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平成29年民生文教委員会 本文 開催日:2017-07-25

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    平成29年民生文教委員会 本文 開催日:2017-07-25


    取得元: 袋井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成29年民生文教委員会 本文 2017-07-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 232 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯田中委員長 選択 2 : ◯名倉総合健康センター長 選択 3 : ◯田中委員長 選択 4 : ◯田中委員長 選択 5 : ◯大庭市民課長 選択 6 : ◯田中委員長 選択 7 : ◯浅田委員 選択 8 : ◯田中委員長 選択 9 : ◯大庭市民課長 選択 10 : ◯田中委員長 選択 11 : ◯大庭市民課長 選択 12 : ◯田中委員長 選択 13 : ◯浅田委員 選択 14 : ◯田中委員長 選択 15 : ◯大庭市民課長 選択 16 : ◯田中委員長 選択 17 : ◯田中委員長 選択 18 : ◯田中委員長 選択 19 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 20 : ◯田中委員長 選択 21 : ◯浅田委員 選択 22 : ◯田中委員長 選択 23 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 24 : ◯田中委員長 選択 25 : ◯浅田委員 選択 26 : ◯田中委員長 選択 27 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 28 : ◯田中委員長 選択 29 : ◯田中委員長 選択 30 : ◯田中委員長 選択 31 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 32 : ◯田中委員長 選択 33 : ◯大庭委員 選択 34 : ◯田中委員長 選択 35 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 36 : ◯大庭委員 選択 37 : ◯田中委員長 選択 38 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 39 : ◯田中委員長 選択 40 : ◯大庭委員 選択 41 : ◯田中委員長 選択 42 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 43 : ◯大庭委員 選択 44 : ◯田中委員長 選択 45 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 46 : ◯田中委員長 選択 47 : ◯大庭委員 選択 48 : ◯田中委員長 選択 49 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 50 : ◯田中委員長 選択 51 : ◯浅田委員 選択 52 : ◯田中委員長 選択 53 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 54 : ◯田中委員長 選択 55 : ◯浅田委員 選択 56 : ◯田中委員長 選択 57 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 58 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 59 : ◯田中委員長 選択 60 : ◯浅田委員 選択 61 : ◯田中委員長 選択 62 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 63 : ◯田中委員長 選択 64 : ◯戸塚副委員長 選択 65 : ◯田中委員長 選択 66 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 67 : ◯田中委員長 選択 68 : ◯戸塚副委員長 選択 69 : ◯田中委員長 選択 70 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 71 : ◯田中委員長 選択 72 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 73 : ◯田中委員長 選択 74 : ◯戸塚副委員長 選択 75 : ◯田中委員長 選択 76 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 77 : ◯田中委員長 選択 78 : ◯戸塚副委員長 選択 79 : ◯田中委員長 選択 80 : ◯鈴木しあわせ推進課長 選択 81 : ◯田中委員長 選択 82 : ◯村松委員 選択 83 : ◯田中委員長 選択 84 : ◯寺田市民生活部長 選択 85 : ◯田中委員長 選択 86 : ◯村松委員 選択 87 : ◯田中委員長 選択 88 : ◯浅田委員 選択 89 : ◯田中委員長 選択 90 : ◯寺田市民生活部長 選択 91 : ◯浅田委員 選択 92 : ◯寺田市民生活部長 選択 93 : ◯田中委員長 選択 94 : ◯大庭委員 選択 95 : ◯田中委員長 選択 96 : ◯寺田市民生活部長 選択 97 : ◯田中委員長 選択 98 : ◯大庭委員 選択 99 : ◯田中委員長 選択 100 : ◯田中委員長 選択 101 : ◯田中委員長 選択 102 : ◯田中委員長 選択 103 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 104 : ◯田中委員長 選択 105 : ◯村松委員 選択 106 : ◯田中委員長 選択 107 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 108 : ◯田中委員長 選択 109 : ◯村松委員 選択 110 : ◯田中委員長 選択 111 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 112 : ◯田中委員長 選択 113 : ◯村松委員 選択 114 : ◯田中委員長 選択 115 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 116 : ◯田中委員長 選択 117 : ◯大庭委員 選択 118 : ◯大庭委員 選択 119 : ◯田中委員長 選択 120 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 121 : ◯田中委員長 選択 122 : ◯大庭委員 選択 123 : ◯田中委員長 選択 124 : ◯山田委員 選択 125 : ◯田中委員長 選択 126 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 127 : ◯田中委員長 選択 128 : ◯田中委員長 選択 129 : ◯田中委員長 選択 130 : ◯早川教育企画課長 選択 131 : ◯田中委員長 選択 132 : ◯田中委員長 選択 133 : ◯幡鎌スポーツ推進課長 選択 134 : ◯田中委員長 選択 135 : ◯浅田委員 選択 136 : ◯田中委員長 選択 137 : ◯早川教育企画課長 選択 138 : ◯田中委員長 選択 139 : ◯川村おいしい給食課長 選択 140 : ◯田中委員長 選択 141 : ◯田中委員長 選択 142 : ◯田中委員長 選択 143 : ◯川村おいしい給食課長 選択 144 : ◯田中委員長 選択 145 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 146 : ◯田中委員長 選択 147 : ◯浅田委員 選択 148 : ◯田中委員長 選択 149 : ◯早川教育企画課長 選択 150 : ◯田中委員長 選択 151 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 152 : ◯田中委員長 選択 153 : ◯浅田委員 選択 154 : ◯田中委員長 選択 155 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 156 : ◯田中委員長 選択 157 : ◯山田委員 選択 158 : ◯田中委員長 選択 159 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 160 : ◯田中委員長 選択 161 : ◯杉山生涯学習課長 選択 162 : ◯田中委員長 選択 163 : ◯山田委員 選択 164 : ◯田中委員長 選択 165 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 166 : ◯田中委員長 選択 167 : ◯山田委員 選択 168 : ◯田中委員長 選択 169 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 170 : ◯田中委員長 選択 171 : ◯戸塚副委員長 選択 172 : ◯田中委員長 選択 173 : ◯早川教育企画課長 選択 174 : ◯田中委員長 選択 175 : ◯戸塚副委員長 選択 176 : ◯田中委員長 選択 177 : ◯早川教育企画課長 選択 178 : ◯田中委員長 選択 179 : ◯川村おいしい給食課長 選択 180 : ◯戸塚副委員長 選択 181 : ◯川村おいしい給食課長 選択 182 : ◯戸塚副委員長 選択 183 : ◯川村おいしい給食課長 選択 184 : ◯戸塚副委員長 選択 185 : ◯田中委員長 選択 186 : ◯杉山生涯学習課長 選択 187 : ◯戸塚副委員長 選択 188 : ◯杉山生涯学習課長 選択 189 : ◯田中委員長 選択 190 : ◯大庭委員 選択 191 : ◯田中委員長 選択 192 : ◯平野学校教育課長 選択 193 : ◯田中委員長 選択 194 : ◯大庭委員 選択 195 : ◯田中委員長 選択 196 : ◯大河原教育部長 選択 197 : ◯田中委員長 選択 198 : ◯大庭委員 選択 199 : ◯田中委員長 選択 200 : ◯田中委員長 選択 201 : ◯田中委員長 選択 202 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 203 : ◯田中委員長 選択 204 : ◯大庭委員 選択 205 : ◯田中委員長 選択 206 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 207 : ◯田中委員長 選択 208 : ◯浅田委員 選択 209 : ◯田中委員長 選択 210 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 211 : ◯田中委員長 選択 212 : ◯浅田委員 選択 213 : ◯田中委員長 選択 214 : ◯乗松すこやか子ども課長 選択 215 : ◯田中委員長 選択 216 : ◯田中委員長 選択 217 : ◯田中委員長 選択 218 : ◯大庭委員 選択 219 : ◯田中委員長 選択 220 : ◯大庭委員 選択 221 : ◯田中委員長 選択 222 : ◯大庭委員 選択 223 : ◯田中委員長 選択 224 : ◯大河原教育部長 選択 225 : ◯田中委員長 選択 226 : ◯大庭委員 選択 227 : ◯田中委員長 選択 228 : ◯田中委員長 選択 229 : ◯田中委員長 選択 230 : ◯田中委員長 選択 231 : ◯村松委員 選択 232 : ◯田中委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前9時00分 開会)      開   会 ◯田中委員長 ただいまから民生文教委員会を開催いたしたいと思います。  改めまして、皆さん、おはようございます。  きのう7月24日はテレワークの日ということで、テレワークデーということがマスコミに載っておりましたけれども、政府がことしから定めて、在宅勤務を進めるということで施行されて、きのうから始まったようであります。背景は、3年後に東京オリンピックの開会式が7月24日に行われるということで、そのときに交通渋滞など、混乱を引き起こさないためにこういう日を設けたということであります。政府のほうのお話ですと、これは生活スタイルの変化や、あるいは働き方改革に結びつくことであるということで、今後、企業、官庁など、そういうところにぜひ普及させていきたいというようなことが載っておりました。  中には、最近、非常に、夏、暑いわけでありますので、猛暑日、35度以上の猛暑日には、猛暑テレワークというのを設けるということも考えたらどうかというような意見もあるようであります。今後、そういう意味では、この袋井市役所も何かしらそういうの、変化してくるのかなと、そんな記事を読みながら考えたところでございます。  前置きが長くなりましたけれども、本日は、協議事項はございません。報告事項6件と資料提供が5件ということでございますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、初めに、当局を代表いたしまして、名倉総合健康センター長から挨拶をお願いいたします。 2: ◯名倉総合健康センター長 改めましておはようございます。  7月の民生文教委員会の開会に当たりまして、当局を代表して一言御挨拶を申し上げます。  日ごろから市政運営、特に民生文教委員会に関係する所管の事業に関しまして御理解と御協力をいただきまして本当にありがとうございます。  今月15日のメロープラザにおいて開催いたしました人権文化講演会には、約300人の市民の方が御聴講いただき、また、せんだって22日の総合健康センター、はーとふるプラザ感謝デーには、市民の来場者、ボランティアスタッフ、合わせて400名が参加していただきまして、センターをより身近なものに感じていただけたと思っております。それぞれ議員の皆様には、お忙しい中、御来場いただきまして本当にありがとうございました。  さて、本年度、私どもの総合健康センターで特に力を入れてまいりますのが、企業における健康経営の支援の推進でございます。生活習慣病、特に糖尿病の有病者や予備軍というのが、袋井市民の特定健診のデータを分析する中で、若い時期からの不規則な食習慣や運動不足によって大体45歳から50歳ぐらいに糖尿病予備群となって、やがてその方が糖尿病になっていくという傾向がわかってまいりました。このため、働く世代からの健康づくりを商工会議所や浅羽商工会の協力のもと、企業を訪問させていただいて、健康経営、この支援を進めるとともに、あわせて現在プロポーザル方式によりましてこれまでの健康ポイントシステムを新しく構築していくという作業を進めているところでございます。  次に、市民生活部でございますが、新総合体育館の整備につきましては、順調に推移をしておりまして、これまで提案時の鳥瞰図や平面図をお示ししておりましたけれども、基本設計が完成いたしましたので、本日、御報告をさせていただきます。  今後の予定でございますが、来月15日には、メロープラザにおいて戦没者追悼平和祈願式を開催いたします。また、来年8月にエコパアリーナで開催いたします全国高校総体弓道競技大会に向けまして、今月20日、運営主体となる袋井市実行委員会を立ち上げたところでございまして、今後、開催に向けて本格的に取り組んでまいります。  教育部では、さきの6月市議会定例会で工事請負契約について御可決をいただきました校舎増築工事を進めているところでございまして、袋井北小学校は7月31日、周南中学校は8月18日にそれぞれ起工式を挙行いたしまして、本年度内の完成を目指してまいります。また、浅羽中学校の大規模改修につきましては、今年度は基本構想を策定すべく取り組んでいるところでございます。  小中学生の英語力向上の取り組みといたしまして、袋井南中学校、袋井南小学校、高南小学校を英語教育推進モデル校に指定し、また、国際理解出前講座として小中学校に国際交流員を派遣し、異文化を学んで英語に親しむ機会としております。さらには、7月26日から8月3日までの間、小学3年生から中学1年生を対象にイングリッシュ・デイキャンプも開催いたします。  今後の行事でございますけれども、8月5日、6日には、24人ほどの中学生を広島平和記念式典に派遣いたしまして、平和のとうとさを学んでいただく、また、8月8日、9日には、中学生未来会議を開催し、若い世代が袋井市の将来について考える機会といたしてまいります。  このように、この夏、そして、それ以降も各分野で職員一丸となって盛りだくさんの事業を推進し、市民に信頼される確実な市政運営に努めてまいりますので、議員の皆様の御支援をよろしくお願い申し上げます。  本日の委員会は、6件の報告事項について御意見をいただき、5件の資料提供をさせていただきます。どうかよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
    3: ◯田中委員長 ありがとうございました。  それでは、早速、次第に基づきまして委員会を開始してまいりますけれども、最初に、委員及び当局の皆さんには、簡潔な質疑及び答弁に心がけていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。それから、質疑につきましては、1度に3項目まで、3問までということでお願いをいたしたいと思います。まだあるようでありましたら、その後、ほかの方が終わった後にもう一度質問していただければと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、協議事項はございませんので、(2)の報告事項から進めてまいりたいと思います。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 国民健康保険制度改革について 4: ◯田中委員長 アの国民健康保険制度改革について、当局より説明をお願いいたします。  大庭市民課長。 5: ◯大庭市民課長 (省略) 6: ◯田中委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につき、質疑等がございましたらお受けいたしたいと思います。  浅田委員。 7: ◯浅田委員 全体的な方向で、先ほど課長がおっしゃったように、協議の時間が非常に少ないということで、袋井のほうでは、またそういうことについても考えていきたいというようなことがありました。そういう手順はいいんですけど、最後の4番、基金のことについて少しわからない点は、基金が7億円あって、これが保険料を中心として余ったものを積み立ててきて、何か給付費に不足があったら出すという基金になっていたんですけれども、今後、あり得ないこと、例えば予期せぬ支出増、収入減となっていますけれども、支出増があるというのは、いろいろ健康事業を国民健康保険でやっているものがあります。そういうものがすごくふえるだとかということだし、それならそれでそれを予算のあるときに含めた形で保険料が上げられるということですし、収入減というのは滞納者が出るということがあるわけですけれども、両方について、入るほうと出るほうのそういう不足分については、基本的には県が責任を持ってやるというような形になっています。その点で、一時的に足らなくなるときについては県が基金をおろすというような形をとってくると思うんですよね。  そういう点では、この基金というのは要らないものなんですよね。要らないものなんだと思うんです、今後。僕は、これは、じゃ、今7億5,000万円あるのをどうするかというのは、これは先ほども言いましたように、保険料を中心として積み立ててきたものですから、これを今後の何年間にわたって保険料を安くする、そういうような資金に使うべきだと思っているんですけれども、予期せぬ支出増、収入減というか、どういうことが考えていられるのかということと、それから、今、そういうような私が言ったみたいに、保険料を安くするための基金だと思っているんですけれども、それを何年間にわたって使っていくのか、トータルとしてこの基金は最終的にはゼロがいいのか、多少でも置いておくものなのか、その点についての考え方をお聞かせ願いたいと思います。 8: ◯田中委員長 大庭課長。 9: ◯大庭市民課長 ただいまの浅田委員の御質問にお答えを申し上げます。  ただいま保有しております基金につきましては、例えば災害ですとか、インフルエンザ等の流行、こういった予期せぬ医療費の支出に備えて保有をしておるものでございます。制度改革後は、こういった責任を県の財政の基金で担っていくということになるわけでございますけれども、先ほど少し御説明を申し上げました、例えば赤字繰り入れを今後解消していく方向性ですとか、あるいは賦課方式、資産割を廃止していく方針、こういったことに対応するために保険料が急激に引き上げにならないように、こういったことに備えて現在保有している基金を活用させていただきまして、何年かにわたってそういった資産割の廃止の財源、所得割のほうに賦課が移っていくようになるわけでございますけれども、その財源に充てるために、基金を引き続き名称を変えまして保有をさせていただきたいと考えております。 10: ◯田中委員長 最終的にはということは。 11: ◯大庭市民課長 失礼しました。答弁が漏れておりました。  最終的には、基金の残高が徐々に減っていってということになると思いますので、その際に改めて基金のあり方につきまして検討をさせていただきたいと思います。 12: ◯田中委員長 浅田委員。 13: ◯浅田委員 今おっしゃった形で保険料の急激な値上げを緩和するだとか、あるいは全体として保険料を抑えるためにこれを使うということは確認できたと思うので、それはそのとおりしていただきたいと思いますけれども、そのときに国民健康保険の財政調整基金という名目でいいのかどうか。それから、それが条例として出てくるときに、このように予期せぬ支出増や収入減に対応するためということが目的にあるのかね。ここは、僕ははっきり保険料を抑えるためというような形できちっとしておいたほうが基金としての性格が出てくると思う。まだ基金の条例が出てきているわけじゃないものでわかりませんけど、その辺を要望しておきたいと。保険料を抑えるために使うということについては確認できたと思うんですけれども、その名称と、それからその基金の目的、これにもそういうような名称、目的にしたほうがいいということを要望しておきます。 14: ◯田中委員長 大庭市民課長。 15: ◯大庭市民課長 ただいまの御要望につきましてお答えを申し上げます。  基金の名称につきましては、今後、国民健康保険運営協議会等でもお諮りをしてまいりますので、名称につきましては、改めて検討をさせていただきたいと存じます。  あと、目的につきましてもあわせてその中で検討してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 16: ◯田中委員長 ほかにはいかがでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯田中委員長 では、特にないようでありますので、本件につきましては以上で終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         イ 障がい者計画及び障がい福祉計画(障がい児福祉計画)の策定について 18: ◯田中委員長 それでは、次に移ります。  イ、障がい者計画及び障がい福祉計画(障がい児福祉計画)の策定について、当局より説明を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 19: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 20: ◯田中委員長 当局よりの報告が終わりました。  ただいまの報告について質疑がございましたらお受けいたしたいと思います。  浅田委員。 21: ◯浅田委員 済みません、大した意見じゃないんですけど、障害の害という字について、例えば障害者計画推進協議会というのは、それはもう決まったもので、漢字が使われていますけれども、それ以外にも、例えば1ページ目の取組の概要の中で、最後のほうには、「障害福祉サービス等の見込量を定めた『障がい福祉計画等』」と書かれていて、その前のほうには害が漢字になっているわけですね。何か、これ、区別されて書かれているのか、それから、今後の計画そのものについては平仮名にされているようですけれども、その辺の考え方を教えていただきたいと思います。 22: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 23: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、浅田委員からの御質問でございます。  障害、この表記の方法につきまして、害が平仮名と漢字で表記されているということでございます。こちらにつきましては、障害、これ、漢字で示すものにつきまして、これが例えば固有名詞として決まっているもの、そういうものであれば漢字を使っていくということでございますが、基本的には、害は平仮名ということで表記をしていくということで、この表記をしてございます。 24: ◯田中委員長 浅田委員。 25: ◯浅田委員 そうすると、先ほど指摘したようなところとか、もうあと2カ所ほどあった、例えば表の中に障害福祉サービスというのもあります。そういうのは漢字になっているわけです。今、課長が言われたように、障害者計画推進協議会というのは、きちっとした固有名詞として載っているものですから、それはそれでいいのかなと思いつつ、それ以外に、今言った表の中の障害福祉サービスということだとか、その上に書かれている障害福祉サービスの害という字が漢字で書かれているもので、それも基本的には平仮名にするのがいいということで理解していいんですかね。 26: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 27: ◯鈴木しあわせ推進課長 表の中の下段ですけれども、障害福祉サービスのところ、これが漢字になっているということでございます。こちらの、一見すると固有名詞ではないのではないかということでございますが、こちら、こういう形でサービスの内容で害という漢字を使っている場合もございますので、一概には言えないと思いますが、また、ここら辺は確認して精査したいと思います。 28: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯田中委員長 では、これについては概要とスケジュールということでありますので、ほかには特に意見はないかと思いますので、本件につきましてはこれで終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         ウ 「白雲荘」機能移転の現状と経過について 30: ◯田中委員長 では、次に、ウ、「白雲荘」機能移転の現状と経過について、当局より説明を求めます。  鈴木しあわせ推進課長。 31: ◯鈴木しあわせ推進課長 (省略) 32: ◯田中委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑等がございましたらお受けをいたしたいと思います。  大庭委員。 33: ◯大庭委員 昨年度の2月の常任委員会、そのときのメンバー、ここではほとんどいなかったのかな。新しいメンバーになっています。全員協議会のときに、戸塚議員、それから私が発言をした程度で、この件につきましては、おおむね了ということで進んでいて、予算の執行が、今、粛々とされつつあるという段階だと承知しています。  漏れ聞くところによると、シニアの皆さん方が今回の風見の丘への移転について、若干の疑義といいますか、そのようなお気持ちもあるやに側聞していますけれども、原課で今、丁寧な説明、意見交換、そして要望事項の対応ということでまとめているわけですけれども、現実問題、実際お使いになるシニアの皆さん方の御意向をどのようにまず把握されているか、これについてお伺いをしたいと思います。  施設移転に当たって気持ちよく皆さんが御受諾をいただき、また、行政としても手厚い対応をして、初めてこの件は成立することだと思いますので、まずその件について伺いたいと思います。 34: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 35: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、大庭委員からの御質問でございます。  シニアクラブの皆様、こちらの意向の確認について満たされているかという御質問でございます。  こちらのシニアクラブの要望につきましては、前年度、6月の議会でございまして、秋田議員から風見の丘についての利用ということで一般質問が出ております。この中で、それを受けて、多目的室の利用状況について、シニアクラブとその後、御協議をいたしました。風見の丘ができたときからその施設の利用ということでは、いろいろ使い勝手が余りよろしくないとかというお声も聞いております。改めてその議会が終わった以降お話をお聞きしまして、こうこうこういう問題点があると、こういうところが使いにくいというお話がありまして、それが要望という形で出ているものが最初の現在の1番から7番というものでございます。  この要望につきましては、要望書を11月に市長に提出いただきまして、その後、年が明けまして1月に改めてシニアクラブとしあわせ推進課とお話をいたしまして、内容についてそこを詰めさせていただきました。それで要望書、要望の内容、こちらを整理していただきまして、この内容で、現在、検討をしているところでございます。  年度が変わりまして役員がかわられるということでございますので、役員がかわった段階で改めてシニアクラブ、趣味クラブ、あと、その他の団体ということで、白雲荘を利用していらっしゃる全ての皆様にお声かけをさせていただきまして、その要望をお伝えして、新たにそこでこういう要望もということもお声がございましたので、その要望も拾わせていただきまして、現在、検討しているというところでございます。 36: ◯大庭委員 答弁漏れで、シニアの皆さんはどういう御意向でいるかという、そのことを行政がどう把握しているかということ。  現行、みんな御受諾しているか、そのことについてもどういう認識でいるかと。その答弁を、さき、いただいてから、再質問。 37: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 38: ◯鈴木しあわせ推進課長 シニアクラブの検討委員会というものを4月以降につくっていただきました。この検討委員会というものは、今、御説明さしあげていました経緯で、検討委員会でこういう要望事項について窓口といいますか、整理していただいて、それでお話をするということで、5月の末に検討委員会が開催されまして、私ども、そこへお邪魔したところでございます。そこで、今までの経緯と少し、そこで食い違った部分ということではないんですが、現在の白雲荘につきまして、そこをもう少し利用したいということで御意見がございました。  一応、検討委員会として代表で出てきているということでございますので、その御意見につきましては、御意見としてその場ではいただきましたが、これまでの経緯もございますので、市としてもここは粛々として事業は進めている状況ですということで、最初の説明会からは御説明を申し上げているところでございます。そういう意見もございましたが、事業としては進んでいる状況でございますので、これから改めてシニアクラブの皆様にも意を尽くして御説明をさらに進めてまいりたいと考えております。 39: ◯田中委員長 大庭委員。 40: ◯大庭委員 今の課長の説明が一番のきょうの話し合いの肝だと承知をしています。  私ども、昨年度、いわゆることしの2月の全員協議会、また、その前の常任委員会の内容については、つぶさに承知はしておりませんけれども、そのときのニュアンスでは、当初シニアの皆さん方が風見の丘に移転されることについて承知をしていただいたと。ついては、これについて進めていくと。時あたかも公共施設マネジメント的な発想も当局はもちろんでありますけれども、私ども議会の中でも持っておりましたし、一つの施設を有効に複合的に使えるならばいいでしょうということが全体のそのときの流れだったと思います。  ただ、私、この2月にも発言したことは、いろいろな意見があるからもっと深掘りしてくださいよということを発言したこともありますし、皆さんが随分喜んで使っていただいている施設、例えばヘルストロンなんかもそうなんですが、一層充実をされたいと。また、移転後、そういう施設がシニアの皆さんが一層使い勝手のいい施設にしてほしい。ついては、今、176平方メートルあるあの施設も、実際100名ぐらいですか、定員的に。それ以上入る、入れないという問題があったときに、隣接地がまだ更地といいますか、残っていますので、拡張の余地も視野に検討されたいということも含めて、私、発言させていただきました。これはあくまでも要望として発言させていただきました。  こういう状況の中で、今現在、白雲荘でそのままということになりますと、一方では予算の執行について完全に後戻りになりますし、無駄な経費の支出ということになりますので、まずやらなければならないことは、シニアの皆さんの具体的な要望、何が問題なのか、何が足りないのか、それを丁寧に聞くということが大事じゃないかなと思います。  やはり役員が4月を機に新しくなったということも考えが変わってきた一つの要素かもしれませんけれども、4月の段階で市当局も今までの経過の説明、それから、なぜそちらに行ったほうがシニアの皆さんにとってプラスなのかということも丁寧に説明する必要があると思うんですが、先ほどの課長のお話だと、4月に検討委員会が立ち上がって、5月以降、委員会の中での話の内容が行政に届いた段階で現在の白雲荘を使いたいということで、全くもうそこでフリーズしてしまった、とまってしまったということだと思うんですが、この解決策として見通しは立っているのかどうか。今現在、何が問題、課題かということを整理しているかということを一つお伺いしたい。何が問題か、シニアの皆さんにとって何が問題か。行政当局としてそれに対応できるかできないか。これについて、二つ目。三つ目について、この移転が計画どおり進める考えなのか。  ここの3点について、再度伺いたいと思います。 41: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 42: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、大庭委員からの御質問でございます。  まず、1番として、シニアクラブが問題としているポイント。2番目につきまして、これにどういうように対応していくかということ。3番目につきまして、どのように今後進めていくかという御質問だと思います。  まず、1番の御質問の問題点としましては、面積でございます。この面積につきましては、白雲荘の現在の御利用している面積、ここから風見の丘、これ176平方メートルでございますが、こちらに面積が減るということが御意見の一番多いことでございます。面積が減るということは物理的な問題でございます。面積が減るということにつきましては、昨年、要望書を出す段階で面積が減るということも当然わかっておりますので、これについて要望内容の御確認を行いました。この段階で改築か増築かという御意見もあったわけでございますが、増築につきましては、建築等で少し問題点がございまして、改築で進めていくということで打診をさせていただきまして、やむを得ないであろうということでお答えをいただきました。ただ、面積が少ないということが最終的に、今までまだまだ御納得いただけない部分で残っているのかなと思います。ただ、この面積につきましては、今、多目的室がパーティションで二つ分かれるようになっておりますが、ここの使い方、例えば一つのところを真ん中でカーテンを少し引くとか、あと、風見の丘につきましては夜9時まで御利用ということでございますが、時間を分けて、昼間、高齢者の方が使います。日数につきましては、1日ふえるものですから、年間で50日から60日ぐらい利用日数がふえるということで、この形でうまく組み合わせていけば、利用については面積が減ってもある程度対応できるのではないかなと思います。  多目的室を中心に改修を進めますけれども、一部、風見の丘のエントランスホールが広いものですから、そこを少し会議室、あるいは研修室等で利用スペースをつくれば、そこでも少し利用形態がふえるのではないかなということで、御説明を申し上げてきました。そういう形で2番と、今、重なってまいりましたけれども、対応としてはそのような形で対応してまいりたいということで御説明を申し上げてきたところでございます。  今、お手元にございます絵でございますが、今のところ、まだお示ししてある絵につきましてはシニアクラブもそのような絵の状態でございます。今後、基本設計を行いまして、具体的な要望に基づく絵をつくりまして、この絵をもとに、またシニアクラブと利用者に御提案申し上げて、またそこで御意見をいただいて進めてまいりたいと考えております。 43: ◯大庭委員 話し合いが整わなかったら後戻りも視野に入れているのか、それだけ答弁をいただいて、再度質問させていただきます。 44: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 45: ◯鈴木しあわせ推進課長 話し合いは整うように意を尽くしてまいりたいと思います。 46: ◯田中委員長 大庭委員。 47: ◯大庭委員 一番心配していたことがやはり御指摘の一番の主眼であるということが、今、課長の答弁で改めて確認できました。  私、2月の質問で、全員協議会のときに質問というか、意見を申し上げたときに、176平方メートルそのものが狭くなるんじゃないかねと。シニアの皆さんは、役員室と称して白雲荘の一室を使って、ミーティングだとか、いろいろしていると承知しています。だから、こういう部分が先ほどのお話だと、エントランスが広いからそこに会議室を設ける。私、そういうことを余りやらないほうがいいと思うんですよね、基本的に。入り口に何かパーティションで区切って場所をとるじゃなくて、必要なものだったら移転する必要な機能をそちらに付加しないとね。だから、私、申し上げたんですよ、2月のときに。この多目的の176平方メートルを、さらに方角といいますと、戍亥の方角なんていうといかんですが、西北の方向、あちらに伸ばして、それで北からも入れるようにする。ただ、指定管理で、入り口は管理上、定めなければならないと言われれば別なんですが、そういうことも本当に視野に入れていかないと。  というのは、これでかかるのは改修費、幾らかわかりません、それから漏れ聞くところによると浄化槽の関係があると聞いています。要するに、白雲荘のほうで、あのときの答弁では3,200万円ぐらいかかると言っていましたよね。戸塚議員の質問で、白雲荘では修繕費、雨漏り、水道の腐食、空調が故障していろいろなものを含めると5,000万円ぐらいかかるのはどうかという質問をしたのに対して、当時のしあわせ推進課長からは、3,200万円程度と見込んでいると。当然、投資対効果ということからすると、最小の経費で最大の効果を生むということ、しかも先ほどのイメージ図、5ページの、複合型施設のイメージのいわゆる所期の目的が達せられるようにするには、やはりこの施設が使えるようにしないといかんと思うんですよ。西地区なんかの場合は、結構人数が多いもので、あそこが大体100人ぐらい入れるとすると120人ぐらいシニアの皆さんが使うということになると、かなり満杯になる。もちろんお風呂があったり、いろいろな諸施設がある、プールもあったりするものですから、シニアの皆さんがプールで泳ぐかどうかは別にしまして、実際、そういうことも少ないと思うんですよね、最初の段階では。  ですから、この施設の問題で指摘されたことに対して、意を尽くして話し合いをしていくと言うけれども、本当に御理解をいただくには、面積の拡張、改築しかないと思うんですが、それに対して内部で試算をしたり、その可能性について検討したことがあるかどうか。ただ、今はこれで進めているし、予算もつけて、今までシニアの前期の役員の皆さんがオーケーしてくれたし、今期の皆さんで御理解いただきたいといって、これだけ話を進めていたってなかなか改善しないと思うんですよ。やはり問題は、昨年の段階から狭いだとか、使い勝手の問題が出ていましたからね。それについてやはり対策をしっかりして進めていくべきだと思いますが、特にこの面積について、現状のままで御理解をいただこうとするのか、改築も視野に検討をこれから進めようとされているのか、基本的なところ、それだけお伺いしたいと思います。 48: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 49: ◯鈴木しあわせ推進課長 それでは、大庭委員からの御質問でございます。  増築につきまして、なぜ改築ということでお話をまず持ってきたかということでございますが、今、風見の丘の床面積が2,999平方メートルということでございます。これで増築を行いますと、延床面積が3,000平方メートルを超えるということで、かなり主体構造部分に手を入れないとなかなか厳しいという建物の状況でございます。それにも加えまして、消火栓の設置基準等も変わってきますので、ここの建物以外も少し経費がかかってくるという状況でございます。  屋外に何か建物を置くということであれば、例えば物置のような、イナバ物置のような倉庫とかというものは可能だと思いますが、建物を離して別棟を建てるということになりましても、その別棟が本体と使用用途が同じようなものであると、増築と同じような考え方で見なされてしまうということがございまして、そうすると増築棟のほうにトイレなり、事務室なり、そこを独立して使えるような設備を設けるとなると、そこもまた単独で経費がかかってしまうという状況で、そこら辺をいろいろ確認しましたところ、別棟でそこを会議室、研修室として利用するような建物を建てると、少しお金がそれもまたかかってしまうと。そういう検証を進めました。  また、中の会議室につきましては、当然面積が少なくなりますが、先ほど申しました多目的室、こちらを、今、2分割でございますが、音が出ないような例えば囲碁とか将棋とか、そういうものだったらカーテンでセパレートしてそこを2分割すれば使えるとか、あと、先ほど少しエントランスと申しましたけど、実際の図面では休憩コーナーということですので、多目的室のすぐ隣の休憩コーナーのところに少し壁をつくって、そこを会議室的に使うということで、ほぼ前と同じぐらいの利用は図れるのではないかなということで計算をしております。 50: ◯田中委員長 ほかにはいかがでしょうか。  浅田委員。 51: ◯浅田委員 今、説明を聞いていますと、事の発端は風見の丘の施設の利用を促進するというのが、何か一番最初の基礎にあったような報告をされていました。僕もシニアクラブの会員なんですけれども、ことしの初めに白雲荘にぽっと来年から使用できませんというような張り紙が出てびっくりしたんですが、ここにも書かれているように、この問題は白雲荘の機能移転だということですよ。機能移転。今、面積が少なくなる、あるいは事務室が設けられない。ということは、今の白雲荘の機能は移転できないということと同じなんですよね。今、これは袋井市の老人福祉センター条例では、白雲荘が老人福祉センターとして老人福祉法に基づいて設置されていますよと。その事業は五つありますよというような形で書かれている。こういう機能がそのところでできるかとなると、今言っているように事務室がなきゃならん、娯楽をやれるところがなきゃならん、そのことが必要だということから考えると、機能移転ができないということだと僕は思っています。ただ、白雲荘をなくして、同じようなところだからそっちへ持っていくというのじゃなくて、白雲荘での機能を移転するのなら、今の機能を最大限生かしていくというようなことが大事なんだけれども、これが今の予定だとできないということじゃないかなと思っています。
     そういう点で、もう一度検討すべきだと。僕は、そのとき思ったのは、白雲荘が鉄筋コンクリートだけれども、かなり老朽化している。この前、耐震はやったと思うんですけれども、という中で、別の形ということであそこを利用するようにしたのかな。そうすると、それにかわる費用だから、かなり大きな施設ができるのではないかなと思っていました。同時に、あそこは全体としては森町との組合の用地でありますし、これはなかなかそれでも大変なので1年で解決するような問題ではないなと思っていたけど、今、話を聞くと、どんどん進んでいます。  僕も聞いたときには、シニアクラブの方が積極的にあちらへ行きたいんだというようなことを言っていると聞いたものですから、それはそれなりに検討されるんだろうと思っていたけど、今、話を聞いていますと、そういうような増築もしない、機能は全面的には移転できない、そういうようなことを考えると、もう少し考えるべきだと思います。  私もシニアクラブであそこを年に2回とか3回は総会とかで利用するんですけれども、老人の福祉施設であって、今、問題になっている例えばエレベーターがないとか、あるいは2階のあれが畳で座るのがないから大変だとか、いろいろなものがあります。だけどそれは改善できる方向なんですけれども、今度、風見の丘へ行くと、それはそれさえもできない。今、豊住の老人クラブは、一度あそこを利用してそういうことをやりましたけれども、今の風見の丘の体制ではできない。例えば、売店がない、それから管理していただく方に高齢者を接待するという意識がない。これは向こうへ行けばそれはまた改善されるのでしょうけれども、利用したけれども非常に利用しにくいというような声も聞いています。  そういう点では、もう少し僕も、基本的にはその機能が全部移転できるような形のものがないとだめだと思っています。そういうようなことで、今、大庭委員が言われたように、やはり増築するとか、何か今の機能がきちっと確保できる、そういうことがなければだめだと思いますし、それと費用対効果で今の白雲荘を修繕する、エレベーターをつける、そういうようなものとも関係しながら、もう少し検討するべきじゃないかなと思っていますけれども、基本的な面積が減っても機能移転だと考えられているのかどうか、お尋ねしたいと思います。 52: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 53: ◯鈴木しあわせ推進課長 浅田委員からの御質問でございます。本当に機能移転ができるのかどうかという御質問でございます。  面積の問題につきましては、先ほどお答え申し上げましたが、あと、いろいろ出ました、例えば事務室が設けられない、あと、職員の体制とかといういろいろな問題がございます。こちら、要望の中でも出ておるお話でございます。事務室につきましては、現在、多目的室がございますが、このトイレの横に事務室を設けまして、今、仮ではございますが、入り口をこの多目的室の、今、行きどまりになってございますが、こちらのほうに新たに設けるというような形で考えております。  事務の職員につきましても、高齢者の皆様でございますので補助が当然必要になります。今、白雲荘に見えられたときには、いろいろ用意とか、お茶出しとかということで、職員が助力をしていると。ここら辺は、そのままそういうお手伝いができるような形で、これも要望に入ってございますが、考えてございます。  こちらの今お話しした事務室とか、そういうものは、まだ絵ができていない状況でございますので、具体的なお話については、これから皆様に御提案して、御理解を求めていきたいと考えております。 54: ◯田中委員長 浅田委員。 55: ◯浅田委員 確認しておきます。これは、複合施設、二つを含めた形で施設の指定管理をしていくのかどうかという点が一つと、それから、こういうスポーツ施設と福祉施設の中で、例えば売店は設けることができるのか、それから飲食。プールがあって、スポーツ施設と一緒になって、そういうここの多目的ホールでお酒を飲んで宴会をするというだか、そういうようなことを可能にするのか、あるいは制限するのか、そういうことについて少しお聞きしたい。 56: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 57: ◯鈴木しあわせ推進課長 浅田委員からの御質問でございます。  まずは指定管理について、もう一点については、中の利用者が飲食等、可能かどうかという御質問だと思います。  まず、指定管理につきまして、こちらにつきましては、指定管理業者、今、風見の丘についてはサンアメニティという指定管理業者が入っております。白雲荘につきましては、社会福祉協議会ということでございます。この多目的室が時間で分けて利用するという関係上、指定業者についても1本でということで考えております。ただ、この老人福祉センターの条例、あと、風見の丘の条例がございますので、こちらのほうは老人福祉センターとしてのそういう機能が入りますので、こちらを満たすように条例の改正、こちらを進めてまいりたいと考えております。  あと、飲食の関係につきましては、今、白雲荘でも玄関へ入ってすぐのところに売店がございまして、そこで食べ物、スナック菓子等を売っている状況でございます。こちらにつきましても、新しく事務室を風見の丘に設ける予定でございますので、こちらに売店の設置は可能でございます。ただし、お酒を販売というか、それは健康増進施設でございますので、販売については、こちらは少し無理ではないかなと考えております。               〔「持ち込み」と呼ぶ者あり〕 58: ◯鈴木しあわせ推進課長 持ち込み、自分でお持ち込みいただきまして飲むということであれば、今もそういう形でございますので、そちらは可能であるかと思います。 59: ◯田中委員長 浅田委員。 60: ◯浅田委員 今、可能だというのは、今の白雲荘の話ですね。今の風見の丘では、持ち込んでも怒られますよね。そういうスポーツ施設としてあって、休憩室はありますけれども、そこで話をしたりすることは結構です。だけど、アルコール類は禁止されておると思うんですけど、確認してください。そして、禁止されていると同時に、今後こういう施設の中でアルコールを伴う飲食をやっていくことを認めていくのか、そこも確認してください。 61: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 62: ◯鈴木しあわせ推進課長 飲食の問題でございます。先ほど、御案内しましたお酒の販売については、こちらはできないということでございますが、昼間の利用ということでございますので、持ち込みについては、ここは精査する必要があると思いますが、おおむね可能であると考えております。 63: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。  戸塚委員。 64: ◯戸塚副委員長 先ほど、大庭通嘉委員から2月定例会の件の話がありました。私も質問させていただいて、大方、大庭通嘉委員が代弁してくれたというのですか、あったんですが、若干二、三点、お聞きをしたい、確認をしたいと思いますが、きょうはお三人、シニアクラブの方だと思いますが、きょうこうやって来られたということは、やはりそこに課題がある。また、納得されていないのではないかなと推測をして申し上げるわけでありますが、まず、そもそも論ですが、2月の全員協議会のときに当時の課長からこの白雲荘機能についての移転について、これはもともとがシニアクラブ袋井から移転の話も出ていたものですからという答弁がございました。また、資料をいただいたんですが、5月30日に白雲荘の会議室でこの移転にかかわる意見交換会議事録というのをいただいているんですが、これは、それぞれの新しい執行部の方、また、こちらからは松村係長が出ているということでありますが、その中にも、今回の風見の丘移転については、シニアクラブから要望書が昨年に出ており、そのことに基づいて今に至っている話であるということでありますが、この要望書という内容は、シニアクラブがあちらへぜひ移転したいというような要望書であったのかどうか。また、先ほど申し上げましたとおり、シニアクラブ袋井から移転の話が出ていたということで、シニアクラブからこれを発したものであると私たちはとりますし、また、2月の全員協議会のときもそういう話でありましたので、だったらシニアクラブの方が一番多く活用されると思いますので、その方々がそういうことで了解を得ているならいいのではないかということ、この課長等の答弁によって私は判断したわけですが、その件についてまず確認したいと思います。 65: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 66: ◯鈴木しあわせ推進課長 シニアクラブの要望について、どのような形で要望が出ているかということでございます。  こちらの要望につきましては、平成28年の11月1日、新年度予算等に対する要望書ということで出ておりまして、そのうちの一つ、風見の丘施設の改築、または増築についてということで要望が出ております。少し読ませていただきますと、白雲荘については、建物も年数が経過し、耐震やバリアフリーの面からも、高齢者にとって使い勝手が十分とはいかない現状がうかがえますが、高齢者を対象とした施設として活用していただいております。風見の丘については、使用対象者が幅広く、高齢者にとっては利用制限等において使い勝手が不十分であり、利用するには至っていない状況です。白雲荘の今後の存続について私たちに推し量ることはできませんが、風見の丘については、高齢者が楽しく集う老人福祉施設としての機能に乏しく、十分な利用ができません。老人福祉増進の観点からも、高齢者が楽しく集い、活動しやすい環境に施設を改築、あるいは増築していただき、シニアクラブ袋井市の会員や高齢者が活動しやすい老人福祉施設を提供していただくことを要望します、という内容で出ております。  この要望書につきましては、市長と面談をして、そこで手渡しをしているということでございます。この要望をいただきまして、先ほど少し申しましたが、年を明けた1月にこの要望の内容について改築、増築という内容でございましたので、増築についてはなかなか経費もかかるということで、改築でどうかというようなお話をさせていただきましたところ、幾つか、何点か要望をいただきまして、その要望をこちらでいただきまして、これからの風見の丘の改築に生かしていくということでお話を進めさせていただきました。 67: ◯田中委員長 戸塚委員。 68: ◯戸塚副委員長 シニアクラブからそういう要望が出たので検討されたということですね。  実は、先ほど言った5月30日の会議録を見ますと、金原副会長からこのようなことを言っております。要望書に基づくことが大前提となっているが、一連の経過説明において、白雲荘は、今後、大規模修繕も行わず、指定管理期間の終了をもって老人福祉としても終了する。高齢者の風見の丘を利用する方向で考えている旨の説明があった。このような説明の中、シニアクラブの今後の活動拠点がなくなると言われれば、新たな移転先について要望をしていかなくてはならないと思った。利用するに当たっては、白雲荘機能が十分持てることを前提に、風見の丘施設の改修改築の要望をしなくてはならないと考えた。しかし、今回のことの進展が早急過ぎると心配していたということであります。  課長が今言われたのと真逆なような感じを持ちますが、その点についてはいかがですか。 69: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 70: ◯鈴木しあわせ推進課長 今のお話でございますが、去年の要望については、一応そのときにはそのようなお話で要望として受け取ったということでございます。この要望書を受け取ったということにつきましては、これも先ほど申しましたが、6月市議会で多目的室の利用状況についてということで御案内もありまして、これは風見の丘の建設当時にさかのぼるわけでございますが、建設当時にこちらを高齢者の方が利用してということで建設をしたわけでございますが、なかなか使い勝手が悪くて現在まで来ているというところが最初の伏線にあったというお話で、改めて多目的室、こちらの利用について議会でお話が出ましたので、それでシニアクラブにお話をいたしまして、どうしたら使い勝手がよくなるかということで、そこで御協議をさせていただいたということでございます。  その時点では、まだ風見の丘に決定とかという状況ではございませんので、風見の丘も白雲荘の改修も含めて検討するという状況でございました。その後、7月に空調設備が一旦故障をしたと。10月に公共施設マネジメント、こちらが開催された。年末12月にもう一度空調設備が故障したと。そういう状況がございまして、最終的な判断、11月に要望書をいただいたということもございますが、これで風見の丘に舵を切ったということで、2月の市議会に御案内をさせていただいたという経緯でございます。 71: ◯田中委員長 今、質問をしたのは、5月の金原副会長の話を今質問されましたので、そのことについての答弁がなかったように思うんですけど。  鈴木しあわせ推進課長。 72: ◯鈴木しあわせ推進課長 私どものお話と逆のようなということでございますが、どの内容をもってそういうお考えになったかというのは、推し量る部分ではございますが、一応、検討委員会につきましては、5月30日が第1回ということでございまして、それまでは御利用されている皆様に御説明をするということが市の説明会でございました。それまで、5月30日までの説明会では、一部移転を知らなかったとかという利用者もありましたが、おおむねこういう形でまた絵ができたら御提案して、要望についても検討してまいりますというようなお話でございましたので、その5月30日の段階で少し御意見がそういうようなことになったというのは、こちらのほうでも少しわかりかねる部分ではございます。 73: ◯田中委員長 戸塚委員。 74: ◯戸塚副委員長 今、私が言っているのは、当時の課長が移転の話も出ていたと。そういう話が出ていたということは、簡単に言えば、そっちへ行きたいよと言ったという感じを受けるわけですよ、我々は。先ほど、金原副会長から、私、読み上げましたが、要は当局から、もうあそこは使わないで、あっちへ行ってくださいよという話なんですよね、これはね。ですよね。そういうことであると、責任を転嫁しているじゃないですかということですよ、要は。当局の意向でこれは動いているという話でしょう。そういうことの確認をまずはしたいというのが一つ。  それと、もう一つですが、この5月30日に白雲荘で意見交換会がありましたが、当局のほうは、いろいろ御意見が出たのを検討したものを、早急に検討結果を報告するよということで、今、待っているそうなんですが、いまだかつてその返答がないということであります。そういう待っている中でこういう常任委員会が開かれ、また、経過説明があったということに関しては、順番が逆じゃないかというようなこともあるわけでありますが、そういうことを含めて、やはり主に使われているシニアクラブの皆さんとこのことについてはしっかりと納得いくような形で進めるべきだというようなこともありますものですから、ぜひ、今、浅田委員からありましたとおり、いま一度立ちどまってもう少し検討されたらいいじゃないかなという部分があるわけでありますし、また、説明不足ということはあると思うんですよね。そういう部分では、やはり積極的に責任を持ってやっていただかないと、この問題についてはなかなか理解が得られないし、老人福祉の低下につながると私は思っておりますものですから、その2点についてお伺いしたいと思います。 75: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 76: ◯鈴木しあわせ推進課長 白雲荘、市のほうからも風見の丘のほうに移転するよというようなお話をしたということがまず1点と、あと、シニアクラブに第1回の検討会の内容、こちら、まだ報告をしていないのではないか、その2点でございます。  風見の丘への移転につきましては、先ほども申しましたが、要望書が11月に出てきましたので、これ以降につきまして風見の丘についての移転のことについてはある程度そちらに軸足を移した考えで検討させていただきました。年明けて1月に協議を進める中で、来年の予算取りをするなり、そういう検討をするということで、年明けからは風見の丘に移転するということで進めさせていただいております。  あと、5月末に検討委員会を開催しましたが、ここでの内容につきましては、まだ白雲荘は耐震もしてありまして、耐用年数もあと7年、8年ぐらいは使えるのではないかなというようなお話で、ぎりぎり目いっぱいまで使いたいというようなお話でした。要望書は出しましたが、それは白紙にさせていただいて、今ある白雲荘、これをぎりぎりまで使っていきたいと。その後についてはまだ未定であるが、とりあえずはそこまで使っていきたいというお話をいただきました。ただ、こちらにつきましても、一番最初に申しましたが、議会で御承認いただきまして、予算もとって事業を進めているところでございます。ただし、戸塚委員がおっしゃるように、シニアクラブの考えもございますので、そちらにも説明を尽くすことは当然必要だと思います。これから基本設計を行う中で、具体的な要望に対したうちのほうのプランを御案内申し上げまして、さらに丁寧に御説明をしてまいりたいと考えております。 77: ◯田中委員長 戸塚委員。 78: ◯戸塚副委員長 ぜひ、そういう意向もシニアクラブにあると思いますので、しっかりと丁寧に説明をしていただいて、しっかり納得いくような施設整備をしていただきたいなと思っております。  それで、2点ありますが、一つは、全員協議会のときに、白雲荘の場合は修繕すると5,000万円かかるよと。あっちへ行ったら3,200万円ですが、いろいろ話を聞くと、3,200万円じゃなかなかやれないじゃないか、もう少し金額がかかるじゃないかなと思いますが、そこら辺の予算的なものはどれくらいに考えておるのか。そして、白雲荘を移転するということになると、ここはそのまま置いておくということになると、いずれは潰すというか、壊さなきゃいけない。これもお金がかかるわけでありますが、そこら辺の経費的なものの財政負担というのはどのくらいなのかということをまず1点聞きたいのと、それと、一番最後の4ページに、シニアクラブから新たな移転場所を検討することにしてほしいということがございました。例えばあそこの今度行く風見の丘が機能移転をしても、十分その機能を発揮されないという状況、つまり仮宿的なことと判断した場合、例えばほかに違うところの施設があいていればそちらへ移転するというような考えを私は持ってもいいと思うんですよ。えらい先の話というか、どうなるかわかりませんが、例えばホテルが駅前のあそこにできたときに、袋井商工会議所がそっちへ移転した場合は、そこの施設の部屋があくわけでありますので、いずれはそこへシニアクラブの事務局等が入ったり、また、あそこを活用するということも可能であるわけでありますが、そこら辺も含めて私は考えていくべきだと思いますけれども、その2点についてお伺いしたいと思います。 79: ◯田中委員長 鈴木しあわせ推進課長。 80: ◯鈴木しあわせ推進課長 戸塚委員からの御質問でございます。  まずは、風見の丘の改築、こちらの予算が大体どのぐらいかかるか、あと、白雲荘の跡地、これをどうするかと、これがまず1点。2点目が、今後、将来的に風見の丘に移転したとしても、今後の移転についてはどうかという、その2点の御質問だと思います。  まず、1点目につきましては予算。これ、2月の議会で3,200万円ということで、これは本当に概算のことでお答えを申し上げました。現在、基本設計の段階でございますので、御意見を取り入れたりとか、ここを少し、全部が満たされないとかということで、いろいろ取捨選択があると思いますが、これを今重ねている状況でございます。ですので、金額的にはまだ出ていない状況でございますが、3,200万円、要望が多ければ少しふえていくかなということは考えておりますが、今のところ、金額は出せないような状況でございます。  また、白雲荘の跡地利用につきましては、こちらも現在は未定でございます。取り壊しの有無や時期、こちらも含めまして財産管理の担当課と協議を進めてまいりたいと考えております。  あと、風見の丘に例えば今回移転したとして、その次の移転とかという状況でございますが、こちらの例えば風見の丘が老朽化してということになるとか、少し先のことになりますので、またこれは将来的に公共施設のマネジメントの中で考えていくということになろうかと思います。 81: ◯田中委員長 ほかの委員の皆さん。  村松委員。 82: ◯村松委員 今、それぞれ御意見が出ました。実は、ことしも9月に敬老の日が来ます。我々も地域の敬老会へ毎年案内が来ますので出ますけれども、ことしは多分この話が出ると思います。そういうことで、私もシニアクラブの皆さんからでなくて、それ以外の団体、趣味のクラブとか、そういうところからも要望を受けております。  これは、このままいろいろな要望を100%かなえなしに前へ進めると、やはり市のイメージとして、高齢者対策、あるいは高齢者施策が切り捨てまでは行きませんけれども後退へつながっていくという、大変イメージ的に余りいいイメージが持たれないというまちのイメージにもつながっていきますので、これは、ぜひ、しっかり今出た意見を、これは多分皆さんから聞いている意見だと思います。実際に使っている皆さん方から聞いている意見を委員がこういう場で申し上げると。これは普通のことでありますので、こういうことで大変イメージ的に、袋井市のイメージとして、高齢者福祉対策が、これは以前より後退したよというイメージになると大変市のイメージとしてよくないと思いますので、ぜひ部長のほうからいま一度、最終的な、予算も通ったということでありますので、これはこれからどう対応していくのか、心構えを申し上げていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。 83: ◯田中委員長 寺田市民生活部長。 84: ◯寺田市民生活部長 それでは、私のほうから白雲荘の機能の風見の丘への移転の関係についてお答えをさせていただきたいと思います。  高齢者福祉のイメージの減退につながるのではないかという、今、お話でございましたが、資料の2ページに高齢者の生きがいづくりや健康保持・増進がさらに図られると。先ほど、風見の丘の利用を促進するというのが第1のように聞こえたということでありますが、そうではありません。やはりここは健康保持・増進がさらに図られるということだと思います。  それは、風見の丘のプールの利用者の今、個人利用の60歳以上の方の利用が今35%を超えております。そして、トレーニング室については60歳以上が46%を超えておりまして、また、浴室については75%以上が60歳以上ということでございます。シニアクラブ、実際には75歳以上の方が多いと認識しておりますが、シニアクラブの会員の要件は60歳以上ということでございますので、60歳以上の方がそういった施設も御利用いただいて、さらに健康保持、増進に努めるとともに、あわせて、今、こういった施設を利用している方がシニアクラブ、あるいはそういった趣味のクラブのところに参加をしていただくということでさらにそういった高齢者のグループ、あるいは健康増進、保持につながっていければとまず考えているということでございます。  それから、機能としましては、確かに狭くはなりますけれども、まず、向こうにない機能としてはバリアフリー化されているということ、そして、当然浴室もあります。それから、例えばフィットネスの部屋もありますけれども、そういうものについても踊りの練習とか、そういうグループが使う場合には、条例で無料にしていくということも可能だと思いますので、決してそういった高齢者の福祉が低下するといったイメージにならないようにしっかりと取り組んで、要望を聞いて、先ほどからお話がありますように、シニアクラブの皆様、あるいは利用している利用者の方ともしっかり話をして、御理解をいただいて取り組んでまいりたいと存じます。 85: ◯田中委員長 村松委員。 86: ◯村松委員 やはり、これ、高齢者になればなるほど、今使っているところが使いよいと思うんだよね。やはり新しいところへ移るといろいろな不安もあるし、場所的にはそんなに離れていないんですけど、そういうことでいろいろな要素がありますので、これはとにかく丁寧な説明をしていただいて、それと、やはり機能移転もしっかり持っていくと、新しいところへ、そういうことも含めまして万全な体制で進めてもらいたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。これは要望として。 87: ◯田中委員長 ほかにはよろしいですか。  あるいは、先ほど3回までで質問がおしまいになった方で、もしあればお受けしますけれども、よろしいですかね。  浅田委員。 88: ◯浅田委員 今、部長が言われた意見というのは、少しおかしいと思うんですよね。風見の丘を利用している人はかなり高齢の人もいますよと。その人たちがシニアクラブとまた接点を持ってやればいいんですね。白雲荘を利用している方もいろいろな施設があるからと言われるけど、今問題になっているのは、白雲荘を利用している方が風見の丘を利用できないと。ここが一番問題なんです。風見の丘を利用している人がシニアクラブへ入ろうが、それは入ってくれればすごくいいですし、それはそれでいいんですよ。だけど、問題になっているのは、白雲荘を利用している方が風見の丘を利用できなくなるというのが問題なんですよね。ここをきちっとしてほしいのですよね。 89: ◯田中委員長 寺田市民生活部長。 90: ◯寺田市民生活部長 今おっしゃられたのは、済みません、白雲荘を利用されている方が風見の丘を利用できなくなる。 91: ◯浅田委員 今利用している方ね。なるのが問題だと。それはなくさないといかん。そのためにきちっとした施設をしなきゃならんのが一番大事なことです。 92: ◯寺田市民生活部長 白雲荘を今利用されている方が、今度、風見の丘に機能移転をして使われると。その方は別に風見の丘を当然使うことはできるものですから、逆に使っていただいて、先ほどの話は健康保持や健康増進をそういう皆さんもしていただければありがたいというお話ですね。それから、逆にまだそういう趣味クラブやシニアクラブへ入っていない60歳以上の方がたくさん利用をされていますので、風見の丘で。そういう方がそういうことをやっているということを、そこの今度の多目的室でそういう利用をされているということを知って、そういう会にまた加入をしていただきたいと申し上げたつもりだったんですが、少し、今、お話と違うことを指摘されたように思いますけれども。 93: ◯田中委員長 よろしいですか。じゃ、大庭委員。 94: ◯大庭委員 これ、正副委員長に最終的におまとめしていただくことになると思うんですが、今のままの答弁だと、改築を前提に現状のまま粛々と進めると。それで御理解をいただくように丁寧な説明をするということだものですから、市の方針は変えずにシニアの皆さんに御理解をいただくということで今話されているということで、本当にそれでいいのかということをいま一度詰めなきゃいかんと思うんです。  その中で、我々、一応決定機関だものですから、さきの全員協議会、事前協議かどうかは別にして、前年度の民生文教委員会で、あるいは全員協議会で方向性が話されて、それだったらその方向で進めてもいいのではないかというところに至った一番の原因としては、シニアの皆さん方が向こうに移転することを了としているということがスタートにあったと思うんですよ。  これが、何の引き金がスタートになったかというと、いわゆる空調、これが小1,000万円かかると。この1,000万円かかること、2基で2,000万円もしかかったとしても、直してでも今の機能をそのままにするか、向こうに移ったら幾らの費用がかかるのか、全く一緒に機能移転をしたときにね。さっきの話だと、お酒を飲むのも可能だと思いますなんて、片や健康増進施設だからお酒はというような話というのは、この2月の全員協議会にはもちろん出ませんでしたし、こういう一番大事な肝となるような機能移転について、十分な議論がされていたかどうか、私、今の時点で非常に心配になるんですよ。  それどころか、しっかりトップのほうで判断していただきたいのは、現状維持で幾らかかって、移転して幾らかかるのか。移転して機能展開をしたときに、機能を拡張したときに、増築したときに幾らかかるのか。この比較の中で、議会の皆さん、どうしますかといえば、その判断はできましたよ。  1,000万円、2,000万円もったいないから、とにかく、この際、公共施設マネジメント的な複合施設的なことを考えたいというようなことも、いろいろなものが交錯して前へ進んだんですが、整理しなきゃいけないのは、公共施設マネジメントというのは、現白雲荘、あと、7年、8年もつとしたら、それをもう5年でも6年でも長寿命化するということも一つの案だと思います。あわせて、風見の丘の施設に複合的な機能をするというのは、これは公共施設マネジメントの重要な視点なんですが、しかし、そのときに夢のある施設になればいいですよ。シニアの皆さんが向こうへ移ったら、これもある、これもある、今までよりも機能が充実するねというところで議論がされることが公共施設マネジメントの大前提なんですよね。1丁目1番地。だからいま一度ね。  部長のほうは今までのことがあると思います。それで、我々議会も聞いていた情報がシニアの皆さん方が行きたい、行ってもいいということが前提でいましたけれども、いま一度丁寧な説明の中では、シニアの皆さんの総意、一部の皆さんじゃなくて、総意の中でどういうようなことが望まれるか。そして、その機能が本当に移転できるのか。しかも俯瞰的な見方をすれば、公共施設マネジメント的なところで、袋井市の将来にとってプラスの機能となるのかということを十分いま一度議論していただき、今のままでいくのはまずいですね、やはり。話のボタンのかけ違いがありましたから、そもそもが。それは、シニアの皆さんからもしっかり聴取していただきたい。それと、市当局も機能移転しますといって、私たちは預けているわけですが、機能移転できなかったらそれはまずいですよ、やはり、賛成できない。  それについて基本的なところで寺田部長のほうから、これで市長を交えて話をしたときに、それはまずいじゃないかと言われちゃって話が前へ進まなくなると困ると思うんですよ、現実問題ね。それだけ部長のほうから決意も含めて御発言いただきたい。 95: ◯田中委員長 寺田市民生活部長。 96: ◯寺田市民生活部長 まず、お酒の話なんですが、これは、実は今も大っぴらにはしていないんですが、あそこの研修室といいますか、多目的室は一応飲めるんですね。ですので、これが移転したときも飲めます。これは間違いありません。先ほど課長のほうから考えるというお話でしたが、お酒は、あそこの多目的室は飲めます。今も大っぴらにしていないんですが、飲んでお風呂へ入ったりプールへ入ったりはできませんけれども、もともとそういうことで、条件としてあそこのところをつくりましたので、そこは今も実際には飲める。そこだけは一つ補足をさせていただきます。  それから、全体的なシニアの総意を得て機能移転ができる、そして、今、お話がありました夢のある施設にというお話でございます。私も実はここの理事会、検討委員会のときにほかの仕事が入っていまして、出席ができなかったんですが、これで先ほど課長が申し上げましたように、基本設計のたたき台のようなものができてまいりますので、それを持ってこの検討委員会、あるいは各利用者の皆さんとお話をさせていただきたいと思っています。その中で、ぜひ御理解をいただくということと、しっかり説明をしていきたいと思いますし、あと、必要があれば、もっと幅広くシニアクラブの皆さんにも御説明に上がりたいと思います。  あと、金額につきましては、増築を、実際に私ども、副市長を初め、非常に実は昨年悩みました。これをそのまま改修して今のままいくか、あるいは風見の丘を改修するかというようなことを非常に実は悩みまして、かなり議論を重ねて、副市長を連れてそこの風見の丘、そして、もう一つ、白雲荘を見て、その後にも議論を重ねて、非常に実は迷ったところでもございます。  しかしながら、やはり最終的には先ほど申し上げたような理由で風見の丘に移転を、もちろん要望もあったということもありますけれども、風見の丘に移転をしていこうと。それがやはり一番望ましいのではないかなということで決定をしたところでございますし、市長もそのように判断をしたものでございます。したがいまして、できる限りの要望をお聞きして、機能移転が図られるように取り組んでまいりますので、ぜひ、また、これについてはこの委員会にも逐次御報告をさせていただいて、また改修の計画、あるいはシニアクラブの皆さんとのお話し合いの結果をこの委員会にも何回もお話をさせていただいて、キャッチボールさせていただいて、また来年の改修の予算要求に上げてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。 97: ◯田中委員長 大庭委員。 98: ◯大庭委員 とにかく二兎を追う者、一兎も得ずという言葉がありますけれども、あれもこれもと考えて中途半端な施設にしてしまって、かえってこの選択は間違ったと後で憂いのないように、やはり公共施設マネジメントなんかの基本は、複合したことによって今までより、1足す1が2でなくて、1足す1が3になっていくイメージ、それを考えるのが基本だとされているわけです。ぜひとも増築も必要ならしっかりするぐらいのことを考えて、そして白雲荘の跡地利用をどうするかということ、トータルとしてしっかりこの際、いま一度、やはりシニアの皆さんがここに来て、そういうお迷いになっている、あるいは違った御発言をされる方がいらっしゃるということは、内部の話し合いももちろん必要だと思います。また、それには丁寧な説明が必要だと思いますので、両面から話をしっかり進めていただきたいと思います。要望だけさせていただきます。この議会に違った情報が入ってきて、その違った情報に基づいて我々が判断することのないようにお願いしたい。 99: ◯田中委員長 ほかにはございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100: ◯田中委員長 では、一応、議論が出尽くしたわけではありませんけれども、それぞれの委員の皆さんから大変示唆に富んだ意見をいただいたと思います。当局におかれましては、今、それぞれの委員からの要望もありましたし、質疑もありましたことをよく念頭に置いて、今後、当局では進めていただきたいなと思うところであります。  当然、シニアクラブの皆さんとの話し合いもこれから細かくされるという、丁寧にされるということでありますけれども、一つには、設計が出た段階で話がきちんとできる、そういう段階なのかなとも考えておりますので、そこら辺の時点で提示できるもの、納得いただけるような話し合いをして、それぞれ中身の濃い議論をしてもらいたいなと。その上で、また次の委員会のほうにでも資料を提供していただきたい。そのように考えております。ぜひ、当局の皆さんの本気の進展をお願い申し上げたいと思います。  では、本件につきましてはこれで終了とさせていただきます。  ここで休憩といたしまして、11時10分から会議を再開といたしたいと思いますので、それまで休憩といたします。                (午前10時55分 休憩)                (午前11時09分 再開) 101: ◯田中委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたしたいと思います。  ────────────────────────────────────────         エ 「袋井市総合体育館整備及び運営事業」基本設計について
    102: ◯田中委員長 次に、報告事項の4番目、エとして「袋井市総合体育館整備及び運営事業」基本設計について、当局の説明を求めます。  幡鎌スポーツ推進課長。 103: ◯幡鎌スポーツ推進課長 (省略) 104: ◯田中委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について質疑などがありましたらお受けいたしたいと思います。  村松委員。 105: ◯村松委員 以前、下水の整備もということで、公共下水、この関係、どうなっているか、わかったらお願いしたいなと思います。 106: ◯田中委員長 幡鎌スポーツ推進課長。 107: ◯幡鎌スポーツ推進課長 こちらの今後のスケジュールでいったときの周辺道路整備というのが書いてございますが、下水の関係、当然道路の中に埋設しますので、道路の工事とあわせてやるということで、今、下水道課のほうと、あと、事業者のほうとうちのほうと三者で話をしております。  今、ここでいうところの南側の道路上につきましては、市のほうで公共下水を入れてきて、施設内につきましては工事の中で対応させていただくというような計画で話は進めております。 108: ◯田中委員長 村松委員。 109: ◯村松委員 それと、もう一点、地元の消防団の訓練の会場、ここ、いつも一月近く早朝訓練で借りているわけですけれども、この関係が工事中も駐車場のほうがこの絵でいきますと、改修というか、整備がなされないと思いますけど、その間、使えるのか、その計画があるのかどうか、お願いします。 110: ◯田中委員長 幡鎌スポーツ推進課長。 111: ◯幡鎌スポーツ推進課長 今のところは、特にそういった御相談を受けていないものですから、具体的に使うということは計画はしておらないんですが、実際に工事でどこまで支障があるかというのは、我々もわかりかねるところがございますが、今、委員がおっしゃっていただいたように、支障がない範囲でそこをお使いいただけるのであれば、また御相談させていただく中で対応させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 112: ◯田中委員長 村松委員。 113: ◯村松委員 やはり消防団の訓練は、場所の広さもそうですけれども、早朝訓練になりますので、周囲の理解もいただかなければいけないので、なかなか新しいところを探せというと、それこそ準備期間が必要でありますので、もし使えるならそのままでいいですけれども、使えないとなった場合には、早目に分団のほうへ連絡をしていただかないと支障が起きるかなと思いますので、その点は一つよろしくお願いします。 114: ◯田中委員長 幡鎌スポーツ推進課長。 115: ◯幡鎌スポーツ推進課長 二つほどお話があると思うんですが、一つが、今、委員がおっしゃっていただいた工事の間、それと、もう一つが完成した後の利用というのがあると思います。完成した後につきましては、まだ具体的に協議をさせてもらっているわけじゃないんですが、施設に委託管理者にそういったことでそういった利用もさせていただきたいというのはお話しさせていただきたいと思います。  工事につきましては、今、お話しさせていただいたように、支障がなければ問題ないんですが、もし支障があるということであれば、委員がおっしゃっていただいたように早目にお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 116: ◯田中委員長 そのほかにはいかがでしょうか。  大庭委員。 117: ◯大庭委員 第一、第二の駐車場の関係なんですが、ここで書いてある12.25だとか11.75というのは、これ、GL値ですよね、多分。               〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 118: ◯大庭委員 そうすると、今までパイオニアの取りつけ道路のところからこのベージュというか、クリーム色で南北にこの道路が敷かれるようになるわけですが、これがいわゆるレベルで引かれるようになると。従前は、一番南側が高くて、北側にずーっと下がっていたわけですよね。今度、真ん中は平に、レベルにしておいて、水は東西にはいていくように35センチぐらいの差を設けるとなっているんですが、これで調整機能は十分、要するに一番北側の調整池と、それから駐車場が調整機能になっているわけですが、これで十分満たされるという考えなのか、これがまず1点ですね。  それから、上久能26号線、この道路が、今、深さ1メートルぐらいの側溝になっていまして、人が落ちたりすると危険なところです。上久能の下側、26号線の側溝というのがあるんです。また、課長、時間があったら見ておいてもらいたいですが、かなり深い。それで、全部溝ふたがついていないんですよ。それをこれから多くの皆さんが歩いたり出入りするようになるとかなり危険になるものですから、この道路についての改良をどのように考えているか、二つ目。  3点目は、トイレの数が数えても割と少ないんですが、今回、当該施設は防災の機能を果たすということで、防災倉庫もあるんですが、万が一ここに避難をするというときに、いわゆる屋外施設のトイレが1カ所ぐらいしか見当たらないんですが、このトイレが大体何基ぐらい全部で予定するのか、中で幾つ、外に幾つ予定するのか、それを教えてください。  それから、三つまでと言ったんですが、もう一点だけ。格技場の7ページの武道場、真ん中はパーティションをつくるのかどうなのか。それと、以前、話の中で、できれば格技場は女子も最近使うものですから、着がえのところはその中にと言っていたですが、これで見ると更衣室は外側になっているんですが、そもそも大体武道場の器具庫というと畳だけ、柔道の畳を全部積んでおくと中へ入れないですよね。そこの更衣室的なものがむしろ中に入れられないのか、それで、畳がこれで何枚入る予定なのか、そこら辺についてお伺いしたいと思います。 119: ◯田中委員長 幡鎌スポーツ推進課長。 120: ◯幡鎌スポーツ推進課長 まず、1点目の駐車場の高さの関係でございますが、今、基本設計をお話しさせてもらって、まとまりましたよということでお示ししたんですが、基本設計につきましては、主に建物のほうの協議ということで、造成のほうの協議というのは余りなされていませんで、今、委員から御指摘があった高さの話は、当初提案していただいた高さがここへ入っているということで、実際は、この計画だと、先ほど、私、御説明させてもらったように、第2駐車場に降った雨というのは、調整池のほうに入らないんですね、このままだと。雨水貯留槽のほうに入らない。ですので、実際は、この高さというのは、今後、詳細設計の中で直させてもらうということで、大変申しわけないんですが、そういう状況の、今、数字が入っていると。  駐車場自体には調整機能はございませんので、あくまでも地下式のところに落としてから向こうへ行くというようなことです。  それから、二つ目、26号線の側溝が深いということで、私、申しわけないんですが、道路につきましては、建設課のほうでやっていただいているものですから、そこの設計図まで全部頭に入っていないもので申しわけないんですが、当然、多くの人が利用するにかかわらず、溝ふたなしでそのままの状態ということでは危険ですので、少し確認させていただいて、当然安全対策のほうをとらせていただきたいと思います。  それから、3番目のトイレのお話ですが、実は、説明をしなかったんですが、子ども広場のところにマンホールトイレ兼ベンチというのがございます。18基ということで、これが災害のときにトイレにかわるベンチだよというものをこちらのほうに配置します。当然、周りを囲った形で、簡易にトイレを利用していただけるというような状態になりまして、実際に災害が起こったときに、屋外トイレがどれだけの利用ができるというのは、当然、水の関係なんかで利用ができるかどうかというのがあると思いますが、こちらのマンホールトイレにつきましては、こちらのほうに水を流すようなことを考えてポンプとかも配置してありますので、災害があっても実際にここで用を足していただくと水洗で流れるというようなトイレをこちらのほうに配置します。  それから、格技場につきましてはパーティションがつきます。ですが、更衣室につきましては、今、委員、御指摘があったように、外側にあるということでございます。そこの議論というのは、正直言って、なされていないんですが、また御提案をお聞きして、もし不都合等があれば協議をしてまいりたいと。必ずしもできるかどうかというのはわからないんですが、また御相談させていただきたいと思います。  それから、畳が何枚かというのは、またお調べして御回答させていただきます。済みません。よろしくお願いします。 121: ◯田中委員長 大庭委員。 122: ◯大庭委員 調整池は、いわゆる中に埋設型にすると。その割にはまだ35センチぐらいかなり勾配を持っているなと感じたものですから、それはそれで車が水没さえしなければいいものですから、それだけ承知しました。  それから、道路の件については、またそういうことで検討しておいてください。周辺道路ということで、今までこの道路というのは、上久能の26号線だとか、あるいは13号線はそこそこ使っているんですが、余り使わない道路がかなりの頻度で使われるようになります。北地区というか、地域の皆さん方との問題もありますので、これについては原課以外の建設課との協議もお願いします。  それから、防災の件、わかりました。マンホールトイレ、数がわからなかったものですからお話ししたですが、これ、特別委員会なんかでも提案している内容だったものですから、こういうように外につけていただければ随分対応がいいじゃないかなと思いました。  あと、格技場なんですが、当初の予定では、PFIの事業者に対しての実施方針、要求水準を出したときには、ふだんは剣道場扱いにすると承知をしています。また、そういう要望をしてあります。必要なときに畳を敷いて柔道に使うと私は承知しているんですが、そうなっていると、ふだんは柔道の畳が全部しまって、板の間になっているという状態なんですよね。そうすれば、いわゆる空手だ、剣道だ、少林寺だというような武道以外にも多目的にも使えるということがあるんですが、一方では、いろいろな人たちが使うということで、特に剣道なんかの場合は、御案内のように防具を棚に入れるだとか、そのサイズに合わせた壁面の棚みたいなのが求められるわけです。ぜひとも設計者はいろいろなところをしている方だと思いますので、この格技場の所期の目的にかなった施設の設計をこれから詳細にわたって詰めていくと思いますので、よろしくお願いします。いずれも要望でありますので、よろしくお願いします。 123: ◯田中委員長 ほかにはございませんか。  山田委員。 124: ◯山田委員 別添資料の4ページなんですけれども、交通というか、車の移動に関してなんですけれども、大会時は上久能26号線のところに入ってくるようになっておりますけれども、これは将来的には一方通行ということにするんですか、でなくて一般車両も、ここ、絶対通らないということはないんですけれども、いつ大会があるのかというのはわからないんですけど、必ずしも、一方通行であれば安全なんですけれども。  あと、赤い線が歩行者と自転車となっているんですけれども、これも一般車両が通る、今も少ないんですけど、車が通ろうと思えば通れる道なんですけれども、今後どういうようにするのか、お伺いします。 125: ◯田中委員長 幡鎌スポーツ推進課長。 126: ◯幡鎌スポーツ推進課長 山田委員の御質問にお答えを申し上げます。  これ、大変申しわけないんですが、今、上久能26号線からだけのみ紺色の矢印が行っちゃっているんですが、実際は真ん中の南側からも入れるような計画であります。南側からも実際、この水色の今点々とあって、大会時じゃなくて一般のときの車両の通行があると思うんですけど、ここからも入れるよということで、全部26号線のほうから、大会のときはそこだけ入れるということじゃないです。申しわけないです。これ、本当は二重に水色と紺と両方とも、ここ、矢印を書いておくべきだったんですが、今、水色しか書いていないんですけど、実施は南側からも入れるし、西側からも入れるような状態になります。  一方通行かどうかというお話なんですが、こちらにつきましては、今のような形態で利用させていただいて、当然、誘導員等、配置しますので大会時には、そういったことで安全確保をしてまいりたいということで、特には一方通行にするというような考えはございません。ただ、一方通行といったときに、中の駐車場につきましては、一方通行で交差しないような形で計画はしております。 127: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128: ◯田中委員長 特にないようでありますので、本件についてはこれにて終了といたします。  ────────────────────────────────────────         オ 平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価 129: ◯田中委員長 では、次に、オ、平成28年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価についてを議題といたします。  当局より説明を求めます。  早川教育企画課長。 130: ◯早川教育企画課長 (省略) 131: ◯田中委員長 当局から説明をいただきました。  質疑につきましては午後に行うこととして、ここで暫時休憩といたしたいと思います。午後の部は13時15分から始めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、以上で午前の部を終了といたします。                (午後零時02分 休憩)                (午後1時14分 再開) 132: ◯田中委員長 それでは、休憩前に引き続きまして会議を再開いたしたいと思います。  最初に、先ほどの午前中の部でスポーツ推進課の事項について若干宿題がございましたので、幡鎌スポーツ推進課長のほうからその件について答弁をお願いいたします。 133: ◯幡鎌スポーツ推進課長 済みません。  先ほど、大庭委員のほうから御質問がありました畳の枚数の関係でございますが、資料の7ページのほうを見ていただくと、武道場兼多目的フロアということで絵がありますが、この右側を見ていただくと、7.5の7.5という数字が見れると思うんですけど、15メートルということで、実際は、畳を敷く部分は8間、8間掛ける8間ですので、64坪の128畳が一つの四角で、それが2面分ありますので256畳分ということです。ただし畳のほうが、今、私が言ったのは一般的な家庭にある1.8の91センチの畳の話をしているんですけど、今、こういった武道場とかに使う畳が国際規格の畳があって、それが2メートル掛ける1メートルの大きさなんだそうですよ。ですので、何畳といった場合に、今言った普通の畳と比べたら大きさが違うものですから、枚数も変わってくるんですけど、一応ここに書いてある絵は256畳分ということでお願いします。 134: ◯田中委員長 大庭委員、よろしいですか。  それでは、先ほどの午前の部の続きということで、教育委員会の点検評価の報告書の案件について説明をいただきましたので、委員の皆様のほうからこれについての質疑がありましたらお願いをいたしたいと思います。  浅田委員。 135: ◯浅田委員 済みません、3点教えていただきたいと思います。  1点目は、10ページに書かれている教育委員会会議の活性化の中で、いわゆる教育委員協議会というのがあって、事務局と教育委員の事前協議や意見交換の場としてありますけれども、こういう組織がどのような形でつくられているのか、参加されている方はどういうことなのか、教えていただきたいというのが1点目。  2点目は、おいしい給食の関係で、今回は地場産品を使うことがなされていますけれども、平成28年度中に給食センターの都合で給食をやめたということがあったんじゃないかなと思うので、その辺について確認をさせてください。  3点目は、20ページで、地域で子供を育てるということで、「育ちの森」内の施設及び市内子ども支援機関との連携の充実ということがAというような形でずっと評価されていますけれども、確かに相談に行った人がその相談に関して満足されているんだけど、「はぐくみ」というのは、かなり利用が制限されますよね。その点で、県の許可をとった民間施設、就学前の障害を持つ、あるいはそういう可能性のある方の施設というのが袋井にもありますけれども、現実にはそういうところが袋井の人が通っていないという現実がずっとあるわけで、相談を受けた人にそういうところを紹介したりということができていないんじゃないかなと僕は思っています。そういう点で、そういう事実があるということは承知されているのかどうか、確認させてください。 136: ◯田中委員長 早川教育企画課長。 137: ◯早川教育企画課長 浅田委員の御質問のうち、教育委員協議会につきましてまずお答え申し上げます。  教育委員協議会でございますが、教育委員会の定例会の終了後に行っております。これにつきましては、政策、またはそういったもの、政策の形になる前にあらかじめ教育委員と協議をしておくべきものにつきまして非公表の場で協議をするということで、定例会とは別に教育委員協議会というものを持ちまして行っております。メンバーというか、出席者につきましては、教育長、それから教育委員、それから事務局としての教育企画課、あと、案件のある課で事前の意見交換の場というような形でこの協議会を開催している次第でございます。  あと、御質問の二つ目の学校給食につきましては、おいしい給食課で、そして、三つ目の「育ちの森」に関するものにつきましては、すこやか子ども課のほうで答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 138: ◯田中委員長 川村おいしい給食課長。 139: ◯川村おいしい給食課長 それでは、浅田委員の給食の中止をした回数についての御質問にお答え申します。  平成28年度につきましては、台風で給食を中止にしたという回数が2回ございました。そのほかは、特に、給食センターの都合等で中止の回数はなかったということでございます。 140: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。    〔「もう一度大きな声で、聞こえなかったですので、もう一回」と呼ぶ者あり〕 141: ◯田中委員長 さきのおいしい給食課長の話。          〔「もう一回、もう少し大きな声で」と呼ぶ者あり〕 142: ◯田中委員長 済みません、耳の関係で聞こえが悪かったということでありますので、再度、大きな声でよろしくお願いします。 143: ◯川村おいしい給食課長 昨年度、給食の中止の回数ということでございますが、台風による給食の中止が2回ということでございます。 144: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 145: ◯乗松すこやか子ども課長 浅田委員の質問のうち、「はぐくみ」の関係で御答弁をさせていただきます。  「はぐくみ」につきましては、早期療育支援センターというようなことで、療育手帳を持たれたお子さんがこちらの施設を利用することになります。市内には、浅田委員からお話があったとおり、さまざまな民間の療育施設もございますので、それぞれ保護者の利用形態に合わせてそれぞれを利用されているような状態かと思います。  こちらのほうで民間施設を案内していないのではないかというようなお話ですけれども、その辺については、しあわせ推進課とつながりを持ちながら、保護者の皆様の御利用されるような形態に合わせたものを御案内させていただいていると認識しております。 146: ◯田中委員長 浅田委員。 147: ◯浅田委員 済みません、最初の教育委員と教育長、教育企画課長等の教育委員協議会というものですけれども、私も平成28年度、何回か教育委員会を傍聴させていただきました。この中でも、教育委員会議の活性化というような名目で書かれています。傍聴した中で感じるのは、非常に形式的だと。よく論議がされないなと思っていたわけですけれども、そういう点で、ここに書かれているように、事前協議、それから意見交換の場としてそういうような形で行われているということですけれども、これについては、政策決定前のことで公表されない、されてはいないものです。2番目の中でも教育委員会の課題の中で情報公開の情報を提供することの大事さについて書かれていて、ここもAになっているわけですね。そういう点で、教育委員協議会というのが、教育委員会として論議し、深めなければならない課題がそこで論議され、教育委員会は本当に形式的な場になっているような気がして仕方がありません。  そういう点で、この内容はいいのかどうか。教育委員の方と事務局の方が情報を交換し合うことはもちろん大事なことですし、これまでもやってこられているし、教育行政を進める上で根本的なことだと思いますけれども、同時に、教育委員会として論議し、決定していくということも一つ大事なことであり、その中で情報が公開され、市民の意見が反映されるということも大事なことで、僕はそういうような観点からすると、この協議会というのが逆の働きをしているような気もしてならないんです。この辺についての考え方を聞きたいのが1点目。  それから、今、「育ちの森」の中で「はぐくみ」を紹介されているということで、非常に相談した方が、ここに書いてある、満足度は95%とあるように、それに的確に相談されているように思うんだけれども、先ほども言いましたように、「はぐくみ」は、その順番というか、その期間が何回かこうあってやりますよね。実際には、連日といかなくともいいけれども、いろいろ利用したいという方がおられるんだけれども、そういうことを市が紹介してくれない。そういう施設が袋井市の市内にあるにもかかわらず、実際に来ている子供は近隣の市町の方だというのは、少し僕は矛盾しているように思うもので、そういう点の連携がどうなっているのかをお聞きしたいです。 148: ◯田中委員長 早川教育企画課長。 149: ◯早川教育企画課長 浅田委員の教育委員協議会が逆の働きをしているのではないかというような御意見、御質問につきましてお答え申し上げます。  この教育委員協議会ですけれども、先ほど申しましたように政策になる前の段階で意見交換をということで始めております。教育委員会の定例会に案件として出してまいっておりますけれども、その折にはしっかりとした骨格と、それから実施の方策まで固めた中で教育委員会の定例会に提出をさせていただいて、協議、または報告等をしていただいているという状況でございます。そうした中で、そのような形になる前に、政策決定の前に教育委員たちの御意見が反映できるように、また、そういった中で御意見をいただくことで教育委員の意見を反映した施策ができていくということで始めたものでございます。  内容につきましては、意見交換という形のものでありますので、特に公表をしてはおりません。ただ、御存じのように教育委員会の定例会につきましては、こうした協議会の意見交換の後に政策、または協議事項、報告事項として出ておりますし、そういったものについては公開をしている次第ですので、情報公開という部分につきましても、案件につきましては公開をさせていただいていると考えております。 150: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 151: ◯乗松すこやか子ども課長 浅田委員の再質問にお答え申し上げます。  まず、「はぐくみ」の施設ですけれども、こちらは先ほども申し上げたとおり、早期療育支援センター、療育支援センターの一つの施設として公が設置しているものでございます。民間の施設は、それぞれ民間で運営をされておりまして、市内にも民間の施設がございます。
     「はぐくみ」については、袋井市民が利用されているような形になりますけれども、民間の施設につきましては、市外の方といったお話がありましたけれども、その辺については、こちらのほうでは把握し切れていない状況でございます。療育手帳の交付については、しあわせ推進課のほうで行っておりますので、しあわせ推進課と連携を図りながら、「はぐくみ」については公的機関というようなことで、幼稚園につながっていったり、保育園につながっていったりというようなところもありますので、保護者の皆様のそれぞれのニーズに合わせて、「はぐくみ」を利用されるのか、それと民間を利用されるのかという部分については、今後、少ししあわせ推進課と連携を図りながら市民の皆さんが最大のサービスを利用できるような状況をつくってまいりたいと思います。 152: ◯田中委員長 浅田委員。 153: ◯浅田委員 言われていることはよくわかるんですけれども、ここに書かれているように、「育ちの森」内の施設及び市内子ども支援機関との連携と書かれていますよね。この市内の子ども支援機関の中にそういう施設が入らないと考えているんですかね。もう少しそういう点で全体として子供たちを育てるような対策はとれないのか。今、言われたように公でやっているのは公でこうやっています、民間についてはそれぞれの御父兄の御判断ですと。これでいいのかどうか、最後、お願いします。 154: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 155: ◯乗松すこやか子ども課長 浅田委員の再々質問にお答え申し上げます。  「育ちの森」につきましては、今、お話のあった取り組み以外に子ども支援室「ぬっく」といったことで、子供の相談窓口となっている施設がございます。そちらを中心として「育ちの森」では早期療育支援センターや不登校のお子さんを相談したり、また、通所するようなひまわりという施設、また、外国人の初期支援というようなことで「育ちの森」を運営させていただいております。それに連携をしまして、市の施設であります総合健康センターでありますとか、学校、幼稚園、保育園と連携を図りながらというようなことで、まずは市の公的機関が連携を図らせていただきますが、その中でも今お話があったような民間についても連携を図る必要があるようであれば、また連携を図りながら事業を進めていきたいと考えております。 156: ◯田中委員長 そのほかにはいかがでしょうか。  山田委員。 157: ◯山田委員 16ページなんですけれども、親スキルアップ事業についてお伺いします。  やはり親スキルアップ事業というのは非常に大事、大切なことだと思うんですけれども、これが幼稚園とか保育園、保護者会、PTAの行事として年1回開催するとうたっておりますけれども、年1回で実際に本当にスキルアップができるのかどうか少し疑問ですので、そのことについて。  また、目標の参加者数が2,000人に対して、1,741人が参加したとうたっておりますけれども、実際、対象者というのは何名に対しいらっしゃるのか、お伺いいたします。  それから、もう一つなんですけれども、28ページの歴史文化館、郷土資料館なんですけれども、これは平成28年度なんですけれども、今年度から松下コレクションも浅羽の支所に展示させてもらっておりますので、これからはこの数字もここの欄に入れてほしいと思いますが、どうでしょうか。 158: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 159: ◯乗松すこやか子ども課長 山田委員の御質問のうち、親スキルアップ講座の関係につきまして答弁させていただきます。  まず、年1回の開催でいいのかというようなお話でしたが、こちらについては、対象としては公立幼稚園、保育所、また、民間の保育所、幼稚園につきましても希望のあるところについてはこの事業を行っていただいているところでございます。年1回の開催になっておりますが、これ以外にそれぞれ幼稚園の独自事業として親御さんを対象にしたさまざまな講演会活動もやっていただいておりますので、市としてスキルアップ講座としてやらせていただいているのは1回というような状況になっております。  対象者は何人かというようなお話ですが、幼稚園と保育園のそれぞれの入所されている方全員がまずは対象者と考えますので、3,000人前後のお子さんがいらっしゃいますので、お二人、3人いらっしゃる方についてはそこから人数を引く必要がありますけれども、子供の人数でいえば3,000人くらいのお子さんが対象になっておりますが、対象はその保護者という形になりますので、御了解いただければと思います。 160: ◯田中委員長 杉山生涯学習課長。 161: ◯杉山生涯学習課長 私からは、山田委員の歴史文化館、郷土資料館事業の入館者数に松下コレクションの数値を入れてはどうかという御質問にお答えいたします。  今回、報告をさせていただいております事業につきましては、教育委員会が所管する事業でございまして、こちらで持っている歴史文化館、郷土資料館、近藤記念館とさせていただいております。  松下コレクションは、浅羽支所の3階にございます。私どもの歴史文化館は2階にあり、目的は、袋井の歴史を学び、郷土に誇りを持っていただくことです。お茶の歴史と市内の歴史、そういった歴史を学ぶ共通点があることから、現在、歴史文化館の企画展や講座を開催する、また郷土資料館の企画展や講座を開催する場合、チラシに松下コレクションの御案内を一緒にしまして、連携して相乗効果でPRを図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 162: ◯田中委員長 山田委員。 163: ◯山田委員 ということは、PRはしますけれども、この数字としては入れないということなんですか。わかりました。  やはり市としても今後も年1回しか親のスキルアップ事業というのは手がけないのか、できたら回数をふやしてほしいというのが私の気持ちなんですけれども、どのように考えておりますか。 164: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 165: ◯乗松すこやか子ども課長 山田委員の再質問にお答え申し上げます。  親スキルアップ講座につきましては、これまではスポーツ関係についても親スキルアップ講座でやらせていただいておりました。平成28年度からは、地方創生のアクティブ育児プログラムということで、スポーツ関係についてはスポーツ推進課のほうで実施していただいている形になりまして、平成27年度ですが、そのような形になりまして、平成28年度については、スキルアップ講座については、すこやか子ども課に関係している特に親の子供との接し方であるとか、育児の関係で保護者の皆さんが御理解いただくようなことについて講座をやらせていただいております。2回以上というようなお話もあるんですけれども、先ほど申し上げたとおり、それぞれの園が独自性を持って親の皆さんにそれぞれ伝えたいことについてはPTAの関連と含めて講演会をやっていただいておりますので、まずはそのような形で各園のほうで独自性を持ってやっていただければと思います。 166: ◯田中委員長 山田委員。 167: ◯山田委員 じゃ、各園でやったということに対しての報告は受けておりますか。 168: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 169: ◯乗松すこやか子ども課長 山田委員の再々質問にお答え申し上げます。  PTA活動等でやっていることにつきましては、手元にはないんですけれども、それぞれの園でどのようなことをやっているかという部分については、今後、それぞれの園から報告をしていただいて、すこやか子ども課で取りまとめてまいりたいと思います。 170: ◯田中委員長 そのほかにはいかがでしょうか。  戸塚委員。 171: ◯戸塚副委員長 12ページの(4)各行政機関との情報交換という中で、目的の2番目に、市議会議員等各行政機関との意見交換・情報交換をし、広い視野を持って教育行政にあたるということで、達成及び評価の説明の下のほうには、一方、教育委員と市議会議員や社会教育委員との意見交換会については開催には至らなかったということでありますが、この至らなかった理由についてお伺いをしたいと思います。また、平成29年度の対応としては、このような意見交換会をやるように努めるということでありますが、これについて具体的な予定はあるのかどうか、お伺いしたいと思います。 172: ◯田中委員長 早川教育企画課長。 173: ◯早川教育企画課長 戸塚委員の御質問にお答え申し上げます。  市議会議員との意見交換の開催に至らなかった理由でございますが、民生文教委員会の皆様も、昨年度、小中一貫教育とか、そういったもので大変いろいろなところに視察に行っていただいて、勉強会等、学習をいろいろしていただいておりました。それで、教育委員のほうもやはり同じような形で小中一貫も含めた中でのいろいろな研修や現場視察等、行っておりましたけれども、意見交換をする内容というか、そういったものの中でいろいろ項目等を考えて調整をしたわけなんですけれども、お互いにたくさん勉強というか、していただいたものですので、意見交換の題材がうまくまとまらなかったということと私は認識しております。それと同時に、意見交換を例年、年の明けた1月、2月ころに行っていたわけなんですけれども、日程調整も含めて至らなかったと認識をしております。  今年度の予定でありますけれども、今年度も年末以降ぐらいのところで今後計画をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 174: ◯田中委員長 戸塚委員。 175: ◯戸塚副委員長 答弁がよくわかりませんが、要はやるということで計画を立てたが、そんな必要性のあるものがなかったのでやらなかったよと。早く言えばそういうことですかね。  それもそれでお考えかと思いますが、我々議会は、議会基本条例の中に各行政機関との意見交換を積極的にやっていこうという項目がございます。そういう中で、やはり今言われたような消極的なことではなくて、もちろん小中一貫教育についても、それはもちろん常任委員会でも具体的にはやられたと思いますが、ほかにもいろいろありますよね。いろいろなもの、待機児童の問題とか、いろいろ大きなものがあるわけでありまして、別に大きな問題がないわけではない中で、そういうことを含めると、若干そういうやる気がなかったかなというか、こういうことをやろうとする気がなかったかなというようなことを思うんですよ。  でありますので、本年度につきましては、そういう我々の基本条例の中にもありますものですから、ぜひ、委員長も非常に積極的にそれは以前からやらにゃいかんということを言っておりますので、ぜひそういう教育委員との情報交換等を、ほかの団体も結構ですが、ぜひやっていただきたいと思っておりますので、ぜひよろしく御理解いただきたいと思います。  それと、もう一点は、15ページの給食の関係ですが、これは僕も記憶が曖昧なんですけど、達成率及び評価の説明の中で、重量ベースで82%の未達であったということでありますが、平成29年度には、重量ベースについては具体的には示されていないんですが、平成29年度としては、これは重量ベースのものについては目標から外すというか、そういうお考えなのか。以前、何か理由があって外したというような記憶もなきにしもあらずなんですけど、その状況は、それはどういう形でことしはやられているのか、お伺いしたいと思います。 176: ◯田中委員長 早川教育企画課長。 177: ◯早川教育企画課長 市議会と教育委員との意見交換につきましては、早目に日程調整をして積極的に本年度やってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 178: ◯田中委員長 川村おいしい給食課長。 179: ◯川村おいしい給食課長 戸塚委員の御質問にお答え申し上げます。  目標につきましては、今年度につきましても目標を掲げて、対応していくということで考えております。よろしくお願いいたします。 180: ◯戸塚副委員長 何%で。 181: ◯川村おいしい給食課長 それも確認します。  済みません、平成29年度の目標値が、全品目の重量ベースで33.5%としております。 182: ◯戸塚副委員長 同じということね。33.5%。 183: ◯川村おいしい給食課長 33.5%です。 184: ◯戸塚副委員長 じゃ、去年と同じということですね。  あと1点だけ、済みません。今の山田委員から質問がありました郷土資料館の実績というのですか、入館者数ですが、未達になっているわけですが、これも以前、歴史文化館だけにつきましては土日はやっていなかったですね。これが一つのふえない理由だと思うんですよ。施設が1階から入ってくるので、非常に警備のそういう部分では心配だからということで、今までそういうことで土日はやれなかったということでありますが、いずれにしても市民の多くは土日のお休みの方が多いし、また、そういう方が子供連れで来てくれるというのが一つの実績アップになると思うんですが、そういうことの検討というのは以前からずっと言われているんですが、もうそれはそれでよしとしているのか、私は検討をされたほうがいいと思うんですね。目標を掲げる以上ね。それ以外に何か具体的に施策というか、やり方があればいいですが、私はやはり土日というのは開放して、多くの市民の方が、先ほどお茶の関係の部分もあるということでありますので、そういうこともあるわけでありますが、そこら辺について今後どういうお考えなのかをお聞きしたいです。 185: ◯田中委員長 杉山生涯学習課長。 186: ◯杉山生涯学習課長 戸塚委員の御質問2点についてお答えいたします。  まず、1点目ですが、歴史文化館の土日の開館につきましては、浅羽支所の中にあるということから、施設の管理の面から研究課題とさせていただきたいと思います。今回、大幅に……。 187: ◯戸塚副委員長 もう少し大きな声で言ってくれますか。 188: ◯杉山生涯学習課長 歴史文化館については、利用者が平成28年度に1,000人以上減っています。その原因としては、企画展の人気が低かったと分析しております。人気がなかった理由は、袋井土着のような、郷土の歴史を学ぶことを目的としていますので、郷土の袋井について知られていないものについての講座や企画展を多くしてきました。その関係で、平成27年はもう少し歴史的に有名なもの、徳川家康とか、そういうものとコラボして袋井の文化財についての企画や講座をやりましたが、昨年度はそういう形ではなく、袋井の文化財のみの企画展や講座が多かったことから、人気が低かったというような状況があります。人気があれば、多くの方に来ていただけると考えておりますので、市民ニーズ、市民の皆様が求めているものをしっかり、調査をかけまして、多くの方に利用していただける歴史文化館にしていきたいと、現時点ではそのように考えているところでございます。ぜひよろしくお願いします。 189: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。  大庭委員。 190: ◯大庭委員 評価指標だものですから、一つだけ質問させていただきます。23ページのC、子どもの健康で安全な生活を目指した取り組み、体力の向上。これのCが、昨年もC、ことしもC、その前もそうということで、この評価という目標、指標というのは、磐田市や掛川市と比べて並んでいるのか、うちの単純な評価なのか、これに対しての基本的な考え方、それについてお伺いしたいと思います。 191: ◯田中委員長 平野学校教育課長。 192: ◯平野学校教育課長 ただいまの大庭委員の御質問にお答えをします。  まず、最初に、他市町との比較についてということですけれども、今現在、資料を持っておりませんので明確な回答が今はできません。ただ、私が磐田市に在籍しているときには、やはり磐田市も同じようにこの能力についてはマイナスということが多かったと、このように認識しております。  続きまして、袋井市の達成度が低いというのが、比較は全国と比較をしてということで回答をしてあります。特に小学校については、立ち幅跳びのみで、残りの7種目については全国の平均よりも劣っていると。また、小学校5年生の女子につきましては、握力のみが上回って、その他7種目については下回っている。このように、小学校の段階において少し課題を有しているところでございます。  また、中学校におきましては、女子については全ての項目において全国平均を上回っているということ。それから、男子につきましては、上体起こし、それから長座体前屈、それから持久走、この3種目が劣っておりますが、その他は全国平均よりも上回っている。このような状況でございます。 193: ◯田中委員長 大庭委員。 194: ◯大庭委員 地教行法が変わって、それを受けて教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図って評価をしていくという、これが基本のようであります。私たちは、Cだから、問題がもしないならば、これは目標値を変えればいいと思います。問題が、これ、あるならば、それに対してどういうような対策を講じていくかということを明確にセットしないと、例えばこの項目、御案内のように全部で、上の教育委員会の活動と教育委員会が管理執行を教育長に委任する事務、22プラス六つ。都合28の項目の中で唯一Cが1項目だけです。これは、委員会で通したけれども、何も発言がなかったかと言われると困るものですから、あえて私もこういう発言をするんですが、C評価ということは、著しく劣っているわけですね。だけれども、こういうように見たときに、本当に著しく劣っているかどうかというと、そこは相対評価なのか、絶対評価なのかという基本的なところを整理して、これを私たちが評価に対するコメント、あるいは発言をしていかないと誤ったものになってしまう。こういう認識で発言しているわけです。  実は、今回のこの評価は69%だった。32分の15が全国平均を上回ったということですが、昨年、その前の年が32分の28、たしかそうなっています。前回、教育長が、私、この件について一般質問をしたときに、こう答弁しています。要するに、袋井市は体格と体力が劣っている。それとの因果関係は十分明確にされていないけれども、それが原因と思われるところがある。その背景としては食生活もあるのではないかというような話、答弁もしていました。体育の教育の指導力の向上を目指して、いろいろなことについて、先ほど学校教育課長のほうからるる報告がありまして、一つ一つの項目については、検証の仕方によってはそれは体育の指導の中で、教育指導の中で改善ができる可能性があるものがあると思うんですよね。ですから、遊具の設置に始まり、いろいろなもの、休み時間の遊びの取り入れ、その他さまざまな改善を考えていくということが必要ではないかなと思います。  いずれにしましても、本来は秋1回やればいいものを、春と秋、2回やっていますよと、袋井市のやり方はね。ということでありまして、まずこのC評価に当たって目標値が、例えば少し水準を落とせばBに評価を変えることができるかもしれないし、もしこのCが著しく問題とするならば、それに対する手だてをやはりしないと、28項目のうち唯一Cを看過するだけではまずいなという感じがします。  基本的なところだものですから、部長のほうで今後のこういうように、例えば先ほど来から出ているB評価でもいろいろなので個々に見れば、その数値を上げたいのはいっぱいあると思うんですね。私はこういう客観的なBだAだCだ、しかも数値化して評価していくというのは極めて優位性のあるものだ、有効だと思います。その目標を立てて、原課、現場の職員は、これ、達成してもらわにゃ困るんですよね。ただ数字を並べてBだとか、Aだとか、いや、地教行法で定まって、議会にも報告、評価を公表しなければならないという義務規定ができたからやっているじゃ困ると思うんですよ。これは、いわゆる民間の可視化、見える化がここに出てきているわけでして、この可視化されたものをしからばどう対応するかというマネジメント、PDCAを回すというところに行かないと、ただこれは報告しただけで終わってしまうと。  そんなことがあるものですから、これについては、ぜひともいい取り組みだと思います、全国展開、法律を改正してまでもやっていることだものですから、袋井で有効な使い方をしていただきたいと思います。そんなことも含めて、部長のほうから考え方、決意をいただきたいと思います。 195: ◯田中委員長 大河原教育部長。 196: ◯大河原教育部長 ただいまの大庭通嘉委員の御質問にお答え申し上げます。  この体力の向上という目標に対して、全国平均を上回るということを一つのベースに、目標に掲げて取り組んでおります。この目標については、当局としては一つの目安として適正なものと考えております。まず、それが1点です。  では、それに対して著しくというか、目標に対して52%というその厳しい結果になっているということでございまして、いみじくも委員から議会の一般質問の関係を引き合いに出されて、お尋ねになられました。これは、本当の直接な原因がどうかというのはわかりませんが、体格が全国平均よりも劣っているといったようなこと、これにつきましても教育委員会としてできることはないかというようなことを検討しております。例えば、学校給食一つとっても残食が多いんですね。給食センターの小学校の残食が多いというようなことも一つの要因ではないかということで、今年度、そういったことを中心に完食していただけるような、要は、残食が多いということは、必要以上の栄養がなかなか十分とれていない可能性があるということにもつながりかねませんので、そういったことにも一つ取り組みをし始めております。  それから、具体的な体力の向上ということでございますが、こちらにつきましても春秋2回の体力テストをやることによって、どこに袋井市の子供たちの体力の劣っている原因があるのかということを学校の現場の中でも、あるいは教育委員会の事務局の中でも、そういった数字を分析していきながら、適切な体力向上に向けた指導、あるいは授業ということに取り組んでいく必要があるというようなことで、画期的なというか、これをやればすぐに体力が向上するといったようなところがなかなか見きわめが難しいところではございますけれども、やれるところを着実に取り組んでまいりたいと今は考えております。 197: ◯田中委員長 大庭委員。 198: ◯大庭委員 改めて二、三要望しておきたいと思うんですが、まず1点目は、この目標値が他市等と比較して適正、適切な正当性のある目標数値であるか。全国平均を90%アップさせることだとか、そういう数値化がいいのか、まず他市との整理整頓をしていただきたいと思います。  昨年に比べて、これ、落ちているものですから、教育長答弁からすると昨年から比べても落ちているものですから、決していい評価にはならんということはわかりますけれども、しからば、今、いみじくも教育部長のほうからお話がありました、おいしい給食課で提供している給食が残食があると、残飯があると。それは、各小学校、どこの地域の小学校が多いのか、あるいはそういうことで個別の機能展開をして、深掘り、分析をしていく必要があると思うんですよね。それと同時に、いい例が各学校に遊具なんかがあります。旧浅羽に至りましては、学校でかなり立派な遊具を設置したりしております。それから、旧袋井では、大体PTA、あるいは建設委員会だとか称して、地元の教育振興会がお金を集めて遊具なんかを設置しているわけですけれども、事ほどさようにいろいろなものが、体力の向上ということは、どこかの部署で全体的に俯瞰して、これ、マネジメントしないと、日本一健康文化都市を標榜している本市として問題じゃないかなと。特に体力の低下、あるいは体格が劣っているということについては、この際、総合健康センター長もおいででありますけれども、トータルで見たときに、小中学生、そうした生徒児童の体位も健康文化の一つの指標の中にしっかり取り込んで、袋井の子供たちが劣っている理由などを把握して、改善を目指した目標値、あるいは事業計画を立てるべきだと思いますので、ぜひとも原課、たまたま本委員会におきましては総合健康センター長もおいででいらっしゃいますので、この際、ぜひとも一度点検をしていただきたいと思います。要望とさせていただきます。 199: ◯田中委員長 そのほか、いかがでしょうか。  よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200: ◯田中委員長 では、本件についてはこれで終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────────         カ 多子世帯、ひとり親世帯等の保育料負担軽減について 201: ◯田中委員長 それでは、次に、カ、多子世帯、ひとり親世帯等の保育料負担軽減についてを議題といたします。  担当課から説明を求めます。  乗松すこやか子ども課長。 202: ◯乗松すこやか子ども課長 (省略) 203: ◯田中委員長 当局の説明が終わりました。  ただいまの説明について質疑などがございましたらお受けいたしたいと思います。  大庭委員。 204: ◯大庭委員 細かくて、私、よくわからないですが、簡単なところで少し教えてください。  4月にさかのぼって遡及効でお金を還付したり徴収したりということのようでありますが、ちなみに還付される額が幾らで、いわゆる追加徴収される階層の人たちは何人いて、トータル幾らぐらいになるのか。それについて、まず教えてください。 205: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 206: ◯乗松すこやか子ども課長 大庭委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、還付をさせていただく方でございますが、保育所関係につきましては59世帯、また、幼稚園については49世帯でございます。保育所保育料についての還付の額は、金額的には51万9,700円、また、幼稚園については29万500円と、今、承知しております。
     追加徴収というようなお話がございましたが、今回については全て金額を下げるというようなことになりますので、追加で保育料のほうをいただく世帯のほうはないような状況になっております。 207: ◯田中委員長 ほかにはいかがでしょうか。  浅田委員。 208: ◯浅田委員 この法律が変わって、国からの基準と袋井市の基準とは違いますよね。それで、そのため1点、これは4ページ。4ページの中で、新しく保育料が減額されたところの、例えば上から3段目の第3段階で市民税所得割4万8,600円未満、そういうところを見ると、全部6,000円になっていますよね。ごめんなさい、ゼロ歳児と2歳児は9,000円であとは6,000円だと。聞きたいことは、標準でも短時間保育でも変えなかった理由は何かあるのか。全部、保育料を基本的にやってあるときに短時間の人と標準の人は多少なりとも違っているわけですけれども、今回、その違いをなくしたということについては、何か理由があるのかをお聞かせ願いたいと思います。 209: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 210: ◯乗松すこやか子ども課長 浅田委員の御質問にお答え申し上げます。  袋井市の保育料と国の保育料のお話がまずございましたけれども、袋井市の保育料は、基本的に国の保育料と比較しまして、70%から80%の金額のほうで定めさせていただいております。その中で、今回、保育料の改定された標準時間と短時間の金額の違いがないという部分につきましては、今回の示された国の負担額が全て短時間、標準時間、同じ金額だったものですから、国の基準に合わせるというようなことで、今回は同様の金額とさせていただいたところです。 211: ◯田中委員長 浅田委員。 212: ◯浅田委員 そうしますと、今の形は、今回、ひとり親等の保育料の改定の中で出てきたことなのか、全体として標準と短時間と同じような国の基準なのか、そこは確認させてください。 213: ◯田中委員長 乗松すこやか子ども課長。 214: ◯乗松すこやか子ども課長 浅田委員の再質問にお答え申し上げます。  まず、今回の保育料の改定は、国の基準に基づいてさせていただいているところです。国についても、これまでは標準時間と短時間の金額の違いがございました。例えば、この表で見ていただきますと、一番階層の高い第8階層の部分の3歳児になりますが、3歳児で標準時間は国の基準は10万1,000円、保育短時間は9万9,400円というような金額でございましたが、それぞれそんな形で標準と短時間が違っておりましたが、今回の平成29年度の国の改訂では、全て今回下がった分については同額というような形になっておりますので、袋井市においても国の基準どおりの金額とさせていただいたところでございます。 215: ◯田中委員長 ほかにはいかがですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 216: ◯田中委員長 特にないようでありますので、本件については終了といたしたいと思います。  以上をもちまして報告事項を全て終了といたします。  ────────────────────────────────────────      所管事務調査         調査事項について 217: ◯田中委員長 次に、(3)所管事務調査についてでございます。  昼休みに資料を机の上に置かせていただいていると思いますけれども、そちらをごらんいただきたいと思います。  最初に、所管事務調査の経緯ということでお話をさせてもらいます。  議長が就任の際に所信表明で、特別委員会を設置せず、委員会の中で少し所管事務調査をやっていきたいというお話がございまして、それを受けて先月の中旬ぐらいでしたか、議長のほうから正副委員長に、今年度については委員会の中で少し特別委員会をやるかわりに調査研究をしてもらいたいというお話がございました。そのやり方は、委員会で決めていただければ結構ですということで、今、委員会は2年制になっておりますので、2年間で二つのテーマをつくってもいいですし、一つのテーマでもよろしいと。そのテーマの数とか、そういうものは、全く自由でやってくれればいいですよというお話がございましたので、それを受けまして若干委員会の中でもお話をしまして、まだ正式には決定しておりませんけれども、今、正副委員長の方針では、そこに掲げたように、少し見てもらいたいんですけれども、調査テーマとしては、就学前における子育て支援サービス、これは教育関係に限りますよということで、そのことについてをテーマとしたいと。  主な調査研究内容ということでありますけれども、主に四つ、項目を上げさせていただいて、1番目として預かり保育、一時保育等の充実についてということで、今、保護者でニーズの多様化ということも言われておりますので、画一的な保育時間から少し保護者の求めに応じて幅を持たせた保育のそういう対応というものを考えまして、預かり保育とか一時保育、あるいは延長保育、休日保育等も視野に入れて、その辺のことについて少し議論していきたいと思っております。  それから、2番目に、配慮を要する子供への対応についてということであります。  近年、障害児や配慮を要する子供たちの人数が非常に増加傾向であるということは、全国的にも言われているところでありまして、特に小学校なんかでは、特別支援学級が非常にふえているということがございます。小学校の前段階の幼稚園、保育園、そういう段階においてもこれは当然関係してくることでありますので、少し知的障害者の特別支援学級、あるいは自閉症とか情緒障害の特別支援学級という問題が小学校でありますので、就学前についても、そのことの対応についてどんなことが考えられるか、そのことについて少し研究をしていきたいということでございます。  それから、3番目に、今後の公立幼稚園のあり方について(施設配置の適正化、運営形態等)ということで、主に民営化の問題であるとか、施設の集約化とか、そういう今後公立幼稚園をどのような形で持っていくのが袋井市にとっていいのかということを施設の先ほど言った最適化みたいなことを考えながら、公営でいくのか、民間でいくのか、そのような問題を少し考えていきたいということでございます。  それから、4番目が幼小中一貫教育についてということでありますけれども、これは、就学前の問題をやっていけば、当然そこで小学校につながることでございますので、関連性がありますので、言葉としては幼小中一貫教育ということで中学まで入っておりますけれども、対象としては、幼小との関係、そこら辺のことについて少し研究をしていきたいということで、個別的にはこのような四つのことを、今、正副委員長の段階では出させていただいて、進めていったらどうかということであります。  なお、このことにつきましては、まだ正式決定ではなく、当委員会の終了後、少し委員で議員間討議をして、最終的には詰めていきたいなと思っておりますけれども、このような形で当民生文教委員会としては所管事務調査、調査研究を2年間かけてこれをやりたいということでいきたいと思っております。  このことについて、特に何か御意見がありましたらお受けいたしたいと思いますけれども、余り細かくここで議論するということよりも、このテーマについて大きいところで何か質問がありましたらお受けいたしたいと思います。  大庭委員。 218: ◯大庭委員 子育てがテーマということで、一番表へ出てくる数値がやはり待機児童をどうするかということや放課後児童クラブをどうするかということで、市では市当局のほうで平成31年度待機児童はゼロにしましょうと。放課後児童クラブについては、平成32年度ゼロにする。そうすると、ことし平成29年、平成30年、この委員会で議論をしたとき、おさまりどころの平成30年の後半、そのときに待機児童がゼロになっていないと基本的にはいけないもので、具体的にそれをどう詰めるかということは別にして、一番市民の皆さんが興味のある待機児童、放課後児童クラブについての進捗を把握するというところがこれでいうとどこの中に入るのかね。今後の公立幼稚園のあり方だとかというのもあるかもしれないですが、やはり待機児童については、表の指標だけでも管理していくという認識が必要じゃないかなと。 219: ◯田中委員長 実は、今、大庭委員から質問がありましたけれども、待機児童について教育委員会のほうで、今年度、子ども・子育て支援事業計画の中間の見直しということで、秋に予定としてはそういう報告等、委員会のほうにもされるということで、見直しの案、それから3月には最終報告という形で予定されておりますので、今回この中には特に載せてありません。 220: ◯大庭委員 そうすると、秋に見直しするということになると、今年度頭で27人、昨年度、待機児童については25人だったですね。当初は、平成25年でゼロにするといって、目標を設定したところがあったですが、本市の出生率が高い、あるいは人口が増加の好ましい状況の中で、待機児童が減るどころか、むしろ増加傾向にある。そういうようなときに、本来は平成31年にゼロにしているけれども、むしろことしの9月に前倒しででも待機児童ゼロを標榜していくんだということだったらいいですが、どうも大変だからといって見直して、お尻、いわゆる平成31年のゼロはキープしつつも、その数値を甘くするだとか、それは本来望ましい数値じゃないものですから、むしろ子育て支援に関してかかわっていくのだったら、それは前倒しでも進めるように議会のほうから働きかけるインセンティブが私は逆に必要じゃないかなと思うんですがね。 221: ◯田中委員長 この後、終わった後に一度、先ほど言いましたように、少し議員間討議をしたいと思いますので、そこら辺で議論を深めていきたいと思いますので御了承ください。 222: ◯大庭委員 当局の方に今の発言について受けとめていただかないと、今、子育ての一番目玉、地方創生も言っている中でね。大変かもしれないが姿勢は必要だと。 223: ◯田中委員長 今、大庭委員からお話がありましたけれども、今年度、見直しが予定されているということでありますので、先ほど言いましたように、あえて入れませんでしたけれども、そこら辺、教育部長のほうで少しお話しできることがありましたらお願いいたしたいと思います。  大河原教育部長。 224: ◯大河原教育部長 御提案、議会の中でそういった御検討をしていただけるということに関しては、私たちも大きな課題とは受けとめておりますので、それに関しての意見交換というのは何ら背を向けるというのですか、そういうものでもございません。  ただ、待機児童の関係につきましては、平成31年度に今ある計画、民間の保育所を誘致する、あるいは具体的に幼稚園の統廃合等を進める中で、平成31年度に待機児童もゼロにしていくというようなことは具体として我々の計画の中に、俎上にあるものですから、それらも含めた中で議会の皆さんと同じ方向を向いて検討ができたらなと考えてはおります。 225: ◯田中委員長 大庭委員、よろしいですか。何かありますか。  大庭委員。 226: ◯大庭委員 結局ね、この数値目標が、当初立てていたものが結果的に、結果論ですよ、待機児童が全然減少しないという現実を直視して、例えば、今27人だと。じゃ、来年20だとか15だとかって目標値を定めても、またふえる可能性もなきにしもあらずですね。いわゆる公立幼稚園をやめて保育園を希望する親御さんが出たり、そういうことで。要するに、今までがそういうことだったわけですよ。だから、いわゆる予測値、推測値も含めて待機児童をやはりゼロにする、しかも前倒ししていく。そういう姿勢が必要だということをみんなが認識して、今、時あたかも平成27年、平成28年、平成29年、平成30年、平成31年で地方創生の真っただ中なんですね。この地方創生も雇用創出や子育てというのは一番の命題になっているわけです。  そういうことからしても、じゃ、子育てに一番効果的になる、資する施策は何かといったときのプライオリティーはおのずと決まってくるものですから、今言ったように途中の報告、あるいは議論を交わしてもっと前倒し、今現在、このように進めている、あるいは認可保育所やいろいろなそういう施設の定員枠をたとえ3人でも5人でもふやすような議論を深めていくことがより一層重要になるんじゃないかなと。  というのは、これを議会報告か何かにしたときに、待機児童、どうですかといって、来年、あるいはことし暮れあたり、来年の頭あたりに市民から質問が来たときに、いや、当局がそうやって計画しているものですから、私たち、議論をしませんでしたというのは、通用しないと思うんですよ、こういうこと自体がね、大きなくくりで見たとき。そういうこともあるものですから、市も計画は計画、それを前倒しで進めるんだというような御認識をお進めいただきたい。あとは、議員間で、委員間で議論してくれればいいですよと。 227: ◯田中委員長 ほかに何か質問、ございますか。よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 228: ◯田中委員長 では、この所管事務調査については以上で終了といたします。  ────────────────────────────────────────      その他(資料提供)         ア 平成29年度袋井市戦没者戦災死者追悼・平和祈願式の開催について         イ リポビタンDチャレンジカップ2017ラグビー「日本代表VSアイルラ           ンド代表」戦の結果について         ウ 平成30年度全国高等学校総合体育大会袋井市実行委員会設立について         エ 宮城県岩沼市とのサッカー交流事業について         オ 平成29年度東京藝大交流事業の実施について 229: ◯田中委員長 (4)その他資料提供でありますけれども、委員のほうから特にお聞きしたいようなことがあればお受けいたしたいと思います。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 230: ◯田中委員長 なければ、ごらんいただくということで、この件については終了といたしたいと思います。  村松委員。 231: ◯村松委員 一応、きょうの報告事項につきましては終了ということでありますけれども、今度、7月31日、8月18日に袋井北小学校、それから周南中学校の起工式がございます。我々委員は、今年度から2年任期になりました、常任委員会。今年度は、我々4年任期の最初の年ということで、教育部長、それから教育企画課長がおりますので、地元の関係になりますけれども、実は袋井北小学校が今回6教室増築をということで決まっておりますけれども、実は、私、議員になってことしで13年目になりますけれども、この間、2回の増築工事を行っていただきまして、計15教室ふえたわけでありますけれども、これが平成32年にピークになって、そのときに1,075人ということで、そこを目指して、今、増築工事が始まるわけでありますけれども、実は、その後の子供のふえ方というのは、まだ全く計算に入っていませんね、これ。多分、平成26年度に、これ、計画したと思います。平成26年度に計画して、平成32年にピークを迎えるということで、今、増築工事が始まりますけれども、実は、ここ、また2年後のゼロから5歳までの子供の数というのは、把握をされているかどうかわかりませんけれども、結局、プラスアルファがふえる可能性がありますので、そのときに袋井北小学校がパンクした場合に、解決方法としては、工事の拡大、それからもう一点は分校、それからもう一点は通学、学区の変更、この三つぐらいしか方法がないですけれども、いずれも物すごいそれにつきましては地域を巻き込んだ大きな問題になりますので、ぜひとも学校、子供の、児童のふえ方を、推移をしっかり見きわめておいていただかないと困ってしまうということになりますので、ぜひこれをこの4年間、我々、任期がありますので、それを困っちゃったやということにならないように、地域にもしっかり情報をおろしていただきたい。  これは要望でありますけれども、そこら辺、どのように今考えておるか、一言部長のほうからお願いしたいなと思う。 232: ◯田中委員長 村松委員、特に議題として載っているわけじゃありませんので、意見として述べたということで終わらせていただきたいですけど。  それでは、以上で当局からの報告事項、資料提供、全て終了いたしました。  これをもちまして民生文教委員会を閉会といたします。                (午後2時37分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...