袋井市議会 2022-07-26
令和4年総務委員会 本文 開催日:2022-07-26
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◯佐野委員長 選択 2 : ◯大河原理事兼企画部長 選択 3 :
◯佐野委員長 選択 4 :
◯佐野委員長 選択 5 :
◯長谷川総務課長 選択 6 :
◯佐野委員長 選択 7 : ◯高木委員 選択 8 :
◯佐野委員長 選択 9 :
◯長谷川総務課長 選択 10 :
◯佐野委員長 選択 11 : ◯高木委員 選択 12 :
◯佐野委員長 選択 13 :
◯長谷川総務課長 選択 14 :
◯佐野委員長 選択 15 : ◯高木副委員長 選択 16 : ◯佐野委員 選択 17 : ◯高木副委員長 選択 18 :
◯長谷川総務課長 選択 19 : ◯高木副委員長 選択 20 : ◯佐野委員 選択 21 : ◯高木副委員長 選択 22 :
◯長谷川総務課長 選択 23 : ◯高木副委員長 選択 24 :
◯佐野委員長 選択 25 : ◯安間委員 選択 26 :
◯佐野委員長 選択 27 :
◯長谷川総務課長 選択 28 :
◯佐野委員長 選択 29 : ◯安間委員 選択 30 :
◯佐野委員長 選択 31 :
◯長谷川総務課長 選択 32 : ◯佐野委員長 選択 33 : ◯佐野委員長 選択 34 : ◯佐野委員長 選択 35 : ◯鈴木企画政策課長 選択 36 : ◯佐野委員長 選択 37 : ◯木下委員 選択 38 : ◯佐野委員長 選択 39 : ◯鈴木企画政策課長 選択 40 : ◯佐野委員長 選択 41 : ◯高木委員 選択 42 : ◯佐野委員長 選択 43 : ◯鈴木企画政策課長 選択 44 : ◯佐野委員長 選択 45 : ◯高木委員 選択 46 : ◯佐野委員長 選択 47 : ◯鈴木企画政策課長 選択 48 : ◯佐野委員長 選択 49 : ◯高木委員 選択 50 : ◯佐野委員長 選択 51 : ◯大河原理事兼企画部長 選択 52 : ◯佐野委員長 選択 53 : ◯竹村委員 選択 54 : ◯佐野委員長 選択 55 : ◯鈴木企画政策課長 選択 56 : ◯佐野委員長 選択 57 : ◯竹村委員 選択 58 : ◯佐野委員長 選択 59 : ◯鈴木企画政策課長 選択 60 : ◯佐野委員長 選択 61 : ◯黒岩委員 選択 62 : ◯佐野委員長 選択 63 : ◯鈴木企画政策課長 選択 64 : ◯佐野委員長 選択 65 : ◯黒岩委員 選択 66 : ◯佐野委員長 選択 67 : ◯黒岩委員 選択 68 : ◯佐野委員長 選択 69 : ◯佐野委員長 選択 70 : ◯佐野委員長 選択 71 : ◯佐野委員長 選択 72 : ◯鈴木企画政策課長 選択 73 : ◯佐野委員長 選択 74 : ◯安間委員 選択 75 : ◯佐野委員長 選択 76 : ◯鈴木企画政策課長 選択 77 : ◯佐野委員長 選択 78 : ◯安間委員 選択 79 : ◯佐野委員長 選択 80 : ◯鈴木企画政策課長 選択 81 : ◯佐野委員長 選択 82 : ◯木下委員 選択 83 : ◯佐野委員長 選択 84 : ◯鈴木企画政策課長 選択 85 : ◯佐野委員長 選択 86 : ◯木下委員 選択 87 :
◯佐野委員長 選択 88 : ◯鈴木企画政策課長 選択 89 :
◯佐野委員長 選択 90 :
◯佐野委員長 選択 91 :
◯佐野委員長 選択 92 : ◯鈴木企画政策課長 選択 93 :
◯佐野委員長 選択 94 : ◯安間委員 選択 95 :
◯佐野委員長 選択 96 : ◯鈴木企画政策課長 選択 97 :
◯佐野委員長 選択 98 : ◯安間委員 選択 99 :
◯佐野委員長 選択 100 : ◯鈴木企画政策課長 選択 101 :
◯佐野委員長 選択 102 :
◯佐野委員長 選択 103 :
◯佐野委員長 選択 104 : ◯鈴木企画政策課長 選択 105 :
◯佐野委員長 選択 106 : ◯竹村委員 選択 107 :
◯佐野委員長 選択 108 : ◯鈴木企画政策課長 選択 109 :
◯佐野委員長 選択 110 :
◯佐野委員長 選択 111 :
◯佐野委員長 選択 112 : ◯小柳津ICT政策課長 選択 113 :
◯佐野委員長 選択 114 : ◯高木委員 選択 115 :
◯佐野委員長 選択 116 : ◯小柳津ICT政策課長 選択 117 :
◯佐野委員長 選択 118 : ◯高木委員 選択 119 :
◯佐野委員長 選択 120 : ◯小柳津ICT政策課長 選択 121 :
◯佐野委員長 選択 122 : ◯竹村委員 選択 123 :
◯佐野委員長 選択 124 : ◯小柳津ICT政策課長 選択 125 :
◯佐野委員長 選択 126 : ◯木下委員 選択 127 :
◯佐野委員長 選択 128 : ◯小柳津ICT政策課長 選択 129 :
◯佐野委員長 選択 130 : ◯木下委員 選択 131 :
◯佐野委員長 選択 132 : ◯大河原理事兼企画部長 選択 133 :
◯佐野委員長 選択 134 : ◯高木委員 選択 135 :
◯佐野委員長 選択 136 : ◯大河原理事兼企画部長 選択 137 :
◯佐野委員長 選択 138 :
◯佐野委員長 選択 139 :
◯佐野委員長 選択 140 : ◯富山財政課長 選択 141 :
◯佐野委員長 選択 142 : ◯安間委員 選択 143 :
◯佐野委員長 選択 144 : ◯富山財政課長 選択 145 :
◯佐野委員長 選択 146 : ◯安間委員 選択 147 :
◯佐野委員長 選択 148 : ◯富山財政課長 選択 149 :
◯佐野委員長 選択 150 : ◯竹村委員 選択 151 :
◯佐野委員長 選択 152 : ◯富山財政課長 選択 153 :
◯佐野委員長 選択 154 : ◯高木委員 選択 155 :
◯佐野委員長 選択 156 : ◯伊藤理事兼財政部長 選択 157 :
◯佐野委員長 選択 158 :
◯佐野委員長 選択 159 :
◯佐野委員長 選択 160 :
◯長谷川総務課長 選択 161 :
◯佐野委員長 選択 162 :
◯佐野委員長 選択 163 : ◯安間委員 選択 164 :
◯佐野委員長 選択 165 :
◯長谷川総務課長 選択 166 : ◯高木副委員長 選択 167 : ◯佐野委員 選択 168 : ◯高木副委員長 選択 169 :
◯長谷川総務課長 選択 170 : ◯高木副委員長 選択 171 : ◯佐野委員 選択 172 : ◯高木副委員長 選択 173 :
◯長谷川総務課長 選択 174 : ◯高木副委員長 選択 175 :
◯佐野委員長 選択 176 :
◯佐野委員長 選択 177 :
◯佐野委員長 選択 178 :
◯佐野委員長 選択 179 :
◯佐野委員長 選択 180 : ◯高木委員 選択 181 :
◯佐野委員長 選択 182 : ◯鈴木理事兼総務部長 選択 183 :
◯佐野委員長 選択 184 : ◯鈴木理事兼総務部長 選択 185 : ◯高木委員 選択 186 :
◯佐野委員長 選択 187 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 188 :
◯佐野委員長 選択 189 : ◯高木委員 選択 190 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 191 : ◯高木委員 選択 192 :
◯佐野委員長 選択 193 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 194 :
◯佐野委員長 選択 195 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 196 :
◯佐野委員長 選択 197 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 198 : ◯鈴木理事兼総務部長 選択 199 :
◯佐野委員長 選択 200 : ◯高木委員 選択 201 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 202 : ◯高木委員 選択 203 :
◯佐野委員長 選択 204 : ◯高木委員 選択 205 :
◯佐野委員長 選択 206 : ◯高木委員 選択 207 :
◯佐野委員長 選択 208 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 209 :
◯佐野委員長 選択 210 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 211 : ◯高木委員 選択 212 :
◯佐野委員長 選択 213 : ◯高木委員 選択 214 :
◯佐野委員長 選択 215 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 216 :
◯佐野委員長 選択 217 : ◯渡邊協働まちづくり課長 選択 218 :
◯佐野委員長 選択 219 : ◯高木委員 選択 220 : ◯鈴木主任主査 選択 221 : ◯高木委員 選択 222 : ◯鈴木主任主査 選択 223 :
◯佐野委員長 選択 224 : ◯鈴木主任主査 選択 225 :
◯佐野委員長 選択 226 :
◯佐野委員長 選択 227 : ◯高木委員 選択 228 :
◯佐野委員長 選択 229 : ◯高木委員 選択 230 : ◯高木委員 選択 231 :
◯佐野委員長 選択 232 : ◯黒岩委員 選択 233 :
◯佐野委員長 選択 234 : ◯鈴木主任主査 選択 235 :
◯佐野委員長 選択 236 :
◯佐野委員長 選択 237 : ◯鈴木主任主査 選択 238 :
◯佐野委員長 選択 239 : ◯鈴木主任主査 選択 240 :
◯佐野委員長 選択 241 : ◯高木委員 選択 242 :
◯佐野委員長 選択 243 :
◯佐野委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午後零時58分 開会)
開 会
◯佐野委員長 それでは、ただいまから総務委員会を開会いたします。
本日の案件につきましては、報告事項が7件、資料提供が5件及び所管事務調査となっておりますので、よろしくお願いをいたします。なお、所管事務調査につきましては、関係する部課長並びに協働まちづくり課、中村課長補佐に出席を求めておりますので、御承知おき願います。
初めに、当局を代表いたしまして、大河原理事兼企画部長から御挨拶をお願いいたします。
大河原理事兼企画部長。
2: ◯大河原理事兼企画部長 それでは、皆さん、改めましてこんにちは。
本日はそれぞれ御多用の中、総務委員会を開催していただきまして、また、午前中は浅羽海岸の御視察ということで御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。
それでは、当局を代表しまして、私から、各部の事業の進捗状況について申し上げます。
初めに、総務部関係でございますが、去る7月10日に執行いたしました第26回参議院議員通常選挙の結果につきましては、投票率は県選出議員、比例代表ともに54.74%となりまして、前回、令和元年度の通常選挙と比べて3.19ポイントの増加となりました。期日前投票者数につきましては、県選出、比例代表ともに1万4,400人余で全投票者数の約4割を占めており、前回と比べておよそ2,500人増加をしたと、このような結果となっております。
次に、本年度の新規事業として取り組んでおります外国人介護職員初任者研修モデル事業につきましては、5月14日の第1回研修会を皮切りに、全16回の研修のうち、これまで8回、全体の半分を終えたところでございます。本研修は、10名の外国人の方が研修を受講され、10月末の最後の研修日まで、参加される外国人の皆様を継続して見守っていきたいと考えております。
続きまして、危機管理部関係でございます。全国各地で大雨が多発しておりますが、本市におきましても、7月8日から10日、16日から17日にかけまして大雨警報が発令をされ、災害対策本部の事前配備体制を取ったところでございます。幸いなことに、道路冠水はあったものの、土砂崩れ等の大きな被害はございませんでした。今後とも、気象情報には十分注意をし、市民の皆様への適時適切な情報発信に努めるなど、災害対応に万全を期してまいりたいと存じます。
次に、新型コロナウイルス感染症関連でございますが、本県では、感染力が非常に強いオミクロン株の派生型BA.5への置き換わりが進んでおりまして、新規感染者数も急激に増加しており、医療提供体制も逼迫しております。今後も、社会経済活動の回復、継続に意を配しながら、市民の皆様には引き続きワクチン接種及び基本的な感染防止対策の徹底をお願いしてまいりたいと存じます。
次に、9月4日に実施予定の総合防災訓練についてでありますが、訓練のスローガンは、「助けられる人」から「助ける人」へそれぞれが考える防災訓練を掲げまして、各自主防災隊を中心に、地域の特性に合った訓練を計画し取り組んでいただくとともに、各支部におきましても、独自計画に基づく訓練を予定しております。議員の皆様におかれましても、それぞれのお立場での御参加、御協力をよろしくお願い申し上げます。
次に、財政部関連でございますが、令和3年度の決算状況の速報値としまして、健全財政確保のための四つの目標の状況について申し上げます。
一つ目の財政の弾力性を示します経常収支比率につきましては85.6%で、前年度から6ポイント改善をして、目標としている92%を達成する見込みでございます。これは、国の経済対策に伴う普通交付税の追加交付、あるいは地方消費税交付金の増加などによりまして一般財源が増加したことなどが、主な要因でございます。本市に限らず、全国的な傾向となってございます。
二つ目の財政調整基金と減債基金の残高につきましては33億300万円余、目標としている20億円以上を維持できておりまして、年度によって生じる財源の不均衡への備えができている状況でございます。
三つ目の実質単年度収支でございますが、2年連続で赤字にしないことを目標としておりまして、令和2年度は新型コロナウイルス感染症への対策に伴い、1億8,000万円余の赤字となりましたけれども、令和3年度につきましては、普通交付税の追加交付、あるいはふるさと納税の増額、枠配分方式による事業の総点検等に伴う歳出削減などの成果が表れまして、約8億800万円の黒字となり、目標を達成している状況でございます。
四つ目の臨時財政対策債など普通交付税で措置されるものを除いた地方債と公債費のバランス、いわゆるプライマリーバランスでございますが、借入額が10億9,000万円余、償還額は9億9,000万円余となっておりまして、前年度、前々年度からは改善したものの、引き続き借入額が1億円を上回る状況となってございます。
主な要因としましては、浅羽中学校の校舎改築、あるいは袋井駅南まちづくり事業などに伴う地方債の借入れによるものでございまして、今後におきましても、交付税措置のある有利な地方債の活用、あるいは投資的経費の平準化などによりまして、プライマリーバランスの維持に努めてまいりたいと存じます。
最後に、企画部関連でございますが、まず、地方創生の取組として本年度開設予定の移住・交流ポータルサイトについてでありますが、現在、来月4日に予定しております業者選定のプロポーザルを行う準備を進めております。これまで6者から参加の意向をいただいておりまして、プロポーザル審査終了後、速やかに業者を決定して、年内には当サイトのプレ公開、年度末を目途に本格稼働という形で進めてまいりたいと存じます。
また、くらし・経済対策関連では、御案内のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響に加えまして、ウクライナ情勢が予断を許さない状況の中で、物価の高騰が市民生活や地域経済活動に打撃を与えております。今月15日には、国の物価・賃金・生活総合対策本部が開催をされまして、岸田総理が冒頭の挨拶の中で、今後、5.5兆円の予備費を機動的に活用し、物価高騰に迅速かつ総合的な対応を講ずる旨の発言がございました。こうした国の動向に注視しつつ、本市にあっても、適時適切なくらし・経済対策に万全を期してまいりたいと存じます。
あわせて、6月補正予算で御可決をいただきました省エネルギー設備導入支援事業、あるいはふくろい応援商品券発行事業など、総額5.1億円の事業を着実に実施してまいりたいと存じます。
次に、ふるさと納税の状況でありますが、本年度は、6月末の時点で1億8,200万円余の受入額となっております。前年度同月に比べて約5,000万円余の増額となってございまして、過去最高の寄附額で推移をしております。ふるさと納税は貴重な自主財源でありますことから、引き続き、本市の魅力発信と返礼品の充実に力を注いでまいりたいと存じます。
最後に、来月6月に行われます広島平和記念式典への中学生派遣事業でございますが、今年度は3年ぶりの派遣事業となりまして、大場市長を団長としまして、市内の中学生16名が参加する予定でございます。当日は、平和記念式典への参加、あるいは平和記念資料館等への視察見学を通して、戦争の恐ろしさと平和の貴さを学んでいただき、あわせて、核兵器のない世界の実現に向けて、次代を担う学生たちができることを考えていただく、そういった貴重な機会になるものと存じます。
なお、8月15日に行われます袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式には、この事業に参加した中学生の発表の場も設けてございますので、併せて御案内を申し上げたいと存じます。
以上、各部の取組に関する進捗状況を申し上げましたが、本日の委員会は、7件の報告案件と5件の資料提供及び所管事務調査ということになってございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、私からの御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
3:
◯佐野委員長 ありがとうございました。
それでは、早速、議事に入ります。
当局及び委員の皆様にお願いをいたします。効率的な議事進行のため、簡明な説明及び質疑応答をお願いいたします。なお、説明や質疑においてファイルを移動する場合は、フォルダー名並びにファイル整理番号をお伝えいただきたいと思います。
それでは、協議事項はございませんので、報告事項から入りたいと思います。
────────────────────────────────────────
報告事項
ア 職員の定年引上げについて
4:
◯佐野委員長 初めに、報告事項のア、職員の定年引上げについてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
長谷川総務課長。
5:
◯長谷川総務課長 (省略)
6:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
高木委員。
7: ◯高木委員 6ページですけれども、60歳から定年年齢までの間の給料月額の引下げということで、7割水準ということの御説明がありましたけれども、この根拠となる国のほうで示されている、多分これ、民間の事例等を参考にしてということだと思いますけれども、根拠となる部分についてをもう一度少しお聞きしたいと思います。
それから、今回の制度等に当たって、高齢者部分休業制度というものも条例化していくべきではないかというような記載も少し見えたんですけれども、この制度というものについて、袋井市として、少し現時点で調べたんですけどないような感じもあるんですけれども、それについて少しお聞きをしたいと思います。
8:
◯佐野委員長 長谷川総務課長。
9:
◯長谷川総務課長 それでは、1点目の給与の7割措置の根拠についてでございますが、まず、国家公務員におきましては、もともと人事院の意見の申出、平成30年度の8月に出ておりますが、これを踏まえ、民間の実情等を考慮して、当分の間、全国一律に60歳を超える職員の給料月額を60歳時点の7割水準に設定することとされております。
この7割という水準につきましては、現時点の民間企業における60歳を超える社員の皆さんの実情を考慮して、全国の民間企業を対象とした調査、この結果を踏まえて、再雇用の従業員も含む正社員全体の給与水準を広く参考に設定されているものでございます。
地方公務員における給与の設定については、各地方公共団体の条例において、国家公務員の取扱いに準じて必要な措置を講じてほしいというような地方公務員法の一部改正の中でもうたっておりますので、それに基づき設定するというようなものでございます。
それから、2点目の高齢者部分休業につきましては、内容につきまして、常勤職員の身分のまま時短就労をするという、1日のうちの上限半分、そこまでの部分を休むことができるというようなことでございます。その分、給料は減額されるということになります。一方、先ほど申し上げました定年前再任用短時間勤務職員はというと、一旦退職をして再任用されるというようなことで、そこら辺の常勤職員か非正規かという大きな違いがあります。
ただ、御質問の高齢者部分休業につきましては、これから60歳以降の職員の皆さんが仕事と、あと生活設計上のいろいろなお考えもあるかもしれませんので、そういった高齢者部分休業というのは、今現時点では袋井市では条例は定めておりませんが、その条例についてはしっかり、その辺は条例として制度として導入していくかどうかというのを少し検討してまいりたいと今考えております。
10:
◯佐野委員長 高木委員。
11: ◯高木委員 後段の高齢者部分休業制度について、今後、それぞれ組合等とのお話をされていくという過程の中で当然出てくる話だと思いますので、少し、職員の皆様の今後のこともございますので、できるならば並行して調査研究等を進めていっていただきたいということをお願いしたいなと思いますけれども、その点についていかがでしょうか。
12:
◯佐野委員長 長谷川総務課長。
13:
◯長谷川総務課長 高木委員の再質問でございますが、高齢者部分休業、60歳以降の職員のこれからの働き方については大変有益なものであるとも思っておりますので、中身をしっかり調査、確認して、どんな形がいいかといいましょうか、職員が生き生きと活躍できるような制度になるよう検討してまいりたいと考えます。
14:
◯佐野委員長 皆さんにお伝えしますけど、マスクをやっていますので、あまり聞き取れないところがあるものですから、マイクに少し近づいていただいて発言をお願いいたしたいと思います。
そのほか、いかがでしょうか。
15: ◯高木副委員長 委員長、交代します。
佐野委員。
16: ◯佐野委員 少し私、気がかりになっているのが、確かにこの制度については、現在の地方公務員にはこういった門戸が開かれるということで、ある程度のルール化をしたものなんですけれども、今回、こういうような形でなりますと、会計年度任用職員との絡み、単純に言えば給料の額の絡みですよね。今、最低賃金制度を少し改善しようということで動いていますが、なかなかこれが前に進んでいかない。
それからもう一つは、今回の総務委員会でも出ていますけど、全庁のBPRの推進、このプロジェクトとを合わせていくと、どこで経験のある職員を使っていくのか、また、BPR推進プロジェクトとの調整はしてあるのかどうか、どういうように考えられているのか、その辺、私、一番気兼ねするのは、やはり会計年度任用職員との給与格差というのが如実に出てくるのではないかなと。また、これ、公務員のお手盛りのいわゆる給料の改善じゃないのかと、待遇改善じゃないのかと言われがちなのかなという気がするんですが、これ、長谷川総務課長に言っても、国の制度に準拠する話でございますので。
その辺を少し考えておくと言ったらおかしいんですけれども、そういった意見があった場合にはこうだというとこら辺も少し検討しておく必要もあるし、会計年度任用職員に対する待遇的な問題、こういったものも、今まで従来よりは随分改善はされてきていますが、これからまだまだ改善していくお考えはあるのかどうか、この辺を少しお聞きしたいなと思います。よろしくお願いします。
17: ◯高木副委員長 長谷川総務課長。
18:
◯長谷川総務課長 それでは、佐野委員からの御質問でございます。
今回の定年引上げに伴っての一つは、会計年度職員の待遇と、御心配をしてくださっているということなんですが、今回につきましては、定年引上げの趣旨としては、先ほど申し上げているように、60歳以上の職員のこれまでの経験、知識をこれからの職務に反映、活躍していただくというところになりますので、直接、会計年度の職員の給与を抑えてしまうとか、そういったことは考えておりません。会計年度任用職員の皆さんも専門職、あるいは各業務の補助的役割なんかもしっかりやってくださっておりますので、待遇につきましては、基本的にはこれまでどおりの考え方で対応していきたいと考えております。
二つ目のBPRとの整合ということですが、BPR事業、そういったものも庁内の中でも調整し合ったりをしているところでございます。60歳を超える職員、これから活躍できる環境を整備するためのまた職務につきましては今、一番の課題であると考えております。いろいろこれまでの経験や知識を生かして、政策課題への取組ですとか、あるいは担当業務を持ちながら中堅・若手職員への育成、指導、あるいは管理職の経験を生かして、管理職をサポートし組織を活性化させるといった重要な役割もお願いしたいなとは、大まかでは思っているところでございます。
今後、ICTとかDXとかそういった推進、あと多様化する、複雑化する社会問題の課題もありますので、いろいろ業務量も変わってきまして、時代の変化によりまして必要人数も変化していくと思いますので、その辺を業務量等もしっかり考えて、あとは中長期的に退職者の人数ですとか、そこら辺を適切に把握して、あと年齢層なんかもバランスよく考えなければいけませんので、そういったものを含めて、職員体制をしっかり考えてまいりたいなと考えております。
19: ◯高木副委員長 佐野委員。
20: ◯佐野委員 制度的なことですので、そんなに袋井市でいろいろ検討して、国のほうへどうのというようなことではございませんので、こういうような制度ができたよと。こういうような制度ができたものの、じゃ、この適用を受けて、引き続きいわゆる職に退職まで就かれる方がどの程度いるかというのも、これもまだ未知数であるわけですよ。
ですから、先ほど申し上げましたように、長谷川総務課長からも答弁いただきましたけれども、定員管理計画とかBPRの計画とか、いろいろなものが絡んでくる話になりますので、十分その辺は検討しながら、それぞれの計画が個々に歩くのではなくて、連携を持った計画となるような形で検討をお願いいたしたいなと思います。
その辺につきまして、何か御意見がございましたら頂戴いたしたいと思います。
21: ◯高木副委員長 長谷川総務課長。
22:
◯長谷川総務課長 貴重な御意見ありがとうございます。
佐野委員おっしゃられたように、単独で動くのではなく、各いろいろ、定員管理計画はもちろん、あとは、先ほど言ったBPR、全庁的に連携を取ってよりよい制度になるように、職員数ももちろん、その辺も適切に管理しながら対応してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
23: ◯高木副委員長 委員長、交代します。
24:
◯佐野委員長 委員長、交代します。
そのほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
安間委員。
25: ◯安間委員 私から1点、退職年齢の引上げに伴う新卒職員の採用への影響についてなんですけれども、基本的に地方自治体の採用というのは、退職者が出たら補充していくというスタンスだと思います。私の手元にある総務省の令和元年度の地方公務員の退職状況調査によりますと、定年退職者の人数、大体50%弱、54.5%という数字が手元にありますけれども、そういった数字がございます。
単純に考えますと、定年が引き上げられる年度、令和5、令和7、令和9、令和11、令和13というのが、退職者数が最大約5割減少する形となると思うんですね。退職者数が約5割減るということは、採用者数も約5割減るのかなということになろうかと思います。
また、定年が引き上げられる年度、先ほど申し上げた令和5、令和7、令和9、令和11、令和13、採用者数が最大で5割減少するかもしれないということですので、本当に新規採用者数というのが、令和4年度から令和5年度にかけて半減して、また令和5年度から令和6年度にかけて倍増して、また令和6年度から令和7年度にかけて半減してというサイクルを繰り返すような形に、単純に考えるとなるのかなと思うんですけど、その辺り、採用についてどのようなお考えを現時点でお持ちなのか、分かる範囲で結構ですので教えていただきたいです。
26:
◯佐野委員長 長谷川総務課長。
27:
◯長谷川総務課長 それでは、安間委員の採用のことにつきましてお答えを申し上げたいと思います。
安間委員おっしゃるとおり、定年引上げに伴いまして、定年引上げ期間中の令和5年度から令和14年度までの間は、定年退職者が2年に1度しか生じないこととなります。このことから、この間、職員の定数、職員数を一定に固定した場合には、やはり新規採用職員の人数が年度によって多かったり少なかったりということで変動をいたします。そうすると、採用活動の中で、やはり職員を安定的に確保することが困難になってまいります。
一つ、国の総務省の有識者研究会による報告書というのがつい最近出まして、それを確認しますと、定年退職者が生じない年度でも一定人数を確保した上で、年齢構成の偏りを防ぐため、複数年度間で新規採用者数の平準化を検討する必要があると提言されております。このことも踏まえまして、やはり質の高い行政サービスを安定的に提供できる体制を確保するためには段階的な、こういった定年引上げ期間中においても一定数の新規採用職員を毎年継続的に確保するということは必要なことであります。毎年ですので、毎年の退職者の補充を行うことを基本とした、今までの採用とはやはり少し違う対応を取っていかないといけないのかなと思っています。
あと、専門的な知識と技術の若い人への継承ですとか、計画的な人事管理なんかも少し難しくなってきますので、やはり一時的に職員数が若干は増加する傾向があるかもしれませんが、一方では、袋井市の場合、令和17年度から令和19年度の3カ年で約80人、少しボリュームゾーンというのがありまして、そういった定年退職が発生する見通しでございますので、今のうちから職員構成の年齢バランスをしっかり考えて、毎年、一定数の職員確保を努めてまいりたいと、そのように今、考えているところでございます。
新規採用職員の確保に当たっては、定員管理の趣旨というのはしっかり持って、各分野で業務量を的確に把握して、それに応じた適正な職員配置にはもちろん努めていくことは基本に考えておりますが、今申し上げたような形で、業務量の変化等のほか年齢構成の平準化、それから60歳以降の職員の働き方を考慮した退職者数、まだまだ見通しがつかないところがありますが、そういったものも踏まえた中長期的な視点で、そういった職員管理、定員管理を考えているところでございます。
28:
◯佐野委員長 安間委員。
29: ◯安間委員 適切な職員配置を第一にということで御説明いただきました。
その中で、今後のスケジュールの中で、今御説明いただいた、例えば勤務意思確認であったり事前情報提供、8月と12月に行う予定でありますけれども、8月に一度簡単なヒアリングを行って、12月に本決まり、正式にといいますか、ある程度重きに置かれた最終意思確認というような理解でよろしいでしょうか。それに伴って、職員の人数のバランスとかを考えていくというような認識でよろしかったでしょうか。お伺いします。
30:
◯佐野委員長 長谷川総務課長。
31:
◯長谷川総務課長 安間委員の再質問でございます。
勤務意思確認の件でございますが、一つは、8月のものにつきましては、本年度定年退職を迎えるという職員を対象としまして、ですので、定年引上げの対象職員ではなくて、いわゆる今度の暫定再任用の職員の管理、こちらの把握ということになります。そのうちの12月につきましては、先ほど説明させていただいた、59歳の職員に対して情報提供もして意思確認をして、次の職員管理について検討していくと、そういった流れでございます。
32:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33:
◯佐野委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
イ 海のにぎわい創出プロジェクトに係る今後の進め方について
34:
◯佐野委員長 次に、報告事項のイ、海のにぎわい創出プロジェクトに係る今後の進め方についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
35: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
36:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたします。いかがでしょうか。
木下委員。
37: ◯木下委員 なお、この事業、総務委員会だけでなくて建設経済委員会、いろいろ関わりのあることで、総務委員会としてどのような質問をしていいかというところなんですけれども、全体的なにぎわい創出の中で、やはり景観というところは非常に重要かなというところもあって、今日も見させていただいて、非常に古い施設というか、トイレ等を非常に直さないといけない部分がかなりあると思います。
頂いたイメージ図の中で、やはりシャワーのところが、どうしても海岸のところのみになっているところがあるんですけれども、実はサーファーの方々なんかのお話を聞くと、やはりそこから駐車場に戻ったときにもう既に砂だらけになっているとか、トイレも使い勝手が悪いというようなことは話を聞いたことあります。やはりトイレとシャワーなんかも、どうせ全体的なバランスを考えてやるのであれば、同時に改善しなきゃいけないんじゃないかなというところがあって、同じところにあれば、水回りとかいろいろなところが非常に使い勝手もよくなるというところがあって、同じ場所に欲しいというところは多分、利用者の方はトイレとシャワー室、これは、離れないほうがいいというところはあると思うので、全体的なバランスを見てもそこは必要かなというところがあるのと、それから、スポーツエリアというところで、今ある施設のみではなくて、ほかにももしアーバンスポーツ系のものができるのであれば、その辺もにぎわいを創出できるのかなというところがあって、今ある施設を維持管理するだけではなくて新しい物をして、ほかの方々の利用者を増やすということが非常に重要かなと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。
38:
◯佐野委員長 1点目のシャワーとトイレについては、これ、民生文教委員会のほうで行っておりますので、担当課のほうから民生文教委員会の担当課長のほうに、そういった御意見が一応総務委員会からは出た、委員からありましたという御報告をしてください。
今、木下委員、後段のほうの質問については、総論的な話でございますので、鈴木企画政策課長からお答えをいただきますが、そんな形でよろしいでしょうか。すみません、お願いします。
鈴木企画政策課長。
39: ◯鈴木企画政策課長 木下委員の御質問にお答えします。
頂戴しました意見は、今、佐野委員長からの御報告のとおり、庁内で共有させていただきたいと考えてございます。
木下委員御懸念のとおり、浅羽の海岸周辺のスポーツ施設全体のところが老朽化してございますので、そういったことに御懸念と、それから新しいものをどうしていこうかというところのバランスのお話、その中に景観もあろうかと思いますけれども、この点については、我々としてもやはり、今回、このエリアを着手する上で重要な視点だと考えてございます。
その上で、まずは既存の施設の利便性の向上と、今の現在の利用者の皆様の利便性をどう向上させていくのかというところは、最も重要だと考えてございます。その中での優先順位であったりとか、ああいったものの整理をしていく中で、どこから始めていこうかという整理をしてまいりたいと考えてございます。
40:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
高木委員。
41: ◯高木委員 全体の方針ということで、総務委員会のほうにおいてですけれども、来年の3月、実施設計の報告をということでございますけれども、先般、施設整備の実施設計業務委託ということで入札の公告があって、あるコンサルタント会社が落札をされたという情報がございました。この落札した業者があくまでも実施設計の部分を担っていくということですけれども、その段階で、防潮堤エリア全体に基本計画等も含めた中で関与していくというお考えでいいのかどうか、これを少し確認したいというのが1点。
それから、今日、午前中に視察をさせていただいて、今、木下委員からもありましたけれども、相当、全体的な施設を網羅しつつ取りまとめをするところ、企画が大変重要なポイントを握っていると感じました。建設経済委員会、それから民生文教委員会、それぞれの単独の施設をということではなく、全体のエリアの構想をやはりしっかりつくらないと、この計画というのは物にならないと思いましたので、前回、部長のほうからも決意表明をしていただきましたけれども、その点についていま一度、考え方というのをお示しいただければと思います。
42:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
43: ◯鈴木企画政策課長 高木委員の御質問にお答え申し上げます。
最初に、先般入札をさせていただきました防潮堤の利活用に関する入札でございましたけれども、こちらは、本日の資料の建設経済委員会の欄に記載のとおり、目指すところは、年度末を目指した実施設計というものを目指すわけでございますけれども、その前段に、9月並びに12月に皆様のところに御報告をしていく基本計画というものとセットで事業の発注をしてまいりましたので、まずは基本となる計画についてお示しをし、そこの御意見を踏まえたものを詳細設計の中に反映させていくという段取りでございます。
他方、これは防潮堤エリアについてのみの発注でございますので、当然、スポーツ施設エリアについても全体として計画をまとめていく必要があるということは、我々も同じ認識でございまして、スポーツ施設につきましても、一番下段の民生文教委員会に記載がございますが、今後、基本計画になるようなものを9月の市議会にお示しできるように準備を進め、企画政策課としては、防潮堤とスポーツ施設エリアが、それぞれ進めていただくわけですけれども、市として、全体としてここをどう見るのかというものについては、総務委員会とも共有ができるように取りまとめをして御報告していきたいと考えてございます。
44:
◯佐野委員長 高木委員。
45: ◯高木委員 実施設計業務ということで、当然、これ、防潮堤施設ということで限られているということなんですけれども、なぜそこだけにしたのか。できるならば、全体的な部分を委託するのが本来の姿ではなかったのかなと、お聞きする中で少し違和感を感じたんですけれども、その点について少しお聞きをしたい。
46:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
47: ◯鈴木企画政策課長 予算の箇所づけのお話であったり、仕事の進め方ということだと認識してございますけれども、本市、今回の海のにぎわい創出プロジェクトにつきましては、防潮堤を整備する所管が都市建設部であり、スポーツ施設を中心とした所管がスポーツ政策課であるという形で、政策別、または所管に対して予算をつけてございます。
一方、それに伴う弊害も出てまいりますので、企画政策課が全体の取りまとめをして、両方の事業について整理をしたものを全体計画としてまとめていこうという形で、予算の箇所づけは各課それぞれの所管すべきところに予算をつけさせていただき、取りまとめを全庁的に企画がすることによって、整合を図っていきたいというのが現在の考え方でございます。
48:
◯佐野委員長 高木委員。
49: ◯高木委員 分かりました。
それを踏まえて、現在、静岡文化芸術大学の皆さんのお力もいただきながら、先般少し、事前の中でパーツ等も少し拝見をさせていただきました。そういう部分の中で、地元の方々、幸浦プロジェクト、それと静岡文化芸術大学、またコンサルタント会社という部分の中で、ある程度共通認識の下に情報共有をしながらこれ、前へ進めていかなければいけないと思いますけれども、その中で少し時間が足りないのかなと。特に、9月にある程度の基本計画中間報告、また、12月にはビジョンが確定版をということですけれども、そこらはどうですかね。
今日も見させていただく中で、そうたやすく前に進められる事業ではないなと。一つ取れば一つ足りなくなったりとか、いろいろあそこの施設全体の本当に関連性というか動線というか、そういう部分を一体的に考えて前へ進めていかないといけない事業だなと、正直言って思いました。やはり自分の足で歩いてみて感じたことですので、そこらについて、もう前に出ている話ですけれども、いま一度立ち止まってじっくり考える時間が欲しいのかなと思いますけれども、それについて御意見をいただければ。
50:
◯佐野委員長 大河原理事兼企画部長。
51: ◯大河原理事兼企画部長 それでは、私から、高木委員の再々質問にお答えを申し上げます。
高木委員御懸念いただいておりますけれども、実際にこのプロジェクト、昨年度から様々な形で内部で検討してまいりました。進め方というか、どういうような、複数の課がこれに関して関わりがあるものですから、どう進めていこうかというところで議会等に説明をした中では、様々な課題があるねと、課題がある中で、やはり今委員から言われたように、タイトな時間でそれだけの調整ができるのかということも、我々の中でも検討させていただきました。
実際に、静岡文化芸術大学の先生方なんかともお話をする中では、これは少し感覚でしか言えないのが申し訳ないんですが、かなり原課、維持管理課、あるいはスポーツ政策課のほうとの意見調整というのは進んでいるかなということは、私のほうでは認識をしました。したがいまして、以前、若干写真というか絵でお示ししましたけど、ああいったパーツも、既に大学のほうでは議論をされていて、相当の案がまとまっているという、そうした背景もございましたので、あとはこれを具体的に皆さんにお示しして議論に入らせていただきたいなというのが率直なところです。そこから先、スピード感を持ってできるのか、あるいはもっとじっくり検討すべきなのかというところは、また進めながら調整をさせていただきたいなと思います。
ただ、今の時点では、やはり年度当初に予算を認めていただいて、まだこの7月が終わらない時期でございますので、今のうちに、もうこれは無理だということで我々のほうで諦めることはできませんので、じっくりと議論を進めながら、最悪、これが年度内に議会の皆さん方に納得していただける形にならなければ、それはまたそのときに改めて考えさせていただきたいとは思います。
今申し上げたいのは、基本的にはやはり行政というのは年度間で仕事をするというのが原理原則でございますので、その点をしっかり踏まえて、私たちは努力をしたいと考えております。以上、御理解のほどをよろしくお願いいたします。
52:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
竹村委員。
53: ◯竹村委員 景観というとこら辺で少し質問したいんですけれども、今日見学した体育館の北側の駐車場で、台数をもう少し増やすために利活用の土地を検討していくよということなんですけれども、隣が今、耕作放棄地の草ぼうぼうになっているようなところ、景観、駐車場のヤシの木とかあれで、南国風の景観にしてと説明もあったんですけれども、そこの部分的にはそういう雰囲気にしても、ぱっと左側を見るともう草ぼうぼうの土地で、何か景観的に考えると、そのゾーンのところだけはいいんだけれども周りが少し景観的に、せっかく来てくれた人がどういうような印象を受けるのかなというのも少し心配がありますけれども。
54:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
55: ◯鈴木企画政策課長 竹村委員の御質問にお答えします。
先ほどまさに現場を見ていただきましたので御理解が深まったと思いますけれども、まさに民地と官地の違いもございますし、どこまで景観のエリアとして手を入れていくのかというところの問題もあろうかと思います。
まずは、行政が所管いたします官地を中心としたところのエリアの中の整備計画を整理し、この事業に共感いただくことの中から、地域の中でも、周辺の土地利用について麗しい状態に持っていけるように、地域の方々ともお話をしてまいりたいと考えてございます。
56:
◯佐野委員長 竹村委員。
57: ◯竹村委員 住民説明会とか地域の方々と今後もお話合いをしていくということですけれども、その中で、やはり今回、行政として行うのはこの部分なんだけれども、今後、地域住民の方を含めて、あそこの周辺をどういうようにやっていくかというのも話の中に加えていって、発展させていっていただけるといいかなと思います。
58:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
59: ◯鈴木企画政策課長 委員御指摘のとおりでございまして、我々もその思いは一緒でございます。地域の皆さんと、地域がよりよくなっていくためにいろいろなアイデアを伺いながら、どうやってやっていったらいいか、意見を交わしてみたいと考えてございます。
60:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
黒岩委員。
61: ◯黒岩委員 私も竹村委員と近い意見なのかもしれないんですけれども、何か企画をするとか開催するとか、できるというときっていつもわくわくするわけなんですけれども、今日午前中も視察させていただきまして、例えばサーフィンがしやすくなる、テニスがしやすくなる、野球がよくなるとか、そういったものを感じながら進めていかれるのかなと思ったんですけれども、何か少しそれだけでは寂しい感じが私、したんですね。もっと袋井が稼ぐ力にと言っている部分もありますけれども、もっと観光できる要素があってもいいのではないかと感じました。
例えばスポーツをするだけとか、サーフィンするだけって、そういう人たちが行くのではなくて、あそこへ行くとサーフィンが見れるよね、野球の試合があるから見れるよね、そうやっていくと、やはりお店があったり、飲食できるところがあったりというのもあると、もっと華やかというか、活気のあるものにできるのではないかと思うんですけれども、そういったお考えがあるか、ありましたら聞かせてください。
62:
◯佐野委員長 計画の総括の担当課というスタンスで、今、観光も含めた形でということで御意見でございましたので、そういったとこら辺の考え方があれば、御披歴いただきたいと思いますのでお願いします。
鈴木企画政策課長。
63: ◯鈴木企画政策課長 黒岩委員の御質問にお答えします。
先日のビジョンの素案の中にも、こういったにぎわいをつくっていこうという考え方についてお示しをしました。今、御意見いただきましたように、我々がまち・ひと・しごと地方創生でも言っていますけれども、人を呼び込むとそこに仕事が生まれ、仕事があるところに人が来る、まさにここの仕事といったところが、委員がおっしゃるにぎわいであったり、そういったものだと認識してございますので、人と仕事の好循環、これが生まれていくように、どのようなイベントを開催したいだとか、もしくは、単独で野球をしているだけではなくて、その日に合わせて何かほかのものが実施できないか、こういった組合せも工夫していく必要があろうかなと考えてございます。
64:
◯佐野委員長 黒岩委員。
65: ◯黒岩委員 今のお考えの中で、例えばこういったところに建物を造って、飲食できる場所を造ってみようとかって、何かそういう計画みたいなものってあるんでしょうか。ありましたらお聞かせください。
66:
◯佐野委員長 まさにそういったことを企画政策課、それからほかの3常任委員会に所属する担当課が今、それこそ検討しているところでございますので、企画政策課は今、三つの計画を取りまとめるところでございますので、まだまだ検討段階でございますので、そこは要望という形で、黒岩委員、聞き置かせていただいてよろしいですか。まだ今、担当課のほうでも、いや、ここにこんなに具体的にあるよって、それはまだまだこれから3課あるいは3部局でいろいろ検討していくという話でございますので、今は少しそれはなかなかきついのかなと思いますけれども。
どうですかね。そういうような形で、要望という形で伺っておいてよろしいですか。
67: ◯黒岩委員 お願いいたします。
68:
◯佐野委員長 それでは、そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯佐野委員長 それでは、特にほかに質疑はございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。
会議の途中でございますが、ここで休憩を取りたいと思います。前の時計で2時30分再開ということでお願いをいたします。それでは、休憩といたします。
(午後2時18分 休憩)
(午後2時28分 再開)
70:
◯佐野委員長 皆さんおそろいですので、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────────────────────────────────────
ウ (仮称)
首都圏交流会の開催について
71:
◯佐野委員長 次に、報告事項のウ、(仮称)
首都圏交流会の開催についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
72: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
73: ◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
安間委員。
74: ◯安間委員 私から、1点質問させていただきます。
2ページの下から三つ目、交流会(マッチング型)というところで、関係性のある参加者同士を引き合わせる積極的なマッチング型の交流という記載があるんですけれども、この点について質問させてください。
具体的にどのような手法を用いて積極的なマッチング型の交流を目指していくのかということなんですけれども、例えば双方向型の運営をしていくよということであったり、挑戦者によるチャレンジ宣言であったり、名刺交換だったり、そういったことは考えていらっしゃるのかなと思うんですけれども、それ以外で何か具体的なものがあるのかどうかお伺いしたいです。
75: ◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
76: ◯鈴木企画政策課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。
まさに今回の交流会の肝となるところだと認識してございます。当然のことながら、挑戦者もしくは参加者の中の、自分の伝えたいメッセージをあらかじめ参加者の方と共有できるようなメッセージカードといいますか、情報共有すると、どういう方がどんな思いを持って参加しているのかといった事前情報の共有みたいなものについても工夫をしたいと考えてございますし、一方で、挑戦する人を応援するまちを目指しますから、例えば市内団体の中で御推薦をいただいた方、選手であったり演者であったり、こういった方を団体の長、もしくは議員、もしくは市役所の職員が一緒に引き連れていろいろな方々に、我々が営業マンとなって御紹介していく、自分たちが挑戦したい人を一緒になって応援して引き合わせをしていく、こういった積極的な交流が図れるように、会を運営してまいりたいと現在考えてございます。
77: ◯佐野委員長 安間委員。
78: ◯安間委員 当局の皆さん方がサポート役となってそういった働きかけをしていただけるということでしたけれども、関係性のある参加者同士を引き合わせるというのはすごく難しいなというような、私も交流会、何度か参加した経験がありますけれども、名刺交換で終わってしまって、その方がどういった背景を持っているのか、どの分野で活躍されているのかというところを聞いた段階で時間切れになってしまうことが多いと思うんですよね。
今回、経済、文化、教育などの分野で活躍するというようなくくりでありますけれども、事前に何か名簿のようなものを参加者の方々に配付するであったり、会の中で交流タイムですか、そういったところで事前に経済、文化、教育、大まかにテーブルを分けて、そういった交流タイムをスタートさせる、そういった具体的なお考えがあるのかどうかだけ、最後、お伺いしたいです。
79: ◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
80: ◯鈴木企画政策課長 交流の仕方についての創意工夫の点でございます。
現在、まだ事務局内でもアイデアを出し合いながらもんでいるところでございますけれども、一つは委員御指摘のとおり、あらかじめどんな方が参加しているのかといった情報が入手できていると、それに向けて準備しやすいというのは前回の交流会の反省でもございましたので、そういった参加者名簿、もしくは肩書だけではなくて、どんなことに関心をお持ちの方なのかといった、場合によっては一言メッセージをいただくとか、こんな工夫も交流を促進させるきっかけになるのかなと思っています。
あと、ネットワーキングの時間のつくり方でございますけれども、基調講演が終わって、あとは勝手にどうぞというのは、なかなか交流が進まないということは、我々の経験上苦労してきてございます。今回は、交流会の会場を、基調講演が終わった後、懇親会場に会場を変えるに当たって、一旦その会場からはけていただいて、別の会議室で名刺交換をしたりですとか、会場準備をしている間の時間を使ってネットワーキングができるような仕掛けも少し考えたいなと思っていますので、その場である程度の方と名刺交換ができたり、さらに交流会に戻ってきていただいて、中身を深めていただけるような機会をつくっていきたいと考えてございます。
81: ◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
木下委員。
82: ◯木下委員 開催目的というところであります。首都圏と本市をつなぐネットワークの構築・強化というところがあって、これに関して、1点は、過去9年間実施して、この件に関して効果の検証をどのようにされてきたかという、それによって今回新しい企画をされたとは思うんですけれども、9年間の、どのようなネットワークの構築・強化ができたかというところの検証をどのようにされたかという点が1点と。
多分、次の世代を担う人材の育成というところなんですけれども、首都圏と本市をつなぐということで、例えば移住促進とか、最終的な大きな目的というか、その辺をどのように考えていらっしゃるのか。強化はできるんだけれども、その後、人材の育成があって、袋井市にとってどのような効果があるか、その辺をどのように考えていらっしゃるかを教えていただきたいと思います。
83: ◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
84: ◯鈴木企画政策課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。2点あったかと思います。
最初に、効果と検証でございますけれども、過去9回開催させていただいたときには、先ほど申し上げましたように、実行委員会形式で開催をさせていただいてございますので、各会が開催する、もしくは開催後に、委員の皆様には、会の目的が達成できていたのかについては検証させていただいてきたところでございます。
こういったことを踏まえまして、本日の参考資料の中に、過去9回の経歴と併せて、各団体へのヒアリングを今年度、年度当初に行わせていただきました。ここに記載の団体は、主要メンバーとして実行委員会のお役をお務めいただいた面々でございます。こういった中の記載にもございますように、やはり東京の企業との人脈の形成ができたであったりとか、こういったような取組がきっかけになったことは、皆さん実感として感じていただいています。
本市といたしましても、ふるさと納税であったり、もしくは様々な実証事業を通じたソリューションの提供といったものについての情報を提供いただいているのも、こういった東京交流会があってこそのネットワークだと認識してございますので、人的ネットワークによって、袋井市における新しい取組を応援していただく仲間が着実に増えているものと認識してございます。
続いて、今後の目的、どういうような形になっていくことが麗しいかということでございますけれども、当然、地方を元気にしていくためには移住といったものも、もしくは企業が立地していただくということもすばらしいことだと思っておりますが、これまでの取組と同様にはなりますけれども、やはり袋井を思い、袋井に力を貸していこう、もしくは財政的なところでいけばふるさと納税かもしれませんし、もしくは袋井での取組といったものに対して、自社、もしくは個人としてどういうように関わりを持てるのかといったような思いを常に寄せていただく方々が袋井の住民以外に他地区にいらっしゃるということが、本市にとっては極めて重要だと考えてございますので、これを最近では関係人口なんて言葉で呼んでいますけれども、こういったものを創出していくことが、この会の最終のゴールにしていきたいと考えてございます。
85: ◯佐野委員長 木下委員。
86: ◯木下委員 確かに関係人口を増やしていくということは非常に重要なんですけれども、首都圏の方々と袋井市というところがあるんですけど、その後、もっと広い範囲に広がっていく可能性もあると思うので、その辺のことも踏まえて、大きな視野でやっていくことが重要かなと思うので、ぜひその辺に対して、もっともっと広がりを持てるような企画というか、その辺を少しやっていただけるとありがたいと思うんですけど、その辺に関してはいかがでしょうか。
87:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
88: ◯鈴木企画政策課長 再質問にお答え申し上げます。
交流会、規模を拡大しても、やはり会場の制限もあって限りがございます。大切なのは、そこで出会った、その先にあるまた出会いというものに対して貪欲に求めていくことが必要だと考えてございます。
その第一歩としては、まず、そこで出会った、出会いをお互いが育んでいくというところからスタートしていくことが重要だと考えてございますので、その先につながっていくようなお付き合いが始まる一歩を、まずは御支援していくというところで考えていきたいと思っております。
89:
◯佐野委員長 そのほか、ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90:
◯佐野委員長 特にございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
エ 「令和3年度 地域資源を活かしたプロモーション事業」の動画等に出
演したタレントの不祥事に係る顛末と今後の対応について
91:
◯佐野委員長 続きまして、報告事項のエ、「令和3年度 地域資源を活かしたプロモーション事業」の動画等に出演したタレントの不祥事に係る顛末と今後の対応についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
92: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
93:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたしますが、いかがでしょうか。
安間委員。
94: ◯安間委員 私から、3の協議結果について1点質問させてください。
「内容やストーリーを刷新した動画及び冊子を新たに制作する」ということで、全て受託者が負担ということでありますけれども、最終的な協議結果に至るまでの経緯はどういったものだったのか、詳細をお聞きしたいです。
例えば当局、袋井市としては契約金、委託金額の返還を求めていて最終的にこの結果になったのか、そもそも新たに制作してくださればいいですよという形でこういうような合意に至ったのか、その点をお聞かせください。
95:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
96: ◯鈴木企画政策課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。
協議が調うまでの過程のお話でございますけれども、今お話しいただきましたように、当然、違約金であったりとか返還というものも射程に入れての協議でございます。
一方で、今回の事業、こういったタレントを使ったり、動画を制作するというような仕事をしてまいりますと、元請会社のほかに、動画の制作会社であったり、もしくは動画に出演するためのタレントが所属しているタレント事務所であったり、今回の案件は、動画制作会社が一義的には責任があるというものの、そもそもタレント個人の不祥事によるものでございまして、経費負担は誰が行えるのか、つまりタレント本人なのか、タレントの所属事務所が責を負うのか、制作会社がそもそも負うべきものなのか、こういったところが主な協議のところの一番ポイントでございまして、我々といたしましては、金銭的な解決も一つ視野には入れたものの、やはり初期の目的をいかに達成するかという点においては、現在停止しているプロモーション事業が一刻も早く再開できることが市民の皆さんへの還元になるという形で、金銭的な解決ではなくて、動画をきちっと作り直し、プロモーション事業の早期再開というところにフォーカスして、協議をしてきたというところでございます。
97:
◯佐野委員長 安間委員。
98: ◯安間委員 金銭的な解決も視野に入れつつ、当初の目的を達成するということで御説明いただきましたけれども、今回、新たに制作するもので、先ほども、私たち市議会議員も積極的にプロモーションに貢献するようにということもございましたけれども、前回の作品と新たに作る作品、出演されている方の知名度であったりネームバリュー、そういったものというのは、新たに作るものと大きく異なってくるのかなと思います。
同じ金額で、著名な方を出演者に招いて作成する、片や、私たち一般市民が出て、同じ金額を投じて作成する。致し方ない部分もあるかなと思うんですけれども、その辺りどのような見解をお持ちなのか、もしお考えがあればお聞かせ願いたいです。
99:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
100: ◯鈴木企画政策課長 安間委員の再質問にお答え申し上げます。
御説明をはしょってしまったものですから言葉が足りなかったんですけれども、今回再作成させていただく動画につきましても、本日の資料でいきますと1番の、昨年度実施したときに、金髪の男性と黒髪の女性が映ってございまして、この男性が小林 豊氏、そして女性がロン・モンロウ氏ということになるわけですけれども、ロン・モンロウ氏につきましては、引き続き御出演いただけるように交渉してございます。
ここは、委員御指摘のとおり、リーフレットの上に書いてございますけれども、実際にやはり動画の再生回数を見ていただくとお分かりのとおり、180秒のロングのものでも、22万回転回っているんですね、3カ月で。これはやはり、タレントの効果というのは非常に大きいと考えてございますので、タレントと地域資源を掛け合わせていく、基本的な考え方は今回も生かしていきたいと考えてございます。
101:
◯佐野委員長 そのほか、ございませんでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102:
◯佐野委員長 それでは、特に質疑はございませんので、以上で、本件については終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 「人生100年時代の地域経営のあり方に関する調査研究」の今年度の進
め方について
103:
◯佐野委員長 次に、報告事項のオ、「人生100年時代の地域経営のあり方に関する調査研究」の今年度の進め方についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木企画政策課長。
104: ◯鈴木企画政策課長 (省略)
105:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたしますが、いかがでしょうか。
竹村委員。
106: ◯竹村委員 私も花マルシェは以前、今回の取組前に参加したことはあるんですけれども、今回、共創の取組ということで、学校関係の方とか、今までよりも幅広い方が参加してやってくれたとは思うんですけれども、アンケート結果の中でやはり、あまり、56%が今回初めて知ったとか、今までよりもいろいろな方々が参加したんだけれども周知がもう少し足りなかったのかなとか思って、今後、そこら辺の周知とか、もっと参加される方を増やすためのそこら辺も、反省を含めて、今後、さらに活発な活動につなげていけたらいいのかなと。
107:
◯佐野委員長 鈴木企画政策課長。
108: ◯鈴木企画政策課長 竹村委員の御質問にお答え申し上げます。
イベントの周知という点につきましては、これからも工夫をしていく必要があろうと考えてございます。
今御紹介いただきました6ページのアンケート結果につきまして、少し補足をさせていただきます。こちらの資料は、高砂フードプロダクツの社名並びに事業内容についてのアンケートを当日会場で取らせていただいたものでございます。
この背景といたしましては、高砂フードプロダクツは香料のメーカーでございまして、最終商品をおつくりしていないという事業形態から、なかなか世の中に社名が出ていく機会というものがない。したがって、工場のあること、もしくは就職活動においてそういった事業者が存在していること自体の認知がなかなか高まらないということが、経営上の課題であるということでございました。
したがって、浅羽中学校というのは同じ学区内にございますので、地域の企業として自社の認知度を高めていきたい、その一環として、培養土の寄贈などもこれまでしていただいたところではあるものの、なかなかそれが認知されないというところをどうやって課題克服していこうかというアイデアを官民共創ワーキングの中でもんでいただくときに、花を使って、そこのつなぎ役として学生も一緒になって取組をすれば、おのずと学校が、もしくは生徒が高砂フードプロダクツについての理解が深まるだろう、もしくは地元、学校を飛び出して地域のイベントでこういった活動をすれば、さらにその効果は高まるだろうといった形で今回のイベントを実施したというところでございまして、この結果につきましては、我々としてはもっとたくさんの方に高砂フードプロダクツを知っていただきたいんですけれども、高砂フードプロダクツの社長並びに経営層については、これだけの認知度が確認できたということは大変ありがたいというのか、手応えを感じたと、いわゆるイベントに出ていく価値というものについての、価値をお認めいただいたと感想を伺っております。
109:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。いいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110:
◯佐野委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ 全庁BPR推進プロジェクトについて
111:
◯佐野委員長 次に、報告事項のカ、全庁BPR推進プロジェクトについてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小柳津ICT政策課長。
112: ◯小柳津ICT政策課長 (省略)
113:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けいたしたいと思います。いかがでしょうか。
高木委員。
114: ◯高木委員 全庁的に取り組むということでございますので、当然、今日の資料にはガバチョスということで6ページに載ってあって、目指す姿ということで明確に記載があります。このビジョンや方針を全ての職員にどのように浸透させていくのか、現在行っているのかというのが第1点、それから、当然、この取組は継続をしていかなければいけないということですので、また定着をしていかなければいけない、PDCAサイクルを回していかなければいけないと思いますけれども、そこらの取組、今後の方向性について少しお聞きをしたいと思います。
115:
◯佐野委員長 小柳津ICT政策課長。
116: ◯小柳津ICT政策課長 それでは、高木委員の御質問にお答えを申し上げます。
先に、全庁の業務改善プロジェクトを全職員にどのように浸透させていくかという御質問についてでございますが、資料の9ページ以降に、昨今の取組を御紹介させていただいております。やはり業務改革を進めていく上で一番重要なのが、職員の意識改革でございます。マインドチェンジを促すために、現在、元札幌市役所で行政改革に携わってきた満保さんという方が、私どもの連携先であるガバチョスの社員となって、現在、業務改革に取り組んでいらっしゃるわけですが、そうした行政経験も持つ改革のプロのお話を、市役所にお招きして、5月の連休明けに職員を対象とした研修会でお話を伺ったところであります。これについては、まずはマネジメント層、部課長を中心にお話を伺いまして、まずは改革の旗振り役としての部課長の役割、そういったものについての理解を深めたところであります。
次の11ページにございますように、今度は理論だけでは駄目なので、やはり実践的な改革をということで、補佐・係長級の職員を対象とした業務プロセス改善講座というものを5月の末に開催いたしております。こちらについては、それぞれの業務を、30の部署から職員が集まりまして、それぞれが持ち寄った業務改善したい内容について、グループワークで内容を検証し、理解を深めると、こちらについてもガバメイツの社員がサポートで入って、データの見方であるとか、業務フローの書き方的なことも指導しながら、実践的な研修を積んだところであります。
あと、やはり全庁的な意識改革につなげるという点では、戻りまして10ページにあるように、いわゆる目安箱的なものを設置しまして、職員からの提案を広く募集して、それについて全庁的に改革に取り組めるかプロジェクトで議論し、可能なものから実践するというような形で体制を整えてきつつあります。
やはりそういった点からも、まだまだこれで十分だとは思っていないので、あらゆる機会を通じて、意識改革に努めていきたいと考えているところでございます。また、こうした改革の流れを持続的なものにしていくにも、やはり具体的な、そういった改善目標的なものがそれぞれの所管において出てくると実現性が高くなりますので、このワークショップを基に、プロジェクトがサポートしながら、そこをさらに深掘りしていくような業務に対するヒアリングを実施したり、また、相談会なども開催しながら、業務に取り組んでおります。
個々の事業はもとより、全庁的に関わる、先ほども申し上げたように、会議の開催時間であるとか資料作成であるとか、そういった僅かなことではありますが、それを極めることによって全体的に業務の時間数の削減につながるような内容もありますので、そうした部分については全庁的に協議をして方向性を出していく、制度化、ルール化も目指していきたいと思っております。そうしたことによって、定着化を図っていきたいと考えるところでございます。
117:
◯佐野委員長 高木委員。
118: ◯高木委員 今のお話からすると、どちらかというと職員の自発的な部分の中で、トップダウンではなくボトムアップというようなことを期待しているということですけれども、その辺についてまだ始まったばかりですけれども、BPRの取組について多少なりとも意識改革の中で、また、そういう研修ワークショップをやる中で、改善につながったもの、またつながりつつあるもの、そういう事例があれば少し教えていただけると。
119:
◯佐野委員長 小柳津ICT政策課長。
120: ◯小柳津ICT政策課長 それでは、高木委員からの再質問にお答えをいたします。
例えば一つの事例としては、今日、秘書課長もおりますけれども、秘書課においてスケジュール管理であるとか、そういったものの作業というのが業務の中で結構重要なウエートを占めてくるわけですが、業務スケジュールの管理などに関して、RPAを活用してそこの自動化を図る、これによって効率化するといったような取組が既に始まっております。
また、出納室などでも伝票処理に相当な時間がかかりますけれども、定型的なフォーマットの伝票などについてはAI-OCRを活用して、AIが自動で読み込んで紙のものを文字化して、それを自動で処理するといったような取組が既に始まっております。スケジュール管理についても、削減目標として、秘書課のほうで始めたことについても、年間約120時間程度は削減できるんじゃないかというような見通しが立っております。出納室のほうで始めたAI-OCRの活用についても、一部的な導入ではありますけれども、所要時間がその業務に関しては3分の1程度になったといったことがございます。
こうしたものを掲示板でも紹介しながら、他の部署にも利用していただけるように紹介をさせていただいていると同時に、こうした改善に意欲的な課に対しては、やはりこちらからも敬意を表するような形で、ニュースレターなどにまとめて配信をしているといったような状況でございます。
以上、事例を紹介させていただきました。
121:
◯佐野委員長 そのほか、ございませんでしょうか。
竹村委員。
122: ◯竹村委員 少子高齢化とか業務が多忙で、それを全庁BPR下で業務改善していくという取組は本当にいいことですし、やはりそれでかなり削減して、職員の方の時間外とかも減っていけば大変いいことですし、あとは改善、時間の削減とかそういうので、市民の方のサービスを向上とか利便性についてよくしてもらうような、そういうのは本当に大事だと思いますのであれなんですけれども、それによって、業務が効率化で、業務量が減ったので職員を減らすとかそういう方向性に行っちゃっては困るので、そこら辺は本当に新しいサービスにつなげていただきたいというのと、あとは、12ページですか、学校現場における働き方改革で、そちらでもICTが今どんどん入ってきていますけれども、教育に携わっている方も業務量が少なく改善できることはすごくいいことですけれども、やはりそれによって教員の削減ではなくて、新たな教育、本当に個別的な教育が今どんどん大事になってきていますので、そこら辺にしっかりつなげていっていただけるとありがたいと思います。
123:
◯佐野委員長 小柳津ICT政策課長。
124: ◯小柳津ICT政策課長 では、竹村委員の御質問にお答えを申し上げます。
委員おっしゃるとおりでございまして、やはり効率化した先には、まだできていない業務に対してまた新たな挑戦をしていくということが肝腎かと思います。
8ページ目にもお示ししてございますように、現在を100とした場合に、まだ未着手の事業といいますか、この100は氷山の一角でありまして、やはり水面下にはまだやらなければいけない業務は多々ございます。また、人口減少や社会環境の変化によって、新たなそういった業務も生まれてきていますので、こういったところに対応していくためにも業務改善というものが必要だと認識いたしておりますので、限られたリソースを有効活用して、よりよい自治体経営を目指してまいりたいと考えるところでございます。よろしくお願いいたします。
125:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
木下委員。
126: ◯木下委員 10ページ、ガバチョスBOX、これ、職員の方の意識改革には非常に効果があるんじゃないかなと思うんですけど、ここでコアな業務を選択できることは非常に重要かなと思っています。ここに出されているのは手間がかかる、余分なことじゃないかというところが出されているところが多いんですけど、これによって逆に、コアの部分、これが非常に分かりやすくなると思うので、この中でボックスを設置して、今後、出された意見をしっかり集約していくシステムをつくっていただきたいなというのが1点と。
5ページのほうで、6番の他自治体との比較というところで、ノンコア割合、これ、63%というところで多い。ここは逆に言えば、ノンコアである部分ではあるのかもしれないですけど、市民サービスとしては必要で重要な部分ということがかなり含まれているんじゃないかと。そこを削ってしまうと、市民サービス、窓口対応とかが非常に悪くなってしまうんじゃないかなという懸念があるので、隣にある正規職員ノンコア割合というのが少ないのは非常にいいことだと思うので、ここを維持しながら、ノンコア割合そのものは減らさないというか、見直しはもちろん必要なんですけれども、市民サービスの低下につながらないように、ここのパーセンテージをあまり下げないような形を取っていくのが必要じゃないかなと考えるんですけど、その点はいかがでしょうか。
127:
◯佐野委員長 小柳津ICT政策課長。
128: ◯小柳津ICT政策課長 木下委員の御質問にお答えを申し上げます。
初めに、ガバチョスBOXについては、御評価いただきましてありがとうございます。やはり職員の自発的な提案でございますので、こちらとしては、事務局としては真摯にこれを受け止めまして、改善につながるように、全面的に検討並びに改善につながるような努力をしてまいりたいと考えております。一時的なものに終わらないように、継続できるようにこの先進めていきますので、またよろしくお願いいたします。
それから、ノンコア業務に対する考え方についてでございますが、少し私の説明が不足している部分もあったかなと思いますので、2ページをお開きください。
本市にあっては、やはり職員の適正管理という点を踏まえまして、これまで様々な取組を進めてきたところでありますが、正規以外の職員であっても専門性を必要とする業務もございまして、それがノンコアのIIという業務になってまいります。例えば資格を有するような、そういった業務に携わっている方も職員の中にいらっしゃいますので、そうした方の率というのはなかなか変えられないと。それから、不定期に入ってくるノンコア業務、そういったものに対しては、定型業務ではないので予測が立ちませんので、ある程度そこの部分というのは押さえておかなければいけない。
今回、我々が着目したのは、定型的でかつ正規職員でなくてもできる仕事というもの、これについては自動化できる可能性も高いですし、あとはうまく切り出せばアウトソーシングにつなげることもできるということで、この辺りに少し改革の切り口が見いだせないかなということで、今、そこを探っているような状況でございます。
先ほど竹村委員の御質問にもございましたように、決して今、業務全てを網羅できているわけではございませんので、やはり削れる部分は削って、そのリソースをまた新しい事業や不足している部分に充ててということで補強していくというのが本市の業務改善の考え方でございますので、ここはなかなか、人を減らすだとか、そういう話に直結するということではありませんので、その点御理解をいただければなと思っています。市民サービスやそういった仕事の質を落とさないように業務改善につなげていくということで、それをモットーに進めておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
129:
◯佐野委員長 木下委員。
130: ◯木下委員 ぜひガバチョスBOX、今後、内容を、課題をいろいろ提示して、今の例えばノンコア部分だけど必要なところはどこかとか、そういうようなところへつなげて、いろいろなものを、課題を職員の方に出していただいて、必要な部分、不必要な部分、不必要というか自動化できる部分とか効率化できる部分、ここら辺もしっかりとそのボックスを使って皆さんから出していただいて、意識を改革していくのは重要かなというように思うので、その辺に今後の活用の仕方をどのようにしていくかというところを、もう一度お聞かせいただけるとありがたいです。
131:
◯佐野委員長 大河原理事兼企画部長。
132: ◯大河原理事兼企画部長 今後のBPRの取り組む考え方というところで、今、これ、ICT政策課のほうで主になって進めています。それは、やはり業務を効率化しようということで、できるだけデジタル化を意識した業務改善ということが中心になっていますので、今、そのような形で進めています。
ただ、実際にはBPR、頭文字で分かるとおり、ビジネスプロセス・リエンジニアリングですので、プロセスなんですよね、肝は。どちらかというと、デジタルだとかそうしたツールを優先するのではなくて、仕事の内容をしっかり職員が見極めて、これは必要、これは不必要、必要な中でもこの業務というのは正規がやらなくてもアウトソーシングでいいねとかって、そういったところを自分たちで見極めていく習慣をつけていただくことが、最終的な我々の狙いということだと思っています。
ただ、それをトップダウン的に職員に押しつけるみたいな形になると、今までやってきた行政改革に近い形になってしまいますので、先ほど高木委員のところにもお答えしましたように、少しボトムアップ的な要素を入れて、成功事例をつくって、それで徐々にこれを軌道に乗せていくという、そんなスタイルがいいんじゃないかということで今、進んでおります。ただ、今後の進め方については、先ほど冒頭申し上げましたような、そういう考え方が定着するように努めてまいりたいと思っています。
133:
◯佐野委員長 そのほかはいかがですか。よろしいでしょうか。
高木委員。
134: ◯高木委員 単純な質問ですみません、今、大河原理事兼企画部長のほうからプロセスというお言葉がありました。BPRというのは当然、業務プロセスを全体を見直していくということでありますので、業務改善とは違うわけですよね。業務の効率化を目指すということ、これが業務改善だということでありますので、少し言葉の使い方というか、今、それを聞いて少し違和感を覚えたんですけれども、業務全体のプロセスを見直すのがBPRの取組であって、それを基に効率化を目指すのは業務改善ということでよろしいわけですね。少し確認をさせてください。
135:
◯佐野委員長 大河原理事兼企画部長。
136: ◯大河原理事兼企画部長 高木委員おっしゃっていただいたとおりの考えで、結構だと思います。ですので、業務のプロセスを見直していく延長線上に業務改善があると、このような認識で私たちは受け止めています。
137:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138:
◯佐野委員長 それでは、特別ございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
キ 令和4年度公共施設への太陽光発電設備の設置について(PPA事業)
139:
◯佐野委員長 次に、報告事項のキ、令和4年度公共施設への太陽光発電設備の設置について(PPA事業)を議題といたします。
当局から報告を求めます。
富山財政課長。
140: ◯富山財政課長 (省略)
141:
◯佐野委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などございましたらお受けいたしたいと思います。いかがでしょうか。
安間委員。
142: ◯安間委員 2ページの一番上、3、設置施設に関して質問させてください。
中部学校給食センターと袋井市消防団袋井方面隊第6分団車庫に設置とのことですけれども、事業費の総額、PPA実施の総額、1の給食センターのほうが約12億1,700万円、これ、設置容量が78.84キロワット、2番の6分団車庫が12.43キロワットに対して約800万円、大きな差があると思うんですけど、(1)の約12億1,700万円の内訳、もし今、資料等がありましたら教えていただきたいです。
143:
◯佐野委員長 富山財政課長。
144: ◯富山財政課長 それでは、安間委員の御質問にお答えを申し上げます。
中部学校給食センターの12億1,700万円強ですが、こちらにつきましては、事業費、設置事業というよりも電力の30年間、電気を使う費用も含めた総額になります。そのうち、施設の更新であるとか、30年間ですので途中でパワーコンディショナーを替えたりとか、点検の費用がかかったりとかそういうものもございますので、そういうものも含めまして12億1,700万円という、PPAの事業をやった場合の金額になります。
やらなかった場合は、単純に令和4年度見込みの電気料金を30年間払い続けるといったもので、そちらが12億3,000万円強となりますので、その差額として1,300万円。30年なので単純にすぐ成果が出るというものではございませんが、30年という標準的な設置期間を考えますと、それだけの費用の効果が現れるというような算定をさせていただいております。よろしくお願いします。
145:
◯佐野委員長 安間委員。
146: ◯安間委員 30年間の総額ということですけれども、じゃ、例えば(2)の6分団車庫は余剰FIT売電ということで、これも同様に30年間継続した場合、16年目以降パワーコンディショナーの更新であったり保守管理料、そういったものがかかると認識はしているんですけれども、この金額の違いというのは、具体的に私の中でうまく整理ができていないんですけれども、改めて御教示願えますでしょうか。
147:
◯佐野委員長 富山財政課長。
148: ◯富山財政課長 安間委員の御質問にお答え申し上げます。
6分団の車庫につきましては、先ほど委員から、施設の発電容量であるとか、その辺のお話もありましたが、そもそもが中部学校給食センター施設、設置できる面積が広くて、大量の発電が見込まれるということです。
少し違うのが、中部学校給食センターにつきましては、施設そのもので使う電力もかなりの大きな量になりますので、大きい施設をつけて発電量も多いんですが、それを全てその日に使い切ってしまうという形で、全量消費というような形になります。
逆に、6分団車庫につきましては、常日頃ですが、中に人がいるわけではなく、休みとかそういう集まるときにしか電力って基本使わなくて、冷蔵庫等があれば多少日常的な電力は使いますが、そういう面で一般的な家庭よりも少し大きめの施設しかつきませんが、その分を全量使うという契約ではなく、当然余りますので、電力が余った分は鈴与商事株式会社のほうに使ってもらうというか、売ってもらうというようなことで、それによってこちらから出す費用を抑えてもらうというような、そういう形になります。
ですので、30年間、単年度で見ましても、発電容量、また電気の使用量、大きく異なりますので、そこでかなり大きな差が出ているというようなことで御理解いただければと思います。
149:
◯佐野委員長 そのほか、いかがでしょうか。
竹村委員。
150: ◯竹村委員 今の質問の回答で、今後、ゼロカーボンシティーの実現に向けて地産地消の取組でやっていく上で、やはりしっかり地産地消できるような設置の検討をしていっていただくのが一番いいかなと思いますので、よろしくお願いします。
151:
◯佐野委員長 富山財政課長。
152: ◯富山財政課長 竹村委員の御質問にお答えを申し上げます。
今後、検討をしっかりということで御指摘がありました。今回、この2施設を選んだのには、先ほど言った90施設からずっと絞り込んで2施設を今回は選びました。というのは、費用面で要は効果があるというものを、取りあえずは2施設選定させていただきました。国では、国が持っている公共施設であるとか、そういうところに、2030年までには50%、2040年までには100%という形で太陽光をつけていきましょうということでお話はありますが、それを市町村にやっていくというようなことで詳細な検討がまだされていませんので、当然、先ほど試算した中では、マイナスというか、要は効果が逆に、費用がかかってしまうという面もございます。施設も高額になってきますので、そういう面もございますので、取りあえずは費用面で効果が現れるものを今回は選定させてもらいました。
国の方策として、そういう形でゼロカーボンに向けて、公共施設にはなるべくつけていきましょうというような指針が正式に示されてきますと、多分、補助であるとかそういうことも考えられますので、そこら辺は注意深く国の動向も見ながら、今後、まだつけられる施設自体はありますので、そういうところを検討して、なるべく効果的につけられるような検討はさせていただきたいと考えております。
153:
◯佐野委員長 ほかにはいかがでしょうか。
高木委員。
154: ◯高木委員 1ページの初回設置施設の選定方法ということで、90施設から絞り込んで2施設ということですよね。最終の(3)経費の削減効果が見込まれる施設として2施設を選んで、その中の残り10施設は見込まれないということなんですけれども、逆に言うと、この10施設については、今後、どのような計画の下に設置を検討していくのかというのも含めて、(1)にはありますけれども、建設年度、20年程度以内の条件、これが一つの設置する大きな条件として、それ以上たっている施設については設置はしないという考えでいいのか、そこらを少し確認させていただきたいと思いますし、今、竹村委員からありました、今後、新たな施設整備をしていく中で、新築の物件については全てこういう太陽光パネルを設置していくと、これが一つの、国のほうもある程度条件が少しずつ示されてきておりますので、そこらの方針としては、やはり市としてもはっきり示すべきだと思いますけれども、2点についてお聞きをしたいと思います。
155:
◯佐野委員長 伊藤理事兼財政部長。
156: ◯伊藤理事兼財政部長 それでは、高木委員からの御質問にお答え申し上げたいと思います。
今般、この2施設を選んでいくものにつきましては、やはり市から出すお金、それとあと、今使っている電気料、そこを比較したときに、マイナスにならない、要するに太陽光を使うことによって市の新たな支出にならないということを前提に最初の取組として行ってきた結果、この2施設になったということでございます。やはり老朽化している施設だと、途中で施設そのものの改修に入ってしまうと、太陽光のほうももう一回手をつけなければならない、そういった中から、まずこの二つの施設になりました。
それで、今、いろいろな3カ年推進計画とか新しくつくった施設の中で一番可能性が高いのは、来年度、第5分団東地区の分団車庫をつくりますので、そのときはかなり第6分団、今の車庫と同じような形で可能性として高いかなと。あともう一点が、浅羽中学校です。ちょうどこのことをやっているときに建てていたものですから、今、あそこは10キロワットって非常に小さなものしか載っていないです。ですから、ここのところに対して載せることによって、多分、袋井市にとってプラスになるのではないかなと見込んでおります。
それから、さらに今、国が言っている公共施設への太陽光の設置の関係なんですけど、まさに国から、どれだけ補助が出るかとか、あとはもう一つ、これ、かじの切り方なんですよ。袋井市から少しお金を多く出しても、もう政策として、太陽光、ゼロカーボンに向かって、国も自治体もそっちにかじを切っていくか。
要するに、よく福祉の施策としてトイレットペーパー、障がいがある方が作ったようなもの、少し単価が高いですけど、それをトイレのほうに買う。そうすると、やはり消耗品費って増えますけど、それが高齢者が働く場を提供するということで、必要だと思えば一定程度そっちに向けていくようなところで、まさに環境の施策についても、投資をしてもゼロカーボンに向かっていくのかどうか、そこのところがやはり今、国、地方自治体を含めて、しっかり議論をしている最中ということです。
ですから、スローガンとしては、40%、50%、100%といっている中で、本当に国会議事堂の上にきちっとつけるのかどうか、それが形状として太陽光に適しているのかどうなのかとか、そういったことを含めて議論になっていくと思います。
直近としましては、まず2施設を選んだのは、袋井市にとって新たな支出にならない施設ということで、30年間、その中で選んだということになっております。その次の段階についても同じようなサイクルで、さらにその先には、先ほど申しましたとおり、新たな投資をしてもそっちのほうに施策として必要かどうか、これはしっかり見極めてまいりたいと考えております。
157:
◯佐野委員長 そのほか、ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
158:
◯佐野委員長 それでは、特に質問はございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。
これをもちまして、議題(2)の報告事項を終了といたします。
────────────────────────────────────────
その他【資料提供】
ア 袋井市選挙管理委員会委員長の退職及び委員の補充について
イ 令和4年度 職員海外派遣事業について
ウ 「やさしい日本語」の普及促進及び各所属の取組事例について
エ 令和4年度「地域共生コミュニティ会議」の開催について
オ 令和4年度市税等収納対策実施計画について
159:
◯佐野委員長 次に、議題(3)のその他【資料提供】に入ります。
当局から補足説明等はございますか。
長谷川総務課長。
160:
◯長谷川総務課長 (省略)
161:
◯佐野委員長 という説明でしたが、何か質問等はありますか。このほかのものでも結構ですが。
〔発言する者あり〕
162:
◯佐野委員長 最初に、今説明があった件からお願いします。ごめんなさい。
安間委員。
163: ◯安間委員 職員海外派遣事業の派遣概要について、派遣者が鈴木恵美子主査ということで、今回、最終派遣者、鈴木恵美子主査に至った過程ですか、何名の方が応募されて、どのような競争倍率で、どういった選考を経て派遣者に選定がなされたのかということが1点目。
2点目が、派遣内容に関してなんですけれども、年始から円安が続いていて、1月は115円だったものが20円以上円安になって135円、136円というところですけれども、円安が派遣内容の目標を達成するに当たって予算規模を減らさなければいけないとか、そういった可能性が今あるのかないのか、その辺り、もしお分かりになれば教えていただきたいです。
164:
◯佐野委員長 長谷川総務課長。
165:
◯長谷川総務課長 ただいまの安間委員からの御質問のまず1点目でございますが、今回の公募の結果、鈴木主査に決まった経緯でございますが、公募した結果、応募者は1名でございました。応募に当たっての問合せ等はもう一人はいたんですが、いろいろやり取りする中で最終的には断念したという経過がありまして、応募者は1名でした。ただ、この鈴木主査がかなり意欲的な姿勢を示しておりまして、いろいろ英語もかなり堪能で、ヒルズボロ市、もともと姉妹都市の交流事業なんかも担当してきたということもありまして、いろいろ意欲があるということでございます。
それからあと、2点目の予算規模でございますが、おおむね約400万円の予算計上をしてございます。特に、今のところ円安という、もちろんその辺の宿泊の関係なんかも懸念している中で、いろいろヒルズボロ市の担当者の方も非常に好意的で、宿泊先なんかも細かい調整もしてくださっておりまして、今、直面して予算をこうしなければいけないというところまではいっていない状況でございます。
166: ◯高木副委員長 委員長を交代します。
佐野委員。
167: ◯佐野委員 派遣者につきましては、公募1名ということでございました。びっくりしたんですけど。
もう一つ、今、安間委員からもありましたけど、派遣の内容、アからウまであります。これまでヒルズボロには何回となく、職員とか、あるいは関係機関の担当者等を派遣していると思います。ここの派遣内容を見ると、毎回同じような目標で出ているんですよね。要するに、今までやったものの継続性というのはあるのかと。彼女が、この主査の方が、例えば農産物の販路拡大につなげるとか、3カ月の間でそういった目標が本当に達成できると思われているんですか。
私は、今までずっとやって、先ほどの(仮称)東京交流会じゃないですけれども、ああいうようなやはりパイプをずっとつないで、ヒルズボロとは私はいたつもりなんですけど、全然、毎回毎回同じような内容、目的で派遣していく。何も、一歩も先へ進んでいないじゃないですか。
極端なことを言えば、ある意味、先進事例で物見遊山じゃないですけど、アメリカのシリコンバレーというのはすごいんだねという感心だけしてきたのか、技術の交流とかそういうものが本当になかったのか、何でしてこなかったのか、毎回一緒の内容で派遣して何の効果があるのか、長谷川総務課長、その辺どういうように考えていらっしゃいます。
168: ◯高木副委員長 長谷川総務課長。
169:
◯長谷川総務課長 佐野委員からの派遣の内容でございます。
これまでも姉妹都市の交流ということで、数々の職員、あるいは市民の方もヒルズボロ市に訪れて交流をしているところでございます。今回につきまして、先ほど申し上げましたように、今回の派遣の目的ということで、いろいろ職員の国際的な感覚とかそういった育成、それから、戻ってきてそういった取組を市政に反映するというところで職員の育成と、あとは、実際の市のいろいろ、例えば農産物等の販路拡大ということでございます。
ただ、やはり3カ月というのが長いようで短いといいましょうか、そういったところでございますので、そこの3カ月でやはり全部が全部完結ということはさすがに難しいと思いますので、やはり切り込み的な状態でいろいろ関係づくり、かけ橋づくりをつくってきてもらうということが大事かと思います。今後、1年で終わりではなくて、引き続きそういったヒルズボロ市とのさらなる交流、そういった販路拡大等も含めましてつなげていきたいと考えています。
170: ◯高木副委員長 佐野委員。
171: ◯佐野委員 そういうことであれば、こういうような活字で出ますと行かれる主査の方にもかなりのプレッシャーがかかりますし、期待値そのものは内在しているものはあるかもしれないんですけれども、もう少し育成というものを前面に出して、行かれる方にあまりプレッシャーをかけないようにすれば、公募ももっと増えたかもしれないですよね。そういうこともあると思うんですよ。
だから、予算を使って行く話ですから、いろいろ皆さん考えられるかもしれないけれども、過大なものをあまりつけてしょわせて行ったときに、じゃ、帰国したときに評価はどうだったとか、検証したときにあまりできなかったとなれば、その職員、自分で自分を責めるような形になりますから、相当なやはりストレスはたまっちゃうような気がするんですよ。だから、そういうことをしないように、やるものはこういうことをやってくれりゃいい、簡単なことですよということでやれば、もう少し荷物を軽くしてあげたほうがいいんじゃないかなと私は思いますよ。
こんな農産物の販路拡大だなんて、大変な話ですよ。今まで行った人たちは一体何をしていたんだって、私は言いたくなりますけどね。それだけ、首長まで行っていろいろつなげていた話ですから、その人たちは一体どういうような役割で行ったんだろうというような、私は考え方を持ってしまうわけです。だから、私は、ここのところはあまり、いろいろな条件的なものをつけないほうがフットワークよく行けるのではないかなと。そこはもう本人の意欲に任せるというような形でもいいのかなとは思いますけどね。その辺についてはいかがでしょうか。
172: ◯高木副委員長 長谷川総務課長。
173:
◯長谷川総務課長 今、佐野委員の御意見ありがとうございます。
もちろん、今度派遣する鈴木主査には過度な負担はかけないようには考えておりまして、この内容につきましてもいろいろ、言葉はこういう言葉になっていますが、これまでも本人ともある程度キャッチボールしながら、ここを決めてきています。
あと、どっちかというと、販路拡大といっても、いきなり販路拡大というよりも、いろいろな、そういった産業とか現地でのイベントなど、そういった交流の場を通じて交えながら、いろいろ向こうの方と触れ合ったり、関係づくり等をしてきてもらいたいなというような思いで考えています。本当に、必要以上な負担はかけないように考えておりますので、よろしくお願いします。
174: ◯高木副委員長 委員長、交代します。
175:
◯佐野委員長 すばらしい報告が得られるように期待しております。
それでは、その他、資料提供について、何か委員の方から御質問等あればお受けいたしますけど、いかがですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
176:
◯佐野委員長 特にないようでございますので、資料内容等につきましては各自御覧いただきたいと思います。
それでは、議題(3)のその他【資料提供】につきましては終了とさせていただきます。
ここで、今回の委員会の中で、9月定例会最終日の全員協議会への提出案件、これを確認したいと思います。委員の皆さんから何か特にお願いしたい案件はございますでしょうか。ありませんか。特にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
177:
◯佐野委員長 分かりました。それでは、特段ないようですので、今回はなしといたします。
以上で、本日の報告事項並びにその他【資料提供】に係る審議は全て終了をいたしました。
この後の所管事務調査に該当しない部課長はここまでとなります。なお、休憩を挟んで所管事務調査の検討に入りますので、関係いたします部課長等は御出席をお願いいたしたいと思います。
会議の途中ですが、ここで休憩といたしまして、前の時計で35分から始めさせていただきますので、よろしくお願いします。
(午後4時28分 休憩)
(午後4時35分 再開)
178:
◯佐野委員長 それでは、休憩前に引き続きまして、皆さんおそろいでございますので、会議を再開させていただきます。
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所管事務調査
ア コミュニティセンター化のその後と今後の在り方について
179:
◯佐野委員長 次に、議題(4)の所管事務調査、コミュニティセンター化のその後と今後の在り方についてを議題とさせていただきます。
先ほど申しましたように、所管事務調査ということで、今回、総務委員会としてこの案件について検討し、提言等を取りまとめていくということで、皆さん、資料を開いていただきますと、まずアンケートでございますけれども、4-アですか、コミュニティセンター利活用に関するアンケート、これにつきましては、7月14日に私と高木副委員長が永田自治会連合会長と打合せを行いまして、アンケートの実施依頼を自治会連合会長に申し上げましたら快くお受けいただきまして、その後、7月15日ですか、事務局の鈴木主任主査のほうから各まちづくり協議会長宛てに、7月31日を回答期限とするアンケートを発信させていただきました。データ発信をさせていただいたということでございます。
今日、少しここの資料とは違うんですけど、青の議会のフォルダ、総務委員会の令和4年度を開いていただきますと、一番下の所管事務調査というところにありますが、一番下に、R4コミュニティセンター利活用アンケート(7月25日回答速報)というのがあります。今、まちづくり協議会から、14件のうち3件の回答をいただいているということで、こんな形の集計を今、事務局のほうでまとめていただいております。暫時31日まででございますので、それまでにこういったデータを取りまとめて、分析あるいは検証等を加えていきたいと考えております。
今、こんな形でございます。また、アンケートそのものは、内容につきましてはそんなに変わっておりません。ただ、スタイルを依頼文とアンケートに分割したというようなことでございますので、内容は変わっておりませんので、また後ほど御覧になっていただきたいと思います。
それで、今日は、もう一度フォルダに戻っていただいて、総務委員会の今日の一番下、4-イ、所管事務調査スケジュール(案)というのがあります。この辺を少しもう一回確認していこうということで寄っていただきました。
申し忘れましたけど、先ほどのアンケートでございますが、恐らくまちづくり協議会長、渡邊協働まちづくり課長とも話をして、先般、コミュニティセンター館長会議があったということで、まちづくり協議会の会長と共々、こういったアンケートを今依頼しているから、よく相談して回答をお願いしますということを再度依頼してくれたということでございます。
皆さん方におかれましても、やはり地元のコミュニティセンター等へ寄りましたら、こんな形でアンケートを今頼んでいるから、ストレートな意見でも結構でございますし、日頃お感じになっていることをまた我々に教えてくださいというような形、アンケートを通して、またそんなお願いもしていただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
それでは、今、スケジュール、少し見ていただきますと、今7月のこの黄色い段階ですよね。7月26日課題整理、アンケート取りまとめ後について、これを今、皆さん、所管事務調査で今日打合せをさせていただいているんですが、31日まででございますので、8月に入ってアンケートの取りまとめを始めるわけですが、ボリューム的には事務局のほうでかなりできますか。分析とかってなると、またたたき案はつくって、皆さんにもお見せして、こんな見方もあるんじゃないかとかというようなものがあるから、もんでいただかないといかんかなと思っているし、そんな気持ちもあるんですけどね、分析までってなると。こんな意見がありましたとまとめるだけだったら、事務局のほうで幾らでもできるんですけど、分析までとなると少し時間かかるかなと。
それで、それをなるべく8月の早いうちぐらい、早いうちといってもなかなかあれなんですけど。これはあれですか、正副委員長あたりでたたき案ぐらいつくって、みんなにもんでもらう。傾向的なものとか、そういうので少し分析を書いて、評価して。
180: ◯高木委員 8月に自治会連合会長会議等での意見交換会を予定しておりますので、その前に一度、アンケートの取りまとめをして、少し正副委員長で考察をした上で皆さんにお示しをして、少し委員会として取りまとめというか、それをまずやっておかないと、意見交換会に臨めないと思いますので。
181:
◯佐野委員長 だから、少しタイトになる可能性があるんですよね。非常にスケジュール的に。それと、一番のポイントは、自治会連合会長会議等での意見交換会というのはいつにするかということですよね。
182: ◯鈴木理事兼総務部長 自治会連合会長会議も年間スケジュールが決まっておりまして、8月は8月4日なんです。
183:
◯佐野委員長 4日間というのはとても無理だね。
自治会連合会長会議が8月4日。
184: ◯鈴木理事兼総務部長 全自治会連合会長会が集まるのは8月4日。
185: ◯高木委員 それじゃ、無理だね。森町との研修があるもの。
〔発言する者あり〕
186:
◯佐野委員長 これ、総務部長、自治会連合会長会が、8月4日と9月9日という解釈でよろしいんですよね。そういうことですよね。
そうすると、例えば9月9日、案件とかかなりのボリュームになったときに、意見交換会なんか、1時半から自治会連合会長会をやったときに時間、確保できます。
187: ◯渡邊協働まちづくり課長 大体平均して、3時から3時半ぐらいで終わることが多いので、休憩を入れたとしてもその後で、5時までの間でいくと1時間半ぐらいは取れるのではないかと。
188:
◯佐野委員長 通常はその辺で終われる。そうなると、私のイメージでいくと、アンケートを取りまとめたものがあるじゃないですか。それを皆さんにお渡しして、このような傾向があるよというものを渡したときに、あとフリーディスカッションでやって、例えば項目ごとにだんだん進めていったとき、こんなことをこちらのほうで何か意見ありますかとやっていたときに、その意見をもらうというぐらいしかできないかもしれないです。
それを皆さん、委員の人たちが受けたときに、仮にそういうような形にしたときに、こういうところの問題があるんだなとか、抱えながら先進地視察研修へ行ってお勉強していただいて、なるほど、こんなやり方があるのかというようなことがあれば、今度は提言書のほうを取りまとめに入っていくとか、あるいは、もう一回キャッチボール、このスケジュールでいけば、コミュニティセンターの連絡会議で実際に運営に携わっている館長とか、話をもう一回キャッチボールをやって、最終的に提言をまとめていくという形になるんですけどね。
189: ◯高木委員 ニュアンス的に渡邊課長、この前、アンケートのお願いをしてくれたということなんですけれども、私の南地区なんか完全に館長がアンケートを見てのとおり分かるんだけど、ほかの13コミュニティセンター、残り。やはり館長があれですかね、任せられて……。
190: ◯渡邊協働まちづくり課長 基本的には館長がたたき案というとおかしいですけど、つくってまちづくり協議会の会長に見てもらってというパターンが多いと思いますけれども、中にはまちづくり協議会の会長が御自身でつくっているというところもありますので、地域差はやはりありますけれども、それでも、この前の館長会議で高木委員が言われたとおり、とにかく会長だけじゃなくて、まち協としての意見、どうしてもそういうアンケート調査をすると個人的な意見もありますので、まち協の会長とか館長が個人的なというよりも、その地域のまちづくり協議会としての現状はこうですよということの回答をお願いしますというお願いはしたつもりではあります。
191: ◯高木委員 自治会連合会長会議の皆さんでの意見交換も、昨年やったような形だと、一方的に要望というか、受けるだけの話になっちゃったので。
192:
◯佐野委員長 これ、自治会連合会長会議というのは、アンケート結果の報告でいいんじゃないの。報告でやったらそんなに時間はかからない。それ以上の意見をまた言うかな、自治会連合会長。どこからそんな意見が出ているかというのは分からないじゃないですか、当然。
193: ◯渡邊協働まちづくり課長 結果ですので、それに対してというのはないです。それよりも、取りまとめた、分析をした結果、意見は分からないけれども提言のそれを踏まえて、じゃ、提言としてまとめたときに、それが現場として担当職員が現場としての、そこと差があり過ぎるとそうじゃないという意見はもしかしたらあるのかもしれないというのは思います。
194:
◯佐野委員長 別の考えがあると。
195: ◯渡邊協働まちづくり課長 いや、そういう意味ではなくて……。
196:
◯佐野委員長 大概、まちづくり協議会の会長って自治会連合会長でしょう。
197: ◯渡邊協働まちづくり課長 そうです。今年は全員そうです。
198: ◯鈴木理事兼総務部長 結局、自治会連合会長は24人いらっしゃって、まちづくり協議会は14というのは、袋井南もそうですし、袋井西もそうですけど、五つの自治会連合会とか三つの自治会連合会が集まっているところもあれば単体の自治会連合会もあるということで、そこでやはり単体の自治会連合会長は、やはり自分が会長なものですからあれなんですけれども、複数が集まっているところの自治会連合会長との意識の違いはあるのかなと思います。
199:
◯佐野委員長 それはあるでしょうね。思いが少し違うという人もおられるでしょうから。
200: ◯高木委員 日を新たに、自治会連合会長会議以外のときに設定をして、14の協議会の会長だけに出席を願うということは可能。
201: ◯渡邊協働まちづくり課長 まち協の会長だけ14人ということであると、永田会長というよりも、何とか調整しなければいけませんが、皆さんお忙しいですので、ある程度事前にということ、急遽でなければ……。
202: ◯高木委員 早めにね。もしあれだったら、8月4日の段階で少し日程を調整してもらって、そこで意見交換をさせてもらう。
203:
◯佐野委員長 14の自治会連合会……。
204: ◯高木委員 だから、8月4日にあるというので、自治会連合会長会議。そこでコミュニティセンターの協議会の会長だけ集まってもらう日を決めてもらって、そこで……。
205:
◯佐野委員長 相談してもらって。
206: ◯高木委員 総務委員会として意見交換会をすると。だから、逆に言うと、7人だもんで、4・3、2組に分けてもいい。それで、アンケートの取りまとめの結果を、それを基にして。
207:
◯佐野委員長 8月4日の自治会連合会長会議のときに、それはお願いできるんですか。受けてくれないですか。
208: ◯渡邊協働まちづくり課長 日程調整の。
209:
◯佐野委員長 そうです。例えばいついつ日とか、候補日を挙げておいて、二、三日かな、この日とこの日とか。都合のいい日に丸をつけてくださいとか、ばらばらになっちゃうかもしれんけど、それだったらこの日の午後からやりたいとか、少し後半になるかもしれないけど。
210: ◯渡邊協働まちづくり課長 それはできると思います。
211: ◯高木委員 出れる人でいいので、正直言って。皆さん忙しいので。
212:
◯佐野委員長 まちづくり協議会の会長、もしくはコミュニティセンターの館長じゃ駄目なんですか。もし抜きでやるんやったら。
213: ◯高木委員 統一したほうがいいんじゃないですか。
214:
◯佐野委員長 片方はコミュニティセンターの館長で、片方はまちづくり協議会の会長だとおかしいか。
215: ◯渡邊協働まちづくり課長 会長、副会長、先ほど言った、二つ以上の連合会、袋井南なんかは、副会長が高尾など、もし、会長が都合が悪ければ次回ということならいいかもしれないです。
216:
◯佐野委員長 どうしますか。
〔発言する者あり〕
217: ◯渡邊協働まちづくり課長 日程調整は4日の自治会連合会長会議に、正式にそこで通知するようにして、事前に皆さんに連絡を取って、都合のいい日を候補を挙げてもらって、それでやることもできますので、そちら、総務委員会としてのいつぐらいにということがあるなら、お聞かせいただければ、日程のほうを調整します。
218:
◯佐野委員長 じゃ、こちら側の皆さんの都合のいい日を聞かなきゃいけないし、7月末までのアンケートだから。7月というと……。
219: ◯高木委員 鈴木君、どこぐらいでまとめられる。
220: ◯鈴木主任主査 8月中旬に出たとして、1週間あればできます。ただ、今回、提示させていただいた項目がありまして、その形でよろしければ、1週間でできます。
〔発言する者あり〕
221: ◯高木委員 これから会長との話合い、意見公開会の前に、この委員会ですり合わせを行わないといけないもんで。
222: ◯鈴木主任主査 ただ、結果、課題と今後の方針というのをつくらせてもらったんですけど、そちらについては、まず事務局での、こういうように感じますというところを御提示させてもらって、その後、委員会での課題と思われたところというような形で持っていかれたほうがいいのかなとは少し思います。
223:
◯佐野委員長 どのぐらいまでで、事務局はまとめられる。1週間……。7日の週か。
224: ◯鈴木主任主査 8月5日くらいをめどに、その辺りで一応。
〔発言する者あり〕
225:
◯佐野委員長 全員協議会が午前中、この日、議会活性化もある。8日は僕は一日駄目。そうすると、9日が10時から地域公共交通会議が入っていて、10日……。午後はいいと思うんですけれども、9日の。8日は少し無理。私のほうは、9日の午後と10日終日、12日の金曜日、この週の日はこれだけ空いている。
いいですか。何時からにします。
〔発言する者あり〕
226:
◯佐野委員長 じゃ、午後のほうがいいですか。10日の1時半、総務委員会、アンケートの関係ですね。
この日にやったとして、先ほど、4日が自治会連合会長会で、日程調整をお願いして、8月のいつにやるかということをおおむね決めておかなきゃいけないね。
227: ◯高木委員 午後1時半からだね、自治会連合会長会議が。そこらの時間帯のほうがいいのかね。
〔発言する者あり〕
228:
◯佐野委員長 22日、磐田市、午後から視察が入っている、特別委員会。23日は丸一日駄目。24日は政調会がある、11時40分。でも遅い時間になっちゃう。1時半には帰ってこれんよ、12時20分からだもんで、開始が。
〔発言する者あり〕
229: ◯高木委員 25日の午後、どうですか。
〔発言する者あり〕
230: ◯高木委員 1時半。そこらで聞いてもらえる。
231:
◯佐野委員長 25日の1時半で、予定として聞いてもらえますか。
それでは、8月4日に予定するんですけれども、8月25日に、アンケート結果の報告について、打合せといいますか協議したいということで、少し日程調整を1時半からということでお願いできますか。
232: ◯黒岩委員 10日と25日……。
233:
◯佐野委員長 そうです。両日とも1時半からで。
事務局、そんなスケジュールでいくということでよろしいですか。
234: ◯鈴木主任主査 委員長、10日の総務委員会ですが、招集通知による正式な開催か下打合せ、どちらにいたしましょう。
235:
◯佐野委員長 本委員会だよ。
正式な……。
〔発言する者あり〕
236:
◯佐野委員長 じゃ、委員会のみでやるということでいい。
当局はいいの。
237: ◯鈴木主任主査 承知いたしました。
238:
◯佐野委員長 それでは、そんなところでいいですかね。ほかに決めることはありますか、今日は。
あとは、行政視察は4から6、コンクリートですから、固めちゃいましたから、この日は絶対に空けておいてください。10月の4から6。
では、あとはまた、定例会のときの総務委員会等の時間を見ていただいて、時間があればそのとき、こんな形でいろいろ、当局側も入っていただいて意見交換とか、いろいろしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
当局側のほうから、何かありますか。いろいろお手数を取らせちゃって、自治会連合会長とも打合せしながら、何とか一歩ずつ進んでおりますので、まだまだぼやんとして形が見えていないから、今月末には一応全部出そろうということでございますので、そろい次第、全部を集約してもらって、そうすれば、形になってくればいろいろなことが考えられると思いますので、またいろいろ意見交換を加えながら、しっかりしたものというとおかしいけれども、そんな形でまとめていきたいなと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
239: ◯鈴木主任主査 事務局から。
先ほど行政視察のお話が出たんですが、一応、今、事務局で考えているのが、3日間ですので3カ所となりますと、今回、テーマが決まりましたので、コミュニティセンター関係の自治体に3カ所ということで、できたら8月にはもう行き先を決めないとなかなか、先方の関係とかもございますので、9日に委員長と事務局で相談させていただいて、決まった後に皆さんに御報告する形でもよろしいですか。
240:
◯佐野委員長 それじゃ、また事務局からいろいろ連絡がありますので、タブレットのほうをまた注視していただいて、漏れのないようにお願いをいたしたいと思います。
副委員長のほうから何かありますか。
241: ◯高木委員 先ほど、委員長のほうからアンケートの関係で、それぞれの地元のコミュニティセンターに行っていただいてお願いするとともに、職員の方と少し意見交換をしてきてください。どんな状況か、それぞれの会長、館長との思いが違う人たちもいると思いますし、特に実際、現場で地域の方と触れ合っている方々が、指導員の方というか、昔でいうとね。そういう方のほうがつながりが強いですので、少しそういう方とお話しして、一度、アンケートを見ながらでもいいもんで、どんな意見を持っているかどうか、それを聞き取り調査みたいなことをしていただければ、また会の進め方にプラスになると思いますので、よろしくお願いします。結果として、職員がコミュニティセンターに来ないということで。
242:
◯佐野委員長 それじゃ、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
243:
◯佐野委員長 すみません、遅くまで。それでは、以上で、本日の総務委員会における審議は全て終了いたしました。
これをもちまして、総務委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
(午後5時09分 閉会)
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