• 雨水貯留管(/)
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  1. 袋井市議会 2019-03-11
    平成31年建設経済委員会 本文 開催日:2019-03-11


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成31年建設経済委員会 本文 2019-03-11 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 338 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯高橋委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯高橋委員長 選択 4 : ◯高橋委員長 選択 5 : ◯安間産業環境部専門官 選択 6 : ◯高橋委員長 選択 7 : ◯木下委員 選択 8 : ◯高橋委員長 選択 9 : ◯安間産業環境部専門官 選択 10 : ◯高橋委員長 選択 11 : ◯木下委員 選択 12 : ◯高橋委員長 選択 13 : ◯安間産業環境部専門官 選択 14 : ◯高橋委員長 選択 15 : ◯佐野委員 選択 16 : ◯高橋委員長 選択 17 : ◯安間産業環境部専門官 選択 18 : ◯佐野委員 選択 19 : ◯高橋委員長 選択 20 : ◯佐野委員 選択 21 : ◯高橋委員長 選択 22 : ◯安間産業環境部専門官 選択 23 : ◯高橋委員長 選択 24 : ◯佐野委員 選択 25 : ◯高橋委員長 選択 26 : ◯安間産業環境部専門官 選択 27 : ◯高橋委員長 選択 28 : ◯佐野委員 選択 29 : ◯高橋委員長 選択 30 : ◯羽蚋農政課長 選択 31 : ◯高橋委員長 選択 32 : ◯伊藤委員 選択 33 : ◯高橋委員長 選択 34 : ◯安間産業環境部専門官 選択 35 : ◯高橋委員長 選択 36 : ◯鈴木副委員長 選択 37 : ◯高橋委員長 選択 38 : ◯安間産業環境部専門官 選択 39 : ◯高橋委員長 選択 40 : ◯鈴木副委員長 選択 41 : ◯高橋委員長 選択 42 : ◯鈴木副委員長 選択 43 : ◯安間産業環境部専門官 選択 44 : ◯鈴木副委員長 選択 45 : ◯高橋委員長 選択 46 : ◯大庭委員 選択 47 : ◯高橋委員長 選択 48 : ◯安間産業環境部専門官 選択 49 : ◯高橋委員長 選択 50 : ◯大庭委員 選択 51 : ◯高橋委員長 選択 52 : ◯安間産業環境部専門官 選択 53 : ◯高橋委員長 選択 54 : ◯高橋委員長 選択 55 : ◯村田産業政策課長 選択 56 : ◯高橋委員長 選択 57 : ◯佐野委員 選択 58 : ◯高橋委員長 選択 59 : ◯村田産業政策課長 選択 60 : ◯高橋委員長 選択 61 : ◯大庭委員 選択 62 : ◯高橋委員長 選択 63 : ◯村田産業政策課長 選択 64 : ◯高橋委員長 選択 65 : ◯大庭委員 選択 66 : ◯高橋委員長 選択 67 : ◯鈴木副委員長 選択 68 : ◯高橋委員長 選択 69 : ◯村田産業政策課長 選択 70 : ◯高橋委員長 選択 71 : ◯木下委員 選択 72 : ◯高橋委員長 選択 73 : ◯村田産業政策課長 選択 74 : ◯高橋委員長 選択 75 : ◯高橋委員長 選択 76 : ◯高橋委員長 選択 77 : ◯石田都市計画課長 選択 78 : ◯高橋委員長 選択 79 : ◯高橋委員長 選択 80 : ◯高橋委員長 選択 81 : ◯羽蚋農政課長 選択 82 : ◯高橋委員長 選択 83 : ◯大庭委員 選択 84 : ◯高橋委員長 選択 85 : ◯羽蚋農政課長 選択 86 : ◯高橋委員長 選択 87 : ◯大庭委員 選択 88 : ◯高橋委員長 選択 89 : ◯羽蚋農政課長 選択 90 : ◯高橋委員長 選択 91 : ◯大庭委員 選択 92 : ◯高橋委員長 選択 93 : ◯鈴木副委員長 選択 94 : ◯高橋委員長 選択 95 : ◯鈴木副委員長 選択 96 : ◯羽蚋農政課長 選択 97 : ◯鈴木副委員長 選択 98 : ◯高橋委員長 選択 99 : ◯鈴木副委員長 選択 100 : ◯羽蚋農政課長 選択 101 : ◯高橋委員長 選択 102 : ◯高橋委員長 選択 103 : ◯八木都市整備課長 選択 104 : ◯高橋委員長 選択 105 : ◯高橋委員長 選択 106 : ◯石田都市計画課長 選択 107 : ◯高橋委員長 選択 108 : ◯高橋委員長 選択 109 : ◯内山下水道課長 選択 110 : ◯高橋委員長 選択 111 : ◯高橋委員長 選択 112 : ◯内山下水道課長 選択 113 : ◯高橋委員長 選択 114 : ◯大庭委員 選択 115 : ◯高橋委員長 選択 116 : ◯内山下水道課長 選択 117 : ◯大庭委員 選択 118 : ◯高橋委員長 選択 119 : ◯内山下水道課長 選択 120 : ◯高橋委員長 選択 121 : ◯高橋委員長 選択 122 : ◯高橋委員長 選択 123 : ◯本多環境政策課長 選択 124 : ◯高橋委員長 選択 125 : ◯木下委員 選択 126 : ◯本多環境政策課長 選択 127 : ◯木下委員 選択 128 : ◯高橋委員長 選択 129 : ◯本多環境政策課長 選択 130 : ◯高橋委員長 選択 131 : ◯伊藤委員 選択 132 : ◯高橋委員長 選択 133 : ◯伊藤委員 選択 134 : ◯高橋委員長 選択 135 : ◯本多環境政策課長 選択 136 : ◯高橋委員長 選択 137 : ◯伊藤委員 選択 138 : ◯高橋委員長 選択 139 : ◯本多環境政策課長 選択 140 : ◯高橋委員長 選択 141 : ◯佐野委員 選択 142 : ◯高橋委員長 選択 143 : ◯本多環境政策課長 選択 144 : ◯本多環境政策課長 選択 145 : ◯高橋委員長 選択 146 : ◯大庭委員 選択 147 : ◯高橋委員長 選択 148 : ◯本多環境政策課長 選択 149 : ◯高橋委員長 選択 150 : ◯大庭委員 選択 151 : ◯高橋委員長 選択 152 : ◯本多環境政策課長 選択 153 : ◯高橋委員長 選択 154 : ◯大庭委員 選択 155 : ◯高橋委員長 選択 156 : ◯本多環境政策課長 選択 157 : ◯大庭委員 選択 158 : ◯本多環境政策課長 選択 159 : ◯大庭委員 選択 160 : ◯本多環境政策課長 選択 161 : ◯高橋委員長 選択 162 : ◯鈴木副委員長 選択 163 : ◯高橋委員長 選択 164 : ◯本多環境政策課長 選択 165 : ◯高橋委員長 選択 166 : ◯鈴木副委員長 選択 167 : ◯高橋委員長 選択 168 : ◯高橋委員長 選択 169 : ◯高橋委員長 選択 170 : ◯村田産業政策課長 選択 171 : ◯高橋委員長 選択 172 : ◯村田産業政策課長 選択 173 : ◯高橋委員長 選択 174 : ◯高橋委員長 選択 175 : ◯鈴木副委員長 選択 176 : ◯高橋委員長 選択 177 : ◯村田産業政策課長 選択 178 : ◯高橋委員長 選択 179 : ◯伊藤委員 選択 180 : ◯高橋委員長 選択 181 : ◯村田産業政策課長 選択 182 : ◯高橋委員長 選択 183 : ◯伊藤委員 選択 184 : ◯伊藤委員 選択 185 : ◯高橋委員長 選択 186 : ◯村田産業政策課長 選択 187 : ◯高橋委員長 選択 188 : ◯木下委員 選択 189 : ◯高橋委員長 選択 190 : ◯村田産業政策課長 選択 191 : ◯高橋委員長 選択 192 : ◯木下委員 選択 193 : ◯高橋委員長 選択 194 : ◯村田産業政策課長 選択 195 : ◯高橋委員長 選択 196 : ◯佐野委員 選択 197 : ◯高橋委員長 選択 198 : ◯村田産業政策課長 選択 199 : ◯高橋委員長 選択 200 : ◯佐野委員 選択 201 : ◯高橋委員長 選択 202 : ◯村田産業政策課長 選択 203 : ◯高橋委員長 選択 204 : ◯佐野委員 選択 205 : ◯高橋委員長 選択 206 : ◯村田産業政策課長 選択 207 : ◯高橋委員長 選択 208 : ◯大庭委員 選択 209 : ◯高橋委員長 選択 210 : ◯村田産業政策課長 選択 211 : ◯高橋委員長 選択 212 : ◯大庭委員 選択 213 : ◯高橋委員長 選択 214 : ◯村田産業政策課長 選択 215 : ◯大庭委員 選択 216 : ◯村田産業政策課長 選択 217 : ◯大庭委員 選択 218 : ◯村田産業政策課長 選択 219 : ◯高橋委員長 選択 220 : ◯大庭委員 選択 221 : ◯高橋委員長 選択 222 : ◯村田産業政策課長 選択 223 : ◯高橋委員長 選択 224 : ◯大庭委員 選択 225 : ◯高橋委員長 選択 226 : ◯鈴木副市長 選択 227 : ◯大庭委員 選択 228 : ◯高橋委員長 選択 229 : ◯佐野委員 選択 230 : ◯高橋委員長 選択 231 : ◯村田産業政策課長 選択 232 : ◯高橋委員長 選択 233 : ◯伊藤委員 選択 234 : ◯高橋委員長 選択 235 : ◯村田産業政策課長 選択 236 : ◯高橋委員長 選択 237 : ◯高橋委員長 選択 238 : ◯羽蚋農政課長 選択 239 : ◯高橋委員長 選択 240 : ◯高橋委員長 選択 241 : ◯羽蚋農政課長 選択 242 : ◯高橋委員長 選択 243 : ◯高橋委員長 選択 244 : ◯木下委員 選択 245 : ◯高橋委員長 選択 246 : ◯羽蚋農政課長 選択 247 : ◯高橋委員長 選択 248 : ◯木下委員 選択 249 : ◯高橋委員長 選択 250 : ◯鈴木副委員長 選択 251 : ◯高橋委員長 選択 252 : ◯羽蚋農政課長 選択 253 : ◯高橋委員長 選択 254 : ◯佐野委員 選択 255 : ◯高橋委員長 選択 256 : ◯羽蚋農政課長 選択 257 : ◯高橋委員長 選択 258 : ◯佐野委員 選択 259 : ◯高橋委員長 選択 260 : ◯羽蚋農政課長 選択 261 : ◯佐野委員 選択 262 : ◯羽蚋農政課長 選択 263 : ◯高橋委員長 選択 264 : ◯佐野委員 選択 265 : ◯高橋委員長 選択 266 : ◯羽蚋農政課長 選択 267 : ◯高橋委員長 選択 268 : ◯佐野委員 選択 269 : ◯高橋委員長 選択 270 : ◯羽蚋農政課長 選択 271 : ◯高橋委員長 選択 272 : ◯大庭委員 選択 273 : ◯高橋委員長 選択 274 : ◯大庭委員 選択 275 : ◯高橋委員長 選択 276 : ◯大庭委員 選択 277 : ◯高橋委員長 選択 278 : ◯羽蚋農政課長 選択 279 : ◯高橋委員長 選択 280 : ◯大庭委員 選択 281 : ◯高橋委員長 選択 282 : ◯羽蚋農政課長 選択 283 : ◯高橋委員長 選択 284 : ◯大庭委員 選択 285 : ◯高橋委員長 選択 286 : ◯羽蚋農政課長 選択 287 : ◯高橋委員長 選択 288 : ◯伊藤委員 選択 289 : ◯高橋委員長 選択 290 : ◯羽蚋農政課長 選択 291 : ◯高橋委員長 選択 292 : ◯伊藤委員 選択 293 : ◯高橋委員長 選択 294 : ◯羽蚋農政課長 選択 295 : ◯高橋委員長 選択 296 : ◯高橋委員長 選択 297 : ◯土屋建設課長 選択 298 : ◯高橋委員長 選択 299 : ◯鈴木副委員長 選択 300 : ◯高橋委員長 選択 301 : ◯土屋建設課長 選択 302 : ◯高橋委員長 選択 303 : ◯鈴木副委員長 選択 304 : ◯高橋委員長 選択 305 : ◯木下委員 選択 306 : ◯高橋委員長 選択 307 : ◯土屋建設課長 選択 308 : ◯高橋委員長 選択 309 : ◯木下委員 選択 310 : ◯高橋委員長 選択 311 : ◯土屋建設課長 選択 312 : ◯高橋委員長 選択 313 : ◯佐野委員 選択 314 : ◯高橋委員長 選択 315 : ◯榛葉都市建設部長 選択 316 : ◯高橋委員長 選択 317 : ◯土屋建設課長 選択 318 : ◯土屋建設課長 選択 319 : ◯高橋委員長 選択 320 : ◯佐野委員 選択 321 : ◯高橋委員長 選択 322 : ◯土屋建設課長 選択 323 : ◯高橋委員長 選択 324 : ◯鈴木副市長 選択 325 : ◯高橋委員長 選択 326 : ◯佐野委員 選択 327 : ◯高橋委員長 選択 328 : ◯大庭委員 選択 329 : ◯高橋委員長 選択 330 : ◯土屋建設課長 選択 331 : ◯高橋委員長 選択 332 : ◯前田技監 選択 333 : ◯高橋委員長 選択 334 : ◯大庭委員 選択 335 : ◯高橋委員長 選択 336 : ◯鈴木副市長 選択 337 : ◯高橋委員長 選択 338 : ◯高橋委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開会)      開   会 ◯高橋委員長 皆さん、おはようございます。  先週は一般質問、お疲れさまでございました。実に15人の議員が質問に立っていただきました。当委員会では5名が立ち、また、監査委員の大庭委員が質疑を行うということで、非常に活発な議論が行われたのではないかなと思います。  今回の一般質問を振り返ってみますと、原田市長が教育問題を非常に強調していたということもありまして、教育問題が多く取り上げられ、議論がされたかなというような印象を持っております。2月市議会定例会の委員会は新年度の予算ということで、1年の方向性を決定する重要な委員会でありますので、ぜひそちらのほうでも活発な議論をお願いしたいと思います。  さて、新聞あるいはテレビ等でも報道されておりますけれども、きょうは東日本大震災の発生から丸8年ということで、会議の途中に1分間の黙祷も予定されております。  東日本大震災、我々からしてみても、本当に広域で甚大な被害ということで、非常に記憶に残っております。行政のほうでも、被災地の支援に取り組むとともに、また、命山防潮堤というような形で一生懸命取り組んでいただきました。8年たって、何となく緊張感がなくなっていく感というのがあるかと思いますが、現地のほうは、まだ5万人超の被災者が避難している、実に原発事故の起こった福島県では、その中でも4万人が避難をしているということで、まだまだ復興の途中だと思います。そういう視点では、そういうところに目を向けて、やはり我々も地道にそうした対策に取り組んでいく必要があるかなと考えております。  それでは、座って、進行のほうをさせていただきたいと思います。  会議に先立ち、お知らせをいたします。  予算の審査に入る前に、報告事項アの土橋地区開発可能性調査(基本調査等)の結果と今後の方針について、報告事項イのプレミアム付商品券発行事業(案)について、資料提供オのブロック塀等耐震改修促進事業の制度改正について、平成31年度一般会計に関連するために、先に御報告をお願いしたいと思います。  なお、報告事項ア、土橋地区開発可能性調査(基本調査等)の結果と今後の方針については、安間産業環境部専門官が出席をして説明をいただきます。終了後は退席をいたしますので、お知らせをしておきたいと思います。  挨拶で触れたとおり、東日本大震災から8年を迎える本日午後2時45分に庁内放送が入り、1分間黙祷をしますので、御承知おきをいただきたいと思います。  それでは、ただいまから建設経済委員会を開会いたします。  付託議案の審査8件、報告事項10件、その他(資料提供)6件について、随時審査をしてまいります。  最初に、当局を代表して、鈴木副市長に御挨拶をいただきます。  鈴木副市長。 2: ◯鈴木副市長 皆さん、おはようございます。  昨夜は少しまとまった雨が降って、文字どおり一雨ごとに春の訪れを感じます。そんな陽気になってまいりました。  先週の一般質問に引き続いて、今週は各委員会での新年度予算を中心とした審査ということになります。高橋委員長から少し触れていただきましたが、一般質問、教育部門の質問が量的に相当多かったかという感じがいたしています。  就学前の子供の保育、教育のあり方、こちらについては当局側のほうから、(仮称)袋井南認定こども園の民設民営という方針を打ち出したことに対して、その考えをただすという、そういった質問が多かったようです。
     それから、小学校、中学校、義務教育ですね。私たち市民の子供たち、学ぶ力をどうやってつけていくかと、学ぶ姿勢をどうやってつけていくかというところの質疑が多かったと思います。  それから、世相を反映して虐待、こうしたことの現状として対応、そうしたこともあったと思います。  時間が限られているものですから、そうしたことに時間が行くものですから、少し、建設経済委員会の大事な、都市基盤の関係のほうが少なかったような感じがしますので、その分、委員会でしっかり審査をしていただければと思います。どうしてこういった予算を組んだかというところの考え、それから方針、そうしたことで議論をしていただくと有意義な審査になるのかなと思っています。当局側としては、極力、簡潔でわかりやすい説明を心がけますので、よろしくお願いしたいと思います。  冒頭の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。 3: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 土橋地区開発可能性調査(基本調査等)の結果と今後の方針について 4: ◯高橋委員長 それでは、予算審査に入る前に、報告事項を受けてまいりたいと思います。  最初に、報告事項ア、土橋地区開発可能性調査(基本調査等)の結果と今後の方針についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  安間産業環境部専門官。 5: ◯安間産業環境部専門官 (省略) 6: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして、質疑があればお受けしてまいります。いかがでしょうか。  木下委員。 7: ◯木下委員 おはようございます。  本当に素人の質問なんですけど、埋蔵文化財、よく各地域で開発行為をしようとしたときに、それが最終的によく調べてみたら、それがネックになって開発できなくなったということが結構あるんですけど、タイムスケジュール的に見て、平成33年度までに発掘調査とかというところも入っていますけど、この辺タイムスケジュール的にこれでいってどの辺までで、その落としどころというか、いつからできるような予定にされているのか非常に、掘ってみたらもっと深いところにいろいろなものがあったりというところもあると思いますけど、その辺はいかがでしょうか。 8: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 9: ◯安間産業環境部専門官 埋蔵文化財の関係でございますけれども、今、木下委員が心配されることから、現地の埋蔵文化財の発掘調査をやったということであります。  埋蔵文化財の図面を見ていただきますと、先ほど説明の中で、青い点線の中が埋蔵文化財があるではないかということで、これ、教育委員会の資料には書いてある資料なんですが、実際に現地で調べるということで、大体1メートルから1メートル50ぐらい、現地の埋蔵文化財を試掘いたしまして、掘ってみるとお茶碗のかけらとかそういうのが出てくるものですから、その部分を確定したのがこの赤い線の中となります。  ここにあります1ページの右の下のスケジュールでございますが、現在の調査の段階では、全体としては一番造成計画案2が埋蔵文化財を調査するということになっておりますけれども、埋蔵文化財造成計画案1と3については、埋蔵文化財の上に覆土、いわゆる盛り土をして埋蔵文化財を保存したままの開発も可能であると踏んでいるものですから、ここの今、全体スケジュールの中の平成33年度までに埋蔵文化財調査が少し入っていますが、これは水路等でどうしても掘削しなければならない、いわゆる線的に掘削しなければならない場合が生じたときには、いわゆるこの問題の期間、埋蔵文化財の調査が必要だろうと考えて入れているところであります。  実際には、この全体の工程の中で農業調整を図りながら進めていくということ、最短で進めていくとなりますと、今、平成33年度に埋蔵文化財調査していけば、スムーズにいけばこんな形でいくという、一つの案として全体スケジュールで示させていただいております。 10: ◯高橋委員長 木下委員。 11: ◯木下委員 ありがとうございます。そうすると、その造成計画案2のほうは、地下式の雨水調整池でということでやられますけど、この辺の深さとかは、現時点ではまだそこまで考えていらっしゃらないというところでよろしいでしょうか。 12: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 13: ◯安間産業環境部専門官 造成計画案2については、4ページの右の下に、貯留深と書いてありますけれども、大体1メートル15センチぐらい、多分全体としては1メートル50から2メートルぐらいの深さになると思います。  最後の8ページを少し見ていただきますと、いわゆる造成、今のGHというのは現況地盤の高さで、赤い線が埋蔵文化財があった場所なんですよね。ですので、大体、現状から20センチとか50センチぐらい深いところから出てくるところもございます。  ですが、実際にはその上に覆土をするものですから、いわゆる施工基面からどのぐらい下がったところであるのかというのが一つ決め手になってまいりますが、ここの造成計画案2の場合は全て調査したという、先ほど言った、この案の中では、全部最高にお金かかったときにはどのくらいかというのを出していますので、この埋蔵文化財、全部調査するということで出した単価で込み込みで最大価格になったときに、この41億円かかりますよということで出させていただいた案でございます。 14: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 15: ◯佐野委員 一、二点少しお聞きいたしたいと思いますが、これだけの面積になりますと、国本地区の事例でもありましたけれども、農振農用地の除外、今、継続中だということですが、感触としてはどうなのかということですね。いけそうなのか、どうなのか。それから、その上でこれだけの4,200万円の企業立地詳細調査業務委託料を計上して、これも果たしていいのかどうか。もし仮にいけないとなれば、この4,200万円というのは飛んでいくわけですよね。  そこら辺をどう考えるのかということと、それから全般的に見させていただいて、今度は、洪水ハザードマップが新たに作成されます。それとあわせた造成高にする必要があるのではないか、調整したですね。そういった場合に事業費にどういう影響を与えてくるかというような問題、それから、一番は進入路なんですけど、市道小山鷲巣線ですか、これを最終的には使っていきたいという案なんですけれども、私どもいろいろこの道路を通ってみますと、このクランクのところが非常に地元の方も、南北の道路、通る率が高いということで、かなり渋滞的なものが予測されるのではないかなと、日中もそうですが、朝晩のいわゆる通勤者の方の渋滞ですね。またこれが渋滞が地域に与える影響、こういったものが懸念されるわけですが、その点について少しお伺いをいたしたいと思います。 16: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 17: ◯安間産業環境部専門官 まず、農振農用地の除外の協議についてどうかということでございますけれども、今年度から県の中遠農林事務所のほうと進めているところでございます。おおむね通常の農振農用地の除外の5要件ということで、協議を進めています。  細かいことを抜きまして感触はどうだということでございますが、今、毎月1回ぐらいの割合で中遠農林事務所とも協議を進めているところでございますけれども、特に反対の声は、担当者側から聞いておりません。しかし、逆に、いいよと言うことも聞いてはいないような状況でございます。ですので、農振農用地の除外を進めるということがポイントになりますけれども、感触としてはいけるのではないかなという気もあります。ただ、これは私の感触であって、確実にということではないですが、農振農用地の除外の5要件の理論をきちっと構築すれば、いけるのではないかと思っております。  それから、洪水ハザードマップの件でございますが、こちらの洪水ハザードマップは、建設課のほうでことし見直しをしていてくれて、平成31年度洪水ハザードマップが出てくると思いますが、あれ、大体最高でどのぐらい浸水するとかって出ていまして、土橋地区だと大体1メートルから1メートル50ぐらい、たしか浸水するような図面になっていると思います。  ただ、これが全く洪水ハザードマップに関係ないような高さまで造成するということになると、ここもかなり1メートル50とか2メートル盛り土しなきゃいけなくなりますので、これは周辺の地域にとっても、通風とかそういうところの部分、それから企業用地として使う場合にも、その使い勝手という部分に係ってまいりますので、その周辺の高さと調整しながらやると。ただ、これは最終的に来る企業が確定すれば、企業としてどの辺のものを望んでいるというのも相談しながら決めていくことになりますので、今後、詳細設計の中で考えていくことになるかと思います。  それから、周辺の市道小山鷲巣線の交通量、渋滞するのではないかということですが、近年、周辺地区へ企業等が出てきて朝夕の交通量が相当多い、ただ、渋滞をするということは少し聞いておりませんので、大体、日、片方向で3,000台前後の交通量になっております。大体あの程度の市の幹線道路ですと、交通容量、大体、日4,000台ぐらいですので、交通量的には問題はないと思っておりますが、もし企業が大型トレーラー等を使うような場合には、少し幅員が厳しいのかなと。それは幅員が厳しいというよりも、交差点での少し反対車線に割り込んで回転しなければならないというような問題も生じてくる可能性もございます。  これについては企業が決まってからまた検討しないかんですが、それについても、いわゆる土橋地区の班長会の中では、周辺地域への環境を心配しておりますので、そこら辺も実際のところは地域とお話し合いをしながら対策を考えていきたいなと思います。 18: ◯佐野委員 続けていいですか。 19: ◯高橋委員長 佐野委員。 20: ◯佐野委員 分譲単価は市場性のある価格となったというような調査結果が出ておるわけですが、その後に3パターンほどいわゆる造成計画案が出ているんですけれども、ここの地域の10アール当たりの素地価格、売買事例って幾らぐらいなんですか。  要するに、用地取得するときに幾らで取得していくのかということと、それから先ほどの質問に関連しますけど、洪水ハザードマップでかなりそれでは造成高を上げなきゃいけないとなった場合、要は再販価格にかなり影響してくるわけですよね。そのときに、実効性といいますか、売れるのかどうかというようなこと、ここら辺をどう見込んでいるのかということですね。大体この辺で造成してどのくらいだったら売れるのか、7万1,000円とか、今いろいろな造成パターンで10万円とかありますけれども、その辺をどういうような計画といいますか、予定でいるのかというとこら辺を少しお聞かせをいただきたいと思います。 21: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 22: ◯安間産業環境部専門官 今、分譲単価の価格が出ましたけれども、分譲価格については、この前、豊沢地区のトッパン・フォームズ株式会社ですか、8万円ぐらいで売られたものが、我々としては8万円から10万円ぐらいが、分譲した場合に妥当な価格ではないかと思っております。ただ、近年、その周辺から言いますと、8万円台であればこの中でも十分競争性のある価格だと、坪8万円であれば、ほかとも負けない価格が出せるんじゃないかということで、できれば最終的に8万円台ぐらいの価格を出していきたいなと思っております。  それから、洪水ハザードマップの件ですけれども、洪水ハザードマップ、少し過大に先、最大限という、いわゆる想定し得る最大の雨が降ったときみたいな形でやっていますので、過去の七夕豪雨のときも土橋地区の方に聞いて見ますと、あのときでも土橋地区の集落は、あそこの今の開発するところは浸水したけど集落は浸水しなかったということで、そこら辺、いわゆる土橋地区の集落の地盤の高さにある程度整合させておけば、大体高さ的には大丈夫なのかなと思っておりますが、ここは先ほど言ったように、今後の中で、その辺の企業側のニーズとも考えていきたいなと思っております。 23: ◯高橋委員長 佐野委員、よろしいですか。 24: ◯佐野委員 農地価格は、実勢価格。買収価格は。 25: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 26: ◯安間産業環境部専門官 売買価格については、平成31年度予算の中で見させていただいておりますが、一応、鑑定評価をとらせていただきたいと、いわゆる鑑定評価で買っていきたいと考えております。ただ、調べているのが当時、今の北側にマックスバリュがありますが、そこが坪6万円だと聞いております。これは、農振農用地ではなくて白地農地でございます。  それからあと、資料は持っていないんですが、昭和60年ごろの袋井バイパスの用地買収価格が、田んぼで平米1万5,000円から2万円という価格があった。これはかなり前の話ですのであれですけれども、今、少し頭の中に入っているのはそれぐらいの数字で、申しわけございません。そんな感じです。 27: ◯高橋委員長 佐野委員。 28: ◯佐野委員 6.5万円というのは、6万円ですか。小山地区のときと今の状況はかなり変わっていると思うんですけど、本当に、羽蚋農政課長がこちらにみえますけれども、農地として売った場合に幾らで売られているのかというところを少し知りたいんですよ。  といいますのは、これ、関係ない話をするかもしれないんですけれども、関係のないということはないかもしれないですけど、生産基盤整備が終わったところで、1反当たり30万円の売買事例なんです、ほとんどね。今、農業委員会に出ているのは。ここら辺の地区で実勢、売買したときに、今井地区当たりでもかなり農地価格が下がっているというような話を伺っています。この地区は下がっていないんですか。その辺の実勢、農業委員会のほうで、いわゆる3条なりに出て価格も示されているものがあれば、少しお聞かせをいただきたいなと思います。 29: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 30: ◯羽蚋農政課長 農地法で農地としての売買価格はもちろん、3条の取引に当たる価格形成であります。10アール当たり30万円というような、そういったお話もございますけれども、現状、今井地区の物件という、今、内容の情報を少し持ち得ていませんけれども、ここの農業委員会の中での取引がございますが、市内においては大体30万円から50万円の売買価格、10アール当たりそういった経験事例がございます。そんな状況でございます。 31: ◯高橋委員長 よろしいですね。  そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 32: ◯伊藤委員 私からも、少し稚拙の質問になるかもしれませんけど、伺いたいことが2点ほどあります。  まず、1ページ目ですけれども、先ほど佐野委員もおっしゃっていただいたようなところと少し関連しますが、県の企業局に今後はというところの部分で、一般質問でも出た部分ではあるんですけれども、単純な質問として、この県の企業局でやるということのいわゆる、何でやるのかという部分のメリット、デメリットの部分があれば、あと、また経緯を何でなのかという形でというところの部分で、農地のという形で説明してありますけれども、もう少し御説明をいただければなと思います。  あともう一点なんですけれども、スケジュールの部分で同じページですけれども、地域調整、また県企業局協議の部分で、随時という表記がありますけど、私としては、やはりこの随時となっているところで、ある程度のポイントポイントで、節目というか協議のポイントを入れてそこまでに、このスケジュールの矢印ありますけれども、そこをどんどん進めていくというようなスケジュールの立て方が結構セオリーじゃないかなと感じるんですが、その部分でいわゆる協議があって、報告があってという部分が、この随時というところでどういう形で今スケジュール感としてお持ちであるのか、今、安間産業環境部専門官にお伺いができればと思っております。 33: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 34: ◯安間産業環境部専門官 県企業局はどうしてかということなんですが、簡単に言いますと、農振農用地は県の中遠農林事務所と協議していきますが、その後、4ヘクタールを超える農地転用を行う場合には、いわゆる国との協議が出てまいります。国との協議が出てきますと、はっきり言って、もらえるかどうかもわからないし、いつ終わるかわからないというのがございます。そこのところが、県企業局はいわゆる地方公共団体と同じでありまして、いわゆる農地転用が不要というところなんですね。今回の開発のポイントもそこにございまして、県企業局は農地転用が不要なものですから、県企業局を介在させて、ここの開発をしていきたいと考えております。  それから、スケジュールですけれども、地域調整、点線で書かせていただいておりますが、平成31年度はポイントというよりも、現在も土橋地区については市からお願いした代表者会というのをつくってございまして、平成30年度も4回、5回ほど、代表者の方に協議の報告をさせていただいておるところでございます。そういうところで、随時報告をしている。そこの代表者がかかわった中で、地域の班長会とか、地域住民に説明してくれとかというのは、その代表者と相談しながらやっていくということで、我々の仕事の段階ごとに情報を出していくということで対応していただいてもらっています。  それから、県企業局について、平成30年度は市の公社のお金でやらせていただきましたが、平成31年度、県企業局の補助金をもらいますと、やはりこれが最終的に県企業局のほうで事業実施をお願いしたいとなりますと、詳細設計の中でも基本的には1カ月とか2カ月に1回、県企業局と話をしながら進めていかないとスムーズな執行になりませんので、先ほど言った農振農用地の除外の農地作業についても、県企業局は県農地局と相談をしてもらう作業も出てまいりますので、そういうところで随時、県企業局と話をしながら進めてまいりたいということでございます。 35: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 36: ◯鈴木副委員長 少しお伺いしたいと思います。  5ページの図形の、地元要望によって1カ所、不整形の土地ですね。ここのところ出ているんですけれども、このあたり地元の要望というか、内容をもう少し詳しくお聞かせください。 37: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 38: ◯安間産業環境部専門官 5ページの造成計画案3のいわゆる拡大したところのお話だと思いますが、当初、我々のほうには、造成計画案1の正方形に近い形で開発を考えておりました。地域と話をする中で、いわゆる地元の先ほど言った代表者会とか、我々が地権者の意向を調査に行ったりする中で、地域の中からいわゆる、ここが農地で、田んぼで残っているところでございます。ここをいわゆる残してしまうと、将来、土橋地区の住環境を考えた場合に、この工場というか、いわゆる企業と土橋地区の集落の間にこの空間が残ってしまって、これが今は第1種農地なんですが、これが第2種農地ぐらいになって、ある程度のものが来て民間で開発されてしまうと、何が建つかわからない、いわゆる地域の中に何か好き勝手なことができてしまうという心配もございまして、いわゆる企業が来るなら企業にきちっと管理してもらいたい。土橋地区の集落もここのところにしっかり分断ができれば、そのほうが地域としては将来の住環境を考えた場合にいいねというような要望がございましたことから、今回この造成計画の案の中では、ここも含めて開発できるかということを検討します。含めても、治水上とか、そういう交通アクセスの問題とか、そういうものもありませんよということで出させていただいた案になってございます。そんな形で出させていただきました。 39: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  私のほうから。 40: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 41: ◯高橋委員長 県企業局にやっていただけるということで、より具体性が前に出てきたなという感じがいたします。土橋地区の住環境の問題で今、そういう点ではきちっととしたまとまった形でやっていくということがいいわけですけれども、もう一つ、道路の問題、ルートは決めたけれども現実的にはそのままでいくと非常に課題があるということで、まだすぐ手をつけるということではないかと思いますけれども、東名高速道路に入ってくるルート、あるいは小山地区に抜けるルート等々を、やはり長期的に見てある程度の改修が求められてくるのかなというような気がしますけれども、こういった点には、ただ単にルートのみに進められているわけですけれども、そこの道路の改修について、どういうように課題を捉えているかということについて、建設課なりで結構ですのでお願いをしたいと思います。 42: ◯鈴木副委員長 安間産業環境部専門官。 43: ◯安間産業環境部専門官 道路の課題ですけれども、いわゆる開発を行う場合には、現況9メートルあれば、基本的にはできます。あそこのところは今、村松山科線と、アクセス道路のオートバックスのあるところから西へ12メートルの道路が走っている。それからあそこの川井徳光線があって、小山鷲巣線も基本的には今12メートルございます。  たまたまここの、いわゆる調査区域のところは、歩道は少し設置していなくて、今、片側歩道になっているというような状況で9メートルは確保できていると。  ここにある課題というのは、一つは、一番大きな問題というかあれですが、まず今のあそこに、蟹田川に橋がかかっておりますが、あそこの設計荷重が少し耐力不足で、多分14トンぐらいじゃないかなと、大型車が通ると20トンから25トン欲しいものですから、通れないことはないですけれども、設計上の話ですもので、ないですが、そこに少し課題がある、いわゆる西から入ってくると橋梁改修をしなきゃいけないという課題が出てまいります。  それから今、マックスバリュに入っているトラックが24時間で、小山地区を通行して入っていますので、そちらを使うということはいわゆる地域、少し今、地域もかなり走っていますので、地域の反発というか抵抗感が少しあると、それからあそこの太田小山線についてもあんまり地盤がよくないものですから、少しずつ建設課のほうで時々手を入れておりますが、そこの改修の問題があります。  小山鷲巣線についてはいわゆる開発行為でこの歩道は設置をさせていけるんじゃないかと思います。そうしますと、路線的には大型車が通れるようになりますが、いわゆる土橋地区のクランクの部分、この部分はやはり少し狭いかなという、十分、回転半径がとれるには少しつらいかなというような感じを持っていますので、何らかの交通安全対策をしなきゃいけないなと考えているところです。  これについては、まだ基本調査、紙ベース上での検討でまだありますので、これは今後、検討していきたいと考えております。 44: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 45: ◯高橋委員長 ありがとうございました。道路の問題はすぐということではないですけれども、ある程度の方向ができてきたときには準備をしていくということは、どうしても必要だと思います。  ただ単に、川井地区のほうだけではなくて、小山地区のほうも抜けられるようにということにしていかないと、どうしても一方だけでは当然無理かと思いますので、早目に小山鷲巣線のところも途中で歩道がなかったというようなこともありますので、そこら辺も含めてある程度そういうことを進めながらいけば、地元の小山地区の皆さんにも御理解いただけるかなと思いますので、そういう方向性をやはり示しておいて協力を求めるということをお願いしておきたいと考えて、協議を進めていただくようにお願いしておきたいと思います。  大庭委員。 46: ◯大庭委員 高橋委員長が発言した後、私が発言するのは少し僣越な気もしないでもないですが、これは市、利害関係者の1人なんですから、本来はこれ離席、退席してこの委員会に臨むべきくらいの内容だというようなことを承知しつつ、今までの経過を当事者として少し発言させていただきます。  私がこの土橋の開発について最初に認知したのは2017年、一昨年の秋の建設経済委員会に当該案件の特に完成調査、皆さんも建設経済委員会に出されたのを高橋委員長から耳打ちしていただいたのが実は最初でありまして、一番びっくりしたのは私でありました。自来、昨年の2月に一般質問をいたしまして、この話が本当かどうかということをオフィシャルな場所で確認させていただきましたところ、これを推進したいという趣旨の答弁があったわけであります。  私の地元の皆さんには、この話を市が進めている旨、内々関係者、主な人たちにお伝えをし、特に平成30年2月市議会定例会の一般質問を受けての議会報告は、書面をもって地元の昨年の4月の総会のときに御報告をしたと。自来、地元の代表者による話し合いが鋭意進められてきたわけでありますけれども、今まで私もかかわっている中で、実際、58件の地権者の皆さん方の、農業耕作者も含めた今までの経過からすると、安間産業環境部専門官、担当の皆さんの大変な御熱心ないわゆる取り組みによりまして、ほとんどが好意的に受けとめていると、一、二件いわゆる営農をしたいという方がいたわけでありますけれども、土橋地区の約20数町分、ヘクタールの半分近くがまだバイパス南側に残るということもありまして、先ほど安間産業環境部専門官からお話がありましたように、かなり話が進んでいるということであります。余りにも急激な1年足らずの話でここまで、よく言えば順調、あっという間の進捗でありまして、私どもも当事者として大変戸惑いつつも、この事業の推移を見ています。  といいますのも、なぜこれ市がやるかということについて、恐らく雇用の確保、それから税収の確保も含めて、袋井市にとって大きな目的、理由はあるという中でこの仕事が進められていることに対し、それでは、当該地区の土橋地区でそれをどう受けとめていくかということでいろいろ話し合っているわけですが、やはり一番、農業耕作者としてみると、5代は営農しないと、この市の話を受けて、これをきっかけにこれからの農地をどうするかということを考えたときに、市の方針を受け入れるという姿勢が一番多いのではないかなと思っています。  ただ、一方では、先ほど各委員からの御発言を聞いていました。特に佐野委員からもお話はありましたけれども、やはり当事者としても幾つか、本当にいいのかということで確認しておかにゃいけない内容がありまして、実は昨年1,300万円ですか、袋井地域土地開発公社でつけていただいて、埋蔵文化財等の調査が行われました。かなりのエリアで埋蔵文化財があるのではないかと思ったら、逆に一番思ったより少なかったと、いわゆるいいほうに出たわけですね。  さて、ことしは4,200万円の予算をつけて調査をしていくと、あわせて130万円余の土地鑑定の予算もつけると。これだけの大きなお金をつけてやった事業というのは私の記憶でもなかなかないかなと思います。  しかし、今、数十万円程度の税収が、恐らくこれだけ開発するだけで、固定資産税だけでもどの程度入るか知りませんけれども、後でまた答弁の中に加えていただきたいと思います。その効果をどの程度見ているか、固定資産税だけでも。企業が進出した場合の効果というんですか、行政として効果はどうか、そのことも冷静に検証すべきだと思っています。  したがいまして、まず、最初に今まで少し、今のところおおむね順調に来ていると、そして、一番の山は来年の秋の企業局との協定、その前にほとんど県企業局との調整が済み、そして同時進行で農振農用地の除外、この大きな山までこれが本当に進むのかどうなのか。  特にお金をかけて無駄な投資にならないかどうかというのは逆に私、当事者でありつつも心配するところです。やはりしっかり裏づけを持って投資をし、それが成就をし、地元も喜ぶ、それから袋井市も大きな益となる、しかも雇用、税収の確保になっていい仕事をしたというような、全体最適を見込んでいただくに当たって、まず、投資とともに、見通しがどの程度把握されているのかということを再度御答弁だけいただいておきたいと思います。  それから、私が平成29年6月市議会定例会の一般質問をしたときには、関心のある企業があるというような答弁でありました。恐らく多分関心がある企業があるんだろうと思いますが、まだ地元でも知らないということであります。優良企業であってほしいと思うわけですし、また、袋井市も当然そのことを前提にやっていらっしゃると思うんですが、企業名というのはいつ発表になるのか、今、IRだとか企業がもういわゆる株式を含めた事業報告そのものが、来年の秋のいわゆる協定、あるいは農振農用地の除外だとかさまざまなところに向けるに当たって、話が途中でだめになったというようなことになると、もちろん地元も困るんですが、企業もきっと困ると思うんですよね。これというのは、本当にいろいろなところに配慮して進めなければならないと思うんですが、企業名はいつごろ発表されていくのか。そこら辺についての考え方についてお伺いしたいと思います。  あとは、皆さん方それぞれ御発言をいただきまして、当然地権者としてみれば、佐野委員から先ほど話ありまして、通常の農地法3条の売買実例なんていったら、30万円から、当該ここの地域では50万円から80万円という話を聞いたことがあります。80万円ぐらいですかね、反当たり。あくまで青地の農地の売買の話です。売買の実例に至ったのは私の記憶ではないです。あったとすれば、袋井バイパスが田んぼの真ん中を通ったときに買収価格が決定したということもあったことや、それから小山鷲巣線の道路拡幅に伴う買収があったことなどが浮かびます。それ以外は、政策的に木原土橋線が地元要望で、安くてもいいからとりあえず道路を広げてくれというような話し合いの中で土地の買収に呼ばれたことがありますけれども、この当該地が幾らかというのは、今回150万円余の土橋地区不動産鑑定評価手数料等でやっていくということになると思うんですが、価格は例えば青地のヤマトエスロン株式会社、延久地区ですか、あそこら辺の坪当たり6万円だとかというような部分実例はあったような話もうわさでは聞きますので、価格というのはどうしても、交渉でどのようにでもなると思うんですが。とにかくいろいろなこのケースを行政として、筋道を立ててやはりいかにゃいけないと思うんですよね。そこら辺の全体、これをまとめ上げることについて、再度お伺いしたいと思います。
     それから、最後に、土を磐田市地先あたりからを予定しているようですが、三川地区ということを個別に出すのはあれなんですが、例えばそういうような地域、一石二鳥的なそういうような開発なんかは考えられるのかどうなのか。西山の開発がそういうように言われて、造成価格の問題で断念しつつあるというか、断念している状況であると思うんですが、そういうことも視野に入れてやっていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。  幾つか少しお伺いしたんですが、本当の一番心配なのは、これだけの多額な調査をかけての見通しについてだけ確認させていただきます。 47: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 48: ◯安間産業環境部専門官 話が少し前後するかもしれませんが、お答えさせていただきたいと思います。  まず、関心のある企業の公表はあるかということでございますけれども、これについては、平成30年2月市議会定例会の一般質問から出ておりますが、市内の企業で関心を持っている企業がいるということはあります。その企業については、我々がこういうデータを市議会とかそういうところに提出すれば、その企業から内容について問い合わせがあるということでございますので、今回もこれを出すことによって、また企業から問い合わせがあろうと思います。これについては、我々もこういう情報は開示していきたいと思っております。  企業については、市内の優良企業であれば、これを決定するというのは会社も大きくて、方針決定については相当に時間を要するものと考えております。当然そうすれば、従業員、それから企業の株式、IR情報、それから地域への影響もございますので、これは正式な決定が出ておりませんので、我々が出したデータで来るかどうかも少しわかりませんので、これは企業に判断を任せていきたいなと思っています。ただ、相当関心を持っていただいておりますので、前向きに考えてくれているとは考えております。  それから、本当に進めるのかというところは、先ほど大庭委員のほうで地域もそういうような気持ちでやってくれているということで、我々も地域は受け入れてくれているという方向で、全体としてはいてくれると考えております。ただ、先ほどお話ししたネックとなるのは、農振農用地の除外が順調に進むか、一つはここにあるかと思っています。これの成果によって、ある程度時期、それから開発のかげんが決まってくると思いますので、ここは力を注いでやっていきたいと考えています。  それから、効果でございますが、これは参考で山科工業団地を参考にしますと、土地として田んぼであるところ、今の田んぼが11.5ヘクタール分になりますが、そこで今の価格体を上げて固定資産税が大体3,600万円ぐらいふえるのではないかと、それから、価格と償却資産が出てくればいわゆる山科工業団地の参考数値を使いますと、約5,300万円余、大体年間9,000万円近くのお金というか、税収効果があると考えています。  それから、土地の価格の件でございますが、これについては、先ほど佐野委員の質問にございましたけれども、実勢価格というのが実際に事情補正、いわゆる欲しい、要らんとかいう価格が含めて、価格が決まってくるものでございますので、そこら辺の価格ではなく、我々のほうはある程度、地価価格というか、いわゆる鑑定評価を参考にしながら、価格については適正な価格で求めていきたいと思っております。これについては、やはり幾らで固まるかというのは、この事業の重要なポイントでもございますので、この辺は慎重に検討してまいりたいと思います。  それから、土の件ですが、土については今、磐田地区、いわゆる磐田市のこちらの東側の山を削っている業者のほうから、土の搬出は可能だという土取り事業ですね、そういう業者からも見積もりをもらって十分だと考えています。  今の三川地区等の関連ということがありますけれども、三川地区でもこの事業の中でそういう必要性があれば、別に購入して使わなくてもより安い単価で運べるものというような状況となれば十分一石二鳥のやり方も可能であると思いますが、それは全体として事業費が現状のコストよりも上がらない方法で可能だというのなどを検討した中で進めていきたいと思います。 49: ◯高橋委員長 大庭委員。 50: ◯大庭委員 とにかく私らも天を仰ぎながら、この仕事の進捗推移を今見守っているという状況です。本当にこの開発がいいのかどうかは、私のような者にはとてもわからないんですが、袋井市のためになるならばという思いで今までかかわっているところです。  そんな中で、平成30年2月市議会定例会の一般質問で、平成29年7月に施行された地域未来投資促進法などを活用して農地の効率的な利用に支障がないだとか、そういう答弁もいただいたり、当時、原田市長からも、かなり前向きな御答弁いただいて、本当に関心のある企業が関心を示さなくなるケースというんですか、どういう状況かわからないですが、もしそういうケースがあった場合でも、この土橋地区の開発を考えるかという質問を再度私、質問したところ、当時の鈴木産業環境部長からは、我が市におきます企業誘致の重要な地区として、そういう認識で進めるということで答弁をされています。  地元でも覚悟しにゃいけないと思っているものですから、私、お願いするのは一部、先ほども質問がありました青地の12ヘクタールの土地の隣にいわゆる白地があるんですね。その白地は半分ぐらいは埋蔵文化財があると思ったら、この調査でないということがわかりました。これを一帯の開発として考えるのかということも含めて、今、市は検討していただいているわけですけれども、地域にとっては大きな変化になるんですね、これは。  先ほどアクセス道路の話も出ましたけれども、ぜひとも地域も袋井市も、また、企業も潤うという意味で、周辺の開発に、単に企業が来て騒音だとか車の公害だとかということに悩まされることなく、いわゆる開発してよかったというような進め方、例えば地域に公園をつくったり、住環境の保全をしながら一帯開発をすると、そういうようなことを念頭に置いて進めていただいたり、また市からの提案をしていただくことが、地元の理解も得られることじゃないかと思いますので、そこら辺についてお願いしたいと思います。  1点確認したいのは、もし今、関心を示す企業が諸事情でそういうことに至らない場合、それでもこの当該地を優良な企業誘致の場所として市として進めていくのか、再度御答弁をいただきたいということと、もう一つは、住環境を十分に、住環境の向上を視野に入れてこの話を進めてほしいという地域の思いをどのように受けとめているか、御答弁いただきたいと思います。 51: ◯高橋委員長 安間産業環境部専門官。 52: ◯安間産業環境部専門官 私、地元へ実際に出ていって話をさせていただいているものですから、地元の皆さんの顔も全部浮かんでまいります。そういう中で、そういうことで平成30年2月市議会定例会の一般質問の方針に基づいて我々も進めているところで、私もそういう覚悟を持って進めています。  そういう場合にでも、市は将来、財政計画10カ年の中でだんだん厳しくなってくる状況がありますので、市の収入源というのは確実にカットしていかなきゃいけないし、市もいわゆる企業誘致でもって、これまで市民の生活の向上を図ってきた部分もありますので、そういうことがなくてもこういうものは進めていかなければならないと思っています。  それから、住環境の保全については、今、先ほど企業のほうが最終的な腹を決めていないというところがございますけれども、決まりましたら、ある意味、企業も我々のほうから要請をして実際どんな感じになるのかとか、地域住民にこういう要望があるよとか、こういうような対応をしてもらいたいと、そういうような交渉もしてまいりたいと思っておりますので、今後、よろしくお願いをしたいと思います。 53: ◯高橋委員長 以上をもちまして、本件は終了といたします。  ────────────────────────────────────────         イ プレミアム付商品券発行事業(案)について 54: ◯高橋委員長 もう一件、報告事項イ、プレミアム付商品券発行事業(案)についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  村田産業政策課長。 55: ◯村田産業政策課長 (省略) 56: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告につきまして、質疑があればお受けしてまいります。よろしいですか。  佐野委員。 57: ◯佐野委員 以前、緊急経済対策でプレミアム付商品券を担当したことがあるんですけど、今回の発行額は試算の上でわかるんですけど、これに伴う事務経費、これの費用というのも国のほう、消費税のアップで一応対応するものでございますけれども、事務経費、費用についても全て国で見てくれるのかどうか、その点、1点確認をさせていただきたいと思います。 58: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 59: ◯村田産業政策課長 現在、お聞きしていますところ、事務経費につきましても、国の10分の10ということでお話を伺っております。 60: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 61: ◯大庭委員 地方創生の頭出しでこの商品券が出されて、多くの皆さんがこれにかかわったんですが、今回の場合は1)がかなり主体で、恐らく2)の皆さんはSNSだとか同じ仲間内での話し合いで結構購入に至るケースがあると思うんですが、1)のケースというのは、本当に生活が大変で携帯電話も持っていないだとか、情報が不足する人たちが多いやに類推するんですよね。そういう皆さんにあまねく行き届くような施策展開はどのように考えているか、お伺いしたいと思います。 62: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 63: ◯村田産業政策課長 今、大庭委員から御質問がありましたように、あくまでも対象が2019年度住民税非課税者になると伺っております。ですので、前回の臨時福祉給付金のときの想定人数が約1万2,500人ということで今なっておりますけれども、2019年度住民税非課税者でなおかつ2万5,000円の券を2万円、当然、1冊当たりにすれば、今考えているのは5,000円分を4,000円とかにする。それにしても、2019年度住民税非課税者が対象となることから考えると、なかなか購入に至るまでは少ないのではないかなとは感触としては思っています。  手続の中で今考えていますのは、2019年度住民税非課税者でございますので、あくまでも税務課の情報になります。ですので、地方税法によって私たちが基本的には取り扱えないことに、私たちというのは産業政策課の職員が取り扱えない情報なんですけど、このプレミアム付商品券の発行につきましては、2019年度住民税非課税者であろうと思われる方に税務課から通知をしていただいて、そこに今回プレミアム付商品券発行事業の助成対象になりますよということで、この内容について、要するに本人から同意をいただくような形になります。この情報というのはおかしいですけれども、そこから抽出をして、抽出した名前と住所を産業政策課のほうに来てリストとしてつくりますけれども、その情報を同意していただくという確認までとってやるんですけれども、そういう形の中で、一回2019年度住民税非課税者の方に同意しますかという確認をとらせていただいて、大体それに、まず、この事業の内容を理解いただいて、それでも購入希望があるかどうかという手続に入らせていただきます。なお、2019年度住民税非課税者であろうという方には引換券が渡り、引換券を持ってこちらに来るんですけれども、当然そこでも審査が必要になるものですから、審査をして初めて対象になるということで、そういった段取りで予定をしております。  いずれにしても2019年度住民税非課税者でありますので、購入が多くなるとは、少し予想はしていません。済みません。 64: ◯高橋委員長 大庭委員。 65: ◯大庭委員 少し要望だけしておきますが、ナーバスなというか、扱いが何かすっきりしているような、していないような。しかも税務課の職員が電算を打ち出して対象者が出て、しかもその皆さんにずばりあなたはということは、言うこと自体差別的な対応になることも少し想定される。これは恐らく袋井市だけの問題じゃないものですから、全国的な進め方に準じて、しかもこの当該者が漏れなく進められるように、慎重な中にも的確に進めていただきたいなと思います。  要望でありますので、内部で、他課部との協議の上、進めていただきたいと思います。 66: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 67: ◯鈴木副委員長 私からもお願いになるのかなと思うんですけれども、やはり今度は生活弱者が購入対象者で、商品券を販売する場所、商品券を引き渡す場所、ぜひ公共交通機関のある場所といいますか、公共交通機関で行ける場所を少し考えていただきたいなと思います。それは委託業者との御相談になるかなと思うんですけれども。思うのが一つ、それともう一つ、今、国の流れの中でキャッシュレスという部分があります。いろいろな方法で、商品券じゃなくてもできるかなと思うんですよ、渡すものは。紙ベースじゃなくて、データというか、取扱店舗の問題もあると思うんですけれども、そういうのも含めて考えているのかどうなのかというところと、もう一点、やはり性善説に立って思えばそんなことはないのかなと思うんですけれども、転売ですね、商品券の転売。その辺はどのように、できちゃうものなのかどうなのかというところを教えてください。 68: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 69: ◯村田産業政策課長 鈴木副委員長から、3点御質問があったと思います。  まず、引換券の場所だと思いますけれども、公共交通の整ったところにしていただきたいということであります。いずれにしても今、袋井商工会議所、それから浅羽町商工会とも今、話をしているところでありまして、その場所をどこにするかというまだ決定までには至っていませんけれども、いずれにしても公共交通等、利便性が高いところにしていきたいと考えています。  2点目でありますけれども、今、国と県を通じて各自治体とのやりとりをしている中で、まだ制度設計が固まっていない中で、100近い質問のやりとりを各自治体と共有化する意味でやっております。  そういう中でもあるんですけれども、いずれにしても商品券につきましては紙ベースで行うような形で今指導が来ていますし、3点目の、転売、譲渡、これについても厳しく規制をしていかなければいけないということで、今、具体な策としては特にありませんけれども、ここら辺も徹底するような形でということで、例えば注意書きにするだとか、そういった形になるんでしょうけれども、そういったことで、今、資料が来ております。  またこちら制度設計が固まりましたら報告をしていきたいと思っております。今、QAというやりとりの中で、そういう情報は得ているということであります。 70: ◯高橋委員長 そのほかにいかがでしょうか。  木下委員。 71: ◯木下委員 私のほうは、取り扱い店舗なんですが、市内全域の事業所ということですけれども、これ、想定でどのくらいの事業所の数を想定されていらっしゃるのかというところと、使用期間ですけど、これはもう予定ではありますけれども、この使用期間で使わなかった場合、換金期間というのは、使わなかったとき元に戻すという、お金を返すということなんですか。少しよくわからないんですけど、もし使わなかったときの、使わなかったというか、全部使い切れなかったときはどういうようにするのか少し教えていただきたい。 72: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 73: ◯村田産業政策課長 取り扱い店舗につきましてですけれども、今後、応募していく中で、やはり一番連絡のツールを持っている袋井商工会議所もしくは浅羽町商工会にお願いをするような予定でいますけれども、市内全域に広報ふくろい等を通じて募集をしていきたいと思っていますので、今、何店舗という予想はついておりません。  それから使用期間につきましても、基本的には各自治体に委ねられる面もありますけれども、最大限に皆さんが使えるようにという中では、10月から3月末までを使えるというような形で、今、考えております。  それから、使われなかった場合というのは、個人が購入をして使わなかった場合という意味でよろしいでしょうか。これは、あくまでも今回は引換券が手元に行って、その本人が商品券を買う、買わないを選択します。ですので、買ったものについては基本的には使っていただくような形になりますし、返還については、うちのほうでは取り扱う予定はありません。 74: ◯高橋委員長 そのほか、よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: ◯高橋委員長 以上で、本件は終了といたします。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         オ ブロック塀等耐震改修促進事業の制度改正について 76: ◯高橋委員長 資料提供オ、ブロック塀等耐震改修促進事業の制度改正についてを議題といたします。  当局から報告を求めます。  石田都市計画課長。 77: ◯石田都市計画課長 (省略) 78: ◯高橋委員長 当局からの報告が終わりました。  ただいまの報告について、よろしいですね。制度改正ということですので御了解をいただきたいと思います。  以上で、付託議案の審査の前の関係する案件についての報告を終了して、ここで休憩をとりたいと思います。10時40分まで休憩といたします。休憩後は、付託議案の審査に入っていきたいと思いますので、お願いをしたいと思います。                (午前10時27分 休憩)                (午前10時39分 再開) 79: ◯高橋委員長 おそろいのようですので、休憩前に従い、会議を再開いたします。  それでは、付託議案の審査に入ります。  ────────────────────────────────────────      平成31年2月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第3号 平成30年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について─所                部門─ 80: ◯高橋委員長 それでは、最初に、議第3号 平成30年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち、所管部門を議題といたします。  補正予算書の歳出の款項目の順に、歳入、歳出、繰越明許、地方債とよろしくお願いしたいと思います。  それでは、最初に、農政課所管について、当局の説明を求めます。  羽蚋農政課長。 81: ◯羽蚋農政課長 (省略) 82: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしてまいりたいと思います。いかがでしょうか。  大庭委員。 83: ◯大庭委員 補正予算書8ページの6款2項3目の浅羽地域湛水防除施設組合の関係です。見せていただきまして、大須賀第2排水機場のほう、なかなか大きな事案だったなという感じがしました。それで、本年11月に完了、完成ということになると、それまでの水害に対する対応をどうするかというのが1点。  それから今後、あれと同じような今回の対策で、また再発する可能性を感じながら拝見させていただいたんですが、抜本対策となるのかというのは、今回少し大きいお金が出ましたよね。補助もあるようですけれども、それにしても再発が少し心配されたものですから、そこら辺についてお伺いしたいと思います。 84: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 85: ◯羽蚋農政課長 大庭委員の御質問でございます。  大須賀第2排水機場、昨年台風24号による被災によりますポンプでございます。本年11月末までの本体ポンプの工事ということで、その期間の災害に対する対応ということでございます。  大須賀第2排水機場の本体ポンプについては、今、説明しましたように、本年11月いっぱいまで工事がかかります。その間でございますが、その間については仮設ポンプを設置してまいります。仮設ポンプについては、農林水産省からレンタルします仮設ポンプを設置します。ただし、この仮設ポンプについては、現状のポンプの排水能力からしますと、約2割程度の能力ということになります。そうしましたことから、これまでのポンプの能力にはなかなか及ばないという状況ですので、その間においては、早目の運転、そうしたものの中で湛水を防止するような、そういったことで運転体制を整えていくというようなことで、今現状考えてございます。  もう一つ、2点目でございます。今回のポンプ、水没というようなことでございます。再発の可能性はというようなことで、その防止策ということでございます。  今回の大須賀第2排水機場、ポンプ2基がございます。2基の水没ということでございます。この水没に至った原因でございますが、こちらについては停電というようなことで、当初、長時間の停電によりまして、もともとポンプの中に排水用の水中ポンプが設置してあります。水中ポンプが、通常ですとスイッチが入って排水をするんですけれども、今回、停電というようなことがございました中で排水することができなかったというようなことがございまして、ポンプが水没してしまったというようなことでございます。  こちらについては、平成31年度浅羽地域湛水防除施設組合の予算の中で、大須賀第2排水機場については発電機を設置してまいります。発電機と、その発電機に応じて水中ポンプが稼動できる、そうした発電機を設置していくということで、こうしたことによりまして、停電時においても水中ポンプが稼動できるというようなことで水没を防止できるというようなことで、そういった対応策を講じてまいります。 86: ◯高橋委員長 大庭委員。 87: ◯大庭委員 今回の事案は、想定外の停電ということでありますけれども、江之端排水機場、鳥羽野排水機場を含めて、いろいろなケースを想定して、万が一の対応を、これ以外にも、袋井だとかいろいろなところに機場があるわけですけれども、全体を見直して、こうした事案が再発しないようにすべきだと思いますけれども、今回の事案を受けて、原課でどのような話し合いがされたのか、それだけお伺いしておきたいと思います。
    88: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 89: ◯羽蚋農政課長 今回の大須賀第2排水機場の被災の原因は、一つは停電によりますものでございますけれども、停電からポンプの水没まで、最終的にはその原因が機器の偶然的なものということになりましたので、まずは今回の原因も含めまして、まずは運転体制、それから通報体制、そういったものをしっかり改めるというか、もう一度見直すということが一つということで、まずは運転体制と、それから通報体制、そうしたものを改めて見直していくということをやったところでございます。  それとあわせまして、今回というか、排水機場ございますけれども、浅羽地域湛水防除施設組合が管理しております排水機場は、全て電源によるものでございます。ディーゼルエンジンではございませんので、そうした中で、鳥羽野排水機場については、そういったディーゼルエンジンということでございます。  そういったものも含めまして、今後、国によります、排水機場をディーゼルエンジンで設置する場合も補助対象となりますので、そうしたことで今後、そういったディーゼルエンジンの対応ということも想定はされておりますけれども、そうしたものも含めまして、今後の排水機場のあり方を検討していくということで、今、考えているところでございます。 90: ◯高橋委員長 大庭委員。 91: ◯大庭委員 2点お伺いしておきます。  1点は人材育成です。どうしても1年、2年に1回あるかないかの災害対応でありまして、職員あるいは当番の管理人がその対処対応をするということになると思うんですが、そういう皆さんがしっかりこうした、常々メンテナンスを怠りなくやれるような人材育成をすべきだと思います。どうしても人事異動だとかそういうことがあったりして、不足になりがちだと思います。  もう一点は、公共施設マネジメントの観点で、当該施設に対しての老朽化がなかなか行き届いていないと思います。例えばこれは浅湛の審査ということでありますが、同類の例えば袋井排水機場なんかのモーターなんかも40年、たしかたっていると思います。事ほどさように、そうした老朽化に対する対応、緊急のときにモーターが動かないだとかということのないように、しっかり機能を果たせるような、常にメンテナンスあるいは管理をお願いしておきたいと思います。 92: ◯高橋委員長 要望ということでよろしいですね。  そのほか、いかがでしょうか。 93: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 94: ◯高橋委員長 私からは、6款1項3目の農林振興対策費の経営体育成支援事業費補助金ということで、昨年台風24号対策ということで、非常に多くの国、県の補助があって対策を打ち出してまいりました。昨年秋に特別お願いして、台風24号の現状等々も報告をいただくということで、委員会でも報告をいただきました。  そのとき、たくさんの方が説明会に訪れたというようなお話があったんですが、現実、締め切り期間が短くて、そのときには間に合わないじゃないかというようなことを要望させていただいて、今回2次募集ということになって予算がふえたわけですが、そうはいいつつも、なかなか締め切りの期限、また工期の完了期限がありまして非常に条件が厳しいということで、当初、本年3月以内に事業が終了していないと対象になりませんよとか、いろいろな条件が付されていたわけなんですが、農協等々からも要望があって、ある程度そうしたものも要望が通ったのかと思いますが、その条件的に緩和されて、どれだけの皆さんがそういう形で申請に間に合ったのかというようなところを少し説明いただきたいと思います。 95: ◯鈴木副委員長 羽蚋農政課長。 96: ◯羽蚋農政課長 台風24号、経営体育成支援事業についての御質問でございます。  当初被災された営農業者の申請に対する、今回の申請がどれほど要望どおりに申請できたのかというところでございます。  当初12月に説明会を行いました。高橋委員長から言われたように、国のほうの申請手続の期限が非常に短いというような中での農業者への御案内させていただく中で説明をさせていただきました。  そうした中で、説明会にお見えになった方が80名ほどいらっしゃいました。そうした中で各それぞれの、農業者様からのヒアリングというか、当日も実際の状況といったものもお聞きしながらというようなことで、その後の各個人の農家とのヒアリングを受けた中で、この案件でしたら申請できる、できないというような、そういったヒアリングもさせていただく中で、本年1月の2次募集というのも含めまして、ほとんどの方がこの対象となる、国の経営体育成支援事業については申請されたものと見ております。 97: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 98: ◯高橋委員長 先ほど言ったように、条件的に緩和されたというところを少し、最初、見積もりなんかも複数社から見積もりをしなければならないとか、工期の完了は本年3月末とか非常に厳しい条件だったわけですが、それでは、到底、今の事業者と業者の皆さんも非常にたくさん仕事を受けていて、とても間に合いませんよとかいうようなことを寄せられていたわけですけれども、そこら辺のところはもう十分緩和されて、全ての皆さんがそういう点では、そういう厳しいのも案件がクリアされて、仕事が先に行っても大丈夫になったのかと、そこら辺を少し説明いただきたいと思います。 99: ◯鈴木副委員長 羽蚋農政課長。 100: ◯羽蚋農政課長 条件については、見積書、それから期限が今年度内という当初そうした国のほうの指導でございました。そうした中で、現在までこの事業の完了については、年度を越してというようなことで、おおむね今予定されている方については本年4月いっぱいぐらいまでというような、そういった予定では申請が出されておりますけれども、それ以降、当然かなり被害が出た方もいらっしゃいます。そうした中では期限については何月までというような決めもございません。そうした中で、期限の緩和も、国のほうからそういった話もございます。そんな中で、現在は、希望された方については当初の予定どおり申請されております。 101: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯高橋委員長 ないようですので、農政課所管については以上といたします。  引き続き、都市整備課所管について、当局の説明を求めます。  八木都市整備課長。 103: ◯八木都市整備課長 (省略) 104: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑をお受けしてまいります。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 105: ◯高橋委員長 委員から質疑もないようですので、都市整備課所管については以上といたします。  引き続いて、当局の都市計画課所管について、当局の説明を求めます。  石田都市計画課長。 106: ◯石田都市計画課長 (省略) 107: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしてまいります。よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108: ◯高橋委員長 ないようですので、都市計画課所管については以上といたします。  引き続き、下水道課所管について、当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 109: ◯内山下水道課長 (省略) 110: ◯高橋委員長 下水道課所管について説明が終わりました。  後ほど公共下水道事業特別会計の中で関連する説明があると思いますので、この案件についてはここでの質疑はなしとしてそこでお受けしてまいりますので、皆さんの御了解をいただきたいと思います。  ありがとうございました。それでは、下水道課所管については以上といたします。  以上で、議第3号所管部分については終了いたします。  ────────────────────────────────────────         イ 議第8号 平成30年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1                号)について 111: ◯高橋委員長 引き続き、議第8号 平成30年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  内山下水道課長。 112: ◯内山下水道課長 (省略) 113: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしてまいります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。いかがでしょうか。  大庭委員。 114: ◯大庭委員 繰越明許費の袋井第1汚水幹線渠築造事業で1点、少しお伺いしたいんですが、250メートル区間を口径80センチので堀越地先でやっていたら、栗石が、少し聞き取れなんだけど、だめになったという話だったですかね。  堀越地区あたりは軟弱地盤で30メートルぐらい掘っても粘土質だと思っていたんだけど、ひっかかるような場所があるのか、少し参考まで、今までの経験ないので、それだけ少し教えてください。 115: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 116: ◯内山下水道課長 今、言いました、オートバックス袋井インター店から第一三共跡地の出入り口の南側まで200メートル強の推進工事をやっておりましたが、その間、4カ所の横断暗渠が県道浜北袋井線を東側から西へわたっているような形でございまして、その部分の下に推進機で掘削していったところ、そこで一旦停止してしまいました。原因が少し何となくわからないですが、栗石なのか、古くなった横断暗渠のくいなのかもしれませんが、そういったものが出たということで推進機がとまったというような形でございます。  それまでの旧国道1号から、今言ったオートバックス袋井インター店までの推進に関しましては、とまることなく、うまくそういったものがなかったことから、順調に進んでいたというような形でございますが、今回、いきなり北、第一三共跡地のほうに推進機を押す機械を置きまして、北から南へ掘るというような形で進んできたわけでございますが、いきなり20メートルほど進んだときに、横断暗渠のところで推進機がとまったというような形で、その対応でございまして、一応、1カ月半ぐらい、少し工程的におくれるというような形でございまして、繰り越しをさせていただくというような形でございます。 117: ◯大庭委員 わからんということはわかりました。 118: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  単純な質問で申しわけない。1款2項1目袋井浄化センター入札差金が5,000万円という非常に大きな金額になっているけれども、それはこんな大きな入札差金、余り出ることがない。それだけに聞いておきたい。  内山下水道課長。 119: ◯内山下水道課長 入札差金の関係でございますが、袋井処理区の下水道建設費6億1,800万円ほどの予算があります。それの合計ですね。全部で20本ほど工事の案件を発注させていただきますが、落札率が約88%から取りつけなどの100万円以下のものは98%という形で、落札率がそんな形で出ておりますので、全部合わせた金額で入札差金が5,000万円ほど出たというような形で、5,000万円減額をさせていただいたことでございます。説明不足で申しわけありません。 120: ◯高橋委員長 たくさんの案件を合算してという形ですね。わかりました。  そのほか、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121: ◯高橋委員長 ないようですので、議第8号 平成30年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については以上といたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算について─所管部門─ 122: ◯高橋委員長 引き続いて、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算についてのうち、所管部門を議題といたします。  款項目の順に当局から説明を求めます。ただし、水道課所管については、4款1項1目に該当予算がありますが、この部分については、議第17号 平成31年度袋井市水道事業会計予算についての説明の際に、あわせて説明をお願いいたします。  また、下水道所管についても、4款1項7目に該当予算がありますが、審査の進行上、説明は一般会計の最後にお願いをいたします。  なお、2款1項16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費、2款1項17目地方創生「日本一健康文化都市」実現戦略推進費については、それぞれ所管部門の説明の際にあわせて説明をお願いします。  歳入、歳出、そして地方債ということでお願いをいたします。  それでは、最初に、環境政策課所管について、当局の説明を求めます。  本多環境政策課長。 123: ◯本多環境政策課長 (省略) 124: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしてまいります。いかがでしょうか。  木下委員。 125: ◯木下委員 たくさんあったので聞き漏らしたようなところがあるんですが、予算書100ページの下から2段目の水質分析等委託料なんですが、水質分析というのは、どういうように、依頼があってやるのか、定期的にやっているのかという部分が少し、説明はあったかもしれないですけど少し教えていただきたいというのと、予算書101ページの合併処理浄化槽設置事業費の、これって自己負担というのは……。これ、違います。 126: ◯本多環境政策課長 下水道課の。 127: ◯木下委員 ごめんなさい、済みません。じゃ、いいです。間違いでした。とりあえずそれを。 128: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 129: ◯本多環境政策課長 木下委員の御質問に回答申し上げたいと思います。  少し説明をはしょっておりましたので、この水質分析等委託料の中には490万円の予算でございますけど、かなり河川水質、いわゆる市内の24河川の河川の水質の分析委託料のほかなど、騒音の調査とか、河川の底質とか工場排水とか、いろいろな委託料が含まれているということで御了解いただきたいと思います。  その上で、水質分析等については、市内河川24カ所、定期的にやっております。ほか等の委託料についてもそのようにやっております。 130: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 131: ◯伊藤委員 2点ほど質問させていただきたいと思います。  1点目ですけれども、平成31年2月市議会定例会の一般質問で村井議員からも、国本の廃家電の件ですけれども、かなり詳細のところまで御答弁をいただいたかとは思うんですが、あのときに袋井東地区まちづくり協議会からの要望書の内容だったかと記憶しているんですけれども、少し私自身がその要望の内容を理解していない部分があるものですから、いわゆる平成31年2月市議会定例会の一般質問の中では国本の廃家電に関して、現地への侵入ができるかどうかで、その柵等の希望なんかはあったかとは思うんですけれども、いわゆる要望の内容がどの点までおっしゃっていたのか、少しもしよろしければ教えていただきたいのが1点と、あと、ごみ収集に関して、ページを、ごみ収集料の6,433……。  済みません、調べてからにします。まず1点、お答えいただきたいと思います。 132: ◯高橋委員長 もともと国本の廃家電の、地元の協議会から出されたのは、公共施設の協議ということで、それについては地元の自治会から出されているという理解だったんだけど、それでいいですよね。国本の廃家電の平成31年2月市議会定例会の一般質問ね。地元の自治会から結局、質問、疑問が出されたということで、そこでいろいろな要望が出たということでもって、そういう観点で質問している。 133: ◯伊藤委員 そうです。それの要望内容というのは……。 134: ◯高橋委員長 その内容、少し御説明いただきたい。  本多環境政策課長。
    135: ◯本多環境政策課長 伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  地元から要望書が出ましたのが、ことしに入ってからでございます。主な内容としましては、基本的には平成31年2月市議会定例会の一般質問でも村井議員からもいただきましたが、今の残された廃家電をいつどのように処理するかということと、これまで国との協議をやってきたけど、その結果どうなったかということと、それが主な内容であったかと考えております。  あと、それに付随して、地域の方も心配されておりました内容が含まれておるものとしましては、やはり今後のあそこの土地の地権者がいわゆる上の事業者と全く別の人でありますので、もし、その地権、あれをいずれ撤去した際にも、その後の再発防止の施策ということも、市としてもどう考えているかとか、そのような内容が要望書の中には書かれていた、このように内容としてはなっております。  いずれにいたしましても、そのような部分で、ここの現地の柵という部分は、直接要望書の中には書かれておりませんでしたが、それは村井議員から平成31年2月市議会定例会の一般質問の中でいただいて、よりあそこは安全に保管していただかないといけないという部分で平成31年2月市議会定例会の一般質問をいただいたのかなという認識をしているところでございます。 136: ◯高橋委員長 伊藤委員。 137: ◯伊藤委員 ありがとうございました。それでは、少し1点言っていただいたところなんですけれども、柵の状況というのは、いわゆる地元要望での認識と当局の本多環境政策課長の思っている認識と容易に入れるというような部分が平成31年2月市議会定例会の一般質問の中であったと思うんですけれども、その辺というのは間違っていないのか、それとも乖離があるとか教えていただきたいというのがまず1点と、先ほど、予算書104ページの燃やせるごみ収集運搬業務委託料の部分で少し伺わせていただきたいと思うんですけれども、先日も袋井市森町広域行政組合議会で中遠クリーンセンターが、今度燃やせるごみの直接搬入で料金が上がると言ったときも、ある森町の袋井市森町組合議員からの質問の中で、いわゆる袋井市、地域のクリーンセンターへの直接搬入が非常に多いという中で、理由を考えていったときに、いわゆるごみの収集とかそういった中でのそのシステムの中に何か問題があるんじゃないかというような質問がありました。  例えば磐田市とか掛川市と比較した場合に、横の比較をした場合に、直接搬入の量が全然違うという中で、そういった部分というのはいわゆる収集の中での何かしらの問題があって直接搬入が多かったのか、もしくは単純に料金の問題で安かったからというような形なのか、少し当局の見解を伺いたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 138: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 139: ◯本多環境政策課長 再質問にお答え申し上げます。  最初の柵の件につきましては、これまでも土地のところにつきましては基準を超える鉛の値が出ておりましたが、基本的には外部には流出していないということで、安全を確保するためには外部からは入れないようにするということが必要であったということでございます。  基本的には、いわゆる侵入路についてはバリケードで施工してございます。ただ四方向、やはり民地から民地、いわゆる普通は入っていけないところから無理やり入ろうとすれば当然入れてしまうという危険性もありますので、そういうのを認知できない方が入る可能性というのも、今回御指摘いただいたのかなと思っております。  基本的には、土側溝等があって侵入する部分ではございませんけど、これまでも侵入はできないということで、地域からもそんなに入っているという声も聞いてはおりませんでしたので安心はしておりました。ただ、そういう意味では、平成31年2月市議会定例会の一般質問でああいう御提言をいただきましたので、十分施工については、さっき安間産業環境部専門官が御答弁したとおり検討してまいりたいと、そのように考えております。  あと、中遠クリーンセンターの直接搬入が多いということの要因でございますけど、私の認識ではやはり磐田市、掛川市等の直接搬入の金額が中遠クリーンセンターのほうが安いという部分がやはり一つの要因であるではないかなとは考えております。  ただ、やはり、直接いわゆるいろいろなごみの収集のやり方等も、磐田市、掛川市と若干違う部分等も聞いておりますので、引き続きやり方というのは、平成30年度から平成31年度に向けて引き続き収集のあり方というものを近隣市と比較した考え方の整理というものをやってこなかったこともありますので、それは行ってまいりたいと考えております。そのような中でよりよい方向を見出してまいりたいと思います。 140: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 141: ◯佐野委員 みつかわ夢の丘公園の関係で少しお聞きしたいんですが、予算書101ページになりますけど、005細目のところで手数料、先ほど伺いますと草刈り手数料と公園管理業務委託料、両方あるわけでございますが、この公園管理業務委託料の中に、草刈りとかそういったものが包含されているのではないかと思うんですけど、これは全然別なのかどうか、その辺を少し教えていただきたいと思います。  また、手数料の支払い先はどこになるのか。公益社団法人袋井・森地域シルバー人材センターとか、そういうところになっているのか、その辺の実態を少し教えていただきたいと思います。 142: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 143: ◯本多環境政策課長 佐野委員の御質問にお答え申し上げます。  この手数料の259万3,000円と委託料の951万1,000円の中には、みつかわ夢の丘公園内の草刈りは両方含まれております。ただし、そこは分かれておりまして、委託料のほうから先に話をさせてください。  委託料のほうにつきましては、公園の管理業務を行う委託を、地元のおおや里山の会にお願いする予定でおりますが、おおや里山の会の方々でできる範囲内での草刈り、草取り、その部分についての金額については委託料の一部に含まれていることになります。  ただ、やはり専門の造園業者でしかできないような危険な場所の部分につきましては、みつかわ夢の丘公園内でエリア分けしまして、その部分については公園草刈り手数料ということで、259万3,000円のほうに分かれているということで御説明とさせていただきたいと思います。  ですので、できる範囲のものについては公園管理業務委託料の中の一部に入れて草取りをやって、できない部分については専門業者に委託するという形で、公園草刈り手数料のほうに含めさせていただいております。                 〔発言する者あり〕 144: ◯本多環境政策課長 失礼いたしました。答弁漏れ申しわけありません。  ですので、支払いにつきましては、委託料に含まれている簡単な草取り等については地元の任意団体、また、公園草刈り手数料については、専門というか、業者のほうに委託、支払うということになっております。 145: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 146: ◯大庭委員 予算書4款1項7目、100ページの畜犬管理システムの関係で、新規事業で予算説明資料123ページで見ると、畜犬管理システム用パソコンが載っていますけれども、これ、金銭は安いんですが、何をどのように管理しようとしているのか、今、登録されている犬の現状の管理状態と今後の目指す管理システムについてお伺いいたしたいと思います。  2点目は、同じく今、佐野委員からもありましたけれども、みつかわ夢の丘公園に関連して、予算書の101ページの関係ですね。維持管理費が約1,400万円ということで管理費が上がっているんですが、平成31年度も年明けに、寒いときだったですが少し行ってみたんですが、子供たちがすごいあの公園を利用しているんですね。大変結構だなと思いました。  やはりいい、それなりの機能性のある遊具を設置すると、場所は大谷の地先ということで、市街地から少し遠く離れているんですが、やはり逆に必要を感じて親御さん、お子さんたちが利用する。  ついては、たくさんいるものだから、滑り台なんかが大変混雑して、後ろから来る子が前の子をという感じになるのですよね。うれしい悲鳴だと思うんですよ、それだけ利用されているということで。もちろん管理人を置くわけにもいかないですし、そういう中で、もう少し遊具の充実もこの際検討して、子供たちがいろいろなところで分散して遊べるような環境も実行すべきじゃないかなというのが、まず1点。  それから、あの地先をやはり聖地であると同時に、外周、修景の充実ということで、以前は私平成27年2月市議会定例会の一般質問でも取り上げたんですが、これから桜の季節になります。秋は紅葉ということになると思うんですが、全体の植栽についての今の進捗状況をどのようになっているのか、修景充実を求めて、やはり当初のアンケートに比べると随分、墓地利用というのは時代の変化としても変わってまいりました。  しかし、そうはいっても、樹木葬墓所等を整備する中で、恐らく多くの人たちが、公共施設としては線引きをつけた形での樹木葬墓所を設置するということにもなっているものですから、利用者は多くなると思うんですが、そういう皆さんに向けても、やはり外周、修景整理の充実が図られると思うんですが、その点についての考え方についてお伺いしたいと思います。 147: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 148: ◯本多環境政策課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  犬の登録でございますけど、現在、市で登録をして、畜犬管理システムに登録されているのが約4,800頭登録してございます。このデータを使いまして、狂犬病の注射等々依頼をするなどの管理をしているところでございます。  今回、パソコンをかえることにつきましては、いかんせん年数がたちまして、もうOSがメンテナンス対応不可のためのOSのであるということで、かえなくてはならないということで、かえる理由が一番でございます。そういう意味では、この畜犬管理システムの内容が新たに、基本的には今現状の管理状況の畜犬管理システムを引き継ぐということで御理解いただければと思います。  2点目のみつかわ夢の丘公園の利用ですが、大変多くの方に利用していただいているということで担当課としても認識しておりますので、これまで以上にきれいな公園を保っていかなくてはと思っております。そういう意味で、御提言いただきました遊具の充実、そういう御意見もちらほらやはりございますので、いま一度、利用者の声を聞く必要があるかなと考えております。そのような中で、遊具についての充実というのを少し意見を聞きながら、まずは聞くところから始めて、必要ならばその対応のほうも検討してまいりたいと思います。  あと、修景の状況でございますけど、昨年度まで1年間、公園の開園式からたったわけなんですけど、その中で植栽については、やはり慎重に、1年たって成長度もございますので、そういう状況も見ながら、基本的にはこの予算の中の公園管理業務等委託料の中の植栽についての管理及び補植等についても、この中に計上させていただいていると御理解いただきたいと思います。その中で、公園の状況を見ながら、より修景のいい補植もやっていきたいと思いますし、そのように対応してまいりたいと現時点では考えておるところでございます。 149: ◯高橋委員長 大庭委員。 150: ◯大庭委員 三川地区の件で、みつかわ夢の丘公園の一部開園から3年経過して、平成30年時点で548区画が売れて、平成31年2月から500区画の樹木葬墓所が予定されているということで、平成31年2月から販売開始になったと聞いているんですが、その反応、2月からなのでまだ3月の頭ですが、どんな状況なのか、もし現時点でわかっているようでしたら、平成31年度4月以降の見通しも含めて、御答弁いただきたいと思います。 151: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 152: ◯本多環境政策課長 樹木葬墓所ですが、平成31年2月1日から販売を開始いたしまして、500区画整備いたしまして、2月末で186区画の申し込みをいただきました。  今現在きょう時点で、もう200区画を超えている申請をいただいておりますので、当初、3月までで目標としては80区画ぐらいを目標としておりましたので、大幅に多くのニーズがあり、申し込みいただいたと認識をしているところでございます。 153: ◯高橋委員長 大庭委員。 154: ◯大庭委員 数値を聞いて、改めて時代が変わったなとびっくりした次第です。それだけ多くの皆さんがあの地に訪れる可能性が多いということで、当初計画とは随分変わって、墓地事業特別会計も少しは潤う可能性があるなと思って少し安心したですが、それだけにやはり充実した、袋井の市営墓地はすばらしいと地元の皆さんが管理をしていただき、また、一般的にはなかなか普通の人たちが行かないところにお子さんを連れていくということで、この機能をむしろ袋井の強みにして、よりいいものにして、地元の皆さんに受けていただいてよかったとおっしゃっていただけるように、やはりここ二、三年が勝負じゃないかなと思うんです。  よろしくお願いしたいとも思うし、また、樹木葬墓所絡みで、今のペースでいくと500区画は埋まっちゃうのは先の話になるのかもしれませんが、その後の、樹木葬墓所のまだ面積的には十分ありますよね、北のほうも。そういうことも今、視野に入れてやっていると思いますけれども、先のことは別にして、まずは、まだ整備が中途半端で、少し寒々とした感じがしないでもないもんで、樹木も何か伺うところによると、七、八メートル、五、六メートル、何か随分小さい木を植えるようで、やはりそれなりに、もう200区画がすぐ埋まっちゃうような樹木に、これが樹木葬墓所かと言われることのないように、それなりの樹木を選定されるように希望したいと思います。  これ、要望にとどめさせていただきます。少し見解がありましたら。 155: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 156: ◯本多環境政策課長 樹木葬墓所のシンボルツリーということで、タイサンボクという、もう既に販売を開始しておりますので植樹させていただきました。実際には現時点では5メートル、6メートルぐらいの高さなものですから、まだ1本だけということで、葉もまばらでまだ冬通したばっかりですので、少し見ばえが、お話しいただいたのが現状だとは思います。  ただ、あの木自体は、本当に選出、選考の段階から一応15メートルまでは大きくなるという木でございますので、今後の生育状況を見ながら、大庭委員の御提言については、今後の判断をしてまいりたいと思っております。 157: ◯大庭委員 最初は何メートル、とりあえず。 158: ◯本多環境政策課長 少し正式な数字は持っていませんが、多分5メートルぐらいじゃないかなと思うんですけど。 159: ◯大庭委員 5メートルある、とりあえず。 160: ◯本多環境政策課長 高さは、ただまだ葉っぱがついていないものですから……。  そんな状況でございます。 161: ◯高橋委員長 その他、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 162: ◯鈴木副委員長 私からは、4款2項2目じん芥処理費の国本廃家電の関係で、今回、新しく防水シートの関係が2件、金額はそんなに大きくない、両方で80万円ぐらいですか、その部分ですけれども、これ、どのくらいのスパンでかえないといけないのかというのと、前回やったのと、あのときは取り急ぎやられたと思うんですけれども、何かもう少し耐久性のいいものにかえるのかどうなのかというところが1点。  それと、4款2項2目じん芥処理費の先ほど伊藤委員からもありましたけれども、資源ごみ等収集運搬・減容保管等業務委託料、これ若干、前年と比べると少し金額が上がっていますけれども、この辺はガソリンの関係なのかなと思うんですけど、少し理由を教えてください。 163: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 164: ◯本多環境政策課長 国本廃家電の関係で、今回、防水シートの予算を計上させていただきました。基本的に今現在、防水シートについては、耐用年数は業者としては、大体耐用年数が少なくても5年以上はもつということで聞いております。ただ、2年を経過した中で、防水シート自体が中にガラスが含まれているということで、防水シート自体の耐用はいいんですけど、少し穴があいてしまう部分ができたりしますので、そういう部分をやはりしっかり補修する必要があるということで、早目に今回、予算計上をさせていただいたものでございます。  あと、資源ごみ等収集運搬・減容保管等委託料につきましては、今回、ちょうど債務負担行為補正で平成30年11月市議会定例会にとらせていただきましたけど、ちょうど契約更新の時期でございまして、平成30年までの予算がそれまで3カ年契約で実際契約した後の3年目の金額は予算計上してございますが、今回については今後これから入札をしていく金額ということで、債務負担行為の金額の1年分の金額を予算要求しているということで、そこに金額が超えてしまったというような状況であるということで御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 165: ◯高橋委員長 鈴木副委員長。 166: ◯鈴木副委員長 国本廃家電の件なんですけど、毎月のお金を入れてくださっているという中なんですけど、2年でこういう経費が出てくるというところも含めると、ぜひ何らか資産じゃないかことだということですけれども、もう少しいただけるような努力をする必要があるかなと感じますので、また担当課のほうで、ぜひ御努力いただきたいということをお願い申し上げます。 167: ◯高橋委員長 そのほか、いかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168: ◯高橋委員長 ないようですので、環境政策課所管については以上といたします。  ここで休憩とし、午後は1時15分の再開といたしますので、よろしくお願いします。                (午後零時08分 休憩)                (午後1時11分 再開) 169: ◯高橋委員長 それでは、皆さんおそろいのようですので、議事を再開したいと思います。  午前の部から引き続いて、議第9号 平成31年度袋井市一般会計予算について、所管部門の産業政策課所管についてから再開をしたいと思います。  では、産業政策課所管について、当局の説明を求めます。  村田産業政策課長。 170: ◯村田産業政策課長 (省略) 171: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  説明がありました産業政策課所管分についての質疑をお受けしてまいります。  委員長のほうから先に、袋井商工会議所の関係の駐車場の件を今、挟んでいただいたんですが、仮設駐車場、当初のお約束のときには3月中に、あとの管理運営形態を示すということで、3月中ということで期限が迫られているわけですが、今の報告の中ではまだ協議中ということで、少しその中身を踏み込んで、どういうことが今問題になっているのかお話をいただければ、少し議案の質疑とは直接関係ないですが、報告をいただければと思いますのでお願いします。 172: ◯村田産業政策課長 ただいま高橋委員長からお話がございました、駐車場の関係でありますけれども、昨年12月26日に袋井市、それからどまんなか袋井まちづくり株式会社、袋井商工会議所とJR袋井駅北口市有地活用事業ということで覚書を締結したその中に、市営駐輪・自転車等駐車場の改修後の措置ということで、仮設駐車場につきましては1年間、来年の3月まで、契約ですと2月までの間、仮設駐車場で行うと。その後、本設駐車場については、運営方針を3月末を目途に調整整理するものとする。ということで条文が載っております。それに基づいて、今、協議を進めているということであります。  場所は、仮設駐車場・駐輪場、南側が駐輪場、北側が駐車場ということで、今の駐車台数が81台の予定でおりますけれども、そこの駐車場のスペースについて、本設駐車場についての協議を進めているというところであります。今現在も、土地の所有者は天理教山名大教会でありまして、これは本設駐車場になっても変更はございません。そのまま土地の所有者は天理教山名大教会であります。  その土地を本設駐車場として貸す運営に当たりまして、誰がそこを借りて、具体的にどのような運営をしていくのかということで協議を進めているところであります。今、市の産業政策課が窓口となって、本設駐車場ですので、1年後の運営形態についてお話をさせていただいているところであります。そこには、市営駐車場という位置づけがいいのか、それとも市の公というか市の公認といいますか、そこら辺も、今、検討しているところであります。  市といたしましては、なるべく複雑なやりとりがない、例えば無償でそこをお借りして何とかできないかとか、それから天理教は宗教法人でありますので、まず収益事業はやれないということがまず制限としてありますし、であるがゆえに、貸す相手はやはり地方自治体、市に貸していきたいというような意向も持っております。そういったこともあって、誰が具体的にどのような運営方法についてやっていくかということで、今、協議を進めているところであります。  本設駐車場について、そこを駐車場にしていくということは、おおむね双方で理解をしているところでありますが、具体的な運営方法については、3月末を目途に方針だけを決めていきたいという形で今、協議を進めているところであります。 173: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  直接、審査の対象になっていないわけですけれども、約束事項ということで報告を挟むところがなかったものですから、ちょうど産業政策課の担当するところで説明をいただいたということですが、状況はそういうことで説明をいただいて、現状そういうことですよということで、御理解でよければ、特別何かその件について詰めておきたいということがなければ、今報告のとおり受けましたとしたいと思いますけど、よろしいですかね、皆さん。  いずれにしろ、まだ協議中で結論を出した時点で、もう一度報告いただくことになりますので。いいですか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 174: ◯高橋委員長 よければ、そういう形で報告を受けたということにしたいと思います。  それでは、そのほか、所管のところで、質問があればお願いしたいと思います。  鈴木委員。 175: ◯鈴木副委員長 私からは、7款1項1目商工総務費、袋井商工会議所補助金についてでありますけれども、昨年の予算の前の平成30年2月市議会定例会の一般質問のときに、たしか山田議員ですか、袋井商工会議所と浅羽商工会の統合というものに向けて、今回、袋井駅前に移る中で、前向きに進めていったらどうだというような方向ができたように思うんですけれども、約1年少し手前で、協議状況はどのような形になっているかというところを教えてください。 176: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 177: ◯村田産業政策課長 ただいまの御質問は、袋井商工会議所と浅羽町商工会との合併に向けた話し合いということであります。  これまで、具体的に双方が同じテーブルで話し合ったという機会が、今のところまだ持っていない状況であります。浅羽町商工会におきましても、400事業所ぐらいの会員を持っているものですから、私たちも浅羽町商工会のほうでのまず意見をお伺いし、また、袋井商工会議所のほうの意見もお伺いする中で、双方に一度にお会いしてお話をするというよりは、今現在、事務局のほうで先進事例なんかも勉強しながら、統合に向けたお話し合いをさせていただくということで、今、思っております。  ことし1年間、もう少しJR袋井駅北口市有地活用事業がスムーズにお話が進めば、当然、袋井商工会議所と浅羽町商工会の話し合いも進めるという予定でおりましたけれども、こちらは申しわけないですけれども、その協議が今もっておくれているような状況でありますので、平成31年度に入りまして、話し合いのほうを進めていきたいと考えております。 178: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。
    179: ◯伊藤委員 私から2点質問させていただきます。  予算書114ページの7款1項1目商工総務費の新規事業ですけれども、フォトンバレーセンター共同事業負担金50万円、これは新規事業ということもあってどういったものなのか、予算説明資料も見ましたけれども、どういったことを具体的に指しているのかなかなかわからなかったので御説明をいただきたいなということと、もう一点は、2款1項16目地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費、夜の賑わいづくり創出事業補助金なんですけれども、790万円計上されていますけれども、今回、既に直近のところで行った部分というのを、いわゆる事業に対しての振り返りの部分と、ことし行った部分に関しては補正予算で約1,200万円ほど事業費としてあったのではないかと思うんですけれども、それが790万円の中で、ことし行われる事業の中身についてどのように考えていらっしゃるか、伺いたいと思います。 180: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 181: ◯村田産業政策課長 伊藤委員からの御質問で、フォトンバレーセンター共同事業負担金、それと夜の賑わいづくり創出事業についての御質問であります。  フォトンバレーセンター共同事業負担金につきましては、昨年度50万円補正をさせていただいて、平成30年度も支払う、平成31年度払うということであります。これにつきましては、県と、それから御前崎市から以西の各市町が参加して、浜松地域イノベーション推進機構というところがあるんですけど、その機構の中に、フォトンバレーセンター共同事業というのを立ち上げました。  フォトンバレーセンターですので、光・電子技術に特化した事業をやっていこうということでスタートいたしましたところ、当初、県はもちろんですけれども、浜松市、磐田市、湖西市、御前崎市、菊川市がそれぞれ負担割をしてスタートしたという経緯がございます。  スタートしたのは平成29年4月1日ですので、昨年度のことになります。そのときも、袋井市にも当然、ほかの市町と同じように負担金の支出をということでお願いをされてきましたけれども、市内で光・電子技術に特化した事業を行っている事業所というのがなかなか見えにくく、この事業自体、袋井市にとってどの程度メリットがあるのかというところがあって、平成29年度、負担金を払っていないという経緯がございます。  ただ、平成30年度に入りまして、フォトンバレーセンター共同事業の中で、例えば相談だったり、アドバイザーだったりいろいろな事業があるんですけれども、平成30年度に入りまして、平成29年度もそうなんですけれども、実際に市内にある事業所がフォトンバレーセンター共同事業を活用していたという経緯があります。例えば、アドバイザーなんかもそうです。そういった経緯があって、平成30年度につきましては、50万円のフォトンバレーセンター共同事業負担金でありますけれども、しっかり市内の事業所が活用できるということであったものですから、しっかりここは行政としてもフォトンバレーセンター共同事業負担金として払いまして、しっかりとその場で意見を言えるような形にしていこうということで平成30年6月補正をさせていただいたという経緯がございます。  フォトンバレーセンター共同事業負担金を払う前は、当然、今、掛川市、森町も負担金を払っていないという経緯もあるんですけれども、会議に出てもアドバイザーという形で、会議のテーブルの中にも入れなかったりしたものですから、今回、平成30年度に負担金を払い、また平成31年度も負担金を払って、しっかりとその場に入って意見を申し上げるということも出てくるような形になっておりますので、そういった形のフォトンバレーセンター共同事業負担金であります。  それから、夜の賑わいづくり創出事業につきましては、今年度1,100万円投じて、昨年11月以降、遠州三山のライトアップ、それから袋井駅周辺のライトアップ、それから街なかスタンプラリーということで、三つの仕掛けをしたということであります。  平成31年度は若干縮小して790万円という形なんですけれども、平成30年度1,100万円の中には、ライトアップですのでライトを購入しなければいけないということでの予算もあって、あれは買い取りですので、しかも遠州三山も自分たちのお寺での持ち出しをして、工夫して、それぞれ遠州三山の幻想的な雰囲気みたいなものを醸し出しているよということをお話しましたけれども、そういうこともやっているということなんです。ですので、平成31年度につきましては、まず、ライトアップのライトの負担がないということがあって、若干減少しているというのがあります。  あと、790万円につきましては、また新たな仕掛けを考えておりまして、今年度につきましては、天理教山名大教会に協力いただきまして、人工の森をつくったものがありますけれども、あそこは今、植樹をしていますので、引き続き使うような形になるんでしょうけれども、この790万円の中でまた新たに、いろいろな関係団体の方の声を聞きながら、また魅力ある展開をしていきたいなと考えております。 182: ◯高橋委員長 伊藤委員。 183: ◯伊藤委員 ありがとうございました。  少しフォトンバレーセンター共同事業に関しては、私も、光・電子技術という部分で余り見識がないものですから、また勉強させていただきたいと思います。ありがとうございました。  次の夜の賑わいづくり創出事業、こちらのほうですけれども、三つの仕掛けのうち、縮小という形になるんですけれども、いわゆる遠州三山のライトアップの部分が削れるんじゃないかというお話だと思うんですけれども……。                 〔発言する者あり〕 184: ◯伊藤委員 じゃなくて、そこに関しては、存続はするんだけれども、事業費はお寺から出るのかというお話だったら、ごめんなさい、少し確認だけさせてください。  あと、先ほどの提案にもあるかもしれないですけれども、駅前のイルミネーションの部分というんですか、やはり少し伺ったところによると、非常にこういったものがまたあったのがよかったねというお話を聞くと、やはり東通り、西通りの部分で、片方はやっていて片方はやっていなかったりとか、やはり規模感的な部分で、当然行政が盛り上げていくという今回一助はできたのかなと思うので、できれば少しほかにもそういうことで目的を共有できそうな団体とか、例えば袋井商工会議所なんかも関係あると思うものですから、何か少し声がけするような場で、規模感の部分でもう少し御努力というか、平成31年度の課題にしていただけないかなと感じるんですけれども、その部分、例えばほかの団体との連携とかそういった部分、もし考えられていたら伺いたいと思います。 185: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 186: ◯村田産業政策課長 まず、遠州三山でありますけれども、遠州三山のライトアップは引き続き行うんですけれども、今、それぞれ、遠州三山、法多山なりが本堂、お寺であったりしていますよね、そういう仕掛けについては、遠州三山のほうへある程度の負担をしていただいて、しかもライトを買い取ってもらいます。そこで、遠州三山、例えば法多山で言えば、LEDがサイドから色が変化するという、あれは法多山独自のもので、法多山が今回のライトアップの一事業費を使って、プラスアルファ法多山も出して趣向を凝らしてやっています。それは遠州三山どこも同じですので、引き続き平成31年度も行っていきたいと思っております。ですので、ある程度の機材はそろっているというイメージでいていただければと思います。  それから、イルミネーションにつきましては、今回、年明けに行ったということで、いろいろな年齢層の方の気づきもあると思いますけれども、特に高校生なんかはああいうのに敏感で、何でこの時期なのというのがあるんですけど、でも高校生とか大学生が今、インスタ映えみたいな形ですごいライトアップなんかもその場で撮って、SNSや何かに上げてくれると、すごい情報発信力が強くて、その子たちも何でこの時期なのと言いながらも、少し市の魅力といいますか、輝くみたいなことのイメージを持っていただいているというのもあります。  ですので、今おっしゃったように、東通り、西通りという今度展開、これまでの、今年度の反省を生かして、次につなげるようにしていきたいと思っておりますので、また関係団体にも、いろいろなところにも御意見を伺いながら進めていきたいと思っています。 187: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 188: ◯木下委員 再度、同じようなことになるかもしれませんけど、予算書114ページ7款1項2目商業振興費の中心市街地空き店舗対策事業ですけれども、頭の痛い問題なのかもしれないですけど、地域にどのぐらいの範囲でされるというか、補助金を充てていこうかなというか、その数と地域、どのぐらいの図面的なところと、それから店舗所有者との話はどのぐらいまで、どのような話をされているのか、それから今度、袋井駅前北口市有地にホテルができますよということで、そのマッチングとかは、何か空き店舗になっているんだけど活用の方向に持っていくとかというような、そういうような話はされているかどうかという、そこら辺を少し教えてください。 189: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 190: ◯村田産業政策課長 まず、中心市街地空き店舗対策事業補助金ということで、対象エリアということですけれども、以前、本市のほうで中心市街地活性化基本計画の策定に向け協議を進めている中で、中心市街地というまず対象エリアを確定しましょうというところが、今、この中心市街地空き店舗対策事業費補助金のエリアとなっています。  具体的に言いますと、北側が袋井市役所のすぐ南側の通りの道があるんですが、そこまで、旧東海道より1本バイパス的にできた道があります。そこまでまず行きます。それから、西側のエリアは、袋井土木事務所から来たあの通り、あのエリアは県道になりますけれども、そこの通り。それから南側が高南地区の住宅へ一部入ったところまでエリアとして捉えています。東側は大門の通りのところ、そことあと掛ノ上を含んだエリア、そこら辺が、袋井駅周辺1キロメートルぐらいのエリアなんですけれども、そこら辺が対象となっているということであります。  この中心市街地空き店舗対策事業補助金の活用につきましては、平成30年度につきましては、1社が活用しているということで、1事業所が活用しております。平成29年度は3事業所が活用しているというところが、現在の状況であります。  また、空き店舗の所有者との話し合いは、今現在は特にしていない中で、この補助金自体は申請に基づいて、審査して補助をするというものでありますので、空き店舗を活用して云々というのは、やはり個人の所有のものでありますので、そこは踏み込んで話はしていない状況であります。  また、JR袋井駅北口市有地活用事業の中でもお話にありましたけれども、どまんなか袋井まちづくり株式会社、それから袋井商工会議所が袋井駅前のほうに移るということもありますので、以前から御提案がありましたまちづくり協議会というものを設置して、駅前商店街協同組合にも入っていただき、空き店舗の活用に向けた協議をその中でしていきたいと考えております。 191: ◯高橋委員長 よろしいですか。  木下委員。 192: ◯木下委員 ありがとうございます。  ぜひ再度そこら辺の話を進めてもらって、空き店舗じゃないところの方も、あれができてどうなるんだということをおっしゃっている方もいらっしゃるので、やはり店舗を持っていらっしゃる、あるいは空き店舗なんだけど何か活用したいよと思っている方もいらっしゃると思うので、マッチングに関してはかなりやっていただきたいなというところがあるのと、やはり現時点の空き店舗の数等もある程度把握していただいたほうが、中心市街地空き店舗対策事業補助金があるよということだけじゃなくて、これだけの数の空き店舗があるんなら、やはり中心市街地空き店舗対策事業補助金をたくさん使っていただくような方策、これをやはり立てるためには、どのぐらいの店舗が空き店舗になっているとか、ひどい状態になっているのが高南地区の一部の地域にもあって、空き家対策にしなきゃいけないようなところもあるので、そこら辺、中心市街地空き店舗対策事業補助金を、こういうのがあって、こういうのがありますよということをもう少し周知されるほうがいいのかなというところがありますので、そうした空き店舗の数の点に対して、少し答弁いただければ。 193: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 194: ◯村田産業政策課長 空き店舗の数のお話でございましたけれども、平成29年度、担当者が袋井駅周辺を回って、外からしか確認できないものですから、その数を確認した例があります。今少し、手持ちにないんですけれども、たしか記憶の中では二十数件ありました。それは、看板が出て、何とか不動産という看板が出ているところ、それからそれが出ていないところ、でも明らかにもう空き店舗だというところを拾った数がありまして、そこからまた状況が変わっていると思いますので、再度その状況も把握する必要があると思いますので、今後、調査していきたいと思います。 195: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 196: ◯佐野委員 予算書115ページ、くどいようですが、午前中に引き続いて7款1項3目工業振興費、土橋地区の関係ですが、調査委託料で4,200万円、この内訳は何でしょうか、教えていただきたいと思います。 197: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 198: ◯村田産業政策課長 4,200万円の内訳でありますけれども、個別に幾ら幾らという積み上げではございませんで、調査内容としまして、基準点測量が一番大きいものがございます。まず、その現場の確認をして基準点の測量もして、それが基本となって造成高の検討も行いますし、調整池の先ほど出ましたけれども、深さ、構造などもその中では検討をいたします。また、地盤改良の地質調査もその中では行っていきますし、アクセス道路の、先ほども出ましたけれども路盤、そういった改修の検討もこの中でしていきたいと考えております。  そういった今回の基本調査によって、次のステップに進める詳細調査ですけれども、今お話ししましたような内容で、調査委託料ということで4,200万円を計上させていただいております。 199: ◯高橋委員長 佐野委員。 200: ◯佐野委員 私の少し記憶違いだったら申しわけないんですけど、このうち2,100万円は県の企業局のほうから補助金が入ってくるということですが、この方式でやった場合、かなりイニシアチブといいますか、一番必要なポイントのところ、それまでの準備段階は市のほうでほぼ全面的にやらなきゃいけない、最終的に担当するのは企業局のほうはこうでなけりゃというようなことで少し記憶しているんですけれども、今、制度がいろいろ変わったりして、そういったことがないのかどうか。最終的に工事へ行ったときに、イニシアチブが仮に企業局が握った場合、かなりこちらのほうが左右されるということはないかどうか、その辺はどうなんでしょうか。 201: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 202: ◯村田産業政策課長 今回、土橋地区のケースを、少し流れをお話しさせていただきたいと思いますが、今年度、袋井地域土地開発公社によって基本調査を実施しております。袋井地域土地開発公社によって行ったというのは、これまで本市では企業の宅地造成といいますか、工業用地の造成につきましては袋井地域土地開発公社で行い、調査、実施設計、詳細設計を行って土地の造成を行い、それを含めて企業にお売りするという、今までの通常の企業誘致の流れであります。  今回、土橋地区につきましては、先ほど申し上げましたように、県企業局に造成をお願いしていこうということであります。そのわけは、4ヘクタール以上の農振農用地区域の除外の手続があるということがあって、県企業局にお願いすれば、その協議も国まで上げなくても済むということの中で進めている事業であります。  ですので、今年度は袋井地域土地開発公社で行い、その基本調査の結果、ある程度次へ進める方向性が見えてきたということで、安間産業環境部専門官のほうから説明をさせていただきましたが、その結果を見て、県の企業局とも話をする中で、それならばもう少し詳細調査をやっていただき、県の企業局としてそれを受けていきましょうと。ついては、平成31年度、詳細調査をやるについては、袋井地域土地開発公社ではその後、元が取れますけれども、一般会計で市がその事業の詳細調査をやっていただければ、県としても半分補助をさせていただきますという流れの中で、今回、県企業局にお願いしようということで進めています。  ですので、平成31年度に調査を行う分につきましては、一般会計のほうで上げさせていただいているという経緯があります。 203: ◯高橋委員長 佐野委員。 204: ◯佐野委員 私が一番心配するのは、国本地区の例をよく挙げるんですけど、予算的に単年度で2,100万円ということで工業用地等開発可能性詳細調査費補助金がついていますので、なかなか分割してやるのは難しいかもしれないですけど、一番はやはり農振農用地区域の除外のめどがつかないと、なかなかここら辺は使えない。例えば農振農用地区域の除外、ここまで手をかけて現地調査をやって、農振農用地区域の除外がアウトになったといった場合は補助金2,100万円返還ですか。その辺は確認していますか。そういうようなところなんですよ。  ですから、私は例えばこれが2分割できるのであれば、1,500万円ずつ、農振農用地区域のいわゆる除外が、めどが立った時点で補正予算を上げればいいんじゃないかなというような感じもするんですけれども、仮にこれ、やっちゃってアウトになった場合については、補助金返還になるのかどうか、その辺は確認しているのかどうか、いわゆる企業局の補助、それについては少し返事をいただきたいと思いますけど。 205: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 206: ◯村田産業政策課長 今回の工業用地等開発可能性詳細調査費補助金でありますけれども、市のほうでも予算要求をしたというのは、今回の基本調査の結果を受けて、なおかつ農業調整ということで、県の中遠農林事務所等とも話をする中で、なおかつ農用地の5要件というのがありますけれども、その5要件もこれからまだ課題は多いものの、それぞれ先が見えてきているということもあって、予算要求をしているところであります。  なお、補助金返還につきましては、いま一度確認をしたいと思います。 207: ◯高橋委員長 また確認をした時点で、委員会に御報告いただければと思います。  そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 208: ◯大庭委員 予算書105ページ5款1項1目労政費の生涯現役促進地域連携事業について伺います。  平成31年度3年目で、平成32年度から自走に入るということでありまして、今までの実績と今年度の見通しをどのように立てているかということであります。  厚生労働省から委託を受けてやっている仕事だものですから、まだ調査の段階だという、試行的な段階だという捉え方もあるかもしれませんが、さきに一般質問で近藤議員がこの問題を取り上げて、岡山県津山市の件に触れていました。岡山県津山市では70件くらいのいわゆる仕事があったという報告がたしかあったと思いますけれども、本市における状況、新年度、どのように見通しているかということにお答えいただきたいと思います。  それから予算書115ページ7款1項4目観光費、新たな商品(着地型観光)造成委託料、これ少し、私いままでこっちにいなかったものですから余りよく承知していないんですけど、具体的にどんな仕事か、説明していただきたいと思います。 209: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 210: ◯村田産業政策課長 まず1点目の生涯現役促進地域連携事業の実績ということでありますけれども、平成30年度につきましても、大人の社会科見学、それから実際に就労につなげたということでお話をさせていただいております。これまでに大人の社会科見学、それからしごと体験ということで開催をしたのが、これは大人の社会科見学数ですので、平成29年度、平成30年度のトータルで大人の社会科見学の開催回数が31回行っております。企業につきまして、訪問した件数は33件、これに参加した人は171人おります。就労に結びついた人が2カ年で37人いて、企業数として20社ございます。  また、TaskAru(タスカル)倶楽部ということで、生涯現役の具体的な登録の形態がございます。ここは、これまでに参加していただいた方に住所、お名前、電話番号、連絡等をとらせていただいた方が登録という意味合いで言えば、その人数が会員数としては179人ということであります。こういった形で今、高齢者の方の就労ということで、取り組んでいるということであります。  それから、新年度の状況をということで、平成31年度につきましては、御存じのように平成29年、平成30年、平成31年、3カ年目になりますので、こちらで厚生労働省からの協議会が委託を受けている最終年度ということになります。これまでも、TaskAru(タスカル)倶楽部、TaskAru(タスカル)ネットワークの事業を行いながら、隣に袋井・森地域シルバー人材センター、こういった活動があるということもあります。  袋井・森地域シルバー人材センターにつきましては、会費制をとって、袋井・森地域シルバー人材センターが仕事を請け負って派遣をするという形態、TaskAru(タスカル)倶楽部のほうは個人が仕事を選んで、しかも企業もその方を選んで直接雇用するという形態があって、なおかつこの紹介は、今は無料という形になっています。紹介というと、厚生労働省への届け出等必要になってきますので、あえて紹介という言葉は入れていないかもしれませんけれども、いずれにしてもこの制度が平成31年度で終わるということでありますので、根本的に高齢者雇用、高齢者の就労に向けた組織形態というのを考え直さなければいけないと思っています。  袋井・森地域シルバー人材センターとの一体に向けたということで一般質問で答弁をさせていただきましたけれども、今言ったように、有料、無料、それから袋井・森地域シルバー人材センターのほうは臨時的、短期的、軽易な作業ということで決められている、そういったこともいろいろさまざまな要因があって、なおかつ袋井・森地域シルバー人材センターのほうは、森町も入っているということもあれば、すんなり協議を調えるということもなかなか難しいやに思っていますので、ことし1年間、シルバーワークプラザという建物が拠点になるような形で、1年間研究をしていきたいと思っております。  あともう一点、新たな商品ですね。  新たな商品につきましては、先ほどお話をさせていただきましたが、これは公益財団法人静岡県市町村振興協会というところが地域づくり推進事業助成金という事業を行っております。これにエントリーして、観光の枠で75万円いただいているというところであります。  平成30年度も新たな商品ということで、実はベトナムに行っています。もともと本市の偉人である浅羽佐喜太郎さんが縁でベトナムに行って、実際に行ったのが職員1人、それから市観光協会、それから市内の観光施設の代表の方ということで3人行っていただいて、ベトナムの旅行会社へのセールス、プラス、今年度は日本政府観光局が主催で開催されたジャパン・トラベル・フェアに出展したということであります。  そうしましたら、ベトナムは、東京、大阪のやはりゴールデンルートが中心で組まれているという状況もわかりましたし、ベトナム人が、精進料理の昼食つき座禅体験コースとか、そういったものも興味があるということもわかったということもあって、平成31年度につきましても、同じ75万円の予算プラス、これは市観光協会にも支出していただくんですけれども、その額を投じて再度ベトナムに行って、今度はもっと旅行会社のほうに足を運びたいということで、平成31年度は行ってきたいと思っています。  平成30年度はそのジャパン・トラベル・フェアに1日出展したということもあって、思うように旅行会社を回れなかったものですから、平成31年度はもっと足を運んで具体的にツアーを造成していただきたいということで、回ってきたいということをこの事業の中でやっていきたいと思っています。 211: ◯高橋委員長 大庭委員。 212: ◯大庭委員 最初に、生涯現役促進地域連携事業の関係なんですが、袋井・森地域シルバー人材センターとこれと一体となって、これからは自立した形で進めたいということでありますけれども、先ほどの岡山県津山市の話を聞くと、例にした中で、私が感じたのは、かなり一般的な雇用に近い形で就労されているという感じなんですね。私、今、村田産業政策課長がおっしゃった大人の社会科見学、しごと体験、就労、雇用、それからTaskAru(タスカル)倶楽部と分けてお話ししたんですが、就労雇用が実際37件だという話がありました。  私が、昨年の12月中旬にTaskAru(タスカル)に行って確認したとき、そのとき28件ぐらいだったですよ。それから10件ぐらい、この1月、2月で伸びてきているなという感じはするですが、そのとき思ったのが、どんな仕事についているかというと、私が見た昨年の12月の段階ですよ、農業が8人、福祉、萬松の里なんかに4人、それから放課後児童クラブに5人、それから製造業に1人、コンビニエンスストアに1人、ヤマハリゾートに1人、お掃除1人、日本スチールウール株式会社といいましたが3人、あと子供の関係で1人と言っていた、詳しいことはわかり切らんのですが、何が言いたいかというと、周年就労といいますか、1年間働けるようなお仕事についていないという、本当にスポットで行っているケースが多いなという感じがしたんですよ。要するに、ハローワークを通してもし行ったとすると、年収で100万円だとか200万円だとか、そのぐらいの収入が入るような、そういうところに紹介されるんじゃなくて、農業なんかもそうなんですが、スポットでここへ行くだとかそういう感じが多い。要するに、完全就労の案内というか、マッチングをさせていないという感じなんですね。  それと、岡山県津山市なんか同じ人口規模なんですが、人数的に半分と。岡山県津山市の場合は、近くにハローワークがあって、その対面にこれを置いてあるというんですね、いわゆる事務局を。だから、そういうのもいいのかなと思ったんですが、私が思いますに、一日就労を、いわゆる袋井・森地域シルバー人材センター以上の就労を案内できる、もしくは働き口がマッチングである状態を私、イメージして、要するにハローワーク、TaskAru(タスカル)、袋井・森地域シルバー人材センター、そのぐらいの位置づけで私考えていたんですが、袋井市の場合は、ハローワーク、それから袋井・森地域シルバー人材センター、それ以下の仕事程度でとりあえず声をかけてくれたもんで行ってみたみたいな、まさに試行的な段階での数、多分、手元にある数値を見てもわかると思うんですが、37件の内訳を、今言った私のにプラスオンして見てもらってもわかるんですが、なるほど、この人が周年労働について100万円、150万円、あるいは200万円ぐらいの所得を得ているなという方がほとんどいないはずなんですよ。  それに対して、どういうように、本当に高齢者が70歳現役だとか、いろいろな声が出されている中で、そこにつなげていくかということについての今、見通しが余りたっていないような気がするんですが、その現状の課題と平成31年度の対策について、どのように考えているかというのを再度お伺いしたいと思います。  それともう一点、新たな商品なんですが、これも何か試行的にやっているような気がして、実質的な効果が昨年度75万円、ことし75万円、じゃ、平成31年度、2020年以降の見通しがどうなっているのか、様子見でベトナムに行ったり、いろいろしているけれども、割と実をつかんでいないような気もしないではないですかね。行政というのは、もう少し実利的なところできっちりやったほうがいいんじゃないかなという気もするですが、もちろん新たな取り組みは評価しますけれども、今後の見通しをどのように考えているのか、少しお伺いしたいと思います。 213: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 214: ◯村田産業政策課長 最初の3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)構想の関係でありますけれども、TaskAru(タスカル)事務局3名の方が事務として今、シルバーワークプラザで働いていただいていまして、先ほど申し上げましたように、訪問件数も33件ということでお話をさせていただいています。いろいろな機会を通じて……。 215: ◯大庭委員 三十何件。33件だったの。 216: ◯村田産業政策課長 平成29年度、平成30年度合わせて33件の訪問を行っているということで、33件です。 217: ◯大庭委員 それだったら、私言ったのずれていた。 218: ◯村田産業政策課長 企業訪問の数としては、今言った数なんですけれども、いろいろなところでお話をさせていただいて、TaskAru(タスカル)、いろいろな場面で啓発もさせていただいております。ですが、今、大庭委員がおっしゃったように、特別養護法人ホームだったり、農家が多かったりします。あとは、コンビニエンスストアなんかもありますけれども、それとあと、放課後児童クラブなんかでもお声をかけていただきまして、そちらにも出ていっていただいているということで、ある意味、私はこの生涯現役促進地域連携事業の目的の中では、例えば放課後児童クラブであっても、しっかりとした収入は得るものではないかもしれないですけれども、こういう働ける、自分が活躍できる場というのは求めていくということであれば、放課後児童クラブの形態も生涯現役促進地域連携事業の目的としてはずれていないようなことも考えております。  ただ、本来であれば、しっかりと収入を得て、生きがい・活躍づくりという形での事業でありますので、今後、もっと啓発をしていく必要があるとは思っています。  また、企業側も高齢者側の働き方を、もう少し考え方といいますか、制度も、そこは制度設計も必要でしょうし、すぐにがっつり双方がマッチングして働けるような、今、状況ではないというのも感じております。  まだまだスタートして、平成29年度の後半からスタートしていますけれども、まだゆっくりやっているわけではないんですけれども、ある程度いろいろな企業に行ってお話を聞く中で、今後の袋井らしい3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)の活動も生涯現役という形をとっていく必要があると思っていますので、平成31年度につきましては、今大庭委員おっしゃいましたように、やはりもう少し高齢者がしっかりと継続した就労ができるような形で進めていく必要があると考えております。  また、新たな商品の造成事業につきましては、1年行って、その次の年にすぐに、じゃ、ツアーを組んでもらうって、こぞって来てもらうというのがやはりなくて、なかなか浸透するまでには時間がかかると思っています。ただ、昨年、例えばベトナムに行って、そこで知り合った方たちの中で、ツアー会社の中では東京に事務所があったり、そういったものも見出してきたりするものですから、そういったところに足しげく通って、ぜひベトナムから多くの人を、観光客を呼び寄せるというようなことも必要であると思っています。  いずれにしても、私も常々、75万円ということで、ある一定の枠の中の財源でありまして、県費10分の10ではありますけれども、せっかく行くのであればしっかりと効果を出さなければいけないと切に思っておりますので、今後、効果につながるような形で、見えるような形でお示しすることができればと思っております。 219: ◯高橋委員長 大庭委員。 220: ◯大庭委員 生涯現役促進地域連携事業の件で再度少し確認したいですが、就労雇用は、就労者が、平成29年度4件、平成30年度が28というのは、多分、その数字と符合しますよね。だから、私が12月の中旬に聞いた数字と、村田産業政策課長がどこの段階で拾った数字か知りませんけれども、大体、余りそんなに期待するほど伸びていないというのが実態なんです。  地方創生推進交付金で4,500万円、約5,000万円ぐらい使ったんですね。私は3Days Worker's Office(スリーデイズワーカーズオフィス)は反対していたんですよ。なぜかというと、この問題は、自治事務で本来ハローワークがやるべきことはやってもらって、袋井・森地域シルバー人材センターでやることはやってもらって、袋井市が雇用にかかわることを、人件費を使ったりいろいろして、そこまでやることがあるのかどうなのか、もちろんニーズは想定できるし、取り組みだとか先進的な切り口はいいと思うんですよ。それは評価したいと思うんですが、実際そこまでやったら自治体、職員の精神的負荷が重くなるばかりで大変じゃないかということ、ずっと私、申し上げていたんです。  ちょうどタイミングよくといいますか、生涯現役促進地域連携事業が厚生労働省の話で、これはちょうどやはりニーズ、時代の流れだなと思って、そこへ移行できるんだったらいいなと思って少し期待していたんです。  地方創生推進交付金のときにほとんど実態のないままで終わって、話し合い、アンケート、それだけで終わったんですよ。今度、生涯現役促進地域連携事業で、平成29年度が今言ったように、実質就労で4人、それで多分この平成30年度で締めても30人いない、私が知っている範囲では28人。来年になってどのぐらい入るかわからんですよね。  要はそれだけの、例えばハローワークにかわるような就労あっせんがきっちりできて機能していれば、それはいいと思うんですよ。だけど、結局、物すごい少ないんですよね。この見きわめがどういう形で袋井・森地域シルバー人材センターと一緒にやっていくか、袋井・森地域シルバー人材センターの総枠が決まっているものだから、いわゆるハローワークの延長線上ですることができない、あっせんができ切れない、だから大体やる仕事は、以前も私、一般質問したですが、一番上等な仕事が、今は解体しちゃっているんですが、袋井駅前の駐輪場の管理、あれが一番人気があるんですよね。ほとんどそれ以外は草刈り、草取り、もうそれだけなんです、袋井・森地域シルバー人材センターの仕事というのは。それとて、仕事が十分にない。しかも、この地域というのは製造業、結構大きいのがあるんですが、そういうところに勤めに行こうとしても、やはりかなりの品質も求められるし、時間的な制約もかなりあるものですから、結局、袋井・森地域シルバー人材センターに余り問い合わせもないというのが実態だと思うんです。  ですから、私たちが今目指している生涯現役促進地域連携事業というのを、平成31年度どんな目標を立てて、それで何人ぐらいにするかといういわゆるアウトカムですよね、目標値、これをやはり定めて、この1年きっちりやらないと、再来年は2,000万円なくなっちゃうわけですから、やはりそこら辺の見きわめをする年だと思うんですが、それについて見解を教えていただきたいんです。  それと、やはり現場のどういう仕事についているかというのを一度、関係者で精査したほうがいいと思いますよ。2,000万円かけてこれだけだったということが、どうも共有化がされていないような気がするんですけど、それだけ少しお願いしたいと思います。
    221: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 222: ◯村田産業政策課長 大庭委員からの生涯現役促進地域連携事業の関係であります。  アウトプットの話もございましたけれども、アウトプット、アウトカム、それぞれ生涯現役促進地域連携事業につきましては指標ということで、KPIということで、目標を持ってやるようにという形の中で今進めているものでありますので、引き続き就労者、それから賛同いただける企業にとっても、お話し合いをさせていただいていくという予定でおります。  もう一つ、袋井市にとって生涯、高齢者の方が相談できやすい体制にしていく必要があると思っていて、シルバーワークプラザに行けば、高齢者の就労あっせんみたいな形でできればと思っています。そこには、今、大庭委員がおっしゃったように袋井・森地域シルバー人材センターの窓口もありますし、TaskAru(タスカル)の窓口もあって、どのような働き方が今あるのか、企業も1人1日何時間ではなくて、そこは交代でもいいから穴を埋めてほしいとか、そういう要望も聞きながら、マッチングといいますと、また先ほどの無料紹介所に、職業紹介所になってしまうので、余り表現はよくないのかもしれないですけれども、なるべく1人でも多くの方が、高齢者の方が、そこのシルバーワークプラザまで行って相談に乗って、それで就労につなげるというような形でいきたいと考えています。  平成31年度で委託が終了するいうことも承知をしておりますので、自走化に向けて、平成31年度は正念場だなと私は思っております。  それから、現場のほうの声をということであります。  私も平成30年度の当初につきましては、いろいろな大人の社会科見学という形で、いろいろな事業所にも回りました。企業にも回りました。そこは、やはり現場に行くと、スピードがあったり、例えば高いものをとらなきゃいけなかったり、高齢者には少し弱い部分でも求められているということもあったりして、高齢者の方からすると、製造業の中でもやはり就労につくには不安要素もあるやに聞いていますので、そういったこともあって、なかなかうまくマッチングしていかないという事情もあると思いますけれども、そこら辺の課題も整理する中で、自走化に向け、平成31年度検討していきたいと思います。 223: ◯高橋委員長 大庭委員。 224: ◯大庭委員 1点だけ。  26人、私が調べた中で、50万円以上の収入の人はゼロなんですね。だから、本当に小ぢんまりした仕事だけなんです。だから、とにかく中身を分析してください。それだけ要望しておきます。 225: ◯高橋委員長 鈴木副市長。 226: ◯鈴木副市長 生涯現役促進地域連携事業の関係で、やはり短期なものですからなかなかきちんとした成果が出ていないんですけれども、要は今、市場のニーズ、それは高齢者がどんな仕事をやりたいか、それから各事業所がどんなことを高齢者にやってもらいたいかというのをさまざまやっています。  それで、高齢者も、今まで自分がやってきた製造業だったり、サービス業だったり、事務仕事であったり、それの延長的な仕事をやりたい人と、全く違ったことをやりたい人、それから労働時間も、もう週のうちの半日の2回ぐらいでいいという人と、いや3日ぐらい働きたいと、さまざまなんですよね。  企業のほうのニーズもさまざまなんですけれども、なかなかぴたぴたっといかないんですよね。ですが、そういったトライをいろいろやる中で、協議会もつくっておりますので、いろいろな関係者からの意見も聞いて、制度設計をとにかく平成31年度にやりたいんです。  それで、今は生涯現役促進地域連携事業、厚生労働省から10分の10で委託料で受けておりますけれども、自走をしていくということは、そこでマッチングさせる業務に携わる人の人件費を生み出す、ですから企業からがいいのか高齢者がいいのか、手数料をいただいたりして、そうした財源のところもありますので、そういったところを、現場の知見を市場の状況を踏まえながらつくっていく。一遍に、平成32年度にぱっと自走するというのは、私は思っていません。やはりもう少し時間をかけて、トライをしてということで。  それから、大庭委員からお話があったハローワークがあって、袋井・森地域シルバー人材センターがあって、TaskAru(タスカル)、そのボリューム感というかそこも、余り一概に決められない、ハローワークは少し違うんですけれども、袋井・森地域シルバー人材センターとTaskAru(タスカル)、どんな形になるのかなというのは、まだしっかりイメージというか、つかみ切れていないところもありますので、そこらもつかみつつやっていくということで、とにかく無駄にならない、原田市長がやってよかったという形を目指しますので、また中間で報告、いろいろします。                 〔発言する者あり〕 227: ◯大庭委員 こんなにじゃぶじゃぶ使ったことないですから、本当に……。 228: ◯高橋委員長 大庭委員が言われたとおり、今まで多額の費用を使いながら、目標値なんかも示されないで、今の現状これだけはやりましたということだけでは、やはりほかの事業で成果をきちっと目標を立てて、成果を確認して進めるという段階で進めてきましたけど、ある程度、事業ありきでもう3年間なら3年間ということで決めちゃっているけれども、やはりそこら辺は一つ一つ到達点を明らかにして前に出すというようなことをしていかないと、せっかくのいい事業でも継続しなければ何もならないということになりますので、ことしが正念場だと村田産業政策課長も皆さん言っていますので、そこら辺もきちっと成果を結んで、最終的な報告のときにはこういう形で進めますということを示せるということをきちっとしていただくように、私のほうからもお願いしておきたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 229: ◯佐野委員 1点確認です。  予算書116ページの7款1項5目の消費生活対策費の中で一番下段ですが、迷惑電話対策業務委託料70万円ありますけど、少し私の記憶が間違っていたら申しわけないんですけど、これは登録した電話以外からかかってきた場合にはねるといいますか、そういうような装置を貸し出す委託でしたっけ、そういうことでしたっけ。少しその辺がもう一回確認させてもらうことと、それと今現在、迷惑電話対策業務委託で何件ほどやっているか、この2点確認と、それからさせていただきたいと思います。 230: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 231: ◯村田産業政策課長 迷惑電話対策につきましては、これはモニターということで、ある一定期間、6カ月程度ですけれども募集をして、その方に無料で体験していただくというものであります。  具体的に、電話とジャックの間に機器を取りつけまして、その機器が迷惑電話をキャッチして、そこでもう電話の着信音を鳴らさなかったり、危険信号を出したりするというものでございます。警察署、それから消費者庁に登録されたブラックリストの電話番号なんかからかかってきたときに赤の点滅をさせて、そこでもう着信を拒否させるというものであります。  今年度につきましては、30件分の予算で実施しておりまして、たしか30件ぐらいが今モニターを行っていただいていると、新年度につきましても30件の方を募集するつもりでいますけれども、平成29年度はもっと予算をとって、100件を目指そうということでやったんですけれども、なかなか集まらなかったという経緯がありますので、集まらなかったというのはもう高齢者65歳以上の方を対象にこの迷惑電話というのをやったんですけれども、お話を聞くだけで難しそうなイメージがあって、そこでなかなか、こちらのPRもよくなかったかもしれないんですけれども、そういったこともあって、取りつけにまず難しいとか、もう一つはナンバーディスプレーということで、それが取りつける条件でありますので、ナンバーディスプレーですとプラス、毎月1,400円ぐらいかかってくると思うんですけれども、その電話機でないとこの機器が使えないということがあって、平成30年度、平成31年度については、30世帯を対象にやっていただくと考えています。  一度取りつけて、次の年からは自己負担していただいて、引き続き、機器の取りつけをしておけば電話がかかってこないということでありますので、もう少し私たちもPRして、この事業についての理解を得なければいけないなと思っています。  私自身も平成29年度に一回やりましたけれども、ほとんどもうかかってきていない状況で、かかってきても一回とって、それが例えば光回線だったり等の勧誘であれば、そこでボタンを押せば、それがもう次回からは拒否されてしまうという、非常にいい事業だなと思っていますので、もっと啓発をしていく必要があると思います。 232: ◯高橋委員長 伊藤委員。 233: ◯伊藤委員 少し予算とは違うんですけれども、組織の改編について、産業労政室、また企業誘致係とそれぞれ名称が変わるということなんですけれども、それぞれ、人数等はまだあれかもしれないですけれども、少し具体的な業務内容等を教えていただければと思います。 234: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 235: ◯村田産業政策課長 組織の改編ということで、施政方針にもありましたし、議会でお示しをさせていただいたと思います。  この組織につきましては、これまで産業政策という形で産業振興室が企業誘致等を行っておりまして、その中で本当は企業訪問だったり、もっと行かなきゃいけなかったですけれども、今、企業のほうの人手不足だったり、事業承継だったり、そこがかなり問題点になったりして、またITの導入だったり、いろいろ中小企業に力を入れていく必要があると思っています。  そういった政策も含め、またJR袋井駅北口市有地活用事業もこれからありますし、今、お話のありました生涯現役促進地域連携事業もありますので、商業労政係でやっていく事業がかなり厚くなるのではないかと思っていまして、そこをしっかりと産業労政室という室にして、中小企業の強化に向けて重点的にやっていきたいと考えています。当然、まちづくりの視点でも人の関係もありますので、そこら辺、力を入れてやっていきたいと思っていて、今回、産業労政室ということで組織を強化したという経緯があります。  また、一方で、企業誘致係につきましては、もう企業の誘致に向けて、そこだけをとにかく力をつけてやっていきたいと思っています。そちらはある意味、技術系みたいな形で組織の方をお願いしたいなということで今思っていますけれども、具体的に進む、もしくは小笠山山麓開発事業もまだこれからありますけれども、そういったところに力を入れていきたいと思っていますので、ですので、企業の誘致に向けて、誘致と留置ですね、とどまっていただくことに力をつけていただきたいものですから、企業誘致係には特化してそちらをやっていただきたい、それ以外の部分について、産業労政室のほうで重点的にやっていただきたいと考えています。  そういったことがあって、組織のほうは改編されるという予定になります。 236: ◯高橋委員長 そのほか、よろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237: ◯高橋委員長 ないようですので、産業政策課所管については以上といたします。  引き続き、農政課所管について、当局の説明を求めます。 238: ◯羽蚋農政課長 (省略) 239: ◯高橋委員長 済みません、会議中ですけれども……。                  〔 黙  祷 〕 240: ◯高橋委員長 御着席ください。  それでは、引き続き説明のほうお願いします。 241: ◯羽蚋農政課長 (省略) 242: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりましたけれども、農政課所管、非常に幅広いということで、多分質疑をやると途中でなかなか切れないと思うので、若干またいで申しわけないんですが、休憩をとって、休憩の後、質疑を再開したいと思います。  では、3時10分再開といたします。3時10分再開でお願いします。                (午後2時52分 休憩)                (午後3時09分 再開) 243: ◯高橋委員長 それでは、休憩前に従い、会議を再開したいと思います。  農政課所管についての質疑から再開をしたいと思います。  質疑があればお受けしてまいります。いかがでしょうか。  木下委員。 244: ◯木下委員 それでは、6款1項1目農業委員会費、予算書107ページの耕作放棄地対策に関してお聞きしたいと思うんですけど、前からやっておられることで、補助金をつけて耕作放棄地の対策をやっていますよということですけれども、具体的な成果と今後の対策と、どの辺の地域で対策ができてきて、どの辺ではできていないよというところと、その対策に対して非常に問題点というか、課題というか、現時点、ここで困っているよとか、今後、こういうようにしていきたいよという対策というか、そこを少し教えていただきたいと思います。 245: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 246: ◯羽蚋農政課長 木下委員から、耕作放棄地対策事業の現状と課題ということでございます。  先ほど補正予算の中でも耕作放棄地対策事業費ということで減額補正させていただいたものがあります。平成30年度450万円予算を確保しましたけれども、実際はできなかったというような現状がございます。理由につきましては先ほど少し申しました、要件が厳しくなったというようなことと、それから予定していた事業者が人手不足によって事業が実施できなかったといったところがございます。  現状、まず、できているところ、それからできていないところというようなことでございます。  現在、平成30年度、農業委員会の中で調査、耕作放棄地、一応調査した数字が240ヘクタールございます。簡単に言いますと、この中でA判定、B判定というようなことで、B判定については、草木が生い茂って再生利用不可能というようなもの、それから、A判定は、簡単に重機を入れればある程度解消できるというようなことになります。ある程度重機を入れれば解消ができるというものが、おおむね大体7割ぐらいございます。3割は、もう木が繁茂してなかなか解消できないというようなところにございます。また、できる中で、水田と畑の割合なんですが、3割が水田です。7割が畑、茶園がございます。そういう現状がございます。  これまでもそうなんですけれども、できているところということになりますと、やはり水田、それから畑でも普通畑、野菜畑というか茶園ではない、樹園地ではないような畑が、これまで耕作解消ができているところでございまして、地域的には浅羽南地区、それから袋井東地区なんかにおいては、これまでも耕作放棄地がかなりふえていたところだものですから、重点地区というような形で解消してきております。  こういった逆のところ、茶園が多い、笠原地区であるとか、山手についたところ、そういうところはできていないというような部分がございます。  問題点ですけれども二つございまして、一つは、これまで国の補助金、県の補助金、市の補助金ということで、解消する上では満額補助されて解消できたんですけれども、国のほうの補助が平成30年度で終了ということになっておりますので、平成31年度は今、県も要綱を作成中ということでございまして、実質県が2分の1、市が2分の1というようなことで、今、進めていく方向でやってまいります。  そうした中で、これまでの解消できたところがある程度大体、今残っているところでなかなか非常に解消しづらいところという部分がありますので、そういったところはなかなかこれまでのような解消面積を確保していくというのはなかなか難しいという現状があります。  もう一つは、補助事業ができる場所というものが農振農用地、青地に限られておりますので、白地についてはできないということでございますので、そうしたところがやはり、なかなか難しい部分になってきます。  例えば新幹線の南側であるかについては、なかなか公的な資金を投入できないということですので、事業者による解消ということになってきますと、なかなか現状難しい状況になっております。  そうしたことで、これまでのような解消がなかなかできない中で、さらに解消していくとなると、かなりハードルが高くなってきているというような状況でございます。 247: ◯高橋委員長 よろしいですか。  木下委員。 248: ◯木下委員 新幹線の南側も非常に大切なところで、今、地元でも少し地権者と相談しながら高南地区なんかでも少し草刈りなど対応していこうかという動きを今、しているところではあるんですけど、痴漢等出て、治安上も非常に悪くなっているところがありますので、これは警察等とも協議してやっていただきたいなとは思っております。  それから、茶畑なんかもお茶の場合は放置すると、本当にどんどんどんどん伸びていって、周りが見えなくなってしまうというところもありますので、結局あれは全部抜いてしまうとか、切っても切っても幾らでも伸びてしまうというところもあるので、そこら辺の対応とかはできるだけ、所有者がもう現地にいないところもあるんでしょうけど、そこら辺の対応もお願いしたいとは思うんですけど、少しこれは要望だけにしておきます。 249: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 250: ◯鈴木副委員長 私からは、6款2項1目土地改良事業総務費の件ですけれども、今年度、山梨用水の頭首工の改修の件で予算がついていて、来年度はないというところではございますけれども、現状、県との協議もあったと思うんですけど、どんな状態だったのかという部分。  それと、6款1項3目農林振興対策費、新規事業の森林情報システム保守管理業務委託料、これは森林環境税の関係かなと私の想像するところですけど、この事業、どんな内容か。  それと最後に、6款1項1目農業委員会費です。一般質問もさせてもらって、私が上手に質問できなんだもんでなかなか伝わらなんだかなと思うんですけれども、農地の下限面積の話ですね。確かに決めるのは農業委員会だというようなことは重々承知しておりますけれども、私はどちらかというと、都市建設部サイドでどういう考えがあるのかというか、当局サイドでどういう考えがあるのかというところが重要じゃないかなと考えておりますけれども、いま一度あの場でなかなか私も上手に質問ができなかったので、その辺の考えを教えていただきたいと思います。  以上、3問です。 251: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 252: ◯羽蚋農政課長 鈴木副委員長からの質問でございます。  まず、1点目の山梨用水の関係でございます。  県の中遠農林事務所で県の調査ということで、頭首工の老朽化に伴います魚道の確保というようなところも含めて、頭首工改修の調査費ということで調査してまいりまして、結果的には、頭首工自体を全面的な改修となると、かなり何億円という費用がかかるということでございます。  現状、県からの聞いている話ですと、当初の魚道の確保というのが、頭首工の沈下によりまして、魚道が現状では確保されていると、そういったことで、魚道については問題ないというようなことで、太田川漁協からもそういったことでございます。  ただ、頭首工自体は老朽化に伴っておりますので、取水施設について水路に支障がないか、また現行の施設の取水のハンドル、そういったものも自動化できないかというような山梨用水組合からのそういった要望もあるということでございますので、その部分については平成31年度、県の予算がありますので、調査費ございます。そうした中で改修できるかどうかということで、平成31年度の中で、中遠農林事務所で協議を行っていくというようなことで伺っております。  それから、森林情報システムでございます。  こちらについては、今年度、森林情報システムを更新というか、新たにシステムを入れたものでございます。その保守点検というようなことで、保守料というようなことの予算でございます。森林情報システムについては、森林環境税、森林環境譲与税ということで平成31年度から始まってまいりますので、それにあわせてのシステムの保守というようなことの予算でございます。  それから、3点目でございます。農業委員会の関係でございます。一般質問でも出ました農地の下限面積の考え方、市当局としての考え方ということでございます。  御案内のように、下限面積については、農地法の3条によりまして下限面積が決められているところでございまして、農地法によりますと、現行の50アールといったものがございます。これを地域の実情を踏まえて、農業委員会の中で下限面積を下げることができるというようなことになってございます。  そうした中で、農業委員会の中では、小規模農家、そういった小規模農家がかなりふえてきておりますので、そうした中で下限面積を下げていくという方向で、今現在、協議をしているところでございます。  市当局の考え方というようなことでございますけれども、一般質問の答弁でもお話しさせていただいたように、農地の取得については農家資格となりますので、できるだけ農地の保全、耕作放棄地もふえているという状況がございます。また、農業への参入といった部分では、下限面積を下げることによって、そういった門戸も広がるということでございますので、結局多様な農業者、農業参入者、そういったことを確保するという部分では、下限面積を下げていく方向が適正だと考えてございます。 253: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 254: ◯佐野委員 予算書110ページになります。6款1項3目農林振興対策費の最後ですけれども、手数料のところと、それから松くい虫等防除事業委託料の243万6,000円というのは、これはあくまで市が実施するものだと思うんですけれども、場所はどこを予定しているのかお伺いをいたしたいと思います。  それから、あとグリーンウェーブ管理事業委託料236万5,000円、これは内容的には何を行うのか、お願いをいたしたいと思います。  それから、一般質問でもさせていただきましたが、昨年松くい虫防除、グリーンウェーブ活動を実施した箇所で、かなりの伐倒を行いました。松くい虫の被害で、追加補正予算も組んでいただきまして伐採していただきましたが、一般質問した折に、再植樹、植樹をもう一回やらないというものについて、今検討しているというようなことでしたが、平成31年度当初予算の中では植樹についてはやらないという方向でいるのかどうか、その点について意見を伺いたいと思います。 255: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 256: ◯羽蚋農政課長 佐野委員の御質問でございます。  まず、1点目でございます。予算書110ページでございます。海岸防風林整備事業費の中の松くい虫防除事業委託料243万6,000円でございます。こちらについては、グリーンウェーブの部分が14ヘクタール、それから一線堤の9.9ヘクタールの空中散布の費用になります。  それから、グリーンウェーブ管理事業委託料236万5,000円でございますが、こちらについては、松くい虫によります枯れた松の伐採、これをおおむね500本ほどと、それから、下草刈り等の管理に係る費用の分でございます。  それから、3点目でございます。グリーンウェーブ、大分、松くい虫によります枯れたところの植樹ということでございます。平成31年度当初予算に計上がないけれども、というようなことでございます。
     こちらについては、森林環境譲与税といったものが平成31年度から入ってまいります。それに伴いまして、本市、袋井市においては、森林環境譲与税を活用した部分の、予定しておりますのが、現在の森林所有者、これ、人工林でございますけれども、民有林の人工林でございます。そういった森林所有者の意向確認、それから森林情報システムを更新する部分とあわせて、海岸松林の保全、そういったものにも森林環境譲与税、活用できるということでございますので、そうした中での植樹というものを考えてございます。  そうした中で、今後、今現在、平成31年6月の補正予算で計上していく予定で考えてございます。そうした中で、植樹についても活用していければというようなことで考えてございます。 257: ◯高橋委員長 佐野委員。 258: ◯佐野委員 空中散布の14ヘクタールというのは、一線堤の部分も含みますか。その点について確認したいと思います。 259: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 260: ◯羽蚋農政課長 14ヘクタールについてはグリーンウェーブの部分ということで、一線堤についてはプラス9.9ヘクタール……。 261: ◯佐野委員 一線堤はやるの。 262: ◯羽蚋農政課長 一線堤はやります。まだ現在、袋井市と掛川市の境の部分がございますので、また磐田市との境部分がございますので、それは県事業としても一線堤、松がありますので、空中散布、やっていく予定でございます。 263: ◯高橋委員長 佐野委員。 264: ◯佐野委員 前にも申し上げたんですけれども、掛川市と袋井市境は、今、松くい虫が進んでいるところ、かなり去年あたり極端に進みました。磐田市と袋井市の境というのは余り進んでいない。片方では、防潮堤を早くつくりたいという市民の意見がある。今回、県と国のほうの調整が整って、いわゆる青々とした保安林のところでも切れますよということで、そういうように調整がとれて、ただし、北側の面については要らない、必要ないところについては存地しておいてくださいというようなことを伺っているんですけれども、そこをまた松くい虫の空中散布をやるというのは、もう防潮堤の工事が見えているのに空中散布をやっていくという、私はそこが少し理解できないんですよ。片方では認めている、片方では切ってもいいよと、空中散布をやって守っていきましょうと、どっちを先行させるんですか。言っていることが私にはよく見えない。あるいは、市民もそれに対してかなり反発があります、矛盾しているのではないかと。  だから、これだけのお金があるんだったら、今度は青々としたところを、保安林を切れるんですけれども、伐採費用は市町の負担なんですよと、それだったらもう別にやらなくてもいいんじゃないかなと思うんですけれども、片方では守りながら、片方では早く切って工事やってくださいよというような要望がある。要は単純に言えば、命が大事か保安林が大事かという話ですよ。そういうようなことなんですよ。  だから、そういうような意味でいくと、私は空中散布に、これは一般質問でも申し上げましたけれども、空中散布することについては本当にいいのかどうかと、無駄なお金じゃないのかなと、守りながら北側だけ育てるから、じゃ、北側だけ散布してくれりゃそれでいいんじゃないかと、南までやる必要はないんじゃないかなというような考え方も持つんですけど、その辺を担当課長としてどう考えますか。 265: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 266: ◯羽蚋農政課長 松の松くい虫防除に対する薬剤の散布ということでございます。  現状、青々としている松、それから一方では伐採の予定ということでございます。そこに空中散布をやるのかというような御質問かと思います。  空中散布については、やはり松がある以上、松くい虫の影響を受けていることは考えられますので、松については空中散布をやって松くい虫の防除をしていく。また、一方では、松くい虫によって枯れた松については伐採、伐倒していくと、駆除していくということをやはりセットでやらないと、なかなか松くい虫の対策が講じられないということでございます。そうした中で、あわせて両方ともやっていくということでございます。 267: ◯高橋委員長 佐野委員。 268: ◯佐野委員 3回目も松くい虫です。  現場を見てもらいたいなと思うんですけど、去年、おととしあたりから大分松くい虫がひどくなりまして、去年はかなり広がったんですけど、もう集落の中まで松くい虫が入っている状況なんですよ、実際は。  そういうような中で、例えば松くい虫等防除事業委託料ということで空中散布、わかりますけれども、私はこの事業で予算の配分は県の補助があるかどうかわかりませんが、グリーンウェーブをやったところに空中散布をやるならわかるんです。一生懸命、皆さんが植えてもらったところですから、そこのところをやるというならわかるんですけれども、一線堤のもう大体9割以上松くい虫の被害をこうむっているところになぜ、ヘリコプターを飛ばして空中散布をやらなきゃいけないのか、これが私には理解できないところであって、それじゃ、グリーンウェーブでやった、今はまだ青々として何とかもっているところについては地上散布とか、そういうのはやらないんですか。私はむしろそちらをやるべきではないかなと思っているんですけれども、地上散布の計画は来年の予算ではないということで理解してよろしいんですか。 269: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 270: ◯羽蚋農政課長 もう一度、私のほうから説明させていただきます。  松くい虫防除事業、一線堤ですけれども、一線堤については空中散布自体は県がやります。空中散布にあわせて、地上業務というものがございますので、その業務の費用も含めているものでございます。  グリーンウェーブの空中散布14ヘクタール、先ほど行いますというようなことについてですけれども、これは市のほうで、ことしもそうなんですけれども、ヘリによります空中散布、それを実施しております。平成31年度においても、空中散布を実施してまいります。 271: ◯高橋委員長 佐野委員の言うとおり、非常にまだ矛盾するところも、現状ありますけれども、それについては今後、また、都市建設部と協議をしてもらって、現状をきちっと、佐野委員の質問の部分もあるかと思いますが、市のほうでもしっかり調査をしてもらって、現状をまた示してもらって、方向をきちっと再度示していただくということで、また実施の段階になったら、報告をいただきたいと思います。  そのほか。  大庭委員。 272: ◯大庭委員 6款1項3目農林振興対策費の多面的機能支払交付金予算書109ページと、それから、6款2項2目土地改良事業費の市単独土地改良事業等の予算づけの基本的考え方についてお伺いしたいと思います。  要するに、大幅に多面的機能支払交付金が大きくなって、7倍ぐらいになっています。御案内のように、多面的機能支払交付金というのは地域に任せられて運営しているわけで、いわゆる市あるいは公なイニシアチブをとってやる事業に比べて大幅に大きくなっているんですが、農業土木の観点から見てどうあるべきか、地域任せでいいのか、それとも行政が方向性を示しつつ進めるのがいいか、そこら辺の考え方についてお伺いしたいと思います。                 〔発言する者あり〕 273: ◯高橋委員長 一緒にあわせて。 274: ◯大庭委員 あわせてね。市単独も県単も、要するに公と多面的という考え方について。 275: ◯高橋委員長 どうしますか、羽蚋農政課長がやるか、考え方となるともっと上のほうでも。 276: ◯大庭委員 羽蚋農政課長にまず。 277: ◯高橋委員長 では、羽蚋農政課長のほうから。 278: ◯羽蚋農政課長 資料でいきますと、予算書109ページに多面的機能支払交付金1億5,500万円と調査費がございます。それから、6款2項2目土地改良事業費、それから土地改良事業事務費、それから土地改良用水費がございます。  多面的機能交付金については、大庭委員が言われたように、農業者、それから地域が主体となって農地の保全に取り組むというようなことで、面積当たりで4,400円であるとか5,400円、水田の場合、そういった面積当たりで交付金が出るような仕組みになってございます。  農地の水路の草刈り、それから泥上げ、そういった保全に含めて、プラス長寿命化というような施設の老朽化に対する修繕、そういったものは、また別の交付金が上乗せされて行っております。  袋井市内では現在、15組織が活動しております。長寿命化の事業もやっている組織が7組織ございます。そうした中で、共同事業とそれから長寿命化というような、少しハードな事業が二つございます。そうした中での国からのそういった予算づけがされてきているというような中にございます。  もう一方は、土地改良というようなことで、従来からの農地の基盤整備というような部分がございます。農道、それから用水路、排水路、そういった、また圃場の基盤整備、そういったところの予算になります。  現状、申しますと、国のほうにおいては、従来の土地改良事業については、大分その予算が削られてきているというような現状もございます。そうした中で、多面的機能、そういったところにどちらかというとシフトというか、そういった考え方できているというようなことでございますが、ただ、先ほど大庭委員が言われたように、多面的組織についてはあくまでも地域主導型ということでございますので、農政サイド、農政施策を行っていく上では、当然、農地の基盤整備については、これは官が主体となって整備する、そういった方向性で進めていくことがやはり重要であると考えております、私は。そういった中で、土地改良に係る整備については、必要な事業については要求してもらいたいと、そんな考えでございます。 279: ◯高橋委員長 大庭委員。 280: ◯大庭委員 そもそも多面的機能支払交付金、今までの経過を少し振り返ってみますと、平成19年より農地・水環境保全対策事業としてスタートしました。その後、平成23年から農地・水保全管理支払交付金となって、そして今、多面的機能支払交付金が平成26年からになったと承知しています。  現在の多面的機能支払交付金というのは、今、羽蚋農政課長からお話があったように、農地維持活動、いわゆる農地維持の支払交付金、いわゆる草刈りなんですよね。そういうような交付にお金を使える。それから、資源向上活動、資源向上支払交付金、いわゆる花いっぱいみたいな、花なんかを植えたりする、これがあります。それと、資源向上活動の中で、今おっしゃったような長寿命化、少しハード的なもの、この三つに分かれて、要は農業者が少なくなる地域を守るには、自治会、子ども会、PTAいろいろな皆さんが団体で一緒にそれを守っていきましょうということでスタートして、5年単位で進められていると思います。  最初のころは手探りで、東部土地改良区あたりの磐田用水組合等の指導を得ながら、あそこで10%事務費を取っているものですから、当該団体にとっても大きな収入源になっていると。田んぼで4,400円ぐらい、うち国が2分の1、県、市が4分の1ずつ、畑でも2,800円、同じようになっています。  私、だんだんこれが大きくなって、1億5,000万円、例えば浅羽一万石なんか8,000万円ぐらい。そのうち半分・半分が、今言ったようなハードとソフト面的な割り振りになっている。  4,000万円一つとってみると、市単独で2,300万円、県単土地改良のほうで360万円ぐらい。もう、民間、素人の団体が4,000万円、8,000万円などの仕事をするといったら、大変なことを民間の皆さんがやっていただいて、大変結構だと思うんですが、それがあまねく平等公正に、順調にいっているかどうかというのは、行政も4分の1、お金を出しているものですから、やはり監督責任というのがあるじゃないかなと思うんですよね。  特にこれを見てもわかるように、昔は原材料で、市長の選挙のときに、1,000万円ぐらいのものを1,500万円ぐらいにすると、もう大変な年だと言ったですが、ことしは新年度のもので見ると、工事用原材料で250万円しかついていないですね。U字溝を入れたり何かするという地域があるかと思えば、いや、それは多面的機能支払交付金でやってやみたいな、時代も随分変わったなというのが今の状況です。  ゆえに、地域任せにするのも結構なんですが、やはり望ましい使われ方ということを全体で見ながらやっていかないと、うちは違うよみたいになりがちなものですから、そこら辺はきめ細かに、しかも初期の目的が達成されているかというような見方も持っていくべきだと思うんですが、そこら辺についての基本的な考え方ありましたら、お伺いしたいと思います。 281: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 282: ◯羽蚋農政課長 大庭委員の多面的の現状の取り組みでございます。  長寿命化をやっている組織、特に面積が広い浅羽一万石、それから三川地域農地・水環境保全推進協議会とか、かなり面積が広いですし、長寿命化の事業も大きな事業でございます。  多面的機能支払交付金事業について、当然、実施要綱がございますので、実施要綱に沿った形でできる事業、できない事業とありますので、その実施要綱に沿って、適正なお金の使い方というか、適正な事業の仕方、順番、そういったものを指導しているところでございます。  年間通しまして、成果事業、多面的機能支払交付金事業についてはヒアリングをやっております。各活動組織については5月、それから12月、3月というような形で、年間3回にわたりましてヒアリングをやっている部分、それから、あわせて、全体の中で年1回、これ、県も含めての説明会といったものをやってございます。そうした中で、事業が適正に処理されるようにしているところでございます。  そうした中で、なかなか大きな事業でございます。先ほど言われました事務委託をしている磐田用水東部土地改良区もございますので、そういったところもあわせて、書類の中身を精査しているところでございます。そんな形で、適正に事業ができるような形で取り組んでいるところでございます。 283: ◯高橋委員長 大庭委員。 284: ◯大庭委員 答えにくい質問をしているものですから、羽蚋農政課長もつらいと思うんですけど、大きく見たときに、今申し上げように随分、そういう状況になっているというのがわかると思うんですよ。だから地域で、市単独でやってよだとかというそういう要望と、かぶったり、いろいろするところあるものですから、民の限られた人たち、限られたのでやって、また不満が出たりすることのないように、きめ細かな御指導もされたほうがいいじゃないかと思います。  それとあと、将来、多面的機能支払交付金の5年単位でやって、平成26年からまた再スタートしているんですが、基本は全部ずっと平成19年からの流れと一緒だと思うんですが、今後の展開というのを、羽蚋農政課長のほうでは、県あるいは国あたりから、今後、どういうように見ているのか、もっともっとこれを推進されようとしているのか、ある時期をもって収束されようとしているのか、将来についてお伺いしておきたいと思います。  それと、この事業というのは非常に地域を潤していることも事実で、コスモスロードだとか、そういったものについては草刈りも含めて、通常だったら、市の河川愛護の場合だったら一銭もお金が出ないのにもかかわらず、お金をつけてくれるということで、本当に期待もされているところもあると思うんですけど、今後の将来の展開をどのように考えているか、お伺いしたいと思います。 285: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 286: ◯羽蚋農政課長 多面的機能支払交付金の今後の展開ということでございます。  平成19年から開始されまして、当初からやっている組織については、平成31年度からまた新たに5年間というような時期に入るところもございます。そうした中で、国のほうも現時点では、今後も、今まで同様に継続というような方針でございます。  ただし、市内でございますと、先ほど中身の説明をさせていただきましたが、1組織交渉はしないというようなことになっております。原因は、やはり役員の高齢化というか、なかなか大変だといった部分がございます。そうした中で、この事業、非常に地域としても、市としても非常にいい事業というか、有効活用できる事業と考えてございます。できるだけ、今実施している組織について継続させていっていただきたいというようなこともありますし、また、そうでない、これまで取り組んだところも当初に比べると事務手続なんか、報告書なんかも簡略化されている部分もございますので、そうした中で、ただ単にできる自治会、子ども会、そういったところも掘り起こしをしていかないといけないかなと考えてございます。多面的機能支払交付金については、引き続き推進していく事業と考えております。 287: ◯高橋委員長 実際に現場は、後継者がだんだん、従事している人が減っているということで、組織なんかも各自治会単位から広域になりつつある、そして、また事業も実際に実施ができなくなって、地元の事業者に委託をしてやっているような形で、完全にそのお金が地元の中でそういう形でやっていかないと使えないような、維持できないような現状に陥っているので、ただ単にお金があるなしじゃなくて、地域の将来像をやはり見据えていかないともう難しい時期にきているかなと思いますので、またそれは、現場をやはりよく見てもらって、使い方等も御指導を、行政のほうでも補助金を出していますので、継続してお願いしたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 288: ◯伊藤委員 それでは、少し私から端的に3点ほど質問させていただきますけれども、予算書108ページの6款1項3目農林振興対策費、鳥獣被害で、いつものイノシシです。  イノシシの、今回も95万円有害鳥獣捕獲業務委託料でついておって、まず伺いたいのが、年度末になったということで、1年通していただいた中でのイノシシ対策についてどうだったかという部分と、あと今回、この予算95万円つけた中で、来年度どのような形で事業していくか、実は前回常任委員会のときだと思うんですけれども、私、羽蚋農政課長にお伺いしたときに、かなりイノシシが出るようなところでも地域差というか、結構市内の中でもイノシシの出るところに差があるよというようなお話をいただいたと思うんですけれども、例えば集中的な対策をしていくとか、方法論の中で幾つか対策があるんじゃないのかなと感じるものですから、その辺を少し重点的に伺いたいなということと、2点目ですけれども、今回予算の中では出ていない、農業振興の部分にはなるんですが、メロンサミットですよね、以前に2019年、2020年のときには、例えばラグビーワールドカップ2019とか東京オリンピックのときのかなり発信できるタイミングに合わせて、メロンサミットに関しては継続していきたいというような発言もあったかと思うんですけれども、このような予算になっているので、今後、全くないような形のコンテンツになってしまったのか、お伺いをしたいというのが2点目です。  3点目です。3点目が、いよいよ私はことしラグビーワールドカップ2019が行われるという本市の中で、いわゆる農業振興の中で、本市の農作物というのはそういったイベントの中でどれぐらい、農政課としてはいろいろな部分に出店していくか、そういった部分の考えがあるのかどうか、3点お伺いしたいと思います。 289: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 290: ◯羽蚋農政課長 伊藤委員からの御質問でございます。  1点目でございます。鳥獣被害対策の関係でございます。  まず、イノシシでございます。  現在、有害鳥獣捕獲業務委託料95万円ということで、猟友会のほうにわなの設置、それから管理、それから捕獲後の処理ということでお願いしているところでございます。この費用になるわけでございますけれども、昨年1年間を通しまして、108頭捕獲というようなことでございます。平成30年度でございますが、今現状は87頭の捕獲となってございます。成獣が51頭、幼獣が36頭というようなことでございます。  先ほどの地域柄というか、87頭のうち、豊沢地区が24頭、笠原地区23頭、大日地区が14頭、三川地区11頭、村松地区12頭というようなことで、小笠山周辺のイノシシの出現、出没、捕獲がふえているというような現状もございます。  そうした中で、今年度においても、わなの設置については、それぞれ地元からの要望も含めて、比較的多く出ているところにはわなを設置する。それとあわせて全体、被害が出ているような自治会、猟友会にイノシシの対策というようなことで、講習会とか、そういったのをやっているところでございます。そうした中で、まずは個体数を減らすことと、それから自己防衛、電気柵の設置、それから餌となるようなものを近くに置かないという、そういった基本的なことでございますけれども、そういったものもやはり徹底して、個人で対策、防除するのとあわせて、地域全体として対策を講じていただくと、そういった対策が必要でありますので、そういったことを御案内しているところでございます。  それから、二つ目でございますが、メロンサミットでございます。  平成30年度は行わなかったものでございまして、平成31年度、当初、愛知県田原市のほうで行うという希望もありました。そうした中であったんですけれども、現実、愛知県田原市では実施しないという結果になっております。現状、メロンサミットにおいては、どこでいつやるというところも決まっていないという状況でございます。  実は、袋井の後、茨城県鉾田市がやりまして、その後、山形県鶴岡市が行ったんですが、鶴岡市で代表者会議というか、そうした中で、開催の時期と開催の内容については決めないというようなことで、それぞれ産地において、今後、そのときに協議すると、そんな内容で決まっておりますので、いつどこでというところまでは決められないと、そんな状況でいるところでございます。  それから、3点目でございます。農業振興、ワールドカップラグビー2019、ございます。静岡デスティネーションキャンペーンもございますということで、袋井市も農業振興、イベントではどのように出店を考えているかということでございます。  先ほど、地方創生「稼ぐチカラ」向上戦略推進費の予算の中でも説明させていただきました。こうした袋井市内に多くの来場者、観光客がお見えいただくものですから、そうした観光客を対象に、やはり遠州三山ほか、周辺も含めて出店等考えてございます。そうした中での50万円の出店の設置費用補助ということも含めて、できるだけ多く出店して、袋井の農産物の販売、PRを行いたいと考えてございます。 291: ◯高橋委員長 伊藤委員。 292: ◯伊藤委員 ありがとうございます。  少し3点それぞれ再質問させていただきたいんですけれども、今、羽蚋農政課長がおっしゃっていただいた中で、やはり地域差がイノシシの頭数から見てもかなり出ているということで、私はやはり、特にまた、たしか意見もいただいていると思うんです、その地域の方からの問い合わせが多いのではないかなと感じるんですけれども、やはりそういう講習会とかと市も努力しているのは感じるんですが、やはり重点的に行っていきますよと言っていくのは私はいいと思うんですけど。  例えば、笠原地区、豊沢地区において、例えば民間の方々にお願いするための講習会も多分やられていますよということをおっしゃっていると思うんですけど、やはりそれも、市もかなり積極的な構えを見せて、そこで住民に対して説明していくという姿勢もないと、住民の人たちもそこで自分たちがみずからというのは、なかなかそういうのは起きにくいのかなと感じるものですから、やはり生き物なので、実際やはり力を集中させれば、そこに対してかなり頭数に対しては結果も出てくるんじゃないのかなという感じもするんですけれども、いわゆる方法論として、今かなりこういうように頭数の中で差が出ているものですから、今おっしゃっていただいた豊沢地区であったりとか笠原地区という中で、地元の方々と協力しながら重点的な対策をとっていくということも考えられるんじゃないかなと感じるんですけれども、その点まず1点伺いたいなということと。  2点目です。メロンサミットですけれども、現在、愛知県田原市も含めて今後、開催する予定はないということで、非常に残念だなと思うんですけれども、少し記憶の中でのことなので、違っていたら大変恐縮ですけど、私が第1回のときに袋井で見させていただいたときに、これはお金もかかったんですが4万人集まったと。農政課の職員が、エコパ周辺で人員整理にかなり苦労していたというぐらいの盛況なイベントだったかなと感じておって、いわゆる農業をコンテンツとしたイベントの中で、このように人が集まるというのは市内でほかにあるか、また、じゃ、県内とか西部地域であるかと言われると、4万人が1日で集まるって、結構すごいことだと思いました。  それが、お金がかかっているという部分があったんですけど、それが何で私は、事業者だとかというのが、いまいちもう一回やろうよというお話にならないかというと、そのイベント自体が収益化されていなかったからだと思うんですよね。やはりイベント自体が例えば入場料を取ったりだとか、何か少し収益化されるような部分があって、そういう部分でこのイベントが継続していくような形になると、私はメロンサミットというイベントというのは、かなり記憶の中のことですけれども、もう一度やってほしいかなというのが、私としては希望としてあります。  3点目も少しつながってきますけど、農業振興の部分で出店を考えていただいているということで、ぜひやっていただきたいんですけれども、今回、茶振興も含めて一般質問でもかなり質問も出たかと思うんですが、やはり私はもうこれから、売っていく機会をどれだけふやしていくかということじゃないのかなと思うんです。その中で突出した、いわゆる企業であったりだとか、茶の生産農家が出てくる中で、そこが周辺の茶葉を買うというようなモデルも考えられるんじゃないかなと思うんですけれども、まずは、私は全体の底上げの意味で、売る機会、手売りする機会を与えていく、つくっていくという部分で結構振興が図られるんじゃないのかなと思うんですけれども、少しその部分で、ごめんなさい、最後は提案になってしまいますけれども、ごめんなさい、取りとめがなかったので。1番の鳥獣被害対策重点事業という部分だけ伺いたいと思います。 293: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 294: ◯羽蚋農政課長 イノシシ対策の重点事項というようなことでございます。  先ほどまず、個体数を減らすというようなことが第一だということで、お話しさせていただきました。現在、市所有のわなが33基ございます。来年度も3基購入予定でございます。とにかくわなを設置するということ、わなの数をふやしていくということが第一になろうかと思います。  もう一つは、先ほども申し上げましたけれども、自分で守るというようなことで、電気柵の設置の関係でございます。こちらについても補助の関係でございます。今年度野生鳥獣被害防止対策事業補助金50万円の予算がございますけれども、来年度については60万円ということで、この部分についても増額をしてございます。  やはり個体数を減らすのと、個人で対策をしていただくということになります。  また、あわせまして、猟友会にお願いしている部分がございまして、猟友会、おおむね五十数名ほど、わなの管理をしていただいてございます。やはり実際にわなの設置、それから捕獲できるような人材も育成していかなきゃいけないような部分もございますので、そうしたことについて、もっと市民の方に御案内、PRすることも重要かと考えてございます。そうした中で、やはり地域も取り組んでいただかないといけないというようなことだものですから、これまで以上に進めてまいりたいと考えてございます。  メロンサミットと農業振興について、簡単に説明させていただきます。  メロンサミットの関係でございますが、もっと収益化というようなことがございますけれども、そもそも、やはり農作物に特化したサミットというのは、いろいろなイチゴであるとかミカンだとか、いろいろな全国サミットございます。そうした中で、第一に、同じような栽培、作物の技術の向上といったものが一番の目的でございます。それとあわせて、作物の販路、それから販売をできるだけ上げていこうと、同じような生産者団体ですので、そういったことで上げていこうといったのが第一の目的でございます。  これ、メロンサミットについては、今現状、先ほど言ったような状況でございますけれども、またできるようになれば、そういったことも考えていかないといけないんだなと考えてございます。  それから、農業振興については、現在、法多山それから遠州三山、特に可睡斎のひなまつりがやってございますので、平成31年1月から3月24日まで、実は農業振興会で場所を設営して農業者に多く出店していただいております。特に今、お茶農家、比較的あちこちに出店していただいているというような状況ですので、できるだけやはり手売りというか直接販売していくような機会をふやしていきたいと考えてございます。  今年度、東京の日本橋のお茶専門店おちゃらかというところがございますけれども、そちらに1年間、棚借りというような形で出店しております。そうしたところにも市内の農業者が直接、呈茶サービス、それから販売というようなことで出店しておりますので、やはり市内だけでなくて、市外、県外、東京、そういったところで売ることによって、消費者ニーズを直接つかめるというようなことで、非常に有意義な機会だということで聞いてございますので、やはりそういったことも今後、ふやしていきたいと考えております。 295: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 296: ◯高橋委員長 ないようですので、農政課所管については以上で終了といたします。  それでは、建設課所管について、当局の説明を求めます。  土屋建設課長。 297: ◯土屋建設課長 (省略) 298: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  建設課所管についての質疑をお受けしてまいります。  鈴木副委員長。 299: ◯鈴木副委員長 また少し課がまたいでいるかなと思うんですけれども、9款1項5目防災費、静岡モデル防潮堤整備事業の件ですけど、先ほど佐野委員の質問にもありました保安林の解除とかというところで、だんだん進んでくるかなというような認識でいるんですけど、豊沢地区の開発で発生土が出るというところでしたけれども、なかなか思うように予定ほど出なんだということで、笠原地区の、何でしたっけ、あの会社は。フォレストエナジー株式会社の中でまた発生土が出るのではないかというような予測でしたけれども、今、それもなかなか進まないというところで、土の確保というのが少し困難になってきているかなというところで、今後、事業を進めていく上で購入土の考え方を、なるべく安くやりたいよというところで発生土をお考えだと思うんですけれども、購入土の考え方と笠原地区の部分の開発の考え方、地元のほうではオーダーメードじゃなくてというようなお話もまだ聞きますので、また先ほども審査の中にありましたけれども、東名高速道路の場内の土でというような話と、あと磐田市から土を持ってくるよという話もあったんですけれども、土がまた必要になってくるかなというところもありますので、まずは、防潮堤の部分の土という部分をどのように考えているか、教えてください。 300: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 301: ◯土屋建設課長 今後の防潮堤への土の確保ということでございます。  今年度までにつきましては、豊沢地区から発生します60万立方メートルの土をということで、そちらのほうを進めてまいりまして、ほぼ昨年の6月ぐらいに土の搬入が終わったというところでございます。  その後、今年度につきましては、豊沢工業団地のほうに工場の建設をするときに、建設工事に伴って土が出るということで、その土を見込んでいたということで、ただ実際やってみたところ、実際の見込みよりも土の量が、実際に発生した土が少なかったということで、今年度、1万立方メートルぐらいの土ということになっております。そのほか、県の工事の発生土等ございまして、今年度に関しては使用した量が約1万700立方メートルの土を使用してございます。  防潮堤につきましては、本委員会で後ほどまた進捗状況のほうを御報告させていただく予定ですが、現在、市の管轄のものにつきましては、全体5.3キロメートルのうち3.9キロメートルということで、7割強が完成をしているという状況でございます。  あとは、先ほども話が出ていますが、緑の松が、まだ緑の部分の対応ということで、方針のほうが示されましたが、まだ細部については今後の協議ということになっておりますので、そのあたりを協議していく中で、今後、土の、購入土でやっていくかどうかということも、検討が必要になってくるのではないかなと思っております。  ただ、現在の状況の中では、基本的には小笠山山麓開発事業も視野に入れながら土を確保していこうというのが現時点での考え方でございます。それまでの間につきましては、他の公共事業で発生する、いわゆる発生土の確保を目指していくというようなことで考えてございます。 302: ◯高橋委員長 鈴木副委員長。 303: ◯鈴木副委員長 御答弁の中で購入土もというようなお答えもいただきましたが、大変うれしく思いますので、経費的な部分もあろうかと思いますけれども、先ほどの佐野委員の質問じゃないですけれども、命が大切なのかどうなのかというところにも係ってくると思いますので、ぜひ早目に進めていっていただいて、やはり防潮堤ができれば、浅羽南部のいろいろな部分で、今、疲弊しかけている部分が解消されると思いますので、なるべく早くそういったものを整備してもらって、安全宣言はできないかもしれないんですけれども、ぜひそういったことも含めて、袋井市はいいところだよというところを宣言できるような形が早くとれるように、ぜひまた事業の進捗、よろしくお願いします。 304: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 305: ◯木下委員 少しこれもまたがることだと思うんですけれども、道路なんかの舗装修理とか、これも車道のみならず、歩道というのもあるんですけれども、街路樹の、先ほどもあったんですけれども、きれいにして、根っこが出たようなところはもう抜いてしまうような工事があるんですけど、実はそのまま放置すると歩道ががたがたになっていて、小学生が歩いているところで、歩道にしては少し狭いんだけど、もともと街路樹があって、そこを抜いてしまって、要するにそこのところがでこぼこになっていて、小学生が列をつくって歩くと少し危険であるというお話も聞いております。  それから、あと、警察に行って確認したところ、自転車なんかも車が少し多いところは、歩道を走るという部分も最近はある程度容認しているということもあって、自転車で通るとき、狭いところですので、そこら辺整備とかというところは確認されているかどうかというところを少し、そういうところがあるよということを確認しながらやっていただきたいなと思うんですが、その辺は確認とかってとれているんでしょうか。 306: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 307: ◯土屋建設課長 道路舗装の関係、特に歩道面のということだと思います。  街路樹等があるようなところですと、街路樹の根、いわゆる根っこの根上がりということで、舗装が痛んだり、でこぼこになったりというようなところが見受けられているところでございます。  こちら、歩道の街路樹の根上がり等につきましては、建設課だけでなくて、都市整備課のほうでも協力をする中で、道路パトロール等で発見したりですとか、地元から要請があるものに関しては、それぞれの中でできる範囲の中で対応させていただいているという状況でございます。 308: ◯高橋委員長 木下委員。 309: ◯木下委員 済みません、質問が、変な質問をして。  木をそのまま抜いてしまっているところ、要は街路樹の剪定というか、危ないので切ってしまったり、あるいは抜いてしまったりということがあるんです。そのままになっているところがあるので、そこら辺をどちらの、どういうように整備されるかわからないですけど、そこの部分の、抜いて土になっているところ、一部道路でそのままになっているところもあるんですけど、そこら辺をできるのかどうかということを教えてください。きれいに整備できるのか。 310: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 311: ◯土屋建設課長 私のほうが現場を承知していなかったものですから、申しわけございません。  その前も一部で都市整備課のほうで、街路樹の密になり過ぎちゃっているというところで、街路樹を間引いていこうとかという対策もさせていただいております。その中で、抜いたものに対しては、歩道が少し広くなるような形で舗装していっているというところもございますので、一度現場のほうも確認をさせていただいて、その中で対応を検討させていただきたいと思います。 312: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 313: ◯佐野委員 河川の関係でお伺いしたいんですけれども、今、国並び県では国土強靱化ということで、例えばこの辺でいきますと天竜川とか太田川のいわゆる中洲のような形で堆積してしまったようなところの土を排除して、いわゆる流下能力を高めているというような工事を行っているんですけれども、本市にあっては、かなりそういう場所の河川が見受けられると思うんですよ。そうしたものに対しては、どういうような対応を図っていく計画でいるのか、それについてお答えを願いたいと思います。  それからあと、8款2項1目道路橋梁管理費道路の修繕費が6,664万4,000円ですか、あと、8款3項1目河川管理費のほうを見ると修繕費が500万円となっていますけれども、この両方の金額が、各自治会から上がってくる要望に対して、いわゆる修繕の要望に対して対応する予算ということで解釈してよろしいんですか。この点を確認させてください。  以上、2点お願いします。 314: ◯高橋委員長 榛葉都市建設部長。 315: ◯榛葉都市建設部長 ただいまの佐野委員の御質問のうち、河川の堆積したものの対応とかというところの話が最初にございましたが、例えば市内でも原野谷川とか、いろいろ二級河川通っておりますが、そういったところはある一定の期間で水が流れることによって、川床といいますか、土砂が移動してある場所にたまったり、あるいは低くなると逆にえぐれてしまうといいますか、少なくなっていくようなこともございます。そういったところは、私どものほうも気がついたときには、県のほうに連絡をさせていただきながら、優先順位もあろうかと思うんですが、県でも対応していただいているということがございます。  なかなか、堆積した土を全て外に出してしまうということになりますと、1カ所当たりの費用もかなりかかるということもございますが、場所によっては削れてしまったのが堆積しているとかというのもございますので、そういったところは堆積したところから低いところへ元に戻す、ならしといいますか、床ならしのようなことをして対応しているようなこともございますので、こういったところは、毎年、袋井土木事務所、管理者と随時協議といいますか、必要なところから対応させていただいているということでございます。  市のほうの管理河川はそんなに大きくないものですから、それでも堆積しているところはできるだけ早く対応していくというそんな形で進めていますので、何かあれば自治会の皆さん等に連絡いただく、あるいはまた私どものほうで現場を確認する中で、必要なところから随時対応させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 316: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 317: ◯土屋建設課長 維持修繕費の関係でございます。  道路に関しましては、8款2項1目道路橋梁管理費の中にございます道路橋梁維持管理費ということで、6,567万円が……。              〔「どこにあるの」と呼ぶ者あり〕 318: ◯土屋建設課長 済みませんでした。予算書120ページの8款2項1目道路橋梁管理費の道路橋梁維持工事請負費の5,100万円、それと予算書119ページの道路橋梁維持管理費の修繕料の6,664万4,000円、下から3番目になります。修繕料ということで、道路橋梁維持管理費の中の修繕料の6,664万4,000円、それと予算書120ページになりますが、道路橋梁維持工事請負費5,100万円というのがございますが、このあたりを含めた中で地元のほうに対応しているということでございます。それと、それとは別に先ほども言いましたが、8款2項2目道路新設改良費、道路舗装補修工事請負費でも、3,400万円ほど予算を計上しているところでございます。  また、河川のほうにつきましても、予算書122ページになりますが、この中の河川のほうにつきましても、8款3項1目河川管理費、修繕料が002細目河川維持管理費であります500万円と、その四つ下にございます河川排水路改修・浚渫工事請負費1,700万円、このあたりも地元対応で工事を出したりとかしているところでございます。 319: ◯高橋委員長 佐野委員。 320: ◯佐野委員 私、この質問をしたのはなぜかということなんですけど、いろいろ考え方もあるんですけど、浅羽地域のほうは、合併後6年後にいわゆる都市計画税が課税になっているわけですね。ところが、笠原地域も昔から都市計画税は合併前から課税されているわけですが、浅羽地域も一応あって、その中で都市計画事業、何があったかということになると、下水道事業とか用途地域内の都市計画道路とか、そのぐらいがあったわけでございますが、下水道の処理区域も縮小されて、もう150号線以南にはほとんどないというような状況とかになっている中で、要は、現状的に各自治会長の皆さんと話をしてみると、都市計画税は一体、何に市役所は使っているんだというようなことが結構聞かれるんですよ。  要は、私が説明する段階では、従来どおり、私は都市計画税の使途そのものについては理解はしているつもりでございますけれども、例えば一つの例を言えば、森町袋井インター通り線を使うでしょうと、そういったところの従来のいわゆる借りたお金、公債費に対しての返還とか、そういったものに使っていますよというような話を説明しているわけでございますが、やはり自治会長の中には、いろいろな話をする中には、例えばさっき言ったように、下水道の区域ももう消滅してしまったと、なくなってしまったよと、だけれども、例えば水路とか当然あるわけですよ、家庭の雑排水をいわゆる本河川に流すような水路があるわけですね。そういうところが、例えばもう経年劣化で古くなっちゃったと、別に都市計画でやれとは言っていませんけど、やるというものではありませんが、そういうところで要望を出しても、なかなか事業採択をしてくれないというような現実があるわけですよ。  片方では、例えば区画整理とかやったところについては文化的な生活がもう既にできている、そこも都市計画税は納めているし、恐らく固定資産税も上がっている、その違いもあるんですけれども、やはり税金というのは、私は公平に使っていかなきゃいけないんじゃないかなと思うんです。  ですから、私は、例えば都市計画区域以外のところで、そういった道路とか、あるいは河川のいわゆる改修の要望があれば、例えばもう少し採択頻度を上げてあげて、地元の要望に答えるべきじゃないかと自分は思っているんですが、皆さん方はそう思わないかもしれないですけれども、私はそういうような意味で都市計画税は当然納めますよ、納めますけれども、逆な面で、例えば今言ったような都市計画区域と区域外の文化的な生活とかというのは全然変わってきちゃうわけですから、格差が出るわけですから、同じようなレベルのいわゆるまちづくりに統一するためには、やはり自治会から出ている要望に対しては、そういった区域よりも多目の採択をしてやったらどうかなと私は思うんですよ、事業採択をしてやったら。  私はそう思うんですけど、土屋建設課長はそういうことについてどう考えていますか。 321: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 322: ◯土屋建設課長 地域間のバランス的なものだと思います。  建設課につきましては、毎年、各自治会から要望をもらって、大体900件から1,000件ぐらいの要望をもらっているということで、それぞれ担当者が現場に出向いた中で、地元と話をしながら対応させていただいているというところでございます。  当然、整備の進んでいるところに関しては、要望の件数等も、少なくなっているというところも見受けられるところでございます。建設課としては、出たものを、当然予算には限りがございますので、予算の中で、できる限り地域的なバランスも考える中で、今後も対応してまいりたいと考えてございます。  先ほどの採択頻度というところですが、なかなか今、要望をいただいても半分弱ぐらいしかお応えができないという状況の中で、それでも、それぞれ要望に対しては各地域へ必ず職員が出向いた中で調整をさせていただいているというところで、できる限り要望に応えられるような形ではやっていきたいとは思っておりますが、地域の中の重要度等も勘案をさせていただいているというところもございますので、全てが採択できるというものではないというところは御了承いただければなと思います。 323: ◯高橋委員長 先に、鈴木副市長のほうから説明したいということで。  鈴木副市長。 324: ◯鈴木副市長 都市計画税の関係ですけれども、合併後制度を統一するということでやらせてもらいました。5年ぐらいかけて、合併して3年目、4年目、5年目ぐらい、3カ年かけてきました。都市計画税だものですから、掛けていくと、旧袋井市のほうはいただいていたんですけど、それをこの中でいつから課税するんですかと、それから、どういう区域、対象はどこですか、それから、税率はどのようにしますかと、その三つがポイントだったんです。  今、整理をしてやってきて今の状況になったわけですけれども、納税者から見ると、やはり都市計画税、目的税だものですから街路であったり、区画整理であったり、直接、下水もそうですけれども、直接事業をやって、そこに都市計画税が充当されているよというのが一番わかりやすいんですね。ですが、過疎地域のほうについては余り事業がないものですから、都市計画税は佐野委員もおっしゃったように、過去にやった都市計画事業の公債費、元利償還金、そちらにも充当できるということで、実は浅羽地域にも、公共下水道事業でやった借金がたくさんあるんです。それに充当しているんですけれども、心情が物すごくわかるんですよ。  そういった納税している恩恵がないから、河川のしゅんせつとか何か要件を緩和してとかいうことなんですけれども、それはそうではなくて、やはり全市一律にやっていたものですから、要件は同じにさせてもらって、それで一万円札に印がついていないという考えの中で、政策的にこういう投資というか、お金の使い方をしましょうよということは、内部では意識をしてやっています。  例えば、防潮堤、4工区に分けて造成土を運びましたけど、60万立方メートル。あれ、12億円かかっている。合併特例債とかそういった財源構成でやっていますけれども、ですから、財源がどうなっているという議論するとすごくややこしくなるものですから、政策的に投資をするということの中でやらせてもらっているということで、都市計画税がこうしているからといって何かそこに要件みたいなものをいじると、すごく論理的に不整合になっちゃうものですから、そういうことでお願いしたいなと思います。 325: ◯高橋委員長 佐野委員。 326: ◯佐野委員 今、鈴木副市長からいろいろお話を伺いました。  実際、私が今言わせてもらったことは、地域住民の本音なんですよ。実際のことを言うと。まだまだ都市計画税の使途については、全然納得をしていないというようなものが私にはうかがえます。ただ、説明は今鈴木副市長が言われたようなことを私は地元ではやってはおりますけれども、なかなか理解をしていただけないという面が多いんですけど、要は私、今言ったのは、もう少しと言ったら言葉は悪いですけど、色をつけるというわけじゃなくて、税の使途といいますか、公平な使途に心がけるというようなことをするためには、やはり例えば、都市計画事業がたくさんいろいろ網羅されている区域と、何もないところと同じではいけないんじゃないかなと思うんです。  だから、例えば袋井駅南だって、今からやれば排水対策、治水対策だけで100億円かかるという話でしょう。そういったものが都市計画税で賄っていくわけじゃないですか。そういうようなところがよくなっていて、じゃ、例えば全然、都市計画事業が入っていないところが水路一本も直せないというようなことは、不整合があってはいけないんじゃないかなということを言っているわけです、私は。  必ずしも今言ったように、だから厚くしろとかじゃなくて、やはり地域の要望をよく見てあげて、つけるべきものはつけていくと。そうすれば、納得、理解をしていただけるのではないかなというような意味でございますので、そういったことで、ことしもいろいろ舗装とか、私どもの地域のほうは、浅羽南地区のほうはたまたまいろいろやっていただきまして、皆さんがすごく喜んでいたわけでございます。  基本、基幹道路とか排水路につきましては、やはりなかなか予算的に厳しいというような状況も説明をいたしておきましたので、災害もことしは多かったことですので、そういった意味で非常に予算は厳しいから少し延びますよというような説明を私はしてはおります。おりますけど、やはり今言ったように、税金一つというスタンスで捉えると、そういうような考え方をどこかで持ってもらえるとありがたいなというようなことで、私、意見として申し上げておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 327: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大庭委員。 328: ◯大庭委員 時間があれだものですから、なるべく簡潔に。  8款2項1目道路橋梁管理費は、昨年の5億700万円余から5億2,800万円になりました。8款2項2目道路新設改良費、これが、同じく4億600万円余が4億4,500万円になりました。  平成30年11月に一般質問して、地域の要望について、今の話じゃないですけど、なるべくそれに応えていくべきではないかということを申し上げたわけですが、平成31年度の予算はそうした地域への配慮というのは意識されたのか、改めて確認させていただきます。  それから、8款3項2目治水対策費、これは若干ですが減少していますが、この中で川井西ポンプ場の排水ポンプについて今年度どの程度進めるのか、今年度といわれる当該年度、平成31年度とその後についての見通しをお願いしたいと思います。  ずばり、町なかで道路冠水はもとより、床下浸水が心配される地域というのは、代表的な川井地区、村松地区もそうですが、町なかの戸数からいったら川井が一番多いじゃないかなと思いますが、この見通しをお願いします。  それから、最後に、河川愛護危険箇所草刈業務委託料に関連して、平成31年度さらに拡大する地域の草刈りを支援する考えがあるかどうか、伺います。  全体を通して、特に前田技監がいらっしゃるものですから、県の今、事業費のつけ方、道路、橋梁、それから河川愛護を含めて、今、どのような状況かということ、もしわかったら御答弁いただくとありがたいです。 329: ◯高橋委員長 土屋建設課長。 330: ◯土屋建設課長 それでは、まず、道路関係の予算で、地域への配慮ということでございます。  今、大庭委員のほうからもありましたが、例年、道路関係の予算ということで、2億5,000万円ぐらいを維持していきたいということで、せんだっても大庭委員からの一般質問の中でもお答えをさせていただきました。来年度につきましても、ほぼ同じぐらいの予算計上という部分で、来年度予算として計上させていただいておるところでございます。  次に、川井西ポンプ場の配水ポンプの関係ですけど、今年度、地域のいわゆる川からかなり上流の水路の部分までを、現地のほうを測量調査ということで、原因究明ということで調査をしてまいりました。出口の川の水位が上がってしまうというのもあるんですが、そこへ水路自体もやはり勾配的に若干緩いところもあるというようなところがわかってまいりましたので、来年度に向けては、その対策ということで検討をしていく予定でございます。基本的には、いわゆるポンプを増強したりですとか、機械的な増強というのはなかなか難しいところもあると思いますので、運転の方法ですとか、そういったものを中心に、来年度調整のほうに入っていくという予定でございます。  また、河川愛護の草刈りの業務の関係ですけど、今、袋井市のほうで、河川の草刈り120万平方メートルぐらいをやっていただいているということで、そのうち地元では約3分の1の80万平方メートルということで、残りの部分につきましては市のほうで、急斜面のところですとか、あと市の直営ということで対応させていただいているところでございます。  年々地元でやっていた部分がなかなかできないよということで、市の直営でやる部分も若干最近ふえてきております。ただ、なかなか市のほうも人が限られている話ですので、なかなかたくさんはできませんが、最初よりは年々、ほんの少しではありますが、市のほうでも負担するほうをふやしながらということで、今、3分の1ぐらいは市のほうで作業をさせていただいているという状況でございます。  私のほうからは以上でございます。 331: ◯高橋委員長 前田技監。 332: ◯前田技監 大庭委員のほうから、県の道路整備、それとか河川愛護の予算の配分についてということで御質問ありました。  道路事業につきましては、やはり新設するよりは維持管理のほうにシフトしてきておりまして、舗装補修と橋梁補修については、緊急修繕でかなり危険度の高いところを修繕しまして、それで、予防的修繕のほうに移行しているような状態です。  具体的に言うと、今まで舗装補修という、県道の舗装補修は、打ちかえとかオーバーレイとかやってきましたけれども、緊急修繕で悪いところを終わらせて、今はクラックができているところをアスファルトみたいなのをやっているところが最近すごく出てきていると思うんですけれども、あれは一時的に緊急修繕を終わって、予防修繕に移行した結果、打ちかえではなくてクラックを補修するような形でシフトしている状況です。  橋梁補修についても同じような考え方で、一時的に緊急度の高いところをやって、予防保全に移行したといった状況にあります。  あと、河川愛護ですが、やはり草刈り等、必要な箇所が膨大になってくるものですから、県のほうとしても予算的に回らない部分がありまして、リバーフレンドシップという形で、地元の皆さんのお力をかりながらお願いしていこうというような形になっております。 333: ◯高橋委員長 大庭委員。 334: ◯大庭委員 道路の新設改良、地元の要望に応えて、8款2項2目道路新設改良費、生活道路整備事業、これ、1億752万円余ということでついています。  これ、鈴木副市長にまたお願いしたいんですが、サラリーマン、一般的に退職をされる60、65歳ぐらい、ちょうどそのときに自治会長になるわけです。自治会長になったときに、何も地域に今までほとんどかかわっていない方が、まず自治会の予算を見て、そして地域の事業をする。そうすると、先輩方からあそこの道路を直せだとか、こういうのをするだよといって引き継ぎをする。4件、10件、20件、そういう要望を作成します。そうこうしながら、結局、自治会というか地域に愛着を覚えて、地域の皆さんと同化している。  私、一般質問したときに、1,500件近い地域の要望について、今後、仕組みも含めて見直したいといったんですが、私は今、地域から出されている要望、毎年行われることが、ある意味で地域の皆さん、こういう申し上げ方をすると少し僣越になりますが、地域づくりの学習の第1段階だと思うんですね。まちづくりの、地域づくりの。これを大事に受けとめてさしあげて、予算づけをして、そして、自分が自治会長のときはこういうことをした、ああいうことをしたということで、またその地域を思う。多額な額ではなくてもいいものですから、そういうように地域からの要望をしっかり受けとめていくということがすごい大事だということの認識の中で進めていただきたいです。  実は私も長くこの仕事をやっている関係で、従前は、例えば道路の舗装というのは、袋井市は会社を休んで、直営といいまして、今、本当、直営というのは本来市が100%やるのが直営というんですが、当時の直営というのは、地元の人たちが長靴を履いてスコップ持って出て、それでフィニッシャーでアスファルトを落とすと、厚いアスファルトの上に鋤簾を持ってかき出して、そして一緒になってやる、あれを直営といったんです。  ところが、町なかの人、先ほどの佐野委員じゃないけれども、町なかの人たちは都市計画、いわゆる区画整理からいろいろやっているのに、田舎の皆さんはそれを真面目にやっていたですよ。私は、それはおかしいということで一般質問して、そして今では、直営はまさに2年交代の市が100%やるということになったんですが、そのとき、とある先輩議員は、大庭議員、地域でそうやってやるということはすごい大事なことだよって言って、むしろ先輩議員らはそれを肯定していたんですね。しかし、私、サラリーマンで、会社まで休んでそれをやっているというのは本当に困るということで皆さんから言われて、そういうことを導入して今日になっています。  同じように河川愛護の草刈りもそうでした。急に河川愛護危険箇所草刈業務委託料も1,300万円もつけていますから、過去には今までつけていないお金をつけたということで、画期的な一つの大きな前進ですけれども、事ほどさように、地域がもちろん手伝っていただく、地域から要望を出す、そういうまだ袋井はおくれているかもしれないです。磐田市なんかは、ほとんど太田川はやっちゃいますからね、行政が100%、草刈りは。  そういうことからすると、まだおくれているかもしれませんが、現状の袋井の仕組みの中で予算づけをして、少しでもやってやれと、箇所づけを一係長クラスが小一億円のお金をやれるといったら、皆さんよりもひょっとかしたら仕事やっているじゃないですか。そのぐらいに今、袋井は地域の要望に応えているわけですが、この生活道路維持管理、あるいは生活道路を保全していくという地域の芽を摘まないようにしてほしいと思いますが、いま一度鈴木副市長の御所見をいただきながら、平成31年度の予算づけは決まっちゃっているものですから、昨年並み程度なんですが、もう少し手厚く見てやってほしいということをお願いしたいと思います。
     それから、河川愛護事業もそうなんですが、最初、平成25年にスタートして、平成26年の対象面積が全体で120万平方メートルのうち、危険箇所6万平方メートル、広範囲箇所は約25万平方メートルということで言って、当時は89万平方メートルぐらいをやる予定だったんです。そのまま平成27年から86万平方メートルぐらいに下がりまして、今、80万平方メートルぐらいにじわじわ下がっていると思うんですね。当初、75万平方メートルぐらいまで、要するに4分の3から半分少しぐらいまで持っていきたいという話もしていたんですが、杉保技監が袋井に来ていただいたときに、あの方が先頭に立って分析をしていただいて手をつけてくれたということで、第2の杉保技監に前田技監もなってほしいなと思いを込めて今、申し上げているんですがね。  ぜひとも、みんな高齢化で、刃物持ったらけがをして、本当にそういうことから解放されているということになっているんですが、高橋委員長の三川地区のところなんか、1人当たり700平方メートルだとか、広範囲のものがまだ500平方メートルだとかというのがあるものですから、そういうことからすると、三川地区あたりの方から手紙も私らもらったりして、高橋委員長には失礼だけれども、私らのところに来て、もう苦しいから助けてくれだとか、80歳になったらそういう仕事から解放してほしいだとか、そういう仕組みをつくってほしいと。だから、80歳になったらもうそういうのは自治会でやらせなくてもいいといって、協働まちづくり課からふれを出してほしいと、そういう手紙も来るんですよ。  本当にこれ、深刻な話でして、いま一度現実を見てほしいなという思いがあるものですから、平成31年度予算は決まっちゃっているものですから、鈴木副市長に愁訴するというか、思いで言っていますので、少し温かい心で、あとの議事録が、ああ、袋井の鈴木副市長はいいことを言ってくれたとなるようなお答えをいただきたい。  前田技監には、杉保技監の過去の経過を少しお含みいただいて、これからもお仕事をよろしくお願いしたいと思います。  鈴木副市長から、時間もないものですから、まとめてお願いします。 335: ◯高橋委員長 鈴木副市長。 336: ◯鈴木副市長 昔の歴史的なお話を大庭委員からありましたけれども、確かに昔、直営舗装って、本当に地元で出てみんなで生活道路をやったんですよね。それから、道路負担金というもあったですよね、生活道路用の。ですから、自治会の中で積み立てなんかをしていて、負担金出せるからやっとやれるようになったみたいな。それが、自治体の財政が厳しくなったものですから、地元の負担も、労力としての負担、金銭としての負担も持ってやってきたんですが、もうやはり市が成長してきて、そういったこともやめたらどうだということで、そうしたことはあれしてきましたけれども、じゃ、今の状況がベストかというと、そうではないものですから、これは改善の余地がたくさんあるものですから、やっていきます。  去年の11月市議会のときでしたか、大庭委員から一般質問いただいて、地元要望がこなし切れないでいると、だから地元もストレスがたまるし、いつになったらやってくれるという。それから担当課のほうも、たくさん膨大なのがあって、お断りとか説明をしたりするのに四苦八苦している。それもつらい話なものですから、もう少しお互いウインな関係ができる方策を、今、都市建設部の中で検討しています。まだ形として皆さんに御披露する段階まで行きませんけれども、それを目指しています。河川の草刈りなんかも、改善の余地があると思います。  道路関係だけでざくっと言うと、今、投資的経費が大体全体で、予算ベースで50億円前後なんです、袋井市の投資的経費、予算ベースで。これは少し大きい仕事があったりするとぽんと上がったりしますけれども、それで、その中で道路関係を取り出すと、大体10億円なんですよね。それで、内訳はどうかというと、街路が4億5,000万円で、幹線道路が2億5,000万円。幹線道路は、もう右肩下がりです。言っていたような整備ができて、たくさんどんどんやっていく時代じゃないものですから、ですから、街路が4.5億円、それから幹線道路が2.5億円、それから生活道路が1億円ですね。それであと、地元要望対応とか、これは舗装、修繕も入れて2億円ぐらい、合わせて10億円。そのぐらいの枠の中でどうやって終えるのかということで、枠全体を膨らまかすことはできないんですね、投資的に。その枠があります。  それから、やり方としてどういうやり方が、地元もいいし、役所もいい、みんながよくなる方法というのを、そこを少し今、研究をしています。おっしゃるように、80歳になって出てきてくれというのは少し酷な話かなと思いますので、対応していきたいと思います。 337: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  鈴木副市長から方向性を示していただきましたから、我々議員としても、地元の声には応えつつ、市全体の財政も見据えて、やはりバランスを持った方向性、全てを地元の皆さんは市に投げたいという気持ちはありますが、それをやってしまったらまた成り立たないところもありますので、そこら辺はやはり説明責任も果たしつつ、行政にも応分のきちっとした責任を果たしてもらって、そういうことをやはり求めていきたいと思います。  若干、延長というお話をする時間もなく過ぎてしまいましたけれども、以上で建設課所管を終了し、本日はこれで会議を閉じたいと思いますが、よろしいでしょうかね。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 338: ◯高橋委員長 じゃ、以上で、本日の会議を終了したいと思います。                (午後5時14分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...