした人たちの納付書なども、約6割の方はコンビニを利用しているというような状況がございますので、やはりこういったコード決済とかそういったものが予想よりはるかに増えてきているというようなことがございますので、今回、時間をもう少し短縮しまして状況を見るというような形で、補正の変更をしているところでございます。
また、検針についてでございますけれども、検針につきましても、人件費等の高騰なんですが、少し具体的に幾らという計算は今出しておりませんけれども、前回私どもで緊急検針等をやったときに委託をしても不調になってしまうと、今の単価では不調になってしまうというような状況がございまして、今までは市民の方の個別契約で1人ずつ契約していたものですけれども、この10月からは一括して業者にお願いをしていると、業者が市民の検針をやる方を雇うというような形を取っております。そういったことでも、当然個々で結ぶよりも人件費のほう、また、経費等も増えているというような状況でございます。
また、工事につきましては、川井湊線も現在工事をやっているところでございますが、大変大きな工事でございます。現在、水道工事というのは大体市内の業者にお願いをしてやっているところでございますけれども、やはり時期が集中してしまうと、今の状態ではなかなか市内の業者だけで賄えていけないというような状況がございます。
そういった中、時期をずらすことによって、市内の業者にしっかりと工事をやっていただけるというような状況がございますので、契約等を早くいたしまして、実際の現場は少し現在の工事よりも前倒しをしていくというような形で行っていきたいと考えております。
また、費用の増加分につきましては、約2割ほどの増加というものでございます。資材の高騰につきましては、現在個々に少し出していない状況でございます。
85: ◯安間副委員長 村井委員。
86: ◯村井委員 私がお伺いしたのは、物件費の中でいろいろな委託が5件、設計が4件と、それから検針が1件ということで、要は人件費の値上がりはどの程度見込んでいるかということをお伺いしたいので、個別のことは結構なんですが、要は人件費と資材費、これをどこで何を参考に、今資材費は20%ぐらい上昇しているということですが、私がお伺いしたのは、確かに工事は時期をずらさないとなかなか対応できないというのは承知はしておりますが、一つは、当初予算のときにある程度、年末で、新たな年になるとまた資材が少し変動しますので、その辺を見込んで工事費を積算してこないとなかなか正確な数字が出てこなくて、要は入札をかけても不調になってしまったり、そういったことが想定をされます。ですから、資材の正確な数値は、今20%ってお話を聞きましたが、人件費、要は設計技術者のいろいろな、4種類ぐらいの技術者があると思うんですが、そういったところをどのように捉えて、何%見込んだ額をここに載せているかというのを少しお伺いしたかったんです。
要は、これはほかの工事の関係も全てそうなんですが、今、大阪の万博なんかは倍ぐらい、90%から100%ぐらい、倍になるというようなお話を聞きますし、こういったものが全国全体、あるいは県内でどのぐらいというような、少し目安があればお伺いしたいということです。個別のことは結構なんですが、人件費が何%ぐらい上昇している、資材が何%ぐらい上昇しているという数値が分かれば教えていただきたい。
87: ◯安間副委員長 和井内上下水道課長。
88:
◯和井内上下水道課長 村井委員の御質問にお答え申し上げます。
大変申し訳ございません。現在手元に資料がございませんで、後ほどまた資料のほうをお持ちしたいと思います。
89: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
90:
◯村井委員長 ほかに質疑はございますか。
大庭委員。
91:
◯大庭委員 今、和井内課長のほうで、コンビニ収納の6割って、私、聞き間違えたかどうかあれなんですが、6割がコンビニ収納だという話ですが、何割がコンビニ収納か、再度少し御答弁ください。
92:
◯村井委員長 和井内上下水道課長。
93:
◯和井内上下水道課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
現在私が6割と言ったものは、納付書で支払われる方のものでございます。現在、ほとんどの、8割の方は口座振替を行っておりまして、全体から見ますとコンビニ納付は13%ほどになっております。
ただ、過年度といいますか、そのときに払えなかった人とか督促を出した場合には、全て納付書で支払いをお願いしているんですけれども、そういった方は、約6割の方が、63%の方がコンビニで納付しているというような状況でございます。
94:
◯村井委員長 大庭委員。
95:
◯大庭委員 納付と金額比率と少し私、理解できないところなんですが、私の承知している範囲では、今おっしゃったように、大体金額ベースだと、8割が口座振替、それでコンビニが大体13%、11%から13%、あと、金融機関に直というのが10%弱というところだと思います。浜松なんかはクレジットがかなりあるんですが、袋井、西部5市なんかでも大体そのぐらいの比率、特に件数割合だと、もう少し口座振替の件数が少なくて、75%ぐらいですか、コンビニが20%ぐらい、金融機関が5%ぐらいだと思います。
先ほどの話で、コンビニだと1件が55円が70円余になったという話なんですかね。例えば、口座の関係なんかは、大体、手数料というんですか、委託料に相当する部分が大体幾らでどのぐらいのコスト差があるのか、参考までにお聞かせください。詳しく分からなかったらまた後で、先ほどの委員長の件と併せてまた教えてください。
96:
◯村井委員長 それでは、口座振替手数料の単価をもし調査して、また後ほど御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第92号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 議第93号 令和5年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)につい
て
98:
◯村井委員長 次に、議第93号 令和5年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内上下水道課長。
99:
◯和井内上下水道課長 (省略)
100:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
ありますか。
寺田委員。
101: ◯寺田委員 今度また懇話会用の設定をするわけでございますけれども、懇話会のメンバーでございますけれども、基本的にどういうような方針でメンバー等を選定していくのか、少しお考えがありましたらお願いしたいと思います。
102:
◯村井委員長 和井内上下水道課長。
103:
◯和井内上下水道課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
下水道の懇話会につきましては、袋井市水道料金等懇話会設置要綱というものが定められておりまして、その中で、懇話会はどのような方にお願いするかというものを決めてございます。まず学識経験者、そして市民の代表者、事業所の代表者、各種関係団体の代表者ということでございます。こちらにつきましては、前回でございますけれども、大学関係の学識経験者2名、また、税理士などを1名、そして市民の代表の方を2名、そして事業所の代表ということで袋井商工会議所等の方を2名、また各種団体ということで2名の方にお願いしておりまして、前回9名の方にお願いをしているところでございます。今回につきましても同じような方にお願いをしようと思ってございます。
104:
◯村井委員長 寺田委員。
105: ◯寺田委員 この懇話会の答申といいますか、意見が、今後の水道料金等の設定について、非常に重要なといいますか、大きな影響力を持ってくるわけだと思います。少し専門家等、いわゆる大学の関係者、それからあと税理士の関係等ということでございます。前回は、市内の税理士等からも来ていただいたということも少し聞いております。
今後、これから選定に当たって、いろいろこういったことにお詳しい関係者というのはそうたくさんいるわけじゃないものですから、いろいろこれから選定していくんだろうと思いますけれども、まず、あまり立ち入ったところを今ここで言うわけにいかんと思いますけれども、もし、もう少し、こういったところを少し絞って業者の方に聞きますよと、専門家の方に聞きますよというところがありましたら、少し方針等があればお聞きしたいと。
それから、市民の、前回はたしか自治会連合会の関係からお呼びになったということも少し聞いています。今回もその辺のところ、市民の方はどういう形の市民で選考していくのかというところがありましたら少しお聞きをしていきたいと思います。
106:
◯村井委員長 和井内上下水道課長。
107:
◯和井内上下水道課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
現在、やはり大学の教授ということで、それもやはり水道事業のことを知っている方、また、他市等でもやはりそういった水道の懇話会等を行っている方等を目安に、前回の方も含め検討をしております。
また、税理士につきましても、なるべく市内の方でお願いできる方をということで、予定をしております。
市民の代表につきましては、やはり自治会連合会長の中から選出をしていただくということを考えておりまして、やはり市民の代表として2名をお願いしたいと思っております。
また、各種関係団体というか市民の方でございますけれども、やはり子育て世代ですとか、そういった女性の意見というものも必要だと思っておりますので、そういった市民団体の方を何名か少し探させていただいて、そういったところ、少し若いというか、子育てしていたりというような年代の方を中心に女性の方にお願いしたいと思っております。
108:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
109:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第93号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
エ 議第101号 袋井B&G海洋センターほか3施設の指定管理者の指定に
ついて
110:
◯村井委員長 それでは、次に、議第101号 袋井B&G海洋センターほか3施設の指定管理者の指定についてのうち、所管部門を議題といたします。
当局から説明を求めます。
廣岡産業未来課長。
111: ◯廣岡産業未来課長 (省略)
112:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
なお、本件につきましては、民生文教委員会との分割付託でありますので、本委員会の所管の範囲で質疑をお願いしたいと思います。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお伺いをいたします。いかがでしょうか。
木下委員。
113: ◯木下委員 それでは、サンライフ袋井、選定理由の中のウの中で、サンライフ袋井の休館日というところで、毎週日曜日だったのを第3日曜日のみというところで非常にいいのかなと思うんですけれども、まず、サンライフ袋井の目的は労働者の雇用促進と福祉の向上というところで、やはり未だにお休みが日曜日という企業のほうが多いと思うんですよね。労働者とすれば、やはり日曜日を活用したいというところもあるのかなというところで、この辺、体育センターとかそのほかの施設、高南のコミュニティセンターなんかも月曜日が大体お休みというところで、できればその辺は統一性があったほうがいいんじゃないかなと考えるのが1点と、その辺はどういうように考えていらっしゃるのかというところと、それから、確かに月に1回という休みもいいんですけど、公共施設のマネジメント的なところを考えると、やはりもう少し、平日を休みにして、休みを月に2回ほどにして、公共施設のメンテナンスってもう少しやっていくべきかなと。これはサンライフだけじゃないんですけれども、今回、所管としてはサンライフのお話なんですけど、全体的にそういうメンテナンスということが必要じゃないかと思うんですけど、その辺はどういうように考えていらっしゃるか、その2点をお願いしたいと思います。
114:
◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
115: ◯廣岡産業未来課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。
1点目が労働者福祉施設ということで、月曜日が休館日でもいいのではないかという点、それから、2点目が、メンテナンスということで、月2回の休みでもいいのではないかというところ、その考え方についての御質問かと思います。
まず第1点目の月曜日での休館日ということにつきましては、今現在、条例のほうにおきましては毎週日曜日の休館ということが指定されておりまして、その条例に基づき、毎週日曜日の休館を月1回の休館日ということでの指定がありましたことから、今回、この提案を受けたところでございます。また、日曜日、それでも毎週ではなく月1回の休みということの中で、労働者のための講座という視点も踏まえて、日曜日に講座ができないかということは、指定管理者とも引き続き協議をしてまいりたいと思います。
また、今年4月に労働者福祉協議会へのアンケート調査のほうを行いまして、労働者の余暇についてどんなことを望んでいるかというようなアンケートをいただいたときに、やはり体力づくりとか健康づくりとか、そういったことを休日は望んでいるという、また、家族でというようなこともございますので、そういった意見も含めて、1日のお休みの中で、1日お休みはいただきますが、そのほかの日曜日の中ではそういった充実した講座ができるよう指導してまいりたいと考えております。
また、メンテナンス、月2日の点につきましては、まだ直接現場の声というものは聞いておりませんが、今回、意見をいただいたサンアメニティにつきましては、今までもこの10年間、月1回での活動ということの実績がございます。そうした上で、今、月1回のメンテナンスで大丈夫だというような提案をいただいていると理解をしておりますので、市民サービスの観点からも、この提案をしっかり受け入れて、市民サービスに努めていきたいと考えております。
116:
◯村井委員長 木下委員。
117: ◯木下委員 まさにおっしゃるとおり、指定管理者のほうではそういうお話であったかもしれないんですけれども、やはり行政サイドとしても、公共施設ですので、指定管理者のお話というのが重要なんでしょうけれども、やはり独自にメンテナンスということはしっかりやっていかないと、国のほうからでも、そういうところはしっかり長寿命化ということもあるので、確かに利用者の方を考えればそういう形も必要なのかもしれないですけど、やはりバランスを考えてやっていくことも今後必要かなと思っております。
現場で働いている方たちも少し不安に思っていらっしゃったりする方もいらっしゃるようなこともお話で聞きますので、現場の声、本当に働いている方とか利用者の方、しっかりその辺を把握して、運営形態、その辺、行政的にも客観的にもう少し見ていただいたほうがいいのかなと思うので、その辺に関してお考えがあったらもう一度よろしくお願いしたいと思います。
118:
◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
119: ◯廣岡産業未来課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。
おっしゃるとおり、バランスということの必要性もあるかと思います。我々としましても、毎月1回、サンライフ袋井とは定期的な報告会も行っておりますし、また、運営協議会のほうが年2回行われております。その中で、先方、指定管理者とも話をしながら、そういう視点も含めた中で少し見守っていきたいなと考えております。
120:
◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
121: ◯寺田委員 今回、指定管理者が決まったということでございます。私なんかは実情に詳しくないわけでございますけれども、今回、応募された業者の方というのは何名ぐらいいらっしゃったのか、そしてまた、主な相違点といいますか、ここを選んだ理由がここには述べてありますけれども、そういうところで、特にほかの業者に比べてここがいいよというようなところ、もし特筆すべきところがありましたら、少し分かりやすく教えてもらえたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
122:
◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
123: ◯廣岡産業未来課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
今回、袋井B&Gほか3施設に対して申込があったところは、先ほど申し上げましたとおり、サンアメニティ・静岡ビル保善共同事業体の1社でございました。そういう点からいくと、相違点というものは特にございませんで、今回提案いただいた内容につきまして、先ほど申し上げました、アからエについて、特に点数が高かったところ、評価したところは、そこのアからエに記載したとおりでございます。
124:
◯村井委員長 寺田委員。
125: ◯寺田委員 失礼しました。少し私、聞き漏らしていたみたいですね。
少しこういうものについては、もう少し競争原理といいますか、いろいろな業者の方が参加しやすいというようなことも必要ではないかと思うんですけれども、今回こういう形になったということは、それなりの、これまでの経験だとか、今後の事業運営に対する安心度というのがもちろんあってなったと思いますけれども、その辺については少し改善していくというお考えなんかがあるのかどうか、少しお聞きをしたいと思います。
126:
◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
127: ◯廣岡産業未来課長 指定管理の指定につきましては、広くホームページ等で公表をしておりまして、市内に限らず、全国どこからでも応募ができるような状況にはあります。
1社に偏ったと、1社になってしまったということは、枠組み等の問題もあるかもしれませんが、私ども、この枠組みにつきましては、近隣、もしくは同機能を有するエリアということの中でやっておりますので、そこのところの検討というところまではいきませんが、ただ、やはり広く周知する必要はあるのかなとは考えております。
128:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第101号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 議第102号 愛野公園ほか12施設の指定管理者の指定について
130:
◯村井委員長 次に、議第102号 愛野公園ほか12施設の指定管理者の指定についてのうち、所管部門を議題といたします。
当局から説明を求めます。
藤原維持管理課長。
131: ◯藤原維持管理課長 (省略)
132:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
本件につきましても、民生文教委員会との分割付託でありますので、本委員会所管の範囲で質疑をお願いいたしたいと思います。
それでは、ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
大庭委員。
133:
◯大庭委員 この件については前から申し上げているんですが、この所管の部分というと、公園管理ということですね。公園管理は、本来、当該団体がやる本来のミッションではないと私は思います。スポーツを振興することが主たる業務だと思いますし、その事業が主体でやるべきだと思うんです。
今回、指定管理6本出ているんですよね。多いところは86%ぐらいの得票というんですか、評点がされているんですが、当該の件だけ71.2%ということで、他施設が大体75から76%、いいところは80%超しているんですが、これだけ71%なんです。
二つ質問なんですが、公園管理をすることが、こういうスポーツ協会がやることに本当にふさわしいと認識しているのか、これが一つ。
それから、今回71.2%、どの指定管理よりも点数低いんですが、何が問題で五、六ポイント他の評点よりも低かったのか、その点について課長のほうで認識されているところがありましたら御答弁いただきたいと思います。
134:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
135: ◯藤原維持管理課長 それでは、大庭委員の質問にお答え申し上げます。
まず1点目、公園管理につきまして、今回指定管理に入れることについてどう考えているかということでございます。
我々のほう、指定管理の選定の中で、金額を出して、委託をして、提案するということの中で、今回委託業務の金額をはじきまして、その中に入れているというわけでございますが、今回、提案を受けまして、我々のほうが指定管理に求めます管理回数というのは満たしていたということもございます。
その中でやはり、指定管理にお願いするというところでございますが、やはり日常管理というところが若干提案の中でされておりまして、やはり目が行き届く、愛野公園ですので、親水公園とかというのに近いということもございまして、日常の状況が分かるということの中で、やはり日常管理というところの中では、指定管理をお願いするという意味はあるのではないかなと思っております。
2点目の評価の関係でございますが、この事業提案の得点を見ますと、1の応募者に関する項目が75.3%、2の施設運営に関する項目が74.8%、サービス内容に関する項目72.4%、収支に関するものが16.3%ということになっておりまして、それで71.2%となっております。その中でやはり一番低いのが、収支の予算に関する項目ということに関してであったと思っております。
その中で、この金額がちょうど同額というところもありまして、その部分が低かったというように認識をしているのですが、指定管理者におきましても、人材不足、また高齢化などが課題となっているというのを聞いておりまして、若い人材がなかなか難しい、また、お金がかかるというところと、より多くスポーツ有資格者のほうを獲得して、サービス向上に努めたいということを考えているということもございます。
この中で、市の仕様書を上回る維持管理などを行ってはいるんですが、さらに、指定管理、提案された中で、上限いっぱいの中で、金額をやりたいというようなことを聞いております。ただ、その中で、やはりまだ流動的なものがあるというようなものがございましたので、やはり評価が低いのかなと思っております。
その中で、来年4月以降、指定管理というものでお願いをしていくということに、議決いただいたということであれば、やはり1カ月に1回事業者と意見交換をしながら、維持管理のほうにつきましても、良好な維持管理ができるか、また、利用者の目線に立っているか、この辺については意見交換をしながらやらなければいけないと思っております。
136:
◯村井委員長 大庭委員。
137:
◯大庭委員 今までの実績もあるものですから、一定の評価をして継続して当該団体に指定管理をするということについては一応了とします。
ただ、向こう5年間、本来この当該委員会では、公園管理、それを一番安く、しかも確実に管理してもらうところ、その仕組みを考えるということも必要だと思います。ですから、スポーツの在り方について、人材が足りないだとか資金が足りないだとか、それは民生文教委員会のほうでやっていただける、公園についてここで議論をしなければならないものですから。
ぜひとも、本来、公園管理に長けて、業者を入れているものですから、一応、それ、形は整っているはずなんですけれども、本来、課長のところからアウトソーシングして、あるいは委託して出していくには、公園に特化してやることが望ましいと思いますので、これは意見として申し上げておきます。しっかり引き継いで、どこに指導しなければならないのか、人材育成が不足しているんだったら何なのか。
財政云々というのは、多分公園のほうでお金が不足しているんじゃないと思うんですよ。スポーツ協会の主たるスポーツ事業に対してお金が足りない。ですから、スポ協から今回議会にも当局にも予算要望が出ているんですよね。だから、本来そちらのほうがお金が足りなくて、こちらのほうじゃないと思うんです。だから、これはこれで、ここで得た利益がスポーツのほうに回るというのは、本来の姿じゃないと思いますよ。足りないスポーツ協会には、そこには適切な補助なら補助を出して運営をしていただければいいと、私の持論なんですが、そう思います。したがって、公園については、しっかり公園の管理をするというところを整理されたほうがいいと思います。これは要望です。
僕、部長たちがいらっしゃるので、内部の中で市がまとめて出せばいいじゃないかというところじゃなくて、やはり整理整頓されたほうがいいと思います。よろしくお願いします。要望です。
138:
◯村井委員長 石田
都市建設部長。
139: ◯石田
都市建設部長 御提案ありがとうございます。
現時点では、こういう形の中でやることが、スケールメリットが働くというような形で、今、向こう5年間、指定管理者の選定についてお願いしているところでございます。
今後につきましては、公園だけではなくて、やはり道路であれば構造物の損傷、それからあと舗装等の損傷、こういったものが、袋井市においては昭和50年代からたくさん施設整備されているということで、30年40年たちますね。老朽化が進行ということがございますので、そういったものを考慮すると、大庭委員から御指摘いただいたように、全体をどういうようにしていくのが、一番市にとって、市民にとって一番いいこと、それからさらに、行政部にとっても一番コストが安価で、そういったところの視点を考慮した中で検討する時期に来ていると考えておりますので、そちらにつきましては、引き続き都市建設部の中で議論を交わしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
140:
◯村井委員長 ほかにございますか。
木下委員。
141: ◯木下委員 今、大庭委員のほうから非常に重要な話で、僕は軽い話になってしまうかもしれないですけど、今、最初にこの中身を見せていただいたとき、大庭委員もおっしゃったように、我々が所管するところの公園の管理というところ、これは先ほど、エのところ、選定理由のところをおっしゃっていただきましたけれども、自主事業の見えとか、そういうような話、海のにぎわいとかということなんですけど、選定理由の中で、ここの所管のところの維持管理に関わる点の記載というのはほとんどないんじゃないかと、付託された割には。どうやって審査するのかというのは非常に悩んだところで、収支予算のところの点数が低いなと。公園の一部考えれば、草刈りとかいろいろなところで、人件費とか人が足りないよというところで、非常に現場は大変だというお話を聞いたことあるので、そういうところも予算的に足りないのかなとは見たんですけど、そのぐらいしか見るところがなくて、もう少し選定理由の中に、しっかりと維持管理をどういうようにやっていきますよというところを入れていくとか、あるいは審査項目の中にもう少しその部分を入れていかないと、公園ってかなりたくさんのところが入っていると思いますので、もう少し入れていただきたいなと思ったんですけど、その辺、再度少し課長のほうからよろしくお願いしたいと思います。
142:
◯村井委員長 少しよろしいですか。今の選定理由については、指定管理者の選定委員会の中で選定したところから、これを、選定理由を書いたものを頂いているわけですよね。ですから、今木下委員の御質問の中で、この選定理由どうのこうのというのは、所管とは全く違ってきちゃうような内容になりますが、要は選定委員会の考え方なものですから、これ。
その辺、いかがでしょうか。
木下委員。
143: ◯木下委員 もちろんその辺はある程度承知はしているんですね。ただ、それだけでやって出された場合、どういうように審査するのかというところを私も少しよく分かっていなくて、委員長のほうでもしこういう観点で見ていくべきだという御指摘があったら、私、そこら辺で勉強させていただきたいなと思うんですけど、いかがでしょうか。
144:
◯村井委員長 観点というのがよく分からないんですけど、要は、選定委員会、公募をして、選定委員会にかけて、選定委員会がこういう理由で選定しましたという報告書が来るわけです。ですから、この内容を、今、これはどういうことだという質問するなら選定委員会のほうに確認をしなきゃいけないんですが、全く方法論として、これは向こうから来た選定理由を付してきているわけですよね。ですから、今、木下委員のお話だと、選定した理由がこれよりもっとほかのものがあるんじゃないかというような内容に少し聞こえたんですが、そういうことじゃないんでしょうか。
ほかのことだというと少しそれは受け入れ……。
木下委員。
145: ◯木下委員 少し言い方があれなんですけど、所管の、例えば今回の維持管理の選定理由を確かにいただいたんだけど、維持管理のほうとしての選定理由はどういうことなのかというところを委員会のほうに諮れないのかなというところですね、最終的には。要は、これだとそこの維持管理のところの部分が出てきていないんだけど、選定理由に関して、選定委員会のほうでどういう判断されたかということを確認ができないのかなというところです。多分維持管理のほうでは、この選定理由を見て、それでオーケーなのだという判断をされたということですね。
146:
◯村井委員長 そこは答えてください。
藤原維持管理課長。
147: ◯藤原維持管理課長 木下委員の質問にお答え申し上げます。
選定理由というところでございます。維持管理部門につきましては、主な部分はこちらの理由に書いてあるということの中で、やはり重視したところに関しては、やはり公園施設を利活用した自主事業の計画が提案されていることというところがございまして、これに書いてあるというところでございますが、そこの部分をやはり、通常の維持管理というのは提案されているというところでいましたので、そういう部分のところ、主な提案理由というところの中での記載をしてあると解釈をしております。
現在、愛野公園のほうで感謝祭というのを1回やっておりますが、その中でやはり、新たな提案としましては、愛野公園のほうでバーベキューの体験、またはドッグイベント、または出展イベントということも考えられていましたので、新たな取組というところでありまして、そこを評価させていただいたというところでございます。
148:
◯村井委員長 木下委員。
149: ◯木下委員 選定委員会のほうから、維持管理に関する事項ということは特に、ここに選定理由を出されているやつ全部じゃないと思うんです。それ以外に、維持管理に関する事項ということは、話合いの中で出てこなかったのか、出ているんであればそこはやはり出してほしいなというところがあるんですけど、そこは特になかったということですかね。例えば、草刈りはどうだとか、維持管理していくのに建物はこういうようにメンテナンスしていきますよとか、そういうような話、選定理由の中になかったのかどうかという、あればそういうものも少し記載してほしいなと思ったので質問させていただきました。
150:
◯村井委員長 藤原維持管理課長。
151: ◯藤原維持管理課長 選定理由については、その中で主な理由が書かれているというところで解釈をしております。その中で、今、木下委員のほうからございました維持管理業務に関する提案というような内容について、少し補足をさせていただきますと、2点ございまして、施設の維持管理の提案というところがございまして、清潔で快適に管理された施設を市民へ提供するということを基本とするということの中で、やはり仕様書というものがございまして、提案をする前に仕様書を出しているわけですが、仕様書の回数、また、費用に、それを満たすように提案をされているわけですが、環境整備、整えるために、その回数にとらわれることなく対応していくというような提案がございました。
あと、2番目の点としては、植栽の管理に対する提案というものがございまして、植栽作業という中で、やはり公園ですので癒やしの空間ということを目指すというところの中で、やはり新たに植栽作業を含めたものに関して、実際のスポーツ協会の職員も実際作業できるように資格を取るとか、そういう部分で、直営の部分と、あと委託の部分と、二つの観点でやりたいというような提案はございました。
ただし、主な提案と内容ということでございましたので、そちらは委員会のほうからの報告には書かれていないというところで御理解願いたいと思います。
152:
◯村井委員長 確認をしますが、今の審査委員会の中で、4番目のところの事業提案等の審査で、審査は申請者の提案内容を審査項目ごとに評価しというところがありますので、草刈りとかそういったものは、2番目の施設の管理運営に関する事項で施設の管理運営が具体的に計画されているかというところに細かく書いてあるわけですよね。
153: ◯藤原維持管理課長 そうです。
154:
◯村井委員長 という説明をしないと今の答弁にならないですから、少しもう一度。
藤原維持管理課長。
155: ◯藤原維持管理課長 すみません、今、説明をしたものに関しては、今委員長のお話があったように、この中の審査項目のところの維持管理の中での審査の内容というようなところを述べたというようなところでございますので、よろしくお願いいたします。
156:
◯村井委員長 ほかにございますか。
何かあるようでしたら言ってください。
木下委員。
157: ◯木下委員 今おっしゃったように、確かに審査項目というのはあって、その中からピックアップして、多分選定理由を出されていると思うんですよね。全てのものに関して選定理由の内容に合わせて、審査項目の中に併せて選定理由というのは入っている。ですので、それを考えれば、維持管理の運用というところを具体的に計画している中で、それが、こういう提案がされていますよというところで、選定理由の中にやはり入れておいたほうが、所管のところも出るんじゃないかなと思ったところです。
158:
◯村井委員長 今の木下委員のお話の中で、要は所管部門の──今、大庭委員もそうです──草刈りとか、そういった樹木の剪定とか、そういったものを、審査項目でこういうことがありましたというのを説明していただかないと、なかなか御理解得られないと思いますので、今後注意してください。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
159:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第102号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ 議第103号 袋井市シルバーワークプラザの指定管理者の指定について
160:
◯村井委員長 次に、議第103号 袋井市シルバーワークプラザの指定管理者の指定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
廣岡産業未来課長。
161: ◯廣岡産業未来課長 (省略)
162:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
よろしいですか。
寺田委員。
163: ◯寺田委員 シルバーワークプラザでございますけれども、いろいろ事業の切り出しといいますか、新しい分野の開拓をしていただいているということでございます。いろいろなそういったところが今回も一応評価には、中に入っているんだろうと思いますけれども、特に今回指定管理するに当たって、どんなところを主に評価していたのか、もう少し具体的にもしあればお示しいただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
164:
◯村井委員長 廣岡産業未来課長。
165: ◯廣岡産業未来課長 寺田委員からの御質問にお答え申し上げます。
特に評価したところの詳細についての御質問かと思います。高い評価につきましては、先ほど御説明しましたとおり、アからエまで掲げるものにつきまして、高い評価のほうがありました。
また、令和4年度から包括協定を締結し、高齢者のデジタルデバイスに取り組むというような形でスマホ講座のほうを開講していただいております。これは、高齢者の皆様へのデジタルデバイスの解消ということも含めてプラス会員増ということにもつながることから、こうした自主事業も次期も展開していくという提案がなされた、そういったところを評価したところでございます。
166:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
167:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、議第103号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
キ 議第104号 田原農村総合管理センターの指定管理者の指定について
168:
◯村井委員長 次に、議第104号 田原農村総合管理センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
鈴木農政課長。
169: ◯鈴木農政課長 (省略)
170:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
171:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第104号については終了といたします。
────────────────────────────────────────
ク 議第106号 市道の路線認定について
172:
◯村井委員長 次に、議第106号 市道の路線認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
藤原維持管理課長。
173: ◯藤原維持管理課長 (省略)
174:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
175:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第106号については終了といたします。
付託議案に対しまして、全ての議案について審査が終わりましたが、先ほど、上下水道課の関係で答弁漏れがありましたので、新たに説明を求めたいと思います。
和井内上下水道課長。
176:
◯和井内上下水道課長 それでは、先ほどお答えできなかった部分についてお答え申し上げます。
まず初めに、村井委員から御質問にございました、人件費や資材の高騰がそれぞれ何を基にどのようにしているかというようなことでございますけれども、上下水道につきましては、前年度の工事費等を参考にその上昇率を標準的な工事で積算をし直しております。その比較を基に上昇率について上げているというような状況でございます。水道に関しましては、手間のほうが8%の上昇、それから材料費のほうは12%上がっているというような状況でございます。水道につきましては、部材と、そういった細かい分けではなく工事全体の標準的な管の標準工事を決めまして、そちらのほうの上昇率がございます。約8.7%ほどの上昇率となっておりますので、そちらのほうを換算して上げてございます。
ほかの委託に関しましては、国の上昇率というのが発表されておりまして、約5%の上昇率があるということがございますので、5%の上昇率のほうを上乗せして、設計のほうはさせていただいております。
なお、今後発注のときに大きなそのような上昇があった場合には、スライド条項等を用いながら、適切に対応してまいりたいと思っております。
続けて、大庭委員の口座振替の単価はということの御質問でございますけれども、現在、口座振替につきましては、普通の市中銀行が1件につき10円、ゆうちょ銀行につきましては12円の手数料がかかっているところでございます。
177:
◯村井委員長 大庭委員、よろしいですか。
それでは、これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑を終了といたします。
続きまして、当委員会に付託された議案について討論を行います。
討論はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
178:
◯村井委員長 討論なしと認めます。
それでは、ただいまから採決を行います。
これから、議第90号 令和5年度袋井市一般会計補正予算(第7号)についてのうち、所管部門について採決をいたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
179:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第92号 令和5年度袋井市水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
180:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第93号 令和5年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
181:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第101号 袋井B&G海洋センターほか3施設の指定管理者の指定についてのうち、所管部門について採決をいたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
182:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第102号 愛野公園ほか12施設の指定管理者の指定についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
183:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第103号 袋井市シルバーワークプラザの指定管理者の指定についてを採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
184:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第104号 田原農村総合管理センターの指定管理者の指定についてを採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
185:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議第106号 市道の路線認定についてを採決いたします。
お諮りします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。
〔賛成者挙手〕
186:
◯村井委員長 ありがとうございました。挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
以上をもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。
午前中の審査はここまでとし、午後1時15分から協議事項についての審査に入ります。
(午前11時47分 休憩)
(午後1時09分 再開)
187:
◯村井委員長 定刻より5分ほど早いですが、皆さんおそろいですので、会議を再開させていただきます。
午前中では付託議案の採決まで終わりましたので、引き続き、協議事項に入らせていただきます。
────────────────────────────────────────
協議事項
ア 袋井市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)について
188:
◯村井委員長 初めに、袋井市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小久江環境政策課長。
189: ◯小久江環境政策課長 (省略)
190:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
よろしいですか。
寺田委員。
191: ◯寺田委員 かなり具体的にいろいろ計画のほうが詰まった感じをいたします。
そういう中で、1点お聞きしたいのは、ごみの問題もそうですけれども、全体に先ほどの工程表を進めたときに、データをどこから入手するかというところが非常に難しいんじゃないのかなと思うんです。ごみの問題はある程度見えるというか、形がありますので、もう少し分かりやすいところもあるんですけれども、それでも、中のごみの分析をするというと今でも少しいろいろなところで問題を感じると。
すごくそれが、今度、温室効果ガスということになると、一体どこから排出してどうなんだと、先ほど課長のほうでは、3年間待つと、今国のほうで持っているわけですけれども、これも多分国のほうも類推だと思うんですよね。人口規模だとか産業構造とかを見て、袋井市はこうじゃないかというようなところで言ってくるのかな。
我々はそれを、実際にデータを抽出していくにはどういう方法があるのか、また、どういうことをお考えになっているのか、少しその辺、さらにこれをいろいろ具体化するには、今言った家庭部門、産業部門、そういうような形でいろいろ分けていますけれども、さらにこれを具体化するためには、実際どこで発生しているのかというところまで掘り下げていかないとなかなか、より適合的な政策というのは持てないんじゃないかなと思うんですよね。
ですので、まずはデータの収集、これをどのようにしようとお考えになっているのか、その辺のことをお聞きします。
192:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
193: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
寺田委員御指摘のように、温室効果ガスの排出量につきましては、これは国のマニュアルに従って、排出量のほうを算出いたしているわけでございますけれども、悩ましいのは、やはり各種の統計データに基づいて、それが全国的な統計に基づいて、それが出そろわないと、排出量の算出ができないということで、どうしても最新のデータを得るまでに時間がかかると、それも我々は悩ましいと考えているところでございます。
しかしながら、説明の中でも少し申し上げましたけれども、やはり、取組の状況の進捗は市民の皆様、事業者の皆様と共有する必要がございますので、でき得る限り、排出量は出せないにしろ、取組の進み具合が分かるようにということで、取組指標という形で、毎年、できる限りタイムリーに数字が把握できるものを取組の指標として位置づけたいと考えております。
概要版の5ページから6ページにかけまして、それぞれ部門ごとに取組の指標というものを掲げてございますが、例えば、産業部門では特定排出者、先ほども申し上げましたけれども、産業部門の排出量の中でもまた6割を特定排出者、26事業者、市内におりますけれども、こうした事業者の排出が占めているといったことで、そうした特定排出者の排出量等につきましては、これは毎年、把握することができるといった状況でございますし、例えば運輸部門でしたら、電気自動車の保有台数ですとか、できる限り取組の進捗の状況が見えるような、即時的に分かる統計データの取組をしようと定めることで、進捗状況の把握をしてまいりたいと考えております。
194:
◯村井委員長 寺田委員。
195: ◯寺田委員 そうなりますと、直接的に、温室効果ガスがこの業種についてこのぐらい実は出している、ですので、今、1年間でこのぐらい減ったよねという直接的なデータではなくて、むしろ、省エネの機器がどのぐらい進んであるのかとか、そういう少し間接的なデータでもってこれを計測していくというような理解でよろしいのかどうか、少しその辺のところをお願いします。
196:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
197: ◯小久江環境政策課長 御指摘のとおり、やはり直接的な排出量をつぶさに把握することはやはりできない、それを示す統計データがございませんので、できないということではございますが、中でも、ただいま申し上げましたように、産業部門の特定排出者の排出量はそれは分かる。ということは、どの事業者がどれだけ温室効果ガスを排出しているかは分かるということで、そうしたところについては、いわゆる絞った対策が取れるといったことでございます。
ここにはございませんけれども、もう一つ、今おっしゃる排出量を深掘りする取組といたしまして、今、地域の金融機関が、ただいま説明の中で申し上げましたけれども、自分の顧客に温室効果ガスの排出量を見える化するツールを無料で配っているという取組がなされております。金融機関と連携を結べば、そうしたデータも御提供いただけるといったところも内々に話をしてございますので、深掘りするといった意味では、そうした手法も新たに追加できればと考えてございます。
198:
◯村井委員長 寺田委員。
199: ◯寺田委員 今課長のそういう代替指標といいますか、そういったもので取っていくというのは一つの方法だと思います。
ただ、もう少しやっていけば、例えば運輸業者であれば、どのぐらいの電気自動車の普及ということもあるかもしれませんけれども、ガソリンの使用量がどのぐらいになっているのかとかというような直接的なデータも取れるんじゃないのかなと思うんですけれども、そういった意味で、家庭の電気だとか、その他今いろいろ挙げている指標の中で、実際、最初にやはり挙げているのが、ここに袋井市の二酸化炭素排出量がどうだという、これがやはり基本だと思うんですよね。ですので、代替指標である程度類推していくということもあるかもしれませんけれども、やはりそこのところは工夫してもらいたい。
それに、もう少し、そういう間接的な指標を取ろうとすると、余計に何がどこまで減ったのかというような、少しいろいろやるには細かい分類というか工程といいますか、そういう仕分なんかもやらにゃいかんと思うんですよね。かなり大変な作業になっていくのかなという感じもするんですけれども、その辺のほう、少し御所見をお願いしたいと思います。
200:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
201: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
対策の打ちどころを明確にしていくといったところでは、でき得る限り、どこからどれぐらい出ているのかといったところを知りたいというのは我々も思うところでございますので、特定排出者については分かると。
それから、もし、金融機関との連携で、ツールを入れた事業者からいただくこともできるとか、そうしたことで手だてを増やしていく。例えばさらに考えられるのは、環境保全協定というものを市と結んでいる事業者がございますので、こうしたところからまずお声がけをさせていただきながらデータを増やしていく、そうしたことも視野に入れながら、対策の打ちどころをでき得る限り明確にしていくといったことは努めてまいりたいと考えております。
202:
◯村井委員長 ほかにございますか。
木下委員。
203: ◯木下委員 概要版のほうの9ページの左側、下のほうに取組の内容の中の森林に係る二酸化炭素、山とか木、これはやはり非常に守っていかないとやはり逆効果になってしまうんじゃないかというところがあって、バイオマスも当然必要なんですけれども、一方で、太陽光を設置しないといけないとなると、これから山とか農地なんかに太陽光なんかを置かれてしまうと逆行になるということで、この間、少し国のほうでもお話を聞いたら、やはりそこは駄目ですよという話を少し僕も勉強会で聞いてきたところなんですけど、今、家についているような太陽光もそろそろ期限が切れてくるよという話をいただきましたけど、袋井市として、今後太陽光なんかをどういうように導入していこうかということを考えていらっしゃるのか、まずそこを1点お聞きしたいのと、本編のほうで、産業別とかいろいろなところで、主な実施主体というところで、市民、事業者、行政と分けてやっていらっしゃいますけれども、表の見方の、表のというか、主な主体の表し方なんですけれども、例えば最初の事業活動における省エネの推進というところは、事業者と行政、これは協働してやるところは一つもなくて、行政は行政、事業者は事業者というような書き方をされていますけれども、次の次世代自動車の活用推進なんかは、市民も事業者も行政も全部一緒になってやりましょうと。そういうところなんです。
この辺、もう少し先に進みますと、公共交通の利用促進なんかで、取組内容がノーカーデーの実施とか、徒歩での移動の転換を推進とかというのが書いてあるんですけど、この中に主な主体で市民が入っていない。徒歩で移動とかノーカーデーとなれば、やはり市民の方はかなり重要なポイントになるのかなというところで、この表の表し方というのはもう一度見直ししたほうがいいんじゃないかなと。行政とどういうように関わっていくかというところを明確にしていかないと、何か誰がどういうようにしていくかというのは少し分かりにくい部分があると思いますので、もう一度見直しをしたほうがいいと思いますけれども、その辺に関して今後見直すかどうか少し教えていただきたいと思います。
204:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
205: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
大きく2点ということで、一つ目は、太陽光発電の関係ということでございますけれども、市としてどのように取り組んでいくかということでございますけれども、委員御指摘のとおり、太陽光発電、本市の説明の中でも申し上げましたけれども、いわゆる電力の導入ポテンシャルということでほぼ太陽光のみといった状況でございますので、やはり計画の中に位置づけた再エネの導入目標を達成するためには、太陽光発電の設置を進めていかなければならないということでございますが、一方では、いわゆるのべつ幕なしにそうしたものを設置していくと様々なところにも影響が出てこようというところでございますけれども、袋井市といたしましては、条例を制定してございます。
袋井市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例と、いわゆる我々、再エネ条例と呼んでおりますけれども、こうした条例を定めまして、出力10キロワット以上の再生可能エネルギーについては届出をしていただく、あるいはそれが50キロワット以上になると、市長同意をする。さらに、太陽光については、モジュールの面積が1万2,000平方メートル以上、あるいは、高さが20メートル以上の──これは太陽光以外も含めてですけれども──ものについては市長同意をしないといった形で自然環境、景観との調和を図る取組を進めておりますので、引き続き、このような形で導入のほうは、この条例をしっかり遵守した中で、導入を進めていくといったことで考えてございます。
それから、いわゆる取組の主体、実施主体でございますけれども、これは基本的には、本当に取組内容の主語に印がついているといったところで御理解をいただければと思います。
今、お話を伺っていて、公共交通のところ、本編のページでいくと68ページ、PDFでいくと多分72ページになろうかと思いますけれども、例えばノーカーデーの実施や、公共交通機関や自転車、徒歩での移動の転換を推進し、自動車の使用を抑制しますということでは、事業者と行政にしか印がついていないと。これは、ノーカーデーの実施というところで、これがいわゆる事業活動の中での取組ということで、事業者と行政というところに印がついているといったところでございますが、その後ろは確かに、委員御指摘のとおり、徒歩での移動の転換をするといったようなところ、自らがそうしたものを使うといったところでは、市民に印がついてもいいのかなと考えますので、いずれにしても、最終案までに御指摘のことも踏まえて少し中身はいま一度整理はさせていただきたいと思います。
206:
◯村井委員長 木下委員。
207: ◯木下委員 ただ、エネルギー源ってやはり、いわゆるエネルギーミックスの話がありますので、もちろん今地上に太陽光ということでおっしゃられてはいるんですけど、やはりそれは国の施策とか県が絡んでくるような洋上の風力発電とかやられているところは今、少しずつですけど、4カ所、5カ所ぐらいしかないですけれども、それは国のほうでピンポイント的にやっている施策なのでそこまで考えることはなかなか難しいのかもしれないですけど、それ以外にもやはりエネルギーミックス、全体的なことで考えられるほうがいいのかなというところがあるので、やはりそこら辺はお願いしたいなというところがあるのと、表のほうももう一度少し精査していただいて、今おっしゃったようにいろいろな取組ということがあるので、やはり全員で協力できるようなもので、主な、主体的なというよりも、やはり行政も事業者も市民も協力してやりましょうというような形の表のほうがいいのかなと思ったので、そういうお話をさせていただきます。よろしくお願いします。
あと、何かコメントがあったらよろしくお願いします。
208:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
209: ◯小久江環境政策課長 お答え申し上げます。
エネルギーミックスにつきましては、国の第6次エネルギー基本計画、これが令和3年度にできてということで、それぞれ、2030年度における電源構成、火力がどれぐらい、原発がどれくらい、再生可能エネルギーがどれぐらいといったことで、特に再生可能エネルギーについては、2030年に電源構成の36%から38%ということで大変高い割合が示されているところでございますので、そうしたところも踏まえながら、市も取組を進めていきたいと考えております。
実施主体のところにとどまらず、計画は特に分かりやすさが重要だと思いますので、最終案の中で反映できる分には反映していきたいと考えております。
210:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大庭委員。
211:
◯大庭委員 2ページの右下の表1、この表が、私は一番、ゼロカーボンを進めていく目標設定、その裏づけとなるエビデンスになると思います。
例えば69万9,000トン今ありますと。先ほど来から話があります産業部門は一番多いと。32万5,000トンと1万2,000トン、足すと約33万7,000トンぐらいになるんですね。そうすると、大体48%、約5割です。
一方、7ページに、エネルギー使用状況や温室効果ガス排出量等に関する現状把握ができていないなんて書いてあるんですよね。だけど、数値が出ている。
これ、分からんじゃないかという先ほどのやり取りの中で、課長は、特定事業者のことは一部ですよね、分かっていますと。だから、そこから攻めていきますという答弁もしていました。
要するに、産業の関係の、どのように減らすのか、特に4ページ。まず、今言ったもので、どのように産業のを具体的に減らしていくかということについてまず御答弁いただきたい。
二つ目は、それに関連して、4ページを見ると、右上の表、表3、例えばここの上の表で、産業部門が、対策によることで4万1,000トン減りますよと言っているんですね。現状推移で、そのまま様子を見ているだけでも減るということ、これを見ると18万トン減ると言っているんですよ。
18万トンをもし減らすことができれば、2ページの約33万トンで除すと約50%少し、これ、減るんですが、ここでは48%という数値になっているんですよね。こういう数字が少し合わないんですが、この数字というのは、ここに書いてある削減効果の米の1というのは、2ページに符合して4ページの表を作ってあるのか。
もっと言い方変えると、2ページの横にここは幾つ減らします、ここは幾つ減らしますのほうが分かりやすいんですが、なぜこういうようにわざわざ46%を特出しにして、再生エネルギーで4.5%、省エネルギー等で13.7%、それで、電源構成で27%、都合46%ですが、上の46%、当然符合するわけです。その上の46%の、いわゆる産業というところを何トン、どのように、誰が減らしていくかということが、家庭もそうですが、分かると非常に分かりやすいんですが、それについてすっと入ってこない表をなぜこういうようにわざわざ書いているのか。
2ページの表の右側に、ここ何万トン減らします、ここ何万トン減らす、そうすると何万トン、何%減りますとストレートに分かるものが、別の表にしてあってパーセントだけで書いてあるもんで、しかもここの米印、削減効果の1のところが何をもってしているか分からないんですが、それを説明してください。
それから二つ目、大きな二つ目、袋井では財政課が今担当しています袋井市役所ストップ温暖化アクションプラン、第4期袋井市地球温暖化対策実行計画というのがあって、2023年の目標は6,529トンにしますというようになっているんです。この数字は2ページの表のどこの内数になっているのか、それについて教えてください。
大きな三つ目、11ページを見てください。
212:
◯村井委員長 お話しのところすみません。4点目になっちゃうんですけど、そこで一回止めていただけますか。
213:
◯大庭委員 後で質問させていただきますね。
そこで取りあえず教えてください。
214:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
215: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
大きく産業部門の関係と、それから市役所の関係ということでございますけれども、産業部門につきましては、本編の資料でいくと64ページ以降、PDFだと68になりますか、ここに産業部門の取組を掲げてございます。
事業活動における省エネの推進ということでは、生産ラインにおける省エネ機器の導入、運用改善の推進といったところ、あるいは建築物の省エネ化、それから、事業活動における次世代エネルギー導入の推進ということでは、再生可能エネルギーの導入、再生可能エネルギー電力の導入、それから水素エネルギー等の活用と、それから、推進体制の構築といったところで、推進体制づくりと進捗管理の推進ということで、省エネと再エネ推進体制づくりといった大きな三つの柱で産業部門の脱炭素を進めていくといったことで、様々な中身についてはここに掲げたとおりでございます。
特に推進体制のところでは、重点プロジェクトにも掲げましたように、いわゆる金融機関の力を借りながら、それぞれの事業者の経営に応じた形で対策を打てるような伴走支援、こうしたことも併せて進めていくことで産業部門の対策を取っていきたいと考えているところでございます。
産業部門の関係で、表の、少し分かりにくさの御指摘をいただきました2ページの温室効果ガスの排出量の推移については、これはあくまでもこれまでの実績ということで、平成25年度の基準年と、それから平成29年度、平成30年度、令和元年度と、これは実績というものを部門ごとに整理したものでございまして、4ページの表についてはこれからの話でございまして、削減効果が、対策による削減量と対策及び現状趨勢を含む削減量ということで二つございますのは、いわゆる成り行きでもCO2が減るといったものが現状趨勢値になりますので、要するに対策を取らなくてもそれだけは数字が減るといったのが現状趨勢値であります。したがいまして、対策による削減量に入っている数字が、いわゆる省エネと再エネの導入で減らさなければいけない温室効果ガスの量ということでありまして、例えば、二酸化炭素産業部門では、4万1,640トンと、それから18万104トンという数字が入っておりますけれども、左側の4万1,640トンを対策を講じることで減らしていくといったような位置づけになってございます。
したがいまして、この表に、表3のところに、対策による削減量の前に現状の数字を入れれば、現状があって、これだけ減らして、どうなるというのは整理はできるかと思いますので、それを少し……。
216:
◯大庭委員 48%というのは何に対して48%か、分母と分子を教えてください。産業部分の48.3%、4ページの、これは何と何を乗ずるか、何と何を掛けると48.3%になるの。削減割合、48.3%、産業部門にあるんじゃないですか、これは幾つと幾つを掛けるとそうなるの。
217: ◯小久江環境政策課長 これは、平成25年度が基準年になりますので、それに対しての削減割合ということで御理解をいただければと思います。
218:
◯大庭委員 幾つと幾つの数字なんですか。
219: ◯小久江環境政策課長 お待たせしました。お答えを申し上げます。
2ページの表になりますけれども、2ページの右下の表1のところでございますが、産業部門のCO2ということで、非製造業が1万1,833トン、それから製造業が36万709トン、これを足しますと37万2,542トン、4ページの対策及び現状趨勢を含む削減量が18万104トンということでございますので、この18万104トンを先ほど申し上げました37万2,542トンで割り返しますと48.3%、こうした計算になってございます。それが1点。
もう一点は、いわゆる我々市役所の関係は、一事業所としての市役所の関係は、御質問の中にもございましたように、地球温暖化対策実行計画(事務事業編)ということで、これはまさに今総務委員会のほうに第5期計画をお諮りしているところでございますけれども、市役所については、業務その他部門に分類をされているということで御理解をいただきたいと思います。
220:
◯大庭委員 そうすると、市役所の分は全体の5万7,000トンのうち6,000トン近いというと、10分の1ぐらいのことを袋井市役所の関係だけで占めていると、それ以外は別の市民が発生しているということの理解でよろしいですか。
先ほどの説明の中で、2ページの今32万5,000トン、これを何トン減らせば、ここの数値から何トン減らせば、この48%減の数値に最終的になっていくのか。
あと、要するに、産業関係の32万5,000トンのうち、何トン減らせばいいかというのを教えてほしいのと、そのために、先ほどのお話だと、特定の事業者のことについては分かると、全部分からないけれども、ある部分については分かるので、そこから攻めていきたいという、数値を減らしたい、目標数値と具体的なアプローチ、それをどのように考えているのか。例えば、産業の分野だけを捉えていった場合、それについて少し教えてください。いいですよ、分からなかったらこれから分かるように、それを表にしてください。
それで、目標数値が5万トン減らす、5万トン減らすうちの全ては把握できないが、3万トンはPPだとかいろいろなものを使ってやるだとか、そういうように再生エネルギーでやるだとか、そんなアプローチはこれから行政としてかけていくと。
ただ、2013年比46%だけが独り歩きしてじゃなくて、袋井市としてしっかり積み上げておくということが大事だと思いますので、そもそも出てきている69万9,000トンとて、袋井市が積み上げ計算しているのじゃなくて業者に計算してもらっている数字だものですから、その業者にどうしたらいいかということをしっかり聞いてもらいたいんですよね。それで、我々はその数値に基づいて、市民の皆さんにはこういうようにしなきゃいけない、あるいはごみ減量にはこういうようにしないかん、そういうように一つ一つを積み上げていくことが必要だと思います。それはそういうことで要望しておきます。
最後一点、11ページ。
221:
◯村井委員長 先ほどの残ったやつですか。
222:
◯大庭委員 もういいです。
223:
◯村井委員長 どうぞ。
224:
◯大庭委員 答えられそうもないの。答えって、これから答えてくれているんですか。
225:
◯村井委員長 その件については、今日、一番最後に答弁をいただきますので、少しこれが終わったら検討してください。
226:
◯大庭委員 11ページ、少し見てくれます。11ページの左下、2019年、69万9,109千トンというのがありますよね、あるいは2013年、78万276千トン、単位は千トンとなっているんですが、これは千トンが正しいんですか、少しそれについて説明してください。
227:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
228: ◯小久江環境政策課長 様々な御指摘ありがとうございます。
対策の数字、概要版、大変分かりにくいと御指摘いただきました。誠に申し訳ありません。
4ページの右上に示してある数字でございますけれども、少し最初の説明のところでははしょらせていただきましたけれども、対策による削減量というところにそれぞれ部門ごとに数字が入ってございます。
例えば、家庭部門でしたら3万6,268トンという数字が入ってございますけれども、その内訳、どのような積み上げでこの数字を出しているかといったところは、本編の資料編に掲げてございまして、本編の95ページ、資料編のところに各部門における対策削減効果ということで、それぞれ部門ごとに、例えば家庭部門は表の9-3ということで、住宅の省エネルギー化(新築)で3,738トンとか、(改修)で1,344トンと、こうした積み上げの基に先ほどの削減量を積み上げているということでございます。
これにつきましては、国の地球温暖化対策計画、その数字を根拠にいたしまして、国全体で2030年に部門ごとにこうした取組でこれだけ減るよといったことを示してございますので、それを袋井市の排出量で按分して、袋井市としてはこれぐらい減らせるといったことで整理をしたものでございます。
それから、二つ目の11ページの単位については、誠に申し訳ありません、御指摘のとおり、誤りです。千が要らないということでございますので、修正をさせていただきたいと思います。
229:
◯村井委員長 大庭委員。
230:
◯大庭委員 今の説明で、国が按分せよということで数字を並べたということで理解しました。
ただ、対策及び現状趨勢を含む削減、例えば産業分野で4万1,600トンは分かりました。だけど、後は14万トン近くは趨勢という言葉でまとめたんですが、これも国でそういうようにまとめなさいと言われたということですね。
それと、あわせて、先ほど64ページの話が出ました。64ページで、産業部門のページで特定排出者が産業部門全体の60%を占める特徴がありますと、これは具体的にどういう、特定排出者というのは何を指して、6割というのは、例えば2ページなら2ページのざっと33万トンぐらいあるわけ、33万トン、産業分野は排出していると。先ほどの説明では、4万1,000トンは、国の按分の数値を当てはめて減るはずだと、あとプラスは趨勢で、14万ぐらい足して18万も減るはずだと。
今度ここへ来て、64ページは、特定という言葉を使って、それが60%を占めるというんですか、それはどこを指して、何の60%か、それについて少し教えてください。
231:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
232: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
特定排出者でございますけれども、これは、省エネ法に基づくエネルギー使用量の多い事業者ということで、原油換算1,500キロリットル、年間エネルギー使用量が原油換算で1,500キロリットル以上使っている事業者ということで、市内に26の事業者がいらっしゃいます。この26社が出している排出量が約20万トンということで、産業部門の約6割がこの26社から排出されていると、そういった見立てをしているということでございます。
233:
◯大庭委員 そこに働きかけをするということですね。
234: ◯小久江環境政策課長 そこに優先的に働きかけをするのが効果的であろうと考えているところでございます。
235:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大分時間も経過しておりますので、あと、ほかに質問があればお伺いしたいと思います。
寺田委員。
236: ◯寺田委員 ここの2ページのところ、今、この表のところで、実は7種類の温室効果ガスがあるというような説明でございました。
ここにそれぞれ温室効果ガスの係数というのがあるのでございますよね。例えばフロンだったら28倍とか、メタンですか、フロンだったら数百倍だとか数万倍という数字なわけです。
そういうようなCO2に、これ、同じように単位で並べちゃってあって、これがこうだとなりますけれども、それで、実は、こちらのほうの、3ページに行きますと、二酸化炭素だけを抽出しているんですよね。少しその辺のところを、ここは二酸化炭素だけですけれども、実際、ほかの温室効果ガスの削減については、一応今回のこの計画では要らないのかどうか、少しその辺のところのお考えをお聞きしたいなと思います。
237:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
238: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
この計画の対象とする温室効果ガスは七つございますけれども、やはりその内訳を見ますと、エネルギー起源のCO2が90.4%で、非エネルギー起源まで加えて92.4%ということでございまして、いわゆるほとんどが、温室効果ガスのほとんどがCO2ということですので、それに特化した、取組についてもそれに特化した内容となっているということで御理解いただければと思います。
239:
◯村井委員長 寺田委員。
240: ◯寺田委員 例えばですけれども、地球温暖化係数ですけれども、例えばCO2が1とすると、メタンなんかは28倍というようなことも言われているんですね。また、フロンだと、成層圏の破壊だとかいろいろ問題もありますけれども、かなりの温室効果ガスとして、CO2とは比べものにならないぐらい影響力というか、そういうような害はあるというか、そういうようなことも言われているんだろうと思います。ですので、ここで、今度CO2に限って、量的な意味で、九十何%だからCO2に限ってやればというようなことでは、少しこの辺のところの対策というのが抜けちゃうんじゃないのかな。
これ単に、課長の言う九十何%じゃないんですよね、実際は。実際、温室効果に与える影響というのは多いと思いますので、今回、もしこれをつくるんであれば、これのほかの5種類ですか、のガスの削減の対策なんかも実は持っておかないといかんじゃないのかなと。何かCO2だけやれば、もうそれでかなり温室効果ガスも減るよという、こういうような形の誤解になると思いますので、その辺のところはどんな考え方なのかという点を少しお聞きをいたします。
241:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
242: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
私の説明が悪くて申し訳なかったんですが、2ページに掲げてある表でありますけれども、右下でありますが、これは袋井市内で排出している温室効果ガスということで、二酸化炭素以外では、メタン、一酸化二窒素、フロンガス類ということで整理をしてございますが、委員御指摘のとおり、メタンについては二酸化炭素の25倍、例えば一酸化二窒素については298倍とか、そうしたことで排出係数のほうはございますけれども、ここに書いてある数字はそれぞれを二酸化炭素換算した量でございます。ですので、メタンがこれ、今メタンについては、令和元年度に1万8,351、CO2換算でのトン数ということですので、実際のメタンの量は、これは25で割り返した数字ということになってございますので、やはり中心はCO2という、二酸化炭素ということでございますので、御理解をいただければと思います。
243:
◯村井委員長 寺田委員。
244: ◯寺田委員 CO2換算でこの数字を載せてあるというようなことで理解いたしました。
今回、少し私も今この部分がどのくらいの割合になっているのか今少し計算できませんけれども、それなりの、CO2だけで90%になるんだよというような理解でいいのかどうか、少しその辺どうなのかなという感じが少しします。もし今回、こういうような計画をつくるんであれば、少しこういうような効果ガスの削減対策も少し併せて出していただけるともう少し、せっかく計画をつくるわけでございますので、その辺が少し抜けているというのは、少し施策として出すには、もう少し全体性を加味したものにする必要があるかと思うんですけれども、その辺のところはどうでしょうか。
245:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
246: ◯小久江環境政策課長 メタンですとか一酸化二窒素等々については、やはり工業プロセスとか、専門的なところでいわゆる排出される傾向が高いということでございまして、この計画、区域施策編は、市民、事業者、行政ということで、広く取組を進めるものでございますので、いわゆる二酸化炭素以外のところは少しこれになじまないと考えておりますので、御理解をいただければと思います。
247:
◯村井委員長 ほかにございますか。
安間委員。
248: ◯安間委員 端的に質問させていただきます。
概要版の8ページの利用環境の、8ページの重点プロジェクト3のところの、背景・方針の3段落目の文章なんですが、ここで数字の出どころ、出典元の確認と、この数字の理解、どのようにしたらいいのかというところを教えていただければと思っています。10月時点、本市には16カ所、23台の充電設備がありますがという箇所なんですが、これ、EVsmartウェブサイトからの出典でよろしかったのか、そうであれば、私が見たものと若干数字の理解が異なるので、その確認をさせていただきたいというところが1点目。
2点目としては、同じくこの文章の中で、一番最後、電気自動車等の利用環境整備を進めますと書いてありますけれども、利用環境の整備が図られたかどうなのかを示す取組指標は、充電スタンドのコネクターの数のみを基に、この成果、図られたのかどうかというのを判断していくというお考えでよろしかったのか、それだけ教えてください。
249:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
250: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
充電設備の関係、出典はEVsmartウェブサイトということで理解をしております。数字の違いがあれば御指摘をいただければと思います。
それから、EVの普及、広く運輸部門に関わるところでございまして、運輸部門のいわゆる取組の進捗を図る指標といたしましては、やはり電気自動車の保有台数、それからEV充電スタンドの設置口数、1台につき2口という場合もありますので、そうした設置の口数が実質的であろうということで設置の口数、それから公共交通の利用者数、この辺りをEV化も含めた運輸部門の取組の指標ということで考えてございます。
251:
◯村井委員長 安間委員。
252: ◯安間委員 ありがとうございます。
1点目に関してなんですけど、16カ所というのは私もそのとおりでした。22カ所になるのかなと思っていても、EVsmartのホームページによると、1台の充電器、充電スタンドが同時に2台充電できるよう口数が二つになっているよというような理解で私は読み解いたんですが、その点、また確認をいただきたいなと思っています。
そして、2点目の再質問なんですが、国際的には、コネクターの口数、コネクターの数だけではなくて、充電スタンドの出力の規模を高めていくことが重要だよというような形で言われています。そうした中で、今回の取組指標が口数、コネクターの数だけというところ、なかなか指標の表し方というのは難しいところはあるかと思いますけれども、その辺り、課長、どのようなお考えをお持ちなのか、最後に教えてください。
253:
◯村井委員長 小久江環境政策課長。
254: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
資料8ページの数の関係については、いま一度確認をさせていただきたいと思います。
先ほどの御答弁で申し上げましたように、EV充電スタンドについては、やはり口数というのが実質的な成果といいますか、進捗管理につながろうと思いますので、少し市長の表現ももしよろしければ直させていただきたいというように思います。
それから、後段の出力の関係の御指摘があったかと思いますが、少し専門的なことを申し上げますと、国のガイドラインでは、いわゆる充電インフラ、3種類、大きくあると。基礎充電と経路充電と、それから目的地充電という3種類があって、経路充電というのは、出先から目的地までの経路の充電であるので、早く済ませるということで、いわゆる高出力の充電器がいいよと。一方、うち、自宅、基礎充電と、目的地、ホテルとかといったところ、あるいは商業施設みたいなところもあるかと思いますが、基礎充電と目的地充電については、長く止めておくので、いわゆる低出力の充電でもいいよというように、おおむねガイドラインの中でそうしたことが言われております。
やはり急速充電については、キュービクルという設備が必要になって、高額であるといったことでございますので、そうしたところはやはりコマーシャルベースで、どちらかといえば国が主導になって進めていただくところであると考えております。
我々、自治体に期待されておりますのは、いわゆる基礎充電ということで、自宅ですね。いわゆる自宅の充電環境の整備を進めてほしいといったようなことでいきますと、やはり一般の持家の方はコンセントに挿すだけになりますので、さほど投資も要らないんですけれども、やはり集合住宅の関係、例えばアパート住まいの人が、せっかく電気自動車に乗りたいのに充電設備がないからといったところがネックになって、電気自動車の普及につながらないといったことも鑑みますと、我々としては、集合住宅への充電インフラの充実というのが課題なのかなと捉えているところでございます。
255:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
256:
◯村井委員長 ほかに質疑等もございませんので、以上で、本件は終了とさせていただきます。
会議の途中ですが、ここで、あの時計で2時50分まで休憩とします。
(午後2時39分 休憩)
(午後2時47分 再開)
257:
◯村井委員長 それでは、皆さんおそろいですので、定刻前でございますが、審議を再開させていただきます。
────────────────────────────────────────
イ 袋井市一般廃棄物処理基本計画(素案)について
258:
◯村井委員長 次に、協議事項のイ、袋井市一般廃棄物処理基本計画(素案)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
幡鎌廃棄物対策課長。
259:
◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略)
260:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
大庭委員。
261:
◯大庭委員 最初に、私は御礼を申し上げたいと思います。
1ページ、ほかの4ページにも、また、最後の5ページにも、いわゆる掛川等と比較できる、国、県、そして袋井市ということで、袋井市の総量の数値を入れてもらいました。これによりまして、袋井が多いか少ないかというのが分かるようになって、私は本当によかったと思います。
少し5ページにも載っているものですから、例えば1ページで見ていただくと分かるんですが、令和3年度、5ページの数字に足せばいいんですが、掛川市は令和3年度622.6グラムということで、環境省が毎年公表する一般廃棄物処理事業実態調査の数値はそのようになっています。ですから、622.6グラムで、袋井が824ですから、200の差があるということがこれで分かります。
もう一つ、分かることがあるのは、令和3年度の掛川市の生活系、家庭系という言葉と生活系という言葉を、私は本当は生活系が基礎用語の何かで見ると基本になっているような気がするし、環境省なんかもそれを使っているような気がするんですが、490.1グラムです。506に対して490.1グラムが掛川市。ところが、私、袋井が令和4年度476ということで、もう掛川市より減っているんです。これはある意味すごいことだと思うんですよね。
もっと言い方を変えると、袋井市は結局事業系のごみがいかに多いかということがこれで分かってくる。私がずっと言っていた、全国平均と比較をしてほしいと言っていたエビデンスはそこにあるんです。
それで、そういうことからすると、4ページの家庭系ごみ、環境省は生活系のごみと言っているんですが、4ページの赤い四角の中にある家庭系のごみが、中間目標で452グラムになっているんですか、掛川市の490グラムよりも減らす、あるいは最終の令和12年に372グラムにするということは、これは恐らく日本一の目標数値だということが改めて分かると思うんですよ。掛川の生活系は490.1グラムです、令和3年度で。そうすると、もう中間の令和6年、来年でも、あるいは令和12年度でも、袋井のほうもいかに少ないか分かるんです。ですから、攻めていくのは、ごみを減量するということからすると、事業系がいかに必要かというのが分かると思います。
それで、5ページ見てください。ここは、分かりやすくて分かりにくいのはここにあるんですが、一番下の欄の823グラムと622グラムを比較すると袋井がいかに高いかというのが分かるんですね、一番下の欄で。
ちなみに、先ほどお話にありませんでしたけれども、菊川は645グラムです。森町は668グラムです。それから、長泉町も697グラム、藤枝市が672グラム、要するに袋井よりも大体200グラム近く少ないです。
さて、622グラムの掛川市の490グラムのエビデンスを私なりに拾ってみると、どれが言えるかというと、一番上の要するに掛川市の622グラムのうち生活系ですよね。うちでいう家庭系です。これは、377.4足す、一番上の収集(燃やせるごみ)、それから市民の搬入42足す、それから小計の50.5足す、それから埋立てのごみの20.2あたりを足すとちょうど490ぐらいになるんですよね。
そういうことで、家庭系のごみは、袋井市は本当に努力しているということが見えてきて、結構だと思うんですが、逆に事業系をどうして減らすかということがこの計画で見えてきます。5330(ごみさんまる)のときにも話に出るかもしれませんけれども、そういうことで、申し上げたいことは、環境省が出す全国平均、事業系、生活系、こういうような数値を出してもらったことに御礼を申し上げたいと思います。ここからどういうように対策が打てるかということで、見えてくるところがあると思います。もしこれに対して部長のほうでコメントがありましたらお願いします。
262:
◯村井委員長 本多環境水道部長。
263:
◯本多環境水道部長 大庭委員の御質問にお答えを申し上げます。
まずもって、今この資料についての御評価いただきましたこと、ありがとうございました。
それで、実際、今御説明がありましたとおり、やはり掛川市と200グラム、令和3年度で違う、1人当たり。その中で家庭系を3割減らせば、もう50グラムまで、目標までいきますと、あと、迫るような数字になりますけど、ですが、あと50グラムの差というのが、いわゆる今集計値の違いの中での数字で約50グラム違うというところがあります。
ただ、そのような中で、これから、5330(ごみさんまる)運動については、家庭系は進めていきます。これは目標ははっきり進めておりますので、令和12年度で進めていきます。
ただ、やはりごみはまだそれだけではないということで、総排出量からすればやはり、資源ごみもあれば、いろいろな事業系のごみもある、クリーンセンターに入っているごみはそれだけではありませんので、ごみをどう生かしていくかというところは、今現在、まずは5330(ごみさんまる)運動を中心にやっておりますが、やはりこれからも課題の一つであると思いますので、これは進めていく必要があろうかなと思っております。
264:
◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
265: ◯寺田委員 今、大庭委員のほうからありましたけれども、近隣市町とごみの組成の比較というのを出していただいたということで、袋井市の特徴といいますか、いいことも悪いことも含めてよく分かってきたんじゃないかなと思います。
その中で、やはり一つどうしても気になりますのは、例えばですけれども、ここの、今でいう5ページのところで、集団回収というところがありますよね。ここは、例えば掛川はゼロなんですよね。それに対して袋井は18.7、新聞紙だけだと331で、込みで18.7なんですけど、これはかなり数値としては大きいわけなんですよね。
これ、なぜこういうことが生じるかと言いますと、掛川は集団回収をしていないということです。袋井は、それに助成金を出して、集団回収をあえてしている。これは、私は決して袋井市の政策が間違っているとは思いません。やはりそういうことで、こういった集団回収のいいところがあるんだろうと思います。
私は、これは何かというと、一つは、焼却ごみでなくていわゆるリサイクルに回っているというようなこと、ここが重要だと思うんですね。ですので、今のごみの件でやっているのは、いわゆる排出量、どう量を減らすかという、焼却ごみを減らすかというようなことに全部来ているわけですけれども、そうしますと、袋井市が取り組んでいるリサイクル、これがどうしても数字として上がってこないわけなんですね。環境省の数字はもちろん排出量でやっていますので、これはこれとして変えてもらうというわけにはいかないと思うんですけれども、やはり我々独自の指標としては、やはりリサイクル、これをどこまで進めているのかというところをやはり数字として捉えていくということも必要かなと。
この間、富良野へ行きましたけれども、富良野はリサイクルがかなり進んでいますよね。食品なんかも特別な、いわゆる生分解型の袋を配って、それで食品ロスのを集めていると。もちろんこれからも肥料等もやっていくんだろうと思いますけれども、そういうようにリサイクルにかなり重点を置いているという、政策的にそういうことを取っているので、袋井市も一つは、リサイクルというのをこの政策の中に少し数字として取っていくということをしていったらどうだろうかと。ごみの全体のリフューズ、減らすということも大事ですけれども、リサイクルの部分はこれだけ袋井市は進んでいるよということをやはり数字として出していったらどうかと。これは今ごみ減量化でやっている数値の取り方、いろいろやっていらっしゃいますけれども、特に難しい数字ではないかと思いますので、ぜひこれを少しやっていただきたいと思いますけれども、それについて少しお考えをお聞きしたいと思います。
266:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
267:
◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
今、寺田委員がおっしゃっていただいたように、総排出量でいうと、資源ごみとかも入った中でのごみの量ということで、我々が本当は問題としているのは、可燃ごみということなんですけど、そういった意味で、今回、この計画に示させていただいた数字も、その辺りをはっきり分かるような形で皆さんにお示ししたと考えておりますので、今、委員がおっしゃっていただいたように、いいところは伸ばしていくし、減らさなきゃいけないところは減らさなきゃいけないということで、そういったものをはっきりと皆さんにお分かりできるような形でこれからもお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
268:
◯村井委員長 寺田委員。
269: ◯寺田委員 これから紙おむつの関係であるとか下水汚泥のほうも、これはリサイクルということになると思うんですけれども、そういう数字が積み上がってくるとなりますと、これは量としては変わらないと思うんですけれども、リサイクルの分は上がっていくと。ですから、そういうのをしっかり数字として見えるようなのをお願いしたいということでございます。
また、ほかに今雑紙の回収なんかもやっていますけれども、これもやはり、雑紙をお金を取ってやることによって、実はごみの量、増えちゃっているんですよね、量的には。そこのところが、実はそうではなくて、それだけ取っていくとごみの量が増えちゃう形になりますので、むしろそこではリサイクルが結構案外貢献したよというような数字として出していくと非常に分かりやすいということですので、その辺のところ、もう十分お分かりだろうと思いますけれども、少しこの計画の中に入れていただきたいと思いますので、お願いをしたいと思いますが、見解をお願いしたいと思います。
270:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
271:
◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
今、委員がおっしゃっていただいたように、リサイクル率も今回目標として一つあの中に含めていくことを検討しています。ただ、少しなかなかリサイクル率自体、今まで大きく取り上げてきていなかったものですから、少しどういった形でやるかというのを今検討していますので、いずれにしろ、おっしゃっていただいたように、今回の計画にはそれを含めていくということを考えておりますので、お願いします。
272:
◯村井委員長 今のリサイクル率、今回の計画に含めていくということで、この素案の中にはまだ表現していないということ、そういうことですか。
273:
◯幡鎌廃棄物対策課長 まだ入っていないです。これはまだ完成じゃないものですから、素案で、今回お示しするまでの間に、リサイクル率についても検討が必要という御意見もいただいたものですから、それを踏まえて、今度、案というか完成のときには含めていくというように考えています。
274:
◯村井委員長 今日、全員、
建設経済委員会で協議の場に上っていますので、それを含めていない素案というのはあり得ないんですよ、本来からいくと。そうすると、リサイクル率は一般廃棄物処理基本計画の成案を2月定例会にかけると思うんですが、そのときにならないと出ないということですか。
275:
◯幡鎌廃棄物対策課長 出ないというわけではないんですけど。
276:
◯村井委員長 いやいや、そこまでいかないと、その表現がここの中にされてこないということ。
277:
◯幡鎌廃棄物対策課長 そうです。
278:
◯村井委員長 少しここ保留にしてください。
ほかにございますか。
安間委員。
279: ◯安間委員 私から2点質問させていただきます。
概要版のページ数3ページ、表の3の課題の中の8)の中の2点目、質問内容としては、2点目の文章の表現をもう少し強い表現、周知徹底、分別徹底、意識啓発の徹底、こういうのを促す文章にしていただけませんでしょうか、検討願えますかという質問です。
理由としましては、火事が起こっているということ、ここにも書いてありますけど、施設で火災頻度が増えている、昨年パッカー車、収集車両でも火災が起きました。持続可能という意味では、やはりこの施設、設備、車両、そしてこの事業に携わってくださっている事業者の方々、職員の方々の安全を守る意味でも、周知を広く啓発しますというような文言ではなく、徹底とか、もう少しほかの、課題1から10ありますけれども、この文末で割と強い表現があると思うんですよね。そういったものを参考にぜひとも御検討いただきたいなと思いますけれども、お考えをお伺いしたいのが1点目です。
2点目が、全体を通してなんですが、質問内容は、今回、遺品廃棄物、遺品整理ビジネス等から生じる廃棄物の運搬、処分、これを今回の計画の中に位置づける必要があるのかなかったのかというところが、どういう話合いが庁内でなされたのかというのをお伺いしたいです。
280:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
281:
◯幡鎌廃棄物対策課長 まず、1点目の8番の2番のところですが、おっしゃっていただいたように、これは重大なことですので、検討させていただきたいと思います。
それから、遺品の関係なんですが、今やはり遺品につきましては民間の業者を中心にお願いをしておりますので、特に市のほうで遺品のほうの廃棄物の関係を直接やるということは今ありませんので、そういった意味で計画にはのせていないということです。
282:
◯村井委員長 安間委員。
283: ◯安間委員 民間業者の方がやってくださっているよということだと思うんですけど、今おっしゃってもらった背景の中には、遺品整理ビジネス等から生じる廃棄物って規制がすごく複雑、やはりこの現状のニーズに合っていないと思います。利用者の方、実際そういったニーズはあるのに法整備が追いつかない、そういった現状、あろうかなと思います。個々の内容を一から申し上げると時間がたってしまいますから、今回は差し控えますけれども、そういった意味でも、在り方を検討していくよというような、考え方を検討していく、そういった方向性を定めていくような表記ということであれば可能なのかなと、今の答弁をお聞きして思ったんですけれども、そういったことも難しい、このような認識でよろしいですか。
284:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
285:
◯幡鎌廃棄物対策課長 基本的な考えとしましては、先ほど申し上げたように、やはり民間のことですので、そういった考えは持っていませんでした。ですが、今おっしゃっていただいたように、問題となることではありますので、どういったところが問題かというのをまた教えていただきたいと思いますし、我々もまた勉強して、計画のほうに表記できるようなことがあればそれは検討させていただきたいと思います。
286:
◯村井委員長 安間委員。
287: ◯安間委員 遺品廃棄物というのは多分一般廃棄物の中でも家庭系の一般廃棄物になるので、市町村の自治体が処理しないといけないという責任があるわけですよね。そういった観点から質問させていただいたんですけど、今後検討も含めて改めてお願いしたいというような話、以上、意見とさせてください。
288:
◯村井委員長 ほかにございますか。
寺田委員。
289: ◯寺田委員 5330(ごみさんまる)運動で、成果が15%削減まで来たということで、その努力を評価したいと思います。
その反面、やはり一つ気になるのは、5330(ごみさんまる)運動の予算ですよね。去年が約2,000万円ぐらい使っていて、今年は4,237万円ですか、かなりの金額が5330(ごみさんまる)に費やされているという。
はっきり言いますと、お金をかければかなり削減できるというのは分かっていることなんですよね。ただ、行政効果の問題もありますので、どう少ない予算でごみ削減するのかというところ、この辺のところも知恵の絞りようだと思います。
そういうことで、私はある程度、ごみの削減に対してどのぐらい予算をかけていくのかという、そういったことも少し全体のことの中で計画をされたらどうか、それの中でこういうことをやりましょう、こういうことは少しできませんよねというところも庁内で絞っていただけるということが必要だと思いますので、まずは計画があって予算も決まってくると、どちらが逆かという問題もあるかもしれませんけれども、ともかく今4,000万円以上の金額をかけているということで、かなりの金額ですので、少しその辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
290:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
291:
◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
実は我々もそこのところは気にしていまして、当然お金をたくさんかければ当然ごみが減るというのは当たり前の話で、どこまでお金かけるかという話があるんですけど、今、県内のごみ処理費の比較というのを行いました。
それで、金額ベースというよりは1人当たりの単価掛ける袋井市の8万8,134人で計算しているんですけど、8万8,000人で額を出すと、今、県平均で袋井市より1億5,000万円、県内市町村の平均が袋井市より1億5,000万円多く経費を使っています。これは、ごめんなさい、令和3年度ベースです。令和3年度の金額しかまだ出ていませんので、令和3年度の時点で、県平均だと袋井市より1億5,000万円多く使っていたと。それで、掛川市が本市よりも7,100万円、単価掛ける人口でやると7,100万円ということで、今、委員おっしゃっていただいたように、令和4年度に5330(ごみさんまる)で使った金額が、3,400万円ぐらい使ったんですけど、それから今年が4,800万円ぐらい、来年、さらに少し増やして6,000万円ぐらいを希望しているんですが、当然これからの話、どうなるか分からないですけど、いずれにしろ、県平均と比べればはるかに少ないですし、掛川と比べてもまだまだ、1,000万円ぐらいは掛川よりは低い額で今事業のほうやっているということで、結局、袋井市、案外お金を使ってなかったんですよね、今まで。ごみも結構多かったということで、5330(ごみさんまる)でお金のほうを今使わせてもらっているんですけど、それでも県平均から見ればそんなに大きな金額を使っている状況ではないということで、御理解をお願いしたいと思います。
292:
◯村井委員長 寺田委員。
293: ◯寺田委員 ごみについては、今、午前中の議案なんかに出ましたように、集団回収の費用も非常に上がっているというようなことがあります。ですので、私、そういう基本的に必要な金額もあると思うんですけれども、それともう一つは、政策として打つ金額というのがあるんじゃないかと思うんですよね。それが5330(ごみさんまる)運動で、私、そこのところが他市町と比べてどうかなというところが少し、私、資料もないし、まだそのための研究もしていないものですから分からないんですけれども、ともかくまずベースになることはもちろん、もちろん中遠クリーンセンターの焼却費用も今上がってますけど、それを含めてございますけれども、そういうベースになるものと、政策としてのことを少し整理していただきたいなと。どのぐらいの金額を使っていくのかというところを少し整理してもらったほうがいいんじゃないかというところでございます。
294:
◯村井委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
295:
◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
また資料はお作りしてお渡ししたいと思います。よろしくお願いします。
296:
◯村井委員長 資料を作ってお渡しするというのは、委員会として渡していただけるということですか。
297:
◯幡鎌廃棄物対策課長 そうです。
298:
◯村井委員長 それでよろしいですか。
299: ◯寺田委員 はい。
300:
◯村井委員長 ほかにございますか。
301: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
村井委員。
302: ◯村井委員 先ほどのリサイクル率の関係ですが、本来ここのところに含めるべきということになれば、ごみ処理における課題というところに出てこないと駄目だと思います。おむつのリサイクル、下水汚泥のリサイクル、それから厨芥類はコンポストを使いなさいとここに書いてありますが、きちんとリサイクルという一つの流れについてまとめて書いておいたほうがよろしいんじゃないかと思います、廃棄物の処理としては。ですから、そこら辺は、いま一度検討していただきたいと思います。
それから、人口の関係でございます。私は少し打合せのときにも申し上げましたが、下水の人口が毎年度の3月31日付で捉えている。ほかのところは4月1日付で多分捉えていると思います。1日の差で、県が取りまとめたのと、市が取りまとめたの、400人ぐらい差があります。一つは、8ページのところの実績の令和4年度の人口8万8,278人と、1ページのところのイのところの令和4年が8万8,615人、こんなに違うというのは少しあり得ないと思うんですが、これは両方とも市がデータを提供して県がまとめたのだと思います。この捉え方で、人口によっていろいろな1人当たりのものが違ってくる可能性がありますので、いま一度ここで少し調べていただきたいと思います。
そういった中で、この動きと、それからもう一つ、3ページの課題のところで、持続可能なごみ処理体制の維持ということがありますが、中遠広域一般廃棄物の最終処分、民間への委託による処分を含め検討を進める必要があると、これは市の課題でしょうか、中遠広域の課題じゃないんでしょうか。市の課題に改めてここのところへ、一般廃棄物処理基本計画の中に取り込む必要があるかどうかというのは、少しそこら辺だけお伺いしたい。
303: ◯安間副委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
304:
◯幡鎌廃棄物対策課長 最初に人口の関係ですが、御指摘を受けて、素案の概要版と、あと素案のほうも記載をさせていただきましたが、まず、概要版の1ページのグラフのほうを見ていただくと、一番下に少し書かせてもらっているんですが、これは結局環境省へ出す一般廃棄物処理事業の実態調査の数字を使っていますので、人口もその時点の人口で計算をさせてもらっているということで、これは10月1日です。
それと、もう一つおっしゃっていただいた、8ページのほうの下水の関係は、これも下に記載してありますが、静岡県がやっている下水道事業に係る調査の基準日が3月31日ということですので、これは3月31日でやっているということで、半年ぐらいの差があるということで御理解をお願いしたいと思います。
それから、中遠広域の最終処分場の関係になりますが、おっしゃっていただいたように、これ自体は中遠広域全体の問題ではありますけど、袋井市として、袋井市が排出して、今の一宮の最終処分場に入れているごみというものもございますので、袋井市にとっても最終処分場の閉鎖後の対応というのはやはり課題ということでのせさせてもらっています。
305: ◯安間副委員長 村井委員。
306: ◯村井委員 人口、この前もそのように伺いましたけど、基本的に、人口1人当たりのごみの排出量とか、あるいは下水の処理量、そういったものはある程度整合させてこないと、こっちは10月1日です、こっちは3月31日ですと言っても、年度の途中でどこでそういうものは判断するかというと、それじゃ10月なら10月で、下水のほうも10月に人口を換算し直せばいい話ですから、そういったことをいま一度御検討ください。
それから、今、中遠広域の話ですが、中遠広域は、確かに袋井市でクリーンセンターから持っていったりということはあります。しかしながら、その処理は全部中遠広域の中で袋井市も含めて検討されているわけですよね。そちらの方針とこちらの方針が合えばいいんですが、どう検討を進めていくかというのは、中遠広域が方針を出して、その中でこっちへ移し込む、こういう形になろうかと思う。
ですから、中遠広域でそれ、全部お任せしてあるんです。どっちみち中遠広域の組合議会があるわけですから。そういったこともしっかり検討した上でこのところへ出していただきたいと私は思います。もし御意見があれば伺いたいと思います。
307: ◯安間副委員長 幡鎌廃棄物対策課長。
308:
◯幡鎌廃棄物対策課長 ありがとうございます。
今おっしゃっていただいたように、これ、少し書き方が、袋井市が主体で書いちゃっていますので、少し書き方を検討させていただきます。
309: ◯安間副委員長 委員長、交代します。
310:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
311:
◯村井委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了とします。
それでは、次の報告事項に入ります。
────────────────────────────────────────
報告事項
ア 可燃ごみ削減プロジェクト~ふくろい5330(ごみさんまる)運動~に
ついて(第6回報告)
312:
◯村井委員長 アの可燃ごみ削減プロジェクト~ふくろい5330(ごみさんまる)運動~についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
幡鎌廃棄物対策課長。
313:
◯幡鎌廃棄物対策課長 (省略)
314:
◯村井委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
315:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了いたします。
────────────────────────────────────────
その他(資料提供)
ア 袋井市省エネ家電買替え促進事業の結果について
316:
◯村井委員長 引き続き、その他(資料提供)に入ります。
当局から補足説明はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
317:
◯村井委員長 特にないようでしたら、これをもちまして、資料提供については終了といたします。
以上で、本定例会の
建設経済委員会で予定しておりました案件については、全て終了いたしました。
最後に、本会議の最終日に開催される全員協議会の案件について確認をしたいと思います。
委員の皆様から提出案件の御希望はありますか。
それでは、私から提出案件についてお願いをします。
全員協議会案件につきましては、袋井市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の素案について、二つ目に、袋井市一般廃棄物処理基本計画の素案についてを、2件を全員協議会の案件としますが、先ほど、地球温暖化の素案につきましては、いろいろ表との整合、それから誤記等がございましたので、その辺の訂正ができますか、大丈夫ですか、全員協議会までに。
318: ◯小久江環境政策課長 大丈夫です。
319:
◯村井委員長 それから、一般廃棄物処理基本計画ですが、内容的にまだ付加しなければいけない内容、あるいはリサイクル率の検討等があるようですが、本会議の最終日までに訂正等が可能でしょうか。
320:
◯幡鎌廃棄物対策課長 また御連絡させていただきます。
321:
◯村井委員長 いやいや、またじゃない、今日決めなきゃいけませんから。
322:
◯幡鎌廃棄物対策課長 分かりました、やります。
323:
◯村井委員長 これは両方一緒に上げないとまずいんでしょうね。別々に上げてもよろしいですか、温暖化と廃棄物処理基本計画と。
それでは……。
〔発言する者あり〕
324:
◯村井委員長 それでは、取りあえずこの2件を基本的には全員協議会案件といたしますが、提出の有無につきましては、後日、皆さんにお知らせしますが、今回は委員長に御一任いただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
325:
◯村井委員長 ありがとうございます。
それでは、これをもちまして、今定例会
建設経済委員会を閉会いたします。
(午後3時54分 閉会)
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