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令和2年民生文教委員会 本文 開催日:2020-03-11
令和2年建設経済委員会 本文 開催日:2020-03-11

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    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和2年建設経済委員会 本文 2020-03-11 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 160 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯戸塚委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯戸塚委員長 選択 4 : ◯戸塚委員長 選択 5 : ◯藤田企画政策課長 選択 6 : ◯戸塚委員長 選択 7 : ◯岡本委員 選択 8 : ◯戸塚委員長 選択 9 : ◯藤田企画政策課長 選択 10 : ◯戸塚委員長 選択 11 : ◯石田都市計画課長 選択 12 : ◯戸塚委員長 選択 13 : ◯岡本委員 選択 14 : ◯戸塚委員長 選択 15 : ◯藤田企画政策課長 選択 16 : ◯戸塚委員長 選択 17 : ◯竹野委員 選択 18 : ◯戸塚委員長 選択 19 : ◯藤田企画政策課長 選択 20 : ◯戸塚委員長 選択 21 : ◯大庭委員 選択 22 : ◯戸塚委員長 選択 23 : ◯藤田企画政策課長 選択 24 : ◯戸塚委員長 選択 25 : ◯大庭委員 選択 26 : ◯戸塚委員長 選択 27 : ◯藤田企画政策課長 選択 28 : ◯大庭委員 選択 29 : ◯戸塚委員長 選択 30 : ◯大庭委員 選択 31 : ◯戸塚委員長 選択 32 : ◯高木委員 選択 33 : ◯戸塚委員長 選択 34 : ◯藤田企画政策課長 選択 35 : ◯戸塚委員長 選択 36 : ◯村井副委員長 選択 37 : ◯戸塚委員長 選択 38 : ◯藤田企画政策課長 選択 39 : ◯戸塚委員長 選択 40 : ◯村井副委員長 選択 41 : ◯戸塚委員長 選択 42 : ◯村井副委員長 選択 43 : ◯戸塚委員長 選択 44 : ◯竹野委員 選択 45 : ◯戸塚委員長 選択 46 : ◯藤田企画政策課長 選択 47 : ◯戸塚委員長 選択 48 : ◯竹野委員 選択 49 : ◯戸塚委員長 選択 50 : ◯竹野委員 選択 51 : ◯村井副委員長 選択 52 : ◯戸塚委員長 選択 53 : ◯村井副委員長 選択 54 : ◯戸塚委員長 選択 55 : ◯村井副委員長 選択 56 : ◯竹野委員 選択 57 : ◯戸塚委員長 選択 58 : ◯竹野委員 選択 59 : ◯戸塚委員長 選択 60 : ◯藤田企画政策課長 選択 61 : ◯戸塚委員長 選択 62 : ◯藤田企画政策課長 選択 63 : ◯戸塚委員長 選択 64 : ◯戸塚委員長 選択 65 : ◯戸塚委員長 選択 66 : ◯山岡市長公室長 選択 67 : ◯戸塚委員長 選択 68 : ◯村井副委員長 選択 69 : ◯戸塚委員長 選択 70 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 71 : ◯戸塚委員長 選択 72 : ◯高木委員 選択 73 : ◯戸塚委員長 選択 74 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 75 : ◯戸塚委員長 選択 76 : ◯岡本委員 選択 77 : ◯戸塚委員長 選択 78 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 79 : ◯戸塚委員長 選択 80 : ◯岡本委員 選択 81 : ◯戸塚委員長 選択 82 : ◯村田産業政策課長 選択 83 : ◯戸塚委員長 選択 84 : ◯大庭委員 選択 85 : ◯戸塚委員長 選択 86 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 87 : ◯戸塚委員長 選択 88 : ◯大庭委員 選択 89 : ◯戸塚委員長 選択 90 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 91 : ◯戸塚委員長 選択 92 : ◯大庭委員 選択 93 : ◯戸塚委員長 選択 94 : ◯戸塚委員長 選択 95 : ◯木根農政課長 選択 96 : ◯戸塚委員長 選択 97 : ◯岡本委員 選択 98 : ◯戸塚委員長 選択 99 : ◯木根農政課長 選択 100 : ◯戸塚委員長 選択 101 : ◯岡本委員 選択 102 : ◯戸塚委員長 選択 103 : ◯木根農政課長 選択 104 : ◯戸塚委員長 選択 105 : ◯戸塚委員長 選択 106 : ◯戸塚委員長 選択 107 : ◯木根農政課長 選択 108 : ◯戸塚委員長 選択 109 : ◯竹野委員 選択 110 : ◯戸塚委員長 選択 111 : ◯木根農政課長 選択 112 : ◯戸塚委員長 選択 113 : ◯岡本委員 選択 114 : ◯戸塚委員長 選択 115 : ◯石田都市計画課長 選択 116 : ◯戸塚委員長 選択 117 : ◯木根農政課長 選択 118 : ◯戸塚委員長 選択 119 : ◯岡本委員 選択 120 : ◯戸塚委員長 選択 121 : ◯戸塚委員長 選択 122 : ◯村井副委員長 選択 123 : ◯戸塚委員長 選択 124 : ◯木根農政課長 選択 125 : ◯戸塚委員長 選択 126 : ◯村井副委員長 選択 127 : ◯戸塚委員長 選択 128 : ◯木根農政課長 選択 129 : ◯戸塚委員長 選択 130 : ◯村井副委員長 選択 131 : ◯戸塚委員長 選択 132 : ◯木根農政課長 選択 133 : ◯村井副委員長 選択 134 : ◯村井副委員長 選択 135 : ◯戸塚委員長 選択 136 : ◯戸塚委員長 選択 137 : ◯石田都市計画課長 選択 138 : ◯戸塚委員長 選択 139 : ◯竹野委員 選択 140 : ◯戸塚委員長 選択 141 : ◯石田都市計画課長 選択 142 : ◯戸塚委員長 選択 143 : ◯高木委員 選択 144 : ◯戸塚委員長 選択 145 : ◯石田都市計画課長 選択 146 : ◯戸塚委員長 選択 147 : ◯竹野委員 選択 148 : ◯戸塚委員長 選択 149 : ◯石田都市計画課長 選択 150 : ◯戸塚委員長 選択 151 : ◯戸塚委員長 選択 152 : ◯村田産業政策課長 選択 153 : ◯戸塚委員長 選択 154 : ◯石田都市計画課長 選択 155 : ◯戸塚委員長 選択 156 : ◯大庭委員 選択 157 : ◯戸塚委員長 選択 158 : ◯石田都市計画課長 選択 159 : ◯戸塚委員長 選択 160 : ◯戸塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開議)      開   議 ◯戸塚委員長 それでは、建設経済委員会を始めていきたいと思いますが、副市長のほうから今、資料の配付がありましたので、先にその点についてよろしくお願いします。  鈴木副市長。 2: ◯鈴木副市長 袋井市内で新型コロナウイルスの感染者が発生したということを受けまして、昨日夜間ですけれども、感染症対策本部の第3回の本部員会議を開催しました。その辺の情報を提供したいと思います。  皆さんお手元の報道資料のほうをごらんください。  四角で囲んであるやつですけれども、2番のところですけれども、昨日9時45分から30分間、本部員会議を開催しました。  袋井市内で感染者が発症したというのは、実は消防の救急が、実はこちらの県の記者発表の情報も一緒に見ていただくといいんですけれども、県のほうの提供資料の真ん中あたり、3月9日の欄がございますけれども、救急要請が袋井消防のほうにありましたので、それで搬送しました。  そのときに、もう神奈川県からの来訪者という情報がそこでキャッチしましたので、救急隊員はそうした対応をして中東遠総合医療センターに搬送したといったようなところで、そういうことで防護対策をとって対応したと。  そして、きのうの夕方、委員会を開催しているところでしたけれども、中東遠総合医療センターの宮地院長、それから、西部保健所の木村所長のほうから市長宛てホットラインで情報が入りました。陽性だったということです。  それで、急遽、対策本部員会議を開催しました。  夜間になったのは、感染症の対策に関する法律で、公表については厚生労働大臣か都道府県知事、その権限で市町村に公表の権限はございませんので、午後9時半から県が感染症対策班が公表するということでありまして、県の記者会見を待って、それで市の対策本部を開催いたしました。事前には情報の共有化は任意でしたけれども、本部員同士でやっておりました。  それで、第2回の対策本部を実は2月28日に開催しておりまして、県内、あるいは市内で感染者が出た場合には防護の集団感染の抑止のステージを上げるということを、方針を確認しておりましたので、その方針に従ってステージを上げることにしました。  その対策については、2枚目の、こちらの赤黒の資料を見ていただきたいと思います。  まず、1番目としてイベントの開催、赤いところを中心にしますけれども、今後、自治会、あるいは自治会連合会の総会等が、年度末ということでありますけれども、これについては中止、あるいは延期を要請します。  それから、3番目、市内の企業、事業所への呼びかけで、後段出てきますが、保育所、幼稚園、こども園、これを休園とします。公立は休園とします。  民間については、市の方針を、要請を行っていきますということで、従業員が休む必要が出てきますので、企業に対しては従業員に対しての特段の配慮を要請するということでいいと思います。  それから、4番目、これが幼稚園、こども園等ですけれども、(1)、小中学校、部活は春休み終了まで中止、それから卒業式は中止、それから、放課後児童クラブは、きょう3月11日は開所しますが、通所は保護者の判断。  裏面をお願いします。保育所、幼稚園、こども園、公立は、きょうは開所しますけれども、12日から当分の間臨時休業ということです。それから、イとして、公立保育所、幼稚園、こども園の卒園式は中止、それから、ウとして、民間、これは要請ですけれども、市の意向を伝え、同様の対応を要請するということです。  それから、(5)へ行きます。
     図書館、月見の里学遊館、郷土資料館等の公立の施設については、きょうから当分の間、臨時休館。  5として、市内の公共施設も同様の措置ということであります。  それで、市民に対しては極力外出を控えるようにということで、今後また事態に進展がありましたら柔軟に本部員会議を開いて方針を改定し、市民に連絡するということにしております。  それで、県の報道は、記者会見の報道はこのワンペーパーですので、これはもう新聞記事で御案内のとおりだと思うものですから説明を省略しますが、もう一つ、ヤフーニュースの静岡朝日テレビの記事がございます。これは、県の記者会見の後、記者からの質疑応答、これに相当リアルに情報がありますので、またこれは参考にごらんください。  そして、市民からの問い合わせにつきましては、今、危機管理課のほうに電話が鳴りっ放しです。危機管理課全職員と総合健康センターのほうの健康づくりの保健師、こちらも応援に入って電話対応をしております。電話の主な内容は、商業施設を公表しろという話です。この商業施設の公表については、先ほど申し上げました法律のたてつけ上、報道は厚生労働大臣、あるいは都道府県知事の権限です。  そして、個人情報に配慮するということもありますので、商業施設については、県は商業者に対して公表を要請していますが、現時点で同意がとれていないということで、そうした努力はしております。  それから、感染者の居住地、持ち家の所在ですけれども、こちらも個人情報の保護の観点から現時点では公表はしないと。公表しないということは、少し類推が入りますけれども、商業施設もお客が少ないときで、しかも消毒済みですし、それから、感染者の居住地もおひとり住まいで、そんなに出歩いていないという行動記録が一定程度確認できていて、まあまあ安全だというような判断がややあるような感じがいたします。一応私の個人的な見解も入って申しわけないです。  以上、報告とさせていただきます。随時また事態が変わりましたら状況を報告しますのでよろしくお願いしたいと思います。 3: ◯戸塚委員長 経過につきまして報告いただきました。ありがとうございました。  議会の対応については既に議長のほうからも全議員に指示があって、この後、議会のほうでは議会のほうでいろいろまた今後ということになっていると理解をしておりますので、きょう、昨日以降、まだ全て終わっておりませんので、引き続きただいまから委員会のほうを進めていきたいと思います。  ────────────────────────────────────────      協議事項         ア 第2次袋井市総合計画後期基本計画(素々案)について 4: ◯戸塚委員長 それでは、次第、初めに、ア、第2次袋井市総合計画後期基本計画(素々案)についてを議題といたします。  これから当局の説明を求めますが、質疑につきましては事前の打ち合わせにおいて、素々案の段階であるため、建設経済委員会の所管にかかわらず、幅広い御意見をいただければということでありました。当局のほうで答えられる範囲の中での質疑をお受けしたいと思いますので、そのように、委員の皆さん、御理解をいただきたいと思います。  それでは、よろしくお願いします。  それでは、当局の説明を求めます。  藤田企画政策課長。 5: ◯藤田企画政策課長 (省略) 6: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 7: ◯岡本委員 最初の概要資料の29ページに、後期基本計画の施策体系の、政策3の都市・環境の取組1のところに、冒頭にコンパクトに生活機能が集約した都市拠点の形成というようなことがあって、めくって次のページの30ページの政策4の産業のところに産業の新たな展開の推進というようなことがありまして、それぞれに書いてあるんですけど、これから財源とかそういった市の経営資源が限られてくる中で、どうしてもコンパクトなまちづくりの推進というのは避けて通れない事柄なんですけれども、それに反して、周辺部への政策配慮、これが記述の中にほとんど載せられていないということで、一定の配慮をお願いしたいと思うわけです。そうしたことをしていかないとますます地域間の格差が広がって、住める地域と住めない地域がはっきり色分けされていくという結果になりかねないと考えます。  素々案の本編のほう、33ページを見ますと、暮らしたくなる都市拠点の創出で、その真ん中辺に、例えば「このため、都市拠点や地域拠点などの主要な拠点では、徒歩圏での居住・生活に必要な機能集約を促進するとともに、電車やバスなどの既存の公共交通に加えて、自動運転などの次世代公共交通ネットワークの研究を進め、車を自由に使えない市民も、日常生活に必要な機能を享受できる都市構造への転換が求められています。」ということで、ここに自動運転という言葉が登場してくるわけですけど、この計画の該当期間の中で、自動運転というようなことが実際に生活の機能としてはまだ登場してこないと思うんですよね。言葉としてこういったことが将来的には求められるということは、うたうことは結構ですけど、コンパクトシティを目指して中心部のいろいろな充実とともに、周辺部の地域間格差への配慮が具体的な政策としてやはり盛り込まれることが必要ではないかと思います。  その点が1点目と、もう一点は、最初の概要のほうに戻っていただきまして、例えば施策体系の基本方針と最初の政策、取組がリンクしているかということなんですけれども、例えば24ページの政策2の取組3、安心できる地域医療の充実ということで、そこには「医療人材の育成や適正な医療機関の活用(かかりつけ医・コンビニ受診の抑制)などについて具体的な記述」とありまして、これを、該当の施策体系のところを見ますと、政策2の取組3で、安心できる地域医療の充実ということで、切れ目のない持続可能な地域医療体制の確保とか救急医療体制の確保、それから、医療と介護の連携強化というようなことがうたわれていまして、コンビニ受診の抑制とかかかりつけ医というのはこの中に入るのかなと思うんですけれども、一方、医療人材の育成というようなことがここには盛り込まれていないわけですね。  ですから、最初の政策と取組の文言と、この基本方針が本当にリンクしているかどうかということを、もう一度検証をお願いしたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。 8: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 9: ◯藤田企画政策課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答えを申し上げます。  先ほど都市の構造も含めてということでコンパクトシティという言葉を表記させていただいて、産業のところでの表記ということで周辺部への配慮ということでございますが、こちらの都市計画のところの政策3のところにも、都市拠点と地域拠点を結ぶといったところの考え方、都市計画の個別の計画においても、都市拠点、地域拠点の結び、生活が持続可能なものとするためということで、そういった個別計画にも具体的なうたわれ方をしてございますが、そこと、ソフト面の部分でもございますが、地域の公共交通とのあり方、これはまさに今皆様の生活に合った形で、今後2025年問題も含めて、こういった公共交通がベストな形で組み合わさって拠点間を結んで、市内の中心部、そして周辺部の皆様も同じように困らないような生活をしていくということで具体的には考えているところでございます。  あとは、地域のそれぞれ周辺部については、農業等、田園であったり茶畑であったり、こうした農業を営んでいる皆様もいらっしゃいます。こうしたことは袋井市にとっても治水上も景観上も非常に袋井市の誇りでもあるということで、そうしたことの農業を営んだり景観を維持していただいたりという、そうした機能ということで、周辺部にいる皆様についても継続して持続的な生活が当然送れるような形での市政運営というのは努めているというところでございます。  ただ、高齢化の中で、やはり歩く、自転車、そういった、車に乗れない、免許返納、そうしたことを考えますと、立地適正化の計画にあるように、少しコンパクトに再編することで、よりそうした方々のニーズに合ったまちになっていくということで、少しバランス、それぞれとりながら今後進めていくということになります。  あと、自動運転に関しましては、今回エコパでの実証フィールドでの、先般2月にコンチネンタルが2年目ということで自動運転の実証を行いました。今回、ナンバーをつけて公道に見立てて行うということで、ここ1年の間でも、1年前と比べたところでも相当なスピード感であってということを考えますと、今後5年といったときに、今、足元で考えられているような生活、身近で感じれないということの技術についても、5年というか、相当なスピード感で動いていくということが考えられます。  そこに、AIもそうですね。1年前、2年前、AIということはそこまで発展していなかった、どんどん生活の中に今組み入れられているという形で、そうしたことはきちっと研究を見据えて、それに対応することで市民の生活に困らないような形でのツールとしてどんどん使っていこうという考え方で、あえてここに言葉として入れさせていただきました。  5年後ということで、先ほど言った10年先を見て5年のバックキャストといいますと、やはり自動運転、AIというのは必須なところになってくるかなということで表記を入れさせていただいたところでございます。  あと、かかりつけ医、医療体制の構築というところでございますが、こちらにつきましても、志村委員、お医者さんでございますが、今回審議会の委員を務めていただいております。かかりつけ医ということ、あとは、市内で在宅医療、こうしたことも進めていきたい中でも、やはりお医者様の多忙な状況であるとなかなか理想に近づいていけない。そうしたことを踏まえると、やはりコンビニ受診、こうしたことをきゅっとやりながら、やはり皆様の在宅医療に、そうしたことへの展開も進めていく。少しベクトルをぎゅっと向ける必要があるのではないかということで、こういう表現をそちらのところで変更としてさせていただいたところでございます。  なお、計画書本編でいきますと24ページのところで、医療、介護の連携の強化ということで、当然、医師、看護師、専門医、こうした人材育成も含めて連携できるような体制を整えるということで、こうしたところに人材育成やお医者さんの、こちらの袋井地域の人口割合によってはお医者さんの数が少ないということでございますので、医療体制の充実という中に人材育成やお医者さんをこの地域に呼び込んでくるというところも含めて進めていくということで、袋井駅の南側にも医療モールができておりまして、今後もまたふえていくという計画でございますが、こうしたことも一つ、こうした医療体制の充実を図る上では新しく新設をされるということ、当然、人材育成も必要ではございますが、新しくそういった数の部分でまずは不足分を補っていくということでの対応を行って、より今後もそこを進めていくということでございます。  体系的には、今言いましたかかりつけ医のところについても、24ページの協働の考え方、役割というところで、自助、共助、公助ということでそれぞれの役割の中に少し表示をさせていただいて体系の中に位置づけをさせていただいたというところでございます。 10: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 11: ◯石田都市計画課長 岡本委員のほうから御提案いただきました集落の関係でございますが、都市計画課では平成31年3月に用途地域外における「地区計画」適用の基本的な方針というものを定めさせていただきまして、その下の適用想定地区の中で集落拠点となる各地域がございますが、そちらにつきましては、集落地の景観の保全と安全・安心な住環境の形成を目指す地区というような方針を立てさせていただいておりますので、少し今後企画政策課のほうと協議をさせていただいて、この方針に基づく事柄が追加できるかどうかも含めて協議をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 12: ◯戸塚委員長 岡本委員。 13: ◯岡本委員 総合計画なものですから、将来的な政策の方向性ももちろん盛り込まなきゃいけないと思います。  一方、時間軸の中では基本構想の10年間の後期部分ということで、その計画の該当期間、どういった根をおろすような政策をしていくのかということとともに、ベクトルの先にどういった政策を見据えて取り組んでいくかという、両面のバランスのとれた記述を盛り込んでいただきたいと思います。  一方、空間軸のほうでは、最初に言いましたコンパクトシティを目指す反面で、周辺部には配慮が必要だということでお願いしたわけですけれども、先ほど藤田課長の話の中で、周辺部は、農業とか環境に配慮した、そういった方向性を持って取り組んでいくということですけれども、実際、東日本の大震災があってから防潮堤の工事とかいろいろやってきまして、その間、政策の方向性も変わってきまして、例えば、ふじのくにの取り組みでは、先端技術の企業を国道150号以南へ誘致するということも変更された政策の中には盛り込まれているわけです。  ですから、産業のこれから、取り組みについても、そういった周辺部の土地に対して企業の誘致をしていくということも一方の政策で決まっておりますので、そうした空間軸については周辺部にも配慮して取り組んでいくというような記述を盛り込んでいただきたいと考えます。 14: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 15: ◯藤田企画政策課長 岡本委員の再質問にお答え申し上げます。  先ほど都市計画課長からも御説明がありましたとおり、少し全体、今、岡本委員からの御意見も踏まえて、まちづくりの今後を考えるときの職住近接といった考え方等もございます、こうしたことも全体的にバランスを見ながら、少し表記の修正検討については、御意見を踏まえて庁内で協議し、審議会にも協議を図っていきたいと思っております。 16: ◯戸塚委員長 竹野委員。 17: ◯竹野委員 じゃ、私のほうからは、本編の71ページ、政策6、市民が生き生きと活躍するまちを目指すところから、その次の73ページ、市民と行政の協働によるまちづくり、そして、78ページ、終わりのほうの共生社会の確立と、そこに全部かかわることでの質疑というか、要望もあるんですけれども、外国人の参加のことなんですね。袋井市内に住む外国籍の市民の方にも活躍していただきたいし、そして協働のまちづくりに参加してほしいと。  そこで、具体的には73ページのところに、市民と行政の協働のまちづくりの、その項目の73、74ページにかかわるというころだけれども、よく文章を見ますと、外国人市民の自治会の加入、未加入とか、そういう表現はあるんです。だけれども、外国籍市民を、本当に地域を担うパートナーというか、住民として参加してもらうと、そういう記述がどこを探してもないんですよ。別のところを見ると、外国人住民への支援とか。もう支援の対象じゃないわけですよね。  もちろん支援が必要な言語とか、当然だけれども、だから、ぜひこの総合計画の中に、外国籍、外国人という表現はもうこれから避けるということなので、外国籍の住民を仲間として積極的に参加してもらう、そういう表現を入れていただきたいんですね。表現を入れることが、各まちづくり協議会、地域においても行政においても、そういうように外国籍の市民の人を捉えて認識が変わってくるものですから、そういうことで、今の私の意見に対していかがでしょうか。 18: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 19: ◯藤田企画政策課長 今の竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。  外国人住民、人口も増加して、市のほうもまだ増加して5.5%という、非常に県内でも高い数字に至っておりますということでございます。  当然、先ほど冒頭で申し上げた中の一部でも、多様性を強みとするまちづくりということで、性別や年齢や国籍にとらわれない、こうした方々が皆さんお互い尊重し合う中で、これが強みとなるというようなまちを目指していくというベクトルは、まちとしては、もうきちっと出していって後期の基本計画をつくっていくということは柱となっております。  その中で、こちらの自治会への加入促進や外国人の活動ということについては、今現在も外国籍の皆様についても非常に多様でございます。本当に永住、定住をされている方、また、技能実習のほうは3年5年でもう帰られるという予定で来られている方、それぞれかなり多様なライフスタイルをされているということで、そこの数字もきちっと今押さえながら各地域ごとのバランスを見て、どのようにきめ細かく外国人がまちに参加していただくため、また、防災、いざというときに、3年5年という期間であってもいざ災害が起これば避難所やいろいろなことにかかわってくるので事前の情報を提供する、そういうのにどのようにアプローチをして逆に参加していただくかというところも、きめ細かなところのアプローチ分析と方策を今議論しているところでございますが、委員のおっしゃったように、最終的に私たちの目指すところは、住民として、一住民として参加をいただき、一部市内には、自主防災隊長として、外国人が多いエリアについては外国籍の方がもうリーダーになっていただいている自治会もありますと聞いています。そういう方々について、永住、定住というところでもう長い期間いらっしゃってということでされているということでお聞きしてございます。  その中でも3年5年という期間でいらっしゃる学生とか若い方々の外国人の皆様については、本当に短期でいらっしゃって、そこをいかにアプローチしていくのか、お子さんがいらっしゃれば学校のコミュニティとあわせて一体になって参加というのが自然に生まれてくるという、子供がきっかけで入ってくるんですが、そうではない単身で来られている方たちは非常にアプローチが難しいというところで、ファミリーでない方については非常に、フェイスブックとか、例えばベトナム国籍の皆さんについては、そういったコミュニティがSNSを含めて、ある程度キーマンの方がいらっしゃってつながっているということで、まずはそのキーマンの方々を探して、そこの皆様にまちへの参加を促していただくキーマンになっていただくということで、私どももそういうアプローチで、国籍によってそのコミュニティの持ち方も違うので、なるべく自治会加入だけに限らずそういったところへのアプローチをして参加いただくということで、非常に私どもだけの力では何ともならない部分については、そういったキーマンの皆様に御活躍をいただくという方向性でなるべくいきたいと思っております。  少し多様で幾つかの目的を持って来られている方々の形態によっても、きめ細かくアプローチの仕方を変えながら、結果として委員のおっしゃるように、まちづくりに参加をいただくと、いざ災害のときにはきちんと対応できるような形でつながりを持っておくということで、強い意識で後期の記述についてももう一度見直させていただきたいと思います。 20: ◯戸塚委員長 よろしいですか。  そのほか。  大庭委員。 21: ◯大庭委員 総合計画の中に指標管理として表が入れられてあります。  私、この袋井市のいいところは、この指標管理をきっちりやろうとするというマインドが古くからあるというところにいいところがあるんじゃないかなと。平成5年に日本一健康文化都市宣言をして以来、合併した浅羽町との新計画におきましても常に日本一をかざしています。日本一というのは大変大きなノルマなんですけれども、日本一でなければいけないじゃなくて、常に日本一を志向する、それが大切だと思っています。後段、この後、山岡市長公室長や鈴木総合戦略室長がお話しになる地方創生の関係も、かなり指標を取り入れてくれてあります。  これは、目標値を定めてそれに到達するかしないかという意味では大変いいと思うんですが、この指標が、悪く言うとそれぞれの原課がそれぞれにつくっているという感じで、トータルでPDCAを回している、いわゆる指標管理をしている職場が少し見当たらない。ついては、藤田課長のところで今後、総合計画を策定して、頭出しのわずかな指標管理がされていますけれども、例えば健康づくり課、健康づくり計画というのがありますよね。膨大なそれぞれの目標値を定めてやっております。これはそれ以外もそうです。観光にしてもいろいろなものについて、運動に、スポーツに関係してもそうですし、全てそうです。  指標管理を一元化して常にその数値が合っているかいないか。それをやはり目標として定めていってそれを修正していく。PDCAのCというのは、計画を立てた後にチェックが入らないかんですよね。前期だ後期だと言っているというのはチェックなんです。それでまたAに戻るということは、これが高かった低かった、もっと高くしよう低くしようというインセンティブが働くことによって、それでそれが修正されて望むべく日本一に進む。ついては、袋井全体の各事業を指標管理する、それができていないと思います。各原課はやっていることになっているんですが、原課が自分らのところで自分でやってもどうしても甘くなっちゃうんですね。  今、企画政策課の年間一度出されるのを見ても、大体自分らで丸をくれちゃうんですよ。だけれども、第三者が、それはもっと上げるべきだと、ついては、それを予算でつけて、それを政策的に生かしていくだというようにするという意味でも、トータル的な指標管理、日本一健康文化都市の指標管理をこの総合計画にあわせてやっていただきたいと思いますが、課長のところでどのように思っていらっしゃるかお伺いしたいと思います。 22: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 23: ◯藤田企画政策課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えを申し上げます。  御存じのとおり私ども企画政策課では、総合計画というものの中に載っている指標、こうしたことの管理については毎年議会のほうに、9月市議会のほうに、こうしたことで指標管理と、A、B、C、進捗ぐあいを、わかりやすい記号で進捗を御報告させていただいているというところでございます。  一方、個別計画もかなり、73にわたる個別計画が市役所の中にはございます。  そこに関しては、私どもも政策評価を行う中で当然、この総合計画に位置づけられた指標は、割と個別計画の主要のところとのリンク性を持って、個別計画の中にも位置づけられている指標の中心を担うものがここに来るというような位置づけも策定の中では意識してございますし、個別計画の中にさまざま、もっと多様な指標がございます。こちらについては政策評価を作成する際に、各課とヒアリングを必ず行って、字句も含めて評価をしていくということを行っております。  この中で、総合計画の指標という定量的な分析評価に加えて、定性的なところも当然ヒアリングを重ねて行い、その中では個別計画の状況も見せていただいたりしながら、中にはその指標も確認をさせていただきながら総合計画の定量的な指標、あとは定性的なところではトータルで個別計画の進捗もあわせて少しヒアリングをさせていただいて、毎年9月に報告させていただく政策評価というものを完成させているということでございます。  一つ一つの73の計画の全ての指標を私どもが協議して管理というのは、今現在は行っていないところでございますが、当然、裾野の部分、羅針盤として決めた計画のさまざま個別計画、本当に数多くの指標がございますので、今後より政策評価のこうしたヒアリングする中で、個別計画の指標というのもきちっと分析の中により入れて、評価を、PDCAを回していくということを強くさせていただきたいなと思います。 24: ◯戸塚委員長 大庭委員。 25: ◯大庭委員 当然、今、その範囲で頭出しされた総合計画の大ざっぱな数値管理はされていると思うんですよね。だけれども、袋井市全体が73の個別計画に基づいてしっかり事業がされているかどうかというのを企画政策課のほうで常にコントロールしている、チェックしようとしたときに、皆さんの課はもう少し進めてくださいねだとか、そういうようにするには、全てをやはり指標管理することが大事で、私、以前そういうことを申し上げて、しばらく指標管理したことがあったですよ、ばっと細かく。だんだん大変になってきたもので、自分らの都合のいい原課の計画があって、私が一般質問で市長に言ったら、県でもそうですが計画というのは大体そんなものですよと、そういう言い方だったですよ。  私、非常に残念だったなと思うんですが、一つ一つを年度ごとにチェックしていくという体制、しかも細かくやっていくということは、実は、皆さん、前に座っていらっしゃるマネジャー、課長、皆さん方が各部下を指導していくに当たっても、その仕事、事務分掌に分けたその仕事を、あなたたちはこうしていますね、今、あなたの仕事のできばえはこうですね、もう少し工夫したらいいですね、あるいはすばらしく今いっていますね、こういう評価をするには、数値で指標管理するというのは非常に効果的なんですよね。  ですから、ぜひともトータルで企画政策課のほうでは、ただ数値だけにこだわることではないですよ、全体のバランスをとりながら、年度年度。  例えばヘモグロビンなんかも、例を出すと健康づくり計画なんかの場合は、平成28年から平成34年、令和4年までなんですよ。今回のやつは令和2年から始まってということで、また、令和7年ということになっておりますが、わずかにオーバーラップして、この数値がどこかで合わせようとしても、年度年度でぴっちり合っていたり合わなんだりするんですよ、本計画そのものが。ですから、それがきっちりチェックできるような体制づくりに尽力をいただきたい。それをおまとめになっているのが、今、企画政策課でいらっしゃると。  むしろ、どちらかというと市長公室のほうが地方創生の関係では数値が前に進んでいるような気がしないでもないですが、そのぐらい管理をされているのかなとも感じるわけですが、いずれにしましても指標管理を充実させてほしいということだけ要望させていただきます。 26: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 27: ◯藤田企画政策課長 大庭委員のおっしゃるとおり、総合計画、羅針盤ということで、それぞれ個別計画でアクション、具体的な各フィールドでの具体的な活動、そしてPDCAを回していくというところについては個別計画で相当具体的なところが入れ込んで、それを回しているというところでございますので、今後、そうした健康づくりであれば、保健師の皆さんがフィールドでふだん活動して、それが個別最適でもあり、総合計画で見る全体最適でもあって初めて羅針盤としての役割を担う、それが総合計画であるということを強く認識した中で、今後政策評価をする中で、より個別の状況、あとは各課のフィールドで活動している職員の皆様と市の羅針盤としてのすり合わせ、そうした議論もより強化していきたいと思います。 28: ◯大庭委員 もう一点だけ。 29: ◯戸塚委員長 大庭委員。 30: ◯大庭委員 私、最初、健康文化都市を提案したんですが、そのときに当時の助役が「日本一」をつけたんですよ。私、やめたほうがいいと言ったんですよね。かえって職場でプレッシャーになったり仕事が大変なノルマになってしまうのでというようなやりとりがあったんですよ。  しかし、考えてみると、マネジメントをするときに、上をしっかり向いてその数値に向けた、志向した仕事を常に考えるということは物すごく効果的なんですよね。ですから、今、これ、日本一というのは全部、日本一のものはほとんどないと思うんですよ。だけれども、せめて日本一に向かおうとする考えというんですかね。それを企画政策課のほうで持って、それが日本一健康文化なんだと、プラスの思考でみんなが力を合わせていく、そんなまちづくりをしていけば絶対プラスプラス、ポジティブな仕事が運営できると思いますので、そのことも、特に担当課なものですから意を体してやっていただきたいと。要望で結構です。 31: ◯戸塚委員長 そのほか。  高木委員。 32: ◯高木委員 最近の兆候として、どうしても人生100年時代という部分が前へ出てきているという形の中で、数年前までは2025年問題というのが大きく取り上げられました。  その部分で、やはり直近の2025年問題に真剣に取り組んでいくという部分が必要かなと思います。そういう部分で、少しざらっと見た中ではその2025年問題に対応する部分が少し薄いのではないかなという気がしますので、そこらは少し、一度お考えをいただきたいと思います。  それから、協働の考え方、役割ということで、自助、共助、公助という形の中で、特に自助、共助の部分をどのようにおろしていくのか。  一つの総合計画という部分の中で、当然、今、自治会の運営やらコミュニティセンターの運営についていろいろ課題が浮き上がっている中で、ここらの考え方や役割をどうおろしていくのかという部分についても一度庁内の中で考えていただいて、無理のない形で下におろしていかないと、せっかくの総合計画が前へ進んでいかないと思いますので、そこらはまた一度お考えをいただきたいと思います。そこらで何か御意見があればいただきたいと思います。 33: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 34: ◯藤田企画政策課長 今の高木委員の御質問にお答えを申し上げます。  今回少し、政策以降、体系のところを中心に、まずは素々案ということでお示しをさせていただいて、少し社会潮流という前段、第1章、第2章、こうしたところで、人口のことであったり財政的なこと、リソースの部分であったり、あとは社会潮流、大きな変化、こういうことを捉えてこの計画をと。議論の中ではそういうことを、当然、人生100年、2025年問題、こうしたことを議論しながら審議会でも議論を進めておりますが、前段の部分が今回提示がないので非常にトータルで御説明が足りなくて大変申しわけないんですが、次回はこの前段も含めて議論した中の社会潮流の動きのところ、そこを整理した中でセットで御説明を次回はさせていただきたいとは思っております。  高齢化に関してはさまざま、コミュニティの担い手の問題もそうですし、農業経営をとっても一つ、5年10年先を見ました農業の担い手の高齢化に伴って持続的な農業経営、こうしたところ、介護体制とか公共交通の部分もそうでございます。  こうした高齢化のところというのはさまざまな多様なところに、より今まで以上に深刻な状況になってくるということを意識しながら各施策を入れ込んでいかないといけないということで、言葉の部分についても、もう一度社会潮流をきちっとまとめて、計画の素々案を素案にしていくレベルについては、もう一度全体を横串でさらに見返していきたいと思ってございます。  また、それぞれ共助というところでございます。  これも、市民座談会であったり、地方創生の首都圏部会、ふくろい部会、この中でも出てきました。市についてはお互い、共助という考え方と、あと、民間や市民の方で活動いただいたり、いろいろな活動を本当に市民のためにやっていただいている方、さまざま、今、多様に出てきております。  こうしたプラットホームというもののきちっとしたものの環境がないと、やはりそこで活動が、機会が、皆さんの活動が活発にできないということで、プラットホームというのもきちっと見据えてやっていくということで、コミュニティについては、まちづくり、コミュニティセンターということで、今回、浅羽・笠原地区で、5地区で、生活支援活動ということを皆様の中でお互い支え合うという仕組みをつくられていらっしゃったり、各地区でも少し計画を、まちづくりをみずからの住民の力で議論してつくられたりということで少しずつ動きも出ています。  そういったコミュニティセンターを核としたまちとの共助の役割であったり、そのバランスの部分というのをきちっとしたものを、今後ベストな形を見出していくと。
     あとは、分野ごとでいきますと、NPOで活動されている方も多くいらっしゃいます。そうした分野で、地域といいますか、エリアというよりか分野で活動されている方々とも、NPOの皆様とも、共助という形では、行政がお互い、プラス、ウイン・ウインといいますか、活動が活発になるような形でいきたいと思います。  あとは、一つ、時代の中で、NPOという組織ではなくて任意に子育てを支援したいんだという強い思いでいろいろなSNSでつながって集まってそういうことをされていらっしゃるという方も非常に多くいらっしゃいます。  市民座談会に出てきていただいた、トークのセッションの中にも出ていただいた方の中にもそういう方がいらっしゃって、そういう熱量の高い、まちに対して社会貢献したいという方々がいらっしゃるので、これまでのNPOとか団体とかというのと、プラスそういう思いを持ってみずから活動をされている方と行政がいかにつながって、それが市民の役に立つ取り組みに発展していくか、そこがまた一つ、少し模索をしながらプラットホームつくりというのを考えていかないといけないなということで、少しエリアとコミュニティと、あとNPOとか、あとは任意に本当に思いを持っている方、そうした方々とうまく共助できるような仕組みも後期の中ではつくっていきたいなと思っております。 35: ◯戸塚委員長 村井委員。 36: ◯村井副委員長 私は少し教えていただきたいことがありまして、今、高木委員のほうからも自助、共助、公助のお話がありましたが、共助という言葉と互助という言葉が、この中で違う言葉が出てくるんですが、その言葉の使い分けをどのようにされているかということと、それから、外国人という言葉を使わないということで、今、御意見があったということですが、それが国籍の違う人と統一をされているのか。あるいはあるところでは外国人という言葉を使っているのか、その辺、少し使っているところと使い分けがいろいろなこの中であるものですから、全部まだ目を通してございませんが、特に本編のほうが長いものですからまだ読んでおりませんが、今、概要版とかいろいろ見ても、いろいろな言葉の使い分けが違うところがあるんですが、特にその共助のところが、互助という言葉が、その違いだけ少し教えていただければと思います。 37: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 38: ◯藤田企画政策課長 ただいまの村井委員の御質問にお答え申し上げます。  互助、共助でございます。  互助については、子育てのところでは取組1のところで、みんなで支え合う子育て環境の充実ということで、お互い子育て中については子育てを経験した方が支えて、またさらに子育てを終えた方々が次の子育て世代を支え合うということで、支えられる側にいたり支える側にあったりという、少しクロスするような形で時代とともにお互いを助けていくという意味で互助という言葉も使わせていただいて、あと、共助については、それぞれ自治会と行政と、防災に関してはいろいろ役割分担で地域のことをお願いしたり、行政については少しトータルの、全体の備蓄も含めて行っていくという役割分担した中で、ともに一つの方向性を定めていくということで、若干互助についてはクロスする部分でお互い、子育てとか高齢者のさまざまな生活支援についても、若いうちはそういった方々を助け、また、高齢者になったときには逆に支え合う、そういうお互いの支え合い、環境によってお互いに支え合うということの互助というような意味合いの部分、一部完全にその二つの言葉の真ん中に来るものもあろうかと思いますが、一つそういう形でさせていただいております。  あと、外国人住民、審議会の中でも外国人住民という言葉自体がふさわしくないのではないかというようなコメントもいただいたところでございます。  今現在、多文化共生の計画の中、また、国や県の施策やさまざま国からのいろいろな情報提供については、今の段階では外国人住民というような共通した言葉で表現がされております。  私どもの昨年度策定いたしました多文化共生推進計画の中でも、外国人住民ということで、実際にはもっと少し丁寧な形で言いますと外国にルーツを持つ皆様ということで、当然、日本国籍を持っても外国で生まれて育ってこちらに来れば少し生活とか習慣が違うということで、日本国籍の方でも海外にルーツがある方、また、外国籍でも日本で育った方、それぞれ国籍だけでは支援の仕方のラインを引けないわけでございますので、正確に言いますと、私どももきちっと表現としては外国にルーツを持つ方々へのさまざまな支援というような形で全てを使っていくというのが少し丁寧な表現かとは思うのですが、ただ、いろいろなところに出てくる中で、あとは国の施策や国の中での定義が今まだ外国人住民という言葉での、いろいろな報道も含めて、統計数値も含めてそういう形での表現ということでございますので、今の段階では外国人住民という表現で多文化共生の計画も進めさせていただいておりますが、これについては、今後そこの、より丁寧に、少し長い表現になるものですから、そこの言い回しとか、御理解いただける、社会環境として外国にルーツを持つってどういうことですかみたいな形になってしまっても、その施策を前に出していくときに支障になってもいけないので、今、外国人住民ということで基本使わせていただいていると、外国人の市民の方とかという表現をさせていただいているというのが状況でございます。 39: ◯戸塚委員長 村井委員。 40: ◯村井副委員長 今の御説明の中で、外国人住民、あるいは国籍の違う人、これは当局のほうはいろいろな考え方をなさると思うんですが、これを市民が見たときに非常にわかりづらいものですから、その辺のことは御配慮いただければなと思います。  それから、共助で子育ての部分は、互助というのは今お話がありましたが、今、この本編の12ページで、これは医療の充実のところでございますが、協働の考え方や役割というのが共助という言葉でまた子育てに関心を持ちというようなことが書いてあり、支援するというような内容として書いてあるんですが、こういった非常にわかりづらいことは当局のほうで少し全体を調整していただいて、市民にわかりやすい表現のほうがいいと思います。  一般的には自助、共助、公助とは言っておりますので、その辺のことはいま一度少し御検討いただいて、わかりやすい表現でこの計画を策定いただければなと思います。じゃ、そういうことでお願いします。 41: ◯戸塚委員長 いいですか。 42: ◯村井副委員長 結構です。 43: ◯戸塚委員長 竹野委員。 44: ◯竹野委員 今の外国人住民のことで、先ほど冒頭、私のほうも、外国籍住民という言葉を僕は意図的に使ったんですけど、それで、国のほうもまだおくれているものだから、外国人住民とか、マスコミなんかも使っているけど、やはり袋井市としてはもう先取りをして、つまり外国にルーツを持つ住民というと長いものだから外国籍住民という表現を今後使うことを提言しますね。  具体的に言いますと、例を申し上げますと、私たち、砂本町にも2軒、外国籍の住民の方が家をお持ちになって、1人の方は借りて、そして1人の方は家を建てて、そうしたら、僕らは外国人という認識はないんですよ。外国籍の方が町内の住民だという、実際そういう、日常しょっちゅう顔を合わすんですけれどもね。  だから、やはり意識改革という問題がありまして、そして言葉のあやで、外国人住民とすると何かよそ者という、特に言われたほうがそうです、相手側のほうがね。何か俺らは受け入れてもらえていないと、よく、僕、聞くんです、実際に当事者から。だから、もう今後、袋井市の総合計画、あらゆる要綱は外国籍の住民と改めていただきたいんですけれどもいかがでしょうか。 45: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 46: ◯藤田企画政策課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。  私ども、多文化共生の計画を昨年度つくったときに、外国にルーツを持つ方々、非常に丁寧に言うとそういう表現が一番ベストではないかという中で、国やそうしたところで外国人住民・市民ということで、外国籍といいますと、籍でいきますと、例えば日本国籍を持っていて海外で生まれ育った方々が日本に来ると生活のルールも異なるので、そういう方々も中にはサポートが必要であったり、国際交流協会のほうにも相談に来てそういうことを対応したりということで、日本国籍であっても海外で育ってこちらに来た方もやはり生活のサポートが必要だということで、籍だけで、区切れないというところもございます。  当然、外国人という言葉自体も少し表現としては足りないという部分でございますが、逆に籍ということでいきますと、籍が日本か海外かというだけでも、サポートの仕方というのも籍だけで、サポート体制がそれだけで決まってくるというものでもございませんので、基本的には統一した外国人住民、そして、この先、日本がこうした共生社会を進める中で外国にルーツを持つ方々も、こうした段階まで行って、皆さん、国民が理解する段階になればそうした表現に変えていこうということで議論の末、外国人住民とさせていただきました。  少し籍ということでの分類ですと、やはりサポートも日本国籍でも必要な方も当然出てくる状況でもございますので、この部分については外国人住民という表現で私どもも表記をしていきたいなと思っております。 47: ◯戸塚委員長 竹野委員。 48: ◯竹野委員 少し納得できないのは、捉え方は割かしいいんですよ、実はね。ただ、僕が先ほど言ったのは、外国籍住民にしたほうが、今後まちづくりを進める上で、あるいは共生社会を本当に実現する上でまだいいと。確かに、日本人で外国籍を持って帰ってきたとか、そういうのはあるけど、それは非常に数が少ないわけで、現実問題、だから、少し真剣に検討していただきたいんですね。 49: ◯戸塚委員長 コメントはよろしいですね。 50: ◯竹野委員 要望です。 51: ◯村井副委員長 委員長交代します。  戸塚委員長。 52: ◯戸塚委員長 それぞれ委員から、大分時間も経過しましたけれども、私のほうは要望というか、実はこの前、会派の予算の説明の折にも、SDGs、このことが、今回総合計画の中で、例えば政策の、本編でも17のアイコン、それで、2015年に国連で決定して、2030年を目標にということで、このSDGsというのは、農政課長、ここにつけていますよね、ピンバッジなんかで結構話題に、私も少しあるものでつけるときがあったんですけれども、例えば民間の会社の人たちもバッジをつけているんですよね。総合計画の中で、その中で、この中の一つですよというのがここに政策目標で入ってくるわけですよね。  やはり、もう言葉がひとり歩きしていると言うと少し言い過ぎかもしれないですけど、ちょうど1年前ぐらいからこの言葉が少し出て、当然私らも、議会でも質問の中でそういう質問をした、まちづくりの中でですね。今回まさにこれがこういう形で出てくると、市民は、そのことがまず理解がないと言葉がどんどんもう前に、当局の皆さんとか議会はそれなりの認識を持っていますけれども、実際にそういう話を私も直接親しい方と話をするときに、そこから入るとなかなか長くなるんですよね。これからこういった作業を進めていく中で、やはりその辺はしっかり資料などで説明していくということは、それで後期のという、その辺を少し要望とさせていただきますのでよろしくお願いします。 53: ◯村井副委員長 答弁はいいですか。 54: ◯戸塚委員長 いいです。 55: ◯村井副委員長 委員長を交代します。 56: ◯竹野委員 あと一つだけ質問なんだけど。 57: ◯戸塚委員長 じゃ、最後にしてください。  竹野委員。 58: ◯竹野委員 本編31、32ページ、快適で魅力あるまちを目指すという取り組みのところ、実はそれは、そこのところを私は問題にするんじゃなしに、全て全編にわたっている、取り組みのこういうことを推進しますとか構築するとか、要するに表現が全て抽象的なんですね。  そこで具体的な質問は、庁内のワーキングで横断的に皆さん検討されていまして、今後もされますよね。だから、一歩踏み込んで、じゃ、具体的にどうするんだと、そこらまで庁内のワーキングで今までもやられているのか、あるいは今後そういうことも含めて話し合いするのか、そうでないと、本当に美しい言葉が並んでも、具体的に何をするんだと、そっちのほうが大事なもので、その点での質問ですけれども。 59: ◯戸塚委員長 藤田企画政策課長。 60: ◯藤田企画政策課長 竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。  先ほどの、前段の、初めの説明の中で、庁内のワーキンググループの結果ということで、資料自体は15ページから17ページということで、まだ3回目までの議論ということで3分野に分かれて審議をしたというところでございます。  各施策の方向性を、取り組みと基本方針を決めるところでの要素としてという段階として議論をしたということでございますが、ワーキンググループについては、この後5月をめどにあと2回、具体的な、さらに施策のところに入り込んでいって、あとは、羅針盤でございますのであとは個別計画のほうにも関係していきますしということで、ある程度議論は、第3回まで庁内のワーキングを行って、その中で個別に、こういうこともいいのではないか、こういうこともアクションとして結果こういう目標を定めていったり、そんな議論をさせていただいたところではございますが、そこを若干の出だしのところだけですけど整理して、今、資料の15から17にお示しをしてございます。  また、結果については市長公室も入った中での議論をしております。総合戦略の中で具体的なアクション、まさに総合戦略についてはアクションとしてプロジェクトの事業をこの後御説明もさせていだきますが、そういうところの要素にも展開をして先取りをした、まずは計画としてそこへ一節を入れて、この後報告をさせていただきます。  また、総合計画を全体、いろいろな多岐にわたる全分野にわたっての個別なさらなるアクション、個別計画にも反映していくべき横串の部分の議論については、今後5月をめどにあと2回ほどそこの段階の議論を進めていく中で、議会のほうにも中間報告、最終案の協議の中ではそうした議論も反映した中で提示をさせていただくというところで考えてございますので御理解いただければと思います。 61: ◯戸塚委員長 ありがとうございました。  それでは、以上で、本件につきましては終了といたします。  ここで藤田企画政策課長につきましては、退席といたします。 62: ◯藤田企画政策課長 後ろにいるようにしています。 63: ◯戸塚委員長 済みません。じゃ、引き続き。  じゃ、1時間半経過しましたので、少し部屋の換気とあわせて10分ほど、座席の入れかえとあわせて午前10時40分から再開しますので、一旦、一時休憩します。よろしくお願いします。                (午前10時31分 休憩)                (午前10時39分 再開) 64: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ────────────────────────────────────────         イ 第2期輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)につい           て 65: ◯戸塚委員長 次に、イ、第2期輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)についてを議題といたします。  これから当局の説明を求めますが、質疑につきましては、タブレットの資料にあります1─イ─3所管委員会の対応表によって行っていきます。建設経済委員会所管部門についての御質問、御発言としていただきたいと思います。委員の皆様にお願いしたいと思います。  それでは、当局の説明を求めます。  山岡市長公室長。 66: ◯山岡市長公室長 (省略) 67: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  村井委員。 68: ◯村井副委員長 1個だけお伺いしますが、今、それぞれ総合戦略の細かいことまでお話しいただきましたが、これは国の地方創生のほうと、いろいろな事業が地方創生のメニューにもあると思いますが、ほとんどのことが多分整合されているとは思いますが、国との年度等のそごがないのかどうか、あるいは国とのメニューの関係でどの程度見通しがあるのか、それについて、概略だけで結構ですので少し教えていただけませんか。 69: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 70: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 村井委員の御質問にお答え申し上げます。  現在、御提案を申し上げました袋井市の総合戦略につきましては、昨年12月20日に国が定めました国の総合戦略を勘案し策定しているものでございます。なお、市の総合戦略につきましては、県の総合戦略との整合も図るべしという御要請もございますので、現在、県議会に上程してございます県の総合計画の素案についても十分勘案しているのが現在の計画案でございます。 71: ◯戸塚委員長 そのほか。  高木委員。 72: ◯高木委員 先般、会派のほうでスポーツ庁のほうへお邪魔させていただきまして、地方創生の部分のスポーツを活かしたまちづくりという部分だけでお聞きをしてきました。御承知のとおり、さわやかアリーナが4月からオープンしていくという形の中で、スポーツを活用した経済、地域の活性化という部分について、スポーツ庁のほうも地域活性化活動支援事業というものに取り組んでおります。そういう部分が今回の中には組み込まれていないと少し見てとれるんですけれども、その点について、今、県との整合性ということもあるようですので、少し御見解をいただきたいと思います。 73: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 74: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 高木委員の御質問にお答え申し上げます。  現在、スポーツ庁で、総合戦略部分の、先ほど申し上げました12月20日に国の総合戦略が策定されました。国におきましては、基本目標の中で、ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくるという大きな目標の中に、スポーツや健康を通じたまちづくりを進めていこうということが書かれてございます。この中に、今、委員に御意見いただきましたように、地域でのスポーツツーリズムであったり、集客力を有するスタジアム、アリーナなどの施設を有効に活用しながら、地域の中で、誰もがスポーツに親しみ、また、それを糧に変えていくような取り組みを進めていくということがスポーツ庁の狙いでございます。  これを受けまして、本市では、2─3、本編でございます、恐れ入ります、24ページになります。  挑戦2の中の「しっかり稼ぐ」しごとづくりの中に、2─3に、「ふくろい」ならではの暮らしづくりを記述してございます。この中では、市民が誇りと愛着を持つ文化であったりとか、生活というものをきちっと磨き上げていくとともに、商品開発等を含めた魅力づくりを行いながら環境づくりを進めていこうと。つまりプロジェクトとしましては、観光ビジネス創出プロジェクトというプロジェクトを立ち上げてございます。ここでは、まさにその中に、主な取組の5段目に、スポーツを活かした誘客事業、スポーツイベントの開催の支援とか、大会、合宿等の誘客、これを施設を通じながら、地域の中で単にスポーツを行うだけではなくて、これを地域の中の糧に変えていくようなプロジェクトベースとして取り組んでいきたいという認識でございます。 75: ◯戸塚委員長 岡本委員。 76: ◯岡本委員 概要版の5ページに、地域の「稼ぐチカラ」向上プロジェクトの主な取組として、産業イノベーションセンター(仮称)の開設と、それから産学連携コーディネーターの設置というような取り組みがうたわれているわけですけれども、この産業イノベーションセンターの組織体制ですけれども、主要事業の概要によりますと、静岡理工科大学や商工団体などの関係機関との協議、調整と書いてありまして、ここに、関係企業を直接取り込んでいくという記述は見られないわけですけれども、先般、この委員会で、津山市のつやま産業支援センターの事業紹介ということで行政視察したわけですけれども、この取り組みは、市内の高校6校とか、それから高専、大学、短大を取り込んで、それから地場産業については、金属加工業、木材加工業、縫製業の3業種を中心に、直接こういった取り組みの中に取り入れて、地元の就業を活性化していくということで視察をしてきたわけですけれども、産業イノベーションセンターの取り組みもいろいろ制約はあると思うんですけれども、商工団体という上位機関だけとの協議、調整であると、なかなか具体化に向けた取り組みで、やや間接的じゃないかという印象を受けるわけですけれども、その辺はいかがでしょうか。 77: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 78: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  新たな産業づくりと地域社会づくりの取り組みの中における産業イノベーションセンターについての考え方でございますが、この取り組みは、地域の「稼ぐチカラ」向上プロジェクトの中の一事業として、今回新たに設置したものでございます。  従来までの産学官連携に加えまして、先日の金融機関支店長会議の中でも御意見が出ていますが、地域内外の産学官連携をより強めていくことが必要であるという基本的な認識のもと、既存の事業の効率化と、それから、新たな新規・成長分野の開拓、この両面を狙っていくときには、コアとなる静岡理工科大学のほかに、足らずまいのところのリソースにつきましては広く参加者を募っていき、補完していく関係が必要だという認識でございます。 79: ◯戸塚委員長 岡本委員。 80: ◯岡本委員 質問の中心的な部分は、市内の企業との直接的な関係をどう取り扱うかということだったわけですけれども、その点について、もう一度御答弁をお願いします。 81: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 82: ◯村田産業政策課長 産業イノベーションということで、産業政策課のほうも同様のことで、この形で進めたいなということを御報告させていただきたいと思います。  予算審議の中でもございました産業イノベーション推進事業、この中で、市内企業のこれからのニーズ調査というものをやっていきたいと思います。そういった実態を把握する中で、今回、来年度の立ち上げを目指すということで、静岡理工科大学を中心として、その静岡理工科大学の技術を生かして、市内企業、より多くの企業が参加できるような仕組みを検討していきたいと思っています。  岡本委員がおっしゃるように、今、産学官が連携して新規協議会を推進にしていますけれども、市内企業も当然参加していますけれども、静岡県西部のエリアでの参加が多いということもありますので、より市内の中小企業にスポットを当てて、生産性向上に向けた取り組みができればと考えております。 83: ◯戸塚委員長 大庭委員。 84: ◯大庭委員 6ページに載っています3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想2.0~第2章~、これについての考え方について教えてください。  5,000万円かけて、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想をほとんど実験だけでやって、成果が余り出ないまま終わりました。万やむなく、生涯現役促進地域連携事業ですか、それに移行しまして、2章といったらそれが2章かなと。今回3章になるのは、原課に預けてシルバー人材センターにお願いするという形になると思うんですが、この2.0、2章というのは、何を指して2章と言っているのか、それについて。 85: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 86: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  支え合いの取り組みの中の、生涯活躍まちづくりの中で、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想の第2章を今回は載せさせていただいてございます。お手元の資料でいきますと、下段に丸い円の表がございますけれども、課題の中心は、人生100年時代を迎えたときの人1人の人生を、どういうようにこの地域で暮らし続けていくことができるのかということを、支え合いというキーワードで考えていこうというものでございまして、出発点といたしましては、第1期において、高齢期の皆様方の活躍のシーンとして、生活の不安であったり地域とのつながりを就労という側面から切って取り組んでまいりました。この取り組みの中における反省点も多々ございますけれども、一方で見えてきた課題は、暮らしを支えていく就労のベースには、これまで進めてまいりました健康づくりであったり、そして学び直しを中心とした学習機会、さらには、それだけではなく、地域とのつながりによる自分の暮らしの充実といった社会参画の、ここで言います真ん中には人生100年と書いてございますが、オレンジ色以外の健康であったり、学びであったり、そして、互助を含めた社会参画といった、さまざまなシーンにおけるバランスがとれてこそ人生100年が豊かな人生として過ごしていけるのであろうと。  したがいまして、従来から取り組んでまいりました施策を包括的に再編集し直しながら、人生100年時代における生涯活躍に資するためには、従来の施策をどういうように組み立て直していくことが必要なのかといった点について、全庁的に議論を進めていきたいというのが第2章の基本的な考え方でございます。
    87: ◯戸塚委員長 大庭委員。 88: ◯大庭委員 さっき申し上げたように、地方創生で立ち上げた3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想を5,000万円かけてやって、その後、生涯現役促進地域連携事業、これに6,000万円かけて3年間やってきたわけです。実際、これといった大きな成果が難しかったということで、今度はシルバー人材センターのほうに任せたという形で大きくシフトがえしたと思うんですよね。だから、この発展的なバージョンツーというような意味の2.0、第2章よりも、やはり現在のシルバー人材センターの諸制度の中に組み入れて、違った形で、いわゆる高齢者の働く場をつくるというような理解で私はいたわけですが、今の説明だと、何かずっと3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想を引きずっているような感じがしてしようがないですけどね。そこら辺、3日働いて4日ゆっくりできるということですよね、最初の3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想は。ですから、もう少し変わってきているんじゃないかと思うんですが、そこら辺どうですかね。 89: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 90: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想の2.0ということで、これまで取り組んできた1.0との連続性という御質問かと思います。  表の記述にもございますように、人生100年時代の生涯活躍を見据えた場合には、生計を含めた就労を中心とした活躍のシーンもその一部であるというような認識をしていますし、御自身の趣味であったり生活を支えていくには、健康といったファクターもその一部であるということで、これまではオレンジ色を中心としたところだけにフォーカスして見てまいりましたけれども、第2章ではそれも一部として、それを支えていく健康であったり、学びであったり、社会参画といった活躍のシーンであったり、それを支える社会仕組みが人生100年時代において十分機能しているのかどうか、はたまた、それに向かって、これから仕組みの手直しをしていかなくてはいけないのかについて探求してまいりたいと考えてございます。 91: ◯戸塚委員長 大庭委員。 92: ◯大庭委員 要するに、探求していきたいという意味の第2章ということですか。この仮称の探求、それに向けてこの3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想を考えるということなんですか。さっきの、趣味だとか遊びだとか仕事だとか、それは人生に全部ついて回っていることで、人生100年ですることだと。  私、申し上げたのは、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想に5,000万円使いましたね。生涯現役促進地域連携事業に6,000万円使いましたね。1億1,000万円使ってその方向性を見出そうとしたけどうまくいかなかったですね。ついては、シルバー人材センターにその方向性をしっかり見出そうとしていますね。今はこれが基本じゃないですか。私は、そこを総括、反省をするところは反省して、これからどう対応するかというようにして目標設定をして、例えば高齢者、その高齢者の定義も非常に今難しくなってきていますけれども、じゃ、65歳以上、あるいは70歳以上、そういう皆さんの就職が、要するに果実としていかに就労できるかというところがポイントだと思うんですよ。働いたその人によって、働いた場所によって、趣味と実益が生きた人もいるし、楽しく働けて、それが健康に資する人もいるし、それはさまざまなんですよ。  要するに、何を求めているかといったら、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想、要するに1週間で3日働こう、うちでいるよりも、働くことによって人生を充実させようということで来たんです。そのときに、地方創生のお金を使って5,000万円でやってきましたと、加速化交付金だとかさまざま使ってやりましたよ。実際、成果が出たかというと、私が承知している範囲では出なかった。じゃ、今度は生涯現役促進地域連携事業で、これまた大きな果実ができるかなと思ったら、先ほど津山市の話が出ましたけど、同じような事業をやっている市に比べても全然少ないんですね、袋井市の場合は。要するに、労働時間としてですよ。そこで実をとろうとしてシルバー人材センターに移行した。  私はそういうように理解しておるものですから、しっかりした反省の上にどうするかということをやっていかないと、私がシルバー人材センターから聞いていた話、そんなときにいろいろな話を承知して申し上げているんですよ。ですから、そのことをやはり対応していかないと、いい形で着手できないんじゃないかなと思いますので、これは御答弁は結構でありますから、原課とよくお話をして、2章だ3章だってどんどん言葉だけ進んじゃって、仕事をやっている原課が大変だなんて、また、現場の人も大変だということのないようにしていただきたい。 93: ◯戸塚委員長 それでは、以上で、本件については終了といたします。  ここで、山岡市長公室長、それから藤田企画政策課長、鈴木総合戦略室長、お三方につきましては退席といたします。お疲れさまでした。  ────────────────────────────────────────      報告事項         イ 豚熱(豚コレラ)感染対策としての経口ワクチン散布について 94: ◯戸塚委員長 次に、イ、豚熱(豚コレラ)感染対策としての経口ワクチン散布についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  木根農政課長。 95: ◯木根農政課長 (省略) 96: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 97: ◯岡本委員 市内の養豚場として私が認識しているのは、笠原地区のマルス養豚場と、それから幸浦地区のまえしば養豚場、それから前田養豚場の3カ所ですけれども、マルス農場の周辺は、この地図で見ますと、M、N、O、P、Q、H、J、この辺かと思うんですけど、集中的にワクチン散布がなされておるんじゃないかと思うんですけれども、海岸地区のまえしば養豚とか前田養豚のほうは、今のところイノシシの出没はないということで考えればよいのか、マルスの周辺はこれで十分なのかということをお伺いしたいと思います。 98: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 99: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  マルス農場のところにつきましては、まさに、今、岡本委員のおっしゃった場所でございます。このマルス農場も含めまして効果的な場所に設置する、余り多くても、集中している場所に設置するということで、県と猟友会との話し合いの中で、ここが効果的だろうという場所を選定させてもらいましたので十分かと感じております。  また、海岸沿いの養豚業者につきましては二つございますけれども、そのうちの一つにつきましては、イノシシが入らないように自主的に柵等も設置しておりまして、そういった対策のほうも現在引き続きやっていただいている養豚業者もございます。 100: ◯戸塚委員長 岡本委員。 101: ◯岡本委員 マルス農場のことはそれでいいと思うんですけれども、海岸地区の2業者ですけれども、一つは柵をやっているということですけど、質問の趣旨は、ワクチン散布は不要かどうか、現状でいいかどうかということを聞いたわけです。お願いします。 102: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 103: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  ワクチン散布につきましては、南は笠原の柏木あたりまでが、今、大変イノシシが多く出没している区域というところでございまして、どうしてもイノシシが多いところでないとこの経口ワクチンが活用できませんので、今のところはここまでということで、場所についてはここまでということでさせてもらっております。それ以上南のほうについては、海のほうについては、まだイノシシの目撃というところまで至っておりませんので、現在はそこの地点が一番南ということで捉えております。 104: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105: ◯戸塚委員長 では、以上で、本件につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ (有)豊翔の工事続行不能に伴う対応について 106: ◯戸塚委員長 次に、ウ、(有)豊翔の工事続行不能に伴う対応についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  木根農政課長。 107: ◯木根農政課長 (省略) 108: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 109: ◯竹野委員 豊翔が社内の何らかの事情で工事ができないという、差し支えなければその理由を説明してください。 110: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 111: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  この不能届が提出された後は、弁護士が窓口になってくれておりますけれども、弁護士からも、その具体的な実情までの原因まではこちらの方は報告を受けていないので、その辺については把握していない状況でございます。 112: ◯戸塚委員長 岡本委員。 113: ◯岡本委員 2点お伺いしたいと思いますけれども、入札の適法業者ということで、経営診断とか、そういったものを受けていると思うんですよね。そういった面で、事前に兆候がなかったかどうかということですね。  もう一点は、この報告に関連して、こういうことを聞いていいのかどうかわかりませんですけれども、豊翔は、先ほどの豚コレラのときに説明にありましたマルスの養豚場の北側で土の採取をやっているんですよね。事業が全体的に立ち行かなくなって、土の採取場も悪影響がないものかとか、もし関連でわかればお願いします。              〔「土採取の関係」と呼ぶ者あり〕 114: ◯戸塚委員長 先に、石田都市計画課長。 115: ◯石田都市計画課長 岡本委員から、今2点御質問がありましたが、2点目の土採取への影響というようなことですが、現在、そちらの事業に対して事業者から情報というのは得ておりませんので、まことに申しわけないんですが、これを機に少し調査をさせていただいて、影響を及ぼすようなことがあれば適切に指導したいと考えていますので、よろしくお願いします。 116: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 117: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  この入札は、一般競争入札で行っておりますけれども、入札参加資格に基づき、入札をいたしていると、その入札のときは判断しておりますので、その要件に対応しているものでございます。  先ほどの、もう一つの砂利採取の関係ですけれども、砂利採取のほうにつきましては、砂利採取の許可が県の土木事務所ということで、県の土木事務所の担当者のほうにも確認いたしております。こちらにつきましては、今現在、こちらの工事の保証人になっております静岡県砂利工業組合が保証人になっているということで、県土木事務所といたしましても、今、こちらとの中で対応のほうを協議しているということでございますので、こちらと県土木事務所と一緒になって、そちらのほうの対応についても対応してまいりたいと考えております。 118: ◯戸塚委員長 岡本委員。 119: ◯岡本委員 経営診断については得点制ですので、得点が満たしていれば、それでそれ以上は追及はないと思うんですけど、この時期にこういう事態に立ち至るということは、年度当初の経営診断にもやはり兆候はあらわれていると一般的には考えられると思うんですけど、その辺について特に答弁はないんですけれども、今後の糧として、経営診断の中身も見ていただきたいと思います。 120: ◯戸塚委員長 答弁はよろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 121: ◯戸塚委員長 村井委員。 122: ◯村井副委員長 2点ほどお伺いをしますが、まず1点目が、工事進捗率の5%ということで記載がしてありますが、この5%は何をやられたのかということと、請負額の5%分の支払いがなされるのかどうか、違約金は当然徴収すると思うんですが、この5%分はどのような取り扱いをされていたのかということも1点と、もう一つは、事業が続行不能ということで、未執行でということなんですが、この排水路の施工の必要性というのがあって令和元年度予算に計上していると思うんです。それを2年先送りにして地域への影響がないのか、どうしても影響が、もし、その辺の見きわめで新たに3月に再入札もして、繰越明許という方法もあったと思うんですが、その辺の当局内部の協議がどのように進められたのか、この2点について。 123: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 124: ◯木根農政課長 ただいまの村井委員の御質問にお答えを申し上げます。  工事の進捗率ということで、担当者がその都度確認しておりますけれども、こちらにつきましては、具体的には契約書の作成でありましたり、工程表の作成、また施工計画書の作成をしたということで確認をしております。  二つ目の、排水路の工事の影響というものですけれども、具体的には、床掘りをしているということで、今現在、水は流れておりますが、影響は少ないとの判断を担当課のほうではしておりまして、県とも協議のほうをさせていただいております。  再入札につきましては、期間が余りにも短いということで、今回は見送らせていただいております。 125: ◯戸塚委員長 村井委員。 126: ◯村井副委員長 進捗率が5%ということは、何らかの形が5%できているということだと思うんですよ。事務的な施工計画書をつくるとかそういうのは事務的な作業で、多分出来高には上がってこない数値だと思いますが。ということは、この5%というのは、相手方が5%工事をやりましたから5%支払ってくださいという請求があれば払わなくちゃいけないものなのか、あるいは違約金のほうが上回るからそれと差し引きするのか、その辺のことが1点と、それから、今、排水が支障がないということならば無理やり工事をやる必要はないんじゃないですか、きちっと排水ができているならば。ですから、ここはこういう状況の中で排水工事をしなくちゃいかん、これは緊急なのか、緊急じゃなかったけど県のほうで採択があったから実施するんですよということだと思うんですが、きちっと排水ができているならば不要不急の工事じゃありませんので、別に令和3年にやる必要もないと私は思うんですが、その辺のことについて、きちっとした見解をもう一度お伺いしたいと思います。 127: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 128: ◯木根農政課長 1点目の工事の影響のほうですけれども、こちらのほうにつきましては、もともとは地元要望から出てきました工事でございますが、影響が、こちらは少ないという意味合いで申したんですけれども、現況のところの機能を高めるために行う工事ということで捉えております。  2点目の進捗率のほうですけれども、こちらにつきましては5%ということで、担当者と豊翔との間の中では具体的な施工までは至っておりません。この工事に係る事前の準備の進捗率ということで確認しております。 129: ◯戸塚委員長 村井委員。 130: ◯村井副委員長 担当者とか相手方と話をするのはどちらでもいい話で、要は、建設工事執行規則とか契約規則とかそういった内容の中で、こちらのほうの出来高に対しての支払いが必要なのか必要じゃないのかという話なんです。ですから、私は、何かができていないと別に払う必要もないお金だと思うんですが、その辺のことをきちっと、規則とかそういったことに基づいて少し説明をしてください。 131: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 132: ◯木根農政課長 たびたびで申しわけございません。事前に財政課のほうには確認しておりますけれども、現場の出来高がゼロということで、支払いのほうは必要ないということでは確認をいたしております。 133: ◯村井副委員長 進捗率が、そうするとゼロなんじゃないの、5%って書いてあるけど。 〔「工事全体、間接経費も含めて進捗が5%ということで、現場はゼロということ」と呼ぶ者  あり〕 134: ◯村井副委員長 いいです。 135: ◯戸塚委員長 では、この件につきまして、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         エ 袋井駅南まちづくり事業について 136: ◯戸塚委員長 では、報告事項の最後に入りますので、それでは、次に、エ、袋井駅南まちづくり事業についてを議題といたします。  当局に報告を求めますが、昨日、令和2年度予算審議において、少し都市計画課長から説明をされているところでありますので、その点については省略していただいても結構ですし、その辺はお任せしますので、そういうことでお願いしたいと思います。  それでは、石田都市計画課長。 137: ◯石田都市計画課長 (省略) 138: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして質疑をお受けしますけれども、昨日、予算審議の段階で質問いただいておるところについては割愛させていただいて、それ以外の質問ということでお願いしたいと思います。  それから、質問の内容によっては、八木都市整備課長、それから土屋建設課長のほうでも御答弁いただければと思っておりますので、よろしくお願いします。  それでは、質問をお受けします。  竹野委員。 139: ◯竹野委員 きのうとは繰り返しにならないところで、13ページのところです。雨水ポンプによる強制排水の、これとの絡みで、総合的な高南地域の排水の計画を今年度立てるということとの絡みもあるんですけれども、それで、実際の雨の、要するに雨水の流れ方とか地形だとか、よく知っているのはやはり地域の住民なんですよね。これは、会派の説明会のときにも私は要望していたけど、やはりこういう公の場でもう一度確認をしたいんですけれども、検討をする際に、全部じゃないけど必要に応じて住民も入れてほしいと。やはり住民が一番よく知っているわけですからね。これは、いわゆる都市型のポンプだけじゃなしに、いわゆる調整池との絡みもあるわけですよね。総合的な治水対策ということで今後検討されるわけですからね。だから、必要に応じて住民の代表も検討に入れていただきたいんですけれども、当局のお考えをお聞きします。 140: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 141: ◯石田都市計画課長 11ページの事業着手に向けた手順というところをお開きいただきたいと思います。  今、令和3年度末までに、事業認可を含めて作業をこなしまして、令和4年度から現場を動かす予定を示させていただいております。上段の中で、排水計画の検証を行う中で、当然、地域であったり、あと、放流先の県であったり、それから新幹線に近接する部分も一部あるかなとも考えておりますので、そういったところの協議につきましては、検証状況の進行ぐあいとあわせて、必要に応じて行ってまいりますのでよろしくお願いいたします。 142: ◯戸塚委員長 そのほかよろしいですか。  高木委員。
    143: ◯高木委員 治水対策の件で、11ページの上段に、下水道事業による内水氾濫対策の着手ということで、下水道事業による体制をということでございますけれども、今回は国のほうで、昨年の台風19号による河川氾濫等は相当大きかったという形の中で、緊急浚渫推進事業費が創設をされました。令和2年度から令和6年度の5年間ということで、充当率が、地方財政措置が100%、元利償還金に対する交付税措置の70%という形の中で、令和6年度までの見込みとして4,900億円と予定をされているということでございます。令和3年度までに計画の手続を終えて、令和4年度から執行するという形の中で、下水道事業による取り組みとあわせて、こちらの、総務省が今創設しました緊急浚渫推進事業、これを活用していくべきだと思いますけど、この点について御見解があればお伺いをしたいと思います。 144: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 145: ◯石田都市計画課長 今、高木委員のほうから御紹介いただきました緊急浚渫推進事業、こちらにつきましては、令和2年度から新たにできるものということで我々のほうも承知をしております。この中では、河川維持管理計画等、個別計画を策定した中で、緊急的に実施する必要がある箇所ということでございますので、今回、下水道事業を行う点で対応するものとあわせて、それぞれ排水路等々も各所に存在しておりますので、そういったところで活用できるものにつきましてはこの事業を使って、修正等についても検討していく、このように考えておりますのでよろしくお願いいたします。 146: ◯戸塚委員長 そのほか。  竹野委員。 147: ◯竹野委員 4ページのところ、4ページの上のところに、照明灯、街路灯とも言いますけれども、34基と。実際に、僕らはこのあたりをしょっちゅう歩いたりして知っているんですけれども、今後、商業ゾーンが完成しても、この東西の大きな道の歩道の部分を歩く人がそんなにいないと。だから、少しもったいないじゃないかと、こんなにたくさんつけるのは。だから、この各照明灯の間隔がどのくらいになるのかという質問と、それから、もう少し経費の節約で減らすことも可能じゃないかという、そのことの質問。  それから、もう一つ、ベンチもそうですけれども、こんなところに座る人は恐らくいないと思います。だから、これも少し再検討を。そして、水辺のほうの、いわゆる田端東遊水池、ここは水辺の空間になるわけですよね。だから、ベンチだったら、まだ水辺のほうに設置したほうが利用する方も多いじゃないかと思う。そして、実際の人間の歩く流れは、この田端東遊水池に沿って道ができる、いわゆる歩行者、自転車のかなり広いのができますよね。そのあたりのほうが街路灯、照明灯が、実際僕らは歩いたり、自転車でよく袋井駅南に行くわけですから、通勤の人や買い物の人も含めてね。だから、そこらのほうに照明灯、あるいはベンチを回したほうがいいんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 148: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 149: ◯石田都市計画課長 資料4ページの少し着色した真ん中にベンチ10基と書いてあって、丸印が案内していますが、グリーンの四角がベンチの箇所です。それで、丸が照明灯の数ということですので、よろしくお願いいたします。  1点目の間隔ですが、おおむね20メートル前後というように認識をしております。それから、必要性というようなことでございますが、資料にも書かせていただいておりますが、現在は人通りというところでは御発言のとおりかもしれませんが、これから商業施設ができたり、それから都市拠点の区画整理ができたり、それから自由通路等を活用して北側との連続性というところが出ると、資料にも書かせていただいたように、歩く視点に立っての、歩行者が主役となった空間の創出が必要であるということからこのようなものを設置するものでございますので、御理解をお願いいたしたいと思います。  それから、田端自歩道の田端東の遊水池公園であったり、そういったところということでございますが、そちらにつきましては、資料3ページに図面等を添付しております。こちらにつきましても投光照明灯ということで、東の遊水池の中にはそういったものを設置しますし、田端自歩道の1号線のところにつきましても照明灯を設置して、安全性を確保するということ。それから、休憩施設等々につきましては、張り出しデッキであったりそういったところ。それから、あと、民間の商業施設側でも、商業施設と茶色で塗ってあるところがちょうど建物の位置になりますので、そういったところにも芝生の広場を予定しておりまして、そういったところにも休憩施設を配置するというようなところでございますので、こちらの空間につきましては、先ほども説明いたしました、商業施設と公園との区切りがないような空間を目指してまいりますので、御理解のほうをよろしくお願いいたします。 150: ◯戸塚委員長 それでは、この件につきましては、以上で終了とさせていただきます。  以上で、報告事項まで全て終了しました。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア いわた・ふくろい就職フェアについて         イ 袋井市新エネルギー機器導入促進奨励金交付要綱の改正について         ウ 景観重要樹木の指定について         エ 東名袋井IC東側土地利用事業について 151: ◯戸塚委員長 次に、その他(資料提供)に入ります。  委員の方からもし質疑があればですけれども、先に、村田産業政策課長。 152: ◯村田産業政策課長 資料提供で御連絡をさせていただいてあります。資料ナンバーにすると3─アに、いわた・ふくろい就職フェアについてということのチラシを掲載させていただいております。日程、4月3日に開催を予定しておりましたけれども、新型コロナウイルスの影響によりまして延期をさせていただきます。現在、6月中旬以降で日程調整をさせていただいております。決まり次第、御報告のほうをさせていただきます。 153: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 154: ◯石田都市計画課長 私のほうからは、3─エということで、東名袋井東側の土地利用事業というようなことで資料を提供させていただいております。真ん中に図面が書いてございますが、今回、区域の西側半分になります第1工区、第2工区、そちらについて、3月から造成工事に着手するというようなことで、事業者から報告がありましたのでよろしくお願いをいたします。 155: ◯戸塚委員長 資料提供ということでございますので……。  大庭委員。 156: ◯大庭委員 第1・第2工区が造成に着手するということですが、第1工区はトヨタ系の中古車のディーラーということであれなんですが、第2工区は、この造成をするときには、結局道路をつけるものだから一緒に造成をするのであって、第2工区のこの青いようなところは一切何もしない状態なんですかね。要するに、草がいつも繁茂するものですから、時期が夏になると。だから、北側は車が何らかの形で置いてある、南側は草が生えているという状況なのか、それとも、もう下に砕石等を敷いてきれいな形になるのか、そこら辺についてお伺いします。  それと、もう一点、某運輸会社がこの東側に来るということで、随分最初の時期には半決まりと聞いていたんですが、それは立ち消えになったのか、そこら辺についてもお伺いしたいと思います。 157: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 158: ◯石田都市計画課長 1工区、2工区につきましては、同時で工事を施工すると伺っておりまして、恐らく、今、御心配されたように、北側が出店されて、南側が出店せずに不適切な状況に置いておくというようなことは余り考えにくいと思いますので、現在、ヨシコンのほうでは、第2工区の出店に向けた調整も積極的に行われている状況というようなことで伺っておりますので、また情報をいただき次第、改めて報告をさせていただきたいと思います。  第3工区につきましても、今、委員からお話があったとおりで、現在、ヨシコンのほうで、当初のお話とは別に、新たなほうで現在調整をしているというようなことで伺っておりますので、よろしくお願いいたします。 159: ◯戸塚委員長 それでは、資料につきましては各自ごらんいただくということで、そういうようにしたいと思いますのでよろしくお願いします。  以上で、付託議案の審査及び当局からの協議事項、報告事項は全て終了いたしました。これをもちまして、今定例会の建設経済委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。  ここで、今回の委員会の中で、最終日の全員協議会に向けての対象案件、各委員会から上がってくる、その件について確認をさせていただきたいと思います。  全員協議会には、建設経済委員会から、協議事項のアとイは3委員会、共通しておりますので、ウのふくろいの“みち”に関する基本的な方針(案)について、協議事項はこれ1点、それから、本日報告がありましたエの報告案件として、袋井駅南まちづくり事業について、この2件について、全員協議会のほうには上げていきたいと思いますが、委員の皆さん、いかがでしょうか。よろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 160: ◯戸塚委員長 じゃ、そのようにさせていただきます。  以上で終了といたします。                (午後零時09分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...