袋井市議会 2021-09-13
令和3年民生文教委員会 本文 開催日:2021-09-13
説明流れは、歳入、歳出、債務負担行為等の順でお願いを申し上げます。
初めに、しあわせ推進課の所管について、当局から説明を求めます。
鈴木市民生活部次長兼
しあわせ推進課長。
5:
◯鈴木市民生活部次長兼
しあわせ推進課長 (省略)
6:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7:
◯村井委員長 特に質疑はございませんので、以上で、しあわせ推進課所管につきましては終了といたします。
それでは、次に、すこやか子ども課所管につきまして、当局より説明を求めます。
大庭すこやか子ども課長。
8:
◯大庭すこやか子ども課長 (省略)
9:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、すこやか子ども課所管につきましては終了といたします。
次に、地域包括ケア推進課所管につきまして、説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
11:
◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
12:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがございましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で、地域包括ケア推進課の所管につきましては終了といたします。
次に、健康づくり課所管につきまして、当局からの説明を求めます。
鈴木健康づくり課長。
14:
◯鈴木健康づくり課長 (省略)
15:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。
伊藤委員。
16: ◯伊藤委員 それでは、議第48号附属資料の7ページ、4款1項5目母子保健事業費の母子保健衛生費国庫補助金過年度返還金76万3,000円についてですけれども、出生数が少なかったということと、新型コロナウイルス感染症を気にされて利用が少なかったというような御説明でした。推察でしかないんですけれども、こういう環境というか社会状況の中で、産後鬱に関しての現状とか、需要が全くなかったわけではなかったと思います。そういった中で、受けられた方の中にはより重症化されていたりだとか、例えば量的な話と質的な話で、量的な話を今、かなり説明をいただいたと思うんですけれども、質的な部分の状況を御報告いただければありがたいと思います。
17:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
18:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、伊藤委員の再質問にお答え申し上げます。
産後鬱の質的な部分の御質問だったと思います。量的なものにつきましては、この事業ですが、令和元年度から開始をされているものでございます。産後2週間、産後1カ月ということで2回実施をしております。また、産後ケア事業につきましても、先ほど申しましたけど、産後4カ月以降の方ということで、個人の負担率が5割、そして、昨年ですと、10月から2月の間は個人の負担は3割という形で少し減額をさせていただいて、より使いやすいように実施をしました。
先ほど申しましたように、令和元年度から開始して件数的には減っているということですので、もう少し皆さんに知っていただくような形を取っていく必要もあると思います。また、質的な御質問だと思いますが、そちらにつきましては訪問に行った際に、不安を持っている方につきましてはフォローしていくということになりますので、こういった事業も使っておりますので、質的には問題なく実施されていると思っております。
19:
◯村井委員長 伊藤委員。
20: ◯伊藤委員 産後鬱の中で、DVにつながったりだとか、ネグレクトにつながったりだとかという報道も当時散見したわけですけれども、そういった重大的なことにつながったようなことはなかったという認識でいいでしょうか。あと、もう一つは、質的な部分で、数字に関しては納得できるのかなと思うんですけれども、内容に関しては、実際やってみて、事業効果であったりだとか、状況がどうかという部分に関してはもう少しヒアリングをしてもらいたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
21:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
22:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。
まず、虐待の事例等がなかったかということだったと思いますが、児童虐待があった場合につきましては、健康づくり課だけではなく、しあわせ推進課等、関連機関と連携をして対応しておりますので、大きな事件というものはなかったということで把握をしております。
また、質的な部分につきましては、詳しい内容が御説明できませんでしたが、量的な部分については、今日お話をさせていただいたとおりです。質的な部分につきまして、また確認をして、そんな形で産後鬱の方が減るように取り組んでまいりたいと思います。
23:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24:
◯村井委員長 それでは、ほかにないようですので、以上で、健康づくり課所管につきましては終了といたします。
次に、教育企画課所管につきまして、説明を求めます。
城内教育部長。
25: ◯城内教育部長 (省略)
26:
◯村井委員長 当局の説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがございましたらお受けしたいと思います。
伊藤委員。
27: ◯伊藤委員 それでは、それぞれ質問させていただきたいと思います。
議第48号補足資料の8ページの10款1項2目事務局費の財源補正の260万円ですけれども、教育総務費補助金で凸版印刷株式会社の社員が職務に当たっていただいているということで、恐らく凸版印刷株式会社からと両方で給与を払っているのかなと思うんですけれども、職務の内容は、どういうようになっているのか。袋井市でどういった仕事をしていただいてこのお金を払っているのかという部分を改めて教えていただきたいと思います。
もう一点、その次のページの通信運搬費の関係ですけれども、モバイルルーターのSIMカードの配布ということで1カ月当たり500円ということですけれども、これからタブレットの持ち帰り学習等が始まってきての対応だと思うんです。この契約で通信サイズというか、容量が問題ないのか、一般的に言うと少し安過ぎるのではないかなと感じたので御質問させていただきます。
もう一点いいですか。後のほうがいいですか。
28:
◯村井委員長 続けて。
29: ◯伊藤委員 同じところで故障に関して、今までの故障件数と故障事例について、生徒が壊したかどうかとか、そういった部分で教えていただければと思います。
30:
◯村井委員長 城内教育部長。
31: ◯城内教育部長 それでは、私から2点についてお答えいたします。
凸版印刷株式会社の招聘の方の負担金に関しまして、職務内訳の御質問だったかと思います。全くの専従ということではなくて、会社の業務を少し行い、全くやっていないというわけではありません。会社の業務なのか市の業務なのかという内訳に大きく言うとなると思いますが、260万円ですか、その厳密にこの分はこれとか、この分は別かと給与費を分けているわけではなく、こちらからは凸版印刷株式会社に負担金という形でお支払いをしているということでありますので、主に袋井市に来ていただいてやっているという実情は変わりございません。また、市教育委員会の中にとどまらず、いろいろな業務に関わっていただいている部分もありまして、非常によくやっていただいていると思っておりますので問題はないと思っております。
それから、SIMカードの容量ですけれども、1カ月20ギガまでということでございますので、通常の家庭学習に関しましては全く問題ないと思います。
一般的に個人で契約をしますと月額2,000円とか3,000円とか、そういうレベルでかかるとお聞きしていますが、市としてまとめて契約というか、取り扱っていただく中でそういう価格を出していただいていると認識しております。
32:
◯村井委員長 小池教育企画課主幹。
33: ◯小池教育企画課主幹 ただいまの伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。
3点目のタブレットの故障台数ですけれど、令和2年12月に1人1台になってから令和3年7月末までで約30台となっております。主な原因は、タブレットを落としてしまったりとか、画面を閉じる際、物が挟まっていて画面が割れてしまったりというケースが結構発生している状況です。
34:
◯村井委員長 伊藤委員。
35: ◯伊藤委員 最初の2点だけ再質問させてください。
GIGAスクールサポーターで260万円でということで、大変よくお仕事していただいているということです。私の認識が違っていたら申し訳ないんですけれども、凸版印刷株式会社がアプリを開発する中で、現場の実証というか、ケーススタディーなども含めながら相手の方から派遣をいただいて、なおかつスクールサポートをしていただくよという職務内容だったと思うんですけれども、企業としても、うちの教育委員会の現場に入れるというのは大きなメリットだと思うんですよ。これを商品開発したときに、本来だったらこういうことというのは、例えば権利関係とかでも、アプリに対して使用料が少し市に入ってくるとか、そういったことももしかしたら民間同士だったらあるかもしれないんだけれども、それは当然公共だからないんだけれども、そこで、この260万円というお金というのが、私は妥当な金額なのかなというのがあります。企業としても将来への投資として行っている事業だと私は感じているんです。この事業自体を、そもそもの市から凸版印刷株式会社に対してお願いしているのか、もしくは凸版印刷株式会社からこういうアプリを開発するので市にも協力してもらいたいということで来ているのかでこの負担割合はもう少し協議しなければいけないのかなと個人的には感じているんですけれども、その辺の職務内容と費用の妥当性についてどういう内容だったか教えていただきたいなと思います。
1点だけお願いします。
36:
◯村井委員長 山本教育監。
37: ◯山本教育監 凸版印刷株式会社からこちらに来ている専門員の事の起こりですけれども、市としてそういった専門監を置くということになって、いろいろな候補がある中で、凸版印刷株式会社については前から実証実験で関わっていただいていたので、そういったことができるかどうかということが、市として凸版印刷株式会社のほうにお願いをして、可能であるかということを聞いて、そこからスタートをしています。ですから、向こうからではなくて、こちらから声をかけました。
職務内容としては、そのアプリの開発というところは前からずっと実証実験でやっていますので、今も中学校のnavimaのことについては実際にやり取りをしています。彼女とやり取りしているわけではなくて、凸版印刷株式会社とやり取りしていますので、彼女はその仲介役としてはいますが、逆に、これからの教育界におけるICTの活用について考えていただくことが大きいです。大阪とかはすごく大きな規模で、教職員の働き方改革はもちろんですけれども、これからそれを使って、データをどうやって処理して、子供の成長にどうやってつなげていくかという大きなプロジェクトをやっていますので、そういったノウハウを教え合う中で、袋井市の規模で何ができるか。5年後、買い換えるときに何をすることが一番いいのかということを今から考えていくために来ていただいていると。なかなか市独自では情報がもらえないところを全国的な情報をもらう中で、袋井市の教育においてICTをどう活用するかということを今やっていただいているというのが現状です。
38: ◯伊藤委員 よく分かりました。
39:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40:
◯村井委員長 ほかに質疑もないようでございますので、以上で、教育企画課の所管については終了といたします。
次に、生涯学習課所管につきまして、説明を求めます。
村田生涯学習課長。
41: ◯村田生涯学習課長 (省略)
42:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯村井委員長 特に質疑はございませんので、以上で、生涯学習課所管につきましては終了といたします。
次に、保険課所管につきまして、説明を求めます。
長島保険課長。
44: ◯長島保険課長 (省略)
45:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがありましたらお受けをしたいと思います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
46:
◯村井委員長 特に質疑もございませんので、以上で終了といたします。
以上で、議第48号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
イ 議第49号 令和3年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
について
47:
◯村井委員長 それでは、続きまして、議第49号 令和3年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
長島保険課長。
48: ◯長島保険課長 (省略)
49:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがございましたらお受けをしたいと思います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50:
◯村井委員長 特に質問はございませんので、以上で終了といたします。
以上で、議第49号につきましては、終了といたします。
────────────────────────────────────────
ウ 議第50号 令和3年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ
いて
51:
◯村井委員長 次に、議第50号 令和3年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
長島保険課長。
52: ◯長島保険課長 (省略)
53:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、質疑などがございましたらお受けをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54:
◯村井委員長 それでは、特に質問はございませんので、以上で、議第50号につきましては終了といたします。
────────────────────────────────────────
エ 議第51号 令和3年度袋井市病院事業会計補正予算(第1号)について
55:
◯村井委員長 それでは、議第51号 令和3年度袋井市病院事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
56:
◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
57:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯村井委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、議第51号については終了といたします。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、午前10時45分から会議を再開をいたしますので、よろしくお願いします。
(午前10時31分 休憩)
(午前10時42分 再開)
59:
◯村井委員長 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
────────────────────────────────────────
ク 議第55号 令和2年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい
て
60:
◯村井委員長 それでは、次に、議第55号 令和2年度袋井市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
長島保険課長。
61: ◯長島保険課長 (省略)
62:
◯村井委員長 引き続き、当局からの説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
63:
◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
64:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがございましたらお受けをしたいと思います。
鈴木賢和委員。
65: ◯鈴木賢和委員 決算附属資料の33ページの1款3項1目の認定調査費のところで、介護保険主治医意見書作成手数料の内訳をお聞きしてもよろしいでしょうか。
66:
◯村井委員長 長島保険課長。
67: ◯長島保険課長 ただいま介護認定に関わりまして、主治医の意見書聴取の関係についての御質問をいただきました。介護認定に当たりましては、窓口で申請を受けて、認定の調査を行いまして、主治医の意見書聴取を行うものでございます。
主治医の意見書の関係ですけれども、何件という御質問ですね。申し訳ありません、今、主治医の人数、件数の関係について資料の持ち合わせがありませんので、また後ほどお答えさせていただきます。
68:
◯村井委員長 それでは、長島保険課長、その数字が分かり次第、後ほど御説明をお願いしたいと思います。
ほかにございますか。
竹野委員。
69: ◯竹野委員 それでは、決算附属資料の34ページの3款1項1目包括的支援事業費というところで、
地域包括支援センター運営委託料がありますよね。具体的には、市政報告書のほうが分かりやすいですから、288ページを御覧ください。
そこのところに、四つの地域包括支援センターに各1名の生活支援コーディネーターというのがおります。私が知っている人もいるわけですけれど、各地域包括支援センターは結構エリアが広いんですよね。
これから人生100年時代、超高齢化社会の中で、75歳以上あるいは80歳以上の方たちのところに、民生委員とか、看護師の方とか保健師の方も訪問しているようですけれど、ぎりぎりまで福祉施設に入らず自宅で暮らすためにやはり支援が必要ですが、そういう事情を一番よく知っておられるのは生活支援コーディネーターでないかと思うので、もう少し人数を増やすことができないものかと、そういう質問が1点です。
70:
◯村井委員長 竹野委員、生活支援コーディネーターを増やすことができないかとかそういうことではなくて、決算の審査ですので、今のお話だと、地域包括支援センターの生活支援コーディネーターが1人で全体を見切れるかという御質問でよろしいですか。
71: ◯竹野委員 一応、そういうことで。
72:
◯村井委員長 では、そのことについて当局から。
杉山地域包括ケア推進課長。
73:
◯杉山地域包括ケア推進課長 竹野委員の御質問にお答えいたします。
生活支援コーディネーターでございますが、地域で日常生活を高齢者の方が送るに当たり、困り事がないか、不自由はないか、どんなサービスがその地域全体にとって必要か、そのサービスをどうやったら住民の皆様の間でつくっていくことができるか、そういったことを支援するために設置しております。
したがって、竹野委員のおっしゃる個々に対する相談支援については、地域包括支援センターの看護師や保健師、社会福祉士などの職員が3人おりますので、その職員がそれを実施している状況でございます。もちろん相談があれば個人のお宅まで行きますし、そこで聞き取りをしまして、どういったサービスにつなげたらいいか、もしかしたら介護保険の申請が必要になるのではないかと、そういった対応をしているところでございます。
ですので、生活支援コーディネーターの役割は、個人個人に適切なサービスをつなげるということではございませんで、市内4カ所に分けておりますが、その地域全体で、日常生活を送る上でどういった支援が必要か、また、そういった支援をつくり出すには地域の住民の皆様にどういったことをしていただきたいか、住民の皆様がこういったことをしたいということがあれば、それを支援していくと、そういう内容でございます。
74:
◯村井委員長 ほかにございますか。
立石委員。
75: ◯立石委員 地域包括支援センターの運営について、一律の委託料になっておりますけれども、今一番力を入れているのは総合相談ですよね。こちらの延べ件数が、浅羽が約4,000件、袋井南が約3,000件、中部と北部が約1,000件ということで大きくばらつきが出ています。一律の委託料に対して、また力を入れている事業で大きくばらつきが出ているというのはどんな理由からでしょうか。
76:
◯村井委員長 立石委員、今のところは
地域包括支援センター運営委託料の中の事業でよろしいですね。
77: ◯立石委員 そうです。
78:
◯村井委員長 では、当局から、杉山地域包括ケア推進課長。
79:
◯杉山地域包括ケア推進課長 立石委員の御質問にお答えいたします。
地域包括支援センターの運営の中の相談延べ件数がセンターによって大きく違っております。浅羽は4,045件ということで、昨年度に比べると倍になっています。この理由につきましては、長時間高齢者の近くにいるということを避けるために、1回で相談を行うところを2回、3回に分けたということでございます。
要するに、高齢者のお宅へ行って相談を受ける場合、また来てもらって相談を受ける場合の時間数を、例えば1時間かかったものは30分にするとか、もしくは20分にするとか、小刻みにしたことによりまして、1人当たりに対する回数が増えた、それが一番大きな理由と浅羽地域包括支援センターから伺っております。
80:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
81: ◯鈴木弘睦委員 私からは、決算附属資料の35ページ、3款3項1目介護保険・日常生活支援総合事業費についてでございます。市政報告書は291ページにございます。令和2年の最初からということはなかったと思うんですけれど、コロナ禍でこういった事業が行われ、やはり市主催とかコミュニティセンター主催は、ある程度主催者側が3密に配慮して開催してくれていると思うんですけれど、地域活動サークルとか、介護予防プログラム普及事業になると、一応面倒は見てくれる人がいる中でやっているかなと思いますが、本当に任意団体でやってくれています。緊急事態宣言中で、公会堂が使えなかったということで、令和2年は1回休んでいましたが、活動を再開するためにどんな指導をしたのかなというところを少しお聞かせ願いたいと思います。
82:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
83:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。
再開したときにどのような対応をしていたかということですが、まず昨年度と比べますと、やはり活動回数は減っております。緊急事態宣言の間は中止していただいたりとかということで、その後の再開につきましては、手指消毒、3密の回避、そういった形で、感染予防を徹底するようにということで、通知を各団体等にお送りして、その中で実施をしていただくようにお願いをしているところでございます。
84:
◯村井委員長 鈴木弘睦委員。
85: ◯鈴木弘睦委員 参加者はやってほしいが、主催者はもしもということを心配する部分があって、なかなか開催に踏み切れなかったので、できればプレーブックみたいなのがあったり、実際に会場を見てもらって、窓を開けなさいとか、細かな指導をしてくれたほうがもっと早く活動再開に踏み切れたのかなということを少し感じていました。やはり家から出ないと体力も落ちますし、いろいろな人と話さないと気持ち的にも影響する部分があると思います。ケース・バイ・ケースで、会場によってとか、参加人数によっても違いますし、距離を保たないといけないという部分もありますので、その場に出向いて、主催者の方々とお話しいただいて、ぜひ、細かな対応をしていただきたいなと思います。
86:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
87:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、ただいまの質疑にお答え申し上げます。
事業の実施に当たり、感染者が出てしまうと大変心配なので主催者側に細かい指導をというような御質問だったと思います。それこそ先ほど申しましたように、通知等を差し上げて徹底をしているところですが、主催者と、健康づくり課等の市が連携して、そういった不安があれば細かい指導もしていきたいと思います。また、地域活動サークルについては市から講師を派遣しておりますので、講師からも指導をしていただくということで、地域活動サークルの代表者、主催者の心配ができるだけ減って、皆さんが家の中に居るだけですと閉じ籠もりになってしまいますので、そういったことがないように、引き続き支援を行っていきたいと思います。
88:
◯村井委員長 伊藤委員。
89: ◯伊藤委員 それでは、2点質問させていただきます。
決算附属資料の34ページの先ほど皆さんからも質問がありました3款1項1目包括的支援事業費の件ですけれども、市政報告書の288ページから質問させていただきます。まず1点目が日常生活のちょっとした困りごとを支援する生活支援活動で、浅羽・笠原地区の内容が、課長の説明の中でもほかの地域にも広がりを見せているというような説明もあったんですけれども、この活動がほかの地域に対して広がり始めたということはいいことである反面、これが、市としての要請というか、意向の中で各地域にお願いしているのかをまずは1点伺いたいです。
2点目ですけれども、同じ項目のところで、厚生労働省の第9回健康寿命をのばそう!アワードをとれたて食楽部、Honey!ハニー!!が受賞しました。移動販売を行っていただいていて大変すばらしいなと思うんですけれども、一方で、これ市内のスーパーとか、社会福祉法人でも、例えばパンの販売であったりだとか、同様の活動に近いことというのはずっとされています。今回の受賞は、市の推薦によりと書いてあるんですけれど、生活支援体制整備事業の関係で移動販売に声をかけたのか、同様に活動していた方々も前からいたものですから、片方が受賞して、ほかの方々はという、その辺というのが、民間の皆さんがどういう気持ちを持っていらっしゃるか分からないですけれども、その辺に至った背景を教えていただきたいと思います。
90:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
91:
◯杉山地域包括ケア推進課長 伊藤委員の御質問にお答えいたします。
まず1点目です。日常のちょっとした困りごとを支援する生活支援活動が市内に広がってきていることについて市は、住民主体の活動ですので、要請を行っておりません。市がやっていることは、例えば地域支援フォーラム、地域の福祉活動者の集まりで、袋井市の高齢化の状況はこうです。これが進みますと、2030年、2040年にはこういう状況になります。その中で、皆様の地域については何が起こってくるでしょうねと。もし御自身が高齢者になって、もう高齢者の方もいらっしゃいますし、まだ、その前の方もいらっしゃるので、10年後、20年後の自分の生活を考えてください、そのときにどういったことが必要になるでしょうかというような説明をパワーポイントなどでしています。その後に、地域の皆様が、ワークショップをやります。今、市の現状について説明があったけれども、それに対して5人とか6人ぐらいで、自分たちの地域では何が起こるんだろうかとか、見守りが必要なのか、いや、そうではなくて、浅羽・笠原地域のように、草取りやお掃除、そういった支援が必要ではないか、そういった意見をいっぱい出していただきます。
市がやっていることは、市民の皆様に気づいていただき、自分で何ができるのかということを考えていただくことです。それに対して、実際に動きがあれば、地域ごとに置いている生活支援コーディネーターが社会福祉協議会の地域福祉担当者と一緒に、計画を立てていこうか、どういう活動をこれからつくっていこうか、どういうスケジュールで進めていこうかと、そういったことを行います。ですので、決して押しつけているとか、そういうことは行っておりません。現状をしっかり知っていただいて、今後の未来予測もしっかりしていただいて、地域の皆様一人一人が何が必要かを考えていただいております。
2点目ですが、厚生労働省の第9回健康寿命をのばそう!アワードを、今回とれたて食楽部、Honey!ハニー!!が受賞されました。これにつきましては、健康寿命を延ばすというような目的でやりました。その中で、以前から活動されていたとれたて食楽部、Honey!ハニー!!が、介護予防の場である通いの場や居場所に行っていただいている、またそこに新鮮な野菜も調達していただいていることから、地域事業者の社会貢献が大変高いといった観点から、市で推薦させていただきました。ほかにもそういった活動がございましたら、市で推薦をしていきたいと考えております。まず第1弾として、とれたて食楽部、Honey!ハニー!!のコラボレーションがすばらしかったということで、健康寿命に対する活動を推薦したものでございます。
92:
◯村井委員長 伊藤委員。
93: ◯伊藤委員 2点、再質問させてください。
確かに課長がおっしゃっていただいたように、自助の部分で、住民主体で考えていただくというのが一番、根底にあっていいことかなと思います。その上で共助や公助として、市として何をするのかという部分の話になってくると思うんですけれども、後発で始めていただく方々は、先発で始めている方々の課題であったりだとか、現状というのはしっかり把握した上で始めていただきたいなと思っています。
私が聞いている限りだと、予算や場所の問題、あと権限と責任の問題を先発でやられた方々が、今、市に相談していると思いますので、その辺というのをぜひ共有する場をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
2点目ですけれども、今おっしゃっていただいたように、健康寿命を延ばそうという観点で推薦されたということなんですけれども、移動販売に参入されている会社も最近また増えてきたなと感じます。私の承知が違っていたら申し訳ないですけれども、地域的には南部方面にはとれたて食楽部が行っていて、北部方面は杏林堂のとくし丸が行っているような印象を受けるんですけれど、どこかで民間でやっている事業と、市が応援している事業と少し調整みたいのをしなければいけないと思うんです。先ほどのパン屋、社会福祉法人の方々もそうなんですけれども、ぜひそういった方々も、もし可能であるならば、北部方面の、でん伝の体操をやっているところであったりも紹介していただけると、広がりを見せていくと思うんですが、その辺いかがでしょうか。
94:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
95:
◯杉山地域包括ケア推進課長 伊藤委員の御質問にお答えいたします。
まず1点目ですが、まさにそのとおりだと思います。まず先駆者として、浅羽、笠原地区でやっていただいております。そのお話をいろいろ聞いた中で、袋井南地区の生活支援活動が始まっています。それ以外の地域についてもこれから始めようとしています。やはり、どんどんバージョンアップというんですか、よいものにしていくことは必要だと思っています。ですので、現在も浅羽、笠原地区の話を聞きたいという話があれば、市はつないで説明の場をつくっておりますし、いろいろなフォーラムのような、地域の方が大勢集まる、そういった集まりの中でも、地域から要望があれば、浅羽、笠原地区の方に来ていただいて、こういったところを苦労したんだというようなお話もしていただいております。ぜひ、今先駆的にされている方のいろいろな課題については、市のほうで共有できるように取り組んでいきたいと思います。
2点目ですが、運転免許証を返納されて、なかなか買物に行くのが大変という高齢者が増えています。ですので、やはりとれたて食楽部や杏林堂だけではなくて、社会福祉法人のパン屋などにもお声をかけて、高齢者の集まりと移動販売してくださる場は、これから積極的につないでいきたいと考えております。
96:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大場委員。
97: ◯大場委員 決算附属資料の33ページ、1款3項1目介護認定審査会費、市政報告書を見ますと、286ページ主要事業の概要の中での4番目になっていますが、令和2年度は介護認定審査会の開催の回数が延べ120回の3,274件ということですが、前年度の資料を見ますと、令和元年度は延べ143回の2,900件、平成30年度は延べ149回の3,065件というようなことで数字が出ているわけですけれども、コロナ禍によりまして、令和2年度につきまして延べ120回の3,274件というのはおおむねこのような形なのかなという、その件数の違い、状況は実際にはどうだったのか。例えば、普通ですと新型コロナウイルス感染症ですので、なかなか介護認定審査会も少ない回数でと思われるところもありますし、ややもすると、新型コロナウイルス感染症に関してですので、認知症を認めてほしいというような患者とかも増えてくるように思うわけですけれども、その辺の傾向について教えていただきたいと思います。
98:
◯村井委員長 長島保険課長。
99: ◯長島保険課長 大場委員から御質問をいただきました。
介護認定審査会の関係についてでございます。審査会の審査件数が、令和元年度に比べて増えているというところ、それから、新型コロナウイルス感染症の関係の影響についてでございます。
まず、新型コロナウイルス感染症による影響についてでございますが、具体的にまだ細かく分析をしたわけではないものですから、はっきりしたことは言えないところはございます。それから、もう一点の増えているということは、被保険者も増えているからそういった申請も増えているというようなところもございますが、ケアマネジャーとか、ホームヘルパーとかの意見を聞きますと、自宅で過ごす時間が長くなったということで、下半身というか、下肢部分というか、そういったところが弱っている方というのが少し見られるというようなお話を聞いております。ただ、自分たちのほうでも、因果関係とか、そういったところまではまだ御報告を申し上げられるような状況ではございませんが、ただいまの状況としては、そのような状況でございます。
それから、認定度の関係のお話をさせていただきます。要支援1から要介護1までの比較的軽微の方なんですけれども、ここの方の割合は、令和元年度は57.66%、令和2年度は55.65%、要介護4から要介護5は、令和元年度は18.26%、令和2年度は19.16%というような形で、重度の方が割合としては少し増えてきているというような状況でございます。
以上が大庭委員のお答えとさせていただきます。
それと、もう一点、先ほどの鈴木賢和委員からの主治医の意見書の明細についての回答は、また後でよろしいですか。
100:
◯村井委員長 後でいいです、それは。
よろしいですか。
101: ◯鈴木賢和委員 了解です。
102:
◯村井委員長 ほかにございますか。
竹野委員。
103: ◯竹野委員 決算附属資料の36ページの4款1項1目保健福祉事業費の配食サービス事業委託料1,104万1,000円に非常に注目しておりまして、市政報告書の292ページに、高齢者等配食サービス事業として、年度末利用者人数が152名いて、委託料はこれだけ払っていると。それで、この事業は、今後も増えると思うし、必要性があると思うんですね。そこで具体的には、どの事業者に、一つの事業者なのか、複数の事業者に、合計1,000万円余の委託料を払っているのかということと、それから当然、お弁当代をもらうわけですが、1食幾らなのか、その2点の質問です。
104:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
105:
◯杉山地域包括ケア推進課長 竹野委員の御質問にお答えいたします。
令和2年度の配食サービスは2社にお願いしました。それで、お弁当につきましては、市のほうでは、1食290円までを助成することにしております。ですので、それ以上の金額のお弁当を食べる場合は自己負担ということでお願いしております。290円のお弁当を取っていただければ高齢者の負担はないのですが、もし500円のお弁当を高齢者の方が取りたいという場合は、その差額の210円分は負担していただくということにしております。
106:
◯村井委員長 竹野委員。
107: ◯竹野委員 確認です。そうすると、290円、夕食なんかだったらもう少しかかると思うんですよね。委託事業者の委託料として、材料費とか手間もありますし、配食の輸送費もありますから、少なくとも290円分に関しては、受益者というのか、高齢者の方はその分負担しなくていいと。ただ、もう少し高めの、例えば500円ぐらいの場合には、自分で持ち出しということなんですね。
108:
◯杉山地域包括ケア推進課長 そのとおりです。
109: ◯竹野委員 分かりました。ありがとうございます。
110:
◯村井委員長 よろしいですか。
111: ◯竹野委員 結構です。
112:
◯村井委員長 ほかにございますか。
立石委員。
113: ◯立石委員 認知症の地域支援推進事業の委託料……。
114:
◯村井委員長 立石委員、ページと款項目を言ってください。
115: ◯立石委員 決算附属資料の34ページ、3款1項1目包括的支援事業費の認知症地域支援推進事業委託料の関係でありますけれども、各地域包括支援センターに、一律200万円ということで委託料を支払っており、いろいろと利用されている方も多いと思うんです。市政報告書の289ページを見ると、利用者とか、そういったところが出ていないものですから、どのぐらいの規模の活動をされているのかなというところが分からないものですから、明瞭性という意味からもお教えいただければと思います。
116:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
117:
◯杉山地域包括ケア推進課長 もう少し詳しく伺ってもいいですか。
118:
◯村井委員長 今は利用者が何人というお尋ね……。
119: ◯立石委員 規模です。ごめんなさい。
120:
◯杉山地域包括ケア推進課長 人数の資料を持ち合わせておりませんので、後ほど報告させていただきたいと思います。
121:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122:
◯村井委員長 それでは、先ほどの課題で、後ほど報告することになっていた事項を長島保険課長からお願いします。
長島保険課長。
123: ◯長島保険課長 それでは、先ほどの鈴木賢和委員からの御質問、主治医意見書の明細についてということでございます。大変申し訳ありません、市政報告書の287ページを御覧いただきたいと思いますが、こちらの(6)の一番上の主治医意見書作成状況というところでございます。在宅で新規の方が804件、在宅で継続の方が1,225件、施設で新規の方が581件、施設で継続の方が208件、合計2,818件、金額として1,305万4,800円というような形で明細のほうは取っておっていただいてしております。
申請する方がそれぞれの主治医にかかっているもんですから、その病院でこういう病院つきで介護しているけれどもどうでしょうかという意見書を書いていただいて、その意見書を基にして、どのぐらいの認定度がいいのかということを、一度コンピューター判定していただきます。コンピューター判定後に審査会で、委員の意見を聞いて認定度を決めていくというような関係でございます。明細のほうはこちらでよろしかったでしょうか。
124:
◯村井委員長 鈴木賢和委員、今の答弁でよろしいでしょうか。もし何かありましたら御質問をお願いします。
125: ◯鈴木賢和委員 金額的なことを少し教えてください。
126:
◯村井委員長 長島保険課長。
127: ◯長島保険課長 失礼いたしました。主治医意見書作成状況に関してですが、在宅の新規については1件5,500円の804件、442万2,000円、それから、在宅の継続につきましては1件4,400円の1,225件、539万円、施設の新規は1件4,400円で581件、255万6,400円、それから、施設で継続は1件3,300円で208件、68万6,400円、合計が1,305万4,800円でございます。
128:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129:
◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、議第55号につきましては終了といたしますが、先ほどの1件保留になっている事項につきましては、午後、もし分かれば御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。
以上で終了といたします。
それでは、午前中の審議につきましては、以上で終了といたします。午後1時15分から会議を再開しますので、よろしくお願いしたいと思います。
(午前11時44分 休憩)
(午後1時11分 再開)
130:
◯村井委員長 それでは、定刻前でございますが、皆さんおそろいですので、ただいまから会議を再開いたします。
会議を始める、再開に当たって、午前中の審議の中で、立石委員からの御質問に後ほど答弁をするということでお話がありましたので、その答弁について、杉山地域包括ケア推進課長のほうから御答弁お願いしたいと思います。
杉山地域包括ケア推進課長。
131:
◯杉山地域包括ケア推進課長 午前中に立石委員から認知症地域支援推進事業について、件数の御質問がございました。お答えいたします。
件数としましては、市全体で1,377件でございます。このうち一番多いものが、家族、本人からの御相談で約7割、937件ございます。次に多いのが、支援のネットワークに関することでございます。例えば徘回SOSネットワークをつくるとか新しく立ち上げるとか、そういったことでございまして、2割、301件。そして、もう一つが認知症の対応向上ということで、研修会や講座、これが約1割、139件でございます。
センター別に見ますと、一番多いのが袋井南部地域包括支援センターで、袋井南地区、豊沢地区、高南地区が入っている地域でございますが、そこが680件、全体の約半分です。なぜ多かったかといいますと、袋井南部地域包括支援センターでは徘回SOSネットワーク事業を、自治会ごとに立ち上げようという動きがございまして、その関係で何回か足を運んだり打合せをしたりという経過がございます。また、認知症に対する御家族の関心が強い地域と見受けております。
ほかの地域では、袋井北部地域包括支援センターが190件、袋井中部地域包括支援センターが136件で、こちらについては、認知症だけではなくて、ほかの複合的な相談もございますので、直接、認知症の件数といいますと袋井南部地域包括支援センターが多い状態になってございます。浅羽地域包括支援センターについては371件ございました。
よろしくお願いいたします。
132:
◯村井委員長 ありがとうございました。
それでは、審議に入ります。
────────────────────────────────────────
オ 議第52号 令和2年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について-所管
部門-
133:
◯村井委員長 次に、議第52号 令和2年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についての所管部門を議題といたします。
決算書歳出の款項目の順に、当局から説明を求めます。
初めに、地域包括ケア推進課所管につきまして、当局より説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
134:
◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
135:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。
鈴木弘睦委員。
136: ◯鈴木弘睦委員 私からは、決算附属資料の89ページの4款1項9目地域医療推進費、市政報告書の113ページ、旧袋井市民病院の閉院に伴う清算事務についてお伺いしたいと思います。先ほど言ってくれた収納業務委託料というのは、少し確認なんですけど、前年の未収金の残高がありますよね、未収金というか未回収の残額。今回このページに、令和元年の残額から回収できた金額が載っていますよね。それとこの金額を足すと、委託料というのはまた別ですよね。
137:
◯杉山地域包括ケア推進課長 委託料は別です。
138: ◯鈴木弘睦委員 去年の市政報告書と見比べると、去年の未回収の末尾の金額から、今年の末尾の金額を引くと、回収金額に33万円ぐらい差額があるんですけれど、これはもう時効になっている金額という解釈でいいんですか。令和元年度の金額が約5,971万円だと思うんですけれど、単純に引くと33万7,660円ぐらい差額がありますけれど、これは時効になってしまった金額の解釈でいいんですか、少し教えてください。
139:
◯村井委員長 答弁できますか。
杉山地域包括ケア推進課長。
140:
◯杉山地域包括ケア推進課長 数字のことですので一回確認をさせていただきたいと思います。
141:
◯村井委員長 ほかにございますか。
竹野委員。
142: ◯竹野委員 決算附属資料の64ページ、3款1項2目老人福祉費のところの長寿しあわせ計画策定委託料について、電話でも事前に少し質問したんだけれども、この計画を策定するための委託料の中に冊子の印刷費用が入っているかどうかをまず知りたいんですね。
それから、骨格は自分たちでつくったけれども、データ分析なんかは専門的な事業者に委託したということで、お聞きしたんですけれども、では、どういう事業者に委託したのか、その2点についての質問ですね。
それから、もう一つ、決算附属資料の65ページ、同じく老人福祉費で訪問理美容サービス委託料がございます金額は1万6,000円となっているけれども、市政報告書の111ページに詳しく載っています。それで、僕はすごく興味を持っておりまして、高齢者が交通手段もないし、身体的にももう美容院に行けない、だけれど、80歳になっても90歳になっても、きちっと髪型をセットして、やはりおしゃれしたいと、それで元気をもらうということはやはり大事なことなんですよ、実際に。
だけど、実際の利用者が少ないですよね。それはなぜなのか。市民、特に高齢者への周知徹底になりますけれども、広報ふくろいだけではなく、いろいろな情報を、民生委員、看護師、保健師も家庭訪問しているというのは聞きましたけれども、情報を提供してたくさん利用していただくと、そういうことによって長寿幸せというのか、豊かな福祉が生まれると思うんですね。その点での質問ですね。
143:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
144:
◯杉山地域包括ケア推進課長 竹野委員からの御質問にお答えいたします。
まず、1点目の長寿しあわせ計画の策定支援委託料の関係です。
こちらにつきましては、先ほど竹野委員からのお話もありましたように、データ分析、記載内容のそごがないかというような内容確認、計画書冊子のデザイン、概要版のデザイン、内容配置、印刷製本費も含んで委託をしたところでございます。
それと、次にどこの業者に委託したかということでございますが、これは指名競争入札して、県外の業者でございますが、こういった推計値を計算する専門的な技術を持っていて、また、内容の編集ができる、デザインもできる、コンサルタント会社に委託をいたしました。
3点目の訪問理美容サービス委託料の対象者というのが、寝たきりなどで、家で……。
145: ◯竹野委員 大きな声で。少し難聴でございます。
146:
◯杉山地域包括ケア推進課長 家で、在宅で寝たきりなどで、理容店、美容院や理髪店に行くことができない65歳以上の方を対象としております。
現在ショートステイやデイサービスなどでも理美容サービスをやっていただけるんですが、この事業は本当に寝たきりで動くことのできない方に対するサービスになっております。そういった関係で、人数は今回3人と大変少ないですけれども、やはり竹野委員がおっしゃる衛生環境を人として保つためには必要なものだと考えております。
このサービスについては、ケアマネジャーがついておりますので、そういった方たちを通じて必要な方には利用していただけるようにPRを行っているところでございます。
147:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148:
◯村井委員長 ほかに質問もございませんので、以上で、地域包括ケア推進課の所管については終了といたします。
次に、健康づくり課所管につきまして、当局より説明を求めます。
鈴木健康づくり課長。
149:
◯鈴木健康づくり課長 (省略)
150:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けいたします。
鈴木賢和委員。
151: ◯鈴木賢和委員 少しお聞きしたいんですけれども、地域の自殺対策……。
152:
◯村井委員長 ページを言ってください。
153: ◯鈴木賢和委員 すみません。決算附属資料の18ページ、17款2項3目衛生費県補助金の地域自殺対策強化事業費補助金というのはどういう補助金ですか。
154:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
155:
◯鈴木健康づくり課長 こちらは、自殺予防対策事業としまして、ゲートキーパー養成研修会、自殺の予防啓発、こころの健康講演会の開催、こういった事業に充てている県の補助金でございます。
156:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
157: ◯鈴木弘睦委員 私からは、決算附属資料の83ページ、4款1項4目予防費について、高齢者の任意予防接種、高齢者肺炎球菌予防接種についてお伺いします。市政報告書は104ページになります。8割ぐらいの人が今の、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種で副反応が起きると言われています。私の周りの高齢者もやはり症状が芳しくなかった方が結構いらっしゃる中で、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種後の副反応はコールセンターがあったり、いろいろな症例が紹介されたりで、割と手厚い対応があるんですけれど、そういうことを聞くと、その年代になったときに肺炎球菌予防接種を打つのを少しためらう部分が見ててあるなということを感じますので、その辺の対策をどのぐらいまでやっているのかというところを1点お伺いしたいと思います。
それと、もう一点お伺いします。成人の風疹に関する追加的対策について、月初めに抗体があるかどうか検査をして、抗体がなかったら麻疹風疹混合予防接種を打つんですが、これを、一月の中でやってほしいと病院から指導を受けた方がいたんですけれど、こういうところがやはり対象者数に対して接種者数が少ない理由かなと想像します。多分支払いの関係でそうなっているのかなと思うんですけれど、やはりお仕事をされていると、お休みして行かないといけないという部分もありますので、それは変えられないものなのかというのを教えてください。
158:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
159:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、鈴木弘睦委員の御質問にお答えします。
まず1点目の肺炎球菌の予防接種の副反応の対応ということですが、こちらにつきましては、接種をするときに問診票を書いていただくようになっておりますので、打っていただく病院でそういった症状の御心配があるということであれば、御説明をしていただいて、今回の新型コロナウイルス感染症ワクチンのほうもそうですけれど、予診で先生に相談して、それで打っていいですよ、大丈夫ですよというような形でやっています。医学的なところになりますと、医師の判断でというところが大きくなると思いますので、そのような形で対応していただければと思います。
2点目の成人の風疹の抗体検査の関係ですが、議員がお尋ねの医療機関がどういった判断をしたかというところまで少し状況が分からないですが、基本的には、風疹の抗体検査をしていただいて、抗体が低ければ予防接種をしていただくというような流れになります。
予防接種費用の支払いの関係でいきますと、その月のものをまとめて翌月10日までに出していただいて、翌月払うような流れになっています。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も同時にやっておりますので、そちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症の場合は、ファイザー社ですと接種後3週間空けないといけない、また、別のワクチン接種をして新型コロナウイルス感染症のワクチン接種する場合については接種後2週間空けないといけないとか、複数のワクチンを打つ場合はそういった期間の制限もありますので、具体的になぜそういったことかというのは各医療機関に少し聞いてみないと分からないんですが、そういったものを含めた中で、そういった医療機関が……。
160:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長、それじゃ答弁になっていなくて、抗体検査から予防接種を打つまでに1カ月かかるのは非常に長いから、この接種方法、どのように考えていますかという質問ですから、経過を説明するのではなくて、この接種方法についての答弁をしていただけますか。
161:
◯鈴木健康づくり課長 申し訳ありませんでした。
1カ月以内に検査をやって、ワクチンの接種をしないといけないというような取決めはないと思いますので、そこの医療機関がどういった判断でされたかというのは状況によって変わってきますので、少し分からない……。
162:
◯村井委員長 鈴木弘睦委員。
163: ◯鈴木弘睦委員 私の聞き方が悪くてごめんなさい。
風疹の抗体検査に行って、抗体があるのかどうなのかという結果が1週間とか10日かかって出てきますよね。抗体がない場合はワクチンを打たなければいけない。それを月をまたがないで1カ月の間で終えてほしいと言われたんですよ。ですので簡単に言うと、病院側は、一月の間で終わらないから月中過ぎにもう検査はしませんよということなんですよ。抗体があればいいんだけれど、抗体がない人は、月をまたぐと困るので、1カ月以内で全部終えてほしいと言われたんですけれど、それが、月をまたいでもいいようになれば、もっとみんな検査に行くと思うんですよ。月初めに検査に来てくださいという縛りが、検査対象者に二の足を踏ませていると感じますけれど、そうじゃないといけないものなのかどうなのかというところです。
164:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
165:
◯鈴木健康づくり課長 申し訳ありません。その期間について、もう一度確認をさせていただいて、答弁させていただきたいと思います。
166:
◯村井委員長 ほかにございますか。
伊藤委員。
167: ◯伊藤委員 2点お伺いします。市政報告書99ページの2款1項17目地方創生「日本一健康文化都市」実現戦略推進費の歯科保健推進事業についてです。決算附属資料でいくと55ページです。
8020コンクールということで、結果的には中止という形になっています。ただ、後段のほうでも歯科予防という観点では幾つか事業や健診をやってはいるんですけれども、いわゆる8020というのは、80歳になったときに20本歯があるというようなお話だと思います。
この辺の実態というのは市として把握できるものなのかどうかというのをまず教えていただきたいです。もう一点が、同じ項目なんですけれども、健康づくり食生活推進員育成事業について、市政報告書に詳細が書いてありますが、全8回の講義を行って修了者が2名ということです。調理の基本などを学んで食生活推進員を育成していく事業ですけれども、今後どういった活動に結びつけたくてこういった取組をしているのかお伺いしたいと思います。コミュニティセンター単位でやると人数が少なかったりとかするのではないのかなと思ったので、目的を伺いたいと思いました。
168:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
169:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。
まず1点目は、歯科保健推進事業の8020コンクール、こちらの80歳のときに20本の歯を持っているかということで、そういった実態を把握されているかということですが、こちらにつきましては、コンクールに応募してきていただいた方を、歯科医師に診ていただいて、審査を行うということになります。ですので、実態把握という点でいうと、80歳以上の市民のうち、どれぐらいの方が何本歯を持っているかというような実態は把握しておりません。昨年は中止はしましたが、今年につきましては、フレイル予防という点で食べないとやはり虚弱化してきますので、歯を大切にするために8020コンクールを再開をしております。
2点目の健康づくり食生活推進員の育成事業、こちらの目的としましては袋井市健康づくり食生活推進協議会、通称食推に入っていただくときにこういった研修を受けていただく要件がございまして、最終的には、地域で活動していただく食生活推進員を増やしていきたいということで、食生活推進員になるための要件としてこういったセミナーを行っています。ですので、目的としましては、食生活推進員として地域で活動していただける方を増やしていきたいということで、このような事業を行っております。
170:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
171: ◯鈴木弘睦委員 私からは、決算附属資料の82ページ、4款1項2目健康づくり推進費について、1点は需用費が結構な金額で支出されていますけれど、これ、今どこの部分について、この事業の中で需用費が使われていたのか。昨年と比べるとかなり金額が多いなというところが気になったので1点目です。
それと、もう2点が、決算附属資料の117ページの9款1項5目防災費の部分ですか、救護所の防災資機材をいろいろ御購入いただいたということです。山梨救護所では防災訓練で、バルーンの屋外に一時テントをいつも設置します。これ、持ち主が危機管理課なので、僕もよく分からないんですけれど、結構傷んできて、うまく空気が入らなかったり、空気を入れる口なんかも少し調子が悪かったりしますから防災訓練で伊藤委員も地元なので2人で一生懸命バルーンを設置していました。今、コロナ禍で防災訓練がこの間も中止になりましたけれど、防災訓練がない中で、資機材の点検をやっていただけると、次の防災訓練のときにすごくいいのかなと思います。
〔「危機管理課でやるのでは」と呼ぶ者あり〕
172: ◯鈴木弘睦委員 危機管理課の所管になるんですかね、その辺は。
173:
◯村井委員長 救護所のエアテントの所管は危機管理課でしょう。どちらですか、今の答弁できますか。
174: ◯鈴木弘睦委員 いつも保健師の人が設置を担当してくれているんです。
175:
◯村井委員長 今のエアテントですが、備品の所管は危機管理課です。それで、そこに保健師を配備することになっているんですが。
176: ◯鈴木弘睦委員 では、その部分はいいですよ。
177:
◯村井委員長 答弁できますか。
〔「危機管理課に確認」と呼ぶ者あり〕
178:
◯村井委員長 では、危機管理課に確認してください。
鈴木健康づくり課長。
179:
◯鈴木健康づくり課長 申し訳ありません。1点目の質問で、需用費がかなり多いということで、82ページの……。
180: ◯鈴木弘睦委員 82ページの4款1項2目健康づくり推進費、去年と比べて多いのかなと思うんです。
181:
◯鈴木健康づくり課長 115万3,000円という健康づくり推進費ですね。
4款1項2目の健康づくり推進費が昨年多かった理由としましては、たばこによる健康への影響から市民を守る取組を行っておりまして、その看板を設置するに当たりまして85万5,000円ほど、禁煙周知の看板770枚と、また、それをつける結束バンド、こういったものを購入しておりまして、昨年度に比べると、看板等だけで85万円程度購入しておりますので、それで去年より多くなったと思います。
182:
◯村井委員長 よろしいですか。
183: ◯鈴木弘睦委員 結構です。
184:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大場委員。
185: ◯大場委員 決算附属資料でいいますと、85ページの4款1項5目母子保健事業費で、不妊治療費等助成があります。市政報告書の106ページで、不妊治療費助成事業ということで質問させていただきたいと思います。以前、男性不妊治療費助成と不育症治療費助成ということで提案をさせていただいたわけですけれども、なかなか御利用がないということで、助成する場面がなかったというようなことで書いていただいてあります。その背景として、例えば袋井市内にはそういった方はいらっしゃると思うんですけれども、なかなかいろいろな関係で申請がなかったというところではないかなと思うわけですけれども、その辺について、どのように市として捉えていらっしゃるかということを1点お伺いしたいと思います。
冒頭に言わなくて悪かったですけれども、ワクチン接種に関しましては、準備の段階から今日まで、いろいろな業務に携わっていただいてくださって、本当にありがたく思っています。まずそれを言わなくてはいけなかったです、すみません。
186:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
187:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、大場委員の御質問にお答え申し上げます。
男性不妊治療費助成、不育症治療費助成、こちらは、今年度につきましても利用される方はおりませんでした。ですが、令和元年度に各1組ずつ使っていただいたというような実績も今までございます。まだ周知が少し足りないということもあると思いますので、周知を継続して行っていって、皆さんに使っていただけるような形で対応させていただければと思います。
188:
◯村井委員長 大場委員。
189: ◯大場委員 再質問させていただきます。
鈴木健康づくり課長のほうから、周知のPRの仕方ということでお話をいただきましたが、例えばですが、今まではどういったところにPRしていただいていたかというところをお聞きしたいです。私が思いますに、そういった治療をされていらっしゃる窓口とかにもチラシなりいろいろ置いていただいているのではないかなと思うわけですけれども、デリケートな部分が多いと思うものですから難しいと思うんです。今後、少しでも申請してもらえたら、精神的にも、金額的にも大変な負担がかかっているというところもお聞きするわけですので、何とかして助けてあげられたらいいなと思うわけですけれども、その辺、どういうように思っていらっしゃるかお聞きします。
190:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
191:
◯鈴木健康づくり課長 それでは、大場委員の再質問にお答え申し上げたいと思います。
周知の方法ですが、やはり産婦人科にチラシを置かせていただいてというところが主なものになります。そのほかについては、ホームページ等でお知らせしているところにとどまっているところでございます。
この制度、せっかくありますので使っていただけるように、また、どのような周知方法がいいかというのもまた検討させていただいて、多くの方に使っていただくように努めていきたいと思います。
192:
◯村井委員長 ほかにございますか。
伊藤委員。
193: ◯伊藤委員 市政報告書107ページ、どんぐり教室とわんぱく広場の関係で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の関係で両方とも施設の利用制限をされています。どんぐり教室は定員を10名に、わんぱく広場の場合は定員を10組としたという形で若干内容が違うんですけれども、どんぐり教室は、開催回数46回で実組数44組、延べ参加組数334組ということで、いわゆる何人が参加したかというのを教えていただきたい。わんぱく広場のほうは逆に、開催回数12回で延べの参加人数が129組ということで、定員10組とした場合で考えると若干オーバーしているものですから、この辺も少し内容を教えていただきたいなと思っています。
質問の本旨としては、基本的にはこれ、利用制限をかけたということだと思うんですけれども、実際、参加できなかった方々にどんな事業の提案を考えているか、やはり新型コロナウイルス感染症の関係もあって、支援を受けたかったけれども参加しないという選択をした人もいると思うんです。そういった方々には何か発信するものがあったのかどうか、お伺いしたいと思います。
あと、もう一点、市政報告書の107ページ(14)の新型コロナウイルス感染症対策費、産後ママ安心サポート事業ということで、ふくろいファミリー・サポート・センターの利用料補助券を配布したということで、説明の中にも少子化対策においても有効な事業であるためという形で書いてあります。実際の申請者数13人と実使用人数5人ということで、周知不足かなと感じたものですから、この辺の利用状況等を教えていただきたいと思います。
194:
◯村井委員長 鈴木健康づくり課長。
195:
◯鈴木健康づくり課長 まず、療育教育の事業のどんぐり教室、わんぱく広場ということで、こちらの実人数ということだったと思いますが、こちらにつきましては、すみません、今、人数的な資料がございませんので、後ほどお答えをさせていただきたいと思います。
2点目の参加できなかった方については、今回の新型コロナウイルス感染症に関連し、補正予算で計上した、iPadを利用したオンライン相談ということで、その場に来なくても相談できるような体制も整えております。昨年度でいいますと、市政報告書105ページのほうにありますが、健康相談としては4件と少なかったんですが、そういった形で、その場に来なくても相談できるような体制は整えておりますので、そういったものを使って、また……。
〔「それは療育支援ですよね」と呼ぶ者あり〕
196:
◯鈴木健康づくり課長 すみません。
教室に来られない場合はいろいろな相談とか、子供の発達について心配があると思いますので、オンライン相談という形で対応させていただければ、不安の解消になるのかなと思いますので、そういった案内をして対応しております。
あと、産後ママ安心サポート事業ですが、こちらにつきましては、4カ月未満の産婦に、ふくろいファミリー・サポート・センターの利用料を補助するため、多胎であれば50枚、単胎であれば10枚という形で1枚600円の利用券をお渡ししています。使った実績が少ないということで御指摘をいただきましたが、この事業は昨年の10月から始めたもので、まだ周知が足りないと思いますので、多くの方に利用していただけるように、周知に努めていきたいと思います。
基本的には、実使用人数というのは、ここに、107ページに書いてありますように……。
197:
◯村井委員長 今、伊藤委員の御質問は、産後ママ安心サポート事業が周知不足で利用者が少ないから、どんな周知をされていたんですかという質問だったと思うんですよ。ですから、周知不足ですというのはいいんですけど、最初に周知の方法を言っていただいて、これからどうするかというのを少しお話ししていただけますか。
198:
◯鈴木健康づくり課長 事業の案内のチラシを作って配布させていただいたりとか、あと、ホームページに掲載させていただきまして周知を図りました。ですが、人数が少ないということですので、またそういったところの対応を考えていきたいと思います。
199:
◯村井委員長 伊藤委員。
200: ◯伊藤委員 前段の療育支援の部分だけ再質問というか、お願いも含めての話なんですけれども、開催回数と延べの参加組数なり者数を少し自分なりに推察すると、1回つながってしまえば何度もリピートしてもらえる事業で、両方ともそれぞれ需要がある、かなり重要な事業なのかなと感じています。ただ、やはり利用者の皆さん方からの声を聞くと、そこまでつながるのが大変で、同じ悩みを持っている方、誰に相談したらいいかとか、最初につながるところまでに非常に課題感を持っている方々が多いです。さっきの産後ママ安心サポート事業でも少し話はさせていただいたんですけれども、周知に力を入れていただければ、療育支援に関しては、開催回数と実組数とかその辺というのの数字がもう少し変化してくるんじゃないのかなと思ったものですから、新規でこれだけ人が参加してくれましたよとか、そういった数字も今後載せてくれるとうれしいなと思いました。もし所見があれば教えてください。
201:
◯村井委員長 それでは、今の答弁漏れのところについては調査をしていただいて、本委員会中に御答弁をお願いしたいと思います。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
202:
◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、健康づくり課所管については終了といたします。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、午後2時45分から再開をいたしたいと思います。よろしくお願いします。
(午後2時35分 休憩)
(午後2時43分 再開)
203:
◯村井委員長 それでは、会議を再開いたします。
次の議題に移る前に、先ほどの鈴木弘睦委員の御質問の中で、旧市民病院の清算事務の関係で、当局から御答弁ができるということなものですから、先にその課題を処理させていただきたいと思います。
杉山地域包括ケア推進課長。
204:
◯杉山地域包括ケア推進課長 私から、先ほど鈴木弘睦委員の質問につきまして御説明いたします。
今回、差額が発生しておりますが、この差額につきましては、15人分33万7,660円で、この分につきましては、私ども市の職員が回収を行っている金額でございます。そのため、この部分を除いた回収実績が、弁護士事務所にお願いしている実績額ということになります。差額分は、市職員が回収を行います。
205:
◯村井委員長 鈴木弘睦委員。
206: ◯鈴木弘睦委員 市政報告書に載っているのは弁護士に頼んだ分だけが載っているということでいいですね。
207:
◯杉山地域包括ケア推進課長 そうです。
208: ◯鈴木弘睦委員 分かりました。何か溶けちゃったように思えたので。
209:
◯杉山地域包括ケア推進課長 申し訳ありませんでした。
210:
◯村井委員長 その部分については、正式に33万円余の額は市の職員が回収をして、決算附属資料には全額が載っているわけですね。
少し説明をしたほうがいいのかもしれないです。決算附属資料の何ページか言ってください。
211:
◯杉山地域包括ケア推進課長 弁護士事務所にお願いしている委託料につきましては、回収実績に30%を掛けた額になっております。それにつきましては、決算附属資料の89ページに、旧市民病院費の収納業務委託料33万6,016円ということで記載しております。単純計算しますと、99万円に30%を掛けると29万円幾らになります。またここに差額が生じておりますのは、弁護士事務所が収入した金額で、例えば3月末に入る金額があります。それに対して30%を払うとなると、その翌年度の予算で払っているため、その分の誤差が生じています。
〔「分かりにくい」と呼ぶ者あり〕
212:
◯村井委員長 89ページのところのどこに載っておりますか。
213:
◯杉山地域包括ケア推進課長 決算附属資料の89ページ、4款1項9目地域医療推進費の備考欄、003旧市民病院費に収納業務委託料33万6,016円があります。これが、弁護士事務所が回収した金額に対して30%の成功報酬として委託料を支払っているものでございます。
これにつきましては、令和2年度で歳入した99万7,169円は、令和元年度分として3月31日現在で入金しなかった分が前年度内に委託料として払えなかったため、その分を足して令和2年度にまとめて払いました。なので、99万7,000円プラスアルファで令和元年度の回収費が実際に入っているわけですけれども、分かりにくくて申し訳ありません。
214:
◯村井委員長 では、こうしてください。令和元年度で幾ら回収できて、幾ら委託料が払えなかった、それで、令和2年度分が幾ら回収して、その分と合わせて報酬を払うと33万円余になるよと。それを紙、ペーパーで出してください。
215:
◯杉山地域包括ケア推進課長 承知いたしました。
216:
◯村井委員長 鈴木弘睦委員、よろしいですか。
217: ◯鈴木弘睦委員 後ほど伺います。
218:
◯村井委員長 それでは、議題に入ります。
────────────────────────────────────────
ケ 議第61号 令和2年度袋井市病院事業会計決算認定について
219:
◯村井委員長 次に、議第61号 令和2年度袋井市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。
当局から説明を求めます。
杉山地域包括ケア推進課長。
220:
◯杉山地域包括ケア推進課長 (省略)
221:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。
鈴木弘睦委員。
222: ◯鈴木弘睦委員 決算書を見せてもらって、病院の努力というかかなり知恵を絞られているなと思うんです。その他医業外収益が、去年と比べてかなり減っていますよね。病院を運営する聖隷事業団の経費の部分をかなり圧縮しているんです。先ほど、病院の光熱費について御説明があったと思うんですけど、かなりの減り方なので、どんな努力をされたのかなというところを教えていただきたい。あとは、コロナ禍で、なかなか皆さん運営が難しいと言っていた中で、こうやっていい結果が出たところもどのように評価されているか教えてください。
223:
◯村井委員長 杉山地域包括ケア推進課長。
224:
◯杉山地域包括ケア推進課長 経費節減につきましては、鈴木弘睦委員おっしゃるとおりです。光熱水費について、動力をボイラーから電気にしたという部分がやはり大きいものがございます。また、今日は数字ではお出しできませんが、やはり聖隷事業団でございますので、いろいろ機器を購入したりするにもそれなりのスケールメリットがあると感じています。
次に新型コロナウイルス感染症への対応ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で、当初、病院の入院者数というのは減るものと思っていました。しかし、それが減らなかったと。逆に病床率が上がった理由としては、近隣の病院との連携がしっかり図られているのかなと考えております。中東遠総合医療センターの後方支援病院なので、そことの連携はもとより、近隣のほかの療養的な病院などから、患者を受け入れてもらえないかというような御相談もございますので、近隣の病院との連携が進んで病床率が上がり、利益が少し出たと認識しております。よろしくお願いいたします。
225:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
226:
◯村井委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、議第61号については終了といたします。
ここで座席の入れ替わりをいたしますので、暫時休憩いたします。
(午後3時00分 休憩)
(午後3時03分 再開)
227:
◯村井委員長 それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
────────────────────────────────────────
オ 議第52号 令和2年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について-所管
部門-
228:
◯村井委員長 次に、議第52号 令和2年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管部門を議題といたします。
決算書歳出、款項目の順に当局から説明を求めます。
城内教育部長。
229: ◯城内教育部長 (省略)
230:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明につきまして、御質疑があればお受けしたいと思います。
伊藤委員。
231: ◯伊藤委員 2点お伺いさせていただきます。
まず、決算附属資料の53ページ、2款1項16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費で、英検チャレンジ事業委託料について、英検チャレンジ事業が始まって何年かたち、受検者等も、累計でかなり人数も上がってきたなと思うんです。もともとは、まちの国際化ということで推し進めてきた事業で、ラグビーワールドカップであったりだとか、オリンピックの合宿地誘致の中で、例えば子供たちには観光に来た外国人のボランティアに入っていただいたりとか、そういった部分もたしか目的の中には入っていて、こういった事業を当時始めたのかなという気はしています。数年たって、いま一度、ここで事業効果といいますか、今の事業に関してどんな評価を市教育委員会としてされているか、お伺いしたいと思います。
2点目ですけれども、決算附属資料の123ページの10款2項2目教育振興費、児童送迎バス運行業務委託料ですけれども、少し細かい部分で恐縮なんですが、今4校で児童送迎バスを運行しているという話だったんですけれど、遅刻者、早退者にはどういった形で対応しているかということが1点と、もう1点は、今回、通学路の検査を市としてしたと思うんですけれども、児童送迎バスの各乗り場というかバス停の配置と、あと、そこまで来る子供たちの交通ルールを学校としてどう地域や子供たちに指導しているか、お伺いしたいと思います。
232: ◯城内教育部長 英検チャレンジ事業委託料については、所管は学校教育課なので……。
233: ◯伊藤委員 ごめんなさい。後ほどお伺いします。
〔「一応、バス停の」と呼ぶ者あり〕
234: ◯伊藤委員 バス停もそうなのか。教育企画課と学校教育課、私、混同していました。すみません。
235:
◯村井委員長 今、児童送迎バス運行委託料の説明も入っていました。
236: ◯伊藤委員 では、バス停のほうお願いします。
237:
◯村井委員長 小池教育企画課主幹。
238: ◯小池教育企画課主幹 先ほどの伊藤委員のバス停の位置についての御質問にお答えします。当初、路線バスが平成31年3月まで運行していまして、路線バスの代替として市が児童送迎バスの運行をしております。もともとあった、路線バスのバス停のところに、基本的にはバス停を設置しているような状況であります。
239:
◯村井委員長 今、バス停までの通学方法とか、通学路の危険度の調査なんかもやっているじゃないですか。そういったところの状況を踏まえてお答えください。
神田学校教育課長。
240: ◯神田学校教育課長 児童送迎バスについてお答えいたします。
地域によって道路事情は様々ですので一概には言えませんが、バス停までは保護者の責任の下、交通安全に気をつけて来ていただくということで、バス停の場所もそれぞれの学校が確認をした上で、交通安全ルールにのっとっていくという形で今進めております。
それから、バスに乗り遅れた子供たちの対応は、その場で保護者から学校に連絡いただきますので、そういったことを配慮して遅刻にしないという形で、保護者の責任の下、送ってきていただいて対応するという形で進めております。
241: ◯伊藤委員 今の質問は、後ほど学校教育課になったときにしたほうがいいですか。その前に再質問しても大丈夫ですか。
242:
◯村井委員長 いいですよ。
243: ◯城内教育部長 英検チャレンジ事業の御答弁は……。
244: ◯伊藤委員 英検チャレンジ事業は後ほどでいいです。今の児童送迎バスのことは再質問しても大丈夫ですか。
245: ◯城内教育部長 大丈夫です。
246:
◯村井委員長 伊藤委員。
247: ◯伊藤委員 バス停までは保護者の責任ということは重々承知しているんですけれども、もともとあったバス停に行くまでに、横断歩道が全くなかったりだとか、車通りが非常に激しいところに何でバス停を設置したのかという部分も自治会要望で協働まちづくり課のほうに出していますが、そういったことを教育部としては承知しているのかどうか伺いたいです。
何がというと、学校でその場所で児童を送迎しますよと決めてそこにしていると思うんですけれども、そこの周辺環境を見たときに、今回の千葉県八街市の交通事故の件もそうですけれども、未整備だったりだとか、今後対応が必要だよという状況があると思うんですよね。保護者の方々からすると、そういうリスクをはらんでいる中で、保護者の責任ですよと教育委員会から言われてしまうと、いや、これは所管が違うけれども市が言っていることですよねということになると思うので、その辺が私としては、市の交通安全担当部局と教育委員会と、今回の通学路の件もそうなんですけれども、しっかりと情報を共有していただいて、今回、バス停に関しては、幾つか多分要望が上がっている部分があると思いますので、御承知おきいただきたいと思いますけれども、いかがでしょう。
248:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
249: ◯神田学校教育課長 児童送迎バスに変わるときに、今までの遠鉄のバス停があったところも基準としながら、場所をどこにするかという検討を、学校と、それから地域の方も入れて検討しながら決めたと経緯を自分は記憶しております。そういった中で、それぞれの地域の要望、それから保護者の皆さんの要望を聞きながら設定をしたというところがありますので、基本的にはそこを前提にしながら、今も進めている状態ではあります。
ただ、今回のようなああいった悲しい事故もありましたので、緊急点検も行いましたけれども、そういった状況を踏まえつつ、いま一度調査したところでありますので、地域の要望を基にしながら、またそこら辺を再考察して、子供たちに悲しい事故が起こらないようにということで、市教育委員会のほうも進めてまいりたいなと思っております。
250: ◯伊藤委員 ありがとうございました。
251:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
252: ◯鈴木賢和委員 決算附属資料の127ページ、10款3項2目教育振興費のいじめ・不登校等の対策事業について少し……。
〔発言する者あり〕
253:
◯村井委員長 今は教育企画課の所管ですので。
254: ◯鈴木賢和委員 すみません、後にします。
255:
◯村井委員長 ほかにございますか。
竹野委員。
256: ◯竹野委員 決算附属資料の122ページ、10款2項1目学校管理費の備考のところの上のほうに、除草・樹木剪定手数料331万8,260円という項目がありますよね。それで、私の質問は、ごみの減量化とも絡むんですけれども、業者に委託して除草とか剪定をやってもらうんだけれども、剪定枝等を中遠クリーンセンターに運び込んでいるのか、あるいは、株式会社八ヶ代造園に運び込んで、宇刈工場でチップ化、堆肥化しているのか、処分先がどうなっているのかについて、教えてください。
257:
◯村井委員長 柴田教育企画課係長。
258: ◯柴田教育企画課係長 竹野委員の御質問にお答え申し上げます。
除草の樹木の選定の処分先ということだと思いますけど、業者に委託をしておりまして、処分先までの、明確な内容は分かっておりませんので、後ほど御回答ということでよろしいでしょうか。
259:
◯村井委員長 それでは、後ほど回答していただけるということでよろしいですか。
260: ◯柴田教育企画課係長 はい。
261: ◯竹野委員 別の件でもう一つあります。
262:
◯村井委員長 竹野委員。
263: ◯竹野委員 決算附属資料の127ページの10款3項2目教育振興費の浅羽中学校施設整備事業に絡むところで、市議会9月定例会の一般質問で市内の業者を優先的にというような質問がありました。それで、私の具体的な質問は、浅羽中学校の建設に関わる請負業者はどこなのかですね。
それから、決算附属資料の121ページ、10款1項2目事務局費の袋井市教育会館のところも全く同じところで、もう既に工事は完了しておりますけれども、やはり袋井市教育会館の改修もどこの業者にお願いし、それも設計の委託料、設計だとか管理だとか、あるいは備品の購入なんかも結構、備品の購入だけでもたしか2,634万円余があるけれども、どの、市内の事業者に発注したかどうかについての質問です。これ、違うかな。
264:
◯村井委員長 竹野委員、すみません。
今の浅羽中学校施設整備事業は、議決をしておりますので、そのときの資料を見てください。市内の業者が関わっているかどうかという質問には御答弁いただきますが、建設の請負者が誰かというのはもう既に議会に諮ってありますので、それは質問から除きますのでよろしくお願いします。
柴田教育企画課係長。
265: ◯柴田教育企画課係長 ただいまの竹野委員の浅羽中学校の改築工事に地元業者が入っているかということでございますけど、まず、建築工事につきましては、市内の建設会社が2社で、特定建設工事の共同企業体ということでJVを組んで受注しております。
電気設備工事に関しましては、浜松市の業者と袋井市内の電気の業者の2社で、こちらも同じくJVという形で工事を進めております。もう一つ、機械設備工事というものがございますけど、こちらに関しましても、袋井市内の2社の設備会社ということで、同じくJVを組んで受注している、事業のほうを進めているような、そんな状況になります。
266: ◯竹野委員 袋井市教育会館のほうは。
267: ◯柴田教育企画課係長 袋井市教育会館のほうは、すみません、今資料を持っておりませんので、こちらも後ほど回答ということでお願いしたいと思います。
268:
◯村井委員長 それでは、袋井市教育会館につきましては後日、先ほどの処分先と併せて報告をしてください。
ほかにございますか。
大場委員。
269: ◯大場委員 決算附属資料の中の124ページと127ページの10款2項3目、10款3項3目、それぞれ小学校と中学校の教育施設整備費、市政報告書ですと228ページを御覧いただければと思います。工事請負費のトイレの洋式化の関係でありますが、先日頂いた資料を見させていただきますと、袋井市教育施設等3Rプロジェクトの中では、トイレの洋式化率は令和2年度末49.1%ということで、先ほど説明いただいた中では50%の目標を達成できるということであります。令和3年度末の目標見込みとしては60%ということで掲げていただいてありますが、50%を当初目標にされていらっしゃるということが主なことかと思いますが、小学校と中学校のトイレ洋式化が100%になるのは大体どれぐらいなのか。第2次袋井市総合計画実施計画3か年推進計画なんかを見ると、まだそこまで明示されていないようにも思うわけです。そのことについて、この前も説明いただきましたが、トイレの洋式化については、1基やるごとに大体どれぐらいかかるのか。洋式化の内容については、例えばウォシュレットもついているのかとか、いろいろその辺についてお話をいただきたいということと、トイレの洋式化をするに当たって、トイレ全般は子供たちからは利用がしやすくなったという感想もあると思うんですけれども、トイレを使うことによっての課題とかが何かあるのかどうか、お聞きしたいことが1点。
さらに、市政報告書の228ページ、10款3項1目の中学校の学校管理費の中で、教員用端末等購入業務ということで210台パソコンを購入したということでありますが、先生方がこの人数いらっしゃると思うわけですけれども、例えばでありますが、先生方に配られたパソコンを教室へ持っていって、今回のようにオンライン授業をするとなると、なかなか教材として持ち運びが大変だと思うわけですけれども、この210台の中には予備の物が教室用として含まれているのかどうか、先生方が職員室から持っていってまたそれを使ってやるのでは、なかなかリモートといいますかオンラインがやりにくいと思うわけですけれども、その辺についてお聞きしたいと思います。
以上、2点お願いいたします。
270:
◯村井委員長 柴田教育企画課係長。
271: ◯柴田教育企画課係長 大場委員の小中学校のトイレの洋式化率についてお答え申し上げます。
大場委員御承知のとおり、令和3年度末は今、59.8%を目標に整備を進めているところでございます。
今後、当課の目標といたしましては、令和7年度末で89%を目標に考えておりまして、先ほど100%というお話もありましたけど、一応令和9年度に各小中学校、和式トイレを部分的に残すということで、97%ぐらいを目標に進めていけたらいいなというような形で考えております。
次に、洋式トイレ1基当たりの大体の工事金額でございますけれど、こちらにつきましては、1基当たり約150万円を想定して、今までやってきた結果と、これからの計画についてはそう考えております。
便器の仕様につきましては、ウォシュレットはつけておりません。単純に床の乾式化と和便器を洋便器に替えるという工事と、手洗い水洗を自動水洗に併せて替えております。
あと最後に、小中学校の児童生徒のトイレを使うことによっての課題ということでございますけど、学校から伺う限りでは、やはり洋式便器のほうが人気があるというようなところで、和便器を使うよりも洋便器のほうの渋滞するとか、そういったところが少しあります。
272:
◯村井委員長 小池教育企画課主幹。
273: ◯小池教育企画課主幹 先ほどの大場委員の端末の件でお答え申し上げます。
小学校については470台で、中学校につきましては210台、昨年度、臨時交付金を活用して、計680台を整備してあります。それにつきましては、昨年12月からGIGAスクール構想で生徒1人1台、タブレットが配備されて、先ほど言われたように、新型コロナウイルス感染症で臨時休校になった場合にオンライン学習をということで、本来、令和3年8月の予定を前倒して購入させていただいたものになります。ですので、今、予備機はないんですけれど、これを活用して、校務と授業をやっていただいているような状況になります。
274:
◯村井委員長 大場委員。
275: ◯大場委員 先にトイレの洋式化の関係ですが、和式トイレも若干残すというようなことでお話をいただきました。
トイレを洋式化していただいて大変利用が進んでいるかと思うんですけれども、小学校、中学校に聞きますと、中学校に多いかと思うんですけど、トイレに関して落書きが大変多くて困っていると、もうこれ以上落書きするようならトイレを使わないようにするとかというような話も出ているようであります。その辺、学校教育の現場としてどういうように考えているのかというところと、スリッパが用意をされていないということでありますが、それは何か不都合があってスリッパが用意をされていないのか、トイレ全般に関しても、洋式化をしていただくのは大変いいことで使いやすいと思うんですけれども、中には利用に関して不都合が生じている部分もあるのではないかなと思いますので、その辺、教育現場としてもどういうように捉えているかというところと、パソコン端末に関しては、特に先生方から、もう少し台数を増やしてほしいとか、そういった要望があるかどうか、次の予算を組み立てていく中でのことも含めてお聞きしたいと思います。
以上、2点お願いいたします。
276:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
277: ◯神田学校教育課長 それでは、大場委員のトイレの使い方についてお答え申し上げます。
とにかくトイレでいろいろないたずらをする子供たちがおりますが、その都度、人に迷惑をかけない、それからルールにのっとった使い方をするんだということで、随時子供たちには学校現場の話をしてありますので、そういったものを通しながら、適切な使い方というものを子供たちに伝えるように、それから社会性を身につけるようにしていきたいなと考えております。
それぞれ学校によってトイレ事情は様々でございます。スリッパを履いている学校、履いていない学校、いろいろあるかなと思いますので、その辺も、それぞれの学校の環境、それからそれまでの経緯というものがございますので、そこを踏まえながら今やっているところでありますので、市教育委員会としましても、そこを尊重しながら、子供たちへの随時の適切な指導というのを進めていくように、学校のほうに御指導してまいりたいなと考えております。
278:
◯村井委員長 城内教育部長。
279: ◯城内教育部長 では、私からは、教員用の端末の増設要望があるかという御質問でございます。
御指摘のように、校務用と兼務ということで、なかなかそれを教室に持っていってという作業は大変だという声があるということは承知しております。しかしながら、当然ながら費用も限りがありますので、できるだけという形でお願いをしているところでございます。
今般、補正予算で予備機も計上させていただきましたが、それらも有効に活用できれば、そういうことも少し解消していくかなとも思っておりますので、全てのものをうまく活用しながら、工夫しながらやっていきたいと思います。
280:
◯村井委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
281:
◯村井委員長 それでは、特にほかの質疑もございませんので、以上で、教育企画課所管につきましては終了といたします。
会議の途中ですが、ここで休憩とし、午後3時55分から再開いたしますのでよろしくお願いします。
(午後3時45分 休憩)
(午後3時52分 再開)
282:
◯村井委員長 それでは、会議を再開します。
次に、学校教育課所管について説明を求めます。
神田学校教育課長。
283: ◯神田学校教育課長 (省略)
284:
◯村井委員長 当局からの説明が終わりました。
ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けをいたします。
伊藤委員。
285: ◯伊藤委員 先ほどは失礼しました。
286:
◯村井委員長 伊藤委員、申し訳ございません。先ほどの英検チャレンジ事業を先にやってください。
287: ◯伊藤委員 そのつもりです。
先ほど申し上げたように、決算附属資料の53ページ、2款1項16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の英検チャレンジ事業委託料ですけれども、事業の効果と検証をどの程度されているかというのを、まず1点目、お伺いしたいと思います。
2点目ですけれども、決算附属資料の124ページと127ページの10款2項2目、10款2項3目、小学校、中学校両方ともついている、ICT活用支援業務委託料について少しお伺いしたいんですけれども、ICT支援員4名ということで、市政報告書の255ページに、それぞれ巡回回数等が載ってはいるんですけれども、数字を見る限りだと、人数的には足りないのではないのかなと思っています。実際、現場の教員の皆さん方と支援員と一緒に、多分、授業のつくり方をどうするかとか、そういった部分というのは、事前打合せの機会を持ちたいと思うんですけれども、そういった時間が取れているかどうか、お伺いしたいと思います。
288:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
289: ◯神田学校教育課長 伊藤委員の質問について回答させていただきます。
まず最初に、英検チャレンジ事業についてでございます。
参加する子供の人数がだんだん増えてまいりまして、昨年度、新型コロナウイルス感染症の関係で、若干落ち込みましたが、平成30年度と比べますと、小学校、中学校ともに参加者が大幅に増えています。子供たちのそういった意欲、姿勢も随分向上したかなと捉えております。
あわせて、合格率のほうも、令和元年度と比較しますと大きくアップしておりますので、こちらも子供たちの学力向上にもつながっているかなと捉えているところであります。
ただ、先般の、全国学力・学習状況調査の調査項目の中で、学校の授業以外に英語を使う機会がないという項目がありまして、その辺については、本市の子供たちは、全国平均よりもマイナスの調査結果がありましたので、やはり授業だけではなくて、日常的に子供たちの英語力が発揮できるような場を持てるように今後も研究してつくっていくことが必要かなということで、学校教育課では今考えているところであります。今後の取組のほうにぜひ生かしていきたいなと思っております。
こちらの英検チャレンジ事業については、今後も子供たちに、意欲的に参加するように働きかけていきたいなと思っております。
それから、2点目のICT支援の御質問でありますけれども、4人ということで、昨年度は、一昨年度と比べると1.5倍、訪問する回数を増やしました。今はGIGAスクール構想も進みまして、1人1台タブレット配備ということで、学校現場のニーズが非常に上がっていますので、そういった状況を踏まえて、本年度はさらに倍増して、それぞれの学校、週に2回程度行けるような形で今組んでいるところであります。そういった中で、教員との打合せもきちんと時間を取って進めてまいりたいなと考えているところです。
290:
◯村井委員長 伊藤委員。
291: ◯伊藤委員 現状はできているんですか。
292:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
293: ◯神田学校教育課長 現状は、それぞれの学校でどういった形で打合せをするかというところは様々ではありますが、今までと比べると落ち着いてそういった相談をできるような時間も生み出しております。いつICT支援員が学校へ来るかということも学校は分かっておりますので、そこをきちっと押さえながら、打合せを行うということで進めておりますし、それぞれの学校に推進役となっている教員がおりますので、その人が窓口となって進めるというようなところも今工夫をしているところであります。
294:
◯村井委員長 伊藤委員。
295: ◯伊藤委員 1点目のみ再質問させていただきます。
英検チャレンジ事業は、今後も続けていくというような前向きな御答弁をいただいてありがたいなと思った反面、今おっしゃっていただいたようなアウトプットの機会が減っているというのが実際に調査で出ているということでした。確かに、当初の目的としてラグビーワールドカップ2019のときはよかったですが、新型コロナウイルス感染症の関係で東京2020オリンピック・パラリンピックの関係であったりだとか、また、今、対外的に、例えば姉妹都市のヒルズボロ市への留学支援だとか、そういった部分もないのが現状だと思います。そうすると、アウトプットする機会創出というものがなかなかないので、英語を身につけて、その効果を実感する場がないのが実際なのかなと思っています。
ぜひとも、これ、1点要望に近いような形になるんですけれども、市内だと、例えば袋井国際交流協会であったりだとか、定時的に外国人向けの授業を行っている方々もいらっしゃいますし、彼らは彼らで実際会員が少なかったりだとかという課題もあるものですから、例えば各学校であったりだとか、袋井国際交流協会だとかとの連携が取れるといいかなと思いますが、その点を1点御答弁いただければと思います。あと、もう1点は、この英検チャレンジ事業の中で、やはり2級とか準2級とか、それぞれ取っている方々、すばらしいなと思うんですけれども、こういった方々がその後、どうなっているかという、追跡調査というのはできないのかもしれないんですけど、やはりこういった方々が、今後まちの国際化を牽引できるような立場にいると思うんですけれども、例えば中学校や高校を卒業したときにどうなっているかという実態的な部分の調査を追えるような部分があるかどうか、これ、以前、別の議員で質問された方がいたと思いますので、少し教えていただきたいと思います。
296:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
297: ◯神田学校教育課長 まず最初の、アウトプットの機会ということで、学校教育課としましても、やはり子供たちからそういった声が出ているということは重く受け止めなければならないなと思っています。授業の中の、いわゆるお勉強の中で終わらせるのではなくて、子供たちの日常的な生活の中で生きる力として発揮できるような、そういった環境を整えていかないと、なかなか本当の意味での力にはならないなと押さえておりますので、ぜひいろいろな機関と連携を取りながら、そういった場をつくっていきたいなと思っています。
今、御助言いただいた袋井国際交流協会との連携もそうですし、また、国際課とも、子供たちにとって有効な機会がないものかということで、また連携を取りながら考えていきたいなと考えております。
また、専門的な知識を持っていらっしゃる大学の先生等にも本市に関わってくださっている方もいますので、そういった方とも相談しながら、先進的に進めている市町の取組等も紹介していただきながら、進めていきたいなと考えているところであります。
それから、追跡調査については、これはなかなか難しいかなと考えてはおりますが、そういった子が中学校を卒業した後、高校でどのような形で力を発揮しているかとか、どういった進路に進んでいるかというところまではまず聞けるかなと思っています。この英語の力に限らず、卒業した後、子供たちがどうなっているかというところは、やはり大事な視点だなと私たちも考えておりますので、できる範囲の中で捉えられるように工夫をしていきたいなと思っております。
298:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
299: ◯鈴木賢和委員 先ほど質問させていただきましたけれども、決算附属資料の127ページで、いじめ・不登校の対策事業ということで、具体的事例を示していただきたいのと、あと、ネット監視調査委託料ということで、インターネットの監視というのはどこまでやられているかお聞きしたいと思います。
300:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
301: ◯神田学校教育課長 鈴木賢和委員の質問についてお答えいたします。
まず、いじめ・不登校対策事業でありますけれども、具体的には、先ほども説明の中で申しましたが、教育心理調査を行っております。Q-Uという形の心理調査を各学校で取り組んでいます。子供たち一人一人の状況、それから学級集団の中での安定度を把握することができますので、そちらを日頃の学級指導へ教員が生かすことができるようにつなげています。
また、このQ-Uですけれども、5月と11月に実施しておりますけれども、1回目はハイパーQ-Uといいまして、ソーシャルスキルの尺度が測れること。それから、子供たちに個人票を返すことができるとなっておりますので、家庭と相談していく中で、それも個人票も生かしながら、子供たちの悩み等が早期に発見できるような形で活動しているところであります。
それから、2点目のネット監視調査についてですけれども、こちらは、リスク度というのと緊急度というところでカテゴリーが幾つか分かれております。特にリスク度が低中高となっているんですが、リスク度の高いものとしましては飲酒や喫煙、無免許運転、窃盗等などの違法行為。それから、いじめや自殺予告、自傷行為と、そういった類いの悩みについて発見できたときに報告をいただけるということになっています。
また、緊急度につきましては、人命に関わるものとか犯罪予告等、こういったものが見つけられる場合、予見される場合も報告するということになっています。
本市については、緊急度が高いというような事例は今のところございませんで、そういった対応はしておりません。ただ、先ほど申しましたリスク度につきましては、随時、各学校のほうに連絡をして、未然防止につなげられるように対応しているところであります。
302:
◯村井委員長 竹野委員。
303: ◯竹野委員 決算附属資料の123ページ、児童送迎バス運行業務委託料2,455万円弱ですね。伊藤委員からも質問があって、僕は違った観点から質問します。
実際に自動車重量税が44万1,000円、自賠責保険料が6万3,150円支出しており、スクールバスは市が購入したわけです。業務委託料ということで、現実には運転手の人件費や車内の清掃とかだと思うんですけれども、それにこれだけの費用を投入しているわけです。
保護者から児童送迎バスの乗車料を無料にしてほしいと、9月市議会定例会の一般質問で竹村議員からありました。経費を削減するために、市のバスなんだから、運転手を会計年度任用職員として雇い、直営で運行することが可能かどうかについての質問です。
304:
◯村井委員長 城内教育部長。
305: ◯城内教育部長 お答えいたします。
児童送迎バスにつきましては、教育企画課の所管であると思いますけれども、委託料についての削減策ということの御質問だと思います。実際には、今、大新東株式会社というところに委託をしておりますが、これを会計年度任用職員とかということでありますけれども、それに関しては、まずは、そういう人間が非常に少ないものですから、人を雇うのはなかなか困難なのかなという気がしておりまして、この委託につきましては、人件費ではなくて、バスの管理とかというのも全て会社のほうに委託し、先ほど清掃という話もありましたが、そのようなものを全て含んでおりますので、これを全てやめて、直営でやることによって効率化するかというと、そうではないのかなという、今のところはそのように考えております。
306:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木弘睦委員。
307: ◯鈴木弘睦委員 私からは、決算附属資料の123ページ、10款2項2目、126ページ、10款3項2目、小学校の分と、中学校の分の教育振興費についてお伺いいたします。
まず、小学校の分ですけれども、特別支援教育推進事業の医療的ケア児についてでございます。令和2年度に、私も保護者と市のほうに御相談させていただいたところもありますので、その後どんな御協議をされたのか。この子が小学校へ上がってくるのは来年度ですので、もう準備できているというように思いますけど、ぜひ、庁内で相談した内容を教えてください。
それと、中学校の分ですけど、教育振興費の中学校の部活動指導員配置についてでございます。5名配置した中で、1年間終えてどんな御感想というか総括をされているのか、というのが1点。
それと、もう1点聞きたいのが、指導員の選定の基準を教えていただきたいなというように思います。
308:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
309: ◯神田学校教育課長 それでは、鈴木弘睦委員の質問にお答えいたします。
まず、小学校の特別支援教育の医療的ケア児に関係しますが、来年度、袋井北小学校に1名、お子さんが入学いたします。昨年度末に、学校教育課に御相談に来ていただいて、保護者の思い等もお聞かせをいただきました。
学校教育課につきましては、そのお子さんが安心して学校に入学できるように準備を進めていこうということで、本年度になって本格的に準備を進めているところであります。現在のところ、浜松市が先進的にこちらの事業を進めておりますので、担当指導主事と、浜松市教育委員会へ行きまして、どのような形で立ち上げて準備をしていったかということを調査いたしました。そういったものを基にしながら、中東遠総合医療センターの看護部長にも御相談をさせていただいて、本市として、よりいい形の支援の在り方というものを研究して進めていこうということで、今進めているところであります。
設置委員会等を今後設けながら、また、専門家の方々にもそういった委員会の中に入っていただいて、来年の4月にはきちんとお子さんの入学を迎えられるように今進めているところでございます。
何よりも看護師を確保しなければならないということが最大の課題となっておりますが、今、コロナ禍で看護師も大変な状況ではあります。そういった中で、そのお子さんにきちんとついて、看護師として雇用させていただいた方が有効に活動できるという形で今研究を進めているところであります。
それから、2点目の部活動指導員であります。
昨年度は4名の方にお願いして、途中から1名加わって5名となりました。1年終わってみて、もともとそれぞれの学校の部活動に関与している方もございますので、5人それぞれではありますけれども、1番は、それぞれの学校の部活動の担当教員との連携をきちんとやっていくというところが大きな課題かなと思っています。比較的続けていただいている方々については、その辺を理解を示していただいて、連絡をやりながら進めております。とはいいましても、やはり熱い思いで関わっていただいている方ばかりですので、そういったところの考え方の相違というのは、事あるごとに生まれるかなということは聞いております。ただ、やはり子供たちが楽しく部活動に専念できるようにというところでは共通の思いがありますので、そういったところで折り合いをつけながら、今進めていただいているところです。
こういった周囲の方にやっていただくことで、教員の働き方改革という点では非常に助かるところがございますので、今後もお声がけをして進めていきたいなと思っております。
ただ、選定基準について、こちらも学校教育課で、一定の基準を設けまして選定をしております。やりたいと言った方は、どなたでも結構ですということではございません。また、学校長が、この方なら子供たちを預けられるということで、学校長も推薦するというような形を大事にしております。勤めていただくときには、事前に学校教育課のほうで研修会も実施をして、採用するということで進めております。
310:
◯村井委員長 神田学校教育課長、今、選定基準の質問がありましたので、選定基準がもし分かれば御答弁いただきたいと思います。
311: ◯神田学校教育課長 今、手元に詳細な資料がございませんので、後ほどでよろしいでしょうか。
312:
◯村井委員長 鈴木弘睦委員。
313: ◯鈴木弘睦委員 小学校の医療的ケア児を進めていただいているという中で、一つ気になるのは、やはり看護師の雇用面です。看護師が今、引く手あまたの部分もあると思いますので、しっかりとした雇用条件で働いていただいたほうが私はいいのかなというように思っていますし、検討に当たり、今現在、在宅で見てくださっている民間企業がありますので、そちらからどなたか入っていただくと、よりよくその子の状態も分かっていいのかなと思いますので、その辺も御配慮いただきたいなというのが1点。
それと、中学校の部活動指導員について、いろいろ相談もいただいていまして、極端な話、父母会ではこの人がいいねというような話も中にはあるんですよね。その辺の調整が、学校長なのか市教育委員会なのかというところがよく分からない部分です。やはりどっちかというところがあったほうが、父母会も分かりやすいと思いますので、そんなお話が父母会からありましたら、窓口になっていただきたいなというように思います。
314:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
315: ◯神田学校教育課長 まず、1点目の看護師については、やはりこちらも、業務内容が大変責任の重いものでありますので、できるだけきちんとした雇用形態が取れるように考えていきたいなと思っております。
それから、部活動指導員ですけれども、後ほどまた選定基準の詳細については御報告させていただきたいなと思いますが、基本的に学校教育について、きちんと理解を示していただいて、部活動であるということを理解していただいている方というものがまず大前提になるかなと思っています。
学校教育課としては、そういった基準は設けておりますけれども、最終的にその方がそういった部活動の指導員としてふさわしいかどうかというのは、学校で判断するということになるかなと思っています。また、父母会の中でも、ぜひこの人をというようなことで、御推薦があるというような場合も考えられるかなと思いますけれども、それをそのままどうぞという形ではなくて、やはり学校長の責任の下、判断をしてお勤めいただくということで考えております。
316:
◯村井委員長 ほかにございますか。
大場委員。
317: ◯大場委員 教育振興費の関係で、小学校でしたら10款2項2目、中学校の関係でしたら10款3項2目で、学力向上対策事業ということで、市政報告書を見ていただきますと、255ページの左側です。関西大学の黒上教授を招いてということで、以前から取り組んでいただいているわけですけれども、9月市議会定例会の一般質問の中にもありましたが、特に袋井市として、鈴木教育長も、考える力を育成していきたいというようなことで、山本教育監も含めてお話をいただいたかと思うんですけれども、以前から黒上先生を招いてやってきたわけですけれども、その総括についてはいつ頃されるのかというところで、第2次袋井市教育情報化推進計画の中では、令和3年から令和7年までというようなことで書いていただいてありますので、その辺になってしまうのか、途中でまとめめいたものを、考える力に関して、思考ツールに関して、されるおつもりがあるのかどうかということをお聞きしたいことが1点と。
今度は、決算附属資料の127ページの10款3項2目教育振興費の中にありますが、新型コロナウイルス関係の対策費の中で違約金というようなことで、中学校の修学旅行について取り上げていただいてあります。違約金の内容といいますか、令和2年度に関しましては4校とも取りやめたのかというようなところも含めて、例えばバス代であるとか宿泊先であるとか、旅行会社に対しての違約金になるのかというようなところと、令和3年度もこういった違約金が発生してくるのか、もう既に行っていただいた学校はいいかと思いますが、また緊急事態宣言を受けて、運悪く、本当に気の毒なことですが行けない学校もあるんじゃないかなと思われるんですけれども、その点について、大きく分けて2点お伺いいたします。
318:
◯村井委員長 神田学校教育課長。
319: ◯神田学校教育課長 それでは、大場委員の質問にお答えさせていただきます。
まず1点目の、考える力の点であります。黒上先生を招きまして、思考ツール、思考スキルの研修会をずっと続けてまいりました。その成果が今、それぞれ学校の中で出てきているところでありまして、それに合わせてGIGAスクール構想、ICTを活用するということで、今タブレットの中に思考ツールを活用するアプリを入れてありまして、ほぼ毎日のように、学校ではそのアプリを使って授業改善のほうを進めております。思考ツールの有効な活用方法についても、教職員の意識も相当上がってきておりまして、今、学校訪問等をしますと、多くのクラスでこういった思考ツールを活用して授業改善を進めている現状がございます。
ただ、この思考ツールはあくまで手段でございまして、これを活用しながら、いかに考える力というものをつけていくか、やはりそこが子供たちの学力向上の中の一番の柱だなと我々も考えております。そういった点で、この思考ツールを使えるようになったということを評価するというよりも、次のステップに進んでいきたいなということで、学校教育課では考えております。
本年度は、袋井型の授業づくりということで、この思考スキル、思考ツールを活用するということももちろんでございますけれども、子供たちに問題解決型の学びとなるような学習課題をどういうように設定するかというところ。それから、一人一人の子供が、その学習課題について納得したか、我々、納得解と呼んでおりますけれども、それをきちんと自分自身で意識できるように最後にまとめをすると、そういった授業をつくるようにということで、今進めているところであります。そういった様々な有効な手段、ツール、それから、そういった授業の進め方、こういったものを踏まえて、子供たちの考える力を今後も育んでいきたいなと考えています。
まだ、今年、来年でどんな力がついているかということを検証できるような段階ではございませんけれども、どういった姿が出てきたら子供たちの考えている力が身についたと言えるかというところ、いわゆる評価基準、そういったものもまた描きながら、学校の授業改善を進めていきたいなと今考えているところです。
また、黒上先生だけでなくて、それ以外の専門分野の大学の先生方に入っていただいて、授業改善の研究を進めていきたいなと思っています。
昨年度の末に、國學院大學の田村 学先生を、三川小学校に講師としてお招きをして授業改善をやりましたが、本年度も三川小学校に田村 学先生を招いて検証を行うということで考えています。
それから、急遽、今月末にリモートで田村先生に袋井北小学校の校内研修に入っていただいて、そこには袋井北小学校だけではなくて、市内の全ての小中学校もリモートで参加できる先生方はぜひ参加してくださいということで、今広めているところです。そういったところも活用しながら、考える力というものを育んでいける授業改善のほうを進めてまいりたいなと思っております。
それから、2件目の違約金の件でございます。昨年度は、修学旅行のキャンセル料が3週間前から発生するということで、袋井中学校、それから周南中学校、そして袋井南中学校で発生しました。キャンセル料の発生を回避できなかった理由としましては、当初4月下旬に予定をしておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症の収束を見込んで9月上旬に変更いたしました。しかし、収束が見込めず、仕方なくキャンセルを判断したという形になっております。ただ、いずれの学校も3月上旬にそれに代わるものをもう一度立ち上げて、子供たちの思い出に残るということで、修学旅行に代わるものを実施したところであります。
それから、本年度につきましては、今まだ行けていないのが浅羽中学校、それから袋井中学校になります。本来だったら10月の上旬には収束しているかなということで計画を組んでおりましたが、残念ながらいまだ収束が見込めていませんので、こちらのほうは延期しながら、でも、現時点でまだ諦めず、できるだけ子供たちにすてきな思い出が残せられるようにということで、学校も今考えている途中でございます。
320:
◯村井委員長 ほかにございますか。
鈴木賢和委員。
321: ◯鈴木賢和委員 決算附属資料の124ページの小学校施設設備機能向上事業ということでありますけれども、どういったことを改善していくのか、内容を少し教えていただきたいんですけれど。
〔「今回の所管分では……」と呼ぶ者あり〕
322:
◯村井委員長 学校教育課の所管ではないですね。124ページのどこですか。
323: ◯鈴木賢和委員 016。
324:
◯村井委員長 それはもう終わりました。施設機能向上は、教育企画課の所管です。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
325:
◯村井委員長 それでは、ほかに質問もございませんので、以上、学校教育課所管については終了といたします。ありがとうございました。
大変恐縮ですが、本日は以上で、会議を閉じます。明朝、午前9時から、すこやか子ども課所管から決算審査に入りますので、よろしくお願いをしたいと思います。どうもありがとうございました。
(午後4時46分 散会)
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