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  1. 袋井市議会 2017-09-19
    平成29年建設経済委員会 本文 開催日:2017-09-19


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成29年建設経済委員会 本文 2017-09-19 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 285 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯高橋委員長 選択 2 : ◯鈴木副市長 選択 3 : ◯高橋委員長 選択 4 : ◯高橋委員長 選択 5 : ◯本多環境政策課長 選択 6 : ◯高橋委員長 選択 7 : ◯高橋委員長 選択 8 : ◯村田産業政策課長 選択 9 : ◯高橋委員長 選択 10 : ◯佐野委員 選択 11 : ◯高橋委員長 選択 12 : ◯村田産業政策課長 選択 13 : ◯佐野委員 選択 14 : ◯村田産業政策課長 選択 15 : ◯佐野委員 選択 16 : ◯高橋委員長 選択 17 : ◯高橋委員長 選択 18 : ◯羽蚋農政課長 選択 19 : ◯高橋委員長 選択 20 : ◯木下委員 選択 21 : ◯高橋委員長 選択 22 : ◯羽蚋農政課長 選択 23 : ◯木下委員 選択 24 : ◯鈴木副委員長 選択 25 : ◯高橋委員長 選択 26 : ◯鈴木副委員長 選択 27 : ◯羽蚋農政課長 選択 28 : ◯鈴木副委員長 選択 29 : ◯高橋委員長 選択 30 : ◯鈴木副委員長 選択 31 : ◯高橋委員長 選択 32 : ◯佐野委員 選択 33 : ◯高橋委員長 選択 34 : ◯羽蚋農政課長 選択 35 : ◯高橋委員長 選択 36 : ◯高橋委員長 選択 37 : ◯榛葉建設課長 選択 38 : ◯高橋委員長 選択 39 : ◯木下委員 選択 40 : ◯高橋委員長 選択 41 : ◯榛葉建設課長 選択 42 : ◯高橋委員長 選択 43 : ◯木下委員 選択 44 : ◯高橋委員長 選択 45 : ◯佐野委員 選択 46 : ◯高橋委員長 選択 47 : ◯榛葉建設課長 選択 48 : ◯高橋委員長 選択 49 : ◯安間都市建設部長 選択 50 : ◯高橋委員長 選択 51 : ◯高橋委員長 選択 52 : ◯土屋都市整備課長 選択 53 : ◯高橋委員長 選択 54 : ◯高橋委員長 選択 55 : ◯石田都市計画課長 選択 56 : ◯高橋委員長 選択 57 : ◯高橋委員長 選択 58 : ◯内山下水道課長 選択 59 : ◯高橋委員長 選択 60 : ◯高橋委員長 選択 61 : ◯木下委員 選択 62 : ◯高橋委員長 選択 63 : ◯高橋委員長 選択 64 : ◯内山下水道課長 選択 65 : ◯高橋委員長 選択 66 : ◯鈴木副委員長 選択 67 : ◯高橋委員長 選択 68 : ◯内山下水道課長 選択 69 : ◯高橋委員長 選択 70 : ◯大場委員 選択 71 : ◯高橋委員長 選択 72 : ◯内山下水道課長 選択 73 : ◯高橋委員長 選択 74 : ◯高橋委員長 選択 75 : ◯本多環境政策課長 選択 76 : ◯高橋委員長 選択 77 : ◯佐野委員 選択 78 : ◯高橋委員長 選択 79 : ◯本多環境政策課長 選択 80 : ◯本多環境政策課長 選択 81 : ◯鈴木副委員長 選択 82 : ◯高橋委員長 選択 83 : ◯佐野委員 選択 84 : ◯高橋委員長 選択 85 : ◯本多環境政策課長 選択 86 : ◯高橋委員長 選択 87 : ◯佐野委員 選択 88 : ◯高橋委員長 選択 89 : ◯本多環境政策課長 選択 90 : ◯高橋委員長 選択 91 : ◯鈴木産業環境部長 選択 92 : ◯高橋委員長 選択 93 : ◯高橋委員長 選択 94 : ◯木下委員 選択 95 : ◯高橋委員長 選択 96 : ◯本多環境政策課長 選択 97 : ◯高橋委員長 選択 98 : ◯木下委員 選択 99 : ◯本多環境政策課長 選択 100 : ◯高橋委員長 選択 101 : ◯伊藤委員 選択 102 : ◯本多環境政策課長 選択 103 : ◯伊藤委員 選択 104 : ◯高橋委員長 選択 105 : ◯本多環境政策課長 選択 106 : ◯高橋委員長 選択 107 : ◯鈴木副委員長 選択 108 : ◯高橋委員長 選択 109 : ◯本多環境政策課長 選択 110 : ◯高橋委員長 選択 111 : ◯伊藤委員 選択 112 : ◯高橋委員長 選択 113 : ◯本多環境政策課長 選択 114 : ◯高橋委員長 選択 115 : ◯伊藤委員 選択 116 : ◯高橋委員長 選択 117 : ◯本多環境政策課長 選択 118 : ◯高橋委員長 選択 119 : ◯木下委員 選択 120 : ◯高橋委員長 選択 121 : ◯本多環境政策課長 選択 122 : ◯鈴木副委員長 選択 123 : ◯高橋委員長 選択 124 : ◯鈴木副委員長 選択 125 : ◯本多環境政策課長 選択 126 : ◯鈴木副委員長 選択 127 : ◯高橋委員長 選択 128 : ◯鈴木副委員長 選択 129 : ◯鈴木産業環境部長 選択 130 : ◯高橋委員長 選択 131 : ◯高橋委員長 選択 132 : ◯村田産業政策課長 選択 133 : ◯高橋委員長 選択 134 : ◯高橋委員長 選択 135 : ◯本多環境政策課長 選択 136 : ◯高橋委員長 選択 137 : ◯本多環境政策課長 選択 138 : ◯高橋委員長 選択 139 : ◯伊藤委員 選択 140 : ◯高橋委員長 選択 141 : ◯村田産業政策課長 選択 142 : ◯伊藤委員 選択 143 : ◯高橋委員長 選択 144 : ◯村田産業政策課長 選択 145 : ◯高橋委員長 選択 146 : ◯伊藤委員 選択 147 : ◯高橋委員長 選択 148 : ◯村田産業政策課長 選択 149 : ◯高橋委員長 選択 150 : ◯木下委員 選択 151 : ◯高橋委員長 選択 152 : ◯木下委員 選択 153 : ◯高橋委員長 選択 154 : ◯村田産業政策課長 選択 155 : ◯高橋委員長 選択 156 : ◯佐野委員 選択 157 : ◯高橋委員長 選択 158 : ◯村田産業政策課長 選択 159 : ◯高橋委員長 選択 160 : ◯佐野委員 選択 161 : ◯高橋委員長 選択 162 : ◯鈴木副市長 選択 163 : ◯高橋委員長 選択 164 : ◯佐野委員 選択 165 : ◯高橋委員長 選択 166 : ◯伊藤委員 選択 167 : ◯高橋委員長 選択 168 : ◯伊藤委員 選択 169 : ◯高橋委員長 選択 170 : ◯村田産業政策課長 選択 171 : ◯高橋委員長 選択 172 : ◯石田都市計画課長 選択 173 : ◯高橋委員長 選択 174 : ◯伊藤委員 選択 175 : ◯高橋委員長 選択 176 : ◯石田都市計画課長 選択 177 : ◯高橋委員長 選択 178 : ◯高橋委員長 選択 179 : ◯羽蚋農政課長 選択 180 : ◯高橋委員長 選択 181 : ◯伊藤委員 選択 182 : ◯高橋委員長 選択 183 : ◯羽蚋農政課長 選択 184 : ◯高橋委員長 選択 185 : ◯佐野委員 選択 186 : ◯高橋委員長 選択 187 : ◯羽蚋農政課長 選択 188 : ◯高橋委員長 選択 189 : ◯木下委員 選択 190 : ◯高橋委員長 選択 191 : ◯羽蚋農政課長 選択 192 : ◯高橋委員長 選択 193 : ◯鈴木副委員長 選択 194 : ◯高橋委員長 選択 195 : ◯羽蚋農政課長 選択 196 : ◯高橋委員長 選択 197 : ◯高橋委員長 選択 198 : ◯榛葉建設課長 選択 199 : ◯高橋委員長 選択 200 : ◯伊藤委員 選択 201 : ◯高橋委員長 選択 202 : ◯榛葉建設課長 選択 203 : ◯高橋委員長 選択 204 : ◯木下委員 選択 205 : ◯高橋委員長 選択 206 : ◯木下委員 選択 207 : ◯高橋委員長 選択 208 : ◯榛葉建設課長 選択 209 : ◯高橋委員長 選択 210 : ◯木下委員 選択 211 : ◯高橋委員長 選択 212 : ◯榛葉建設課長 選択 213 : ◯高橋委員長 選択 214 : ◯鈴木副委員長 選択 215 : ◯高橋委員長 選択 216 : ◯鈴木副委員長 選択 217 : ◯榛葉建設課長 選択 218 : ◯鈴木副委員長 選択 219 : ◯高橋委員長 選択 220 : ◯鈴木副委員長 選択 221 : ◯高橋委員長 選択 222 : ◯高橋委員長 選択 223 : ◯高橋委員長 選択 224 : ◯石田都市計画課長 選択 225 : ◯高橋委員長 選択 226 : ◯木下委員 選択 227 : ◯高橋委員長 選択 228 : ◯石田都市計画課長 選択 229 : ◯高橋委員長 選択 230 : ◯木下委員 選択 231 : ◯高橋委員長 選択 232 : ◯石田都市計画課長 選択 233 : ◯高橋委員長 選択 234 : ◯伊藤委員 選択 235 : ◯高橋委員長 選択 236 : ◯石田都市計画課長 選択 237 : ◯高橋委員長 選択 238 : ◯高橋委員長 選択 239 : ◯土屋都市整備課長 選択 240 : ◯高橋委員長 選択 241 : ◯伊藤委員 選択 242 : ◯高橋委員長 選択 243 : ◯土屋都市整備課長 選択 244 : ◯高橋委員長 選択 245 : ◯伊藤委員 選択 246 : ◯高橋委員長 選択 247 : ◯木下委員 選択 248 : ◯高橋委員長 選択 249 : ◯鈴木副委員長 選択 250 : ◯高橋委員長 選択 251 : ◯土屋都市整備課長 選択 252 : ◯高橋委員長 選択 253 : ◯伊藤委員 選択 254 : ◯土屋都市整備課長 選択 255 : ◯高橋委員長 選択 256 : ◯大場委員 選択 257 : ◯伊藤委員 選択 258 : ◯高橋委員長 選択 259 : ◯伊藤委員 選択 260 : ◯高橋委員長 選択 261 : ◯土屋都市整備課長 選択 262 : ◯高橋委員長 選択 263 : ◯高橋委員長 選択 264 : ◯内山下水道課長 選択 265 : ◯高橋委員長 選択 266 : ◯高橋委員長 選択 267 : ◯高橋委員長 選択 268 : ◯内山下水道課長 選択 269 : ◯高橋委員長 選択 270 : ◯鈴木副委員長 選択 271 : ◯高橋委員長 選択 272 : ◯内山下水道課長 選択 273 : ◯高橋委員長 選択 274 : ◯鈴木副委員長 選択 275 : ◯高橋委員長 選択 276 : ◯鈴木副委員長 選択 277 : ◯内山下水道課長 選択 278 : ◯鈴木副委員長 選択 279 : ◯高橋委員長 選択 280 : ◯鈴木副委員長 選択 281 : ◯荻原水道部長 選択 282 : ◯高橋委員長 選択 283 : ◯鈴木副委員長 選択 284 : ◯高橋委員長 選択 285 : ◯高橋委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時59分 開会)      開   会 ◯高橋委員長 それでは、ただいまから、建設経済委員会を開会いたします。  今回の議題として、付託議案の審査9件、報告事項12件及び所管事務調査がございます。  それでは、当局を代表して、鈴木副市長より御挨拶をいただきます。  副市長。 2: ◯鈴木副市長 皆さん、おはようございます。  委員長の挨拶と少しダブりますけれども、先週は一般質問ということで大勢の皆さんから質疑をいただきました。いただいた御意見、そうしたことについては、いま一度整理をして、行政経営のほうに反映をしてまいりたいと思います。ありがとうございました。  それから、3連休ですけれども、各地区、各所では敬老会がありました。それから、地区によっては体育祭があったりとか、公民館祭りをやったりということもあったようですが、ちょうど台風といろいろ重なって、大変なところもあったと思いますが、おかげさまで台風の被害はなしということで、ないだろうなと思います。  それから、衆議院の解散風の話も飛び込んできまして、これから10月になっていくと、行政のほうは内部的には予算要求の準備をいろいろしていくというのと、地域では一番のイベントのお祭りがあったりということで、そのときいろいろなことを決めていかなければいけないかなと思いますけれども、大変忙しくなります。  それで、今週は常任委員会ということで、それぞれ決算の審査をしていっていただきたいということなんですけれども、それから、所管別に総合計画の進捗、こうしたものをやらせていただきます。こうしたことは、来年度予算とか、体制、あるいは、来年に限らずこの先どうしていくかというところに生かしていかないと意味がないものですから、そうした観点で委員会に臨んでいきたいと思います。  それで、実は、総務委員会のほうで、これ、毎年のことなんですけれども、一括して行政改革の進捗関係も報告をしていきます。いろんなところがきちっと、それぞれ、目標を立ててやっていますので、それは総務委員会で一括してやりますが、それと、もう一つ、財政課のほうから、これも例年のとおりですけれども、財政見通し、今後の10年間の一般財源ベースですけれども、これを示させていただきます。それで、今回は、その財政面の方針として、平成32年度まで、ですから、平成30、平成31、平成32、この3年間で一般財源ベースで収支改善6億円を目標にやりましょうということで、収支改善の6億円って相当大変なことなんですよね。ですから、今回のこの建設経済委員会の決算審査の中でもそうしたことに生かしていくという意味合いからすると、政策とか施策の方向性、それから、事務事業のやり方、こういうやり方でいいのかと、それから、事務事業、そうしたもの、どういう成果が出ているのかとか、効率化を図る方法があるんじゃないかと、あるいは、事業そのもの、規模の拡大、あるいは縮小、そうしたいろいろな観点から議論をしていただいて、ぜひ健全な財政で袋井市の行政経営が持続していけるように、そんな姿勢で臨みたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上、簡単ですが、御挨拶とさせていただきます。 3: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  それでは、付託議案の審査に入ってまいります。  ────────────────────────────────────────      平成29年9月市議会定例会付託議案の審査         ア 議第80号 平成29年度袋井市一般会計補正予算(第2号)について─所                管部門─ 4: ◯高橋委員長 付託議案については、ア、議第80号 平成29年度袋井市一般会計補正予算(第2号)について、所管部門の審査に入ります。
     補正予算書歳出の款項目順に、当局から説明を求めます。  それでは、最初に、本多環境政策課長。 5: ◯本多環境政策課長 (省略) 6: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯高橋委員長 なしということで、以上といたします。  引き続いて、産業政策課の所管について説明を求めます。  村田産業政策課長。 8: ◯村田産業政策課長 (省略) 9: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。  佐野委員。 10: ◯佐野委員 今言った、22ページの商工費の4項の観光費ですが、まちじゅうひなまつりプロジェクト関係補助金ということですが、これは実施はもう終わったということなんですか。これからやっていくということですか。 11: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 12: ◯村田産業政策課長 まちじゅうひなまつりプロジェクトですけれども、年明け、1月から3月の3カ月にかけて実施を行っていきます。 13: ◯佐野委員 これからということですね。 14: ◯村田産業政策課長 はい。 15: ◯佐野委員 わかりました。 16: ◯高橋委員長 そのほかいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で産業政策課の所管については終了といたします。  引き続いて、農政課所管に移ります。  羽蚋農政課長。 18: ◯羽蚋農政課長 (省略) 19: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。  木下委員。 20: ◯木下委員 木下です。  産地パワーアップ事業ですけれども、もう少し事業内容を細かく、そして、効果等、聞き取り調査とかそういうのはされたのか、農家についてよかったよとか、ほかのところから助成を受けられなかったところがもっとたくさんあったんじゃないかなという質問があるんですけれども、どうでしょうか。 21: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 22: ◯羽蚋農政課長 産地パワーアップの事業内容、それから、効果でございます。  今回の申請でございますが、7地区13経営体からの申請でございます。この事業、先ほど申しましたが、昨年度から国のほうの産地パワーアップ事業ということで申請しておりまして、今回の申請で全部で23名の方が申請をされております。先ほど少し申しましたのは要件でございますが、お米、水稲については50ヘクタール以上、それから、茶については10ヘクタール以上、それから、施設野菜、そういったものについては5ヘクタール以上と、そういった作物面積要件がございます。そういったものを満たした上での申請ということでございまして、先ほど申しましたように、コスト削減が10%以上、もしくは販売、それから所得どちらかが10%以上向上の目標の設定ということでございまして、この目標については2年以内に実績が上がるというようなことで、今回も含めて、平成31年産でその結果を検証することになってございます。  また、内容でございますが、先ほど申しましたように、施設整備については第1センター、それから育苗ハウス、そういったものの申請がございます。機械のリースについては、今回の申請、コンバイン、それから田植え機、それからトラクターのアタッチメント、そういったもの、それから、あとは、乾燥機、ホールクロップサイレージの収穫機、そういったもののリースとなってございます。  また、その事業効果については、今回、国のほうの産地パワーアップについては、施設、今言ったライスセンターについては、おおよそその3分の1が補助ということになります。あと、育苗ハウスについては40%ぐらいの補助と、また、機械リースについてはその半分、2分の1ぐらいの補助といったことがございまして、かなり大型、大規模の機械、それから設備に関しては、かなり費用が大きいといったものがありますので、そういったことを整備する上では、機械設備を導入しやすいといったことで、そういった声も聞いております。農業者からは非常に助かっていると、そういったお言葉をいただいております。 23: ◯木下委員 ありがとうございます。  2年以内ということなんですけど、効果はこれからしっかり出てくると思いますので、またそのときは報告をよろしくお願いします。 24: ◯鈴木副委員長 委員長からの発言がありますので、委員長交代したいと思います。  高橋委員。 25: ◯高橋委員長 こういう形で国、県からの補助金はいつも本当に急に出されて、なかなか応募までの期間が短くて、相談というのがなかなかできなくて、それ相応の計画書を出さなきゃいけないので、非常に毎回大変な状況になっているものですけれども、その辺のところの状況というのが、実際出している人もいるわけですが、これに間に合わなかったというような状況があるのか。  また、この要件をクリアするのに非常になかなか困難ということで、今回も大型の工事の皆さんがほとんどということで、ほかの園芸の皆さんがコストの削減とかといっても、なかなかそれだけのものを一遍に上げるということは困難ということで、なかなか対象にならないというところじゃないかということです。そうした皆さんがこれからふえているんじゃないかと思いますけれども、そういうような、そこまで申請までに至る過程の中でどういうお話があったのかということについてお伺いをしておきたいと思います。 26: ◯鈴木副委員長 羽蚋農政課長。 27: ◯羽蚋農政課長 産地パワーアップの申請に係るまでのもろもろの手続の関係の御質問でございます。  今回、昨年度もこの申請については、主に水田営農をされている方の申請がございます。昨年度、1件、茶の申請がございました。今、委員長から言われましたように、申請については非常に要件が、面積要件、そういったものがかなり厳しくなってございます。  そうした中で、まず、御本人がこういったものを申請したいということで市のほうにそういった相談がある場合に、申請の窓口が中遠農林事務所になりますので、中遠農林事務所の作物の担当がいますので、作物担当と事業内容についてヒアリングを受けます。そうした中で、そのヒアリングの中で、実際に要件を満たしているか、それから、今後、事業効果がどれだけあるか、そういったものをヒアリングを受けて、そうした中で本申請といったことになります。そういった中で、まずは、県の中遠農林事務所のヒアリング、また、中遠農林事務所から本課のほうにもその書類の選考といったものを事前に審査されますので、そうした中での事前審査というものを経ての本申請ということになります。  そうした中で、実は、これまでも水稲、それから茶以外に、メロン農家も申請をしたいというようなことで協議をされておりました。実は、平成29年度予算の中では、そういったメロンについても予定をしていたんですけれども、なかなか本市のメロンの場合ですと、ハウス、ガラス温室が……。国のほうが指定します大規模というか、効率的に栽培するガラス温室が、もう少し大きなガラス温室になります。フェンロー型というか、そういった大型のガラス温室になるものですから、これまでのスリークオーターというか、従来型のガラス温室は、なかなか対象にならないというようなものもございます。実はそうした協議をしていく中、コスト削減がどれだけできるかというようなものがありまして、そうした中で、実際には、フェンロー型にすれば対象にはなるんだけれども、現状ですとその対象にならないと、そういったものもございました。  また、施設の設備については、農用地ですね、青地農地。農用地でないと認められないといったものもございまして、メロン農家の方については、1人の方ですけれども白地農地と、そういったことで当初申請をされていたものがございました。そうした中で、現実にはこの補助制度を受けて本人が希望する施設がなかなか充てられないといったものもございまして、そうした中でなかなか現実的には申請ができない、そういった事情の農業経営者の方もいらっしゃいます。  また、県のほうの申請、産地パワーアップ事業なんですけれども、実は、袋井市内、先ほど申しましたように、23件の方が昨年、ことしと出ておりまして、県内にもほかの申請があるということで、実は、この23件の中で追加というような形で、昨年申請されて、また今年度も追加募集というようなことで、そういった農業経営者もいらっしゃいますが、県とするとできるだけ新規の方を採択したいと、そういった要望なんかもございまして、なかなか追加の要望が認められないというか、なかなか難しい、そういったこともございます。実際に県の本課とヒアリングをやっていく中で認められていくというような、そういった状況もございます。そんなことで、今回の補正の申請、こちらについては県の中遠農林事務所、それから本課のほう、それぞれそのヒアリングを受けているというような、そのような状況でございます。 28: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 29: ◯高橋委員長 答弁いただいたとおりで、なかなか要件が厳しくて、また、申請までの期間もなかなか短いということで、なかなか応募しても……。応募に至る前に、そこである程度絞られてしまう。国の予算のあり方が、総額、そうしたものが絞られていますし、要件を厳しくするということで対象を狭めるという、実際、本当に利用しやすいものになっているかというと、なかなかそうは言いがたい状況じゃないかなと、我々、現実の農業者たちは思っています。いずれにしましても、そういうことで、制度ですから仕方がありませんけれども、そうした有利なものが出たときになるべく早く情報提供をしていただいて、袋井市は一生懸命努力していただいて、応募されている方がたくさんいるということですけれども、引き続きそういうことで、市として一生懸命あっせんをお願いしておきたいと思います。 30: ◯鈴木副委員長 委員長、かわりたいと思います。 31: ◯高橋委員長 佐野委員。 32: ◯佐野委員 そうしますと、この産地パワーアップ事業というのは、生産者がコストを下げることによって利益を得るというのが主眼なのか、コストを下げて消費者もその利益を享受するというのが主眼なのか。TPPでいけば、安い農産物が入ってきて海外と競争しなきゃいけないというような状態になっているわけですよ。米が一つ、例えば、仮にですよ、10キロ1万円とすれば、8,000円で国内へ入りますよとなれば、海外のお米には負けるということになるんですけれども、主眼としてはどちらに置いているのか、この産地パワーアップで。その辺はどうなんでしょうか。 33: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 34: ◯羽蚋農政課長 今回の産地パワーアップでございます。主眼をどちらに置いているかということでございますが、これは、主眼は生産者、農業者に置かれております。産地パワーアップということで、産地の農業力を強めるといったものでございます。より効率的、強い農業者を育てるというようなことを目的に、このパワーアップ事業が行われておりますので、結局その産地の産地力を持続できる形で応援していくと、そういった国のほうの考え方に基づいての補助事業でございまして、これは、主眼については、農業者の強い形態というようなことで、そういった目的でございます。 35: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯高橋委員長 ないようですので、農政課所管は以上といたします。  続いて、建設課所管について、榛葉課長のほうからお願いいたします。  榛葉建設課長。 37: ◯榛葉建設課長 (省略) 38: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしたいと思います。いかがでしょうか。  木下委員。 39: ◯木下委員 木下です。  道路橋梁、橋ですけれども、一般質問でも出ましたけれども、減額、今されていますけど、なるべく早くやったほうがいいんじゃないかという質問もありました。本年度減らす必要があったのかというか、予算的にどうなのかなというところが少し、やらなきゃいけない事業の大きなところではあると思うんですけど、いかがでしょうか。 40: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 41: ◯榛葉建設課長 ただいまの木下委員の質問にお答えを申し上げます。  今回、交付金の内示が足りないということで減額補正をお願いしているものでございますが、橋梁等の施設の事情から、計画的にやっていくべきではないかというようなお話でございます。御指摘のとおりでございますが、こういった道路橋梁の補修等につきましても、なかなか経済情勢が厳しい中では、交付金を活用して執行していかざるを得ないというようなことがございます。交付金の配分状況でいいますと、橋梁の点検業務、こういった点検業務については満額、要望に対して措置をされているわけなんですが、それ以外の補修等に伴うところというのは、かなり要望に対しても全国どこも同じような状況で、国の枠というのか、予算が限られているものですから、全国でそういった要求をするものですから、どうしても要望に対してはかなり下回る内示になっていくということで、今のようなところはどこも同じような状況ではないかなと思っております。  そうしたところもございますので、私どものほうも県の主催する会議とか、あるいは、要望時、そういったときにもこういった状況があるということは強く訴えさせていただいて、しっかりつけてほしいというような要望はしているところでございます。そんなことを継続しているということで、県の中部地方整備局の職員なんかも本省のほうにはしっかりこういった状況はお伝えするというようなことは、その会議の中では承っているんですが、今のところ、現状の交付金を基本に執行してまいりたいと考えてございます。 42: ◯高橋委員長 木下委員。 43: ◯木下委員 ぜひ県のほうにも働きかけて、そういう危険な状態という……。これ、所管じゃないので質問には入れないですけど、P&Gの海洋センターの補修なんかも非常に危ないんだけど、寄附というか、そういうものがないのでできないということがあって、橋なども非常に危ないので、剰余金なんかを繰り入れしているところがあります。前倒しでやるなんていうことも考えられないのかなというところがあるので、ぜひとも県のほうに働きかけながら、その辺も今後考えていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 44: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 45: ◯佐野委員 道路の維持修繕とか、そういったものについては課長も大分、予算がこういうような状態ですから苦慮されていると思いますけれども、幾ら要望していってもやはり全国的な話で配分をしていくとなると、どうしてもこういうような状態が継続するというようなことが予測されると思います。だけれども、現場ではやはり危険な箇所が当然あるわけですから、現存しているわけですから、それらに対して市のほうがどういうような対応をこれからとっていくつもりなのか。  それから、これから防災まちづくり計画を都市計画のほうでつくって、いわゆる細街路についても整備していきますよという話になりますと、余りこういうようなものだけに頼っていると、それが計画どおりに進んでいかないということが危惧されるわけです。市として、やはりこういった危険な道路とか、あるいは、狭隘的な道路を整備していくものについては、他の補助金とか、あるいは、他の財源を見つけて検討していくべきではないかなという感じもするんですけど、このまま続いたら1年で終わる、あるいは、2年で終わるものが6年とか10年かかってしまうというような状況になるわけですよ。その間はずーっと危険にさらされていくわけですね。本当にそれでいいのかどうかということです、行政としては。だから、その辺の少しお考えをお伺いさせていただきたいと思います。 46: ◯高橋委員長 榛葉課長。 47: ◯榛葉建設課長 ただいまの佐野委員の御質問でございます。  まず、最初に、道路の維持修繕というようなお話でございます。  これまでも道路の舗装補修とか、橋梁もそうなんですが、維持修繕、基本的には交付金をお願いしてやっているということなんですが、特に道路とか、水路といいますか、そういったものも含めまして、地域からの修繕要望とか、そういうものが年間1,000件を超えるぐらい建設課のほうには参ってございます。そういったところは地道な部分でございますが、市の単独費も用意させていただいて、できるだけ地域の要望にも応えて、道路をなるべく使いやすいように使っていただくというようなことで、何とかこれまでやってこられていると思ってございます。委員御指摘のように、もう最悪の事態になっていく前にあらかじめ手を打ったりというような計画も今後も立てながら、できるだけ通行どめ等にならないように、管理をしてまいりたいと思ってございますので、よろしくお願いしたいなと思います。  それから、各種まちづくり計画とか、そういった計画を組み立てていく中でも当然、道づくりというのが欠かせない要素といいますか、そういうことになっております。目標年次というのがありますので、そこまでにどこまで道路整備が追いついていくかというようなところは、現状の予算の中ではなかなかきっぱりと申し上げにくいというようなことがありますが、必要なところはなるべく、よく言われる「選択と集中」といいますか、そういったところで必要なところを優先順位をつけて取り組んでまいりたいと考えておりますので、これは、市の中、全般的にそういったことになりますが、計画を立てて「選択と集中」をし、優先する中で取り組んでまいりたいと考えてございます。よろしくお願いを申し上げます。 48: ◯高橋委員長 ただいまの質問ですけど、市全体の今、建設事業が国の予算の中でみんな圧縮されているという状況じゃないかと思いますけれども、そうした市全体の状況を含めてこれからどういうように対応していくかということで、部長なり副市長なりで答弁いただけるとありがたく思います。  都市建設部長。 49: ◯安間都市建設部長 ただいま佐野委員に関連して、委員長からも御発言ありましたけれども、これから大局的に見て、袋井市の人口も減少していくという中で行政がどういうような対応を今後していくか、特に建設部門についてでございますけれども、人口が減少していくとなると、交通量も基本的には減ってくるのではないかと思います。実際に、市内の交通量なんかも今、マイカーになったり、みんなどっちかというと集中されて、市内の交通量、道路網なんかは10%ぐらい下降している状況です。それを置いておいていいかというわけでもないんですけれども、今までは袋井市が発展してきた中で、建設事業費なんかは補助を当て込んで事業をしていただいたり、その中でも袋井市というのは地形的にも軟弱地盤なものですから、磐田が磐田原の上へつくるよりも2倍も3倍もお金がかかるよというような形の中で、何とか治水事業、土木事業なんかもそうやってきたような状況でございます。今後、人口が減っていくとなると、袋井市も財政的には厳しくなるのではないか、これが、やはりここが一つあるのと、人口減少もしていくということがあります。  そういう中で、これから少し、戦後ずっと発展してきた、それから、公営住宅なんかも昭和40年から昭和50年代にいっぱいつくって老朽化も早いと、これについてはインフラマネジメント計画の中で、今後、修繕をやっていきましょうとやっていきますし、橋梁なんかについても少し、平成24年ぐらいに橋梁長寿命化計画を立ててやっていますし、その翌年には、国がいわゆる道路法を改正して橋梁点検を全部やりなさいよということで、それも少し、ごっちゃになって進めているようなところもあります。  それと、もう一つは、昨年出しました、いわゆる「袋井みちプログラム」、これも将来的には、今後10年間で新規が4本程度になりますよねというような方向的なものも出しています。そういう中で、今後どういうように進めていくかというのは、やはり基本的には維持管理が主体になってくるのかなと思っています。新規の道路は、継続中のものはきちっとおさめて、新規の道路はその余力を持って進めていくというのが、道なんかはそうなってくるのかと考えています。  それから、地域の防災づくり計画はどういうように考えているのかということなんですが、これについては、やはりまちづくりという息の長い話です。駅南にしても、今やっている上山梨第三土地区画整理事業にしても、話が出てからやはり10年、20年かかりますし、区画整理事業でやる、道路整備事業でやるというと市が全部のお金を出さなきゃいけませんけれども、住宅の建てかえとか、皆さんの区画整理事業の減歩とか、市の投資するお金、県からもらうお金などを工夫して、そういう老朽化したというか、少し危険なまちについては変えていかにゃいかん。  それから、もう一つは、ハード部分だけではなくて、地域の皆さんの認識の仕方も変わっていってもらわにゃいかん。うちのまちの抱えている問題は、こういう危険、リスクですよと。今、何かあったらどういうように対応するんだというような、意識改革も進めてやっていただければなということで、少し、あるお金でもって最大限の効果を上げるような工夫が今後求められるなと思っていますので、そこを少し工夫しながらもっていく。じゃ、今、どうするかというのはなかなかやはり難しいところなんですが、そういうことでもって進めていくしかないのかなと思っています。 50: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  全体の方向はそういうことだと思いますけど、地域のほうに説明するという点ではなかなか計画とかもやっとというところだろうなと思いますので、ぜひそこら辺も含めてやっていただきたいと思います。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯高橋委員長 ないようですので、建設課所管については以上といたします。  続いて、都市整備課所管について、土屋都市整備課長から説明お願いします。  土屋都市整備課長。 52: ◯土屋都市整備課長 (省略) 53: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑などをお受けさせていただきます。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    54: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で打ち切りといたします。  引き続いて、都市計画課所管分の説明に移ります。  石田都市計画課長。 55: ◯石田都市計画課長 (省略) 56: ◯高橋委員長 当局からの説明は終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯高橋委員長 ないようですので、都市計画課所管については終了といたします。  引き続いて、下水道課所管について、内山下水道課長から説明をお願いします。  内山下水道課長。 58: ◯内山下水道課長 (省略) 59: ◯高橋委員長 ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯高橋委員長 ありがとうございました。  木下委員。 61: ◯木下委員 全体的に補正予算、補助金とかそういうものにかかわるものが非常に多いです。ですので、これ、それがないと、佐野委員からもお話がありましたけど、それがないと対応できないということになると、なかなかしっかりしたメンテナンスができない気もしますので、今度、財政のほうも研究していただけるところで、副市長のほうでぜひまたそういうところをなるべく少なくするようにお願いしたいなと思います。よろしくお願いします。 62: ◯高橋委員長 それでは、以上で、議第80号 平成29年度袋井市一般会計補正予算(第2号)については打ち切りといたします。  ────────────────────────────────────────         イ 議第83号 平成29年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1                号)について 63: ◯高橋委員長 引き続いて、議第83号 平成29年度袋井市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてに入りたいと思います。  それでは、下水道課長から説明をいただきます。 64: ◯内山下水道課長 (省略) 65: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしたいと思います。  鈴木委員。 66: ◯鈴木副委員長 建設経済委員、初めてなもので教えてもらいたいんですけど、これから下水道事業の中で維持管理費というものが──この補正を見てもわかるんですけれども、上がっていくような重要な部分になるなということを感じているんですけど、入札差金等でもマイナス補正というのがありますよね。先ほどの道路の話のところと照らし合わせてみると、その辺をほかの維持管理のほうに持っていくことを素人的に少し思うんですけれども、差金の分とかという部分、そういうことはできないものかなと思うんですけど。 67: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 68: ◯内山下水道課長 委員の質問にお答えいたします。  先ほど説明した中で、8ページ、9ページに袋井処理区のほうの維持管理費と浅羽処理区の維持管理費、これに1,550万円と250万円ということで、今言ったように、予防保全のこともありますし、日常点検で昨年度予算をつけさせていただいておりますが、その中で委員が言ったような形で余裕じゃないんですけれども、一応、点検で必要なところがあるよということで、今回は袋井のほうの1,550万円、浅羽のほうで250万円をつけさせていただいて修繕のほうの対応をさせていただいているというような形でございます。  あと、建設のほうの2,500万円の関係でございますが、これ、建設費のほうになります。先ほど言いました耐震診断というのは、ストックマネジメント計画で委員が言いました、今後、修繕費が上がっていくと、更新のほうが出てくるというものが機械設備と電気設備、こういったものに出てくるということでございます。これは、経年劣化で耐用年数等が15年とか10年とかというような形でございます。袋井浄化センターとか浅羽のほうもそういった経年劣化しておりますので、それについてストックマネジメント計画を立てまして計画的に修繕、更新をしていくというような形を考えさせていただいて、委員の言うような形で対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 69: ◯高橋委員長 そのほかいかがでしょうか。  大場委員。 70: ◯大場委員 歳出のところで袋井処理区と浅羽処理区の業務費の中で、維持管理費、修繕をするということですが、どんな修理をするかというところで、それぞれ教えていただけますか。 71: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 72: ◯内山下水道課長 袋井浄化センターにおきましては、汚泥脱水機の修繕、濾過水のほうの自動給水装置の修繕、汚泥の関係にありますケーキホッパーの修繕、薬品注入供給ポンプの修繕でございます。あと、排水ポンプにおきまして、100ミリの口径のほうの修繕をさせていただきます。  あと、アクアパークあさばのほうでございますが、電気設備のデータベースのほうで電気の監視に関しております制御盤の中の電気の修繕、あと、流入に関します水位計の修繕、あと、返送汚泥用のインバーターというか、調子が悪いものですから、その電気設備のほうを修繕させていただくような形で考えております。 73: ◯高橋委員長 質疑はないようですので、以上で、本件は打ち切りといたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 議第85号 平成28年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について─所管                部門─ 74: ◯高橋委員長 引き続いて、議第85号 平成28年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定を議題といたします。  所管部門を決算書の歳出の款項目別に当局から説明を求めます。  最初に、環境政策課所管について説明を願います。  本多環境政策課長。 75: ◯本多環境政策課長 (省略) 76: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきます。  佐野委員。 77: ◯佐野委員 少しお聞かせいただきたいんですけど、新エネルギー等導入促進奨励金ということで、市政報告書の259ページにございますが、699件に対して2,225万1,000円が支払われておりますけれども、これは、一つの市の方針ということで結構なんですけど、これを行ったことによって削減されたCO2というのはどのくらいになるか出ているんでしょうか。あるいは、これまで累積のものでも結構ですが、それを1点、教えていただきたいと思います。  それから、決算書171ページの古紙等資源集団回収事業奨励交付金、1キログラム4円ということで先ほどありましたけど、これはいわゆる逆有償になっているという状態になっているのかどうか。お金を出さなければ、例えば、子供たちが集めたものを売れば、別にそれでそれも入っているし、市からもこういうような形で補助金を出しているのかどうなのかというとこら辺で、このシステム、これを少し教えていただきたいと思います。集団回収そのものは、いろいろ学校等の行事費に充てたり、私の地区でもいろいろ何回もやっているんですけど、それはそれですばらしい、いいことだなと思うんですけど、行政がそれに対していわゆる事業費を出すという意図がどういうような意図なのかということでございます。  それから、国本地区の廃家電の収集・運搬・処理につきましては、6,300万円強支払われておりますけれども、処理業務そのものはもうこれで全部終わったのかどうかというものを1点、確認をさせていただきたいと思います。  以上、3点お願いしたいと思います。 78: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 79: ◯本多環境政策課長 それでは、佐野委員の御質問にお答え申し上げます。  1点目の新エネの交付金ということで、実績が今回、交付件数699件、または、交付金額については2,200万円余ということになっております。これ、それぞれのCO2の削減の量ということでは実施の数値は出しておりませんが、市では、CO2の地球温暖化の対策実行計画というものを設けておりまして、今現在が平成28年度から平成30年度までの3カ年におきまして、地球温暖化対策実行計画第3期というものに現在、取り組んでいるところでございます。その中で、計画の目標を立てているところで、平成28年度から平成30年度までの3年間で、平成26年度の基準としたところから3%削減するというところでございます。そのような中で、これまでの経過で袋井市全体における温室効果ガス排出量ということで数値を設けておりまして、その目標値、平成30年度において963.6という数値を目標に掲げて取り組んでいるところでおります。今、現時点で、平成25年度までの数値が出ているところでございますが、その数値が939.6トン、単位が済みません、1,000トンでございますが、その排出量の現状でございます。まだ目標値には達成しておりませんので……。           〔「達成しておるやん、これ」と呼ぶ者あり〕 80: ◯本多環境政策課長 失礼しました。達成をしております。現時点で目標には達成しておりますので、市ではそのような形で把握をしているものでございます。  続きまして、古紙等の資源集団回収事業の奨励金制度につきましては、現在実施していただいている団体、PTA、子供会、自治会等に申請を出していただいて行っているわけですけど、その中で実際は4円という形でやっておりますが、その仕組みの中で市はその量に応じまして交付をしているものでございます。ただ、地元でそれを売った金額についても、それはその団体が収入を受けているという中で、実際はなかなか今、単価も下がっているものでございますので、売った金額だけではなかなか、いろいろ活動の費用等充てている金額には満額、当然、なかなか補填できていないという部分があるということは伺っております。市として、その金額までは把握しておりませんが、その分を市が4円払うということで、その活動費に充てていただいているということで認識しているところでございます。  続きまして、3点目の国本の廃家電の状況でございますけど、3月31日まで行政代執行を行いました。その中の数字といたしましては、今、全体量としましては、あそこに1,354トンの廃家電の量がございます。そのうち、3月31日までで処理量といたしまして、作業を終了したのが495トンということで、残り、まだ859トンを現時点であそこの現場で保管をしているような状況でございます。  以上、説明とさせていただきます。 81: ◯鈴木副委員長 委員長。 82: ◯高橋委員長 今の説明で、新エネルギーについては効果を測定していないということですし、また、段ボールの回収については現在のところ販売価格ということについて把握していないということで、そこら辺を少しきちっと改めて調べて答弁できれば答弁してもらうとしていただきたいと思います。  佐野委員。 83: ◯佐野委員 今、委員長言われたとおり、少し疑問に思うのが、例えば、新エネのCO2の削減というのは、あくまでCO2を削減していくわけですから、これが今までどのくらい削減されたのかのデータがなくて、計画に基づいてなぜそういった数字が出るのかというのは少し疑問なんですよ。だから、微々たる量かもしれないけど、このものだって効果としてあらわさなければ、全体でつくっている計画の効果というものが、果たしてその指標に対していわゆるクリアできているかどうかという判断はできないんじゃないですか。何を一体ベースに、じゃ、あなた方がつくった計画というのはクリアしているという判断をするんですか。で、何のためにこの2,000万円もお金を出しているんですか。そういうようなことが少し、私、わかりませんので、もう少しその辺は、太陽光発電であっても何キロぐらいのワット数であれば、どのくらいのCO2が削減できるかというのは、恐らくデータはあると思うんですよ。そういったものをもう少し事細かに分析してやるべきではないかなと思います。ただ、今、目標を963.6トンが平成30年にはもう達成できるよということで、もろ手を挙げて万歳じゃなくて、まだまだやっていかなきゃいかん話ですから、そういったことをもう少し検討すべきではないかなと思います。  それから、古紙等の資源回収に伴う販売収益についても、回収された雑誌なり新聞が実際幾らで売られているかわからない、じゃ、それ、何に対して4円出すんですかと。団体は幾ら実入りがあれば、収入としてあれば、こういうような協力をしてくれるんですか。そういうようなものがわからない中で4円を出すというのが、一体どういうような理由なのかということですね。  それから、あと、国本の関係ですけれども、そうしますと、まだ、あと859トン保管をされている。最終的にはそれは全部撤去するつもりなのかどうか。それに要する費用はどの程度と想定しているのか。この間も議案質疑もありましたけど、心配される回収については本当にできるんだろうかというとこら辺、その辺の見込みがあれば、課長のほうで持っていらっしゃれば、少しお聞かせいただきたいと思います。 84: ◯高橋委員長 そしたら、国本のところだけ答弁を。またできないところはまた次のところで何らかの形で報告をいただきたいということで、国本の家電についてお願いします。  本多環境政策課長。 85: ◯本多環境政策課長 それでは、佐野委員の御質問で、太陽光のいわゆる項目ごとの数値、また、古紙等の地域での現状等については、これからしっかり把握してまいりたいと思います。  あと、国本の状況でございますが、最終の年度ということでお話をいただきました。先ほどもございましたとおり、859トンが残っているということの中で、まずは費用的には859トンを処理していきますと、ガラス処理の積み込み、または、その廃棄物の処理で約9,000万円から1億円ほどかかると試算をしてございます。  現在、まず、徴収のほうに取り組んでいるところでございまして、経過を少しお話しさせていただきますが。3月31日に金額が確定いたしましたので、その後、4月に入りまして、金額の精査、また、資料の作成等々を県の廃棄物リサイクル課と確認の協議を行いながら、4月27日に代執行の費用の納付命令書のほうを2個人1事業所に報告したものでございます。その納期限が5月中旬となりまして、その後、督促状を発行し、5月31日の督促の納期限が来て、一応、完納しないということが判明しました。6月以降、財産調査を行ってまいりまして、その中で現在の収入であるとか、所得の状況、住民税の現在の調査等を行っております。また、資産の状況の調査も行ってまいりました。  現時点では、徴収についてなかなか正直、苦労をしているところでございます。財産の状況についても、大きな財産が見つかったというようなものではございません。現時点で毎月少ない金額でありますが、1万1,000円ずつ納付していただいております。また、現在、現時点において4万4,000円の収入ということで、毎月とにかく来ていただいて、とにかく話をして、まずは、その増額の交渉をしているところでございます。  また、今後につきましては、財産調査を行った結果に基づきまして、その財産があれば必要な手続の一つとしまして差し押さえということも視野に入れながら、今、現状、取り組んでいるところでございます。まだまだこの調査につきましても拡大をして、広げて、より多くの部分の回収ができるように努めなければいけないなということで考えて取り組んでいるところでございます。  もう一つ御質問ございました、いつそれを撤去するかということにつきましては、まずは、この調査等をしっかり行い、また、事業者等の責任というものをしっかり話をしながら追求していく、費用徴収をしていく事務をまずは行っていく中で、今後のことにつきましては、また並行して判断していく必要があるかなと考えているところでございます。 86: ◯高橋委員長 佐野委員。 87: ◯佐野委員 課長、そうしますと、あそこにあるそういった廃家電というのは、全部取っちゃうつもりでいるのか、今までやった工事でおおむね近隣の土地への影響はないという判断をされているのか、その辺を1点教えていただきたいと思います。私は、正直言って、なかなかこれ、大変な仕事だと思いますが、それゆえに都市計画課長とか、皆さんいますけど、本当に市の土地利用施策とか開発行為とかしっかりやっていかないと、それが該当になった土地かどうかというのもわかりませんが、やはり全体でやっていかないと、なかなかこういったものは防げないなと感じました。  それから、1点、少し教えてもらいたいんですけど、クリーンエネルギーで太陽光発電をやるのは大いに結構だと思うんですけど、当然、パネルも耐用年数があると思うんですけど、ああいったものというのは処分先というのはしっかり確保されているんでしょうかね。例えば、壊れちゃったら、また農地のとこら辺とか、その土地に置きざらしになりますと、今の廃家電じゃないですけど、同じような状態が繰り返されるんじゃないかなという感じを受けているんですが、これ、決算とは別な話なんですけど、課長のほうでそういうような何か情報をつかんでいらっしゃったら、少し教えていただきたいなと思います。 88: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 89: ◯本多環境政策課長 最初に、国本の関係でございますが、近隣の土地への影響はないかということで、やはりこれは今、保管をしていることがございますと心配になるのはごもっともなことと思います。そのような中で、市といたしましても土壌調査等を行っております。また、井戸水が周辺にあるものについても水質調査ということで行っております。これに基づきまして、その検査結果につきましては、周辺の土地には影響ない、健康被害に影響ないということで保健所等の確認を得ているところでございます。  また、今後、全部取るのかということに関しましては、先ほど申し上げましたけど、現在はまず、費用徴収の責任という部分をしっかりと追求していく中で、今後、判断していくこととしてまいりたいと思います。  あと、クリーンエネルギーの関係の太陽光発電の関係で、大体、事業用の太陽光発電をつけますと、基本、注視しておりますと、最低20年は設置をしていかなくてはいけないということで、これも始まりまして、まだ10年も満たない事業とありまして、まだまだ廃棄の実務が出ていないということでございます。  そのような中で、お話がございましたとおり、この廃棄というのはかなり大きな今後の課題になっていくということは事実だと思います。このような中で、国も、実は、太陽光のパネルの廃棄に関します処分マニュアルというものを出しました。そして、今年度まで、平成29年度までにその内容についての実証部分について、その運用についての内容を検証しているということを伺っております。そのマニュアルをしっかりと把握しながら、今後の対応が必要になっていくのかなと市としては判断しております。  この処分先につきましてもそれぞれ、例えば、設置した事業者が処分することになる場合、また、そのメーカーが処分する場合、また、個人が最終的に処分する場合、それぞれのパターンが考えられますが、そのような運用マニュアルをつくっていることになっておりますので、その内容を把握しながら、市も考えて、その対応についてしっかり注視しながら取り組んでいかなければならないと考えております。 90: ◯高橋委員長 産業環境部長。 91: ◯鈴木産業環境部長 少し補足よろしいですか。  それでは、国本の廃家電の関係で少し補足のお話をさせていただきたいと思います。  今、本多課長からもお話ありましたように、昨年、現地での行政代執行というものを行いまして、昨年の状況で、現地では廃冷蔵庫のウレタンとかプラスチック類、それから、ブラウン管のガラス類ということで、現地にかなりの量の──先ほど言いました、千三百何トンというようなかなりの量の廃家電があそこに山積みにされていたというような状況でございました。昨年、代執行におきまして、このうちウレタン、それからプラスチック、そういうものにつきましては全て撤去を完了いたしました。ただ、テレビのブラウン管のガラスにつきましては、粉々に砕いて現地に放置されたということで、それが約1,300トンぐらいあるということで、これは、実は、そのまま最終処分場へ持っていってというわけにはいかなくて、やはり鉛があるということで中間処理施設で中和作業といいますか、そういうものをして最終処分場へ持っていくということで、これがかなりの経費がかかるというような状況でございます。  したがいまして、まだ、昨年の行政代執行の予算によりまして、ある程度、495トンという量は代執行できたわけでございますが、かなり費用のかかる廃ブラウン管が粉々に割れたものがまだ今、850トンということで現地に残っているということで、それがやはり費用が9,000万円から1億円近く、専門の業者に見積もりを聞いてみたところ、そのぐらいはかかるよということで、この費用捻出も今後かなり大きな課題になってくると。しかも現状では、国、県等の支援メニューもないということで、やはり、これ、袋井市民の税金、単費でこれに対応していかなくてはいけないということで、私ども、環境行政の担当といたしましては、これ今、大変大きな課題ということであるわけでございます。  もとを正せば、この廃家電、個々のお宅から本来、家電製品は、皆様方御存じのように、家電リサイクル法によりまして、買ったお店に4,000円なり6,000円なりというお金を払って出して、回収をすると。その正規のルートに基づいて処理をされていくべきものでありますが、逆にそういうお金を払わずに、軽トラックなどで回収に回ってきた業者に安易に市民が出したものが集積されると。いろいろ調べてみると、ここの国本の地区に集まった廃家電は、当然、広域的に県、浜松とか西部、それから、静岡とか東部のほうからも集められたかなりの量ということでありますので、それを一般廃棄物だという定義で市のみがこれを対応していくというものに対しても、私どもも率直に言って、非常に考えざるを得ないというような状況でございます。  私どもも今、県の廃棄物リサイクル課、県ともいろいろ相談をさせていただいて、業者に対する代執行などについてもアドバイスをいただいているところでございますが、この巨額の処理費等につきましても、広域的に集まってきたものであるということから、今後、少しそういうことも相談をしてみたいなということでいきたいと思います。まず、第一義的には、先ほど課長からも答弁いたしましたように、起因者責任というものもしっかりと追求していかなくてはいけないなと思います。そういう意味で、額はわずかではございますが、今後も継続して、起因者であります事業者に費用を負担させていくということで、とにかく少しずつでも払っていけば、請求権の時効というものもストップしますものですから、そういうこともしていきながら、今後もこの難しい課題に対応していく必要がございますので、そういう状況だということで御理解をいただきたいと思います。 92: ◯高橋委員長 そのほか、予定している方、いらっしゃいますか。時間の都合もあるので、予定している方がいれば、若干、この項で質疑を少し休憩させていただいて、時間をとって、再開したいと思います。  ほかによろしいですか。ほかにはいいですか。  そういうことで、若干、じゃ、審査の途中ですけれども、休憩とさせていただきます。11時再開ということでさせていただきます。                (午前10時49分 休憩)                (午前10時58分 再開) 93: ◯高橋委員長 全員おそろいですので、会議を再開したいと思います。  環境政策課の所管について、質疑を継続したいと思います。  質疑があればお受けしたいと思います。  木下委員。
    94: ◯木下委員 先ほどのごみのことですけれども、やはりいろいろ電話がかかってきたり、車で放送しながら不要になったパソコン等を回収している業者がいます。これに対する規制はやはりしっかりやっていただきたいなと思っております。これは、一つ、提案です。  質問のほうは、市政報告書の265ページのほう、14番、エの野良猫の──うちのほうなんかも非常に多くてかなりお話いただくんですけど、「野良猫の去勢・不妊手術をする者」と書いてあるんですけど、これはどういう人を対象にしておるのか。これは、お医者さんですか。それか、そういうことを、去勢手術をする者ということになっていると、個人でそういうことをすることは多分……。どうなんですか、できるのかどうかわからないですけど、対象とする人は一体誰なのかということと、野良猫を見つけた場合にどういう対処をするかというのをこの間、一部、班内回覧でもいただいた点もあるんですけれども、もう少し対策をしないと、かなりふえてきているような感じがするので、その2点をよろしく答弁お願いします。 95: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 96: ◯本多環境政策課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  最初にお話しいただきましたごみの回収の件につきましては、少しお話しさせていただければありがたいなと思います。  昨年4月1日から、条例を市としても制定いたしまして、「袋井市使用済物品等の放置防止に関する条例」ということで定めてまいりました。その中では、市民の責務、事業者の責務、土地所有者の責務、市の責務という中で、それぞれの任務についてを位置づけたものでございます。このような中で、市民の責務においても「使用済物品の適正な処分に努めなければならない」ということで考えているところでございます。また、その条例の中では、そういう業者については事業を行うときには市に届け出を行わなければいけないということにしました。ですので、4月から調査をいたしまして、現在、市内に3業者ございましたので、その業者に既に届け出のほうを完了させたものでございますので、そのようなことを行う中で確認しながら、指導を徹底していきたいと思います。  また、指導を守らない方、それに対しまして、指導、勧告をしていく中で改善命令にも従わないとなりますと罰則も設けられておりまして、6月以下の懲役、または、50万円以下の罰金という制度も一応、位置づけてあるということを申し上げさせていただきたいと思います。  それでは、御質問いただきました野良猫の去勢手術費及び不妊手術費の補助金の関係でございますが、この対象者は、基本的には市民が対象となっております補助金となっております。ですので、例えば、市民の方が野良猫を見つけて、愛護の関係で去勢させてあげたいといった場合に、その野良猫を去勢するための金額の一部補助を行うという形で補助金を交付しているところでございます。  その補助金の額につきましては、野良猫の去勢手術に関する費用についてかかった費用の4分の3以内であって、1匹の限度額を6,000円という形で補助しております。また、不妊手術につきましても、4分の3以内としまして、1匹につき9,000円を限度額として、野良猫を愛護する方、市民の方への補助という形で行わせていただいておるような状況でございます。 97: ◯高橋委員長 木下委員。 98: ◯木下委員 先ほどの家電の件ですけれども、市民にもう少しアピールして、そういうことになっているよということを周知していただき、業者に対してはもうそういうことをされているようですけど、市民に対してもアピールをお願いしたいと思います。  それから、今の野良猫の話ですけど、これ、市民がそういうのをやらなきゃいけないということなんでしょうかね。そうすると、普通のお年寄りの方が迷惑かかっているんだけどどうかということでお話があったときに、その方がやらなきゃいけないとなるとなかなか難しいんじゃないのかなと思うんですけど。 99: ◯本多環境政策課長 再質問にお答え申し上げます。  先ほど市民ということで申し上げましたが、基本的には、野良猫をする場合、愛護団体がございまして、そのような中で一緒になって団体としての組織の運営とした中で取り組んでいただいているのが事実でございます。  あと、どうしても付近で困ったような野良犬が出てとかという苦情もございます。そういうときには、状況によって市が一時確保して県に引き取ってもらうという事例もございますので、そういう臨機応変な対応をとっているところでございます。  あと、市民へのPRにつきましても、ごみの関係でございますけど、これもお話しいただいたとおりでございますので、今後、何らかの形でPRについては考えてまいりたいと思います。 100: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 101: ◯伊藤委員 同じ箇所だったので少し質問させていただきます。  164、165ページに書いてあるペットというか、犬猫の関係で予算がついていて、市政報告書だと265ページに愛護関係のことも書いてあるんですけれども、今の迷い犬とかというのは、数も出ていますし、今はいませんけど、昔、非常に猫は出ている中で、これ、総数としては非常に微々たるものなのかなという考えで、捨て犬、捨て猫、また、飼えなくなったペットに関して、市民からの問い合わせというか、そういったものではもちろん、先ほどおっしゃっていただいたような県でやる方法、保健所があって、動物愛護団体というような、そういう団体等もおられて、市役所と3点的な中で、市民がどこに問い合わせするかという部分があると思うんですけれども、そういった中での問い合わせについての対応、また、件数等で少し教えていただきたいなと思います。 102: ◯本多環境政策課長 伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  生活環境の保全をしていく中でいろいろな苦情が環境政策課に来ますけど、その中の一つとしまして、ペットに関連します苦情というものがございます。今、お話ししましたとおり、猫であるとか、あと、特に多いのは、犬の鳴き声が結構うるさいというか、結構多いということで、こちらからその飼い主に指導しているような状況がございます。現時点で、そのようなもろもろを含めまして、昨年度におきまして大体、年間60件程度の件数の苦情をいただいております。その内訳については、現在、手元に資料がございませんけど、年間50件程度のペットに関します苦情等をいただいているということでございます。 103: ◯伊藤委員 今、そういった話もしていただいたものですから、それはそれで了として、ありがとうございます。  ただ、今少し、すごい各論の話で申しわけないですけれども、例えば、猫が自分ちの敷地内で子供を産んだと、その中で生後間もない猫を、例えば、殺すのもというので、動物愛護団体へ持っていくと、いわゆる子猫のうちは預かりませんよと、1歳ぐらいになってから持ってきてくださいというようなお話があったりとか、かなりそういった部分で、まず第一はやはりふえないようにそういう去勢の部分であったりだとか、また、そういったところでの早期の対応、市民への周知が多分主なところになると思うんです。そういった中で、保健所があったり、動物愛護団体があったり、その中で、まずは市に問い合わせが来たときの対応であったりだとか、立ち位置の部分を私、伺っているんですが、捨て犬、捨て猫、飼えなくなったペットに対して市民からのお話をいただいたとき、どういうような形で、その対応というか、そういった部分についてお伺いをします。 104: ◯高橋委員長 本多課長。 105: ◯本多環境政策課長 伊藤委員の再質問にお答え申し上げます。  野良猫に対します、まず最初の処置については、市民から問い合わせがあった場合は、まずは、市がその情報を受けまして、できる限りの処置をいたしますが、いずれにいたしましても最終的には、飼い主のいないという段階の判断になってしまった場合は、県が引き取るという形になっておりますので、県が最終的な処置を行うということになっているところでございます。ありがとうございます。 106: ◯高橋委員長 鈴木委員。 107: ◯鈴木副委員長 お願いいたします。  平成28年度といいますと、資源ごみの中でビニールごみが、「燃やせるごみ」の中に入れられるよということになった年度だと思いますけれども、平成28年度締めてみて、そうしてどのような、その辺の品目を変えた部分で感じられたことがあるのかということが1点と、なぜか最近、コンビニエンスストアや商業施設に行くと、ごみ箱が大分減ってきたなということを感じています。特に、コンビニなんかは、店舗の中にごみのそのボックスを入れて、そういった対応をしているところもふえてきたなということを感じていますけれども、その辺の動向についてもどのように捉えているか。市民の意識が高くなったのかどうなのかということも感じていますけれども。  それと、もう一点、コンビニ関係ですけれども、沼津のほうで、セブンイレブンと市内の商業施設等でも出していく、先ほどビニール袋を市内の業者でいった分も給付金でいただいているというところに少し係ってくるかなと思うんですけれども、直接コンビニの袋とか商業施設で買われた袋を市のごみとして出せるというような、静岡市でもやられているとかというようなお話を先日少し聞いたんです。その辺の動きについて、そちらのほうも、市の販売用のごみ袋もあるし、そちらもあるよというような2段の部分でやっているところがあります。割と袋が大きいもんで、核家族の中で、小まめに出したいと、もう少し小さい袋が、というような意見もよく聞くんですけど、その辺も含めて、コンビニ袋、買い物袋がごみ袋になっているというところも、どのような研究をされているのかなということを3点お伺いします。 108: ◯高橋委員長 本多環境政策課長。 109: ◯本多環境政策課長 鈴木委員の御質問にお答え申し上げます。  ごみの関係で御質問いただきまして、平成28年度よりごみの捨て方を一部変えたような状況でございます。このような中で、1人当たりのごみというものも、これまでは減るように取り組んできていただいておりまして、市民もそのように向けて取り組んでいただいておりますけど、なかなかやはり平成27年度と比較してもごみの量は、そうふえてはいないですが、減ってもいないというのが現状でございます。やはりごみの量がなかなか減らないのは、お話しいただいた内容の部分のごみの捨て方を変えて、それが一つの理由かなと考えております。ですので、今後、捨て方を変えたという以上に、やはりそれに伴って「減らす」という取り組みがより必要となってまいりますので、ごみの主成分であります、ごみの中に含まれる水を、水切りを行うような部分、各家庭で協力をいただく中でごみの量を減らしていくという取り組みを市としても啓発、推奨をしていきたいなと考えているところでございます。  あと、コンビニにつきましても、お話がございましたとおり、実際、コンビニの外にごみを置くというところがほとんど見られなくなりました。あれは、もともと結構家の家庭ごみを捨てに来るということが多いということを防止するためにやっていただいているなというところで認識しているところでございます。そういう意味では、そういう形でごみの捨て方をしっかりと守っていただく一つの手法としてはよろしいかなと判断しております。  あと、静岡で行っておりますコンビニの袋をそのまま市のごみ袋として出しているというようなお話がございました。今、市も現在、1枚9円ということで販売をさせていただいて、指定のごみ袋で捨てていただいております。これにつきましては、現在、市として他市の事例等の研究までは至っておりません。今後研究はしてまいりたいと思います。ただ、一つ、状況に応じてごみの量が、それでまた袋の種類をふやしてしまって、ふえてしまってはいけないということも少し危惧されますので、その辺も含めて、あわせて御提言いただきました点については、いま一度持ち帰って研究してまいりたいと思います。 110: ◯高橋委員長 伊藤委員。 111: ◯伊藤委員 市政報告書263ページ、264ページ、265ページの水質汚濁防止等対策事業、少し、これを質問でお伺いをしたいんですけれども、10、(ア)から(エ)までそれぞれ報告内容が書いてありますけど、素人目に見ると、袋井市の水質に関して少し危機感を感じるような文面で書いてあるんです。特に、(ア)なんかというのは数字も示されておらないものですから、どの程度かというのをこちらで判断できないものですから、その部分、(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)に関して、それぞれ所管にてお答えをいただきたいと思っています。  (オ)に関してですけれども、外来生物の調査をされたということになっておりますけれども、その実態調査の結果についてお伺いをしたいと思います。 112: ◯高橋委員長 本多課長。 113: ◯本多環境政策課長 伊藤委員の御質問にお答え申し上げます。  263ページのアからオまで、265ページまで及んでおりますけれども、少し細かく説明させていただきますと、最初のアについては工場排水の水質分析ということで、工場、事業所を中心に16カ所で調査をいたしました。その中で、この文面に書いてあります「調査の結果、1事業所において亜鉛含有量が基準値を超過したため、同事業所を指導し書面にて対策を報告させた」という内容につきましては、細かい話になりますけど、亜鉛の基準値が2というところで4.1という値が出たわけなんですけど、まず、その企業に対しまして、市といたしましては改善の指導、また、原因、結果、そこまでの追求をいたしました。  最初に、まず、何が原因かということでその企業に対しまして調査、聞き取り等を行いまして、その内容について、細かになりますが、原因について追及いたしました。その後、暫定対策と恒久対策ということで、暫定対策としましては、電極という部分の洗浄であるとかということを実施、また、恒久対策につきましては、月1回の清掃頻度を日1回に徹底させるというような、そのような対策を行ったものでございます。その結果、最終的にその企業が基準内におさまったということを確認したというような事業で終了いたしました。  続きまして、264ページのイの部分につきましては、「河川底質分析の中でダイオキシンは河川5カ所において基準以下」ということで、ただ、前川橋では総水銀、ヒ素、沖之川の樋門橋で鉄が出ているということで、ここに書かせていただきました。河川の底の部分にたまっている汚泥の基準というもので定められておるものについては、環境基準ではダイオキシン類のみが定められているものでございます。ですので、ダイオキシンについては基準以下ということでまずは記載させていただいたものでございます。ただ、基準外のものでも、ここで前川橋の部分と沖之川の部分で総水銀とヒ素が若干高くなっているという部分がございます。基準では特に問題はないんですけど、高くなっているから今後、注意をしながら、河川水に影響が出てはいけませんので、注視していく必要があるという中でここに記載させていただきました。  (ウ)の環境悪臭測定分析につきましては、少しここ、水質とは違う部分の内容で書かせていただきました。これは臭いの関係でございますけど、マルス農場と有限会社まえしばというところで、環境の臭いの部分の調査も立入調査等の改善指導となったものでございます。  あと、河川の水質分析についてのエの部分でございますけど、この表でPHということで、ペーハーは水素イオンの濃度、BODは生物化学的酸素要求量ということで、右に少し説明を書かせていただいておりますけど、DOは溶存酸素量、SSは浮遊物質量ということで、それぞれ水質汚濁防止法に基づきますいろいろな検査すべき項目が書かれております。  この中で、ここにも書いておりますが、BODということで、生物化学的酸素要求量、項目の左から2番目でございますが、これは、河川水や工場排水の汚染物質が微生物によって無機化、あるいは、ガス化される、微生物が汚染物質をきれいにしてくれる作用に対しまして、どれぐらい酸素量が必要であるかという部分で、要するに、それが高ければ高いほど酸素量が必要だという、河川が汚れているという判断になるわけなんですけど、このような中で、その判断の中で、このBODという値が、沖之川と宇刈川でこの基準を超えているような8.6とか10とか、高尾橋で9.7という数値が出たものでございます。  これに対しまして、市といたしましては、決算書の備考にも少し書かせていただきましたが、沖之川河川追加調査というのを追加で行いまして、この検査を3回ほど行いました。追加調査をやっていく中で、最終的にこういう原因であろうかなというところの部分を含めまして、わかりまして、ただ、最終的にやっていく中で数値が低くなったというのが確認できた状況で終了したというような状況でございます。  あと、最後の(オ)の外来生物につきましては、袋井市内でもミシシッピアカミミガメとか、スクミリンゴカイというのが結構生息をしている中で、水田に対します被害等も危惧されるというのがございます。この中で調査を行いまして……。1点、済みません、戻って申しわけないですけど、先ほど、沖之川の関係で調査をして、最終的には数値が低くなったとございますけど、最初の調査のときは、ちょうど冬期に調査をしたこともありまして、水の量も少なくて、その濃度が余計濃かったというような部分も原因の一つとして考えられるかなと判断してございます。  あと、済みません、話がまた行ったり来たりで申しわけないですけど、調査の結果につきましては、外来生物調査の数値的な結果について、現在、持ち合わせておりませんので、また、数値的なものもお示しできるものがありましたらお示ししたいと思いますが、調査の結果につきましては、アカミミガメ、スクミリンゴカイが比較的、弁財天川にかなり生息が多いという結果が出ております。そのような実態調査を行ったものでございます。 114: ◯高橋委員長 伊藤委員。 115: ◯伊藤委員 それぞれ数字、幾つか質問が多かったですが、申しわけないです、ありがとうございました。その中で、所感も含めてですけれども、(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)に関して、それぞれもう既に調査が終わって、指導まで終わって数値も下がっているという結果が出ているのであれば、この書き方についてですけれども、調査、指導の結果、いずれも基準を下回るとここに書いていただければ、こちらもわかりやすいかなと思っています。  最後、(オ)ですけれども、今、2種類の、多分これが住んでいる主な生物なのかなということで理解はしておりますが、今おっしゃっていただいた数字を含めて、調査報告を含めて、また議会に対してお示しいただけるとありがたいなと思います。 116: ◯高橋委員長 本多課長。 117: ◯本多環境政策課長 数値につきましては、済みません、今、私、すぐ出てこなかったんですけど、市内10地点等で調査を行ったときの結果が出ておりまして、ミシシッピアカミミガメでは弁財天川にて150体、あと、スクミリンゴカイについて弁財天川にて、いわゆる生貝──生きている貝が20体以上、卵が250カ所以上ということで確認をされているところでございます。  あと、書き方につきましても御指導いただいたとおり少しわかりにくい書き方になっておりますので、今後、気をつけてまいりたいと思います。 118: ◯高橋委員長 木下委員。 119: ◯木下委員 これだけ少し忘れていまして、質問、先ほどごみ袋の話が出たものですから、少し思い出しちゃって、ごみ袋ですけれども、あの色というのは、磐田市と同じですか。透明ですか。何か近所の方から同じ色の袋でごみを出された、袋井市のやつでなくて置いていかれてしまったということがあって、誰が捨てたかわからないんですけど、それで、当市のごみ袋ではないので持っていかないということで、置いていかれていることもありまして、もし近隣に同じ色があるというような、隣接しているものですから、同じ色じゃまずいのかなと思いますので、少しその辺を調査していただきなと思って、よろしくお願いします。 120: ◯高橋委員長 本多課長。 121: ◯本多環境政策課長 木下委員の御質問にお答え申し上げます。  ごみ袋につきましては、そういう方も時々ありますので、そういう場合は持ち主がわかれば当然あれですけど、わからない場合が多いものですから、市が引き取るような形になりますけど、調査についても紛らわしくならないようにしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。 122: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 123: ◯高橋委員長 これは長引いているんですけれども、きのうこの市政報告書の257ページの3のバイオマス利用促進協議会を本年度、平成28年度をもって廃止したということで、我々は国の意向で全国的にこういうような取り組みがなされていると聞いております。袋井市でも計画を策定して実施をしてきた、実際、成果があらわれてまいりまして、袋井市には家畜のふん尿とか、あるいは、稲わら、麦わら等々、たくさんバイオマス資源を利活用する可能性はありますよということでやったんですが、実際にはやられたということは非常に小さな事業だけで、本当にそうしたものに目を向けた対策がやられたかというと、実際にはやられていないけど終わってしまったんじゃないか。私、議案質疑でも取り上げさせていただきましたが、給食残渣を堆肥化するという話もまちの人の反対があったということで、それもそのままになってしまったというような。実態を見ると、下手すると、油なんかをクリーンセンターで焼却しているという例があったので、本当に好き好んでやればいいんですけれども、それぞれやられていないという実態が現実、あるんですね。そういう中でこれを、協議会を中止、廃止ということですけれども、これからは本当に意義のある活動ができるはずだと思いますけれども、これを本当になくしていっていいのかなというのが疑問があります。今、小笠山の工業団地のところで新聞のああいうのを、そういうのを活用されている例があるし、せっかくいいものが出ていながら、こういう計画を本当にもう、こうした協議会がなくなるということだと、そういう事業の執行等と少し薄れてくるんじゃないかなと思いますけれども、この辺について一つは、なぜ協議会を廃止するのか、そして、また、これからどういうようにこのバイオマス事業を進めていくという考えなのかという、この辺を少し明確に示しておいてもらいたいと思います。 124: ◯鈴木副委員長 本多環境政策課長。 125: ◯本多環境政策課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  バイオマス利活用推進協議会につきましては、平成21年度のバイオマスタウン構想に公表以来、設けられた組織であるということで取り組んできたということで認識をしておるところでございます。そのようなことで、バイオマスの利活用推進協議会では、バイオマスの活用率を目標値を94%ということで設けて取り組んできたということで、昨年度をもって協議会を廃止したということになっております。  理由としましては、一定の目標を達したと、目標値としては取り組んだということで、ただ、このバイオマスの推進については決してそれで終わるということではないという認識をしているものでございます。給食の野菜余りの残渣につきましても、昨年度まで取り組んできまして、難しい部分でございますけど、山梨の学校給食センターのほうでその残渣につきまして、あきは寮のほうで実際受け取っていただいている部分も4月になって回収を始めましたので、そういう取り組みも引き続き継続してまいりたいと思います。  バイオマスの達成率でございますが、平成27年度までで目標値94%に対しまして、96%の達成率となっているところでございます。ですので、今後、引き続き、バイオマスについても、協議会は廃止をされましたが、今後も継続して利活用の状況等も把握をしてまいりたいと思いますし、取り組みについても行ってまいりたいと考えているところでございます。 126: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 127: ◯高橋委員長 目標を超過達成しているということですけれども、その計画をつくるときにも対象のものが余りに絞られていて、本来、本当に確認しなければならないところができていないんじゃないかということを当時質疑をした記憶があります。一番いいのは、問題になっているのが悪臭等の家畜のふん尿の処理、それについても大体何かしら引き取りがあるでという話なんだけれども、本来は、これ、バイオマスという形で堆肥にしたり、あるいは、いろいろな今時分の時代だとメタンガスとか、いろいろな形で研究をされて利用されているんですけど、そういうことで、やはりこれをそのままにするんじゃなくて、やはり次の方策というのを考えていかないと、せっかくある資源が本当に、大体燃やしちゃってそれで終わったんじゃ本当の解決になっていないというか、次の計画が、次にどういうようになるかわからない、正式に協議会の中でも計画を策定していくのかどうなのか、そこだけもう一度、確認をさせていただきます。 128: ◯鈴木副委員長 鈴木産業環境部長。 129: ◯鈴木産業環境部長 それでは、今後のバイオマスの取り組みについてはどうかという高橋委員の御質問でございます。  先ほど本多課長からも御説明いたしましたように、ある程度、平成20年度につくりましたバイオマスタウン構想の数値というものは達成はしているわけでございますが、この進捗状況につきましては、今年度以降、まだ計画期間が平成30年度まであるということもございますので、環境対策委員会という環境基本計画の進捗を管理する環境対策委員会のほうで今後、バイオマス利活用、協議会にかわってバイオマスタウンの指標についても報告をし、そこで進捗管理について御意見をいただくということで対応していきたいと思います。  いずれにいたしましても、この環境基本計画の中にもバイオマスの利用促進ということでバイオマスタウン構想に載せさせていただいております指標等も重なってありますことから、今後も袋井市の環境基本計画等の検討の中でも今後どうしていくのかということを、この環境基本計画、それから、バイオマスタウン構想も平成30年度で切れるということもありますので、今後、その中で環境基本計画の見直しの中で、そこらも検討してまいりたいと考えております。 130: ◯高橋委員長 いただいた案に念押しだけ、バイオマスタウン構想を使わないけれども、環境基本計画の中でその指標を立ててということですので、その計画の中にきちっとこれに見合うような指標を織り込んでいただいて、環境基本計画の中でまたその進捗のほうを進めていただくようにお願いをして、私の質問を終わります。  そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131: ◯高橋委員長 ないようですので、以上をもちまして環境政策課の所管については終わりにしたいと思います。  午前と午後の時間またぎになってしまいますけれども、説明だけになってしまうと思いますけれども、産業政策課のほうから説明だけいただいて、午前の部を閉じたいと思います。 132: ◯村田産業政策課長 (省略) 133: ◯高橋委員長 説明をいただきましたが、質疑については午後からとさせていただいて、ここでしばらく休憩ということで、午後の会議は1時15分からとさせていただきます。そしたら、午前はこれで終わりといたします。                (午前11時54分 休憩)                (午後1時11分 再開) 134: ◯高橋委員長 おそろいですので、会議を再開したいと思います。  産業政策課の所管に入るわけですが、環境政策課のほうから、午前中の宿題であります佐野委員の質問に対する答えがあるということですので、先に説明をお願いします。  本多環境政策課長。 135: ◯本多環境政策課長 市政報告書の259ページの(5)地球温暖化防止対策事業の中で、アの新エネルギー導入促進奨励金ということで、この件数に対しますCO2の削減量はという御質問で、現在、把握できていないというお答えをさせていただきました。戻りまして、それぞれの対象機器ごとにCO2の削減量というのが、1台当たりのCO2の削減量が出ておりまして、それに件数を換算したものを試算してみました。そうしますと、平成28年度につきましては、合計で916トン、CO2が削減されているという数字が出ましたのでこの場をおかりしまして御報告をさせていただきたいと思います。  あと、項目ごとに、もしあれでしたら御説明させていただきます。  太陽光発電システムの一番上の項目については764トン、太陽熱利用システムについては、済みませんでした、少し時間的に把握できなかったので、3件については数字が出ておりません。太陽熱温水器については16トン、クリーンエネルギー自動車については5トン、ヒートポンプ型給湯器については50トン、潜熱回収型給湯器については54トン、合計916トンという数値となっておりますので、御報告をさせていただきます。  いずれにいたしましても、今後、このような数値化をすることによってCO2の削減についても経緯等を担当課として把握してまいりたいと思っています。 136: ◯高橋委員長 確認は無理ですね、紙の古紙の回収の金額は調べると……。 137: ◯本多環境政策課長 戻って確認しましたが、そちらのほうはまた改めて今後、把握してまいりたいと思います。 138: ◯高橋委員長 わかりました。じゃ、以上とさせていただいて、それでは、産業政策課の所管の質疑に移りたいと思います。質疑があればお受けしていきたいと思います。  伊藤委員。 139: ◯伊藤委員 市政報告書225ページ冒頭ですけれども、地方創生推進費、2款1項14目、インバウンド環境推進事業で、その前の224ページにも9番として書いてありますけれども、2番の袋井市のイメージづくりで情報発信拠点を整備するための基本方針及びイメージづくり等調査研究した49万6,800円と、その次の3番のおもてなし体制、これも48万6,000円を使って、ここを見ると、免税手続やクレジット決済の可能性の有無というようなことを書いてあると思うんですけれども、改めてその可能性についてと、いわゆるシティドレッシングとか情報発信拠点についての調査研究がどんなものだったのか、お伺いをしたいと思っています。 140: ◯高橋委員長 産業政策課長。 141: ◯村田産業政策課長 今、伊藤委員から御質問がありました点についてお答えいたします。  まず、4点、インバウンド環境推進事業として行って、そのうちの2番、3番ということでお答えします。  2番のワールドカップラグビーの袋井市情報発信拠点整備基本情報収集委託事業でございますが、これは、業者のほうと委託して、ワールドカップの開催期間中、エコパで試合が開催される期間でありますけれども、エコパ周辺において袋井市の情報発信拠点ということで、どういった整備がいいかということで提案をいただいたものであります。  4点ございまして、まず、1点目が袋井インフォメーションセンター、観光案内とか宿泊案内、それから多言語対応、そういったものをやったらどうかという提案が一つ、それから、二つ目、愛野駅からエコパまでのエリアで活性化ということで、動線上の装飾、フラッグとか横断幕、花壇などを整備したらどうかというもの、それから、店舗のヒアリングを行いまして、コスモインとか、スーパーラックもあるものですから、ワールドカップ開催期間中、御協力いただけるかという意向調査もやった、それが二つ目です。
     それから、3点目は、試合開催日のおもてなしイベントということでどういったものがやれるかということが出ました。  それから、4点目が体験ツアー、レンタサイクル、そういった四つの提案をいただきました。  これにつきましては、先月、日本代表戦が行われまして、愛野駅周辺からエコパまでの間ということで、特に愛野駅周辺については、観光案内所みたいなものを設けて、位置とかを確認したということが一つあります。  それから、豊田市に先日行きまして、この前、ラグビーのトップリーグが開幕戦がありましたけれども、あのときもスポーツ推進課と行って、豊田駅から豊田スタジアム、その間のシティードレッシングがどのようになっているか、そういった検証も行っております。それが二つ目です。  それから、3点目のスポーツホスピタリティー及び外国人受け入れ体制の整備普及委託ということで内容が二つあります。  1点目は、訪日外国人の誘客のための環境整備ということで、英語、多言語による袋井市の情報発信が必要であるということ、それから、Wi─Fi環境も整備していかなければいけませんねということ、それから、クレジットカードによる決済機能がもうこれは当たり前のように整備していかなければいけないんじゃないかという結果です。  それから、もう一点は、スポーツホスピタリティーを通じた袋井市の魅力発信ということで、ラグビー観戦者が滞在中に袋井の魅力を体感できる着地型ツアーを造成して参加してもらおうということで、これも先月の日本代表戦のときに釜石市から市民の方をお呼びして、ラグビーの観戦プラス可睡ゆりの園に行ったり、クラウンメロン支所とかに行ってもらった試行的な取り組みも行っておりますし、観光の面でいえば、名古屋とか東京に行って、旅行会社の方を対象に、2019年がありますので着地型ツアーを造成していただきたいというような検討材料として使っています。 142: ◯伊藤委員 ありがとうございます。今、言っていただいてもかなり産業面に関してもそのイベントについてかなり動いてきたなという印象を受けました。いただいた中で、少し未回答の部分があったので、そこだけ。免税に関しては御回答いただけなかった。免税店に関して、というのは、書いてはあったんですけれども、その内容だけ少し教えていただければなと思いますし、着地型観光、こういった部分、かなりぜひ進めていただきたいなと思って、その中で1点だけ、私、動線上という中でエコパを含める愛野駅周辺で少し感じていること、地元の身にもなって感じていることですけれども、やはり金融機関がないという中で、クレジット対応の店舗をふやしていくというのはもちろんだとは思うんですけれども、いわゆる今の現状で考えると、コンビニエンスストアのATMなんかを使うのが一般的だと思うんですけれども、いわゆる海外の紙幣を発行している、それと提携しているかどうかというのは調べられますか。 143: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 144: ◯村田産業政策課長 今、御質問がありました免税、それから、クレジットカード決済の関係ですけれども、これは実は4番のほうのワールドカップラグビーおもてなしセミナー開催委託事業ということで、二つセミナーをやりました。その一つが、クレジットカード決済とか免税取り扱いについて、外国人を観光客として受け入れるについては、これ、必須なものですから、この必要性ということでセミナーを行ったんですけれども、これ、具体的な作業としてはまだこれからでありまして、今、提案をいただいたという段階であります。ですので、愛野駅の周辺の、特に商店のほうに呼びかけをしているとか、そういうことは今やっておりません。 145: ◯高橋委員長 伊藤委員。 146: ◯伊藤委員 今後の検討材料になってくるかなと思いますので、ぜひせっかくのビッグイベントで産業的効果をあらわすために、ぜひそういった部分に取り組んでいただきたいなと思います。  私、今、質問で聞いたところをもう少し説明させてもらいたいなと思うんですけれども、金融機関がない中で、ファンゾーン等を多分これから企画をされていくと思うんです。日本のそういう、いわゆる露店的な部分で多分出店される業者さんが多いかなと、例えば、お祭りの屋台であれ、出店なんかを考えてイメージしてもらいたいなと思うんですけど、多分、イベントということもあってそういうような業者さんもあるかなと思うんですけど、基本的にはキャッシュ対応ですよね。  課長がおっしゃっていただいたみたいに、海外からの旅行客の方というのは、ほとんど現金文化というよりは、要はクレジット関係の文化なものですから、キャッシュを持ってこないと思うんですよ。普通の近隣店舗であればクレジットカード等、今おっしゃっていただいた対応を進めていただければ使えると思うんです。ただ、ファンゾーンに着いて何かやるといったときに、じゃ、キャッシュがないからキャッシュをおろそうよといったときに、キャッシュをおろせるATMがないと思うんですよ。  私、少し調べさせてもらったんですけれども、愛野駅周辺のコンビニエンスストアって、多分、今、サークルKが2店舗ありますけど、これからファミリーマートになっていって、クレジットカードの……。要は、ATMの種類が違うんです。今、僕が調べた資料だと、2016年の4月までで静岡県内のそういうファミリーマートなんかのATMで、海外の銀行から日本円でおろせるというようなATMは二つしかないんです。セブンイレブンは逆に物すごいそういったATMが強いんですけど、なので、そういった部分までぜひ今後のインフラ整備の中に加えていただいて、経済的効果がきっちり出るような形で当日を迎えていただきたいなと思っています。できれば産業面を、そういう地元の──クレジットカードなんかの対応を求めるために多分地元の店舗にも入っていくと思うので、そういった部分、今後もう少し強化を進めていただきたいなと思っています。そういった部分、あと、スケジューリングを含めてどういうような形になっているか、もし今の時点でお話があれば教えていただきたいと思います。 147: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 148: ◯村田産業政策課長 今、伊藤委員から御質問があった点、スケジューリングで細かく今つくってあるかというと、ありません。もちろんファンゾーンも、スポーツ推進課のほうとも連携をとりながらやっていきたいと思いますし、クレジットカード、免税については、ラグビーワールドカップの開催を機に、今後、国際化に向けたまちづくりというか、観光面で必要になってきますので、これからしっかりそういった制度設計をつくっていきたいと思いますので、見守っていただきたいと思います。ありがとうございます。 149: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 150: ◯木下委員 一般会計歳入歳出決算書のほうで190ページ、商工費、この中で1億7,800万円の工業振興費、予算補正していますけれども、この中身を一度というか、もう少し詳しい──削減する理由というか──を教えていただきたい。 151: ◯高橋委員長 商業振興費じゃなくて工業振興費か。 152: ◯木下委員 工業振興費です。 153: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 154: ◯村田産業政策課長 1億7,874万9,000円の減額補正というところの中身です。  まず、1点目が、追加補正をしたものがありますので御説明いたします。4,206万5,000円を追加補正しています。これは、市内立地企業に対して新たに設備投資した資産に係る固定資産税相当額、その納税後に補助金として交付する制度でございまして、山科東工業団地に進出した3社に対するものであります。これが3件で4,206万5,000円追加補正しています。  それから、2月補正で2億2,081万4,000円の減額補正を行っております。これは、交付予定の3社企業の都合により減額となったものでありまして、3社減額しております。  その内容を御説明しますが、まず、1点目が、物流設備の関係ですけれども、時間がかかって、想定以上に時間がかかり導入がおくれたということで、本年度は申請しないということで取りやめが1点ございます。  それから、もう一点は、建物の一部を他社へ賃貸しているということが判明して、そこが補助対象外ということであったものですから、そこを1点減額していく。  それから、最後、もう一点ですけれども、予定する雇用が予定どおり雇用ができなかったものですから、その分を減額したということです。  その3件で2億2,000万円の減額をしております。 155: ◯高橋委員長 よろしいですね。  そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 156: ◯佐野委員 4点ほど質問させていただきます。  決算書の191ページ、この中で、3目の工業振興費の001細目の中で、藤ヶ谷川護岸新設工事請負8,700万円、これは県費補助を受けている事業でございますけれども、この8,700万円というのは企業用地を再販するときにこの8,700万円を加えて再販していくのかどうかという考え方、どう考えているのか、含めて売買していくのかどうかということがまず1点。  それから、これは、市政報告書の中の223ページで、先ほど木下委員からも質問ありましたが、袋井市工場立地奨励補助金について、補助対象業種に閉鎖型植物工場を追加する改正を行ったとなっております。たしか県の内陸フロンティア計画の中では、浅羽南地域の工業用地が例えば撤退した場合については、農業的利用を計画していくというような方針が打ち出されていたと思います。今回、この閉鎖型の植物工場を加えたわけでございますけれども、これまで、例えば、内陸フロンティアに関して、何か企業に対してアプローチを行ってきたのかどうか、それを確認させていただきたいと思います。  それから、予算書の193ページですが、この中に観光費でありまして、001細目の中に宿泊施設立地可能性調査委託料198万7,200円が計上されております。この調査の結果、単純な結果で結構です。袋井市にはいわゆる宿泊施設を立地しても、いわゆる事業的には成り立たないのかどうか、単純なそういうような結果で結構ですから教えていただきたいと思います。  それから、市政報告書の中の237ページ、消費者行政でございますが、いわゆるオレオレ詐欺といったような被害、昨年、市民に対しての実害はあったのかどうか、この4点を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 157: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 158: ◯村田産業政策課長 まず、1点目の藤ヶ谷川護岸の新設工事、これが企業誘致をしたときに企業に求めるかという質問でございます。これは、これから企業とも実際に単価については交渉をしていく予定ですけれども、今、市の考え方としては、関連事業ということでこれは含めていくと考えています。  それから、二つ目、閉鎖型の植物工場、こちらが該当ということで今年度補助対象にいたしました。これは、ビニールハウスとかではなくて、もう少し強固な建物であって、開放型ではなくて閉鎖型の建物を建てて農業的な事業をするということで、企業がこれから農業面に変えていく、転換していくということ、これを推進するために県が導入し、含めて、市も補助金として対象としました。ことし4月に補助対象としましたので、4月以降、企業訪問をするときには、この閉鎖型を導入していますよということでPRをしております。  それから、3点目の宿泊の可能性調査ですけれども、この調査の結果ですけれども、大きく二つあります。  一つは、現況調査を行って、市内の宿泊施設、民間ですけれども、何部屋あって、稼働率がどれぐらいあるのかというものを調査します。それから、ホテルによって泊まる層、例えば、仕事なのか、スポーツなのか、観光なのか、そういうところも分析しました。  それから、もう一点は、これから、じゃ、どれぐらい足りないんだという宿泊数、部屋数を調査しております。その調査も余り深くやってはいないんですけれども、人口規模8万人から11万人の全国の中の都市を抽出しているのが一つ、それから、観光見込み交流客数、袋井市が460万でありますので、300万人から500万人の地方都市、そこら辺をピックアップして、例えば、事業所数とか従業員者数、それから、ホテルの平均客室数などを引っ張ってきて、袋井にはどれぐらいの部屋が見込まれるんだという、結果として80から100部屋程度と調査結果では出ておりますが、ここまでの調査結果であります。ですので、これが財政シミュレーションもしてあるかというと、そこまでしていなくて、今現在は、現況と今後望まれる部屋数を出したものであります。  この結果を今、市の内部資料として入れてあります。これは、この前の一般質問もございましたように、袋井商工会議所のほうで今、ホテルの事業計画をつくっているということがあります。私たちは今言った可能性調査の結果を持って、今後、商工会議所から出される事業計画、そことの協議にもこの結果は使っていきたいということで、あえて商工会議所にもこれは公表はしておりません。それが今の形です。  それから、最後、オレオレ詐欺が実態がどうかということですが、相談件数はうちのほうは把握しておりまして、実際に詐欺に遭ったかどうかというのは確認をいたします。実際に、消費者相談は先ほど三百数件ありますよと言われましたけれども、オレオレ詐欺を初め、はがきによって有料の閲覧サイトを見たよということで、何月何時までに連絡下さい、ないと法的手段に出ますという悪質なものもふえたりしております。ですので、相談件数はかなりふえているということで、オレオレ詐欺の実態については改めて確認をしてお答えをしたいと思います。 159: ◯高橋委員長 佐野委員。 160: ◯佐野委員 そうしますと、県の内陸フロンティア計画に基づく、いわゆる空き企業用地についてのアプローチというのは、何らされていないという考え方でよろしいですかね、これまで。 161: ◯高橋委員長 鈴木副市長。 162: ◯鈴木副市長 内陸フロンティア構想が初期に立ち上がったときに、袋井市は現東名インターチェンジから北側全域と、それから沿岸部とこの2カ所を総合特区ということで実現したいということで手を挙げていました。それで、どうして、南部がそこに手を挙げたかというと、東日本大震災で津波の被害を目の当たりにして、そうしたところで、まだ人心というか、みんな浮足立っていましたよね、当時。それで、そうしたところの事業所というのは、内陸のほうへ移動するというような、そういうように言われていました。そして、もし仮に事業所がそういうようになった場合に、跡地はどうしていくんだというこということをイメージしたときに、そこをきちっと建物を取り壊したりして、農地にして再生していく。それが仮に津波の被害が後々来たときには、農地であればまた復旧、復興が余りお金がかからず、人口的な構造物がというようなことで。じゃ、その建物を取り壊して農地に再生していくときの経費というのは相当お金かかるんですね。ですから、総合特区にして、農地法の規制であるとか、財政支援も求められるというストーリーでやったんですが、すごい不評でした。市議会の皆さんからもいろいろ言って、そんなことをすると何か企業が南部から離れていくみたいなことをあおるような、そういったことがあるからということで。それで、我々当局としては、そういう考えをしたんですけれども、積極的なそういったPRというのは、あれはするのをやめましょうと。仮に企業が、みずからの判断で内陸のほうに移転ということが起これば、そういった企業ニーズがあってとなれば、それに対応していくという、追従して、そういった方向にしましょうということでしましたので、佐野委員からお話ありましたけれども、内陸フロンティアとしてどうかということになると、積極的なPRはしておりません。ニーズに応えてというスタンスです。よろしくお願いします。 163: ◯高橋委員長 佐野委員、よろしいですね。 164: ◯佐野委員 結構です。 165: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 166: ◯伊藤委員 7款1項3目工業振興費、企業誘致全般について少しお伺いをしたいと思います。  小笠山山麓開発の進捗等を少し予算から少しあれなんですけれども、第一三共跡地に関しての進捗状況をあわせて伺いたいというところと、ここのいわゆる市の企業用地確保も含めた方針等を教えていただきたいと思います。 167: ◯高橋委員長 企業誘致のところは、報告事項の中で今、調査結果でまとめているので、その中で答えてもらって、今、予算の関係するところで答弁をいただけたらと。 168: ◯伊藤委員 はい。 169: ◯高橋委員長 村田産業政策課長。 170: ◯村田産業政策課長 企業誘致の関係については、先ほどありましたように、報告事項で話をさせていただきたいと思います。  私からは小笠山山麓開発の状況についてでありますけれども、先般フォレストエナジーという会社と協議をしていますよということで、これは引き続き今行っております。燃料確保、木質ペレットを使うんですけれども、やはりその燃料確保が課題でありまして、今、企業が積極的に回って今、当たっている状況です。  地域のほうは、地権者と今、価格交渉のほうに入っています。不動産鑑定評価を行いましたので、この評価で、例えば、山林、田、畑、こういった価格でやっていきますよという、今、そういった地権者会を持って地元の方と協議を進めているという状況であります。  第一三共は都市計画課のほうに、済みません。 171: ◯高橋委員長 ありがとうございます。  都市計画課長。 172: ◯石田都市計画課長 私からは、袋井インターチェンジ東側の土地利用の状況ということでお答えを申し上げたいと思います。  こちらの土地については、平成27年6月にヨシコン株式会社が17ヘクタールの土地を取得したということでございます。その後、昨年の委員会の中で、東側約10ヘクタール、こちらは工業系の土地利用を図る、それから、西側の約六、七ヘクタール、こちらは商業系で土地利用を図っていくというような報告をさせていただいております。  それで、その後、今回のこの件につきまして、土地利用を行っていくためには、まず、手続としまして、袋井市の土地利用指導要綱に基づく事前協議並びに実施計画の承認が必要となります。それから、それと同時並行的に、用途地域内の10ヘクタール以上の土地利用になりますので、こちらは県の土地利用の指導要綱に基づく手続も必要であるというようなことでございます。それで、それらの土地利用の手続が終わった後、さらに都市計画法に基づく開発行為の許可というものが必要になります。  それで、県の土地利用であったり、市の土地利用の判断につきましては、それこそ、まず、土地利用自体が用途であったり、そういったものに適しているかどうか、そういったもののチェックをします。それから、次に、交通とか排水とか、調整池の関係であったり、あとは、自然の環境であったり、文化財であったり、それから、周辺の居住環境への影響、こういったところの視点でチェックをかけていくようになるわけですが、こちらについては、先ほど申し上げました西側7ヘクタール余りを商業系の土地利用にするというようなことから、来訪されるお客さんの関係によって交通がかなりふえてくるのではないかというようなことから、交通の影響評価みたいなものを実施していただいております。  それで、今現在、事業者のほうで西側の道路は県道浜北袋井線になりますので、県への交通影響の関係の協議、それから、あと、南側につきましては、市の管理になりますことであったり、排水の関係についても市の普通河川、さらには、準用河川の松橋川のほうへ流下をしていくということから、その辺のチェックをしているというような状況でございます。  それで、現在、ようやくほぼまとまりつつあって、地元調整であったり、土地利用の手続をこれからやろうとしているというようなことで、事業者のほうから伺っておりますので、また事象につきまして進展がありましたら、また委員会のほうに改めて説明をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 173: ◯高橋委員長 伊藤委員。 174: ◯伊藤委員 御説明いただきました。  今、おっしゃっていたある程度まとまりつつあるということで、市の内陸のほうとしてはかなり喜べることじゃないかなと思っているんです。相手があることなので、多分かなり慎重な答弁になったかなと思うんですけれども、市のほうのそういった手続関係というのはある程度スケジューリングできると思いますし、相手方あることだとは思うんですけれども、議会へのまとまった報告ということも、どれぐらいの期間を今後考えられておるのか、そういった部分、見込みができるのか教えていただきたいと思います。 175: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 176: ◯石田都市計画課長 まだ事業者のほうから具体なスケジュール等、伺っていないところでございますので、その辺をヨシコン株式会社のほうと詰めた中でおくらすことなく報告のほうをさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 177: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 178: ◯高橋委員長 ないようでしたら、産業政策課所管については終了といたします。  続いて、農政課所管について説明願います。  羽蚋農政課長。 179: ◯羽蚋農政課長 (省略) 180: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの農政課所管について質疑があればお受けしていきたいと思います。  伊藤委員。 181: ◯伊藤委員 決算書179ページ、鳥獣被害防止総合対策交付金59万1,000円ですけれども、かなりイノシシ被害の増加が非常に最近多いと伺っているんですが、実際、箱わな、または、赤外線センサーカメラの貸し出しとなっているんですけれども、ここでの被害件数、また、駆除件数というんですか、そういった中で、言われたのは箱わなに関する、それの有効性というか、そういったものはどうなんだと聞いてはおるんですけれども、少しその辺詳しく教えていただきたいと思います。 182: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 183: ◯羽蚋農政課長 鳥獣対策の箱わなの有効性ということでございます。  箱わなについては、現在、袋井市所有が28基、猟友会を合わせますと43基ほど市内に設置してあります。特に、宇刈地区、それから村松、それから豊沢、小笠山周辺ですけれども、豊沢、それから笠原地区、あと、三川地区、そういったもので設置してございまして、昨年は先ほど申しました53頭、もう少しかな、そのくらいあります。まず、イノシシについては個体数を減らすことが第一になりますので、まず、その箱わなで個体数をできるだけ減らすということが一つ方法があります。  それから、もう一つの対策としましては、自己防衛というような形になりますけれども、やはり電気柵、そういったもので畑、田んぼ、そういった圃場を電気柵で守っていただくといったものになります。  もう一つは、地域で取り組んでもらうというようなものがありまして、農作放棄地というか、そういった茂みがふえてきますと、イノシシの隠れ家というか、そういったものになりますので、そういった部分をできるだけ減らしていくと、そういった三つを鳥獣対策、特にイノシシについては、今、対策のほうを講じているといった中で、そうした中での箱わなの設置というようなことでやってございます。 184: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  佐野委員。 185: ◯佐野委員 今の伊藤委員の鳥獣の関係なんですけど、実は、前に白雲荘にいたらイノシシが出たんです。農政課へ電話したら、農産物に直接被害がなければ、農政課ではやりませんという返事が来たんですね。私が思ったのは、それじゃ小学校に出たら、誰が捕獲に行くのか。中学校へ出たら誰が行くのか。住宅団地に出たら誰が行くのか。住宅団地なんか農作被害などないと思うんですよ。市として有害鳥獣に対する捕獲の体制というものがばらばらじゃないかなと感じたんですけれども、そういった点については──別に農政課を責めるわけじゃないんですけれども、農政課は農政課の役割分担があってやっていると思うんですけど、いま一度その辺は考えるべきじゃないかと思います。私はそんな気がしているんですけど、何かそういった動きが課長のほうに情報入ったらお願いをいたしたいと思います。  それから、少し教えてもらいたかったのが、決算書の179ページ、浅羽支所のほうに松下コレクションというものが展示されるようになりました。この管理運営委託料で50万円ほど支出していますが、これは、経年、毎年50万円ほど出すわけでしょうか。出す相手はどこへ出すんでしょうか。それは何のために出すのか、それを教えていただきたいと思います。  それから、先進地といいますか、海外へのプロモーションといいますか、そういったものをかなりのウエートでやっているんですけれども、これはこれでやるのはいいと思うんですけれども、その後、何か具体的ないわゆる商談というか、そういったものにつながっているものがあるんでしょうか。果たしてこれだけの予算を使って本当に効果はあるのかと。1回行って終わりということじゃなくて、その辺の展開をどういうように制度設計というわけじゃないんですけど、組み立てて、いわゆるここの袋井市の産物を売り出そうとしているのか。ただ場当たり的に行って、1回行って終わりというような感じを受けてならないんですけれども、その辺はどういうような展開を今後されていく予定であるのかということについてお願いをいたしたいと思います。  それから、先般、一般質問もさせていただきました耕作放棄地対策でございます。今現在、浅羽南・袋井東地区等で約1.7ヘクタール解消するに120万8,000円ほど出しております。以前、私が一般質問でやったときには、大体3,000万円ぐらい出ていました。この120万8,000円というのは、例えば、10アールを起こすに、本来ならば300万円かかりますけど、その3分の1ぐらいは出しますよと言っているのか、120万8,000円でもう全て荒れているところを取っちゃって、もうあしたからでも耕作できるような状態になるのが120万8,000円なのか、この辺が少しわからないところがあるものですから、いや、必ずしも全額出しているわけではありませんよ、あとは、自己資金とかを使っていただいて、それから先はやってもらいますよということでいるのか。  それから、この間は余りはっきり言いませんでしたけど、いわゆる検証的なものが非常に粗い。先般私が一般質問でやったときには、3,000万円のお金を使いながら、4事業ぐらい入っていたと思いましたけれども、非常にただ使っただけで終わりで、現状はまたもとのもくあみになって荒れ地に戻ってしまっている、果たしてこういういわゆる補助金の使い方っていいんだろうかというような感じを受けましたので一般質問させていただきました。やはりこれ、耕作放棄地対策、荒れ地が直ったからいいよ、安心だねじゃなくて、その後のリサーチとか検証をしていかないと、これ、税金でございますので、そこら辺はやはりほかの人の目から見ますと何ですかという話に私はつながってくると思います。耕作放棄地対策をやっていただくのは結構なんですけれども、本当に十分に事前検証とか事後検証、あるいは、補助金の使用の仕方が適切なのかどうか、十分御指導をお願いいたしたいと思います。  この4点、よろしくお願いします。 186: ◯高橋委員長 佐野委員、これから3件にしていただきたい。これで3件になったので。今回はよしとしますけど。ではお願いします。
     羽蚋農政課長。 187: ◯羽蚋農政課長 まず、イノシシの対策というか、対応でございます。市民の方からイノシシの目撃情報というか、そういった情報を受けた場合ですと、農政課がまず、その現地のほうに出向きます。ただし、そこにとどまっているということはなかなかないものですから、まず現場へ行きますけれども、それと、猟友会のほうにも連絡をしまして、そして追い払いというような、そういった形をとっております。農作物に被害が出ているか出ていないかというのは、これは、先ほど言った電気柵であるとか、わなを設置する、そういったものもありますけれども、通常、イノシシの対応については、まず現場へ行く、それから、猟友会に連絡する、学校に近い部分、要するに、集落だとか、そういったものについては教育委員会にも同時に連絡をさせていただいております。そういったことで、危険というか安全面のほうも含めて、そういう連絡体制というような形でさせていただいております。また、警察のほうにもあわせて連絡をしているというような、そのような状況でございます。  2点目でございます。松下コレクションでございます。浅羽支所の旧の議場のところにということで、現在、週の2日間、火曜日と水曜日に、「松下コレクションを生かす会」というところに──市民グループというか、団体でございます──そういったところに管理、それから運営の委託をしているものでございます。その費用としまして、50万円ということでございますが、こちらについては今年度もそういった形で予算をとってございますが、今後についてはまた検討させていただくというような形で考えております。  それから、海外への農産物の展開ということの効果というか、今後の展開ということでございます。ここ3年ほどロシア、それから東南アジア、そういったところに農産物の輸出促進を含めて展開をしてございます。ロシアについては、実際にお茶は、ことしに入りまして現地のバイヤーのほうから受注がありました。そういったことで、実際に今、取引が行われております。  それから、東南アジア、昨年度はタイ、マレーシア、今年度は香港、それから台湾ということでございますけれども、タイ、マレーシアについては、これまで直接輸出ということではなくて、市場を通しまして、市場の仲卸から出ているというようなことでございます。こちらについては、今後も市場の仲卸を通して輸出というような形が今後増加すると見込んでございます。  また、東アジア農産物輸出促進視察研修事業の報告で詳しくさせていただきますけれども、今回は香港、台湾というようなことでございますけれども、香港についてはもうこれまでも市場を通して仲卸のほうから出ております。また、台湾についても大阪の仲卸からクラウンメロンも出ております。というようなことで、実は、静岡経済連が直接、現在もクラウンメロンを直接、経済連が輸出といったものもやっておりますので、今後は、できればそういう経済連を通して、仲卸や市場を通さずに、経済連に直に買っていただいて輸出というようなほうがクラウンとしてもメリットがあるというようなことで、そういったことで今後進めていくような今、方向では検討をしているところでございます。  また、イチゴについても今回、農協、それから経済連も現地のほうに出ておりますので、そうした中で今後、静岡イチゴというような形で輸出のほうを展開していく方向でいるということで伺っております。そうしたことでは、今後、輸出のほうがこれまでよりもやはり一歩先に進むのではないかと考えてございます。  また、今回、ここ3年、クラウンメロンの輸出というような形でさまざまな展開とか事業をしている中で、国内での販売単価が上がっております。平成12年に約1ケースの平均単価が8,400円ぐらいのところが、平成27年に1万円を超しているというようなことでございます。そうしたPRとかこういった国外、それから国内の取り組みが価格にも反映されてきているのかなというような見方をしております。そうしたことで、今後の展開もこれまで以上に進めていくと考えてございます。  それから、4点目でございます。耕作放棄地対策でございます。128万円というようなことでございます。この事業費については、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1でございます。市の4分の1の分が128万円ということでございまして、これは、解消に係る費用ということでございまして、現に解消に係る費用が10割出るというようなことでございます。その後の作付については、御本人が、事業者が実施するというようなことでございます。  耕作放棄地で解消したところが、委員から御質問があったように、現状、なかなか耕作が続いていないところもありますので、こうしたところについては今後、厳しく指導してまいりたいと考えてございます。 188: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 189: ◯木下委員 有害鳥獣の捕獲業務なんですけれども、猟友会なども今後、どうなんでしょうか、猟友会の方々も年齢的な問題もあったりいろいろあると思うんですけど、それにかわる対策とかは考えていらっしゃいますかというのが1点と、とったイノシシ、ハクビシンとかもあるかもしれませんけど、処分はどうされているのか。イノシシは食べちゃっているのか、そういうような処分をどういうようにされているのかというのが1点と、あと、お茶は、輸出するのが一番効果的であるという、九州のほうでは多分、そういう輸出を盛んにやられているということで、非常にいいことだと思うんですけど、製品の国際基準というのもありますので、その辺が各農家に周知されているのか、それに基づいて商社等にそういうことを勧めていくのか、海外展開を、そういうことを皆さん方に推奨していくのかというところを、今後の見通しをよろしくお願いします。 190: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 191: ◯羽蚋農政課長 まず、有害鳥獣の対策でございます。現在、猟友会の会員の方が50名いらっしゃいまして、猟友会の方に聞きますと、ほかの袋井以外の猟友会に比べると年齢的には高い方が入っているということでして、また、実際のイノシシの頭数なんかについても、やはり掛川ですとか森町は、もう桁が違うぐらい500頭以上とか、そのくらいの件数ということでございますので、猟友会の見方とすると、まだまだというか、今のところ対応できていると、そのような話を伺っております。  それで、イノシシ、それからハクビシン、基本的に捕獲したものについては殺処分です。殺処分して、クリーンセンターで焼却と、焼却処分ということでございますが、やはりジビエというか、そういった利用も考えているということで、やはり時期、捕獲する時期にもよりますし、イノシシのものにもよるみたいなものですから、そういったものは食肉されるものはしているというようなことがございます。  それから、お茶の輸出でございます。お茶の海外展開──国内での消費が減って海外にというようなことで、海外での需要が高まっております。ただし、昨年、農業活性化特別委員会でも話がございまして、茶商からも意見が出ております。海外に出すのが決して所得につながらないよというような、正直言って、そういったものがございます。  現在、お茶については、海外のどこの国にどのお茶を輸出するかというものをまず決めないと、そのお茶を輸出できなくなっています。というのは、残留農薬の問題、それから、検疫の問題、そういったものがありますので、かなり日本の国内での生産されているお茶については非常に厳しくなっておりますので、現状、海外に輸出されているものというのは、有機であったり、無農薬、そういったものがほとんどでございます。もしくは、あとは、抹茶というか、そういったものでして、市内で生産されている、これまで慣行栽培というか、現在、国内で流通できるようなお茶をいきなり海外に輸出しようと思ってもできません。そういったことで、海外に輸出するためには、最低、3年間ぐらいそういった期間、そのためにどこの国にどういったお茶を出すかということで栽培していかないといけないというようなことでございます。  そういったことで、一部についてはそういった取り組み、有機であるとか無農薬栽培、そういう海外も見据えてというような形で市内の生産者が取り組んでいるものもございます。ただ、市を挙げて海外に向けて推進していくと、それから、また、農協も農協を挙げて海外に向けて生産を推進しているといったものではなく、やはり生産者それぞれの考え方に基づいた経営を支援していくというようなことで考えております。 192: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  鈴木委員。 193: ◯鈴木副委員長 6款2項1目だったと思うんですけれども、板付橋の取水口の件なんですけれども、私もいろいろ御相談を受けたりした関係で、いろいろな物質が出ているというような話でしたけれども、山梨用水の取水口のところが沈下しているというんですね。沈下しているとしますと、取水口、その辺、かなり古い施設になるので、改修ができそうなのかどうなのかということを含めて、どんな結果だったのかを教えてください。 194: ◯高橋委員長 羽蚋農政課長。 195: ◯羽蚋農政課長 ただいまの質問でございます。山梨用水の取水施設がかなり老朽化してということで、現在、県のほうの調査をしてございます。堰堤のしたに流水が抜けてしまうという、そのような状況なものですから、平成28年から平成30年にかけて調査といったことでございまして、まだその最終の調査結果が出てございません。ただ、今、聞く中では、全面的な改修となりますと、かなり大幅な費用がかかるということを伺っております。現在、山梨用水の受益が約15ヘクタールございますので、また、その組合員、受益者組合、そういったものにも当然、その費用負担等も発生してきますので、そうした中で今後、どういう方向がいいかといったものを中遠農林事務所と協議してまいりたいと考えてございます。今はそんな状況でございます。 196: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 197: ◯高橋委員長 ないようですので、農政課所管については終了いたします。  引き続いて、建設課所管について説明を願います。  榛葉建設課長。 198: ◯榛葉建設課長 (省略) 199: ◯高橋委員長 説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしたいと思います。  伊藤委員。 200: ◯伊藤委員 決算書205ページですけれども、予備費充当額、全体通して153万7,000円流用されたということなんですけれども、やはり予算の立て方の中で、これだけ不足してきて最後流用という形になっていると思うんですが、ぜひ次年度に合わせて適用というかアジャストしていっていただきたいんです。そういったところに関しては、かなり流用されるような科目も決まっていると思うんですけど、次の予算も含めてお考えがあれば伺いたいと思います。 201: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 202: ◯榛葉建設課長 ただいまの伊藤委員の御質問にお答えを申し上げます。予備費の充当、それから流用の関係ということでございます。  まず最初に、予備費でございます。こちら、153万7,000円ということで、当初想定していなかったことに対して費用が不足したということで充当させていただきました。河川愛護事業といたしまして、河川堤防の草刈りを、今回、乗用式の草刈りを持って作業をさせていただいているということで、できるだけ地域の要望に応えるべく進めているわけです。買って3年弱たって、職員がなれたところで進めていたんですが、少し負荷がかかり過ぎたといいますか、使い過ぎたのかなというような状況でございまして、若干、エンジンが焼けついたりというようなことがありました。よくよく確かめていくと、連続運転もやはりある程度運転したら少し休めてというような、そのようなこともあって、少し頑張って使い過ぎた部分がありました。そういった部分で少し機械のほうに無理がかかったものですから、それに対して想定していなかったものですから、今回、費用も150万円余という大きな金額がかかるということで予備費から充当をお願いして執行させていただいたものでございます。  それから、流用の関係でございますが、先ほども維持修繕といいますか、地元の要望に対して工事で執行する場合、あるいは、修繕費で、あるいは手数料でとかといろいろな形で細々としたものも含めて執行させていただいているということでございます。結論から申し上げますと、なるべくこの金額がないようにしっかり予算編成を組んでいきたいと思ってございますが、なるべく早く地域の要望に短期間でお応えできるように、小さなものは修繕料とか、手数料、そういったもので速やかに対応させていただいたと御理解を賜ればありがたいなと思います。よろしくお願いします。 203: ◯高橋委員長 そのほか、いいですか。  木下委員。 204: ◯木下委員 木下です。  今、地元要望のお話が出まして、やはり側溝なんか、ここ、清掃手数料約200万円ほどでされている……。 205: ◯高橋委員長 ページ数を。 206: ◯木下委員 ごめんなさい、決算書201ページですね。真ん中の少し上の辺に側溝清掃手数料というのがありますね。ここら辺なんか、あちらこちらでたくさんあるのでなかなかできないと思うんですけれども、側溝のふた自体がかなり重いので、地元の人間が清掃等で行おうとしても上がらないというところもたくさんあって、お願いはするんだけどなかなかできないと。中に、治水の話がよく出てくるんですけれども、実は側溝に泥がかなりたまって、それ自体が、水の流れが悪くてあふれ出てしまう可能性が高い地域もありますね。もちろん財政の問題があって、かなりそういうところも、建設課の方等はされているとは思うんですけど、全体的に見ると、財政調整基金とか、かなりあるような感じもするし、不用額も出ているところも、もちろんそれは来年度ということが考えられるので、そういうのも必要なことなのかもしれないけれども、一遍思い切って、そのことを抜本的に全体的に考えて、そこを思い切ってやるということも考えられないかなというところで、御意見をいただきたいと思います。 207: ◯高橋委員長 榛葉建設課長。 208: ◯榛葉建設課長 維持管理の関係でございます。先ほど補正予算の答弁を申し上げたときも、部長からも維持管理の時代というようなお話がありました。先ほど木下委員のほうがおっしゃいましたように、側溝の清掃一つとっても、昔は側溝も、どぶといいますか、ふたが余りなかったりして、掃除しやすかったということがあろうかと思います。今はもうほとんど、つくった水路はふたがついているというようなことで、このふた上げもなかなか大変と。これ、前からふた上げ機というようなものも建設課のほうに用意してあって、その機械を貸し出しして使っていただいているということもあるんですが、今はなかなかそういうこともなかなかできにくいというようなところがございます。場合によっては、ふたを上げずに、業者にお願いするんですが、バキュームみたいなもので水路を、水を使って掃除をしたりというようなことも、しゅんせつ的な話なんですが、させていただいているということで、地域の皆様とも相談させていただきながら、予算の範囲ということになりますが、やらせていただいているというのが現状でございます。  これからますますそういった、今持っている施設の面倒を見ていく経費がかさんでいくというようなことは想定しておりますので、いずれそういった方向にシフトしつつあるといいますか、そんな状況になっておりますので、その辺はしっかりまた精査をさせていただいて、予算編成等にも当たっていきたいなと思ってございます。よろしくお願い申し上げます。 209: ◯高橋委員長 木下委員。 210: ◯木下委員 実際、ふた上げ機は私も使おうと思ってお借りしたんですけど、全然無理です。とても上がるようなふたじゃないので、そういう部分も一度、私がお願いというか、意見ですけど、そういうようなことは一回、抜本的に一回やってしまえば、そんなに、あと、一部、グレーチングにするとかという形でとっていくと、今後、清掃はできやすくなると思うので、一度──少しずつやるというよりも、一遍、その年度だけ思い切ってやるということが必要なのかなと、これは、課でというよりも、少し上のほうで財政全体的に考えて、そういうことも必要なんじゃないかなというところがあるので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 211: ◯高橋委員長 今の現状をどういう形で対応していくか、この予算のところが執行をどういうようにやっていくかというところの説明を少ししていただいて、質問に答えてほしいというか。もう少し、要望に応じたところだけをやっていくだけのお金を出すんじゃなく、そこら辺を少し、説明をもう少し詳しくお願いします。  榛葉建設課長。 212: ◯榛葉建設課長 それでは、お手元の決算書の201ページ、ここにいろいろな手数料ということで書いてございます。上から10行目少し下のところ、樹木等伐採手数料というのがございますが、こちらについては、通行に支障を来すような樹木が道路にあったときに伐採をしていくというもので、こちらについては実績として42件ございました。  それから、側溝の清掃手数料、こちらについても側溝の中の土砂を撤去するというようなことで、平成28年度の実績は33件でございます。  それから、除草の手数料でございますね。こちらも道路ののり面とか、そういったところの除草等になるわけなんですが、昨年度の実績で18件ございます。  あとは、その他手数料については、これはまた地元要望とは違う部分での手数料という分も含まれておりますので、平成28年度の実績としてはそんなことで、地域から御指摘、あるいは、御要望、御連絡等いただいた際に対応させていただいているということでございます。よろしくお願い申し上げます。 213: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。 214: ◯鈴木副委員長 委員長から質問がありますので、委員長を交代したいと思います。  高橋委員。 215: ◯高橋委員長 予算書の205ページに河川愛護報奨金ということで、980万円の記載がございます。これは今まで地元の皆さんで草を刈っていただいてということでやっていたのを、私もいつものとおりやらせていただいて、市のほうで大型の乗用草刈り機を導入したりという形でだんだんだんだんその分をやっていただいて、非常に助かっているわけなんですけど、現実、難しい状況なんだといいましても、ことしなんかを見ますと、春の草刈りはみんな6月なんですけれども、それに間に合わなくて、結局もう秋に近くなって実際にやったというようなところがあったという形です。実際に市が請け負っていただいた部分を──先ほど機械の故障なんかもあったということなんですけれども、回り切れていないということじゃないかと思います。  それで、非常に市民に好評なんですが、現実、全市で見ると、だんだんだんだん町場の皆さんなんかは、みずからなかなかそういう形ではやらなくて、もう市に丸投げでいくというような形で、だんだんだんだん、従来のように、市民の皆さんが自主的にとやれる状況が今、非常に難しくなってきているなというような感じがいたします。そういう点で、非常に今、この事業を今までどおり進めていくというのはなかなか困難になっている状況を十分承知をしているんですけれども、現在も乗用の草刈り機を2台ですか、それから、この斜面用の草刈り機を導入して、当初から比べれば倍近い機械を導入をしているということなんですが、これをやはり、もう少しふやしていくということがもう必要な状況になっているか、それか、もう少し草刈りの期間も伸ばしていくかというような部分もやはり少し考えなければ、もう急激にそういう形になってきているということだと思います。  そういうことで、一つは、現在の体制でどのくらいのところまで対応できているかという、今の現状を、それから、これから先の見通しについて少し考えをお伺いしておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 216: ◯鈴木副委員長 榛葉課長。 217: ◯榛葉建設課長 ただいまの高橋委員の御質問でございます。河川愛護、いわゆる堤防草刈り、主にそういったことだと思うんですが、現在の体制と現状、それから、今後の見通しの考えというような二つの大きな質問でございます。  まず、現在の体制ということでございますが、これ、現実には、平成26年度からこういった支援の取り組みを行いまして、乗用草刈り機とか、ユンボといいますか、ここにアタッチメントをつけた草刈り機とかトラックとか、そういった草刈り用の機械を整備したり、市民の皆様に貸し出しする機械、草刈り機、こういったものも整備したり、あと、草刈り機の燃料、こういったものも支給させていただく等、支援策を講じてまいりました。当初の目標では、もともと120万平方メートルを河川愛護事業でお願いしておったところを、私どものほうでは地域の皆様の実情から、単純に参加人数等で照らし合わせますと、1人当たり100平方メートルまでやっていただいているところを一応、境にさせていただいて、100平方メートルを超えている地域については、その分は市のほうで肩がわりといいますか、やらせていただくというようなそんなやり方と、あと、もう一つは、危険箇所、地域の皆さんと相談しまして、堤防の斜面が急なところなどの危険箇所を、地域の皆様ではなくて私どものほうでというようなことで取り組んでおります。  そういった中で、市政報告書にも載せさせていただいているんですが、現状、危険箇所については7万5,000平方メートルぐらいを今、業者に委託をして、年2回草刈りをさせていただいております。それから、直営の職員のほうでは、25万平方メートル以上、目標25万平方メートル、これを2回させていただいておるということでございますので、大体120万平方メートルから32万5,000平方メートルぐらいは軽減をさせていただいているというのが今の状況でございます。これには、私どものほうでは臨時の職員も手当てをしたりして、今、4名の職員体制で──正規職員が1名、それから嘱託職員が1名、それから臨時職員が2名ということで、4名の体制で今実施をさせていただいているということで、当初の目標数値は何とかクリアをさせていただいているというような状況でございます。  ただいま委員がおっしゃいました、じゃ、今後どうしていくかということでございます。先ほども委員からもお話ございましたが、地域の皆さんからもやはり当然、軽減策ということで、評判、好評を得ている部分がたくさんございますけれども、まだもっとやってほしいというような意見もたくさんございます。そういったところは、その都度御相談申し上げまして、その都度、可能であれば、できるところはやらせていただいているというような部分も若干はあるんですが、やはり先ほど少し機械の故障もあったりして、全部が全部、なかなか対応していけないというような状況がございます。先ほど委員が言ったように、もう少し、例えば、今の倍とか装備を充実、あるいは、人員をふやして対応できないかというようなところまでは、まだ現状、具体的な検討はしていないわけなんです。昨年度、ここにいらっしゃる大場委員からも一般質問を受けまして、新たな担い手というようなところで少し検討する時期に来たのではないかというようなそんなお話もございました。現在、担当のところで、現行制度をもう少しわかりやすく使いやすくできないかとか、もう少しやっていただけるような方が新たに発掘できないかというようなところでの制度設計みたいなところは今、検討させていただいておりますが、それがうまくいくかどうかというのは全く自信がないところでございます。そんな検討もさせていただきながら、少しここはしっかり取り組んでまいりたいと思ってございます。現状ではそんな答弁になってしまいます。よろしくお願い申し上げます。 218: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 219: ◯高橋委員長 現行、手いっぱいという状況だというようなお話で、これからある程度、状況をもう一度把握して検討の時期に入ればということだというような……。なるべく早くに──なかなかこれも非常にお金かかる話で、前に、機械1機買うのに500万円とか、という話だったものですから、なかなか踏み切れないというような状況はわかるんですけれども、若干状況をお話ししていると、本来、市が請け負うといって約束したところが、なかなかその時期に、例えば、6月なら6月までにやりますよというような形で、それが間に合わなくて、普通なら草焼きをやってという形でやるんですけれども、結局それがずれずれで来て、草も焼けないでまた後になってきてしまう。  ことしの場所なんかで見ても、秋の草刈りのときに、ちょうど刈ったばっかりだというようなところなんかもあったりという形で、完全にもう回り切れていないという状況です。それはそれで、草刈りをしてくれるという約束なら約束でやってくれればいいんですけれども、やはりもう機械が対応できなければ、刈り取りの時期をやはりもう、本来、夏のときにやらなきゃいけないんだけれども、時期が少しおくれてもいいので、長期間でやるなり、やはり考えて、その分、そういうことで一斉にきれいにならないものですから、地元の皆さんからは不満は出ると思いますけれども、そこら辺は十分納得していただいて、そういうように少し時期が少し早期になったり、後になったりしてもいいので、やれる体制というのをやっていただきたい。ぜひ、私どもの三川地区、河川の堤防だけじゃなくて、公園の草刈り、また、道路ののり面と、一生懸命努力もしておりますので、そこら辺も御理解いただいて、一生懸命やっているところにはそれなりに手厚くやっていただけるように、ぜひまた検討していただければとお願いをしていきたいと思います。これは要望とさせていただきます。よろしくお願いします。 220: ◯鈴木副委員長 委員長を交代して、戻ります。 221: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 222: ◯高橋委員長 ないようですので、建設課所管については終了とし、若干、休憩にしますかね。休憩とし、25分まで休憩とさせていただきます。                (午後3時09分 休憩)                (午後3時24分 再開) 223: ◯高橋委員長 おそろいですので、会議を再開したいと思いますけれども、休憩前に建設課で終了しておりますので、引き続いて、都市計画課所管について説明を求めます。  石田都市計画課長。 224: ◯石田都市計画課長 (省略) 225: ◯高橋委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑がありましたらお受けしていきたいと思います。  木下委員。 226: ◯木下委員 決算書229ページ、ブロック塀等耐震改修促進事業ですけれども、どのぐらい進んでいるのかなというところなんですけれども、今、空き家の問題がありまして、空き家でブロック塀が非常に危険なところもあると思うんです。その辺はどういう対処をされているのか、行政のほうで見に行っているのか、自治会に頼んでいるのか、そういうところはどういう対策をされているのか、わかった場合、そういうのはどういうように対処されているのかというところで、よろしくお願いします。 227: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 228: ◯石田都市計画課長 木下委員の御質問にお答えしたいと思います。  ブロック塀等耐震改修促進事業費補助金でございますが、先ほども説明をさせていただきましたが、まず、撤去事業につきましては、市域全域を対象としているというようなことでございますので、こちらにつきましては、全量の把握は少し困難なものですから、チラシ、リーフレット等を作成して周知をして促進をしているところでございます。  それから、緊急輸送路沿い並びに国道150号以南における津波避難困難区域を対象としたブロック塀の改善ということで、こちらのエリアにつきましては、撤去と改善事業というもので、両方に対して補助金を交付するものでございます。このうち、国道150号以南の津波避難困難区域につきましては、少し前の調査になりますが、対象の件数が187件あるということになっております。それで、平成26年度が10件、それから平成27年度が13件、それから平成28年度が10件というようなことで、33件の改善がなされまして、残りが154件というような状況になっております。  それで、この補助金につきましては、要綱の中で期限が定められておりまして、このままの進捗だと少し予算のほうの計上が厳しいのではないかというようなことで、市政報告書にも記述をさせていただいておりますが、市政報告書の281ページに記述をさせていただいておりますが、昨年の3月の津波避難の訓練のときに、それぞれのお宅から命山などへの避難路へ行く経路図の作成をそれぞれの参加者にお願いしました。それで、市政報告書281ページにある約27万円余の委託料をつくりまして、それで、国道150号以南の地域の避難経路の集計をおこなったところでございます。それで、今年度、その資料に基づきまして地元の自治会連合会であったり、自主防災隊であったり、そういった方々と連携を図った中で現状を点検したり、それから、あと、やはり地域が少し危険な状態を承知していただくというようなことが一つの課題認識になるということでございますので、現在、そういったところの取り組みをさせていただいた中で、促進をしているというようなところでございます。  それから、緊急輸送路沿いにつきましては、平成24年度までに126カ所を確認したということでございます。これも少し古いデータになりますが、昨年度9月時点で61カ所の耐震化が図られ、現在、65カ所が未実施の状況であるというようなことでございます。こちらにつきましてもあわせてリーフレット等による周知、それから、ダイレクトメールなどによる周知で促進のほうを図っているというようなところでございます。 229: ◯高橋委員長 木下委員が直接聞いたのは、全体の中でということで現状把握はできないということなんですが、そういう危険地域の把握というのはできていないということでいいんですよね。避難路、国道150号から南のところは調査はされているけれども、全市的には把握はできないという答弁でよろしいんでしたっけ。 230: ◯木下委員 なかなか把握できないとは思うんですけれども、それこそ自治会等に行って、危険箇所を把握していただいて、もちろん民地というか個人の建物も多くあるわけですから、ここをやってくださいというのはなかなか難しいとは思うんですけれども、把握しておいて、例えば、地元の自治会等を通じて何か対策を考えてみるとかということも必要だと思うのです。もう少し地元の方に、こういう助成金がとりあえず今あるよということは、もう少し周知したほうがいいのではないかなというところがあります。知らない方もかなり大勢いらっしゃいますし、空き地であれば自治会そのものが把握していれば、少し危険度が少ないんじゃないかなと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 231: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 232: ◯石田都市計画課長 ありがとうございます。今、おっしゃられたとおり、知らない方がまだまだいらっしゃるというようなことですので、周知をしたいと考えております。  それから、あと、先日、防災都市づくり計画の中で災害リスクを検証いたしまして、道路の狭いところ、それから、老朽建物が多いところ、特に危険度の総合判定の高いエリアについては、地元のほうにお邪魔して災害リスクの共有化を図るとともに、それぞれの公民館にもそういった図面等を配付して周知のほうを図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 233: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 234: ◯伊藤委員 ページは同じなんですけれども、決算書229ページの住宅等耐震性向上事業の部分ですけれども、先ほど不用額について触れていただきました。私、5,200万円だと思ったんですけど、担当課の所管分の3,200万円という御説明だったと思うんですが、不用額に対するまた分析と今後の取り扱いというか、そういったことも含めてお願いします。 235: ◯高橋委員長 石田都市計画課長。 236: ◯石田都市計画課長 伊藤委員の不用額が生じた要因等の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
     本市では、昭和56年5月31日以前に建てられました木造住宅を対象としまして、平成27年度末までは1戸当たり、県からの補助金と市からの補助金を合わせまして90万円の補助金を交付しておりました。それから、あと、高齢者住宅につきましては、上乗せ30万円ということで120万円の補助金を交付したところでございます。そうしたところ、津波アクションプラン2013で定めておりました住宅の耐震化率92%が達成をしたということから、平成28年度は市独自で拡充をしていました30万円の補助額を減額いたしまして、一般世帯60万円、それから高齢者世帯90万円というようなことで、市総合計画で定めます平成32年度末耐震化率95%を目指して推進していたところでございます。  しかしながら、平成28年9月末時点の申請件数は、目標といたしました100件に対し17件というような低い状況でございました。それで、そのまま推移したときには、補正予算等の対応というのも考えられたわけなんですが、平成28年4月に熊本地震が発生しまして、県では、県内市町の耐震化を加速するために、本年1月から平成30年3月までの期間を限定した上で、補助額を拡充する補正予算が平成28年9月の県議会によって可決されたところでございます。  こうしたことから、本市においても、先ほど述べましたとおり、昨年度上半期の耐震化の申請件数が17件と非常に低い状況でございましたので、まだまだ耐震化95%に向けては何らかの対応が必要だというようなことから、昨年の11月の建設経済委員会において平成28年度の耐震化の状況、それから、さらに耐震化を加速させるための補助額の限度額の拡充内容の理由についても説明をさせていただいて、平成29年1月からの耐震補強工事に対しまして補助額の拡充を行ったところでございます。そうしたことから、まだ、1、2、3月の3カ月で拡充による申請見込みというところが非常に不明なところがございましたので、市としましては市民の申請に柔軟に対応できるようにということで、予算についてはそのまま当初予算を残させていただいたという状況になっております。  それから、拡充後の1、2、3月の3カ月の木造住宅耐震補強工事の申請件数でございますが、1月に21件、それから2月に9件、それから3月に3件ということで33件の申請が出てきたというようなことです。予算上70件ぐらいは対応できる数字はありましたが、1、2、3カ月での33件ということでございましたので、その差額分につきまして、不用額が生じたというところでございます。  今年度につきましても、引き続き耐震補強工事につきましてはリーフレット等で周知をさせていただいているというところでございますので、御理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 237: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238: ◯高橋委員長 ないようですので、都市計画課所管については、以上といたします。  引き続いて、都市整備課所管について説明を求めます。  土屋都市整備課長。 239: ◯土屋都市整備課長 (省略) 240: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。いかがでしょうか。  伊藤委員。 241: ◯伊藤委員 決算書215ページの花と緑のまち推進費、花工場謝礼308万7,000円なんですけれども、市政報告書288ページを見ますと、このような形で報告がされておるんですけれども、活動状況に関して、夏と冬とでこのように出されて、今後の方向性を含めて、継続も含めて、現在の活動状況、プラスまた今後の方向性を伺いたいと思います。 242: ◯高橋委員長 土屋課長。 243: ◯土屋都市整備課長 ただいまの伊藤委員の御質問でございます。花工場に関する現在の活動状況と今後の方向性ということでございます。  花工場につきましては、たしかちょうどサッカーのほうのワールドカップ、あのころにやはりおもてなしということで、各地域で花をつくって来場者におもてなしということで始まったのが、事業の始まりだと承知をしてございます。現在、この花工場につきましては、市内に9の工場がございます。その工場の中で花をつくって、地域で活動される地域花壇等へ配付をしてございます。現在、約220ぐらいの団体へ、自治会ですとか、老人会等へ配付をしているところでございます。  ただ、よく聞かれる話なんですが、やはり後継者という話とかがありまして、なかなか花工場は、地域で何人かがやっていただいておるところもありますし、例えば、夫婦だけでやっているというところもございます。人数が多過ぎても、おうちの中だものですからなかなかうまくいかないというところもございますが、現在は、この9工場でやっていただいているということで、市のほうとしましてもその9工場を定期的に集めて、花苗の状況などをチェックしているというところでございます。  それで、こちらのほうにつきましては、現在、ここにも市政報告書のほうにも書いてありますけど、年間で大体16万ポットの花苗を生産しているということで、こちらの謝礼と合わせていろいろな金額等で600万円弱ぐらいの費用を使っているわけなんですが、大体1ポットにすると大体35円ぐらいの経費で生産したものを、一般の市民に供給ができるということでございます。通常、花苗を業者等から買うことからすれば、かなりの安価の花を市契約は出していけるということで、事業としては大変いい事業かなということで担当課としては感じております。  ただ、なかなか、先ほど言いましたが、後継者の問題ですとか、やはりつくるのに気候に左右されるというところがありますので、そういうチェック等も市の職員も入って花苗の生育状況を見ながら、この生育のいいところ、悪いところで花苗の交換ですとか、調整をしたりとかいろいろなところで今、努力をしているというような状況でございます。  それで、今後ということですが、今後、またワールドカップのラグビーの関係もございますし、先ほど言いましたように、この花苗を供給することで各自治会等でいわゆる緑化に対する意識的なものですとか、やはり外から来ていただく人のおもてなしもございますし、当然、市を華やかに飾るというところもございますので、担当課としては何らかの形で、とにかくこの事業に関しましては継続を今していきたいということで考えてございます。 244: ◯高橋委員長 伊藤委員。 245: ◯伊藤委員 済みません、私、新人議員研修以来だったものですから、今、お話を聞いた中で、やはり担当課のお気持ちを尊重すれば、今言った内容でぜひ継続するという。ただ、やはり費用対効果の部分で600万円かかっている事業の中で、じゃ、35円かかって、民間で買うより安いので税金投与してもいいですよというようなお話だったと思うんですけれども、やはり今後も後継者を含めて、常に継続していくのか否かという部分は協議していく部分が必要じゃないかなと思っています。  ワールドカップを契機に始まったということで、今、直近のスポーツイベントの名前も具体的に出ましたけど、まずは来年インターハイが行われるという部分もありますので、そういった中で、やはりこの事業単体でどうにかしていくというよりは、いろいろな関係者をふやしていくことが僕は後継者育成について少し寄与するんじゃないのかなと思っています。直近、そういったイベントがありますので、ぜひスポーツ推進課と協議されて、少し今後の交流人数というか、そういった部分を考えていただければなと思います。最後、意見です。 246: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。  木下委員。 247: ◯木下委員 木下です。  今、ちょうど伊藤委員も私が考えていたのと非常に近いところなので、なんですけど、花工場の後継者というのは、私の父親がやっていて、私はやっていないので非常に耳が痛いんですけれども、小学校とか、そういう学校で今、そういうようなことも活動してやると、子供たちが市の至るところで自分たちがつくった花の苗で明るくなっていったり、おもてなしができるよということが考えられるので、そういう事業を展開している市もあるようです。ぜひそういうことを学校教育の中に入れていくということも必要なんじゃないかなということで、そういうお考えは、後継者を育てる意味でもいいんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。 248: ◯高橋委員長 御意見とさせてもらって、現実、学校の現場とまた話をしていかないと。ほかのところだけで答弁というようなことも……。意見ということにさせてもらえないでしょうかね。  そのほか、いかがでしょうか。  鈴木委員。 249: ◯鈴木副委員長 私からは、8款4項4目公園費の部分で、私の記憶の中なんですけれども、資料を探したらなかったんですけど、春岡の多目的広場整備に関して、以前示された整備がまだまだなされていないような気がするんです。駐車場等が平成28年度にできたような気がしたんですけど、その辺の進捗状況を教えていただきたいというのが一つ。 250: ◯高橋委員長 土屋課長。 251: ◯土屋都市整備課長 春岡の多目的広場の状況ということでございます。  この春岡の多目的広場につきましては、先ほど言われたように工事のほうがやられておりまして、今、広場が整備をされて、地域の方のグラウンドゴルフですとか、あと、周南中学校の部活の関係等で使用されているというところでございます。  あと、今ございましたが、駐車場ということで公園の南側の駐車場ということで砕石を入れた形の駐車場が整備をされているという状況で、実際には公園の広場の部分は使用をしていただいているという状況でございます。それで、あそこの場所が御存じの方も多いと思いますが、埋め立ての関係をしてある場所ということで、現在もかなり地盤のほうが沈下をし続けているというところがございます。ですので、構造物等については何年かするとかなり傾いてしまったりとかということがありまして、以前、設置をした水飲みなんかも少し斜めになってしまったということで、そういう補修なんかもしている状況でございます。それで、今の状況としましては、昨年も一部、水はけの悪いところの排水路の整備等をさせていただいたというところがございます。  あと、街路灯の関係ですか、照明灯なんかの関係も、使用される方が夜暗くなってしまった後に──中学生なども使用するということで、そういうのも整備もさせていただいてございます。  それで、これ、なかなかいつ終わるかというところで、先ほど言いました地盤の関係が落ちつかないというところがあって、昨年ぐらいから、整備は地盤の状況を見ながら少しずつというところでやらせていただいているという状況でございます。毎年、先ほど言った駐車場の部分に砕石を入れたりですとか、そういうところを進めさせていただいているという状況でございます。当初の計画図というのは私も見たことがあれなんですけど、当初の計画どおり舗装をしたりしていきますと、やはりかなりやった後にその悪影響が出てしまうというところがありますので、現在、様子を見ながら最終的な整備の形というのを検討させていただいているという状況でございます。 252: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。  伊藤委員。 253: ◯伊藤委員 ページ数はわからないんですけど、8款4項2目17節、上山梨沿道整備土地区画整理事業の公有財産購入費、不用額が非常に大きく400万円出ています。不用額、もう一件伺いたいんですけれども、8款4項4目11節、こちらは需用費の不用額が200万円出ているということなんですけれども、そちら少し内容の説明をいただければと思います。 254: ◯土屋都市整備課長 済みません、8款4項4目公園費のところですか。 255: ◯高橋委員長 先ほど一応の説明がありましたが、山梨中央通り線で不用額が……。 256: ◯大場委員 公財産購入費という17節の405万円。 257: ◯伊藤委員 それと、決算書213ページの需用費の不用額205万円です。 258: ◯高橋委員長 この2件でいいんですね。 259: ◯伊藤委員 はい。 260: ◯高橋委員長 土屋都市整備課長。 261: ◯土屋都市整備課長 それでは、伊藤委員のほうの御質問でございます。  8款4項2目街路整備事業の関係の17節の不用額でございます。こちらの不用額につきましては、上山梨沿道整備土地区画整理事業の関係の不用額でございますが、こちらの事業、公共事業の場合、税金の控除の関係で税務署との協議をしているわけなんですが、こちらのほうは沿道土地区画整理事業ということで、こちらの租税特別措置法の適用について若干税務署と協議をしている中で、税務署との見解の違いというか、地域によって控除になったりならなかったりということで、少し見解の相違があったところがございます。その関係で税務署といろいろな協議をしていったというところで、買収が──その協議の時間が結構かかってしまったものですから、その協議に伴ってこの400万円余の金額について、買収が平成28年度にできなかったということでございます。それで、こちらのほうにつきましては、現在は税務署との間で租税特別措置法のほうの適用が受けられるという見解に達しておりますので、今年度、買収をするということになってございます。  それと、8款4項4目公園費の中の需用費の関係の不用額のほうでございます。こちらにつきましては、光熱水費の関係で、当初予算を若干……。いつも実績に基づきながらやっているんですが、当初予算との間に差が出たということで、こちらのほうが不用額になっているという状況でございます。 262: ◯高橋委員長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 263: ◯高橋委員長 ないようですので、都市整備課所管については以上といたします。  引き続いて、下水道課所管についての説明を求めます。  内山下水道課長。 264: ◯内山下水道課長 (省略) 265: ◯高橋委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 266: ◯高橋委員長 ないということなので、以上で下水道課所管については終了とします。  以上をもちまして、平成28年度袋井市一般会計歳入歳出決算認定について、所管部門についての予算は認めるということになります。  ────────────────────────────────────────         エ 議第89号 平成28年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認                定について 267: ◯高橋委員長 引き続いて、時間がありますので、議第89号 平成28年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  当局から説明を求めます。  内山下水道課長。 268: ◯内山下水道課長 (省略) 269: ◯高橋委員長 下水道特別会計の説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑があればお受けしていきたいと思います。いかがでしょうか。  鈴木委員。 270: ◯鈴木副委員長 少し教えていただきたいところがありまして、決算書102ページの浅羽処理区維持管理費の部分でございまして、補正をかけた予算のほとんどが──単純に比べますと、不用額になっているようにお見受けするんですけれども、そちらの理由という部分が1点、それと、全体的に、収入の部分になるのか、1款1項1目の収入の部分になるんですけれども、市政報告書の449ページ、ずらっと見ますと、接続率、ほぼほぼ90とか80とか100とかというところがあるんですけど、突出して進んでいないところがあるんです。接続がやはり収入の最大の部分だと感じていますけれども、進まない理由といいますか、その辺をいま一度教えていただきたいと思います。 271: ◯高橋委員長 内山下水道課長。 272: ◯内山下水道課長 決算報告書の103ページになります浅羽処理区維持管理費の関係でございますが、22節補償補填及び賠償金の関係の450万円に関しましては、これは水道管等の移設になりますが、浅羽でやりました浮上対策の防止工事の関係でございます。これに関しましては、浅羽のほうの水道管が必要となるということで当初計画をさせていただきましたが、掘削して水道管の位置等を確認したところ、その補償費が必要でないというような形になった部分と、管渠のほうの浮上対策のほうの構造的なものを少し細長くしたりして、水道管のほうの移設をなくしたということで、450万円そのまま不用額となりましたことを報告させていただきます。  あと、委託料のほうの280万円の関係でございますが、これに関しましては、包括的民間委託に関しまして、動力費、電気の関係でございますが、これが算定をしました平成26年、平成27年度のときの基本電気料みたいな形のがありまして、それが高かったということで、平成28年度に関しましては、石油とかそういうのが安くなったとは思うんですが、その分の関係で不用額が出たということでございます。  以上、浅羽の維持管理費のほうの不用額に関しましての説明とさせていただきます。  市政報告書の448、449ページになりますが、この中で接続率が悪いというものは、後半になっているところでまだ継続してやっているところ、まだ整備を継続してやっているところが低いというような形になります。特に、今言った449ページの、平成25年度に供用開始されましたところ、山科下とかこういったところは、まだ数年しかたっていないような形でございますので、接続推進員とかそういった形で、2年目以降に接続のほうをお願いしているような形で、少しずつ上がっていくかと思います。  あと、この中でいいますと、袋井市役所の、この南側になります本町とか新町とか、そういったところが低いと思います。ここら辺に関しましては、ウナギの寝床というか、家自体が間口が狭くて奥に長いということで、なかなか工事をやるに難しいというような形でなかなか進んでいないというところでございます。また、このごろは新築する家が出てきておりますので、そういった点で若干、少しずつ確実に上がっていることを申し上げたいと思います。  あと、接続率に関しましては、接続推進員が行くと、やはりお年寄りの方がなかなか、あと何年生きるかというところまで言われてしまうということで、少しそういったこともありますので、そういった理由で接続のほうがやはりこういったところ、早目のところは進んでいないというような形になります。  あと、今言った接続に関しましては、少しまた研究していきたいという……。そういったほかの地域でも今言った、間口が狭いところをどういうようにやっているかというのを少し研究というか、情報収集して少し工法等のことを考えていきたいというようなことを考えておりますので、報告をさせていただきます。 273: ◯高橋委員長 よろしいですか。  そのほか、いかがでしょうか。 274: ◯鈴木副委員長 委員長を交代します。 275: ◯高橋委員長 決算書の101ページの旧汚水処理場維持管理費ということで、わずかな金額が出ているわけですけれども、これが旧の小川町浄化センターの分だと思いますけれども、現実、古い建物が残っていて、幼稚園の職員の駐車場等々に活用はされていると思います。以前には、高南の自治会連合会のほうから高齢者福祉施設等々というような要望も出たりということなんですが、現実、そのままずーっと放置をされているわけです。これは、計画が出ないとそのままずーっとしていくとか、何もなくても問題がないのかどうなのか、その2点だけ少し説明をいただければ、お願いをしたいと思います。 276: ◯鈴木副委員長 内山下水道課長。 277: ◯内山下水道課長 小川町の旧浄化センターの関係でございますが、今言った土地利用のほうの関係はまだ決まっていないような状態でございます。  あと、施設のほうのものでございますが、やはり40年以上たってきておりますので、維持管理のほうに関しましては、草刈り等とかフェンスとか何かそういったものが壊れるようでしたら修繕料で直しているような状態でございます。草刈りのほうに関しましては、シルバー人材センターだとか、そういったところで草刈りのほうはやっていただいて、手数料的なものを見させていただいております。今はそういったことで土地利用のほうに関しましては内部のほうで少し検討、下水道課から課題だということで土地利用のほうへ少し相談をかけている状態でございます。 278: ◯鈴木副委員長 高橋委員。 279: ◯高橋委員長 仮にあれを解体して整地をするというだけでどのくらいのお金がかかるものか、あとの施設の利用がないとその分をペイできないということで、多分そのまま置いてあるんじゃないかなと思うんですけれども、その辺についていかがでしょうか。 280: ◯鈴木副委員長 お願いします。 281: ◯荻原水道部長 今の御質問にお答えをさせていただきます。  少し解体とかというので簡易でやった場合では、1億円から1億5,000万円ぐらい──地下にかなり大きな構造物が埋まっているということで、それまで撤去をするという方法をとるとそれくらい金額がかかる。ただ、そのまま構造物があって埋め立ててという形であれば、もう少し金額は安くなるとは思いますけれども、そうすると、今度はそこを、例えば、売却をしたいとかというと、地下に構造物があったのでは売れませんので、そういうようなことからいうと、全て取って更地にして売却をするとか、そういうようなことも考えると、全て1億円の余かかる解体というか撤去費が必要かなと。  これも少し今現在、本当に簡易な形でそれぐらいということになりますので、できれば設計をきちんと調査設計をして、幾らぐらいかかるということを踏まえながら、次のステップである売却にするのか、どういうようにするのかということを検討していくためにも、できれば一度設計を、調査設計をかけて、どういう方向ならどれぐらいの金額というのをきちんとやっていく必要があるのかなと考えております。  特に、公共下水道特別会計が企業会計のほうへ移っていくという形になると、その資産を──今の現状でいうと、企業会計のほうへそのまま移っていくような形になりますので、その件も考えると、いい時期にというか、ここ数年の間に、どちらにしていくのかとかということも含めて内部で検討をさせていただければと考えております。調査だけでも金額的には、1,000万円まではかかりませんけれども、五、六百万円はかかるのではないかなとは考えておりますので、その辺については今後の予算要求等で検討させていただければと考えております。 282: ◯高橋委員長 大変な金額がかかるということで、公共下水道特別会計の中で負担をするのは非常に大変だと、そうはいっても公共下水道特別会計の中でつくっていって運営してきたものですから、ある程度やはり終結も見据えていかないと、いつまでもあのまま歩かすと負の遺産ということで、周辺の皆さんにはやはり御迷惑をいつまでもかけるということになりますので、これからの時期にやはりきれいな方向性を示して、売却できないならできないなりに整地をして、違う土地利用にしていくような検討を、方向性を見出していただきたいと思います。ありがとうございました。 283: ◯鈴木副委員長 かわります。 284: ◯高橋委員長 そのほかいかがでしょうか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 285: ◯高橋委員長 ないようですので、以上で、議第89号 平成28年度袋井市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての質疑は打ち切りたいと思います。  ちょうど時間前ということで、本日の議事はこれで終了とさせていただき、明日は午前9時から会議を再開したいと思います。                (午後4時56分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...