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令和 3年 3月定例会(第9号 3月24日)

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  1. 御殿場市議会 2021-03-24
    令和 3年 3月定例会(第9号 3月24日)


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    令和 3年 3月定例会(第9号 3月24日)          令和3年御殿場市議会3月定例会会議録(第9号)                          令和3年3月24日(水曜日)     令和3年3月24日午前10時00分 開議  日程第  1 議案第  8号 令和3年度御殿場市一般会計予算について  日程第  2 議案第  9号 令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算につ                 いて  日程第  3 議案第 12号 令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について  日程第  4 議案第 15号 令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について  日程第  5 議案第 18号 令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算につい                 て  日程第  6         市長提案理由の説明  日程第  7 議案第 26号 令和2年度御殿場市一般会計補正予算(第15号)                 について  日程第  8 議案第 27号 損害賠償請求事件にかかる和解について  日程第  9 同意第  2号 御殿場市副市長の選任について  日程第 10 議員提出議案  加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の           第  2号 創設を求める意見書について  日程第 11 議員提出議案  御殿場市議会会議規則の一部を改正する規則案の提           第  3号 出について
     日程第 12 選 第  6号 静岡県芦湖水利組合議会議員の選挙について 〇本日の会議に付した事件   議事日程に同じ 〇出席議員(21名)   1番  阿久根 真 一 君           2番  林   義 浩 君   3番  勝 又 英 博 君           4番  本 多 丞 次 君   5番  芹 沢 修 治 君           6番  中 島 宏 明 君   7番  川 上 秀 範 君           8番  髙 橋 靖 銘 君   9番  菅 沼 芳 德 君          10番  永 井 誠 一 君  11番  土 屋 光 行 君          12番  杉 山   護 君  13番  神 野 義 孝 君          14番  田 代 耕 一 君  15番  小 林 恵美子 君          16番  勝間田 博 文 君  17番  勝間田 幹 也 君          18番  高 木 理 文 君  19番  辻 川 公 子 君          20番  黒 澤 佳壽子 君  21番  髙 橋 利 典 君 〇欠席議員   な し 〇説明のため出席した者  市長                  若 林 洋 平 君  副市長                 勝 又 正 美 君  教育長                 勝 亦 重 夫 君  企画部長                井 上 仁 士 君  総務部長                山 本 宗 慶 君  市民部長                南   美 幸 君  健康福祉部長              芹 沢 節 已 君  環境部長                志 水 政 満 君  産業スポーツ部長            沓 間 信 幸 君  都市建設部長              橘 髙 健 二 君  危機管理監               杉 本 嘉 章 君  会計管理者               芹 澤 勝 徳 君  教育部長                田 代   学 君  消防長                 勝間田 誠 司 君  総務課長                小 林 和 樹 君  秘書課長                上 道 勝 人 君  企画課長                鎌 野   晃 君  企画課課長補佐             佐 藤 哲 治 君  人事課長                勝 又 欣 也 君  人事課課長補佐             府 川 健 作 君  財政課長                根 上 宏 樹 君  財政課副参事              鈴 木 隆 広 君  国保年金課長              西 山 美 香 君  商工振興課長              勝 又 喜 英 君  商工振興課副参事            宮 代 英 和 君 〇議会事務局職員  事務局長                鈴 木 秋 広  議事課長                田 代 こず江  主任                  渡 邊 一二司  副主任                 荒 井 祥 太 ○議長(髙橋靖銘君)  出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ○議長(髙橋靖銘君)  ただいまから、令和3年御殿場市議会3月定例会を再開いたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  本日は当議場に、去る2月24日の本会議において選任同意されました、御殿場市外1組合公平委員会委員の横山 敦様においでいただいております。御挨拶をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、横山様、お願いいたします。 ○公平委員会委員(横山 敦君)  皆様、おはようございます。卒業式、入学式、そして人事異動と、別れと出会いの季節となりました。  私は、先月の議会において、公平委員会の委員に選任の同意をいただきました横山敦と申します。私は、約35年間、御殿場農協に勤務し、主に金融関係で働いており、最後は経営に携わっておりました。  公平委員会ということで、市の職員の人事行政につきましては、社会情勢の急激な変化や、働き方の多様性に伴い、変革の時期を迎えているところですが、今までの経験などを生かしながら、当たっていきたいと、こういう所存でございます。  議員の皆様のお力添えなどもいただきながら努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。 ○議長(髙橋靖銘君)  ありがとうございました。横山様には、委員として御尽力いただきますよう、本席より心からお願い申し上げます。  本日は、お忙しい中、誠にありがとうございました。 ○議長(髙橋靖銘君)  直ちに本日の会議を開きます。                           午前10時00分 開議 ○議長(髙橋靖銘君)  本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、御了承願います。 ○議長(髙橋靖銘君)  なお、提案理由説明書(第2号)、令和3年3月定例会議案書及び議案資料については先に配付済みであります。 ○議長(髙橋靖銘君)  この際、日程第1 議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」から日程第5 議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」までの5議案を一括して議題といたします。  本5議案に関し、予算決算委員会の委員長報告を求めます。  予算決算委員長。 ○予算決算委員長(菅沼芳德君)  過日の本会議において、予算決算委員会に付託となりました議案について、審査の経過概要を御報告いたします。  予算決算委員会は、担当部課長等の出席を求め、去る3月12日、委員21人全員出席の下、開会し、総務、福祉文教及び経済環境の3つの分科会を設け、それぞれ割り振られた事項を慎重に審査した後、3月23日の予算決算委員会で各分科会長から報告を受け、質疑から、採決までを行いました。  詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略させていただき、以下、概要について御報告申し上げます。  それではまず、議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算」について御報告いたします。  総務分科会では、歳入において、個人市民税の均等割額について、納税義務者を減少と見込んだ要因、所得割額を減額とした背景について質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響による企業不振によって従業員の解雇や雇止めが行われ、失業率が上昇したこと、近隣市の大手工場移転による当市従業員の転出が主な要因として見込んだ。所得割額は、納税義務者の減少と、時短要請による時間外労働時間の大幅な減少や人事院勧告によるボーナスの引き下げなどが影響を及ぼすものと見込んだとの答弁をはじめ、法人市民税の均等割額では、47社の法人数減を見込んでいるが、業種と要因、次年度への地方法人税の影響について、使用料及び手数料の個人番号カード再交付手数料の、通知カードの再発行廃止後の状況と見通しについて、ふるさと納税寄附金で、増額とした背景について、基金繰入金の増では、基金繰入金に頼った財政運営は、今後の財政逼迫につながるものとして懸念されるが、当市の状況と見解について等、多くの質疑・答弁がなされました。  歳出では、総務管理費のうち、人事管理費について、増額の背景と、職員研修の何に力点を置くかについて質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響で、インターネットを利用したオンライン研修に対応する設備投資等の経費が増となった。研修計画において、若手職員の職務能力の養成、女性職員のキャリア形成支援、庁内講師の活用を重点としているとの答弁をはじめ、企画費の地域公共交通対策事業では、収支が悪化している路線に助成するとのことだが、全路線に対する割合、また課題について、地域振興費の男女共同参画推進事業で、減額とした背景と次年度のテーマについて、消防費の非常備消防費では、市長施政方針に各種災害に対応できる新たな基準の消防団車両へ仕様変更とあるが、具体的な内容と今後の予定について、災害対策費の防災マップの作成及び整備状況について等、多くの質疑・答弁がありました。  総務分科会では、質疑終結後、委員から当議案に反対する旨の意見が1件ありました。  福祉文教分科会健康福祉部関係では、歳入において、保健衛生費納付金高齢者肺炎球菌予防接種納付金で、接種予想人数と新型コロナウイルス感染症予防ワクチンとの相関性についての質疑があり、新型コロナウイルス感染症流行の影響による肺炎予防に対する意識の高まりから、一時肺炎球菌ワクチンの供給が不足する状況もあったが、令和元年度と2年度のワクチン接種実施者数を鑑みた結果、昨年度の80%を見込んだ。新型コロナウイルス感染症の混合感染や重症化予防のためにも肺炎球菌ワクチンの接種は重要であり、需要も高まっているとの答弁がありました。  歳出では、老人福祉費のうち、高齢者健やか事業の利用率とサービスの内容の見通しについて質疑があり、直近2年の利用率は50%を割っているが、70歳以上の高齢者全員に利用券を配布しており、利用できる方が限られてくることから利用率が上がらない現状がある。また、サービス内容は毎年見直しを行っており、紙おむつの交換や郵便局の見守り訪問サービスの追加、温泉施設3施設を対象として追加する等の見直しを行ってきた。来年度4月からは、樹空の森のパークゴルフ場で、利用券1枚で1回の利用から1日利用へ拡充する予定であるとの答弁をはじめ、生活保護等支援費では、生活困窮者自立支援事業の対象者数の状況について、保健衛生費では、産後ケア事業の新たな取組の検討について等、質疑・答弁がありました。  次に、福祉文教分科会の教育部関係では、歳入において、小学校費負担金通級指導教室ことばの教室負担金で、小山町負担金が減額となっている理由について質疑があり、令和2年度に朝日小学校の校舎改修工事が行われた際、ことばの教室の部屋も改修されたため、小山町にも工事費を負担いただいた分が減額されているとの答弁がありました。  歳出では、教育総務費で教育指導センター事業に関し、不祥事予防や指導主事との関係性について質疑があり、教育指導センターにおいて主に若い教員を対象に、授業がよりよくなるような指導による仕事へのやりがい創出に加え、来年度から校長会の危機管理部会の中に不祥事根絶の委員会を設置し予防を図る。また、教育指導センターが個人に対し指導を行うのに対し、教育指導主事は学校全体を支援しており、今年度より月に1度、指導主事と教育指導センターで情報交換を行っており、抜け目のない支援を図っていくとの答弁をはじめ、小学校費の教育用コンピューター整備事業では、タブレット端末の管理について、社会教育費の新図書館等整備事業について、現図書館の跡地利用について等、多くの質疑・答弁がありました。  福祉文教分科会では、質疑終結後、委員からの意見はありませんでした。  次に、経済環境分科会の環境部関係では、清掃費において、有機資源循環推進事業について質疑があり、生ごみの堆肥化は、循環型社会を目指す上で効果があり、今後は経費的な部分の効率性を検討していくとの答弁をはじめ、富士山エコパーク焼却センターで発電された電力を使用することについて、令和3年度の削減額、広域行政組合の歳入への影響について等、質疑・答弁がありました。  産業スポーツ部関係では、スポーツ振興費の馬術・スポーツセンター施設維持管理費では、貴賓棟の会議室の利用状況について質疑があり、要望があれば貸出しをしており、令和元年度は7回の市民の利用があったとの答弁をはじめ、労働費において、求職活動サポート事業で、内職相談の登録者数、相談件数が減少しているが、その分析と令和3年度の見通しについて、農林水産業費のグリーン・ツーリズム推進事業で、昨年度より減額となっている要因について、森林公園管理費で、減額の要因と今後の見通しについて、商工振興費の経済変動対策資金利子補給金事業設備投資促進事業について、観光費の観光情報発信事業の内容と今後の見通しについて等、質疑・答弁がありました。  都市建設部関係では、歳入において、土木費国庫補助金住宅費補助金木造住宅耐震補強等事業について質疑があり、一般補助は1件当たり最大100万円で、国が2分の1相当を補助、高齢者等が対象の上乗せ補助は、1件当たり最大120万円で国が12分の5相当を補助するもので、一般分6件、上乗せ分5件の予算であるとの答弁がありました。  歳出では、土木費のうち、河川費で、東富士演習場関連河川改修事業に関し、小山川とトチ畑排水路の工事方法について質疑があり、小山川については、現況は2面張りで1次改修されているが、演習場からの洪水をより安全に流下させるため、河川の崩壊や洗堀防止を目的に、より強固な3面張り工法を採用した河川2次改修を計画している。トチ畑排水路については、比較的のどかな自然環境を流れる河川であるため、環境に配慮した河底を張らない、2面張り工法を採用している。いずれにしても、河川の性質により工法の違いはあるが、今後も市民の生命、財産を守るとともに、自然環境に配慮した河川事業を推進していきたいとの答弁をはじめ、都市計画総務費では、旧万国村付近の景観整備について、公園管理費では、公園施設改善事業について、湯沢平公園フェンス等修繕の今後の見通しについて、建築指導費の空き家等相談会開催負担金では、開催件数、開催の周知方法について等、多くの質疑・答弁がありました。  経済環境分科会では、質疑終結後、委員からの意見はありませんでした。  議案第8号については、委員会において分科会長報告の後、質疑はなく、反対討論及び賛成討論を本会議にて行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第9号「令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算」について御報告いたします。  総務分科会では、歳入において、国民健康保険税で、収納率設定を前年度と同じとした背景について質疑があり、過去の決算実績、令和2年度の決算見込み、県が標準保険料率を算定する際に用いる「標準的な収納率」などを総合的に勘案し推計している。納税相談や財産調査を行い、納税者の実情や担税力を把握し、減免制度の活用などにより、収納率を維持しているため、同程度の収納率と推計したとの答弁をはじめ、国民健康保険事業基金繰入金が前年度予算の2.27倍であるが、資産割廃止の影響も含めた今後の見通しについて等、質疑・答弁がありました。  歳出では、保険給付費の一般被保険者療養給付費の増額と、被保険者数は同様だが、1人当たりの療養給付費も増えた背景と今後の見直しについて質疑があり、令和3年度は前年度と比較して被保険者数が横ばい傾向であるが、65歳以上の前期高齢者数は増加傾向にあり、1人当たりの医療費も増加傾向であることを考慮して計上した。今後は新型コロナウイルス感染症の影響により不透明ではあるが、収束後は国保特有の被保険者数は減少傾向にあり、高齢化率は増加傾向に進むと見ているとの答弁をはじめ、保健事業費の疾病予防費、国保ヘルスアップ事業について、事業内容と保険者努力支援交付金との関わりについて等、質疑・答弁がありました。  議案第9号については、委員会において分科会長報告の後、質疑はなく、反対討論及び賛成討論を本会議にて行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第12号「令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算」について御報告いたします。
     福祉文教分科会では、歳入において、介護給付費準備基金繰入金の令和3年度末現在見込額への見解について質疑があり、第8期計画期間中に2億4,000万円取り崩すことを計画しており、これに基づき来年度は1億円を取り崩す予定だが、保険料上昇を抑えるために計画的に取り崩す場合のほか、介護給付費が計画より大きく増加した際の財源不足を補う際に取り崩す場合もあるため、今後の給付費の推移によって大きく変化する可能性があるとの答弁がありました。  歳出では、居宅介護サービス等給付費の負担金補助及び交付金が前年度と同額計上である根拠について質疑があり、令和2年度は新型コロナウイルスの影響による外出等を控える高齢者の増加により、居宅介護サービス給付費の伸びが鈍化した。現状においても新型コロナウイルスの収束が見えないことから、在宅での介護サービスは大きく増加しないと予想し、同額計上としたとの答弁をはじめ、高額介護サービス等諸費では、一定額の見直し予定について、特別養護老人ホーム等施設待機者の状況について、介護医療院の現状について、低所得者の施設入所者の現状について等、質疑・答弁がありました。  議案第12号については、委員会において分科会長報告の後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第15号「令和3年度御殿場市上水道事業会計予算」について御報告いたします。  経済環境分科会では、資本的収入の高根財産区繰入金の内容について質疑があり、高根地区塚原地先に計画されている優良田園住宅整備予定地まで配水管を布設する工事についての繰入金であるとの答弁がありました。  また、資本的支出の拡張事業費が前年度に比べ減額となっている要因について質疑があり、令和元年度、2年度の2か年で実施した大子山配水場築造が完了したため、事業費が大幅に減少したもので、これにより、上水道の配水池は、全て耐震化が完了したとの答弁をはじめ、令和2年度にコロナ対策として実施した水道料金の減額の影響について等、質疑・答弁がありました。  議案第15号については、委員会において分科会長報告の後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算」について御報告いたします。  経済環境分科会では、未処理欠損金、2,000万円余の今後の見通しについて質疑があり、その要因の一つとして、下水道事業は多くの施設を有していることから、減価償却費などの割合が多いことが考えられる。今後の見通しとしては、経営状況や決算等の分析、歳入面の精査や経費の節減などに努め、利益剰余金を生み出して補てんしていきたいとの答弁がありました。  ほかに、御殿場浄化センターの老朽対策の課題について質疑があり、供用から26年余となり、施設の老朽化が進んでいる。今後、施設の更新などに多大な金額が発生することが予想される。ストックマネジメント計画を立て、長期的な視点で施設全体の改築等を計画し、将来的にかかる費用を平準化できるよう考えているとの答弁がありました。  議案第18号については、委員会において分科会長報告の後、質疑・討論はなく、採決の結果、全員異議なく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上が、審査の経過概要であります。  これにて、予算決算委員長報告を終わりといたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより本5議案について、委員長報告に関する質疑から討論、採決までを順次行います。 ○議長(髙橋靖銘君)  最初に、議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」の委員長報告に関する質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  18番 高木理文議員。 ○18番(高木理文君)  私は、議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算について反対をいたします。以下、その討論を行います。  反対理由の第1は、御殿場型NPMの継続とアウトソーシングの拡大についてであります。  市長は一貫して事務業務の効率化・重点化を進めてきましたが、指定管理者制度やPFI制度の導入、業務委託等により、公務のアウトソーシングは拡大してきております。西学校給食センターは、PFIアドバイザリー業務委託導入可能性調査まで行いましたが、財政的な判断から、結局、従来型の施設改修を行うことになりました。  その一方、御殿場温泉会館の再整備については、PFI導入で進めるためのPFIアドバイザリー業務委託を行います。PFI事業は、公共施設などの建設、維持管理、運営などを民間の資金や経営能力を活用して推進をするものです。しかし、その本質は従来の公共分野の仕事を広く民間に明け渡すことです。民間事業者は利益を上げることが最優先です。公の施設が住民の福祉を増進する、そのための施設であることと根本的な矛盾があります。コロナ禍の下では、PFI計画ありきの事業推進はやめ、不要不急の公共事業は根本から見直すべきです。  長年業務を担ってきた市立図書館の窓口業務の委託事業者が変更されます。公共施設の住民サービスは、事業の継続性と質の向上が求められます。入札によって業者が変わってしまうことは、そこで働くスタッフにとっても、自分の将来設計が見通せないことになり、目標を持った職務の遂行もできません。これは指定管理者制度にも共通する問題であり、住民にとってはよいことはありません。  行政経営だと市長が表明されておられるように、NPMの根本は自治体の安上がり化です。会計年度任用職員制度が始まりました。今年4月1日現在の承認状況を見ますと、フルタイムの方は133人、32.5時間以上のパートタイムの方が259人の合計392人ということです。会計年度任用職員が正規職員669人と合わせた職員数の約37%を占めております。しかし、それ以外にも、勤務時間が週32.5時間に満たない短時間勤務の職員がおり、こうした職員により、公務が支えられている現状があるわけです。新たな制度になっても、継続的な処遇の改善を図らなければ、職員が全体の奉仕者として住民福祉の増進を図り、公共サービスの質を守っていくことはできません。官製ワーキングプアを生まない対応を強く求めます。  反対理由の第2は、戦略的な新型コロナウイルス感染症の検査体制、これが予算化をされていないということです。  私は、市長が施政方針で述べている今年度実施してきた各種新型コロナウイルス感染症対策については評価をしております。特に補償を伴った休業要請は、全国に先駆けたものとして大きな意味を持っておりました。  現在、当市においても、散発的な感染者が発生しています。県内においても変異株の報告が相次いでおり、クラスターも発生しています。静岡県の統計を見ても、感染経路不明の感染者率は3月19日時点で22.3%、前の週よりも3.8%上昇しております。今、求められるのは、無症状感染者に対する戦略的で社会的な検査を実施していくことです。  しかしながら、次年度予算の中では、この具体的な検査については事業化がされておりません。私の一般質問に対しても、感染が広がるリスクがある場合に限って、保健所などとの協議の上、臨機応変な検査を行うと答弁をされております。世田谷区のような本人の希望する検査については、必要性を認めておりません。今こそ後追いの検査ではなく、地域での面的検査や医療機関や介護施設などへの社会的検査など、行政の戦略的な検査を予算化して取り組むべきであります。  反対理由の第3は、マイナンバー制度への対応です。  個人番号カード関連事業として、5,791万円余を計上しております。政府は、個人番号カードの取得者へのポイント制度や、健康保険証への利用開始など、利便性の宣伝に力を入れ普及を促しておりますが、当市でも、今年3月1日段階で2万5,591枚、対象者の29%程度の普及率です。  政府は、デジタル化を推進しようとしていますが、その第1が、マイナンバーカードの普及促進です。保険証としての利用は、医療機関に財政的、事務的な負担を求めるもので、コロナ禍で大変な医療機関にさらなる混乱をもたらすものです。  カードの普及が進まないのは、この仕組みが住民にとって不必要で不安が強いものであるからです。政府は、国家公務員や地方公務員等については、家族を含めてカードを取得するよう号令を掛けているわけですが、マイナンバー制度は利活用ばかりが優先され、個人情報保護対策が後回しになっています。  この制度は税と社会保障の個人情報を一括管理し、徴税強化や給付抑制を狙うと同時に、権力による国民監視やプライバシーの漏えいなどが危惧されております。マイナンバー制度は凍結・中止をして、廃止に向けた議論を行うべきであります。  反対理由の第4は、大型道路優先の税金投入が続いているということです。  道路整備においては、住民の暮らしに最も近いところにある生活道路の整備事業費、これが、前年度よりも1,000万円減額されております。その一方で、新東名高速道路関連事業には4億650万円が計上されています。予算の重点配分が幹線道路整備に移行したために、生活道路の令和2年度の完了予定は16路線、全体要望数の約85%です。しかし、来年度は15路線、1.1㎞、進捗率も全体要望数の約88%を見込み、僅か3%の進捗にとどまっております。幹線道路やスマートインターなどの整備が進むことで、車や人の流れは中心市街地には向かわず、中心市街地の空洞化が懸念されます。中心市街地への税金投入は、住民の声に耳を傾けて、慎重に見極めが必要です。  新型コロナウイルス対策は、最優先課題です。経済対策も必要ですが、ワクチン接種、検査、相談体制を強化して、市民の命と健康を守ることに自治体として可能な最大限の対応を求めます。  また、企業倒産とリストラ、失業の連鎖を起こさせないこと、特に中小零細業者や非正規雇用、苦労に寄らない働き方への一層手厚い支援が必要です。共働き、ひとり親家庭、子どもや高齢者、障害者など、大きな影響の受ける方々への支援を抜本的に強化することを求めて、討論を終わります。 ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  16番 勝間田博文議員。 ○16番(勝間田博文君)  議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算に賛成し、賛成討論を行います。  令和3年度当初予算は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による市税の大幅な減収が見込まれ、いまだかつて経験したことのないレベルの歳入歳出の乖離が生じる中、新たな課題である感染症対策と経済対策を念頭に置きながら、市民サービスの維持、継続事業の確実な実施のための財源確保が求められる非常に困難な編成であったと推察いたします。  このような中、市の将来都市像である「緑きらきら 人いきいき 交流都市御殿場」を実現するため、御殿場型NPMの理念に基づき、市民ニーズを的確に捉え、これまでの住民サービスを維持するとともに、徹底的な事業の選択と集中、事務事業のゼロベースでの見直し、効率化、重点化を図り、全庁的に経費削減に取り組んだ様子がうかがえます。  また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を第一義として、当面の政策課題や重要施策に適切に対応するため、「誰もが安全に安心して暮らせる防災、福祉のまちづくり事業」、「真の子育て支援日本一を推進するまちづくり事業」、「富士山の麓交流都市御殿場の魅力を生かすまちづくり事業」の3点を重点事業として、3か年実施計画に掲げた重要施策を着実に推進するための予算編成が行われております。  重点事業の主なものを見ますと、1つ目の「誰もが安全に安心して暮らせる防災・福祉のまちづくり事業」では、大規模地震などの災害に備えるための防災資機材整備の継続や、市民一人一人が健康に、そして長生きするための高齢者健やか事業や、新型コロナウイルスワクチン接種に要する経費を含む感染症予防事業、市民健康づくり事業などが計上されております。  2つ目の「真の子育て支援日本一を推進するまちづくり事業」では、これまで行ってきた子ども医療費助成事業、ごてんば版ネウボラ事業、不妊治療医療費助成事業などの各種助成事業や、学校教育充実事業をはじめとした教育充実のための事業が引き続き計上されております。これらの事業により、市民総ぐるみで子育て支援を行い、誰もが安心して子育てできるまちづくりを推進し、御殿場の将来を担う子どもたちの健やかな成長に資することを望むものであります。  そして、3つ目の「富士山の麓 交流都市御殿場の魅力を生かすまちづくり事業」では、市の魅力を市内外に発信するための情報発信事業や、ふるさと納税推進事業などが計上され、さらなる交流人口の増加やテレワーク等を視野に入れた移住・定住につながる取組を、そして、産学金の連携による優れた環境と景観のまちづくりを進めるエコガーデンシティ推進事業、「郷土を知り、学びを育み、相互につながる」をめどに具現化される新図書館整備事業などにも大きく期待をするものです。  これらの施策や各種事業は本市の現状と課題、さらに将来的な展望を踏まえ、早急に取り組むべき施策として事業化したものであり、市長施政方針にもありました市民の皆様の幸せを最優先に考え、市民の皆様と一緒になって笑顔と活力があふれるまちづくりにつながるものと評価するものです。  一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響は、変異株の蔓延などの長期化が懸念される中、歳入の根幹である市税収入の減少については、今後も厳しい状況が続くことも予想されます。したがいまして、今回の予算編成で改めて動き出した行財政改革の流れを止めることなく推進し、利用者負担の適正化や国・県などの補助制度の有効活用、加えてふるさと納税の一層の周知に取り組まれるとともに、特に歳入を意識した収支バランスや予算規模、各種財政指標を常に意識し、長期的に安定した財政運営を行うことを強く要請するものであります。  最後に、予算執行に当たっては、市長をはじめ職員におかれましても、市民の立場に立ち、市民の目線で市民の生活の安全・安心、そして幸福を最優先に考えるとともに、事業効果の検証等を行う中で、真に必要な事業は何かを常に考え、各種施策の推進に尽力いただくことを要望し、私の賛成討論といたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  ほかに討論はありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(髙橋靖銘君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  次に、議案第9号「令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  18番 高木理文議員。 ○18番(高木理文君)  私は、議案第9号、令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について、反対をいたします。以下、討論を行います。  反対理由の第1は、国保の都道府県化により、これまでの国保行政がゆがめられているということであります。  政府は、国保法における都道府県国保運営方針の記載事項に、都道府県内の保険料・税統一を位置づける改定を行おうとしております。法律への明記で、統一の流れを加速させるのが狙いです。さらに、これまで自治体がそれぞれの事情に合わせて、国保料・税の値上げを抑えたり、独自の減免措置を実施するために行ってきた法定外繰入れの解消に関する規定も明記されました。  そもそも標準保険料率自体が法定外繰入れを行わない前提で計算されているだけではなく、高齢化による給付費の増加などにより、毎年のように引き上がる仕組みになっております。標準保険料率どおりに国保税を改定していきますと、今後、連続的な大幅な値上げが行われる危険があります。  反対理由の第2は、高すぎる国保税が払えない、払えば暮らせないという事態を生んでいるということです。  県がしました標準保険料率のゴールを目指せば、税負担が増えていくことは明らかです。国保の加入者は非正規雇用や高齢者、無職者が多く、加入者の貧困化は深刻な構造問題です。その上、国保税は今でも高すぎる状態であり、協会けんぽ、組合健保、共済などの公的医療保険と比べても、大きな格差があります。これを今後さらに引き上げれば、住民の命と健康、暮らしが脅かされるだけではなく、国民健康保険制度そのものの存立さえ脅かすことになります。コロナ禍の下では、高すぎる国保税の引下げこそが求められます。  当局は、徴収強化により、収納率が上昇している実績を基に、収納率は一般被保険者現年課税分の医療給付分では92.7%、介護納付金分は90.0%、後期高齢者支援金分92.7%に設定をし、滞納繰越分の収納率設定も28.0%でした。収納率は年々高めの設定となってきており、目標ありきの収納強化が心配されます。  また、国保税に関する差押えは、財産調査の上、適正な滞納処分を執行するとしております。コロナ禍での収入減少を考慮すれば、徴収強化よりも丁寧な納税相談こそ最優先させるべきです。  国保の構造上の問題の解決には、根本にある国庫負担の増額が必要なことは、地方自治体関係者の共通認識であります。これまでの地方3団体は、今の国保制度には被保険者の所得水準が低く、保険料、税の負担率が高いという構造問題があることを強調し、そのために抜本的な国費投入増による保険料、税の引下げを国に求めてきました。当局は、様々な機会を捉えて、国庫負担割合の引上げを国に求めていくべきであります。  反対理由の第3は、一般会計からの法定外繰入金を計上していないことです。  一般会計からの繰入れについて、厚労省は市町村の独自繰入れは制限されず、自治体の判断で行えるという見解をとっております。当局も繰入れを行うことのペナルティーはないということを認めています。その一方で、保険料水準の統一を阻害する1要素として、法定外繰入れの市町間のばらつきがあり、その解消を図るために、解消削減の計画策定が求められているとして、法定外繰入金を計上しておりません。こうした県からの圧力を跳ねのけて、法定外繰入金を継続させ、国保税の負担抑制や自治体独自の保険税減免を維持、拡充すべきです。  反対理由の第4は、資格証明書の発行です。  当局は、次年度の資格証明書の交付率を0.2%、短期被保険者証は2%の交付率を見込んでおります。資格証明書は窓口で10割負担です。現金の持ち合わせがなければ、医療は受けられませんから、無保険状態だと言えます。全国には資格証明書の発行をやめる自治体も生まれております。資格証明書の発行は、収納率向上にはつながりません。やめるべきです。  当局はこれまで特定健診や特定保健指導の受診率向上や医療費通知の実施、レセプト点検の推進、ジェネリック薬品の普及啓発を進めてまいりました。今年度は資産割廃止に伴う税負担増を避ける対応が行われてきたものも評価をしております。  新型コロナ感染症対策として、国保被用者に傷病手当金が支給されていますが、対象は被用者のみです。この不備を補って、事業主を対象にした傷病手当金や傷病見舞金を支給する自治体が広がっております。当市においても、事業主への対象者拡大を要望いたします。  コロナ禍の下では、国や県の言いなりに国保税の引上げに進むのか、それとも住民の福祉増進という地方自治の本旨にのっとり、国保税の引下げを目指すのか、自治体の対応が厳しく問われてきます。  医療保険における最後のセーフティーネットが国保です。保険証1枚で医療が受けられる社会保障制度として、一層の制度の充実を求め、討論を終わります。 ○議長(髙橋靖銘君)
     次に、賛成討論の発言を許します。  6番 中島宏明議員。 ○6番(中島宏明君)  私は、議案第9号、令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について、賛成し、以下、討論を行います。  国民健康保険は、平成30年度から都道府県が国保の安定的な財政運営や効率的な事業運営の確保等において、中心的な役割を担うこととなり、市町村は地域住民と身近な関係の中、資格管理、保険給付、保険料率の決定、賦課徴収、保健事業等、地域におけるきめ細かい事業を引き続き担うこととなり、制度改正後、3年がたちました。  昨年より続く新型コロナウイルス感染症の影響により、今までの流れを大きく変えるような社会情勢の中で、当局においては令和3年度の当初予算を編成されております。  まず、歳入を見ますと、県に納付する国民健康保険事業費納付金を賄うための主な財源となる国民健康保険税の税収は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入は減少された方が多いと予想されたため、前年度比1割ほどの減額計上としております。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、きめ細やかな納付相談等により、税収の確保に努めていることは評価できるものであります。  また、被保険者の負担増とならないよう配慮しつつ、国民健康保険事業基金を活用し、一般会計からの法定外繰入金をせず、当初予算を編成されましたことは、当市国保の自立、安定した財政運営の前向きな取組として評価すべきことであります。  次に、歳出について、保険給付費のほとんどが県からの保険給付費等交付金で担保されるとのことですが、保険給付費の適正化を図ることは非常に大切であります。生活習慣病と密接に関連する特定健康診査を推進し、受診率の向上を目指す取組や、早期発見、重症化予防に着目した各種保健事業に関わる経費などを計上したことは高く評価できます。  今後も保険者努力支援制度を大いに活用するためにも、データヘルス計画を機軸とした各種保健事業の充実を図り、国保加入者一人一人の健康意識をより高め、健康寿命の延伸に注力されますことを望むところであります。  最後となりますが、国民健康保険は、国民皆保険制度を支える基幹的な役割を担っており、市民が健康で明るく暮らしていくための重要な社会保障制度であることをいま一度認識し、当局は万全の体制を整えると同時に、県とともに静岡県国民健康保険運営方針を基に、健全な財政運営に最大限努められ、また、公平性の観点からも、保険税未納者への収納対策を適切かつきめ細やかに進めていただくことを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  ほかに討論ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第9号「令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○議長(髙橋靖銘君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  次に、議案第12号「令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第12号「令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  次に、議案第15号「令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第15号「令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  次に、議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  この際10分間休憩いたします。                           午前10時58分 ○議長(髙橋靖銘君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時08分 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第6 「市長提案理由の説明」を議題といたします。  市長提出の議案第26号から議案第27号及び同意2件の3件について、市長から提案理由の説明を求めます。  市長。
    ○市長(若林洋平君)  それでは、私のほうから御説明申し上げます。  本日追加提案をいたしました議案の御審議をお願いするに当たり、その提案理由の概要を御説明申し上げます。  議案は、全部で3件あり、予算案1件、その他1件、人事案1件となっております。以下、議案番号に従い順次、御説明を申し上げます。  初めに、議案第26号、令和2年度御殿場市一般会計補正予算(第15号)について申し上げます。  今回の補正額は、7,288万3,000円の増額で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ517億840万9,000円となります。  補正の背景、要因といたしましては、第14号補正後の状況変化により緊急的に必要となりました新型コロナウイルス感染症対策等に要する予算の措置及び財源更正でございます。  歳出は、基金積立金の増額と商工振興事業費の減額でございます。  歳入は、国庫支出金、寄附金及び繰入金の増額でございます。  また、歳入歳出予算の計上に合わせ、新型コロナウイルス感染症対策等に要した経費の財源更正を行うものでございます。  次に、議案第27号、損害賠償請求事件に係る和解について申し上げます。  本案は、損害賠償請求事件について、静岡地方裁判所沼津支部からの和解勧告に基づき和解をいたしたく、議会の議決を求めるものでございます。  次に、同意第2号、御殿場市副市長の選任について、申し上げます。  本案は、御殿場市副市長定数条例により定員が2名と定められております御殿場市副市長について、富尾信司氏を新たに選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  以上で、本日追加提案いたしました議案の提案理由の説明を終わりといたします。  慎重な御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第7 議案第26号「令和2年度御殿場市一般会計補正予算(第15号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  財政課長。 ○財政課長(根上宏樹君)  ただいま議題となりました議案第26号につきまして御説明いたします。  資料10、令和2年度御殿場市一般会計補正予算書(第15号)を御用意願います。  3ページをお開きください。  このページは予算の条文です。  第1条では、歳入歳出予算にそれぞれ7,288万3,000円を追加し、予算の総額を517億840万9,000円とすることを定めております。  補正内容は、事項別明細書により歳入から御説明いたしますので、14、15ページをお願いいたします。  16款2項1目総務費国庫補助金の1節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、第3次分を増額補正するものであります。  次のページをお願いいたします。  19款1項1目総務費寄附金の1節総務管理費寄附金は、新型コロナウイルス感染症対策に関わる企業からの寄附金です。  次のページをお願いいたします。  20款3項1目基金繰入金の7節ふるさと応援基金繰入金は、基金条例の趣旨にのっとり、これまでの補正予算等において予算措置を行った新型コロナウイルス感染症対策に関わる経費に対して補てんをするものであります。  次に、歳出の御説明をいたしますので、22、23ページをお願いいたします。  2款1項2目人事管理費、4目広報広聴費は、国庫補助金による財源更正です。  7目財産管理費の説明欄1の①財政調整基金元金は、今回の国庫補助金と基金繰入金による財源更正や、歳出の減額補正により創出された財源を積み立てるものであります。②新型コロナウイルス感染症対策推進基金元金は、令和3年度以降の中小企業経済変動対策資金事業に係る利子補給分を積み立てるものであります。  9目企画費から27ページ、4款1項4目健康増進費までは、国庫補助金による財源更正です。  6目医療対策費は、国庫補助金と寄附金及び基金繰入金による財源更正です。  28、29ページをお願いいたします。  7款1項1目商工総務費は、国庫補助金による財源更正です。  2目商工振興費の大事業1の①から③は、事業費の確定に伴う減額補正と、国庫補助金による財源更正です。  3目観光費は、国庫補助金による財源更正です。  次のページ、30ページ、9款1項1目常備消防費から35ページ、10款6項1目給食センター運営費までは、国庫補助金による財源更正です。  以上、令和2年度一般会計補正予算(第15号)の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  18番 高木理文議員。 ○18番(高木理文君)  2点、お伺いいたします。  まず、23ページです。基金積立金、1点目が財政調整基金元金に2億458万円余、2点目に、新型コロナウイルス感染症対策推進基金元金に2,500万円とあるわけですけれども、それぞれの基金積立に至った背景の詳細についてお伺いします。  また、今後の基金運用の見通し、こちらも伺います。  次に、2点目ですけれども、29ページの商工振興費です。1億5,670万円余の減額補正となっております。3つの商工振興事業の事業費確定による減額だということですけれども、それぞれの事業評価について、当局はどのように評価をされておられるのかお伺いいたします。  以上です。 ○議長(髙橋靖銘君)  財政課長。 ○財政課長(根上宏樹君)  私のほうから大きな1点目の御質問にお答えいたします。  まず、基金積立の背景についてお答えいたします。  2つの基金積立とともに、新型コロナウイルス感染症対策に関連するものでございますが、財政調整基金につきましては、今回の補正における国庫補助金と基金繰入金による財源更正や歳出の減額補正により創出された財源を積み立てるものでございます。  新型コロナウイルス感染症対策推進基金につきましては、地方創生臨時交付金を原資として基金に積み立てるもので、令和3年度以降の当該事業に充当するものでございます。  次に、今後の見通しについてお答えいたします。  財政調整基金につきましては、現在の社会経済情勢等を考慮いたしますと、今後も市税を中心とする一般財源の確保が厳しい状況下での予算編成が続くものと認識しております。特に現状では新型コロナウイルスの収束のめども立っていないことから、将来的な収支を見通したバランスの取れた予算編成には時間を要するものと考えております。したがいまして、予算編成の最終調整としての財政調整基金からの繰入れは、当面の間は必要になってくるものと考えております。  新型コロナウイルス感染症対策推進基金につきましては、基金の原資は感染症対策等を目的として、個人・企業・各種団体等から頂いた寄附金や、国庫補助金であることから、引き続き感染症対策事業等に対し、適時適正に活用してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(髙橋靖銘君)  商工振興課長。 ○商工振興課長(勝又喜英君)  それでは、2点目の商工振興事業の御質問にお答えいたします。  まず、①の経済変動対策資金利子補給金事業につきましては、県と市で協力し、利率を抑えた融資が可能となるよう取り組んでおり、令和2年度は100件程度の申請となる見込みです。  また、国においても無利子、無担保融資の制度を開始しているため、事業者にとってはさらに有利な選択肢が増えたことにより、本事業では減額補正を行いますが、本事業は新型コロナウイルス感染の影響が長引いていることに伴い、取扱い期間も複数回延長しており、大変多くの事業所に活用いただいていることにより、コロナ禍における事業継続の支援となっているものと考えております。  ②の新型コロナウイルス集団感染防止協力支援事業につきましては、昨年8月に市内でクラスターが発生したことを機に感染拡大のリスクを抑えるさらなる感染防止対策を強化、検証する期間を設けるとともに、エリアを絞って休業依頼を行った事業であり、休業依頼に伴う協力金の申請は196件になりました。事業費は協力金を上限の30万円として積算していたため、減額の補正を行いますが、申請件数はほぼ想定どおりとなっております。  また、本事業では、合わせて安全宣言店シール配布にも取り組んでおり、さらに、濃厚接触者以外で感染への不安を抱えていた店舗従業員を対象としたPCR検査も実施しております。  これらを複合的に組み合わせた事業により、店舗による感染対策のほか、従業員への感染防止の意識向上も図られたことにより、集団感染防止対策が図られたものと考えております。  ③のプレミアム付き商品券発行事業につきましては、本市の地域経済において影響が出ていることに加え、市内事業者や市民は今後の経済活動にも不安を抱えている状況となっているため、全市民を対象として本事業を実施することにより、市民の皆様の応援をいただきながら、店舗、事業所、事業者等の経済活動を支援し、それに伴う市内経済の活性化及び循環化を図りました。  販売は、密を避けるために先着順とせず、市内全世帯が1セット購入可能な方法で行った結果、約4割もの世帯に購入していただくことができ、残りの世帯分に対する経費について減額補正となりますが、今回の商品券の販売額は多くの市民の皆様の協力により、過去最大となりましたことから、飲食店から小売りまである程度の経済支援はできたものと考えております。  なお、経済波及効果につきましては、最終的な精算とともに、現在推計を行っているところでございます。  以上、お答えとさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(髙橋靖銘君)  ほかにありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)
     討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第26号「令和2年度御殿場市一般会計補正予算(第15号)について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第8 議案第27号「損害賠償請求事件にかかる和解について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(芹沢節已君)  それでは、ただいま議題となりました議案第27号について御説明をいたします。  資料8、3月定例会議案書の第2号を御用意いただき、1ページをお願いいたします。  本議案は、損害賠償請求事件に関し、次のとおり和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものです。  それでは、内容の説明をいたします。  1の相手方は、当時、本市に在住していた感染症保有者の男児と男児の母です。  2の事件の概要につきましては、相手方が市が設置する公共施設の利用等について、市と相談していたところ、結果的に当施設の利用に至らなかったことにより、精神的苦痛を受けたとして、国家賠償法第1条第1項により、市に対し損害賠償を請求したものでございます。  その後、裁判の経過の中で、静岡地方裁判所沼津支部が原告、被告の両者に対し、本件訴訟の経過等、諸般の事情に鑑み、和解を勧告したものです。  3の和解金額、その他、和解条項につきましては、和解金として50万円を支払うこと、原告及び被告は、ともに本件及び本和解条項の内容をみだりに第三者に開示しないことを相互に約束すること、本件訴訟を提起することになったことについて、謝罪すること等です。  市といたしましては、顧問弁護士とも相談をし、裁判所の勧告に基づき、和解を行うことを妥当と考え、議会に議決を求めるものでございます。  なお、本件は相手方から民事訴訟法第92条に基づく閲覧等制限の申立てがされております。  市は、訴えがあった後に、すぐに当施設利用におけるマニュアルを整え、職員の研修を行い、あらゆる感染症について適切に対応できる体制を整えております。結果的に原告らが精神的苦痛を受けたとして、本件訴訟を提起することになったことについて、深く反省をするとともに、今後も常に感染症に関する最新情報や知識を取り入れつつ、利用者に寄り添い、真摯な対応を心がけてまいります。  以上、議案第27号の説明といたします。  御承認いただきますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第27号「損害賠償請求事件にかかる和解について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第9 同意第2号「御殿場市副市長の選任について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(山本宗慶君)  ただいま議題となりました同意第2号につきまして御説明いたします。  資料8、議案書の2ページをお願いいたします。  本件につきましては、現在空席となっております副市長に、人格高潔で識見豊かな、また、行政経験も豊富な富尾信司氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  なお、富尾信司氏の経歴につきましては、資料9、議案資料の1ページに掲載してございますので、合わせて御覧ください。  以上、同意第2号の説明といたします。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  18番 高木理文議員。 ○18番(高木理文君)  1点お伺いいたします。  今回、この新しい副市長を迎えて、新年度の両副市長の所掌、こちらのほうはどのようになるのか伺います。  また、経済外交戦略監、これは副市長の仕事の一端を担ってきたはずでありますけれども、こちらのほうは今後どうなっていくのか、この点についても合わせてお伺いいたします。  以上です。 ○議長(髙橋靖銘君)  企画部長。 ○企画部長(井上仁士君)  両副市長の事務分担についてお答えいたします。  まず、両副市長が共同で担任する事項といたしましては、議会に提出する事案、議会の議決を要する事案に関する事項、条例規則等の制定、改廃に関する事項、人事に関する事項がございます。これらにつきましては、緊密な連携の下、両副市長が共同で担任いたします。  次に、両副市長それぞれの事務分担でございますが、勝又副市長は主に財政部門や子育て施策などの福祉部門を、富尾副市長は主に産業経済部門、市民生活、環境に関する部門をそれぞれ分担することを予定しております。  この事務分担による部課等の区分といたしましては、勝又副市長が企画部の秘書課、企画課、総務部、健康福祉部、都市建設部、危機管理課、御殿場地域振興センター及び各支所に属する事務を分担し、富尾副市長は企画部のうち未来プロジェクト課、魅力発信課、情報政策課、演習場渉外課、そして市民部、環境部、産業スポーツ部に属する事務、また、教育部に関する事項をそれぞれ分担すること、そして、所要の規則を定めることを予定しております。  以上でございます。 ○議長(髙橋靖銘君)  副市長。 ○副市長(勝又正美君)  ただいまの御質問の経済外交戦略監に関する御質問について、私のほうからお答えをさせていただきます。  昨年の5月の全員協議会の場で、経済外交戦略監につきましては、設置の目的、業務内容等を説明させていただきました。その際、任期につきましては、本年の3月末までという説明をいたしました。  こうした中で、これまで1人体制の副市長の支援をはじめ、コロナ対策、オリンピックへの対応等、庁内の横断的な業務のリーダーとして任務に当たっていただきました。現状の想定を超えたコロナ禍の厳しい中、こうした業務が今まさに佳境にある中で、その中でも特に今後、市がやっていかなければならない大きな課題は、市内経済の回復を図っていくということでございます。そのために必要となります、また、その前提ともなる企業訪問をはじめ、企業との意見交換、状況把握等が、この1年、コロナ禍の中においてほとんど計画どおり実施できなかった状況でございます。  この事業は瀧口戦略監が副市長のときから続けてきている事業で、間を置くことなく、年度をまたいで今すぐにも実施しなければならない、最も重要な事業と考えております。これまでのノウハウを持ち、人脈があり、信頼関係が構築されている瀧口戦略監しか、どうしてもできない業務であると判断をいたしました。  任期付職員として引き続きの採用となりますが、任期期間はおおむね3か月程度を想定しております。期間に応じた特命事項も含めまして、何とかこの緊急の特命業務を完了していただき、これからの市内経済回復のための施策につなげていければと考えております。  戦略監の立ち位置は副市長とは全く別の立ち位置ということになりますけれども、行政の円滑な運営のために必要であるということを議員の皆様にぜひ御理解いただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(髙橋靖銘君)  18番 高木理文議員。 ○18番(高木理文君)  今回、新しい副市長が決まる中で、前回、今、副市長からも御答弁がありましたように、今の経済外交戦略監につきましては、新しい副市長が決定までだというふうな説明があったように記憶をしているわけであります。  今回、任期付職員だということですけれども、そもそもが当初、経済外交戦略監については、部長クラス並みの扱いだったかと私は記憶をしているわけですけれども、これらを含めまして、市全体の定員適正化計画と整合性が取れるのかどうか、その辺も踏まえて、この経済外交戦略監のポジションを継続するということは、本来的な計画との整合性にとって、どのように判断をされるのか、この点についてもお伺いをいたします。 ○議長(髙橋靖銘君)  副市長。
    ○副市長(勝又正美君)  まず、ただいまの御質問にお答えさせていただきますが、定員適正化計画には、整合性が取れるという判断でございます。  ただ、この任期付任用職員というのは、やはり特命事項を受けて、原則1年契約で契約をするということになっております。そういうことの中で、今回はやはり現状の状況が想定を、これだけコロナの影響が大きく及ぶことは、ある程度は考えていたかもしれませんが、想定を超えた状況となっております。  そうした中で、やはりいろんな背景、オリンピックがこれから行われること、それから、ワクチンの関係、コロナ対応ですね、それから、そういうことの中で、やはり経済対策というのが一番、もう真っ先にやっていかなければならない課題だと思います。そうしたことをやはり特命事項として任せた上で、任期付で一応おおむね3か月間にこれをやっていただくという、こういうことでございますので、これを長期的というか、恒常的に採用するわけではございませんので、その辺が任期付職員となりますので、その特命事項があっての任期付職員の採用となりますので、御理解をいただければと思います。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(髙橋靖銘君)  ほかにありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、同意第2号「御殿場市副市長の選任について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第10 議員提出議案第2号「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書について」を議題といたします。  提出者代表から内容説明を求めます。  議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(髙橋利典君)  ただいま議題となりました議員提出議案第2号について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  お手元の資料11の1ページをお開きください。  議員提出議案第2号、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書の提出についてにつきましては、私、髙橋利典ほか勝間田博文、川上秀範、永井誠一、杉山 護、田代耕一、勝間田幹也から、議長に対し提出するものです。  なお、2ページの意見書の朗読をもって内容説明とさせていただきますので、御了承願います。  加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書 加齢性難聴は、日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど生活の質を落とす大きな原因になる。また、最近では鬱や認知症の危険因子になることも指摘されている。加齢性難聴によりコミュニケーションが減り、会話することで脳に入ってくる情報が少なくなることが脳の機能低下につながり、鬱や認知症につながるのではないかと考えられている。  日本の難聴者率は、欧米諸国と大差はないが、補聴器使用率は欧米諸国と比べて低く、日本での補聴器の普及が求められる。しかし、日本において補聴器の価格は片耳当たりおおむね3万円から20万円まであり、保険適用でないため全額負担となる。身体障害者福祉法第4条に規定する身体障害者である高度・重度難聴の場合は、補装具支援制度により1割負担、中等度以下の場合は購入後に医療費控除を受けられるものの、その対象者は僅かで、約9割は自費で購入していることから、特に低所得の高齢者に対する配慮が求められる。  欧米では補聴器購入に対して公的補助制度があり、日本でも一部の自治体で高齢者の補聴器購入に対して補助を行っている。補聴器のさらなる普及で、高齢になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながる。  よって、国において加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度を創設することを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年3年24日                             御殿場市議会 (提出先)  内閣総理大臣様  財  務大臣様  厚生労働大臣様  以上です。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議員提出議案第2号「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度の創設を求める意見書について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第11 議員提出議案第3号「御殿場市議会会議規則の一部を改正する規則案の提出について」を議題といたします。  提出者代表から内容説明を求めます。  議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(髙橋利典君)  ただいま議題となりました議員提出議案第3号、御殿場市議会会議規則の一部を改正する規則案の提出について、提出者を代表して内容説明をいたします。  お手元の資料11、令和3年御殿場市議会3月定例会議案書(議員提出分)の3ページを御覧ください。  議員提出議案第3号、御殿場市議会会議規則の一部を改正する規則案の提出につきましては、私、髙橋利典ほか勝間田博文、川上秀範、永井誠一、杉山 護、田代耕一、勝間田幹也から、議長に対し提出するものです。  今回の会議規則の一部改正案は、女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、本会議や委員会への欠席理由として、育児、看護、介護等を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、行政手続等において、原則として押印を廃止する動向を踏まえ、市議会に対する請願に係る署名・押印の見直しのため、所要の改正をするものです。  それでは、内容につきましては、新旧対照表により説明いたしますので、お手元の資料12、令和3年御殿場市議会3月定例会議案資料(議員提出分)の1ページと2ページをお開きください。  左側のページが旧、右側のページが新の条文となります。  本会議及び委員会における欠席の届出に係る第2条及び第91条について、第1項中、「事故のため」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由のため」に改め、第2項中「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改めます。  次に、第139条第1項中「、請願者の住所及び氏名(法人の場合にはその名称及び代表者の氏名)を記載し、請願者が押印をしなければならない。」を「及び請願者の住所を記載し、請願者が署名又は記名押印をしなければならない。」に改め、同条中第3項を第4項とし、同条第2項中「請願を」を「前2項の請願を」に改め、同項を同条第3項とし、同条2項として、「請願者が法人の場合には、邦文を用いて、請願の趣旨、提出年月日、法人の名称及び所在地を記載し、代表者が署名又は記名押印をしなければならない。」を加えます。  最後に、附則について説明いたします。  施行期日でありますが、この規則は公布の日から施行するものといたします。
     以上で内容の説明を終わりといたします。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(髙橋靖銘君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(髙橋靖銘君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議員提出議案第3号「御殿場市議会会議規則の一部を改正する規則案の提出について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  日程第12 選第6号「静岡県芦湖水利組合議会議員の選挙について」を議題といたします。  配付しました参考資料5を御覧ください。  静岡県芦湖水利組合議会議員の選挙については、静岡県芦湖水利組合規約第5条の規定により、本市議会議員の被選挙権を有し、かつ芦湖用水の水掛かり田地を所有し、または耕作する者のうちから1名を議会において選挙するものであります。  これより選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選とし、指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、議長において指名を行います。  それでは、指名を行います。  静岡県芦湖水利組合議会議員に、御殿場市神山88番地、塩川嘉則氏を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名をした塩川嘉則氏を、当選人と定めることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(髙橋靖銘君)  御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました塩川嘉則氏が、静岡県芦湖水利組合議会議員に当選されました。 ○議長(髙橋靖銘君)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(髙橋靖銘君)  これをもちまして令和3年御殿場市議会3月定例会を閉会いたします。  長期間にわたりお疲れさまでした。                           午前11時49分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   令和  年  月  日     議  長     髙 橋 靖 銘     署名議員     勝間田 博 文     署名議員     勝間田 幹 也...