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  1. 袋井市議会 2018-03-12
    平成30年建設経済委員会 本文 開催日:2018-03-12


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成30年建設経済委員会 本文 2018-03-12 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 322 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯高橋委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯高橋委員長 選択 4 : ◯高橋委員長 選択 5 : ◯本多環境政策課長 選択 6 : ◯高橋委員長 選択 7 : ◯高橋委員長 選択 8 : ◯羽蚋農政課長 選択 9 : ◯高橋委員長 選択 10 : ◯佐野委員 選択 11 : ◯高橋委員長 選択 12 : ◯羽蚋農政課長 選択 13 : ◯佐野委員 選択 14 : ◯高橋委員長 選択 15 : ◯高橋委員長 選択 16 : ◯村田産業政策課長 選択 17 : ◯高橋委員長 選択 18 : ◯伊藤委員 選択 19 : ◯高橋委員長 選択 20 : ◯村田産業政策課長 選択 21 : ◯伊藤委員 選択 22 : ◯高橋委員長 選択 23 : ◯村田産業政策課長 選択 24 : ◯高橋委員長 選択 25 : ◯鈴木副委員長 選択 26 : ◯高橋委員長 選択 27 : ◯高橋委員長 選択 28 : ◯榛葉建設課長 選択 29 : ◯高橋委員長 選択 30 : ◯木下委員 選択 31 : ◯高橋委員長 選択 32 : ◯榛葉建設課長 選択 33 : ◯高橋委員長 選択 34 : ◯木下委員 選択 35 : ◯高橋委員長 選択 36 : ◯佐野委員 選択 37 : ◯高橋委員長 選択 38 : ◯榛葉建設課長 選択 39 : ◯佐野委員 選択 40 : ◯高橋委員長 選択 41 : ◯高橋委員長 選択 42 : ◯土屋都市整備課長 選択 43 : ◯高橋委員長 選択 44 : ◯鈴木副委員長 選択 45 : ◯高橋委員長 選択 46 : ◯土屋都市整備課長 選択 47 : ◯高橋委員長 選択 48 : ◯高橋委員長 選択 49 : ◯高橋委員長 選択 50 : ◯本多環境政策課長 選択 51 : ◯高橋委員長 選択 52 : ◯木下委員 選択 53 : ◯高橋委員長 選択 54 : ◯本多環境政策課長 選択 55 : ◯高橋委員長 選択 56 : ◯佐野委員 選択 57 : ◯高橋委員長 選択 58 : ◯本多環境政策課長 選択 59 : ◯高橋委員長 選択 60 : ◯大場委員 選択 61 : ◯高橋委員長 選択 62 : ◯本多環境政策課長 選択 63 : ◯高橋委員長 選択 64 : ◯鈴木副委員長 選択 65 : ◯高橋委員長 選択 66 : ◯高橋委員長 選択 67 : ◯村田産業政策課長 選択 68 : ◯高橋委員長 選択 69 : ◯伊藤委員 選択 70 : ◯高橋委員長 選択 71 : ◯村田産業政策課長 選択 72 : ◯高橋委員長 選択 73 : ◯伊藤委員 選択 74 : ◯高橋委員長 選択 75 : ◯村田産業政策課長 選択 76 : ◯高橋委員長 選択 77 : ◯鈴木産業環境部長 選択 78 : ◯高橋委員長 選択 79 : ◯伊藤委員 選択 80 : ◯高橋委員長 選択 81 : ◯木下委員 選択 82 : ◯高橋委員長 選択 83 : ◯木下委員 選択 84 : ◯高橋委員長 選択 85 : ◯木下委員 選択 86 : ◯高橋委員長 選択 87 : ◯木下委員 選択 88 : ◯高橋委員長 選択 89 : ◯木下委員 選択 90 : ◯高橋委員長 選択 91 : ◯木下委員 選択 92 : ◯高橋委員長 選択 93 : ◯村田産業政策課長 選択 94 : ◯高橋委員長 選択 95 : ◯大場委員 選択 96 : ◯高橋委員長 選択 97 : ◯村田産業政策課長 選択 98 : ◯高橋委員長 選択 99 : ◯大場委員 選択 100 : ◯高橋委員長 選択 101 : ◯大場委員 選択 102 : ◯高橋委員長 選択 103 : ◯高橋委員長 選択 104 : ◯鈴木産業環境部長 選択 105 : ◯高橋委員長 選択 106 : ◯村田産業政策課長 選択 107 : ◯高橋委員長 選択 108 : ◯大場委員 選択 109 : ◯高橋委員長 選択 110 : ◯大場委員 選択 111 : ◯高橋委員長 選択 112 : ◯佐野委員 選択 113 : ◯佐野委員 選択 114 : ◯高橋委員長 選択 115 : ◯村田産業政策課長 選択 116 : ◯高橋委員長 選択 117 : ◯佐野委員 選択 118 : ◯高橋委員長 選択 119 : ◯鈴木産業環境部長 選択 120 : ◯高橋委員長 選択 121 : ◯鈴木副委員長 選択 122 : ◯高橋委員長 選択 123 : ◯鈴木産業環境部長 選択 124 : ◯高橋委員長 選択 125 : ◯村田産業政策課長 選択 126 : ◯高橋委員長 選択 127 : ◯村田産業政策課長 選択 128 : ◯鈴木副委員長 選択 129 : ◯村田産業政策課長 選択 130 : ◯鈴木副委員長 選択 131 : ◯高橋委員長 選択 132 : ◯鈴木副委員長 選択 133 : ◯高橋委員長 選択 134 : ◯鈴木副委員長 選択 135 : ◯村田産業政策課長 選択 136 : ◯鈴木副委員長 選択 137 : ◯鈴木産業環境部長 選択 138 : ◯高橋委員長 選択 139 : ◯鈴木副委員長 選択 140 : ◯鈴木産業環境部長 選択 141 : ◯鈴木副委員長 選択 142 : ◯高橋委員長 選択 143 : ◯鈴木副委員長 選択 144 : ◯村田産業政策課長 選択 145 : ◯鈴木副委員長 選択 146 : ◯鈴木副市長 選択 147 : ◯鈴木副委員長 選択 148 : ◯高橋委員長 選択 149 : ◯高橋委員長 選択 150 : ◯高橋委員長 選択 151 : ◯本多環境政策課長 選択 152 : ◯高橋委員長 選択 153 : ◯羽蚋農政課長 選択 154 : ◯高橋委員長 選択 155 : ◯伊藤委員 選択 156 : ◯高橋委員長 選択 157 : ◯羽蚋農政課長 選択 158 : ◯高橋委員長 選択 159 : ◯伊藤委員 選択 160 : ◯高橋委員長 選択 161 : ◯羽蚋農政課長 選択 162 : ◯伊藤委員 選択 163 : ◯高橋委員長 選択 164 : ◯羽蚋農政課長 選択 165 : ◯伊藤委員 選択 166 : ◯高橋委員長 選択 167 : ◯佐野委員 選択 168 : ◯高橋委員長 選択 169 : ◯羽蚋農政課長 選択 170 : ◯高橋委員長 選択 171 : ◯佐野委員 選択 172 : ◯高橋委員長 選択 173 : ◯羽蚋農政課長 選択 174 : ◯高橋委員長 選択 175 : ◯佐野委員 選択 176 : ◯高橋委員長 選択 177 : ◯羽蚋農政課長 選択 178 : ◯高橋委員長 選択 179 : ◯木下委員 選択 180 : ◯高橋委員長 選択 181 : ◯羽蚋農政課長 選択 182 : ◯高橋委員長 選択 183 : ◯木下委員 選択 184 : ◯高橋委員長 選択 185 : ◯羽蚋農政課長 選択 186 : ◯高橋委員長 選択 187 : ◯大場委員 選択 188 : ◯高橋委員長 選択 189 : ◯大場委員 選択 190 : ◯高橋委員長 選択 191 : ◯羽蚋農政課長 選択 192 : ◯大場委員 選択 193 : ◯佐野委員 選択 194 : ◯大場委員 選択 195 : ◯羽蚋農政課長 選択 196 : ◯高橋委員長 選択 197 : ◯羽蚋農政課長 選択 198 : ◯高橋委員長 選択 199 : ◯羽蚋農政課長 選択 200 : ◯佐野委員 選択 201 : ◯羽蚋農政課長 選択 202 : ◯高橋委員長 選択 203 : ◯大場委員 選択 204 : ◯高橋委員長 選択 205 : ◯羽蚋農政課長 選択 206 : ◯大場委員 選択 207 : ◯高橋委員長 選択 208 : ◯羽蚋農政課長 選択 209 : ◯大場委員 選択 210 : ◯高橋委員長 選択 211 : ◯鈴木副委員長 選択 212 : ◯高橋委員長 選択 213 : ◯羽蚋農政課長 選択 214 : ◯鈴木副委員長 選択 215 : ◯高橋委員長 選択 216 : ◯羽蚋農政課長 選択 217 : ◯高橋委員長 選択 218 : ◯鈴木副委員長 選択 219 : ◯高橋委員長 選択 220 : ◯鈴木副委員長 選択 221 : ◯羽蚋農政課長 選択 222 : ◯鈴木副委員長 選択 223 : ◯高橋委員長 選択 224 : ◯鈴木副委員長 選択 225 : ◯鈴木副市長 選択 226 : ◯鈴木副委員長 選択 227 : ◯高橋委員長 選択 228 : ◯高橋委員長 選択 229 : ◯高橋委員長 選択 230 : ◯榛葉建設課長 選択 231 : ◯高橋委員長 選択 232 : ◯鈴木副委員長 選択 233 : ◯高橋委員長 選択 234 : ◯鈴木副委員長 選択 235 : ◯榛葉建設課長 選択 236 : ◯鈴木副委員長 選択 237 : ◯高橋委員長 選択 238 : ◯鈴木副委員長 選択 239 : ◯高橋委員長 選択 240 : ◯佐野委員 選択 241 : ◯高橋委員長 選択 242 : ◯榛葉建設課長 選択 243 : ◯高橋委員長 選択 244 : ◯佐野委員 選択 245 : ◯高橋委員長 選択 246 : ◯榛葉建設課長 選択 247 : ◯高橋委員長 選択 248 : ◯高橋委員長 選択 249 : ◯高橋委員長 選択 250 : ◯石田都市計画課長 選択 251 : ◯高橋委員長 選択 252 : ◯木下委員 選択 253 : ◯木下委員 選択 254 : ◯高橋委員長 選択 255 : ◯木下委員 選択 256 : ◯高橋委員長 選択 257 : ◯石田都市計画課長 選択 258 : ◯高橋委員長 選択 259 : ◯大場委員 選択 260 : ◯高橋委員長 選択 261 : ◯大場委員 選択 262 : ◯高橋委員長 選択 263 : ◯石田都市計画課長 選択 264 : ◯大場委員 選択 265 : ◯高橋委員長 選択 266 : ◯榛葉建設課長 選択 267 : ◯高橋委員長 選択 268 : ◯石田都市計画課長 選択 269 : ◯高橋委員長 選択 270 : ◯伊藤委員 選択 271 : ◯高橋委員長 選択 272 : ◯石田都市計画課長 選択 273 : ◯高橋委員長 選択 274 : ◯伊藤委員 選択 275 : ◯高橋委員長 選択 276 : ◯石田都市計画課長 選択 277 : ◯高橋委員長 選択 278 : ◯大場委員 選択 279 : ◯高橋委員長 選択 280 : ◯石田都市計画課長 選択 281 : ◯高橋委員長 選択 282 : ◯鈴木副委員長 選択 283 : ◯高橋委員長 選択 284 : ◯鈴木副委員長 選択 285 : ◯鈴木副市長 選択 286 : ◯鈴木副委員長 選択 287 : ◯高橋委員長 選択 288 : ◯高橋委員長 選択 289 : ◯土屋都市整備課長 選択 290 : ◯高橋委員長 選択 291 : ◯大場委員 選択 292 : ◯高橋委員長 選択 293 : ◯土屋都市整備課長 選択 294 : ◯高橋委員長 選択 295 : ◯佐野委員 選択 296 : ◯高橋委員長 選択 297 : ◯土屋都市整備課長 選択 298 : ◯高橋委員長 選択 299 : ◯佐野委員 選択 300 : ◯高橋委員長 選択 301 : ◯土屋都市整備課長 選択 302 : ◯高橋委員長 選択 303 : ◯鈴木副委員長 選択 304 : ◯高橋委員長 選択 305 : ◯土屋都市整備課長 選択 306 : ◯高橋委員長 選択 307 : ◯木下委員 選択 308 : ◯木下委員 選択 309 : ◯木下委員 選択 310 : ◯高橋委員長 選択 311 : ◯土屋都市整備課長 選択 312 : ◯高橋委員長 選択 313 : ◯高橋委員長 選択 314 : ◯内山下水道課長 選択 315 : ◯高橋委員長 選択 316 : ◯内山下水道課長 選択 317 : ◯高橋委員長 選択 318 : ◯伊藤委員 選択 319 : ◯高橋委員長 選択 320 : ◯内山下水道課長 選択 321 : ◯高橋委員長 選択 322 : ◯高橋委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開会)      開   会 ◯高橋委員長 ただいまから市議会建設経済委員会を開会いたします。  付託議案の審査9件、協議事項3件、報告事項4件、所管事務調査3件、その他資料提供7件がございます。  それでは、初めに、当局を代表して鈴木副市長より御挨拶をいただきます。  鈴木副市長。 2: ◯鈴木副市長 皆様、おはようございます。  先週の一般質問に続きまして、今週は委員会で、平成30年度の当初予算を中心とした審査ということでよろしくお願いしたいと思います。  委員長からもお話がありましたけれども、昨日の3・11、東日本から7年目ということで、実は友好協定を結んでいる岩沼市のほうへは金原富雄理事に追悼式のほうに参加をしていただいております。  それから、浅羽南の津波避難区域、こちらは、今、浅羽南地区に全部で八つの自治会がありますが、住民登録では3,700人余の方々が生活をしているということで、きのうもそのうち参加者──確実に集計できていないところがあります。民間の屋上とかいろいろありますので──1,000人は少し超えたというようなことで、けさ報告を受けました。  それで、最大波高が10メートルの津波が地震発生後押し寄せるのが18分後と。その前に物すごく小さい波が来る、津波が来るんですけれども、最大で10メートルが18分後に来るということで、18分以内にどのぐらいの人が避難できるかというような計測をして、それより時間がかかった人はどういうことで時間がかかったかというのをアンケートをとってということで、今防災のほうで分析に入っております。次に生かしたいなと思います。  いずれにしても、揺れたらすぐ逃げるということを体で覚えるまで、昼、夜、いろいろな施設の中で訓練するのが大事だなということで、私も浅羽南小学校の屋上で、そうしたことで様子を見ながらそんなお話もさせてもらいました。今後も引き続きそうしたことが必要だなと、訓練が必要だなと実感した次第です。  予算というか、平成30年度予算の審査が中心になるんですが、少し触れますと、会派の説明とか全員協議会で少し中身については御報告させていただいておりますけれども、一般会計予算総額323億5,000万円ということで、前年度対比1.5%の減です。これは、例えば予算総額が300億円だと、1%って3億円ですよね。ですから、何か少し大型な事業が本格化したとか、あるいは完了したとなると、その余波で1%、2%はすぐ動くものですから、全体としては前年度比同レベルの予算規模かなと思っております。ですが、歳出のほうが相当やはり傾向が出てきています。性質的な分類というのがありますけれども、それは義務的経費とか投資的経費、あるいはそうした中で、例えば人件費とか扶助費とか公債費とかってありましたよね。それから、物件費もあるし補助費もあるしと、その中に投資的経費もあるわけですけれども、扶助費以外は全部三角マークです。ですから、子育てであったりとか高齢化対策であったり、そうしたところへのお金がかかってきていると。それをほかのところでカバーしているというような構図が少し鮮明になってきましたね。平成29年度を見るとまだまだそこまでは行っていないんですよね。平成28年度を見るとまだそこまで行っていない。だんだんそういうのが鮮明になってきて、恐らくこういうトレンドは当分の間続くんだろうなと思います。  そうした中で、建設経済委員会なものですから、投資的経費のところを中心にいろいろ議論するわけですけど、都市建設部、水道部については、やはり市民生活を支えるインフラ、これをどうやって効率よく維持管理していくかというところと、あるいは新しいこともやっていかなければいけない。その選択と集中をどういう考えのもとにやっていくか、ここら辺が予算審査の論点になるんじゃないかなと思います。  それから、産業環境部については、やはりしっかり稼いでもらって税収もアップさせるというところで、いろいろなところへつながっていきますので、事業所、企業の皆さんがいかに稼げるようになるかという、そういったのは、行政側としてどういうスキーム、体制、環境をつくってあげるかというところが論点になるんじゃないかなと思います。  さまざまほかにもいろいろ論点はありますけれども、この委員会が充実した審査ができますよう期待して、挨拶とします。よろしくお願いしたいと思います。 3: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  それでは、付託議案の審査に入ります。  あらかじめ申し上げておきますけれども、会議録作成のために録音をしております。大きな声で発言をお願いしたいと思います。  また、今回からタブレットということでございますので、発言の際には案件の冒頭の整理番号を復唱していただいて、皆さんが共有できるようにお願いしたいと思いますのでよろしくお願いします。
     ────────────────────────────────────────      平成30年2月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第1号 平成29年度袋井市一般会計補正予算(第5号)について─所                管部門─ 4: ◯高橋委員長 それでは、最初に、議第1号 平成29年度袋井市一般会計補正予算(第5号)についてのうち所管部門を議題といたします。  補正予算書の歳出の款項目の順に当局から説明を求めます。  最初に、環境政策課の所管からお願いいたします。  本多環境政策課長。 5: ◯本多環境政策課長 (省略) 6: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしてまいります。  よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯高橋委員長 質疑もないようですので、以上で終了といたします。  続いて、農政課所管についてを議題といたします。  羽蚋農政課長。 8: ◯羽蚋農政課長 (省略) 9: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。  佐野委員。 10: ◯佐野委員 今、6款2項1目土地改良助成費の中で、浅羽揚水機場の長寿命化ということで750万円の減額補正があったわけでございますが、これ、事業はやられたということなのか、事業を持ち越したということなのか、少しその辺がはっきりしなかったものですから、もう一度その辺、事業の状況について御説明をいただきたいと思います。 11: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 12: ◯羽蚋農政課長 ただいまの浅羽揚水機場の工事の関係でございます。事業については、今実施しております。ただし、国のほうの補正もございまして、一部について繰り越しというようなことになります。当初が事業全体で1億6,000万円というようなことでございましたが、今回の補正で1億円超の事業費になりますので、負担金が当初2,000万円を1,250万円ということで750万円を減額するものでございまして、平成30年度予算にその分を繰り越すというようなことで予定をしてございます。 13: ◯佐野委員 ありがとうございます。 14: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で本件を終了といたします。ありがとうございました。  引き続き、産業政策課所管についての説明をお願いします。  村田産業政策課長。 16: ◯村田産業政策課長 (省略) 17: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。  伊藤委員。 18: ◯伊藤委員 産業立地補助金の減の部分ですけれども、人が、雇用が当初見込んだよりも少なかったということなんですが、それは、先ほどの質問もあれですけれども、人が要は募集をかけてもいなかったのか、もしくは本当に実際の計画どおりの雇用の募集をかけなかったのか教えてください。 19: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 20: ◯村田産業政策課長 今の2社分の状況でございますが、当初予算額というのは、1年前の段階で企業と協議をしまして、その時点の事前計画書を出していただき、それに基づいて私たちは予算要求をします。  今回、実際に申請があった時点で、1社分については20人予定をしていたところ7人で、結局雇用がそれで済んだということで聞いています。それから、もう一社につきましては11人に対して2人ということで、これ、計画よりも若干縮小になったんですけれども、結果として人が集まらなかったということでこの雇用人数だと伺っています。 21: ◯伊藤委員 済みません、趣旨が、私、少しずれて申しわけないです。  募集をかけたけど人がいなかったのか、もしくは、要は企業側の都合で事業縮小ということで人を集めなかったのか、それは募集をかけなかったのか。どちらかというと、今課長おっしゃったのは、要は募集をかけたけれども、この地域、管内で少し人が集まらなかったという認識でよろしかったでしょうかね。 22: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 23: ◯村田産業政策課長 この点に関しましては、もう少し企業側にも詳しく聞かなければいけないんですけれども、今伺っている時点では、予定をしていた人数から少なかったものですから、募集をかけたんですけれども少なかったというような状況で伺っています。 24: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 25: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 26: ◯高橋委員長 1点言っておきたいのは、森町と袋井市でまたがっていたという点で減額という点ですけど、それはもう申請の段階でそこら辺は把握していなきゃならない問題なので、そこの辺はまた注意して、気をつけていただきたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27: ◯高橋委員長 ないようですので、本件は終了といたします。  続いて、建設課所管の説明をお願いいたします。  榛葉建設課長。 28: ◯榛葉建設課長 (省略) 29: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。  木下委員。 30: ◯木下委員 いつも道路とか、何か工事をやるときには、地権者の承諾というのに物すごい時間がかかっているとは思うんですけど、見込みとして、どんな感じなんですかね。何人の方と交渉中なのか、どの程度でめどがつくのか。というのは、道路って、インフラというのは物すごい大切なことだと思っているものですから、そこら辺はやはりしっかり対応できるような形で条件等のめどはどうなっているかというところを御説明いただきたいと思います。 31: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 32: ◯榛葉建設課長 ただいまの木下委員の御質問にお答えを申し上げます。  ただいま市道3路線ということで御案内申し上げました。順に御説明を申し上げますと、川会26号線と申し上げましたが、建設する鉄道事業者と平成28年来協議を重ねさせていただいておるわけなんですが、平成28年度までと平成29年度と、先方のほうからもう少し基準に基づいてしっかりした検証をして、その整理をした上で協議したいという、平成28年度まではない状況といいますか、そういったものが示されたものですから、改めてその手続をしていくということで少し変わりましたということでございますが、これは平成30年度には協議を調えて、引き続き事業に入っていきたいと考えてございます。  それから、東小篠ヶ谷線につきましては、墓地の関係者はもちろんということで、いわゆる先般日本共産党様からの代表質問にございましたが、所有者不明の土地に少し関係した部分でございまして、今一生懸命調査をさせていただいているんですが、これがなかなか進みにくいところがございます。一旦その調査が明らかになるまで少し予算のほうの執行は待とうかなと思ってございまして、ただ、本線の拡幅をしていく中で、その土地に影響できないようなことができないかというようなことも含めて、少し検討しているということでございます。  それから、もう一路線の北574号線につきましては、1名の方から条件が少し示されてございまして、その条件というのは、本線以外に自分のお住まいの近くの市道をあわせて改良できないかというようなことを示されています。そこはなかなか市民には対応できないものですから、そういったところがなかなか交渉の中で折り合いがという状況がございますが、地域の皆様にも少しお話をさせていただいて、今鋭意解決に向かって努力をさせていただいているという、そんな状況でございます。よろしくお願いします。 33: ◯高橋委員長 木下委員。 34: ◯木下委員 お話をお聞きすると、やはり新たな提案とか、それからお一人の方ということもあるんですけど、やはり道路というのは全部つながっているわけですから、たくさんの方に影響が、そこに定住されている方以外でも通行される方がたくさんいらっしゃるので、なるべく早くいろいろなことで解決できるところはしていっていただいて、お一人の方のお話、もちろん大切なことなんですけど、やはり全体をバランスよくやっていって、交渉のほうを努力していっていただきたいなと思います。これ、提案です。よろしくお願いします。 35: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 36: ◯佐野委員 1点お伺いしたいんですけれども、本件については協働のみちづくり事業で該当している事業であるかどうかということと、やはりこれから厳しい財政状況の中で道路事業等を円滑に進めていく上には、やはり地権者とか、建物とか、関係する方がそれなりに理解を示していただいて、道路の必要性というものを理解していただいて進めなければ、毎年毎年こういうような形でいろいろな状況が加わってきて、減額しました、あるいは増額しましたという補正が加わってくるのではないか。となると、要は当初計画した道路計画がスムーズに進んでいかないという弊害が出てくると思うんですよね。  そういったことで、今榛葉建設課長から説明がありました川会26号線以下3路線については、協働のみちづくりとか、本来やはり、私どももいろいろ自治会の話を聞いていて、地権者の協力がなければなかなか道路は難しいということで、時間ばっかり要しちゃって、その単年度に消化していくのは非常に難しいという問題が現実ございますので、やはり道路整備に当たっては、協働のみちづくり事業以外の事業もあるかもしれないですけれども、原則そこのところについては地域の方と話をして、事前にいわゆる用地の協力が得られるかどうか確認したものを予算化すべきではないかなと私は感じるんですが、その辺、少し担当課長の考え方を伺いたいと思います。 37: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 38: ◯榛葉建設課長 ただいまの佐野委員の御質問にお答えを申し上げます。  生活道路の整備ということで、協働のみちづくりを活用しているというあたりの御質問でございますが、御指摘のとおりでございまして、協働のみちづくり事業によりまして、事業化前に生活道路につきましては関係の皆様の合意形成を図った上で事業に着手していくという制度でございますので、基本的には事業に着手していく時点では皆さんの合意を得ているということがございます。  しかしながら、実際におおむね中心線なんかとか道路幅員なんかとかというものをあらかじめまとめて合意形成を得た中で事業着手するわけなんですが、個別に話をさせていただきますと、補償物件等で費用面でなかなか折り合えないと、持ち出しがあるとは思っていなかったとか、そういった説明をさせていただいているんですが、思ったより大きかったとか、そういったところで時間を要している例は幾つもございます。そういったところでなかなかうまくいかないところがございますので、そのあたりも含めてきっちり、基本的には100%全員の合意形成を得て進めていくべきものかなと考えてございます。  そういった中で、今回の3路線の状況でございますが、幾つかの川会の道路については協働のみちづくり事業をやってございます。これについては、鉄道事業者らと当初からの協議が若干時間を要してしまったということでございます。  それから、あとの2路線は当然地域要望ということがございますが、とりわけ小学校の通学路とかという、あと近辺の大型車両が通ったりということで、交通安全対策というような性格もございまして、何とか事業を進めていきたいと進めてございました。  そういった中で少しそういったことがあったものですから、全員の合意を得て速やかに、現場のほうに入ったときには短期間でできるようにということで調整をさせていただいているということでございます。基本的には事業化前にしっかりと100%の合意を得てやるべきものと認識しておりますので、そのところはしっかり取り組んでまいりたいと思ってございます。よろしくお願いします。 39: ◯佐野委員 ありがとうございます。 40: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯高橋委員長 ないようですので、建設課所管については終了といたします。  引き続いて、都市整備課所管について説明をお願いいたします。  土屋都市整備課長。 42: ◯土屋都市整備課長 (省略) 43: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。  鈴木委員。 44: ◯鈴木副委員長 ありがとうございます。まただんだん道路もつけかわって、事業が進んでいるなというのが見えてきた地域なんですけれども、やはりこうやって、市民感覚でいきますと、減額があると本当に平成31年は大丈夫かなというところですけれども、確認の意味で、事業の進捗状況、平成29年度のところの予定した部分は順調に進んでいるかどうかを1点確認させてください。 45: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 46: ◯土屋都市整備課長 ただいまの上山梨地区における街路整備事業の進捗状況ということでございます。こちらの地区におきましては、県が施行しております袋井駅森線、それと市のほうが施行しております山梨中央通り線、それと、それらを補完する目的で実施しております区画整理事業と、この3本立てで事業を進めているところでございます。  こちらの進捗状況につきましては、県の袋井駅森線につきましては、おおむね平成29年度で60%の進捗を図っているというところでございます。県への負担金が若干減っておりますが、こちらのほうにつきましては、やはり県のほうも補助事業の交付率が若干低いということで少し減っておるところがございます。ただ、県のほうにつきましては、県の単独費等も入れた中で、できるだけ事業の進捗が図れるというような形で対応していただいておりますので、今のところ順調に進んでいるというようなところで市のほうは見ております。  それと、市のほうで減額をいたしました委託料につきましては、こちらにつきましては、補償物件の再算定を行う委託料でして、今回県のほうで予定していた県道のほうをできるだけ先行していきたいということで、区画整理地内で予定していた件数を、県道の山梨中央通り線との交差点部分、こちらの部分の物件移転に充てるということで、その再算定をする委託に係る件数が減ったということで、実際には事業費的には、件数は減ったものの進んでおりますので、事業費にはそれらの委託に関して、減った分で事業がおくれているということはございません。  なお、山梨中央通り線につきましては、現在進捗率で、先行取得等も入れまして40%強の進捗率を図ってございます。区画整理事業につきましても50%弱の進捗ということですので、市としては、ほぼ予定どおりの、若干やはり事業費の内示の低いところで苦慮しているところはございますが、今のところ計画どおりのことで進むというようなことで思っております。  また、工事費の減額につきましても、500万円の減額ですが、これは県道の、今回、山梨郵便局の北あたり、ちょうど湾曲しているところが今県のほうの施工で直線な形で形態をしておりますが、そこに郵便局側から取りつけるための道路ということで、どうしてもそこのところが県との調整で平成30年度になったということで、こちらについても平成30年度工事の中で対応していくということで、進捗的には大きな進捗はないというもので考えてございます。 47: ◯高橋委員長 そのほかはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯高橋委員長 ないようですので、都市整備課所管については以上で終了といたします。  以上をもちまして、議第1号の所管部分については終了といたします。  ────────────────────────────────────────         イ 議第6号 平成30年度袋井市一般会計予算について─所管部門─ 49: ◯高橋委員長 引き続いて、議第6号 平成30年度袋井市一般会計予算についてを議題といたします。  予算の歳出の款項目の順に当局から説明を求めます。  ただし、水道課所管については、4款1項1目に該当予算がありますが、その部分については、議第14号 平成30年度袋井市水道事業会計予算についての説明の際にあわせて説明をお願いします。また、下水道課所管についても、4款1項7目に該当予算がありますが、審査の都合上、こちらは説明は一般会計予算の最後でお願いをいたします。  なお、2款1項15目地方創生推進費の中にそれぞれ所管の説明がありますが、あわせて所管の説明の中でお願いをいたします。  それでは、最初に、環境政策課所管についての説明をお願いします。
     本多環境政策課長。 50: ◯本多環境政策課長 (省略) 51: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしたいと思います。  木下委員。 52: ◯木下委員 ごみの件に関して今御説明をいただきましたけど、資源ごみの回収、自治会で奨励金が交付されています。毎回かなり袋井市の場合は丁寧な分別をするということで、自治会の方たちも高齢化している中で少し負担が大きいんじゃないかなという声がかなり上がっているようなんですけど、その辺に関して、どうですかね、何か分別の方法とか少し簡易化できるところはないのかなというところが一つあって、資源ごみ、もちろんペットボトルとか缶とかはいわゆるリサイクル的にやって、収益も上がるとは思うんですけど、そこら辺が少し負担が大きいという声があるので少し簡易化できないかなというのが1点と、それから、自転車とか電化製品等の盗難がかなり多くて、いろいろな対策を自治会でもやっているようなんですけど、その辺、はっきり言えば、ごみとして出してしまっているもので、市の所有となって、市の収益になるというものなんですけど、自治会の方に少しその辺の負担が大きいんじゃないかなという。なるべく盗難等に関しては、特に自分たちで何かをするということはなくて、報告のみになるとは思うんですけど、対策をしっかりできているかなというところをお答えいただきたいなと思います。 53: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 54: ◯本多環境政策課長 木下委員の御質問にお答えを申し上げます。  資源ごみの回収につきましては、それこそ地域の役員、また、住民の皆さんにまずもって、早朝、また、夕方等、お忙しい中出ていただきまして、その取り組みについては敬意を表しているところでございます。  このような中、資源ごみにつきましては、缶、瓶、金物、小型電化製品、もろもろという形の中、それぞれ役員をつけていただいてやっていただいているというのも承知しております。本当に真面目に取り組んでいただいているところもございます。そのような中、かなり御負担もかけているという部分があるのかなと、今、お話を伺いました。  年度初めに環境美化指導員推進会議というのをやりまして、各自治会連合会長か自治会連合会から1人推薦された方、また、自治会から1人ずつ集まっていただきまして、そのような会議を行っている中でもいろいろな御意見をいただいております。  このような中で、また、そのような御意見等を委員からもいただきましたので、いま一度そのような負担があるかどうかというのは担当課としても考えていきたいと思いますし、また、ごみに対する、平成30年度から検討会も内部で持てるところもありますので、総合的な見地からそんなことも考えてまいりたいと思います。  また、2点目のごみの盗難の関係でございますが、従来から袋井市で結構資源ごみを、回収したものを持ち去るという案件がございました。平成29年度、それを受けまして、警察とも協力をいたしまして、かなりその件数の多くを占めていると思われるものを1件検挙したところでございます。これによりかなり大きくは減りました。ただ、まだまだゼロにはなっていないというところもございますので、これについては引き続き取り組んでまいりたいと思いますし、また、推進会議の中でも、地域の方に説明する際にも、やはり、例えばトラブル等があってけがをされてとか、そういうことだけは一切ないようにしていただきたいというお話もしております。ですので、情報が入ったら速やかに報告していただくということをお願いしてまいりたいと、また引き続きお願いしたいと思います。 55: ◯高橋委員長 よろしいですか。そのほかはいかがでしょうか。  佐野委員。 56: ◯佐野委員 木下委員の意見に関連してですが、私もこの間一般質問させていただいたんですけど、やはり外縁部の高齢化とか少子化というのは非常に進んでいるし、またこれからどんどんどんどん加速するのではないかなと考えられます。  今のは少し関連するんですけれども、やはりごみの出し方とか、収集の仕方についても、要はよく言われる2025年問題、団塊世代が75以上になるというような状況になったときに慌ててやるのではなくて、例えば2030年には袋井市はこういうようなやり方をするんですというようなことをあらかじめ検討していかないと、その時点になって検討してもばたばたするだけですし、自治会の皆さんにもいろいろ負担があろうかと思いますから、どうかここは環境政策課だけではなくて、いろいろな課が連携して、どういうような形にしたら一番効率的といいますか、効果的なのかというものをあらかじめ少し私は検討する段階に入っていると思いますよ。意外と一般質問の答弁を聞いていても、市役所側はのんびりしているなという私は感じがしています。もうどんどんどんどんレールを引いていかないと、その時点ではもう絶対に間に合わないですから、また対応ができなくなるという問題になりますので、その点については、私、今、木下委員からもくしくも質問がありましたが、念を押して、もう一回本当に委員が集まったら再検討しておいていただきたいなと。ぜひその点についてはお願いしたいなと思います。これは要望でございます。 57: ◯高橋委員長 いいですか。  要望ということだけど回答を。少し重要な問題ですので。  本多環境政策課長。 58: ◯本多環境政策課長 佐野委員から御要望をいただきました。  ごみの問題についてはこれから大きな局面を迎えるかなと考えております。これからの経費の問題、それに対する対応、また、そういうものを総合的に見直す必要があるということで、一般質問の中でも検討委員会を平成30年から設けるということでお話を原田市長からしたものでございます。その検討委員会の中で、今委員からもお話をいただきましたので、そのような部分もぜひ検討の項目に入れてまいりたいと思います。 59: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大場委員。 60: ◯大場委員 予算説明資料109ページの中で、4款衛生費、1項保健衛生費、7目の環境衛生費の中で、平成29年度新たにいろいろ加えていただきました新エネルギー機器導入促進奨励金の関係ですが、給湯器の関係は説明いただいたとおりかと思いますが、それぞれ太陽光でありますとか、蓄電池でありますとか、HEMSということで、いろいろなときに対応していただけるようになっているわけですが、会派で打ち合わせをしている中では、なかなか蓄電池であるとか、HEMSとかというところに関しては市民にも伝わっていないところがあって、どういうようなところで工事をしてくださるというか、お店も含めてわかりやすい表とかがあれば、そういったときにそこへお願いして設置をしてもらえばいいんじゃないかというようなところの話があったわけですけれども、平成29年度の新エネルギー機器の導入促進のための取り組みについて、いま一度お伺いしたいなと思います。  さらに、次のページに、予算説明資料111ページですが、4款衛生費、1項保健衛生費の7目の同じく環境衛生費の中で、みつかわ夢の丘公園維持管理費ということで草刈り等の説明をいただきました。地元の皆さんにやっていただいているということで、非常に安い金額の中でお務めいただいていると思いますが、これも会派の中で打ち合わせをしたことだものですから、私の思いと若干違うところもあるかもしれませんが、福祉の関係の施設の方を使って草取りとか草刈りをやっていただこうということで、しあわせ推進課などが優先調達というような言い方の中で、市内の例えばパンを購入したりだとか、草取りをお願いしたりだとかというようなところがあるわけですけれども、建設経済委員会の中だと草刈りであるとか草取りというような部門になってくるかと思うんですけれども、その辺について、例えば福祉施設の方に優先調達をお願いしていく、かなり、隣の磐田市とか掛川市に比べると、袋井市はそういった部門のお願いがおくれているというようなこともお聞きするわけですけれども、その辺はどうなのかなと思います。今回の質問で、決して地元の方にやっていただいているのがよくないということではなくて、すごくその働きについては頑張っていただいているということで聞いているものですから、少しそこのところはうまく説明いただきたいなと思います。  以上2点、お願いします。 61: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 62: ◯本多環境政策課長 大場委員の御質問にお答え申し上げます。  1点目の新エネルギー機器導入促進奨励金の御質問でございますが、今回から新たに太陽光の蓄電池とHEMSという、実はこの機器を導入するに当たって、私もそれから初めていろいろ調べて内容がわかったぐらいで、なかなかまだ市民の皆さんもわからない内容だと思います。お話しいただいたとおりかなと思います。  ですので、このホーム・エネルギー・マネジメント・システムということで、いわゆるおうちの中で電力等々を監視したシステムをつくっていきましょう、それで省エネに向けて取り組みましょうというような機械だと思うんですけど、このようなものを実際導入している方はまだなかなか少ないと思います。そういう意味では、今後奨励金を使って取り組んでいきたいという考え方だと思います。国等の考え方も、今実際、ZEHという、これもよく言葉で使うんですけど、ゼロ・エネルギー・ハウスというのに向けて取り組み始めているというところもございますので、ぜひうちとしてもその考え方を踏襲して取り組んでまいりたいと考えております。  御提言いただいたものに関してはそのとおりだと思いますので、そのような取り扱っている店もあるんだとか、その内容もまず説明のわかりやすい表とか、そういうものをまず今後、例えば内容をまとめて広報紙でそういうものを説明していくだとか、例えば市民環境ネットふくろい等々のいろいろな活動の中で広めていくだとか、そういう手法をいま一度考えてまいりたいと思っております。ですので、この奨励金の説明も丁寧にやっていく必要があるかなと思っておりますので。考えております。  あと、みつかわ夢の丘公園の維持管理につきましては、これから完成したものをきれいに公園を維持管理していくことが非常に大事だと考えております。そのようなことから、公園の部分等について、危険な箇所について、または芝生とか専門的な部分につきましては、委託料で基本的には維持管理と草刈り等をやっていきます。  また、大谷里山の会を中心とした皆様にも臨時職員としてお勤めいただいて、平面的な部分については中心にやっていただければと思います。  お話がございました社会福祉施設につきましては、今も、そんなに頻繁じゃないんですけど、草取りという形で、和式墓地等の草取りについては、今、実はお願いしている部分はございます。なかなか草刈り等も草刈り機等でやるというのは難しいという中で区画の中をやっていただいているということで大変ありがたく思っておりますので、引き続き公園の中でそういうようにできる部分があるのかどうかというところを確認しながら、基本的には福祉施設での優先調達という部分では、墓地等も引き続きやっていただきたいなと思っておりますし、そういう公園等ができるのがあるかというのはいま一度考慮してみたいなと考えております。 63: ◯高橋委員長 よろしいですか。 64: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 65: ◯高橋委員長 私のほうから発言しておきたいんだけれども、新エネルギー機器導入促進奨励金、新たに機器を導入するということなんだけれども、そこら辺の設計のところでもう少し詳しく委員会のほうに資料を提供いただきたいと思います。現実に蓄電池なんかもどのくらいの一般で差額があって、導入した場合、それに対してどのくらい補助するのとか、県もそうですけれども、そこら辺のところの説明はやはり欲しいと思うので、制度を変更する前にはお願いをしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。この点については、改めて資料も当委員会に、開会中で結構ですので、求めておきます。  そのほかはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯高橋委員長 ないようですので、環境政策課所管については終了といたします。  先ほど申し上げましたように、質問するときに、タブレットを使っておりますので、ページ数等々、質問する方はある程度事前にあらわしていただけると見やすくなると思いますので、よろしくお願いします。  引き続き、産業政策課所管について説明をお願いします。  村田産業政策課長。 67: ◯村田産業政策課長 (省略) 68: ◯高橋委員長 当局の説明は終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。いかがでしょうか。  伊藤委員。 69: ◯伊藤委員 それでは、大きく3点質問させていただきたいと思います。  まず、予算書62ページ、2款1項15目インバウンド観光推進事業、今回少し一般質問させていただいたんですけれども、300万円、カタログの多言語化ということで上げていただいておりますけれども、発行部数であったりだとか、どのような周知方法を行っていくのか、詳しいことを教えていただきたいということと、あともう一点、特産品を活用した観光誘客促進事業負担金もインバウンド観光推進事業の中に上がっているので、先ほどの中でクラウンメロンを用いた誘客事業とありましたけれども、どういうような形で行われるのかというのを教えていただきたいと思います。  次に、予算書110ページ、7款1項1目地域産業イノベーション推進事業補助金の500万円なんですけれども、静岡理工科大学と産学官の交流をされていて、今御説明いただいたら、学生フォーミュラというような御説明がありましたけれども、実はことし、鹿児島大学のほうに私ども会派の視察で行ってまいりまして、行かせていただいた理由というのが、やはり産学官のプロジェクトや地域や民間との連携が非常にうまくいっているということで視察で行かさせていただきました。その中で非常に感じたのが、やはり大学ごとにそれぞれ得意な分野があるということで、例えばですけれども、静岡理工科大学とのこういうような、地元の大学ということで地域産業のイノベーションというような形でやってはいるんですけれども、今後、もしそういった市の進めていく例えば産業分野であったりとか、あと国際化という部分で全体の中で目標があると思うんですけれども、例えば産学官を進めていく相手方として、少し大学を今後選定する必要もあるんじゃないかなというような考えもあるんですけれども、そういったことというのは今後可能性があるのか。  最後なんですけれども、済みません、ページ数が今すぐ出てこないので大変申しわけないんですけれども、産業立地の先ほどの企業の補助金があったと思うんですが、先ほど人がやはり集まらなくて補助金が県のほうからもらえないというようなお話もあったと思うんですけれども、非常にもったいないお話だと思うんです。ただ、現状として、やはりどれぐらい人が足りないのかというのが、補助金全体の制度設計の中でどう考えられているかというのを教えていただきたいと思います。 70: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 71: ◯村田産業政策課長 それでは、一つずつお答えをしていきたいと思います。  まず、インバウンドの300万円ですけれども、今、「袋井ほっと観光」という旅ガイドブックがあるんですけれども、あれは今日本語だけなので、今後、具体的にこれから詰めていきますけれども、英語はもちろんですけれども、韓国語、中国語、そういったものをリニューアルする費用になっています。今もあるんですけれども、これをリニューアルする費用となっています。今予定しているのは2,000部ありまして、これを市内の各観光施設、それから案内どころということで各観光施設なんかも指定をさせていただいてありますので、そういったところにおいてなるべく多く発信をしていきたいと思っています。それがまず1点目のインバウンドの300万円です。  それから、次に、特産品の50万円ですけれども、今、袋井市クラウンメロン振興協議会とお話をさせていただいておりますのは、例えば駅においてタクシーがあります。タクシーが、今サッカーボールが載っていたりするんですけれども、そこをクラウンメロンにしたりして、色も、まだそこはこれから検討していくんですけれども、そういった形でクラウンメロンにして、袋井に来ればメロンがPRできるように、そんな形で今話を進めさせていただいているのが特産品の開発のお金であります。  それから、2点目で、地域産業イノベーションということで、袋井市産学官連携推進協議会ということで予算を充てています。これまでは、主には大学のほうでモータードライブとか、アグリニクスといった形で、分野で予算を、研究会があって、そちらにかなりの予算を振り分けていました。しかしながら、平成30年度はこの分野で研究会に対しての費用という枠を取り除いて、もう少し広く中小企業、中には市内の企業としっかり大学とが連携するような、先ほど伊藤委員からもありましたけれども、大学の強みである物質生命であったり機械工学科がありますので、そういったところで市内企業としっかりと連携が図れるような、実際に連携が図れるようなところにつなげていきたいということで今回予算取りをしています。  その中の一つに今学生フォーミュラというものがあるということで、大きくは市内企業と大学との連携するところの費用に充てると考えています。  それから、最後に、産業立地ですけれども、これも今回の予算については、3社に対し補助をするという計画であります。事前にいただいている計画の中でも雇用人数何人ということもあるんですけれども、こちらは、産業立地に対しては雇用の人数も伺っていますけれども、先ほど補正でお話もしましたように、やはりなかなか人が集まらないということもあるものですから、これから制度設計ということもとの質問でありますけれども、やはり機械設備についてはしっかりと投資がされてきているという計画が来ているものですから、それに対してしっかりと従業員が雇用できるような形でということで、なかなか私のほうからも、企業側が努力して人を集めていただかないといけないということもあるものですから、広く企業の情報をいろいろなところで、これからも就職フェアみたいなのもあるので、そういった場で広くPRをしていく必要があるかなと思っています。 72: ◯高橋委員長 伊藤委員。 73: ◯伊藤委員 ありがとうございます。  1点目と2点目だけ再質問させていただきたいと思いますけれども、1点目、私、村田産業政策課長といろいろと今回インバウンドのやりとりをやらさせていただく中で、クラウンメロンの検疫代行のお話もインバウンドの施策として一つあったと思いますけれども、それというのがこの予算内とはまた別なのか。今もしその内容についてお話しできることがあればいただきたいと。  あと、もう一つなんですけれども、先ほどの大学との連携の部分で、今おっしゃっていただいたように、趣旨は多分間違いなくそれで間違っていないと思います。ただ、今後市の、これはもちろんもうやっているよということだとは思うんですけれども、それぞれ市のキャッチボールする相手方として、今例えば地域にあるということと理系ということで静岡理工科大学が多分選ばれていると思うんですけれども、やはり今後さまざまな政策分野とか、特に産業面で今お話しさせてもらっていると思うんですけれども、そのキャッチボールする相手として、やはり大学側というのはこれから少し選定も一つしていくことも必要なんじゃないかなと思って質問はさせていただいたんですけれども、そういうことでは、もう一度、既にそうやって、例えば少し有名な大学の教授が来て御講義というのは既存であると思うんですけど、そういうことじゃなくて、連携事業としてそういうのが得意な大学もあると思うんですけど、そういうことというのは今後考えられないのか。産業振興全体の話になっておりますけれども、お話を伺いたい。 74: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 75: ◯村田産業政策課長 先ほどの検疫代行のお話になります。今、実際に検疫代行があるというのは、民間の旅行代理店、JTBですけれども、そのJTBが、セントレアでの出国時に検疫代行というシステムがあるというのは国内で一つだけなんですね。そこを生かして、今回タイということでお話をさせていただいて、今現実クラウンメロンとかを収容していただくんですけれども、その検疫代行を使ってまでのシステムにはまだなっていないということもあるものですから、今後も旅行会社と話をさせていただいて、これから検疫代行をなるべく使うように、ただ、セントレアという、空港はもう決まってしまっているので限りがあるんですけどね。そこも民間の旅行代理店とも話をしながらこれから推進していきたいなとは思っています。 76: ◯高橋委員長 鈴木産業環境部長。 77: ◯鈴木産業環境部長 それでは、私から2点目のより専門性、大学間の連携ということも必要ではないのかというお尋ねにお答えを申し上げます。  今、それぞれ各静岡県内、特に西部地域の、特に理系の大学なども浜松地域イノベーション推進機構などの中にそれぞれ皆さん集まっていただいて、静岡大学の工学部でありますとか、静岡理工科大学とか、そういうところと産業界の連携というものは、さまざまな場面で交流というものも行われております。その中で、例えば浜松の中では浜松マッチングフェアとか、そういう大きなイベントの中でもそれぞれの理工系の大学、光産業創成大学院大学とか、静岡大学工学部とか、あとは静岡理工科大学とか、そういうところと企業とがそういう中でもかなり出展をしたり、交流をしたりということの中で進めておりますので、引き続き袋井市でも浜松地域イノベーション推進機構につきましては、メンバーということで負担金も出して支援をしていただいていますので、そういう中で引き続き、より、その中に一番肝心なことは、市内の企業が参加していただいて、より技術開発とか販路につなげていっていただくということが大切でありますので、またそういう機会を通じて市内企業の支援ということで進めてまいりたいと考えております。 78: ◯高橋委員長 よろしいですか。 79: ◯伊藤委員 ありがとうございました。 80: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 81: ◯木下委員 私のほう、二、三少しお聞きしたいんですけど、先ほども伊藤委員のほうからお話があった予算書62ページなんですけど、そこで例えばインバウンドとか、ICTとか、ITリテラシーとか、いろいろなことをされて非常に努力されているところなんですよね。  東大阪にこの間会派のほうで視察に行って、ワンストップでいろいろな中小企業、東大阪ですので中小企業がたくさんありますけれども、いろいろな業種のところが出展というかブースをつくって、ワンストップでいろいろな情報が入ってくるような形の場所がありました。もちろんそういう場所を袋井市において設置するというところまではなかなか難しいと思うんですけど、要は全く関連がなさそうな企業同士が一つの場所で出展して、いろいろな、海外からも来られるそうですし、全国から来るということなので、そういう要はこの業界とか、この業種とか、そういう形ではなく、やはり一遍のワンストップでというところが必要じゃないのかなというのが、そういう企画も必要ではないのかなということがあったほうがいいんじゃないのかなというのが一つと、あと、創業支援推進事業ということで110万円用意されるようなところ、費用対効果をどのぐらい見込んでいらっしゃるのか。創業というのはなかなか大変なエネルギーが要ると思うんですよね。勇気も要るだろうし、もう少しお金をかけてやったほうがいいのではないのかなと考えられるので、そこら辺の考慮ができないかなというところがあります。  それと、予算書101ページ、102ページ、またがっているんですけど、教えていただきたいのは、5款1項1目004のサンライフ袋井管理運営費というところの細目のほうで、これ、あれですかね、その中に袋井B&G海洋センター他4施設指定管理委託料が入っているという感じなんですよね。サンライフ袋井の中に4施設が全部入っているのかなという感じなんですけど、この4施設の金額の振り分けとかはわかるでしょうか。どのぐらいそれぞれのバランスで経費がかかっているのかを教えていただきたいなと。サンライフ袋井自体にもかかっているでしょうし、ほかの施設にも恐らくかかっていると聞いたので、その辺の費用バランスを教えていただきたいなと思います。 82: ◯高橋委員長 木下委員、最初の質問だけど、どこの予算に係るかということを明確に。少し今のでは……。 83: ◯木下委員 済みません。 84: ◯高橋委員長 そこに該当しない部分か、当然いろいろなところ等が、展示会とかいろいろなところにはいろいろこういうことが見たいという部分もあると思いますので、今の予算のところでは直接関係しないと思うものですから。 85: ◯木下委員 じゃ、もう一度、済みません。予算書62ページの2款1項15目細目の、説明欄の中で各種の事業がありますけれども、例えばまちのブランド力とか、ICTとか、そういうのがばらばらにあるので、これを……。 86: ◯高橋委員長 所管の部門の中にないので、そこのところ……。 87: ◯木下委員 では、わかりました。じゃ、もう一度説明します。  例えば、インバウンド観光推進事業に関しては所管になりますかね。 88: ◯高橋委員長 インバウンド観光推進事業と創業支援か。 89: ◯木下委員 創業支援ですよね。 90: ◯高橋委員長 そこだけだね、今のところの……。 91: ◯木下委員 はい、済みません。  それを、ですから、横を連携して一遍に、要は所管のところだけじゃなくて、ほかのところとも関連して産業に結びつけて、一本化で何かそういうところができないかなということなんですけど。もちろん、少し質問は総合的になってしまっているので、そこだけのポイントで聞かなきゃいけないのであれば今のは取り消ししますけど。要は、いろいろな事業が一遍にあるので、それを一つのワンストップで事業を展開できないかなという意味、産業に関してなのでということなんです。 92: ◯高橋委員長 わかりました。ただいまの質問は直接ということじゃないものですから、答弁できる内容がありましたら答弁いただいて、答弁できなければ割愛していただくということになりますが、よろしくお願いします。  村田産業政策課長。 93: ◯村田産業政策課長 まず1点目のワンストップでというお話がありました。予算書62ページの内容は2款1項15目地方創生推進費ということで、全体で5,000万円の予算ですね。これを各課が振り分けて、ICTだとかインバウンド観光、それぞれ担当があって、こういったところで各事業を行っているということになっています。  ICTなんかもありますけれども、これはICT街づくり課が統括してやっていたり、生涯学習課もあったり、いろいろな分野でやっている事業がこちらの予算に載っていますので、承知をしていただきたいと思います。  それから、中小企業で一堂に会ったというところで、出展なんかもというお話がありましたけれども、先ほど鈴木産業環境部長からもありましたけれども、浜松イノベーション推進機構、こちらでも出展を企画していたり、それから、袋井市にはよろずの相談窓口がありまして、どまんなかチャレンジプレイスということで、袋井商工会議所の1階にありますので、そちらで相談受け付けをしているという、市内企業の相談を受け付けているという場もあるものですから、少し紹介をさせていただきました。  それから、2点目ですけれども、創業支援、もう少し予算をかけたらどうだというお話がございました。今、創業支援はそれぞれ内容が、創業相談会、それから創業セミナー、それから創業塾という三つの大きな事業を行っていまして、その参加者が、やはり創業ですので、十数名集まればいつもいいというぐらいの人数です。ただ、この中から現実に企業を起こしていたり、お店を出していただける方が少なくても、いていただければこの予算で私は十分かなと思っています。  それから、3点目ですけれども、サンライフ袋井の管理運営委託料になります。こちらは、あくまでもサンライフ袋井を運営する委託の予算でございまして、それ以外、袋井B&G海洋センターとか風見の丘、こちらについてはスポーツ推進課のほうの予算ということで割り振っていまして、今、予算の審査をされているということになりますので、御承知をいただきたいと思います。 94: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほかはいかがでしょうか。  大場委員。 95: ◯大場委員 予算説明資料のほうの118ページの5款1項1目労政費の中の3節労政事務費、説明いただいた一番下、ふくろい生涯現役促進地域連携協議会貸付金の2,000万円のところですが、歳入のほうでも話がありましたが、大体いつごろお金がおりてきて、いつごろ入れて、いつごろ返すかと。細かいことを言えば、貸付利子とかが発生するとかいろいろあるかと思うんですけれども、その辺の流れについて教えていただきたいことと、同じく予算説明資料の132ページのところですが、7款1項1目商工総務費の2節商工総務諸経費の中で、山田議員から一般質問があった浅羽町商工会補助金と袋井商工会議所補助金の関係ですが、その質問内容についてではないですけれども、例えば浅羽町商工会はどのように一緒になることについて感じているかというか、率直な気持ちと課題をどういうように捉えているかというところを産業政策課として質問を受ける前に少し話を聞いてあるとかいうようなところがあるのかどうかというところを教えていただきたいことと、あと、予算説明資料135ページの中で、先ほど伊藤委員が話をいただいた、7款1項1目1節の工業振興費の中で工場立地奨励補助金と産業立地事業費補助金というところの中で、いまいち補助金の組み立て根拠というか、積算の根拠みたいなものが、計算式とかがわかれば余計に私どものほうも数字として捉えて、補助金の金額がこうだなというところがわかるものですから、そこら辺、もし言葉で説明していただいて、わかりにくければ今使っている資料の中で少しピックアップして資料としてもらえればいいかなと思うんですけど、とりあえずその3点をまずお聞きしたいなと思います。 96: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 97: ◯村田産業政策課長 まず1点目の生涯現役促進地域連携協議会貸付金になります。これは平成30年度は2年目になりますので、1年間を通しての貸付金といいますか、国からの委託料というのは初めて受けるような形になるんですけれども、平成29年の1年目なんですけれども、そちらは10月から開設を行って貸付金をいただいているので、そのときは11月と1月に国から2回に分けていただきました。それを2月に協議会から一般会計へ戻しているという流れであります。
     平成30年度は4月から事業がスタートしていますので、今言われているのは四半期ごとに4回いただけると、国から協議会に入るということになっています。ですので、協議会に入った時点でうちのほうの貸付金、一般会計をその前に分割して協議会のほうに出しますよね。そうしないと、ゼロでスタートできないものですから、国から来るまでは一般会計で出すんですけれども、国からお金が来た時点で、これはまだうちのほうもしっかり時期が確定していないんですけれども、まとまった時点でなるべく早く一般会計に戻してやらないと資金繰りがあると思いますので、そこら辺はいただいた時点で戻すとか、2期目で戻すとか、そこら辺はもう少しうちのほうで考えたいと思っています。  それから、2点目の袋井商工会議所と浅羽町商工会の統合に向けた課題整理ということなんですけれども、実はまだ袋井商工会議所と、それから浅羽町商工会のほうにも具体的に同じテーブルで議論したということはないです。これから平成30年度に入りまして、同じテーブルであわせて、これまでの統合の事例を、この前、平成元年以降は38カ所あるという先進事例もあります。そういった事例を見ながら課題を整理する。一番の大きな課題は会費ですかね。会費が、まだしっかり計算をしていないですけれども、それぞれ袋井商工会議所と浅羽町商工会というのは基準が違って、算出根拠が違うものですから、そこら辺を整理しながら、会費が一番の大きな問題かなと思っているのと、あとは今ある資産をどうするのかということになるかと思います。これから平成30年度以降、同じテーブルで議論をしていくということで今は考えております。  それから、最後の3点目ですけれども、工場立地の補助金の関係についてということでお話がありました。まず、産業立地は、用地取得、それから新規雇用に対する補助金ということで対象になってきますので、用地面積、それからあとは雇用の人数ですよね、それに掛けたもので合算して、それを補助金として出すのが一つあります。  それから、工場立地奨励補助金ですけれども、これは固定資産税分ですよね、それを3年間見るということで、内容が、土地、家屋、それから償却資産、この三つから計算して、その分、固定資産税分を補助するというものであります。 98: ◯高橋委員長 大場委員。 99: ◯大場委員 ありがとうございました。浅羽町商工会と袋井商工会議所の一緒になったらどうだという話はかなり前から、山田議員が今回提案したわけではなくて、高橋委員長も知っていると思いますが、もう五、六年前も七、八年前も一緒になったらどうだという話を議会の中でさせていただいていたわけですけれども、とりあえず今までは棚上げになっていて、今回初めて会合を持ってくださるというか、それぞれに対応していくのかなというところなんでしょうけど、新任の村田産業政策課長に伺ってもあれですけど、以前の担当の課長もあったことだと思うものですから、その辺は、どうせ話しがけをするなら、きちっと全国に38件あるというところであればうまく話がいくように進めていただきたいなと、お互いにうまくいくように進めていただきたいなと思うことが1点。  あと、がらっと質問を変えまして、予算説明資料134ページの7款1項2目の商業振興費の中で、1節の商業振興費で、商店街イベント事業補助金ということで、平成30年度からは袋井夏まつりはとりあえず補助を出さないということで言っていますが、その辺、袋井夏まつりへの支援がなくなる分、例えば袋井の商店街のところの夏はどういう形になるのか。じゃ、春とか秋とかに集中して頑張って支援をしていくのかというところを教えていただきたいと思いますし、もう一点だけ、136ページの、これも一般質問で出たふくろい遠州の花火事業費補助金、7款1項4目1節の観光事務諸経費の中で、ふくろい遠州の花火の補助金の関係で、本当に平成29年度よりも減額になっているのかどうかというところの確認と、今までふくろい遠州の花火の決算書めいたものは私ども議会のほうでは見ているわけではなかったわけですけれども、その辺、出していただけるものがあれば、いろいろその中で、ボランティアの人工とかいろいろというのは出てこないわけですけれども、どれくらいの事業費の中でどういった使い方をしているというところはわかると思うものですから、その辺がわかる資料があれば教えていただきたいなと思います。  新たに2点、お願いします。 100: ◯高橋委員長 大場委員に少し了解いただきたいんだけど、私の時間配分が悪くてまだまだ質問が続くみたいなものですから、質問またぎだけれども、ここで少し休憩をとりたいと思うんですが。 101: ◯大場委員 いいです、いいです。悪かったです。申しわけないです。 102: ◯高橋委員長 ここで一旦休憩をとって。これから延ばすとまだまだ15分とかいきそうなので。  じゃ、休憩が終わった後から答弁という形で、済みませんが御了解いただきたいと思います。11時10分まで一時休憩とさせていただきますので。申しわけないです。                (午前10時59分 休憩)                (午前11時08分 再開) 103: ◯高橋委員長 おそろいのようですので、会議を再開いたしたいと思います。  大場委員の質問に対する答弁のほうから再開したいと思います。  鈴木産業環境部長。 104: ◯鈴木産業環境部長 それでは私のほうから、商工団体の合併に係る御質問にまずはお答えを申し上げます。  商工団体の合併につきましては、まずはそれぞれ両団体としっかり議論する中で、それぞれメリット、デメリットというものもあると思いますので、その辺を丁寧に議論しながら進めていきたいと思います。  いずれにいたしましても、市内の中小企業にとって、全てメリットが出てくるというような統合でなければ意味がないと思いますので、その辺、丁寧な議論を進めてまいりたいと思います。 105: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 106: ◯村田産業政策課長 私から、袋井夏まつりの件について答弁させていただきます。  袋井夏まつりにつきましては、駅前商店街協同組合、こちらが主体となりまして、各参加団体等で実行委員会というのを組んで行うんですけれども、それが一つと。あとは12月と3月に百縁笑店街、軽トラ市というのを行っておりますけれども、その2回、その3本で平成29年度は実施をいたしました。  そのうち、袋井夏まつりについては、駅前商店街協同組合のほうから人数、高齢者によってなかなか運営をしていくのが難しいのでということでお話があって、今回、袋井夏まつりは断念をしたという経緯があります。ですので、市としましては、12月、3月、これ、例年ですけれども開催しています百縁笑店街、こちらのほうに全力的に支援をしていきたいなと思っています。  それから2点目で、ふくろい遠州の花火の関係のお話になったかと思います。今回、予算のほう、安全対策ではなくて、市民花火推進費ということで、掃除とか絵画コンクールとか、コンクールの費用、そちらのほうを見直しさせていただきまして、削減をしたという経緯があります。  御存じのように、ふくろい遠州の花火は協賛金が一番大きな収入源でありまして、それにあと、市の補助金というもの、それからあとは、有料の観覧席、その三つが大きな収入源だと思います。  今回、見直しをするに当たって、当然歳出のほうも決算見込みというのを事前に袋井商工会議所のほうからいただいて、どの程度、どういったところにどのぐらいの費用がかかっているかというのを見させていただいて、毎年運営の方法がやはりうまくなってきて、予算も削減をされているということも見受けられます。そういった中でも、今お話をさせていただきましたように、安全対策については、これまで同様、同じような形で予算を使っていただいて、なおかつ市も平成29年度については115人、支援をさせていただいていますけれども、同様の体制をとっていくということがあります。  それから、もう一点の清掃費とか、それからコンクールの仕方についてはもう少し事業を見直していただいて、効率的、効果的にやっていただければということでお話をさせていただいてあります。 107: ◯高橋委員長 大場委員。 108: ◯大場委員 説明をいただきました百縁笑店街の関係ですが、時節柄というか、平成30年3月17日にも実際百縁笑店街と軽トラ市があるわけですけれども、そこそこ出させていただいて、軽トラ市のほうは販売できるわけですけど、地元の商店街に入っていくお客さんが少ないんじゃないかなと私は心配をしています。ですので、ぜひ担当課の職員、部長初めはお越しいただくのは、必ず来ていただいて本当にありがたいと思うんですけど、一般の職員とか幼稚園の先生とか、小学校の先生とか市の関係の方も、議員も含めてですが呼びかけをして、ぜひ寄ってもらったりだとか、買い物をしていって帰ってもらえるとにぎわっていいじゃないかなと思いますので、その辺のPRをお願いしたいということと、あと、浅羽町商工会につきましては、私が監査委員をさせていただいている関係で、ふれあい夢市場の補助金の関係で平成29年、お話を聞かせていただきました。本当に歴史と伝統があって、いい活動をしていらっしゃると私は見させていただいたものですから、私が思うにはやみくもの合併がいいのかなとも思うところもあるわけですけれども、先ほど鈴木産業環境部長が言われたように、よくそれぞれ話をしていただいて、お互いに納得いくような形の中で進めていっていただくというところが大事だと思いますので、協議を、話し合いのテーブルに着くというところから始めていただいて、何回もお話し合いをしていただくというのが一番いいことだと思いますので、そのこともぜひお願いをしたいと思います。 109: ◯高橋委員長 もうこれで大丈夫ですか。 110: ◯大場委員 はい。 111: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 112: ◯佐野委員 観光費のところ、駅前に新たに観光案内所ができました……。           〔「ページ数をお願いします」と呼ぶ者あり〕 113: ◯佐野委員 ページ数は、予算書では111ページですか、観光費のところですが、駅前に新たに観光案内所がつくられましたけど、入り込み客数等の状況についてはどうかということをまず1点、お伺いをいたしたいと思います。  それから、来客者の、いわゆる感想といいますか、そういった問題で何かつかんでいることがありましたらお願いをいたしたいと思います。  それから、次に、商工、予算書110ページの商工総務費とか、あるいは工業振興費にも係るんですが、先ほども木下委員も若干触れましたけど、私ども、会派で東大阪市のほうに視察へ行ってまいりましたが、東大阪市では、御存じのとおり2万5,000の中小企業が集積しているところで、よく言われる、ニュースになるのはまいど1号という中小企業の皆さんでロケットをつくってやろうというようなところで、非常に活気がある、中小企業の活気があるまちだったんですね。  それは、やはり行政の仕掛けで活気になっているということなんですね。待っているだけじゃなくて、いろいろなところへ売り込みに行ったり、あるいは全国的に展開して、その人の企業の人が、その場所、いわゆる展示ブースのところへ来たりして、非常にそういうようなことで活気があるところであったわけです。  私は、わずか千五百数社の中小企業の袋井市がそれをやれということは言っているわけではないんですが、セミナーとかそういう範囲の中だけではなくて、実際に中小企業が本当の意味で実入りをとる、あるいは起業を考える人がやっていくというようなところに後押しをしていかないと、形だけやっていても、私は無駄じゃないかなと思います。  ですから、もう少し踏み込んだ形の中で、先ほども村田産業政策課長のほうから、どまんなかチャレンジプレイスも設けましたということでございますが、私はあそこの場所も時たまのぞくんですけれども、相談員が3人いるだけで、じゃ、何を一体相談するんですか。相談は相談で、それは結構なんですが、やはりそこには袋井市の企業ではこういったものをつくっていますとか、こういった技術がありますということが、あの人たちが、3人が把握してやっていかないと、なかなか次のビジネスチャンスにはつながっていかないんじゃないかなと。そういった面で、もう少し袋井商工会議所と話をして、生かすような形の戦略を考えていただきたいなと思います。  それから、あと、商工のほうで気がついたのが、いろいろで申しわけないんですけど、7款1項2目商業振興費のほうなんかで、中心市街地の空き店舗対策とか、やはりこれもいろいろ見ていますと、袋井商工会議所のほうにいろいろ御相談へ行ったりして、ただ、補助金の手続は市ですよというようなことで、窓口が二つあるというのももう少し合理化したらどうかなと。その分についてはもう袋井商工会議所に任せてしまう。例えば、100万円なら100万円の予算分をやって、いわゆる精算して、90万円使い終わりましたと言えば、10万円を戻してもらうとか、そういったことの、いわゆる使う側に立ったときの利便性、そういったことも私は考えなきゃいかんじゃないかなと思います。それがだんだんワンストップサービスにつながってくるのではないかなという感じをいたしました。  それから、あと、先ほどの予算書110ページの7款1項1目商工総務費の中の袋井商工会議所と浅羽町商工会の補助金でございますが、袋井商工会議所はやはり、いろいろ起業指導とか、四つだか項目があって、それに沿って幾らかということでお金の予算配分をして、それなりの実績報告もあったと思いますが、浅羽町商工会のほうはどうかなってなると、必ずしもそうではなかったんじゃないかなと私も記憶しているんですが、補助金交付後の監査とかそういったものについては、何か監査をした時点で問題があったのかどうか。また、この補助金が適切に使われていたのかどうかというものについて産業環境部のほうでどういうように考えられているのか御意見いただければと思います。 114: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 115: ◯村田産業政策課長 まず、1点目の観光案内所に関してお話をさせていただきます。  今、手元にあるのは平成28年度の状況になりますけれども、1年間を通じて1万7,700人余の来客ということで、1日平均にしますと50人程度でありますけれども、年間で1万7,000という数字があります。その前は、観光案内所は駅前の西側にありましたけれども、その時点では6,000程度ほどでありますので、約3倍にふえているということであります。  観光案内所の利用については、市内の遠州三山初めいろいろな食事も、どこに行けばとか、そういう案内もあったりして、あとはそこまで行くバスは、どの路線に乗っていけばいいのかとか、そういった相談があるということであります。それが観光案内所のことであります。  それから、2点目でありますけれども、市内の中小企業、こちらがもっと活性化するような形でという御質問だと思います。先ほどお話をさせていただきましたが、どまんなかチャレンジプレイスということで、今佐野委員からもお話がありましたけれども、こちらには県のサテライトのような形でどまんなかチャレンジプレイスということで、県のよろず支援拠点西部地区サテライトという形で1名、正規の相談員が、毎日ではありませんけれども、そちらにてお話をされているということです。  これは、袋井商工会議所の工業部会で意見交換をする中では非常に、そこにサテライトがあって、私たちも相談に行くということも市内の企業の方はおっしゃっていましたので、そちらは十分に使っていただいていると思いますし、工業部会なんかでも私も出たり、商業部会にも出たりしますけれども、それこそタイムリーなテーマを議論していくということもあって、活性化しているとは思っていますが、まだまだ、佐野委員がおっしゃるように、いろいろな形で中小企業を支援していくことも必要かと思っていますので、また考えていかなければいけないことだとは思っています。  それから、中心市街地空き店舗対策事業補助金、こちらは袋井商工会議所のほうにという話もありました。実態を確認させていただいて、袋井商工会議所のほうにどういった、市内の方から相談があって、それをうちのほうにどんな形で回してくるのか、私たちのほうは直接商店のほうからお話があった形で相談をして、取り組みというのを支援させていただいていますけれども、それも今、袋井商工会議所と窓口は2本であるということであるものですから、実態を把握させていただいて、今後、窓口の一本化については検討させていただきたいと思っています。  それから、袋井商工会議所、それから浅羽町商工会の補助金については、特にこれまでの決算の状況を見させていただいて、監査も行っている中では別に不正な歳出はありません。ただ、繰り越し等を見させていただいて、繰り越しがあるものですから、そこを見させていただいて、予算をもう少し削減して、なおかつ事業ももう一回見直しをしていただきたいというような働きかけがあって、今回、削減をさせていただいたということであります。 116: ◯高橋委員長 佐野委員。 117: ◯佐野委員 ありがとうございます。よく状況がわかりました。  まず1点、特に駅前の、今度は駅前商店街組合ですか、いわゆる高齢化でもってなかなか事業ができないということで事業を縮小したということですが、駅前商店街組合ができなければまちが、市がやればいいんじゃないですかね。私はイメージで思うんですけれども、せっかくあれだけの袋井の駅をつくって、おりてもにぎやかでも何でもないし、目を奪うものも何もない。昔はやはり、駅前商店街組合の人たちが一生懸命イルミネーションをやったりして努力されたんですけど、なかなかそれも高齢化でできない。となれば、まちの一つの魅力をつくるとして市が、私はやればいいと思うんですよ。それを人にお願いするばかりじゃなくて。そういうことがあって、市の魅力といいますか、例えば高校生にしたって、あそこを夜におりたときに真っ暗の中へおりるよりは、イルミネーションがあったほうが楽しみであるし、会社から勤めて帰ってきた人だって、ほっと一息するのではないかと。できなければ市がやればいいんじゃないかなと私は思うんですけれども、そういったやる気はあるんですか。ただ、お金だけがもったいないからやらないんだという話なのか、意味がないとお考えになっているのか、その辺が私にはよく理解できないんですけど、私はもう少し積極的に打って出るべきじゃないかなと自分は考えているんですけど、その辺についてお考えを再度伺いたいと思います。 118: ◯高橋委員長 鈴木産業環境部長。 119: ◯鈴木産業環境部長 それでは、ただいまの佐野委員の御質問のお答えを申し上げます。  これはどちらかというと、駅周辺のにぎわいづくり、まちづくりということにもつながる御質問でございます。基本的に、このまちづくりにつきましては、各地域地域で、主体的にそれぞれ地域の活性化ということで、それぞれの地区、取り組まれているというものが市内の状況を見るとあるわけでございます。駅前地区につきましても、今、高齢化とか、いろいろ佐野委員からも課題というものも御指摘もございましたが、まずは地域の中で、自分たちの地域をどうしたいのかというような気持ちというものがないと、やはりそこのところ、行政が主体的になってもそこに住んでいる人たちがついてこないということではなかなかこれ、長続きのしないものになっていくのではないかと思います。  したがいまして、少し息が長い、期間が長くなるかもしれませんが、機運の醸成ということで、今後も駅前の地域の方々と意見交換も進めてまいりたいと考えております。 120: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木副委員長。 121: ◯鈴木副委員長 私も、7款1項2目ですが、商工費の部分でございますけれども、先ほど佐野委員の御質問に関連しまして、今、鈴木産業環境部長のお答えも聞いた中で、地域の方が主体的にということでございます。  今度どこを市として主体に考えているのか、中心市街地の担い手として、商店街の方々が袋井商工会議所の中の担い手もこれから引いていきたいというようなお話も聞いていますし、商工部会のほうですか、商業部会の中ですか、といった中で、誰が今度、駅前を担っていくのかといったところのめどがあるのかないのかというところも含めて。新たに今、駅前の空き店舗の出店戦略なんか昔あったと思う。だんだんそういうところも、民間の中で繁盛しているパターンという形も見えますけれども、そういった方をつかまえて、団体をつくるということを、そこも含めて教えてもらいたいなというのと、もう一点は大変単純な質問でございますけど、7款1項4目ですか、観光関係団体補助金というところですけれども、これは観光協会そのまま、毎額行っていると思うんですけど、なぜに袋井商工会議所補助金とか、浅羽町商工会補助金のように名前が出てこないのかなというところが、そのことを教えてください。 122: ◯高橋委員長 鈴木産業環境部長。 123: ◯鈴木産業環境部長 それでは、ただいまの鈴木委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、先ほどの佐野委員の質問に関連をいたしまして、駅前地区の新たなまちづくりの担い手ということでございます。  これにつきましては、さまざま、駅前地区にも年代の方がいらっしゃいますが、40代とか、若い方もいらっしゃいますし、また新たに駅前地区で御商売を新規に始められた方もいらっしゃいます。いろいろな方に声をかける中で、駅前地区のまちづくりというものをどのように進めていったらいいのかなということを、まずはそういう方々とも意見交換をしてみたいなと考えているところでございます。 124: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 125: ◯村田産業政策課長 補助金の関係の、観光協会の名が出ていないということなんですけれども、これはあくまでも補助金の交付要綱で、商工会議所は袋井商工会議所となっていますし、浅羽町も浅羽町商工会、補助金の交付要綱に沿って予算の名前が出ているということで、承知だけを、という形で今、表示をさせていただいております。 126: ◯高橋委員長 そうだけれども、やはり理由を聞いているもんで、なぜ観光協会が目玉じゃないのかということをね。要綱だけだと、観光協会の実態がどうなのかという説明をいただきたいんだけど、それじゃ説明になっていないので。  観光協会に対する補助なのか、その辺の事業に対する補助なのか、この辺の補助金の中身の説明をしてくれれば、それ、理解できると思うんだけど、用語だけで十分な説明になっていない。  答えられますか。  村田産業政策課長。 127: ◯村田産業政策課長 申しわけございません。今の予算でございますが、これは観光協会への補助ということで、一括して支出するものであります。 128: ◯鈴木副委員長 事業の人件費等……。 129: ◯村田産業政策課長 観光協会への補助という形で、事業のこれ、一部に充てられますけれども、あくまでも、観光協会への団体補助という形でこれはこの金額で出しているというものであります。 130: ◯鈴木副委員長 わかりました。ありがとうございます。 131: ◯高橋委員長 いきなりで申しわけない、副委員長。 132: ◯鈴木副委員長 いいですよ。委員長かわります。 133: ◯高橋委員長 重複する内容ですけれども、袋井商工会議所、浅羽町商工会の補助金の問題と、ふくろい生涯現役促進地域連携協議会貸付金の問題、2点。  先に、ページからいうと先ですので、ふくろい生涯現役促進地域連携協議会貸付金というところが2,000万円ということで、内容自体は、今のお金のやりとり自体はわかる、当然わかっているんだけれども、実際の現実、委託をしての事業の精算、今、一生懸命いろいろ、TaskAru(タスカル)ネットワークとかをやって、新聞折り込み等で体験就労とかというようなのをやってくれているんだけれども、実際に、それで事業の効果が上がっているのかどうなのか、それ、貸付金をやっても、結局は今、その人件費等々で、主には人件費相当ということで、事業費のところが余り上がっていないわけですね。それをやはりやって、どうやって実績を上げて次に結びつけていくかというところがやはり見えてこないと、これ、5年間の事業の中である程度自立させていくというところを考えているわけですよね。そこら辺のところをもう一度きちっと説明をいただきたいと、これ、どうやって着地させていくのかね。平成29年立ち上げ、ことし事業実施をして、ある程度平成30年度が最後の年になるんだけれども、どう見通すのかというのを。  それから、袋井商工会議所と浅羽町商工会の合併に関しての話の前段で、補助金がこちらも大幅に減額をされていると。これ、平成29年度、予算の中で各種補助金、あるいは交付金を減額するというような方針になって、そういう形で見直しを行った結果だと思いますけれども、どういう視点でこれを減額したのか。そしてまた、この他の部分も含めてどういう形で、フィニッシュも見えていますので、どういう形でこれを全体取り組んで、実績で2億8,000万円というような成果が見かけるようなことも、報告もいただいているんだけれども、ただ単に、この袋井商工会議所ということだけじゃなくて、どういうようにこれを削減に踏み込んだのかということを御説明いただきたい。  それから、袋井商工会議所と浅羽町商工会の合併の問題で、山田議員が踏み込んだ発言をして、現実まだ決まっていない駅前のホテル、そしてまた袋井商工会議所の移転を前提に、それに間に合わせるようにというような、踏み込んだ質問をしたわけだけれども、それは別として、当局が推進するメリットですよね。本来は、民間団体だものですから、民間団体同士の自主性に任せるべきということですけれども、当局があえて音頭をとって踏み込んで、何年をめどにというようなことで発言をしたものですから、そこら辺を袋井商工会議所、あるいは浅羽町商工会と市の関係のところをやはり、補助金を交付しているんだけれども、この補助金に対してもやはり県なりの交付要綱に沿ってやっていると思うものですから、そこまでは別段、市が補助金を上からで判断するという問題じゃないと私は考えるわけですけれども、そこら辺の浅羽町商工会、あるいは袋井商工会議所と市の関係等を明確にしていただきたいと思います。 134: ◯鈴木副委員長 村田産業政策課長。 135: ◯村田産業政策課長 まず、1点目の生涯現役の関係であります。高橋委員からもありましたように、この2,000万円という金額は、主には3人の人件費に充てることになっています。  それから、平成29年度につきましては、新聞折り込みで大人の社会科見学ということをまずお試しでやってみました。それぞれ、半日に3カ所、市内企業を回るということで、15人の募集をかけたところ、即日15人が集まるということで、新聞折り込みの効果は非常にあるということを思っています。  今後、そういった大人の社会科見学をやって市内の企業を見ていただき、実際に働く場をイメージさせていただいているということで、今後、年間でそういった社会科見学の数とか、それから座談会の数とか、年度年度でKPIをしっかり数字を出して、それの達成に向けて毎年度行っているということがあります。  今後については、市内で協力をいただける企業、それから高齢者の方をしっかりと、TaskAru(タスカル)倶楽部というクラブに登録といいますか、人数をどんどん集めていくということで、今後2年目になりますので、行っていきたいと考えています。  それから、袋井商工会議所と浅羽町商工会の補助金の関係でありますけれども、産業政策課のほうで支援をしている団体というのはそれ以外にもあるんですけれども、そういった団体、今回全て決算のほうを見させていただいています。例えば、その袋井商工会議所、浅羽町商工会なんかは過去3年分、全て見させていただいて、どのような歳出になっているかということを見させていただく中で、やはり無駄には使っていないというのはもちろん確認はできていますけれども、一番大きなのは繰越金が大きな点で、私たちはそこを見させていただいて、もう少し補助を少なくしてももっと効果的に事業をやっていただくことで、これは可能ではないかという判断の中で今回削減をさせていただいたということであります。 136: ◯鈴木副委員長 鈴木産業環境部長。 137: ◯鈴木産業環境部長 それでは、両団体の補助金に係ります両団体の統合に係ります御質問にお答えを申し上げます。  基本的に、先ほど大場委員からの御質問にもありましたように、両団体の統合につきましては、基本的には両団体で話し合っていただくものということで認識をいたしているところであります。  したがいまして、両団体が今後丁寧な話し合いが進められるように、その環境を市が整えていくというようなことで今後対応してまいりたいと考えております。                 〔発言する者あり〕 138: ◯高橋委員長 市として進める、なぜ進めるかということを明確にしてもらいたいと思う。民間同士の統合なんだけどね。本来はね。 139: ◯鈴木副委員長 鈴木産業環境部長。 140: ◯鈴木産業環境部長 あくまでも、この両団体の合併というものは、袋井市内の企業が活性化されて、メリットが出てくるというようなものを期待してということで、市は考えているところでございます。したがいまして、そのような市内の企業の活性化につながるような形になっていくように、今度両団体の話し合いというものを進めていっていただければと考えているところでございます。 141: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 142: ◯高橋委員長 生涯現役の問題、ことし自体の活動は、ことし、平成30年度のは出ているんだけれども、そのまま着地がやはり、そういう形で補助金がある間は活動できても、その後、本当に自立していけるのかどうかというところが今、協議会という形であるけれども、いずれはまたその協議会自体も独立した組織にしていかなきゃというか、自立をさせなきゃいけないわけですよね。そのためには、それなりのあっせんをして、それなりの独自に収益を上げるということも考えなければならないけれども、今の段階では、そういういわゆるお試しをしているけれども、そこまでいけるのかということが、道筋がいまいち見えないんですよね。まだ事業自体は私も質問したとおり、高齢者が仕事を持って、生きがいを持ってやるという点では非常に有益な事業だけれども、最後本当にそれが独立して、運営できるようなところまでさせられるかどうかということがかかっているものですから、そこら辺をもう少し、KPIという形の、一応数値を出しているということだけれども、そこら辺をもう少し、平成30年度が、先ほど言ったように、地方創生の補助金の中ではもう5年になっちゃうわけで、ことしは3年目か。違う、もう一年あるか、その次か。いずれにしても、そこまでにどうやっていくのかということをもう少し、もう一度丁寧に説明いただきたいと思います。  それから、袋井商工会議所と浅羽町商工会のところも、袋井商工会議所も点の中ではそれこそ一生懸命頑張っているという、いろいろな事業に取り組んでいるというところでは非常に頑張っている商工会議所ですし、また浅羽町商工会も地域の組織率という点では非常に高いということで、それぞれ独自で頑張っていて、ある意味袋井商工会議所と浅羽町商工会というのが同じ商工業者の団体とはいうものの、対象の中心にするところがやはり違うんですよね。それはなかなか一緒にすることに対しては、やはり浅羽町商工会の皆さんが抵抗感がある、これは今まで取り組んできた事業ということでは当然ではないかなと思う。ここに統合を進めるということで、市が仲介に乗り出すということだけれども、現実に、それが本当に市が進めるということが明確に、先ほど言ったように、なぜ進めなければならないかということが明確でないと私は考えているんですよ。一生懸命原田市長は、頑張りたいというような答弁だったけれども、どうしてかというところがやはりいま一つはっきりしないと、両団体にも説明できないし、市民にも説明できないと思う。ここの辺はもう一度再度、明確にしていただきたいと思います。
    143: ◯鈴木副委員長 村田産業政策課長。 144: ◯村田産業政策課長 生涯現役の事業については、平成29、平成30、平成31年ということで、その3年間で、その次は国からの委託金がなくなるということで、今、動いています。  この協議会の自立をということなんですけれども、今もシルバー人材センターだったり、ハローワークにもこの協議会のメンバーの中には入っていただいて、私たちが生涯現役をやる事業を進めるに当たっても、そういった団体に協力をいただく中で今、進めているとなっております。  今回、生涯現役ということで、65歳以上の方を新たな働き方ということで、今、模索をしていまして、シルバー人材センターについては、草刈りであるとか、それから庭木の清掃みたいなことでやられていると、そことはまた違った、もう少し高度な仕事をということで今、模索をしている中で、今後、シルバー人材センター、それからハローワークとももっと寄り添って、一体的になって、将来的にはそこを一つのワンストップ、高齢者雇用の推進に向けたワンストップのような形で行っていく必要があると思っております。  ですので、平成30年度は2年目になりますので、次の着地点を見据えた中で事業を推進していく必要があると思っています。 145: ◯鈴木副委員長 鈴木副市長。 146: ◯鈴木副市長 商工団体の一元化の御質問ですけれども、私たち、自治体の旧の袋井市と旧の浅羽町、もう合併して今これで13年がたつと。視察したときの背景として、やはり生活圏が移動して、それから将来的な持続性を考えると、一体化して、合理化を図っていく、そうした必要があると。たまに財政問題の要素も含んでおりましたけれども、それでやってきました。  それで8万8,000人の自治体の中で、自治体が一つになりました。それで、ほかの団体も相当一つになっていかならんと。それで、商工団体としては、厳然として、二つ存在していると。もっと一元化して、一体になったほうがより効果が発現できるのではないかというのは一般論としてはあります。  それはどういうことかというと、一つには、一つの事務局が全体の会員に対してサービスすると。一体になったほうが事務局のスタッフも充実しますし、より分厚いサービスもできていくと。それから、企業間を別々だったものを、より連携がお互いに一つの傘の下でやれば通っていくだろうということで、さまざまなメリットがあるのではないかと。  ですが、やはりその成り立ち、歴史、経緯もありますので、そうしたことも尊重をしなければいけないのは重々承知しておって、でも、方向感としては、法律と違うとはいえども、そういった一体化のほうがより合理化が図れてより効果が出るんじゃないかということなんですね。それで、じゃ、どうしていくんだというのは、まだ入り口のところで、法律が違ったり、いろいろするんだけれども、全国で38の事例があるということなら、まず、そうした事例を研究すると、そうした研究の中からいろいろな課題とか、いい点とかが出てくると、そうしたものを共有化して、拙速にやらずに、議論を進めていってはどうかということで、これ、関係性として、当事者同士が直接話すことってなかなか難しいと思うんですよね。それはほかの事例でもそうです。やはり行政とか、一定程度ニュートラルなところが音頭をとってというか、仲介をしてというのが多いようでございますので、そういう方向感でどうかというところを原田市長が一般質問の答弁で答えたということで御認識いただければと。具体的にどうしていくかというのは、これからのというところだと思います。 147: ◯鈴木副委員長 委員長を交代します。 148: ◯高橋委員長 その他はいかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149: ◯高橋委員長 ないようですので、産業政策課所管については以上で終了といたします。  会議の途中ですけれども、ここで休憩とし、午後は1時15分再開とさせていただきます。                (午前11時50分 休憩)                (午後1時15分 再開) 150: ◯高橋委員長 それでは、おそろいですので、会議を再開したいと思います。  最初に、本多環境政策課長のほうから。  本多環境政策課長。 151: ◯本多環境政策課長 午前中御審査いただきました一般会計の環境政策課所管の部分につきまして新エネルギーの御質問があった件につきまして、やや高橋委員長のほうからその内容のわかるものについて資料を求められておりましたので、配付をさせていただきたいと思います。内容につきましては、主には平成30年度奨励金のポイントについてと、あと、平成30年度奨励金の対象機器の内容が書かれた内容、また、それぞれの個々に対する平成29年度から平成30年度への継続、また、新規開始についての方向性についての内容が書かれているものでございます。  今後は、事前に、協議する前に配付するような形でとってまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 152: ◯高橋委員長 委員の皆さんには目を通しておいてもらいたいと思います。  それでは、午前中の会議に引き続き、議第6号 平成30年度袋井市一般会計予算─所管部門─のうち、農政課所管についての説明を求めます。  羽蚋農政課長。 153: ◯羽蚋農政課長 (省略) 154: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたら、お受けしてまいります。  伊藤委員。 155: ◯伊藤委員 済みません、大きく3点について少しお伺いさせていただきたいと思います。  まず、予算書の104ページ、先ほど6款1項3目農業次世代人材投資資金というのがあったんですが、以前に青年就農給付金なんかがあったと思いますけれども、それと似たようなものなのか、少し簡単に1点というのと、あと、茶業とか、そういったことで最近ですが、経営所得安定対策とか、6次産業化の補助金なんかもそうだと思うんですけれども、やはり経営に関することでいろいろな補助を入れていらっしゃるとは思うんですけれども、そういった新規就農者でもそうですし、担い手の育成ということでもそうなんですけれども、いわゆる人数とか担い手の中で目標を決められてやられているのか、少しそこをまず1点伺いたいと思います。  2点目ですけれども、少し6款1項3目農業振興対策費に含まれるとは思うんですが、平成30年度は入っていないので何とも言えないのですが、メロンサミットに関して今回一般質問が上がったと思うんですけれども、2019年は既にやられる方針があるというような一般質問での答弁があったと思いますけれども、例えば2018年はなぜなかったのかとか、その辺の各市町とのやりとりというのは今まで私どもは把握していないものですから、今どういう状況に事業自体がなっているのかというのを少し御説明いただきたいというのと、3点目、予算書62ページの2款1項15目世界に飛び出せメイドイン袋井推進事業の100万円ついておられますけれども、これもほかの課と所管をまたぐような形になってしまいますが、例えば先ほどの産業振興でデスティネーションキャンペーンがあったりだとか、そういった中で、お茶を利用した観光のプランが、この後、説明資料の中に入ってありますけれども、お茶を使った精進料理の開発とか、そういったものを別の課でやられていたりとか、あと、先日当局との予算説明の中で、例えば2019年にラグビーワールドカップがあって、2020年に東京オリンピックがあってという中での事業には、こういった農政課の所管としては、そこでどういうように農作物の振興をするかというような事業には触れられていないと思うんですよね。その辺というのが、今後どういうような形で、産業振興に例えばお任せするのか、そういった部分の今後の考え方というんですか、それを少しお伺いしたいなと思います。 156: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 157: ◯羽蚋農政課長 伊藤委員の質問でございます。  まず1点目でございますが、青年就農給付金と次世代人材育成、これは同じものでございまして、平成29年度から国のほうの名称が変わったものでございます。  それから、二つ目でございます。農業者の経営ですね。経営の担い手の育成という部分でございまして、目標設定というようなことでございますが、今、担い手の育成という部分では、特に認定農業者の育成といったものをやっております。そして、中でもろもろ、機械補助であったりお茶のこういった支援事業、そういったものをしてございまして、農業振興ビジョンの中で認定農業者の設定をしておりまして……。済みません、農業振興ビジョンの数字が今すぐ出てきませんので、改めてお答えさせていただきます。  それから、メロンサミットでございます。平成29年度、山形県の鶴岡市で開催しました。平成30年度については、一般質問でもお答えさせていただきましたが、現時点では開催地が決まっていないということで、開催が決まっていないというような状況なんですが、この経緯なんですけれども、15から20ぐらいメロンの産地がございまして、行政、それから、それぞれ生産者団体と協議した中で、やはり開催、これまでの袋井市、それから太田市、鶴岡市と3回開催できましたけれども、なかなかビジネスサミットとイベントサミットというような二つのものをやる中で、かなり経費もかかっているというようなものがございまして、やはりそうした中で開催する市、それから生産者団体、かなり経費の捻出というか、その辺も負担というか、そういったことも懸念されている部分もございます。  また、もしくは、会場ですね。やはり何万人というようなお客さんがイベントサミットとなりますと来ますので、そういった会場の確保、そういったものも、それぞれその産地の中で確保してくるのはなかなか難しいといった面もございまして、平成29年度のサミットの、冒頭の産地の会の中では、この開催の時期を、開催の方法といったような、そういったもろもろの課題があるというような中で、開催の時期と、それから方法についても、たまには固定せずに、そういった形でやっていきましょうといったことで皆さんの中で協議というか、共有化したものでございます。そういったことで、平成30年度については開催市がなかったということで、見送りというようなことになってございます。平成31年度については、1市というか1産地というようなことで、愛知県の田原市のほうで開催したいと、そんな旨が出てございます。田原市については、1回目から参加されている産地でございます。  それから、先に認定農業者の目標値でございますが、農業振興ビジョンの中でも示しておりまして、平成32年度を目標としておりまして、平成32年度が205経営体ということでございます。実は、農業者が減少傾向にあるというようなことで、現在は、今、220ぐらいの経営体がございます。そうした中で、今後若干減少ぐあいも見た中でというようなことで、平成32年度に205経営体を確保していくというような、そんな目標値となってございます。  それから、地方創生、今後開催されますワールドカップラグビー、それからオリンピックへの農作物の振興といった部分でございます。一般質問でもお答えさせていただきました、まず、お茶については、茶ピアへのお客様、それからエコパへのお客様、そういった外から来るお客様に対してのお茶の振興といった部分で、できるだけ体験というか、お茶の茶摘みであるとか手もみのお茶であるとか、そういったお茶の体験を行った上でのそういったお茶の販売、販路拡大といったものを振興していきたいと考えてございます。  また、メロンについては、地方創生の事業費でもございますが、今回についてはクラウンメロンのタクシーへのラッピングといったものでございます。このタクシーのラッピングについては観光協会と連携しながら、外からのインバウンドのお客さんも、このタクシーを使ってPRしていくといったものを考えてございます。  また、もう一つ、お茶ですけれども、これも一般質問でもお答えさせていただきましたが、袋井茶の全国発信、それから世界への発信といった部分では、先ほど少し説明させていただきましたが、東京の日本橋にお茶の専門店がございますので、そうした中で1年間常設展示をしていく中で、より広く袋井茶の販路拡大、そういったものをPRしていくといったもの。あわせて、市内へのお客様を誘致というか、誘客、そういったものをあわせてやっていくというようなことで考えております。 158: ◯高橋委員長 伊藤委員。 159: ◯伊藤委員 それぞれいただきました。少し1点目と3点目だけ再質問させていただきたいのですけれども、確認をさせていただきたいんですけれども、先ほど私の質問の趣旨もどちらかというと、担い手だとか就農者の目標値のことを少し伺ったつもりでいたんですけれども、例えば何人とか、そういうことだったんですけど、今伺ったのは農業形態という中での目標値をいただいたのかなと思います。なので、もし例えば農業人材投資資金なんかというのは、まさに今後の人材をどのように育てていくかというのが目的の補助金だと思いますので、まず、そこでというのが目標値として、やはり人数というのが上がってこないのはいかがなものかなというのがまず1点と、もう一個なんですけれども、今いろいろと補助が出ている中で、私も産業に携わっている方々に少し伺ってみると、やはり代がわりにしろ新しく仕事をするにしろ、やはり今事業計画をつくって、当然借り入れを起こしたりだとか、例えばお茶であったりすれば、少し古くなったお茶をもう一回植えかえたり、そういったものも今後、自分が後を継いでいくとなったときに、そういった借り入れをまた起こしていく、そういった部分があると思うんですね。  そういった中で、例えばですけれども、固定資産税の減免とか、もしくは、そういった償却、要は事業予算と、事業に関して償却していく中で、やはりそういった中でも猶予を見たりだとか、そういった、補助金だとやはり上限が、上限というのは補助額がやはり決まっていると思うんですよ。例えば100万円あったら100万円で何人とかとなっていくと思うんですよね。少しそういった事業計画に踏み込んだようなそういったものというのが今後考えられるのかというのは、1点目の再質問でさせていただきたいと思います。  3点目の、先ほどタクシー、メロンに関してはそういったことをやられたり、お茶は日本橋で売られたりというようなお答えでしたけれども、例えば、横で前段で産業政策課がそうやって説明された後にかなり農業と組み合わせたような企画がいっぱいあるということを私は一つ申し上げたいというのがまず1点と、もう一つは、やはり先ほどの2020年とかのオリンピックで今かなり話題になっているのがGAP申請が必要だという中で、袋井市のメロンはいち早く取り組んだ方々もおられたという中で、ぜひそのノウハウを生かしていただいた中で、例えば茶とかイチゴに対しての横展開にノウハウを生かしていくとか、もしくは、やはりGAP申請をとっているメロンがあるならば、例えばオリンピックの、もう既に合宿地が決まったようなところがあったりだとか、そういう中に売り込みかけていくとかというのがプロモーションに僕はつながっていくんじゃないのかなとまず思うのと、あと、もう一つ、これも産業政策課がやられている検疫代行で、空港を使った農作物の販売というのを考えていると思うんですけど、例えばこういう中で、農政課としては、サプライヤー側の中でこれというのも、要は市場を通してそっちの空港に対して販売したら、その分の手数料なんかを引かれると思うんですよ。やはりいかに現地の生産者と、空港へ、どれだけ抜いてそこを、要は単価高く売れるかというところが勝負だと思うんですけど、そういう調整とかというのはぜひ今後していただきたいなと思うんですけど、済みません、しどろもどろですけど、大まかにお願いしておきます。 160: ◯高橋委員長 計画は、限定のところを、現状の数字なんかを、少しここ、何点か数字を出していただいて、そうすれば、ある程度動向が見えると思うので、この辺説明の仕方を少し工夫してもらって、単純に。  農政課長。 161: ◯羽蚋農政課長 伊藤委員の再質問でございます。  この次世代就農、次世代人材育成投資資金でございますが、これ、45歳未満というようなことで、要するに若い農業者の就農を支援する制度でございます。今、袋井市内で、年間に新規に就農される方、大体10人前後ございます。そうした中で、農業振興ビジョンでもこの新規就農者の人数を年間12人というような設定をしてございます。そうした中で育成をしております。この新規就農の育成の中には、担い手農家への研修制度、そういったものもございます。また、機械補助についても、新規就農者を対象としての助成と支援といったものも設定もしてございます。そうした中で、新規就農者を、できるだけ後継者を育成できるような、そんな支援を今市のほうでも支援しているところでございます。  先ほど固定資産税の減免というようなものもどうかというようなことでございますが、現に農業者に対する機械だとか、そういった設備なんかの固定の減免といったものはございません。ただし、当然機械を購入、それから、お茶工場なんかでも設備を整備するといったことになりますと、かなり高額な経費がかかりますので、そうした中で資金がございますので、農業用の資金がございます。そういう農業経営基盤強化資金とか、そういった資金がございますので、そういった資金に対する利子補給といったものを県と市とあわせて強調している部分もございます。そうした中での支援といったものを今やっているところでございます。  それから、農業と、それから観光と、そういったものとの連携といったものでございまして、一つはGAPがというようなことでございます。クラウンメロンについては、グローバルGAPというものを取得しておりますが、実は平成29年度のGAPの更新はされておりません。というのは、実は更新費用もかなりかかるというようなことで、これ、クラウンメロンが今後、ワールドカップ、それからオリンピックに向けて、これ、更新、毎年なんですけれども、更新については、現時点では、今更新して、そのメリットが、要するに、販売価格にメリットに、まだそこまでいっていないというような判断で、平成29年度については更新はされなかったという部分がございます。ただし、いつでも更新できる準備はできているというようなことで、その辺はクラウンとしても、オリンピックへ向けてというようなことで考えておるというようなことでございます。  あと、原田市長が、これまで市場販売というようなものが、当然今もそうなんですけれども、市場販売で海外へといったものがございますけれども、できるだけ直接販売するようなことで、今、例えばセントレアであるとか、例えば、実はドバイだとか、そういうところにもできるだけ単価を高く売れるような、収益につながるような、そういったことで今進めているといったものがございますので、そういったものを市としても応援していきたいと考えてございます。  また、お茶については、海外へということになりますと、これ、無農薬とか有機、そういったものがございますので、そういった海外に出せるようなお茶を当然ながら生産していかないといけないといったことがございますので、そうした中では有機茶とか、そういったものも今後、今、市内の生産されている農家もみえますけれども、そういったものも推進、支援していきたいと考えてございます。 162: ◯伊藤委員 3点目だけもう一度、本当に端的で申しわけないんですけれども、今、GAP申請に関しては更新されなかったということなんですけど、これは再取得にという形になるわけじゃなくて、例えば2020年のときに仮にそういうようなお話で市が、トップセールスじゃないですけれども、そういうオリンピックの選手村でもいいですし、合宿地でもいいんですけど、提供するよってなったときに、じゃ、GAPが必要ですよって国から言われたときに、それというのは再取得じゃなくて更新という形で、簡易的な形でできるのかどうかというのを、そこを端的にお願いします。 163: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 164: ◯羽蚋農政課長 これも原田市長の話では、すぐにでも更新ができるというようなことを伺っております。もう一つは、選手村というか、そういったところに提供される食材については、GAPも、グローバルGAPと、あとJGAPというものもございます。JGAPについては、市内の茶農家なんかも取得しておりまして、もう一つは、県が認定するGAPもございます。静岡県がですね。そういったものもオリンピックに提供できるような、そのように県のほうも今推進しておりますので、そういったものも含めて、できるだけ市の農業者が提供できるような体制を整えていきたいと、求めていきたいというか、市としてもその辺も応援していきたいと考えてございます。 165: ◯伊藤委員 ありがとうございました。 166: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 167: ◯佐野委員 6款1項3目の農業振興対策費、ページ数からいけば103ページからになります。103ページから105ページですが、これを見ていて、今、いろいろメロンとかお茶については具体的にいろいろアンテナショップ的なものをつくるとか、海外への売り込みをかけるとかっていろいろあったんですけれども、御存じのとおり、米の生産調整についてはことしから廃止されて、農家独自で生産規模を決めるというような形になったわけでございますけれども、市としてこの中に、見てみますと、今説明も聞いた中でいきますと、余り米に対したものは、振興的なものが少し伺えなかったかなと。あったとすれば、産地パワーアップ事業ぐらいかなというような形をいろいろ受けるんですが、市として、ことしから、新聞紙上で見ますと、静岡県はほぼ平年並みの作付予想だというようなことで伺っているんですが、袋井市全体ではどういうような状況だったのか、また、どういった指導をされておられるのかということとか、販売戦略とか、そういったものについては何かこの予算の中で具体に考えられているのがあるかどうか、1点お伺いをいたしたいと思います。  それから、あと、予算書105ページの6款1項3目海岸防風林整備事業費というのがあります。その中で、おかげさまで11月の中で補正を組んでいただきまして、松食い虫が非常に多くなったということで、浅羽海岸のほうが真っ赤っかになっちゃったんですけれども、きれいに除去していただきまして、本当にありがとうございました。大体、私、昨日少しぐるっと回ったんですけれども、ほぼ海岸の松食いは伐倒されて、駆除されておりました。その点についてはありがたいなと思い、まず1点お礼を申し上げておきます。  問題は、この中に、松食い虫等防除事業委託料とか、いろいろ入っているわけですが、補植についての予算というものが見受けられていないんですが、今、グリーンウェーブ事業でやったときもかなり松食い虫の被害を受けまして、既に伐採しちゃったんですけれども、そこについての補植の予算というのはどういうように考えられているのかなというのが1点ございます。その辺が、少し考え方をお聞かせいただきたいなと思います。  以上、2点ほどよろしくお願いします。 168: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 169: ◯羽蚋農政課長 佐野委員の、2点質問ございます。  一つは、米の生産調整に対して市の状況というようなところかと思います。予算書の104ページの中段ほどになりますが、経営所得安定対策推進事業費補助金190万4,000円がございます。これは、経営所得に水田の関係の人件費、それから事務費になります。  もう一つの、予算書105ページになりますが、これも中段ほどになりますが、生産調整実行確保事業補助金44万2,000円、これはそれぞれの各地区の協議会の運営のための補助金でございます。  それででして、米の生産調整というものでございますが、経営所得安定に対する交付金というものが、これ、国から直接農業者のほうに支払われるものでございまして、市の一般会計へは経由せずということでございます。実は、平成28年が市全体で交付金が9億2,000万円ほどございます。産地交付金も含めて9億2,000万円ほどございます。平成29年度につきましては、まだ最終的な交付金のほうが出ておりませんが、おおよそ9億7,000万円になります。大体5,000万円ぐらい去年より多いなというようなことでございます。  実はこの数字なんですが、県全体でいきますと、多分4割強というようなことになります。袋井市の米生産農家に対する国の交付金が、県全体の4割強というようなものでございまして、非常に、要するに、生産調整に対する本市の取り組み、ブロックローテーションを中心とした転作、そういったものに出ているものでございます。そうしたものを今後も続けていくと、継続して農業者の収益を確保、生産者の収益確保ということを考えていきたいと思っております。  それから、2点目でございますが、松食い虫防除の関係でございます。佐野委員から今お話ございましたように、予算書106ページにございます、説明欄の右の欄でございますが、松食い虫防除事業委託料211万2,000円、それから、その下のグリーンウェーブ管理事業委託料284万9,000円でございますが、こちらについては、地上散布とか薬剤の散布、それから伐採、そういった手数料、それから草刈りといったものでございまして、先ほど言われた枯れたところの補植という費用は入ってございません。補植につきましては、これ、当然松の中には松というようなこともありますけれども、こちらについては、ここ二、三年、非常に松食い虫による被害がふえてきておりますので、補植については、樹木医とも相談しながら、今後どういうようにしていくかというところを考えていきたいと思います。  平成29年度もそうなんですが、樹木医の見解ですと、今残っている松で、ある程度防風、それから防砂の機能を果たすというようなこともお話しいただいておりますので、ただし、かなりここのところ、ひどく枯れている部分もございますので、そうしたところを補植する必要もあるのかなと思いますので、そういったところを樹木医、それから県林業森林センターと専門家の意見を聞きながら検討してまいりたいと考えてございます。 170: ◯高橋委員長 佐野委員。 171: ◯佐野委員 さっき今御説明を受けました松食い虫の補植の関係ですけれども、予算書106ページですね、6款1項3目でございますけれども、そうしますと、補植についてはこれから補正対応というようなことも考えているということでよろしいですか。 172: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 173: ◯羽蚋農政課長 補植については、補正というか、まだそこまでは考えてございません。まずは、樹木医なり、それから専門家の意見を聞く中で、どういった対応方法がいいかというようなことで、今後協議をしてまいりたいと思います。 174: ◯高橋委員長 佐野委員。 175: ◯佐野委員 ぜひ補植については、現状を見ていただければわかるんですが、市民が一生懸命、子供さんを連れたりして、日曜日の忙しい中に植えてくれたせっかくの松が枯れてしまったわけですね。そういった市民の思いも込めて、補植は、やはり私は、早いうちに樹木医と相談してやるべきであるし、あの松林の性格というのは飛砂防備林なんですよね。先人が築いた飛砂防備林ですから、そういったものが一日も早く大きくなれば、それだけの効果があると思いますので、これは要望でございますが、ぜひ補植について早目に結論を出していただいて、対応をお願いしたいなと思います。  それから、もう一点、これは別の案件になりますけど、よろしいですか。  ページ数は、予算書103ページになります。同じく6款1項1目になります。予算書103ページの上から三つ目でございます。荒廃地等利活用補助金450万円。これは全市の中で荒廃地等の利活用の補助金ということでやっているわけでございますが、御存じのとおり、一旦荒廃した農地を起こすというのは物すごく労力からお金がかかるというようなことが実態なんです。しかしながら、荒廃地になったということはやはりそれなりの理由が現実にはあるわけでありまして、私どものほうの浅羽南地域のほうにも、先般も一般質問させていただきましたが、せっかく荒廃地等に対して補助金を交付して、一旦はきれいな農地になったんですけど、再びもとへ戻ってしまっているという事例があるんですね。そういったことで、この荒廃地等の利活用補助金というのは、皆さん方市のほうが考えているのは、何年間耕作しろという条件というのはあるんでしょうか。それについて1点お聞かせいただきたいと思います。 176: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 177: ◯羽蚋農政課長 荒廃地の利活用、いわゆる耕作放棄地の解消になろうかと思います。予算上では450万円ということでございまして、この何年間ということでございますが、この交付金でございますが、これ、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1ということでございまして、国のほうの要綱においては、耕作放棄地で解消した農地については、10年間は耕作しなさいといったものがございます。そうした中で、やはり10年間は耕作していただきたいといったものがございます。  実は、荒廃した農地を新しく再生して、耕作される方においては、5年間は無償で借り受けて、耕作しなさいといったものがございますので、その5年間は無償で、その後10年が耕作といったことで、指導しているところでございます。 178: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 179: ◯木下委員 6款1項3目ですね、予算書104ページ、少し私もおらなかったので、少し教えていただきたいところがあって、産地パワーアップ事業費の補助金、それから茶業支援対策事業費補助金というのは、これ、平成28年度と変化がもしあるのであれば教えて、金額的に大幅な金額が変わっているのであれば、そこの内容を、変わっているのであれば変わっているということで、変わっていないのであれば、今後の展開というか、その辺も教えていただきたいなというところが1点と。  それから、今、佐野委員からもお話があった、荒廃された農地、耕作放棄地の話なんですけど、袋井市で一番よくそこを活用して、お金を費やしているところがどの辺の地域になるのか、ばらつきがないのか、そこら辺を少し教えていただきたいと思います。 180: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 181: ◯羽蚋農政課長 木下委員の御質問でございます。  1点目でございますが、産地パワーアップ事業でございます。平成30年度においては1,922万7,000円というような予算措置でございますが、平成29年度については8経営体分で6,475万2,000円というようなことでございまして、平成30年度3経営体というようなことで、予算的には少なくなってございます。  それから、茶業支援対策事業費補助金でございます。800万円ございますが、こちらについては、平成29年度と同額となっております。  それから、荒廃農地の解消でございますが、どの地域というようなことでございます。荒廃農地を解消する手法でございますが、水田、それから普通畑、それから茶園というような三つに分かれますが、これまでの中では、水田、それから普通畑が多く解消されているかと思います。浅羽南、袋井東、笠原、そういったところが、これまでもそうなんですが、荒廃農地、耕作放棄地が非常に多かった場所でございますので、そういったところを重点地区というようなことで、これまでも解消のほうを進めてきております。  そうした中で、全体ですと、国の事業を用いたものと用いていないものもございますが、全体でこれまで、大体90ヘクタールぐらいの荒廃農地を解消してきておりまして、おおむね、今言った3地区が大体7割、8割ぐらいの解消ではないかと思います。 182: ◯高橋委員長 木下委員。 183: ◯木下委員 産地パワーアップ事業費補助金、これ、かなりの金額ということで、事業の終わった部分もあるのかもしれないですけど、やはり産地パワーアップですので、やはりおおむね産地のものを使ったもので、例えばラグビーワールドカップのロゴをつくるとかという原田市長の説明もあったようなんですけれども、やはりこの事業に関しては、余り削ってしまうと、それこそ産業全体に影響がするんじゃないのかなというところがあって、そこら辺をそんなに、6,400万円から1,900万円というのはかなり大幅な金額の減り方になっておりますので、お茶のほうは800万円ということで、平成28年度と同じということで、今後もう少し発展を考えると、やはり産業的にもう少し伸ばしていかないといけないんじゃないかなというところがございますので、そこら辺を少し再検討すべきじゃないのかなと考えております。  それから、先ほどの耕作放棄地ですけど、もちろんかなり集中してやらなきゃいけないところがあって、そこは農業をやってほしいなと思うんですけど、やはり私のところの近隣なんかを見ると、放棄されたまんまの状態がいまだに続いて、もちろん、駅南に関しては商業地になるということで、あれはある程度少し目をつぶっても仕方ないかなと思うんですけど、新幹線の南側というのは本当にそのまま、全然何もされていないんじゃないかなと思うのであって、これは少し地元のことなので、ぜひとも。  以上ですけど、産地パワーアップ事業参入に関してのやはり重要な点が、余りにも減額が大き過ぎると少し御意見をお聞かせ願いたい。 184: ◯高橋委員長 産地パワーアップ事業は、国の交付金をトンネルしているだけだものですから……。参入要件について理解してもらいたいというのと、農業振興対策費で3年間限定でやっている事業ですので、その利用状況の説明をいただきますけど、制度自体は少し……。 185: ◯羽蚋農政課長 まず、1点目の産地パワーアップ事業でございますが、これは国の交付金でございまして、実は要件がありまして、この要件を満たした者が申請できるものになるんですけれども、実は水稲の経営ですと50ヘクタール以上の経営規模がないとだめです。それから、お茶については10ヘクタール以上、それから施設野菜、これ、メロンも含めてなんですけれども、5ヘクタール以上というものもございます。
     非常に大規模な経営規模がないと、この要件を満たさないといったものがございます。あわせて、申請する上で、3年以内に収入もしくはコスト削減を10%以上といった目標設定が掲げられることになりますので、これを満たしたもののみが申請できるといったことでございまして、実は袋井市においては、平成27年からですか、これまで22件の経営体が申請をされております。そういった、要するに大規模な経営体ですね。要するに産地の力をつけるというような、そういった国の事業でございまして、要するに、こういった申請ができることが必要になってきますので、平成30年度においては、この要件を満たして、既に事前に県と協議した中で、この経営体でしたらばできるだろうといったものの申請でございます。そうした中での3経営体の1,900万円ということになりますので、決して予算規模をカットするといったものではございません。そうした中での予算措置でございます。  それから、荒廃農地でございますが、先ほど佐野委員ともお話がございましたが、荒廃されるところというのは、やはり地盤であるだとか、いろいろな条件があっての荒廃化された場所でございます。そうした中での解消ということになってきますので、それなりの解消される方というのはリスクも考えた中での解消といったものもございます。  実は、平成29年度から、解消できる事業者においては、認定農業者と、国のほうも要件が厳しくなってきました。今までは農業法人というか、事業者、例えば建設事業者であるとか、そういった方も解消事業者でよかったんですが、平成29年度からは認定農業者ということで、認定農業者で、なおかつ、1事業に当たり200万円未満というような、そういうことも要件の中に出てきておりますので、そういった要件を満たしての解消というような、なかなかこれまでの解消とは若干推進がしづらいというような、そんな状況でございます。そうした中での、今後推進をしていくというようなことでございます。 186: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大場委員。 187: ◯大場委員 予算説明資料123ページの趣旨の関係というか、6款農林水産業費、1項農林費、3目農林振興対策費の2節農林業振興費の中で、123ページの上から四つ目かな、有害鳥獣捕獲業務委託料ということで90万円用意をしていただいてありますが、平成27年から始まりました鳥獣被害防止計画の中では、例えば平成29年度は、イノシシでしたら120頭捕獲の計画目標があって、実際現在の平成29年度はそれをはるかに超えて130頭とか140頭、笠原とか、もろもろを含めて行っているのではないかなと思いますが、90万円の、大体どれくらいのイノシシに関して捕獲頭数を予定していて、被害に遭ってはいけませんが、被害面積はこれぐらいでとか、被害金額はというような想定をみなしているのか。さらには、袋井市が立てている鳥獣被害の防止計画は平成27、平成28、平成29というようなことの中で、平成30年度から新しく立てていくような形になっているのではないかなと思うわけですけれども、そこら辺の計画見通しがあるのかどうか。あわせて、特に有害鳥獣の中ではイノシシとカラスとハクビシンとあるわけですけれども、地域の皆さんがそれぞれ困っていることでありますので、教えていただきたいと思います。 188: ◯高橋委員長 報告事項の中に、計画の方針の中身はありますので、予算のところの説明だけ御質問をお願いします。 189: ◯大場委員 予算関係です。 190: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 191: ◯羽蚋農政課長 90万円の根拠ということでございます。平成29年度、今現在、有害鳥獣、イノシシの捕獲が104頭でございまして、90というのが……。 192: ◯大場委員 104頭を計画している。104頭は実績ではないか。 193: ◯佐野委員 平成29年度の実績でしょう。 194: ◯大場委員 実績だよね。 195: ◯羽蚋農政課長 そうです。実績が104頭でございまして。 196: ◯高橋委員長 これが平成29年度だよね。 197: ◯羽蚋農政課長 はい。平成29年度ですね。 198: ◯高橋委員長 平成29年度予算の90万円で。 199: ◯羽蚋農政課長 90万円の、これが……。少しお待ちください。済みません。 200: ◯佐野委員 これは別だったよね。ハクビシンとかは頭数を決めないらしい、この計画では。カラスとか。イノシシのことか。 201: ◯羽蚋農政課長 予算書の104ページの、90万円というのが、これは有害捕獲の猟友会に対する委託料でございます。  それで、その下のほうに鳥獣被害防止総合対策交付金110万円というのがございます。これが、対策と、それから捕獲に対する交付金ということでございまして、対策というのは講習会であるとかわな、そういったものの分でございます。それが30万円でございます。捕獲に対しては80万円を今設定してございます。  80万円というのが、これが、イノシシ、成獣等のイノシシ1頭につき、国からは8,000円が出ますので、単純に100頭分といったものでございます。 202: ◯高橋委員長 大場委員。 203: ◯大場委員 ありがとうございました。  後ほどの議題に上がっているということですが、現在104頭というところですが、私が地区のというか、三川とか笹原の皆さんに聞くと、もう少し頭数が多いような数字を言ってきているわけですけど、カウントの仕方が少し違うんじゃないかなと思うわけですけど、そこを教えてください。 204: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 205: ◯羽蚋農政課長 大場委員の120、130という数字が、実は市のほうのわながございまして、その市のわなで捕獲、要するに有害鳥獣捕獲ということで、捕獲したものが104頭でございます。  実は、猟友会の皆さんがそれぞれわな猟の免許を持っている猟友会の方々が独自でわなを設置して捕獲したものもございます。有害ではなくて、猟において捕獲したものもございまして、そういったものを含めて120、130というものでございます。 206: ◯大場委員 例えば、先ほど言った県からおりてくる8,000円は、自分たちが捕獲したというか、自分らで設置したのには払われないという形になるんですね。そうすると、それ、少し数字的な誤差で、もし何かあったときに大変じゃないかなと思うんですけど、それは別に市が把握しているのと猟友会が考えている数字というのは違っていてもいたし方ないという当初からの解釈なんですか。 207: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 208: ◯羽蚋農政課長 県、国から出る1頭当たり8,000円という、それから、ウリボウというか子供は1,000円なんですけれども、それはあくまでも有害鳥獣として申請した分に対しての交付金でございますので、猟友会の皆様が猟として捕獲したものに対しては対象とならないということです。 209: ◯大場委員 猟ということは、食べちゃうということに。                 〔発言する者あり〕 210: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 211: ◯鈴木副委員長 私からは大きく3点、少しお伺いいたします。  まず、予算書102ページの第6款1項1目農業委員会費についてでございます。新しい農業委員会になって間もなく1年間たつかなと感じています。その中で、地域の先週の人数と変わって、何か終えてみて、農政課としてどんな活動総括を持っているかなというところを。このごろ農地中山間管理費とテレビCMなんかをやって、そういった部分も担いが大きくなってきているのかなことも思いますので、その辺を含めて1点。  もう一点が、予算書103ページの6款1項3目農林振興対策費の中で、平成29年度の予算を見ますと、ふるさと納税なんかがかなり減額になって、総務省の関係で袋井市の返礼品を見ると、やはり農産物が主だなと感じていまして、ゴルフクラブが渡せないもんで、誰かがやっちゃったなというところで、寂しく思うんですけれども、ふるさと納税の返礼品が主なところで、メロンと米とお茶と豚肉ですか、農産物というと。品目が当たるかなと思うんですけど、生産者の声として、よう売れて、よう出てくれて助かるよというところが余り私は聞こえてこないなと思うんですけど、農政課のほうはいつもどう思っているのかなというところが、一番農業者に近い組織ですので。  それと、最後に、予算書106ページの6款2項1目県単独農業農村整備調査費負担金ですか、だけど、山梨用水の頭首工の関係で、別の方式を検討しているとございますけど、別の方式ってそんなにいっぱいないと思うんですけど、どんな方式を今予定している、こんな方式とこの方式とこんな方式があってというのがあると思います。かなり、私もこの関係の御相談を伺うことがありまして、県のほうも少し聞いてもらったら、結構お金がかかるよというような話も聞いていますし、農業だけじゃなくて、川遊びする方もそこを少し気にしていますので、ぜひその辺も教えていただきたいと思います。以上3点です。 212: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 213: ◯羽蚋農政課長 1点目でございます。農業委員会でございます。平成29年7月に新しい農業委員会ということで開設されまして、農業委員が16名、それから農地最適化推進員が12名ということで、合わせて28名の方が農業委員会の委員として活躍されております。こうした中で、農業委員に対しては、これまで農業でございますが、農地の、後ほど審査並びに農地の、耕作放棄地だとか、それから新規就農だとか、農業振興全般の役割といったものがございます。  農地最適化推進員については、特に新規就農者、それか、農地集積、それから荒廃農地、耕作放棄地の対策といったものの、それの役割というような位置づけでございますが、なかなか、それぞれ人数がこれまでよりも少なくなっていること、それから、当然範囲も広くなってきているというようなことで、なかなか細かな部分まで状況を把握しにくくなってきているというようなことで、かなり大変な業務にはなってきているといったものがございます。また、農業委員、推進部も含めて、認定農業者の方が半分ぐらいいらっしゃいます。そうした中で、通常の本業の農業と、なかなか委員としての活動が大変になってきているというようなことがございます。  そうした中で、今、実は月に1回総会がございまして、総会の日に農振部会、それから農地再興推進委員会というような別々の委員会もあわせて行っているというような中で、今後、もう少し限られた時間の中で有効にできるようにやっていかないといけないねというようなことで、それぞれ委員も考えているようなところでございます。ただ、なかなか状況が、忙しいというようなところが一番のところかと思います。  それから、ふるさと納税の農産物、例のお茶、お米というようなことでございますけれども、聞いているところによりますと、圧倒的にクラウンメロンが9割以上というようなことでございます。やはり袋井を代表する農産物ですので、そうした中ではクラウンメロンが皆さんに喜ばれていると思います。直接は、農業者からもふるさと納税の細かなお話というのは伺ってはございませんけれども、やはり市といたしましても、クラウンメロンを皆様に御愛顧いただいているというようなことで、ありがたく思っている次第でございます。  それから、山梨用水でございます。先ほど皆さんの中で説明させていただきましたが、現の施設、なかなか太田川からの取水回収になりますと、かなり高額な費用がかかるというようなことで、中遠農林事務所が調査をしているところでございますが、別水系というような、例えばですが、天竜川からの取水、そういったものを検討しているというようなことも伺ってございます。あと、これは中遠農林事務所ですが、ため池の新設であるとか、井戸の設置、それから、もう少し太田川の河川の上流側からというような、そういったことも代替案というようなことで、検討されているようでございます。こちらについては、また改めて中遠農林事務所から行っていただけるというようなことで伺ってございます。 214: ◯鈴木副委員長 ありがとうございます。  農業委員会の件ですけど、今回一般質問を2人か3人かしましたけれども、あの辺の質問内容を聞くと、せっかく一生懸命やってくれているのに、何かその辺が、もう少し答弁に出てくれるとよかったんじゃないかなと、私の感覚では思ったので、ぜひその辺も。農業委員会、あれから開いていないですけど、終わってから。いろんな意見が出るかなと思いますので、含めて、農政課の考えを示してもらいたいなと思いますし、先ほど山梨用水の件ですけれども、平成29年度中にあるということの方向を出すんですかね。スケジュール的な話ですので、この平成30年度にもう一度研究し直して、平成31年度にある程度答えが出てくるのかどうなのか、スケジュール感ということを知りたい。 215: ◯高橋委員長 1問目はいい。じゃ、2問目の山梨用水の件だけ答弁を。  羽蚋農政課長。 216: ◯羽蚋農政課長 山梨用水については、平成30年度の中で県として再度検討していくというようなことでございます。そうした中で検討結果をいただけるというところで伺っております。 217: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 218: ◯鈴木副委員長 委員長、交代します。  高橋委員。 219: ◯高橋委員長 予算説明資料かな、123ページの6款1項3目林地台帳整備業務委託料、額はわずかですけれども、これは代表質問でもさせていただいて、所在者は不明ということで、林地に関しては3割くらいがたしか全国的にも所有者が明確にできないということで、現状、正規調査等もなかなか進んでいないという中で、台帳整理というのは非常に困難じゃないかなというのが推測されるわけですけれども、市内の状況というのはもうある程度把握されているのかどうなのか、これから進めるということに関しても、状況を今のところどういうように捉えているのか、お伺いをしておきたいと思います。 220: ◯鈴木副委員長 羽蚋農政課長。 221: ◯羽蚋農政課長 予算説明資料の123ページ、6款1項3目林地台帳整備業務委託料77万7,000円の件でございます。林地台帳については、これ、県、それから市にあるものを今後、平成30年度の中でデータの更新といったものでございまして、先ほど言われているような、所有者不在というか、不明、そういったものについては、現在ある台帳の中においては、所有者、それから所有者の住所、氏名、それから地目面積という形で記載されておりますので、その後、追跡調査といったものまではしておりませんので、現時点では、台帳の更新としての事業費でございます。あわせて、森林の土地に関する地図の作成といったものでございます。 222: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 223: ◯高橋委員長 多分国のほうが、そういうことがあって、早く対策を立てなければならないということで予算化をして、こういう形で多分おりてきたんだと思います。これを進めていくには、まずはあるものをきちっとしましょうということじゃないかと思いますけれども、現状を見てもなかなか地図上と現地というのは確認するのが非常に困難ということで、まず台帳は当然やっていただけなければならないけれども、その次の段階でやはりしていかないと、これから非常に問題になってくるんじゃないかな。現実、奥のほうでも所有者がわからなくて、境界もわからないというのがいっぱいあるということで、現実そこから下へみんなおりてきちゃって、実際にそれにかかわっていないということで、そういうものは非常にたくさんあるということで、これから非常に大変になってくるものですから、やはりそこら辺は、まずは言われたとおりにやっていくということかもしれませんけれども、現状の把握というのはやはりぜひしていただきたいと思います。  これ、今までいろいろな事業をやって、買収問題等とかかわってきたと、追跡調査で非常に苦労してきたというのは、これはほかのところでも実際あるかと思いますので、そこら辺はやはりぜひ、ただ単に、これを事業にしたから、いろいろそれだけをやるというんじゃなくて、やはり全体で問題意識を把握して、こういうことでこれを今取り組むんですよと。それで、次はやはり皆さんでこういうことをしていきましょうということでしていかないと、ただあることだけをこなしていたんじゃ、やはり次のところに対応できないと思いますので、ぜひそういう問題意識を持ってやっていただきたいと思いますけれども、これに関しては、鈴木産業環境部長で答弁いただければありがたいかと思いますけれども。 224: ◯鈴木副委員長 鈴木副市長。 225: ◯鈴木副市長 一般質問でも、土地の所有者が不明で、そうしたことがいろいろ公共事業の阻害要因になっているとか、あるいは、荒廃して地域の課題になっているということで、さまざまな社会問題化しているんですよね。そうしたものをトータルすると、どういう統計か少し自分も細かくは知りませんが、九州全域ぐらいに匹敵するぐらいの、そうした不明な土地があるということだと思います。  農地については、田んぼについては少し固定資産税のほうを上げるとか、そうしたことを制度の中では検討されているようですが、それが実行に移されるかどうかわかりませんし、仮にそうしたことが、きちんとした土地の所有管理に結びつくかどうかも少しわかりません。全体的な傾向としては、人が減ってくる人口減少に伴って、土地の価格、価値そのものが低下してくることによって、もう私は相続しないとか、そういったことが大きな背景としてあると思います。森林も同じことなんだと思います。特に森林については、境界が不確定で、開発とか、そういった土地利用が農地に比べてぽっといくというような、そういう性質のところじゃないものですから、余計そうだと思いますけれども、これはやはり経営者のほうのそうした形式にあって、森林法の改正に伴って、森林、検討の対象に民有林ですけれども、そうしたことで林地台帳を市町村の責務で整備していきましょうということになっておりますから、土地の管理をきちんとしていきましょうと課の中の予算措置ということで御認識いただければと思います。 226: ◯鈴木副委員長 委員長を交代します。 227: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 228: ◯高橋委員長 ないようですので、農政課所管については終了といたします。  それでは、建設課に移りますので、ここで休憩として、3時10分まで休憩いたします。                (午後2時51分 休憩)                (午後3時09分 再開) 229: ◯高橋委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  議第6号 平成30年度袋井市一般会計予算についてのうち所管部門、引き続き建設課の所管についてを、説明を求めます。  榛葉建設課長。 230: ◯榛葉建設課長 (省略) 231: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。いかがでしょうか。 232: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 233: ◯高橋委員長 最初から申しわけありません。  予算説明資料の142ページ、8款2項1目の橋梁の関係で、高奈橋撤去の費用とか、いろいろ、橋梁点検を実施しているわけですけれども、非常に地元に関係するものが多いということで、やった結果をやはり、ぜひ地元に返していただきたいな。実際やったところに赤いテープを張ったり、チョークでいろいろ、さまざま印をやって、橋梁点検、やったなというのはわかるんですけれども、そうした数値を地元、市だけの資料にしないで、やはりその結果をすぐ地元に返すということをしていただきたい。  そういう、なぜ言うかというと、地元でいろいろな要望が出てきたときに、その橋をどうするかというような話も出たりして、橋梁の点検の結果でこれは、そういってももうそんなには延長できないよとか、そういう話を我々は大体の知識の中で言うんですけれども、裏づけがやはり欲しいということもあって、そういう点では地元の皆さんに、この橋は、今の現状はこうですよということをやはり返して、そのための、ただ単に長寿命化だけではなくて、その後のことも含めてやはり地元の皆さんと協議してきている部分も考えますと、そういう資料というのは非常に重要なのかなと思いますけれども、その点についての考え方を聞いておきたいと思います。 234: ◯鈴木副委員長 榛葉建設課長。 235: ◯榛葉建設課長 それでは、高橋委員の御質問にお答えを申し上げます。  私も今、説明のところで橋梁点検業務ということで説明申し上げました。道路法の改正に伴いまして、平成26年度から5年間で、とにかく一回、一通り点検をして、それを5年に1回ずつ繰り返していくというようなことになってございますので、市内には、現在では922の橋がございます。これは、長いものから短いもの、それぞれございますが、それを5年間で平準化して点検をしているということでございます。  御案内のように、平成30年度の予算の中では、春岡の宇刈川にかかる高奈橋などは撤去をしていく方針ということで、これをかけかえるとなるとかなりの費用がかかっていく。そういったときに、利用度等も踏まえた中で、地域の皆様としっかりこれは御相談をさせていただいて、こんな方針を出させていただいたというようなことでございますが、それ以外にも、これは、判定が、安全度といいますか、判定をするランクがございまして、判定1から4までございます。判定1、2、3、4とございますが、判定3まで行きますと何らかの補修を加えていく必要があるというような、そんな診断が出る状況となってございますので、そういった橋も何橋かございます。こういったものはしっかり計画を立てて橋梁補修をしていかなければならないということでございますが、そういった作業をする際には当然、地域の皆様にお知らせをしながら、工事の期間は通行どめになったりというような、地域の皆様には当然影響がございますので、そういった点検の情報も当然地域の皆様に明らかにしていくところが必要であると思いますので、ここ、少し検討させていただいて、ホームページとか、そういったものも活用しながら点検の結果等もお知らせできるように検討してまいりたいと思ってございます。よろしくお願いを申し上げます。 236: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 237: ◯高橋委員長 再質問ということではないですが、なかなか老朽化して危ない橋なんかを大型の車両が通ったりということで、長寿命化を考えるとある程度一定の制限をかけたりということがやはり場合によっては必要になると思うんですよね、便利だからどんどんどんどん使っていればいいということじゃなくて、やはり安全性も考えると。そういうことをやはり共有しないと、あるから通っちゃえというような形で、現実そういうのが多いんですよ。ここは本当は、何トン規制というか、しにゃいけないけど、大体そういうのもやはり地元の小さい橋なんかだとなかなかないということで、そこら辺も含めてやはりそういう情報提供というのをきちんとしていただくようにお願いしておきたいと思うので、よろしくお願いします。 238: ◯鈴木副委員長 委員長を交代します。 239: ◯高橋委員長 発言しましたので、どなたか、いかがでしょうか。  佐野委員。 240: ◯佐野委員 私は歳入の面から少し、道路事業について市の考え方をお聞かせいただきたいんですけれども、予算書21ページですが、14款2項4目、土木費国庫補助金の中で、事業の中でたくさん使われているのが社会資本整備総合交付金、これ、かなり使われているわけでございますが、国のほうも非常に財源が厳しいという中で、予定したこの社会資本整備総合交付金は、毎年予定どおり入ってきているのかどうか。  入ってきていない場合、例えば事業を縮小したり減額補正したりするようなケースもあろうかと思います。地元のことを言って恐縮ですが、うちのほうのいろいろな場所、機会を捉えて報告もお願いもしているんですが、うちのほうでバイパスを今、1本つくっている道路があるわけです。ここもやはり社会資本整備総合交付金を使っているんですが、その大体真ん中より少し西寄りに川が、結構広い川があるんですが、そこにちょうど、バイパスですから橋をかけなきゃいけないということですが、要は海岸の、河川の右岸、右側、右岸側については橋の橋台が、もう予算が一応、随分前にやってついているんですが、ところが、左岸側の橋台がまだ未施工なんですね。その間にいろいろバイパスはやってはいるんですけれども、結局、予算がかなり、その橋台をやるとなると3,000万円ぐらいかかるんですが、大体毎年コンスタントに割り振られているのは2,000万円ぐらいなんですよ。そうすると、いつまでたっても橋台ができないという話になっちゃうわけです。実際そういうことで問題があります。  これは榛葉建設課長にも言ってあるんですけど、かなり担当のほうでも苦労されて、県のほうとヒアリングでプッシュしていただいているんですけれども、そういうような中で、今後市側としては、この社会資本整備総合交付金というのが切られてしまえば、当然補助金を主体に、今、考えているわけでございますので、そういうようになりますと、いつまでたっても計画どおりに道路ができていかないという、いわゆる悪循環が生じてくるんじゃないかなと思いますし、市民に対しても約束した期限までにいわゆる道路ができないというようなことにもなりかねませんので、そこら辺の社会資本整備総合交付金がもし切られた場合、きょうは鈴木副市長もおりますので、いや、それは申しわけないけど、切られた部分については、いわゆる事業縮小で補正していくと、そうしないとほかのところへ財源が回っていかないわけでございますのでそうせざるを得ない状況なのかどうかということ。  2点、まず、毎年この社会資本整備総合交付金については大体予算どおりついているのかどうかという状況がまず1点と、切られた場合に市では一応どういうように対応していくか、この2点についてお聞かせをいただきたいと思います。 241: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 242: ◯榛葉建設課長 ただいまの佐野委員の御質問にお答え申し上げます。  道路に係る事業等にあっては、国からの交付金を活用しながら進めているということでございますが、今、佐野委員から御質問がございましたように、市内たくさんの交付金路線というのをさせていただいているわけなんですが、なかなかそれが思うように進んでいかないということで、私どものほうも地域の皆様とお話をさせていただく中では、もう少し時間がかかりますとかということが出てくるというような、そんな状況がございます。  少し御案内申し上げますと、毎年予定している交付金がそのとおりついているかということなんですが、実は国の交付金も、このごろは特に、新たな道路をつくったり今の道路を広めていくというような、いわゆる改築をしていくような事業よりは、維持補修に係る費用とか、通学路安全対策とか、そういった部分に重点が置かれているということで、なかなか新しい道路、改築をしていくのは厳しい時代だな、限られた予算というようなこともございますが、そういった中では、それぞれある目的に従って、何路線かを一つのパッケージを組みまして、そういった一つの計画をつくりながら幾つかの計画で道路整備を行っておるわけなんですが、そういった重点化している通学路整備等の計画にしても満額は当然つかないというような状況でございますので、そうでない計画はさらに率が落ちているというようなことで、極端に言うと、求めているものに対して3分の1とか、そんなこともないわけではないと。そんな状況の中で少しずつ配分をさせていただいて事業実施をしているということになります。  先般の、先々般の定例会のときもおおむね、道路事業、1億円、事業費で1億円ほどの減額補正をさせていただいたところなんですが、そういった希望した金額に対して市の予算も措置しながら待っておってもなかなかついていかないと、こんな状況がございますので、なかなか執行するのは手厳しいなというような状況でございます。  では、その交付金がつかない場合にはどうしていくんだということでありますけれども、平成28年度に道路整備の新しい10箇年計画というのを策定させていただいたわけなんですが、かなりそれまでの路線を手を広げてやっているということもございまして、17区間ぐらいやらせていただいております。それに加えて、この10箇年の計画の中で新たに整備に入っていく短期整備路線に加えてくる部分は4路線程度となっておりますが、それも着手時期がはっきり見通せないというような状況があるほど時間がかかっているということでございますので、その際にも御説明申し上げましたが、1路線が完了しても次の路線とはなかなか、新たな路線を組み込みにくいということがございますので、まずは重要な路線から選択をして集中せざるを得ないと考えてございます。しかしながら、そこに単費を投入してというところまではなかなか厳しいことがございますので、そういった優先順位を見きわめながら、できるだけ交付金を活用して整備を続けていきたいと考えてございますので、御理解を賜りたいと存じます。 243: ◯高橋委員長 佐野委員、よろしいでしょうか。  佐野委員。 244: ◯佐野委員 状況は十分理解できるんですが、今回、僕も一般質問させてもらった中に、全域の中で都市計画税を賦課して、今現在、いるわけでございますが、私が今回一般質問の中で説明した中では、要するに市街地の外縁部の状況について皆さんも聞いていたと思いますけど、これからはどんどんどんどん外縁部については人口減少がもう進むのではないかというようなことを危惧した質問をさせていただきました。
     その中で、外縁部でも当然生活しているわけでございますし、修繕費とか、そういった、いわゆる投資的経費もどんどん削られていると、そういうような中で、これからやっていくと、進んでいく、一番危惧するのは、若い人たちが、いわゆる外縁部に住んでいる若い人たちが、より利便性の高い中心部、いわゆる市街地に近いところに住むのではないかというようなことを危惧して私はあの質問をさせてもらったんですけど、余り、やはり榛葉建設課長が言われるように、なかなか厳しい中で重要な路線を中心にやっているということになりますけれども、まちづくりからいきますと、コンパクトシティを皆さん一生懸命やっていますので、そうしますと、どうしてもどうしても中心部のほうが中心になってしまいまして、外縁部というのは非常に寂しいような状況になる、工事においてもですね。  そういうようなものについてもやはり、傷んでいる、先ほど高橋委員長も言いましたけど、橋梁の問題とか、いろいろあるわけでございますので、単費を全てつぎ込めというわけではないんですけれども、計画的にいろいろな工事を進めていっていただかないと、道路も古くなった、人間も古くなったでは、これはどうしようもありませんし、そういうような危惧がされるものですから、そういったものについては十分配慮して、地域の要望に対しても応えていただくようにお願いを申し上げておきたいと思います。  何かコメントがあればお願いします。 245: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 246: ◯榛葉建設課長 ただいまの佐野委員の御質問でございます。委員からは外縁部というような話がございましたが、先ほど申し上げましたように、なかなか新しい道路を整備していくというところがうまく進んでいないというような状況がございますが、維持管理につきましてはしっかりやっていくように努めていきたいなと思ってございますので、安全対策上必要なところはできるだけ積極的にやっていくようなことで努めてまいりたいと思っています。  市の全体のまちづくりの中では、道路整備計画の上位計画として都市計画マスタープランなんかがございます。そういった計画にも基づいて、必要なところは計画立ててやっていくと思っていますので、予算との相談というところもありますが、それは、つくっていく部分と、しっかり守っていく部分と、整理をしながら取り組んでまいりたいと思ってございますので、よろしくお願いしたいと存じます。 247: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248: ◯高橋委員長 ないようですので……。         〔「本当にいいの。大丈夫なの、みんな」と呼ぶ者あり〕 249: ◯高橋委員長 次に、都市計画課所管についてを、説明をお願いします。  石田都市計画課長。 250: ◯石田都市計画課長 (省略) 251: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしていきます。いかがでしょうか。  木下委員。 252: ◯木下委員 質問をどうしようかなと思って、説明だけお聞きしたいんですけど、例えば8款4項の6目の中で、やはり駅南の土地区画整理のところ、これ、たくさんいろいろな事業でそれに絡めて駅南の開発をやっていただけるんですけど、先ほど、道路になってしまうのかな、区画整理をやっていけばもちろん道路が中に入ってきて、先ほどのと一緒になってしまうのかもしれないんですけど、新幹線沿いのところもどうしても駅南の開発の中に入ると思うんですよね、区画整理をやっていくと。その辺はどうなんですかね。駅、新幹線と絡むところというか、その辺は、整理はできていく形になるんでしょうかね。             〔「新幹線北側の話」と呼ぶ者あり〕 253: ◯木下委員 北側の話。北側です。 254: ◯高橋委員長 商業地のところはそちらで調整中だね。 255: ◯木下委員 絡みませんか、一部絡みませんか。 256: ◯高橋委員長 全然絡まない。  石田都市計画課長。 257: ◯石田都市計画課長 駅南のまちづくりにつきましては、JR東海道線から新幹線の間のところということで、現在、既存の住宅のところで、たしか約7ヘクタール強だったと思いますが、そこを、8款4項6目土地区画整理費として予算計上させていただいております袋井駅南都市拠点土地区画整理組合というようなことで事業をしております。それから、あと、残りのところの水田部分につきましては民間でというようなことで、メディカル地区、それから田端商業地区というようなことで、現在、商業地区につきましては、平成30年秋の業務代行方式による土地区画整理組合の設立に向けて準備を進めているという状況でございます。  御質問いただいた新幹線の北側の道路につきましては、既に駅南の地区計画の中で、地区施設ということで6メートルの道路で、新幹線北側の道路、それから、すずき歯科の東側の南北の道路、それを6メートルで整理すると位置づけてございますので、業務代行の区画整理の中でそういったものも整理をしていくということになりますので、よろしくお願いしたいと思います。 258: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大場委員。 259: ◯大場委員 予算説明資料の中で、157ページ、8款土木費、4項都市計画費、6目土地区画整理費の中で、2節土地区画整理事業費の中で、先般、上山梨第三につきましては記念式典もされたということで非常によかったと思いますが、それに関連してではありますが、私、よくわからないものであれですが、議会報告会を先般開かさせていただいて、多分上山梨地区の方が終了後のアンケートの中でお話をいただいた、めいわ月見保育園からめだか公園へ上がる道の階段というのかスロープというのか、お願いをしているということ、さらには、そこの左岸側の堤防を、もしよければ車両を通行ができないような形の中で確保してくださいというような要望が議会報告会に出られた方から上がったかと思います。  もう一点、さっき榛葉建設課長に言い忘れましたが、太田川の堤防の草刈りは年2回じゃ足りないというようなリクエストもあったものですから、それは議事録のほう、載せなくてもいいですが頭に置いていただいて、先ほど言った2点について、どのような状態になっているのか、スロープの件、公園へおりる道のところ、車の通行も含めて、横断歩道をつくるのか、そこら辺のところについて1点お伺いしたいことと、さらには、同じく予算説明資料の中で、169ページの9款消防費、1項消防費、5目防災費の中で、4節の住宅等耐震性向上事業費の中で、(2)木造住宅の耐震補強助成事業費の補助金ということで、95%ぐらいまでは順調にうまくいくかもしれないというところの中で、残りの5%について、実際はいろいろな経済の状態のお宅があると思うんですけれども、やりたいけれどもいろいろな面から、生活の面からできないと言われるところの5%について、どのように当局はサポートをしていくつもりなのか、昨日も東日本の大震災を受けてさらに強く何とかしてあげたいと思ったのではないかなと思うわけですけれども、100%に近づけるための、さらなるこれから1年かけて取り組むとか考えていくとかというところはどういうように思っているのか教えていただきたいなと思います。 260: ◯高橋委員長 最初の質問は道路だもんで建設課だよね。 261: ◯大場委員 そうかね。区画整理絡みじゃないのかな。 262: ◯高橋委員長 区画整理はその地域だけなので。いるものですから説明できれば説明を。 263: ◯石田都市計画課長 階段のほうは、清算業務で、組合のほうで、組合の……。 264: ◯大場委員 その説明でいいよ。 265: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 266: ◯榛葉建設課長 それでは、ただいま大場委員から御質問があったうち、太田川の左岸側の堤防の通行の関係でございます。市道でございますので建設課のほうからお答えを申し上げたいと存じますが、そういった地域からの要望がございまして、このところが、堤防の階段をつくってそこを上がってめだか公園のほうに渡っていくときに、横断する機会が何回かあるとなると、結構通行量が多かったりしますと、時間帯によっては、危険が伴うので、そこを通行どめにできないかというような、そんなお話だったかと思います。私どものほうで、警察といいますか、公安委員会といいますか、そういったところで少し相談をさせていただいている経緯がございますが、例えば、手段としてはまるきりとめてしまうというような方法もあるのかもしれませんが、車両だけとめて遊歩道にするとか、あるいは単純に一般の堤防として管理等として車どめを置くというような、いろいろな選択肢があろうかと思いますが、いずれにいたしましても、利用者もいる中でのことでございますので、まだその次のところまで行っていない段階で、検討課題といいますか、そのように認識してございますが、いずれ利用される方というのは上山梨第三のところの、本来、車道、県道とか、ああいったほうを、信号機を使いながら回っていただければよいのかなと思いますが、どうしてもそういった信号を避けて堤防を、多分森の方だったと、森方面から来られる方が多いのではないかなと思っておりますが、そういった方がよく使われると感じております。  また、ただ、めだか公園に車両で行って車をとめないといけないというようなこともございますので、そのあたりも含めて、今、少し、私どものほうで検討といいますか、課題として、今、受けとめている状況でございます。まだ途中ということで御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。 267: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 268: ◯石田都市計画課長 階段の話は、それこそ今、区画整理組合のほうで、めいわ月見保育園がありまして、あと、子供たちも多く住んでいるということで、めだか公園までの利便性を向上するということで、堤防の堤外地側に階段をつけているということでございます。  その設置に当たっては、地元の、特に幼稚園だったり、地域の方の御意見を伺った中で、できるだけ安全にできるように、階段を上ってすぐ車とぶつからないように少したまりをつけたり、従来は階段に手すりを設けた形状であったんですが、手すりだけだとその手すりを乗り越えてのり面に子供たちが転げ落ちてけがをしてもいけないということで、縦格子なんかもつけさせていただいて、安全に利用できるような施しをさせていただいているところでございます。そういったことをやるというような予定で伺っております。  それから、2点目の耐震化の状況でございます。  本市における耐震化の状況ですが、平成29年度、70件、予算を計上させていただいておりまして、直近のデータではおかげさまをもって65件の耐震化工事を行ったというようなことで、平成29年度末の見込みでは93%強の耐震化率が行えるのではないかというような予測、見通しを立てております。それで、残りについては、先ほども説明をさせていただきましたが、市の総合計画の中で平成32年度末95%というようなことですので、残りの3年間、20%程度ずつ行っていけば達成をするというようなことで、予測を立てております。  御質問の95%以上の耐震化をどう進めるかというようなことでございますが、平成25年に耐震化の関係でアンケートを行った結果、中には工事を行う予定がないという方もいらしたり、必要性を感じないというような方もいらっしゃいました。それから、あと、費用なんかについても、やはり少しかかり過ぎるというようなことから、耐震化に踏み込めないというような、それぞれの御事情で耐震化が進まないということでございます。  1軒耐震化をやると、それこそ何百万円というお金でかかって、なかなか大変になるということでございますので、今後は、現在防災課のほうで補助制度なんかを既に設定されています耐震シェルターであったり防災ベッド、そういったものであれば30万円、40万円ぐらいで耐震化も、部分的な耐震化になりますが、寝室だけの耐震化とかということも図られますので、そういったものとあわせて引き続き耐震化の周知をしていくことが率の向上につながると考えておりますので、防災課と連携を図った中でさまざまな周知も含めて展開をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 269: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 270: ◯伊藤委員 1点だけ伺わせてください。予算書125ページの8款5項1目市営住宅についてなんですけれども、これも毎年というか、かなり議論をされ尽くされているのかと思いますけれども、今回も市営住宅の関連で3,200万円と、施設整備費という形で5,000万円入っていますけれども、今の市営住宅自体の入居率と、あと、やはり、今後の方針というか、やはり自治体によっては住宅補助というような形で出されているようなところもあるんですけど、やはり今後の施設の老朽化とあわせて、そういった部分も議論が必要ではないかなと感じるんですが、いかがでしょうか。 271: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 272: ◯石田都市計画課長 市営住宅の関係でございますが、現在266戸の市営住宅がございまして、そのうち、平成29年度時点の数字で恐縮ですが、266戸のうち213戸ということでありますので、率にして80%ぐらいの入居率になっているかなと思います。  それから、あと、今後、市営住宅の関係につきましては、古くは上町の団地などについては昭和33年、それから、月見町、太田西、岡崎などについては昭和40年代、昭和50年代の団地ということで、だんだんそういったものは耐用年数が超えていくということであります。  袋井市住生活基本計画の中で、住宅のセーフティーネットというようなことで今後の市営住宅をどうするかというようなことで、たしか民間の借り上げなどを制度を活用してというようなことで、目標値を定めさせていただいている、それで、それとあわせて、やはり今後の市営住宅をどうしていくかというようなことはきちっと議論しなくてはいけないと考えておりますので、平成32年度ぐらいまでに市営住宅の今後のあり方については少し検討を重ねたいと考えております。  具体的には、民間の住宅を借り上げる方法、それから、あと、家賃補助をする方法、それから、施設を更新するという方法がありますので、その三つの中から今後の展開については考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 273: ◯高橋委員長 伊藤委員。 274: ◯伊藤委員 ありがとうございます。今、かなり私的には本当に希望どおりの答弁というか、非常にありがたい答弁をいただいたかなと思うんですけれども、ただ、1点、市営住宅も含めて、そういう住宅を必要だという目的の部分をいま一度教えて。今の時点では市営住宅だと思うんですけれども、市営住宅の目的、それを改めて教えていただいて、今の社会的な中で、今後切りかえていく中で、教えていただきたいと思います。 275: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 276: ◯石田都市計画課長 市営住宅につきましては、住宅の困窮者に対して与えるというようなことで、それぞれその思想に基づいて募集を行っているというところでございます。中には、募集要項の中では、家賃の水準であったり、それから、所得であったり、それから、さまざまな要件をつけて募集をかけておりまして、その中で、民間の住宅が借りられないような方、そういった方を対象に募集を行っているというようなことであります。  ただ、住宅の困窮者の定義というのがなかなか難しいところがありまして、そこは、そこも私個人的には少し整理をする必要があるのかなと思いますが、現時点では住宅の困窮者を目的に市営住宅を提供しているというようなところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 277: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  大場委員。 278: ◯大場委員 予算説明資料の中の159ページ、8款土木費、5項住宅費、1目住宅総務費の4節空き家対策費の中で、34万6,000円という形の中で、今議会、協議事項が、後ほど空き家対策の関係のが出てくるわけですけれども、概要版、例えば概要版はオーケーなんですけど、何かきれいに冊子にするとか、そういうのは特にお金はかからないわけで、平成29年度の事業でやっていただいて、平成30年度はあくまでも空き家対策協議会のメンバーへの謝礼であるとか、空き家を調査するための手数料であるとかというようなところの予算を組んであるという解釈でいいですかね。特に発展していろいろ、浜松で初めて除却をやっただとか、そういうところまではもちろん進んでいかないわけですよね。そこの確認だけお願いします。 279: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 280: ◯石田都市計画課長 空き家対策につきましては、今回の事務調査の中で袋井市空家等対策計画の概要をまとめさせていただきましたので、報告をさせていただきたいと考えております。  それで、空き家対策につきましては、一番難しいのが利活用の方法というところが一番難しいなと思いますので、そちらについてはこの予算説明資料159ページに記載をしております協議会の委員と、議員も含めてよくさまざまに意見交換をした中でそこの立案を考えていくというようなことで予定をしておりますので、平成30年度につきましては報償費20万円と調査手数料等10万円ということで、34万6,000円の予算を計上させていただいているというところでございます。よろしくお願いします。 281: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。 282: ◯鈴木副委員長 高橋委員長。 283: ◯高橋委員長 予算書でいうと、21ページ14款2項4目、121ページ8款4項1目の歩いて楽しい・健康まちづくり地区、一般質問でもさせていただいたんだけれども、計画、これも予算獲得の関係で企画政策課が担当して、計画づくりでは都市計画課、あるいは体育館の周りの問題ではスポーツ振興課というような形で多岐にわたっていて、我々も特別委員会をやったときに、いろいろな議論はしたんだけれども、結局そのときにも、全体像というのが示されないまま、こういうことをやります、こういうことをやりますということだけで、そのままになっているんですよね。  そういう点では、こういう形で一つ一つ出てきたときに、全体像をやはりきちっと示して、これからどうしていくのか、ここの部分だけをやってもそれで終わりなのかどうなのかということも含めて、やはり示してからみんなで共有して進めていくというのが本来じゃないかなと。部分的に、じゃ、駅南の遊水池の整備、あるいは自歩道の整備、体育館の周りの整備、あるいは、できるなら原野谷川の水辺空間の利活用ということで、本当に、点と言っちゃ失礼かもしれない、線かもしれませんけれども、それをどうやってつないでいくかということについての説明がないんですよね。  今まで、昔もそういう歩いて楽しむということでは、各地区ごとにウオーキングコースの指定をしてそれを活用していくというような形で、一生懸命パンフレットもつくって取り組んだ経験もありながら、そういうのとの関連というのが、結びつけというのができていないんですよ。  私、そういう問題意識があって一般質問でも取り組ませていただいたんですけれども、やはりそういう事業をつくるときに、今までのものにしっかり総括、清算して、それにどういうように重ねていくかということをきちっとつくって、今回はこれをやりますということならわかるんですけれども、この事業が何か別物みたいになっているということに対して非常に不満もあるということで取り上げさせていただきました。そういう点では、現場というよりも、きょうは鈴木副市長も見えられていますので、事業の構築というのは今後どうしていくのかということも含めて説明をいただきたいと思います。 284: ◯鈴木副委員長 鈴木副市長。 285: ◯鈴木副市長 歩いて楽しいまちづくりと、それと、もう一つ、類似というか、違うんですけれども、サイクルタウンと、両方ありまして、目指すところは、まちづくり、にぎわいの創出、歩いて、車でぱっと通過しちゃうんじゃなくて歩いてにぎわいの創出、市民がですけれども、外の人もそうです。にぎわいの創出。それから、健康づくりもやはりあるんですよね、歩くことによっての、ウオーキングの関係ですけれども。それから、三つ目は、サイクルタウンのほうが相当要素が多いと思うんですけれども、環境への貢献と。  そうした要素があって、そうした要素と、実は高橋委員長もおっしゃったように、いろいろな事業をやっていく中で、交付金が欲しいという、そうした状況がありまして、パッケージをつくってやっていくということで、おっしゃるように、メニュー、いろいろあって事業をやっているんですが、それが体系的に整理できかねているところがありますので、そこを整えて、今、もう事業は相当進んでいろいろやっているんですけれども、改めて整えて、わかりやすく見える化したいと思いますので、よろしくお願いします。 286: ◯鈴木副委員長 委員長。 287: ◯高橋委員長 そう言われちゃうとそれ以上……。  まさに袋井のメーン事業なものですから、やはり我々も初めて予算が出てきてここをやるというような、サイクル道路のモデルコースなんかも、じゃ、どこからやりますよということが何もないわけですよ。いきなり今度ここをやりますというような形で出てくるものですから、やはりある程度協議した結果が、少なくても議員のほうに情報提供されないと、予算がいきなり出てきて、はい、そうですかとなかなかいかないところがあるものですから、やはりいろいろな団体と関係して協議をしてということはいいかと思いますけれども、取り上げさせていただいた新潟県見附市なんかは榛葉建設課長も行ってきて、非常にきちっきちっと整理されているなというのは感じたと思うんですよ。  そこら辺をぜひ学んでいただいて、やはり整理整頓をしていただいて、一つ一つの事業、サイクリング道路でも優先はこれをやって、これの次はこれをいきますというようなことを、例えばサイクリング道路を一つとったって方式がいろいろある中で、どれを設定しますよというような説明も何もなしで、いきなりこれをやりますよというような形でおりてくるわけですよ。今の歩いて楽しむも、そのエリアだけ、それ自体は非常にいろいろな事業と結びついて当然いいわけなんですけど、やはりそういうところの環境づくりが本当に必要だと思います。ぜひ、これは宿題と思いますけれども、お願いをしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。  くどいくどいお話で申しわけありません。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 288: ◯高橋委員長 ないようですので、都市計画課所管については以上とさせていただきます。  それでは、引き続いて、都市整備課所管についての説明を求めます。  土屋都市整備課長。 289: ◯土屋都市整備課長 (省略) 290: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしていきたいと思います。  大場委員。 291: ◯大場委員 説明資料の中の155ページ、8款土木費、4項都市計画費、5目緑化推進費、1節の花と緑のまち推進費の中で、報償費、花工場、花づくり謝礼ということで計上していただいてありますが、花工場ができたのは国体が開催をされたようなときからなのではないかなと思うわけですけれども、それから皆さん、熱心に各地区で花工場を運営していただいていて大変ありがたいわけですけれども、後継者づくりというか、花工場をやってくださっている方々は皆さん元気でやっていただいていると思うんですけど、これからも、それ、引き続いてやっていただければありがたいんですけれども、そのようなところはどんな、現在、状況なのか、教えていただきたいと思います。 292: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 293: ◯土屋都市整備課長 花工場についてでございますが、現在、袋井市では九つの花工場を運営してございます。委員がおっしゃったとおり、サッカーのワールドカップと国体、あのあたりから、花のおもてなしということで、地域で使う花は地域でということで、花工場ということでやってございます。  こちらにつきまして、市のほうでも、花工場の生産、今現在、大体1年間で、花工場で16万ポットの花苗を生産しているわけなんですが、その生産もやはりある程度地域を分けていくということで、地域からどれぐらい必要かという要望をとった中で生産調整をする中で進めているという状況でございます。ですので、そういう状況の中で、月に1度ぐらい花工場の人たちが集まって生産の状況とかを話し合いしている中で、やはりその後継者というような問題は、少しずつ話には出ております。  それで、現在、花工場につきましても、大人数でやるというよりも、どちらかというと個人的にやるとか夫婦でやっていただいているとかということで、なかなか後継者をつくりにくい状況というものも現実でございます。ただ、今の段階では、皆さん大変だと、後継者も大変だとかというんですが、今の段階では今やっていただいている方の中で続けていただいているというような状況で、物すごいせっぱ詰まった危機感というものは、今、私、担当としては、まだそこまでの段階ではないというところでございます。  また、これ、地域の花壇づくりなんかも同じなんですけど、どうしてもたくさんの人でやろうとしてもなかなか、その生産の方法ですとか、意外と意見の対立なんかもあって、私が見ている限りではある程度少人数の中でやっていくというのが組織としてはベターな形なのかなと思っております。  ただ、これも、安い謝礼の中で1年間通して花苗をつくっていただいていますので、そのままおんぶにだっこというわけにもいきませんので、今後その方につきましても、ある程度地域の中で、できれば10ぐらい年齢が離れた人が一緒に、たまに手伝ってあげるとかというような体制ができれば、そのあたりも後継者づくりというところで回っていくんじゃないかなということで、今、そちらのほうも検討課題として認識はしてございます。 294: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 295: ◯佐野委員 一つお聞きしたいんですけれども、8款4項4目、ページ数で予算書123ページ、公園費でございますが、愛野公園等指定管理委託料がございます。2,180万3,000円ほど予算化されているわけでございますが、これ、指定管理でございますので、いろいろなところで、指定管理、やっておりますけれども、指定管理の一義的な目的というのは市民サービスの向上なんですよね。  愛野公園のいわゆる入り込み者、使っている人の数、最近わかっている、土屋都市整備課長のわかっている範囲で結構ですが、ふえているのか減っているのか。愛野公園の施設を見てもかなり傷んでいるところが多いと私は感じます。そういうような中で、指定管理の方が、本当に潤沢といいますか、十分な指定管理の行動がなされているのかどうか不安になるんですけれども、実際の利用者はどうなのか、すっと推移がわかれば教えていただきたいと思います。 296: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 297: ◯土屋都市整備課長 愛野公園の指定管理の関係でございますが、愛野公園につきましては、テニスコートですとか弓道場ですとか、いわゆる有料の施設の部分と、そうでない、本当に公園として自由に使える部分ということがございます。有料のスポーツ施設につきましてはスポーツ推進課のほうで担当してございます。都市整備課のほうで担当しているのがそれ以外の部分の公園の管理ということでございます。基本的には指定管理の中では公園の管理をお願いしているということで、公園の関係をこの中で予算的に賄っているというところが状況でございます。  また、サービスの向上ということで、入り込みということでございますが、正確には、今言ったとおり、申し込みを受けて使う施設ではございませんので、なかなかその入り込み客、入り込み人数の、利用者の把握というのは難しいところでございます。今、正確な数字は把握をしておりませんが、管理をしている中で、定時、朝昼晩みたいな定時で何人ぐらいいるかというのは、いつもいる人数は計算していますので、ただ、その人がずっといる人なのかどうかというので、なかなか入り込み客というのは正確に把握するのが難しいという状況でございます。
     また、サービスの向上という面ですが、指定管理の中で、有料施設以外の部分で、管理棟の前に、子供用の、幼児が遊べるような遊具を、幼児用のスペースというか、そういうものを設置したりですとか、夏場にはビニールプールみたいなものを設置したりですとか、管理者の中ではそういうところで市民サービスの向上というものを図るような作業もしていただいております。  また、今後ということで今考えているのが、物品の販売、簡単な、夏場のアイスクリームですとか、こういうものも指定管理の中で提供ができないかということで、今、指定管理者のほうとは話をしているところです。今後、近いうちにそちらのほうについてもできる限りでのサービス向上というような面で指定管理者とともにやっていきたいと考えてございます。 298: ◯高橋委員長 佐野委員。 299: ◯佐野委員 そうしますと、この2,180万3,000円の中には、年間で、例えば草刈りとか樹木管理とか、そういった料金は含まれているのかどうかということを教えていただきたいと思います。  それから、例えば含まれている場合、年間何回ぐらい樹木管理等をやられているのか、お願いできればありがたいと思います。 300: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 301: ◯土屋都市整備課長 樹木等の管理、草刈り等が含まれているかということでございますが、基本的には、都市整備課のほうで予算計上している部分、指定管理として予算計上している部分は、ほとんど樹木の管理、芝生の管理の費用でございます。それで、そちらのほうにつきましては、正確なあれが今手元にはないものですから申しわけございませんが、草地の管理等については全て仕様書の中で回数等を指定しているところでございます。  あと、その公園の管理の中では、中にある樹木の管理もそうですし、芝生等の芝刈り、あとは消毒の関係、あとは、芝生の管理につきましては、刈るだけではなくて、やはり目土ですとか肥料の関係、これを年2回以上やっておるところが状況でございます。  そのほか、浄化槽の管理ですとか池の清掃、害虫駆除、園内の清掃等が委託料の中に含まれている状況でございます。 302: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木委員。 303: ◯鈴木副委員長 私からは、まず、8款4項5目、予算書123ページ、原野谷川にぎわい創出事業委託料についてでございます。先ほどの高橋委員長の質問にもありましたけど、健康増進も含めてというような事業だったと思うんですけど、事業内容をもう一度詳しく教えていただきたいと思いますし、どんな、今、事業進捗なのかというのも含めてお伺いいたします。  あと、もう一点は、要望というかお願いというか、そういったことになるんですけど、上山梨の沿道街路事業、かなり進んできた中で、平成30年の予算もかなりの量を含めているなと。事業を先ほど確認したら、先ほど事業をしたよということでございます。大変うれしく思います。  ただ、1点、地域の皆様方、関係者も含めて、スケジュール的なものがなかなか広報されていないところもありますので、ぜひ平成30年度はそういった部分も含めて、目に見えてきましたので、事業広報を、私もそういうときにやっていますけれども、まだまだの部分がありますので、市のほうに少し手伝っていただいて、事業広報をしっかりしていただきたいなと思います。 304: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 305: ◯土屋都市整備課長 それでは、最初に、原野谷川のにぎわい創出事業の内容等につきまして御説明を申し上げます。  こちらにつきましては、先ほど来話に出ております社会資本総合整備計画の中で、歩いて楽しい健康まちづくり地区として、都市再生整備計画が立てられているところでございます。こちらの原野谷川にぎわい創出事業につきましては、ハード事業ということではなく、その計画の中で提案事業といたしまして、ソフト的に歩いて楽しくなるような空間の創出を図っていこうというところで位置づけられているものでございます。  事業的には、袋井中学校のところにあります睦美橋、原野谷川の睦美橋から上流に向かいまして、メロン公園の少し上流に、あれは岡野橋ですか、もぐり橋の部分があると思いますけど、その間約1.2キロメートルぐらい、この間を市民と一緒に歩いて楽しい空間をつくっていきたいということのソフト事業として、平成29年度と平成30年度と2カ年にわたって実施をしているところでございます。  まず、平成29年度につきましては、地域の皆様に集まっていただいて、まずこの川を知ろうということで、この川を一緒に歩いていただいて、写真撮影をして、いいところを見つけようではないですけど、そういうイベントをやったりですとか、3月3日のひな祭りのときに、子供たちに集まってもらって、河原の石を拾ってひな人形をつくって右岸に並べて記念写真を撮ったりとか、まず、ここのところに市民の皆様が集まっていただいてということで、平成29年度、事業のほうを実施したところでございます。  平成30年度につきましては、それをもう少し広めた中で、この中を皆さんと一緒に、いわゆる植栽をやって、散歩していてもきれいに見えるような、何かつくり込んで、植栽のワークショップですとか、いろいろなところを歩けるような形の中で、いわゆるウオーキングのマップづくりを市民の皆さんとやっていきたいというところで計画をしているところでございます。  そのほか、この委託料の中には、3年前から袋井宿場公園で行っております花マルシェがございますが、この花マルシェの委託料も若干含まれているというところでございます。  次が上山梨の関係のスケジュールの話でございます。  上山梨地区の道路整備につきましては、事業費的にもかなり、平成30年度、平成29年度に比べてアップをしているというような状況でございます。午前中にも一部、進捗状況ということで質問が出ましたが、先ほど来も話が出ていますが、なかなか補助事業の中で内示率も低くなっているというところで、最後までうまくいくという、今のところは保証はございませんが、市のほうも当然、県の袋井駅森線のほうにあわせて市のほうの事業も同じようにやっていかなきゃいけないということで、かなり予算的にはしっかりしたものをつけているというようなところでございます。  また、このスケジュール感ということで、事業のほうも、今、計画では平成31年ということになっておりますので、また地元のほうへ、機会を見つけた中で、事業内容の報告等もさせていただきたいと思います。  現在、大体、最近、年に1回ぐらいになってしまいましたが、地元の代表者の方たちに年度年度の事業報告をさせていただいていますので、今後はその回数なんかも若干ふやす中で、その進捗に合わせた広報というか、報告をしていけるような形で努力をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 306: ◯高橋委員長 会議の途中ですが、袋井市議会会議規則第8条第2項の規定によりまして、本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 307: ◯木下委員 8款4項4目かな、愛野公園の先ほどの指定管理委託料が入っておりますけれども、これ、先ほど、テニスコートとかはスポーツ推進課のほうとかという発言があったかと思うんですよね。指定管理委託料は別々に料金を払っているということになるのか、指定管理者が別になるのかというところが1点確認したいので、というのは、指定管理者が別であると総合的にそこを使われる方に対して本当にいいサービスができるかどうかという、別々にやっているとそれぞれ自分のところのことしかやらないよということになりかねないので、別々だとぐあいが悪いんじゃないかなというのが、考え方が一つあるので、そこら辺を、どうなっているかを教えていただきたいなというところですね。  それから、先ほど、歩いて楽しいというのはどこだったかな。          〔「原野谷川、123ページの一番下」と呼ぶ者あり〕 308: ◯木下委員 123ページ。     〔「にぎわい、にぎわい創出事業委託料、123の一番下」と呼ぶ者あり〕 309: ◯木下委員 できるだけ、うちの地域の道も歩いて楽しい道にしてほしいなというところはあるんですけれども、それはおいておいて、河津桜の話がこの間出ていまして、道路というか、川沿いに河津桜があるんだけど、それによって道路とかそこの斜面とかがだめになるので、河津桜もどうかなという、今後どうしようかというのが、きのうだったかな、ニュースでやっていましたけど、道の部分と、いわゆる街路樹というか、その辺の街路樹の、道路をやるということと、道路整備をやるということとその街路樹ということとを一元化してやっていかないといけないんじゃないかなと思うんです。その辺の両方の課で話し合いとかはできているんでしょうか。街路樹を立てていってきれいにはなるんだけど、じゃ、道はどうなんだろうとかという課を超えての話し合いとかはされているのかどうかをお願いしたいです。 310: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 311: ◯土屋都市整備課長 まず、指定管理の関係でございます。指定管理につきましては、先ほど申しましたスポーツ推進課のほうと一緒にやっているわけなんですが、指定管理者は袋井市スポーツ協会グループということで、同じところでございます。当然指定管理の契約につきましても、1本の契約でさせていただいてございます。その中で、全体の中で、どちらが所管する施設、所管する施設ごとに市の中の予算づけがその課についているということで、指定管理自体の作業は一つでやってございます。ちなみに、全体の中の都市整備課の分ですけど、愛野公園につきましては、現在、市民体育館ほか10施設ということで、いろいろなものを合わせてやっておりますが、おおむね指定管理料の3割ぐらいが都市計画課で愛野公園の樹木の管理等に充てている金額ということになってございます。  それと、もう一つ、歩いて楽しいの中で、植栽ということで、済みません、私、言葉が植栽ということでしたので、イメージが木みたいな形になってしまったかもしれませんけど、現在考えているのは、もう今計画している区間につきましては、かなり右岸の整備というのが進んでいまして、中に広かったり狭かったりはありますが、いわゆる園路というか、いわゆる川、高水敷、いわゆる川の中を歩いてぐるっと周遊できるような形で遊歩道がついてございます。それと、その上に階段護岸のような形で、いわゆる花壇的なものが設置をされておりますので、植栽という表現があれだったかもしれませんが、どちらかというと河川には影響しない草花ですとかというところの中の植栽計画と、今回はそういうことでございます。 312: ◯高橋委員長 よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 313: ◯高橋委員長 そのほか、ないようですので、本件は終了といたします。  下水道は時間がかかるかな。 314: ◯内山下水道課長 一般会計につきましては、説明に5分か6分。 315: ◯高橋委員長 じゃ、下水道をやって一般会計を終わりにしたいと思います。  引き続いて、下水道課所管についてを議題といたします。  当局よりの説明を求めます。  内山下水道課長。 316: ◯内山下水道課長 (省略) 317: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑があればお受けしていきたいと思います。  伊藤委員。 318: ◯伊藤委員 1点だけお伺いしたいんですけど、合併処理浄化槽の問題、ページが微妙なんですが、合併処理浄化槽で、平成28年、補助金の関係で地域を回っていただいたと思うんですけれども、その内容といいますか、さまざまな御意見をいただいた中で、どういったような形で今後進めていくかとかといった部分をお聞かせいただきたいなと。また、もしできれば、そういったまとめていただいた資料というものもどこかで御報告いただければありがたいなと思うんですけどいかがでしょうか。 319: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 320: ◯内山下水道課長 平成28年度のほうの説明会におきましては、一応設置補助に関しましては今言いましたように特定集団をやめていきますが、つけかえに関しましては若干上がるような形で、設置補助のほうが平成31年度から上がっていきますというような形で御説明をさせていただいております。また、維持管理の補助のほうに関しましても、説明会でお願いしまして、一応不公平感をなくすためということで、下水道の使用料と合併処理浄化槽の維持管理費の差額を出していきたいということで、おおむね了解を得たような形で私どもは考えております。  それに関しましても、平成29年度の説明会の中では、平成30年7月にもう一度合併処理浄化槽のほうの説明会及び下水道の縮小のほうの説明会をさせていただいて、その制度を理解していただくというような形でございます。そのときも、維持管理費に関しましては平成31年度に、維持管理費の差額分を平成32年度に、その実績をもとに補助していきたいというような形で御説明をさせていただいております。  そういった形で、縮小のほうも合併処理浄化槽のほうも、大分意見というか、おおむね意見をいただいて、それにのっとった形でつくっておりますので、今後も委員会のほうには、今言ったように説明会の前に説明をさせていただくような形でと考えておりますので、早くて平成30年6月には今言った説明会の説明の内容のほうの報告をさせていただきたいと考えております。 321: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 322: ◯高橋委員長 ないようですので、下水道課所管については以上で終了といたします。  以上で、議第6号所管部門については終了とさせていただきます。  以上をもちまして、本日の会議を終了とし、次回は、あしたは午前9時から会議を再開といたします。                (午後5時11分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...