ツイート シェア
  1. 袋井市議会 2019-03-12
    平成31年建設経済委員会 本文 開催日:2019-03-12


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成31年建設経済委員会 本文 2019-03-12 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 319 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯高橋委員長 選択 2 : ◯村田産業政策課長 選択 3 : ◯高橋委員長 選択 4 : ◯佐野委員 選択 5 : ◯高橋委員長 選択 6 : ◯石田都市計画課長 選択 7 : ◯高橋委員長 選択 8 : ◯大庭委員 選択 9 : ◯石田都市計画課長 選択 10 : ◯大庭委員 選択 11 : ◯石田都市計画課長 選択 12 : ◯大庭委員 選択 13 : ◯高橋委員長 選択 14 : ◯石田都市計画課長 選択 15 : ◯高橋委員長 選択 16 : ◯大庭委員 選択 17 : ◯高橋委員長 選択 18 : ◯石田都市計画課長 選択 19 : ◯大庭委員 選択 20 : ◯石田都市計画課長 選択 21 : ◯大庭委員 選択 22 : ◯石田都市計画課長 選択 23 : ◯高橋委員長 選択 24 : ◯大庭委員 選択 25 : ◯高橋委員長 選択 26 : ◯石田都市計画課長 選択 27 : ◯高橋委員長 選択 28 : ◯鈴木副市長 選択 29 : ◯高橋委員長 選択 30 : ◯鈴木副委員長 選択 31 : ◯高橋委員長 選択 32 : ◯石田都市計画課長 選択 33 : ◯高橋委員長 選択 34 : ◯鈴木副委員長 選択 35 : ◯高橋委員長 選択 36 : ◯榛葉都市建設部長 選択 37 : ◯高橋委員長 選択 38 : ◯鈴木副委員長 選択 39 : ◯高橋委員長 選択 40 : ◯鈴木副委員長 選択 41 : ◯石田都市計画課長 選択 42 : ◯鈴木副委員長 選択 43 : ◯高橋委員長 選択 44 : ◯高橋委員長 選択 45 : ◯八木都市整備課長 選択 46 : ◯高橋委員長 選択 47 : ◯高橋委員長 選択 48 : ◯石田都市計画課長 選択 49 : ◯高橋委員長 選択 50 : ◯佐野委員 選択 51 : ◯高橋委員長 選択 52 : ◯八木都市整備課長 選択 53 : ◯高橋委員長 選択 54 : ◯木下委員 選択 55 : ◯高橋委員長 選択 56 : ◯八木都市整備課長 選択 57 : ◯木下委員 選択 58 : ◯八木都市整備課長 選択 59 : ◯高橋委員長 選択 60 : ◯木下委員 選択 61 : ◯高橋委員長 選択 62 : ◯伊藤委員 選択 63 : ◯高橋委員長 選択 64 : ◯八木都市整備課長 選択 65 : ◯高橋委員長 選択 66 : ◯伊藤委員 選択 67 : ◯高橋委員長 選択 68 : ◯八木都市整備課長 選択 69 : ◯高橋委員長 選択 70 : ◯八木都市整備課長 選択 71 : ◯高橋委員長 選択 72 : ◯八木都市整備課長 選択 73 : ◯高橋委員長 選択 74 : ◯八木都市整備課長 選択 75 : ◯高橋委員長 選択 76 : ◯八木都市整備課長 選択 77 : ◯高橋委員長 選択 78 : ◯高橋委員長 選択 79 : ◯内山下水道課長 選択 80 : ◯高橋委員長 選択 81 : ◯鈴木副委員長 選択 82 : ◯高橋委員長 選択 83 : ◯内山下水道課長 選択 84 : ◯高橋委員長 選択 85 : ◯鈴木副委員長 選択 86 : ◯高橋委員長 選択 87 : ◯内山下水道課長 選択 88 : ◯高橋委員長 選択 89 : ◯大庭委員 選択 90 : ◯高橋委員長 選択 91 : ◯内山下水道課長 選択 92 : ◯高橋委員長 選択 93 : ◯大庭委員 選択 94 : ◯高橋委員長 選択 95 : ◯大庭委員 選択 96 : ◯高橋委員長 選択 97 : ◯内山下水道課長 選択 98 : ◯大庭委員 選択 99 : ◯内山下水道課長 選択 100 : ◯大庭委員 選択 101 : ◯内山下水道課長 選択 102 : ◯大庭委員 選択 103 : ◯内山下水道課長 選択 104 : ◯大庭委員 選択 105 : ◯内山下水道課長 選択 106 : ◯大庭委員 選択 107 : ◯高橋委員長 選択 108 : ◯高橋委員長 選択 109 : ◯高橋委員長 選択 110 : ◯内山下水道課長 選択 111 : ◯高橋委員長 選択 112 : ◯高橋委員長 選択 113 : ◯八木都市整備課長 選択 114 : ◯高橋委員長 選択 115 : ◯大庭委員 選択 116 : ◯高橋委員長 選択 117 : ◯内山下水道課長 選択 118 : ◯高橋委員長 選択 119 : ◯大庭委員 選択 120 : ◯高橋委員長 選択 121 : ◯内山下水道課長 選択 122 : ◯大庭委員 選択 123 : ◯内山下水道課長 選択 124 : ◯大庭委員 選択 125 : ◯内山下水道課長 選択 126 : ◯高橋委員長 選択 127 : ◯内山下水道課長 選択 128 : ◯大庭委員 選択 129 : ◯内山下水道課長 選択 130 : ◯高橋委員長 選択 131 : ◯佐野委員 選択 132 : ◯高橋委員長 選択 133 : ◯佐野委員 選択 134 : ◯高橋委員長 選択 135 : ◯内山下水道課長 選択 136 : ◯高橋委員長 選択 137 : ◯佐野委員 選択 138 : ◯高橋委員長 選択 139 : ◯内山下水道課長 選択 140 : ◯佐野委員 選択 141 : ◯内山下水道課長 選択 142 : ◯高橋委員長 選択 143 : ◯鈴木副委員長 選択 144 : ◯高橋委員長 選択 145 : ◯内山下水道課長 選択 146 : ◯高橋委員長 選択 147 : ◯大庭委員 選択 148 : ◯高橋委員長 選択 149 : ◯榛葉都市建設部長 選択 150 : ◯高橋委員長 選択 151 : ◯大庭委員 選択 152 : ◯高橋委員長 選択 153 : ◯内山下水道課長 選択 154 : ◯高橋委員長 選択 155 : ◯大庭委員 選択 156 : ◯高橋委員長 選択 157 : ◯内山下水道課長 選択 158 : ◯高橋委員長 選択 159 : ◯高橋委員長 選択 160 : ◯高橋委員長 選択 161 : ◯内山下水道課長 選択 162 : ◯高橋委員長 選択 163 : ◯鈴木副委員長 選択 164 : ◯高橋委員長 選択 165 : ◯内山下水道課長 選択 166 : ◯高橋委員長 選択 167 : ◯高橋委員長 選択 168 : ◯高橋委員長 選択 169 : ◯本多環境政策課長 選択 170 : ◯高橋委員長 選択 171 : ◯伊藤委員 選択 172 : ◯高橋委員長 選択 173 : ◯本多環境政策課長 選択 174 : ◯高橋委員長 選択 175 : ◯伊藤委員 選択 176 : ◯高橋委員長 選択 177 : ◯木下委員 選択 178 : ◯高橋委員長 選択 179 : ◯本多環境政策課長 選択 180 : ◯高橋委員長 選択 181 : ◯木下委員 選択 182 : ◯高橋委員長 選択 183 : ◯佐野委員 選択 184 : ◯高橋委員長 選択 185 : ◯本多環境政策課長 選択 186 : ◯高橋委員長 選択 187 : ◯高橋委員長 選択 188 : ◯高橋委員長 選択 189 : ◯長島水道課長 選択 190 : ◯高橋委員長 選択 191 : ◯木下委員 選択 192 : ◯高橋委員長 選択 193 : ◯長島水道課長 選択 194 : ◯高橋委員長 選択 195 : ◯木下委員 選択 196 : ◯高橋委員長 選択 197 : ◯鈴木副委員長 選択 198 : ◯高橋委員長 選択 199 : ◯鈴木副委員長 選択 200 : ◯長島水道課長 選択 201 : ◯鈴木副委員長 選択 202 : ◯高橋委員長 選択 203 : ◯長島水道課長 選択 204 : ◯高橋委員長 選択 205 : ◯鈴木副委員長 選択 206 : ◯長島水道課長 選択 207 : ◯高橋委員長 選択 208 : ◯高橋委員長 選択 209 : ◯高橋委員長 選択 210 : ◯土屋建設課長 選択 211 : ◯高橋委員長 選択 212 : ◯土屋建設課長 選択 213 : ◯高橋委員長 選択 214 : ◯土屋建設課長 選択 215 : ◯高橋委員長 選択 216 : ◯内山下水道課長 選択 217 : ◯高橋委員長 選択 218 : ◯大庭委員 選択 219 : ◯高橋委員長 選択 220 : ◯高橋委員長 選択 221 : ◯高橋委員長 選択 222 : ◯高橋委員長 選択 223 : ◯高橋委員長 選択 224 : ◯高橋委員長 選択 225 : ◯高橋委員長 選択 226 : ◯高橋委員長 選択 227 : ◯高橋委員長 選択 228 : ◯高橋委員長 選択 229 : ◯高橋委員長 選択 230 : ◯高橋委員長 選択 231 : ◯本多環境政策課長 選択 232 : ◯高橋委員長 選択 233 : ◯大庭委員 選択 234 : ◯高橋委員長 選択 235 : ◯本多環境政策課長 選択 236 : ◯高橋委員長 選択 237 : ◯大庭委員 選択 238 : ◯高橋委員長 選択 239 : ◯本多環境政策課長 選択 240 : ◯大庭委員 選択 241 : ◯高橋委員長 選択 242 : ◯佐野委員 選択 243 : ◯高橋委員長 選択 244 : ◯鈴木副市長 選択 245 : ◯高橋委員長 選択 246 : ◯本多環境政策課長 選択 247 : ◯高橋委員長 選択 248 : ◯佐野委員 選択 249 : ◯高橋委員長 選択 250 : ◯高橋委員長 選択 251 : ◯高橋委員長 選択 252 : ◯石田都市計画課長 選択 253 : ◯高橋委員長 選択 254 : ◯佐野委員 選択 255 : ◯高橋委員長 選択 256 : ◯石田都市計画課長 選択 257 : ◯佐野委員 選択 258 : ◯石田都市計画課長 選択 259 : ◯高橋委員長 選択 260 : ◯鈴木副委員長 選択 261 : ◯高橋委員長 選択 262 : ◯鈴木副委員長 選択 263 : ◯石田都市計画課長 選択 264 : ◯鈴木副委員長 選択 265 : ◯高橋委員長 選択 266 : ◯鈴木副委員長 選択 267 : ◯鈴木副市長 選択 268 : ◯鈴木副委員長 選択 269 : ◯高橋委員長 選択 270 : ◯鈴木副委員長 選択 271 : ◯石田都市計画課長 選択 272 : ◯高橋委員長 選択 273 : ◯石田都市計画課長 選択 274 : ◯高橋委員長 選択 275 : ◯木下委員 選択 276 : ◯高橋委員長 選択 277 : ◯石田都市計画課長 選択 278 : ◯高橋委員長 選択 279 : ◯伊藤委員 選択 280 : ◯高橋委員長 選択 281 : ◯石田都市計画課長 選択 282 : ◯伊藤委員 選択 283 : ◯高橋委員長 選択 284 : ◯伊藤委員 選択 285 : ◯高橋委員長 選択 286 : ◯大庭委員 選択 287 : ◯高橋委員長 選択 288 : ◯石田都市計画課長 選択 289 : ◯高橋委員長 選択 290 : ◯大庭委員 選択 291 : ◯高橋委員長 選択 292 : ◯石田都市計画課長 選択 293 : ◯高橋委員長 選択 294 : ◯鈴木副市長 選択 295 : ◯高橋委員長 選択 296 : ◯高橋委員長 選択 297 : ◯高橋委員長 選択 298 : ◯土屋建設課長 選択 299 : ◯高橋委員長 選択 300 : ◯鈴木副委員長 選択 301 : ◯高橋委員長 選択 302 : ◯鈴木副委員長 選択 303 : ◯土屋建設課長 選択 304 : ◯鈴木副委員長 選択 305 : ◯高橋委員長 選択 306 : ◯鈴木副委員長 選択 307 : ◯土屋建設課長 選択 308 : ◯高橋委員長 選択 309 : ◯大庭委員 選択 310 : ◯高橋委員長 選択 311 : ◯土屋建設課長 選択 312 : ◯高橋委員長 選択 313 : ◯大庭委員 選択 314 : ◯佐野委員 選択 315 : ◯大庭委員 選択 316 : ◯高橋委員長 選択 317 : ◯大庭委員 選択 318 : ◯高橋委員長 選択 319 : ◯高橋委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時58分 開議)      開   議 ◯高橋委員長 それでは、皆さんおそろいですので。  昨日は順調に審査のほうが進んでまいりまして、多分きょうじゅうには採決を行って、明日半日ぐらい、報告事項をやっていけるんじゃないかなという見通しもついておりますので、時間もあると思いますので質疑も丁寧にやって十分やれると思いますので、また昨日は、部長の発言する機会がなかったということですので、部長の活躍する機会をぜひ皆さんでつくってやってください。よろしくお願いします。  それでは、昨日に引き続いて会議を続けていきたいと思います。  昨日は、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を審査してまいりました。昨日は建設課まで終了したということで、本日は、都市計画課所管についての説明から再開をしたいと思います。  その前に、昨日、若干、未解答のところがありますので、産業政策課から報告をいただきたいと思います。  村田産業政策課長。 2: ◯村田産業政策課長 おはようございます。  昨日、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算について、産業政策課の分で、歳入の16款県支出金、2項の県補助金、5目商工費県補助金、工業用地等開発可能性詳細調査費補助金2,100万円予算計上しております。これについて、佐野委員から、農用地の調査とありますけれども、今後、事業を実施するに当たって、断念した場合、調査費の返還はあるかという質問でございました。  この調査費補助金につきましては、県の工業用地等開発可能性詳細調査費補助金交付要綱がございまして、その要綱自体には返還という条文はございません。しかしながら、県の補助金等交付規則、ここには返還という条文がありまして、この規則に従って、必要に応じて協議をする必要があるということの県の見解を伺っています。  ただ、県も予算化をし、交付決定し、袋井市に一旦払うというときは、常に事業の断念は考えていないし、実施に向け、課題も解決していくということであります。多少時間をかけても実施に向けていきたいということで、あわせてこの補助金の支出を考えていくということであります。 3: ◯高橋委員長 質問いただいた佐野委員、よろしいでしょうか。 4: ◯佐野委員 はい。 5: ◯高橋委員長 じゃ、そのとおりということでよろしくお願いします。  それでは、都市計画課所管について、当局の説明を求めます。  石田都市計画課長。 6: ◯石田都市計画課長 (省略) 7: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの都市計画課所管分についての質疑をお受けしてまいります。
     大庭委員。 8: ◯大庭委員 おはようございます。  8款4項1目都市計画総務費の袋井駅南の関係であります。予算書は125ページ、予算説明資料のほうは162ページのところにありますけれども、まず1点目、平成31年度行う仕事として幾つか挙げられていますけれども、区画整理事業の現状の進捗がどの程度であるか、順調にいっているのか、まず1点目お伺いしたいと思います。  それから、2点目、メディカル地区として位置づけられたところに、引き続き開発事業者の医療事業者等の誘致を進めるというようなことが言われていますけれども、今現在、心療内科、整形外科が平成28年度、循環器内科が平成29年度に開業されたと。それでさらに、あかばね腎・泌尿器科クリニックが、これで四つだと思うんですが、ほかにここを、さらにいわゆるメディカルとして、サービスつき高齢者住宅を一つ入れましたけれども、薬局、サービスつき高齢者住宅を入れて、あと全体をどんなイメージで完結させるという認識でいるのか、それについてお伺いしたいと思います。  それから、一番肝心な、田端商業土地区画整理事業についての商業地区であります。  再来年の4月スタートということなんですが、当初、私たちが聞いていたのは、ケーズデンキ、バロー、それからジャンボエンチョーと話を聞いていましたけれども、御案内のようにケーズは、堀越地先に進出しました。  具体的にこの商業施設、原田市長がモール発言をしたことによって、静岡総合不動産というような自己完結型でできないディベロッパーは、A社、B社、C社を組み合わせてするということはなかなかできなくて、結局ほとんど前に出なかった。そこへ行けば、ユニー、ピアゴ、あるいはイオン系の皆さん、例えばイオンなんかもイオンモールだとかイオンタウンだとか、さまざまな業種があって、山梨地区にあるイオンとは違った形での提言もできるし、福祉の提言もできる、しかもカードだとかそういったものを、袋井商工会議所の事業と運用というのもできる。さまざまな提案をされたにもかかわらず、結局、当時、静岡総合不動産が個別案件で進めたことによって、非常に見えなくなっていくわけです。  袋井駅南が浅羽と合併しまして、南から乗れる橋上駅が完成し、本来道路をつくると同時に、面的整備がされるべきだったわけですが、線整備を先にしてしまい、土地単価も上がりというような、非常に厳しい中、今、進めていると思いますが、商業施設の全体のレイアウト、それから進出企業、着地をどのように捉えているのか。そのまず袋井駅南についてをお伺いしたいと思います。 9: ◯石田都市計画課長 袋井駅南の区画整理は、田端商業地区だけの状況でよろしいですか。 10: ◯大庭委員 そうです。とにかく南側の……。 11: ◯石田都市計画課長 既存住宅の中。 12: ◯大庭委員 ええ。 13: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 14: ◯石田都市計画課長 大庭委員からの御質問にお答えを申し上げます。  1点目の、袋井駅南田端商業地区土地区画整理事業の進捗状況という御質問でございますが、袋井駅南地区の経過について少しお話をさせていただきたいと思いますが、袋井駅南地区におきましては、今、大庭委員のほうからもお話がございましたが、ケーズデンキ、バロー、ジャンボエンチョーの3社が、民間による開発行為で事業を展開するというようなことでスタート、地域へ出向き合意形成等を行っていたというようなところでございますが、開発行為の場合におきましては、土地利用、それから開発行為の許可に、申請に際しましては地権者の同意が欲しいというようなことから、残念ながら当時、3名の方の同意がいただけなかったというようなことでございました。それで、当時、たしか土地利用の事前申請の、事前の協議申し入れがございまして、それから3年間の間に何とか仕上げていただきたいというようなお願いをしていましたが、残念ながら先ほど申し上げました3名の方の同意が得られなかったというようなことでございます。  こうしたことから、市では、このまま民間に任せておいた場合には、袋井駅南循環線の整備が既になされているというような状況から、その沿道のみ土地利用がなされまして、新幹線についたほうの、失礼な表現になるかもしれませんが、少し奥まった土地の土地利用がなされなくなるというような、いわゆる虫食い的な土地利用が生じてしまうと、こういったことから、それを防止するために民間の開発行為にかわる手法というようなことで、今回、事業を進めさせていただいております、業務代行方式による土地区画整理事業に向けて努力をしたという状況でございます。  業務代行方式の土地区画整理事業は、袋井市では久能向等で実績がございますが、通常行っております土地区画整理組合とは大きく異なる点が、業務代行者の費用を活用して、それで事業を展開していくというようなことでございます。  袋井駅南につきましては、土地区画整理事業の事業費が1億6,000万円前後だったと思いますが、そのうち、それについては地域の皆さんの減歩と交換金等で、設計に際する費用、それから周辺の道路の費用、こういったものを行っていく事業計画を立てております。  それで、造成工事や調整池については誰が行うかというと、先ほど申し上げました業務代行者が、区画整理事業の事業計画では位置づけない別途事業というようなことで、今回、袋井駅南地区におきましては10億円程度の予算を投じていただいて、造成であったり、調整池であったりというような関連する費用を行っていただくというような計画となっております。  そんなことから、少し話が前後して恐縮ですが、市では、業務代行方式を目指しまして、平成28年に、袋井駅南の業務代行者の募集要項を定めまして、それに基づいて公募を行った結果、2社から募集があったという状況でございます。  2社の募集内容については、有識者を交えた組織で提案者からのプレゼンテーションを行った中で内容を審査いたしまして、最終的に静岡総合不動産が提案者として決定したというような経緯になっております。  それで、先ほど申し上げました、1億6,000万円程度の土地区画整理事業計画を組み立てまして、地権者の皆さんに土地区画整理事業の同意、それから商業地区ですので、ただ区画整理が成立しても目的が達成されませんので、あわせて土地利用、具体的に申しますと、静岡総合不動産に土地を貸しますよという同意を双方あわせていただきまして、地権者全員からの同意をいただいて現在に至っているという状況でございます。  昨年11月に組合を設立いたしまして、先ほども説明申し上げましたが、2月8日には農地転用の許可を受けて、その前段の12月、年末、年明けには、仮換地の指定も100%行ったというところから、既に工事着工に向けて前段階の手続が完了したというようなことから、先ほど説明申し上げました、本年4月から工事に着手いたしまして、おおむね来年の3月までが土木工事の期間、それから、来年4月以降、1カ年ぐらいかけて建築工事の期間を設けておりまして、2021年の春、商業施設のオープンを目指していくというような状況でございますので、現在の状況につきましては順調に進んでいると、このような認識をしているところでございます。  それから、2点目の袋井駅南のメディカル地区の状況ということでございますが、メディカル地区につきましては、駅南循環線北側のたしか1.7ヘクタールをメディカル地区と位置づけさせていただきまして、先ほど大庭委員のほうからも御発言がありましたように、それぞれ三つの診療所と薬局が既にオープンしておりまして、平成31年2月には、サービスつき高齢者住宅、それからあと、ルンビニあゆみ園ということで保育施設が完成するというような状況でございます。  今後、未整備のところが、ルンビニあゆみ園の北側の土地と、あかばね泌尿器科クリニックの東側の土地がこれ、未整備というような状況となっておりますが、あかばね泌尿器科クリニックの東側につきましては、現在、民間の事業者によって引き続き医療の施設の誘致を行っておりますが、そちらにつきましては、土地区画整理事業の区域と一部関連するところもありますので、そういったところと工事等の施工に支障がないような形で、誘致時期については見通しを立てていきたいと考えております。  それから、ルンビニあゆみ園の北側の土地、こちらにつきましては、既に事業者のほうが土地所有者の方の同意もいただいているというようなことですので、早急に医療施設の誘致をしていきたいというところで伺っているところでございますが、スケジュール的には、まとまり次第、速やかに土地利用等々も手続を行っていきたいというようなことでございますので、まとまり次第、また議会のほうにも報告をさせていただきたいと考えているところでございます。  それから、3点目の件につきましては、先ほども答弁をさせていただきましたが、業務代行、袋井駅南の商業施設の誘致に当たりましては、募集要項を定めてというようなことでお話をさせていただきましたので、そちらの答弁にかえさせていただきたいと思います。 15: ◯高橋委員長 大庭委員。 16: ◯大庭委員 ありがとうございました。  少し最初に、土地区画整理、田端のいわゆる袋井駅南都市拠点土地区画整理事業のほうの進捗状況もあわせて、まず最初にもう一度お答えいただきたいと思います。  それから、二つ目のメディカル地区の関係なんですけど、今の話だと、今、4機関が入っているんですが、あと二つが見通しということなんですかね。いわゆる診療科目は大体、当然かぶることはないと思うんですが、どんないわゆる医療機関を想定しているのか、再度お伺いしたいと思います。  そのことによって、もう全て、メディカル地区という言葉の中で、ルンビニあゆみ園が入ってくるわけですが、サービスつき高齢者住宅が入っていたり、薬局が入るのはメディカル地区に入るんですかね、ルンビニあゆみ園が入るのは何となくメディカル地区と違ったニュアンスがあるんですが、何かそこら辺は関連性を持たせたりしているのか、たまたま場所があったもんでやったというような程度なのか、お伺いしたい。  それから、一番肝心な商業地区の業務代行でスタートしたのが、紆余曲折の中で今日を迎えています。業務代行で静岡総合不動産が、どんないわゆる事業者、いわゆる店舗を持ってくるというところで、今、動いているのか、さっきのお話では、経過の中ではああいうバローだとかケーズデンキだとかジャンボエンチョーとかいった時代がありますけれども、今現在、業務代行はあの地区にどんなゾーニングをしようとしているのか、施設も含めてね。  高南住宅の皆さん、あるいは柳原南、いわゆる高南地区の皆さんが一番背後にいらっしゃる関係で、消費者あるいは利用者になると思うんですね。当該地がその後の40%を超す高齢化の中で、袋井市の市外、まちから来たり、電車で来たり、当該商業施設を利用していただく方も大事なんですが、足元のいわゆる高齢者層をターゲットにした商業施設、そういったものも当初イメージされたり議論されたことがあったんですが、ただ店舗ができればいいではなくて、袋井駅南という、いわゆるロケーション的には恵まれている、しかし、ロケーション的には恵まれていても、交通の便が、いいようで割とよくないんですよね。新幹線という一つの施設で南北自由に出入りするわけじゃないというようなところもあって、その組み立てをどのように考えているのか、事業者、静岡総合不動産がどんな絵を描こうとしているのか、それについて再度お伺いしたいと思います。 17: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 18: ◯石田都市計画課長 それでは、最初に、袋井駅南都市拠点土地区画整理事業の進捗状況についてお答えを申し上げます。  こちらにつきましては、平成27年7月に組合の設立の認可をいただきまして、現在、仮換地の指定の状況が、おかげさまで100%を指定させていただいたというようなところでございます。  そうしたことから、現在、土地区画整理組合では、建物の移転補償、それから、袋井駅南の都市拠点の土地活用エリアにおきましては、南口駅前線という都市計画道路が広場から南へ延びている道路がありますが、あの道路からの東側エリアに埋蔵文化財が包蔵されているというようなことから、埋蔵文化財調査、こういったものを進めているところでございます。  それで、事業費ベースで申し上げますと、平成30年度末の進捗状況が57億6,000万円に対しまして、6億7,000万円というようなことでございますので、12%弱の進捗、それから平成31年度を終えますと、大体2割弱の進捗になるというような見込みで進めているところでございます。  現場サイドの整備の目標でございますけど、既に駅南循環線ができておりますので、現在できておる駅南循環線から袋井南コミュニティセンターのほうに、都市計画道路が1本配置されております。それから、あわせて、高南地区のほうから、ちょうど新幹線のガードから真北へ延びる道路を土地区画整理事業の計画として位置づけておりますので、まずは、駅南循環線と高南地区から北上するかぎの手の道路、早期に供用開始を目指すようなことで、現在、そのような事業計画を組み立てまして、事業を進めさせていただいているところでございます。  それから、2点目のメディカル地区ということだと、医療施設というようなことですが、そこにルンビニあゆみ園というようなことでございますが、当時の考え方で、地区全体としてはメディカル地区というような総称で申し上げましたが、そこのゾーニングにつきましては、たしか医療、福祉というような言葉で表現をさせていただいて、そういったものに貢献するような土地利用を図っていきたいと、このようなことで土地利用を進めていると思いますので、その福祉というような視点の中で、サービスつき高齢者住宅であったり、保育施設等を誘致してきたというような状況でございますので、御理解をいただきたいと思います。  それからあと、袋井駅南の商業のほうの……。 19: ◯大庭委員 医療機関が2種、あと二つ、わかれば。 20: ◯石田都市計画課長 済みません。それで、今後、誘致する診療科目ですが、まだここだと決まっているものは、今、誘致している事業者のほうからは伺っていない状況でございますが、当然、市内……。 21: ◯大庭委員 市内から来るの、市外の人から来るの。 22: ◯石田都市計画課長 そこもまだ、誰が来るかというところまでまだ伺っていない状況です。  ただ、診療科目としては、やはり地域で不足しているような診療科目をターゲットとして誘致を進めているという状況でございますので、今、御発言ありました誰が来るのかというところまでまだ話は伺っておりませんので、また進展があり次第、御報告をさせていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  それから、商業施設の関係で、どのような土地利用を考えているのかというような御質問がございました。1回目の御質問の中で、大体、商業施設が公表される時期がいつかというような御質問がありまして、そちら、済みません、答えておりませんでしたが、こちらにつきましては、2021年春に開業を目指しておりますので、2020年の2月ごろ、どういった施設に出店事業者が来るかというような具体については公表したいというようなことで、静岡総合不動産のほうから伺っているところでございます。  それから、どのような土地利用を展開するかというようなことでございますが、今回、予算にも計上させていただきましたが、やはり袋井駅南の商業施設のところの特徴というのは、今回、商業の区画整理を展開させていただきます東側の遊水池、それからあと、高南地区へ延びる田端自歩道1号線、これ、自歩道ということで歩行者と自転車が通行できる道路となりますので、そこのところと、特にエリア東側の商業のテナントとをうまく、憩いのある空間というか、そういった空間にしていかないと、袋井駅南の価値というようなところは上がってこないのではないかなと考えておりますので、そういったことも現在、業務代行予定者と協議をしながら、西側の自歩道であったり、遊水池であったり、そういったところと一体となった商業施設にしていきたいと考えているところでございます。  それから、最後に、高齢者層等が利用しやすいものにすべきではないかというような御質問がございました。こちらにつきましては、今、袋井南口開設に伴いまして、袋井南口から横須賀、大須賀方面へ延びていくバス路線が発着していると思います。現在、交通の利便性を望む声が多いことから、この商業施設の付近にバス停が設置できないかというようなことで、今、都市計画課のほうとしては、バス事業者のほうと協議をさせていただいておりますので、そういったことを行いながら、交通の利便性も高めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 23: ◯高橋委員長 大庭委員。 24: ◯大庭委員 本来、特別委員会でやらなければないぐらいの、袋井にとって重要な案件だと思うんですが、長い時間もらってやって申しわけないですが、区画整理、当初かなり反対のあったやに聞いていたんですが、仮換地100%できただとか、かなり順調にいっているようでうれしく思いますけれども、いわゆる問題は発生していないのか、そのことについて再度確認させてください。それから、埋蔵文化財のほうも、かなりそれなりのものが出土しているのか、いわゆるどんなものが、今、確認されているのか、それ、確認、教えていただきたいと思います。  あと、出店事業者は2020年2月ぐらいですか、春先でないとわからないということでありますけれども、確認したいのは、いわゆるモール的な連坦した事業者になるのか、要するに全体が一つの事業として構成するように行政からお願いしているのか、もう業務を代行してやっていただいているものだから、静岡総合不動産に全てお任せなのか、これは非常に重要な問題で、内部で協議した内容、あるいは今まで原田市長が発言してきた内容、そういったものが具現化されるようにアプローチ、働きかけていくべきだと思うんですが、それはどの程度やっているのか、お伺いしたい。  最後に、高南地区との連携というのが非常に重要であります。当委員会には木下委員もいるものですから私から言う必要もないことなんですが、これは昔からも言い古されたことです。  東海道線、新幹線南側遊水池は、本来は公園にしたいというような議論もありました。残念ながら、それは、今、無理だと思います。しかし、高南地区からのアクセス道路の整備、今回、これにあわせてやるべきだと思うんですよ、きれいに。そして、遊水池のところに自転車、それから歩道を兼ねて駅に直結する、いわゆる高南地区から駅に、一つの大きな歩いて通れる明るい道、これはもう最低限やらにゃいけないミッションだと思うんですよ。それがほったらかされて、スポットスポットでこのエリア、このエリアじゃなくて、要するに高南地区と袋井駅をつなぐというビジョンをしっかり明確に出してこれをやっていかないと、この事業は輝かないと思うんです。  あわせて、遊水池があるおかげで、今、小川町ほか、いわゆる浸水地域がかなり救われているんですね、秋田川の。結局、本来、コンコルドのほうへ水を西に流せばいいのを、あの地形からいって東へ湧水をためておいて、それで小川町のほうに回している、そういう形なものですから。これ、全体像をこの袋井駅南をやらないと、昔はもうとにかく袋井駅南は手をつけちゃいかん場所だと、地盤は悪いし、水もはけないしというところに手をつけたんですね。それを救うのがあそこの遊水池ということで私は承知しているものですから、そこら辺も含めて、全体を考えてほしいと思います。  できれば、これ、榛葉都市建設部長でも鈴木副市長でも、袋井駅南が袋井市にとって大きなプロジェクトでありまして、しっかりみんなに見える化をして、わかるような形で最終的な図面を、市役所のロビーに、将来はこのようになるんですよと飾れるようなものをやらないと、いつ何ができるかわからん、知らん間にメディカル地区に四つできた、五つできたというようなまちづくりじゃまずい。  これだけは少し、鈴木副市長だと思うんです。頭から建設畑でやっておるものだから、嫌というほど承知されておることだと思うんですが、できたら、鈴木副市長がお言葉をいただいておきたいと思います。考え方も含めて、一部、埋蔵文化財とか、そこら辺についてだけは少し御答弁いただきたいと。  高橋委員長、長くなって済みません。 25: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 26: ◯石田都市計画課長 大庭委員の御質問のうち、最初に、袋井駅南都市拠点土地区画整理事業の課題についてというようなことでございます。  現在、袋井駅南の都市拠点の土地区画整理組合は御案内のとおり、非常に建物の移転が多いというようなことでございますので、現在、取り壊してもいいよというような建物を中心に抜きながら移転先を確保しているというような、建物移転の進め方をしているところでございます。  今後、だんだんだんだんパズルのように移転が展開できなくなってくるという時期も考えられますので、そうしたときには、また地元へ、まとまって移転をお願いするとかというようなお話もしていかなくてはならないというようなことでございますので、課題としては、移転をいかにうまく、かつ効率的に行っていくかというようなところが課題であると考えております。  それから、埋蔵文化財の出土品でございますが、こちらについては、済みません、後ほど確認をさせていただいて、返事をさせていただきたいと思います。  それから、出店の関係でございますが、こちらにつきましては先ほどもお話しさせていただきましたが、平成29年に行いました募集要項の中で、まちづくりの方針というようなものも示させいただいておりまして、その中で、原田市長等が考えられている項目を具体に記述しまして、それで募集を受けているということでございます。議員の皆様にもたしか配付させていただきましたが、鳥瞰図が、ことしも組合の設立総会を昨年11月にやったんですが、それから12月、1月、2月まででしたか、市役所のロビーで、駅南のまちづくりは今このように展開しているよというようなことで案内をしたパネルを展示させていただいて周知を図ったところですが、またそういったことですので、建物については、連担した建物のイメージパースが現在、事業者からは示されているというところでございます。  それから、雨水対策の関係ですが、こちらにつきましては、大庭委員からお話がございましたように、従来は西から田端東の遊水池のところに水が集まっていたというようなこと、そのようなことがございまして、これ、用途地域を拡大したときに、県と治水の関係について協議をしなくてはならないというようなことでございましたので、こちらにおきましても、その協議の中で、まず現状、東へ流れて秋田川のほうへ行っている排水を、田端東の遊水池からニチアスのほうに西側へ持ってくるように流れを変えるという作業をこの事業の中で行っております。  それから、こちらにつきましては、湛水防除ということで、農林サイドの24時間水をためてもいいよというエリアになっておりまして、その容量がおおむね3,000トン程度はございましたので、それも通常の開発とは別に、この敷地の中に3,000トンの容量をとってもらうと。このような安全治水の関係については、対策を講じまして、造成事業等に着手すると、このような予定でございます。 27: ◯高橋委員長 鈴木副市長。 28: ◯鈴木副市長 袋井駅の南側の開発、これ、条件が相当悪いということでもないんですけど、開発に難しい条件が相当あったんですね。それは三つあります、主には。  それは、一つは排水ですね。そもそも排水、あそこは田原の湛水防除の袋井校区ということで、柳原に農業用の排水があって、ですから、24時間湛水してもいいというところに、もともと、それを昭和40年代、前半、中盤から県企業局のほうで高南団地をつくるということで、山を削って、そうしたことで、まず、水がなかなか農地以外の土地利用をしていくには難しいと。  それから、二つ目が、水があるということで地盤が悪いと、軟弱地盤なんですよね。ですから、土地利用して、とてもよかったです。地盤のところ手を入れていかなければいけない、お金がかかるということ。  それから、三つ目、新幹線の騒音が70デシベル以上だと、住宅地が建てられないんですね。事業所とかそういった、工場とかそういったのはいいんですけれども、その三つが、自然というか地形的な要件があります。  それともう一つ、人的なというか、社会的な難しさというのは、これはやはり地権者の権利意識が、こう言うと語弊があるかもしれませんけれども、結構高くて、合意形成が難しいんですよね。これはもう経験値でもありますけれども、昭和の時代に田端の区画整理をやろうというようなことで、平成20年くらいまでに3回チャレンジしたんですよ。これでだめなんですね。それから、その後も、袋井駅南で今、商業施設のところを、直接借地方式でやろうと言ったら反対者があって、もう土地は所有権があれば反対があれば何もできないものですから、それだったら権利を保持したまま土地利用ができる、換地方式ができる区画整理事業でやろうということで、業務代行、区画整理方式。そういうことで、いろいろなことを経験しながら、今、やっとここまで来たんですね。  その間、普通に開発ができる条件のところは、もう愛野地区はエコパが決まりましたし、どんどんやっちゃったし、上山梨地区だって特定商業施設にしている。実は袋井駅南のほうが早いんですよ、スタートは。それなのに、合意形成ができて進められるところはどんどん進んでいく。だから、難しいところなんですね。開発しにくいというのは。ですが、やっとここまで来ました、新幹線の北側については。  大庭委員からもお話がありましたように、新幹線の南側からきちんとアクセスをして、商業施設にもきちんと便利に行けるようにというのは十分承知しております。  それから、新幹線と高南地区の間のところの土地利用をどうしていくか。あそこの土地利用についてはやはり自然の条件、水の問題と排水の問題と新幹線の騒音の問題は同じです。ですが、もう、今、農地が荒らしてあってぼうぼうになっていて、痴漢も出るとか、夜、痴漢が出て危険だったりとか、そういったことがあるものですから、それと権利意識というのは、これもないと思うですよね。ですから、上を土地利用をしてくれというのはなかなか難しいんですけど、遊水池公園とか何か市民の市街地の中の潤える場所みたいな土地が一番お金もかからず、これからの、それがいいと思うんですが、そこはまだ構想レベルであって、地域との合意もしていませんし、もちろん議会にも正式にこうしていきますと示せていないものですから、少し時間がいただきたい。今、袋井駅と新幹線の間をやること、ここまでこぎつけるのに精いっぱいなものですから、もう少し時間をおかりして、それで示せるようにしていきたいと思います。  それで、アクセスも必要なものですから、ばしっとしたアクセスは商業施設の開業までにはいかないと思いますけれども、理念を掲げられるように、高南地区の皆さんからもいろいろ御意見をもらっていますので、それに取り組んでまいりたいと思います。 29: ◯高橋委員長 鈴木副市長にも説明をいただいて、ありがとうございました。  個別の案件ということだけでなくて、やはり全体のエリアの問題を詰めて進めていく必要があるかと思います。そういう点では、小川町のところなんかも昨年度も調整地整備事業調査設計委託料を出しているというような形で、それなりにもう継続してやっていくということも示されていますので、それは継続して、単発的にやらず、継続してこれからも議会のほうへ、次へ次へという形で示していただけたいとお願いしておきたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 30: ◯鈴木副委員長 大変大きな話の後で大変質問しづらくて、2款1項17目地方創生「日本一健康文化都市」実現戦略推進費、予算書66ページ、空き家対策推進事業の件でございます。これ、2年間かけて建設経済委員会で所管事務調査ということでさせていただいて、きのうは農政課のほうへ少し質問をさせていただいたんですけれども、しつこくてごめんなさい。農地の下限面積のことでございます。  農地つき空き家ということで出ていました。また、小規模な区画整理というところも、その中で出てきまして、大変私たちの住んでいるような地域では、そういった事業が期待されるところでありますので、農地つき空き家の件、都市計画サイドとしてどのように考えているか、今、協議中だというところも承知しておりますので、考え方だけで結構ですので。  それともう一点、8款4項1目都市計画総務費、予算書124ページ、森町袋井インター通り線でございます。ストック効果を含めて今、県と協議中だということでありまして、今現状でいくと、公立森町病院の近くが、事業がだんだん進んでいるところだと思います。  昨日も、袋井バイパスの北側ですか、南側ですか、工業用地の関係のお話も出てきまして森町袋井インター通り線も前、伊藤謙一委員が一般質問したとき、原田市長が卵が先か鶏が先かでしたっけ、そんな答弁もありましたけれども、進めていけばかなり土地としては可能性調査もやった中で、埋蔵文化財もあるというところもありますけれども、可能性が大きい土地だと思っておりますし、今、私のほうにもいろいろ御相談があるのは、やはり物流の関係ですね。今までは長い距離を1人の運転手が全部やっていたところが、なかなかできないというところで、袋井市は、袋井バイパス、東名高速道路、新東名高速道路とアクセスがしやすいところで、一時運転手がかわるような施設ですか、そういったものを西のほうの運送会社からも御相談を受けたりしておる現状もある中で、かなりそういった、固定資産税の関係から見ると余り魅力はないのかもしれないんですけれども、土地としての魅力があるなということを感じておりますので、森町袋井インター通り線のストック効果、どんどんどんどん先へ行くとどんどんストック効果って、僕、落ちていっちゃうと思うんですよ。交通量も減ってきますし、人口も減ってきますので。  どの辺で、市の方針といいますか、県にやってもらうのか市がやるのかということも含めて、現状どんな考えなのか、協議の内容について詳しく教えてください。 31: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 32: ◯石田都市計画課長 それでは、最初に、空き家の関係についての御質問にお答えをしたいと思います。  本市では、自治会にお願いをいたしました簡易調査の結果、空き家総数が766戸存在をしているという状況でございます。そちらを用途地域内外で分類いたしますと、766戸のうちのおおむね7割弱となる525戸が用途地域内で存在している空き家となっております。それから、残りの3割強ということで、241戸が用途地域外に空き家が存在している状況でございます。さらに、用途地域外で農地が付随、ついているかどうかというような視点で見ますと、241戸のうち43戸が、農地つき空き家となっているという状況でございます。  そうしたことから、現在、農政課と連携を保ちながら、農業委員会等に諮る予定ということでございますが、きのうもたしか羽蚋農政課長のほうから話があったかと思いますが、まず、法律では、市全体の農地の下限面積の基準の引き下げというのが必要で、それができたときには、遊休農地の発生状況や、小規模農家が増加している区域において、農地の下限面積の基準を引き下げるというようなことになっておりますので、その基準をどうするかというようなところがございます。法律の中では100平方メートルというような数字も出ておりますし、浜松市でも100平方メートルというような基準で設けてやれているということですが、先ほど申し上げましたように、市のほうとして、幾つ以上というようなことではなくて、基本的にはこれ、農地の耕作放棄地等の対策にもなるというようなことでございますので、案件ごとに農業委員会のほうに諮って、それで判断をしていただきたいと、このようなことをベースに現在、農政課のほうと調整を図っているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、2点目の森町袋井インター通り線の関係でございますが、現在、森町の円田地内を事業化しているというようなことで、河川のつけかえ等も必要だというようなことから、なかなか現場の着手には至っていませんが、森町と県が連携を図って、そちらのほう等を進めている状況でございます。  それで、袋井市というか、同盟会を組織しております、その活動の状況でございますが、本年度は要望活動、当然、例年どおり3回ほど行わせていただいております。それからあと、県の実務者等を交えた勉強会、昨年8月と11月に行ったという状況でございます。それで、それぞれ現状に至った経過の確認をしながら、ストック効果についても検証、意見交換をもらっておるということで、今、県のほうから言われているのが、もう少し課題を明確にした中で、ストック効果をまとめたらどうだというような御指摘もいただいております。その課題の一つとしては、例えば鈴木副委員長のほうからもありましたような物流の関係であったりというようなところも含まれているところでございますので、そういったところを今後、詰めて、ストック効果、平成27年にやらせていただいたものを、県のほうでも理解できるようなストック効果に早急にまとめ上げさせていただいた中で、今後の見通しについては判断をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 33: ◯高橋委員長 鈴木副委員長。 34: ◯鈴木副委員長 ありがとうございます。農地つき空き家の件は、この間も新聞に載っていましたけれども、市街化調整区域内であればというところも国の流れの中で出てくるところもありますので、課題かなというところは認識しておりますけれども、案件ごとというところもございますので。  農業委員会の方々からお話を伺う中では、もう少し市のほうでそういったものを進めていきたいからというような、話の中で協議していきたいというような形の意見も聞いておりますので、市の方針をもう少し明確にというようなことを言っていますので、ぜひ今後、また農業委員会の協議の中でそういった意見が出るかなと感じております。  それともう一点、森町袋井インター通り線の件ですけど、先般4車線を2車線にかえるというところで、地元の説明会に2年くらい前でしたか、来てくださいました。その中でも、今度ストック効果を少し課題整理してというところでありますので、またそういった部分ができましたら、地元説明もしていただきたいなと感じております。あの会場では、なかなか厳しい意見も出ましたし、あそこの土地を持っている方々からすれば、そういった気持ちが出るのも当然だなと感じております。  また、その中で、もう一つ少し考えていただきたいのが、やはり、板築橋で、新しい橋、森町袋井インター通り線の路線には入っていないですけれども、板築橋もぼちぼちかけかえの時期が来ているかなと思いますし、以前、原田市長が山梨地区に来て挨拶してくださったときに、太鼓橋になっているもんでなかなか大型の自動車の利用がしにくいよというところもありまして、山梨区画整理、順調に進んでおりまして、終わりましていいまちになって、まだまだ進めたいというような意見もございます。森町袋井インター通り線を含めて、板築橋のかけかえの部分も、市のほうから要望していただいて、さらに三川地区も含めた、また森町とのアクセスも含めて発展していく行政区境になりますけれども、いいまちができるかなという、防災の面から見てもできるかなと考えておりますので、また含めて検討をしていただきたいと思います。 35: ◯高橋委員長 答弁はいいですかね。榛葉都市建設部長、今の状況を含めて説明してください。  榛葉都市建設部長。 36: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの鈴木副委員長の御質問でございますが、先ほど空き家の話がございましたが、これは空家等対策計画の中にも打っている施策でございますので、そこはしっかり市のほうの考えも、農業委員会のお考えも一回御案内申し上げたところではございますが、しっかり説明をして合意をする中で展開をしていければなと思いますので、今後、引き続き農業委員会と協議させていただければなと思ってございます。
     それから、森町袋井インター通り線の関係でございますが、かねてよりこれもずっと心配をしていただいておるところでございます。先ほど石田都市計画課長からも御案内をさせていただきましたように、経過についてはそういった状況になっているということでございますが、この路線は、本市にとってもとても重要な路線、一番最上段に掲げるような路線と考えてございますので、そういったところでは、何とかこの計画が実現していけるようなことを、今、一生懸命させていただいている、御案内のとおり、森町も含めて、森町袋井インター通り線の整備について、同盟会の中で取り組ませていただいているということで、随時、県の皆様とも協議をさせていただく中で、先ほども石田都市計画課長が言いましたように、さらにストック効果の充実というようなところを、段階を踏んで、今、進めているというような状態ですので、そういったところは少し御理解を賜りたいなと思ってございます。あくまでも今のところ、私どもの計画は、県道への昇格をしていただいて、県施行というような形で向いていけるように、ずっと取り組んできているということでございます。御案内のようになかなか、県下の、前田技監からも少しお話ございましたが、改築と維持管理といいますか、メンテナンスのほうの事業ですね、こういったところの勢力が変わりつつあるというような中ではございますが、ぜひ県のほうで、主要路線の中継をしていただけるようにというところでございます。  ただ、今現状、これから本格的に森町の工区のほうに入っていくというようなそういったことがございますと、一つの路線、二つ同時に工区を施工していくというのはなかなか難しいところも考えながら、そういった森町の進捗確認も見ながら、しっかり袋井でも早急に準備をしていきながら、とりあえず前に進めていくことが一番大切かなと思ってございますので、また引き続きそういったことをしながら、皆様にも節目節目で御案内をさせていただければと思っていますし、また、地域へも報告できる段階ではしっかり御報告等々させていただきながら進めていきたいと思ってございますので、よろしくお願いしたいと思います。  ルートといいますか、先ほど板築橋の話が出ましたけれども、今これもかなり年数がたっているということでございます。なかなか橋の改修とか更新といいますのはかなり大がかりな費用がかかってくるということでございますが、この辺は県のほうでしっかり御支援いただくところではあろうかとは思いますが、そういったところも含めて、全体の中でいろいろ御提案等もいただいておりますので、そういったものも含みながら総合的といいますか、総体的にいろいろな議論をさせていただければなと思ってございますので、ぜひとも今後とも御支援のほどよろしくお願いしたいと思います。 37: ◯高橋委員長 榛葉都市建設部長の決意をいただきました。引き続きお願いしたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。  少し小さいところですが。 38: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 39: ◯高橋委員長 少し小さいところで、ラグビーワールドカップ2019関連で看板設置ということで予算がついているんです。もう直前になってなかなか雰囲気的に、本当に本祭かなというところで見えてこないんですけれども、これを機にある程度、説明資料のときに何カ所かということであったのかなと思うんですけど、そこのイメージが少しわからないものですから、まだそういうデザイン等も示されたことはないんじゃないかなと思いますけれども、少しそこら辺のところで、ある程度固まっている部分があれば、少し示していただきたいなと思うんですけど、いかがでしょう。 40: ◯鈴木副委員長 石田都市計画課長。 41: ◯石田都市計画課長 現在、屋外広告物の状況ですが、大きく二つ話をさせていただきたいなと思います。  1点目は、以前、伊藤委員のほうから一般質問があったときの、市民からの指摘ということで、対策はどうなっているんだというような質問がございまして、そちらのまず進捗の関係でございます。当時、45件違反の状態であるというようなことで、今日まで電話であったり、面談であったりというような取り組みをさせていただきまして、おかげさまで、36件が是正完了の状態になっております。それから、4件が是正に向けて着手しておりますので、間もなく完了するということで、45件のうち40件が完了ということです。  5件については、改善には至っていないものの、設置業者や広告主への指導、こういったところも継続しているというようなことでございますので、時間をあけずにしつこく連絡することによって効果が出るというようなところも今回取り組ませていただいてわかった点でございますので、そういったことを心がけていきたいなと思います。  それから、2点目のラグビーワールドカップ2019の関係でというようなことでございますが、3月8日の静岡新聞で違反広告物是正、県の方針としましても、袋井市の愛野駅周辺などで指導強化をしていきたいというようなことで報道がされていると思います。  県では現在、重点箇所を定めて、そこを指導していきましょうというようなことで取り組んでおります。それについては現在調整中というところでございますので、また、まとまり次第、重点箇所等については、県内の調整を図って定められていくものと認識をしているところでございます。  市の取り組みといたしましては、平成30年度に予算計上して、現在、市内の看板の状況を、MMSということで、モービル・マッピング・システムというようなものがありまして、レーザーを飛ばして、看板の高さであったり大きさがわかるというようなものがございますので、そういったものを活用して、現在、調査をしているところでございます。その調査を受けて、平成31年度、時間の問題もございますが、愛野駅周辺については、平成30年度この調査がまとまり次第、速やかに、年度を待たずに、違反広告物については改善が図られるように取り組んでいきたいと思います。  ただ、県では、違反広告物業者に対して指導を徹底するというような動きもありますので、県のほうと連携を図った中で、可能な限り対応をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 42: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 43: ◯高橋委員長 今、まだ平成30年度なのに、申しわけないです。ありがとうございました。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44: ◯高橋委員長 なければ、早いですが、都市計画課所管については以上といたします。  引き続いて、それじゃ、説明だけいただいて休憩にしたいと思います。都市整備課所管について、当局の説明を求めます。  八木都市整備課長。 45: ◯八木都市整備課長 (省略) 46: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  質問をまたいでしまって申しわけないですが、ここで休憩とし、10時45分まで休憩といたします。                (午前10時33分 休憩)                (午前10時45分 再開) 47: ◯高橋委員長 皆さん、おそろいですので、会議を再開したいと思います。  先に、先ほど大庭委員から質問がありました、袋井駅南都市拠点土地区画整理事業での埋蔵文化財の発掘の現況ということで、当局より説明ができるということですので、お願いをしたいと思います。  石田都市計画課長。 48: ◯石田都市計画課長 それでは、袋井駅南の都市拠点の関係で、埋蔵文化財の出土品等の状況というようなことでございます。  袋井駅南都市拠点土地区画整理事業のうち、先ほども申し上げましたが、都市計画道路南口駅前線、駅から南進する道路から東側のエリア、大体現在、4.3ヘクタールを埋蔵文化財が包蔵されているという状況でございまして、今年度は、そのうち2,300平方メートルの調査をしたという状況でございます。  現在、出土文化財の状況ですが、主に弥生時代、今より2,000年前の建物、竪穴式住居が確認ができたというようなことで、竪穴式住居は地面を掘りくぼめて、そこに屋根をつけた簡単な構造というようなところでございます。一部の竪穴式住居からは弥生土器が出土しておりまして、土器の形は、つぼ、かめ、たかつきなど、さまざまなものがありますが、現在の時点では捨てられたものというような推測をしているというようなところでございます。  本年度の状況については以上となります。 49: ◯高橋委員長 それでは、議第9号の所管部門についてのうち、都市整備課所管についての質疑に入っていきたいと思います。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  佐野委員。 50: ◯佐野委員 2点ほど、少し御説明ください。  1点目は、予算書63ページでございます。2款1項16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費017細目のみずべ活用推進事業(ミズベリング)原野谷川賑わい創出事業委託料の200万円でございますけれども、これまでも原野谷川賑わい創出事業ということでさまざまなイベント等を行ってきたと思いますけれども、今回の原野谷川賑わい創出事業委託料の目的と内容的なものは、どういう狙いというようなことをやっていくのか、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。  それから、少し飛びますけれども、予算書128ページの8款4項5目緑化推進費の中の一番最後のところなんですけれども、公園樹木等管理委託料5,278万3,000円、昨年度予算と比較いたしますと1,451万8,000円減額となっております。この理由について、少し説明をお願いいたしたいと思います。 51: ◯高橋委員長 八木都市整備課長。 52: ◯八木都市整備課長 それでは、佐野委員の御質問にお答えを申し上げます。  初めに、ミズベリング事業の平成31年度の狙いということでございます。ミズベリング事業につきましては、都市の中にある空間の川辺とか海辺といった水辺の可能性に着目をして、そのエリアを中心に、住みよい豊かな社会づくりをしていこうというような活動でございます。  ミズベリング事業につきましては、平成29年度から交付金をいただきまして、活動を始めたところでございますが、1年目につきましては、ワークショップを開いて原野谷川周辺を歩いてみて、どんな活動ができるのかというようなことをやらせていただきました。  平成30年度につきましては、その結果をもとに事業を進めたというところでございます。事業の内容的には、水辺のコンサート、水辺のデザインワークということで、河川敷のところに遊歩道をつくるというようなこと、それと「原野谷川 de ひなまつり」ということで、原野谷川の石を拾ってきて、それに顔を描いたり、千代紙で服をつくったりというような活動をしてきたところでございます。  いよいよ今度平成31年度は3年目というところでございます。ミズベリング事業につきましては、今のところ、ふくろいコミクスと袋井市というところで活動しておりますけれども、今後、この活動については、地域の皆様が主体となってやっていけるような活動にしていきたいなということを思っておりますので、引き続き事業の内容的には、平成30年度に実施をした事業、水辺のコンサート、また河川敷のタイル敷き、それとひなまつりというようなものを実施する中で、今度は地域の皆様で協賛をしていただけるような方を募集していきながら、独自で活動できるようなことをしていきたいなというところで考えております。  次に、公園樹木管理の委託料でございます。減額している理由というところでございますけれども、主には原野谷川親水公園が今度、指定管理に変わったというところが主な内容でございますが、あとは経費の削減というところもございますけれども、なかなか経費が厳しい中で、これまで業者にお願いしていたところを少し職員の中でも実施できるような形にしていくということで、事業の管理の頻度を、少しずつ委託をする分を下げさせていただいたというところでございます。よろしくお願いします。 53: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 54: ◯木下委員 私のほうからは、歳入22款1項3目土木費の公園施設長寿命化事業というところでございますけれども、ここを公園なんかは、各公園でいろいろその状態は違っていて、遊具とか、中のトイレとかもいろいろ支障が出ているところで、長寿命化は必要だと思うんですけれども、実は子供たち、ほとんど公園で、地元なんかでも公園がたくさんありますけど、ほとんど使えていない状態なんですけれども、施設の長寿命化ということとともに、施設利用、例えばこの間、三川地区とか豊沢地区の公園とかというと、遊具なんか非常にいいのがあって、平日でもかなりたくさんの利用者がいるというところなんですけど、かなり施設自体に差があって、もう少しいいものがあるといいなという部分もあって、公園施設長寿命化事業、あるいはそのほかにも、公園のところは整備事業のところでいろいろあるんですけど、そこの部分はどういうように考えていらっしゃるか、長寿命化はもちろん大切なんですけど、その辺もう少しどうかなというところでお考えを教えていただきたいなというところが1点と、8款4項5目緑化推進費の予算書127ページ、花工場のところがあります。それ以外にも花を使った、先ほどのミズベリング事業とかいろいろございますけれども、花工場、台風24号で被害を受けたところがかなりありますね、ビニールハウスが飛んでしまったとか。そういうことに対する、花工場等謝礼というところがここには出ていますけれども、そういうところに対する、実際に花をつくることができなくなってしまっている部分もあるので、その辺の対応というか、その辺をどういうようにされているかを教えていただきたい。  その2点をお願いします。 55: ◯高橋委員長 八木都市整備課長。 56: ◯八木都市整備課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  初めに、公園施設の長寿命化と、公園にある遊具の関係ということでございます。  公園施設の長寿命化につきましては、公園施設長寿命化計画に基づきまして進めさせていただいています。  まず、初めに、公園の点検を実施、詳細点検をした中で、D評価といったものになるものを優先的に更新もしくは廃止といったものを進めさせていただいておりまして、来年度で一通りD評価のものが終わるというような状況でございます。  続いて、C評価のほうに入っていくわけですけれども、部分的に一部、部品が悪いところとかというのもありますので、そういったものは随時、その経年に基づきまして、これからやっていきたいなというところでございます。  それと、日常的な管理の中で、職員が見回りした中で、一部、ベンチなんかでも木の角の部分が欠けておったような状況がありますので、そういったものについては修繕費等で直させていただいているというような状況でございます。  それと、他の公園で設置をされている遊具のことでございますけれども、袋井市の公園には、190カ所ぐらいの都市公園とか寄附公園とか農村公園を含めて全てあるわけですけれども、一通り公園については一応、袋井市都市公園条例なんかでも1人当たりの都市公園の敷地面積とかが決められておりまして、10平方メートルぐらいというような標準がございまして、袋井市もそれに近づく、都市公園だけでいけば9.7平方メートルぐらいありますけれども、ほかの公園を含めても10平方メートルを超えるぐらい、これからみつかわ夢の丘公園が都市公園に指定されるようなことも考えると10平方メートルを超えるというようなことで、一通り水準を満たしているのかなというところでございます。  これから、じゃ、これからその公園をどうしていくかというところでございますけれども、言われたとおり、利用されていない公園も小さい公園なんかはあるのかなというところで考えておりますので、これからは地域の皆様にどうやって使っていただくかというところで、昔は、公園なんかに遊具を設置すると、滑り台とかブランコ、砂場といった、ある一定のものを三つぐらいつくればいいよというようなところもあって、どこへ行ってもそういったものがあるというようなところなんですけれども、なかなかそういったものを一つの公園に集約するとか、地域の皆様の使い勝手がいいものを、この公園はこういったものを使いたい、この公園はこういったもので使用していきたいというようなことを考えながら、整備を進めていければいいんじゃないかなというところで考えているところでございます。  地域によっては、公園等の遊具なんかも更新をするのか、撤去をするのかというところで、自治会とかにも、自治会長とか地域の皆さんにも相談させていていただきながら、進めさせていただきたいと思います。 57: ◯木下委員 花工場の修繕。 58: ◯八木都市整備課長 済みません。  花工場でございますけれども、台風の被害で花工場、4カ所ですか、被害がありました。今の状況でいきますと、南の花工場がまだビニールハウスが少し張られていないというような状況でございますが、ほかのところについては修繕が終わっておりまして、花苗のほうの生産に入っているというような状況であります。  花工場につきましては、もうしばらく、年度内には終わるというところでございますけれども、春の花の配布には間に合うというような状況でお聞きをしておりますので、間に合うかなというところで考えております。よろしくお願いします。 59: ◯高橋委員長 よろしいですか。  木下委員。 60: ◯木下委員 公園の施設、遊具、危ないから撤去してほしいとか、どうせ使わないからということもあるんですけど、ほかの遊具のこういうのがあるよという提案とか、そういうところを実際に今、撤去するか、これを直すか、あるいは同じものをつけかえるかの提案しかなされていないようなところが、たしか今まであったと思うんですね。新しいこういう遊具がありますよとか、今、かなり活用されている遊具がありますよというのを、ぜひ自治会のほうにも落としていただいて、ある程度広いところもあるし、もちろん防災的にそこを使ってというところもあるんですけど、やはりそういうところも少しあると提案とかされるといいのかなというのがあるので、これ、少し要望というところです。  あとは、花工場のほうは、ぜひ支障がないようによろしくお願いします。 61: ◯高橋委員長 要望ということにさせていただきます。  そのほか、いかがでしょう。  伊藤委員。 62: ◯伊藤委員 それでは、先ほど少し佐野委員、また木下委員と少し関連しながらの質問になるんですけれども、3点ほど質問させていただければと思います。  まず、予算書127ページの8款4項5目緑化推進費の花工場の関連で、花工場の商品というか、花を出すという意味で、結構やはり例年人気があった花マルシェというイベントがあると思うんですけれども、そちらに関しては、今回ミズベリングのほうも事業化されていますけど、多分先ほど八木都市整備課長おっしゃっていただいた、ふくろいコミクスがかなり主体となっているというところで、そちらは継続的にやられるかどうか、平成31年度予算からは見えなかったので、そちらをまずお伺いしたいということと、あと、公園の関係の中で、同じ場所にはなるんですが袋井宿場公園の周辺で、例えば旧中村洋裁学院だとか林薬局だとか、かなりこのまちで古い歴史のある建物があって、両方とも民間管理ではあるんですけれども、かなり老朽化というか、古くなってきている。特に旧中村洋裁学院のほうは結構、民間の方々が今も利用されていたりだとかするんですけれども、林薬局のほうは、中が今、展示室みたいになっていてという中で、例えば老朽化の中で、公園に隣接している中で、安全的な部分だとか、そういった部分というのはどのように考えられているかという部分が2点目。  3点目ですけれども、同様に、河川の周りのにぎわい創出という部分で、以前少し八木都市整備課長にも御相談はした記憶があるんですけれども、水辺の創出の事業やミズベリングを背景に考えているところに、以前、NEW!!わかふじ国体のときに書いた河川の絵があると思うんですよね。そちらが今かなり老朽化が激しくなってきて、そういった部分でなかなかいろいろな評価もあるという中で、今後、少し結論としてどういうような形であの場所を考えていくのか。少し3点ほどお伺いしたいと思います。 63: ◯高橋委員長 八木都市整備課長。 64: ◯八木都市整備課長 それでは、伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  初めに、花マルシェでございます。花マルシェは6月に開催をさせていただいておりますけれども、かなり人気のあるイベントでございまして、昨年なんかは、寄せ植えワークショップであったり、ガーデニング用の雑貨のお店等も出店をしていただいて、かなりの方が来ていただいているというところでございます。また同時に、JR東海のさわやかウォーキングの日と重ねて開催をするなどしておりますので、中心市街地からそこを通って通過するというようなウオーキングコースもあってにぎわっているのかなというところでございます。来年度、引き続き開催させていただくというところで考えておりますので、また機会があればいらしていただきたいなと思います。  それと、袋井宿場公園の安全対策というようなことでございます。民家、旧中村洋裁学院であったり、その隣に建物が隣接しているというようなところでございますけれども、その中の状況というか、そちらを少し今把握しておりませんので、そういったかなり古そうだなというところはありますので、いま一度、そういった安全対策につきましては当課の中で相談をさせていただいて、皆さんが安全で使えるような公園ということに努めていきたいなと思います。  それと、河川に描かれている絵ということでございますけれども、以前、お話もさせていただく中で、河川の絵についてはなかなか基準が厳しいということで、景観法という中でなかなか厳しいというような状況でございますので、今はまさに絵を、土を上に盛って隠しているというような状況、ただ、消すのにすごい費用がかかるものですから、そういった状況にさせていただいているというところでございます。また同じようなところに同じような絵が描けるかというところは、景観法に基づいて、少し難しいのかなというところでございます。 65: ◯高橋委員長 伊藤委員。 66: ◯伊藤委員 ありがとうございます。  それでは、少し再質問させていただきたいと思うんですけれども、花マルシェに関しては、前回、私、多分決算のときの委員会の場だと思うんですけれども、非常にすばらしいイベント、すばらしいというのは私の主観ですけれども、人も大勢寄っていたし、花工場の方々も、やはり育てた花をそこに出荷して多くかかわっていたという部分で、やはり花工場の方々が今後、後継者不足とかそういったこともある中で、やりがいづくりの部分では、こういったイベントをぜひ生かしていただきたいなと思うものですから、ぜひ事前周知をことしはいっぱいしていただいて、たくさんの方が寄っていただければと思っております。これ、希望です。  2点目は、安全性に関して、今後、また少し確認をさせていただきますというようなお話をいただいたと思うんですけれども、私としては、分野が全然生涯学習のほうに移っちゃうかもしれないので少しここで触れるのは適正ではないかもしれませんが、やはり今、袋井の古い建物というか、歴史のある建物というのはなかなかないところで、やはりそういった中で、袋井宿場公園の東海道のところにああいった形がまだあるというのは、何らかの活用方法があるんじゃないのかと個人的には思いますので、ぜひとも担当課一課だけではなくて、いろいろな観点からぜひ考えていただければなと、これは要望でまたさせていただきます。  最後、河川の絵ですけれども、なかなかやはり費用がかかるということは存じてはおるんですが、やはりどうしても評判もよろしくなかったりだとか、今後どうしていくのかという方向性も見えない中でそのままとなっている部分に、少し問題があるんじゃないのかなと感じてはおるんですけれども、例えば景観法の関係の中で難しいといった中で、活用方法を考えているのか、もしくはいつかどこかでまとまった予算ができたときに消すというような形でいくのか、その辺というのはどういった考え方があるのか、少し伺いたいと思います。 67: ◯高橋委員長 八木都市整備課長。 68: ◯八木都市整備課長 河川の絵、今現在、NEW!!わかふじ国体であったり、高校総体であったりというときに、地域の小学校とか中学校の方が描いたというところでございまして、景観法の中でも、県で出している静岡県の公共事業における景観形成の指針なんかでも、一過性のものでそういったブロックや河川の護岸に絵を描くのはよろしくないというような状況でございますので、消していかないといけないかなというところでは考えております。ただ、今、予算がまだ確保できていないというところでございまして、今、いつというところでは少しこの場では控えさせていただきたいなと。済みません、よろしくお願いします。 69: ◯高橋委員長 よろしいですか。  伊藤委員が言われた花マルシェは、原野谷川賑わい創出事業委託料の中には、お金は入っているということですね。 70: ◯八木都市整備課長 これは入っていないです。 71: ◯高橋委員長 予算措置はされていないんですか。 72: ◯八木都市整備課長 予算措置していないです。独自でやられていますので。 73: ◯高橋委員長 独自事業でもう自主開催ということで、そういうようにもう自立しているという。 74: ◯八木都市整備課長 そうです。 75: ◯高橋委員長 あともう一つは、安全対策という点で、少し生涯学習課なりと関係すると思うんだけど、旧中村洋裁学院なんかも国の登録有形文化財として認められたりということで、もう言われているもんで、そういうところ確認はされていると思うので、少しそこら辺は都市計画課とも関係するかもしれませんが、もう一度そこは確認しておいてください。共有的なところですので、皆さんに。 76: ◯八木都市整備課長 昨年、袋井宿場公園に設置をされておるブロック塀を、大阪北部地震の関係から基準を確認したら、少し基準に満たないというような点がありまして、ブロック塀だけは撤去させていただきました。  今、袋井宿場公園北側にもメモリアル広場ということで、前から計画がされておるところ、地域で今、話をしながら、どうやって整備をしていくかというところも考えているところでございますので、そういったところとまた、地域の古い建物、どういったように生かしていくというところも必要かなと思いますので、そこら辺で一緒に考えていきたいなと思います。お願いします。 77: ◯高橋委員長 また各課連携して、そこら辺のところはお願いしておきたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78: ◯高橋委員長 ないようですので、都市整備課所管については以上といたします。  それでは、下水道課所管について、当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 79: ◯内山下水道課長 (省略) 80: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいま説明いただきました下水道所管についての質疑をお受けしてまいります。いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 81: ◯鈴木副委員長 私からは4款1項7目環境衛生費、ページでいくと予算書100ページ、合併浄化槽設置事業費補助金について教えていただきたいなと思います。  先ほど説明の中で、三川地区や宇刈地区の特定集団がなくなったという中で、予算がその分はないんですけれども、その地域への特段アプローチはしないのかというところと、もう一つが、核家族の中で5人槽がふえるというところで、予算を見比べると、確かに去年よりかなり5人槽の数がふえているなと思うんですけれども、つけかえの場合の7人槽の、昨年と比べてかなり減っているんですけれども、つけかえだとこんなに7人槽分というのが少ないのかなと、現状の住宅のところに浄化槽をつけるというところと、そこそこ皆さん、敷地的にも広い建物、大きなうちになるかなと思うんですけど、この辺の見立ても少し教えてください。 82: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 83: ◯内山下水道課長 まず初めに、特定集団推進地域浄化槽設置費補助金の廃止でございますが、これに関しましては、平成30年度は三川地区だけ補助金のほうを出させていただきました。  当初予算の関係でございますが、平成29年度に要望等を聞いていたところ、15基ぐらいの特定集団の関係を計上させていただいたところでございます。それに伴いまして、平成30年の4月に地元のほうの、平成30年度にやる特定集団推進地域浄化槽設置費補助金の説明会をやりまして、同じく15名ぐらいの、当初としましては補助金のほうの申請が来たような形でございますが、その後、補助金がなくなるというような形の流れの中、または地元の業者、そのほか市外の業者にもなりますが営業のほうをしていただいたというような形で大分ふえまして、42基、倍以上少し申請のほうがふえたというような形でございます。そういったことを持ったことで、あと宇刈地区と深見地区にもありましたが、同様に深見地区と宇刈地区は10年ぐらい、平成30年度で11年、補助金を出しているような形で進んでいまして、三川地区だけが11年連続で補助のほうをさせていただいています。宇刈地区のほうは、2年ぐらいほど前から補助要綱でございますが、5件、つけかえが1件、またあと残り新設4件でも結構なんですが、そういった要件も地元要望とか班内回覧を出しても少ないということで、また、合併処理浄化槽のほうの補助金要綱と維持管理費が来年度からできるというような形のことを地元のほうに説明いたしまして、特定集団推進地域浄化槽設置費補助金のほうの廃止をさせていただいて、理解をしていただいたような形をとっております。  また、設置事業に関しましては、平成31年度から市の実績のほうに基づきまして、補助金の金額が若干上がるというような形に、つけかえに関しましては上がりますので、そういったことで御理解をいただいたというような形でございます。  あと、5人槽がなぜふえたかという形でございますが、これは、新設につきまして130平方メートル以上を超えますと、7人槽というような形になっておりまして、その関係から、新築の場合はそこら辺を見定めまして、130平方メートル以下というような形で世帯人数自体が少なくなっておりますので、5人槽以下の浄化槽のつける割合が多いというような形でございます。  また、7人槽のつけかえの予算が減ったということでございますが、これは実績等を鑑みまして、減っているというような形をとらせていただいた形でございます。 84: ◯高橋委員長 鈴木副委員長。 85: ◯鈴木副委員長 ありがとうございました。  それともう一点、4款1項7目環境衛生費同じ項目の中で、新規の事業、1名分の臨時雇賃金、合併処理浄化槽維持管理費補助金業務担当臨時職員というところがあるんですけれども、この方の1名分のお仕事の内容、どんなものを見込んでいるのか、少し教えてください。 86: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 87: ◯内山下水道課長 来年度から始まりますので、合併処理浄化槽の台帳自体は整備されていませんので、市のほうにはございませんが、県のほうからいただくような形というか、情報提供があるというような形で聞いておりますので、そういったものに基づきまして、合併処理浄化槽の設置者等の把握をするというような形でございます。あと、周知チラシ等に関しましても、静岡県生活科学検査センターのほうへお願いをしまして、チラシ等を入れるような形の手続をさせていただいて、11条検査等のやっていられる方、または、以前11条検査やっていて、このごろはやっていない方も、やってくださいよという通知を、静岡県生活科学検査センターのほうから出していただいているような形がありますので、そういったチラシ等の配布とか、配布の事務とかというような形を考えております。 88: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 89: ◯大庭委員 参考に少し教えてください。  汚水処理人口普及率が、平成29年度で75.9%、平成30年度で77.1%、平成31年度で78.3%ということで承知していますが、毎年1.2%少しということで、あと20年たてばこれも100%になる、そんなペースだと思うんですが、この100%へ向けての計画というのはどのようにイメージされているのかが1点。  それから、今現在、78.3%の汚水処理人口普及率のうち、汚水処理、それから公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽、それぞれが何%ずつなのか、普及率を含めて教えてください。  最後に、マンホールの液状化対策、もうほとんど終わっているはずなんですが、マンホールの液状化、マンホールの何カ所かのうち、何カ所が液状化対策が終了したのか、それについてお伺いしたいと思います。今年度まだやらにゃいけないものがあるのか、伺います。 90: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 91: ◯内山下水道課長 汚水処理人口普及率に関してでございますが、公共下水道基本構想に基づきまして、平成52年度ぐらいになりますが、大庭委員がおっしゃった、あと20年ぐらいで100%を目指していくというような形でお示しをさせていただいています。  これに関しましては、公共下水道で約66%、農業集落排水を入れて67%ぐらい、合併処理浄化槽で33%ぐらいということで、そういった割合だったと思います。  下水道に関しましては、平成52年度までに管渠整備等を終わらせる、処理場のほうの整備も終わらせていくというような形で、計画的に進めていくというような形で考えております。  今言ったように、パーセンテージが出ておりませんが、汚水処理人口普及率の関係でございますが、昨年度でございますと、下水道のほうの行政人口が8万7,938人に対して、公共下水道が3万9,442人、44.9%でございます。農業集落排水が266人で0.3%、合併処理浄化槽が2万7,065人で30.8%というような状況でございます。また、大庭委員が言ったように、総合計画等で約1.4%前後のもので進めていくというような形で、計画は、毎年1.4%前後でアップさせていくというような形で考えております。  あと、マンホールの液状化対策、これ、下水道事業のほうになるかと思いますが、総合地震対策の中で、76基が液状化した場合に浮上する可能性があるというような形で出ておりましたが、そのうちの65基、詳細のほうをお調べいたしましたところ、65基に浮上対策をする必要があるということで、平成26年から平成28年にかけまして、その65基を国の補助金をいただいた中で、今年度終わる予定でございましたが、国の補助金が前倒しでついてきたということで、2年前倒しで65基、液状化対策のマンホールに関しましては完了していますので、御報告させていただきます。 92: ◯高橋委員長 大庭委員。 93: ◯大庭委員 今、下水道関係で汚水処理人口普及率、平成30年度で公共下水道が、44.9%、農業集落排水で0.3%、合併処理浄化槽で30.8%と言ったですが、77%程度にならにゃいけない数字が合うように、少しもう一度教えてください。  それから、マンホールについては、前倒しでやれてよかったと思うんですが、下水道絡みで耐震化をしなければならない、まだやらなければならないマンホール以外の事業で、今現在やっているものというのはどんなものがあるのか、特に平成31年度の予定を教えてください。ないのかあるのか。 94: ◯高橋委員長 それ、下水道事業特別会計じゃなくて、今……。 95: ◯大庭委員 今、わかる範囲で。 96: ◯高橋委員長 そのときまた詳しくやってください。  内山下水道課長。 97: ◯内山下水道課長 汚水処理人口普及率、平成30年4月1日現在の数字まで実績で出ておりますが、これに関しましては、先ほど言った75.9%という形で報告をさせていただいております。 98: ◯大庭委員 平成30年度で。 99: ◯内山下水道課長 平成30年4月1日現在、昨年度で75.9%という形で報告をさせていただいております。その数字に基づきまして、先ほど言った公共下水道が44.9と、農業集落排水が0.3と、合併処理浄化槽が……。 100: ◯大庭委員 平成29年度末で75.9、平成30年度末、見込みで77.1と聞いているけど。我々知っているのはこれしかない。 101: ◯内山下水道課長 見込みのほうの数字ということですか。 102: ◯大庭委員 見込みでも何でも、正しい数字がわかればそれでいいもんで。                 〔発言する者あり〕 103: ◯内山下水道課長 下水道のほうも毎年1%ずつ上がっていくような形を考えておりますので……。 104: ◯大庭委員 だから、77%になるであろうと。今現在ははっきりはわからないと。 105: ◯内山下水道課長 はい。済みません。  下水道の耐震のほうの関係でございますが、今、管渠のほうに関しましては液状化対策等が済んでおりますので、今のところ進めていくというような形はありませんけれども、公共下水道事業特別会計予算のほうで御説明をさせていただきますが……。 106: ◯大庭委員 じゃ、そのときに聞くでいいです。 107: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108: ◯高橋委員長 ないようですので、下水道課所管については以上といたします。  以上で、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算について所管部門については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 議第13号 平成31年度袋井市公共下水道事業特別会計予算について 109: ◯高橋委員長 若干、午前中まだ時間がありますので、議第13号の公共下水道事業特別会計予算についての説明を受けて休憩としたいと思いますので、引き続き、議第13号 平成31年度袋井市公共下水道事業特別会計予算について、当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 110: ◯内山下水道課長 (省略) 111: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  質疑は午後の会議を再開してからという形にいたします。  それでは、ここで休憩とし、午後は1時15分再開といたします。                (午前11時54分 休憩)                (午後1時12分 再開) 112: ◯高橋委員長 それでは、皆さんおそろいですので、会議を再開したいと思います。  初めに、午前の会議の中で、当局に訂正を求められておりますので、都市整備課のほうからお願いしたいと思います。  八木都市整備課長。 113: ◯八木都市整備課長 午前中の都市整備課所管部分の質問の中で、伊藤委員から、花マルシェの委託料の予算について原野谷川賑わい創出事業委託料の中に入っているかという御質問がございましたけれども、原野谷川賑わい創出事業につきましては、2款1項16目の地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の中で、みずべ活用推進事業、これが原野谷川賑わい創出事業委託料と、あと8款4項5目緑化推進費の中に原野谷川にぎわい創出事業委託料というのがございまして、花マルシェにつきましては、8款4項5目緑化推進費の中の原野谷川にぎわい創出事業委託料25万円が花マルシェの委託料でございましたので、市の予算の中に入っていないというような答弁をしてしまいまして申しわけございませんでした。よろしくお願いします。 114: ◯高橋委員長 そういうことで、予算に入っておりますので、質疑に値するということでした。  それでは、午前の議第13号 平成31年度袋井市公共下水道事業特別会計予算についての質疑のほうに入っていきたいと思います。  午前中の説明につきまして、質疑のある方はお受けしてまいります。  大庭委員。 115: ◯大庭委員 御案内のように、水道については、耐震化の適合率というのは平成45年までに、平成25年38.8%から平成45年に66.47%にするという、水道管ではそうした計画を立てています。  同じように下水道も、午前中少し説明させていただいたように、一朝有事、震災があったときにどう対応していくかというのが一番問題になっていて、特にシンボリックなものはマンホールの浮いてしまうというような、あれが75基のうち65基を整備したというものですからよかったなと思うんですが、管渠のほうがやはり詰まってしまうと困ってしまう。ついては、今年度、全体、今回も、これは報告事項2─ケ下水道総合地震対策計画の第2期というもので見させてもらうんだけれども、この数字で管路が全長何メートルあって、何メートルが耐震化された管路になっていて、平成31年度の当該年度、耐震化に向けてどういうようにされているのかというようなことを聞きたかったわけです。  水道については一つの大きな計画が出されているんですが、下水道についてどのように考えているか、お伺いしたいと思います。 116: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 117: ◯内山下水道課長 大庭委員の質問にお答えいたします。  管路については230キロメートルほど整備をされておりまして、その管ですが、一応埋め戻し土を良質土で埋めて、転圧の基準どおりやっているということで、一定の液状化対策、耐震対策をやっているというような形の流れで、平成18年度ぐらいに調査をさせていただいた中で、そういった中で、調べて耐震診断をやって、一応管路のほうは耐震ができているというような形で考えております。それ以降は、耐震基準に基づきましてやっておりますので、管路について耐震化はされているというような形でございます。  それで、浄化センターのほうになりますが、第1期の下水道総合地震対策計画のほうが終わりまして、第2期を来年度から始めさせていただくような形で計画をしております。  これに関しましては、平成27年7月でございますが、国土交通省より、新たに設置または改築を行う建設について所要の耐震化を図るとともに、既存の下水道施設について速やかに耐震診断を実施するよう、処理場施設などの耐震診断の要請がありましたことから、先ほども言いましたが、管路施設のほうの液状化対策が平成28年度に完了しましたので、平成29年、平成30年ということで、耐震診断を実施させていただきました。  それに伴いまして、資料のほうにもありますけれども、浄化センターのほうの管路、管渠を含めて、管廊というのがA、B、Cと三つあります。また、沈砂池ポンプ棟、あと流入渠、これ、ファイ1,350のものになります。それと水処理施設の第一系列、一番最初につくったものと汚泥処理棟、塩素混和池などが、その結果、耐震でございますが、レベル2がないということで、大規模地震、震度7ぐらいのものが来ると少し支障を来すような形の耐震診断が出ました。  これにつきましては、この計画の中で耐震性能2′というものが、そのときに国のほうで考え方がありまして、結局、浄化センターでございますが、水処理を続けていきながら耐震をやっていくということができないというか、なかなか困難な場所がありますので、そういったものに対しましては、耐震性能2′、安全性を確保して速やかに最低限の機能を回復できる性能、損傷を受けますが補修修繕など補強などをすれば、速やかに機能回復ができて、汚水処理ができるというような形をいいます。  これに関しましては、基礎杭でございます。これに関しまして、今言った、潰れることはなくて大丈夫なんですが、レベル2の速やかに機能回復ができる機能までするような形を考えたいとは思うんですが、水槽の大きいところの下にくいがあるものですから、それをそういった耐震にするというのは、非常に物理的に難しい、工法的にはないような形ですので、そういったのは、揺れたときに、上の水槽の接続部が少しいかれていますが、こっちのほうの機能的には水槽のほうには何も問題ないよというような機能で耐震性能2′を認めるというような形でなっておりますので、それを目指していきたいと考えております。  今回の平成31年から平成35年、2023年度までに、流入渠、あと沈砂池ポンプ棟、汚泥処理棟、今言った3、4、5の管廊でございますが、これを耐震化というような形で計画させていただきまして、あと、先ほど言いました水処理棟の第1系列の関係で三つありますが、最初、沈殿池と反応タンク、最終沈殿池、これが今言ったような形で少し施設のほうが、管渠とかそういったものがあるとかそういったものがあるものですから、今、第2期じゃなくて第3期以降で考えて対応してまいりたいと。そうすれば、水処理棟、池が、3池目が一応それまでにはでき上がっているというような形でございますので、第3期以降に最終沈殿池の耐震化のほうは考えていきたいと、そういったような形で考えております。 118: ◯高橋委員長 大庭委員、後ほど報告事項の中で図表が出たのでやりますので、その中身の詳しいところはそこでやってもらって、大まかなことだけやっておいてください。  大庭委員。 119: ◯大庭委員 結局、我々は平成31年度予算で、例えば公共下水道事業特別会計予算は大体全体で24億円だよと、それで市の税金を繰り入れて10億円近く入れるよと、それで借金をして8億円ぐらいで、17億円ぐらいで24億円のうち、それでやっていると。あと、国費だとか使用料が4億円ぐらいの国費が昔に比べて随分少なくなっちゃったですが、2億円そこそこ。  私、なぜこんなことを聞くかというと、下水道も水道がとまってしまえば流すものがないので困るけれども、うちにバケツとっておいて、こうやって流せば流せると。ところが、管渠が途中でずたずた切られちゃうと困るなと。  私、今回の、この後の今、高橋委員長がおっしゃった報告事項でやる下水道総合地震対策計画、第1期でやったこと、それから第2期。第2期をやる前に総括として、ここには良質土で埋め戻ししたもんでいいですよと言っているわけです。それから、平成18年度に、当時、地域防災計画に定めた緊急輸送路等の重要な管路施設について耐震診断をして、耐震性があっていいねとなっているんですよね。  今、さっき管路230キロメートルとおっしゃったけれども、きのうの話の80センチメートルの管もあれば、もっと細い管もあったり、全体が例えば水道を見るのと同じように、基幹管路とそうでない管路が何本ぐらいどのぐらい入っていて、震災のときにどういうダメージがあるかということを想定して、全てがオーケーですというような、いわゆる管渠延長、それからそれに対しての診断結果、そういったものを整理した状態で、ならば、平成31年度に幾らの投資をして何をしなければならないのか、この文書でいけば一切管渠に手をつけないという感じですよね。1期では、マンホールを76基のうち65基やったけれどもと書いてあるけれども、そういうような整理した形で平成31年度、何をやるかねということを聞きたかったわけです。だから、さっき言った管路230キロメートルの数字がぽつっと出てきたんだけれども、全体が今どのようになっているかというのを知りたかったですよ。本当に、支線となる、自宅から公共汚水ますから、自宅のますから届けていく管だとか、そういったものがどこかでぽつっと折れるだとか、水道なんかでもそうだけど、フレキシブルジョイントで漏れないようになりますよね。ああいうような管渠なんか大丈夫なのかなということで聞きたかったですが、ここでやるのはほとんど載っていないもんで、それで聞いたんですよ。本当にこれで大丈夫なのと。 120: ◯高橋委員長 じゃ、管渠のところだけ、浄化センターの修繕のところは後ほどやってもらうということで、管渠のところだけもう一度答弁いただきたいと思います。  内山下水道課長。 121: ◯内山下水道課長 管渠のほうですが、230キロメートルというような形のお話をさせていただきましたが、これに関しましても、先ほど言ったように、良質土で埋め戻しをして、転圧を同じような方法でやっていると。 122: ◯大庭委員 それはわかるけど、大、中、小はどうなっているかという。トータルの230キロメートルのどういうような分布になっているのかそれを知りたい。 123: ◯内山下水道課長 大変申しわけないです。 124: ◯大庭委員 良質土でやったのは、さっき言ったような80センチメートルぐらいの太い管、その周辺だけなんです。細かいところで良質土全体が見えない。 125: ◯内山下水道課長 それも距離のほうの……。 126: ◯高橋委員長 今、答弁できなければ、後ほどでやっていただいて。
    127: ◯内山下水道課長 大変申しわけありません。 128: ◯大庭委員 あしただかきょうだか知らないけど、後でこれに加えてやってくれりゃいいです。要するに、水道と対比して、BCPがしっかりできるということを説明していただければいい。いずれにしても、今、審査しているのは平成31年度の分だから、平成31年度に予算の金がどのぐらい使われるかということだけ言ってくれりゃいい。 129: ◯内山下水道課長 そういうことで、後ほど説明させていただきます。数字のほう、頭に入っていませんので。 130: ◯高橋委員長 後ほど調べてください。  そのほか、いかがでしょうか。 131: ◯佐野委員 関連するかどうか、今少し迷っているんですが……。 132: ◯高橋委員長 まず質問してもらっていいので。どうぞ。  佐野委員。 133: ◯佐野委員 特別会計予算書の7ページでございますけれども、歳出の1款1項1目一般管理費の002細目の一番下段なんですけれども、浄化槽雨水貯留施設転用工事費補助金というものがあります。  説明資料267ページを見てみますと、1基分で8万円予算化してあるんですけど、これに関連しての話なんですけれども、実は昨年度、公共下水道の処理区域ですか、昨年度だと思いましたけど、変更になったわけですよね。その前に、処理区域が変更する前に、公共下水道が来るからということで新築したうちがあったと。ところが、そのうちは当然、公共下水道が来ますから、それにジョイントするという予定で建って、下水道課とも打ち合わせしてやったんですけど、ところが処理区域が狭められたものですから、そのうちが公共下水道、来なくなっちゃったんですよね。今、何をしているかというと、合併処理浄化槽、現場を見ていないんですけど、ポンプアップで水路まで出しているんですよね。  そういう、例えば今回も、処理区域の縮小に伴ってそういうようになったうちというのが、下水道課、把握していますか。あるいは、どういうような処置をしているのかどうか、確認までしに行ったんだけれども、下水道課で当面の間はこういうような形でやっておいてくださいというような返事をいただいてやったけれども、そのうちに計画変更になって処理区域外になってしまったと。そういうものに対して、今後、どういうような対応をとっていくのか。もし何か考え方があるようだったら、お聞かせをいただきたいと思います。  浄化槽の雨水の貯留施設、これは、下流域のいわゆる水害とかに対応するためにやるということはこれは理解していますけれども、それに関連して、そういった問題が現実的にはあるということの中で、そういうような方に対応する何か、例えばポンプ的なものについて電気代を補助するとか、そういうようなものを何か考えていらっしゃるかどうか。  あるいは、総数として、そういううちが1軒だけじゃないと思います。結構あるんじゃないかなと思いますけれども、下水道課、それをつかんでいるかどうか、それだけ少しお聞きしたいと思います。 134: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 135: ◯内山下水道課長 今言った、雨水貯留のほう、合併処理浄化槽を転換して雨水をためてやるというものの補助ということで、8万円を計上させていただいています。数年前まではなかったんですが、ここ一、二年、1基補助を出させていただいているような形で、来年度も補助のほうをさせていただくような形で計上をさせていただいております。  今言った、ポンプアップしているのを把握しているかということでございますが、大変申しわけありませんが、そういったところまでは確認はできていない状況でございます。  また、先ほど言った一般会計のほうで、合併処理浄化槽のほうの設置費補助金に関しましては、そういったような形の申請はなかったと、今4年、私、下水道課にいますが、そういった形の申請はなかったというような形で記憶をしてございます。  来年度から、大変申しわけございません、電気代とかそういったものは維持管理費の中で見ておりませんので、大変申しわけありませんが、今のところ、そういった形の電気代のところまでの維持管理費のことは検討していない状況でございます。大変申しわけありません。 136: ◯高橋委員長 佐野委員。 137: ◯佐野委員 直接的な予算に関連してじゃない質問で大変申しわけなかったんですけれども、そうしますと、処理区域を変更したことによって、下水道課のほうに苦情とか何か、連絡があったことも何もないということですか、市民の方からですね。  例えば私が知っている人は、たまたま将来的には公共下水道が来るから、その間は合併処理浄化槽でやりなさいよと。その合併処理浄化槽への放流先がなかったから、ポンプアップでいわゆる水路へ出していたというような措置をとったんですけど、合併処理浄化槽の補助をもらってはいないと思います、当然。処理区域内でしたから。ですから、ダブルパンチみたいな形になっちゃっているんですけれども。そういうような苦情も何も、いわゆる処理区域変更したことによって、下水道課にはそういうような苦情は何もなかったという解釈でよろしいんですか。 138: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 139: ◯内山下水道課長 今のお話ですと、少し合併処理浄化槽の補助金のほうの考え方をさせていだきますと、今、これから事業計画をやりますよというような形、事業計画というものがありまして……。 140: ◯佐野委員 そういうことじゃなくて……。 141: ◯内山下水道課長 今言った苦情のほうの話でございますが、ポンプがつけてという苦情はありません。あとは、今言った縮小に対しての苦情とかそういったお話は、電話、直接来ていただいている方、説明会で言われたりしていますので、苦情というか、縮小に対してのそういったものは大分あったかと思います。  それの対応に関しましては、説明会でお話ししたような形の中で、御説明をして理解を、できるかどうかはわからないですけど、理解をしていただくよう御説明をさせていただいた状況でございます。それでもまだ理解できないよ、納得いかないよというような形のことで、そういったお話が月に1回とか、そういった形で、今まではあるときもありました。そういった意見はあるということは聞いています。具体的な例で言うポンプの話は、私は把握していない状況でございます。 142: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 143: ◯鈴木副委員長 今回、1款2項1目袋井処理区下水道建設費の中で、新規事業の中、下山梨地区管渠実施設計業務委託料が載っていますけれども、検査のところで少し伺ったと思うんですけど、可睡の杜地区の公共下水道の接続の部分で、可睡の杜地区の中の、今、地域内で処理していますよね、浄化槽のような形で。内部の管渠の状態を調べるというようなお話があったと思うんですけれども、その辺の状況がどうなったのかなというところが1点と、昨年度の予算のときに、組織編成の中で水道部長が、平成30年度から部長が都市建設部長と兼任というか、なくなって都市建設部の中に入るというところで、お給料の関係というんですか、都市建設部長の分は水道課、下水道課で案分するよというという話だったですけれども、そんな形でしていくということだったんですけれども、そのとき、たしか高橋委員長が、業務内容を勘案して給料を出すべきじゃないかというようなお話をされたと記憶していますけれども、来年度、その辺の考え方、少し変わったのかどうなのかというところを教えてください。 144: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 145: ◯内山下水道課長 可睡の杜地区の関係でございますが、可睡の杜地区の関係に関しましては、向こうの管理組合長と打ち合わせをしながら進めておりまして、そういったこの間のアドバイス的なものとか、相談しながらやっていますので、管路の調査ができる業者とか、そういったものを今、こんな業者があるよとか、そういったものの提示をさせていただくような形の流れで、組合長とは話をさせていただいている状況でございます。  ただ、都市建設部長の給与のほうのことでございますが、給与の負担的なものは一般会計と公共下水道事業特別会計、水道事業会計とそれぞれありますので、5分の1ずつというような形の流れで、5課で分けてお支払いをさせていただくというような形で今年度やっておりますので、来年度もそんな形の考え方をしております。  都市建設部長に関しましては、週1回、水道課、下水道課のほうというか、浅羽支所のほうに来ていただきまして、打ち合わせをしているというような形の流れでやっていただいて、水道課、下水道課両課、週1回は報告をさせていただいて確認させていただいているというような流れでございますので、5課で分けているような形でございます。 146: ◯高橋委員長 大庭委員。 147: ◯大庭委員 可睡の杜地区でその件いいかね、関連して。 148: ◯高橋委員長 いいけど、榛葉都市建設部長、何か補足すること、いいですか、今の答弁で。 149: ◯榛葉都市建設部長 いいです。 150: ◯高橋委員長 大庭委員。 151: ◯大庭委員 お願いします。  可睡の杜地区なんですが、やがてもう10年近く前なんですが、今後、可睡の杜地区につきましては、袋井処理区における東部処理区分の最上流部に位置しておりますが、少しでも早く本体接続、接続をしてまいりたいと考えておりますことから、次期認可拡大の際に、処理区分の再検討や袋井浄化センターの増設計画とあわせ、当地区の接続時期を検討してまいりたいと存じますと。  実は、袋井処理区の浄化センターの増設、時あたかもちょうど検討真っただ中ということで、可睡の杜地区の人たちは、やはり震災を受けてすごい心配していたんですよね。あそこのコミプラそのものが万が一、袋井のほうは行政が面倒を見るけれども、ここだけ置いてきぼりになっちゃって、そのときみんな高齢化しちゃってできなくなっちゃ困るからといって、私、陳情を受けまして、当時一般質問した。そのときの答弁がこんな状況だったんですが、実際に可睡の杜地区の接続をどのように考えているのか、少し当時の答弁と照らし合わせてお願いしたいと思います。 152: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 153: ◯内山下水道課長 事業計画に関しましては、今現在、昨年の10月ごろですか、今の事業計画に可睡の杜地区を入れさせていただいております。それで、今年度から可睡の杜地区へ行く可睡口から可睡の杜地区まで行く幹線管渠、第7号汚水幹線といいますが、その委託をさせていただいて、来年度も計上をさせていただいておる中で進めております。一応、平成三十四、五年に接続をしたいというような形の、下水道課のほうでは進めているような形でございます。  先ほど言った組合長と自治会長と自治会の方、組合員になりますが、そういった方の説明会も昨年度から自治会のほうでやっていただいているような形でございますので、そういった協議をしながら、今言った計画で地元の方と協議して進めていきたいというような形で考えております。 154: ◯高橋委員長 大庭委員。 155: ◯大庭委員 わかりました。  平成34年、平成35年というのは、もうオフィシャルに発している年度ですか、それだけ確認させてください。 156: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 157: ◯内山下水道課長 事業計画の最終年度がそこら辺というような形でなっておりますので、そういう形で進めていきたいというような形で、一応そんな形で地元にもお話ししている状態でございます。 158: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159: ◯高橋委員長 ないようですので、議第13号 平成31年度袋井市公共下水道事業特別会計予算については、終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 議第14号 平成31年度袋井市農業集落排水事業特別会計予算について 160: ◯高橋委員長 引き続いて、議第14号 平成31年度袋井市農業集落排水事業特別会計予算についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 161: ◯内山下水道課長 (省略) 162: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの御説明いただきました、農業集落排水特別会計予算についての質疑をお受けしてまいります。いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 163: ◯鈴木副委員長 1款1項1目農業集落排水事業費の新規事業、機能強化対策事業計画策定業務委託料というところの内容を少し教えていただきたいなと思います。  昨年度は、施設の維持管理のための調査の委託料というのがあったように思うんですけど、それも引き続きで、続いてこういう事業があるのかどうなのかというところを教えてください。 164: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 165: ◯内山下水道課長 今年度の基本構想の策定でございますが、これに関しましては、主な機械や電気設備等でございます。これが耐用年数が超過してふぐあい等が発生していますので、その施設の機能低下や補修修繕費などの増大などが見込まれますので、それに対して調査をして、維持管理費のほうを出すというような形の計画をつくりました。  それに関しまして、来年度でございますが、その策定構想に基づきまして、修繕計画を立てていくというような形でございます。修繕計画を立てて、その後でございますが、今までは修繕で単独費でやっておりましたが、その一部でも国庫補助金をもらって、今まで単費でやっていたものを国庫補助金をもらえるような形をとっていきたいというような形を考えております。 166: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167: ◯高橋委員長 ないようですので、議第14号 平成31年度袋井市農業集落排水事業特別会計予算については、以上といたします。  ────────────────────────────────────────         カ 議第16号 平成31年度袋井市墓地事業特別会計予算について 168: ◯高橋委員長 引き続いて、議第16号 平成31年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを議題とし、当局の説明を求めます。  本多環境政策課長。 169: ◯本多環境政策課長 (省略) 170: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの墓地事業特別会計予算についての質疑をお受けしてまいります。  伊藤委員。 171: ◯伊藤委員 それでは、1点質問させていただきます。  186区画の樹木葬墓所が販売できたということで、非常に大きいのかなと思うんですけれども、振り返ってみて、その要因であったりだとか、また来年度に向かってですけれども、同じような販売ができるのかどうか、少し担当課の所感をお伺いしたいなと思います。 172: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 173: ◯本多環境政策課長 伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  当初、樹木葬墓につきましては、担当課のシミュレーションでは約2カ月、2月、3月で80区画ぐらいじゃないかなと見込んでおりました。これは、視察等へ行ったところでの売り上げ状況等を見た中で、本市の人口規模を対象に比較したもので大体それぐらいかかるということで、500区画も当初は10年ぐらいかかるんじゃないかと見込んでおりました。ただ、予想外に売れたというのは御案内のとおりでございます。  その要因としまして、今回、約200区画ぐらいは超えているんですけど、市内の方が8割ぐらいだったわけなんですね。そうしますと、やはり市内でもそういう需要がまだまだ多かったということで、特に今回、1人用と2人用の区画で分けて売っているんですが、2人区画の方が多かったということで、夫婦で入られる方が非常に多いというのが現状でございました。そういう意味では、やはり今後、少子化をかなり危惧されている方々が多かったかなというのが現実では思いました。そういう方々が多いというのがわかったという意味で、要因として少しコメントさせていただければと思います。  あと、ただ、2カ月で最初にかなり集中するという現象が今起きているとは思います。来年度以降、墓地事業特別会計を他会計繰り入れなしでしっかり運営していくためにも、今回かなり最初に多く売れたものですから、最低でも五、六十は販売していかなきゃいけないと思っておりますが、少なくともことし、最初に集中したような形のものがいつまでも続くとは思っておりません。  ですので、当初10年間で販売完了すれば、墓地事業特別会計自体は他会計繰り入れなしでやれるという予定でおりましたが、前倒しでかなり販売できたので、その分、気を緩めずに来年もPR等をしていきたいなと、特に市外のほうにも販売をしていきたいなと考えているところでございます。 174: ◯高橋委員長 伊藤委員。 175: ◯伊藤委員 ありがとうございました。  1点、要望に近い形になるかとは思いますけれども、かなり需要が高いというのは私としても意外だったんですが、やはりこれだけの需要があるということは、当然ですけれども、普通の区画といいますか、いわゆる石材店たちがやられる仕事というものが逆に減少というか、その分事業が少しそっちに行っちゃっているんじゃないのかなという気もしますので、くれぐれも私は、それが市の業務かどうかというのは微妙なところですけれども、対応の部分では手厚く、今後もああやって民間でやられている部分もあるので、対応いただきたいかなと思います。 176: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 177: ◯木下委員 そういうところも心配なところなんですけれども、歳出のほうの1款1項1目一般管理費の予算書5ページ、墓地管理委託料の件なんですけど、だんだんふえていくと管理のほうも大変になってくるんじゃないかなというところで新人議員研修の視察に行ったときもカラスが来たり、あるいはほかの動物とかも出てくる可能性のある場所ですので、その辺の管理に関するいわゆるマニュアルというか、そういうのを作成していったほうがいいんじゃないかなという感覚があって、ある程度そういうものがないと、思いつきでこれがあったからこれをやろうとかという形で、そういうことも必要じゃないかと思いますが、その辺は、委託料の中に入れてやっていくかどうかいう、そこら辺の計画を教えていただきたいなと思います。 178: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 179: ◯本多環境政策課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  やはり墓地のほう、カラスがいたずらをしたりした事例がございまして、一部の箇所ではイノシシが穴を掘っている形跡も見受けられたということで、やはり動物があそこに集まるというのはおっしゃるとおりだなということがございます。  そういうのを防止していかにゃいけないなということでいろいろ手を打っていかなきゃいけないんですけど、これまであそこの管理につきましては、地域の皆さんに御協力いただく中で、大谷地区の方々を中心に取り組んでいただいておりました。これで1年たちましたので、一般的な、業務的なものは担当課でつくってお示しした中、お願いしているんですけど、1年たちましたので、どちらかといいますとその方々のほうがノウハウをよく知っておりますので、一度面談して、その内容を1年間のお話を聞いて、必要なマニュアルをもう一度、担当課としてまとめたいと思います。委託料どうこうというよりは、それとは別に作成したいと思います。 180: ◯高橋委員長 木下委員。 181: ◯木下委員 そういう計画を立てると、恐らく費用の面も管理費にかかわってくるのかなというところがありますので、ぜひその辺も検討していただいて、地元で管理されている方たちに負担がかからないような形の計画を立てたら、これだけ皆さんにつけましょうというような形のものもぜひ検討していただきたいと、これは要望でオーケーです。 182: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 183: ◯佐野委員 1款1項1目一般管理費、墓地管理委託料が117万4,000円ですが、これは民間に委託しているわけですか、その辺をお聞かせください。
     といいますのは、三川のみつかわ夢の丘公園の管理のほうでも、大谷地区のほうへ900万円弱ぐらい管理料を払っておったと思いますけれども、それとの整合性といいますか、そういった問題についてどういうように捉えられているのか、考え方についてお聞かせをいただきたいと思います。 184: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 185: ◯本多環境政策課長 佐野委員の御質問にお答え申し上げます。  最初に、墓地管理委託料117万4,000円の内訳につきまして、済みません、説明が不足しておりましたので、お話しさせていただきたいと思います。  117万4,000円のうち、約55万円が芝生の管理委託料です。これは、お墓の例えば芝生墓所とか壁型墓所等々に生えております芝生の管理の委託料が約50万円。あと、50万円が、秋と春に、墓地の感謝祭的なものを含めた、地域の方を中心に一緒にやっております秋まつり、春まつり、お彼岸のときのお祭りの費用で、会場設置の委託料として50万円がこの中に含まれております。あと、樹木葬墓を今回やりまして、タイサンボクの樹木を植えておりますので、その管理委託料が10万円ほど入っているということと、あとは、墓地の浄化槽の委託料が10万円余入っているということで、合計117万4,000円の内訳となっております。  基本的に公園のほうの管理委託についての、皆さんは公園のほうが中心にやっておりますので、墓地のほうについては、その方々が行うのではなく、この委託料の中で市が委託をする中で実施してまいりたいと考えております。 186: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で、議第16号、平成31年度墓地事業特別会計予算についての質疑は終了します。  ────────────────────────────────────────         キ 議第17号 平成31年度袋井市水道事業会計予算について 188: ◯高橋委員長 引き続いて、議第17号 平成31年度袋井市水道事業会計予算についてを議題とし、当局の説明を求めます。  長島水道課長。 189: ◯長島水道課長 (省略) 190: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  水道事業会計予算についての質疑を受けてまいります。いかがでしょうか。  木下委員。 191: ◯木下委員 教えていただきたいですけれども、予算書7ページの貸借対照表なんですけど、田中議員のほうから議案質疑が出されて、流動資産の貸倒引当金繰入率が非常に高いんじゃないかと答弁いただいたんですけど、私も聞き漏らしたりして、答弁が少しよくわからなかったところがありますので、もう一度、決算と予算が余りにも乖離しているんじゃないかというところで答弁があったと思うんですけれども、あの答弁に関して私も理解できなかったというか聞き漏らしたというかそういうところがあるので、もう一度、それに関して教えていただきたいなというところがあるのと、それからもう一点が、予算書15ページ、遠州水道受水費なんですけど、これって金額はどういうように決められているのかなというのが少しわからないところがあって、浜松市なんか今回見送りですけど、水道事業とかが民営とかその辺になったときに、同じような金額になるんだろうなとは思うんですけど、その辺の見解というか、教えていただきたいなと。  その2点お願いします。 192: ◯高橋委員長 長島水道課長。 193: ◯長島水道課長 それでは、木下委員の御質問にお答えいたしたいと思います。  まず、貸借対照表の関係でございますが、予算書7ページに貸借対照表のほうが入っておりますけれども、貸借対照表の関係で、左側のページにある2の流動資産のところで、(2)の未収金8,549万2,000円、それから貸倒引当金がマイナスの1,708万2,000円というようなことがあります。その比率につきまして約20%弱あるということで、今回、田中議員のほうから議案質疑をいただきました。  通常であれば、未収金というのがいずれは入ってくる収入ということで、資産のほうに計上しているものでございますが、とはいいながら未収金でございますので、収入できないものがあるというところも想定に入れなさいよというような形があるものですから、その収入のできないものを想定したものが貸倒引当金ということになっております。  ですので、20%という貸倒引当金というのが予算のときに計上しているのが非常に高過ぎないかというようなところの御心配をいただいたのが、田中議員の御質問ということになっております。決算のときには、1年間、未収金の回収に努めてまいりますので、20%じゃなくて10%ぐらいになっているものですから、予算と決算が離れているというようなことがありまして、今回の質問ということになりました。  予算の計上に当たりましては、未収金と貸倒引当金ですが、貸倒引当金を計算するときには実績率ということで、過去5年ぐらいの実績を算定して計算するんですけれども、この計算の時点が平成29年4月1日の時点のことでありますので、そこで大体当初に想定をしたときには15%ぐらいの実績率があったものですから、それの想定をして、ずっと過去、予算のときには計算をしてきました。大体、年間1年の貸倒引当金がどのぐらいになるのか、それから不納欠損がどのぐらいになるのかということを想定して組んでいるものですが、当初の設定が15%というようなところの高い数値であるというようなこと、これは、当初平成25年、平成26年度から貸借対照表の中に反映させておりますので、その前の5年間の実績ということになりますので、当時はまだ5年間、済みません、言葉が出てこないんですけれども、不納欠損の今、私債権の関係で2年ということになりましたが、その前は5年間で不納欠損していたものですから、当然、不納欠損の額も大きくて、それで実績率が15%ということで高いこともある。  それから、当市、未収金の設定が過年度分を計上しておりますので、非常に低い数字になっておりますが、過年度の未収金に関しましてもここ数年取り組んでおりまして、未収金も減っております。ですので、未収金が減ってきているのと、15%の数値をもとに計算しているというような形で予算を組んでいるものですから、15%の未収金が減ったということで20%ぐらいに近くなっているというようなところで、予算の計上のときはそのような計算をしておりました。  議案質疑でもお答えをしましたように、水道会計につきましては、継続性の原則というものがあるものですから、余り大きく金額を変えないというようなところがあるものですから、予算についてもそのような形で計上してきたものですから、予算と決算の差異というものがずっと生じてきたというものでございます。  平成28年に料金のほうを改定させていただきまして、少し状況も変わってきているものですから、そういった状況も踏まえまして、この計算方法については見直しをしていきたいというような形の中で御答弁をさせていただいたものでございます。それが貸倒引当金ということになっております。  それから、遠州水道の受水費の関係についてでございますが、2部料金制ということになっております。基本料金と使用料金ということでございます。  基本料金につきましては、先ほど少しお話をしましたが、4万1,200立方メートルというのが基本水量ということになりますので、基本水量に単価を掛けた、33円なんですけれども、33円を掛けて算出をしているものが基本料金。  それから、使用料金については、実際に使用した水量に対して支払っているもので、こちらのほうの単価が11円ということになっております。使用料金については実際に使った水量になるものですから、県企業局についても、年間の動力費とか、そういった変動費に対してかかるものでございますが、基本料金につきましては、人件費であるとか、あと修繕費であるとか、施設の維持管理に必要な固定費に対して支払っていくものということになりますので、基本料金33円につきましては、施設全体にこのぐらい費用がかかるということで、当市は日量4万1,200立方メートル必要ですということで県企業局のほうに言ってありますので、それに見合う施設をつくって、その施設の維持管理費として、日量4万1,200立方メートルに単価を掛けて料金等を設定しているというのが基本料金ということになっております。  先ほど少し説明の中でも、2032年度以降の基本水量を日量2万3,900立方メートルに変更するというようなお話をさせていただきましたが、こちらのほうにつきましても、県のほうで固定費というのがどれぐらいかかるかというのも総括原価表というものもつくるものですから、その費用に対しまして、また基本料金を使ってというような形で、受水費のほうを計算するというような形になっております。  ただ、この日量4万1,200立方メートルというのが実際、実使用と乖離があるというような形で今議論がなされているところでございます。先ほど言ったように、日量4万1,200立方メートルに対し単価を掛けたものですから、使用量と基本料金の差、少し料金的に当市は払い過ぎているんじゃないかというような議論になりまして、今、ここのところの議論になっているということでございます。  受水費につきましては、今、お話をしたように、遠州広域水道の浄水場であるとか取水口であるとか、それから管路、そういったもの、それからダム、水源、そういったものの管理費用ということになってございますので、例えば民間になってそこから受水をするということになっても、受水費自体は支払うということにはなってきます。  先ほど少し基本水量の関係で、それぞれ各市町で基本水量が決まっていて、その決まっているものに対して基本料金を払っているものですから、例えばこの基本水量の割合を今実際に使っている使用水量に変えましょうということになると、各市町で支払っている受水費にもかかわりが出てくるというようなところがございまして、なかなか今年度、平成30年度についても、そのような受水費割合と基本水量と使用水量乖離解消については話し合いをしてきましたけれども、なかなかそういった事情がありまして、そこの受水費割合を変えるというようなところまでは至らなかったというようなところでございます。  こちらにつきましても、また引き続き、受水5市町と県企業局と話し合いを持ちまして、解決に向けてどんな案があるのか、そういったところも、また平成31年度も集まりがありますので、そういった会を持ったときに、また当市としても何か提案をしたり、何かいい案、他市の事例を探したりというような形で、引き続き協議をしていきたいと考えております。 194: ◯高橋委員長 よろしいですか。  木下委員。 195: ◯木下委員 実績の貸倒引当金なんかも見直していくということなので、ぜひせっかく公会計になっておりますので、その辺の貸借対照表、損益計算書なんかに基づいて、前年のものと比較してやっていかれるといいのかなと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  あとは、料金のほうはよくわかりましたので、ありがとうございます。 196: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 197: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 198: ◯高橋委員長 予算のところで、遊休地を3カ所売買し、また今年度も豊沢地区を、配水池を取り壊して平成32年度に売買していくという。少し場所が明確にわからないんですけれども、そういう取引がされるような場所でそういうのがあるのかどうなのか、またそういう可能性の、またこの先も、そういう形である程度資産を、そういうような形で有効に活用できるのかというところを説明いただきたい。  それから、給水車を導入するということで、なかなかの金額で、今まで袋井市はどちらかというとタンクを用意しておいて、非常時にはそれに載せていくというような考え方だったと思うんですけれども、これからこういう形で給水車を用意していくのかと、ここら辺の必要性はどこから出てきたのかということで、今のタンクと給水車でどのぐらいあれば賄えるか、非常時は当然よそから応援もいただくんですけれども、そこら辺の導入に至った経緯というところを説明いただきたいと思います。 199: ◯鈴木副委員長 長島水道課長。 200: ◯長島水道課長 それでは、高橋委員長の御質問にお答えしたいと思います。  まず、1点目の遊休地の関係でございます。現在、今回予算計上しております3カ所については、場所の関係ですが1カ所、愛野地区につきましては上石野の区画整理地内にありまして、スーパーラックの少し東側にあります。過去、愛野水源ということで使用しておりましたが、小笠山配水池ができましたので、それから県水も購入したというようなことがありまして、現在もう使っていないというようなところでございます。  場所につきましては、区画整理地内の真ん中になるところでございますので、こちらについては少し引き合いも来ているというような状況でございます。  それから、2点目の豊沢地区については、これは宝野の公会堂の少し東側にあるところでございますが、昔、加圧場ということで一度そこで加圧をして、法多の方々に水を送っていたというようなものでございますが、そちらについても不要になったものですから使っていないというようなところでございます。周りにアパートがあるというようなところで、駐車場に使いたいという方が買ってくれないかなというような形で少し今回、公売にかけてみようと思っているところでございます。  それから、3点目につきましては、村松上地区でございます。油山寺の手前にある津島神社でしたか、そのところにある加圧場でございます。こちらにつきましては、道路改良に伴いまして、建設課のほうで購入をしていただけるということで予算のほうを計上してあるものでございます。  現在、遊休地につきましては、19カ所ございます。  もう一点、今年度取り壊しを予定している豊沢の配水池でございますが、豊沢地区のトッパン・フォームズが今、工場を建設しているすぐ南側の山の上に、配水池ということであります。もう現在使われていないということで、茶畑であるということで山の上ではありますけれども、近くに茶畑があるというようなところ。  それから少し、笠原の配水池の関係でもございますが、土地が欲しいというような方もいらっしゃったものですから、少し今回は取り壊しをして、公売をかけてみようかというようなところで考えているところでございます。  土地に関しては19カ所ございますけれども、なかなか今、お話をしたように、売れそうなというか需要があるところは少しやっていこうかと思っているんですが、御承知のとおり、配水池というと山の上であったりとか、加圧場というと市街地から離れたところというようなところになっているものですから、少し今後の方向性というのはなかなか見きわめにくいところがあるんですけれども、こういったところで少し需要がありそうなところについては、公売にかけていこうというような考えでやっているものでございます。  それからもう一点、給水車の関係でございますが、給水車につきましては、給水タンク、今、高橋委員長から御指摘がありましたように、今までは給水タンクというような形で、2トンの給水タンクがありまして、それをトラックに積んで、それで応急給水に向かうというようなものでございますが、給水タンクというようなことになりますと、給水タンクを積むのに時間がかかるということ。それから給水タンク自体、加圧施設がないものですから、高いところへの給水とか、そういったところにも少し時間がかかってしまうというような形で、応急給水の体制的に少し時間がかかるというようなことがありまして、今回、給水車の購入を予定したものでございます。  この給水車につきましては、加圧施設があるというのと、それから応急給水栓もついているようなところがございますので、よりスピーディーに応急給水への対応ができるというように考えております。  定期的に訓練をして、給水車の利用、いつ何があってもすぐ使えるような状況として使っていきたいというように考えているものでございます。そうすれば、給水車によりまして、運搬給水のほうが素早くできるというようなところで、先ほど給水袋のお話もさせていただきましたが、例えば給水袋に水をくんで、たくさん避難所に積んでおけば、水が必要な方は持っていっていただければいいものですから、給水車が待っているということ、この時間を短縮できるんじゃないかというようなところもありますので、給水袋と給水車ということで両面で対応していくような形で考えております。  それから、やはり給水車につきましては、先ほど加圧施設がついているというようなことがありますので、他市への応援、そういったものにも使えるというようなところがあります。私どもは、ほかの市へ応援に行きたくても、給水タンクですとなかなか人手がかかるというようなところで受け入れてもらえないというようなところもありますので、そういったところにも活躍を期待しているというようなところで、今回このように予算計上をしたものでございます。 201: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 202: ◯高橋委員長 遊休地の活用ということで、今回はたまたま引き合いがあるようなところにあったと、多くが配水池というと本当に山の上で利用はないし、壊すだけでも逆にお金がかかるというような形で、そういう点では寿命なりを見きわめて、そういう販売にかけていただく。取り壊しの費用と採算が合わないと、やっても何ら意味もないということがありますので、そこら辺は見きわめていただきたい。  給水車に関しては、多分、今回は停電事故なんかで給水が必要だったということで、そういうこともあってこういうことになったのかなと思います。非常に1台1台が高額、1,500万円、非常に高価で、非常時は必要だけれども、ふだんはタンクが載っていると何も使えないということになりますので、そういう点では非常時はどうしたって必要ですし、今言ったように、よそのところの応援を受けるばかりじゃなくて、応援に行くということも当然任務だと思いますので、そういう点ではぜひ有効活用、どういう形で有効活用を図るのか、災害があっていいわけじゃないですけれども、日常から当然、せっかく車ですので、使っていなければバッテリーの問題とかいろいろありますし、余計、維持するにも期間が短くなってしまうということで、日常的に使っていかないと、そういう形では非常時も使えないということになりますので、ぜひ利用の仕方を。  実際、今、浅羽支所に置いてある。これは支所に今は置いてあるんですか。 203: ◯長島水道課長 まだ買っていないです。 204: ◯高橋委員長 まだこれから。ああ、予算ですね。それをどなたが管理していくのかなというのが、日常使いとするということなんですけれども、やはりある程度決めておかないと動かないんじゃないかなということが心配されるものですから、そこら辺少し説明をいただきたいと思います。体制的にどうしていくのか。 205: ◯鈴木副委員長 長島水道課長。 206: ◯長島水道課長 それでは、高橋委員長の再質問にお答えしたいと思います。  給水車に関しましては、大変需要が少ないということで、全国的にも数が2,000台弱ぐらいしかないというようなことで聞いております。  購入というのも、改造したりというような形で1年弱ぐらいかかるというような話も聞いておりますので、日常的な使用につきましては、先ほども少しお話をさせていただきましたけれども、やはり定期的な訓練ということで、皆、職員が誰もが乗るというようなところも想定をしながら、非常時には、使い方がわからないとか、そういったことがないようにしていきたいと思います。  現場の職員がいるものですから、日常の点検とかそういったことに関しましては、現場の職員にやっていただくとともに、そういった機会、防災訓練であるとか、月何回かというような形の中で常に動かせるような形というものも考えていきたいと思いますし、もしイベント等があればPRにもなりますので、そういったところにも使いまして、作業をしていきたいというような形で考えております。 207: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208: ◯高橋委員長 ないようですので、議第17号 平成31年度袋井市水道事業会計についての質疑は終了といたします。  ────────────────────────────────────────         ク 議第28号 袋井市道路線の認定について 209: ◯高橋委員長 引き続き、議第28号 袋井市道路線の認定について、当局の説明を求めます。  土屋建設課長。 210: ◯土屋建設課長 (省略) 211: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしてまいります。  簡単に聞いちゃいますが、これ、何で忘れていたのかはっきりさせて、どこからこれが発見されたんですか。  土屋建設課長。 212: ◯土屋建設課長 これは、窓口業務の中で、相談を受けている中で、この部分が認定されていないということが発見をされました。  それで、当時なぜ忘れたかというのは、本当に当時のことですので推測になってしまうかもしれませんが、図面を見ていただくと、小山31号線の、図面で言うと右上側、ここがちょうど磐田市が市境が食い込んでいるところで、そこは磐田市の市道認定がされると。それと南部に通ります、太田山線との間がバイパス、いわゆる上り線に入っていく進入路の部分でそこがバイパス、国土交通省の管理になっているということで、ちょうどこの部分が、見えにくかったというのも変ですけど、ちょうどその間の部分に挟まれているところで、見落としがあったのではないかなと推測をするところでございます。 213: ◯高橋委員長 管理上は何も問題はなかったですね、支障は。 214: ◯土屋建設課長 今までの管理上は道路移管も受けておりますので、事故等があっても市の保険等もききますので、管理上は問題はございませんでした。 215: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  以上で、議第28号 市道路線の認定についての質疑は終了といたします。  これで、付託議案の説明が終わったわけですけれども、討論の前に、当局の未回答の事案について報告があればということですが、先ほど内山下水道課長のほうから管路の仕分けのところで後ほどということですが、それはまだできていないということですか。後ほどまた報告事項があるものですから、その時点でもいいですが。 216: ◯内山下水道課長 済みません、今、手持ちの資料では確認できません。 217: ◯高橋委員長 わかりました。じゃ、後ほどの下水道総合地震対策計画(第II期)の策定についての中で説明いただくようにお願いしまして、それでよろしいですか。 218: ◯大庭委員 下水道総合地震対策計画(第II期)の策定にも載っていないんだもんね。わかりやすく、別紙で用意して。管路230キロメートル。 219: ◯高橋委員長 内山下水道課長、よろしくお願いします。用意をして臨んでいただきたいと思います。  それでは、ただいまから、付託議案の討論に入りたいと思います。  討論がありますでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 220: ◯高橋委員長 討論なしと認めます。  討論がありませんので、以上、討論を終了といたします。  それでは、ただいまから採決を行います。  最初に、議第3号 平成30年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門について採決いたします。
     お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 221: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第8号 平成30年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 222: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門について採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 223: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第13号 平成31年度袋井市公共下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 224: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第14号 平成31年度袋井市農業集落排水事業特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 225: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第16号 平成31年度袋井市墓地事業特別会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 226: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第17号 平成31年度袋井市水道事業会計予算についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 227: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議第28号 袋井市道路線の認定についてを採決いたします。  お諮りいたします。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。                  〔賛成者挙手〕 228: ◯高橋委員長 挙手全員です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  以上で、付託議案の審査は全て終了いたしました。お疲れさまでした。  ここで一時休憩として、休憩後、報告事項に入ります。3時15分再開といたします。                (午後2時56分 休憩)                (午後3時13分 再開) 229: ◯高橋委員長 それでは、おそろいですので、会議を再開いたします。  引き続き、報告事項に入ります。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ウ 国本廃家電の処理に係る国への規制緩和の提案の結果について 230: ◯高橋委員長 昨日、ア、イをやりましたので、報告事項ウ、国本廃家電の処理に係る国への規制緩和の提案の結果について、当局の報告を求めます。  本多環境政策課長。 231: ◯本多環境政策課長 (省略) 232: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして、質疑があればお受けしてまいります。  大庭委員。 233: ◯大庭委員 私、最初から、すごい疑問に思っていたのね。産業廃棄物として、質問の一つとしては、県がこれを首を縦に振ってくれる可能性というのは何割あるかというのがまず1点。  それと、私、身内が近くなものだから、前からだんだんだんだん積み上げられて、あの前にお宅があったんだけれども、とてもいられなくなって引っ越しちゃったですよ。それ、親戚筋だったものですから、困ったと言って私らも相談を受けていたんですね。そのうちも大きくはなかったですが、そのうちよりもうず高く積まれていっちゃったです。  それで、洗濯機だとか冷蔵庫だとかテレビだとか、発砲スチロールなんか、どんどん。台風みたいな強い風が吹いたとき、ぱらぱら舞っていくんですよね。どう見たって、私らから見ると、産業の廃棄物だと思うんですが、それで一般廃棄物だというような話で、なぜ産業廃棄物と一般廃棄物の区分というのが、なぜこれができなかったかというのを教えていただきたいのが二つ目。  それから、当該事案がまた発生する可能性があるというのは、ここで発生するケースもあるだろうし、ほかの場所でも発生する可能性がある、それを抑止する方法というのはこの場所と、そうでない袋井市のどこかで発生する可能性があるとすると、それに対する市としての対策はどのように考えているか、教えてください。 234: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 235: ◯本多環境政策課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  県との協議を始めているところで、これからが正式な書面をもって県と協議を行ってまいりたいと、担当課としては強く思っているところでございます。  ただし、県のほうも、これについての見解を昨年も一度伺ったときには、県の正式な文書でこれは産業廃棄物ではないという、一般廃棄物だという見解を一度いただいております。このような中で今回、国等へ提案した中で、環境省との専門部会の中で、環境省のほうからこういう提言をいただいたことがあったものですから、もう一度再度トライという状況でございます。  これを県に産業廃棄物に認めてもらうという、成功何割というのが、非常に数字的にあらわすのは難しいと思いますけど、このハードルがかなり高いということで、そのような経過からも認識しているところでございます。  また、積み上げられたものを、平成28年度に行政代執行を行ったところでございますけど、当時、平成21年度からあそこに保管しながらだんだんたまっていった事業が行われたわけなんですけど、いよいよ御案内のとおり、御質問ありましたとおり、周辺への悪影響がかなり出ているということで、まずはこれをとめる手段を考えなくてはいけないということで、警察と協議をしたのがそのときでございます。そのためには事件性をもってそれをやめさせるということで、当時、警察の中では、当時の冷蔵庫2台分を取り上げまして、最終的にその出どころが家庭から出たものということの中で一般廃棄物という判断をした中で事件にしたという経過がございます。そのようなことを踏まえまして、これを市として最終的に一般廃棄物として判断して、行政代執行になったということと認識しております。  あと、3番目の御質問につきましては、今後、このようなことがあってはならないということで、担当課としても注視してまいりたいと考えております。市内でも、このような収集物を集めている場所については、現在、3カ所認識しておりまして、その部分については、平成29年度から施行しました条例に基づき届け出を正して、現地を市の職員と回りながら確認をしているところでございます。  二、三カ所出ているうち、1カ所はかなり保管状況が悪かったものですから、それについてはかなり地元の声も上がりまして、1カ所、笠原地区ではそれが今、撤去されたところでございます。あと2カ所については、基本的には見取地区と諸井地区で営業をしていますが、しっかりした店形態を持って販売をしている状況でございますので、そういう新しい事例が出ないように、注意深く、そういう届け出等を確認しながら、現場確認をしたいと思います。  なお、今回のような再発事例の防止については、なかなか土地の所有者に対しての規制ができないというところがありますが、少なくとも何らかの手法を講じていく中で、今回、土地の所有者には直接責任はないにしても、またそれができてしまうようでは何の意味もございませんので、その対策というものを考えていきたいということで、なかなかいい案は現時点では思いついておりませんけど、それが宿題であるかなと考えております。 236: ◯高橋委員長 大庭委員。 237: ◯大庭委員 まず、県のほうは厳しいというお話ですが、原田市長も多分いろいろ動いてくれていると思いますので、ぜひともこれ、成就してほしいと思います。  というのは、内閣府のほうでいわゆる法制化しないということで、それは県にお預けということでおりてきたものですから、特例を使ってでも、まずは県で産業廃棄物としての処理をしていただきたいと思います。  二つ目に申し上げた、これはなぜ産業廃棄物にならないのかという中で、二つの冷蔵庫だか洗濯機を一般廃棄物として突きとめたということが今回のトリガーになったと思うんですが、業者はいわゆるそれをなりわいとして、物を動かしてやっているんですから、それを産業として見ないことがおかしいという感じがするんですが、これは法律で決まっているからしようがないと思うんですが、一般論で、どうしてもそこがやはり一般廃棄物だという何か、それは警察の判断とか、いろいろ県の判断だって聞いていますが、商売でやっていて、それをそのままにしているというのはおかしいと思うんです。  私、最初のころ何を言ったかというと、二つ問題があると。一つは、ブラウン管なんかの場合は一般的に、家電製品の再処理工場はどうしているかというと、ブラウン管の表にいわゆる鉛が注入してあるんですね、ガラスの中に。なので、あそこだけ切っちゃうんですよ。その部分だけ、別の処理をするんですよね。  もう一つ、冷蔵庫関係のフロン、フロン排出の抑制法、この関係がある関係で、見ると、もう冷蔵庫なんか、モーターとフロンがそのままむき出しているんですよ。全部載せてどんどんどんどん上げちゃっているんです。それだって法律違反じゃないかという話をしたいけれども、当時吉岡さん生きていて、委員会なんかでも発言したんだけれども、いや、それがと言って、何回も足を運んでくれたけれども成就しなんだという状況があります。  いずれにしましても、しっかりした法の物差しによって処理させるということ、袋井発で国まで行ったということは、ある一定の効果があると思うんですが、また再発するような業者が出てくるんじゃ耐えられないものですから、ぜひとも法律的な観点での指導というのを、ほかに手はないのか、担当課でどんな動き方をしたのか、再度お伺いしたいと思います。  それからあと、1万円ずつもらっていますよね。1万円しかもらっていないので、6,000万円もあれして、6,000円だか何かかかってしまうみたいなばかな話で、とりあえずもらっていることによって自己停止をかけていくという話ですが、これは先方、犯罪に結局ならずに、そのままぬくぬくと仕事をしているということなんですかね。そこら辺について、少し教えていただきたいと思います。 238: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 239: ◯本多環境政策課長 1点目の産業廃棄物として認められるのは、どういう法律のもとにかという御質問いただいたと思うんですけど、基本的にどんな内容のものが産業廃棄物かというと、廃棄物処理法という法律の中の第2条で、「この法律において『産業廃棄物』とは、次に掲げる廃棄物をいう。」ということで、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻であるとか汚泥であるとか何々であるとかというものについて定めるものが廃棄物ということで、いわゆる事業活動に伴って生じた廃棄物を一般的には産業廃棄物だよということで、大庭委員がおっしゃったような、事業で伴ったものは、基本的には産業廃棄物として法には係ると思っております。  ただ、県の見解もあるんですけど、実際、家電を処理するには、袋井市民の皆様にもやっていただいていますけれども、郵便局で家電リサイクル券を購入してもらって、静岡ダイキュー運輸のほうにテレビを直接持っていくというのが、家電リサイクル法に伴う処理の正当な方法で、実際、この人たちがやっていたのは、ぐるぐる自動車で回りながら、1,000円をもらって自分でそれを処分するという方法でぐるぐると集まっていたという方法で、基本的には法的に伴ってやっていないという処理の仕方だというのが、事業でないと認識しているという発言のもとに判断している部分がございます。  そのような部分も含めながらも、これまでは一般廃棄物ということで県のほうは申し上げているわけなんですけど、ただ、今回のいま一度、先般、国が提案した中では、環境省の提言もいただきましたので、いま一度その部分をしっかりと、担当課としては、県に回答を求めてまいりたいと考えております。  あと、御質問をいただきました1万円というか、今少し値上げをしまして1万3,000円になったわけなんですけど、なかなか交渉に苦労しているのが現状でございます。自分たちの責任でありながらも自分たちの責任を認めないという中での、一月に1回は会っているわけなんですけど、そんな状況でございます。1点差し押さえもしましたが、その差し押さえに対してもいまだに文句を言っている状況で、なかなか言うことを聞いてくれないという状況でございます。  ただ、担当課としても、少なくとも財産があるかどうかというところの部分では調査をしなくてはいけないということで、今年度も一応、これまで請求をしております個人2人が住んでおられました四つの県があるんですけど、そちらの地方金融機関100社に、一応全金融機関の調査等も行いながら、預貯金等があるかないかを調べていましたが、なかなか目ぼしい財産が出てこないというのが現状です。あとは、袋井市、浜松市、磐田市、掛川市、森町に、不動産の有無と収入、所得の有無、滞納の状況、こちらのほうを調査しておりますけど、なかなかそういうところに資産を置いていない人物ということであります。  そんな調査をしながらでも、ただ、現状では、なかなか仕事は今やっているようには見受けられませんが、どちらかというと、牧之原市のほうの冷蔵庫を片づけているという状況でございますので、そのような状況でいるということで認識をしているところでございます。 240: ◯大庭委員 頑張ってやってください。本当に悔しいです。地球環境を壊す。 241: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 242: ◯佐野委員 最後のくだりに、適切に保管しながら、県の協議とあわせて再発防止策を云々とありますけれども、先ほど予算の中でシートをかけたり、やっていくということですが、せんだって一般質問の中でも出ましたように、現地でいわゆる汚染水等についても見受けられる、回答の中では外へ出ないよというような回答をしていたように記憶しているんですけど、それが果たして適切な保管になるのかどうか、地元の方から、適切に保管するときに895トン全部に対してシートでもかけていくのか、その辺はどういうように考えているのかということと、それから、先ほどの大庭委員の質問と少し似たような質問で申しわけないんですけど、同じような事例として、浅羽南地区のほうで見られているのは、いわゆるヤードと言われる古物商、これはやはり水田の中に埋立地のところへ出ているんですよ。水田の壁を埋め立てた壁をつたって油が出ている。いわゆる今現在、うちの環境審議会のほうでチェックしている国際オートパーツ、この間、環境政策課にも来ていただきましたけれども、あれと同じようなものが集落の中まで入ってくるんですよ。それで、夜中まで車をさわって、すごい爆音を出して、非常に隣近所の迷惑になっているというような事例もある。  そういったことが、先ほど法律の中でも、今とめられない状況であると。先ほど本多環境政策課長のほうからは、平成29年の条例改定に基づいて指導しているよと、そういったヤードについても指導できるのかどうか。警察に聞いたところによると、現場を抑えないと何ともできないと私は返事をいただいていますけれども、いわゆる改造車両の問題についてですが、そういうようなものもあわせてやっていかないと、どんどんどんどんこれから、法律で何も手が打てない、条例で手が打てないとなると、野方図にこういうようなものがふえていくような危険性があると思いますので、その辺を十分留意していただくということと、先ほどの適切な保管方法についてどのように考えているのか、先般の一般質問も含めながら、少し担当課のお考えをお伺いいたしたいと思います。 243: ◯高橋委員長 鈴木副市長。 244: ◯鈴木副市長 佐野委員の後段の、ほかにも事例とか発生するんじゃないかとか、そういう観点で少し発言をしたいのですが、新聞なんかで報道されていると、本当ですかと思うんですが、高齢化で当事者がお亡くなりになって、その人が持っている土地が、子供にきちんと相続はしているんでしょうが、あるいは相続しないことになっている、あるいは所有者不明の土地がある。今、所有者不明の土地が全国で、九州ぐらいの広さがあるという報道がありますよね。そんなにあるんですかね。袋井は105平方キロメートルありますけれども、所有者不明の土地がどのぐらいあるかというのは調べたことはないんですが、一応土地については、固定資産税で税金をいただいていますので、そんな割合というのは考えられないみたいなコメントが聞いたことがありますけれども。  ですが、高齢化になっていって、お亡くなりになる人が多くなりますよと、それで人口が減ってきます。そうすると、土地って価値がどんどん下がっていって、要は自分の土地がどこにあるかわからんみたいな状況が、相当広がってくると思うんですよね。そうすると、こういった廃棄物から有価物を取り除いて、くずだけをどこかへ処分するみたいな悪徳なやからが、そうした所有者がはっきりしないところにぽっと置くと。所有者がはっきりして、自分の土地をきちんと管理していれば、何で人の土地のところに勝手にそんなものを置いていくんだということで、不法侵入とかで刑事告発したりして、警察の検挙、廃棄物云々というよりもその手前のところで相当できると思うんですね。  ですから、そういったものを防止するためには、地域でも自分たちの自治会、どこの土地がどうなっているかというか、そういったのが一番よくわかると思うんですから、そういった監視というか見回りというか、それと行政がパトロールをして、そういったものの少し傾向があれば、業者を指導するとか、地域と行政が連携をとって、自分たちの地域の環境をよくしていくみたいな仕組みをこれから相当やっていかないと、そういった不明な土地とかが、所有者がはっきりしないとか、すき間があるようなところへやはり来ると思うんですね。そこは防止をしなければいけないなという感じがします。新たな課題だと思います。 245: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 246: ◯本多環境政策課長 それでは、国本の廃家電の保管についての御質問にお答え申し上げます。  現状ですが、195トンのガラスくずにつきましては、地面にまず防水シートを引いて、その上にコンパネを置いて、その上に全部ガラスくずが乗せてありまして、もう一度コンパネの上にビニールシートを引いて、その上にガラスくずを置いて、いわゆるガラスくずと地面は直接、完全に触れないような形で保管をしているような状況でございます。  今現在、調査を行っているものは、それまではずっと地面の上に置いてあったものですから、それがこれまで長年雨風にさらされている部分が、地面の中で少し浸透したものがどれぐらいあるかというのは調査をしているところでございまして、今も保管されているものについては雨風に触れていませんので、もうそこから追加していく、ふえていくというものではないということで御理解いただきたいと思います。  そのような中で、地面に入ってしまったものは、担当課としては、とにかくそこから敷地外に流出しない、これを確認する必要があるということで、現在、調査を行っているところでございます。  基本的には、土壌汚染対策法に基づく処理をやっている中で基準は、敷地内にあるものについては0.01という基準を超えているわけなんですが、少なくともそこに、土壌汚染対策法のガイドラインによれば、出入りしなければ健康には影響が及ばない、また、外に出て飲用等をしなければ健康には影響が及ばないということで、ガイドラインになっておりますので、それに基づいて調査を行っております。  ですので、ここに侵入する、またそれで口に触れるようなことがないよう、適切な対応をとってまいりたいと考えております。 247: ◯高橋委員長 佐野委員。 248: ◯佐野委員 本多環境政策課長、ありがとうございました。十分な対策をお願いしたいと思います。  それから、先ほど鈴木副市長の話なんですけれども、全くそのとおりでございまして、うちの場合は月1回、自治会長会議を私も一緒に同席しているんですけど、そこでいろいろ各地域のそういうような実情があったというものについては情報交換をやっているというような状況ですが、地域へ入ってみると、鈴木副市長が言われたように、昔は例えばお父さんが亡くなられれば、長男がそのうちの土地を継いだと考えるんですけど、今の若い人たちはもう農地は不要なんですよ。どんどん売っちゃう、もう要らないというような感じ。それとか、太陽光発電なんかも、うちのほうの事例もそうですけれども、一旦所有権が渡ってしまえば、誰のところへ行ったかも全然わからなくなってしまう、地元であっても。というような状況もあるし、また、所有権を制限することも、これはできなくなるわけですよね。  そういうような問題もあるものですから、今は昔の感覚でいると、少し地域がいわゆる、こういうような同じような状況になりかねないなということがありますので、やはり鈴木副市長が言われたように、情報交換とか、あるいは地元でも十分なチェックをというのは、これはこれから必要になると思いますし、一番はやはり、土地の所有者がしっかりした考え方を持っていただければ一番いいかなと感じます。 249: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 250: ◯高橋委員長 ないようですので、本件は終了といたします。  ────────────────────────────────────────         エ 用途地域外における「地区計画」適用の基本的な方針(案)について 251: ◯高橋委員長 引き続いて、報告事項エ、用途地域外における「地区計画」適用の基本的な方針(案)について、当局の報告を求めます。
     石田都市計画課長。 252: ◯石田都市計画課長 (省略) 253: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの案件についての質疑をお受けしてまいります。  佐野委員。 254: ◯佐野委員 2点ほどお伺いします。  今回は、基本方針を示すということでございまして、あくまで地区計画を定めることができるという、そのイメージでこれ、五つほどあるんですけれども、これについては結局、上からキャップをはめるということではなくて、あくまで地域の自主性に任せるよと、ただ、基本的なまちづくりのイメージとしては、こういうような五つのまちづくりの基本方針を持っているよというもとで、一応、もし地区計画を定めるのであれば、お願いしますというスタンスでよろしいのかどうかということは、まず1点確認しておきたいと思います。  それからもう一つ、実際に地区計画を作成する場合、最低面積は何ヘクタールぐらいから採択できるのかどうか。それからあと、事業とかハードとかいろいろ事業を絡めた場合、補助金とかというのはどのぐらい出るのか、その辺、参考までに教えていただければと思います。 255: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 256: ◯石田都市計画課長 佐野委員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目の今回策定する方針を定める理由でございますが、上からというか、行政のほうが積極的にというよりも、地域それぞれ、用途地域外においても、狭い道路であったり、住環境に恵まれていないというようなところもございますので、そういったところについて地域で盛り上がっていただいて、この制度の適用が妥当であるというような醸成がされたときには、これに基づいて地区計画を活用していくという意味で、この方針を示させていただいたところでございますので、委員から御質問があったとおりでございます。  それから、2点目の、まず、最低面積の関係ですが、後ほど……。済みません、5,000平方メートル……。 257: ◯佐野委員 0.5からであったけど、どこかで見たような、0.5ヘクタール以上。 258: ◯石田都市計画課長 それで、都市計画を決定していく上では、上位計画との整合ということで、都市計画マスタープランであったり、県の開発、整備、保全の方針であったりというところの整合であったり、農地や森林との調整というものも必要でございますので、そういったものを手続を経て、実際には協議を経て、実際には手続を行っていくということでございます。  それから、2点目、施設を位置づけた県の補助金の活用というようなことでございますが、現在、市道、都市計画制度として位置づけるわけでございますが、それが都市計画の事業でやれるかというと、私個人としては厳しいのかなと考えておりますので、そこは、従来の活用するとするならば、現在、建設課のほうで行っている市道整備、幹線道路についてはそれぞれ補助金がございますが、生活道路については狭隘道路整備事業等も展開しておりますので、そういったところが適用可能であれば、そういった補助制度も活用が見込まれる、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 259: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 260: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 261: ◯高橋委員長 今まで用途地域内、あるいは区画整理地内で実証されてきたということで、その地域外に適用するとなると、地域の使用形態が一つでないものですから、なかなか実際にこういう計画を立てるのは難しいかな、そういう点ではある程度、本当にエリアを選定しないとできないというようなことになるんじゃないかなと、実際ね。例えば三川地区になるか、農村全体の地域で農地との整合を図るとかいっていると、そういう状況、なかなか当てはまらない。  そうでなくても、普通に景観法とか、いろいろな形での建物の高さとか、いろいろなものがあって、それをあえて規制をしてつくるというところまで多分いかないんじゃないかなと思うと、なかなか実際にこれ、指導していくといっても、手挙げをして見ると難しいかなという気がするんですね、一般的に。そうすると、ある程度可能性があるということで、限られている可睡の杜とか歴史的な文化旧家とか、そういうところにならざるを得ないのかなというような私は受けとめをしています。  そういう点では、自然発生的に待つというよりも、歴史的な空間だと、そういうところの景観を維持するためには、積極的にある程度働きかけなり、イメージを持ったもので示していくということがないと、待ちの姿勢では当然、進まないんじゃないかなと思うんですけれども、こういう基本的な方針を定めつつ、どういう方向で進めようとしているのか、ただ単に方針を市が決めても、待っているということではそれだけで終わってしまうので、その後、どうこれを活用していくかというところについて、市のほうで考えがあれば、石田都市計画課長なり、榛葉都市建設部長なりで答弁をいただきたいと思います。 262: ◯鈴木副委員長 石田都市計画課長。 263: ◯石田都市計画課長 概要版の3ページに、適用想定地区とか、まちづくりの基本方針を示してございます。  今、高橋委員長のほうから発言があったとおり、やはり行政が進めていくところというのは景観であったりというようなところが、やはり市として進めていくところだと思います。  それで、一番難しいというのが、適用想定地区1で示してございます集落拠点等というところをどうやって推進していくかというところでございますが、そちらについては、今まで用途の中だと都市計画と連動してということで、現在の例えば上山梨地区であれば、上町、中町などというのは、防災都市づくり計画でも示させていただいております。防災上、総合リスクが高い地区というようなことで示させていただいておりますが、そういったところを改善を図るといったときには、例えば有効な制度としてこの土地計画が適用可能であるというようなところであると思います。  それで、先ほども説明をさせていただいたように、じゃ、色が塗られていない用途の外側で、防災都市づくりなどでも示してございますが、笠原地区などについては、道路閉塞率であったり、そういったような幅員の狭い道路が多いというような結果も出ておりますので、そのような地域の課題もあるところもございますので、そういったところについては、この方針を周知させていただいて、制度の理解に努めていただくように周知をさせていただきたいと思います。  それで、こちらについては、やはり行政が計画をつくって、これでどうだといっても、なかなか地域との合意形成というところが得られない状況もございますので、やはりこういったものを地域で認識していただいて、先ほども説明いたしましたが、都市計画にかかわる課題等について、やはり地域で話題にしていただいて、声を出していただくというのがまず発端になろうかと思いますので、そういったところからまずはスタートして、だんだんだんだん醸成をさせていただいて、必要に応じてというような、必要があればこの制度を活用していくと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 264: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 265: ◯高橋委員長 先ほど言ったように、やはりエリアを絞って課題を掲げてそこでやっていくという方法にならざるを得ないかなという点では、待ちの姿勢というよりも課題があるところに積極的に働きかけをしていくということが必要かなと、まちづくりの観点で、今、地域ごとにいろいろなところを見直して、例えば協働のみちづくり事業なんかありますよね、ああいうものなんかも、住宅がないところならある程度譲り合ってということがあるんだけれども、住宅がある程度連担しているところなんかだと、いろいろな制度が今まで市のほうでも提案して、一時的にどかせるような、当然待つような姿勢もあるんですけれども、全体的な小さな区画整理事業みたいな形なんかも提案、今、いろいろな形で手法があるものですから、そういう課題があるところをいろいろな手法を示して、少しでもそういう形の地域課題を進めるということを、やはりただ単に、方針をつくるだけじゃなくてやっていただきたいなと、俗に言う待ちの姿勢じゃなくて、市が積極的に手法を示して提示すると、そういうところまでやっていただきたいなというのが希望なんですけど、そこら辺について考えをお伺いしたいと思います。 266: ◯鈴木副委員長 鈴木副市長。 267: ◯鈴木副市長 これ、名前が都市計画の地区計画だものですから、少しなじみがないんですよね。何か少しかたいなというか難しいというところが入ってしまうものですからね。それで、資料で、2ページのところに、今まで袋井市の地区計画を設定してあるところが薄茶色であったり、ここは土地区画整理事業とか、民間開発とか、ありますよね。それからグリーンのところも建築協定・緑化協定という、ある一定の基準でいろいろ完結したり、再整備したようなところもあるんです。  そういうところでも圧倒的に、自然発生的にと言うと少し言い過ぎですけれども、そういう考えのもとにじゃなくて、形成された一部のものが圧倒的に袋井市は多いものですから、じゃ、そういうように形成されたところというのは、物すごく趣があって景観もいいと、すばらしいところもあるんです。逆に、何かもうごちゃごちゃして家も建て込んでいて、道も狭いしとかがあって、ふぐあいのところがある。両方にこの地区計画は有効に作用すると思うんです。これは、すばらしくいいなというところに、何か変な人工構造物ができちゃって、景観を阻害するというのはやめようというルールをつくりましょうと。それから、ごちゃごちゃしている狭い道路のところは、将来は、これは少し長期ですよ、長期的にこういう町並みにしていくのがいいねというのを、そうなりたいねというのが地区計画なんです。  だから道路の廃止なんて、決めておくんですよね。それは、30年とか50年単位の話で、経済活動の中で住宅の建てかえがあるときに、計画した道路のところを避けて住宅を配置しますよと、そこは人様の土地だったりするものですから、またそこには少し新たな手法を取り入れますよと。そういったことで、長い時間をかけて景観のいい状況をキープしていく、あるいは悪いところを直していくのに、とても有効なんです。  それで、ぜひ、コミュニティセンターでまちづくり協議会ができているものですから、そういったものが話題に出たところ、話題にしてくれとまでは強制的に言いません。話題に出て、こういったのを私たちのこの地区をこういうようにしていきたいとかなったときに、ここを直したいというのがあったときに、石田都市計画課長を呼んでください、都市計画課を。話をさせますので。それで、中の仕事をやっていくと、じゃ、少し個人の土地の利用に制限をかけるようなことになるけれども、それをルール化しておこうとなると、それはすばらしいと思うんですね。  それが、実は災害のときにがしゃっとなっちゃったときに、私たちの地域はどうやって再建しましょうかというときに、そういう議論をして青写真みたいなものをつくっておくと、すごく有効に作用するんですよね。将来目標を持っていますから。それを参考にしてまたやっていけばいい、それをゼロベースからやると、なかなか時間がかかって、復旧、復興が進まないとか、そんな縁起でもないことは言わないようにしますけど、そういった面もあるという、参考に補足で説明させてもらいました。 268: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 269: ◯高橋委員長 意見だけさせてください。  こういう文章でのというのが、一般の人は頭に入らないんですよ。やはり事例集みたいな、方法論みたいなものを図面なりそういうもので起こしてもらって、こういう手法、こういう手法あるというようなものを、その地域で検討、地域課題があったときに、そこの皆さんでこういう手法でやりましょうというようなことがわかるような、この方針を出して、その次の後に住民説明するときにはそういうものを持って、パターン1、パターン2みたいな形で手法でやれるみたいなことに、少しわかりやすいものをつくっていただきたいなと思いますので、少し意見だけさせてください。 270: ◯鈴木副委員長 石田都市計画課長。 271: ◯石田都市計画課長 本編の15ページ、地域におけるまちづくりの進め方というような資料をつけさせていただいています。  これが今、都市計画課のほうで市民の皆さんにPRさせていただいている資料になりますので、こういったところに今回の、これも今説明したように、まずは皆さんでまちづくりを考えようとか、皆さんのまちを考えようとか、課題とか問題がどんなところにあるかというようなところからスタートして、皆さんで声かけをして、話し合いの母体ができて、それで、当然その間には行政のほうも携わるということになりますが、それでだんだん支援をしていくというような説明。  それから、災害に強いまちづくりであったり、景観まちづくりであったりとか、地域計画でどういったものが定められるかと、こういったものも既に配布しておりますので、今回、概要版のつくり方が、本編に基づいてつくっちゃっているものですから、少しわかりにくいものになっていますが、こういったものを活用しながら、また概要版についても見やすいものに作成したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 272: ◯高橋委員長 概略過ぎて、余り参考にはならない。 273: ◯石田都市計画課長 もう少し、手を加えるところは加えます。 274: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  じゃ、木下委員。 275: ◯木下委員 1点だけ、大した質問じゃないです。  これ、私も中を見させていただいたときにすごいいいなと思ったんですけど、法的な規制とか結構たくさん、いろいろなまちづくりをしていくにしても、いろいろなところで法的な規制、条例とかいっぱいあるわけですよね。つくって、法的な規制があって、これはもう全然だめですよみたいな感じになっていってしまうと何かあれなので、その辺はどうなんですか、先に説明とか、ここでこういうことができるとかできないとかという説明はされるんでしょうか、地域によって。 276: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 277: ◯石田都市計画課長 本編の14ページ、2─エ─2のファイルになりますが、そちらのファイルの14ページ、地区計画の適用までの流れということで記述をさせていただいておりまして、まず、地区計画適用の提案とありますが、これはある程度、市のほうから示してもいいということになりますが、そこからスタートしまして、その後、市のほうでは、都市計画の決定の必要性についても都市計画法で判断をしてくださいとなっておりますので、判断をさせていただきます。その後、原案作成をしていくということですが、当然、地区計画でございますので、地域の皆さんの御理解等がないと、これがつくったとしても適用がなされないとありますので、事前に、地元、利害関係者の方々としっかりこの内容について議論を重ねて、策定段階から、この計画が決定された後、どのような管理をしていくかというようなところも含めて議論をさせていただいて、推進をしていくとなりますので、よろしくお願いいたします。 278: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 279: ◯伊藤委員 1点質問させていただきたいんですけれども、本編19ページのまちづくりに関しての図があって、本当に細かいところで恐縮ですけれども、下の最後イラストがあって、まちづくりを進めるにはと3点書かれていて、みんなでよく話し合おう、目標、基本方針を共有化しよう、身の丈にあった無理のない目標と、実現可能な方法を考えようとあるんですけど、2点目と3点目が結構、僕は重複しているんじゃないかなと感じて、いわゆるPDCAでいくと、Aのアクションの部分というのがこの次に必要なんじゃないのかなと感じるんですけれども、その部分というのは、本当に細かいことで恐縮ですけれども、こういう部分で、あと、個人的には、身の丈に合った無理のない目標というのはどういうものなのかよくわからないというのもあるんですけど、少しその辺、どのように市の方は考えられているのかというのを伺いたいというところと、あと、1点と言ったんですけど、もう一点だけ、地域のまちづくりが15ページから始まってくる中で、例えばですけれども、キーワードで結構、合ってくるんじゃないかなと思うんですけど、やはりSDGsがこれから出てくる中で、こういう都市計画の中ではそういったものというのは説明というか、こういう計画の中に入れていく必要はないのかどうか、内部で協議されたかを伺いたいと思います。 280: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 281: ◯石田都市計画課長 1点目の19ページ、下段のまちづくりの展開の関係です。  こちら、平成20年に当時つくったものを、今そのまま掲載させていただいております。確かに時代も変わっておりますので、伊藤委員から御意見いただいたように、PDCAのようなイメージというところもございますが、現時点では、この表に基づいて周知をしていきたいと考えておりますが、先ほど高橋委員長のほうからも、少しわかりやすい資料をというようなことですので、資料作成する中で、ここについても、見直しについて検討をさせていただきたいと思います。  それから、身の丈に合ったというようなことの御質問がありました。これは恐らく、余り、先ほども言ったように、地域計画をつくって、最終的には地域の皆さんが守っていくというんですけど、言葉は悪いですけど、守れないような計画をつくっても結局実行できないというようなところがありますので、そういったところの考えを表記させていただいているんじゃないかなと思います。  いずれにしましても、15ページ以降のところにつきましては、方針の中ではこれを示させていただきますが、添付させていただきますが、今後、ここのグリーンの冊子については見直しに着手してまいりますので、それを用いて市民の皆さんには周知をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、SDGsの関係ですが、都市計画の中では、今、そういった、この方針を定める中でも、県との協議を重ねさせていただいておりまして、そういったところについては、考えの中で、都市計画の中では現時点ではそのような考えは入れていないというようなところでありますので、よろしくお願いいたします。 282: ◯伊藤委員 入れていかないのか、いないのか、どちらですか。確認です。 283: ◯高橋委員長 まだされていないということです。 284: ◯伊藤委員 そういうことですね。じゃ、お願いにしておきます。 285: ◯高橋委員長 そのほか。  大庭委員。 286: ◯大庭委員 これはタイトルのように、用途地域外における地区計画の適用の基本的な方針ということで定めているわけですが、都市計画マスタープランが2015年、平成27年をスタート年度で、2035年まで20年間、立てましたよね。ここで随所に使われている都市計画マスタープランの図というのは、これはこれでその時点、最初につくったのはこれでよかったですが、あれから変わっていますよね、微妙に。  例えば、このときの土橋地区だとか下山梨地区、宇刈地区が入って愛野地区も入れてとなっているんですが、大きな巨大な土地がそのままになっている、例えば第一三共の跡地だとか、それから今進行形の田原地区の協定農地のところの開発だと10町歩ぐらい。そういうような、その後起きている変化のものを、この図の中に入れるのか入れないのか、都市計画内の、今までの都市計画マスタープランで決めたものは、これはこれでずっと使っているからいいとしちゃうのか、そこら辺をいま一度確認したいなと。  特に、地区計画は、地区協定という言い方がいいのか、地区計画がいいのか、川井地区、真っただ中で今やっているわけですよね。それなんかがここに図示されていないというか、いわゆる袋井バイパスの南から磐田掛川線までのエリアで、いわゆる東名袋井インターチェンジのとこら辺のところが、地区計画的なところで異常になっているんですが、これを見ても私、余りわからなくて、96%の同意率をもらって、今進行形のところが入っていないものでどうかなと思うんですが、そこら辺についてお伺いを少ししたいと思います。 287: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 288: ◯石田都市計画課長 1点目の土地利用の基本方針図については、市として都市計画の基本的な方針を定める図として、これ、都市計画マスタープランに位置づけさせていただいておりますので、先ほどございました、第一三共であったり、田原地区であったりというような部分もありますが、この図面については都市計画マスタープランで既に定めておりますので、変更する予定はございません。  それから、2点目の関係ですが、まず、大庭委員からも冒頭お話がありました、これは用途地域内については、この適用方針を定めなくても、随時地区計画はできるとなってございますので、川井の西地区であったり、そういった用途の中に含まれているところについては、この中にうたわなくても地区計画の手続は可能ということでございますので、この方針の中ではうたっていないという状況でございます。  現状は、都市計画マスタープランの方針図に基づいて、必要なところを候補地として位置づけてございますので、御理解をいただきたいと思います。 289: ◯高橋委員長 大庭委員。 290: ◯大庭委員 2025年の中間見直しまで手はつけずに、古いということはないですが、2015年の当初つくった図を載せて、もうやってくれと。ただ、これを出していくのが2019年だものだから、2019年、平成31年ということで出すものだから、その時点において付記するというか、これらがやられているというのも末尾に少しでも触れるくらいの配慮があっても、何か全然もう目もくれていないみたいな、そんな感じがしないでもないですが、そういうのは全然記載をするつもりもないということですね。とにかくこれでいって、用途以外のところでやりますよみたいな。  きょう議論するに当たっても、いや、もう、この間つくった都市計画マスタープランの図を載せて、あとその外側のどこかだけ、もうセオリーにのっとってそれをやるよみたいな感じで、ほかに本当に地区計画が具体的にやれる場所が出てくるのかなと逆に、変化を、例えば川井地区の方が見たときに、ここにちらっと川井地区という文字が入っているけれども、部内で今推進中だとか、何かそういうのがなくてもいいのかなと私は思いました。事務的にできた書類かなと、そういう感想です。 291: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 292: ◯石田都市計画課長 これ、基準年は大庭委員がおっしゃられた時期、基準年につくっていますが、基準年としてでき上がったのが平成30年の3月ということで、ちょうど1年前に皆さんと協議を経てできているということですので、この土地利用の方針図がその間に最新のものにさせていただいているというところと、あと、この都市計画マスタープランでは地域別構想を書かせていただいておりまして、それで現在取り組んでいるようなところについては、土地利用であったり、道路であったりというようなところでたしか記述をさせていただいておりますので、こういったところで、そこについては御判断をいただきたいと思います。  それからあと、今後、もしこのような適用を受ける地区が出てきたときにどうするんだというような御質問もございましたが、こちらについては、必要に応じて、この方針についても見直しが全くできないということではございませんので、必要に応じてまた、必要性が生じたときには、この方針についても読み直しについて検討したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 293: ◯高橋委員長 用途内、用途外と言っているだけで、現実、地区計画をつくるという手法自体が変わらないで、よその地区のパンフレットなんかを見ると、よその地区の事例が載っているんだけど、袋井市市内の中でこういう形でやっていますよというものをつくっていただいて、それをやはり普及するみたいな方向にしないと、上からやられたんじゃなくて、やはり地元で取り組んでいますよという雰囲気にしていかないとなかなか進まないと思うんですけれども、そこら辺はもっと工夫してください。計画は計画で、普及するときには、事例はやはり地元のものを紹介していくという形で。  鈴木副市長。 294: ◯鈴木副市長 先ほど、伊藤委員のSDGsの話ですけれども、今回検討したのかというそういう話だったんですが、実はいろいろな組織、団体でSDGsがトレンドになっておりますけれども、行政も計画行政なものですから、ちょうど平成31年度から2020年の9月にかけて、総合計画の後期基本計画の策定作業に入りますので、そうしたときにSDGs、福祉であったり、産業であったり、環境であったり、エネルギーだったり、およそ市民生活のあらゆる面を覆いますので、そうしたことをどうしていくのかと、SDGsというのをうたっていくのかうたっていかないのか、そこの議論は少し、総合計画の策定作業の入り口のところで少しやりたいと思います。 295: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  そのほかはよろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 296: ◯高橋委員長 よろしければ、以上で、本件は終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 道路愛護モデル事業の検証結果について 297: ◯高橋委員長 もう一件、報告事項オの道路愛護モデル事業の検証結果についてをやって、本日の終了としたいと思いますので、きょうはこの案件で最後にしたいと思います。  それでは、当局の報告を求めます。  土屋建設課長。 298: ◯土屋建設課長 (省略) 299: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして、質疑があればお受けしてまいります。  最初にやらせてもらっちゃってもいいかな。 300: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 301: ◯高橋委員長 道路愛護制度、県のアダプトロード・プログラムとか、あるいは河川愛護のリバーフレンドシップみたいな、そういうものの制度に合わせて、袋井市でも実施をしたほうがいいじゃないかということで提案させていただいて、現実、多くの地域でボランティアで無償で現実的にやっている方が多く見られるということで、そういう人たちにも光を当てるべきじゃないかということで提案させていただいて、昨年から、昨年はモデル地区ということで実施をされたということです。  非常に今、農業者なんかも高齢化して、大規模化して、今までは耕作地についたのり面なんかも、ずっと維持してもらってきたけれども、それがなかなか今やられていないということで、非常に地域の課題に今、上がっていて、自治会なんかでも耕作者にやってもらいたいといいながらも、今は無理な状況なものですから、そんなところまで自治会でやらにゃいけないのかななんていうような意見も出ていたりというようなことで、行政になかなか求めても、県もそうですし、市のほうも予算が限られているということでなかなか実施できないということで、やっていただける人になるべくそういう担い手をつけるべきじゃないかということを提案させてもらって、やられたと。  実際、報奨金なものですから、あくまでもそれに見合う委託事業じゃないものですから、あくまでもそうした皆さんが、まるきりなくてはいけないんですけれども、ある程度やっていることが報われて、そうしたやっている事業がほかの皆さんから認められると、そういうことで、言ってみれば地域との協働事業の一つの形ですよね、こういうものを制度的にもやはりつくっていくというのは必要だと思いましてお願いしました。  それで、具体的なところで質問なんですが、私たち地元のおおや里山の会も、墓地公園の入り口までをつくっていただいた進入路が800メートルあるんですけれども、両脇をずっと草刈りをもう3年来、実施してもらっています。そういう点では、そういう報奨金ができたということは非常に喜んでいるわけですが、同じようにこういう対象のところがあって、今、担い手が手を挙げるというところがあるということですが、どういう団体なのか、そしてまた、非常に難しいんですけれども、自治会でまた請け負って、これがいいのか悪いのか、自治会の本来の活動と外れているような気がしないでもないものですから、そういう担い手のあるべき形というものをどういうように考えているかという、その2点をお伺いしておきたいと思います。 302: ◯鈴木副委員長 土屋建設課長。 303: ◯土屋建設課長 ただいまの御質問で2点だと思います。  今年度につきましては、先ほど5団体ということで御報告をさせていただきました。基本的に、春岡のNPOの団体以外は、建設業者であったり、建設関係の団体の方がやっていただいたということでございます。
     来年度につきましては、まだ実際の募集が4月からということになりますので確定ではございませんが、今、いろいろな中で協力をいただけるということで聞いている団体が、それこそ、今、高橋委員長のほうからも話がありましたが、三川地区のおおや里山の会ということで、墓地公園に通じる道路の清掃活動等を行っていただいている団体、あるいは中新田地区とか、東同笠地区の自治会等の中でも御協力をいただけるということで話を聞いてございます。  来年度につきましては、今言ったように、地域で組織をしている団体と、自治会という名目の中で5団体ほど、今年度に加えて新たに手を挙げていただいているというところでございます。  それともう一つ、あるべき形というか姿というところでございますが、当然、今までの自治会活動で続けているのが、自治会が受け取るというのがどうかというところもございますが、自治体にはこういう活動を通す中で、当然、自分たちの身近のところは報奨金制度ではなく、今のところは自治会でやっていただいて、いわゆる集落から外れたようなところ、これらに対しては、今の段階では自治会であっても、あるいは地元で何かの活動をされている方であっても、そういうところで少しずつ実績を積んでではないですけど、やっていただいた中でいろいろ、いいところ、悪いところを出してもらう中で、また制度のほうの見直しをしていきたいという考えを持ってございますので、今のところは、やっていただける方に相談しながらお願いをしていくということで考えてございます。  また、市のほうとしましても、自治会等以外に、やはり近隣の企業ですとか、例えば工場の近くでありますとか、集落から外れた部分でというようなことも、期待ができればということで考えてございます。  今年度、来年度に関しては、今のところ少し民間の企業からの募集は今のところ話は聞いていませんが、今後については、そういうところにも声かけをしながら、活動自体を広めていきたいなということで考えてございます。 304: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 305: ◯高橋委員長 積極的に進めてもらいたいということですが、地域との協働ということでいくと、先ほど言ったように、自治会という縛りというとなかなか、自主的な活動とは、私は少しなりがたいところがあるかなと。そういう点では、継続していくには自主的な団体を育てていくということがやはり必要だと思いますので、そこら辺はやっていただけることは結構ですけれども、どうしても自治会というと強制的な形としてなりがちな部分ですから、そこら辺少し配慮いただきたいと。  三川地区の中でも例えばNTNなんかは、河川愛護なんかも、実際に地元のところなんか協力してもらったりという、自治会でやりつつもある程度協力してもらったりというところも見受けられるものですから、少しいろいろなところの団体というか、企業の中にも制度を広めてもらって、少しでも手を挙げてもらって、部分的にでも、本当に関係する出入り口だけでも結構ですのでやっていただいて、少しでもそういうのが広がるようなことを少し、周知、広報をお願いしたいと思います。  じゃ、企業にどういう働きかけをしているかだけでも、少し答弁いただければと思います。 306: ◯鈴木副委員長 土屋建設課長。 307: ◯土屋建設課長 今の企業への働きかけということで、個別に企業訪問等で働きかけということは、現在、行っていないという状況でございます。今年度につきましては、それこそ建設関係の組合ですとか、こういうところへの働きかけは若干したものですが、そのほかの企業に対しての具体的な働きかけというのは今年度行っておりませんので、今後そのあたりの方法を考えた中で、普及が広まるような形の中で、普及できるような形で対応を考えていきたいと思います。 308: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 309: ◯大庭委員 少し何点かお伺いします。  河川愛護と道路愛護、ちょうどフィットするというか、話が対比できるんですが、河川愛護の場合は何メートル、最近では松林だとか枯れたのを刈ったりしても危険だということで、のり面1メートルぐらいでというか、届く程度でやってくださいよということです。それを申請してお金をいただいていますよね。将来的にはそういうイメージで、先ほど高橋委員長は自治会がいかがなものだとおっしゃって、今、河川愛護、丸々自治会なんですが、そういうイメージで将来は考えているのか、それについて一つ。  それから、これとイメージするのは、多面的機能支払交付金、これがまさに道路の脇を、草を刈ったりということに該当する事業だと思うんです。農道なんかの場合はそれが対象になるというか、そういうイメージなんですが、それとの連動をどのように考えているか。  それから、三つ目、対象となる道路なんですが、実証、検証結果というのは、あくまでも縁石があるガードレールというか、縁石があって歩道があってのりがあるイメージ、要するに幹線道路のところだと。だから、地域の集落に入った自分らで本来やればいいじゃないかみたいな、田んぼの人がやればいいじゃないかというのは、今後も対象としないのか。要するに、1級道路、2級道路、3級道路、一、二級の幅員の広い、そういうものを対象としてやろうとしているのか、そこら辺の整理を見通してやっているのか。  最後ですが、このアンケートを見たりすると、お金はもう7割足りなんだみたいに書いてあるね。例えば1万円分の仕事をしたとすると、1日丸々やったとしたら、せいぜい3,000円しかもらえなんだ、あるいは、そうすると多面的機能支払交付金のほうがよっぽど手当が厚くなっちゃったりしてというところがあるんですが、あくまでも報奨というんですが、どこら辺を見通しているのか。  その大きく四つお伺いしたい。 310: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 311: ◯土屋建設課長 今の大庭委員の御質問でございます。  まず、1点目に河川愛護との整合性というか、関係のほうでございます。  現在、河川愛護につきましては、基本的には、きのうも予算のときに話しましたが、河川愛護の報奨金ということで980万円ぐらいのお金を持っている中で、それをやっていただいた中で、案分してではないですけれども、決まっているお金の中で案分して、自治会への報奨金として出させていただいておるというところでございます。  今回やろうとしている道路のほうにつきましては、今まで、河川愛護のような制度がございませんでした。それで、そういう中で、道路に関してもというところで、全線を最終的に市のほうでやっていくというのも、なかなか予算的にも難しいところがあるということで、今回、制度のきっかけづくりじゃないですけど、今までもやっていただいているものに何らかの支援ができないかということで始めたのが今回の制度でございます。  最終的に、河川愛護のように、どのような制度になるかというのは、今の段階では見えておりませんので、今の、ことし本格的にやったものを少しずつ改良していく中で、そこらあたりは今後、見きわめていきたいと考えます。  それとあと、多面的機能交付金のほうとの連動ということでございますが、建設課のほうで予定がございますところにつきましては、次の対象としていくのは幹線道路かという質問とも重なる部分がございますので、基本的には、集落を外れた一、二級の幹線道路というような考え方で進めさせていただいております。これにつきましては、道路ですので、当然交通量がありますので、なかなか車道は難しいところがあると。それで、車道がしっかり舗装されていれば、やはり縁石のところの草、これが歩行者にとっても車にとっても危険だなというところで、そこの部分と、それとあと、歩道の脇から、歩道を狭めるような形で出てくるようなところというのも、今回、対象として考えてございます。  当然、最終的には今地域の中で、生活道路の中でもやっていただいている分もございますので、将来的にはそういうものもなくなるかもしれないなというところで考えていければいいと思いますが、今時点の段階では、そこまでは方策として持っておりませんので、今の段階では、集落を外れた幹線道路について、今回の検証を行いながらだんだん、徐々にではありますが、担い手のほうの育成を図っていきたいということで考えております。  それとあと、最後にお金の関係になりますが、お金につきましては、今年度、1メートル当たり20円ということでやらせていただいております。肩がけの草刈り機を使って、歩道の1メートルぐらいの範囲をやっていくということになると、一番最初に試算をしたのは、1人で100メートルやるのに大体2時間ぐらいかかるんじゃないかというところで、そうなったら出されている金額でございます。そうすると、1時間当たりで大体1,000円ぐらいの報奨金の考え方ということで出させていただいたのが、現在、今年度やった報奨金でございます。  ただ、実際、今年度やっていく中で、やはりやっていただくと、市のほうで最初想定していたよりも草が全面的に出ていて、かなり手間がかかるということで、報奨金につきましては、来年度以降、1メートル当たり40円ということで若干見直しをさせていただきたいということで考えてございます。  当然、アンケートの中でも費用を賄えないよということでありますので、費用を賄うということになると、委託へ出したりというのと似たような形になってきてしまいますので、あくまで、今までは本当に手弁当でボランティアでやっていただいていたのを、先ほど言いましたが時間1,000円で2回ですので、2回やっていただいて500円ということで、今まで手弁当でというのが少し、いいお弁当ではないかもしれませんが、そこらあたりの金額が出されるぐらいという形で計画のほうを考えております。  ですので、今年度やってみた中で、一回単価の引き上げというのを考えさせていただいて、今後もそのほかの支援の方法として、現在も保険であったりとか、物的なものの支援も導入させていただいてございますので、そのあたりもどんな支援をしていければ、今後この活動が継続していけるかというところも検討しながら、少しずつ改良する中でやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 312: ◯高橋委員長 大庭委員。 313: ◯大庭委員 なかなかいいことだとわかるんですけど、実際やろうとすると大変だろうなというのが。例えばTaskAru(タスカル)倶楽部に頼んだらどうかといったら、受けてくれる人は少ないだろうなという気がするんですよね。  我々も草刈りをやっているのでよくわかるんですが、河川の土の上の生えている草だったら割と、草刈りできるんですが、アスファルトの上にわずかに生えているような草を危なくて、チンチンチンチン言ってもうほとんど刃が潰れちゃうみたいな、そういう感じですよね。まず、危険が伴う。  プロフェッショナルはどうしているかというと、例えば車が通っていたりすると、本当にもう……。 314: ◯佐野委員 つい立てとかね。 315: ◯大庭委員 しっかり置いて、人を置いてやる。それから、今、佐野委員が言ったように、つい立てを持って、結局、石が飛んで弁償問題になるものだから。  この絵を見ると、こうやって下でやっている人、一人もいないわけ。だから本来の正しい作業マニュアルに基づいてやっていないなと、まさにそれだけでやっているなという感じがするですよ。ありがたい反面、一、二級の幹線道路と今、お話、土屋建設課長からあったものですから、難しいなと。他市のベンチマークといいますか、うまくやっているところなんかも参考にしながら、無理のない範囲でやられた方が私、いいんじゃないかなと。  中には、またこういうことを、町なかだけ、一、二級の幹線道路だけやるなんていうと、都市計画税、真ん中だけやって、田舎のお金でそっちをやって、田舎の人はただで草を刈るだなんて言い出す人がいるかもしれんものですから、もう少しバランスを見ながら、決して向かっていく方向はあれだと思うんですが、まさに実証実験をやって、自走するのはもう少し先でもいいかなと。いろいろな今の制度、多面的機能支払交付金、TaskAru(タスカル)、3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)、あるいはシルバー人材センター、さらにはこういう皆さん、それぞれの団体、けがなく事故なくやっていただきたいものですから、いいところの先進事例もこの際、学んだらどうかなと思いました。いいことをまずやっていただいているなという感じがしました。 316: ◯高橋委員長 答弁はいいですか。 317: ◯大庭委員 いいです。 318: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 319: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で、本件は終了といたします。  まだ案件があるわけですが、本日の会議は以上で終了し、明日は朝9時から再開をし、引き続き報告事項をお願いしたいと思います。                (午後4時54分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...