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  1. 袋井市議会 2019-09-19
    令和元年民生文教委員会 本文 開催日:2019-09-19


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和元年民生文教委員会 本文 2019-09-19 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 412 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯伊藤委員長 選択 2 : ◯羽蚋市民課長 選択 3 : ◯伊藤委員長 選択 4 : ◯伊藤委員長 選択 5 : ◯伊藤教育部長 選択 6 : ◯伊藤委員長 選択 7 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 8 : ◯伊藤委員長 選択 9 : ◯木下委員 選択 10 : ◯伊藤委員長 選択 11 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 12 : ◯伊藤委員長 選択 13 : ◯伊藤教育部長 選択 14 : ◯伊藤委員長 選択 15 : ◯高橋副委員長 選択 16 : ◯伊藤委員長 選択 17 : ◯伊藤教育部長 選択 18 : ◯伊藤委員長 選択 19 : ◯寺田委員 選択 20 : ◯伊藤委員長 選択 21 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 22 : ◯伊藤委員長 選択 23 : ◯伊藤教育部長 選択 24 : ◯伊藤委員長 選択 25 : ◯伊藤委員長 選択 26 : ◯金田学校教育課長 選択 27 : ◯伊藤委員長 選択 28 : ◯木下委員 選択 29 : ◯伊藤委員長 選択 30 : ◯金田学校教育課長 選択 31 : ◯伊藤委員長 選択 32 : ◯木下委員 選択 33 : ◯伊藤委員長 選択 34 : ◯金田学校教育課長 選択 35 : ◯伊藤委員長 選択 36 : ◯鈴木教育長 選択 37 : ◯伊藤委員長 選択 38 : ◯近藤委員 選択 39 : ◯伊藤委員長 選択 40 : ◯金田学校教育課長 選択 41 : ◯伊藤委員長 選択 42 : ◯高橋副委員長 選択 43 : ◯伊藤委員長 選択 44 : ◯高橋副委員長 選択 45 : ◯伊藤委員長 選択 46 : ◯高橋副委員長 選択 47 : ◯伊藤委員長 選択 48 : ◯高橋副委員長 選択 49 : ◯金田学校教育課長 選択 50 : ◯高橋副委員長 選択 51 : ◯伊藤委員長 選択 52 : ◯寺田委員 選択 53 : ◯伊藤委員長 選択 54 : ◯金田学校教育課長 選択 55 : ◯伊藤委員長 選択 56 : ◯寺田委員 選択 57 : ◯伊藤委員長 選択 58 : ◯田中委員 選択 59 : ◯伊藤委員長 選択 60 : ◯伊藤教育部長 選択 61 : ◯伊藤委員長 選択 62 : ◯鈴木教育長 選択 63 : ◯伊藤委員長 選択 64 : ◯伊藤委員長 選択 65 : ◯杉山生涯学習課長 選択 66 : ◯伊藤委員長 選択 67 : ◯寺田委員 選択 68 : ◯伊藤委員長 選択 69 : ◯伊藤教育部長 選択 70 : ◯伊藤委員長 選択 71 : ◯寺田委員 選択 72 : ◯伊藤委員長 選択 73 : ◯木下委員 選択 74 : ◯伊藤委員長 選択 75 : ◯杉山生涯学習課長 選択 76 : ◯伊藤委員長 選択 77 : ◯伊藤委員長 選択 78 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 79 : ◯伊藤委員長 選択 80 : ◯寺田委員 選択 81 : ◯伊藤委員長 選択 82 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 83 : ◯伊藤委員長 選択 84 : ◯寺田委員 選択 85 : ◯伊藤委員長 選択 86 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 87 : ◯伊藤委員長 選択 88 : ◯寺田委員 選択 89 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 90 : ◯寺田委員 選択 91 : ◯伊藤委員長 選択 92 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 93 : ◯伊藤委員長 選択 94 : ◯安形総合健康センター長 選択 95 : ◯伊藤委員長 選択 96 : ◯近藤委員 選択 97 : ◯伊藤委員長 選択 98 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 99 : ◯伊藤委員長 選択 100 : ◯安形総合健康センター長 選択 101 : ◯伊藤委員長 選択 102 : ◯近藤委員 選択 103 : ◯伊藤委員長 選択 104 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 105 : ◯伊藤委員長 選択 106 : ◯伊藤委員長 選択 107 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 108 : ◯伊藤委員長 選択 109 : ◯寺田委員 選択 110 : ◯伊藤委員長 選択 111 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 112 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 113 : ◯伊藤委員長 選択 114 : ◯木下委員 選択 115 : ◯伊藤委員長 選択 116 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 117 : ◯伊藤委員長 選択 118 : ◯木下委員 選択 119 : ◯伊藤委員長 選択 120 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 121 : ◯伊藤委員長 選択 122 : ◯伊藤委員長 選択 123 : ◯伊藤委員長 選択 124 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 125 : ◯伊藤委員長 選択 126 : ◯高橋副委員長 選択 127 : ◯伊藤委員長 選択 128 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 129 : ◯伊藤委員長 選択 130 : ◯伊藤委員長 選択 131 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 132 : ◯伊藤委員長 選択 133 : ◯木下委員 選択 134 : ◯伊藤委員長 選択 135 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 136 : ◯伊藤委員長 選択 137 : ◯木下委員 選択 138 : ◯伊藤委員長 選択 139 : ◯伊藤委員長 選択 140 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 141 : ◯伊藤委員長 選択 142 : ◯田中委員 選択 143 : ◯伊藤委員長 選択 144 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 145 : ◯伊藤委員長 選択 146 : ◯木下委員 選択 147 : ◯伊藤委員長 選択 148 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 149 : ◯伊藤委員長 選択 150 : ◯近藤委員 選択 151 : ◯伊藤委員長 選択 152 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 153 : ◯伊藤委員長 選択 154 : ◯近藤委員 選択 155 : ◯伊藤委員長 選択 156 : ◯伊藤委員長 選択 157 : ◯杉山生涯学習課長 選択 158 : ◯伊藤委員長 選択 159 : ◯寺田委員 選択 160 : ◯伊藤委員長 選択 161 : ◯杉山生涯学習課長 選択 162 : ◯伊藤委員長 選択 163 : ◯寺田委員 選択 164 : ◯伊藤委員長 選択 165 : ◯杉山生涯学習課長 選択 166 : ◯伊藤委員長 選択 167 : ◯木下委員 選択 168 : ◯伊藤委員長 選択 169 : ◯杉山生涯学習課長 選択 170 : ◯伊藤委員長 選択 171 : ◯寺田委員 選択 172 : ◯伊藤委員長 選択 173 : ◯伊藤教育部長 選択 174 : ◯伊藤委員長 選択 175 : ◯伊藤委員長 選択 176 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 177 : ◯伊藤委員長 選択 178 : ◯伊藤委員長 選択 179 : ◯伊藤委員長 選択 180 : ◯伊藤委員長 選択 181 : ◯山岡市長公室長 選択 182 : ◯伊藤委員長 選択 183 : ◯高橋副委員長 選択 184 : ◯伊藤委員長 選択 185 : ◯山岡市長公室長 選択 186 : ◯伊藤委員長 選択 187 : ◯高橋副委員長 選択 188 : ◯伊藤委員長 選択 189 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 190 : ◯伊藤委員長 選択 191 : ◯木下委員 選択 192 : ◯伊藤委員長 選択 193 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 194 : ◯伊藤委員長 選択 195 : ◯木下委員 選択 196 : ◯伊藤委員長 選択 197 : ◯田中委員 選択 198 : ◯伊藤委員長 選択 199 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 200 : ◯伊藤委員長 選択 201 : ◯田中委員 選択 202 : ◯伊藤委員長 選択 203 : ◯寺田委員 選択 204 : ◯伊藤委員長 選択 205 : ◯山岡市長公室長 選択 206 : ◯伊藤委員長 選択 207 : ◯寺田委員 選択 208 : ◯伊藤委員長 選択 209 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 210 : ◯伊藤委員長 選択 211 : ◯寺田委員 選択 212 : ◯伊藤委員長 選択 213 : ◯近藤委員 選択 214 : ◯伊藤委員長 選択 215 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 216 : ◯伊藤委員長 選択 217 : ◯近藤委員 選択 218 : ◯伊藤委員長 選択 219 : ◯鈴木市長公室総合戦略室長 選択 220 : ◯伊藤委員長 選択 221 : ◯伊藤委員長 選択 222 : ◯伊藤委員長 選択 223 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 224 : ◯伊藤委員長 選択 225 : ◯寺田委員 選択 226 : ◯伊藤委員長 選択 227 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 228 : ◯伊藤委員長 選択 229 : ◯寺田委員 選択 230 : ◯伊藤委員長 選択 231 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 232 : ◯伊藤委員長 選択 233 : ◯木下委員 選択 234 : ◯伊藤委員長 選択 235 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 236 : ◯伊藤委員長 選択 237 : ◯伊藤委員長 選択 238 : ◯伊藤委員長 選択 239 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 240 : ◯伊藤委員長 選択 241 : ◯寺田委員 選択 242 : ◯伊藤委員長 選択 243 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 244 : ◯伊藤委員長 選択 245 : ◯伊藤委員長 選択 246 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 247 : ◯伊藤委員長 選択 248 : ◯伊藤委員長 選択 249 : ◯伊藤委員長 選択 250 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 251 : ◯伊藤委員長 選択 252 : ◯田中委員 選択 253 : ◯伊藤委員長 選択 254 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 255 : ◯伊藤委員長 選択 256 : ◯寺田委員 選択 257 : ◯伊藤委員長 選択 258 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 259 : ◯伊藤委員長 選択 260 : ◯寺田委員 選択 261 : ◯伊藤委員長 選択 262 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 263 : ◯伊藤委員長 選択 264 : ◯伊藤委員長 選択 265 : ◯伊藤委員長 選択 266 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 267 : ◯伊藤委員長 選択 268 : ◯木下委員 選択 269 : ◯伊藤委員長 選択 270 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 271 : ◯伊藤委員長 選択 272 : ◯田中委員 選択 273 : ◯伊藤委員長 選択 274 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 275 : ◯伊藤委員長 選択 276 : ◯伊藤委員長 選択 277 : ◯伊藤委員長 選択 278 : ◯伊藤委員長 選択 279 : ◯杉山生涯学習課長 選択 280 : ◯伊藤委員長 選択 281 : ◯伊藤委員長 選択 282 : ◯伊藤委員長 選択 283 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 284 : ◯伊藤委員長 選択 285 : ◯田中委員 選択 286 : ◯伊藤委員長 選択 287 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 288 : ◯伊藤委員長 選択 289 : ◯伊藤委員長 選択 290 : ◯伊藤委員長 選択 291 : ◯本多教育企画課長 選択 292 : ◯伊藤委員長 選択 293 : ◯高橋副委員長 選択 294 : ◯伊藤委員長 選択 295 : ◯金田学校教育課長 選択 296 : ◯伊藤委員長 選択 297 : ◯高橋副委員長 選択 298 : ◯伊藤委員長 選択 299 : ◯高橋副委員長 選択 300 : ◯本多教育企画課長 選択 301 : ◯高橋副委員長 選択 302 : ◯伊藤委員長 選択 303 : ◯高橋副委員長 選択 304 : ◯伊藤教育部長 選択 305 : ◯高橋副委員長 選択 306 : ◯伊藤委員長 選択 307 : ◯伊藤委員長 選択 308 : ◯伊藤委員長 選択 309 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 310 : ◯伊藤委員長 選択 311 : ◯高橋副委員長 選択 312 : ◯伊藤委員長 選択 313 : ◯高橋副委員長 選択 314 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 315 : ◯高橋副委員長 選択 316 : ◯伊藤委員長 選択 317 : ◯高橋副委員長 選択 318 : ◯伊藤教育部長 選択 319 : ◯高橋副委員長 選択 320 : ◯伊藤委員長 選択 321 : ◯高橋副委員長 選択 322 : ◯伊藤委員長 選択 323 : ◯寺田委員 選択 324 : ◯伊藤委員長 選択 325 : ◯伊藤教育部長 選択 326 : ◯伊藤委員長 選択 327 : ◯寺田委員 選択 328 : ◯伊藤委員長 選択 329 : ◯近藤委員 選択 330 : ◯伊藤委員長 選択 331 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 332 : ◯伊藤委員長 選択 333 : ◯近藤委員 選択 334 : ◯伊藤委員長 選択 335 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 336 : ◯伊藤委員長 選択 337 : ◯田中委員 選択 338 : ◯伊藤委員長 選択 339 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 340 : ◯伊藤委員長 選択 341 : ◯伊藤教育部長 選択 342 : ◯伊藤委員長 選択 343 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 344 : ◯伊藤委員長 選択 345 : ◯田中委員 選択 346 : ◯伊藤委員長 選択 347 : ◯寺田委員 選択 348 : ◯伊藤委員長 選択 349 : ◯寺田委員 選択 350 : ◯伊藤委員長 選択 351 : ◯伊藤委員長 選択 352 : ◯伊藤委員長 選択 353 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 354 : ◯伊藤委員長 選択 355 : ◯木下委員 選択 356 : ◯伊藤委員長 選択 357 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 358 : ◯伊藤委員長 選択 359 : ◯木下委員 選択 360 : ◯伊藤委員長 選択 361 : ◯伊藤教育部長 選択 362 : ◯伊藤委員長 選択 363 : ◯木下委員 選択 364 : ◯伊藤委員長 選択 365 : ◯高橋副委員長 選択 366 : ◯伊藤委員長 選択 367 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 368 : ◯伊藤委員長 選択 369 : ◯高橋副委員長 選択 370 : ◯伊藤委員長 選択 371 : ◯田中委員 選択 372 : ◯伊藤委員長 選択 373 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 374 : ◯伊藤委員長 選択 375 : ◯高橋副委員長 選択 376 : ◯伊藤委員長 選択 377 : ◯高橋副委員長 選択 378 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 379 : ◯高橋副委員長 選択 380 : ◯伊藤委員長 選択 381 : ◯伊藤委員長 選択 382 : ◯伊藤委員長 選択 383 : ◯金田学校教育課長 選択 384 : ◯伊藤委員長 選択 385 : ◯木下委員 選択 386 : ◯伊藤委員長 選択 387 : ◯金田学校教育課長 選択 388 : ◯伊藤委員長 選択 389 : ◯木下委員 選択 390 : ◯伊藤委員長 選択 391 : ◯田中委員 選択 392 : ◯伊藤委員長 選択 393 : ◯金田学校教育課長 選択 394 : ◯伊藤委員長 選択 395 : ◯寺田委員 選択 396 : ◯伊藤委員長 選択 397 : ◯鈴木教育長 選択 398 : ◯伊藤委員長 選択 399 : ◯木下委員 選択 400 : ◯伊藤委員長 選択 401 : ◯金田学校教育課長 選択 402 : ◯伊藤委員長 選択 403 : ◯伊藤委員長 選択 404 : ◯伊藤委員長 選択 405 : ◯伊藤委員長 選択 406 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 407 : ◯伊藤委員長 選択 408 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 409 : ◯伊藤委員長 選択 410 : ◯寺田委員 選択 411 : ◯伊藤委員長 選択 412 : ◯伊藤委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時56分 開議)      開   議 ◯伊藤委員長 それでは、昨日に引き続きですけれども、会議を再開したいと思いますが、事前に市民課より、羽蚋市民課長のほうからお願いします。  羽蚋市民課長。 2: ◯羽蚋市民課長 恐れ入ります。昨日の議第38号 平成30年度袋井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。  高橋委員からの質問の中で、保険料の滞納者への医療機関への受診の対応についてということで質問がございました。私のほうから、国民健康保険のような短期保険証の交付、それから資格証明書の発行、そういったものが後期高齢者医療の中ではないというような発言をさせていただきましたが、この説明について誤りでした。修正させていただきます。  正しくは、後期高齢者広域連合の事務運用規則細則の中に記載されておりまして、納期限から6カ月以上を経過した滞納の保険料が4期以上あるもの、こういったものに対しては、後期高齢者広域連合の決定によりまして、短期保険証を発行しているというものでございます。  平成30年度については、19人の方にこの短期保険証を発行してございます。  なお、資格証明書は、制度上はあるということなんですけれども、運用においては、高齢者が必要な医療を受ける機会を損なわないようにということで、原則として交付しないということになってございます。ということで、資格証明書は交付されておりませんということでございます。滞納者に対する収納対策については、しっかり行っておるものでございます。  以上、修正させていただきます。よろしくお願いいたします。 3: ◯伊藤委員長 よろしいですか。  それでは、本日13件の報告事項があるということで、できれば本日中に会議は終了したいと思っておりますので、質疑、また答弁ともに簡潔にお願いしたいと思います。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 平成30年度総合計画政策評価結果について 4: ◯伊藤委員長 それでは、初めに、報告事項ア、平成30年度総合計画政策評価結果についてを議題とさせていただきます。  本件の審査に当たっては、取組別評価シートの右下にある総合評価の欄に掲載された平成30年度の評価が妥当であるかどうか、また、今後の展開方向の欄に記載された当局の方針について、拡充すべき、縮小すべきなど、来年度予算要求につながるような御意見や御提案を含めて、質疑をお願いいたしたいと思います。  なお、本件に関する御意見は、委員会として取りまとめ、後日当局に報告をする予定でございます。お手元に配付した資料を見ていただいて、平成30年度総合計画政策評価結果にかかわる常任委員会報告書に御意見を頂戴し、9月24日までに担当書記に提出してください。  また、正副委員長にあって、皆様の意見を整理した後に、10月4日に、委員会の皆さん方には恐縮ですけれども一度お集まりいただいて、今回の報告事項に関してはしっかりとまとめさせていただくような委員間討議を行いたいと思っておりますので、より丁寧に行いたいと思っております。  本件につきまして、最初に、政策評価結果の概要を伊藤教育部長から報告していただき、その後、取組ごとに担当課長から報告及び質疑応答を行います。
     それでは、当局から報告を求めます。  伊藤教育部長。 5: ◯伊藤教育部長 (省略) 6: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、政策1、子どもがすこやかに育つまちを目指しますのうち、取組1、市民総参加で子育て環境の充実についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 7: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 8: ◯伊藤委員長 それでは、当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 9: ◯木下委員 取組指標2、放課後児童クラブの定員のところなんですけれども、達成率100%というところではあるんですけれども、待機児童がいるということで、もちろん今後やらなきゃいけないよということが、今後の展開方向のところに書いていますけれども、きのう質問させてもらったんですけれども、場所と人員、これ、しっかりやっていかないと、100%できていますという評価になっていますけど、少し評価自体が甘いんじゃないかなと考えていて、今後の展開方向についてと、それから、100%で本当にいいのかなというところ、少し感想的なところをお尋ね願いたいと思います。 10: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 11: ◯大庭すこやか子ども課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、達成度100%というところでございますが、目標値が11ページの左側に掲載してございまして、その目標値に対しましてどれだけ達成したかというところで100%とさせていただいたのですが、その計画どおりに施設の整備をして、定員の確保には努めて、それは達成されたんですけれども、それ以上に申し込みがあったというところで待機児童が発生しているという状況でございます。  したがいまして、今後、そういったことも含めまして、幼児教育・保育の無償化のその後の影響というのも放課後児童クラブのほうにいきますので、そういった部分も勘案して、場所の確保、今後の展開方向のところに書いてありますが、既存施設の活用、これをまず優先的に考えて、施設整備、それから人員の確保に努めてまいりたいと考えております。 12: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 13: ◯伊藤教育部長 若干補足をさせていただきますと、この計画をつくったときというのは、ちょうど昨年までに6年生まで全てのということで、やはりハード的な規模の拡大というのが一つの目標になってございました。当然、予算も必要ですし、そういったことがございました。  そうしたことから目標値が、ですから、まずは箱をつくってということですけど、これから後は、いかにこれを活用するかというニーズの推計が必要になっていますし、結果として待機児童を出さないということになりますので、こうしたことも後期基本計画をつくってまいりますので、そういった中で指標の検討もしっかりした中で、引き続き評価をしていきたいと思います。よろしくお願いします。 14: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  高橋委員。 15: ◯高橋副委員長 この項目は、昨年度も甘いじゃないかという、放課後児童クラブも、保育所も、多分すぐ定員オーバーするということが目に見えているということで、それ以外のところで対応をとるということがおくれたということで、そこら辺の軌道修正が、やはりもっときちっと、ただ単に計画はやってきたということだけじゃなくて、その途中の時点でもう修正する必要があったということが明確なものですから、待機児童の問題なんかならば、認可保育園はできないにしても、小規模保育施設をもうすぐ準備するとか、そういうことなんかができたはずなのに、それをしないままここに来たということ、やはりきちっと反省をしてもらいたいと思います。  我々の知り合いなんかでも、保育園に入所できなかったということで、掛川市のアパートを移ったとか、そういう話なんかも聞こえてきているものですから、やはりこういうのは本当に一番の中心の施策にもかかわらずきちっと対応できなかったということを、もう少し厳しくやはり評価すべきじゃないかなと私は思っています。 16: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 17: ◯伊藤教育部長 今、高橋委員のお言葉でございますが、本当に待機児童、これは保育園の関係もそうですし、放課後児童クラブの関係も、結果としてこういった結果になりまして、本当に市民の皆さんに申しわけないということで、改めておわび申し上げたいと思います。  考え方につきましても、今までの計画的なこととやってきたことについて、こういった結果も踏まえて軌道修正を図っていくような形で現在、検討してございますので、市民の皆様にこれ以上御迷惑をかけないようにしっかりとやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 18: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。  寺田委員。 19: ◯寺田委員 この指標のつくり方として、繰り返しになりますけれども、待機児童の問題ですけど、目標値がゼロで実績が58人と、例えば目標値を上げるなら、保育所の収容人数が幾らで、それに対してどこまで達成できたのかというような指標だったら、目標に対してここまでしかいかないよというようなことはある程度わかると思うんですけれども、その辺のところの、ゼロということで、これずっとゼロになっているわけですよね。そうではなくて、やはり満たなかったものを何かもう少し可視化できるような目標値のつくり方というか、そういったものも少し研究していただいたらいいのかなと思います。  それと、やはり非常に今、変化が大きい時代の中で、目標値もそれぞれ変えていかなくちゃいけないという中で、新旧というのはたしか目標値を変えたということですかね。放課後児童クラブなんかのところですけど、この辺なんかも、いわゆるPDCAを回すということは、それぞれ目標値も繰り返し繰り返し手を入れていくということですので、それをどういうような形に変えていったのかという、そういった政策の変化というか推移の状況なんかもある程度わかるようにしてもらったほうが、市のほうももちろん努力していただいていると思いますので、努力と、そういった目標値と、実績として上がった努力のところ、そこがこのように改善ができているよという、そういったところもわかるようにするといいのかなという感じがしますので、とりあえずその辺のところの見直しが少しできるのと、目標値の実現の可視化の部分で、もう少し工夫をしていただきたいなと感じますけれども、いかがでしょうか。 20: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 21: ◯大庭すこやか子ども課長 寺田委員の御質問にお答えします。  目標値についてでございますが、まず、この総合計画をつくる上で目標値を立てておりますけれども、待機児童ゼロということで、ダイレクトに目標がわかるようにということで、このような指標にされたかと思います。  定員数など可視化できるような目標値をというような寺田委員の御提言でございまして、後期計画をつくる中で、どのような指標がいいかというのも、しっかり検討をさせていただきたいと思います。  また、PDCAを回していく中で、見直しについて、目標値の見直しも必要ではないかということで、こちらの11ページのほうでも、新旧という目標値、書いてございますが、平成29年度の末ですか、子ども・子育て支援計画のほうの目標値も、中間年ということで見直しをさせていただき、実情に合った目標値、必要数を再度見直しして、このような数値を目標として立てているということでございますので、こういった目標値の見直しにつきましても、社会情勢等に応じて、今後、そういった見直しもしていきたいと思います。特に、今回は幼児教育・保育の無償化などもありますので、そういったこともしっかり分析をして、目標値を立てていきたいと思います。 22: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 23: ◯伊藤教育部長 目標値のものと別に、少し数字のほう、評価ですので報告させていただきたいと思います。  まず、保育所の定数でございますが、この計画をつくった平成26年4月現在は、実は1,090人でございました。それがことしの4月1日現在では1,558人ということで468人、定員は拡大してきた状況でございます。  それで、一方、ゼロ歳から5歳までの子供の数でございますが、私の手持ち、平成27年現在ということでございますが、平成27年のときは5,461人、それがことしの4月時点では4,999人ということで、逆に500人減ってきている、そういった状況の中でございます。  指標とすると一番わかりやすい、待機児童を出さないという指標でございますが、これを評価していくときとか説明するときには、そういった子供の実数であるとか、規模の拡大とか含めた中で、しっかりわかりやすいように御説明をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 24: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯伊藤委員長 それでは、他に質疑もございませんので、以上で、取組1については終了といたします。  それでは、取組2、未来に輝く若者の育成についてを議題といたします。  当局からの報告を求めます。  金田学校教育課長。 26: ◯金田学校教育課長 (省略) 27: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 28: ◯木下委員 取組指標の実績値ばかりで申しわけございませんけれども、2番目全国規模の学力調査で全国平均を上回る科目の割合の平成30年度ゼロという実績値なんですけれども、令和2年度の目標値は100となっていますけれども、大幅な改善を試みるところなんですけど、そこに対する心意気をひとつお聞かせいただきたいのと、3番目の新体力テストで全国平均を上回る種目の割合ですけれども、実績値は下がっていっていますよね。78%からどんどんというような状態で、目標値がどんどん上がっていっている状態なんですけれども、この辺のところはどういうようなお考えでされているのか。  そこの2点をお聞かせいただきたいと思います。 29: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 30: ◯金田学校教育課長 学力につきましては、平成30年度の結果につきましては、実際的には平成29年度の教育活動に基づくものでございます。  課題といたしましては、それぞれの学年に共通したものとして、例えば国語については各領域、あるいは小学校4年生から中学校2年生までについて言語、接続語とかそういうものですね、ことわざとか。そういうところに課題が共通をして見られました。  そういうところに対応するものとして、今、施策として申し上げました、思考ツールを活用して子供たちが自ら考える、そしてそれを表現する、それを仲間と練り合ってよりよい考えにつくり上げていく、こういうような取り組みは非常に効果的ではないかというように考えているところでございます。  その取り組みが少しずつ始まっているところで広がっているところでありますが、今年度の学力調査の結果、つまり昨年度の取組で見ますと、特に中学校3年生では、書くことや言語について改善が見られているところでございますので、今後につきましても、引き続き学力向上の柱として授業改善を立てていきたいと存じます。  それとともに、漢字検定、算数検定の取り組みも始めますが、同じく言語に関する課題が大きいところでございますので、3年間の取り組みの中で、改善を図ってまいりたいというように思っております。  そのために、家庭学習に関しましても、家庭学習のリーフレットを今年度配布いたしました。この2学期から少しずつそれに基づいた取り組みが開始されると思いますが、子供たちの意欲的、自主的、そして基礎的な力の向上につながるような取り組みとして推進してまいりたいと存じます。  体力につきましては、平成26年の基準値の実績として78%がございましたので、少しずつ高めていきたいというような目標を立ててございます。現実的になかなか難しい数値となっているわけですが、この3年間に共通して見られるのが、中学校については全国平均を上回る率が高いと。今、16種目中13種目と申しましたが、前年度、平成29年度で10種目、平成28年度で13種目でございます。  逆に小学校につきましては、平成30年度、一つも上回りませんでしたが、その前年度も3種目、その前の2種目と課題が大きいところでございますので、引き続き、小学校の体育の授業の充実に向かいたいと思っておりますが、そのために小中一貫も生かしていけるものではないかと思っております。これまで以上に中学校の体育の専科の教員と小学校の教員が情報交換し研修することで、改善が図られていくものと思っております。 31: ◯伊藤委員長 木下委員。 32: ◯木下委員 今、言語という基礎的なところが大切だよというお話もありました。それから、体力に関して、小学校の低学年のお子さんだけじゃなくて、高学年のお子さんも、ボールを投げるときに右手と右足が一緒に出たり、蹴るときにステップもせずにそのまま蹴ってしまうようなお子さんもいらっしゃいます。  やはり基礎的なところというのは、物すごい大切なところ、もちろん考える力というのは最終的には必要なんですけど、やはり2年生とかあるいは4年生ぐらいまで、この辺は基礎的な言語とか、あるいはスポーツなど特に基礎が大切だと思うので、そこら辺の基礎のほうをしっかりやっていただくのが、結果的に学力の向上とか体力の向上につながると思うので、その辺は、基礎的なところをやっていったほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 33: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 34: ◯金田学校教育課長 木下委員おっしゃられるとおりの認識でございます。  それにつきましては、もちろん学力のほうでいきますと、授業改善、家庭学習も基礎からでございますが、来年度に向けひとつ各校で取り組みをしたいと思っておりますが、読みのつまずき、小学校に入学した段階で、読みのつまずきを解消したいと、つまり学習の基礎的なところでつまずかないようにということで、MIM─PMといいまして、要は例えば、「ね・こ」とか、それは「ね・っ・こ」というところがうまく認識できない子供に対して、例えば「ね・こ」、「ね・っ・こ」というような形でというようなプログラムもございます。このプログラムも全校に配置してございますので、活用を図って、またアセスメントを通して一人一人の子供を見ていけるような手だても講じてまいりたいと存じております。  体力につきましても、同様でございまして、例えば先ほど申しました体力アップコンテスト、これ、静岡県の教育委員会が行っているもので、各学級ごとに登録をしてチャレンジするものですが、その中には、例えばみんなでドッジボールラリー、みんなで的当てとか、8の字跳びとかというような種目がございます。  このような取り組みに、子供たちが授業だけでなく、休み時間等も意欲を燃やして取り組むような形で、基礎的な部分の力を育むようなことを推奨してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 35: ◯伊藤委員長 鈴木教育長。 36: ◯鈴木教育長 若干、このデータの後ろにあるものを説明させてください。  学力調査が100%の目標が大丈夫かというようなお話なんですが、学力調査の、全国と平均の上か下かというだけでいくと、こういう形になるんですが、実は、全国学力調査は平均正答率が発表されていて、トップの、大体秋田県がずっとトップなんですけど、正答率が70%にすると、一番下が60%、つまり全都道府県の平均が70から60の10%以内に入っている、全国平均というと大体66%とか7%とか。  袋井市が全国平均で下回っているという年も、全国が例えば66%だった場合に、64%とか、2%、3%、正答率で言うと。それは、実は1問、2問当たらない。つまりもう一つ漢字が1個書けるようになったり、もう一つ計算問題が解けるようになると、実はその年は行くというのが全国学力調査の今状況なんですよね。つまり、物すごく下がずっと上がって、間にぎゅっと詰まっている。  差異といったものが、正答率の1%、2%をどう考えるかということなんですけれども、しかし、学力をはかる物差しが必要ですからそういう話をさせていただきますけれども、今年度から始める、基礎を固めるための検定等によって、漢字が一つ書けるようになる、あるいは計算問題が一つ今までより解けるようになるだけで、実は全国平均を上回ることができる。それがどういう意味があるかというのはまた別の話なんですけれども、そういう点で、100%というのは可能なものじゃないかなと私は考えております。  それから、体力問題の関係なんですけど、先ほど金田学校教育課長の説明にありましたように、中学生は非常に頑張って、全国より上のものが非常に多い。実は学力もそうなんですけど、袋井も、中学生は全国レベルを超えている年のほうが多い。  体力に関していいますと、実は小学生の体位、身長、体重がずっと全国平均より下なんですよね。つまり、袋井の子供は体が小さい、極端な話。それはもうずっと変わっていない。小学生の場合に、体が小さいということは、体力テストは同じ基準でやりますので、非常に不利なんですよね。その点で、袋井の子供たちの体位、スポーツ・運動能力が低いかどうかというのは、中学生を見ていくと、決してそんなことはないと。そういう点で、残食を減らして、体が早く大きくなってほしいなと実は思っているところもある。  そういう点で、もちろん今の小学生の状態がいいと思っていませんので、金田学校教育課長が説明しましたように、授業等で、あるいはいろいろな郊外活動等で、子供たちの体力、体位を上げたい努力は続けておりますけれども、そんな背景があるということもぜひ御理解いただきたいと思います。 37: ◯伊藤委員長 いかがでしょうか。  近藤委員。 38: ◯近藤委員 今、鈴木教育長、そういうお話でした。私も少し感じているところを述べさせていただきますと、秋田県なんかは確かに高いんですね。秋田県とか岩手県とか、要するにどっちかというと生活するのに多少不便を、気候的なこともありますけれども、感じるようなところ。あの子たちは、小中と頑張っているんですが、肝心なところで田舎に残らないで出ちゃうんですね。  そういうことを考えますと、私は確かに学力というのは大事なんですが、一過性のものだと私は思っています。じゃ、それじゃなくて、そういう見える数値で出るようなところで余りむきになるんじゃなくて、もっと5年先、10年先、さらにその先を見据えた、見えないところのものをやはり大事にする教育が必要だと。  私は、常々思っているんですが、教育というのは最前線、最先端であるものだと思っています。最前線というのは、これは幼小中一貫教育、もう先取りじゃないですが、時代に合ったやり方だと思っています。最先端というのは、ICT教育なんですね。この二つをやっている袋井の教育というのは、私、すごく評価しているし、これは5年、10年先行けば、必ず成果が出ると思っています。  大事にしてほしいのは、さっき言いましたように、確かに一喜一憂するですよ。数字が出れば、これがいい、これが悪い。先生方は何しているだ、学校は何なのだとなるけれども、そこは幼小中一貫教育の中で育てているというところですね。ぐっと見詰められる、そこは理解してもらえるような方策を、行政として、教育委員会としてとるべきというか、努力すべきところじゃないかなと。  関心だとか意欲だとか態度だとか、それから思考力だとか判断力だとか、それからあとは何がありますかね、技能だとか表現力だとか、知識だとか理解だとかという、こういう類いのものというのは、見える化するものと見えないもの、そこのところをしっかり分けて、心の教育というのはいかに大事かということもわかってくると思うんですね。  そういう意味では、私、1番の将来の目標を持つということ、ここを私は100%にしてほしいんですよ。どの子供に対してもとにかく僕はこうなる、あるいは将来こうなるといいなと思っているという、そこのところをやはり大事にしてほしい。  そして、それをするにはどうしたらいいかといいますと、これは私の持論ですけれども、どっちかというと先生方、忙し過ぎるんじゃないかな。子供たちとかかわる時間が、ややもすると足りないんじゃないかなと。そこのところに、どう工夫をするか。これは家庭教育とも関係するんですが、例えば掛川市と袋井市を比較したときに、掛川市の、報徳の思想のこともあるかと思いますが、3世代同居率は掛川市のほうが圧倒的に高いんですね、袋井市より。要するに、おじいちゃん、おばあちゃんが孫の面倒まで見ているような、そういう3世代で生活をしている。袋井市は、どっちかというと核家族化したり、あるいは、核家族化にならないまでもそこまではいかないという形態が多いんですね。  そういうことを考えますと、やはり先生方とかかわる時間、先生方が子供たちとかかわる時間をいかに多くしてやるか。  それから、家庭での子供たちが親とかかわる、おじいさん、おばあさんとかかわる時間をどう確保してやるか。そこのところにもう少し力を入れていただいて、将来の夢や目標、これをやはりしっかり持ってもらう子供たちを育てるというのが、幼小中一貫教育の流れの中での、私は方策の一つではないかなと思っております。  質問は、今の私の考えに対して、何かこのようにと努力のところがありましたら、ぜひお教えいただきたいと思います。済みません、長い時間。 39: ◯伊藤委員長 大きくキャリア教育の部分もあったと思いますので、その部分の行っていることとか、そういった部分でお願いします。  金田学校教育課長。 40: ◯金田学校教育課長 コミュニティスクールも推進してまいりまして、地域と学校、あるいは子供たちと地域の方のかかわりというのも、もともと袋井市は豊かであったと思いますが、さらに広がっている部分があるように、私も昨年度、校長として感じておりました。いずれにしても推進をしていきたいと思っております。  また、考える力というところに焦点を当てたということは、これは本当に、単にテストでできるということはありませんので、これからのなかなか難しい時代を見通した中で、子供たちが豊かに生きていく、幸せな人生を送っていく、また、将来の地域や社会の担い手、あるいはつくり手になっていくところの一番大事なところだと思いますので、単に数値だけのことはなく、自立力、社会力という視点でみずから学ぶとか、他者と協働しながら学ぶ、そういう力を育んでいきたいと思っております。  また、先生方が忙しいという視点につきましても、本年度、市でも小学校にスクールサポートスタッフを導入していただきました。少しでも教員のゆとりを持たせたいということでやっておりますが、数字として出るのは、子供とかかわる時間がふえたかというところはなかなか出なくて、時間外勤務が減少しているのかというところですが、今年度、減少傾向にございます。  特に中学校におきましては、この1学期、毎月1カ月の平均の時間外勤務が10時間程度は教員、昨年度より減っているところでございます。小学校でも2時間から6時間程度、月によって差がありますが減っているところでありまして、それには、ゆとりを子供たちへの豊かなかかわりの構想というところにまた派生していけるといいのではないのかと考えております。ありがとうございます。 41: ◯伊藤委員長 高橋委員。 42: ◯高橋副委員長 それこそ近藤委員が、私の思いを言ってくれたような気がします。  私もこの数字だけじゃなくて、その裏にあるものをやはりきちっと捉えて評価すべきだなということも、常々思っていました。そしてまた、意欲ですね、一番大切にするのは。伸び代をどういうようにつけていくのかと、気持ちができれば、スポーツでも勉強とかもそうですけれども、目標を持つと急激に伸びるということも、そういうものをいかに大切にしてやっていただけるかということが重要だと思いますので、数字の評価をただ単に一喜一憂するんじゃなくて、本当の下の積み重ねと申しますか、そういうものが見えてくるような評価にしていただきたいなというのが希望でありまして、そういうような、これは本当に近藤委員から言っていただきました。 43: ◯伊藤委員長 お答え、どうします。 44: ◯高橋副委員長 回答はいいですよ。 45: ◯伊藤委員長 僕も1点いいですか。
    46: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。  伊藤委員。 47: ◯伊藤委員長 私からは、この取組指標の実績値について、全般的な話なんですけれども、この部分で先生方の内容が出てこないのが僕は少しひっかかっていて、やはり教育委員会という組織があって、現場という環境があって、今、もろもろテストの話だとかいろいろ子供たちのことに対しては出ているんですけれども、やはり本当に一組織としての役割を考えるんだったら、教育委員会はもっと先生方の取り組みというか、先生方に対してこういうことをやっていますよ、環境こうしていますよ、その辺の質の担保をしていますよ、結果、現場として先生方が子供たちを育てていますよということのほうが、そごというか、幼小中一貫教育を見ても、現場に対して一組織、そして一団として取り組んでいけるようなという形がとれるんじゃないかなと思うんですけど、やはり指標の中であったりだとか、次の授業の中でも、以前はレインボープランの中で、魅力ある先生方を育てようというようなこともあったような気がするんですが、少しそういったことが抜けていることが残念だなと個人的に思うんですけれども、その辺の取り組みが、やっていないことはないと思うので、今後少しこの辺が改善していただければなと思うものですから、少しそこは1点、御答弁いただければと思います。 48: ◯高橋副委員長 金田学校教育課長。 49: ◯金田学校教育課長 ただいまの御指摘に基づいてまた検討してまいりたいと思いますが、先生方の特にやりがいとか取り組みの達成感というのは、子供に対するこういう数値で、今回取組指標にはありませんが、魅力ある学校づくりで、学校が楽しいという子供がどのぐらいの割合でいるかとか、授業に主体的に取り組んでいるという子供はどうなのか。それが伸びているか。こういう数値につきましては、教育委員会でも数値をとっておりますし、各学校では個々の教員のデータをとるなどして、そういうところに結びつけているところでございます。  そういうところで、各学校、あるいは各教員の取り組みの成果という点では満たしているところでございますが、今申し上げました先生方の研修であるとか、また、指導の環境の整備という点につきましても進めてはいるところでございますが、何か指標をつくって経年的にわかるようにというところについても、また検討してまいりたいと思います。 50: ◯高橋副委員長 委員長を交代します。 51: ◯伊藤委員長 寺田委員。 52: ◯寺田委員 いつもこの政策評価を見ますと、全般に係ることを少し申し上げます。  ここで、この取組実現のための主な事業と4で書いてありますね。かなり全体的な政策を実現するための細分化された内容と書いてありますけれども、基本的にはこれを実現すると、大きなこういう実績のほうにつながっていく、そういうような構成だと思うんですね。  これ、少し見て、いつも全体、疑問に思うんですけれども、取組指標と実績値のところの整合性がうまくとれているのかなという感じがするんですね。本当を言えば、これを、目標値を実現するための各施策が右に書いてあるわけですね。ですので、これをある程度きちっとやっていけば、こちらのほうに左につながっていくというような形になるんじゃないかなとは理解するんですけれども、その辺の整合性がもう一つわかりにくくなってきている感じがするわけです。  特に、例えばですけれども、この取組実現のための主な事業、特に今話題になっています英語教育だとか、外国人の指導だとか、いじめだとか、いろいろ今学校で話題になっていることがありますよね。それが、じゃ、こちらのほうに何か反映しておるものがあるかといいますと、具体的には見えないわけですよね。ですので、これは一体どういうことかなという感じがするわけです。  ですので、私、この取組指標をもっと頻繁に変えるべきだと思うんですよね、その都度に。一遍つくってしまうと、その取組指標を何年か、いわゆる企業で私なんかが言う中期計画というのはもちろんあるんですけれども、中期計画というのは全体の方向性をある程度ぶれないようにつくっていく。ただ、それも、やはり場合によっては変えなくちゃならんということがある。ですので、いわゆる年度の指標なんかは毎年変えるわけですよね。5年前につくった取組指標をいつまでも使っているということは余りないわけですよ。もう必要なくなったものはやめる、今、重要なものを載せていく。やはりその中で、今やらなくちゃならないことが何かということをたくさん挙げても、実はなかなかわからんというか、浸透しないわけです。  やはり組織の中でも、これに向かってやっていくんだということになると、その後も、大体五つか六つですよね。多いところで十ぐらい、そんなにないと思うんですけど、少しそういう感じがする中で、具体的にお聞きするのは、例えばここでいう4の中で挙げている英語教育、外国人指導、いじめ、こういった問題がこの左のほうにどういうように反映しているのかなというところがよく見えない部分があるわけですけれども、その辺のところ、どのようにこの計画をつくったときのことなんかを少しお聞かせいただけるとありがたいなと思いましたので、質問させていただきます。 53: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 54: ◯金田学校教育課長 今の御質問にお答え申し上げます。  取組指標につきましては、主に学校教育課分としては、主なものが三つございます。学校教育課としましては、これ以外にも、学校教育課評価として幾つか指標があるわけですが、それが一番まとまったものというか、統合されたものというか、際立ったものとして、個々に行くことがいいのではないかというようなところもあります。  例えば、夢や目標を持つということが非常に人生には大事でありまして、ここに対して4番の主な事業としては、英語力向上事業というのが挙げてございますが、先ほど申しましたように、夢や希望を持つというのは授業改善、授業の中で目標を持つとか達成感を味わうことも大事でありますし、キャリア教育も大事でありますが、今、英語、新しい学習指導要領で教科化されるというところで、ここに力を入れていくというのがいいではないかということで、一つここに挙げているところであります。  また、外国人やいじめにつきましても、取り組みについてもこれまでにも説明してまいりましたが、これ以外について改善を図っていくことで、やはり夢や目標を持つということにもつながるでありましょうし、子供たちが心が豊かに生活できるとか、集団として本当に居心地よく生活できるということが、学力調査の結果にもつながっていくでしょうし、そういうようなつながりは考えているところでございますが、取組指標と施策のつながりがわかりにくいという点については御指摘のとおりでございますので、検討してまいりたいと存じます。 55: ◯伊藤委員長 寺田委員。 56: ◯寺田委員 金田学校教育課長、いろいろ御説明いただきましたので、そういうことだろうと思いますけれども、やはり指標をつくるということは、やはり最終的にここにまとめて上げるということなんで、何をそうなったら重点指標とするかと、これかなり議論が要るところだと思うんですよね。そこのところを、またさっき取組指標の話も、最終的には数値化しないといかんものですから、そういうこともあろうかと思うんですけれども、これが評価、施策とここで取組指標の実績値、ここで取組指標を上げているところの整合性をもっとわかりやすいようにつくっていただきたいなという感じは私はします。  それと、実際数値化できないものってあるわけですよね。いわゆる言語表現でやらないとなかなかわかりにくいものということもありますので、そういったこともいろいろ今工夫されてやっているところもあるんじゃないかなと、このような感じがするわけですけれども、はっきり言いますと、少しわかりにくいというところを私感じますので、いろいろ金田学校教育課長のほうから御説明をお聞きしましたので、特にいろいろなことをもちろんやっていただいているということは重々承知しておりますけれども、こういうところに出してくるときには、少しみんなにもわかりやすいように出していただきたいなと感想を申しますので、特に答弁は結構でございますけれども、お願いしたいと思います。 57: ◯伊藤委員長 それでは、よろしいですかね。  田中委員。 58: ◯田中委員 今、寺田委員から少しその取組指標のことが出ましたけれども、私も少しそんなことを思っていたわけですけれども、例えば取組指標1番から5番ありますけれども、未来に輝く若者の育成と、そういう取り組みの中でいくと、ここの1、2、3番というのは非常に重要なことだなと思うわけです。4番、5番というのは、その中で入れなきゃいけないかもしれませんけれども、直接的に今言った未来に輝く若者の育成について、直接的なことではなくて、もう少し1、2、3に比べると一歩重要度が薄れるのかなというように思ったわけですけれども。  そうすると、1、2、3の指標がそれほど芳しい数字じゃなくて、4、5が100%という中で、最終的にはおおむね順調のB評価になっているということでありますけれども、これは例えば数字でいくと、2.6から幾つとかとありましたよね、先ほど。そういうどの辺の位置にいるのか、おおむね順調だけれどももうぎりぎり下のところにいて順調に入っているのか、いや、Aのほうに移ろうとする上のほうにいるのかというのが非常にわからないということで、ここら辺、最終的にはA、B、C、Dで4段階で示すというのはいいんですけど、そのうちのどの辺でなっているのか。  去年に比べてどれだけ上がっているのかという、そこら辺というのはここの評価の中では少しわかりにくいということで、一つ今回のものは、前回に比べて数値的に言ったら何ポイントになっていてBなのかというようなことがわかったら教えていただきたい。そこら辺のことも何か示せるといいのかなと思っていますけれども、全体としては出ていましたよね。六つの大きい取り組みの中ではたしか点数が出ていたような気がしますけれども、個々のところでそこら辺がわかると、非常に前年に比べてどうなのかなという評価ができるのかなと、そこら辺がわかったら教えてください。 59: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 60: ◯伊藤教育部長 今、田中委員から御質問いただいたのは、総合計画そのもののつくり方と評価の仕方ということで、少し担当課でもってなかなか変えますとかということの話ではないというか、非常に難しいものでございまして、今、袋井市ですと、議会は議決すべきものの中に、昔は、基本構想は議決要件で、基本計画とか取組指標とかというのは報告をして承認ということだったんですけど、基本構想・基本計画ともに議決要件になってきていて、そのときにどういう取組指標でもっていくかとか、そういったこともあって、それで、実は私が企画政策課長のときにこの担当をさせてもらったときに、まさに言われたように、2年たつとやはり取組指標って変わってくるんですよね。重要なものとか、トレンドによって。それで、取組指標の数値を変えることを認めてほしいという話を、この9月市議会の委員会の中で、総務委員会ですけど申し上げさせていただいて、議会としても了としていただいた中で、取組指標の修正というのは少しずつ行われてきております。  そうした中から、今まさに新しい後期基本計画をつくり始めているところですので、そういったことを踏まえて、私もそういった会議も出させていただいておりますので、どういうように評価していくのが一番わかりやすいか、そこのところをまた企画政策課、大河原企画財政部長ともしっかり話をして、それで、後期基本計画の中に生かしながら、また来年度の9月に報告する、ことし1年の取り組みですね。この報告の仕方についても少し相談を申し上げまして、できるだけわかりやすい評価の結果を報告して御意見をいただけるような、そんな形に持っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 61: ◯伊藤委員長 鈴木教育長。 62: ◯鈴木教育長 この評価については、本当に御指摘のとおりでわかりにくいという、言いわけを少しさせていただきたくと、エビデンスに基づくありとあらゆるもの、教育も含めて数値化して成果を図る、PDCAサイクルというのが一般的になって、国の手法も我々もそうなんですけど、インプット、アウトプット、アウトカムという基本的な考え方で進めていると。つまり例えば予算をとる、道路に幾らの予算をとる、何メートルの道路ができましたというのはアウトプットです。その結果、実は渋滞がどれだけなくなったかというのがアウトカム、最終的に。  じゃ、教育のアウトカムが何かといったら、私に言わせると、実は進路希望の実現なんですね。子供たちが15歳で自分の進路に向かってどれだけ出ていけたかというのは、実は最終的な義務教育の段階ではアウトカム、教育の成果として考えていきたいと。ところが、それは個人の満足感で、それが取組指標にふさわしいかどうかというのが問題です。  そうすると、どうしてもどこかでやったことと、それから、最終的な五つでこの評価をしろと言ったときには、物すごく限定的になる。そして、やったことと成果というのがどんどん遠くなっていく。これはもうこの制度、仕組みの中で、ある意味では、これは本当に大事ですから言いわけですけど、わかりにくくなっている。それをどうやって近づけるかということについては、先ほどから申し上げたように工夫させていただく。  この五つの項目は何でこれなんだというお話なんですけど、実は知・徳・体なんです。「知」は学力です。「徳」は、どれだけ徳を積んだかということははかれないので、だから夢を持っているかというところで徳がある。「体」が体力なんです。あとが体力と、それから実は給食なんです。体、先ほど小さいと言いました。だから、おいしいものを食べて体を大きくしようという目標のもとで給食を出しているし、そうした「体」で、あとは環境なんです。我々の責任として、いい環境をつくってあげる。そういう点では、知・徳・体と、それから環境といったものを入れて残したのがこの五つの項目です。  そういう点で、御指摘は本当にそのとおりだと思うんですけれども、じゃ、これを外して別のものにするとなると、漏れていくものも実はたくさんある。その辺が総合計画の中で教育、この後多分、教育委員会の評価で同じ議論を多分いただくんじゃないかなと。教育委員会に絞ってもなかなか、その取組指標とやっていることが100%がすっと結びつくとは限らない。本当に言いわけになって申しわけないですけど、そういう状況の中でこういうシステムが動いているということは御理解いただきたい。 63: ◯伊藤委員長 非常にいい議論であったと思いますので、ただ、この後もう少し丁寧にやりたいと思いますが、委員間討議の場もありますので、そういった場で皆さんぜひ書いてくださいね。よろしくお願いします。  それでは、ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組2については終了といたします。  それでは、続きまして、取組3、教養ゆたかな人づくりについてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  杉山生涯学習課長。 65: ◯杉山生涯学習課長 (省略) 66: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  質疑をお受けしますがいかがでしょうか。  寺田委員。 67: ◯寺田委員 1点、少し細かいところですけれども、取組指標、例えばここの徳育推進協働事業への参加ですけれども、目標値を今度4,000人にしたということで、実績4,196人ということですので100%以上行っているわけですよね。そういったときに何で100%という数字になるのかなと、普通はそうなると、それ以上のことができたので百何%というような評価をしてもいいんじゃないかなと思うわけですね。  全体で同じ、先ほど学校教育課の関係よりも非常にわかりやすいと思うんですね。はっきり言いますと、取組指標というのは何か一つ取り出すしかないわけですよね、いろいろな事業の中で。全部の中でやはり象徴的なこと、これから新しくやらなくちゃいかんこと、ここに注目してほしいよというのをやはり取り出してやっていくと。  そういった意味で、私はある程度わかるというか、わかりやすいところ、そういう形で選んだなと思うわけですけど、それはそういうことで私も納得するところなんですけど、ただ、ここの100%というところ、少しこういう評価をつけるものなのかなというところを少しお聞きしたいと思います。 68: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 69: ◯伊藤教育部長 これにつきましては、全体の考え方として、多分この評価をやるときに、一番よかったものが100%と書いてあるんですけど、実は100点満点というような考え方の中でやっていて、100%を超えたものについては100%という表記をしているということになろうかと思います。  その辺につきましても、今いただいた意見ございますので、どういった表記が一番妥当なのか、どれが一番わかりやすいのかというところで、しっかり議論をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 70: ◯伊藤委員長 寺田委員。 71: ◯寺田委員 やはり成果が出たところは、しっかり成果が出たというところで反映していかないと、なかなか我々としてはわからない部分ができちゃいますので、できたらそういうことをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 72: ◯伊藤委員長 ほかには、いかがでしょうか。  木下委員。 73: ◯木下委員 非常に評価できるかなと私は思っているんですけど、取組指標に関して。  今後の展開方向なんですけど、文化芸術イベントを開催するというところなんですけれども、取組指標のメロープラザとか月見の里学遊館とか、少しだけ83%と達成率が低いんですけれども、私も、ソプラノ歌手とか、そういう高度なものを聞くのは好きなんですけれども、ただやはり落語とか漫才とか、人を呼べるというか、この間袋井体育センターで落語家の方を呼ばれたんですけど、申し込み、少しおくれたらその日にいっぱいになってしまって、申し込みできなかったという状態でした。  やはり文化というのは一つに偏るんじゃなくて、できるだけ広範囲にやるという文化もあったり、いろいろな日本の伝統芸術もありますし、あるいは外国の方が喜べるようなイベントなんかも必要だと思うので、ここら辺のもう少し幅が広い、今まで少し、今度、何か新しいこともされるみたいですけど、ああいうことをどんどんやっていただきたいと思うんですけど、今後の展開方向に関する文化芸術イベントの、どのようなことをされていく予定なのかということをお聞かせいただきたいと思います。 74: ◯伊藤委員長 杉山生涯学習課長。 75: ◯杉山生涯学習課長 木下委員の御質問にお答えいたします。  今後の文化芸術の広げるための手だてという御質問でございます。  今年度、初めて幅広い文化を、いろいろな多くの方たちに知っていただく野外芸術フェスタを開催いたします。来年度につきましても、どのようなイベントができるかにつきましては、指定管理者の事業計画も見ながら話し合っていきたいと考えております。  ただ、木下委員おっしゃるように、文化というのは大変幅広いというのは確かです。歴史から習字から、音楽から、芸術から、もちろん古典落語もそうです。そういったことを多くの方に見ていただくには、文化も幅広いし、人の好みも幅広い、そこをマッチングするというのは幅広くやることが必要と、こういった認識はしておりますので、もう少し検討していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 76: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組3については終了といたします。  続きまして、政策2、健康長寿で暮らしを楽しむまちを目指しますのうち、取組1、生涯しあわせに暮らす健康づくりの推進についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  鈴木健康づくり課長。 78: ◯鈴木健康づくり課長 (省略) 79: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  寺田委員。 80: ◯寺田委員 一つ、取組指標のところですけど、今度新しく特定健診なんかのデータをいろいろ取得して、それを総合的に分析するような、そういう取り組みをいわゆるICTといいますか、そういったことが新しく議論していっているわけでございますので、その辺のところを少し取り組みの中に入れてもらうということはできるのか、お聞きします。 81: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 82: ◯鈴木健康づくり課長 寺田委員の御質問にお答えさせていただきます。  特定健診の結果等のデータ分析ということですが、今後ICTがどういった内容のものをデータ化して、それを袋井市独自で分析をして地域ごとにとか、そういったことは取り入れていきたいと思いますが、まだデータがどういったものが必要かとか、そういったものも研究しながら、今後の施策に取り組めるような取り組みをしていきたいと思います。  ですので、現在すぐにということはなかなか難しいところもあると思いますが、データの内容等、項目等をまず整理しまして、そういった取り組みをしてまいりたいなと思います。 83: ◯伊藤委員長 寺田委員。 84: ◯寺田委員 まず、データの取得をするとということは、既に行動を一つ開始しているわけですよね。ですので、データが集まってからまたいろいろ考えますかということじゃなくて、既にデータを分析することによって、取得ですよね、次につなげたいというか、もう既に実行段階に入っているわけですよ。ですので、今みたいに、たくさん集まったらまた考えますよとか、そういうようなことではなくて、既にそういう問題に新しく着手した今段階に入ったということですので、そういったものをやはり取り組みの中に入れるべきじゃないかと思うんですが、そういうことじゃないですか。 85: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 86: ◯鈴木健康づくり課長 私の受け答えが若干、済みません、勘違いがあったものであれですが、特定健診のデータについては、データとしてうちのほうでも検討はしていますので、ですが、県内のそういった医療費の関係とか、そういったデータは研究をしたりとかしていますが、各地区の自治会単位とか、そういったところがまだできていないので、そういった細かいところも今後は行っていきたいなと思いますので、済みません。やっていないというわけではなくて、もう少し細かくという形のデータ分析を今後はしていきたいと思います。 87: ◯伊藤委員長 寺田委員。 88: ◯寺田委員 今度補正予算化、少しされるんじゃなかったでしたっけ。 89: ◯鈴木健康づくり課長 はい。 90: ◯寺田委員 ということは、これまでの取り組みを細かくやるということじゃなくて、新しいことを始めようとしているわけですよね。ということであれば、新しい取り組みとして、こういうところに入れていくということがやはり、私、いつも思うのは、計画つくりゃそれでいいという問題じゃなくて、不断に見直しをかけていくということが必要。先ほど伊藤教育部長がいろいろ構想、いろいろな中で、議会の承認も得ないかんといろいろ言われましたけれども、必要だったら別に議会の承認にかけてもらってもいいと思うんですよ、私の考えは。  ですので、少なくとも新しいことを今始めようとして、非常に今いいこと、意欲的な、これからの新しいツールを使って市民の健康を分析しようということを始めたということですので、これは新しい取り組みの一つだと私は理解しているわけですけれども、いや、そうじゃないですよということであればあれですけれども、少しそういった意味では、私としては、これからの市民の健康を守っていく上での大事な取り組みが今始まるというような理解をしているわけですけれども、その辺はそういうことと違うんですかね。 91: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 92: ◯鈴木健康づくり課長 大変申しわけございません。取組としてやらないというわけじゃなくて、今寺田委員がおっしゃったように、新しい取組として入れていきたいと思います。 93: ◯伊藤委員長 安形総合健康センター長。 94: ◯安形総合健康センター長 寺田委員がおっしゃるように、健康づくり、今までやってきた、要は専門的なこうした取り組み、経験を糧にして、ICTを活用した健康づくりというものに新たに取り組んでいこうと思いまして、今回、補正案件でもシステムの予算を上程させていただきました。  寺田委員がおっしゃるように、今回、後期の基本計画にきちっと載せていきたいと思っておりますし、今既に持っているデータにつきましても、市民の方にいかに、今市民の健康度がこういう状態でありますが、もっとこういった取り組みができますよと、していただきたいということは、見える化に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 95: ◯伊藤委員長 それでは、ほかにいかがでしょうか。  近藤委員。 96: ◯近藤委員 1点お聞きしたいんですけれども、地域における健康づくりの推進ということで、地域の健康意識向上事業を来年度重点化してやるということなんですが、これ、予算を見ますと、平成30年度の実績、600万円近くあって、それで今年度が3分の1に減って、来年度維持と、重点化して何かやるのについて、もう少し予算的にはふやすような考えになると思うんですが、そこら辺はいかがなんでしょうか。 97: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 98: ◯鈴木健康づくり課長 こちらのほうですが、予算ですが、今年度、地方創生の関係の組み替えをしておりまして、その中で、大変申しわけありません。これ、備品の購入を昨年度しておりまして、その分が減額ということで、予算が減っているというような形になります。  ここの地域健康意識向上事業につきましては、来年度引き続き、出張保健センターを平成30年度から行っておりますので、引き続きそういったことをやって、コミュニティセンターが地域の健康づくりの拠点となるような形でまた推進をしていきたいと思いますし、また、今まで行政主導だったんですが、まちづくり協議会もございますので、そういったところで地域の力もおかりをしながら、市民の皆さんの健康づくりというのを進めていきたいと思っておりますので、そういったところで重点化というところに印をさせていただいております。
    99: ◯伊藤委員長 安形総合健康センター長。 100: ◯安形総合健康センター長 今の補足ですけれども、予算の金額については減額したように見えますけど、昨日も平成30年度決算のときに申し上げたんですけど、全てのコミュニティセンターに血圧計だとかという、そういった地域での健康づくりに生かせるものを購入して備えたというところで、金額的には減額のように見えますけれども、活動としては、今年度、地域に出ていっているということでは活発に行っていると御理解いただきたいと存じます。 101: ◯伊藤委員長 近藤委員。 102: ◯近藤委員 わかりました。  地域で確かにコミセン化して、いろいろな取り組みをしていて、これが地域のそこに住んでいる人たちの健康につながるんだなと思うと、本当にいい取り組みだと思うんですが、ここで重点化する事業というからには、これまでやってきた従来のいろいろな施策以外に新たにこんなことをやりますよというものがあっての重点化なのか、これまでやってきたものをさらに進化させて、もう少し浸透させていく、地域に根づかせていくと、そういうものなのか、私は新たな取り組みの中で、何か地域の人たちの、住民の健康につながるものという施策を考えたんですが、その辺はいかがでしょうか。 103: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 104: ◯鈴木健康づくり課長 近藤委員の御質問にお答えしたいと思います。  先ほど申しましたように、新たに何かというわけではなく、平成30年度から始めております出張保健センター、まず、毎月、そういった市民の方の健康相談や指導の場がコミュニティセンターで行いますというようなことをここ2年間ぐらいで周知を図ってまいりましたので、先ほど申しましたように、また地域のお力をかりてというところで、もう少し地域に浸透をさせて、そこを強く取り組んでいきたいというところで、内容を充実させていくという意味で、重点化というところに印をつけさせていただいています。 105: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組1については終了といたします。  それでは、続きまして、取組2、いきいきと暮らせる健康長寿の推進についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  近藤地域包括ケア推進課長。 107: ◯近藤地域包括ケア推進課長 (省略) 108: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。  寺田委員。 109: ◯寺田委員 取組指標の実績値のほうでございますが、1番、目標値が16.8%に対して、実績値14.9%になっていますよね。ということは、目標値に達成していないと思うんですけど、その辺と、もう一つ、4番、これ、先ほども言ったことも同じでございますが、非常にいい成績を上げているということですけれども、100%ということになっていますけれども、その辺は、本来いえば、これは普通、企業でもそうですけど、成績が上がって、目標100に対してそれ以上の売り上げが上がれば大体百何%と、大抵やるわけですよね。そこのところが100になっている。これじゃ、やっている人も意欲が湧かないし、見ている人も、何だ、普通のことをやっているからこうなっちゃうじゃないかと思うんですよね。少しその辺のところを検討されたとか、そういうところを少しお聞きしたいと思います。 110: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 111: ◯近藤地域包括ケア推進課長 まず、1番の要介護(要支援)の設定者の割合が14.9%へ達成されていないことは何かという……。           〔「されているということか」と呼ぶ者あり〕 112: ◯近藤地域包括ケア推進課長 はい、そうです。これ、割合が低いほど。  あと、認知症サポーターの人数の割合が100%を超えているということにつきましては、先ほど伊藤教育部長からもお話があったように、全体的なことでこういうようにやっているということでございますので、御了解をいただきたいと思います。 113: ◯伊藤委員長 それでは、ほかにいかがでしょう。  木下委員。 114: ◯木下委員 1点だけ、確認させてください。  認知症サポーターの人数なんですけれども、私もそうなんですけれども、行くたびに三つも四つもいただくんですけど、この人数って延べなのか、絶対数なんですか。その辺が少し、行くたびに数字をカウントしていくと数字がかなり上がっていってしまうんですけれども、その辺は、実数の人数だったのか、そこだけ少し頼みます。 115: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 116: ◯近藤地域包括ケア推進課長 1,300人余の人数でございますけれども、平成30年度は74回開催しまして、それぞれの出席していた数の延べ人数でございます。ですので、いろいろな会場でやっておりますので、中には、1年間に同じ方が違う会場というか、違う催しの中で講座を受けたということは可能性としてはございます。 117: ◯伊藤委員長 木下委員。 118: ◯木下委員 私以外の地域で二、三人の方が、私、三つも持っているよという方がいらっしゃるので、ひょっとすると100%を達成できていないのかなという部分もあるので、その辺は、実際の住所、氏名とかその辺で確認できればしていただいて、本当の人数を調べていただくのは、今後お願いしたいというところだと思うんですけど、今後の取り組みに関して少し一言。 119: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 120: ◯近藤地域包括ケア推進課長 ただいまの木下委員の御質問にお答えさせていただきます。  住所、名前まで書いて受講していただくというのは、なかなか難しいかと思います。ただ、性別と年代についてはアンケート等で確認させていただいておりまして、性別と年齢、年代別の受講者数につきましては把握をしているところでございます。 121: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組2については終了といたします。  会議の途中ではあるんですけれども、ここで一時休憩とさせていただきます。11時再開とさせていただきます。                (午前10時46分 休憩)                (午前10時58分 再開) 123: ◯伊藤委員長 済みません。また定刻より前にはなってしまいますが、始めさせていただきたいと思います。  それでは、続きまして、取組3、安心できる地域医療の充実についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  近藤地域包括ケア推進課長。 124: ◯近藤地域包括ケア推進課長 (省略) 125: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  高橋委員。 126: ◯高橋副委員長 取組指標のお達者度なんですけれども、前にも取り上げさせていただいてはいていただいたんですけれども、なかなか、袋井市は健康づくりに一生懸命力を入れているにもかかわらず、周辺に比べても低いというのがどこに問題があるのかなというのが、それだけ袋井市が都市化していて、逆に森町だ、ことしトップの湖西市だというと、そういうところのほうが高いというのがどうも私自身納得できないんですよね。これだけ一生懸命いろいろな健康づくり事業、介護予防運動をやっていながらなかなか向上できないというところで、そこら辺のところで少しどういうように考えているか、どうしたら伸ばせるかというようなことを御説明いただければありがたいと思うんですけど。 127: ◯伊藤委員長 鈴木健康づくり課長。 128: ◯鈴木健康づくり課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  お達者度については、県のほうで算出をしておりまして、介護認定の2以上と、あと、3年間の平均の死亡率、あと国のほうの資料をもとに算出をしておりまして、袋井市につきましては男女とも20位ぐらい、最新では、男性が23位で女性が21位ということで、35市町中ですので、上位という数字ではないです。  算出方法を県のほうにお伺いしたりしましたが、これという回答が、ここが悪いから、だからこの数字だというところまで、そういった細かい分析ができておりませんので、今後は、総合健康センターもできましたので、介護認定、介護予防に努めておりますので、そういった数値も上がってきていますので、そういったところから数値、順位も上がっていくのではないかなと考えておりますが、また、細かい研究もして、そこの原因について、また取り組みで改善をして順位を上げていきたいなと思っております。 129: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 130: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組3については終了といたします。  それでは、引き続きですけれども、取組4、自分らしく暮らせる障がい者支援の推進についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 131: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 132: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けをしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 133: ◯木下委員 2点教えていただきたいんですけど、取組指標の実績値のほうですけれども、3番目の障がい者の法定雇用率を達成している一般企業の割合ということがありますけれども、国なんかでも問題になっている、公共機関、公共施設というか、そういうところの取り組みの達成率とか、その辺は調査されているのかというところですね。  それから、総合評価の中の2番の平成30年度に取り組んだ内容なんですけれども、障がい者優先調達の増加に向けて、学校給食の食材をということなんですけれども、きのう少しやくわりのお話なんかにもあったんですけれども、プロの方が抜けられたので品質が悪くなったというお話も、これなんかも、やはり対策としてそういうプロの方を御紹介して、そこでしっかりした作物をつくっていただいて障がい者優先調達ということを考えることも必要ではないのかと思うんですけれども、その辺の取り組みに関してはいかがでしょうか。 134: ◯伊藤委員長 鈴木しあわせ推進課長。 135: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、御質問、2点ございました。  まず、障がい者の法定雇用率の関係ということで、こちらの雇用率については民間の雇用率ということでございます。官はどうなっているかということでございますけれども、今、官全体の資料は持ってはいないんですが、市としまして、障がい者雇用、こちらはほぼ達成しているという状況で今お聞きしております。  民間の雇用率につきましても、2%から2.2%に上がったということで、実は国、県などは、0.2%上がったことによって、平成29年度から平成30年度、こちらが1%下がっております。国が約4%、県も約4%下がっておるんですが、袋井市については、前年度と比較いたしますと2.4%増ということで、こちらの企業へのいろいろなアプローチとか、ハローワークとか、そういうところでの支援に少し数字のほうが結びついているのかなと考えています。  あと、学校給食、こちらでございます。  こちらにつきましては、今、金額的に全体で約4割ぐらいが袋井市の数字の野菜ということで、あと残りがトイレットペーパー、あとは役務そういうものが大体20%から25%ぐらい、残り15%が、その他もろもろというような状況でございます。  そうすると、全体の中で野菜の占める割合というのは結構大きくなっています。やはり露地野菜でございますので、天候等に影響される、あるいはきのう川村おいしい給食課長が申しましたように、指導員がやめられたりという、木下委員おっしゃるとおり、その辺のノウハウとか継承とかそういうものができなくなれば、そういうことで御支援いただくというのも一つの考えとして、またこちらのほうの支援でも考えていきたいと考えております。  何分野菜でございますので、品質等の管理も難しいと思いますので、これからの課題として考えていきたいと思います。 136: ◯伊藤委員長 木下委員。 137: ◯木下委員 市のほうは達成しているよということで、法定雇用率のところですけれども、ぜひほかの官の雇用の状態も見ていただいて、指導していただくというのは非常にいいかなと思います。先ほどの野菜の件に関しても、ぜひ、前向きの御答弁でしたのでよろしくお願いしたいと思います。 138: ◯伊藤委員長 それでは、ほかにはいかがでしょう。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 139: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組4については終了といたします。  それでは、引き続きですけれども、取組5、親しみやすい市民スポーツの推進の充実についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  渡邊スポーツ推進課長。 140: ◯渡邊スポーツ政策課長 (省略) 141: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。  いかがでしょう。  田中委員。 142: ◯田中委員 市民スポーツの推進ということでありますけれども、今月9月は各地区で運動会が行われる時期でありますけれども、先週、私の住んでいる西地区で運動会がありまして、スポーツ協会の役員の人と少し話をしましたら、今、市内で13か14支部があるわけですけれども、七つしか今体育祭をやっていないという状況であると、今年度ですね。ということを聞きました。  大変スポーツ協会のそれぞれの支部の活動を見ておりましても、ひところのスポーツ好きがスポーツ協会の役員をやって、自分の地元の自治会、あるいは地区のスポーツ推進の旗振り役をやっていたという時代から随分変わってしまって、役員の方もなるべく楽をしようというわけではないんですけれども、積極的に動いてスポーツの推進をしようという人たちが減っているなという印象を受けております。回覧板を流して、そこで一応募集をしましたよということで、自分たちみずから少し、地区あるいは自治会の人たちにそういうことを働きかけるという傾向はなくなってしまっているという状況であります。  それはスポーツに限ったことではないかもしれませんけれども、みんなで一緒に交流するとか、親睦を図るとか、みんなと一緒にスポーツ、汗を流すという傾向が少なくなっていると感じられるわけです。  そうかといって、じゃ、スポーツが低迷しているかというと、そうではなくて、個のスポーツ、個人がやるウオーキングであったり、水泳であったり、そういうスポーツは非常に親しまれているというか、行われているという状況にあります。  そんな中、今、今後、スポーツの推進というか、スポーツを日常化していく、生活化していくという大きな目標を達成していく中で、少し今、状況的に非常に分岐点に来ているなと、過渡期に来ているなと感じるわけですけれども、ここの今後スポーツの推進という広い意味でのスポーツの推進をどのように図っていくか、少し状況をお話しした中で、そこら辺についての感想というか、今後の取り組みについて、意気込みというか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 143: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 144: ◯渡邊スポーツ政策課長 確かに田中委員おっしゃるとおり、地域のスポーツ協会の各支部の取り組みについては、残念ながら年々衰退というか、縮小していく傾向にございます。  スポーツ協会ともいろいろ話をしていく中で、スポーツ協会の競技部という、各競技団体の所属しているスポーツ各部があるんですけれども、各競技部は、卓球にしろ野球にしろ、いろいろな市内で大きな大会を年間数回、何回も開催して、各競技部はすごい活発に活動していると感じております。  ただ、やはり先ほど言ったとおり、地域の支部には、中にはやはり1年間通じて、年間3回、4回と、地区の球技大会とかスポーツ大会をやっている地区もあれば、体育祭もやめてしまったりとか、球技大会すら年に本当に1回とか2回しかやらないというようなところもございます。  今、コミュニティセンターを中心に、ウオーキング大会なども、ウオーキングキャラバンなども地区で行っていただいておりますが、そういうのも、スポーツ協会の各支部が主催となってやっているところも多いと思います。  今回、先ほど田中委員のおっしゃるとおり、個人的なスポーツは活発で、昔と違ってやはりいろいろな選択肢が多くて、いろいろな先ほどの激励金の関係でアイスホッケーをやる子供がいたりとか、ゴルフをやったりとか、競技もすごいたくさんふえてきているんですね。多種多様になってくる中で、やはり市としては、全てをそろえることはできませんけど、なるべく市民の人が気軽にすぐに、いつでもどこでもというフレーズもありますけれども、スポーツができる環境をまず整備していかなければいけないなと、これは、老朽化した施設を長寿命化してきれいにしていくというのももちろん一つですし、今度、新たにできる総合体育館、さわやかアリーナは、今までにない市内のスポーツ施設にはないグレードの高い施設です。近隣の施設と比べても決して引けをとらない、エコパアリーナ等も引けをとらない機能を持っておりますので、こちらを有効的に活用して、また、あそこにはこども広場あるいはカフェも併設して、ふだんスポーツに携わらない方も訪れる、交流の場というような形にもなっておりますので、そういう方もさわやかアリーナに訪れて、スポーツをやっているなというのを見て少し興味を持ってもらって、新たなスポーツをする市民を、あるいはそういうスポーツを広めていくというような活動を、今後も、さわやかアリーナのほうを拠点に進めていきたいと思います。 145: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。  木下委員。
    146: ◯木下委員 今のお話にもあったかもしれないですけど、ある程度競技種目を絞るということは、市民ニーズのあるところだと思います。デカスポテニスなんかは、今開催されていますけど、待ち時間が非常に多くて、そこで新しい方が交流されているようです。  先ほど競技指導者、それからアスリートを育てるとありましたけれども、それもやはり競技をある程度何種目かに絞って、指導者を育成というか、誘致でも構わないです。アスリートを育てるためには指導者が必要だと思うので、その辺をそういう形でされるというのはいかがかなと思うんですけど、その辺に関して御意見をいただきたいのと、もう一点は、今回、袋井B&G海洋センターの改修工事で1万人以上が使っていたということですので、非常に市民にとって重要な施設だったんですが、公共施設マネジメントを今後、ここの袋井B&G海洋センターのみならず、体育館等どういうようにされていくのかということを御意見いただきたいと思います。 147: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 148: ◯渡邊スポーツ政策課長 まず初めに、指導者の育成の御意見だったと思います。  先ほど少し、総合評価のところの取組の中でも申し上げましたが、今年度から多少ですけれども、指導者の育成強化推進事業ということで、まず、指導者不足という声があります。  まず、じゃ、何で指導者が現場で不足しているのかという、やはり生の声を聞いて、じゃ、どういうものを指導者が市に求めているのかということを、今までもしっかり向き合ってヒアリングしたことがありませんでした。  ですので、まずは、市内のいろいろな各種団体の指導者の方にアンケートをいろいろとって、今何が困っているのかと、何が市に求めるのかということを、アンケートをとる。それから、そういう関係団体の指導者の方に集まってもらって、まずは情報交換ですね。縦のつながりでずっと小学校から中学校ということで、例えばですけれども、卓球なんかだと、本当に小学生から中学、高校と指導者もそこから育っていって、ずっと生涯大人になるまでやっていく中で、大人になった時点で、自分たちが教えてもらった団体に入ってまた指導するというような、うまく循環ができている種目とかもあります。  ですので、そういうところと、違う種目の指導者が情報交換をして、いいところは取り入れて、悪いところは見直すというようなまず場を持って、それも1回限りではなくて、定期的にどこが音頭をとるかというと、やはり市とかスポーツ協会ともこれは連携していかなきゃいけませんけれども、連携して、まずはそういう現状をもう少し細かく分析して把握した中で、先ほど言った競技種目を絞るということになります。  実際に、じゃ、自分たちはもう組織の活動の形態が成り立っているからいいよというところもあれば、そういうところを支援してもらいたい、競技に絞って市が取り組んでいくという方法があるかなと思いますので、これにつきましては、また事業を進めていく中で、議会のほうにも状況のほうを御報告させていただきたいと思います。  それから、施設の管理につきましては、今度できるさわやかアリーナもそうですけれども、指定管理者に管理をしていただいているというところの中で、まずは現場で常の管理を徹底して、早期に修繕箇所を発見して、まず、安価で修繕できるところは、早期に発見すれば安価で修繕できることもあります。まずは、そういうことを、日常の維持管理を指定管理者に徹底させていくという指導を行っていくとともに、これは3か年推進計画にも現在、長寿命化について施設の改修計画を載せました。それから、現在作成している個別計画に基づいて、この施設は、じゃ、あと何年使用していくのかと、それに伴って何年使用する、どれぐらいの修繕まではやっていきましょうと、その後のまた統廃合も含めて見据えて、今後の維持管理、修繕等を行っていくというような計画も現在策定しておりますので、その計画に基づいて、今後も適正な施設の管理を行っていきたいと思います。 149: ◯伊藤委員長 それでは、ほかにはいかがでしょうか。  近藤委員。 150: ◯近藤委員 一つお聞きしたいんですけれども、いよいよラグビーワールドカップが始まるわけですけれども、これまでも大きな大会があったわけですね。例えば国内外振り返ってみますと、平成3年にインターハイがありました、男子のソフトボールですけれども。それから、平成11年にワールドカップサッカー、それから平成15年には国体、そして昨年はインターハイの弓道が平成30年度行われました。  また、来年は陸上ということで、大きな大会が内外問わず行われている場所なんですけれども、評価マトリックスで見ますと、そういう機運醸成の取り組みをしているにもかかわらず、いまいちぱっとしないんですね、市民意識が。これ、本来ならば、私、見たときに継続推進のほうで、全体が市民の人たちも意識している、これはラグビーワールドカップだけではないですけど、ただ、それを契機にして何か膨らむものがあるのかなと少し期待をしたんですが、残念な結果です、意識としては。  例えば、こういう今先ほど言いましたような内外の大きな大会のときに、もし評価マトリックスがあるならば、少しやはり経年の変化、大きな大会の前後二、三年、市民の意識がどのように変わっているのかなという、その辺のところを少し分析してみると、過去から何か学べるところがあるのかなというような気がしますが、いずれにしても、平成11年のワールドカップサッカーのときでしたか、平成15年の国体のときでしたか、今、名残として残っているのは袋井南小学校、それから袋井南中学校のマーチングバンド、これは今現在、残って活躍してくれているものですから、遺産としてよかったなと思いますね。  それから、袋井高校のサッカー部なんかも、サッカーワールドカップでだんだん強くなってきて、今は県のエイトぐらいまで入ってくるような力になってきています。そのような何か残すものがこのラグビーワールドカップであるといいなと思うんですが、その辺の意識というか、先ほども言いましたように、スポーツは何もラグビーだけではないですが、そういうものを生かしての市民意識のスポーツ意識の向上、醸成ということを考えたときに、何か生かせるものが、今のところどのように考えられているのか、少しお聞きしたいなと思います。 151: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 152: ◯渡邊スポーツ政策課長 まず初めに、市民の意識の分析という御意見ですけれども、今、袋井市の第3次のスポーツ推進計画が、来年度までの計画がございます。ですので、再来年度に向けて、来年度、ちょうどスポーツに関する大々的な意識調査、アンケートを実施の予定でおりますので、その中に、過去のそういう大会から今回のラグビーワールドカップに関しての意識が、どういうように思ったのかとか、逆に、いや、もっとこんなことをやったほうがいいじゃないかとかというような意見を、そのアンケートで集約して分析して、再来年度の第4次のスポーツ推進計画の中には、せっかくエコパがあって、これからまだ何も決まっていませんけれども、今後、5年、10年先にはまた大きな大会がエコパで開催されることも予想されますので、そういうときのための下準備というか、そういう形の中で計画に向かっていきたいと思います。  それから、レガシーですけれども、今回のラグビーにつきましては、スポーツ協会にタグラグビーの教室をつくっていただきました。現在も活動しておりまして、これをだんだん大きくしていくのがまず一つレガシーかなと。それだけだとどうしてもラグビーだけになりますので、そのほかには、袋井の中には袋井イベントボランティアの会という会があって、これはサッカーワールドカップ、国体のときにできた団体で、なかなかボランティアの方も高齢化して、人の入れかえというのも少ないというような状況の中で、だんだん活動も縮小しているというのは伺っております。スポーツのいろいろな各種イベントのときには、ボランティアに参加していただいております。  今回、ラグビーワールドカップでは、おもてなしサポーターということで、35名のボランティアの方が、この試合4日間、愛野駅前でおもてなしのエリアの中の入場者を迎えるようなボランティアで従事していた方がいらっしゃいます。こういう方を新たな袋井のボランティア、スポーツボランティアですね、スポーツの中でも支えるスポーツというのもありますので、そういう中で支えるスポーツの方を育成というか、育てていくということもレガシーの一つだなと思います。  もちろん、今回のラグビーワールドカップに引き続き、来年は東京オリンピックがありますので、この東京オリンピックもうまく、エコパでは競技がありませんけれども、アイルランドのキャンプを誘致しますので、アイルランドはいろいろな種目で競技の方が来ますので、そういう種目と選手との交流も含めて、何かしらまたラグビーだけではなく、違うスポーツが、市民の意識がスポーツのほうにもっと向くような形の中で取り組んでいきたいと思います。 153: ◯伊藤委員長 近藤委員。 154: ◯近藤委員 ありがとうございました。ぜひそのような機運を盛り上げていきたいと思います。  今お話ありましたように、エコパも既設の施設としてありますし、それからさわやかアリーナができますし、それから広岡河川公園グラウンドには、また改修をしてソフトボール、それからサッカー、野球等もできます。そういうような施設等も充実してきているわけですので、ぜひそれを生かしたまちづくり、地域づくり、地域の活性化、それからまちの活性化、つなげていけるといいなと思いますので、その辺のところを、いろいろなところで啓蒙する意識を持つということが大事かなと思いますのでよろしくお願いします。答弁は結構です。 155: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、取組5については終了といたします。  それでは、続きまして、政策6、市民がいきいきと活躍するまちを目指しますのうち、取組2、多様な文化の創造についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  杉山生涯学習課長。 157: ◯杉山生涯学習課長 (省略) 158: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  何か質疑がありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  寺田委員。 159: ◯寺田委員 取組指標のほうで、一応100%を達成していて、今はC評価というのはどういうものかなと。ある程度、取組指標と評価は連動するというような形をとる必要があるんじゃないのかなと思うんですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。 160: ◯伊藤委員長 杉山生涯学習課長。 161: ◯杉山生涯学習課長 寺田委員の御質問にお答えいたします。  今回の評価をCとした理由につきましては、市民意識調査結果のものを反映しております。重要度が、平成30年は左下の赤のところなんですが、0.03となかなか低い数値になっております。満足度が上がりましたが、重要度、市民の皆様の感じる重要度が大変低く低迷しているということから、評価Cとなっております。  このことについては、より多くの方にまず知っていただくことが重要で、それが市民の皆様にとってかけがえのないもの、なければならないものみたいに意識を感じていただくことが必要と思います。そのための取り組みを今後していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 162: ◯伊藤委員長 寺田委員。 163: ◯寺田委員 基本的には、ここの評価を上げるというのはそれなりにいろいろ考えた中で、これが今の課題を達成するための、一番重要なといいますか、トレンドになるような取組指標として出していたと思うんですよね。ですので、それを選ぶということが実は大変な作業だと思うんですけれども、それを出したことによって、それぞれの職員の皆さんの評価もつながってくるということになるかと思いますので、その辺をしっかり、はっきりとこれ、評価にも関係してくると思うんですよね。我々も企業に行ったときには、やはり評価が、はっきり言いますと自分の成績にも連動してくるというような環境にあるんじゃないかと思うんですよね。ですので、やはりそこでは項目のしっかりすり合わせをして、修正するときであれば修正せにゃいかんし、またそれによってできたかどうかということの条件はつながると。  今言った市民意識調査結果がという御説明もございますけれども、そうであれば別の取組指標をここで今とって評価するということもやはりしていかなきゃいかんと思うんですよね。そうしないと、何か全体が非常にばらばらな印象を与えてしまうんじゃないかということです。また、やっている職員の皆さんも、そういうことによって仕事が正当に評価されたかどうかということもわからないんじゃないかと思うんですよね。  ですので、そこら辺のところを、今はそういう結果になったという御説明でございますので、今後、そういうことをぜひ考えていただかないと、やはり職員のやる気にも直結しますし、そこは少しいわゆる政策評価の真剣味といいますか、そういうものをもう一度上げていくためにも、そういうところを少し工夫いただきたいなと思います。  もし答弁があれば、お願いします。 164: ◯伊藤委員長 杉山生涯学習課長。 165: ◯杉山生涯学習課長 寺田委員の再質問にお答えいたします。  その点については、十分分析して検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 166: ◯伊藤委員長 木下委員。 167: ◯木下委員 私も、評価Cは低いと思っております。満足度がこれだけ上がっているということですので、もともと重要度というのは、市民生活にとって、歴史、こういうところが重要度はもともと高くはないという市民の意識はあると思います。非常に低いと思います。もしも重要度を上げるということであれば、やはり当時の、天皇が私的に来られた最後の場所であるとかということを、市外、全国にアピールして、来ていただいて、観光等を兼ねて来ていただければ、市民の重要度の意識も上がっていくと思いますので、その辺のお考えはどうでしょうか。 168: ◯伊藤委員長 杉山生涯学習課長。 169: ◯杉山生涯学習課長 木下委員の御意見でございますが、やはり中にいるだけ、市内にいるだけではわからないということがありまして、外から来た方に感想を聞くとか、外から来た方の動きというか、そういったものを見る中で気づくことも多いと思いますので、市外の方、県外の方にも広く情報発信して、来ていただけるようにしてまいります。よろしくお願いいたします。                 〔発言する者あり〕 170: ◯伊藤委員長 寺田委員。 171: ◯寺田委員 最終的に、仕事の評価を杉山生涯学習課長のところでは評価しにくいところもあるんじゃないかと思うんですよね。ですので、伊藤教育部長なりの御意見を少し聞かせていただくということでいかがでしょうか。 172: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 173: ◯伊藤教育部長 評価のところで、今杉山生涯学習課長の言っている文化のところについては、なかなか人もふえて、ちょうど昨年は浅羽佐喜太郎の企画展もありましたので、そういったことが言えるのかなと、ここ全体の中の多文化共生というところについて、そこは本当に袋井市、外国人がふえている中で、これはことしの評価というよりも、昨年の評価の中でも一生懸命、外国人がふえている中で多文化共生の計画をつくりながら旗振りをしてきております。  しかしながら、なかなか市民の意識としてそこの重要度、単なる文化ということではなくて、いろいろな多様性のところを認め合うという、そういったところの意識が上がってこないと、なかなかいい評価はつけづらいなというのは、実は議論の中でございました。そういったことから、ここの分野が多様な文化の創造、どちらかというと歴史文化のところできょうは御説明申し上げておりますが、そういった多様性のところと合わさった中で、今回、C評価であったということでございます。  これにつきましても、先ほどお答え申し上げたように、幾つかの部課が重なっての評価になってございますので、改めて市全体の中でどういった評価が妥当であるか、それが職員のやる気につながったりとか、これが直接、人事評価にはないんですけど、目標による管理をやっておりますので、こういったことを実現していくということが職員一人一人の目標設定にもかかわってきますので、そういった大きな全体の中でまた検討させていただきたいと思います。 174: ◯伊藤委員長 よろしいですか。総合的な判断ということで。わかりました。  ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175: ◯伊藤委員長 それでは、他に質疑もございませんので、以上で、取組2については終了といたします。  時間になっていますけど、申しわけないですが、もう一課お願いします。  それでは、取組3、共生社会の確立についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 176: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 177: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 178: ◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、取組3については終了といたします。  以上で、本件については終了といたします。  それでは、これで午前の部を終了とさせていただきまして、午後はまた1時15分から会議を再開したいと思いますので、一応また相談しますけれども、報告事項イ、地方創生第一期「総合戦略」総括と第二期「総合戦略」の基本方針についてになると思いますので、よろしくお願いいたします。                (午後零時01分 休憩)                (午後1時12分 再開) 179: ◯伊藤委員長 それでは、若干定刻よりも早いんですけれども、皆様おそろいということですので、会議を午前中に引き続き再開させていただきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         イ 地方創生第一期「総合戦略」総括と第二期「総合戦略」の基本方針につ           いて 180: ◯伊藤委員長 次に、報告事項イ、地方創生第一期「総合戦略」総括と第二期「総合戦略」の基本方針についてを議題とさせていただきたいと思います。  会議の進め方について少し説明をさせていただきたいんですけれども、まず、山岡市長公室長より全体の報告をしていただきまして、その後、一括して質疑をお受けしたいと思います。また、個別の取組に関する質疑がありますので、そちらについては、今皆さん、資料を見ていただいていると思いますけれども、2─イ─3に各取組の所管課一覧表がありますので、御参考にしていただいて、所管に対して質問をしていただければ、担当の課長から御答弁いただけると思いますのでお願いします。  また、当局の皆さん方に少し申し上げたいんですけれども、課長席が集音マイクから距離が──こちらなんですけど──離れてしまっていますので、答弁の際には大変恐縮ですけれども、少し大きな声でしゃべっていただくと集音マイクで拾いますので、そちらをぜひお願いしたいと思います。  それでは、当局から報告を求めます。  山岡市長公室長。 181: ◯山岡市長公室長 (省略) 182: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。  高橋委員。 183: ◯高橋副委員長 それでは、一般質問の延長の人口ビジョンのところから。  さまざまな取り組みをしてきたということですけれども、成果としてそれが出ているというよりは、どちらかといえば、社会的な状況で結果が出ていると、実際に子育て世代の皆さんは流出がとまらないということなんですよね。そこら辺をどう評価するということなんですけれども、掲げている目標は、そうした子育て世代の皆さんの要望に応えることによって出生率も上がるし、人口も上がるということなんですが、現実にはそこに至らないというところをどう評価するかということについてお伺いをしたいと思います。 184: ◯伊藤委員長 山岡市長公室長。 185: ◯山岡市長公室長 ただいまの人口問題についての御質問についてでございますが、高橋委員が御指摘されましたように、確かに今袋井市の人口は、微増ではございますが伸びております。ただ、これは、やはり外国人の増加による、それが下支えになっているものだと私も認識しております。同時に、おっしゃっていただきましたように、子育て世代の流出、それから若い女性の減少、こういったところが重要な課題であるということは認識しているところでございます。  人口問題におきましては、社会増ということで外国人の増に関しましては、社会増という要因になってくるかと思いますが、やはり安定的にまちの成長のためには、自然増によって人口をふやしていく取り組みが必要になってくるとは認識しておるところでございます。  外国人に関しましても、ここ数年はまだ上昇傾向が続くかもしれないと思っておりますけれども、それは製造出荷額が増加していることもありまして、たくさんつくるからたくさん人が欲しいよということもあり、西部地域全体として外国人がふえている、そういう状況もあろうかと思います。ただ、長い目で見れば、製造業はAIですとか、そういったものの活用で雇用そのものも減ってくると思いますので、そうすれば、いずれ人は減ってくるという可能性も推測されますので、そういった点からは、やはり外国人に頼らない、自然増というところでの人口増加の策を打っていくことが必要かとは認識しているところでございます。  それから、それに伴って、子育て世代の流出というところには我々も課題感を持っているところでございます。将来的に安定した人口構成にしていくためには、やはり若い方に子供を生んでいただいて、途中で出ていくことがあったとしても、やはりまたこちらのほう袋井で子供を産んでいただいて子供を育てていく、そういう取り組みが必要かなと思いますので、そうした点では、人口問題はとても息の長い存在かなと認識しているところでございます。  若い世帯なんですが、例えば袋井において、子育て世代が出ていってしまうといった要因もあるんですが、それだけでは一概には言えないと思うんですが、転出超過の要因としましては、先ごろ住宅フェアですとか、創生会議の御意見、子育て世代の聞き取りなんかからもお聞きした意見によりますと、一概に、要因の一つということでありますが、皆さん、総じて袋井のことが好きで、袋井も好きだしということはおっしゃっていただきましたが、子育て施策をもっと手厚くしていただいてという御意見も頂戴しておりますが、それぞれのライフステージにおける条件がかなえばそのまま住み続けるんだけれども、就学期に合わせて、例えば、一般的に、袋井市に少し若い、子供を持つ前の方といいますか、単身ですとか、結婚した当初の2人世帯といった方向けの、もう少しコンパクトな住宅が多いという住宅事情もございます。それが、少しお子さんが大きくなるにつれて、お部屋が大きな住居を求めたりとか、そういうところでもって、少し条件がかなわないというところで、どうしても絶対数のキャパが大きい磐田市ですとか掛川市とか、お隣に少し流れていくという傾向がうかがえるように、それは要因の一つであるとは思いますけれども、そういった状況も課題感としては持っているところでございまして、決して、皆さん、袋井に条件が合えば、袋井が嫌だとかそういうことではなく、隣町でも、言ってしまえばどこでもいいという、条件がかなうものがあればここに住み続けたいというお気持ちは持っていただいているというお声はいただいていますので、そこら辺の御意見は受けとめながら、ここに効く施策を次の戦略に向けて持っていくことが必要かなと思っております。 186: ◯伊藤委員長 高橋委員。 187: ◯高橋副委員長 ありがとうございました。  袋井の努力を認めないということではなくて、そのベースにある社会的条件、先ほど経済的な問題が、外国人の問題もあるんですけれども、雇用状況というのが非常に大きく左右していると思うんですよね。この袋井には、結局、大学に行ったときにそのまま行って、専門的なところに、事業でもそういうところに就職するというのもありますけれども、女性が就労できるようなものというのは、やはり製造業中心なものですから、商業的なものとかサービス業的なものがやはり少ないというということで、総体的に、適齢期の世代の女性が少ないんですよね。そうするとどうしても、そういうところでなかなか戻ってこられないという、結婚できないという状況なんかもあって。  この解決というのは、戦略は戦略で個々の自治体ごとの戦略なんですけれども、やはり近隣市町が協力して産業づくりなんかというのは今、各自治体ごとに取り組んでいるんですけど、実際に袋井市に居住している皆さんは磐田市の大企業とか、そういう人たちが多いわけです、現実居住するところの。仕事と居住って同じ地域であるという必要はなくて、そういう点では自治体戦略の一つの欠陥は、そういうところに地域連携で協働的に問題解決をしていく。そういうことが私は必要じゃないかなと常々考えております。
     子育ての政策自体は、競い合うことは重要なんですけれども、それもそれで一つのほうが頑張ったからそっちに流れるということじゃなくて、やはり地域を挙げて水準をそろえていくと、需要があればそれにきちっと応えていくというような体制をつくっていくということで定着をしていくんじゃないかなと私は考えていますので、私の考えはそうなんですけれども、そういう点でもっと総合的な考え方が必要じゃないかなというような気持ちを持っておりますので、私の所感ですけれども、御意見があればお聞きをしたいと思います。 188: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 189: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  例えば、本日の資料で14ページをごらんいただければと思いますけれども、やらまいかREPORT2019に出てきます各指標の中で、一つ、女性の活躍の指標として、女性の労働力率を示してございます。平成22年度の比較で恐縮でございますが、地方創生が立ち上がってからM字カーブも回復してきている。これは、全国的に回復してきているかというと、やはり働く場所があるというものが全国津々浦々あるわけではなくて、地方創生の総合戦略の第1期は、まずは仕事を起点として、地方で仕事が人を呼び、その人が集まることによってまちが活性化していくという基本の戦略を全国で打ってきた。この地域においては、先ほど高橋委員のお話がございましたように、アベノミクスの影響を受けまして、それを追い風に産業が活発になり、外国人の労働者であったり、女性の人手不足に伴う活躍機会として、女性の活躍シーンもふえてきているという認識をしてございます。  一方で、創生会議においても同様、高橋委員御指摘の御意見をいただいてございまして、働く場所の量は一定程度あるんだけれども、女性が本当に望んでいる働き方であったりとか、働きたい仕事というものがこの地域に充足しているかというと、やはり、これは大都市圏におけるサービス業を中心とした業種業態においては引けをとるねという御意見をいただいてございますので、今後においては、起業、創業も含めて、自分たちの働き方や働きたい仕事を応援していく仕組みというものも、若者がこの地域で魅力ある暮らしをし続けていくための大切な支援策だと考えてございます。 190: ◯伊藤委員長 木下委員、どうぞ。 191: ◯木下委員 個別になってしまいますけど、33ページで、世界で戦える農産物とビジネスモデルの確立というところで、お茶の海外輸出量というところがあって、目標値がかなり大きく修正されているようなところがあるんですけど、生産者の意識とお茶の輸出というのはかなり乖離しているんですけど、全体的な、お茶だけではないのかもしれないですけど、生産者と、それから市がやろうとする戦略とのマッチングというか、その辺はどのように考えていらっしゃるのかなというのが1点と、もう一点だけ、その前段階で、その前に、31ページ、耕作放棄地解消面積というのは割といい評価になっているんですけど、少し、地元で実感がないんですけれども、その辺の総合評点4点というのもあるんですけど、その辺はどうかなというところがあって、いかがでしょう。 192: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 193: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 木下委員の御質問に、お茶と耕作放棄地の御質問をいただいてございます。  所管委員会、建設経済委員会でございますので、詳しくは担当者のほうにもお伝えしておきたいと思いますけれども、我々が把握しています、まずお茶に関しては、絶対的な消費量が非常に苦戦してございます。ペットボトルを中心とした二番茶以降のお茶というものの消費は拡大しているものの、一番茶を中心とした贈答品分というところが非常に苦戦しているという認識でございます。  一方で、海外を中心としたところでは、てん茶を含め抹茶類のものについては需要がふえているというところで、今我々のほうで農政課、もしくは茶の生産者とともにコミュニケーションを図っているのは、まさにマーケットインをした産地づくりということが重要であって、したがって、首都圏を中心にした消費が今どういう形でトレンドが動いているのかということを、生産者がじかに個店に立って、お客さんと会話をしてみる機会も、今、お茶振興協議会を中心に御努力いただいていますので、こういった中からの気づきが生産者のお茶づくりに生かされていけることが重要ではないかなと考えてございます。  一方、耕作放棄地についてでございますけれども、こちらも言葉のとおり、耕作を放棄してしまった土地の面積を減らしていこうという取り組みでございまして、農地・水環境保全事業を中心として地域で取り組みをいただきまして、いわゆる耕作は常にはできていないんだけれども、草刈りや土地の管理をして保全をしている状態まで改善しているというものが耕作放棄地から一歩抜け出したと、そこをしっかりした耕作地にしていくためには、農地の集約等の手続がまだ必要になってくるんですけれども、今の段階ではステップを1段階より戻してきたと、農地に戻してきた事業が耕作放棄地から少し解消されたという認識でございます。 194: ◯伊藤委員長 木下委員。 195: ◯木下委員 耕作放棄地の、ということは、それは担当課のほうでないとわからないかもしれないけど、草刈り等の、いわゆる周りに迷惑がかからないような状態に、例えば耕作している人に対して水利とか、水の管理とかということまである程度できているという感覚でこの評価になっているのかなという感覚なんですけど、そういうことで、地元ではあれが見えていないものですから、どこがそういうようにされているのかなと、それは担当課へ確認しますけど、そういう評価になっているところを見ると、かなり多くのところで、そういうところが解消されているのかなと思うんですけど、大体どの辺がということはわからないですよね。いいです、結構です。 196: ◯伊藤委員長 申しわけないです。  まず、冒頭で少し伝えさせていただいたんですけれども、せっかく後ろにも所管の課長たちがおられますので、できれば所管のところでこの場では質問していただけると会議の趣旨には沿うかなと思いますので、お願いしたいと思います。  ほかにはいかがでしょうか。  田中委員。 197: ◯田中委員 私は、合計特殊出生率の上昇というか、その点に、すごく上げなくちゃいけないんじゃないかということを思っているわけですけれども、一つのこと、そういうことを挙げると、そうするためには、こういうことがあるよ、こういうことがあります、どんどん広がっていくという問題がありまして、じゃ、若い人たちに袋井市に来てもらうためには、住みついてもらうためには雇用が必要だよと、あるいは子育ての環境が必要だよ、そういうことはもちろん大事でやっていかなくちゃいけないんですけど、今そのことについては、山岡市長公室長のほうからるる説明があって、なかなか息の長いことでもあるから、取り組んではいくけれどもすぐには成果が出ないかもしれないということでありました。そのとおりだと思います。  ただ、私が1点、合計特殊出生率が一時、最初は多分1.8ぐらいあったのが、だんだん下がってきて1.六幾つまで下がって、また1.79になってきたよということでありましたけれども、これはもともと高い位置にいますので、私は1.8、1.9とかって上げられる素地があるのかなと思っております。それで、上げるためには、やはりもっと早く結婚してもらって、年代を、若いうちに結婚していただかないと、結局30代を過ぎてからだと1人とか、せいぜい2人しか生めないという状況になるわけでありますので、結婚するのも早い年齢というか、そうするために、私は婚活をやはりやるべきじゃないかなと思っております。  今、社会福祉協議会でそういうことはやっておりますけれども、やはり男女が知り合える機会が少ないよというのも統計的に出ておりまして、なかなかそういうチャンスがないんだと、そういうチャンスがないというのはなぜだというと、賃金が低くてなかなか結婚まで踏み切れないんだとかいろいろありますので、さっきの話じゃないですけど、また雇用とか、そういう問題に戻ってしまいますけれども、とにかく若い女性、あるいは男性を早く結婚させるような、そういう市でもって婚活のイベントを積極的にやっていただくというのは大事じゃないかなと私は思うわけですけれども、そこら辺のところ、民間に任せるのではなく、市そのものが少しこの問題を真剣に取り組んで、そういうところに第一歩を踏み出すというようなことはどのようにお考えなのか、これは担当課なのかわかりませんけれども、お答えを少しお聞かせいただきたいなと思っております。 198: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 199: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 田中委員の御質問にお答え申し上げます。  婚活のイベントを市で実施すべきではないかという御質問だと思いますけれども、今御説明いただきましたように、結婚に至る環境をどうつくるのかということと、それから人と出会う機会をどうつくるのかということは同時に進めていかないと、結婚にまでなかなかゴールにたどり着けないという認識は共通の認識でございます。  他方、我々の行政経営資源、財政の問題、それから人件費の問題も含めまして、最終的には自然増加していくための施策として結婚年齢をできるだけ早くして、そして、2人目、3人目を育てていけるような安心した生活というものをどう受け継いでいくのか、それは将来の不安を払拭するということも含めてになりますですが、これをしていく総合的な対策をするのが総合戦略のやるべき施策だと考えてございます。その中で、婚活イベントを含めた主体、それから適性につきましては、今後の第2期総合戦略の中で議論してまいりたいと考えてございますが、現時点におきましては、袋井市の行政内部において、婚活イベントを得意としていく部隊の形成ができていないところから、民間事業者を中心とした婚活イベントの機会を地域の皆様に御案内しているというのが現状でございます。 200: ◯伊藤委員長 田中委員。 201: ◯田中委員 まず、行政の市役所関係とか、病院とか、あるいは消防とか、保育園とかいろいろ、市役所本体じゃなくて、行政の方がみえますので、そういうところから少しやってみるとか、何か一歩踏み出してもらいたいなと。民間で、確かにそういうものをやっておりますけれども、なかなかお金もかかったり、いろいろしますので、あるいは制限が多かったりしますので、まず行政に関係するところでそういうことをやってもらって、全体に普及したらどうかなと考えるわけですけれども、そこら辺、一歩踏み出すというところをぜひやっていただきたいなと強く思っております。 202: ◯伊藤委員長 答弁はいいですか。  ほかにはいかがでしょう。  寺田委員。 203: ◯寺田委員 おかげさまで、袋井市は人口増加しています。どうして人口が増加しているかといういろいろな分析はされていると思いますけれども、この分析をもう少し細かくやってもらう必要があるんじゃないかと思います。  といいますのは、働き盛りが出ていってしまいます、またこちらにいろいろ転出される方もいらっしゃるわけです。そういう中で、単なる数字だけではなくて、それがどのような原因でという、もっと詳しく調べる必要があるんじゃないかなと。例えば住宅が安いだとか、働き盛りがあるとか、あるいは教育の環境が整っているとか、少し変な話ですけど、今人口が増加しているのは山の地域ですね、北地区がはっきり伸びているわけですね。ですので、まず、どうして伸びているのか、そこは何となくわかっていますよ。外国人が来ていますよと、あるいは住宅が安いからですよとか、あるいはまた子育ての環境がいいということになるでしょう。でも、そこのところはやはり強みなものですから、ここのところはもう少ししっかり分析しないといかんのじゃないのかなという感じがします。  大体はわかっていますけれども、じゃ、私が言いますのは、転出しているんだったら、仕事なのか、じゃ、どこの仕事場なのか、あるいはここだったら何でここが魅力があったのか、少なくとも追跡調査するぐらいのことをしてもいいんじゃないのかなと私は思います。  それから、窓口で入ってくる人、出ていく人ももちろんいると思いますので、その窓口で聞けるということは聞けると思うんですよね。そういう中、袋井市の強みは一体何なのかということをもっと分析すると、大体じゃなくて、もっとしっかりと細かいところまでやっぱり分析をしていただきたいなと思います。  そうなりますと、いろいろある程度見えてくるものもあると思うんですよね。じゃ、学校の教育環境はしっかり整っているんですかとか、あるいは外国人が袋井市に来ているけど一体どういう理由なんですかと、国別によっても、例えば、今、ブラジルとベトナムが一番多いわけですか、それは一体どういうことですかと。そういうことをもっと踏み込んで調査をしないと、やはりいろいろ見えてこないんじゃないかなという感じはしますので、今のまずは現状分析をもっとしっかりするのが必要じゃないのかなということが1点思います。  それともう一つは、やはりこの袋井市の強みというもの、何が強いのかというところ、そこはもう少しやってもいいんじゃないのかなと私は思います。もちろん新しいITとか、AIとかいろいろな人工知能という問題もありますけれども、まず袋井市の強みは何ですかというところ、これを例えば交通機関もあるでしょうし、地理的な条件もあるでしょう。また、気候とか、あるいはそれでいろいろ分析があると思うんですけど、やはり、これをもう少し分析をしてやるということが、どういうことを市内でやっていけばいいのかという、いわゆる特徴、あるものをもっと生かすというか、外からすぐ探してきていいものを見てくるんじゃなくて、まずはうちにあるものをもっとしっかり見ていくということを私はやったほうがいいんじゃないのかなと思います。  それから、農業なんかも、実は農家の皆さんは必死になっていろいろ考えているわけですよね。お茶なんかも新しいのをつくろうとしている、あるいはまた、温室のあいているところにはパクチーをつくったり、あるいはまた耕作放棄地で、田んぼでお米ができないところは、今レンコンをつくって新しい産地化をしていると。そういう、中のほうで見ていると、外から物を見て、市のほうに何か適用するというような感じはするんですけれども、実際に働いている人はもっと必死になって考えているわけですよ。自分の経済のことですから。そういうところをもっと行って、やはりどういうことをやっているのかと、一般的にお茶の輸出がどうだとか、そういうことで統計的なものをやると、それは大事かもしれませんけど、そう簡単に、外に行ってそんなに売れるものじゃないと思うんですよ、海外に行って。お茶なんかも今、産地間の競争を物すごくやっていますよね。愛知県西尾市だったら、抹茶の生産地といえば結構伸びているわけですよ。あるいはいろいろ特殊なお茶もつくったりしてやっているわけですね。ですので、統計も一般的な統計じゃなくて、そういうところに、もう少し細かいものを分析していただきたいというのがあります。  それと、最後もう一点、やはり今、関係人口、こういうことを言っていますけれども、やはりそれも一般的に関係人口といって何かわかっているんじゃなくて、もっと詳しくいろいろ調べるということが、私は必要じゃないかなと思います。いろいろ市内にも、実は、私の個人的な体験で申しわけないんですけれども、少しこの間、ベトナムの子供たちが来たものですから、いろいろ見せて歩いたんですけど、やはりいろいろすばらしいものがあるというところが、我々自身も知らなかったことを発見するわけですよね。ですので、まず、そういったところで、関係人口のことを考えるにも、よそのものを探してくるんじゃなくて、まずあるものをしっかり探していくと、観光じゃないですが、あるものに磨きをかけろと言っていますけど、そういったところに少し目を落としてもらって、もっと地に足をつけた戦略を僕は考えてもらいたいと、そういうことも思うものですからね。余り外へ行かずに、中のほうでいろいろ対策を立ててもらいたい。それにはもっと現状分析をしっかりやってもらいたいという気はしています。 204: ◯伊藤委員長 所管外の部分もあるものですから少しあれですけれども、答えられる部分で御答弁いただければと思いますけれども。  山岡市長公室長。 205: ◯山岡市長公室長 それでは、幾つかの御質問を頂戴しましたが、私のほうから、転入転出の分析といいますか、そういったところの部分についてお答え申し上げたいと思います。  寺田委員のほうから御指摘ありましたように、転入出の原因について、少ししっかり分析もしていく必要があろうかという御指摘だったかと思いますが、ことしの3月1日から4月30日の春先の一番転入出が多い時期になりますけれども、この時期に県で、市町を対象に転入出のアンケート、窓口のそれこそ転入出者へのアンケートを実施しております。私どももそのアンケートのほうに協力しておりまして、まだ統一された、県のほうからの分析されたようなものは皆様に御報告できるような形ではないんですが、市独自でこの部分について抽出してざっくりと結果のほうをまとめてみました結果で見ますと、春先ということで、どうしても移動者については30代以下の若者が8割を占めているというような状況も見受けられました。それから、10代の移動は、そうはいっても10代の移動は1割程度ということで、学生というのは住所を残したまま移動されることが多いのかなと考えております。  それから、その時期においても転入転出、転居を比べてみますと、全体としては転入、入りのニーズのほうが多かった状況が出ております。それから、転入元、どこから入ってきたかというところを少し見てみましたが、それも転入者の6割が県内からという状況でして、そのうちの7割が磐田ですとか、掛川、お隣近所の近隣市町からという転入でしたので、大規模な転勤といったような移動よりも、少し近場での、何かしら住宅事情ですとか、そういったことでの移動が多かったかなと推測しております。  それから、転入者の年齢、そういったところですけれども、転入者は20代が圧倒的に多くございまして、就職や転職を新たに、それから30代では住宅の都合、40代では転勤というような理由が多くございました。  転出先の状況としましては、転出してもやはり県内に転出している傾向が多く、ほとんどは、7割がやはり転出についても近隣市町への移動と数字が上がってまいりました。残りはお隣の愛知県ですとか首都圏、そういったところへの移動が多いということで、このあたりは学生ですとか、そういったところが多いかなと見ておるところでございます。  転出者の約7割が20代から40代ということで、そのうちの理由の多くが、20代が就職、転職、それから、30代もやはり就職、転職、40代になりますと住宅の都合という、この理由が一番多くなったことがあります。先ほども申し上げましたように、子供の就学時に合わせて住居を求めてというような傾向がうかがえるのかなと考えております。  市内の転居につきましては、ほとんどが30代を中心としたファミリー層でありましたので、かなう住宅の物件があって、市内の中での転居をされたものだと見ておりますが、さらに、その年齢のところを少しピックアップしますと、子育て世代につきましては、住宅都合というところがやはり多かったように思いますので、それから、若い夫婦といいますか、20代の前半ですとか、30代ぐらいまでの方は、結婚を機に本市へ転入してということも出てまいりましたので、やはりそれも少し、単身世帯ですとか、子供を持つ前の御夫婦向けのそういった住宅物件が多いという状況も影響しているのかなと推察しております。  春先の転入転出の状況につきましては、そのような形で数字がとれておりますが、全体の大きなところにつきましては、引き続き少し調査を進めていく必要があろうかとは思っております。  それから、関係人口のところでございますが、なかなかやはり、もちろん定住につなげるような取り組みも進めてまいりますが、国のほうにおきましても、関係人口というところの、かかわりを多く持っていただく人口をつくっていく施策をとることが必要だということで、重要な視点として今回も示されております。  また、袋井を知っていただいて愛着を持っていただくことで、将来的に袋井のほうに住んでいただける定住人口になるという可能性を秘めていると思いますので、そういった点では、引き続きふるさと納税ですとか、観光というような視点の取り組み、それから姉妹都市交流、そういった都市間交流のさらなる推進ですとか、それから今、高校も、少しキーワードにした人づくり、人材育成をしていくように指針が示されているわけなんですが、確かに東京交流会などにおきましても、同窓生とか同級生という、そういったところの御縁でもっての広がりも感じているところでございますし、高校生というのは袋井だけでなくて、近隣の市町からそこの地へ、ある程度3年間とか、思春期の大事な時期を過ごされる期間ということもありますので、そういったところでもって地域への愛着心ですとか、そういったもの、ふるさと教育みたいなものをしっかり打っていくことで、この土地を離れてもふるさとへの思いを残して、何らかの形でかかわっていただけるように、そういった取り組みを進めていくことは次期戦略においては大事と思っておりますので、引き続きそういった視点を視野に入れながら、次期戦略を打ち立ててまいりたいと思っております。 206: ◯伊藤委員長 寺田委員。 207: ◯寺田委員 いろいろありがとうございます。  少し、今の御答弁、非常に示唆に富んで、いろいろ分析だと思うんですけれども、例えば、私、一つ言いたいのは、住宅の関係で出ていっていますよということが一つ挙げられるということです。じゃ、住宅だったら、どうして出ていってしまうんですかと、袋井だって住宅はたくさんありますよ。だけど、何でほかのところに行くんですかというところの分析、それは袋井の住宅が高いのか、あるいは適当な場所がないのか、あるいはまた子供の教育にとって余り適切でないのか、そういうところをもう少し突っ込んでやらないと、実際、じゃ、どうして出ていってしまうんですかという分析ができないと私は思うわけですよね。ですので、これは市長公室だけで全部できるものじゃないと思うんですけど、もう少し突っ込んだいろいろ分析をしていかないと、数字だけわかっても、それも大事なことですけれども、数字の背後にあるものをもっと分析していただきたいなと思います。  同じようなことで、外国人の定住の問題もそうですけれども、実際、今、袋井には外国人の方が結構、4,000人以上いるわけですよね。どうして袋井にいるのかというところ、あるいはまた、はっきり言って、ここが気に入って袋井にいるのかということだってあると思うんですよね。今後も定住していく気持ちがあるのかどうかとかいう確認も含めて。  私、もう少し個々の事情に踏み込んだところでいろいろ分析していただくと、いろいろなことが見えてくることもあるんじゃないのかなと。やはり、もっと住宅をこういうことをせにゃいかんじゃないかと思うんですね。あるいは、袋井の教育にはここが足りないよということが出るんじゃないかなと思うんですね。少し分析の中で、そういうことを少し戦略の中でやっていただきたいという気持ちがあったものですからお伺いいたします。 208: ◯伊藤委員長 答弁、どうしますか。じゃ、答弁があるなら受けます。  鈴木市長公室総合戦略室長。 209: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 寺田委員の御質問にお答え申し上げます。  人口の増加の要因とか、それから転出のことに対してもう少し、単に統計的なデータだけではなくて、きちっとした分析をもう少し深掘りしたほうがいいのではないかという御指摘だったと思います。前回もそのような御指摘をいただいておりまして、手前どもといたしましては、去る8月に、エコパで住宅フェスティバルと子育てフェアがございました。両日2日間で1,800組ぐらいの来場者がございます。伊豆地域から、西は浜松から来ています。ここでは、単に袋井の市民だけではなくて、近隣市町の市民も含めて、袋井のそれぞれのまちの住宅事情等についてのヒアリングをしてございます。  総括して申し上げれば、袋井の土地を選んでいる、袋井に住んでいる若者の大半は、借家に住んでいます。その方々がなぜ袋井を選んだかという理由の多くは、袋井は、職場や学校、ふだんよく使うスーパーなどがほどよい距離に整っていて、家族みんなに優しいと、つまりお父さんだけに優しいとか子供だけに優しいんじゃなくて、家族みんなに優しいものがバランスよくとれている地域なんだという認識が、若い方々に多くあるということでございます。  他方、先ほど申し上げましたように、地域にある物件を見てみましても、ほとんどが住宅メーカーの営業マンですとか、それから、金融機関の住宅の貸し付けをしている担当者とヒアリングしてございます。こちらに関しては、袋井の子育て施策や袋井の施策に対しての不満というものはほぼほぼ聞かれていないと我々は報告を受けてございます。  一方、では、なぜ近隣市町へ移り住んでいくのかということになりますと、現在、市内の転居もしくは市外転居をしていくときには、借家から物件の広さを中心としたところへの手狭感が、物件探しの最初のきっかけになっています。それは、一人一人のお部屋が欲しくなってくるようなお子さんの成長とともにそういったものが出てきたり、自分の住宅ローンの返済の期間の計画の人生設計をしていく中でのタイミングということになります。  そういった意味で、二つ目には経済的な要因として、親の土地の提供であったり、住宅資金の提供、これは同居であったり近居みたいなことが一方では条件になっているのかもしれませんが、そういった経済的な要因、さらには、もう一つは子育てをしていくお母様たちが、今先ほど申し上げましたように、共働きをしてございまして、幼稚園や保育園の送迎を含めた、自分が働いてきちっと所得を得て子供を養っていく、教育にきちっとお金を投資していく、自分の暮らしたい暮らしを実現するためには子育てと仕事の両立をしていくに当たって、親御の子育てに関するサポートをどこだったらしていただけるのかと、これが住宅を決めていく上で非常に重要だということを伺っておりまして、そういう意味では、支援関係が強かったところで、もともと20代のときに掛川市から袋井に住んで、この地で暮らしているんだけれども、いま一歩次のライフステージに上がったときには親の支援が必要だという形で、親元に戻っていく、引き潮的な動きというものがある。  県内のほうを見てみますと、東部等については、首都圏を中心にかなり転出超過で、静岡県人口は御存じのとおり減少が進んでございますが、中東遠に関しては、この圏域の中でお仕事もあり、暮らしも大きく変えることなく移り住んでいるということで、先ほど寺田委員から御質問ありましたように、協調していくところは協調し、競争するなら競争するというような形で、地域である程度の人数を確保していくという視点も必要かなと思っています。 210: ◯伊藤委員長 寺田委員。 211: ◯寺田委員 ありがとうございました。いろいろと分析していただいてということですので、要は、これをどう政策に生かしていくかということが、すなわち総合戦略になるかと思いますので、その辺のところをぜひ、今回の総合戦略の中に生かしていただきますようにお願いしたいと思います。 212: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  近藤委員。 213: ◯近藤委員 長くなって恐縮ですけれども、今お話をいただきまして、第2期の総合戦略に入るということですけれども、地方の人口ビジョンから始まったのが増田レポートですよね。その増田レポートによれば、ある程度、2040年ぐらいまでのところの中からその話が出てきているということで、私も先般、一般質問の中で、2040年からのバックキャスティングをしなきゃいけないじゃないかということを言いました。まち・ひと・しごと創生の長期ビジョンで総合戦略をつくっていくわけですけれども、そうしたときに、袋井の第2期、つまり、これは2020年から2025年の5年間ですけれども、そこの中に2040年をにらんだ、そういうことを考えての何か施策というか、これは明らかに意識しているというところは含まれているのかいないのか、含まれるものなのか、ないものなのか、そこを少しお聞きしたいと思います。 214: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 215: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  今回、国、県、市ともに地方創生総合戦略を策定するに当たりまして、策定方針が国からも示されてございます。近藤委員御指摘のとおり、平成27年に策定いたしました人口ビジョンに対して、現在の近況数字を反映した上で、総人口ビジョンの点検を行うべきということでございます。  今議会におきましては、総務委員会にて人口ビジョンの点検結果について御報告をさせていただいているところでございますけれども、人口は緩やかに伸びているものの、人口推計に与える社会的な要因とか、人の生き死にの自然増減の環境に関しては大幅な変化がないものですから、2060年の人口ビジョン、いわゆる人口8万人を確保していく、その大きなトレンドは変更せずに人口8万人を目指していくという基本的な方針を今回御報告させていただいてございます。  一方で、あの時代から5年たって、何が変わってきたかといったことを含めた、人口変化が与える地域への影響分析についてもあわせて点検をしてございまして、市民生活に与える影響から、産業に関する分野に関する影響まで、庁内の関係部局はもとより、市内におきます市中銀行の支店長とヒアリングをしたり、袋井商工会議所の部会の皆さんと意見交換をしながら、人口が今後減っていくことに対して、地域はどういう影響を与えるのかということを皆さんと共通認識していこうという作業を進めてございまして、大きく変わった点を1点だけ申し上げれば、平成27年当時は、人口が減少していくことによってまちが消滅していくのではないかといった、どちらかというと、これまでの行政計画になかった、下降、人口が減っていくトレンドに対する危機感を共有し、その対策を長期的に打っていこうというところがスタートでございましたけれども、昨今は、AIやIoTを初め、新しい技術の力をかりて、社会的な問題を解決していく明るい道を片方に置きながら、人口問題に対して取り組んでいくべきではないかということが、今、国とともに我々が考えているところでございまして、技術革新を含めた社会のありようを一緒に描くのが次の総合戦略だと認識してございます。 216: ◯伊藤委員長 近藤委員。 217: ◯近藤委員 今鈴木市長公室総合戦略室長から話がありましたように、人口だけのことではなくて、やはり、何となくそうやって考えていくと、じり貧的な、少しマイナスイメージ、そして暗っぽくなるような話になってしまうんですが、明るく捉え、明るくというわけにはいきませんけれども、捉え方として、2015年から2019年までの地方創生の柱というのは、一つは情報、それから人材、それから財政、それぞれの支援だったと思うんですね。それは今回、次回の第2期でも同じように継続をして充実させ、そして強化していくということなんですが、私はその中に、もう少し意識的に含まなければいけないのは、今触れられたICTと多文化共生と、それから人材育成、特に人材育成は教育という意味で、そこの辺のところをもう少し意識した取組の項目が欲しいなと思っています。  これは、やはり先ほど寺田委員からも話がありましたように、袋井市の持つ強みというものですね、SWOT分析ですけれども、ストレングスと、それからウイークネスとオポチュニティーとスレットですね、この四つのSWOT分析をする中に強みが何なのかということがわかると、ビジョンの柱が比較的つくりやすいのかなと思いますので、分析をする中で、袋井の強みはこれなんだと、だからそれを生かそうじゃないかと、そういうように前向きに向かったときに、結構、何となくマイナスイメージ、暗いイメージから脱却するような、何か明るい方策が生まれてくるのではないかなと思いますが、その辺っていかがでしょうか。 218: ◯伊藤委員長 鈴木市長公室総合戦略室長。 219: ◯鈴木市長公室総合戦略室長 近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  本日の資料にございますけれども、52ページに、さきの閣議決定において、総合戦略を策定していく上で、これまでの従来の取り組みを息長く、継続を力にして進めていくんだということに加え、この5年間の変化を捉えて、どういう視点を足していかなきゃいけないのかという視点が六つほど記載がございます。  近藤委員にお話しいただきましたが、その中で、特に2番の新しい時代の流れというものの中には、ソサエティー5.0を含めた働き方、暮らし方、それを支える技術といったものをどう組み入れていくのか。それは単に産業的に技術がどう革新していくかではなくて、市民生活や我々の暮らしの中に、地方がどうやってそれを取り入れていくのかといった重要性を含めて、暮らしを変えていくんだという視点が必要だと認識してございます。  一方で、人材を生かしていくところに関しては、地域の人材の掘り起こし、これは高齢者や女性も含め、外国人も含めまして、人材をどう生かしていくのかということでございまして、これと連動するものが5番のところに出てまいります。誰もが活躍できる地域社会をつくっていく、この中に、女性、高齢者、障がい者、外国人といった形で、誰ひとり取りこぼしのない、ダイバーシティーなまちをどうつくるのかということが地域の密度を上げていくことにつながるんだということで、これがまちの活性化になる処方箋として考えておる視点だということで、この基本的な視点は、次期戦略の中に組み入れていきたいと考えております。 220: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 221: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (袋井市立聖隷袋井市民病院) 222: ◯伊藤委員長 それでは、引き続きまして、報告事項ウ、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市立聖隷袋井市民病院)を議題といたします。  当局から報告を求めます。  近藤地域包括ケア推進課長。 223: ◯近藤地域包括ケア推進課長 (省略) 224: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  質疑がありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  寺田委員。 225: ◯寺田委員 今回、大分収益が改善したということで、非常にいいことだと思います。  ただ、一方、病院の施設の老朽化というのがかなり進んでいるでないかと、今回の定期点検では異常がなかったということでございますのでよかったわけでございます思いますけれども、いろいろエレベーター等もかなり古いような感じでございまして、今後、病院を維持していくためには、それなりの基金といいますか、また、突発的な修繕に対してはある程度大規模な改修もしなくちゃならないということもあるでしょうから、その辺の基金的なものを用意していくというのは、考えとか計画があるのかどうか、お伺いします。 226: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 227: ◯近藤地域包括ケア推進課長 聖隷袋井市民病院の基金でございますけれども、活用するかどうかという御質問だと思いますけれども、平成30年度末現在で2億5,000万円余の残高がございます。こちらにつきましては、企業債の償還元金に今充てさせていただいています。その償還期間が、今、昨年度から令和5年度ぐらいまで償還の残金の返済額が高くなっている期間でございまして、主には基金につきましては、そちらのほうの元金償還に充てるような形で今考えております。  施設の修繕でございますけれども、昨年、空調と、給湯設備の改修が終わりまして、一通りの大規模な修繕というのは行ってまいりました。今後、小さな修繕等は起こり得ると考えておりますが、年度ごとに修繕費の中で対応してまいりたいと考えております。
    228: ◯伊藤委員長 寺田委員。 229: ◯寺田委員 じゃ、基金のほう、今は元金償還のほうに充てているということですので、それがある程度済んだ段階では、それが基金に回ってくるという理解ですね。少し私、申しわけないんですけど。 230: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 231: ◯近藤地域包括ケア推進課長 基金として充当しているものは、旧袋井市民病院から中東遠総合医療センターに贈与といいますか、移設しました医療機器が2億5,000万円ほどありまして、それを10年間、年間2,500万円ずついただいております。それが基金にずっと積み上がっておりますが、それと、聖隷袋井市民病院にお渡ししている補助金が、平成29年度は3,000万円ほど戻ってまいりました。平成30年度につきましても800万円余戻ってまいります。それにつきましても、基金に積み立てるような形になりますけれども、中東遠総合医療センターからいただく2,500万円が10年間で、終了しますと基金の積み立てもなかなかできなくなってまいりますので、基金のお金を大規模修繕に充てるというのは、難しい状況であるのかなと考えております。 232: ◯伊藤委員長 よろしいですか、ほかは。  木下委員。 233: ◯木下委員 ほぼほぼ丸評価なんですけど、利用料金のところ、それから損益計算書のところだけが三角形になっています。これ、リンクはしているか、していないかは少しわからないんですけど、きのうも少しお願い申し上げましたけど、医療費も未収金というところを、せっかくいい事業を展開されていても、やはりそこでつまずいてしまうと継続性が難しくなったり、今後の展開がしにくいと思うので、これに対する対策はどのように考えていらっしゃるか、教えてください。 234: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 235: ◯近藤地域包括ケア推進課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  未収金の対応をどうしていくかどうかという御質問だと思います。  平成29年度以前の過年度の未収金の合計が今516万円ほどございます。そのうち、聖隷袋井市民病院が管理されているもの、聖隷袋井市民病院が徴収に苦慮するものは市で対応するようにしております。さらに、市の職員が苦慮するものにつきましては、昨日もお話ししましたように、弁護士事務所のほうに債権の回収を依頼してございます。  件数で申し上げますと、過年度の徴収ができていない方が21名で、金額が500万円少々ございます。聖隷袋井市民病院が今、徴収管理されているものが7人で220万円余、あと、市で管理している分が同じく7人で210万円余と、弁護士事務所に委託しているのが10人で68万9,000円余ということで、それぞれ収納が難しくなってきているものについては、役割を分担しながら徴収のほうを進めてまいりたいと思いますし、今後もそうさせていただくつもりでございますので、御理解をいただきたいと思います。 236: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237: ◯伊藤委員長 他に質疑もありませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (笠原老人福祉センターほか2施設) 238: ◯伊藤委員長 次に、報告事項エ、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(笠原老人福祉センターほか2施設)を議題といたします。  当局から報告を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 239: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 240: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりましたが、質疑等ありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですかね。  寺田委員。 241: ◯寺田委員 白雲荘の関係でございますけれども、いろいろと経緯がある中で、今回も指定管理を受けていただいたということでございます。若干、ヘルストロン等の個人利用者はふえているけれども、団体のほうの利用は減っているという御説明だったかと思いますけれども、それによる影響というのは一体どういうことになるんですか。白雲荘の維持管理、運営といいますか、いわゆる収益ですよね、そういったものに影響してくるのかどうか。特にそれがまだ影響するようなことではないのか、その辺、運営に差しさわりがあるような現状だったら困るとは思うんですけれども、その辺は今のところ、ある程度問題ない状態で推移しているのか、その辺を少しお聞きしたいと思います。 242: ◯伊藤委員長 鈴木しあわせ推進課長。 243: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、白雲荘についての御質問でございます。  今までも検証を含めて、4月から現在までのシニアクラブ袋井市が新たに指定管理を受けたということで、これは新たな指定管理のスタートということになるわけですが、現在までの社会福祉協議会の指定管理の状況を踏まえまして、実際、経費的に一番わかりやすい部分では、3名の方が職員で社会福祉協議会にいらっしゃいましたが、これを2名の方でやるという形で、今、回しております。やはり2名の方で回すとなると、シニアクラブ袋井市のシニアクラブ袋井市による白雲荘ということでございますので、例えば使った後のお掃除とか、そこら辺の、これはお店を使うのと同じように、自分が使ったら自分でやると後片づけをしたり、お掃除をしたり、そういう部分で事務員の手間が少し減る。あと、売店も終わったんですけれども、売店はやめさせていただいて、注文があれば事前にお聞きして、まとめてとるというようなやり方で、その辺の人件費という手間を減らしてございます。  白雲荘につきましては、先ほど、平成29年から平成30年は少しふえましたよということで、平成30年までは無料だったんですけれども、今年度、料金をいただくようになりまして、こちらが今のところ半期過ぎたところで、大体2割から3割ぐらい御利用されている人数が減っている状況でございます。料金をいただくということですので、初めから、やはり2割程度は落ち込むのではないかということで、ある程度想定の範囲内でございます。ここら辺の、先ほど申しました人件費とか、その辺の手間を少し減らしていって、それで最終的に指定管理の金額の中におさまるように今計画していると、シニアクラブ袋井市からそのような形で伺っております。 244: ◯伊藤委員長 ありがとうございました。  他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (袋井市立可睡寮) 245: ◯伊藤委員長 それでは、引き続きですけれども、報告事項オ、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市立可睡寮)を議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 246: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 247: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑がありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248: ◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         カ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (袋井市民体育館ほか10施設) 249: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、報告事項カ、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市民体育館ほか10施設)を議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  渡邊スポーツ政策課長。 250: ◯渡邊スポーツ政策課長 (省略) 251: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしますが、いかがでしょうか。  田中委員。 252: ◯田中委員 4ページのここに収支が入っておりますけれども、支出の部で下から3行目の租税公課費ですけれども、300万円を支出しておりますけれども、これは前年度の、ひょっとしたら税金が入っているのかもしれませんけれども、指定管理でこんなに税金を払わなくちゃいけないというのは何なのか。普通考えられるのは、事業をやってそれで法人税を払う、収益事業の場合には税金がかかるということですけれども、消費税がどの程度かかるのかは少しわかりませんけれども、300万円の内訳を教えていただきたいということと、あと、堀越公園・堀越公園多目的広場ですけれども、自主事業というものをやっていないとさっきどこかで言っておりましたけれども、そうすると、あそこは会場を貸すという話ですけれども、貸した場合に、そこで借りている人たちが事業というか、参加料を取ってそこで事業をするという場合に、ただで借りてそれで商売をやっているというような形になりますけれども、それでなおかつ、管理はスポーツ協会がやるというと、何か少し腑に落ちない部分があるわけですけれども、ただ貸し館というか、貸し場所だけになっているんだったら、そこに伴ういろいろのトイレ掃除だとか、草刈りだとかというのはその人たちに、もし商売をやっている人に貸しているんだったら、そういう人たちが負担すべきではないかなと思うわけですけれども、どんな事業に貸していて、実際そういう営利的なものをやられているのかどうか、そこら辺も含めて教えていただきたいと思います。  それと、スポーツ協会がそこを管理するのにそこに係る管理をしなくちゃならない、実際どの程度かかっているのか、そこら辺も説明していただきたいと思います。 253: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 254: ◯渡邊スポーツ政策課長 初めに、税金のほうの内訳でございます。  手元のほうの資料でいきますと、まず、袋井市民体育館の費用で約169万円、それから愛野公園分で約140万円という内訳で決算が出ております。この税金のほうの内訳まで今手元にございません。少し確認をさせていただきたいと思います。  それから、堀越公園の件ですけれども、まず、施設の使用料は無料です。あそこは、夜間の照明料だけ料金をいただいているというような利用をさせていただいています。  それから、どのような団体かということですけれども、主にあそこを使っているのは、少年サッカーの団体が使っております。少年サッカーの団体ですけれども、確認はとれていませんけれども、普通のスポーツ少年団、ほかのスポーツ少年団と同じように、月謝というか参加料を払って、子供たちが活動しているものかと思います。これを営利とする団体と扱うか、ボランティアというか、スポーツ少年団の方々も本当に必要経費のみで使っていて、自分の給与というか、収入というようなところというのは、自分が知る限りではないと承知しております。もう少し団体の実態のほうをまた確認していきたいと思います。  それから、管理費ですけれども、堀越公園につきましては、全体で年間約、平成30年度の実績で280万円かかっております。これは公園部分のほうの緑地、庭木等の剪定等の費用も含まれておりますので、それと多目的広場の草刈り等の管理、それから光熱水費、ナイターの光熱水費に含まれておりますけれども、年間で約280万円かかっております。  堀越公園の使用料につきましては、今回の使用料の見直しの中で、これは堀越公園だけではなくて、無料の運動施設が市内には幾つかあります。親水公園の多目的広場、それから広岡河川公園の今度グラウンドを整備するところ、それから二瀬の多目的運動広場、それから浅羽北の多目的広場、野球場があるんですけど、ここは今のところ、公園あるいはコミュニティ広場ということで使用料の設定がされておりません。  今後、この使用料につきましては、スポーツ施設のみではなく、全体の公共施設の使用料の見直しの中で、全庁的に無料施設についての使用料の徴収を今後徴収する方向で、どのような形で幾らぐらいに設定するかというのは、今年度と来年をかけて検討していく、現在、予定でおりますので、御理解いただきたいと思います。                 〔発言する者あり〕 255: ◯伊藤委員長 いかがでしょう。よろしいですか。では、後ほど、1点目に関しては御説明ください。  ほかにはいかがでしょう。  寺田委員。 256: ◯寺田委員 まず、指定管理の中で、公園等たくさん指定管理をしていただいているわけでございますけれども、少しお聞きしたいのは、これのいろいろ公園管理をするだけの剪定士とか、あるいは草、落ち葉等の処分品がいろいろたくさん出てくるかと思うんですけれども、そういったものはどういった形で処分されているのか、もしわかれば教えていただきたいと思います。 257: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 258: ◯渡邊スポーツ政策課長 落ち葉、枯れ木等の処分です。  大変申しわけありません。公園部分の施設につきましては、所管が都市整備課となっておりまして、スポーツ政策課のほうが担当しているのがスポーツ施設のみで、公園の維持管理の内容、それから確認については都市整備課になっておりますので、この場ではお答えできません。 259: ◯伊藤委員長 寺田委員。 260: ◯寺田委員 今、ごみ減量化特別委員会でもやっているわけでございますけれども、こういったものをどこで処分しているのかという形の中で、処分場所、それから減免規定といったものをどんな形にしているのかなということもございますので、所管が違うということなので、申しわけありませんけれども、また別途教えていただけるとありがたいなと思います。 261: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 262: ◯渡邊スポーツ政策課長 都市整備課のほうに確認をして、お知らせしたいと思います。 263: ◯伊藤委員長 それでは、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 264: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         キ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (袋井B&G海洋センターほか4施設) 265: ◯伊藤委員長 それでは、次に、報告事項キ、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井B&G海洋センターほか4施設)を議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  渡邊スポーツ政策課長。 266: ◯渡邊スポーツ政策課長 (省略) 267: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  質疑がありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 268: ◯木下委員 1点だけ、風見の丘のクレーム対策というか対応のところに、トレーニング室の職員の勤務態度、接客態度ですね、これがたびたび、プールの監視員とかいろいろなところも、ほかの受付のところに関しても聞いたことがございまして、これ、今後ともしっかり市のほうで、対応に対しては指定管理者に指導をお願いしたいと思うんですけど、この辺に関してもう一度意見を確認したいと思います。 269: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 270: ◯渡邊スポーツ政策課長 風見の丘では、確かに、これも数年、こういう苦情が年に1回や2回、小さかったり大きかったりしますがございます。その都度、毎月月次報告を行っておりまして、市民からの声ということでアンケートもいただいているのを報告で知っています。直接、市のほうにも電話があったりすることがあります。その都度、どういうところでどんな対応をしたかということを報告させて、じゃ、次からどうするかというものをしっかり書面で出させて報告をして、改善するというようなものも提出させておりますので、今後もこれを続けて、少しでも苦情が少なくなるような形で指導をしてまいりたいと思います。 271: ◯伊藤委員長 そのほかはいかがでしょうか。  田中委員。 272: ◯田中委員 4ページの収支ですけれども、収入の部の一番下に、雑収入(自動販売機等)となっていますが、予算では314万円が決算では833万円というえらく増加しておりますけれども、この理由を教えてください。 273: ◯伊藤委員長 渡邊スポーツ政策課長。 274: ◯渡邊スポーツ政策課長 指定管理者からいただいている決算報告では、自動販売機の事業計画から実績の増の確認ができませんので、後ほど御報告させていただきます。 275: ◯伊藤委員長 承知しました。  ほかにはいかがでしょう。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 276: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  会議の途中ではありますけれども、ここで休憩を入れさせていただきたいと思います。20分から会議を開始したいと思いますので、よろしくお願いします。
                   (午後3時05分 休憩)                (午後3時19分 再開) 277: ◯伊藤委員長 それでは、引き続き会議を再開したいと思います。  ────────────────────────────────────────         ク 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について          (袋井市月見の里学遊館ほか1施設) 278: ◯伊藤委員長 次に、報告事項ク、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市月見の里学遊館ほか1施設)を議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  杉山生涯学習課長。 279: ◯杉山生涯学習課長 (省略) 280: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 281: ◯伊藤委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ケ 袋井市立聖隷袋井市民病院改革プラン点検及び評価報告書 282: ◯伊藤委員長 それでは、続きまして、報告事項ケ、袋井市立聖隷袋井市民病院改革プラン点検及び評価報告書を議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  近藤地域包括ケア推進課長。 283: ◯近藤地域包括ケア推進課長 (省略) 284: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  田中委員。 285: ◯田中委員 6ページに、平均在院日数が載っていないように思うですけれども、ここは急性期病院じゃないから、余り平均在院日数というのが診療報酬に影響しないのか少しあれですけれども、それにしても、そこら辺の指標は大事な指標じゃないかなと思いますけど、どうなっているかを少し教えていただきたいと思います。 286: ◯伊藤委員長 近藤地域包括ケア推進課長。 287: ◯近藤地域包括ケア推進課長 田中委員の質問にお答え申し上げます。  6ページの経営の効率化の中に平均在院日数の表記が出ておらないんじゃないかという御指摘でございます。  こちらのほうには載せてございませんけれども、例月出納検査におきましては、平均在院日数の掲載して、監査委員の監査を受けているところでございます。こちらのほうに載せていないというのは例年どおりの仕様としてやっておりましたので、申しわけございませんが、経営の指標としては、平均在院日数も必要なものと考えております。 288: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょう。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 289: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         コ 平成30年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告           書について 290: ◯伊藤委員長 次に、報告事項コ、平成30年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  本多教育企画課長。 291: ◯本多教育企画課長 (省略) 292: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  高橋委員。 293: ◯高橋副委員長 8ページの教育委員会が管理執行を教育長に委任する事務の中で、1の2の学力向上・授業改善検証システムの充実がDということで最低評価、そしてまた、その二つ下に、中学校における英語の授業改善・工夫というところでCということで、一番今重要視している課題のところでこういう評価になっているんですけれども、この評価に至った状況というのを少し御説明いただきたいと思います。 294: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。  大変申しわけないですけれども少し遠いので、大きい声でお願いします。 295: ◯金田学校教育課長 よろしくお願いします。  学力向上について、授業がよくわかるがA、その上の全国学力調査が上回る子供の割合がDというところについては、先ほどの内容にもございますが、課題と捉えております。よくわかるというものが非常に高い値を示していることにつきましては、ICT機器を導入していただいたり、また、教員の、いわゆる教えという技術の研修を行う向上等において、子供たちが授業でわかるという感覚を持つように至っているのではないかと思います。ただし、全国学力調査についてはDというところについて、定着という点では課題が残っていると存じます。  その課題を解決していくためには、先ほど申しましたが、一つは、授業の改善を考えております。特に、アメリカの研究者のデータの中で、子供の活動の中で、教えるであるとか、体験するということが定着に非常に有効であるとか、また、話し合うという活動もかなり有効であるというデータがございますので、本市が目指している思考ツールを用いて考える力を育てる授業が、そういう活動とまさに合致しているんだと考えますので、一つは授業改善による定着を図っていくことを考えています。  もう一点は、授業でみんなで学ぶことに対してもう一つの柱、1人で学ぶことの充実ということで、家庭学習の充実を考えております。家庭学習の中で意欲を持つとか、また、自分なりに目標を持つ取り組むというようなことを推進するように、家庭学習のすすめを配布したところでございます。  この2点で定着という面での改善を目指し、「わかる」から、また調査等での結果の向上にも結びつけていきたいと考えているところでございます。  英語の向上につきましては、文章での表記になっております。小学校、中学校とも教員向けの研修を進め、また授業での実践が進む中で、少しずつ授業に自信を持って取り組む教員がふえていると存じております。新学習指導要領実施になります小学校来年度につきましては、一層このことにつきましても推進を図ってまいりたいと存じます。 296: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。 297: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。  伊藤委員。 298: ◯伊藤委員長 1点だけ質問をさせてください。  1ページ目の趣旨を拝見させていただくと、評価報告書の作成に至った経緯が、情報公開であったりだとか、説明責任という言葉が見えるんですけれども、PDCAサイクルもその後出てきますけれども、どうやって評価報告書からフィードバックを得て、また授業に生かしていくかということが重要なのかなと思うんですけれども、例えば議会では、このような形で皆さん方に会議の中で意見をもらってフィードバックをやれると思うんですけれども、ほかはどういった機会でフィードバックを得ていくかという部分をお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 299: ◯高橋副委員長 本多教育企画課長。 300: ◯本多教育企画課長 こちらの点検及び評価に関しましては、先ほども説明しましたが、議会に御報告し、そのまま公表ということで、ホームページにて公表させていただきます。そこで意見があれば意見をいただくというような、そんなところで、その意見に基づいて、各担当のほうでまた精査、検討をしていくというようなところでございます。  しかし、結果が出ておりますので、そこら辺はやはり真摯に受けとめまして、直せるものは直す、そこら辺がやはりスタンスかなと思っております。 301: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 302: ◯伊藤委員長 もう一度、趣旨を本多教育企画課長のところでつくっていただいたものなので見ていただきたいんですけれども、やはり結果を公表してというよりは、ホームページに出て、それに対してのフィードバックが出ればというお話だったんですけれども、これ、もらわなきゃいけないと思うんですよ。もらわないと趣旨と外れちゃうと思うんです。  だから、ホームページで掲載して、来ればということではなくて、極端な話を言うと、例えば学校運営協議会だとか、積極的に少しいろいろなところで公表していただいて、それに対してのフィードバックを得るところまでが授業じゃないかなと感じるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 303: ◯高橋副委員長 伊藤教育部長。 304: ◯伊藤教育部長 私から答弁申し上げます。  先ほど本多教育企画課長のほうは、ホームページという一つの方策を申し上げました。実際に教育委員会では、本当に定例の教育委員会もございますし、社会協議会もございます。また、子育ての支援のための会議、さまざまな委員会組織を持っております、幼小中接続の会議とか。そういったときにも、全てを説明するわけではないんですけど、そことやはり一致するところについては、現状はこういうことで、我々はこういうことで改善をしようとしていますということをお話しして、それでまたフィードバックをしていただいた中で組み立てをしたりとか、また、学校の現場では、校長会とかそれぞれの教科ごとの先生のほうの集まりとかがございますので、そういったところで積極的に使った中で、少しずつ改善ができるようにしてございます。  ただ、なかなか学力の定着とかというところですと、一朝一夕でぽんと上がるということにはなりませんが、長期的な視野、また、短期で取り組めるものはできるだけ速やかに取り組むようにして、改善に生かしてきているところでございます。  ただ、なかなか、市民の方にというと、まだ今の現状ですと余り、PTA総会でもとかというところは幼小中接続のまだ緒のところのお話をするというようなところになっておりますので、今後どういった使い方があるかも、しっかり検討した中で活用してまいりたいと存じます。 305: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。 306: ◯伊藤委員長 そのほかはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 307: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         サ 第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画の策定について 308: ◯伊藤委員長 それでは、次に、報告事項サ、第2期袋井市子ども・子育て支援事業計画の策定についてを議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 309: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 310: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  私から一ついいですか。 311: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。  伊藤委員。 312: ◯伊藤委員長 恐れ入ります。  2ページ目の本計画を進める上での会議が今組織としてあると思うんですけれども、この会議のメンバーの中で、先ほど少し触れてはいただきましたが、いわゆる男性の、お父さんはどれぐらい参加されているのかという部分を少しお伺いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 313: ◯高橋副委員長 大庭すこやか子ども課長。 314: ◯大庭すこやか子ども課長 ただいまの伊藤委員の御質問にお答えします。  子ども・子育て会議の委員ということでよろしいですか。委員が全部で12人いらっしゃいまして、そのうち男性が6名いらっしゃいます。御結婚されていてお父様かどうかというところの確認はしておりませんけれども、男性が半分、女性が半分という6人・6人の構成となっておりますので、そのような構成となっています。  また、先ほど申し上げましたとおり、学識経験者ですとか、事業主、労働者代表、教育関係者、子供の保護者等々と、そういった選出区分で選出させていただいております。 315: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 316: ◯伊藤委員長 少し要望に近くなってしまうんですけれども、とかく学識経験者の方でも、やはりお母さん目線として意見を言わせていただきますというような方が、こういう会議だと結構多いんじゃないかなと思うんですけれども、今後の社会潮流を考えたときにも、やはりお父さん目線の発言というのが、どういうものが出てきて、なおかつ、それをどう今後の社会潮流と現実と啓発していったりだとか、そういう目線が多分、次の計画に必要になってくるんじゃないのかなと感じるんですけれども、そういう目線で考えると、例えば、今おっしゃっていただいた、御結婚されているかどうかというのはわからないというような御発言だったんですけれども、そういう目線で発言できる方の存在というのは僕は貴重だと思うので、そういったことも今後、計画を策定する中では、広く意見を取り入れるような機会を設けていただければなと思いますので、お願いしたいと思います。 317: ◯高橋副委員長 伊藤教育部長。 318: ◯伊藤教育部長 ちょうど子ども・子育て会議の任期が10月でかわるということになってございます。そうしたことから、今回、ちょうど策定の途中なんですが、何名かは交代する方がいらっしゃいまして、その際にも、やはり男性の方の視点、もう一つは、やはり企業の育児休業のとり方とか、そういったところから、企業でそういったことを先進的に取り組まれているようなところの担当の方、そういった方も選出区分の中に入れておりますので、どうしても今までですと、子育てというと母親だったりとか、幼稚園、保育所の代表の方とかということなんですけど、それ以外に、やはり地域で活躍している方とか、そういった企業、そういったところの視点、全て合わさった中で策定できるように人選をしてまいりますし、進めてまいりたいと思います。 319: ◯高橋副委員長 伊藤委員。 320: ◯伊藤委員長 私、やはり同世代として一般の方々と話をさせていただいていて感じるのが、特に保育園と放課後児童クラブの待機児童を抱えているお母さん方は、かなり参加されているお父さん方もいるんですけど、結構1人でしょい込んでいる方々が多いのが、少し感覚的には感じるものですから、ぜひお願いしたいと思います。 321: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。 322: ◯伊藤委員長 いかがでしょうか。  寺田委員。 323: ◯寺田委員 今、保育園の入れる要件というのが、基本的には、おじいちゃん、おばあちゃんが近くにいない、いる場合といない場合がありますけれども、そういったことで制限を受けていると、それから、一番そういうことがあります、いわゆる保育園に入れることによって、優先順位をつけて、ある程度希望を制限しているというところがあろうかと思うんですけれども、今後、その辺の規制といいますか、緩和要件を加えた場合に大分また様子も違ってくるんじゃないかなというような感じもしているわけですけどね。そういったものは、市の政策等の関係も出てきてしまうので、一概に言えないわけですけれども、完全にもう取っ払っちゃって、希望者については全部入れるよというようなスタンスでいくのか、それとも、ある程度まだそういう制限をかけながらやっていくのか、少しその辺のところが、とっていく政策によっても違ってくるかと思うんですけどね。その辺のところを織り込んで今回は計画をされるのかどうか、少しその辺のところをお聞かせいただきたいんですけど。 324: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 325: ◯伊藤教育部長 やはり、保育所を利用できる基準というのが定められておりまして、簡単に言ってしまうと、それは、保育にかけるから市が、また民間の保育所が行うということで、一つは就労の関係があったりとか、あとは妊娠中であったりとか、そのほか、保護者が疾病というような、さまざまなそういった条件がございます。そこのところを全てなくしてしまって、保育所に入りたければ全てどうぞということではなくて、そういった一つの基準があって、あと、お一人お一人の状況を袋井市の場合、ホームページでも、この場合はこの得点になりますよと公表してございますので、そういったところで得点づけをしながら、優先的に得点が高い人というか、より保育が必要な方について利用していく、そこのスタンスについては継続してやってまいります。  ただ、延長預かり保育とか預かり保育をやっているように、幼稚園という部分についても、やはり保護者の働き方とかニーズに対応できるような、そういったところでは袋井市はこれまでもやってきておりますので、そこのニーズはしっかり把握しながら対応してまいりたいと、そのように考えてございます。
    326: ◯伊藤委員長 寺田委員。 327: ◯寺田委員 そうすると、保育園に入園できる要件というのは基本的には変わりないと、現状の枠組みの中でやるというようなことだと思うんですけれども、いわゆる同居の問題とか、今後、どんどんそういう形も減って、核家族化もますます進行していくかと思うんですけれども、その辺の需要といいますか、ニーズが多少変化していくんじゃないのかなというようなこともあるものですから、その辺のところをどう織り込んで計画をつくっていくのかとかなり難しいなというような感じも受けるものですから、またいろいろ、それこそ有識者の方も入っていろいろやるということでございますので、いろいろ調査検討もしていると思いますけれども、そういう子育て中の保護者のニーズに、本当に合ったところで少し議論をしていただきたいなというような感じがします。  特に働いているという条件が、フルタイム、それからパート、それぞれ環境も違うと思いますけれども、実際、いろいろ要件によっても、今の基準は違ってくると思いますよね。ですので、もし完全に、ある保育所の需要が満たされるということになれば、フルで働いている女性もどんどんふえていくという形になろうかと思いますけれども、そうなった場合には、保育に頼っていくという家庭も多くなるかと思いますので、私も勉強不足で申しわけないんですけれども、今の幼児教育・保育の無償化の中で少し流動的な需要の変化といいますか、保護者の考え方の変化なども出てくるかと思いますので、その辺を少しまた織り込んで、計画のほうも少し研究していっていただきたいなと。整理できなくて申しわけないんですけど、少しそんな感じがしたものですから、またよろしくお願いしたいと思います。 328: ◯伊藤委員長 近藤委員。 329: ◯近藤委員 1点お聞きしたいんですが、子ども・子育ての支援事業計画をするに当たって保護者へのアンケートをとったということなんですが、ダブルケアの保護者、つまり子育て、幼小中の子供たちを抱えて、子育てをしているお父さん、お母さんが保護者として、自分の親も面倒を見なきゃいけないダブルケアになっているような保護者の皆さんというのは、ひょっとしたらおられるかと思うので、その辺の調査というのは、何か把握しているところがあるんでしょうか。 330: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 331: ◯大庭すこやか子ども課長 近藤委員の御質問にお答え申し上げます。  個別の案件それぞれを現在データとして持っているわけではございませんが、保育所の入所基準といたしまして、御自分の子供がいらっしゃって、親の介護というんですか、同居親族の介護、看護、こういったところも基本指数として加味をするようになっておりますので、申請が出てきた時点で、この利用調整指数も全て公表しておりますし、窓口でもお配りしておりますけれども、この利用調整指数に従って合計を出していきますので、そういった点では、申し込みをされる方もこちら側も、この方はダブルケアだなというのは瞬時に把握ができることになりますので、そういう方が何人ぐらいいらっしゃるかというデータは今持っていなくて大変申しわけないですが、データとしてはすぐにわかるということになっております。 332: ◯伊藤委員長 近藤委員。 333: ◯近藤委員 ある程度数字のところを把握して、また私たちにも少し教えていただけるとありがたいと思います。  大阪府の堺市あたりはダブルケアの相談窓口を設けているということですので、袋井市でもそういう保護者がこれからふえてくるような気もいたしますし、また、待機児童の問題だとか、あるいは保育所の入園の問題だとか、そういったところにかかわってくると思いますので、数の把握と同時に、そういう人たちにどのような対応をするかという相談窓口の設置というものも考えてもらえたらと思いますが、いかがでしょうか。 334: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 335: ◯大庭すこやか子ども課長 近藤委員の再質問にお答えします。  相談窓口として名前を掲げているわけではございませんが、保育コンシェルジュという職員を1名、すこやか子ども課の窓口に配置をしております。それともう一人、総合健康センターのほうにも配置をしておりますので、今現在、その2名ということになっておりますが、こういったケースの場合は、このような保育施設がありますとかアドバイスをしながら、入所の申し込み、受け付けをさせていただくということが窓口のほうでできる体制となっておりますので、紹介させていただきます。 336: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  田中委員。 337: ◯田中委員 計画策定について一番大事なことは、やはり利用の見込みをいかに把握するかということだと思うんですね。それで、そのために保護者にアンケートをして、そこら辺のところをつかむということでありますけれども、当然、そういう動向だけではなくて、今のトレンドであったり、あるいは、これから先のことも考えてつくらなくちゃいけないわけですので、女性のいわゆる就業率とか、国のほうで80%でやりなさいよとか何かあるみたいですけれども、それも含めて、例えば、じゃ、どこに住宅街がこれからできてくるだとか、区画整理が行われたとか、いろいろの、もろもろを想定した中でもちろんやられると思うんですけれども、そこら辺は何か、重々承知はしていると思うんですけれども、どのように考えておられるのか、ここにはアンケートとか載っていますけれども、それ以外の点で少し考えていることがあったら教えていただきたいなと思います。 338: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 339: ◯大庭すこやか子ども課長 田中委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、利用の見込みをどう把握していくかという部分では、今後その部分も、子ども・子育て会議や議会の委員の皆様にも御報告申し上げましたけれども、先ほどのアンケートのほか、トレンドの把握という意味では、それぞれ国のほうからの指針とか、そういったものがありまして、国の動向とか方向性、そういったものからのキーワードであったり、あるいはニーズ調査結果から得た課題であったり、そういったものをキーワードとして出して、子ども・子育て会議等にお示しをしております。  例えばですけど、先ほど申し上げた子供の貧困対策の関係ですとか、児童虐待の防止ですとか、あるいは幼児教育・保育の無償化とか、最近のトレンドのキーワードというのはたくさん出てくるものですから、そういった情報を、こちらも国や県からの情報をアンテナを高くして情報把握に努めたいと思いますし、それを委員の皆様にもお伝えしていくということで、その上で計画策定をしてまいりたいと考えております。 340: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 341: ◯伊藤教育部長 少し補足をさせていただきたいと思います。  これから生まれてくる子が何人になるかという、これは非常に読みづらい部分があります。今まで、少し前だったら、1年で大体900人だね、今だったら大体850人ぐらいだねとかそういうのは。ただ、今ゼロ歳の子は確実に翌年1歳になっていく、1歳の子は2歳になっていくというと、その移動を考えたときに、というのは、割と低学年のところというのはトレンドがとりやすいです。それと、あともう一つが、その子がどこの地区に住んでいるかということによって、このエリアだったら何人ぐらいというところで把握することができる。  それとあと、もう一つが、言われていたトレンドとして、きのうもいろいろ御意見をいただいたような、幼稚園に入っている子供たちが減ってきている、その分どこがふえるかと、それは当然保育園なんですね。そこのところのバランスが今袋井がどうなっていて、この後、今まさに幼児教育・保育の無償化の後の申請が来ておりますので、そこで見ていく。  それで、保育園そのものですと、今まで少し弱かったところは、ゼロ、1、2、3、4、5全部で何人ぐらい欲しいかという見方をしてしまった。ですけど、実際、今回の非常に反省するべき点は、1歳、ゼロ歳、2歳、そこで何人必要だというところをしっかり見ていかなければならなくて、そこで1歳の待機児童が多く出てしまった。そういった反省から、エリアと年齢階層をしっかり把握した中で検討していきたいというのが1点、まず保育園の中では。ただ、保育園は学区関係ないものですから、少し流動的になると思います。  ただし、それが今度小学校に上がったときにいきなり、今まで保育園に入れていた人が放課後児童クラブを使わなくなるということは全くないわけですよね。それで、放課後児童クラブは小学校、じゃ、山名小学校に通っているけど袋井東小学校があいているから袋井東小学校の放課後児童クラブに入ってねということはできないんです。できないというのは、可能なんですけど移動の手段がない。そうすると、今度は、地区に何人ぐらいいるということをしっかり把握して、それで5年間、さらにもう少し先を見越して、先ほど言ったこの計画はもう総量幾らかということをできるだけ的確に把握というか推計しまして、それにどうやって手を打つかというのが全てだと思いますので、そういったことでしっかりトレンドを、我々自身が知恵を絞って、国はいろいろ言ってきますけど、日本全体のトレンドとやはり袋井のトレンドと違いますので、そこのところはしっかり把握した中で積み上げて、議会の中でも御審議していただきますし、役所の中でもまた、審議会の中でも審議していただくような形で進めてまいりたいと存じます。 342: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 343: ◯大庭すこやか子ども課長 少し答弁漏れがございました。申しわけありません。答弁漏れがありまして、済みませんでした。  先ほどの田中委員の御質問の中で、女性の就労率という言葉、宅造とか区画整理の計画、その辺の御質問がありましたのでお答えしますが、女性の就労率につきまして、済みません、今データは持っていないんですが、国勢調査の中でたしか共働き率というのが出ていまして、今回、計画策定のワーキンググループや幹事会の中に産業政策課と神谷産業環境部長も入っていただいていますので、それと、国勢調査といいますと企画政策課が窓口になるんですが、そちらのほうからデータをいただきまして、女性の就労率のほうも確認をしながら策定していきたいと思います。  それと、宅造とか区画整理の予定ですけど、遠い将来まではわからないかと思いますが、ここ数年のものでしたら都市計画課のほうでわかりますので、そちらで、どのぐらい宅造計画があるのかという情報は、これから得て計画に生かしていきたいと思います。 344: ◯伊藤委員長 よろしいですか。 345: ◯田中委員 そのことを聞こうと思っていた。 346: ◯伊藤委員長 じゃ、詳しい数字なんかでも、後ほどお伝えいただければと思いますのでお願いします。  ほかにはいかがでしょう。  寺田委員。 347: ◯寺田委員 さっき、今トレンドの話をされましたが、私もどうしても入れてほしいことが一つは、高齢者の働く率、就職率がどんどん高くなっていると思うんですよね。そうなると、どうしても、今まではおじいちゃん、おばあちゃんが面倒を見ていたというのが、なかなか面倒が見にくいよというような傾向はどうしても高まってくるんじゃないかなと思うんですね。ですので、もちろん今、保護者、お子さんをお持ちの御家庭のアンケートもいいんですけれども、それだけじゃなくて、今いう高齢者の就職率が高まっていくという中で、少しまたそういう見方からも、十分研究はされると思うんですけれども、そこら辺のところで量の把握を少し入れていくということも必要かなと思ったものですから、老婆心かもしれませんけれども、ひとつよろしくお願いします。 348: ◯伊藤委員長 御要望でよろしいですか。 349: ◯寺田委員 はい。 350: ◯伊藤委員長 そのほか、よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 351: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         シ 放課後児童クラブ保護者負担金の見直しについて 352: ◯伊藤委員長 引き続きですけれども、報告事項シ、放課後児童クラブ保護者負担金の見直しについてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 353: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 354: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑等ありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  木下委員。 355: ◯木下委員 2番目の新たな保護者負担金のところなんですけれども、常時利用というのと長期休業中のみの利用ということなんですけれども、これ、常時利用の場合、8月のみになりますけれども、長期休業中の利用というのは夏と春、冬という区別で、何月というか、その期間はどのぐらいになって、1カ月ではないということだと思うんですけれども、いつからいつまでということは記載がされていないのでそこを教えていただきたいのと、長期休暇中のみの利用ということであれば、常時は利用していないということなんですけれども、その期間のみを利用しているということでありますけど、その理由をわかれば、把握しているのかということがわかれば。 356: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 357: ◯大庭すこやか子ども課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  1ページの2番の表のところで、右側の長期休業中のみの利用の夏季と春季・冬季、ここの部分の記載の仕方が少しわかりにくくて大変申しわけございませんでしたが、夏季の部分は、7月の中旬から8月いっぱいまでの夏休み期間中ということになります。それから、春季・冬季のほうは、それぞれ学校の春休み期間中と冬休み期間中の約半月ということになります。期間といたしましては、そのような期間になっております。  それと、長期休業中のみの利用ということでございますので、こちらにつきましては、夏休み、冬休み、春休みの期間中だけの御利用の方ということになりまして、常時利用のほうですと通年で使っているんですが、8月の夏休み期間中は、通常時ですと放課後に使うだけなんですけれども、8月は朝から夕方まで使うということで、このような料金設定となっております。 358: ◯伊藤委員長 木下委員。 359: ◯木下委員 そうすると、常時利用をされている方は、冬休み・春休みのときは特に変更はないんですけれども、そのままでということで。だから、違いはない。8月のみが違う負担金だよということで、1カ月のみということでよろしいでしょうか。  常時利用されている方はもちろん、お仕事をされていてということはわかるんですけど、長期のときにだけということは、通常はどういう、預けなくてもいいということで済んでいるのか、夏休みだけとか冬休みだけと使っているのは理由がよくわからないので……。 360: ◯伊藤委員長 伊藤教育部長。 361: ◯伊藤教育部長 まず、春休みと冬休みなんですけど、半月間ということがあるものですから、常時利用の方については夏休み以外は1カ月今、1,500円ということでやっておりまして、そこのところは手をつける考えはございません。  それで、長期休業中のときに何で使うかというと、ふだんだったら、朝、行ってらっしゃいで学校へ行って、それで夕方まである程度学校に行って戻ってくるんですけど、やはり夏休みだと、もう朝からずっと子供たちだけで家にいるというところに不安を感じて、それで入るという子たちが出てきてございます。人数は、済みません、私のほうは人数まで把握してございませんが、実際、私が住んでいるところの近くの山名小学校でもそういった子はいらっしゃいまして、そういった子たちに対しての対応ということで、長期休業中のみの利用というのが今もありますし、引き続きやっていきたいということで。  今いただいたものですと、長期休業中のみの利用が市内全体で242人の子供たちがいるということでございます。 362: ◯伊藤委員長 木下委員。 363: ◯木下委員 ということは、常時利用をされている方と長期休業中のみの利用をされている方と、8月というか、一時期同じところにいるのに料金が違うよという形になっているということで、認識でということですね。わかりました。  ということは、長期休業中のみの利用されている方は、時間を早目にお子さんを迎えに来るということになるんですかね。それか、同じ時間になるのか。ふだんは早目に帰る子供は預ける必要はないのか、あるいは子供を1人だけでいるということを1日中ということで、要するに2時間、3時間というところは家にはふだんはいるよという。了解しました。 364: ◯伊藤委員長 それでは、ほかにはいかがでしょうか。  高橋委員。 365: ◯高橋副委員長 国の指針、指導でこういう料金体系にするということなんですが、今まで、幼稚園、保育料もそうなんですが、近隣を両にらみで料金設定というような形でされてきたということで、今の現状を見ると、値上げをしたときにどうなのかというところが非常にあるんですけれども、そういう点では、今、磐田市だけ安いような状況になっていて、そういうことになると、近隣のところでどうなのかというような話がどうしても出てきちゃうんですよね。学童なんかでも待機児童が、先ほどのお話もあったけれども、ほかのところはもっと早くから上の学年まで入っていますよというような、保護者同士の情報交換なんか非常に早くて、そういう苦情なんかも寄せられるんだけれども、そこら辺をどういうように、ということは、要は磐田市の状況は、このままいくのか、この先ある程度引き上げるということを考えているかどうかというようなことの情報把握なんかはされているかとか、その辺をお伺いしたいと思います。 366: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 367: ◯大庭すこやか子ども課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  資料の2ページのほうに、近隣の、磐田市、掛川市、菊川市の負担金の状況も参考に掲載をさせていただいております。このところ、磐田市が、おやつ代を除きますと4,680円ということで極端に安いように見えるんですけれども、少し磐田市に確認をしましたところ、ここのところは、支援員の人件費の部分が穴が抜けた部分で、市の職員が直接フォローしているところもあって安くなっていると伺っております。  磐田市の動向ですけれども、まだ負担金を改定をするかどうかというところまでの状況の把握はできておりません。近隣以外では、富士市が負担金の改定を考えていると聞いておりますけれども、この近隣で、今現在改定をしようとしているという情報は、今のところ入っていない状況です。 368: ◯伊藤委員長 高橋委員。 369: ◯高橋副委員長 ありがとうございました。ぜひそういう状況をつかんでいただいて、また説明するときには、そういう状況があるということをわかっていますと我々も非常にお話ししやすい状況がありますので、ぜひお願いしたいと思います。 370: ◯伊藤委員長 ほかにはいかがでしょうか。  田中委員。 371: ◯田中委員 2の(3)のところで、ひとり親家庭等放課後児童クラブ利用支援事業で軽減制度を実施しますよということですけれども、これは生活保護世帯というのは何となくわかりますし、これがどれぐらいかなということも思うわけですけれども、50%とか100%とかパーセントで出てくる。ひとり親家庭(県の補助制度を活用)とこれ、少し意味があれですけれども、通常だと、市県民税が非課税の世帯というのがよくありますけれども、それとはまた違うということですね、ひとり親家庭ということになりますと。金額でやるんじゃなくてということですよね。ひとり親家庭でも、それなりに所得もある方もあるわけでありますので、そこら辺はどういう考えなのかを教えてください。 372: ◯伊藤委員長 大庭すこやか子ども課長。 373: ◯大庭すこやか子ども課長 ただいまの田中委員の御質問にお答え申し上げます。  ひとり親家庭への支援ですけれども、県のほうから、ぜひこの制度を導入してほしいというような要請がございまして、県のほうでも補助制度がございます。県のひとり親家庭放課後児童クラブ利用支援事業という補助制度がありまして、2分の1を補助していただけるようになっています。  ひとり親家庭がどのぐらいあるかというのを調べてみましたら、昨日、放課後児童クラブの定員と利用者数の一覧表をお配りしましたけれども、1,200人が今、放課後児童クラブに全部で通っていますが、その中でひとり親家庭の世帯は約100世帯ぐらいでございます。そういった方々への支援ということになるんですが、市県民税の非課税世帯とかということではなく、ひとり親家庭ですとなかなかやはり、いろいろ送迎のこととか経済的なこととか心配な面もございますので、そういった面でひとり親家庭を支援してくださいというのが、県のほうの補助の趣旨でもございます。  近隣の市でも、磐田市、掛川市、菊川市、御前崎市、森町等も既にこの制度を導入していまして、県内で18自治体が既に導入しているという状況でございます。 374: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  少し私からいいですか。 375: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。  伊藤委員。 376: ◯伊藤委員長 1点だけ少し質問をさせていただきたいんですけれども、1,000円ふえた中で、今後の展開のところにもあるんですが、開所及び閉所における利用時間の延長という形で、こういったことはということで、サービス面で付加されるのかなと感じているんですけれども、やはり1,000円ふえた中で何を、じゃ、市がサービスとしてそれを展開していくか、ここで30%から35%の費用負担の推移するというような形であるんですけれども、そういった中で見ても、ただ単に費用負担を保護者にお願いするのか、もしくはいろいろな部分でサービスとしてこういった部分で使うので費用負担をお願いしたいというような形になるのか。  それぞれやり方はあると思うんですけれども、今、放課後児童クラブで感じていることは、やはり指導員の確保の部分で、どうしても近隣市と競合している部分も時給面とかであるんじゃないかなと感じますし、また、今の、それこそ保育所と同じような形で、申請に関しても点数制という中でやられていますけれども、そういった面でも、もう少し常時利用や長期休業中のみの利用の中で緩和する部分も必要じゃないかなと思うんですよね。今、待機児童が出ているところに関してはなかなか難しいとは思いますけど、そのほかの放課後児童クラブの中で、例えば親との同居に対して、先ほどダブルケアの観点であったりだとか、既に就労の状況というのも寺田委員からもあったんですけれども、結構個別に状況が違う部分でそれぞれ対応されている部分も担当課としてはあると思うんですけれども、その面が、例えばサービスとしてどう転換されているかという部分を今後もう少し考えていただきたいなと感じるんですけれども、いかがでしょうか。 377: ◯高橋副委員長 大庭すこやか子ども課長。 378: ◯大庭すこやか子ども課長 ただいまの伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、負担金を上げてサービスの向上はということでございますが、先ほど触れていただきましたように、開所及び閉所における利用時間の延長というのは一つ考えております。これは、現在、常時利用でいいますと、夕方が午後6時で終わるのを、6時15分まで15分延長する。それから、長期休業中の利用ですと、午前8時のところを、朝も15分延長して午前7時45分からにする。それから、夕方につきましては常時と同じで午後6時を6時15分に延長するということで、常時利用は夕方だけですね。長期休業中の利用は朝晩ということになりますが、15分延長するというようなことを考えておりまして、現在、支援員とも今後、支援員との協議というものも必要になってきますので、その辺もこれから進めていきたいと思います。  それともう一つは、新1年生を対象とした親子見学会なども実施をしていきたいと考えております。  また、先ほど伊藤委員からも御指摘ございましたように、支援員の確保というものも今後かなり重要になってきますので、そういった部分でも処遇改善につながるような、例えばですけれども、社会保険制度の導入なども検討に入れていきたいと思います。支援員の中には、やはり社会保険制度をしっかり完備していただいて、そうすれば長く勤めていくことができる、それがないとなかなか不安定になってしまうという部分もあって、やめていかれるというケースもちらほら聞いておりますので、そういった支援員に対しての社会保険制度の導入ですとか、あるいは、場合によっては賃金のほうも、処遇改善のことも時代の変化とともに必要になってくると思いますので、そういった面に充てていきたいと考えております。 379: ◯高橋副委員長 委員長、交代します。 380: ◯伊藤委員長 それでは、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 381: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  それでは、袋井市議会会議規則第8条第2項の規定により、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。  ────────────────────────────────────────
            ス 平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査結果報告について 382: ◯伊藤委員長 それでは、引き続き、報告事項ス、平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査結果報告についてを議題とさせていただきます。  当局から報告を求めます。  金田学校教育課長。 383: ◯金田学校教育課長 (省略) 384: ◯伊藤委員長 当局からの報告が終わりました。  それでは、ただいまの報告に対して質疑をお受けしますが、いかがでしょうか。  木下委員。 385: ◯木下委員 別に評価の中身みたいな点数がどうのこうのということは問題にはしてはいないんですけれども、袋井版学力・学習状況調査が出ていまして、これはやはり、基礎的な書くこと、読むこと、ここがやはり問題だよということの課題が出ていますね。ですから、やはり字が読めるとか、書けるとかということができないと、算数にしても、社会にしても、理科にしても、ほかの教科全てに国語という基本的な部分で、ここがまずできるようになりさえすれば、学力がもっといい結果が出てくると私は思っています。これ、非常に袋井版学力・学習状況調査というのは非常にすばらしいいいことだと思うので、これを踏まえて、そういうところが必要だと思うんですけど、その辺に関しての見解をお願いしたいと思います。 386: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 387: ◯金田学校教育課長 木下委員おっしゃられるとおりという認識をしております。中学校では全国より平均を上回る年もあるわけですけど、小学校は概して低いというこの前の結果もございます。  その中で、やはり基礎的な力、語彙の力というのは大変大切だと思っておりますので、それを踏まえて、漢字検定、算数検定を実施いたしてまいりたいと思いますし、家庭学習でも検定に向けての取り組み等を含めまして、自分で目標を持って、やはり自分で調べたいことに対して意欲を燃やして取り組めるような家庭学習の推進をしてまいりたいと思います。また、そこでつけた力をもとに、授業で思考ツールを使って、書く、そして書いた材料をもとに考えて、さらに文章化していくというような力につなげてまいりたいと存じております。 388: ◯伊藤委員長 木下委員。 389: ◯木下委員 ぜひ、そういう形で目標達成とか達成感とかという言葉が、前からお話が出ていますので、目の前の自分の点数がこれだけ上がったよとか、小さいところの達成感を積み重ねていくことが大切だと思うので、少し意見なんですが、よろしくお願いします。 390: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょう。  田中委員。 391: ◯田中委員 ここに、思考ツールを使って考える力を育成するということで進めておりますけれども、これについては、県外から行政視察が、たしか思考ツールについて視察があると思うんですけれども、実際に袋井市で、この結果をすぐ求めることはもちろん難しいことでしょうけれども、実際やられていて、これが順調にこのことが各学校で進んでいるのかどうかというそこら辺の思考ツールの利用の仕方について、少し教えていただければと思います。 392: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 393: ◯金田学校教育課長 これにつきましては、本市が小中一貫として作成しております教科カリキュラムで、どの教科におきましても思考ツールを用いた実践ということは位置づけておりまして、来年度からはこの教科カリキュラムを完全実施でいくわけですが、既に早いところでは2年少しの間、また、今年度から力を入れている学校もございますし、思考ツールを用いた授業というのは少しずつ進んでいるところでございます。  取り組んでいる学校の声でございますが、なかなか学力向上が実感として感じられるところまでは行っていないという声もございますが、明らかに子供たちが書くようになった、あるいは書いたことをもとに意見を述べ合う、話し合う活動が活発になってきているという実感は持っているところでございまして、さらなる授業改善の視点というものを各学校、また各中学校区で研究していく中で、授業改善をさらに進めていきたいと思っております。 394: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。  寺田委員。 395: ◯寺田委員 これ、全国学力・学習状況調査ですけど、大体、国からどのぐらいに入っていればいいんだというような指針というのはあるんですか。私、ごくわずかの点数の中で、鈴木教育長がおっしゃいましたけど、1問のうちの半分ぐらいだという話ですけれども、基本的に、今の義務教育の中で最低限これぐらいの品質を保証しにゃいかんよということがあって、私、あるべきだと思うんですけれども、細かい全国平均からどうのこうのということをいつも、これ、しようがないのかもしれませんけれども、何か少し、変えるようなことはないのかなと思っているんですけれども。もう少し大きなグラフのようなものをつくって、ここまで大体できれば合格だというような、太いベルトのようなものがあって、1点、2点でいつまでこの県がどうだ、この市がどうだ、いつまでそんなことをやっているというと、何か非常に無駄なことをやっているような気がするんですけれどもね。少し乱暴な意見で申しわけないんですけど、そのような国の指導はないですかね。 396: ◯伊藤委員長 鈴木教育長。 397: ◯鈴木教育長 PISAテストって世界中で参加するようになって、世界共通テストになっているものがあって、その中で日本の子供たちはずっと上位を占めてきていて、一時期、ゆとり教育という2002年を機に成績が落ちたことで大騒ぎして、学力向上というのをして、実はそれ以降始まったという経緯が実際にあります。そういう点で、今は、実は教育力の差が国力に直接結びつくということで、どの国も教育に力を入れている中で、我が国としても、学力を保証したいということで始まったというのが事実です。  寺田委員のおっしゃるとおりに、私も実は、先ほど申し上げたように、0.二、三%高いだ、低いというのはどれだけの意味があるんだという話なんですが、何度も申し上げているんですけど、実は問題をぜひ御自分で取り組んでいただきたい。小学校6年生の国語の問題をぜひやっていただきたい。数学も算数もなんですけど。どのぐらい時間がかかるか、大人が普通にやっても。そのぐらい実は、単に漢字を覚えた、例えば計算問題があってそれを解きなさいという問題ではない。そこに問われているのは、まずは読解力、問題を読む力、まず何が聞かれているかということを理解しなきゃいけない。そして、単純にここに書いてあるんじゃなくて、二つの資料を読み比べることによって答えが出てくるような、非常に実は、今までのセンターテストの、四つのうち鉛筆を転がして4分の1とかという話とは全く違う質のテストだということはぜひ理解していただきたい。ですから、私もこれが何%とれればいいとかということではないけれども、これに力を示す子供は確かに力があると考えています。その点では、やはり学力をはかる一つのバロメーターとして必要かなと思っております。それが一点。  もう一つ、実は、この取り組み方は都道府県によってかなり差があります。委員の皆さんが愛知県に行って、いや、うちは全国学力調査の成績が悪いといっても、多分皆さん、何、そんなものを相手にしているのとおっしゃると思います。ことし、全国学力調査の試験の小学校の国語の最下位は愛知県です。愛知県が最下位です。じゃ、大学受験をやってきた高校の教員から見れば、愛知県の学力が低いかというととんでもない話。秋田県が揺るぎないトップですけど、大学入試のセンターテストの平均でいえば全国で四十数番です。最下位に近い、秋田県。どこの時点のどういう学力が問題なのかということの議論は幾らでもあるわけです。  ただ、くどくなって申しわけないですけど、今、全国学力調査の問題は非常にいい問題だと私は思っています。そういう点では、基本的な語彙力とか読解力とかということがないと、要するに対応できない。その点で、先ほどから申し上げている、考える力で申し上げたいのは、実はやはり、読んだり、考えたりするという力がないと、このテストで結果を出せない。漢字検定の問題もそうなんですが、実は漢字を書けるんじゃなくて、センテンス、文章の中で適切な語句を選ぶというのには、実は読解力が必要な試験でございます。  そういう点で、確かに、上、下に一喜一憂する必要はないと思いますけれども、やはりこういうところで示せる力をつけさせたいと考えて、特効薬は注入しておりませんけれども、そういう力がつくように進めています。 398: ◯伊藤委員長 木下委員。 399: ◯木下委員 今おっしゃられることももちろん理解はできるんですけれども、ここで、読むことができない方が読解力って、そこがまずよくわからなくて、読めてこそ読解力だと、私、読んだり書いたりすることがまずできることが、それができないと、読めなかったら読解力につながらないんじゃないかと、これは先ほども質問させていただいた、そこら辺が少しもう一度、何かそこの部分に関して、御意見があったらいただきたいなと思うんですけど、いかがでしょうか。 400: ◯伊藤委員長 金田学校教育課長。 401: ◯金田学校教育課長 これも木下委員がおっしゃられるとおりだと認識をしております。  袋井市では、小学校1年生、入学したときの平仮名の読みのつまずきを防止する、それから把握して手を打つということで、平仮名読み調べというものをずっとやってまいりました。なかなか人数もかけてやっていたわけですが、またこれも、先ほども少し触れましたが、MIM─PMといういいプログラムがございまして、その活用を計画的に、また組織的に進めていくことで、読みのつまずきの防止を図ってまいりたいと考えております。読みにつまずくと本当に読解力がつけられないでしょうし、特に小学校3年生ぐらいまでにそこについて適切な教育を受けられなかった場合に、大人になってまで読みの力につまずいているというような実態の報告があるようでございます。  読みについては、大事に、小学校低学年のうちから対応してまいりたいと存じます。 402: ◯伊藤委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 403: ◯伊藤委員長 他に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  以上で、報告事項を終了します。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア 平成30年度中東遠総合医療センターの利用状況について         イ 第1回 聖隷袋井市民病院 市民公開講座の開催について         ウ 「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」開催結果について 404: ◯伊藤委員長 引き続き、その他(資料提供)に入ります。  委員の皆さんから、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、なければ各自ごらんいただくことになりますが、いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 405: ◯伊藤委員長 当局から、特に説明とかはありますか。  渡邊スポーツ政策課長。 406: ◯渡邊スポーツ政策課長 報告事項の中で、3点資料のほうが整いましたので報告をさせていただきます。よろしいでしょうか。 407: ◯伊藤委員長 お願いします。 408: ◯渡邊スポーツ政策課長 まず、1点目の、市民体育館ほか10施設の決算の中の租税公課費の308万円余の内訳でございます。消費税がほとんどで約273万円、それから法人税のほうが30万円余、印紙代、自動車税等で約4万5,000円というような内訳になっております。  それから、もう一点は、公園の管理等の落ち葉、剪定の枝の処分という御質問だったかと思います。都市整備課のほうに確認をいたしましたら、指定管理者のほうがリサイクル業者に処分を委託しておりまして、その委託業者は中遠クリーンセンターのほうに搬入をしているということで報告を受けております。  それから、袋井B&G海洋センターほか4施設の案件の中の決算で、雑収入が計画より実績のほうがふえているがその理由はという御質問でした。  これにつきましては、まず一つ目が、計画値の金額については、5年前の指定管理を申請したときの計画の数字であったというのが1点。それから、平成26年度当時の自動販売機の台数が8台だったのに対して、今現在、平成30年度は11台ということで、3台ふえているのが一つ。それから、各種イベントを施設で行っているんですけれども、そのときの物販の収入がこの雑収入に入っているということで報告を受けております。 409: ◯伊藤委員長 田中委員と寺田委員、それぞれの質問だったと思いますけれども、御意見等はありますかね。  寺田委員。 410: ◯寺田委員 全体、これ後でいいですけれども、何トンぐらい持っていっているのか。それと減免になっているのかどうか、少しその辺も、また別の機会でもいいですけれどもね。                 〔発言する者あり〕 411: ◯伊藤委員長 所管が完全に違うと思いますので、そこはまた別の機会でお願いして、ごみ問題等で、ごみ減量化特別委員会もありますので。  それでは、よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 412: ◯伊藤委員長 それでは、以上で、付託議案の審査及び当局からの報告事項は全てを終了いたしました。  これをもちまして、今定例会の民生文教委員会を閉会いたします。                (午後5時15分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...