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  1. 袋井市議会 2020-09-14
    令和2年建設経済委員会 本文 開催日:2020-09-14


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和2年建設経済委員会 本文 2020-09-14 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 351 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯戸塚委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯戸塚委員長 選択 4 : ◯戸塚委員長 選択 5 : ◯藤原建設課長 選択 6 : ◯戸塚委員長 選択 7 : ◯戸塚委員長 選択 8 : ◯土屋都市整備課長 選択 9 : ◯戸塚委員長 選択 10 : ◯岡本委員 選択 11 : ◯戸塚委員長 選択 12 : ◯土屋都市整備課長 選択 13 : ◯戸塚委員長 選択 14 : ◯岡本委員 選択 15 : ◯戸塚委員長 選択 16 : ◯土屋都市整備課長 選択 17 : ◯戸塚委員長 選択 18 : ◯岡本委員 選択 19 : ◯戸塚委員長 選択 20 : ◯土屋都市整備課長 選択 21 : ◯戸塚委員長 選択 22 : ◯高木委員 選択 23 : ◯戸塚委員長 選択 24 : ◯土屋都市整備課長 選択 25 : ◯戸塚委員長 選択 26 : ◯戸塚委員長 選択 27 : ◯石田都市計画課長 選択 28 : ◯戸塚委員長 選択 29 : ◯大庭委員 選択 30 : ◯戸塚委員長 選択 31 : ◯石田都市計画課長 選択 32 : ◯戸塚委員長 選択 33 : ◯大庭委員 選択 34 : ◯石田都市計画課長 選択 35 : ◯大庭委員 選択 36 : ◯戸塚委員長 選択 37 : ◯石田都市計画課長 選択 38 : ◯戸塚委員長 選択 39 : ◯大庭委員 選択 40 : ◯戸塚委員長 選択 41 : ◯石田都市計画課長 選択 42 : ◯戸塚委員長 選択 43 : ◯戸塚委員長 選択 44 : ◯戸塚委員長 選択 45 : ◯杉山下水道課長 選択 46 : ◯戸塚委員長 選択 47 : ◯戸塚委員長 選択 48 : ◯戸塚委員長 選択 49 : ◯藤原建設課長 選択 50 : ◯戸塚委員長 選択 51 : ◯岡本委員 選択 52 : ◯戸塚委員長 選択 53 : ◯藤原建設課長 選択 54 : ◯戸塚委員長 選択 55 : ◯岡本委員 選択 56 : ◯戸塚委員長 選択 57 : ◯藤原建設課長 選択 58 : ◯戸塚委員長 選択 59 : ◯岡本委員 選択 60 : ◯戸塚委員長 選択 61 : ◯藤原建設課長 選択 62 : ◯戸塚委員長 選択 63 : ◯竹野委員 選択 64 : ◯戸塚委員長 選択 65 : ◯竹野委員 選択 66 : ◯戸塚委員長 選択 67 : ◯竹野委員 選択 68 : ◯戸塚委員長 選択 69 : ◯藤原建設課長 選択 70 : ◯戸塚委員長 選択 71 : ◯竹野委員 選択 72 : ◯戸塚委員長 選択 73 : ◯藤原建設課長 選択 74 : ◯戸塚委員長 選択 75 : ◯高木委員 選択 76 : ◯戸塚委員長 選択 77 : ◯藤原建設課長 選択 78 : ◯戸塚委員長 選択 79 : ◯高木委員 選択 80 : ◯戸塚委員長 選択 81 : ◯藤原建設課長 選択 82 : ◯戸塚委員長 選択 83 : ◯大庭委員 選択 84 : ◯戸塚委員長 選択 85 : ◯石井技監 選択 86 : ◯戸塚委員長 選択 87 : ◯大庭委員 選択 88 : ◯戸塚委員長 選択 89 : ◯石井技監 選択 90 : ◯戸塚委員長 選択 91 : ◯戸塚委員長 選択 92 : ◯岡本委員 選択 93 : ◯戸塚委員長 選択 94 : ◯藤原建設課長 選択 95 : ◯戸塚委員長 選択 96 : ◯岡本委員 選択 97 : ◯戸塚委員長 選択 98 : ◯藤原建設課長 選択 99 : ◯戸塚委員長 選択 100 : ◯岡本委員 選択 101 : ◯戸塚委員長 選択 102 : ◯藤原建設課長 選択 103 : ◯戸塚委員長 選択 104 : ◯村井副委員長 選択 105 : ◯戸塚委員長 選択 106 : ◯藤原建設課長 選択 107 : ◯戸塚委員長 選択 108 : ◯村井副委員長 選択 109 : ◯戸塚委員長 選択 110 : ◯藤原建設課長 選択 111 : ◯戸塚委員長 選択 112 : ◯戸塚委員長 選択 113 : ◯石田都市計画課長 選択 114 : ◯戸塚委員長 選択 115 : ◯岡本委員 選択 116 : ◯戸塚委員長 選択 117 : ◯石田都市計画課長 選択 118 : ◯戸塚委員長 選択 119 : ◯岡本委員 選択 120 : ◯戸塚委員長 選択 121 : ◯石田都市計画課長 選択 122 : ◯戸塚委員長 選択 123 : ◯高木委員 選択 124 : ◯戸塚委員長 選択 125 : ◯石田都市計画課長 選択 126 : ◯戸塚委員長 選択 127 : ◯高木委員 選択 128 : ◯戸塚委員長 選択 129 : ◯石田都市計画課長 選択 130 : ◯戸塚委員長 選択 131 : ◯岡本委員 選択 132 : ◯戸塚委員長 選択 133 : ◯岡本委員 選択 134 : ◯戸塚委員長 選択 135 : ◯岡本委員 選択 136 : ◯戸塚委員長 選択 137 : ◯石田都市計画課長 選択 138 : ◯戸塚委員長 選択 139 : ◯岡本委員 選択 140 : ◯戸塚委員長 選択 141 : ◯石田都市計画課長 選択 142 : ◯戸塚委員長 選択 143 : ◯岡本委員 選択 144 : ◯戸塚委員長 選択 145 : ◯石田都市計画課長 選択 146 : ◯戸塚委員長 選択 147 : ◯戸塚委員長 選択 148 : ◯戸塚委員長 選択 149 : ◯戸塚委員長 選択 150 : ◯土屋都市整備課長 選択 151 : ◯戸塚委員長 選択 152 : ◯岡本委員 選択 153 : ◯戸塚委員長 選択 154 : ◯土屋都市整備課長 選択 155 : ◯戸塚委員長 選択 156 : ◯岡本委員 選択 157 : ◯戸塚委員長 選択 158 : ◯土屋都市整備課長 選択 159 : ◯戸塚委員長 選択 160 : ◯鈴木副市長 選択 161 : ◯岡本委員 選択 162 : ◯戸塚委員長 選択 163 : ◯岡本委員 選択 164 : ◯村井副委員長 選択 165 : ◯岡本委員 選択 166 : ◯戸塚委員長 選択 167 : ◯岡本委員 選択 168 : ◯鈴木副市長 選択 169 : ◯岡本委員 選択 170 : ◯戸塚委員長 選択 171 : ◯岡本委員 選択 172 : ◯戸塚委員長 選択 173 : ◯土屋都市整備課長 選択 174 : ◯岡本委員 選択 175 : ◯戸塚委員長 選択 176 : ◯高木委員 選択 177 : ◯戸塚委員長 選択 178 : ◯土屋都市整備課長 選択 179 : ◯戸塚委員長 選択 180 : ◯高木委員 選択 181 : ◯戸塚委員長 選択 182 : ◯土屋都市整備課長 選択 183 : ◯戸塚委員長 選択 184 : ◯村井副委員長 選択 185 : ◯戸塚委員長 選択 186 : ◯土屋都市整備課長 選択 187 : ◯戸塚委員長 選択 188 : ◯村井副委員長 選択 189 : ◯戸塚委員長 選択 190 : ◯土屋都市整備課長 選択 191 : ◯戸塚委員長 選択 192 : ◯岡本委員 選択 193 : ◯戸塚委員長 選択 194 : ◯土屋都市整備課長 選択 195 : ◯戸塚委員長 選択 196 : ◯岡本委員 選択 197 : ◯戸塚委員長 選択 198 : ◯土屋都市整備課長 選択 199 : ◯戸塚委員長 選択 200 : ◯岡本委員 選択 201 : ◯戸塚委員長 選択 202 : ◯土屋都市整備課長 選択 203 : ◯岡本委員 選択 204 : ◯土屋都市整備課長 選択 205 : ◯戸塚委員長 選択 206 : ◯戸塚委員長 選択 207 : ◯杉山下水道課長 選択 208 : ◯戸塚委員長 選択 209 : ◯高木委員 選択 210 : ◯戸塚委員長 選択 211 : ◯杉山下水道課長 選択 212 : ◯戸塚委員長 選択 213 : ◯戸塚委員長 選択 214 : ◯戸塚委員長 選択 215 : ◯杉山下水道課長 選択 216 : ◯戸塚委員長 選択 217 : ◯戸塚委員長 選択 218 : ◯村井副委員長 選択 219 : ◯戸塚委員長 選択 220 : ◯杉山下水道課長 選択 221 : ◯戸塚委員長 選択 222 : ◯村井副委員長 選択 223 : ◯戸塚委員長 選択 224 : ◯杉山下水道課長 選択 225 : ◯戸塚委員長 選択 226 : ◯高木委員 選択 227 : ◯戸塚委員長 選択 228 : ◯杉山下水道課長 選択 229 : ◯戸塚委員長 選択 230 : ◯高木委員 選択 231 : ◯戸塚委員長 選択 232 : ◯杉山下水道課長 選択 233 : ◯戸塚委員長 選択 234 : ◯高木委員 選択 235 : ◯戸塚委員長 選択 236 : ◯杉山下水道課長 選択 237 : ◯戸塚委員長 選択 238 : ◯戸塚委員長 選択 239 : ◯戸塚委員長 選択 240 : ◯杉山下水道課長 選択 241 : ◯戸塚委員長 選択 242 : ◯岡本委員 選択 243 : ◯戸塚委員長 選択 244 : ◯杉山下水道課長 選択 245 : ◯戸塚委員長 選択 246 : ◯岡本委員 選択 247 : ◯杉山下水道課長 選択 248 : ◯戸塚委員長 選択 249 : ◯杉山下水道課長 選択 250 : ◯戸塚委員長 選択 251 : ◯戸塚委員長 選択 252 : ◯戸塚委員長 選択 253 : ◯長島水道課長 選択 254 : ◯戸塚委員長 選択 255 : ◯戸塚委員長 選択 256 : ◯竹野委員 選択 257 : ◯戸塚委員長 選択 258 : ◯長島水道課長 選択 259 : ◯戸塚委員長 選択 260 : ◯竹野委員 選択 261 : ◯戸塚委員長 選択 262 : ◯長島水道課長 選択 263 : ◯戸塚委員長 選択 264 : ◯竹野委員 選択 265 : ◯戸塚委員長 選択 266 : ◯長島水道課長 選択 267 : ◯戸塚委員長 選択 268 : ◯戸塚委員長 選択 269 : ◯戸塚委員長 選択 270 : ◯戸塚委員長 選択 271 : ◯藤原建設課長 選択 272 : ◯戸塚委員長 選択 273 : ◯村井副委員長 選択 274 : ◯戸塚委員長 選択 275 : ◯藤原建設課長 選択 276 : ◯戸塚委員長 選択 277 : ◯村井副委員長 選択 278 : ◯戸塚委員長 選択 279 : ◯藤原建設課長 選択 280 : ◯戸塚委員長 選択 281 : ◯戸塚委員長 選択 282 : ◯戸塚委員長 選択 283 : ◯杉山下水道課長 選択 284 : ◯戸塚委員長 選択 285 : ◯村井副委員長 選択 286 : ◯岡本委員 選択 287 : ◯戸塚委員長 選択 288 : ◯杉山下水道課長 選択 289 : ◯戸塚委員長 選択 290 : ◯岡本委員 選択 291 : ◯戸塚委員長 選択 292 : 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最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時59分 開会)      開   会 ◯戸塚委員長 皆様、改めておはようございます。  一般質問が終わりまして、今日から予定では3日間の委員会ということでございますが、まず、会議に先立ちましてお知らせをいたします。  今回の建設経済委員会におきましては、コロナ禍、3密を避けるため、付託議案の審査、協議事項及び報告事項につきましては、必要最小限の説明員で行うことが8月24日開催の議会運営委員会で決定されました。当局及び委員の皆様には、本日アップしておりますけれども、おおよそのスケジュールをお示ししてありますけれども、効率的な議事進行のため、簡明な説明及び質疑応答をお願いいたします。  なお、委員会3日目の午後に予定しております総合計画と総合戦略の案件につきましては、会場を第1委員会室に移しまして、大河原企画財政部長以下関係職員が説明員として出席しますので御承知おきください。  それでは、ただいまから市議会建設経済委員会を開会いたします。  案件につきましては、付託議案の審査が13件、協議事項はございません。報告事項が9件、資料提供が4件でありますので、よろしくお願いいたします。  初めに、当局を代表しまして、鈴木副市長から御挨拶をお願いいたします。  鈴木副市長。 2: ◯鈴木副市長 皆様、おはようございます。  先週の一般質問に引き続いての、今週は常任委員会ということでよろしくお願いいたします。  9月の市議会定例会、普通の言い方で決算委員会とも呼ばれておりますけれども、令和元年度実施しました事務事業につきまして、執行の方法とか期待された成果がきちんと出ているか、そうした観点からいろいろ質疑をしていただくわけでございます。  そうした質疑を通じて、令和2年度、まだ前半でございますので、より必要なことについては、どんどん袋井市の事業にも取り入れていきますし、一番大事なのは、令和3年度の予算に、こうした質疑を通じて出たことをどうやって反映していくかと、そうしたつながりを持っていくということが一番大事なことではないかなと思っております。いわゆるPDCAのチェックをして、次のアクション、見直しにつなげていく、そういうことだと思います。  それで、今年の9月市議会定例会はほかの年度より特別な事情だと思います。それはやはり新型コロナウイルスの影響だと思うんですね。新型コロナウイルスそのものはいずれ終息していくと思うんですが、どういう形で、いつ頃終息というのはまだ予測がたっておりません。ということですので、当面は上手に新型コロナウイルスとお付き合いをしながら、私たちの市民生活、それから産業経済活動、そうしたことをやっていくという状況になると思いますけれども、単純に新型コロナウイルスの前に戻るのでは駄目だと思うんですね。やはり進化し、発展して、新しい形で社会が運営されていく、そうしたことを視野に入れながら議論をしないといけないと思います。  ということで、今回、付託議案は補正予算が最初になると思いますけど、補正予算、それから決算、そして、付託議案が終わった後には総合計画の政策評価がございますので、そうしたことが、濃厚といいますか、中身の濃い、有意義な質疑が行われることを期待して、冒頭の挨拶にさせていただきます。よろしくお願いいたします。 3: ◯戸塚委員長 ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────      令和2年9月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第79号 令和2年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について-所
                   管部門- 4: ◯戸塚委員長 それでは、早速、議題1の令和2年9月市議会定例会付託議案の審査に入ります。  本日は、都市建設部所管分を審査します。  当局及び委員に皆様にお願いをいたします。  説明や質疑におきましては、ファイルを移動する場合は、まずどこのフォルダーに入っているかをお伝えいただき、その後、ファイルの整理番号をお伝えくださいますようにお願いいたします。  初めに、アの議第79号 令和2年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門を議題といたします。  補正予算における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いします。  それでは、建設課所管について、当局からの説明を求めます。  藤原建設課長。 5: ◯藤原建設課長 (省略) 6: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、建設課所管につきましては終了といたします。  次に、都市整備課所管について、当局から説明を求めます。  土屋都市整備課長。 8: ◯土屋都市整備課長 (省略) 9: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けいたしたいと思います。いかがでしょうか。  岡本委員。 10: ◯岡本委員 今、公園の遊具の補修費についてお話があったわけですけれども、私どもの浅羽東コミュニティセンターに隣接している公園の木製遊具については、破損している箇所があるという連絡があったということで、この数カ月間、トラロープが張ってあって、そのまま放置されていますけれども、こういった年度途中に破損の連絡があったとか、そういう不都合が生じて修理する必要があった遊具の対応をどのようにしているのか、チェック体制、それから補修の体制についてお伺いします。 11: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 12: ◯土屋都市整備課長 遊具に関するチェックと補修の体制ということでございますが、遊具に対する状況の点検ということで、こちらのほうに関しましては、年に1回、国の指針に基づきまして、専門の技術者によります定期点検というものを行っております。その中で、補修が必要だとか、部分的に修繕が必要だというものが確認されておるところでございます。その結果に基づきまして、危険なものについては、一時的に使用の禁止の措置を取ったりですとか、応急措置ということで対応させてもらっているところでございます。  この点につきましては、年度の途中でということで、なかなかすぐに、遊具の場合、使用頻度とか置いている場所でかなり、急に補修が必要だというような状況が起きてきますので、なかなか当初予算の中で反映し切れないところもございますが、それにつきましては計画的に補修をしていくというところで対応しております。  また、簡易な補修につきましては、市のほうの会計年任用職員の中で点検等回っているところもありますので、職員の中で補修をしていくところもあるというような状況でございます。 13: ◯戸塚委員長 岡本委員。 14: ◯岡本委員 今、説明があった方法の中であれば、当然私どもの浅羽東コミュニティセンターに隣接している公園の軽微な補修はなされるべきものと思っていますけれども、それが数カ月間、トラロープが張ったままになっているということは、そういった点検、修理のネットワークがよく機能していないのではないかと考えられますけれども、いかがですか。 15: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 16: ◯土屋都市整備課長 今お話がありましたところでございますが、物によっては、例えばブランコですと、一つではなくて二つ、三つついているのもございますので、そういうところは状況を見て、一つを使用停止にさせていただいて、ほかのところで使えるようにということでやらせていただいているところもあります。  浅羽東の遊具につきましての部分的な御使用のほうはさせていただいていると認識をしておりますが、ただ、全体が複合的な遊具になっておりますので、遊具ができないという状況があることは重々承知しております。この点につきましては、点検を含めまして計画的に早急に行われるような体制というのを今後しっかりと構築していきたいと存じます。よろしくお願いいたします。 17: ◯戸塚委員長 岡本委員。 18: ◯岡本委員 全体の公園の中で遊具の補修が必要な箇所というのはどのぐらいあると把握していますか。 19: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 20: ◯土屋都市整備課長 遊具の補修とか更新に関しましては、平成28年度に現在の公園の長寿命化計画というものが策定をされております。先ほど申し上げましたとおり、遊具に関しましては、その後、急に更新が必要になってくるものとか、修繕が必要になってくるものというものがありますので、これに年に1回の専門家による点検というものを加えた中で、今現在、昨年の点検の結果も踏まえますと、平成28年度以降に更新が必要なものが62施設というようなことで、うちのほうは計画をしております。このうち、昨年度までに27基が一応更新のほうをされているという状況でございます。今年度につきましては17基を当初の中で計画をしておりまして、今回、この補正でそれに6基をプラスして更新していくというような計画になってございます。 21: ◯戸塚委員長 高木委員。 22: ◯高木委員 今回、遊具施設等更新工事ということで、五つの公園で遊具の更新をされるということですけれども、更新に当たって、使われるのは地域住民の皆さんでございますので、その皆さんからの声を聞いた中で、現状と同等の遊具を更新していくのか、また、地域の希望に沿った中で新たな遊具を入れ替えていくのか、ここらの、どういう対応をされているかをお聞きしたいと思います。 23: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 24: ◯土屋都市整備課長 遊具の更新に当たりましては、常に地元住民のニーズにできるだけ沿ったものをというような考え方の中で、設置場所ですとかを協議させていただいているというところでございます。ただ、今、更新事業の対応をさせていただいているというところがありまして、基本的には現在ある遊具と同じもの、同じ規模で同じものというものを更新するというところが原則的な考え方でございます。  ただ、遊具の場合、今既存の遊具が、例えば昔の遊具、今既存の遊具が、安全の規格が昔の基準で取れていないというところもありますので、今回更新をするときに、例えば規格が安全基準が取れないと、二つ、三つのやつをやるときに安全の規格が取れない場合は、一つに固めさせていただいたりですとか、例えば昔の遊具で、今はもう製造していないというような形式のものもございますので、そういうものに関しましては同等のものでということで、地域の中で希望を聞く中で対応できる範囲の中でということで対応させていただいているというところでございます。  基本的には同種同規模、どうしても条件的にそれが難しいというところになりましたら、地域の方たちと御相談をさせていただいてというところでございます。 25: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがでしょう。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。  次に、都市計画課所管につきまして、当局からの説明を求めます。  石田都市計画課長。 27: ◯石田都市計画課長 (省略) 28: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  大庭委員。 29: ◯大庭委員 歳出8款5項1目の関係で、リフォームの関係なんですが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う新しい生活洋式における市民生活への支援及び地域経済対策を目的としているということで、住宅のリフォームというのは少しイメージが湧かないんですが、具体的にどういうケースなのか。こういうのはいいけれども、これは駄目みたいな。新型コロナウイルスに関係するからこれでいいのか。要するに、新型コロナウイルスのために、業者を救うためにどんな仕事でもいいのか、リフォームの基準について説明してください。 30: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 31: ◯石田都市計画課長 リフォームの内容というか、基準という御質問でございますが、議案質疑のほうでも御答弁させていただきましたが、新たな生活様式への対応に係るものとしましては、在宅ワークなど自宅で働く場所を確保するため、新たに間仕切りを設けまして、例えば一つの部屋を二つの部屋にする間取り変更、それからテレワークに対応するための内装改修や電源設備の設置など、こんなものを想定しております。  また、ステイホームのための住環境向上に係るものとしましては、テレワークや在宅時間が増加しまして、それによりまして高熱水費の負担が増えることが予測されるということから、トイレや洗面台の設備を節水型へ交換すること、エアコンなど空調設備の負荷軽減を図るため、住宅の断熱精度を高めるなど省エネルギー化工事、こんなものを予定しておりますが、現在、今、大庭委員から御質問いただいたとおり、どれが対象になって、どれが対象にならないとかというのが非常に見えにくいものが今の段階でありますので、現在、パンフレットを作成しておりますので、10月1日から予定ではこの制度を使う予定にしていますので、その前までに、それに合わせて市のホームページ、それから広報ふくろいでもこういったものを助成するということを今案内する予定をしておりますので、そういったもので市民の皆様には周知をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 32: ◯戸塚委員長 大庭委員。 33: ◯大庭委員 議案質疑で聞いていてもあまり分からなかったんですが、要するに、ステイホーム、テレワーク、在宅勤務、そういうのを前提としているのと、一方、エアコンを設置して断熱を高めるだとか、トイレ、洗面台まで替えちゃおう、普通の生活のリフォームに近くなったりする。だから、そうすると、どの範囲、先ほどパンフレットで説明するということなものですから、それはそれで結構なことだと思うんですが、これ、全国的な仕事として展開するということですよね。これはうちだけのオリジナルということですか。 34: ◯石田都市計画課長 はい。 35: ◯大庭委員 だから、うちがオリジナルでやるに当たって、何をモデルとして考え出してこれをやったのか。最初の仕事というんですか、在宅でやるのか、例えば仕事がなくなってうちにいるものだからそれをカバーするのか、あるいはオリジナルでやることが、どういう理由で袋井オリジナルを考えるのか、そこら辺について再度説明をお願いします。 36: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 37: ◯石田都市計画課長 現在、コロナ禍において、様々な生活様式が変わっているというのは既に承知されているところだと思います。そういった中で、先ほど説明いたしました新たな、新しい生活様式への対応に係るものであったり、ステイホームのための住環境の向上というようなものに焦点を当てた中で、特化した中で、今回の制度要綱を設けたということ。  それから、一方では、前回の常任委員会で企画政策課のほうから報告させていただいた資料の中では、袋井商工会議所の青年部の皆さんから意見交換を行った結果、建築業界の皆さんにおかれましても、今後、遅れた状況の中でそういう仕事が減っていくというような、そういう見込みの声もいただきましたので、それの二つを掛け合わせまして、今回、助成制度を設けたものでございます。  近隣の掛川市、磐田市では通常のリフォーム支援というようなことで、既に掛川市であったり、磐田市であっては取り組んでいるというような状況もありますが、先日、静岡県のほうでも、たしか9月補正予算で新しい生活様式に対応するリフォーム措置を一定の制限を設けた中で助成していくということが報道されたかと思います。市レベルで現在、今時点で伺っている話では、袋井市のみがこういう取組をしているというような状況でございます。よろしくお願いします。 38: ◯戸塚委員長 大庭議員。 39: ◯大庭委員 袋井市単独で袋井商工会議所と話をして、そういう意見を取り入れて、建築業者を含めて業界、地域経済活性化、それと在宅勤務等、いわゆるコロナ禍にあっての対策としてするのは結構なことだと思うんですが、くれぐれも、これも申込見込み数150件としてあるものですから、150件まで満たされるのかどうかわかりませんけれども、これはすごいインパクトのあるオリジナルな企画だと思うんです。  御案内のように、さきのふるさと応援使も、最初に出したものが人気があり過ぎて、今度追加でということになったり、後追いでそういう平等、不平等感を含めて、適切なそういうような配慮をする中で対応されるように。こういうオリジナルな事業というのは、お金を払って何でもやれるというものでもないと思うんですよね。くれぐれもそういうような状況を見て、お進めをいただきたいと思います。 40: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 41: ◯石田都市計画課長 先ほども少しお話しさせていただきましたが、広報とかホームページで周知をしていきたいと思いますし、それから、あと、先ほども御意見を伺ったとおり、何が対象となって、何が対象とならないのかというところが非常にありますので、そういったところにつきましても、要綱等を今準備していますので、そういったところの中で適正に判断をして、展開をしていきたいと考えていますが、あわせて、3,000万円、できれば予算が残らないように数をこなしていきたいと思いますので、そういったところでも周知のほうを徹底していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 42: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。いいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、都市計画課所管につきましては終了といたします。  これをもちまして、議第79号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 議第83号 令和2年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)につい                て 44: ◯戸塚委員長 次に、ウ、議第83号 令和2年度袋井市下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  当局からの説明を求めます。  杉山下水道課長。 45: ◯杉山下水道課長 (省略) 46: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  どうですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第83号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 議第84号 令和元年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について-所管                部門- 48: ◯戸塚委員長 次に、エの議第84号 令和元年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管部門を議題といたします。  決算書における歳出の款項目の順に従い、所管部門の説明をお願いします。  それでは、建設課所管について、当局からの説明を求めます。  藤原建設課長。 49: ◯藤原建設課長 (省略) 50: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  岡本委員。 51: ◯岡本委員 附属資料の102ページですけれども、8款2項2目の道路新設改良費のうち、幹線事業で3億7,496万9,000円余が計上されているわけですけれども、この中で、湊中新田線、バイパスの部分が、事業費が214万6,000円で、かなり西の橋の手前まできているわけでございますけれども、ただ、事業の先行きで、橋の西側で道路の買上げが滞っていて、解決が見通せないというところがあります。  それから、同じく幹線事業のうち、東同笠油山線の南部工区、これが9,162万7,000円、事業費が計上されたわけですけれども、ここも相続が未済、それからアパートの駐車場の調達ができていない等で、かなりの部分、拡幅と舗装ができているわけですけれども、そういった手続が見通せないところがハンデになっているという状態であるわけです。  それから、そこの003の細目の生活道路整備事業のうち、湊中新田線の在来線のほうで、湊西地区で拡幅工事を既に実施しているわけですけれども、その中で相続が見通せないところが2カ所あるといったことで、予算がついて工事そのものは進捗しているわけですけれども、そういった手続面の見通せない箇所があって、この先、この事業が立ち行かないという箇所が、私の知っている限りでもそれだけあるわけです。  そうしたところに予算づけをして、専門家の手腕に頼って解決していく、あるいは湊中新田線のバイパスについては、地元の人は強制手段に訴えたいという意向もかなり持っているわけです。そういった手続面の解決策について、どういった考えを持っているかということをお伺いしたいと思います。 52: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 53: ◯藤原建設課長 それでは、岡本委員の質問にお答え申し上げます。  まず、路線が三つ主にあったと思います。
     まず、湊中新田のバイパス工事でございますが、今年度、橋梁の上部工事を行いまして、一部供用という形を取っていきたいと思っておりますが、委員御指摘のとおり、一番西側の道路につく部分の数十メートルにつきましては、地権者から合意が得られていないという状況でございます。  これに関しましては、昨年度も9回交渉を行いましたが、少し交渉が間に合わないということでございましたが、今年度も月に1回程度訪問して、説得してという状況でございますので、今後、暫定の供用を今年度末にしていく中で、交渉を続けて、合意を得ていくという形でまずは進めたいと思いますが、これが進まない場合には、ある程度の手続というのも視野に入れなきゃいけないかなと思っています。  次に、東同笠油山線南部工区の関係でございます。  これに関しましては、相続関係が昨年ございまして、これが不用額となったものもございますが、こちらに関しましては、相続の代表者のほうの選任ができまして、7月に買収の契約をいただいておりますので、今年度は事業の需用費の関係でございますが、やはり盛土までを何とかしたいなと思っております。  また、アパートの関係につきましては、やはり駐車場がなくなったということでございますので、代替地の関係につきまして、現在、その北側になりますが、農地転用の手続等をして、補償費の関係を提示した中で、そちらへ、代替の駐車場のほうを進めるという形で今後やってまいりたいと思っておりますので、ある程度先は見えてきたかなと思います。  3番目の湊中新田線の旧道のほうの関係でございますが、こちらにつきましても、なかなか今の権利関係の中で進まないという状況でございますが、今年度もできるところから買収、また測量等をやってまいりますので、こちらもある程度継続をしていく形の中で解決をしてやってまいりたいと思っております。  また、予算づけということでございますが、やはり来年度の予算要求をする中では、事業の状況を見た中で、適切にどの路線をというようなことの先を見た中で予算要求をしてまいりたいと思っております。  また、生活道路につきましては、やはり事業着工前にある程度事業の問題点を解決する必要があると思いますので、今後、事業着手前にある程度問題を解決しながら、整備に入ったら順調にいくようにやってまいりたいと思います。 54: ◯戸塚委員長 岡本委員。 55: ◯岡本委員 幹線事業と生活道路整備事業とはやや事業の趣が違いまして、生活道路整備事業については、地元からそういった協力が得られて進めていくといった意味合いもあるかと思います。ところが、幹線事業につきましては、ある程度市の幹線を整備していくという意味合いから、どうしても実施していかなければならないという前提に立ったときに、湊中新田線のバイパスですけれども、強制手段に訴えた場合に、やはりマイナスの側面も考慮しなければいけないということも言われるわけです。  この場合、マイナスの側面で懸念される事態というのはどういうことなのか、御説明をお願いします。 56: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 57: ◯藤原建設課長 今の御質問でございます。  幹線道路に直接施工するということのマイナスということでございますが、やはり土地が強制ということになりますと法的な手続になりますので、やはりその部分では容易というわけではございませんので、手続上の反対をしていてうまくいかないのは直接ということが表向きになるということになっていくと思いますので、その整備にかかって、その後の地元の関係とか、そういうものがやはり懸念されるというところでございます。  ということがあるものですから、今回、暫定の整備をしますが、やはりまずは整備をどうするということを設計しながら、合意へ努力をしていきたいと思います。 58: ◯戸塚委員長 岡本委員。 59: ◯岡本委員 湊中新田線のバイパスにつきましては、反対している所有者が市外在住者であって、相続人も弟が1人いる状況だとお伺いしています。片や、地元の感情は一方的に、今まで反対する理由がないということで、反対する理由も地元ではいろいろうわさされているわけですけれども、反対する理由もないということで、地元の感情としては、強制執行やむなしという意向になっているかと思います。そういった具体的な事情を考慮して、手続については検討していくべきだと考えますが、いかがでしょうか。 60: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 61: ◯藤原建設課長 今の御質問でございますが、やはり今おっしゃったとおりの状況でございます。市外の在住の方ということで、反対する理由というのは、我々のほうは少し聞いておりますが、具体的にはということでございます。  やはり今後、強制的に買収するということも視野に入れながら、事業のほうを進めてまいりたいと思います。そうならないように努力していきたいと思います。 62: ◯戸塚委員長 そのほか。  竹野委員。 63: ◯竹野委員 ページは特定しないんですけれども、河川のいろいろな管理なんかで草刈りがあちこちで、草刈りの委託だとか、手数料だとか、計算すると……。 64: ◯戸塚委員長 場所を指定してください。決算の審議で。 65: ◯竹野委員 私の質問は簡単なんです。            〔「いやいや、駄目です」と呼ぶ者あり〕 66: ◯戸塚委員長 聞いてください。  決算の審査でありますので、どこのとかじゃなくて、場所を、そこをしてここのという形で質問をしてください。 67: ◯竹野委員 附属資料102ページの一番下の001説明、一番下の河川愛護危険箇所草刈業務委託料1,300万円余とありますよね。そのほかのところにも草刈りに関係するのはたくさんあるものですから、私の質問は、その草の処分が、もし建設課のほうで分かるなら教えてほしいと、そういう質問なんです。つまり、ごみの減量との絡みで、クリーンセンターに運び込むのか、あるいは大量の草を堆肥化するのか、そういうことが分かれば教えていただきたいんですけど。 68: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 69: ◯藤原建設課長 竹野委員の河川の草刈り等の処分に関することにお答え申し上げたいと思います。  河川の草刈り等で出た草に関しましての処理ですが、こちらで減免申請という形でクリーンセンターに持っていく、また、宇刈地内にあります八ヶ代造園の処分地に持っていくものということで、そちらのほうは処分料がかかるものですから、そちらの分は市のほうで1カ月に1回、請求書を頂いて払っているということでございます。  やはりクリーンセンターのほうの負担ということもございますので、八ヶ代造園のほうがなるべく受けられるようにということで受け入れていただいて、処分料はこちらで支払いをしているという状況でございます。 70: ◯戸塚委員長 竹野委員。 71: ◯竹野委員 そうしますと、八ヶ代造園は堆肥化するような事業者に持っていく、そういうことはやっていないんでしょうか。 72: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 73: ◯藤原建設課長 私どものほう、そちらへの受入れをしておりますが、そちらから後の堆肥化というようなことに関しましては把握をしていないという状況でございますので、行政のほうで処理しているというように解釈しております。 74: ◯戸塚委員長 そのほか。  高木委員。 75: ◯高木委員 歳入16款県支出金の2項県補助金、6目土木費補助金ということで、河川愛護補助金ということで159万円、県のほうから歳入がありますけれども、この使途内容、河川愛護事業の各自治会のほうへの報償金の対応になっているのか、また、危険箇所、市のほうでやっているかと思いますけれども、そちらのほうなのか、使途内容についてお聞きをしたいと思います。  関連しまして、本来、県の河川であれば、県が河川愛護という形で草刈り等をすべきだと思いますけれども、一部、市または地域の皆様が代行といいましょうか、行っていただいているかと思いますけれども、本来ならば、県が管理する部分の河川で、市または地域の皆様が代行している割合がどのぐらいあるか、お聞きをしたいと思います。  それから、歳出の8款3項2目の河川対策費ということで、豪雨時においてなかなか市の職員のマンパワーが足りないということで、冠水危険に対する周知という形で、地域の皆さんにバリケードの設置をお願いしているかと思います。この要請自治会数と要請箇所数について、分かれば教えていただきたいと思います。  それから、8款3項2目の治水対策費ということで、今回、校庭貯留ということで袋井中学校の整備が進められておりますけれども、これにつきましては、平成16年11月の豪雨に対しての中部豪雨災害対策アクションプランという形の中での対応の一つと、私、認識しているわけですけれども、最近、流域治水というような、国土交通省のほうで進めていくということで、近くでは菊川の対応、直近では天竜川下流地域の治水という形で、流域治水というような取組を進めていくということでありますけれども、袋井市が県の袋井土木事務所と構築してきました中部豪雨災害対策アクションプラン、こことの違い、そこらを分かれば教えていただきたいと思います。 76: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 77: ◯藤原建設課長 高木委員から5点だったと思いますけれども、順次説明したいと思います。  まず、河川愛護補助の159万円についての使途ということでございますが、河川愛護事業の補助金159万円につきましては、県から市経費の3分の1以内で予算の範囲内ということで市へ報告されているというものでございまして、令和元年度の市の経費は主に各自治会へ市から支払う報償金の費用が80万円でございますので、このように使途しているという状況でございます。  次に、河川愛護に関しまして、県が管理ということで、割合ということでございますが、明確な割合ということは出ませんが、考え方ということで御理解願いたいと思います。  まず、河川愛護につきましては、市が堤防の草刈りや清掃などを行い、県が河川内のしゅんせつ、土砂撤去や流木などの伐採撤去を行っているという状況でございます。市のほうは、県の河川に関する要望が地元からありますと、県へ進達をしてお願いしているところでございます。  令和元年度の草刈り等の実績を申し上げますと、年に2回、春と秋、2回実施をしておるというのが基本でございまして、年間で延べですが、120万平方メートルあり、なお、これにプラスして、また市のほうで緊急的に手数料などで別途対応しているものがありますが、120万平方メートルのうち、自治会が約85万平方メートル、市が35万平方メートル、これは現業職員が直営でやるものが28万平方メートル、業務委託が約7万平方メートルということになっております。市は、斜面や危険な箇所を中心に行っているという状況でございます。  また、現在、令和2年度の状況を見ますと、対応が難しいということ、また、コロナ禍の中で活動を縮小ということの話を受けておりまして、業者への委託の数量が昨年に比べると増えているという状況でございます。  次に、豪雨時に起きましたバリケードの設置依頼の要請自治会数と、要請の箇所数についてでございます。  豪雨時におきましては、冠水箇所のバリケード設置に係る自治会の要請というものがやはり常襲するところに関しましてありまして、4カ所ございます。1カ所が春岡の元の市の、今は資材置場になっておりますが、そこの北側の箇所が2カ所、あと、菅ヶ谷で1カ所、あと、久津部西で1カ所となっております。  また、これ以外で冠水が発生しやすい箇所につきまして、幹線道路等につきましては、市のほうがバリケード、カラーコーンを路肩に置いているという状況でございます。  次に、中部豪雨災害対策アクションプランの関係と、今回、流域治水協議会が発足されたということの関係性についてでございます。  現在、袋井市につきましては、蟹田川水系、沖之川水系、小笠沢川水系の3流域について、袋井市中部豪雨総合的治水対策推進協議会ということで、県、袋井市の関係する部局、河川部局、農林部局、また、危機管理部局などが連携をして事業の進捗等を図ってまいっております。  今年度、気候変動や社会状況の変化などを踏まえまして、河川の流域のあらゆる関係者と協働して流域治水の施策が打ち出されまして、今年度、県内では一級河川の6水系、具体的には菊川、今、お話がございましたが、この周辺では菊川水系と、あと、天竜川水系につきまして協議会が立ち上がったところでございます。  なお、この二つの計画の違いにつきましては、やはり袋井市のほうにつきましては、ハード事業の共有化というのがメインでございますが、違いの大きなところは、長期的に効率的な減災対策を考えた中で、やはり短期的なハード事業と避難対策などのソフト事業を総合的にあらゆる関係者が関係をして対応する点ということだと思います。  なお、この動きの中で、袋井市の3流域につきましては、令和3年度、来年度になりますが、気候変動を踏まえた水災害対策プランの策定を予定しておるところでございます。 78: ◯戸塚委員長 高木委員。 79: ◯高木委員 御答弁ありがとうございました。  最初の県の支出金の159万円の使途内容ということの中でありますけれども、その後の県が管理すべき河川についての市が代行の部分という形で、市が管理する部分、県が管理する部分とのすみ分けがされているという中での対応かと思いますけれども、120万平方メートルのうち85万平方メートルが自治会で対応しているということですので、あとは35万平方メートルが市行政、もう少し県のほうに、言い方は悪いけど、補助金の上乗せといいましょうか、自治会の対応も大分皆さん疲弊してきているという部分もあります。お願いして、行政のほうで少し、一部割増しして行っていただいているところもありますし、地域によっては負担金を出して業者委託というようなこともありますので、そこらを少し県のほうへの要望という部分について、どうお考えになっているかお聞きしたいと思います。  最後の治水対策の流域治水ということでございますけれども、菊川、また天竜川治水のほうに協議会を立ち上げたということの中で、オブザーバー的に袋井市のほうも参加できるのかどうか。というのは、来年度から新たに水災害対策プランを立てていくということでございますので、総合的に立てていくということでございますので、何らか参考になる部分があろうかと思いますので、そういう部分、参加ができるのかどうか、そこらについてもお聞きしたいと思います。 80: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 81: ◯藤原建設課長 高木委員の質問にお答え申し上げたいと思います。  やはり御指摘のとおり、現在市が報償金を払っている金額、その3分の1で県の予算内でということでございますが、やはり全ていただいていないという状況でございますので、やはり県に補助金の要望等をしてまいりたいと思います。  また、地元に関しまして、やはり負担が増ということもございますので、その中では業者委託の草刈り業務もありますが、その部分をどうしていくかというところを来年度予算の中でも検討してまいりたいと思います。  あと、もう一点の流域治水の関係でございますが、この中で来年度、袋井市のほうは水災害対策プランのほうに、袋井土木事務所のほうと3流域、取り組んでいくということでございますが、この中で、別組織としまして今取り組んでいるものがございます。静岡県西部地域全体で減災などに取り組む共有化をします静岡県西部・中東遠地域大規模氾濫減災協議会ということもございますので、この中で少し状況を聞きながら、来年度の策定につなげてまいりたいと思います。 82: ◯戸塚委員長 そのほか。  大庭委員。 83: ◯大庭委員 私、監査委員なもんで質問しちゃいけないですが、監査でできない質問だけさせていただきます。  今、高木委員から地域が疲弊している河川愛護の話がありました。今、120万平方メートル、実際、市のほうで35万平方メートル刈って、そのうち28万平方メートルは例の機械まで買って直営、7万平方メートルは業者に委託、あと、85万平方メートルは地元なんですね。  石井技監に少しお尋ねしたいんですが、私のところにやはりはがきが来たり、メールが来たりして、一番あれするのは、太田川、左岸堤と右岸堤で磐田市が見えるんですよね。磐田市はほとんど市がやるんですよ、いわゆる直営で。それで、なぜ袋井市はこうだという状況なんですが、県が二級河川なんかの場合は所管が管理しているわけですが、周辺地域で、石井技監、今日分からなかったらまた調査をお願いしたいんですが、この周辺でいわゆる自治会、地域で刈らせているといいますか、まさに愛護していただいている率、量がどの程度かということが把握できたら、一回そこを整理して、袋井市が着地させるべきところを定めてもらいたい。  実は、私が平成23年、平成24年に一般質問して、当時、杉保技監がいらっしゃったんです。あの方が一生懸命調査をしていただいて、35万平方メートルまでこぎ着けたんですよね。袋井市では一切、袋井市がやるだとかということがなかったんです。あまりにも磐田市との格差があって、そういう状況だったんですが、石井技監のほうで、本来、都市化すればするほど地元はどうしても手薄になるというのは御案内のとおりです。加えて、先ほど高木委員から指摘があったように疲弊、高齢化で草刈りが非常に限界に来ているというのが状況なんですよね。したがって、そこら辺がやはり時代とともに変わっていかなければならないものというのがあると思うんです。  袋井市は、昭和42年に財政再建団体になったんですね。当時、1億5,000万円ぽっちで。そういうこともあって、とにかく地元にお願いする、いろいろなことを地元負担というのをいっぱいやってきたんですよ。随分それでも外してきました。だけれども、そういうことをするためにも、やはり他市との比較というのは大事だと思います。  もし技監が今承知していたら御答弁いただきたい。そうでなかったら、またお調べをいただいて、県の目線でリバーフレンドシップだとかいろいろやって、それで遅れたり、いかにも県がやってくれているようにしていながら、ほとんど地域にお願いしているというような状況なんですけど、そこら辺の御答弁をお願いします。 84: ◯戸塚委員長 石井技監。 85: ◯石井技監 今の御質問と御要望なんですけれども、まず、現在のところ具体的な数値としてどこの市町がどれぐらいとかという話ですが、データとか、申し訳ないです、私のほうで把握していないものですから、土木事務所に問合せをして、その辺のほうは調べてまたお伝えしていけるようにしたいと思います。  ただ、一般的な傾向なんですけれども、その辺、各市町によっても、実際に市町の面積に対して、あるいは人口に対して、川が多い市町、あるいは川が少ない市町とか、いろいろ状況が違いますものですから、その辺、一様に比較してどうこうと少し言いにくいところはあるんじゃないかと思います。  私は、過去の経験上、幾つかの土木事務所管内の市町とお付き合いさせていただいている中で、実は袋井市というのは、先ほどお話のやつは平成23年、平成24年当時だと思うんですけれども、地元の方が非常に積極的に河川愛護に関わっていただいている市町ということで、その関わり方について、市民との協働ということを、普通に当時の県サイドの見方で非常にいい事例だということで、全県下的に、市町がこういう形で関わってくれて、住民が協力してくれているいい事例ですというような報告会みたいな、いろいろな協働事例を県内の、川に限らず、いろいろな協働事例を説明する会議みたいな、報告会みたいなものの中で、そういうのを袋井市がしているということで報告したことがたしか当時あったと思います。そのときも、袋井市というのは、住民の方々が一緒に行政に対して積極的に協力をしていただいてやってくれているということで、私も当時から伺っていました。  そして、周辺の、当時僕がそのときいたのが、掛川市のほうにいたものですから、菊川市とかあたりは、逆に袋井市のやり方ってどういうようにやっているのというのを勉強したいというような話で、いろいろ私のほうに質問があったりして、いろいろと状況をこちらのほうで勉強し合ったというようなところもありました。  結局、市町によって、やはり財政的な余裕があるところ、あるいは住宅が川に近いところにあるところ、ないところという、その辺、いろいろ違うものですから、その辺で実際のところ、どうしても関わり方に対して少し温度差というか、そういうところがあるというのが実際としてありますので、単純に多い少ないというのは、簡単に調べただけでうまく説明し切れるかどうかというのは、結果を見てみないと分からないんですけれども、委員の御指摘のように、少し調べてみますので、また改めて説明したいと思います。 86: ◯戸塚委員長 大庭委員。 87: ◯大庭委員 石井技監のお話を聞いて、これは第2の杉保技監になるよなと、将来の局長、部長だなと思いまして、お話を伺っていました。  というのは、120万平方メートル、125万平方メートルと当初言ったんですが、120万平方メートルを35万平方メートル、市が応援するということは、袋井市としては画期的だったんですよ。そのベースをどうしたかというと、1人当たり100平方メートル、住民が100平方メートル以上刈るところは応援しましょう。100平方メートル以下は地元でやっていただきましょう。三川だとか山田、あそこら辺に行くと700平方メートルあるんですね、1人当たり。それは大変です。  そういうことと、あと、二級河川でもかなり急斜面で、もう素人は刈れないよというようなところは県が応援をするという、こういうパターンになっているんですよ。多分、それが5万平方メートルぐらいあるんじゃないのかな。  いずれにしましても、その数値を積み上げていただいて、当時、杉保技監が制度設計をしてくれたんですよね、仕組みを。だから、私はそのとき、50%ぐらい公でまずやりましょうよと言ったんですが、今、大体20%、30%ぐらいなんですよ。  ですから、この際、石井技監に大いなる期待を申し上げますので、第2の杉保技監を目指して、袋井市からそういう仕事が減るように、袋井市はどっちがいい意味の、県から見たらいい見本かもしれないですが、袋井市民から見ると一番つらい見本になっているものですから、技監のほうでよろしくお願いしたいと思います。 88: ◯戸塚委員長 石井技監。 89: ◯石井技監 過分な評価をいただいて、非常に恐縮しているところであります。  私、立場上、県の立場、市の立場も両方分かるポジションにいるものですから、ですけれども、市のほうの事情を県のほうにも訴えていきたいと思います。  県のほうも、一般的な状況なんですけれども、以前に比べて協働、それこそリバーフレンドシップをやってくれている河川とか、そういったところには今までよりも河川維持費というのが少し厚めにつくような傾向にはなってきています。ですので、そういったところでより実態を伝えて、より県のほうに予算、それと袋井土木事務所のほうに予算がつくような形でできるだけ働きかけをしたいと思います。 90: ◯戸塚委員長 今、大分開会しまして長時間たっておりますので、ここで終わりじゃなくて一旦休憩を10分ほど取りたいと思いますが、この時計で40分から再開しますので、少し開放したいと思いますので、よろしくお願いします。                (午前10時30分 休憩)                (午前10時38分 再開) 91: ◯戸塚委員長 それでは、皆さんおそろいになりましたので、ただいまから再開をしたいと思います。  では、先ほどの建設課、いいですか。  岡本委員。 92: ◯岡本委員 治水対策費の8款3項2目の治水対策事業で、洪水ハザードマップ作成419万円が決裁されているわけですけれども、これは洪水ハザードマップが、水防法が改正されて、600ミリ余の累計降雨量に対応したシミュレーションを行って、ハザードマップを作成したという経緯があるかと思いますけれども、このとき、水防法の指定で、市内で太田川、原野谷川をはじめとした4河川がそのときのシミュレーションの対象河川で、その河川以外はシミュレーションから外れていって、洪水ハザードマップが作成された経緯があるかと思います。  その後、県のほうも、そういった法律の要請に基づいて急遽行ったことではありますけれども、その他の河川についても簡便なシミュレーションを行って、ハザードマップとかそういったものにつなげていくという方針を出したかと思います。  それで、現況を見ますと、袋井市の河川等整備計画の作成業務委託料、決算に475万2,000円が計上されていまして、それが資料収集とか基礎調査に充当するということで、さらに令和2年度につきましては、河川整備の関係では、国土強靱化地域計画、それから地域防災計画(風水害対策編)、それから河川等整備計画、それから、先ほど高木委員の質問に対しても、水災害対策プランを作成するとか、そういった計画を作成することがめじろ押しになっているわけです。
     そういった経緯の中で、弁財天川水系、それから前川水系、そういった水系は県のシミュレーションから漏れている、浸水想定区域のハザードマップには盛り込まれていないという現状にあって、浸水深については、この前、一般質問において、それ以前のハザードマップも一定の参考情報として生きているという答弁がありました。こういった前提に立つとき、そういった水防法の指定河川から、シミュレーションから漏れている河川について、どういった対応をしていくのかについてお伺いします。 93: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 94: ◯藤原建設課長 それでは、岡本委員の質問にお答え申し上げます。  お話しのように、河川水防法の改正によりまして、水位周知河川につきましては、洪水ハザードマップの全戸配布のほうを令和元年度に行ったというような状況でございますが、今、委員おっしゃったとおり、ほかの河川につきましては、簡易的な方法で県のほうで浸水想定区域の想定をしていくということは情報を得ております。  その中で、予定としましては、本年度末ぐらいにはその公表がされるのではないかということで確認をしておりますので、我々のほうにつきましては、その周知、浸水想定区域の、今、シミュレーションをやっていない河川につきまして、出るというようなことが言われておりますので、今の洪水ハザードマップの改正のほうをしていきたいと思っております。改正をしたら、また改正をしたところに係る部分につきましては、説明会等を行ってまいりたいと思っております。  一応、予定では来年度改正する予定でおります。また、これに関しましては危機管理部局とも連携をしてやっていきたいと思います。 95: ◯戸塚委員長 岡本委員。 96: ◯岡本委員 そうすると、県が予定している簡易シミュレーションが令和2年度末に発表になるということですと、令和2年度中の国土強靱化地域計画をはじめとする一連の計画にはその辺は少し時間的に間に合わないという解釈。あくまでも、簡易シミュレーションの結果は洪水ハザードマップの令和3年度の改正を待つという、そういった流れで理解してよろしいですか。 97: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 98: ◯藤原建設課長 今のお話のとおり、国土強靱化、袋井市の計画のほうを今策定しますということで、建設課にもその内容について少し検討をということで来ております。今、検討している最中です。  その中にも、国土強靱化計画の中で水害対策につきましては、今まで地域防災計画のほうも風水害編をつくるということでやっておりますが、やはりコメントが少ないということでございますので、国土強靱化の袋井市計画をつくる中では、我々のほうでは、落ちがあってはいけないということで、考え方、要望を全て河川のほうに入れていくということで、今のハード事業もそうですが、やはり洪水ハザードマップの作成とか、あと住民への周知とか、あとは河川のしゅんせつとか、そういう考えられるものに関しまして、やはりその中に入れていただくように、今、中身の案をいただいておりますので、それを今たたいているという状況でございますので、今現在入れられるものは入れてまいりたいと、先を見て入れてまいりたいと思っています。 99: ◯戸塚委員長 岡本委員。 100: ◯岡本委員 今の御答弁で一部は理解できたわけですけれども、こういった一連の計画を策定するに当たって、県のシミュレーションが水防法に基づいて一部の河川にとどまっているということをやはり明確にうたっていただきたいと考えますけれども、いかがでしょうか。 101: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 102: ◯藤原建設課長 現状の計画、また河川等整備計画のほうもこれと並行して、別でやっておりますが、やはりその旨を浸水のシミュレーションの一部というところの中で、今後こういうような対応をしていきます。例えば、簡易シミュレーションが終わったら直していきます。そのような記述のほうも入れるように、これからまた改正で変わってくることもありますので、そういうものを頭に入れて、少し記述のほうを考えていきたいと思います。 103: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 104: ◯村井副委員長 それでは、質問を2点ほどさせていただきますが、道路橋梁の維持管理費の関係でございますが、附属資料99ページ、8款2項1目道路橋梁管理費でございますが、この中で細目の003道路橋梁維持管理費の中で修繕料6,662万円余が決算として載っておりますが、その中で、このところで、今どのぐらい地元の要望に応えられているのか。今、地元要望で、主に生活道路とか側溝とかそういったものが相当、要望を出してもなかなかできない。要望の実施率が大体3割ぐらいだと思いますが、そういった中で、今、維持管理費を見ますと、420万円ほど不用額が出ておりますが、できるだけ不用額、委託料が主だと思いますが、この委託料を使って、できるだけ地元の要望に応えられないかというのが1点。  それから、2点目が次の道路新設改良費でございますが、この中の生活道路の細目の003生活道路整備事業9,700万円ほどあって、その中で道路新設改良工事費、先ほど少し御説明がありましたが、地域の同意が得られているということで、それぞれ要望が出されていて、どのぐらいの路線が毎年事業着手になるのか。事業着手になってどのぐらいの要望がまだ未整備なのか、その辺がお分かりになれば教えていただきたいと思います。  実は、私のほうの袋井東地区の中で、緊急車両が入れない道路がございまして、そこを地域の人たちは皆さん、同意をして応援もしている、道路にしていただいて結構ですよというような同意をしているにもかかわらず、なかなか手がつかない。そういったことで、何か災害が起きたり、あるいは火災が起きたりということで非常に心配をされておりますので、どのぐらいの年間の予算額で何路線ぐらいを目安に整備をしていくのか、その辺が分かれば教えていただきたいと思います。 105: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 106: ◯藤原建設課長 村井委員の2点の質問にお答え申し上げたいと思います。  まず、1点目の地元要望に関して、委託料等、また不用額があった場合には、なるべく回すように考えていただきたいというような趣旨でございます。  現在の地元要望の対応の状況ということでございますが、令和元年度を例にお話ししますと、地元要望の件数の総数は1,267件ございまして、そのうち575件の対応をしております。ただ、パーセントとしては45.4%ということでございますが、この中では、県、国に対するもの、また民地でできないものなどがございますが、やはり予算の範囲内ということもあるので、今、御指摘のとおり、優先順位の低い要望というのはなかなか実現できないという状況でございます。  その中で、令和元年度につきましても、やはり要望対応ができていないというものがかなりの金額、件数もあるということがございます。また、近年は高齢化に伴って、いろいろ難しいというようなことも言われております。  予算の中で、地元要望に対応するという予算に関して、修繕料と工事費、また手数料、長期借上料と原材料等があるんですが、その中の地元要望対応ができる予算のほうに関しましては、年度末いっぱいまで予算を全部使い切るようにという調整をしておりまして、そこの部分でいきますと、ほぼ残額がないという状況でございますが、やはりほかの部分で予算の残が出るということでございます。その中で、やはり建設課、それぞれ係が分かれておりますが、その中で効率的にやれるように、必要なものは不用額が残らないように、今後少し検討してまいりたいと思います。  それと、あとは、道路新設、生活道路の関係でございます。  生活道路に関しましては、実施状況ということでございますが、平成21年度から令和2年度、今年度までの12年間でいいますと、42路線やっているということでございますが、やはりその中で事業化した路線が27路線で、その中で19路線を完成して、事業中が8路線ということと、あと、協議中というところもございまして、事業化をしたんですが、やはりなかなかうまくいかなくて、継続協議中というところが15路線あるというようなことがございます。  やはり市民から寄せられる市道への要望というところに関しましては、やはりニーズが高いということでございますので、地域と十分に話し合いながら、地域の理解と協力を得た中でやっていかないとと思っております。  やはりこれから、協働による道づくり、生活道路ということの中で、内容の充実、どういうように事業をやるかというのを、やはり進め方のほうを整理しまして、整備の手法を、順調にいくようにということで、初めに問題を解決して事業化に移るということのプロセスとか、そういうものを考えていきたいと思っております。  また、整備手法に関しましては、一定の幅員による拡幅が望ましいんですが、また局部的な改良、またそれぞれの課題への対応ということで、いろいろな対応の方法があると思いますので、拡幅にとらわれず、局部的な改良とか、いろいろなものを頭に入れながら対応してまいりたいと思います。 107: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 108: ◯村井副委員長 今、不用額が出ないようにということでございますが、基本的に地元の予算、不用額を出して、それはそれで結構だと思いますが、こういった切実な要望でございます。ほんの少しの要望は、少額のものはすぐにやっていただく。少しお金がかかると、予算がないから次年度へ。そうすると、次年度やっても、また次年度。もう10年ぐらいやっていても一向にやっていただけないという声が随分私も伺っております。  したがいまして、確かに1,200余の要望があって、全部をやっていただけるということはあり得ないと思いますので、少なくとも県、ほかの関係機関のは別として、市に直接関係する要望については、できるだけ対応できるような予算措置を少し研究していただいて、予算化をしていただければと思います。  これは、今日、副市長がおみえになりますので、ぜひ予算のヒアリングをやるときにそういったものを十分聞いていただいて、対応していただければと思います。  それから、生活道路でございますが、これは災害の問題もありますし、特に緊急車両が入れないというのは人の命にも関わりますので、地域がまとまっていて、書類が出てくれば、早急な対応をしていただいて、当初道路を広げる、あるいは舗装は後になっても、側溝を入れて道路形態をつくる、そういったことで、少し年次計画を組んだ中で対応できれば一番ありがたいわけですが、その辺のことについて、再度、もう一度検討をしながら、進め方を決めると御答弁がありましたが、その辺のことについて、いま一度御答弁いただければ。 109: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 110: ◯藤原建設課長 それでは、村井委員の質問にお答え申し上げたいと思います。  やはり私、建設課のほうにこの4月から来て、地元の要望、切実なものというのを認識して感じているところでございます。その中で、職員のほうには、なるべく早く対応できるものは、なるべく対応がすぐできるものは対応してほしいという形の中でやっているという状況でございますが、やはり予算要求をするときに、本当に対応できるもの、できないものということがあるんですが、その中で必要な金額というものを踏まえながら、予算要求のほうを来年度してまいりたいと思います。  あと、生活道路の関係でございますが、やはり毎年、追加する路線というのは数路線ということになっておりまして、大きく新規に対応する路線というのは少ない状況でございます。その中で、今問題になっているのは、先ほども言ったように、事業化をしても中断しているというところもなかなかあって、その部分も職員のほうが対応しているという状況でありますし、金額的に進まないというような状況でございますので、やはり生活道路は必要なものだと思いますので、この部分をなるべく多く要望に応えられるようにということの中で、いま一度課の中で話をさせていただいて、そのように検討をしてまいりたいと思います。 111: ◯戸塚委員長 それでは、どうですか。よろしいですね、この件については。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、建設課所管につきましては終了といたします。御苦労さまでした。  次に、都市計画課所管について、当局から説明を求めます。  石田都市計画課長。 113: ◯石田都市計画課長 (省略) 114: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  岡本委員。 115: ◯岡本委員 8款4項1目の都市計画総務費の関係でお伺いしたいんですけれども、ここにいろいろな審議会とかの内容が書いてあるわけですけれども、ざっくり言って、土地区画整理事業の次の候補地というのがこの中で審議されているのかどうか、ある程度候補地が上がっているのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 116: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 117: ◯石田都市計画課長 都市計画審議会は、都市計画決定に伴いまして、その案件について審議委員の皆さんに付議するものでございますので、委員から御質問のあった土地区画整理事業候補地等については一切議論していない、こういう状況でございます。 118: ◯戸塚委員長 岡本委員。 119: ◯岡本委員 そうすると、そういった議論というのは決算の中ではどういったところで審議されているのかについてお伺いしたいと思います。 120: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 121: ◯石田都市計画課長 都市計画総務費の中で、まちづくりの支援ということで着手しておりまして、喫緊でいきますと、大門地区で都市計画道路、田端宝野線を整備するに当たりまして、改良事業だけでいいのか、それを補完するための沿道整備と区画整理事業などの手法を用いるかというような議論をさせていただいたところでございます。  区画整理等の次の候補地についても、現在、行政のほうでここを積極的にというようなところ、はっきり言って、ないという状況ですので、地域のまちづくりの支援要請に応じまして、その中でそれぞれの地域ごとに合ったまちづくりを皆さんと議論して展開していくと、このような形で取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 122: ◯戸塚委員長 そのほか。  高木委員。 123: ◯高木委員 歳出8款4項1目都市計画総務費、屋外広告物基礎調査業務という形で、資料のほうから、平成30年度に実施した屋外広告物現況調査データを基に、100件ほどカルテを作成ということで、そういう中で、今回、前年度、適正化事業で43件の改善が図られたということでありますけれども、今後データを基にした1,000件をどのように、年度の計画の中で是正指導に取り組んでいくのか、もし分かればお聞きしたいと思います。  次に、歳出8款5項2目建築行政費の建築基準法に基づく業務ということで、確認申請等の対応ということでありますけれども、確認申請、新築物件におけます持家、建て売り、またアパートの比率等が分かれば教えていただきたいと思いますし、建築場所の分布状況、これについても少しお聞きをしたいと思います。  あわせて、一般質問で岡本議員のほうからもありました公共交通の関係で、地域公共交通網形成計画の策定をしていく中で、都市建設部門の関わりということのお話がありましたけれども、どのぐらいまでタッチしていくのかというか、都市建設部門がある程度コンパクトシティ、プラス、ネットワークという一つの立地適正化計画を打ち出している中で、主導権を握るという言い方はおかしいですけれども、都市計画部門がある程度主導していく中で地域公共交通網形成計画が進められていくのか、あくまでも車の両輪と同じように両方並行するような形で議論を進めていくのか、もう一度、都市計画部門の関わり方について教えていただければと思います。 124: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 125: ◯石田都市計画課長 最初に、屋外広告物の関係でございますが、屋外広告物については、既に御案内のとおり、平成15年に屋外広告物条例を制定しまして、本市では特別規制地域と普通規制地域に分けて、それぞれ指導を行っているという状況でございます。  この条例は、屋外広告物は、市条例が制定される前には県条例が管理をしていたと。恐らく県条例が制定される前は、屋外広告物法に基づいて、昭和30年代とかそれぐらいから、法律の制定時期は忘れましたけど、そのように対応していたということで、非常に長い歴史というか、年月をもって規制誘導を行っているという状況です。  こういったことから、本市の実情が正確な情報に基づいて把握できていないということから、平成30年度に、委員からお話がございました主要の道路となる湊川井線、県道磐田掛川線など規制路線約96キロメートルを対象として専用車両調査を路上走行させまして、現況調査を行ったというところでございます。  屋外広告物の管理との関係ですが、昨年度まで現況調査をベースに規制路線約96キロメートルのうち42キロメートルの区間に立地している野立て看板、地面から柱が立って設置されている看板が野立て看板ということでありますが、それを対象として約1,000枚のカルテの作成が完了したという状況でございます。残りの54キロメートルについては、今年度、現在カルテを作成しているという状況でございます。  作成いたしました1,000枚のうち、許可済みの看板が約3割弱、それから許可申請を行えば課題が解消される看板が約5割、それから条例に適合していない看板が2割強と、こんな状況となっておりました。  今後、適正に向けた取組でありますが、本市で主に看板を設置している業者は、大体8社程度の業者が看板を設置しているという状況が実態でございますので、まずはその8社に対しまして通知等を行って、先ほど言った1,000件のうち約半分は許可がされていないという状況でございますので、そういったものは許可申請をすれば条例に適合するというようなところでありますので、そこを是正指導を行っていきたいと考えております。  それから、先ほど言った条例に適合していない約2割の看板というのが、今後、今年度、カルテ作成中の状況ですので、割合は変わる可能性がございますが、そちらにつきましては、今年度、カルテ作成により違反物件の全体の件数、それから、違反内容についても把握できることから、その結果を踏まえまして、御指摘いただきました年次計画の立案等も含めて、今後の検討を行っていきたいと考えております。  現在、市の取組としましては、違反の全体の約半数を占める、許可をすればいいというような看板に対しまして、きちんと指導のほうを行う、このような形で考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、建築、建物の関係でございます。  平成20年度のリーマンショック以降から令和元年度までの12年間のデータとなります。12年間では、持家が4,268棟、それから建て売り分譲が960棟、アパートなどの借家が2,200棟建築されておりまして、合計いたしますと7,500ほどの建築工事が行われているという状況でございます。これを年間当たり平均しますと、毎年、持家が350棟程度、建て売り分譲が80棟程度、アパートなどの借家が83棟程度で、年間600棟程度の建築がされていると、こんな状況でございます。  それから、同じく建築の関係の新築物件の分布状況というようなことですが、建築基準法による確認申請による分布状況というのが現在把握していない状況であります。土地利用指導要綱の1,000平方メートル以上の土地利用につきましては、市の土地利用指導要綱に基づき承認を得て展開するとなっております。そちらの状況では、令和元年度におきましては、用途地域内で宅地分譲が1件、14区画、共同住宅が3件、44戸立地されており、用途地域外での立地はなかったと、このような状況になっております。  しかしながら、年間600程度の建築工事がなされておりますし、お話がありました立地適正化計画という計画もつくっておりますので、その実態把握に努めるために、建築場所や建物の用途、構造、面積などが書かれております建築計画概要書というものが確認申請のときに添付されまして、市で担当するものにつきましては、その情報が市のほうに来るというところもございますので、GISなどでプロットいたしまして、建築場所の分布状況が把握できるように、予算確保に向けて努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  それから、地域公共交通機網形成計画に伴う都市計画業務の関与というような状況でございますが、主導はどちらかというようなお話でしたが、今、所管課が協働まちづくり課というところになっておりますので、主導はそちらになると思っておりますが、現在、協働まちづくり課の中では、総務部長を会長としまして、企画政策課、それから地域包括ケア推進課、それからしあわせ推進課、それから産業政策課、都市計画課というようなメンバーで庁内連絡協議会が組織されているというようなことですので、この中で都市計画やまちづくりの視点、それから、さらに立地適正化計画との連携が保たれるようにしっかり調整を図るというような役割として、きちっと意見を述べていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 126: ◯戸塚委員長 高木委員。 127: ◯高木委員 ありがとうございました。  歳出8款5項2目の建築行政費の新築物件における建築場所の分布ということをやはりしっかり把握していただく中で、これからの公共施設のマネジメントにも少し影響してくるかと思いますので、ぜひとも来年度、調査研究を進めていただければと思います。  市内、こうやって回ってみますと、ここへ建物が建って大丈夫というんですか、将来的な部分ですけど、そういう部分が少しかいま見られますし、建て売り物件なんかも半年ぐらいで売却物件みたいな看板が出ているところがあります。  若い方々が割と手に入れやすい金額で建て売り等を販売していますけれども、やはり住んでみて、周りの環境とかもろもろの中で意に沿わないということでまた売却して、ほかに行ってしまうというような部分も見られますので、前にも御質問した中では、立地適正化計画を立てた中で、そういう建築誘導はしていかないということでありましたけれども、いろいろな申請を出す段階では、少しそういうことも意を配していただきたいと思いますけれども、この点について御意見があれば伺いたいと思います。 128: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 129: ◯石田都市計画課長 今の立地適正化計画の関係で、国の動向というか、そういったことを少しお話しさせていただきたいと思いますが、国では、立地適正化計画を作成するきっかけになったというのは、平成26年に改正された都市再生特別措置法、そちらでそういったものが打ち出されたことから、本市でも立地適正化計画をつくっているという状況でございますが、今年の2月に、過去頻発しております大きな自然災害への対応、そんなところで魅力的なまちづくり、こんな柱、2本柱とする都市再生特別措置法等の一部を改正する法律が本年2月に閣議決定されたというところだと思います。  その中では、やはり浸水想定エリアのところについては、国のほうでは、浸水想定エリア、特にレッドゾーンと言われるところを外せというような指導が打ち出されているんですが、なかなかそれは、袋井市のような地域の中でそういったところを外すというのはなかなか、まちが成り立たなくなってしまうというようなところもございますので、そういったところを外すというのはなかなか厳しいかと思いますが、今後としては、一つは、開発行為等に伴って宅地が供給されるときには、事業者からそういう自然災害に対する状況であったり、浸水予想区域との関わりであったりと、そういうものをきちっと重要事項説明書の中でうたっていただいて、購入者にも周知をしていただくというのがまず1点。  それから、あと、市のほうとしましては、様々、貯水施設の整備であったり、市民の防災意欲の向上など、防災と連携したまちづくりを現在進めているところでございますが、非常に、土地利用って土地所有者の意向によって行うものですので難しいことではありますが、少し危険なエリアについては、そこで本当に土地利用すべきかするべきでないかというところは、都市計画課のほうで中心となって、少し庁内でも議論を交わさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 130: ◯戸塚委員長 そのほか。  岡本委員。 131: ◯岡本委員 袋井駅南地区のまちづくりについてお伺いしますけれども、大きく、土地区画整理事業と商業地区とメディカル地区と分けられていると認識していますけれども、土地区画整理事業ですけれども、今、仮換地に基づいていろいろな事業が申請していると思うんですけれども、保留地の処分について、過小地の発生に伴って、その過小地を緩和する、減歩率を緩和するために用いられている保留地、それから、単独で取引の対象となっている過小地、それまでどういった使われ方をしているかという、ざっくりしたイメージで結構なんですけれども、教えていただきたいと思います。  それから、以前、袋井駅南の駐車場になっているところにマンションが建設されるという話も伺ったわけですけれども、その後の進展ですね。それから、仮換地に基づいて区画の工事がどのぐらい進展しているのかお伺いしたいと思います。  それから、2点目は、商業地区ですけれども、令和3年春の商業施設オープンに向けて、業務代行者が盛土造成工事を概成させると決算書類でうたわれているわけですけれども、果たして、来年の令和3年の春に商業施設がオープンするのかなと、目で見て少し不安に感じる面もあるわけですけれども、出店事業者の公表とか、実際、商業施設オープンがどのぐらいの見通しになっているのか分かれば教えてください。 132: ◯戸塚委員長 岡本委員が質問されましたけれども、今回、報告事項で袋井駅南については、御覧になりました、資料。 133: ◯岡本委員 はい。 134: ◯戸塚委員長 その中に商業施設のことについても、秋まで延長とか、そういうことが出ていますけど、それを踏まえての質問ですかね。  決算に絡めてということであれば、都市計画課長のほうで、報告案件のところで再度またそれを聞いていただいた後、これは決算で、金額的なことだとかそういったところであれば確認してもらえばいいですけれども、もしそういうことであれば、これ、一通り付託議案が終わりますと、件目に載っておりますので、もしそういうことで御理解いただければそうさせていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。  岡本委員。 135: ◯岡本委員 あくまでも決算の審議なものですから、市政報告書の172ページの記述に基づいて質問しているわけですけれども、そういった前提でお願いします。 136: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 137: ◯石田都市計画課長 最初に、袋井駅南の土地活用の関係での保留地の関係というような御質問かと思います。  袋井駅南の都市拠点の土地区画整理事業につきましては、施工区域8.7ヘクタールで事業が展開されていまして、そのうち保留地については、大体4,000平方メートルぐらいの保留地を確保しているという状況でございます。  そのうち、委員からお話がありました田端につきましては、従前土地を所有されている方の中で面積がちっちゃい方々がいらっしゃいますので、組合では、換地面積が50坪以下になる方々につきましては、従前地積まで保留地を安価に提供させていただいて、現況の生活基盤の回復に努めるというようなことでルールをつくって組合では対応されていると、このような状況でございます。  それから、残りの付け保留地以外の保留地につきましては、まだ現場の状況が整っておりませんので、使用状況はないという状況でございます。
     それから、袋井駅南口駅前広場の東側に土地区画整理組合では3,000平方メートル程度の保留地を設置して、そこに袋井駅南田端にとってふさわしい土地利用がなされるようにというようなことで、そこに保留地を定めているというところでございます。  現在の状況につきましては、こちらにつきましても、まだまだ移転の状況であったり、今、移転の関係の方の駐車場等々で使われているということもありますので、それから、あと、3,000平方メートル全体がきちっとした状況になっていないということもありますので、こちらについては、今後、組合のほうで販売の方法等々については定めていくという状況になろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、事業の進捗率の関係ということですが、事業費ベースの話となりますが、総事業費が57億6,000万円ということで事業計画が組まれておりまして、先ほど説明させていただきました補正予算等を含めますと7億6,000万円余ということで、大体3割程度の進捗が見込まれるという状況になっております。  それから、袋井駅南の商業施設の関係ですが、令和3年春というようなことで市政報告書のほうにも記載をさせていただきましたが、その後、大変申し訳ありませんが、事業者から、今回、報告資料として添付をさせていただいておりますが、一つは軟弱地盤対策、いわゆる沈下が収束する時間に想定を超えるということ、それから、もう一つは、建物をくいで支えるというようなことで当初考えられていたようですが、JR等々と工法協議等を行った結果、工事時間が夜間に限定されるというようなことから、作業効率等の問題から採算が合わないというようなことから、急遽、建物の下についても盛土による圧密促進工法に変更したと、こんなことから、報告事項で提示させていただきましたように、おおむね来年4月から来年の10月というようなことで、半年ほど少し工期のほうを遅らせていただきたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。 138: ◯戸塚委員長 岡本委員。 139: ◯岡本委員 最初の袋井駅南の土地区画整理事業ですけれども、付け保留地がイメージでどのぐらいの割合になっているかということを、最初に意図した質問ですけど、もし分かれば、ざっくりで結構ですので、教えていただきたいと思います。  それから、2番目の商業地区のいろいろな遅れなんですけれども、質問の意図は、そういった沈下対策とか夜間工事で、技術的な問題で遅れていると説明されればそれまでと思うんですけど、やはり懸念されるのは、本当に出店事業者が決まって、進展しているのかどうかということなんですけれども、なかなか答えにくいことだと思うんですけど、遅れの理由の実態、そういったものに懸念がないかということなんですけれども、答えられる範囲でお願いします。 140: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 141: ◯石田都市計画課長 1点目の都市拠点の保留地4,000平方メートルのうち、一般保留地の付け保留地の割合というようなことですが、袋井駅の東側に3,000平方メートル程度の一般保留地と、あと、もう一区画、たしか200から300平方メートルぐらいの一般分譲向けの保留地がございますので、恐らく付け保留地は500平方メートル強、そんなイメージを受けております。  それから、2点目の商業の関係ですが、順調にテナント誘致がなされているかというお話でした。  このコロナ禍において、我々もやはり影響が出て、進出企業の撤退とかそういったところを強く心配しましたので、静岡総合不動産の村岡社長と面談をさせていただきまして、そのような状況を聞き取った。その結果、今、資料にも書かせていただいておりますが、11の進出事業者と話ができているということで報告書に書かせていただいておりますが、そのうちの多くがコロナ禍の影響を受けていなくて、逆に順調というか、良好な売上げ等を上げているということで、そちらについては村岡社長のほうから、現時点では心配ないというような御意見を伺っておりますので、御心配されたような、進出企業につきましては、順調に誘致されると認識しておりますので、よろしくお願いいたします。 142: ◯戸塚委員長 岡本委員。 143: ◯岡本委員 商業地区の静岡総合不動産の件ですけれども、事業者認定に当たって、私、一般質問の席で言わせていただいたのは、これらの造成工事をやるのに、最終的にテナントが入居していろいろなお金が入ってくれば、資金のつなぎが必要になってくるわけですね。それだけの資金調達力があるのかどうかということを質問したときに、その点については、資本金を増強して5,000万円を入札業者の最低ラインにするので、心配ないという回答であったわけです。  資本金が5,000万円であっても、そういった資金調達力がどれだけあるかということは直接関係のないことなんですけれども、事態がこういったことになって完成が遅れているということで、その間の資金調達が非常に懸念されるわけですけれども、これ、民でやっていることだからという、それであればそれまでですもんね。市がこれだけ関与していることですので、その辺の懸念払拭というのはある程度チェックができているのかどうか、お伺いします。 144: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 145: ◯石田都市計画課長 資金調達のお話がありましたが、当然、静岡総合不動産のほうでは、あそこに係る造成工事費、それから建築コスト、それがありまして、それに対してそれぞれの企業、進出事業の方からテナント料というものをもらって回しているようなところがございますので、そこのバランスが取れるか取れないかといったら、当然彼らはきちっと試算をしていると思います。  先ほど、建物の基礎をくいから直接基礎工事に変えたというお話をさせていただきましたが、その工法転換もまさにそういうことで、くい基礎でやると恐らくテナント料と支出のバランスが取れないということからやむなしに変更したというところでございますので、そちらについては静岡総合不動産のほうできちっとやられていると認識をしておりますので、よろしくお願いいたします。 146: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147: ◯戸塚委員長 それでは、都市計画課所管につきましては終了といたします。御苦労さまでした。  会議の途中でありますが、少し今からやりますと中途になりますので、若干早めに午前の部は終わらせていただいて、午後の再開は1時ということでお願いしたいと思いますが、よろしいですか。  皆さん、いいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 148: ◯戸塚委員長 では、どうも午前中、御苦労さまでした。                (午前11時48分 休憩)                (午後零時58分 再開) 149: ◯戸塚委員長 それでは、皆さんお集まりになりましたので、数分早いですけれども、再開をさせていただきたいと思います。  それでは、次に、都市整備課所管について、当局から説明をお願いします。  土屋都市整備課長。 150: ◯土屋都市整備課長 (省略) 151: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  岡本委員。 152: ◯岡本委員 8款4項2目の街路整備事業ですけれども、これ、決算額が諸工事請負費が7,500万円余で、当初予算が7,800万円余であることに関して不用額が出ているという結果で、その一方、土地購入費が当初予算では1億6,900万円余であるのに対して、決算額が2億100万円余で、3,100万円くらい超過している。物件補償費のほうが、当初予算が1億200万円余であるのに対して、決算額が1億2,300万円余ということで、工事費が不用額が出ているのに対して、土地購入費、物件補償費とも合わせて5,000万円余の超過額が出ているということで、対象は山梨中央通り線と諸井山の手線と、袋井市上山梨沿道整備土地区画整理事業が対象ということで資料に書いてありますけれども、この辺の事情について説明をお願いします。 153: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 154: ◯土屋都市整備課長 街路整備事業に関わる不用額の要因ということだと思います。  こちらの不用額につきましては、不用額の大きいほうが、今、御指摘がありました工事請負費の約1,600万円、それと物件補償費の約610万円ということになってございます。こちらにつきましては、事業としましては、上山梨の沿道整備土地区画整理事業、こちらのほうの予算の中で、これだけの不用額が発生したということでございます。  これにつきましては、工事費のほうにつきましては、区画整理事業の中で造成工事ですとか、街路の工事などをやっているわけなのですが、そちらのほうにつきまして、宅地造成の工事なども周りの外部整備の状況に応じてということで、そちらの状況を見ながらということと、あと、宅地造成に関しましては、そこの宅地の最終的に権利者になる方の土地利用の状況というものを調整させていただく中で、あまり先に土を入れてしまい過ぎると、建築のときに基礎工事なんかでまた余分なお金がかかってしまうということで、そういった調整の中で、そういったところのほうの工事費が不用額として最終的に出てきたということで、少し調整のほうが年度末に近くなってきたということもあって、そのまま不用額という形で対応しますので、こういう形となっております。  あと、補償費につきましては、600万円余の不用額ということで、こちらにつきましては、当初、曳家1軒というか移転をさせるという予定の建物について再調査をした中で、耐用年数ですとか、実際、地権者の意向等を明確にする中で、最終的に工法の見直しというのが起こりまして、撤去だけというようなことになったということで、この部分が不用額が生じてしまったということでございます。  いずれにしましても、事業の中でできるだけ、こちらの中で減が生じた場合には今後対応できるような形で、注意して執行していきたいと思います。よろしくお願いいたします。 155: ◯戸塚委員長 岡本委員。 156: ◯岡本委員 質問の趣旨と違うような気がするんですけど。工事請負費の7,800万円余について不用額が出ていると。7,800万円の内訳は、道路工は山梨中央通り線のみであるのに対して、側溝工が諸井山の手線と上山梨の沿道整備ということで、そういう前提でなぜそれだけの不用額が出たのかということを聞いているので。反面、土地購入費と物件補償費には超過額が出ているということで、その対象についてお伺いしたわけです。 157: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 158: ◯土屋都市整備課長 もう一度、すみませんが……。                 〔発言する者あり〕 159: ◯戸塚委員長 質問の、もう一度、岡本委員、よろしいですか。 160: ◯鈴木副市長 どこの数字をおっしゃっている……。 161: ◯岡本委員 当初予算の資料、その間に補正予算も出ているかもしれないですけど、この資料で言うと……。 162: ◯戸塚委員長 決算書の何ページのどこどこという形で質問をもし……。決算書で。 163: ◯岡本委員 決算書の事項別明細の106ページですね。土木費の8款4項2目の街路事業費じゃないですか。 164: ◯村井副委員長 105ページの工事請負費の1,500万円くらい不用額が出ているということと……。 165: ◯岡本委員 105ページから106ページにかけて、街路事業費が当初予算の4億8,800万円余で、補正が1億4,300万円余出ていて、その右の106ページで、明細のところで、諸工事請負費で7,500万円余、それから土地購入費が2億100万円余、物件補償費が1億2,300万円余で、あくまで当初予算に比べると、工事請負費は不用額が出ているのに、当初予算よりも少ないのに、土地購入費、物件補償費のほうが膨らんでいるのはなぜかという。 166: ◯戸塚委員長 質問の内容は理解できましたか、岡本委員の。何を聞いているか。 167: ◯岡本委員 街路事業費のほうで……。                 〔発言する者あり〕 168: ◯鈴木副市長 決算書の節の予算額は、当初予算と補正予算の積み重ねで、最終的な予算額が記載されていますので、それに対して支出済額何ぼ、不用額が何ぼということで、岡本委員おっしゃったように、当初予算額をオーバーして支出しているというのは途中補正しているものですから。予算よりオーバーした支出はありません。 169: ◯岡本委員 それはないですね。                 〔発言する者あり〕 170: ◯戸塚委員長 105ページの予算の説明、補正がね。 171: ◯岡本委員 予算をオーバーする支出はないわけですよね。 172: ◯戸塚委員長 いいですか。いいですか。  土屋都市整備課長。 173: ◯土屋都市整備課長 お答えになるか分かりませんが……。 174: ◯岡本委員 補正の数字まで見て言っているわけではないものですから、質問を取り下げます。 175: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。  高木委員。 176: ◯高木委員 歳出8款4項4目公園費の公園維持管理費ですけれども、修繕費、今年は29件ということで、前年度に比べるとかなり大幅に減少しています。昨年度は64件と昨年の決算書から見るとなんですけれども。今年度のは修繕の内容、それと減少の要因、これについて分かれば少し教えていただきたいと思います。  それから、8款4項5目の原野谷川にぎわい創出事業ということで、報告書のほうには、睦橋付近からもぐり橋までの約1.3キロメートルを市内外から歩いてきていただける水辺空間をするためのワークショップをということで、どちらかというとソフト事業を中心に取り組んでいただいているとは思うんですけれども、今後のハード整備等をどのように少しお考えになっているのか、お聞きをしたいと思います。 177: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 178: ◯土屋都市整備課長 まず、1点目の修繕費の関係の件数の減の要因ということでございますが、こちらにつきましては、市政報告書の180ページのほうに記載されている内容だと思いますが、ここに記載をさせていただいております修繕の内容ということなんですが、ここでは、記載件数につきましては、日常の点検などにより対応した修繕というもので、対象で件数を挙げさせていただいております。主な内容としましては、トイレの電気ですとか浄化槽のブロアーみたいな部分の修繕、あと、照明灯ですとか時計などの不具合の調整、あとは簡単な排水系統のますですとか、公園周りのフェンスの修繕、修理というようなものが主な内容となってございます。  修繕料につきましては、ここにお示しをしております公園維持管理の29件のほかに、公園の長寿命化ということで、52件の対応をさせていただいております。昨年度は合わせて81件ということで対応しているところでございます。こちらにつきましては、事項別明細書の107ページのほうで、先ほど御説明しましたが、932万円余の支出ということになっております。  平成30年度につきましても、比率のほう、同様な比率とさせていただいておりまして、平成30年度、公園維持管理ということで64件ということで記述をしておりますが、こちらにつきましても、公園の長寿命化などのほかに24件ほどありまして、合わせて88件の対応をしているということで、対応数につきましては大きくは動いていないというようなことでございます。  それで、今回挙げさせていただいたものの中の減の原因というのは、トイレ施設なんかが、主なものとしては19件から6件くらいで数的に減って13件の減。あと、照明灯が17件あったものを1件ということで16件の減というのが減の主な原因なんですが、そのほかの要因といいますか、理由につきましては、残りの部分、長寿命化のほうで対応が増えた、そちらからの支出が増えたというようなところでございます。  次に、ミズベリングの関係で、今後のハード事業の考え方ということでございます。こちらも、原野谷川のにぎわい創出事業、今ミズベリングというような形の中で実施をしているわけなのですが、目的としましては、市内外からいろいろな人に集まってもらって、そういった川の、川辺の空間を有効活用していくというようなことが目的でございます。大きくハードの整備ということでございますが、現在、この事業の中で、特別なハード整備というようなことでの考えは持っておりません。ただ、この事業をやる中で、ワークショップという形で、川の高水敷のある程度の部分はありますので、その部分を一部、地元の方、地元住民と一緒に舗装、タイル舗装みたいなのをしているというようなのを事業の中でも展開しているところでございます。  昨年に関しましては、市政報告書のほうにも掲出をさせてもらっておりますが、3月20日に実施をしているわけなのですが、こちらのほう、新型コロナウイルスの感染症予防の関係ということもありまして、昨年につきましては、地元の方は参加されず、関係者、関係企業とかと関係者のみで実施をしたというようなことになっております。それで、こちらのほうにつきましては、継続して今年度以降成果を上げていくというような形で考えております。 179: ◯戸塚委員長 高木委員。 180: ◯高木委員 原野谷川にぎわい創出事業のミズベリングですけれども、今のお答えだとなかなか、市外の方々がそこを歩きたくなるような部分が見えてこないです。何らかほかの事業と抱き合わせといいましょうか、そういうもので取り組んでいかないと、ただ単に予算を使っているだけといいますか、効果が見えない部分がありますので、取組をいま一度精査したほうがいいのかなと思いますけれども、その点について、少し御意見があればお伺いしたいと思います。 181: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 182: ◯土屋都市整備課長 効果というところでございます。  ここの原野谷川の河川敷でございますが、既にふるさとの川モデル事業等々で、いろいろな整備がなされてきております。ミズベリングの中で、目標としましては、整備というよりも、ここでいろいろな楽しみ方ですとか、イベントですとか、そういうものの提案をさせていただく中で、いろいろな方にそこを、今ある資産を活用していただくというようなところを今、一つのモデルとして実施しているところでございます。ただ、取組も初の取組ということで、なかなか浸透しておりませんので、その点につきましては、いろいろ今後、その効果というところもしっかりと精査した中で、今後の取組について検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 183: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 184: ◯村井副委員長 今の市政報告書180ページのところですが、公園愛護報奨金がここに出ています。85団体125公園、404万円の報奨金をお支払いしている。それで、一番下が、今度は指定管理者で、月見の里公園で委託をしているということで、これが626万3,000円ということで、管理の方法と、地域や自治会が公園を清掃、草取り、それからトイレの清掃、トイレットペーパーなどの交換をしている。これが今、少し計算しましたら、1公園当たり3万2,000円が地元にお支払いをしている。それで、一番下の指定管理者が620万円余というところで、どのように管理の方法が、自治会との違いがあるのか。それから、報奨金400万円余の金額の算出はどのようになさっているのか。その辺を少し御説明いただきたいと思います。 185: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 186: ◯土屋都市整備課長 公園管理の方法で、今、地元に支出しております公園愛護と指定管理、これに対する管理の委託料というところの差についてでございます。  公園報奨金につきましては、地元の自治会とかそこを利用しているスポーツ団体とか、いろいろな団体に対してお支払いをしているもので、こちらにつきましては、市にございます公園愛護報奨金の交付要綱に基づきまして、免責ですとか、やっていただいている内容によって、報奨金のほうを算定しているというようなことでございます。  ちなみに、おおむね200平方メートル以上の公園に対し、区分をしております。公園の面積ごとにある程度区分をしておりまして、主にやっていただいているのが、簡単な清掃、それとあと除草、それとトイレの清掃等になります。こちらにつきましても、清掃につきましては、例えば200平方メートル以上で1,100平方メートル未満の公園につきましては、例えば清掃ですと1平方メートル10円ということで支払金額を決めてあって、その中で限度額を設けてございますので、その中でお支払いしているということでございます。  それとあと、指定管理のほうに出している管理委託料というところですが、こちらのほうにつきましては、そのほかの大きな公園でも、指定管理以外でも直接市から委託を出している公園もございますが、こちらのほうにつきましては、芝生の刈り込みの管理ですとか堰の管理ですとか、高木等の管理というものも併せた中で年間の委託料というものを計算して、その中で発注をさせていただいているというような状況でございます。 187: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 188: ◯村井副委員長 地域に頼ることは、地域の方に御協力をいただくのは、それは私も地域の方にお礼を言わなきゃいけないんですが、あまりにも役所が、公園を造って、それを地元の公園だから管理をして、あまりにも安い金額じゃないのかなと。もう少し報奨金の交付要綱はあるかもしれませんが、きちっと公園を管理してくださいと委託をすればよろしいと思うんです。報奨金という形ですと、草刈り、河川愛護も先ほど出ましたが、それも同じで、かなり金額が低く設定をされておりまして、それが日常的に、自分のところの地域のことだからということでやむなく、これが先ほど言ったみたく、だんだん高齢化になってくる。人口が少なくなってくるとすると、これ、公園、管理し切れなくなったときに、じゃ、市がやれるかというと、なかなか今度、市はまた委託を出さなきゃいけない。  ですから、あらかじめ公園を造るときにそういう協定をして、じゃ、この公園を管理していただければ、通常の委託業務料よりは多少は下がるかもしれませんけど、今みたく1平方メートル10円とかという話ではなくて、きちっとこれは検討していただいたほうがいいと思うんですが、これはもう決算ですのであれですが、今後に向けてそういうことを、来年度の予算の関係もありますので、ぜひ一度御検討いただけないかと思うんですが、その辺について。 189: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 190: ◯土屋都市整備課長 なかなか、いろいろ地元に頼っているということであると思います。  ただ、公園に関しましては、やはり本当に地域の方たちだけが使う、いわゆる街区公園みたいな公園になりますと、かなり使う方の範囲というか、層も限られてくるというところがございますので、ある程度そういうものは地元の中で管理していただければなと考えているのが実情でございます。  それと、費用のほうですけど、こちらにつきましても、草刈り等、実際に大きな草刈りをやっていただいたりとか、そこまでの範囲というのも求めていないということで、当然小さい公園についても、樹木の剪定ですとか、そういったものに関しましては、現在も市のほうで対応はさせていただいているところでございます。ただ、今言われましたとおり、トイレの管理なんかもですね、年間6,000円くらいということで、なかなか清掃にしては安い金額でやっていただいているということも認識はしておりますので、どれぐらいの中でお願いしていくのが妥当かなというところで、その辺りについても今後検討させていただきたいと思います。 191: ◯戸塚委員長 岡本委員。 192: ◯岡本委員 公園の質問が続きましたけれども、申し訳ないですが、もう一点お願いします。  8款4項4目、事項別明細で見ると107ページ、公園管理諸経費に1億200万円余が計上されているわけですけれども、午前中の補正予算の審議のときに、公園について62施設が要補修だということなんですね。このうち令和元年、27施設を更新して、令和2年度は17施設と補正で6施設の対応をするという説明があったわけですけれども、そうすると、前期末で傷んでいる遊具というのは、62引く27の引き算で35施設は、前期決算期末で傷んでいる遊具という認識でよろしいでしょうか。  それが1点目と、公園の管理諸経費の中には、いろいろな項目があって、修繕費であるとか維持管理費があるわけですけれども、私が以前一般質問で取り上げました、遊具ごとに対象年齢の表示がシールで貼付してあって、それによって対象年齢が限定されて安全な使用に役立つという説明がありましたんですけれども、いろいろな遊具を見てみますと、必ずしも対象年齢のシールが貼っていない遊具がかなり見受けられるわけです。そのときの一般質問の回答では、全ての施設について貼付してあるという説明だったわけですけれども、実態がどうかということについて御説明をお願いします。 193: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 194: ◯土屋都市整備課長 まず、1点目の補修の必要がある遊具というところでございます。こちらにつきましては、午前中にも御説明をさせていただきましたが、今現在、平成28年度以降に更新が必要だという計画をしているのが62施設。それで、令和元年度までに27施設が終了をしていると。それで、今年度当初予算と補正を合わせまして23施設を足しますので、全体で50施設の工事が終わるということになります。残りは12施設、計画上更新が残るということでございます。
     それで、遊具のシールの関係でございます。こちらにつきましては、以前委員のほうからも御指摘がございまして、現状を調べる中で、全ての遊具につきまして、対象年齢シールを貼付けをしていないものについてはシールを貼り直したというようなところでございます。現在、月に1回ではありますけど、定期点検ということで、全ての遊具のほう、日常点検を行っておりますので、その中でシールの確認等も現在してございますので、今は、全ての遊具についてシールのほうが貼ってあるというような状況で認識をしております。 195: ◯戸塚委員長 岡本委員。 196: ◯岡本委員 最初の質問は、決算期末で傷んでいる遊具は幾つかという質問であったわけですので、62引く27で35という認識でよろしいですか。  それと、全ての遊具にシールが貼ってあるというのは、現状認識として少しやはり違うんじゃないかと思うんですけれども。課長はそれを、確認はどういう方法でされましたか。 197: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 198: ◯土屋都市整備課長 まず、一つ目の質問ですけど、前期末で62マイナス27で35傷んでいるということでございます。  あと、シールの確認ということですが、当然一つ一つ私のほうで、自分で確認しているわけではございませんが、先ほど言いましたように、月に1回の日常点検ということで職員が点検に入り、点検業務日誌というものを作ってございます。ですので、異常があった場合にはその業務日誌の中で異常ということで確認をしているというような状況でございます。 199: ◯戸塚委員長 岡本委員。 200: ◯岡本委員 最初の質問ですけれども、更新の必要な施設という言い方なんですけれども、更新という言葉は、遊具そのものをそっくりそのまま新品に入れ替えちゃうという趣旨で言っているのか、軽微な修理が必要な施設というのはこの数字の中に入っていないのか、その区分けについてよろしくお願いします。 201: ◯戸塚委員長 土屋都市整備課長。 202: ◯土屋都市整備課長 今申し上げております更新が必要な遊具というものは、いわゆる大規模な修繕でありますとか、もうそのまま、そのものを交換してしまうというような対象の遊具ということで、更新というのはあくまでも、どちらかといえば新しいものに替えていかなきゃいけないというような形でございます。  それで、今おっしゃられた軽微な修繕が必要かどうかというところですが、そこら辺につきましても、年1回定期点検をやっている中である程度何らかの対策が必要なものということで、いわゆるABC段階で判定をしまして、その中でも何らかの対応、僅かな修繕というものも、点検の中で挙げさせていただいております。  ただ、速報で上がってくるものに関しましては、要は塗装の剥がれであったりですとか、そういうものも入っていますので、全部を修繕対象というところで見ていけないものですから、うちのほうの計画の中では、あくまで大規模な修繕ですとか、ある程度このまま放っておくと危険だよというものに対して、大きな修繕ですとか補修の対象ということで対応させていただいております。  ただ、突発的に、いろいろな簡易なものでも修繕が必要になるものというのが出てくると思いますが、本当に使っているときに危険、少しささくれがあって子供がひっかいちゃうとか、そういうものに対しましては、見つけた時点で応急処置ということで修繕をさせていただいているというのが現状でございます。 203: ◯岡本委員 数に入っているかいないかという質問しているので、少しそういう趣旨をお答えください。 204: ◯土屋都市整備課長 62件の中には、そういう軽微なものについては入っておりません。 205: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 206: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、都市整備課所管につきましては終了といたします。  次に、下水道課所管について、当局からの説明を求めます。  杉山下水道課長。 207: ◯杉山下水道課長 (省略) 208: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  高木委員。 209: ◯高木委員 歳出4款1項7目環境衛生費の合併処理浄化槽設置事業費補助金ということで、平成30年度から、付け替え費において、一定の条件がそろえば、人槽案件が緩和されたと思います。今回の付け替え80基のうち、この対象になった基数について分かれば少し教えていただきたいと思います。  それから、以前には、特定集団推進地域浄化槽設置事業を取り組んでいたかと思いますけれども、公共下水道の推進区域を縮小されている中で、今後について、過去に取り組んだ特定集団推進地域、合併浄化槽の設置について再度取り組んでいくお考えがあるかないか。そこらについて少しお聞きをしたいです。 210: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 211: ◯杉山下水道課長 高木委員の御質問にお答え申し上げます。  最初に、合併処理浄化槽の緩和の対応、こちらについての設置件数のことでございますけれども、人槽要件の緩和につきましては、委員おっしゃられましたとおり、平成30年10月1日から施行いたしました。人槽緩和につきましての問合せは、年間数件程度、こちらのほうにも御相談をいただいている状態でございます。しかし、実際に人槽緩和による補助金の申請は、平成30年、令和元年ともございませんでした。  続きまして、特定集団の推進地域合併浄化槽の設置の取組でございますけれども、こちらの事業につきましては、平成16年度より開始をいたしました。こちらにつきましては、生活排水によります公共用水域の水質保全、こちらを早急に進めるということの中で対応したものでございます。  合併浄化槽の実際の集団の設置につきまして推進をしている状況でございましたが、こちらについて、令和元年度から浄化槽の設置事業の補助金、こちらのほうが金額的に値上げをさせていただいております。これに伴いまして、そのときの判断によって、集団の補助金については、平成30年をもって終わっているという状況でございます。  こちらのものが実際に、年度的に早い時期は、件数をかなりまとめて、条件的にも付け替えを主にということでスタートしましたが、数年間申請がございませんでした。それを途中で緩和することによって、1団体当たり5件くらいでそのうち付け替えの数を1件くらいに減らして、新築4件、付け替え1件くらいで対応して、件数を伸ばした状況でございました。  こちらのほうも、ある程度のところで申込みはあった状況でございましたけれども、なかなか扱いが、市民の皆さんも使いにくいという状況がありまして、それも含めた形で、平成30年のときに金額そのものを見直して、取組については終わってしまったような状況がございます。今後につきましても、公共用水域の水質保全を進める状況でいきますと、いろいろな手だてを打っていかなければいけないという状況にございます。そうしたところのまた検討を進めたいという状況でございますが、今の時点で、特定集団というものを再度始めるというような予定は、今のところはいたしておりません。 212: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、下水道課所管につきましては終了といたします。  これをもちまして、議第84号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 議第88号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定                について 214: ◯戸塚委員長 次に、オの議第88号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  先ほど大分時間を超過しましたので、説明で一旦、そこで休憩を取りますのでお願いします。  下水道課長、お願いします。  杉山下水道課長。 215: ◯杉山下水道課長 (省略) 216: ◯戸塚委員長 それでは、一旦ここで午後2時15分まで休憩を取っていきたいと思いますので、その後質問をお受けしたいと思います。お願いします。                (午後2時05分 休憩)                (午後2時15分 再開) 217: ◯戸塚委員長 それでは、若干早いかもしれませんが、お集まりになっていただきましたので、再開をしたいと思います。  それでは、先ほどの下水道課長の説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  村井副委員長。 218: ◯村井副委員長 少し質問させていただきますが、市政報告書の276ページから277ページで接続率の関連が出ておりますが、下水道を始めてからずっと接続率というのが非常に問題になっていまして、いまだかつて接続率が、25%ぐらいの方が接続されていないという方が、地区がありますが、この辺の対応をどのようにお考えになっているかということと、あと加入分担金がいまだかつて下水道事業に関連していて加入分担金が支払われていない、何割くらい支払われていないのか、その対応はどのようにされているのか、その辺についてお願いします。 219: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 220: ◯杉山下水道課長 下水道の接続率、こちらの御質問を最初にいただきましたけれども、接続率の向上については、下水道課としても日常的に対応している状況でございます。こちらの部分もなかなか、実際にお客様のところへ回ってみますと、金銭的な事情であるとか、あと新築を近々予定をしておるとか、あとまた、なかなか昼間に行っても会えない状況もあるとか、いろいろな状況がございます。  こういったものを少しでも解決できるような形で、いろいろな形で調査を行っております。例えば本年度につきましては、そういった方を対象に、具体的なアンケートを取ってみたいなという状況も考えております。あと、今まで接続推進の担当のほうをほかの業務と掛け持ちでやりながら全戸を回れるような形に今までもやってまいりました。10年くらいたったものですから、そのデータもそろそろ整理をしなければいけない状況もありますので、去年については、少し整理から、あと資産の状況、そういったものも含めて検討するような形で行っております。  いずれにしましても、なるべく接続率を向上するための策、なかなかこれについては近隣の市町も難しい状況がございますので、そういったところにも、勉強をしながら進めていきたいと考えております。  あと、次に、加入分担金の未収の部分でございます。加入分担金につきましては、やはり数字的に加入分担金が、徴収が若干悪いところもございます。市政報告書でいきますと279ページ、こちらのところに分担金の状況が出ておりますけれども、やはり100%に届くような状況ではない。過年度についても金額が残っている状況がございます。これにつきましては、やはり徴収というような形で、お客様のところへ、支払ってくださいということで、お願いをしには行っている状況でございます。ただ、なかなか難しい状況でございますけれども、まず、公共下水道事業として取りっぱぐれてはいけないという状況がございますので、接続の際に必ず払っていただかなければ接続をさせないような形、そういったものをやりながら推進をしている状況でございます。 221: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 222: ◯村井副委員長 それぞれ御苦労は分かりますが、下水道区域を縮小して、合併処理槽の区域になった区域等々があって、これ、住民、下水道が通っていない、来ない地区については、せっかく大きなお金を投資して、投資的効果が上がっていないんじゃないかというような御指摘を受けたときに、どのように行政のほうで応えていくか。もう平成11年からですので、もう20年以上たってもいまだ接続をしないということは、未来、将来にわたって接続をしてこない、これ、接続してこないという理由はいろいろあると思うんですよね。  平成11年当時の前から建っていれば、かなり家の中の改修ができないとか、そういった理由があるかもしれませんが、そういった方をどのようにするかというのは、やはり専従の職員をつけてやらないと、これ、なかなか上がってこないと思います。3%、4%ならまだ分かりますが20%、多いところはまだ8割ぐらいはやっていないところもありますので、そういったところで投資をしても、お金が回収できない。それから、投資をしても、何ら効果も上がってこない。ということは、やはり行政の中で少し対応を検討していただかないといけないと思います。  それから、加入分担金の件については、接続する場合はお金をくれないと接続させないよというのは分かるんです。じゃ、接続しないよという逆な立場になりますので、一つは、加入分担金は、施行区域内はきちっと説明をして、完成と同時に専従職員が回収に回るとか、あるいは強化をするとか、そういったことを少し検討していただかないといけないと思いますが、これは、来年度の予算の関係もありますが、きちっとその辺を踏まえて予算化をしていただきたいと思いますし、来年度アンケートをしてもあまり効果が私は上がらないと思いますので、もう少しきちっと調査をして、一件一件、なぜできないのかというのを、少し調査を早めにされたほうがいいと思います。かなり多い地区数がありますので、区画整理もやった、公共下水道も通した、でも投資的効果が上がらないということになると、何のためにそういった面整備をやって、生活改善をやってという、市が投資している効果が一向に上がってきませんので、できればその辺で、きちっとした、今、御答弁ができればしていただければ結構ですし、来年度に向けて、少しお考えを聞きたいと思います。 223: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 224: ◯杉山下水道課長 村井委員の再質問にお答えいたします。  今現在も、接続推進の職員ということで、会計年度任用職員に1名、仕事をしていただいております。その方に実際に回っていただいている状況としましては、やはりなかなか御理解がいただけないというところが非常に多くなっている状況でございます。  それについて、平成22年くらいから非常勤嘱託をお願いして活動する中において、一応当時からのデータ化というのはできてはおる状況でございます。ただ、それも、やはり10年程度前という状況になってまいりますので、データも古いという状況の中、再度調査をしたいということで今回考えておりますので、そういったことで御理解いただきたいと思います。  あと、負担金についての部分でございますけれども、こちらの部分は委員おっしゃられますとおり、本当に出さなければ接続しないよというのは最終手段のところでございまして、その手前の段階でもってやはり私たちが徴収に伺う、説明に伺うということが非常に重要なことだと思いますので、これについては、襟を正して回っていきたいなということで考えています。 225: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。  高木委員。 226: ◯高木委員 歳出1款1項2目袋井処理区維持管理費の、003細目管渠等維持管理費の中で、修繕料89万9,600円がのっているわけですけれども、この中にやはりマンホールポンプの故障等への対応等が入っているかと思います。故障時のどのような対応されているのかということと、一概に言えないかと思いますけれども、マンホールポンプの耐用年数、ここらをどのように考えているかをお聞きしたいと思います。  それから、委託料のうち、マンホールポンプ点検業務委託料、予算では17カ所が決算では19カ所ということですけれども、年に1回マンホールポンプの保守点検をしつつ、故障があるという部分の中で、故障における瑕疵判断、そういうものが明記をされているのかを少しお聞きしたいと思います。  また、少し決算書の中で見えないんですけれども、予算書の中では、管渠機能点検業務委託料ということで200万円を計上されていたかと思います。その委託結果についてお聞きをしたいと思います。  それから、全般でありますけれども、歳出1款1項1目の一般管理費全般、公共下水道の中期経営計画を平成30年度に一度見直しされたかと思います。昨年度1年間やった中で、その中期経営計画の進捗状況と、1年だけですのでなかなか難しいかと思いますけれども、そこから見られる課題について、何かあればお聞きをしたいと思います。 227: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 228: ◯杉山下水道課長 それでは、1款1項2目の袋井処理区の維持管理費、これのマンホールポンプの関係、修繕の関係でございます。修繕費としまして89万9,600円、こちらのほうを支出いたしました。  こちらの主なといいますか、修繕の内容につきましては、2点ございます。1点が、マンホール周辺の段差、舗装とマンホールの蓋のところに段差ができてしまって、車の走行時に影響を及ぼすという状況の中で、舗装の修繕を2カ所行いました。  もう一点が、点検調査で判明しました、マンホールの蓋の取替え、こちらを2枚実施した状況でございます。前半の部分と後半の部分は、場所が異なります。  続きまして、二つ目ですけれども、マンホールポンプの耐用年数と故障における対応の部分でございますけれども、まず最初に、現在、マンホールポンプにつきましては、市内に19基ございます。令和元年工事につきましては17基ということでございました。  耐用年数につきましては、大体10年から15年の耐用年数ということでございます。これにつきましては、ポンプの種類等にもよりますので、物によってということで、その間の耐用年数になっております。  ポンプの寿命につきましては、稼働時間や使用の頻度、こういったものによりまして、例えば腐食であるとか劣化であるとか、そういった進行状況が異なる状況もございますので、ポンプの寿命については一概にはお伝えすることができませんけれども、今現在のポンプでいきますと、耐用年数、うちの19カ所については、そういうことで耐用年数を超えておるという状況でございます。  故障時の対応でございますけれども、マンホールポンプにつきましては、主に2種類ございます。一つは個人向けポンプ、あともう一つは一般的なポンプということで境を持っておりますけれども、まず、一般的なポンプにつきましては、マンホールの中にポンプが2台から3台設置をされております。これが必要に応じて機械が交互運転をするような状況になっております。1台が故障しますと、残りの1台が非常時対応で運転を行いまして、そのときには異常通報装置によりまして連絡が来て、職員と委託業者、こちらが対応に向かうという形になっております。  停電などで全てのポンプが使えないという状況になってしまいますと、これはまた困った状況になりますので、そういった場合には、水道の断水と同じように、職員が地域のほうへ回って、水の利用を控えていただくようなことをお願いするような形で対応しております。  あと、最初申しました個人向けのポンプについては、小さいポンプでございます。どちらかというと、何十軒を対象とするのではなくて、一、二件を対象とした個人向けポンプというような言い方をしておりますけれども、こちらにつきましては、マンホールの中にポンプは1台のみという状況になっております。故障した場合には、代替品を用意して取り替えるという状況になっておりますけれども、こちらのポンプについては、なかなか通報装置もついておらない、簡易な状況がございますので、地域の皆様に、パトランプが回ったら御連絡をいただくような形で通報をしていただいている状況でございます。  次に、委託料の860万円の件でございますけれども、こちらにつきましては、マンホールポンプの保守の点検委託料が660万円ということでございます。保守の点検の内容としましては、年に2回の点検を実施しております。一つは、期間の前半に行きまして、ポンプの引上げ点検、マンホールからポンプを引き上げまして、外観と、あと回転状況の不具合を確認するような形で行っております。あと、期間の後半におきまして、通常点検ということで、抵抗値であるとか、電流のチェックであるとか通電関係、そういったものをチェックするというのが、点検の内容となってございます。  あとそれとは別に、異常時の点検ということでございますけれども、マンホールポンプ、なかなかお客様からいろいろなものが流される状況でございます。時にはおむつとかというものも流れてくるようでございますけれども、こちら、異物の混入によりポンプが停止した場合などは、引上げを行っておるという状況です。  この一連の委託業務が、今回の委託の内容でございます。  次に、ポンプの故障における瑕疵の判断ということで、こちらにつきましては、どのような責任があるかということでございますけれども、まず、新設の工事につきましては、通常の工事同様の瑕疵があるのではないかということでございます。マンホールポンプの保守点検についても、委託ではどういった瑕疵が考えられるのかなということでございますけれども、まず、瑕疵の判断としては、予期できる異常、これを怠った場合には、瑕疵の該当になってきます。予期できないものがあった場合、それが瑕疵になるかというと、それについては予期できない状況がありますので、瑕疵の判断から外れてくるということでございます。  こういった状況の中から、点検や修繕を委託業者が行うときに、何らかの見逃しがあった場合については、これについて瑕疵の該当になります。多くは、例えば先ほど言った何かが異物によって引っかかってしまって止まるとか、あと天災とか、あと停電、こういったものについては、委託業者の瑕疵の判断になることはありません。ここが判断の境目かということでございます。  あと、続きまして、管渠の点検業務の委託の結果でございます。令和元年度にストックマネジメント計画、要するにいろいろな機器がどのくらいのサイクルでもって傷みが発生するか、それについて計画的に機器の更新や点検を行うというのがストックマネジメントでございますけれども、この計画に基づきまして、管渠やマンホールの点検、あと管渠内のガスの発生、硫化水素等でございますけれども、こういったものの発生の状況であり、重要な路線下での優先順位をつけて点検を行う、こういったことについて確認を行っております。  実施内容につきましては、マンホール調査、今回につきましては73カ所を実施いたしました。管路の調査につきましては、275メートルを実施した状況でございます。結果としましては、マンホールの蓋の保守、先ほど修繕のところでも説明いたしましたけれども、マンホールの蓋の取替えをいたしました。あと、管内の阻害物が2カ所確認をされたものですから、これの撤去をしたという状況でございます。  これが点検業務の委託の内容でございました。  続きまして、中期経営計画についての御説明をいたします。  中期経営計画の目的につきましては、快適で衛生的な生活環境への改善、公共用水域の水質保全のために、住民の不可欠なサービスを安定的に供給するものでございます。中期経営計画に計画的な経営を推進し、公共下水道特別事業会計、農業集落排水事業特別会計の健全化を図るものであります。  計画の見直しにつきましては、令和元年の9月に建設経済委員会の中でも報告をさせていただきましたが、平成30年度以降の計画値の見直し、下水道事業の計画の変更がございましたので、これの反映。あと主要施策及び施設の投資計画に基づいた見直しを行いました。見直し後におきます令和元年度の状況でございますけれども、令和2年から公営企業会計への移行の準備、また下水道の健全な経営を目指しまして、使用料の改定、また改定のための懇話会の開催等を行った状況でございます。  今後の課題でございますけれども、将来的に見込まれます人口の減少などによる使用料の収入の減、施設の老朽化や耐震対策など、継続的に投資をしていく必要があります。中期経営計画では、今年度、計画期間が終了になりますので、令和3年度におきまして改めて御報告をさしあげたいと思います。 229: ◯戸塚委員長 高木委員。 230: ◯高木委員 管渠等の維持管理のほうのマンホールポンプの故障ということで、個人向け、一般向けということで、一般向けについては2台から3台ということで、予備ポンプもあるということでこれはいいかと思いますけれども、個人向けですよね。この対応がやはり24時間対応という形の中で、少し接客の部分といいましょうか、担当者が行って、個人宅へ行って説明をするに当たって、多少感情的なものも一般市民の方、あるかと思いますけれども、そこらを少し接遇の部分といいましょうか、そういう部分で少ししっかりした対応をお願いしたいなと思いますし、もし予備のポンプがあれば、そこですぐ交換できる、当然委託業者も来るということですので、専門家がやれば、そうかからないと思います。あくまでも予備、そこらについての対応をどう考えているか。  また、予備のポンプですよね。市のほうで常時保管をしているのか、委託業者が保管しているのか、そこらについても少しお聞きをしたい。 231: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 232: ◯杉山下水道課長 再質問にお答え申し上げます。
     先ほど申しましたとおり、一般向けのポンプと個人向けのポンプでは、何が違うかといいますと、ポンプの台数も確かに違うという状況もありますけれども、私たちが異常を察知するという部分が非常に違うと。事が起きてからお客様に教えてもらうというところが非常に段階的であるということと、あと、お客様にその分の負荷がかかるという状況がございます。それを、なるべく一般型のポンプの仕様に近づけるということを、今、私のほうで検討している最中でございます。  ICT政策課のほうからも、LPWAというお話がございました。ロー・パワー・ワイド・エリアということで、中継器等をうまく使いながら、通信によって異常をセンサーから感知するということができるような状況でございますので、今、それを個人向けポンプでもって展開すれば、なるべく費用を抑えた形でもって、通報が直接職員のところへ来るというような状況になってきますので、これを今、研究中という状況でございますので、できれば早い時期に、私たちも実用化に向けて進めてまいりたいと思います。  今、ICT政策課と専門業者と下水道課でもって、3者で今、話をさせていただいておりまして、あしたもまた担当が下水道課のほうへお見えいただいて、いろいろ説明をいただけるということになっております。それはそれでまた進めていくような形でもって考えております。  ポンプの予備のお話でございますけれども、予備のポンプにつきましては、市役所のほうでは持っておりませんけれども、先ほども申しました委託業務を出している会社、こちらのほうで予備のポンプを持っておりますので、それを持ってきて、次の日には交換をできるという体制は確立をしております。 233: ◯戸塚委員長 高木委員。 234: ◯高木委員 個人向けで、なかなか次の日というのは、やはり公共下水道を通して、使って、先ほど村井委員からも話がございましたが、なかなか接続率が上がっていかないという状況の中で、公共下水道をつないでいただいている一般市民の家庭ですので、できればその日に対応できないかという部分ですね。そこらを少し、委託業者との間で、何か契約の結び直しといいましょうか、そういう項目を少し加えて、一般市民が公共下水道をつないでいただいたという中で、少しそういう故障があったときの即時対応という部分をする仕組みを少しつくっていただければと思いますけど、その点について少しお願いします。 235: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 236: ◯杉山下水道課長 通報後すぐに対応ということで、今お話をいただきましたけれども、私どもが最初に設置する段階でいきますと、マンホールがございますよね、直径が90センチくらいで深さが数メートル。このマンホールで、大体お風呂が何杯分もためられるという状況になります。ポンプが異常を起こした段階でもって通報がすぐ来れば、次の日でもマンホールが満杯になるということはないというのが実際だものですから、この前たまたまあった事象でいきますと、通報が来なかったことによってマンホールがいっぱいになってしまったという状況がありますので、そういったことを考えれば、マンホール自体は許容の量はありますので、通報をいかに下水道課のほうが早く捉えるか。それによって対応ができるというような形になりますので、それで今は対応をしている状況でございます。 237: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、議第88号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         カ 議第89号 令和元年度袋井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認                定について 239: ◯戸塚委員長 次に、カの議第89号 令和元年度袋井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  当局からの説明を求めます。  杉山下水道課長。 240: ◯杉山下水道課長 (省略) 241: ◯戸塚委員長 ただいま当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などがありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。  岡本委員。 242: ◯岡本委員 2款1項1目の公債費元金ですけれども、決算期末で、財務省、それから地方公共団体金融機構の借入残高はどれくらいになるんですかということ。 243: ◯戸塚委員長 課長、どうですか、手元にありますか、資料。 244: ◯杉山下水道課長 お待たせいたしました。大変すみません。農業集落排水事業の準備をしてまいりませんでしたので、後ほど……。 245: ◯戸塚委員長 じゃ、これはまた後ほど、よろしいですか、岡本委員。じゃ、それはそのようにしてください。 246: ◯岡本委員 借入残を聞いたのは、ここにある返済元金と返済利子が載っているわけですけれども、金利水準が適切かどうかということを確認したかったからです。後ほど、数字の提供のときに、金利水準を併せて教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。 247: ◯杉山下水道課長 金利水準……。 248: ◯戸塚委員長 今借りているのが幾らで、幾らの利率で融資をするかということですね。借入残高がどのぐらいあって、まず、借りているものは今どのくらいの金利で借りているかということについての資料を求めていると。よろしいですか。 249: ◯杉山下水道課長 分かりました。 250: ◯戸塚委員長 そのほか。いいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 251: ◯戸塚委員長 それでは、議第89号につきましては、以上で終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ク 議第92号 令和元年度袋井市水道事業剰余金処分計算書について         ケ 議第93号 令和元年度袋井市水道事業会計決算認定について 252: ◯戸塚委員長 それでは、次に、クの議第92号 令和元年度袋井市水道事業剰余金処分計算書について及びケの議第93号 令和元年度袋井市水道事業会計決算認定についてですが、関連がありますので、一括して議題といたします。  当局からの説明を求めます。  長島水道課長。 253: ◯長島水道課長 (省略) 254: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、今、議第92号の剰余金の関係と決算とを一括して議題とさせていただきましたが、質疑は少し、剰余金の処分計算書についてまずお受けして、なければ決算という形で、関連がありますけれども、答弁するほうもそのほうが分かりやすいと思いますので、そのようにさせていただきます。  では、剰余金、議第92号について、質疑ありましたらお願いします。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 255: ◯戸塚委員長 じゃ、続きまして、議第93号の決算認定について、それについての質疑をお受けしたいと思います。  竹野委員。 256: ◯竹野委員 7ページのところで、先ほども説明がありましたけれども、受水費5億9,000万円余、これは県の企業局に要するに受水費として支払っているという額ですよね。それで、私がずっと問題にしている実際の袋井市民が使った水量と差があるわけですよね。左のほうが要するに、年間の排水量とあるけれども、5万1,680立方メートルというのかな、これだけ使う量が減っているということですよね。  そこで、具体的な質問は、金額にして、実際に使っていないけど県の契約に基づいて払わないかんわけですよね。5億9,000万円余から、実際にどれだけ、本当は実使用量からすれば払わなくてもいい金額が、それが分かれば教えてください。 257: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 258: ◯長島水道課長 竹野委員から、受水費の関係についての御質問をいただきました。  こちらにつきましては、今までずっと議論のほうを積み重ねたところでございますが、私どもの認識と竹野委員の認識とは少し異なっておりまして、私どもにつきましては、使っている水に対して払っている費用というような形で認識をしておりますので、使っていない費用というような形の換算というのは想定をしていないというような状況でございますので、少し申し訳ないですけれども、そちらのほうの費用については計算ができないというような形で御了解いただければと思います。  県の受水費、受水に関しまして、水に関しまして言うと、川の水、地下水の水、それぞれをそのまま皆さん安全に飲めるわけではございませんので、それに関しての管を運ぶ施設、それから消毒、それからろ過、そういったものに係る費用として払っているというような認識でございますので、大変申し訳ないんですけれども、確かに基本水量には差があるというような状況はございますけれども、それは施設全体の維持管理に使っている費用というような形で私どもは認識をしてございますので、そこら辺に関しては御理解いただきたいというようなところでございます。 259: ◯戸塚委員長 竹野委員。 260: ◯竹野委員 今、認識は違うのは、それは今までどおりですけど、しかしながら、過去の受水費、県の企業局に実際払っているのと、実の使用量との差というのはしっかり教えてくれって、だから僕はそれに基づいて一般質問をしているわけでね。今の回答でしたら、そういうのは答えられないというのは納得いかないんですけれども。 261: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 262: ◯長島水道課長 過去は、基本水量掛ける単価という形で、その計算をすれば使用していない水量が出てくるというような話で、計算上の話をさせていただきましたが、やはりこのような場所で発言するとなると、単価のところですが、33円という単価ですけれども、もし使っていなかった場合のところの単価がどうなるか、今、33円がひょっとしたら高くなるかもしれない、そういったところもございまして、単価の設定ができないので、今のところお答えはできかねるという形で答弁させていただきたいと思います。 263: ◯戸塚委員長 竹野委員。 264: ◯竹野委員 今、単価、確かに現在33円ですよね。それは、契約に基づいて去年も今年も恐らく来年度も同じ単価だと思うんですけれどもね。だから、計算できると思うんですけど。 265: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 266: ◯長島水道課長 単価につきましては33円ですけれども、基本水量が変わらない場合は33円というような形ですので、これでもし受水量と差が出て使用水量のほうに戻すとなると、単価も変わってくるというような形の中でございますので、少しこちらのほうは計算できないというようなことでございます。 267: ◯戸塚委員長 打切りで終わります。                 〔発言する者あり〕 268: ◯戸塚委員長 ほかに委員からどうですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 269: ◯戸塚委員長 では、以上で、議第92号及び議第93号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         シ 議第102号 袋井市道路線の認定について         ス 議第103号 袋井市道路線の廃止について 270: ◯戸塚委員長 次に、シの議第102号 袋井市道路線の認定について及びスの議第103号 袋井市道路線の廃止についてですが、これも関連がありますので、一括して議題といたします。  当局から説明を求めます。  藤原建設課長。 271: ◯藤原建設課長 (省略) 272: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  村井副委員長。 273: ◯村井副委員長 少しお伺いをしますが、久野城址の南遊水地整備事業はやっていただくということですが、これ、単年度で終わらないと思うんですが、先日、治水対策協議会というのが地元でございまして、そこでこの説明も受けたわけですが、鷲巣上4号線、5号線の廃止は理解できますが、認定ですが、5号線、4号線がそれぞれ何年度に完成するのか、形態がなくても認定が可能なのか、形態をつくってから本来は認定すべきだと思うんですが、その辺の少し解釈について御説明いただきたいと思います。 274: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 275: ◯藤原建設課長 それでは村井委員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、整備のことに関してでございますが、こちら、今年度秋に発注をしまして、まず池になります西側の部分から発注をしまして、来年度、今年度は二つに分けて発注すると、ゼロ債務でやるということでございますが、東側につきまして、こちらを来年度に発注するということで聞いております。  その中で、まず廃止のほうにつきましては、廃止をしないと整備ができないということでございますので、まず廃止をさせていただいたということでございますが、認定のほうにつきましては、まず、鷲巣上4号線につきましては、ある程度北側の部分、現道が多いというところがございまして、やはりといったことがございますので、こちらの部分は使う部分ということで認定をするということと、あとは、鷲巣上5号線につきましては、やはり供用のときに認定をするということも考えられますが、やはり整備予定をされているということもございまして、その中である程度整備のほうも部分的にやってまいるということも調整していかなきゃいけないと思いますが、今の時点で、整備の予定があるということの中で、併せて認定をさせていただきたいと思います。 276: ◯戸塚委員長 村井副委員長。 277: ◯村井副委員長 解釈は、形態がなくても認定は可能だという解釈でいいのか。通常ですと、ある程度形態がそろわないと認定していただけないんですが、ここは、要は認定をしてしまいますと、工事のときに、道路使用許可申請を出したり、いろいろな手続が必要になると思うんですが、道路を一回壊しますので、そこのところ園庭なんかも多分工事が入ると思うんですが、それでも可能なわけですね。今後、いろいろな状況が出てくると思いますが、そういう解釈でいいのか。  別に、あえて私は認定する必要はないと思うんですが、今の時点で。なぜ認定するのかよく分からないんですが。道路法による道路にするのか、要は将来的、二、三年後に、きちっと形態ができてから道路法による道路にしたほうが、より効率的にはいいと思うんですが。今認定しなきゃいけないというのがよく分からないんです。ですから、そこだけ少しもう一度説明していただけますか。 278: ◯戸塚委員長 藤原建設課長。 279: ◯藤原建設課長 今の時点でも認定は可能ということでございます。  やはりその中で、今、御指摘のとおり、整備に対しては、例えば占用とか承認工事とかというのも出ると思います。こちらの部分は、きちっと整備をする中で整理をしてまいりたいと思います。今回、認定をさせていただいて、問題なくやってまいりたいと思います。よろしくお願いします。 280: ◯戸塚委員長 そのほか、どうでしょうか。特にありませんか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 281: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、議第102号及び議第103号につきましては終了といたします。  これをもちまして、都市建設部所管の付託議案に対する説明及び質疑を終了いたします。                 〔発言する者あり〕 282: ◯戸塚委員長 それでは、事務連絡として、付託議案の質疑において未回答がある場合につきましては、明日の委員会開始時に回答をしていただくと。明日ではなく16日あさってに、進行についての、行っていますよね、一番最初のページを。再確認のために申し上げております。  産業環境部のほう、この後は予定しているわけですけれども、一括して行いますので、そのときは担当課長のみの出席で構いません。そういうことでお願いしたいと思います。  今、杉山課長の案件だけですね。よろしいですね。  今、もうできますか。 283: ◯杉山下水道課長 資料を探しましたので、御質問の内容にはお答えできる状況には……。 284: ◯戸塚委員長 それはやっちゃえば済んじゃうんじゃんね、今日ね。 285: ◯村井副委員長 岡本委員、今からでもよろしいですか。 286: ◯岡本委員 結構です。 287: ◯戸塚委員長 じゃ、すみません。今のだけ先に、少し変則になりますけれども、後で送るよりは今日のうちに整理したいと思いますので、よろしいですか。  自席で結構です。
     杉山下水道課長。 288: ◯杉山下水道課長 岡本委員の先ほどの御質問にお答えをいたします。  まず農業集落排水の借入れの分、公債費のところで、二つの機関から借入れをいたしております。一つにつきましては、財務省の財政融資資金、あともう一つが地方公共団体金融機構、この二つから借入れをしております。  最初の財務省のほうですけれども、令和元年度末の残高としましては5,701万円でございます。端数は切り上げてございます。こちらの利率でございますけれども、借入時期によって少し利率が違うわけなんですけれども、1.8%から2.1%でございます。もう一方のほう、地方公共団体の金融機構からですけれども、こちらの令和元年度末の残高といたしましては1,663万5,000円。こちらの端数も切り上げてございます。また、利率につきましても、先ほどと同様、年度によって違いますので、1.35%から2.1%となってございます。 289: ◯戸塚委員長 岡本委員。 290: ◯岡本委員 財務省の借入れのほうはあれ、5,701万円、万円単位。万円単位で、片方の地方公共団体金融機構のほうは1,663万5,000円、1,000円単位ですね。借入時期によって金利が違うというのは当然かと思うんですけれども、今の金利水準からすると少し高めかなということを思うわけですけれども、直近の借入時期というのは、事の性質上、事業が始まったときがかなり前だものですから、どのくらいの時期に最初の借入れをしているのか、その点をお尋ねしたいと思います。  要するに、借入時期と金利の水準が符合しているかどうかということなんですけれども。つかんでいる範囲で結構です。 291: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 292: ◯杉山下水道課長 農業集落排水事業は、借入れが平成14年からスタートいたしました。実際に借入れが終わっておりますのが……。 293: ◯岡本委員 直近でいいですよ。最新。 294: ◯杉山下水道課長 最終は、農業集落排水事業完成前時期と思いますので……。 295: ◯戸塚委員長 下水道課長、先ほどの岡本委員からの質問に対して、今、前段のやつやって、また再質問で出たものですから、そこも少しまたはっきり説明できるように、しっかりね。ということだったら、どうですか、もう一度。 296: ◯杉山下水道課長 平成14年でございました、最新は。 297: ◯戸塚委員長 それじゃ、もう一度説明してください。 298: ◯杉山下水道課長 農業集落排水事業につきましては、最終の借入れが平成13年でございました。平成14年が供用開始です。 299: ◯戸塚委員長 岡本委員、よろしいですか。 300: ◯岡本委員 借入先ごとの最終、最終的にはこれ、財務省の借入れが何ぼかある、その最終はいつですよ、地方公共団体金融機構の借入れはいつでと答えてもらったほうがいい。 301: ◯戸塚委員長 杉山下水道課長。 302: ◯杉山下水道課長 詳細につきましては、今資料を持ち合わせておりませんので、16日にお答えしたいと思います。 303: ◯戸塚委員長 じゃ、岡本委員、そのほうにしたほうがよかったかもしれないですけど。一応、今分かる範囲で答えていただけましたけれども。持ち帰ってもう一度よろしくお願いします。  それでは、もう一度事務連絡のほう、続きをさせていただきます。  今も重ねて申し上げますけれども、質疑において、今、まさに未回答のところ、それについては、9月16日水曜日の委員会開始時に回答していただけると思いますので、よろしくお願いします。なお、そのときは、産業環境部と一括して行いますので、担当課長のみで結構でございます。出席お願いします。  それから、未回答の分の回答が終了した後、討論のほうに入ってまいります。討論の通告があった場合には、暫時休憩をいただきまして、担当課長をお呼びしますので、これも9月16日の水曜日は、午前9時から自席で待機のほうお願いします。なお、申し訳ないですけど、水道課長と下水道課長におかれましては、午前9時から議会事務局での待機をお願いしたいと思います。  それから、討論終了後、引き続き採決に入りますが、討論の際に出席されていない職員におかれましては、メールで事務局のほうから結果をお知らせさせていただきます。  それから、付託議案の審査終了後、協議事項、報告事項に移ります。初めに、都市建設部所管の協議事項、報告事項を一括して審議して、終了後、産業環境部の協議事項、報告事項を一括して審議します。なお、報告事項のうち、総合計画と総合戦略の案件につきましては、建設経済委員会の説明員に加え、企画財政部長ほか3名の説明員により報告するため、9月16日水曜日の午後は会場の都合で人数が多くなりますので、第1委員会室に会場を移して審議をしますので、御承知おきください。  また、最後になりますけれども、ただいま申し上げましたスケジュールにつきましては、委員会の進捗によっては若干日程が繰り下がることも予想されますので、その場合は御了承をいただきたいと思います。  事務連絡としては、以上でございます。  委員長のほうから皆さんにお諮りをしたいと思います。当局のほうも少し、特に副市長、それから部長のほうの関係です。それ以外の課長は、今、都市建設部のほうは終了しましたので、退席していただいて結構でございます。  それで、今、予定では、今日は都市建設部を終えて、こんなに午後3時半まで予定していなかったので、もしこの時間少しでも事前にやってということであれば、神谷部長のほうの所管のほう、少し1時間くらいやりたいと思いますけれども。どうですかね。いいですか。            〔「待機していますので」と呼ぶ者あり〕 304: ◯戸塚委員長 そうすれば、あしたの当初予定でいた分については少し繰上げという形で、ただいまから以後のやつも。若干休憩取らせてはいただきますけれども、もう少しやらせていただきたいと思いますが、よろしいですかね。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 305: ◯戸塚委員長 じゃ、そういうことで、今から午後3時45分まで休憩を取りたいと思いますので、産業環境部のほうの部長、それから副市長は続けて、都市建設部長も。そうですね。  午後3時45分から再開しますので。よろしくお願いします。                (午後3時32分 休憩)                (午後3時43分 再開) 306: ◯戸塚委員長 皆さんお集まりですので、午後3時45分と申し上げましたけれども、少し早いですけれども再開をしたいと思います。  少し皆さんに連絡をさしあげたのとは、非常に熱心に簡潔に御質問いただいたものですから、都市建設部の予定時間が思ったより早く終了しましたので、いろいろ皆さん予定はされていたかと思いますけれども、すみません、少し繰り上げてやらせていただきたいと思います。  それで、本来なら明日の午前9時からの時間が今日になりましたが、産業環境部の付託議案の審査が6件ありまして、今日は今、時間見て、これ、先ほど課長にも集まっていただきましたので、今、私のほうのこの後の進行としては、議第79号 袋井市一般会計補正予算(第5号)について、これ、農政課長、それから産業政策課長、それから、議第82号 袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)について、これについては川村課長のほう。ここまで、若干回ってしまうかもしれないんですけれども、補正予算だけ本日のうちにやらせていただいて、明日また午前9時再開のときには、一般会計のほうの決算認定ということで、そんなことで少し前倒しさせていただきますが、御理解と御協力をお願いしたいと思います。  それでは、早速、付託議案の審査に入ります。  当局の皆様に重ねてお願いをいたします。説明や質疑におきましては、ファイルを移動する場合は、まず、どこのフォルダーに入っているかをお伝えいただき、その後、ファイルの整理番号をお伝えくださいますようお願いをいたします。  ────────────────────────────────────────         ア 議第79号 令和2年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について-所                管部門- 307: ◯戸塚委員長 それでは、初めに、議第79号 令和2年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門を議題といたします。  補正予算書における歳出の款項目の順に従い、所管部分の説明をお願いします。  それでは、農政課所管について、当局から説明を求めます。  木根農政課長。 308: ◯木根農政課長 (省略) 309: ◯戸塚委員長 ただいま農政課長から説明を受けましたけれども、今、歳出の説明がありましたけど、歳入の関係について少し説明が落ちていたように思うんですけれども。歳入は少し予算書のほうで説明していただければ。 310: ◯村井副委員長 市債が減額されていますよね、土地改良の。 311: ◯木根農政課長 すみませんでした。  歳入につきましては16款2項ですけれども、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生交付金の一部を活用させていただきたいと存じます。 312: ◯村井副委員長 23款の市債で、農林水産産業債で750万円減額しましたよね。その説明が少し抜けていると思いますが。 313: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 314: ◯木根農政課長 大変失礼しました。  15ページになりますけれども、6款2項2目の土地改良事業費のうち、財源内訳でございますけれども、一般財源、今回ですけれども、地方債から一般財源に財源更正をするものでございます。  なお、事業対象は、ため池の対策事業ということでございます。よろしくお願いをいたします。 315: ◯戸塚委員長 ただいま説明を受けました。  それでは、ただいまの説明につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  高木委員。 316: ◯高木委員 これについては、議案質疑で高橋議員のほうからも、るるお話があったと思います。  今回の資料から見ますと、11月中旬購入受付、11月下旬から12月発送という形の中で、クラウンメロンについては贈答用の対応があるという形の中で、11月中旬以降はきついというようなお話を伺っています。そこらの対応をどうされるのかをお聞きするのと、この前の議案質疑の答弁でも、クラウンメロンについても時価の相場で対応するということであります。前回は2,500円ということですけれども、森町等の関係を見ますと3,000円と聞いておりますので、そこらと同等の対応が可能かどうか、そこらを少しお聞きしたい。 317: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 318: ◯木根農政課長 ただいまの高木委員の二つの質問にお答え申し上げます。  高木委員からありましたように、11月中旬ということで計画書のほうは記載しております。概要作成時点では受付を11月中旬と想定しておりましたけれども、しかしながらその後、農協でありましたり、クラウンメロン支所と第2弾に向けての意見交換を行った中で、特にクラウンメロンですけれども、今ありましたように、年末のお歳暮商戦とかクリスマスシーズンに向けて、贈答用の出荷が本格化する前の11月中旬までに発送したいと、そんな要望がございましたので、時期につきましては、前倒しして実施できるように調整してまいりたいと考えております。  2点目のクラウンメロンの価格につきましては、前回は8月ということで、クラウンメロンの価格が下がる時期ということで、委員からありましたように、1玉箱つきで2,500円相当の対応で前回はお願いしたところでございます。  今回は、クラウンメロンにお聞きしますと、10月下旬以降徐々に上がっていくということで、市場価格がやはり高騰する時期と重なりますので、予算の範囲内で、時期や相場にあった価格での対応になるんですけれども、クラウンメロンとのお話の中で協議して、よりクラウンメロンの意向に合うような協議の中で対応させていただければと考えております。 319: ◯戸塚委員長 そのほか。  竹野委員。 320: ◯竹野委員 同じくふるさと応援便で、私のところにも前回の苦情が、欲しかったけれども締め切られて、そして1人でたしか5セットかな、不公平じゃないかと結構厳しい御批判をいただいてね。  そこで、今の説明で事前に応募をしてもらって、抽せんにして、それは改善されたけれども、あと、1人で何セットまで購入できるのか、その説明をお願いします。 321: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 322: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。  前回、委員おっしゃるように、1人5個までということでございまして、手前どものほうにも農協のほうにも、そういったことで苦情といいますか、御意見のほういただいております。今回、そういった意味で改善しまして、申し込むのは1人1点のみということで、変更のほうさせて、対応のほうさせていただきたいと考えております。 323: ◯戸塚委員長 そのほか、いいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 324: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、農政課所管につきましては終了といたします。  次に、産業政策課所管について、当局から説明を求めます。  小澤産業政策課長。 325: ◯小澤産業政策課長 (省略) 326: ◯戸塚委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  岡本委員。 327: ◯岡本委員 いろいろ制度があるわけですけれども、中小企業信用保証料補助事業で、追加が1,400万円ということで、これ、保証料は複数年度にわたって支払うような形になると思うんですけど、実際、予算措置したものを複数年度にわたって支払うような形にするのは、その辺の実際の処理方法について説明をお願いします。 328: ◯戸塚委員長 小澤産業政策課長。 329: ◯小澤産業政策課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答えを申し上げます。  信用保証料につきましては、最初融資を借りたときに信用保証料を払っていただく形になりますので、基本的には単年度で支出をしていくという形でございます。  ですので、今現在におきましては、県のほうが10月31日までの受付分が県の経済変動対策貸付の対象となってございますので、具体的には今年度中にお借りいただくという形になりますので、信用保証料につきましては、現在のところ、県の制度と整合を図る中で、今年度の支出を予定しているということでございます。 330: ◯戸塚委員長 岡本委員。 331: ◯岡本委員 借入期間が複数年度にわたる場合も、複数年度にわたる信用保証料を一括して市が支払うということですか。支払先はどういった形に。 332: ◯戸塚委員長 小澤産業政策課長。 333: ◯小澤産業政策課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答えを申し上げます。  信用保証協会につきましては、一括返済の場合と分割返済の場合がございます。現在のところ、一括返済の企業もいらっしゃれば、分割返済の方もいらっしゃいます。基本的には、分割返済の形の信用保証料の積算を、払った証明書をいただくわけですけれども、それをもって事業者に申請をいただきますので、市のほうから事業者にその分を、信用保証料の補助金として交付をさせていただくという考え方で進めていくものでございます。 334: ◯戸塚委員長 岡本委員。 335: ◯岡本委員 分割返済の場合は、あくまでも当初の返済予定に従って計算した保証料を支払うということでよろしいですか。 336: ◯戸塚委員長 小澤産業政策課長。 337: ◯小澤産業政策課長 今、岡本委員のお話のとおり、当初計画の段階で支払いをさせていただくというものでございます。 338: ◯戸塚委員長 そのほか。  大庭委員。
    339: ◯大庭委員 7款1項3目の工業振興の立地奨励補助金の関係、質疑の中でも出されたですが、私はもう少し説明してこれだけのプラス・マイナス、袋井に利益があるよと。と同時に、工場立地に対する補助金というのは、インセンティブにもなるし、他市でも導入しているし、私はこういうことは大変重要で、むしろやっていかなければならないと思っています。  ただ、この間の説明だと、何か固定資産税だけだとか一部償却資産だけなんですと言っているんですが、実際は、固定資産税、あるいは償却資産税、さらには都市計画税、あるいは法人市民税、そういうことに加えて、そこに会社が来ることによって、よそから流入する住民が住民税を払ってくれる、それから、これ、国税なんかで法人税、あるいは事業税というのがあるんですがね。トータルとして、推計も含めてですよ、袋井市に企業が来ることの恩恵というのは非常に大きいんだということを、やはり税務課、それから課長のところの産業政策課と積み上げて、それが大変有益なんだということをやはり検証しておくべきだと思うんですよ。  一部の方は、いつもこのことについて反対、反対と言っているですが、企業がまちに来てくれることというのは、単に税収が入るというだけじゃなくて、住民が公共以外の民間のところの会社に勤められて、そして雇用が守られるという、非常に副次的な大きなメリットがある。だから、企業誘致というのは、大きな行政としての重要な施策として運用されるわけですよね。そのためにどうしてもということで、こういうような立地補助をしているということで。今日のところは、数値は細かく積算していないと思うものですから、今後、そういうような、プラス・マイナスどのくらいなのかということを出せるように、原課でも常に把握していただきたいと思いますが、考え方だけ少しお伺いしたいと思います。 340: ◯戸塚委員長 小澤産業政策課長。 341: ◯小澤産業政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えを申し上げます。  今お話ございましたように、企業誘致におきまして、単なる固定資産税だけではなくて、そこの実際には働く方、そこでいろいろ、住宅を建てる、あるいはそこで生活を行う、あるいはそこの会社で新たな取引が生まれる、あるいは清掃だったりとか草取りだったりとか、いろいろな部分、一つの企業が出てくることによって需要が創出されるということになります。また、企業の規模が大きければ大きいほど、スケールというか、ボリュームも大きくなっていくと考えてございます。  現在今、大庭委員のほうから御質問がありましたとおり、一部について、市内のそうした企業の、土地、それから建物、償却資産ということで固定資産税になりますが、それと都市計画税ですね。これについては、位置については押さえているところがございますが、少し法人市民税ですとか、そこの部分について、少しいろいろな年度で変わってくるというところもあるんですけれども、そうした部分も含めて、今後、特徴というか、住民税のことを各事業所がまとめて徴収するという特別徴収みたいなものもあります。そうした、できるだけ企業誘致に係るものについて総合的に、税情報というものを少し統計的に整理していくという形の中で、今後の市民への説明ということも含めまして、企業誘致がどのような効果があるかということは、内部的にも、資料としてさらに精査をしてまいりたいと思います。 342: ◯戸塚委員長 大庭委員。 343: ◯大庭委員 この後の決算でやるわけですが、法人市民税、現年度分だけでも15億5,000万円余入っている。この額というのは本当に大きいですよね。財政力指数なんかを見ても、本市が9億円を越した状態で推移して、いっとき不交付団体になったときもあります。  さきのスポーツ協会のお金の件にせよ、また河川愛護の件にせよ、袋井市は住民の協力によって、これまでの脆弱な財政を補うように市民がやってきた。特に昭和42年に財政再建準用団体になって、当時1億5,000万円、当時としては多額だったですよね。そのことによって、当時の市の職員というのは、国の管理、いわゆる夕張市と同じようになって、鉛筆まで管理をされるということを、私たちにも、そういう過去の経緯を私に話してくれたことがあるんです。ゆえに、企業誘致というものを本当に大事にしてきているなと。  それと同時に、やはりまちの経済全体を回していくには、ただ、企業がある、じゃ、企業立地のお金を出したそのことによって、中小とそうでない人の格差になって、そんなものは反対だという方もいらっしゃいますが、全体的にお金がそこに落ちていくという意味では、私は本当にそのまちで商店しかり、今、経済対策だとかいろいろなものもそうなんですが、結果的には大きな潤いとなる、源泉となる、今回、トッパン・フォームズ株式会社が入っていただいたということは大変、私たちとするとよかったと。特に、まちづくり対策特別委員会という、議会で特別委員会を設置して、そして、豊沢の工業団地に対しての企業誘致の開発を議会としても提案し、そしてトッパン・フォームズ株式会社が進出してくれた。  その延長線上にあることなんですから、私、議会人の1人としても、大変いい仕事をしてくれていると同時に、やはりかけたコストに対して、CP、コストパフォーマンス、どのぐらいあるかということは、やはり原課で。しっかりした数字は出ないと思うんです、実際はね。だけれども、そういうことをやはり見ていくということも大事だと思いますので、課長、それから全体の横串を行政の中で刺していただいて、ぜひとも進めていただきたいと思います。  従前は結構、数字を出したんですよね。ところが、今、企業の個別の利益だとかそういったものを、個人情報も含めてですが、法人市民としての市民情報もやはりあまり出さないという時代になってきました。だから、私どももあまり、求めても答えは出ないということも分かっていますが、内部で、行政の中で、十分そういうことを把握するようにお願いしたいと思います。  もし部長あたりで、コメントあったらお願いします。 344: ◯戸塚委員長 神谷産業環境部長。 345: ◯神谷産業環境部長 ありがとうございます。  企業を誘致する過程でも推計をさせていただいておりますし、また設置、補助が一致した後も把握しておりますので課の中限りという形になるかと思いますけれども、こちらでも把握しますし、必要な情報につきましてはお知らせしたいなと思います。 346: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 347: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、産業政策課の所管につきましては終了といたします。  これをもちまして、議第79号につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         イ 議第82号 令和2年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)につ                いて 348: ◯戸塚委員長 次に、イ、議第82号 令和2年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  川村環境政策課長。 349: ◯川村環境政策課長 (省略) 350: ◯戸塚委員長 当局から説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 351: ◯戸塚委員長 それでは、特に質疑もございませんので、以上で、議第82号につきましては終了といたします。  当初の予定を少し繰り上げて、明日の予定を始めさせていただいたと思いますけれども、すみません、少し段取りが悪くて申し訳ありません。  これで、今日はこの段階で一応終了とさせていただきます。それから、明日は、議第84号の一般会計の歳入歳出決算認定からまた順次入らせていただきますので、よろしくお願いします。  それでは、今日は以上で終了とします。                (午後4時21分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...