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令和2年建設経済委員会 本文 開催日:2020-01-24

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  1. 袋井市議会 2020-01-24
    令和2年建設経済委員会 本文 開催日:2020-01-24


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    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和2年建設経済委員会 本文 2020-01-24 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 264 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯戸塚委員長 選択 2 : ◯榛葉都市建設部長 選択 3 : ◯戸塚委員長 選択 4 : ◯戸塚委員長 選択 5 : ◯山岡市長公室長 選択 6 : ◯戸塚委員長 選択 7 : ◯竹野委員 選択 8 : ◯戸塚委員長 選択 9 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 10 : ◯戸塚委員長 選択 11 : ◯竹野委員 選択 12 : ◯戸塚委員長 選択 13 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 14 : ◯戸塚委員長 選択 15 : ◯竹野委員 選択 16 : ◯戸塚委員長 選択 17 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 18 : ◯戸塚委員長 選択 19 : ◯岡本委員 選択 20 : ◯戸塚委員長 選択 21 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 22 : ◯戸塚委員長 選択 23 : ◯岡本委員 選択 24 : ◯戸塚委員長 選択 25 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 26 : ◯戸塚委員長 選択 27 : ◯高木委員 選択 28 : ◯戸塚委員長 選択 29 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 30 : ◯戸塚委員長 選択 31 : ◯高木委員 選択 32 : ◯戸塚委員長 選択 33 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 34 : ◯戸塚委員長 選択 35 : ◯大庭委員 選択 36 : ◯戸塚委員長 選択 37 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 38 : ◯大庭委員 選択 39 : ◯戸塚委員長 選択 40 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 41 : ◯戸塚委員長 選択 42 : ◯大庭委員 選択 43 : ◯戸塚委員長 選択 44 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 45 : ◯戸塚委員長 選択 46 : ◯大庭委員 選択 47 : ◯戸塚委員長 選択 48 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 49 : ◯戸塚委員長 選択 50 : ◯竹野委員 選択 51 : ◯戸塚委員長 選択 52 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 53 : ◯戸塚委員長 選択 54 : ◯竹野委員 選択 55 : ◯戸塚委員長 選択 56 : ◯竹野委員 選択 57 : ◯戸塚委員長 選択 58 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 59 : ◯戸塚委員長 選択 60 : ◯竹野委員 選択 61 : ◯戸塚委員長 選択 62 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 63 : ◯戸塚委員長 選択 64 : ◯戸塚委員長 選択 65 : ◯戸塚委員長 選択 66 : ◯村田産業政策課長 選択 67 : ◯戸塚委員長 選択 68 : ◯竹野委員 選択 69 : ◯戸塚委員長 選択 70 : ◯富山協働まちづくり課長 選択 71 : ◯戸塚委員長 選択 72 : ◯高木委員 選択 73 : ◯戸塚委員長 選択 74 : ◯村田産業政策課長 選択 75 : ◯戸塚委員長 選択 76 : ◯高木委員 選択 77 : ◯戸塚委員長 選択 78 : ◯村田産業政策課長 選択 79 : ◯戸塚委員長 選択 80 : ◯岡本委員 選択 81 : ◯戸塚委員長 選択 82 : ◯村田産業政策課長 選択 83 : ◯戸塚委員長 選択 84 : ◯岡本委員 選択 85 : ◯戸塚委員長 選択 86 : ◯村田産業政策課長 選択 87 : ◯戸塚委員長 選択 88 : ◯岡本委員 選択 89 : ◯戸塚委員長 選択 90 : ◯村田産業政策課長 選択 91 : ◯戸塚委員長 選択 92 : ◯大庭委員 選択 93 : ◯戸塚委員長 選択 94 : ◯村田産業政策課長 選択 95 : ◯戸塚委員長 選択 96 : ◯大庭委員 選択 97 : ◯戸塚委員長 選択 98 : ◯村田産業政策課長 選択 99 : ◯戸塚委員長 選択 100 : ◯大庭委員 選択 101 : ◯戸塚委員長 選択 102 : ◯竹野委員 選択 103 : ◯戸塚委員長 選択 104 : ◯小久江財政課長 選択 105 : ◯戸塚委員長 選択 106 : ◯村田産業政策課長 選択 107 : ◯戸塚委員長 選択 108 : ◯戸塚委員長 選択 109 : ◯戸塚委員長 選択 110 : ◯戸塚委員長 選択 111 : ◯村田産業政策課長 選択 112 : ◯戸塚委員長 選択 113 : ◯岡本委員 選択 114 : ◯戸塚委員長 選択 115 : ◯村田産業政策課長 選択 116 : ◯戸塚委員長 選択 117 : ◯岡本委員 選択 118 : ◯戸塚委員長 選択 119 : ◯村田産業政策課長 選択 120 : ◯戸塚委員長 選択 121 : ◯岡本委員 選択 122 : ◯戸塚委員長 選択 123 : ◯村田産業政策課長 選択 124 : ◯戸塚委員長 選択 125 : ◯村井副委員長 選択 126 : ◯戸塚委員長 選択 127 : ◯村田産業政策課長 選択 128 : ◯戸塚委員長 選択 129 : ◯村井副委員長 選択 130 : ◯戸塚委員長 選択 131 : ◯村田産業政策課長 選択 132 : ◯戸塚委員長 選択 133 : ◯村井副委員長 選択 134 : ◯戸塚委員長 選択 135 : ◯村田産業政策課長 選択 136 : ◯戸塚委員長 選択 137 : ◯高木委員 選択 138 : ◯戸塚委員長 選択 139 : ◯村田産業政策課長 選択 140 : ◯戸塚委員長 選択 141 : ◯高木委員 選択 142 : ◯戸塚委員長 選択 143 : ◯村田産業政策課長 選択 144 : ◯戸塚委員長 選択 145 : ◯高木委員 選択 146 : ◯戸塚委員長 選択 147 : ◯村田産業政策課長 選択 148 : ◯戸塚委員長 選択 149 : ◯竹野委員 選択 150 : ◯戸塚委員長 選択 151 : ◯村田産業政策課長 選択 152 : ◯戸塚委員長 選択 153 : ◯竹野委員 選択 154 : ◯戸塚委員長 選択 155 : ◯村田産業政策課長 選択 156 : ◯戸塚委員長 選択 157 : ◯大庭委員 選択 158 : ◯戸塚委員長 選択 159 : ◯村田産業政策課長 選択 160 : ◯戸塚委員長 選択 161 : ◯大庭委員 選択 162 : ◯戸塚委員長 選択 163 : ◯村田産業政策課長 選択 164 : ◯大庭委員 選択 165 : ◯戸塚委員長 選択 166 : ◯大庭委員 選択 167 : ◯岡本委員 選択 168 : ◯大庭委員 選択 169 : ◯戸塚委員長 選択 170 : ◯神谷産業環境部長 選択 171 : ◯戸塚委員長 選択 172 : ◯戸塚委員長 選択 173 : ◯村田産業政策課長 選択 174 : ◯戸塚委員長 選択 175 : ◯戸塚委員長 選択 176 : ◯村田産業政策課長 選択 177 : ◯戸塚委員長 選択 178 : ◯岡本委員 選択 179 : ◯戸塚委員長 選択 180 : ◯村田産業政策課長 選択 181 : ◯戸塚委員長 選択 182 : ◯岡本委員 選択 183 : ◯戸塚委員長 選択 184 : ◯村田産業政策課長 選択 185 : ◯戸塚委員長 選択 186 : ◯高木委員 選択 187 : ◯戸塚委員長 選択 188 : ◯村田産業政策課長 選択 189 : ◯戸塚委員長 選択 190 : ◯高木委員 選択 191 : ◯戸塚委員長 選択 192 : ◯村田産業政策課長 選択 193 : ◯戸塚委員長 選択 194 : ◯戸塚委員長 選択 195 : ◯戸塚委員長 選択 196 : ◯木根農政課長 選択 197 : ◯戸塚委員長 選択 198 : ◯岡本委員 選択 199 : ◯戸塚委員長 選択 200 : ◯木根農政課長 選択 201 : ◯戸塚委員長 選択 202 : ◯岡本委員 選択 203 : ◯戸塚委員長 選択 204 : ◯木根農政課長 選択 205 : ◯戸塚委員長 選択 206 : ◯木根農政課長 選択 207 : ◯戸塚委員長 選択 208 : ◯岡本委員 選択 209 : ◯戸塚委員長 選択 210 : ◯木根農政課長 選択 211 : ◯木根農政課長 選択 212 : ◯戸塚委員長 選択 213 : ◯村井副委員長 選択 214 : ◯戸塚委員長 選択 215 : ◯木根農政課長 選択 216 : ◯戸塚委員長 選択 217 : ◯村井副委員長 選択 218 : ◯戸塚委員長 選択 219 : ◯木根農政課長 選択 220 : ◯戸塚委員長 選択 221 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 222 : ◯戸塚委員長 選択 223 : ◯村井副委員長 選択 224 : ◯戸塚委員長 選択 225 : ◯木根農政課長 選択 226 : ◯戸塚委員長 選択 227 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 228 : ◯戸塚委員長 選択 229 : ◯戸塚委員長 選択 230 : ◯戸塚委員長 選択 231 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 232 : ◯戸塚委員長 選択 233 : ◯竹野委員 選択 234 : ◯竹野委員 選択 235 : ◯戸塚委員長 選択 236 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 237 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 238 : ◯戸塚委員長 選択 239 : ◯村井副委員長 選択 240 : ◯戸塚委員長 選択 241 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 242 : ◯戸塚委員長 選択 243 : ◯大庭委員 選択 244 : ◯戸塚委員長 選択 245 : ◯大庭委員 選択 246 : ◯戸塚委員長 選択 247 : ◯戸塚委員長 選択 248 : ◯長島水道課長 選択 249 : ◯戸塚委員長 選択 250 : ◯内山下水道課長 選択 251 : ◯戸塚委員長 選択 252 : ◯竹野委員 選択 253 : ◯戸塚委員長 選択 254 : ◯長島水道課長 選択 255 : ◯戸塚委員長 選択 256 : ◯竹野委員 選択 257 : ◯戸塚委員長 選択 258 : ◯長島水道課長 選択 259 : ◯戸塚委員長 選択 260 : ◯戸塚委員長 選択 261 : ◯戸塚委員長 選択 262 : ◯戸塚委員長 選択 263 : ◯内山下水道課長 選択 264 : ◯戸塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開会)      開   会 ◯戸塚委員長 おはようございます。  それでは、会議に先立ち、お知らせをいたします。  本日の委員会には、協議事項アの第2期「総合戦略」素案の概要についての説明のため、山岡市長公室長と鈴木市長公室総合戦略室長の出席を、また、報告事項アのJR袋井駅北口市有地活用事業の進捗状況についての説明のため、富山協働まちづくり課長と小久江財政課長の出席をお願いしております。  なお、今の4名につきましては、案件終了後に退席をいたしますので、御承知おきください。  それから、当局及び委員の皆様にお願いをいたします。効率的な議事進行のため、簡明な説明及び質疑応答をお願いいたします。  また、説明や質疑においてファイルを移動する場合は、まずどこのフォルダーに入っているかをお伝えいただき、その後、ファイルの整理番号をお伝えくださいますようお願いをいたします。  ただいまから、市議会建設経済委員会を開会いたします。  今回の委員会には1件の協議事項、6件の報告事項がございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、初めに、当局を代表いたしまして、榛葉都市建設部長から御挨拶をお願いいたします。  榛葉都市建設部長。 2: ◯榛葉都市建設部長 皆様、改めましておはようございます。  市議会建設経済委員会の開会に当たりまして、当局を代表いたしまして挨拶を申し上げます。  昨年5月から新しい元号、令和の時代に入ってございますが、この令和元年、8カ月間ということでございましたが、早いもので既に令和元年は終わりまして、令和2年に入っているというようなことでございます。  このごろは、特に報道でも多く言われておりますように、中国のほうではコロナウイルスによる肺炎の蔓延といいますか、拡大されているということで、こういったものがどこまで広がりを見せるか、また、備えが本当に必要になってくるのかというようなところがとても心配されるというようなところで思ってございます。  さて、本年、令和2年、オリンピックイヤーということでございます。昨年はラグビーワールドカップということでございましたが、引き続きまして、国際的にも大きな競技大会が日本で開催されるということでございます。オリンピックは、実に56年ぶりに国内での夏の大会の開催ということで、市でもアイルランドオリンピックチームの事前キャンプを受け入れる、こういったこともございまして、こうしたことを契機といたしまして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会袋井市推進委員会を設立いたしまして、大会の開催支援や啓発活動、シティプロモーションなど、地域一丸となって取り組むこととしてございます。  また、令和2年、市制施行15周年の節目の年ということでございます。これまでの市政の振り返りとともに、市民の一体感の醸成、それからふるさとへの愛着を高めることを目的に、記念式典と市民参加型イベント、こういった記念事業、こうしたことも予定されていくということでございます。  それから、第2次袋井市総合計画前期基本計画は令和2年度が最終年ということでございます。現在策定を進めております令和3年度からの後期基本計画へつなげていけますよう、今年度、来年度と各政策の取り組みを着実に推進してまいりたいと考えてございます。  現在、市におきましては、令和2年度の予算編成の大詰めということでございます。議員の皆様には財政部局より中間の説明などがあったと思われますが、いよいよ最終的な案ということの時期になってまいりました。我が都市建設部といたしましては、袋井駅の南において商業施設が来年春のオープンを目指して進められておりますが、引き続き袋井駅南のまちづくり事業を推進するなど、総合政策3に掲げてございます快適で魅力あるまちを目指してまいりますとともに、昨年も台風等、大きな豪雨等がございました。そういったものに対応するためにも、総合的な治水対策といたしまして河川改修、それから雨水の貯留施設整備、こういったものを推進するための河川等整備計画を見直すなど、浸水被害の軽減取り組みなど、政策5に掲げてございます安心・安全に暮らせるまち、これを目指してまいりたいと考えてございます。
     それから、都市建設部関連でございますが、地域の皆様の活動によりまして表彰を受けられました、また決定しております2件について御紹介申し上げたいと存じます。  1件目が、本日資料提供にございますが、旧東海道の松並木の保護に取り組む久努の松並木愛護会が、静岡県及び関係団体で構成いたします美しいしずおかの景観推進協議会が主催する第12回静岡県景観賞に応募し、応募20件の中から見事に最優秀賞を受賞したものでございます。この景観賞は、人が守り、育て、つくることによってすぐれた景観の形成が行われている地区や活動を表彰するもので、本市での受賞は、平成16年の月見の里学遊館以来2件目となってございます。審査委員の方々からは、地域の皆さんの松並木保全にかける熱意や日ごろの活動につきまして、専門的かつ多角的な視点を持っていると非常に高く評価をいただいたもので、これからの活動にも大きな期待を寄せられておりました。久努の松並木愛護会の皆様の活動に敬意を表したいと思ってございます。詳しい内容につきましては、本日、資料提供させていただいておりますので、また御確認をいただければと存じます。この松並木、現在法多山の杉並木に続きまして、袋井市景観重要樹木、2番目といたしまして、指定に向けて現在準備を進めているということでございます。  それから、2件目でございますが、静岡県及びふじのくに花の都しずおか推進協議会が主催いたします、ふじのくに花の都しずおか・花緑コンクールというものがございますが、これは、事業所や学校、地域及び個人の緑化の取り組みを対象にコンクールを行って優秀なものを表彰し、優良事例を広く公募することにより県民の花緑の利活用を進め、暮らしのさまざまな場面で花と緑があふれるふじのくに花の都しずおかづくりを推進するということになってございますが、本年度は県内から82点の応募がございます。そのうち、花が自慢のまち部門、この部門の地域花壇100平方メートル以上の部で袋井市の花の会、また、オープンガーデンの部で袋井市新池にお住まいの鈴木様が最優秀賞の受賞が決定したところでございます。また、オープンガーデンの部では、袋井市可睡にお住まいの大場様の花壇が優秀賞に決定したということでございます。こちらについては来月22日、静岡市のツインメッセにて開催されるふじのくに食と花の都の祭典において表彰式が行われるということでございます。  こうした御紹介を申し上げました活動につきましては、市の花と緑のまちづくり、また、景観づくりを推進する大きな力ということでございます。とても心強く、引き続き関係の皆様と連携してまいりたいと考えております。  それでは、本日につきましては戸塚委員長から御案内のとおり、1件の協議事項、6件の報告事項、それから、その他資料提供の8件ということになってございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。本日はよろしくお願い申し上げます。 3: ◯戸塚委員長 ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────      協議事項         ア 第2期「総合戦略」素案の概要について 4: ◯戸塚委員長 それでは、協議事項に入ります。  第2期「総合戦略」素案の概要についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  山岡市長公室長。 5: ◯山岡市長公室長 (省略) 6: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  なお、事前の打ち合わせにおいて、建設経済委員会の所管にかかわらず幅広い御意見をいただければということもありましたので、当局のほうで答えられる範囲での質疑でお受けしたいと思いますので、委員の皆さん、よろしくお願いします。  竹野委員。 7: ◯竹野委員 まず、本当に単純な用語の説明を、私、英語の教師だったんですけれども、よくわからない言葉、もう正直に申します。一番最初のところで、GIGAスクールってありますよね。GIGAスクールというのはどんな意味かよくわからないもんで説明してください、幾つかあります。  それから、同じところで、アイデアの創出でワイガヤというのは、恐らくわいわいがやがやとみんなでアイデアを創出するというようなイメージでつくっていると思うけれども、用語を正確に理解したいものですからね。それから、同じ右のところで、アイデアソン、アイデアソンってアイデアマンなのか、この意味は全く理解に苦しみます。  それから、もう少しその下にスマート自治体、スマート農業というのはITを活用した、それはよく理解しておるんだけれども、スマート自治体という表現がどのような意味を持っているのか。これは多分市全体にかかわることだと思うものだから、説明をお願いします。  それから、2ページの、この資料の二つ目というのか、参考資料1といったほうがいいのかな、のところで、インキュベーション、イノベーションというのは私は正確に理解しておるんだけれども、インキュベーションセンターという表現がございますよね。一体どんなセンターなのか、少し説明をしてください。  それから、一番最後のところで、参考資料というのか、総合計画と総合戦略の関係性のそこのところで、バックキャストでの施策や事業の組み立てという、そのバックキャスト、英語の辞書を引いてもそんな表現がないものだから、これについても、まずは用語の説明をお願いします。 8: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 9: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 竹野委員の用語について、6点、お預かりさせていただきました。順番に御回答申し上げます。  まず、GIGAスクールでございます。GIGAスクールにつきましては、さきの国の大型補正において、簡単に申し上げればICTを使った教育、1人1台の端末を使った教育を推進していく、それと通信環境を整えていく、この総称をGIGAスクールと呼んでございます。  ギガは、メガとかギガとかテラといった数字の単位ではなくて、グローバル・アンド・イノベーションといった用語の頭文字をとった文部科学省が定めた構想でございまして、このところ、少し補足がなかったことについてはおわび申し上げます。  次に、アイデアの創出活動の事例として、ワイガヤですとかアイデアソンという言葉、二つ並べてございます。ワイガヤは本田技研が企業内におけるQC活動であったり新たな企画のプロジェクトを組み上げていくときに、部局横断でいろいろな方々が階層や階級をかかわりなく皆さんでわいわいがやがや、一つの目的に向かって議論をしていくようなさまのことの事例でございまして、我々も多くの方々の意見を取り入れながら取り組んでいく、そういったアイデア創出の場の実現が必要だということで、例示として書かせていただいたものでございます。  3点目のアイデアソン、こちらは今日的にICTなどの企業がアイデアを出し続けていく、アイデア掛けるマラソンといったものの用語でございまして、アイデアを皆さんで出し続けていく活動をアイデアソンと称しているというところでございます。  4点目、スマート自治体でございますが、ICT活用特別委員会においてもさまざま御議論いただく中での一つの項目だと認識してございますが、社会がICTですとかいろいろな端末を使ったサービスが普及していく中で、これを受けとめていく自治体もICTであったりAIであったり、こういったものを駆使しながら自治体経営をしていく、これは申請の受け取りであったりですとか、皆さんへの御案内の通知であったりとか、もしくは、行政事務の中における処理の方法も随分進んでまいりましたけれども、さらにこれをどう進めていくのかということについて、新しい技術を駆使しながら自治体の中も改善していくんだということの認識でございます。  5点目のインキュベーションセンターは、静岡理工科大学を中心に、大学は高度研究機関としての知の拠点の位置づけを認識しているものでございまして、インキュベートは研究というものをイメージしていまして、そういったものを駆使しながら地域に貢献できるセンターということの例示として掲げさせていただいたものでございます。  最後、バックキャストでございます。バックキャストにつきましては、バックキャスティングをしていくといった用語のところからとってございまして、いわばフォローキャスト、今いるところから、その次に何をすればいいのかといった、現時点から次を見ていく、フォローしていくものと、それから、将来あるべきところからさかのぼって向こう側から、我々が今何をしなきゃないのかといったバックキャスティングしていく視点、これをバックキャストと称して見ていくと。総合戦略の中では、今、地域の中で困っていることに対応することの対応と、それから、将来に向けて今何をしておくべきかといった二つの軸でもって戦略を組み立てていく必要があるという考え方で、バックキャスティングの視点を取り入れていきたいということの表現を入れさせていただいたものでございます。 10: ◯戸塚委員長 竹野委員。 11: ◯竹野委員 ありがとうございます。よく意味はわかりました。  最後のバックキャストの説明で、僕は、現在の立ち位置から過去に投げかけて、過去を振り返りながら先を見るという、戦略を立てるときに。今の説明では、現在からもう少し将来見据えて、将来こうあるべき自治体、袋井のまちづくり、そういうのを想定して、さらにその将来の想定からさかのぼるというのか、現在、そこのところ、もう一回少し説明をお願いします。 12: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 13: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 バックキャスティングに関する考え方でございます。  バックキャスティングに対する考え方は、本市の総合計画も同様でございますが、本市のありたき姿の実現に向けて今何をすべきかといった視点からの検討が必要ということを表現したいためにバックキャスティングの視点が必要だという整理でございます。 14: ◯戸塚委員長 竹野委員。 15: ◯竹野委員 それで、要するに、それこそワイガヤでみんなで部局を超えて、それは市民も巻き込んで議員も巻き込んで、この袋井を考えていくわけですよね。そのときの手法として少し確認したいのは、バックキャスティングという、それを、大事なことだと僕は思うんだけど。だから、僕が確認したいのは、将来、この間も袋井商業高校の生徒たちが20年後の袋井だったかな、イメージして、こうあってほしいと、そういうところから現在どうなんだと。振り返って、じゃ、どういう戦略を立てるんだと、そこのほうに主眼が置かれるわけですね。そこを少し確認したい。 16: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 17: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 総合戦略における主眼は2軸を検討してございます。  今、竹野委員がおっしゃられましたように、将来から見据えて今何をすべきかといったところはもちろん将来の投資として必要なことでございます。他方、総合計画の審議の中でも、今ここに生きている人たち、今市民が困っていることを早期にどう解決していくのかといった視点も当然必要でございますので、フォローキャストとバックキャスト、両方の視点から支援をしていきたいと考えてございます。 18: ◯戸塚委員長 そのほか。  岡本委員。 19: ◯岡本委員 参考資料2で、第2期まち・ひと・しごと創生「総合戦略」の概要についてということでうたってあるわけですけれども、今まで企業があって、そこへ就労するというような順繰りで考えていたわけですけれども、今、企業が来るかどうかということは、就労する人がいるかどうかということが一つの制約要因になっていると、順序が逆になってきつつあるということが言えるかと思います。  それで、その前のページの参考資料の1の「ふくろい人」ひとづくりへの挑戦というのが書かれているわけですけれども、人の中身を云々するとともに、就労の人口としての人をどう考えるかという観点を入れていったほうがいいかと思うんですけどね。  確かにこの資料の中にも東京への人口集中が一つにはうたわれているわけですけれども、一方である資料によると、この20年間で家計の中身を見てみると、大幅に減っている一つの項目が仕送りが減っているという資料があります。それは、都市部への大学へ親が仕送りをする金額が家計の中身として減ってきているということが言えるかと思います。それは、大学の地方化を一つにあらわしているわけで、この地方で言うと静岡理工科大学とか静岡文化芸術大学とか静岡大学、それから常葉大学とか地元の大学があるんですけれども、全国的な傾向としては地元の大学へ行かせるケースが一つのトレンドとしてあると。  何を言いたいかというと、就労人口をふやすにはそういう若い人の地元への就労が還流している環境にあるかどうか。それともう一つは、高齢者をいかに就労人口として確保しているかどうか。もう一つは女性ですよね。こうした就労人口をある程度確保しないと企業も来ないという順繰りになっているかと思うんですよね。その辺をやはり総合戦略の一つのフレームとして取り入れるべきかと考えますけれども、いかがでしょうか。 20: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 21: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  就労人口をどのように考えていくのか。視点としては、若者の還流であったり、高齢者、女性の活躍という御視点だと認識してございます。  まず、仕事を支えていく、企業の活動を支えていく、その担い手はまさに人でございますし、これからの時代はソサエティー5.0のような新しい技術の力もかりて、機械化であったりAIであったりといったものなんかの組み合わせもあろうかと認識しているものの、やはり仕事だけではなくて、地域を支えていく人というものは、それぞれの地域のところでやはり還流してくる必要があるだろうと。この点においては、第2期総合戦略において、新たに高校との連携について、きちっと柱立てをしていくというところがその対策の一つの策として考えているところでございます。高校は言うまでもなく地域との密着、もしくは接点において、最後のとりでだというような認識を国、県ともに持ってございまして、みずからの地域のことを知り、将来のUターンや地域の将来を支える人材の確保につながる必要があることから、高校におけるふるさと教育についても地域ぐるみで取り組む。そして、その方々が具体な職業感を持って地域を飛び出し、また、かかわりを持って地域に戻ってくるような機会を高校の場面でもきちっとつくっていく必要があるんだろうということが人づくりのところにおける視点でございます。  他方、現在も地方創生が始まってから5年、東京への一極集中に歯どめがかからない。これに対しては、やはり首都圏におけるお仕事等の多様な、いわゆる仕事の種類であったり質であったりといったものが、地方に比べて若者にとって魅力なものが首都圏に集中しているということも実態としてございます。したがって、今度は若者が地域で働くことに対して魅力がある仕事づくりというものも進めていく、この両面で若者の還流は手当てしていくことが必要だと認識してございます。  一方、高齢者と女性の活躍につきましては、これまでも高齢者の就労促進事業を第1期から国に先駆けて手がけてまいりました。それを今後とも継続していくことが必要だという認識がございます。  また、女性の活躍につきましては、第1期の総合戦略の評価の中でも、戦略着手前に比べて経済情勢の追い風も受けながら女性の就労率のM字カーブについては、本市においては回復している傾向がございますので、この傾向を引き続き伸ばしていきたいと考えてございます。 22: ◯戸塚委員長 岡本委員。 23: ◯岡本委員 総合戦略の段階としては、言葉としてはそういった言葉になるかと思うんですけれども、それを支えるもう一歩踏み込んだ具体策について盛り込む必要はないかどうかということについて再質問したいと思います。 24: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 25: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 施策の具体性についてのお尋ねだと思います。  施策の具体性につきましては、現在、同時に策定を進めております総合計画において施策の磨き上げをしてございます。総合戦略は冒頭申し上げましたとおり、我が市が目指す総合計画を早期に実現するために支援していく戦略として位置づけているものでございますことから、総合計画の審議の中で議論を深めてまいりたいと考えてございます。 26: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。  高木委員。 27: ◯高木委員 1ページの素案の概要についてということで、特に挑戦2の「しっかり稼ぐ」しごとづくりへの挑戦の2─2、稼げる農業づくりということで、先般も議会のほうでお茶の研修会を開いたわけでありますけれども、実際に若手経営者で自営でやっている方々の思いと、ここに記載されている主な取り組み、少しというよりも大きなギャップを感じています。やはりここに書かれているのは、経済連、また県の方々があのときに示された内容とほぼ同じであります。しかしながら、現場の声というのはもっと切実なものがありますので、もう少しこういうものについては生産者の声をしっかり受けとめるような取り組みの内容、例示という形にしていただいたほうがいいのではないかな。それは総合計画の中でということはわかりますけれども、やはり少しそういうものを考えていただきたいなと思っています。  特に担い手の育成、法人化等への経営力強化ということで、じゃ、法人化のメリットは何がありますかということがありますよね。付加価値向上支援、GAP認証ということで、GAPをとるはいいですけれども、後の更新の時期の費用負担はどうなのとかがあります。また、販路拡大支援ということで加工品開発、これもなかなか手間暇がかかりまして経費倒れになってしまっていると。そういうことであれば、今あるお茶のほうに特化してというか、注力を上げてというような声も聞かれておりますので、そういう部分では、全体を通してもう少し現場の声、地域の声を拾い上げた中でこういう主な取り組みの例示を示していただくほうがいいかと思いますけれども、この点についてお答えをいただきたいと思います。 28: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 29: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 高木委員の稼げる農業についての基本的な姿勢についてのお尋ねについてお答え申し上げます。  個別な事業につきましては委員御発言のとおり、総合計画の審議の中で議論を深めてまいりたいと考えておりますが、総合戦略の基本的な立ち位置といたしましては、今回表頭にもございますように、挑戦する人を応援するまちであり続けたいという思いを前面に出してございます。この挑戦には、農業者であれば農業の経営のスタイルはさまざまでございますし、製品づくりに対する志向も異なっていると認識してございますので、それぞれの経営者の思い、意欲と能力を最大限に引き出していけるような支援策を総合戦略では応援してまいりたいと考えてございます。 30: ◯戸塚委員長 高木委員。 31: ◯高木委員 そのような取り組みでお願いをしたいと思います。  時代が大きく変わってきていまして、いろいろな、私も商いをやっているわけですけれども、昔ながらの義理だ人情だという世界ではありません、もう。安ければという部分です。ですので、いろいろな情報が飛び交っている中で、若い人たちはもうインターネット等でいろいろな情報を得た中で、いろいろ考えて生活をしていく。それに対して我々はどうしていくかといったときに、薄利多売のほうに競っていくと昔のガソリンスタンドの業界と同じようになって、この袋井市のやはり商いというか、地域を支えている商業というのはもう全てなくなっていく。大型店舗、それのみが残るというような状況に近づいてきているのが実情ですので、そこらも含めて、いま一度全体を通してお考えを、再考をといいましょうか、取り組みをお願いしたいと思います。 32: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 33: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 高木委員の御質問にお答え申し上げます。  農業を例示にしながら、地域全体の産業の成長に対する御懸念、もしくは今後の方向性についてのお尋ねと認識してございます。  次期総合戦略、地域の稼ぐ力を向上させていく、先般の地域経済循環分析においても、ポテンシャルはあるものの、まだまだ十分にその力を発揮していないのではないかといった御指摘もいただいているところでございます。市内の生産者並びに企業の状態を見てみますと、創業、成長、そして継承といったさまざまなライフステージに今置かれている企業が、もしくは生産者がいることは認識しておりますので、それぞれのステージに合わせた支援策を具体に検討してまいりたいと考えてございます。 34: ◯戸塚委員長 そのほか。  大庭委員。 35: ◯大庭委員 SDGsに関連して少し伺いますけれども、先ほど鈴木総合戦略室長のほうでフォローキャストと言ったんですけど、フォーキャストですよね。揚げ足をとって言うわけじゃなくて、フォーキャストというのは現状からどんな改善ができるかを考えて改善策を積み上げていくのをフォーキャスト。また、バックキャストというのは、未来の姿から逆算して現状の施策を考える発想をバックキャスト。実はこのバックキャストの考えで進めるのがSDGs、こういうような言われ方をされていると思います。  先ほど、山岡市長公室長から、SDGsに触れて、この素案の概要について右端に記載をしましたと。SDGsを達成するように意を配しますという説明がありました。それで、これは私、いろいろな場所で申し上げて、神谷産業環境部長にも以前申し上げたことがあるんですが、先般、昨年暮れの一般質問でのSDGsについて、市長からは、SDGsについて全面的に進めるというような答弁はありませんでした。むしろ、それもあるねみたいな形だったんじゃないかなと。  今回、この参考資料1の、2ページ目の一大転換期を迎えている社会経済潮流を踏まえるという中でソサエティー5.0、これはいいですね。それからSDGs、関係人口は少しわかりにくいですが、人生100年時代、働き方改革、女性活躍、ICT活用、これがかなりのキーワード。その中でSDGsについては、概要にマークを配しました。マークを配したのを拾ってみますと、御案内のようにSDGsは17項目あるわけですが、拾っているものは11項目ぐらいしか拾っていないんですよ。じゃ、袋井市は11項目でSDGsを拾い上げておいて、そのままSDGsを何かつまみ食いしたような形で計画にのせるのか、こういう気がするんですよね。  他方、第2期の環境基本計画にはもう三つ載っているんですよ。私が承知している環境基本計画にも今回の総合戦略にも載っていないものが、1の貧困、2の飢餓、16の平和、こういうことになっているんですが、私はSDGsをマークだけ持ってきて、人によってはバッチをつけている人もいるし、もう少し明確に位置づけたほういいというような認識でいるんですよ、どうせ使うならね。その説明と、それから、例えば環境基本計画とこの総合戦略、本来総合計画の中に環境基本計画があるわけですから、もとの計画にたくさん、17載っていて、環境基本計画は14だとかというんだったらわかるんですよ。逆になっているんですよ。勝手に原課がつくった環境基本計画だから総合計画にはのせませんなんて、そういう発想は少しまずいと思うんですが、まずその基本的な見解をお伺いしたい。  それと、SDGsをどういう形でこれに取り込もうとされているのか。まず、総合計画。いっそのこと、時代がこういう時代、バックキャスティングという言葉を使ったりする時代を迎えているものですから、貧困がないように、あるいは貧困をもう少し拡大解釈して、今、子供たちの貧困が言われたり、お金が大変だというように食べていけない貧困じゃなくて、生活が厳しいという意味の貧困をここで使うなり何かするということも一つの手じゃないかなと思うし、飢餓というと、これだけ日本は、憲法第25条ですか、文化的な生活ができているので、飢餓は関係ないってなっちゃうかもしれないんですが、いずれにしましてもそういうような、平和も入っているし、17項目を全部入れてSDGsをトータルで位置づけてしたほうがいいと思うんですが、それに対する考え方についてお伺いしたいと思います。 36: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 37: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  SDGsにおける総合戦略との位置づけと、それから基本的な見解という御質問だと認識してございます。  御指摘のとおり、SDGsは17のゴール設定を国連が定め、これを日本語訳したものが国内に出ていると。現在総合戦略の素案、本日お示しをいたしました項目は、委員御指摘のとおり、17分の11ということになってございまして、欠けている取り組みがあることは承知しているところでございます。  本市における行政計画の体系は、申し上げるまでもなく、総合計画を頂点とした個別具体な計画という政策体系になってございますので、本日は、そのうちの総合戦略ということございます。したがいまして、今後の総合計画における議論の中では、このSDGsの取り組みについては包括的に取り扱っていくことが必要だという認識を持ってございますし、総合計画の中から、地方創生において応援すべき特筆的な取り組みを選び出したところ、現時点においては11の項目に地方創生は応援できるのではないかという整理をしているところでございます。 38: ◯大庭委員 環境基本計画との整合。 39: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 40: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 次に、環境基本計画との整合につきましては、環境基本計画と総合戦略は、一旦は、環境基本計画は総合計画との整合を図った上で地方創生の取り組みのほうに落とし込みをしていきたいと考えてございますので、環境基本計画と総合計画の整合は図るべきという認識でございます。 41: ◯戸塚委員長 大庭委員。 42: ◯大庭委員 できたら普遍的に全てに行き渡るイメージでSDGsを取り扱ったほうがいいということが1点。それから、ソサエティー5.0、ICT、SDGs、人生100年時代、最近のいろいろなキーワードがありますけれども、特にこういうようなものについては、市としても、総合計画基本計画の中で全てのせるので、総合戦略については外してもいいというようなニュアンスでのお話だったと思うんですが、全体的にそれを普遍的に実行していくんだという発想が必要じゃないかなと思っているものですから、今後の展開の中で遺漏のないように進めていただきたいなと。それと、しっかりしたベーシックな考え方を前面に出して進めていくんだということでお願いしたいと思いますけれども、見解があったらお伺いしたいと思います。 43: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 44: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 SDGsに対する取り組みに遺漏なきようという御指摘だということは十分意を配してまいりたいと考えてございます。  SDGsのバッチが表現していますように、SDGsは17のゴールをリングにして、どれも取りこぼしがなく全て推進していくことによってSDGsが実現できるんだという理念が象徴されているという認識でございますので、仮に取り組みの項目が地方創生において欠けているものがあっても、他の17のゴールの設定の実現に向けて意を配していくことは必要だという認識でございます。 45: ◯戸塚委員長 大庭委員。 46: ◯大庭委員 そのとおりだと思うんですよ。要するに、上位となる総合計画あるいは総合戦略、そういうものに全て網羅しておいて、それを原課にお願いをして、原課がつくるところの各種の計画については、そのうちの幾つかをしっかり実行するんだと、そういうイメージで進めていく。だから袋井市はSDGsの事業を進めるんだということをみんな共有化すれば、バッチをつけている人とつけていない人がばらばらで、いや、袋井市はそんなSDGsは関係ないよと、1と2と16は余り関係ないんじゃなくて、やはりそういうところに意を配す、バックキャストというのはそういうことだと思うんですよ。ですから、今後、市長の答弁をどういうように、どなたが書くか知りませんけれども、しっかりそういうのを入れていただくことが私は大事だと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。 47: ◯戸塚委員長 いいですか、もしあれば。  鈴木総合戦略室長。 48: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 大庭委員の御意見に対しましては異論はございません。おっしゃるとおり、意を配していく必要があると認識してございます。
    49: ◯戸塚委員長 竹野委員。 50: ◯竹野委員 それじゃ、内容につきまして、一番最初の人づくりのところで、ふくろい人という表現、人づくりの挑戦する人を応援すると、ここに書いてあるのは、私は全て賛成だけど、ふくろい人というような表現は、今話題になったSDGs、持続可能な開発目標という、少し狭いくくりになっちゃうわけね。高校生たちが実際に掛川市からも森町からも磐田市からも、袋井商業高校、袋井高校に通っているし、何もふくろい人というくくりで挑戦するんじゃなしに、世界に羽ばたく、あるいは日本のどこでも活躍できる、今、国際化の時代で、外国人とか日本人とか、アジア人とか白人とか黄色人種とか、そういうくくりじゃない、もう少しそんなものを取っ払って、じゃ、この地球を、この日本を、この袋井市をどうするんだということを真剣に考えて、またいろいろなことにチャレンジする、そういう若者たち、人間を、中高年も含めて育成していくということだと思うんですね。そうしますと、余りこのふくろい人というくくりの表現は、僕は避けたほうがいいと。だから、少し見直しというのか、再検討のほうをしていただきたいんですけれども、お考えはどうでしょうか。 51: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 52: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 竹野委員のふくろい人の言葉選びについての御質問にお答え申し上げます。  まず、基本認識といたしまして、これまで袋井市並びに国においては、人口というものは住民票の所在をしているところ、国籍も同様な考え方だと認識してございます。  人口減少社会を迎えていく中において、地域の中の活力であったりとか魅力を創出していくに当たっては、その国籍並びに所在地によって拘束されている人たちにおける結束であったり決意というものは極めて重要ではあるものの、それ以外の人たちをどう巻き込んでまちづくりをしていくのか。今は、最近の言葉でいきますと、関係人口と称されるような概念を取り入れていく必要があるだろうと。関係人口とは、このまちに暮らす人だけではなく、竹野委員がおっしゃいますように、高校や職場を通じて磐田市や掛川市から袋井のまちにかかわりを持って入ってきてくれている人たちも含めて袋井にかかわりを持つ人だというような認識をしてございますし、例えば秋のお祭りのときだけは地元に戻ってきて一緒に屋台を引く、こういった地域コミュニティに参加していただく人も袋井にかかわりを持つ人だと、むしろ逆に広く袋井に住んでいる袋井市民の住民票を持たない人たちにとっても袋井のかかわりを持ってくれている人だと。これは金銭的な支援でいけば、ふるさと納税において支援をいただく方々も、我々はこれをふくろい人と称して、仲間として認知していきたいという思いでございます。  したがいまして、整理をいたしますと、現在、袋井にかかわるさまざまな人たちをふくろい人と称し、そして、これから世界に飛び立っていったり、それから、いろいろなところで活躍していく若者にとっては、この郷土愛を含めたアイデンティティーをきちっと育むことによって、郷土に対する思いというものを強く持ってさまざまなシーンで活躍いただきたい、こういう人づくりをしていきたいという考え方でございます。 53: ◯戸塚委員長 竹野委員。 54: ◯竹野委員 今の説明を聞いて、よく理解できました。  それで、僕はこれを最初に読んで、やはりこだわったわけ。ふくろい人というくくりは少しマイナスのイメージ、狭いと。説明を聞いてよく理解できた。だから、やはりこういう重要な総合戦略ですよね。だから、誤解を招かないように、袋井にかかわる人を、要するに、そして袋井を愛して、袋井をどうするんだと、やはりそういうこと、人を育てたいわけですよね。だから、そういう意味でもう一回、余りふくろい人をぼーんと出さないほうが、受けとめるほうはいいんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 55: ◯戸塚委員長 竹野委員、理解ができたという、最初にそこから質問に入っているので、それでまた再質問というのは言葉が、質問の内容が少し、当局のほうの受け方、理解ができたと言いながらも、もう一度そうじゃないという質問ですよね、ただいまの。 56: ◯竹野委員 だから、用語を変えたほうがいいんじゃないかという、そのことについてどう思いますかという質問ですね、趣旨です。 57: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 58: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 竹野委員からの御指摘を踏まえまして、この後、庁内での議論、さらに総合戦略の会議等もございますので、こういった議論があることを御報告しながら、その定め方、場合によっては解釈についての補足をきちっと表記する等、誤解なきよう留意していきたいと考えてございます。 59: ◯戸塚委員長 よろしいですか。そのほか。  竹野委員。 60: ◯竹野委員 この総合戦略は、すごくすばらしいと僕は評価しておるんですよ。ここに掲げていることを本当に実現できればいい袋井市になると。ただ、問題は、主な取り組みのところでもありますように、じゃ、どうやって具体的に実現するかと、これが一番の重要な問題で、そのときに先ほどの説明のワイガヤですよね。部局を超えて、つまり課を横断的に、そして、それは市の職員だけでなしに市民も。あるいは、特に人づくりのこの地域のコミュニティだとか、要するにそういうところだったらコミュニティセンターだとかまちづくり協議会だとか、市内在住の外国人から、我々議員も含めていろいろな人を巻き込んで、わいわいがやがやと具体的にどうするんだと。その点が一番僕は大事だと思っているわけ。  そこで、少し具体的な質問は、今後、この総合戦略に基づいて総合計画を具体化していくわけですから、庁内の調整というのはなかなか難しいんですよ、みんな意見が違うし。はっきり申しまして縦割り行政ですからね、ほかのことは余り関心ない、時間的余裕もないのは現実ですよね。しかし、そんなことを言っておったらうまくいかないからね。今後、庁内で具体的にこれを実現するために、それこそワイガヤでワーキンググループというか、そういうのをどんどんやって総合計画を練っていく、そういう作業スケジュールについて少しお聞きしたいんです。 61: ◯戸塚委員長 鈴木総合戦略室長。 62: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 竹野委員の御質問、2点あろうかと思います。どうやって進めていくのかといった考え方、それから庁内の作業スケジュール等についての考え方ということだと思います。  冒頭いただきましたように、総合戦略の解決の糸口、いわゆる地方創生の解決の糸口は、国、県ともに非常に頭を悩ませているのが現状でございます。そのキーワードは、どうやってやるかの解決方策についての議論が非常に困難だというところは、国、県ともに共通の認識でございます。  したがいまして、我々の解決策のポイントといたしましては、やはり多様な人材のかかわり、指導をどうやって持つことができるのかといったことが極めて重要だと、これは庁内外、もしくは県内外も含めて、さまざまな方々の知見をこのまちのよき方向に導いていくためにどう取り入れていくのかといった視点がございます。  したがって、よそ者の意見も含めて、そういった考え方を受け入れていく受忍性であったり柔軟性というものも一方兼ね備えていかなければいけない姿勢だと考えてございますし、時代の流れの中で、じっくりよく考えてできたところからやっていくということは極めて重要ではあるものの、できることからやってみて、失敗も含めて次にチャレンジしていく姿勢も重要だというスピード感、この三つを基本的な姿勢として進めていく必要があるんだろうと。この基本的な考え方と、それから、各施策は総合計画の中においてさまざまな課が持っているミッションをどうクリアしていくかということとのバランスをどうとっていくのかというところでございます。  そのために、総合戦略におきましては、冒頭、山岡市長公室長から申し上げましたように、挑戦1、2、3を学年の目標であったり、それから、柱書きの1年1組から3年3組に至るところまでは、クラスの運営方針としてさまざまな個性の施策を組み合わせた中で一つの共通の目標達成していきたいといったグルーピングの手法をもって施策を組み立てていきたいと考えてございますので、これを実現するに当たりましては、今現在進めております庁内でのワーキングは計画策定のために進めてございますけれども、この後、事業推進していく上でも個別具体に必要なところはワーキングのような形でもって庁内の意思決定であったりとか御意見を伺う場面をつくってまいりたいと考えてございます。 63: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  ここで山岡市長公室長と鈴木総合戦略室長は退席をいたします。お疲れさまでした。  次に、報告事項に移ります。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア JR袋井駅北口市有地活用事業の進捗状況について 65: ◯戸塚委員長 初めに、JR袋井駅北口市有地活用事業の進捗状況についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 66: ◯村田産業政策課長 (省略) 67: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 68: ◯竹野委員 最初に、駅南、北口の駐輪場、駐車場のことのみについての質問をいたします。  運営の、実際には委託して、現在はアマノマネジメントに管理はやっていただいていますけれども、4月以降もそこに委託をするのかどうかというのがまず一つの質問です。  それから、具体的な台数、ここで提示されていますけれども、有料の駐車場で駐輪場になるわけですよね。そこで料金が変わるのか、あるいは今までどおりなのか。そして今回、私からすれば、残念ながら新産業会館ということで、駐輪場、駐車場が狭くなったから、今までの利用料収入が減るわけですよね。最高多いときは5,000万円、少ないときでも4,000万円台の利用料収入があったけれども、そうすると、今の設定の駐車32台、そして駐輪、オートバイも含めてのこの台数で今後満杯だと仮定した場合に利用料収入がどれぐらい入るのかというのが2点目ですね。  それから、3点目は少し難しい問題で、愛野駅に駐輪場がございますよね、南北にありますね。袋井高校の生徒とか静岡理工科大学の学生とか、市民も多少は使っているけれども、たしかあそこは無料だったはずです。そこで、そのまま無料を、愛野駅をつくるときにはいろいろな話し合いで無料になったと私は理解していますけれども、袋井駅のほうが有料で愛野駅のほうがずーっと無料でいいのかと。私は市民のことを考えたら無料のほうがいいと思うけれども、それだったらもう駅の南北の新しいのも無料にしたほうがいいし、しかし、それは市の財政上はそう簡単じゃないから。だから、愛野駅側の駐輪場を無料にするのか有料にするのか、そこらの検討もこれから必要になると思うんですよね。そのことについての見解というのか、お考えをお聞きします。 69: ◯戸塚委員長 富山協働まちづくり課長。 70: ◯富山協働まちづくり課長 それでは、竹野委員の御質問にお答えを申し上げます。  3点ということで、まず1点目でございますが、4月以降の今出している指定管理で、アマノマネジメント株式会社に出していますが、そちらの4月以降の考え方ということでございます。  アマノマネジメント株式会社とは指定管理が令和2年度までという形で契約をしておりますので、来年度もう一年はアマノマネジメント株式会社に委託をしていくという形で考えております。  2点目の料金体系でございます。料金につきましては、一時休止をする前の料金をそのまま同額で継続をしていきたいと考えております。どのぐらい入る予定かということでございますが、北側の駐輪場につきましては、以前、中期経営計画の見直し等もしておりますが、その中でお示しさせていただいたのが、北側が2,800万円弱、それと、南側の駐輪場、こちらが600万円程度という形で収入のほうを見込んでおりますので、竹野委員おっしゃるとおり、金額は減りますが、そういう中でやっていくというものでございます。  3点目の愛野駅の南北の駐輪場が今無料になっていますが、今後どうするのかというお考えですが、こちらにつきましては、竹野委員おっしゃるとおり、設置当初、いろいろな考え方から無料という形で今やっています。あちらは一部屋根がついていないとかというところもありますので、そういう環境面等も考えまして無料に今なっています。  今度つくります袋井駅の南側の駐輪場につきましては全て屋根つきという形で、周りも風雨を防ぐような措置も施してまいりますので、そういう意味では北側と同様、北側も1階部分が駐輪場になりますので、屋根というか、2階の床部分が屋根になりますので、風雨を全面防げるという形になっておりますので、そういう観点から料金体系も変えずにそのままやっていくという考えでございますので、愛野駅につきましても、施設そのものも整備をまた加えていくというような今考えはございませんので、そのまま無料という形でいきたいと考えております。 71: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがでしょうか。  高木委員。 72: ◯高木委員 この案件を議会として了承するに当たって、そのときに議長を務めさせていただきましたけれども、ある程度条件をつけさせていただきました。その中で進行している部分もあれば、まだ報告がない部分がありますけれども、一つとして、あのときに、どまんなか袋井まちづくり株式会社、会頭が代表であったかと思いますけれども、そこらがどういう組織体制になっているのか、そこらの情報があれば教えていただきたいと思います。  それと、残念ながら駅前の商店街協同組合が解散という方向に行くようであります。そうしたときに、そのときにもお願いしましたけれども、駅前の活性化、にぎわいづくりに向けての協議会の立ち上げということもお願いをしたわけですけれども、そこらのどまんなか袋井まちづくり株式会社との話し合いがどのような状況に至っているのかをお聞きしたいと思います。  そして、きょうの資料には、1階のフロアに郵便局が入るということでありますけれども、本体の北側の現有の郵便局の跡地利用、関連してどのようなものに考えられているのかを少しお聞きしたいと思います。 73: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 74: ◯村田産業政策課長 高木委員の3点の御質問にお答えを申し上げます。  まず、1点目のどまんなか袋井まちづくり株式会社の体制でございますが、現在、どまんなか袋井まちづくり株式会社と協議を重ねているところで、今伺っているお話でありますと、今後、体制をしっかり固めると伺っています。今、高木委員がおっしゃったように、代表取締役は水谷袋井商工会議所の会頭、それから豊田さんも代表取締役となっています。この下に新たに常務取締役1名を置き、なおかつ管理、それから事務ということで2名、計3名でありますけれども、その3名置いて出発をしていきたいと。現体制ではまだそこまで整っておりませんけれども、スタート時は事務ということで、正社員ですけれども3名でスタートしたいと伺っています。  それから、2点目でありますけれども、これも今回の新産業会館建設時のお話でございましたけれども、駅前商店街の活性化ということで、どまんなか袋井まちづくり株式会社が中心となって、活性化に向けて取り組みをしていく必要があるということでの話でありました。ですので、どまんなか袋井まちづくり株式会社と今協議を重ねておりまして、それぞれ事業計画をまた考えていただきたいというお話をさせていただきました。まだ会社として正式にはいただいておりませんけれども、案という段階では今、こちらに協議を重ねていく中では話があります。  一つは、今、高木委員がおっしゃったように、まちのにぎわいづくりのための各種の開催ということで、これは協力者を募って、今言った協議会なるものを組織化していきたいというところを考えているということです。  それから、着地型観光商品の開発ということで、新産業会館には呉竹が入りますので、そことタイアップしてインバウンド客の誘致であったり、それからスポーツ協会とタイアップしてスポーツツーリズムを行ったり、それから観光協会とのタイアップ、そういったことも戦略として考えていきたいと伺っております。また、コンベンションホールがありますので、こちらの管理運営も考えていきたいということで伺っています。立地からして駅の前にあるということで、この立地を生かしてそれぞれ取り組んでいきたいというようなことも伺っております。  それから、3点目でありますけれども、今、新産業会館の北側に郵便局がございます。この郵便局が新産業会館の中に入ると伺っております。  その跡地利用でありますけれども、これは個人の所有でありますので、その方との話し合いになるかと思います。今、その利活用についてもどまんなか袋井まちづくり株式会社とお話をしている状況の中で、地域課題の解決に向けた取り組みが何かできればということで、どまんなか袋井まちづくり株式会社のほうも考えているようですので、今後、またそちらの方針が明確になり次第、御報告をさせていただきたいと思います。 75: ◯戸塚委員長 高木委員。 76: ◯高木委員 それこそホテルが建つことが目的ではなくて、地域のにぎわいづくりという形の中であります。おかげさまで駅南のほうは、冒頭、榛葉都市建設部長のほうからお話がありましたように、令和3年の4月には商業施設が開業という形になります。また、開業医の方、また保育園、高齢者施設という形、また区画整理のほうも着々と進めておりますので、そういう部分では駅南と駅北の相乗効果ということも考えなければいけないという部分がありますので、ぜひとも、特にどまんなか袋井まちづくり株式会社が少し引っ張っていただいて、駅北の若い人たちとも少し話をしたんですけれども、夏祭りというような大きなイベントを自分たちが担うということはつらいと。ただ、40代から50代の方々からすると、自分たちがあの地域で育っていく過程の中で、地域の方々がいろいろな小さなイベントというか、建物の壁を使って映写会を開いたりとか、そういういい思い出があるから、そういうのを少しずつやっていきたいということですので、そこらも踏まえて少し、若い人たちの思いというものもありますので、どまんなか袋井まちづくり株式会社のほうもあそこに居を構えていきますので、少し地域の中に入ってにぎわいづくりに向けて取り組んでいただきたいと思いますけれども、そこらについて地域の声というものをどう拾っていくかという部分について、今、市役所と協議をしているということですけれども、そのような話し合いがされているのかどうかを少しお聞きしたいと思います。 77: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 78: ◯村田産業政策課長 特に駅前の若い方たちとの意見交換だと思いますけれども、駅前商店街協同組合が、高木委員がおっしゃったように解散の方向でというお話も伺っております。現在、駅前の商店街でのイベント、軽トラ市なんかも行っておりますけれども、今やっているのをそのまま40代、50代の方が引き続き運営をしていくのはつらいよという意見は地元の方たちとも意見交換する中で出ております。ですので、その方たちはこれまでそこに住んでいた思い出、今言った思い出とかそういった中で、今後新しい企画ができるのかどうか、そういったものをどまんなか袋井まちづくり株式会社と今後意見交換をしていきたいと思っています。どまんなか袋井まちづくり株式会社だけに任せるのではなくて、中心市街地活性化というのは産業政策課の事業でもあります。ですので、連携をしてこれから取り組んでいきたいと思っております。 79: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。  岡本委員。 80: ◯岡本委員 基本的なスキームはこれでいいかと思いますけれども、1点、私ども、この計画を承認するに当たっては、駅前の活性化に寄与するものとして期待を込めて承認したわけですけれども、その中で、キラットの1階部分の店舗ですけれども、これ、レストランが入るということでそれなりに期待したわけですけれども、食事の提供について、宿泊客に朝食は提供するんだけれども、昼食時に食事を提供する施設ではないという情報を手にしています。現在、袋井駅前にJRから降り立って食事をとれるところというのは、この前焼肉屋がオープンして、これも中華そばに看板を変えたんですけど、あそこだけで、やはり昼食がとれる施設が駅前にないというのが非常に来た人を困惑させる原因になっているかと思うんですけど。  そういったにぎわいづくり活性化の観点から、基本的にはどまんなか袋井まちづくり株式会社が運営することだと思うんですけれども、昼食をとれる施設が期待できないかどうかということについて質問したいと思います。 81: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 82: ◯村田産業政策課長 岡本委員の御質問でありますけれども、ホテルの運営が呉竹グループの株式会社KTSホスピタリティでありまして、そちらが1階の厨房を使って宿泊客を対象に朝食は用意すると伺っています。基本的に宿泊されるお客様というのはビジネスマンが多いと呉竹は想定しておりまして、日中はいろいろな企業、それから市内外に出ているだろうということから、自社でレストランは持たないという方針であります。また、夜につきましては駅前に飲食店がありますので、そちらにやはり地域経済効果ということで落としていただきたいと伺っています。また、朝食のレストランでも地産地消ということで、なるべく地元のものを使っていきたいというようなことも伺っております。新産業会館の関係でいえば、そういった意味で昼食については、余り期待はできないと考えております。  それ以外の部分、中心市街地の活性化についていえば、今、岡本委員がおっしゃったように、昼食をとれるところが数少ないわけであります。駅前には空き店舗もございます。これはもう地権者との話し合いにもなりますし、今後、今お話がありましたように、どまんなか袋井まちづくり株式会社ともそういった課題のお話し合いをしながら、今後、方向性を見出していきたいなと思っております。 83: ◯戸塚委員長 岡本委員。 84: ◯岡本委員 この1階の平面図に描かれたレストラン部分ですけど、呉竹グループに場所を提供するような形になっているのか、それとも呉竹グループがその部分を賃借なり権利設定をして自分で営業するような形になっているのか、その点について教えてください。 85: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 86: ◯村田産業政策課長 1階部分のレストランの関係でありますけれども、その場所は賃借をどまんなか袋井まちづくり株式会社とやるとは伺っております。そこの具体的な運営者は、済みません、お聞きしておりませんので、そんな状況であります。 87: ◯戸塚委員長 岡本委員。 88: ◯岡本委員 といいますのは、場所の提供にとどまるのであれば、昼食時は別の経営体が昼食を提供することも可能ではないかという情報も得ているわけですけれども、その点について、お願いします。 89: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 90: ◯村田産業政策課長 先ほど、どまんなか袋井まちづくり株式会社の運営の中の事業計画の中の一つにコンベンションホールの管理運営というのもあります。ここは総合センターの4階部分をイメージしていただければいいと思いますけれども、あのような大きなホールで、これから例えば会議、研修セミナー、ビジネスマッチング、それから、そこで飲食ができるようなケータリングサービスも行っていきたいと考えております。  今、岡本委員がおっしゃったように、昼食をとる必要があったときには市内の、袋井商工会議所の会員の中にも飲食店がございます。ですので、そういったところからケータリングサービスをお願いするとか、そういった方法もあるかと思いますので、今後協議をしていきたいと思っています。 91: ◯戸塚委員長 大庭委員。 92: ◯大庭委員 仮設の駐輪場、駐車場の件です。これにも書いてありますように、駐車場については今、台数との協議を天理教とお話をしているということですが、今後の展開がどうなるかというのを伺いたいと思います。  それから、駐輪場のほうは更地にして天理教に返すということであります。実は、このにぎわいという言葉の中で、今回、結果、工事のため少し遠くなった駐輪場によって、わずかではありますけれども、駐輪・駐車場を利用する皆さんの動線が変わったことによって店舗前に歩く人の数がふえる、当然ですよね。我々、自転車で駅に行ったりすると駅舎になるべく近いほうがいいということで、案外効率的、合理的なところを求めるわけですが、まちのにぎわいというところからすると、今回ある意味で実証実験ができたようなところがあって、少し遠くなったことによって、わずかでありますが駅に歩く人がふえた。これというのは非常にまちづくりの観点で大切な視点だなということを改めて教えられました。  古い話になりますが、駅前の区画整理を当時やったときに図書館をつくりました。旧東通りと言われる道路の北正面に図書館がある。あの北側の東通りを少しでも図書館を利用する人が歩けばいいというようなことで、駅に近いところじゃなくて、わざわざあそこに図書館を設けたという、こういうところがあるんですが、現実的には今自動車社会で、むしろ隣の都市公園を駐車場にしたいと思う人たちのほうが多いんじゃないかなと思う。そのぐらいにまちづくりの観点での駐車場というのは、今回の天理教の駐輪場というのは非常に有機的なものを感じました。  ついては、今後の天理教の展開、できればまちづくりに資するような、そういうような利用がされるとありがたいなと思うんですが、今、天理教とどんな話をされているのか。その点についてお伺いしたいと思います。 93: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 94: ◯村田産業政策課長 大庭委員の御質問のまちなかにぎわい駐車場設置の御質問でありますけれども、今現在、天理教山名大教会、それからどまんなか袋井まちづくり株式会社とお話をさせていただいていまして、本来ですと今年度末で代替駐車場の役割を終え、市営駐車場が駅前にオープンするという形になってございます。ただ、3月31日、ぴしゃりとそこで閉めるわけではなくて、まだ引っ越し、それから呉竹荘もまだ荷物の搬入とかがあるものですから、引き続き代替駐車場として、1カ月程度はずれませんけれども、その期間、どまんなか袋井まちづくり株式会社が運営を今の形態でしていくと伺っております。  切りかえる時期はまた御報告したいと思っていますけれども、切りかえた後でありますけれども、北側の駐車場につきましては、今の駐車場の形態と余り変わりないような形で引き続き運営をしていくと。運営者はどまんなか袋井まちづくり株式会社から今度は天理教山名大教会に土地をお返ししますので運営者が変わります。ただ、運営する実際の運営母体が天理教から今度は民間、それから、天理教が直営でやることができないという、宗教法人の関係でできないということも伺っていますので、天理教から委託された会社がやると伺っています。引き続きやると伺っています。なお、台数も今約80台ぐらいとめられるようになっておりますけれども、引き続き同じような形で駐車場として利用していきたいということであります。ある意味、そこは天理教としても土地を貸せるということがあるので、そこは地域貢献というような形でやっていくと。  ただ、期間が1年更新でやっていきたいと。最長5年間ということで今お話をさせていただいています。というのは、新産業会館ができて、まちのにぎわいがどれぐらい活性化されるか、それから、あそこに駐車場を引き続き置くことによって、逆にほかの駐車場、民営の駐車場でありますけど、その民を圧迫することもなかなかできないのではないかということもあって、1年ごとに少し状況を見て更新をしていきたいというような話を今させていただいています。ただ、最長5年はお約束でお願いしたいということで、今、お話をさせていただいております。  南側の駐輪場につきましては、これは当初から天理教山名大教会のほうで土地の有効活用をしたいということがありますので、更地にしてお返しをしていただきたいというお話になっております。  大庭委員がおっしゃったように、駅前、駅北口をおりて、今、学生なんかが朝、夕方、それぞれ自転車のほうにぞろぞろ歩いていく姿を見ると、やはり少しでも距離が遠くなって少し不便かもしれないんですけれども、駅前をにぎやかにするみたいなイメージでいけば、店舗の前を通っていくものですから、ある意味、商業の振興にもつながるかと思いますけれども、今言ったような形で、南側の駐輪場につきましては更地にして返還するということでお話を進めております。 95: ◯戸塚委員長 大庭委員。 96: ◯大庭委員 何ができるかという、更地にして返すということで終始した答弁だったんですが、何ができるかということを把握されているかということと、行政として、今、後段、村田産業政策課長がおっしゃったように、本当ににぎわいというのはもろ刃のやいばのようなところがあって、利用者が若干不便なんだけれども、少しでもそこで歩いていただくことによってまちに勢いが出ると、これはもう政策的に考えれば、もちろん近いのも必要かもしれないけれども、そういう人がいるということは大変いいんじゃないかなと。  それと、あと、新産業会館でいろいろな袋井商工会議所の会議があったりしたときに、東側に駐車場があるからといってとめる方ももちろんいらっしゃると思うんだけれども、満席で入れない場合は、その周辺というと今度は北側ですよね。そこの駐車場に車をとめて歩いていく方が出てくる。そういうこともにぎわいには効果的だと思うんですが、北側の現駐輪場の扱いを行政としてもどのように指導するというか、あるべき展開をお願いしていくかということも、また一方では大事だと思うんですよね。そこら辺について、今、内々考えていることがありましたら、また、指導されたり話し合いをしている内容ありましたら披瀝いただきたいと思います。 97: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 98: ◯村田産業政策課長 今お借りしている天理教山名大教会の土地でありますけれども、この土地をお借りするにも、やはり本部の合意というのが必要でありました。引き続き北側については駐車場としてお借りしたいというお話も、どまんなか袋井まちづくり株式会社という一民間が引き続き借りたいというのはなかなか天理教本部でも合意が得られなかったです。ですので、今回のスキームとして袋井商工会議所、それからどまんなか袋井まちづくり株式会社が市へ駐車場を確保していきたいという要請を受けると。そもそもこの代替駐車場というのは、市営駐車場が新産業会館建設工事によって台数が減った、その減った分を確保しなければいけないという目的でこの代替駐車場の話をさせていただいたという経緯がございます。ですので、期限がありますけれども、引き続き地域貢献という形でまちのにぎわいを戻すためにも、この駐車場を確保していただきたいというお願いを市から天理教が受けたと。公益的な利用をするので天理教の土地を有効活用していけるという本部の了解があって、駐車場を引き続きお貸しいただけるとなっています。  しかしながら、南側の駐輪場については、こちらは天理教として有効活用していきたいというお話をいただいています。具体的にそこをどういった利用をするかというのは、今のところまだ未定だと伺っております。
    99: ◯戸塚委員長 大庭委員。 100: ◯大庭委員 御案内のように、「カンガルーのぽっけ」をあそこを設置したとき、旧ヤオハンがあって、多くの人がにぎわっていた時代がありました。ヤオハンが撤退をしまして、跡地の利用について、「カンガルーのぽっけ」を設置する。お母さん方が町なかに子供を連れて歩いてくれる情景をイメージしながら、当時かなりあそこは、今もそうですが、高いです。1人当たりのコストというのは相当なものでありますが、それでもやはり町なかににぎわいというスタンスでやってきたという経過があります。  天理教には本当に感謝したいと私は一個人としても思っていますけれども、貴重な土地を市の事業に協力してくれたという、大変ありがたいことですが、引き続きああいうような広大な土地を有効に使えるように内部でも話をし、また協議をしてほしいということだけ要望させていただきます。 101: ◯戸塚委員長 竹野委員。 102: ◯竹野委員 時間も押していますから、簡潔に幾つかの質問だけです。  まず一つは、1階の新産業会館のテナント、レストランは今、その想定内やったけど、今のところ郵便局しか入らないと。結構スペースがある。そうすると、実際に5月からホテルのほうもオープンすると。そうすると、具体的にテナントがどうなっているのか、少しわかれば教えてください。  それから、2点目は、市有地1,720平方メートルの賃貸料351万円余ですけれども、本当に駅前の一等地ですよね。説明を見たら、袋井商工会議所分免除と。だから、袋井商工会議所、半公的なところだから、免除した結果、比較的安い351万円になったのかどうか、そこの確認ですね。  それから、3点目は、新産業会館ということで、もちろんホテルも入るわけで、固定資産税、大体どれぐらい入るのか、見込みですね。それがわかれば、要するに賃料、それから、少なくなったけれども自転車、車なんかの、先ほど合わせたらたしか3,400万円の利用料収入、それが市のほうに入るわけですから、固定資産税の見通しがわかれば教えていただきたいと。  それから、最後に、9ページのところで、市の土地の総合センターの鑑定が4,320万円、袋井商工会議所は7,288万円と。それで、物すごく開きがあると。結果的にそれを足して2で割った5,800万円余で市が買い取ると。これって、僕はそういうのをよく知りません、実際に現実にやっているのは。何かこう、そんなのでいいのかと。売る側の袋井商工会議所側はやはり高く設定して、だから7,288万円と。結果的には我々の税金で5,800万円余で買い取ると。少し疑問に感じるもんだから、こういう手法の是非というのか、実際にほかの地域でもこのようにしてやっているのか、そういうのがわかれば教えてください。 103: ◯戸塚委員長 今の竹野委員から4点質問が出ましたけれども、村田産業政策課長、小久江財政課長、その辺はそちらでお任せしますので、御答弁お願いします。  小久江財政課長。 104: ◯小久江財政課長 それでは、私から竹野委員からいただいた御質問のうち、借地料の関係と、それから土地の買い取り価格について御答弁を申し上げます。  まず一つ目の借地料の関係でございますけれども、私ども、借地をする場合には県の基準に準拠しておりまして、固定資産評価額の4%ということで金額のほうを設定してございます。今回、駅前のこの1,720平方メートルの土地の固定資産の評価額が令和元年の評価額ということで、平方メートル当たり5万1,062円と、これに面積の1,720平方メートルを掛けましてこの金額を算出いたしております。  条例に基づきまして、いわゆる公共的団体の公共的な事業、あるいは公益的な事業については、その額を減額できる、あるいは免除できるというような定めがございまして、袋井商工会議所も公共的団体に該当するということでございますので、その分の減免を今後この金額に加味していくということで考えておりまして、現状、ここにお示ししてあるものは減免を見込んでいない数字ということになります。  というのは、たとえ袋井商工会議所が行う事業であっても、公共的あるいは公益的な事業でなければ減免の対象にならないということでございますので、当然、ホテル事業はどまんなか袋井まちづくり株式会社がやるということで収益事業ということになりますので、この減免の対象外ということになりますので、施設ができ上がって、袋井商工会議所の所有の部分、あるいは、その中でもまた公益的な事業に供する部分というものが明らかになった段階で減免額、減額については定めていきたいと考えているところでございます。  それから、土地の評価の関係でございますけれども、これは平成30年の11月に、私ども市と、それから袋井商工会議所がそれぞれ不動産鑑定評価を依頼し、不動産鑑定士が行った評価結果をもって定めたものということで、それぞれに開きがございました。というのは、その鑑定評価の方法、今回、双方、取引事例比較法ということで、近傍の取引額等も参考に、例えば土地の使われ方、形等によっていろいろな補正、プラスマイナスを加えていくという方法をとったわけですけれども、それぞれの鑑定において批准した土地の場所も違ったり、取引の事例も違ったりということ、あるいは補正の考え方も若干違いがあったりということでこうした開きが出ているという状況でございます。  ただし、お互い、これ、それぞれ国家資格を持った不動産鑑定士が評価をした額ということで、どちらも不合理ということができない、どちらにも利があるということで、お互いの平均値をとりましょうということで最終的に合意がなされたのでこの金額を採用しているということでありますので、御理解を願いたいと存じます。 105: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 106: ◯村田産業政策課長 私からは、竹野委員の1階のテナントの利用、それから固定資産税の見通しということで、2点お答えをさせていただきます。  まず、1階のテナントでありますけれども、今お話をさせていただきましたように、郵便局はもうお決まりであります。それから、もう一カ所テナントのスペースありますが、ここはまだ決まっておりません。ただ、一般質問でも御答弁申し上げましたけれども、コワーキングスペースということで、市内企業等の利活用もそこを含めて一時的な作業の場というような形も考えているということであります。まだ、決定ではないとは伺っております。  それから、固定資産税の見通しでありますけれども、平成30年度に新産業会館建設に向けた議会との協議の中で固定資産税の見通しをと伺った記憶がございます。その時点で試算した額ですので、今後また評価をして出していかなければいけないので、一概にこの数字が妥当かどうかは別として、そのときの評価額で申しますと、建物の所有がどまんなか袋井まちづくり株式会社になります。ただ、その中に袋井商工会議所のスペースがあります。商工会議所というのは地方税法によって固定資産を課すことができないということになっていますので、その部分を除いた面積での固定資産税を試算したところ、固定資産税、都市計画税合わせて900万円ぐらいの台で今試算をしているところであります。ここは改めて評価をして設定をしていきたいと思っております。 107: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108: ◯戸塚委員長 ほかに質問もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ここで、富山協働まちづくり課長と小久江財政課長は退席をいたします。お疲れさまでした。  それでは、会議の途中でありますがここで休憩として、11時から会議を再開いたしますので、よろしくお願いします。                (午前10時51分 休憩)                (午前10時59分 再開) 109: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ────────────────────────────────────────         イ 3Days Worker's Office構想の今後の取組について 110: ◯戸塚委員長 次に、3Days Worker's Office構想の今後の取組についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 111: ◯村田産業政策課長 (省略) 112: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 113: ◯岡本委員 3ページの上に生涯現役促進地域連携協議会の取り組みとして説明があるわけですけれども、これ、当初、この事業が地方創生の事業の一環として取り上げられて、途中から厚生労働省の事業に切りかわったと理解しています。  当初から、期間を見ますと、これだけの期間をかけて、まだなかなか100%の立ち上がりをしていないと、この間、就労できた高齢者が66人、それから、今かけた費用の説明があったわけですけど、これだけの期間とこれだけの費用をかけて就労者が66人という実績は、やはりつり合いがとれていないんじゃないかと印象を受けるわけです。  私ども一昨年、会派と、ここにみえる大庭委員とで、議員懇談会でも報告したとおりですけれども、岡山県津山市を行政視察しまして、厚生労働省のここの生涯現役促進地域連携事業と全く同じ事業を展開しているのを視察してきたわけですけれども、そのときの印象で申しますと、高齢者の生活実態をより細かく見て、細やかなマッチングを実施していると。それから、仕事を提供する側の協議会の組織をその地域のあらゆる組織を動員して仕事の切り出しを行っているということで、仕事の切り出しに費やす労力と、それから、より高齢者の生活実態に見合ってどういった仕事をそこに当てはめていくかという応援体制がかなり細かくできていたような印象を受けます。そうしないと、ハローワークとのどこが違うかという、その機能の違いが浮き出てこないわけですよね。その辺について、今後の事業展開の中でマッチングの成功例をふやすためにどうしていくのかということをもう一度御説明をお願いします。 114: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 115: ◯村田産業政策課長 岡本委員のマッチングの成功例、これをどのようにふやしていくかとの御質問でございます。  資料6ページ、それから、7ページにございますように、業務1、それから業務2、新たな仕事ということで、これまで行ってきました高齢者向けの仕事の切り出し、それから、見学会や体験会の開催であったり、就労のあっせん、これを引き続き行っていくということで考えております。  これまで3年間、生涯現役促進地域連携事業、その協議会での事業ということで3年間行ってきて、今結果が就労者数66人という結果になっております。この数が実際には当初より想定していた数よりやはり少ないということは、反省として今あります。  協議会では有料職業紹介という行為ができないものであります。届け出をすれば、これはできるようになっておりますけれども、これが今後シルバー人材センターでは有料職業紹介が法的にもできるようになっておりますので、こちらを積極的に前面に出して行っていきたいと思います。  ですので、これまでやってきた3年間というのは、見学会、それから仕事体験会ということで、マッチングに至るまでの支援、そこまでしか今回の協議会ではできなかったというのがございます。ですので、その後は直接雇用であったり、先ほど御説明申し上げましたように、シルバー人材センターへなかなかうまくつなげられなかったという反省もございます。  今回そういった反省を踏まえて、今後市の職員も1名派遣し、なおかつシルバー人材センター職員2名を追加しまして、これまでのシルバー人材センターの業務に加えて、これまで行ってきた取り組み、さらに強化して今後就労者数をふやしていくということに考えておりますので、今後そのような方向で進めていきたいと思っております。 116: ◯戸塚委員長 岡本委員。 117: ◯岡本委員 今、村田産業政策課長から66人の成約は少ないという答弁があったわけですけれども、こういった相手のあることなもんですから、もちろん数値の目標というのは設定していないのかもしれんですけれども、民間企業であれば、必ず目標設定をして、それに向かっていろいろな施策を実施していくわけですけれども、じゃ、実際どういったところに着地させようとしているのか、それと、有料ではできないとか、マッチングそのものはできないとかという答弁があったわけですけど、事業費そのものがこれだけの費用を費やしている以上、実質的にはもう有料でやっているのと同じなわけです。ですから、それに見合う成約というのはやはり得ていかないと、事業を展開していく意義がないと考えるわけです。  今、お答えの中で、6ページの、ここに仕事の切り出し、それから、見学会、体験会、就労のあっせん、こうしたものをしていくということですけれども、これは今までやってきて、結果、66人の成約に結びついたわけですけれども、同じことをやっていったのでは、やはり同じ結果しか得られないとも考えられるわけですけれども、その辺、もう一段進んだ施策がないものか、もう一度お願いします。 118: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 119: ◯村田産業政策課長 岡本委員の御質問でありますけれども、6ページの絵で申しますと、今、左側の青枠、これがシルバー人材センターの領域であります。これは高齢者雇用安定法に基づき臨時的・短期的な業務、それから、軽易な業務ということで制約がされております。  この中から現役世代の仕事ということで、全体を見ますと、これ、ハローワークの領域になります。この中から月10日程度、週20時間程度以内の仕事ということであります。この仕事の切り出しを行っていきたいと思っていまして、これまで行ってきました企業訪問に加えて、これはまだまだこれから事業計画等で練っていく必要があると思いますけれども、やはり地域にはいろいろな高齢者の方がお住まいで、まだまだ就労、働きたいという方もいるでしょうし、社会に貢献したいという方もいると思います。  ですので、例えばですけれども、シルバーワークプラザと市内14カ所のコミュニティセンターをしっかり連携を図って、そちらで情報をいただくとか、そういったこともやっていく必要があると思っています。  今、シルバー人材センターの業務の領域の中で週20時間程度以内の仕事というのをガイドラインで示されているので、このような形になっておりますけれども、年々高齢者、人生100年時代ということで国の方針も変わってきている中で、週40時間程度の仕事ということも、今考え方が変わってきております。  週40時間程度の仕事ということでありますけれども、そこには業務、分野が限られていまして、それは県が決定するような行為になっておりますけれども、今静岡県ではやはり人手不足のところ、例えばスーパーマーケットであったり、コンビニエンスストア、それから、介護、医療分野で人手不足でありますので、そういったところにも適用できるというような形で拡大の考えもございます。  これから人生100年時代に向けて、高齢者の方がまだまだ元気よくこの地域で活躍していただけるためにも、いろいろなところに職員が回って情報を得て、しっかりと働く場につなげていきたいと考えております。 120: ◯戸塚委員長 岡本委員。 121: ◯岡本委員 9ページの今までの事業費を見ますと、国費が大半を占めていて、納税者の側からすると直接の痛みは感じない、感じにくいのかもしれんですけれども、納税者の印象からして、これだけの費用を費やしてこれだけの成果であるということは、やはり少し納得しがたい面があると思いますので、今後一層この事業の成果を上げていくようにお願いしたいと考えますが、最後に御答弁をお願いします。 122: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 123: ◯村田産業政策課長 岡本委員のおっしゃるとおり、事業の成果をしっかり求めていきたいと思っています。  理想ではありますけれども、この仕組みが、地域内の高齢者の方がしっかり事業所で活躍でき、また、そこの事業所の売り上げが向上し、また、高齢者の方が外に出て働くことによって、医療費、それから介護費などの削減ができれば、それが理想の姿だと思います。そういったところまでのやはり効果も見きわめていきたいと思っております。 124: ◯戸塚委員長 村井委員。 125: ◯村井副委員長 2点ほどお伺いしますが、ただいまの説明の中で、新たな事業を展開するに当たって市の職員が1名と、それからシルバーの職員が2人ふやしますということでございますが、新たな事業を展開するに当たって、今までは臨時職員のある程度専門知識のある方が3名、臨時職員でおみえになっていたと思いますが、専門的な知識をお持ちになっている状況の中で、シルバーの職員という方がどの程度の知識をお持ちになっているのか、専門知識をお持ちになっているならば、来年度の予算の中で今年度よりも1人当たりの人件費が低いわけでございますが、その辺の人を雇用するに当たっての考え方等を少しお伺いしたいということが1点と、それから、今年度の事業もそうですが、来年度に向けてもそうですが、実際に就労した方が、今年度の10月末の現状を見ますと、延べ就労人口が20人ということですが、来年度、この事業費を組むに当たってどの程度の就労人数を想定しているのか。  ただいま岡本委員のほうからも費用対効果が低いというような御指摘もありましたが、そういった費用対効果、BバイCをある程度想定した中で、事業費960万円ということになっておりますが、国費が入るにしても、やはり費用対効果を検討した中で、これを継続するかしないかということを検討されていると思いますが、その辺の基本的な考え方を少しお伺いしたいと思います。 126: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 127: ◯村田産業政策課長 村井委員からの2点の御質問であります。  まず、職員の雇用の考え方でありますけれども、今現在シルバー人材センターの職員、それからTaskAru(タスカル)ネットワークで実施している職員、3名います。  これを次年度は統合させていきたいという考えでございますけれども、シルバー人材センターの今の業務、これも今現状を申しますと、先ほど御説明申し上げましたように450名から460名、ここ数年、そこを上下しているような感じです。それから、年齢も高齢化してきておりまして、約73歳ぐらいですか、平均年齢が年々上がっているという状況の中で、シルバー人材センターの役割もこれからますます重要になってきているということがあります。ですので、これまで以上にシルバー人材センターの業務の活性化をさせていく必要があるということが1点。  それから、これまで行ってきました生涯現役促進地域連携事業での取り組み、これらを統合するということで、より高齢者雇用に向けた促進をしていくということがあります。ですので、これを改革するについては、かなりのエネルギーが必要だということで判断しております。  ですので、市職員を1名出向するとともに、シルバー職員とありますけれども、これはシルバーでの任用職員であります。ですので、これはまだ決定ではありませんけれども、現在TaskAru(タスカル)ネットワークでは3名働いております。この方たちは任用が3月末で切れます。ですので、この方たちを継続するのかどうか、そこはまだ決まっておりませんけれども、そういった方を今想定しているということでの2名増という考え方であります。  それから、目標設定、効果を見た中での約960万円なのかという御質問でありますけれども、実際に就業者数が66人で、この方たちがどれぐらいの効果を上げているかというのもまだ分析もしておりません。  今後新たな体制に向けて職員を増強するに当たって、また、事務管理費なんかも含めて、まずは歳出側だけで今見込んでおります。村井委員おっしゃるように、実際の効果を見きわめながら歳出も考える必要があるとは思いますけれども、現時点ではこれまでに係る費用を積み上げたという試算であります。この体制をとって、翌年度以降、しっかりと効果が出るような役割を果たしていかなければいけないと考えております。 128: ◯戸塚委員長 村井委員。 129: ◯村井副委員長 今の職員の関係でございますが、これは新たな事業、業務に伴う職員の増強ということで、このシルバーの職員も市の職員、正規、どういう立場の方が行かれるかわかりませんが、これはここに四角く8ページのところに書いてございますが、仕事の切り出しとか有料職業に関すること、それから、登録者の増加及び担い手に関すること、この三つのことをやるために3名の職員がふえるということですので、今シルバーの業務がいろいろあるということですが、基本的にはこの新たな業務をやるためにこれだけの3名の方をふやすわけですよね。  ということは、それだけ需要があるかということも一つは検討していただかないと、今までは国費が100%でございましたが、これからは960万円のうち四十数%、50%弱の国費は入りますが、ほかはみんな持ち出しになるわけですね。  したがって、これをやることに当たって、やはり就労者1人にかける金額がどのぐらいになるのか、そういったこともまだ見込みもないというような今少しお話でしたが、やはりある程度見込みを立てて、目標を持ってこの金額を組んでいただかないと、なかなか1人当たりにかけるお金が非常に多額になる。  それから、シルバーの業務はそれぞれ、多分今73歳ぐらいが平均の年齢だというお話ですが、これからこういった65歳以上から70歳までの方は、ある程度企業の中で義務的に希望に応じて再雇用、再任用するということの公式に働き方改革の中に出ていますので、その辺のお考えを少しまとめていただいて、きちっとした状況の中で予算化をしていただければなと思います。  それから、今のTaskAru(タスカル)のほうの職員の3人の賃金の、同じような仕事をやって賃金格差が出ているということで、片方は1人年収300万円、片方は270万円、少し差があると思いますが、そういった形の中で賃金の決め方なんかも、シルバーの職員だから安いとか、ある程度専門知識を持っているからこの人たちは高いんだってきちっとした根拠があればいいですが、シルバーの職員がなぜ安くなるのかというのはよくわかりません。  それから、こういった切り出しなんかをやるというのは、ある程度知識がないとなかなか即座に対応できないと思いますが、その辺の少し人員的な考え方と事業費的な考え方をもう一度少し御答弁いただければと思います。 130: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 131: ◯村田産業政策課長 村井委員の御質問にお答えを申し上げます。  まず、1点目の人員の考え方でありますけれども、8ページの図を見ていただきますと、今、村井委員がおっしゃったように、この3名で新たな業務に伴う人員を増強ということであります。それから、業務内容については、仕事の切り出し、有料職業紹介、登録者等の増加、これらを含めてこの3名ということでの今考え方を示させております。  しかしながら、今お話をさせていただきましたように、シルバー人材センター、この業務をこれからそれぞれ変わっていくような形になるかと思います。シルバーワークプラザという建物の中にいるということがありますので、この業務をとにかく専任で行うということはありますけれども、シルバーワークプラザとしての一体的な建物の機能、そこら辺もこの人たちがしっかりと高齢者雇用の促進につなげていくということも考えております。  これだけの業務をやるのにこの3人だけの業務では足りないものですから、そこはシルバー人材センターと今後だんだん一体的になっていくということを想定しての次年度の統合であります。  それから、今おっしゃったように就労でございますけれども、3年間取り組みを通して、福祉、介護、農業、それから製造業など、それぞれ高齢者就労につながっております。人数としては少ないのかもしれませんけれども、就労して、これまでに就労定着率というのは、50%以上の方が引き続き今定着しているというような状況もございます。ですので、これまでの取り組み、それから、先ほど高齢者就労を取り巻く状況、これを踏まえて、新たな体制で市内の高齢者の雇用に向けた促進事業を行っていきたいと考えております。  実際にどれぐらいの効果があるということで金額での試算はしておりませんけれども、こういった新たな取り組みを行うということで、今後この体制でいきたいと考えております。 132: ◯戸塚委員長 村井委員。 133: ◯村井副委員長 今の8ページの表のところでございますが、新たな業務に伴う人員を増強するということで、3名増強するということになっています。この方にもシルバーの業務を担っていただくという、これはそれでよろしいわけですが、一つとして、今までやってきた業務を新たにシルバーが担うということですので、果たして60人余の就労の関連について、3名という人が必要になるかどうかという、その辺のなぜ3名かというのがよくわからないんです。  ほかの業務から見れば、何人か増強するというのはいいんですが、その3名がなぜ必要なのかというのが、余り費用対効果がない事業の中で、これからもっとたくさん今目標を持ってやりますよということならいいんですが、なぜ3名必要なのか、ほかの業務も一緒にやるということなのか、シルバー人材センター全体をもう一度考え直して職員配置をすべきだと思いますが、その辺の考え方だけ最後にお伺いします。 134: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 135: ◯村田産業政策課長 人員体制でありますけれども、来年度業務内容を追加し、さらに人員体制ということで、昨年1年間、シルバー人材センターと協議を続けてきました。  これまでのシルバー人材センターの業務、今お話をさせていただきましたけれども、年齢が上がる一方、なかなか就労についていかないという現状もシルバーの中ではあるということもお聞きしております。  それから、TaskAru(タスカル)、こちらでやった取り組みも、結果として66人ということになっております。これは人数の多い少ないに議論はあると思いますけれども、こういった仕組みを今後しっかりと定着させていく必要があるというような中で、正規職員1名、それから臨時職員を2名、シルバー人材センターのほうで雇っていただくような形になりますけれども、そこら辺をあわせて市からの補助金ということで交付していきたいという考えであります。  新たにシルバー人材センターにプラスアルファというよりは、シルバーワークプラザの建物、ここを高齢者雇用の窓口にしっかりと体制を整えるという形の中での考え方を来年度にしっかりと体制を行っていきたいと思っています。  村井委員がおっしゃるように、シルバー人材センターの組織を含めて全体的に考えるべきだという、ごもっともだと思います。それを1年間かけてやりましたが、なかなかうまくいきませんでした。それはシルバー人材センターのこれまでの業務もやはり一定程度の成果があるといえば成果があります。そちらのシルバー人材センターの役割も認めつつ、今回新たな業務を増強していくということで、かなりこれは労力が必要であるということを判断して、1年かけてシルバーとの協議の中で、結果的にこのような体制に落ちついたというところであります。  今後、2年、3年かけていけば、軌道に乗れば、当然このような職員数は必要ないということで判断したときには、人数を減らしてまたコンパクトにしていく必要があると考えております。 136: ◯戸塚委員長 高木委員。 137: ◯高木委員 先ほど村田産業政策課長のほうから、TaskAru(タスカル)ネットワーク事務局はマッチングまでというお話がありました。有料職業紹介事業に関することは法的にできないよということでありました。登録をすればできるということでしたけれども、では、なぜ今年度までの間にそういうマッチングまでではなく、紹介につなげるための有料職業紹介事業に関する申請を出さなかったのか、また、100%国の補助という形で出せなかったのか、そこらの理由をお聞きしたいと思います。
     それから、TaskAru(タスカル)ネットワークによりましてマッチングまでということで、次の職業案内のほうまで、シルバー人材センターとのつながりがうまくいかなかったということ、これは、今言った紹介事業に関することで法律的にできなかったということだけなのか、ほかにまた要因があるのかというのを少しお聞きしたいと思います。 138: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 139: ◯村田産業政策課長 高木委員からの御質問であります。  1点目の紹介できなかった理由でありますけれども、まず、その仕組みとして高齢者の仕事の開拓、それから、就労マッチングの中間支援みたいな形で社会科見学、それから、体験会ということを想定しての事業計画のスタートでありました。  今、法的にこれができるできないというのは、もう一度、済みません、確認をさせていただきたいと思っています。  ですが、この3年間では、職業紹介は行いませんでした。協議会がこれ主体ですので、その協議会がしっかりと登録ができるかどうか、済みません、もう一度、いま一度、確認させてください。とにかく3年間は仕事のマッチングの手前までをやっているということでありました。  それから、シルバー人材センターへのつながりでありますけれども、当初はやはり理想がシルバー人材センターへつなげて会員増をということが目的でありました。しかしながら、TaskAru(タスカル)事務局が平成29年の後半から立ち上げて、しかも、初めて任用した職員、元金融機関でありますけれども、2人は金融機関の方でありますけれども、なかなか仕事も初めてのことでありますので、シルバー人材センターの役割もまだ理解できないまま、そこがうまく連携いかなかったというのが、これは事実です。  3ページにありますように、今回の取り組みの実績の一番下、取り組みの考察でありますけれども、今年度に10人中5人が請負で就労しているということでありますが、これがシルバー人材センターへつなげて事務改善を行い、10人中5人がシルバー人材センターの会員として就労したという結果でございます。  やはりここも反省がございます。ですので、これもシルバー人材センターと昨年協議をする中で、しっかりとこういった仕組みも今後つなげていかなければいけないということがありましたので、これも意識をして次年度に向けて行っていきたいと思っております。 140: ◯戸塚委員長 高木委員。 141: ◯高木委員 そうであれば、少し8ページの現状、次年度、業務内容、ただ単に有料職業紹介事業に関すること、シルバー人材センターであれば法的にできるという部分だけのメリットで一緒になると、合体をするよと少し捉えがちでありますので、やはり先ほど私も同じで、村井委員が言われたように、一度シルバー人材センターの業務内容、なかなかまとまらなかったということでありますけれども、もう一度しっかり精査する中で協議して、TaskAru(タスカル)ネットワークの事務局の皆さんが培ってきたものをうまくつなげられるような体制づくり、また、業務内容にしていかないと、ただ単に今までできなかったことができるからというだけの業務内容でしか見えません。  それから、やはり人員体制もつなげられなかったということであるならば、正規職員が現在シルバーは1人ですね。今度新たな業務に市の職員出向が1人という形になりますよね。両方の今までの仕事をこうやって2人がやるような形になっちゃうと、また同じ構図にならないかなというような心配がしておりますので、そういう人員体制ももう一度やはり私は見直しをする必要があるかと思いますけれども、この点についてお伺いをしたいと思います。 142: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 143: ◯村田産業政策課長 高木委員の御質問でありますけれども、有料職業紹介でありますけれども、これは現状の中に業務内容として入っておりません。これ、実は現在もシルバー人材センターでは、これはできるようにはなっているんですけれども、公にやっていなかったというのがあります。ですので、ここを強化していきたいというのが1点あります。  それから、TaskAru(タスカル)の業務とシルバー人材センターへつなげるという役割で、しっかりとこの体制についても整えていきたいし、その連携を図っていくというのもやっていきたいと思っています。  人員体制につきましては、次年度の枠の中の人員体制を見ていただきますと、左側に正規職員、それから、嘱託職員、臨時職員とあります。これは全て今のシルバー人材センターの正規職員1名、それから、嘱託職員6名、臨時職員3名であります。これに市の職員として1名出向し、プラス、シルバーでの職員、これが嘱託職員もしくは臨時職員になるのか、まだはっきり決まっておりませんけれども、シルバーでの雇用をお願いしていきたいと思っています。  いずれにしましても、次年度についてはこのような体制でスタートしまして、業務内容、さらに人員の整理も行っていきたいと思っています。年々、仕組みができた段階では整理をしていきたいと思っております。 144: ◯戸塚委員長 高木委員。 145: ◯高木委員 もうこれで、2月市議会定例会で来年度の事業計画、予算が審議されるわけですけれども、できれば、その段階ででも結構ですので、現状のシルバー人材センター、どのような話し合いがされて、改善点等が上げられて、今後どうしていくべきかという部分の1枚の報告書みたいのがあればうれしいんですけれども、そこらの対応について少し、できるかどうかお聞きします。 146: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 147: ◯村田産業政策課長 これまで来年度のシルバーワークプラザの充実ということで、シルバー人材センターと協議を進めてきました。結果として、きょうお示しをさせていただいたこの資料が今後の取り組みの考え方であります。  これまでにシルバーとお話をさせていただく中で、シルバー人材センター、これは高齢者雇用安定法に基づくシルバー人材センターでありますけれども、これ、昭和46年にできています。本来はシルバー人材センターの役割、臨・短・軽というガイドラインがあって、その中に基づいて実施しておりますけれども、当初、私たちと意見交換する中では、本来であれば、シルバー人材センターがもう少し業務拡大をしていく必要があるという形で思っていました。  国も、人生100年時代ということで65歳までの定年延長、それから、70歳までの努力義務ということで方向性が示されておりますけれども、これに合わせた中でのシルバー人材センターの業務というのも変更していく必要があるのではないかという議論もさせていただきました。  結果として、シルバー人材センターについては、今の行っている臨・短・軽の業務、こちらも平均年齢が上がっているということもあるので、今回のTaskAru(タスカル)の仕事、この業務の内容と統合する中で、新たにシルバーの会員もふやしていけたらということもお話をさせていただいております。  ですので、仕組みがなかなか構築するまでは年数がかかるものかもしれません。ですが、職員も1名出向というのは期限つきでいきたいと考えております。今、2年、3年という形では考えておりますけれども、これが2年とか3年とか、今はまだ決まっておりませんけれども、これを期限つきで行って、充実をさせて戻ってきたいというような意向で今考えております。  今、シルバー人材センターでの改善点ということでの報告書のような形でというお話がございましたが、予算審議がこれから2月市議会であると考えております。そのときに、また、今いろいろな意見をいただきましたので、もう一度整理をして御説明をしていきたいと考えております。 148: ◯戸塚委員長 竹野委員。 149: ◯竹野委員 まず、シルバーワークプラザ、生涯現役センター、シルバー人材センターの仕事をもっと充実していくと、そのために予算増額、人員増だと、これは私は賛成です。ますますそういう需要というか必要性があると。  そこで、具体的にそれだけの人員とお金を投資するにはやはりうまくいかないと、職業紹介とか実際にマッチング、そこで、まず一つのお考えを聞きたいんだけど、今のシルバー人材センターの中にシルバーワークプラザを新たにそういう機能というのか、仕事の切り出しだとか有料職業紹介の事業とかいろいろな、入れていくんだけれども、イメージが、私の知人もシルバー人材センターで仕事をもらってやっているんだけど、自分らに来る仕事はほとんどがきつい草刈りだと、あるいは年配の女性が草取りだとか、そんなんもう本当に大変だと、夏場なんかは大変、イメージが、だから、登録者がどんどん減っているでしょう。  だから、僕は、せっかくこうやって新たな仕組みをするんだったら、一応法的なことでシルバー人材センターの名前は残さないかんけれども、一応この建物も生涯現役センター、シルバーワークプラザを前面に出して、そして、それを市民に、これから65歳以上で定年退職した人たちがどんどんと、ある意味、人材バンク的に登録すると、登録料はそんなものは無料だと、だから、会員になると結構恐らく会費を取られると思うんだ。だから、とにかく自分はまだ仕事ができる、こんな仕事をしたい、自分の可能性はまだまだあると、それで、どんどんと、ある意味、人材バンク的に登録していくと、そういう業務を文字どおり市の出向の職員がパソコンに打ち込んでデータにしていくと、それと、新たな仕事の切り出しを見つけると、そういう意味で、人材の増員というのは絶対必要ですよ。どんどん仕事を見つけて、登録した人たち、登録というのは人材バンクに、仕事をマッチングしていくと。  そのためにまず名称を、今、私が具体的な質問は、名称をシルバーワークプラザを前面に出すと、建物にも、そういうことを考えておられるのかどうか、可能かどうかについての質問が一つです。  それから、もう一つは、有料の職業紹介事業となっていますけれども、一応法的な問題で無料だとハローワークと同じになっちゃうから、それは理解できます。  しかし、65歳以上の働きたいという人たちは、余り高い有料職業紹介だったら、また逃げちゃうと思うんです。市の税金である程度助成金、あるいは市の職員も派遣するわけだから、もう限りなく安い、国との関係で多少お金をいただくけれども、それはもう本当に安い料金にしたほうが皆さんが利用できると思うんですよね。だから、具体的にそういう職業紹介の金額がまだ決まっていないと思うけど、どういうようにお考えかについての質問が2点目です。  それから、もう一つは、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想で週最大20時間、しかし、今の説明では、やはり企業側も事業主側ももっと働いてほしい。応募する側も、自分はまだ元気だからもう少し長く仕事をしたいと、40時間という、だから、そこで余り「3Days Worker's」にこだわらずに、人材バンクを登録するときには、自分は3日まで、4日まで、5日まで、それは個人の体力とか希望で、もっと仕事、時間を拡大する、事業者側のこれからずっと切り出しで個別訪問して調査すると思うけれども、事業者側だって3日ぐらい来てもらったって困ると、できたら5日間働いてほしいというほうが多分多いんじゃないかと思うんだ。  そこで、今後余り3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想、それに基づいたTaskAru(タスカル)ネットワークというのにこだわらずに、新しくシルバーワークプラザということで人生100年時代の生涯現役センターをつくるんだから、働く日数と時間ももう少し拡大をしたほうがいいと思うんだけど、そのことについてどうお考えかを質問します。 150: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 151: ◯村田産業政策課長 竹野委員からの3点の御質問にお答えをいたします。  まず、1点目の名称でございますが、これはシルバー人材センターともお話をさせていただいて進めておりますけれども、公益社団法人シルバー人材センターという名称がありますので、そのセンターの名称は当然残さなければいけません。  今言ったようにシルバーワークプラザ、あの建物がシルバーワークプラザという建物で、それが余り周知されていないのかもしれません。ですので、そこを今後前面に出して、そこを充実していくんだということを今後前面に出していきたいと考えております。  2点目でありますけれども、有料職業紹介の点であります。  現在この仕組み、制度について、制度設計を考えなければいけないということで今思っておりますけれども、現時点シルバー人材センターへの会員となるための会費は年間1,000円であります。これに団体傷害保険1,500円、それから、もう一つ要素があって互助会費というのがあります。シルバー人材センターへ会員としてなっている方、一つは、就労もそうなんですけれども、そこでのレジャー、互助会、そういった形の中で参加されている方もございます。ですので、これに参加されるという意味合いでは互助会費1,000円ということでなっているようです。ですので、これ全部合わせますと会費3,500円になりますけれども、内訳として、会費は1,000円であります。  有料職業紹介をするときに、こういった形がある前提で、今後どのような形をとっていけば理想なのかということは、今後制度設計を固めていきたいと思っております。  それから、3点目であります。「3Days」ということで週3日程度ということがあります。これは法的に今シルバー人材センターが扱う業務については臨・短・軽ということで、先ほど申し上げましたように、これはもう決められていることであります。おおむね月10日程度、それから、週20時間程度以内ということで決められております。  ですので、先ほど申し上げましたように、週40時間に拡大するという考え方もございますけれども、いずれも法の範疇の中でやっていく必要があると思っていますので、今企業回り等をして、その範疇の中でやれる仕事がないかという切り出しを今後見つけていく必要があると思っております。 152: ◯戸塚委員長 竹野委員。 153: ◯竹野委員 シルバー人材センターに登録が1,000円、それから互助組合、それはシルバー人材センターの会員になって旅行したり、楽しみで1,000円と言ったかな、何だかんだで3,500円をシルバー人材センターの登録する、それは互助のほうは入らなければもっと安くなるけれども、だから、僕は、生涯現役で大勢の退職者が少なくとも僕は75歳まではもう高齢者と考えてないから、それはもう元気な人なわけで、高齢者の定義ということで一般質問したぐらいだから、そういう方がやはり元気で働いてもらうことが、袋井市が活性化する、介護保険費用、医療費を抑制すると、これはもう絶対成功させないかんわけ。  そこで、やはり登録なんかしなくても無料で、自分がとにかく働きたい、自分の能力、体力、技術、こういうのがあると、何日間、何時間可能だと、そういう登録作業は無料であるべきだと思うんです。会員なんかになる必要ない。だから、新たな発想で、そうすれば、今までのシルバー人材センターのイメージが変わって、65歳定年退職した人たちがどんどんと人材登録してくれると思うんだ。だから、そういうようにすべきだと私は思うんだけれども、当局のほうではどうお考えでしょうか。 154: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 155: ◯村田産業政策課長 竹野委員の御質問でありますけれども、この点に関しましては、今現在シルバー人材センターという会の中で、会費制という形で今はなっております。これは会費制1,000円ということであります。今後、TaskAru(タスカル)でやっているのは、確かに今お金は払っていなくて、支援を行っているという状況がありますが、いずれにしろ約2,000万円の国費、10分の10で行っている事業であります。ですが、これからは大切な税金を使っていくことになりますので、一定程度のサービスを受けるということがありますので、今後、竹野委員のおっしゃった意見も受けとめはしますけれども、一定程度のサービスを受けるという観点からすると、無料がいいのか、有料がいいのかという、そこら辺は今後判断をしていきたいと考えております。 156: ◯戸塚委員長 大庭委員。 157: ◯大庭委員 やめるつもりだったですが、時間ですから、ほぼ予算は組んであると思うので、しっかり審査のときに、もう誰が質問してもできるように整理しておいてください、というつもりで質問します。  今回のこの新しい新制度、シルバーの現場の皆さんと十分話し合いをして御快諾をいただいたのか、むしろシルバーの皆さんがそういう今度の制度でやってほしいという要望があってやったのか、まず、それ、1点目。  それから、二つ目、平成27年から地方創生の事業でほぼ5,000万円、平成29年から生涯現役促進地域連携事業、厚生労働省の事業で、これまた6,000万円。結果、アウトカムは66人、この66人の延べの時間、就労できた延べの時間が何時間だったのか。1人当たり週で何時間ぐらいの仕事が出せたのか。20時間以上の人が66人のうち、週、何人いたのか。  それと、三つ目なんですが、今度新しい制度でKPIを作成していかにゃいかんと思うもんですから、目標人数を何人にされようとしているのか。  先ほど費用対効果という村井副委員長からの話がありましたが、いわゆるCP、コストパフォーマンス、今回いかにも市費が410万円で足りるがごとく表示してありますが、一番高いのは人件費で、職員、係長で500万円、主幹クラスで600万円ぐらいになると、ざっとやはり1,000万円近いお金をこの当該事業に使っています。目標は何人ぐらいの人をふやしていくのか、その目標値、それを教えていただきたい。  それから、以前、私、質問しているんですが、市長の答弁の中で、シルバーの場合、週20時間というのが一つの壁だと、できれば特区を袋井は導入したいくらいだというお話をしたことがあります。20時間以上になると、社会保険の問題だとか、さまざま保険の問題等がついて回るということもあって、それ以上はできないということで、シルバーの制約の条件がある。この問題はクリアできるのか、議論したのか、まず、大きく4点について、最初に質問したいと思います。 158: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 159: ◯村田産業政策課長 大庭委員から大きく4点の質問があったかと思います。  まず、1点目でありますけれども、今回の取り組み、体制でありますけれども、それに向けて、シルバー側から要望かどうかという御質問でありましたけれども、これは市から今までTaskAru(タスカル)、生涯現役促進地域連携事業をやってきた成果の中から次なる体制ということで、市からお話をさせていただいています。  今、同じシルバーワークプラザという建物の中で、当初からそこは高齢者雇用の拠点という形を目指してやっていきたいということで3年間やってきたつもりであったんですけれども、なかなか中でも連携がうまくとれなかったというのが反省としてあります。  ですが、その3年間の実証を得て、今後実際に行っていくについては、シルバーとの協力をいただいて、ぜひお願いをしたいということで話し合いをさせていただいたということがあります。  ですので、シルバー人材センターのほうは、通常のこれまでの業務、ここをしっかりやっていきたいというお話がございましたので、加えて、人を、職員を派遣してそちらを強化する、あわせてシルバー人材センターと統合させていくことを目標にやっていきたいという話をさせていただいてあります。  それから、2番目の就労時間でありますけれども、今、大庭委員からお話があった1人当たり何十時間、週に何人、働いたかということでありますけれども、細かなデータが今持っていませんのでお答えできませんけれども、66人の就労状況の就労定着率でしか今データがないものですから、それでお答えをさせていただきたいと思いますけれども、農業については、86.7%が就労、定着していますよ、それから、製造業については68.8%、それから、卸小売業については100%であります。等々あります。医療、福祉、これ、介護も入っていると思いますけれども、こちらも82.4%ということで、今もって仕事についていただけるという状況でありますので、申しわけないです、時間ではなく、定着率でお答えをさせていただきたいと思っています。  それから、3点目のKPIでございますけれども、今3年間で66人という話でありました。これをKPIに設定するのがやはり望ましいとは思いますけれども、現時点で1年目に何人というのは持っていませんので、今後早急に新年度事業計画を立てるに当たって、ここら辺の観点も入れていく必要があると思っていますので、整理をしていきたいと思っています。  それから、4点目でありますけれども、週20時間、これがどのような拡大を考えているかということがあります。基本的には週20時間の仕事の切り出しを企業側にはお願いしていきたいと思っております。  しかしながら、就業時間の拡大ということで、県のほうでも指定をしているという職種がございます。先ほど申し上げましたようにスーパーマーケットやコンビニ、ホームセンター、それから、保育所、介護施設、高齢者福祉施設、これは県が平成30年7月に指定をしているということであります。これまでおおむね週20時間というのを今後週40時間までということがあります。ですので、働き方が広がったということによって、高齢者を希望する方も多く発掘していく必要があると思っておりますので、現時点では就業時間については国の方針に従って今動いているという状況であります。 160: ◯戸塚委員長 大庭委員。 161: ◯大庭委員 1番目の快諾をされたかということについては、どうも風聞する範囲では余り快諾したのではなくて、人を市から出すから受けてくださいというようなニュアンスだったと風聞しています。そのぐらいに、今までも二つの組織があって難しかったんじゃないかなと。しっかりそこは反省をして入っていかないと、現場の人たちは大変混乱していると思うんです。  実は、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想というのは、私、最初から杞憂していたですよ。まさに杞憂だったらいいかなと思った、取り越し苦労だったらいいなと思ったですが、やはりこういう問題になっちゃったんです。  当時、この名前の命名なんですが、市長の答弁では、平成27年11月市議会定例会の私の一般質問と答弁、また読んでおいてもらいたいですが、週3日働く労働者を集めましたよという意味で「3Days」という言葉を使わせていただきました。少し地方創生で地域でいろいろな材料を引っ張りっこするので、名前を少し目立つ名前にしたほうがいいかなという意味も実はございます。目立ちたがり屋で名前をつけたということです。だから、本当の根っこをしっかりしていなかったというのが1点。  それから、そのとき、市長はこうも答弁しているんです。実は、こういう問題があります。今シルバー人材センターは週およそ20時間なんです。週20時間を超すと、今度労働条件で雇用者の責任とか保険の問題とか大きく変わってまいりますということで、特区で突破しているところもあるんですがというような答弁もあって、当局もそこら辺、問題は承知していたんですよね。  私、そのときどういう質問をしたかというと、先ほど今シルバーが450人だと言ったんですが、平成27年11月、私が調べて一般質問したときは480人だったんですよ、当時。今はそうやって見ても漸減ですよ。じわじわ減ってきている。その当時、袋井が290人、浅羽が100人で、これ、390人ですね。森が約90人ぐらいで、それで480人だったんです。恐らく袋井の内訳の290人もかなりじわじわ減ってきていると思います。これが実態です。  こういう状況の中で、当時どんな仕事だったかというと、70%が、先ほどもちらっと出ていましたけれども、いわゆる除草なんですよね。あと14%ぐらいが剪定、技術仕事と言われるものです。あと12%が、最近はあれだと思うんですが、当時、駐輪場のお当番、あれが一番人気で、大体これだけだったんです。  それで、先ほど20時間という話なんですが、1日4時間で20時間ということで半日働くということ。例えばS自動車が磐田市にあります。じゃ、せっかくこうやって言ってくれたからといって採用しますよね。それを半日だけ来てもらう仕事というのは、カインズだとかああいうところの箱を畳んだりなんかするような仕事はあるかもしれませんけれども、もう流れ作業で組み込まれているようなところは無理なんです、実際は、製造業なんかは。  そうなってくると、本当にお金が欲しくて、趣味で働く人は別ですが、働く人は、当時も私、一般質問したんですが、本当にそういう人たちを救うような制度だったらば、これ生かしてやればいいですが、現実問題、全てが中途半端になっちゃった。  だから、さっきの66人をしっかり分析してやっていかないと、企業、切り出しをしようとする人たちも、あるいはそれにマッチングさせようとする人たちも、企業は営利を目的として、営利の中で税金を払って公共に貢献するわけですけれども、そういうようなところをつくっていかないといかん。  そのことが、今回600万円程度、価格はこれは推定ですが、じゃ、600万円程度の人件費と400万円余の市費をつけて1,000万円ぐらいのお金をかけて、それだけの効果があるのか。むしろ、ハローワークにつなぐという作業を徹底的にすることによってのほうがいい可能性もあるわけです。  そこをどういうように考えるかということで、質問としては、まず66人、これまでの総括をどうしているかという答弁をもう一度してほしいと思います。要するに1億1,000万円かけてやってきました。アンケートとります。会合を開きました。それで、マッチングさせました。職場見学をしました。結果、どういう総括をしているのか。それについて、というのは、1億1,000万円かけた、プラス人件費ですから、これにかかった人件費というのは膨大なんですよね。それと、職員も大変だったと思うんですよ。  だから、私が最初の段階で自治事務かと言ったんですよ。本来袋井市がやらなければならない事務なのか。もう少し、地方自治法の第2条の14じゃないですが、最小の経費で最大の効果を上げるという視点で考えたときに、もっとやり方、工夫があるじゃないかなと前から思っているし、シルバー人材センターの限界というのも、私、当時から言われていたんです。3,500円の会費を払ってやるけれども、仕事が余りない、冬場はほとんどない。それで、夏場はあるけれども、今は酷暑ですね、こういう状況の中で働くというのは高齢者にとって大変な負担。そうなってくると、本当にそこにマッチングできる仕事って何があるかということがあるもんですから、いずれにしましても、これまでの総括をもう一度御答弁いただきたいと思います。  それから、先ほど20時間の問題がクリアできたかというのは、県の話を少しされていたんですが、ずばりクリアできて、要するに、高木委員からも話があったように、有料職業紹介というか事業としてそういうことが制度的に実際やれる見通しが立っているのか。ただ、今までの延長線上で、シルバーで各企業に行って、どうですかね、お仕事ありますかね、会社の剪定か何かあったらシルバーでやりますよ的な話し合いだけではなかなか難しいと思うんです。  そこら辺について二つ、一つは今までの総括、もう一つは、20時間の壁をどのように整理して、法的な問題をクリアされているか、それについて伺います。 162: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 163: ◯村田産業政策課長 この3年間、平成29年度から、平成29年度、平成30年度、平成31年度の3年間、実質平成29年度は10月から事務局がスタートしまして、実際の事業としては、もう年明けからスタートしたということで実績の数も少ないとなっております。  ここ二、三年で、高齢者の雇用の考え方というのは大きく変わってきたかと思っています。一般の企業も60歳から65歳までの定年延長に伸ばしたり、また、ここ最近では70歳までの努力義務ということで、企業の中でもやはり今まで働いてきた方の継続雇用というのは非常に多くなっていると、ここ二、三年で急に起こってきたという形になります。これは、高齢者の方が高齢化といいますか、長生きして、しかも、まだ元気でいるということの背景があってのことだと思っております。  総括、人数にしますと66人ということで、なかなかうまくマッチングできなかった、就労できなかったということがありますので、実際に就労した企業、それから、農業だったり、医療分野、介護分野であったり、そういったところのまた意見も今後聞いていかなければいけないと思います。特に御質問があったように製造業、こういった中でこの切り出しができるかどうかというのもまだまだ研究をしていかなければいけないと思っています。  しかしながら、66人の中で製造業に当たっている方が16人、今定着をしているということもあります。ですので、大企業ではないんでしょうけれども、もう少し中小の企業の中では、こういった役割を求める企業もあるのではないかというようなことも考えております。  それから、有料職業紹介ということで先ほども御質問がありましたけれども、このシステムについては、制度設計をしっかり固めていきたいと思っています。これまでシルバー人材センターの高齢者雇用安定法の中では有料職業紹介ができるよというような法にはなっておりますけれども、実際として、今シルバー人材センターの業務の中で公にやっているかというと、やっていないような状況がございますので、ここもいま一度確認をして、しっかりと地域の高齢者の方の役に立つような形の仕組みづくりをしていかなければいけないと思っております。  なお、1点目といいますか、先ほど大庭委員からもありましたシルバー人材センター、こちらが快諾していなかったようにということ、御質問がありました。これについては、1年かけてシルバー人材センターとお話をさせていただいて御理解を得たと認識しております。  この考え方、高齢者雇用の枠を広げる拠点として充実をしていきたいという考え方はわかるということは当初から話をさせていただいていまして、シルバー人材センターもその考え方は理解できると。ただ、これがシルバー人材センターの業務かということを当初から言われておりました。  しかしながら、シルバー人材センターが、先ほど申し上げましたように、かなり前から行っております。当初は中遠広域シルバー人材センターということで出発したと伺っております。この仕組みが昭和46年の法律に基づいて実施してきたということもあって、時代の背景、高齢者の生きがいづくりという場を提供するについては、シルバー人材センターのほうもやはりその考え方というのを考え直して一緒にやっていきませんかということで今回御理解をいただいたと思っておりますので、新たな体制に向けて今後構築していきたいと思っております。 164: ◯大庭委員 法的なクリアというのは大丈夫ですか、20時間の壁というのは。当時市長がそうやって答弁して問題がある、特区でそれを乗り切りたいと言っていますよ。わからなかったら、後で調べておいてください。 165: ◯戸塚委員長 大庭委員。 166: ◯大庭委員 いずれにしましても、そういうことがあって、みんな一生懸命やっているんだけれども、やはり成果が伸びないというのは、いろいろな問題があると思うんですね。いま一度、部長、課題を整理して、何が本当の問題なのかということをやはりもう一度精査するようにしてください。それで、効果的、効率的なものを出してほしい。  当時、私、質問したときに、本当にお金が、最近じゃ、金融庁、2,000万円お金がないと、老後が大変だという話があったように、お金、本当は欲しい人もいると思うんですよね。そういう人にやはり、いわゆる人生100年時代だから、そういうように就労したいという方もいらっしゃると思うんですが、食べていけれない人たちにもやはり仕事を提供するという配慮も一方では必要じゃないかという、私、質問、当時したんですが、名前倒れにならないようにと申し上げたんですが、そこら辺も制度設計するには全体をどうしていけばいいかということをやはり考えてほしいと思うんです。  だから、いずれにしましても切り出しだと思うんですよ。だから、本来それはハローワークがやってくれる仕事をダブってやってもしようがないですよね。ハローワークがきっちりやってくれるだったら、そちらに任せればいい。袋井市がやれることは、プラスアルファで何ができるか。そういうように制度をしっかり構築していかないと、この問題というのはなかなか整理できんじゃないかなと思います。  今まで、先ほど岡本委員が津山市ですね。 167: ◯岡本委員 はい、津山市です。 168: ◯大庭委員 津山市に行ったときに、あれ、1年そこそこで70人余の実績があったやに話がありました。しかも、割と中身が濃いですよ。うちはこういうように3年やってそういう状況ですからね。  当初3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想というのは、高齢者もそうだけれども、子育てのお母さんたちの仕事もといって言ったんですよ。知らん間にどこかへ消えちゃった、そういう話は。もういわゆる3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想が限界になったもんだから、生涯現役、高齢者の仕事に方向変えをしたと、それもやはりしっかり総括していないままこっちへ行っちゃったもんでそうなったと私は分析しているんですが、じゃ、今度は新しくこの事業に展開しても、担当者が、シルバー人材センターの所長は市から来てくれたもんで、市の担当者に随分よさりかかると思うんです。お願いするようになると思うんです。その担当者も実際どうしたらいいかというのが、やはり方針として制度設計ができてないと本当に悩むと思うもんですから、そういうのをよくよく課の皆さん、実態を踏まえてあれしてほしなと思います。  予算、多分組み立てられちゃって、こういう意見があるからといって、少し方針変更してやめるというところにはきっとならんと思いますから、ぜひとも固めておいていただきたいと思います。
     決意を含めて、部長から、最後、御答弁いただければ。 169: ◯戸塚委員長 神谷産業環境部長。 170: ◯神谷産業環境部長 ありがとうございます。  村田産業政策課長からもこれまで答弁させていただいたところですけれども、それこそ調査を始めた5年前は人生100年時代とかという言葉も、そこの時点、恐らく出ていなかったと思います。出たのがこの生涯現役という厚生労働省からの委託事業を受ける、国も2016年から生涯現役の委託事業を始めていますので、恐らくそういったところを視野に入れてそういった言葉も出てきていると思いますし、昨今の新聞紙上でも、年明けから、70歳を超えても働く人が過半数だよとか、それに伴って、20日から始まった国会でも、70歳就業といったところも視野に入れた議論が活発化してきていて、今相当高齢者就労といいますか、ここの部分については、社会制度のほうが今追いついてきていないという状況だということも新聞の中では語られている部分もありますので、自分たちがやっているのも、大庭委員おっしゃったとおり、スタートの時点では、こういった時代って自分自身も少し想像できなかったですが、自分自身ももう退職が近づいてきて、やはりこういうセミナーだとか、将来退職、終わった後にこういうことって必要だよねというのが少し実感として持ってきている部分もありますので、大庭委員おっしゃられた総括をしっかりして、今後に向けて取り組みを進めていきたいと考えております。 171: ◯戸塚委員長 以上で、本件につきましては終了といたします。  それでは、会議の途中でありますけれども、ここで休憩としまして、1時30分から会議を再開いたします。よろしくお願いします。                (午後零時20分 休憩)                (午後1時27分 再開) 172: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  先ほどの案件で村田産業政策課長のほうから少し補足があるということでありますのでお願いします。  村田産業政策課長。 173: ◯村田産業政策課長 先ほど、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想の議論の中で、2点ほど補足して説明をしたいと思います。  1点目が高木委員からありました有料職業紹介、これがこれまでの3年間、TaskAru(タスカル)でなぜ行わなかったのかという理由でありますけれども、3年間、当初の計画でいきますと見学会、それから、仕事体験をやり、出口の部分についてはハローワーク、それから、基本的にはシルバー人材センターの会員増を目指すということで、そちらにつなげることを目標に計画をしていたところであります。  ですので、国への届け出で可能となる有料職業紹介は、当初の計画からも行う計画ではなかったということで、結果として反省ではありますけれども、シルバー人材センターへうまくつなげられなかったという反省があります。それが1点目です。  それから、もう一点目で今回、人員を派遣してシルバーワークプラザの強化に努めるということで、目標を持っていないのかという質問が多くございました。  この目標について、今担当レベルで目標を持っているというものがありまして、見学会の開催、それから、ライフプランのセミナーの開催等を予定しておりますけれども、御質問がありました就業人数でありますけれども、見学会の開催を週1、月に4回程度やる予定であります。1回に求人が3人当たり出れば150人という数字になります。  そのうち、就職率でありますけれども、平成30年度の実績でいきますと21.8%になりますけれども、この実績ではいけないということで、もう少し頑張って努力してこれを就職率30%に上げようということの計画を持っています。  結果として年間50人、就労者数の目標ということで持っているということで、これがまた、積み上げていくような形で年々ふやしていきたいというような目標を持っているということですので、御説明をさせていただきます。 174: ◯戸塚委員長 よろしいですか。  では、進めます。  次に移ります。  ────────────────────────────────────────         ウ 小笠山工業団地の企業誘致の進捗状況について 175: ◯戸塚委員長 次に、小笠山工業団地の企業誘致の進捗状況についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 176: ◯村田産業政策課長 (省略) 177: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 178: ◯岡本委員 フォレストエナジー社につきましては、当初からお話があって、途中少し挫折した経緯がこの木材の調達のめどが立たなかったと聞いています。  今回再度、進出申し出があったことについて、その辺がどのようにハードルがクリアされたのか、御説明をお願いします。 179: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 180: ◯村田産業政策課長 岡本委員の燃料の確保についての御質問であろうかと思います。  FIT申請を行うに当たり、事業計画を提出いたします。採算性のとれる燃料の量というのは年間で9万トンであります。このうち5万トンにつきましてはフォレストエナジー社、それから、新たに林業振興を行っている事業者と新たな合弁会社を設立いたしまして、そこの会社でもって保有している間伐材でありますけれども、それが5万トンあります。  また、残りの4万トンでありますけれども、県の森林組合連合会、こちらに働きをかけまして、いろいろな組合、例えば天竜だったり森であったり、いろいろな組合に出向き、協力依頼をして最終的に4万トン、計9万トンそろったということでの申請であります。 181: ◯戸塚委員長 岡本委員。 182: ◯岡本委員 県の森林組合の4万トンと合弁会社保有の5万トンというのは、地域的には重複はしないものなんですか。調達地域について。 183: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 184: ◯村田産業政策課長 新たにつくった会社、そちらで5万トンということでありますけど、それは別途のルートがございまして、そこで既に調達をしているとお聞きしております。  今回、フォレストエナジー社が新たに森林組合にお願いをして4万トンを調達したと伺っております。 185: ◯戸塚委員長 いいですか。  そのほか。  高木委員。 186: ◯高木委員 前回の資料ではフォレストエナジー社の年間の調達計画量が約7万トン余ですね。それが今回9万トンという形の中で、当然採算性の必要性もあって、このような数字になっているかと思いますけれども、現在県内でもいろいろなところでこういう燃料調達をとって稼働しているところがありますけれども、商業流通の関係で何らか懸念される部分、要は前回も県のほうでも少しそういう流通の関係で懸念をしているというようなお話も聞いたんですけれども、今県のほうへ申請を出しているということで、これからだと思いますけれども、そこら何か懸念する部分があれば少しお聞きをしたいと思います。  今回はRPF、一般廃棄物については使用しないと、前回はそういうなかなか燃料調達が難しいという形の中で、そういう一般廃棄物もということで、前回が未利用材が3万トン、一般材が3.5万トン、一般廃棄物、RPFですのでRPFが0.7万トン、合計7.2万トンということで、前回資料が出ているもんですから、そこらについて少しお聞きをしたいと思います。  あとは、当然これ、地元のほうの説明会を行っているかと思いますけれども、地元からどのような意見が出されているのか、少しお聞きしたいと思います。 187: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 188: ◯村田産業政策課長 高木委員から3点の御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目でありますけれども、この燃料の流通の懸念ということで、これが非常に難航していたというような形で伺っております。  既に森林組合のほうからルートが決められていて、各企業へこの木材を調達していたということもあって、なかなか長引いていたということであります。  今回、FIT申請するに当たって、どこの森林業者、調達事業者から幾つ持ってくるんだという細かな表を提出しております。そこのお墨つきもしっかりともらった上で初めて申請ができると、非常に厳格的な審査になってきております。ですので、FIT申請するに当たっては、調達、これまでの流通以外のところでの及ぼさない範囲で今回燃料が調達できたと伺っております。  それから、RPFといった一般廃棄物でありますけれども、協議の過程の中ではやはり固形燃料ということで非常に燃料、効率的といいますか、そのようなことも伺っていましたが、袋井市として今回の小笠山工業団地の開発につきましては、クリーンセンターの要望事項での事業であります。  ですので、最初にフォレストエナジー社から提案があった木材を燃焼しての発電、これは林業振興にも貢献するという話を伺っていたということもあって、木材以外はだめだということで市の姿勢として断ってきました。ですので、今回あくまでも間伐材と一般の未利用材といいますか、その二つのことで9万トンをそろえると伺っております。  それから、先般地元説明会を行いました。フォレストエナジー社も実際に地元に出てきて、今回の計画について改めて御説明をさせていただきました。  大きく二つございます。特に会社に対しての意見というよりは、小笠山工業団地、そこの場所が工業団地に開発されるという懸念が大きいかなと思っています。  1点目は車です。車両がそこに多く流れるということで、渋滞が予想されるではないかということを懸念されていました。風見の丘の下の交差点、あそこに毎朝右折車両が多くて、直進車が行けない状況で今渋滞になっているよというお話を伺いました。それがもう少し、頻繁に車が来ることによって渋滞が懸念されるというのが一つありました。これは豊沢工業団地でも地元からありましたけれども、時間をずらすとか、それは企業側の努力でお願いをしたいなと思っています。これはまた、調整が必要かと思います。  それから、もう一点は、やはり水害の問題でした。流末ですね。それこそ去年の台風の影響があって、流域の田んぼとか河川、そこら辺もかなり上昇したということもあって、今回の開発に伴って南の田んぼとか河川が氾濫しないような、そういったこともしっかり排水対策、排水計画、そこら辺もしっかり講じてほしいというのが大きな質問でありました。 189: ◯戸塚委員長 高木委員。 190: ◯高木委員 地元としてはおおむね了という形であろうかと思います。  そのような中で、今後進出に向けて県のほうの了承もとれれば、市のほうとある程度協定等結んだ中で進めていくかと思いますけれども、昨年の台風19号等の関係の中では、やはり災害によっていろいろな廃棄物が出てきています。なかなかすぐに自前のプラントで焼却できない、処理できないというような状況を加味したときに、ここでそういう一般廃棄物というのを最悪の場合、処理をお願いせざるを得ない状況が出てくるかと思いますけれども、そこらを少し加味した中で地元の御理解もいただかなければいけないと思いますけれども、そういう進出に向けての協定といいましょうか、そういう、結ぶときにそういうのを少し考慮いただければなと思いますけれども、この点について少しお考えをお聞きしたいと思います。 191: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 192: ◯村田産業政策課長 まず、FIT申請の関係で、県には林業振興課、こちらは協議になります。最終的に認定がおりるのが経済産業省からの認定でありますので、これが春ごろおりるのではないかと思っております。  それから、草木等の燃焼の関係ですけれども、今高木委員がおっしゃったように市としてもクリーンセンターに直に持っていくのではなくて、例えば木材、それは一般廃材みたいなあるんですけれども、それもこちらの木質バイオマス、フォレストエナジー社が受け入れるのであればお願いをしたいという話はさせてもらったことがあります。  1点あるのは乾燥ですね。乾燥していないと効率が悪いので、そこだけ注意しなければいけないんですけれども、受け入れるような形で今協議を進めさせていただいています。  何でもかんでも燃やせないものですから、当然木質に限りますけれども、今言った災害による廃棄物、これも当然、材質をしっかり見させていただいて燃やしていくような形になりますけれども、1点あるのはやはり乾燥している、湿っていると非効率ですので、そこは乾燥したものであるということに限っての協議は進めさせていただいております。 193: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 台風19号による堆積稲わら処理について 195: ◯戸塚委員長 次に、台風19号による堆積稲わら処理についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  木根農政課長。 196: ◯木根農政課長 (省略) 197: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  岡本委員。 198: ◯岡本委員 2点質問したいと思います。  最初のページのこのアクアパークあさばの航空写真がありますけれども、この集積所の西側について、以前にもこの委員会で質問しましたけれども、水田のこのアクアパーク側がぬかるんで田植え機とか、そういった農業機械がそこへはまって反転できないという現状がありまして、その上さらにその原因がまだわかっていない現在、ここへ堆積稲わらを仮置き場として集積して、そこに水が含まれて、よりぬかるみを助長しないかどうか、その影響について検証されるのかどうか、1点質問したいと思います。  それから、2点目は浅羽海岸の松林内へ堆肥として再利用するということですけれども、現在防潮堤の工事については、中新田地内などは堆肥となるチップを堆積して、県の農林事務所がやっている植栽事業に堆肥として使っているわけですけど、あそこについては今業者が分担してやっていると思うんですけど、具体的にはどの工区へどのように振り分けるのか、その辺がわかっていたら教えていただきたいと思います。 199: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 200: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答えいたします。  2点あろうかと思います。  まず、1点目のアクアパークあさばの仮置きにつきましては、下水道課とともに現地を確認し、一時仮置きということで置かせていただくようになりましたけれども、西側の水田は以前からぬかるんでいるということで、これもそのときにもやはり少し話が出まして、現地のほうは、うちの職員のほうも一緒に確認しておりまして、それが今回の影響には直接はつながらないだろうということの判断をこの場ではしております。  2点目の松林のほうの仮置きになりますけれども、今回の稲わらを置く松林につきましては、現在市の、袋井市のほうがやっております補植の事業になります。  具体的にはことしの10月から森林環境譲与税を使いまして発注いたしました補植になりまして、場所につきましては3地区ございます。  東同笠、大野、中新田、この3地区を現在補植に向けての伐根とかをやっておりまして、そこに植えます苗のところにわらを敷くということでこの3地区を予定しているところでございます。 201: ◯戸塚委員長 岡本委員。 202: ◯岡本委員 1点目ですけれども、直接はつながらないという判断をした根拠、それについて説明をお願いします。  それから、2点目は浅羽海岸松林というのは、この前、補正予算で550万円出てきましたけれども、伐採をする箇所とほぼ重複しているということの理解でいいですか。 203: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 204: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の御質問にお答えいたします。  1点目のアクアパーク西側のところの箇所につきましては、うちの職員が立ち会った中で判断したということで、具体的な根拠となると少し数字的のほうも特にはございません。申しわけございません。  2点目の伐採したところ、ことしの補正予算で、550万円でやっております伐倒する箇所は、主には中新田が中心になろうかということで今進めております。  やる時期は同じですけれども、今岡本委員がおっしゃるように位置的には大体、中新田、大野、東同笠と補植するところとは重なっている部分があろうかと思います。 205: ◯戸塚委員長 木根農政課長、今、一つ目の質問で、影響しないと判断したと、どういう根拠でそういう判断したかという質問ですので、そこをお答えいただきたいと思います。  木根農政課長。 206: ◯木根農政課長 申しわけございません。  ただいまの1点目のアクアパーク西側の状況についての判断ですけれども、稲わらをこのアクアパークの西側に置くことによっても敷地内部の状況は変わらないということも踏まえて、西側の水田への影響はないだろうというところの判断をさせていただいたところであります。
    207: ◯戸塚委員長 岡本委員。 208: ◯岡本委員 この委員会でも以前質問したのは、この下水道課に対して質問して、下水道課でも地元のそういう情報を踏まえて、アクアパークの西側のコンクリート擁壁に水抜きのパイプを入れたんです。  でも、それでも効果がなかったということで今に至っているわけですけど、その原因が究明されないまま、またここに堆肥稲わらを仮置きして、そこに水分の含有量がふえたりして、そういった被害を助長しないかどうか、そこが懸念されているわけです。  もう一つの松林の中ですけど、伐倒した松を現地で粉砕機によってチップにすると計画しているわけですよね。それと、この稲わらの堆肥としてのそこへ活用が重なりはしないかと思うわけですね。  中新田が中心と確かに言ったんですけれども、東同笠、大野も伐倒箇所がかなりあると思うんですけど、その点について再度質問させてもらいたいと思います。 209: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 210: ◯木根農政課長 ただいまの岡本委員の質問にお答えいたします。  アクアパークのほうの東側の件につきましては……。                〔「西側」と呼ぶ者あり〕 211: ◯木根農政課長 西側ですね、大変失礼しました。  西側の田んぼへの水の件につきましては、今現在稲わらを置いてあるんですけれども、今後、その状況は注意深く観察して対応してまいりたいと考えております。  もう一点の伐倒と今回の補植のほうですけれども、確かに伐倒した場合、その伐倒した木をチップにするという作業も伐倒する作業の中には含まれております。  具体的にチップにする機械といいますか、大きいマシンをその近くに置きますので、それはそれでチップにしたやつもそこにも敷いていただくんですけれども、チップにするのは東同笠と大野、中新田全体になりまして、補植のほうにつきましては本当に少量の面積になります。  具体的には数字で言いますと2トントラックで1地区3杯から4杯ということで伺っております。3地区になりますので、9杯から10杯、2トントラックの本当に少量の稲わらのほうを苗のところにするといったぐあいに予定しているところであります。 212: ◯戸塚委員長 村井委員。 213: ◯村井副委員長 少し質問させていただきますが、まず、この堆積した稲わらが380トンあるということでございますが、それで4軒の農家から380トンという御説明でしたわね。これは袋井市のエリアからいくと笠原、浅羽エリアのものなのか、袋井市全体のものなのか。一定のエリアだけの処理では終わらないと思うんです。たくさんの稲わらがあちらこちらに堆積をしていたと思いますが、その辺の各地域のまず稲わらの総数量がどのぐらいあったのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。  それから、2点目がこれ、既にアクアパークあさばのほうに堆積をしていると思いますが、この受け入れについて、撤去する事業として5,000円が補助されるということで、この予算の処理をどのようにしているのか、予算がない補正をする前に既にこの事業に着手している、あるいは国の補助申請も1月ということで、予算化がないときにこういった事前着工が認められているのかどうか、その辺について具体的に補助申請のスケジュールと予算のあり方について少し御説明をいただきたいと思います。  それから、ここのところで堆肥化するということでございますが、この380トンをどのぐらい乾燥して堆肥化するかわかりませんが、どのぐらいの期間を仮置きにして、乾燥させ、防潮堤のほうにいつごろ持っていくのか。  それで、持っていったときに敷き詰める面積がどのぐらい敷き詰められるのか、その辺について御説明をいただきたいと思います。 214: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 215: ◯木根農政課長 ただいまの村井委員の3点の御質問に順次お答えさせていただきます。  最初にエリアということでの御質問だったと思います。  今回、台風19号によります堆積ですね、田んぼへの堆積のエリアにつきましては、どちらかといいますと市の南部地域に集中しておりました。具体的には、浅羽地域でありましたり、笠原地域にこの堆積の被害があるということでございました。旧国道の木原より南、集中しているのが浅羽、笠原のエリアでございました。  2点目の事前着工はということですけれども、こちらにつきましては、スケジュール的には補助申請が農協のほうから農林水産省のほうにしておるんですけれども、このやっていく中でまだ先ほど言った許可といいますか、交付決定が出ておりませんが、このやることについては事前着工でできるということが示されておりまして、それによりまして受け入れのほうは進めております。  3点目の堆肥化する稲わらの乾燥状態ですけれども、こちらにつきましては、今現在アクアパークに置いてあります稲わらのうち、先ほど言いました三つの補植をしている地域に持っていくということで、この乾燥状態につきましてはそこの場で確認して搬入するようになるんですけれども、この今回の補植をやっている工期の中で対応してまいりたいなと考えております。 216: ◯戸塚委員長 村井委員。 217: ◯村井副委員長 今、市の南部地域で380トンというお話でしたが、袋井市全体のこういった稲わらの堆積の調査をされているのかどうか。されている場合、全体の想定数量が出るはずですので、その辺がどのぐらいになって、市の北部地域とか中心部に近い地域、そういったものにどの程度周知をされたのか、その辺について1点再質問をさせていただきたいと思います。  それから、国の事前着工、交付決定前に着手する、これは災害の件でございますのでこれはいたし方ないと思いますが、予算の担保もないまま運搬をさせていると思いますので、今実質に何トンぐらい入って、今380トンの5,000円とそれから、そのほかに740万円ぐらい補助対象経費がかかるということですが、そういった予算はどこで担保されているのか。  災害ですから災害復旧費とか、予備費とか、いろいろな関係があると思いますが、市の関連として国からお金が入ったら払うと、2月の多分補正でやられると思いますが、その前にある程度、庁内でこの予算について議論したと思いますので、その辺の経緯をもう一回お伺いしたいと思います。  それから、堆肥で補植をしている地域はわかりますが、補植が終わるまでにやるということですが、果たしてそれまでにきちっとしたその堆肥として取り扱いができるのかどうか、面積的に今この380トンが入ると想定してお話があったと思いますが、今全体の量が既に380トン入っていれば敷き厚、厚さだけ考えれば何平方メートルぐらい、補植している区域全体の面積が堆肥として取り扱えるのかどうか、その辺について少し詳しくお話を伺いたいと思います。 218: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 219: ◯木根農政課長 ただいまの村井委員の御質問にお答えさせていただきます。  全体の調査ということでございますけれども、稲わらにつきましては大体、聞くところによりますと、1反当たり400キロから500キロほど出るよということは伺っておりまして、市内全域の調査につきましては、特に周知の部分につきましては市内に農協、3事業所がございます。北から袋井、下山梨にあります営農センターと茶ピアにあります南部事業所、あと浅羽にあります浅羽事業所、こちらの職員が実際に田んぼに出まして稲わらの堆積している農家の方に戸別に回って周知のほうをしていただいております。  一つ飛びますが、3番目の補植のほうへの稲わらの関係ですけれども、具体的には3地区でそれぞれ面積にしますと400平方メートルずつが3地区になります。東同笠、大野、中新田、面積にしますと400平方メートルのところに敷くということになるんですけれども、どちらかというと植えた苗を保護する意味合いでのことで敷いていくということで対応のほうをさせていただいております。 220: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 221: ◯幡鎌環境政策課長 それでは村井委員の御質問のうち、補助の関係の御質問にお答えしたいと思います。  先ほど木根農政課長のほうから説明がありました事前着工云々という話につきましては、1ページの資料のほうを見ていただくと緑の左側の部分、こちらについては、要は農家の方が自分の田んぼからアクアパークまで稲わらを運ぶ事業です。それについて農林水産省のほうが1立方メートル当たり5,000円ずつ補助しますよという話で、これについては事前に着工して運搬してしまった。  今これについては補助の申請もしていますし、これから補助金のほうが交付されるでしょうということで、もう一点、赤いほうの環境省のほうにつきましては、これはアクアパークに今仮置きしてある稲わらを処分するための補助でありまして、これは事前着工じゃなくて、これから申請も上げていきますが、先ほど木根農政課長のほうの説明がありました市の予算をつけて云々というのは、ここの赤い部分になります。  ですので、ごめんなさい、少し緑の部分の説明が足りなかったんですが、緑の部分については市の予算は関係なくて、運んだものに対して国が補助しますよということで、その補助の申請もJAが事務をやりますよということです。赤い部分については先ほど2月補正で市の予算も2分の1、370万円を上げさせてもらいますが、国から370万円も補助を申請して、決定した時点でこの事業をやるというような内容です。  それから、少し補足で申しわけないんですが、稲わらについてはここにあるように630立方メートルで380トンもありますので、ほとんどは肥料会社のほうで堆肥化してもらいます、ほとんどは。これ、磐田市のヤードウエストという会社があるんですが、そちらのほうにほとんど環境省の補助が認められて市の予算が通り次第、そのほとんどを磐田市のヤードウエストのほうに運ぶと。木根農政課長の説明した松林に入れる分については、その一部を持っていくというような形になります。 222: ◯戸塚委員長 村井委員。 223: ◯村井副委員長 基本的なことはわかりました。  そうすると、この運搬については、市は一切かかわりはないという解釈でよろしいわけですね。  それと今肥料会社に大半をということですが、松林、防潮堤のほうに持っていくのはそうすると何トンあるんですか。大半というとほとんど9割以上だと思うんですが。何トンぐらいあって、それを少量持っていって松を保護するといいますけど、保護できるところと保護できないところが出てくる。そういったことも発生するわけですか。  少しよくその辺が、今、幡鎌環境政策課長のほうと木根農政課長のほうと、どうもよくわからない状況がありますので、もう一度少し説明をしていただきたいと思います。  それから、台風19号が発生したときに我々の袋井東地区でも相当量の稲わらを多分クリーンセンターの空き地のところに持っていったはずなんですよね。これは市のほうで業者を頼んでやられていると思いますが、少し考え方を変えれば、それを市が運んだわけですから国から運搬賃をもらえるわけですか。もらえるんならきちっともらって、国費をもらったほうがいいと思うんですが、相当量あったと思いますので。  その辺の対応を順番が少し違うかもしれませんが、そういったこともありまして、そこの稲わらは多分クリーンセンターの焼却炉で燃やしちゃったと思うんです。まだ、燃やしてあるか燃やしていないかわかりません。もしあるようでしたら、こういった補助事業を適用していただいたらいかがでしょうか。その辺だけ少し、わかれば教えていただきたいと思います。 224: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 225: ◯木根農政課長 ただいまの村井委員の御質問のうち、1点目のほうをお答えさせていただきます。  補植する箇所への稲わらになりますけれども、3地区にそれぞれ1地区約400平方メートル、3地区ですので約1,200平方メートルということで、2トントラック3杯から4杯分をということで現在予定しておりまして、これを数字に換算いたしますとおおむね2トントラック10杯ですので、20立方メートル、12トンほどになろうかと思います。  苗木の補植した部分の保護をするという意味合いで、こちらのほうの稲わらを使用させていただくようになります。 226: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 227: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、村井委員の二つ目の御質問の補助の関係の回答をさせていただきます。  村井委員から御指摘のように確かに稲わらが当初、袋井東地区でも出たということで、こちらの稲わらにつきましては今回の稲わらと違って田んぼではなくて、田んぼから外に出て、道路に堆積してしまったということで、かなり苦情もいただいた中で緊急に道路のほうの対応をさせていただいたという状況であります。  こちら側については今回の380トンに比べると約10分の1ぐらいを運ばせていただいたんですが、その後、これにつきましても先ほど申し上げた磐田市のヤードウエストというところに運んで処理をしたんですが、実はこれ、被害に遭って苦情等ありましたので早急に対応したということで、対応して処理した後に実は農林水産省が補助しますよという話になりまして、ですんで、農林水産省の補助以前にそれを処分しちゃった後だったということで、この補助については受けていないという状況であります。 228: ◯戸塚委員長 ほかにございませんか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ ごみ減量化特別委員会中間報告 230: ◯戸塚委員長 次に、ごみ減量化特別委員会中間報告を議題といたします。  当局の報告を求めます。  幡鎌環境政策課長。 231: ◯幡鎌環境政策課長 (省略) 232: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  質疑に入る前に、委員の皆様に申し上げたいと思います。  ただいま当局から丁寧に説明をいただきましたけれども、この件につきましては現在特別委員会で議論を継続しているということと、さきの議会におきましても本会議上で村松特別委員長から報告もされているところであります。  そういう状況を踏まえた中で質疑のほうをお願いしたいと思います。  それでは、ただいまの報告につきまして質疑などありましたら受けたいと思います。いかがですか。  竹野委員。 233: ◯竹野委員 では、幾つか質問をします。  まず、紙の専用袋を用意して、これも燃やさずに資源化すると、大賛成です。そこで、今の緑のやつは有料化、袋ですけど。資源化する、要するにそれはお金になるわけです。また再生紙としてトイレットペーパーなんかの。そうするとその紙専用の袋も一応お金が要るのか、そして、紙の袋が一番理想なんです。ビニールの袋だとまた、回収の業者、富士なんかの業者が困るわけで、もともと紙のやつをそのままだとすごく楽なんです。そうしたらしかし、紙だとまた破れやすいとか、お金もかかるだろうし、そこらの技術的なこともありますから、少しお聞きします。  それから、もう一つ、市民に対しては、紙は市内あちこちに古紙の業者がコンテナがあって、僕なんかはいつもそこへ持っていくんです。段ボールも、それから新聞、そしていろいろな紙も。だから、要するに事業者のコンテナに直接持っていってくれと、そういう指導をすれば。常時、いつだって、夜だってあんなものは放り込めばいいわけだから、そういうことも大事だと思うけどそれについての見解。  それから、あと生ごみですけれども、これが結局、重いし、量も多いし、また、燃やすときに重油なんかを入れて金もかかるんです。だから、生ごみ処理機というのがありまして、つまりそれを肥料化する家庭用の小さなやつですけど、袋井市もそういうのに補助金を、我が家ではそれ、2台目の機械があるんですよ。それをやはり市民に奨励して、なるべく堆肥化すると。臭いが全然出ない、清潔、そんなにお金もかからない。一旦買うのは5万円ぐらいするけれども、たしか1万円だったかな、少し助成金もあるし、これをもっともっと奨励して、ただ、家庭菜園がない、庭がない家はじゃ、堆肥化のやつをどうするかという問題が出ます。  ただ、それを堆肥なんだから出し方を工夫して回収を工夫すれば、そういうのを欲しがる農家の方とか、私も家庭菜園をやっているから欲しいぐらいだから、そういうことも少し研究をしたらどうですかということでのお尋ね。  それから、一番大手のレストラン、コンビニなんかが生ごみをたくさん大量に出すけれども、これはもう完全に豚の餌だとか、堆肥化とかで量的にはすごく多いんです。市内にそういう大手のレストランなんかの、食堂なんかの堆肥化するそういう業者があるかどうかの質問です。  それから……。                 〔発言する者あり〕 234: ◯竹野委員 たくさんあって済みません。  剪定のいろいろな木とか、枝とか、これは今度きょう午前中に説明があったバイオマスのフォレストエナジー社、あそこで燃やしてもらったら、彼らもそういう原料が集めやすいし、クリーンセンターに持ち込まずに電気をつくるわけだから、そういう検討もありだと思うけれども、いかがでしょうか。 235: ◯戸塚委員長 答弁の前に、ただいまこれ、中間報告ということで、特別委員会でやっていることでありますので、今幾つか質問されましたけれども、当局のほうでそういったことも踏まえた中で、お答えできるところだけ簡潔にお願いしたいと思います。  幡鎌環境政策課長。 236: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、紙の関係でありますが、これは先ほど申し上げたように可燃ごみについては有料化しますので高い袋で出してもらうんですけど、紙の関係につきましては、今と同じぐらいの値段の袋に入れてもらうと、先ほど少し御説明で申し上げましたが、そういった対応をしていきたいと思っています。ただし、それが紙製にできるかどうかというのは、まだ、特別委員会でも議論していただいておりませんので、今後、御相談していく中で対応したいと思います。  コンテナのほうに持っていってもらえばというのは、我々もそれは思っていますが、今現在コンテナに持っていっていない紙がいっぱいクリーンセンターのほうに持ち込まれていますので、なかなかコンテナへ持っていってくれと言っても、ただ言っても持っていってくれないということも考えられますので、そこら辺もあわせた中で対応のほうを考えていきたいと思います。  それから、生ごみにつきまして、コンポストの機械ですが、これ、以前奨励をさせてもらった中で進めておったわけなんですが、今ほとんどこれを導入される方がないという状況の中で、なかなか補助のほうも見直しになっている状況であります。ですので、今回につきましても理想ではありますが、それを推奨したといってもなかなか手間ですので、リサイクルしないという可能性もありますので、先ほど言ったように袋が有料化になって値上げになれば、生ごみもまたリサイクルしたいよという方が出てくるかもしれませんので、そこら辺を見ながらこれは考えていきたいと思います。  それからコンビニなんかとか、レストランにつきましては、今どういう状況かと、我々も正直申し上げて全てをつかんでいるわけじゃないんですが、この間、少し市内のレストランへ訪問させてもらったところ、そこについては、生ごみについては全てクリーンセンターで燃やしているという状況です。なぜかというと、実は肥料屋に持っていってもらうよりは焼いちゃったほうが安いんです。                 〔発言する者あり〕 237: ◯幡鎌環境政策課長 はい。  市内業者は、今はないです。  それから、フォレストエナジー社の話は先ほど村田産業政策課長が申し上げたように、可能であればこちらのほうも相談していきたいと思います。 238: ◯戸塚委員長 村井委員。 239: ◯村井副委員長 私、ごみ減量化特別委員会の委員会にも所属しておりますので、幡鎌環境政策課長に少し御注意を申し上げたいなと思うんですが、今ごみの有料化をするから、紙の分別をする、言い切りましたが、現在まだこれ、検討中の議題でございまして、今建設経済委員会の中で非常に誤解を与える発言がございましたので、その辺だけは、まだ特別委員会を何のために開催しているかというのをよく十分お考えになっていただいた中で御答弁をお願いしたいと思います。 240: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 241: ◯幡鎌環境政策課長 大変申しわけなかったです。  十分そこは承知した上で発言させていただいたつもりですが、申しわけなかったです。 242: ◯戸塚委員長 大庭委員。 243: ◯大庭委員 会議の持ち方をもう少ししっかりやってもらいたい。  なぜかというと第5回の委員会要旨というのが、ごみ減量化対策、いわゆる削減目標を1,400トンにしたい、下水汚泥を500トンにしたい、これとてごみ減量化特別委員会で確定したことじゃなくて、こういうようなテーマについて今後進めていくことについて、最終集約をされたかどうかというのがまだ確定されていないと思うんです。  一番問題なのは、3ページを見てください。ここが一番大事だと思うんですが、令和3年度に処理限界量を超えるとなっているんです。多分この数値的にいって3万4,393トンから3万3,785トンを引いたときに、ざっと600トンぐらいになりますよね。要するにこれがフローしてしまうと。ついては、令和2年度に急ぎ、手を打たにゃいけないことがあると。だから、特別委員会の皆さんがやってくれているけれども、急ぎやらなければならないことについては、当局はこれを考えていますという話だったらわかるんです。
     あくまでも特別委員会の議論を経て、それで答えを出す。しかし、それが間に合わないと。ついてはこういうようにしたいというだったらいいんですが。そうじゃないとなると、特別委員会は何をやっているかわからないし、大体、ここの委員会、例えば、私、ICT活用特別委員会を担当していますが、ICTについてはじゃ、総務委員会でそれを中間報告という格好でやっていいかどうかという問題になるんです。  ですから、あくまでも3ページのような令和3年度に処理限界量を超えると大変大きな問題があって、今当局は当局でこういうように前倒しで特別委員会で議論していただいているけれども、進めなければならない事案について、これとこれとこれを令和2年度の予算に組み込む可能性があるというようなことを示唆していただく程度だったらいいですが、まるでやることが決定したみたいな、中間報告どころか決定報告をされているというのは、私、非常にこの会の持ち方そのものに疑問を感じます。  いずれにしても緊急を要することを整理して、どうしてもやらにゃいかないことだったら考えにゃいかんもんですから。そこら辺をお願いしたいと思います。  非常にごみ袋の有料化、ごみの有料化、価格アップ等についてはナーバスな問題で、どこまで皆さんがそこまで理解できるかということを熟慮また議論をした上で御発言される、村井副委員長もそういう趣旨のお話だったと思いますが、そこら辺は整理してお話しください。 244: ◯戸塚委員長 私のほうから少し、今大庭委員の発言の中で、今回常任委員会で中間報告といった経緯を少し報告させていただきますと、第5回の特別委員会の席上で、委員の中から建設経済委員会のほうにつなげておいたほうがよろしいのではないかということで、今特別委員会でこんなぐあいに検討しているという、そういう発言がありました。  そういう中で、きょう報告の仕方等、そこまで私も少し配慮すべきところまで確認せずに、今やったことは少しぐあいが悪かったかなというのを思いますけれども、ただ、経緯としては当局のほうにもその辺のことが特別委員会の中で発言があった、それを踏まえた中でということでありましたので、少しそこだけお伝えをしておきたいと思います。 245: ◯大庭委員 要は3ページと、それから、14ページですよね。この整理だと思うんです。  要するに14ページで大体のことを急いでやらなければ間に合わないと、令和2年から令和3年にかけていわゆるごみ焼却場の限界量を超えてしまうと。だから、これを年度途中には動かにゃいけないのでそれを承知しておいてくれというだったらいいですが、ただ聞いておいてくれという話だけだったら、まだ特別委員会の皆さんの方向性をもう少し整理した上で言わないと、幡鎌環境政策課長のほうも逆に困ると思うんです。  特別委員会はこういうように決めてくれたからやってもいいと思って御発言されている節も今の話だとあるもんで、そこら辺はしっかり整理して、特別委員会とこの常任委員会との議論のすみ分けをしていただいて、また、村井副委員長おっしゃったように当局は当局でどの範囲まで決定事項なのか。どの範囲まで検討事項なのか。どこまでがこれから検討しなければならないのかというのは整理しておっしゃっていただかないといかんと思います。  要望だけしておきますんで、あとは委員長にお任せします。 246: ◯戸塚委員長 わかりました。  では、この案件につきましては、以上で、終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         カ 水道料金等懇話会の協議状況及び住民説明会の結果概要について 247: ◯戸塚委員長 次に、水道料金等懇話会の協議状況及び住民説明会の結果概要についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  長島水道課長。 248: ◯長島水道課長 (省略) 249: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 250: ◯内山下水道課長 (省略) 251: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 252: ◯竹野委員 水道、それから下水道、管の更新とか、お金がかかるのは非常によく理解できるから料金の値上げ、ただ、そういうのは検討されるのはもちろん理解できるんだけれども、ごみ袋だとか、消費税も上がるとか、一般市民感覚からすればまた値上げか、これもこれもかというので、少し税金を払っているのにという不満が出ると思うんです。  そこで具体的な質問ですけど、水道、下水料、あれは大体セットになっていつも請求が来ますけれども、値上げするために市民の理解がやはり僕、必要だと思うんです。  そのためには、ずっと後ろのほうの資料で県との契約水量、これは袋井市が4万1,200立方メートルになっています。実際にはそんなに使っていないから、袋井市の要望として、これは他市町と連携して値下げの交渉、その市の要望が2万3,900立方メートルになっています。つまりこれだけしか実際に使っていないんです。  だから物すごく、いわゆる僕らの用語で市民運動団体では空料金を払っているわけです。これは太田川ダムをつくったときに私ども、反対しました。だけどつくられちゃった。結局、あんなものをつくったがゆえに県のほうは、要するにそのお金を回収するために、やたらと契約水量の設定を高く市に要望して、そんな契約をしたわけです。  しかし、これ、一般の市民は全然関係ないわけです。これ、行政の責任だと僕なんかは思っているわけ。だから、その値上げをするんだったら行政のほうも、市当局のほうも他市町と連携して県にかなり強く契約水量を下げさせるという要望、そして結局、県に払う金を低くすると。  それをせんことにはやはり市民の理解が、私も理解できないし、議会でも追及しますから、そこらのところでなかなか難しい問題もあろうかと思いますけれども、少しお考えをお聞きしたいと思います。 253: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 254: ◯長島水道課長 ただいまの竹野委員から遠州広域水道の受水費の関係につきまして御質問をいただきました。  県の受水費につきましては、先ほど竹野委員から空料金というようなお話もございましたが、こちらについてはやはり水を浄水するための施設にかかっている費用というような形でもってあるものですから、当然平成12年当初には4万1,200立方メートル必要だというような形の中で要望させていただいて、それに見合う施設をつくって、それに対して浄水をする。それから、管路を引っ張ってくるとか、僕らのほうにも管路を引っ張ってきておりますので、それに対する費用を支払っているというように私どもの認識はそのような認識でおりますので、少しそのような形の説明をまずさせていただきたいと思います。  それとは言いながらもやはり受水費につきましては、今、私どもの経費の約4割を占めているというような形の中であります。毎年、県のほうに対して要望をしているというような形でございます。  今年度につきましても県のほうで決算報告がございました。少し予定よりも状況のほうがよかったりしたもんですから、私どももその席でもって少し還元をというようなお話もさせていただいて、要望したところでございます。  県のほうにつきましても、施設の維持管理というものに対して費用がかかるというようなお話があります。今後もかかっていくと。それから、私どもと同じように施設更新が必要だというようなことで受けております。そういったところもございますので、なかなか私どもが要望しても県のほうの回答は厳しいというようなことでございます。  とは言いながらも、遠州の受水、5市町それぞれ同じ問題を抱えておりますので、今後も遠州5市町で協力をしまして、県の総括原価決算、そういったものを研究しまして、どういった解決方法があるのか。それから、遠州受水5市町として提案することがあるのか、そういったものがあればこちらのほうからは強く要望していくというような考えでいるので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 255: ◯戸塚委員長 竹野委員。 256: ◯竹野委員 今後人口もふえるだろう、水道使用量がふえるだろうということで4万1,200立方メートルの契約をしたわけです。しかし、それは、私どもは全て把握しておるので、浜松から全て。これは過剰だと、そんなことあり得ないということで、名古屋大学名誉教授、森町の岡本先生、僕ら反対運動をしたわけ。  だけど結果的にだから、こんなものを、契約水量を決めたのは市当局なんですよ。市民じゃないわけ。そして、水道料金が高くなって、そしてまた維持管理で値上げせざるを得ないというので、やはりここは、そして企業は自分たちの自前の井戸でどんどん使っているわけ。そのほうが大企業は、県の水よりも工業用水も含めて自前の井戸で水をくんだほうが安上がりだからそういうようにしているわけです。  だから、もう少しやはり、厳しいのを僕は知っているんですけれども、やはり努力をきちっと、それは市長が先頭に立って他市と連携して県との粘り強い交渉を、やはりそれをやらんと絶対にまた値上げがというので市民から猛反対運動が起きるのではないかと僕は懸念しているんですけど、再度この点についてお聞きします。 257: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 258: ◯長島水道課長 竹野委員の御質問にお答えします。  こちらの問題につきましては、遠州水道5市町の課題ということになりますので、袋井市だけではなくて遠州5市町の連携でもって県のほうに交渉していくというようなことで、今話のほうはできておりますので、そのことで御了解いただきたいと思います。 259: ◯戸塚委員長 よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 260: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア 全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火2020の開催について         イ 令和元年度創業セミナーについて         ウ 第14回得するまちの個店セミナー         エ 中遠広域都市計画の決定・変更について         オ 「旧東海道久努の松並木」第12回静岡県景観賞最優秀賞の受賞について         カ 大日農業集落排水施設最適整備構想及び機能強化対策事業計画の策定に           ついて         キ 下水道処理施設整備の進捗状況について         ク 袋井市アメリカ西海岸産業先進地視察報告について 261: ◯戸塚委員長 次に、その他(資料提供)に入ります。  委員のほうから質疑があればお受けいたしますが、なければ各自ごらんいただくということにしたいと思いますが、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 262: ◯戸塚委員長 資料の関係で補足が……。  内山下水道課長。 263: ◯内山下水道課長 大変申しわけありません。  先般9月市議会でございますが、その他の資料として、キの下水道処理施設整備の進捗状況について御説明をさせていただきたいと存じます。  先般9月市議会で協定につきまして議決をしていただきました。  この袋井市公共下水道の袋井浄化センター建設工事、水処理施設増設について、日本下水道事業団から発注をしまして12月に落札者が決定いたしました。浜松市の中村建設株式会社と袋井市の塚本建設株式会社の特定建設共同企業体と契約を締結しておりますということを報告と現在施工するための準備をしております。  また、2の浄化センターの施設整備に伴う実施設計業務につきましても11月に袋井市に事務所があります日本水工設計株式会社と契約を締結しておりますことを報告させていただきたいと存じます。  2ページには袋井浄化センターとアクアパークあさばの施工箇所の平面図がつけてありますので、後ほど御確認願いたいと思います。 264: ◯戸塚委員長 以上で、協議事項、報告事項、その他(資料提供)は全て終了いたしました。これをもちまして、建設経済委員会を閉会いたします。                (午後3時33分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...