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平成31年民生文教委員会 本文 開催日:2019-04-24

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    平成31年民生文教委員会 本文 開催日:2019-04-24


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    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成31年民生文教委員会 本文 2019-04-24 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 278 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯田中委員長 選択 2 : ◯安形総合健康センター長 選択 3 : ◯田中委員長 選択 4 : ◯安形総合健康センター長 選択 5 : ◯乗松市民生活部長 選択 6 : ◯山本教育監 選択 7 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 8 : ◯近藤地域包括ケア推進課長 選択 9 : ◯羽蚋市民課長 選択 10 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 11 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 12 : ◯金田学校教育課長 選択 13 : ◯田中委員長 選択 14 : ◯田中委員長 選択 15 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 16 : ◯田中委員長 選択 17 : ◯森杉委員 選択 18 : ◯田中委員長 選択 19 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 20 : ◯田中委員長 選択 21 : ◯伊藤教育部長 選択 22 : ◯田中委員長 選択 23 : ◯伊藤教育部長 選択 24 : ◯田中委員長 選択 25 : ◯森杉委員 選択 26 : ◯田中委員長 選択 27 : ◯伊藤教育部長 選択 28 : ◯田中委員長 選択 29 : ◯山田委員 選択 30 : ◯田中委員長 選択 31 : ◯伊藤教育部長 選択 32 : ◯田中委員長 選択 33 : ◯山田委員 選択 34 : ◯田中委員長 選択 35 : ◯浅田委員 選択 36 : ◯田中委員長 選択 37 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 38 : ◯田中委員長 選択 39 : ◯伊藤教育部長 選択 40 : ◯田中委員長 選択 41 : ◯浅田委員 選択 42 : ◯田中委員長 選択 43 : ◯伊藤教育部長 選択 44 : ◯田中委員長 選択 45 : ◯浅田委員 選択 46 : ◯田中委員長 選択 47 : ◯戸塚副委員長 選択 48 : ◯田中委員長 選択 49 : ◯伊藤教育部長 選択 50 : ◯田中委員長 選択 51 : ◯大庭すこやか子ども課長 選択 52 : ◯田中委員長 選択 53 : ◯戸塚副委員長 選択 54 : ◯田中委員長 選択 55 : ◯伊藤教育部長 選択 56 : ◯田中委員長 選択 57 : ◯浅田委員 選択 58 : ◯田中委員長 選択 59 : ◯伊藤教育部長 選択 60 : ◯田中委員長 選択 61 : ◯浅田委員 選択 62 : ◯田中委員長 選択 63 : ◯伊藤教育部長 選択 64 : ◯田中委員長 選択 65 : ◯田中委員長 選択 66 : ◯田中委員長 選択 67 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 68 : ◯田中委員長 選択 69 : ◯浅田委員 選択 70 : ◯田中委員長 選択 71 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 72 : ◯浅田委員 選択 73 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 74 : ◯田中委員長 選択 75 : ◯山田委員 選択 76 : ◯田中委員長 選択 77 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 78 : ◯田中委員長 選択 79 : ◯山田委員 選択 80 : ◯田中委員長 選択 81 : ◯鈴木健康づくり課長 選択 82 : ◯田中委員長 選択 83 : ◯田中委員長 選択 84 : ◯田中委員長 選択 85 : ◯田中委員長 選択 86 : ◯渡邊スポーツ政策課長 選択 87 : ◯田中委員長 選択 88 : ◯田中委員長 選択 89 : ◯田中委員長 選択 90 : ◯田中委員長 選択 91 : ◯本多教育企画課長 選択 92 : ◯田中委員長 選択 93 : ◯浅田委員 選択 94 : ◯浅田委員 選択 95 : ◯田中委員長 選択 96 : ◯本多教育企画課長 選択 97 : ◯田中委員長 選択 98 : ◯山本教育監 選択 99 : ◯田中委員長 選択 100 : ◯浅田委員 選択 101 : ◯田中委員長 選択 102 : ◯山田委員 選択 103 : ◯田中委員長 選択 104 : ◯本多教育企画課長 選択 105 : ◯田中委員長 選択 106 : ◯田中委員長 選択 107 : ◯田中委員長 選択 108 : ◯本多教育企画課長 選択 109 : ◯田中委員長 選択 110 : ◯浅田委員 選択 111 : ◯田中委員長 選択 112 : ◯本多教育企画課長 選択 113 : ◯田中委員長 選択 114 : ◯本多教育企画課長 選択 115 : ◯田中委員長 選択 116 : ◯浅田委員 選択 117 : ◯田中委員長 選択 118 : ◯本多教育企画課長 選択 119 : ◯田中委員長 選択 120 : ◯浅田委員 選択 121 : ◯田中委員長 選択 122 : ◯伊藤教育部長 選択 123 : ◯田中委員長 選択 124 : ◯田中委員長 選択 125 : ◯田中委員長 選択 126 : ◯田中委員長 選択 127 : ◯田中委員長 選択 128 : ◯浅田委員 選択 129 : ◯田中委員長 選択 130 : ◯浅田委員 選択 131 : ◯田中委員長 選択 132 : ◯浅田委員 選択 133 : ◯田中委員長 選択 134 : ◯浅田委員 選択 135 : ◯田中委員長 選択 136 : ◯浅田委員 選択 137 : ◯田中委員長 選択 138 : ◯浅田委員 選択 139 : ◯田中委員長 選択 140 : ◯田中委員長 選択 141 : ◯田中委員長 選択 142 : ◯田中委員長 選択 143 : ◯浅田委員 選択 144 : ◯戸塚副委員長 選択 145 : ◯浅田委員 選択 146 : ◯戸塚副委員長 選択 147 : ◯田中委員長 選択 148 : ◯田中委員長 選択 149 : ◯村松委員 選択 150 : ◯田中委員長 選択 151 : ◯村松委員 選択 152 : ◯戸塚副委員長 選択 153 : ◯田中委員長 選択 154 : ◯戸塚副委員長 選択 155 : ◯田中委員長 選択 156 : ◯戸塚副委員長 選択 157 : ◯村松委員 選択 158 : ◯田中委員長 選択 159 : ◯浅田委員 選択 160 : ◯戸塚副委員長 選択 161 : ◯浅田委員 選択 162 : ◯戸塚副委員長 選択 163 : ◯浅田委員 選択 164 : ◯戸塚副委員長 選択 165 : ◯田中委員長 選択 166 : ◯浅田委員 選択 167 : ◯田中委員長 選択 168 : ◯浅田委員 選択 169 : ◯田中委員長 選択 170 : ◯浅田委員 選択 171 : ◯田中委員長 選択 172 : ◯浅田委員 選択 173 : ◯田中委員長 選択 174 : ◯浅田委員 選択 175 : ◯戸塚副委員長 選択 176 : ◯浅田委員 選択 177 : ◯戸塚副委員長 選択 178 : ◯田中委員長 選択 179 : ◯戸塚副委員長 選択 180 : ◯田中委員長 選択 181 : ◯戸塚副委員長 選択 182 : ◯田中委員長 選択 183 : ◯浅田委員 選択 184 : ◯田中委員長 選択 185 : ◯戸塚副委員長 選択 186 : ◯田中委員長 選択 187 : ◯浅田委員 選択 188 : ◯戸塚副委員長 選択 189 : ◯田中委員長 選択 190 : ◯村松委員 選択 191 : ◯田中委員長 選択 192 : ◯村松委員 選択 193 : ◯浅田委員 選択 194 : ◯村松委員 選択 195 : ◯浅田委員 選択 196 : ◯田中委員長 選択 197 : ◯浅田委員 選択 198 : ◯戸塚副委員長 選択 199 : ◯村松委員 選択 200 : ◯加藤議事調査係主査 選択 201 : ◯戸塚副委員長 選択 202 : ◯田中委員長 選択 203 : ◯村松委員 選択 204 : ◯田中委員長 選択 205 : ◯戸塚副委員長 選択 206 : ◯浅田委員 選択 207 : ◯戸塚副委員長 選択 208 : ◯田中委員長 選択 209 : ◯戸塚副委員長 選択 210 : ◯田中委員長 選択 211 : ◯浅田委員 選択 212 : ◯戸塚副委員長 選択 213 : ◯浅田委員 選択 214 : ◯戸塚副委員長 選択 215 : ◯浅田委員 選択 216 : ◯戸塚副委員長 選択 217 : ◯田中委員長 選択 218 : ◯戸塚副委員長 選択 219 : ◯田中委員長 選択 220 : ◯戸塚副委員長 選択 221 : ◯田中委員長 選択 222 : ◯戸塚副委員長 選択 223 : ◯浅田委員 選択 224 : ◯戸塚副委員長 選択 225 : ◯田中委員長 選択 226 : ◯戸塚副委員長 選択 227 : ◯田中委員長 選択 228 : ◯浅田委員 選択 229 : ◯田中委員長 選択 230 : ◯浅田委員 選択 231 : ◯田中委員長 選択 232 : ◯戸塚副委員長 選択 233 : ◯田中委員長 選択 234 : ◯浅田委員 選択 235 : ◯戸塚副委員長 選択 236 : ◯田中委員長 選択 237 : ◯戸塚副委員長 選択 238 : ◯田中委員長 選択 239 : ◯戸塚副委員長 選択 240 : ◯田中委員長 選択 241 : ◯浅田委員 選択 242 : ◯田中委員長 選択 243 : ◯山田委員 選択 244 : ◯戸塚副委員長 選択 245 : ◯田中委員長 選択 246 : ◯山田委員 選択 247 : ◯戸塚副委員長 選択 248 : ◯浅田委員 選択 249 : ◯田中委員長 選択 250 : ◯浅田委員 選択 251 : ◯田中委員長 選択 252 : ◯浅田委員 選択 253 : ◯田中委員長 選択 254 : ◯戸塚副委員長 選択 255 : ◯浅田委員 選択 256 : ◯戸塚副委員長 選択 257 : ◯浅田委員 選択 258 : ◯戸塚副委員長 選択 259 : ◯田中委員長 選択 260 : ◯浅田委員 選択 261 : ◯戸塚副委員長 選択 262 : ◯田中委員長 選択 263 : ◯戸塚副委員長 選択 264 : ◯田中委員長 選択 265 : ◯戸塚副委員長 選択 266 : ◯田中委員長 選択 267 : ◯戸塚副委員長 選択 268 : ◯田中委員長 選択 269 : ◯戸塚副委員長 選択 270 : ◯田中委員長 選択 271 : ◯森杉委員 選択 272 : ◯戸塚副委員長 選択 273 : ◯田中委員長 選択 274 : ◯戸塚副委員長 選択 275 : ◯田中委員長 選択 276 : ◯田中委員長 選択 277 : ◯戸塚副委員長 選択 278 : ◯田中委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時59分 開会)      開   会 ◯田中委員長 それでは、ただいまから市議会民生文教委員会を開会いたします。  本日は、協議事項が1件、報告事項が3件、所管事務調査とその他(資料提供)が4件ということになっておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、初めに、当局を代表して安形総合健康センター長から御挨拶をお願いいたしたいと思います。  安形総合健康センター長。 2: ◯安形総合健康センター長 皆様、改めましておはようございます。4月から総合健康センター長を務めます安形でございます。市議会民生文教委員会の開会に当たりまして、所管の部局を代表して一言御挨拶を申し上げます。  委員の皆様には日ごろから市政運営に多大なる御支援をいただき、厚くお礼を申し上げます。平成31年度、また、新年号令和元年となる年に当たり、当局は新たなメンバーで、また、新たな気持ちでこの1年邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  ここで、少し所管各部の事業を御報告申し上げますと、総合健康センターでは、聖隷袋井市民病院や社会福祉協議会、さらに、地域、関係機関や団体等との連携をさらに強くして、赤ちゃんから高齢者の健康づくりや介護予防の各種事業を包括的に進めてまいります。  重点的に取り組む事業といたしましては、出張保健センターを充実するなど、コミュニティセンターや公会堂などを拠点とした健康づくりや介護予防、地域の支え合い活動を推進してまいります。  また、企業や事業所を訪問し、働く世代の健康づくりとしての健康経営の支援や「#2961ウオーク(ふくろいうおーく)」の健康ポイントシステムのさらなる活用を図ってまいりたいと存じます。  次に、市民生活部でございますが、5月1日が大安吉日と重なり縁起がよいことから、市民課では、午前8時30分から午後3時まで、臨時の窓口を設けて婚姻や出生の届け出をお預かりするとともに、フッピーのぬいぐるみや新しくできた袋井茶のティーバッグ、クラウンメロンのお菓子などを詰め合わせた当日限定の記念品を贈呈する予定でございます。  また、本年9月から10月にかけてエコパで開催されますラグビーワールドカップの機運醸成に向けて、5月11日にエコパスタジアムにおいて2019人ラグビー“キック”チャレンジを開催いたします。開催推進委員会委員をお務めいただいている団体を初めとした各種団体や各自治会連合会、企業などの皆様に御参加をいただくよう依頼しておりますので、議員の皆様におかれましても御参加いただきたく存じます。このイベントを皮切りに本番に向けてのイベントを開催する予定でございますので、御協力よろしくお願いいたします。  今月の8日から12日の日程で、市長を団長に、高木議長を副団長、市内経済団体、スポーツ団体の代表者らをメンバーとする12名がアイルランドを訪問してまいりました。詳細につきましては、後ほど担当課長から御報告を申し上げます。  次に、教育委員会関係でございますが、4日に小中学校の入学式が、9日に公立幼稚園と笠原こども園の入園式が行われました。議員の皆様にはそれぞれ御臨席をいただき、まことにありがとうございました。  本年度の入学・入園児数でございますが、小学校で877人、中学校が900人、幼稚園、こども園幼児部が402人でございまして、核家族化の進行、保護者の働き方の変化、さらには、本年10月からの無償化の影響などによりまして、一段と保育園志向が高まりを見せております。  こうした中におきましても、しっかりと3歳から15歳までの学びをつなぐ幼小中一貫教育を推進し、子供たちの自立力と社会力を育んでまいります。  また、放課後児童クラブにつきましては、昨年度、袋井東小学校内に定員50人、袋井西小学校の隣接地に定員100人のコミュニティハウスを建設いたしました。これによって、市全体の利用定員は、子ども・子育て支援事業計画の2割増しとなる1,247人となりましたが、利用希望者も増加しておりますので、引き続き受け入れ人数の拡大と質の向上に努めてまいります。  以上、各分野で職員一丸となって事業推進を図り、市民に信頼される確実な市政運営に努めてまいりますので、議員の皆様の御支援をよろしくお願い申し上げます。  本日の委員会は、1件の協議事項、3件の報告事項、4件の資料提供をさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
     以上、挨拶とさせていただきます。 3: ◯田中委員長 ありがとうございました。  それでは、議題に入る前に、人事異動に伴う当局職員の紹介をお願いいたしたいと思います。新年度に入って当局の人事異動がありましたので、異動された方のみ自己紹介をお願いいたしたいと思います。  最初に、安形総合健康センター長から順番にお願いいたします。 4: ◯安形総合健康センター長 改めまして、4月から総合健康センター長を務めさせていただいております安形恵子でございます。よろしくお願いいたします。 5: ◯乗松市民生活部長 皆さん、おはようございます。この4月から市民生活部長を務めさせていただいております乗松里好と申します。よろしくお願いいたします。 6: ◯山本教育監 4月から教育監を務めさせていただいています山本裕祥です。よろしくお願いいたします。 7: ◯鈴木健康づくり課長 おはようございます。4月から健康づくり課長を務めさせていただいております鈴木立朗と申します。よろしくお願いいたします。 8: ◯近藤地域包括ケア推進課長 おはようございます。4月から地域包括ケア推進課長を務めさせていただいています近藤利男と申します。どうぞよろしくお願いします。 9: ◯羽蚋市民課長 おはようございます。4月から市民課長を務めさせていただいております羽蚋 安です。よろしくお願いいたします。 10: ◯渡邊スポーツ政策課長 おはようございます。4月からスポーツ政策課と名前が変わりました。渡邊浩司です。よろしくお願いいたします。 11: ◯大庭すこやか子ども課長 おはようございます。4月からすこやか子ども課長を務めさせていただいております大庭英男でございます。よろしくお願いいたします。 12: ◯金田学校教育課長 おはようございます。4月から学校教育課長を務めさせていただいております金田裕之と申します。よろしくお願いいたします。 13: ◯田中委員長 ありがとうございました。  それでは、早速、議事に入りますけれども、最初に委員の皆さん、また、当局の皆さんにお願いをいたしたいと思います。質疑及び答弁につきましては、簡潔にお願いをいたしたいと思いますので、御協力お願いいたします。  それでは、次第に基づきまして議事を進めてまいります。  ────────────────────────────────────────      協議事項         ア (仮称)袋井南認定こども園の整備について 14: ◯田中委員長 最初に、協議事項ア、(仮称)袋井南認定こども園の整備についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  大庭すこやか子ども課長。 15: ◯大庭すこやか子ども課長 (省略) 16: ◯田中委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につき、質疑等ございましたらお受けをいたしたいと思います。  森杉委員。 17: ◯森杉委員 地域の皆様へ説明会が行われますけれども、このときに民設民営に反対の意見が多かった場合に、今スケジュールを立ててくださっておりますけれども、令和4年の4月からの開園に対する影響とか、そういうことは考えられ、また、日程の変更とかは考えられているかどうかということと、あと、もし民設民営になった場合、今業者を当たっていらっしゃると思うんですけれども、当たっているかどうか少しわからないですけれども、もし、そのときに、現在、今ここで就学前教育推進会議というのを行われておりますけれども、今現在、民営のほうの方の保育園、幼稚園で参加されている状況を教えていただきたいと思います。 18: ◯田中委員長 大庭すこやか子ども課長。 19: ◯大庭すこやか子ども課長 それでは、ただいまの森杉委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目の説明会によって反対等があった場合、方針が変わることがあるかというような御質問でございますが、この点につきましては、説明会では、2月市議会のときにも皆様に御説明を申し上げましたとおり、一定の条件のもと民設民営で進めたいという市の考え方を丁寧に説明して、御理解をいただけるように努めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  また、2点目の就学前教育推進会議につきましてですが、こちらにつきましては、民間の園にも参加をいただいている状況でございます。 20: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 21: ◯伊藤教育部長 それでは、私から若干の補足のほうをさせていただきたいと思います。  まず、1点目の御質問の住民の説明会において反対の意見等があった場合ということでございますが、もし反対する場合については、必ず、こういった不安があるからということが当然理由として出てくると思います。私たちは、そういった不安を聞いた際には、その不安を解消するように、どういった手だてがあるかということをしっかり検討しながら、住民の意見を聞きながら、または議会のほうにそういったことも御報告しながら進めていきたいと、そのように考えているところでございます。  それから、就学前教育推進会議につきましては、本年度から市内にある民間の園についても全て参加していただいているような状況でございますが、昨年度もこの幼小中の特に幼小接続のプログラム、少し厚いものですから皆さんのところにもPDFのファイルで御提供したものでございますが、こういったものを、希望があるところとかに御説明へ行った際に、それぞれの園、必ず袋井市の小学校に入りますので、こういった考え方に同意していただく方が、園が非常に多くございまして、そういった経過を踏まえて、ことしから全ての園がそういった就学前のところに御参加いただける、そういった状況になったところでございます。  また、すこやか子ども課の指導主事がそういった民のところも訪問しながら、より推進していただけるような、そういった体制を今年度から強くしたところでございます。 22: ◯田中委員長 質問は、やはり、そういう説明会をやって、それで紛糾したというのはおかしいですけれども、議会にも少し遅延が生じた場合に、このスケジュールのとおりにいかなくて、なかなか市民に御理解いただくまでに時間がかかった場合に、このスケジュールの最終的な令和4年の4月開園というものが先に延びることがあるのかというような質問も入ったと思うんですけれども、そこら辺の答弁はいかがでしょう。  伊藤教育部長。 23: ◯伊藤教育部長 それでは、全体スケジュールへの影響ということでございますので、済みません、答弁漏れということで申しわけありません。  今、2月市議会の中でもお話ししたり、もともと平成29年度において3園統合、それで新設の園をどうしていくかというようなこと、そのときに令和4年度から開園していきますということで議会のほうにもお話をしているような状況でございます。  そうしたことから、もし、本当に、御意見をいただいた中で、改善が難しいものとか、そういったものが生じた際には、改めて議会のほうにお諮りをしながら全体のスケジュールを考えていくことも、それは当然出てくることかと思いますが、やはり行政、計画的に事を進めていくということも非常に大事でございますので、今時点は今回お示ししたような令和4年度の開園に向けて全力を傾注していきますし、状況におきましては、改めてお諮りをしていくというようなところでございます。  また、今回の統合の背景でございますが、やはり、少しずつ園児の数が少なくなっている、例えば袋井南幼稚園とかそういったところがあります。本年度につきましても10名を少し超えている程度でございまして、袋井市が目指している自立性であるとか、社会性といったときには、1学年10人以上必ずいることが社会性を育むために大事なこと、そういったことも背景としてございます。  それと、あと、もう一つ、施設そのものについては、大分年度は過ぎてきておりますが、耐震診断とかの結果、直ちに危険があるというような建物では決してございませんので、そうしたことも勘案しながら、本当に紛糾するようなことがあったり、改善できないようなことが出たときには、改めて御相談をさせていただくと、そんなことで考えております。 24: ◯田中委員長 森杉委員。 25: ◯森杉委員 スケジュールに関しては、もしかしたら延びる場合もあるということですけれども、地域の方との説明会で一番出るのは、やはり民間の事業者の教育方針がやはり公設公営の教育方針と、やはり特色のあるところが多いと思うんですけれども、それはこの袋井市の教育プログラムをわかっていただいてということですけれども、すごく、やはりそちらのほうに特色のあるものを民間は目指していると思うので、そちらのほうとの兼ね合いとか、だんだん外れていくという心配がやはり保護者のほうはあると思うんですけれども、ずっと説明いただいているのは、ずっとフォローしていきますと、市のほうでしっかりと説明させていただきますということで説明いただいてありますけれども、やはりその心配というのはどうしても拭えないと思うんですけれども、どういうように御説明していただけるんでしょうか。 26: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 27: ◯伊藤教育部長 それぞれの園の特徴があるということでの御質問かと思います。それぞれ幼稚園、保育園、こども園、国のほうでこういった教育をしていきましょうという指針であったり、要領であったり、そういうものがあります。保育園だったら保育所の保育指針というものが国で定められております。幼稚園であれば、幼稚園教育要領が定められております。また、こども園であれば、幼保連携型認定こども園教育・保育要領、そういったものがございまして、10年以上昔は少しその方向性が、文部科学省とか厚生労働省、別々に所管していた中で、方向性、やや違ったことがございましたが、10年ほど前から、認定こども園をやるに当たって、必ず小学校に上がる前ということですので、その方向性というのは極めて一致したような形、国のほうもしっかりと横串を刺してなってきてございます。  そうしたことから、本当に大きな流れとしますと、国のほうで定められたものに従ってやっておりますので、極端なことはないというようなことでございますし、もともと私たちは幼小中一貫教育の中で、小1プロブレムと言われるようなことがないように子供たちを、どこの園に行っても袋井市の子供たちは健やかに育っていく、そういった状況をつくるために幼小接続のプログラムをつくってきてございます。  ですから、改めて申し上げますと、私たちはしっかり袋井市のやろうとしていることを理解していただいているところと協定を結んで、そして、民としての力を発揮していただく、そうしたことを前提としてございますので、今申し上げたところを丁寧に説明しながら進めてまいりたいと、そのように考えております。 28: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。  山田委員。 29: ◯山田委員 事業者との協議ということがございますけれども、今どのぐらい、何社ぐらい事業者と協議しているのか。  それから、民設民営ということで市は動いておりますけれども、確実にそれが成り立たなければならないんですけれども、その際、民営でもやっていただける可能性が今何社ぐらい希望としてあるのかお伺いします。  それから、内容的決定とかというのは、多分、プロポーザルのときの内容だと思うんですけれども、そういう内容は、一応決めてから委員会に出すんですけれども、どのように決めているのか。先ほど1ページ目に主な協定等のソフト面とかとうたってありましたけれども、それ以外にまだ考えているのかというのを教えてください。 30: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 31: ◯伊藤教育部長 それでは、昨年度からの継続的な話でございますので、冒頭私のほうから御答弁を申し上げたいと思います。  まず、民設民営というときで、民に対してどのようなアプローチをどれぐらいの数やっているかということでございます。昨年度からどういうように決定していくかという2月市議会の表明の前に少しサウンディングというか、そういったことで、市内で行っている幼稚園、保育園、そうしたところの学校法人、社会福祉法人については一応声かけはしております。そういったことでやろうと今思っておりますが、どうでしょうかというような話はさせていただいております。  それから、市外につきましては、聖隷福祉事業団、それから天竜厚生会、それから興誠学園ですね、浜松短期大学、昔言われた興誠学園、それから常葉大学、こちらの四つ、実績があるところ、また、独自で幼稚園教諭、保育士を養成しているような大学ということで、こういったことをやった際にどんなぐあいですかねというようなお話をさせていただきました。  その中で、常葉大学につきましては、今大学の方針として草薙のところにいろいろな大学機能を集約しているということでございます。そういったことから、ちょうど去年行ったときにそういったことがぐっと進んでいたときでございますので、富士からも、富士のほうを閉じて静岡に来たりとか、浜松のほうも経営学部については子供たちの選択でもって、浜松で受けてもいいし、そのまま静岡に移ってもいいよと、そういった状況の中とすると、大学そのもの全体とすると少し静岡に集約している状況がありますというような話で、そこは話をするとき、少し難しいのかなというような、そういったニュアンスを受けたところでございます。  ただ、そこのところでも子供保育支援センターの所長とお会いしたんですが、ちょうどまだ浜松大学があって、それで菊川高校があって、中学校があってといったときに、やはり、西部地区にもそういったものがあることは、そのセンター長とすれば望ましいかなと思うんだけど、理事会とかそういったところではなかなか難しいと、そういったお話があったところでございます。  それで、実際、ほかのところにつきましては、袋井市でも実績があったりとか、あとは、掛川市、磐田市でも実績があるようなところでございますので、今後具体にどういったことで進めていけるかということでございます。  それで、あとは、袋井市、幼小中一貫教育ということを色濃く進めておりますということは、当初の面談のときからお話をしまして、そちらのほうの進みぐあいに基づきまして、今こんなことをやっていますというようなお話は随時させていただきまして、その教育方針については異論を唱えられるというようなことは全くないような、そういった状況でございます。  あと、プロポーザルというようなことでございますが、今現在、皆様から御心配をいただいている袋井市がやろうとしている幼小接続、それがしっかりできるのかということ、それから、セーフティーネットということで、支援が必要な子供たちであるとか外国人が非常に多くなってございますので、そういった受け入れの関係、それから、地域との連携、そこにつきましては、必ず協定というか条件の中に入れていくようなことを考えておりますし、そのほか、例えば建設のときの土地の話であるとか、建築費の話とか、そういったものを協議していきながら、一番条件に合ったようなところと協議を進めていくというようなところを考えてございまして、今現在はこの近隣市で統合した中でこども園をつくったようなところから少し情報をいただきながら、具体な条件といいますか、そういったところを整理しているような、そういった状況でございます。 32: ◯田中委員長 山田委員。 33: ◯山田委員 ありがとうございます。  今、伊藤教育部長のお話を聞きますと、民設民営でもしっかりできるんだというのを、期待を持ちましたので、ぜひ皆さんが納得いくように進めていただきたいと思います。ありがとうございました。 34: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。  浅田委員。 35: ◯浅田委員 今回の説明会の目的は、2番に書かれているような形で、一定の条件のもと民設民営で進めることが望ましいという市の方針を説明するということとお聞きしました。そう説明されました。今、伊藤教育部長が言われたように、例えば幼稚園が小さくなって3園合同になってやるんだよという説明会ではないということですよね。  今回の民設民営について、先ほどの説明では、3月11日の民生文教委員会に示した資料をもとに住民説明をされるとお伺いしました。それは確認できますかね。その資料というのは、比較表が載っていたあのものです。この事業を単に公設公営、民設民営というような形で比べるんじゃなくて、これは今まで市がやってきた三つの幼稚園と保育園の事業、これを一つ集約してやりますよという事業なんですよね。それをなぜ民設にするかということが大事なことだと思うんです。そういう説明をぜひしてもらいたい。  その点で2点、前回申し上げましたけど、財政的な比較、あの資料を持たれるなら、全然、建設費が10分の1ぐらいでつくれる、8億円かかるのと1億円少しでしたか、それぐらいのです。これは、前も言ったように、比較対象にならないものです。事業をやるのにかかる、その建物を建てるのは、誰が建てるかというと、その事業者が建てるわけでしょう。市が建てりゃ市のものですよ。事業者が建てれば事業者のもの。このお金を誰が出すか。それは民間が建てるなら民間が出すんです。そこへ市が1億円余の補助をする、1億円じゃなかった、もう少し少なかったですね、ごめんなさい、7,000万円か8,000万円ぐらい、それを補助するというだけなんですよね。その補助するお金と建ててやるお金、8億円ですよ、7,000万円ですよという、その比較は、比べ物にならないから、これはぜひともやめてもらいたい。  もう一点は、経費に係ってくる。経費に係ってくるというのも物すごく差があるんです。だけど、これは民間へ行くのは、補助金として、運営費としてなされる分で、市への、市がやっている事業に関しては、地方交付税でもしっかり措置されている。それを抜きにして、こんなに差がありますと見れば誰だって、あれ、こんなに差があるなと思う。ここはやはりきちっとやめてもらいたいということを一つお願いしておきます。  財政のほうからいいますと、そこをもう少しきちっと明確にやってもらいたいのと同時に、今回、先ほど運営をどうするかということで二つ比較されているけれども、市がやっている事業を継続してやるというのは基本なんですよ。これを民設民営にするということですから、ここをはっきりしてもらいたいんですよね。公設公営でできないところをなぜできないかというのは、財政面だとおっしゃっている。だから、財政面をきちっとしてもらいたいけれども、財政的にそんなに差があるわけはない。今、国が民間の保育園をやるということで、確かに10分の2でしたか、10分の4ですね、全体の建設費じゃなくて、その基準の建設費の10分の4を国が出すというのが、市がやる場合はそれが出ないというのがあります。これだけなんですよ、この差だけです、財政的に差が違っているのは。これを市がどうするかです。だから、どれぐらいになるんですか、2億円ぐらいの差なんです。そこをやはりきちっとして、これを市の事業としてやっていくにはどうかという説明をお願いしたい。  それから、あともう一つは、今伊藤教育部長も言われたように、幼稚園のいろいろな要綱が変えられて、10の目標というか指標というか、そういうような方向に進めて幼児教育をやっていこうという意味で、かなり接近していることは事実です。事実だけれども、事実だけどまだ違っているわけですね、きちっと違っているわけです。要綱そのものが違っているから違っているわけですけれども、そのときに袋井市はどうしていこうとやったのが、袋井市のこれからの幼児教育に対する方針なんですよ。ここもはっきり出てきて、具体的に言うと、一つの小学校区で一つの公立園というのが基本なんです。委員会でのこれまでの話では、これは方針だけれども、その後に財政の事情だとか、社会の状況の変化だとかがあるから、そういう場合は云々と書かれています。それはそのとおりでしょう。だけど、財政的にはそんなに大きな差はない。社会の全体の動きの中でどうかというところで今見ているんですけれども、もし、本当にそういうようになっていくと、今ある幼稚園や今あるこども園、この運営自体を検討しなきゃならんということですよね、袋井市として。そういうような検討がされる一つとしてそういうようなものがあるのかどうかを確認させてもらいたいと思います。 36: ◯田中委員長 済みません、今の質問でありますけれども、説明会をやる内容を議会に通して議会の了解を得てやるというような性質のものではないと思うんですね。それは当局が提案していることでありますので、当局が今度説明するのをこういうことをやりますよということを、それに対しての要望というか、意見ということでいいのかなと私は思いますので、当日このような説明をしますよということを示していただくということはいいのかなと思いますので、そこら辺を少し答弁いただければと思うんですけれども。  大庭すこやか子ども課長。 37: ◯大庭すこやか子ども課長 浅田委員の御質問にお答え申し上げます。  先ほどの説明会の目的ということでございますが、2月市議会で議員の皆様にお示しした資料がございます。これを基本として説明会を開催したいと思っておりまして、初めてその説明会に出てくる市民の皆様もいらっしゃいますので、3園の現状を初め、一定条件のもと民設民営とした判断の基準ですとか、整備方針、そういったことを、資料をもう少しわかりやすくコンパクトにしたもので説明をしてまいりたいと思っております。  先ほどの浅田委員の御質問の中にもありました財政比較のところ、それから運営経費、こういったものにつきましては、公でやっても民でやっても物すごく大きく変わるということはそんなにないかなとは思うんですが、そこに入ってくる補助の分が違いますので、市の負担分でこれだけ差が出ますよというような2月市議会のときの資料になっておりますので、そこのところを説明させていただいて、そういった負担が軽減された部分につきましては、例えばほかの教育関係経費、トイレの洋式化ですとか、あるいは、ICT環境の充実ですとか、そういったほうに振り向けられますよということも説明の中では申し上げたいと考えております。 38: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 39: ◯伊藤教育部長 それでは、私からは、今後の袋井市の幼児教育のあり方について、どのように考えているかと、こういった御質問について御答弁を申し上げたいと思います。  2月市議会の中でも同様の類似した御質問がありまして、今までも袋井市、笠原幼稚園と笠原保育所を統合して、今、笠原認定こども園をやってございます。そのときにもやはり公設でいくのか、民設でいくのか、そういったところを検討、議会にお諮りするというよりサウンディングというか、そういったことをやったときに、地域性もある中で、あそこですとピークアウトの時期が早いのではないかとか、そういったこともあって実際やってみたいという民はあらわれなかったというような状況がございます。  また、随分昔になりますが、今、明和第二保育園がありますけど、袋井市も西地区と南地区と笠原に保育所がありました。合併する随分前でございますが、そこのところも、西地区にあった保育所については、民営化ということで明和の第二保育園、そういったところに補助を出しながら移行してきた、そういった経緯もございます。  これから袋井市の幼児教育、幼児保育をどうしていくかということになりますと、やはり、民設の場合については民として受けていただける部分が、そういった場所であればそういったことも検討の俎上に上がるかもしれませんが、周辺部になった際には、民が受けないから廃止してしまうということではなくて、やはりここはセーフティーネットで進めていかなければいけないことがございますから、そういったことの考え方が一つ。  あともう一つは、袋井市は公立幼稚園化でずっと進んできました。それが、本年度の状況を申し上げますと、ほぼフィフティー・フィフティーなんですよね。半分は公立幼稚園に来ていただいている。残りの半分はやはり民間のほうの保育所であるとか、民間の幼稚園であったり、それが毎年どんどんどんどんその傾向が強くなってきているというような状況でございます。  今、袋井市は、親の働き方とか核家族化が進んでいる中で、預かり保育、また、延長保育ということを幼稚園にプラスをして進めてきました。これが実は市民にとってみても、幼稚園に入って預かり保育と延長保育をしたときに納付する保育料と、あと、一般的な保育所に夫婦共働きのときの所得から計算したものと比較すると、幼稚園を選んで預かり保育、延長保育をしたほうが安いというか、低いです。そうしたことからすると、より市民の方々が選択しやすい状況ということで、そういったことを進めてきた状況がございます。職員にとっては変則な勤務になってきますので、いろいろなことがございますが、それが今回10月から無償化になりますと、3歳以上の子供たちを持つ親にとっては、公立幼稚園に入っても、民間の幼稚園に入っても、もっと言うと、預かり保育を使っても、延長保育を使っても、もっと言うと、保育所に入っても全て3歳以上であれば無償化ということで、そこの差異がなくなっていく、そういったところも非常に大きなことでございます。  それで、ことし夏から秋にかけて申し込み、来年度の入園申し込みをいただくところから、より保育所を選ぶとかということが顕著になってくる可能性があるなということで、そういうことを考えたときに、今まで公立幼稚園ということで進めてきたことも並行して、例えば3歳以上のこども園化した場合については、給食というか、調理施設をつくらなくても学校給食センターから運んでもオーケーというようなことがあって、ゼロ歳、1歳、2歳の受け皿として、そういうものを進めていくようなことが必要であるのか。もっと言いますと、毎回こういう議会ごとに待機児童の話が出てくるわけですが、待機児童、小規模で進めていくことと、もう一回、どちらかというと保育所は、袋井市は民でやってきたこともありますけど、本当にその方向性がいいのかどうか、そういったこともしっかり検討していく時期が、幼児教育の無償化によって改めて顕在化してきたのかなと思いますので、そういうことをしっかり検討して、また、議会の皆様にはお諮りをしていくと、そういったことを進めてまいりたいと考えております。 40: ◯田中委員長 浅田委員。 41: ◯浅田委員 伊藤教育部長、袋井市の幼児教育のあり方を検討したのはおととしですよ。おととし1年間かけて、専門家の人に寄ってもらって、そして3月にその報告をいただいた。その内容が、先ほど言ったように、1小学校区に1公立の園があることが望ましいと。これは、単にぽっと思いついたことじゃなくて、袋井市が今まで、先ほど言われたように、幼児教育についてはかなり公立でやってきたと。その中に成果もあるしノウハウもあるし、そういうものが袋井市にある。これはお金でどこへ大きいのを建てるか、小さいのを建てるか、そんな問題じゃなくて、教育としてそういうものが袋井市にはあるんだよと、これをきちっと小学校、中学校へやる、幼小中一貫教育の中でやるためには非常に大事なことなんだという、こういう結論なんですよね。ここをやはりきちっとしてもらいたいんですよね。今言われたように、それじゃ、どうやるんですか、袋井市では保育園の希望が多くなりましたから、袋井市では保育園を基本的に民間がやっていましたから、それをどういうようにするかという考え方じゃなくて、教育的な立場からこういう結論が出てきたんですよね。これがどこへ行ったのかな。今の話を聞いているとどこへ行ったのかな。国もいろいろ方向が一緒だから市でもそうなっていくでしょうからというと、公立も民営も何も変わらない。だけど、なぜあのあり方の検討会の報告が出てきたんですか。一つの小学校区には一つの公立園があることが望ましいときちっと出ているんですよ。ここはやはりもう少し、単にお金でやるとか、待機児童がどうのじゃなくて、幼児教育をやるために今まで培ってきた袋井市のノウハウをきちっと守ってそれをやっていけというのがあの報告書の趣旨だと思うんですけど、その辺はいかがですかね。 42: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 43: ◯伊藤教育部長 それでは、浅田委員の御質問にお答えを申し上げます。  私、教育的なものを踏まえてお話をさせていただいていたつもりでございます。やはり、教育委員会の教育部長でございますので、子供たちを3歳から15歳まで切れ目なく、どういうように育てていくことが一番いいのかということを前提の中でお話を申し上げてきたところでございます。  それで、計画、確かに平成29年度末に計画というのは一つできております。就学前の子どもの教育・保育のあり方について、あそこのところで原則1小学校区1公立園ですが、後ろに書いていた部分があります。それで、計画というのは、そのときそのときでやはり縛られるものでなくて、しっかり現状で変えていくことが僕は必要だと思っています。それは総合計画であっても目標値を変えるのと同じように、そういったことがございます。それで、今、あのときあのとき一生懸命検討してつくっていただいたものでありますし、それがまだ生きている状況ではございますが、本当に黒船のような幼児無償化というものが入ってきたりとか、袋井市が今まで継続してきた、それは公立幼稚園のよさもありますし、私としてみれば、幼稚園の先生や保育園の先生、非常によく頑張ってくれています。いい子供たちを育んでいただいています。ですけど、公立幼稚園ではなくて、民間というか、保育志向の、市民が全体としてそこを求めてきている状況の中で、この計画があるからもうそっちではないですということではなくて、その計画はあったとしても、その計画を今度リニューアルしながら、しっかり住民のニーズに即したものにしていく必要性があるわけです。それで、確かに前回の議会の中でもお話を何回もさせてもらった、建物が建てば、それは民間が建てれば民間の資産になりますよ。それで、市が建てれば市の資産になります。ですけど、私たちが考えるときには、建てたもの、どんどん古くなると、そのための更新の費用もかかる、修繕もかかる、そういったところとして、市の投資として、どれだけこれからの必要な教育に投資していけるのかということで、昨年度は本当にクーラーの関係もお認めいただいて、今着々と工事が進んできております。足場なんかも組んで、この10連休も工事をやっていただけるということですので、しっかり夏に間に合うような状況。そうすると、今度そちらに対する電気料のことも出てまいりますし、今回クーラーをやった関係で、トイレの洋式化のところは、洋式化、少し国の補助を先行してもらったところもありますので、本来できれば4校やりたかったところが補助がつかなくて2校だったところ。でも、これも確実に半分ぐらいは洋式トイレがあるような状況にすることが、学校で子供がトイレを我慢しなくて、健康に過ごせるために必要なこと。それから、ICT教育ですよね。そういったことも必要で、子供たちがそのときに使っていくお金を全てやりたいようにできる、どこをどういうようにやっていくことがこれからの子供たちのために一番いいのかどうなのか、そういったことを私たちはやはり考えながら制度をつくっていくということが非常に大事になってくるかなと思います。浅田委員からはそういった市の投資だけの話ではいけないよということかもしれませんが、私たちからすると、そこのところも片手で持っていきながら、もう一つは保護者の方の不安であったり、子供たちが健全に育まれるためにはどういう教育があったらいいか、そこのところのバランスを見ながらこういったことは進めていきますし、平成29年度末につくったものにつきましても、今現在、ただしのほうにずっといろいろ書いてある中の動きでやっておりますが、必要に応じてこれを改定するということもしっかりと考えながら進めてまいりたいと思います。 44: ◯田中委員長 浅田委員。 45: ◯浅田委員 計画は計画、おっしゃるとおりですよ。別にそれが違っていれば変えるのはいいことなんです。そのことは本当にわかります。僕も同じことを言っているんですけれども、その計画ができた内容は何か、なぜこれができたのかというのは、一つの小学校区に一つの公立園と出てきたのは、それは今までの袋井市の幼稚園を中心とする教育、こういうものから出てきたものだと、これはしっかり継いでいこうよというのが、ここは本当に大事なことなんですよね。そういうようなことが、そこをどう考えているか、要するに教育的な観点からどうなのかというのが、このほうがいいのかということをやはり検討してもらいたいと。  先ほど、今度のときにも何か外国人のことだとか、あるいは、セーフティーネットのことだとか、いろいろなことが出ていますけれども、大事なのはそれだけじゃないと。幼児教育の中で袋井市が築き上げてきたものがどうそこへ反映できるのか、ここは本当に大事なことだものですから、そういうような観点でぜひ。僕は財政的なことを言います。それは袋井市の財政がそんなに緊迫していないからやれるということで言っているんですけれども、それはそれでまた別の問題で、ここの場合は、ぜひそういう観点で、教育的な観点で事を進めていただきたい。お願いします。 46: ◯田中委員長 じゃ、要望ということでお願いいたします。  ほかには。  戸塚委員。 47: ◯戸塚副委員長 時間もそんなにかかっちゃうといけませんのであれですが、簡潔にということでありますが、私は一般質問等、また、さきの委員会でも、幼児教育というのは、しっかり公が責任を持ってやるべきだというものからいうと、公設公営でやるべきだと、幾らお金がかかろうとも、のが基本であろうということはあります。
     しかしながら、5月に地元説明会があるということでありますので、私としては、住民の代表としてでありますので、考えは考えとして、住民の考えがどうであるということはそのときに把握がある程度できますので、そのときにはそのことに基づいてまた発言をさせていただきます。  そういう中で、少し逆行しますが、御存じのとおり、豊沢地区、私の地元ですが、ここの地元は御存じのとおり焼却場でいろいろ住民に負担をかけています。そして、次には袋井南小学校、ここは豊沢の要因ではなく、愛野地区の要因の中でお願いをして、高南小学校、また、高南幼稚園も行っていただくという豊沢の負担が、負担というか、いろいろ御理解いただいた。  今度、公設公営のこども園ができるかなと思いましたら、民設民営だということで、そういう点では住民としては納得いかない点もあろうかと思います。そういうことは基本的な気持ちとしてはあるということで、これは気持ちでありますのであれですが、そういうことは、我々地元としてはそういう考えがあるということは御承知をいただきたいと。  そういう中で、伊藤教育部長から、課長から、住民説明会等をやって御理解いただくということでありますけれども、先ほど森杉委員からあったように、もし住民が御理解いただけない、納得いかないということになったときにどのような形かということの答弁の中では御理解していただけるように努めるということでありますけれども、基本的にはやはり民設民営がありきというわけじゃないですが、もうそれで進んでいくというようなことでやって、住民の皆さんが異論があっても、これはもう大方こっちの方向で一定の条件のもとということもありますけれども、これはありきで進めていくものなのかということを、それを確認したいと思います。  それと、今、浅田委員からもありました今後の幼稚園、幼児教育のあり方ということで、これは一般質問で私もさせていただきましたが、一つは、今伊藤教育部長から言われたとおり、時代の流れというものがございますので、計画というのがあるけれども変更していくということでありますが、私もそういう部分では理解はするわけでありますが、しかしながら、計画は、これ、立てたものでありますし、お金をかけてやってある、時間をかけてやってありますので、それは尊重はしなきゃいけないということは言葉足らずじゃないかなと思いますし、また、対応としては、今後こういう形になったということは、大きくかじを切ったということになると思うんですね、あり方が。でありますので、先ほど言ったように、じゃ、今の公立幼稚園を幼稚園型こども園ですか、そういう形にしていく方向であると思うし、山梨幼稚園等は今後どうするかと、そういうこともあろうかと思いますので、しっかりそこら辺は検討していただいて、改めてそこら辺の方針は出していただきたいなと思っております。  それと、少し伊藤教育部長の話の中で残念だったのが、今まで公立幼稚園等でやってきたけれども、保育園が半分だと。これは民間でやっているから、それだったら民間でやっていいじゃないかと聞こえます。しかし、我々は、ずっと今まで袋井市の教育の特色として公立幼稚園が袋井市は多くて、それが住民もいろいろ子供たちのバックで私たちの地域の子供たちだということでいろいろ支援いただいたし、ということもあるし、いろいろな面でプラスのものがあって、それが特色として、我々議会も視察に行ったときには、過去そういうことで紹介もしたことがありますので、そういうものが何か否定されているようなお言葉だと残念に思っております。そこら辺、ぜひ、そういうことは残念だなと思いますし、また、もう一つは、別に文言を捉えて指摘するわけじゃありませんが、これは住民のニーズですからと言ったんですが、ニーズかどうかでなくて、これは行政のニーズであって、私は住民のニーズで今回の事業というのは始まっているわけじゃないと思いますものですから、そこら辺も少し残念な言葉だなと思いますけれども、そこら辺を少し直していただきたいなと思っております。  最後に、例えば民設民営にした場合の件ですが、やはり公立幼稚園から民設民営になったときに、なるべくそれに近い形で移行するのが一番いいわけですよね。そういう中で、一番私たちが心配するのは、一番最後の地域とのつながりを持った保育というのが、私がよくいつも言っているんですが、そういう中で、例えば提案というか、こういうことは条件の中に入れられないかということですが、小学校、中学校の場合、公立でやっていますけれども、学校運営協議会、ああいうのがありますよね。できればそういう民設民営でやる事業者に、例えばその形というんですか、そういう地元の住民とかPTAとか保護者とか、ありますよね。我々だったら相談役のような形になりますけれども、そういうものをつくっていただいて、それは名前はあれですよ、こども園評議会委員だとか、こども園評議会の何とかという、運営協議会とかなんとかでいいんですが、そういうのをぜひつくっていただくことによって、地域の要望とか、また、できれば行政も1人入っていただいて、そういう中で行政としてもいろいろな形でそこで御意見いただく中で、うまくこうやって運営していくというようなことをぜひ、そういう組織というのをつくっていただくのも、我々が危惧している部分の、民設民営でやるとどうしてもそっちの方針に偏ってしまうというような心配がありますものですから、ただここにお願いをしていく、依頼をしていくとありますが、前も言ったように、依頼なんていうのは大体お願いするだけですから、やりませんと言えばそれで終わりですし、また、もう一つのお願いの仕方も、こういう条件だからやれるかというものと、どうにかしてやってくださいよというのでは全然違うので、はっきり言って、やってもらうか、やらせるかということですよ。やはり我々はやらせるほうで、やはりこちらにそれを持っていないといけないと思いますので、そういう交渉の仕方をぜひしていただきたいと思います。お願いするんじゃなくて、あちらがお願いしてやらせてほしいと、じゃ、そのためにこういう条件をつけるけど、これでやってよと、でなければだめですよということをしっかりやっていただきたい。そうじゃないと、なし崩し的になってしまうと思うんですよ。だから、そこら辺はしっかりそういう立場でやっていただきたいと思います。済みません、何回もいろいろなことを言っちゃって済みません。 48: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 49: ◯伊藤教育部長 冒頭私のほうから少し御答弁申し上げたいと思います。  まず、何点か御指摘いただきました。今ある計画はしっかり尊重した中で、ニーズをしっかり把握しながらやっていきたいと思います。言葉足らずで本当に申しわけございませんでした。  それから、ニーズの関係につきましては、民設民営がニーズということではなくて、私は、今、幼稚園から保育園、こちらのほうに保護者として見るとニーズが移ってきている。その理由は、やはり無償化ということがまた一段と大きくなっていく、そういったことが状況としてあるのではないかということで申し上げました。これも言葉足らずであれば本当に申しわけございませんが、ニーズというのはそういったところで毎年公立幼稚園のほうの人数が減ってきてしまっていると、そういったことでございます。  それで、今までの袋井市があった公立幼稚園のことを、私、決して否定するつもりも全くございません。本当に幼稚園教諭も保育士も非常によくやっていただいておりますし、それが地域コミュニティ含めての強みであったということもいまだにそう思っておりますし、ただ、地域の方々とお話をしていくときに、例えば小学校が50人ぐらいいるのに、地元の幼稚園には20人しか入っていないんだよと。あとの30人は外の保育園に行ってしまって、それが、もしこども園化して地域のところに全員残ってくれたら、それは地域としてもうれしいのになとかって、近くに大規模な宅造があって、子供たちの声がするのに、幼稚園の入園式へ行ったら非常に少なくて残念だったとか、そういった御意見はいただいている中で、今までのものにプラスアルファ、どういうことが一番いいのかということを検討していきたいと、そういったことの中でいろいろ答弁させていただいたところでございます。  それから、冒頭の異論が出た場合も民設民営ということをありきで進めていくかというような御質問でございますが、私たちも市長が2月市議会定例会の中で方針として述べるに当たりましては、さまざまな庁議を重ねた中で、最終的に市長の一定の条件のもと民設民営で進めていくことが望ましいという方針を申し上げたところでございます。この方針ということは、庁議を経て進めてきていることでございますので、方針を実現するために全力で取り組みながら、ただし、地域の方々に御意見をいただいて、不安なことがあればそれをしっかり解消できるかどうか、それは検討しながらその状況に応じて、先ほど冒頭の答弁で申し上げましたとおり、こういった方針に変更が生じる、そこまでの話があったときには今こういうことでこういうようにクリアしようと思ったところがなかなかうまくいかないということがあれば、また改めてお諮りをしていきます。庁議を経て、そういった状況は説明していく、そうしたものが6月市議会になるのではないかなと考えているところでございます。  あと、御提案があった学校運営協議会のこども園版ですか、こちらについては大庭すこやか子ども課長のほうから答弁をさせていただきます。 50: ◯田中委員長 大庭すこやか子ども課長。 51: ◯大庭すこやか子ども課長 ただいまの戸塚委員の御質問の中の運営協議会設置に関する件につきまして御答弁申し上げます。  今のところ民間の園で運営協議会を設置しているという事例はございませんけれども、本年度、公立でございますが、今井幼稚園、それと袋井西幼稚園で運営協議会を立ち上げるということになっております。そういった状況を見ながら、ほかの園にも広めてまいりたいと考えておりますし、民間の園にも同様に先ほど戸塚委員から御提案がありました地域の要望や意見を反映できるような運営協議会、この設置をしていただくように、新しくできる認定こども園につきましてもお願いということで、お願いもやってもらうというのと、やらせるというのと二通りあるよということでございますが、できる限り本当に確実に実施、設置していただけるようなお願いをしていきたいと考えております。 52: ◯田中委員長 戸塚委員。 53: ◯戸塚副委員長 大庭すこやか子ども課長、お願いと言っているだけで負けているんだよ。条件にしっかり入れたらどうですかと言っているんですよ。それは検討してください。要は、議会も言えなくなっちゃうんですよね。公立幼稚園だと言える。皆さんもそうですよ、行政のほうだって公立幼稚園だったら意見を言えるじゃないですか、意見というか指導というのか。民間だとなかなかそれは厳しいんですよ。ですから、唯一こういうものを立ち上げてもらって、それで、地域の要望とか、我々の意見も聞いてもらうような、そうでしょう、一定の条件だもんで、その中に入れりゃええですよ。それが嫌だと言ったらまた考えればええですが、そういうことなんですよ、依頼じゃない。今言ったように、お願いしてやってもらうだか、やってもらう、やらせてやるだかというのは、私はしっかりやってもらう、やらせてやるって偉そうですけど、上目線になっちゃいますけど、そういうような感じでやらないと、交渉というのはそういうものなんですよ。これは例として言っているわけでありますが、ぜひそういうことでその条件に入れるように御検討をお願いしたいと思います。 54: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 55: ◯伊藤教育部長 いろいろ御提案ありがとうございます。  しっかりと協議の際にはこういったことを申し入れていきたいと思いますし、あと、やはり、民間の幼稚園とか保育園のところに教育委員会としてどのようにアプローチができるか、これ、全国的な課題にはなってございます。そうしたことから、文部科学省でも3年前からモデル事業として幼児教育支援センターというのを教育委員会の中に置くことができて、そこに民間のところに指導するような方を置いて、それで民のところもしっかり連携を図っていくというようなことを3年間、平成30年度までやってきたということで、今回からは、平成31年度からはそれをさらに広めていくということで、予算のほうも計上したということで国のほうから聞いてございますので、本市におきましても、すこやか子ども課で既にその機能も担っていると思いますが、改めてそういったことを進めまして、そうすると3年間、国の補助も受けながらそういったことを強く進めていくことができますので、そういったこともしっかり検討して、心配がないように公民連携して、教育委員会もしっかりと民のほうにもいろいろなことをお話ができるような、そういった体制をとってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 56: ◯田中委員長 今若干、戸塚委員のほうから民設民営のことについて、今までもかなり議論してきましたけれども、なおかつ、今回が最後ということで、質疑がある場合は若干その部分につきましても発言があれば許可をしたいなと思いますので、委員の皆さんで、余り広がってもいけませんけれども、この今のスケジュールとか、4の条件以外でもし質問がありましたらお受けしたいと思いますけれども、よろしいですか。  じゃ、この本件についてはほかには……。  浅田委員。 57: ◯浅田委員 2ページ目の(仮称)袋井南認定こども園整備事業の全体スケジュール(案)というようなのが書かれています。今はいろいろな意見も出ていますけれども、市当局としては、これで4月の、それから5月7日の全員協議会、これでいろいろ説明しましたよということで、どんどん進められようとされていますね。その後、協議の内容という点では、今田中委員長が言われたような形でその内容についていろいろまた決定していくんでしょう。だけど、実際に議会で議決するというのは来年度の予算が初めてかなと思うんですけど、少し見ますと、12番で行政財産、上田町グラウンドの売り払いまたは貸し付けで、2019年度の終わりですね、来年の2月ということですけれども、そこで議決するという案件が出てくるとなっているみたいですね。少し、僕、これ、何なのかわからん。行政財産というのは基本的には貸し付けできないですよね。売り払うもできないですよね。これが何か議決される必要があるものが出てくるのか。行政財産を売り払うということはまずできないということと、それから、貸し付けの場合は議決は不要と書いてある、少し、これ、意味がわからんですけれども、行政財産を貸し付けるというのは、今、最近出てきましたPFIとか、ああいうような形のものがある場合に限られていると思うんですけど、そこ、少し確認させてください。 58: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 59: ◯伊藤教育部長 それでは、12番の行政財産云々のところの御説明をさせていただきたいと思います。  今、上田町グラウンドと呼んでいるあそこの場所なんですけど、あれ、上田町グラウンドというのは通称名でございまして、体育施設条例にも入ってございませんし、もともとあそこは普通財産という位置づけで財政課が持っているもの。それで、例えば高南小学校とか体育センターのイベントのときとか、そういったときに駐車場で使ったりとか、それで、あと、土日含めてソフトボールとか、ランニングとかということで使っていただいているそういった施設というか、空き地という表現はおかしいかもしれませんけど、そういった位置づけでございます。もともとは昭和50年代ぐらいに旧袋井市において文化会館をつくらなければいけないねという話があったときに、今東海アクシス看護専門学校があるところと上田町グラウンドと呼んでいるところ、あそこに土地を求めまして、それで今ある文化振興基金、それを積み立てた中であそこに文化会館をつくっていこうという構想がございました。しかし、平成4年、静岡理工科大学ができるころに東海アクシス看護専門学校は静岡理工科大学の隣地につくるということで計画がなされておりましたが、なかなか土地の買収がうまくいかなくて、それでだんだん建設をしていかないと東海アクシス看護専門学校の建設が間に合わない、看護師も非常に少なくなっているということで、平成3年、高校総体、ソフトボールが終わった直後にソフトボール場として使っていた上のところを東海アクシス看護専門学校の建設地ということにして、それで、かわりに今花火を見学しているところ、あそこが茶畑だったんですが、あそこに、ソフトボール協会と話をして、芝生と2面ソフトボールができるような、そういった状況の中で上田町グラウンドと呼ばれているあそこの場所があるわけでございます。ただ、そこのところは、行政財産ではなくて普通財産でございますが、私たちは売ろうとは思っていませんが、売ることになった際には市が持っているものを売る、それで、当然面積が広くなると議決が必要な金額になるのではないかということで、2月市議会のところにそういった方向性が決定すれば、そこでしっかり議決をしていただいた後に工事等に入っていく、設計等に入っていくということが必要であろうかということで12番はつけているところでございます。  また、貸し付けにつきましては、条例で公の施設の長期独占的な利用という、それで該当する施設名が条例で定めてございますが、その中には当然、申し上げたとおり、上田町グラウンドは公の施設ではございませんし、行政財産でもないものですから、そこの対象になるものではない、ただ、どういう条件で貸し付けをしていくかということについてはしっかりと議会の皆様にも御報告をしながら、御協議しながら進めてまいりたいと、そのように考えております。 60: ◯田中委員長 浅田委員。 61: ◯浅田委員 そうすると、基本的にこの行政財産は違うということでいいですよね。要するに、今言われたように、売るときは、面積が大きいから、広いから、その金額で議会にやって、要するに、貸し付けの場合も行政財産は貸し付けられないし、今言われたように公の施設としてこれが入っているわけじゃないんだったら、ここは少し削ってもらいたい、ここはカットしてもらいたい。要するに、私自身は今の段階でも公設公営でやるべきだとずっと思っています。そういうものが議会として意見は言っても、それをきちっと意思表明してやれるのは議決だけなんです。議決でいくと、今言われたように来年の3月にはできるのかなと思ったけど、それは多分ないだろうということで、そのときに出てくる予算しかないということでいいですね。済みません。 62: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 63: ◯伊藤教育部長 済みません、御指摘いただいたところで、私、答弁が漏れました。12番目の行政財産(上田町グラウンド)という行政財産というところは間違いでございます。行政が持っている財産という意味で行政財産と書いてしまっておりますが、一般的に行政財産と普通財産という中であれば、あそこは普通財産でございますので、これはしっかり訂正した後に、全員協議会のほうでは資料として出していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 64: ◯田中委員長 ほかにはよろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯田中委員長 意見もないようですので、本件については終わりますけれども、このこども園につきましては、今までこの委員会でもかなり議論されましたし、また、全員協議会においてもかなりの方が質問をされました。また、一般質問においても、2月市議会定例会では何人かの方も質問されたということで、当局の答弁でこれが全て解決されているのかということに関して、若干、委員長としては少し不安が残るところであります。きょうも質疑はいただきましたけれども、少し戸塚副委員長とも相談しまして、議論を深める意味で、この後、委員だけで委員間討議をして、当局の方はお引き取りいただいて、少しこのことについてのまとめと同時にその辺のまだ不安感がある部分についてまとめまして、できれば教育委員会のほうに少し委員会としての提言といいますか、お願いといいますか、そういうものをまとめさせていただきたいなと思っているところであります。とりあえずは、委員会の最後に委員間討議を行いますので、その辺、御承知おきいただきたいと思います。そういうことで、本件につきましては、これを閉じたいと思います。  それでは、協議事項は以上1件でありますので終了となりまして、次に報告事項が3件ございますので、そちらに移りたいと思います。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 平成30年度「健康経営の支援」の取組状況及び2019(平成31)年度の取           組について 66: ◯田中委員長 次に、報告事項ア、平成30年度「健康経営の支援」の取組状況及び2019(平成31)年度の取組についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  鈴木健康づくり課長。 67: ◯鈴木健康づくり課長 (省略) 68: ◯田中委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告につき、質疑等ございましたらお受けをいたしたいと思います。  浅田委員。 69: ◯浅田委員 少し確認させてください。5ページの総付与のポイント数の1人当たり648の中に初年度の450は入っているのかどうかだけ確認させてください。 70: ◯田中委員長 鈴木健康づくり課長。 71: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、浅田委員の御質問にお答え申し上げます。  先ほどの1人当たりのポイント付与数648ポイントというのはその450ポイントが入っております。 72: ◯浅田委員 おりますか。 73: ◯鈴木健康づくり課長 はい。 74: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。  山田委員。 75: ◯山田委員 少しそれて申しわけないんですけれども、以前食堂とかレストランに野菜いっぱいの店という旗を立てていたような店がいっぱいあったと思いますけれども、それは市がやっていたのではないかと思うんですけれども、その後どうなったのでしょうか。 76: ◯田中委員長 鈴木健康づくり課長。 77: ◯鈴木健康づくり課長 それでは、山田委員の御質問にお答え申し上げます。  野菜いっぱいマーク運動ということで、協力店にのぼり等を配付して、今現在も行っております。以前のシステムでいいますと、そちらにもクーポンの対象の店舗として登録をしていただいておりましたが、お伺いをしたところ、なかなか今回はということだったものですから、平成30年度についてはそういった登録の店舗には入ってはおりません。野菜いっぱい運動というのは継続して行っております。 78: ◯田中委員長 よろしいですか。  山田委員。 79: ◯山田委員 一応野菜はやはりとるべきですので、もう少しPRを拡大していっていただきたいと思います。お願いします。 80: ◯田中委員長 鈴木健康づくり課長。 81: ◯鈴木健康づくり課長 今御意見いただきましたように、野菜をとるということで、広くまた引き続き広報してまいりたいと存じます。ありがとうございました。 82: ◯田中委員長 ほかにはよろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83: ◯田中委員長 特にないようでありますので、本件についてはこれにて終了といたします。  では、会議の途中でありますが、ここで休憩とし、10時50分から会議を再開いたします。                (午前10時40分 休憩)                (午前10時50分 再開) 84: ◯田中委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ────────────────────────────────────────         イ 袋井市アイルランド訪問団の派遣結果について 85: ◯田中委員長 報告事項イ、袋井市アイルランド訪問団の派遣結果についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  渡邊スポーツ政策課長。 86: ◯渡邊スポーツ政策課長 (省略) 87: ◯田中委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告につき質疑等ございましたらお受けをいたしたいと思います。  よろしいですか。  委員につきましては、先日、議員懇談会で高木議長のほうからかなり詳しくこの訪問団の内容について説明を受けておりますので、特にないようでありますので……。                 〔発言する者あり〕 88: ◯田中委員長 よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89: ◯田中委員長 そういうことで、説明も受けておりますので、本件については皆さんからも特にないようでありますので、終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 浅羽中学校校舎改築等基本設計について 90: ◯田中委員長 それでは、報告事項ウ、浅羽中学校校舎改築等基本設計についてを議題といたします。  当局の報告を求めます。  本多教育企画課長。 91: ◯本多教育企画課長 (省略) 92: ◯田中委員長 当局の報告が終わりました。  ただいまの報告につき質疑等ございましたらお受けをいたしたいと思います。  浅田委員。 93: ◯浅田委員 確認させてもらいたい点が1点と、少しお聞きしたい点を二つ。  一つは、今、図で示されている、将来小学校ができるだろうと思われる南側の線が今の校舎の線と言われたんですが、それは確認できますね。そういうことですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 94: ◯浅田委員 それで、そうしますと、今、格技場があるところを……。プールはそのままだと、そうすると、その間が駐車場になるようになるのか、一つ確認したいということが1点と、それから、ワークスペースをどのように考えられているのか、何か利用できればいいかと、非常に、2列の教室になるものですからその間を広くとって、光を入れたり、いろいろな形で検討されているんですけれども、少しここの文章を見ると、なかなかすごいいろいろなことが可能になるのかなと。例えばどういうようなことを考えておられるのか。今、袋井東小学校にあるオープンスペースみたいな形とは全然違うと考えていいのか、そこら辺、教えてください。
    95: ◯田中委員長 本多教育企画課長。 96: ◯本多教育企画課長 浅田委員からの御質問に順次お答えしたいと思います。  まず、運動場とのライン、小中一貫校の小学校を建設する位置のラインでございますが、これは、今現状の南校舎があるラインから北側におさまります。その予定でございます。  それから、格技場の位置でございますが、現在、格技場はプールの北側にございまして、その格技場のところに駐車場を設けさせていただきます。台数にしまして89台ということになります。ですから、プールはそのままで、格技場は改築しまして、東側の校舎と併設したところに持っていくというものでございます。  それから、ワークスペースの利活用でございますが、教室と教室の間にワークスペース、通常は廊下の機能だけでいいのではなかろうかというところで議論もありましたが、教室と教室、それぞれ一体的に利用するようなカリキュラム的なもの、そういうようなもののときに、反面、オープンスペース的な利用もここで可能になってくるのではないかということでありまして、こちらのほうも学校のほうとお話し合いをする中で決めたところでございます。  まず、クラスとクラス、それぞれ年次というんですか、1年、2年、3年、それぞればらばらではいけませんので、なるべく学年を固める中で、そこに教室を配置し、その学年の横の交流といいますか、そういうのがいろいろできますような形でもってこの配置をしたところでございます。  また、利用のほうにつきましては、今後、学校のほうでいろいろな活用が図られるというところで、期待をしているところでございます。 97: ◯田中委員長 山本教育監。 98: ◯山本教育監 オープンスペースの活用について補足させていただきます。  三つの学級が4集団に分けてやるときに一つのスペースが欲しいわけですが、そこのところに、廊下を使うことによって4集団に分けられる。学習でいえば、もし3クラスを4人の教師でやるときに、外での取り出し授業ができてくる。調べ学習のときには、修学旅行でどこどこを調べるということになれば、廊下のスペースも、1人、教員が立つことによって、そこで質問を受けることができるということで、交流的な部分では、機能的な部分があるかなと思っているところです。 99: ◯田中委員長 浅田委員。 100: ◯浅田委員 オープンスペースの教室ではなくて、ドアなんかはあるということね。教室そのものについてはドアがあると。そうすると、今言われたような形で、クラスの、学年度の数クラス、3クラス程度の交流ができるようなものが、何か可能性があるということぐらいですかね。 101: ◯田中委員長 よろしいですか、答弁は。  じゃ、答弁は特にないようですので、ほかにはいかがですか。  山田委員。 102: ◯山田委員 そうしますと、この廊下というのか、何メートル幅になるのでしょうか。 103: ◯田中委員長 本多教育企画課長。 104: ◯本多教育企画課長 廊下の幅でございますが、8メートルでございます。ほぼ教室と同じ幅でございます。ちなみに教室は6メートルの9メートル、64平方メートルを予定しております。 105: ◯田中委員長 よろしいですか。  ほかには特によろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106: ◯田中委員長 ないようでありますので、本件についてはこれにて終了といたします。      〔「訂正をさせてください、申しわけございません」と呼ぶ者あり〕 107: ◯田中委員長 本多教育企画課長。 108: ◯本多教育企画課長 6メートルの9メートルと言いましたが、7メートルの9メートルです。七九、六十四ということで、申しわけありません、訂正させていただきます。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア 災害時の母子支援に関する協定の締結について         イ 5月11日開催「2019人ラグビー“キック”チャレンジ」チラシ         ウ 平成30年度次世代リーダー育成塾の実施結果について         エ 平成29・30年度期袋井市社会教育委員会提言書 109: ◯田中委員長 次に、次第の(3)に移りますけれども、所管事務調査になっておりまして、委員のみの開催ということを予定しておりますので、順番を(4)に移ります。その他(資料提供)といたします。  資料提供でありますので、委員の皆さんから何か特別にお聞きしたいことがあればお受けをいたします。  よろしいですか。特になければ、これをごらんいただくという形で終了としたいと思います。  浅田委員。 110: ◯浅田委員 何で見たのかな、今、少しわからないですけど、中学校区ごとに浅羽学園だとか何学園だとかというようなことが、何か報告されていましたよね。そのことについて全く承知していないんですけれども、どういうことなんですかね。  今までここの中で幼小中一貫教育をずっと進めていこうと、幼小中一貫教育は何かということで、カリキュラムを統一することだと。したがって、9年間のカリキュラムをずっとつくってきたと。そういうものが一貫校なんですよという話は出ておりましたけれども、一貫校に名称をつけるということは聞いたことがなかったり、それから、それは何なのか、法律的にも一貫校にそういう名前は必要ないんだけど、何のためにどうされているのかというのは、全く今まで説明がなかったんですけど、ここにも何もなかったですね。僕、どういうことでどうなっているのか、その経過等についてお聞きしたいんですけど。 111: ◯田中委員長 浅田委員、一応その他(資料提供)とは別枠の話ですので、委員長としてその他ということで許可いたしますけれども、実はこのタブレットの中に、議員ポストを開いていただきまして、議員ポストの中の全議員宛てです。その中の3番目ですかね。今、質問がありましたことですけれども、タブレットのほうに、教育委員会のほうからの資料を先日アップさせていただいております。  このことにつきましては、実は先行して一部、3月の時点で、浅羽中学校区のほうで、自治会の総会の中でこの浅羽学園という名前が出たということで、それは議会のほう、私どもも知らなかったものですから、そういう報告を受けて、私のほうで伊藤教育部長のほうにお話をいたしまして、結果的に3月までに四つの全中学校区で名称が決定したということでありました。そこら辺のところ、委員会のほうとしてもこの名称をつけるよということは、もちろん小中一貫教育の中で話はありましたし、私どもも承知しておりましたけれども、いつまでにどういう名前をつけるかというところが余り理解をされていなかったということで、実際は3月までに四つの中学校区でつけてもらいたいという方向でいたようでありましたので、ここに、タブレットに掲載されているとおり、4月16日付でこの四つがそろいましたよということで報告をいただきました。  このことについて、少し当局のほうから補足説明というか、この説明をいただければうれしいなと思いますけれども。  じゃ、本多教育企画課長。 112: ◯本多教育企画課長 では、私のほうから浅田委員の御質問にお答えしたいと思います。  なぜ、一貫校の名称をつけたのか、また、それは必要なのかというところで、順次説明していきたいと思います。  12年間を通しました教育を実践するためには、幼稚園、小学校、中学校、教員を初めかかわる人たち、もちろん児童生徒もそうなんですが、気持ちを合わせまして子供と接していくことが重要であるということで、一つの学校として名称を掲げることによりまして一体感を醸成していくというような効果を期待するものでございます。  この学園というような名称、つけたものでございますが、学園というと、一貫校の名称として全国的に使われているというところでございまして、その言葉は、一般的に下級から上級にわたる幾つかの学校から成る組織という場合が多いと、学ぶ者が集まる場所というような意味を持っております。他の言葉を使う案もありましたが、言葉の意味から、学園が最適であるというところで考えに至りました。例えば案が出たのが、学院と学舎、学府、そういうようなものが例といいますか、案に挙がったところでございます。  あと、一貫校の名称をつけて何をするのかというところが重要なポイントでございます。来年の4月から、幼小中一貫教育が、全面実施に向けましてそれぞれの学園名を掲げ、学園として教育目標、また、目指す子供の像のほか、重点的に取り組む教育活動などを示すグランドデザインや、それを具現化するために、実践内容、運営の組織、また、活動の計画などを盛り込んだ経営計画の作成をして、取り組みを加速化するものでございます。  それで、この学園名の設置の、なぜ、どのような形で設置したかというところでございますが、この学園名、それぞれ学校の校区の連絡協議会等々で学園名を御議論いただきまして、それぞれその学校に合ったといいますか、見合った名称が設置されてきたものでございます。  その設置に当たりまして、どのような形で制度といいますか、規則を設けたかといいますと、こちら、学校教育法の施行規則第79条の9というところで、この一貫の教育に関する制度がうたわれていまして、そこで、名称はそれぞれの教育委員会の規則に基づきまして指定をしていくというところで決まっているものですから、その規定を今改正させていただいたところでございます。  そのような形で、今後、この名称のもと、それぞれの校区、四つの校区でもって一貫的な教育を進めていっていただきたいというところで、今、それぞれの学校等々と協議をしているところでございます。 113: ◯田中委員長 通称ということですけれども、通常の使い方というか、この名称の使い方なんかはどうなんでしょうか。  本多教育企画課長。 114: ◯本多教育企画課長 あくまで通称でございまして、そういう名称は、幼小中一貫教育の連絡協議会等々を開いたり、そういうところでもってこの名称を出していくというところで、具体的に言いますと、卒業証書はどうなのかというところでありますが、卒業証書の名称は、今までどおりそれぞれの学校の名称でやりますし、あくまでこれは一貫校としての通称というところで位置づけをしてございますので、御理解いただければと思います。 115: ◯田中委員長 浅田委員、よろしいでしょうか。 116: ◯浅田委員 今、教育委員会で定められたと言われているんですけれども、別に一貫校の名前を定める必要はないですよね。これを確認させてもらいたい。  それから、一貫校で、今、実際に教育委員会で言われたということは、通称の範囲を超えて、例えばこういう正式な場所の中でも、浅羽学園の浅羽東小学校どうのこうのとか、そういうことで公式な名前として出てくるようになるのかどうか。その学園というのは、今の話を聞きますと、別に学園の園長がいて、何かがあってというんじゃなくて、ただ校区の連携についての話をするときに使うようなものだと言われたんですけれども、イメージが全くわからないし、例えば私たちが発言するときに、その浅羽学園ではどうですかというような発言をするのかな、浅羽中学校区の中でどうですかと発言するとかとなってくると、その浅羽学園というものが教育委員会で定められたということは、通称の、通称というのがどういう意味かよくわからないですけれども、通称の範囲を超えてそういう正式な中にも載ってくるということですかね。 117: ◯田中委員長 本多教育企画課長。 118: ◯本多教育企画課長 先ほどの浅田委員の御質問の中でも答弁させていただきましたが、一貫校の名称をどのように使うのかというところでございますが、これから一貫校を進めるに当たりまして、組織の運営とか、また、この実践、また、活動、いろいろなものが出てまいります。それは、公立の幼稚園のみならず、民間の保育園、幼稚園、また、小中学校等々も含めまして、この組織を運営していくというところでございます。  また、その組織に当たりましては、それぞれの関係している方々の、地域の方々とか、いろいろボランティアの方々、いらっしゃるものですから、そういう中の皆さんの一体的な組織の中で、この一貫校を目指す中で活動するに当たりまして、そのときには公的にしっかりと明記されて一貫校の名称が出されまして、その活動がされていくというところでございますので、御理解いただければと思います。 119: ◯田中委員長 浅田委員。 120: ◯浅田委員 何遍聞いても一緒なのかわからんけど、今言われたように、この浅羽学園というのが一定の組織を持って何かをやるということはあるということですよね。今言われたように、何か連携する学校、あるいは民間の方も含めて、何かこういう浅羽学園という形で運営する組織をつくるということがあり得るということですよね。それはまたしっかりそういうので出てくるんでしょうけど、そういうものだと考えていいんですね。 121: ◯田中委員長 伊藤教育部長。 122: ◯伊藤教育部長 それでは、私から一貫校の名称の関係、少し補足の答弁をさせていただきたいと思います。  これまでも御説明してきたように、本市においては施設を一体化しない施設分離型の一貫校、それで、先ほど浅田委員が、例えば浅羽中学校区なら浅羽中学校区としてグランドデザイン、そこのエリアとして、一つの中学校、四つの小学校、さらにそこの下にある四つの幼稚園、さらには保育所というと学区がばらばらですので、そういった関連の施設を含めた中で、そのグランドデザインに向かって、3歳、4歳、5歳のときはどんなことをやったらいいのか、小学校はどういうようなことをやったらいいかと、そういったものを進めていくということでお話をしてきております。  それで、昨年度においては、今まで、例えば浅羽中学校区とか、周南中学校区といっている中を、一つの施設分離型であっても一貫校ということで、その学校の名称をつけましょう、それにつきましては、先ほど本多教育企画課長のほうから御答弁申し上げたとおり、校長の人たちが集まったりとか、役員の方が集まりながら話をしてきた中で、今まで学区とか中学校とか中で使われている言葉なんかを使って、周南たちばな学園、袋井あやぐも学園、南の丘学園、浅羽学園、それぞれの名称が年度末で出そろってきたところでございます。  そうしたことから、今後はこの学園内でグランドデザインとかを使っていくときにはこの名前を使っていきますが、一般的にはこの学区でという言葉も、一般の方、当分の間は並行して使うかもしれませんが、できる限り分離型の一貫校ということで、この名前を、そういったグランドデザインを使ったりとか、連携して物事を進めていくときには使っていきたいと、そのように考えてつけたところでございます。  そして、施設分離型であっても、一貫校を定める際には教育委員会規則で定めなさいということになっておりますことから、こういう教育委員会規則のほうを改正しまして、この名称をそれぞれ位置づけていくと、そういった事務的な手続もあわせて進めていくということでございます。 123: ◯田中委員長 よろしいですかね。  もうこれしかありませんので、どうぞ。もし質問があるようでしたら。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124: ◯田中委員長 では、この件につきましてはこれで終了とさせていただきます。  ほかに4件の資料提供がありますけれども、そちらのほうにつきましてはよろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125: ◯田中委員長 当局のほうから、特に何かこの資料提供について言っておきたいというか、発言があれば許可しますけれども、よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126: ◯田中委員長 では、以上で、当局からの協議事項、報告事項、そしてその他(資料提供)は全て終了となります。  では、以上で、この後、所管事務調査と、先ほど最初申し上げました(仮称)袋井南認定こども園の話し合いにつきましては委員間討議ということで行いますので、ここで一旦当局は退室されますので、相互の礼を行いたいと思います。  では、当局の皆さんはこれにて退席をお願いいたします。  ────────────────────────────────────────      所管事務調査         幼小中一貫教育の推進について 127: ◯田中委員長 それでは、先ほど言いましたように、次第の3番、所管事務調査の幼小中一貫教育の推進についてを議題といたしたいと思います。  タブレットの議員ポストの民生文教委員会の1番上を開いていただきたいと思います。  そこに、幼小中一貫教育の推進に関する政策提言への対応についてということで、教育委員会のほうから資料をいただきました。これは、うちのほうで去年提言書を出しまして、それから3月の年度末までに、半年ぐらいありましたので、そこら辺の進捗状況についてを少し出していただきたいということでお願いしてありましたけれども、実際は個々について回答をいただくということはなかなか難しいことでありましたので、2月市議会の予算のときに提言した内容について、予算としてこのように反映されましたよと、提言についてこのように予算計上しましたということを、説明のときに少しそのことを言っていただいて、これが提言書の内容についての予算反映ですということで言っていただきましたけれども、それを改めてこの文章にして出していただいたということであります。  内容的には、その詳細説明といいますか、議案の詳細説明のときに発表してくれたことと大体似たようなことが、同じようなことが書かれていると思います。なかなかたくさんの要望を出したわけでありますので、11の項目を出したわけでありますので、一度に全部できるということはなかったわけでありますけれども、それでも教育委員会のほうで一応予算化したのはこれですよと、そうでないものにつきましては、少し現状の対応とか、今後の取り組み方針もここに載せてくれてありますので、そこら辺を見て、今後、一応取り組みはしていただけるという、そんな方向性でこの書類を、この資料を見ていただければと思います。  どうですか、このことについて何かあれば。質問されても答える人がいませんのであれですけれども、何かあれば少し挙げてもらえばどうかなと思います。  うちのほうは、5ページに英検チャレンジのことを、提言を出しましたけれども、来年度予算はあと漢字検定と算数検定だね、小学生の。そういうのも、むしろバージョンアップというか、うちで提案したことよりもその上を行く回答が、予算がされたというのもありましたので。  これは、じゃ、よろしいですかね。一応うちのほうが出したのに対しての委員会への回答ということで御理解いただければと思います。  どうぞ。 128: ◯浅田委員 2ページの『(仮称)家庭学習のすすめ』というのが出されているんだけど、私、予算を組まないものだと書いてあるで、出たら欲しいのと、それから、ICTについて何か提言しなかったか。 129: ◯田中委員長 やりましたよ。 130: ◯浅田委員 それについて、ICTの形でかなり予算化されたものもあると思うので、それは少し載ってないけど、それを、どんなふうかなと思っているのを欲しいなと思っている。 131: ◯田中委員長 ICTはこの11じゃなくて、たくさん、30に絞りましたよね。その中で、あれ、載っていましたけれども。ICTですね。この家庭学習の充実は今年度はないけれども、来年度以降にということですか。そうじゃなくて、考えていることがあれば教えてもらいたいということ。 132: ◯浅田委員 家庭学習、何か5月に配ると書いてあったね。違ったっけか。 133: ◯田中委員長 あれですか、すすめという本ですか。本というか、本だか冊子だかわかりませんけれども。 134: ◯浅田委員 きょう、社会教育委員会からの政策提言なんかも出ていたけど、家庭教育は、家庭学習といえば子供に対するあれだけど、親に対する教育というのが、直接、これは教育委員会じゃないけど、もう少し重視されんといかんなと思ってさ。家庭学習のしおり、これはええことだなと思うので、その中に親に対することが少し書いてあるのかどうかも知りたいんだけど。そういうことで少し興味あるんだけどね。家庭学習という場合、子供たちがやるだけじゃなくて親がどうするのか。全体的なものが書いてあるのかなと思って、少しそれを知りたいんですけど。 135: ◯田中委員長 内容を知りたいということですね。 136: ◯浅田委員 また出たらで。5月上旬、年度上旬か。年度上旬ならいいわ、また出たらもらう。 137: ◯田中委員長 5月とは別に書いてないですけど。 138: ◯浅田委員 5月上旬と書いてあると思ったら、違ったね。 139: ◯田中委員長 わかりました。これも、委員に限らず、議員に、全体に少し分けてもらえればということで。
     そのほか、気がついたことはよろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯田中委員長 今回でこれはおしまいになりますけれども、少しまとめということもないんですけれども、提言書を出してしまえばそれで一応形としてはおしまいでしたけれども、幼小中一貫教育、今、名称の話も出ましたけれども、やはり地域にとって学校というのは非常に核となる存在で、大きな存在だと思うんですね。そういうことで、幼小中一貫教育をやることによって学校のレベルが上がってくれば、多分その地域の質も、地域もよくなるのではないか、そのように非常に関連性があるなと思うわけですけれども、今後、今、名称も決まりましたし、名称というか通称も決まりましたので、今後は、多分市民とか関係者の皆さんも、この学校、幼小中一貫教育についての関心が非常に高まってくるのかなという、私は感じております。  新しい学習指導要領に、幼小の関係、連携をすごく深めるとか、小中の連携を深める、中高の連携を深めるという学校間の連携というのを非常に重視しているわけですよね。そういうことからいうと、幼小中一貫教育という袋井市が選んだことは正解だったなと思っております。  また、非常に開かれた教育課程を打ち出して、それを地域の人たちと一緒になって能力を育成していくということも新しい学習指導要領では求めていますけれども、袋井市が「夢を抱き、たくましく次の一歩を踏み出す15歳」という大きい目標を掲げて幼小中一貫教育に取り組んでいるわけですけれども、そういうことは、やはりそのような、地域がよくなるという地域の環境から、子供たちが地域にとらわれず、もっと大きな15歳に踏み出してもらいたい、大きくいえば、そういう袋井市内、あるいは国内、もっといえばグローバルに世界に対応できるような、そういう子供をつくってもらう、そういう子供を育成するという、何かそういうことが地域を大切にしていくところから生まれてくるのかなと非常に思っているところであります。  袋井市の幼小中一貫教育が、ぜひ教育の、盛んに新しい教育制度だということになっておりますので、そういうのの先導役というか、今後を引っ張っていくような、そういうような幼小中一貫教育になってもらいたいなと、この全体を、所管事務調査を通しての感想として最後に締めたいと思うんですけれども、これを、成功するというか、うまくいくように、議員としても今後見守っていかなくちゃいけないんじゃないかなと感じます。  締めになったかどうかわかりませんけれども、2年間、幼小中一貫教育のことについて皆さんと一緒にやってきましたけれども、これでおしまいではなくて、引き続きこのことについては、私どもも発言をしていかなくちゃいけないのかなと思っております。  これでもって、一応幼小中一貫教育の所管事務調査を終了としたいと思います。皆さんのほうから何かあればお受けしますけれども、よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141: ◯田中委員長 お疲れさまでした。ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────      協議事項         ア (仮称)袋井南認定こども園の整備について 142: ◯田中委員長 では、あと1点、最後に、最初に申し上げました(仮称)袋井南認定こども園の整備についてですけれども、決して市の答弁だとか、あるいは市の皆さんがその答弁について納得している点ばっかりはないのかなと。あるいは、皆さんがかなりいろいろ議論してくれたことについて、もうこの点については議論を深めなくてもこれでオーケーだよと感じているのか。これから民間にお願いするに当たって、協定の内容みたいなものをもう少し深めたほうがいいじゃないかとか、何かそういうような、あるいは財政以外の面で、もっと民がやるということに対して、それだけのメリットというものをもっと強調、まだされていないんじゃないかとか、それぞれいろいろの観点から、もう少し議論を深めたほうがいいんじゃないかなと感じまして、一応今までのも含めた中で、新たなのもあればもちろんそうですけれども、そういうことを少しまとめて文章にして、当局のほうに、教育委員会ですけれども、教育委員会のほうに提言というか、そういう形で、名称はともかくとして、そういうものを委員会として出したらどうかなと。  前回、エアコンのときに、委員会としてまとめて出したことがありましたよね。そういうことと同じように、少し何かしらやらないと、今までの議論で、これでもう委員会もおしまいですし、この問題については、あと説明会を開いた後の6月市議会でやってはもらえますけれども、うちとしてはこれでおしまいになってしまいますので、少し意見があればそこら辺のところを、こういうことはやはり、今までも言ってあるけれども、大事だでもう一回言ったほうがいいねとか、こういうことは少しお願いしておいたほうがいいねと。先ほどの戸塚副委員長の言葉をかりれば、お願いだと弱いよということもありますけれども、そういうような、きちっと協定の中に入れるべきだとか、こういうことはやったほうがいいんじゃないかとかという、あれば少し挙げていただきたいなと。それを正副委員長でまとめて、急いで、これは説明会の前に出すのが一番いいのかなと思っておりますので、説明会の話は一応2月の委員会に出した資料を説明するということでありますので、私どもがそういうことを提言してもそれが説明会にすぐ反映するわけじゃありませんけれども、それでも形としては説明会の前に出したほうがいいのかなというような気がしております。  一つ、どうでしょうか、協定内容なんかは、こちらから当局に言ったほうがいいということがあれば挙げてもらいたいなと思うんですね。 143: ◯浅田委員 何かさっきの予定表を見ると、協定内容については6月の市議会で出てくると書いてあって、それで8月の全員協議会で了解のような感じを受けておったもんで、今出しておくのもいいんだけど、僕は、今、戸塚副委員長も言われたように、お願いする、この前、皆さんも行かれたルンビニあゆみ園、あれは本当に待機児童の解消のためにお願いせんといかんかったで、だで物すごくお願いした。お願いしたから物すごく補助もつけた。それはそれでいいこと、それなりに市も援助したけれどもやってくれた。今回、僕、どうなっているのかよくわからんけど、何か市がお願いしてやってもらうような感じを受けるんだけど、僕はそれは少し基本的に違うと思うんだよね。もしそれなら、先ほど言うたように、戸塚副委員長が言うみたいな立場でなかなか市が行けないんだよね、お願いするために行くの。僕が非常に疑問を持っているのは、なぜ民設民営でやるかというの、よくわからんけど、先ほど、伊藤教育部長の話だと、市長がそういう方針を示されたからそれでやっていきますと言っていたけど、それはそれでいいんだけど、だけど、そのために、先ほど田中委員長が言われたように、民営のほうがいいだよとか、そういうことがきちっと伝わってこないんだよね、何も。お金がないから、最終的には民でもやっていますよと。民でも立派にやっているのはいっぱいあるから知っているけど、民はいいけどね。だけど、今、こちらからそのいい方に頼んでわっとやらんといかんという状況かどうかだよね。市が三つのやつをやって合理化しながら、できるだけ集約してやっていけるような形で何千万円か経費も浮くような形を今考えている中で、なぜ、何か僕は本当になぜかよくわからないんだよね。財政だけかね。財政だけなら……。 144: ◯戸塚副委員長 財政だけですよ。 145: ◯浅田委員 財政だけなら、俺、物すごく疑問があるで、本当に。 146: ◯戸塚副委員長 基本的には、教育委員会は公設公営でやりたかったんですよ、実際は。だけど、黒船が来たというあれがあってやはりぐらっと変わったのと、やはり市長の意向で、財政が今厳しいじゃんね、全体的に。だからそういう部分の中で、市長も条件を出して教育委員会がのんだのは、例えば8億円が8,000万円、じゃ、その差額をどうするかとか、運営費が1億円かかるじゃんね、民とあれと。それは全部、例えば1億円、年間、これについては教育委員会のほかのものに使わせるから目をつぶってくれ、我慢せよという、すごく簡単に言うとそういうことで、いたし方なくこの衆らはそっちへかじを切っている。ただ、宮仕えだから、どうしても市長に反対はできないという部分があるので、そういうことでこの人たちは本当に大変な部分があって、だから彼が言っているけれども、部長も苦し紛れに言っている部分があったりはするかなという部分があるよね。実質はそうです。お金です。財政です。だから、それでいいかねということですよね、すごく簡単に言うと。それは、前々から、私、前課長にも話を聞いていますので。 147: ◯田中委員長 実際、やってくれるところが3者、先ほど市内は何者か今やっているところに打診はしてあると。だけれども、市外で大きいところが四つあって、そのうちの一つはだめになったよと言っていましたね。   〔「だめになったかわからないけど、どこかはクエスチョンです」と呼ぶ者あり〕 148: ◯田中委員長 そうすると、あれだけ大きいところを今度やってもらうのに、どうも方向的には、市外のところの、大きくてそういう経営をしているところにお願いしたいということになると思うんですけれども、そこのときに、その人たちが本当にうちの条件で受けてくれるのか、あるいはもっと逆に言うと、条件をつけられて、向こうからの条件もつけられて、こっちがのまざるを得ないという、そのような状況も考えられると思うんですよね。そうしたときに、そうすると、それでも進めるのかどうかというところがありますけれども、当局、担当課としては、教育委員会としては、もう一応方針が出ているから、それで何とかお願いをするという方向だと思うんですけどね。そういうときに、議会としてやはり何かしら少し意見を言うというのも必要じゃないかなと思うんですけど。  村松委員。 149: ◯村松委員 最近、特に小中学校あたりは、コミュニティスクールということをよく盛んに言っている。いわゆる地域と一緒になって、地域の助けをかりながら教育をしていきましょうというような形になっているわけだよね。これ、公立幼稚園が二つなくなっちゃうということでありますので、この中の1ページ目の(3)が一番重要なところになってくると思うんだけどね。やはりおらが幼稚園がということで、今まではシニアクラブの人たちもそうだし、青年団、祭り青年なんかも私らのほうは屋台を引かせてくれると、地域の屋台を持ってきて引かせてくれると、そういうようなつながりがあったんだけれども、それがなくなっちゃうということで、やはり学校が、小学校がなくなるのもそうですけれども、幼稚園がなくなるというのも地域にすれば大変大きな問題ですので、特にこの地域とのつながりを持った保育ということは入れていかないと、これがないと完全に、例えば法人が受けたとなると、法人のやり方でどんどんやっていくようになるもんですから。そうなるとやはり縁が切れちゃうということになりますので、保護者もそこら辺は少し寂しい気持ちになってくるんじゃないかと思うで、本当にこれは、ここのところだけはしっかり押さえておかないと、ええわええわになっちゃう可能性があるものですから、そこは強く言っておくべきだなと思います。 150: ◯田中委員長 要するに、公営でやっていると、そこの部分というのはかなりパイプが太かったけれども、民になったときに、民になっても公営と同じようなパイプの太さを持ってもらいたいよということですかね。 151: ◯村松委員 なるべく公立幼稚園に近いような形を、その方向で持っていくと。それで、やはり、あそび保育園がうちのほうにできたんだけど、最初のうちは私らもいろいろな運動会とか入園式、卒園式に招待があったけど、今はそれもなくなっちゃって、そういうような形で、最初は多分そうしてくださいよということが教育委員会からあったと思う。3年ぐらいは続いたわけだけど、それがなくなっちゃったということで、それはいいだよ、別に。私らとしてはいいんだけれども、そういうような形でどんどん縁が切れていっちゃうと地域のつながりがなくなっちゃうもんで、そこら辺はやはり入れていかないといかんと思うね。 152: ◯戸塚副委員長 私が先ほど提案した、そういう仮称のこども園運営協議会というかどうかわかりませんが、やはりそういうものを、過去はそういうものはなかったかもしれんよ、ほかの、愛野こども園もないと思うけど、それもつくっていくというね。 153: ◯田中委員長 それは、先ほどの話だと、公立でもなかったというんだね。公立でも、袋井西幼稚園と今井幼稚園がことしからつくるようになったというでね。             〔「なかったもんね」と呼ぶ者あり〕 154: ◯戸塚副委員長 だから、せっかくだもんで、もしあれだったら公立の幼稚園も一緒につくるよと、愛野こども園はないけど、それもつくるよということで、そこへ、言ったように学識経験者とか、PTAとか保護者、地域の人とかがいるじゃないですか、そういう人に入ってもらって、行政も入ってもらえばいいけど、そういう形で、今言った幼小中一貫教育、本当にしっかりやっているんだなとか、保育のセーフティーネットがしっかりしているとか、地域のつながりがしっかり、そういうのをチェックするわけじゃないけど、そこに意見を言う場が欲しいと思うんだよね。そういうものをつくるということを一つの条件に入れたほうがいいと思うし、お願いじゃなくてつくるというのが条件でやってもらうということで、強く出ていったっていいと思うんだよ、そこ。ほかの自治体がやっていないからというのは、そういうことじゃなくてさ。そういうことがみんな危惧しているところだもんですから、それはぜひ入れてもらいたい。 155: ◯田中委員長 それは結局、地域とのつながりということにつながるわけじゃんね。さっき出ていた3番目の問題、今言われただんだん薄くなっていくよという問題と、そういうためには協議会をつくって、そういうようなのを、地域とつながりを強くしていくんだよということだで。 156: ◯戸塚副委員長 幼小中一貫教育もそうだと思うんだよね。チェックを入れていくというか、こういうようになっていますけど、今どうなんですかとか言えるわけじゃんね。そういう場がなければ、どこでといったって、教育委員会だってなかなか言えないし、そういうのがなければ。我々議会としたって言えない話だから。例えば議会の議員の衆は、顧問ってあるじゃんね、相談役、そういうのに入って、みずから地域の保育園、こども園、何々園に入っていって、そこで意見も言えるようにさせるというのが、それぐらいしかないじゃないですか。それを、やはりそういうシステム、体制をつくっていくというのは僕は必要だと思う。それをのんだところはやってもいいよという、そのくらいまで僕は条件を出したっていいと思うんだよね。 157: ◯村松委員 もう一つ、保護者にしてみると、ほかの学区は大体幼稚園とか、今のところあるよね、公立の。それがなくなっちゃうもんで、選択肢がないんだよね、公立の幼稚園に行きたいという。学区になくなっちゃうもんで、今度。そういう選択肢もなくなっちゃうもんで、どうしてもそれは公立幼稚園に近い条件を入れていかんと。やはり保護者にしてみると、じゃ、うちのほうはまだ、例えば若草幼稚園と若葉幼稚園があって、認定保育園が三つあって、地区内に。だで、保護者がそれを選べるわけだけど、それがなくなっちゃうもんで、保護者にしてみると公立幼稚園、どうしてもいいなと思っていても、それができないとなると、やはりそれは、それにかわるような建物というか、組織もそうですし、それをやっていかんと、やはり保護者にしても少し寂しいなと、そういうような問題が出てきちゃうもんで。これは多分説明会もあるもんで、これでどういうような意見が出てくるか少しわからんもんで、そこら辺もまた踏まえて、議会としてもう一遍、6月ですか、あるものですから、そこら辺でしっかり詰めていかないといかんなと。 158: ◯田中委員長 浅田委員。 159: ◯浅田委員 そこは難しいところで、袋井市は、今、幼稚園は学区制をとっているわけ、学区制というのを。私立の幼稚園はここから集めるという必要は全然ないわけじゃん。全然ない。今、あそび保育園、あそこはたまたまあの地域に幼稚園がなかったもんで、今、大半があの辺の地域の人、幼稚園の部分はね。保育は別だけど。そういうようになってくると、今度こっちにできたときに、今の人たちは行くかもわからんけど、ほかからも行ける可能性があるわけじゃん。  今、どこだっけ、若草幼稚園とどこかは幼稚園も早出と預かりがあるじゃん。だもんだで、それに行くというと学区外からも入れるわけだよ。だから、田原幼稚園なんかはぐっと減っちゃったじゃんね。あれ、減ったのは、そういうところへぼっと行くわけだよ、いろいろなニーズがあるもんで、みんな。要するに、学区制を引いているからそれが今まで可能性があったわけで、幼稚園の。笠原認定こども園も非常に幼稚園の部分は笠原地域の人が多いわけだよ。保育は違うと。それはええんだけど、学区制を新しいところでやってくれよというのは、基本的に無理だと思う。それはやれないことじゃないかなと思うんだよね。そうなると、地域との関連というのは非常に大変になってくるんだよ。各保育園でも、地域との連携をいろいろやっているところもあったり、いろいろうちらもやっているけれども、参加している人は全市というか、掛川市とかほかの人が多いもんで、そういうようになってくると、なかなか地域との連携をうまくやれといったって無理なんだよね。だから、幼稚園部門というのは、袋井市はそういう特徴ある学区制があるというのは一つの強みだったけど、基本的にはそれがなくなるということだから、そこら辺が、だから新しいからといって方々から来るか来ないかはわからんけど、だけど可能性はあるで、来られるわけだよ。新しいでいいところだなと言うたら、わっと来るかもわからんでな。よくわからんけど、その学区制をどうするのかというのは少し問題があると思う。それを認めさせよということは多分言えないだね、きっと。 160: ◯戸塚副委員長 今の、例えば豊沢の人たちが、ここは嫌じゃないとかじゃなくて、公立に行かせたいと言ったときは、浅羽東幼稚園ですか、あったっけか、あそこへは行けるんだね、行けるんだよね。 161: ◯浅田委員 今は行けないよ。 162: ◯戸塚副委員長 だから、もしそういうことだったら、そこの地域の人たちは選択肢として公立幼稚園へ行きたいということだったら、やはりそこの選択肢として、地域というのを取っ払ったほうがいいかもしれんね、逆に言うと。公立幼稚園へ行きたいという人もいたらということですけど。だったら、浅羽へ行くなり、そっちの山梨のほうへ、私は仕事があっちのところの仕事だから、山梨幼稚園に預けて、帰りは連れてくるという形でいくという、逆に言うとそういうことだと、園区というのは取っ払っちゃって。ということをしてもらわんことには、豊沢の人たちは公立幼稚園に行きたい人は行けないということだよね。 163: ◯浅田委員 それはもう地域性はなくなっちゃう。 164: ◯戸塚副委員長 だから、そういうことだよ。逆に言うと、公立幼稚園に行きたいというときは……。そこら辺を少し検討してもらいたい。 165: ◯田中委員長 浅田委員、娘が田原におられたから。前ね。田原のことを少しお聞きしますけど、あそこは、でもオープンしたときに非常に人が少なかったから、ほかからの人たちを受け入れていたと思うんですけれども。 166: ◯浅田委員 確かに、入れていた。 167: ◯田中委員長 受け入れていましたよね。だから、学区制というのは、あのときはなくなって、そうしたら、下新池のところに大量に家ができたもんであそこの人たちが入ってきて、結局地元の幼稚園みたいになりましたけれども。 168: ◯浅田委員 できたころは特殊にやっていたね。 169: ◯田中委員長 あれは例外的に認めていたということですかね、やはり。 170: ◯浅田委員 そう。 171: ◯田中委員長 ああ、そうですか。 172: ◯浅田委員 でも、今度も、来年はまたふえるというでな。 173: ◯田中委員長 そうそう、そう言っていました。 174: ◯浅田委員 だもんで、よくわからんけど、何か学区をなくしてやると、やはり今の人なんかは、いいところへやりたいという人は結構いるでさ。新しいところに入る……。 175: ◯戸塚副委員長 ないところは選択肢がないから、あそこしかない。 176: ◯浅田委員 だんだん寂れるで、今度。 177: ◯戸塚副委員長 逆にということ。ない人は行きたくなっちゃうよということ。そこへ行けという話じゃなくて、認定こども園に。 178: ◯田中委員長 それはどう。その議論は……。 179: ◯戸塚副委員長 なかったよね。 180: ◯田中委員長 なかったですよね。 181: ◯戸塚副委員長 ちょこっと誰か言っていたけど。 182: ◯田中委員長 学区制とかということは議論されましたか、今回。今言われた……。 183: ◯浅田委員 学区制。 184: ◯田中委員長 うん。そこの学区でないといけませんよという。 185: ◯戸塚副委員長 園ということね。 186: ◯田中委員長 園の。 187: ◯浅田委員 園の学区制。 188: ◯戸塚副委員長 ちょろっと誰か……。 189: ◯田中委員長 その区域。 190: ◯村松委員 園区は、若草幼稚園と若葉幼稚園、うちのほうにあって、若草幼稚園は預かり保育を始めたじゃん。だから、もっとほかから結構来ているよ。 191: ◯田中委員長 ほかから来ているわけでしょう、そうすると。 192: ◯村松委員 それは、本当に園区はないに等しいで、今は。 193: ◯浅田委員 それは預かり保育をしているからじゃん。 194: ◯村松委員 そうそう。預かり保育をしているもんで。 195: ◯浅田委員 それは、預かり保育をしているから、特殊に認めているわけで。 196: ◯田中委員長 認めている。それだけのこと。 197: ◯浅田委員 それだけのこと。浅羽の人たちは本当は浅羽に行かんといかんのだけど、ここは預かり保育をやっているからというのでこっちへ行ってる人。それは、そういうのは特殊で認めているんだよ。まだ学区制というのはあるで、袋井市は。 198: ◯戸塚副委員長 そこら辺をしっかりしにゃいかんね。 199: ◯村松委員 何というか、昔よりは、昔は小学校区の公立幼稚園でここに暗黙の了解で来ていたけえが、今そういうようないろいろなハードルが低くなっちゃって、保護者の条件のいいところへ行くようになったで、今。だで、預かり保育は全部でやっちゃいんもんであれだけえが、預かり保育をやるとどうしても保育園、3歳からしかやらんもんで、預かり保育は。ゼロ歳と2歳まではやはり民間の保育園に行って、それで3歳になると幼稚園に入ってくるというような形だで、今は。 200: ◯加藤議事調査係主査 今、袋井市のホームページには、入園のところが、小学校区に準じた園区での入園が基本となります。特別な理由で園区外の園を希望する場合は、すこやか子ども課へ御相談くださいということが……。 201: ◯戸塚副委員長 じゃ、まだ基本的には生きているということだね。園区がまだあるって。だから、特別な理由だったら越境するという話じゃない。 202: ◯田中委員長 今、このホームページから見ますと、小学校区に準じた園区での入園が基本となりますと、小学校区。特別な理由で園区外の園を希望する場合は、すこやか子ども課へ御相談くださいと。入園申し込み時点で定員に達している園については、入園をお断りさせていただく可能性があります。 203: ◯村松委員 預かり保育はそっちですね。 204: ◯田中委員長 預かり保育はどこか、探せば載っているでしょうけれども。 205: ◯戸塚副委員長 特殊な例。 206: ◯浅田委員 特殊なの。勤めがこっちだでということでも可能なの。 207: ◯戸塚副委員長 じゃ、あれだね。園区をどうするかというのはあれだよね。自由化にするのか。 208: ◯田中委員長 そうしないと、でも、今言われた、じゃ、豊沢の人がどうしても嫌だよと、民間に行きたくないよという話になったときに……。 209: ◯戸塚副委員長 それが特殊な事情じゃないと言われちゃね。 210: ◯田中委員長 特殊な事情か。 211: ◯浅田委員 幼稚園がないというな。 212: ◯戸塚副委員長 公立幼稚園がないんだからよ。 213: ◯浅田委員 そこら辺までは考えていないよな。 214: ◯戸塚副委員長 それは少し検討する……。 215: ◯浅田委員 あれは幼稚園じゃありませんということか。こども園です。 216: ◯戸塚副委員長 だから、公立幼稚園、私、行きたいんですけどということなんですね。 217: ◯田中委員長 民間だから、先ほど浅田委員が言われたように、それはもう全市的に募集すると思うんですよね、きっと。基本はそこがないんだから、高南地区と袋井南地区の人たちはもちろん来るというのは自然に考えられますけれども、募集としては、ほかからもオーケーだよとするんでしょうね。 218: ◯戸塚副委員長 それは浅羽の人は寄ってくるわな。 219: ◯田中委員長 そういったときに、先ほど言われた地域とのつながりというのが、地域というのが、ただそこにあるからそこの地域の人たちにということと、そこに住んでいる人たちがそこへ行っているという地域の考え方が二通りあるじゃんね。 220: ◯戸塚副委員長 このままになると、それは薄まっちゃうね。 221: ◯田中委員長 薄まっちゃうね。 222: ◯戸塚副委員長 やはり保育園があるもんで。
    223: ◯浅田委員 ルンビニ第二の卒園式なんかに行くと、行く小学校は五つぐらいあるね。掛川市とか浅羽とか。そうなると大変なんだよね。どうなるのかね。公設公営でやればいいんじゃない。 224: ◯戸塚副委員長 一番いいのは公設公営がいいと思うよ。だけど、さっき言った理由があってさ。だもんで、そこら辺をどう議会として判断するかということです。 225: ◯田中委員長 それともう一つ、少し私が心配するのは、幼小中一貫教育とのかかわりで、今度こども園をやったときに、市の方針を、先ほど質問がありましたけれども、いかに幼稚園に伝えていくかというの、それは一生懸命やりますよという話でしたよね。だけれども、それというのは、もし何ならば幼稚園の先生を採用するときに、もし公立のところでやめた先生がいれば、あるいは公立の先生をそのまま何人かこっちへ引き継いでもらうとか、そうすることによって公立の考え方が民のほうに、いや、市はこう考えているんですよと、幼小中一貫教育でこのように考えているんですよというのがつながるのかなと思うんだけれども。 226: ◯戸塚副委員長 つながらない。 227: ◯田中委員長 つながらないか。そこら辺は……。 228: ◯浅田委員 そこは、働いている人の個人のあれもあって、なかなかそこしかないということで決めてやれるというあれじゃないから、内々の話とかが出てきても、協定にそうやって5人は入れよとか。 229: ◯田中委員長 二、三人は入れるとか。 230: ◯浅田委員 働いている人にも……。 231: ◯田中委員長 それは、そういう権利としてありますからね。 232: ◯戸塚副委員長 条件の中に入れるしかないだね。依頼すると書いたって、お願いするというのはだめだと思う。お願いしてだめだったらだめだもん。だから、それは実施するとか、そのくらいは入れにゃ。入れさせるということだよ。依頼する、お願いする、それではだめだよ。 233: ◯田中委員長 結局は、先ほど言われたように、今やってくれるところがないといけないから何とかお願いしますよという形で探しているとなると、そうすると結構弱い部分が出てくるよね。 234: ◯浅田委員 広い土地があって、ええところだしさ。それは魅力的やな。 235: ◯戸塚副委員長 それは、民間との交渉だもんで、あっちは本当はやりたかないだが、いたし方なくやると言ってくると思うのよ。だけど、実際はやるだと思うんだよ。もうかるんだもん、あれだけのものがあれば。 236: ◯田中委員長 だけれども、それはやはりいつまでも子供がふえるというかあれじゃないだもんで、少子化になっていく中で不安を常に持っているもんで、じゃ、それをやるけれども、何か条件をしっかりつけてくださいよというのがあるじゃないですか。 237: ◯戸塚副委員長 ただ、民間というのはできなくなると言うからね。うちはもうできませんからと。 238: ◯田中委員長 それの、だって条件というのはあるんでしょう、当然。 239: ◯戸塚副委員長 いや、それは、できなくなりゃできませんと言うよね、民間は。この間のあったじゃん。放課後児童クラブじゃんね。民間でやると言って募集までしておいて、集まらなかったらやめますと。  民間というのは経営が成り立たにゃ、そこで、悪いですけど、袋井市、悪いけど、うちは赤字になるものはできませんから、もう一年やりますけど、来年度からお願いしますよと。そういうもんだよ、民間というのは。そこの……。 240: ◯田中委員長 いやいや、それはね……。 241: ◯浅田委員 市も、そういうところじゃないところを今狙ってやっているから、ある程度そういうところはあるけど、今言ったように、民間というのはそうだね。全国的にも多いけど、ばたばたって、この前、幼稚園の先生がみんなやめたとかというのがあった。 242: ◯田中委員長 それは、やってみて、少し経営、採算が成り立たなかったからやめますよと、そういう形で契約するということはあるのかね、それ。だから、市としては最低何十年間やったからには20年間とかやってくださいよ、30年間やってくださいよとかということは……。 243: ◯山田委員 期間を設けなくちゃいけなくちゃいけないじゃんね。 244: ◯戸塚副委員長 最低何年というのを。 245: ◯田中委員長 10年間たって、採算がとれないからやめますよと……。 246: ◯山田委員 可能性もあり得る。 247: ◯戸塚副委員長 あるよね。 248: ◯浅田委員 今言ったように、土地を借りるとかというのは、期限が30年とか20年とか、そういうのができるけど、その土地を借りることだけで、経営自体をやめるということに関しては、やめることを基本にしていないから難しいだよね。 249: ◯田中委員長 あそこ、めいわ月見保育園、明和会が去年第三区画整理のところへつくった山梨の。あそこは国のお金を、補助金をもらわなかったと。それで自前で建てたと。なぜかというと、国の補助金をもらうと縛りがあって、例えば、じゃ、10年間で採算が合わないからやめますよといったときにお金を返さなくちゃいけない。そうすると、それがあれだからそれをもらわない。ということは、そこの施設が10年間でだめだったら、自分のところは保育園をやめて老人の施設をつくりますよと転用ができるわけですから、それをにらんでいるんですよね、もらわないということは。 250: ◯浅田委員 それは、言われたように、笠原産婦人科医院と一緒で、補助した分については返さんといかん。 251: ◯田中委員長 それはこの間出ている。 252: ◯浅田委員 だから、そういう点での縛りはあるけど、だけど、やめたと言えばやめられる。やめたと言われると。 253: ◯田中委員長 そこら辺、協定というか、協定じゃなくて、全体に募集するときにどういうように選考の基準のところへ入れているのかね。入れるのかね、その辺は。そこら辺、余り質問とかは出ていなかった。一般質問でも出ていなかったね。 254: ◯戸塚副委員長 だんだん時間がたつと、徐々にわかったような、あっ、これもあるよねと。そのときはあれだけど。 255: ◯浅田委員 高南地区、袋井南地区というのは、人口はふえているの。 256: ◯戸塚副委員長 豊沢地区はふえている。豊沢地区と愛野地区はふえている。 257: ◯浅田委員 豊沢地区はこっちのほうが近いか。 258: ◯戸塚副委員長 高南地区は高齢者が。 259: ◯田中委員長 高南地区はふえていないよね、高齢化。 260: ◯浅田委員 幼稚園だけど、余りいなかったら、やはり方々から集めてくるとなると、あれやな。 261: ◯戸塚副委員長 一部は駅前のあそこへ行っているけどね。山名幼稚園に結構行っている。菩提の衆は山名幼稚園に行っている。バスが迎えに来るもんで、あれで行っているんだよね。 262: ◯田中委員長 そうすると、今話に出たのからいくと、地域とのつながりということが重視はされるわけですけれども、民間の保育園ということで、全市から募集するということも考えられるわけだもんで、そうすると、地域とのつながりをなかなか強調するにも難しいところがある。そうはいっても、みんなが全部外から来るわけじゃなくて、基本はそこの、例えば6割とか7割は地元の人で、あとは外部からというのがあり得るもんで、全く地域性がなくなるというわけじゃないんでしょうけれどもね。そこら辺をどう考えるか。どう考えるかというか、どのように地域とかかわりを持っていくかというのを考えてもらいたいというのは、要望できるわね。これが一つと、あと、民間だから、先ほどから出ているように、経営が成り立たなきゃ、じゃ、やめるよと、そういう状況の中で、経営は余り順調にいかないというのは、人が、少子化で子供が減っているんだもんで、競争が厳しくなるというのは目に見えているじゃんね。そういう中で、保育園を何年間やってもらうとか、長期間存続してもらうための、何かそういうことを契約に盛り込むとか、あるいはそういうことについては市はどのように考えているかと聞くのもいいんでしょうけれども。その問題が一つありますよね。  あと、何かありますでしょうか。 263: ◯戸塚副委員長 私が言ったのを入れておいて。協議会をつくってと。 264: ◯田中委員長 さっきのね。それは、だから地域とのつながりの中で一緒に入るということね。 265: ◯戸塚副委員長 それで、園区もそこに入るの。園区をどうするかということ。 266: ◯田中委員長 そうか、園区ね。 267: ◯戸塚副委員長 もし何かありゃ、またつくってこればいいんじゃないの。今、急に言ってもあれだもん。 268: ◯田中委員長 全体、今まで出てきた中ので、これは言っておいたほうがいいんじゃないかというのはありますかね。今まで出てきたのというのは、委員会でもそうですし、全員協議会でもそうですし、そこら辺の一般質問でも含めて。 269: ◯戸塚副委員長 次の委員会の衆にも言っておかにゃいかん。伝えておかにゃいかん。 270: ◯田中委員長 森杉委員、どうぞ。 271: ◯森杉委員 少し確認ですけれども。どうしても公立じゃなきゃという方がいる場合は、どのように対応してくださるのかという。 272: ◯戸塚副委員長 それが園区をどうするかというのがね。行ってもいいよという、なかなか、特殊事情だということにしてくれればいいけど、それは特殊事情じゃなくてあんたの勝手でしょうと言われれば。 273: ◯田中委員長 今、そうすると、その園区の問題を含めると三つ出ましたけれども、よろしいですかね。  じゃ、ほかになければ、そこら辺をまとめるといっても、きょう、あすじゃない、金曜日までだもんで、日がないものですから。 274: ◯戸塚副委員長 思いついたら言ってくれればいい、また。ファクスなりでね。 275: ◯田中委員長 長々と書くわけじゃないもんで、一つのことを具体的に少し説明して書くというぐらいだものですから、ぺら1枚になると思うんですけれどもね。  そこら辺を、じゃ、あれは提言書というんですか、要望書というのか、名称がわかりませんけれども、そんな形でうちのほうで、正副委員長でつくって教育委員会に出すということは了承してもらえますでしょうか。よろしいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 276: ◯田中委員長 じゃ、そのようにさせていただいて、この(仮称)袋井南認定こども園の件につきましての委員間討議は終了とさせていただきます。  じゃ、これで全て終了いたしましたので、相互の礼、もう一回やるのかな。 277: ◯戸塚副委員長 これが最後だで。最後の最後だで。 278: ◯田中委員長 2年間、皆さんとのおつき合いでありましたけれども、いろいろ大変でございました。ありがとうございました。  以上で、民生文教委員会を閉会いたします。                (午後零時36分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...