袋井市議会 2022-03-08
令和4年建設経済委員会 本文 開催日:2022-03-08
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建設経済委員会 本文 2022-03-08 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別
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◯近藤委員長 選択 2 :
◯小澤産業政策課長 選択 3 :
◯近藤委員長 選択 4 :
◯木根農政課長 選択 5 :
◯近藤委員長 選択 6 :
◯近藤委員長 選択 7 :
◯渥美道路河川課長 選択 8 :
◯近藤委員長 選択 9 : ◯山田委員 選択 10 :
◯近藤委員長 選択 11 :
◯渥美道路河川課長 選択 12 :
◯近藤委員長 選択 13 :
◯近藤委員長 選択 14 :
◯藤原都市整備課長 選択 15 :
◯近藤委員長 選択 16 : ◯太田委員 選択 17 :
◯近藤委員長 選択 18 :
◯藤原都市整備課長 選択 19 :
◯藤原都市整備課長 選択 20 :
◯近藤委員長 選択 21 : ◯寺田副委員長 選択 22 : ◯近藤委員 選択 23 : ◯寺田副委員長 選択 24 :
◯藤原都市整備課長 選択 25 : ◯寺田副委員長 選択 26 : ◯近藤委員 選択 27 : ◯寺田副委員長 選択 28 :
◯藤原都市整備課長 選択 29 : ◯寺田副委員長 選択 30 : ◯近藤委員長 選択 31 : ◯近藤委員長 選択 32 : ◯石田都市計画課長 選択 33 : ◯近藤委員長 選択 34 : ◯近藤委員長 選択 35 : ◯近藤委員長 選択 36 : ◯和井内維持管理課長 選択 37 : ◯近藤委員長 選択 38 : ◯山田委員 選択 39 : ◯近藤委員長 選択 40 : ◯和井内維持管理課長 選択 41 : ◯近藤委員長 選択 42 : ◯山田委員 選択 43 : ◯近藤委員長 選択 44 : ◯和井内維持管理課長 選択 45 : ◯近藤委員長 選択 46 : ◯山田委員 選択 47 : ◯近藤委員長 選択 48 : ◯和井内維持管理課長 選択 49 : ◯近藤委員長 選択 50 : ◯村松委員 選択 51 : ◯近藤委員長 選択 52 : ◯和井内維持管理課長 選択 53 : ◯近藤委員長 選択 54 : ◯村松委員 選択 55 : ◯近藤委員長 選択 56 : ◯和井内維持管理課長 選択 57 : ◯近藤委員長 選択 58 : ◯村松委員 選択 59 :
◯近藤委員長 選択 60 : ◯和井内維持管理課長 選択 61 :
◯近藤委員長 選択 62 : ◯太田委員 選択 63 :
◯近藤委員長 選択 64 : ◯和井内維持管理課長 選択 65 :
◯近藤委員長 選択 66 : ◯太田委員 選択 67 :
◯近藤委員長 選択 68 : ◯和井内維持管理課長 選択 69 :
◯近藤委員長 選択 70 : ◯山田委員 選択 71 :
◯近藤委員長 選択 72 : ◯和井内維持管理課長 選択 73 :
◯近藤委員長 選択 74 : ◯大庭委員 選択 75 :
◯近藤委員長 選択 76 : ◯和井内維持管理課長 選択 77 :
◯近藤委員長 選択 78 : ◯大庭委員 選択 79 :
◯近藤委員長 選択 80 : ◯大庭委員 選択 81 :
◯近藤委員長 選択 82 : ◯和井内維持管理課長 選択 83 :
◯近藤委員長 選択 84 : ◯寺田委員 選択 85 :
◯近藤委員長 選択 86 : ◯和井内維持管理課長 選択 87 :
◯近藤委員長 選択 88 : ◯寺田委員 選択 89 :
◯近藤委員長 選択 90 : ◯和井内維持管理課長 選択 91 :
◯近藤委員長 選択 92 : ◯寺田委員 選択 93 :
◯近藤委員長 選択 94 : ◯和井内維持管理課長 選択 95 :
◯近藤委員長 選択 96 : ◯太田委員 選択 97 :
◯近藤委員長 選択 98 : ◯和井内維持管理課長 選択 99 :
◯近藤委員長 選択 100 : ◯太田委員 選択 101 :
◯近藤委員長 選択 102 : ◯和井内維持管理課長 選択 103 :
◯近藤委員長 選択 104 : ◯山田委員 選択 105 :
◯近藤委員長 選択 106 : ◯和井内維持管理課長 選択 107 :
◯近藤委員長 選択 108 :
◯近藤委員長 選択 109 :
◯渥美道路河川課長 選択 110 :
◯近藤委員長 選択 111 : ◯村松委員 選択 112 :
◯近藤委員長 選択 113 :
◯渥美道路河川課長 選択 114 :
◯近藤委員長 選択 115 : ◯村松委員 選択 116 :
◯近藤委員長 選択 117 :
◯渥美道路河川課長 選択 118 :
◯近藤委員長 選択 119 : ◯村松委員 選択 120 :
◯近藤委員長 選択 121 :
◯渥美道路河川課長 選択 122 : ◯村松委員 選択 123 :
◯渥美道路河川課長 選択 124 :
◯近藤委員長 選択 125 : ◯寺田委員 選択 126 :
◯近藤委員長 選択 127 :
◯渥美道路河川課長 選択 128 :
◯近藤委員長 選択 129 : ◯寺田委員 選択 130 :
◯近藤委員長 選択 131 :
◯渥美道路河川課長 選択 132 :
◯近藤委員長 選択 133 : ◯大庭委員 選択 134 :
◯渥美道路河川課長 選択 135 : ◯大庭委員 選択 136 :
◯近藤委員長 選択 137 :
◯渥美道路河川課長 選択 138 :
◯近藤委員長 選択 139 : ◯大庭委員 選択 140 :
◯近藤委員長 選択 141 :
◯渥美道路河川課長 選択 142 : ◯大庭委員 選択 143 :
◯近藤委員長 選択 144 : ◯石井技監 選択 145 :
◯近藤委員長 選択 146 : ◯大庭委員 選択 147 :
◯近藤委員長 選択 148 :
◯近藤委員長 選択 149 : ◯石田都市計画課長 選択 150 :
◯近藤委員長 選択 151 : ◯太田委員 選択 152 :
◯近藤委員長 選択 153 : ◯石田都市計画課長 選択 154 :
◯近藤委員長 選択 155 : ◯太田委員 選択 156 :
◯近藤委員長 選択 157 : ◯石田都市計画課長 選択 158 :
◯近藤委員長 選択 159 : ◯山田委員 選択 160 :
◯近藤委員長 選択 161 : ◯石田都市計画課長 選択 162 :
◯近藤委員長 選択 163 : ◯山田委員 選択 164 :
◯近藤委員長 選択 165 : ◯石田都市計画課長 選択 166 :
◯近藤委員長 選択 167 : ◯寺田委員 選択 168 : ◯石田都市計画課長 選択 169 : ◯寺田委員 選択 170 :
◯近藤委員長 選択 171 :
◯近藤委員長 選択 172 :
◯藤原都市整備課長 選択 173 :
◯近藤委員長 選択 174 :
◯近藤委員長 選択 175 : ◯山田委員 選択 176 :
◯近藤委員長 選択 177 :
◯藤原都市整備課長 選択 178 : ◯近藤委員長 選択 179 : ◯近藤委員長 選択 180 : ◯杉山下水道課長 選択 181 : ◯近藤委員長 選択 182 : ◯太田委員 選択 183 : ◯近藤委員長 選択 184 : ◯杉山下水道課長 選択 185 : ◯近藤委員長 選択 186 : ◯太田委員 選択 187 : ◯近藤委員長 選択 188 : ◯杉山下水道課長 選択 189 : ◯近藤委員長 選択 190 : ◯近藤委員長 選択 191 : ◯近藤委員長 選択 192 : ◯富山水道課長 選択 193 : ◯近藤委員長 選択 194 : ◯山田委員 選択 195 : ◯近藤委員長 選択 196 : ◯富山水道課長 選択 197 : ◯近藤委員長 選択 198 : ◯山田委員 選択 199 : ◯近藤委員長 選択 200 : ◯富山水道課長 選択 201 : ◯近藤委員長 選択 202 : ◯寺田委員 選択 203 : ◯近藤委員長 選択 204 : ◯富山水道課長 選択 205 : ◯近藤委員長 選択 206 : ◯寺田委員 選択 207 : ◯近藤委員長 選択 208 : ◯富山水道課長 選択 209 : ◯近藤委員長 選択 210 : ◯近藤委員長 選択 211 : ◯近藤委員長 選択 212 : ◯杉山下水道課長 選択 213 : ◯近藤委員長 選択 214 : ◯山田委員 選択 215 : ◯近藤委員長 選択 216 : ◯杉山下水道課長 選択 217 : ◯近藤委員長 選択 218 : ◯山田委員 選択 219 : ◯近藤委員長 選択 220 : ◯杉山下水道課長 選択 221 :
◯近藤委員長 選択 222 : ◯山田委員 選択 223 :
◯近藤委員長 選択 224 : ◯杉山下水道課長 選択 225 :
◯近藤委員長 選択 226 : ◯寺田委員 選択 227 :
◯近藤委員長 選択 228 : ◯杉山下水道課長 選択 229 :
◯近藤委員長 選択 230 : ◯寺田委員 選択 231 :
◯近藤委員長 選択 232 : ◯杉山下水道課長 選択 233 :
◯近藤委員長 選択 234 : ◯寺田委員 選択 235 :
◯近藤委員長 選択 236 : ◯杉山下水道課長 選択 237 :
◯近藤委員長 選択 238 :
◯近藤委員長 選択 239 :
◯近藤委員長 選択 240 : ◯和井内維持管理課長 選択 241 :
◯近藤委員長 選択 242 :
◯近藤委員長 選択 243 :
◯近藤委員長 選択 244 :
◯近藤委員長 選択 245 :
◯近藤委員長 選択 246 :
◯近藤委員長 選択 247 :
◯近藤委員長 選択 248 :
◯近藤委員長 選択 249 :
◯近藤委員長 選択 250 :
◯近藤委員長 選択 251 :
◯近藤委員長 選択 252 :
◯近藤委員長 選択 253 :
◯近藤委員長 選択 254 :
◯近藤委員長 選択 255 :
◯近藤委員長 選択 256 :
◯小澤産業政策課長 選択 257 :
◯近藤委員長 選択 258 : ◯寺田委員 選択 259 :
◯近藤委員長 選択 260 :
◯小澤産業政策課長 選択 261 :
◯近藤委員長 選択 262 : ◯寺田委員 選択 263 :
◯近藤委員長 選択 264 :
◯小澤産業政策課長 選択 265 :
◯近藤委員長 選択 266 : ◯山田委員 選択 267 :
◯近藤委員長 選択 268 :
◯小澤産業政策課長 選択 269 :
◯近藤委員長 選択 270 : ◯太田委員 選択 271 :
◯近藤委員長 選択 272 :
◯小澤産業政策課長 選択 273 :
◯近藤委員長 選択 274 : ◯大庭委員 選択 275 :
◯近藤委員長 選択 276 :
◯小澤産業政策課長 選択 277 :
◯近藤委員長 選択 278 : ◯大庭委員 選択 279 :
◯近藤委員長 選択 280 :
◯小澤産業政策課長 選択 281 :
◯近藤委員長 選択 282 :
◯近藤委員長 選択 283 :
◯近藤委員長 選択 284 :
◯小澤産業政策課長 選択 285 :
◯近藤委員長 選択 286 : ◯村松委員 選択 287 :
◯近藤委員長 選択 288 :
◯小澤産業政策課長 選択 289 :
◯近藤委員長 選択 290 : ◯村松委員 選択 291 :
◯近藤委員長 選択 292 : ◯寺田副委員長 選択 293 : ◯近藤委員 選択 294 : ◯寺田副委員長 選択 295 :
◯小澤産業政策課長 選択 296 : ◯寺田副委員長 選択 297 : ◯近藤委員 選択 298 : ◯寺田副委員長 選択 299 :
◯小澤産業政策課長 選択 300 : ◯寺田副委員長 選択 301 :
◯近藤委員長 選択 302 : ◯寺田副委員長 選択 303 :
◯近藤委員長 選択 304 : ◯寺田委員 選択 305 :
◯近藤委員長 選択 306 :
◯小澤産業政策課長 選択 307 :
◯近藤委員長 選択 308 : ◯寺田委員 選択 309 :
◯近藤委員長 選択 310 : ◯大庭委員 選択 311 :
◯近藤委員長 選択 312 :
◯小澤産業政策課長 選択 313 :
◯小澤産業政策課長 選択 314 : ◯近藤委員長 選択 315 : ◯鈴木副市長 選択 316 : ◯鈴木副市長 選択 317 : ◯近藤委員長 選択 318 : ◯大庭委員 選択 319 : ◯近藤委員長 選択 320 : ◯近藤委員長 選択 321 : ◯近藤委員長 選択 322 : ◯近藤委員長 選択 323 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 324 : ◯近藤委員長 選択 325 : ◯村松委員 選択 326 : ◯近藤委員長 選択 327 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 328 : ◯近藤委員長 選択 329 : ◯村松委員 選択 330 : ◯近藤委員長 選択 331 : ◯寺田委員 選択 332 : ◯近藤委員長 選択 333 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 334 :
◯近藤委員長 選択 335 : ◯寺田委員 選択 336 : ◯寺田委員 選択 337 :
◯近藤委員長 選択 338 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 339 :
◯近藤委員長 選択 340 : ◯大庭委員 選択 341 :
◯近藤委員長 選択 342 : ◯鈴木産業政策課参事 選択 343 :
◯近藤委員長 選択 344 : ◯大庭委員 選択 345 :
◯近藤委員長 選択 346 :
◯近藤委員長 選択 347 :
◯近藤委員長 選択 348 : ◯川村環境政策課長 選択 349 :
◯近藤委員長 選択 350 : ◯大庭委員 選択 351 :
◯近藤委員長 選択 352 : ◯川村環境政策課長 選択 353 : ◯大庭委員 選択 354 : ◯川村環境政策課長 選択 355 :
◯近藤委員長 選択 356 : ◯大庭委員 選択 357 :
◯近藤委員長 選択 358 : ◯寺田委員 選択 359 : ◯大庭委員 選択 360 : ◯寺田委員 選択 361 :
◯近藤委員長 選択 362 : ◯川村環境政策課長 選択 363 :
◯近藤委員長 選択 364 : ◯寺田委員 選択 365 :
◯近藤委員長 選択 366 : ◯川村環境政策課長 選択 367 :
◯近藤委員長 選択 368 : ◯寺田委員 選択 369 :
◯近藤委員長 選択 370 : ◯川村環境政策課長 選択 371 :
◯近藤委員長 選択 372 : ◯大庭委員 選択 373 :
◯近藤委員長 選択 374 : ◯川村環境政策課長 選択 375 :
◯近藤委員長 選択 376 : ◯鈴木副市長 選択 377 :
◯近藤委員長 選択 378 : ◯大庭委員 選択 379 :
◯近藤委員長 選択 380 :
◯近藤委員長 選択 381 :
◯近藤委員長 選択 382 :
◯近藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: (午前8時56分 開議)
開 議
◯近藤委員長 皆さん、おはようございます。
昨日は、遅くまで御苦労さまでございました。今日はまた連日になりますけれども、ただいまより
建設経済委員会を開会いたします。
会に入る前に、昨日の山田委員の質問に対する答弁で補足事項がございますので、小澤産業政策課長から発言を求めます。
小澤産業環境部長。
2:
◯小澤産業政策課長 昨日、議第7号 令和4年度袋井市一般会計予算について、山田委員から、7款商工費、1項2目商業振興費、12節委託料、デジタルスタンプラリー事業に係る御質問をいただき、その中で、本年度のデジタルスタンプラリーの参加者の市内、市外の内訳について、回答を保留させていただいておりましたので、回答させていただきます。
参加者数は1,006人で、うち市内の方は719人、市外の方は県外も含め287人となっております。
3:
◯近藤委員長 続いて、私も質問を昨日させていただきましたが、その点につきまして、木根農政課長より発言を求めます。
木根農政課長。
4:
◯木根農政課長 よろしくお願いします。
それでは、昨日、近藤委員長から茶振興協議会補助金、ほうじ茶のところの質問で、補足資料の新型コロナウイルス感染症事業では、特色ある新しいふくろい茶(ほうじ茶)研究事業の金額が290万円。この290万円に対し、一般会計予算説明書では袋井茶振興協議会補助金が285万円と相違があるがとのお尋ねに対しまして、私は、新型コロナウイルス感染症の資料の数字が誤りと伝えましたが、その後、担当の財政のほうに確認したところ、この新型コロナウイルス感染症の資料は事業全体を紹介する概要版のため、数字を全て、事業を10万円単位に端数処理してあるということでありましたので、290万円の数字は誤りではありませんでしたので、訂正させていただきます。
5:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
それでは、始めます。
────────────────────────────────────────
ア 議第2号 令和3年度袋井市一般会計補正予算(第12号)について-所
管部門-
6:
◯近藤委員長 アの議第2号 令和3年度袋井市一般会計補正予算(第12号)についての所管部門を議題といたします。
補正予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いいたします。
それでは、道路河川課の所管につきまして、当局から説明を求めます。
渥美道路河川課長。
7:
◯渥美道路河川課長 (省略)
8:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
山田委員。
9: ◯山田委員 木原2号排水路事業が民間事業になったということなんですけれども、どのぐらいの処理能力、能力的には変わりないというのか、それが少し心配なのですけれども、その点について説明してください。
本当に治水対策上大丈夫なのか、少し心配ですのでお願いいたします。
10:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
11:
◯渥美道路河川課長 それでは、山田委員の御質問にお答え申し上げます。
能力的に大丈夫なのかということでございますが、事前に相談をいただきまして、排水能力のほうの確認をさせていただいております。
現在造って、うちのほうで持っている排水路と同じ、同程度以上ですけれども、排水路を整備していただけるということで、今までの能力と変わりないということで確認をしておりますので、御安心いただければと思います。
12:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13:
◯近藤委員長 それでは、以上で、道路河川課所管につきましては終了といたします。
次に、都市整備課所管につきまして、当局から説明を求めます。
藤原都市整備課長。
14:
◯藤原都市整備課長 (省略)
15:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
太田委員。
16: ◯太田委員 それでは、1点質問させていただきます。
議案書12ページ、繰越明許費補正に関して、8款4目なんですけれども、こちら、先ほどの新型コロナウイルス感染症により資材確保が困難になって、年内の完了が見込めなくなったということなのですけれども、資材確保のめどが立っているのかどうかということと、それによって全体的な工期にどれぐらい影響があるのかを教えていただければと思います。
17:
◯近藤委員長 藤原都市整備課長。
18:
◯藤原都市整備課長 それでは、太田委員の質問にお答え申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、建築資材等の遅れということでございます。
その中で、事業としては影響が二つございまして、7項目めの大門沿道整備土地区画整理事業というところと8項目めの袋井駅南都市拠点土地区画整理ということになります。
その中でまず、大門沿道整備土地区画整理事業でございますが、こちらに関しましては、換地計画を定めた中で事業を実施していくという事業でございまして、ある程度建築のほうの話をしながら、換地の調整をしているという事業でございます。その中で、並行して建物の計画等をやっていただいておりますので、順調に事業の調整が進めば、進めていけるかなと考えております。
2番目の袋井駅南都市拠点土地区画整理でございます。
こちらに関しましても、移転計画に基づきまして建物移転を実施しているわけでございますが、今回のものに関しましては、件数的には5件になります。あと、建物がそのうち3件ということになりまして、その中で、既に完了の調整が今年の12月ということになっておりますので、その部分で計画の調整というのはできておりますので、事業のほうは順調に進むと考えております。
〔「資材は」と呼ぶ者あり〕
19:
◯藤原都市整備課長 すみません、お答えに漏れがありました。
建築資材の関係でございますが、移転の関係が12月ということでございますが、その中で建築資材、特に設備関係のほうがということでございますが、こちらにつきましても調整がついているということでございます。よろしくお願いします。
20:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
21: ◯寺田副委員長 委員長、代わります。
近藤委員。
22: ◯近藤委員 説明をいただきました。私のほうから2点、お願いをしたいと思います。
補正予算の関係ですけれども、歳出8款4項2目の街路事業費についてでございます。工事請負費1,400万円の増額ということですけれども、内容について、もう少し詳しく説明をいただきたいと思います。
もう一点は、繰越明許費補正ですけれども、8款4項都市計画道路、今現在行われておりますけれども、諸井山の手線道路の改築工事2,700万円ということですが、今回の繰越しにより実施する工事の内容、それから発注の時期、ここについて教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
23: ◯寺田副委員長 藤原都市整備課長。
24:
◯藤原都市整備課長 それでは、近藤委員の質問にお答え申し上げます。
まず、工事請負費1,400万円の増額の内容で、もう少し詳しい内容ということでございます。
まず、諸井山の手線の工事でございますが、国庫の対象事業費が2,700万円の増額、これを令和4年度に繰越しをするということ、また、大門沿道整備土地区画整理事業の工事費の中で、新型コロナウイルス感染症などのため事業調整が遅れたため1,300万円を減額するということで、合計で1,400万円の増額ということになります。
2点目の街路事業の関係の、諸井山の手線の繰越しにより実施する工事の内容と発注の時期ということでございます。
今回の工事につきましては、県道袋井大須賀線の交差点の改良などの工事を予定しているということでございまして、工事の内容につきましては、信号の移設や縁石の改修、また舗装工事などということになっております。なお、発注は、令和4年度の5月当初に予定をしております。
25: ◯寺田副委員長 近藤委員。
26: ◯近藤委員 説明をいただきました。
今現在工事をしているわけですけれども、工事の内容と、それから発注の時期、伺いましたけれども、この工事、いつくらいまでに完了の予定でしょうか。
あわせて、地元の人たちに長い期間御不自由をかけているわけですけれども、この辺のところにつきまして、地元自治会への説明等は今後行う予定があるのかどうか、その辺のところを伺いたいと思います。よろしくお願いします。
27: ◯寺田副委員長 藤原都市整備課長。
28:
◯藤原都市整備課長 近藤委員の再質問にお答え申し上げます。
この工事につきまして、いつまでということでございますが、繰越しする工事につきましては、年内には終わりたいと思っております。
また、地元自治会への説明ということでございますが、地元の自治会へ、班内回覧等を引き続き行いまして、今も車両の通行止め等をやっておりますが、理解を求めながら継続してやってまいりたいと思います。
29: ◯寺田副委員長 委員長、代わります。
30: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31: ◯近藤委員長 それでは、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。
次に、都市計画課所管につきまして、当局から説明を求めます。
石田都市計画課長。
32: ◯石田都市計画課長 (省略)
33: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34: ◯近藤委員長 では、特に質疑もございませんので、以上で、都市計画課所管につきましては終了といたします。
これをもちまして、議第2号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 議第7号 令和4年度袋井市一般会計予算について-所管部門-
35: ◯近藤委員長 次に、ウ、議第7号 令和4年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を議題といたします。
予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いいたします。
それでは、維持管理課所管につきまして、当局から説明を求めます。
和井内維持管理課長。
36: ◯和井内維持管理課長 (省略)
37: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思います。
なお、質問の場合には、款項目を明らかにして質問をお願いいたしたいと思います。よろしくお願いします。いかがでしょうか。
山田委員。
38: ◯山田委員 主要事業取組の30ページなのですけれども、例のラジコンによる草刈り機と、ヤギによる除草を実証実験するということなのですけれども、ラジコンに対しては何機ぐらい用意していますか。それで、ヤギって何頭ぐらいで、どのように今のところ考えているのか、どの辺をやるのか、河原をやるとか、そういう場所も決めているのか。それから、何日間それをやるのか。
季節によって、草が多いときと少ないとき、そういうのも考えているのか。
また、女性でもラジコン操作が簡単なような絵が描いてあるんですけれども、これ、免許も要らなくてできるのか。
もう少し詳しく教えてください。
39: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
40: ◯和井内維持管理課長 山田委員の、主要事業の30ページ、草刈りのラジコン及びレンタルヤギの関係について御答弁申し上げます。
ラジコンの草刈り機につきましては、現在、1台を予定しております。
操縦につきましては、最初は市の現場の職員が行って、危険性がないか注意すべき点を把握しながら、愛護活動の団体に貸し出す予定をしております。また、静岡県でも、本年度実証実験を行っておりまして、同様な遠隔操作で作業ができるものを来年度購入するということでございます。
先週、県より土木事務所のほうに説明があったということで、こちらにつきましても、同様な機械でございますので、愛護活動で使用できないかを現在、確認を行っております。
本年度の実証実験の中では、中学生でも簡単にできそうだというような結果が出ておりますので、また私どものほうでも確認をしながら使ってみて、安全に使えるように指導しながら貸出しを行っていきたいと思っております。
また、次のヤギについてでございますけれども、こちら、今、期間としましては、2カ月から3カ月を検討しております。
また、頭数なのですけれども、1頭ですと少しヤギが寂しがって鳴くというようなことで苦情が出てくるということで、2頭からの貸出しとなっておりますので、今は2頭で、現在協議している会社では親子のヤギになるということですので、実際、親子2組かもしれないですけれども、少しそのときのヤギの状況を見て決めるというような形でございます。
場所につきましては、人がなかなかやりにくい河川の急なところと、かといってあまりにも人の目が届かないところですと危ないこともございますので、そちらにつきましては、ヤギを借りる会社に見ていただくのと同時に、また、地域の方も目にかけていただけるようなところを今後選んでいきたいと思っております。
41: ◯近藤委員長 山田委員。
42: ◯山田委員 ラジコンとヤギ等の貸出しの条件、自治会で申込みをすればいいのか、それとも、ラジコンに関しては1台ですので、自治会を通さず……。家庭でもいいのかな。すごい山を持っている人とかというような。
貸出しの条件を教えてください。
43: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
44: ◯和井内維持管理課長 今の貸出しの条件みたいなものについて御説明いたします。
ラジコンにつきましては、基本的には現在、市で持っている草刈り機と同様に、自治会または愛護団体に貸出しを行う予定です。1台しか今、貸出しがない状態ではございますが、先ほど申しました県の物も含めまして、うまく使えるといいなと思っておりますので、協議してまいります。
また、先ほどすみません、私のほうで言い忘れましたが、ラジコンについての免許ですけれども、こちらは免許なしに操作ができるということですので、練習は少し講習会等をさせていただこうかと思っております。
45: ◯近藤委員長 山田委員。
46: ◯山田委員 最後、もしヤギが河原とかで除草ということになった場合、今まで河原に対して、市である程度助成をしてくれたんですよね、草刈りをしましたということで。そういうのはなくなっちゃうということですよね。ヤギがあれするということですよね。
それに対して、やはり自治会で検討しなくちゃいけないことなんですけれども、親子で2頭というのもあれなのですけど、必ずヤギというのは、草を食べておなかいっぱいになると動かなくなるのか、それとも草があれば、あるところは無限に食べるのかというのも少し。人間でいうと、時間で一生懸命8時間働いてくれればいいんですけど、そういうのをチェックしているのかどうか教えてください。
47: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
48: ◯和井内維持管理課長 まず、2点ですけれども、費用につきましては、やはり市で行うところ、また市が委託するところ、ヤギに刈ってもらうところなどは、やはり自治会のほうにはお支払いができなくはなります。
ヤギにつきましては、今、磐南の浄化センター等でもヤギによる除草を行っておりまして、試験の結果が出ておりまして、その報告でいきますと、大体ヤギは1日、大人のヤギで4平方メートルほどの草を食べるということで、動物ですので、大食いの子もいれば少食の子もいるということで、必ずということではございません。
また、1点、草刈り機のようにきれいには食べられないということなので、少しまばらにはなりますけれども、ヤギによる踏みつけによって草が生えにくくなるですとか、少し草の種類が変わってくるというような報告等もされております。
49: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
村松委員。
50: ◯村松委員 2款1項15目の中の花育推進事業というんですか、その中で、ふくろい宿de花マルシェ事業というものがあると思いますが、これ、どのようなイベントで、目的だったりというのは何なのかを少し教えていただきたいと思います。
51: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
52: ◯和井内維持管理課長 村松委員の御質問にお答え申し上げます。
ふくろい宿de花マルシェにつきましては、花咲くふくろい推進協議会というPTAの連合会と各種団体が入っております、市の緑化推進を進める団体を中心として行っております。
現在、宿場公園のところと北側のメモリアル広場におきまして、花をテーマに雑貨、食事、それから花の会による寄せ植え、また、グリーンアドバイザーによるアレンジメントなどを行っております。毎年かなり多くの方が参加をされておりまして、JRのウオーキングにつきましても、花マルシェが行うときに合わせてくれるようになったほどでございます。
ここ2年は新型コロナウイルス感染症で中止になっておりますけれども、また、新型コロナウイルス感染症が収まるようになりましたら、JRと共に、こちら、JRにも広報しながら開催をしてまいります。
来年度につきましては、少しJRのほうとは協議をせず、あまり密にならないような形で開催する予定でございます。
53: ◯近藤委員長 村松委員。
54: ◯村松委員 この事業においては、準備段階というのは、業者からの委託をして準備をしてもらうような形になるのか、花咲くふくろい推進協議会が準備をするものなのか、どちらになるのかと、また、現在もコロナ禍でありますので、開催の判断というのは、関係団体などとはできているような状態なのか、教えてください。
55: ◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
56: ◯和井内維持管理課長 委託に関しましては、一般的なイベント会社ではなく、そこのどまんなかセンターを管理しております、ふくろいコミクスという一般社団法人に協力をお願いしております。こちらの団体につきましては、原野谷川を使ったり、いろいろな地域団体と結びつきが強く、市と協力をしながら行うような形で行っております。
開催の判断につきましては、本年度も、既にポスターも作り、広報もした後で中止になったという経緯がございますけれども、基本的には行う予定で準備をしていく予定です。開催につきましては、直近の判断で決めております。
57: ◯近藤委員長 村松委員。
58: ◯村松委員 また、2項1款15目の中の、その下の愛野駅のメモリアルロードの整備事業とございますが、この事業は愛野駅のほうが提供しているものだと思いますけれども、花壇を管理している企業や団体で出来に差があるということを少しお伺いしたことがあるんですが、当局としてのお考えはどうか、お聞かせください。
59:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
60: ◯和井内維持管理課長 メモリアルロードにつきましては、愛野駅からエコパを結ぶ30個の花壇をNSKワーナーや近所の会社、あと一般の市民、団体の方と、100名ほどボランティアで参加していただきまして、年2回植えていただいております。
花苗につきましては購入した物を使用しておりまして、確認をしておりますけれども、あまり、花壇によってすごく差があるというような話は、私たちのほうには入っておりません。しかしながら、模様は各団体で決めていただいておりますので、植え方によっては、少し水がかかりにくいところに水が欲しい花を植えてあったりとか、そういったところで、少し見栄えがいいところと悪いところと出てきてしまうのは事実でございます。
61:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
太田委員。
62: ◯太田委員 2点伺わせていただきます。
8款3項1目河川管理費のうち、河川維持管理費全般に関してなんですけれども、国土強靱化の方針の下、国とか県も結構河川維持に関してはかなりお金を増加している中で、河川維持管理費が前年度予算とほぼ同額にはなっているんですけれども、国とか県の補助事業の採択を見込む事業というのが、この中にあるのかどうかというのを1点お聞かせいただければと思います。
もう一点が、8款2項1目の道路橋梁管理費に関してなんですけれども、こちら予算説明資料の152ページのところで、今井の新屋橋橋梁補修工事負担金というのが新しいものでついているんですけれども、これ、地元から結構、大型車が通れないとかお話が出ているところだったと思うんですけれども、これがどんな補修工事が入って、どれぐらいの期間を見越しているのかというのを教えていただければと思います。
63:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
64: ◯和井内維持管理課長 それでは、太田委員からの二つの質問についてお答え申し上げます。
一つ目の、国土強靱化関係の国費等を使うものがあるかということでございますが、維持管理課の維持管理費につきましては小さな修繕等が多いものですから、今のところ、国費を使うような大きなものについては、予算のところには維持管理課分としては入ってございません。
2点目の新屋橋、こちらに関しましては、磐田と袋井と共有の橋ということで、負担を半分にしていくというものになっております。5年に1度の国の基準である橋梁の点検を行った結果、こちらにつきましては、橋脚のひび割れが確認されるということで、そちらの補修を来年度行う予定でございます。
期間につきましては、今は発注が、磐田市のほうで行いまして、そちらのほうについてはまだ決まっていないということですので、また発注が分かり次第、こちらに連絡が来るようになっております。
65:
◯近藤委員長 太田委員。
66: ◯太田委員 御答弁いただきました。
橋の件なのですけれども、一応確認なのですけれども、現在の状況を維持するためにやる工事であって、別に拡幅とかそういったものではないということでよろしいですか。
67:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
68: ◯和井内維持管理課長 拡幅とかではなく、今の維持ということになります。
69:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
山田委員。
70: ◯山田委員 すみません、聞きそびれちゃって。
先ほどのヤギとか遠隔操作の草刈り機なんですけれども、117万2,000円というのは、市が業者に対しての予算だと思うんですけれども、自治会が借りる場合は無償で貸してくれるのかどうかを少しお伺いします。
71:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
72: ◯和井内維持管理課長 山田委員の御質問にお答えいたします。
現在のところ、無償でお貸しするという形でございます。
ラジコンにつきましては、どのぐらい燃費がかかるかというのが分かりませんので、今回レンタルにつきましては、通常のものにつきましては混合油というか、そちらのほうにつきましてはある一定部分まで市の補助となっておりますけれども、今回のラジコンにつきましては、こちらのほうで見ようと思っております。
73:
◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。
大庭委員。
74: ◯大庭委員 今の河川愛護の関係で、8-3-1河川管理費に関連して、市は120万平方メートルの総面積の今、29万平方メートル、それ2回で58万平方メートル、8万平方メートルの危険箇所を2回やって16万平方メートル、74万平方メートルやっている。実質120万という実際面積に対して、37万平方メートルをやってくれているということになるんですよね。
さきに私質問して、5年後には半分にする、60万平方メートル市がやる、これを割り込んでいくと、毎年5万平方メートル以上やっていかないと、それが消化できないと思うんですが、ヤギもいいし、ラジコンもいいですが、5万平方メートルを処理していくというと、実際2回やるもので10万平方メートル、年間やる勘定になると思うんですよ。
今年5万、令和4年、来年令和5年でまた5万、また10万増やすというようにしていったときに、今年度、大体何万平方メートル増やす予定なのか、まず基本的な、市が本当に高齢化で、新型コロナウイルス感染症もさらにそれが要因となって、地域での河川愛護、草刈り、そうしたものが大変厳しい状況になったと。そういうことで、袋井市としての向こう5年間に向けての年次計画をどうするかお伺いします。
あわせて、そのために同じ8款3項1目の関係で、これ、河川総務費ということになっているのか、諸備品購入で700万円つけて乗用草刈り機購入と入れてありますよね。
ちなみに、装備、いわゆる乗用の草刈り機、あれ当時400万円かそこらしたと思うんですが、もっとしたかな、それが2台ぐらい入っていると思うんですが、結果的に何台、袋井市としてはそれを装備して、陣容は何人で対応していくか、その計画についてまずお伺いしたいと思います。
75:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
76: ◯和井内維持管理課長 大庭委員からの御質問にお答え申し上げます。
まず最初の、袋井市としての草刈りに関しての年次計画ということでございますけれども、現在、アンケートの結果を見ますと、やはり地域によって回数がまばら、1回から3回のところがあったりですとか、刈るところも、水際までぎりぎりまで刈ったり、上から一部のところを刈ったりといろいろなところがございます。
来年度につきましては、ここをやるという形ではなく、まずは現状の把握から、実際にどこまでを刈るべきというか、刈っていくのかというのを把握しまして、市が刈る面積自体を全体量をもう少し減らしていくというような考えを持って行ってまいります。
そして、県の部分につきましても、先ほど申したとおり、機械等を導入するということでございますので、県のほうにも、県の河川について御協力をいただくというような形で、全体数をまず一度もう少し整理いたしまして、今後の計画を立てていく予定でございます。
また、実際、本年度に入りまして、川におきましては、上流、下流の自治会がやっていなくて、自分の自治会のところだけやっているので、もうやめたいよというようなところもございまして、そういうところにつきましては、市として無理にそこを刈ってくださいということができませんので、そういう場所につきましては、自治会の御意向にお任せしますというところと、あと河川につきまして、やはり道路の際というのは御協力をいただきたいというようなお話もしておりますので、のり面全てを刈るという考えから、真ん中ら辺まででもいいよというような自治会の回答も得てございますので、いろいろなアンケートの結果を整理した上で、もう一度しっかりした計画を立てていこうと思っております。
2番目の草刈り機なんですけれども、現在、今回購入した物と同じ物が現在2台ございます。そのうちの1台が既にすぐに故障してしまうということで、今年度の草刈りも少し時期がずれてしまったりというように、御迷惑をおかけしております。そちらの物を今回新しくすることによって、刈れる草の量は、その1台分につきましては1.5倍ぐらい作業ができるというような形になります。
現在、草刈り班といたしまして、5名の職員と臨時職員でやっておりますけれども、再来年度以降、来年1年で直営舗装のほうが終了いたしますので、その後また人数を増やして、草刈りのほうに回していけるように、来年度、それに向けての検討を行っていくところでございます。
77:
◯近藤委員長 大庭委員。
78: ◯大庭委員 平成24年だったか、私、議会で質問して、その翌年ぐらいからやり始めて、これで5年、七、八年になりますかね。
最初は120万のうちせいぜい20万ぐらいだったですが、徐々に増やしてもらって、今、37万というところまでなったと思うんですが、先ほどの話だと、県、市という分け方をされているようですよね。120万という総体面積、確定があんまり動いちゃうといかないと思うものですから、もう今回、令和4年度でしっかり数値が定まったら、そこを基準にやっていかないと。地域の情報を基に、2回やっている、3回やっているというところで、そこで面積が分離しちゃったり、そうすると、いわゆる管理が行き届かなくなりますので。
まず一旦、あれ、一番最初にやったのは、杉保技監が県から来てくださっていたときに、山岡ゆかりさんと一緒に当時、かなり組み立てたんですが、その数値をしっかり把握して、それで、いわゆる今の制度設計は、100平方メートル以上のところを広範囲の面積分としてカウントし、それから危険箇所のところ、急傾斜地というところで、2通り分けて今、管理しているんですよね。
それで、急傾斜のところは、当初は県がやるということで、例えば宇刈川にしてもそうですし、そういうような竹のような繁茂しているようなところというのはまさに危険で、手がつかない。だから、そういうところは、大体ユンボが入って、ユンボの先っぽにいわゆるカッターがついていて、それで草刈りみたいのをやっていたんですよ。
そういうような、どの範囲が県だとか市というよりも、各自治会の受け持つエリア、そのものがしっかり、どの面積があるかという把握と、それとトータルの面積の把握、それの中で、例えば三川の山田だとか川会辺り、1人当たり700平方メートル以上あるようなところがあれば、100平方メートル以下で、今、市がやってくれているけれども、例えば私らの地域なんか九十何平方メートルとか七十何平方メートルで、恩恵に浴していないですよ。やっていただいていない、自分らで相変わらずやっていますけれどもね。
そういうようにしっかり、アンケートを令和3年に取ったわけですよね。それを制度設計として、面積をしっかり確定して、それを年次計画に落とし込んでいってやると。しかも、今度直営が、人が空いた場合、今度は河川のということになると、河川だけじゃなくて道路もやってほしいだとか、そういうことも出てくると思うものですから、維持管理課の仕事というのはこれからどんどん増えるというか、地元要望というか、そういうものが増えてくると思うものですからね。
河川もそう、道路もそう、トータルとしての総体面積をしっかり計上して、その中で平等性を持って市が支援をしていくというスタイルにしていただきたい。
それと、装備について、今、何台あるというやつで1台壊れちゃったという話ですからね。新しくしたら1.5倍の能力になる機械だということで、それはそれで結構な話なんですが、機械なんかも、地元に貸し出すような機械、ラジコンだなんていうのは、まだ海の物とも山の物とも分からないじゃないですか。実際うまくいけばいいですがね。
実際、乗用のやつだとか、あるいは手押しのやつだとか、ある程度市が貸し出すということを皆さんに周知して、まだ知らない地域がほとんどだと思うんですよ。なぜかというと、自治会長が新しい人で言い継ぎがないと、ずっとなくて当たり前になる。ところが、あるとき、市から貸してもらうと、いや、あれを市から貸してもらうといいぞみたいな感じ。それ、手でやる草刈りもそうだし耕運機みたいな草刈りもそうです。だから、そういうものをもう少ししっかり周知するということも整理して。
我々議員も装備を知らないですよ、何台あって、潰れたというのも知らなかったしね。ヤギだとかラジコンだとか、その話だけが独り歩きしても、あんまり恩恵がないものですからね。それはあくまでも実証実験。
主要事業の中に書いてあるように、令和4年にやることと書いてあるやつが、ラジコンとヤギのことしか書いていないじゃないですか、令和4年でやることが。令和4年でやることは、今までより何平方メートル増やすだとか、あるいはアンケート結果に基づいて、今課長が答弁されたように、きっちりそれを整理した形で記載をしておいてくださったほうがありがたいなと思いますので、それをよろしくお願いします。
79:
◯近藤委員長 答弁、よろしいですか。
80: ◯大庭委員 やりますと言ってください。分かりやすく資料出しますって。
81:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
82: ◯和井内維持管理課長 大庭委員の御意見に対してお答え申し上げます。
アンケートを取った結果、やはり委員おっしゃるとおり、機械があることも知らないという自治会の方がいらっしゃいました。こちらにつきましては、やはり私たちが周知不足というのは否めませんので、もう少し自治会、一応通知は渡してありますが、渡したきりということになっております。
現在、誰でも分かるように、コミュニティセンターに草刈り機貸出しをしていますよというようなものも貼っていただくようにしておりまして、また来年度につきましては、草刈り機の動画等もホームページで見られるようにしたいと思います。
周知のほうにつきましては、いま一度検討し直して、皆さんに分かりやすく使っていただけるようにしたいと思います。また、年次計画等につきましても、アンケートを取ったものをしっかり活用できるようにしていきたいと思います。
83:
◯近藤委員長 ほか、よろしいでしょうか。
寺田委員。
84: ◯寺田委員 予算説明書のほうで、8款2項道路橋梁費のところですけど、橋梁の長寿命化修繕に伴う橋梁補修設計委託料、ここでございますが、今計画しているものはどこになるか、まず教えていただきたいと思います。
85:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
86: ◯和井内維持管理課長 今の寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
議案資料の007-04の建設事業明細を御覧ください。こちらのほうに長寿命化事業の図が、88ページでございますけれども、橋梁の長寿命化修繕事業につきまして位置図が載ってございます。
主な委託につきましては、一ツ入橋と大野中橋でございます。
修繕につきましては、こちらにある7橋につきまして修繕をする予定ございます。
87:
◯近藤委員長 寺田委員。
88: ◯寺田委員 私、以前お聞きしたときに、現在2メートル以上、市が管理している橋梁が917橋ある。そのうち支障のないもの……、あと残り約半分が何らかの形で手を入れる必要がある。そういう中で、予防保全334、早期措置するものが25、緊急対応が2という、これが約1年前の話だと思いますけれども、今、これがどのくらい進んでいるのかなというようなこと。
まず、緊急対応したもの2橋については、もう既にされていると思いますけれども、こちらの今、設計の7橋入っているのは、どういう基準で少し選んでいるのか、少しその辺のところが分かれば教えていただきたいなと思います。
89:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
90: ◯和井内維持管理課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
橋梁の長寿命化計画につきましては、5年に1度、職員と業者による点検を行っております。約180橋ほどのものを点検しておりまして、修繕が必要なものにつきましては、その5年以内の中で修繕を行うというようなルールになってございます。
ですので、今回につきましても、令和元年から令和5年の間に、その結果に基づいて、何をどこでやるというような計画表を立ててございまして、その計画表に基づいて行っております。
今回の橋につきましては、平成30年に行った点検で不備が出たところについて、少し前倒しで、本来ですと令和5年でやるところも含めまして、令和4年に6橋、令和5年に1橋というような計画でございましたが、少し前倒しして7橋で行うというような計画になっております。
91:
◯近藤委員長 寺田委員。
92: ◯寺田委員 少し前倒しでやってきていると。
一応確認でございますが、緊急対応する2橋については、もう既に終わっているというようなこと、その後、早期措置するもの、これが25橋というかなりの数になっているのですけれども、これは今、5年というサイクルで動かしているということですけれども、大体終わるようになるのか、予防保全というのもかなりの橋になるわけでございますけれども、その辺のところが、どの辺進んでいくのかなと少し思うんですけれども、今の予定ですと、早期措置するもの、これは25橋ですので大体終わるのかなと思っているんですけれども、その辺の見通しがもしあれば、教えていただきたいなと思いますが。
93:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
94: ◯和井内維持管理課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
25橋につきましては、1巡目の点検で修繕が必要なものとなっております。これにつきましては、次の5年間で修繕が終わるというような形で進んでおります。
現在、2巡目に入りまして、そちらのほうも若干修繕が必要なところが出てきておりますので、これがまた徐々に後ろのほうで5年以内に修繕をしていくというような形で、25橋については、令和5年までに終わるというような状況でございます。
95:
◯近藤委員長 太田委員。
96: ◯太田委員 先ほど少し装備の話も出たので伺いたいんですけれども、関連としては8款2項1目工事請負費の道路橋梁維持修繕費だと思うんですけれども、結構大きな自治体ですと、路肩縁石部の土砂とか雑草とか取るのに、スイーパーというんですか、路面清掃車なんかを使っているところがあると思います。
あと、あわせて、側溝ですとか管渠なんかにも対応できる、側溝の清掃車なんかもあると思うんですけれども、そういったものが、すみません、あったら申し訳ないんですけれども、あるのかどうかというのと、もしないようでしたら、それを導入していく考えがあるのかどうか、費用対効果とかもあると思うんですけれども、その辺含めて教えていただければと思います。
97:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
98: ◯和井内維持管理課長 太田委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、1点目の路面清掃車についてでございますけれども、こういう大きな機械というものは、市では所有してございません。
基本的に、こういった年に何回かしか使わないものはレンタルでということなのですが、現在の袋井市の維持管理の中では、路面清掃車は今使っていないのが現状でございます。どうしても土等が目立っているところにつきましては、現場職員の手作業でやっているというものが現状でございます。
今後、少し目立つところもだんだん出ておりますので、今現在、係の中でも、来年度に向けては一度検討したほうがいいのではないかというような課題としては挙げてございますが、正式に導入して機械を買うということはございませんが、作業を行うかどうかというのは、今現在検討しているような状況でございます。
99:
◯近藤委員長 太田委員。
100: ◯太田委員 側溝の清掃車のほうはいかがですかね。
あと、路面清掃車、田んぼ道よりもやはり街路のほうが向いていると思うんですけれども、袋井、一部、住宅が結構増えているところもあって街路が多くなっているので、ぜひ検討していただければと思います。
側溝のほうも、ぜひ少し教えていただければと思います。
101:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
102: ◯和井内維持管理課長 太田委員の御質問にお答え申し上げます。
側溝清掃車といいますか、バキュームカーのような吸い取る物につきましても、現在袋井市では所有をしておりませんで、主に下水道や清掃会社等の物を借りているところでございます。
こちらにつきましても、側溝が詰まったりという事後対応というようなものに、詰まったときに借りて清掃を行うというような形で対応しております。
103:
◯近藤委員長 山田委員。
104: ◯山田委員 8款4項4目の公園費なのですけれども、大日の宇刈里山公園についてなんですけれども、公園が始まった当初はすごく、入り口のところにあった地層がきれいなんですけれども、今見るとすごいみすぼらしく感じるんですけれども、手入れとかどうなされますか、教えてください。
105:
◯近藤委員長 和井内維持管理課長。
106: ◯和井内維持管理課長 山田委員の御質問にお答えいたします。
大日宇刈里山公園につきましては、地層に関しましては、大変今、やはり表面が崩れてしまっている状況でございます。
静岡大学の教授ともお話をしておりまして、若干少し3月は忙しいということで、現地で一緒に見てどのようにするかという話をする予定でございましたが、今現在、少しまだかなっておりません。
来年度に向けては、立会いをしまして対応してまいりたいと思います。
107:
◯近藤委員長 それでは、以上で、維持管理課所管につきましては終了といたします。
ここで休憩に入りたいと思います。会議の途中ですが、ここで休憩とし、それでは10時45分から会議を再開いたします。
(午前10時32分 休憩)
(午前10時43分 再開)
108:
◯近藤委員長 皆さんおそろいになりましたので、会議を再開いたしたいと思います。
次に、道路河川課所管につきまして、当局から説明を求めます。
渥美道路河川課長。
109:
◯渥美道路河川課長 (省略)
110:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思います。いかがでしょうか。
村松委員。
111: ◯村松委員 8款3項2目水田貯留・川井地区検討調査設計委託料なんですが、以前課長にお伺いしたところ、村松地区で少し計画をしているよということをお伺いしたと思うんですが、川井地区に移動したいきさつなんかというのは、何かあるのですか。
112:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
113:
◯渥美道路河川課長 村松委員の質問にお答え申し上げます。
新たな水田貯留の試験施工といたしましては、まず東地区で、今現在、農家とお話をさせてもらって、今、もう既に実施の手配をしているところでございます。
蟹田川流域、川井地区、木原地区における浸水被害というものを軽減していかなきゃいけないということで、この流域では、昔、村松地区で行っているあぜをかさ上げしたような水田貯留も検討した経過がございまして、そのときには、大雨時に田んぼに水がたまってしまいますので、雨水貯留機能の増強のほうが図られないということで、見送った経過がございます。
今回、東地区で実施、試験施工をまず考えておりますものは、水位調整板の門を設置させてもらって、ゆっくりと河川に水を流すというようなものでございまして、これは、令和4年度の中ほどまでに、効果のほうがある程度分かってくるのかなと思っております。
その効果を踏まえて、蟹田川の流域の浸水被害の軽減をなるべく早くやっていかなきゃいけないと考えてございまして、あわせて、一部蟹田川の流域においても同じような設置のほう、効果を踏まえた中で検討のほうをしていきたいということで、試験施工のほうも、ここでも考えているということでございます。
114:
◯近藤委員長 村松委員。
115: ◯村松委員 御答弁ありがとうございます。
田んぼダムの想定というか、何ミリぐらいの雨量までであれば田んぼダムが機能するというか、というのは考えの中にありますかね。
116:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
117:
◯渥美道路河川課長 御質問にお答え申し上げます。
水位調整板は切りかけがあって、雨量が、雨が降れば、機能としてはどんな雨でも対応していくような形になろうかと思います。
小さな雨のときでも、水位があまり上がらないときにはゆっくりと出して、たくさんたまっていったときもゆっくり出しながら、オリフィスというんですけれども、水位の出口を調整するものでございますので、雨何ミリというわけではないんですが、雨が降ったらどんな雨でも対応できるものと考えてございます。
ただ、効果については、どれぐらいの雨が降ったときに水位がどれぐらいかというのは、東地区での試験施工の検証の中で見させていただいて、どれぐらいの水をためると、この河川の場合はこれぐらい水位が下がるというものを検証しながら取り組んでまいりたいと考えております。
118:
◯近藤委員長 村松委員。
119: ◯村松委員 以前課長にお伺いしたときに、菊川でモデルケースがあるというようなことをお伺いしたと思うんですが、そちらのほうの、菊川のほうの結果だったり検証結果というか、そういうものをお聞きしたり、稲の作柄についても影響があるかどうかというのも、少なからずあるんじゃないかと考えるんですが、そちらのほうはどうお考えでしょうか。
120:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
121:
◯渥美道路河川課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
菊川で先行しているということで、私どもも先行事例ということで現場の確認をさせていただきたいなということで、一度連絡のほうを取らせていただいたんですが、実はあまり広がっていないということで、田んぼもまだ1枚か2枚、限られた範囲での施工ということで、検証についてはこれから考えているということでございましたので、どちらかというと、袋井市のほうがもしかしたら先行するような形になるのかなと考えてございますが、あちらのほう、菊川では国の河川の関係でやっておりますので、連絡のほうを密にさせてもらいながら、効果検証について少し見させていただきたいなと思っております。
122: ◯村松委員 作柄の件も。
123:
◯渥美道路河川課長 すみません。
作柄につきましては、田んぼダムの機械、施設の特許を取るときに、一般社団法人の、少し名前が出てこなくて申し訳ないんですけれども、農業系のといったところで、これぐらいの時期の稲作が育ったときの水深というのはある程度決まっているということでございまして、稲が育ってきたときにはこれぐらいの水じゃないと作柄に影響が出るというような、ある程度指針が出ておりますので、そこを踏まえた中で、あと農家とも連絡を取りながら、水位の調整、そういったものに取り組んでいきたいと考えております。
124:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
125: ◯寺田委員 予算説明書のほうの8款3項のところの河川改良事業委託料のところで、久能第2都市下水路改修事業調査設計が予算化されていますけれども、非常に地盤が悪いといいますか、そういうこともありまして、なかなか施工が難しいところもあるのではないかなと、これ、素人ながらですけれども推測するところですけれども、大体場所について、河川のうちのどこのところを大体今考えているんだというところもあったら教えていただきたいなと思います。
126:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
127:
◯渥美道路河川課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
久能第2都市下水路の改修事業委託の関係でございますが、議案のフォルダーの中の007-04、建設事業明細2の図面番号25、ページでいうと79ページ、かなり後ろのほうでございますが、こちらのほうに平面図のほうをつけさせていただきました。
袋井商業高校のすぐ東側になりますが、かなり道路とか軟弱地盤、委員からもお話がありましたが、軟弱地盤ということでたるんでいるところがございまして、こちらのところ、水の流れが悪いということを確認してございますので、まずはここの部分を少し調査させていただきまして、全面改良というとなかなか大きなお金がかかるものですから、今、修繕、かさ上げとかそういったもので対応できないかということで、その方法について少し検討したいということで、委託費のほう計上させていただいたところでございます。
128:
◯近藤委員長 寺田委員。
129: ◯寺田委員 ここの第2下水路ですけれども、今回、病院の西側のところで大規模な宅地造成があって、そこの排水がこっちへ流れてきますので、もともと流域の変更ではないかなと思ったんですけれども、それは許される範囲だよということで、前に都市下水路のほうに流れるようになったかと思うのですけど、そういうところで少し流量も増加しているのではないかと、現状と少し変わってくるんじゃないかというところを、ぜひ少し検討も設計の中に織り込んでいただきたい。
もう一つ、下ったところで、鷲巣地区と接しているところで、パイオニアのところの南側、昔の旧パイオニアだったところの南側ですけれども、かなり低いところがありまして、結局そこも第2都市下水路に入れていかないといかんようになっているわけですけれども、少し第2下水路が増水しますとそこのところが止まってしまうと、排水ができないというところで、過去何回か浸水もあるものですから、その辺のところも少し併せて、どのようになるのかというところを設計の中で検討していただけるとありがたいなと思いますので、その辺のところ、よろしくお願いしたいと思います。
130:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
131:
◯渥美道路河川課長 ただいまの御質問、御意見でございますが、まず、病院の西側の住宅の開発の関係でございますが、流域が変更されたのではないかということでございますが、もともと田んぼだったんですが、排水につきましてはこちらのほうに流れているというのを確認させていただいて、流域の変更がないような形で実施していると。さらにまた、下流に流しても影響がない、開発行為の流量の計算とか、そういったこともやった中で実施しているところでございます。
今回の検証業務の中では、流域全体の状況も踏まえた中で、どういった対策が必要かということは、それを踏まえた上で検討していきたいと考えてございます。
また、鷲巣、パイオニアの横ということで、こちらについても同様に、状況、流域全体の中を見ながら、少し確認のほうをさせていただいて進めていきたいと思っております。
132:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
大庭委員。
133: ◯大庭委員 8-3-2の治水対策費の工事請負費1億1,800万円に関連して、松橋川の改修です。
まず、この件については007-04の事業明細22番、課長御承知だものですから、これが令和4年の測量設計一式として、改修は100メートルと併せて今年の予算づけをしてくれている。県に増額要望をしているという話も先ほどありまして、ぜひともそれでお願いしたいんですが、まず、ここでの質問で、基本的なところはやはり蟹田川の改修、これが止まっていることをどのように進めるのか、まずこれが1点。
それから、ここで22の図面番号で、緊急整備済L=500となって、整備済みになっているんですよね。結局、ここが問題でして、もうここから越水していると。たしか10センチか20センチぐらい堤防を高くしてくれたんですが、結局、もうそれでも越水しているということで、時間雨量50ミリ少し越したぐらいで出てしまう。トラック協会の少し北側ですかね。
このところのかさ上げを、今年度、かわプログラムに書いてあるのは、令和4年から令和6年は調査と工事という格好でしてありますが、調査の中に入れていただいて、かさ上げを再度やってもらえないかと思うんですよ、全面的に。旧国道1号線、今言われている県道磐田袋井線もしくは磐田掛川線、あそこの道路までは最低限かさ上げをしてもらわないと、もう全部漏れてしまって、結局、都市化されたまちに木原、川井に水が入ってしまう。それについての見解についてお伺いします。
大きな二つ目なんですが、先ほど村松委員からも話がありましたけれども、水田貯留機能の保全ということで、少し確認ですが、これは図面番号、事業明細の27番でよろしいですか、川井というのは。
134:
◯渥美道路河川課長 はい。
135: ◯大庭委員 いわゆる、先ほど越水してしまうという話をしたんですが、そもそもこれは、2011年の松橋川の説明を地区に下りてきて、したときのパワーポイントの資料です。
これ、このときにどうしていたかというと、川井の貯留というのは、今ここへ絵を描いてあるんですかね。こうなっているんですかね。実際、越水するといった、ここら辺は水田貯留していたんですよ。
先ほど言ったように、村松のほうがうまくいかなんだ、それからクレームもある。あぜが高くなっちゃって、もう田植え機がひっくり返ってしまうということもあったりして、結局やるって言っていてやらんと。
これも2011年、今から11年前に予定していた松橋川の整備計画にもかかわらず、松橋川の整備計画というのがあったんですが、整備計画をもう一回やり直しをしないと、計画し直しをしないと、これはいかんじゃないかと思っているんですよ。
実際やってみた計画では、平成24年から平成27年で堤防かさ上げ事業をしますよということ、それから平成27年から令和2年で暫定整備をしましょう、令和3年以降は将来整備といって、当時10年前にしたという経過があるんですが、もう一回見直しをしていかないといかん。先ほど村松委員からも、効果があるかという話をしていたけどね。そのところの問題を少し整理していただきたい。
あわせて、土橋の開発で、それが原因で水浸しになると言われているんですよ。私は産業政策課からは、そうじゃなくて、あそこは調整池を造るので問題ないと聞いているですが、そういうところの整理もしていただかないと、あたかも工場が来ると水害が助長されるみたいな吹聴をされますとこれは困るものですから、しっかりそれはそうでないんだということ、そのためにも、蟹田の改修、松橋の改修、これをやらにゃいけないというところに話を進めていただきたいですが。
いずれにしましても、大きいところで蟹田川の改修の件と、それから水田貯留の関係、二つお願いします。その中には、松橋の計画の見直しということも御答弁いただきたい。
136:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
137:
◯渥美道路河川課長 それでは、大庭委員の御質問に回答させていただきます。
まず、蟹田川の改修につきましては、前々からお話に出させていただいております柳原彦島線のところの彦島大橋、こちらの架け替えがなかなか進んでいないというところがございまして、地権者の方のなかなか御理解が得られていないということで、前にも御答弁させていただいたと思います。
現在、柳原彦島線の関係者が、全部で28名の地権者の方がいらっしゃいまして、まずは事業に賛成している方々、こういった方々の用地の購入とか、そういったものをまずは進めていきたいと考えておりまして、今年度までに半分、14名の方々の用地買収、そちらのほうが済んでいるというところでございます。
次の手となりますと、収用の関係とかそういったものもありますが、そういったところにいく場合につきましても、そのほかの方々の用地買収、そういったものが進んでいないと、なかなかテーブルにつけないということでございますので、まずはうちのほうは、28名の中の関係する方々以外、そういった方々の用地買収をどんどん進めて、そういった新たな手法についても選択肢となり得るような形のものを進めていきながら、まだ交渉も継続的にやっておりますので、途中で事業が、御理解いただければ事業のほうも進んでまいりますので、そういったことを二つの手法を並行して進めていきたいと考えてございます。
それから、松橋川のまず計画についてでございますが、先ほど言った2011年のときの検討結果を私も読みまして、先ほど言ったように、大規模な雨水や洪水のとき、大雨のときの雨水貯留能力の拡大に寄与はできないというような検討結果で、事業化に至らなかったと理解をしております。
ただ、今回の雨水調整板につきましては、河川水位を下げる効果があると考えてございますので、先ほど緊急整備済みであるかさ上げのところ、そういったところも、上流部に当たっても河川水位が下がれば、治水能力、水が流れやすくなりますので、そういったところで浸水被害の軽減にもつながるのではないかなと考えてございます。
いずれにしても、東地区の検証結果を基に、この地区の事業計画、松橋川の整備計画、流域の計画についても併せて検討させていただいて、こういった水田貯留、これぐらい用意ができればいいとか、また、今言ったかさ上げについても、必要かどうかということを少し検討のほう、してまいりたいと考えております。
138:
◯近藤委員長 大庭委員。
139: ◯大庭委員 蟹田の機場がセットできれば、水位が1メートルぐらい下がるやに仄聞しているんですが、それでかなり、昔、500メートル導流堤を延ばしたときに、原野谷のほうにですね。60センチ、蟹田の水位を下げたことがある。こういうことで県からの説明がありました。今度、もし機場がもう今不要になっていて撤去できたら、さらに1メートルということになって、そこももっと期待をしたいです。
しかし、それでも彦島大橋の整備と、一番ネックになっていますJR北側の松橋と蟹田の直角交流、これについては、もうずっと前に、永田司良さんが県の土木所長をそこでやっていたときに、大体こんな直角で水路があるのはおかしいよなというようなことをおっしゃっていました。
直角で当たっているものだから、余計駄目だということになっているんですがね。せめてあそこをもう少しなだらかにするということができないものか、また、その工夫はできないものか。もう用地買収まで蟹田はしてあるんですよね。そこら辺について、しないと恐らく、今のペースだと向こう10年、もっと先になっちゃうんじゃないかなと思うんです。
ですから、松橋、これで、整備をせめて、今、川井西にあるポンプのところまで拡幅されると、もう少し期待できるかなとも思っているんですが、このところをまず、急がにゃいけない。
それから、私、以前から申し上げている、あそこのポンプですよね。結局、袋井中学校に貯留施設をやってくれるわけですが、あの面積が予定より広がったということで、中の田んぼだとか、そういうのを全部、開発で埋まってきちゃっている。そういうことがあるものですから、ポンプの能力アップと当該地までの松橋の整備、それから上流部のかさ上げ、ここら辺をセットでやらないと少しまずいなと思います。
そこについて、もう一度考え方を、先ほど松橋川の検討をさせてもらうだとか、かさ上げについても検討するとおっしゃってくれたものだから、それまで含めてやってくれるかということと、それからもう一つ、土橋の開発はこういう水害には問題ないだということを、エビデンスとして出していただけるように、道路河川課でもそれを共通トークにしていただきたいと思うんですが、それをどういう見解か、お伺いしておきたいと思います。
140:
◯近藤委員長 渥美道路河川課長。
141:
◯渥美道路河川課長 それでは、御質問にお答え申し上げます。
まず、蟹田川と松橋川の合流の地点でございますが、もう以前からお話があって、担当のほうも改善ができないかということでございますが、なかなかやはり河川のほうはできないと、蟹田川の改修のほうもできないというようなお話で、現在に至っていると思っております。
ここがなかなか改善ができないんですが、今、松橋川の上流に向かって整備のほうを進めておりまして、県費補助をいただきながら加速はさせていくということでございまして、ここを何とか早く、暫定整備でございますが、河川改修のほうを進めてまいりたいと考えているところでございます。
また、川井西のポンプのところまで、委員がおっしゃるように、そこまで早く改修ができると、川井の集落の中の浸水被害というものもかなり軽減できるのかなと思っておりますので、ここまでの整備を加速化させて取り組んでいきたいというところが一つと、それから川井西のポンプの能力のアップということでございますが、こちら、なかなかこれも下流河川の能力見合いで排水をしているということで、能力アップはなかなか難しいんですが、以前もお話をさせていただいておりますが、ポンプを最大限活用していくということで、流入口の位置を少し下げたりですとか、水の量をなるべくポンプに吹き込んで、ポンプの稼働時間をなるべく早く、それから長く実施できるような形で、改良のほうも検討しておりますので、そういったところで対応のほうをさせていただきたいなと思っております。
それから、松橋川の能力の関係でございますが、先ほど田んぼダムとかそういったところ、検証の中で、河川の排水能力というのも明らかになってくると思います。
こういった中で、上流部の開発とか、そういったものにも耐えれるものかどうかというものは、確認のほうはできるかなと思っておりますので、開発行為に伴うものでございますので影響はないと理解をしておりますが、そういったものを検証の中で確認ができるかなと考えてございます。
142: ◯大庭委員 土橋の開発で問題ないというコメントがもらえたら、もらっておきたいです。
143:
◯近藤委員長 石井技監。
144: ◯石井技監 土橋の開発のことについて、補足的に説明をさせていただきたいと思います。
調整池等のそういう防災対策の設備というものは、土地利用の基準の中で当然対応していくものでございます。
ですけれども、これに限らず、治水対策全般そうなのですけれども、降雨時間の継続とか、単位時間当たりの雨量とかというのが、それぞれケースごとに違うものですから、一応想定の中での検討という形にどうしてもなってしまうということは、皆さん御理解をいただきたいなと思いまして、絶対にどんな雨でも大丈夫というようなことではなくて、そういうことで、想定外のものが起こり得るものですから、一応その中での基準に基づいた中で整備していくということで、土橋の開発についても当然、そういう基準の中でのルールに基づいて、現状よりも負荷のかからない形に当然開発していただくということで進めるということで御理解いただきたいと思います。
145:
◯近藤委員長 大庭委員。
146: ◯大庭委員 渥美道路河川課長のほうから、そういうことで進めるということなものですから、特に川井西のポンプの貯留槽ですよね。それをやらないと、どうしてもすぐ止まっちゃうものですから、それをお願いしたいと思います。
それから、石井技監からのお話、そのとおりだと思うんですが、5年、時間雨量56.9ミリ、7年、60.2ミリの確率規模でということで、かわプログラムでも示されています。
私も、今回の土橋の開発は、通常の土地利用の調整池よりも多めに貯留をすると聞いているものですから、そもそも河川が破堤する前に、越水する前に、要するに企業の開発地からフローする前に、もう通常河川が、松橋にしても、松橋3年ですか、蟹田は5年で、改修したところで、10年ないですよね、まだ。だから、どのみち難しいということだと思うんですよ。
だから、そういうことが、今、技監がお話しされたようなことで、時間雨量、いわゆる今の河川キャパよりも、むしろ開発地のほうがしっかり貯留できるということは、行政当局として、常に情報を出しておいてほしいなと思います。
あたかも開発が悪のように、これ、例えば大和ハウス工業株式会社を例に取りますと、掛川へ行ったとすると、上流部で掛川で同じ行為をすると、原野谷川もしくは逆川に負荷がかかる。
流域治水、流域治水と言う人がいるんですが、上流部に企業が多ければ多いほど、流域で下手のほうがリスクが多くなって、こういうことがあるわけで、開発、発展、進歩、進化と、一方では治水というのは、いつももろ刃の剣のようなところがあるんですから、そういうところもしっかり表へ出していってほしいなという思いで申し上げました。
よろしくお願いします。要望です。
147:
◯近藤委員長 ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148:
◯近藤委員長 それでは、以上で、道路河川課所管につきましては終了といたします。
次に、都市計画課所管につきまして、当局から説明を求めます。
石田都市計画課長。
149: ◯石田都市計画課長 (省略)
150:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
太田委員。
151: ◯太田委員 1点、まず教えてください。
8款4項1目の都市計画総務諸経費、予算説明資料だと161ページになるんですけど、先ほどあった新規事業の西遠都市圏総合都市交通体系調査予備調査負担金なんですけれども、これ、西遠というと天竜川以西のイメージがあるんですけれども、これは袋井市も含まれるということでよろしいでしょうか。
152:
◯近藤委員長 石田都市計画課長。
153: ◯石田都市計画課長 浜松市、それから磐田、袋井、それからたしか掛川まで包含されていると伺っております。
154:
◯近藤委員長 太田委員。
155: ◯太田委員 分かりました。
それでこれ、人の流れを調査するということなんですけれども、出てきた調査がどういったものに活用されているのかというのを教えていただければと思います。
156:
◯近藤委員長 石田都市計画課長。
157: ◯石田都市計画課長 パーソントリップ調査は人の流れということで、たしか自宅から目的地までどのような交通手段を用いてそこまで行ったかというようなことを往復やるということですので、それによりまして、身近な活用事例としましては、やはり交通ネットワークの関係で、どの路線にどれくらいの交通量が流れるかというような、そういった予測資料に用いると、そのようなことで認識しておりますので、よろしくお願いいたします。
158:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
山田委員。
159: ◯山田委員 令和4年度主要事業の概要の27ページなんですけれども、駅南まちづくり事業に関しまして、土地所有者や地域と連携しながら新幹線南地区における土地利用の規制誘導を行うとありますが、土地所有者とは連絡が全て取れていたんでしたか、少し再確認したいんですけどお伺いします。
160:
◯近藤委員長 石田都市計画課長。
161: ◯石田都市計画課長 今年度、令和3年度からまちづくり検討支援業務というようなことで、今年度、新幹線南側、27ヘクタールになりますが、そちらの土地の所有者の調査を行っておりまして、300名余、所有者の方がいらっしゃるということで承知をしております。
通常であれば、それに基づいて説明会を開催するということでございますが、新型コロナウイルス感染症でまん延防止等の発動もされているというようなことから、説明会がなかなか難しいということですが、しかしながら、新幹線北側があれだけ都市化が図られましたので、南側が虫食い的な土地利用を誘発するというのは決して望ましくないと、そのようなことから、2月10日に各所有者に通知にて、市の考えであったり土地利用に対する協力要請というようなことを差し上げたというところでございます。
今後につきましては、やはり顔を見て、きちんと市のやりたいことを説明するということが重要だと思いますので、新型コロナウイルス感染症の状況もございますが、年度が明けましたら説明会等を開催していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
162:
◯近藤委員長 山田委員。
163: ◯山田委員 治水公園の施設整備における土地利用構想を定める令和4年度とありますけど、令和4年度中で策定のできるものなのか、教えてください。
164:
◯近藤委員長 石田都市計画課長。
165: ◯石田都市計画課長 遊水池的公園の規模設定に向けたスケジュールというような御質問かと思います。
今、道路河川課のほうで、先ほど渥美課長のほうからも説明がございましたが、都市計画決定しております柳原雨水ポンプ場、こちらの用地買収、いわゆる事業着手に向けての認可を上げていくということで、今進めているということです。
今後、恐らく道路河川課のほうでポンプの運用法、運用のルール、要は原野谷川外水位がここまで上がったらもうポンプを運転停止してくださいよとかというような細かなルールづくりを、河川管理者のほうと協議を行って定めると承知しておりますので、それによって、どれぐらいの貯留量が必要かというような規模感も定まってくるというところがございますので、そんなことを行いながら、規模は進めていきたいと思います。
先ほどお答えしたように、それを待って地権者の皆さんにといえば、なかなか時間が経過し過ぎてしまいますので、仮置きするような形の中での構想みたいなものを示しながら、地域の皆さんとは意見交換をして、同意に向けて、合意形成に向けてまとめていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
166:
◯近藤委員長 ほか、よろしいでしょうか。
寺田委員。
167: ◯寺田委員 予算書の130ページ、8款4項の土地区画整理事業の中で、8款土木費の都市計画費、都市計画整理補助金ですね。18節で袋井駅南都市拠点土地区画整理組合補助金ということで、4億2,400万円ですか。
168: ◯石田都市計画課長 それ、都市計画課じゃなくて、都市整備課になりますので。
169: ◯寺田委員 ごめんなさい。すみません。
170:
◯近藤委員長 ほかはよろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
171:
◯近藤委員長 それでは、以上で、都市計画課所管につきましては終了といたします。
次に、都市整備課所管につきまして、当局からの説明を求めます。
藤原都市整備課長。
172:
◯藤原都市整備課長 (省略)
173:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、質疑につきましては午後からとし、1時15分から会議を再開いたしたいと思います。
(午後零時00分 休憩)
(午後1時11分 再開)
174:
◯近藤委員長 それでは、午前の部で、藤原都市整備課長より説明をいただきました。
これから、その説明につきまして質疑などありましたらお受けをいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
山田委員。
175: ◯山田委員 主要事業取組概要の26ページなんですけれども、安全で魅力ある住環境をつくるというところで、L字型の幹線道路が去年の3月に供用開始になりましたけれども、利便性について、私はすごくいいと思うんですけれども、どうでしょうかというのと、またこれ、時間帯によってここ、渋滞するんですよね。その点どのように今後整理するのか、お願いいたします。
176:
◯近藤委員長 藤原都市整備課長。
177:
◯藤原都市整備課長 それでは、山田委員の質問にお答え申し上げます。
まず、昨年の3月末に、袋井駅南の土地から袋井の南、高南地区等へのアクセスとしまして、L字型の道路を供用したということでございます。
その中で、商業施設等もできまして、やはりアクセスのほうが、今までは袋井大須賀線が主だったということではございますが、それから商業施設の前に供用開始をしまして、その後、秋以降に供用開始されているということの中で、利便性は高まっていると思っておりますが、ただ、交通量が増えておるというようなこともございますので、その中で今後、今、L字型になっている道路につきまして、それこそ駅南循環線が、L字型でいいますと東西の道でございますが、それを東進、東へ延ばして袋井南コミュニティセンターまで通じるということを、早くやっていかなければいけないということでございます。
そうすれば、交通の緩和等も図れるということでございますので、今現在、それに向けて頑張っているということで、目標としましては、令和6年度、家も密集をしているということでございますので、令和6年度末には道路のほう、袋井南コミュニティセンターというところまで何とか延伸しようということでやっております。
178: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
179: ◯近藤委員長 それでは、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。
次に、下水道課所管につきまして、当局から説明を求めます。
杉山下水道課長。
180: ◯杉山下水道課長 (省略)
181: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
太田委員。
182: ◯太田委員 1点質問させていただきます。
4款1項7目の3節、予算説明資料ですと122ページになるんですけれども、合併処理浄化槽維持管理費補助金に関しまして、公共下水道と合併処理浄化槽の自己負担額が同程度となるようにするものという補助金なのですけれども、そういった目的があるのならば、それこそ広く市民の方に活用していただくべきだと思いますけれども、それの周知に関してどのような取組を行っているか教えていただければと思います。
183: ◯近藤委員長 杉山下水道課長。
184: ◯杉山下水道課長 太田委員から、合併処理浄化槽の普及についての御質問いただきました。
令和3年度の合併処理浄化槽維持管理費補助金、こちらにつきましては、前年度から250件増いたしまして、2,884件を補助いたしました。
今年度につきましても、今年度に申請をいただきました皆様につきまして、全員に申請していただいた状況の内容、これをダイレクトメールで申請内容を記載したような形で、お客様のほうに送付をするということで、まずは申請忘れ、申請漏れがないような形を取りたいということで、今、進めておる状況でございます。
また、法定検査は必ず、補助を受ける場合にはございますけれども、法定検査を実施しております機関、県の外部機関になりますけれども、こちらのほうに、検査の実施についての御案内を送られるときに、うちのほうも、その封筒に案内の文書を入れて周知をしているという状況がございます。
あと、市内の清掃業者2社ございますけれども、こちらにも協力をいただいて、補助金があるということをお客様にお伝えいただくような形で進めている状況でございます。
令和4年度も、引き続き実施・交付件数が増えるような形で推進してまいりたいと存じます。
185: ◯近藤委員長 太田委員。
186: ◯太田委員 御答弁いただきました。
清掃業者とかにはやっているということですけれども、工務店とか、実際に家を建てる方、新規のほうもあると思うんですけれども、そちらのほうにもやっていたりするんでしょうか、教えていただければと思います。
187: ◯近藤委員長 杉山下水道課長。
188: ◯杉山下水道課長 普及について、建設、工務店への御協力ということでお話をいただきましたけれども、合併処理浄化槽維持管理費補助金の手前の部分で、合併処理浄化槽設置事業費補助金というものがございます。そのときには、私どものほうに申請をいただくような形になっておりますので、私どもが直接、お客様にそのことが伝わるような形を取っておりますので、それがルートとして流れて、工務店とか、あと、浄化槽の設置については専門業者でないとできないものですから、その業者を通じて、お客様のほうに周知をしているという状況がございます。
189: ◯近藤委員長 ほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
190: ◯近藤委員長 それでは、以上で、下水道課所管につきましては終了といたします。
これをもちまして、議第7号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
オ 議第13号 令和4年度袋井市水道事業会計予算について
191: ◯近藤委員長 次に、オ、議第13号 令和4年度袋井市水道事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
富山水道課長。
192: ◯富山水道課長 (省略)
193: ◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
山田委員。
194: ◯山田委員 基幹、耐震事業の件なんですけれども、平成26年度から、第2次計画に基づき進められていました。令和2年度末で計画値が47.2%に対し、48.2%の実績となっていましたが、本年度末の見込みと、また来年度の予算の見込みはどのくらいなのかお伺いいたします。
195: ◯近藤委員長 富山水道課長。
196: ◯富山水道課長 山田委員の御質問にお答えを申し上げます。
基幹管路の耐震化事業でございますが、今委員おっしゃったとおり、平成26年から令和15年にかけまして整備をしていくという中で、令和2年度は47.2に対して48.2ということで、本年度末の見込みでありますが、本年度の計画値のほうが49.0となっています。49.0に対しまして、本年度につきましては結果、48.8ぐらいになろうかと思います。ですので、予定値を若干下回るぐらいになる予定でございます。
来年度につきましては、計画値のほうが50.5%という形に対しまして、今回予算計上させていただいた事業費をやりますと49.7というような予定です。昨年度までは上回っていたところが、本年度、来年度という形では、若干下回る形になっています。こちらにつきましては、平成26年度当時に立てました計画でございまして、そこから大分単価のほうが上がってきているということもございます。
来年も、1.8キロメートルぐらいをやる予定でございます。今年につきましても1.3ぐらいでやりましたが、アセットマネジメント計画によりまして、基幹管路の耐震化だけではなくて、ほかの耐震化という形で、施設の箱物更新等も含めた形で、今後、箱物につきましては、1回やりますと大きな金額がどんと出ますので、それがある年ない年で大分、管路にかけられるお金と施設に係るお金という形で、少し調整を図る必要がございます。
全体では6億円程度の事業費を毎年やっていくというような計画になっておりますので、その中で箱物、来年ももう一年箱物が大きくありますが、再来年になりますとまた箱物が少なくなってきますので、そういうところで、今度は基幹管路等の更新にお金をかけてという形で、なるべく計画に沿ったような形で、多少年度ごとによる増減はありますが、そういう形で進めていきたいと考えております。
197: ◯近藤委員長 山田委員。
198: ◯山田委員 今のはよく分かりました。
それとまた別に、水道の会計でキャッシュレス決済とかは考えていませんか。
199: ◯近藤委員長 富山水道課長。
200: ◯富山水道課長 キャッシュレス決済についてでございますが、こちらにつきましては、ただいまスマホ決済で、こちらを使った収納対策のほうを取り入れております。
こちらにつきましては、本市は県内の中でも比較的早く取り入れてきておりまして、ただいまPayBとかLINEPay、楽天ペイ、PayPayの四つのアプリを導入しておりますが、来年度に向けてさらに、ゆうちょPay、auPAY、J-CoinPayという三つのものを新たに導入するような形で今、申請をしておりまして、今年の4月から、そちらのほうに対応できるようになる予定でおりますので、当初見込んだ数字より、どんどん利用件数につきましては増えていますので、その三つを増やすような形の中で、さらに効果的な納税、料金徴収につながるように努めてまいりたいと思います。
201:
◯近藤委員長 ほかによろしいでしょうか。
寺田委員。
202: ◯寺田委員 来年から水道料金が値上げになるということでございます。
私、平均で約11.4%ぐらいの値上げだとしてあったんですけれども、これを見ますと、今の13ページ、給水収益が、こちらのほうで17億2,100万円、それから前年が15億8,800万円ということですと、これ今、単純比較しますと、とてもそれまでの増収にはなっていないわけでございますけれども、少しその辺が、収益が値上げに対して連動してくるような形でイメージしていたんですけれども、そちらのほうはどういう形なのかという、少し御説明いただきたい。
それともう一つ、関連して原水、水道の購入のほうでございますけれども、こちらのほうが年々、節水意識の向上というのと機器の更新なんかで、需要が伸びていないというようなところがあります。今年も、来年度の予算としてもかなり減るということを多分、これには計画になっていたかと思います。
ですので、少し最初の、水道の収益の話と支払いのほうの話で、大体想定した範囲での計画になっているのかどうか、少しその辺のところを御説明いただきたいと思います。
203:
◯近藤委員長 富山水道課長。
204: ◯富山水道課長 それでは、寺田委員の御質問にお答えを申し上げます。
2点でございます。
まずは、料金の値上げを来年度からしますが、思ったほど上がっていないのではないかという点でございます。
こちらにつきましては、ただいま委員おっしゃったとおり、13ページのところに、明細書の中で比較が載っておりまして、1億3,200万円余の増となっております。
こちらは料金改定、委員会とかにも出させていただきましたが、こちらのときにも、料金改定により1億3,000万円ぐらいの増収を見込むということで、そのときも御説明をさせていただいておりますので、ある意味、予定どおりの増収は見込んでいるというものでございます。
こちらにつきましては、その次の使用量のほうの絡みもありますが、もともとアセットマネジメント等の計画を立てていくときに、経営戦略の中でもそうですが、これから人口も減り、量もだんだん減っていくという想定もしております。
料金の改正も、令和4年度と、本当は令和3年度と次、令和8年度にも、料金改正が若干必要になるというような試算をする中で、それに伴いまして、先ほども御説明の中で若干申しましたが、そういう中で節水意識が高まるということがありますので、その分で若干減るということも想定をする中で料金のほうの設定をしておりますので、そういう意味では、使用水量も減らしてはございますが、その分料金の値上げ部分もございまして、当初計画していたとおり、1億3,000万円程度の料金の増という形で見込んでいるものでございますので、計画ときっとそんなに大きく差はないという形になっておろうと思いますので、御理解いただければと思います。
205:
◯近藤委員長 寺田委員。
206: ◯寺田委員 大体、計画したとおりの想定の範囲だというようなことでございます。
少しここでいう有収水量といいますか、今、少しこういうような景気といいますか、世の中の情勢の中で、少し支払いのほうでもいろいろ問題が生じないかということ、値上げも含めて少し心配する向きがあるんですけれども、有収水量といいますか料金を取っている量が、基本的には、全体は減っているというのは分かったんですけれども、その辺の減り方というのは、それも特に変化はないといいますか、大体想定した範囲でというようなことになるのか、少しその辺だけ教えていただきたいと思います。
207:
◯近藤委員長 富山水道課長。
208: ◯富山水道課長 寺田委員の再質問にお答えを申し上げます。
有収水量のほうの関係はどうかということでございますが、有収水量につきましては、料金が取れる水量ということで、漏水であるとかそういうものを外した部分になりますが、そちらにつきましては、本市におきましては90%程度という形になっておりまして、全国的というか、県内でも比較的高いほうの部類になっております。
有収水量につきましても、当然、使用水量全体が減るという形になると、有収水量自体も当然同じように減っていきますので、そちらにつきましては逆に、90%という高い率をなるべく下回らないように、漏れているものは早急に直すような形で、有収水量のほうにつなげていくという形で進めていきたいと思いますので、当然、量が減る分、有収水量も同じく減っていくというようなシステムは変わらないと。要は割合で大体で推移しますので、そちらが同じように減り傾向になると想定をしております。
209:
◯近藤委員長 ほかによろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
210:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第13号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
カ 議第14号 令和4年度袋井市下水道事業会計予算について
211:
◯近藤委員長 次に、カ、議第14号 令和4年度袋井市下水道事業会計予算についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山下水道課長。
212: ◯杉山下水道課長 (省略)
213:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
山田委員。
214: ◯山田委員 少し教えてほしいんですけれども、受益者負担金と受益者分担金の違いですが、説明をお願いします。
215:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
216: ◯杉山下水道課長 山田委員から、受益者負担金と分担金についてどういう違いがあるのかという御質問をいただきました。
そもそも受益者負担金と申しますのは、下水道事業を実施するについて、利用者に建設費の応分の費用を負担していただくものでございます。袋井処理区につきましては平方メートル当たり430円、浅羽につきましては取付管が1カ所につきまして十数万円をいただいておる状況でございます。
この中で、受益者負担金と受益者分担金の違いがあるということで御説明を申し上げますが、まず、受益者負担金につきましては都市計画用途地域というものがございます。用途が決められている都市化を行政として進めていく計画のある部分、この部分につきましては受益者負担金、その外側にございます白地の部分とか、そういった部分につきましては受益者分担金ということで説明をさせていただく状況でございます。
物の言い方の違いにつきましては、その基となる法律が違います。都市計画用途区域の中で負担金をもらう場合には、都市計画法によりまして負担金をいただくような形、また、受益者分担金につきましては、地方自治法によって分担金をいただく、徴収する基本となっておりますので、そのことに基づいて、徴収の名称をすみ分けして整理をしているという状況でございます。
217:
◯近藤委員長 山田委員。
218: ◯山田委員 何となく分かりました。ありがとうございました。
処理場の整備事業の13億円とかと言ったんですけれども、袋井浄化センターは増設をする、新たに造るということ、それとも今あるのを増やすというのか、もう一度そこのところをお願いします。
219:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
220: ◯杉山下水道課長 山田委員の、袋井浄化センター等の処理場の増設関係について御質問をいただきました。
下水道につきましては、まだまだ成長途上ということで、区域を拡大しながら下水道のサービスをしていくという状況でございます。区域がだんだん拡大していきまして、利用者がだんだん増えていくと、それに併せて汚水の量もだんだん増えていくということで、事業の最初の段階では、処理場についても、機能を果たす最少の部分で整備をしておりましたけれども、それが水量がだんだん増えていく見込みに合わせて、処理場も拡大をしておるという状況でございます。
現在、袋井浄化センターには2系統、2列の池ができておりますけれども、今回、3列目の池を増設しているということで、このものが令和5年度には供用開始ができるというような形になってくるということになります。
あと、増設と併せて、下水道の施設、浄化センターの機器関係も二十数年を経過するという状況の中で、もう機器自体が耐用年数を超えていよいよ傷んできているという状況がありましたので、そういう部分については更新を進めるという状況の中で、制御基盤であるとか、あとポンプであるとか、そういったものを更新している状況でございます。
221:
◯近藤委員長 山田委員。
222: ◯山田委員 ちなみに、耐用年数って何年なんですか。
223:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
224: ◯杉山下水道課長 施設の耐用年数のお話をいただきましたけれども、基本的な大きな施設でいきますと、建物等大体50年ということを想定しておりますけれども、その中に入っておる機器については、様々な毎日動いている機器がございますので、そういうものについては、短いものでは8年とか15年とか、機器によって様々な状況がございますので、そういったものを監視しながら、また、ストックマネジメント計画という、延命をするような計画もございますので、そういったものも含めて、更新の計画を立てて進めていくという状況でございます。
225:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
226: ◯寺田委員 公共下水道が今回もいろいろ、事業拡大をしてもらえるというようなことを伺っております。
ここの建設明細書を見ますと、119ページでございますけれども、ここで下水道管路建設改良費というようなことで上がっております。
ここで、農業集落排水のところは除いて、袋井処理区と浅羽処理区、ここで管路の延長の計画が出ていますけれども、これによって、まだ計画期間も非常に長いわけでございますけれども、これによって大体、区域内の人口というのはどのくらいの対象にしているのか、それと面積というより人口、少しそれが全体の中でどのぐらいの割合になっているのか、お示しいただける資料がありましたらありがたいですけれども。
227:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
228: ◯杉山下水道課長 寺田委員の、計画の人口規模とかというところで御質問いただきました。
下水道の全体計画で、計画人口というものがございますけれども、要するに下水道の区域内に住んでいる方をベースに考えておりますけれども、この計画について、分母になります区域内の人口は5万3,500人という状況でございます。それに対しまして、令和3年4月現在の下水道の接続済みの人口が3万6,007人という状況になります。
ただ、分母の部分、5万という数字を申し上げましたけれども、まだ管渠が上流まで届いている状況ではなくて、まだ下水道が施工途中という状況がありますので、即接続ができる方ではないものですから、その部分は御考慮いただきたいと存じます。
229:
◯近藤委員長 寺田委員。
230: ◯寺田委員 これの今持っている計画が全部完了しますと、5万3,500人の人が、区域内の公共下水道の区域の中に入ってくるというような理解でよろしいわけですね。今、人口が、もちろん区域の恩恵を受ける世帯が増えていくということは非常にいいと思うんですけれども、もう一つ、接続率の問題がよく出てくるわけでございます。
それが私、平成26年度、85%という話を少し聞いたことがあったんですけれども、この辺は今の現状、まだ今新しいものはもちろんできていないわけでございますので、接続率ってどのくらいになっているのか教えていただきたいと思います。
231:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
232: ◯杉山下水道課長 寺田委員から、接続率の数字ということで御質問をいただきました。
寺田委員が申されたのが平成27年の段階ですけれども、85.7%という数字に対しまして、今、私どもで最新で持っておりますのが、先ほどの人口と同じ基準でいきまして、令和3年度の4月1日時点の接続率ということで90.3%ということで、この間の差でいきますと、大体5%ほどの増加ということでございます。
233:
◯近藤委員長 寺田委員。
234: ◯寺田委員 少し接続率も上がっているということでございます。これだけの投資をするわけでございますので、接続率を上げていかないと、投資効果というか、そもそもが非常にもったいないということになろうかと思うんですね。
この辺の今、接続率を上げていくための課としての努力といいますか、仕事というのはどんな形で進めているのか、少し教えていただければと思います。
235:
◯近藤委員長 杉山下水道課長。
236: ◯杉山下水道課長 寺田委員から、接続率の向上について御質問いただきました。
日頃から下水道課につきましては、接続率の向上に向けて努力しておるという状況でございます。
実際に、今接続していない方を、台帳を用意して、その方がどういうような意図でもって接続を見合わせているのか、あと、どのぐらいのところに接続の計画といいますか、建て替え等をイメージしているかというものを一応台帳処理しているというのが一つと、接続の推進員を1人、ほかの業務とも併せておりますけれども、1名おりまして、接続についてもPRしていただいているというような状況がございます。
また、一番効果的なものにつきましては、やはり工事に入る前の説明会で、親切丁寧な説明と、あと経済性とか優位性、あと水がきれいになることによる効果、こういったものを説明会においてしっかりと説明することによって、接続について御理解をいただくような形、こういったものを進めている状況でございます。
237:
◯近藤委員長 よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
238:
◯近藤委員長 それでは、以上で、議第14号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
ク 議第28号 袋井市道路線の認定について
239:
◯近藤委員長 次に、ク、議第28号 袋井市道路線の認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
和井内維持管理課長。
240: ◯和井内維持管理課長 (省略)
241:
◯近藤委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
242:
◯近藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第28号につきましては終了といたします。
これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑等を終了いたします。
ここで、会議の途中ですけれども休憩とし、2時25分から会議を再開いたします。
(午後2時15分 休憩)
(午後2時24分 再開)
243:
◯近藤委員長 それでは、始めたいと思います。
ただいまから討論、採決に入りますけれども、回答保留箇所、何かお気づきの点ありますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
244:
◯近藤委員長 続いて、それでは、
建設経済委員会に付託された議案について討論を行います。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
245:
◯近藤委員長 討論なしと認めます。それでは、以上で、討論を終了いたします。
それでは、ただいまから採決を行います。
初めに、ア、議第2号 令和3年度袋井市一般会計補正予算(第12号)についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
246:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、イ、議第5号 令和3年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
247:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、ウ、議第7号 令和4年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
248:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、エ、議第12号 令和4年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
249:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、オ、議第13号 令和4年度袋井市水道事業会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
250:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、カ、議第14号 令和4年度袋井市下水道事業会計予算についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
251:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、キ、議第26号 袋井市自然環境、景観等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
252:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、ク、議第28号 袋井市道路線の認定についてを採決いたします。
お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
253:
◯近藤委員長 挙手全員であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
これをもちまして、議題(1)令和4年2月市議会定例会付託議案の審査につきましては終了といたします。
ありがとうございました。ここで暫時休憩といたします。
(午後2時28分 休憩)
(午後2時30分 再開)
254:
◯近藤委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
次、議題(2)協議事項に入りますが、今回の委員会では案件がございません。
次に、議題(3)報告事項に入ります。
資料を配付いたしました。なお、この資料は、審査終了後回収をさせていただきますので、御承知おきをいただきたいと思います。
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報告事項
イ 令和3年度企業立地基礎調査の結果について
255:
◯近藤委員長 初めに、イ、令和3年度企業立地基礎調査の結果についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤産業政策課長。
256:
◯小澤産業政策課長 (省略)
257:
◯近藤委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
寺田委員。
258: ◯寺田委員 いろいろ調査していただいたということで、まだ袋井にも開発、工業用地がいろいろあるんだということをお話ししてもらったんですけど、少しその前に、一応都市計画マスタープランで次世代産業地、それから都市活力創出地というのが規定してありますけれども、これは既に開発してしまったと考えるのか、少しその辺の整理を、今回の候補地との兼ね合い、御説明いただければと。
それとあと、内陸フロンティアということで、例えば、前は三川地区なんかが食のフロンティアとか、そういったことでもいろいろ出したこともあったかと思います。
ですので、今、それらを全て見直した中でこの10カ所に絞ったのか、それとも、これまで候補地に上げてきたものを、これも合わせてあるんだよという説明なのか、少しその辺のところを御説明いただけるとありがたいと思います。
259:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
260:
◯小澤産業政策課長 ただいまの寺田副委員長の御質問にお答えを申し上げます。
今、御質問ございました都市計画マスタープランに位置づけをしております、都市活力創出地につきましての取扱い、村松あるいは下山梨等ございますけれども、こちらの地区につきましては調査済みという形で、こちらについては、平成28年度に調査をしているという形でございまして、そちらについては同じような形で調査をさせていただいて、整理をさせていただいているという状況でございます。
したがって、今回やるのは、それとは違う箇所を、まだないかという形で、製造業に限らず、いろいろな業種にいろいろなオーダーをいただくものですから、そうしたところに対応できるようにするということでやっておりますので、それらを踏まえてというものではなくて、過去の調査は過去の調査、いろいろ企業があればいろいろお話をしていく形で活用させていただきますし、今回やったものは、それ以外の土地を調査して、それ以外のそういった対応があれば幅を広げるという形ですか、対応力を上げるという形での調査ということでございますので、過去にやった調査とは別の調査として行わせていただいているということの調査でございます。
内陸フロンティアの箇所ということでございますけれども、こちらにつきましては、三川地区の過去に行っている調査で、これは平成26年度に調査を行っているということがございまして、そうした過去の調査、袋井市でもいろいろ予算を使わせていただいて調査をしている箇所がありますので、それは一つの資料として整理をさせていただいているというものでございまして、それら以外の箇所という形で、今回、調査を行っているというものでございます。
261:
◯近藤委員長 寺田委員。
262: ◯寺田委員 少し確認でございますけど、県のフロンティア事業の中で、例えば豊沢なんかも入っていたと思うんですよね。豊沢なんかもああいう形でトッパン・フォームズ東海株式会社が進出しまして、もうあれについては、もう決まったということになると思うんです。
ほかの三川なんかの場合は、調査はしたけれども、まだ具体的に構想というところまでいかなかったかと思うんです。
ですので、あと、次世代産業地、それから都市活力創出地というところ、これははっきり言って、もう少し具体性が、そのときにはまだ示されていないといいますか、都市計画マスタープラン上に今、色塗りがされたというようなことだけじゃなかったかと思うんですね。
ですので、我々も、それぞれランクがあるんだと思うんです。比較的、今現在ですぐ、そういう進出企業を迎えるような準備がある程度整っているところと、また、これからいろいろやらないと、場所もはっきり決まっていないよというようなこともあろうかと思います。
ですので、今の課長の説明では、これまで調査してきたことにプラスしてというような意味で御説明だったと思うんですけれども、それぞれ並行して、これについて、こういうものがありますよと。ですので、これまで次世代なり都市活力なり、あるいはフロンティアなり、やってきたもの、これをもう少し合わせて言うのか。
少しその辺の、ほかにも例えばですけれども、対外的に、各企業にこういったものが袋井市にありますよと宣伝に行ったときに、少しそういうところの整理をしてもらわないと、今ここでいえば、過去のものも含めてなら13あるよと言うのか、ほかのものについては今少し頓挫していますよと、今市として考えているのはこの10カ所ですよというような説明になるのか、少しその辺のところも、もう少し分かりやすいような説明ができないのかなと思うものですから、その辺のところもどうでしょうか。
263:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
264:
◯小澤産業政策課長 ただいまの寺田委員の再質問にお答えをさせていただきます。
まずもって、都市計画マスタープランの次世代産業地が豊沢等になるものですから、開発済みという形になるものですから、それはということでございます。その都市計画マスタープランでは、都市活力創出地ということで、宇刈のほうですとか下山梨などが位置づけられております。
まずもって、こちらのところの取扱いというのは、これまでも議会の答弁でもさせていただいているところではございますけれども、やはりいろいろ農振の青地であったり、埋蔵文化財がいろいろあったりで、かなり長期間、いろいろなお金がかかるという形が、調査の結果分かっていることはございます。その上で、いろいろ企業から、そういう長期の話とか、そういう時間がかかってもいいよという話があれば、またいろいろ法的なものも含めつつ検討するということは、市としては持ってはいます。
ただ、具体的に、まだそういうような大型の案件として、そういう10年とか、かなりかかってでも、そういった土地を欲しいと言っていただくというお話というのは、今のところ、伺っているというものはございません。ですので、市としては、将来的には中長期的な部分の土地としてその余地は残しておいた上で、引き続きいろいろな関係方面の法律は調査して、長い目での企業誘致活動としてのストックとしては、整理をしているという状況でございます。
加えて、今回調査を行うものにつきましては、そういう短期、中長期、両方混在する可能性がございますけれども、やはりいろいろな企業様から、不動産会社、建設会社から、土地の情報を寄せられるというか、進出の話も含めてありますので、できる限り袋井市内でそういう投資が呼び込めると、まちの活性化につながるということの中で、今回、そうした長期の話ではない部分としての、それ以外の土地ということをまずは洗い出しさせていただいて、今後少し整理をする中で、そういうオーダーに対して少しでも応えられれば、これからの多様な産業の立地ということにつながるという形で考えておりまして、調査を行ったというものでございまして、それぞれ少し、時間軸もそうですけれども、取扱いも若干違うというところがありますので、御理解をいただければと思います。
265:
◯近藤委員長 山田委員。
266: ◯山田委員 今現在、令和3年度に候補地は10カ所、今説明いただきましたけれども、令和4年度にこの10カ所は何カ所に絞るとかとやっているのか、それとも、10カ所を全て企業誘致として候補になるのか、その考えを教えてください。
267:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
268:
◯小澤産業政策課長 ただいまの山田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
今回行うのは、まず10カ所を抽出したということで、入り口の話としては、10カ所調査をしていくという形で思っています。
ただ、出口のとき、令和4年度の結果として、やはりいろいろな観点の整理が必要でございますので、これは企業様に提供することがあまり望ましくないという判断に至る場合もありますし、それは、市側のほうでそういうように思う場合もありますし、これだけお金がかかりそうですけど、企業がその投資に見合う利益を上げられるか、企業が判断するというケースもありますので、場合によっては10カ所じゃないという形のまとめ方になるかもしれませんし、10カ所のままという形もあると思います。
必ずしも市として、それを何かに一つとか二つに絞り込むための調査ではなくて、10カ所の可能性を探ると、いろいろなバリエーションがありますので、そういう調査だということで御理解をいただければと思います。
269:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
太田委員。
270: ◯太田委員 1点、御質問です。
こちらに今、10カ所ありまして、こちらがこれから検討していくという中で、こちらが部外秘になるというのは十分承知しているんですけれども、それ以前に検討した27カ所、駄目になった17カ所があるということですけれども、そちらというのは教えていただくことって可能なんでしょうか。
というのは、やはり大場市長の公約ということで、企業誘致というのをかなりトップセールスでやるということで、市民の方もかなり期待している部分があって、私なんかも地元を回っているときにやはり、うちの山のところをあげるで使ってくれとか言われることも多いんですけれども、やはり市としてどういったものを検討して、どういった場所を検討して、どういった理由で駄目になったかとか、そういったものが分かると、我々としても、こういった理由で駄目だったんだよとかって説明もできると思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
271:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
272:
◯小澤産業政策課長 ただいまの太田委員の御質問でございますけれども、27カ所の調査ということに関しては、あくまでも調査の結果のプロセスの中の一つでございますので、市として、調査結果として何かを出すという箇所として、少し情報として伝えるには、例えばそこの地権者的な要素であったりとか、いい場合もあると思いますけど、悪い場合もやはりありますので、やはり少し整理ができていない情報で出すのは、いろいろな問題をはらむと思っております。
今回、あえて紙で出させていただいた資料も全く同じ状況でございまして、それが一つ出てしまうと、違う意味でいろいろな動きが出ちゃうとおかしくなってしまうケースもあるものですから、そういうのをまずはしっかり整理した上でするという形で、行政的な立場に立てば、しっかり整理したものという段階のときに、場所という形はしっかり公表という形で取扱いはさせていただけるなと思っていますので、そういう意味では、27カ所のところを御提供できるかという形につきましては、現時点では調査の段階のプロセスの一つということでございますので、少しできかねるという状況でございますので、御理解いただければと思います。
273:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
大庭委員。
274: ◯大庭委員 6月の新市長に対する一般質問の御答弁の中で、このお話がありました。
今、太田委員からも話がありましたように、新市長の目玉の政策の一つとして産業政策ということで、私、この資料を見て、ある意味で大変画期的だな、それからポテンシャルが高い地域を挙げられたなと思うのですよ。
それはなぜかというと、私が平成26年の6月にまちづくり対策特別委員会の委員長を受けて、9月からスタートしたんですが、それで提言したのが翌年、平成27年の5月だったと思うんです。そのとき、いろいろな議論をしたんですが、これが出てこなんだ。
ということは、そのときも、先輩たちはいろいろなところを袋井の中で探して、企業誘致の場所を抽出したけれども、今の時代、平成26年、平成27年当時、いま一度抽出してやりましょうということで、当時出したんですね。それに比べると、かなり踏み込んだ。その後、宇刈、三川、豊沢なんかは具体的にあれしましたし、既にパイオニアだとか、そのまま移行できるようなところも当時抽出して提言をしたという経過があるんですが。
今回、この資料というのは、袋井のこれからの将来を考えるときに、一番ベースになってくるんじゃないかなと思うものですから、ぜひともこれをコアにやっていただきたい。
つきましては、幾つか少し質問したいんですが、これ、宇刈だとか三川、それからさっき話が出ました山梨、全て本当に可能性があるところを全部一堂に出して、それでプライオリティーというんですか、ある程度可能性というのを整理するということが必要だと思いますが、それはどうかというのが一つ。
二つ目、これを見ると、企業誘致という切り口もあるんですが、住宅開発の可能性、要するに、都市開発としての候補地も含まれているんじゃないかと思うような場所もあるんですが、住宅について含むのか、あくまでも企業誘致として絞り込むのか。それについてお伺いしたい。
それから、これ、ハザードマップだとか浸水だとかというのも、浸水被害の想定だとかとそういうのも入っていたりするですが、もう一つ、下流域に対する水害の影響、予算の審議の中でも私、発言させてもらったように、開発すると、そのことを批判する勢力というか、人がいまして、それは、私があのときも申し上げたように、袋井の場合、河川の整備が大体、原野谷川は10年ぐらい、それからそれ以外でも7年、5年。5年というと、56.9ミリの雨量で5年確率だと言われるように、要は、しかも3年確率のところも、松橋川なんかもあるぐらいでね。
そうすると、開発地というのは、何年確率でむしろ大丈夫だよというような形を担保できるような開発をしていったほうがいいんじゃないか。それと同時に、下流域に責任が持てる調査も、この際やったらどうかと思うんです。
というのは、これ、10カ所のを見ると、下流域に小笠沢川、沖之川、蟹田川、宇刈川に影響を及ぼすというようなところもあるものですから、そういうことも含めて、大丈夫だということをやっていくべきじゃないかと思うんですが、その点についてお伺いしたいと思います。
275:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
276:
◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えをさせていただきます。
3点あったかと思います。
1点目は、宇刈、三川、下山梨、それから、今回調査を含めてプライオリティー、こうしたものをつけていく考えがあるかということでございますが、今回行った調査というものにつきましては、必ずしも市、あるいは開発公社が開発するというというよりも、むしろ民間に情報提供して民間活用を促していくという形で、そういう民間の資力を使って開発をしていく、そうしたことも少し視野に入れた調査ということでございますので、1点、そういうことの要素も持っている調査だということで御理解をいただければと思います。
その上で、袋井市として、今後将来的な土地利用という形を考えるときには、やはり一団の大きな土地という形が、一つ望まれるんだろうと思っています。
これにつきましては、今回、令和3年度基礎調査やりまして、令和4年度やる調査の中にも、それに資するようなところも一部あるかとも思いますけれども、それと宇刈とか三川、下山梨ありますけれども、今後、それは先ほど少し申し上げさせていただきましたように、いろいろ、法的なものであるとか、あるいはそういう具体的な企業の話だとか、そういう整理をしていく必要がありますので、プライオリティーという言い方もありますけれども、やはりそういう関心を持っていただく企業があるということの中で、そこの可能性を見いだしていくということが、現実的には今の進め方かなと思っています。
ただ、今後いろいろ調査が進む中で状況が変われば、また、そうした動きとしては、整理をしていく形も必要かと思っていますが、現時点では、特にプライオリティーをつけるというよりは、そうした企業からの話を踏まえながら、整理をしていくというスタンスで考えているというものでございます。
それから、2点目の、今回行った調査箇所でございますけれども、近接するところに住宅地もあるものですから、そういう住宅の可能性があるのかということで、企業に限るのかということでございますけれども、基本的には、産業政策という形の中で調査を行わせているというものでございまして、結果、取りまとまってくる土地がそういったところがあったときに、企業からのいろいろオーダーがあれば、情報提供はしていくという形は持っています。
ただ、結果として、そういうような活用をされるということがあった場合、それをやめてくださいとか、そういう話はないのかなと思っていますので、いずれにしても、その地域の理解を得た中で、いい土地利用が進むという形を私どもも望んでおりますので、産業用地として期待するところでありますが、決してそれに縛られるというものでは、結果的にはないと思っております。
それから、3点目の、下流域の調査を今回の調査の中で、袋井、治水にいろいろ課題があるという中で整理をしておいてはどうかという形の御質問だと思います。
これについて、御指摘のとおり、いろいろ流域として考えていかなきゃならないところは先ほどの排水が課題というところでも申し上げたところとも合致するところでございますけれども、今回の調査費の中で10カ所をいろいろ整理していくという中で、全てはできないなと思っていますけれども、ポイントポイントの箇所については、今後、実現性という中の一つでございますけれども、そうした中では、図上調査に加えて、一部現地の確認、こうしたことで、少し大枠の整理をすべきところについてはしていく予定で今、考えているものでございます。
全ての10カ所ということではないんですけれども、行うような形で、調査のほうはかけていく、今、計画であるという状況でございます。
277:
◯近藤委員長 大庭委員。
278: ◯大庭委員 令和4年に調査した後、成果品として確定するのがいつか、改めて確認させてください。
それからもう一つは、今、これ、あくまでも民間に、企業誘致の引き合いがあったときに参考として提示する程度の言い方をしましたけれども、企業誘致を積極的に進めるには、これまでもそうだったですが、ここにあります、例えば小笠山にありますだとかね。そういう形でパンフレット、フライヤーを作りましたよね。
だから、そういうように、このところは10カ所というのは、10カ所というか、このうちの絞り込んだものについては、作ったほうがいいと思うんですよね、可能性の高いところは。それを結果的にはプライオリティーになると思うが。
全部、こんなところがありますよってこっそり見せる資料と、もう対外的に、例えば県企業局だとか、いろいろなところに出すやつだとか、そういうものがあると思うんですが、その区分けをどうするかということ。
それから、いい例が、国本のショッピングセンターで、13ヘクタールのことについて、あそこまで話をしたけれども、結局これにものっていない。
前市長が途中で、中途半端な形で断念しちゃったんですが、あれもやり方によっては開発可能だったと思うんですよね。そういうところの、まだほかにもあるんじゃないかというような、いわゆる幹線沿いですよね、国道1号線。こういう沿いのところは、まだ可能性があるじゃないかと思うのですが、そこら辺はなぜ外したのか、少し参考までに教えてください。
279:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
280:
◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の再質問にお答えをさせていただきます。
1点目の完成品の時期、それから情報提供の仕方ということでございますけれども、今回、10カ所という形で結構調査が大きいものですから、基本的には年度いっぱい調査がかかるかなと、年度初めに調査はすぐかけるつもりでおりますけれども、箇所が多いということがございますので、年度いっぱいかかるかなと思っています。
したがいまして、来年度内に完成品として整理をして、情報提供としては、令和5年度の早いうちにできるような状況で持っていきたいとは考えているものでございます。
それから、取扱いでございますけれども、これは、今委員から御指摘のとおり、過去にもいろいろ調査の仕方がありますけれども、今回、市としてフライヤーを作ってオフィシャルに出していくという話と、いや、整理をしておいて、いろいろな具体的な話があるときに情報提供するという、少し水面下的にやる話と二つ整理があると思います。
今回は、例えば地権者ですとか、地域とか、全体の合意を取った上で出すということであれば、フライヤーとしてオフィシャルに出していくというのはあるのかなと思います。
今回やる基礎調査では、全ての地権者とか、そういったものを押さえてという形じゃないものですから、そういった意味では、いろいろな法適用ですとか、そういういろいろな整理の中で開発できる、民間企業が一から考えなくても、ここはある程度整理されていますねという状況で、少し情報提供ができるというレベルを、成果品としてはイメージして考えていますので、具体的にはフライヤーとして、オフィシャルで外に出していくというよりも、個別具体の話に、事業者に提案をしていくという形の扱いと考えているものでございます。
それから、今回の調査以外のところで、国道とか幹線沿いのところを外した理由ということでございますけれども、場所によってもいろいろあるかと思いますが、基本的には、まず、青地のところを今回外しているというところと、そうした1種農地のところは外しているというところがあるものですから、そうした意味では、国道1号沿いとかにつきましても、それこそ大井川の用水の関係があって、いろいろ受益地になっていたりという形で、青地、1種農地ということもあります。
そうした意味で、国本辺りにつきましても、今回の調査の中では、少し条件から、一定の条件の抽出の中では外れたということでございます。
今後、個別具体の話として、そういった、例えば立地の拡張とか、そういうのは農地法上できるとかいろいろ細かい部分はありますので、ただ、よそからいきなり飛び込みで来る企業ということを想定した上での今回の調査ということでございますので、そうした意味では、今回そうしたエリアの中で該当する土地としては、抽出ができなかったという状況でございます。
281:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
282:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 令和3年度ふくろい産業イノベーションセンター取組実績と今後の展
開について
283:
◯近藤委員長 次に、ウ、令和3年度ふくろい産業イノベーションセンター取組実績と今後の展開についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
小澤産業政策課長。
284:
◯小澤産業政策課長 (省略)
285:
◯近藤委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
村松委員。
286: ◯村松委員 主要事業のほうでも取り上げられているように、かなり重要というか、力を入れている課題であるとは思います。
実際、さっき説明もあったとおり、企業と大学側の考えが少し合わなかったりだとか、企業が新たな取組に弱いような課題が見えているよというようなことだと思うんですが、短期でなかなか結果が出るようなものでもないと思うので、中長期でビジョン、どんなことを考えているのか、少しお聞きしたいと思います。
287:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
288:
◯小澤産業政策課長 ただいまの村松委員の御質問にお答えをさせていただきます。
今回、共同研究という形で、いろいろな団体があるわけですけれども、基礎的な研究であったり、あるいは少し具体的な試作をしていくような段階であったり、あるいはそれを実装したり、実証したり実装していく、いろいろなフェーズがあると思っています。
大学との共同研究におきましては、どちらかというと基礎研究とか、そちらに近い状況のものが多いと、今時点持っているものとして考えております。
そうした意味では、今幾つか取り組んでいる中でもございますけれども、1年で結果ということではなくて、何年かそれをトライ・アンド・エラーというか検証しながら、少しデータを取りながら、どういうことが言えるのか、あるいはこういう方策が考えられるのかというのを明らかにしていきながら、そういうサービスとか製品につながっていくという事例になり得るものも、今回の研究中にも入っていると思って、今後、今、研究としてつくり上げようとしているものも、そういうものも入っていると思っています。
そうした意味では、短期的な結果としてすぐ出せれば一番いいとは思っていますけれども、少しそういった意味では、中期的な、長期という言い方も、10年と言うと長いかもしれませんけど、研究としては3年という、一つのくくりかなと思っていますけれども、そういう中で、目的、目標を持って研究活動に取り組むという形で、必要な、明らかにすべきもの、つくり上げたいものに関しては、支援をしてまいりたいと考えております。
289:
◯近藤委員長 村松委員。
290: ◯村松委員 具体的な、やはり目標を持ちながら動けば、それなりに動きやすいとは思うので、漠然としてというんじゃなくて、そういうことも考えながら動いていっていただきたいと思います。
また、そういう中で、目標がしっかりしていないという中で、企業へのアプローチもやはり弱くなってくると思うので、これからもう少し考えていかなければならない問題なのかなとは思うので、よろしくお願いします。
291:
◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
292: ◯寺田副委員長 委員長、代わります。
293: ◯近藤委員 私から、2点ほど少しお聞きをしたいと思いますけれども、ふくろい産業イノベーションセンターを活用しての取組というのは、非常に有意義なものであると同時に、成果が期待できるということで、私も期待をしておりますけれども。
ただ、幾つかやはり少し気になるところがありまして、これ、何ページになるでしょうか。6番にありますか、企業との共同研究、大学単独の研究という流れを見ますと、これ、昨年の9月上旬、中旬に募集をかけて、9月下旬、10月上旬に審査をして、そして10月上旬に採択が決定、そして研究を今しているところですね。5月には研究成果の発表と。
研究というのは、こういうものじゃないと私は思うんですね。やはり、例えば国の科学研究費を使っても1年、3年、5年ですよね。こういう日本の科学技術の研究というのは、基礎基本のところが欠けているから、どうしてもやはり、欧米と違うわけですよね。
そのようなことを考えますと、3カ月、5カ月で、これ、中間発表ですか、あるいは成果の今年度の発表ですかね。その辺のところを少し伺いたいと思うのですが、少し期間が短い中で研究成果を求めるというのはいかがなものかというのが1点。
それからもう一点は、これを今、静岡理工科大学とやるということですが、これ、次の次のページ、7番になりますか、今後の展開のほうに少し話が行きますけれども、今現在は、支援機関、それから学術機関と多少連携をするような形にこの図が、チャートがなっていますけれども、具体的に支援機関、これ、どこですか。それから学術機関、ほかにどこと連携をしているのか、この辺、少しお聞きをしたいと思います。
以上、2点です。お願いします。
294: ◯寺田副委員長 小澤産業政策課長。
295:
◯小澤産業政策課長 それでは、ただいまの近藤委員の御質問にお答えをさせていただきます。
最初に、スケジュールの関係でございますが、今年度、令和3年度については、センターが4月に立ち上がって、それから研究を募集するという状況でございまして、それで、今回、9月の募集という形での実施ということになっています。
令和4年度に向けましては、3月にも募集を開始して、基本的には1年ごとの評価をしていくという形で、2年目、3年目という形であっても、目標を持って取り組んで、その成果を確認して2年目に移るという、チェックをかけるような形で考えているというものでございます。
今年度については、9月からという形での審査があって、10月に決定して、今、半年ぐらいの期間の中での研究ということでございますけれども、この中で、半年間で取り組んだこと、半年間の計画として目標を立てて研究に取り組んでいますので、たくさんのことがたくさんできているかというのは、またそれぞれの期間における目標設定があると思いますけれども、その中でどういうことをしてきたかということを明らかにしていく。
これは、やはり見える化をしていかないと、先ほどのいろいろな企業様に伝えていくということもなかなかできないものですから、イノベーションセンターの取組を広く伝えていくという一環で、研究者の皆さんには取り組んできたことを発表してもらうという形で、令和4年度以降は1年間取り組んだ結果を公表していく、こういうサイクルで回してまいりたいと考えています。
それから、支援機関等との連携に関してでございますけれども、これは、例えば事例というか、まだ結果がないものであれなんですけど、一つは、ある企業から相談があったものが、少し静岡理工科大学では難しいかなというのがあったときに、それを例えば、浜松地域イノベーション推進機構、フォトンの関係のフォトンバレーセンターがあります。
こうしたものを使って、そこにいろいろな制度がありまして、少し話し合ってそこでうまくやってもらえないだろうかという、他の先生になりますけれども、そういった話かけを持っているという形で、イノベーションセンターで駄目だから終わりということではなくて、それはここであったらいけるかもねという形で、一緒にコーディネーターがついていって、少し説明に行ったりとかという形をして、何とかそれが形にできればという形を、具体的な成果として今上がっているものじゃないですけど、取組としてはそういう形もしているという形でございまして、そういう意味では、浜松イノベーションセンターですとか、あと近隣の大学という関係があるものですから、その案件に応じてさせていただいているという状況でございます。
296: ◯寺田副委員長 近藤委員。
297: ◯近藤委員 御答弁いただきました。
確かに、研究というのは時間がかかりますので、じっくり取り組めば取り組むほど、味のあるいいものが出来上がってくるかなと思います。
これを見ましても、5年後を見据えたビジョンとして、やはり袋井の中小企業の力をうまく活用して、稼ぐ力のあるそういう企業を育てると同時に新規産業の創出ということを狙っているわけですので、じっくり取り組んでいただきたい。あまり性急に成果を期待するのではなくて、ゆっくり取り組んでいただきたいなというようなのは感じています。
それからあと、今少しお話が出ましたように、基礎研究を大事にしてそれから実装へ、そしてまた、実証へと流れていくかと思うのですが、そこに巻き込むといいますか、もちろん中小企業を取り入れるというのはもちろんのことですけれども、地元に学生もいっぱいいるわけですので、学生たちの感性といいますか、そういうやる気のあるところをうまく活用すれば、結構いいものができていくんじゃないかなというような気がいたします。
それから、先ほども少しお話が出ましたように、支援機関あるいは学術機関ということでは、当然、浜松にも静岡大学の工学部がありますし、豊橋には豊橋科学技術大学もありますし、そういう理工系のところの、もっとという言い方は失礼ですけれども、かなり詳しいというか専門的な、そういう教授連が随分そろっておりますので、その辺のところのほうに、先ほどお話がありましたように、静岡理工科大学で少し足らない部分については、応援をしていただくという話がありましたが、ぜひ積極的に地域を越えてといいますか、静岡もいいですし、浜松、愛知もいいでしょうし、とにかく広域に考えて、中小企業の稼ぐ力をしっかり3年、5年かけてつくるという、大きな壮大なビジョンの中でこの作業を進めていただければありがたいと思いますので、その辺の将来的なビジョンについて少し触れていただければありがたいと思いますが、いかがでしょうか。
298: ◯寺田副委員長 小澤産業政策課長。
299:
◯小澤産業政策課長 ただいまの近藤委員の再質問にお答えをさせていただきます。
静岡理工科大学、分野が限られているというか、単科の大学であるということもありますけれども、やはり全て先ほどの、うまく結びつかないという事例もあります。
やはり、企業の課題に関して対応していくということが今回の目的でもございますので、その意味では、他機関、工業技術研究所ですとかそういったところがございます。農林技術研究所もあったりとか、いろいろなそういう技術系のセクションであったり、あるいは近隣の大学もあります。
これは、静岡理工科大学もいろいろ協定を結んでいたりするところもあるものですから、また、小笠原センター長がかなり博学の方で、いろいろな全国のネットワークもあって、いろいろデザインをするときに、こういうところだとこういう先生がいるよとかという示唆に富んだ御指導をいただく、面談のときにもあったりもするものですから、そうした、そういった人脈というんですか、そういうのも使いながら、そういうミーティングを行うわけですけれども、うまくそうした課題、あるいは研究が立ち上がったときには支援できるような環境を、今後もセンターのほうでつくり上げていく形で、中小企業の皆様の御支援、あるいはそうしたものの産業の創出につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。
300: ◯寺田副委員長 近藤委員。
301:
◯近藤委員長 答弁いただきました。
先ほどもお話が少しありましたですけれども、外に目を向けるという意味では、文部科学省の科学研究費、あの辺のところを少し調査していただいて、そうすれば1年、5年、3年のビジョンに対しての支援というものをいただけるかと思いますので、市の支援と併せて、国の力も借りるというのも一つの手かなと思いますので、その辺のところ、また検討していただければと思います。
よろしくお願いします。答弁は結構です。
302: ◯寺田副委員長 委員長、代わります。
303:
◯近藤委員長 寺田委員。
304: ◯寺田委員 私も、静岡理工科大学のほうに二、三、いろいろ相談に過去、行ったことがありました。
かなり具体的なテーマを持っているときには、どうかということが言えるわけですけれども、企業のほうでどういったテーマを持っているのかというところ、そこのところが、静岡理工科大学のほうの研究のテーマと合っているかどうか、その辺のマッチングが、最初、課長のほうからもマッチングを見つけるのが難しいよというようなことだったんですけど、市の役割というのは、まずそこのところをやるというのが、私は、最終的な研究成果、成果物までいくってとても無理じゃないかなと私は思います。
例えばですけれども、1,000万円といいますけれども、研究費は、学校で少しやってくれよねと言ったら、すぐお金がかかってくるんですよね。じゃ、市がそこまで助成できるかというと、多分この1,000万円というのは、組織を動かすための人件費ぐらいのところしか、実際の実験の内容まで踏み込んで支援していくというのは、とてもできないと思うんですね。
今、近藤委員長も言われたように、国のほうとか県のほうで、あるいは産総研とか、そういう支援機関がありますので、そういったところで、少し研究費を持ってくるとか、そういう話をしていかないと実際は動けないわけですね。
先生方も結構忙しいんですよね、はっきり言うと。いろいろ企業から頼まれ事もあるし、それをやるということで少し、仕事をしているといいますか、学校の授業以外のこともいろいろしているんですよね。ですので、そういう中に割り込んでいくというのは、これはとても市のほうでどこまで、資金的な手当てするというのは難しいだろうと思います。
研究とかこういうものは、企業だったらある程度リスクを考えてしようがないなということでやっていると思うんですが、市のほうでいったら成果物どうだということを言われたときにはとても、採算ベースとか、市の経費の中で説明できるようなものってなかなか難しいんじゃないかなと私は思います。
ですので、まず、こういう取組についてはどういうような、さっき言った工程表で、最終形、完成形というところまでいくんじゃなくて、どういうことをやって、マッチングをやったのかという、そこからまた次に発展させるということ、はっきり言うとお金もかかってくるんです、これ、何をやるにしても。もう企業のほうも、学校のほうも要求すると思います。
ですので、市がやれることというのは、ある意味では入り口のところでしかないんじゃないのかなと私は思いますので、その辺を少し産業政策課としても、事業の組立てというのはその辺のところに持っていくといいますか、同じ研究者でもやはり、会社の技術の人ともやはり対面して会って、相談するということが大事なんですよね。ただ、一般的に学術論文を読んだり、あるいは知りたければ入り口の部分はいいけれども、それ以上先に進まないと思いますので。
私は、そういった意味では、早急な成果というよりも、どういうようなことで、市内の企業、そしてまた大学の先生方とコミュニケーション、マッチングしたのかという。その辺のところを少しやるということがいいのかな。
議会のほうでは、じゃ、1,000万円の成果はどうなったのかということを早急に言う、我々の税金を使うわけですので、そういうことを言わざるを得んわけです。少しその辺のところも考えて、お披露目していただきたいなというような感じ、今、これは感想ですけれども思いましたので、よろしくお願いしたいと思います。
もしそういうことで、課長のほうで何か御意見があれば、お伺いしたいと思いますけれども。
305:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
306:
◯小澤産業政策課長 ただいまの寺田委員の御質問にお答えをさせていただきます。
御指摘のとおりの部分が多いと思っています。私どものイノベーションセンターにおける取扱いといたしましても、やはり市内の中小企業を回ったときに、いろいろ先ほど冒頭申し上げましたように、なかなか今の受注でやって、将来のことより今の仕事という形の方がやはり多いということもあります。
そうはいっても、なかなかそういったところの機運を盛り上げたりとか、必要性というのをどう認識してもらって、いろいろ知ってもらうかという場づくりというか、交流する場が必要だと思っています。
まずは、そういう新しいこと、何かをする人たちの固まりですとか、そういった集団をつくっていく、プラットフォームをつくることで、それぞれ民と民がつながってとか、それぞれ自立的にという言い方も想定しながら、まず、そういう土台となるものを1個つくり上げていこう。その上で、そこから生まれてくる課題、あるいはやろうとすることを、静岡理工科大学の知見、技術を使ってできるものがあれば、それは決まった予算がありますけど、その中の、共同研究といいながらも、基礎研究に近いものだと思っています。そうしたところをまずやると思っています。
その上で、さらに次の段階でいろいろ出てくるときに、これが例えば浜松地域イノベーション推進機構につきましては、県とか浜松市、お金を出しているところもありますけど、いろいろ、500万円ぐらいの補助を出す制度も、丸々出してくれる制度もある。そこで培ったものをそこに持ち込んで、そのお金を使って少し何か実証するというプロセスも、選択肢としてある。
あるいは、今、委員長、それから寺田委員からも御指摘がありましたように、国のそういう補助金を使うというのも、イノベーションセンターのミッションとしても、行き着くステップの先には、そこを使っていかないと、本当のところってたどり着けないだろうというのを想定しておるものですから、それを5年間の中である程度出していこうという想定の中では取り組んでいるというもので思っています。
ただ、まだその段階に乗ってくるものがどれだけ出てくるかという、一番最初のプラットフォームをつくりながら、たくさんそういう動きをつくり上げるという形をまず今、注力する必要があるというのが、今年度の活動で分かったことということでございますので、まずは、そうしたところに少し力を注ぎながら、一方で、そういう研究開発を促進していく、少しスキームのところも構築しながら導いていけるような形を、センターとしてつくっていければと、そうした意味で好循環の仕組みが、ふくろいイノベーションセンターを中心に仕立て上げられればなと思っています。
307:
◯近藤委員長 寺田委員。
308: ◯寺田委員 よく分かりました。
一つ、少し、大学の先生と、市のほうもいろいろ、課題を抱えていると思うんですよね。先生にいろいろ相談に行っているということもあると思うんですよ。
ですので、企業ということもありますけれども、まず市の中で少し、こういったテーマを解決するにはどうしたらいいかという相談事みたいなこと、私もこの間、何かのときに印象になったのは、道路の路面の検査をして、そういう研究をしているということを言っていましたよね。それが具体的には、今の道路点検なんかでも、かなりお金がかかるものを、IT化によっていろいろ分かるような、そういったものを研究しているよというようなことがありました。
ですので、そういうのを具体的にやるのは、やはり市のほうで、実際すぐ困っているわけですので、そういった先生と連携をして、少し新しい方法を編み出していくということであれば、それはすぐ市の成果にもつながるし、また、大学の先生も、そういうお金を使って、自分の研究を高められる。成果物というのは、市民に一応還元ができるわけですので。
遠くのものよりも、身近なところで大学との関係をもう少し考えてもいいのかなと、今、課長の説明を聞いていてそのように思いましたので、またよろしくお願いします。説明は結構です。
309:
◯近藤委員長 ほかによろしいでしょうか。
大庭委員。
310: ◯大庭委員 私、ふくろい産業イノベーションセンター、取組実績と今後の展開ということで、今日報告を受けまして、大変評価できるじゃないかな、また、ここまでよく形になってきたと思いますし、プレゼン資料を見ましても、いい出来だと思います。
31件相談件数があって、うち研究件数が12件、うち5件が市内企業と共同研究になった。そのアプローチの仕方として、セミナーから接続したものだとか、訪問活動で接続できたもの、それから技術提携から接続してきたものというようなことで、いずれにしてもどこまで、果実は何とも言えませんけど、5件までたどり着いたということは、これは私はすばらしいと思います。
振り返れば1991年、今から32年前に、静岡理工科大学が袋井に来てくれて、当時、皆さん見たことがあるかもしれないですが、大学を生かしたまちづくり等をはじめ、調査研究をかなりして、小冊子なんかでもまとめたりしてきたことがあって、大学と、いわゆる官学をどのようにつないで、さらに企業をくっつけて産学官、これをどうするかということをずっと論じてきたわけですが、ここで金融機関を含めて産学官金ということでイノベーションセンターができたということは、8万8,000人のまちとしてはすばらしいじゃないかなと。
よくSWOT分析というんですが、ストレングスというのか、要するに強みと弱みを分析するというんですか、袋井の強みは、昨日今日話した海辺のにぎわい、海辺を生かすなんかが強みだと思うんですが、大学を生かすというのはすばらしい強みだと思います。
これは、磐田に静岡産業大学がありますが、理系の大学があって、今度土木もまた入るということですから、掛川にはない
袋井ならではの大学ということで、県下でも理系は少ないものですから、私はここまで話が進んできたというのは大変よかったじゃないかな。
振り返れば、平成13年に袋井市産学官連携推進協議会ができて、昨年度解散して、これに移行したわけですよね。この中で、1,100万円の予算について、昨日今日で審査したわけですが、去年が800万円、今年が1,000万円ぐらいで、1,100万円ということは、大体人件費で消える分だと思いますよね。
ここで少し確認して、生かすべきじゃないかというのは、学術交流振興基金、これが今、2億5,540万円余ある。これはまさに、こんなときのためにやっていたじゃないかなと思う気がするんですが。
正副委員長、時間をかけて、長いスパンで研究開発は見るべきだということですが、行政の場合は、総計予算主義で1年ごとに、やはり果実も欲しいですね、ある程度。小さな果実でも。それを出しながら育てていくというか、大きいものを育てていく。そこら辺の、短視眼、長視眼というか、足元の計画と長い計画、そこら辺を、小笠原先生というのは私、まだお会いして話をしたことないですが、きっと優秀な先生でいらっしゃると思うものですから、そういうことなんかも、研究でいい研究ができた、基礎研究ができたといって、袋井で基礎研究をやっていちゃいかんと思うのですよ、やはり。果実欲しいと思うんですね、こういうところが。
だから、そういうものを少しでもいただけるように、インセンティブをつける、呼び水となる、あるいは支援のお金となるという意味で、学術交流振興基金についての使い道と、今後の、行政としてどの程度までお金を求めているのか。
特に今、レシプロからEVにエンジンが変わるだとか、地域の業界も変わってくるというような時代ですが、何かそういう時代、トレンドにフィッティングするというか、マッチングするような研究なんかを導いたりする、直接、果実となるものがあればいいなと思うんですが、落としどころ、担当課として、担当部として、大体、イノベーションセンターをどの程度のものに最後の着地をさせようとしているのか。
学術交流振興基金の件と落としどころ、この二つについて、もし考え方があったら御答弁いただきたい。
311:
◯近藤委員長 小澤産業政策課長。
312:
◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の再質問にお答えをさせていただきます。
学術交流振興基金につきましては所管が違うものですから、私が答えるのは差し障りがあるかもしれませんけれども……。
〔発言する者あり〕
313:
◯小澤産業政策課長 それでは、着地点というか、落としどころという形でございます。
こちらにつきましては、先ほど少し寺田委員からもお話ありましたけど、地域の課題というのと企業の課題、こうしたものを少しいろいろ整理していく形で考えています。
大学で例えば建築、土木、いろいろな学科ができてきましたので、今回も例えば治水の関係を、もう少しいろいろシミュレーションして、もっといろいろな課題や対策というのも、デジタル化してシミュレーションできるものですから、いろいろ対策が予見できる、こうしたことを人材育成も含めながら、現場確認もしながら、そういうのを地域の人材として配置していこう。
こうしたものでいうと、少し短期的でもありますけど、中長期的にもそういう人材の活用というのは、イノベーションセンターとしては、大学としてのメリット、市としてのメリット、地域の皆様方のメリット、こうしたのも享受できるというのがあるかなと思います。
また、そういう農業の部分におきましても、いろいろ少しトライの部分がありますけど、同じメロンであっても、富士が取れたり、たくさん取れればいいという話もあるので、じゃ、どうやったらそれはたくさん取れるのかというのをやはり、土の温度であったり、いろいろなセンサーをつけて、少し生育の仕方もやりながら、何が変化の違いがあるかというのを少し何か分析して、何か結論が出せないかというような試みもやっていくという形で、そうしたら、少しデータが蓄積されて、何か分析の結果も分かってくれば、それを実際何かを今度やってみる。
そうしていくと、地域としてのいろいろな課題が少し還元できたりするという形が、地域全体としては、一ついいのかなと思っています。そういう意味の地域課題のところを少し、大学といろいろ地域課題解決みたいなのができる形が、スキームが一つできるといいなと思います。
もう一方では、先ほどの企業の話になりますけど、企業の課題については、市だけで全て完結できるというか、予算の限界もあると思っていますので、そうしたものは、他機関と連携をするという形で考えていますので、企業の方々が、イノベーションセンターに行ったらいろいろ相談に乗ってくれるよと、あそこ、いろいろいいところにつないでくれるよと企業にとってはそういうセンターになっていくと、一部では解決につながるということができる、そんなセンターになっていくことを目指していきたいなと思っています。
314: ◯近藤委員長 鈴木副市長。
315: ◯鈴木副市長 学術交流振興基金、これ、大学ができたときに、大学のアカデミックな要素を市民生活の中によく浸透させていきたいと。ある意味、袋井市の知的レベルというか、アカデミックな要素が入っている、底上げするみたいな、そういった目的で、市も基金の造成に当たっては、企業から募金を募って、企業の拠出と、それから市のほうも基金の造成に拠出をして、合同でやっているんですね。
もうこれ、ずっと長い間やっているわけですけれども、今基金残高が大体、2億5,000万円ぐらいですね。毎年の、実は使途が、今言ったような基金の造成の目的があるものですから、市民への大学の公開講座とか、あるいは子供たちにお理工塾とかをやって、学生も協力している、そういった経費とか、あるいは留学生に助成金を出したり。
それから、市内外にあります企業の研究開発に、これ、数十万円単位ですけれども、少ないですが、毎年300万円から400万円程度のあれなんですよね。
ですので、2億5,000万円基金あるものですから……。
〔「今回は180万円だった」と呼ぶ者あり〕
316: ◯鈴木副市長 新型コロナウイルス感染症でいろいろ中止になったものですからね。大体300万円から400万円ぐらいが平年だとやるんですけれども。
ですから、2億5,000万円あるものですから、利息の果実と、今、金利が少ないものですから、一部元金を取り崩して。2億5,000万円ぐらいあって、例えば300万円取り崩したって10年で3,000万円。80年、90年ぐらいあるわけですよね。それで、もう少し有効に使えないかという議論はあるんですけれども、そこも少しまた今後の参考にしたいと思います。後ほど触れますけれども。
それで、実は私たちの市民生活、どういうことで成り立っているかというと、これ、皆さん十分御存じだと思いますけれども、多くの市民が働いているのは、製造業、サービス業で、中小企業、中小の事業者なんですね。そこに雇用されている人が圧倒的に多い。それで、やはり多くの多様な業種にわたるとはいうものの、やはり今、一番心配しているのがEV化で、自動車産業の裾野の輸送用機械器具、そうしたところの2次下請、3次下請の皆さんが業態変換をして、イノベートしていかないといけないということと、そもそも後継者がいなくて、そこ、事業継承をどうやっていきましょうかと、そこはやっていかないと、何を言いたいかというと、市民の雇用が失われちゃうわけですよね。
ですから、ある意味のBCPをイノベーションでしっかりやっていかなきゃいけない、DXもどんどん進めていかなければいけないものですから、そういうことで、イノベーションセンターもそういう危機感を持って、市内の企業といろいろやっておりますが、実は何が必要になるかというと、やはりこれはどんな分野でもそうですが、人とお金ですよ。それで、人ということで、大学の皆さんと、あるいは支援機関、学術機関ということをつなげて、人はいいんですけれども、あとお金の話が残ってきますよね。
ですので、これは研究助成制度、各種いろいろなのがあるんですね。企業が拠出していたり、政府がつくっている、それは小笠原センター長、いろいろなところへ取りに行って、行政ばっかりの負担でそんなことはできませんから、そういう資金の獲得も積極的にやっていこうということがありますので。
まだ1年、これ、たっていません、イノベーションセンターを設立して。来年も、こんなことをやろうということでやっていますので、様子を見ながら、学術交流振興基金があるんだったら、もう少しそっちから拠出してもいいんじゃないかということで、皆さんの合意形成ということで、熟度が一定程度必要だと思いますので、そういったときに、基金条例ももう一回見直して、検討するということは可能だと思いますので、そこも視野には入れておきたいと思います。
317: ◯近藤委員長 大庭委員。
318: ◯大庭委員 冒頭申し上げたように、イノベーションセンター、産声を上げたという。それから、市長の言葉を借りれば、今までの産学官連携の協議会からバージョンアップしたというような感じですよね。
副市長が、部長、皆さんも今までの過去の経緯を御存じの方ばかりだものですから、これはヒットというか、いい政策だと私、思っています。今、形はそんなに大きなアウトカム、成果はないですが、ぜひともこれを核に袋井の強みにして生かしてもらって。
例えば一つ、デジタルという言葉が31項目の中で2カ所出てくるんですが、ICT政策課、例えば大学生でもう院生ぐらいになった人たち、あそこの静岡理工科大学の子なんかでも名古屋大学の院に行く子がいたり、あるときはそうじゃなくても、やはりそういう子もいるぐらい。
だから、例えば先ほど副市長がおっしゃったように、市内の中小企業なんかに彼らのノウハウ、ICTなんかのデジタルノウハウみたいなものが、常にこういうように、例えば僅かなお金でそういうように出張して教えるだとか、そういうことができるような仕組みだとか、いろいろ行政も、デジタルのICT、IoT、AI、こういうものをもらったらどうかなと思っているものですから、中小企業とイノベーション、産学官金はもちろんなんですが、そういうように行政、官の、そういうのも、この際、いい形でしていただくといいなと思いますので、御当局にお任せをします。
まず、いい取組をされているということで、私は評価させていただきます。
319: ◯近藤委員長 よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
320: ◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
会議の途中でありますけれども、ここで休憩とし、4時5分から会議を再開いたします。
(午後3時55分 休憩)
(午後4時03分 再開)
321: ◯近藤委員長 それでは、皆さんおそろいになったので、再開をしたいと思います。休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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エ (公社)袋井・森地域シルバー人材センターの取組状況について
322: ◯近藤委員長 次に、エ、(公社)袋井・森地域シルバー人材センターの取組状況についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
鈴木産業政策課参事。
323: ◯鈴木産業政策課参事 (省略)
324: ◯近藤委員長 当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
村松委員。
325: ◯村松委員 前回の一般質問でも質問させていただいたことですので、それからあまり変わっているというようなことは考えにくいとは思うんですが、働き方が変わる中で、人生100年時代を迎えて超高齢化社会を迎える中で、70歳までの雇用義務というのは、各企業では生じているという現実がある中で、60歳代の会員を伸ばしていくというのは少し現実的ではないかなという気はいたしますので、それについて、70歳以上を強化していくであったりとかというようなことを考えることのほうが現実的ではないのかなという気はいたしますが、どのようにお考えでしょうか。
326: ◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
327: ◯鈴木産業政策課参事 村松委員の御質問にお答え申し上げます。
特に60歳代、おっしゃるようにまだ現役で働いていらっしゃる方が非常に多くいらっしゃいます。
なので、私どもシルバー人材センターといたしましては、特に女性、定年前に退職された女性であったりとか家庭にいらっしゃる女性、そういった女性を、ターゲットという言い方も失礼なんですが、そういった方たちを中心に、シルバー人材センター、こういった事業をやっていますよというPR活動を行ってまいりたいと思っています。
全体といたしましても女性の会員数が少ないものですから、少し女性にターゲットを中心に取り組んでまいりたいと考えてございます。
328: ◯近藤委員長 村松委員。
329: ◯村松委員 前回の質問の中でも、質問させてもらったとおり、街路樹の剪定だったり庭木の剪定だったりというのが9割5分というのが現実にあるということですので、やはり働き方のニーズもいろいろ変わってきている中で、もう少しそちらの開拓のほうも進めていっていただくようにしていただきたいと思います。
330: ◯近藤委員長 ほかにいかがでしょうか。
寺田委員。
331: ◯寺田委員 いろいろ今度、新しくシルバーのほうへ行っていただいて、一番、現場の状況なんかが、ほかの市の仕事とは違ったいろいろなことが見えてきているところもあるんじゃないかと思います。
私、いろいろ思うところは、やはり今、人手不足というのが世の中にあると思うんですよね。人手不足というのは何かなと思うんですけれども、例えばですけれども、高齢者施設でいくと人がいないということが必ず出てきます。それから、あるいは学童保育、こちらも人がいないということ。
そういう、これ、世の中を見ていくと、今は失業率もそんなに悪くないということですので、大体いわゆる売手市場というか、労働力について、そういう状況にあると思うんです。そういう中で、やはり普通正規で働くには少しえらいよというようなところがあるから、人手不足になっちゃっているんですよね。
学童保育なんかを見ても、1日勤める必要はないものですから、やはりある程度、場合によっては、子供が帰ってからの勤めでもいいわけですよね。あと、高齢者施設、特別養護老人ホームなんかも、全部が全部資格を持った人がやるということだけではなくて、いろいろ仕事としてはあるなと、このようなことを思います。
そういう、市として分かること、今気がついていることがいろいろあると思うのですよね。まず、その辺のところを少し市のほうでも調査していただいて、こういうことをやってもらうということが、市としても大切じゃないのかなと。市としても業務が助かるよというということが、かなり私はあるんじゃないのかなと思います。
ですので、フルに勤める必要はもちろんないので、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想じゃないですけれども、仕事の切り出しをしてもらって、それで、こういうのはどうかという、むしろシルバー人材センターが少し今もお話がありましたけれども、自主事業というような言い方もされましたけど、シルバー人材センターがそういう一つの新しい雇用の受皿になって、それで、人手不足のところに人材を送り込むとかというようなことをしてもらったらいいんじゃないかなと思うんですけど。
その辺のところがどうかなと、私としては、そういう今の人手不足に、少し対応できるような業務の在り方というのもあるんじゃないのかなと思いますので、もしその辺のところで、現場を見ている中でお気づきになることがあったら、少しお願いしたいなと思うんですけれども。
332:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
333: ◯鈴木産業政策課参事 ただいまの寺田委員の御質問にお答え申し上げます。
人手不足という中で、やはり高齢者施設であったりとか、あと幼児施設、保育施設というのが挙げられております。シルバー人材センターのほうからも、高齢者施設へのシーツ交換であったりとか、保育園への清掃作業、そういったものをスポット的にお手伝いさせていただいて、会員も働いております。
そういった中で、フルタイムではないのですが、一時期に、シルバーが現場のお手伝いができるというケースが多々あるものですから、なるべく、そういった新たな仕事の切り出しに努めてまいりたいと考えております。
今年につきましては、ワクチンの集団接種受付会場のところになかなか人手が足りないという情報があったものですから、シルバーから会員を派遣したりとか、あと、選挙の期日前投票、なかなか立会人の確保が難しいというお話をいただいたものですから、会員を派遣するというような、一時、ニッチ的な細かな部分の受注に努めてまいりました。これからも、そういったシルバーならではのフットワークのよさを生かしながら、新しい仕事の切り出しに努めてまいりたいと思っております。
また、民間企業、特に中小の皆さんの人手不足の情報というのは、多くは信用金庫のほうに情報が集まっておりますので、シルバーとしましても、信用金庫と連携を密に情報交換しながら、取り組んでまいりたいと考えてございます。
334:
◯近藤委員長 寺田委員。
335: ◯寺田委員 まず、今のお話の中で、いろいろ人手不足ということがあると思うんですよ。人手不足というのは、フルタイムで正社員がというのはもちろんそういうこともありますけれども、そうではなくて、やはりこういうときに少し人手が足りないということはいろいろあると思うんです。
私は、まず民間に、いろいろな民間の中小企業ということもありますけれども、まずは少し市のほうで、どういった仕事が今やってもらいたい仕事があるのかというのを少し棚卸ししてもらって、今の選挙事務所の事務の手伝いというのがありましたけど、ああいうのも非常にいいと思うんですけど、そうでなくて、さっき言った子育てとか地域医療といいますか、そういう中でも需要はあるんじゃないかと思います。
私も、気がつくことは少ないんですけれども、何かそういうところを市のほうで少し、いろいろな仕事があると思うんですけれども、その辺の情報交換というのがもっとやれるのかどうなのかというところ、少し今、懸念しているというか、聞きたいところでもあるんですけど、どうでしょうかね。
〔発言する者あり〕
336: ◯寺田委員 市のって、市のそのものじゃないんですが、いわゆる市の外郭といったらいいのか、例えば学童保育だとか、高齢者の見守りみたいなのがありますよね。そういうようなところ、これはすぐ市の一番分かっているところもありますよね。こういったところは少しシルバーに頼んだらどうかということもあって、そのことが、自分のところがまず一番分かっていると思うものですからね。まずはそこから始めたらどうだろうかと。
337:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
338: ◯鈴木産業政策課参事 市の職員でございますものですから、行政の役所の中の状況というのは把握しておるつもりでございます。そういった中で、仕事の切り出し、それこそワクチンの封入作業であったりとか、細かなところを今年は拾ってまいりました。
ですので、寺田委員おっしゃるように、もう少し広い目で俯瞰的に、新たな仕事発掘に取り組んでまいりたいと考えてございます。
339:
◯近藤委員長 よろしいでしょうか。
大庭委員。
340: ◯大庭委員 せっかく来てくれたんですから、少し質問させてもらいます。
シルバー人材センターのグラフを見ている範囲では、やはり新型コロナウイルス感染症による減少、対外的な外的要因があるものですから、現状の人数の少なくなっているのについては、これは大きな問題にしなくていいんじゃないかなと。
ただ、平均的に、受注件数にせよ契約金額にせよ、袋井の、森の合わせたキャパの数字というのは大体このぐらいだなというのは分かる。それを大きく伸ばしていくというのはなかなか至難の業。
その一番の理由が、人材センターは、基本的に臨時的かつ短期的な就業でおおむね10日以内の業務、または軽易な業務で週20時間以内の業務に限られている。これが全ての足かせになっていると私、ずっと思っているんですよ。
それで、要は目的はどこにあるかといったら、それぞれの人生の中で、個人個人が自己実現できる。働いて社会貢献することができる。それから、収入増によってより豊かな生活ができる。
こういうことを齢を重ねてできるように、行政が高齢者の、法律に基づいて支援すればいいとなってくると、私、前から言っているように、ハローワークがある。シルバーがある。ハローワークであっせんする場所は、切り出ししなくたって、うちのところで人が欲しいというと、もうそちらで雇ってくれるわけですよ。
とすると、私、人は今度増やしたいというような提案もあるんですが、ハローワークの退官されたような方で、非常にそういうようなことにたけている人、以前、銀行屋の方を呼んだりしたけれどもそうじゃなくて、ハローワークからそういうような退職者を充てたりすることのほうがいいじゃないか。実は、少し私の知り合いで、所長をやっていた人がいたものですから、浜松辺りに。そういう人がいいぞとアドバイスを受けたことがあるんですよ。
だから、要はシルバー人材で働ける範囲というのがおのずと決まってしまうと、そうでない、働きたいという全体の中のものは、そこら辺のジャッジメントをしてもらって、これはハローワークに行ってくれりゃいい、もしくはシルバー人材にハローワークの人が何回か来てくれるだとか、窓口があるだとか。そういうようにして、こちらにはこういうこと、要は市民が働ける環境を提供してやること、それが私、大事じゃないかなと思うんです。
シルバーはシルバーで、その範囲でやる。この切り出しが難しいだよね。20時間でおおむね10日以内だとかね。
大体、農業でトルコキキョウをやっているようなお宅がもしあったとして、今日は忙しいでといって、やってもせいぜい1日か2日。百姓をやってお米をやっても1週間ぐらい。あと、ないです。だから、本当に収益を得たい人は、もう少し長く欲しい。そうすると、そこにミスマッチがある。
それどころか、私、前市長に言ったですが、ふだんパソコンの前で働いていた人が、米俵の半俵でも、それを朝から晩まで1日やったり、田植えで苗を運んだらもう、1週間ももたないです、体が。そんなに甘くはない、世の中。だから、その業界の人はそういう業界になっているんですよね。
だから、もうシルバー人材で、参事が、ああいうところに行く場合、課長クラスが行く場合は、そういう高度なところでこういうように振り分けるようなお仕事をされたほうがいいって私は前から思っているんですよ。
あとは、切り出しですよね。切り出しをどういうようにするかという仕組みを考えていくことが大事で、それで今、こんな仕事がありますよ、シルバーへ来れば、大体こんな事業でこんなところがありますよということを提供してさしあげる。いや、俺はもっと本当は、年金で百二、三十万円しかもらっていないでもう五十万円ぐらい欲しい、1カ月5万円ぐらい欲しいといったら、少しシルバーじゃ無理だと思うんですよ。1日2時間でも3時間でも。
例えば、65を過ぎていったらラインに入って働けないですよ、もう。いわんや高齢者の法律があって70までした人が、ラインで、あの流れ作業についていくのは大変。
だから、そういうように、その人に合ったお仕事を提供してやれる環境づくりは、いま一度やればいい。
だから、誰もが思うじゃないですか、生涯現役促進事業だとか生涯働けたらいいだとか、週3日ぐらい働けたらいい。そうじゃなくて、その思いはみんな一緒なんだけど、それを具体的にどういうようにするかということで、国の施設、ハローワークをいかに有効に使うかということは、結果的にはそこでマッチングして、収入を得て、税金を袋井市に納めてもらったり、あるいは活動をすることによって生産を高めてくれりゃ、それはそれでいいということだと思うものですから、もう少しそこら辺を考えたらどうかと思いますが。
聞きたいこと、伺いたいことは、参事がそちらにいて、今課題だと思っていることについて、もし分かったら、感じていることを教えていただきたい。
それから、令和4年の抱負を、ずっといるかどうか知りませんけれども、もしいたらこのようにするとか、いなかったら次の人にこう託すだとか、組織はこうあるべきだというのを少しあったら教えていただきたい。
341:
◯近藤委員長 鈴木産業政策課参事。
342: ◯鈴木産業政策課参事 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。御提案ありがとうございます。
まず、シルバー人材センター、おっしゃるように、今入会しようという方は、事務仕事をやっていらっしゃった方が非常に多いです。特技は何ですかと聞いても、パソコンであるとか、そういった方が非常に多くいらっしゃいます。
ただ、企業、民間からの受注がどうしても、草刈りであったりとか剪定であったりとか、そういった外の軽作業が多い。そういったミスマッチがあるものですから、とにかく、そういった新たなホワイトカラー層にもシルバー人材センターを使っていただける、シルバー人材センターが選択肢となる、そういった取組を進めたいと考えてございます。
入会希望された皆さんには、まず、どういった仕事を希望されますかとか、今までどういったお仕事を経験されていましたかとか、そういったきちんとヒアリングを個々にさせていただきます。その上で、その人に合った仕事をあっせんするというような形を取らせていただいております。
おっしゃるように、シルバー人材センターの適正就業ガイドラインというのが、2016年、国から示されまして、そこでやはり、足かせとなる週20時間であったりとか、そういった足かせがございまして、その中で運営するしか今方法がございませんので、その中で仕事をいかに切り出していくかというのが課題となってございます。
今年、それこそ民間企業の皆さんともお話しさせてもらったんですが、課題といたしましては、生きがいで働かれても困るという厳しいお答えをいただいた企業もありました。なかなかシルバー人材センターに対する御理解とか、社会貢献というわけじゃないですが、そういった部分、中小企業の皆さん、非常にまだ経営状態が厳しい中にいらっしゃるものですから、なかなかそういった部分まで広がっていないのかなと痛感したところでございます。
来年度につきましては、新たに職員を1人雇用させていただきました。30代の若くてやる気のある職員が4月からシルバーに入っていただくことが決まりましたものですから、その職員たちと一緒になりまして、就業開拓、民間企業のほうへ訪問させていただいたりとか、シルバー人材センターがこんなこともやっているんだ、こんなこともできるんだ、そういったイメージアップに取り組んでまいりたいと考えています。
343:
◯近藤委員長 大庭委員。
344: ◯大庭委員 大変な仕事だけれども、頑張ってください。
ここ、今、参事が答えていただいたことに尽きると思うんですが、生きがいで働いてもらっちゃ困るというのは、普通生産性に、今日明日、企業を回していかにゃいけない企業人は、もう当然ですよ。だから、それだけの屈強な体力だとか知力がある人でないと、採用しないですよね。それが基本。
だから、ノルマもほとんど厳しくないような状態で、草刈りだとか剪定だとか、剪定なんかの場合、技術、スキルが欲しいですがね。大体7割から8割って、ほとんどが85%ぐらいまでいっちゃうというのは、そこにあると思うものですから。
とにかく、ハローワークといい連携を取って、それで、袋井市の働ける人、働くことによって健康になる、健康になれば病気にもなる確率が少ないだとか、健康保険なんかにも有利だとか、介護保険もだとか、いろいろなトータルでやはり健康文化都市としての実践がそこに、シルバーの仕事の中にあると思いますので、頑張ってやっていただきたいと思います。
意見だけです。
345:
◯近藤委員長 ほかによろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
346:
◯近藤委員長 それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。
今、お手元に資料を配っていただいておりますけれども、次の案件の資料は、鈴与商事株式会社より提出された独自提案業務概要書となっています。これはあくまでも現時点のものであり、今後の詳細につきましては当局にて協議していくこととなっています。そのため、取扱いには御注意いただきたいと思います。
また、資料を配付いたしましたが、審査終了後、回収をさせていただきますので、御承知おきいただきたいと思います。
────────────────────────────────────────
オ 公共施設への電力供給等の考え方について
347:
◯近藤委員長 それでは、次に、オ、公共施設への電力供給等の考え方についてを議題といたします。
当局から報告を求めます。
川村環境政策課長。
348: ◯川村環境政策課長 (省略)
349:
◯近藤委員長 ありがとうございました。
当局からの報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。
大庭委員。
350: ◯大庭委員 この計画の肝というのは、6ページにあります卒FITの電力を、いかに集めてやるかというのがポイントになると思うんですよね。
今、令和3年現在ぐらい、家庭用の太陽光発電の設置件数が約3,000件と承知しています。FITが終わったのが2009年の11月、それと2019年から袋井におけるいわゆる太陽光のFIT卒が出てくるという感じのイメージでいるんだけれども、要するに設置件数というのは大体、家庭用の卒FITのものについては件数が把握できていると思うものだから、それを数値を並べてみて、それでどのぐらいの、例えば3年、5年、10年刻みで15年のお付き合いだもので、どのぐらいの件数があるかというのは、市が調べるなり鈴与が把握するなり、市と鈴与と一緒になるなり、集めた電力が結果的に学校のほうに使えるという形になる、もしくは学校等で、公共施設なんかにパネルを設置したりして、それが使えるということになると思います。
ついては、全体のロードマップというか、太陽光、卒FITの発電力の推移、その推計はしているかどうか、それについてまずお伺いしたい。
それから、私、この間、代表質問でもやりましたけれども、答弁では、可能な限り太陽光でやりたいという答弁をいただいています。可能な限りというのは、大体今、例えば袋井市の3万4万の世帯の、棟数は何とも言えないですが、約3,000件、太陽光が載っているんですよ。
公共施設も、ロードマップ上で年次計画で何カ所、太陽光を載せていくのか。着地は2050年のゼロカーボンを宣言したものだからまだずっと先なんだけれども、一方じゃ、2013年比、2030年が46%温室効果ガス削減という、これまた、ロードマップと併せて、そこら辺をやはり行政としてまとめておく必要があると思うんですが、それについて、どのように考えているか、少し参考に教えてください。
351:
◯近藤委員長 川村環境政策課長。
352: ◯川村環境政策課長 卒FITの関係でございますけれども、今、市のほうで奨励金を交付して設置している件数が、委員がおっしゃられたように約3,000件でございます。3,100ぐらいあります。経済産業省が統計を出しておりまして、市のほうで、奨励金を交付していない部分でも1,000件ほど設置されているものがあるということで、全体では4,100ぐらい設置がされているということで数字をつかんでおります。
ただ、奨励金を交付しているものは設置年度が分かるものですから、卒FIT何件とかというのはつかめるんですけれども、交付していないのが1,000件ぐらいあるということで、ここの部分が少しまだ数字としてつかんでいるというのはないものですから、正確に卒FITの推計というのはできていないという状況でございます。
それから、太陽光の発電の設置について、可能な限りということで答弁しておりますけれども、鈴与とは提案いただいている五つの施設の設置について協議させていただきますけれども、そのほか、設置可能かどうかというのは、建物の構造とかになりますけれども、そういった調査をして、可能性があればまた設置に向けて協議をいたしますけれども。基本的には鈴与の提案は、前回お伝えしたと思いますけれども、電気代としては1,000万円ぐらい下がりますよ、それと、こういった事業をやりますよという提案ですので、五つ以外に太陽光パネルをほかにもつけるよとなると、1,000万円安くなった電気代をもう少し安くなる幅を狭めて、電気代は500万円安くなるけど太陽光パネルをもう少しつけますよと、そういった交渉になってくるのかと思いますけれども。
あと、ほかの施設でも増やしていくとなると、市が自前で今度は設置するということも考えていくという話になりますので、これはまた、例えば国の補助とかもらえるような中で、市が自前で設置していくというようなことができれば、ほかの、今回の提案以外の施設でも、設置を増やしていけるという意味には思っているんですけれども、今回の提案の中では、今のところ、まずこの五つからスタートということで考えております。
ですので、まずは公共施設を対象に考えているということでよろしくお願いしたいと思います。
353: ◯大庭委員 行政のロードマップ、スケジュール感は整理されている。
354: ◯川村環境政策課長 それこそ、提案の内容も協議をして始めたところでございますので、協議と推進を踏まえながら、そういったロードマップ、時期的な工程といいますか、そういったところをつくっていきたいと思っております。
355:
◯近藤委員長 大庭委員。
356: ◯大庭委員 要望だけしておきます。
川村課長のところが、もうこれから花形といいますか、一番もう光の当たるいい職場だと思うんですよ。それで、大きなスキームで物をまず考えてほしい。袋井は、2050年にゼロカーボンをやりました。これは時代の流れでもあるし、世界的な潮流でやるということ、これが一つ。それと、そのために、しっかりとしたエビデンスに基づいた仕事をしてほしい。
例えば袋井市は、CO2が74万7,500トン出ています。じゃ、74万7,500トンをPPAで何トン減らしていくかというようなものを見える化しないと、意味がないと思うんですよ。それから、公共施設の太陽光発電によるものがどれだけあるのか。
それから、特に鈴与が絡んでいるもので、これからFITで上がってくる数値というのは、割と結構ロックされると思います。実際、数値化されている。それを全部グラフ化して、袋井市の74万7,500トンのCO2がこれだけ減った、これだけ減った、これだけ減ったというようなグラフが描けるように、常に仕事を進めてほしいと思うんですよ。
前から言っているように、ごみを減らせば地球温暖化に資するなんて、そんなアバウトな説明じゃなくて、実際あそこは1,800トンしか出ていない。だから、実際のそういう数値なんかを全部積み上げて、袋井市の温暖化計画だってあれ、財政課がやっているんですよね。だから、課長のところでやっていないですよ。これ、副市長も承知しておいてほしいんですが。だから、温暖化、温暖化、74万5,000トンと言ったって、誰もコントロールしてハンドリングしていない。それで、そのものの突き合わせもしていない。それが実情ですよ。
だから、課長のところが花形でこの際、頑張ってやってください。要望。
357:
◯近藤委員長 ほかに。
寺田委員。
358: ◯寺田委員 市の全体のCO2排出とロードマップということが今、大庭委員から出ましたけれども、今は電気の話ですよね。それと、あとは、私がすぐ思いつくところをいえば、車両のいわゆる燃料費、そこから排出されるCO2。
それから、中遠クリーンセンターも結構大きいんですよね。結局、ごみの排出の70%はCO2になってしまうというようなことですので。
359: ◯大庭委員 1,800トンしかないよ、カウントは。1,800トン、74万7,500トンのうち。
360: ◯寺田委員 少しその辺は、私、思っていることと少し違ったんですけど、いずれにしても、どこから出ているかという、やはり全体量を把握するということが必要だと思うんですけどね。
そういう中で、今、鈴与の提案というのは、これは電気の話ですよね。いわゆる市の施設での、電気の、それをCO2に換算するとこのぐらいだということ。
ですので、ほかに今、どういったところにCO2があるのかというところを、少し全体を出してもらって、それで、このくらいだというところの中で、やれる施策が、電気の部分では、ここまでやる、ほかのものについてと。ですので、最終的にゼロになるよというような、多分、そういう工程表が見えると思うのですけれどもね。そういうところまで少しやる中で、鈴与のものを、全体の中での割合というのも出てくるんじゃないかなと思うんですけど。
少しその辺のところを、今後やっていく必要があると思うのですね。どうでしょうかね。
361:
◯近藤委員長 川村環境政策課長。
362: ◯川村環境政策課長 先ほど大庭委員からも、全体のロードマップということでお話をいただきましたけれども、市全域ということでのロードマップということになりますと、一般質問の中でも答弁を入れてあったわけですけれども、令和5年度に地球温暖化対策実行計画(区域施策編)というものをつくる予定でおります。
今日の1枚目の資料の一番下には、地球温暖化対策実行計画(事務事業編)ということで記載がありますけれども、これは袋井市の公共施設、そういったところからどのぐらい温室効果ガスが出ていますよと、それで、こういうことをして減らしていきますよというのが事務事業編という計画で、対象は市だけのものになっています。これが財政課で担当しているものになります。
もう一つ、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)ということで、これは袋井市域全域が対象になるんですけれども、これは努力義務ということで、なるべくつくっていきなさいとなっておりますので、今、令和5年度にはこの計画をつくるという考えを持っておりまして、その中で、2050年のカーボンゼロに向けて、どういった温室効果ガスの推移になるかとか、どんなことをやっていくのかとか、そういったところをまとめてまいりますので、御質問いただいた内容はその計画のことでいいのかなと思いますけれども、そのような準備をしているところでございますので、よろしくお願いいたします。
363:
◯近藤委員長 委員及び当局の皆さんにあらかじめお知らせをいたします。
本日の会議時間ですけれども、議事の都合によりあらかじめこれを延長しますので、御承知おきを願います。
寺田委員。
364: ◯寺田委員 少し今、聞きそびれたかもしれませんけれども、市全体の市の施設の排出量というものを全体でやっていくと、それについてはカウントしていきますよと。それを、それぞれの施策ごとに、この部分についてはこういうような形で出るんですというような工程表をつくっていくということなんですね。今言っているのは電気の話ですので、市として使っている電気を、今後、これをゼロにするにはどうしたらいいのかと。
それから、市の車を、今活躍をしていますけれども、最終的には電気自動車にするのか分かりませんけど、そういうことをつくる。あるいは、中遠クリーンセンターから排出されるCO2についてもどうしていくか、これについてはゼロにならんと思うものですから、何%削減するかということになっていくと思うんですが。
そういう全体の工程表をつくるということになるということで、そのための電気編という話でよろしいですか、理解。
365:
◯近藤委員長 川村環境政策課長。
366: ◯川村環境政策課長 今申し上げましたように、事務事業編というのと、市全域の区域施策編というのと二つありまして、今回の鈴与で進めている電気の関係は、主に事務事業編に関わってくるものになります。
市全域の区域施策編に関しましても、僅かでありますけど、電気の部分を進めていけば、市全域としても減ることになりますけれども、主には事務事業編に関するものが鈴与の今回進めているところでございます。まず、公共が模範を見せる形で、こういった再生可能エネルギーの電気が出てくるという部分で、事務事業編の目的、計画を作成できるということでございます。
先ほど申しましたように、令和5年度に、市全域の二酸化炭素、温室効果ガスを減らしていくために、どんな取組をしていって、それによってどのくらい減っていくのか、そういったものを取りまとめていきたいと思っております。
367:
◯近藤委員長 寺田委員。
368: ◯寺田委員 私が理解力不足で申し訳ないんですけれども、取りあえず市の関係する施設でのCO2の排出をまず、模範を示して減らしていくよというようなことですよね。
それが、今の鈴与の提案というのは、今出ているのは、これ、中遠クリーンセンターから出る電気のことも少し出ていましたけれども、最終的には、市の施設の中で使う全部電気の量、それをいわゆる再生エネルギーに変えるというような工程表をまずは出しますよということですよね。
ですので、ほかにも出ているところがありますよね、CO2が。はっきり言うと、少し細かくなります、私も分かっているんじゃないですけど、車の話だとか、あるいは中遠クリーンセンターから出る燃焼したガスのCO2だとかありますよね。そういったものをひっくるめて、CO2の排出をゼロに近づけるというようなところをやっていくと。そのための一つの電気編というようなことで、鈴与を使うよと、こういうような理解でいいわけですよね。
369:
◯近藤委員長 川村環境政策課長。
370: ◯川村環境政策課長 そのような理解でよろしいかと思います。
371:
◯近藤委員長 大庭委員。
372: ◯大庭委員 私、寺田委員と同じように、やはりみんなが数値で見えるようにする、それが今まで整理されていなかったですよ。だから、人によっては、クリーンセンターから出るごみは、あるとき特別委員会で、これだけだ、あれだけだというと、みんなどういうような認識でしていたかというと、紙、布で5,900トンのCO2が出ていました。プラスチック類で5,300トン、木、竹等で、わらなんかで1,600トン、厨芥類で2,930トン。計で1万5,846トン出ていた。あと、コークス燃やしているもんで、コークス、重油で、コークスが6,300トン、重油が500トン。都合全部で2万2,000トン。
実際、コークスだとか重油というのはこれはしようがないものだから、可燃ごみなんかの出るCO2というのは、あそこの機能だもんでしようがないと思うんですが、それ以外でも、結局、1万5,000トン出ているもののうち、いわゆる植物由来のやつは、カーボンニュートラルの場合は、相殺してゼロになっちゃう。だからカウントされないというのが実情。
実際、さっき74万7,500トンと言ったけれども、その中の数値も3年置きにしか調査していないというものだから、今、新しくても2017年ぐらいですから、我々見ることができない。アバウトな数字だけ言わせてもらうと、2017年のやつで、産業部門で約37万トン強、運輸部門で14万トン強、それで、家庭部門で11万、業務その他で6万4,000トンぐらい。そういうような積み上げがあって、約70万トンぐらいになっている。その中で、廃棄物部門というような拾い方で、生活系のごみは1,400トン、事業系で400トンしかないとなっているんですが。
私、結局、市の皆さんも分からない。なぜかというと、業者に出してもらった資料によってしか分からないんですね、CO2がどのぐらい出ているか。だから、業者任せだけれども。ただ、市民サイドからすると、クリーンセンターからどのぐらい出ているだねというのが、14コミュニティセンターで温暖化ガスが減る、温暖化ガスが減るって、そんなことを言って歩いてもらうならば、具体的にどうかということをやはり説明しにゃいかんと思うんですよ。
いよいよ今度、PPAをやったりするときには、これらの全部の数値を一覧にして、それでこういうことですよと言って、議員が、市当局ももちろん共有化してもらわにゃいかんですが、議員も共有化する。それで、議員は外へ出ていっても、いや、袋井は温暖化については進んでPPAをやって鈴与に頑張ってもらっている、今、これだけ進んでいるだよというような会話ができるようなことで、我々も議会議決、決定した行為を外に誇れるように、袋井はやはりそういう、CO2を減らすこんな取組があるねという、それをやはり共有化すべきだと思うんですよ。
ですから、さっき川村課長、これからは主役だと言ったけど、こういう数値もやはり、課長のところに全部あるはずだから、それを整理して、今袋井の状況はこうですということを市民に分かるように言ってほしい。これも要望です。
373:
◯近藤委員長 川村環境政策課長。
374: ◯川村環境政策課長 廃棄物部門の関係のCO2、少し分かりにくいんですけれども、今、74万7,000トン出ていると言われておりました、業者に委託してはじいている数字、こちらにつきましては、カーボンゼロ、カーボンニュートラルの考え方で、国が示している算定マニュアルによってこれを算定しているんですけれども、カーボンニュートラルということで、生ごみであるとか紙であるとか、そういったものはカウントしませんよと。廃プラスチックの量に応じた測定値、それだけカウントしますよというのが、国の算定マニュアルになっておりますので、そうしますと、確かに廃棄物部門で0.3%ということで、本当に微々たる数値になってきます。
ごみの有料化の説明会のときに話をさせていただいていたのが、クリーンセンターで約2万トンくらい出ていますよということだったんですけれども、こちらのほうは、クリーンセンターのほうで、実際に燃やしたときにどのぐらいCO2が出るのかという積み上げをして計算したものですので、カーボンニュートラルの考え方でいくと全く無視するような形になりますけれども、じゃ、実際燃やしたことでどれだけ出ているのかという数字を、有料化のときは説明させていただきましたので、それについては、クリーンセンターではじいたものですけれども、2万トン出ていますよと。ですので、ごみを減らすことでCO2の排出も減らしていけますよという話をさせていただきました。
非常に、今までも有料化の説明とかしている中でも分かりにくかったと思いますけれども、そういった算定のマニュアル自体が、カーボンニュートラルの考え方で、廃プラスチックの分だけしかカウントしませんよとなっていますので、そうしたことで、数字が違ってきているのはあったということで、御理解をいただきたいと思います。
375:
◯近藤委員長 鈴木副市長。
376: ◯鈴木副市長 少しコメントさせてもらっていいですか。
いろいろ御意見ありがとうございます。
やはり地球温暖化ということで、脱炭素、ゼロカーボンということで、物すごくクローズアップされてきて、自治体としてしっかり取り組んでいかなければいけないという状況の中で、袋井市については、ごみの減量という課題も重なってきているものですからあれなのですけれども、実はこれ、登場人物が5人いるんですよね、環境問題。一つは、これ、全部単位があって、数字で全部割るのですが、実は、すっきりさせると物すごく分かりやすくなると思っている。
5人の登場人物は、1人目はごみです。これ、単位はキログラム、重量単位、キログラムやトンで。ですから、減っていけばどのぐらい減ったかが分かる。何トン減ったということで、数字で分かります。
それから、2人目が電力ですね。これ、消費電力なものですから、これ、キロワットアワーということでいきますが、その種別たるや、化石由来のエネルギーで発電された電力なのか、あるいは再エネ、自然のあれで発電された電力、それは種別はありますけれども、キロワットアワー。メガとかいろいろ単位はありますけれどもね。
3人目が、実はCO2なんですよね。CO2は、単位はトンですよ。CO2トンという、ここが分かりにくいんですね。何で気体が重量になるかと。熱量とかのジュールなんかとかの変換もあったりして、電気との関係もあったりするもので、ここがすごく分かりにくいなと思いますけれども、CO2はトンです。ですから、減っていくのも、CO2トン、トンでどのぐらい減ったかというのができますよね。
それから、4人目が時間なんですね。時間はイヤーですので、1年、2年、3年ということで、これは時系列で分かりますよね。
それで、5人目は実はお金なんですね。どのぐらい、いろいろなことに費用がかかったのか、あるいは経費削減ができたとかという。
全部数字が、5人の登場人物、単位を持っていて追えるものですから、すっきりするとあれなんですけれども。
実は難しいのが、先ほど川村課長が言ったように、CO2の発生量なんかも、僕も環境の皆さんから少しデータをもらって、どういう形でそれが袋井市で発生される、あるいは日本全国で。物すごく変換変換でいっていて、自分も分かりませんでした、はっきり言って。ですので、実際、今、エネルギーとかごみとか、今言った5人の登場人物がどういう関係性になっているかというのをはっきりさせたい。
今、どうなっているかというと、少し霧の中で先が見えないものですから、霧を晴らして、すっきりさせなきゃいけないなということで、環境の皆さんに今、頑張ってもらっていますけれども、難しいところを専門の先生にもいろいろ御指導願ったりして、途中はすっ飛ばしてもいいものですから、市民の皆さんにすっと分かりやすく伝えるすべをやると、全体が分かると思うんです。
それで、自治体としてどこを努力するか。実は、例えばCO2とかの発生量とかでいくと、やはり市民生活もありますし、産業部門もありますし、運輸部門もあったりする。産業部門、運輸部門はなかなか私たちコミットはできないものですから、じゃ、私たちはそういう中で、市民生活のCO2を対象にしましょう。その前段として、まずは公共施設のCO2を削減していきましょうみたいなことで、分かりやすくする。
皆さんの意見はそういうことだと思いますので、努力していきますので、もう少し時間をいただきたいと思いますし、検討状況の中で、そういったことをお示しする中で、いやそれでもまだ分かりにくいねということがあれば、キャッチボールしながら、よりいい形にしていくということでどうでしょうか。とても難しい問題だと思いますので、少しお時間いただきたいと思います。
377:
◯近藤委員長 大庭委員。
378: ◯大庭委員 ありがとうございます。
まさに副市長の思いと私全く一緒で、本当に例えばさっき言った換算係数が、プラスチックは0.8を掛けるだとかで出てくる。厨芥類みたいな、いわゆる今まで酸素を出していてくれた、二酸化炭素を吸って酸素を出していてくれたようなものは0.4を掛けるだとか、要するに、もう我々じゃブラックボックスのところが多いですよ。そんなことと、一方では、委託して、CO2と要するに全国一律のやつがあるものだから、余計そこが困る。
だから、まさに五つのツールがあるとおっしゃったけれども、我々もそのことを分かりつつ、市民にはこれを減らしましょうと言っていきゃいいですが、あたかもそのもので針小棒大に言って脅すみたいな形でするのはまずい。一つずつ減らしていきましょうと。それで私、昨日の質問なんかもしているというのも、そういう背景があるんですよ。
副市長おっしゃることはよく分かりますので、時間がかかってもやむを得ないと思うんですが、委託業者にそれをしっかりいただく、情報を。それから、クリーンセンターで出した、先ほどの数値、そういうものとの突き合わせをしてもらう。それで、袋井市の道筋を、やはり環境政策課が主体になってやっていただきたいと思います。きっとそうすれば、いい成果が出ると思う。
特に財政課で扱っている袋井市の温暖化対策の計画が、わざわざ策定しているけど、それなんかと全然リンクしていないし、担当課も全然そこら辺を実は管理していないですよ。それが実態ですから、よろしくお願いします。ありがとうございました。
379:
◯近藤委員長 今の副市長の、5人の登場人物の発想って面白いですね。面白いと言っちゃいかんですが。
五里霧中の中を、何とか分かりましたでしょうか。頑張ってやっていただきたいと思います。ありがとうございました。
ほかによろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
380:
◯近藤委員長 これをもちまして、議題(3)の報告事項につきましては終了といたします。
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その他【資料提供】
ア 袋井市経営持続特別支援金事業の結果について
イ 袋井市飲食店応援事業の結果について
381:
◯近藤委員長 なお、少し時間が超過しておりますけれども、次に、(4)その他、産業政策課所管の資料提供に入ります。
これは、アとイにつきまして、当局からの補足説明ございますでしょうか。よろしいですか。
産業環境部だけ、今日終えますので、これ、回収しますので、お願いします。今日は、環境政策課所管のその他事項と資料提供ということで、また明日がありますから。明日また別の課はやります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
382:
◯近藤委員長 特にないようでしたら、これをもちまして、議題(4)その他【資料提供】、産業政策課所管分については終了といたします。ありがとうございました。
今日はこれにて散会といたしますが、明日は9時からまた開会をいたしますので、関係の皆様方、御協力をよろしくお願いします。
(午後5時16分 散会)
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