袋井市議会 2023-03-07
令和5年建設経済委員会 本文 開催日:2023-03-07
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建設経済委員会 本文 2023-03-07 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯近藤委員長 選択 2 :
◯和井内維持管理課長 選択 3 :
◯近藤委員長 選択 4 :
◯近藤委員長 選択 5 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 6 :
◯近藤委員長 選択 7 :
◯近藤委員長 選択 8 :
◯木根農政課長 選択 9 :
◯近藤委員長 選択 10 :
◯近藤委員長 選択 11 :
◯渥美道路河川課長 選択 12 :
◯近藤委員長 選択 13 : ◯大庭委員 選択 14 :
◯近藤委員長 選択 15 :
◯渥美道路河川課長 選択 16 :
◯近藤委員長 選択 17 : ◯大庭委員 選択 18 :
◯近藤委員長 選択 19 : ◯山田委員 選択 20 :
◯近藤委員長 選択 21 :
◯渥美道路河川課長 選択 22 :
◯近藤委員長 選択 23 : ◯山田委員 選択 24 :
◯近藤委員長 選択 25 : ◯村松委員 選択 26 :
◯近藤委員長 選択 27 :
◯渥美道路河川課長 選択 28 :
◯近藤委員長 選択 29 : ◯村松委員 選択 30 :
◯近藤委員長 選択 31 :
◯渥美道路河川課長 選択 32 :
◯近藤委員長 選択 33 : ◯寺田委員 選択 34 :
◯近藤委員長 選択 35 :
◯渥美道路河川課長 選択 36 :
◯近藤委員長 選択 37 : ◯寺田委員 選択 38 :
◯近藤委員長 選択 39 :
◯渥美道路河川課長 選択 40 :
◯近藤委員長 選択 41 :
◯近藤委員長 選択 42 : ◯清水都市計画課長 選択 43 :
◯近藤委員長 選択 44 : ◯村松委員 選択 45 :
◯近藤委員長 選択 46 : ◯清水都市計画課長 選択 47 :
◯近藤委員長 選択 48 : ◯山田委員 選択 49 :
◯近藤委員長 選択 50 : ◯清水都市計画課長 選択 51 :
◯近藤委員長 選択 52 : ◯山田委員 選択 53 :
◯近藤委員長 選択 54 : ◯石田都市建設部長 選択 55 : ◯山田委員 選択 56 :
◯近藤委員長 選択 57 : ◯太田委員 選択 58 :
◯近藤委員長 選択 59 : ◯清水都市計画課長 選択 60 :
◯近藤委員長 選択 61 : ◯太田委員 選択 62 :
◯近藤委員長 選択 63 : ◯清水都市計画課長 選択 64 :
◯近藤委員長 選択 65 : ◯太田委員 選択 66 :
◯近藤委員長 選択 67 : ◯清水都市計画課長 選択 68 :
◯近藤委員長 選択 69 : ◯山田委員 選択 70 :
◯近藤委員長 選択 71 : ◯山田委員 選択 72 : ◯山田委員 選択 73 : ◯山田委員 選択 74 :
◯近藤委員長 選択 75 : ◯寺田委員 選択 76 :
◯近藤委員長 選択 77 : ◯清水都市計画課長 選択 78 :
◯近藤委員長 選択 79 : ◯寺田委員 選択 80 :
◯近藤委員長 選択 81 : ◯清水都市計画課長 選択 82 :
◯近藤委員長 選択 83 : ◯山田委員 選択 84 :
◯近藤委員長 選択 85 : ◯清水都市計画課長 選択 86 :
◯近藤委員長 選択 87 : ◯山田委員 選択 88 :
◯近藤委員長 選択 89 : ◯清水都市計画課長 選択 90 :
◯近藤委員長 選択 91 :
◯近藤委員長 選択 92 :
◯近藤委員長 選択 93 : ◯藤原都市整備課長 選択 94 :
◯近藤委員長 選択 95 : ◯村松委員 選択 96 :
◯近藤委員長 選択 97 : ◯藤原都市整備課長 選択 98 :
◯近藤委員長 選択 99 : ◯村松委員 選択 100 :
◯近藤委員長 選択 101 : ◯藤原都市整備課長 選択 102 :
◯近藤委員長 選択 103 : ◯山田委員 選択 104 :
◯近藤委員長 選択 105 : ◯藤原都市整備課長 選択 106 : ◯山田委員 選択 107 :
◯近藤委員長 選択 108 :
◯近藤委員長 選択 109 :
◯近藤委員長 選択 110 : ◯小久江環境政策課長 選択 111 :
◯近藤委員長 選択 112 : ◯寺田委員 選択 113 :
◯近藤委員長 選択 114 : ◯小久江環境政策課長 選択 115 :
◯近藤委員長 選択 116 : ◯寺田委員 選択 117 :
◯近藤委員長 選択 118 : ◯小久江環境政策課長 選択 119 :
◯近藤委員長 選択 120 : ◯山田委員 選択 121 :
◯近藤委員長 選択 122 : ◯小久江環境政策課長 選択 123 : ◯山田委員 選択 124 :
◯近藤委員長 選択 125 : ◯大庭委員 選択 126 :
◯近藤委員長 選択 127 : ◯小久江環境政策課長 選択 128 :
◯近藤委員長 選択 129 : ◯大庭委員 選択 130 :
◯近藤委員長 選択 131 : ◯小久江環境政策課長 選択 132 :
◯近藤委員長 選択 133 : ◯大庭委員 選択 134 :
◯近藤委員長 選択 135 :
◯和井内維持管理課長 選択 136 :
◯近藤委員長 選択 137 :
◯近藤委員長 選択 138 :
◯近藤委員長 選択 139 : ◯杉山上下水道課長 選択 140 :
◯近藤委員長 選択 141 : ◯寺田委員 選択 142 :
◯近藤委員長 選択 143 : ◯杉山上下水道課長 選択 144 :
◯近藤委員長 選択 145 : ◯寺田委員 選択 146 :
◯近藤委員長 選択 147 : ◯杉山上下水道課長 選択 148 :
◯近藤委員長 選択 149 : ◯寺田委員 選択 150 :
◯近藤委員長 選択 151 : ◯杉山上下水道課長 選択 152 :
◯近藤委員長 選択 153 : ◯太田委員 選択 154 :
◯近藤委員長 選択 155 : ◯杉山上下水道課長 選択 156 :
◯近藤委員長 選択 157 : ◯太田委員 選択 158 :
◯近藤委員長 選択 159 : ◯杉山上下水道課長 選択 160 :
◯近藤委員長 選択 161 : ◯山田委員 選択 162 :
◯近藤委員長 選択 163 : ◯杉山上下水道課長 選択 164 :
◯近藤委員長 選択 165 : ◯山田委員 選択 166 :
◯近藤委員長 選択 167 : ◯杉山上下水道課長 選択 168 : ◯山田委員 選択 169 : ◯杉山上下水道課長 選択 170 :
◯近藤委員長 選択 171 : ◯寺田委員 選択 172 :
◯近藤委員長 選択 173 : ◯杉山上下水道課長 選択 174 :
◯近藤委員長 選択 175 : ◯寺田委員 選択 176 :
◯近藤委員長 選択 177 : ◯杉山上下水道課長 選択 178 :
◯近藤委員長 選択 179 :
◯近藤委員長 選択 180 :
◯近藤委員長 選択 181 : ◯杉山上下水道課長 選択 182 :
◯近藤委員長 選択 183 : ◯山田委員 選択 184 :
◯近藤委員長 選択 185 : ◯杉山上下水道課長 選択 186 :
◯近藤委員長 選択 187 : ◯寺田委員 選択 188 :
◯近藤委員長 選択 189 : ◯杉山上下水道課長 選択 190 :
◯近藤委員長 選択 191 : ◯寺田委員 選択 192 :
◯近藤委員長 選択 193 : ◯杉山上下水道課長 選択 194 :
◯近藤委員長 選択 195 :
◯近藤委員長 選択 196 :
◯近藤委員長 選択 197 : ◯清水都市計画課長 選択 198 :
◯近藤委員長 選択 199 : ◯寺田委員 選択 200 :
◯近藤委員長 選択 201 : ◯清水都市計画課長 選択 202 :
◯近藤委員長 選択 203 :
◯近藤委員長 選択 204 :
◯近藤委員長 選択 205 :
◯近藤委員長 選択 206 : ◯小澤産業政策課長 選択 207 :
◯近藤委員長 選択 208 : ◯村松委員 選択 209 :
◯近藤委員長 選択 210 : ◯小澤産業政策課長 選択 211 :
◯近藤委員長 選択 212 : ◯村松委員 選択 213 :
◯近藤委員長 選択 214 : ◯小澤産業政策課長 選択 215 :
◯近藤委員長 選択 216 : ◯村松委員 選択 217 :
◯近藤委員長 選択 218 : ◯小澤産業政策課長 選択 219 :
◯近藤委員長 選択 220 : ◯大庭委員 選択 221 :
◯近藤委員長 選択 222 : ◯小澤産業政策課長 選択 223 :
◯近藤委員長 選択 224 : ◯大庭委員 選択 225 :
◯近藤委員長 選択 226 : ◯小澤産業政策課長 選択 227 :
◯近藤委員長 選択 228 : ◯大庭委員 選択 229 :
◯近藤委員長 選択 230 :
◯近藤委員長 選択 231 :
◯近藤委員長 選択 232 :
◯和井内維持管理課長 選択 233 :
◯近藤委員長 選択 234 :
◯近藤委員長 選択 235 :
◯近藤委員長 選択 236 :
◯近藤委員長 選択 237 :
◯近藤委員長 選択 238 :
◯近藤委員長 選択 239 :
◯近藤委員長 選択 240 :
◯近藤委員長 選択 241 :
◯近藤委員長 選択 242 :
◯近藤委員長 選択 243 :
◯近藤委員長 選択 244 :
◯近藤委員長 選択 245 : ◯小澤産業政策課長 選択 246 :
◯近藤委員長 選択 247 : ◯大庭委員 選択 248 :
◯近藤委員長 選択 249 : ◯小澤産業政策課長 選択 250 :
◯近藤委員長 選択 251 : ◯大庭委員 選択 252 :
◯近藤委員長 選択 253 : ◯太田委員 選択 254 :
◯近藤委員長 選択 255 : ◯小澤産業政策課長 選択 256 :
◯近藤委員長 選択 257 : ◯寺田副委員長 選択 258 : ◯近藤委員 選択 259 : ◯寺田副委員長 選択 260 : ◯小澤産業政策課長 選択 261 : ◯寺田副委員長 選択 262 : ◯近藤委員 選択 263 : ◯寺田副委員長 選択 264 : ◯小澤産業政策課長 選択 265 : ◯寺田副委員長 選択 266 : ◯近藤委員 選択 267 : ◯寺田副委員長 選択 268 : ◯小澤産業政策課長 選択 269 :
◯近藤委員長 選択 270 : ◯寺田委員 選択 271 :
◯近藤委員長 選択 272 : ◯小澤産業政策課長 選択 273 :
◯近藤委員長 選択 274 : ◯大庭委員 選択 275 :
◯近藤委員長 選択 276 : ◯小澤産業政策課長 選択 277 :
◯近藤委員長 選択 278 : ◯大庭委員 選択 279 :
◯近藤委員長 選択 280 :
◯近藤委員長 選択 281 :
◯近藤委員長 選択 282 :
◯近藤委員長 選択 283 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 284 :
◯近藤委員長 選択 285 : ◯村松委員 選択 286 :
◯近藤委員長 選択 287 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 288 :
◯近藤委員長 選択 289 : ◯山田委員 選択 290 : ◯山田委員 選択 291 :
◯近藤委員長 選択 292 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 293 :
◯近藤委員長 選択 294 : ◯大庭委員 選択 295 :
◯近藤委員長 選択 296 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 297 : ◯大庭委員 選択 298 :
◯近藤委員長 選択 299 : ◯寺田委員 選択 300 :
◯近藤委員長 選択 301 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 302 :
◯近藤委員長 選択 303 :
◯近藤委員長 選択 304 :
◯近藤委員長 選択 305 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 306 :
◯近藤委員長 選択 307 : ◯大庭委員 選択 308 :
◯近藤委員長 選択 309 : ◯小久江環境政策課長 選択 310 :
◯近藤委員長 選択 311 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 312 :
◯近藤委員長 選択 313 : ◯大庭委員 選択 314 :
◯近藤委員長 選択 315 : ◯本多環境水道部長 選択 316 :
◯近藤委員長 選択 317 : ◯大庭委員 選択 318 :
◯近藤委員長 選択 319 : ◯山田委員 選択 320 :
◯近藤委員長 選択 321 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 322 :
◯近藤委員長 選択 323 : ◯山田委員 選択 324 :
◯近藤委員長 選択 325 : ◯寺田委員 選択 326 :
◯近藤委員長 選択 327 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 328 :
◯近藤委員長 選択 329 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 330 : ◯小久江環境政策課長 選択 331 :
◯近藤委員長 選択 332 : ◯小久江環境政策課長 選択 333 :
◯近藤委員長 選択 334 : ◯寺田委員 選択 335 :
◯近藤委員長 選択 336 :
◯幡鎌ごみ減量推進課長 選択 337 :
◯近藤委員長 選択 338 :
◯近藤委員長 選択 339 :
◯近藤委員長 選択 340 : ◯清水都市計画課長 選択 341 :
◯近藤委員長 選択 342 : ◯村松委員 選択 343 :
◯近藤委員長 選択 344 : ◯清水都市計画課長 選択 345 : ◯村松委員 選択 346 : ◯清水都市計画課長 選択 347 :
◯近藤委員長 選択 348 : ◯村松委員 選択 349 :
◯近藤委員長 選択 350 : ◯清水都市計画課長 選択 351 :
◯近藤委員長 選択 352 :
◯近藤委員長 選択 353 :
◯近藤委員長 選択 354 : ◯草野道路河川課専門官 選択 355 :
◯近藤委員長 選択 356 : ◯寺田委員 選択 357 :
◯近藤委員長 選択 358 : ◯草野道路河川課専門官 選択 359 :
◯近藤委員長 選択 360 : ◯寺田委員 選択 361 :
◯近藤委員長 選択 362 : ◯草野道路河川課専門官 選択 363 :
◯近藤委員長 選択 364 : ◯大庭委員 選択 365 : ◯草野道路河川課専門官 選択 366 : ◯大庭委員 選択 367 :
◯近藤委員長 選択 368 : ◯草野道路河川課専門官 選択 369 :
◯近藤委員長 選択 370 : ◯寺田副委員長 選択 371 : ◯近藤委員 選択 372 : ◯寺田副委員長 選択 373 : ◯草野道路河川課専門官 選択 374 : ◯寺田副委員長 選択 375 : ◯近藤委員 選択 376 : ◯寺田副委員長 選択 377 : ◯草野道路河川課専門官 選択 378 : ◯寺田副委員長 選択 379 :
◯近藤委員長 選択 380 : ◯村松委員 選択 381 :
◯近藤委員長 選択 382 : ◯草野道路河川課専門官 選択 383 :
◯近藤委員長 選択 384 : ◯村松委員 選択 385 :
◯近藤委員長 選択 386 : ◯草野道路河川課専門官 選択 387 :
◯近藤委員長 選択 388 :
◯近藤委員長 選択 389 :
◯近藤委員長 選択 390 :
◯近藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時56分 開議)
開 議
◯近藤委員長 皆さん、改めましておはようございます。
昨日は御苦労さまでございました。引き続いてですが、ただいまより
建設経済委員会を開会いたします。
着座にて進行させていただきます。
先に、昨日の回答保留の部分につきまして、答弁をいただくことにいたします。維持管理課、ごみ減量推進課、農政課の順でお願いをいたしたいと思います。
まず最初に、維持管理課になりますけど、お願いいたします。
和井内維持管理課長。
2:
◯和井内維持管理課長 私から、昨日、議案質疑に対しまして回答を保留していただきました件について御説明を申し上げます。
議第7号 令和5年度袋井市一般会計予算についての維持管理課所管分の説明の際に、太田委員より、鼻脇橋はどのような修繕をするのかという質問にお答えできませんでしたが、鼻脇橋は橋梁点検で、舗装のひび割れがあり、橋の下から見ると、主な桁にコンクリートの剥離、それから腐食が見られ、床版の漏水もあることが分かっております。このため、来年度令和5年度では、まずこうした状況をどのような修繕を行えばよいかということで、委託業務を発注し、修繕の方法を決めてまいりたいと思います。
またもう一点、太田委員の山梨三沢農村公園のトイレについてでございますけれども、くみ取り式のトイレから水洗タイプにしますとお答え申し上げましたが、補足といたしまして、多機能式のトイレであることを補足させていただきます。
また、この場をお借りしまして、追加といたしまして、昨日の回答の一部を訂正させていただきたく存じます。
議第4号 令和4年度袋井市一般会計補正予算(第10号)についての説明の際、山田委員より、河川公園の流木の処理等について、何カ所くらい対応したかという御質問に対し、河川公園全てとお答えいたしましたけれども、再度確認したところ、全ての河川公園12カ所で浸水はいたしましたけれども、太田川の二瀬公園、原野谷川スポーツ公園の2カ所につきましては、流木、土砂等の堆積がなかったため対応はしてございませんでしたので、訂正させていただきます。
3:
◯近藤委員長 説明をいただきましたが、委員の皆さん、御質問等ありましたらお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
4:
◯近藤委員長 それでは、ごみ減量推進課、お願いいたします。
幡鎌ごみ減量推進課長。
5:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 それでは、私のほうからは、山田貴子委員から御質問がありました行政代執行の納付状況についてお答え申し上げます。
当初、代執行の額が6,253万2,000円で、返納金の状況が111万7,000円、返納率が1.8%であります。
6:
◯近藤委員長 よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7:
◯近藤委員長 続きまして、農政課、お願いいたします。
木根農政課長。
8:
◯木根農政課長 農政課からお願いいたします。
昨日の村松和幸委員の令和5年度袋井市一般会計予算についての御質問にお答え申し上げます。
令和5年度一般会計予算説明資料125ページ、6款1項3目の2細目農林業振興費の前年度予算額6,416万9,000円が、昨年の予算説明資料では本年度予算額4,121万9,000円で相違があるが、どのような理由かとの御質問がございました。
これにつきましては、令和4年度予算につきましては、農林業振興費に係る負担金補助金及び交付金の一部を、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源にいたしましたことから、歳出細目を新設し、5細目新型コロナウイルス感染症対策費として2,295万円の予算として計上いたしました。
令和5年度予算につきましては、財源が全て一般財源となり、細目の予算計上につきましても令和3年度以前に戻る形となりましたことから、令和4年度予算額の2細目農林業振興費4,121万9,000円と5細目新型コロナウイルス感染症対策費2,295万円の合計額を、令和5年度、6款1項3目の2細目農林業振興費の前年度予算額6,416万9,000円といたしております。
9:
◯近藤委員長 よろしいですか、質問。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10:
◯近藤委員長 それでは、以上で、回答保留の部分の説明、答弁を終了させていただきます。
それでは、次に入りますけれども、なお、委員の皆さんにあらかじめお伝えをしておきます。昨日、少しどの説明の部分か、よく分からないというところがありました。予算説明資料及び予算説明書の款項目及びページにつきまして御指摘をいただければ、当局のほうも答えやすいかと思いますので、先に款項目及びページ、そこのところの指摘をお願いいたしたいと思います。
それでは、次に、道路河川課所管につきまして、当局から説明を求めます。
渥美道路河川課長。
11:
◯渥美道路河川課長 (省略)
12:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら、委員の皆さんお願いをいたしたいと思います。
大庭委員。
13: ◯大庭委員 8款3項2目治水対策費、これ、全般に絡めて。
一般質問でさせていただきましたので、その件は少し除かせていただいて、河川の水抜きの穴から草が生え、木が生え、外水面のほうに低木だとかそういうものが生えていて、御案内のように、堤防ののり面、天端から3メートルぐらいですね、草刈りができるのは。それより下はコンクリート張りになっているものですから滑って危ないということで、結局、河川愛護で各地域でどこをやっても、そこまで丁寧にやっていない。
それで、いわゆる外水面の草の繁茂でやはり流速を妨げていると思うんですが、予算上でそういうのは、これ、維持管理課で要望したりしてお願いをしたりするんですが、道路、河川、特に河川の治水の一環として、定期的にそれを、草刈りあるいは掃除等をしていただきたいと思うんですが、その辺の考え方についてお伺いします。
14:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
15:
◯渥美道路河川課長 それでは、大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
河川の維持管理、樹木であったりとか草であったりとかということでございますが、これまでもパトロール、維持管理とは別に、うちのほうも出水期前に河川のパトロール等をさせていただきまして、県河川も含めて、蟹田川とか樹木が繁茂しているところにつきましては、県のほうに通報したりとか、市の管理の河川につきましては、気がつくところは樹木の伐採とか、そういったところも緊急的にやっていることもございます。
また、しゅんせつを定期的にやっているところにつきましては、しゅんせつと併せて樹木の伐採のほうをさせていただいているところでございまして、松橋川もかなり樹木の高いところの確認ができましたので、今回の台風の後、そういった目立ったところにつきましては、実施させていただいたところでございます。
十分でないところがあるということは承知をしておりますが、治水安全上、河積の断面確保ということは大変重要だと考えておりますので、これからも引き続きパトロールのほうを実施させていただきまして、維持管理とは別に、うちも治水対策としても対応のほうをさせていただきたいと考えております。
16:
◯近藤委員長 大庭委員。
17: ◯大庭委員 今度、維持管理のほうでラジコンを買っていただけるということなんですが、恐らくあれ、ラジコンでやっても、かなり太い幹なんかが繁茂しているものですから、取れないと思うものですから、また、ラジコンも、コンクリ面だと滑って落ちてしまう可能性があるもんで、蟹田川、松橋川は、一般質問のように、治水に、今時点でも水害が発生していますので、それについてはなるべく前倒しでやっていただきますようにお願いします。
18:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
19: ◯山田委員 予算説明書の144ページ、8款2項について、このうちの大谷幕ヶ谷線なんですけれども、進捗が遅れているように感じますけれども、計画としてどのぐらい遅れているのか伺いたいんですけれども。
それから、149ページの委託料の原野谷川排水整備事業の小野田地区なんですけれども、どんな計画となってどんな取組をしているのか、取組期間はどれぐらいかかるのかというのを少し、分かったら教えてください。
20:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
21:
◯渥美道路河川課長 それでは、山田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず1点目、大谷幕ヶ谷線の進捗の関係でございますが、御指摘のとおり、事業のほう少し遅れております。災害もございまして、今、神社のすぐ西側のところで大きな工事のほうをやらせていただいております。その先、頂上までをここ数年間で終わらせる予定でいたんですが、第1工区といたしまして、今、災害の復旧ということでその先ができないものですから、少し、数年間ぐらい遅れるかなと思っておりまして、今の予定ですと、第1工区だけでも令和9年度ぐらいまで少しかかるかなという予定をしております。
あわせて、のり面の崩れというのがございましたので、来年度、上流部分、まだ未施工のところののり面のボーリング調査とか、そういったものを少し追加のほうをさせていただいておりまして、安全な道路を整備していくためには、少しそこら辺りも報告をさせていただきながら、整備のほう取り組んでまいりたいなと考えてございます。
また、小野田地区の排水路の事業の内容的なものでございますが、建設事業明細の図面番号17番、84ページに入ってございますが、小野田地区の最終的な放流先が、そこ、矢印が少し小さくて見にくくて申し訳ございませんが、原野谷川に合流するところがございます。ここの出口のところが少し小さいということで、なかなか流れが、地区内の雨水が流れていかないと、なかなか大きくすることができなかったんですが、県のほうの太田川の河川改修が進んだ中で、河川協議のほうをさせていただいたところ、少し、設計に基づいた形で7分の1の大きさ程度まで大きくできるということが分かりましたので、今回ここの樋門、出口のところを大きくしたいということで、この事業、かなりまた原野谷川の堤防を掘削して整備するということで大きな事業となりますので、今現在、下水道事業の国のお金を頂きたいと思っております。これをもらうためには、下水道の計画に位置づけていかなきゃならないということがございまして、来年度につきましては、この位置づけを実施してまいりたいと考えております。
事業につきましては、その後、認可を取って、その後設計ということになりますので、3年ぐらいかけて、設計のほうを進めさせていただきたいなと考えております。
22:
◯近藤委員長 山田委員。
23: ◯山田委員 やはり大谷幕ヶ谷線、少しでも早くやっていただきたいと思います。本当に全面通行止めで困っていますので、よろしくお願いいたします。
24:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
村松委員。
25: ◯村松委員 8款2項2目、2の生活道路整備事業ですが、協働によるみちづくり事業ということで、市道菩提25号線の話が出ていると思います。現在どんな話ができてどのように進んでいるのか教えていただきたいのと、8款3項2目治水対策事業ということで、7の太田川原野谷川治水水防組合が清算されるわけですが、今後の治水対策に対してどのような考えを持っているのか、教えていただきたいと思います。
26:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
27:
◯渥美道路河川課長 それでは、村松委員の御質問にお答え申し上げます。
まず1点目、菩提ですね。生活道路、協働によるみちづくり事業、市道菩提25号線ということで、本年、生活道路の拡幅要望が出てまいりまして、評価のほうをさせていただきました。全部で37路線出てまいりまして、そのうち評価をさせていただいて、一番評価が高かった菩提25号線ということで、1路線拡幅に向けての話合いを地域と共にさせていただきたいと。地域からは、現状2メートルの幅員の道路がございまして、これを5メートルにしていただけないかということで御要望をいただいているところでございます。また、幅員等も、今後の話合いの中で、協働によるみちづくり事業の中で、どういった道路にするかということは話し合ってまいりますので、まだ5メートルでできるかどうかというのは分かりませんが、来年度、この事業化に向けて、まず準備段階ということで、地域とお話をさせていただきたいと考えております。
それから、組合の関係でございますが、今年度3月31日をもって解散をいたします。清算をさせていただくわけなんですが、今後、太田川組合で、国、県へ対して整備促進の要望のほうをずっとしてまいりました、要望活動につきましては大変重要な取組であると考えておりますので、来年度、今年の5月ぐらいをめどに、期成同盟会を設立する予定でございます。これは、磐田市、掛川市、森町、それから袋井市、組合の構成市町と同様な形で期成同盟会を設立させていただきまして、議員の皆さんにも参画していただいた中で、県、国への要望活動、こういったものを継続的に実施してまいりたいと考えております。
28:
◯近藤委員長 村松委員。
29: ◯村松委員 菩提25号線の画期的な取組だとは思いますけれども、各路線、要望ばかり聞いていたらなかなか進まない話でもあると思いますので、住民の方といろいろな落としどころをつけながら、しっかり話合いをしながら進めていただきたいと思いますが、菩提25号線、ほかにも、この路線は進んでいますよという路線があれば教えていただきたいんですが。
30:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
31:
◯渥美道路河川課長 それでは、村松委員の御質問にお答え申し上げます。
来年度は、前年度に要望いただいた路線の中から評価させていただいて、それまでに生活道路として取り組んで完成したところが何個かあれば、地域の要望でございますので、その中から幾つか事業化する路線を選定させていただいて取り組んでいるところでございます。これまでもたくさん路線が実は、協働によるみちづくり事業、事業化の準備のところの路線だったんですが、結局、話合いの中で事業化までに至らなかったという路線もかなりございます。そういったものは、一度、地元のほうにお返しをさせていただいて、改めて地域との話合いが調った段階で、また事業化のほうについて検討していくというような、そういった流れで進んでおります。来年度は、御要望いただいた、先ほど言った37路線の中から1路線ということで、菩提25号線のほうを選定させていただいております。
また、地域の方々と、その地区に合った課題を解決するための道路ということが目的だと思いますので、ここは本当に2メートル程度の道路ということでございますので、車両が幅員を広げて擦れ違いできるような道路、そういったところを地域と共に話し合いながら、課題解決に向けて取り組んでいきたいと思っております。
32:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
33: ◯寺田委員 予算説明書のほうで、149ページの8款3項2目のところで、ここに治水対策事業が幾つか、今年も力を入れてやっていただけるということでございます。
その中で少しお聞きしたいのは、今度、まず、1の(3)に蟹田川流域水田貯留施設整備事業測量となっております。これはいつも問題になっているところでございます。ただし、水田というのはたくさんありますので、有効活用というのも期待できるんじゃないかなと思うんですけれども、どのぐらいの面積をやって、またどういうような調査をするのかという、もう少し具体的なことが分かれば教えていただきたいと思います。
それから、(3)、少し下がっていただきまして、油山川改修事業用地測量等とありますけれども、これ、なかなか工事が進んでいかないといいますか、まだ今回も少し見たところ、全部は開始ができないわけでございますけれども、これ、最終、完成の見込みというか、完了の見込みというのはどんな形を持っていらっしゃいますか。それをお聞きしたいと思います。
まず、それでは、その2点で、じゃ、お願いいたします。
34:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
35:
◯渥美道路河川課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、蟹田川流域の水田貯留の関係でございますが、今現在、農業委員会、それから部農会と話合いを西地区のほうでさせていただいております。あと豊沢地区、西地区と豊沢地区で、昨年、実証実験ということで、少し小さい範囲で、10ヘクタールぐらいですけど東地区でやらせていただいて、これをもう少し広めた中で、皆さんの御意見とか課題なんかをもう少し抽出しなきゃいけないということで、もう少し範囲を拡大した中で、今、実施していきたいということで、賛同いただける農家の方々を今、募っているところでございます。
予算の規模でございますが、まず、測量等もさせていただきながら、排水ますは大体、市内で100カ所程度作れるといいなということで、農業委員、農家の皆さんにお声がけをさせていただいて、まだ少し、どこがというところまでは定まっておりませんが、説明させていただいたところ、ぜひうちでやりたいという方も何人かいらっしゃいますので、そういった方をなるべく広く募った中で、田んぼダムの課題、それから、課題だけじゃなくて、こんないいところ、もありますよというような声を拾いながら、市域全体に広げていきたいと考えておりますので、まずは来年度、西地区、それから豊沢の中で、100カ所程度実施してまいりたいと思います。
それから、油山川の改修の関係でございますが、可能な限り財源を確保して、これ、県費補助補助事業でございますが、確保した中で推進のほうをさせていただきたいなと思っておりまして、今、要望は、予算も見ていただくと分かるように、例年、今年も加速化させていただいて倍増ぐらいの速度にさせていただいているんですが、来年もまたさらに倍ということで、200メートル程度の予算をつけさせていただきました。
そうすると、あと残りの延長でいきますと、あと数年、2年程度で終わるのではないかなと思っております。ただ、財源の確保というのが課題となっておりますので、この台風を受けまして、県内の河川改修の機運が高まっておりまして、県費の補助金も、まだ全容はつかんでいませんが、各所で多分要望があるんじゃないかなと思っておりますが、なるべく予算を確保した中で、スピード感を持って事業のほうを進めてまいりたいと考えております。
36:
◯近藤委員長 寺田委員。
37: ◯寺田委員 水田の貯留施設でございますけれども、今、場所をそのようにお聞きしたわけですけど、この間、村松地区で実証実験したということで、これからまたいろいろ説明もあるかと思うんですけれども、今後、あの地域についてどんな形で増やしていくのかというような計画を、今回、村松地区の件はのっておりませんけれども、その辺のところのことについてどのようにお考えか、お聞きをしたいと思います。
それと、油山川でございますけれども、あそこのところ、非常に地盤が悪いといいますか、非常に土砂が崩れやすいところだと思うんですね。それが多分、下流に土砂が流れていって、河川の断面を狭めるとか、いろいろな障害というんですか、悪さをしているというのも、そういうところもあるんじゃないかなと思います。
ですので、ここの部分については、まずそこの部分を整備していただくというのはもちろん大切なんですけど、沖之川全体を見て、ここのところを少し、かなりの障害になっている原因にもなっているんじゃないかなと思うものですから、その辺を少し課のほうでお考えいただいているのであれば、また県のほうに申請もしやすいんじゃないかと思いますので、その辺のところをどのように思っていらっしゃるのか、少しお聞きをしたいと思います。
38:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
39:
◯渥美道路河川課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、水田貯留の関係で村松地区でということでございますが、今回は大きく拡大した部農会に声をかけさせていただいているのは、西地区と豊沢地区でございますが、昨年やった鈴木さんの田んぼ10ヘクタール程度は、継続的に取り組んでいきたいというお声もいただいておりますので、そこについては同様の形で取り組んでいきたいなということをお願いしてまいりたいと思います。
また、もう少し西地区と豊沢地区の課題とか、そういった意見を聞いた中で、そういった沖之川流域もすごく、これからまた後でお話もありますが、効果が上がっておりますので、早い段階で広げていきたいなとも考えてございますので、まず課題のほうを、もう少し広い範囲で確認させていただいて、展開をさせていただきたいなと考えております。
それから、油山川の堆積土砂の関係でございますが、油山の下流沖之川、二級河川でございますが、今回の台風を受けて緊急的にしゅんせつのほうを県のほうにやっていただいています。なかなかそういったことがないと進まないというのがあるんですが、それでも、今年度はかなり東名の辺りからずっとしゅんせつのほうを実施していただいて、堆積土砂の解消も図られたかなと思っております。継続的なしゅんせつもしていかなければならないということで、市の管理河川でも村松西、それから鷲巣川、それから油山川のしゅんせつも継続的に実施しておりますので、委員おっしゃるとおり、土砂がどうしても、あそこは堆積しやすいところなので、定期的に計画を立てて、順番に毎年毎年しゅんせつをやるような形で市のほうは考えてございますので、県のほうの予算があると思いますが、状況を見ながら要望のほうをさせていただきたいなと思っております。
40:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41:
◯近藤委員長 それでは、以上で、道路河川課所管につきましては終了といたします。
次に、都市計画課所管につきまして、当局から説明を求めます。
清水都市計画課長。
42: ◯清水都市計画課長 (省略)
43:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆様いかがでしょうか。
村松委員。
44: ◯村松委員 8款4項1目、説明資料の152ページの4の袋井駅周辺整備推進費、2の委託料として2,477万9,000円、かなりの金額がついているわけですが、新規事業として、駅南地区新幹線南側エリアの土地利用計画策定業務委託、都市計画道路の変更に向けた測量業務委託、駅南循環線高質空間形成施設設計業務委託の三つの新規事業、さらっと先ほど説明していただいたんですが、大きな事業でありますので、もう少し詳しく説明をしていただきたいと思います。
45:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
46: ◯清水都市計画課長 それでは、村松委員の予算説明資料の152ページの4、袋井駅周辺整備推進費、これらの(2)委託料に掲げた、少し詳細について説明させていただきたいと思います。
まず、一番上の新規として上げさせていただいております新幹線南側エリアの土地利用計画策定業務委託料につきましては、今回、議会の中でも御報告させていただいた駅南まちづくり構想に基づきまして、これから、やはりそれをより具体化させていくために、例えば施設の配置であったり規模であったり、それから、この中には都市計画道路柳原神長線の配置、あと、もう一つ大きな課題として治水対策、遊水池の整備、そうしたものを具体化していくために、それぞれ、さらに民間事業者の積極的な活用もあるということでございまして、そういった民間事業者への意向調査というか、そういった活用調査、それらを少し併せて、まず基本計画の策定に向けて取り組んでいく事業になります。これについては構想の中でも掲げさせていただいておりますけれども、来年度を皮切りに、今申し上げたような様々な業務だと思いますので、2年3年かけて基本計画を策定していく作業費となります。
それから、都市計画道路の変更に向けた測量業務委託料につきましては、今少し触れさせていただいた基本計画の策定をする中に、今の都市計画道路柳原神長線がずっと構想の真ん中を走っております。どうしてもこれからの計画策定を進めていくに当たっては、都市計画道路の一部見直しに向けても検討を進めていかないといけないということで、それに係る業務委託料ということになります。
それとあわせまして、駅南循環線の高質空間形成施設設計業務委託料、これについては、昨年度までに、今まで社会資本整備総合交付金を活用して駅南地区のまちづくり事業を進めてきたわけなんですが、駅南循環線が今、ずっと西から県道大須賀線から駅に上がるところまでが高質空間整備事業として進めてまいりました。今、さらに、この東側に抜ける部分、区画整理事業でやっていただいていますけれども、その中のこれから延伸していくことと併せて、そこの部分についても、やはり高質空間の整備事業を進めていく必要があるということで、このための設計業務委託をこの中に上げさせていただいております。
事業の詳細といたしましては、以上です。
47:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
48: ◯山田委員 説明書のほうの151ページ、同じく8款4項1目なんですけれども、下のほうに、新たな移動手段の社会需要調査委託料となっておりますけれども、今年度どのような調査をするのか、どんな移動手段なのか、少し詳しく教えてください。
それから、先ほど言ったかもしれませんけど、聞き逃していたら申し訳ございませんけれども、森町袋井インター通り線の測量委託料は分かるんですけれども、同盟会の負担金というのがあります、次のページに。この負担金に対しての説明を教えてください、どのようなものに使うのかという。
49:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
50: ◯清水都市計画課長 まず1点目の、新たな移動手段の研究についてなんですけれども、今、駅周辺事業でにぎわい活性化に向けてということは、これまで説明させていただいているとおりなんですけれども、これまでそういったにぎわいづくりということで、ソフト事業とかハード事業を組み合わせながら進めてきていますが、一つ、やはりなかなか踏み込めていなかったというのが、今までコンパクトシティ・プラス・ネットワークという観点で、こちら、移動手段というものも新たに研究はしていかないといけないということが掲げられています。また、それについては、都市計画マスタープランであったり、道づくりの基本的な方針、あと立地適正化計画それぞれに、これから新たな移動手段の研究についてもやっていくということは掲げさせていただいています。
実際には、まだ来年何を取り入れるかというのは決まっておりませんが、今、一つ考えているのは、国、実はこれ、国の中でも、移動手段の新たな研究というものは、非常に重要なことでありつつ、やはり踏み込む段階でというのが難しいということで、国の2分の1の補助を活用しながら社会実験を行っていいということになっております。来年度は、その社会実験費を少し活用させていただきながら、一つは社会需要、例えば小型の電動モビリティーみたいなものを取り入れてみて、利活用がしやすいのかどうかとか、そうしたところと合わせる需要調査と、あと、じゃ、それを導入するときに、市として、じゃ、道路空間の再整備にどんな課題があるのか、少しそんなことを、国費を活用させていただきながら、まずは研究を進めていくという段階でございます。
それから、インター通り線の負担金の関係で、負担金につきましては先ほど少し触れさせていただきましたけれども、新聞等でも出て、昨年11月14日に、静岡県と袋井市と森町の間で、整備方針に対する覚書を締結しました。その区間というのは、袋井でいうと、磐周医師会館から太田川を渡って森町側、2.3キロメートル区間の整備方針を結ばせていただきました。
そこに係る、基本的には橋梁部分というのは当然、県がやる部分になるんですけれども、これから整備促進に向けていくに当たっては、その前段階で測量調査が当然、これから様々進めていく中で必要ということで、今回、その期成同盟会の負担金の中に、測量調査に係る袋井市分を計上させていただいています。基本的には袋井と森町で2分の1・2分の1ということで、距離的にもほぼ同距離ということになりますので、その負担金を今回、期成同盟会の負担金の中に計上させていただいている状況でございます。
51:
◯近藤委員長 山田委員。
52: ◯山田委員 その前ページ、151ページにも、負担金の委託料として3,810万円の中でうたってあって、次の負担金並びに交付金の756万円に対して552万円は負担金となっているので、この説明をしてほしいです。
今の話ですと、負担金の中から測量委託料を払うと、そのように受け止めたんですけれども、それだったら、なぜ項目が二つに分かれているのかなというのでお伺いします。
53:
◯近藤委員長 石田都市建設部長。
54: ◯石田都市建設部長 山田委員の質問にお答えしたいと思いますが、まず、森町袋井インター通り線、今回、県と森町と協定を結んだというのは、太田川の渡河部分を含む2.3キロメートル、そこを結んでいます。それから、インター通り線ですので、そのまた南側等々についても、4車線で検討をしてあったりしていますので、そういったところがありますので、負担金のほうに計上させていただいた五百何がしというお金は、2.3キロメートルに対する、2.3キロメートルの測量分を同盟会としてやるための経費を計上しています。それから、上の委託料のほうは、その南側のほうの測量等の費用ということで予算を計上しておりますので、よろしくお願いいたします。
55: ◯山田委員 了解しました。
56:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
57: ◯太田委員 9款1項5目の木造住宅除去等助成事業に関しまして伺います。
今回、昨年と比べて結構な額が増額されていると思いますけれども、予定としてはこの除却が……。すみません、予算説明資料だと176ページですね。ここに木造住宅の除去等助成事業費補助金として、除却が10軒、建て替えが3軒とあります。
国土交通省が法改正で、税制の優遇がさらになくなって、空き家を何戸か持っているとかなりお金がかかるということで、今回、増額されたのかなと思うんですけれども、この除却10軒、建て替え3軒というのは、これで十分足りるものなんでしょうか。今年とかの申請状況を鑑みて出された数なのか、少し教えていただければと思います。
58:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
59: ◯清水都市計画課長 ただいまの予算説明資料の3の住宅等耐震性向上事業費の除却に関するものだと思います。
これにつきましては、今年度からこの制度を始めさせていただきまして、実は当初、昨年度予算を計上するときに3軒程度を見込んで予算立てをしました。今年度は、実はもうそれを超える今、8軒の申請をいただいておりまして、基本的にはやはりこれだけの需要があるということで、さらに今年度、意向調査等もお話しいただいていることもございますので、そうした推進を合わせると、実際の数字に近いものとして予算計上をさせていただいたのが10軒という形になっております。
60:
◯近藤委員長 太田委員。
61: ◯太田委員 意向調査もやられているということなので大丈夫だとは思うんですけれども、やはりこれからお金がどんどん本当にかかってくるという国からのプレッシャーもあるわけで、今年でさえ8軒あったということで、10だと少し足りないんじゃないかなと思うんですけれども、これ、今後増やしていくことは、そういうことって考えられるものなんでしょうか。
62:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
63: ◯清水都市計画課長 やはりこの補助については、出てこないと分からないというところもございますけれども、ここの補助に掲げさせていただいております除却、それから耐震改修助成事業、これらが一体となった中で補助制度を組み立てておりますので、その中で補助事業の多いものについては少し流用しながらとか、やっていくことは可能かと思っております。
これまで、ブロック塀もそうなんですけれども、全体の大きな動きというのが、やはり毎年毎年変動が大きいものでございますから、そうした状況も踏まえながら、予算執行を進めてまいりたいと考えております。
64:
◯近藤委員長 太田委員。
65: ◯太田委員 大変よく分かりました。
参考までに教えていただきたいんですけれども、除却が恐らく必要だろうなと思われるような空き家住宅というのは大体、どれぐらい今、市内にあるのかということは把握されていますか。除去が必要かどうかというのは、持ち主の意向にもよっちゃうかとは思うんですけれども、行政として少し危ないなというような、思っているようなところというのはどれぐらいあるのか、分かれば教えていただければと思います。
66:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
67: ◯清水都市計画課長 危険な住宅というのは、詳細には正直つかんでおりませんが、ただ、これまで耐震改修の結果を今95%まで出しているという中では、これまで住宅総数に対して95%、残りが約1,600あるということは当然把握していて、その中で、先ほどお話しした意向調査というものを今年度はさせていただいていますので、やはりもともと昭和56年以前の建物になりますので、当然、市としては、意向調査の中でも、毎年変更されている方の除却の意向とか、そうしたものを一緒に示されている方々も把握しておりますので、そうした方に対して、来年度は周知も図りながら、こういった制度の活用に向けて推進を図っていくというような状況でございます。
68:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
69: ◯山田委員 同じく説明書の153ページの最下位なんですけれども、袋井大門沿道の整備の……。
70:
◯近藤委員長 何款何項でしょうか。
71: ◯山田委員 同じく8款4項2目補償補填及び賠償金の9,980万円……。
〔「8-4-2は街路事業で都市整備課の所管ですが」と呼ぶ者あり〕
72: ◯山田委員 課が違う。
〔発言する者あり〕
73: ◯山田委員 すみません。訂正します。
74:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
75: ◯寺田委員 予算説明書のほうで、8款4項1目2の(3)のところで景観重要樹木等指定標識設置委託料ですか、これについて、どんなところを想定しているのか。少しここのところをということがありましたら、今の都市計画でやっている都市整備と合わせたような形のものにたしかなるんじゃないかなと思っていますけれども、どんなところを今想定して、またやろうとしているのかということを1点教えていただきたい。
それと、その下に違反広告物実態調査フォローアップという言葉がありますけれども、これ、調査だけでもかなり大変な事業ではないかなと思うんですよね。どの辺のところを今考えていらっしゃるのか、少しその辺の委託にかける際の範囲といいますか、対象といいますか、そんなところが分かれば少し教えていただきたいと思います。
以上2点、よろしくお願いします。
76:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
77: ◯清水都市計画課長 まず、1点目の景観重要樹木の看板の設置の関係でございますけれども、実は、景観重要樹木であったり景観重要建造物、そういった支援に関しては、これまで景観アドバイザー会議というものがございまして、その中で議論をさせていただいています。
今、景観重要樹木の次の指定に向けて検討させていただいているのが、旧東海道の松並木ですね。これについては令和2年、県知事の景観賞なんかも受賞しまして、地域の中での組織体制もできてきているということから、今の地域、それから管理者となる県のほうと調整をさせていただいていることと併せて、景観アドバイザー会議も2月に開催させていただいて、時期の指定に向けてということでお話をさせていただいています。これが年度末までに何とか取りまとめしたいなということで考えておりますので、それが景観重要樹木として指定されるのと同時に、そういった看板の整備についても進めていきたいと考えております。
それから、屋外広告物に関しましては、先ほど寺田委員からもお話がありました、令和元年度から令和3年度にかけて、袋井市全域の違反広告物等調査をさせていただいております。
その概要からお話をさせていただくと、少し細かい部分は省略させていただきますが、まず、広告物としてある件数が分かったのが1,826ございました。そのうちの許可済みは460、多少変動があるかもしれません、残りが違反広告という言い方が適切かどうかあれなんですけれども、違反広告というのが2種類ございまして、そもそも基準が合っていないというものが、不適合が267、それから、許可さえ出せばオーケーになるであろうと思われるものが1,099。まずはこうしたところまではつかんでおります。
令和3年度までこうしたものを調査いたしまして、今年度から早速、こういった屋外広告物事業者に対して周知啓発に努めておりまして、実際の申請に至ったものというのが、総数で100ぐらいには至っているかなとは思っております。ただ、先ほど申し上げた1,200ぐらいは違反広告等でございますので、少しそれを、また今、追加で行っておりますけれども、来年度以降継続して、これら事業者に対して、まず周知啓発に努めながら、早急な是正に向けてということで動いていきたいと思っております。
少し複雑なんですけれども、こういった屋外広告の許可申請については市で、屋外広告物業の資格に関しては県のほうの認可になりますので、こうした指導をしてもなかなか応じられない場合に関しては、やはり業の資格のほうと合わせた中で指導ということも考えていかないといけないと思っております。それについても、今、県のほうとも情報交換させていただきながら次のステップに向けていきたいなと。というのが、業者、先ほど1,200ということをお話しさせていただきましたが、業者を見ると、相当かぶってきている事業者ということも少し分かってきておりますので、そういったところの指導も併せて、これから積極的に行っていきたいと考えております。
78:
◯近藤委員長 寺田委員。
79: ◯寺田委員 景観重要樹木については、東海道の松並木の関係のところをやっていただけるというお話でございます。非常に文化財保存活用地域計画ということが策定される中で、松並木愛護会も県の優良団体ということで指定されておりますので、市、県含めて、地域等も含めていろいろ。一つ、看板ということですけれども、これ、こういう景観重要樹木指定ということになりますと、地域なんかにはどういうメリットがあるのかなと、もう少し具体的に分かれば教えていただきたいなと。
これが1点と、それと、違反広告物については、私も地域からかなり、指導せよというような苦情も受けていることもありますので、少し気になるところなんですけれども、これ、全体にどの辺に多いのか、そういう違反広告物が。今、業者との関係も言いましたけれども、ある程度、そういう業者がそれなりに法令を遵守していないというか、そういうところでやっているということもあるんじゃないかと思いますので、その辺の指導も併せてやっていただけると。
私も、これについては、主に市内の業者なのか、それとも市以外の業者がやっているのかという、少しその辺が気になっているものですから、それがもし分かれば教えていただきたい。それと、地域的にどの路線に多いのかということも、ある程度あるのかなとは思っていまして、その辺のところをもし調査といいますか、つかんでいるところがありましたら教えていただけるとありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。
80:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
81: ◯清水都市計画課長 まず1点目の、景観重要樹木の看板に関する、さらに地域への派生というか、そういったところのお話だと思います。
実は、予算説明資料の151ページの役務費のところにも少し掲げさせていただいておりますけれども、やはり看板は看板で、周知啓発の一つでしかないというような状況でございます。それと併せて、やはりこの沿線、旧東海道沿線には松並木もそうなんですけれども、さらに、もともと指定していた旧中村洋裁学院、それから、先日の一般質問の中でも御質問がございました澤野医院等のそうした、やはり点ではなくて線的に取り組んでいくということも必要だと思っております。
それは、やはり景観形成の全体的な推進を図っていく中で、地域との合意形成というものが当然必要になってくると思いますので、具体的にはどういった形でやっていくかということは正直まだ見えておりませんけれども、一つ、制度としてあるのは、景観形成特定地区というものがございます。少し地区計画をイメージしていただくと分かるかと思うんですが、例えば住宅を建てるときには少しセットバックしてもらったりとか、統一感のあるまちづくりをするとか、そうしたものが一応制度としてはございます。今の袋井市の景観計画の中でも、こうした景観形成特定地区の候補地として、そうした沿線も一部入っておりますので、少し今回の景観重要樹木の指定と併せて、さらに沿線のまちづくりの活性を図っていくという姿勢の中で、来年度からそうした地域に少し入りながら、今後の施策の展開については研究、検討を進めていきたいという段階でございます。
それから、違反広告物に関しましては、非常に細かい路線までは調査しておりますので、路線ごとに何枚とかあるというのは把握しております。当然のことなんですけれども、やはり主要幹線となる部分、県道であったり、そうしたところに圧倒的に多く集まっているというのはまず状況でございます。
業者の関係なんですけれども、袋井市内にもやはり複数のそうした違反広告、他市でもお話ししている事業者がありますし、袋井だけではなくて、西部地域で特に浜松、磐田の事業者が、そうした違反広告物の件数を抱えている事業者が多いということも判明しております。大体、今、自分たちが最初、違反広告物を調べたといっても、誰が設定したかというのは分からなくて、そこに看板に書いてある広告主の方しか分からなくて、突き詰めていくと大体、千幾つあるうちの恐らく十数社、業者とすると多くても十数社で収まるぐらいのレベルだと、それが西部地域に集中している状況というところまでは把握しております。
82:
◯近藤委員長 山田委員。
83: ◯山田委員 先ほどの説明の8款5項1目で、161ページなんですけれども、住宅省エネ改修推進事業費補助金に関しての詳細を教えてください。
84:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
85: ◯清水都市計画課長 それでは、来年度、新規に取り組む建築物省エネ改修推進事業の少し詳細をということでございます。
まず、これ、国、県、市の協調助成ということで、国のほうではゼロカーボンシティの実現に向けたということで、令和4年度から省エネ改修推進事業の補助制度が創設されております。基本的にはその補助制度と協調助成ということになりますので、要件等もそれと合わせた中で行っていくということを前提に考えておりまして、まず、省エネ改修に関わる部分というのは、国の中では一つ、一定の基準として102万5,000円が事業費として算出されておりまして、それに対して、国が2分の1、県・市がそれぞれ4分の1ずつということで、それに対しての補助事業となります。
何をやっていただくかというところになるかと思います。二つございまして、一つはやはり設備改修ということで、エコキュートであったりヒートポンプ、それからLED照明、コージェネレーションといって耐熱利用、そうしたものを導入すると、それは選択式になるんですけれども、そうしたものをまずやっていただくということと。あと併せて、断熱改修といって、逃げないようにするような壁面を補強する、それをセットでやるということがまずひもづけられていますので、先ほど冒頭で申し上げた102万5,000円を活用して、そうした設備を使っていただいて、ZEH化に向けた推進を図っていく事業となります。
もう一つ、これをやるに当たっては、耐震も伴っていないといけないということがひもづいてきますので、そうした耐震施策にも、効果的な部分があるのかなということは考えております。
86:
◯近藤委員長 山田委員。
87: ◯山田委員 それで、何件ぐらいの対象というのか、補助できるのか、お願いします。
88:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
89: ◯清水都市計画課長 件数でございますけれども、来年度想定しているものは3件、今、上げさせていただいております。
正直、これに関しては、何件やるかということは悩んだんですが、来年、まず新規で取り組んでみて、今後の進捗状況を見ながら進めていきたいということで、まず3件上げさせていただいております。
90:
◯近藤委員長 ほかはいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91:
◯近藤委員長 それでは、以上で、都市計画課所管につきましては終了といたします。
なお、会議の途中でありますけれども、ここで休憩とし、ここの時計で10時30分から会議を再開いたします。
(午前10時18分 休憩)
(午前10時27分 再開)
92:
◯近藤委員長 では、全員おそろいですので、少し時間が早いですけれども、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、都市整備課所管につきまして、当局から説明を求めます。
藤原都市整備課長。
93: ◯藤原都市整備課長 (省略)
94:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
村松委員。
95: ◯村松委員 8款4項6目、158ページ、土地区画整理事業費の中で、概要として、建物移転や埋蔵文化財調査及び公共施設整備などを行う補助金及び負担金ということになっているんですが、公用車の修理代というのは、ここで妥当なものなのか、上げていいものなのか、都市整備課で管理している公用車なのか、その辺の詳細を教えていただけると助かります。
96:
◯近藤委員長 藤原都市整備課長。
97: ◯藤原都市整備課長 村松委員の質問にお答え申し上げます。
今の公用車修理代についてでございますが、ただいま村松委員からお話があったように、都市整備課の区画整理係が管理している車両でございます。
98:
◯近藤委員長 村松委員。
99: ◯村松委員 どのようなものになるんですか。
100:
◯近藤委員長 藤原都市整備課長。
101: ◯藤原都市整備課長 区画整理係で業務を行いますときに、組合へ出向くときに使う区画整理係で持っている公用車ということで、あと、一般事業としまして、そのほか組合への連絡用以外に、例えば出張とか、あとはほかの現地確認等に使っている、市が管理している車両でございます。
102:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
103: ◯山田委員 先ほど8款4項2目の153ページ、説明書で、大門の整備事業の9,980万円に対しても、補填とか賠償金に対しての詳細を教えてください。物件補償費となっていますけれども何件ぐらいなのかというのと、その上の都市計画の田端宝野線なんですけれども、進捗率というんですか、今、どのぐらい進んでいるのかお願いします。
104:
◯近藤委員長 藤原都市整備課長。
105: ◯藤原都市整備課長 それでは、山田委員の質問にお答え申し上げます。
まず、大門沿道整備の土地区画整理事業に対する物件補償の内容ということでございます。
まず、令和5年度の9,980万円のうち、2,200万円につきましては、先ほど収入のところで徴収精算金というお話をしましたが、逆に交付しなきゃいけないということで、換地につきましては、いろいろ土地を割り組んでもやはりぴったりというようなことにはいかないので、多い方、少ない方と出るんですが、そのうち換地は、元の土地に関しまして少ない方に関しましては交付するということになっておりまして、その金額が2,200万円ということになります。
あと、残りの7,750万円につきましては、物件移転補償とか補償費になるわけですが、この内容につきましては、全部で11軒、予定をしております。建物移転が2軒、また、あとその他工作物とか、例えば樹木とかの該当するお宅もありますので、それが9軒ということで予定をしております。
次に、2点目の田端宝野線の関係の進捗率ということでございますが、県のほうで田端宝野線をやっておりまして、市は、そのうち15%について負担金を払うということで予算つけをしております。
現在、田端宝野線につきましては、事業費ベースで約25%の進捗ということになっておりますが、先ほど言ったように、全体で合わせますと約5割という進捗状況になっておりますが、令和5年度の予定としましてどういうようにやっていくかということでございますが、やはり今、調整をしているときに一番懸念しているのが、大きな工場が2件ございます。その調整を、いろいろ地権者の方と、実情を踏まえながら交渉をしております。何とかその辺の合意を得て、いろいろお話を進めているわけですが、令和5年度の予定としましては、県事業に関しましては、契約件数では、田端宝野線に関してはほぼ完了するという形で頑張りたいなと思っております。
なお、工場ですので、例えば契約をしても数年、移転にはかかりますので、2年とか2年半とかかかると言われておりますので、この部分、令和8年度末の予定でありますので、うまくお話をしながら進めたいと思っております。
106: ◯山田委員 ありがとうございました。
107:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108:
◯近藤委員長 それでは、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。
これをもちまして、議第7号 令和5年度袋井市一般会計予算についてにつきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 議第12号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計予算について
109:
◯近藤委員長 次に、ウ、議第12号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
小久江環境政策課長。
110: ◯小久江環境政策課長 (省略)
111:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
112: ◯寺田委員 予算書の1款1項2目の墓園建設費のところですね。先ほど500基、樹木葬の建設を予定しているというようなことでございました。今、全体に樹木葬というのは一体どのぐらいあるのかということを、まず1点お聞きしたいと思います。
それとあわせて、現在、和式墓地、そしてまたほか、いろいろな形態の墓所があるかと思うんですけれども、全体で今、どういう構成になっているか、もし分かれば教えていただきたいと思います。
113:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
114: ◯小久江環境政策課長 まず、墓園全体の整備数でございますが、和式、芝生、壁型、樹木葬、全て合わせまして2,122区画でございます。このうち、使用が決まっておりますものは1,622ということで、使用率については76.4%という状況になってございます。
現在、樹木葬につきましては1,000区画整備をいたしておりまして、令和5年度にもう五百区画整備をするということでございますけれども、これまでに決まっている樹木葬の使用数が742ということで、残り258といった状況でございます。
115:
◯近藤委員長 寺田委員。
116: ◯寺田委員 今、家族形態といいますか、いろいろ変化の中で和式墓地等を選ばれる方とか、非常に家族が少なくなっているという形態の中で、非常に樹木葬が注目されているといいますか、人気が高いわけでございますけれども、今後、どういうような見通しでおられるのか、また、墓地全体の建設といいますか、そういう中で大きな変更等は考えていらっしゃるのかどうか、少しその辺、全体的な見通しが分かれば教えていただけるとありがたいなと思います。
117:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
118: ◯小久江環境政策課長 今後の見通しということでございますけれども、委員御指摘のとおり、墓所の需要ですが大分変化のほうをしてまいりまして、テレビCM等でも御案内のように、樹木葬ですとか、あるいはファミリー樹木葬といった形で、例えば4体分といいますか、4柱分を一遍に入れる樹木葬なんていうのも今、民間といいますか宗教法人等々では、新たな形の中のお墓なども出てきているといったことでございます。
みつかわ夢の丘公園につきましては、当初計画としては、平成27年11月に開園しているわけですが、本当に当初の計画では、和式、芝生、壁型のいわゆる区画墓所で2,305、それから建物型ということで期限付納骨1,260、それから永年納骨2,000ということで3,260ということで、当初、本当に5,500ぐらい、市民だけで需要があるだろうということで計画しておりましたけれども、実際に販売に出したところが、少し区画墓所の売行きが思わしくないということで、途中、計画を見直しまして、現在のところ、和式、芝生、壁型の区画墓所が1,491で、それから樹木葬が3,000ということで、全部で4,491の墓所を最終的には販売するといった形を考えてございます。
年間130区画ぐらい、ちょうど予算計上がそれぐらいなんですけれども、年間130区画程度ずっと安定的に売れ続けていけば、令和27年度には全て、今申し上げた4,491区画が一応完売するといった形で、粗い試算ではございますけれども、その際の基金、いわゆる内部留保も5億円から6億円ぐらいで留保できるであろうといった想定をいたしてございます。
現在のところ、安定的な経営ができていると認識をしておりますので、当面の間はこのような形で運営を続けてまいりたいと思いますが、当然に需要等が変化することも考えられますので、それはその時々を見ながらといったところで、対応のほうを考えていきたいと思います。
119:
◯近藤委員長 山田委員。
120: ◯山田委員 基金積立金が461万円、予算額よりも減った理由を教えてください。歳出のほうの4ページです、1款1項3目。
121:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
122: ◯小久江環境政策課長 基金の関係でございます。
墓地事業基金でございますが、これ、一般会計でいうところの財政調整基金と同じ役割ということで、当該年度の収入と支出があって、収入が支出を上回れば基金に積むし、逆に、例えば大きな建設事業とかをやるというと資金が不足するので、借金をするか、あるいは基金から貯金を下ろして使うといった形で取り扱っております。
今回、予算額が21万4,000円ということです。これは、単純に基金の利子をそのまま基金に積み立てる、そういったルールになっておりますので、今年といいますか令和5年度は、特に基金の積立ては行わない、逆に建設を行う関係で、基金のほうから貯金を下ろしてという状況なものですから、今回は積立てがないと。令和4年度については、逆に大きな工事がないということで、収入が支出を上回るということで、積立ての予算を計上してあったということで、今回、マイナスになっているということで御理解いただきたいと思います。
123: ◯山田委員 分かりました。
124:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
大庭委員。
125: ◯大庭委員 先ほど課長のお話で、2,122区画が販売済みという話でありましたが、多分それは、令和3年度末の数字じゃないかなと思うんですね。
令和4年がどのぐらいになっているか私も少し分からないですが、樹木葬も500追加するという考え方で、樹木葬の中でもまた種類が変わってくるのかもしれないですが、少し需要が以前に比べて落ちていると思うものですから、それの見通しを今どのように立てているかというのをまず聞きたいことと。
それから、ざっくり、市外市内と言ったときに、今、市内の皆さんが1,100前後だと思うんですよ。市外の皆さんが450ぐらいかな、入っていると思うんですが、引き続き、例えば樹木葬一つをとってもそうなんですが、約500ぐらいが、令和3年度末までに493区画が市内の皆さんの樹木葬の販売数、それで市外が211、5対2ぐらいの比率。それが、最初の頃、売出し、例えば平成30年、令和元年の頃というのはブームだったということもあって、平成30年ぐらいには200区画ぐらい売れたんですよね、市内の人に。市外の人に約70。ですから、トータルで、平成30年にスタートしたときには270弱の販売があったと。
翌年の令和元年のときには、それが市外が140余、市外が70ということで、両方を足して210。その後、令和2年、令和3年と100カ所ぐらい。市内が70の市外が40、令和2年がですね。令和3年が、市内が80の市外が30ということで約110カ所。新型コロナウイルス感染症が原因なのか何だか分からないんですが、ぐぐっとこう下がってきているんですよね、今。
私、それで令和4年がどの程度だったか少し知りたかったんですが、今回の予算としては、500基を作っても、樹木葬は流れでいいかなとは思う反面、見通しの中で一切金を使わないという、要するに締めた考え方をすると、市外を少し抑制しちゃうだとか、そういうのも政策、選択肢としてあると思うんですよね。
というのは、一番最初、市外を入れたというのは、あまりに売れが伸び悩んじゃったということで、戦略的、政策的に市外を入れたという経過があるんですが、ここへきて、そうはいってもある程度、墓地が一定数だけはないと閑散として寂しいというのもあるものですから、そういうのもいろいろ見たときに、今後どういうようにしていくのかなと思うものですからね。課長のところで内部で予算をつけるときに、幹部の皆さんと話合いをして、じゃ、墓地をどうするかといったときに、そういうようなトレンドを踏まえた見通しについて話したかどうか、そこら辺について伺いたいと思います。
126:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
127: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
先ほど寺田委員の御質問に対してお答えしたところが、少し前提の説明が足りません、申し訳ありませんでした。
今、墓地全体の整備済みの区画数が2,122で、現在使用中の1,622とお答えしたのは、これ、今年度の、これまでにあった申込みを含めての、3月1日現在での数字ということでございます。このうち、お尋ねの樹木葬の関係ですけれども、現在まで1,000区画整備をし、782の使用が決まっているといった状況でございます。残り200少しといったところでございますので、委員のお尋ねにもございましたように、最もピークのときに樹木葬、一番最初の年度ですか、267の申込みがあったということですので、これだけの申込みがあれば、今の残りの区画では足りないと、そういった前提で、まず来年度の整備というのを決めたといった状況でございます。
ただ、これも御指摘のとおりでございまして、令和2年度から3カ年は、令和2年度は112、それから令和3年度が111、今年度令和4年度が85といったところで、大体100前後といったところで推移しておりますし、今後もこの程度で推移していくのではないかなと見込んでいるところでございます。
後段の市内市外の使用者の割合ということでございますけれども、平成27年度の販売開始当時は袋井市民のみを対象として販売していたということですが、先ほども申し上げましたとおり、売上げが少し思わしくないと、このままでは一般会計から赤字繰入れをしなければいけないといった状況もございまして、平成29年の7月から、販売の拡大を図るために、市外の方への販売も開始したということでございます。市外の方は当然、整備に引っかかって投入した税金の部分を御負担いただくということで、市内の方よりも永代使用料、大体6万円ぐらい高い使用料を御負担いただいているといったことでございます。
こうしたこともございまして、先ほども御説明申し上げましたように、現在のところ、この特別会計の安定的な運営が図られてございますので、引き続きこの方式については継続していきたい、まずは安定的な経営があってこそということもありますので、続けていきたいと思いますが、当然にこれ、市民の方のためのお墓ということもございます。一方で、寺田委員の御質問の中でもお答えしましたように、墓地の形態のニーズというのもだんだん変わってきているというところもございますので、どこかで少し定点的にニーズ調査というものも、改めて行う必要もあるのかなということも考えてございますけれども、それは収支の状況等、それから売行きの状況等を勘案しながら、その時期については改めて検討してまいりたいと考えております。
128:
◯近藤委員長 大庭委員。
129: ◯大庭委員 一番最初にアンケートを取った、袋井市の市営墓地、みつかわ夢の丘公園の設計段階と比べると実態が、これほど世の中が変わる、価値観が変わる、樹木葬に変わっていくというのは、誰もその時点では想定していなかったと思います。
先ほどいみじくも課長から、墓地経営という視点でしばらくこれを継続していきたいという話でした。それが現状では妥当ではないかと私も思うんですが、やはりついの住みかとして袋井市を挙げてつくった墓所でありまして、ぜひともこの墓地の付加価値を高めることに努めてもらいたい。
努める付加価値の一つとして、やはり修景整備というのもあると思うんですね。春には桜、秋には紅葉、あるいは遊具が人気で、しばらく遠くから子供連れで出かけてくれた。最近、さわやかアリーナの円環遊具に人が集まるという傾向もありますが、今あるものを、経営の観点の中でもう少し価値を上げる、魅力を上げる、高める、その修景整備等も必要だと思うんです。この中に、あまり予算に見えないもんで、地元の三川の衆にお願いをしてやってくださっています。人気があってきれいで、子供たちも喜んで来てくれる。ちょうど大谷幕ヶ谷線が、時あたかも通り抜けできないという、少し相矛盾しているところがありますけれども、ぜひともトータルとしてのバリューアップというか、付加価値を高めることに努めていただきたいと思うんですが、少し予算に見れないものですから、それについて考え方を再度、伺いたいと思います。
130:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
131: ◯小久江環境政策課長 お答えを申し上げます。
付加価値を高めるということでは、当然、現にもう墓所を使っていただいている利用者の皆様のため、また、当然、公園のみならず、ほかの墓園もあるというところで、ほかとの比較というところでも、付加価値を付けていくということは重要なことであろうと認識はいたしております。しかしながら、御案内のとおり、何か新しいものを作れば、当然それの管理に係るコストということも発生してくるということも鑑みまして、しっかり費用対効果を考えた上で、実施はしていかなければならないということで考えております。
委員御指摘のとおり、今のみつかわ夢の丘公園が少し殺風景だということも御指摘もいただいているところでございまして、若干ということでありますが、修景整備といたしまして、現在、園内の通路、北から入って東西を行って、道路の南側に和式墓所があるんですが、そことの間にツツジを植栽してといったところで、少しずついわゆる修景整備といったものも今、手をつけているところでございますので、前段申し上げましたように、費用対効果を鑑みながらでき得ることはやっていきたい。また、公園と一体となっておりますので、公園のほうとも調整する中で進めてまいりたいと考えております。
132:
◯近藤委員長 大庭委員。
133: ◯大庭委員 先ほど申し上げたように、市内が1,100程度で、市外の皆さんが500弱ということで、これというのは外部、市外の皆さん、袋井から市外に出られた方がふるさとに墓所を買うという方もきっといらっしゃると思いますので、全てが外部から、ほかに土地がなくて袋井のほうが安いからって求めた方ばっかりじゃないと思いますが、そういう皆さんの、まだキャパシティーとしては、先ほどの話だと4,491という数字に対して、現状半分ということだものですから、もう少し膨らめてもいいかなと。
それと同時に、付加価値の中で、今、修景の話はあったんですが、遊具についても、1,000万円もする遊具を今造れという、そんな暴は申し上げませんけれども、もう少しにぎやかく、明るく、ハイキングついでに来るぐらいに、あるいはお花見程度に来るぐらいに、何か夢のある、まさに夢の丘墓園として名前のとおりやっていただきたいと思いますが、そこら辺、内部で検討できるかどうか、再度御答弁をいただきたいと思います。
134:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
135:
◯和井内維持管理課長 私から、みつかわ夢の丘公園の関連で、大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
現在、みつかわ夢の丘公園ですけれども、墓地の周りも維持管理課の公園緑地係のほうで管理している状況でございます。そういった中で、おおや里山の会の皆さんが、桜と紅葉を、グリーンバンク等から苗木を頂きまして、かなりの数、入れてくださっております。また、特定非営利活動法人としてのおおや里山の会の皆さんには、今現在、墓園とみつかわ夢の丘公園の管理をお願いしているところでございますが、そういった中でも、自主的にアジサイを植えたりですとか、花壇を整備したりというようなことを行ってくださっております。
また、地域といたしましても、ここ数年新型コロナウイルス感染症で少し中止となっておりましたけれども、お彼岸の時期に合わせまして多くの方が訪れるということで、地域が主体となって、管理棟のところでイベントを行うということで、本年度も申請が出てきております。地域といたしましても、ぜひあそこをにぎやかにしたいという御意見もありますので、その傾向を踏まえまして、公園緑地といたしましても、いろいろな活動に協力をしていきたいと思っております。
136:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
137:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第12号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
エ 議第13号 令和5年度袋井市水道事業会計予算について
138:
◯近藤委員長 次に、エ、議第13号 令和5年度袋井市水道事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山上下水道課長。
139: ◯杉山上下水道課長 (省略)
140:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
寺田委員。
141: ◯寺田委員 1点、少しお聞きいたします。
まず、2ページのところで、営業収益17億5,700万円余が、予算として計上しているものだと思うんですけれども、この分、水道料金が値上げということがあって、大体そのときは平均で11%ぐらい値上げしたと思います。それが前年度の収益として、大体相当した額の料金の値上げというのがこれに反映しているのかどうか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
142:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
143: ◯杉山上下水道課長 寺田委員から、営業収益を給水収益、こちら、令和4年4月から料金の値上げをさせていただきましたけれども、これがどのように金額として反映されているかということを御質問いただきました。
この件につきましては、先ほど寺田委員がおっしゃられましたとおり、12%弱の値上げをしたという状況がございます。実際、これにつきましては、料金にそのまま賦課がされるという状況がございましたので、金額的にはその分が上がっている状況が実際には戻るという状況ですけれども、1点申し上げますと、4月と5月の収入につきましては、前年2月、3月の料金の部分が収入されているという状況がございますので、その部分につきまして、一部がまだ値上がり前の金額という状況だったものですから、全く全てが12%上乗せになったという状況ではなくて、一部がまだ上がっていない状況の部分があるという状況です。
令和5年度につきましては、完全にこのものが全月につきまして料金改定の分が反映されるという状況にありますので、ずばり12%弱の収入の増が見込まれるという状況でございます。
144:
◯近藤委員長 寺田委員。
145: ◯寺田委員 そうすると、一つは受水費といいますか、給水量との見合いもあると思うんですけれども、今の説明ですと、給水量そのものの変更はないんだと、値上がり分が今回はそのまま12%が受水収益というのにつながってくるよという理解でよろしいのかどうか、少しその辺、もう一度お聞きしたいと思います。
146:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
147: ◯杉山上下水道課長 寺田委員から、値上げ部分がそのもの、給水に直接的に上がってくるものかということで確認をいただきました。ずばりそのものが上がってくるという状況でございます。
ちなみに、この分につきましては、値上げ分をそのまま何かに使うという状況の部分はないというわけではないんですけれども、これは電気料の高騰とかいろいろな部分、また建設費とか人件費の高騰という部分がありますので、その分については支出がされるという状況でございますけれども、基幹管路の耐震化等をこれ、毎年進めております。これについては、費用が先ほど申しましたとおり、3億円程度の金額がかかるという状況の御説明をさせていただきましたけれども、そのものを建設するために一時保留するような形で内部留保をいたしまして、そのものをまた必要なときに支出して建設をするための費用ということで計上する予定でございますので、使途についてはそのような形で予定をしております。
148:
◯近藤委員長 寺田委員。
149: ◯寺田委員 確認でございますけれども、給水量が今のところ、長期的には節水とか人口減少ということで給水量が減っているというようなことが背景にあって、値上げもあったかと思うんですよね。そういったことを背景に持っていると思うんですけれども、今回の値上げ分というのは、ほとんどそういったものは影響なく、特に給水量が減っているということはないと、大体今、現状を維持しているということですので、その値上げ分がそのまま収益につながってくるというような構造だというようなことの認識でいいのかどうか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
150:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
151: ◯杉山上下水道課長 給水量と値上げの関係で御質問いただきました。
給水量につきましては、若干やはり水の使用が下がっている状況がございますので、その件については、需要が下がった部分について、維持管理費等はそれに見合った形でもってかかってくるという状況もありますことから、どうしても営業的にいくと少し厳しい状況もございますけれども、そういった部分を差し引いた部分については収入として見込んで、また建設等に進めていくという状況で予定をしております。
152:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
153: ◯太田委員 20ページ、資本的支出のほうの1款1項1目建設改良費のうち、施設改良工事費で伺います。
こちら、基幹管路耐震化事業等ということで、先ほど説明のところで、第4配水池という話で伺いましたけれども、こちら今、台風15号に伴う崖崩れの工事をされていると思います。こちらは耐震化になっております。崖崩れの補修とはまた別のものなのか、それに伴って併せて耐震化を行うのかというところで、工事の説明について少し詳しく教えていただければと思います。
154:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
155: ◯杉山上下水道課長 資本的支出の建設改良費の施設改良工事費について、太田委員から質問いただきました。
ここに書いてございます説明欄に、基幹管路耐震化事業等ということで表現させていただいておりますけれども、この中には基幹管路の耐震化だけではなくて、そのほかの建設工事の部分も含まれておるという状況でございます。
お問合せをいただいた第4配水池ののり面、こちらにつきましては、去年の台風15号のときにのり面が一部崩壊したということで覚えていらっしゃる状況もあるかと思いますけれども、この部分ののり面の補修、改修工事、こちらの部分の費用を含めた形で計上してございますので御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。
156:
◯近藤委員長 太田委員。
157: ◯太田委員 御答弁いただきました。
こちら、早急にやっていただければと思いますけれども、スケジュール的なものだけ、少し教えていただければと思います。
158:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
159: ◯杉山上下水道課長 第4配水池ののり面の改修につきましては、今回の台風の影響について、やはり雨が非常に影響したという状況がございます。なかなか、雨が降っている状況の中でもって、また降る時期において建設工事をするといいますと、また2次的な被害等も想定をする状況の中がございますので、令和5年度の後半、なるべく雨が少ない時期を狙って、のり面の改修工事、こちらのほうを実施したいということで計画をしております。
160:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
161: ◯山田委員 貸倒引当金に関しましてですけれども、やはり未収金がコロナ禍でどのように変化しているのか、令和4年度と令和5年度でやはり差が出ているのかというのと、未収金の方の回収方法、どのようにしているのか伺います。
162:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
163: ◯杉山上下水道課長 山田委員より、未収金の貸倒れの部分について質問をいただきました。
まず、この部分については会計上の話題になりますけれども、お金を実際取れなかった、回収できなかった場合に、未収金として補うものが今回のお金でございます。
お話をいただいたのは、未収金にどのように影響が出ているか、特に新型コロナウイルス感染症の部分でどうなのかということでまず最初の質問をいただきましたけれども、新型コロナウイルス感染症の関係については、やはりお問合せを一部いただいた状況も、当初の段階はございました。なかなか新型コロナウイルス感染症の影響があって支払いが難しいという状況の中で御連絡をいただいた方については、例えば水道料金を分割により納付していただくような方向とかを取って、何とか納めていただいたという状況がございます。
あと、未収金自体の部分ですけれども、水道事業につきましては、水を止めるということができるということで、お客様のほうへも、あまり使用料がたまってしまいますと水道を止めることになりますよということをお話ししながら、実際に止める状況にならないようにやっておりますけれども、そういった形の説明をする中で何とかやりくりをしていただいて、料金はお支払いをいただいているという状況でございます。
先ほどの貸倒れの部分でどうしても取れないという部分につきましては、外国からお見えになった方が、水道料金を払わずに国外へ退去してしまったとかという状況においては、うちのほうもなかなか、水道料金を回収するために相手のほうに手間をかけて、また費用をかけて回収するというのはなかなか合わない状況がございますので、そういうものについては、先ほどの貸倒れという形を取って対応しているという状況でございます。
164:
◯近藤委員長 山田委員。
165: ◯山田委員 その対象になる件数は、どのぐらいなんでしょうか。
166:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
167: ◯杉山上下水道課長 大変すみませんが、今、貸倒れ等の数値を持ち合わせておらないものですから、またこれは後ほど御回答させていただくということで、貸倒れの想定件数ということでよろしゅうございますか。
168: ◯山田委員 はい。
169: ◯杉山上下水道課長 承知いたしました。
170:
◯近藤委員長 ほか、よろしいでしょうか。
寺田委員。
171: ◯寺田委員 今回値上げした大きな要因として、いわゆる基幹管路の耐震化ということがあったんだろうと思います。そういう中で、今回も約3億円ぐらい、基幹管路の耐震化に使ったというようなお話でございますけれども、今後、耐震化、今やっていただいていますけれども、前回は、認識としては約半分ぐらいの耐震化が終わって、まだこれからかなりやっていかなくちゃいかんという話でございました。そういう中で、今回の値上げ分が少し、想定としてこのぐらい値上げをしたことによる利益が上がりますよと、これについて、耐震化のほうにそのお金を使っていきますよというようなことになろうかと思うんですけれどもね。
そういう中で、まずは、いわゆる耐震化のスピードがどのような形で早まっていくのかどうか、その辺の見通しがもし分かれば、少し教えていただきたいなと思うんですけれども、いわゆる耐震化に使っていくお金ですよね。今回の値上げ分が全部、耐震化のほうに行ったと、私は単純にはそのように考えているんですけれども、そういうことを含めて、耐震化のほうがどのぐらいのスピードで今、進んでいるのかということを少しお聞きしたいと思います。
172:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
173: ◯杉山上下水道課長 耐震化に対応する関係で御質問いただきましたけれども、まず、今回の値上げにつきましては、令和2年度に策定をしました水道の経営戦略、このもので将来を予測して予定をしたものでございます。
実際に経営戦略の中では、基幹管路の耐震化に必要な費用と、あと水道事業を運営していく費用、そういったものを総合して幾らかかるという状況の中において、次の時期、要するに、本来であれば令和3年の4月1日に値上げをするという予定において計画をしておったものですから、基幹管路の耐震化について、今回の値上げをしたから、その分が基幹管路の整備率が伸びるという状況ではなくて、計画どおりに進むために料金の値上げをさせていただいたという状況がございます。
先ほど御質問いただきました、料金を上げたから基幹管路の整備率がさらに上がるという状況の計画は、いたしておらない状況でございます。
174:
◯近藤委員長 寺田委員。
175: ◯寺田委員 そうしますと、今、基幹管路の耐震化率というのはどのぐらいになっているのか、変わらないということであれば、これが100%耐震化が済むのは大体何年ぐらい先というようなことをお考えか、少しその辺をお聞きしたいと思います。
176:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
177: ◯杉山上下水道課長 基幹管路の耐震化の率の部分でございますけれども、これについて、昨日も少し御説明をさしあげましたけれども、令和4年度での基幹管路の耐震化率は、実質で48.9%でございます。今回の令和5年度の予算が完了する時期につきまして、その率につきましては、50.3%を計画で予定しておるという状況でございます。
基幹管路の耐震化につきましては、現在、こういった状況があるんですけれども、実際、基幹管路自体の袋井市内の延長は204キロメートルございます。204キロメートルの部分の整備、改修を耐震に向けて進めるという状況でございますので、まだまだこれについては、100%完了するまでにはかなりの時間が必要となるということでお答えをさせていただくということで、少し今の状況でいくと、経営もこれから将来的な部分も見た中でいくと、毎年計画的には進めていく状況ですけれども、なかなか将来的に、何年に基幹管路の耐震が終わるということは、今の段階では申し上げられない状況でございます。
178:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
179:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第13号につきましては終了といたします。
会議の途中でありますが、ここで休憩とし、午後1時から会議を再開いたします。
(午前11時50分 休憩)
(午後零時56分 再開)
180:
◯近藤委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
なお、さきの水道事業のほう、会計のところで回答保留のところがありますので、先に杉山上下水道課長のほうから御答弁をお願いいたします。
杉山上下水道課長。
181: ◯杉山上下水道課長 それでは、午前中の水道事業会計予算での山田委員からの御質問について、お答えできなかった部分について御説明をさせていただきたいと存じます。
資料番号の013、水道事業会計予算説明書、こちらの中に、予算説明に関する注記内ですけれども、貸倒引当金についてございまして、この件数を委員のほうからお問合せいただきました。
これにつきまして、令和4年度、これは本年度でございますけれども167件、金額にしますと118万円余について、貸倒引当金の対応をするということで予定をしております。あと、令和5年度については、まだ実施の状況ではないんですけれども、想定の中で申し上げますと38件、103万円余を今のところ予定しておるという状況でございます。
以上、説明の追加とさせていただきます。よろしくお願いします。
182:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
山田委員、よろしいでしょうか。
183: ◯山田委員 はい。
────────────────────────────────────────
オ 議第14号 令和5年度袋井市下水道事業会計予算について
184:
◯近藤委員長 それでは、次に、オ、議第14号 令和5年度袋井市下水道事業会計予算についてを議題といたします。
当初から説明を求めます。
杉山上下水道課長。
185: ◯杉山上下水道課長 (省略)
186:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
寺田委員。
187: ◯寺田委員 少し確認というか、教えていただきたいんですけれども、予算明細書の14ページ、営業収益のところ、下水道使用料、前年度4億9,900万円、これが当年度予定額が4億7,800万円ということで、約2,000万円ほど減額になるんですけれども、少しその辺の仕組みというのを教えていただけるとありがたいです。
188:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
189: ◯杉山上下水道課長 寺田委員から、下水道の使用料の減額について御質問いただきました。
これにつきましては、下水道の使用料の令和5年度の読みをいたしまして、今までのところも若干減っているところもございますけれども、そういった分を加味したという状況でございます。実際の減るコストといたしましては、人口の減少の部分もございますことと、あと節水機器を使うことによる減り分、こういったものを加味する状況の中において、使用料の減を想定いたしました。
190:
◯近藤委員長 寺田委員。
191: ◯寺田委員 そうしますと、これ、水道使用料と連動しているということでございますけれども、これだけ水道のほうの節水が進むと、それを反映しているというようなことが第一要因というようなことでよろしいでしょうか。
192:
◯近藤委員長 杉山上下水道課長。
193: ◯杉山上下水道課長 下水道の使用料のボリュームのほうですけれども、こちらは水道と連動をしておりますので、水道、下水とも、同じような形で推移するということで想定をしております。
194:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
195:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第14号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
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カ 議第21号 袋井市手数料条例の一部改正について
196:
◯近藤委員長 次に、カ、議第21号 袋井市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
清水都市計画課長。
197: ◯清水都市計画課長 (省略)
198:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたら、委員の皆さんお願いをしたいと思います。いかがでしょうか。
寺田委員。
199: ◯寺田委員 少し教えてください。
この条例改正によって、実際にはどういうところに影響が出てくるのか、具体的な事例等を少しお示しいただけるとありがたいと思います。
200:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
201: ◯清水都市計画課長 今回の条例改正、法律の改正ですね、もともとは法律の改正に基づきましてどんな影響がということですけれども、先ほど少し説明の中でも、分かりにくかったと思いますが、お話しさせていただいたとおり、誘導基準についてはもう改正がされました。今回、簡易な手法を用いることによって、今までソフトを用いないと計算ができないということがあったんですが、もう少し、そういったソフトを用いなくてももうある程度決められたものでできるということから、ボトムアップを、そういった基準に則した判定ができる方というのが、もう市内の建築士等であればそれができるということで、さらなるこれからZEH基準に則した推進を図っていくことにはつながっていくかなと、そういった効果はあると思います。
あともう一つ、私たちのほうの話になるんですけれども、今までやはりソフトに用いた基準書にしっかり合っているかどうかという審査基準も、これからそうした申請内容が増えてきたときにより簡略化されることで、そういったところも合理化が相当図られるということで伺っております。
202:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
203:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第21号につきましては終了といたします。ありがとうございました。
本来ですと、次に、キの議第28号 袋井市道路線の認定についてを議題といたしたいところなんですが、先ほど午前中にも申し上げましたが、和井内維持管理課長は総務委員会での海のプロジェクトの委員会のほうに出席をしておりますので、来る間、その先の報告事項のほうへ入ってよろしいでしょうか。報告事項、1件だけでも進めさせていただければありがたいなと思っております。よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
204:
◯近藤委員長 賛同いただきましたので、それでは、報告事項のほうへ入ります。
議題(3)報告事項です。
────────────────────────────────────────
報告事項
ア 令和4年度 袋井市中小企業デジタル化に向けた実態調査の結果につい
て
205:
◯近藤委員長 初めに、アの令和4年度 袋井市中小企業デジタル化に向けた実態調査の結果についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤産業政策課長。
206: ◯小澤産業政策課長 (省略)
207:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
村松委員。
208: ◯村松委員 アンケートの設問が何個か、12でしたか、あるんですが、これは何か参考にするものがあってこの設問を決めたのか、袋井市が独自に決めたのか、どちらかお伺いいたします。
209:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
210: ◯小澤産業政策課長 ただいまの村松委員の御質問にお答えをさせていただきます。
設問の設計に当たっては、他県、他市で実施をしている設問の仕方、シンクタンクでしているものというものを少し参考にさせていただくということと、時期が多少、同時期ぐらいだったものですからなかなか情報が取れなかったこともありますが、中小企業庁でもみらデジという今、取組をされているんですけど、その中でも設問を設けていまして、できるだけそれとも整合を図って、行く行くデータの、国との比較というんですか、そういうことができるような形ができればという形で、設問のほうは極力調整する形で実施をさせていただいたという状況でございます。
211:
◯近藤委員長 村松委員。
212: ◯村松委員 ある程度バランスが取れたような設問になっているということで、間違いないでしょうかね。
比較対象がやはり中小企業ということなんですが、ある程度やはり大企業とも照らし合わせてみることも必要なのかなと思いますが、その件に関してはどう思っていますでしょうか。
213:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
214: ◯小澤産業政策課長 ただいまの村松委員の御質問にお答えをさせていただきます。
今回は市内中小企業ということで、国のほうにおきましても、特にサービス業ということを言われますけれども、生産性、導入が低いということが言われていまして、特に集中的に強化をしていくということもうたわれております。そうした中で、中小企業にフォーカスをして、今回、実態調査を行ったという状況でございます。
御指摘のとおり、大企業におきましては、資本金1億円以上とかいろいろ、300人以上とか定義はありますけれども、かなり導入が進んでいるという形があろうと推測がされますので、今後、事業規模に応じた対応というのも必要になると思いますので、中堅企業におきましては、その上の大企業の取組というのは参考になると思いますので、今回の調査の中では把握はしておりませんけれども、こうしたものにつきましては、また県、それからみらデジ等の中の情報も生かしながら把握をする中で、今後の政策あるいは分析に活用していくことを検討してまいりたいと思います。
215:
◯近藤委員長 村松委員。
216: ◯村松委員 また検討してくださるということなんですが、現在の全体平均が26.8%、これを市として低いと考えているのか、妥当であると考えているのか、高いと考えているのか、どのように考えているのかお聞かせください。
217:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
218: ◯小澤産業政策課長 ただいまの村松委員の御質問にお答えをさせていただきます。
あくまで市でまずは取ったという形で、何と比較をするかということで、高い低いということがあろうかと思います。
今年の2月時点の中小企業庁で、今、全国の事業者向けにいろいろ相談を受けるに当たって、みらデジというサポートシステムがありまして、それに入っていただいて、設問があってそれに答えていただくという形のことをして動機づけを行っていくと、いわゆる専門家診断の前段階みたいな、そういうのを今、みらデジで中小企業庁でスタートしています。
このデータを少しいただいた中で、それが今5,000社、全国でも5,000社の状況だものですから、一概に単純比較がいいかというのは少しまだ分かりませんが、その情報との比較ということで少し述べさせていただきますと、全体平均として比べますと、うちのほうの事業者というのはかなり低い状況ではあります。特にインターネットバンキングで、全国平均なんかでは79%で、ホームページは77%、財務会計も68%ということでありますし、先ほど本市のほうではRPAとか、そうしたのは5%未満ということでしたが、全国では34%という形で、平均値で言うと何かぼけてしまうんですけれども、いろいろ個別個別のシステムの導入で見ると、かなり乖離幅が多いものが多いという状況でありますので、今後に向けて、この数字というものに関しては、高いか低いかというと、今の比較論だけで申し上げますとまだ低いのかなと思っています。
ただ、一方では、小規模事業者がかなり多く回答していただいているので、そういう傾向が出やすいというのも側面的にはあるかなと思っていますけれども、いずれにしても、数字としては、比較という形でさせていただくと、まだ低い状況ではないかと認識をしております。
219:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
大庭委員。
220: ◯大庭委員 このアンケートに基づいて、令和5年度のデジタルの事業推進というか、するということにしたということですよね。とは違う。全然これとは関係ないの。今年度の事業としてのデジタルの、市内中小企業デジタル化の促進というのがありますよね、予算でも出ていた、300万円ほど。その中で、審査は終わっちゃっているんですが、3事業者程度を対象に実施するということだったんですが、こういうデータから拾い出したのか、経過なんかはどういうように進めたのか、参考まで。
221:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
222: ◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えをさせていただきます。
この調査は先ほど7月、8月ぐらいに実施をしたという形で、いろいろな概要としての速報みたいな形のデータの取りまとめを今年度、その時期でいろいろさせていただいておりました。
来年度予算につきましては、今、大庭委員から御質問いただきましたとおり、この調査結果を踏まえて実施していくということで、特に中小企業の皆様方は、何から手をつければいいかとか、あるいはやっても効果があるのかというのがよく分からない、手段が目的になってはいけないので、やはり目的が分かった上で手段として導入するということが必要だという形が、調査の結果としては少し把握できたというところがあります。
そうした意味で、補助金、いろいろ国にもあるんですけれども、それもなかなか使われているということがないということで、やはり何のために何をすればいいかが分かっていないと補助金も使えないということなので、そこを一体的にやはり支援していく必要が大切ではないかということを、この調査結果、あるいは他県、他市の取組なんかも見ながら、そうした取組で推進を図っていこうという形で検討させていただき、予算化を図らせていただいたという状況でございます。
223:
◯近藤委員長 大庭委員。
224: ◯大庭委員 この課題の解決という最後の取組のまとめ、例えば専門家との業務の可視化や課題の顕在化を通し、最適なデジタル化、事例のモデル化。この事例のモデル化は、今言ったように、何から手をつけていいか分からないデジタルの問題というのは、いわゆる一つのケースワークというか、こういうようにすればこういう展開ができるよというような、そういうことが何か必要なような気がして、5月頃から専門家派遣事業委託業者を決定する、7月頃から専門家派遣先の募集・決定をする、それで来年2月になるのかな、頃までで伴走支援をして補助金を申請するということだけれども、要するに実際、落としどころ、着地どころというか、原課が今、こういうようなアンケートを取って予算化して、最終的に中小の皆さんのデジタルを推進する形というのは、何かモデルにしているようなものあるのかどうなのか。何か漠としているじゃないですか。
そこら辺について、ICTの政策課との関係もあったり、原課との関係もあると思うんですが、そこら辺の最終的なデジタル化の落としどころのイメージするものを少し、もう一回説明していただけますか。
225:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
226: ◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えをさせていただきます。
まず、一つの大きな進め方という形で少し申し上げさせていただくと、現在、中小企業庁から、本年度からみらデジという形で、今、始まっています。これは全国の中小企業向けにいろいろ士業の方とか支援機関が入っていただき、金融機関も入っていただいて、事業者にお声がけをしていただいて、システムに入っていただいて、いろいろな設問に答えていただいて、簡易なデジタル化診断というのをされて、問題の気づきや動機を促すと。その結果、国のほうではリモートの
無料相談という形になりまして、それで専門の方が、リモートで
無料相談いただけるという形で、事業者の支援に当たると。そこで、少し整理ができた段階で、国のIT導入補助金を使うという形で、全国の中小企業の生産性を高めるという形の取組は進め始めています。私ども、金融機関とも連携して、そういうのを普及しましょうという形で、一部の金融機関とも今、連携をして、取組を始めたところでございます。
今回、まずモデル事業としてやるのは、そうした中でも、国の事例とかもいろいろ出ているんですけれども、身近な事業者での事例というほうが、やはり身近なモデルとなっていろいろ聞きやすい、あるいは地域の中、ローカルの中での情報共有がされやすいということがまず大事だということで、そのためには、モデルとなっていただく事業者というもののビフォーアフターをしっかり出していくことを共有化するということが、ここの中で引っ張っていってもらえるような、そういう事例になる方をまずはたくさん出していくということが、機運としても大事なのかなということで、まずはモデルという形の中でさせていただきます。繰り返しますけど、国のみらデジと並行しながら、その事業を注視しながら全体に広げていくということで、国の制度と連携しながら、金融機関や商工団体を含めて取組を進めたいと考えているのが、進め方の話でございます。
あと、着地点ということでございますけれども、これはやはりいろいろ、ここは整理が必要なんですけれども、小売業の方に必要なものとか、あるいは従業員規模で必要なものということで、バックオフィス、いわゆる事務でファイルを共有するとか、あるいは財務会計ですとか勤怠管理システムとか、細かく分けるといろいろなシステムというのがあるんですけれども、やはりこれも事業規模とか、会社にとっての費用対効果を見ないと、一律で入れたほうがいいというわけにもいかないというのがありますので、今後、それらについて、各事業者規模とか業種によってやはり必要なものがあると思いますので、そうしたものが、まずはいろいろ事例というんですか、そういった取組、声を聴きながら、こういったことをこういった事業者がやったよというのが分かって、そこで効果が出たよとなれば、それと似たような業種あるいは取組を行っている規模の方々にとっても参考になるだろうと思っていますので、まずはそういうバックオフィスみたいな、まず生産性のほうですぐ取りかかれるものとして、費用対効果も含めて、出しやすいものというのは注力をしていきたいなと思っていますし、あとは業種ごとによって、それぞれ個別のシステムというんですか、いろいろなものがありますので、それは少し業種によってとか、それぞれの事業者の考え方によっても異なりますので、それは事例として出すことによって、いいものはまねていただくという形で、より生産性を高めていただくという形を進めていくというのに、まずは注力をしてまいりたいなと思っております。
227:
◯近藤委員長 大庭委員。
228: ◯大庭委員 課長は頭がいいもので、抽象的に説明していらっしゃるけど、具体的に、例えばRPAならRPAで、ロボティック・プロセス・オートメーションという仕組みがあると、それを講師に説明してもらって、こういう、例えば帳簿と帳簿を重ね合わせるときに、そのシステムを使うとこういうように省力化ができるという講義、講演をするだけでも、例えば中小の事務屋に来てもらって、そういうことができるかっていって、エクセルを駆使するとか、ワードをつないでできるというような、そういうところでもあると思うんですよ。
だけれども、今おっしゃっているのは、個別なのはそれぞれ違うものだから、個別の何に入って何をするかという一つの具体例でも、本当は説明してもらうとありがたいですが、多分、課長の中に答えみたいものはないみたいだから、いずれにしても、見える化はしてほしいと思うんですよ。何をどうしてどのようになるか、そして、そのことによってどんな費用対効果が、アウトカムが出るのか、成果が出るのかというところを、見える化したほうがいいと思います。予算も300万円つけて、このアンケートはそのためにやったと思うものですからね。
実は、もう前副市長、辞めてしまいましたけれども、私どもICTの特別委員会を議会でつくるというときにミッションを与えたのは、要するにICTだとかそういうAIだとか、いろいろ言っているけれども、行政の中でもそれがいいだか悪いだかが判断できないと、ついては、議会の中でもんで見える化をするようにというようなミッションをもらって、それで我々やったという経過があるものですから、課長はいろいろ得意な分野かもしれないですが、もっともっと分かりやすくしてください。
要望で結構です。説明を聞くと余計分からんので。
229:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
230:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
令和5年2月市議会定例会付託議案の審査
キ 議第28号 袋井市道路線の認定について
231:
◯近藤委員長 ここで、和井内維持管理課長が戻られましたので、議題のほうに戻りまして、議題のキになりますが、次に、キ、議第28号 袋井市道路線の認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内維持管理課長。
232:
◯和井内維持管理課長 (省略)
233:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さん、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
234:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第28号につきましては終了といたします。
これをもちまして、議第28号につきましては終了とし、付託議案に対する説明及び質疑等を終了いたします。ありがとうございました。
それでは、討論に入りますけれども、討論、採決の前に、これまでの説明、答弁の中で回答の保留箇所、もしありましたらお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。全てもうしてくださったとは思いますけれども、今、思いつくところで、委員の皆さん、それから当局の皆さん、ありましたら御指摘をお願いしたいと思います。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
235:
◯近藤委員長 それでは、続いて、
建設経済委員会に付託された議案について討論を行います。
討論、ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
236:
◯近藤委員長 討論なしと認めます。
それでは、以上で、討論を終了いたします。
それでは、ただいまから採決を行います。
初めに、ア、議第4号 令和4年度袋井市一般会計補正予算(第10号)についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
237:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、イ、議第7号 令和5年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
238:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、ウ、議第12号 令和5年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
239:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、エ、議第13号 令和5年度袋井市水道事業会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
240:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、オ、議第14号 令和5年度袋井市下水道事業会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
241:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、カ、議第21号 袋井市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
242:
◯近藤委員長 ありがとうございます。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
次に、キ、議第28号 袋井市道路線の認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
243:
◯近藤委員長 ありがとうございました。挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり決定されました。
これをもちまして、議題(1)令和5年2月市議会定例会付託議案の審査につきましては終了といたします。ありがとうございました。
次に、議題(2)協議事項に入りますが、今回の委員会では案件がございません。
次に、議題(3)報告事項に入ります。
アは先ほど終わりましたので、イから入っていきます。
────────────────────────────────────────
報告事項
イ 小笠山工業団地の進捗状況と今後の予定について
244:
◯近藤委員長 次に、イ、小笠山工業団地の進捗状況と今後の予定についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤産業政策課長。
245: ◯小澤産業政策課長 (省略)
246:
◯近藤委員長 ありがとうございます。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
247: ◯大庭委員 AとB、尾形とフォレストエナジーが決まったということで、大変いいことだと思うんですが、隣の養鶏、それから養豚の畜産関係の臭気の関係なんですが、大丈夫なのか、少し確認だけさせていただけますか。
248:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
249: ◯小澤産業政策課長 大庭委員の御質問にお答えをさせていただきます。
尾形工業様につきましては、申請をする際に少しそういうような周辺の施設があるということをお話しさせていただいております。尾形工業様につきましては、中国にも工場がございまして、そちらのほうも似たような周辺環境の中で事業をしているということで、十分そうしたものに関しては承知した上で申請をするということですので、そこら辺については企業とも確認をしているという形でございますので、事業に差し障りがあるということはないと確認をしております。
また、フォレストエナジー株式会社の発電所につきましても、宮崎県のほうに以前、同社が発電所をやっていますけれども、あのときは鶏ふんのバイオマスもやっているということで、そういう施設が隣接地にあるという形で、むしろそうしたものがあっても今までもやってきているので、特に支障になることはないということでございます。
したがいまして、両事業者におきましては、周辺環境においても十分理解をしていただいた上での進出ということでございます。
250:
◯近藤委員長 大庭委員。
251: ◯大庭委員 両者とも問題ないという趣旨の御答弁だったと思いますが、これであと3区画、塚本が選ぶに当たって、少し離れるものですから多少は条件いいと思うんですが、やはりいい環境でないとなかなか進出していただけないということもあるものですから、お願いしておきたいのは、私がまちづくり対策特別委員会のまとめ役をやって、委員長報告を当時させていただいた平成27年の5月、この提言の中の最後に、小笠山山麓開発事業地周辺における臭気については、規制基準値である臭気指数13以下を今後も保つようにされたいという文章を加えていますので、原則、その臭気指数を守るように、また県有地に支障のないようにされたほうがよろしいかと思います。また、議会の意見書の中でも文書で出していますので、よろしくお願いします。要望でいいです。
252:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
253: ◯太田委員 2ページ目のB区画及びC区画の一部のところに関しまして、今後の予定のところで、「(ア)さらなる貯木場用地の確保に向けて候補地を選出し、」という記載がございます。
少しごみ減量推進課のほうにもなっちゃうかもしれないんですけれども、以前、幡鎌課長のほうから、袋井市で出た草木の受入れなんかをフォレストエナジーなんかにもお願いしていくという話が多分、この委員会の中でも出たかと思います。今後の予定のところに記載されてある「さらなる確保」というのは、その辺の話が進んだからなのか、もしくは、フォレストエナジーがもともと予定して使うものとしての用地の選出を探しているのか、その辺、少し教えていただければと思います。
254:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
255: ◯小澤産業政策課長 ただいまの太田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
こちらの貯木場用地の確保の目的でございますけれども、今、建設を予定している発電所の安定経営、いろいろ物資が入らないとか、そうしたときに発電所を止めることができない、燃料がないと止まっちゃうと、止めると大変なことになるという形になりますので、それをできるだけいろいろな、そういう有事の際にできる、止めないという意味では、大きな貯木場とか木を蓄えておいて、自社でチップ工場で破砕して燃やせるという環境をつくっておきたいという、事業の安定経営のために必要だという形でより多く求めていきたいということで、今、求めているという状況でございます。
また、そういう草木の剪定枝等の受入れにつきましても、企業のほうも物によるとか含水率とかいろいろありますので、今後については、そういったものはまた検討はいろいろしていくということでの話合いは、これまでもしているというところではございますけど、まだ具体的な協議とか、今、建設のほうを進めている最中でございまして、今後、そうしたことを、時期が来ればまた御相談というか、話をするような形は取ってまいりたいと考えております。
256:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
じゃ、よろしいですか。お願いします。
257: ◯寺田副委員長 委員長を代わります。
近藤委員。
258: ◯近藤委員 それでは、質問をさせていただきます。
この事業をすることによって、地域の活性化だとか、あるいはひょっとしたら雇用等が生まれてくれば非常にいいことだなとは思いますけれども、地元に住む人間として、地元の声を少し聞いているものですから御披露させていただきたいと思いますが、まず、地元の理解ということで、先ほど大庭委員からも話がありましたが、臭気の話が出ました。
それ以外に、例えば振動だとか、あるいは騒音だとか、あるいは道路の傷みというんですか、損傷が起こるとか、そのようなところの懸念が少しはあるわけなんですが、それはもちろん貯木場を確保して、そこに多分山のほうから持ってくると思うんですが、春野でしょうか森でしょうか、下りてきた材木をどこかに確保するということは、相当なトラック量も考えられます。そうしたときに、道路の傷み、あるいはルートの確保、その辺のところの問題というのはどのように考えられているのか、それ、1点お聞きをしたいと思います。
それからもう一点は、塚本建設があそこの開発をして、これ、裏になりますのでEとDのほうでしょうか、自社開発をして、そして永井組がその土砂を防潮堤のほうに運んでいくということで聞いておりますけれども、掘り出した土の量が、防潮堤のほうに十分に間に合ったものなのかどうか。あわせて、そこでもし残土ができた場合、その残土はどのような形で処理をするのか。
その辺の、この2点についてお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。
259: ◯寺田副委員長 小澤産業政策課長。
260: ◯小澤産業政策課長 ただいまの近藤委員の御質問にお答えをさせていただきます。
フォレストエナジーが進出に当たっての、例えば騒音、振動についてでございますけど、これは当然、騒音・振動規制法というのがございますので、その法令に基づく中で、事業、設備あるいは立地をしていただくということが大きな基本になると思っております。
また、道路につきましても、基本的には県内、県東部あるいは県西部、あるいは県外も含めた国産材が基本的に運ばれてくるという状況でございます。これがどのようなルートで通ってくるかというのはまだ把握できていませんけれども、恐らくインターチェンジから持ってくるという形ですと、磐田掛川線であったり、あるいは国道150号のほう、もしあればそっちのほうから上がってくるというような形の、大きなルートとしては特定はされてくるであろうと、ここに来る近辺のルートは特定をされるだろうとは思っております。
こちらについては、いろいろ様々な、現在もその道路につきましては、県道磐田掛川線も含めまして、様々なトラックも通っているという状況がございますので、これによって何かがなるというのが、まだ特定ができるというものは非常に難しいところがありますけれども、事業者につきましても、いろいろ周辺の住民の方に、何時からは通ってほしくないとか、そういう声も聴きながら、安全な運行をしているということをお話しさせていただきますので、具体的な事業の稼働の際に、改めてそういった点については確認はしてまいりたいと思っていますし、上区におきましても自治会でそういう協定を結んでいますので、その中での御意見があれば、いろいろ確認ができるような今、覚書も結んでおりますので、またそういったこと、稼働した後もそうしたことがしっかり地域と共に操業ができる形をつくらせていただきますので、その中でまた問題があれば、ともに解決をしていくような形でしていくように促してまいりたいと思っております。
それからあと、D区画とE区画の土の関係でございます。
こちらにつきましては、土量につきましては、小笠山全体では50万立方メートルぐらい出るんですけれども、ざっくり出て、防潮堤のほうにつきましては28万ぐらい持っていくという形で、今、予定をしているという形でおります、想定ではですね。都合、差引き22万立方メートルぐらいは、D区画、E区画合わせて、まだ発生土の行き場所がないよという形、残土というか発生土が出る場合の行き場がないよという形になっています。
これについては、今、明確にここに持っていくということがまだ定かに決まっているという状況ではございませんけれども、それが進まないと開発も進まないというのは事実でございますので、こちらについても、今後、公共事業あるいは民間の事業など、いろいろな土地の、それこそ発生土とそれを必要とする方と出すところと、いろいろ調整もこれからされていく形であると思いますので、そういう情報があれば、それぞれ共有化する中で、事業が進むように、市としても協力をしてまいりたいと考えております。
261: ◯寺田副委員長 近藤委員。
262: ◯近藤委員 御答弁をいただきました。
いろいろと気を使うところが多いなというような気がいたしますけれども、地元のほうでも、そこで地元のにぎわいになるならば、うまく活用できればということは言っておりますので、ぜひとも理解が進んだ状態で工事を進め、そしてまた完成へといっていただきたいなと思います。
あそこのところを1日に何台ぐらいトラックが通るのか、それは毎日じゃないんでしょうけれども、ある程度貯木を確保するとなると、大量の木材が一挙に、ある程度の期間に運び込まれるということが想定されると思いますが、そうなったときに、あそこは当然のことながら東西南北、車が走っていまして、もちろん通勤の車も走りますし、それから、ひょっとしたら場所を少し離れれば、登下校の子供たちの通学路にもなるような、そんな懸念もいたします。
したがいまして、分かった時点で、あるいは想定されるところである程度の計画、あるいはこの辺のところはどうだというものを、地元の理解、それから業者にもその旨を伝えてしていただきたいなと思いますが、その辺のところの理解というのは今現在、当局ではどのように考えられているのか、お願いをしたいと思います。
263: ◯寺田副委員長 小澤産業政策課長。
264: ◯小澤産業政策課長 すみません、今、正式な数字は、把握はまた確認をさせていただきたいと思いますが、いずれにしても1日、当時の話ですと20台から30台ぐらいは来るんだと、安定してという意味ではなくて取れたときに来るものですから、平均してという形になると思います。そちらについても、今後いろいろ、どういう形になるかというのは、事業者には具体的なところはまた今後、確認をしていく、把握をしていくということは必要だと思っています。
これについても、今、自治会といいますか、上区自治会というところになりまして、そことも覚書の協定を結んで、いろいろ年に1回、そういう情報交換をしますという形にもなっているということで伺っておりますので、そうした際に、そういった情報も地元とは共有化していくという形を、する形には多分なろうかと思いますので、市としても立会人として覚書に入っていますので、それについては自治会の方々と協力しながら、事業者とのそういう安定経営に向けた調整というんですか、話合いというのはしっかり見ていくようにはしていきたいなと思っております。
いずれにしても、今、少し明確な数量というのがまだ決まっているものではないので何とも言えませんけれども、当時の計画ではそういうような話だということでございましたので、地元とも情報共有はしていくということをしてまいりたいと考えていますので、よろしくお願いします。
265: ◯寺田副委員長 近藤委員。
266: ◯近藤委員 ありがとうございました。
今、笠原の上区という話が出ましたが、当然、車が行ったり来たりするところでは、自治会に係るところですと、例えば愛野地区もそうでしょうし、それから浅名地区もそうでしょうし、その辺のところの自治会も、事前に情報提供していただいて、このような形で進めますよということ、上区以外に情報提供しておいていただければありがたいと思いますが、その辺いかがでしょうか。
267: ◯寺田副委員長 小澤産業政策課長。
268: ◯小澤産業政策課長 こちらについても、今のトラックの台数が、どういったものが多いか少ないかというのは少しあると思います。例えばいろいろ市内の企業でも、大きなトラックがたくさん搬入、搬出で出ている、いろいろな市内企業も多くありますので、そうしたものの状況も踏まえながら、沿線というと、どこまでが沿線かというのは、防潮堤の土の搬出のときもいろいろありますけれども、量とか頻度というのがかなり影響が大きいようであれば、また自治会長にも相談しながら、そういった形で情報提供が欲しいよということであれば、情報提供をするように、事業者にも話合いというか、そういったお願いをするようにしてまいります。
まずは、事業計画を把握した上でいろいろ、自治会長の方々に少し御相談をさせていただいた上で、その取扱いについては考えさせていただければと思います。
269:
◯近藤委員長 それでは、ほかに御意見いかがでしょうか。
寺田委員。
270: ◯寺田委員 長年の課題でありました小笠山工業団地のほうの形が大分見えてきたということで、大変うれしく思っているんですけれども、まず1点、フォレストエナジー社、この近郊でもあまりないバイオマス発電所ということでございますので、ただ、燃料調達について少し不安視するということが初めから言われていたということかと思いますけれども、その辺十分、市とも協議されていると思いますけれども、たしか9万トンぐらいの燃料が必要だということでございます。
そうなりますと、中遠クリーンセンターで燃している量から比較しても、かなりの大きな燃料といいますか、そういったものが必要だということになろうかと思います。森林組合としっかりと話がされているということで、我々も安心して見ているんですけれども、その辺は、市としても少し注視をしていただきたいなと思います。
それともう一つ、今、早生樹、農政課のほうからもそういう計画もあって、まだ試験的段階ですけれども、やっていくという話でございます。そういった動きもリンクした形で、発電所の燃料調達がスムーズにいくように、少しその辺もこれは行政も入ってもらって、いろいろやっていただくのがいいのではないのかなと私、思っています。
それともう一つは、いわゆる廃材ですね。今、燃料としては主に森林材ということでございますけれども、建築廃材なんかも多少燃せるのかどうか、少しその辺も、細かいことになりますけれども、少し聞いてもらうということになりますと、中遠クリーンセンターの負荷を少しでも減らすという意味で、そういったものが使えるのかどうか、そういったところも今後、少し相手方ともいろいろ協議してもらって、少しでも、また、以外にいろいろ市のほうにメリットがあるような形での交渉もしていただくとありがたいなと思うんですけれども、またその辺の市の関与、どのように考えているかなということで1点お聞きいたします。
271:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
272: ◯小澤産業政策課長 ただいまの寺田委員の御質問にお答えを申し上げます。
最初に、燃料調達の関係でございますが、こちらにつきましては、FIT認定を受けるに当たりまして、県の部署、それから林野庁になりますけど、そこの中で、細かいヒアリングというとおかしいですけど、どこから持ってくるんですか、どうやって持ってくるんですかという、かなり細かい認定の書類の提出を求められた、法が変わって出されたのを必要になったということで、私も当時関わっていた中では、かなり法が変わって細かくなったという中で、それに時間を要して、フォレストエナジーで1回事業が止まったという形がありましたが、それを乗り越えてきたという形の中におきましては、かなり先方と調整がついたものを林野庁としても認めていただいたという、事業の確実性というとおかしいですけど、ある程度の計画論ではなくて現実的なものというのは押さえられているという、計画段階では認められているんだと思います。
今後、燃料調達の現実的なところにおきまして、計画どおりにいくのかという課題はもちろん、いろいろな状況の変化もあると思いますが、そうした意味では、極力多くの地域の往来の近隣の方々の、いろいろな森林組合との関係とか、そういうのが非常に重要だということで、フォレストエナジーにつきましても、そういったところにも少し話合いというか、協力体制を取って今ずっといますので、そうした地域の力も借りながらしていくという形での調達業務については、市としても、直接的には少し難しいところがありますが、間接的にはいろいろ相談、協力というのはしてまいりたいと思っています。
それから、早生樹の関係でございますが、これにつきましてはフォレストエナジー自体もこうしたものに取り組んでいるという要素がございます。そうした話も個別には伺っておりますので、今後、具体的なものが、市内企業等々と、県等も含めながらいろいろ今後されていくんだというようなことも一部少し伺ってはおりますけれども、今後、こうしたフォレストエナジーが立地した暁には、燃料の確保とか、あるいは早生樹ということでは耕作茶園とか、そこの対策とかということにも寄与されるのではないかということもございますので、今後、そうした方向につきましては、立地した後の展開としては、そうしたものが、いろいろな地域の課題解決にも資するような形を少しにらみながら、関係機関あるいは関連部署とも協力しながら、そうした話については、フォレストエナジーとも相談をしてまいりたいと思ってはおります。
それから、廃材についてでございますが、こちらにつきましては、笠原地区の立地にするに当たって、細かい立地に当たっての調整をいろいろさせていただきました。
その際に、今回、中遠クリーンセンターの地元要望事項ということで、あまり不純物になるものを燃やしてほしくないという形がありました。進出に当たりまして、フォレストエナジーとの中におきましては、廃材は使わないと、地域に、何を燃やされて変なのが出ちゃいけないということが心配だというのがあるので、それは排除してくれという形でして、今、おりますので、廃材につきましては、現在は搬入しないという形で地域との確認の中で今、事業をしているということでございまして、現状としての御理解をいただければと思います。
273:
◯近藤委員長 大庭委員。
274: ◯大庭委員 企業誘致に関連して、先ほど委員長からも発言があった公害の関係というんですか、一つは車、道路を走るトラックの関係ですがね。
最近、袋井、やはり32トン級のシッピング用のコンテナを積んだ車が、もう物すごい通るようになったんですよね。調査をしてあって分かっているかもしれないんですが、磐田から大体富士ロジテック、パナソニックの裏の工場に出入りする、それから日通が小山地先にできて、あそこに走る車。それ以外にも、いわゆるコンテナを牽引する車がすごく多くなった、大型車両が多いですよね。
私、MCI、要するに道路の維持管理指数ということで、一般質問して、道路の補修、要するにそうならないようにという形で質問したことがありますけれども、これは企業を差別するわけじゃないんですが、昔の湖東二郎さんが市長をやっていた時代の頃は、企業誘致は倉庫は駄目だと、働く雇用の場がということで、もうずばりあの頃、そういうように言っていたんですよね。それはなぜかというと、同じ企業誘致をやっても収入が少ないと。だからなるべく製造業、もしくはそれに準ずる、働く場所、雇用が増えるところのほうがいいというような言い方をしていました。しかし、その後、同じ倉庫業でも、中で仕事をするハマキョウのような、サンワのような、そういうような仕事が結構、いわゆるロジスティック事業として中で仕事をするということで、だんだんそれが大きくなったと思うんですよね。
倉庫業だとか、そういうようにトラック、大型車両が通る車ということが選別できりゃいいんですが、そういうことも念頭に置いた企業誘致というのもある程度考えないと、袋井の道路が、24メートル道路だとか30メートル道路だとか、2車線4車線、6車線ぐらいの道路だったらいいですが、もう東名の第二東名から今度、東名のインター、ここを恐らく袋井、森、県で覚書を結んで、沿線上に企業誘致と開発を前提にしたというようなことを言っていますけれども、そうすると、本当に全国を走る車が袋井地内に走るようになるものですから、企業誘致という観点においては、そういうように騒音、それから走る車についても、内部で企業誘致について、昔は三役がそうやって言っていますからね、市長、収入役、助役が。
ですから、そういうことをやはり視野に入れて、一番望ましい企業誘致というのは何かということを、選べるものだったら選ぶことも必要じゃないかな。今、補助金なんかをつけているというのは、そういうようなインセンティブというのがあるものですから、そういうことも考えにゃいけない時代になっているのかなという感じがしました。
そこら辺について、今回、小笠山についてはまだ3区画残っています。それから、幸いにして、磐田掛川線が掛川のインターチェンジにつないでいるものですから、あの広い道路を使っていただいて車が往来すれば、市内に入ってきて諸井地区だとか浅名地区だとか、そこら辺というのはないと思うものですからね。ぜひともそこら辺も少し視野に入れてほしいなと思いますが、少し見解があったら教えていただきたいと思います。
275:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
276: ◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えを申し上げます。
一つは、小笠山についての企業誘致ということも含めて今後の企業誘致ということもあると思いますが、やはり今、トラックがしっかり大型化してきているという形があります。そうした意味では、やはり高規格道路についたところでの土地利用、開発というのが、物流も含めてですけれども、製造業も含めて、やはり一番インフラも整っているという、言葉で言えばそうなりますけれども、重要だろうと認識をしております。
小笠山につきましては、そうした観点におきましては、掛川インターから磐田掛川線、それから東同笠油山線という大規模農道を通って今、隣接するという形で、かなり高規格な道路という形になろうかと思いますので、そうしたところについたところという形でありますので、企業立地におきましても、今はインセンティブをつけていますけれども、私どもとしても、できれば、選べるものなら、やはり補助金のインセンティブが働く成長分野というのが、さらにかさ上げをしているというのもありますので、そういう企業に来ていただくように働きかけているというか、企業誘致は試みていきたいなと思っていますし、ただ、一方ではやはり引き合いがあった中でそれをつかんでいくという形での部分も、今、民間事業者の開発ということになりますので、一部そういった点もあろうかと思います。
こちらにつきましては、企業、事業者とも少し話合いをさせていただきながら、市にとっても地域にとっても、進出する事業者にとってもいいような形を少し、企業誘致においては話合いはさせていただきたいなと思っていますし、今後の開発においての企業立地におきましても、できるだけ雇用がある、それから付加価値を高める、こうした企業にやはり来ていただくというのが、将来の袋井市においても重要なことだと認識しておりますので、そうした方向の中で、今後の誘致活動、開発事業は進めてまいりたいと考えております。
277:
◯近藤委員長 大庭委員。
278: ◯大庭委員 副市長、部長、ぜひとも道路を傷んだところをまた直していただけるように、
建設経済委員会でありますので、またお心をお留めいただいて、よろしくお願いしたいと思います。
後ろにも、維持管理をしていただける担当の課長もいらっしゃいますので、よろしくお願いします。
279:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
280:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
会議の途中ではありますが、ここで休憩とし、2時45分から会議を再開いたします。
(午後2時35分 休憩)
(午後2時43分 再開)
281:
◯近藤委員長 時間前ですが、全員おそろいですので始めたいと思います。
────────────────────────────────────────
ウ (公社)袋井・森地域シルバー人材センターの取組状況について
282:
◯近藤委員長 次に、ウ、(公社)袋井・森地域シルバー人材センターの取組状況についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木産業政策課参事。
283: ◯鈴木産業政策課参事 (省略)
284:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
村松委員。
285: ◯村松委員 昨年、私、シルバーの質問のほうをさせていただいたんですが、9割以上は草木の剪定だったり、木の剪定だったり草刈りだったりというお話をお伺いして、現在の状況はどうであるか、また、課題として、高齢化によりできる会員が減少しているというようなことも今お伺いいたしましたので、そちらのほうを少しどういうように考えているのかお伺いいたします。
286:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
287: ◯鈴木産業政策課参事 村松委員の御質問にお答え申し上げます。
昨年、やはり90%程度が剪定であったりとか、草刈り、草取りと、外の仕事が多くを占めておりました。その状況は本年度も同様でございます。やはり受注件数、金額ともに、外仕事が多くを占めているというような状況でございます。
人材のそこに対する今後の対応でございますが、シルバーでは、初心者向けの庭木の剪定講座であったりとか、草刈り機の安全の取扱講座、こういったものを今年開催いたしました。そこで、シルバーの会員でない方も、講座を受講していただきまして、技術を身につけて、シルバーの会員になっていただいたという方も、今年何人か出てまいりました。こういった、少しずつ地道な取組、今やっていただいている方が元気なうちに、その方と一緒になってやってもらうというような取組を進めております。もう少しすれば、その方も一人前となって作業できるかと思っておりますが、そういった取組を進めてまいりたいと感じております。
288:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
289: ◯山田委員 今年度、袋井市でも草刈り機の、自動草刈り機、何ていうんでしょう。
〔「ラジコン草刈りです」と呼ぶ者あり〕
290: ◯山田委員 ラジコン草刈り機を購入予定ですので、それを講習に入れたら、自治会の人たちに教えるにも同年配の人たちぐらいですので、すごく分かりやすく教えられるような気がするんですよ。それも、少し講習に入れたらいいんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
291:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
292: ◯鈴木産業政策課参事 山田委員の御質問にお答え申し上げます。
現在、シルバー人材センターで、刈払い機といいまして、肩がけの草刈り機に加えまして、乗用タイプの草刈り機は、自分が乗ってそのまま走ることができる草刈り機になっております。そういった講習を進めていく中で、一つの選択肢としてまた考えていきたいと考えております。
293:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
大庭委員。
294: ◯大庭委員 鈴木参事のほうから成果発表をしていただいて、少し前進しているということを確認させていただいて、まずよかったなと思っています。そこで、人数が500人を回復した、これはよかったねということです。
それから、収益的に、契約金額が3億2,000万円が2億8,000万円で、減ってきているけれどもということで、これがどのぐらい回復しているかということも確認させていただきたいなと思いますし、それから、それ以上に人員を入れているものですから、費用対効果ということを考えていかんといけないんじゃないかなと。
鈴木参事にお願いしたいのは、むしろ仕組みづくりに関わっていただいて、それで、もういつでも戻ってきてもらうと、それで、そこのシルバー人材で自立した運営ができるというところを目指してほしいなと思います。その中で、まず一つポイントとして、営業活動をやっても、いろいろな新規事業をやっても限界があるんですが、ハローワークとのコラボといいますか、話合いの中で、いかにハローワークから紹介してもらえるかという仕組みが必要じゃないかなと思うんですよね。
というのは、シルバーは週20時間が上限ということで、どうしてもここに書いてある課題の、フルタイム、長時間という企業側に対して臨時、短期、軽作業が中心と、ここにアンマッチングが発生しているわけですよね。ということは、ハローワークでするニーズとシルバー人材のニーズというのは、根本的に違う。原田市長がいたときも、制度を変えてもらうように要望するだとかいろいろ言っていたんですが、絶対変わらないですね、こういうのは。今までの全体の流れの。そうすると、シルバー人材の中で機能するしかないと私は思っているんですよ。
そういう中で、今、小出しに、スマホだとかいろいろなものを取り入れているという、これは、非常にそれはそれでいいじゃないかなと思います。ですから、高齢者、シルバーに入ってきたくなるようなコンテンツを、いかに数を並べて、しかもそれをカリキュラムとして持っていて、それでシルバーに入ってくる皆さんを増やしていく、そういうことが大事じゃないかって、それが一つ。
もう一つは、先ほどシルバーの方も、自走乗用の草刈り機でやったりしているという話があるんですが、私、シルバーの方から聞いても、刈払い機を一つとってもそうだけれども、白蝋病になっちゃうということで、朝から晩までやっていると手がしびれてくるんですよね。そうでなくても、もう年を召した人たちが、そんな重労働というのは非常に難しいところがある。ついては、いわゆる自動化だとか機械化だとか、そういうような、皆さんも比較的、軽作業でできる仕組みをまた考えてほしいなと思います。
それと、これからの時代に合った、しかも短時間、短くというと、先ほどのスマホなんかのスポットの指導ができてというようなものも、行政から切り出してもらって、小出しにね。そういうものを拾っていって仕事をやれると。また、多能工というか多能職というか、いろいろなこともできるような人の人材も確保しておかんといかないじゃないですか。そういうようなことで、そういう先駆的なシルバーの方ができると、あの人と同じ仕事をやりたいというようなことで、だんだんそういう職種が増えていく。
ですから、参事がいる間に、なるべくその仕組みづくりをしたらいかがかなと思いますが、今申し上げたところで何か思い当たるところがあったら、コメントいただきたい。
295:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
296: ◯鈴木産業政策課参事 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。
まず一つ目のハローワークと連携、コラボということでございますが、定期的にハローワークともお話をさせていただいております。やはり向こうのほうで、長時間とかフルタイムがメインとなっております。やはり年齢が少し高齢の方であったりとか、少し短い時間を希望される方は、ハローワークから、シルバーへ行ったらどうですかというような案内をしていただいたり、そういった連携も今、取っております。
シルバーワークプラザの中には内職相談員もおりまして、そういったハローワーク、シルバー、内職相談、この3者が今のところ、うまく連携を取れているかなと思ってございます。そういった働きたいという人のニーズに合った働き先、それを探すというのが、この3者で引き続き連携していければなと思ってございます。
また、今年新たに正規職員1名、嘱託職員1名採用させていただきました。その職員と私、一緒となって、いろいろな仕事を取り組んでおります。ですので、私が出向から戻りましても、この改革の取組は、その2人が中心となって引き継いでいってくれるような体制づくりに努めておりますので、もう少しすれば、その2人も一人前となってやっていっていただけるかなと考えてございます。
また、自動化による会員への負担軽減、おっしゃるとおりでございます。80を過ぎた方が朝から晩まで暑い中、草刈りをやっているということも現実ありますので、そういった皆さんの体調に留意しながら、簡単にできるもの、機械でやれば解決できるもの、そういったものも少し、業務の省力化も検討していければなと思ってございます。
委員からもお話ありましたように、シルバーに行けばこんな仕事もあんな仕事もやれるんだと、いろいろなことが経験できるというような、シニアの世代の皆さんに選んでいただけるような、シルバーへ行ったら楽しそうだなというようなセンターづくり、今後も取り組んでまいりたいと考えてございます。
297: ◯大庭委員 頑張ってください。
298:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
299: ◯寺田委員 私も、自宅がそれこそセンターの近くでありますし、また、関係でいろいろお願いする仕事もあるものですから、出入りは時々しているわけですけれども、まず一つ、今先ほど参事のほうからもお話がありましたけれども、シルバーというのはどんな仕事を紹介しているのかという、まず一つは、来訪者がこういう仕事はと、そこへ来たときに少し分かるような仕掛けというのをしておくといいのではないのかなと。
そうなりますと、まず、あそこですと袋井北コミュニティセンターがありますので、袋井北コミュニティセンターへ行った後、少し寄ってみて、こんな仕事もあるのかという、よくそれこそハローワークなんかへ行きますと、仕事がべたべたと貼り出してありますよね。ああいうようなのは非常に原始的ですけれども、あれをめくって、こんな仕事も頼めるのかと、あるいは仕事をするほうも、こんな仕事だったら私でもできそうだよという、何かそういうこともできるかなと感じるんですよね。
私も、お頼みするのは大体が草刈りだとか剪定ということになるんですけれども、今、お話を聞きますと、いろいろな形での職種の広がりといいますか、いろいろ仕事も広げているということでございますので、何かもう少しそういったものを見える化するようなことができたらいいのかなという感じもするものですからね。あまり全部電子化して、パソコンを見りゃ載っているよということじゃなくて、非常にローテクですけど、ぺたぺたぺたと紙を貼ってもらってというような、そういうことが、いろいろなところで仕事を頼むほうも、また仕事を求める人も、少しうまいマッチングができるのではないのかなと少しそのように思っています。
それと、少し関連してというかあれですけど、今、シルバーセンターへ行きますと、会員の方がお作りになった野菜なんかが売っていまして、ああいった物をそれこそ、ミカンだとかタマネギだとか、そんな物を売っているということも、あれは、収益的事業としてはほとんど足しにならないのではないかと思いますけど、それでも、そこへ行くと何か楽しみがある、こんなことがあるよというようなことまでできる、そういった意味では、あそこにより行きやすくなるといいますか、何かのときに少し行って、そういう募集要項なんかも少しちらちら見てくるとか、そういったことも徹底したらいいのかなと。
少し私、素人考えで言うわけで、そんなことは少し難しいよと言うかもしれませんが、せっかくあそこのところ、立地としては袋井北コミュニティセンターのいいところなんですから、ぜひまた御検討いただければと思います。
すみません、長くなって、よろしくお願いいたします。
300:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
301: ◯鈴木産業政策課参事 寺田委員の御質問にお答えを申し上げます。
いつも御利用いただきまして、ありがとうございます。それこそ、どんな仕事をやっているのか、求人があるのかというのは、ホームページであったりとか情報誌には載っているものの、おっしゃるとおり、大きく貼り出して皆さんに見える化、分かるような、丁寧にお伝えするような取組もしていければなと思ってございます。
また、野菜販売等々、入りやすく、分かりやすいセンターづくりということにつきましても、今後、努めてまいりたいと考えてございます。
302:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
303:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
エ 可燃ごみ削減プロジェクト~ふくろい5330(ごみさんまる)運動~につ
いて(第3回報告)
304:
◯近藤委員長 次に、エ、可燃ごみ削減プロジェクト~ふくろい5330(ごみさんまる)運動~について(第3回報告)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
幡鎌ごみ減量推進課長。
305:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 (省略)
306:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたら委員の皆さん、お受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
307: ◯大庭委員 厳しめの発言が一番多い私ですけれども、いろいろ提案をしていただいて、袋を値上げする以外に、こういうように取り組んでいるということは評価したいと思います。と同時に、それだけに、さらにしっかりやってほしいという思いを込めて申し上げますので、よろしくお願いします。
一番私、ずっと気になっているのは、まず1番の可燃ごみの目標の数値、目標の数値が532グラムとなっています。多分、この数字は、今クリーンセンターに、昨日申し上げたように平成28年から令和2年まで、1万7,102トンを365で除して、8万8,000人で除すと多分、この532グラムになると思います。違っていたら言ってください。要するに、家庭系のごみの数値だけです。家庭系のごみが532グラムなんですが、私は、この目標値を事業系と合わせた目標にして、環境省の出している1人1日当たりのごみの量にそろえてほしいということをずっと言っているんです。
要するに、掛川市は令和2年は全国1位だったんですね、616グラム。これは、中身は分かりません。生活系と事業系も分かりませんが、616グラム。2位が日野市の648.1グラム。令和元年の掛川市を見ると、生活系が490グラム、事業系が138グラム、足して627グラム、これが掛川市の数値でありました。このときの掛川の順位は令和元年度、全国1位だったんですね、627グラムで。さっき言ったように、生活系が490グラム、事業系が138グラム。生活系だけで、掛川の490グラムで1位になったということは、生活系のごみの452グラム、令和6年の数値というのは物すごいすごいということなんですよ。いわんや令和12年に30%減にして372グラムにするというのは、もう至難のわざ。掛川がざっと490程度のものを370にするということですからね。
何を申し上げたいかというと、全国の10万から50万人未満の都市のランキングにはめたら、袋井が幾つになるかということを、いつも俯瞰できる数値を提示してほしいんですよ。そうすると、隣のまちと比べて、いいか悪いかが分かるんですよね。令和元年だけ見ても、1位が掛川市、2位が菊川市、3位が森町、4位が藤枝市、5位が長泉町、こういうので袋井市は14番目だったんですよ。だから、14番が10番になるように頑張りましょう、14番が8番になるように頑張りましょう、こういう数値は全国の環境省の数値、当局でも拾っているはずだものですから、まず、そこを私、出すべきだと思っているんですよ、ずっとそう思っている。それで、隣のまちと比較をして、やれる数字かどうかというのをみんなが見える化して俯瞰できるようにしないと、この数字がもう無理なのかどうなのかって、全然分からない。まず、これについて、もう毎回、私、言っているもんで、お答えをいただきたい。
2問までといつも言われているもんで、気をつけながら私、言いますが、ジモティーも頑張って一つの形になったということで、結構だと思うんですね。でも、1,320キログラム、1トンです。目標値は知ってのとおり、粗大ごみは2,184トンを減らさにゃいかん、1トンしかできていないんですよね、まだジモティー。要するになかなか難しいということです。
だから、要は2,000トンも減らさにゃいかんやつのうちの、ジモティーが全て解決策だと思うことはやはり無理がある。だけれども、ジモティースポットというところまで言葉が出てきたということは、これ、かなりの進化だと思いますよ。これ、日野市だとか世田谷だとか、全部やっているでしょう。彼らはやはり、金をかけているね。私、現場へ行ってそう思った。やはり袋井よりも金をかけている。しかし、それに近づけようとしてやっているということは、私は評価をしたいと思います。
あともう一つだけ質問させてください、委員長。下水道の汚泥の関係です。
下水道の汚泥は、昨日申し上げたように、全汚泥が4,720トンある。これは、私は入っていなかったですが、ごみ減量化の特別委員会の中で村井委員がかなり厳しく言って、これを減らすことはできないかと言ったけれども、当局の説明では、汚泥の関係は、クリーンセンターを建設の際に入れることを前提にしていたので、補助金の返還が伴うという話だったんですが、さっきの幡鎌課長の話では、ウクライナの関係もあるので、いわゆる肥料化については可能性があると。それから、今、西村さんが、幾らも持っていっていないと思うんですが、それを拡大したいって結構な話だなと思ったんですが、その道筋についてもう少し詳しく分かったら。汚泥も4,700トン減らせるもんでね。
やはりQC手法じゃないですが、プライオリティーをつけて、大きいところから少しずつ草木を少し減らす、汚泥を減らす、これを減らすとやっていくと随分楽になると思いますので、それについて、今、三つ申し上げましたので、それについて御答弁いただければ。
308:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
309: ◯小久江環境政策課長 それでは、私から、大庭委員から三ついただいた御質問のうち、一つ目の目標値の関係、お答え申し上げたいと思います。
委員御指摘のとおり、報道等で全国の市町の比較、1人1日当たりのごみの量という発表も出されますが、その数字については、環境省が毎年取りまとめております一般廃棄物処理実態調査、全国自治体共通のルールで行った調査の結果ということで、御指摘の中にもありましたけれども、令和元年度の数字でいきますと、1人1日当たりの排出量、掛川市が627グラム、そのときに袋井市は869グラムということで、報道では、この数値が先行しているという状況でございます。
一方、私ども1人1日当たりの可燃ごみの排出量を目標値としている背景でございますけれども、一般廃棄物処理基本計画、来年度見直しの予算をお認めいただいたものでございますけれども、この実は目標値も、1人1日当たりの可燃ごみの量ということでございます。
どうも背景としては、今後、人口減少が進む中で、ごみの量というのは自然減があるだろうという中でも、トレンドをひもときますと、1人1日当たりの可燃ごみの量は、どうやら袋井市としては今後伸びていくということもあったということで、いわゆる一般廃棄物処理基本計画の管理指標として、1人1日当たりの可燃ごみの量を採用したといったような状況だそうです。
私ども、来年度、一般廃棄物処理基本計画を見直していくに当たっては、当然、5330(ごみさんまる)運動のそもそもの発端も、まずは焼却場の負担を減らそうということですので可燃ごみにクローズアップしたということもございますけれども、また、一般廃棄物全体ということでいきますと、当然、その他の不燃ごみ等も入ってくる。
やはり我々が進めているのは、1Rプラス3Rということで、リフューズというのがあって、リデュース、リユース、リサイクル、3Rということでありますと、当然、これらの成果というのは、1人1日当たりの可燃ごみの量だけでは計れない部分もございますので、今後、来年度、一般廃棄物処理基本計画を見直すに当たっては当然、1人1日当たりの可燃ごみの量というのも中心になってこようかと思いますが、委員御指摘の1人1日当たりのごみの全体量、排出量、こうしたものも、いわゆる管理指標といいますか目標を定めて、そもそも国も県も、循環型社会形成計画の中では、1人1日当たりのごみの排出量というのを進捗管理の指標として使っておりますので、こうしたことも踏まえながら、我々も基本計画の見直しを行ってまいりたいと考えております。
310:
◯近藤委員長 幡鎌ごみ減量推進課長。
311:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 それでは、大庭委員の御質問の2番目と3番目についてお答え申し上げます。
ジモティーの関係になりますけど、粗大ごみが1トンということで、粗大ごみの目標は2,184トンの現状を3年間で2,118トンにしていくということで、3年間で66トンを減らしていきたいよということなんですが、委員おっしゃっていただいたように、初年度の目標22トンに対して1トンしか減っていないということで、まだまだ目標達成できていないという状況でありますので、委員からも御指摘のあったジモティースポットとか、そのほかの方法でも、何かいい方法があれば取り入れた中で、リユースのほうも進めてまいりたいと思います。
それから、汚泥につきましては、4,720トンというお話をいただきましたけど、そのうちざらで言うと、3,000トンぐらいが下水の汚泥、残りの分がし尿汚泥ということで、し尿汚泥につきましては一般廃棄物だものですから、し尿汚泥を処理してくださる事業者というのは今のところ見つかっておりませんので、少しその分についてはできないということですが、下水汚泥につきましては産業廃棄物だものですから、先ほど言った西村さんとかでも受入れが可能ということです。
それで、当初、去年、特別委員会、先ほどお話が出たように、クリーンセンターを造ったときに、下水汚泥を入れることを前提に補助金のほうを受けていまして、補助金の返還等ということが生じますよというお話をさせていただいたんですが、先ほど言ったように、国として肥料化していくという方向性を国が出していますので、今、下水汚泥につきましては、どういった見解を国からもらっているかというと、徐々に当然、量が増えてきますので、ただ、下水の進捗状況が遅いものですから、クリーンセンターを造ったときの計画に比べたら、汚泥の量というのは少ないです。ですが、国としては会計検査の際に、だんだん増えていって、いつかそのように到達すればいいよというお話はいただいておりますので、そこについては、現在到達していなくても、特に問題ないと。
それから、国全体でリサイクルの方向へ向かっていますので、袋井市としても、地球温暖化の防止の話もありますし、そういった方向に持っていきたいということがありますので、また下水道課と相談した中で、下水道課のほうで県へ出向いて、県の意向等も確認していただけるということになっていますので、ぜひ我々とすると、少しでも西村さんに、まずは肥料化してもらうことで減らしていきたいと、その後についても研究していきたいと思っています。
312:
◯近藤委員長 大庭委員。
313: ◯大庭委員 小久江課長のほうから、見直していきたいということで。
私ね、EBPM、エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキングということで、やはり根拠、裏づけに基づいた活動、仕事を進めないと、これが高いのか低いのか、それは、例えば掛川と比較すると、掛川は草木を入れていない、向こうは全然仕組みが違う、磐田はストッカー方式でその仕組みが違う。当然違うものだから比較はできないけれども、エビデンスを並べる何かの中で、袋井の目標値は達成可能なんだ、そうでないということが分かるだけでも、いわゆるポリシーメイキング、政策立案に必ず資すると思うんですよ。それが、環境省から出ている事業系と生活系を足したおおむねトップクラスが600グラム、袋井市が850グラムだから200グラムの差があるんだけれども、それを見て、どうしたらいいねとみんなが分かり合っていくということが大事です。
ただ、数字というのは、本当のようでいて、うそがある。例えば同じように、子供たちが集める集団回収だとか、そういうのを掛川が入れているだとか入れていないだとか、厳密に言うとそういう違いはあるんですが、しかし、そうはいっても大きなくくりの中で、それができるかどうかという意味では、必ず環境省の数値をこういうところに出してきていただいて、そのことが、先ほど幡鎌課長が事業所にも何回も言っている、そうすると事業系のほうが減ってきているよねだとか、それが分かるわけですから、こういう報告とリンケージする、小久江課長のほうで、私、申し上げていることは分かると思いますので、ぜひともそれでお願いします。
それと、ジモティーの件は、一つスポットを作ったり、そういうような、市民にそういうマインドができればいいなと思います。ついては、この中で、5330(ごみさんまる)運動の周知啓発で、運動の宣言認定書なんていうのをやろうと、すばらしい意識改革を投げかけているわけですがね。それで私、言うんですよ。
例えばのぼり旗もしかり、それから昨日申し上げたように、ロゴマークをあれした、例えば雑紙、じゃ、スポーツ協会から出てきた、社協から出てきた最後のところに話合いをして、ロゴマークをつけて、これ、雑紙だっていって処理できるだとか、そういうことを一つずつ展開するという意味で、私は必要だと昨日も申し上げているんですよ。
ということで、ぜひとも幡鎌課長、ジモティーもやって1,300キロも成果を上げたということは、もったいない市をやって170キロとか180キロが1,300キロになったんですから、これはまた私は評価したいと思うんですよ。ただ、それも、スポットだとかそういう場所の制約だとかいろいろあるものですから、さらに工夫をなさってください。
それと、最後の件です。一番重要な4,700トンの、いわゆる汚泥の関係で、返還金がないと、補助金の返還がないということは、これはすばらしいと思うんですよ。それで、これがニシムラ畜産あたりに行って、それが有益になれば、実質的に焼却、いわゆる可燃ごみが減りますから、これも非常に効果が大きいと思います。それは一つ、いろいろな議論の中で突破口が開けたと思いますので、さらにやっていただきたいと思います。
いずれにしましても、1ページ目の目標の372というのは、さっきも申し上げたように、掛川の一等賞ですら490グラムだから、いかに大変かということを認識して、5330(ごみさんまる)運動を進めていただきたい。無理だったら、目標を変えりゃいいですよ。
それと私、最終的にはごみ袋、値が上がってもいいなと思っているんです、個人的には。個人的にはです、あくまでも。だけれども、やはりプロセスを踏まないと駄目ですよ、それでEBPMをかけてくる。
それだけ要望ですが、どなたか責任ある立場で、私の言っていることがずれていたら、大庭、それは違うと言ってくれりゃいいし、そのとおりだったら、そのとおりやっていただきたい。だから、幹部の方でコメントいただきたいと思います。
314:
◯近藤委員長 本多環境水道部長。
315: ◯本多環境水道部長 大庭委員の再質問にお答え申し上げます。
4月から5330(ごみさんまる)運動を開始しまして、建設経済委員の皆様には多くの御提言、御意見をいただけたりして、8カ月が経過しました。今回、直近の取組を報告させていただくことと、お話、説明がございましたとおり、今後もやっていくことを改めて担当部課で考えまして、今回、お示しさせていただいたところでございます。
本当に、数値の関係でございますけど、30%というところの5330(ごみさんまる)運動、この数字って、僕は個人的にも、すごく大変な数字だと思っております。これを有料化せずにやるというのは、本当に全国でもなかなか、ここまで数値を引き下げるという取組はすごく難しいものだと思っております。
その中で、一つ一つ進めながらやっていくという中で、大庭委員からも、近隣との差のほうをもう少し分かりやすくしてほしい、そうすることによってより見える化というところがございますので、先ほど環境政策課長から話がありましたとおり、一般廃棄物処理計画の見直しをやっていきますので、これも整理してまいりたいと思いますし、あと、新たに今回出させていただきました、4月から取り組みましたジモティーに加えて、またスポットを検討していく、まだ具体的な場所等は、なかなか課題等もございますのでやっていく、また、下水道汚泥につきましてもかなり、4,000トンという大きな量でございますので、それを一気にやることは難しいにしても、今、微々たるものでやっているのをより拡大するというところをやっていく、これも本当に大事なこと。
ごみ全体の量を減らしていくことをやっていくことを、一つずつやっていきながら、より2年目が大切だと思っておりますので、今現在、7.5%まで来ておりますので、また、この
建設経済委員会で御意見をいただきながら、一つずつ進めてまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
316:
◯近藤委員長 大庭委員。
317: ◯大庭委員 大きい横断幕で、内外ともにアピールしましょう。担当のほうがそういう目標を掲げることで、日本一健康文化都市、「日本一」がついているというのは、無理かもしれないけど、「日本一」をつけたということにやはり意味があるのと同じように、やはり高い目標を立てるということはそういうことだと思うんですよ。よろしくお願いします。
意見だけです。
318:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
ほかに、皆さんいかがでしょうか。
山田委員。
319: ◯山田委員 紙おむつの研究を行いますということを聞きまして、すごい期待しているんですけれども、今のところ、どこら辺まで研究するのか。実際に回収ができればいいんですけれども、どうなのかな。よろしくお願いします。
320:
◯近藤委員長 幡鎌ごみ減量推進課長。
321:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 それでは、山田委員の御質問にお答え申し上げます。
一つ、去年途中まではユニ・チャームに少しこだわっていた部分があったんですけど、理由が、ユニ・チャームの施設、大きいのも大きいんですけど、量もたくさんできるんですね。
ただ、先ほど紹介させてもらったSFDシステムというのが、日量600キロなんですね。それで、実績は先ほど言った10年ぐらいあるんですけど、ただこれより大きい機械というのはないんですよ、600以上のやつが。それで、実際、袋井で今、1,500トンぐらい紙おむつが出ているということで予測しているんですけど、それを全部処理しようと思ったら、7台並べないと処理ができないんですよ。この機械自体が、補助金等をもらえば初期費用というのはもっと抑えられるんですけど、機械自体は6,000万円ぐらいするんですね。7台というと、4億円ぐらいかかっちゃうんですね。正直申し上げて少し、全ての紙おむつを一遍に処理させてもらうというのは、現実的じゃないなというように思っています。
それで、今、ぜひ考えたいと思っているのが、保育所の紙おむつを何とかリサイクルできないかなと思っています。そうすると、はっきり言って、子育てしやすいまちづくりでもないですけど、お母さん方にとってすごい利便が上がりますので、そこを少し考えたいなと思っています。
それで、今、環境省が出した計算式があるんですけど、それが必ずしも正しいかどうか分からないんですけど、保育所から今、計算しますと、日量660キロぐらい出ているんですよ。これは、保育所だけじゃなくて、保育所に入っている子が1日に使うおむつの量が660。だから、多分、家庭の分も少し保育所に持ってきてもらう。それから、兄弟もいると思うものですから、そうすると大体、推測で660キロぐらい。
ですので、少し60キロぐらいオーバーしちゃって処理できないんですけど、まずは保育園、全部集めてきて、もしも本当に予測どおり量がオーバーしていたら、その分についてはしようがない、クリーンセンターで燃やす等するしかないのか、それかもう少し小さい機械を入れるしかないのかなと思うんですけど、まずは少し保育所を目指していきたいと思っています。
流れとして、実は600というのと、あと120、5分の1の大きさの機械があるんですよ。来年、この120を少し借りてきて、そうすると、さっき言ったように、市内全部の保育所の分はできませんので、公立の保育所の分が日量、多分100キロぐらいあるんですよ。ですので、まずは少し公立の保育園で、小さな機械で実験をしてみまして、どこまでいけるのか。
機械は、実際に私も行ってきましたけど、かなり信頼性があります。はっきり言って、11年目にフルメンテをやったというんですけど、11年間ほとんど、年間1回ぐらいはメンテナンスをするけど、そのまま放っておいても全然壊れなかったというお話だったんですけど、それは向こうの町長が言っていたんですけど。そういう状態ですので、そういった安定性はかなりありますので、ぜひまずは公立の幼稚園、保育園分をやりたい。
それで、なぜかというと、補助金をもらうのに、前の年に概算要求をしなきゃいけないものですから、来年、システムを入れたいよと言っても補助金はもらえないものですから、来年は少し実験させてもらって、再来年、本格導入を目指していきたいと思っています。
322:
◯近藤委員長 山田委員。
323: ◯山田委員 ぜひぜひぜひ頑張ってやっていただきたいと思いますので、頑張ってください。
324:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
寺田委員。
325: ◯寺田委員 今、5330(ごみさんまる)運動ということで成果も上がってきているということですけれども、私、一番懸念しているのは、最終的にクリーンセンターで燃している重量を量っていると思うんですけれども、燃している中身、これを検査するというか、調査しているのかなというところが、より少し懸念があるんです。
といいますのは、この間、私も少しほかの資料を見て思ったんですけど、掛川は草木というのはほとんど、全くというほど入れていないわけですよね。それを袋井は入れていると。今、この資料ですと、今入っているのは1,345トン、それから持込みで1,337トン、この分は足しますと約15%ぐらいあるんですよ、燃やしている中で。ということは、掛川と同じことをやれば、これ、なくしちゃえば掛川と同じところになるという、もう15%なんていうのは見えているわけですよ。そんなに難しいことじゃない。
まずは、ここのところ、どうなくすかというところにやはり全力を傾けると。やはりPDCAで言えばまず一番大きなところ、やりやすいところと言ったらいいかもしれないけど、まずそこを潰すというところが重要だと思うんですよ。ですので、まずそこのところを少しはっきり、しっかりと中遠クリーンセンターと連携を取ってやってもらいたいなと思っています。
といいますのが一つ、持込量も、じゃ、草木の持込みのものを全部八ヶ代へ持っていっているかというと、そうでもないんですよね。クリーンセンターで少し聞いたところによると、まだ半分ぐらい燃しているわけですよ。そういうのを抜けば、持込みだって減るわけですよね。
それから、青い袋、いわゆる家庭の収集ごみも、定期的に物を開封して、やはり草木がどのぐらい入っているかというのは、やはり少し調べてもいいと思うんですよ。まず、確かに雑紙の回収もやっていますよ。それから、いろいろな取組をしています。だけど、燃しているって、3万3,000トンの中身が、何を燃やしているかというのが分からなかったら、対策も非常に立てにくいと思うんですよね。
ですので、まず、私、そこのところを調査、少しやっていく用意があるかどうかということを、そこを少し確認したいと思います。
326:
◯近藤委員長 幡鎌ごみ減量推進課長。
327:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 それでは、まず、草木の話から。
掛川市は確かに草木のほう、ほとんど入れていないということで、委員おっしゃっていただいたように、草木を全部除けば15%あるよということで、我々も、今年取り組んでいることもそうですし、まずはここは重要だなというのは思っています。
それで、一つに、今年はコンテナを置かせていただいたんですが、先ほどからも申し上げているように、お金がなかなかかかるんですね、正直言って。それで、そういう事情もある中で、掛川市、実は、前からお話ししているように、4カ所民間の施設があるものですから、断ってみんなそっちに持っていってくれということで言っているというのがあるものですから、実はそういった意味でも、先ほどお話ししたような仮置場を考えているというのがあります。
それで、できれば本当は、可能かどうかというのをまず検証しなきゃ、当然、これからの話なんですけど、市内5カ所ぐらいに、例えば仮置場を設けられたとして、コンテナを置く代わりに、そっちの方が安ければ、そうすれば、草木を出したときに、いやいやこっちへ持ってくるんじゃなくて、仮置場があそこにあるから、そこへ持っていけば、ただで処理できますからということでいったときに、市民の方もそっちへ持っていっていただくことができるのであれば、かなり効果があるのかなという気がしています。そういう意味で、今回少し仮置場がどれだけ効果があるのかというのを確かめたいという意味でやっていきたい。それは、行く行くは本当に効果があるのであれば、八ヶ代との関係もありますが、できる限り仮置場のほうに移行していくような形を考えていきたいと思っています。
それから……。
328:
◯近藤委員長 幡鎌課長、簡潔、簡明な答弁をお願いいたします。
329:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 ごみの組成ですけど、以前からお話ししているように、月1回、ごみの組成の調査をクリーンセンターでやっています。副委員長おっしゃられた、細かくやるのもという話だと思うんですけど、これは本当に、全国的にやっているところは、ほとんどというか、もうないです。たまたま堺市で調査をやった結果があったものですから、それを基に、我々この資料を作っているんですけど、その調査をやれないことはないんですけど、当然お金がかかりますし、あと、やはり何度も申し上げているように、使う場所によって、ごみの組成って違うんですよね。ですので、物すごい量のごみでやればある程度信憑性はあるんですけど、今のクリーンセンターで、クレーンでつかんだだけでは少し、申し訳ないですけど信憑性がない。
なので、そのために回数を多くやっていますので、そういった組成はできますので、それで、また、どこまで組成について意に沿ったことができるのかどうなのかというのをまた相談させていただいて、また
建設経済委員会のほうにもお示ししたいと思いますけど、まずはそういうことで、今のところ、できていないということでお願いします。
330: ◯小久江環境政策課長 委員長、1点だけ。
331:
◯近藤委員長 小久江環境政策課長。
332: ◯小久江環境政策課長 お時間ない中、申し訳ありません。
1点だけ、今、調査の件で補足をさせていただきたいと思いますけれども、今、幡鎌課長から申し上げましたとおり、中遠クリーンセンターの組成の分析というのは毎月やっていて、おおむね、本当にざっくりなんですが大体、紙・布類が4割、生ごみ類、厨芥類が3割、プラスチックビニールが2割、その他が1割というぐらい、大体そんな組成に、ここ何年かの状況を見ると、出ています。
そうした中で、厨芥類が3割ということで、ここの中には、いわゆる調理くずのようなものもあれば、食べ残しもあれば、食品を買ったはいいけど直接廃棄してしまうような、こういった食品ロスといったものが、全体の中で3割を占めるそこの部分は、やはり中身をしっかり分析する必要があるだろうということで、11月補正で予算のほうをお認めいただきましたので、食品ロスの実態調査、こうしたものは行っております。
1月28日と2月11日、この2日間をかけまして、食品ロスの厨芥類の中身をさらに細かく分析をしたといった調査を行ってございますので、またこの結果は御報告申し上げたいと思いますし、こうした結果をしっかり踏まえて、一般廃棄物処理基本計画の見直し、その中に、いわゆる食品ロス削減計画といったものも位置づけてまいりたいと考えておりますので、御承知いただきたいと思います。
333:
◯近藤委員長 寺田委員。
334: ◯寺田委員 今、厨芥類のことが出ましたけど、掛川の、私も視察へ行きましたので、そのときの厨芥類の比率は私も持っているんですけど、あんまり変わらないんですよね、袋井と。何で減量しているかといったら、やはり厨芥類、あそこのところは難しいところなんですよね、減らすのは。それでも、もちろんやらにゃいかんと思います。重要なところなので、量もありますし、一番問題は、掛川との比較で何かっていったら、やはり草木の問題、これをやれば15%、もうできちゃうんですよ。だもんで、まずやれるところ、量が多いところからやる。
私、クリーンセンターへ行って、じゃ、今、全部、草木を燃すのをやめたのかというと、その辺のところの調査、まだ私が現場へ行っているわけじゃないので分かりませんけれども、まず、八ヶ代へ持っていけずに燃さざるを得ないようなものもあると。それは、いろいろな不純物と混合していたり、八ヶ代で取ってもらうのはやはり、純粋の草木しか取ってくれないと思うんですよ。そういう異物等が混入したものをやはり燃さざるを得ないということであれば、まずは、一般申込みのときなんかは、そこで指導できると思うんですよ。
掛川なんかは、もう草木を持ってきたらそこで、「出ていってください」ですよ。そういう厳しいことをやって、袋井はそういった意味じゃ優しいというか、市民に対して手厚いというか、そういうようなやり方をしているわけですよ。まず、そこのところ、中遠クリーンセンターで入るところをやはりきちっとやってもらう、これがどこまでできるかということをまずお願いしたいと。
それと、今言った調査がなかなか、お金もかかってできないということですけれども、これがなかったら、何が減ってどうなって、どういう対策をやったらどうなったかという結果が見えないじゃないですかね。やはりこういう対策を打ったらこういうように減ったという、それを実際、結果としてつかまなかったら対策も打ちようがないということだと思います。
ですので、まずやっていただきたいということと、クリーンセンターの草木の分別、そこのところ、指導を徹底してほしいと思いますけど、その辺どうでしょうか。
335:
◯近藤委員長 幡鎌ごみ減量推進課長。
336:
◯幡鎌ごみ減量推進課長 まず、草木につきましては、入れてもらっては困りますよって言っただけだと、どこへ持っていっていいのかという話になっちゃいますので、まずは受け先を整備したいなということで、先ほど申し上げたような仮置場がうまく機能すれば、あちらのほうへ持っていってくださいということは言えるのかなと思いますので、その辺と併せて、解決のほうを図っていきたいと。
それから、調査につきましては、おっしゃっていることはごもっともで、私もよく分かるんですけど、なかなか正直言って、効果的な方法というのがないものですから、少し全国的なところも調べた中で、また検討はしていきたいと思います。
337:
◯近藤委員長 いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
338:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
────────────────────────────────────────
オ 袋井駅南地区「新幹線南側エリア」土地利用基本構想(最終案)につ
いて
339:
◯近藤委員長 次に、オ、袋井駅南地区「新幹線南側エリア」土地利用基本構想(最終案)についてを議題といたいたします。
当局から報告を求めます。
清水都市計画課長。
340: ◯清水都市計画課長 (省略)
341:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたら委員の皆さん、お願いいたします。いかがでしょうか。
村松委員。
342: ◯村松委員 私ごとなんですが、私、地権者でして、今までやった地権者説明会を2回ほど出席させていただいております。今度、令和5年度の取組として予定は、また令和5年の4月に地権者説明会ということで予定されているんですが、大体、今言ったことを地権者説明会でお話をするということでよろしいですか。
あとは、民間業者とタッグを組みながらしっかり進めていくということを、地権者説明会でもたしかおっしゃっていたと思うんですが、具体的なことというか構想というか、考えられていることを教えていただきたいなと思います。
343:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
344: ◯清水都市計画課長 まず、1点目の地権者説明会の開催についてでございますけれども、これまで2回行っている中では、構想の具体的な細かいところまで御説明がされていない部分もございましたので、今回の最終案をもって改めて御説明させていただくことと、あと、若干前回2回目の説明会の中ではスケジュール的なお話、特に遊水池公園のほうを最優先で進めていくということもお話はさせていただいておりますが、やはりそこをやっていかないと、全体の構想がいかないということも併せて、しっかりスケジュールについても、地権者皆さんに周知を図ってまいりたいと考えております。
それから、民間企業とタッグ、民間との連携の話だと思いますが、一応、これにつきましては、どんな進め方ということ……。
345: ◯村松委員 進め方というか……。
346: ◯清水都市計画課長 今、考えているのは、遊水池公園の部分に関しては、あとポンプ場、そちらについては、当然、市が主体となるということは、先ほどもお話しさせていただいたとおりです。
それ以外の部分に対しましてはまだまだ、どういった役割分担で、例えば官がやるのか民がやるのか、土台の部分だけ市がやるか、いろいろな手法の選択というものがございますので、まずそれ、今回の治水対策以外の部分の手法検討と併せて、じゃ、具体的にどんな土地利用がいいのかという、具体的なそういったお話を、これまで今、サウンディング調査というアンケート的な話はさせていただいていますけど、もう少し踏み込んだ、しっかりマネジメントができるような、そうしたところも民間活力導入可能性調査の中ではやっていきたいと考えています。その結果、もしかしたらPFIみたいなものの手法とか、そういったものも取り入れたりとか、そんなところにも最終的にはまとめていきたいと考えております。
347:
◯近藤委員長 村松委員。
348: ◯村松委員 よく分かりました。
それこそ去年の台風の被害の後で、治水対策もしっかりやりながらというのは計画になってきているとは思いますが、一課全てで全部できることではないので、いろいろな関係各課としっかり連携しながら進めていっていただきたいなと思います。
349:
◯近藤委員長 清水都市計画課長。
350: ◯清水都市計画課長 今、やはりお話があったとおり、治水対策の関係につきましては、道路河川課のほうとも十分協議しながら、全体的な土地利用の大前提となる部分になりますので、十分に連携して図ってまいりたいと思います。よろしくお願いします。
351:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
352:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ R5田んぼダムの取組について
353:
◯近藤委員長 それでは、次に、カ、R5田んぼダムの取組についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
草野道路河川課専門官。
354: ◯草野道路河川課専門官 (省略)
355:
◯近藤委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、委員の皆さんいかがでしょうか。
寺田委員。
356: ◯寺田委員 今回、実証実験いろいろやってもらったということでございます。
このとき、降雨量というのがあったかと思うんですけれども、大体、1時間当たり何ミリぐらいの雨が降ったのか。それから、累計でもいいんですけれども、通常、今回は70ミリ以上の雨が降った、今回の15号ですけれども。それから、累計ですと300ミリということだったものですから、全体が水没しちゃったわけですけれども、今回のものは、どのくらいの降雨量のときに多くなったのか、その辺のところを調査をされているのかどうかということを、少しお聞きしたいと思います。
357:
◯近藤委員長 草野道路河川課専門官。
358: ◯草野道路河川課専門官 御質問に答弁させていただきます。
資料の右中段にございますグラフで、少し見にくくて申し訳ありません。これは令和4年の7月9日から10日に降った、道路冠水などが発生しました降雨になりますが、時間にしますと最大37ミリの雨、実際の降った雨の波形を使いましてシミュレーションをかけたところでございます。この結果、今言ったように2.4トンの流出抑制効果が図られ、シミュレーション上の成果ですが、そういった形になってございます。
それから、台風15号につきましても、その時期にちょうどまだ田んぼ、実験の期間が6月から10月までやらせていただいたんですが、台風のときにもこの板がついておりましたが、あれだけの大雨になりますと、やはり地域全体が水につかっておりますので、水位計も全てつかってしまいまして、データがうまく取れていなくて検証できていないんですが、ある意味、波形はありますので、今後、またシミュレーションにその波形を当ててみて、どれぐらい、初期のときに田んぼの効果が少しは出ているはずなんですが、一遍に水につかってしまいますので、なかなかこれが物すごく効くということには、大きな雨に対してはならないとは思いますが、少しでも効果があるということは考えられますので、またそれは大学の先生などに相談をかけながら、今後、来年度、どの程度の雨というところも含めて、効果の検証には取り組んでまいりたいと考えております。
359:
◯近藤委員長 寺田委員。
360: ◯寺田委員 すみません、少し私もまだ、こういうグラフの読み方がもう一つよく分からんものですから、降雨量とそれと田んぼの水位というか、どのぐらい水がたまったかと、それと、いわゆるあそこは国本排水ですけれども、そこのところがどのぐらい上がったのかというところも、少し分かるような形でお示しいただけるとありがたいなと。
多分、少ない雨だったら影響がないと思うんですよね、ほとんど吸い込んじゃいますので。ですので、ある程度雨が降ったときに、田んぼの中に集まってきて、しかもそれが国本排水にということだと思うんです。その辺の関連が分かるともう少しいいのかなということも思いますので、その辺のことが、この表を含めてまたいろいろ教えていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
それともう一点は、私、聞いている範囲では、やはりあの堰板をやりますとなかなか田んぼが乾かないということで、作業性に問題があるということも少し聞いているわけです。ですのでその辺、特にあそこは湿地帯ですので、農家にしてみれば、できるだけ早く田んぼを乾かしたいということがあるわけですよね。ですので、その辺のところは、意見をよく聴いてもらって、少しやっていただきたいなと。実は、それを多分やるのは、堰板をするのは農家がやるんだろうと思うんですけど、そんなどのぐらいが作業、手間がかかるのかどうか、そういったことも、実際、農家にやってもらって、それの御意見を聴くということも必要かなと。
実は、畦畔かさ上げで村松・鷲巣地区については上げていますけれども、やはりあそこを、雨の降る前に栓をしていくというのはなかなか大変なことなので、なかなか十分にできていないという現実もあるわけです。ですので、少しそういう実験データとともに、作業性、そしてその辺のところの関連も、またよく調べていただきたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。
361:
◯近藤委員長 草野道路河川課専門官。
362: ◯草野道路河川課専門官 御質問に対してお答えいたします。
1点目の雨の波形と水位変動のグラフでございますが、実際、検証業務の解析委託をかけています静岡県の農地計画課というところで発注していただいて、一緒に協働して今回、効果検証に取り組んでまいりました。今、報告書を取りまとめている段階ですので、この3月中に取りまとまるということで聞いておりますので、また資料としてお示しできる現段に来ましたらまた、必要であればお示ししたいと思います。
それから、2点目の農業者の声、今回の実験は1名の方、非常に使いやすいよと言っていただけたんですが、令和5年度にはより多くの方、今10名の方はもう既に協力していただけるということなので、10の声をしっかり聴いて、乾くか、使い方もあるんですね、米の後に麦をやる方がやはり乾かしたいということをおっしゃるし、あぜの高さによってもいろいろ違ったりしますので、そういった使い勝手とか、田んぼの情報も含めていろいろ把握していって、どういう広域展開ができるかということを今後の課題として抽出しまして、より早く田んぼダムの広域展開ができるような形で、来年度は検証してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
363:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
大庭委員。
364: ◯大庭委員 参考に聞かせてください。
静岡理工科大学の松本先生との話で、10センチぐらいで、1ヘクタールで270トンという理解でいいですか。
365: ◯草野道路河川課専門官 はい。
366: ◯大庭委員 そうすると、30センチぐらいの畦畔で、それで30センチ以下なんだけど、30センチしっかり埋まったとした場合で810トン。実は土橋の開発が13ヘクタールなもんで、30センチとして810トンとすると、13ヘクタールを掛けると1万530トンぐらいになるんですね。今、造ろうとしているのが、1万4,000トンの調整池なんですよ。もし40センチとしたって、まだせいぜい1万2,000トンぐらいだものですから、やはり調整池の効果というのはあると見ていいのかなというのを、また松本先生との話の中で聞いておいていただきたいなというのが一つ。
それから、先ほども話が出たように、土地改良をやったところで、暗渠排水でもみ殻なんかを入れたりして水が抜ける状況、麦作なんかができる環境ということで、やった地域はいいんですが、もう粘土質でぐじゅぐじゅしているところはもう本当に、いわゆるキャタピラーなんかですら埋まってしまうというか、コンバインなんか。そういうような緩いところがあるんですよね。多分、これから調査なんかをするに当たっても、土地改良しているところ、そうでないところ、それから昔から農作をやっている人は分かっていて、いつもぐじゅぐじゅするところと乾きのいいところというのがあるものですから、そこら辺を取捨選択する中で、実証実験をしながらおやりになるといいじゃないかなと思いました。
いずれにしましても、先ほど申し上げたように、調整池の効果というのは、先ほどの専門官のお話の中では、多分、土橋の関係はかなり効果があるなと、この間の石田部長の答弁では、調整池は基本的には50分の1確率でやっていますよと。しかも、一般的な1,000平方メートル以下に比べて、2倍の調整池をつけていますよという話がありました。それだけでもかなり効果があるな、そこへいくと松橋川なんかは、暫定でやっているところですら3分の1確率、未整備のところは2分の1確率なんですよね。今やっている蟹田川の整備したところで10分の1、それから先ずっと上流部までは基本的には5分の1と言われていますが、3分の1ぐらいしかないのかなって思ったりもしています。数字がどうかは分かりませんが。
そういうような、先ほどもエビデンスって申し上げましたけれども、現状の蟹田、松橋流域を今度やってくださるものですから、そういうような説明もまた加えられるように、また、開発が悪で、何かそのためにやるというと、田んぼダムがかえって誤解されちゃうものですから、開発をしなきゃいいじゃないかというところに論理が展開されるのは少しつらいものですから、そこら辺も裏づけをもって進めていただきたいと、これは要望です。もしコメントがあったらお願いします。
367:
◯近藤委員長 草野道路河川課専門官。
368: ◯草野道路河川課専門官 大庭委員の質問にお答えします。
1件目の調整池の効果については、せっかく松本先生と大分親しくなって、いろいろなことをお聞きすることができるような関係になったものですから、今後もいろいろなこと、調整池も含めて、これから民間の貯留なんかについても聞いていきたいなということで考えていますので、またいろいろな御指導をいただけるように進めてまいります。
学生のやはりテーマといいますか、土木科が静岡理工科大学にできて今度2年目、1年生がまた入ってきて数も増えますので、学生のフィールドとして田んぼダムの実験なんかも使っていただいて、また、農業の人材育成だとか、土木の人材育成にもつながると思っていますので、大学とはまた密に連携を図ってまいりたいと考えます。
2点目の、田んぼの状況をしっかり調べてということになると思いますが、その点につきましても、湿地がひどかったりですとかあぜがとか、水路がしっかりしていないとか、ますが壊れているとか、いろいろなところがあって、なかなかすぐには取り組めないというところで、やはり今、国と県で田んぼダムの取組に対する助成制度みたいなものは、少しずつ拡充されてきていると聞いております。
その点につきましても、また県とか市の農政課ともコラボというか、連携をしっかりしまして、せっかく板をはめていただけるという意向のある方に対しては、基盤整備を少しずつ助成をやった中でやっていくというような形で展開できればいいなと考えていますので、そういった取組にしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
369:
◯近藤委員長 ほか、よろしいでしょうか。
じゃ、私、1件。
370: ◯寺田副委員長 委員長、代わります。
371: ◯近藤委員 田んぼダムの試行については、興味を持っておりますし、またぜひ袋井市でも広げていただきたいなと思います。
昨年会派で、岩手県の矢巾町というところへ行ってきました。これは平成27年でしたでしょうか、集中豪雨があって、大変な浸水地域が出てしまったということで、田んぼダムを活用しての治水ができないかということで、それ以来大きな雨が降っていないので、それが実際効果があるかどうかはよく分からないという役場の方の話でしたけれども、私が思うには、やはり治水効果があるということと、それから下流域への浸水リスクの軽減、これには効果があるのではないかなとは思っております。
一つお聞きしたいのは、農政課のほうで、田んぼの集約集積の方針を打ち出している、それだと結構、広い田んぼになるわけですね。実際、田んぼダムをやったときには、何ヘクタール、例えば1反に1個ぐらい必要なのか、あるいはその広さ、広さに堰板が幾つぐらい欲しいのか、その辺のところの効果、あるいはこれから目指すところ、その辺のところはいかがでしょうか、教えていただきたいと思います。
372: ◯寺田副委員長 草野道路河川課専門官。
373: ◯草野道路河川課専門官 近藤委員長の御質問にお答えいたします。
何ヘクタール程度、このエリアとして必要なのかというのが御質問だと思いますが、この間、農林水産省のキャラバンということで、市といいますか、全県下の市町村を集めまして、田んぼダムの取組についてのPRというか、普及活動の場面があったのでそこに参加して得た知識なんですが、どれだけのエリアをやるとどれだけ効果があるって、なかなかやはり田んぼの状況、あぜの高さであったり水路の形態であったりというのは違うものですから、なかなかそれが一概にお示しすることが難しいと。ただ、農林水産省の課長でしたか、いわく、例えばどこでもやっているスタンダードという世界をつくりたいようなことをおっしゃっていました。
ですので、田んぼがあればもう、当然この板がはまって、板ばっかりではないですけど、田んぼダムの仕組みがもうできていて、それがもうスタンダードだということで、取り組んでいければいいというところを描いているようでございまして、例えば袋井市の浅羽町のほうの地図を画面に出されて、海に近いところの田んぼで、ここでも水をためることをやれば、この地域にとってはプラスになるからここでもやりなさいということだったんですが、やはり僕らが治水で考えますと、川の上流のほうでやはり田んぼをためたほうが、より下流へのリスクも低くなりますので、効果があるのではないかと考えますと、今、農政課で集約している田んぼのところ、うまく基盤整備と合わせて、田んぼダムの取組がスタンダードにできていくようなまちづくりというか、全体の整備事業ができれば、より効果が得られると考えますので、そこはまた農政課とも連携を図って、治水対策としての田んぼダムも取り入れていっていただきたいなと考えます。
374: ◯寺田副委員長 近藤委員。
375: ◯近藤委員 理解できました。
堰板の種類もいろいろあるようですね。それのどれを採用するかという、効果によりけりでしょうけれども、その辺のところの研究が一つと、それからもう一つは、やはり先ほど専門官の話が出ましたが、そういう協力農家に対しての助成の制度をぜひ検討していただいて、それが全市的な取組の中でやるんだという意識づけを農家の人たちにも持っていただけるようになるといいんじゃないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
376: ◯寺田副委員長 草野道路河川課専門官。
377: ◯草野道路河川課専門官 板の仕組みについては、また今後、いろいろなパターンがありますので、なるべく低コスト、簡単というのを目標にしていますので、なるべくコストがかからないものということで検討してまいりたいと思います。
それから、農家への助成ということになりますが、今、実証実験と社会実験の段階では、この板の整備というか、板をはめたことによって農作物に影響が出たという場合も考えられますので、それは個人個人と協定といいますか、協定書を結びまして、この1年間は何か稲に支障が出た場合は保証いたしますということで、最初に応諾というか、判こをつき合って、それでそれをもって取り組みたいと考えています。
今後、本当に、一般的なスタンダードに展開していく部分に当たっては何か、県のほうにも、先ほど農地計画課のほうで助成制度の検討を今進めていただいているという中に、要望といいますか、そういったことで協力してくれる方に少しでもメリットが出るような形で考えていただきたいということで、お願いをしているところでございますので、またその辺も引き続き、要望として上げていきたいなと考えているところでございます。
378: ◯寺田副委員長 委員長、戻します。
379:
◯近藤委員長 ほかに皆さん、御意見いかがでしょうか。
村松委員。
380: ◯村松委員 静岡理工科大学の松本教授との協力の実験結果の図なんですが、黄色の田んぼダムなしというところは、堰板も何もしていないということですか。
例えば堰板を取っちゃっていたい時期もあるんですよね。じゃ、田んぼダムをずっと活用できるようになるというようなことは、もう堰板をずっとしているということが前提になるということで間違いないでしょうか。
381:
◯近藤委員長 草野道路河川課専門官。
382: ◯草野道路河川課専門官 今の御質問ですが、堰板をつけている時期、これ、ずっとつけていて、通常かまぼこみたいな、こういう上が平らな板で堰板をつけてやられますよね、水位調整。この一番上の板をこれに替えてくださいということをお願いして、今回、実証実験を行いましたので。
もう国本も、もう10月から麦なので外したいところは外すでねと言うのを、どうぞ外してくださいと言った時期が、たまたま台風まではつけてくれていたということですので、やられている農家の作っているものに対して、恐らくこれ、外す時期だというのは変わってくると思いますので、この板でやる場合は、田んぼに水をためているときはこれを使ってくださいということなので、恐らくは出水期はこれがはまっているのかなと、6月から9月ぐらいはずっとはまってくれているかなと考えています。
ただ、板じゃない仕組みのものもありまして、水路、ますそのものの中にこういった仕組みが、穴が小さい穴がついていてとかというものもあって、それはお金をかければそういうのができるんですけど、それを今すぐ広域展開というとすごく予算がかかるものですから、調整板の仕方、仕組みによってはそういったところ、ずっと常時それがついているというところも、できないことはないと考えます。
ただ、今のところ、これで取り組んでいきたいなと。目標の低コスト、簡単というところで掲げてやっておりますので、これなら1枚で3,000円とかという形で配置ができるものですから、そんな形で考えているところで、答弁になったか分かりませんが、お答えとさせていただきます。
383:
◯近藤委員長 村松委員。
384: ◯村松委員 ずっと水がやはり入っているわけじゃなくて、干したい時期もやはりあるんですね。そういった場合はもうそれをつけているだけで田んぼは乾かないので、外しても全部水がだらだらだらだら流れる状態にさせておくのが、もう生産の常なんです。
協力をするときには、堰板はできる時期だけ、なるべく堰板をしておくということでもあれなんですよね、効果は期待できるということで間違いないでしょうか。
385:
◯近藤委員長 草野道路河川課専門官。
386: ◯草野道路河川課専門官 今の御質問にお答えいたします。
今回の国本で、本当にそれこそ10ヘクタールやっていただいたのは、この板に替えていただいたということだけですので、通常のものと差し支えなく、こういったもののかまぼこの板を一番上のこれに替えていただいた、それでやったときに、今、その間に観測したので検証するとこうなりますということをお示ししていますので、ずっとつけていただいているわけじゃなくて、もう今は国本は何もついていないという状況で、またこの4月に、今年もやっていただけるということでありますので、お渡しして、また9月、10月まで麦をやるまでつけてくださいということで取り組んでいただこうと思っていますので、そんな形で考えています。
387:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
388:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。
これで全て終了いたしました。これをもちまして、議題(3)の報告事項につきましては終了といたします。ありがとうございました。
それでは、次に、議題(4)その他【資料提供】に入ります。
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その他【資料提供】
ア 「ふくろいチャレンジショップ」事業の結果と令和5年度の取組につ
いて
イ 木造住宅の耐震化促進のための意向調査結果について
ウ 国交省中部道路メンテナンスセンターPR動画の紹介
389:
◯近藤委員長 当局からの補足説明はございますでしょうか。よろしいですか。
特にないようでしたら、これをもちまして、議題(4)その他【資料提供】につきましては終了といたします。
それでは、以上で、本定例会の
建設経済委員会で予定しておりました案件につきましては、全て終了いたしました。
全員協議会の提出案件の確認をさせていただきたいと思いますが、正副委員長等で話をしまして、報告事項エの可燃ごみ削減プロジェクト~ふくろい5330(ごみさんまる)運動~について(第3回報告)、これを予定しておりますがいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
390:
◯近藤委員長 よろしくお願いいたします。
それでは、熱心な御議論ありがとうございました。2日間にわたっての議論でしたけれども、皆様方が時間前の行動をしていただきましたものですから、予定より1日短いですけれども、無事に終えることができました。本当にありがとうございました。
これをもちまして、令和5年2月の市議会定例会の
建設経済委員会を閉会いたします。
(午後4時56分 閉会)
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