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令和元年ICT活用特別委員会 本文 開催日:2019-08-01

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  1. 袋井市議会 2019-08-01
    令和元年ICT活用特別委員会 本文 開催日:2019-08-01


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 令和元年ICT活用特別委員会 本文 2019-08-01 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 215 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯大庭委員長 選択 2 : ◯大河原企画財政部長 選択 3 : ◯大庭委員長 選択 4 : ◯山本理事 選択 5 : ◯大庭委員長 選択 6 : ◯大庭委員長 選択 7 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 8 : ◯大庭委員長 選択 9 : ◯木下委員 選択 10 : ◯大庭委員長 選択 11 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 12 : ◯大庭委員長 選択 13 : ◯木下委員 選択 14 : ◯大庭委員長 選択 15 : ◯木下委員 選択 16 : ◯大庭委員長 選択 17 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 18 : ◯大庭委員長 選択 19 : ◯木下委員 選択 20 : ◯大庭委員長 選択 21 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 22 : ◯大庭委員長 選択 23 : ◯大庭委員長 選択 24 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 25 : ◯大庭委員長 選択 26 : ◯田中委員 選択 27 : ◯大庭委員長 選択 28 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 29 : ◯大庭委員長 選択 30 : ◯田中委員 選択 31 : ◯大庭委員長 選択 32 : ◯岡本委員 選択 33 : ◯大庭委員長 選択 34 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 35 : ◯大庭委員長 選択 36 : ◯岡本委員 選択 37 : ◯大庭委員長 選択 38 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 39 : ◯大庭委員長 選択 40 : ◯田中委員 選択 41 : ◯大庭委員長 選択 42 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 43 : ◯大庭委員長 選択 44 : ◯木下委員 選択 45 : ◯大庭委員長 選択 46 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 47 : ◯大庭委員長 選択 48 : ◯木下委員 選択 49 : ◯大庭委員長 選択 50 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 51 : ◯大庭委員長 選択 52 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 53 : ◯大庭委員長 選択 54 : ◯岡本委員 選択 55 : ◯大庭委員長 選択 56 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 57 : ◯大庭委員長 選択 58 : ◯大庭委員長 選択 59 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 60 : ◯大庭委員長 選択 61 : ◯岡本委員 選択 62 : ◯大庭委員長 選択 63 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 64 : ◯大庭委員長 選択 65 : ◯岡本委員 選択 66 : ◯大庭委員長 選択 67 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 68 : ◯大庭委員長 選択 69 : ◯近藤委員 選択 70 : ◯大庭委員長 選択 71 : ◯近藤委員 選択 72 : ◯大庭委員長 選択 73 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 74 : ◯大庭委員長 選択 75 : ◯近藤委員 選択 76 : ◯大庭委員長 選択 77 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 78 : ◯大庭委員長 選択 79 : ◯近藤委員 選択 80 : ◯大庭委員長 選択 81 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 82 : ◯近藤委員 選択 83 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 84 : ◯大庭委員長 選択 85 : ◯木下委員 選択 86 : ◯大庭委員長 選択 87 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 88 : ◯大庭委員長 選択 89 : ◯近藤委員 選択 90 : ◯大庭委員長 選択 91 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 92 : ◯大庭委員長 選択 93 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 94 : ◯大庭委員長 選択 95 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 96 : ◯大庭委員長 選択 97 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 98 : ◯大庭委員長 選択 99 : ◯大庭委員長 選択 100 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 101 : ◯大庭委員長 選択 102 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 103 : ◯大庭委員長 選択 104 : ◯大庭委員長 選択 105 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 106 : ◯大庭委員長 選択 107 : ◯木下委員 選択 108 : ◯大庭委員長 選択 109 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 110 : ◯大庭委員長 選択 111 : ◯岡本委員 選択 112 : ◯大庭委員長 選択 113 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 114 : ◯大庭委員長 選択 115 : ◯岡本委員 選択 116 : ◯大庭委員長 選択 117 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 118 : ◯大庭委員長 選択 119 : ◯岡本委員 選択 120 : ◯大庭委員長 選択 121 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 122 : ◯大庭委員長 選択 123 : ◯大庭委員長 選択 124 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 125 : ◯大庭委員長 選択 126 : ◯木下委員 選択 127 : ◯大庭委員長 選択 128 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 129 : ◯大庭委員長 選択 130 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 131 : ◯大庭委員長 選択 132 : ◯大庭委員長 選択 133 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 134 : ◯大庭委員長 選択 135 : ◯岡本委員 選択 136 : ◯大庭委員長 選択 137 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 138 : ◯大庭委員長 選択 139 : ◯田中委員 選択 140 : ◯大庭委員長 選択 141 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 142 : ◯田中委員 選択 143 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 144 : ◯田中委員 選択 145 : ◯大庭委員長 選択 146 : ◯大庭委員長 選択 147 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 148 : ◯大庭委員長 選択 149 : ◯木下委員 選択 150 : ◯大庭委員長 選択 151 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 152 : ◯大庭委員長 選択 153 : ◯戸塚議長 選択 154 : ◯大庭委員長 選択 155 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 156 : ◯戸塚議長 選択 157 : ◯大庭委員長 選択 158 : ◯岡本委員 選択 159 : ◯大庭委員長 選択 160 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 161 : ◯大庭委員長 選択 162 : ◯大庭委員長 選択 163 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 164 : ◯大庭委員長 選択 165 : ◯岡本委員 選択 166 : ◯大庭委員長 選択 167 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 168 : ◯大庭委員長 選択 169 : ◯木下委員 選択 170 : ◯大庭委員長 選択 171 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 172 : ◯大庭委員長 選択 173 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 174 : ◯大庭委員長 選択 175 : ◯近藤委員 選択 176 : ◯大庭委員長 選択 177 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 178 : ◯大庭委員長 選択 179 : ◯森杉副委員長 選択 180 : ◯大庭委員長 選択 181 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 182 : ◯大庭委員長 選択 183 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 184 : ◯大庭委員長 選択 185 : ◯大庭委員長 選択 186 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 187 : ◯大庭委員長 選択 188 : ◯岡本委員 選択 189 : ◯大庭委員長 選択 190 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 191 : ◯大庭委員長 選択 192 : ◯大庭委員長 選択 193 : ◯木下委員 選択 194 : ◯大庭委員長 選択 195 : ◯杉山ICT街づくり課長 選択 196 : ◯木下委員 選択 197 : ◯大庭委員長 選択 198 : ◯小柳津ICT街づくり課主幹 選択 199 : ◯大庭委員長 選択 200 : ◯木下委員 選択 201 : ◯大庭委員長 選択 202 : ◯岡本委員 選択 203 : ◯大庭委員長 選択 204 : ◯大庭委員長 選択 205 : ◯岡本委員 選択 206 : ◯大庭委員長 選択 207 : ◯岡本委員 選択 208 : ◯大庭委員長 選択 209 : ◯岡本委員 選択 210 : ◯大庭委員長 選択 211 : ◯岡本委員 選択 212 : ◯大庭委員長 選択 213 : ◯岡本委員 選択 214 : ◯大庭委員長 選択 215 : ◯大庭委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午後1時30分 開会)      開   会 ◯大庭委員長 改めまして、皆さんこんにちは。梅雨も明けまして、連日猛暑が続いています。それぞれ御多用のところ委員会に御参加いただきまして感謝申し上げます。  きょうは、第3回のICT活用特別委員会ということで開催をさせていただきまして、報告事項2件を予定いたしております。  最初に、きょうは、いつものように大河原企画財政部長からの御挨拶の後に、本日をもって赴任をされました山本理事、総務省から派遣をされたということでございますけれども、一言御挨拶をいただくことになります。きょうの赴任ということだものですから、もちろん、こんなICT活用特別委員会をやっているよという雰囲気だけお感じいただいて、御挨拶いただいて御退席をされるというシチュエーションでございますけれども、これから袋井の当該委員会の中身を充実するためにも、いろいろな意味で御示唆、御指導をいただきたいと思います。  それでは、ただいまより始めさせていただきます。  着席させていただきます。  最初に、大河原企画財政部長、よろしくお願いします。  大河原企画財政部長。 2: ◯大河原企画財政部長 じゃ、改めまして、皆さんこんにちは。  今、大庭委員長から御挨拶がありましたとおり、まずは、きょうから総務省から山本明央理事が着任をされましてICTを主に担当していただけると、こんなことで、ますますICTの発展、推進に弾みがつくということでございます。  ただ、やはりこれまでの課題、それから、今後どういう方向でICTのまちづくりを進めていくかといったようなことにつきましては、委員の皆様、あるいは関係の皆様と協力し合ってやっていかなければなりません。幾つかの課題、前回のICT活用特別委員会でもお話がさまざま出たように、まだまだ先がなかなか見えてこないという状況が、私自身もそう感じたところでございます。とはいうものの、日進月歩、技術は大きくさま変わりしてまいりますので、そうしたことをきちっと捉えながら、時間に制限があるという自覚のもとで、この委員会を充実な意義あるものにしていきたいなと事務局としては考えています。  きょうは、やや前回の引き続きというような議題にもなっておりますけれども、一つ一つの今年度の取り組みを少し丁寧に御説明させていただいて、さらには、第2次の計画の振り返りといったようなことが主な議題になっておりますので、忌憚のない御意見等をいただけたらと思っています。  以上、簡単ではございますが御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 3: ◯大庭委員長 ありがとうございました。  引き続きまして、本日より赴任をされました山本理事から御挨拶を頂戴したいと思います。  山本理事。 4: ◯山本理事 よろしくお願いいたします。  本日付で総務省から袋井市に参りました山本明央と申します。出身は静岡県の旧清水市ということで、今、静岡市清水区です。静岡県でまた仕事ができるということを大変光栄に思っております。  今、大河原企画財政部長のほうから発言があったとおり、ICTは技術が進むのが早いという一方で、なかなか全国の津々浦々まで、そういった技術というものの恩恵を行き渡らせることが難しいというところが課題かと思っております。
     きょうからまずは袋井市役所としてどのような取り組みをしているかということを勉強させていただきまして、今後の特別委員会で、国でやっていること、袋井市でやっていること、その間のギャップですとか課題、あと、今後の取り組みについて、皆様の御知見ですとかお知恵をいただきながら、より住みやすくてより生き生きとした袋井市になるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 5: ◯大庭委員長 ありがとうございました。  山本理事におかれましては、この後公務が予定されておりますので、ここで退席となります。次回の特別委員会から正式に山本理事の出席を求めていきたいと思いますし、また、プレゼン等も次回は、今、お話にもございましたように、総務省での御経験、また、ICTに対するさまざまな知見に基づいた、御示唆いただけるような内容についてお話をいただけるかと思います。  きょうはありがとうございました。よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 第3次ICT推進計画令和元年度主要事業の概要 6: ◯大庭委員長 それでは、引き続いて会議を進めさせていただきますけれども、3の議題(1)報告事項、アの第3次ICT推進計画令和元年度主要事業の概要についてを議題とさせていただきます。  当局に説明をいただくわけでありますけれども、前回の資料にもありましたように、この関係のものがフォルダーに入っていたと思うんですが、12本の事業がございました。これについて少し頭出しを前回やっていただいたわけでありますけれども、これをいま一度、全体、第3次の計画の中の特に主な12事業、今年度やる事業を1事業ずつわかりやすく説明をしていただきたいと思います。そして、1事業ずつ当局がICT街づくりのほうで説明いただいた後に、皆さんから、それは何だ、どうなっているんだ、今の状況はどうなんだというような質疑を交わさせていって進めさせていただきます。時間としては、2時間半から3時間以内で終われるようにしたいと思っていますけれども。  それでは、1事業ずつ当局からの報告と委員からの質疑を繰り返したいと思いますので、小柳津ICT街づくり課主幹のほうからお願いしたいと思います。  小柳津ICT街づくり課主幹。 7: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 8: ◯大庭委員長 ただいまIoTによる地域見守りシステムについて御報告をいただきました。16枚のスライドを使っての御紹介で、大変わかりやすい説明をいただきました。こういう形で、12事業についてやっていきます。  この説明に対しまして質問等あったらお願いしたいと思いますが、なるべく、わからないことをわかるところまで聞いていただきたいと思います。従いまして、1人で三つも四つもじゃなくて、1人1問について何回質問していただいてもいいですが、当局の答弁がしにくいようでありますので、なるべく簡潔な質問でお願いしたいと思います。  それでは、よろしくお願いします。  それと、気軽な質問で進めたいと思います。この会はかたくしてしまうと、わからなくなっちゃうものですからね。  木下委員。 9: ◯木下委員 それでは、22ページの1問だけ。  R1、本年度ですけれども、徘徊老人捜索訓練、地元的には高齢者が多いものですから、実際どのような調査をされるのか、具体的なところを教えていただきたいと思います。 10: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 11: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 木下委員からの御質問にお答えをいたします。  毎年、地域包括ケア推進課が中心となりまして、警察や、あと、地域自治会の役員の皆様なども含めた中で捜索の模擬訓練を2年に1回実施をいたしております。これは、ファクスや電話連絡などで徘回老人の特徴を伝達し、協力していただいている店舗の皆様などにも捜索に参加していただいて、いち早く発見できるかというものを調査、訓練するものでございまして、これまでにも数々のそういった課題であるとか、または効果であるとか、そういったものが検証されてきています。  ことしにつきましては、この調査に、先ほど申し上げたタブレットの位置情報を加えまして、より時間的にも短時間で正確に居場所を確認して捜索ができるかということをまず実証していきたいと考えているところでございます。  あとは、昨年度実施した高齢者の徘徊に関する見守りの関係者との意見交換の中では、日常的にこうしたタブレットなどを高齢者が身につけることが難しい、また、身につけさせてもそれを取ってしまったりするというようなことで、よく名札などを衣類につけていてもそれを外してしまうというようなことを聞きますが、今回、中部電力のほうも、そういった意見交換を踏まえまして、靴底にセンサーを埋め込む、そういったことも実証実験の流れをくんで開発をしていただいているというような状況があります。ですので、企業側としても、そういった効果を実証実験で検証したいというところもありますので、この取り組みにつきましては、行政はもとより、民間も巻き込んでの実証実験にしておきたいと考えているところでございます。 12: ◯大庭委員長 ありがとうございます。  ほかにありましたら、お願いします。  もう全てこれでわかりましたか。何でも結構なものですから、率直な、また、素朴な質問を投げかけていただきたいと思います。 13: ◯木下委員 なければ、もう一問。 14: ◯大庭委員長 じゃ、木下委員。 15: ◯木下委員 13ページなんですけれども、昨年度から急増していますよと、18歳以下の子供に対する不審者情報というところですけれども、これ、対象になっているのが18歳以下なんですけれども、急増しているところの年齢というのは、どこが子供たちに対する不審者が急増しているのかということはわかるんでしょうか。 16: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 17: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 こちらの情報まででございまして、その内訳までは少し調査できておりませんので、大変申しわけないですがよろしくお願いします。 18: ◯大庭委員長 木下委員。 19: ◯木下委員 できれば、そこら辺できたら、これだけ急増しているので、平均的に全部が伸びているということよりも、どこかの年齢の部分のところがふえているんじゃないかなと思うので、そこら辺、少し調査をお願いしたいと思います。 20: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 21: ◯杉山ICT街づくり課長 木下委員からいただいた内容ですけれども、私たちがやはりサービスをしていく、展開していくというところについては、やはり年齢の把握というのは大変重要な部分だと思いますので、追加して調査をさせていただいて反映していきたいと思います。よろしくお願いします。 22: ◯大庭委員長 ほかにいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯大庭委員長 ないようでしたら、次のIoTを活用した農業の推進というところに移っていきたいと思います。  当局の報告を求めたいと思います。  小柳津ICT街づくり課主幹。 24: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 25: ◯大庭委員長 IoTを活用した農業の推進について、当局からの報告が終わりました。  委員の皆様から、質疑等ありましたらお願いしたいと思います。  田中委員。 26: ◯田中委員 昨日の朝刊に、ICT農業を無人トラクターを使ってJAがやった、山梨でやったという新聞がございましたけれども、これなんかもこういうのに該当するのかなと、IoTに該当するのか、そこら辺も私は少し疎いんですけれども、そういうことを少し説明していただきたいということと、この辺は袋井市がどのようにかかわっていくのか、今後こういうこと、これとか、ドローンも何かついでにやったって書かれていましたけれども、そういうものをJAがやっているということでありますけれども、どうかかわっていくのか、少しこれからの展開も含めて教えていただければと思います。 27: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 28: ◯杉山ICT街づくり課長 田中委員の御質問にお答えいたします。  新聞に載った内容については、まさしくIoTでございます。インターネットの電波を介してデータをやりとりすることによって物事を進め解決をするという手続になりますので。  今回のものにつきましては、42ページを少しごらんください。  このところで、LPWAというものと5Gというものを二つ御説明いたしました。これ、これからどんどん伸びていくということで小柳津ICT街づくり課主幹が説明をしましたけれども、このものについては、非常に便利なんですけれども性格が違うという状況にございます。  今回、農業のほうで使われたものについては、5Gのものを使用する目的で進められています。今のところは4Gですけれども。これについてはなかなか、LPWAと申しますと、データ量、データを飛ばすボリュームですね、こういうものが非常に制限され、少ない量しかデータが飛ばせないという状況であります。ただ、4G、5Gについては、データ容量を大きく飛ばせるという状況がありますので、例えばトラクターの運転、ただ運転だけではなくて、これに安全もプラスしなければいけないとなると、安全についてのカメラ画像、そういったものも送る必要がある。そうすると、データのボリュームというのが非常に多くなってくるという状況がありますので、今回のものについては、4G、5Gを使うような形の施策ということで御理解をいただきたいと思います。  これからの袋井市としてのかかわりの部分ですけれども、これについては、もちろん袋井市は農業により発展してきた地域でございますので、これからの農業をこれからどのようにしていくか、大規模経営、こういったものについて、なるべく人を、手間をかけずに効率化を上げるということについては袋井市もどんどん積極的にやっていかなければいけない状況がございますので、民間と、あと官と、あと大学も入っていただく、あと農協も入っていただくことによって進めていければということを考えております。 29: ◯大庭委員長 田中委員、いかがでしょうか。 30: ◯田中委員 はい。 31: ◯大庭委員長 ほかにいかがでしょうか。  岡本委員。 32: ◯岡本委員 ただいま説明がありましたLPWAというのは、一般的には親機と呼ばれているものでしょうか。  結局、このシステムを使うのに、ハードとは別に通信費がかかるということを聞いておるんですけど、LPWAというのは、実験期間中、設置されているうちは通信費がほとんどかからないということなんですけれども、実際に親機がない状態でシステムを使うと、1カ月当たりセンサー1カ所につき大体1,000円ぐらいの通信費がかかってくるということで、それが農家にとってネックになるんじゃないかということなんですけれども、その辺は、実証実験が済んでからどういう状態になるのかということを御説明お願いしたいと思います。 33: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 34: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員からの御質問になります。  先ほど申し上げました水田の水利用の、県が中心となって進めております、35ページですかね、失礼しました、こちらですね、44ページでございます。  県が水田水管理のICT活用コンソーシアムということで立ち上げていまして、企業やJA、または経営農家も含めた形で現在、この実証を行っているわけですが、確かに岡本委員がおっしゃるような形で費用面の課題がございます。これをいかに圧縮できるかということについて現在、検討が進められておりまして、県のほうとしても、農業施策に組み込むかということで、現在、最終的な詰めの段階に入っていると伺っています。ですので、来年度継続した事業化ができるかどうかということはもうしばらく検討時間が必要になると思いますが、近いうちには、この委員会にも結果を御報告できるような状況になると思われますので、現在進行中ということで御理解をいただきたいと思います。 35: ◯大庭委員長 岡本委員。 36: ◯岡本委員 じゃ、親機の機能がそのまま存続するのかどうかということがまだ未定なわけですよね。先ほど、それはLPWAじゃなくて、今回4Gのシステムを使っているということなんですけれども、4G、5Gのシステムを使った場合に、水田の管理システムのほかに、ほかのシステムとの共通性といいますか、汎用性というのは生み出せるのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。 37: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 38: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 現在、この取り組みでは、センサーを束ねる部分についてはLPWAを使っています。大もととなる基地局からクラウドサーバーに情報を伝達する部分については、LTEと呼ばれる携帯の電波、こちらを使っているという状況です。  この基地局については、民間のIIJという企業が整備をし実証に取り組んでいるものでございまして、IIJからの、要は、経営農家側からシステムを継続して利用したいということであれば、基地局を存続させるというような意向は既に伺っています。基地局を建てるとなると、1カ所につき100万円から150万円の費用が発生するものですから、そういったイニシャルコストはかからないわけですが、御承知のとおりランニングコストは、まだ研究段階にありますので、そこを農家が吸収できるかどうかというのは、今、栽培農家に委ねられている部分であります。我々といたしましても、そういったことが、経費を抑えられる技術になるようにより磨きをかけまして、農家の支援になるよう、さらなる研究を進めていきたいということで考えております。 39: ◯大庭委員長 ほかに。 40: ◯田中委員 さっきの続きでいいですか。さっき少し聞き忘れちゃったんですけど、無人のトラクターですよね。それを備えるには、新規の無人のトラクターを買わなくちゃいけないのか、今にある既存のものに何かどの程度のお金かければできるんですよということなのか、今後の展開みたいなのを少し教えていただければと思います。 41: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 42: ◯杉山ICT街づくり課長 トラクターの装備の関係でございますけれども、今現在の状況でいきますと、新規のものにその機能が備わったものしか製品としては出ておらない状況、既存のものに取りつけるというものはまだ出ていない状況でございます。これから先を見て、そういったものがどういうように展開されるという状況は、またメーカーと話をしなければいけない状況がありますけど、ただ、消耗品として機械を持っている状況でいきますと、何年かのうちに更新の時期を迎えるという状況がありますので、そうした時期に導入をしてというような形になるのではないかなということが想定されます。 43: ◯大庭委員長 木下委員。 44: ◯木下委員 少し大きな話なんですけど、袋井市としてIoTを使った農業で、最終的には大規模農業を目指すのか、あるいは、少し昔、変な言い方ですけど、いわゆる、今、少人数で小さいところでやっていますよという現状をそのまま維持して、これを活用していって農業政策していくのか、思惑的にはどちらを目指しているのかというところをお聞きしたいです。 45: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 46: ◯杉山ICT街づくり課長 木下委員の御質問にお答えします。  以前、TBSのドラマの中でも「下町ロケット」というドラマがございました。農業の機械化の中でトラクターで自動運転でという話題がありました。ああいうものを見ていただくとわかりやすいんですけれども、やはり整理がされた圃場、または、大型の圃場の中にトラクターを入れてというような作業が中心になっていくかと思います。これについては、これから農業を進めていく中において、小柳津ICT街づくり課主幹のほうから説明がありましたけれども、なかなか農業の担い手が多くない、少なくなってくるという状況の中、それに応じて機械化をすることによって効率化を上げるということが目的でございますので、そういった考え方でいくと、やはり圃場については、大きな整備された圃場に対して導入していくというのが方向性だと思っています。 47: ◯大庭委員長 木下委員。 48: ◯木下委員 そうすると、今、土地の所有者、農業をされている方が農地改革によって細かく分かれてしまっている部分、今、現時点になると苦労されている。これを市として、どういう形で一つの大きな農業の形にするかというところが非常に難しいところじゃないのかなという。私が考えている、それは昔のように庄屋がいて全部持っていて皆さんで共同でやっていますよという形をとるのであればいいんですけど、それぞれ所有権が違う、相続等が発生する、その辺に関して将来的な展望をもしお持ちであれば、そこら辺の少し御意見を。 49: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 50: ◯杉山ICT街づくり課長 ただいまの話については、トラクターを視点に捉えた農業のあり方ということを御説明さしあげましたけれども、農業の中においてもいろいろな農業がございます。例えば、温室農業であれば、その中に温度センサーとか水管理センサーをつけるとか、そういったところもあったりしますので、広いところで、農業にもIoTを取り入れていく。また、これについては、取り入れることによって効果の見えるところにおいて取り入れるということがよいかと思いますので、そういったところで使い分けをしていく。なかなか人が介在しなければできないもの、また、人のノウハウ、また、技術でないとできないものも農業の中にはございますので、そういったものは人間がやるものだと思いますので、そういったところを機械と人間の使い分けをやって促進させていくというのが必要かなと思います。 51: ◯大庭委員長 まだきっとあるかと思いますけれども、まず先に進ませていただきまして、次に、インターネットを活用した地域運行バス配車システム構築に向けた取組の推進、これを議題とさせていただきたいと思います。  小柳津ICT街づくり課主幹。 52: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 53: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  この件に関しまして、御質問等ありましたらお願いします。  岡本委員。 54: ◯岡本委員 今、地域協働運行バスは、三川地区と私どもの浅羽東地区と2地区で運行しているわけですけれども、システムがかなり違うということで、浅羽東地区はバス停方式でやっているわけです。こういったものをせっかくシステム化するにつきましては、先般の議会の一般質問で私が提案したんですけれども、マイ時刻表といいますか、利用者がほかの自主運行バスとか民間路線バスを使うとか、あるいはタクシーを使うとかいった利用とリンクさせるような形で考えていくようなシステムをぜひ開発してほしいと考えますが、いかがでしょう。 55: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 56: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員からの御質問にお答えいたします。  私どもも岡本委員と同様に考えておりまして、現在のシステムをより向上させることによって、民間との接続も可能になるというところが実現すればいいなと考えているところでございます。  まだ、この実証については緒についたものでございまして、スモールスタートといった形になっておりますが、最終的には利用者目線に立って、利用する方々にとって最適なシステムになるように、官民が連携してシステム構築に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。ぜひともよろしくお願いしたいと思います。 57: ◯大庭委員長 ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯大庭委員長 ないようですので、次に参ります。  次に、地域活動における多言語音声翻訳システムの利活用促進ということで。  小柳津ICT街づくり課主幹。 59: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 60: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件に対しまして、質問ありましたらお願いします。
     岡本委員。 61: ◯岡本委員 12小学校に配置されるということですけれども、自動翻訳端末の単価というのはどのぐらいするものなんですか。 62: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 63: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 小学校に配置しました自動翻訳機については、一般に市販されているものは個人ユーザー向けですので、大体3万円程度で購入ができます。ですが、法人向けとなると、使用頻度が上がるために、サーバーに対する、クラウドでもって制御していますので、サーバーにかかる負担が大きくなるということから、通常は8万円程度で販売をされているところでございます。  市が導入いたしましたアプリは、これ、サービスでございまして、常にバージョンアップがなされております。このアプリにもAIが搭載されているものですから、使えば使うほど賢くなるといったようなことで、常にバージョンアップを試みておりますので、このサービスについては、一応1台ライセンス取得で月5,000円という金額になっています。 64: ◯大庭委員長 岡本委員。 65: ◯岡本委員 機械の仕様によってかなり違うというようなことは想定しておるんですけれども、自動翻訳機が、値段を聞いたときに意外と安いなと思ったわけなんですよね。一方で、そうやって公の施設に設置を進めるのと、また、他方で、必要に応じて個人がそういったものを所有する道を広げたらいいのでないかと一方で思うわけです。  といいますのは、外国人がふえてくると、日本の文化の介在を必要としない世界ができてきてしまう。例えば、ブラジル人だけで必要なものを必要に応じてやりとりするようなスモールブラジルというのがあちこちにできてしまうと、やはりそれはそれで困る事態で、ぜひ日本の文化なり、日本のシステムを介在する社会を存続させていってほしいと思うわけですよね。  そうしたためには、こういった安価な自動翻訳端末がもう少し手に入りやすくなるような環境を一方で考えるのも一つの手かなと考えるわけですけれども、その点、いかがでしょう。 66: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 67: ◯杉山ICT街づくり課長 自動翻訳端末の価格と、あと利用の部分での御質問だと思います。  現在、この部分につきましても実証実験の途上という状況がございます。一部には製品として出されている状況がございますけれども、これがどんどん研究していけば、このものについての単価等も下がってくるのではないかなと思いますので、これについては、金額と、あと利用の側面、そういったことも含めてこれから行政として考えていかなければいけないなというところではございます。これについては、地域を担当しております協働まちづくり課ともこれから話をする中で、どういった形がいいか、また、教育委員会ともあわせて検討していきたいなと考えております。 68: ◯大庭委員長 近藤委員。 69: ◯近藤委員 それでは、少しお聞きしたいと思うんですが、今、実証実験をしている最中ですけれども、今やりながら出てきている課題というのがもしあれば少し把握をしているところで教えていただきたいのが1点と、それから、もう一つは、窓口対応をしている方、この方はどういう方、特別な方なんでしょうか。それとも、普通の職員が機械を操作するということなんでしょうか。  それから……。 70: ◯大庭委員長 それ、2点ぐらいにしておいてください。やりとりを極力わかりやすくするので。 71: ◯近藤委員 じゃ、その2点でお願いします。 72: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 73: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 近藤委員からの御質問にお答えします。  まずは、課題といたしましては、先ほどの御説明でも申し上げたように、機器だけの問題ではなくて、やはり外国人市民の方とのメンタル的な問題というのが一つ挙げられると思います。実際には、機器を使った翻訳というのはかなり精度が上がっていまして、素人でも簡単に使えるシステムですので、意思の疎通は図れると思うんですが、やはり外国人市民の方からすると、直接母国語で対話したいという思いが強いと聞いております。ですので、そのあたりの部分を踏まえながらも、窓口業務の円滑化に御協力いただけるようにこちら側からお勧めしていくという形で対応していくことがまずは大切かなと思っています。まずはそんなところが一番の課題として挙げられるところです。  それから、窓口の対応でございますが、これは市民課の窓口を担当している職員が講習を受けて活用しています。ですので、講習といっても、半日ぐらいの使い方講習ということで講習を受けて実施をしていますので、特別なことをしているわけではございません。ただ、機器の特徴で、長い文章は訳せないとか難しい言葉は訳せないとかということがありますので、そういった部分で、市民課の窓口の職員は、言葉をなるべく短く切って、しかも易しい言葉で話しかけるように努力をしてくれています。そういった努力もないと、機械操作はまだまだ円滑にはいかないと思いますので、そういったところは、担当課と連携しながら実証の中でも深めていきたいと思っています。 74: ◯大庭委員長 近藤委員。 75: ◯近藤委員 わかりました。  市役所に来られる方たちは、手続をしたりとか、あるいは、税金のことだとか困り事だとか、そういう形で対応できるかと思うんですが、実際は、来られない人たちが地域に相当数いると思うんですね。そういった人たちの対応ということで、例えばコミュニティセンターを使うだとか、そういうようなところでの対応というのも考えられるのかどうか。  それから、もう一つは、今、これ、市のほうと住民との対応ということでやっておりますが、当然企業のほうには外国人の人たちも入っているわけですね。企業のほうの対応はどのようなところまで行っているのか、もし把握しているところがわかれば教えていただきたいです。 76: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 77: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 近藤委員からの御質問でございます。  私どもも、やはり地域の中でこういった外国人市民の方と日本人市民の方が円滑にコミュニケーションできる、そういった場面をやはり期待しております。ですので、ことしにつきましては、コミュニティセンターの職員を対象に、このアプリを使って操作説明会を開催させていただいく予定でおります。  実は、先ほど御紹介すればよかったんですが、現在、このアプリの研究開発用につくられたアプリ、「Voice Tra(ボイストラ)」という名称なんですけれども、これ、後でアプリとかで検索していただければいいと思うんですが、総務省のほうから無料で提供されています。こうした無料ツールなどもございますので、とにかく積極的にこういったシステムを使って外国人の方とまずは対話してみようという気を持っていただけるように、我々としては機会を見ては紹介をしていきたいと感じている次第であります。  市と市民とのかかわりということで現在進めているんですが、実は、この実証をする段階にあって、JAのほうからも、茶ピアですね、相談を持ちかけられました。  実は、茶ピアには現在、バスでフランスの観光客が時々お見えになるそうで、我々もポルトガル語であるとか英語ということについてはこれまでそれなりの対策をとってきたわけですが、フランス語となるとなかなか立ち行かない面もございます。ですので、昨年度、この実証が始まるときの研修会には、JAに参加していただいて一緒に勉強させていただきました。JAもWi─Fiもあわせて整備するということで、今年度、事業予算を確保して整備をしていく予定でおります。ですので、こういった研修の場とかにそういった一般の方も入ってきていただいて、よりこの輪を広げていけたらいいなと思いながら、現在、取り組んでいるところでございます。 78: ◯大庭委員長 近藤委員。 79: ◯近藤委員 一般企業なんかでも翻訳アプリを入れているような様子というのはあるんでしょうかね。もし、それあれば、より広域にネットワークができてくるのかなというような気がいたします。  それから、この翻訳アプリ、10カ国語対応ということを聞きましたが、これは英語とポルトガル語が入っているということですが、ほかにどんな言語があるのか、もしおわかりになるようでしたら教えていただけますか。 80: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 81: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 現在、そのシステム開発上におきましては、音声翻訳、言葉、音声として訳して発信するところまでできるのは一応8カ国語ということで、日本語はもとより、英語、韓国語、それから、中国語については文字では簡体繁体、それから、ポルトガル語、ベトナム語、フランス語、イタリア語、ドイツ語といったような形になっております。少し音声等文字認識も同様にシステムとしては組み込まれていまして、文字認識のほうは相当数いけるんですが、どうも発音のところがまだこれからの課題だということで、音声を発することができるものが若干少ないというような状況でございます。 82: ◯近藤委員 企業は。企業の部分。 83: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 企業の問題については、現状ではこういった取り組みについて把握できておりません。また、機会を通じて、袋井商工会議所などにはこういった翻訳の話は常に連携しながら進めております。ラグビーワールドカップの関係もあって進めておりますので袋井商工会議所の理解は得られておりますので、今後、そういったそれぞれの企業様にもこういったものを紹介できる機会があればぜひ進めてまいりたいと思いますし、また、そういった情報があれば、またこの委員会でも御報告させていただきたいと思います。申しわけございません、現状では把握しておりません。 84: ◯大庭委員長 木下委員。 85: ◯木下委員 私は1点だけ。  外国人の方というのは、経験上も目と目を合わせてしゃべるのが基本的に普通ですね、日本人のようによそを向いてとか余りない。やりにくいなというところはあると思うんですけど、実際、約4,500人の方、外国人の方がいらっしゃいますけど、戸籍の係、あるいは国保の係で、どのぐらいの人が窓口に来られてお話をされているのか、その辺を少し実績的に現時点でわからなかったらまた情報をいただきたいというような。そこの窓口で必要として多分実験されたと思うんですけれども、もっとほかのところで必要じゃないのかなと感じているものですから、そこのところ、もし現時点でわかったら教えてもらえますか。 86: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 87: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 木下委員の御質問にお答えします。  大変申しわけありません、現状の数値は把握できておりません。また担当課から確認をして、御報告させていただきます。よろしくお願いします。 88: ◯大庭委員長 今、実証実験という段階でありますけれども、木下委員からの指摘も重要なことで、実験の中で、大体ニーズがどのぐらいかというのはこれからやはり拾っていくべきだと思いますので、今の段階ではまだ拾えないかもしれませんけれども、今後、第2フェーズの段階で、提言するに当たってもプライオリティーを決めていかないかんわけですから、またよろしくお願いしたいなと思います。  近藤委員、先ほど少し切っちゃったんですが、いいですか。 89: ◯近藤委員 結構です。 90: ◯大庭委員長 今回も、こうやって説明いただいて、国内でも全国で12団体、翻訳システム、それから、自治体の窓口にアプリ導入した団体でこれ7団体が入っているということで、かなり県下でも先進的なようですが、もうせっかくの機会なものですから、そこら辺もう少し、袋井はこれだけ進んでいるなという、具体的にわかりやすく説明しておいてください。  小柳津ICT街づくり課主幹。 91: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 こちらの先ほど御説明した中でも、現在、全国で12自治体でもって取り組みがなされています。この中には、既に外国人対応として成果を上げている群馬県の前橋市であるとか神奈川県の綾瀬市、それから、山梨県の甲府市など、こういった実績のある自治体も参加してのトライアルとなっています。  袋井市については、新たな取り組みとして実施をしているところですが、全国の中でも12団体ということで、私ども袋井市よりもさらに外国人率の高い、そういった地域からもこの実証についての注目が寄せられておりまして、問い合わせ等もかなり最近入ってくるようになりました。  やはり皆さん言われることは、職員の方の負担はどうですかというようなことをよく聞かれます。ですが、本市におきましては、職員も非常に積極的に本件に関してはかかわってくれております。これは、ラグビーワールドカップのおかげかなと思っておりますけれども、そういったことで、ことしも研究実施主体のほうから真っ先に声をかけていただいておりまして、先週の月曜日に、今年度の実証実験の話が一般にマスコミを通じて報じられたところでありますが、全国で100自治体募集するという中でライセンスの割り振りが予定されているんですが、本市にあっては無償で10ライセンス提供するということで積極的な活用をしてほしいというような依頼を受けておりますので、我々もその期待に応えられるように、また、先駆的な取り組みになるように進めていきたいということで考えております。 92: ◯大庭委員長 70ページの件は。7団体。 93: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 こちらは、これは、総務大臣メールということでありまして、現在、4回メールが配信されておりまして、先月第5回目が配信されたところでございますが、総務大臣がICTの先進的な取り組みについて、総務大臣みずからが全国の自治体に紹介していくという趣旨のもとに配信されている内容でございまして、学校や自治体窓口で外国人の意思疎通をスムーズにということで、自治体例としては綾瀬市、大泉町、大阪市、岐阜市、甲府市、高浜市、袋井市ということで紹介をされたものであります。 94: ◯大庭委員長 県下では先進市ということですね。 95: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 ですね。こういった形で紹介されている事例は、ほかにはありません。 96: ◯大庭委員長 ということだそうであります。  先ほど、「Voice Tra(ボイストラ)」だとかアプリの件がありましたけど、もし時間があったら、議題の(2)でその他で体験コーナーみたいな形で、インストールできたらするなり、また、時間がなければ、このようにインストールしてくださいというのを、とにかくみんな体験して、イメージしないとわからんですから、この委員会へ入ってよかったというような、なるべく経験できるようにしたいと思いますので、時間がありましたらよろしくお願いします。  一旦、これ、切って、次に進ませていただきます。  次に、インターネット等による情報配信システム拡充に向けた取組の推進ということを議題にさせていただきたいと思います。ウエブの関係ですね。  小柳津ICT街づくり課主幹。 97: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 98: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件に対して、質疑がありましたらお願いします。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99: ◯大庭委員長 ということがされているということで、まずは聞き置くとしたいと思います。  じゃ、6番目に、Wi─Fiを活用した商業・観光振興に向けた取組の推進、これまでやって休憩に入りたいと思います。  じゃ、報告を求めます。  小柳津ICT街づくり課主幹。 100: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 101: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件で、質疑がありましたらお願いします。  ちなみに、フリーWi─Fiのものは、電源を入れれば接続できるわけ。 102: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 今、既にサービスは提供しておりますので。 103: ◯大庭委員長 これもあと時間があったら、みんな接続してもらって、今、議会のWi─Fiとつながっているということね。こんな感じだよというのを少し体験してもらいたいと思います。  質問、いかがでしょうかね。なかなか奥が深くてレベル高いで、ここら辺になってくるとかなり。これから提案だとか何かをしていくときには、Wi─Fiの、先ほどの例えば周遊データの分析だとか、そういうことを使って、じゃ、市民のためにどのようにできるかみたいな、そのことだけで、例えば今回、きょう勉強させていただいたことを一つの手がかりに提案していくというような進め方になるんですよね。ですから、きょうのがまた次の展開でという、そんなイメージで御記憶いただければ。  一旦切りますか、これで。少し頭がいっぱいになってきているので。  じゃ、暫時休憩としまして、あの時計で15分から再開をさせていただきたいと思います。次は、オープンデータに関しての話で再開をさせていただきます。まずは休憩させていただきます。                (午後3時03分 休憩)                (午後3時15分 再開) 104: ◯大庭委員長 じゃ、休憩前に引き続きまして、会議を再開させていただきます。  次に、中東遠5市町による道路台帳等オープンデータ化に関する調査研究、これについて議題とさせていただきます。  小柳津ICT街づくり課主幹、お願いします。 105: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 106: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件での質疑ありましたらお願いします。  何となくわかるような気がするけど、ほとんどわからないね、これ。どこをもってプラットホームにしているのかだとか、プラットホームで集めている情報は何々だとか、APIだなんていうのも、いろいろな横文字が出てきて、きょうは聞いておくというとこら辺に。  木下委員。 107: ◯木下委員 今現時点、4市1町の取り組みということなんですよね。そうすると、今まで行政というのは、各市町とか、要するに行政単位でやっていた道路工事に関することだとか、それが、もう例えば、今回の場合では4市1町を横串というか、もうつなげたような形が将来的にいくということ、それを全国的につなげてしまいたいというのが国の政策ではないかなと思います。  そこで、行政、今、市で単独でやっている課がありますよね、課、部とか。この辺との絡みというのは、どういうようにバランスをとっていこうかなという展開なのかというところだけ少し教えていただけますか。 108: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 109: ◯杉山ICT街づくり課長 まさに木下委員おっしゃるとおりのことで、私たちが、道路台帳を例にとってみますと、道路台帳は建設課で管理をしています。これについては、何年に1回か道路台帳を見直すことによってデータを新しいものに切りかえるという作業を発注して整理をしている、それが複数の自治体でもってそれぞれで行われています。それぞれのことについて、例えば同じ業者がやっていたとすれば、ほぼほぼ同じようなフォーマットといいますか仕様でもってできると思いますけれども、それが全国でいくと、もういろいろな業者が、そのことについて、道路台帳の整理の請負をやっているという状況がありますので、そうしますと、データを幾ら持ち寄って、オープンデータを持ち寄ったとしても、それ、くっつかないという状況がありますね。それを、まずフォーマットを統一することによって全国の道路台帳をくっつけることができるんじゃないかというのが今回の実証実験でございます。  全国的にはそういうレベルなんですけれども、例えば、市でもっていろいろな課がいろいろなデータを、市では、先ほど言った建設課が道路台帳を持っているけれども、下水道課、水道課へ行けば自分のところの管網図を持っている。また、市だけじゃなくて、中部電力とかNTTは自分たちの電柱の位置図とか埋設の資料を持っているという状況がありますので、そういったものをうまく連携させるということがこれから可能になってくるかというのを研究するような状態であります。  袋井市については既にGISというシステムが入っておりますので、袋井市内については一つのシステムでもって全部が表現できるような形にはなっておりますので、袋井市は割と先進事例的な部分も要素として合わさっているのが、ただ、森町へ行ったりしますとGISはまだ整備していない状況がありますので、これからそれを市町の中でもってどういうように連携をとるかというのは、これもまたこの研究の課題の要素になってまいります。そういったことを研究するのが今回の内容ということでございます。 110: ◯大庭委員長 ほかにありましたら、お願いします。  岡本委員。 111: ◯岡本委員 昨年、福井県鯖江市に行政視察に行ってきまして、オープンデータは僕も説明を受けたわけですけれども、そのときに、オープンデータ化を推進するについては、一つ目にコンピューターが読めるデータを提供すること、それから、二つ目にはライセンスを誰でも使えることができるようにすることという2点が、重要な推進上のポイントだということで伺ってきたわけです。そうしたことが2次利用の推進に進むポイントかと思うんですけどね。鯖江市では、そうした取り組みをもとに、鯖江の商店街の3Dデータ化やバスの乗客のリアルタイムのオープンデータ、それから橋梁マップアプリなどをつくっているということですけれども、この今、資料提供されている事業は、経済産業省の外郭団体の事業採択を受けてその中に入ってやっていることで、どちらかというと官主導の色合いが強いのかと思うんですけれども、今後、民間の2次利用につなげていくためには、そういった点について、どのように展開していくのかということをお伺いしたいと思います。 112: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 113: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  今回の取り組みについては、民間企業も含めた形での取り組みとなってございます。地図情報などを扱うゼンリンであるとかパスコのような会社を初め、ITシステムの開発事業者などもこの研究には参画をしているところであります。
     おっしゃるとおり、オープンデータ化しても民間に利用されないのでは意味がございません。やはりそういう点は、鯖江市は積極的に進めている先進都市でありますので、私どももそういった点は見習っていかなければならないなと感じている次第でありまして、今回の取り組みが、単に官だけの取り組みではなくて、民間や大学などの機関も取り込んだ形での検討会でございましたので参画をしたというところでございます。連携を密に、よりよい成果が上がるように研究を進めてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 114: ◯大庭委員長 岡本委員。 115: ◯岡本委員 冒頭言いました、コンピューターが読めるデータ提供と、それからライセンスを誰にも使えるようにというようなことについては、この研究で言うとどの辺のことを指しているのか、その点についてお伺いしたいと思います。 116: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 117: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員の御質問にお答えします。  現在、共通のデータであるとか、あとは、言葉の表現についても、例えば位置を特定するのに、住所という言い方で表現する場合もあれば、所在地という表現をする場合もあったりとかして、同じデータなんですけれども言い方がまちまちで、そこが結局データだと整合が図れないというような状況がございますので、それを一元化するために、経済産業省が先頭に立って、他の省庁を巻き込みながら、それを共通にしていくための基盤づくりというのに現在、取り組んでいるところです。その一端でこの研究も進められておりますので、そういったところの情報連携を密にしながら、大庭委員長のお話にもありましたプラットホーム、そういったものがどういう形で実現するのが一番理想であるかというところを詰めていきたいと思っております。  さらには、そうした取り組みの中からまた共通の課題も見えてくると思いますので、やはりそこは今回の場でもって連携することによって新たな課題も明確化されると思いますので、その点については都度、検討部会の中で調査研究していきたいと思っております。 118: ◯大庭委員長 岡本委員。 119: ◯岡本委員 ライセンスはどこに介在するのかということを今質問したんですけどね。 120: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 121: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 市については、ライセンス化というのは、それぞれの自治体でオープンデータする際に設定というか基準がありまして、どこまでをオープンデータとして使っていいかというのは設定できるようになっています。  例えば、写真なんかよく見ますと、提供元がCMなんかでもテレビなんかでも表示されているケースがありますが、例えば、袋井市のデータを使っていますよという表示させるというようなことを条件づけてデータを公開する場合もあれば、もうそんなものは一切要らないので自由に使ってくださいというような設定の仕方もあります。データによってそれぞれ公開の手法というか性質も異なりますので、それは、各自治体が選んで設定するという形になります。 122: ◯大庭委員長 ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123: ◯大庭委員長 では、次に進ませていただきたいと思います。オープンデータもこれからいろいろな場面で出てくると思いますので、よろしくお願いします。  次に、マイナンバーカード利活用調査研究ということで、報告をお願いします。  小柳津ICT街づくり課主幹。 124: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 125: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件に対して、質疑ありましたらお願いします。  まだマイナンバーカードを取得していない委員がいましたら、この際取得しておいていただいて、話にとりあえず乗れるようにお願いしたいと思います。  木下委員。 126: ◯木下委員 済みません、聞き逃したのかもしれないんですけど、マイナンバーカードを使うと、袋井市でこれを民間の人が、市民がどのようなことに利活用できるのかというのをもう少し具体的に教えていただきたいな。利便性というか、何かやるときにそれが必要だよということは出てくるかもしれないですけど、それを持っていることによって非常に有意性というか何があるんだろうというそこの部分が、展開的に、現時点じゃなくても将来に向かってこういうことができるようになるということを、国の施策にのっかったところでも結構ですし、教えていただきたいと思います。 127: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 128: ◯杉山ICT街づくり課長 マイナンバーカードの活用の部分での御質問ということでございますけれども、なかなかマイナンバーカードを使うという場面が非常に少ない。一般の方でいくと、住民票を何年かに1回とるとか印鑑証明をとるとかということでもって、コンビニでもってとるというところが一般的なところでございますけれども、それ以外の部分において利活用できるところといいますと、マイナンバーカードを利用しまして、マイナンバーポータル、ポータルサイトというものがございます。そこのところへ入ってまいりますと、インターネットを介しまして子育ての申請関係ができるという状況がございます。実際には14件ぐらいの子育ての申請ができるということがございますので、例えば妊娠の届け出であるとか児童手当の状況届であるとか、いろいろな子育てに関するサービスをインターネット上でできるというところがあります。ただ、これについても、子育てをしているお母様とかお父様だけに限ってという状況なものですから、非常にまたこれも狭い状況かなということでございます。  あと、もう一つは、マイキープラットホームというものが別にございます。これは、一つ、マイキープラットホームでやっている実例を言いますと、皆さんお持ちになっているクレジットカード、皆さんお持ちになっているかと思いますけど、クレジットカードを利用されるとポイントがたまります。通常でいきますと1%から0.5%というポイントだと思うんですけれども、これ、皆さん、御利用のほうをされていますか。これが実際には、最近の状況でいきますと、クレジットカードのポイントが毎年1,000億円失効しているという状況らしいんですよ。要するに期限切れでもって使えなくなってしまう方が1,000億円分あるという状況で、国のほうは、このポイントをなるべく使ってもらおうという状況の中で、マイナポータルの中に、クレジットカード会社のポイントからマイナンバーカードのポイントに移す。移したポイントを地域応援ポイントみたいな形で地域で使ってもらえるというシステムをつくっている状況です。  ただ、そういうこともやっているんですけれども、マイナンバーカードを取得している人も実際には多くないという状況。また、ポイントについて、そんなに意識のない人も多いという状況がありますので、これが袋井市の状況でいくと、1万円分ぐらい加算されるかなという状況だものですから、まだまだ利用の側面は低いのかなと。これが実際のところでございます。  これからの状況でいきますと、2021年に、皆さん持っている健康保険証がございますよね、社会保険とか国民健康保険、私たちだと共済組合になるんですけど、そのカードにかわるような形でもってマイナンバーカードが利用できるような形になります。  ただ、それも健康保険証と並行して使うという状況なものですから、これ、国のほうでもって全部マイナンバーカードを使いなさいよと言ってくれると、マイナンバーカードの発行数がどんどん上がるという状況なんですけど、国はまだ健康保険証と並行して使うという状況なものですから、どのぐらい伸びるかなというのは、これから私たちも見ていかなければいけないという状況がございます。  マイナンバーカード自体の利活用については、国が発行しているカードでありますので、なかなかこれを効果的な利用に振り向けるについては、市町がなかなか努力をしても、枚数の効果的な増加にはつながっていかないというのが実際の現状だと思います。費用を物すごくかけてやれば進むという状況はあるとは思うんですけど、なかなかそういう状況にもいかないものですから、そこもあわせて、国のほうの活動、施策を見守っているというような状況でございます。 129: ◯大庭委員長 また杉山ICT街づくり課長、今、マイナンバーカードが、例えば証明書として提示を求める庁内の課が、あるいは仕事の分野でどんなものがあるかだとか、あるいはe─Taxの関係だとか、現状まだまだ、木下委員から指摘があったように、どの程度マイナンバーカードのメリットがあるかということを把握されていないと思うものだから、マイナンバーカードと袋井市役所、行政と市民という切り口で現状を把握して、県内でも、ついこの間までマイナンバーカードはびりだったというか、最近になってそれでも中間ぐらいですよね、まだ普及は。  そういうのも、ICT街づくり課として、2021年から健康保険証にかわるような施策が展開されるだろうという計画が国で示されているだけに、そういうような見通し、特に当該委員会でもこの件についてのかかわりがあるものですから、またそういうのは調べておいていただけると。 130: ◯杉山ICT街づくり課長 承知しました。 131: ◯大庭委員長 ほかにありましたら、お願いしたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 132: ◯大庭委員長 じゃ、次に進めさせていただいて、行政事務のデジタル化に向けたシステム導入の推進というところで、当局からの報告を求めたいと思います。  小柳津ICT街づくり課主幹。 133: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 134: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件について、質疑ありましたらお願いします。  岡本委員。 135: ◯岡本委員 将来的なシステムの更新を検討していくに当たって、将来的に税収の先細りとかそういったものを考えて、より行政コストの効率化を推進していくためには圏域の連携ということが出てくると思うんですけど、そうしたときに、将来的な圏域の設定を見越して、掛川市とか磐田市とかの近隣の市町とシステムのある程度共通基盤というものを検討していく必要があるのではないかと思いますけれども、袋井市が独自に走っていって、そういった連携が将来的にいろいろ支障を来すというようなことは想定しなくていいのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 136: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 137: ◯杉山ICT街づくり課長 将来に向けてのシステムのあり方ということで御案内をさせていただきます。  まず、システムについては、資料の中にもありますけれども、2019年、ことしから三つの大きなシステムの更新関係を考えております。大体システム関係につきましては、5年間利用するというものが大半でございますけれども、そうした状況の中におきまして、より安価でもって効果的なシステムを導入するということは、日々心がけているという状況がございます。  また、将来的に圏域としての共同利用という部分もあらわれてくるわけなんですけれども、これにつきましては、国、県も市町に対して積極的に進めろという状況の中におきまして、平成19年から5年間、先に行きますと、その次の5年間が入ってまいります。その段階におきまして、連携のほうを検討していくというようなことで考えております。これにつきましては、連携を含む相手についても導入のストロークがありますので、私どものストロークと相手側のストローク、これをうまく調整しなければいけない状況はありますので、それを5年間の中でもって調整するというのが1点ございます。  あと、もう一点については、圏域の考え方でございますけれども、今までの圏域というのは、例えば、中東遠の3市とか、県西部の浜松を中心とした複数市町とか、静岡県とか、場所を基本とした圏域というものが非常に叫ばれてきたという状況があります。ただ、ICTの世界でいきますと、今や場所による圏域というのは既に消えてきているという状況がございます。どこにあってもインターネットや通信を使うことによって共同利用ができるという状況が確立できてまいりましたので、そうしますと、わざわざ磐田市とか掛川市の違うメーカーのシステムを同じものにすることによる費用負担、こういったものを考えるよりも、例えば、袋井市と、県内でいくと湖西市と焼津市とか、場所は離れていても同じシステムを使っている市町、そういったところと新たな圏域グループをつくることによってコストダウンの道が開けてまいります。そういったものを、今、研究、模索している状況でございます。5年間の中において、何とかみんなのストロークを合わせて、経済的に効果があるような形で、これからもシステムの考え方については整理をして実施していきたいと考えております。 138: ◯大庭委員長 田中委員。 139: ◯田中委員 今、135ページに出ておりますけれども、一番最後に財務会計システムを、今年度はシステム比較、それから、検証して予算要求するということで計画が載っておりますけれども、2年ぐらい前から、統一的な基準でやりなさいよという、それぞれの市町で財務諸表をつくりなさいよと、もうこれは全国で決まったわけですよね。そういう中でいくと、あれは発生主義をもとにしておりますので、どうしても今の入力システムから変えて、先進的なところは、東京都でやっているような、ああいう、もう最初から企業会計的ないわゆる仕訳をやって入力していくという、日々の取引からそれをやっていくという形でやっているところが最近ふえてきたんですね。そこら辺は、そういう比較みたいな中に入っていて、そういうものも検討していく方向なのか、そこら辺の今後の方向性みたいなものがあったら教えていただきたいと思います。他市の状況も比較しながら、お願いします。 140: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 141: ◯杉山ICT街づくり課長 具体的な部分については、出納室のほうがメーンでもって調整をしていただけているという状況でございますけれども、最新のシステムをもって効果的に、また、今まで手間のかかっていたところをうまく合理化するというような形で、最新のシステムを選んでいきたいということをうちのほうも伺っておる状況がありますので、多分、田中委員の言われているものについてはクリアがされてくるのではないかなと。済みません、会計のほうで、深いところまでは余り知ってはおらないものですから申しわけないですけれども、一応そんなことで承っております。 142: ◯田中委員 出納室がやっておるんですか、あれは。財政課じゃなく出納室。 143: ◯杉山ICT街づくり課長 はい。出納室のほうでもってメーンでやっております。もちろん予算の関係については財政課のほうでやっておりますけれども、出納室メーンでもって進めております。 144: ◯田中委員 じゃ、それは結構です、また。 145: ◯大庭委員長 ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 146: ◯大庭委員長 それじゃ、これにつきましては閉じて、次の防災情報配信システムの関係、スマートデバイスを活用した防災情報配信システムの構築に向けた調査研究ということでお願いしたいと思います。  小柳津ICT街づくり課主幹。 147: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 148: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件について、質疑ありましたらお願いします。  木下委員。 149: ◯木下委員 今、145ページですか、藤枝市のことが書いてございまして、水位なんかはスマートフォンで確認できるということですけど、袋井市の場合は、メローねっとによって、そういういろいろな情報を提供しているところですけれども、これは、そことリンクしてできるようにしていく予定なのか、ばらばらに情報が入ってくると、登録している方は見れるけれども、登録していないと見れないということで、いろいろな人、登録しているから安心していたら、水位が上がってくる、あるいは、地元にいれば、我々水位が、水量が多いかどうかを確認しに行くときがあるんですけど、もしこれがあれば、そのように出かけなくてもいいなというところもあるんですけど、そういういわゆるよくあるのは、川を見に行って流されてしまったとかということがよくあるので、ぜひやっていただきたいと思うんですけど、メローねっととリンクできるのかどうか。 150: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 151: ◯杉山ICT街づくり課長 データのリンクのお話ですけれども、これについては、リンクさせなければいけないかなと。スポットでもってやはりデータを見るのではなくて、総合的にデータを見るという必要がありますので、これについては連携をさせる必要があると思います。  メローねっとの情報の中のお話もありましたけれども、要は、どこが管理しているセンサーなのかというところがかかわってきますので、うちが実際に、目で見たりとか職員が行ったりとかして観測をしているところだと、あと、県がセンサーをつけているところがありますので、こういったものを総合的に見て、でもって、例えば、そのものがこの後の影響をどのようになるのかということを解析できるようなところまでいければいいと思いますので、いずれにしましても、データはリンクすることが大前提だと思います。 152: ◯大庭委員長 戸塚議長。 153: ◯戸塚議長 若干、少し河川水位の観測システムと違うんですけれども、せんだっても3カ所、県道と、あと市道の二つがそういう状況にあったということを聞いていますが、住民の方が対応してくれたところもあるみたいなんですけれども、やはりこれについても、やはり職員が行かれて通行どめにするとか、また、なるべく早く市民にそれがわかれば、通勤の道を変えるとかそういうことがあると思うし、一番大切なのは、まさか水がたまっていると思わずに突入してということで災害というか、命にかかわることがあるので、そこら辺を含めて、河川ばかりでなく、そういう状況の部分に対しても追加して検討していただければありがたいなと思いますけれども、少し提案で済みませんが。 154: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 155: ◯杉山ICT街づくり課長 いろいろなセンサーの話題がありましたけれども、きょうの話題の中でも、いろいろなところでLPWA、ロー・パワー・ワイド・エリアという話が出てきました。データ量は少ないけれども、遠くまで飛んで経済的にも安いというようなお話を差し上げてきましたけれども、例えば、LPWAというものを袋井市全域をカバーできるような形でもって電波が出せたとすれば、今の河川のものについても、あと、アンダーパスについても、さっきの子供の見守りとかについても、農業についても、全てのものがデータ、そのLPWAの電波網によって一元的にデータを集めることができるようになってまいります。  ただ、これについては、まだ研究途上という状況がありますので、それぞれのところでどういうことができるかということを研究している状況ですけれども、最終的には一つの電波で全てのことができることが効果的であり一番経済的という状況がありますので、そこを最終的な目標として考えて私たちは進んでいきたいなと考えております。  ただ、このものについても、研究を今LPWAで進めておりますけれども、それがまた時代とともに次のやり方があるかもしれません。それが例えば5Gであったりとかほかのものであったりなんかするかもしれませんので、それも含めた形でデータを集めるための電波をどういった形でもってやっていくかということは、これから研究をずっとたび重ねていきたいなと考えております。 156: ◯戸塚議長 わからんことは、わからんと言っておいてくださいよ。よくわからんけど、いずれにしても、河川ばかりでなくて、ほかのものにも。  全て早目早目に。 157: ◯大庭委員長 済みません、深掘りできなくて。  では、岡本委員。 158: ◯岡本委員 避難施設について、今回、今年度から洪水ハザードマップが変わったと思うんですけど、その内容は、24時間雨量が629ミリに達すると想定浸水域がそこで出てきて、従来の避難場所で、浸水域に当たる場所は、洪水時の避難場所から外すということで、たしか4カ所が外されたと思うんですけど、一般の住民は、今回の到来する災害が、洪水に当たるのか、台風に当たるのか、暴風に当たるのか、なかなかつかみにくいとか。私どものところで言うと、外された避難所の1カ所に当たりまして、浅羽東コミュニティセンター、洪水時の避難場所としては浸水域に当たるので開設しないということで、従来の避難場所から浅羽南小学校に避難しなさいと洪水ハザードマップが変わったわけです。  先般の降雨時のときは、その辺の間違いが起こらないように、浅羽南小学校にももちろん市の職員が配置されたんですけれども、閉鎖されている浅羽東コミュニティセンターにも、間違って来た住民に対応するために職員2名が張りついて、ここは避難場所じゃないという説明をするために対応したわけですね。市の職員がそういう対応をとらなきゃいけない今事態になっているわけですけど、こうした防災情報の配信システムを構築するに当たっても、現状では、現状の災害が住民がどこに避難していいかわかりにくい状況になっているものですから、その辺についてひとつ配慮をお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 159: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 160: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員の御質問にお答え申し上げます。  防災面の対策については、危機管理課と常に連携をしまして、どういったシステムが可能であるか、また、求められるそういった情報はどのようなものがあるかということを議論させていただいています。そうした中で、ただいまいただいたような内容につきましても検討していくべきかなと思っておりますので、今後も研究、検討を進めていく中で、より具体的に住民の避難誘導につながるようなシステム構築に向けて検討を進めていきたいと考える次第でございます。  まだ、本研究についても非常に小さなところから始めておりまして、現時点では水位観測地点、18カ所のデータをいかにしてとるかというところが現状でございます。ですので、今後の検討を、防災は待ったなしですので急ぎ検討を進める中で、今いただいたような御意見も踏まえて検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 161: ◯大庭委員長 ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162: ◯大庭委員長 それでは、これにつきましては、以上とさせていただきます。  次に、AIチャットボット総合案内サービス、これ、前回もやっておりますけれども、AI・IoT・ビッグデータ等による情報分析を活用した政策立案の推進ということに関連してということだと思いますが、報告を求めます。  小柳津ICT街づくり課主幹。 163: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 164: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件に対して、質疑ありましたらお願いします。  岡本委員。 165: ◯岡本委員 今回の総合案内サービスの開始は、7月6日の日本経済新聞の夕刊に、先ほど説明がありました埼玉県の戸田市とともに2市が先行して開始したということで、非常に全国紙に載って誇らしく思ったところです。  159ページに書いてありますように、平成29年度に35団体が参画して実証実験を始めて、最終的に平成31年度から袋井市と戸田市がサービスを開始ということで、なぜその2市がそういう形になったかというと、想像がつくかつかないかということかと思うんですけど、他市がそこにたどり着けなかった理由とかその辺の背景とか、これは今後どういう展開をしていくのか、その辺について御説明をお願いしたいと思います。 166: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 167: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員の御質問にお答えをいたします。  こちらにもございますように、AIスタッフが一般のサービスとして提供をされましたのは昨年の10月からでございます。周辺、掛川市などの状況も聞きますと、まだ利用実績がないということで、市の予算要求のタイミングとほぼ同時期にサービスが供給されていたので少し予算化ができなかったと承っています。ですが、現在も、サービスの状況であるとか職員の対応であるとか、そういったことについて全国からお問い合わせを相当数いただいております。やはりどこの自治体も着目している点でございます。  本市におきましては、この取り組みについて、研究段階から地方創生の予算を使わせていただいております。ですので、こうした新しい取り組みにも積極的にチャレンジできる財政的な支援もあったわけです。ですが、他の自治体においては、なかなかそういった部分での予算化もできないし、また、検討体制も整わないということで悩んでいると伺っております。  今後、三菱のサービスに限らず、こういったサービスは広まることと思いますが、やはり費用対効果の点は検討が必要かと思いますので、今後、他市の状況を見きわめながら、うちのサービスもよりいいものにしていくように努力したいと思います。 168: ◯大庭委員長 今、岡本委員が指摘されました新聞に取り上げられた内容について、今そちらのほうにお回ししておりますけれども、いずれにしましても、全国初ということで大変誇らしい事業展開をされているというふうであります。岡本委員からの指摘のとおり、費用対効果というんですか、またそれが有効に活用されるように進めていただきたいと思います。  ほかにいかがでしょうか。
     木下委員。 169: ◯木下委員 まだ実験段階的なところで、3カ月が、4月からという感じなんですけど、現時点、何かアクセス数というか、それによる例えば評価というか、もっとこういうのをやってほしいという具体的なものは何か上がっているかどうかだけ。アクセス数とか、何か。 170: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 171: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 木下委員の御質問に回答申し上げます。  まず、アクセス数でございますが、月に平均して大体150件程度のアクセス数をいただいておりますが、やはり決して多い数ではないと我々も思っています。先回の会議でも御指摘をいただいたとおり、もっと市民に周知をする必要があるということでございましたが、我々としても、課題感は十分理解はしております。  先ほどの動画と、そういった一つの取り組みとして、広報ふくろいの5月号に、紙だけではなくてデジタルも生かしてPRをするということで作成をしたところでございますが、まだまだそういった点では十分ではないと思いますので、対策を進めていきたいと思うところでございます。  また、現状における問い合わせだとか課題感でございますが、やはり問い合わせの内容にAIチャットボットが質問に答えられないケースもままございます。そうしたときには、何だ使えないじゃないかというお叱りも正直受けています。ですが、実は、AIが一からつくってくれるわけではなくて、質問票はあらかじめ職員がつくらなくてはなりません。それを、質問票を重ねてデータ化していくことによって、AIが、どこにどの情報があるかということをデータの蓄積の中から読み取っていくということでありますので、AIも勉強中でございます。  ですので、データをふやしていくということについては、我々も正直まだ十分に対応できていないところがあります。戸田市などとも今後は連携をして、いかにしてデータの情報量をふやしていくかという点については共通の課題でありますので、いい策が今のところないですが、何か考えられるかというような検討の場面も今後、三菱を通じて持っていきたいということは投げかけてありますので、できるだけデータ量を充実させてAIチャットボットの機能拡充につなげたいと思っております。 172: ◯大庭委員長 なかなか時間が押してきましたので、まだ質問があろうかと思いますが、一旦切ります。  ラストになりますけれども、RPAによる行政事務の効率化を議題とさせていただきます。  小柳津ICT街づくり課主幹。 173: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 174: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの件で、質問がありましたらお願いします。  近藤委員。 175: ◯近藤委員 人手不足の解消と、それから働き方改革のためのICTということですけれども、この作業を進めていくと、確かに、対象業務で今も茨城県つくば市の話が出ましたけれども、時間の削減にはなると思うんですね。それから、業務のスリム化も当然進めていかなければならないということになると思いますが、その行き着くところの先に、例えば2025年問題だとか、あるいは2040年問題だとかということに話を持っていきますと、人員の削減という、要するに行政のスタッフの削減というところまで行くような気がするんですが、その辺のところは、どんなお考えでいるんでしょうか。 176: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 177: ◯杉山ICT街づくり課長 近藤委員のおっしゃるとおりでございます。人を減らすという着目点ではなくて、まず、人はどんどん減っていってしまう。それに対して行政はどういうように活動していくかというところがポイントだと私たちは思っております。いずれにしましても、人口が減る、人口が減るということは働き手も減るという状況、高齢化もあわせて働き手が減るという状況ですけれども、それに対して行政活動を維持していくための方法として、今、手間がかかっている部分、それをRPAによって手間を解消する、効率化を上げるということが最重要のところでRPAというものを検討しておりますので、考え方としては、そこが大重要点だということでイメージしております。 178: ◯大庭委員長 ということで、大きな改革、変革が予定されるじゃないかなと思います。  報告事項アの第3次ICT推進計画令和元年度の主要事項の概要について、12項目について当局より大変丁寧に説明いただきました。時間をかけてやらせていただいたのは、これは、第2次、第3次のICT推進計画の多くをこの12項目で網羅されている、これ以外に、教育の問題だとかクラウドの問題だとかさまざままだありますけれども、このことがベースになるということで、十分な理解、あるいは、時間をかけての論議というのはできなかったかもしれませんけれども、まずは、これまで令和元年の主要事業をみんなで共有化できたのではないかと思います。一旦これで終了させていただきますが、これだけはというような御意見がありましたら、12項目でありましたら、お願いしたい。  森杉副委員長、いいですか。  じゃ、森杉副委員長、お願いします。 179: ◯森杉副委員長 どうもありがとうございました。  全体的に12項目説明をしていただいて少し感じたことですけれども、データは蓄積して共有化することはできるということなんですけれども、端末のほうが、翻訳機だったりGPSだったりとかということで、高齢者の見守りのほうは本当にそれに特化したものじゃなくちゃいけないと思うんですけれども、ほかの端末を一元化することができるのかどうか、そういう方向に今後動いていくのかどうかを教えていただきたいなと。 180: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 181: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 あくまでも私見でございますが、やはりスマートフォンがこれだけ進んでまいりますと、あらゆる機能がスマートフォンの中に集約されていくのではないかと。スマートフォンといいますが、スマートフォンはもう完全なるコンピューターでありますので、そういった中に搭載されていくものではないかと推測をするところです。  ただ、先ほどのマイナンバーカードにしても、ともに研究をしていきます協会のほうでは、いずれはスマートフォンの中に機能が集約化されていくのではないかというような過渡期にあるというようなことも伺っております。なかなかデバイス自体を共有で使うというのは難しいことではありますが、皆さんが持っているスマートフォンを有効に活用していくということは、今回の研究の中でも常に考えているところでございますので、デバイスの共有化に向けて今後も研究、検討を進めていきたいと思っております。 182: ◯大庭委員長 杉山ICT街づくり課長。 183: ◯杉山ICT街づくり課長 小柳津ICT街づくり課主幹から、基本的な部分は説明をさせていただきました。  あと、これも私の主観的な部分なんですけれども、端末というのは非常に大事なものだと捉えております。それは、例えば人が使う端末であれば、人間は、もうこれから先、もう目と耳と手と、足もそうですけれども、そういうものを変わらず使っていかなければいけないという状況があります。そうした状況の中でもって端末が使いにくいものであっては、それを使う人間は非常に不幸な状態でありますので、そういう意味からいっても、端末は非常に大事なものだと思います。  また、少し考え方を先ほどの考え方と変えますと、例えばセンサー類については、人間が端末と関係するのと同じように、自然が端末と関係をするという状況がありますので、これについても重要なところです。自然を変えずに端末がデータを拾うというところがありますので、そういった意味からいくと、端末をこれからどのように選ぶか、これは重要なところでありますので、合理化とあわせて検討していきたいなということで考えております。 184: ◯大庭委員長 以上で、報告事項アの議題につきましては終了とさせていただきまして、次に、報告事項イ、第2次袋井市ICT推進計画事業評価表について報告をいただきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         イ 第2次袋井市ICT推進計画事業評価表 185: ◯大庭委員長 なお、フォルダーの1─イをお開きいただいて進めさせていただきますが、時間、10分以内で、先ほどの件がかなり中にも入っていますので、そして、評価なものですから、A、B、Cというその評価のポイントだけ報告していただいて10分以内でお願いしたいと。  小柳津ICT街づくり課主幹。 186: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 (省略) 187: ◯大庭委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの第2次袋井市ICT推進計画の評価で、これ、もう少し詳しく説明してほしい、あるいはAだけれども実際BやCじゃないか、あるいはCなものは何が課題なのかもっと説明してほしい等々、わからない点ありましたら、質問お願いします。  岡本委員。 188: ◯岡本委員 唯一のCの評価の点ですけれども、災害情報伝達の効率化ということで、災害時にはいろいろな情報伝達手段を利用する必要性があるわけですけれども、1点、FM放送局の開設ですけれども、今年度予算にも盛り込まれましたFM局のアンテナを移設する手数料が予算化されたわけですけれども、現状は、FM局を開設するには災害を申請して番号を取るという事後申請のシステムがとられていまして、これを新しい袋井消防庁舎・袋井市防災センターに移設するについては、今後簡略化によって東海通信局に対して事前許可制を申請するという説明が3月11日の予算審議のときにありましたんですけれども、Cの評価をする時点でその辺の申請がどうなっていたかということが、もしわかりましたら教えてください。 189: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 190: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 岡本委員の御質問にお答えを申し上げます。  FMの機能については、今回のこの事業の評価対象には含まれておりません。しかしながら、今回、新しい袋井消防庁舎・袋井市防災センターを建設するに当たっては、一からシステムを見直して、より効率的、効果的なシステムの導入を進めてまいりたいという危機管理課の意向は伺っております。ですので、そういった観点からも、そういった技術や、そういったもののベストミックスを図れるように検討を重ねてまいりたいと考えておりまして、次期のICT推進計画におきましても防災は重点事項として捉えておりますので、引き続きの取り組みとしてまいります。 191: ◯大庭委員長 よろしいですかね。  ほかに。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 192: ◯大庭委員長 もしないようだったら、以上で終了させていただきますが、全体を通して、もし質問があったらお願いしたいと思います。  今後の進め方なんですが、前回、今後のスケジュールということで、第1、第2、第3フェーズということでしました。次回は8月28日に、第1フェーズの恐らく最終になるのではないかということで、第4回が予定されています。11月ぐらいまで矢印があるものですから、もう一回入るのかなって思ってみたり、少しまだ事務局とも調整しにゃいけないですが、基本的には、8月28日を第4回で、大体おおむね今までのおさらいということになると思うんです。じゃ、そのおさらいはどうかというと、あと、教育関係、余り整理がされていなかったような気がしますし、また、きょうやった内容でまだ深掘りできなくて、もう少し話をしたいねというのがありましたら、この後、御意見なんか出していただければ、さらにそういうところをやっていきたいと思います。  次回は、冒頭、山本理事が御挨拶いただきましたけれども、総務省から来ていただいたお立場で30分ぐらいのプレゼンテーションをしていただいて、現状認識というんですか、そういうのもやっていただけるように伺っています。そういう全体のボリューム感の中で、今までを振り返って、まだもっとこういうのをやってほしいと、あるいは、12本の主な令和元年度主要事業、おさらいはしましたけれども、もっとこういうのが含まれているべきじゃないかというのがあったらお出しいただきたいと思いますが、今後の進め方も含めて、報告事項イの第2次袋井市ICT推進計画事業評価表を見ながら、御意見等ありましたらお願いしたいと思います。  木下委員。 193: ◯木下委員 一生懸命すごく大変な作業をしていただいているとは思うんですけど、課が三十幾つ、かなりの多くの課があるんです。今回出された12の項目が出されていますよね。それ以外のところで、現状の課題と、私、一番最初の会議のときに、冒頭、意見として申し上げたんですけど、それぞれの課でいろいろな課題があると思いますよね。それを、ある程度もう少し出して、それをICTとつなげていくというか、そういう作業をもう少しやっていく、深掘りすることも大切なんですけど、もう少し広くやることも大切なんじゃないかなということがあって、そこの部分に関して今後どういうような展開をしていくか。もちろん、大切な教育とか防災とかインフラとかというのがメーンにはなってくるんでしょうけれども、それ以外のところでもやはりかなり大切なところがあると思うので、それぞれ、うちのところではこういう考え方がある、ICTとつなげて考えていないところがあると思うんです。そこを担当、こちらのICTによってまちづくりをしていこうという担当課として、話を聞いて、じゃ、こういうようにつないでいこうということをやっていっていただきたいなと思うんですけど、さらにその行動を促したりとかすると思うんですけど。 194: ◯大庭委員長 済みません、会議の途中ですが、5時を超しそうでありますので、あらかじめ延長させていただきたいと思いますので。  じゃ、杉山ICT街づくり課長。 195: ◯杉山ICT街づくり課長 ほかの課についてもというようなお話をいただきました。  去年、そしてその前の年ですけれども、私たち、いろいろな場面でICTの若手の職員がICTの推進計画を策定するについて推進委員ということで出ていただいて、いろいろな会議や、実際にデモンストレーションや、あと、アイデアソンみたいなものをやりました。  そういう状況の中において、私たちは、業務で困っていることがあればどんどん私たちに相談をしてくださいねというような投げかけというのは毎回させていただいておるという状況。  あと、うちのほうで独自ですけれども、いろいろなシステムが世の中にある状況の中でもって、業者のほうから情報を収集して、こういうものが業務に生かせそうだよというものがあった場合には、それを担当する課のほうに情報提供をしたりとか、そういうことは日常的にやっておる状況があります。  あと、もう一点についてはRPAの部分がありましたけれども、あれは、今回は二つをメーンテーマとしてやっている状況がありますけれども、市の全ての業務の中でもってRPAが活用できるところはまだまだ存在する状況があります。そういったところをあわせ持つような形で担当課とはやりとりをしている状況でございますので、これからもその部分を見失わずに進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 196: ◯木下委員 よろしくお願いします。 197: ◯大庭委員長 小柳津ICT街づくり課主幹。 198: ◯小柳津ICT街づくり課主幹 木下委員の御質問に若干補足で御説明させていただきます。  こちらにございますような形で、計画策定の段階で各課とヒアリングをしまして、現状の把握とともに課題感の共有化に努めてまいりました。これは、総合計画における施策の柱を一つ一つひもといて、現状と課題を分析したものです。それに基づいて計画を、今回第3次を策定させていただいて、具体にそれではイメージしにくいということで、取組提案とはということで、30本事業を載せさせていただいています。取り組みについては、やはり各課と連携を基本としていますので、まず、共通の課題感として出てきている取り組みとしては、あそこをごらんになっていただくと非常にわかりやすいかなと思いますので、市としてはそういう課題認識を持って今回、計画策定のほうを取り組みさせていただいています。 199: ◯大庭委員長 木下委員。 200: ◯木下委員 ぜひとも継続性を持って、よくあるのは、ここ、12主要事業を出したよということで安心してしまって、そのままそれに邁進してしまうというところがあり得るケースもね。コンスタントにつなげていく作業をぜひともお願いしたいなというふうで、まちづくりが最終的な課題というか、課としての問題だと思うので、ICTは、あくまでも道具であるということで、どういうまちづくりをしていくかという総合トータル的なもので考えてやっていただきたいなと思います。その辺を見て各課にお願いしたいと思う。お願いします。 201: ◯大庭委員長 その1を、その3というものと合わせる。1章、計画の位置づけ、その3。5、進行管理に書いてある、担当部署から実施状況の報告を受け、各施策の進捗及び効果に関する評価や分析を行い、その結果を本市の行政経営に反映するとなっていて、私たちは、原田市長を中心としたこの袋井市ICT推進本部の、これを補完する特別委員会になると思うんですよね。  今、木下委員からの指摘は大事なことで、きょう、12本、特徴的な令和元年度主要事業について説明していただいたのでICT街づくり課が当然多いのはあれなんですが、あの中にも、しあわせ推進課、健康づくり課、学校教育課、市民課、いろいろなものが入っていましたよね。それ以外にも、各課がこのICTとどういうようにかかわっていくかということを、実施状況の報告を受けてやっていくというような計画があるものだから、大きな計画を見失わずに、技術を習得するだけでも大変なんだけれども、一方では、どういうように効果的になっていくかということも知っておかなければならないものですから、各課がICTを活用して、先ほど杉山ICT街づくり課長や小柳津ICT街づくり課主幹がおっしゃったように、人口減少になる、それから職員も恐らく減らされる、減っていくだろう、それにICTで対応するということからすると、ICT街づくり課だけがやるじゃなくて、オール袋井の行政各課がこれを受けとめていかなければならないと思うんだよね。だから、そういうような大きな視点も、できるかどうかわかりませんよ、この限られた時間の中で。だから、そういうような視点からもお願いしたいなと思いますので、木下委員からの指摘、そういうことで、今後の進め方の中の念頭に置いておいていただきたいと思います。  ほかにいかがでしょうかね。  岡本委員。 202: ◯岡本委員 第4回の日程というのは、まだこれからですか。 203: ◯大庭委員長 いいですよ。一旦、この第2次ICT推進計画事業評価と、今まできょうやった内容について、反省も含めて、わかりにくかった、わかりやすかった、これからの展開ということで、もしあれでしたら、じゃ、一回この第2次ICT推進計画事業評価表は切らせていただいて、終了とさせていただきますが、それでよろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 204: ◯大庭委員長 じゃ、これは一旦終了させていただきまして、きょうの報告事項ア、イ、トータルで話を進めさせていただきましたけれども、わかりやすかったこと、わかりにくかったこと、これからの展開に向けての御意見がありましたら、いただいておきたいと思います。  岡本委員、もしあったら率直におっしゃっていただいて。 205: ◯岡本委員 先ほど、8月27日って大庭委員長おっしゃられたですが、8月28日……。 206: ◯大庭委員長 8月28日です。済みません、あれに書いてある。 207: ◯岡本委員 それで、その次の第5回……。 208: ◯大庭委員長 ええ。まだそれは日程は決まっていません。 209: ◯岡本委員 今回は第3回。 210: ◯大庭委員長 きょう、今が第3回ですので、次回が8月28日の第4回です。 211: ◯岡本委員 そうですね。第5回、まだ決まっていないということですね。 212: ◯大庭委員長 そうです。第5回はまだ決まっていなくて、第1フェーズがやり残されてしまうのか、第2フェーズに入ることができるのかというところで、やりながら決めていかないといけないんじゃないかと思っています。したがって、きょう、いろいろ主な話を聞かせていただいているわけですよね。まだまだわからないので、もっと説明してほしいという状況なのかね。今、第1フェーズは、情報共有、政策課題の整理ということが目的で、8月1日、きょう第3回ですね。8月28日第4回で、おおむね第1フェーズは終了させておいたほうがいいじゃないかというのが当初の考え方なんですよ。なので、全体のボリュームの中で、かなり詰めてやっているというのが、きょうやっていただいてわかるように、そういう状況です。  岡本委員。 213: ◯岡本委員 じゃ、あの中で、9月は9月市議会定例会がありまして日程が詰まっているかと思いますので、第1フェーズは8月28日で一回終了としてはいかがでしょうか。 214: ◯大庭委員長 ほかの委員からも率直な御意見を出していただいて、いや、まだわからないもので第4回をやった後に決めていただいてもいいじゃないかだとか、さまざまな思いがあると思うんですよね。  森杉副委員長、いかがですか。  岡本委員からもそういう話がありましたので、第4回で、第2次袋井市ICT推進計画事業評価、第3次袋井市ICT推進計画。そして、令和元年主要事業、今やっている大きな情報共有はし終えると、政策課題も整理し終えるというイメージでまずは進めさせていただきたいと思います。  第4回を、そんなイメージで組んでいきたいと思いますので、よろしいですか、それで。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 215: ◯大庭委員長 ありがとうございます。  それでは、これで終了ということなんですが、冒頭申し上げたように、少し体験コーナーというか、せっかく機材を持ってきてくれたものですから、Wi─Fi、これ、少し接続してもらって、こんなイメージだよ。それと、もう一つ、ボイスのアプリ「Voice Tra(ボイストラ)」。あれについて、少しみんな体験してもらって終了させていただきたいと思いますが、少しもう10分ぐらい時間をとりたいと思いますので、時間過ぎて申しわけないですが、それだけお願いします。少し、事務局というか杉山ICT街づくり課長、小柳津ICT街づくり課主幹がついて、各委員がわかるように全部説明してください。  (省略)  いろいろ皆さん、おやりいただいて、何となくイメージが湧いたと思います。わからんならわからんなりに。  ということで、以上をもちまして、終了させていただきます。                (午後5時26分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...