袋井市議会 > 2020-03-11 >
令和2年民生文教委員会 本文 開催日:2020-03-11
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    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和2年民生文教委員会 本文 2020-03-11 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 365 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯伊藤委員長 選択 2 : ◯鈴木教育長 選択 3 : ◯伊藤委員長 選択 4 : ◯羽蚋市民課長 選択 5 : ◯伊藤委員長 選択 6 : ◯川村おいしい給食課長 選択 7 : ◯伊藤委員長 選択 8 : ◯伊藤委員長 選択 9 : ◯伊藤委員長 選択 10 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 11 : ◯伊藤委員長 選択 12 : ◯寺田委員 選択 13 : ◯伊藤委員長 選択 14 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 15 : ◯伊藤委員長 選択 16 : ◯寺田委員 選択 17 : ◯伊藤委員長 選択 18 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 19 : ◯伊藤委員長 選択 20 : ◯田中委員 選択 21 : ◯伊藤委員長 選択 22 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 23 : ◯伊藤委員長 選択 24 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 25 : ◯伊藤委員長 選択 26 : ◯田中委員 選択 27 : ◯伊藤委員長 選択 28 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 29 : ◯伊藤委員長 選択 30 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 31 : ◯田中委員 選択 32 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 33 : ◯伊藤委員長 選択 34 : ◯高橋副委員長 選択 35 : ◯伊藤委員長 選択 36 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 37 : ◯伊藤委員長 選択 38 : ◯高橋副委員長 選択 39 : ◯伊藤委員長 選択 40 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 41 : ◯伊藤委員長 選択 42 : ◯木下委員 選択 43 : ◯伊藤委員長 選択 44 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 45 : ◯伊藤委員長 選択 46 : ◯木下委員 選択 47 : ◯伊藤委員長 選択 48 : ◯木下委員 選択 49 : ◯伊藤委員長 選択 50 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 51 : ◯伊藤委員長 選択 52 : ◯田中委員 選択 53 : ◯伊藤委員長 選択 54 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 55 : ◯伊藤委員長 選択 56 : ◯田中委員 選択 57 : ◯伊藤委員長 選択 58 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 59 : ◯伊藤委員長 選択 60 : ◯伊藤委員長 選択 61 : ◯伊藤委員長 選択 62 : ◯羽蚋市民課長 選択 63 : ◯伊藤委員長 選択 64 : ◯木下委員 選択 65 : ◯伊藤委員長 選択 66 : ◯羽蚋市民課長 選択 67 : ◯伊藤委員長 選択 68 : ◯乗松市民生活部長 選択 69 : ◯伊藤委員長 選択 70 : ◯高橋副委員長 選択 71 : ◯伊藤委員長 選択 72 : ◯羽蚋市民課長 選択 73 : ◯伊藤委員長 選択 74 : ◯伊藤委員長 選択 75 : ◯伊藤委員長 選択 76 : ◯羽蚋市民課長 選択 77 : ◯伊藤委員長 選択 78 : ◯高橋副委員長 選択 79 : ◯伊藤委員長 選択 80 : ◯羽蚋市民課長 選択 81 : ◯伊藤委員長 選択 82 : ◯高橋副委員長 選択 83 : ◯伊藤委員長 選択 84 : ◯羽蚋市民課長 選択 85 : ◯伊藤委員長 選択 86 : ◯伊藤委員長 選択 87 : ◯伊藤委員長 選択 88 : ◯羽蚋市民課長 選択 89 : ◯伊藤委員長 選択 90 : ◯高橋副委員長 選択 91 : ◯伊藤委員長 選択 92 : ◯羽蚋市民課長 選択 93 : ◯伊藤委員長 選択 94 : ◯伊藤委員長 選択 95 : ◯伊藤委員長 選択 96 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 97 : ◯伊藤委員長 選択 98 : ◯伊藤委員長 選択 99 : ◯伊藤委員長 選択 100 : ◯高橋副委員長 選択 101 : ◯伊藤委員長 選択 102 : ◯伊藤委員長 選択 103 : ◯伊藤委員長 選択 104 : ◯伊藤委員長 選択 105 : ◯伊藤委員長 選択 106 : ◯伊藤委員長 選択 107 : ◯伊藤委員長 選択 108 : ◯伊藤委員長 選択 109 : ◯伊藤委員長 選択 110 : ◯伊藤委員長 選択 111 : ◯伊藤委員長 選択 112 : ◯伊藤委員長 選択 113 : ◯伊藤委員長 選択 114 : ◯伊藤委員長 選択 115 : ◯伊藤委員長 選択 116 : ◯伊藤委員長 選択 117 : ◯伊藤委員長 選択 118 : ◯伊藤委員長 選択 119 : ◯伊藤委員長 選択 120 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 121 : ◯伊藤委員長 選択 122 : ◯木下委員 選択 123 : ◯伊藤委員長 選択 124 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 125 : ◯伊藤委員長 選択 126 : ◯木下委員 選択 127 : ◯伊藤委員長 選択 128 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 129 : ◯伊藤委員長 選択 130 : ◯木下委員 選択 131 : ◯伊藤委員長 選択 132 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 133 : ◯伊藤委員長 選択 134 : ◯高橋副委員長 選択 135 : ◯伊藤委員長 選択 136 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 137 : ◯伊藤委員長 選択 138 : ◯高橋副委員長 選択 139 : ◯伊藤委員長 選択 140 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 141 : ◯伊藤委員長 選択 142 : ◯寺田委員 選択 143 : ◯伊藤委員長 選択 144 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 145 : ◯伊藤委員長 選択 146 : ◯寺田委員 選択 147 : ◯伊藤委員長 選択 148 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 149 : ◯伊藤委員長 選択 150 : ◯近藤委員 選択 151 : ◯伊藤委員長 選択 152 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 153 : ◯伊藤委員長 選択 154 : ◯近藤委員 選択 155 : ◯伊藤委員長 選択 156 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 157 : ◯伊藤委員長 選択 158 : ◯近藤委員 選択 159 : ◯伊藤委員長 選択 160 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 161 : ◯伊藤委員長 選択 162 : ◯田中委員 選択 163 : ◯伊藤委員長 選択 164 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 165 : ◯伊藤委員長 選択 166 : ◯田中委員 選択 167 : ◯伊藤委員長 選択 168 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 169 : ◯高橋副委員長 選択 170 : ◯伊藤委員長 選択 171 : ◯高橋副委員長 選択 172 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 173 : ◯高橋副委員長 選択 174 : ◯伊藤委員長 選択 175 : ◯高橋副委員長 選択 176 : ◯伊藤委員長 選択 177 : ◯伊藤委員長 選択 178 : ◯伊藤委員長 選択 179 : ◯伊藤委員長 選択 180 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 181 : ◯伊藤委員長 選択 182 : ◯寺田委員 選択 183 : ◯伊藤委員長 選択 184 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 185 : ◯伊藤委員長 選択 186 : ◯寺田委員 選択 187 : ◯伊藤委員長 選択 188 : ◯伊藤教育部長 選択 189 : ◯伊藤委員長 選択 190 : ◯寺田委員 選択 191 : ◯伊藤教育部長 選択 192 : ◯寺田委員 選択 193 : ◯伊藤委員長 選択 194 : ◯伊藤教育部長 選択 195 : ◯伊藤委員長 選択 196 : ◯木下委員 選択 197 : ◯伊藤委員長 選択 198 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 199 : ◯伊藤委員長 選択 200 : ◯木下委員 選択 201 : ◯伊藤委員長 選択 202 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 203 : ◯伊藤委員長 選択 204 : ◯高橋副委員長 選択 205 : ◯伊藤委員長 選択 206 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 207 : ◯伊藤委員長 選択 208 : ◯高橋副委員長 選択 209 : ◯伊藤委員長 選択 210 : ◯伊藤教育部長 選択 211 : ◯伊藤委員長 選択 212 : ◯高橋副委員長 選択 213 : ◯伊藤委員長 選択 214 : ◯高橋副委員長 選択 215 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 216 : ◯伊藤委員長 選択 217 : ◯高橋副委員長 選択 218 : ◯伊藤委員長 選択 219 : ◯寺田委員 選択 220 : ◯伊藤委員長 選択 221 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 222 : ◯伊藤委員長 選択 223 : ◯伊藤教育部長 選択 224 : ◯伊藤委員長 選択 225 : ◯寺田委員 選択 226 : ◯伊藤委員長 選択 227 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 228 : ◯伊藤委員長 選択 229 : ◯寺田委員 選択 230 : ◯伊藤委員長 選択 231 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 232 : ◯伊藤委員長 選択 233 : ◯木下委員 選択 234 : ◯伊藤委員長 選択 235 : ◯伊藤教育部長 選択 236 : ◯木下委員 選択 237 : ◯伊藤委員長 選択 238 : ◯伊藤委員長 選択 239 : ◯伊藤委員長 選択 240 : ◯伊藤委員長 選択 241 : ◯藤田企画政策課長 選択 242 : ◯伊藤委員長 選択 243 : ◯木下委員 選択 244 : ◯伊藤委員長 選択 245 : ◯伊藤委員長 選択 246 : ◯藤田企画政策課長 選択 247 : ◯伊藤委員長 選択 248 : ◯木下委員 選択 249 : ◯伊藤委員長 選択 250 : ◯藤田企画政策課長 選択 251 : ◯伊藤委員長 選択 252 : ◯高橋副委員長 選択 253 : ◯伊藤委員長 選択 254 : ◯高橋副委員長 選択 255 : ◯藤田企画政策課長 選択 256 : ◯高橋副委員長 選択 257 : ◯伊藤委員長 選択 258 : ◯高橋副委員長 選択 259 : ◯藤田企画政策課長 選択 260 : ◯高橋副委員長 選択 261 : ◯伊藤委員長 選択 262 : ◯高橋副委員長 選択 263 : ◯伊藤委員長 選択 264 : ◯高橋副委員長 選択 265 : ◯伊藤委員長 選択 266 : ◯近藤委員 選択 267 : ◯伊藤委員長 選択 268 : ◯藤田企画政策課長 選択 269 : ◯伊藤委員長 選択 270 : ◯近藤委員 選択 271 : ◯伊藤委員長 選択 272 : ◯藤田企画政策課長 選択 273 : ◯伊藤委員長 選択 274 : ◯田中委員 選択 275 : ◯伊藤委員長 選択 276 : ◯藤田企画政策課長 選択 277 : ◯伊藤委員長 選択 278 : ◯田中委員 選択 279 : ◯伊藤委員長 選択 280 : ◯藤田企画政策課長 選択 281 : ◯伊藤委員長 選択 282 : ◯寺田委員 選択 283 : ◯伊藤委員長 選択 284 : ◯藤田企画政策課長 選択 285 : ◯伊藤委員長 選択 286 : ◯寺田委員 選択 287 : ◯伊藤委員長 選択 288 : ◯藤田企画政策課長 選択 289 : ◯伊藤委員長 選択 290 : ◯高橋副委員長 選択 291 : ◯伊藤委員長 選択 292 : ◯藤田企画政策課長 選択 293 : ◯伊藤委員長 選択 294 : ◯高橋副委員長 選択 295 : ◯伊藤委員長 選択 296 : ◯藤田企画政策課長 選択 297 : ◯伊藤委員長 選択 298 : ◯伊藤委員長 選択 299 : ◯伊藤委員長 選択 300 : ◯山岡市長公室長 選択 301 : ◯伊藤委員長 選択 302 : ◯高橋副委員長 選択 303 : ◯伊藤委員長 選択 304 : ◯高橋副委員長 選択 305 : ◯杉山生涯学習課長 選択 306 : ◯高橋副委員長 選択 307 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 308 : ◯高橋副委員長 選択 309 : ◯伊藤委員長 選択 310 : ◯高橋副委員長 選択 311 : ◯杉山生涯学習課長 選択 312 : ◯高橋副委員長 選択 313 : ◯伊藤委員長 選択 314 : ◯木下委員 選択 315 : ◯伊藤委員長 選択 316 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 317 : ◯伊藤委員長 選択 318 : ◯金田学校教育課長 選択 319 : ◯伊藤委員長 選択 320 : ◯木下委員 選択 321 : ◯伊藤委員長 選択 322 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 323 : ◯伊藤委員長 選択 324 : ◯木下委員 選択 325 : ◯伊藤委員長 選択 326 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 327 : ◯伊藤委員長 選択 328 : ◯近藤委員 選択 329 : ◯伊藤委員長 選択 330 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 331 : ◯伊藤委員長 選択 332 : ◯近藤委員 選択 333 : ◯伊藤委員長 選択 334 : ◯田中委員 選択 335 : ◯伊藤委員長 選択 336 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 337 : ◯伊藤委員長 選択 338 : ◯田中委員 選択 339 : ◯伊藤委員長 選択 340 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 341 : ◯伊藤委員長 選択 342 : ◯伊藤委員長 選択 343 : ◯伊藤委員長 選択 344 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 345 : ◯伊藤委員長 選択 346 : ◯伊藤委員長 選択 347 : ◯金田学校教育課長 選択 348 : ◯伊藤委員長 選択 349 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 350 : ◯伊藤委員長 選択 351 : ◯川村おいしい給食課長 選択 352 : ◯伊藤委員長 選択 353 : ◯本多教育企画課長 選択 354 : ◯伊藤委員長 選択 355 : ◯杉山生涯学習課長 選択 356 : ◯伊藤委員長 選択 357 : ◯高橋副委員長 選択 358 : ◯伊藤委員長 選択 359 : ◯伊藤教育部長 選択 360 : ◯伊藤委員長 選択 361 : ◯伊藤委員長 選択 362 : ◯金田学校教育課長 選択 363 : ◯伊藤委員長 選択 364 : ◯伊藤委員長 選択 365 : ◯伊藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時58分 開議)      開   議 ◯伊藤委員長 それでは、昨日に引き続き民生文教委員会を開会いたします。  昨日、市内で新型コロナウイルス感染症の感染者が認められたということで、かなり事態が深刻化してまいりました。そういったこともありまして、少し教育部のほうから、教育長、また伊藤教育部長、山本教育監が本日の会議、学校の対応で抜けられるという話を伺っておりますので、鈴木教育長からお話があると思いますので、そちらをまずお願いしたいと思います。 2: ◯鈴木教育長 おはようございます。  御存じのように昨夜9時半に県の記者会見、記者発表がございまして、袋井市としてもそれに早急に対応し、市も新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開きまして、メール等で配信してあります内容の対応を決めました。  一番影響が大きいのが幼稚園、保育所、それから放課後児童クラブを休園、休所するということで、昨夜のことでありましたもので、本日は今までどおり開所して、親御さんに対応等を検討していただく時間をとりましたけれども、12日、あす以降は当分の間という形で連絡してあります。  これは、当初、対策本部の基本的な方針として、県内に感染者が出た場合には、卒業式も含めて休止を視野に入れてという方針でありましたので、基本的にはその方針どおりということでございます。ただ、影響が大きいことも考えて、本日退席させていただくのは、じゃ、いつまでなんだという話なんです。国においても、首相が10日間程度という話をしているわけですけれども、不幸か幸いかわかりませんけれども、今回感染された方が袋井市にいたのは3日間であるという状況がある意味で明らかであるとすれば、その辺でいつまでという具体的なものも少し限られるんじゃないかなという可能性を私個人として今、思っています。  そういうことも含めて、校長会、園長会等を集めて、今後の方針等もお示しする際に何の方針も出さないというわけにはいきませんので、もう少し情報を集めながら、そうした中で、じゃ、いつまでどうするんだという話、それから、中学校に関しましては、実は公立高校入試の合格発表の合格証書を手渡す、合格の連絡等が13日になっています。それをどうするかといった問題と、まだ幾つか対応しなければならない問題がございますので、申しわけありませんけど少し退席させていただいて、またもし、私、あるいは伊藤教育部長等がお答えしなきゃならないことがありましたら、呼び出していただいても結構でございますので、対応させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 3: ◯伊藤委員長 済みません、会議冒頭申しわけないですけれども、先ほど戸塚議長、また田中副議長と原田市長と私のほうで話を少し持たせていただいて、内容としましては、先ほど3名が御退席されるという件と、あとは、本日ただいまから原田市長が県庁のほうに、この事態の話し合いといいますか、そちらのほうに確認に行ってくるということで、戻り次第ですけれども、議員の皆さん方に少し緊急ですが招集をかけさせていただきます。本日17時から第1委員会室のほうで原田市長を含め、今回の事態についての説明をいただきたいと思っておりますので、あらかじめ御承知おきください。  会議途中に、当然、途中退席等あるかもしれませんが、ただ、どうしても予算議会ということで非常に大事な会議ではありますので、慎重な審議をお願いしたいと思います。  それでは、昨日の積み残しについて、まずは羽蚋市民課長から報告いただきたいと思います。 4: ◯羽蚋市民課長 お手元に資料を配付させていただきました。  昨日、寺田 守委員、それから高橋美博委員からも御質問があった件で整理させていただきましたので、説明いたします。  まず、1点目でございますが、配付いたしました介護認定にかかる資料の上から人件費ということで、今回の補正予算で人件費、正規職員、嘱託職員、2人分の人件費を減額させていただきました。調査員については、平成31年度採用ということで、人件費に計上させていただきましたが、令和2年度当初においては、平成31年度当初と同じ人数となってございます。認定調査員についても8名ということで、そういう状況となってございます。  それから、認定調査費でございます。昨日、高橋委員のほうから認定調査費が減額されているかということの御質問でございます。  平成31年度においては、認定支援システムの改修費が含まれておりますので、その分が減額となってございます。全体で、認定調査費自体は前年同様でございます。  それから、要介護認定者数でございます。これはその下の在宅介護支援金に係る部分にもなります。認定者数については、平成30年実績でございますが3,159人ということで、右側の令和2年度当初の枠の中ですけれども、今年度の見込みでございますが、3,200人ということで書いてございます。  裏面のほうに詳細が書いてございます。平成28年から今年度までの要支援1から要介護5までの要介護度別認定者数の表がございます。今年度においては、昨年度と比べまして、要支援1が85人ふえてございます。それから要介護1も28人ということでふえてございます。それ以外については、マイナスということで、全体では今年度、昨年度に比べて41人が現状、ふえているというようなことでございます。  表のほうに戻っていただきまして、認定訪問調査数でございますが、昨年度でございますが、実績で3,090件ということで、今年度、見込みが2,900件ということで、これはふえた、件数でいきますと減ってはございますが、こちらについては、平成30年の4月から介護の認定の方針が24カ月から最長で36カ月ということで、3年程度ということで、更新の時期も長くなったというようなことで、若干、調査の件数も若干減っているというような部分もございます。
     認定調査員については、それぞれ件数をこなしているということで、本年度においては、認定調査員でございますが、予算上では1人減ということですけれども、若干、認定調査員の出入りがありまして、実は今年度3人やめて3人入ったというようなことで、なかなか入った方がすぐに調査ができる方ばかりではないものですから、そうした部分では委託にお願いするというようなことがなりまして、こういった件数になってございます。  それから、在宅介護支援金がございます。これは、枠の外にも書いてございますが、要介護3以上の方を対象ということで、要介護3、要介護4、要介護5ということでございます。認定されてから6カ月間で90日以上在宅にいる方ということで対象となっております。きのう、そうやって説明をさせていただきましたが、月に15日以上ということがございますので、こうした中での在宅介護支援金の対象の方でございます。予算では昨年度から若干下がっているようなことでございます。そちらについての実績においての予算づけということでございます。  減少の理由としまして、ここに書いてございますように、要介護3以上の方が減っているというようなこと、それから施設、病院の利用により、月に15日以上、そういった在宅日数要件を満たす人が若干減っているというようなことでございます。そうしたことから在宅介護支援金の対象者も現状、減っているというような状況でございます。  以上、昨日の案件につきまして報告させていただきます。よろしくお願いします。 5: ◯伊藤委員長 認定調査費の減少と予算についての報告でしたが、高橋委員、よろしいでしょうか。ありがとうございます。  それでは、川村おいしい給食課長、引き続きお願いします。 6: ◯川村おいしい給食課長 昨日、答弁した内容に間違いがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  袋井給食センターの委託に関係する質問の中で、正規調理員の処遇ということで、希望先を申し上げましたけれども、学校校務員3人と申し上げましたけれども、5人の間違いでございました。また、幼稚園の用務員3人ということで申し上げましたけれども、2人の間違いでございました。公園管理につきましては、2人ということでこれは変更ございませんで、こうした内容で、計8人ということでございます。  申しわけございませんでした。よろしくお願いします。 7: ◯伊藤委員長 よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯伊藤委員長 それでは、引き続き議題に移らせていただきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         ケ 議第16号 令和2年度袋井市病院事業会計予算について 9: ◯伊藤委員長 次に、議第16号 令和2年度袋井市病院事業会計予算についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  近藤地域包括ケア推進課長。 10: ◯近藤地域包括ケア推進課長 (省略) 11: ◯伊藤委員長 説明は以上となります。  ただいまの説明について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  寺田委員。 12: ◯寺田委員 聖隷袋井市民病院の収益が改善しているということでうれしく思っておるわけですが、聖隷袋井市民病院の医師の確保の状況というのはどんな感じなのか。  それと、もう一つは、訪問介護で訪問リハビリテーション事業を盛り上げようということで、そういった体制も組んでいくようなお話でございましたが、その辺のことを少し教えていただきたいと思います。 13: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 14: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、寺田 守委員の質問にお答えを申し上げます。  まず、医師の確保の状況はどうかという御質問でございます。  現在、常勤医師が6名おります。そのうち、1名が今年度6月に新規で増員をいたしておりまして、6名ということでございます。訪問リハビリテーション事業につきましては、昨年の4月から稼働を始めまして、4月、5月はまだ開始当初ということで利用者数が5名から8名程度でございましたが、直近の確認しているところでは、1月が直近となりますけれども、実利用者数が17名で延べ16回の利用がされておりまして、収益が938万円余の実績がございました。  訪問リハビリテーション事業につきましては、今年度始まりまして、やっと軌道に乗って、赤字から黒字ベースにだんだん乗ってきたという状況でございまして、来年度につきましては、1月、2月の稼働状況が続けば、安定的な収益が図られるということを見込んでおります。 15: ◯伊藤委員長 寺田委員。 16: ◯寺田委員 今、中東遠総合医療センターから受け入れということで、聖隷袋井市民病院のほうでやっていただいていると思うんですが、この医療の体制ですけれども、今、主にやっている亜急性期、それとその医療、その辺の医師の体制ということで、一応6名ということで充足しているのかどうか、少しその辺の体制を今150床で、かなり稼働はフル稼働をしているという話でございますけれども、少しその辺の医師の専門性に係るところかと思うんですが、そこのところが充足しているかどうか、少し確認をいたします。  それと、もう一つ、訪問リハビリテーション事業ですけれども、こちらのほうは、将来的に今どのぐらいの収益を考えているのか、その辺のことを少し教えていただきたいと思いますけれども。 17: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 18: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、寺田 守委員の再質問にお答え申し上げます。  まず、医師の今6名の体制で150床の病床がしっかり見られているかどうかということでございますが、今の150床の体制になったのが、平成30年の3月に回復期リハビリテーション病床が50床増床しまして、150床の体制となっております。その時点で、医師の数が5名ということでおりましたので、今回1名増員ということで、かなり医療体制の充実につながっているんじゃないかと考えております。ですので、足りているかいないかということでいきますと、より充実した体制になったと認識をしております。  次に、訪問リハビリテーション事業の収益についてどう見ていくかということでございますが、今年度の予算につきましては、議第16号補足資料10ページの1款1項3目その他事業収益、介護保険事業収益ということで、1,215万円を来年度予算計上しております。ということで、一月当たり大体100万円の収益を見込んで、今予算を立てているところでございます。1月の実績が90万円少しでございまして、まだ少し足りていない部分がございますが、より体制を強化していくということで伺っておりますので、こちらの予算は達成できるものと考えています。 19: ◯伊藤委員長 そのほかは、いかがでしょうか。  田中委員。 20: ◯田中委員 今の説明の部分ではなくて、この間、本会議で説明してもらったということで省かれておりましたけれども、貸倒引当金が、議第16号補足資料6ページの令和2年度袋井市病院事業予定貸借対照表のところで、2の流動資産のところに未収金が2億1,698万7,000円あって、貸倒引当金が720万円ということで、現状、予定をしていまして、一方、8ページを見ますと、未収金が2億1,341万1,000円で、貸倒引当金が450万円で見積もっているんですね。債券はそんなに変わっていないですよね、2億1,698万7,000円と2億1,341万1,000円ですか、ところが、貸倒引当金は720万円と450万円ということで大きく変わっているんですけれども、こういうのはどうして差が出るんでしょうか。  それから、ここの病院が持っているというか、ここの袋井市病院事業会計のいわゆる企業債、借入金の金額というのは、これは全額、一般会計で見るよと注記でどこかに書かれておりました。9ページの大きい2の予定貸借対照表に関する注記、ここを見ますと、他会計が負担すると見込まれる額は8億2,795万円ということで、これは一般会計ということだと思うんですけれども、ここがこの8億2,795万円は、見ますと全額なんですね。ですから、全額一般会計で見るよということで、そうしますと、それはどこで見ているかというと、多分、例えば11ページのところで見ますと、一般会計補助金1億5,366万2,000円というところで来ているんじゃないかなと思うんですね。  そうしますと、この病院施設維持管理費というところが、今言った企業債の返済額以外に、あとはどんなものがあるでしょうか。大してという言い方はあれですけど、そんなにここの袋井市病院事業会計ではお金のかかるところがないんじゃないかなと思いますけれども、例としてどういうものが一般会計補助金として、下のほうは別として、上のほうはどういう内容のものがあるのか教えていただきたいと思います。  とりあえず、その2点、お願いします。 21: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 22: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、田中委員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず、1点目の貸借対照表の中の未収金でございますが、2億1,698万7,000円ほど未収金として出ておりますが、これにつきましては、診療報酬が2月、3月分がおくれて2カ月おくれで入ってきますので、約一月分当たりの部分が1億円少しでございますので、2カ月分がこちらの未収金として計上されております。ですので、金額的に差は余りございません。  その下の貸倒引当金が450万円に対して720万円ということで、270万円ほどふえておりますけれども、こちらにつきましては、過年度未収金のものになります。令和2年3月31日の貸借対照表につきましては、この時点では450万円でございましたが、差額の270万円ということが新たに、この1年度の間に過年度の未収金が270万円ほどふえるという形で、当初予算の中で貸倒引当金ということで270万円を計上しておりまして、その270万円分がふえるといった計算になります。令和3年3月31日で、過年度未収金が720万円になるものということで、こちら計算しております。ですので、また令和2年3月31日現在の450万円と720万円の差額については、令和2年度の貸倒引当金繰入額ということで計上してございます。 23: ◯伊藤委員長 続けてください。もう一個ありましたよね。 24: ◯近藤地域包括ケア推進課長 もう一つ、施設管理費で企業債の年間費以外にどういったものがあるかという御質問でございます。  大きなものとしましては、減価償却費であるとか、あと施設経費の負担金です。水道光熱費の部分が一般会計のほうで支払って、その分袋井市病院事業会計の分の使った水道とか電気代、そういったものは負担金として一般会計のほうに支払いますので、その分も4,000万円ほどございますので、そういった経費が主なものでございます。 25: ◯伊藤委員長 田中委員。 26: ◯田中委員 貸倒引当金は、そもそも未収金がほとんど同じであったら、同じでないとおかしいんじゃないかなと思うんですけれども、それはなぜかというと、未収金はもともと診療報酬の、国から来るものが入っていないから未収金ですよということですね。国から来るものは貸し倒れがないはずですよね、きっと。それなのに、今の説明ですと、それ以外に入院した人が払っていかなかったから未収金がふえて、その分は貸し倒れの確率が、みんな貸し倒れになるんですよという話になっちゃうね、今の説明だと。そんなことはあり得ないのであって、貸し倒れになる率というのは、統計上どれぐらいかというのはその病院によって決まっているんですよ、大体、傾向が。1割が貸し倒れになるよって、そうすれば、1割を見込むわけですよ。国のものは貸し倒れにならないから、見込む必要が本当はないはずなんですよね。だから、その分が1年間に未収金の人がこれだけふえたからそれを足しましたというと、それはみんな貸し倒れになっちゃうもんで、少しおかしいですよね。  だから、未収金の債権の額に対して何%かというのが同じにならないと、やはりいけないですよね、普通、パーセントは。貸し倒れになる確率のパーセントは。720万円と450万円で、そんなことは少し常識から考えるとおかしいもんで、何かひょっとしたら計算間違いされている、計算というか考え違いをしているのかなと思うんですけれども、毎年そうやっているとすると、少しそこら辺、どうかなという気がしますけれども、私が考え違いしているなんて決めつけちゃいけませんので、多分、そういうことだと思うんですね。今、私が言ったようなことで、貸倒引当金を見積もらないと、債権の額はほとんど変わらないのに、物すごい違うとすれば、それはおかしいですよね。  入ってくる、国のというのはほとんどゼロに近いわけだと思うんですね。国の分に対して引当金を設けているというと、それもどうしてかなというような気がしますけれども、個人の入院した人のが貸し倒れとして設定するのは、それは一定の率で10%なら10%ですよって、大体、今までの成績から出てくるわけですね、この病院ではどのぐらいかという。それに基づいていくと、債権額が同じならば同じ金額が貸倒引当金として出てこないとおかしいんじゃないですかね。  貸倒引当金が積み増すということはないわけですから。ことし、これだけで来年これだけになって、再来年になったらこれだけになってという性質のものじゃないですよね、貸倒引当金は。そういうものだと思いますので、何かそれに対して説明いただければと思いますけれども。 27: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 28: ◯近藤地域包括ケア推進課長 田中委員の御指摘、ごもっともでございまして、私もこちらのほうを聞いたときに一定の割合で収益って、例えば8割が収納を見込めるのだったら、残りの20%が貸し倒れになるんじゃないかということで聞いたんですけれども、可能性としては残る可能性がある部分は貸倒引当金として計上しているということで、720万円というものにつきましては、令和3年3月31日に見込まれる、過年度、要するに患者から回収できなかった分の債権の総額ということで説明を受けましたので、そのような形で計上させていただいております。それが適当でないということであれば、少しまたやり方のほうは考えさせていただかなきゃいけないかなとなると、聞いて思いました。少し答弁とはなっていないかもしれませんが……。 29: ◯伊藤委員長 会計士も入ってやっているんですよね、当然。 30: ◯近藤地域包括ケア推進課長 そういうやり方で今、やっているところです。 31: ◯田中委員 繰り越されたのが全員貸し倒れになっちゃうというのは、考え方としてはおかしくないですか。それは取れる。当然、入ってくるでしょう。 32: ◯近藤地域包括ケア推進課長 今、現在、そういった考え方で貸倒引当金を計上しておりますので、こちらの720万円というのが見込まれる未収の総額であるということでございます。 33: ◯伊藤委員長 御理解いただいてよろしいですか。  そのほか、いかがでしょう。  高橋委員。 34: ◯高橋副委員長 外来診療のことをお伺いしたいんですけれども、外来の患者数は今までどおりということでしたけれども、一時、医師が不足をして、予約診療ということで、なかなか大変だったということがありましたけれども、医師が増加して十分足りているのか、それとも、科目によっては今も同様な状況にあるのか、前は整形外科か何かだったか、いなくて、予約でないと受け付けないということで、患者も帰らされたというようなお話も聞いたことがあったんですけれども、そういう点では、今、診療科目もなかなかふやせないということも聞いているものですから、そこら辺のところの見通しで、お医者さんも常勤の医師だけじゃなくて、週に1回、2回というような形で来ている医師もいて、外来体制を維持しているわけですけれども、そこら辺のところで、目指しているところと今の現状というところで少し説明をいただきたいと思います。 35: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 36: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、高橋委員からの外来診療の見通しはどうかという御質問でございます。  外来診療につきましては、今、内科と脳神経外科と整形外科とリハビリテーション科ということで4科開設しております。その中で、整形外科につきましては、前年と比べて少し減っているような状況でございます。ただ、医師の体制によって減っているのか、周りに新たな整形外科ができた影響とかも十分に考えられますので、体制的には今のままやっていきたいと考えております。 37: ◯伊藤委員長 高橋委員。 38: ◯高橋副委員長 病院の入り口にも整形外科ができたり、いろいろな形で新しい開業医ができている状況の中で、もともと、そんなには聖隷袋井市民病院の場合には外来を重視しているということではないかと思うんですけれども、そういう点ではふやす必要がないのかどうなのかということも含めて、経営的には、そんなにはっきり言って貢献はしていないかなと思うんですけれども。少しそこら辺をもう少し、将来的な展望も含めて説明いただきたいと思います。 39: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 40: ◯近藤地域包括ケア推進課長 将来的にはどう考えているかという御質問だと思います。  現在、リハビリテーション科に来ているお客様は大体月に370名ほどまだいらっしゃいまして、一定の需要はあるものと認識しておりますので、当面は今の体制のままいくと考えております。  ただ、患者の受診の状況とかが変わってくれば、外来のほうの診療科とか体制とか、そういったものも考えていかなくてはならないと思っています。 41: ◯伊藤委員長 木下委員。 42: ◯木下委員 細かいことは、少し私はよくわからないんですけど、医療機器とか設備的なところは、最近は病院、かなり進歩しているんですけれども、その辺の修繕費とかも入っていますけど、最新のものが入っているのか、それを使いこなせる体制になっているのかというそこら辺がやはり、患者の数をふやすためにはそういうところも必要だと思うんですけど、その辺の対応はいかがでしょうか。 43: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 44: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、木下委員の医療機器の設備の状況はどうかという御質問だと思います。  ほとんどの機器は旧袋井市民病院から引き継いだものが多くて、そういったものも経年でだんだん古くなってきております。平成29年度にMRI、2億円ぐらい多分かかったと思うんですが、結構高額な医療機器の購入をいたしました。これにつきましては、聖隷袋井市民病院の患者だけでなくて、周りの病院からMRIの画像を求められることもございまして、周りの病院の患者も検査をするというのも、MRIを導入した以降かなりふえてきておりますので、そういった需要にも応えられているのかなと思います。  ほかの医療機器についても、古くなったものの更新とか、より使い勝手がよくなるような機器の選定、そういったものを社会福祉法人聖隷福祉事業団のほうと協議しながら、今、導入している状況でございまして、社会福祉法人聖隷福祉事業団がこういったものが欲しいと言ったものに全て応えられるような予算もございませんので、協議をしながら、今、設備を導入しているところでございます。 45: ◯伊藤委員長 木下委員。 46: ◯木下委員 ぜひ、応えられる範囲内でやっていかれたほうが患者のためにもなります。それから、お医者さんそのものも新しい機器で、なれている若い方を導入というか、入っていただくためには、そういう機器が古いと、やはりお医者さんが来ても、減ってくるんじゃないかというところもあるので、確かにお金がかかるところもありますけれども、減価償却とかはありますので、その辺はしっかり見定めながら、ぜひやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 47: ◯伊藤委員長 答弁は。 48: ◯木下委員 答弁は一応……。 49: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 50: ◯近藤地域包括ケア推進課長 医療機器の導入につきましては、私も含めまして担当課のほうと、あと社会福祉法人聖隷福祉事業団のほうの事務局長とか、あと担当係長とかそういった方もあわせて、こういった機器を導入したいということで、そういった意見を交わすような打ち合わせとか、そういったのをやった上で導入のほうをしておりますので、必要なものは提供できるような形で予算をやりくりしていきたいと思いますので、御理解のほうお願いしたいと思います。 51: ◯伊藤委員長 田中委員。 52: ◯田中委員 また、貸借対照表で恐縮ですけれども、例えば令和元年度袋井市病院事業予定貸借対照表の流動比率を見ますと、ほとんど100%ぐらいで、令和2年度を見ますとこれはもう100%を切っているんですね。こういう中でキャッシュフローを少し3ページのほうを見てみても、非常に現金が少ないと思うんですね、これでは。8,100万円ですか、これだけ見ますと。  私、記憶ですけれども、いつだったか資金ショートを起こしたことが、短期借入金か何かを起こしているというような気がするんですけれども、何年か前に。やはりこの状況だと、借入金か何か、短期の借入金を起こさないといけないのかなという心配をするわけですけれども、今回のは載っていませんけれども、昔の袋井市病院事業会計のときには、一時借入金は限度額幾らですよというのを示してあったような気がするんですね。そういう決めが多分あると思うんですけれども、そういう一時借入金を起こすような事態にならないのかどうか、なるんじゃないかと少し心配するわけですけれども、そこら辺の資金繰りについて説明していただければと思います。 53: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 54: ◯近藤地域包括ケア推進課長 それでは、田中委員の貸借対照表から見るキャッシュの資金繰りについてどうかという御質問でございます。  確かに、キャッシュフローの3、財務活動によるキャッシュフローということで、マイナスが1億5,947万4,000円ということで、全体でも332万2,000円のマイナスということでなっております。  先ほども質問といいますか、話が出ましたけれども、建設改良等の財源に充てるための企業債償還による支出につきましては、市の補助ということで、当面はやりくりができている状況でございます。あと、一番は、社会福祉法人聖隷福祉事業団に今現在1億2,000万円の病院事業運営費補助金の中で、やっていただいております。平成30年度はその中でも800万円ほど病院事業運営費補助金の返還があったということで、その中でやりくりが十分できている状況でございます。  ですので、借り入れが令和5年度まで、平成25年度、平成26年度に西館の建設をいたしまして、建設に対する償還が大きいものですから、それが令和5年度末まででございまして、それが過ぎれば、建設改良費の企業債というのは減ってまいります。そこまでは、多少、損益勘定留保資金というのは削られていくような状況になるかと思いますが、そこまでやりくりできれば、それ以降はより安定した会計運営ができるのではないかと考えております。 55: ◯伊藤委員長 田中委員。 56: ◯田中委員 資金が、今言ったように8,200万円ぐらい、預貯金の額が、私は絶対的に少ないんじゃないですかと、それだと借入金を起こさなくちゃいけないような事態になるんじゃないですかと心配しているわけですけれども、そこら辺、大丈夫、やっていけますよと、資金ショートを起こさずにやっていけますよということなのか、そういうことも視野に入れた中で、こういう預貯金が少ないのは承知していて、それは回していくことはできますよと、そこら辺の少し資金繰りについて心配しているんですけど。 57: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 58: ◯近藤地域包括ケア推進課長 済みません、きちんとした答弁ができていなくて、申しわけありませんでした。  現時点のこちらのほうの金額自体は潤沢にあるとは思ってございませんで、この資金でやれているかどうかということでありますと、今、現状ではやれている状況でございますので、資金繰りについては、今のところ大丈夫だと認識をしております。  先ほども言いましたように、こういった状況というのは令和5年度ぐらいまでは、厳しい状況はずっと続いてまいりますので、資金がもっと足りなくなるような状況にならないように、細心の注意を払って財政運営のほうを図ってまいりたいと思いますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。 59: ◯伊藤委員長 いいですか。そのほか、どうでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    60: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、議第16号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         コ 議第21号 袋井市印鑑条例の一部改正について 61: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、議第21号 袋井市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  羽蚋市民課長。 62: ◯羽蚋市民課長 (省略) 63: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、御意見等ありましたらお受けしたいと思います。  木下委員。 64: ◯木下委員 これは、条例の改正なので、別に特に問題はないんですけど、新旧対照表って、どちらのほうで作成されたのかは少しあれなんですけど、2条のところに、前後に掲げるものを除くと書いて、記載されているにもかかわらず前後が載っていないので、これだとここだけぽんと出されると、前後は一体何なのというところがわかりにくいんじゃないのかと思うんですけれども、ここは前後は記載しないんでしょうか。前後の中身とか。そこがないと、前後に掲げるものを除くと書かれていますけど、そこに書かれてないと、今までは、旧のほうでは特に前後に掲げるものを除くとは書いてないので要らなかったかもしれないんですけど、いかがでしょうか。 65: ◯伊藤委員長 羽蚋市民課長。 66: ◯羽蚋市民課長 申しわけございません。新旧対照表の書き方では、こういった書き方をさせていただいていますけれども、確かにこの表ですとわかりづらいかもしれませんが、前後に掲げるのものを除くというところでございまして、この前後は15歳未満の……。                 〔発言する者あり〕 67: ◯伊藤委員長 乗松市民生活部長。 68: ◯乗松市民生活部長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  この新旧対照表のつくり方については統一されておりますので、こんな形でやらせていただいておりますが、少し今言う15歳未満のほうのというものが少しわかりにくいという部分がありますけれども、済みません、説明の中でその説明をさせていただければと思いますけれども、様式についてはそんな形で統一されてやらせていただいているということを御了解いただければと思いますので、よろしくお願いします。 69: ◯伊藤委員長 よろしいですか、木下委員。  高橋委員。 70: ◯高橋副委員長 この条例改正そのものは、国からの要請によるものだと思うんですけど、最終的な判断が市のほうで、誰かしらがそこで判断をしなきゃいけない、多分取扱要領か何かでそれもセットで来ているんじゃないかと思いますけれども、先ほどの意思の確認とか書類の作成というようなことがありましたけれども、本当にこれで印鑑登録して不正な利用をされたりというようになると困るものですから窓際できちっと防げないと、場合によっちゃ誰か人がいたりというようなことがあったりして、第三者が横にいたりというようなことで、その人が本当に関係がないし全くの第三者だというようなそういう形でやられたりということがあると困るものですから、そこら辺はやはりきちっと対応する必要があると思うんですけれども、多分、それは羽蚋市民課長の最終的な判断だと思うんですけど、そこら辺のところ、もう少し要領の中でどういうように指示がされているかというところを教えていただきたいと思います。 71: ◯伊藤委員長 羽蚋市民課長。 72: ◯羽蚋市民課長 高橋委員がおっしゃいますように、第三者、今、印鑑登録の申請において、不正というか、そういうことはあってはならないことでありますし、適正に判断しなければならないことでございますけれども、現時点においては、県もしくは本局のほうから、意思能力を有しない部分の判断の要領については、細かな部分についてはまだ明示されておりません。そういった状況でございまして、この段階ではこうしたことで意思を明確にしているのかということで、記入の状況でまずは判断していくということでございまして、今後、国、県のほうからそういった明確な通知が来ますので、そうした中でしっかりと対応してまいりたいと考えてございます。 73: ◯伊藤委員長 よろしいですか。そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯伊藤委員長 それでは、他に質疑もございませんので、以上で、議第21号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         サ 議第22号 袋井市手数料条例の一部改正について 75: ◯伊藤委員長 続きまして、議第22号 袋井市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  羽蚋市民課長。 76: ◯羽蚋市民課長 (省略) 77: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  高橋委員。 78: ◯高橋副委員長 この手数料条例、結局はマイナンバーカードの発行を、強制と言っちゃなんですけれども、これで通知カードを持って証明にはならないということになるわけですよね、いずれは。そういう点では非常に、我々マイナンバーカードの廃止をずっと訴えていた人たちにとってみると、どうしてもやらざるを得ない状況になるのかなというような感じがいたします。  これを実際やって、マイナンバーカードを、今まで通知カードの再発行とか問い合わせなんかがあったかどうかということですけど、ほとんどの皆さんは本当に大事なものだということで、たんすの奥にしっかりしまい込んで、持ち歩きはしていなくて、ほとんど納税説明とかそういうただ番号だけを書き写すみたいな形で今まではやっていたんだと思うんですけど、そういう問い合わせとか、通知カードの再発行が今まであったかどうかということだけ少しお伺いしたいと思います。 79: ◯伊藤委員長 羽蚋市民課長。 80: ◯羽蚋市民課長 通知カードの再発行でございますが、平成30年度、昨年度においては296件でございました。今年度ですけれども、4月から12月末まででございますが、216件ということで、この通知カードの再発行をされてございます。 81: ◯伊藤委員長 高橋委員。 82: ◯高橋副委員長 こうなると、この人たちは必ずマイナンバーカードを発行するように指導するということになるわけですね。お願いします。 83: ◯伊藤委員長 羽蚋市民課長。 84: ◯羽蚋市民課長 そうですね。窓口では通知カードというか、個人番号の証明をとるためにはマイナンバーカードをとっていただくか、もしくは住民票にマイナンバーを記載するということができますので、そのどちらかということですけれども、できるだけ今後の利用を考えるということで、マイナンバーカードの申請をお願いしていくということでございます。 85: ◯伊藤委員長 よろしいですか。そのほか、いかがでしょう。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86: ◯伊藤委員長 それでは、他に質疑もございませんので、以上で、議第22号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         シ 議第23号 袋井市国民健康保険税条例の一部改正について 87: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、議第23号 袋井市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  羽蚋市民課長。 88: ◯羽蚋市民課長 (省略) 89: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、御意見等ありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょう。  高橋委員。 90: ◯高橋副委員長 私、国民健康保険運営協議会の委員の一人で、そのときにも意見は言わせてもらったんですが、難しいところなんですけれども、限度額自体がもう、ここ何年か毎年のように上げられていて、国民健康保険自体がもう加入者が減っていて、全体では収入が減っているんですよね。  それで医療費で負担をしなければいけないということで、どこから負担を求めるかというと、やはり所得のある人、もうほとんど4割、5割が低所得者で、逆に国からの補填を受けているというような状況の中で、高額所得者という、私、高額所得者に当たるのかどうなのかということが、金額の対象の国民健康保険運営協議会の中でも聞いたんですけど、高額所得者といえば高額所得者、普通でいえば中レベルの人ですよね、ある程度の自営業者で、なかなかそういう人はもうほとんど見られないんですけれども、サラリーマン等なら1,000万円近くという方は結構おられる方なので、そういう点では対象は非常に限られると思うんですけれども、高額所得者だからいいという問題でもないなということを、資料を見させていただいて、そのときにも発言させていただきましたのは、そういう感覚を持っておりますということだけ表明させていただきたいと思います。 91: ◯伊藤委員長 よろしいですか。  羽蚋市民課長。 92: ◯羽蚋市民課長 高橋委員にお答えを申し上げます。  今言ったように、限度額を超えている方、200名近いということで、国民健康保険税については所得割にしたほうがいいかなというようなことでありますけれども、若干、限度額を超えている方がどんな方というか、調べさせていただきまして、一つは不動産関係というか、譲渡も含めまして不動産収入、そういった方が約4割ほどございます。そういった方が限度額を超えている方でございます。それ以外については、営業収入というような形で27%ぐらいです。あとは、それぞれの方がいらっしゃいます。 93: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、議第23号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ス 議第29号 袋井市立学校設置条例等一部改正について 95: ◯伊藤委員長 次に、議第29号 袋井市立学校設置条例等一部改正についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 96: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 97: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  これにつきまして、御質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  よろしいですかね。もう入園見込みの児童もいますし。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98: ◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第29号については終了といたします。  これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑等を終了いたします。  討論、採決の前に、当局未回答部分を回答されたことを確認したいと思いますけれども、大丈夫ですよね。一応確認させていただいた中では、昨日の分も御回答いただいていると思いますが。皆さん、よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99: ◯伊藤委員長 それでは、続いて、当委員会に付託された議案について、討論を行いたいと思います。  討論はございませんか。  まず、原案に反対の発言を許します。討論ありませんか。  高橋委員。 100: ◯高橋副委員長 今回の上程された議案の中から、議第2号の令和元年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について、議第8号の令和2年度袋井市一般会計予算について、そして、議第9号の令和2年度袋井市国民健康保険特別会計予算について、そして、ただいま報告があった議第22号の袋井市手数料条例の一部改正についてと議第23号の袋井市国民健康保険税条例の一部改正についてということで、5議案をこの中では反対したいと思っております。  内容は、先ほどの手数料条例の中でも申し上げた、戸籍住民基本台帳というところで、国がマイナンバーカードをどうしてもふやそうということで、10分の10でほとんど事業は国費の持ちでやってきているんですけれども、現実には非常に多大な金額がかかるということと、市民にそれだけの利便性があるかというよりも、情報漏えい等々の危険があるということで、この問題は市がやることの是非ということではなくて、政策的にはこれは絶対に間違いだというような我々の考えですので、反対していきたいと。  それから、令和2年度袋井市一般会計予算の問題、もう一つは、一昨日ですか、質問をしなかったわけでなんですが、しあわせ推進課に関係する3款1項2目老人福祉費の中の敬老会事業運営委託料、これが今年度から削減されると。昨年は敬老祝い金のほうを大幅削減ということで、今回は敬老会事業運営委託料ということで、運営委託料そのものがほとんどがお弁当代とか、そういうものに消えていて、ほとんどやっている自治会関係の皆さん、手弁当でやっているわけでして、そういうのにまた、こういう形で削減されると非常に影響が大きいということで反対をしたいと思います。  あと、国民健康保険税については、毎回申し上げていますけれども、ほとんど低所得者で、そういう中で税の負担が非常に重いということがありまして、県単位化に移行したわけですけれども、それにますますこれから拍車がかかるということで、そういう点で反対をしていきたいと思っています。 101: ◯伊藤委員長 次に、原案賛成の発言を許しますが、討論ありますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯伊藤委員長 他に討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103: ◯伊藤委員長 以上で討論を終了します。  続きまして、採決を行います。  これから、議第2号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門について採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 104: ◯伊藤委員長 挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第3号 令和元年度袋井市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 105: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第4号 令和元年度袋井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。
     お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 106: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第5号 令和元年度袋井市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 107: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第8号 令和2年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門について採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 108: ◯伊藤委員長 挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第9号 令和2年度袋井市国民健康保険特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 109: ◯伊藤委員長 挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第10号 令和2年度袋井市後期高齢者医療特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 110: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第11号 令和2年度袋井市介護保険特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 111: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第16号 令和2年度袋井市病院事業会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 112: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第21号 袋井市印鑑条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 113: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第22号 袋井市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 114: ◯伊藤委員長 挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第23号 袋井市国民健康保険税条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 115: ◯伊藤委員長 挙手多数です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  次に、議第29号 袋井市立学校設置条例等一部改正についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 116: ◯伊藤委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決をされました。  以上をもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。  引き続き協議事項に入ってまいりますが、ここで一旦休憩とさせていただきまして、10時45分から再開とさせていただきたいと思いますが、皆さんよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117: ◯伊藤委員長 それでは、午前10時45分まで休憩とさせていただきますので。ありがとうございました。                (午前10時29分 休憩)                (午前10時44分 再開) 118: ◯伊藤委員長 それでは、皆さんおそろいだと思いますので、若干早いですが、休憩前に引き続き会議を再開させていただいてもよろしいでしょうか。  それでは、引き続き協議事項を進めさせていただきたいと思いますが、協議事項アの第2次袋井市総合計画後期基本計画(素々案)について、また協議事項イ、第2期輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)についてに関しましては、今、建設経済委員会で協議されているというところだったので、後ほど少し順番を入れかえさせていただきたいなと思います。  ────────────────────────────────────────      協議事項         ウ 「(仮称)袋井市たばこによる健康被害から市民を守る条例」の制定に           ついて 119: ◯伊藤委員長 協議事項ウ、「(仮称)袋井市たばこによる健康被害から市民を守る条例」の制定についてを当局から説明を求めます。  鈴木健康づくり課長。 120: ◯鈴木健康づくり課長 (省略) 121: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 122: ◯木下委員 たばこの喫煙は、たばこは随分前にやめたので、健康被害があるのはよくわかっているんですけれども、条例の名称ですね、これ一般質問の中でも質問があったと思うんですけれども、その後庁内で何か検討とかされたかどうかって、結局、販売している方とか、現時点で吸っている方たちもいらっしゃいますし、つくっているところもあるでしょうし、栽培しているとかもあるでしょうし、いろいろなところで、今、条例の名称が、ほかのところを見るとほとんどが受動喫煙防止条例とか、そういうところが非常に多いんですけれども、名称そのもので少し逆に営業に支障が起こったりしないかなという、あるいは、普通に吸っている方が周りから白い目で見られるようなことが起こらないかなという危惧というのもありますので。その辺も一般質問後庁内のほうで検討されたかどうかという点と、もう一点は、もちろんたばこは、今私も吸っていないのであれですけど、国とか県の条例、これ受動喫煙の条例になっていると思うんですけど、踏み込んだ形でされていますけど、例えば、袋井郵便局、外のたばこを吸うところも設置されていたり、あるいは、袋井土木事務所なんか、今、現時点で把握していないんですけれども、県のところで、これを見ると、設置できないよと市ではしているんですけど、県とか国とか、そこら辺は、話ができているのか。市だけで単独でこういうようにしてしまっているとまずいんじゃないかなという、県ではオーケーだよと言っているのに、市でだめだよということになると、少し整合性がとれないんじゃないかなというところがあって、関係機関等の話に郵便局も含めてですけど、話ができているのかというところが。その2点をお願いしたいと思います。 123: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 124: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、木下委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目は、庁内で名称について検討されたかということですが、委員会などではまだ、庁内では検討を行っておりません。ですが、今後、先ほど申しましたように、市民の意識調査や意見交換会、また、JT等と意見交換を行う予定をしておりますので、そういった中で御意見をいただく中で、庁内の検討会の中で、その名称がそれでいいのかということも検討していきたいと思いますし、また、議会のほうにも、仮称となっておりますので、前回の一般質問で心配をされている議員もいらっしゃいますので、そういったところは、議会のほうにもお諮りをしながら、どういった名称が皆さんが取り組んでいただけるかという。  ですが、市としましては、やはり受動喫煙だけではなく、たばこを吸っている方にも、たばこによる健康被害があるというようなこともございますのでということで、今、たばこの、当初、たばこの害とかということも、健康づくり課の中ではそういった議論あったんですが、たばこイコール悪になってしまうので、あくまでやはりたばこの健康被害ということで、たばこによる健康被害ということで、たばこを吸うことによって起こる健康被害から市民を守るということで、それ、根底にあるのは受動喫煙というのがまず一つありまして、それだけではなく、吸っている人もだんだん減らしていきましょうということで、前回の御説明の中では、将来的な部分として、喫煙者ゼロのまちというような、少しそういう業者から見ますと厳しいような目標が掲げられていましたので、とり方としては、やはり、たばこを吸う方を排除するのではないかというような、そんな少し心配もされているところもあると思いますので、そういったところは御意見を伺いながら、また検討させていただきたいと思っております。  二つ目の、郵便局も含めまして関係機関との調整を図っているかということなんですが、それこそ当初、受動喫煙ということを推進していきましょうということで、関係機関につきましては、袋井土木事務所等お伺いをして、市のほうの取り組みとしてこういったことをやりたいというようなお話はさせていただいております。一応先ほど申しましたように、市の所管外については、設置が不可能、屋外に喫煙場所を設けるというのは、一応努力義務として、やめてください、不可にしてくださいとお願いをしてあります。それで、そういったお話をする中では、おおむね御理解はいただいたと考えておりますが、また、正式にこういった形で議会に出るような形になりますので、再度、そういったところについては、もう一度御説明をして、御理解をいただきたいなと思っております。  ですので、今まで、静岡理工科大学等とか、あと、私立の保育園、幼稚園、そういったところにも、受動喫煙の本市の取り組みに、敷地内完全禁煙にしたいというようなお話をさせていただいたり、あと、放課後児童クラブとかそういったところについては、一応、事前に一度市の取り組みとして、受動喫煙防止ということでいうと、敷地が完全禁煙にさせていただきたいとか、敷地内については喫煙場所を設けないようお願いしたりとかというそういった、一度話はさせていただいております。ですので、先ほど申しましたように、少し条例を出す前の段階でしたので、今後、あわせてもう一度確認の意味で、そういった御説明にも伺いたいと思っております。 125: ◯伊藤委員長 木下委員。 126: ◯木下委員 名称に対しては、ぜひしっかりやっていただいたほうが、出してしまってからだったら、ただ、ホームページを見るといきなり一番頭に出てしまっているので、いかがかなというところを少し最初見たときにびっくりしたというところがあるんですけどね。  余り早急に、いきなり出さないほうがよかったんじゃないかなというのは思うんですけれども、先ほどの設置場所なんかも本当にしっかりしないと、あっちこっちで今まであったところがなくなっていると、これ、危惧なんですけれども、僕なんかの中学ぐらいのときに隠れて吸うような、危ないことにならないかなという心配もあるので、そこら辺をしっかり対応ができるような形をしていったほうがいいんじゃないかなというように思います。  最後、1点だけ少しお聞きしたいのは、刻みたばこもこの中に入っているんですけれども、自分のイメージ的には、ひいじいさん、ひいばあさんとかおじいさんたちが、もう100歳近くまで生きていたんですけど、毎日吸っていたというイメージなので、ここまで入れてしまうのかなと。今吸う人は多分いないとは思うんですけれども、刻みたばこも被害があるのかないのかというところ、もう一度検討していただけるとありがたいと思うんですが、いかがでしょうか。 127: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 128: ◯鈴木健康づくり課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  先ほどの、郵便局のところが済みません、落ちていましたので、郵便局につきましては、済みません、まだ、ほかの事業所と違って、お話には行っていない状況です。  それで、先ほど申しました刻みたばこの関係ですが、先ほども申しましたように、市の条例を、対象を決めるときに国の改正増進法、こちらを準用させていただいておりまして、たばこ事業法でいうたばこというところで規定をさせていただいておりますので、刻みたばこにつきましても、なかなか吸っている方は少ないかもしれないんですが、やはり煙が出るものということで、そしてたばこ葉を使用して煙が出るものについては規制の対象ということで国もしておりますので、それに合わせて、市のほうにつきましても、対象とさせていただきたいなと思います。ですので、噛みたばことか煙が出ないものについては、国と同様に、今回の規制からは外させていただきたいと思っております。 129: ◯伊藤委員長 木下委員。 130: ◯木下委員 その噛みたばこなんですけど、こちらのほう、健康被害というのは認められないんでしょうか。そこら辺が少し。煙が出る、受動喫煙のみでするのであれば、別にそれは規制外でいいと思うんですけど、今回はもっと踏み込んで、たばこそのものから健康被害をとなっているんですけど、ここはそれを入れてしまったら、受動喫煙と一緒になってしまわないかなというところがあるんですけど。その辺いかがでしょうか。 131: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 132: ◯鈴木健康づくり課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  今おっしゃったように、噛みたばこにつきましては、やはりニコチンが入っているという点では、体に害が多少なりともあると思われます。そこにつきましては今おっしゃったように、私の説明で言うと、煙というところで言いますと受動喫煙という形になると思いますので、そこら辺はまた、庁外の検討会もございますので、再度、そういった少し学識経験者を医師もいるので、噛みたばこについて、やはり袋井市としては、喫煙者、喫煙をする方についても、できるだけやめていただきたいということで考えておりますので、そういったところも、再度、少しまた、もう一度検討させていただければと思います。 133: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  高橋委員。 134: ◯高橋副委員長 一つは、電子たばこはたばこには該当しないということですが、健康被害という点では私は同等だと思っています。それ自体はもう、危険性はいろいろな研究の中でもはっきりしていて、有害物質が何十種類と入っているというのは明確なものですからね。国の規定で当たらないということだけれども、やはり健康被害を防止するという点では何らかの、条例にうたうかうたわないかは別にしても、やはりたばこをやめてそちらに流れるということを防止する点では、やはりきちんとした、明確な市としての意思を示さないといけないんじゃないかなと。これ自身も危ない、危険なんですよということをやはり明確に示していくことが私は必要だと思いますので、国や県の条例にそんなに上に乗って、対象まで広げるということは少し難しいかもしれませんが、少しそこら辺はやはり姿勢として、それはいいですよというようなことにならんように、やはりきちんと対応していただきたい。  もう一つは、敷地内、先ほどの7ページのところの表を少し見ていただきたいんですけれども、第二種施設で市等所管施設の中に、コミュニティセンターとかそういうのも対象に入っていて、ただし、市営住宅、可睡寮、消防団車庫、浅羽防災センター、田原農村総合管理センターを除くということになっちゃっているんですけれども、この理由をお聞きしたいと。実際に住居としているところはなかなかそこまで全部を規制することは難しいにしても、消防団車庫なんかは明確にも敷地も建物も市の施設ですしね。そういう点では、もっと明確にできるんじゃないかと思いますし、浅羽防災センターなんて言ってみれば公会堂ですよね、利用の仕方。ほかのところは、そういう形できちんと敷地内禁煙ということで表示をしろということで明示をされていますし、また田原農村総合管理センターでも、そういう形でコミュニティセンターと同じような扱いだと思うんですけど、これを、なぜ「ただし」という形で除いたのかということをお聞きしたいと思います。  質問はそうなんですけど、名称の問題は、私は健康被害を防止するということで当然じゃないかなと思っています。  世界的に見れば、日本のたばこの規制というのは、CMでもまだ自由がきいていますし、たばこの危険性の表示でも、裏のほうに少し書いてあるぐらいということで、世界に行けば半分以上、そういう形で危険性を書いているという形で、そういうところはやはり日本が、非常にそういうたばこの規制という点ではおくれていると思いますので、JTもいつまでもそんなことをやっていると世界中からも賠償責任を問われて大変なことになるということもあるので、私は早くやはり軌道修正すべきと私は思っていますけど、それはそれとして置いておいて、質問についての答弁をお願いします。 135: ◯伊藤委員長 2点でいいですか。鈴木健康づくり課長。 136: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、高橋委員の御質問にお答えさせていただきます。  2点あったと思いますが、まず、電子たばこの件ですが、今の見解では、国といたしましても科学的根拠がないような状態で、一説には害があるということで、広くそういったお知らせはされているようですが、まだ科学的根拠がないということで、健康増進法につきましても、そういったところを今後研究してくださいというようなことで記載をされているということでございますので、そういった中で、条例の中では、今現在は、そういった少し科学的根拠のないところを、市の条例が国や県の法律や条例を越えて規制するというところはなかなか厳しいかなと思っておりますので、そこは準用させていただきたいと思っております。ですが、これから健康被害というところの中には、やはり電子たばこについても科学的根拠はまだ示されていませんが、一説によると体に害があるということはありますので、そういったところはあわせて、少し、市民の皆様にはお知らせしていきたいなと思います。  二つ目の、適用除外という件ですが、お話をいただきましたように市営住宅、可睡寮につきましては、やはり個人的に住んでいる住居と同じということになりますので、プライベート空間ということになりますので、除外をさせていただいております。  また、浅羽防災センターと田原農村総合管理センター、こちらにつきましては市の施設とはなっておりますが、実質上は自治会の公会堂として少し使っているというような実情もございます。ですので、ほかの市内の自治会の公会堂と同じような扱いとして、今回市のほうとしては、市の施設につきましては、基本的にはもう敷地内禁煙ということでやっているんですが、実情としましては、自治会の公会堂として少し使っているというところもありまして、そこだけ、ただ、市の所有だからといって少し扱いを変えるというのは、使っている方に対しても、困惑してしまうというようなこともあるのではないかということで、今回、自治会の公会堂に準ずる二つの施設については除いております。  また、消防団車庫につきましては、コミュニティセンター内にあります4分団とか2分団の車庫、そちらにつきましては、コミュニティセンターの敷地ということで、敷地内完全禁煙ということです。7分団もそうかもしれません。済みません、そこは調べますが。ですが、単独で建っているところにつきましては、消防団の関係者とも少し意見交換をさせていただいて、そんなところの経緯から、今回、除外をするものとして記載をさせていただいてあります。 137: ◯伊藤委員長 高橋委員。 138: ◯高橋副委員長 除外はそういう形で、その団体が自主的に判断するというようなことじゃないかなと思いますけど。現実、コミュニティセンターを通じてどこも公会堂なんか、禁煙という措置を大体とっているんじゃないかなと、うちのほうも、入り口にどでかい禁煙の看板も提示されているし、中にも掲示されているしという形で、徹底してきているもので、やはり同じように通じて指導をしてもらって、そういうことがないように、少しお願いをしたいと思います。  消防団も、あんまり規則ばかり厳しくしていいかどうかというのは別問題ですけど、やはり条例は条例なものですから、市内全域にしっかり及ぶようにやはりお願いしたいと思います。 139: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 140: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  公会堂につきましては、自主的にやはり敷地内全面禁煙とやっていただけると大変ありがたいんですが、余り縛り過ぎてしまうと、それこそ喫煙者排除というところにも少しつながってしまうのではないかということで、やはり市の公共施設につきましては市が禁煙を進めていくということで、敷地内全面禁煙ということで、そういった規定にさせていただいておりますが、やはり自治会となりますと、やはり民間というか、自治会というところのものになりますので、できれば率先して、先ほど申しましたように、敷地内完全禁煙ということで進めていただければ大変ありがたいのでお願いをしたいところですが、市のほうから、そこは敷地完全禁煙にしなさいというようなことはなかなか難しいかなということで少し思っておりますのでということで、今回の規制からは公会堂につきましては、同等のものということで、少し外させていただいております。  消防団車庫につきましても、市の所有している施設ということでありますので、また、こちらにつきましては少しもう一度、今回条例をこういった形で制定するということで動き出しましたので、もう一度消防団員、消防団長等、少し御意見を伺う中で、また検討させていただければと思います。
    141: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょう。  寺田委員。 142: ◯寺田委員 県のこれから条例の中で、禁煙と分煙の表示をしなさいってありますよね。ですので、禁煙のところは禁煙、それでどうしようもないところは、分煙を一応しなさいよというのはそれも、店の表に表示しなさいよという、たしかそういうような形になっているかと思うんですね。ですので、公会堂なんかも、これ不特定多数の、もちろん地域住民ではありますけれども集まるというところなので、その辺を少し県のそういう条例なんかと合わせる必要がそれこそあるんじゃないのかなと思うんですけどね。  原則禁煙、ないしは分煙、そこをしないと、少し県の条例なんかの趣旨と合わなくなると思うんですが、その辺どうですかね。 143: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 144: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  県の条例につきましては、昨年の4月1日から先行して、飲食店の場合、やはり望まない受動喫煙を防止するということで、入ったところがたばこを吸うところですと受動喫煙になってしまうので、入る前にそこがたばこを吸えるのか吸わない施設なのかというところで、入り口に分煙か禁煙か表記をしなさいということで規定をされております。こちらにつきましては、県のほうの飲食の許可をとっているところ716店、七百少しぐらいのところに、以前少しお話をさせていただいたかもしれませんが、ステッカーをお配りしてやっていると。ですが、店舗数も多いものですから、県としましても市としましても、その設置状況については把握をしておりませんがということで、飲食店についてはそんな形かと思います。ですが、寺田委員もおっしゃったように、公会堂についても、そういったシールを張ってということなのかなと思うのですが、こちらにつきましては、屋内では基本的には禁煙という形になりますので、公会堂については基本的には禁煙ということになるので、シールについては、そういったものを張らなくても、そういった形でお願いできるのではないかなと思います。 145: ◯伊藤委員長 寺田委員。 146: ◯寺田委員 ここの、今言う消防団車庫、それから浅羽防災センター、田原農村総合管理センター、この辺が公会堂としても機能しているからという説明があったわけですけど、その辺のところの意味合いですけれども、室内が完全禁煙ならいいんですけどね。屋外はいいですよということであれば、それで県の条例とも整合性がとれると思うんですが。屋内をそういう点で分煙をしなさいということになっているのに、吸ってもいいですよと、これだととれるわけですよね。だから、それでいいのかなと単純に思うわけですけどね。  公会堂の中でも、はっきり言うと、今は大体たばこも嫌いな人もいるもので、禁煙にするという公会堂が多いと思うんですけどね。それこそ主導的に、消防団車庫とか田原農村総合管理センターとか、むしろ市の直接的な施設というところの中で、そういうことでいいのかなというような気もするわけですけどね。ですので、ある程度、そういう事情もあるかとは思うんですけれども、県のそういう条例の中に合わせる形で、それは一番抵触するところは、私は必要だと思うんですけどね。そこは少しもう一度整理をしたほうがいいのじゃないかと思いますね。 147: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 148: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  私のほうで少し説明不足で大変申しわけないんですが、基本的には屋内は禁煙というような形になります。ですが、喫煙専用室を設けることができるよということで、屋内で吸う場合はそういった施設を設けないといけないということで、単純に今の、仮にですが、公会堂にある和室を一つ喫煙場所にするよというわけではなく、そこから空気が漏れないようにとか、ららぽーと磐田なんかにあるんですが、JTでつくっている、個室でそれこそたばこの煙が浄化されて外に出ていくときとか、出入り口をあけたときに煙が外に出ないようになっている。少し細かい基準があるんですが、そういったものを設置した上であれば、屋内でもそういった喫煙ルームが設けられますよということになっていますので、なかなか自治会でそこまでやっていくというとかなりお金がかかると思いますので、そういったものが設置できないということであれば、屋内については、基本的には、国も県のほうにつきましても設置はできないということになりますので、そんなところで、改めて広報というか、まだ私たちも少し周知不足もあると思いますので、そういったところを少しまだわからないところもあるかもしれませんので、あわせて、そういったことも広報させていただいて、屋内で吸うのであれば、そういったしっかりした施設を設けた上でないと吸えませんよということは、また少しお知らせをしていきたいなと思います。 149: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  近藤委員。 150: ◯近藤委員 やはり公的な場所は、もうその敷地内は建物であろうが駐車場であろうが、やはりいかがかなと。私も先ほど高橋委員がお話ありましたように、浅羽防災センターを除くと、えっと思ったですね。実際建物の中はもちろん禁煙になっていて、外のほうはスタンドが置いてあってそこで吸っているわけですが、当然そこで吸う人の風も来ますし、それから、部屋にあって、例えば吸ったとしても、今、鈴木健康づくり課長、完全に密閉した状態でとおっしゃいましたが、やはりそこから人が出れば、その人からにおいがついてくるわけですね。そういうことを考えますと、やはり敷地内はもうだめですよというような強い思いのほうがいいのかなというような気がいたします。  それはさておきまして、質問なんですが、2006年から10年ぐらいでしたか、世界的にもう禁煙に入りますよと言って全面禁煙になった国がいっぱい出てきたわけですけれども、この日本の状況、うちの市も前回の喫煙習慣者の割合のデータで見ると、平成25年度から14%ぐらいの喫煙率で、余り減っていかないんですね。それまでは5%ぐらいぐっと減っているんですが、何かそこのところにきっかけがあったんでしょうか。法的な縛りだとか、何か条例として制定するだとかあったんでしょうかね。  もし、ここで今後思い切ったたばこの健康被害云々という条例を制定した場合、私はやはり契機だと思うんですね。そういうことを考えたときに、設定目標が令和4年度で12%。これは実は、実に少ない落ち方なんですよね。今までの経年の変化と余り変わりないんですね。1%、2%の落ち方なんですね。ですから、これをするんでしたら、もうそういう意図で、私たちは真剣に市民の生命を守るんですと、健康を守るんですという思いだったら、この目標をやはり10%ぐらいに私はすべきだと思います。  それが1点目。それはどうして12%なのか。ましてやそれ、令和4年度なんですね。もっと早い段階でもうとにかく抑えるというその辺のところの検討経緯と、それから、検討していただきたいということあわせて、それが1点。  それからもう一点は、たばこの販売をされている、コンビニだとかスーパーだとかあるわけです。その辺のところのアプローチ、先ほどJTとは連絡をとりますよと、会議を設けますよという話だったんですが、その辺のところ、余り露骨に言ってしまうと、営業に入ってしまうものですから、妨害するという意味で、それは少しまずいところもあるかと思いますが、少なくとも市はこういう条例を制定しますと。したがって、御協力願いますというようなところの何らかの意思表示を、どういう形でやるのかというのは難しいですが、その辺のところをいかがお考えなのか。  その2点ですね。お願いします。 151: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 152: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、近藤委員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目は、目標が12%、これ、令和4年度のときということなのですが、こちらは、健康づくり計画に設定をしています数字で、国の健康日本21、健康づくり計画みたいなものですが、そういったものを同時期に12%ということで、当初健康づくり計画を策定したときに、それに合わせて12%ということで、設定をしているということだと思います。ですので、今回が、この取り組みをするからといって、少しそこの目標値を修正するということまでしておりませんので、12%というところが、そういった経過があって、今の健康づくり計画の中では12%ですということです。  それこそ国の資料を少し見ますと、喫煙者は、実際、喫煙者も、たばこをやめたいという、きっかけがあればやめたいというのが約4割ぐらいいるというような数値も諸説によれば載っておりましたので、今回の条例を制定することによって、何かきっかけになりまして、喫煙者も減っていただければと思います。ですので、そんな中で今回、先ほど申しましたように、市民意識調査もやっておりまして、喫煙率なんかもそうですし、以前、委員会でも御指摘ありましたように、何で始めたかとか、そういったところも少し調査としてはありますので、その結果を見まして、また、数字で、少し健康づくり計画を修正するのか、それとも内々でこんな、これぐらいの数字ということを設定するかということについては、また検討させていただきたいと思いますが、そんなところで取り組んでいきたいなと思います。  また、小売業との意見交換ということで、せんだってJTが見えられて、1月の民生文教委員会のときに御説明をさせていただいた内容をお示しさせていただいております。ですので、今回も全員協議会の終わった後、骨子案という形で、市のほうとしてはこんなことを考えていますということを御説明させていただきたいと思っています。JTについては、そんなお話をしますし、あと小売業もあわせて、お話を伺いたいということも少しお伺いをしておりますので、そういった形で小売業についても、コンビニとかというと少しなかなかあれかも知れませんが、組合等もあると思いますので、そういった方と意見交換をさせていただいて、市のほうとしてはそういったことを考えておりますというようなことを御説明させていただきながら、御理解をいただくというような取り組みをさせていただきたいなと思っています。 153: ◯伊藤委員長 近藤委員。 154: ◯近藤委員 私も前はたばこを吸っていたんですが、やはり一番きいたのは、私ごとで恐縮ですけれども、やはりドクター、少し心臓のほうがばくばくしたものですから行ったところ、やはり、すぐにたばこ吸っていますかと言われたんですね。実は吸っていますということで、いや、もうやめてくださいと。そういう医師の言葉で、私、家に帰ってすぐカートンでぐっと女房の前でひねり潰しまして、それで一遍にやめたんですが、それぐらい衝撃的な何かがなければ、人間というのは習慣づいたものってやめられないと思うんですが、このたばこの条例というのは実は私、考えている以上に市民の人たち、吸う人たちには、少しインパクトがあるかなというように思っているんですね。  ですから、そういう思いで考えますと、質問なんですけれども、住民、市民の人たちに、どこまで早くきちんとこの趣旨が、徹底しておろせるか。ここの辺のところをやはりすることによって、今、まちを見ていますと、まだくわえたばこで歩いていたり、あるいは、農家の人たちは田んぼであぜ道で座ってたばこを吸っているわけですね。決して悪いわけじゃないんですが、それはやはり健康によくないんですよということを、何らかの形で、本当にわかってはいるんですがそれがやめられない人たちに、いかに制度的に、あるいはその、健康被害があるというそういう数値のこととか、示してあげるというのが大事だと思うんです。  それで、私が考えるのは、やはり連合会自治会長会議とか、それからそれにかかわる自治会長会議がありますし、そこからまたそれぞれの各班長会議がありますので、そういう中で、やはり市の方、面倒ですけど少し出向いて、この条例の趣旨を説明して、いかに早く多くの人たちに知っていただいてというところの努力をしていただきたいと思うんですが、その辺のところのお考えはいかがでしょうか。 155: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 156: ◯鈴木健康づくり課長 近藤委員の御質問にお答えさせていただきます。  それこそ、条例ができても、やはり周知をされないとか市民の方が知らないと、そういったものに行動が移っていかないと思いますので、近藤委員がおっしゃいますように、4月ごろから、今の状況ですとどうなるか少しわかりませんが、自治会連合会長会議等もございますので、そういった中で、できるだけ足が運べるところにつきましては、お邪魔をさせていただいて、御要望いただければ、市のほうから足を運ばせていただいて御説明をさせていただきたいなと思います。  ということで、できるだけ、やはり、以前も委員会で御指摘いただきましたけれども、できたからといってやれというわけではなく、できる前からもあわせて、こういった取り組みをしていますということを、先ほども少し御説明の中でもさせていただきましたが、そんな形で、つくる、制定前、そして制定後につきましても、そんな形で、できるだけ足を運ばせていただいて御説明する機会を設けていきたいなと思います。その中で理解をしていただいたり、共感していただいて、禁煙の取り組みをしていただくとか、そんなことで取り組ませていただきたいなと思います。 157: ◯伊藤委員長 近藤委員。 158: ◯近藤委員 ぜひその辺のところをお願いしたいなと思います。  それからもう一点、子供たちのことなんですが、小学生でたばこを吸うということはないかと思いますが、中学校、高校というのは、先ほど木下委員もお話ありましたが、興味を持つときなんですね。陰に隠れてというのは、私も経験がありますけれども、やはりそれは成長過程の中でいたし方のないことなんですね。  ですから、できれば、中学校・高校も、総合的な学習の時間とか、ロングホームルームがありますので、そういうところに、今回の条例とあわせて、これも出向くような形で、健康教育とあわせて喫煙教育というような意味で話をしていただいて、とにかく袋井市が率先をして、子供たちの健康を守っていくんだという強いメッセージの発信の条例になるといいなと考えておりますが、その辺のところはいかがでしょうか。 159: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 160: ◯鈴木健康づくり課長 それで近藤議員の御質問にお答え申し上げます。  まず、中学生につきましては、教育委員会でもお話をさせていただいておりますが、子ども健康教育支援事業という中で、生活習慣病とかいろいろメニューがあって、そこから選んでいただくという形で選んでいただいておりますが、教育委員会とお話をしまして、小学校とか中学校である学年については、皆さんそこの禁煙の健康教育という、そういったところを少しやっていただくようにということで、今少しお話をさせていただいております。  ですので、定期的な学年で、そういった、たばこだけではないかもしれませんが、たばこのことについても、必ず学習していただくということを設けるように、今そんなことで考えております。  また、たばこを吸えるような年代になったときに、やはりそういった教育というのは必要になるのかなと思いますので、高校や大学にも一応、そんなところで、うちのほうでもし機会をいただけるということであれば、職員が行って、そういった条例の内容とか、たばこの害、健康被害、そういったものを、知っていただくような機会を、県の管轄になるものですから、市のほうから、必ずやってくださいということはなかなか難しいかもしれませんが、そんなお話をする中で、必要としていただけるということであれば、積極的にはそういったことをどうですかということはお話はさせていただきたいと思いますが、その中で、講座という形で、どこかで時間を設けていただけるということであれば、市の職員が講師になって、そんな説明をさせていただきたいなと現在考えております。 161: ◯伊藤委員長 田中委員。 162: ◯田中委員 皆さんからいろいろな意見を聞いていて、私も、日本一健康文化都市、あるいは子育てするなら袋井市ということを標榜している観点からすると、この条例の取り組みというはすばらしいなと評価しているところでございます。  名称について、木下委員からもお話ございましたけれども、私はこのタイトルはすばらしいなと思っている立場でございまして、申しわけないんですけれども、そのように考えております。  それで、質問としては、まず、条例のほうに載っておりますけれども、前文を載せているというところが、今までの条例と違うところでありますので、そこの意義というか、それについて、1点お伺いをしたい。  それから、もう一点は、実はさわやかアリーナをこの間、私、自分が関係しているスポーツで使わせてもらいましたけれども、あの中が、当然体育館ですから全面禁煙ですよという話で、それはいいんですけれども、私インディアカですけれども、たばこを吸う人が結構いて、それでその点について、道路の向こう側でということで指定をして、私どもが別というか、吸い殻入れを置いてここで吸ってくださいとやったんですけれども、This Is Cafeがあの中に入っていて、これが扱いとしては、あそこは体育館の敷地ではないという考え方で、This Is Cafeの中はもちろん禁煙なんですけれども、外というか、北側のひさしのところが、This Is Cafeの敷地だから、そこでは吸ってもいいですよといって、吸えるように置いてあるんです。置いてあるというか、そういう場所があるんですね。  それはもちろん、体育館利用者があそこへ行って、じゃ、吸えばいいのかというと、それは、お店が利用している人が吸っていいですかと言ったときは、そこなら吸えますよということですね、お店の利用者でないと使えないという解釈でありますので、さっき言ったような方法を私どもとったわけですけれども、はたから見ていると、その区別がわからないですね。もちろん、その吸っている人も、吸いながらこっちを見ているわけですね。東の方を見ていると、そういうのが、もし吸っている人がいれば目に入るということで、少しあそこが、そういう意味からいうと、あれだけ広いところの中に一部店舗があって、そこは吸ってもいいですよ、でも、敷地全部、その南側の大きいところに駐車場があって、そこでは吸ってはいけませんよという指導というか、私ども主催者でしたのでみんなの前でしたわけですけれども、非常に何かしっくりしないというか、そんなのがありまして、その点について少し説明をいただければ。  その2点お願いします。 163: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 164: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、田中委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、2点ということで、1点目ですが、前文を載せた意味ということなんですが、これはもう理念条例として制定をしていきたいと思っております。ですので、条項の中に入れるよりは、前文で出して、市の思いというか、少し知っていただいて、その上でこういった条例を制定、内容の制定をしますというような意味合いもありまして、あえて前文として掲載をさせていただいたというような考えでございます。  2点目は、やはり、さわやかアリーナを使っている方については、あそこ全部が敷地内というように思われますので、ですが契約上でいきますとあそこは、自由提案ということで借地料を払ってやっているというところもございますので、少し市のほうとして、なかなか強く規制はできないような状態ではあると思いますが、少し関係の所管課とも少し話をさせていただいて、利用者の中でも、やはり見えるところで吸われるということになりますので、それが、利用者からするとカフェなのか敷地なのかというのは、なかなかわかりづらいというところもあると思いますので、少し、そういった御意見もいただいておりますので、何か対応策があるかということもあわせて少し検討させていただいて、そこは営業者もいらっしゃいますので、This Is Cafeのほうとも少しお話をさせていただいて、何か、対策がとれるようであれば、そんなお願いもしていきたいなと思います。ですので、少しそんなところで、This Is Cafeとも、少しお話をさせていただいたりして、検討はさせていただきたいなと思います。 165: ◯伊藤委員長 田中委員。 166: ◯田中委員 前文を載せるというのは、通常は、うちのほうの議会基本条例というのを数年前につくりましたけれども、あれは、基本条例、いわゆる非常に、ほかの条例と違って基本的な重い条例だよということで前文をつけているんですね。  精神条例というか、精神的なものというのはいっぱい条例があるわけですよね。そういうことからいうと、それだけこの条例を重い条例として捉えているんだよということなのかなと私は理解してお聞きしたんですけれども。基本条例というところまではいかないのかもしれないですけれども、やはり、前文をつけるという、それはそれなりのやはりきちんとした意味が欲しいなというような気がしているわけですけれども、精神条例というか、そういうところの部分だけでやるというのは何かもう一つ突っ込んだところが欲しいなというような気がいたします。  それから、今言われたThis Is Cafeの話ですけれども、できれば、さっき私が言ったように、外から丸見えなんですね。あの部分を、外からというか、体育館利用者が向こうで吸っている、道路の外で吸っている人たちから見ると、こちらが見えちゃうというところもあって、例えば少し囲いをするとか、何かそんなのがあればかえっていいのかなというような気がしているわけですけれども、それは話をしていただけるということでありますので、少し提案なんですけれども、そのように少し考えていただきたいと思います。もしあれば。 167: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 168: ◯鈴木健康づくり課長 まず、1点目の前文のことについてですが、理念条例というだけではなく、やはり日本一健康文化都市ということで、これまで四半世紀、まちづくりの基本として打ち上げてきました。そういった中でさらに、たばこの健康被害というのは、科学的にも立証されておりますので、国の法律や条例より一歩踏み込んでという、そういった強い気持ちもございますし、また、今、先ほどもお話出ていましたように、やはり、たばこというのは法律で禁止をされているわけではなく、やはりそこをできるだけ禁煙していただいて健康になってくださいという、そういった強いメッセージもありまして、少し前文に載せたということでございます。少し私も説明不足で済みません、理念条例だからというわけではなく、そういったメッセージ性も含めて、こちらのほうに載せさせていただいてあります。  This Is Cafeのほうは、先ほど申しましたように、所管課とあわせて、業者とも少しお話し合いをした中で、検討できるようなことがあれば、そんな形で取り組みをお願いするようなことをしていきたいなと思います。 169: ◯高橋副委員長 委員長交代します。  伊藤委員。 170: ◯伊藤委員長 私のほうからは、骨子の中で歩きたばこについてお伺いしたいんですけれども、お祭りに関して、もう既に、山梨の祇園祭りなんかは全面禁煙してたりだとか、そういったように対処しているところもあるんですけど、例えば、市のほうである程度方針を決めていただいて、啓発グッズとか看板とか用意してもらえれば、そういったところを後押しするような雰囲気にもなると思いますし、先ほど皆さん方おっしゃっていた部分を勘案すると、そういう、イベントに関してもある程度、事業者と話をしていただくことも必要かなと思いますので、骨子の中に加えていただけるかどうかが1点と、例えばですけれども、同じようなイベントで考えた場合に、ふくろい遠州の花火とか、あとエコパでのコンサート等のイベント等で市外から人が来たとき、やはりこういうことというのは発信していくことが大事だと思っていますし、受動喫煙という観点から考えると、市民にも、やはり市外から来た人であっても、やはりそういった部分に気をつけていただきたいなと思うものですから、その辺の観点から、この骨子案について、その辺の部分が加えられるかどうか、お伺いをしたいと思います。 171: ◯高橋副委員長 鈴木健康づくり課長。 172: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、骨子案ですが、骨子案という形で、大体条例に沿ったような形で作成をさせていただいておりますので、歩きたばこについては、やはり、子供とか妊婦がいる前で配慮義務はありますが、それを見ることによって誘発ということもありますし、たばこも歩きながらというと、子供の目線の高さになってという危険性もございますということで、努力義務として、控えてくださいというような形でうたわせていただいております。  ということで、啓発につきましては、少しこちらの骨子案のほうには、条例として載せるような形になってしまいますので、そうではなく、うちのほうの取り組みの中でチラシをつくったりして、そういったところで、お祭りのときのよく決まり事とかがあったりしますので、今回そういったところで、市のほうの条例が制定をされますので、それは再来年度からということになりますが、そういったところには、やはり、少し歩きたばこが多そうなイベントとか、そういったところについては、そういった市のほうの取り組みを少し周知してくださいということをお願いしていきたいなと思います。  ふくろい遠州の花火、エコパにつきましても、やはりそういったところで、袋井市外から来た方であろうと、袋井市外に在住している方については、袋井市の規則として守っていただきたいなと思いますので、エコパでしたらエコパとか、袋井商工会議所とか、そういったイベントの主催者に、そういったところにつきましても、市の取り組みをしっかり説明させていただいて、そういった機会があった場合には、そういった市の規則になっているよというようなことを周知していただくような取り組みをしていただけるように、働きかけはさせていただきたいなと思います。 173: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 174: ◯伊藤委員長 ありがとうございました。私が思うのは先ほどの近藤委員からもあったような、市民への理解度であったりだとか周知という部分を考えると、私はやはりお祭りとかふくろい遠州の花火というのは、イメージかもしれないですけど、ぜひ活用してもらえると、そこでやはり禁煙に対しての理解度というのが進むんじゃないかなと思っています。施設というよりも、私はそういうようなイベントとか、時間的な尺度で捉えてもらって、例えばお祭りで禁煙って言われれば、施設で言われるよりも私は結構聞くんじゃないかなという思いもありますので、考えてみていただけるといいと思います。 175: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。 176: ◯伊藤委員長 それでは、以上とさせていただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 177: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  こちらで一旦お昼休憩とさせていただきたいと思います。午後は1時15分から、協議事項エから再開したいと思いますので、よろしくお願いします。                (午前11時52分 休憩)                (午後1時11分 再開) 178: ◯伊藤委員長 じゃ、済みません、5分ほど早いですけれども、休憩前に引き続き会議を再開させていただきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         エ 第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画(最終案)について 179: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、協議事項エ、第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画(最終案)についてを議題とさせていただきたいと思います。  当局から説明を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 180: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 181: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  今回、最終案ということですので変更箇所を含めて、十分御議論いただければと思います。御意見等いかがでしょうか。  寺田委員。 182: ◯寺田委員 済みません、少しいろいろなことで言って、今回この計画につきましては最終案になるかと思いますので、75ページの1号認定、いわゆる幼稚園のところでございますけれども、そこで少し多少の数字の変更があるんですけれども、令和2年度から1,321人ということで、令和6年度が854人ですか。これを見ますと多少、認定こども園化によって量の見込みのほうは、状況は大分少なくなってくるわけですけれども、それでもこの数字がいいのかどうかというところを少しやらないと、約半分ぐらいが施設費用につながってしまうわけですね。そうなりますと、地域的なばらつきはあるんだろうと思うんですけれども、その辺をもう少しやらないと、こちらですと2号認定、3号認定のほうはいろいろな整備を進めまして状況的には非常に入りやすくなっているということになるわけですけれども、1号認定のところが取り残されてしまうといいますか、しわ寄せがここに来ちゃってしまっているのかなという感じもしますので、その辺のところを今回の計画で、これでいくのかどうか。あるいは状況によって、多少変化をするような、含みを残していくのかというところを少し御検討いただいたらいいのかなというような感じがするんですけれども、その辺のところを少しお願いしたいと思います。 183: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 184: ◯大庭すこやか子ども課長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  75ページの表の中の2)確保量(定員)の合計のところのその下、令和2年度1,321人から令和6年度854人ということでございますが、このような形で計画値として考えておりますけれども、この件に関しまして11月市議会定例会の中の民生文教委員会の中で御答弁申し上げました、認定こども園化をしていくに当たりまして、その際に定員の変更も含めて、条例等も改正しながら定員を修正していくということでこのような計画数値としております。計画値につきまして、令和4年度に中間見直しも行う予定でございますので、今回の計画といたしましては、この計画値で計画をさせていただきたいと考えております。御理解を賜りたいと思います。 185: ◯伊藤委員長 寺田委員。 186: ◯寺田委員 現在、先の見通しを立てるというのはなかなか難しいんだろうというようなことで、こういう形になっているんだろうとは思うんですけれども。中間に見直しの期間を設けるということ、そういう中でこの数字をもう一度洗い直していくということになろうかと思うんですけれども、いずれこの数字が、これで5年先の数字がこうだよ、いわゆる計画、プランに当たるところがこれでいいということになると非常に余りにもギャップがあり過ぎますので、その辺は少しどちらかに何か記載のようなものを設けておく必要があるのかなという感じがします。その辺のところを少し、どういうことか御説明いただきたいと思いますけれども。 187: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 188: ◯伊藤教育部長 私から、少し補足の説明をさせていただきたいと思います。  幼稚園とか教室、クラスのスペースがあると、そこで受け入れる人数というのは1人の教員で例えば、年長だったら30人だとか、そういった形がございます。しかし、実際のところ、例えば田原幼稚園の4歳児だと16人だったりだとか、3歳児だと3人しかいなかったりということですと、教室がある人数でもって見込み値というか、確保量というのはどうしても書いているとおりになってまいります。三川幼稚園なんかにつきましても5歳児、15人。そういった中でも1教室あって教員をしっかりつけていれば、確保量とすればそれほどとっぴな数字ということに、この計画上はなってまいります。  そうしたことからすると、やはり実際の見込み値より大きな数字になってまいりますが、私自身もこうやっている中で、今回の260人余が保育園を希望してまいりますと、ここのところをよりコンパクトにする必要性があると思っておりますので、中間見直しの際により近いといいますか、量の見込み値と確保量のところがそういった一つの教室に、少ない人数が入っているところはその余剰分が余ってしまうんですけど、そういったところをもう一度しっかりと精査して進めていきたいなと思います。  現状の数字につきましては、今ある幼稚園の教室数とそこで受けることができる人数ということの総計で記載をしてきてございますので、御理解を賜れればと思います。 189: ◯伊藤委員長 寺田委員。
    190: ◯寺田委員 伊藤教育部長からお答えいただきましたのでいろいろやる中で、いろいろ検討していきたい、見直しもしていきたいという話でございます。  これが、実は私どもの地域の状況を申しますと、はっきり言うと若葉幼稚園と若草幼稚園とあって、若草幼稚園のほうは認定こども園化になってきますと、ある程度、先の見通しというのはついていくだろうなという感じがするんですけれども、一方の、若葉幼稚園のほうは、今でも定員は半分かな。 191: ◯伊藤教育部長 若葉幼稚園が大体74%ぐらい。 192: ◯寺田委員 今後、そういった意味では、今は何とかそう大きな差はないかと思うんですけれども、これが少しどういうようになるのかなという心配も各、個別の園を見てきますと、確かにそういう問題も発生していくんじゃないかと思うんですね。その場合に認定こども園化といいましても、今言ういわゆる給食施設が伴わない3歳、4歳、5歳でやれば、そう大きな費用の投資もせずにできるという話ですので、そういった少し組み合わせを考えて、どういう形になったら理想形に近づいていくのかなというところを少しわかるような形でこれからお願いしていきたいなと思います。  今回も、新しく徳光地区のほうに保育所ができるという話でございますので、その辺も地域のバランスなんていうものも当然にも出てくるかと思うんですね。そういう中で、うまい配置ができるようなということも含めて、需要と供給のバランスを少しとっていただきたいなと思いますので、これについてはうちのほうでやっていただけるというお話ですので、これ以上申し上げることはありませんけれども、そのようなことを少し庁内全体でいろいろ御議論いただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 193: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 194: ◯伊藤教育部長 ありがとうございます。私たちの今この計画ということですと、トータルで袋井市内のものの1号認定、2号認定、3号認定のところですので、今おっしゃっていただいたような個別のところについてはやはりわかりづらいようなところは感じてございます。個別につきましては、また3か年推進計画等、そういったものでしっかりと予算も考えて計画し、それぞれ個別にまたしっかりとお諮りして、ここのところはこうなるよということをお示していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 195: ◯伊藤委員長 よろしいですか、じゃ、そのほかはいかがでしょうか。  木下委員。 196: ◯木下委員 毎回、似たようなことでお聞きするんですけれども、本編のほうの24ページの放課後児童クラブの件なんですけれども、この推移を見ますと利用児童数は年々少しずつ上がっている感じなんですけれども、待機児童数の推移が極端に平成28年とか平成29年、急に減ってまた平成31年に物すごい上がっているという、この原因というか、その辺をまず少し知りたいなというか、極端に動く推移の、待機児童数がこんなに変わってしまうというのと、それから長期休業中のみ利用というのが物すごいふえてはいるんですけれども、実際に登録されている、申請された数と実数と、また実際に来なかったりする方も結構いらっしゃるということが、あるんですけれどもその辺の実態把握というか、その辺をどういうようにされているのかということで、今後の転換を含めて少し御答弁いただけるとありがたいなと。 197: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 198: ◯大庭すこやか子ども課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  まず1点目の、24ページの待機児童数を掲載させていただきまして今回追加をしたんですけれども、こちら平成31年が急激に、急上昇している原因ですけれども、保育所のほうが年齢ごとのマッチングがうまくいかなかったのと同様に全体の数としては、放課後児童クラブの全体の定員数に対して申込者数、入所者数は満たしているんですけれども、小学校区ごとのマッチングといいますか、急上昇しているときに山名小学校区ですとか、袋井北小学校区、こういったところのキャパシティーの定員の確保ができていなかったというところが一つ大きな原因かなと思います。そういったところで待機児童が多く発生しておりまして、このたび学校施設を貸していただけることになったものですから、例えばですけれども、山名小学校区で第4のクラブが立ち上がったりですとか、袋井北小学校区で理科室を2部屋貸していただける、お約束だけいただいて、今回使わずに済んだわけですけれども、これはまた来年度以降、令和3年度以降に入所される方にも使える施設でございますので、今後はそういったところを有効活用していきたいと思います。  それから、長期休業中のみ利用の申請と入所決定の状況でございますけれども、例えば今回、令和2年度の入所の申し込みを受け付けしたときに長期休業中のみ利用の申込者が255人いらっしゃいました。そのうち入所決定できた方が215人ということで40人ほどの待機児童を見込んでいる状況ですが、こちらは一般質問のときにも御答弁申し上げましたように、キャパシティーとして学校施設等の確保はできたんですけれども、人材の確保が、支援員の確保がまだできていない状況なものですから、長期休業中のみ利用といいますと近いところでは夏休みの利用があるわけですけれども、その前に3月、4月、精いっぱい人材を探しまして、長期休業中のみ利用の待機児童人数が少しでも減るように全力を尽くしていきたいと考えております。 199: ◯伊藤委員長 木下委員。 200: ◯木下委員 ぜひ実態の把握をしていただいて、一般質問のほうは学校施設、言わなかったですけど、やはり学校施設もぜひ利用していただかないと待機児童の解消にならないと思うので、その辺は少し学校のほうにもしっかり対応していって、各小学校で必要なところが出てくると思うし、今回のように余り近くでという、要するにスペース的に広くないと、ある程度広くないとやっていけないとか、学年も1年生から6年生まで一挙にいるので、支援員の方も対応は、高学年の方は低学年の方を見ていただけるのであればいいですけど、そういう状況では余りない状況もあるものですから、2クラスに分けて見るとかということも多少は必要なのかなと、キャパシティー的に見ても必要なところがあるので、その辺はやはり小学校のほうにもどういう、貸してくれるというか、1部屋になるのか、そこそこの教室で2部屋なのかということも検討していただけるといいのかなと思うんですけど、その辺も少しまた小学校のほうと検討していただきたいなと思っているので。  そこでまず、待機児童というのは申し込みをして来られない方というのはいらっしゃるんですけど、絶対に来いとは言わないですが、ある程度支援員の方の数とか把握をしていかないといけない中で、やはり大勢の方を見ないといけないので、たくさん用意したんだけど結局来なかったので支援員の方が、余ることはないんですけど、少しバランスが悪くなっていくところも見受けられるので、その辺を少ししっかり把握していただきたいなと思うんですけど、この辺、御意見があったらよろしくお願いします。 201: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 202: ◯大庭すこやか子ども課長 木下委員の再質問にお答え申し上げます。  まず、小学校を使ってということにつきましては、小学校側の協力、それから運営をしていただく育成会ですとかNPO法人の協力もいただいて、3者で協議をしながらうまくかかわっていただけたらと思っています。学年も、確かに1年生から6年生までということで、低学年と高学年では学習のスタイルですとか、遊び方なども多少違いがありますので、そういったところはできるだけ、例えば2部屋でお借りできて分けてとかということができれば、それは非常にありがたいことですし、一つの部屋の中でもエリアを分けてというようなことも少し考えていきたいと思います。  また、申し込みをされたけれども来ない方、長期休業中のみ利用ですと若干名やはり毎年いると伺っておりますので、そういったところはしっかり把握をして、支援員の確保と入所徹底の形としっかりすり合わせをしていきたいと考えております。 203: ◯伊藤委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。  高橋委員。 204: ◯高橋副委員長 計画数値ということには、私は別にこれで、最初から足りなくなるというような計算でなくて、こういう形になるんだろうなとは思うんですけれども、以前のときも計画数値をつくって計画的に対応できるということだったけれども、状況が違ってできなんだという、それはどうしてかというと、やはり民間が新たな施設をつくってということで、やはりそういう点ではそういうのを計算してやっていたということなんですけれども、今回、もう袋井市も公立幼稚園で認定こども園化をするということになると、一つのものではやはり十分もうできているものですから弾力的に対応できると思うので、そういう点でその状況を見て、ある程度の余地といいますか、今回は2園ですけれども、その次は場合によったらということをやはり想定してやっていくことが必要じゃないかなと思うので、先ほど3か年推進計画で見直しということでしたけれども、そういう非常事態のときにやはり急遽対応するようなことをするべきじゃないかなと思います。  現状、各保育園に弾力化ということでお願いをしているんですけれども、本来ならば保育の質からすれば正規の数を入れていくというのが、現在でも2割、3割ですよね。昔は115人だったのが今は125人ですか。そこまで弾力化ということは相当数の数がもう、逆に言えば質の問題から言えば詰め込みになっているということで、それをやはり解消するという点では、もうある程度そういう数も含めて、もう公立幼稚園でも受け皿をつくっていっても別に私は問題ないのかなと思います。弾力化で保育園にしてみればそれだけの人を預かったほうが、受け入れたほうが経営的にはいいかもしれないけど、子供の質のことを考えれば、やはりある程度、行政において質を確保するということで過剰ということではないんですけれども、最初からそういうもの、弾力化を使わないでいけるような数字をやはり出していくことが必要じゃないかなと思うので、そういうことの考え方がないのかなというところを2点ほどお伺いしたいと思います。 205: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 206: ◯大庭すこやか子ども課長 高橋委員の御質問にお答えします。  まず、計画的にということでございますけれども、こちらにつきましては民間の園での施設の整備につきまして幾つか御相談もいただくんですけれども、その見通しというのが非常に難しいところでございます。そういった中では公立幼稚園のほうも認定こども園化をして受け皿になっていくというところもございますので、公立幼稚園がしっかりと調整弁的な役割を果たして、施設が逆に将来的に余り過ぎないようにですとか、そういったところもしっかり考えて認定こども園化のほうも、先ほどの3か年推進計画とのローリングをしながら考えていきたいと思います。  また、弾力化についてでございますが、120%までということで、これも一般質問のときに御答弁申し上げたんですが、今回も弾力化で64人ほど定員よりも上乗せして、20%の範囲の中におさめて定員を、受け入れ人数をふやしていただいているという状況でございます。そういった中では規定の保育士の人数ですとか、規定の保育面積、保育室の面積がしっかり確保された中で弾力化が認められているということでございますので、過剰に人が多過ぎるということがないように、そのあたりは各園のほうでしっかり考えてやっていただいているところでございますので、ただ弾力化に頼り過ぎることなく、施設の整備計画というのもしっかり検討した中での計画数値となっておりますので、御理解いただければと思います。 207: ◯伊藤委員長 高橋委員。 208: ◯高橋副委員長 少し大庭すこやか子ども課長と認識が違うんですけど、あくまでも弾力化は緊急的な措置で、本来の基準からすれば上に行っているんですよ。それはそういうことだから対応できますよということで受け入れられているということで、本来はそれを早期に解消するというのが本来の姿なものですからそれが常態化していて、もう、はっきり言ってそうですよね。大体90人定員で110人、120人、大体の園が入っているんですよ。それが当たり前で経営的にもそういうような形になっちゃっているものですから、だからそれをもう崩すという、もとに戻すということは難しいかもしれないけれども、やはり本来の子供の環境からすれば、それなりの保育室でも面積でも、やはりそういう数であるべきだというのが本来で、そのために基準が決められているので、それはやはり早期に解消するように、そうなると行政もやはりそれなりにその受け皿をつくっていくというのは、それを常態でいいということじゃなくて、今、1年はそうかもしれないけど、次、解消できるならその次にでも解消するというようなことをやはり本来は指導しにゃいけないんだけれども、なかなかそういっても1年でもとに戻す、市とすればお願いした立場もあるものですからすぐそういうようには戻せないということかもしれないけれども、こういう姿勢はやはり崩さないで、行政ですからそういう立場をやはり堅持してもらいたいと思いますので、大庭すこやか子ども課長がそういうような少し答弁をしたものですから、少し私は違うんじゃないかという指摘をさせていただきました。 209: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 210: ◯伊藤教育部長 基準と弾力運用の関係でございます。基準があって、やむを得ず弾力運用があるということは重々承知しておりますので、本当に基準内でしっかりおさまっていくことが子供の保育、教育の質の向上につながっていくと思いますので、そこの基準の重要さをしっかり認識して取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。 211: ◯伊藤委員長 そのほかはいかがでしょうか。  1点だけいいですか。 212: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。  伊藤委員。 213: ◯伊藤委員長 計画の本文のほうの資料集のほうになるかなと思うんですけど、用語の解説の部分で今回、一般質問で竹野議員がおっしゃったいわゆる待機児童の定義というものが言われたと思います。その辺がいわゆる周知の部分で載せたほうがいいんじゃないかなと個人的には感じた部分と、あと、放課後児童クラブに関しても待機児童の定義というのは、いわゆる保育園の定義と若干違うじゃないかなと個人的には感じるんですけれども、その辺も少し明確にしたほうがいいんじゃないかなと感じましたが、いかがでしょう。 214: ◯高橋副委員長 大庭すこやか子ども課長。 215: ◯大庭すこやか子ども課長 伊藤委員の御質問にお答えします。  待機児童の定義ということでございますが、こちらにつきましては保育所のほうは、それこそ厚生労働省のほうで決めている待機児童の定義というのがございますので、そういったところでは待機児童とはどういうものかというのは載せることは可能かと思うんですが、例えば、どの項目が待機児童から除かれるとか、そういったところまでは少し掲載が難しいかなと思いますので、そこは少し掲載の方法について、掲載するか否かも含めて少し検討をさせていただければと思います。  また、放課後児童クラブの待機児童の定義というのは単純に入れたか入れないかということに落ちつくかと思います。保育所の場合のように少し複雑ではないかと思いますので、そのあたりも含めて掲載方法、掲載するかどうか少し検討をさせていただければと思います。 216: ◯伊藤委員長 御検討ください。 217: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。 218: ◯伊藤委員長 寺田委員。 219: ◯寺田委員 少し関連しまして今、袋井市で保育園、それから放課後児童クラブもそうですけれども、同一小学校区内に祖父母がいる場合はなかなか申し込みが難しいような話になっているかと思うんですけれども、その辺は袋井独自の運用じゃないかと思うんですけれども、ここのところが変わってくるとまた、入りたいよという人もまたふえてくるという可能性もありますので、需要そのものが変わってくるという可能性もありますので、その辺少し運用というのは、申しわけないですが、どういうようになっているか、少し一度教えてもらいたいです。 220: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 221: ◯大庭すこやか子ども課長 寺田委員の御質問にお答えします。  市内で、同一小学校区に祖父母が住んでいるケースですけれども、保育所入所の申し込みのときに点数表があるんですけれども、その点数によって入所が、順位が決まってくるところがございますけれども、祖父母が同一小学校区内にお住まいになっていますとマイナス点ですね。マイナス8点という点数がたしかあったかと思います。そういった取り扱いになっておりますので、そのあたりは入所のその点数の基準の中で、市独自に決めているというところでございますので、市町によって多少の差はあるかと思いますけれども、今現在、袋井市ではそのような取り扱いをさせていただいております。 222: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 223: ◯伊藤教育部長 放課後児童クラブの待機児童といいますか、入るときの採点というのは若干やはり小学校区のことを考慮していました。ただ、昨年ぐらいから現実として例えば、私、住んでいるのが山梨なものですから、山名小学校が山の上にあって、自分は上山梨地区のほうに住んでいるんだけど、おじいちゃんおばあちゃんは宇刈地区のほうにいるというと実際、無理なんですよね。そうしたこともあることから、余り同一の小学校区ということでも距離が広いからということで、少しずつその差をつけないとなってきております。  それから、保育所入所のときの得点ですけど、得点表というのがございまして毎年少しずつ変えていく中で、今は、大庭すこやか子ども課長が言ったようなマイナス点にするのは同居をしている場合のみということで、同一の小学校区というところで大きなマイナス点はないということに変わってきておりますので、御了解いただければと思います。 224: ◯伊藤委員長 寺田委員。 225: ◯寺田委員 そうすると、今後の需要と供給のバランスを見ていくときに、現行の制度が特別バランスが崩れてくるということはないということで、今の現行の制度が緩和するとかされないということによってニーズが変わってくるということはないというようなことでよろしいですかね。 226: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 227: ◯大庭すこやか子ども課長 再質問にお答えします。  寺田委員のおっしゃるとおり、点数表がそんなに大きく今のところ変えるという予定はないんですが、多少の毎年の見直しというのは時代のニーズによって、見直しをかけていくということも必要が生じてくる可能性はあります。ただ、現状ですと、現行制度の中でニーズに影響が出るというところは、今のところその点数表の件に関してはないかなと思います。ただ、国の施策の中で幼児教育・保育の無償化のような大きな政策の転換があれば、今後もそういったことはあるかもしれませんので、市としてはしっかりとそういったニーズに応えることができるような入所基準というものを確立していきたいと思います。 228: ◯伊藤委員長 寺田委員。 229: ◯寺田委員 今、大庭すこやか子ども課長の説明で、申し込みの順位がかなり下のほうに、下位にランクになると自主規制して申し込みを控えるといいますか、やめるということが生じているのかなという感じもしたんですけれどもね。今ここで、そういう保育の施設が充足してくるとそういったことも考えずに必要な人は、家庭では申し込むという形になりますので、全体としては需要が上がってくるというようなことも少し考えられるんですけれども、今はあくまでも待機児童がありますので、という現象があるので申し込みをやめていると、控えているという家庭もあるんじゃないかと思ったんですけど、いずれにしてもそのことについては、大きな需要の変動というのはないというようなことで考えてよろしいわけですね。 230: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 231: ◯大庭すこやか子ども課長 再々質問にお答えします。  大きな需要の変動というのは、それこそ今回、幼児教育・保育の無償化で保育所の申込者数昨年100人ぐらい増だったのが今回260人ぐらいふえていると。そこは大きな変化がございましたけれども、点数の順位づけ等の基準の中では大きな変化というものはないと考えております。 232: ◯伊藤委員長 そのほか、よろしいですかね。  木下委員。 233: ◯木下委員 1点だけ、確認だけなんですけど、高南地区に(仮称)袋井南認定こども園ができるという、本当にありがたいなと思っておるんですけど、この間の新聞に社会福祉法人明和会が磐田市で新保育園の運営事業者に選定されましたよというのがあったんですけど、今回の分には市内の社会福祉法人明和会とか、その辺は特に選定するに当たって何か基準的に満たないところがあったり、いろいろなことで、今やっていただけるところは本当にありがたいなと思って、いいところなので特に否定するとかなんとかじゃなくて、その経緯というか、何かコメントがあったら教えていただきたいなと思いますけど、よろしくお願いします。 234: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 235: ◯伊藤教育部長 法人との折衝といいますか、サウンディングからずっと私、担当していましたので、私のほうから御答弁させていただきたいと思います。  社会福祉法人明和会につきましても、八谷理事長を含めて数回お会いしていただきました。それで社会福祉法人明和会、市内ですと大体90人規模のものをやっておりまして、社会福祉法人明和会の一つの方針として市内でやるときには大体JRより北側を主にやっているというような、そういった考え方は一つ持っているようでした。  それで、やはりこの待機児童対策って袋井市だけの課題ではなくて、磐田市とか掛川市のほうも当然そういったことが必要ですし、磐田市、掛川市も民営化のほうも進めている中で、少し磐田市の部長との話をしたときに磐田市のほうからは、私たちより少し前ぐらいから少しお話はしているということはあったように聞いております。  そういった全体の中で、場所のところができたとしてもそこのところにしっかり保育士を配置できるか、そういったところとして経営の中で今回、人数も非常に多いものですから、場所を含めて、そうした中では、社会福祉法人明和会のほうは実際、手が挙がらなかったというか、今回のほうはなかなか令和4年だと難しいというお返事をいただいているというところでございます。 236: ◯木下委員 ありがとうございました。 237: ◯伊藤委員長 そのほか、どうでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  それでは、次の協議事項の前に休憩を入れさせていただきたいと思います。2時15分から再開とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。                (午後2時01分 休憩)                (午後2時13分 再開) 239: ◯伊藤委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  あらかじめ皆さん方に御周知させていただきますけれども、本日3月11日ということで、東日本大震災に対しての黙祷がありますので、午後2時45分ごろ、庁内放送が入りますので、その際は御起立いただいて、黙祷を1分間ささげたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────────         ア 第2次袋井市総合計画後期基本計画(素々案)について 240: ◯伊藤委員長 それでは、協議事項ア、第2次袋井市総合計画後期基本計画(素々案)についてを議題とさせていただきます。  こちらですけれども、今回素々案という形ですので、民生文教委員会所管以外の部分でも幅広く御意見をいただきたいというお話がありましたので、当局の回答できる範囲での質疑をお受けしたいと思いますのでよろしくお願いします。  それでは、当局から説明を求めます。  藤田企画政策課長。 241: ◯藤田企画政策課長 (省略) 242: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 243: ◯木下委員 では、概要のほうの25ページの政策2・取組5の、親しみやすい市民スポーツの推進というところがございます。  この中にスポーツを活かしたまちづくりを推進していくというところなんですけれども、せんだって会派のほうで、スポーツ庁にお邪魔をいたしまして、いろいろな資料をいただいたり、御説明いただきまして、かなりスポーツに基づいた地域経済の活性化とか、あるいは、国際交流なんかもかなり力を入れていきたいよということでした。スポーツだけに特化せずにということで。  政策の取組の中で、スポーツを活かしたまちづくり、どこにポイントというか重点を置いてされていこうとしているのかという、そこの部分を少し教えていただきたいなというところです。  何でもかんでもというのは、なかなか難しいのかなというところがあって、そこら辺を少し重点を置いたほうが市民の方に見やすいのかなという部分があって、そこら辺ももう一度教えていただきたいというところと、本編のほうの11ページに、みんなで支え合う子育て環境の充実というところで、取組指標、放課後児童クラブの定員のところが出ていますけれども、これが待機児童のところ、この辺の数字とか出していくのか、それで長期休業中のみの利用とか通常の放課後児童クラブの受け入れ態勢というのは全く違ってきているので、その辺も分けて、この中に入れておくほうが、定員のみでいくと、多分検討する目標値全く違うんじゃないかなという感覚がしているので、その辺をもう少し、もともとの定員というところと、待機児童対策というのと、分けたほうがわかりやすいんじゃないかなという感覚がするんですけど、その辺はいかがかなと思います。  その2点とりあえずお聞きしたいと思います。 244: ◯伊藤委員長 済みません、会議の途中ではありますけれども……。  それでは、御起立ください。                  〔 黙  祷 〕 245: ◯伊藤委員長 ありがとうございました。御着席ください。  よろしいですか。
     それじゃ、藤田企画政策課長。 246: ◯藤田企画政策課長 二つの御質問にお答えを申し上げます。  1点目、スポーツということでございます。  今回、親しみやすい市民スポーツの推進、本編のほうでいきますと28ページでございます。  四つ目の基本方針として、スポーツを通じた地域の活性化というのを、あえて一つ項目を起こして今回、後期の計画に新設をしたということで、これに基づいてこうしたスポーツを生かしたというところの施策に取り組みをしていくというところでございますが、さわやかアリーナの新設に伴って、当然健康というのは、日本一健康文化都市の中でスポーツと健康というのはリンクしていくところでありますが、これに加えて、企業の皆さんを健康経営というのは非常に意識が高まっていますので、産業との連携という点が一つございます。  もう一点、エコパスタジアム、ラグビーワールドカップ2019、東京2020オリンピック・パラリンピックということでございますので、エコパを生かしたということで、これは産業のほうにも産業との連携というか、観光の推進のところに「観光×○○」というニューツーリズムの項目を本編の50ページのところですが、掲げてございます。  これはまさに、エコパといいますとスポーツという絡みでございまして、観光とスポーツの、そしてさまざまなイベントがリンクするような形で、推進をしていこうというところでございます。  また、国際交流の関係につきましては、アイルランドとのつながり、事前キャンプ受入ということで、来年度アイルランドにも出向いて国際交流ということで、スポーツ交流、こうした相互交流も調査の一つの項目として、現地に出向いて調査をして交流につなげていきたいということでございますので、今言った健康経営や観光とのリンク、そして国際交流ということで、スポーツが中核になりながら幅広く展開していくということで、ハードのエコパ、さわやかアリーナに対し、そのソフトの部分をいかに連携、融合させていくかというところに、そこは力点として言えるということで、一つ項目を起こしたというところでございます。  あと、取組指標のところで先ほど本編の11ページということで、子育てのところで、放課後児童クラブの定員ということで、保育所の待機児童と並んでということで、こちらにつきましては前期の計画の中でも少し位置づけを、黒い文字になってございますが、前期の中で放課後児童クラブの定員ということで、ニーズに対して皆様の子育てや教育環境のニーズに合わせて、そうした定員を見込んで、目標値を設定していくということで、当然その待機児童、このような形で見込んで、計画を立てていくということでの位置づけでございますが、当然その5年というスパンの中だとニーズの変化というものが毎年毎年、やはりリアルにこのようにニーズに合わせて本当に対応できているのかということは、そこに合わせて対応していくという、現実的にはそういう形にはなっていくと思いますので、少し取組指標の設定に関しては、少し担当課とも協議した中に継続してございますが、御意見もいただきましたので、定員という形でニーズに即した形の定員なのか、待機児童というような表現の見方なのかというのは少し、もう少し深く議論させていただいて、取組指標設定ということを最終整理させていただければと思います。 247: ◯伊藤委員長 木下委員。 248: ◯木下委員 やはりそのスポーツを生かして、観光面とか産業面でかなり市の財政的なところも含んでいかれたほうが、今、例えばいろいろなところで税金がたくさん必要になっている部分が多いものですから、少しでも稼ぐというと何か聞こえが、今までは悪い感じがあったんですけど、今はかなり稼ぐところを考えていかないと今後、市民を守ることができなくなってくるというところがあるので、生かして観光で人を呼ぶ、せっかくホテルもできます。  そういうことを含めて、スポーツによって、産業、観光を広げて、財政というのが豊かになっていくということを目標値に入れられないかもしれないけど、結局そういうところを力強くやっていただきたいなという、政策的にはですね。それで市民を守っていくという形をとっていくのがいいのかなと思うので、その辺検討されるかどうかを、その1点で。 249: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 250: ◯藤田企画政策課長 ただいまの木下委員の御質問にお答えを申し上げます。  観光で稼ぐという、非常に重要なものであるということで議論も進めております。  後ほど市長公室から地方創生の中、総合戦略の中にも稼ぐというところに観光というのも着手していくんだということで、説明をさせていただくということでございますが、袋井市も振り返りますと農業のまちで発展してきて、その後工業が来てということで、時代とともにこれからサービス業というところで、いかに生活とか、生活とかの質を上げていくかという時代になってくると思います。  そして、こうしたエコパが盛り上がって、こちらに来ていただいて、いかに来た方が回遊していただいて、周遊していただいて、お金を落としていただく、外貨を稼ぐという言い方もしますが、そうしたことへ袋井市のサービス業のところで、まちとして稼いでいくというような視点で施策の重きもそちらに置いていくという、後期についてもそういう意識を深めて持っていきたいと思っておりますし、袋井駅前にホテルが間もなくできます。  そうすると観光というのも、今までは日帰りということが割と、そこからなかなか抜け出せないということでございましたが、滞在型観光ということにも一歩前に出るというところのハード面も整いますので、そうしたサービス業で滞在観光、そうしたことも少し着手をして一歩前に出して、少しでも稼ぐというんですか、観光が産業というカテゴリーの中にきちんとおさまるように推進していきたいと思いますので、今木下委員からの御提言ありましたものにつきましても、今9月まで策定を進める中で、十分踏まえていきたいと思います。 251: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。 252: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。  伊藤委員。 253: ◯伊藤委員長 ありがとうございます。  本文のほうというんですか、本編42ページ、資源循環型社会の推進という形で基本方針の中で1番で出ていますけれども、今回新年度予算の中でも主要事業で入っていますが、いわゆるこの循環型社会の考え方というのが、今これ資源のみで袋井市は、予算化もしていますけど、もう少し広い分野で、世間的には循環型社会って多分注目されていると思うんですが、限定された扱い方で、この場合いいのかが1点目の質問です。  2点目ですけれども、これは要望ですけど、本編47ページ、産業の新たな展開の推進の中に、できれば産業の大きな転換期として今5Gが言われていますので、5Gの考え方というのも追記していただければと思いました。お願いします。 254: ◯高橋副委員長 藤田企画政策課長。 255: ◯藤田企画政策課長 ただいまの伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  1点目でございます。  環境のところに、資源循環型社会の推進ということで、こちらについてはSDGsというところの中核を担うような環境面での地球環境全体を考えたところでの、不可欠な取り組みということでございます。  施策についても一歩一歩ではありますが、来年度から、蓄電池等への補助金も増額をしていくということで、太陽光蓄電をして中で循環していくということで、なるべくCO2を削減をしていったり、地域の中で電力を生んで蓄電をしてそれを使っていくというような、そこの中で完結するようなオフグリッドといいますか、そういう形のものへの時代の一歩の着手ということでございます。  また一方で、伊藤委員おっしゃったような地域経済循環とかそういった考え方、経済という面での循環というものももう一点、一方ではあるかと思います。これについては、政策勉強会等、室長公室のほうで今年度行って、地域の中でいかにお金が回って、消費が別の方の所得につながってというような考え方というのは非常に大事であって、地方創生の中でもこちらの産業の中でも、商業なんか特にサービス業などについては、そうした地域の中で消費をしていて、地産地消というところが大事である。給食センターなんかもそうなんですけど、そうした意識が高いからこそ、そういうことを先進で取り組んでいるというところの、一応ベクトルとしてはそういう経済循環というのも、当期の計画の中にも、やはり時代の流れの中で人口が減って所得も減って、生産年齢人口も減るんですけど、やはりそこである程度カバーしていくというところはやはり重要だと考えて計画をつくってという方向でございます。  5Gの関係で、産業のところで記述がございます。  現在ローカル5Gも含めて、庁内でも検討する中で、5Gをいかに活用していくか、産業につなげていくというところでございますので、ただいまの件についてはまた審議会の中でも、ICTの専門家もいらっしゃいますし、5G等に関してその人とのつながりの中でいろいろ情報を収集しているところでございますので、検討事項としてさせていただければと思います。 256: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 257: ◯伊藤委員長 少しつながる部分ではあるんですけれども、少し資料変わって恐縮ですが、最初の素々案、1─ア─1の資料のほうに移るんですけれども、概要の12ページ、後期基本計画でのバックキャスティングという形で、若手の職員と議論されたということで、いろいろな具体的な施策があるんですけど、それを目指していくものは令和12年の未来というものが一つあるということですけれども、この「あるべき姿」というのが、非常に抽象的に描かれていますが、これというのは僕は「あるべき姿」というのは具体的に何なのかというのは、市のほうで統一した見解を持って、それをバックキャスティング、市職員みんな統一して意識でやっていくべきものじゃないかなと感じているんですけれども、その辺がこの「あるべき姿」という形で少し抽象的になっている部分があるので、その辺もし今の現時点で、具体的なものがあれば教えていただきたいなと思います。 258: ◯高橋副委員長 藤田企画政策課長。 259: ◯藤田企画政策課長 ただいまの伊藤委員の質問にお答えを申し上げます。  今月計画の素々案ということで、政策・取組・基本方針というところで、そこの部分を赤枠のここの部分の御説明でということで、また次回については全体の前半の社会潮流の説明も少し入れさせていただいて初めて多分、何でここに至ったんだというところも少し欠けていて大変恐縮でございますが、審議会の中での社会潮流を議論してこういった政策ということで、議論もしてございますが、次回セットでそこは提示をさせていただければと思います。  当然、社会潮流の10年先といいますと足元では、生活にまだまだ身近に、5Gもそうなんですけど、身近に感じないというところ、ただ、5年すると相当進んでいるというものも、あっという間に進むものも、やはり5年前を振り返って今を見てみても、そういうところでございます。自動運転、AIというものもここ一、二年で相当世の中に周知や、本当にサービスとして出てきているということでありますので、そういうスピード感の中での、このワーキンググループの中の産業についても、相当そういうところを議論の中に入れながら、さあそれじゃ、5年間でどう、そのスピード感でもしそうだったらどうかというような議論をさせていただいてございますので、そこは社会潮流の中できちんとソサエティー5.0の部分を、やはりこういう時代になるのでというような部分とか、人生100年時代の暮らしを中心に考えるような人生スタイルを、暮らし方みたいなところだったり、少し潮流の部分についてはきちんと整理をさせていただいて、次回御説明をさせていただきたいと思っております。  例えばマイナンバーカードについても、普及が相当進んで、世の中のあらゆる生活を変えていっている可能性もあります。そういった幾つかの潮流のどこを目標かというので、こうした計画が最終つくり上げられるということでもございますので、重要なところでございますので、そこについてはまた、整理をさせて、「あるべき姿」ということで10年後をきちんと文書に起こして、だからこの5年間はこういう計画ですということで、次回以降、きちんとわかりやすく整理をさせていただければと思います。 260: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 261: ◯伊藤委員長 そうすると、今、藤田企画政策課長がおっしゃった、答弁も勘案すると概要の14ページ、まちの将来像。私どもは基本的にはこの「活力と創造で 未来を先取る 日本一健康文化都市」というのを目指してみんなが一生懸命やっているのかなと感じるのですけど、やはり藤田企画政策課長がおっしゃっていただいた今の答弁であったりだとか、今の袋井市の現状の施策であったりとか、あと、少し蛇足も入りますが、今度国際連合のほうで理事にもなるというような、そういうことを考えると、僕はこの日本一の健康文化都市という標語自体、もしかしたら少し現状に合ってこないんじゃないのかなと、もう少し、もしかしたら高い視点に持っていくことって必要じゃないかなと思っているんですけど、その辺が当然、後期基本計画なのでここをすぐ変えられるというわけではないと思いますが、やはり日本一健康文化都市を目指したからこそ、今の袋井市もあると思いますし、次のやはり10年考えていく中で、やはりより高いステージという部分を目指していくような、何かワードであったりとか目指すべき姿というものを具体化、この中でしてもらいたいなと思いました。 262: ◯高橋副委員長 質問……。 263: ◯伊藤委員長 いいです。 264: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。 265: ◯伊藤委員長 近藤委員。 266: ◯近藤委員 くしくも私も今同じようなことを言おうとして、少し重なる部分もあるかと思いますけれども、まず10年後ですけれども、なるべく少し振り返ったときに今、藤田企画政策課長5年前というお話が出ましたけれども、平成22年ですか、そのときにことし、このありようを誰がここまで、このように変わるのかという想定できたかといいますと、多分そこまで意識がいかなかったと思うんですね。いろいろなことを含めてですね。それ考えますと、ここから10年先で令和12年、やはりかなりの先のところですので、かなりの先といっても10年後なんですが、かなり変わっちゃっていると思うんですよね。ですから、あるべき姿の想定というのは難しいなと。  ですから、私は令和7年度のこの後期基本計画の最終年、そこにしっかりとにかく照準を合わせるというぐらいな、5年間のスパンで、そこに重きを置いて、だけどその先へ行けば令和12年が待っている。そこから想定するとこうなるんじゃないかということを、ぜひ踏まえた上でのあるべき姿の想定をお聞きしたいなというのが1点と、それからもう一つは、これも今、伊藤委員長のほうからお話ありましたように、「活力と創造で 未来を先取る 日本一健康文化都市」、この言葉がありきで、この前期基本計画、そしてまた後期基本計画にいっているんじゃないかなというような気がするんですね。  先ほど言いましたように、もう時代が刻々と変わっていますので、ややもするとこの標語というか、キャッチフレーズ、理念が少し考えを検討すべきときでもあるかなというような気がいたします。この辺を少しお聞きしたいなと思います。  それから、要するに世界の潮流、それから社会潮流ということで、五つほど、人生100年時代、それから技術の革新、それから多様性、それから持続可能なまちづくり、そして地域の活性化というようなことを話挙げられましたけれども、私はこれからの社会のありようとしては、確かにそのようになっていくと思うんですが、人としてのありようの視点というのをどこかにやはり入れてほしいんですね。  目標のほうが変わって、それに合わせて人間が動いていくんですが、じゃ、その動きにつられて、人間の心の中はどうなっていく、人とのかかわりはどうなっていくんだという、その視点を少し触れていただくような項目があるなといいなと考えます。  あと、合わせて最後、もう一点、済みません。 267: ◯伊藤委員長 ここまでで。一応3点なのでごめんなさい。  もしよかったら、2問目とかその後でよろしいですか。  藤田企画政策課長。 268: ◯藤田企画政策課長 ただいまの近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  計画でございますが、先ほど10年先を見てバックキャスティングで、当然そのバランスを見た中できちんと基本構想、5年前に策定をした10年後の将来像、目指すべき姿、「活力と創造で 未来を先取る 日本一健康文化都市」、その下の基本構想の基本目標には、インパクトのあるメッセージ性としては、子育てするなら袋井市、定住するなら袋井市、市民力なら袋井市、こういう姿になっているまちを、10年後にみんなが口ずさんで言っていただけるようなまち、こうしたことを本当に目標に掲げていて、そこはぶれることなく、後期基本計画ではメッセージ、そこを実現するために、さまざまな技術革新とかをツールを使っていくということも、発想としては出てくるということでございますので、そういった根幹の部分は変わらずに議論をしているというところ。あとは当然その計画自体が10年後、さらにすごい時代、予想もできない時代になるのでということで、背伸びし過ぎた計画を後期5年につくり過ぎても、実行が伴わないでは何もならないということでありますが、そこの現実の路線の部分とのバランスはきちんと見ながら議論、そういう意味でも、審議会の16名の専門家の皆様にもそこは補完していただいた今、中心的な意見をそこを進めていただいたりということで、お願いをしているというところでございます。  あと、日本一健康文化都市という言葉につきましては、全ての分野にこういう形で、健康文化というものがまちの全てのハードも自然も、体も心もということで全ての、これについてはSDGsが今、全ての分野においてというような理念の中でというものの、すごく25年以上たって、前からそういうまち全体を通して、さまざまな分野で健康であるというような理念というのは非常に、そこの先導モデルでもあるという、全分野において横串を入れて、そうした健全な社会をつくっていくということは、かなり先取りをしていた部分でございますので、大事にしながら、マレーシアでも表彰がされ、そこは前期できちんと10年はこれでいくんだということに関しては強い意思を持って、10年後、これをきちんと実現させるということにまずは、力を入れていきたいと考えてございます。  あと、さまざまな先ほどの潮流のところで5項目掲げさせていただいたところでございますが、これから人口が拡大して、ハードの整備とか拡大していくに合わせてずっとハード面から、先ほど質への転換ということになり、市民サービスの質の向上というのにプラスして、人それぞれの暮らしというところをどう考えるかということで、少し概念的なところになりますが、幸せであったり、まちに誇りを持って生活をするとか、自分のまちを自慢に思うとかということ、あとは、子供たちが育っていく中で、自分で夢を持って自分が選択する人生、そういったところがすごく大事なところでもありますので、そういった本質のところはきちんと議論した中で人づくり、やはりまちづくりは人が中心にありますので、そういった人のところの、袋井市民はどういうものを理想にするかというところも、最終計画を策定、完成させるに当たっては、非常に大事な議論かなと思っておりますので、今近藤委員から御提案ありましたので、その点も踏まえて、最終まで議論を進めていきたいと思っております。 269: ◯伊藤委員長 近藤委員。 270: ◯近藤委員 私たちは20年、30年、皆さんはもう少し長く生きられると思いますが、当然残るのは子供たちですので、子供たちに、今の大人たちがこういうことをしたんだ、それがあったおかげで今があるんだという思いをさせられるような施策をここで立てる必要があるのかなというような思いがしますと、子供たちの目線に立ったところの視点も入れていただく必要があるのかなと。  特に感じるのは、やはり外国人の子供たちが随分と大勢、人口のうちの5%、4,500人も既に入ってきていると。その子たちが日本で生活していくには何をしてあげたらいいかというと、今私が思いつくところでは、やはり多文化共生の中で、地域の中に外国人のリーダーの人たちがどこかの地区に必ずいるとしてあげるといいと思うんですが、その辺の視点も項目の中にどこかに、あればまた教えていただきたいし、もし補足をするようなところがあれば、ぜひ加えていただきたい。地域の中でこれだけ外国の人たちが生活をし、もう日本で生活をするというのは、意を決しているわけですので、その人たちに少しでも寄り添う、あるいは、お互いに仲よく共生をしていくということを考えたときには、外国人リーダーとかをつくって、その人とともに歩んでいくと。  特に災害だとか、あるいは生活文化とかを含めたときに、外国の人たちの力をかりたり、あるいはお互い助け合ったりというその姿勢は必要ですので、その辺のところをもし項目としてあるところがあるならば少し教えていただきたいし、もし足らないようでしたら少し加えていただければなと思いますが、いかがでしょうか。 271: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 272: ◯藤田企画政策課長 ただいまの近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  ページ数でいうと、本編でいきますと77、78ページということで、共生社会の確立というところの基本方針、78ページの中に国際交流・多文化共生の推進ということでうたわれています。  少しこの総合計画自体、個別計画の上の羅針盤ということで方向性を、きちんとした言葉で表記して、少し限られた文書の中で、方向感をきちんと整理してということで、記述をしてございます。  外国人との相互理解というところの部分であったりするところでもございますが、ふくろい多文化共生のまちづくり計画、一昨年と委員の皆様にも議論をいただきましてつくりました。その中でも少し、きちんと項目として外国人のキーパーソン、外国人につきましては永住・定住の皆様というのは非常に自治会と少し密接に関係していらっしゃって、市内の中には自主防災隊長、外国人が多いようなところについては、自主防災隊長もやっていただいているというようなところ、そういった意味でコミュニティのキーパーソンになっていただいて、その方がいろいろな方につなげていただいているというところ。  あとは、技能実習であったり日本語学校、こういったところで来られる方については3年、5年という、少し短期で単身で来られるという方については、なかなか自治会との接点というのはない、そういう方については、それぞれの国籍にもよりますけど、フェイスブックだとか、そうしたSNSでつながって緩やかに皆さんがつながっているコミュニティをお持ちでいらっしゃる、その中でもキーパーソンになる方がいらっしゃいます。そうした方々への、私どもも接触を図って、その方にいろいろなこちらのルールだとか、いろいろなものを伝えていただくというような、少し柔軟なやり方で行っています。  永住・定住の皆様と少し短期で袋井市等来られる方についてのアプローチの仕方、ただ災害が起こったときには本当に皆さんが避難をして、皆さん同じような形で対応していくような必要がありますので、共通の項目もございますが、そうしたキーパーソンということで、今おっしゃったような形で、そのところのつながりによって、きめ細かなそれぞれのアプローチをしていくということは、ふくろい多文化共生のまちづくり計画の中でも位置づけてございます。  今、少し文書の中で限られたスペースの中で、外国人市民への支援の充実のほか、外国人との相互理解を深めてという、外国人や外国文化と触れ合うさまざまな機会を創出するという中に少し入ってしまっているので、少し言葉としては、具体的なところが少し書き切れていないというところでございまして、少し持ち帰って、またそこについてはふくろい多文化共生のまちづくり計画の中からのエッセンスをどう表現していくかというところでございますので、また持ち帰らせていただければと思います。よろしくお願いいたします。 273: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  田中委員。 274: ◯田中委員 後期基本計画の策定ですけれども、前期でそのまま引き継ぎということではなくて、やはり後期に新たに時代の、先ほど社会の潮流をというお話、ありましたけれども、まさにそういう時代の変化というのをしっかりつかんで、しかも私が思うには、総花的にやるということよりも、きっちり優先順位をつけた形で、こういう計画というのは後期はやってもらいたいなという思いが強いです。  何が袋井市にとって一番重要なことかとか、喫緊の課題は何なのか、それは5年先見た中で、しっかり定めていかなくちゃいけないんじゃないかなと感じております。  そういう中で、私は常々やはり一番の課題は、地震というか防災の観点だなと思っております。  政策5取組1に、地震災害に強いまちづくりの推進ということで先ほど説明ございましたけれども、その中で、防災だけじゃなくて減災も入れたよということで赤字で書かれておりますけれども、私はどちらかといえばやはり防災の、事前の、平時の準備というか、それが大事だと思うんですね。  なぜかというと、地震が起きてからお金をかけると、膨大にかかっちゃうんですね、お金が。ところが、災害が来る前にお金をかけておくと、それはもう、実際来てからの被害額に比べるとすごく少なくて済むということは、それはもう言われておるわけなんですね、専門家の皆さんに。  ところが、なかなか事前にそういうことまでお金をかけるというのは、国でよっぽど補助がもらえなければできませんよというのが、袋井市の立場で、今までも原田市長もそんな発言をされておりました。でも、いろいろなことを考えると、私はそういう事前のところにお金をかけるべきだなと思っております。  そういう中で内容を見ていったときに、事前にできることというと何があるかと考えたときに、訓練をしておくことは大事なことですね。それと家を強くしておくこと。今市でやっている耐震の補助だとか、あるいは家具の固定だとか、事前に水とか食料品を用意するとかという事前にできることをしておくこと、それが二つ目。  三つ目は、地震が来たときにいかに被害を少なくするか、いろいろの知識を持っておくこと、知識を得ておくことがいざとなったときに、非常にそれが役に立つ、被害を少なくするのに働くということだと思っているんです。  この三つをやはりすごく力入れてやるべきだなというところの事前のところ、それから実際に地震が来れば、自主防災隊の人たち、そういった人たちが活躍するわけですけれども、自主防災隊についても、もう昔から今から40年ぐらい前に自主防災隊をつくって、それから、本当に進化しているかというと、ほとんど進化していないと思うんです。  例えば私、つい最近、自主防災隊の役員だったものですから、前の人から引き継ぎを受けたときに見たら、組織なんかは全然大昔と変わっていないんですね。ボランティアなんかの受け皿はどこにあるかというと、そんなところはどこにもないんです。  なぜかというと、40年前に災害ボランティアなんかなかったですから、そこの受け皿はない、あるいは、要配慮者の人たちの受け皿も組織の中に入っていない。じゃ、避難所を誰が立ち上げて誰がやるんですかというと、全くそんな組織はないということで、自主防災隊についてもなかなか進んでいないなというのはありますので、そういうところを、今何がしてもう時代は今までと違って、ここ数年で自然災害に対しての考え方ががらっと世の中変わっていますよね。  もう自然災害の多発時代に突入したと言われているぐらいで、そういうことを認識した、やはり取り組みというか、5年先の長期計画をつくってもらいたいなと思うんです。  少し見ていると、そういうところはあんまりそういう変化は感じないなと思っております。  認識が、やはり迫りくる、そういう災害がもう迫っているんだよという危機感的なものは、余り文章から感じられなくて、そういうところが大事なんだよと、私はそういうところを強調していただきたいなと、そのように思っております。その辺なんか、発言ありましたらお願いします。 275: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 276: ◯藤田企画政策課長 ありがとうございます。  田中委員からのとおり、本当に異常気象を含めて、非常に災害に対する対応というのは重点課題ということで、対応していくという項目としては私どもも考えております。政策5の中の地震と水害、これは一つのページの中で、一つにしたらどうだという御意見も審議会の中には出ていました。  私どもとしては組織も来年度、治水の関係で治水対策室として強化もしてということで、あえて、現状と課題と基本方針をきちんと治水・治山対策の推進を設けて、しかも地震災害とはまた別でということで、きちんと柱立てを2本立てをして災害に強いまちを目指していくんだという、あとは、少し足元で今、新型コロナウイルスということで、危機管理という面での状況もきてございます。  これもこれから、後期基本計画を最後つくり上げていく中で、当然今の状況なんかも危機管理構築ということではプラスして入れ込んでいかなきゃいけないとは考えております。  あと、10年に対しての後期基本計画5年ということで、基本構想を変えないということに関しては、中には、ソフトとかいろいろな面で、短期でもどの時代の中でも変えていくという部分が必要な部分と、あと長期のレンジ、防潮堤につきましてはある程度、防災、ハード面については、ロングレンジできちんと見据えてそれをやり切るということ。ロングレンジ、防潮堤なんかもきちんと防災面で事前に備えておくという意味では、リソース、人や物や、予算も相当かかってくるということで、ロングレンジで、10年スパンでなし遂げるというものも多くこの中には入ってございますので、そうした部分も踏まえて、設定値として10年の計画を目標を立てたものをきちんと最後まで、根幹にある中心的な部分についてはやり遂げるということで来てございますが、当然後期基本計画の中の、細かなアクションをしていく部分については、新陳代謝をした中で、選択と集中は心がけて、これからも整備をさせていただければと思っております。  あと、文化とかコミュニティ、特に文化なんていうのは非常にロングレンジで考えないとまちの文化というものを質を上げていく、文化向上というところは、非常に長い期間をかけて調整されていくというところでもあると思いますので、そうしたことに力を入れていきたいなという、あとはソフト面で自主防災隊、共助というところも非常に大事でございますし、自助というところでは、今回指標の中に、入れかえを検討した中に耐震化ということで、住宅の耐震化というものを指標として掲げて5年力を入れて行ってきたんですが、次としては後期としては、引き続き自助ということで備蓄に関して、指標を少し入れかえして、そうしたものでトータルで10年かけてそういうものも進めていくと。前半、ある程度の力点を置いたところで、後半はそれじゃ、自助の中で備蓄をきちんと皆さんにやっていただこうということで、10年スパンのレンジである程度目標達成していくというものもございますので、きちんと10年先を見て、5年前に、500人会議ということで市民500人参加して議論させていただいて、基本構想についてはきちんと実現し切るということでさせていただきたいと思ってございますので、御理解をいただきたい、今田中委員からで御意見いただきました地震災害の危機感についてのコメントについては、全体の文章を見る中で少しまた整理をさせていただければと思います。 277: ◯伊藤委員長 田中委員。 278: ◯田中委員 今お話の中で文化という話が出てきてある程度スパンをかけてやらなくちゃいけないよということでしたけれども、私は防災の文化化ということを主張している先生がいるんですけど、実は。  防災を日常の中に入れ込んで、それを文化とすると。当たり前のことだと、防災というのは毎日毎日の中で、防災をやるのが当たり前だよというそういう考え方。  防災の日常化ということ、そういうのをむしろ、その文章の中に入れていただきたいなというような気がするわけです。  それぐらいにもうしていかないと、30年で80%の確率、あとこれ、終わりごろになれば、90%の確率で来るよという話になっちゃうと、それぐらいの危機感を、文章からにじみ出るぐらいに少ししてもらいたいなと思っていますけれども、一人の学者の言葉をそのまま入れるというのはどうかと思うんですけれども、でも、言葉としては、例えば、スポーツだったら、スポーツの日常化とか、スポーツ文化という言葉があるわけですよ。あれは何かといえば、スポーツを生活の中に入れ込んで、文化ぐらいまでに高めよということでしょう。それと同じだと思うんですよ。防災というのも、文化として広く市民に浸透させて、それを常に意識するというぐらいの、そういうレベルにということを文書にしてもそれは、一人の学者の言葉ということよりも、それは市民権を得たみんなが納得するような言葉じゃないかなという気がしますので、それぐらい、後期基本計画は前期基本計画をそのまま引き継いだんじゃないんだよというようなところを出してもらいたいなという気がしております。 279: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 280: ◯藤田企画政策課長 田中委員の御意見踏まえまして、またこれから後期基本計画を最終まとめていくときには、踏まえた中で、修正等必要であれば、させていただきたいと思います。ありがとうございます。
    281: ◯伊藤委員長 それでは、そのほかどうでしょう。  寺田委員。 282: ◯寺田委員 概要の16ページ、10年後のあるべき姿ということで、ここに若者から高齢者、外国人が暮らしやすく、活き活きと働くことのできるまちと、これが、非常に、ワードとしてはいいんじゃないのかなと。防災というのも非常に大切ですけれども、これが最後のセーフティーネットというか、最後に最悪の事態を考えて、我々がそういった準備をしていくというのは大切だと思います。  もう一方は、やはり市のにぎやかさ、にぎわいをどうつくっていくかということが大切ではないのかなと考えます。  まず一つは若者ですけど、この間袋井高校、それから袋井商業高校の生徒との懇談会というか、あったわけですけれども、やはりそういう中で見ますと、若者がやはり袋井にもっと、遊ぶところがないよねということを言っているわけですね。ですので、若い人たちが少しまちのにぎわいというか、まちの楽しさというか、そういったものをやはり発散できるような場所って欲しいのかなと。  今回、袋井の(仮称)新袋井産業会館キラットですか、今後できる。それとか、あとエコパも実はよく言われているように、エグザイルとか少し有名な歌手なんか来ると、もう何千人という人があそこ寄ってくるわけですよね。そういういろいろ可能性としては残っていると思うんですけれどもね。そういったものを有効に生かし切れているのかなということを思います。  今度ホテルでは、まちのにぎわいということで中心市街地のほうも、いろいろ小さな飲み屋とかを含めて、活性化しようということはあります。シャッター通りでは困りますけれども、そういったものの中の一つとして、やはり若者の文化を、どこかで発散できるというか、開放できるような場所が欲しいのかなという。  あと実は、高齢者のことは少し後でいいんですけど、ここに女性ってないんですよね。若者、高齢者、外国人ですけれども、ここにやはり女性が活躍できるというか、女性が市民生活を生き生きとして暮らせるようなところ、そういった視点というのはあってもいいじゃないかなと思いますので、これから考えると、やはり若者と女性と外国人、これが袋井市を引っ張っていく原動力になるじゃないかなと考えるものですから、その辺のところを少し入れていただきたいなと。  それともう一つ、外国人労働力と書いてありますけど、これ、外国人労働力というのはいかにも、こちら側の目線で使ってやるんだというような、少し視点として外国人が活躍できる場を、まちだと。別に労働力って今外国人でも、必ずしも労働者として来ている人ばっかりじゃないわけですよね。労働者という言い方は少し語弊がありますけれども、そういった意味でもう少し多様な働き方をしているわけなので、そういう一方的というか、日本人目線で言っているような感じがしますので、この辺を少し直してもらってもいいんじゃないのかなという感じがします。  あと……。 283: ◯伊藤委員長 一度ここでよろしいです、2問で。もう一度この後聞いてもらって、済みません。  藤田企画政策課長。 284: ◯藤田企画政策課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。  袋井のにぎわい、若者が遊んだり、にぎわいを求めて楽しさを感じるところということでございます。  後期基本計画5年の間には今少し造成をしています袋井駅南の商業施設ができて開けてくるということで、人が相当集うような施設ができてくるということでございます。こうしたアミューズメント性、以前から袋井市アミューズメント性ということで少し、何かプラスで欲しいのではないかということで今までも言われてきたところがございます。  ただ、私どもとしても、東京のまねをするような形ではなく、地域独自でアミューズメント的なことでこの地域、地方ならではのところの、そこがシビックプライドにつながるようなアミューズメント性というのは非常に大事だなと。都会のまねをすると、いずれもそこは本当に同じような形でコミュニティ化してしまうということでございますので、そういったところは、気をつけながらそういうアミューズメント性についても検討して、袋井駅南が一つ、5年間でいきますとこうした、開けたところでそこで、ソフト、集いの場が、人の交流につながって、若者も魅力的なところになるというところでございますので、そこは一つ力点を置いたところでございます。  あとはエコパのにぎわい、あとは回遊性ということで、観光の中、あとは来年度予算の中にもエコパに来られた、コンサートとかいろいろ来られた方が市内に回遊するような、そうした予算も地方創生の予算の中に今組み込んで、令和2年度も予算化をしていくということで、意識の中ではそういうアクションをしているということでございます。  この後の地方創生の総合戦略の中でも、エコパ、そうした観光とつながりを持って稼ぐ、所得につながるというところの内容も出てまいりますので、そうしたトータルの中で、プロジェクトも含めて取り組みを推進していきたいと思っております。  女性の活躍、さらには若者、外国人ということでございますが、ぜひその中で女性活躍という言葉も寺田委員中で出てきましたが、非常に今は多様性ということで、性別の男性、女性関係なくということで、それぞれ性別に関係なく、ともに活躍ができる、自分が望む人生をというような表現できてございますので、少し若干そういった表現がここに強く出ていないところでございますが、意識の中では当然、若者や女性、外国人、多様性を強みにして、まちを設計していくという方向性の中では、そういったさまざまな方々、誰がということではなく、全ての皆さんが多様に平等に活躍ができるような環境をつくっていくというのはまちの一つのベクトルでございます。  あと、ワーキンググループの資料整理の中で少し外国人労働力ということで、非常に少し表現として余り、誤解を招くような表現もございますので、少しここは本部の中ではそうした表現は出てこないんですが、ワーキンググループの中でいろいろな中でさせていただいたところでございますので、本部のこの策定については、そうした表現の部分については、今後気をつけて配慮させていただきながら、表示をしていきたいと思ってございます。  あとは、若者、女性、外国人、インクルーシブといいますか、障がい者も含めて、社会の中で、つながってかかわり合いがあって、壁のないような社会を目指していくというのも、その10年後ということを見据えた中でやはりそういう言葉も出てきている状況でございますので、全体を含めて意識はしていきたいと思っております。 285: ◯伊藤委員長 いいですよ、もう一度。寺田委員。 286: ◯寺田委員 少しあと、2点、これ、気になったところですけど、一つは袋井市はいろいろ多様な企業が来ているというのが一つの特徴だろうと思うんですね。もちろん進出企業もあるわけですけれども、そういった中で、多様な企業の文化というのが中であるわけです。ところが、なかなかそういったものが、いろいろ外で見える機会がないわけですね。  例えば磐田市なんかだと、ある程度産業展示会をやっていますが、それと袋井市も一時やったことありましたけれども、今はやめちゃっているわけですけどね。  そういう企業というのは、それぞれが世界と大体競争している企業が多いので、非常に、先進的な技術なり文化なりお持ちになっておりますので、そういったものを、少し市民に知らしめるというか知ってもらう、特に若い人なんかにそういったものを知っていただくというのは、非常にいいことではないかとは思うんですね。  そういったものは企業にとってもいろいろ宣伝にもなりますし、また、袋井の場合は自動車産業だけではありませんので、薬品から食品からいろいろな企業がありますので、非常にそういった意味では、若者が、このまちに魅力を持ってもらえるというような一つのきっかけになるのではないかと考えます。  それともう一つ、この間、西野勝明先生が少し、市のほうの提言書をお持ちいただいたと思います。  その中で袋井市はベトナムと非常に密接な関係があるので、そういったものをまちづくりに少し生かしたらどうだというお話が提言書の中にもあったかと思います。  そういったところも、そういった具体的な提案もいただいていますので、この10年間のそういう計画の中で少しどのようにしていくのかなということも少し気になりますので、その辺もし教えていただければ。 287: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 288: ◯藤田企画政策課長 2点、御質問にお答えを申し上げます。  多様な企業が立地しているということで、これをもっと市民の誇りに思っていただくように取り組みとしても必要ではないかというお話でございます。  私ども企業、非常に子供たち小学生については、大塚製薬株式会社、ハウス食品株式会社の協力のもと、毎年産業観光ということで、大塚製薬株式会社については外から来る方も相当いて、1万人という来場の方がいるということで、相当シンボリックな観光産業ということになっているかなと思います。外に向けても、中でも子供たちの自分のまちにはこういうのをつくっている工場があるということで、非常にこうした着実な地道な取り組みを毎年続けていくということが大事でございます。  もう一方では、ふるさと納税なんかを活用して、地域の特産をつくっているものを外、全国に発信して、さらにまちの財源としても確保させていただいているということで、ウイン・ウインの関係ということでも、ふるさと納税も活用していきたいと思ってございます。  まだまだ、非常に技術力もあって認知度といいますか、非常にとがった技術を持った企業が多くいらっしゃいますので、そういうのを何か機会あるたびに発信できるように努めさせていただきたいと思っております。  次の産業経済懇話会からの提言ということで、ベトナムの偉人の関係といいますか、こうしたことをまちづくりの中にということの御意見だと思いますが、本編の76ページのところに文化・芸術の振興と郷土の歴史資源の保護・活用というところ、項目立てをしてございます。  ここについても、非常に地域資源、歴史資源が多くてこの羅針盤といいますか、この後期基本計画をつくる中でもここでも書き切れないというところで、ここをもう少し最後整理した中で、全体網羅するようにしていきたいとは思ってございます。郷土への誇りを育むためといったときに、当然その偉人がいて、こうしたまちが成り立って発展してきたというところをうまく表現する中で、そうしたベトナムとの関係というのも表現できればと考えてございますので、御意見についてはいただいた形で持ち帰らせていただければと思います。 289: ◯伊藤委員長 高橋委員。 290: ◯高橋副委員長 私は質問というよりは、感想が多くなるかと思うんですけれども、お話しさせていただきたいと思います。  前期基本計画を見ると、ほとんど改めるという形で相当大きな変化があるなというのを私自身も実感したところでございますし、また、そういう点では非常に取りまとめというのは大変だなと思います。  これを読んで一つの感想といいますか、一つは支え合いとか、つながりというのと、連携という形で、市民や企業、あるいはいろいろな団体に活躍してもらおうという意図が非常に色濃く出てて、どちらかというと今まで市が中心にいたものが、後ろに後景に行ったなというような、受けとめ方ができるんですよね、役割分担ということで。  市民にいろいろ、いろいろという形でお願いするものが多いなというような形が一つ見えたというのと、もう一つは、人づくりといいますか、学びのところが非常に具体的といいますか、非常に細かく書かれていて、教育の関係の文書かと見間違うくらいな、詳しく書かれているということと、いろいろな産業分野でも何でも具体的な施策の中でそれを担う人づくりと申しますか、そういう人をやはり育成するというのが重視して書かれているなというのはありました。  一つは感想なんですけれども、そうした中で、やはりそうはいっても市の役割というのは、やはりもう少し、もっと明確に出てこないといけないんじゃないかなというような気がしています。  総合計画なものですから、具体的な施策でということにはなかなか書き切れないと思うんですけれども、やはり行政の役割というのは、自治体のプラットホーム化というような形で書かれているんですけれども、やはりそれというよりは、その中で中心になるといえば進めるとなると行政だものですから、そこら辺はやはりもう少し自治体職員や行政が前へ出るような、書き方があっていいんじゃないかなというのは一つ感じます。  それから、具体的な施策のところにいくと、やはりどうしても具体的な施策をやはり書き切れないというか、弱いところはやはり弱いままになってしまって、新たな施策を打ち出せないなというような感じには受け取れました。  一番感じるのは、医療とか福祉の分野とか、あるいは就業対策なんかはもう、市でやれないから、完全に後景に押しやられて、ほかにやっていただくというような、そういう表現になっていたりするものですから、やはりそうはいっても市民生活を支えるところは、もう少し明確な目標を持ってつくっていくべきじゃないかなと思います。  医療なんか、体制はできているけれども、医師の数なんかいえば本当に全国から、県西部でもでも一番下だし、全国レベルでも下という状況の中で、確かに基本的なのは確立されていても、実際にそういうようなアクセスできるかというと、開業医の数だって圧倒的に少ないし、病院も遠いということになるものですから、そこら辺はもっと明確にそういう医療環境の向上を努めるということをやはりうたわにゃいけないと思うし、就業なんかでもそうですけれども、非常に偏りがあって、若い女性たちが地元に残れなくて外へ出ていっちゃうというような、そういう偏りなんかあるものですから、そこら辺はやはり明確に、そういうところとも就業の場をやはり確保してバランスをとった地域社会をつくっていくというようなところが、もう少し書かれてもいいんじゃないかなというような感じがいたしました。  感想と申しますか、私はそのように受けとめましたので、それに対して、こういうことがありますよということがあればお話をいただきたいと思います。 291: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 292: ◯藤田企画政策課長 全体の後期基本計画の中で行政、市民団体の中でもプラットホームとしての自治体の役割ということを申し上げたところでございますが、あくまでもこういったプラットホームというのはセーフティーネットを含めて基盤の部分という意味でもございます。  支え、つながり、連携ということになりますと、例えばつながりでいくとソーシャルキャピタル、社会関係資本、こうしたことが、目に見えないんですけど、こうした市民同士のつながりが非常に幸せを生んだりというようなところでもございますので、そういう意味合いでの支え合いとかつながりとか連携というような要素での言葉でもあるというところでございます。  また、今後、社会の中で非常にグローバル社会の中でも格差というものも出てくるような時代になっていくので、より基盤の部分、就業、働く場とか所得、そういったところにもきちんとした対応をこれまで以上に支援を行っていって、自立支援のこうしたことも力を入れていかないといけないというところでございますので、行政としても限られた経営資源を最大、効果的に使っていくというのは基本ではございますが、地域の中で、先般、アメリカに視察に行かせていただいて、ポートランドの地域、本当に住民主体ということで、まちづくり全体が、住民の意見によって住民のためにつくられているということも直接行政の皆さんや関係の皆様から直接ヒアリングをさせていただいたというところでございますので、こういう、自分のまちの誇りを持って、自慢して、自分たちのまちでつくられている野菜も大好きだと、そういうメンタリティーを持っていらっしゃって、すばらしいまちだなと感じたところでございますので、そうした意味でそうした住民主体であるまちが相当まちの誇りにつながるというような、プラスの意味合いでのまちづくりということを実現できればと思ってございます。  コミュニティセンターも始まりまして、笠原と浅羽地区のまちづくり協議会では、生活支援支え合いの体制というものも、これからつくっていくということで、みずからの皆様のお声の中でそうした制度をつくられてお互い支え合いながら、皆さんがソーシャルキャピタルというような幸せを感じるような、つながりというものもその中に含まれながら、多分、活動が進められていくんだと思います。そうしたところでの、きちんとそこは安心してそういう活動ができる、土台、基盤、プラットホーム、そういったのを袋井市、まちがきちんと持っているということはそういう活動にもつながるという、そうしたまちの土台をきちんとまずつくるという意味でも、そこは外せない部分だなと思っております。  少し正確な御答弁になっていないかもしれませんが、以上でございます。 293: ◯伊藤委員長 高橋委員。 294: ◯高橋副委員長 私はそれを全然否定しているというわけではなくて、方向性自体は別にそれで間違ってはいないと思うんだけれども、市民の皆さんの意識と、計画の内容を見た取り組みのギャップというのは非常に大きいと思うんですよね。今藤田企画政策課長が言うような新語なんていうのはほとんど皆さん知らないだろうし、実際のほかのところの状況なんていうのもほとんど知らないということで、その大きな変化の中でコミュニティセンターの変化だけでも非常に戸惑いがあって、難しいところに、もう次から次へとこういう課題が書かれているんですよね。  そういう、それがやってこなしていかないとまちづくりができないというのは、それは十分私も理解できているんだけれども、やはりこれを市民の目標としてつくっているんだからその目標としてはいいんだけど、それとやはりある程度、もう少しその中身が親しく感じられるようなものにしていかないと、これを見て市民の皆さん何だろうなというような感じに、私はなっちゃうようなところがあると思って、見た感じね。うちのお母さんに見せたって多分、何だねというような感じになっちゃったもんでね。そこら辺もう少しやわらかく、もう少し近づく努力をしてもらいたい。  一番感じるのは、教育のところのもう幼小中一貫教育とか、来年度から全面実施することになると、5年後なものですから、それが定着するかもしれないけど、学園だかというのは本当に、まだ、どんなものかも我々も理解できていないし、そういうのがもうひとり歩きしてどんどんどんどん書かれているものですから、5年後になればそれが当たり前になるのかもしれないけど、やはりもう少し市民目線でやはり文章を書いていただいて、もう近づいていただけるような努力をしていただきたいなと私の感想でございます。 295: ◯伊藤委員長 藤田企画政策課長。 296: ◯藤田企画政策課長 高橋委員の御意見ということで、今後、作業を進める中でそうしたことも踏まえまして、策定作業を進めさせていただければと思います。 297: ◯伊藤委員長 それでは、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 298: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  引き続き行いたいと思いますので、よろしくお願いします。  ────────────────────────────────────────         イ 第2期輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)につい           て 299: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、協議事項イ、第2期輝く“ふくろい”まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)についてについて、議題といたします。  取組項目に関する質疑につきまして、1─イ─3(参考資料)所管委員会対応表により、民生文教委員会所管部分について、特に御発言いただきたいと思いますので御了承ください。  当局から説明を求めます。  山岡市長公室長。 300: ◯山岡市長公室長 (省略) 301: ◯伊藤委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの部分について、御質疑等ありましたらお伺いしたいと思います。  先ほども申し上げましたけれども、この所管委員会対応表を見ていただいた中で、御質問いただく、または全体的な部分で御質問いただければと思いますのでよろしくお願いします。 302: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。  伊藤委員。 303: ◯伊藤委員長 質問させていただきます。  今説明で使っていただいた資料の中で2点質問させていただきたいんですけれども、本編29ページの生涯活躍のまちづくりプロジェクトの中のリカレント教育ですか、生涯学習課が多分所管だと思うんですけど、いわゆる学び直しのフィールドというのを、どこで考えているのか、大学なのか、いわゆる個人的な塾的な部分も入ったりだとか、どういった部分が学び直しという部分で定義づけられているかとか、そういった部分を伺いたいなと思いました。  あと、全体的な部分で少しSDGsが入っているので、若干お伺いしたいなと思うんですけど、総合計画も、関係するかなとは思うんですが、SDGsって御存じのとおり丸であらわされているなと思って、私自身はこの1から17項目ある中で、今このように表ではめていただいていますけど、どの項目が何個はめられているかによって、例えば4だったら今回この中で何個はまっているかによって、そのまちの得意分野、不得意分野、特徴というのが結構あらわれてくるんじゃないかなと思っています。  例えばその項目がとがってこれば別の項目もへこんでいきますし、いろいろな部分で、分析できるかなと思うんですけれども、その部分というのが現在こういう、今表にされた中で、庁内で、今後、総合計画、総合戦略の中でSDGsをどう生かしていくかという部分で、少し御発言があればお伺いしたいなと思います。 304: ◯高橋副委員長 杉山生涯学習課長。 305: ◯杉山生涯学習課長 私からは、本編15ページの主な取組の一番下にあります、リカレント教育(学び直し)への支援に関する点でお答えいたします。  生涯学習課では、学び直しは2点考えています。  1点目は、静岡理工科大学への支援です。内容としては、現在の社会人入学、こちらを大学のほうで行っております。これの広報、またPR支援を行います。また、大学で検討を進めていますeラーニング、こちらについても仕組の構築、これについて支援を行っていきます。学術交流振興基金、こちらを活用して実施したいと考えています。  2点目は、近隣大学、放送大学、通信教育への情報提供、こちらなどもしていきたいと思います。具体的には静岡大学、静岡産業大学、静岡文化芸術大学等の情報収集をしまして、提供をしていきたい、このような内容を現時点では想定しております。よろしくお願いいたします。 306: ◯高橋副委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 307: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 伊藤委員の御質問のうち、SDGsについての御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、SDGsに掲げます17のゴールのうち、地方創生が所管いたしますSDGsのゴール設定の特徴的な分野でございますが、これは一覧表をごらんいただきますとおわかりのとおり、4番の教育と、それから8番の経済成長でございます。地方創生が抱えております持続的で、地域が発展していくための人づくりをベースに地域の経済をきちんと立て直していくミッションを抱えておりますことから、4番と8番が地方創生の中心的なゴール設定になっているものであると考えてございます。  他方、地方創生における総合戦略の中で留意すべき点は、17項目のうち、取り上げていますゴールは11項目でございます。残り6項目はゴールの設定にはしていないものの、この考え方につきましては、SDGsのゴール設定は、一つは目指すべき、つまりやったほうがいいという目標が11ある一方で、この17はそれを進めていく上で、やらないほうがいい、つまりやってはいけないことをリスクマネジメントとしてのSDGsという意味合いもございます。  したがいまして、現在掲げています11項目は、目指していくべきものではございますが、例えばの例で申し上げますと、風力の発電をしますと、これをすれば7番のクリーンエネルギーの目標は達成できるわけです、これを進めていきましょうと。しかしながら、バードストライクのように、風車に当たって生体系が崩れてしまいますねということになりますと、15番に掲げています陸上生物の資源をどうしていくのかということに対してはリスクがあるということですね。  したがって、7番を目指すんだけれども15番を気をつけなければいけない、したがって、SDGsの目標が11項目しか掲げてございませんが、常に17の項目に対しても高い次元で両立しなければいけないので、実施すべきときに留意すべき項目として認識していますということを申し添えておきます。 308: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 309: ◯伊藤委員長 初めのリカレント教育についてですけれども、先ほど想定として静岡理工科大学と、他方で幾つか教育機関の名前を挙げていただいたと思うんですけど、この学び直しという部分の具体的な、ターゲットとする年代というんですか、担当課がイメージするリカレント教育を推進していくべき、僕としては広くとっていただきたいなと思うんですけど、ただ、現実を見てみると、やはりそれができる年代というのは限られてくるかなと思っているんですけど、その辺の想定というのを1点教えていただければなと思います。  もう一点が、SDGsの考え方について、まさにSDGs自体の考え方はそのとおりだなという気がしております。ただ、これも、今社会的にもよく言われているんですけど、SDGsをやはり推進していくことがまちにとっていいことにつながってくるというのは、少しまた違う話で、SDGsってやはり、いわゆるまちづくりの中で、どう生かしていくかというだけの一つのスローガンというか、そういうものでもあるのかなと思うので、どういった部分でやはり生かしていけるかという部分で、課題提起の部分で先ほど今おっしゃった、本質の部分は、鈴木市長公室総合戦略室長おっしゃっていただいたことでそのとおりだと思いますので、問題提起とか課題提起の部分で、このSDGsの、いわゆるマークがついていない部分というんですか、そこというのはまた今後クローズアップしてもらえればなと思いました。 310: ◯高橋副委員長 杉山生涯学習課長。 311: ◯杉山生涯学習課長 私からは、リカレント教育の対象とする年齢層の御質問にお答えします。  30歳から40歳代をまず考えています。理由は、現在、静岡理工科大学の社会人講座の中に技術的なことを学ばれる講座があります。それについては、企業の方、それも若い方が30代ぐらいの方が学ばれています。もちろん女性の方も含まれていると伺っています。そういった、やはり企業で働く方の中でもう少し自分の業種に合った技術を学びたいと。そういった方に対することがまず1点あります。  もう一点はやはり、生涯活躍という点では、60歳の方、70歳の方、現役でばりばり考えていらっしゃる方もいらっしゃいますので、そういった方も対象とする可能性はあると考えています。今はそのくらいです。 312: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。
    313: ◯伊藤委員長 木下委員。 314: ◯木下委員 私のほうは、概要のほうの御説明でしたけれども、概要の中の新しい時代を生き抜く人づくりというところが、1─1でございます。  表全体の中で思うことが一つあって、目標値ですけれども、一番上は100%になってございますけれども、ほかのところがやはり目標なので、これは全て100%にもちろん、結果的には、100%はあり得ない数字なのかもしれないんですけど、目標として一つだけ、100%に今されているんですけど、これはかなり一般質問でもされたところがあるのかなというところがあって、目標値的にはやはりもう少し精査というか、考えていかないと取り残しがあるのかと見られてしまう可能性もあるので、目標としては100%欲しいなというところがあるのと、その同じ表の中で、歴史資料館の利用者数というところですけど、この新しい時代を生き抜く人づくりとかリカレントのほうがどちらかというと、歴史資料館の利用者数というのは新しい時代を生き抜くというと少しマッチングしているのかどうかというところが、少し自分的にはイメージが湧いてこないので、この表の中では、そういったところが、少し気になるところでした。  もう一点は、今話をしている間に少しわからなくなったので……。済みません。 315: ◯伊藤委員長 では、後ほど。  鈴木市長公室総合戦略室長。 316: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  2点、まず1点目の目標値の設定でございますが、新しい時代を生き抜く人づくりに限らず、地方創生の数値目標につきましては、前回の総務委員会での御意見も踏まえまして、可能な限り視線を高く見て前向きに取り組んでいく、チャレンジングな取り組みを地方創生では進めていこうという決意をしたところでございます。  他方、目標設定につきましては、現状値との乖離も見据えながら、背伸びをすれば何とか届くのではないかといったストレッチ目標のところに現在数字を置かせていただいてございます。取り組みを実施していくのも非常に、さまざまな課題の克服が必要だという現状認識でございまして、取り組みをしていく中で効果が上がってきたものにつきましては、目標をさらに高めていくために、上方修正も年次の更新のたびに検討してまいりたいと考えてございます。  2点目の新しい時代を生き抜く人づくりにおいての重要業績評価指標として歴史資料館の利用者数位置づけ、場合によっては、リカレント教育のほうがこの取組においての指標として大切ではないかという御指摘かと思います。  本日の資料、概要版でいきますと4ページに、その抜粋が記述してございまして、SDGsのマークの下の囲みでございます。  我々が目指します、新しい時代を生き抜く人づくりにおいて、着眼している点は2点ございます。  1点は確かな学力をつける。もう一点は、この袋井で暮らしていくという豊かさに対しての理解と郷土愛というものを育んでいくことの2本立てでもって、次の時代、この袋井を支えていく人づくりとして、どうこの地域の人材を育てていくのかという点でございまして、学力の向上と地域のことを正しく理解し愛着を持つという、この二軸でもって進めてまいりたいと考えております。  一方、リカレントの教育につきましては、先ほど御質問もいただいてございますけれども、人生100年時代、年代を問わず、いつでも学び直しをしながら人生100年という時代を生き抜いていくことが必要だという認識のもと、挑戦3において、リカレント教育の指標は取り扱いをさせていただくという認識でございます。 317: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 318: ◯金田学校教育課長 ただいまの御質問の中で、全国規模の学力調査で全国平均を上回る科目の割合の目標を100%としている点について、現在の考えを御説明させていただきたいと思います。  基準値としまして、ことし令和元年度を50%であったわけです。これまで数年間を見ますと、50%には届いていないような現状でございますが、新学習指導要領に基づく教育が始まる中で、iPadをいち早く整備していただきました。  また、その中では、これまでにも実践を重ねている思考ツールを使った協同的な学習、また、個別最適化の学習も今後推進できると考えております。  また、どちらかというと、小学校、中学校を比べますと、小学校のほうがやや成績が悪い傾向がこれまでございます。小学校につきましても、漢字検定、算数検定で意欲的な学びを図る、また家庭学習のすすめで自主的な学習を進めていくという中で、5年後には、安定的に全国平均を超えていくような状況になるといいなと、またそれを目指していこうというのがこの目標です。  例えば子供が100人いて、100人が平均を超えるというような、100%は少し難しいのではないかなと思いますけど、平均としてどの教科も超えていくというところで頑張っていきたいということもございまして、100%と追記をさせていただきました。 319: ◯伊藤委員長 木下委員。 320: ◯木下委員 そうすると、歴史資料館の件なんですけれども、この主な取組というところを見ると歴史資料を活用した郷土の魅力学習事業ということであると、これ、子供対象ということなんでしょうか。書かれている前段のものは全て子供のような関係なんですけど、この利用者数というのは特にその一般市民ということよりも、子供を対象にという意味合いでこれは書かれているのかなと思うんですけど、これ、できたら、子供だけじゃなくて全ての市民にこれを利用していただいて、市民の意識を向上していただきたいなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 321: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 322: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 歴史資料館に関する利用者数の目標設定の考え方でございますけれども、当館利用者数は子供を問わず、一般の成人まで含めまして、総数を管理していきたいと考えてございます。  一方で、1─1で取り組みます、いわゆる時代の袋井を支えるための人づくりの中心になってくるのは、教育を中心とした若年層のところがターゲットになってまいりますけれども、歴史は、教育現場のみならず、家庭や地域においても、郷土についての学びというものは高めていく必要があるという認識を持っておりますので、歴史資料館を通じた地域全体での学びということに対して取り組んでまいりたいと考えてございます。 323: ◯伊藤委員長 木下委員。 324: ◯木下委員 今の答弁ですと、やはり新しい時代を生き抜く人づくりというよりも、何か少し意味合いが違う感じがするんですけど、いかがでしょう。 325: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 326: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 郷土資料館も含めて、新しい時代を生き抜く人づくりのところの補足の説明をさせていただきます。  この1─1の取組には、二つのプロジェクトを掲げてございます。  本日の資料、概要版でいきますと4ページをごらんいただきたいと思いますが、1点目は確かな学力の向上、2点目は、地域とともにある学校づくりプロジェクトといった形で、後段の2のほうは、地域全体でその教育を進めていこうというところに郷土資料館も組み入れて、資源として活用していきたいと考えてございます。 327: ◯伊藤委員長 それでは、そのほか、いかがでしょうか。  近藤委員。 328: ◯近藤委員 内容というよりも、私は文言のところで少し教えていただきたいと思うんですが、まず地方創生のこの首都圏部会、それからふくろい部会での中の言葉なんですが、この「志民」という言葉、「志の民」ですね。もちろん言葉を見れば内容はわかるわけですけれども、これはどこかからの出典しているところがありますか、それとも、これ、イメージに合わせた造語でしょうか。  それを少し1件お聞きしたいのと、それから、それにかかわることなんですが、「志民」とは目指す暮らし・まちの実現に主体的に」、これ、暮らしとまちが切れちゃっているものですから、目指す暮らしの実現に主体的に取り組む人ならば、意味はわかります。まちの実現に主体的に取り組むという、このまちというのは、何か修飾の言葉がないと、具体的なものがないと、少し合わないなとこれが1点ですね。  もう一点は、ふくろい部会のほうで、キーワード、「一人一人がオールを漕ぐ時代」。これは、地方創生のやらまいか通信があるんですが、この218号、そこはキーワードは、「一人ひとり」の「ひとり」が平仮名なんですね。ですから、その辺のところがやはり、どちらか、同じように文面に出るとしたら、統一したほうがいいのかなというように思いますが、いかがでしょうか。 329: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 330: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  まず1点目の「志の民」、「志民」でございますが、これは首都圏部会における委員からの御発言の中で地縁をつながりとした、いわゆる○○市に属している市民というような帰属ではなくて目的意識を共有する、共感といった概念から志をともにする市民、これは、必ずしも、在籍地が本市であるのみではないということで、広義な意味で市民という概念を捉えていくべきだという御発言からつくられた造語でございます。概念を伝えていくための造語ということでございます。  2点目の本日の資料の中で、暮らし・まちということでございますが、ここのところは少し言葉足らずなところございまして、市民が目指したい、住民が目指したい暮らしというところと、それを実現してくれるまちというものを、自分のところでかなえていくのかと、ここに本人が主体的に取り組んでいくということの関与の度合いが極めて重要なんだよということを、会議の中では御提言いただいてございまして、ここは言葉の足らず米でございます。  そして、最後、「一人一人」が、オールの「一人一人」の記述につきましては、御指摘のとおりでございまして、記述のところの誤謬でございまして、「一人一人」のところは修正していきたいなと、整合を図っておきたいと考えています。 331: ◯伊藤委員長 近藤委員。 332: ◯近藤委員 言葉は合わせたほうがいいということで、そのようにしていただけるということで結構かと思うんですけど、私、個人的な意見としてはやはり、市民とか多くの人に呼びかける言葉として漢字二つよりも、一つの「一人」は漢字、もう一つはやわらかく「ひとり」としたほうが、文面的にも、そのほうが流れがいい、読みやすいし、それから、多くの文献なんかもやはりこの使い方というのが結構多いかと思いますので、参考までにといいますが、よろしくお願いします。 333: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  田中委員。 334: ◯田中委員 本編13ページの(2)の地域とともにある学校づくりプロジェクトの主な取組の下から4行目に、総合型地域スポーツクラブとの連携・支援と書かれています。  17ページの下から3行目にも同じように載っていますけれども、これはどうでしょう、渡邊スポーツ政策課長、実際、今、袋井市にスポーツクラブと呼べるところが幾つあるという認識でしょうか。そこと連携できるというような状態なのか、現状を教えていただきたいと思います。 335: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 336: ◯渡邊スポーツ政策課長 まず、市内の総合型地域スポーツクラブにつきましては、以前、市からも総合型地域スポーツクラブのまず山名地区に一つ、それから三川地区ということで、2クラブありました。そこには助成金を出して、活動助成ということでやっておりました。  今回、総合戦略の2に係るもののうち、総合型地域スポーツクラブとの連携・支援ということにつきましては、今エコパを拠点に活動しているアザレアクラブというものが、総合型地域スポーツクラブということで、7人制の女性のラグビーの競技だけでなく、いろいろな分野のスポーツに関して事業を進めていくということで、市のほうにもその取り組みについて連携していきましょうということで、お声をかけていただいております。  もちろん地域で活動する総合型地域スポーツクラブの育成も必要だと思いますし、今後はその地域のスポーツクラブではなく、民間が運営するというか、やるスポーツクラブとも、袋井市がエコパを活用するという意味でも連携して今後進めていきたいという中で、こちらのほうに掲載させていただいております。 337: ◯伊藤委員長 田中委員。 338: ◯田中委員 なかなか市内に、もうこれが言われて20年くらいたって、実際、全国では3,700あるということですけれども、袋井市では、補助金がなくなれば、なかなか運営が難しくなる。会費を取ってやるということはできないという状態で、磐田市とか掛川市なんかはそれぞれでつくられていますけれども、なかなか袋井市はうまくいかなかったという経緯があると思うんです。  これは国のほうでも、トーンはダウンしていますけれども、まだそのことは続いておりますので、今後やはり、いわゆる袋井市内の、中学校区とか、その辺ぐらいの地域でつくっていくというような方針を引き続いて持っていただきたいなと思うんです。  なぜかというと今、学校の小学校、中学校の、小学校もなくなった、袋井・森地区小学校児童陸上大会がね。袋井・森地区中学校体育大会も来年度でおしまいになるという状況の中で、その受け皿はどこかといえば、なかなか今現状ないと思うんですね、受けてくれるところが。そうすると、こういうところが受け皿ですよということになると思うんですね。  そういうところに力を入れていかなくちゃいけないなと思うと同時に、今言われた、アザレアクラブとか、それからエコパ、私は思っているのはさわやかアリーナで、あの中でやはり、総合型があそこを拠点にしたところを総合型スポーツクラブを、どこか袋井中学校区でもいいですので、つくるということをやっていただければ、多種目だけ多世代だけでもいいよとはなっているみたいですけれども、そこら辺のところをお金を取ってやるということは、ああいうところが拠点だったらできると思うんです。  今までは、ある有志の人が組織をつくってやっていましたけれども、補助金が切れればそこでおしまい、なかなかうまくいかなかった。そこら辺のことを少し考慮していただいて、つくっていただくのと、ここの連携というのは、確かに、アザレアクラブとかそういうのでわかりましたけれども、もう一個だけじゃなくてもう少しつくっていくというように今後、努力していただきたいなと思いますけれども、いかがでしょう。 339: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 340: ◯渡邊スポーツ政策課長 実は、現在スポーツ推進審議会の中でも、今回のスポーツ指導者の育成ということで、地域のいろいろなクラブ活動が、指導者の高齢化とか指導者不足ということで、それをどうやって解決していこうかという課題を一つ、それから、中学校の部活動の社会体育への受け入れとか、指導者の派遣ということで今、そういう田中委員おっしゃったような、地域のスポーツ、子供たちとかいろいろな方の活動の場が、なかなか学校活動とか地域のクラブだけでは、単体ではなかなか活動ができないという状況があります。それを今回、審議会の中でことし来年とかけて審議、検討して、ある程度袋井市に合った総合型地域スポーツクラブ、掛川市にはさんりーなの中でスポーツクラブということで、あそこは少しいろいろな講座を一つのさんりーなの中でやっているということで、あれ全体を総合型地域スポーツクラブという言い方ですので、地域によっていろいろ、総合型地域スポーツクラブの仕組みとか組織の考え方が違います。袋井市に合った総合型地域スポーツクラブ、もちろん、山名地区とか三川地区の総合型のクラブの今後、育成していくのはもちろんなんですけど、アザレアクラブとの連携、せっかく御提案いただいたさわやかアリーナのほう、所管課のほうでは考えておりまして、やはりその地域の方が、指導員というよりも、やはり業としてやっていただくシンコースポーツ株式会社がその施設を持った指定管理者として、施設を使った活動というものが一番総合型地域スポーツクラブが活動していくには一番ですので、そういう面も踏まえて今後、来年度、第4次袋井市スポーツ推進計画を策定して、再来年からの期間になりますので、その中にもこの内容については組み入れていきたいと思います。 341: ◯伊藤委員長 そのほか、どうでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 342: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  以上で協議事項を終了します。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア 令和2年1月フードドライブの実施結果について         イ 新型コロナウイルス感染拡大防止のための教育委員会の取組について           (速報) 343: ◯伊藤委員長 それでは、少し時間も、きょう午後5時からまた別の会議がありますので、50分までにできれば締めたいと思いますので、少し申しわけないですが、引き続きその他(資料提供)に移らせていただきたいと思います。  資料提供ですけれども、特にというか、フードドライブ、今回出ていますけれども、少しその中でよろしいですか。  鈴木しあわせ推進課長。 344: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、フードドライブにつきまして、今回簡単に御案内させていただきます。  今回のフードドライブですが、議員の皆様に御協力、事前に通知を出させていただきましてありがとうございました。すぐの受け入れをいただきまして、300キロぐらい今回ありました。  ただ、ここ数年、ことし、前年度見ますと拠出した分と受け入れの分でここに500キロぐらい乖離が生じております。  例えば500キロ出してもらった分だけということで、これは県内で共助の取り組みということで行っておりますので、議員の皆様にも今回お願いしましたが、次回の8月のフードドライブからは、コミュニティセンターで受け入れていただくということで、コミュニティセンター会議のほうにもかけさせていただきまして、御了解いただきました。  ですので、14カ所のコミュニティセンター、あと私どもで管理する岡崎会館、この15カ所に次回からふやしていくということで進めていきたいと思います。  県内では、富士市がまちセンで取り組んでおりまして、まちセンを入れたときに、2.5倍ぐらいにふえたということでございますので、次回からこのような取り組みをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 345: ◯伊藤委員長 ありがとうございました。  質疑はよろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 346: ◯伊藤委員長 じゃ、引き続き、その他事項ですけれども、教育部より、新型コロナウイルス感染拡大防止のための教育委員会の取組について(速報)という資料を出していただきましたので、そちらについて説明をいただきたいと思います。  金田学校教育課長。 347: ◯金田学校教育課長 (省略) 348: ◯伊藤委員長 続きまして、すこやか子ども課所管について。  大庭すこやか子ども課長。 349: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 350: ◯伊藤委員長 引き続き、おいしい給食課。  川村おいしい給食課長。 351: ◯川村おいしい給食課長 (省略) 352: ◯伊藤委員長 引き続きまして、教育企画課分を。  本多教育企画課長。 353: ◯本多教育企画課長 (省略) 354: ◯伊藤委員長 引き続きまして、生涯学習課分を。  杉山生涯学習課長。 355: ◯杉山生涯学習課長 (省略) 356: ◯伊藤委員長 それでは、ただいま御報告いただきましたけれども、伊藤教育部長、もしありますか、大丈夫ですか。  時間もない中、ありがとうございました。以上、情報共有という意味で出させていただきましたけれども、引き続き多分、最大会派の自民公明クラブからも、議会としても共通で原田市長に提案等もしていきたいというような話もありましたので、情報共有でさせていただいて、特にもし御質疑等ありましたらお受けしたいと思いますけど、いかがでしょう。  高橋委員。 357: ◯高橋副委員長 臨時職員とか、そういう皆さんの処遇なんですけれども、例えば給食が休業になって、3月いっぱい仕事を予定していたけれどもできなかった皆さん、あるいは、学校の支援員は、ある一定部分は放課後児童クラブに行ったけれども行けなかったというような皆さん、国のほうは、それなりの後で補償ということもあるんですけれども、そこら辺のところの対応をどうされているかという処遇も含めてお聞きしたいと思います。 358: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。
    359: ◯伊藤教育部長 先ほどおいしい給食課長のほうからも話があったと思いますけど、かなりつくる量も少なくなっていましたし、あした以降、幼稚園の調理もなくなっていきますけど、そこについては、従業員の給与補償ということで、今現在は委託料の変更というのは考えてございません。これは、児童送迎バスの運行についても、そこの運転手の賃金ではなくて、これはガソリン代ということで考えてございます。  それから、支援員につきましても、昨晩の急な話で、きょう、あしたから放課後児童クラブお休みということにしてございますが、まずは放課後児童クラブの中の資質向上のため、少し研修として今いらっしゃる支援員の方々と一緒に、指導員とか補助員の方と一緒に、少しそういうことで使ったりとか、その以後は、もう一度少し学校に引き上げて、それで、必要なことをやっていただくような形ということで、当初予定していたような日数についてはしっかり働いていただきまして、支給するということで考えてございます。 360: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 361: ◯伊藤委員長 それでは、少し引き続きまして、時間がない中恐縮ですが、学校教育課のほうから、一般質問でもありました少しいじめの案件について、少し詳細を御報告ください。  金田学校教育課長。 362: ◯金田学校教育課長 (省略) 363: ◯伊藤委員長 ただいま御報告をいただきました、一般質問を通じて知ったわけですけれども、もし委員の皆様方から御了解いただければ、今回の案件にかかわらず、全体的ないじめの報告というものも、閉会中の常任委員会でもし可能であれば求めていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか、皆さん方。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 364: ◯伊藤委員長 じゃ、次回、ぜひまたそういった形で上げていただければと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  特にという質問、質疑があればお受けしますけど、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 365: ◯伊藤委員長 以上をもちまして、付託議案の審査及び当局からの協議事項は全て終了いたしました。  これをもちまして、本定例会の民生文教委員会を閉会いたします。ありがとうございました。                (午後4時50分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...