ツイート シェア
  1. 袋井市議会 2020-03-09
    令和2年建設経済委員会 本文 開催日:2020-03-09


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和2年建設経済委員会 本文 2020-03-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 314 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯戸塚委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯戸塚委員長 選択 4 : ◯神谷産業環境部長 選択 5 : ◯戸塚委員長 選択 6 : ◯大庭委員 選択 7 : ◯戸塚委員長 選択 8 : ◯竹野委員 選択 9 : ◯戸塚委員長 選択 10 : ◯鈴木副市長 選択 11 : ◯戸塚委員長 選択 12 : ◯戸塚委員長 選択 13 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 14 : ◯戸塚委員長 選択 15 : ◯高木委員 選択 16 : ◯戸塚委員長 選択 17 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 18 : ◯戸塚委員長 選択 19 : ◯大庭委員 選択 20 : ◯戸塚委員長 選択 21 : ◯木根農政課長 選択 22 : ◯大庭委員 選択 23 : ◯木根農政課長 選択 24 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 25 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 26 : ◯戸塚委員長 選択 27 : ◯大庭委員 選択 28 : ◯戸塚委員長 選択 29 : ◯戸塚委員長 選択 30 : ◯木根農政課長 選択 31 : ◯戸塚委員長 選択 32 : ◯高木委員 選択 33 : ◯戸塚委員長 選択 34 : ◯木根農政課長 選択 35 : ◯戸塚委員長 選択 36 : ◯高木委員 選択 37 : ◯戸塚委員長 選択 38 : ◯木根農政課長 選択 39 : ◯木根農政課長 選択 40 : ◯戸塚委員長 選択 41 : ◯高木委員 選択 42 : ◯戸塚委員長 選択 43 : ◯木根農政課長 選択 44 : ◯戸塚委員長 選択 45 : ◯石田都市計画課長 選択 46 : ◯戸塚委員長 選択 47 : ◯岡本委員 選択 48 : ◯戸塚委員長 選択 49 : ◯木根農政課長 選択 50 : ◯木根農政課長 選択 51 : ◯戸塚委員長 選択 52 : ◯大庭委員 選択 53 : ◯戸塚委員長 選択 54 : ◯木根農政課長 選択 55 : ◯大庭委員 選択 56 : ◯戸塚委員長 選択 57 : ◯岡本委員 選択 58 : ◯戸塚委員長 選択 59 : ◯戸塚委員長 選択 60 : ◯戸塚委員長 選択 61 : ◯村田産業政策課長 選択 62 : ◯戸塚委員長 選択 63 : ◯戸塚委員長 選択 64 : ◯土屋建設課長 選択 65 : ◯戸塚委員長 選択 66 : ◯岡本委員 選択 67 : ◯戸塚委員長 選択 68 : ◯土屋建設課長 選択 69 : ◯戸塚委員長 選択 70 : ◯岡本委員 選択 71 : ◯戸塚委員長 選択 72 : ◯土屋建設課長 選択 73 : ◯戸塚委員長 選択 74 : ◯岡本委員 選択 75 : ◯戸塚委員長 選択 76 : ◯土屋建設課長 選択 77 : ◯戸塚委員長 選択 78 : ◯榛葉都市建設部長 選択 79 : ◯戸塚委員長 選択 80 : ◯村井副委員長 選択 81 : ◯戸塚委員長 選択 82 : ◯土屋建設課長 選択 83 : ◯戸塚委員長 選択 84 : ◯村井副委員長 選択 85 : ◯戸塚委員長 選択 86 : ◯土屋建設課長 選択 87 : ◯戸塚委員長 選択 88 : ◯村井副委員長 選択 89 : ◯戸塚委員長 選択 90 : ◯榛葉都市建設部長 選択 91 : ◯戸塚委員長 選択 92 : ◯戸塚委員長 選択 93 : ◯石田都市計画課長 選択 94 : ◯戸塚委員長 選択 95 : ◯戸塚委員長 選択 96 : ◯八木都市整備課長 選択 97 : ◯戸塚委員長 選択 98 : ◯戸塚委員長 選択 99 : ◯戸塚委員長 選択 100 : ◯内山下水道課長 選択 101 : ◯戸塚委員長 選択 102 : ◯戸塚委員長 選択 103 : ◯戸塚委員長 選択 104 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 105 : ◯戸塚委員長 選択 106 : ◯戸塚委員長 選択 107 : ◯戸塚委員長 選択 108 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 109 : ◯戸塚委員長 選択 110 : ◯岡本委員 選択 111 : ◯戸塚委員長 選択 112 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 113 : ◯戸塚委員長 選択 114 : ◯岡本委員 選択 115 : ◯戸塚委員長 選択 116 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 117 : ◯岡本委員 選択 118 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 119 : ◯岡本委員 選択 120 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 121 : ◯戸塚委員長 選択 122 : ◯高木委員 選択 123 : ◯戸塚委員長 選択 124 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 125 : ◯戸塚委員長 選択 126 : ◯高木委員 選択 127 : ◯戸塚委員長 選択 128 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 129 : ◯戸塚委員長 選択 130 : ◯大庭委員 選択 131 : ◯戸塚委員長 選択 132 : ◯鈴木副市長 選択 133 : ◯戸塚委員長 選択 134 : ◯大庭委員 選択 135 : ◯戸塚委員長 選択 136 : ◯鈴木副市長 選択 137 : ◯戸塚委員長 選択 138 : ◯大庭委員 選択 139 : ◯鈴木副市長 選択 140 : ◯戸塚委員長 選択 141 : ◯鈴木副市長 選択 142 : ◯戸塚委員長 選択 143 : ◯戸塚委員長 選択 144 : ◯戸塚委員長 選択 145 : ◯内山下水道課長 選択 146 : ◯戸塚委員長 選択 147 : ◯岡本委員 選択 148 : ◯戸塚委員長 選択 149 : ◯内山下水道課長 選択 150 : ◯戸塚委員長 選択 151 : ◯岡本委員 選択 152 : ◯戸塚委員長 選択 153 : ◯内山下水道課長 選択 154 : ◯戸塚委員長 選択 155 : ◯榛葉都市建設部長 選択 156 : ◯榛葉都市建設部長 選択 157 : ◯戸塚委員長 選択 158 : ◯岡本委員 選択 159 : ◯戸塚委員長 選択 160 : ◯内山下水道課長 選択 161 : ◯岡本委員 選択 162 : ◯村井副委員長 選択 163 : ◯岡本委員 選択 164 : ◯村井副委員長 選択 165 : ◯戸塚委員長 選択 166 : ◯岡本委員 選択 167 : ◯戸塚委員長 選択 168 : ◯戸塚委員長 選択 169 : ◯村田産業政策課長 選択 170 : ◯戸塚委員長 選択 171 : ◯竹野委員 選択 172 : ◯戸塚委員長 選択 173 : ◯村田産業政策課長 選択 174 : ◯戸塚委員長 選択 175 : ◯岡本委員 選択 176 : ◯戸塚委員長 選択 177 : ◯村田産業政策課長 選択 178 : ◯戸塚委員長 選択 179 : ◯岡本委員 選択 180 : ◯戸塚委員長 選択 181 : ◯村田産業政策課長 選択 182 : ◯戸塚委員長 選択 183 : ◯高木委員 選択 184 : ◯戸塚委員長 選択 185 : ◯村田産業政策課長 選択 186 : ◯戸塚委員長 選択 187 : ◯高木委員 選択 188 : ◯戸塚委員長 選択 189 : ◯村田産業政策課長 選択 190 : ◯戸塚委員長 選択 191 : ◯大庭委員 選択 192 : ◯戸塚委員長 選択 193 : ◯村田産業政策課長 選択 194 : ◯大庭委員 選択 195 : ◯戸塚委員長 選択 196 : ◯村田産業政策課長 選択 197 : ◯戸塚委員長 選択 198 : ◯竹野委員 選択 199 : ◯戸塚委員長 選択 200 : ◯村田産業政策課長 選択 201 : ◯戸塚委員長 選択 202 : ◯竹野委員 選択 203 : ◯戸塚委員長 選択 204 : ◯竹野委員 選択 205 : ◯戸塚委員長 選択 206 : ◯村田産業政策課長 選択 207 : ◯戸塚委員長 選択 208 : ◯竹野委員 選択 209 : ◯戸塚委員長 選択 210 : ◯村田産業政策課長 選択 211 : ◯戸塚委員長 選択 212 : ◯竹野委員 選択 213 : ◯戸塚委員長 選択 214 : ◯村田産業政策課長 選択 215 : ◯戸塚委員長 選択 216 : ◯高木委員 選択 217 : ◯戸塚委員長 選択 218 : ◯村田産業政策課長 選択 219 : ◯戸塚委員長 選択 220 : ◯高木委員 選択 221 : ◯戸塚委員長 選択 222 : ◯村田産業政策課長 選択 223 : ◯戸塚委員長 選択 224 : ◯竹野委員 選択 225 : ◯戸塚委員長 選択 226 : ◯村田産業政策課長 選択 227 : ◯戸塚委員長 選択 228 : ◯戸塚委員長 選択 229 : ◯戸塚委員長 選択 230 : ◯木根農政課長 選択 231 : ◯戸塚委員長 選択 232 : ◯岡本委員 選択 233 : ◯戸塚委員長 選択 234 : ◯木根農政課長 選択 235 : ◯戸塚委員長 選択 236 : ◯岡本委員 選択 237 : ◯岡本委員 選択 238 : ◯戸塚委員長 選択 239 : ◯木根農政課長 選択 240 : ◯村井副委員長 選択 241 : ◯木根農政課長 選択 242 : ◯戸塚委員長 選択 243 : ◯木根農政課長 選択 244 : ◯村井副委員長 選択 245 : ◯戸塚委員長 選択 246 : ◯岡本委員 選択 247 : ◯戸塚委員長 選択 248 : ◯木根農政課長 選択 249 : ◯戸塚委員長 選択 250 : ◯木根農政課長 選択 251 : ◯戸塚委員長 選択 252 : ◯岡本委員 選択 253 : ◯戸塚委員長 選択 254 : ◯竹野委員 選択 255 : ◯戸塚委員長 選択 256 : ◯木根農政課長 選択 257 : ◯戸塚委員長 選択 258 : ◯竹野委員 選択 259 : ◯戸塚委員長 選択 260 : ◯竹野委員 選択 261 : ◯戸塚委員長 選択 262 : ◯戸塚委員長 選択 263 : ◯木根農政課長 選択 264 : ◯戸塚委員長 選択 265 : ◯高木委員 選択 266 : ◯戸塚委員長 選択 267 : ◯木根農政課長 選択 268 : ◯戸塚委員長 選択 269 : ◯高木委員 選択 270 : ◯戸塚委員長 選択 271 : ◯木根農政課長 選択 272 : ◯戸塚委員長 選択 273 : ◯戸塚委員長 選択 274 : ◯戸塚委員長 選択 275 : ◯土屋建設課長 選択 276 : ◯戸塚委員長 選択 277 : ◯高木委員 選択 278 : ◯戸塚委員長 選択 279 : ◯土屋建設課長 選択 280 : ◯戸塚委員長 選択 281 : ◯高木委員 選択 282 : ◯戸塚委員長 選択 283 : ◯土屋建設課長 選択 284 : ◯戸塚委員長 選択 285 : ◯竹野委員 選択 286 : ◯戸塚委員長 選択 287 : ◯土屋建設課長 選択 288 : ◯戸塚委員長 選択 289 : ◯大庭委員 選択 290 : ◯戸塚委員長 選択 291 : ◯土屋建設課長 選択 292 : ◯戸塚委員長 選択 293 : ◯大庭委員 選択 294 : ◯戸塚委員長 選択 295 : ◯土屋建設課長 選択 296 : ◯大庭委員 選択 297 : ◯戸塚委員長 選択 298 : ◯鈴木副市長 選択 299 : ◯大庭委員 選択 300 : ◯鈴木副市長 選択 301 : ◯大庭委員 選択 302 : ◯戸塚委員長 選択 303 : ◯榛葉都市建設部長 選択 304 : ◯戸塚委員長 選択 305 : ◯鈴木副市長 選択 306 : ◯戸塚委員長 選択 307 : ◯竹野委員 選択 308 : ◯戸塚委員長 選択 309 : ◯土屋建設課長 選択 310 : ◯竹野委員 選択 311 : ◯戸塚委員長 選択 312 : ◯土屋建設課長 選択 313 : ◯戸塚委員長 選択 314 : ◯戸塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開会)      開   会 ◯戸塚委員長 それでは、ただいまから市議会建設経済委員会を開会いたします。  今回の委員会には、14件の付託議案審査が求められており、また、当局から3件の協議事項、4件の報告事項がございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、初めに、当局を代表いたしまして、鈴木副市長から御挨拶をお願いしたいと思います。 2: ◯鈴木副市長 皆様、おはようございます。  連日、メディアのトップニュースで、新型コロナウイルスの状況が報道がされています。感染者がふえているということで、まだまだふえていく、そんな今、時期にあるのかなと思います。幸いにも袋井市にはまだ感染者が発生していないということでございますけれども、国としても、今後の対策として特別措置法を制定したり、あるいは医療体制を充実したり、経済対策もということでおっしゃっておりますけれども、袋井市においても、事態の変化に応じて、それぞれの所管で常に対応できることはどんどん対応していきますし、対策本部会議も開催して、方向性を定めて対応することについても柔軟に会議を開催して対応していく、そんな姿勢でおりますので、よろしくお願いしたいと思います。  さて、建設経済委員会でございますけれども、この委員会、建設部門、それから上下水道、それから産業部門、環境部門と多岐にわたりますけれども、審議のメーンは何といっても令和2年度の当初予算の審議になると思います。それで、当初予算については、昨年の秋以降、それぞれの所管で現状を認識し、そして目指すべき姿、目標も明確にする中で、どうした予算にしたらいいかというものを関係者の皆さんの御意見も聞く中で所管が要求して、何度かの査定を経て整理をさせていただきました。文字どおり、建設的な、民意にかなうような審議になって、それを生かした予算で執行できればと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 3: ◯戸塚委員長 ありがとうございました。それでは、始めるわけですけれども、その前に、今、副市長からお話がありました新型コロナウイルス対策による市内産業分野への影響ということで、神谷産業環境部長から説明のほうを用意していただいておりますので、お願いしたいと思います。  資料を机の上に、それぞれに皆さんには配付をさせていただいてありますので、御確認をいただきたいと思います。  神谷産業環境部長。 4: ◯神谷産業環境部長 おはようございます。  今、委員長のほうから御案内がありましたけれども、机の上に両面のワンペーパーを御用意させていただきましたので、ごらんいただきたいと思います。  市内産業分野への影響について速報ということで、先週末までに関係者への聞き取り調査を行いましたので、その結果を報告させていただきます。  なお、袋井商工会議所におきましては、市内100社を対象にした影響調査を現在行っているところでございます。  大きな2番のところに農政課ということで、大きく二つ、JA遠州中央とクラウンメロン支所の状況を記述してあります。JA遠州中央袋井営農センターにつきましてですけれども、全般的な影響としてこれから出てくると想定していると。それから、農業者からの所得補償といった声は、現時点は上がっていないということ。それから、ぽつが三つありますけれども、関東、関西へ荷動きが鈍いということ。  それから、2点目ですが、家庭向けの需要は堅調ということで、外出の自粛で、外食産業への影響はかなり大きいということが報道されておりますけれども、野菜を中心に若干上向きの作物もあるということで、こんな状況があらわれているということ。  それから、市内飲食店、学校給食への納入をしていた農家にはこれから影響が出てくると思われるというような情報でございます。  それから、クラウンメロン支所につきましては、1月好調、2月は3割程度下落ということで、暖冬によってイチゴのほうが1月に出回らなかった反動でメロンのほうに需要が来たということだそうです。  裏面に行っていただきまして、産業政策課の関係で、(1)のほうは、市内金融機関への融資相談の状況でございます。
     先週金曜日に状況を、6金融機関、15支店に電話での調査を行いました。相談件数につきましては、融資などでの相談が全体で16件というような状況で、現時点で融資額、あるいは融資期間も含め、判断できない状況であるのではないかということ。それから、今後この事態が長期化する場合に、こういった相談が多くなるというような状況だということでございます。  市のほうにも直接、間接に、相談、電話等がありますけれども、まず、事業者と取引のあるメーンバンクに相談を御案内している状況でございます。  それから、(イ)のほうに観光関係ですけれども、御案内のように、可睡のひなまつりは3月3日をもって中止をしております。その影響は大きく出てくると思われます。  それから、宿泊の予約でございますけれども、県外で、昨日新聞報道でもありました49万人ということで、うち6割、29万人が外国人というようなキャンセルでございます。各市町ごとのデータにつきましては公表されておりませんけれども、市内の宿泊のキャンセルについては、1,600人ほどのキャンセルという数字を伺っております。県の調査のレベルです。4月予約分までで1,600人程度のキャンセルが発生しているということで、うち4割ほどが外国人のキャンセルということでございます。  袋井観光センターでも、これは一般質問の答弁で申し上げましたけど、食事のキャンセルが相次いでいるというような状況でございます。  以降についてはごらんのとおりでございますけれども、昨日の新聞などによるマスコミ報道によりますと、7日土曜日に国のほうでは、首相官邸で本部会議も開かれておりまして、感染拡大の影響で売り上げが急変した個人事業主を含む中小・小規模事業者支援のために、特別貸付制度を創設するということを首相が表明されております。日本政策金融公庫などを通じまして、実質無利子、無担保の融資を行うと述べられておりまして、こうした緊急対策の第2弾が、あした10日までに取りまとめるという、国のほうでは方針を出しておりますので、こういった詳細があす以降明らかになってくると思いますので、議会議員の皆様を初め、関係機関、関係団体と情報の共有化を図るとともに、スピード感を持って取り組むよう、丁寧な対応を今後してまいりたいと存じます。 5: ◯戸塚委員長 説明が終わりました。  速報ということで、急遽、資料をつくって説明していただきました。そういうことで、この件につきましては、今の内容で委員の皆様には……。                 〔発言する者あり〕 6: ◯大庭委員 委員長の許可をいただいて、1件お伺いをさせていただきます。  この間、質疑のときにやろうとして時間がなくて、短かったものですからお願いしたいんですが、ペーパーに載っていない学校給食の関係、特に学校給食については、この地域近在では、藤枝市が余った食材を販売するといって新聞に載っていました。全国各地でそれをやっていまして、袋井市でも、私が聞く範囲では、まあまあJAに転用するということでおさまるんじゃないかなと聞いています。ただ、牛乳だとかいろいろなものがあるものですから、いま一度お調べいただきたいということも含めて、調査をかけていただきたい。  それから、もう一つは、この中で、産業政策課の3番、これはこの中の審議でもいいと思うんですが、我々が見ているのは、いろいろな対策会議に基づいて今ネットに出されて、我々にも紹介されています。例えば、経済変動対策貸付、それから景気対策特別資金、新型コロナウイルス感染症に係る衛生環境激変特別貸付、それから経営環境変化対応資金、しみず緊急支援資金、緊急融資、それから新型コロナウイルス肺炎による緊急支援融資、さらには雇用調整助成金等々、あえてこのように市民の皆さんに伝わるような形で今紹介をされています。  この対応はこういうことだと思いますけれども、随時、手続を進めていただいて問題の発生のない、また発生した場合については議会に御報告いただきますようにということで、委員長、要望だけさせていただきます。 7: ◯戸塚委員長 今、大庭委員から、そういった形で対応についての、それについては特に御承知していただければということだと思います。  竹野委員。 8: ◯竹野委員 全く同じ関連で給食のことで。実は島田市の知人から、袋井市のフクロイ乳業ってございますよね、そこが島田市の小学校、中学校の学校給食に牛乳を提供していると。だけど、今休校ということで、それで袋井市できっと困っているだろうから少し調べてほしいという、支援も含めて、そういう要請があったもんだから、これは少し調べて、実際どうなっているのかですね。  それから、もう一つ、これはNHKで実は報道されて、僕は見なかったけど、知人から、袋井市の農家でチンゲンサイを専門につくっている農家が、袋井市内の学校給食センターに小中、幼稚園のチンゲンサイを生産量の約3割を納入していると。それが今回の措置で、そこで、一応NHKの報道によると市場にも出しているようだけど、売れ残っているやつというか、だけれども、本当に商品がダブって、すごく価格が下落して困っているようだと。そういう報道もあったものですから。ここの資料にも、学校給食に納入している農家にはこれから影響が出てくると。実際にもう出ているものですから、もう少し詳しく、これ、学校給食センターに問い合わせれば、どういう業者から納入しているかわかると思いますから、調査のほうをよろしくお願いします。 9: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 10: ◯鈴木副市長 大庭委員、竹野委員から、学校の休校とかイベントの中止に伴う対策の情報の共有というか、対応のほうをという御意見だと思います。  学校関係については、幼稚園、保育所がフルでオープンしていますけれども、どのぐらいの子供が通園しているかとか、あるいは放課後児童クラブも朝から夕方までやっていますけれども、どのぐらいの児童が通っているか。それから、給食センターの食材の関係もございます。実は、民生文教委員会のほうで、所管のところで、冒頭というよりも一定程度審議が済んだところで報告書ということで対応しているそうですので、それは全部情報を共有化したいと思いますので、よろしくお願いします。 11: ◯戸塚委員長 ただいま副市長からありましたように、3常任委員会で、それぞれ所管の部門の中で、それぞれの情報を収集されて、またこの常任委員会において報告があろうかと思います。そういうことで、全議員がこの所管以外のことも含めて、やはりしっかり共有化する必要があると思いますので、その辺については調整していきますので、委員の皆様には御了承をいただきたいと思います。  この件につきましては、以上とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────      令和2年2月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第2号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について─所                管部門─ 12: ◯戸塚委員長 それでは、早速、付託議案の審査に入ります。  最初に、議第2号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門を議題といたします。  補正予算書の歳出の款項目の順に当局の説明を求めます。  初めに、環境政策課所管についての当局の説明を求めます。  幡鎌環境政策課長。 13: ◯幡鎌環境政策課長 (省略) 14: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  高木委員。 15: ◯高木委員 今、アクアパークあさばのほうへ仮置きしてあるということでございますけれども、どのぐらいの量がそこに仮置きされているのかというのが1点。それから、今後、稲わらの処分と堆肥化へということでありますけれども、今後のこのスケジュールはどのような工程の中で対応していき、また、その処分が完全に完了するのはどの時期を見込んでいるかをお聞きしたいです。 16: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 17: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、高木委員の御質問にお答え申し上げます。  今、アクアパークあさばに仮置きをしております稲わらの量380トンとなります。それから、今後のスケジュールでありますが、今現在、補助金の交付申請を行いまして、今後、予算を議決していただいたら、3月末に入札を行ってまいりたい。それから、運搬に関しましては、3月中の完了を目指しておりまして、ただ、補助金を受けられるのが、実際に堆肥ができ上がったところで補助金が受けられるということになりますので、こちらにつきましては、実際に補助金をいただけるのは来年度の末ぐらいになるという予定であります。 18: ◯戸塚委員長 そのほか。  大庭委員。 19: ◯大庭委員 今のに関連して、これは幡鎌課長がいいのか、木根課長がいいのか、迷いながら質問するんですが、380トン放置されているということなんですが、本来、この台風でどのぐらいの量が出て、そのうちの何割がこういうように回収されたという認識があるのかというのが1点。  実は、この情報を得て、いわゆる稲わらの回収や堆肥化、さらには処分を含めて、通達を受けてしっかり対応した農家とそうでない農家があった。中には、面倒なものだから一部焼却をしたと言われるところも漏れ聞くところにあるぐらいで、要はこの稲わらの関係というのは、地域によって大体もう固定しているんですね、場所が。大雨が降ると雨が出る。それで、コンバインでかなり粉砕した稲わらが、本来、先ほどの課長のお話のとおり、敷き込まれて堆肥化されるのが望ましいものが、結局、浮遊して、川下に流れる。いわゆる田んぼでいうと下に流れてしまう、そこにたまっている。大体その場所というのは毎回毎回一緒だというように思うんです。  次回というか、本来はないにこしたことはないんですが、今後のことを想定して、今回発生した量というのはかなり多目の量だと思います。これを教訓に、次回、例えば対象農家、地域にはしっかり通知をして、それで全量がしっかり把握できるようにしてほしいなと。聞いていなかっただとか、それを聞いたときには大体の処分をしちゃっただとかというような言い方をするところもありましたので、その点、原課でどのように把握しているのかお伺いしたいと思います。 20: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 21: ◯木根農政課長 ただいまの御質問にお答え申し上げます。  稲わらの関係ですけれども、例えば委員がおっしゃった通知につきましては、1月下旬に関東農政局のほうから、こういった制度が始まりますよという通知を農家のほうに配っております。この補助制度を活用して稲わらを集めるということで、中遠農林事務所、また農協と事前に話し合う中で、農家へのお知らせにつきましては、市内に農協、三つの事業所がございます。袋井営農センターと茶ピアにある袋井南部店、それと浅羽にある浅羽店、この三つの事業所がそれぞれの農家を回って、稲わらの回収を始めますよということは農協のほうから周知をしていただきました。周知はしたんですけれども、ただいま委員がおっしゃるように、皆が皆、重機とかトラックがない関係もありまして、収集のほうは全ての農家がやったということでは捉えておりません。  うちのほうで把握していた量ですけれども、事前に市内を回りまして、おおむねの量ということで、先ほど幡鎌課長がおっしゃいました380トンのという数字が出ましたけれども、このぐらいの量の把握は事前にはしていたところでございます。 22: ◯大庭委員 総勢何トンあって、そのうち380トンは何割を回収したと推定されるか、それだけ少し説明してください。 23: ◯木根農政課長 市内をぐるっと回りまして、何トンという量までは、済みません、把握のほうはしておりませんでしたけれども、各地域、特に木原から浅羽の地域が集中しているというところは事前には把握しておりましたけれども、量の重さまでは把握のほうは事前にはしておりません。 24: ◯幡鎌環境政策課長 私、専門じゃないんですけど、今、木根課長が言ったので、実は、今回の被害って、市の南部の人たちだけだったんですよね。浅羽、笠原、木原で、市の北部……。             〔「新池もあったよ」と呼ぶ者あり〕 25: ◯幡鎌環境政策課長 新池もありました。ごめんなさい、新池まで。北部のほうは、三川とかそういうところはあんまりなくて、なおかつ今回運ばれてきたのは、どちらかというと大農家、大きく耕作されている方が機械も持っておられるものですから、その方たちは自分らで運んでこられたのが380トンで、それで、多くの小さい方についてはやはり運ばなくて、敷きならしちゃって、すき込んでいるとか、燃やしちゃっているというのも聞きましたけれども、そういった処理をされたみたいです。 26: ◯戸塚委員長 大庭委員。 27: ◯大庭委員 そういうこともあって、全量、じゃ、500トン、あるいは1,000トンぐらいあったのかもしれん。そのうちの3割ぐらいしか今回回収できなんだよというような、例えイメージでも持っていれば、今後の対応ができるもんで申し上げたわけです。  いずれにしても、次回こういう事案が発生した場合、漏れなくみんなに通達されて処理されるように、また、重機があったり、その機械があったりして、トラックに乗せるようなことができるお宅はよかったですが、そうでないところは結局、いわゆる自家処理というか、個人処理をしたというのが実情なんです。だものですから、今、幡鎌課長が説明したとおり、大体、連絡もJAを通して大型農家しか行っていないですよ。だから大型農家はそれなりに対応しているし、また大型農家には一定の機械があるものですからそれで対応できた。だものですから、そうでないところは、燃やしたり、焼却処分というのは本来環境上、好ましくない行為なんですが、そうせざるを得なかったというような状況です。  いずれにしましても、河川の溢水、越水によって田んぼに水が入ってしまって、下手に流れるという地域がおおむねの特定はできるものですから、今回を教訓に、次回はそういうような不公平のないような処理をされたい。そのことだけ、要望だけしておきます。 28: ◯戸塚委員長 じゃ、農政課長、よろしくお願いします。  そのほか、どうですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、環境政策課所管につきましては、以上で終了といたします。  次に、農政課所管について、当局の説明を求めます。  木根農政課長。 30: ◯木根農政課長 (省略) 31: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら承ります。  高木委員。 32: ◯高木委員 歳出6款農林水産業費、1項農林費の3目農林振興対策費、担い手確保経営強化支援事業補助金ということですけれども、申請の条件として適切な人・農地プランが作成されているということが一つの条件とされているように聞いておりますけれども、その申請に係る人・農地プラン、どのような内容が出されたのかどうか。当然、これ、市のほうも少し支援をされていると、申請するのに支援されているということでありますので、どのような内容か、もしおわかりであれば少しお聞きをしたいと思います。  それから、対象となる事業の内容については御説明を受けたわけですけれども、スマート農業に資する内容の補助、メニューがこの中に入っているかどうかを少しお聞きしたいと思います。  それから、もう一点、歳出6款農林水産業費、2項農林土木費の1目土地改良総務費、19節の県営農村災害対策整備事業負担金ですけれども、鷲巣川の改修と周辺の遊水池築造ということでありますけれども、今、鷲巣川のほうを少しずつ改修をされておりますけれども、進捗状況、計画の中でどのぐらい、何%ぐらい進捗されているのかというのが1点。  それから、遊水池の、何ゆえそこにためる計画があるのかどうかというのが2点目。  先ほど、もう一つ、県事業負担金で、県営災害対策農業水利施設整備事業負担金ということで、地質構造の調査がなくなったということで、そこらも含めて減額をされたということですけれども、本来ため池の安全対策を進めていく上では、やはり地質構造を調査することが必要と私は考えるんですけれども、なぜ不用になったのか。にもかかわらず、13節の委託料の003細目、国庫補助金土地改良事業費、またここでは今度ため池の地質のほうの構造調査というようなお話もありましたよね。何か少し矛盾しているような感じもするものですから、そこらについて少し教えていただきたいと思います。 33: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 34: ◯木根農政課長 ただいまの高木委員の四つの御質問に順次お答えさせていただきます。  一つ目の農業者への補助の関係で、今回はイチゴ農家への補助のことになりますけれども、そこに、たしか申請要件に、人・農地プランがされていることということが条件の中に含まれております。人・農地プランにつきましては、今年度から、今、申請者のある三川地区のほうは取りかかりのほうを始めております。  人・農地プランにつきましては、今後のその地域の農地、人のあり方を計画的に、地域の皆さんと一緒に話し合っていきましょうということの事業でございますけれども、具体的には三つのことになろうかと思います。一つは、地域の農業者の皆さんに対する意識調査、アンケートを行うことと、耕作者とか、今回、年齢も色分けして示すということで、そういった地図を作成して、地域の皆さんの会合の場に持っていって、それぞれの土地について今後の集積とか集約を、将来の計画を地域の皆さんと話し合うと、この三つをやっていくことがプランということで現在言われております。  この三川地区にありましては、現在そういった状況で進めておりまして、令和2年度までに向けて、このプランを策定するということで今現在進めております。  次の2番目のスマート農業の関係ですけれども、今回行う農業者の方はイチゴ農家で、ビニールハウスの中には、温度センサーや雨のセンサーといった自動換気システムは計画されておるんですけれども、今回の補助メニューでいうスマート農業、これが採択要件の別枠で、優先枠ということが補助要綱の中では示されておりますけれども、その優先枠は、そういった温度センサーとか雨センサーのもう一つ上のランクのセンサー、例で言いますと湿度センサーとかCO2、二酸化炭素のセンサーのことを計画するということで、優先枠の中でそういったことがスマート農業で示されております。  今回の生産者はそこまでのワンランク上のセンサーはつけておりませんけれども、将来的にはそういったセンサーも導入予定ということでは伺っております。  続きまして、鷲巣川の関係ですけれども、鷲巣川の改修の進捗状況ですけれども、計画延長が567メートルございまして、昨年度までには423メートル、今年度施工したところで422メートル完了しております。パーセントで言いますと、78%が現在完了しております。残りの百数十メートルにつきましては令和3年度までに施工するということで今のところ計画しております。  もう一つの遊水池のほうにつきましては、面積が2.7ヘクタール、貯水量は1万5,000立方メートル、そして、こちらも今回の補正予算から整備のほうを行い、令和3年度の完了を目指しております。  最後になりますが、先ほどの地質調査の減額ということですけれども、耐震に向けた調査のほう、これは必ずやらなければいけないんですけれども、そのデータとなります地質調査が、これ、今、県のほうで実施設計をやっていただいておるんですけれども、地質調査自体が、県で所有する地質調査の持ち分が別にあったと、それを代用できるということで、改めて地質調査をやらずに、代用したデータがあったものですから、それを活用したということで、それを用いての設計のほうになっているということで減額となっております。 35: ◯戸塚委員長 高木委員、よろしいですか。  高木委員。 36: ◯高木委員 今、鷲巣川の関係ですけれども、全長が567メートルで、今年度までに423メートルを完了し、現在422メートルと言いましたけれども、少しそれ、確認をお願いしたいと思います。 37: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 38: ◯木根農政課長 ただいまの数字ですけど、申しわけございません、先ほど私が言った423メートルというのは、平成30年度までの完了で、今年度、新たに19メートル施工しておりますので、442メートルが完了しております。申しわけございません。それにより、78%の工事のほうが完了しておるということです。                 〔発言する者あり〕 39: ◯木根農政課長 昨年度までは74.6%終えております。423プラス19ですね。昨年度までが423メートル、今年度19メートルを終えまして442メートルを終えております。 40: ◯戸塚委員長 高木委員。 41: ◯高木委員 鷲巣川の流域、特に今回、遊水池の築造をする場所というのがやはり軟弱地盤であろうかと思います。これは袋井市全体、全てではありませんけど、やはり軟弱地盤の地域が多いという形の中で、今回、この後の予算の中にも計上されておりますけれども、駅南の田端東の遊水池、これも少し掘り下げるという形の中でありますけれども、軟弱地盤のところへ遊水池をつくる過程の中での地盤改良というようなお話がありますけれども、どのような方法で地盤改良を考えているのか。そこらがもしおわかりいただければ少し伺いたいと思いますし、もう一つは、やはりあの地域というのはどうしても数年たてば遊水池の底にも堆積をしていくかと思います、土が。そこらのしゅんせつということもどのような計画の中に入れ込んでいるのかも少しお聞きしたいと思います。 42: ◯戸塚委員長 ただいまの高木委員の質問については。  木根農政課長。 43: ◯木根農政課長 ただいまの遊水池の地盤改良ということで、委員がおっしゃるように、軟弱地盤ということで、先ほど言いました池全体を地盤改良していくということでございます。  具体的な方法につきましては、セメント系の固形材を攪拌しながら、重機により地盤改良をしていくということで、浅いところ、大体浸水1メートルから1.9メートルのところ、これが大体池の98%であるということと、あと中間層、8.6メートルから8.8メートルが約2%、ここら辺の部分を地盤改良するということで伺っております。 44: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 45: ◯石田都市計画課長 地盤の関係で少し私のほうから説明をさせていただきたいと思います。  軟弱地盤の対策ということでありますと、一つは盛り土の対策ということで、それについては、地盤が沈下するという影響と、あと、地盤が沈下と崩壊ということで、その二つの点についてどうするかというのが一般的に対策となります。  それから、あと切り土の関係では、今回、恐らく田端もそうですけど、鷲巣川の調整池も現地盤から掘り下げて調整池をつくるということですと、一つは重機だとか、地盤の上を歩いていかなければいけないということで、その重機の足場を確保するという感じで軟弱地盤の対策も必要だと思います。  それから、あともう一点は、現地盤からのり面を切り下げるということになりますので、そうすると、今まで土が平らになっていたやつを切り土するということになると、前の土が取れて、のり面が崩壊してしまうというようなおそれもありますので、その崩壊をとめるというような地盤対策が一般的には必要ということになりますので、先ほど農政課長からお話しいただいたのは、恐らく足場をつくるためのセメント対応を行っていくというようなことになりますので、よろしくお願いいたします。
    46: ◯戸塚委員長 岡本委員。 47: ◯岡本委員 ため池の関係ですけれども、先ほど、補正予算で繰り越しをやって、池田ヶ谷池ほか全体で4池の豪雨対策を進めていくということですけれども、令和2年度の主要事業の概要によりますと、令和2年2月の補正で2,400万円の予算を確保して、池の谷池、辰ヶ谷池、山中上池、山中下池の4カ所の耐震構造調査を市が実施するとありまして、この池田ヶ谷池がこの中に入っていないんですけれども、この2,400万円で対策をする池の特定をもう一度確認したいと思います。  それから、この予算の中で、国の指示によって、これまでの耐震対策に加え、豪雨対策を含めた調査を行うということで、こうした予算は国庫補助が10分の10であると書いてあるんですけれども、どの池をどういうように対策していくかということは、市のイニシアチブがどれだけ発揮できるかということをお伺いしたいと思うんですね。  平成30年度の施政方針を読むと、こういったため池の対策のことは一切触れられていなくて、私が平成29年の9月市議会で、ため池について一般質問をしているわけですけれども、そのときに、ため池の一斉点検の結果、下流に人的被害が想定される13カ所について、地質調査、堆積調査をして、耐震工事が必要な箇所について、県及び市による整備を進めるということで、そのとき、千鳥ヶ谷池から西戸ヶ谷池まで13のため池を整備対象として決めているわけですね。  その当時、千鳥ヶ谷池から亀久保池まで5池が耐震工事を完了していると。西戸ヶ谷池については必要がないという報告であったわけですけれども、この内容を見ると、この13池の対象から対象がどういうように変わっているのかということが資料から少し読み取れないということで、耐震工事も含めた全体の構造についてお伺いしたいと思います。  それから、3点目は、平成29年の9月市議会で、その当時まだ一般的ではなかった洪水吐スリットという方法を取り入れたらどうかという提案をしたわけですけれども、この主要事業の概要によると、ポンチ絵で洪水吐という解説が載っているんですけれども、洪水吐スリットを今後どのぐらい取り入れるようになったか、その点についてお伺いしたいと思います。 48: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 49: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  最初が、耐震構造調査の4池という、その特定ということですけれども、こちらの4池につきましては、池の谷池、辰ヶ谷池、山中上池、山中下池ということで、こちらにつきましては、貯水量の大きなため池を優先的に抽出ということで、この大きいため池が補助対象の要件を満たすということで、県との協議……。       〔「よく聞こえなかったですけれども、発言が」と呼ぶ者あり〕 50: ◯木根農政課長 池の谷池、辰ヶ谷池、山中上池、山中下池、この4池がこれまでの耐震のほうが未実施ということでして、そのうちの貯水量の大きなため池を優先的に今回やりましょうということで、県との協議の中でこの四つを設計させていただいております。  二つ目の、こうしたため池の選定ですけれども、市の意見をどれだけ聞くかということの御質問だったかと思います。  ため池のほう、今現在、市内には52のため池がございまして、これまで耐震の整備を行った、あと整備中も含めると、今9池ございます。そのうち、52の9池は済みなんですけれども、例えば皿池というのもあるのですけど、ゴルフ場の中にもあるんですけれども、被害想定の少ない池、そういったのを差し引くと25池が耐震構造調査をやりなさいということの県との協議の中で示されております。25池が耐震構造調査の対象となっております。そのうち25池のうち、来年度が4池、令和3年度が12池、令和4年度が9池ということで計画のほうが今されております。  こちらの、先ほど委員からありました県と市の関係ですけれども、令和2年度は市が行うのが4池、令和3年度が、市が行う部分と県で行う部分が分かれまして、市が行う部分が3池、県が行う部分が9池、令和4年度の9池は現在調整中でございます。  したがいまして、この3年間で耐震構造調査をやっていくということで、今現在、県との調整のほうは図られております。  2番目の質問の中で、13池を対象にということの話が以前あったということのお話があったかと思います。この13池は、先ほど委員がおっしゃった千鳥ヶ池とかも含めての13池ですけれども、このとき、平成24年、平成25年の一斉点検で、被害想定の特に大きい池を13池ということで示されまして、ここを先行してやっていきましょうということでこれまでは進めてきております。この13池のうち、先ほど言った既に終えているところ、これから調査をするところということで今現在分かれておりますが、いずれにしても、この13池は優先のほうは変わってはおりません。  ここに来まして豪雨調査をやりなさいと新たに国のほうで示されたということで、これにつきましては、令和元年の9月3日付の農林水産省の通知で、これまでの耐震のほかに、西日本豪雨とかの影響を考えると、ため池が非常に雨にも弱かったということの対策の一つとして、国のほうの指導指針が変わりまして、令和元年の9月に、耐震プラス豪雨の調査をやりなさいといった流れになってきております。  最後の洪水吐の関係ですけれども、この洪水吐の関係につきましては、今回の豪雨調査の中であわせて確認しなさいということの指示がされているところであります。 51: ◯戸塚委員長 大庭委員。 52: ◯大庭委員 岡本委員の質問に絡めてお尋ねしますが、豪雨調査という行為はどういうような調査をするのか。時間雨量何ミリ、何時間、いわゆるハザードマップで出されているような数字と照らし合わせるのか。調査ということですから基準があると思うんですけど、それについて、まずお伺いしたいと思います。  それから、数字でもう一度整理させていただきたいですが、この令和2年度主要事業の取り組み概要、これ、課長の手元にある。ため池のことだけ書いた。  我々、岡本委員も多分それを見て質問をされたり、いろいろされていると思うんですが、数字がなかなかばらついて合ってこないんですね。要は、これには41カ所の防災重点ため池のうちというような書き方がしてあるんですよ。それのうち、耐震整備や地質調査、16カ所を対象とすると書いてあるんですよ。先ほど、52のため池と言ったんですが、この52はどこから導き出された52なのか。52のうち、整備済みが9池あると言いましたよね。25地域を対象に耐震をやっていくと。ところが、市民に伝えているため池の位置図なんかで見ると全部で26なんですね、ホームページで出しているため池の数が。  今すぐにわかに答えられないとしたら、全体、どのうちの何をやろうとしているのか。それで、今一番心配なのは、そのため池の下手にある皆さん方は、自分らの上手にあるため池が決壊なんかすると怖いなと思うじゃないですか。だものですから、そういう、何がいいのか悪いのかということをやはり心配されると思うものですから、それをしっかり整理して、そのうちの何をどのようにプライオリティーをつけてやっていくかということがわかりやすく、みんなに説明できるように、この補正で出てきたり、また新年度で出てきたりいろいろするわけですが、確かに袋井は国の補助をもらってしっかりやっているなと。我が地域、今、袋井市内には三川、宇刈、袋井北地区と袋井東地区にため池がほとんどあるわけですけれども、これらがどういう順番で整備されていくのか。  今回、豪雨照査というのは初めて出てきたと思うんです。耐震というのはよく言ったですが、豪雨照査というのは、じゃ、何ミリ以上で、そういうことをやはりわかるように、今お答えできなかったら新年度予算のときでもいいものですから、それで正確に説明していただけますか。とりあえず、豪雨照査の考え方だけを教えていただいて、数の件については後で結構だものですから説明ください。  実はICT活用特別委員会で、いわゆるため池の水位観測をしましょう、水位センサーをつけましょうといろいろ言っているんですよ。実際そういうのをつけて、袋井市独自で、ある一定の水位になったら情報が、例えば防災センターに通じるようにできたらいいなと私は思っているんですが、本来はそれにカメラをつけたりするといいんですが、そうするとカメラをつけるということになると情報の伝達ができないもんで、LPWAではできんもんで、そこはLTE、いわゆるスマホなんかの電波と同じようなものと一緒にして、防災センターで見られるようにするという方式があるんです。  ですから、我々が展開していくのに、今回補助金をつけていただいて対策するのはいいけれども、その先々には、常にしっかりした耐震対策とあわせて、防災をいわゆる見える化をする。モニタリングできるようなところまでいきたいと思っているものですから、そのことも、皆さんの課と、それから原課とICT街づくり課等との話もしていただきたいものですから、それで少し申し上げているんです。先ほど豪雨照査だけお答えいただいて、数については新年度予算のときに説明を下さい。 53: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 54: ◯木根農政課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目の耐震・豪雨照査のうちの豪雨の分につきましては、先ほど申したように、今年度新たに農林水産省から示されたものでございます。  照査の一つの基準ということでございますけれども、こちらにつきましては、先ほど委員が何ミリ、何時間というお話をされたんですけど、ここの農林水産省のほうの基準の一つでは、200年に1度の確率で降る豪雨、こういったことが示されているわけでございます。  こちらにつきまして、自分も確認したんですけど、何ミリとか、何時間という数字ではなく、こういった表現でされているということで確認しております。200年に1度の確率で発生する豪雨に対して現況の洪水吐の流下能力が確保されているかを判断するといったことでございます。  二つ目のため池の数のほうですけれども、先ほどの、委員の持っている資料の手持ちがない関係で非常に申しわけないんですけれども、実は令和2年3月、まさに今月なんですけれども、静岡県ため池整備計画を策定ということの作業を同時に今進行しております。そうした中で、先ほど委員がおっしゃった重点ため池とか、今回の耐震・豪雨照査の対象等を、この静岡県ため池整備計画の中で若干の見直しがありまして、先ほど私が申した数字がはじかれたということで御理解いただければなと思っております。全部で52の池の25が対象ということでございます。  それと、ホームページでは26のため池ということのお話がございましたけれども、自分もホームページを確認させていただきますが、ハザードマップを作成した池のことが示されているかもしれませんので、いま一度、自分のほうもそちらのほうを確認させていただきます。申しわけございません。 55: ◯大庭委員 200年に1度という、これも曖昧な基準なんだけれども、我々、オーソライズされているハザードマップの数字というのは、太田川水系、太田川、原野谷川、敷地川、宇刈川、逆川が太田川流域で想定し得る最大規模の降雨、24時間総雨量629.5ミリにより堤防の決壊や越水が発生した場合に、浸水が想定される区域と、当該区域が浸水した場合に想定される水深と土砂災害警戒区域等及び指定緊急避難場所を示す。これによって我々認識しているんですよね。  今回のため池も、本来これに類する、あるいはこれとほぼ一緒ではないかというような形で話をしていかないと、ため池のは200年に1度で、これは大丈夫ですか、いいですか、悪いですかということ、ため池の流域の皆さんに説明できないじゃないですか。だから、国が言っているものですから、課長、今答えられないかもしれないですが、なるべくそういう、現実的に袋井市としてハザードマップと合わせた形でできるように、御答弁をまたいただくように御準備をお願いしたいと思います。今答えがなくてもいいです。  それから、後段の数の件なんですが、随所に違いがあるものですから、わかりやすく、今結構ですから、新年度予算の審議のときにしっかりペーパーで出すようにしてください。 56: ◯戸塚委員長 今、私から伝えることは、今、大庭委員からの、まさに的確で。  それで、手元の資料で、岡本委員もそうですけど、その資料は、会派の予算説明会のときに、当局のほうからそれぞれ全議員に提供されているものでありますので、その辺はどんな資料が出ているかというのはそういうことで、一応そこも踏まえた中で、その辺との整合を含めて。この後、また来年度予算、令和2年度予算の中でありますので、時間もあれですけれども、少しそこは整理して、いま一度対応していただきたいと思います。 57: ◯岡本委員 資料に関連して。  先ほどの私の質問と、今、大庭委員の質問で、数の部分が出てきたわけですけれども、私らの知らないところでというか、表面上の資料からはうかがい知れないところで数が変更になるということで、その辺は明らかにしてほしいわけですけれども、今、お話があった袋井市内にある52池から、対策が必要なのが25池、調査が必要な25池という話だったんですけれども、その選定の根拠ですけれども、例えばこういうことがあるわけです。実際、被害があった場合、被害戸数がどういうところが大きいかというと、影房池が宇刈地区で35戸、池の谷池が鷲巣地区で47戸、小高池が宇刈地区で33戸、これが被害戸数で載っているわけですけれども、その3池とも総貯水量で言ったらそんなに多くはないわけです。ですから、総貯水量で選定するのか、被害戸数の多さで選定するのか、そういった調査の対象をどういう基準で選んだのかということをその資料の中でも明らかにしていただきたいということです。 58: ◯戸塚委員長 それも全て含めた中で、後ほどまた報告をいただければと思います。いいですか。              〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕 59: ◯戸塚委員長 岡本委員、よろしいですか。  それでは、この件につきましては、以上で終了とします。  農政課の所管につきましては終了とします。  ここで、今ちょうどこの時計で15分ですけれども、コロナウイルスの対策で、それぞれの案件を少し間隔を、休憩時間を早目にということで申し合わせしてありますので、今から10分、この時計で25分から再開しますので、よろしくお願いします。休憩します。                (午前10時13分 休憩)                (午前10時24分 再開) 60: ◯戸塚委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、農政課長につきましては、先ほどの対応で少し指示をしていくということでありますので御承知おきください。  それでは、次に、産業政策課所管について、当局の説明を求めます。  村田産業政策課長。 61: ◯村田産業政策課長 (省略) 62: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 63: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、産業政策課所管については終了といたします。  次に、建設課所管について、当局の説明を求めます。  土屋建設課長。 64: ◯土屋建設課長 (省略) 65: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 66: ◯岡本委員 ただいま説明がありました14ページの9款1項5目消防費の15節の工事請負費の3,700万円の減額ですけれども、今説明を聞きましたら、河道掘削の土砂を運搬するのに、県の事業としてやったので3,700万円の減額があったと聞いたわけですけれども、これ、本来的に、海抜10メートルまでの防潮堤の工事については市の施工で、その上積みの2メートルの部分は県の施工でということで、区分されて今まで施工されていると聞いているわけですけれども、本来的に、河道掘削で出た土砂を県が運搬して、植栽工の基盤になる2メートルの盛り土に使うんだったら、もともとは県の事業じゃないかと思うわけですけれども、ここに予算措置されていて、それを県がやるようになったので3,700万円の減額になったということは、その工事費の施工区分からするとよく理解できない点があるわけですけれども、御説明をお願いします。 67: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 68: ◯土屋建設課長 防潮堤の工事の施工区分ということでございます。  これにつきましては、今、委員から話がありましたとおり、10メートルの部分については市の施工、それで、その上の2メートルについては県、これは農林サイドで、いわゆる防風林を整備するということで、その2メートル分をやっているということで、今回、市のほうの予算計上をしてございますのは、10メートルまでの市の施工の分でございます。それで、こちらにつきましては、今まで豊沢の開発等の土等を使っておりましたが、それにつきましては、運搬費については防潮堤で予算計上をしていました。ですので、今年度予算につきましても、当初では、土を現場まで、防潮堤まで運ぶ運搬費につきましては予算計上をしていたということで、今回使いました県の発生土のほうを利用してやったわけなんですが、こちらについては、県のほうで残土処理の中で運搬費を県事業の中で見たということで、市のほうの工事費が、当初予算に対しましてその分減額をされたというようなことでございます。 69: ◯戸塚委員長 岡本委員。 70: ◯岡本委員 このことは金の流れがどうかということのほかに、もう一つは、盛り土に使う土の材質、これがどうかということも問題として来るわけでして、少し振り返ってみますと、命山の最初の工事は、土の提供については県がするということで、太田川のしゅんせつ土を最初使ったわけですね。それで、余り工事の進行がよくなくて、保護材を使って、ある程度やわらかい地盤をコンクリートに近い形で固めて命山の完成を見たということで、ある意味では、そういう苦い経験をしているわけですね。そうした経験が生きて、防潮堤の袋井市の静岡モデルについては、山土を使って強固な堤防ができたものと理解しています。  今、説明を聞きますと、河道掘削の土を使っているということですけれども、私どもは、そういった経験を踏まえて、河道掘削した少し軟弱の懸念がある土質のものを、防潮堤のその10メートルまでの盛り土に使っているということであれば、今までのそういった経験が生かされていないということも考えられるわけです。ですから、2メートルの上積みの植栽工だったらまだしも、河道掘削の土をどのように使っているかということを、御答弁をお願いします。 71: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 72: ◯土屋建設課長 発生土の材質というか品質の問題だと思います。こちらにつきましては、やみくもに県の発生土があるからということで使っているわけではございません。当然、いろいろ土が出そうなところを、現場を聞いた中で、そこの現地で全て土質の調査をさせていただいてございます。その中で盛り土台として使用可能だというところについて、防潮堤のほうに運搬して防潮堤で利用しているということでございます。  それで、今回、どのような場所にということですが、先ほど説明をいたしましたように、防潮堤10メートルの部分のその部分に入れているというようなことでございます。 73: ◯戸塚委員長 岡本委員。 74: ◯岡本委員 今まで防潮堤の盛り土については、豊沢の工業団地の造成土が一段落したところから、今後については、公共工事の発生土も使っていくという説明も今まで一部には見られたんですけれども、河道の掘削土ということは今初めて耳にして、しかも、それを10メートル部分の根幹にかかわる部分に入れていくということですけれども、改めて、検査というのをどういうようにやっているのか、最後に御答弁をお願いしたいと思います。 75: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 76: ◯土屋建設課長 検査ですが、この掘削土という表現なんですけど、実際には河道に堆積してきている部分ということで、かなり砂利層の多い部分が、今回それを取るということで、かなり砂利層の部分になります。それで、現場のほうでは、その土を採取しまして土の特性などの調査もしておりますし、当然、県の職員とうちの職員が全部現場のほうも立ち会って現地確認もして、それと、先ほど言いましたように、しっかりとした調査をした中で基準に合うものについて使用しているということでございます。 77: ◯戸塚委員長 榛葉部長。 78: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの防潮堤の土の活用について、少し私のほうから補足を御案内申し上げたいと思いますが、もともと委員がおっしゃるとおり、海岸線の防潮堤、そういった土を使うというところでは、しっかりこれは県の中遠農林事務所の所管の防潮堤ということがございますので、我々のほうで10メートルの部分までは施工いたしますが、最終的には所管がえをして県のほうが管理をしていくということになってございますので、その土台の部分も、防潮堤に見合った土質でなければならないということで、県のほうでもそういった土質の基準を定めて、そういったしっかりしたものであれば受け取れるよというようなそんな基準も定めてございますので、そういった中で、集中的に、まずは豊沢の発生土を使ってやらせていただいたということなんですが、今度、小笠山の土砂の計画もございますが、その間のところで、公共残土というような中で、県から御紹介をいただきまして、それでは、使えるものは使っていきたいということで、そういった土質調査を、原野谷川と太田川で発生した土ということになるんですが、使えるか調査をしていただいて、県とも確認をして、これなら使えるだろうという数値的な判断の確認をして使っていくということで、令和元年度については対応させていただいていることで御理解を賜りたいと存じます。 79: ◯戸塚委員長 村井委員。 80: ◯村井副委員長 それでは、私のほうからは、8款2項2目のうち17節、幹線道路の土地購入費と物件調査の関係ですね。これ、太郎平新道の菅ヶ谷工区の部分だと思いますが、なかなかここが前に進んでいきませんで、昨年、かなり地元の方ともいろいろな協議もされていると思いますが、ただ単に交付金が減額になったという理由で事業が先送りになってくるという形の中で、今後、どのような考えのもと施工されていくのか、非常にここ、危険な箇所でございますので早期に着手をしていただきたいと思うんですが。  それと、もう一点、地元の方といろいろなお話を市のほうがされていると思いますが、提案なんかもされて、地域ですぐにでも着手できるというようなお気持ちもあるようでございますが、その辺で、ただ単に、先ほど申し上げましたように、交付金が減額になったから先延ばしにしますよということだと、非常に市の姿勢が問われるところだと思いますが、その辺について少し御所見をいただきたいと思います。 81: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 82: ◯土屋建設課長 この減額分につきましては、太郎平新道の菅ヶ谷工区ということでなっております。今回、用地補償費と物件補償費ということで減額をさせていただいておりますが、当初、一番西側の部分にありますが、いわゆる神社のところの用地買収というところで計画させていただいているわけなんですが、地元の関係者と話をする中で、かなりのりがきつくなって、神社の建築物そのものがかなりぎりぎりになってしまうというようなところでお話をさせていただいておる中で、今年度につきましては補助事業ではございませんが、市のほうで、そこの設計の見直し等の作業を進めさせていただいているところでございます。今回、全体的な中では減額ということでございますが、作業としましては、そういうところで協議をする中で着実に進めさせていただいておるというところでございます。  こちらにつきましては、まだ、西側のほうで冠水対策ということで、工区のほうが完成を早めているというところがございますので、そちらの進捗を見る中で、徐々に工事のほうでも施工がされていくように、地元との調整を今後も進めていきたいと考えてございます。 83: ◯戸塚委員長 村井委員。 84: ◯村井副委員長 今後進めていくということはぜひお願いをしなきゃいけないことですが、要は、相当突っ込んだお話もなさっているんです。のりがどのぐらいまで行くのか、あるいは神社の社にかかってこないのかというようなお話もありましたが、私も十分承知はしておりますが、先ほどの説明の中で、交付金が減額になったから今回多分取りやめたということだと思うんですが、交付金というよりも、いつの段階でここを行政側としてはやっていくのか。冠水とかそういったことではなくて、あそこは交通問題も非常に散見されて、事故もあると思うんですが、そういった中でそういうことで話が進んでいて、またしばらく向こうに行ってしまうというのは、また、その地域の皆さんのお考えと違ってくると思うんです。  したがいまして、設計はもう二つぐらいしか案がありませんので、それを進めていただいた中で、大体いつ、何年度にそこのところが着手できるのか、その辺についてきちっとした見通しを立てて、地域の皆さんといま一度お話をしていただきたいと思います。したがいまして、見通しだけ、何年度ごろという見通しだけわかれば教えていただきたい。 85: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 86: ◯土屋建設課長 見通し、何年度ごろということですが、現段階では、何年かというところの見通しは立っていないような状況でございます。今、西側のほうで、冠水対策ということで施工を進めておりますが、そちらのほうの橋梁工事等がまだ5年ほどかかるとは思いますので、そちらの進捗を見ながら、地域のほうにも説明に入っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 87: ◯戸塚委員長 村井委員。 88: ◯村井副委員長 ここの交通問題、交通の危険度を市のほうとしてどのように捉えているのか。冠水対策もわかりますが、非常に急カーブになっていて、子供の通学路にもなっているところでございますので、ぜひ、交付金が多分やっても無駄だというような話の中で立ち消えになっていると思いますが、地域としてはそこのところをきちっと、もう断面図まで書いて測量までしてあってなぜ進まないのかという疑問が非常に多いわけですから、ここはしっかり地域の意向に沿っていただいて、早目に道路の改良計画を地域にお示ししていただきたいと思います。都市建設部長、少し御意見を。 89: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 90: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの村井委員の、太郎平新道東側工区の状況ということでございますが、現実的なところは、今、建設課長からお話をさせていただいたところになるわけなんですが、交通安全対策のことも当然十分承知をしております。そういった中で、やはり幹線道路整備事業ですので、今のみちプログラムの中でも何線か、多くの路線を手がけているというところなんですが、これをそれぞれ進めていきますと、なかなか時間がかかるというのは御案内のとおりでございます。  そうした中でも、私どもが今考えておるのは、やはり一つの路線が完了したらすぐ新しい事業に着手するというよりは、今着手している路線を少し早く終わらせながら、新規の路線にも着手していったほうがというようなところがありますので、1路線が完了したら、すぐまた新しい1路線をつくるということではなくて、少し複数の路線を進捗を確認しながら、そんなところも含めて、できるだけ早くそういった路線については進めていきたいと思ってございますので、私が言っているのは、今進めている東工区も含めて、そんなことでいきたいと思います。また、地域の皆様としっかり、これは意見交換等を進めていきたいと思います。よろしくお願いします。 91: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92: ◯戸塚委員長 ほかに質問もございませんので、以上で、建設課所管については終了といたします。  次に、都市計画課所管について、当局の説明を求めます。  石田都市計画課長。
    93: ◯石田都市計画課長 (省略) 94: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、都市計画課所管については終了といたします。  次に、都市整備課所管について、当局の説明を求めます。  八木都市整備課長。 96: ◯八木都市整備課長 (省略) 97: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、都市整備課所管については終了といたします。  以上で、議第2号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         イ 議第6号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)                について 99: ◯戸塚委員長 次に、議第6号 令和元年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 100: ◯内山下水道課長 (省略) 101: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。いいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第6号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 議第7号 令和元年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第2号)につ                いて 103: ◯戸塚委員長 次に、議第7号 令和元年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  幡鎌環境政策課長。 104: ◯幡鎌環境政策課長 (省略) 105: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第7号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 議第8号 令和2年度袋井市一般会計予算について─所管部門─ 107: ◯戸塚委員長 それでは、次に、議第8号 令和2年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を議題といたします。  予算書の歳出の款項目の順に当局の説明を求めます。  初めに、環境政策課所管について、当局の説明を求めます。  幡鎌環境政策課長。 108: ◯幡鎌環境政策課長 (省略) 109: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思いますが、再度委員の皆様にお願いを申し上げます。  質問の際には、予算説明書なのか予算説明資料なのか、それからページ数、款項目など、どの資料のどの項目に対する質問なのかを明らかにして発言のほうをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。  では、岡本委員。 110: ◯岡本委員 予算説明書の102ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、7目環境衛生費ですけれども、102ページの上から2行目に、新エネルギー機器導入促進奨励金として1,820万円の計上がありまして、これ、令和元年度当初予算の1,835万円とほぼ同額なんですけれども、内容が変わっているかと思いまして、今まであった、例えばガスエンジン給湯器とか風力発電機を除いて、新たに家庭用蓄電池6万円、HEMS2万円、家庭用コージェネレーションシステム6万円、そういったものを追加、それから、クリーンエネルギー自動車、電動バイク、そういったものも追加となっていまして、一方で、太陽光発電が6万円から4万円に減額されたということですけれども、この1,820万円の内訳が、どういった内訳で1,820万円の全体予算額になったか、御説明をお願いします。 111: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 112: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、太陽光発電システムにつきましては800万円を見込んでおります。それから、家庭用蓄電池が860万円、それから、ホーム・エネルギー・マネジメント・システム、HEMSが80万円、太陽熱機器が30万円、家庭用のコージェネレーションシステムが30万円、クリーンエネルギー車等が20万円、以上であります。  先ほど申し上げたように、太陽光発電システムにつきましては普及が進みましたので、今、県とかほかの自治体でも補助金のほうを減額しておりますので、うちもそれに倣ったかわりに、先ほど申し上げたように、卒FITで固定買い取り制度が終了しますので、それにあわせて蓄電池を充実したといった内容になっております。 113: ◯戸塚委員長 岡本委員。 114: ◯岡本委員 主力は家庭用発電システムと家庭用蓄電池であると思うんですけれども、令和元年度がそろそろ終わるわけですけれども、大体の着地見込みと、この予算額がどういう対応になっているのか、それが1点と、あと、HEMS、それ以下は少額であって、まだこれからの機器に当たると思うんですけれども、導入対象として、こういったものが対象に変わったよということを周知させる手段、どういった手段をとっていくのか、その点についてお伺いします。 115: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 116: ◯幡鎌環境政策課長 まず、一つ目の御質問ですが、例年の実績、ことしの見込みというものもありますが、大体1,700万円から1,800万円程度ということで、ことしも大体その辺で補助金のほうが推移すると見込んでおります。  それから……。 117: ◯岡本委員 少し質問が違って、最初の太陽光と家庭用蓄電池を、それぞれがどうであったかということを聞いたんです。 118: ◯幡鎌環境政策課長 細かくですか、細かく。 119: ◯岡本委員 その二つだけ。 120: ◯幡鎌環境政策課長 ごめんなさい。合計の数字は持っていますけど、細かい数字は持っていないものですから、後ほどお答え申し上げます。  それから、二つ目の周知につきましては、ホームページのほうを毎月のように更新しておりますので、そちらで周知をしているということであります。 121: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。  高木委員。 122: ◯高木委員 予算説明資料の55ページ、バイオマス利活用推進事業ということで、役務費として、学校給食野菜余り堆肥化手数料ということで33万円が計上されておりますけれども、学校給食センターのほうで出た残渣をあきは寮のほうへお願いして、堆肥化して、野菜をつくっていただいているという形の中で、資源循環サイクルという部分の形成ができつつあるか、それをお聞きしたいということと、今後の課題について少しお聞きをしたいと思います。  それから、同じく説明資料の115ページ、委託料の迷い犬保護管理業務委託料13万5,000円と、負担金補助として、野良猫の去勢手術費及び不妊手術費補助金70万円についてでございますけれども、迷い犬の保護という部分において、所有者からの引き取りの部分もあろうと思います。また、そういうように、所有者不明の犬猫の引き取りという部分について、現状の課題について、特に行政の果たす役割と、民間機関に非常に動いていただいていると思いますので、そこらの連携のあり方についても少しお聞きをしたいと思います。  それから、特に今問題になっているのは、野良猫に対する餌をやる方がなかなか減らないという形の中で、苦情等もいただいているんですけれども、そういう市民の方への指導、特に市のほうへ苦情が来て、ある程度そういう方が特定をされるかと思います。そういう方に対してどのような指導をされているのかを少しお聞きしたいと思います。 123: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 124: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、高木委員の御質問にお答え申し上げます。  まず最初に、学校給食の野菜余りの関係なんですが、こちらにつきましては、毎日50キロから100キロぐらいをあきは寮のほうに運んでいるということで、年間200日弱ということで10トンの野菜くずを運んで、大体1トンの堆肥ができています。それで、昨年度は、給食センターのほうに1トンの野菜を納めているという説明していたんですが、ことしにつきましては、皆さん御存じのように天候不良ということで、650キロほどの納入になっております。  課題としまして、御存じのように、今、袋井学校給食センターのほうからあきは寮のほうに行っているということで、当初、本当は中部学校給食センターにつきましてもこれを取り組みたいということで、浅羽のほうでお願いをしておったんですが、実は、地元の皆さんからの反対があってできなかったという事実がありまして、今後、今申し上げたように、学校給食センター、中部と浅羽とありますので、ぜひ袋井学校給食センターだけじゃなくて、そちらのほうにも広げていきたいということで、今までも進めていましたけど、今後も進めてまいりたいというように思っています。  それから、迷い犬、野良猫の関係につきまして、こちらにつきましてはなかなか、正直言ってうちの課のほうでも困っているというような状況がありますので、どういったことかというと、平成25年度に動物愛護法のほうが改正されまして、飼い主の責任が強くなったということです。それによって、保健所のほうもなかなか引き取りをしていただけないという状況となっております。  例えば、先日もあったんですが、委員からもお話があったように、野良猫に餌やりをしている方があって、その野良猫について保健所のほうに相談をしたんですが、餌をやっている時点でその猫についてはその人が飼い主だよというような保健所の見解で、野良猫ではないということで引き取りもしていただけないという状況でありました。  御質問にもありましたように、餌やり等の問題もありますので、今言った事例では、御本人のところへ職員が訪問して、責任を持ってやっていただきたいということで、今、地元の皆さんからの苦情が一番大きいのは、やはり猫のふんの問題が大きいものですから、そこにつきましては、餌をやるのであれば猫用のふんをするところも設けてくださいということでお願いして、設置してもらったところです。  なかなか、先ほども言ったように動物愛護法の関係で、かなり皆さんそのことを承知されていて、我々が猫を無理やり連れてくるとかということができないことは十分承知の上で野良猫の餌やりをやっているという方もいるものですから、先ほど言ったように、責任を持って、野良猫に餌をやる限りはそのほかの面倒も見てもらいたいという指導を行っています。  それから、お話が出ました動物愛護ボランティア団体がございますので、この愛護団体につきましては、野良猫とかの引き取り先を探してくださっているということで、我々もこの団体と協力しながらこの問題に当たっているという状況でございます。 125: ◯戸塚委員長 高木委員。 126: ◯高木委員 学校給食の野菜余りということで、浅羽のほうで反対をされたということですけれども、もし差し支えなければ、その理由を少しお聞かせをいただきたいと思います。  今、課長からのお話では、一定の資源環境のサイクルを形成しつつあるということですので、これを可視化することにつなげるという形の中では、環境教育を今、小学校等でやっていますけれども、そういうものに取り組むことが可能かどうか、また、そういうことに取り組むことによって、今、いろいろごみの減量化対策に取り組んでいくということですので、そちらのほうに活用できないかということで、そこらをお聞きしたいと思います。  それから、動物愛護の関係ですけれども、やはり動物に対するいろいろな多様な考え方が出てきている中で、一つは動物愛護法という形の中で社会規範というのが示されているということなんですけれども、そこらをいま一度市民に周知していかないと、なかなかイタチごっこになってしまうと思いますので、そこらをいま一度、担当課として対応をどのようにしていくと考えて、少し考えがあれば確認したいと思います。 127: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 128: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、高木委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、反対された理由のほうですが、ごみを持ってくるなというお話でした。そういうことで反対をされたということです。  それから、この事業を可視化して環境教育に生かしていけないかということで、御存じのように、給食ってやはり子供たちに身近なものですので、ここでこういった取り組みができているというのを子供たちに理解してもらうということは、自分の家庭でも、例えば食品ロスをなくすだとか、そういった努力につながるということになると思いますので、ぜひ、ここのところを、うちのほうの出前エコ教室とかという授業がありますので、そちらのほうへ取り込んでやっていきたいと思います。  それから、犬猫の関係ですが、周知につきましては少し月並みではありますが、ホームページ、それから広報紙のほうで今までもやらせてもらっていますし、しげくやらせていただくことで周知してまいりたいと思います。 129: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。  大庭委員。 130: ◯大庭委員 副市長に少しお伺いします。  歳出の4款2項1目の中遠広域事務負担金の2億円余の予算に関係してお伺いします。  昨年の10月21日に、議会で12万5,000円の補正予算が出されました。このときの渡部市長の提案は、20カ所の候補地の選定の中で、候補地域から3度の断りがあって、ついては建設候補地の設定過程で、地元交渉と同時並行で全国の先進事例などの調査研究を行った結果、最終処分場以外にも、近年ではごみの資源化や民間委託の手法など、全国的にはさまざまなやり方で一般廃棄物の最終処分場をしていくこともわかってきたと。これを機に、最終処分場を建設する以外の手法も含めて、本圏域で最も適した手法として方針提案できるよう補正予算で計上して調べたい、こういうことでありました。  昭和47年、2市5町1村、当時8カ市町村で進めてきた事業で、最初磐田でした。磐田は広域の受け皿も担ったんですが、自分たちの一般廃棄物処分場も持ってやっていた。次に袋井に来たと。うちも当時、中遠広域2市5町1村に入っていたものですから、いろいろ現場を見て回りました。当時、宇刈の大場信太郎議員が大変尽力をされて、原田市長、豊田市長、ともどもにこのお話を成就しました。10年余を袋井市で担って、その後、森町の現在地に行きました。森町では平成28年までという約束だったのですが、6年延長の結果を経て、令和4年の12月までという任期で、今の森町の一宮の処分場で受け入れていただいています。  さて、この質問を副市長にというのがなぜかといいますと、昨年7月4日に6人で話されたと、管理者と副管理者、副管理者というと袋井と森ということですが、プラス副市長も御同席になったと伺っていますのであえて伺うんですが、私、議会の議員懇談会でその報告を聞いたときに、議員懇談会というところは情報提供だけの場だものですから、こういう大事な話について、こういうところでお話をされちゃ困るなと。全員協議会で、原田市長も昨年10月21日の組合議会の中で、袋井市議会議員ともネゴシエーションをしないかん、話し合いをしないかんと答弁したりしていたぐらいで、本来は原田市長が、磐田の状況が今こうであると、ついては袋井の議員、どうですかという話を投げてもらわないけなかったんですが、結局投げないまま、非常にイレギュラーな形で、今まで議員懇談会、あるいは議員研究会、勉強会と称してやってまいりました。  副市長からお伺いしたいことは、今、これで調査というところにいるんですかね。幾つか考えられるのは、一つ、これはもう磐田がだめになって、調整費がついて民間委託でやるようになった場合、民間委託になることも含めてということで言っているものですから、要するに、圏外にお願いするようになった場合、袋井市はそれにお願いして、圏域に任せて出していくのか、これが1点。  それから、これは昭和47年、その以前から2市1町でやっていくという約束事というんですか覚書があるものですから、当然これにのっとってしていただかなければならないですが、どうしてもだめな場合、覚書が御破算になる可能性があるのか。  それと、この問題って非常にデリケートな問題だものですから、袋井市内で、場合によっては一般廃棄物の処分場を探さなければならないということも視野に入れられているのか。  そこら辺について、副管理者とともどもに昨年7月4日に御同席されていらっしゃるんですから、話し合いの状況をこの際聞かせていただいて、きょうオフィシャルで、委員会で話を聞くのは、袋井市議会として正式に聞くのは、これが私は初めてになると思いますから、一度御心底を伺っておきたいなと思います。 131: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 132: ◯鈴木副市長 中遠広域の最終処分場の話なんですけれども、これは状況として、昨年7月4日に3首長、3副市町長、6者で会談を持った数カ月前の状況なんですけれども、大庭委員からも御指摘がありましたように、森の一宮の順番で回っている最終処分場の期限が令和4年12月で、延長して令和4年の12月に期限が来ますよね。それでそのときは令和元年、それで、一宮にはまだ搬入量が当初予定より少ないものですから残余の量があって、仮に再々度期限を延長すればまだ入っていけるんですけれども、そんな話は出せませんから、状況としては森の一宮の期限が迫っていると、だけどまだ残余があると。  それから、もう一方、今度順番で磐田市が最終処分場を建設する順番になっている、そこの候補地との折衝で見通しが立たない、それをどうするんですかと。時間がどんどんどんどん過ぎていくと、解決の方法って選択肢が相当狭まってきますよね。それで、磐田市の副市長とも話をしました。  その中で、一つ検討したいことがあるという話でした。それはどういうことかというと、今、磐田市が地元と交渉する中で、地元の意見として、何でも最終処分をするんじゃなくて、もっと広域で、圏外も視野に入れた話ですが、処分する方法もあったり、それからゼロエミッションということで、リサイクルをもっと進める方法があるんじゃないかということで、そこがリサイクルというのは、クリーンセンターから出てくる最終の物質、具体的に言えば焼却灰、磐田は焼却灰ですね、プラントの種類が違うんですけど、うちのところは溶融飛灰、それとあと、スラグとメタルが聞きますけれども、そうしたものを防ぐ、プラントが違うものですから非常に違うんですけれども、そうしたことを民間の処理業者がリサイクルできてきておる、そういったのもあって、今後の将来に向けて最も適切な一般廃棄物の処理方法について検討する必要があるのではないかと、地元の方もそういう話がありました。それだったら早く検討したほうがいいんじゃないかと思いまして、そこら辺のことを議論するための状況確認ということで、6者で昨年7月4日に会談をしたと。  それで、じゃ、それはどうするんだいということで、その会談では、まず調査研究する必要があるということで、中遠広域の10月の定例会のところに、補正で調査研究費を出して検討したらどうかということで、今、その補正も認められて調査研究をやっていると。
     それで、大庭委員からお話があった、外へ出していくのかとか、今後、前の約束事を見直して新しい約束事をするのかという事柄につきましては、調査研究を踏まえて、どういう処理、処分の仕方が将来に向けて最適かという調査検討結果を見て、それを2市1町の環境の所管の職員が共通にそれを認識して、私たちはこういう方法が一番いいんだというのを確立して、それを私たち管理者であったり、副管理者も共通に認識したものを中遠広域の議会の皆さんにお示しして御理解を得ていくという流れになると思いますので、具体的な質問のあった外へ出すのかとか、今後の見直しはどうかというのについては、全て調査研究の結果次第だというのは認識としては持っております。  説明が足りないことがあれば、また再質問をいただいてお答えします。 133: ◯戸塚委員長 大庭委員。 134: ◯大庭委員 今の御答弁で、10月の議決を経て調査に入ったと、おっしゃるとおりです。ただ、この調査については、御案内のとおり、各議員から3名ほど討論があって、これについては、非常に疑義を持った形での採決、賛成であったということで、なぜならば、それは事前に中遠広域事務組合議会に入っている袋井市の議員が情報を得ていなかった。その考え方が統一されていなかったということで、非常に不安なままここに議決をしたということで、したがって、副市長おっしゃるとおりで、調査の件について議決行為はされていますけれども、共通認識をする前にこれが進んできたということだけは御承知おきをいただきたい。ついては、それは一応通したということで様子を見ようということで、これから共通認識をして、理解をいただいて前へ進めますよということで、今の御答弁はそれで了解をしました。  しかし、この問題というのは非常に難しい。例えば磐田も、本来は平成28年から受けていかなければならない。たまたま6年延命ができたということで一宮にしているんですが、平成25年から、渡部市長は、いわゆる手だてを尽くしてスタートしてきたと言うんですね。したがって、やがて5年ぐらいやっているということです。それでもやはりうまくいかない。場所は20カ所も手配したけれども、地元から、もうどうしようもない、自治会運営もままならん状況になったということで御反対がある。  ついては、私、伺いたいのは、一つは、先ほどの一宮の延命というのがありますよね。もちろん選択肢としてあるわけですよ。一宮においてまだ延命ができて御理解をいただければ、時間をもう少しお願いできるというのも選択肢であるんです、一つ。  二つ目は、磐田が受けるという、この今までの覚書において受けるという行為についての変更がないということを、袋井市としてもしっかりその方針をお願いしていく考えがあるか。  三つ目に、この問題というのは、当時、副市長御案内のように、昔は全総、新全総、三全総と言われて、やはりこの延長線上に定住構想というのが昭和50年代に言われました。その延長線上に広域市町村圏が国から指導された、当時は国土庁だったんですね、指導されて、スクラムエイト2市5町1村、袋井、磐田を中心とする5カ町、それから豊岡村の1村でやろうということでこの事業がスタートしたというのは歴史的な経過です。このときもそうだったんですが、広域でやったほうがいいんじゃないかとなったんですが、袋井単独の一般廃棄物処分場というものも常にどこかで持っていないといけないのではないのか。こういうことを機に考えていかないと、万が一この連携ができなくなったときに、やはり単位自治体として責任を持ってやらなければならないということも視野に入れるぐらいの覚悟を持ってやっていかないと、いずれは、磐田の次は袋井ですからね。順調にいけば、これで向こう10年先には袋井に回ってくる、令和14年には回ってくる可能性があるわけですから、いずれそのこともやはり視野に入れないと。  本来は、私、一般質問でもやればよかったですが、こういう立場なものですから少し遠慮しているというのもあって、副市長も、原田市長以上に袋井市の経過を御存じなものですから、過去の経過をごらんになって、本当に大変な状況を御存じでいらっしゃるものですから、ここら辺についての方向感というんですか、もしお持ちであったらお伺いしておきたいなと思います。 135: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 136: ◯鈴木副市長 一般廃棄物の中間処理であったり最終処理、中間処理は焼却が一番多いんですけど、最終処理はリサイクルであったり埋め立てであったりするわけですけれども、これがどうやって行われていかなければいけないかという条件としては、一つは、安定してそれができる、要するに市民の皆さんは毎日のように廃棄物を出していきますが、それがきちんと処理されていく安定性ですね。それで、安定性というのはどういう要件を備えているかというと、やはり一つには経済性もあると思うんですね。それから、安定性だけじゃなくて、今度はそれがずっと持続していく、継続していかなければいけない。そういう方法はどういう方法があるか。しかも、これからの環境の思想に適合しているとか、そうしたところが大きな前段のところの目指す姿だと思うんですよね。  それで、一つ視野を大きく持たなければいけないのは、廃棄物処理法では、一般廃棄物は市町村の責務、計画を立てて処理する。それから、産業廃棄物については民間ということで、都道府県が指導していますけれども、その法律のたてつけが、一般廃棄物は市町村ということなものですから、どうしていくかというと、その法に従って、各自治体は自前でクリーンセンターを持ったり、処分場を持ったりやっていますよね。それで、規模が小さいと、それでは高コストになってしまうものですから、複数の自治体で一部事務組合のような形で、今、袋井がそうなんですけれども、そういう形でやっていると。  それでも、実はコストの面から見ると、これはいろいろな文献とか、そうしたことからの私の個人的な見解も一部入っていますけれども、相当高コストなんですよ。環境基準値もあったり、自主基準値もあったり、設けてやっております。  それで、今の動きだと、例えばの例ですが、山梨県全県で1カ所の処分場みたいなこともやっていますし、三重県では、物すごく広大なところの民間の最終処分場がある。そうすると、コストが物すごく圧縮されていくし、人口が減少していって財政が厳しい自治体の運営に対してはメリットだということなものですから、中遠広域で前々からやってきたという、そういったことは十分承知していますけれども、新しい情報も入れて、新しい技術で、今後の廃棄物の処分の仕方もありますよという情報を全部入れて、その結果どうだったかというのを我々勉強します。  その結果を踏まえて、議員の皆さんには、行政当局側としてはこういうやり方があるんじゃないのかということで提案させてもらって進めていきたいと考えています。少し大きい話であれですけれども、どんなところに着地していくかは、現実的な、いろいろな状況を見ながら整理していきたいと思います。よろしくお願いします。 137: ◯戸塚委員長 大庭委員。 138: ◯大庭委員 一宮の制度の延長だとか、ローテーションでのルールだとか、袋井の廃棄物処分場についても念頭に置くかという質問についてはお答えいただかなかったですが、今申し上げたようなことも念頭に入れて、大前提で、それでゼロエミッションを語っていただく、あるいは広域なものにする。  だから、例えば私たち、電気の下にいますけど、原発の何%かがもし入っていたとき、今はちょうど停止していますけれども、事ほどさように、現場とそうでないというのは常にもろ刃なんですね。そういうことからすると、できれば袋井にごみ処分場も全て何もなくて、そして、よそから持ってきていただければそれにこしたことはないということは当然なんですが、なかなかそれもうまくいかない。  だから、高コストとおっしゃったんですが、自分のところに来ない分は高コストになるんですよね。自分のところでやった分だけはコストは安い。しかし、地元対策と称していろいろ対策費をつければ莫大な金がかかると。だから、あくまでも単位自治体における自立、税収をしっかり確保する、あるいはごみも自分のところで処理をする、そういう基本をやっていかないと、おいしいところは自分たち、居住環境だけはよくしよう、何々は反対という人たちも結構いらっしゃるんですからね。やはり、それをセットで見ていくということが私は必要じゃないかなと思う。  全体、入りをはかって出ずるをセーブする。限られた税収の中でやることですから、釈迦に説法なものですから、これ以上副市長に申し上げませんけれども、過去の先人たちがそれで大変な思いをしてきたと、ごみ処理場、ごみ廃棄物の処分場、焼却場、し尿処理場、全てそうですよね。ですから、ぜひともそのことだけは袋井市としての方針を固めておいていただくとともに、議会には事前にそういうお話をいただくように。先回の10月の組合議会のような形で、唐突な形で出すことのないように、ぜひとも今、副市長もおっしゃったようなことも含めて、事前の説明をお願いしたいと思います。 139: ◯鈴木副市長 一言コメント、よろしいでしょうか。 140: ◯戸塚委員長 副市長。 141: ◯鈴木副市長 ありがとうございました。  先達の人たちがきちっと約束事をやっていただいた森の一宮の期限、あるいは、次は処分場の建設の当番は磐田市ですよと、そうした守り事はきちんと押さえる中で、それで調査研究をやって、それをお示しするときにはきちんと客観的に判断できるようにデータと論理、客観的な、それをきちんとお示しする中で整理してまいりますので、よろしくお願いします。 142: ◯戸塚委員長 皆さん、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、環境政策課所管につきましては終了といたします。  会議の途中でありますが、ここで休憩としまして、午後1時15分から会議を再開いたしますので、よろしくお願いします。                (午後零時07分 休憩)                (午後1時12分 再開) 144: ◯戸塚委員長 それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。  次に、下水道課所管について、当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 145: ◯内山下水道課長 (省略) 146: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 147: ◯岡本委員 歳出の予算説明書の102ページですけれども、4款衛生費、1項保健衛生費、7目環境衛生費、102ページの004細目ですが、合併処理浄化槽設置事業費補助金1億3,800万円余、それから維持管理費補助金ですけれども、先ほど新規が185基、つけかえが85基で合わせて270基が対象になっているということですけれども、維持管理費補助金というのは1億2,000万円で、今期、令和2年度初めての制度じゃないかという主要事業の内容を読みますとそう受けとめるわけですけれども、対象者が令和元年度に保守点検3回、清掃1回、11条検査、また7条検査1回を実施したということで、公共下水道の使用者と負担額が同程度になるというような補助制度だということですけど、新設というか、上の1億3,800万円余の補助金の内訳と、それが維持管理費補助金1億2,000万円に流れてくると思うんですけど、その辺の件数の内訳について少し御説明をお願いしたいと思うんですけど。  あわせて個別の負担額で公共下水道の負担金と合併処理浄化槽の負担金がどのくらいでバランスがとれるのか、個々のケースについて数字で御説明お願いします。 148: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 149: ◯内山下水道課長 270基の内訳でございますが、先ほど説明をした中で、予算説明資料の124ページでございますが、ここに、先ほど説明させていただきました中で、失礼しました、116ページでございました。大変申しわけありません。  116ページの中で書いてございますが、新設のほうの185基の内訳につきましては、5人槽では134基、7人槽では43基、10人槽では8基と、つけかえに関しましては85基の中で、5人槽では34基、7人槽では46基、10人槽では5基というような形で、内訳等を5年間の実績と、今、維持管理費の補助金の周知がされてきましたので、つけかえの基数が今年度もふえておりますことから、そういった実績を踏まえた基数にさせていただいております。  あと、維持管理費補助金の関係でございますが、これに関しましては3,600基というような形でございます。先ほど説明をさせていただきましたところでございますが、昨年の平成、失礼しました、西暦で言わせていただきますと、2018年6月から2019年の6月でございます、これの法定検査の実施件数が約3,200件ぐらいというような形で、県の台帳によりまして、生活科学センター等のデータ等を鑑みたところ、そんな形での実績があるというような形でございます。  割合としましては、一般家庭の法定検査率が65%というような形でございますので、大変申しわけございません、5人槽等、割合を全部合わせまして検査率を80%とさせて、15%上乗せさせた中で、また申請率を約9割というような形の中で見させていただいて、3,600基というような形を計上させていただいております。  あと、維持管理費補助金の関係でございますが、これに関しましては、令和元年度に1年間6回、水道使用料に合わせました下水道使用料相当額をもとに、合併処理浄化槽の法定検査5,300円、あと清掃業者による保守点検と清掃、そういったものの差額を出すというような形でございます。  昨年の説明会の中で、資料の中で説明させていただいた物件で説明をさせていただきますと、5人槽の場合でございます、2カ月で50立方メートル使って、それを年間6回使ったというような形でいきますと約2万6,000円強の補助金が出るというような形で、地元の方に説明をさせていただいているところでございます。 150: ◯戸塚委員長 岡本委員。 151: ◯岡本委員 後半の説明ですけど、合併処理浄化槽の負担金が幾らで、そのうちこれだけの補助を出すとこれだけの自己負担になりますよ、令和元年度下水道の平均的な料金はこれだけでこうなりますという比較の説明になっていなくて、よくわからないんです。もう一度説明をお願いします。 152: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 153: ◯内山下水道課長 失礼いたしました。先ほど説明を、清掃のほうの費用でございますが、年間で3万円強というような形になりまして、先ほど言いました水使用量が……。  申しわけありません、間違えました。 154: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 155: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの岡本委員の、公共下水道を使った場合と合併処理浄化槽の維持管理費のところの部分で新しい制度をつくったということで、平成30年度にこんな制度をつくるということで皆様には御案内したところなんですが、そのときの資料に基づいて御案内申し上げますと、合併処理浄化槽の5人槽で、標準でお示しさせていただいておるわけなんですが、5人槽の経費が11条検査という、機能をしっかり果たしているかというようなところを公共的に検査する費用が5,500円、それから清掃とか保守点検といったものが約5万2,000円ということで、おおむね年間5万7,000円の費用が合併処理浄化槽はかかっているということでございます。  これで公共下水道に置きかえた場合、例えば4人世帯の平均使用量でいきますと、2カ月で大体50立方メートルということになってございますので、この費用を下水道の使用量で計算しますと約3万500円ということになります。                〔「年間」と呼ぶ者あり〕 156: ◯榛葉都市建設部長 年間です。年間3万500円ということに。そうしますと、先ほど申し上げた合併処理浄化槽が5万7,000円強、それから下水道のほうが3万500円程度でございますので、おおむね2万7,000円ぐらいの差額が出るということになるとしたら、そうした差額について、個々の使用状況等に従って維持管理補助金という形でこの制度で賄っていくということでございますので、合併処理浄化槽の維持管理費の今後の推移とか下水道使用料の推移などによって、この金額というのはだんだん変動していくことはありますが、少し前の試算で御案内したときにはそんな形になります。よろしくお願いします。 157: ◯戸塚委員長 岡本委員。 158: ◯岡本委員 最初に、設置費用と維持費用の関係ですけれども、設置の270の根拠というのを伺ったわけですけれども、設置初年度は維持の補助というのはないと考えればいいわけですか。その点が一つと、それから、この1億2,000万円を3,600基で単純に割ると、1戸当たりが3万3,000円という数字になるかと思うんですけど、今の説明の中で5万7,000円の法定点検それから清掃等の費用と、下水道を使った3万500円の差が2万7,000円ですので、ここに6,000円の開きがあるわけですので、かなりの数字だと思うんですけど、その点について説明をお願いします。 159: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 160: ◯内山下水道課長 維持管理費の関係の設置費補助金を出した年度の年の維持管理費につきましては、次の年から維持管理をしていただいて、その次の年に実際はお金を出していくというような形にはなるかと思います。  それと、今言った3万3,000円と、平均世帯のものの違いの形でございますが、一応5人槽で先ほど説明させていただきましたので、7人槽、10人槽等の割合を含めますと、そのぐらいの金額までなるのではないかというような形で計算させていただいてございます。 161: ◯岡本委員 そのぐらいの数字になると、そういう説明は納得できないと思うけど。だって、この……。 162: ◯村井副委員長 岡本委員が言っているのは、管理の今の想定3,600の想定基数を教えてほしいということでしょう。 163: ◯岡本委員 3,600基という数字で1億2,000万円という数字を出した根拠があるわけでしょう。その説明になっていないんじゃないかということを言うわけですよ。だから、1億2,000万円と3,600基という数字を出したときの根拠があるわけでしょう。それを説明してもらいたいと言っているわけです。説明になっていない。              〔「実績のほうで」と呼ぶ者あり〕 164: ◯村井副委員長 実績じゃなくて、予算。3,600基の内訳です。                 〔発言する者あり〕 165: ◯戸塚委員長 今、岡本委員から出された質問ですけれども、質問に関して的確に答えていただきたいと思いますので、少し確認をして、後ほど御答弁いただきたいと思います。  岡本委員、いいですか。 166: ◯岡本委員 はい。 167: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、下水道課所管については終了といたします。  次に、産業政策課所管について、当局の説明を求めます。  村田産業政策課長。 169: ◯村田産業政策課長 (省略) 170: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 171: ◯竹野委員 資料のほうは、私のほうは008─02の予算説明資料のほうで調べてきたものですから、140ページ、先ほどの予算の説明等であった土橋地区不動産鑑定評価手数料71万7,000円の計上についての質問です。  これは県の企業局のほうが実際には実施するわけですよね。もちろん袋井市と、それから大和ハウス工業株式会社と3者で、これから協定を結んで。それで、今回計上されている不動産鑑定評価手数料はどの部分になるのか。つまり、広大な農地の不動産の鑑定だったら、この額ではとてもじゃないけどおさまらないと思うんですよ。だから、具体的などのところを不動産鑑定依頼するかについて質問です。 172: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 173: ◯村田産業政策課長 予算説明書116ページになるかと思います。不動産鑑定手数料71万7,000円であります。  これにつきましては、今現在、土橋工業用地ということで、開発に向けて進めているエリア約13ヘクタールありますけれども、そのエリアの中で1ヘクタールに満たない約0.86ヘクタールぐらい、市の名義の雑種地がございます。この土地を県企業局に売りますので、そのための鑑定をとるということで、今回予算計上しております。 174: ◯戸塚委員長 そのほか。  岡本委員。 175: ◯岡本委員 予算説明書の65ページの2款総務費、1項総務管理費のうち、地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費、そのうち65ページの012細目の産業イノベーション推進業務委託料、これが240万円計上されていまして、先ほどの説明で支援企業を選定するための委託料だということなんですけれども、どういう先に委託して、どういう内容で進めていくのか。  片方で、主要事業の概要の25ページに、同じ産業政策課の御担当で、産業イノベーションの推進として、令和2年度当初予算で307万9,000円の計上がありまして、静岡理工科大学の技術シーズの活用促進として、次代を見据えた産業イノベーションの推進ということで、字面は似たような字面になっているんですけれども、この事業と重なる部分があるのかないのか、その点の御説明をお願いします。  それから、その下の、夜の賑わいづくり創出事業補助金で777万円が計上されていますけれども、既に2シーズン実施したわけですが、今までの総括というか、観光への効果がどのようなものであったのか、どう評価しているのか、それを踏まえてこの777万円の計上に至った経緯を御説明お願いします。  それから、その下の、これは新しい事業だと思うんですけれども、デジタルサイネージの活用等委託料ということで200万円。これは具体的にどの場所にどのようなものを設置するのか、御説明をお願いします。 176: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 177: ◯村田産業政策課長 岡本委員からの三つの御質問に順次お答え申し上げます。  まず1点目の、産業イノベーションの推進でありますけれども、主要事業の概要のほうでは、予算額が307万9,000円となっております。この内訳として、産業イノベーション、先ほどの65ページにあります250万円、これプラス商工総務費で旅費がありますので、その57万9,000円を足して産業イノベーションの推進307万9,000円になっております。ですので、このうちの中で産業イノベーション250万円が入っているということであります。  この内容につきましては先ほど簡単に説明いたしましたけれども、これまで静岡理工科大学と企業、それから行政ということで、地域産業イノベーションということで、産学官連携推進協議会というのを平成13年度に立ち上げて、これまでいろいろ事業を行ってまいりました。特に研究会ということで、アグリニクス、それからモータードライブ、金型研究会も立ち上げてこれまで実施してきて、年間500万円から430万円ぐらいの予算でこれまでやってまいりました。  これを少し形を変えて、なおかつもっと市内の企業にこの機能を使っていただこうということで、産業イノベーションという拠点の設置に向け検討していきたいと考えています。  検討に当たりましては、静岡理工科大学と予算の兼ね合いもありますし、今後まだ検討しなければいけないことがあるかと思いますが、まずは市内企業のニーズ、どういったものが必要であるかという、そういった実態調査も行っていきたいと考えています。その調査、それから、企業を支援するに当たっては専門的なコーディネーターが必要だと思っていますので、そのコーディネーターの方をどういったところから来ていただければいいかと、そんな研究費も含めて委託をしていきたいというような考え方がございます。ですので、地域産業イノベーション推進業務ということで240万円上げさせていただいております。  それから、2点目でありますけれども、夜の賑わい創出事業補助金ということであります。これにつきましては、これまでもライトアップ、それから過日開催されましたけれども、駅前の空き店舗を利用してディスコフィーバーということで、昭和の年代の方たちに来ていただいて、一時期に担っていただいたという経過もあります。  また、遠州三山のライトアップも引き続き行っていくということで、実際にこの事業をやってどれぐらいの経済効果があったかというお金の試算は、やる前、それからやった後、実施後で比較したものがないものですから、効果という面では一概にお答えできませんけれども、この中でも一つ、飲食業なんかにつきましては冊子にして、その冊子をお配りすることによって、それでその冊子を手にした方がお店に来たりするということもございました。  ですので、金額としてはじいてないものですから何とも効果は申し上げられませんけれども、ただ、夜のにぎわいということで、遠州三山については少なからず、これまで夜には来ていなかった方が若干ふえているというようなことも伺っていますので、効果はあったように思いますし、引き続きチャレンジしていきたいと思います。  それから、3点目のデジタルサイネージの件でありますけれども、今予定していますのは、袋井駅改札を出て北口に向かいます。そうしますと下りのエスカレーターで駅前観光案内所のほうにおりると思いますけれども、エスカレーターをおりていくと、ちょうど駅前観光案内所の壁がこちらに見えると思います。その壁につけようというような計画でおります。
     大きさで言いますと、愛野駅の自由通路に既に取りつけてあるものがあるんですけれども、愛野駅の自由通路についているのは1画面が55インチ、これが4面つけてあります。袋井駅に今度考えておるのは1画面が49インチ、それを縦に2面つけようと考えています。観光案内所の壁につけるということですので、当然屋根がないものですから、あそこは屋外用の防水機能つきのデジタルサイネージをつけると考えております。 178: ◯戸塚委員長 岡本委員。 179: ◯岡本委員 最初の産業イノベーションの推進ですけれども、静岡理工科大学の技術シーズの活動促進となっていますね。実際企業に紹介して、企業が活用できるレベルまでシーズが成熟しているのかどうかです。令和2年度の予算としてこれだけ計上するのにふさわしいレベルまで達しているのかどうか、その辺の説明をお願いします。  それから、2番目の夜の賑わいづくりですけれども、今度で3年目になるものですから、試算はしていないということですけれども、3年たったところで一回総括してみるのも必要じゃないかと思うわけです。  それから、やり方ですけど、駅前の広場のところに銀色の彫刻というか、美術品があるんです。美術品、こうなったやつ。あれに直接イルミネーションをひっかけてあるんですけど、片方は美術品なものですから、イルミネーションをひっかけるような対象じゃないと思うんです。その辺のやり方の検証をしてほしいと思うわけです。  それから、3番目のデジタルサイネージですけれども、内容はどんなものであるか、もし今時点で決まっていたら教えてください。表示する内容ですね。 180: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 181: ◯村田産業政策課長 岡本委員の御質問でありますけれども、まず1点目の産業イノベーションでありますけれども、レベルの達成にというお話でありましたけれども、これまで産学官連携推進協議会で行ってきた事業については、市内企業ももちろん参加しておりますけれども、これから市内中小企業が新たな経営改革といいますか、そういったものを目指していく必要があると思っています。イノベーションを起こすという、そういったところにチャレンジをしていく。また、足元ではIoTとかAI、それからロボットを使って技術革新、生産性の向上を上げる、そういったところも、これから中小企業の方たちには相談先が必要ではないかということで、今回、研究をしてみようということでありましていただいております。産学官連携推進協議会のほうの予算を少しカットして、そちらの研究費のほうに委託料ということで上げさせていただいております。  また、夜のにぎわいにつきましては、やはり3年ここまで行ってきたということで総括が必要であると思いますので、こちら、お願いをしたところに意見を伺って総括をしていきたいと思っていますし、先ほどありましたモニュメント、これは駅前広場の完成式に沿って設置した記憶がありますけれども、そのモニュメント、ライトアップの設置する場所についても検討していきたいと思います。  それから、デジタルサイネージの内容でありますけれども、愛野駅の自由通路に設置しておりまして、こちらの動画と同じものを流すような予定であります。内容については、袋井市の三山のPRであったり、愛野駅についてはラグビーワールドカップ前に設置いたしましたので、海外向けに外国語でも遠州三山等の市内のPRできるような動画を流したということもありますので、いずれにしても、市の情報発信に資する内容で発信していきたいと思っています。 182: ◯戸塚委員長 高木委員。 183: ◯高木委員 まず、2款総務費、1項総務管理費、16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の13節委託料として、子どもまちゼミ運営委託料として40万円ということで、まちゼミのほうの参加者の幅を広げるということでありますけれども、この企画に対して、教育委員会のほうはどのようなかかわりを持っているか少しお聞きしたいと思います。  そして、幅を広げるということで、小学生を対象にということでありますけれども、この取り組みにおいて何を、幅を広げるというと大ざっぱな意味でございますので、何を重視しているのかというのを少しお聞きしたいと思います。  次に、同じく歳出2款総務費、1項総務管理費、16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の中の着地型観光魅力創出事業ということでありますけれども、改めて着地型観光の位置づけと取り組む意義について少しお聞きしたいと思いますし、担い手の主体がどうあるべきかということもお聞きしたいと思います。  経済効果のほうも聞こうかなと思いますけれども、今、岡本委員のほうからお話がありましたので、それは取り組んでいただきたいと思います。  それから、歳出7款商工費、1項商工費、2目商業振興費、これは予算書116ページ、中心市街地空き店舗対策事業補助金100万円ということでございますけれども、今、あちらのほうからも2月の中旬、空き店舗を開いて夜宵ディスコナイトという形の中で、先着80名という形の中で大変にぎわったということでありますけれども、あわせて今、駅北の駐車場のあり方ということで、地権者であります山名大教会のほうともお話をしているという形の中で、一つの歩行者動線を、駅前のほうへ行く、また駅前の商店のほうに向かわせるために、先般使ったような空き店舗を1年間市のほうで借り切る形で、いろいろなにぎわいに向けたイベントを企画していただける方々に使っていただく、そういう場所の確保という部分が空き店舗対策の事業費、こればかりでなくほかのほうへの使い道も考えるべきではないかなと思いますけれども、その点についてお聞きしたいと思います。 184: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 185: ◯村田産業政策課長 高木委員から3点の御質問かと思います。  まず、1点目ですけれども、子どもまちゼミ委託料ということであります。  このまちゼミでありますけれども、少し概要を説明させていただきたいと思いますけれども、去年の夏にも行いまして、市内全26店舗が参加していただいております。毎年行っておりますけれども、20店舗から約30店舗参加していただいているところであります。  内容です。例えば、おいしい鳥の空揚げのつくり方であったり、あとはかわいいクッキーをつくろうとかマッサージとか、浴衣を自分で着てみようとか、いろいろな事業があったんですけれども、26店舗が参加していただいて、参加受講者数が285人でありました。  大体参加される方がやはり中高年齢の方が多いものですから、今回新たな取り組みということで、小学校4年生から6年生の方、試行的にやってみようということで20名を募集したいと思っています。  これを開催するに当たって、教育委員会と特に調整しているものではなくて、小学校4年生から6年生の方を募集してみて、2日間これをやってみましょうということで実施するものであります。  今回、中高年齢者の方を対象にこれまでお店の方でやっていただいたので、今度は子供を対象に行える講座があるかどうかということでやってみたいと思います。ノウハウがあるのが、磐田市で既に取り組んでいたものですから、そちらに情報を伺って今回チャレンジしてみようと思っています。  お子さんが来れば、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなんかも来てくれるだろうということで、参加者をふやすということ。それから、お店の店主も子供向けにやるということで、そこでまた勉強していただいて幅を広げて、より自分のお店をPRしていただこうということが目的であります。  2点目の着地型観光の取り組みということで、いろいろふくろい観光ルネッサンス事業、この中には可睡のひなまつりも入っていますし、それからふくろい遠州の花火、それから夜の賑わいづくりということであります。  これまでやってきた事業を同じような形で継続してやっていくものもありますけれども、大きく違うのは、今回5月1日に駅前の新産業会館のくれたけインプレミアム袋井駅前がオープンするということでありますので、そこもやはりインバウンドの観光客の方も見えると思います。そこと観光協会等が連携を図って、より多くの方に袋井市を発信しようということで取り組んでいきたいと考えております。  それから、3点目の空き店舗対策でありますけれども、高木委員から御提案がありました、1年間市が借りてということであります。  先ほどもお話ししましたディスコの関係は、観光協会のほうで空き店舗のほうを探していただいたという経緯があります。観光協会のほうでディスコ、昭和の人たちを対象に袋井の駅前をにぎわせたいということもあって、民の力でこれをやっていただきたいということがあります。ですので、行政は当然当日までの告知、それから当日の従事であったりということでお手伝いをさせていただいておりますけれども、空き店舗につきましては、やはり民のほうが力があるのではないかなと少し思っています。ただ、民のほうに任せるだけではなくて、当然市も支援しながらと思っています。  空き店舗の利活用についてはこれまでも再三御質問もありましたけれども、利活用についても考えていきたいと思いますし、先ほど新産業会館の話が出ましたけれども、どまんなか袋井まちづくり株式会社が駅前のほうに移るということで、新たなまちづくりを検討する組織も設置していくということも伺っています。こちらに行政も入って、まちのにぎわいについて検討を始めていきたいと思っています。 186: ◯戸塚委員長 高木委員。 187: ◯高木委員 子どもまちゼミに関しては、今現在は、今回の一つ目的、取り組みという形の中で、経営者のいろいろな知見の幅を広げるというんですけれども、小学校4年生から6年生の子供20名に参加していただく募集という形ですけれども、子供たちには何を期待するのか。磐田市で先行してやっているということでありましたので、磐田市のほうで何か情報収集があってということがあれば少しお聞きしたいと思います。  それから、着地型観光の魅力創出事業でありますけれども、全国的に着地型観光というと、経済性、利益を求めるということではなくて、それぞれの地域の観光そのものを磨き上げていく、またそれに携わる人たちをつくっていく、支える人たちをつくっていくというのが主体と、私、少し伺ったことがあるんですけれども。  今は、村田産業政策課長の言い方をすると、株式会社KTSホスピタリティ、また観光協会のお力をいただく中でインバウンドといいましょうか、どちらかというと観光事業、収益性を上げていくということなんですけれども、実際今までこの着地型観光に取り組んできた中で、経済性がどのぐらい出ているのかというのを判断できるかどうか、できるならば少しお聞きしたいと思います。  それから、やはり着地型観光を進めていくという上では、市内の観光施設、複数ありますので、それをつなぎ合わせるようなプラットホーム、こういうものをやはり私はつくっていくべきではないかと感じますけれども、これについてお聞きしたいと思います。  それから、先ほど岡本委員からもありました夜の賑わいづくりでありますけれども、少し協力してくれている民間活力、民間のあそこの個店の方々、できればそういう方々が中心になって夜の賑わいづくりという部分に取り組んでいただく、エリアマネジメントといいましょうか、そういう取り組みについて、やはり私は必要でないかなと思いますので、そこでの仕掛けづくりをどのようにしていく考えなのかをお聞きしたいと思います。  それから、空き店舗対策事業ということでありますけれども、少し考え方を広げたときに、中心市街地の活性化という部分、少し遠のいているという形があるわけですけれども、先ほど新産業会館が今春に完成し、稼働します。令和3年の春には駅南の商業施設の開業を目指して、今工事を進めていくという形の中で、中心市街地活性化の基本計画の策定というよりも、中心市街地のまちづくりの戦略、これをどのように描いていくのか。  今、村田産業政策課長の話の中では、袋井商工会議所のほうの中でもそういう組織を立ち上げて検討していくということでありますけれども、現状、市としてどのような戦略を、もし描いているという内容的なものがあれば披瀝いただければと思います。 188: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 189: ◯村田産業政策課長 高木委員の御質問でありますけれども、まず1点目のまちゼミの関係でありますけれども、子供たちに何を期待するかということで、磐田市の反省点ということは伺っていないものですから、今後確認していきたいと思っています。  いずれにしても、市内に魅力ある店舗は幾つもありますので、そちらをこれまでの大人の方だけではなくて子供たちにもしっかりと知っていただき、いろいろなお店でこういったことが学べるんだということを実感していただきたいなと思っています。  それから、2点目でありますけれども、観光の磨き上げ、経済性でありますけれども、一つ数字として持っているのは観光交流客数であります。年々ふえておりまして、目標の年間500万人を突破しようとしておりますので、一つとしては数字となっていると思っています。  これに甘んじることなく、まだいろいろな形で行っていきたいと思っています。先ほどありました、一つには風鈴まつりだったり、可睡斎のひなまつり、まち全体のひなまつりプロジェクトであったり、そういったところもきっと観光客をふやしている要素でもありますので、さらにいろいろな形で観光交流客数、人だけではないですけれども、そこにやはり経済効果というのが必要になってきますので、今後いかに地域に消費喚起するかということを目標に行っていきたいと思っています。  それから、プラットホームという考え方、それから最後のまちづくりの戦略ということがあります。  これにつきましても、先ほどお話をさせていただきましたけれども、どまんなか袋井まちづくり株式会社、そちらにお願いするばかりではなく、当然そちらと今お話をさせていただいていまして、駅前の活性化に向けて協力者を募って一つの組織をつくり上げていこうとは考えております。  これはまだ仮称でありますけど、元気プロジェクト事業みたいな形で展開していけたらというような形で今、意見交換をしているところであります。ですので、いろいろな事業、夜のにぎわいもそうですし、着地型観光もそうです。ですので、こういった一つの組織を中心に、今後、中心市街地の活性化が図れればと考えております。 190: ◯戸塚委員長 大庭委員。 191: ◯大庭委員 歳出7款1項3目の産業立地事業補助金に関して質問させていただきます。  平成27年の5月に市議会のまちづくり対策特別委員会で、豊沢開発、それから早急に進められたい旨の提言を当時いたしました。私も委員長をさせていただいておりまして、そのことが結果的には静岡モデルに寄与し、袋井市にとってみると大きな前進をしたと思います。  そういう中で、トッパン・フォームズ株式会社が進出していただいたことによる雇用あるいは税収、トータルで原課としてどのような効果を見ていらっしゃるか、また感じていらっしゃるか。  実はホームページなんかでは571人が社員でとなっていますが、当初私、漏れ聞いたときには1,000人余の、関連会社ですか、そういうところも入って事業を起こされると聞いていました。そういう意味では、私は本当に優良な会社が袋井に御縁があって進出していただいたということで、大変市としてはよかったのではないかと思っていますが、まだ100%操業には至っていないと思いますけれども、現時点でどの状況か、また今後の見通し、現時点ははっきりしないんだったら、今後の見通しとしてどのように成果を総括されているのかお伺いしたいと思います。 192: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 193: ◯村田産業政策課長 今、お話にありました大庭委員の御質問でありますけれども、これはトッパン・フォームズ株式会社に限っての御質問と受けとめてよろしいでしょうか。例えば雇用、税収、それから平成27年の提言書の後に民間の進出もあったりして、その全体の企業進出での答弁でよろしいでしょうか。  トッパン・フォームズ株式会社につきましても、今言ったように雇用は段階的にふやしていくと伺っていまして、ホームページでは571人になるかもしれませんけれども、今後まだふやしていくと伺っていまして、たしか720人ぐらいという数字があったものですから、最終でどの程度の数字になるかあれですけれども、720という数字があります。  地元雇用も早速パートの方を募集したと伺っていまして、現実に今どういう方がお勤めになっているかは把握していないものですから、確認しておきたいと思っています。  また、税収につきましても、企業の関係になりますので、金額は当然細かな数字はお伝えできませんけれども、700人規模の雇用が生まれたということがありますので、大まかな数字で、後ほど確認させていただいて御報告できればと思います。済みません。 194: ◯大庭委員 従前は一企業が個人税収、固定資産をどのぐらいというようなものはつまびらかに話された、説明された時期もありましたけど、最近では個別企業の情報というのはIR(インベスター・リレーションズ)で必要以外のものについては伏せているというところもありますので、トータルでプラスになっているかどうかということ、いわゆる企業誘致に係るいろいろな支援をすることに比べて十分な成果があるかないか、そこら辺の報告だけ、またできたらしていただきたいと思います。  また、当該地は山林でありまして、開発に当たっては調整池をつくったりいろいろしましたけれども、下手への水の影響なんかはないと私、聞いているわけですけれども、静岡理工科大学もそうですね。  そこら辺についても報告で結構だものですから、現状問題ないというようなことだったら、そういう形で御報告をいただきたいと思います。 195: ◯戸塚委員長 後ほど、今、御答弁できるところをしてもらう。よろしいですか。  村田産業政策課長。 196: ◯村田産業政策課長 それでは、先ほどの豊沢工業団地の開発に伴う水の下流河川への影響ということで御質問、その御質問に対しての答弁でありますけれども、やはり最初約65万立方メートルの土を出して山を削ったということもあって、下流部、特に高南のほう、そちらの河川のほうに影響があるのではないかということもお聞きしたことがあります。  開発に伴って調整池の設置はもちろん、隣接する藤ヶ谷川という河川がございました。こちらもあわせて整備をしたということもあって、逆に河川のほうの心配がなくなったということで、今もって水の影響で特に御心配される声は伺っていないというような状況であります。 197: ◯戸塚委員長 竹野委員。 198: ◯竹野委員 夜のにぎわいについてはお二人の委員からも質問ありましたけれども、私も実は同じような質問をしたいと思っていたんです。  効果の点で少し僕は正直言って、特に駅前の商店街に、先ほども飲食店は多少効果があるというか、すごくいいパンフレットをつくって、僕も持っているんですけど。  ただ、この遠州三山にしても、公共交通が法多山もないし、油山寺にもないわけですよね。だから観光客がわざわざ公共交通で夜行くとことも考えられないし。それで一応予算が組んでありますから、それを否定するということじゃなしに、やはり今年度あるいは令和2年度は検証、経済的な、例えばどれだけ遠州三山に夜、この期間に行って、要するにふえているのか。特に駅前のどれだけ効果があるのか。  やはりしっかり検証した上で、令和3年度777万円を投入してるわけですけど、やはり効果的なにぎわいづくりをせないかんですから、これは要望になります。  それと関連しての質問ですけれども、僕は1カ所ににぎわいを集中したほうが、例えばことし、ことしというのは令和2年度、今年度の12月から始まるやつだから、駅前のほうに集中的なすごいイルミネーションをやると、結構若い人が来るんですね。それから、よくあるでしょう、掛川駅前もそうですけれども。  袋井の場合、分散しているから。例えば、天理教の駐車場のところで点灯式をやって、僕、行ったんです。だけど、離れているから、駅前からも離れているでしょう、あそこ。だから、もう少し工夫が必要なもんで。  そこで、具体的な質問は、駅前に集中して、遠州三山に悪いけれども、そちらは、ことしは少しお休みで、少し派手に、大勢若者たちも含めて来るように、そういうのは可能かどうかの質問ですけれども。 199: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 200: ◯村田産業政策課長 竹野委員からの、夜のにぎわいについての御質問でありますけれども、遠州三山につきましては予算を使ってのライトアップもありますけれども、三山独自でライトアップをしていただいているというところももちろんあります。自分たちの予算でやっていただいている。  これを始めたときにも、私も三山を回りましたけれども、夜、これまで三山に来ていただいた方というのは、それまではほとんどゼロだと思います、ライトアップしていないので。ライトアップを始めてから行くと、やはり法多山なんかも多くの人が来ていたというのがあります。  その人たちが法多山へ行ったり油山寺へ行ったり可睡斎へ行ったり、その帰りに例えば飲食店に寄っていたりすると、そこの経済効果もあるので、そこはよく見えてこなかったりします。  いずれにしても、今言ったように公共交通がないものですから、自家用車で行って帰ってくるような形になるんですけれども、いずれにしろライトアップをやることによって人がふえたなという、これはイメージでありますけれども、ふえたなという感触があります。  それから、天理教のところにもお借りしてライトアップをしたということがあって、これをもっと1カ所に集めてという話がありましたけれども、今回駐輪場をあえて、仮設の駐車場が離れたところ、天理教の土地をお借りしてやったということがあって、逆にそれが幸いして、高校生なんかが帰りに自転車を置く。そうするとすぐ目の前には天理教の土地があってライトアップしているので、そこで携帯で撮ってもらってインスタとかに上げてもらうということもお聞きしています。ですので、今回駐輪場が離れたことによって逆にそういったメリットといいますか、そういった効果もあったのかなと思っています。  いずれにしましてもライトアップで、ライトをつけただけで幾ら経済というか、そういうものが循環しているんだというのを指摘されたこともありますので、今後、どういった形でお客さんが来て、どの程度経済効果があるんだというところもしっかり踏み込んで検証していく必要があるのかなと思っています。 201: ◯戸塚委員長 よろしいですか。 202: ◯竹野委員 はい。  別の件で。 203: ◯戸塚委員長 竹野委員。 204: ◯竹野委員 予算の116ページのところで、インバウンド向け発信型観光事業委託料ということで75万円計上していますよね。これはたしか会派の説明のところで資料を見たら、ユーチューバーのほうの、そのときの説明では、欧米豪、豪というのはオーストラリアだと思うけど、向けのそういうユーチューバーに依頼して75万円で宣伝してもらうと。  それはいいとは思うけど、ただ、袋井市の実態、静岡県の実態からすると、欧米人がここまで来るよりも、やはり近隣のアジア、特に中国、韓国、香港、台湾、豊かになってきたベトナムとかタイとか、今コロナウイルスで少し時期的にまずいですけれども、やはりアジア向けのユーチューバーの情報発信のほうがお客さんが来る確率、静岡空港に来た、そしてこの袋井市にも寄っていただくと。  だから、欧米豪向けにもう決まっているのか、変更可能かどうかが、その質問が一つと、もう一つ、同じページのところに、観光素材撮影業務委託料120万円というのがこういうように計上されていますよね。これは具体的にはどういうものなのか、説明をお願いします。 205: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 206: ◯村田産業政策課長 竹野委員のお二つの御質問であります。  まず、1点目でありますけれども、インバウンド向けの発信型観光事業委託料ということで、竹野委員がおっしゃるように、欧米豪の中からということで、今ユーチューバーを招聘しようと考えていますけれども、昨年既に実証みたいな感じでやりました。  それをやったのは県の観光協会から紹介がありまして、イタリア人の方がユーチューバーで有名な方がいて、その方が本川根町に入るということで、本川根町1町だけではもったいないので、どこか県内で手を挙げるところはありませんかというので、袋井市で早速手を挙げて来てもらったという経緯があります。イタリア人の方と観光振興室の職員がずっと回って、遠州三山をPRして、袋井市は非常にいいところですねというところで。あと、効果というのはまだ確認をとっていないんですけれども、そういったイタリア人の方が来ていただいたという経緯があります。  県の観光協会の中に、インバウンド事業に対応した静岡ツーリズムビューローという組織があるんですけど、そこを介して欧米豪の中からユーチューバーをと今協議を進めていますが、竹野委員がおっしゃったように、近隣のアジアの中でももしこういった方がいれば、当然アジア向けの方がやはりこの袋井市も多いものですから、そういった方も検討していく必要があると。まだこれは決まってはいないです。  それから、もう一点でありますけれども、観光素材の撮影業務ということでありましたけれども、これは先ほど説明しましたけれども、四季を通じて市内の観光資源、それから資源を撮影する。そして、その撮影したものを庁内の関係各課がもちろん使えるようにしますけれども、旅行会社、それからメディアなんかも使っていただくということで、オープンデータがございますので、そちらにセットをして、皆さんが気軽に使えるような素材、例えば法多山の桜の風景を撮ったり、いろいろな風景を撮ったやつを皆さんで共有できるような、そんな取り組みをしていきたいというところで今回、観光素材の撮影業務というのがあります。 207: ◯戸塚委員長 竹野委員。 208: ◯竹野委員 今のことはすごくいいアイデアだと思うんだけど、もう少し突っ込んで質問を。  要するに、袋井の四季を通してすばらしい景観というのか、そういうのを、素材をデータというか写真の、それを今の説明では誰でも使えるということで、それは、例えば観光のポスターにも使えるし、あるいはもちろん旅行社も使えるし、JRのところにとか、それは無料で使えるわけですか。 209: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 210: ◯村田産業政策課長 既に袋井市におきましては、袋井市オープンデータの推進に関する指針というのがあります。その指針に基づいて、今回の動画もそこのオープンデータにセットして、無料で誰でも使えるような形にしていきたいというものです。  今言ったように旅行会社とかJR、いろいろなところで使っていただいて、袋井を発信していただきたいなと思っています。 211: ◯戸塚委員長 竹野委員。 212: ◯竹野委員 わかりました。それも大いに活用していただければよい。じゃ、これをここでやっているから活用してくれという宣伝はどのように考えておられますか。 213: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。
    214: ◯村田産業政策課長 業務の内容については情報を発信いたしたところでありまして、使ってくださいという宣伝の方法については今後検討していきたいと思っています。 215: ◯戸塚委員長 高木委員。 216: ◯高木委員 歳出2款総務費、1項総務管理費、16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の13節委託料、産業イノベーション推進業務委託料という形の中で、イノベーションセンター設置に向けての検討も含め、また市内企業のニーズはどのようなものがあるかということの実態の調査並びにどういうフローでやったらいいのかなというような調査をしていくということでございますけれども、市長の施政方針の中では、産業イノベーション構想の設立に向け、企業版ふるさと納税の活用を視野に、静岡理工科大学や商工団体との協議を行っていくという趣旨が示されているわけですけれども、現状、静岡理工科大学、また袋井商工会議所、浅羽商工会等との事前の少しお話し合いをしているかと思いますけれども、この産業イノベーション機構の設立に向けた感触といいましょうか、手応えがないということじゃないと思うんですけれども、期待値があるかと思いますけれども、そこらの何か得るものがあれば教えていただきたいと思います。  それから、先般、あるセミナーに行ったところ、企業版ふるさと納税については、5年前の施行から5年たつという形の中で、現行の税控除の割合が6割、これを9割にしていくような対応をことしの2020年の税制改正大綱の中に盛り込んでいきたい旨のお話をセミナーで聞いたんですけれども、そういうものも事前に情報収集し、視野に入れている中で、産業イノベーション推進という部分に企業の協力を得て進めていくと捉えてよろしいかどうか、少しお聞きしたいと思います。 217: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 218: ◯村田産業政策課長 高木委員からは、産業イノベーションの関係であります。  設立に向けた期待値ということで、今、静岡理工科大学と何度も意見交換をさせていただいていまして、まず、大学のシーズであったり、特にシーズですね、そこを使っていきたいというものがありますので、大学でどのような技術が企業に対して提供できるかというのが一つあると思います。  それから、また財源についても、市だけではなくて大学のほうでも当然財源のほうを導き出せるかという議論も今させていただいています。ですので、そういったことからいいますと、実現性はあるというような感触であります。  ただ、企業についてはどのぐらいのニーズがあるかというのがありますので、新年度、企業に対して、事業所に対して意向調査みたいなものをしていきたいなと考えております。  それから、企業版ふるさと納税でありますけれども、これがまだ活用がなかなかされていないというのがあるかと思います。この企業版ふるさと納税につきましては、企業の協力なくしてできないものですから、まず、このふるさと納税の趣旨をお話しさせていただいて、ぜひ協力をいただきたいということ。そして、このふるさと納税の制度からいいますと、当然企業の税制からも非常に負担が軽減されるということもあるので、ぜひこれを使って協力していただきたいということで、お願いしているという経緯があります。  ですので、こちらの感触も期待できるものであるというような形でありますので、新年度に入りまして、なるべく早目にこういったところ整備し、実現に向けて取り組んでいきたいと思っています。 219: ◯戸塚委員長 高木委員。 220: ◯高木委員 静岡理工科大学また市内企業等の感触はいいよというお話でございますので、そうなりますと推進業務委託料を計上したということを考えますと、今後の設立に向けたタイムスケジュール、いつごろ、場所については検討するということでありますので、また、状況からすればもう静岡理工科大学の中に設置するのが、敷地内に建てるのかというのが一つの前提のようになってくるかと思いますけれども、機構の開設時期、そこらはいつごろを見込んでおられるのか、もしここで公表できるならばお聞きしたいと思います。まだ検討中なら検討中で結構でございます。 221: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 222: ◯村田産業政策課長 場所も含めて年度前半で整理をしていきたいなと考えております。設置については、後半早々に立ち上げることができればと考えております。 223: ◯戸塚委員長 竹野委員。 224: ◯竹野委員 予算書の115ページから116ページのところで、商業振興費が191万2,000円、そして、その次のページの工業振興費が5億1,600万円強。もちろん、この産業立地のほうがかなりの額を占めているから。  ただ、これを見て商業に対するてこ入れというのか、振興のためのものが余りにも落差が大きいと。ことしの3月をもって駅前の商店街の組合も解散すると。本当にシャッター通りみたいになりつつある、非常に。しかし、それは駅前に限らず、車でずーっと飛ばしているとあちこち空き店舗が、レストランも含めて本当に多いんですよ。  だから、今年度の予算も組んであるから、別にそのことについてとやかく言うわけじゃないんですけれども、令和3年度以降、商業振興を少し本気で考えないと、本当に普通の個人の専門店というか商店は物すごく厳しい。本当にどんどん倒れて、大きなお店だけが、車で行くようなそういうところしか栄えないと。そうなっていくと、住んでいる地域の人たちも近くの八百屋なんか、ちょっとした買い物なんかで困ると、特に高齢者なんかは。  だから、少し本腰入れて商業振興について、令和2年度いろいろと考えた上で、令和3年度のほうを対応していただきたいと思いますけれども、どのようなお考えかについてお聞きします。 225: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 226: ◯村田産業政策課長 商業振興費のほうは予算が若干少なくてということだと思いますが、私のほうは、観光のほうが予算を持っていまして、観光のほうは商業観光という視点も必要だと思っています。夜のにぎわいだったり、ひなまつりのまちじゅうプロジェクト、あれも観光でもあるし商業振興でもあるなと思っています。特に夜の賑わいづくりについても、夜、一時的に駅前をライトアップして、そこに多くの方が来ていただければということであれば、商業振興にもつながるかなと思っています。  いずれにしても、いろいろな形、先ほど申し上げました行政としてやること、それからあと、どまんなか袋井まちづくり株式会社が組織を使ってということもありますので、民の力もおかりして商業の振興に努めていきたいと考えています。 227: ◯戸塚委員長 ほかに質問。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 228: ◯戸塚委員長 ございませんので、以上で、産業政策課所管につきましては終了といたします。  会議の途中でありますが、ここで休憩として、午後2時50分から会議を再開いたしますのでよろしくお願いします。                (午後2時40分 休憩)                (午後2時52分 再開) 229: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、農政課所管について、当局の説明を求めます。  木根農政課長。 230: ◯木根農政課長 (省略) 231: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 232: ◯岡本委員 2点お伺いしたいと思います。  1点目は、予算説明書の109ページ、6款1項3目農林振興対策費、109ページにあります産地生産基盤パワーアップ事業費補助金の6,550万円でして、先ほどの説明で事業費の2分の1を補助するものであって規模拡大を目的とするということで、豊沢地内のお茶、イチゴ農家を支援するものとあるんですけれども、1農家に対してこれだけ支援すると聞こえますけど、それでいいものかどうかですね。  それから、その次の強い農業・担い手づくり総合支援交付金720万円でしたか、三川のイチゴ農家ですか。今までお茶が少し下降ぎみであって、イチゴ農家を特産品として評価する、そういった目的、意図があるものかどうかをお伺いしたいと思います。  それから、もう一点は、その次のページの同じ項目の多面的機能支払交付金で1億5,996万4,000円で14団体、2,700ヘクタールということですけれども、このうちで浅羽一万石が占める面積と交付金の金額、それがどのように使われていて、チェック体制がどうなっているかということですね。  それと、この範囲内に入ってくると思うんですけど、浅羽揚水機場のポンプが大分老朽化しているということで、これの更新がどのように対応されているかということをあわせてお伺いしたいと思います。 233: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 234: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の三つの御質問に順次お答え申し上げます。  最初の、産地パワーアップの生産の補助ということに対してだと思いますけれども、こちらにつきましては、豊沢地内のお茶とイチゴをやっている生産者の支援になってくるものでございます。  岡本委員からは、1事業ということの対応への補助ということですけれども、今回やる生産者は1生産者でございまして、これまで2,250ヘクタールのハウスをやっていた上に、もう少し規模を拡大したいと、年間雇用でしている人もおるものですから、その人たちがお茶だけではなく、年間を通じてイチゴも入れながら幅広く収入を得られるということのため規模を拡大するものでございます。対象者は1農家の生産者となっております。  その次の三川の生産者は、この生産者も従来からイチゴをつくっているイチゴ農家でございます。これまでこの生産者は農林水産大臣賞をとったことのあるJAの中でも優秀な生産者でございます。  イチゴを強化するのかということでございますけれども、この補助事業に当たりまして、これまで中遠農林事務所、県、JAともこういった話をしておりますけれども、イチゴにあってはここ10年単価も含めて伸び続けているということと、このJA遠州中央管内、毎年地域の生産者が加わっているということで、農協も県もこういった生産者を支援していこうということで、本市も、本市の生産者であるこういった生産者をバックアップしていくということで、こちらのほうも支援しているものでございます。  三つ目の多面的機能支払交付金でございます。  浅羽一万石につきましては、単位がアールなんですけれども、8万8,055アールということで、この14団体のうちの一つとして活用のほうをされております。  浅羽一万石のほうにつきましては、それぞれ地域の中が分散といいますか、地域ごとの部会がございまして、そこから上がってくる要望に対してこの活動費を用いて修繕や、また地域の保全ということで、中にはチューリップの景観をよくするためにチューリップを植えているような地域もあるということでは聞いております。主には浅羽地内の用排水路の修繕が主になるかと自分は認識しております。  そういった事業のチェック体制でございますけれども、毎年、年度初めに機能診断を行うということで、それぞれの各組織は自分の受益地内の地域を回りまして、今年度はこういった水路を修繕しましょう、こういった農道を修繕しましょうということを各地域ごとにそういった計画を立てて、まずはまいります。その機能診断をもとに本市農政課の担当職員とヒアリングを行うことで、年間の計画のほうを策定しているところであります。  もちろん、市のほうからも技術的な支援を行いますが、チェック体制の一つといたしまして中間の確認も年度途中ですけれども行っておりまして、大きい工事につきましては、うちの技術職員が立ち会いまして完了検査のほうも実施のほうを行っております。  今、岡本委員からありました浅羽揚水機場の劣化に伴う修繕ということで、これは国営事業を前倒しいたしまして、今現在、設計のほうをやっているということで伺っております。早ければ来年、具体的にはそういった動きがあるということで伺っております。  いずれにいたしましても、浅羽揚水機場は、いわゆる国営の第2期事業の前に緊急対策事業として対応するということで今後予定しているものでございます。 235: ◯戸塚委員長 岡本委員。 236: ◯岡本委員 今の最初の質問で、多面的機能支払交付金の中で浅羽一万石の占める面積が今8万8,050アールという説明だったんですけど、金額について回答がなかったのでいま一度お願いします。なかったよね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 237: ◯岡本委員 全体で14団体で、2,070ヘクタールという話で、この浅羽一万石がそのうち8万8,050アールということですので880ヘクタールですよね。2,070ヘクタールのうちの880ヘクタールということになるんですね。  面積案分でいうと、浅羽一万石、多分8,500万円ぐらい来ていると思うんですよ。面積案分でいうと、2,070ヘクタールのうちの880ヘクタールというと金額と面積案分が合わないような気がするんですけどね。  それと、もう一つ、揚水機場ですけど、国の事業を前倒ししてやっているということは、市のほうはスルーになっているわけですか、予算措置としては。直接やっているわけ、設計業務のほうを今やっているという話ですけど。こういう予算の表面には出てこないのか。その点をお伺いします。 238: ◯戸塚委員長 答弁いいですか。  木根農政課長。 239: ◯木根農政課長 費用につきましては、浅羽一万石につきましては8,362万8,930円でございます。 240: ◯村井副委員長 今の岡本委員の質問が、案分している面積が全体案分しているのと合わないけどというような質問だったんだけど。 241: ◯木根農政課長 多面的機能支払交付金は支払いの項目が主に三つに分かれていまして、共同活動をやっている組織が14、簡易的な修繕をやるのが13、長寿命化をやるところが9かということで、それぞれ単純に面積できちっと出てくるのではなく、単価計算ごとにやるものですからどうしてもこのような感じになります。 242: ◯戸塚委員長 少しいいですか。  今の岡本委員の説明で、要するに面積で案分して公金が決定しているということでなければ、こういう要素で積算されて出ているというところをもう少し明確に御答弁いただきたい。 243: ◯木根農政課長 わかりました。  三つに項目が分かれておりまして、共同活動は基本的な農業施設の維持でございます。簡易的な修繕をやる事業と植栽をやる事業が二つ目の事業でございまして、三つ目の長寿命化の事業がありまして、それぞれ単価が違ったりしまして、やっている活動組織とやっていない活動組織があるものですから、どうしても単純に面積を割って案分してすぐ出るというものではないものですから、組織ごとによって変わってくるものではあります。 244: ◯村井副委員長 そうじゃない。14団体あるというなら14団体のこういうことをやっているといって金額出ているでしょう、面積と。一覧表みたいなのをつくっていない。それを出したほうが、わかりがいい。表になったやつがあれば一番わかりがいいですね。 245: ◯戸塚委員長 岡本委員。 246: ◯岡本委員 なぜこういうことを聞くかというと、私らのところでも圃場整備で地元でいろいろ案件が出てくるわけですよ。そうすると、その案件に対処するのに農政課の予算じゃなくて、それを多面的機能支払交付金としてそういった各団体で交付されているので、そのお金を使ってくださいとなるわけですよね。  だから、そのお金がどういうように使われるのかということが、地元の圃場整備をしていく上で非常に大きな要素になってくるわけですよ。この1億5,900万円という大きい数字でもう一括計上されていて、それがどういう内容になっているかということがわからないと、私らもそういう話を受けたときにどういうように対処していいかわからないから聞いているわけです。これでカバーされている圃場整備については市の直接予算が使えないわけですよ、原則として。だからその内容を聞いているわけです。 247: ◯戸塚委員長 農政課長、今、副委員長からも話があったように、そういった説明するについて、14団体のことも含めて今三つの要件をもう少し、口頭での説明じゃなくて少しペーパーにまとめてこの委員会中に御答弁いただければと思います。  それと、もう一点の、機場の関係のその辺の手続の中で、予算が市の予算の中に上がってきていないという判断の中で、その辺が国営ということでやりますという答弁がありましたけれども、その辺について再質問が出ていますが、そこをお答えいただきたいと思います。 248: ◯木根農政課長 申しわけございませんでした。  浅羽揚水機場の維持管理費につきましては、市のほうからもお金が出ておりますけれども、前倒しでやります浅羽揚水機場の修繕のほうは、今現在負担しているかということについてはいま一度確認させていただきます。 249: ◯戸塚委員長 確認してそれもあわせて報告していただくと。 250: ◯木根農政課長 わかりました。 251: ◯戸塚委員長 岡本委員、それでよろしいですか。 252: ◯岡本委員 はい。 253: ◯戸塚委員長 それ以外。  竹野委員。 254: ◯竹野委員 予算説明資料のほうで、008─02のほうの127ページのところに、ふくろい宣伝隊の説明がありましたね。すごく興味を持っておるんです。  それで質問は、恐らくここには車両の修繕料25万円とか保険料27万円とかあるから、駐車場の一番向こうの西側にある、あの車両のことを指すのではないかと思うんですよね。  そこで、せっかくこれだけ車両のために、それから重量税も7万6,000円計上、使うわけだから、具体的にどのように宣伝、今までしてきて特に来年度やるのか。僕、正直言ってまだ見たことないんですよ、現場をね。だからどういうように活用しているのかについての質問です。 255: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 256: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  ふくろい宣伝隊のほうは二つの車両を使っております。ワゴン車と2トン車のトラックを使って行っております。この運営に当たりましては、ふくろい宣伝隊事業推進協議会という会をつくって、その会の皆様がいろいろなところへ宣伝に行ってもらうようにこういった活動をしておりますけれども、会員は袋井商工会議所でありましたり、観光協会でありましたり、クラウンメロン支所でありましたり、中には農協も入って、文化協会らも入っております。  そういう人たちが市外に行くときにそういった車両を使っていただきまして、袋井市をPRしていただこうという目的でスタートしております。ちなみに昨年はワールドカップの会場とかもありましたし、そこのおもてなしエリアであったり、そういったことで大体70回の出展のほうをしております。  ワゴン車につきましては運転日数が150回、トラックのほうが129回ということで捉えております。そういったことでうちの市の職員だけではなく、そういった団体の皆さんにも活用してもらってこの車両を使わせていただいております。 257: ◯戸塚委員長 竹野委員。 258: ◯竹野委員 別の質問で、予算書のほうで、ページが今出てこないけど、説明があったから皆さんおわかりだと思うけど、森林環境税に基づいて、新規事業として森林管理制度を事前調査業務委託料ということで289万円計上されていますよね。  それから、浅羽海岸の防風林等整備計画策定の委託料としての315万円、これらは恐らく森林環境税700万円だったかな、たしか。それらを使ってこういう事業をすると思うんですけれども、前にもこの建設経済委員会の話し合いで、私が浅羽の防風林のところ、松だけでは松枯れもするし、いわゆる広葉樹、いろいろな多様な樹木を植えたほうが根っこも張って堤防も強化されるし、景観上もいいし、そういう少し話をしたことあるんですよね。  そこで、具体的な質問は、特にこの浅羽の防風林の委託料ということは調査、どういう木を植えて、どこにどういうようにするということだと思うんだけれども、今、私が言いました、松だけではなしに他の樹木、特に広葉樹、そういうのもそういう調査会社に依頼して具体的に何本、ここにどういう木を植えるとか、そんなことも含まれているかということですね。  それから、もう一つ、上のほう、上というのは実際の森林の持っている方にどういうようにこれから使うのかという調査の委託料が289万円計上されていますよね。  実際に袋井の山林をずっと見ると、余り使われないような、また、金になるような木が余りないところで、正直申しまして、具体的な目的、山林所有者にもう少し詳しくこういう目的で調査して、その後どうするんだという調査の結果、そういう見通しを少し説明していただきたいんですけど。 〔「今の質問、防風林と堤防と違いますよ。質問の趣旨が混同しているじゃないですか。場所  が違うんですよ」と呼ぶ者あり〕 259: ◯戸塚委員長 竹野委員、今の質問は少し整理して質問をしていただかないと、防風林のことと、最初に森林環境税から入っているんですけど、そのことと、防風林でいろいろ、幸浦プロジェクトやいろいろな議論をしているのと少しごっちゃになっている質問ですから、農政課長のほう、整理してみますか。
     森林環境税に関連しての、もう一度整理して質問していただいて。 260: ◯竹野委員 済みません。だから、森林環境税を使ってのこの事業というのは間違いないですよね。その確認ですね。  そして、今、防風林とか、私が質問したかったのは、浅羽海岸の整備のために委託料として385万円計上している。この調査会社に農政課として松だけじゃなしに広葉樹とかそういういろいろな種類のも植えることを想定して依頼をするのかどうかという質問です。 261: ◯戸塚委員長 農政課長、委託に対してのその内容について御答弁してください。  それでいいということですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 262: ◯戸塚委員長 簡潔に。  木根農政課長。 263: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  森林環境譲与税を使いました歳出、委託ということで、今年度は755万2,000円の歳入、森林環境譲与税を予定しております。それを活用いたしまして行うことは主に三つございまして、委託と調査とグリーンウエーブ、補植でございます。今、竹野委員からありましたのは調査の部分かと思います。  この調査につきましては、浅羽海岸の2線堤から5線堤まで今現在適切にどんなぐあいで育っているか、これからどんな整備が必要かと、そういった第2線堤から5線堤までの地域を調査するものでございます。  樹種につきましては、必ずしも、今現在、松が植わっているところばかりじゃないものですから、いろいろな、先ほど竹野委員の言った広葉樹も含めてどんなものが植わっているか調査するものでございます。  二つ目の事前調査、調査費につきましては、これは対象は袋井市内の人工林を対象にしておりますので、その人工林のうちの、今回は豊沢と笠原と浅羽地域の360人、この人たちが今どんな経営状態か、森林に対する考え方などの調査になるものでございます。 264: ◯戸塚委員長 ほかに質問、よろしいですか。  高木委員。 265: ◯高木委員 予算資料の予算説明書というんですか、予算のほうの110ページ、歳出6款農林水産業費、1項農林費、3目農林振興対策費について。  まずは、袋井茶振興協議会補助金。平成30年度に地方創生推進交付金を活用してお土産商品をつくったかということです。これを作成し、販路拡大と消費拡大に努めてきたということですけれども、その効果、そこらを検証されているかどうか、少しお聞きをしたいと思います。  それから、同じく農林振興対策費の袋井市クラウンメロン振興協議会補助金がありますけれども、昨年8月の頭に浜松支所と合併をいたしました。そういう中で、浜松市からの補助金をいただくという予算編成をしている中で、そういう協議がされたのかどうか、少しお聞きをしたいと思います。  それから、先ほど岡本委員からもありましたけれども、多面的機能支払交付金についてですけれども、今年度は14地区ということでしたけれども、前回まではたしか15地区であったかと少し記憶しているわけですけれども、どこかと一緒になったのかどうかということ。  それと、この14組織を管理する面積がほぼ市内の耕作地面積の約半分というぐらいに、半数を超えているというようなことも聞いているわけですけれども、多面的支払交付金という形で14地区の方々がそれぞれ共同でそれぞれの地域の農業資産を持っていくという形の中で、農政課が本来なら管理しなければいけない管理費用という部分の低減につながっているかどうか、これについて少しお聞きをしたいと思います。 266: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 267: ◯木根農政課長 ただいまの高木委員の三つの質問に順次お答え申し上げます。  最初は、1点目の袋井のお土産茶、どまん中茶ということで、今年度から発売のほうをしております。今までですけれども、現在は市内外の11店舗で販売のほうを行っております。各種イベント等で販売を行っておりまして、2種類の袋井のどまん中茶を出しておるんですけれども、15パック入りが現在約800個、5パック入りが1,800個出荷のほうをしております。  こちらにつきましては、先ほど申したように、ワールドカップのイベントとか、ふくろいの花火とかそういったところにもノベルティーとして無料配布等もしております。  このどまん中茶につきましては、本年度の世界緑茶協会が主催いたしますコンテストのほうにも応募をしておりまして、ここで今年度の金賞ということで受賞しております。この金賞を受賞した理由といたしまして、事務局のほうからは、どまん中茶が5種類のパックを楽しめるよと、それとどのお茶も特徴があって味もよくて、また5種類あるものですからお土産用としても重宝されているとか、そういった点も高く評価されたということで報告のほうを受けております。  いずれにいたしましても、このつくった袋井茶をうまく広くPRすること、市内外へ浸透することで袋井茶を宣伝してまいりたいと考えております。  クラウンメロンの関係になりますが、クラウンメロンのほうにつきましては今年度、昨年8月に浜松支所と合併のほうをしております。事前に農政課の職員が浜松市のほうに出向きまして、そういった振興協議会の参加のことも含めたすり合わせのほうを事前に行っております。そうした中で、浜松市のほうは農産物の個別の団体への補助は行っていないということの見解でした。  一つ例にとりますと、浜松市で有名な三ヶ日みかん等に対してもそういった支援を行っていないということで、クラウンメロン振興協議会への補助金のほうは今ところ予定していないということでございました。  しかしながら、浜松市は農産物全体の、例えば輸出に関して、クラウンメロンを含めた際には支援していくということで、個別のはないんですけれども、全体の農産物のはPRしていくということで現在、浜松市にある輸出協議会の中の一つにクラウンメロンが入っておりますので、そういった中でクラウンメロンのほうは支援をいただいているところであります。  三つ目の多面的機能ですけれども、こちらにつきましては、たしか今年度は14団体なんですけれども、昨年までは15でした。一つ減ったところがございまして、宇刈地区の中村という地区がございまして、ここは多面的機能が始まった当初からずっと活動しておったんですけれども、役員の高齢化によりなかなか継続が難しいということと、施設内、中村地内の、やろうとしていたパイプライン等も全て整備が整ったということで昨年度で活動のほうを終えております。  あと、実際の軽減につながったということのほうですけれども、基本的に用排水路や農道は市が所管しておりますけれども、活動組織の範囲の施設は基本的には活動組織で管理のほうをいただいております。これは近隣市も同じ考えでございます。地元組織に管理をお願いしていただくことで、地域の実態に即した効果的な管理ができるということもありますし、もちろん国や県からの補助をいただいた事業になりますので、実際の市のほうの管理に要する費用の低減にもつながっていると捉えております。 268: ◯戸塚委員長 高木委員。 269: ◯高木委員 まず、お茶のほうですけれども、今年度からということで、それぞれ2種類を生産してということでございますけれども、いろいろ取り組んでいるということでありますけれども、その効果についてお聞きできなかったものですから、何らかの効果としてはコンテストで金賞をとられたということですけど、それが一つの効果といえば効果だと思いますけれども、じゃ、そのことを販路拡大に向けてどのように生かしてきたのか、そこらを少しお聞きしたいと思います。  それと、お茶の海外輸出については何年度でしたでしょうか、市長みずからが、ロシアへのトップセールスへ行かれたと記憶しておりますけれども、その後の海外戦略についてどのように取り組んできたのかを少しお聞きしたいと思います。  また、2017年度から市内の若手の方々がモンゴルのほうへお茶の販売という形で取り組んできているということを、先般若手の生産者の方からお聞きをしました。今日までどのような取り組みをされてきて、どのような今状況にあるのか。そして、市としてどのような支援体制をとってきたのかについてをお聞きしたいと思います。  クラウンメロン振興協議会の補助金ということで、浜松のほうは単独ではなく全体を通してということでは理解をいたしました。  その中でクラウンメロンのほうも積極的に海外へ輸出をということで、先般も2月20日、23日ぐらいからですかね。支所長のほうは中東のアブダビ、その後ロンドンのほうへも行って海外輸出に向けて取り組んでいるということでございますけれども、現状の課題について何かお聞きしていることがあれば伺いたいと思います。  また、多面的機能交付金のほうについては改めて少し課長のほうにお伺いしますので、先ほどの2点だけ少しお聞きをしたいと思います。 270: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 271: ◯木根農政課長 ただいまの高木委員の御質問にお答えを申し上げます。  どまん中茶の効果ということですけれども、これにつきましては、もちろん来場者の評価、先ほどのコンテストの評価に加え、市内外の販売する店舗もこれを扱ってみたいという申し出が、そういったコンテストを境に申し出もあったものですから、そういったことで効果は出ているなとも感じております。  また、東京の日本茶専門店のほうにも、これも2カ月ほど出したんですけれども、そういったところからもこの5種類のパッケージは非常に使い勝手がいいと、引き続き取引を行いたいと、そういった話のほうもいただいております。  続きまして、ロシアの関係ですね。こちらにつきましては少し前になりますけれども、ロシア向けの袋井茶の輸出ということで、以前モスクワに出向きまして食品展示展、展示会に出席して、現地のバイヤー等のPR、商談会をやったことがございます。年度でいいますと平成27年度でございます。  帰国後、数件のバイヤーから問い合わせがありましたけれども、その後、こちらからサンプル等を行った結果、数量は限定的ですけれども実際に輸出につながった例もございます。しかしながら、今現在は注文がないということでお聞きしております。  実際に取引の窓口立っていただいておるのは市内の茶商でございますけれども、今も現地のバイヤーの方とは連絡を取り合っているということで、今後再び取引が始まる可能性はあるのではないかと、そういった意見はその茶商からはいただいているところあります。  もう一つの、モンゴルですね。モンゴルのほうにつきましては、これは平成29年度から袋井茶青年部の皆さん4名が、緑茶が余り輸出されていない国、モンゴルをターゲットに少し研究をしてみようということで、この皆さんが出向いて輸出に向けた取り組みを行っております。  今年度は県のほうの補助金、県の農業振興基金協会の補助金、こちらを活用して3名の生産者の方が8月に現地に出向きまして、向こうの文化イベント、ジャパンフェスティバルに参加いたしまして日本茶のPR等も行うと同時に、実は昨年から向こうの飲料メーカー、具体的にはペットボトルをつくっているメーカーなんですけれども、そこに袋井茶業青年部のお茶が原料として使えないかと、そういった話し合いのほうを進めているということで伺っております。  実際本年度行った中では、ペットボトルのアンケート調査、現地での調査等をもう少し、マーケティング調査をやってみたいと、そんなことを向こうの飲料メーカーからの提案を受けたということで伺っております。  市といたしましては、本年度は県の補助金を使って3名の方はそういった輸出に向けてのことをやっておりましたけれども、これまでは市といたしましては、農業振興会からの支援もしておりまして、引き続き生産者の目的に合ったこういった補助であったり県のメニューであったり、そういったのを活用できるよう選定して申請の手続とか各種団体との連携に袋井市が入って、引き続き支援に努めていきたいと考えております。  四つ目の中東のほうにつきましては、一昨年から中東のほうにクラウンメロン、先ほど言った支所長も出向いておりまして、ことしの2月下旬にもそちらのほうに出向きまして日本大使館でレセプションなどに参加しております。  支所長によりますと、昨年よりはクラウンメロンの知名度が上昇したということが非常に感じたと。実際、まち場でもクラウンメロンを扱っているお店もあったということでございまして、今後につきましてはもう少し、例えば王族とか政府の関係者をターゲットにした、引き続きプロモーションが必要ではないかということで、帰国後、支所長からそんなことの報告を受けております。 272: ◯戸塚委員長 ほかによろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 273: ◯戸塚委員長 では、特に質疑もございませんので、以上で、農政課所管については終了といたします。  時間を大分経過しておりますけれども、会議の途中でありますがここで休憩として、午後4時15分から会議のほうを再開いたしますので、若干空気の入れかえをしたいと思いますのでよろしくお願いします。                (午後4時06分 休憩)                (午後4時15分 再開) 274: ◯戸塚委員長 それでは、次に、建設課所管について、当局の説明を求めます。  土屋建設課長。 275: ◯土屋建設課長 (省略) 276: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  高木委員。 277: ◯高木委員 歳出8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費で、13節委託料、予算説明書118ページになりますかね。  道路内民地解消登記業務委託料についてでございますけれども、道路整備をいろいろしていく関係、または道路を、市道を適切に管理していく上では必要な部分ということで、道路内民地を民有地を分筆して所有権を市に移管する事業ということでありますけれども、市道の中にどれぐらいの道路内民地が現状あるのか、把握されているのか。今までどのくらい登記作業が完了しているのかをお聞きしたいと思います。  また、未登記の道路用の用地、これについて、取扱要綱、こういうものがあるかどうかを少しお聞きしたいと思います。  それから、河川等整備計画、ことしつくっていくというようなことでありますけれども、その中で、歳出8款3項河川費、1目河川管理費、15節の河川・排水路等浚渫及び修繕工事ということで1,800万円余が計上されているわけですけれども、当然市が管理する河川についての河道特性、こういうものを把握されているかどうか。これについてお聞きをしたいと思いますし、また、河川改修、特にしゅんせつ等をしていく上での留意点、これらについて少しお聞きをしたいと思います。 278: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 279: ◯土屋建設課長 大きく2点ということで、道路内民地の関係と、河川のしゅんせつ等に係る河道特性の把握と留意点ということでございます。  まず、道路内民地につきましては現状の量ということなんですが、なかなか道路内民地というのが現状道路になっていて、その中にいわゆる相続だとかされずにかなり古い方の名前で残っているようなものがほとんどでございます。未相続のものがそのまま残っているというのがほとんどでございます。  それらにつきましては、地目自体は公衆用道路になっているんですが、個人名義で残っているというようなものがありまして、なかなか把握をするというのが現状では非常に困難、難しいというような状況で、今現在どれぐらいのものがあるかというところは把握ができていないというのが現状でございます。  それで、この処理につきましては、例えば、工事ですとか境界の立ち会い等の中でいろいろ発見をされたりすることがございますので、それがわかった時点で随時処理をしているというような現状でございます。  処理件数につきましては、年度によって異なりますが、平成29年度で10件、平成30年度で7件、今年度に関しましては少し少なくて3件というようなことで処理をしてございます。  こちらのほう、分筆等が必要なものに関しましては、やはり分筆の手数料ということで、30万円ぐらい実際に登記の手数料がかかるということで、なかなかたくさんのものができないと。ただ、先ほど言いましたように、道路の中に個人名義で公衆用道路として残っているようなもの、こういうものについては基本的に寄贈していただくというような方法をとってございますので、そういうものについては市の中の事務処理の中で扱っているというような状況でございます。  それと、道路内民地2点目の取扱要綱ということでございますが、こちらの取扱要綱というのは現在、文書的なものは定めていないという状況でございます。ただ、基本的に今申しましたように、もう既に地目が公衆用道路になっていて非課税のもの、こういうものに関しては基本的には寄附をしていただくというような方向で進めさせていただいております。  あと、昔のもので、地目が宅地ですとか農地がそのまま残っていて、いわゆる当時買収があったのかどうかという判断がなかなか難しい物件もございますし、あるいは道路自体が少し傾いて民地内に入っているというような、境界の立ち会いのときなんかにたまに出てくるときがございます。そういうものに関しましては、市のほうで分筆処理をするというような形で、分筆処理は市のほうでやって寄附をしていただくというような形を基本としてやらせていただいているというような状況でございます。  それとあと、河川の関係でございます。  先ほど言われました1,847万円余ということで出してあるこちらの予算につきましては、しゅんせつ工事請負費ということでございまして、こちらにつきましては主に地元要望に対応するための予算ということでつけてあるものでございます。この予算につきましては、地元要望ということもございますので、それぞれ地元に出向いた中で、現状の課題を把握した中で処理をしているというところでございます。  また、河川全体の河道特性ということですが、こちらにつきましては河川等整備計画、こちらの中で袋井市内を12の排水区に分割した中で、排水区ごとにその排水区の特性というところを調査する中で、それぞれの河川の断面ですとかそういうようなものを把握しているというようなところでございます。  また、先ほどのしゅんせつ等の留意点ということでございますが、こちらにつきましては工事自体の留意点というよりも、やはり弁財天水系ですとか村松ですとか、どうしても河川勾配が緩くて堆積がしやすい河川がございますので、そういう状況を見る中で継続的に対応しているというようなことでございます。 280: ◯戸塚委員長 高木委員。 281: ◯高木委員 河川改修及び排水路等のしゅんせつということで、地元要望ということで、少し私のほうが勘違いしているところがありますけれども、市が管理する河川のしゅんせつも含めて、そういう改修マニュアルといいましょうか、当然、河川等整備計画の中にそういうマニュアルが入っているのか、別に市として、県としてそういうものが作成されているのかどうか、少しお聞きしたいと思います。  それから、もう一点、これは油山川、太郎平新道の瑠璃の橋から油山寺に行くほうの排水路がありますよね。あそこで3年工法でやったところについて、毎年しゅんせつをやっていますよね。これは多分、県のほうの農用関係の工事でやっているのかどうか、そういう部分について少し優先順位といいましょうか、しゅんせつをする部分でそういう優先順位という部分が、基準があるかどうか、これについて少しお聞きをしたいと思います。 282: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 283: ◯土屋建設課長 まず1点目の、河川の改修マニュアルということでございますが、市で特段改修マニュアルというものを定めているものはございません。  河川改修につきましては、基本的に河川法に規定されております河川、それで市のほうではそれに準じた準用河川ということで何カ川か指定をしてございますが、そういうものにつきましては河川法に規定されております河川管理の構造令、こちらのほうに基づいて整備をしているということでございます。  また、河川法に定めがないというか、普通河川というか小さい排水路的なものは、それぞれ道路構造物の設計標準ですとか、道路の排水工の指針などが国のほうで策定されておりますので、そのようなものを参考に改修等を行っているというような状況でございます。  また、今お話のありました油山川の瑠璃の橋からの上流ということで、瑠璃の橋から上流部分、まだあそこは沖之川ということで県の管理河川というようなことになってございます。  それで、あそこをマコモというか、かなり毎年マコモがすごく繁茂してしまうというようなところで、県のほうでもなかなかマコモ全体をとるのが難しいものですから、天地返しというんですか、多少ひっくり返すような形で整備をしてくれているときもあるんですが、なかなか県のほうだけでもやれないし、地元でもなかなか難しいというようなところもありますので一部区間、瑠璃の橋から上流部分の一部、東名高速道路までの間の区間で、一部市のほうでも業者に委託して年に1回、中の草を刈るというような維持管理をしているというようなところでございます。  今年度に関しましては、なかなか事業的に追いつかなかったものですから今年度はできなかったんですが、例年、市のほうで1回刈るような形でも対応しているというようなところでございます。  優先順位ということですが、しゅんせつ等につきましては、やはり先ほども申しましたが、どうしても勾配が緩いところでたまりやすいというのがございますので、今、例えば村松地区でいきますと村松の西排水路、こちらのほうの管理ということで今年度もしゅんせつを行っていると。  あと、弁財天水系でいいますと、一ツ入川ですとか二ツ入川というような河川がございますが、やはりそういうところも順次5年に1回ぐらい計画的にやっているというようなところでございます。 284: ◯戸塚委員長 竹野委員。 285: ◯竹野委員 治水対策事業についてかかわることで質問です。予算説明書の、先ほど説明していただいた124ページのところですね。  それで、ここに袋井市河川等整備、その業務の策定のための1,800万円、そして調査設計委託料2,500万円とありますけど、具体的な質問は、高南地域のことで、実は会派説明のところの資料では、高南地域の治水対策事業として全体では2億1,000万円、そして10カ年を見通す、先ほども少し説明あったそういう調査、排水計画の策定のために2,000万円、説明があったんですね。だから、今ここにあります124ページのところに、高南地域にかかわる、これは駅南の総合的な治水対策とで2,000万円、たしか説明があったけれども、しっかり入っているのかどうかの確認ですね。  それから、田端東遊水池をもう少し、1.3メートル深掘りして、1万5,000立方メートルの貯水容量をふやすと。それがどこに入っているのかよくわからないものだから教えてください。 286: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 287: ◯土屋建設課長 予算のほうですが、予算説明書の124ページにお示ししている中で、袋井市の河川等整備計画策定業務委託料、これにつきましては次期10カ年ということで、そちらの整備の委託料ということでございます。  その一つ下の測量設計委託料という中に駅南の排水処理の計画の検証というものが一つ。それと、もう一つ、常習地域であります川井地区、こちらの緊急対策的な調査測量ということで、二つが合わさって2,500万円ということになっております。  それと、あと駅南の現の田端東遊水池を新たに掘ると。そうすると掘るというものにつきましては、都市計画費のほうに予算の計上がされているというところでございます。
    288: ◯戸塚委員長 竹野委員、この後、都市計画課のほうの所管で説明がありますので、よろしいですか。  そのほか。  大庭委員。 289: ◯大庭委員 今の関連ので、地域の川井地区ということになっているんですが、2,500万円のうちの新路排水処理の袋井駅南の部分と、この川井の部分と両方あるんですが、それぞれ幾ら予算をつけているのか。  それの最終着地をどのようなイメージでされているのか。要するに調査をした後の具体的な治水対策をどのようにされているのかお伺いします。 290: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 291: ◯土屋建設課長 こちらにつきましては、余り細かい割り振りはないんですけど、川井のほうが今500万円ぐらいの調査費ということで考えております。2,500万円のうちの500万円が川井の調査費と。  それで、川井につきましては、アクションプランの中でポンプ等を設置して対策をもう既にやっている部分もあるんですが、実際見てみますと、ポンプへ行く前のやはり水が上流であふれているというようなところも今までの中でも見受けられるところがあるということで、昨年、そこら辺の水路の断面ですとか大きさ等に関しまして調査のほうをさせていただきました。そういうところから、それら一部水路の改修も必要じゃないかというようなところで、来年度につきましては、その対策ということで対策検討をしていきたいということで考えてございます。 292: ◯戸塚委員長 大庭委員。 293: ◯大庭委員 川井について、今お話のとおりで、以前私、質問をさせていただいて、その後、調査費をつけてもらって昨年までやってきまして、それでキャパシティーがもう水路にないということで、いわゆるポンプ前の貯留池が必要じゃないかと申し上げてきたんですが、今のお話だと水路を、もう一回形状を見直して全体的にするということですが、彦島大橋の見通しがなかなか厳しいということもあって、彦島大橋の改修さえしていただければ随分、一歩前進するかなと思うんですね。  松橋川も今年度70メートル予算はつけてくれてありますし、漸次北進をさせていただくということだと思うんですが、川井の工事着手を大体見通しとしてどのぐらいにしているのか。もう申し入れ、提言をして2年余たとうとしているものですから、いつまでも私らも地域に説明するに、市は調査に入ってくれたよと言っていても、それが御納得いただいていないところがあるものですから、事業の完成時期をいつに見通しているのかお伺いします。  それから、2点目の、袋井駅南なんですが、小川町の件なんですが、都市計画の予算には田端遊水池という格好で出ているんですが、あれも平成16年当時、私のほうでお願いして遊水池がつけられたということがあるんですが、今回の事業で、私、小川町の北側あたりを、もう一つの遊水池を浅掘りでもとりあえずするのかなと思って見ていたんですが、予算には一切計上されていません。秋田川のキャパシティーが少ないということもあるものですから、調査をかけるというものの、田端をやるだけではまだ不十分かなと。もう少しキャパをふやすには小川町の北側あたりの遊水池をもう一カ所つくらないとアッパーにならんのじゃないかなと思うんですが、今年度これだけで処理して大丈夫なのかということでお伺いしたいと思います。 294: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 295: ◯土屋建設課長 1点目の川井のところの工事の着手時期ということでございますが、今の段階ではいつというようなところがお示しできないような状況でございます。  それで、県のほうの蟹田川の進捗、それとそれに合わせた松橋川の進捗ということで、松橋川につきましてもその下の蟹田川を見越して上流を既に手をつけているわけなんですが、現在進捗のほうが31%ぐらいということですので、川井のところまで河川が行くにはまだ少し、しばらく時間がかかるかなと。  ただ、それまでの間、先ほど言いましたように、もう水路が小さくて今あるポンプがうまく生かせないという状況であれば、少しでも早いときにそのポンプが有効に活用できるような方策というもので対策を検討していきたいというように考えてございます。  それとあと、袋井駅南の関係の、今回田端東の遊水池の拡大ということだけだということですが、先ほど言ったとおり、確かに全体の計画の中ではそれだけでは賄い切れないところがございます。ただ、今回、来年度から抜本的な対策に向けてということで検討を始めたいと思っております。それをやるにはポンプの設置ですとか、先ほど言われました小川町の北側の遊水池、こちらのほうに着手していくには、やはりいろいろな関係機関との協議等、やはり2年ぐらいはどうしても時間がかかりますので、その間ということで万全とまでは言い切れませんが、現在ある田端東の遊水池を拡大していくということで検討をさせていただいているところでございます。 296: ◯大庭委員 今の2カ所は、それ以外にも常習浸水地域はありますけど、特にその2カ所については床下浸水に見舞われてきている経過、状況もありますし、それに提言も申し上げておるものですから、一刻も早くこれを着手されますように要望だけさせていただきました。副市長、現場に出て行ったりしているし、榛葉部長も十分それを承知されているものですから、もしコメントがありましたらいただいておきたいと思います。 297: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 298: ◯鈴木副市長 袋井駅南、特に高南の治水対策について、住民の皆さんとか議員の皆さんもそうだと思いますけど、わかりやすいのは小川町の北側、あそこに今農地があいていますけど、あいたところにもう一回遊水池をつくるというのが一つの治水対策に貢献をするんじゃないかということなんですが、建設経済委員会として報告事項で袋井駅南事業、高南の治水対策を含めてパッケージで報告するようになっていますけれども、その中に袋井駅南の治水対策については、将来に向けて、農業型から都市型に変えていく。それからポンプ場のそばに遊水池をつくらないと、ポンプがきちんと排水できませんから。それでセットで秋田川も原野谷川にきちっと排水できるように水路をつくると。それから、もう一つの遊水池を小川町の北側につくると。  それをやっていくには、何かすぐやるといいなと皆さんおっしゃるんですが、やはり補助事業で財源の手当てをしてかなきゃいかんものですから、そうしたことをある程度計画をつくったり、手続を進めていくのに時間がかかるんですね。そこのところをなるべく早くやりたいと思います。そんなことばかりに時間がかかっていると、目に見えたことにならないものですから。そんな説明を後ほど報告事項の中で説明させてもらいますので、またそのときに御意見をいただきたいと思います。  ですが、今すぐにできることは何かというと、今ある田端東の調整池、あそこをしゅんせつして、もう少し容量を大きくするというのはすぐできるだろうということで、それと、事業主体は違いますけれども、最終流れていく太田川、和口橋のあたりですけれども、そこの河道掘削は袋井土木事務所のほうで促進してやってもらうということで今考えています。またよろしくお願いしたいと思います。 299: ◯大庭委員 川井の件、教えてください。 300: ◯鈴木副市長 川井ですか。川井は今……。 301: ◯大庭委員 いつになるかわからんという答弁しているから、それじゃ困るんです。ずっとやると言っていたやつがだんだん先送り。部長、それじゃ、済みません。お願いします。 302: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 303: ◯榛葉都市建設部長 今、大庭委員のお話にございましたが、川井のところ、過去にポンプを設置させていただいて、その手前に水槽みたいなものをつくらせていただいて、たまった水を強制的に排水するということなんですが、この水槽のところにうまく上流からの水が来ないというようなところが症状としてございまして、大庭委員もよく御存じのところなんですが、そういったところのポンプの運転の見直しとかそういったものも工夫しながら稼働しておりますが、なかなか、先ほど課長も申し上げましたように、上流部の水路のほうも少し検証して直さないといけないところがあれば直していきたいというようなこともございますので、そういったものをしっかり来年度整備していくということで、そういったものがわかれば、そういったところは速やかに対応できるように検討してまいりたいと思いますのでよろしくお願いします。 304: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 305: ◯鈴木副市長 治水の基本は三つありまして、とにかく一つは外水、川の中の水を早く流すと、流しやすくすると、それが一つですね。それはどういう方法があるかというと、河川改修です。二つ目は、1番が流す、2番目がためるなんです。一遍に河川に流れていかないように一時的に貯留する。それが遊水池であったり貯水池であったりそういうことなんですよね。流すとためるの中間になりますかね、内水被害をあれするには、どうしても内水被害が出るものですから、強制的に排除するということでポンプ施設がそこに位置づけられているんですね。  それで、治水の三つ目は、それでも流し切れないという事態が生じますので、3番目は情報です。いち早く情報を的確にお伝えして、住民の皆さんもその情報の意味を覚知して行動に移すと。それで身の安全とか財産の保全を図る。その3要素ですね。  それで、やはり流すというのはうまく流れるようにすると河川改修、それが一番なものですから、それに時間と労力がかかりますが、殊、川井のところについては蟹田川の改修、彦島大橋の下流まで行っていますけど、そこの地域と行政と一体になって協力して早く進めて、新幹線の下とか在来線の下とか、あるいは松橋川が蟹田川と直行していて流れが悪いとか、合流改善とかいろいろなものがありますが、そこをいかに早くやるか、これもう20年ぐらい前からの課題だと思いますけれども、そこにいかに注力するかだと思いますので、そこに一緒に力を入れてやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 306: ◯戸塚委員長 会議の途中ではありますが、袋井市の市議会の会議規則第8条第2項の規定により、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたしますので、よろしくお願いします。  竹野委員。 307: ◯竹野委員 南北自由通路にかかわることで予算説明書121ページ、南北自由通路の管理委託料が1,876万円余計上されておりますよね。  質問は、いつもあそこを通っているものだからよく知っているんだけれども、非常にきれいでこんなにかかるのかと。ほとんどJRの駅を使う人が利用しているんだけど、だから具体的な質問は、JR側が南北自由通路の清掃だとか、そういうエレベーターもあるんだけれども、エスカレーターですね、そういうのをJR東海も多少は負担しているんでしょうか。 308: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 309: ◯土屋建設課長 南北自由通路の維持管理ということでございます。  南北自由通路につきましては、市の施設ということで南北をつなぐ通路、それと橋上駅につきましてはJRの施設ということで、橋上駅につきましては当然JRの管理と、通路につきましては市の所有物ということで市のほうで管理しておるというような状況でございます。 310: ◯竹野委員 そうするとエスカレーターも全部市で管理ということですかね。 311: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 312: ◯土屋建設課長 自由通路についているエスカレーター、エレベーターについては市で管理をしてございます。 313: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 314: ◯戸塚委員長 それでは、会議の途中ではありますが、本日につきましては、以上で終了とします。  なお、本日の進行で下水道課並びに農政課におきましては未回答分もございます。明日はこの付託の案件、都市計画課からですが、その前に2課、下水道課、農政課のほうからその分については報告をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。                (午後5時01分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...