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平成28年総務委員会 本文 開催日:2016-01-25

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    トップページ 検索結果一覧 ヘルプ(新しいウィンドウで開きます) 平成28年総務委員会 本文 2016-01-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 218 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯寺田委員長 選択 2 : ◯片桐理事兼総務部長 選択 3 : ◯寺田委員長 選択 4 : ◯寺田委員長 選択 5 : ◯本多市民協働課長 選択 6 : ◯寺田委員長 選択 7 : ◯高橋委員 選択 8 : ◯寺田委員長 選択 9 : ◯本多市民協働課長 選択 10 : ◯寺田委員長 選択 11 : ◯高橋委員 選択 12 : ◯寺田委員長 選択 13 : ◯本多市民協働課長 選択 14 : ◯寺田委員長 選択 15 : ◯高橋委員 選択 16 : ◯寺田委員長 選択 17 : ◯本多市民協働課長 選択 18 : ◯寺田委員長 選択 19 : ◯廣岡副委員長 選択 20 : ◯寺田委員長 選択 21 : ◯本多市民協働課長 選択 22 : ◯寺田委員長 選択 23 : ◯廣岡副委員長 選択 24 : ◯寺田委員長 選択 25 : ◯本多市民協働課長 選択 26 : ◯寺田委員長 選択 27 : ◯鈴木委員 選択 28 : ◯寺田委員長 選択 29 : ◯本多市民協働課長 選択 30 : ◯寺田委員長 選択 31 : ◯鈴木委員 選択 32 : ◯寺田委員長 選択 33 : ◯本多市民協働課長 選択 34 : ◯寺田委員長 選択 35 : ◯鈴木委員 選択 36 : ◯寺田委員長 選択 37 : ◯寺井委員 選択 38 : ◯寺田委員長 選択 39 : ◯片桐理事兼総務部長 選択 40 : ◯寺田委員長 選択 41 : ◯本多市民協働課長 選択 42 : ◯寺田委員長 選択 43 : ◯高木委員 選択 44 : ◯寺田委員長 選択 45 : ◯本多市民協働課長 選択 46 : ◯寺田委員長 選択 47 : ◯戸塚委員 選択 48 : ◯寺田委員長 選択 49 : ◯寺田委員長 選択 50 : ◯寺田委員長 選択 51 : ◯大河原企画政策課長 選択 52 : ◯寺田委員長 選択 53 : ◯鈴木委員 選択 54 : ◯寺田委員長 選択 55 : ◯大河原企画政策課長 選択 56 : ◯寺田委員長 選択 57 : ◯鈴木委員 選択 58 : ◯寺田委員長 選択 59 : ◯大河原企画政策課長 選択 60 : ◯寺田委員長 選択 61 : ◯鈴木委員 選択 62 : ◯寺田委員長 選択 63 : ◯高橋委員 選択 64 : ◯寺田委員長 選択 65 : ◯神谷市長公室長 選択 66 : ◯寺田委員長 選択 67 : ◯大河原企画政策課長 選択 68 : ◯寺田委員長 選択 69 : ◯高橋委員 選択 70 : ◯寺田委員長 選択 71 : ◯神谷市長公室長 選択 72 : ◯寺田委員長 選択 73 : ◯大河原企画政策課長 選択 74 : ◯寺田委員長 選択 75 : ◯嶋津企画財政部長 選択 76 : ◯寺田委員長 選択 77 : ◯高橋委員 選択 78 : ◯寺田委員長 選択 79 : ◯寺田委員長 選択 80 : ◯嶋津企画財政部長 選択 81 : ◯寺田委員長 選択 82 : ◯寺田委員長 選択 83 : ◯磯部防災課長 選択 84 : ◯寺田委員長 選択 85 : ◯高橋委員 選択 86 : ◯寺田委員長 選択 87 : ◯磯部防災課長 選択 88 : ◯寺田委員長 選択 89 : ◯高橋委員 選択 90 : ◯寺田委員長 選択 91 : ◯磯部防災課長 選択 92 : ◯寺田委員長 選択 93 : ◯廣岡副委員長 選択 94 : ◯寺田委員長 選択 95 : ◯廣岡副委員長 選択 96 : ◯磯部防災課長 選択 97 : ◯寺田委員長 選択 98 : ◯大河原企画政策課長 選択 99 : ◯寺田委員長 選択 100 : ◯廣岡副委員長 選択 101 : ◯寺田委員長 選択 102 : ◯大河原企画政策課長 選択 103 : ◯寺田委員長 選択 104 : ◯廣岡副委員長 選択 105 : ◯寺田委員長 選択 106 : ◯大河原企画政策課長 選択 107 : ◯寺田委員長 選択 108 : ◯廣岡副委員長 選択 109 : ◯寺田委員長 選択 110 : ◯大河原企画政策課長 選択 111 : ◯寺田委員長 選択 112 : ◯嶋津企画財政部長 選択 113 : ◯寺田委員長 選択 114 : ◯寺田委員長 選択 115 : ◯高橋委員 選択 116 : ◯寺田委員長 選択 117 : ◯大河原企画政策課長 選択 118 : ◯寺田委員長 選択 119 : ◯高橋委員 選択 120 : ◯寺田委員長 選択 121 : ◯大河原企画政策課長 選択 122 : ◯寺田委員長 選択 123 : ◯寺井委員 選択 124 : ◯寺田委員長 選択 125 : ◯大河原企画政策課長 選択 126 : ◯寺田委員長 選択 127 : ◯寺井委員 選択 128 : ◯寺田委員長 選択 129 : ◯大河原企画政策課長 選択 130 : ◯寺田委員長 選択 131 : ◯寺井委員 選択 132 : ◯寺田委員長 選択 133 : ◯高木委員 選択 134 : ◯寺田委員長 選択 135 : ◯大河原企画政策課長 選択 136 : ◯寺田委員長 選択 137 : ◯寺田委員長 選択 138 : ◯嶋津企画財政部長 選択 139 : ◯寺田委員長 選択 140 : ◯嶋津企画財政部長 選択 141 : ◯寺田委員長 選択 142 : ◯嶋津企画財政部長 選択 143 : ◯寺田委員長 選択 144 : ◯嶋津企画財政部長 選択 145 : ◯寺田委員長 選択 146 : ◯嶋津企画財政部長 選択 147 : ◯寺田委員長 選択 148 : ◯金原議事調査係長 選択 149 : ◯寺田委員長 選択 150 : ◯寺田委員長 選択 151 : ◯大河原企画政策課長 選択 152 : ◯寺田委員長 選択 153 : ◯高橋委員 選択 154 : ◯寺田委員長 選択 155 : ◯大河原企画政策課長 選択 156 : ◯寺田委員長 選択 157 : ◯高橋委員 選択 158 : ◯寺田委員長 選択 159 : ◯大河原企画政策課長 選択 160 : ◯寺田委員長 選択 161 : ◯鈴木委員 選択 162 : ◯寺田委員長 選択 163 : ◯大河原企画政策課長 選択 164 : ◯寺田委員長 選択 165 : ◯戸塚委員 選択 166 : ◯寺田委員長 選択 167 : ◯大河原企画政策課長 選択 168 : ◯寺田委員長 選択 169 : ◯戸塚委員 選択 170 : ◯寺田委員長 選択 171 : ◯大河原企画政策課長 選択 172 : ◯寺田委員長 選択 173 : ◯戸塚委員 選択 174 : ◯寺田委員長 選択 175 : ◯廣岡副委員長 選択 176 : ◯寺田委員長 選択 177 : ◯大河原企画政策課長 選択 178 : ◯寺田委員長 選択 179 : ◯廣岡副委員長 選択 180 : ◯寺田委員長 選択 181 : ◯大河原企画政策課長 選択 182 : ◯寺田委員長 選択 183 : ◯寺井委員 選択 184 : ◯寺田委員長 選択 185 : ◯大河原企画政策課長 選択 186 : ◯寺田委員長 選択 187 : ◯寺井委員 選択 188 : ◯寺田委員長 選択 189 : ◯大河原企画政策課長 選択 190 : ◯寺田委員長 選択 191 : ◯嶋津企画財政部長 選択 192 : ◯寺田委員長 選択 193 : ◯高木委員 選択 194 : ◯寺田委員長 選択 195 : ◯廣岡副委員長 選択 196 : ◯寺田委員長 選択 197 : ◯廣岡副委員長 選択 198 : ◯嶋津企画財政部長 選択 199 : ◯寺田委員長 選択 200 : ◯伊藤税務課長 選択 201 : ◯寺田委員長 選択 202 : ◯寺田委員長 選択 203 : ◯寺田委員長 選択 204 : ◯伊藤税務課長 選択 205 : ◯寺田委員長 選択 206 : ◯寺田委員長 選択 207 : ◯寺田委員長 選択 208 : ◯寺井委員 選択 209 : ◯磯部防災課長 選択 210 : ◯寺井委員 選択 211 : ◯磯部防災課長 選択 212 : ◯寺田委員長 選択 213 : ◯寺井委員 選択 214 : ◯寺田委員長 選択 215 : ◯寺田委員長 選択 216 : ◯寺田委員長 選択 217 : ◯寺田委員長 選択 218 : ◯寺田委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                (午前8時59分 開会)      開   会 ◯寺田委員長 皆様、おはようございます。  先週行われました議員懇談会でございますけれども、終了後、静岡新聞社の元袋井担当記者の河村英之氏から、ワールドカップに関する興味深い御講演がありました。当局の皆様からも多数御参加いただきまして、まことにありがとうございました。ラグビーも日本チームの活躍があり、次第にゲームの方法などがわかってきたところでありますが、観戦の方法や応援、市民ボランティア等、まだまだ知らないことが多くあったのではないかと思われたのではないかと思います。ラグビーは紳士のスポーツということでありますので、これから当市としてもやるべきことをしっかり準備していかなくてはならないと、こんなことも感じたところでありました。  さて、ことしは年明けから大変穏やかな天候で推移してまいりました。しかし、ここへ来て急に寒い真冬の日が続いております。新聞によりますと、奄美大島まで雪が降ったということでございます。ことしは、初めの挨拶の中で、余り穏やかだとかえって何か不測のことが起こらないかと心配されると言った方もおられましたけれども、ここへ来て急に心身とも引き締まってきた感があるかと思います。  年が明けて初めての委員会でもありますので、今後もしっかり委員会の責務を果たしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  なお、本日、午後、予定しておりました市内施設の視察でありますけれども、既に御案内いただいていると思いますけれども、協議事項がたくさんありますので、中止ということになっておりますので、委員の皆様は御承知ください。  では、ここで、当局を代表いたしまして、片桐理事兼部長より御挨拶をお願いしたいと思います。  片桐理事兼部長、お願いいたします。 2: ◯片桐理事兼総務部長 それでは、私のほうから一言、御挨拶を申し上げます。  新年に入りまして、消防団員の不祥事ということで、1月12日に現職消防団員が県の青少年条例違反により逮捕されたというようなことがございました。この場をおかりいたしましておわびを申し上げたいと思います。こちらの状況については、個人のことというようなことはございますけれども、非常勤の公務員という立場でございますので、消防団におきましては、直ちに臨時の本部会を開催いたしまして、各分団に対しまして今後の行動に対する注意のほうをお願いしたところでございます。当分の間、視察研修、あるいは意見交換会等、こうした部分については慎んでいくというような対応も決定しているところでございます。今後、さらに、倫理教育、こういう点につきましても徹底をしてまいるというような決定をしたところでございます。なお、該当団体につきましては、従前の死亡事故等があった分団でございますので、少し精神的なダメージも受けていらっしゃる隊員もいるというような状況も伺いまして、メンタルヘルス等の対応で、相談ができる体制、こうした対応もしているところでございます。  さて、年が変わりまして、現在、年度末に向けまして、来年度の予算の詰めをしている状況でございます。こうした各事業を展開していく上で、予算とセットになって検討していかなければならない点で組織の関係もございます。こうした点につきましても、現在、最後の詰めを行っているところでございまして、スムーズな行政運営、今後の袋井市の発展に向けて対応できるような組織、こうしたものにしてまいりたいと検討している状況でございます。  また、袋井市の大きな事業で防潮堤の事業があるわけでございますけれども、こちらにつきまして、建設経済委員会のほうで案件として出させていただいてございますけれども、豊沢工業団地から土を運んで防潮堤工事のほうを実施していく事業、こちらのほうの入札等を12日に行いまして、今後、工事のほうを進めていきたいと考えておりますので、今年度の事業として取り組みができますよう、また、3月市議会におきまして工事の議決等をお願いし、なるべく早く工事着手ができるようにしていければと考えております。  また、記念植樹につきまして、きょうの資料のほうに添付をさせていただいてございますけれども、3月26日に記念植樹のほうを実施していきたいと検討しておりますので、今回、少し式典につきましては絞らせていただいてというような対応でさせていただきますので、また、資料のほうをごらんいただければと思います。本市の安全・安心に向けまして、着実な工事を進め、新たな未来に向かったまちづくりを進めていきたいなと思っております。  本日、そうした意味で、今後の袋井の発展、あるいは市民の生活に欠かせない各事業につきましてまた御説明をさせていただきたいと思っております。協議事項につきまして、バスの関係と行政改革の案件、2件、お願いをいたしたいと思います。また、報告事項につきまして、5件ございますけれども、よろしく御審議のほうをお願いしたいと思います。 3: ◯寺田委員長 どうもありがとうございました。  それでは、総務委員会のほうを進めていきたいと思います。  今回の委員会には、協議事項2件、報告事項5件、その他資料提供といたしまして6件の案件が提示されております。順次、議事を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────────      協議事項
            ア 袋井市自主運行バスの見直し(最終案)について 4: ◯寺田委員長 それでは、(1)協議事項、ア、袋井市自主運行バスの見直し(最終案)について審査に入っていきたいと思います。  市民協働課、本多課長、お願いいたします。  本多課長。 5: ◯本多市民協働課長 (省略) 6: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして、質疑等がありましたらお受けしたいと思います。  高橋委員。 7: ◯高橋委員 変更の主な中身がデマンドタクシーへの移行ということだと思いますけれども、前にも質問させていただきましたが、一つ、整理をしておいていただきたいのは、デマンドタクシーによって市内の交通制度、本来だったら宇刈、浅羽南も地域協働運行バスという形で考えていたけれども、できなかったということでデマンドになるわけですけれども、現実、そういう点では1市3制度になるわけですよね。地域協働運行バスとデマンドタクシーと自主運行バス、負担も、自主運行バスは100円ですけれども、デマンドタクシーは500円、往復すれば1,000円ということですし、地域協働運行バスの場合には無料というような形で、そういうことでありますので、そこの考え方をきちっと整理しておいてほしいと私は思います。あくまでも、私は三川地区ですので、そういう点では自主運行バスも残り、地域協働運行バスも実施していただけるということで、非常に地域とすればありがたいわけですけれども、ほかの地区の皆さんからすれば非常に恵まれているということになりますので、そこら辺をやはりきちっと説明できるような形で考え方を整理しておいていただきたいというのが要望とすると一つ。  それから、もう一つは、あくまでもデマンドタクシーは試行ということで、期限を切って、ある程度目標値を設定すると。その目標値の設定の仕方、どこに置くかということで、現実に、自主運行バスの利用者の見込みからすれば非常に低いことを見込んでいるということですので、私は、少なくても現行の利用者が減るということでは、金額は安くなるにしても、市の負担が安くなるにしても、本来のことからすれば少し外れているんじゃないかと思いますので、その目標値を本当にどこら辺の高い位置に置けるのかどうなのか、そこら辺を一つお願いしたいというのが2点目。  それから、3点目は、これからのスケジュールの中で、現実もう、どんどんどんどんアンケート等をとって住民に説明しているわけですけれども、一番、実施で問題になってくるのは、利用登録というところになるんじゃないかな。事前にそういう点では需要を掘り起こしてきちっと登録者をつくっていくということで、このスケジュール表が示されていますよね、7月、8月ということですけれども、そこを待つまでもなく、今まで利用してきた人たちはやはりピックアップをして、事前に声をかけるなりをしていただくという掘り起こしをしてもらわにゃいけないのと、それから、一番、高齢者にとって予約をしてというようなこの一連の流れをきちっと理解していただけるようなパンフレットなり、私は、やはり電話のところに置けるような掲示物的なものをつくっていく必要があると思うんですけど、きめ細かなそういう説明と申しますか、配慮をしていただけるようなことをお願いしたいと思いますが、以上、3点を答弁いただければお願いし、まだできないということならば、どういう形で検討していくのかということについて説明をいただきたいと思います。 8: ◯寺田委員長 本多課長。 9: ◯本多市民協働課長 高橋委員の御質問にお答えを申し上げます。  3点いただきました。1点目につきましては、今回は自主運行バスの見直しということで最終案ということで御報告させていただきます。  宇刈地区、浅羽南地区についてはデマンドタクシーの導入、また、今現在、三川地区、浅羽東地区につきましては地域協働運行バス、また、それを除くところについても、自主運行バスの市内路線、また中東遠総合医療センター線ということで、かなり、お話がございましたとおり、さまざまな運行形態が市内を走るようになってまいります。このような中で、デマンドタクシーの状況についてしっかりと整理をして、その状況を検証しながら、今後の拡大についても検討していくわけでございますが、いずれにしましても、9月の市議会でも少し今後の方向性についてのお話もさせていただきましたが、今、市の公共交通のあり方という部分での明確なものはまだ示されているものがございませんので、総合計画でも位置づけさせていただいておりますが、今後の取り組みとして、地域公共交通網形成計画というものをやはり袋井市としていずれつくっていく必要があるかなと担当課としては考えているところでございます。こういうような状況を、このようなデマンドタクシーの状況を見ながら整理をしてまいりたいと考えております。  続きまして、二つ目のデマンドタクシーの試行を1年間やる中での目標値の設定ということで、現在の利用者が減らないような取り組みをしてまいりたいと考えております。目標値としましては、今現時点では、前回の議会で御議決をいただきました債務負担行為の金額に基づきます利用者の設定がベースになっていると思いますが、このベースをもとに高いところに置いて、特に浅羽南地区、宇刈地区で利用者が減らないような目標値を設定してまいりたいと思います。  続きまして、3番のスケジュールの中での特に地域での丁寧な説明、また、掘り起こしを含めた対応でございますが、今現在、地域では、多いところで9月から2回、説明会を行いました。これはあくまでも今現時点、導入に向けての説明でございますが、今後、議会のほうで御承認いただければ、また、最低でも運行までには地域のほうでもあと2回は説明会をやるということでお話をしているところでございますので、説明会の中を通して、特に高齢者等の方々が利用登録等をよくわかりやすいような説明を行っていきたいと思います。また、パンフレットの作成も、掲示物となるようなものも考えてまいりたいと配慮を行ってまいりたいと思います。  以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 10: ◯寺田委員長 高橋委員。 11: ◯高橋委員 交通形成計画を策定してということで、将来的な話なんですけれども、地域協働運行バスは地域の自主事業ということでやったわけですけれども、公民館のというか、地域ごとのそういう自主的な事業ということで、これからそういう補助制度なんかもきちっと制度をつくっていくという話ですけれども、それに先行してやったわけですけれども、そういう制度にもしっかり合致をするというようなことも、ぜひそれも含めてやっていただけるようにお願いをしておきたいと思います。  それで、具体的お願いというか、説明をいただきたいんですが、この9ページに利用者登録ということが事前登録とうたわれておりますけれども、これをどういうようにやるのか。電話で実際やって、すぐそういう登録証を送っていただけるのか。高齢者にしてみれば、わざわざ役所なりに届け出るというのは非常に難しいと思いますし、実際に利用が必要になって、すぐということになると、その登録証が届かないとできないというようなことになると困りますので、そこら辺のどういうように実際にこの登録までのをやるのか、どこでどう受け付けて、どう送付するのか、手順なり、日数なりを示せれば事前に説明をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 12: ◯寺田委員長 本多課長。 13: ◯本多市民協働課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  具体的な御質問の中で、登録の方法についてはどのように考えているかということで、今、現時点で考えている方法といたしましては、まずは全体的に一括で最初にやはり登録していただく必要が希望者についてはあるかなと思いますので、今後2回ほど、地域、自治会ごとにまた説明会をやっていく予定でおりますので、いずれにいたしましても、最初は説明会、2回目が、具体的に御参加を地域の方にいただいた中で、最初は、その場で登録用紙にいろいろ登録を書いていただいたりして、一括で提出していただくことがいいかなと考えております。  そのような中で、なかなか当日、会議等も出られないとか、その後、導入した後に登録される方も出てくるかと思いますので、その登録の用紙等は市民協働課で受け付けることになりますので、直接提出していただくとか、例えば郵送、ファクス等で登録していただくとか、その手法を今後、詰めてまいりたいと考えているところでございます。 14: ◯寺田委員長 高橋委員。 15: ◯高橋委員 その実際の手順の中の必要な期間、必要になって登録して、登録って、もらうまで時間がかかると、なかなか必要になってすぐ利用できないということになりますので、そこら辺を最小限に短くできるような方策をぜひお願いしたいと思うし、そこら辺を最低、今のところだと、その手順でどのぐらいの日数がかかるかということを考えているのか、そこら辺を説明いただきたいと思います。 16: ◯寺田委員長 本多課長。 17: ◯本多市民協働課長 予約の登録についての期間ということで、実際、登録は、一番最初に家族の住所、お名前等を登録していただくことで、1回で終わるかと思います。その情報は、登録した後にその情報を事業者に送って、その事業者で認識していただくことまでの期間がやはり少しかかるかなと思いますので、その期間をなるべく短縮して、例えばきょう、どこかのお宅で登録してくれたら、その分を市役所で受け付けして、それで、状況を見て事業者に送って、事業者のほうでその内容を把握していただくという必要が出てきますので、今現在、何日というところまでは詰めてはおりませんが、なるべく最短でできるような形をとってまいりたいと思います。すぐ利用したければすぐ登録をするというところの部分がありますので、余り時間をかけてしまうと、その利用者にも御迷惑をかけてしまいます。いずれにいたしましても、そのようなことがないように、事前の説明会で、まずは、すぐ利用することがないにしても、今後デマンドタクシーを利用する可能性がある方については、最初に登録しておいていただければ、それはずっと登録の状況が続きますので、なるべくそのようなお願いをしてまいりたいと思います。 18: ◯寺田委員長 ほかにございますでしょうか。  廣岡委員。 19: ◯廣岡副委員長 1月においては、本当に担当課には精力的に各自治会を回っていただいて、かなりきめ細かな説明とともに、いろいろな質疑応答をされまして、ありがとうございました。少しその辺も振り返って、先ほど説明があったものですから、その部分は外しながら二つ、三つ質問したいんですけれども、まず、1点目は、目的地が決まっていて、銀行であったり、医療機関、あるいは商業施設でありますけれども、目的地間の移動というのもできるのか否かということについてお伺いします。  例えばショッピングセンターへ行くために、まず銀行に寄らなくちゃいけない。だから、銀行が目的地になっていて、そこで済ませて、ショッピングセンターと。少なくともそれくらいの融通性というのがきくのか。目的地でとまっても、目的地から自宅に帰らなくちゃならないのかというようなことがあろうかなということがまず1点です。  それと、先ほど高橋委員からもございましたが、利用者数の数値、2ページの未就学児と障害児の計算の最後の数字が、これは逆になっていると思うんですけれども、これは逆ですよね。未就学児のほうが多くて、障害者等手帳を持っている方が少ないと思うんですが、この最終的な数字が逆になっていると思うんですけれども、ここで16%を掛けたという、これももともとの数値の中でも、近隣市と比べると、多く見積もっても3割の方が利用するという計算、さらにその中でも16%という、この求め方が否かという、ここら辺の数値は一体どういう計画上でこの16%を最終的に掛けたかと。そうすると、さらにそれが厳しく見積もった利用者数になってくるのかなという、この計算方式についてお伺いしたいと思います。  それと、もう一点は、もともとこのデマンドタクシー導入の際には、結節点を明らかにして、そこにうまくつながっていけるようにすると。要するに、デマンドタクシー利用者は、その圏外に行く場合には自主運行バス、あるいは民間バスを利用するというようなことでありますけれども、浅羽南を考えますと、中東遠総合医療センターについては、行きの便についてはうまく結節されているんですけれども、例えば市内の眼科に行きたいとか、駅に行きたいとかとなると、その結節点であるべき浅羽支所からの結節が大変悪くて、説明を求めたら、自主運行バスがぐるぐる回っていくものですから、浅羽支所を出発したバスがぐるっと行って、違うバス停で間に合うような結節なんですね。果たしてそれで結節のもともとの役割が果たせられるのか否かと考えますと、もう少しその辺はきちっとした結節の考え方を持っていかないと、なかなか利用者にとっては、デマンドで行っても全然バスがここじゃ、ないということも含めて、それだったら次の停留所はどうかなとかと、なかなか難し過ぎちゃいますよね。だから、その辺について、もう少し結節点の役割というのをもっと重要視してもらいたいなということです。  それと、もう一つは、宇刈地区、あるいは浅羽南地区に、それほど公共施設でほかの皆さんが利用するようなところがないかもしれませんが、例えば浅羽南公民館で国際交流とか、そういうすぐれた事業をやっているんですけれども、それに参加するとかという場合に、他地域の方というのは浅羽南公民館にはどうやって来るのかなと。結局、デマンドそのものについては、地域住民しか登録できないわけですね。他地域の人が浅羽南公民館に来たい場合というのは、どうやって来るのかなというところが少し疑問だなと思います。  以上、4点ぐらいかもしれませんが、よろしくお願いします。 20: ◯寺田委員長 本多課長。 21: ◯本多市民協働課長 廣岡委員から4点ほど御質問をいただきました。  最初に、1点目の、自宅から目的地に行って、また別の目的地等に移動するというような手法が今現在考えているかということで、現時点では、自宅から目的地までは1カ所ということで考えております。今後、検証していく必要がございますが、例えば自宅からある目的地に行って、そこでタクシーを待たせておいて次の目的地へ行って、また待たせておいて次の目的地というような手法をとった場合、やはりタクシーの距離数、また、時間、そんなことを考えますと、現時点の2,000円の範囲というのはもっと大きくなっていく部分がございますので、そういう意味では、今回の導入については、自宅から目的地ということで考えているところでございます。  続きまして、2ページ目の利用者数の数値ということで、未就学児の利用者数と障害者等手帳保持者の利用者数についてということで、下の計算式のほうが数字が22と186が逆になっていました。大変申しわけございませんでした。上の四角の黒い枠で囲った数字が正しい数字でございます。  この計算根拠でございますが、例えばこの計算式の未就学児の利用者数ということで、今現在、デマンドの利用者数を、前回の市議会でもお示しさせていただいたとおり、1,300人の浅羽南地区、宇刈地区で予定をしております。このうち5,926人のうちの16%というのは、この利用者の中での今現在、自主運行バスの利用をされている部分の宇刈地区と浅羽南地区でのその比率割と考えていただきたいと思います。ですので、あくまでもこの未就学児と障害者等の手帳の保持者というのは、浅羽南地区と宇刈地区でどれぐらいいるかという数字となっておりますので、16%はその比率から出しました数字ということで御理解いただきたいと思います。  あと、三つ目の結節点を明らかにするということの中で、現在、中東遠総合医療センターに合わせているということで、現在、デマンドのバスの時刻の設定について決めるときに、どこに合わせるかというところが一番焦点があったかなと思います。今回、自主運行バスで市民病院線に行く便がやはり利用が高いじゃないかということの中で、例えば浅羽南地区で7時にデマンドが出たといたします。これに結節するために、病院線では、浅羽支所発の7時35分というところにまず目標を設けて結節をしたものでございます。そうしますと、ただ市内には自主運行バスの市内路線もまだ走っております。もう一つには、民間バスとして、秋葉バスの浅羽支所を経由する駅へ行くバスも走っております。ちょうどいい切りのところで、また、バスのどちらかというと拠点の場所で全てが結節できれば一番いいんですが、なかなかそれが一つの時刻を設定するって、既に秋葉バス等の運行バス等の時間等もございますので、全てが切りのいい時間で設定するのが少し難しいのが現状でございます。  そういう意味では、うちのほうで考えている部分で、それぞれ結節はそれでもできるようにと考えております。自主運行バスの病院線については、例えば7時でしたら、浅羽支所発で7時35分で結節できる。また、自主運行バスの市内路線に結節する場合では、7時25分で浅羽の芝のところで結節できる。また、秋葉バスと浅羽支所発については、浅羽支所のところで7時27分に結節できると。そういう意味では、ここで浅羽支所で2カ所結節できるような部分では、このような形で全ての時間をこうやって組んでおりますので、なるべく、考え方としては、市内に走っております公共交通、市内路線も含めまして、これは重要であると考えておりますので、今後もこれを運行するに当たって、また利用者の方々の声を聞きながら、必要があらばまた調整してまいりたいと思います。  続きまして、四つ目の宇刈と浅羽南地区の公共施設等へ例えば地域外の方が来られた場合のなかなか運行ができないねということで、デマンドタクシーのやはりどちらかというとそこが解消していかない一つの大きな課題なのかと思います。どうしても、デマンドタクシーですと、市域の中での閉鎖的な運行形態になってまいりますので、今、委員がおっしゃった部分の課題というのは今後出てくるかと思います。今回デマンドタクシーを入れてまいりますが、その点についても今後考えていきたいとは思います。ただ、今現在、利用者のアンケートを実際にとった方の住所等を記録していただいて書きましたところ、市内路線、浅羽南地区、宇刈地区で、市外の地域外から、10日間ほど調査しましたが、実際利用されている方というのがそんなにございません。一部、浅羽南地区では、「やくわり」のところへ地域外から入ってくる方がいらっしゃいましたが、今は現在の市内路線も地域の方が利用しているという方がほとんどですので、そういう意味では、現時点ではそんなに御迷惑をかけることはないかなとは考えておりますので。ただ、お話がございましたとおり、デマンドタクシーはどうしても地域内での閉鎖的な公共交通というイメージはありますので、引き続きその点についても考えてまいりたいと考えております。 22: ◯寺田委員長 廣岡委員。 23: ◯廣岡副委員長 二つ、再質問するんですが、目的地間の移動という中で、先ほども申し上げたんですけれども、手持ちのお金がなくて医者にかからにゃいかんという場合に、一旦銀行まで行って、また戻ってということだと大変、銀行へ行くだけで500円、500円で1,000円かかって、再度、時間を変えてという。結局そこら辺というのは、目的地が例えばショッピングセンターと、あるいは医療機関というと非常にかかってしまうんですけれども、その辺の融通性というあたりも、原則、目的地は1カ所というのか、よそもそうされているのか、その辺についてお伺いします。  それと、結節なんですけれども、例えば浅羽南地区から袋井市内の眼医者にかかっている人なんかは、今は自主運行バスだと、乗り継ぎなしで、時間はかかるかもしれませんが、そのまま行くわけですよね。やはり今の話でもそうなんですけれども、大変結節が難しくて、乗りかえ乗りかえで行かなくちゃいけない。それも決まった停留所ではないということになると、大変に利用者は不便を強いられるなと。だから、唯一、中東遠総合医療センターについてはきちっとそこら辺がされているんですけれども、普通でしたら、浅羽支所に着くときには、中東遠医療総合医療センターのバスも、あるいは市内の自主運行バスも、そこにバスがいるという状況というものがつくれないのかなと。いずれにせよ自主運行バスは袋井市がすることだものですから、この前もそういう中では自主運行バスについてのダイヤというのは変えられないということでありましたけれども、私は、結節点というのはそういうようなことかなと。だから、やはり結節点をもっとしっかりすることで、今後デマンドというものも非常に利用勝手がよいものになってくるし、行く行く結節点については、風よけだとか、少しそういったような、待つ人が不便にならないようなというものも兼ね備えていくべきだなと考えているんですけれども、すぐには変わらないかもしれませんが、その辺の今後の方針というか、それについて再度お伺いしたいと思います。 24: ◯寺田委員長 本多課長。 25: ◯本多市民協働課長 廣岡委員の御質問にお答え申し上げます。  1点目の目的地間の移動については、近隣の状況で、例えば目的地からまた目的地間の移動というのは、やっているというのは聞いてございませんし、先ほども申し上げましたけど、目的地から目的地へ行くということによってのまた距離、移動、そういうような部分で金額に反映していますので、この辺については、試行する中で、また、その業者等とも協議しながら、今後のあり方については参考とさせていただきたいと思います。  あと、結節点につきましては、基本的には、まずは大事なことだと考えております。今回につきましても、浅羽の中東遠線とまずは結節するということで第一に考えておりますので、あと、ほかの部分でも、自主運行バスの市内路線も結節できるバス停もあります。秋葉バスについても、結節はできるような形になっております。その部分でなるべくわかりやすいようなものを今後考えていく必要はあると思います。少なくとも今回の導入につきましては、このような結節の場所を地域の説明会等において具体的に説明していくなどの対応で、よりわかりやすい地域住民への説明を行ってまいりたいと思います。 26: ◯寺田委員長 鈴木委員。 27: ◯鈴木委員 少しお伺いいたします。  先ほどのデマンドの件になりますけれども、登録の関係で、タクシー会社に個人のある程度情報的なものが行っているような感じのお答えを伺ったんですけど、会員番号が各世帯に発行されるのか、個人に発行されるのか、そこら辺もよくわからないんですけれども、会員番号で特定ができれば、余り個人の情報までタクシー会社に行く必要はないのかなと思いましたので、その点どのようなお考えなのかというところと、今回、結構、具体的に行先というのが、目的地というのが示されましたけれども、気になるのがバス停でして、これでは全部じゃないかな、区域内の全部のバス停ではないなということを感じたんですけれども、この挙げてある部分しかだめなのかというところが1点。  それと、8ページの債務負担及び赤字補填額の合計の部分が、平成29と平成30、平成28と合計の出し方が違っているのかなと思いましたので。細かい数字が、平成28は載っているけど、平成29、平成30が載っていないというのは、これはどういう意味があるのかなというところと、デマンドタクシーに関しては、愛称というのはどうするのかなと思うですよ。自主運行バスも地域協働運行バスも愛称の中で地域に愛されているかなというところもありますので、その辺の愛称等は考えていくのか、どうするのか。タクシーに恐らく何か告知するようなものが張られてくるのかなと思うんですけれども、その辺の考えについて、以上4点お伺いいたします。 28: ◯寺田委員長 本多課長。 29: ◯本多市民協働課長 それでは、鈴木委員の御質問にお答え申し上げます。  4点ほどいただきました。最初のデマンドタクシーの予約でございますが、予約については、事前に利用者登録をしていただきます。その利用者登録については、今のところ家族で個人ごとに予約をしていただく予定でおります。そのような中で、今現在では会員番号ということで、その個人が、登録されている人が乗っているかということと、一応お名前も、その番号と氏名が違っているようではいけませんので、確認をして、時間、目的地を伝え、申し込んでいく予定でおりますが、いずれにいたしましても、個人情報ということがございますので、今後この部分については業者と打ち合わせをしておきます。少なくとも必要のない個人情報等はなるべく省略化して、利用者にもわかりやすいような利用をしていただくように努めてまいりたいと思います。  あと、バス停については、現時点ではこのような目的地ということで設定をしております。ただ、今、現在、1月に入って、地域での説明会等もやっていく中で、まだ10月まで時間がございますので、どうしてもその地域内でまだここの目的地が必要だよということが出てくれば、それはしっかり目的地として認められるものについてはここに追加される可能性はあるかなと思います。そのような中でバス停が必要なものであるというならば、結節等もございますので、現時点ではこの案でいきたいと思っておりますが、そのような部分では多少変更がある可能性が唯一ある部分かなとは考えております。  あと、8ページの6番の債務負担及び赤字補填額という部分で、これについては、前回の11月にお示しさせていただいた資料でございますが、デマンドタクシー、これは100万円という金額につきましては、10月から始まりますので、平成28年度としては半分という数字になっておりますが、平成29、平成30年度については1年分の金額として債務負担を見込んでいるところでございます。  あと、袋井駅の中東遠総合医療センター線については、これは今、秋葉バスに担っていただいている部分でございますので、その赤字補填額ということで、合計、今、市内の公共交通のかかっております金額をここに上げさせていただいているところでございます。  あと、最後に、デマンドタクシーの愛称ということで、ここまで実はまだ考えが及んでいないところでございます。けど、デマンドタクシー、市内の今、自主運行バスも、フーちゃん号、メローバスというような形で愛称をつけておりますので、愛称を考えていくことも検討してまいりたいと思います。 30: ◯寺田委員長 鈴木委員。 31: ◯鈴木委員 済みません、8ページの部分、僕の質問の仕方が申しわけなくて、悪かったと思うんですけど、この表の一番下の合計額というところ、債務負担プラス赤字補填というところの合計数字が、千と万が、平成28は入っているんですけど、平成29、平成30は入っていないんですよね、これ、おろしていくと。ここが何でかなということで思ったのです。平成29と平成30は、千、万がゼロ、ゼロになっているんですけど、平成28は千、万が入っていると思うんですけど、そこの点が1点でした。  それと、先ほどのバス停の件なんですけど、書き方がもう少し、バスって上り下りがないものでなかなか表現がしにくいと思うんですけど、ここからここの間の路線のバス停内とかという表現のほうが僕はいいのかなと思うんですよ。仮に、山梨から可睡口までみたいな表現のほうが逆にわかりやすいのかなと思うんです。こうやってバス停がある、とめられるバス停ととめられないバス停があると、運転手なので臨機応変にやってくれるとは思うんですけど、しっかりかたくやる運転手だと、ここは違うものでとめられんよというようなトラブルも出てくるのかなと感じましたので、そういった表現でもいいのかなと感じました。  それと、会員番号の件なんですけど、私、以前に、会員を募るような、お店で会員証を発行していたことがあったんですけど、今、全部の家庭に固定電話がないもので少しあれなんですけど、固定電話で会員番号の番号を決めていまして、固定電話の末尾の番号がゼロ1が奥さんとか、ゼロ2が旦那さんとかという形で会員証を発行していたんですけど、タクシーって基本的に、割と電話番号は何番ですかと聞かれると思うんですよ、そのうちを特定するために。僕も電話して、山梨の鈴木ですというと、では、電話番号は何番ですかとよく、番地が幾つですかと聞くより、電話番号は何番ですかと聞かれるんですけど、その辺の会員番号の登録方法も、会員番号の発行方法も一つかなと思いますし、仮に自分の会員番号を覚えるにも、全然違う番号よりそういうののほうが少しは利用者も覚えやすいのかなと思いましたので、その辺も考えていただきたいなと思います。 32: ◯寺田委員長 本多課長。 33: ◯本多市民協働課長 最初の質問で6ページの部分ですが、こちらの理解が足らずに申しわけございませんでした。資料が間違っておりました。おわび申し上げます。8ページの足し算の部分で、済みません、7万6,000円分の合計額が違っておりました。失礼いたしました。  あと、最初のバス路線の表示でございますが、今回は、バス停、このような形で端的なバス停の部分が書いてありますが、どこどこ路線の何々バス停とかという形で、地域へ出すときにはわかりやすいようにしてまいりたいと思います。  また、会員番号のあり方については、今後、事業者が決定した後に詰めていく部分でございますので、わかりやすいような設定を、今、御提言もいただきましたので考えてまいりたいと思います。 34: ◯寺田委員長 鈴木委員。 35: ◯鈴木委員 ありがとうございます。  先ほどの愛称も含めて考えていただきたいなと思うのと、最終のアンケート、特に宇刈地区、4番のデマンドタクシーを利用しないという回答が半数以上出ちゃっているというところは、恐らく、デマンドタクシー自体が何だかよくわからんというところでこういった回答も来ているし、利用方法が少し複雑だなというような、悩ましい部分というか、難しいじゃないかなと最初から思ってしまっている部分が多いのかなと、私も地域説明会に御案内いただいて参加させていただいたときの感触でした。その辺の方法がもう少し簡単になれば、始まり出せば利用するようになればというところもあるんですけれども、ぜひ今後の2回の説明会、その中でより多くの方に周知できるような方法を少しとっていただきたいなと。何かのシニアクラブの集まりとか、そういった部分でもいいのかなと思いますので、ぜひユーザーを絞ってというですか、ある程度狙いを絞って、その辺に説明していただきたいなと感じました。これは要望でございます。 36: ◯寺田委員長 ほかにございませんか。  寺井委員。 37: ◯寺井委員 実際に運行し出しますと、いろいろな細かい要望等々が、あるいは不都合が本当にたくさん出てくるんじゃないかなと思います。したがって、この試行期間という中では、とにかく最初からそうした声を一つずつ拾いながら、それを全て対応していくというわけではありませんけれども、拾っていくということが大事だなと思います。  先ほど質問の中でも、いろいろな目的地から次の目的地、目的地は1カ所というようなこともありましたけれども、このデマンド型交通については運行方式というのがとてもたくさんあるんですね。私、今、手元に持っているのが、中部運輸局管内で導入されているデマンド型交通の特徴ということで、10種類近く形があります。静岡県ではどっちかというと、導入事例が多いというのが、ドア・ツー・ドア型の自由経路基本ダイヤ型というのがあるわけですが、例えば浜松などはまた違った定時定路線型とかというような形で、それぞれの地域の実情に合わせた形の運行形態があるということでありまして、今回、試行ということで動かしていくわけですが、今いろいろな意見が出ましたように、あるいは、乗っている方のいろいろな不都合が出てくる中で、やはり袋井としてはどういう運行形態がいいのか、運行方式がいいのかということは、またその時点で走りながら考えていくということも大事ではないかなと思います。せっかく導入をするわけですので、よかったねという、みんなが便利になってよかったねという形が大事であると思いますので、そうしたことも考えながらということで。  ただ、問題は、最初に高橋委員のほうから質問が出たことでもありますけれども、公共交通計画について、今後、整理しながら計画を立てていかなきゃならないというお話もありましたけれども、袋井市としてこの公共交通の中のデマンド型タクシーというのはどういう位置づけに置くのかという、やはりその基本的なところもしっかり押さえておかないと、何だか本当にいろいろ締まりのないものになってしまうということになると思いますので、その辺は計画の中に位置づけしていく中で目的をはっきりしていただきたいと思いますので、考え方をお聞かせいただきたいと思います。  その中で例えば問題点として、本当に全国いろいろなところで動いている中で、利用者の声とか事業者の声とか、いろいろなものを聞く必要があると思います。特に利用者の声の中で、タクシーをというのが、田舎のほうへ行ったりすると、あのうち、いつもタクシーを使っているとか、あるいは、黒塗りのタクシーが来ると困るんだそうです。今後、入札をかけていくようなときに、そうした、あのうちはというようなことのないような、これも周知が足りないとそういうことになるわけですけれども、やはりタクシーを使っているという、あのうち、何かすごいねみたいな形、あるいは特別視されるということのないようなものも、一つは導入する中では必要ではないかなと思います。  それから、もう一つ、個人情報の関係がありましたけれども、問題として、これから問題になってくるのは、行くときはうちからかけるものだからいいですが、帰り。ここのところに、一応、目的地から自宅へということで、時間が同じように設定をされていますけれども、このとおりに、例えば、行くときに、帰りは何時のこの第何便だよということではっきり予約ができればいいんですが、大体、時間というのは変わってくると思うんですね。医者へ行っても、長くなったり早くなったりとか、いろいろなことがあると思います。そうしますと、この予約の時間の中で利用できるかどうかということもあって、変更などがかなり出てくるということもあるようです。  そういうときにコールバックがある。先ほど、家からかけるときは固定電話でもいいんですけれども、外へ出て変更とかというときには、やはり携帯なり、公衆電話は今ほとんどないものですから、携帯を使ったりするということで、タクシー会社にかけてくる。そうすると、タクシー会社のほうは、そこで電話番号をしっかりと表示できるものがあればいいけれども、何番へかけたらいいのかわからないという、コールバックができないというような状況も生まれているようです。そうすると、どこまでバス会社のほうに電話番号をお伝えしておくのかということも、これは課題になってくるんじゃないかと思いますので、そうした予約変更への対応というものについてもしっかりとしておかないと、特に年をとってから、かけなれないところへかけるというのはなかなかやりにくいものですので、そうしたこともきちんとしておいていただきたいなと思いますが、そんなことも感じましたので、お答えできるところがあればお願いしたいと思います。 38: ◯寺田委員長 片桐理事。 39: ◯片桐理事兼総務部長 私のほうからは、1点目の公共交通のデマンドタクシーの位置づけということに関しましてお答えをさせていただければと思います。  本来、公共交通というものについては、いつでも誰でも利用できるということが公共交通の使命でございますけれども、先ほど廣岡委員から御質問もございましたけれども、デマンドタクシーの場合には、その地域の方は利用できるんだけれども、逆に、ほかの地域の方がそちらの方面に行きたいというところに利用できないというような弱点があるわけでございます。今後、袋井市の中でほかの地域の方々、あるいは市外の方々も袋井市内にお見えになるというような場合もあるわけでございますので、そうした部分について、公共交通と、それから地域協働運行バスの利用が、市外の方、あるいは市内の他地域の方々の流れ、こうした部分がどういうような流れがあってという部分を見ながら進めていく必要があるなと考えております。デマンドタクシーで地域での利用制限をつけた場合には、やはり廣岡委員のおっしゃるような弱点も出てくるというようなこともございますので、そうした人の動きを見ながら公共交通というものの位置づけのほうを検討してまいりたいと考えております。  1番の質問についてお答弁とさせていただきます。 40: ◯寺田委員長 本多課長。 41: ◯本多市民協働課長 それでは、それ以外の御質問についてのお答えを申し上げます。  公共交通計画を今後つくっていくに当たりまして、この今回導入しますデマンドタクシーというものは、この位置づけというのは大変大切なものになってくるかと思います。このような中で、基本、袋井市の公共交通は、まずJRがあって、袋井駅、愛野駅を中心に、あと基幹バスが、秋葉線、また、遠鉄バス等が通っておりまして、その枝部分を自主運行バス、また、デマンドタクシーということで今回、袋井市で補完しているところでございますが、今回新たにデマンドタクシーを入れていくということ、また、今現在、浅羽東と三川地区では地域協働運行バスということではやっていただいている部分で、本当にあらゆる手法が今出てくるわけでございます。  そのような中で、やはりお話が今ございました、地域の公共交通というのは、それぞれの市によって何が一番いいかというところを考えることが一番やはり大事だなと思います。そういう意味では、今回新たに導入をしますので、デマンドタクシーが課題も、お話があったとおり、かなり出てくると思います。ですので、その部分をしっかり押さえて検証して、変えるものは変えていく、そのことによって市の公共交通をどうしていくかという部分がありますので、しっかりしたそのような検証の中で、袋井市としての公共交通の目的をはっきりしてやっていく必要があるかなと考えております。  あと、3番目の問題点ということで、今後、タクシーといいますと、いろいろなタクシーを見る目というのがございますので、事業者をこれから決定した後、とにかく利用者が利用しやすいような形の中で、例えばさっき言ったような、余り黒塗りが迎えに来るようではなかなか利用しにくくなっていく部分がございますので、そういう話も含めて、一般市民が使いやすいような業者等の内容にしてまいりたいと思います。  最後に、御意見いただきました予約の関係で、やはり帰りの時間等がなかなか確約しないねという話は、地域を回っていまして、この御意見はやはり出ております。ですので、なるべく、行くときにまず、帰りの部分を予約していただきますが、場所によって帰りの便が変更になったときの対応については、事業者と詰めてまいりたいと考えておりますので、また、いずれその内容について地域等へも説明を、こんな手法がいいというのをお示ししてまいりたいと思います。 42: ◯寺田委員長 高木委員。 43: ◯高木委員 デマンドタクシーの部分でまだまだ細部にわたって詰め切れていないというような部分、きょうの各委員からの御発言に対する課長の答弁からすると、詰め切れていないという部分があるわけですけれども、スケジュールからすると、もう2月には自主運行バス等入札参加者募集というようなことになっています。そこらの、今、例をとっても、タクシー会社へ電話で予約するというような部分、そこに書いてあるのは、下には、近隣市では、利用日の7日前からというようなことも書いてある。そこらの袋井市としてのこういう予約の形でいくよというような部分、また、もろもろの部分がまだ確定をしていない中で募集をかけるというのは少し心配な部分があるものですから、もう少し2月の参加者募集までには中身を、方向性をしっかりときちんと出した中で参加者募集に取り組んでいただきたいと思いますので、これは要望とさせていただきます。 44: ◯寺田委員長 本多課長。 45: ◯本多市民協働課長 高木委員の御意見、御提言ありがとうございました。  要望ということですが、おっしゃるとおりでございます。事業者との委託を今後していくに当たりまして、タクシーの運行、また、運賃の徴収の仕方、タクシーとの契約の締結の仕方等々、荷物の制限等、それぞれ細かいところがありますので、詰めてまいりたいと思います。 46: ◯寺田委員長 それでは、今、高木委員からもいろいろなことを御指摘、まとめた中ですけど発言もあったわけでございますけれども、まだいろいろそういう意味では詰め切れていない課題もあるというようなこともあります。ただ、まだ少し時間もありますので、もう少し詰めてもいいんじゃないのかなというようなこと、今、意見の中からも出てきたかと思います。その辺のところを整理していただいて、こんな形にするよというところを出していただきたいなと。特に、今、業者選定もこれから入ってくると思うんですけれども、その辺もまた、融通性のあるところ、どういうことができるのかという、業者ができること、できないことということもあるかと思うんですね。そのことを含めて、より利便性の高い、皆さんが利用しやすい形態というのを、多分、今出てきたことは、始まってもきっと出てくることじゃないかと思いますので、始まる前に詰められるものについては詰めていただきたいなと、そのような感じじゃなかったかと思います。一応、皆さんから大体意見も出尽くしたかと……。  戸塚委員。 47: ◯戸塚委員 1点だけ、私、この資料をいただいたときに、最初の1ページのアンケートの調査の実施状況の中で、宇刈地区が49%、それから浅羽南地区が64%と。まさにこれは地区を限定して取り組みをしていく中では、無作為でよく行政がいろいろな計画づくりのときにやったりするアンケートと違うわけですから、この辺は、地域、特に自治会等の協力をいただいた中で、もう少しやはり皆さんの……。半分も行っていないということで、本当にこういった地域の人たちが公共交通機関についてのそういう熱いもの、こうしてほしいというようなことがあるのか。こういった対応ができないというところは少し私は、ほかの地区の人が見たときに、この地区はこういう形でやって利便性が図られるけれどもほかはどうだといったときに、説明しづらいと思うんです。そういうことで、こういったことが今後やはり事前のアンケート調査で多くの人たちから意見を聞いていれば、これからいろいろ説明を広報等でもしていくということなんですけれども、登録してもらうときに、結果、あけてみたら、登録者も幾らもいないということになりかねないと私はその辺を危惧するところがあります。ですから、その辺は、やはりしっかり地域と、市民協働課は特に行政の中で連合自治会とか、そういうほうの所管もしているわけですから、その辺についてはこの席でしっかり要望させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
    48: ◯寺田委員長 皆さん、出てきた意見は大体総じてある程度、傾向的には似たような課題もあるかと思います。その辺を少し整理していただいて、実施までにはもう少し具体的に見えるような形をお願いしたいなと、このような形にしたいと思います。  それでは、大分、今回の件につきましては、いろいろ委員の皆様から大変意見も出ましたので、少し時間もかかってしまいました。この辺で、35分まで一旦休憩とさせていただきます。そういうことでよろしくお願いいたします。                (午前10時22分 休憩)                (午前10時35分 再開) 49: ◯寺田委員長 それでは、皆さんおそろいでございますので、次の協議事項に入っていきます。  ────────────────────────────────────────         イ 第2次袋井市行政改革前期実施計画(最終案)について 50: ◯寺田委員長 イ、第2次袋井市行政改革前期実施計画(最終案)について、企画政策課、お願いいたします。  大河原課長。 51: ◯大河原企画政策課長 (省略) 52: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまの説明につきまして質疑等がありましたらお受けしたいと思います。  鈴木委員。 53: ◯鈴木委員 御説明いただきましてありがとうございました。  前回の資料、7ページの体育館の部分になるんですけれども、前回の資料と目標数値が変わってきたというところでございますけれども、その達成目標の部分、大きく文言でいくと、民間の発想によるサービスの導入と、地域経済と事業費の削減というところだと思うんですけれども、導入指針の目的だと大きく四つあったと思うですよ。この文言で欠けているなと思うのは、市民ニーズに反映した良質なサービスの提供ができるというところなんですけど、民間のサービスの導入があるもので、それも網羅しているよと言われればそうなのかなと感じますけれども、もう一つ、できれば、ここの中にもう一文、その辺の言葉、感じられる言葉が入るとよりいいのかなと思ったことが1点と、その欄の指標の説明、平成32年度、その下の図を見れば、平成32年度に供用開始されるということでは、平成32年度というのはそういう意味だなと感じるかなと思うんですけれども、指標の説明にその部分があってもいいのかなと思います。比較しまして、9ページのシティプロモーションの部分だと、平成32年度までに300人、説明のところに登録者数と書いてあるので、この平成32年度の意味がここに一つあってもいいのかなと感じましたけど、その2点についてお伺いいたします。 54: ◯寺田委員長 大河原課長。 55: ◯大河原企画政策課長 鈴木委員の御質問にお答えを申し上げます。  1点目の本市で平成27年の3月に策定をしましたPFI導入指針、こちらの目標の部分でございますね。市民が低廉かつ良質なサービスを受けることができると、このような効果を記してございます。委員のほうからも御指摘がございましたように、ここにつきましては、我々の中では、民間が発想する、それが市民サービスの向上に直接的につながるものであると、こうしたことから、それらを包含した中でここにその達成目標を記載させていただいてございます。ただ、御質問にありました内容をもう少し精査させていただきまして、適切な表現があればそちらに改めてまいりたいと考えております。少し検討をさせていただきたいと存じます。  それから、もう一点目の平成32年度の目標の表現の仕方ということでございます。これは所管課のほうともいろいろ調整をいたしましたけれども、具体に何を数値目標とするといったようなところ、これはなかなか現時点では書き込めないというところ、議会の中でもそのような趣旨の御発言があったかと思いましたので、ここは現時点で、平成32年度に、こうした左の中にございます達成目標、新たなサービスを導入する、あるいは地域経済の活性化、市内企業といいますか、市内のそういった事業所等が参入できる、そういったことの目標を設定しておりますし、加えて事業費の削減を図るといったような、そこら辺を平成32年度に達成すると、こうしたことであえて個別の数値を記載しないと。ただ、これは5年間の計画ですので、その中で見直す必要性が出れば、その時点で修正をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 56: ◯寺田委員長 鈴木委員。 57: ◯鈴木委員 済みません、質問の仕方が悪かったようで。指標の説明の欄にこの平成32年度という部分の文言があってもいいじゃないかなというような質問をさせていただきました。  また、もう一点あれですけれども、前回はVFMの数字がこの目標のところに出ていたんですけど、それは債務負担のところで、平成28年の6月のところでVFMのほうは出てくるのかなと思うんですけれども、VFMの中でもあるんですけど、なかなか体育館の委員会のときは企画財政の方々と一緒になるということはないので、このときと思いましてお伺いしたいんですけど、建設費はそこにならんと出てこんかなと思うんですけれども、維持管理費のほうの年間どのぐらいを見込んでいるのかなということをこのVFMに絡めてお伺いしたいんですけど、年間の維持管理費、今、どのぐらい程度を見込んでいるのか教えていただきたいと思います。  その2点です。 58: ◯寺田委員長 大河原課長。 59: ◯大河原企画政策課長 それでは、鈴木委員の再質問にお答えを申し上げます。  私も今、御質問の趣旨を勘違いしておりました。指標の説明の欄に平成32年度のことを記述をということでございますので、その辺も持ち帰って、ここの部分に表現できるかどうか検討させていただきたいと思います。  それから、2点目の新しい体育館の維持管理費、PFIでやった場合の維持管理費ということで、私のほうでは今、手元にそういった細かい数字を持ち合わせてこなかったものですから、また、改めて原課のほうに確認をして、資料を提供させていただきたいなと思います。申しわけありません。よろしくお願いいたします。 60: ◯寺田委員長 鈴木委員、いいですか。 61: ◯鈴木委員 いいです。 62: ◯寺田委員長 高橋委員。 63: ◯高橋委員 3点ばかり。まず、9ページのシティプロモーションのところで、人材育成ということでうたっているわけですけれども、ブログ等ということで、SNS活用ということで、どちらかというと市民を対象にしているような気がするんですけれども、やはりより具体というと、市の職員の中でもそういうものをきちっとできる体制というのをつくっていく必要があるんじゃないかなというような。前にホームページの作成のときにも、そういうものをもっとスピードを上げてやれるようなことを考えたらどうかということで提案させていただきましたけれども、具体的にそれができたかというと、ほとんど進んでいないような気がするものですから。ここの広報マンをつくっていくことはいいんですけれども、より具体的にやはり市の中でもそういうのを各部署ごとにつくり上げていくようなことも考えていくべきじゃないかなということがありますので、これについての考えをお伺いしたいと思います。  それから、11ページのオープンデータの問題、前回も質問させていただいて、非常に壮大な目標だと言わせていただいたわけですが、それをまた前倒しして、平成28年度に340データ、7割ということだそうですけれども、前回もさせていただきましたけれども、お話の中では、鯖江を参考にしたということでしたけれども、この中身はもう少しきちっと見えるようにしていただきたいなと、どういうものかということが。この数値だけじゃなくて、具体的にどういうものが挙げられるのかということについて、きょうでなくても結構ですけれども、資料提供していただきたいと思いますし、また、実際、積極的にやっていくのはいいわけですけれども、やはりある程度データを確保するには、委託をしたりということで予算がかかったり、人件費等も当然出てくるんじゃないかと思いますので、今年度はもうある程度、新年度予算をやっているわけですけれども、そういうところにどういうように反映していくのかというようなところも含めて、これについてどういうように、進めるに当たって予算なり体制の問題で説明いただければありがたいかなと思います。  それと同様のことですけれども、最終の32ページの事務事業の広域化ということで、20事業ということでうたっているわけですが、これも我々もわかっているようで、どういう事業を広域化を考えていくかということについてなかなか……。例えば水道とか下水道とか、そういう管理を共同とかというのはあるわけですけれども、20事業までというとなかなか挙がらないものですから、そういうこの数字の根拠となったこの20事業というのはどういうようなものを考えているかというようなことを提示できればお願いしたいと思います。 64: ◯寺田委員長 神谷市長公室長。 65: ◯神谷市長公室長 ただいまの高橋委員からの御質問のうち、シティプロモーションの取り組みの関係につきまして私のほうから少し説明をさせていただきたいと思います。  議員の皆様にも、ことしに入りまして御案内させていただきました。公式ブログサイト、「はまぞう」の中に立ち上げてというような御案内の資料でございます。この中で、市民ブロガーの育成ということで、この1月に入りまして、1月に2回、それから3月に2回、市民及び職員を対象にした研修会、定員30人ほどですが、やっております。それと、あわせて在住外国人、静岡理工科大学とか、静岡国際言語学院、こういった学生を対象に、母国に向かっての情報発信というような取り組みも、研修をしながら取り組んでいるところでございます。そういった中で、今年度の取り組みとしては、市民に対しては、定員30名というような中で、職員も含めて今参加していただいておりまして、実施をしております。今後そういったスキルアップと、実際に使って情報発信できる職員の育成にも努めてまいりたいと考えております。  以上、シティプロモーションの関係の回答とさせていただきます。 66: ◯寺田委員長 大河原課長。 67: ◯大河原企画政策課長 それでは、私から、オープンデータの関係、それから事務事業の広域連携ということで20事業の根拠ということで、2点お答え申し上げます。  1点目のオープンデータにつきましては、前回の委員会でも高橋委員から、目標がなかなか高過ぎないかというようなことも御質問を承ったところでございますが、我々としては、鯖江の例も御提示しながら、今、実は、袋井市のホームページの中で、そこら辺のデータ、どのぐらいあるかというのをカウントしましたら、やはり約600近くのそういったデータがございます。これを段階的にオープンにしていくというようなことを当初考えておりましたが、作業として一番手間がかかるのは、そのデータを公開するデータ変換をするといったようなところが一番やはり時間もかかるし、職員の手間もかかるといったようなことがございましたので、その部分はできるだけ専門的な業者に委ねて、それで、職員のほうは、データの洗い出しとか、そういったところをやればいいということで、そういったことを考えていきますと、初年度に前倒しをして取り組むことも可能であると。こうした認識から約7割の340データを初年度ということでカウントしてございます。  なお、御指摘のありましたように、そういったことに伴います、発生します経費につきましては、新年度予算で計上させていただきたいなと今予算編成を組んでいるところでございます。  それから、あと、中身が見えるようにということでございましたが、具体的なデータの例で申し上げますと、市内の公共施設とか公衆トイレの設置場所とか、幼稚園、保育所、小学校等の場所、あるいは、文化財の関係のデータとか、観光施設、ごみの分別の状況、もろもろ、言い始めると切りがないわけでございますが、こういったものを、これは市の行政の財産ではございますが、市民も同じように等しく共有する情報であると。一つのデータというのは財産、情報は財産でございますので、市の財産であれば市民の財産でもあるということの位置づけの中で共有化をしていきたいと考えております。ですので、先ほど少し申し上げましたが、そうしたことはできるだけ早くスピーディーに行っていきたいというのが当局のほうのスタンスでございます。  今、委員のほうから、そういったところを整理して、ぜひ資料提供をというようなことも御指摘の中にあったかと思いますので、そこら辺はまた時期を捉えて、整理したものをこの委員会の中でもお知らせをしていきたいなと考えております。  もう一点、事務事業の20事業というところでございますが、こちらも、これも広域的に取り組めるもの、さまざまあるかと思います。ただ、今の時点でまだ、具体的にはこれとこれをこの事業をやっていこうというところは今後、検討する必要がございますが、福祉関係等も、障害者のそういった今やっております取り組みですとか、あるいは高齢者対策といったような事業、ここら辺も袋井市単独でやっていくものには少し限界を感じているところもございますので、さらに効率的にできるものがないかといったようなことで検討を始めていきたいと思いますし、あるいは、図書館サービスなんかにつきましても、実際に今、広域的に図書の貸し借りなんかもできるわけですが、さらにそういったものももう少しグレードアップできないかといったようなこともございます。それから、あと、インフラ、道路とか、そういったものも、本当に複数の市町にまたがるものは県が取り組むべきというものもございますが、そういった考えではなくて、近隣市町で連携できる、そういったことができないかというようなこと。それとか、あと、観光事業、ここら辺はやはり広域的に取り組むべきものであると。あと、それ以外にも幾つかございますので、また、その辺は整理をさせていただいて、資料として提供させていただけたらなと思います。 68: ◯寺田委員長 高橋委員。 69: ◯高橋委員 シティプロモーション、「はまぞう」と連携をしてということで、「はまぞう」のトップページにも袋井との連携事業ということで大きく取り上げられているのは承知はしているわけですけれども。そういう形でブログとかなんとかというのは、いろいろヒットすれば全国に発信していくということで、そういうようなどういうものを入れていくかというのが、よりヒットしやすいようなものをキーワードに入れていくというようなのも、それはいろいろなこつみたいなのがあるかと思うんですけれども、民間と連携するのは当然いいんですけれども、ツールをただ単にそれだけじゃなくて、やはり市としても複数のツールをもっとやれるような方法を考えたほうがいいんじゃないかなと。今のところだとブログだけですけれども、SNSなんかというともっともっと広く拡散するということですので、それも含めて、ブロガーだけじゃなくて……。どちらかというとSNSなんていうと、なかなかつかみにくいですよね、個人がどういうようにやっているのかというのはなかなかつかみにくいというようなことがありますので、そこら辺のところをもう少しきちっと整理していただきたいなというのはあります。  それと、先ほど言いましたように、市民はともかく、やはり職員が率先してこの行政情報、いろいろなイベントにしても何にしても、事前にお知らせするようなものをやれるようなシステム、そういうのをぜひ研究していただきたいなと思いますので、それについてもう少し見解をいただきたいと思いますし、あとのオープンデータの問題と広域事業の問題、一応、数は上がっていますので、個別具体的にこれは何々とかというんじゃなくて、もう少し大くくりで結構ですので、これについて何件、これについて何件みたいな形で結構ですので、委員長からもそこら辺は連携をとっていただいて、根拠になるものを示していただくようにお願いしておきたいと。 70: ◯寺田委員長 神谷公室長。 71: ◯神谷市長公室長 高橋委員からの再質問のうちのシティプロモーションの関係でございますけれども、昨年でしたか、一昨年でしたか、高橋委員からもシティプロモーションの戦略づくりといったような質問もあったかと思います。そういった中で平成26年から平成27年度にかけては、実際にもうシティプロモーションという実行段階をやりながらということで、戦略づくりよりも先に動いていきましょうというような形のスタンスでいきました。その戦略についても、来年度に戦略をつくって、当然、実行もしながら戦略も一定程度のものをつくって、計画のもと戦略を進めていくといったような形をとっていきたいと、今、新年度事業に向けての整理をしております。  それから、職員の育成につきましても、今回「はまぞう」との研修の中で取り組み始めておりますので、さらに拡大していくような取り組みとしていきたいと思っております。 72: ◯寺田委員長 大河原課長。 73: ◯大河原企画政策課長 それでは、私からは、オープンデータ、それから事務事業の効率化等の目標数値の整理をしてということでございますので、もう少しわかりやすい形で整理をさせていただいて、それで資料提供させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 74: ◯寺田委員長 嶋津部長。 75: ◯嶋津企画財政部長 オープンデータの件でございますけれども、基本的に前にも申し上げましたけれども、数を上げるというのはそんなに難しい問題ではなくて、その情報をどう構成していくか、それから、どう使っていっていただくか、そこがオープンデータについては本当に重要なところだなと思っておりますので、外部の識者の方に入っていただきまして、第1回の会合を21日に行わせていただいたところでございますが、その中でも出ていますが、やはり数を出しちゃえばいいということではないので、どう使ってもらうかが命なのでということでやっていきましょう。そうでないと、職員については、お金はかからなくても、少なくとも時間的にコストがかかるので、そこの部分での徒労感というのがあってはまずいのでというような御意見もその中ではいただいておるところでございます。ですので、データを、数を出すということと並行して、どう利用が求められているかということについてのニーズの解析というのもやっていきたいと思います。  それから、具体的なそこら辺の成果というか、出し方として、明日の記者会見で発表になるかと思いますが、掛川市が先に発表されましたが、避難所の誘導の「ヒナンパス」というものを袋井市のほうも実はできるような形になっています。掛川のほうが記者会見の日が早いので、掛川市が先に出ましたが、「ヒナンパス」を見ていただくとかなりの精度でスマートフォンで自分のいる位置から一番近い避難所までさっさっさっと経路がわかるようになっています。それから、GISについても、従来だと統合型GISが、組織内部型のGISですが、この2月試行で、3月から本格稼働しますGISについては、LGWANという行政内部用のデータの流れと、あと、インターネットエクスプローラーという外部用のラインを二つ設けるような、そういうものに変えてございまして、インターネットエクスプローラーのほうでは、市民の方に市の通常情報等、いろいろな形で御提供できる。それもオープンデータとして提供できるというようなシステムになっています。あとは、それもレイヤーといって、どういう情報を上にかぶせられるかというのを、何を……。今一番考えているのは、ハザードマップ、市民の方が必要とされているものというものをきっちりやっていかなきゃいけないということでそこら辺に力を入れていきたいと思います。  それから、事務事業の効率化の点でございますが、今、高橋委員のおっしゃられたように、大きくは、全国的に始まっています水道事業、下水道事業の広域化といったような部分から、小さいものでは、公営住宅の家賃の共同徴収とか、それから、既にプロジェクトをやっていますけれども、航空写真の複数市町での撮影とかという形で、大小合わせますと非常にたくさんあると思いますが、その中のものを挙げながら、実現化していければなと考えてございます。 76: ◯寺田委員長 高橋委員。 77: ◯高橋委員 私が聞きたいことを部長が先に答えてくれたので結構なんですけど、データを公表することがやはり目標じゃなくて、それをどう活用していただくかというのが本来の目標の数値であるべきじゃないかなというのがあったものですから、そういうことを言わせていただきました。今連携をとって優先順位を決めるようなことも話がありましたけれども、やはり情報を公開するだけじゃなくて、業者、要はアプリをどうやってつくるかということが一番課題になってくるかと思いますので、そこら辺はいろいろな事業者と情報交換なんかをしたりして、優先順位を決めて実現できるものを、ぜひそういうことで成果を上げるようにお願いをしておきたいと思います。 78: ◯寺田委員長 ほかはよろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79: ◯寺田委員長 今、委員のほうから、いろいろ例えばオープンデータであるとか、シティプロモーションの関係なんかは、どういうことをどのようにやるかというところを、もちろん市民が必要とされているところということもあると思うんですけれども、大体ジャンル的にどんなことをやっていくのかなというようなところ、今後もっとやってきてほしいという今のお話もありましたので、どういうようなことをもう少しオープンにしていくのかといったところをもう少しここの中に書き込めるのかどうなのか、その辺はどうでしょうか。  嶋津部長。 80: ◯嶋津企画財政部長 今回お出ししていますのは実施計画という形でいった部分なものですから、この計画の中にそこまで細かく落とせないかなと思いますので、また、個別具体なほうについてはこうした形のもので内容を精査させていただいて情報提供というような形で出していければなと考えてございますので、その辺、御理解いただければなと思います。 81: ◯寺田委員長 以上で、イの行政改革前期実施計画(最終案)につきましては、一応これで終了といたします。  ────────────────────────────────────────      報告事項         ア 旧クリーンセンター跡地の防災倉庫等の整備状況について 82: ◯寺田委員長 それでは、(2)の報告事項のほうに入っていきたいと思います。  まず、ア、旧クリーンセンター跡地の防災倉庫等の整備状況について、防災課、磯部課長、お願いいたします。  磯部課長。 83: ◯磯部防災課長 (省略) 84: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  委員の皆様から質問等があればお受けしたいと思います。  高橋委員。 85: ◯高橋委員 今回、防災倉庫に、鉄骨平家建てで360平方メートルということですが、現状の各施設の容量がどのくらいあって、これによってどのくらいのスペースが拡大できるのかということについてお伺いをしたい。これから増加が見込まれるということですけれども、これについてもある程度計画があるかと思いますが、それをどういう形で効率的に配置をするということで、今、物ごとに分けているようですが、効率的となると、場所ごとに割り振ったりとか、いろいろな方法も考えるんじゃないかなと。地域ごとに必要量を分けるとかというような形にもなるんじゃないかと思いますけれども、今後のそうした倉庫の効率化ということですけれども、配置、物の配備の仕方についてどういうように考えているのか、お伺いしておきたいと思います。 86: ◯寺田委員長 磯部課長。 87: ◯磯部防災課長 高橋委員の御質問にお答えを申し上げます。  今後の倉庫のスペースの効率化、それから配置の計画はどうかということでございますが、今現在、倉庫につきましては、考えておりますのは、支部の倉庫、これは19でございますが、あと、避難所の倉庫、こちらは、今、山名コミュニティスクールがなくなったものですから、63カ所の避難所ということでカウントをしておりますが、そのうちの8カ所がまだできておりませんが、こちらのほうは計画的に進めてまいります。  支部の倉庫、それから避難所の倉庫、こちらのほうをメーンと考えております。この中には、やはり特に備蓄食料、こっちの備蓄食料も、今現状は、支部の倉庫、避難所の倉庫もかなり、もうたくさん入っておりまして、目いっぱいなところがありますので、今現状考えておりますのは、各支部の備蓄倉庫、それから避難所の倉庫につきましては、その避難所で必要な1日から2日分の備蓄食料をこちらのほうに配備しております。それから、毛布も、各支部、避難所等に配備をしている部分であります。  そして、現在、今回つくろうとしている360平方メートルの倉庫につきましては、ほとんどが、今、大きなところで、旧笠原のJAの倉庫、こちらのほうにパーティションですとか、テント等が保管されておりますので、実際、笠原の倉庫につきましても、年間50万円ほどの借地料がかかっておりますので、JAのほうからも早期の返還をということも言われておりますので、ちょうどいい機会でありますので、こちらのほうに移すという部分であります。  最終的に、今回の豊沢のほうに、今、JAでありますとか、毛布の5,000枚でありますとか、国道1号線の下のものでありますとか、それを入れましても、おおよそ半分ぐらいでおさまるものですから、その後の必要なもの、今回、必要なものにつきましては、まだ少し毛布が足らないものですから、毛布でありますとか、簡易トイレ、それから遺体処理資機材ということで、納体袋でありますけれども、そういったものも十分入る予定でおりますので、そのような計画でおります。 88: ◯寺田委員長 高橋委員。 89: ◯高橋委員 前に、ICTということで防災のところ、いろいろなタグを張ったりというようなことで効率的に運搬ができるとしたんですけれども、そういうこともきちっともう登録は全部できているわけですよね。これでやると、どこにも、各支部間の移動とか、拠点の倉庫からの移動というようなことは、もう即時そういうような対応ができるようになっているのか、そこら辺、もう一度説明だけいただきたいと思います。 90: ◯寺田委員長 磯部課長。 91: ◯磯部防災課長 それでは、高橋委員の御質問にお答えをいたします。  今のICTのタグの関係でございますが、まだ完全にはできておりませんので、こちらにつきましても取り組んでいかなくてはいけないとは思っております。今後、豊沢に防災倉庫ができますので、その時点ではこちらのタグのほうも配備ができるような形で進めてまいりたいと思います。 92: ◯寺田委員長 ほかに委員のほうから何かありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93: ◯廣岡副委員長 寺田委員。 94: ◯寺田委員長 今、高橋委員からの関連で、タグのほうがなかなか整備とか何かがいろいろ難しいという話だったですけれども、これは計画的にいろいろ進められていて、そういう全国的な標準化というか、そういったものはかなり進んでいるんでしょうか。どんな感じですかね。 95: ◯廣岡副委員長 磯部課長。 96: ◯磯部防災課長 なかなか標準化ということで、一本化というのは難しいという部分で伺っております。それから、タグも、バーコードでやるという部分はすごく迅速が図れていいと思いますが、その事前の、それを張りつけたりとかという部分も時間がかかるということで今考えておりますので、その辺も計画的に進めていきたいと思います。  ────────────────────────────────────────         イ 日本一健康文化都市条例(案)について 97: ◯寺田委員長 では、次、イのほうに移っていきたいと思います。  日本一健康文化都市条例(案)について、企画政策課、大河原課長、お願いします。  大河原課長。 98: ◯大河原企画政策課長 (省略) 99: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  委員の皆様から質問等がありましたらお受けしたいと思います。
     廣岡委員。 100: ◯廣岡副委員長 ここまで来ているわけでありますけれども、9月の定例会の中の委員会で、各委員から、一番わからないことは、このような条例をつくってどういう役割を果たすのか、この条例を制定する意味合いというのは一体どこにあるかというような質問が出たと思います。それらも含めた中で、検討委員会ではいろいろ検討をされているとは思うんですけれども、ここに概略、その内容は記載をされていますが、いまいち、そこら辺に対する疑問がこのコメントの中ではうかがえないものですから、そのことについてまずお伺いをしたいと思います。  私、これを見ましても、前回は、少し具体的な各条例の文案というのも半分まで出ていまして、参加と協働、ここについてはまだ示されていないんですけれども、今回ここまで来た中での示され方、多分2月市議会定例会の中で決定をしていくということでありますけれども、9月に半分まで条例の文案が出ていたにもかかわらず、今回はそれがまた割愛をされた中で、これが経過報告であるというのがなかなか見えにくいのでありますけれども。その辺についてお伺いします。  それと、もう一点、私自身が思うのは、これは理念条例であっても、それは結構なのかなとは思うんですけれども、これをかなり一般条例に結びつけようとしている嫌いがあるものですから、理念条例でこれが幹になって、さらに判断の基準になっていくということを考えますと、私は、健康文化都市の理念というか、形というか、それがもっと明確に見えてこないとなかなか基準にもならない。いつも言っている、心と体の健康というのは、大体皆さんが理解できると思いますが、都市と自然の健康、地域と社会の健康となってくるとなかなか姿形が見えないと。要するに、ここら辺を見えるようにしないと、よりどころ、あるいは判断の基準にならないと。袋井市にも地域と中軸の圏域があって、それがどういう状態になるのが健康なのかとか、いろいろなところが見えないんですよね。だから、それが本当に明らかになってくるのかどうか、このことについてもお伺いしたいと思います。 101: ◯寺田委員長 大河原課長。 102: ◯大河原企画政策課長 廣岡委員の御質問にお答え申し上げます。  3点ほどございましたが、1点目のいわゆる条例制定の意義というか、目的というか、そういったことの御質問かと思います。  先ほど少し説明の中でも申し上げましたが、袋井市は、合併して間もなく、市民憲章という形で市民の皆さんの行動規範とまでは言わないにしても、まちづくりを進める目標、そういったものを定めました。それから、その後は、今度、どういうまちにしていこうといったようなこと、それが5年後の日本一健康文化都市の宣言であったと。この二つの重要な憲章、都市宣言、いずれも、こうしていこうという、まちのスローガンといったようなことを定めたわけでございます。  さて、それで、次に、そのスローガンを一体どういうように具体的に行動に起こしていこうかといったようなところの部分について、今までは総合計画という位置づけの中で計画的にこなしていくといったようなことを進めてきたわけですが、やはり、都市宣言にしても市民憲章にしても、例規上できちっとルール化していくということが何よりも必要ではないかという認識でございます。  そうなると、やはり市民の皆さんの行動、あるいは、まちづくりにかかわる全ての皆様のどういう行動、どういう考え方で行動していくのがいいのかといったような考え方ですとか、そこら辺の部分をきちっと条例の中で成文化して、今後の皆様方の、市民の皆さんと行政が一体となって取り組んでいく、そうしたよりどころとしていくものが必要ではないかと。ただ、一応、条例となると、権利義務を課すといったような性格のものではございますが、ここでは、今、廣岡委員が御指摘ありましたような理念条例的に進めていくということでございますので、あえて何かそれをやらなかったら罰則があるとか、そういったことの考え方で制定はしていかないという基本的なスタンスで条例を設けて、市民の皆様と行政とが日本一健康文化都市に向かって盛り上がっていくと、これを最優先に考えて条例を定めていきたいと考えているところでございます。  それから、2点目の、前回、具体的な条文をお示しして、まだ検討途上のものがございましたので、そこは省略をさせていただきました。今回は、その条文等はお示しをせずに、こうした形で概要だけを載せさせていただいた。これは、やはり2月市議会で当然のことながら一つ一つの条文を上程させていただきますが、委員会の中では、今御質問いただいたような全体の考え方といいますか、入り口の部分をもう一度きちっと委員の皆様方に御説明し、御理解をいただいていきたいといったようなことで、まずはここでそういったことの資料づくりとさせていただきました。また、細かい条文を一つ一つ御協議いただくということになりますと、少し議会の手続上のこともあるかなと、このように考えましたことから、各条文の一条一条を載せずに、概要という形で今回、整理をさせていただきましたので、その点、御理解をいただきたいと思います。  それから、三つ目の理念条例ということではいいんですが、まずは日本一健康文化都市の都市と自然とか、地域と社会といったようなことの共通理解、ここら辺をもう少しこの条例の中でも書き込む、あるいは工夫をしたらどうかという御意見かなと思います。  その部分につきましては、今回、条文を省略していますので、前文というか、その条例の1条に入る前の前文のところで、日本一健康文化都市の考え方を改めて整理しております。都市宣言、当然、日本一健康文化都市を宣言している、その宣言文そのものでもありますが、少しそれを解説する形で前文の中に表現をしていくものがございます。ただ、個別具体の一つ一つの事例を掲げて云々というところではございませんので、そういった部分では少しわかりにくいというか、具体性の部分に欠けるところはあるかもしれませんが、いずれにしても、袋井市が目指す日本一健康文化都市のあるべき姿、考え方、そこら辺のものはきちっと押さえて条文化してあると御理解をいただけたらと思います。 103: ◯寺田委員長 廣岡委員。 104: ◯廣岡副委員長 もう少し検討委員会で……。検討委員会は、今の進め方、こういう内容でもって了とされた中で進んでいるのか。私たちが思う疑問点というものなんかも検討されていたのかというところについて、もう少し詳しく、もしお示しいただければありがたいと思います。  それと、三つ目の前文の中で健康文化都市というものの見方、考え方、姿というものを明らかにしていくよというようなことでありますけれども、それをすごく私は期待したいと思います。今回の目的というのは、自治基本条例でもないわけですし、健康文化都市というものについてきちんと整理、整合しながら、誰でもわかるようなものにするということだと思うものですから、ここについて本当にきっちりと説明をしていただきたいなと。だから、それが前文だけで果たされるのかどうかということになると、私はいささかそれは疑問だなと。なかなかその中では見えてこないのではないのかなと思っております。健康文化都市を説明するということは、大変に深いし、どこまでそれを姿形として見えさせるかというようなことについては、少しその辺で疑問に思っておりますが、その辺の見通しとか、概略でもお示しいただければありがたいと思います。 105: ◯寺田委員長 大河原課長。 106: ◯大河原企画政策課長 廣岡委員の再質問にお答えを申し上げます。  1点目の検討委員会でどのような御検討がなされたかということでございますが、やはり検討委員会の中でも、まずはこの入り口の部分、条例制定をする意義、何でこれをつくる必要があるのかといったようなことの御質問というか、意見もございました。それは、今、私が御説明を申し上げましたが、市民憲章、あるいは都市宣言があって、その先が今、具体的に市民の皆さんが何をよりどころにこの日本一健康文化都市を目指したらいいのかといったようなことはきちっと条例という形ではないといったような説明を申し上げて、皆様方に御理解をいただいたというような認識でおります。  それから、2点目のこの日本一健康文化都市というところに少し重ね合う部分がありますが、検討委員の中では、日本一健康文化都市というのは一体何なのかと、そもそも論というところもやはり御意見の中ではありました。共通して皆さんが理解していただいたのは、心と体の健康だけじゃないんだねと、やはり健康にその心と体を支えるもの全て、関係する全てのものがいい状況、良好な状態といいますか、そういう状態であることが日本一健康文化都市の姿なのかと。それが都市と自然とか、地域と社会と言っておりますけれども、地域と社会で言えば、家庭が温かくて、地域コミュニティがうまく活性化しているといったような状態でもございますし、都市と自然といえば、もとより袋井市が古来から培ってまいりました自然、歴史、そういったものをこれから先もしっかりと大切にして育んでいくといったような、そういうもの全てがうまく循環して、いい状態になったときに、市民一人一人の健康も成り立つと。ベースになるものは、市民、心と体の健康になるかもしれませんが、いずれにしても、それを目指すためのまちづくりというものが日本一健康文化都市なんだねと。だから、市民の体の健康だけを捉えるのではなくて、まちづくり全体が日本一健康文化都市の姿であるというようなことで、この条例を検討していく中でもそういった視点で皆様方に御検討をいただくことができました。  そのまちづくりというところで立っていうと、この資料の4ページ、5ページの中でいえば、4ページの上の5)参加と協働というところがございますが、これからのまちづくりを、日本一健康文化都市を実現していくためには参加と協働という、この視点が一番大切ですねと。こういったことで今、検討委員会の中では議論が進められてございます。概要でございますが、以上でございます。 107: ◯寺田委員長 廣岡委員。 108: ◯廣岡副委員長 概略はわかりました。すなわち健康文化都市像というものはこういうものであるし、それをしっかりつくっていくためには参加と協働、まさしくそのパートナーシップをしなくちゃならない。簡単に言うと、そういうことが網羅された条例かなと理解はします。結局それというのは、健康文化都市であるためには、参加と協働、まさしくパートナーシップ制度というものを推し進めていかなくちゃいけないという中でいうと、どっちが主でどっちが従になるのか。だから、健康文化都市条例にしなくちゃならないのか、それとも、パートナーシップ条例にすべきかと。極端かもしれないけれども、私はそういう気がするのね。ここに全てをすると、さらにまたそれが難しくなってくる。だから、健康文化都市をするためには、何でパートナーシップでなくちゃならないのというようなことも出てきそうで、私は、どちらかに集約したほうがはっきりするなというような気がするんですけれども、その辺はいかがでしょう。 109: ◯寺田委員長 大河原課長。 110: ◯大河原企画政策課長 日本一健康文化都市という考え方が、先ほど少し申し上げましたが、心と体、地域と社会、都市と自然というまちづくり全体の目指す都市像ですので、まちづくり全体を進めていく、そういう都市宣言なわけです。宣言はしましたけれども、市民の皆さんはその理想とする目指す都市像に向かって何をしたらいいかといったところになるわけで、それぞれの個々の市民の皆さんが行っている活動ですとか、それから、行政が進めていくこの事務事業、施策、それはそれぞれの計画ですとか、一人一人の活動目標みたいなのがあって進められていくわけですけれども、やはりまちづくり全体と考えたときには、こうした人口減少とか、少子高齢化とか、さまざまな課題に直面している中で、日本一健康文化都市をどうやって実現していこうかという、そのある種、手法的な部分、仕組みとか手法といったようなことは、パートナーシップ、いわゆる参加と協働を実現して、それで、まちづくりを進めていくべきであろうと。そこが検討委員会の中でもかなり時間を割いて御検討をいただいた、そういう状況でございます。 111: ◯寺田委員長 嶋津部長。 112: ◯嶋津企画財政部長 実はそこら辺の議論については、検討委員会の中で委員からも出て、議論が闘わされた部分でございます。例えば日本一健康文化都市という価値観の部分ですけれども、そこの部分については、袋井市が目指すべきまちの理想像ということで掲げているということで、日本一健康文化都市というのを志向するんだよと。この条例をそもそも制定しようとしたきっかけが、合併後10年間、日本一健康文化都市というのを志向してきて、次の10年に向けても日本一健康文化都市というのを総合計画の中でまちの理想像として掲げていくに当たって、理想像である日本一健康文化都市というものをどういう形で実現させていきますかといったような部分の中で、都市宣言については、やはり核となるじゃないかという点での議論がございまして、そういった中において、条例というよりかみ砕いた形の中で、私たちが市民活動、特に自治会の活動といったような部分において、そのバックボーンになるような、そういうもので制度化されたものがあるのは一つ意味があることだねというような議論がございました。その中で、都市宣言においては、その主体が「わたしたちは」という、ある意味での自然人に限定されたこと、それから、まちづくりを誰がやるのといったことについては曖昧な部分があるじゃないのかという話の中で、まず、まちづくりの大同を定義をしていきましょうという部分でかなりの議論がありました。  その中において、地域団体という中においては、条例の中を見ていきますとあれなんですが、袋井市の場合は、ほかの地域の条例と違う形で、自治会という言葉が条例の中に出てきてございます。自治会の活動といった部分についてあります。  それから、あと、市という部分での役割の中においては、市の職員という、職員の責務というような部分というのも、ほかの市の条例の中にはない形で、袋井ではあります。担い手の定義にされた段階で、それぞれの行動規範というような意味合いにおいて役割と責務というものを決めさせていただいております。それぞれがどういうまちづくりに関して負担といいますか、姿勢で臨むのかと。  最後に、まちづくりをしていく上においてはどういう手法をとるべきかという議論があった中で、やはり参加と協働という手法がこれからのまちづくりにおいては重要なというか、これからのまちづくりにおける手法だよと。行政に任せきりというか、行政が全てを住民に押しつけるということ、住民に全てを押しつけて、行政が何にもやらないということではない。参加と協働という考え方でというようなことでの話があって、今回の条例という形になってきたということでございます。  その中においては、廣岡委員のおっしゃられたように、どこに絞るかというような話の中においては、理念もということでございますけれども、体の健康に特化した健康条例としたほうがいいんじゃないのというような議論もあったんですけれども、意見も出ましたが、でも、それは違うねと、やはりまちづくりの条例なので、宣言にあるような形の三つの健康というものをまず理念で述べて、それから、条例の中にかみ砕いていこうというような、そういう議論の過程を経てできているというものでございます。  この条例を定めたことによって、何よりも次の10年の日本一健康文化都市、袋井市としての目指すべきまちの理想像を実現できるような、そういう足場になっていければと考えているところでございまして、一つ課題といたしましては、前の議会で高橋委員からも御指摘いただきましたけれども、これをどういう形でしっかり市民、事業所等に御理解いただいて、行動規範というような形で意識していっていただけるかというような部分、その点はまたいろいろな形で工夫をしてまいりたいと考えているところでございます。                 〔発言する者あり〕 113: ◯寺田委員長 まだ、かなり皆さんのほうからいろいろ聞いてみたいこと、疑問に思っていることもあろうかと思いますので、ここで一旦休憩をさせていただきまして、それで、休憩後、もう少し皆さんの御意見を伺う中で、もう少しこのイメージをはっきりさせてというか、膨らませていく。そういった会議をできるんじゃないのかなと思いますので、最初、今回は高橋委員が一番バッターでと思います。  それでは、一旦ここで休憩に入りますので、1時15分から再開をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。                (午前11時59分 休憩)                (午後1時15分 再開) 114: ◯寺田委員長 それでは、休憩前に引き続き、今の健康都市条例の件につきまして再開をしていきたいと思います。  まず、高橋委員のほうから一応、先ほど失礼いたしました。切ってしまいましたので。よろしいでしょうか。  高橋委員。 115: ◯高橋委員 健康文化都市条例については、前回のときも発言させていただきましたが、やり方、進め方も、内容もそうですが、行政主導の理念条例で、はっきり言って、余り条例制定するところに意味があるのかということを質問させていただきました。指摘をさせていただいて、現実、進めてきて、今までの市民の説明会をやったときの中身を見ても、質問も2人だけという、ここに書かれているのはそんなものですし、パブリックコメントも1人だけと、やはり進めていく中でも市民の皆さんがどうかかわるかというところでも、結局は成功していないなという感覚を持っています。そういうことでは非常に残念だと思うんですけれども、私は、これをつくることの意義は否定はしませんけれども、それをどう生かしていくかということについて、やはり方向がきちっと示されていないなというのが一番思うところです。そういうことで、この中ではここで全部、説明資料の中でも考え方を示すと、ただそういう考えを示しているだけということで、どう生かしていくかということについての言及がないということで、これはやはり実施までにもう少し、理念はつくるはいいんですが、それを生かしていくかということについて研究、検討をいただきたいなと。  やり方とすれば、これは計画ではありませんけれども、ある程度のスパンで振り返るみたいなことをするとか、あるいは、制度に基づいて例えば提案なんかで事業に対して表彰するとか、そういう条例をもとに意義づけるようなことを研究していただきたいなと思うんですけれども、これは条例の制定とは直接すぐつながるものではないですけれども、その先を見据えたところで考えをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 116: ◯寺田委員長 大河原課長。 117: ◯大河原企画政策課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  この条例制定の進め方というか、市民参加の部分で少し物足りなさがあるんじゃないかという御指摘も今いただいたところですが、これは先ほどから申し上げましたとおり、条例を制定する一つの目的が、日本一健康文化都市を実現するというよりも、現実のものにしていきたいと、理想を掲げるだけではなくて、実際に市民の皆さんの行動に呼びかけて、その一人一人の行政との連携した活動の中で日本一健康文化都市を実感していただくと、こういったことを考えておりますので、それに対して、市民意見交換会ですとか、それからパブリックコメントといった、その個別具体の取り組みが十分であるのかどうかということにつきましては、我々としては現時点でできるだけのことをしながらやってきたという認識でございます。ただ、結果的に参加していただいた方が限られていたといったようなことも事実ではございます。そういうことも踏まえた中で言うなれば、ますますこういう条例を定めて、市民の皆さんがより自主的にこういった行政活動とか、それから、市民の皆さんがやる活動もそうですけれども、そういったことに市民ぐるみで、市民と行政が協働して取り組んでいく必要性をより強く感じたところでもございます。  それから、制度の今後の活用方法というか、どういうような方向で持っていくかということですが、まずは、やはりこの条例制定後は、市民の皆さんにも広く知っていただくということからすれば、条例のかたい行政用語が入ってきますので、少し解説をつけて、よく自治基本条例などは、そういったことで一条一条の解説文をつけてPRしているといったようなこともございますので、それらを参考にさせていただいて、わかりやすいパンフレット的なものを作成して、それぞれホームページですとか、あるいは広報ふくろい、また、それぞれ自治会等が行うような、そういった話し合いの場に積極的に出向いていかせていただいて、この条例の趣旨等について御理解を、あるいは情報共有を図ってまいりたいと考えております。  個別具体の、今、一つ事業についての表彰みたいなのをやったらどうかというような御提案もございましたが、それぞれの取り組み活動につきましての内容までは、当然のことながら条例の中では明記することはできませんので、実際にこうした条例によってどんな成果が見込まれるかといったようなことも、そういった周知をしていく中で事例をまじえながらわかりやすく説明をしていきたいなと考えております。まだ、一度に画期的に市の中が変わるというか、まちづくりのあり方が変わるということはなかなか難しいと思いますが、それでも、やはりこれをよりどころにしていただいて、皆さんで今後のまちづくりを盛り上げていくと。来る少子高齢化、人口減少社会に備えたそういった取り組みが着実に行っていけるように取り組んでいきたいなと考えております。御理解のほどをよろしくお願いいたします。 118: ◯寺田委員長 高橋委員。 119: ◯高橋委員 条例の制定について反対するものでもないし、否定するものでもないですけれども、この条例をつくる意義というのは、市長がかわっても健康文化都市というのをきちっと規定して、そこだけですよね、義務づけで残るというのは。ほかのところはあくまでも示すというだけだものですから。それ自身はそういう点では日本一健康文化都市というのは継続されていくという点でこの条例の制定の意義はあるということは認めますけれども、後をどうつなげていくかということについて、工夫というか、そういうのはやはり不足しているなというのがあります。結局、憲章みたいに文章にして飾るということがありますけど、この条例だと例規集に載っているだけということで、もう見向きもされないということになりがちですので、後々これをよりどころに何かやっていますよということが明らかになるようなことをぜひ研究していただきたいと。先ほどと同じ要望ですけれども、お願いしておきたいと思います。 120: ◯寺田委員長 大河原課長。 121: ◯大河原企画政策課長 ありがとうございます。  やはり条例もつくりっ放しではいけないとは考えておりますので、そんな中で、まずはやはり行政もそうですけれども、市民の皆さんへの意識づけ、これがどういうように実際に進んでいくかといったことが一つのポイントだと思います。やはりだんだんコミュニティの希薄化とか、それから市民ニーズの多様化といったようなことが問題視されている中では、市民ニーズに対する行政の行き詰まり感というか、そういったものがございます。そういったことがいわゆる行政課題にも直結しているわけでございますので、そうした行政課題、地域課題、これを解決するための一つのよりどころとなるように、これから引き続きこの条例制定後に実績を積み上げていきたいと考えております。 122: ◯寺田委員長 ほかに皆様のほうから御意見等がございましたらお願いしたいと思います。  寺井委員。 123: ◯寺井委員 きょう、ここで日本一健康文化都市条例(案)についてということで出てきているわけです。このタイトルについて、最初に出てきたのが(仮称)市民健康都市条例の制定ということで、最初の予算取りからそういう名称で来たわけですよね。この名称がいいとか悪いとかということよりも、この過程の中で、いつ日本一という冠をつける条例の、これは名称ですか、そのあたりもはっきりしないんですけれども、条例の名称がどうなっているのかというのがわからない。11月18日に意見交換会ということで、総合センターで市民の皆さんに説明をされている。そのときは、(仮称)市民健康文化都市条例の制定についてということで御意見を伺っているわけですよね。その後、この12月7日には、袋井市日本一健康文化都市条例(案)ということでパブリックコメントをとっているということで、そのときには、日本一というその名称、日本一はつけなくてもいいじゃないかというような意見もここで出されているわけです。最初に、ことしの初め、議会のほうに提案されて、いろいろな意見が出て、担当のほうでは御苦労をされ、その意見をそれぞれにしんしゃくしながらまとめてこられたとは思いますし、大変な御努力をされてきているんじゃないかと思いますけれども、ただ、議会の中にきょう出てきているものが日本一健康文化都市条例ということで、その名称なのか、タイトル、何だかよくわからないですが、どうなったのかわからないままに、日本一のついた条例制定ということで提案がされている。  中身につきまして、先ほど来質問もあったわけですけれども、条文がどうなっているのかということでありました。その条文については、11月18日に市民の皆さんに出されてきたわけですよね。(仮称)市民健康文化都市条例という。この中には、ずっと条例を制定するについての意義、考え方というものが書いてあって、そして、条例の基本的な項目ということで、前文から始まって、1番から15番までの項目が載ってきているわけですよね。最後は、15の説明責任と。全部、(案)になっていますので、案ということは、これは検討委員会や何かで議論をしながらいろいろ変わっていくのかなとも思うんですが。  私、少しおかしいなと思うのは、先ほどからずっと説明をされているように、市民の皆さんに今後、条例が制定されてから、趣旨、出向いていって、わかりやすい説明をしながら情報を共有化するということが言われているわけです。この条例の項目を見ますと、中にそれぞれ責務があるわけですよね。ここは市民の役割という、あるいは地域団体の役割、事業者の役割、そして市議会の責務、市長等の責務、市職員の責務、そういうことで役割、責務というものが書かれているということは、市民もそれなりのその条例の制定に際してはいろいろなものを背負っていくということになれば、事前に市民に対してきっちりと理解をいただき、条例制定前にやはり市民説明会というのは十分されていって、そこで共有化をされて制定というところにステップとしては行くんじゃないのかなと思うわけですけれども、何か進め方が、順序が逆のような気がするんです。  きょうももちろんその条文は出てきませんでした。先ほど委員長のほうに、条文が出てこないというお話をしましたら、ホームページにも出ているしというようなお話があったようですけれども、その条文が一応これでそのまま委員会のほうにコピーをして出されると、それが事前審査になると。では、委員会は一体、何を審査すればいいんですか。しかも、市民説明会の中で、先ほどお話があったように、市民の皆さんも余り参加をされていない中で、周知されていない。そういう中で議会も条文もわからないままに、これで2月市議会に議案として出されてくるものを了としていくという段取りになっていく。それでは議会としてもそういう進め方でいいのかという部分があるわけですけれども、きょうに至るまでの過程、そして、資料として条文も出てこないという……。多分きょうここで出てこないというのは、また検討委員会の中でいろいろの話があって変わってくるのかなとも思うんですが、変わってきたものが市民説明会に出したものと違うなんて、こんなおかしいことはないんじゃないかと思うんですよ。軽微なもちろん変更はあっても、それはやむを得ないとは思いますよ。語句の修正であるとか。だけれども、全体的に項目も違ってきているということを見たときに、どのようにここで話し合いをすればいいのかというのがよくわからないものですから。  実は、私、これ、本当に情けないことに、ゆうべ、これを広げて見てみまして、過去の前ののからずっと見てみまして、何か自分の頭がおかしくなっちゃったような、整理が全くつかないままに、どうなっているんだろうなんていう思いを持ちながら、きょう、ここへ臨んで、本当に恥ずかしい話なんですが、そんなことで、どうも整理がつかないということですので、そのあたりの説明をいただければありがたいと思います。 124: ◯寺田委員長 大河原課長。 125: ◯大河原企画政策課長 寺井委員の御質問にお答えを申し上げます。  最初に、タイトルの、条例の表題の件でございます。これは昨年、予算編成、平成27年度予算とあわせまして、来年度は10周年記念ということの事業の一環として(仮称)市民健康都市条例を制定していきますといったようなこと。それから、その後、5月の10周年記念式典のときに、同様の名称で策定を始めていきますというような、そういったメッセージを発信させていただきました。当時は、やはりそんなに深くどういう条例の中身にしましょうというところは、目的は日本一の健康文化都市という、そんなまちづくりを実現させていくための条例にしたいという思いはありましたけれども、中身的にどういうようなものにしていくかというところまでは明確に持ち合わせておりませんでした。あくまでも仮称ということで、市民健康都市条例というような名前にしておりましたけれども、だんだん議論が審議会の中でも深まるにつれて、この条例をどういう目的でどういう考え方で定めていくのがいいのか、それから、市民とか地域団体とか、それぞれのかかわりのある方々の役割とか責務をどうしたらいいかとか、それから、さらには、その責務のもとでどういうまちづくりを展開していったらいいのかというような議論を深めていく中で、やはりこれは日本一健康文化都市を実現するそのものの条例になっていくんだねというような理解の中で、そこでタイトル、表題をどうしましょうというような意見交換をしましたところ、でしたら、日本一健康文化都市条例、タイトルというのは比較的コンパクトにするのが一般的なんですが、今回は日本一健康文化都市条例ということで、宣言した文章そのものを表題に使うのがふさわしい、適切であるということで、その表題につきましては今日に至っております。これが名前が二転三転と捉えられるかもしれませんが、審議をしていく過程の中でそのような経緯があったということで御理解をいただけたらなと思います。  それと、この進め方の話でございます。廣岡委員、高橋委員からも同様の趣旨の御質問がございましたが、これにつきましては、やはり都市宣言をして、都市宣言を具現化するための一つのよりどころとしては総合計画を策定して、その目指す都市像が日本一健康文化都市であるということでありますので、その計画を着実に推進していくことが日本一健康文化都市を成功させるというか、実現させていくと捉えているわけですが、やはりそれだけでは市民の行動変容というところにまではなかなか難しいという理解でございます。  さて、そうしたときに、都市宣言を今度一歩先に進めていくにはどういうやり方というか、どういう形で市民の皆さんに日本一健康文化都市を盛り上げていくことを示していったらいいかということで、10周年、ちょうどその間にパートナーシップというようなことの協働のまちづくりを進めてまいりましたので、実績はある程度積み上げてきたということでございます。したがいまして、ゼロベースからというですか、全くない状態からこの日本一健康文化都市条例を定めるというわけではなくて、ある意味、市民と行政との間の信頼関係の中でさらに日本一健康文化都市の実現に向かってエンジンを吹かしていくということの位置づけ、それを具体的に進めていく上でこの条例が必要であるというような認識でございます。  したがいまして、健康文化都市条例を制定していく、条文を定めていく過程の中で市民の皆さんのどこまでかかわり合っていただくかという部分については、たくさんの数を各地域ごとに出向いていって、それで説明会なり、条例案についての意見交換をというのは内部でもそれは検討をしました。どうしたらいいかということで、より丁寧にというか、たくさんの市民の方に集まっていただいて、けんけんがくがく意見交換をするという方向も検討しましたけれども、今申し上げましたように、ある程度の実績を積み上げてきていたということもございますので、それを少しずつ整理しながら、専門的な見地から検討委員会という、その中には当然、自治会を代表する自治会連合会長等も入っておりますけれども、そういう識者の方々を中心にこの条文案を策定していく。ただ、それだけでは足りませんので、市民意見交換会という形で、先般11月18日に意見交換の場を設けさせていただいたということでございます。  今申し上げましたように、それで全て十分足りたのかということになるわけですが、私どもとしては、それがベストな方法ということで取り組んでまいりました。あとは、やはりこれからが大事だということですので、そういったこれからの展開につきましては、住民の皆様方との意見交換会をさらに進めていく中で実績を積んでいきたいなと考えております。 126: ◯寺田委員長 寺井委員。 127: ◯寺井委員 今、お話が流れとしてありましたけれども、要するに、市民の皆さんの認識というのは、10周年記念に際して、こういう条例をつくりますよというPR、これはずっとされてきたということで、そのベースがあるというお話でしたけれども、やはり肝心なことは、市民がその中にどういう内容が盛り込まれているのかということではないですか。自分たちも役割を背負いながらというものもその条項の中に入っているなんていうのは、説明会に行かなければわからない話でありまして、もうできたものを示されて、これでいきましょうと、市民の皆さん、ぜひ一緒に市とやりましょうということで本当に納得をしていただけるのかどうかと。市民の皆さんと一緒につくっていく条例という認識でもって、やはりできてからではなく、事前の丁寧な説明というのが本当は欲しいんじゃないかということを私は強く感じます。  例えばタイトル一つとっても、やはり市民の皆さん方、そのタイトルにもこだわっているというのは、ここのパブリックコメントでも出ていますように、そして、また、おかしな話で、11月18日のときと12月7日からのパブリックコメントではタイトルが違うという、これって一体どうなっているのと、何が本当なのということで、また何か変わっていくんじゃないかと、信頼がそがれるということになるんじゃないかなと思います。  本来なら、意見交換会なり、市民説明会なりは、ある程度の成文化されたものが提示をされ、そこで修正をしながらという形になって、いつも議会のほうでも、先ほどのあれもありましたけれども、このように意見があって、こういうように修正をしていきたいというような形のものが出されてきたわけですよね。きょうはそういうものが何にもない。そうしますと、これが出てくるということでよろしいですか。多分これは違うと思うんですよね、中身が。項目もくくり方も違ってくるわけで、どんなものが形として出てくるのか。それがないままに、きょう、ここで委員会として進めてくださいということは言えないような気がするんですけれども、お答えを。 128: ◯寺田委員長 大河原課長。 129: ◯大河原企画政策課長 寺井委員の御質問に再度お答えを申し上げます。  タイトルの件につきましては、私から申し上げるのは、あくまでも仮のタイトルをつけさせていただいて、中身の検討が深まった段階で、通常ですと、やり方は幾つかあると思いますけれども、まずは表題的なものをきちっと決めて、それから、具体の中身を検討していくというやり方もあるでしょうが、今回の条例の策定の経緯は、先ほど申し上げましたとおり、検討委員会の中で内容の審議を進めていく中で、最終的に表題、タイトルを一番ふさわしいものにしようということで進めてまいりましたので、その点、若干、表題的なところが1回、2回と名称の出し方が変わっているということでございますが、現時点で、この日本一健康文化都市条例ということが最終案でございます。  それから、進め方の経緯、その点につきましても、繰り返しになりますが、この日本一健康文化都市条例そのもの一つ一つの考え方は、皆さん、もう御説明するまでもなく、全く新しいものが出てきたというものではございません。都市宣言ももう平成5年に宣言をしておりますし、それから、協働のまちづくりといったようなこと、それもパートナーシップという手法の中でこれまで総合計画の推進を通して着実に歩んできたと理解をしております。ただ、それをきちっと今度は条例という形で市民の皆さんと共有することによって、より市民の皆さんの動きが活動しやすくなるという理解でおります。そういったことを考えまして、少し行政主導的というようなことの御指摘もあるかもしれませんが、行政側のほうで条文を整理させていただいて、しかるべき方々の御意見を伺う中で、現在、条文案をまとめたところでございます。  なお、今、寺井委員から御質問のありました11月18日の時点の意見交換会のときに出したものと、中身は今少し変わっております。当然こういった市民意見交換会の結果を経て、それで、また検討委員会もその後やっておりますので、最終的な今の条例案というのは、もう少し中身の修正が生じております。その修正案につきまして、私のほうで出すのを嫌がっているとか、そういうわけでは全くございませんので、ここでその案文がないと意見が出せないということであれば、それは現時点での最新の条例案というものはお出しすることは全く構いませんので、その点で、もし必要であれば御提示をさせていただきたいと思います。 130: ◯寺田委員長 寺井委員。 131: ◯寺井委員 委員長、今そういうお話でしたけれども、委員長の判断をお願いします。  それが事前審査になるのかということを言われていたようですけれども、今ここで出されたものが若干変わる。その若干変わるというものが、きょう資料として4ページ、条例の構成及び概要という形でもって一つ出ているんですが、また、こちらと違うんですよね。要するに、くくり方等が。ですので、多分これも違うだろうと思いますので、現時点でどのような形になって……。それはまた検討委員会の中で若干の修正も出てくるかもしれません。委員会の中でそれについての意見があって、修正も可能なのかどうか。ただ、ここで今出されて、すぐ、ここはこうしてくださいよというところに行けるかどうかはわかりませんけれども、委員長のほうからまた采配を振るっていただきたいと思います。                 〔発言する者あり〕 132: ◯寺田委員長 高木委員。 133: ◯高木委員 委員長に提案させていただきたいと思います。  今、寺井委員からもありましたけれども、検討委員会が2月の上旬、9日ごろに予定しているということであります。そこでまとめたものをいま一度、2月定例会前に一度、臨時の総務委員会を開いて、そこで出していただいて、委員会としての意見をいま一度、検討委員会に戻すような形。委員会の意見をしんしゃくしていただいた中で、2月の定例会に最終的なまとめたのを出して審議をしていくという形をとったらどうかなと提案しますけれども、あとは委員長の判断にお任せしたいと思います。                 〔発言する者あり〕 134: ◯寺田委員長 それでは、私のほうでいろいろ要領も少し悪かったようでございますので、今の議長からも御意見をいただきましたので、2月9日、そこである程度もう一度検討委員会のほうの議論があるということでございますので、それが終わった時点のものをいただいて、それをもとにしてこちらのほうで審議をさせていただくと。その結果をまた検討委員会のほうに報告させてもらって、それで本会議に臨むというような形をとろうかと。あくまでも、一番、成案に近い形のものをいただいて、それに基づいて議論をして、こちらのほうの意見をまとめたものをそちらのほうに御報告すると。それで、本番の2月市議会に臨むというようなスケジュールですよね。今、皆さんの御意見を総合するとそんな形になるのかなというようなことを今こちらのほうで提案したいわけでございますけれども。  大河原課長。 135: ◯大河原企画政策課長 実は、2月9日に開催予定しておりますこの検討委員会ですが、この委員会は、きょうの総務委員会で御協議をいただく中で、検討委員会としての考え方、例えばですが、市議会の責務とか、市の責務とかというのが出ていますけれども、それはおかしいのではないかという、その基本的なところの方針が議会から指摘があったというようなことがあれば、そこは検討委員会でももう一度というようなことで考えていました。ですので、今の議長からの御提案をお伺いする中では、検討委員会の前に総務委員会等を行っていただければ、その結果を、どっちかというと報告みたいな形になってしまいますが、検討委員会のほうに報告して、このような議会からの御指摘をいただきましたと。そこで改めるものがあれば、改めた形で検討委員会に出していく。そんな手続的なことを当局としては考えておりました。  以上、参考までに報告します。 136: ◯寺田委員長 では、恐れ入ります。暫時休憩といたしまして、委員会の中のほうで少しこの問題の扱いにつきまして再度詰めまして、それで、御報告をさせていただきたいと思います。2時15分まで暫時休憩とさせていただきます。済みません、よろしくお願いいたします。                (午後2時00分 休憩)                (午後2時15分 再開) 137: ◯寺田委員長 それでは、休憩前に引き続き再開をしていきたいと思います。  今、委員の皆様から一応意見を伺ったところ、2月9日の検討委員会までにですけれども、まず、こちらの委員会をもう一度やりたいと。それから、2月5日の全員協議会にかけていきたい。それから、ここでほぼ議会として意見はまとまるので、それを2月9日の検討委員会に間に合うような形で出していきたい。それで、2月市議会の本番に臨んでいきたいということですので、特にここの委員会の意見もいろいろ出たわけですけれども、また、これが全体の議員の認識にもつながっていかないということになると、またいろいろそごも生じてもいけないということですので、全体のともかく認識レベルを統一していきたいというようなことです。  そんなことでございまして、見たところ、予定が全然みんないっぱいだものですから、あしたとあさって、各常任委員会がありますけれども、そこに一度こちらの総務委員会のきょうの続きをこっちに持っていきたいということでございますので、とりあえず当局の皆さんの御出席につきましては、この関係する部署だけで結構でございますので、企画政策と、あと部長が出ていただければよろしいんじゃないかなと思います。そういうことですので、当局の皆様、御都合のほうはどうでしょうか、あした、あさってのほうは。  嶋津部長。 138: ◯嶋津企画財政部長 あしたでございますけれども、午前中については、10時から市長定例記者会見がございまして、そちらのほうに私と企画政策課長のほうは出席を。先ほど申し上げましたように、「ヒナンパス」とか出す案件が定例記者会見もいろいろあるものですから、そこら辺は少し。あと、午後が……。 139: ◯寺田委員長 27はどうですか。 140: ◯嶋津企画財政部長 27でしたらば、大丈夫です。 141: ◯寺田委員長 午前中で。 142: ◯嶋津企画財政部長 午前中で大丈夫です。  課長はどう。
     27でしたら、私も課長も大丈夫です。 143: ◯寺田委員長 委員の皆さん、よろしいでしょうか。27の午前中。 144: ◯嶋津企画財政部長 あと、そのときに、検討委員会の中では、ほぼ成案した形の条例案ということにはなってございますが、きょう、お渡しをしておいたほうがよろしいで……。 145: ◯寺田委員長 今の最新版というんですか、最終的なものをここでいただきまして、それで、中1日ありますので、少し皆さんのほうでよく見ていただいて、一応27日の委員会のほうで皆様の意見をここで集約してもらうと。それに基づいて、2月5日に全員協議会がありますので、その全員協議会にかけていただくと。これも事前審査になっちゃいけないということもありますけれども、一応、案というような形で出していただければよろしいんじゃないのかなということでございますので、それで、議会の最終的な意向をそこの検討委員会のほうにぶつけていきたいと。議会の意見を聞いていただきたいといいますか。 146: ◯嶋津企画財政部長 議案という形じゃなくて、条例の案という、その部分でお出しをさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 147: ◯寺田委員長 それでは、日にちのほうでございますが、まず、総務委員会、続きを1月27日水曜日、午前9時からでお願いいたします。当局の皆さん、きょうじゅうにその最終案に近いものを委員の皆さんにお配りいただきたいということでございますが、よろしいでしょうか。  金原係長。 148: ◯金原議事調査係長 先ほど委員長と議長と少しお話をされた全員協議会の案件でございますが、過去の例で、例えば男女共同参画条例や暴力団排除条例等、直近では新規の条例制定ということで審議をされた経緯がございます。今、資料が探している最中でございまして、全員協議会に上げるか上げないかというのは、過去の資料に基づきながら、また正副議長と正副委員長の御協議の中で決めていただけるかと思いますので、全員協議会の大切さは確かに、今委員長が御説明しましたとおりであるものですから、正式にやるかやらないかにつきましては、また少し議長並びに正副委員長の御議論の中で決定していただければと思います。 149: ◯寺田委員長 過去の事例もあるということでございますので、その辺を議会事務局のほうで調べていただいて、全員協議会の案件につきましては少し最終的にこちらのほうで判断をさせていただきたいと思います。  それでは、この件はそんなことで皆さんに御承知いただいたということで、一旦この件についてはここで打ち切りといたしますけれども、この2日間、きょう、あす、ありますので、皆さんのほうでもしっかり読んでいただきまして、27日、あさっての委員会のほうでしっかりとした御意見なりを上げていただきたいなと思います。  それでは、継続審査ということでございます。よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────────         ウ 歩いて楽しいまちづくりの基本方針(案)について 150: ◯寺田委員長 それでは、次に移っていきたいと思います。  (2)のウ、歩いて楽しいまちづくりの基本方針(案)について、同じく企画政策課、大河原課長、お願いいたします。  大河原課長。 151: ◯大河原企画政策課長 (省略) 152: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  ただいまから委員の皆様の質問をお受けしたいと思います。  高橋委員、お願いします。 153: ◯高橋委員 これは基本方針ということで、考え方をまとめただけだということで、これから具体化していくということになるかと思いますが、一つお願いをしておきたいというのは、これまでの取り組みのところを大まかに、ソフト、ハードで二つあるわけですが、この総括、検証もやはりしていただきたいなというのがあります。袋井市が一生懸命やってきて、実際にどうだったのかというところをやはり載せていただきたい。  それから、考え方、進め方はいいわけですが、実際に事業実施ということについては非常に私は疑問に感じるところも多くて、半径1キロメートルの中でやるということはいいですけれども、新規の例えば駅南とか、どうしてもこれから進めていくというところに関しては、事業実施を進めることに対して別に異論がないというわけではないですが、仕方がないかなと思いますが、現状のところ、そういう形でいろいろな事業をまた整備し直すということに関しては、それで財政の効率化とかいろいろなことを考えた場合、本当にそれでいいのかというようなものを感じます。やはり、こういうハード事業を実施する前にソフト事業なりをやるとか、そういう人づくりなんかをやって、検証してから進めるというのが本来の進め方だと思います。ただ単に整備をすれば人が寄るというものじゃないと思いますので、そういうところはやはり進め方の点では配慮いただいて、事業実施に移すようにお願いしたいと思います。  というのは、例えば東通り、西通りの舗装とか、あるいは、道路の縮減とか、大変な事業費がかかるわけですよね。実際にそれをやって効果が期待できるかというと、本当に確実なものとは見込まれないということですので、先ほど言ったように、ある程度のいろいろなことをやってみて、それなりの効果があったということなら進めるなら結構ですけれども、そういう形でお願いをしておきたいと思います。  そんなところで要望なり、進め方に対する意見を言わせていただきましたが、当局の考え方、それについて示していただければお願いしたいと思います。 154: ◯寺田委員長 大河原課長。 155: ◯大河原企画政策課長 高橋委員の御質問にお答え申し上げます。  この歩いて楽しいまちづくりのきっかけと申しますか、そこら辺の背景につきましては、先ほど資料の中のその必要性というか、2ページ以降のところで少し整理をさせていただきました。その社会的な背景というか、そういったことはこの中に書き込んであるわけですが、今御指摘がありました、袋井市で今までやってきた取り組みの検証をどう考えているかというところ、これは、やはりきちっと押さえる必要があると我々も考えております。  ただ、さまざまな各地域ごとにウオーキングキャラバンというような運動をやっていただいたりとか、それから、最近では、観光とかJRのほうでウオーキングを積極的に進めているといったようなことで、袋井市の中でも例えば旧東海道を歩く方々が、休日、見てみますと、私もよく通りますけれども、相当の方々が歩いています。では、土日に一体何人ぐらいの人が歩いているのかという細かいデータまでは今、手持ちに資料はございませんが、そういったような情報もきちっと整理して、やはり、歩く上で危険な場所とか、こういう部分で道路を改良すればもう少し歩きやすくなるのではないかといったようなことも考えられますので、それはまた個々具体の事業の中に今後、落とし込んでいくとお考えをいただけたらと思います。  また、あわせまして、駅南の新たに開発する部分については、事業化するというのは結構なことですが、それ以外の特に駅北とか、一旦整備を施したところについての事業投資というのはどうかといった御質問もございましたが、当然のことながら、全ての部分を歩いて楽しいまちという視点でリニューアルするというのは莫大な経費がかかってしまいますので、そこまでは我々としても考えてはおりません。ただ、老朽化した歩道のそういう部分が実際見受けられますので、そういったところは、箇所箇所というよりも、少し歩いて楽しいまちづくりの視点から付加価値をプラスアルファした形で何か整備をしていったらどうかということで、一つの事例としてペーブメントというような、そういうことの事業案を検討しているわけでございます。  それ以外にも、最近は、夜間歩く方、意外と皆さん、お勤めの方が最近ふえてまいりまして、男性も女性も夜間歩く方々の姿が目にとまります。余り夜中の10時を過ぎたような方々というわけではないですが、もう薄暗くなったところで照明等が薄暗いと、やはりそこで危険も伴いますので、その辺をLED化するような仕掛けをして、歩きやすいそういう歩行空間に整備していったらどうかというような、そんな事業の提案内容となってございます。 156: ◯寺田委員長 高橋委員。 157: ◯高橋委員 考え方については、私が言わせていただいたとおりの答弁をいただきましたけれども、対象、区域とか、そういう設定なんですけれども、半径1キロメートルというのは納得はできるんですけれども、そこに住む住民ということだけじゃなくて、それによそから来た人たちを、前も質問させていただきましたけれども、引き込むようなことをやはり考えていただきたいと。ただ単に、普通の朝晩のウオーキングの1キロメートル、2キロメートル歩くということじゃなくて、やはりよそから来た人を引き込むということにしないと活性化というのは望めないんですよね。今いる人たちが一生懸命歩いていただいてだけではにぎわいにはならないということで、そういう研究、工夫をしていただきたいですよね、一つは。  例えばこの中にもありますように、原野谷川に桜を植えるとか、そういうようなのがありましたけれども、そういうのなんかだったら、駅を歩いてコースとしてずーっと回っていただけるような周回みたいなのをつくるとか。前にも言いましたが、東海道を愛野のほうから来て、ずーっとこっちへ回るようなのとか、そういういろいろな工夫、ハードだけじゃなくて、そういうソフトも含めてぜひ研究をしていただいて、そういうことで、まずはにぎわいをつくり出すようなことから始めていただきたいなと私は思っていますので、その辺はぜひ御厚意をいただきたいと思います。 158: ◯寺田委員長 大河原課長。 159: ◯大河原企画政策課長 高橋委員の再質問にお答えを申し上げます。  この半径1キロメートルと設定させていただきましたのは、これが一般的にという言い方が適切かどうかあれですが、この歩くことを中心とした施策の中では、まずは1キロメートルぐらいを半径とするエリアでさまざまなハード、ソフトの仕掛けをするのがよいと言われておりますので、そうしたエリア設定をしたところでございます。  そんな中で特にこの駅中心に設けさせていただいたのも、今後の袋井市全体の発展を考えたときに、まずは袋井の顔となるJR袋井駅の部分、ここをやはり、先ほど申し上げましたとおり、やや交流人口が減ってきているとか、少し暗いイメージで印象づけられているところがございますので、何とかこの歩いて楽しいまちづくりということで一つの手法で起爆剤にしていきたいと考えております。そんなことで考えれば、当然のことながら、一義的にはやはり市民の皆さんのためにこのハード面も整備をしてまいりますが、当然、外からの方々のそういう交流人口をふやすとか、あるいは、観光目的に来た方であれば、もう一度来たくなるようなことで、袋井の町なかを歩いていただけるような仕掛けも考えていきたいなと。これはハードだけではなくて、ソフトも含めた中で考えていく必要があると考えています。 160: ◯寺田委員長 ほかに皆さんのほうから質問等はございますでしょうか。  鈴木委員。 161: ◯鈴木委員 私も、先ほど高橋委員から言われましたけれども、ゾーンの部分で、駅北ゾーン、少し疑問に思うんですけれども、西通りは、歩行者が歩きやすいような環境をつくるというのは、割とイメージ的に湧くんですけど、東通りも、車道を削ってまで歩道をつくる……。違いましたね。ごめんなさい、勘違いしていました。それは結構です。済みませんでした。それと、この部分のペーブメント、石を敷き詰めた歩道というようなイメージが出ていましたけれども、去年、南九州へ行かせていただいて、こういった題材で視察をしてきたんですけど、歩道が、競技場のトラックのようなゴム状の歩道が整備されておりました。やはり歩いていて、大変歩き心地がいいというですか、ランニングが少しかかるよというような話でしたけれども、やはりこういう何か仕掛けが特に駅南あたりの整備ではしていっても一つおもしろいのかなと感じましたけれども、材質等ももう少しいろいろな可能性の中で見ていただきたいなと思います。  ごめんなさい、西通りは、先ほどの質問で合っていました。西通りの車線を減少してまでというところが少しどうなのかなと私は逆に思うんですけど、西通り、東通りが、駅に向かう、私ら、北から向かう人間からしたら両方の道路が主になるんですけど、両方とも車を除外するような策を打つというのはどうかなと。もう少しすみ分けして、片一方は歩行者、片一方は自動車の方でもというような形をとるほうがいいのかなと思いますし、備考の欄に、地元商店街の協力が必要というのはわかりますけれども、どれだけの方が、計画を実行していく上で、これに関して体力がある方がいらっしゃるかなということも疑問に思いますし、この辺は、駅南はいいんですけど、駅北はどうなのかなと単純に思いますけど、お答えを、方向性を教えてください。 162: ◯寺田委員長 大河原課長。 163: ◯大河原企画政策課長 それでは、鈴木委員の御質問にお答えを申し上げます。  一つ目の歩道を整備するに当たって、ゴム状の歩道が非常に歩き心地がよかったというお話でございました。我々としては、ここのペーブメントに石を敷き詰めたというような事業案でございますが、今後またそういったさまざまな先進的な取り組み、こういったものを参考にしながら、歩きたくなる、あるいは、歩いて楽しいと思えるような、そんなハード面の整備に心がけてまいりたいと考えております。  それから、西通りのこの車道の縮減と歩道の拡充という部分でございますが、これも現時点で、市民の皆さんからのそうした若干の御意見等を伺う中で、こういったことも一つ検討していく必要があるかなということです。ただ、極端に車道を縮減して云々というわけではなくて、支障のないレベルでこういうことができないかと。それから、いずれにしても、歩道の部分が少し窮屈というところもございますので、西通り全体にわたってそういうようなことで再整備するのか、あるいは、極端に支障が出るところだけを少し工夫するのかといったような、そういうのも含めて、改善するところは改善するというような考え方で取り組んでいきたいと思います。  この事業案全てそうですけれども、基本的に今、事務局のほうで、こんな事業が考えられるという段階のものでございます。したがいまして、委員の皆様方から、その他いろいろ、逆にこんなのをやったらどうだというような御提案があれば、そちらのほうもいただけたらなと考えております。よろしくお願いいたします。 164: ◯寺田委員長 ほかにございますでしょうか。  戸塚委員。 165: ◯戸塚委員 まず、今回、この歩いて楽しいまちづくりの基本方針ということで企画政策課のほうから総務委員会に出てきたわけですけれども、今、例えば所管が違いますが、建設経済委員会の都市計画マスタープラン等の見直しの作業も進めていると。それから、ちょうどかぶるところで、中心市街地の活性化というような取り組みも、国の指定を受けなかったけど、独自で取り組みをしてきているという中で、今回このいただいている資料の中では、都市再生特別措置法の改正の関連で、「コンパクト+ネットワーク」というですか、この辺というのは、今後、組織の体制として、企画政策課……。これは計画を策定するわけですよね、いずれにしても。立地適正化計画、そういうものをやっていくについても、今後も所管は企画政策課でやっていくかということがまず1点と、その辺の計画策定について。  きょうは課長から冒頭、中間報告ということでありますけれども、こういったものを具体的に進めていって、そこら辺の計画の策定の仕上がりの時期というか、その辺を御説明いただきたい。まず、その点についてお願いします。 166: ◯寺田委員長 大河原課長。 167: ◯大河原企画政策課長 戸塚委員の御質問にお答えを申し上げます。  今お話がございましたように、この事業というか、この方針そのものは、今、JR駅周辺の公共施設の整備を初め、さまざまなところで動きがございます。駅南の開発もそうでございますし、駅のそのすぐ北側、観光案内所、今、新しく整備をしておりますけれども、そういったものもあります。それから、もう少し北のほうに目を向けてみますと、袋井の図書館があったりとか、それから、ど真ん中のこっちのほうでは、先ほど言ったような旧民間の商店の跡地に公共施設を整備していくというような、そんなさまざまな動きがございますが、それらがそれぞれ点でしかないということで、それを線で結んでいく。その取り組みが、やはり歩いて楽しいまちづくりの一つの目玉になっていくと考えます。  そういう状況の中で、この歩いて楽しいまちづくりを進める上では、これは当然、企画政策課1課だけでは解決し得ない問題でございます。都市計画、あるいは、観光分野でいえば産業振興、それから健康の部分でいえば健康づくりもありますし、スポーツ推進課といったような、本当に庁内の関係する所属がそれぞれ連携してこの事業に取り組んでいかなきゃいけないということです。企画のほうでは、そういった所管も含めて、点と点を結びつけていく、そういう考え方をこの歩いて楽しいまちづくりの基本方針としてまとめていきたいと考えております。  ですので、戸塚委員のほうから一つ具体に御指摘のあった立地適正化計画、これにつきましてはもう都市計画課のほうで今後進めていくと。そういうもろもろのこれに関係した計画、都市計画のマスタープランもそうですし、いろいろな計画が今後出てくると思いますけれども、それらとの整合を図ることは当然、必要かと思います。さらに、もっと道路関係の整備で言えば、道路計画10箇年計画、そういったものも今後、策定する予定でございますので、そこら辺との整合も当然、図っていくとお考えいただければと思います。 168: ◯寺田委員長 戸塚委員。 169: ◯戸塚委員 それと、策定の要するに時期、これは都市計画マスタープランはたしか平成29年になっていると思うんですけど、ここは整合性をとって、同じタイミングで策定するんですか。 170: ◯寺田委員長 大河原課長。 171: ◯大河原企画政策課長 この歩いて楽しいまちづくりの基本方針そのものは、今申し上げましたように、考え方を整理しているところ、それから、今後のさまざまな計画の中での事業計画を整理するようなことで策定をいたしますので、今年度末を目途に一旦この考え方を整理させていただきたいなと考えております。ただ、その下の個別の計画につきましては、それぞれの計画がそれぞれ策定されると思いますので、それとの整合をとっていくというようなイメージで御理解をいただけたらなと思います。あえて歩いて楽しいまちづくり計画という、そこの部分での計画を作成するという予定は現在のところ持ち合わせはございません。 172: ◯寺田委員長 戸塚委員、よろしいですか。 173: ◯戸塚委員 はい。 174: ◯寺田委員長 廣岡委員。 175: ◯廣岡副委員長 戸塚委員と少しダブるかもしれませんけれども、歩いて楽しいまちづくりという中で、歩くを主体として、点を線で結んでいくというお話がございました。平成19年に、そういった面では幾つかの計画というか、考え方が示されています。例えば、これは厚生労働省健康局というような中からお金をいただいて、国土施策創発調査というのをやっております。これは歩くということと健康ということ、それとまちづくりを関連させたものですね。同じ年に、袋井駅周辺バリアフリー基本構想という、これはバリアフリーだものですから、特に車椅子とか、とにかく平易に歩ける空間をどうやってつくっていこうというのを駅周辺を主体としながら行いました。さらには、関連するということになりますと、例えばどまん中ふくろいまちづくり計画というのもつくられたり、あるいは、具体的には進まなくなってしまったんですが、にぎわい新都心まちづくり計画というのは、国本を新都心としながら、駅までの道順も含めて、ここを新たな計画というもので、さまざま、今回に近いような志向のされ方がされているわけですね。今現在の内容を見ますと、結局そこら辺の今までの計画がどういうように検証されて、生かされてきているかということ。  何でそう言うかといいますと、今示されているところについては、事業内容としては非常にハード中心に書かれているんですが、その前の、企画政策で本来すべきは、さらにソフトの部分をどうやって肉づけし、それがスムーズにハードにつながっていくという計画をつくらなくちゃならないと思っているんですけれども、以前のさまざまな計画の中から、今の時点でふさわしいものをどういうようにソフトとして記載されて、今後そこら辺はどういうように考えているかということがまず1点知りたいです。  それとともに、先ほど戸塚委員からも、これが次の事業になっていくとかなりハードな部分になっていくわけですけれども、ここで事業内容というのもここまで示したということは、これからこういうような形で中心核部分がつくられてくるということになりますと、非常に今、特別委員会でいろいろ話されているにぎわいの顔づくりというものも密接するわけですね。だから、特に今進んでいるものの事業計画で事業内容であるんだったら、そういったものもふんだんに盛り込んでいかなくちゃならないのではないかと思うんですけれども、そこについてお伺いをしたいと。  それと、もう一点、最後なんですけれども、ここで言う歩いて楽しいまちづくりですが、言っていることは、「『通りすぎるまち』から『過ごすまち』へ」と。だから、ウオーキングをして過ごすまちとはなかなかできなくて、まちそのものの中でいろいろな仕掛けということでありますけれども、基本的には、商店街というか、商店とか利用施設が活性しないと、なかなか過ごすまちにはなってこないのではないのかなと思うんですけれども。ただ、歩道を整備し、植栽をすることで過ごすまちと言えるのか。だから、ここで過ごすまちという意味合いというのは、一体どこまで含んでいるかと。  それから、基本的に言えば、新たな国の中で「コンパクト+ネットワーク」ということを考えたということは、コンパクトシティを目指しつつ、さらにネットワークということも必要になってくるということでありますけれども、まず、そこに行ってみたい、散策してみたいというためにはお店というものが大変重要になってくる。さらには、ネットワークということになりますと、午前中にも、新たな地域協働運行バスとデマンドタクシーの話にもございましたが、あわせてこのネットワークのあり方というのを本当にしっかり考えていかないと、そもそもの「コンパクト+ネットワーク」にはならないのではないのかなと。その辺を考えると、まだまだ現状のこの基本方針については欠けているものが多いなと思います。 176: ◯寺田委員長 大河原課長。 177: ◯大河原企画政策課長 廣岡委員の御質問にお答えを申し上げます。  これまで行ってきた事業の検証という部分につきましては、先ほどから別の委員の方からも御指摘をいただいているところではございますが、平成19年のこの計画、特に、今、私の手元に持っておりますが、健康増進のライフスタイル形成支援連携方策に関する調査、これは厚生労働省所管の、あと、国土交通省の所管するところの事業に乗っかって調査研究をしたものです。これは一つは、壮大なテーマがございまして、市民の皆さんが健康であることに対して地域通貨を発行しようと、そのような究極の目標がございました。ただ、若干やはり国のほうの最終的な見解の中では、地域通貨を発行するということは実現性がなされないということが判明しましたので、そこの部分は目標が達成できなかったところではございますが、ただ、市民の皆さんの歩くことへの関心とか、それから、今後この歩くことを施策の中心に置くということの必要性については、この調査を通して検証がしっかり図られたと認識をしております。あと、それ以外のさまざまなバリアフリーですとか、どまん中のまちづくりといったようなところにつきましても、それぞれ目的に合った計画を策定しているものでございます。  ただ、今回こうして歩いて楽しいまちづくりの基本方針を策定するのも、それらがばらばらにアドバルーンを上げてしまった、そういう計画、取り組みを一つここで一回整理して、全体を網羅したようなイメージで歩いて楽しいまちづくりの方針を決めていきたいということで、そういう考えのもとで基本方針案というものを構成したつもりでございます。  ただ、そうはいっても、考え方の根底には、今まではソフト的な部分を中心に取り組んできたところではございますが、やはり市民の皆さん、あるいは、外から来る人も含めて、袋井市が活性化するための市民の行動変容を起こしていきたいということを考えたときに、やはりソフトだけでは限界があると。鶏か卵かというような話もありますが、ここは一つこの部分に投資すべきは投資をして、歩いて楽しめるような環境の整備をする。そこに市民の皆さんが訪れてくるというイメージで取り組んでいきたいと考えております。ですので、ハードだけではいけませんが、ソフトも当然重要でございますが、まずは財源の確保を図りながら、きちっとやれるところからハード整備を行っていくというのが、基本的なこの基本方針の中の考え方の根底にございます。  それから、目標でありますこの「『通りすぎるまち』から『過ごすまち』へ」ということでございます。この目標設定につきましても、袋井はとかく車でさっと来て、そのまますっと通り過ぎてしまうというイメージがあると。市全体のイメージがそういうようなことで受けとめられがちでございますので、この歩くというスローペースで一歩一歩歩んでいく、それをうまく逆手にとって、これからはそこに滞留していただくというか、交流していただいて滞留していただくと。それがひいてはこの地に住む、過ごすまちへということにつながっていくのではないかと、その高い目標を掲げる中でこの取り組みを進めていけたらなというような思いで、ここに基本的な考え方のキャッチコピー「『通りすぎるまち』から『過ごすまち』へ」というようなことでまとめさせていただいたところでございます。 178: ◯寺田委員長 廣岡委員。 179: ◯廣岡副委員長 いろいろなものを整合化しながら一本化にまとめた、かつてばらばらであった、あるいは、それぞれのつくられている整備の拠点が単独であったものをつなげていって線にして、歩く魅力を高めようというようなお話でありました。それはそれでいいとは思いますけれども、ここに四つのゾーンを形成されているわけですね。横に四つのゾーンにそれぞれの事業化というのがされているわけですけれども、要は、もっと、例えばこの辺なんかでのソフトレベルということを考えると、やはり各ゾーンゾーンで趣が違うような施策というか、そこまで見せていかないと魅力にはなってこないと思うんですね。ただ、こうやって掲げただけという中で、ここの事業内容を見ましても、これでもって各ゾーンがそれぞれ差別化しながら、さらにそれらが相乗効果を持っていくというためには、まず、どこをメーンにしながら、どういうイメージの空間をつくっていくかということが、もっとしっかりまずその分をしないとそうはなってこないと私は思っているんですけれども、結局それらも含めて、まだまだ現状の基本方針の中では言い足りないところが相当あるなと思っています。その辺の肉づけをぜひともよろしくお願いしたいということであります。もし、そのゾーン計画について何か御意見がございましたらお願いをいたしたいと思います。 180: ◯寺田委員長 大河原課長。 181: ◯大河原企画政策課長 廣岡委員の御質問にお答えを申し上げます。  貴重な御意見ありがとうございました。  全体的なことを先に申し上げますと、先ほど来申し上げましたとおり、この基本方針というものでございますので、余り個別具体のところまで踏み込んで事業の詳細な部分まではこの中でまとめる予定ではございませんが、ただ、ゾーニングをして、そのゾーニングをした一つ一つがイメージできるように、そのレベルまでは充実をさせていきたいなと考えております。そんな意味合いで、今現在、中間報告ということでさせていただきましたけれども、御指摘のとおり、少しまだ物足りなさというか、これだけで例えば原野谷川ゾーンのイメージが出るかというと、まだ少し議論を深める必要もございます。  若干ここではまだ、実はこれを策定するのに庁内的な関係部署が集まって、係長級を中心にした検討会を設けてございます。その中で意見交換をしながらこの方針をまとめてございますが、そこのところでも、一つ簡単に例を申し上げれば、原野谷川の護岸のところにある、国体のときに描かれた絵がございます。ああいったものをこの歩いて楽しいまちづくりの原野谷川ゾーンを整備する中で、もっと景観をよくするような、そんな取り組みをすべきではないかとか、そういう個別の案件はたくさん出ています。ただ、そこのコンセプトをもう少しどうするか、そこをしっかりと決めた上で個別の事業に話を持っていきたいなとは、それも考えておりますので、あわせて並行しながら、最後のまとめをしていきたいと思います。よろしくお願いします。 182: ◯寺田委員長 ほかはどうでしょうか。  寺井委員。 183: ◯寺井委員 今この企画政策課の中では、御説明があったように、ここの個別の事業はこういうものをということはそれぞれの課で取り組んでいるので、そういうものを結んでいくということだったと思うんですが、歩いて楽しいって、どういうようにしたら歩いて楽しいまちになるのかなということはいろいろ考えるわけですが、1点目は、やはりそれぞれの課でもってではなく、全体的によその人、あるいは、そこに住んでいる市民の皆さんとか、いろいろな方の声を集約するということが必要だと思うんですけれども、そういう試みをこれからされながら、このあいているところを埋めていこうとされるのかということが1点。  それから、そうしたものが出てきたときに、やはりストーリー性というものが欲しいと思うんですね。結びつけていくのに、この半径1キロメートルの中にいろいろな物語が、つながりがあるという、要するに、点と点を結んでいくじゃなくて、それがストーリーになっていくんだよというようなものをつくり上げていくと、歩いて楽しいという形になっていくような気がしますので、そういうところもばらばらではないものをつくり上げていっていただきたいなと思います。  具体的に原野谷川の河川敷、堤防、あれについて、少しよそで聞いたんですが、花火を見る場所ということで、親水公園や周辺に集まるだけじゃなくて、遠くからも花火が見えるよと。そうすると、静橋の西側からも花火が見える場所もあるし、そういうところをまた県と相談しながら、堤防づくり、堤防の整備をしていったらどうかというような話もあったように思うんですけれども、そうしたところについては、県の協力もいただきながらということにもなる。そして、また、ここに空き地、空き家の活用というものもありますが、これが一番厄介だなとは思いますけれども、こういうものについても、いろいろな方の御意見を伺いながら、アイデアを出していただくというのが大事ではないかと思いますけれども、企画政策課の中でそうした提案を投げかけていただく中で全体的な方針が定まっていくといいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 184: ◯寺田委員長 大河原課長。 185: ◯大河原企画政策課長 寺井委員の御質問にお答えを申し上げます。  委員からおっしゃっていただいたとおりです。まず最後のほうの御質問ですが、本この取り組みにつきましては、企画政策課のほうで取りまとめ役になりまして、それぞれ個別にやる事業とか計画というものを、この歩いて楽しいまちづくりというフィルターを通して展開できるように、そんなこれからの体制の中で進めていきたいと考えております。実際にその予算編成とか、そういったときにでもそういった体制の中で今も進めているところでございます。引き続きそのような、それをさらに充実させて取り組んでいきたいと思います。  それから、もう一つ、市民の方々の御意見というか、御提案といったようなものを大切にするべきだということでございまして、実際には、やはり今回のこの基本方針というのは、先ほど申し上げましたような考え方の中で進めていきますよということでございます。ただ、これを見て、市民の皆さんが、じゃというようなことでさまざまな意見がいただけるかというところは、もう少し下まで落とし込んだ内容でいくと、さまざまな意見をいただけるのかなということを考えておりますので、それは個別の課と調整、連携しながら、いずれにしても地域の中へ入って事業をするということは必要になってこようかと思います。直近で言えば、東海道の沿道、あそこら辺の整備ですとか、それから駅南の関係も当然それに入ってこようかと思いますので、今後これを基本的な考え方をまとめた後は、より事業展開する上での住民の皆さんの意見を吸い上げていくということにも心がけてまいりたいと考えております。それらがうまくいくと、当然、今、点でしかないものが線になっていって、それから、さらにそれが半径1キロメートルの中での面的な部分につながっていくと考えておりますので、御理解をいただけたらなと思います。 186: ◯寺田委員長 寺井委員。 187: ◯寺井委員 これはやはりいろいろな人たちの意見を聞く、声を聞くというのは非常に大事だと思うんです。前にも私、どこかで一般質問かな、したことがあるんですが、「2ちゃんねる」なんかがありますよね。袋井の駅前についてということで、昔懐かしい袋井の駅周辺の思いを掲示板に投稿していくというところがあります。「はまぞう」じゃないですけれども、そういうネットを通して市内外からのいろいろな声を聞くというのが非常に楽しいことだと思います。全てを取り上げるわけではないけれども、こうしたい、ああしたい、ああ、そうだそうだと、そういう案もありますねというような形で、一つのテーブルを囲んでみんなで意見を出すという場も必要かもしれないですが、そうした投稿サイトを使いながら袋井の駅周辺のまちづくりというような、そういうことの提供も必要ではない、この御時世ですので。そうすると、内外というのは、かつては袋井に住んでいたことのある人からの声も聞こえるでしょうし、袋井に来て、旅の途中で少し寄ってみたけれども、こういうものがあるといいねとか、いろいろな声が集約できるじゃないかなと思いますので、ぜひそうしたことも検討していただけるといいなと思いますので、よろしくお願いします。 188: ◯寺田委員長 大河原課長。 189: ◯大河原企画政策課長 寺井委員の再質問にお答え申し上げます。  おっしゃるとおりでございます。市民の貴重な御意見、これをまちづくりに反映すべきだということは考えております。いろいろな市民の御意見を伺う手法があろうかと思います。これからそういったハード面等の整備をするのに、この歩いて楽しいまちづくりの中で事務局として考えたのは、やはり、ただ意見をくださいねじゃ、多分なかなか出てこないものですから、皆さんが、若い方から、比較的中高年ぐらいの層の方まで、意見を出しやすい形のものとしてICT技術を駆使して意見が出しやすいような、そんな取り組みができたらなとも考えています。また、あるいは、先ほど申し上げましたような、地域の中へ入って、我々のほうから積極的に住民の皆さんの意見を拝聴するというような、そういったこともあわせて行っていけたらなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 190: ◯寺田委員長 嶋津部長。 191: ◯嶋津企画財政部長 今の点でございますけれども、行政改革の中にシティプロモーションという形でSNSを使った情報発信をという形で書いてありますけれども、その反対の部分で広報なれど広聴であるというのが、そういう意味合いもございますので、そこのところの平成28年度以降については、全体的にICTといったような技術を持ってそういったことに取り組んでいければなと思っております。  それから、ブログの中でもう一つ、マーケティングという部分で、こちらもSNS手法を使ったマーケティングという形でございますが、そこの点についても、今後大きな意味でのシティプロモーションというような中の一環として位置づけながら、よりニーズを把握できるような仕組みというものを構築していかなければなと考えておりますので、また、いろいろな形で御協力をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 192: ◯寺田委員長 高木委員。 193: ◯高木委員 12ページのゾーン別事業内容の案ということで少し意見を述べさせていただきたいと思います。まず、駅北ゾーン、備考のところに、地元商店街の協力が必要。こんな言い方は申しわけないですけれども、協同組合に入っている方も40件ぐらいだよということになると、抜けた方で商いをやっている方もいますけれども、基本的にここは自治会の協力というか、そういう部分に変えていったほうがいいのではないかなと思います。  それから、西通りに関しては、彫刻のあるまちづくり構想という形で、2年か3年ぐらい前でしょうか、計画案が出されて、駅のほうから歩いて彫刻を見ながら市役所といいましょうか、旧の東海道へというようなお話があったような記憶がございます。そういう部分で、そういう現在、彫刻のあるまちづくりを進めている市として、そういうこともここの中に入れ込んでいくべきではないかなと思っているところであります。
     それから、原野谷川の部分では、桜の植栽ということであります。これは、今、真っ向から県土木へ話をしていけば、だめになりますよね。本当にわからんように植えちゃって、それが大きくなってというのが今の現状だとは思いますけれども、ここらもうまくやらなければいけないと思いますし、また、一つは、あそこに今、地元で課題になっているかと思いますけれども、国体開催のときに中学生がブロックのところに絵を描きましたよね。大分もう色もはげてきちゃっています。それをどうするかという意見も少し出ているものですから、そこらも少し絡めていただきたいなと思います。  それから、最終的には、皆さんが言っていますように、点を線でどうやって結んでいくか、動線をどうやって持っていくかということでありますので、そこらも、今は企画財政のほうでやっておりますけれども、行く行くは各それぞれの担当部署ともよく検討しながら前へ進めていただきたいと思いますし、この計画がいずれはそれぞれの拠点、今は中心核ということでありますけれども、北部、東部、南部というような形の中でもそういう計画もつくっていくだろうと思っておりますので、いいなというですか、参考となるような形のもので進めていっていただきたいと思いますので、これは意見とさせていただきます。よろしくお願いします。 194: ◯寺田委員長 ほかによろしいでしょうか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195: ◯廣岡副委員長 寺田委員。 196: ◯寺田委員長 このゾーンが一体、人口の動態がどうなっているのか、その辺のところを今後少し調べる必要があるんじゃないのかな。もしそれが人口が集中していないということであれば、原因は何かというところの分析もしていただいて、商店街が不足しているのか、あるいは公共的なインフラがないのか、あるいは、今の都市計画、景観条例でいえば、余り高層住宅なんかもあの時期からかなり規制をされているとか、いろいろな問題があると思うんですけれども、外から来ている人でなかなか歩かないと思うんですよね、基本的には。やはり中にいる人が歩かないとしようがないもんで、そういう意味では、駅の周辺のまちづくりをどうするかというところをまず考えていただいて、もちろん、今のお話ですと、全体に袋井市のコンパクトシティをどうするかという中でこのお話があるということですので、非常にそういう意味では体系的ないろいろなお考えの中で示されたと思うんですけれども、まずは人口が減少している、そこのところの活性化をどう図るのか。ここのところに少しメスを入れていただきたいなというのが私の正直な気持ちだったわけですけれども。  一番簡単には、車を入れないようにしちゃえば、みんな歩かざるを得ないので、例えばヨーロッパの都市みたいに、駐車場を外にして、中に入れない、より歩かざるを得ないとなるんですけれども、そうなってしまったらますます中心核は寂れてしまうかと思いますので、私の意見ということで結構でございますけど、また、そんなことを含めて、統計的な調査も並行して少しお願いしておきたいなと、このような、印象ですけれども受けましたので、意見は結構でございます。また、お願いしたいと思います。 197: ◯廣岡副委員長 嶋津部長。 198: ◯嶋津企画財政部長 従来、袋井市については、近年は高さの部分について20メートルまでというような部分での景観条例でそういうように決めまして、例えば企業誘致をする場合にもそのような部分がございますので、そういった部分についてもまた、できれば、平成28年度以降、時代の動きが非常に早い中で個別のつくるものをもう少し安全面だけではなくて、見ていくことが必要だという考えがあって、都市計画サイドもその辺を見直すべく動きもあるので、前回、11月の委員会の中でも、まちづくりの計画が都市計画審議会でもいろいろ出てございますけれども、そういったその点については検討をというような意見が出ました。一応その点だけ報告します。  ────────────────────────────────────────         エ 平成27年度滞納整理強化月間の実施結果について 199: ◯寺田委員長 続けて、次に、エ、平成27年度滞納整理強化月間の実施結果について、税務課所管からお願いしたいと思います。  伊藤税務課長。 200: ◯伊藤税務課長 (省略) 201: ◯寺田委員長 ありがとうございました。  委員の皆様のほうからの質問をお受けしたいと思います。よろしいですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202: ◯寺田委員長 ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────         オ 平成27年度債権放棄の審査結果について 203: ◯寺田委員長 では、続きまして、税務課所管になりますけれども、オの平成27年度債権放棄の審査結果について、伊藤課長、お願いします。  伊藤課長。 204: ◯伊藤税務課長 (省略) 205: ◯寺田委員長 当局からの説明が終わりました。  委員の皆様のほうから御意見等がありましたらお受けしたいと思います。よろしいですかね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 206: ◯寺田委員長 ありがとうございました。  ────────────────────────────────────────      その他【資料提供】         ア 平成27年人事院勧告に伴う本市の対応について         イ 平成27年度原子力防災訓練「実働訓練」について         ウ 「袋井幸浦の丘」記念植樹式(案)について         エ 「ふくろい未来大使」の委嘱について         オ 平成27年度以降の確定申告等市内申告会場について         カ 土地台帳等の閲覧廃止について 207: ◯寺田委員長 それでは、(3)のその他、資料提供に移っていきたいと思います。  このアからカまで、6件の資料提供がございますけれども、この中で、当局の皆様のほうから、この点は説明をしておきたいよという事案等がございましたらお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。  また、委員の皆様から、この点については説明を受けたいという内容等がございましたらお受けしたいと思います。  寺井委員、お願いします。 208: ◯寺井委員 お願いします。  防災課のほうの原子力防災訓練「実働訓練」、これにつきまして、該当する自治会連合会へ、それぞれ1名ずつ出してほしいという話だと思いますけれども、この辺の要請というか、伝達、これはどのように……。もうされたのか、これからなのか、そのあたり。 209: ◯磯部防災課長 もう、させていただいています。 210: ◯寺井委員 これはどこへ……。 211: ◯磯部防災課長 自治会長のほうへさせていただいておりまして、中には、やはり平日でありますことから欠席で出ないという方もいらっしゃいまして、そういう調整を今させてもらっておりますので、先週の金曜日に通知を出させていただきました。 212: ◯寺田委員長 寺井委員。 213: ◯寺井委員 わかりました。各自治会長にそれぞれ1人出してほしいという要請がされて、お名前ももう防災課のほうに来ているということですね。わかりました。ありがとうございます。 214: ◯寺田委員長 ほかにございますでしょうか。  それでは、もし気になるところがありましたら、また担当課のほうに個人的にお聞きしていただけたらと思います。  それでは、全員協議会の議案の案件につきまして、皆様のほうから御意見を受けたいと思います。                 〔発言する者あり〕 215: ◯寺田委員長 それでは、一応、今、こちらのほうで少し案を考えましたが、全員協議会のほうですけど、協議事項のアとイ、これは必要かと思いますので、上げさせていただきました。それから、あと、報告事項、これは資料提供でいいと思いますけれども、アのクリーンセンター、それからイのほうは、また、あした、あさってやりますので、それから対応は考えたいと思います。それからウ、歩いて楽しいまちづくり、これは全体が、完成度といいますか、まだ少しぼんやりしたことが多いかと思いますけれども、今後これはいろいろな形で詰めていったり協議の対象になっていくかと思いますので、何らかの形でお知らせしておいたほうがいいとは思いますけれども。                 〔発言する者あり〕 216: ◯寺田委員長 では、済みません、今、特別委員会のほうでもこれをやっていくということでございますので、それを受けてから、また、どのような形になるのか、委員会のほうである程度これを踏まえてお話が出ていけば、それでいいんじゃないかと思いますけれども。顔づくりのほうでよろしいですかね。                 〔発言する者あり〕 217: ◯寺田委員長 エとオは、資料提供でお願いいたします。それから、その他へ入りまして、カのほうは必要ないですか。土地台帳の閲覧廃止。必要な方だけだもんで、いいですかね。皆さん、一応、我々が知っておけばいいということかもしれませんけれども。ウの記念植樹、これは入れておきたいと思います。  確認のため申し上げます。  まず、協議事項として、アの自主運行バス、それからイの行政改革の最終案、これはお願いいたします。それから、報告事項に入りまして、アの旧クリーンセンター跡地の防災倉庫等の整備状況について、資料提供。それから、イは除きまして、歩いて楽しいまちづくりの基本方針について、これは2月8日に特別委員会があるということでございますので、大河原課長、その後、委員会でない人にこれを出してもらうということでいいですかね。体育館のほうをやっているメンバーについて配ってください。それから、エとオ、これは資料提供をお願いいたします。それから、その他、資料提供へ行きまして、ウの袋井幸浦の丘記念植樹式の案についてということで、以上ですけれども、よろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 218: ◯寺田委員長 では、恐れ入りますが、そんなところでよろしくお願いいたします。  これをもちまして本日の総務委員会を閉会としたいと思います。                (午後3時57分 閉会) 発言が指定されていません。 Copyright © Fukuroi City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...