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  1. 袋井市議会 2019-09-18
    令和元年建設経済委員会 本文 開催日:2019-09-18


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和元年建設経済委員会 本文 2019-09-18 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 406 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯戸塚委員長 選択 2 : ◯村田産業政策課長 選択 3 : ◯戸塚委員長 選択 4 : ◯高木委員 選択 5 : ◯戸塚委員長 選択 6 : ◯戸塚委員長 選択 7 : ◯内山下水道課長 選択 8 : ◯戸塚委員長 選択 9 : ◯岡本委員 選択 10 : ◯戸塚委員長 選択 11 : ◯長島水道課長 選択 12 : ◯戸塚委員長 選択 13 : ◯岡本委員 選択 14 : ◯戸塚委員長 選択 15 : ◯戸塚委員長 選択 16 : ◯石田都市計画課長 選択 17 : ◯戸塚委員長 選択 18 : ◯戸塚委員長 選択 19 : ◯戸塚委員長 選択 20 : ◯長島水道課長 選択 21 : ◯戸塚委員長 選択 22 : ◯戸塚委員長 選択 23 : ◯戸塚委員長 選択 24 : ◯内山下水道課長 選択 25 : ◯戸塚委員長 選択 26 : ◯高木委員 選択 27 : ◯戸塚委員長 選択 28 : ◯内山下水道課長 選択 29 : ◯戸塚委員長 選択 30 : ◯高木委員 選択 31 : ◯戸塚委員長 選択 32 : ◯内山下水道課長 選択 33 : ◯戸塚委員長 選択 34 : ◯内山下水道課長 選択 35 : ◯戸塚委員長 選択 36 : ◯高木委員 選択 37 : ◯戸塚委員長 選択 38 : ◯内山下水道課長 選択 39 : ◯戸塚委員長 選択 40 : ◯鈴木副市長 選択 41 : ◯戸塚委員長 選択 42 : ◯岡本委員 選択 43 : ◯戸塚委員長 選択 44 : ◯内山下水道課長 選択 45 : ◯戸塚委員長 選択 46 : ◯岡本委員 選択 47 : ◯戸塚委員長 選択 48 : ◯内山下水道課長 選択 49 : ◯戸塚委員長 選択 50 : ◯岡本委員 選択 51 : ◯戸塚委員長 選択 52 : ◯内山下水道課長 選択 53 : ◯戸塚委員長 選択 54 : ◯大庭委員 選択 55 : ◯戸塚委員長 選択 56 : ◯榛葉都市建設部長 選択 57 : ◯戸塚委員長 選択 58 : ◯内山下水道課長 選択 59 : ◯戸塚委員長 選択 60 : ◯大庭委員 選択 61 : ◯大庭委員 選択 62 : ◯戸塚委員長 選択 63 : ◯村井副委員長 選択 64 : ◯戸塚委員長 選択 65 : ◯内山下水道課長 選択 66 : ◯戸塚委員長 選択 67 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 68 : ◯戸塚委員長 選択 69 : ◯村井副委員長 選択 70 : ◯戸塚委員長 選択 71 : ◯内山下水道課長 選択 72 : ◯戸塚委員長 選択 73 : ◯村井副委員長 選択 74 : ◯戸塚委員長 選択 75 : ◯榛葉都市建設部長 選択 76 : ◯戸塚委員長 選択 77 : ◯村井副委員長 選択 78 : ◯戸塚委員長 選択 79 : ◯鈴木副市長 選択 80 : ◯戸塚委員長 選択 81 : ◯大庭委員 選択 82 : ◯戸塚委員長 選択 83 : ◯戸塚委員長 選択 84 : ◯戸塚委員長 選択 85 : ◯戸塚委員長 選択 86 : ◯土屋建設課長 選択 87 : ◯戸塚委員長 選択 88 : ◯戸塚委員長 選択 89 : ◯内山下水道課長 選択 90 : ◯戸塚委員長 選択 91 : ◯戸塚委員長 選択 92 : ◯内山下水道課長 選択 93 : ◯戸塚委員長 選択 94 : ◯戸塚委員長 選択 95 : ◯戸塚委員長 選択 96 : ◯戸塚委員長 選択 97 : ◯戸塚委員長 選択 98 : ◯戸塚委員長 選択 99 : ◯戸塚委員長 選択 100 : ◯戸塚委員長 選択 101 : ◯戸塚委員長 選択 102 : ◯戸塚委員長 選択 103 : ◯戸塚委員長 選択 104 : ◯戸塚委員長 選択 105 : ◯戸塚委員長 選択 106 : ◯戸塚委員長 選択 107 : ◯戸塚委員長 選択 108 : ◯戸塚委員長 選択 109 : ◯榛葉都市建設部長 選択 110 : ◯戸塚委員長 選択 111 : ◯石田都市計画課長 選択 112 : ◯戸塚委員長 選択 113 : ◯大庭委員 選択 114 : ◯戸塚委員長 選択 115 : ◯石田都市計画課長 選択 116 : ◯戸塚委員長 選択 117 : ◯大庭委員 選択 118 : ◯戸塚委員長 選択 119 : ◯村井副委員長 選択 120 : ◯戸塚委員長 選択 121 : ◯石田都市計画課長 選択 122 : ◯戸塚委員長 選択 123 : ◯村井副委員長 選択 124 : ◯戸塚委員長 選択 125 : ◯石田都市計画課長 選択 126 : ◯戸塚委員長 選択 127 : ◯戸塚委員長 選択 128 : ◯土屋建設課長 選択 129 : ◯戸塚委員長 選択 130 : ◯竹野委員 選択 131 : ◯戸塚委員長 選択 132 : ◯土屋建設課長 選択 133 : ◯戸塚委員長 選択 134 : ◯竹野委員 選択 135 : ◯戸塚委員長 選択 136 : ◯戸塚委員長 選択 137 : ◯八木都市整備課長 選択 138 : ◯戸塚委員長 選択 139 : ◯岡本委員 選択 140 : ◯戸塚委員長 選択 141 : ◯八木都市整備課長 選択 142 : ◯戸塚委員長 選択 143 : ◯岡本委員 選択 144 : ◯戸塚委員長 選択 145 : ◯八木都市整備課長 選択 146 : ◯戸塚委員長 選択 147 : ◯岡本委員 選択 148 : ◯戸塚委員長 選択 149 : ◯八木都市整備課長 選択 150 : ◯戸塚委員長 選択 151 : ◯竹野委員 選択 152 : ◯戸塚委員長 選択 153 : ◯竹野委員 選択 154 : ◯戸塚委員長 選択 155 : ◯八木都市整備課長 選択 156 : ◯戸塚委員長 選択 157 : ◯大庭委員 選択 158 : ◯戸塚委員長 選択 159 : ◯戸塚委員長 選択 160 : ◯戸塚委員長 選択 161 : ◯土屋建設課長 選択 162 : ◯戸塚委員長 選択 163 : ◯竹野委員 選択 164 : ◯戸塚委員長 選択 165 : ◯土屋建設課長 選択 166 : ◯戸塚委員長 選択 167 : ◯戸塚委員長 選択 168 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 169 : ◯戸塚委員長 選択 170 : ◯村井副委員長 選択 171 : ◯戸塚委員長 選択 172 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 173 : ◯戸塚委員長 選択 174 : ◯村井副委員長 選択 175 : ◯戸塚委員長 選択 176 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 177 : ◯戸塚委員長 選択 178 : ◯竹野委員 選択 179 : ◯戸塚委員長 選択 180 : ◯幡鎌環境政策課長 選択 181 : ◯戸塚委員長 選択 182 : ◯竹野委員 選択 183 : ◯戸塚委員長 選択 184 : ◯戸塚委員長 選択 185 : ◯村田産業政策課長 選択 186 : ◯戸塚委員長 選択 187 : ◯戸塚委員長 選択 188 : ◯村田産業政策課長 選択 189 : ◯戸塚委員長 選択 190 : ◯高木委員 選択 191 : ◯戸塚委員長 選択 192 : ◯村田産業政策課長 選択 193 : ◯戸塚委員長 選択 194 : ◯高木委員 選択 195 : ◯戸塚委員長 選択 196 : ◯村田産業政策課長 選択 197 : ◯戸塚委員長 選択 198 : ◯竹野委員 選択 199 : ◯戸塚委員長 選択 200 : ◯村田産業政策課長 選択 201 : ◯戸塚委員長 選択 202 : ◯戸塚委員長 選択 203 : ◯木根農政課長 選択 204 : ◯戸塚委員長 選択 205 : ◯竹野委員 選択 206 : ◯戸塚委員長 選択 207 : ◯竹野委員 選択 208 : ◯戸塚委員長 選択 209 : ◯木根農政課長 選択 210 : ◯戸塚委員長 選択 211 : ◯高木委員 選択 212 : ◯戸塚委員長 選択 213 : ◯木根農政課長 選択 214 : ◯戸塚委員長 選択 215 : ◯竹野委員 選択 216 : ◯戸塚委員長 選択 217 : ◯木根農政課長 選択 218 : ◯戸塚委員長 選択 219 : ◯戸塚委員長 選択 220 : ◯村田産業政策課長 選択 221 : ◯戸塚委員長 選択 222 : ◯戸塚委員長 選択 223 : ◯村田産業政策課長 選択 224 : ◯戸塚委員長 選択 225 : ◯竹野委員 選択 226 : ◯戸塚委員長 選択 227 : ◯戸塚委員長 選択 228 : ◯石田都市計画課長 選択 229 : ◯戸塚委員長 選択 230 : ◯村井副委員長 選択 231 : ◯戸塚委員長 選択 232 : ◯土屋建設課長 選択 233 : ◯戸塚委員長 選択 234 : ◯村井副委員長 選択 235 : ◯戸塚委員長 選択 236 : ◯土屋建設課長 選択 237 : ◯戸塚委員長 選択 238 : ◯村井副委員長 選択 239 : ◯戸塚委員長 選択 240 : ◯土屋建設課長 選択 241 : ◯戸塚委員長 選択 242 : ◯大庭委員 選択 243 : ◯戸塚委員長 選択 244 : ◯石田都市計画課長 選択 245 : ◯戸塚委員長 選択 246 : ◯大庭委員 選択 247 : ◯戸塚委員長 選択 248 : ◯石田都市計画課長 選択 249 : ◯戸塚委員長 選択 250 : ◯大庭委員 選択 251 : ◯戸塚委員長 選択 252 : ◯石田都市計画課長 選択 253 : ◯戸塚委員長 選択 254 : ◯大庭委員 選択 255 : ◯戸塚委員長 選択 256 : ◯榛葉都市建設部長 選択 257 : ◯戸塚委員長 選択 258 : ◯大庭委員 選択 259 : ◯戸塚委員長 選択 260 : ◯竹野委員 選択 261 : ◯戸塚委員長 選択 262 : ◯竹野委員 選択 263 : ◯戸塚委員長 選択 264 : ◯戸塚委員長 選択 265 : ◯土屋建設課長 選択 266 : ◯戸塚委員長 選択 267 : ◯竹野委員 選択 268 : ◯戸塚委員長 選択 269 : ◯土屋建設課長 選択 270 : ◯戸塚委員長 選択 271 : ◯竹野委員 選択 272 : ◯戸塚委員長 選択 273 : ◯木根農政課長 選択 274 : ◯戸塚委員長 選択 275 : ◯戸塚委員長 選択 276 : ◯石田都市計画課長 選択 277 : ◯戸塚委員長 選択 278 : ◯戸塚委員長 選択 279 : ◯長島水道課長 選択 280 : ◯戸塚委員長 選択 281 : ◯竹野委員 選択 282 : ◯戸塚委員長 選択 283 : ◯長島水道課長 選択 284 : ◯戸塚委員長 選択 285 : ◯竹野委員 選択 286 : ◯戸塚委員長 選択 287 : ◯鈴木副市長 選択 288 : ◯戸塚委員長 選択 289 : ◯長島水道課長 選択 290 : ◯戸塚委員長 選択 291 : ◯戸塚委員長 選択 292 : ◯竹野委員 選択 293 : ◯戸塚委員長 選択 294 : ◯竹野委員 選択 295 : ◯戸塚委員長 選択 296 : ◯竹野委員 選択 297 : ◯戸塚委員長 選択 298 : ◯村井副委員長 選択 299 : ◯榛葉都市建設部長 選択 300 : ◯戸塚委員長 選択 301 : ◯榛葉都市建設部長 選択 302 : ◯戸塚委員長 選択 303 : ◯戸塚委員長 選択 304 : ◯戸塚委員長 選択 305 : ◯村田産業政策課長 選択 306 : ◯戸塚委員長 選択 307 : ◯村井副委員長 選択 308 : ◯戸塚委員長 選択 309 : ◯村田産業政策課長 選択 310 : ◯戸塚委員長 選択 311 : ◯村井副委員長 選択 312 : ◯戸塚委員長 選択 313 : ◯村田産業政策課長 選択 314 : ◯戸塚委員長 選択 315 : ◯村井副委員長 選択 316 : ◯戸塚委員長 選択 317 : ◯戸塚委員長 選択 318 : ◯戸塚委員長 選択 319 : ◯村田産業政策課長 選択 320 : ◯戸塚委員長 選択 321 : ◯戸塚委員長 選択 322 : ◯戸塚委員長 選択 323 : ◯木根農政課長 選択 324 : ◯戸塚委員長 選択 325 : ◯戸塚委員長 選択 326 : ◯戸塚委員長 選択 327 : ◯石田都市計画課長 選択 328 : ◯戸塚委員長 選択 329 : ◯村井副委員長 選択 330 : ◯戸塚委員長 選択 331 : ◯石田都市計画課長 選択 332 : ◯戸塚委員長 選択 333 : ◯村井副委員長 選択 334 : ◯戸塚委員長 選択 335 : ◯石田都市計画課長 選択 336 : ◯戸塚委員長 選択 337 : ◯岡本委員 選択 338 : ◯戸塚委員長 選択 339 : ◯石田都市計画課長 選択 340 : ◯戸塚委員長 選択 341 : ◯戸塚委員長 選択 342 : ◯戸塚委員長 選択 343 : ◯八木都市整備課長 選択 344 : ◯戸塚委員長 選択 345 : ◯大庭委員 選択 346 : ◯戸塚委員長 選択 347 : ◯八木都市整備課長 選択 348 : ◯大庭委員 選択 349 : ◯八木都市整備課長 選択 350 : ◯戸塚委員長 選択 351 : ◯大庭委員 選択 352 : ◯戸塚委員長 選択 353 : ◯戸塚委員長 選択 354 : ◯戸塚委員長 選択 355 : ◯八木都市整備課長 選択 356 : ◯戸塚委員長 選択 357 : ◯戸塚委員長 選択 358 : ◯戸塚委員長 選択 359 : ◯長島水道課長 選択 360 : ◯戸塚委員長 選択 361 : ◯高木委員 選択 362 : ◯戸塚委員長 選択 363 : ◯長島水道課長 選択 364 : ◯戸塚委員長 選択 365 : ◯高木委員 選択 366 : ◯戸塚委員長 選択 367 : ◯大庭委員 選択 368 : ◯戸塚委員長 選択 369 : ◯長島水道課長 選択 370 : ◯戸塚委員長 選択 371 : ◯大庭委員 選択 372 : ◯戸塚委員長 選択 373 : ◯長島水道課長 選択 374 : ◯大庭委員 選択 375 : ◯戸塚委員長 選択 376 : ◯戸塚委員長 選択 377 : ◯戸塚委員長 選択 378 : ◯内山下水道課長 選択 379 : ◯戸塚委員長 選択 380 : ◯大庭委員 選択 381 : ◯戸塚委員長 選択 382 : ◯内山下水道課長 選択 383 : ◯戸塚委員長 選択 384 : ◯岡本委員 選択 385 : ◯戸塚委員長 選択 386 : ◯内山下水道課長 選択 387 : ◯戸塚委員長 選択 388 : ◯高木委員 選択 389 : ◯高木委員 選択 390 : ◯高木委員 選択 391 : ◯戸塚委員長 選択 392 : ◯戸塚委員長 選択 393 : ◯戸塚委員長 選択 394 : ◯内山下水道課長 選択 395 : ◯戸塚委員長 選択 396 : ◯戸塚委員長 選択 397 : ◯石田都市計画課長 選択 398 : ◯戸塚委員長 選択 399 : ◯大庭委員 選択 400 : ◯戸塚委員長 選択 401 : ◯石田都市計画課長 選択 402 : ◯戸塚委員長 選択 403 : ◯村井副委員長 選択 404 : ◯戸塚委員長 選択 405 : ◯石田都市計画課長 選択 406 : ◯戸塚委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開議)      開   議 ◯戸塚委員長 昨日に引き続き、会議を再開いたします。  昨日1日、それぞれ報告して、委員の皆さんから御意見等をいただきました。その中で、まずこの後、審査に入ります前に、昨日の関係で、村田産業政策課長のほうから少し報告というか、訂正がありますのでまず。その後、内山下水道課長、長島水道課長、それぞれ資料をお手元に配付させていただいてあります。少し確認をいただきたいと思います。よろしいですね。  では、村田産業政策課長のほうからお願いします。  村田産業政策課長。 2: ◯村田産業政策課長 おはようございます。  昨日、議第36号 平成30年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について審査をいただきまして、その中で高木委員から創業支援、創業件数の質問がございました。私、答弁で8件ございますということで答弁をさせていただきました。この8件につきましては、市全体、商工団体、それから金融機関も創業支援を行っておりますので、この8件ということで私がお答えをさせていただきましたけれども、高木委員の趣旨は、袋井市が実施している創業相談会、創業セミナー、それから創業塾、これによって創業された方は何件だという趣旨だと思いますので、そういった方は実際2件でありましたので、8件ではなく2件ということで修正をお願いしたいと思います。済みません、よろしくお願いします。 3: ◯戸塚委員長 高木委員、よろしいですね。 4: ◯高木委員 はい。 5: ◯戸塚委員長 じゃ、皆さん、よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 6: ◯戸塚委員長 じゃ、御苦労さまでした。  それでは、続きまして、内山下水道課長のほうからお願いします。  内山下水道課長。 7: ◯内山下水道課長 昨日でございますが、農業集落排水事業の特別会計の決算におきまして、岡本委員から御質問がありました起債に関係する利率等の関係でございます。お手元に配付させていただきましたが、利率に関しましては、1.8%から2.1%の中で、平成9年度から平成13年度、5年間で借りているような形でございます。固定金利という形でございまして報告させていただきます。裏面には、昨日言いましたが、令和13年度に償還のほうが終わるというような形で資料を提供させていただきましたので、よろしくお願いいたします。 8: ◯戸塚委員長 ただいま内山下水道課長から説明がありましたけれども、このことについてよろしいですか。 9: ◯岡本委員 はい。 10: ◯戸塚委員長 じゃ、内山下水道課長、御苦労さまでした。  続きまして、長期前受金の戻入に関して、長島水道課長のほうからお願いします。
     長島水道課長。 11: ◯長島水道課長 それでは、私から、議第45号 平成30年度袋井市水道事業会計決算認定について、昨日、岡本委員の御質問にお答えをする形で資料のほうを作成させていただきました。長期前受金の額の詳細についてというようなことでございましたので、資料を作成させていただきました。  まずは、長期前受金の関係の仕組みのところで少しお話をさせていただいて、それから詳細のほうに入っていきたいと思います。  この長期前受金の関係につきましては、例えば管路を新設したとか管路を更新したとか、そういったもので取得をした財産に関しまして、通常は減価償却というような形で減価償却をしていくんですけれども、そのときに自己資金だけではなくて補助金とか負担金、そういったものをいただいて施工する場合があります。その場合に関しましていうと、それが収益というような形になりますので、取得をした資産を減価償却はするけれども、収益に関しては、今まではそういった減価償却のような形での処理をしてきていなかったというようなことがありまして、平成26年度からの新会計制度ではそういった処理をしましょうよというような形になったものですから、この補助金とか負担金とか、あとは受贈財産といいまして、管路を寄附していただいたものの資産、そういったものにつきまして、この自己資金と補助金の割合でもって、減価償却後、その割合でもって収益化をするというようなことがこの制度でございます。それを図化したものがこちらのものになっております。  真ん中のところは例というような形で、例えば帳簿原価が100の場合で自己資金が60、補助金が40いただいた場合で、耐用年数5年のものに関しましてはこのような計算でなります。資産への減価償却費は100掛ける0.2で20だと。長期前受金の戻入のほうは、その20に対して100分の40の割合を掛けて、8に関して収益化していきますというようなものでございます。こういった会計上の処理のことでございますので、見かけ上、利益、現金というものは見かけ上の数字というようなことで、実際現金の収入があるということではございませんが、そういった形で取得した資産の減価償却に対して収入の形も収益化していきますというような、対比をさせるような形の制度というようなことで御理解いただければと思います。  裏面をごらんいただきたいと思いますが、裏面がその詳細というような形になっております。先ほどもお話ししたように、自己資金の取得した割合で計算したものがこちらになっております。上のほうに除却に伴う長期前受金戻入ということがありますが、こちらに関しましては、例えば管路につきましては、現在、優先順位を定めまして更新をしています。例えば送排水管とか、あとは災害拠点施設につながる施設とか管路とかというところに関しましては優先的に進めなければいけないということで、少し耐用年数が残っていても更新をかけていく、そういった資産があったりとか、耐用年数を残して少し壊れてしまったからやり直したとか、そういったものに関しましては減価償却の残り分がありますので、その残り分を1年にまとめてこういった収益化をするというような形で除却に伴う長期前受金戻入というようなものが存在するというような形で一覧表を設けさせていただきました。 12: ◯戸塚委員長 ただいま御説明いただきましたけれども、岡本委員。 13: ◯岡本委員 ありがとうございました。 14: ◯戸塚委員長 じゃ、長島水道課長、御苦労さまでした。  それでは、本日の進行のほうを進めていきたいと思いますけれども、きょうは付託議案が、ただいま議第54号を含めまして4議案ほど残っております。十分これで採決までいけるという予定でいますけれども、それが終わりましたら報告事項に入りますけれども、先に申し上げておきます。  報告事項につきましては、イの地方創生第一期「総合戦略」総括と第二期「総合戦略」の基本方針につきましては、山岡市長公室長と鈴木総合戦略室長が、総務委員会での報告終了後、民生文教委員会及びこの建設経済委員会に回って御報告いただくということになっています。会議の進行上、次第の順序が若干入れかわる可能性もありますので、事前に報告をさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         ケ 議第54号 袋井市手数料条例の一部改正について 15: ◯戸塚委員長 それでは、昨日に引き続きまして、次に、議第54号 袋井市手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  石田都市計画課長。 16: ◯石田都市計画課長 (省略) 17: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしゅうございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第54号については終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         コ 議第55号 袋井市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一                部改正について 19: ◯戸塚委員長 次に、議第55号 袋井市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  長島水道課長。 20: ◯長島水道課長 (省略) 21: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第55号については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         サ 議第57号 建設工事委託に関する基本協定の締結について 23: ◯戸塚委員長 次に、議第57号 建設工事委託に関する基本協定の締結についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 24: ◯内山下水道課長 (省略) 25: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。  高木委員。 26: ◯高木委員 専門的知見を持って、また技術的な技能を持っているという形の中で、日本下水道事業団のほうに随意契約ということで、17億4,100万円ということでございますけれども、この積算根拠、これを教えていただきたいと思いますし、あわせて、土木・建築、機械、電気、これがどのくらいの金額がかかるのかを教えていただきたいと思います。  それから、令和4年度供用開始という形の中で、このスケジュールの中に自家発電設備という形で令和4年度から取りかかるよということでありますけれども、本来であれば、ここらの設備も含めて令和3年度末までには完了すべきではないかなと思いますけれども、この点についてお答えをいただきたいと思います。  それと、専門的な工事ということでありますけれども、これだけの大きなお金を債務負担ということで取り組んでいくということでございます。地元の事業者が入る余地があるのか、これについてもお聞きをしたいと思います。 27: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 28: ◯内山下水道課長 積算の根拠等でございますが、これに関しましては、日本下水道事業団のほうの積算基準に基づきまして積算をさせていただいております。そのうちの内容のほうの土木・建築についてでございますが、7億3,000万円、機械設備が3億6,500万円、電気設備が6億4,600万円というような形で、合計で17億4,100万円というような形の積算をしております。  次に、電気設備における自家発電設備の関係でございますが、これに関しましては、運転調整をしていく中で、やはりそういった自家発電設備のものをやっていくというような形と、あと、大変申しわけありませんが、今現在、非常用発電機をもちまして対応できるような状態でございますので、事業費の平準化等を図る上で令和4年度にさせていただいたような形でございます。  あと、市内業者の関係でございますが、既に市内業者優先発注等についてという形で市がお願いしている文書でございますが、これに関しまして日本下水道事業団のほうへ送付するというような形で日本下水道事業団にお願いをしているような形で、積極的にお願いしたいというような旨を伝えてある形でございます。 29: ◯戸塚委員長 高木委員。 30: ◯高木委員 専門的な技術が欲しいという形で、まずこういう事業を増設していく上で、この日本下水道事業団としかやれないのか。当然当初からここにお願いしているという経緯はあるということで、全て熟知をしているということでありますけれども、日本下水道事業団の積算基準にするからこの金額がはじき出されているということについては少し疑問を持つものでありますので、他のそういう事業者とも比較をするべきだと思いますけれども、その点についてお聞きをしたいと思います。  それから、自家発電装置、事業費の平準化ということと既存の非常用発電があるよということでありますけれども、やはりこの契約金額の中に含まれているということであれば、運転創業時に至るまでの令和3年度末までに私はやるべきであると思うところであります。これについてももう一度御意見をいただきたいと思います。  それから、市内の事業者への対応ということで、優先的に地元の事業者を使っていただきたいという旨をお願いしていくということでありますけれども、このような内容のものを随意契約の中に入れ込むことができるのか。逆に言うと、市内の事業者ではできないものを除いて市内の事業者でできる受注範囲というものがあろうかと思います。そういう部分を、じゃ、何%は市内の事業者へ発注をするよというような契約内容を随意契約の中に入れ込むことができるのかどうか、それをお聞きしたいと思います。 31: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 32: ◯内山下水道課長 日本下水道事業団への関係でございますが、委託に関しましては、先ほど説明をさせていただきましたが、職員が技術的にこういったものがないと、技術力がないということでございます。そういった中で、今、説明の最後のほう、品質管理基準や施工管理基準を、先ほど言いましたが、経験豊富な実績をもとに管理監督ができるということと、その後の入札の契約手続や事業全体の進行管理、会計検査の業務などにもやっていただけるというような形のものに関しましては唯一の団体でありますので、御理解を賜りたいと思います。  あと、市内業者のほうの関係でございますが、これに関しましては、日本下水道事業団のほうでお願いするような形の中で取り扱っていただいておりますので、その中で進めさせていただきたいと存じます。下請の中で地元の業者を使っていただくというような形のことをお願いするというような形でございますので、御理解を賜りたいと存じます。 33: ◯戸塚委員長 二つ目の質問の答弁が。               〔「自家発電」と呼ぶ者あり〕 34: ◯内山下水道課長 失礼しました。自家発電に関してございますが、高木委員が言うとおり、令和3年度までにということでございますが、今言ったような形で対応ができてまいりますことから、令和4年度以降に調整をしながら、後に電気設備のほうもやらせていただきたいということで御理解を願いたいと思います。 35: ◯戸塚委員長 高木委員。 36: ◯高木委員 品質管理、施工管理、会計検査等を取り扱っていただけるという形の中では、唯一の団体と言われますと、もう返事もできないわけですけれども、この施設についてはもうここしかないよということで理解してもよろしいんですか。それが1点。  それから、自家発電装置ですけれども、やはりいつ何どきどういう災害が起こるかわからないということの中で、現状の二つの設備、処理場を賄う非常用発電で三つ目の処理場も賄うことができるということであればいいんですけれども、その点はしっかり確認をされているかどうかを確認させてください。  それから、なぜ私のほうで地元の業者をということをお願いするかといいますと、やはり人口を維持していく上では、市内におけるお金の循環を回さなければいけないということがございますので、そういう部分では、これだけの金額を、債務負担行為とはいえ、3年少しで施工していくということでありますので、地元の業者が、下請とはいえ、しっかりとその中に入って施工の一員として取り組んで、そのかかった費用を受け取って、また市内のほかの事業にも回していくという部分が人口を維持していく上ではやはり必要なことであると私は思っておりますので、その点についてはいま一度しっかりとした対応をお願いしたいと思いますけれども、その点についてもう一度、お願いするということではなくて、随意契約、契約をしていく中でそういう項目を入れ込むことができるかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 37: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 38: ◯内山下水道課長 日本下水道事業団へ委託することに関しましては、ここ周辺の市町村でも、全国的にも今、地方公共団体で出資するような形で日本下水道事業団をつくってまいっております。やはりここの周辺、県下でも、大きいところを除いて小さい自治体に関しましては日本下水道事業団へ委託しているというような形でございますので、御理解を賜りたいと存じます。  発電機の関係でございますが、増設した設備のものも踏まえて発電能力をさせていただいておりますので、御理解を賜りたいと存じます。  3点目の随意契約の協定のほうでございますが、大変申しわけありませんが、8月23日に仮協定を結んでいるような形でございますので、その中にはそういった細かいところまで入っていない状況でございますので、お願いするような形で進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。                 〔発言する者あり〕 39: ◯戸塚委員長 もし榛葉都市建設部長のほうから補足があればお願いしたいと。  鈴木副市長。 40: ◯鈴木副市長 高木委員のほうから、公共調達でやはり地元の経済状況、そうしたことにもっと重きを置いてということだと思います。基本協定は仮協定を結んで、議会の議決をいただければそのまま執行していきますけれども、実際の工事発注は日本下水道事業団が工事発注するわけですね。そのときのやり方ですけれども、恐らくJVのような形になると思います。それで、構成員として地元の業者が入れるかというと、これはなかなか技術的にとても難しいものですから、やれる業者の審査をする中で地元では難しいと思います、土木にしろ、機械にしろ、電気にしろ。それで、下請業者ということで参入していくということは可能性としてあると思うんですが、発注の仕様の中に地元の業者を極力使うというか、努力目標的な表現になるのか、要請をするような表現になるのか、そうしたところは一定程度あんばいができると思いますので、それを日本下水道事業団と協議して、極力地元での人たちにも参画して現場を担ってもらうという方向で取り組みたいと思います。ありがとうございました。 41: ◯戸塚委員長 岡本委員。 42: ◯岡本委員 今回、2020年からは能力が1万立方メートルを超すということで、今回、5,000立方メートルの処理能力のある池を現状の建屋の中に増設するわけですよね。イメージがわかりにくいので言うわけですけれども、議員になってから現地の視察をやったことがありまして、これでいくと、幅が10メートル、長さが106メートルという施設で、確かに縦長の施設であったことを覚えています。3池目を現状の建屋の中におさめて、今後4池目が必要となったときにどういったプランを描いているというのが一つお伺いしたいと思います。  それから、もう一点は、可睡の杜も今後対象とするということで、可睡の杜については、従来可睡の杜の団地の共同処理施設で下水を処理してきたと思いますけれども、従来の処理施設がどうなって、今後その団地一帯と管渠をどのように結んでいくのか。  それから、可睡の杜の住民が従来の共同処理施設で負担をしてきた場合と、今後公共下水につないだ場合の負担の変化、その辺、わかりましたら教えていただきたいと思います。 43: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 44: ◯内山下水道課長 3池目の関係でございますが、図面を見ていただくと、2池目の南側に増設するような形でございます。袋井浄化センターにおきましては、アクアパークあさばとは少し違いまして、野ざらしというか、建屋の中に水処理施設をつくっていないものですから、南側へ、今言った同じ大きさのものを南側に増設していくというような形でございます。  また、4池目に関しましても同じような状況で、3池目の南側に4池目を築造していくというような形でございます。アクアパークあさばに関しましては建屋の中に水処理設備が入っていますので、御理解を賜りたいと存じます。  可睡の杜の関係でございますが、共同処理施設ということで組合のほうでやっているような状態でございます。管渠を使っていくような形でございますが、20年ほど経過してまいりますので、管渠のほうの調査をしていただくというような形で、修繕をしていただく中で設備をいただくというような形で考えております。  あと、負担の変化でございますが、これに関しましては、可睡の杜でございますが、維持管理費についてで、汚水の関係も含めて、その他また防犯灯とか、そういったもろもろの維持管理費のものが1カ月1世帯5,000円というような形の徴収の仕方をしているというような形を聞いております。下水道のほうへ接続した場合でございますが、各戸によりましては負担が多くなるというような形も出てくるかと思います。 45: ◯戸塚委員長 岡本委員。 46: ◯岡本委員 3池目と4池目の増設の形状はわかりましたのですけれども、可睡の杜の関係ですけれども、質問の趣旨は、従来の団地の共同処理施設を今後存続させるのか、それとも、イメージとして袋井市の公共下水に直接つなぐのかということを聞いたわけですけど、それに伴って各戸の団地の中の住民の負担がどうなるのかということをお伺いしたんです。 47: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 48: ◯内山下水道課長 質問の趣旨を取り違えまして大変申しわけありませんでした。  下水道のほうへ接続するというような形でございますので、今現在使っている大きい処理場、合併処理浄化槽の大きいものを廃棄して、そこにマンホールポンプ等を接続して下水道のほうの管につないでいくというような形でございます。そういうことでございますので、つないだ、接続した後は下水道供用開始になりますので、下水道使用料が発生するというような形で、その使用量によって下水道使用料が変わってまいりますので、中には負担が多くなるという家庭も出てくるのではないかと思っております。 49: ◯戸塚委員長 岡本委員。 50: ◯岡本委員 そういうことなんですけれども、可睡の杜の団地に入った人は、そういった下水道処理については団地内の共同処理施設でやるということを了承してあそこへ入ったと思うんですけれども、20年経過して施設が劣化したときには公共下水につなぐということは、現地の人は承知して団地を購入しているということでよろしいわけですね。 51: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 52: ◯内山下水道課長 先ほどの中で説明をさせていただきましたが、平成22年度より地元の自治会のほうからそういった接続等の関係で要望をいただいている中でございますので、理解をされているかと思っておりますが、そういった形のものが行く行くはつなぐというような形で進んでいるかと理解されているかと思っております。  平成29年度、平成30年度と地域のほうで、コミュニティセンターへ行って説明をさせていただいていますので、その中においても理解をされているというような形で考えております。 53: ◯戸塚委員長 大庭委員。 54: ◯大庭委員 前段、高木委員からの指摘もありました17億円余の事業費が地域経済の活性化に寄与できたらいいという思いは市民ひとしく思っていると思います。半分は国庫から、半分はほとんど地元のお金を使うということでありますので、それが地域に循環してほしいということは願うものですが、一番困るのは、この17億円余のお金が適切かそうでないのかという物の見方ですね。これは全国津々浦々、専門業者がやるものですからいたし方ないところはあるんですが、市としてそういうような適切・適格性があるか否かということについての検証というのはどういうようにされるのか。  例えば中遠クリーンセンターもそうですね。シャフト式、直接溶融炉、コークスベッド方式、新日鉄の場合、鉄鋼炉を溶かしてやる。あれはすごい高温でやるものですからダイオキシン対策にもなるし、市民にとっては本当にすばらしい施設。しかし、あの事業は昔は直営で、袋井市役所の職員がごみの焼却をしていた。今は包括協議の中で包括委託をしてしまっている。それが10億円だとか、年間8億円、ごみ全体としては9億円ぐらいかかる、大規模修繕込みでですね。  そういうことからすると、やはり私たちが、今回も17億円でやる事業が適切か否かという判定、判断は行政当局で何をもってしているのか、そのことをやはり市民に説明責任はあると思うんですよね。専門性のあることなものでこれはしようがないと言ってしまうのかどうなのか。そこが整理されれば、当然、例えばJRなんかの仕事を袋井市でやらせてくれ、袋井市の業者にやらせてくれと言ったって、それはもう無理です、いわゆるライセンスが求められるし、それだけのスキルが求められる。  だけれども、こういうような下水道に関しては全国津々浦々のことでありますので、ここに対してどの程度の仕事ができるか。高木委員も指摘されていましたけれども、その分析をする中で、こういう仕事は外に出せる出せない、地元に落ちる落ちないということなんです。さて地元が受けるようになったときに、じゃ、この地元が業者がたくさんいるものですから、その業者がこれまた平等でできるかどうかということが次の段階で出ます。  鈴木副市長おっしゃるように、JVだとかいろいろな手法があると思いますが、いずれにしても、こういう事業、いたし方ない随意契約について戦略的に考えていくということが必要じゃないかなと。よそのまちをベンチマークして他市のいい例を参考にするとか、8月二十何日ですか、もう随意契約、仮契約もしたというんですから、どんどん事は進んでいますけれども、これだけに限りませんが、こういう専門性の高い事業についての適格性の是非の判断、これについて御答弁いただきたいと思います。  それから、2点目、ことしの春先にストックマネジメントの1期の概要について説明しました。アバウトのかかる費用というのが15億円かかるという報告をされていました。そのうちの13億円がアクアパークあさば、浅羽の最終処分場と、それから袋井の施設、9億数千万円、約10億円、この二つのものが報告をされていました。今回の17億円と、例えば袋井浄化センターの9億7,800万円、令和元年から、これは令和5年までですが、さまざまな中央監視制御だとか回転制御だとか空調設備だとか、いろいろなものが出されているんですが、外数なのか、一部重複しているのか、ストックマネジメントの分はこの17億円の中で見られているのか、もっと外数だとすると全部で27億円ぐらいになるので、そこら辺について一般的な市民として、市民目線での数値を御説明いただければと思います。 55: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 56: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの大庭委員の質問の最初の日本下水道事業団にかかわる部分についてのお答えを申し上げたいと思いますが、最初にこの御案内を申し上げるときに、内山下水道課長のほうから日本下水道事業団にした理由というのを少し説明申し上げましたが、地方公共団体の支援代行機関であります地方共同法人日本下水道事業団という組織がされているということでございますが、袋井市においても、平成の初期のころからこういった事業に取りかかっていると同時に、日本下水道事業団の役割としては、やはり我々のような行政、こういったことを手がけていく団体に対しては、こういった豊富な知識、経験等に基づいた部分で自立支援等を行うというようなところで組織されている部分が主な部分ではないかなと思っているんですが、そういったところで、当時、我々で単独でそういった事業をしていくことは当然ままならないというような中で、いろいろなところから情報を得た中で、この日本下水道事業団しかないというところでこれまでずっとやってきているということでございますが、今の日本下水道事業団のはじいた金額がどうかというような、そんなお話もございましたけれども、当然日本下水道事業団にお願いするときには、品質管理とか施行管理、そういったものもしっかりやっていって、安定したものを現地で設置していただけるというようなことは、これまでもお願いをしてきた面もあり、そんな状況を我々のほうも提供いただいているというようなこともございますし、適正な価格かどうかというところは、当然これは55%の国のお金をいただいているものですから、会計検査院というようなところからしっかりこの価格が適正であるのか、この規模とか考え方とか、そういった審査の機会が当然ございますので、そういったものにも耐えなければならないというところでは、しっかりそれも対応していただいておりますし、そういった制度のもので現場のほうの費用も努めていただいているような、そんな実情もございますので、我々のほうもそういった金額については疑問を持ちながら協議をさせていただくわけなんですが、いろいろな説明を受けながら判断させていただいてお願いしている、そういう状況もあるものですから、確かなものに基づいて、積算を立てて適正な協議のもとに現場のほうは回っているということで我々のほうは理解しておるものですから、御理解を賜りたいなと思います。 57: ◯戸塚委員長 2点目でいいですか。  内山下水道課長。
    58: ◯内山下水道課長 ストックマネジメントにかかわります費用でございますが、今言った、大変申しわけありませんが、17億円の中には入っていなくて、外枠でというような形で事業費のほうを計上させていただいておりますので、御理解賜りたいと存じます。 59: ◯戸塚委員長 大庭委員。 60: ◯大庭委員 1番目の件、榛葉都市建設部長の答弁以上でも以下でもないと思いながらあれさせていただいたんですが、それだけ専門性が高いということですよね。ということは、言い値、言いなりというか、もうまさにこれだけかかりますと、これは幾らまけることができますか、コストダウンできますかという議論に多分発展しにくい日本下水道事業団なんだろうなと思います。しかも、国庫から55%の補助をもらったりするということで、もらうに当たっての査定もあるでしょうし、終わった後の会計検査院の問題もある。だから、トータルとしてはそれは完結されていると思うんですが、それが具体的に地域に経済波及としてプラスにおりていくということも大事だし、そういう事業スキルというか、そういったものを、ここにはそれこそ村井副委員長が、直接働いていた人がいらっしゃるものだから、その裏は十分承知されていると思うんですが、一般市民目線とすると、私たちのこういう発言というのは当然だと思いますので、ぜひともさらなる市にとってのプラスの事業となるように、これは要望させていただきたいと思います。  後段の件です。そういうことで、10億円弱の施設にかかるプラス17億円余のお金ということで、今回増設なものですから当然外枠になるだろうなと思っていたんですが、平たく言うと、27億円かかるということですよ、同じ令和4年、令和5年までに。そういうことですよね。            〔「もう少しかかります」と呼ぶ者あり〕 61: ◯大庭委員 ということなんですよ。だから、莫大なお金がかかっている。しかも、その借金は後代に残されているということなものですから、やはり始末できるところから始末できる、昨日も質問が出ておりましたけれども、接続率を上げる、あるいは住民に、下水道は文化のバロメーターと言われておりますけれども、そういう形でしっかり市民に恩恵がもたらされるようにさらなる工夫をしていただきたいなと思います。これは意見として申し上げておきたいと思います。 62: ◯戸塚委員長 村井委員。 63: ◯村井副委員長 それでは、私は今、皆さんがイニシャルコスト、委託料の細かいお話をしていただきましたので、少し管理面からお伺いをしたいと思いますが、まず初めに、これは私の認識不足かもしれませんが、今回の協定の中で議案に上がっているもので委託期間が入っておりませんが、これは入れる必要はないかどうかというのをまず第1点にお伺いしたいと思います。  それから、同じく協定の関係で、地方自治法の随意契約の条項がございますが、第167条の2の中で、どの条項を使って、どの規定に該当して随意契約をしたのか、するのか、その辺について2点お伺いをしたいということと、それから、先ほどの可睡の杜のお話が岡本委員のほうから出ておりましたが、実は平成30年6月市議会で、下水道区域を縮小しますということで議会のほうに報告がございました。これはなぜ縮小するかということになりますと、財政的に難しいということで下水道区域を縮小したということで、下水道区域が90.5%から67.4%に、浄化槽区域を9.1%から31%にふやすということで、これはあくまでも浄化センターへの流入量を抑えるということと同時に、下水道管のイニシャルコストを抑えるというような状況も入っていると思います。  こういった中で、可睡の杜を急いでやる必要があるかということで、先ほど伺ったのは、地元からの要望事項があったとかそういったお話でございましたが、これを入れることによって相当量の、通常150本ぐらいずつ、150立方メートルぐらいふえてくる流入量が一気に300立方メートルぐらいふえるということで、それで1万立方メートルを超してしまうというような状況、近年、2022年に超してしまうというような状況になると思いますけれども、これを入れなかった場合はかなりおくらせられると思います。財政的に非常に厳しい中で、今17億円ものお金をかけてやる必要が果たしてあるかどうかという問題があります。  この辺について、縮小をわざわざして、我々の周辺の、中心地から周辺のところは下水道区域を外して、それから個別浄化槽に変えてくださいというような話をしているにもかかわらず、可睡の杜と、それから体育館の周辺、それから駅南、こういうところは取り込むというような状況の中で、果たしてそれがいいかどうかという判断があると思いますので、その辺を伺いたいということが2点目。  それから、もう一つ、この増設に伴いまして、当然のことながら脱水汚泥が相当量ふえてくると思います。それが令和4年から将来を見ますと、大体1年間にどのぐらいの量が脱水汚泥がふえて、これは浅羽も増設していますので、浅羽ともども、衛生センターも含めての話でも結構ですが、ここの浄化センターがどのぐらいふえて、それが中遠クリーンセンターへ持っていくと、中遠クリーンセンターが今大分厳しい状況になってきていると思います。今伺ったところは、一般ごみのほうで3万2,500トンぐらいの年間の消費量ということで、それプラスリターンというような状況で2,500トンぐらいあって、トータルで3万5,500トンで契約をしているということですが、今でも相当量が入っている、多分6,000トンぐらい汚泥が入っていると思いますが、これをずっと将来にわたってふやしていくと、今度、中遠クリーンセンターの、今、ごみの減量化をやっていますが、減量化ではなくどんどんごみがふえていってしまう。その辺のことが庁内である程度共有化されているのかどうか、その辺について一度お伺いをしたいと思います。  そして、多くなって申しわけございません。もう一つ、ランニングコストの関係でございますが、これは3池目をつくるとランニングコストも相当上がると思います。将来にわたって、今度は自家発電も入れるということですので、どのぐらいランニングコストを見込んでいるのか。今のランニングコストは幾らぐらいで、将来、この3池目を増設した場合、全体のランニングコスト、どのぐらいになるのか、この辺について、向こう10年ぐらいの見通しはお持ちになっていると思いますので、その辺で、年間どのぐらいこれをふやすことによってランニングコストがふえるのか、その辺について、その4点についてお伺いしたいと思います。 64: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 65: ◯内山下水道課長 議案のほうの協定のことでございますが、これに関しましては、工期のほうの記載はなくてもいいような形でなっていたと思います。  あと、随意契約の条項でございますが、地方自治法施行令の第167条の2、第1項第2号の関係で、特殊な技術、経験及び知識を要する業務を委託するときというような形で対応させていただいております。  可睡の杜の関係でございますが、補足資料を確認していただきたいと存じますが、1の処理施設の増設についてというような形でございます。これに出ております2021年度と2022年度の日最大の量でございますが、9,890立方メートルというような形、2021年度が9,890立方メートルというような形で、これに平均的に160立方メートルふえるというような形でございますので、160立方メートルを足しますと1万50トンぐらいになりますので、可睡の杜の関係でございますが、なくても、大変申しわけありませんが、1万トンを超えますことから増設が必要となりますので、御理解を願いたいと思います。可睡の杜を入れる入れないにかかわらず、1万トンを超えるというような形で御理解を賜りたいと存じます。  あと、縮小のほうの関係でございますが、これは村井委員の言ったような形で、下水道事業、合併処理浄化槽等の汚水処理全体を踏まえた中で縮小するのがよくて、合併処理浄化槽の区域を広げさせていただいた次第でございます。そういったことで、合併処理浄化槽のほうの関係でございますが、説明会を、縮小に関しましては平成28年度から3回、合併処理浄化槽のほうの維持管理費に対する補助金を創設していくという形の説明会をあわせまして、平成29年度、平成30年度と2回、地区のコミュニティセンターでさせていただいたような形で、御理解を賜るような形で説明会をやらせていただきました。  事業計画に入れたものでございますが、今言ったような形で増設するということで可睡の杜のほうの有益な形になるということ、あと、体育館のほうでございますが、これは整備をしていくと体育館ができるということで事業計画に入れさせていただきました。また、駅南地区に関しましても、市の施策として、メディカル地区とか商業施設とかというような形がありましたことから、事業計画に入れて進めるというような形をさせていただいたことでございます。  あと、脱水汚泥の関係でございますが、これに関しましては平均で70トンずつふえていくような形を考えております。また、中遠クリーンセンターをつくるときでございますが、大変恐縮でございますが、平成26年度におきまして焼却処理量というような形のものが出ております。下水道汚泥に関しましては6,000トンまでというような形で当時は計画をさせていただいたような形がございますので、まだ下水道に関しましては余裕があるというようなことでございますが、全部の、中遠クリーンセンターのことを考えれば、今言ったような形で庁内で共有化を図って減量に貢献できる、下水道に関しましては貢献できるような形ができないかもしれませんが、そういったことも考えながら進めていきたいと存じ上げます。  ランニングコストに関しましては、手持ちに資料がございませんので、大変申しわけありませんが、後ほど回答させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 66: ◯戸塚委員長 今の関連で。  幡鎌環境政策課長。 67: ◯幡鎌環境政策課長 関連で。汚泥とごみの搬入量の関係なんですが、村井委員からお話がありましたように、中遠クリーンセンターのほうの処理能力が限界に近づいているということで、9割ぐらいということで、村井委員御指摘のように、このまま汚泥がふえていったら、もう処理能力を超えちゃうんじゃないかというおそれは確かにございます。ただ、今、内山下水道課長のほうからも話がありましたように、汚泥については計画どおりというよりはむしろ計画よりはおくれて中遠クリーンセンターのほうへ入るという状況です。  そういう中で、ごみがふえてしまっているということで、大きく問題が二つありまして、一つは、今お話がありましたように、量の問題、量が処理能力を超えてしまうんじゃないかというところで、ただ、そのときに、今申し上げたように、下水汚泥というのは計画どおりに入ったはずなのが能力を超えてしまうというのは、下水汚泥以外のごみがふえてしまっているという問題があると思います。それにつきましては、今回、ごみ減量化特別委員会をつくっていただいて、減量化について議論していただくということで、それとあわせて解決のほうを図っていきたいというのが一つあります。  それから、もう一つ問題なのが、汚泥につきましては、比率が高くなると、皆さん御存じのように、別に燃えやすいものではないものですから、コークスなんかの使用量がふえて、ごみ処理費が上がってしまうんじゃないかというおそれがあるということで、私自身もそういった考えはあったわけですが、これはまたごみ減量化特別委員会で資料のほうを提供させていただきますけど、今のところ、調べた限りでは、下水汚泥の比率が高くなったことによってコークスの使用量が多くなっているようなことはなくて、そういった意味では、計画どおり下水汚泥が入ってくることに関しては、大きな問題は本来起こるはずがないというところだと思います。  ただし、このときにあわせてもう一つ問題があるのは、汚泥につきましては、10年前の技術でごみの、中遠クリーンセンターで燃やしたほうがいいんじゃないかという話がありまして、それで燃やしていたというのもありますので、今、10年たって新しい技術で汚泥をもっと安価に処理できる可能性もあるんですよね。ですので、そこら辺の研究もあわせて、今回、ごみ減量化特別委員会のほうをつくっていただいておりますので、そういったものを資料提供しながら、その中で検討いただいて、ごみの量がふえちゃっている問題とあわせて、下水汚泥の処理なんかについてもあわせて、また資料のほうを御提供させていただきたいと思っていますので、またそこで検討をよろしくお願いしたいと思います。 68: ◯戸塚委員長 村井委員。 69: ◯村井副委員長 基本的なことをお伺いしたいんですけど、この委託期間を協定の中に含めなくてもいいというようなお話が、議決事項じゃないというお話がありましたが、今回、袋井西コミュニティセンターのやつをきちっと議決事項の中に工事期間がうたわれております。これ、議決事項にうたわれないと、少し延ばしても変更契約さえすればよくなってしまうというような状況ですが、例えば委託期間が延長されても新たな議決は要らなくて、内部処理でそれを過ごせるということですか。なぜこういうような、それぞれのところに今回議案に上がっていて、その期間を入れないのか、その辺のことを、どなたかおわかりになる方がいれば、少し御答弁をいただきたいと思います。  それから、確かに今、幡鎌環境政策課長がおっしゃるように、下水道汚泥については計画どおり6,000トンまでというのは全部の量が6,000トンですから、これから流入量がどうなるか、想像もつきませんが、下水道汚泥が今3,000トンぐらいと、あと衛生センターもある。いろいろな条件が重なって全部で6,000トンという話ですから、その辺で……。ただ、今ふえても構わないよという話ではないと思うんですよね。ごみ減量化をやらなきゃいけないと言っているのに、行政側がどんどんそれをふやしていく。これはふやさざるを得ませんので、これはいたし方ないと思いますが、今、10トンとおっしゃったのが、何をもって10トン。流入量がどのぐらいで、その流入量に対して下水汚泥はどのぐらい出るのか、その辺がおわかりになれば教えていただきたいと思います。  可睡の杜と、それから体育館と、それから駅南が、それを統合、入れると何トン、どのぐらい流入量がふえるかというのは、それは数字がわかれば教えていただきたいと思います。  それから、今、可睡の杜のお話がありましたが、縮小のときに要望があったというような御説明を先ほど岡本委員の説明でありましたが、要はここをなぜ入れなきゃいけないかというのが、根本的なところがよくわからないものですから、もう一度そこら辺が、要は今の下水道処理施設がなぜずっと継続してできないのか、可睡の杜で。何か問題があるのか、水質的に。その辺のことがはっきりよくわからないものですから教えていただきたいと思います。  要は一般住民の方については、合併処理浄化槽も下水も水質は変わりません、同じですよ。だから、縮小しても補助金を出しますから、そういったことを縮小しても政策的に、環境的に影響はありませんというような説明の中でそれぞれの住民に説明したはずなんです。ですから、今の可睡の杜の処理設備が全く機能しないというなら別ですけど、機能しているにもかかわらずそこを入れなきゃいけない根本的なところがよくわからないものですから、その辺だけもう一度御答弁いただきたい。 70: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 71: ◯内山下水道課長 有収水量に対する汚泥の関係でございますが、平成30年度末に関しましては、330万トンぐらいに対しまして汚泥の量が3,100トンぐらいでございます。これが年々ふえていくような形でございますが、令和10年度ぐらいでございますが、約400万立方メートルぐらいになりまして、これに対しまして処理量のほうの関係でございますが、3,800トンぐらいというような形の見込みをしております。  あと、可睡の杜の関係でございますが、これに関しましては、村井委員のおっしゃるような形で、今現在は水質的にも問題ないかと思う中でございますが、これに関しましては、自治会のほうからも一応要望等出ているわけでございますが、それゆえの平成21年度にも一般質問等で出てきた中で、可睡の杜の関係でございますが、次の事業計画のときに検討していくというような形で進めてまいりましたので、御理解を賜りたいと存じます。 72: ◯戸塚委員長 村井委員。 73: ◯村井副委員長 委託期間のやつはわからないんですか。 74: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 75: ◯榛葉都市建設部長 今、議会に付すべき契約行為に関する掲載項目というんですか、議案にある掲載項目ということで、先ほど来申し上げているように、目的とか方法、相手先、契約金額という形とさせていただいておりまして、それはなぜかというところまで詳細に今お答えできないんですが、通常、工期なんかは、今回のコミュニティセンターもそうなんですが、補足資料のほうでもう少し詳細にそういうところも含めて掲載をさせていただいて、議案のほうはこういった項目でお諮りしているというようなことでございますので、その点は恐縮なんですけど、よろしくお願いしたいと思います。 76: ◯戸塚委員長 村井委員。 77: ◯村井副委員長 確かにそのはずなんです。ただ、その法的根拠が何かというのがもしわかれば、後でも結構ですので、教えてください。  それから、私がお伺いしたのは、要は可睡の杜と3地区を入れたときにどのぐらい流入量がその地域でふえるかとお伺いしたんです。全体の300万から400万になるのは全体を見ればわかりますけど、要はそこの、今回なぜ入れなきゃいけないかという問題になったところのそれぞれの流入量が、どのぐらいを想定して、どのぐらいの汚泥が発生してくるかというのを、ふえてくるか、その辺のことを教えていただきたいというのが、これは後でも結構です、わからなければ。  それから、今新たに編入するのに自治会の要望があったから御理解いただきたいという話だと、じゃ、どこでも自治会が要望すれば、私らのところはどうしても下水道をお願いしたいんですと要望すれば入れなきゃいけないかという話なんです。ですから、基本的になぜそこを入れなきゃいけないかというもっと理由が、明確な根拠があれば教えてくださいということですので、自治会の要望とかそういうのは結構ですので、根拠もなしに入れちゃったのか、そういう話ですので、そこのところをもし御答弁できればお願いしたいと思います。 78: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 79: ◯鈴木副市長 いろいろ御意見ありがとうございました。議決の、最初の期間を記載しないのは地方自治法だったか条例だったか記載事項の項目が規定されておりまして、それは根拠はどこかというのは、後ほどまた休憩を挟んでお答えをしたいと思います。  それから、区域編入と、その編入した区域から発生する流入汚水量、それから、その水量に相当する中遠クリーンセンターで焼却する汚泥量、その関係の、公共下水道ですので、区域を拡大していくときに、それぞれ変更認可ということで認可をとっております。そのときに、そこに住む住民の数、発生汚泥量、発生流入量、全部そういったものはデータとしてありますので、それはまた下水道課のほうから委員会のほうへ提供して、改めて説明をさせてもらいます。午後ぐらいの時間になると思います。  それから、三つ目の、なぜ可睡の杜がそこを編入しなければいけないかということなんですが、基本的な考え方は、袋井の市域がこれだけあると、実は、皆さん御案内のように、汚水の処理については下水道のような処理方式、これは集合方式ですね。それから、個別の合併処理方式、その二つに分かれますね。袋井市は、公共下水道と一部宇刈の農業集落排水、それが集合方式で、あとの区域は合併処理と。それで、基本的に公共下水道としては、人々がたくさん住んでいて、汚水が発生する、公共下水道として処理したほうが経済合理性があるものについては、それは一番お金が関係してくるのは管渠の延長ですね。人家のまばらなところは管渠を延ばしていっても、汚水の流入は少ないものですから、人口密度の高いところに整備していったほうが効率的だということで、そうした費用対効果、それを計算して公共下水道区域をどうするかというようなものを決めています。  それで、今回区域を縮小したのは、公共下水道区域、膨大な区域を当初私たちは計画しましたけれども、じゃ、それはいつできるのと、全部完了するのというのが議会でも相当何回か質問を受けました。それは年々国の補助金なんかも減らされて、毎年毎年の面整備の面積が少ないものですから、いつになったら公共下水道区域、全体ができるかってわからない、100年先ですかと。  それで、袋井市全域が市民の皆さんが発生する生活排水がきちんと処理できる方法はどうかということで、公共下水道区域を減らしていきましょうと。その減らしていくもとは、これは平成4年に袋井市の公共下水道、認可をとって、平成11年ぐらいから供用していると思うんですけれども、つくったものって老朽化してくるんですね。それで、平成でいうと平成52年に耐用年数から始めて新しいのを、次の老朽化の更新が始まるものですから、新しいところを区域を入れてつくっているときに老朽化の更新も始まると、下水道事業、相当大変なものですから、とにかく平成52年までに公共下水道を整備してしまいましょうと。そのボリュームはどのぐらいかというところも計算する中で区域を縮小しました。  それで、公共下水道、合併処理浄化槽での方式になったところについても、合併処理浄化槽の区域が広がりましたけれども、市民1人当たりの負担額の不均衡があってはいけないということで、今、合併処理浄化槽の皆さんのほうには放流水の基準に適合したような、検査を受けることを大前提に補助金の制度をつくってやっていると。それで市民の皆さんに何回か説明会を設けてやったということで、村井委員おっしゃる、何でそこに入れるというのは、たくさん人が住んでいるところを下水道という一つのシステムの中で処理していくのが基本だからということで御理解いただきたいと思います。 80: ◯戸塚委員長 大庭委員。 81: ◯大庭委員 これ、私にかかわるもんで、平成21年の2月市議会定例会かな、一般質問で、今村井副委員長の言った可睡の杜について、一般質問で私取り上げたんです。前段では高南地区、御案内のように、コミプラがあったり公共下水があったりいろいろあっても、結局袋井で全部取り入れちゃったんです。全く村井副委員長指摘のような内容のものがあって、それはもうほかでやるべきじゃないか、あるいはその人たちに任せればいいじゃないかといったときに、結果的には、高南地区なんかもそうなんですが、木が管渠に入ってしまう、汚泥が漏れてしまう、あるいは雨水が漏れて満水になってしまう、さまざまなそういう問題になったときに、結果的には市が結局面倒を見ていたんですよね。  そういう延長の中で、可睡の杜なんかもそうで、この地域というのは住民の皆さんが、東海地震、それから大規模災害が発生したとき、もろもろのライフラインが心配されるが、特に汚水処理施設については気になる等のお話を私いただいた。調べてみると、可睡の杜地区では、汚水処理場については、平成12年9月13日付で開発者と袋井市との間で管理協定が締結され、その中で汚水処理施設について、市ではなく管理組合が管理することになっている。したがって、汚水処理場の維持管理は、共益費等の費用を徴収する中で管理組合が運営する。例えば震災発生した場合、汚水処理施設が激甚災害を受けたとき、当該地が汚水処理では公共の支援が受けられない、陸の孤島になる等々、そんな発言もしました。  結局市では、そのときの答弁では、現在、下水道の整備については、用途地域や人口集中地域を中心に整備を行っているところでございまして、可睡の杜地区につきましては、袋井処理区における東部処理区分の最上流部に位置しておりますが、少しでも早く接続してまいりたいと考えておりますことから、次期認可区拡大の際には処理区分の再検討や袋井浄化センターの増設計画とあわせて、当地区の接続を検討してまいりたいと思います。  やがて10年前の話だったんですが、結局将来を見越したときに、トータルとして汚水処理人口をふやしましょう、下水道の普及率を高めましょうという延長で、袋井市の高南地区と同じような考えのもとに入れられてきた、私はそのように承知しています。  ただ、あれから大きく変わったことで、村井副委員長も心配されるように、いわゆる本来は公共下水で全てやっていこうと言っていたことが、合併処理ということで流れが変わりました。要するに個別処理ということで。そのことによって、袋井東地区なんかもそうですけれども、私らのほうもそうなんですが、随分シュリンクしました。しかし、基本的に投資対効果で見たときに、可睡の杜みたいにインフラが一通り整備していることを考えれば、接続して一定のお金を払ってもらうというのは、いわゆる終末処理場の稼働率も上がりますので、私は全体の中で、そこはあんたら、勝手にやっていて、何かあったときは市は関係ない、そっちの管理組合でやってよということはできないんじゃないかという私は思いもありまして、市もそういう認識でここに至ったのかなと。非常にデリケートな問題で、1万トンを超すか超さないかという問題もありますけれども、当時そういう経過があったということ、私、かかわったものですから発言させていただきます。村井副委員長の指摘は的確だと思います。管理者としていただけあるものですから、見ていらっしゃるものですから、逆にそれを補強する意味で、いい案があったらまた出していただきたいと思います。老婆心ながら、僣越でありますが、私からの発言でした。 82: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯戸塚委員長 これで一応、特にこの後、質疑もございませんので、議第57号は終了しますけれども、先ほど村井委員の質問の中から、ランニングコスト等について後ほどということで、ペンディングになっているのがあります、とまっているのがありますので、一旦ここで休憩をして、まだ付託議案がもう一件ありますので、当然こちらの想定ですと、進め方として、討論、採決まで付託議案については先に進めていきたいと思いますので、その前にその辺のところについては少し整理をさせていただいて、委員の皆さんの採決に入る前に支障のないような対応をとってまいりたいと思いますので。  では、会議の途中でありますが、ここで休憩とし、10時45分から会議を再開しますので、よろしくお願いします。                (午前10時31分 休憩)                (午前10時45分 再開) 84: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ────────────────────────────────────────         シ 議第58号 袋井市道路線の認定について 85: ◯戸塚委員長 次に、議第58号 袋井市道路線の認定についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  土屋建設課長。 86: ◯土屋建設課長 (省略) 87: ◯戸塚委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 88: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、議第58号については終了といたします。  この後、討論、採決ですけれども、先ほどの関係について、もし対応できているところがありましたらお願いしたいと思います。  内山下水道課長。 89: ◯内山下水道課長 大変申しわけありません。まだ資料のほうが作成中でございますので、間に合わないといった状況でございますので、御報告させていただきます。大変申しわけありません。 90: ◯戸塚委員長 じゃ、ここで休憩をとらせていただきます。11時再開ということでいいですか。                (午前10時47分 休憩)                (午前11時02分 再開) 91: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  では、内山下水道課長のほうからお願いします。 92: ◯内山下水道課長 議案に対する工期の関係でございますが、地方自治法第96条には入っておりませんので、それにつきまして地方自治関係実例判例集というところによりまして、契約の目的、方法、金額、相手方等を明記すればよいというような形で国のほうから報告がありますので、こういったことで対応させていただいております。また、補足資料のほうで工期等を記載してあればよかったわけでございますが、大変申しわけありませんでした。今後こんな形のないように、補足資料のほうで対応してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  また、ランニングコストのほうでございますが、個別には出していないような状況でございます。財政見通しの中で維持管理費等の、今後の10年ほどのものが出ておりますので、できればそういった形で御報告させていただけるかと思っておりますが、大変恐縮でございますが、今現在そういった状況でございます。 93: ◯戸塚委員長 お諮りしますけれども、委員の皆さん、よろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯戸塚委員長 では、進めさせていただきます。  これをもちまして、付託議案に対する説明及び質疑を終了いたします。  それでは、続きまして、この委員会に付託されました議案について討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95: ◯戸塚委員長 討論なしと認めます。  ただいまから採決を行います。  初めに、議第31号 令和元年度袋井市一般会計補正予算(第2号)についてのうち、所管部門について採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 96: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第35号 令和元年度袋井市墓地事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕
    97: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第36号 平成30年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、所管部門について採決いたします。  お諮りします。本決算を認定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 98: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本決算については認定することに決定されました。  次に、議第40号 平成30年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  お諮りします。本決算を認定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 99: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本決算については認定することに決定されました。  次に、議第41号 平成30年度袋井市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  お諮りします。本決算を認定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 100: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本決算については認定することに決定されました。  次に、議第43号 平成30年度袋井市墓地事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。  お諮りします。本決算を認定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 101: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本決算については認定することに決定されました。  次に、議第44号 平成30年度袋井市水道事業剰余金処分計算書についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 102: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第45号 平成30年度袋井市水道事業会計決算認定についてを採決いたします。  お諮りします。本決算を認定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 103: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本決算については認定することに決定されました。  次に、議第54号 袋井市手数料条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 104: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第55号 袋井市水道企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 105: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第57号 建設工事委託に関する基本協定の締結についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 106: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第58号 袋井市道路線の認定についてを採決いたします。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 107: ◯戸塚委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、付託議案の審査は全て終了いたしました。  それでは、引き続きまして、報告事項に入ります。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 平成30年度総合計画政策評価結果について 108: ◯戸塚委員長 初めに、平成30年度総合計画政策評価結果についてを議題といたします。  委員の皆様にお願いをいたします。本件の審査に当たっては、取組別評価シートの右下にあります総合評価の欄に掲載をされております平成30年度の評価が妥当であるかどうか、また、今後の展開方向の欄に記載された当局の方針について、拡充すべき、縮小すべきなど、来年度予算要求につながるような御意見、御提言を含めて審議をお願いしたいと思います。  なお、本件に関する御意見は、委員会として取りまとめをして、後日当局に報告をいたします。  本件につきましては、最初に政策評価結果の概要を榛葉都市建設部長から説明していただき、その後、取組ごとに担当課長から説明及び質疑応答を行います。取組の件数が大変多いため、一つの取組につき15分程度を目安に議事のほうを進めてまいりたいと思います。委員の皆様、よろしくお願いします。  それでは、政策評価全体の概要について、当局の報告を求めます。  榛葉都市建設部長。 109: ◯榛葉都市建設部長 (省略) 110: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  それでは、個々の取組ごとに進めていきたいと思います。  初めに、政策3、取組1、暮らしたくなる都市拠点の創出について、当局の報告を求めます。  石田都市計画課長。 111: ◯石田都市計画課長 (省略) 112: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  大庭委員。 113: ◯大庭委員 取組の指標の中に地区計画というのがたくさん出てきますよね。それを今度右に展開したときに、それに具体的な事業として、袋井駅南地区まちづくり、袋井駅南都市拠点土地区画整理、あと、景観形成推進、市営住宅施設整備、地域まちづくり支援となっているんですが、地区計画で今具体的に動いているのは川井西地区の、ああいうのが典型だと思うんです。九十数%の伸び率で、どんな展開になるか、今固唾をのんでいるという段階ですが、こういうような数値が、やはり具体的に、何か曖昧模糊として、しかも、例えば今後の展開方向というところにも、具体的にこの地域をやるだとか、この地域をやっていきたいだとかという、現時点で取り組みをしているにもかかわらず、記載がないようなものがありますが、それについてどのように考えているのか。  例えば、地区計画については、上山梨・豊沢・上久能地区で協議を行った。川井地区だってもやっていたじゃないか、あえて載せないか、うまくいかないので載っていないのかだとか、うがって見るとそんな気がするんですが、具体的に考え方を教えてください。 114: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 115: ◯石田都市計画課長 資料の右側の総合評価の平成30年度に取り組んだ内容と今後の展開の方向というところでございますが、こちらにつきましては、右側の取組指標の実績値で平成29年度から平成30年度にかけて3地区数字が向上しているというようなことでございますので、そのような視点で平成30年度のところについては記載をさせていただいております。  それで、今後の展開方向というようなところにつきましても、個別のこの地区の地区計画を定めていくというようなことも、大庭委員から御意見があったように書くという必要性もあるかと思いますが、少しこちらについては全体の展開方向というようなことで、このような記述にとどめさせていただいております。今伺った御意見につきましては、少し企画政策課のほうと協議をさせていただいて、対応するか否かも含めて検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 116: ◯戸塚委員長 大庭委員。 117: ◯大庭委員 昨日来からの決算の話の中でも、駅南の事業については多くの皆さんが興味があります。具体的に事業が進んでいますのは田端の区画整理です。それ以外にもあそこの地域がどうなるかという、いわゆる駅南のですね。そういったものがこういう数値の中で具体的にわかるというのが、PDCAを回す本来の意図だと思うんですよね。  要するに、こういう言い方をすると失礼ですが、自分たちの目標、やれそうな目標だけ掲げて、これが進んでいますじゃなくて、やらなければならない目標、うまくいってもいかなくてもですよ、そういうのをやはり出さないと、上司は、ここに副市長、あるいは技監だとか幹部がいますけれども、下から上がってきた書類をぱっと見たときに、これを見ると、ああ、何だ、86%、100%、全部いいじゃないか、こうなっちゃうんですよ。それで、そんな数値しか大体上司は見れない、時間がなくて。自分らのところ、10項目、5項目、8項目あった。それについて、正直に6割、4割、3割、それをどうだね、うまくいっているのかね、人は足りるかね、こういう議論をするためにPDCAを回す、この政策評価というのがあるんですよ。  だから、大体上手にうまくいっているところだけ出してするというのは、大変だと思うんです、担当課長としても、何だ、おまえ、やっていないじゃないかとなっちゃうものですから。そういうことも承知の上で、なるべく顕在化させたほうがいいと思います。それで、やはり課題をみんなが共有化し、認識し、改善に向けて対策を打つ。ぜひともそういうことで進めていただきたいと思います。これは要望だけにさせてもらいます。 118: ◯戸塚委員長 そのほか。  村井委員。 119: ◯村井副委員長 一つ教えていただきたいんですけど、左の表の土地区画整理実施区域内の未利用地区画数となっていますが、これ、今860区画となっていますが、これは今まで区画整理をやった全ての事業地内の未利用地の数だと思いますが、この区画数というのが今どのように、今、例えば区画整理をやったにもかかわらず、農地で置いてある部分も含めているのか含めていないのか。都市計画事業ですので、本来からいけば全て宅地で宅地供給すべきだと思いますが、その部分が含まれていないのか、あるいは含まれているのか。多分区画としてはすごく大きい、広い区画も1区画だし、狭い区画も1区画と数えてカウントしているのか、その辺でほとんどまだ動いていない、100区画ぐらいしか今まで使用されていない、土地利用されていないと思うんですが、今後そういった農地のあり方とかそういったものをどのようにこの評価に加えられているのか。  そうしていきますと、この評価の状況を見ますと、需要の高い、住環境が整っているため土地利用が図られたとなっていますが、区画整理をやったところ、環境が整っていて当たり前の話なんですよね。これは周辺の農村部と違いますので、そういった形の中で、この理由のところで、分析のところで、需要が高いというのが、環境が整っているとかそういったことが理由の一つに挙げられるのかどうかというのが、その辺もあわせて御所見を伺いたいと思います。 120: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 121: ◯石田都市計画課長 村井委員の御質問にお答えしたいと思いますが、まず、未利用の区画数ということで860区画という数字を掲げさせていただいておりますが、これはたしか平成26年度、この目標を定めるときに、市内の区画整理を実施したところの住宅明細図を参考にさせていただいて、それで村井委員からも今ありましたが、大規模な換地を受けたところというところもございますので、そこは1区画当たりおおむね、通常住宅地であれば200平方メートルということで、大体60坪が標準区画と考えられておりますので、60坪で換算をして算出して、それから後、現地調査なども抽出した中で行って、860という数字を定めております。それで、区域の中の農地については、今説明をしたとおり、農地も含めてこの区画数の中に入れさせていただいております。  それから、今後の農地のあり方というようなことでございますけど、当然都市サイドで住環境、土地利用の促進に向けて基盤整備等を行っておりますので、農地につきましても宅地化の転換を図っていくべきだというようなことで考えておりますし、そういったことの実現に向けては、昨年度の立地適正化計画を策定する中で、たしかほとんどの区画整理を展開しているところが居住誘導促進に努めていくという政策も掲げさせていただいておりますので、そういったことも市として掲げながら、宅地化に向けて促進をしていきたいと考えております。  それから、3点目の評価分析の関係で、需要が高いとか住環境が整っているというようなところでありますが、区画整理を展開している中でも、上山梨第二とかというエリアになると、結構商業施設であったり、医療であったり、福祉、保育の関係がかなり整っているというようなところもありますので、そのほかの袋井北地区においても商業施設なども完備されておりますが、そういったことから、そういう視点の住環境というような意味合いでここは書かせていただいておりますので、道路が充足してできているという意味と捉えられてしまうということであれば、少しここの地域の住環境の前に言葉を例示させていただくなど、工夫をさせていただきたいと思っております。ここで住環境というのは、そういう商業施設とかという、生活利便施設というイメージで記述をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 122: ◯戸塚委員長 村井委員。 123: ◯村井副委員長 今の居住環境が整っているとかという話は、区画整理をやったところは原則的に日常生活の利便性は非常に高いわけです。ですから、特化してこういう環境がいいとか需要が高い、そういったもののほかの要因がまだあるんじゃないか。例えば学校とか教育施設とか文化施設とか、あるいは駅とか、そういったことの環境もあると思う。ですから、商業施設とか日常生活にほとんど困らないところを区画整理をやっているわけですから、そういった分析も少し加えた中でこの評価をつくっていただいたほうがよろしいかと私は思いますが、その辺の御所見を伺いたいということと、特に区画整理地内の農地は、非常に区画整理法の中で宅地供給の促進を図るというような法律の趣旨になっていますので、それがいつまでも農地のまま置いて、それでいいかどうかという問題は、立地適正化計画のお話をしましたが、もうかなり何十年という経過があって、ずっと農地であるところもありますし、そういったことをやはり地域の皆さんと少し話をしたり、あるいは農地を持たれている方に少し考え方を聞いたりというのがこの評価の中に少し入ってもいいのかなというのがありますが、その辺もあわせて御所見をお伺いしたい。 124: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 125: ◯石田都市計画課長 ただいま村井委員のほうから御指摘があったとおり、農地につきましては宅地化に図られるべきというエリアだと思います。恐らく昭和40年代、昭和50年代にやられた役所のすぐ北側とかでは、当時まだ水田も土地利用可能なような、用水機能を完備したような区画整理事業を展開されたという古いところもございますし、そういったところは少し現状を確認させていただいて、今、村井委員のほうから御指摘いただいたように、今後の取り組みについて検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 126: ◯戸塚委員長 そのほか、委員の皆さん、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了いたします。  次に、政策3、取組2、誰もが移動しやすいまちづくりについて、当局の報告を求めます。  土屋建設課長。 128: ◯土屋建設課長 (省略) 129: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 130: ◯竹野委員 幹線道路の歩道整備率のところで、100%となっているけれども、よく見ましたら目標値がそんなに高くないわけですよね。本来は、理想を言えば、100%を目標値にして実際にはまだまだ現状はこうだと。だから、過去のことはもう問いませんけれども、来年度、令和2年度、これが令和1年度と0.1しか目標値が高くないと。だから、やはりこれはもう少し努力目標を高くする必要があると思います。これは、私は一般質問でもしておりまして、いろいろなところでやはり自転車に乗って、あるいはシニアカー、あるいは障がい者の方も、そしてこの歩いて楽しいまちづくり、健康のためにも、袋井市のまちづくりでは、歩いて、あるいは自転車で、なるべく二酸化炭素を排出する車を使わずに、健康で環境に優しい、そういうまちづくりをするためには、やはり道路の整備。  この中に歩道となっているけど、質問も入るんですけれども、自転車も通れる歩道、それは実際には幾つかのところで、例えば袋井商業高校からずっと山梨に行くところの広いところはされていますけれども、まだまだ整備が余りされていないと。道路幅の関係もありますから、すぐにはこれは、目標値はそう急激に高くすることはできないにしても、少なくとも段差を解消するとか、あるいは可能な限り自転車と歩行者が並行して走れるようなゾーンというのか、色も変えて、そういう努力目標というのは大事だと思うんですよね。  そこで、まず具体的な要望としては、目標値を上げることと、それから、歩道のところで、質問では自転車も入っているのか、そして、具体的な、先ほど言いましたように、段差の解消とか、それは障がい者も、あるいは高齢者も快適に歩けるよう、安全に、そういうところの配慮というのか、そういうのも皆さんの目標の中に入っているのかについての質問です。 131: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 132: ◯土屋建設課長 こちらの歩道整備率に関する目標値が低いということでございます。こちらに関しましては、市内の1・2級路線、母体を1・2級路線ということで、市内161キロメートルの1・2級路線を分母として、その路線に関しての整備率ということで数値を掲げているものでございます。  今申し上げましたように、161キロメートルが母体ですので、その1%を上げるのにもやはり1キロメートルの歩道整備が必要になってくるということで、なかなか高い目標値。確かに最終的には100%を目指してということが理想だと思いますが、ここの中ではある程度区間を区切った中での目標値ということで、財政状況も考えた中で目標値を設置しているということでございます。  確かに今後、今、一応目標値のほう、平成30年度では40.1%の目標に対して40.8%の実績がありますので、今後につきましては、このあたりの目標値も修正をしていくというところも考えなきゃいけないというところで考えているところでございます。  次に、今の中でこの目標値の中に、じゃ、いわゆる自転車が通れるとか、そういう配慮のところなんですが、これはこの目標値の中ではあくまで整備率ということだけですので、自転車がとかという区分けはしておりません。当然歩道の中には、その路線によって歩道幅等もありますので、自転車が走れるところ、あるいは歩道幅員が狭くて自転車が走りにくいところといろいろあります。こちらの自転車のほうにつきましては、今、車道の一部に矢羽根の標示をさせていただいて、自転車通行帯を置くですとか、あるいは先ほど出ました袋井商業高校の前が県道になりますが、幅の広い歩道でしたら、いわゆるその歩道の中で走行ラインを区分けするような方法というところも、今後整備の中では配慮して進めてまいりたいと思います。 133: ◯戸塚委員長 竹野委員。
    134: ◯竹野委員 全体161キロメートルのところを、金もかかるから、今のは理解できるけれども、しかし、このペースだったらいつになったら100%になるんだろうということ、現実問題。結局重点政策を何に置くかと、予算の配分、根本的な問題になるわけですね。だから、私は、やはり袋井市が歩いて楽しいまちづくりということを掲げておりますし、日本一健康文化都市と。そうすると、できるだけ高齢者も障がい者の方も外に出て歩く、あるいは自転車、あるいは三輪タイプも、運転免許証を返納しても、三輪タイプであれ、シニアカーで自力で歩く道を、やはり条件整備をすると、それが袋井市のまちづくりだと思うんですね。そういう意味で、もう少し加速、目標値を、これはあくまでも要望ですけど、それは具体的にはまた、きょう回答は出なくていいです、それは来年度予算の編成の中で具体的な数値が出てくると思いますから、一つ。  それから、先ほど歩道のことでは、いわゆる自転車とか障がい者とか、余りそういうことでなしに、単なる歩道ということで今説明があったんですよね。だから、そこはやはり計画的にきめ細やかに障がい者の方が、高齢者の方がこの段差でいいのかと。そうして、自転車のマークも、よく見たら、自転車と歩行者が一緒にという歩道の標示がございますよね。だけど、あれはよく見ないとわからないんです、正直申しまして。僕は意識があるから、あっ、ここはそうなっているというのは意識して見ているけれども、一般の方は気づいていない方も結構いるんじゃないかと思うんですよね。だから、やはりああいう標示もわかりやすく、そして、できるだけ可能な限り。  一応、新聞報道や警察の発表では、自転車は車道を走ったほうが安全だと、歩行者とぶつからないし、意外に、僕も自転車に乗っているからよく知っているけれども、車道側の片隅、左側を走ると怖いんですよね、正直申しまして。だから、歩道のほうを走るけれども、交通事故の統計では車道のところを走ったほうが安全だと、これは警察の発表で新聞に出ておりました。だから、それはそれでいいんだけれども、それなら、いわゆる車が走る道路の部分の、ここは自転車ゾーンですよということをはっきりと標示ができる。そして、そこをなるべく自転車が走ると。だから、そういうのをやはり市民への周知徹底も大事だし、標示もやはり大事、線を引くとか。だから、そういう配慮をした道路づくり、歩道も含めてですけど、これも要望としてお願いいたします。 135: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  次に、政策3、取組3、花と緑と水のまちづくりについて、当局の報告を求めます。  八木都市整備課長。 137: ◯八木都市整備課長 (省略) 138: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。  岡本委員。 139: ◯岡本委員 未利用地を活用した広場面積のほうですけど、平成29年度に制度の検討をして、平成30年度は実績値がゼロになっているんですけれども、右下の5の総合評価のところを見ますと、旧浅羽町時代から市有地を地元住民で管理している広場について、公園施設の整備が進み、地元の公園として維持管理する規約が提出されたというのが、実際的にこれは何カ所ぐらいあって、こういったのは実績値に入らないのかという気がするんですけど、私ども、見聞きしているのは、例えば大野地区の市道敷きの一部を、地元の人が公園のように管理して、花を植えてきれいにしているというようなところがこういうところに当たるんじゃないかなと思うんですけど、規約が提出されたというのは何カ所ぐらいあって、実際、大野地区のようにそういった整備されているところがこういった未利用地の活用した事例としてカウントされないのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 140: ◯戸塚委員長 八木都市整備課長。 141: ◯八木都市整備課長 岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  規約が提出された団体数というところでございます。東同笠自治会が提出をされた、一つ、旧浅羽町時代から市有地を東同笠自治会で管理をしていただいたところと、その隣を民地で活用しているところ、民地を一体的に、公園が少ないので、公園として整備をしていきたいというような規約が出され、自治会で公園を整備していきたいというような申し出がありまして、維持管理については自治会等でやっていきますよと、整備についても自治会でできるだけ整備していきたいというようなことがありまして、1団体ですけれども、提出がされたということでございます。  それと、大野地区のところで花壇として使用しているようなところも未利用地とならないかというところでございますけれども、今、各地区にそういったところが調べればもっとあるのかなというところでございまして、今、公園等の充足度調査というのも行いまして、これから地域のところにアンケート調査等を行っていきたいなというところでございます。そういった地域、市でも少し把握していないようなところがあれば、そういったところも対象としていければなというところで思っています。またそういったところについては、少し市でもどのようなことができるかというところでは検討していきたいなと思っております。 142: ◯戸塚委員長 岡本委員。 143: ◯岡本委員 今、回答にあった東同笠自治会とか、私、例に挙げた大野地区ですけれども、従来、市の公園が設置されていない地区で、公園に対する渇望があるんですよね。公園がほとんどないということで。その代替措置になるかどうかわからないんですけれども、そういった地域にあって、公園に値するようなこういった整備というのは進めてもらいたいと思うんですけど、目標値の400平方メートルというのは、先ほどほかの例で暮らしたくなる都市拠点の創出のところ、区画整理地内の未利用地で、標準区画が、静岡県内の場合、60坪200平方メートルなんですよね。そうすると、この400平方メートルというのは、宅地でいうと標準的な宅地の2軒分に当たるわけですよね。そうすると、目標値としては決して広い面積ではないということで、その中にあって実績値がゼロということは、やはり目標を設定しながら、それに到達する具体的な、達成のための努力がなされたのかなという疑問が湧いてくるわけですけど、そういった公園が未設置の区域にあって、代替措置としてこういったものが働くのであれば、もう少し積極的に働きかけをして、それにかわるものとして、それこそ花と緑と水のまちづくりを推進していただいたいと思いますけれども、所見をお伺いします。 144: ◯戸塚委員長 八木都市整備課長。 145: ◯八木都市整備課長 公園の整備のことについてということだと思いますけれども、先ほども説明をさせていただきましたけれども、袋井市の1人当たりの公園面積というのが、小笠山総合運動公園を抜くと9.7平方メートルというところでございます。都市計画法とかにもありますけれども、1人当たり10平方メートル以上というようなことで、今まで目標を立てて整備を進めてきたところでございまして、ただ、近年は、用地の確保とか維持管理の増大といった問題から新規の公園を整備するというのがなかなかできなくなっているというような状況でございます。そういったところで、今後、既存公園をどうやって使っていくかというようなこととか、あとは機能の拡充とかそういったことも含め、あとは住民参加による維持管理とかというようなことも取り入れながら、公園のことを今後考えていかないといけないかなというところで思っております。  いろいろ他市の身近な公園というか、未利用地を使って整備をするというようなことにつきましては、他市もいろいろな取り組みを考えておりまして、そういった無償借地をしていくとか、そういったところもよく考えているところもありますので、そういったことも参考にさせていただきながら、今後また地域の御意見を聞きながら、公園整備のほうに努めていきたいなと思っております。 146: ◯戸塚委員長 岡本委員。 147: ◯岡本委員 この取組を設置した根拠といいますか、それが左上の現状と課題のところに書いてあると思うんですけれども、二重丸の最初のところ、公園や広場は地域により偏りがあるということで、丸印の二つ目には、従来の公園は管理コストが増加していくということも書いてあるわけです。ですから、今までのような都市公園が今後ふえていくということはなかなか考えにくいわけですけど、その代替措置として、そういった地域の少しの広場を利用して憩いのある空間をつくり出していくというのは、この目標を設定した趣旨であると思うんですよ。  大野地区なんかを見ますと、地域の人が非常に手を加えて花壇を整備しているんですけど、そういった地域というのは、空き缶の投げ捨てとか、そういう汚れがないわけですよね。そういった公園の効果として、そこを通る人の心に非常に道徳的な考え方を植えつけるというか、そういった波及効果があるものですから、そういったことを見越して、わずかな未利用地でもこういった項目で地域のそういった資源として生かしていくという取り組みをぜひ今後していただきたいと思いますけれども、御所見をお願いします。 148: ◯戸塚委員長 八木都市整備課長。 149: ◯八木都市整備課長 岡本委員のおっしゃるとおりと僕も思っております。地域が必要な公園というのがどういう公園なのかというところが、市も一緒に考えていかないといけないかなと思います。地域に使っていただける公園というのは、その利用者等についても愛護活動等も行っていただいているというような状況でございますので、そういった公園を多くしていくというのも僕たちの役割だなというところで思いますので、そういったPRもさせていただきながら進めていきたいなと思います。よろしくお願いします。 150: ◯戸塚委員長 竹野委員。 151: ◯竹野委員 袋井市は、花と緑と水のまちづくりをやりやすい環境にまずあると思うんですね。だから、今回の評価もBですけれども、もう少し努力すればAにもなり得る可能性を秘めていると。要するに、周りが山、特に小笠山とか、あるいは田んぼもある。そして、ここでは余り書いていないんだけど、川、水辺という言葉もありますけれども、自然の宇刈川、原野谷川、太田川、そして私どもの小笠沢川、あるいはそれぞれの地域にはまたいろいろな川がありまして、だから、水辺は本来あるわけです。  そこで質問ですけれども、川の堤防を生かして、そこに例えばスイセンを植えるとか、スイセンなんかだと一旦植えたら毎年出てきますよね。それから、カーネーションなんかも放っておいたって、あれ、大丈夫なんですよね。あるいはいわゆる花木というのか、例えばハナモモだとか、今出てこないけれども、いろいろないわゆる花の咲く木がありますよね。手入れの厄介なのは除きますよ、余り大きくならないほうがいいもんでね。  だから、そういった花木を植えるとか、あるいはそれこそ袋井市は、コスモスは市の花ですから、実際に掛川市の、私、遊家にちょっとした原野を持っていて、いつも通ると、あそこらの人たちは道の堤防、道の脇にコスモスをざっと、コスモス街道になっているんです。だから、そういうのは、あんなのは種を植えておけば放っておいたってなるんですよね。だから、余り手間暇かけずに植えられる、菜の花だってそうです。楽をしてという言い方はおかしいけれども、地域の方が余り負担になっちゃいけないし、特に市のほうも金の問題、管理の、余り管理しなくてもいい、そういう花を堤防沿いにとか、あるいは街道というのか、道のくろというのか、昔の言葉で、だとか、そういうのをやっていけば結構花と緑のまちづくりがね。  そして、それが市民がまず楽しむと同時に、観光客を呼び寄せると。観光客がそこをウオーキングする、あるいはサイクリングするということにもなるから、そこで堤防に関して、先ほど言いましたように、原野谷川の堤防とか、そういうところも今後花を植えていく、あるいは花卉、そういう計画はおありなのかどうかですね。  それから、もう一つ関連して、未利用地のところで、実は河川の未利用地はいっぱいあるんです、特に原野谷川なんかは。僕はいつもウオーキングをしながら、ああ、ここを花いっぱいにすれば、要するにコスモスいっぱいだとか、ヒマワリいっぱいだとかすれば、すごい景観になると思うんですね。一つの提案です。例えば1メートル四方、あるいは5メートル四方でもいいけれども、最近クラウドファンディングとかいろいろな手法で、要するに袋井市民も含めて、市外の人も含めて、例えばお金、1万円、袋井市にいただくと。そうしたら、そのお金でもってそこを整備するというやり方ってあるんですね。そうすると、お金を出した人は見に来ます、花の咲くころ。毎年来るかもしれない。それは、東京とか名古屋とか大阪の人だと泊まりで……。 152: ◯戸塚委員長 竹野委員、簡潔に質問してください。 153: ◯竹野委員 もうすぐ終わります。そういうようなやり方もあると思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 154: ◯戸塚委員長 八木都市整備課長。 155: ◯八木都市整備課長 竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  水辺の活用ということだと思います。現在、原野谷川を中心にミズベリング事業を行っています。平成29年度から行っておりまして、その水辺の空間を生かして何かできないかというようなことでございますけれども、その事業の中で、一応原野谷川には、階段に今なっておりまして、そこに少し花壇になっているところがございます。ですので、そこには市民の方、その事業の中で花を植えているというような活動も今行っておりますので、今後、まだ残っているところがございますので、引き続きそういった中で市民に参加していただきながらやっていきたいなと思っております。  また、河川の未利用地の利用というような提案をいただきました。少し河川敷を占用するというようなこともございますので、少し参考にさせていただきながら、どういった未利用地があって、どういった活用ができるかというところはございますが、少し考えていきたいなと思います。ありがとうございます。 156: ◯戸塚委員長 大庭委員。 157: ◯大庭委員 少しだけ、簡潔に。  関係するので。花いっぱい、袋井市は結構やっているんじゃないかなと思います。ついては、これをさらに活性化するには、種、その他供給する、それを充実することと、称揚する、褒めていくという仕組みづくりを考えてほしいなと思います。  今回、この評価では、全体27のうちの三つの施策だけ満足度が下がっているのがあります。そのうちの一つが花と緑と水と。いや、そんなに満足度が下がるほど仕事が余り十分じゃないかなというと、そうではなくて結構やっていると思います。市内9の花工場で16万6,000本余の花を供給してくれているし、花いっぱい運動も44の皆さんがエントリーしてくれています。さらにこれを膨らめていくということをして、それで趣味で自宅に、あるいは自宅の周辺に花を植えている方はいっぱいいらっしゃるよね。そういう人たちに、例えば地域、あるいは花工場、そうした皆さん方の声を受けとめて、コンクールにエントリーしたから表彰するじゃなくて、一生懸命花いっぱいに取り組んでいる皆さんを市として称揚していくというような仕組みが私は大事じゃないかなと思います。  やはり優しい心を広く広げていくということと、一方では、制度設計、仕組みづくり、コスモスが市の花である、それで、キンモクセイが市の木である、こういうのを普遍性を持って広げていく。例えば多面的機能支払交付金で結構コスモスなんかをまいて、コスモスロードをつくってくれているところもあったりします。そういうところは農政課がやるから関係ないよじゃなくて、やはりそういうような八木都市整備課長のところからもきれいにしてくれていると、農政課と話をして、そういう多面的な事業でもやってくれて花を広げてくれているところには、3年、4年やっているところは表彰するだとか、なるべくそのようにしてやってください。内部でよく話してください。時間がないものですから、答弁は結構です。 158: ◯戸塚委員長 他に質疑はよろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159: ◯戸塚委員長 では、質疑も特にございませんので、ほかにもありませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  会議の途中でありますが、ここで休憩とし、1時15分から会議を再開いたします。                (午後零時14分 休憩)                (午後1時11分 再開) 160: ◯戸塚委員長 休憩に引き続き、会議を再開させていただきます。  次に、政策3、取組4、恵みある河川・海岸づくりについて、当局の報告を求めます。  土屋建設課長。 161: ◯土屋建設課長 (省略) 162: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 163: ◯竹野委員 恵みのある河川・海岸づくり、先ほども水と緑のところでも言いましたけれども、袋井市は恵まれていると思うんですね。さらに魅力を高めるための一つの提案と、それに対するお考えをお聞きしたいんですけれども。  まず、防潮堤、前にも行ったときに、これは景観がまず非常に高いものだから気持ちいいんですよね。そうすると、そこをウオーキングできる、あるいは特にサイクリングできる。それをずーっと、それこそ磐田市から掛川市、御前崎市までつなぐと、もともとそういうサイクリングの道があったんですよね。それを今回、津波対策で防潮堤、これはそれでいいと思うんだけど、それをかなり広いですから、上の堤防の部分が、だから、これは掛川市、御前崎市、磐田市とも、場合によっては浜松市とも連携して、これは県の協力をいただかないと絶対できないんですけど、サイクリングロード、あるいはサイクリングロードができるということはウオーキングロードができるということだから、そういう整備をすればすごく魅力が高まる。袋井市民、それからもちろん外部の人も、そういうことで、そのことについてどういうようにお考えなのかというのが1点と。  それから、先ほども川のところで、川の恵みをさらに魅力を高めるための堤防沿いの道、これは、中学生もサイクリングロードのコースのことを知り、袋井南中学校の生徒が提案してくれましたけれども、やはり堤防沿いの道ががたがたしていて、非常に歩きにくい。まして、自転車なんかは大変で、ベビーカーにしても障がい者の車椅子にしても大変なわけですから、やはりこれも県とも協力しないと、太田川と原野谷川は県の管轄になりますから、そことも上手に連携をして、お金もいただいて整備すれば、皆さん、結構楽しんで歩く、自転車も含めて、そして、観光客も呼び込むと、そういう魅力が高まると思うんですけれども、どのようにお考えでしょうか。 164: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 165: ◯土屋建設課長 まず1点目で、防潮堤の関係でございます。  防潮堤のサイクリングロードということで、こちらにつきましては、太平洋の自転車道ということで今までもありましたし、今、防潮堤を整備している間でやる、部分的にという部分もございますが、こちらにつきましては、袋井市の区間につきましては、現在、堤防の海側の下にサイクリングロードということで、整備がされております。防潮堤全体としましては、今、それぞれの各市でやっている防潮堤の天端の中央部分にということで、サイクリングロードを戻していくというようなことで、今、県のほうとも調整を行っているところでございます。ですので、最終的に今まであったサイクリングロードについては、基本的には今までのような形で、やはり竹野委員おっしゃったとおり、そこの環境を生かした中で使えるようにということで整備を進めていくと考えてございます。  それと、あと、河川の堤防沿いの道ということでございます。  竹野委員からも御指摘がありましたとおり、やはり二級河川で県の河川ということもありますし、道というよりも堤防ですので、堤防の天端を利用させていただいているということでございますが、堤防沿いの道につきましては、部分的には市で占用して、いわゆる道路の市道認定もさせていただいて、市で管理をしながらという部分もございます。こちらにつきましては、そういう中で、先ほど言われましたでこぼこというか、歩きやすいようなというようなことで、これからも気をつけて維持補修等をやらせていただければなと思います。  また、県のほうでも堤防沿いを県のほうで舗装されているようなところもありますし、当然、今後は治水という面からも堤防の天端を舗装することは、万が一、水が越水したときに堤防の崩壊が若干時間的にもおくれたりということもありますので、そういうところもあわせて、やれるところからということで対応していきたいと思います。ただ、あくまでも河川の水を氾濫させない堤防というのがやはり大前提になりますので、そこでできるものできないものはあるとは思いますが、環境を生かした中でみんなが使えるような形でというようなことで配慮していきたいと思っております。 166: ◯戸塚委員長 ほかにどうですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了とさせていただきます。  次に、政策3、取組5、豊かな環境の醸成と継承について、当局の報告を求めます。  幡鎌環境政策課長。 168: ◯幡鎌環境政策課長 (省略) 169: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。  村井委員。 170: ◯村井副委員長 二、三お伺いしたいと思いますが、生ごみ処理機等の補助金の交付の件数ですが、昨年度の実績が2件ということですが、この件について、この普及についての周知等々はどんな方法でやられているのか。補助金の交付が受けられますということだけでは普及していかないと思いますので、そういったことでどのようにやっているのか。今もお話がありましたが、ごみの減量化については、水切り等々が重点な課題になっていましたので、今後どのようにやっていくのかについて伺います。  それから、2点目が、基本方針のところで、来年度、特に重点化する事業で環境教育の推進事業というのがございますが、重点化をしなきゃいけないにもかかわらず、今年度の予算が少し減額していると、こういったことについてはどんなお考えでやられているのか。来年度の予算の方向性として拡充ということになっていますが、どのように拡充していくのか、その辺についてお伺いします。 171: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 172: ◯幡鎌環境政策課長 それでは、村井委員の御質問にお答え申し上げます。  先ほど説明のときにも触れさせていただきましたが、生ごみ処理機につきましては、本当に10年、15年前は流行というか、かなり導入される家庭も多くて、年間200件から300件近くの家庭が導入していただいていたという状況であります。  その中で、新旧ということで数字を上げさせてもらっていますように、平成28年度までは電気式も補助金のほうを出していたわけなんですが、平成29年度以降は交付をやめたということで、こちらにつきましては、10年、15年前よりは件数が少なくなってきて、年に十数件程度の申請しか上がってこなくなった中で、その中で補助金の見直しの中で財政的なこともあって補助をやめたということで、その分の数が減っているのもございますし、あと、全体的にやはり生ごみの処理に対して興味が薄らいできているという状況だと思います。  今回、うちのほうで何度も申し上げておりますように、ごみ減量化特別委員会のほうを設置していただいて、ごみ減量化特別委員会の中で減量化に取り組んでまいります。そのときに、ただ単に一つの施策によってごみを減らすというわけではなくて、いろいろなことを取り組んだ中でごみを減らしていきたいということを考えておりますので、生ごみにつきましても、何とかコンポスト等によって堆肥化できるような方法をまた検討してまいりたいというように考えております。  それから、重点化する事業の中で環境教育につきましては拡充とさせてもらっております。考え方として、やはり環境教育につきましては、こういった再生可能エネルギーですとか、地球環境について考えるという意味では教育が重要でありますので、令和2年度以降は拡充したいということで、ここ、拡充のほうを上げさせてもらっております。ただ、今年度につきましては、ほかの予算との絡みもある中で若干減額ということになっておりますが、こちらにつきましては、引き続き重点項目として取り組んでまいりたいというような考えであります。 173: ◯戸塚委員長 村井委員。 174: ◯村井副委員長 ごみ減量化特別委員会は特別委員会で、減量化について当局と一緒に議論すればいい話なんですが、私が言っているのは、2基しか補助ができなかった。その点について、どのような対策を、周知をして促進をしてきたかということを聞きたかったんです。要するに、ごみの減量化でやって、生ごみの減量化を推進しますよ、これはその中で議論すればいい話なのであって、要は、予算化をしてこの事業をやってということになれば、やはり担当のセクションとしては、これをどういうように普及させていくかというのを考えないと、補助率が下がったとか補助金がなくなったとかという話の中で減ってもしようがないというようなお考えでやっているとなかなか普及しませんので、ぜひその辺はもう一度御所見を伺いたいということと、環境教育で諸事情があって減らしたということですが、教育を推進しなきゃいけないといって来年度も拡充しなきゃいけないと言っているときに、この質問は、今年度減っている金は2万5,000円ぐらいですからわずかですが、担当としてもっと予算をいただいて、きちっと教育を普及させなきゃいけないというのがやはり主目的ですから、来年度、重点事業になっていますので、ぜひその辺は財政当局とよく話をしてみてください。  そんな中で、総合評価の中で今言った生ごみ処理機の評価の分析が何も入っていません。一部改善となっていますけど、一部じゃなくて、それぞれの予算化をしたものについて、もう少し検証を進めたほうがいいと思いますが、その辺の御所見をお伺いします。 175: ◯戸塚委員長 幡鎌環境政策課長。 176: ◯幡鎌環境政策課長 答弁の趣旨がすごく違って申しわけなかったです。  生ごみ処理機につきましてのPRということなんですが、こちらにつきましては、通り一遍の広報紙とかホームページだけでPRしているということで、まだまだそういった努力が足りないのかなと思います。今御指摘を受けたように、確かにここに予算づけしてやっていることですので、今後、先ほど申し上げたように、ほかのごみの減量とあわせて、こちらのほうのPRにも努めてまいりたいというように思います。  それから、環境教育につきまして、拡充していく、推進していくというのに、予算づけをしていないというような御指摘を受けました。御指摘いただいたとおりでありますので、こちらも財政当局と協議を行い、拡充に努めてまいりたいと思います。ありがとうございました。 177: ◯戸塚委員長 そのほか。  竹野委員。 178: ◯竹野委員 環境については、一般論としては非常に市民の方、あるいは学校の教育で関心が高まっているんですけれども、今回の評価がCと、残念なわけですよね。そこで、どう高めるかという具体的な提案と、当局のお考えを聞きたいんですけど。  まずは、生ごみ処理機に関してです。  私は、旧のほうのいわゆる電気式のを、我が家は2台目です。そうすると、普通の燃やせるごみの中に生ごみを入れたことは一度もありません。全て肥料化して、ちょうど家庭菜園の畑を借りているところに全部肥料化すると。だから、全ての家庭がそうはできないかもしれないけれども、自分の庭に肥料として生ごみをまくというのか、そういう点では、旧の電気式の生ごみ処理機、肥料化するやつは、すごく場所もとらないし、においが全くないです。アパートに住んでいる人だって、それは自分の通路のところへ置けばね。だから、もっとこれは、僕は普及すべきだと思うんですね。だから、ぜひ、お金のこともあるけれども、ごみの減量化と環境意識を皆さんが持ってもらうという点で、再度、事業化して予算もとるようにしていただきたいんですけど、それについてお考えをお聞きします。  それから、環境教育のところで、環境政策課は確かに、ここに掲げてありますように、ごみ教室とかアース・キッズだとか、そういったところでもやっておられるけれども、これは教育委員会と連携してやらないと、大規模に、つまり、市内の幼稚園児も含めて義務制の中学生まで、この取り組みはすごく大事だと思うんですね。今、児童送迎バスも一応5台もあるわけだから、必ず市内の小学生、あるいは中学生は、年に1回ぐらいは中遠クリーンセンター、あるいはプラスチックのごみ処理をしているところが豊沢のほうにございますよね、そういうところの工場を見学するとか、もう少し幅広い総合的な環境教育ということで、適切な講師を呼んで学校で座学をやるとか、そこらの連携、そういうのをどのようにお考えかについて。  それから、特に最近、プラスチックごみのことでストローをなくそうと、お店なんかでもストローを出すのをやめようと。これは国連でも大きな課題になっていますよね。この取り組みももっともっと市が市内の飲食店にも呼びかけ、家庭にも呼びかけて、飲めるわけだ、ストローなしでも、そういう呼びかけをしたらどうかと思いますけれども、いかがでしょうか。 179: ◯戸塚委員長 今、竹野委員の最初の質問は、村井副委員長が事前にして重複しますので、その辺も含めて御答弁をいただければと思います。  幡鎌環境政策課長。 180: ◯幡鎌環境政策課長 竹野委員の御質問にお答え申し上げます。
     竹野委員おっしゃっていただいたように、生ごみ処理機の電気式につきましても効果は高いというようには認識しております。そういった意味で、かなうことなら予算を復活してということもありますが、財政的な話もありますので、こちらについては努力させていただくということでお願いしたいと思います。  それから、環境教育のほうなんですが、環境教育につきましては、今御指摘いただいたように、年1回必ずというような形で、中遠クリーンセンターとか豊沢のほうのプラスチックの再生処理の工場ということには限りませんが、そういった取り組みを各学校で学年を決めて必ず取り組んでいただくということをやっております。  具体的には、小学校低学年につきましては、エコパで環境教育、それから小学校4年生ぐらいにつきましては出前エコ教室ということで取り組んでいただいておりまして、そのほかにも放課後児童クラブではまた取り組んでいただいているということで、小中学校につきましてはそういった形でやらせていただいております。  それから、ストローのお話があって、呼びかけていったらどうかということで、こちらにつきましては、我々も、マイクロプラスチックの問題等々ありますので、こういったものは取り組ませていただいているということであります。  それから、つけ加えで申しわけないです。生ごみ処理機につきましては、実は、袋井市は食ん太君ということで段ボールのコンポストのほうを推進しております。それで、そちらの助成をさせていただくということで事業のほうをやらせていただいているということを追加でお話しさせていただきます。大体、年間40弱ぐらいの市民の方に御協力いただいて、毎年普及しているという状況であります。 181: ◯戸塚委員長 竹野委員。 182: ◯竹野委員 コンポスト、家の敷地が広い方なんかは結構いいと思うんだけれども、必ずしもそうじゃない方は、僕はコンポストよりも、先ほど言いましたように、電気式のやつのほうが、場所もとらないし、においも少ないし、肥料化も、完全に乾燥して庭にふっとまいておくだけで処理できるからね。だから、コンポストは、それを否定するわけじゃないんですよ。農家なんかはこれはいいと思います。だけど、実際には、サラリーマンの家庭にはそんなに普及できないと思うから、先ほど予算化、これは来年度予算のことですから、ぜひ獲得できるように、これは要望です。 183: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 184: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  次に、政策4、取組1、産業の新たな展開の推進について、当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 185: ◯村田産業政策課長 (省略) 186: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。いいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。ありがとうございました。  次に、政策4、取組2、戦略的な観光の推進について、続けて当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 188: ◯村田産業政策課長 (省略) 189: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  高木委員。 190: ◯高木委員 特に来年度については、ラグビーワールドカップが終了するというような形の中で、観光客の交流客数というところの中で、エコパスタジアムとかアリーナ等を訪れる方を除くと、実質の遠州三山等という古刹とか名所という部分での観光客という対比といいますか、エコパ施設を訪れた人を除くとどのぐらいなのか。そういうのはある程度把握されているのか、そこらを見据えた中で今後の観光施策も考えていかなければいけないのではないかなと思いますけど、その点についてお考えがあればお伺いしたいと思います。 191: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 192: ◯村田産業政策課長 この観光交流客数ですけれども、県内統一で最終的に23市町全て出すようなことになっています。市から報告しているのは、大体450万人から460万人ぐらいで県に報告します。その後、県のほうで県内にあるゴルフ場、そこへの交流客数というものを、後で県から報告があって、それに、袋井市の観光交流客数にプラスするようになっています。ですので、実質460万人ぐらいがこの袋井市に来ていると思います。あと、20万人、30万人はゴルフ場で後でカウントされるようなことになっています。  そういう中で、おおむね私の中で認識しているのは、エコパに大体110万人とか120万人ぐらいが来ているというようなイメージを持っています。130万人ほどですか、そのぐらいを思っています。それから、遠州三山については240万人とか250万人ぐらいで、大体そのぐらいが来ていると思います。あと、五、六十万人ですけれども、遠州三山以外の観光施設、例えば袋井観光センターであったり、ふくろい遠州の花火も1日40万人ということであったり、そういったもろもろのことの積み重ねがあって、480万人とか490万人になっています。  この観光交流客数をこれまで以上に伸ばそうということで、今、目標値を見ていただくと、既に目標値を新たに変えているのがわかるかと思います。基本的に目標値は総合計画の5年間に合わせたものですから、変えるのも余り望ましくないかもしれませんけれども、企画政策課とお話をして、平成29年度、それから平成30年度にはかなり達して超えてしまうので、新たに市独自で設定をしたいということで目標値を変えてある。ですので、2段書きにさせていただいています。  ここが、観光交流客数を伸ばすのも必要ですが、先ほども少し言いましたけれども、消費のほうを少し検討していく必要があると思っています。これは、産業経済懇話会でも講師の先生からもありましたけれども、泊まるお客さんを伸ばすよりも、そこでいかに消費させるかがやはりポイントになるのではないかということもあったので、今年度、消費実態調査みたいなものをやっていますので、今後、観光交流客数を伸ばすのももちろんですが、そこに幾ら消費されていくかと、そちらも検討を始めたいと思っています。 193: ◯戸塚委員長 高木委員。 194: ◯高木委員 市内での消費というものを重点的にということであります。  皆さん御承知のとおり、エコパアリーナでいろいろな芸能界の方がいろいろコンサートを、エコパアリーナが全国ツアーのスタート地だよというようなこともよく聞くわけですけれども、これはエコパとの話し合いになろうかと思いますけれども、そういう年間を通したいろいろなコンサート、また、エコパスタジアムを使っての競技会という部分の年間のスケジュールははっきりしているかと思いますので、そういうところと少し話し合いをした中で、市の特産品とか物販も、そういう中で販売をできる状況をつくっていくことも必要、当然やっているかと思いますけれども、なかなかスポンサーとかそういうものの関係で難しい部分があろうかと思いますけれども、そこらの取り組みについてお聞きをしたいと思います。 195: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 196: ◯村田産業政策課長 具体的にコンサートとかスポーツを観戦した方を、市内周遊ということでエコパとも話し合いをしているということは今のところはありません。ただ、以前、B級グルメ、エコパスタジアムということでグルメのイベントがあるんですけれども、そのときは、エコパのスタッフも、うちも入って実行委員会をつくったものをやっています。そのときには、たまごふわふわという名産物の売り出しをしていたりするものですから、今後、コンサート、それからスポーツ観戦に来た方をいかに袋井市を回ってもらうかということでお話は進めていきたいと思っています。ただ、なかなかコンサートですと、夜やって、大体宿泊施設、掛川市だったり浜松市に泊まって帰ってしまうという方が多いものですから、非常に難しいとは思いますけれども、そういった話し合いはしていく立場だと思っていますので、今後話し合いを進めていきたいと思います。 197: ◯戸塚委員長 そのほか。  竹野委員。 198: ◯竹野委員 実は、私も袋井市観光協会の会員に去年からなっておりまして、すごく関心があるんですね。ただ、いかにして観光客を新たに呼び込めるかと。確かに、今まで遠州三山、エコパ、それからふくろい遠州の花火に依存して、新たなおもしろい企画、どうしていくかという、その点での一つの提案ですけど、僕は、可能性があるのは、何回かきょうも言っていますけれども、ウオーキングの道を整備すると同時に、ウオーキング大会とか、僕は、日本ウオーキング協会にも関係しているから、朝鮮通信のウオーキングもそうですけれども、今、ウオーキングブームなんですよね。だから、これはJRとも連携したり、ウオーキング協会は市内にもありますし、県のウオーキング協会もございますし、いろいろなところと連携して、袋井市内で、今まで遠州三山のウオーキングって2日間、ツーデーウオークだったかな、今は1日になっていますよね。だから、少し工夫してそういうのの回数をふやす。  それから、サイクリングも、来年か、オリンピック、静岡県でサイクリングの会場になるし、一定の需要があるわけですね。この間、自転車屋に行ったら、袋井市民の方で本格的なサイクリング車を買う人は少ないと嘆いていたのは事実です。だから、これからだから、やはり道を整備すると同時にオリンピックなんかで関心も持つから、もう少しサイクリングの大会、ことしの11月だったかな、全日本の学生のサイクリングの大きな大会がエコパでございますよね。ああいうのを上手に宣伝しながら、袋井市は適した立地があるんです、平たんですからね。だから、もう少しそういうところにね。  あるいは、僕が注目しているのは、外国人がインスタグラムだとか、要するにフェイスブックなんかで写真を撮るだけに来ると、香港とか台湾とか中国の方たちがね。だから、上手に袋井市の景観をツイッターとかインスタグラムだとか、いわゆるはやりのSNSというのかな、ああいうので情報を発信して、外国人観光客を含めて若い世代が浴衣を着て写真を撮るとか、すてきな景色を背景に、愛野公園の愛の鐘をたたいて写真におさめて、そういういろいろな工夫をすれば、僕は可能性があると思うんです。  そこで、具体的な提案だけど、やはりこれは行政の方だけでなしに、袋井市観光協会、あるいはそういう関心のある人、この間も僕は、袋井南中学校の生徒の提案のことでサイクリングコースと、だから、いろいろな関係者がチームを組んで、検討会、知恵を絞って、そういうようにしたほうがいいアイデアが生まれると思うんですよね。その点についてどのようにお考えか、お願いします。 199: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 200: ◯村田産業政策課長 竹野委員みずから袋井市観光協会の会員ということで、ありがとうございます。それこそ、袋井市観光協会のほうでいろいろな仕掛けをするときに、竹野委員の今のお話を提案していただければいいかと思います。袋井市観光協会の内部でも、そういったところに力を入れていくのかとか、そういう検討をさせていただくことは可能だと思います。  JRさわやかウオーキングは年に数回ありまして、一度に2,000人訪れてくれるということで非常にありがたく思っています。新たな観光ツアーといいますか、そういったツアーの企画につきましては、基本的に今、観光振興室のスタッフが、東京だったり中京圏、大阪のほうに行って売り込みをしています。売り込みをするには、何かを持っていかないと袋井市ってわかってくれません。ですので、風鈴まつりだったり、ひなまつりだったり、そういったものを仕掛けてやっていますよと。まずそこから行かないと袋井市というのはわかってくれないので、あとは、もちろんふくろい遠州の花火もありますけれども、そういったものを持っていかないと袋井市というのはわかってくれないものですから、まずそういったことをこつこつこつこつやっているものですから、そういったことで、そういった積み重ねをしながら、なおかつ、インスタ映えということもありましたけれども、それも以前、外国のイタリアだと思ったんですけど、ことしも来ていただいて、その人がアップするとフォロアーもすごいという方をことし招いて、実際に遠州三山を回ってもらって見てもらったということもやっていますので、竹野委員の提案も、今後も袋井市観光協会と話をしながら、関係団体と話をしながら進めていきたいと思っています。 201: ◯戸塚委員長 よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  次に、政策4、取組3、経営力の高い農業の振興について、当局の報告を求めます。  木根農政課長。 203: ◯木根農政課長 (省略) 204: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  簡潔にお願いします。竹野委員。 205: ◯竹野委員 農家のせがれとして、専業農家の、私は本当に農業には関心がありまして、ただ、正直言って、これは難しい。評価Cも無理はないと思います。今の袋井市の後継者不足、耕作放棄地がふえておる中で、要するに、そう簡単じゃないと思うけれども、一つの提案とそれに対する当局のお考えをお聞かせ願いたいんですけれども。  まず、一つは、袋井市内の担い手、余り見つからないと思う、正直申しましてね。だから、やはり都会から、今は民間企業で働いて疲れて農業を目指す、そういう若者が結構全国的にふえているんですよ。そういうところは、特に中間山地なんかに多いんだけれども、結構住んでくれたら住宅を、どんどん空き家を提供するとか、優遇措置があるんですよね。だから、そういう全国の農業の担い手を、要するに袋井市に呼び込むための呼び水になるような優遇策というのか、そういうのは僕は絶対必要だと思うんですね。そういうことについてどういうようなお考えかというのが一つです。  それから、もう一つ、市民農園のところの項目がございますよね。袋井市がやらなくたって、農家が市民農園をやっているのも実際あるんですよ、豊沢地区なんかが。だから、農家の方が、自分は年をとってつくれないと、だから、市民農園に開放すると。開放するというのか、要するに、僕なんかは60坪をたった3,000円で借りておる。たった3,000円ですよ。農家の方はつくってほしいわけ、荒らすのは大変だから。だから、つくれなくなったそういう高齢化の農家と農政課が連携して、宣伝なんかに協力して、そういう後押しというのか、多くの市民が結構広いところを安く借りて、農業を楽しみながら農業に親しむと。それは食育にもなるし、環境にもいいし、いろいろな意味でプラスになると思う。生きがいにもなるしね。だから、具体的な農家との提携の市民農園の拡充についてのお考えについてですね。  それから、あと一つ、おいしい給食推進、別の項目で、たしか3割ぐらいだったと思うんだ。地産地消の袋井産のいわゆる野菜なんかの、たしかそう。だから、これをやはりもっともっと、袋井市でとれたお米と野菜、果物を給食センターで使ってもらえるように努力することも大事だと思うんですよね。その点について、担当が違うかもしれませんけれども。 206: ◯戸塚委員長 竹野委員、3番目は所管が違いますね。最初の二つについて。 207: ◯竹野委員 やはりだめですね。じゃ、いいです。じゃ、前段のほうで。 208: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 209: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の二つの御質問にお答え申し上げます。  一つ目の担い手の確保ということで、都会から若者を視野に入れて担い手をふやそうという試みですけれども、実際、数年前から県と連携いたしまして、都会の若者に静岡県の農地を巡回してもらう、バスツアーで1回回りまして、例えば市内でありますと、イチゴ農家の先進的農家があるんですけれども、そこの農家に1年間、住み込みではないんですけれども、先進的な農家に入っていただいて、先進的な農家は県から補助はいただけるんですけれども、実際、袋井市が気に入って袋井市内に住み着いて入ったという、県の制度を利用して都会から呼び込んだ事例もありますし、引き続き今も続いている状況でございます。  2点目の農家が行うということの市民農園のほうの関係ですけれども、今現在、市の市民農園は神長地区に66区画ございますけれども、農家がみずから、当時は補助事業があって市民農園をやった実例がございますけれども、市内には今5カ所ございます。全部で114区画ございまして、近隣の皆様や市内の皆様、また遠方の皆様もおるんですけれども、114区画に対しまして、使用率でいうと52区画使っているということで現在42%ですけれども、そういった農家の市民農園の取り組みも現在続けて、市といたしましてもPRの推進のほうに努めているところでございます。 210: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがですか。  高木委員。 211: ◯高木委員 お茶の振興事業ということで、令和2年度の予算の方向性が維持になっていますけれども、やはり3大作物のうち、どちらかといえば、今、茶業界が一番苦しい状況にあるという状況の中では、きのうも鈴木副市長のほうからも今後の方向性ということで少し4点ほど挙げてお答えをいただきました。そういう方針を進めていく上では、維持という部分ではなくて、やはり拡大と、拡充という部分であり、進めていくべきではないかなと思います。  クラウンメロンにつきましては、海外の販路という形の中で、いろいろ市長が積極的に訪問したり、また、国のほうの関係、そういうところにも働きかけた中で海外進出を果たしつつあります。また、果肉を使った六次産業という形で二次製品のほうも軌道に乗りつつあるということの中では、クラウンメロンについては維持という部分でいいかと思いますけれども、やはりお茶の部分については拡充という部分で取り組むべきであると思いますけれども、その点について御意見があればお伺いをしたいと思います。 212: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 213: ◯木根農政課長 ただいまの高木委員の御質問にお答え申し上げます。  近年の茶況が低迷しているということで、急遽、ただいま市内の生産者184件、また、荒茶、お茶工場は49件ということで、緊急的なアンケートをとっております。そうした中で、特にお茶工場は、これはまた潰れてしまうとお茶そのものの生産もできなくなるものですから、そこを重点的にどんな施策、どんなことをやっていけばいいかということを、今回のアンケートでも見えてくるということで捉えておりますので、ただいま高木委員からお話がありましたように、予算的には維持となっておりますけれども、補助メニューの見直しも含めて効果的な対応に努めてまいりたいと考えております。 214: ◯戸塚委員長 そのほか、いかがでしょうか。  竹野委員。 215: ◯竹野委員 基本方針4の安心・安全な農産物づくりと地産地消の推進のところで、掛川市にありますバイパスのところの、結構あそこははやっていて、いろいろな農産物があって、結構売れているんですよね。前、議会で袋井市にもそういうところがあったらという、それは市長は否定的だったけど、僕は、袋井観光センターがたしか東名の入り口にありますよね。大型バスなんかが寄っていくわけだから、ああいうところに袋井市でとれたお米、あるいは、もちろんお茶はそうですけど、野菜とかも、市民もついでに買いに来るし、観光客もね。とれたて食楽部は非常に繁盛していて、結構僕も、ほとんど2日に1回はあそこで買うんだけれども、新鮮な野菜を提供していますよね。掛川、磐田の産地の方の表示も多いんですけれども。  だから、要するに、農政課として、袋井市内のとれたやつを袋井市内で売るところを協力するというのか、そして、市民にもそこを利用するように、そういう働きかけをすれば、もっともっと農家の方も潤うし、そこでもっとたくさん、じゃ、野菜を、果物をつくろうかということにもなろうかと思いますから、その点についてどのようにお考えでしょうか。 216: ◯戸塚委員長 木根農政課長。 217: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の御質問にお答え申し上げます。  大きいくくりの基本方針4が地産地消の推進ということで、先ほど来、本日の委員会の中でも地域内循環というキーワードが出ております。より新しいものをより早く、また、より価格的にも安く提供できるということで、地産地消の取り組みは非常にメリットがあると。生産者にとってもあるということで捉えております。  先ほど竹野委員からありましたインターチェンジのところの、例えば袋井観光センターでありましたら、市の職員も生産者と一緒に出向いて、お茶でありましたり、例えばお米のブランド米のふくほまれを置いていただけませんかという営業に出かけたりいたしておりまして、今現在、お茶であったり、ふくほまれであったり、レジの横の見やすいところに置いて、販売のほうはいたしてもらっているところであります。  市内の直売所のほうには、特に野菜が好まれるということで、浅羽地域のグリーンハウス部会を中心に、たくさんの新鮮な農産物を市と一緒になって提供に努めているところでございます。 218: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 219: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  次に、政策4、取組4、魅力的な商業の振興について、当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 220: ◯村田産業政策課長 (省略) 221: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 222: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  次に、政策4、取組5、雇用環境の充実について、当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 223: ◯村田産業政策課長 (省略) 224: ◯戸塚委員長 ただいまの報告につきまして、質疑などありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。  竹野委員。 225: ◯竹野委員 雇用に関係して、ここに書かれていないから質問です。障がい者の雇用の、別の項目でもたしかあるんですけれども、ここの具体的な数字というか、評価のBなんかに障がい者雇用の達成率とか、雇用環境をもっと、障がい者理解を各職場にも理解を深めて、そういうような観点からの評価なり、そういうのは入っているんでしょうか。 226: ◯戸塚委員長 竹野委員、資料の29ページをごらんになっていただいて、右側の4のところ、この項目で、今言っているのは、まさに所管外で、後ろのほうにありますので、建設経済委員会のほうで審査することではございませんので、御理解いただきたいと思います。それ以外にありましたら、どうぞ。よろしいですか。  委員の皆さん、ほかにはよろしいですか。ないですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 227: ◯戸塚委員長 では、特に質疑はございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  次に、政策5、取組1、地震災害に強いまちづくりの推進について、当局の報告を求めます。  石田都市計画課長。
    228: ◯石田都市計画課長 (省略) 229: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。いかがでしょうか。  村井委員。 230: ◯村井副委員長 今の防潮堤の件ですが、公共工事の発生土を活用していきたいということで、その趣旨はわかりますが、それが少ないから事業縮小ということなんですが、これはあくまでも公共事業発生土しか使わないということなんですかね。  例えば、急傾斜地崩壊危険区域のところの山を、地主の方等々の了解を得れば、袋井市に数多くそういうところがありますので、そういった土を活用して、早期にここのところを解決するとか、そういったお考えはないでしょうか。ここは防潮堤ですので、一刻も早い築造も必要になると思いますが、その辺について御所見を伺いたいと思います。 231: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 232: ◯土屋建設課長 ただいまの防潮堤のところの関係でございます。  防潮堤につきましては、いろいろな場所で御答弁をさせていただいておりますが、基本的には、小笠山の発生土を使っていくということで考えてございます。昨年に関しましては、延長が若干計画よりも短くなったということで御説明をさせていただきましたが、これにつきましては、豊沢の工業団地の建屋から発生する土量が、当初見込んでいたものが3万6,000立方メートルぐらい見込んでいたんですが、実際には9,000立方メートルぐらいと、4分の1になったということで、若干入りが少なかったというようなところでございます。  今年度につきましても、基本的には公共事業等の発生土を使うということで、今年度につきましては、新東名の6車線化に伴う発生土、あるいは県の河川改良に伴う発生土ということで、今年度1万8,000立方メートルぐらいを予定してございます。昨年よりも約2倍ぐらいの事業進捗が図れるものと考えてございます。  来年度で縮小ということでございますが、これに関しましては、先ほどお話ししましたが、基本的には小笠山の発生土との調整をしていきたいということがございますので、来年度に関しましては今のところ見通しが立っていないということで、来年度の事業に対しては1回、予算的には今年度と同じか若干下がるというような予定をしていると。  あと、その以降につきまして、小笠山等との調整もしながら、今、令和10年度をめどに事業を完成させていく、令和10年度までの取り組みで調整を図っていきたいというように考えてございます。 233: ◯戸塚委員長 村井委員。 234: ◯村井副委員長 小笠山の土を使うというのは、それは有効活用になると思うんですが、あと何万立方メートル必要なんでしょうか。今年度、1万8,000立方メートル必要ということなんですが、それで令和10年度までということになると、単純にそれを掛けていけばいいのか、あるいは今計画されている必要土量というのは、どのぐらいを見込み、どういった計画で令和10年度までに築造できるのか、その辺の計画がもし今おわかりになれば教えていただきたいと思います。 235: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 236: ◯土屋建設課長 今後の計画の見通しというようなことでございます。  今、未整備区間となる延長が全体で5.3キロメートルのうち1.4キロメートルが今未整備ということで残ってございます。これに対しまして、その1.4キロメートルを整備するのに大体1メートル200立方メートルぐらいということで、必要土量としては28万立方メートルを今見込んでございます。  先ほども小笠山をということで、小笠山の中で、まだ先方の数字が出ているわけでもありませんけど、小笠山の開発からの発生土というのを見込んだ、大体これが確保できるというようなことでやっております。それで今、一応、現在の目標としましては令和10年度を最終年度ということで、そこまでに完成をさせたいということで、事業量的には、令和3年度以降におおむね200メートルぐらい、それと、それ以降に100メートルぐらいということで、1年で150メートルぐらいをめどに進めていきたいというような今計画を立てているところでございます。 237: ◯戸塚委員長 村井委員。 238: ◯村井副委員長 28万立方メートルは小笠山から出るわけですね、間違いなく。確保できるということの解釈でよろしいかということが1点と。  この1.4キロメートルについて、ペースが遅いような気がするんですが、もう少し早めて、何かあっても影響がないようにできるだけ早く対応できればいいと思うんですが、200メートルぐらいしか土がとれないのか、あるいは150メートルぐらいしか土がとれないのか。いや、土をとろうかと思えばもっといっぱいできるよ、こういう話じゃないでしょうか。その辺のことについて、私、もうこれで質問しませんが、当初から令和10年度ですか、当初からこの完了が。その辺、当初計画が何年で完了する予定だったのか、あるいは土の関係で令和10年度まで延ばしたのか、その辺もあわせて御答弁いただきたい。 239: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 240: ◯土屋建設課長 こちらにつきましては、当初より、平成26年度からおおむね15年ということで、令和10年度を一つの目標として設定をしてございます。もっと早くならないかということですが、まだ小笠山のほうも土をとっていけば出るというようなことで考えておりますが、いつ出るかとかという調整がまだ済んでおりませんので、今、令和10年度まで、この中で小笠山が令和三、四年ぐらいから動きがあればというところで、おおむね令和10年度までに完了するには、そのぐらいのペースで進んでいけば、当初目標の中で完成ができるというようなことでございます。当然、発生土のタイミングですとか、量ですとかによってこの条件は変わってくるものと考えてございます。 241: ◯戸塚委員長 ほかにどうですか。  大庭委員。 242: ◯大庭委員 耐震化の93.8%の目標に対して93.9%、達成度が100%を超しているわけですが、軒数でいうと何分の何軒にすればいいですか。それを教えていただきたい。 243: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 244: ◯石田都市計画課長 耐震化については、推計ということで数字を出させていただいております。平成30年度末時点の数字となりますが、住宅総数が3万1,694戸、そのうち耐震性を有しているものが2万9,765戸というようなことで、そこから割合を出しますと93.9%というような数字となりますので、それを示させていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。 245: ◯戸塚委員長 大庭委員。 246: ◯大庭委員 一番基本的なことなんだけれども、耐震補助制度ができているという、いわゆる昭和56年、建築基準法改定前の軒数が何分の幾つなのか、それについて教えてください。 247: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 248: ◯石田都市計画課長 昭和56年以前の木造住宅の建物数が幾つ存在していたかというのはつかんでいない状況です。それですので、先ほども述べたように、全体の住宅総数から耐震化を有しているものというようなことから割合を出させていただいております。 249: ◯戸塚委員長 大庭委員。 250: ◯大庭委員 そうすると、言葉を選ばずに言うと、でたらめな数値を推計しているだけだということになるわけですね。要は、袋井市は耐震化が非常に進んでいると。それは何をもって言っていたかというと、過去のデータを調べてもらうと数値が出てきますから、また部下に指示して探させてください。これ、出ますから。要するに、その数値があくまでも、例えば2,000棟あったうちの1,000棟、昭和56年以前のやつは50%ぐらいしかまだ耐震化が終わっていないよ、耐震化していないよ。それ以降のやつは全部オーケーのつもりで推計されているはずなんですよ。  ところが、平成12年、阪神・淡路大震災で大体4分の1倒れるということがわかって、昭和56年以降でもまずいんだということがわかったんです、大体ね。そこで、平成12年まで2回にわたって建築基準法が変わったりして、柱と柱、補強、いろいろなものが追加されたんですね。そういうことがあって、この数値が実際どのぐらいかということを推計したときに、特に袋井市は沖積平野にあるものですから、恐らくほとんどの家屋が倒れる可能性があると。ついては、どのくらいまでプライオリティーを持って補強したり、それから倒れないようにするかということを考えていかにゃいかん。  ただ、昭和56年から平成12年までを対象にして補助制度を単費でやったりした場合は、20億円、30億円という莫大な金がかかっちゃうもんで、結局、一般質問なんかで出ても、そこまで踏み込んで市長も答弁していないんですよ。だけれども、じゃ、そうすると優先順位はどういうようにしていくかというと、昭和56年以前の一般住宅家屋はしっかりやらにゃいかんで、できれば、平成12年ぐらいまでのやつは、いわゆる耐震診断ぐらいまでやって、インセンティブを高めるということが大事だねと。お金を出すか出さんかというのも政治的政策で、袋井市の予算に関係するものですから簡単にはいかないですね。  そうすると、そこの次に出てくるのは公会堂だと思うんですよ、避難場所。この避難場所が、昭和56年以前のところが何件あるか、平成12年以前のところが何件あるか。それをどういうようにして補助を出してでもやるか。今、公会堂を耐震診断をやってくれと言ってもしてくれないんですよね、お金を出さないと。だから、せっかくこういう数値を出すものですから、もう少し制度設計をするに、どういう形で袋井市が、じゃ、大震災が来たときに対応できるかということをしっかりした目標を立ててやっていかないと、いや、数値も何となくいいかげんな数値で3万1,694戸分の2万9,765戸といって、この根拠もほとんどわからないというのは少しまずいんじゃないかなと思います。  いずれにしましても、調べられるところをしっかり調べて、それから、何だかんだ言っても、県下でもトップクラスの住宅耐震化の補助を出してきた袋井市でありますから、いま一度精査していただきたいと思います。榛葉都市建設部長、もしよかったら、もう一度整理するというお答えをいただければ結構ですから。誰が考えたってあれですから、それだけでも言ってください。 251: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 252: ◯石田都市計画課長 今、数字ですけど、一度課のほうに帰って、大庭委員から言われましたので、一応数字は確認しておきます。 253: ◯戸塚委員長 大庭委員。 254: ◯大庭委員 多分あると思うんだ。私、見たことがあるもん。要は、これをどういう対策にするかということ。金を出す出さんというのは、なかなか今この時点で、副市長がいるので副市長のところへ行って、済みません、来年度予算に反映してくださいって言えない。莫大な金がかかっちゃうもん。だけれども、じゃ、公会堂だとか、そういうような避難施設等が本当に大丈夫かだとか、そういったものに対して、やはりチェックをするだとか、そういうことは必要で、例えば目標管理、指標管理を政策評価するときに、この数値を裏づけるものは、担当課として、石田都市計画課長のところだけじゃなくて、いわゆる危機管理課も含めて、袋井市はこういうところが危ないところがあるなと、ついては、こういうことを注意しにゃいかんなというような推計値ができるようにお願いしておきます。御決意だけいただきたい。 255: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長。 256: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの大庭委員の御意見といいますか、案件でございますけれども、それこそ、今、政策5の取組1ということで、地震災害に強いまちづくりの推進、これは当市にとっても欠かせない取り組みの一つということでございます。その中でも、一般住宅の地震対策ということで掲げてあるような取り組みもしているというような状況でございます。データにつきましては、もう少ししっかり確認をして、当然裏づけといいますか、根拠があっての数字ということで私ども認識しているものですから、しっかり御指摘いただいたものの中で取り組んでまいりたいと思いますし、先ほど御提言いただいたようなところも含めて、今後の施策に向けて検討課題にしっかり取り組んでまいりたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。 257: ◯戸塚委員長 大庭委員。 258: ◯大庭委員 1点だけ。4回目になっちゃう。  ちょうど千葉の災害がこうなっているでしょう。結局、2週間、3週間。頼りになったり、よりどころというのは、公会堂とか集会施設だと思うんですよね。だから、そういうところ、公共施設は大丈夫なんですが、準公共的な公会堂だとかそういう類いの施設というのはなかなかされていない。それと、電気の関係ですね。そういうのもあるものですから、全体、制度設計をしてください。ここの政策評価は耐震化ということですが、全体をあわせて見ておいてください。要望です。 259: ◯戸塚委員長 竹野委員。 260: ◯竹野委員 すぐ終わります。  ここのは地震災害に強いまちづくりで、少し欠けているのは、液状化対策は一切ここでは触れておられないんですよね。だから、今後の課題として、各家までの対策は正直言って無理だと思います。だけれども、少なくとも避難場所になっているところの液状化は大丈夫なのか、あるいは避難道路になっているところの液状化ね。 261: ◯戸塚委員長 竹野委員、これも所管が危機管理課になりますので。 262: ◯竹野委員 これもまた違うんですか。 263: ◯戸塚委員長 一応分担を持ってやっておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしいですか。  それでは、これにおいて、以上で、この件につきましては終了といたします。  会議の途中でありますが、ここで休憩とし、2時55分から会議を再開いたします。                (午後2時44分 休憩)                (午後2時54分 再開) 264: ◯戸塚委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  次に、政策5、取組2、治水・治山対策の推進について、当局の報告を求めます。  土屋建設課長。 265: ◯土屋建設課長 (省略) 266: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 267: ◯竹野委員 治水のことでは一般質問でもしましたけれども、具体的な質問です。浸水被害のところで261戸ということでずっと平成30年度も令和1年度、令和2年度もね。ただ、市のハザードマップを見ると、大雨が降ったときには3メートルから5メートルの浸水の被害があり得るという、ああいうハザードマップが示されて、地域の防災会議でも話題になったんですね。だから、ここに上げられているのは、想定外の雨が降らない通常の状態で対策が必要なところが100%、だけれども、必ずしもそれで安心できないと思うんですよね。だから、目標値、ずっと変わらないのは、これでいいのかどうかについての質問が第1点目。  それから、二つ目は、治水と治山は関連します。それで、私は一般質問で時間がなくて言わなかったけれども、油山の沖之川の自治会連合会長は、要するに、山のほうも何とかしてもらわんと困ると。山の水が山のふもとで遊水池をつくるとか、あるいは砂も結構たまっていると、上のほうの小さな川だけれども。だから、そういう砂防ダムということじゃなしに、砂をしゅんせつすると、上の部分でもね。総合的な形で山も余りむやみに開発しないとか、そんな形で治水をする必要があると思うんですけれども、この点についてのお考えをお願いいたします。 268: ◯戸塚委員長 土屋建設課長。 269: ◯土屋建設課長 1点目の浸水被害想定家屋数の目標値ということでございます。  こちらに現在掲げております目標値につきましては、平成20年度からいわゆる県と一緒に取り組んでまいりました豪雨災害対策のアクションプランで、一つの目標にした目標値ということで掲げてございます。まず、一つは、この条件としましては、平成16年11月に発生いたしました洪水ということを一つの条件にいたしまして、それをシミュレーションする中で、いろいろな対策をすることでどこまで減らせるかというところで、一つの目標にしたものがここに掲げられているものでございます。  当然、平成20年度からいろいろな対策を進めてまいりまして、現在対策のほうも進んでおりますことから、この目標値につきましては、現在、治水対策を進める中におきましても、1歩進めてもう一つ上のというか、もう少し高い目標値を今は設定してございます。こちらの目標値ですと、令和5年度ぐらいをめどに浸水の想定の家屋数を74戸、ここらを今、目標値にして、実際の治水対策については目標値を順次変えることによって対策推進を進めているという状況でございます。  それから、あと、総合的なということで、山からの水ですとかございます。私たちも地域をいろいろ回っている中で、やはり河川に堆積、今竹野委員がおっしゃられたように、山からの土が流れ出ていて、下流のところで堆積をしていて、洪水のときなんかは流れが悪くなったりとか、実際流せる量が少ないというようなところもございます。これにつきましても、地元からの要望等に基づきながら、順次しゅんせつをするですとか、そういうところの対策もあわせて進めているというような状況でございます。  当然、山の水を開発しないとか、都市計画的にも開発をしない話ですとか、あるいは、今、山の奥に砂防ダムじゃないですけど、そういうものをつくってと、いろいろな対策はあるとは思うんですが、なかなか大がかりな対策ということになりますと、すぐにはということができないところもございますので、今のところは下流域にたまった土砂のしゅんせつを小まめにやっていくというようなところも、河川の維持管理という中で治水の一つとして対策を組んでいるところでございます。 270: ◯戸塚委員長 竹野委員。 271: ◯竹野委員 治山のことで、今のことはこれでいいんですが、再質問じゃなしに、農政課のほうから前にこういう資料をいただいて、要するに森林環境譲与税、このことで説明があって、そのときに質問しようとして後日ということで、今は関連するから質問するんですけれども。  要するに、所有者のほうをこれから調査して、市のほうに管理を任せたいと、そういう場合に、森林環境譲与税のほうで、市のほうで山林の管理というのか、それとの絡みなんです。つまり、この地域の山は治山治水上、保全が必要だと。開発はしちゃだめだと。本人が高齢化で管理できないから市のほうで管理すると、それは所有者との話し合いでね。そうすると、そこはいわば治水のための治山ということで、市のほうで適切な広葉樹をたくさん植えて山崩れしないように、そして、水を蓄える。そういういろいろな森林の育成にもなってくると思うんですよね。だから、その点で当局のほうは、令和6年から具体的にはそういう事業に入るという工程表が示されましたけれども、どのように、治水と治山との関係での森林環境譲与税の使い方というか、そんな質問です。 272: ◯戸塚委員長 竹野委員の今の質問は、竹野委員は、それを重ねて治山と。きのうの議論があった森林環境譲与税については、要するに個人のということで、全く関連がないとは言い切れないのかもしれないんですけれども、今、私どもがここで議論している政策評価については、どうですかと。そちらで、当局のほうで今の竹野委員の質問で、もしあれだったら簡潔に。  木根農政課長。 273: ◯木根農政課長 ただいまの竹野委員の質問にお答え申し上げます。  今回の、今年度始まる森林環境譲与税の使い道につきましては、市内にあります森林のうちの279ヘクタール、いわゆる人工林のみなんですね。天然林のほうは使わなくて、今、竹野委員がおっしゃった、どっちかというと植えた広葉樹が植えっ放しで手入れがされていない279ヘクタールが対象なものですから、それに対して、やれない、森林が見れない人に対して、市から委託してお金にはなるんですけれども、きのうも申したんですけれども、切り捨ての管理ということで、丸太を切って、出して販売するのではなくて、保全できる状態までするということでございますので、そういった状態で、人工林のみ対象ということでございます。 274: ◯戸塚委員長 きのう、その議論は行いましたので、もし、また、竹野委員、その辺で御意見等あれば、また、直接農政課のほうで思いは言っていただいて結構だと思いますが、今やっている政策評価については、そういう御理解をいただければと思いますので、先ほどの御答弁でどうですか。よろしいですか。  そのほか、どうですか。質問はいかがですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 275: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、本件につきましては終了とさせていただきます。  では、次に、政策5、取組3、交通安全・防犯対策の推進について、当局の報告を求めます。  石田都市計画課長。 276: ◯石田都市計画課長 (省略) 277: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思いますが、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 278: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件について終了といたします。  次に、政策5、取組5、安全な水の安定供給について、当局の報告を求めます。  長島水道課長。 279: ◯長島水道課長 (省略) 280: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  竹野委員。 281: ◯竹野委員 一番最後の今後のところで、遠州広域水道については県及び受水5市町との、要するに、料金だよね。非常に高いわけですよね。そして、実際に使っていないのに契約が、県には多目に契約しろというので、使っていない水の代金まで払わさせられていると。これは袋井市に限らないですよね。だから、この点は全く不合理の話なわけですから、ぜひ他市とも連携して、県とぎりぎりの交渉をして適正な、つまり、これから節水の機器がトイレでも全てそういうのは発達してくるから、給水量が減るのはいいことなんですよ、実は。だから、それに伴って県との契約のやつを減らすというのか、これは絶対必要だから、ぜひ強力にお願いしたいんですけど、この点についてお考えをね。  それから、もう一つは、数値のところの藤枝市だとか裾野市は、経常収支比率が130.6%とか140.5%とか、非常にいいですよね。恐らく地下水を利用しているからだと私は想像します。袋井市も、私たちの高南地域、清水町だとかあちこちに、要するに地下水のしっかりした設備があるわけですよ。  そこで質問は、ここに出ている数字は、袋井市にある地下水も利用してこういうようになっているのか。それを全く使わないような形でこういう数字が出ているのかの質問と、今後、収益率を上げるために袋井市自前の地下水、そういうのをもっともっとたくさん使う、そういう意図というのがあるのかどうかについてお尋ねします。 282: ◯戸塚委員長 長島水道課長。
    283: ◯長島水道課長 竹野委員から2点の質問をいただきました。  まず、1点目の遠州広域水道の関係でございます。  遠州広域水道の契約水量の関係でございます。契約水量に関しましては、皆さんも御存じのとおり、契約水量と実際の水使用量との乖離があるというような形、それから、それを契約水量に基づいた基本料金に基づいて受水量を支払っているというような状況のところでございます。  現在、今、竹野委員がおっしゃられたように、遠州広域水道の受水5市町でその話し合いをしているところでございます。一応、県のほうも、今、県のほうで持っている、例えば太田川ダム、それから天竜川のダム、船明ダム、寺谷浄水場、それから都田のほうにある施設、その施設の関係について、更新マスタープランというのを立てまして、その更新マスタープランの基準年度というのが令和14年度になっております。この令和14年度からの受水量をどうしましょうかというお話し合いをしたときには、今、現況に水使用量を減らすというような形で、減らすというようなことで、今4万1,200立方メートルということで契約水量をしているわけですけれども、それを2万3,900立方メートルに減らすというような形で話し合いをしたところでございます。  ただ、それまで十二、三年まだありますので、その期間は金額の関係のほうはどうしていくかというようなところでございます。私どもも遠州広域水道に関しましては、袋井市内の受水の約7割を供給しています。次の質問にも関係してくるんですけれども、そういったところで、非常に、その施設の維持管理というのはしてもらわないといけないというようなことがありますので、どうしても安くというのは一概にも言いにくいところもございます。ただ、そうは言いながらも、やはり私どもの経営を圧迫しているというか、非常に大きな費用のウエートを占めているものですので、料金の改定の際には受水5市町と協力して要望を出しております。それから、あと、施設の費用ですね。  それから、この間、8月末にも遠州広域水道の会議がありまして、決算報告なんかも受けてきました。決算報告を受けた中でも、資金の残高が計画より多くなっているのであれば、少しでも料金に反映させていただきたいというような形で要望を出してきたところでございます。  そうしたことで、私どもも毎年、県の経営状況を見ながら、料金の軽減に努めているところでございます。なかなか県のほうも経営がございますし、施設の維持管理というところもあります。大変大きな施設を県のほうも抱えているものですから、なかなかすぐ削減というところで結果が出るものではございませんが、私どもも努力をしているものですから御理解いただきたいと思います。  それから、もう一点の関係でございますが、袋井市内の地下水も利用しているかというようなところでございますが、先ほど言いかけたところもあるんですけれども、大体7割が遠州広域水道の受水で賄っておりまして、3割が地下水で賄っているところでございます。昨年度、水道ビジョンの計画を立てたところでございますけれども、今、本市の配水系があるんですけれども、配水池から水を送っている、県内にあるんですけど、その配水池の水のところですけど、地下水だけのところがあったり、遠州広域水道だけのところがあったりします。そうしますと、片方、地下水がだめになると全部なくなってしまうというと、やはり少し危機管理上よろしくないものですから、複数の系統になるようにということで今計画をしておりまして、その中で地下水をもう少しふやしていこうというようなところで計画をしているところでございます。  また、今後、先ほども申し上げておりますけれども、給水人口が減ってくる、水需要が減ってくるということで、なかなか収益としてふえていくめどが立っていない中で経営していかなきゃいけないということになりますと、やはり費用の削減というのは重要なことになってきますし、そうは言いながらも、やはり危機管理というようなところもございますので、そういったところも図りながら経営のほうは進めていきたいと思っております。 284: ◯戸塚委員長 竹野委員。 285: ◯竹野委員 まず、県の企業局との交渉ですけど、相手もあることだし、努力されているのはよく知っているんですよ。だけど、やはりこれは、先ほどの説明では、令和14年度に県の方針では更新するということで、そのときの料金改定、それを待っておったら10年以上先ですよね。これは、やはり政治力だと僕は思います。市長、副市長がおられますから、やはり市長、副市長が先頭に、他の首長たちと連携して粘り強く。市民の理解が得られないと思います、実態を知ればね。何でこんな空料金を払うんだと。ほとんどの人は知らないと思うんだ、実態をね。だから、今後、水道料金の値上げなんかになれば、そして空料金のことを知ったら、みんな怒りますよ。だから、この点でやはり副市長にぜひ、市長と一緒に政治力でもって県との交渉を、これは要望ですけれども。  それで、地下水の3割ということで、質問は、やはりコストは袋井市内の地下水を使ったほうがコストは安いんじゃないかと思うんだけど、だから、遠州広域水道でのコストと地下水のコストの対比というのか、それも教えてください。 286: ◯戸塚委員長 鈴木副市長。 287: ◯鈴木副市長 竹野委員から遠州広域水道の料金の関係でお話がありましたが、竹野委員からは、払わなくていいお金を払っているということは、そういう表現があったけど、僕はそれは違うと思うんです。そういうようにすると本当に誤解が蔓延してとんでもないことになってしまう。今、袋井市民8万8,000人いますが、水源別にやると、市内の地下水の量が今3割ですね。それで、遠州広域水道から買っているのが7割という形で、だんだんだんだん地下水から供給するのは少なくなっています。遠州広域水道から買うのは多くなっています。  それはどうしてかというと、地下水の水質が未来永劫ずっと安定的じゃないんですね。硝酸性窒素とかいろいろな水道法で決められた水質に、地下水は浄水していなくて塩素を加えて消毒しているだけですから、ですから安いんですね、地下水は。ですが、消毒するだけでそのまま市民に提供できるかどうかというのは、これは保証がありません。ですから、安定的に供給できる分を様子を見ながらやっていると。  ですから、7割から、これから7割以上、遠州広域水道から受水をするような形になるものですから、遠州広域水道というのは、私たち市民にとってはとても大事な水がめというか、供給元なんですね。  それで、太田川ダムの建設のときに、これは河川で表流水ですけれども、そこから太田川の水を水源にして遠州広域水道で寺谷の浄水場できれいにして供給しましょうと、新しい水源を確保しましょうということで、それでやりました。そのときの、確かに需要と管内の5市町、6市町でしたっけ。需要と現実の使用量の乖離は確かに発生しました。やはり節水器具であるとか、水の需要が減ったものですから、それであれなんですけど、料金体系は、契約水量と使用水量とあって、契約料金のところは空料金とか払わなくていいと言っていますが、実は、これは企業局サイドの残で見ると、太田川のところから取水をして寺谷のところでいろいろ浄水を設備投資して、それをまた管内市町村に送るという設備の投資をしているわけですね。その元利償還をそのお金で企業局はやるということなものですから、必要なお金を実は払っているということなんですよ、構造としては。そこだけはお間違えのないようにしてもらいたいと。  ただ、金額の単価についてはもう少し、水使用量との乖離があるものですから、市町の水道の経営も厳しいものですから、もう少し安くなりませんかというのを団体交渉して一緒にやっているということですので、そこを間違えないようにしてもらいたいと思います。別に企業局に味方するわけじゃないです。事実を申し上げました。 288: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 289: ◯長島水道課長 先ほどの遠州広域水道の受水と地下水の単価の関係でございますが、大変申しわけないですが、遠州広域水道が単価幾らで、地下水が単価幾らでというのは出していないんですけれども、遠州広域水道につきましては、契約水量が1立方メートル当たり33円、それから、使用水量が1立方メートル当たり11円ということで、先ほど鈴木副市長からも申しましたけれども、遠州水道の単価を計算するに当たりましては、施設の維持に関してどのぐらい必要なのか。その必要なものに対しまして、総括原価というんですけれども、総括原価に対してどのぐらいの収入があるのかということからの単価を導きまして33円、それを割るとやはり経営的に厳しくなってしまうというような中で、この単価が決められているというようなところでございます。先ほども申し上げたように、やはり決算の状況なんかも見ながら、そういったところで少し単価に反映できないかというようなところは事あるごとにお願いをしているところでございます。  地下水に関しましては、先ほど鈴木副市長からも申し上げましたように、塩素を入れるということと、それから、多少鉄分が多いものですから、除鉄・除マンガンの装置をつけて供給をしているものですから、やはり地下水からのくみ上げのほうが安いというようなところはございます。地下水につきましても、やはりこれも無限にあるものではないというようなところ、それから、昭和50年代とか昭和60年代に開発が進みまして、地下水をとって地盤沈下とか、そういったような状況もあった中で、河川の表流水も使うべきではないかというようなところの議論の中でも出てきているところでございますので、そういった状況も見ていきたいと思います。  天竜川の関係につきましては、船明ダム、大変水が豊富で、ことしも12月からずっと節水がありましたけれども、そういったところも影響なく使われているというようなところもございますので、そういったところも理解をいただきたいなというところでございます。 290: ◯戸塚委員長 竹野委員、よろしいですか。  ほかはよろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 291: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ここで、個々の取組につきまして質疑は終了しましたけれども、政策3・4・5全体について、いま一度質疑がありましたらお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。 292: ◯竹野委員 全体で、市民のアンケートのことで、アンケートの質問の仕方によって答えというのか、数値も違ってくるものだから……。 293: ◯戸塚委員長 少し待って。 294: ◯竹野委員 そういう質問もだめなの。 295: ◯戸塚委員長 いきなり唐突に言われたので、よく理解できなかった。 296: ◯竹野委員 要するに、市民の満足度だとか、いろいろなところの数値が出ていますけれども、アンケートの質問の表現というのか、そういうので大分違ってくると思うものだから、機会があれば、どんなアンケートを出したのかを教えてほしいということです。 297: ◯戸塚委員長 榛葉都市建設部長、冒頭、全体を説明していただきましたね。アンケートのところ、御答弁いただけますか。 298: ◯村井副委員長 市民意識調査は企画政策課でしょう。 299: ◯榛葉都市建設部長 そうです。 300: ◯戸塚委員長 そういう形で。  榛葉都市建設部長。 301: ◯榛葉都市建設部長 平成30年度の総合計画の政策評価結果ということで、案ということで今回御審議をいただいているわけなんですが、御案内のとおり、3委員会でそれぞれの所管部門について同時に審議をしていただいているということで、それぞれ分かれて、今進めているということですが、本日の次第の中にもございますように、総括としては企画政策課のほうが所管しているものですから、アンケートについても企画政策課で所管しておりますので、その御意見についてはお伝えしたいと思います。 302: ◯戸塚委員長 それでいいですね。お願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 303: ◯戸塚委員長 それでは、ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  次第で、次に、地方創生第一期総括と第二期の基本方針ということで、次第ではそのようになっておりますが、本日、冒頭にも御説明申し上げたましたとおり、市長公室長並びに総合戦略室長のほうで出席していただいてということで、一応、きょう、その辺の段取り、まだ、総務委員会、民生文教委員会のほうもまだそこが終わっていないということでありますので、そちらのほうの調整がつきましたらということで、一つ飛んで、今度、指定管理になりますけれども、ウの平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価ということで、飛ばして進めさせていただきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         ウ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (袋井B&G海洋センターほか4施設) 304: ◯戸塚委員長 では、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井B&G海洋センターほか4施設)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 305: ◯村田産業政策課長 (省略) 306: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  村井委員。 307: ◯村井副委員長 多分、サンライフ袋井の関係だけだと思いますが、毎年B評価をしているということですが、プールのことはスポーツ政策課のほう、そっちのほうで。利用人数が1日当たり、事業計画で69人、それから実施内容で67人、これは使っていただいて何ぼの施設ですので、一つとしては、B評価というのがどういう基準、利用人数がもっと、本来からいけば指定管理で上げなきゃいけないと思うんですが、利用人数が下がっているということは、それだけ利用率は当然悪いことなんですが、何か魅力ある事業をやっていないとか、そういうことにつながっていないのかって、それの評価がどのようにしているのか。  評価の各種のいろいろな項目があると思うんですが、その中で、特にここは利用していただかなくちゃいけないものが利用されていないというような実績の中で、果たしてB評価でいいのか。三角印がついていますけど、B評価、本来からいけば、事業内容とかもっと検証して、全体の評価をしなくちゃいかんと思うんですが、B評価の利用人数と事業の内容、それをどのように評価しているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 308: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 309: ◯村田産業政策課長 この評価でありますけれども、まず、三角をつけたのは、おおむね適切である。一部不適切であるが、改善する見込みがあるということから三角をつけさせていただいております。加えて、B評価というのは、袋井B&G海洋センターほか4施設、トータルで評価をしたものであります。  今、村井委員がおっしゃったように、サンライフ袋井だけにとってみても、事業計画に対して実施内容が少ない、人数が少ないということがありますので、毎年、サンライフ袋井運営協議会ということで、利用者の代表、それから学識経験、それから市も入って、毎年、年2回意見交換をさせていただいておりますので、ここら辺、しっかりと検証して、また人数がふえるような形で企画運営をしていただきたいように要望していきたいと思っています。ですので、ここが単純に、事業計画に対して実施内容の人数が少なかったということで三角をつけたということであります。 310: ◯戸塚委員長 村井委員。 311: ◯村井副委員長 それはそれで、そういう評価でいいと思うんですが、一つとしては、サンライフ袋井の利用の仕方とか開館時間、あるいは開館の曜日、そういったものが少し影響しているんじゃないかなと思うんです。そこら辺が、内部の活動、いろいろな教室とか講座があると思うんですが、そういったものにつながってきて、利用が落ちる。ですから、指定管理をしているものはもっと自主事業みたいなのをいっぱい提案して本来やるべきだと思うんですが、新たな提案を受けたり、毎年同じような事業を繰り返しやっていても意味がありませんので、人気のある講座とか、そういったものはもっと積極的に回数をふやすとか、そういった工夫を指定管理者がやられているかどうか、そういったことも一つは評価のところに加えるべきだと思うんですが、そういうことをやっていらっしゃるのか、あるいは毎年前年踏襲でやられているのか、その辺のことはお考えを伺いたいと思います。 312: ◯戸塚委員長 村田産業政策課長。 313: ◯村田産業政策課長 サンライフ袋井で年に1回、「あっ!とホーム祭」ですか、イベントという形で体育センターのほうと交えてイベントを行っているということがあります。その中には、これまでには、去年はたしか静岡理工科大学の生徒も来てもらったり、アクシスの看護専門学校の方も来てもらって、1日イベントとしてやったということもあります。今、村井委員おっしゃったように、いろいろな新しい提案を受けて、今後、人数の拡大というか、利用の拡大を推し進めていきたいと思っています。先ほど言ったように、運営協議会の中にもサンアメニティも入っていただいて意見交換をしていますので、今後も提案をしていただくような形でお願いをしていきたいと思っています。 314: ◯戸塚委員長 村井委員。 315: ◯村井副委員長 運営協議会の中で決めていただけるなら、それはそれで結構なんです。要は、私が言っているのは、指定管理者がもっと自主事業としてきちっと提案をするような環境づくりをしていただきたいと思うんですよ。余りにも運営協議会に頼り過ぎちゃって、自分たちで余り考案をしないとか、そういう状況になろうかと思いますので、ひとつその辺はよろしくお願いしたいと思います。 316: ◯戸塚委員長 ほかに御質疑はどうでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 317: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件につきましては終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (シルバーワークプラザ) 318: ◯戸塚委員長 次に、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(シルバーワークプラザ)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  村田産業政策課長。 319: ◯村田産業政策課長 (省略) 320: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 321: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (田原農村総合管理センター) 322: ◯戸塚委員長 次に、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(田原農村総合管理センター)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  木根農政課長。 323: ◯木根農政課長 (省略) 324: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 325: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         カ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (袋井市改良住宅・再開発住宅) 326: ◯戸塚委員長 次に、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市改良住宅・再開発住宅)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  石田都市計画課長。 327: ◯石田都市計画課長 (省略) 328: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  村井委員。 329: ◯村井副委員長 確認をしたいんですが、改良住宅は特定目的の住宅ですので、募集を行う必要というのはないはずなんですが、毎月、改良住宅の入居について一般の募集をやっているのか、事業目的の方を対象に募集を行っているのか。特に再開発住宅は区画整理関係の住宅でございますので、その移転が毎月あるのか。だから、一般募集は必要ないと思うんですが、私の記憶ではですよ。法律改正があれば別ですが、一般公募もないはずならば、公募をやること自体が間違っていると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 330: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。
    331: ◯石田都市計画課長 再開発住宅等につきましては、時期は忘れたんですけど、一般の公募、募集を行っていると認識をしているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 332: ◯戸塚委員長 村井委員。 333: ◯村井副委員長 法律が改正になったわけでしょうか。改良住宅法というのがあって、その趣旨は事業目的のはずなんです。公営住宅は福祉に貢献するということになっているものですから、もしこれが問題なければ全然いいんですが、法律でいつ改正になって、どのようになっているのか、教えていただければと思います。 334: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 335: ◯石田都市計画課長 資料を持ち合わせていないものですから、そちらについては改めて報告させていただきます。 336: ◯戸塚委員長 よろしいですか。そのほか。  岡本委員。 337: ◯岡本委員 村井委員の指摘があったとおりですけれども、それぞれ目的を持った改良住宅、再開発住宅であると思うんですけれども、そういった背景から、入居については必ずしも100%ではないというのが現状かと思うんですね。その中で、例えばプロパンガスの設置とか、空き家に対して適切な管理ができているかどうか、その辺の点検状況が十分であるかどうかということをお伺いしたいと思います。 338: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 339: ◯石田都市計画課長 県の住宅供給公社では、定期的に団地巡回等を行っておりまして、団地の敷地内と空き家等についても定期的に管理を行っていると伺っているところでございます。よろしくお願いいたします。 340: ◯戸塚委員長 そのほか、いいですか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 341: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         キ 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (袋井市民体育館ほか10施設) 342: ◯戸塚委員長 次に、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市民体育館ほか10施設)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  八木都市整備課長。 343: ◯八木都市整備課長 (省略) 344: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  大庭委員。 345: ◯大庭委員 4ページの収支の関係で、愛野公園利用料金収入、自主事業収入が100万円近く、両方で200万円近く減っていたということで三角になっているんですが、理由として、天候不良によって少なかった。一方で、草刈り機や軽トラックの更新に伴う支出増ということで収支がマイナスで、しかし、維持管理費や委託料の支出を抑えるなど企業努力が見られた。この委託料の支出を抑えるなどの企業努力というのは、具体的にどのようなことをやったのか、教えていただきたい。  それから、こうした事業、マイナスの場合は結果的には当該団体が130万円、穴をあけた分だけ受けてくれているんですよね。十分資力というのは大丈夫なのか、その点、お伺いしたいと思います。 346: ◯戸塚委員長 八木都市整備課長。 347: ◯八木都市整備課長 事業収支の部分で企業努力はどうしたことをやっていたのかというところでございます。  愛野公園と堀越公園につきましては、それぞれ、愛野公園につきましては東海ビル管理というところが主に草刈り等をやっていると、堀越公園については袋井市スポーツ協会が業者に委託をして草刈り等をやっていただいているというところでございまして、愛野公園につきましては、東海ビル管理が自前で草刈りをやるというようなことで、業者委託ではなくて、そこら辺を支出を抑えるような形でやっているというようなことでございます。それにつきまして、東海ビル管理のほうで草刈り機等も所有をしておりまして、東海ビル管理から袋井市スポーツ協会グループに機械を貸し出すというような形でやっているというようなことで、そういった部分で企業努力をしているということでございます。  あとは、今年度ですけれども、139万円のマイナスが出たということでございますが、この分については、東海ビル管理のほうの母体の部分からお金が出ているというようなことで、東海ビル管理の決算報告も確認をさせていただいた中で、母体のほうについては経営がしっかりしているというようなことも確認をしているというようなところで……。 348: ◯大庭委員 聞こえない。課長、大きい声で自信を持って言って。木根農政課長みたいに目が覚めるぐらいに。 349: ◯八木都市整備課長 139万円につきましては、東海ビル管理の母体の本社の部分から支出をしていると。足りなくなった部分についてはそちらのほうで支出をしておりますが、母体である本社に部分については、経営もしっかりしているというようなことで確認をしているということでございます。よろしくお願いします。 350: ◯戸塚委員長 大庭委員。 351: ◯大庭委員 あと、残るは1件だけだもんで、指定管理全体について発言させていただきたいと思います。  指定管理は、本来、直営でやるのが望ましい。しかし、それをアウトソーシングすることによってサービスが高まり、しかも経費が安くなる。そこが大きな狙い目だと思います。ただ、受託するところが決まっているというようなやり方というのが随所に見られているわけですが、やはりそうだとしても、合否点数、例えば丸だとか三角、こういうのも数値化された点数をしっかり出して、今、大体60点を基準にしていますけれども、80点ぐらいに厳しくしているというのは、他市なんかの場合は見られますので、いま一度そういうような仕組みの中での見直しをすべきじゃないか。  それから、こういう外部選定をするに当たっての人についても、やはり外部の目を入れて、それで活性化するということが私は大事ではないかなと思います。例えば、前段のサンライフ袋井なんかは、ホームページの更新をしているかというのがあります。丸って書いてあるんですね。今、じゃ、ホームページを、サンライフ袋井を見に行ったりすると、今、故障中ですみたいに出てくるんですね。事ほどさように、そういうようなきめ細かな、本来、行政がやっていたらしっかりできているんだというような形にすべきじゃないかなと。  それと、袋井市スポーツ協会の中の役員が、例えば樹木管理だとかそういうことにかかわる専門業者が入ったりとか、いろいろなそういうようなものが透明化される中で、なるほど、安く、しかも、適正ないわゆる委託というんですか、契約行為で、その中においてもされているということがやはり見える化していかないと、非常に曖昧な形で、ただ、その団体に任せるとなりますので、そこら辺については、今後、担当課におかれましても、それぞれの課に分かれていますけど、鈴木副市長におかれましては全体を統括していただきたいと思います。これは要望にさせていただきますけれども、随所に、例えば、この方がこれだけ給料をもらっていいのかな、給料というか、報酬というか、もらってもいいかなって、団体の長がもらっているようなところもありますし、やはりそういうのは精査すべきだと思います。要望だけしておきます。 352: ◯戸塚委員長 そのほか、質疑はよろしいでしょうか。いいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 353: ◯戸塚委員長 ほかに質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ク 平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について           (袋井市月見の里学遊館ほか1施設) 354: ◯戸塚委員長 次に、平成30年度における指定管理者の管理運営に対する評価について(袋井市月見の里学遊館ほか1施設)を議題とします。  当局の報告を求めます。  八木都市整備課長。 355: ◯八木都市整備課長 (省略) 356: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 357: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ケ 袋井市上水道事業中期経営計画について(中間報告) 358: ◯戸塚委員長 次に、袋井市上水道事業中期経営計画について(中間報告)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  長島水道課長。 359: ◯長島水道課長 (省略) 360: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  高木委員。 361: ◯高木委員 中期目標の実績、中期指標として、人件費率という形で都市建設部門へ水道課が一緒に入ったということではありますけれども、技術職員ですよね。特に現場といいましょうか、そういう施工箇所を知り得たベテランの職員が退職をされてきているという形の中で、そういう技術の継承といいましょうか、現場を知り得る人の知識とか、そういう部分の継承について問題はないかということをお聞きしたいと思います。  それから、先ほどの決算の中でもお聞きしました広域化についてということで、ここには工事用部材等の統一化ということを記載されております。6ページ、主要施策の実施及び予定・実績ということでありますけれども、このことが可能になれば、なかなか今、人口がふえないよ、節水機器が浸透している中で、給水人口がふえながら有収率が上がらないよということの中では、一般的な経費の削減に努めなければいけないということは御承知かと思いますので、そういう部分で、このことが当然、それぞれの袋井市、掛川市、磐田市等にも、そういう管財の商社もあるものですから、なかなか難しいかと思いますけれども、ここらについてどのようにお考えになっているか、お聞きしたいと思います。 362: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 363: ◯長島水道課長 高木委員から2点の御質問をいただきました。  まず、1点につきましては、技術職員、特に現場の職員の技術の継承についてでございます。  こちらの技術の継承につきましては、現在、考え方としましては、水道事業組合という組合がありまして、その組合から職員を派遣してもらっております。昨年度までは2名職員を派遣してもらって、今、配水池の管理をしていただいております。今年度、1名増員をしまして、管路の管理をしていただくようにということで、今、技術の継承というような形で進めているところでございます。現場のほうを知っている現役の職員が2名います。1名、今年度で退職というような形になるんですけれども、一緒に現場へ行って、例えばバルブ操作であるとか、あと分水の立ち会い、それから、配水池につきましても、配水池の管理をしている職員については3年ぐらいやっているものですから、かなり熟練をしてきまして、水位の状況なんかも、例えば低水位で施設のほうからメールなんかも入ってきましてというと、現場に飛んだりとか、配水池の水位の確認をしたりして、安全を確認したりとか、時には現場に走って操作をしたりとか、そういったような形をしております。技術の継承というような形で、今、私どもも意識をして、少しでも継承できるような形というようなもので取り組んでおります。  それから、本当に設計をする技術職員なんかにつきましても、他の浜松市とか、あと日本水道協会とかでやっている技術講習会、そういったところにも出席をしまして、実際の管路の組み立てであるとか、そういったところの技術の習得に努めているところでございます。  それから、もう一点でございますが、広域化の関係でございます。  こちらにございますとおり、水道広域化推進プランを県が策定するというような形になりまして、今、県のほうも、先日の議案審査の中でもお話をしましたが、各市町を集めまして、こういったロット発注、施設の統廃合、こういった可能性について研究をしているというようなところでございます。  確かに、今、高木委員がおっしゃるように、こういった材料のロット発注なんかもできるようになれば、経費の節減には大きな位置づけを占めていくというような形もございます。ただ、やはり既に地中の中に入っている管路の部材を統一するとなると、どこかの市町では部材を変更していくというような形になりますと、工事の関係なんかも、費用の計算なんかもありまして、なかなか難しい問題ではあるなと思いますので、少しここは緒についたところというか、話し合いを始めたところというようなところで考えております。  また、これは広域化というところもあるとは思うんですけれども、例えば管の管網図であるとか、あと施設の集中監視、それから水道の会計システムなんかは、各市町でも同じような会計システムを使っておりますので、こういったところも今、クラウドでもって、そのクラウドを皆で共同で使ったらどうだというようなお話もあったりとか、あとは、業務の一部をほかの市町と一緒に共同で持ったらどうだとか、そういうようなところで、全国的にはいろいろ広域化の方法でいろいろな手法のものを採用しているところもありますので、こうした状況、先進事例なんかも私どもも注視しながら、こういったところで研究のほうを進めていきたいと考えております。 364: ◯戸塚委員長 高木委員。 365: ◯高木委員 やはり職員の体制の強化ということを、いろいろな自然災害等が起こる可能性もありますので、その点については十分留意をしていただきたいと思いますし、組合のほうからも派遣をしていただいているということでありますけれども、できれば、プロパー化といいましょうか、自前のそういう全てをわかり得る職員の育成という部分に少し努めていただければと思います。  あとは、工事用部材等の統一ということでありますけれども、やはり一番早いのは水道のメーターですよね。設置状況が少し地域によっては違うということもありますけれども、一番早く取りかかれるのは、そのメーターを共同で入札をかけて、共同で仕入れていくということが一番可能かなと思いますので、そういう地下埋設化の部分というのはなかなか大変かと思いますので、少し部材の中でも共同仕入れができるという部分のものがあれば、早急に近隣市町との研究の中でも取り組んでいただければと思います。これは2点とも要望とさせていただきます。 366: ◯戸塚委員長 大庭委員。 367: ◯大庭委員 5ページの基幹管路の耐震化率、それと、先ほどの政策評価の中でも出ましたけれども、本市が44%、磐田市が69.4%、約70%と44%、掛川市は大体袋井市と一緒ぐらいですが、何でこんなに高いのかよくわからんですが、しかも、磐田市は、北部は磐田原、地盤もいいですし、何なのかなって思うんですが、それを本市での目標が47.2%で令和2年度を設定していますが、少しでも前倒しでやるということを常に念頭に置いていただかないといかんじゃないかなと、災害を心配するだけにあります。  ただ、この計画で行っても水道料金の値を上げにゃいかん懇話会を進めているぐらいですから、いかに費用がかかるかということだと思うんですが、基幹管路については一層御努力をしていただきたい、整備についてはね。本市は軟弱地盤であるということで要望しておきたいと思います。  もう一つ、6ページなんですが、クレジット納付の導入ということで入っています。それこそ、横浜市の例なんですが、口座振替が約55%、クレジットが約20%、それから一般的な納付書が約25%だそうです。それへ持ってきてスマホ決済をやるということで、LINEペイを使うというようなことを言っているようでありますけれども、時代はこうやってどんどん変わってきますので、これはICT活用特別委員会なんかでも題材として入れておかにゃいかんかなと思うんですが、本市の場合、幸いにして納付率が97%か98%ぐらい、結構いいにはいいですよね。だけれども、さらに払わない方は水道をとめるという厳しい対処もしているというのもあるものだから、当然といえば当然なんですが、やはり皆さんが支払いが可能なような、そういうものを、先進市に目を向けながらICT化の推進を図られたいと、そのこともやはり検討されたいということだけ、2点要望だけさせてもらいます。もしコメントがありましたらお願いします。 368: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 369: ◯長島水道課長 それでは、大庭委員から御意見をいただきまして、ありがとうございます。  まず、1点、磐田市、裾野市が耐震適合率が非常に高いというようなお話でございます。これにつきましては、こちらのほうの説明不足で大変申しわけありませんが、どの管路を基幹管路とするかというのは各市町の判断に委ねられています。本市の場合は、導水管、送水管、それから150ミリ以上の本管を基幹管路と定めております。磐田市につきましては、300ミリ以上の管で39.7キロメートルというような形で行っております。それから、掛川市も300ミリ以上の管を基幹管路としているというようなことがございまして、そういったところで、どの管を基幹管路に設定するかというようなところでこの適合率というのも少し変わってきているというようなものが状況のところでございます。  耐震化の適合率につきましても、年間3キロメートルから4キロメートルというような形で、頑張ってやってもそのぐらいの進みぐあいというような形でございますので、なかなか進まないというようなところもございますが、昨年度も配水支管の計画も立てさせていただきましたものですから、少しでもよりスピードアップをして進めていきたいと考えております。  それから、クレジット納付の状況につきましても、先ほども手数料の関係のお話をさせていただきました。国のほうでも手数料を少し下げるとか、下げてほしいとか、そういったような動きもありますものですから、そういった動向、そういったところも私どもも見ながら、少しでも経営のほうに影響がない範囲であれば、導入のほうも進めていきたいなとは考えておりますが、平成29年度にはまだ、手数料のほうの関係が少し経営のほうにも影響があるというような判断をさせていただきましたので、ここのところにつきましても状況を見ながら、また導入に向けた検討というのは、それぞれ時代の流れを見ながら進めていきたいと考えております。 370: ◯戸塚委員長 大庭委員。 371: ◯大庭委員 わかりました。前段の件だけ申し上げておくけれども、磐田市、掛川市が管路300ミリの基準でやっていて、44%と70%だというと、物差しが全然違うものだから、袋井市を逆に300ミリ以上にしたら何%になるのか、それも参考に教えてください。  それと、こういうようにせっかく数値を出すんだから、しっかりそれを出さないと、我々、袋井市が一番、課長が上司に予算をつけてもらうためにこういうような数値をこっそり出しているんだったらいいけれども、やはり正しい数字は共有化しにゃいかんものですから、それだけはお願いします。44%と70%を比較して、袋井市は非常に耐震化の整備がおくれているだなんて、我々市議会議員が市民に間違った報告をすることのないのようにしたいものですから、それだけはよろしくお願いします。 372: ◯戸塚委員長 長島水道課長。 373: ◯長島水道課長 今、300ミリ以上の管がうちの場合で何%になるかというところは、数字は把握していないものですから、また出していきたいと思いますので、よろしくお願いします。済みません。 374: ◯大庭委員 これからの数字でしっかりやってください。 375: ◯戸塚委員長 いいですか。ほかに質疑はありませんね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 376: ◯戸塚委員長 以上で、本件については終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         コ 袋井市公共下水道事業中期経営計画について(中間報告) 377: ◯戸塚委員長 次に、袋井市公共下水道事業中期経営計画について(中間報告)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  内山下水道課長。 378: ◯内山下水道課長 (省略) 379: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたら受けたいと思います。  大庭委員。
    380: ◯大庭委員 参考に教えてもらいたいんだけど、それぞれ審査して、年度年度の決算、そのまま予算を通していってあれなんだけれども、こういう表にして修正という数値が出てくると、改めて大きな数字の変更があったという感じがしながら見ているんですが、5ページのところで、十五、六億円、建設費で落ちていますよね。それで、4ページのところで、いわゆる国庫補助が物すごく、やはり10億円ぐらい。4ページのところで、国庫補助金で平成30年度で5億円、それから令和元年度で8億円から落ちていますよね。これというのは、国の補助金が減ったので建設費が落ちているのか、袋井市としての計画的事業をシュリンクさせているの、縮小させているので国からもらわんでもいいのか、この関係というのは、国がそれほど今、いわゆる国庫補助なんかを絞り込んでいるのか。そこら辺について、余りにも数値が、平成30年度と令和元年度で違うものですから、そこを、本質的なところだけ答弁ください。 381: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 382: ◯内山下水道課長 大庭委員のおっしゃるとおりでございまして、これは事業計画やストックマネジメント計画などに合わせましてその数字に直したような形でございますので、国の補助金が下がったというような形ではございません。当初計画では、中期経営計画では、今言った事業計画などの最近のものが反映されてございませんでしたので、つくっていく中で平成30年度から反映させていただいたということで、本来ならもう少し早目に、事業計画を今言った理由で変更させていただきますというのがよかったんだと思いますが、今回、こんな形で出させていただいたことをおわび申し上げたいと思います。 383: ◯戸塚委員長 そのほか、どうですか。  岡本委員。 384: ◯岡本委員 アクアパークあさばの件ですけど、以前からいろいろ施設の周辺の農地に、施設内の暗渠排水が十分じゃなくて、雨水が漏れているんじゃないかという指摘があるわけですね。それなりに対策はとっていただいたんですけど、まだ十分じゃなくて、特に西側の農地に溢水と見られる現象があって、これ、因果関係は明らかじゃないですよ。ただ、どういう現象が起きているかというと、農業機械が反転できなくて、ぬかるみにはまり込んで、重機というんですか、ほかの機械で引き上げているという現象が続いているんですよ。課長にも前に申し上げたし、何回か申し上げたんですけど、まだ十分な対策がとられていなくて、アクアパークあさばにつきましては、設置の経緯というのがありまして、当時の町長がやはり犠牲的な決断を持ってあそこへ設置してきたという経緯があるやに聞いています。ですから、周囲のそういった状況に対して、やはりデリケートな対応をしていただきたいと思いますけれども、今回、中期経営計画の策定に当たって、そういった現象があるということを考慮に入れていただきたいと思います。 385: ◯戸塚委員長 内山下水道課長。 386: ◯内山下水道課長 昨年度からそういったお話がありましたので、うちの下水道課のほうで擁壁、そこに処理場から出る水を側溝に落とすというような形を昨年度させていただいたところでございますが、そういった対応をしてもまだそういう状況だということをお聞きしましたので、違う方法で考えていきたいと、今そういった形のことを検討しているところでございます。 387: ◯戸塚委員長 高木委員。 388: ◯高木委員 水道事業でもお話ししました人材の関係でありますけれども、何年か前ですか、掛之上地区で送水管の閉塞という形で、深夜、大規模な工事をやって、しばらく通行どめにした経緯があります。振り返りますと、エコパのほうから来る送水管の途中のところを切り離して、あそこはどこの池でしたっけ、どこかの池へ直接放流していましたよね、汚水を。                〔「天池」と呼ぶ者あり〕 389: ◯高木委員 どこでしたっけ、天池じゃなくて。              〔「衛生センター」と呼ぶ者あり〕 390: ◯高木委員 衛生センターに流して、そこらの部分も、元下水道課にいた職員に指導を受けながら、その当時の担当課の職員が対応したというようなお話も聞いておりますので、水道課と同じような形で、そういう部門が危機管理のときに危機管理体制がとれるような職員の体制づくりという部分をもう少しこの中にも入れ込んでいただけると、どちらかというと経営という部分に終始しているような部分がありますので、定員管理とかという部分も一般行政部分で対応という部分だけではなくて、そこらの部分も少しこういう中に取り入れていただければと思いますので、これらは要望、先ほど水道課のほうでもお話ししましたので、要望とさせていただきます。 391: ◯戸塚委員長 そのほか、よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 392: ◯戸塚委員長 それでは、時間も17時5分前でありますので、袋井市議会会議規則第8条第2項の規定によって、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長しますので、よろしくお願いします。  ────────────────────────────────────────         サ 袋井市農業集落排水事業中期経営計画について(中間報告) 393: ◯戸塚委員長 それでは、次に、袋井市農業集落排水事業中期経営計画について(中間報告)を議題といたします。  当局の報告を求めます。  内山下水道課長。 394: ◯内山下水道課長 (省略) 395: ◯戸塚委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告について、質疑などありましたらお受けしたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 396: ◯戸塚委員長 特に質疑もございませんので、以上で、本件については終了といたします。  時間、まだ17時になっていませんが、延長させていただくということで先ほど申し上げました。1件、先ほど、都市計画課の関係で用意ができましたので、きょうのうちに報告を簡潔にお願いしたいと思います。  石田都市計画課長。 397: ◯石田都市計画課長 私からは、総合計画の住宅の耐震化等の関係で、回答が漏れておりますので、そちらにつきまして御説明申し上げたいと思います。  まず、総合計画の取り組み指標でございますが、住宅の耐震化率を目標としておりますので、その算出方法といたしましては、平成25年度に総務省が実施いたしました住宅土地統計調査に基づき推計値として算出しているところでございます。平成30年末時点で、先ほども申し上げましたが、住宅総数3万1,694戸に対しまして、耐震性を有する住宅が2万9,765戸で、耐震化率は93.9%という状況となっております。  それから、もう一点、昭和56年以前の住宅数というような御質問がございました。そちらにつきましては、平成25年度、県が集計しておりますが、袋井市においては、これは恐らく推計だと思いますが、4,414戸存在しているということでございます。現在、木造住宅耐震補強助成事業の補助金を活用しまして耐震化を図った住宅、これが1,142戸となりますので、割合で申しますと、おおむね26%というようなこととなっております。  参考に、袋井土木事務所管内においては約12%、それで、お隣の磐田市では約9%、掛川市では約16%、それから県全体では約7.6%というような状況となっておりますので、袋井市については約26%ということですので、割合としては進んでいるというようなところでございます。  それから、もう一点、指定管理の関係で村井委員のほうから、募集の関係というようなことで御質問がございました。  村井委員から御指摘があったとおり、こちらの改良住宅と再開発住宅については、目的を持って建設をした住宅というようなことでございますが、管理条例の改正を行いまして、まず、そのような目的に資する方がいらした場合にはそちらを宛てがいますが、そういった方がいらっしゃらない場合につきましては、市営住宅の管理条例に基づいて、一般の公募をかけて入居者を公募しているというような条例になっておりますので、それに基づきまして、改良住宅、それから再開発住宅についても募集を行っているというようなところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 398: ◯戸塚委員長 まず、最初の大庭委員の質問で、今、答弁がありましたけれども、大庭委員のほうからどうですか。 399: ◯大庭委員 ありがとうございます。今の話で、昭和56年前のものが4,414戸、それで、そのうち耐震化したのが1,142戸だよということなものですから、まだ3,272戸ができていないということだと思うんですね。先ほどの目標3万1,694戸に対して実績で2万9,765戸、これを引くと、この数値が合わないんだけれども、それはタイムラグで違うのか。要するに、私が知りたいのは、昭和56年以前のものを100%やってしまえば、耐震化は100%になるんじゃないかと私は思っていたんです。そういうことですね。  だけれども、実際、昭和56年以前のものの耐震化もまだ8割ができていない、75%できていないということなものですから、その差として出てくるんだろうと思うんですが、昭和56年前のものは、除却したりだんだん潰したりしているもんで、この数値も少し変わっているとは思うんですが、要望として、こういう数値をしっかり把握して、そして、私が申し上げた平成12年、昭和56年の間の、まだ不十分だと思われるものの把握をしつつ、さらに公会堂等、いわゆる避難施設なんかをどうするかということを制度設計の中に入れてほしいと。だから、数値のもとになるものですから、県下の中でも袋井市は進んでいますよ。それは補助金がたくさん出したもんで進んでいると思うんですよ。県平均よりも我が市が約26%ということで、磐田市が約9%、掛川市が10%そこそことしても、県平均でも約7.6%としたとき、4倍近く、平均を行っているものですから、それはやはり袋井市がそういう置かれた軟弱地盤の中でそういう処理がされているということで、次なる展開を視野に入れて、さらにこれをお進めいただきたい。数値、改めて整理おいてしてください。よろしくお願いします。 400: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 401: ◯石田都市計画課長 引き算した数字と今報告させていただいた数字が合わないということですが、大庭委員から今お話があったように、除却を進行しているというところもございますので、恐らくその分が数値として整合がとられていないということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 402: ◯戸塚委員長 じゃ、大庭委員、それでよろしくお願いします。  じゃ、もう一つの改良住宅。  村井委員。 403: ◯村井副委員長 今おっしゃったとおりだと思うんです。特に需要がなければ一般公募してもいいというのは、私も承知はしております。ただ、改良住宅岡崎東団地と岡崎北団地は、多分今、満室だと思います。再開発住宅を一般公募することが適正か適正じゃないかというのを少しお考えいただきたい。要は、田端の駅南の区画整理をやっています。それが移転に必要な住宅となる可能性もあるわけです。それが毎月毎月ここで指定管理者が公募をして、一般の方を入居させちゃって、いざ区画整理目的でつくった住宅が移転したいといった場合、入れない。そうすると、民間の借上料を今度は補償で出さなきゃいけない。こういう状態にならないように、本来、ここの部分は十分気をつけていただきたいと思う。要は、全く需要がないというのは、見通しが立てば一般公募すればいいんですが、需要がある可能性が残っている場合は一般公募できないと思いますので、その辺は供給公社のほうと、委託先と十分注意をするように指導していただきたいと思います。 404: ◯戸塚委員長 石田都市計画課長。 405: ◯石田都市計画課長 田端の区画整理につきましては、今、事業の初期の段階ということですので、従来どおり玉突き移転で事業が成立しているんですが、これから恐らくだんだん立て込んでくると、移転方法についても、例えば集団移転みたいなものも検討していかなくてはならないというようなことで、現在、区画整理係のほうで組合のほうとそういったことについてもどうしていくかという方針を検討しておりますので、村井委員から御指摘があったように、当初の目的としては、駅前の北側の区画整理事業のほうで入居というところが最大の目的でございますので、そこについては十分連携をとって、方針についても考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 406: ◯戸塚委員長 以上で、本件については終了といたします。  それでは、きょうは延長して進めてまいりましたけれども、報告事項のイの地方創生第一期総括と第二期の基本方針、この件につきましては、説明員の関係で、今から呼べば来るかもしれないんですけど、きょうはこれで締めにしたいと思います。明日、それから始めさせていただきます。その後、資料提供で若干説明もあると伺っておりますので、地方創生が終わったら、それをやって、一応それで終わりにということにしたいと思いますので、もう半日ぐらいですか、よろしくお願いしたいと思います。  それと、下水の関係、その辺はどうでしょうかね。もし対応ができればお願いをしたいと思います。  本日はこれにて散会いたします。                (午後5時07分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...