御殿場市議会 > 2021-03-23 >
令和 3年予算決算委員会( 3月23日)

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  1. 御殿場市議会 2021-03-23
    令和 3年予算決算委員会( 3月23日)


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    令和 3年予算決算委員会( 3月23日)               予 算 決 算 委 員 会                           令和3年3月23日(火)                           開 会:午前9時30分                           場 所:市議会議場    開  会   日程第 1 議案第 8号 令和3年度御殿場市一般会計予算について   日程第 2 議案第 9号 令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について   日程第 3 議案第12号 令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について   日程第 4 議案第15号 令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について   日程第 5 議案第18号 令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について  閉  会 〇出席委員(21名)  委員長        菅 沼 芳 德 君  副委員長       勝間田 博 文 君  委  員       阿久根 真 一 君  委  員       林   義 浩 君  委  員       勝 又 英 博 君  委  員       本 多 丞 次 君
     委  員       芹 沢 修 治 君  委  員       中 島 宏 明 君  委  員       川 上 秀 範 君  委  員       髙 橋 靖 銘 君  委  員       永 井 誠 一 君  委  員       土 屋 光 行 君  委  員       杉 山   護 君  委  員       神 野 義 孝 君  委  員       田 代 耕 一 君  委  長       小 林 恵美子 君  委  員       勝間田 幹 也 君  委  員       高 木 理 文 君  委  員       辻 川 公 子 君  委  員       黒 澤 佳壽子 君  委  員       髙 橋 利 典 君 〇欠席委員  な  し 〇説明のため出席した者  経済外交戦略監          瀧 口 達 也 君  企画部長             井 上 仁 士 君  総務部長             山 本 宗 慶 君  市民部長             南   美 幸 君  健康福祉部長           芹 沢 節 已 君  環境部長             志 水 政 満 君  産業スポーツ部長         沓 間 信 幸 君  都市建設部長           橘 髙 健 二 君  危機管理監            杉 本 嘉 章 君  会計管理者            芹 澤 勝 徳 君  教育部長             田 代   学 君  消防長              勝間田 誠 司 君  総務課長             小 林 和 樹 君  秘書課長             上 道 勝 人 君 〇議会事務局職員  事務局長             鈴 木 秋 広  議事課長             田 代 こず江  課長補佐             佐 藤 歌 愛  主任               桐 生   守 ○委員長(菅沼芳德君)  ただいまから、予算決算委員会を開会いたします。  本日の会議は、過般の本会議において当委員会に付託となりました議案について、お手元に配付してあります次第により運営いたしますので、御了承願います。 ○委員長(菅沼芳德君)  付託されました議案は、3月12日開催の当委員会において分科会を設置し、それぞれ御審査いただきました。                         午前9時30分 開議 ○委員長(菅沼芳德君)  この際、日程第1 議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」から、日程第5 議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」を一括して議題といたします。  初めに、議案第8号の割り振り部分、及び議案第9号に関し、総務分科会における審査の報告を求めます。  総務分科会長。 ○総務分科会長勝間田幹也君)  過日の本会議において、予算決算委員会に付託となりました議案のうち、総務分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告いたします。  分科会は去る3月16日、委員7人全員出席のもと開会し、担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略させていただきます。  以下、概要について御報告申し上げます。  最初は、議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算についてであります。  歳入では、個人市民税均等割額について、納税義務者を減少と見込んだ要因、所得割額を減額とした背景について質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響による企業不振によって従業員の解雇や雇い止めが行われ、失業率が上昇したこと、近隣市の大手工場移転による当市従業員の転出が主な要因として見込んだ。所得割額は、納税義務者の減少と、時短要請による時間外労働時間の大幅な減少や人事院勧告によるボーナスの引下げなどが影響を及ぼすものと見込んだとの答弁がありました。  法人市民税均等割額について、47社の法人数減を見込んでいるが、業種と要因、次年度への地方法人税の影響について質疑があり、新型コロナウイルス感染症拡大により、ステイホームが定着し、個人消費の落ち込みや入国制限による訪日外国人の減少などにより、小売業、飲食業、観光業、宿泊業、製造業などが減少と見込んでいる。法人住民税法人税割税率引下げ令和元年10月1日以降に開始された事業年度から適用となるため、令和3年度で1年間にわたり影響することになるとの答弁がありました。  使用料及び手数料の個人番号カード交付手数料について、通知カードの再発行廃止後の状況と見通しについて質疑があり、通知カードを紛失した方については、番号の入った住民票を取得するか、個人番号カード申請を御案内する。紛失した方全員が個人番号カードを申請するとは限らず、再交付は少ないと思われるとの答弁がありました。  ふるさと納税寄附金で、増額とした背景について質疑があり、制度が全国的に認知されてきており、当市では、専用ポータルサイトや返礼品の数を増やしたことにより増えている。予算については、直近の寄附状況、過去3年間の寄附額の伸び率、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して設定したものとの答弁がありました。  基金繰入金の増について、基金繰入金に頼った財政運営は、今後の財政逼迫につながるものとして懸念されるが、当市の状況と見解について質疑があり、歳入にコロナ禍における市税収入の大幅減の穴埋めの一つとして財政調整基金を含む基金繰入が入っているが、歳出では、選択と集中による事業見直し経常経費の見直しを行い、それでも足りない部分について、繰入れを行うこととしたとの答弁がありました。  歳出では、総務管理費のうち、人事管理費について、増額の背景と、職員研修の何に力点を置くべきかについて質疑があり、新型コロナウイルス感染症の影響で、インターネットを利用したオンライン研修に対応する設備投資等の経費が増となった。研修計画において、若手職員職務能力の養成、女性職員キャリア形成支援庁内講師の活用を重点としているとの答弁がありました。  企画費の地域公共交通対策事業について、収支が悪化している路線に助成するとのことだが、全路線に対する割合、また課題について質疑があり、市内全体の生活交通バス路線は2社、18路線29系統であり、単独で維持が困難な路線の14路線21系統に助成を行う。路線数の77.8%、系統数の72.4%となる。新型コロナウイルス感染症の影響で路線バス利用が大幅な減となったが、地道に利用促進を図るとの答弁がありました。  地域振興費男女共同参画推進事業で、減額とした背景、次年度のテーマについて質疑があり、第5次レインボープラン策定に向けたアンケートを、令和2年度に実施した分の減額であり、アンケートの回収率は61%と高かった。テーマとしては、第5次レインボープランの策定となったが、SDGsを踏まえたものとしていきたいとの答弁がありました。  消防費の非常備消防費について、市長施政方針各種災害に対応できる新たな基準の消防団車両仕様変更とあるが、具体的な内容と、今後の予定について質疑があり、道路交通法の改正に伴い、平成29年3月以降に普通免許を取得した団員は、現在の4.8tの消防ポンプ車を運転できないため、3.5t未満の免許でも運転できる車両へと切り替えていく。現行の火災に特化した仕様の車両を、自然災害にも即座に対応できるよう変更する。今後は、車両更新計画と、車両の状態を踏まえて整備していくとの答弁がありました。  ほかにも、災害対策費について、防災マップの作成及び整備状況について質疑があり、令和元年度から3か年計画で更新し、残り17区分を作製する。その他、火山防災マップ洪水ハザードマップ作製予定との答弁がありました。  以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。  質疑終了後、意見の有無について委員に確認したところ、当議案に反対する旨の意見が、1件ありました。  以上が、議案第8号の審査の経過概要であります。  続きまして、議案第9号、令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について、御報告いたします。  歳入では、国民健康保険税で、収納率設定を前年度と同じとした背景について質疑があり、過去の決算実績、令和2年度の決算見込み、県が標準保険料率を算定する際に用いる「標準的な収納率」などを総合的に勘案し推計している。納税相談財産調査を行い、納税者の実情や担税力を把握し、減免制度の活用などにより、収納率を維持しているため、同程度の収納率と推計したとの答弁がありました。  そのほか、国民健康保険事業基金繰入金が前年度予算の2.27倍であるが、資産割廃止の影響も含めた今後の見通しについて質疑があり、令和3年度の当初予算における繰入分は、国保特会全体の収支バランスから繰り入れるものである。新型コロナウイルス感染症の影響による国保税の減収が想定されるものの、国保事業費納付金は増額となるため、繰入額が増加となったもの。今後は資産割廃止の影響に限らず、被保険者数の増減などによる国保税の収入状況国保事業費納付金などに注視し、引き続き自立した財政運営を図るための貴重な財源として適正かつ有効に活用していくとの答弁がありました。  歳出では、保険給付費の一般被保険者療養給付費の増額と、被保険者数は同様だが、1人当たりの療養給付費も増えた背景と今後の見通しについて質疑があり、令和3年度は前年度と比較して被保険者数横ばい傾向であるが、65歳以上の前期高齢者数増加傾向にあり、1人当たりの医療費も増加傾向であることを考慮して計上した。今後は新型コロナウイルス感染症の影響により不透明ではあるが、収束後は国保特有の被保険者数減少傾向にあり、高齢化率増加傾向に進むと見ているとの答弁がありました。  このほか、保健事業費疾病予防費国保ヘルスアップ事業について、事業内容保険者努力支援交付金との関わりについて質疑があり、特定健診未受診者対策事業重症化予防事業を中心とした個別保健事業支援業務委託健康年齢通知といった個人へのインセンティブ提供事業糖尿病性腎症重症化予防事業に係る経費である。特定健康診査特定保健指導事業については前年度並みとした。保険者努力支援との関係は、特定健康診査の受診率や特定保健指導の実施率が自治体の中で上位に当たる団体か、そのほかの保健事業が効果的に実施されているかなどの客観的な基準に基づき評価・加点されるなどの答弁がありました。  質疑終結の後、意見の有無について委員に確認したところ、当議案に反対する旨の意見が1件ありました。  以上が、議案第9号の審査の経過概要であります。  これにて、総務分科会長報告を終わります。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、議案第8号の割り振り部分及び議案第12号に関し、福祉文教分科会における審査の報告を求めます。  福祉文教分科会長。 ○福祉文教分科会長黒澤佳壽子君)  過日の本会議において、予算決算委員会に付託となりました議案のうち、福祉文教分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告いたします。  分科会は去る3月17日、委員7名全員出席のもと開会し、担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。  詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略をさせていただき、以下、概要について御報告申し上げます。  それではまず、議案第8号の令和3年度御殿場市一般会計予算について御報告いたします。  最初に、健康福祉部関係について申し上げます。  歳入では、保健衛生費納付金高齢者肺炎球菌予防接種納付金について、接種予想人数新型コロナウイルス感染症予防ワクチンとの相関性について質疑があり、新型コロナウイルス感染症流行の影響による肺炎予防に対する意識の高まりから、一時肺炎球菌ワクチンの供給が不足する状況もあったが、令和元年度と2年度のワクチン接種実施者数を鑑みた結果、昨年度の80%を見込んだ。新型コロナウイルス感染時の混合感染重症化予防のためにも肺炎球菌ワクチンの接種は重要であり、需要も高まっているとの答弁がありました。  次に歳出では、老人福祉費のうち、高齢者健やか事業の利用率とサービス内容の見直しについて質疑があり、直近2年の利用率は50%を割っているが、70歳以上の高齢者全員に利用券を配布しており、利用できる方が限られてくることから利用率が上がらない現状がある。また、サービス内容は毎年見直しを行っており、紙おむつとの交換や郵便局の見守り訪問サービスの追加、温泉施設3施設を対象として追加するなどの見直しを行ってきた。来年度4月からは、樹空の森のパークゴルフ場で、利用券1枚で1回の利用から、1日利用へ拡充する予定であるとの答弁がありました。  生活保護等支援費では、生活困窮者自立支援事業対象者数の状況について質疑があり、新規相談者数は今年度1月末時点で690件と前年同月の41件から大きく増加しており、コロナ禍により労働収入環境が不安定にある中、非正規雇用外国人労働者の生活への影響が大きい。現在の新規相談件数は月30件程度に減少しているが、新型コロナウイルスの状況により再び増加することも懸念されるため、推移を注視していくとの答弁がありました。  保健衛生費では、産後ケア事業の新たな取組の検討について質疑があり、産後ケア事業として現在実施しているデイサービス型に加え、新たにショートステイ型のサービス実施に向けて、市内の産科医療機関と協議を進めているが、新型コロナウイルスの状況を鑑み慎重に進め、収束した際に実施できるよう、対応していきたいとの答弁がありました。  一般会計歳入歳出全般では、予算編成の総括について質疑があり、各種団体への補助金・交付金の減額依頼や市単独の補助金の削減等を行うとともに、サービス利用者扶助者数を厳密に精査し予算減を図った。一方、事業の選択と集中において、予防接種費健康増進費で事業の拡大も含めたほか、喫緊の課題である入所待ち児童解消のため、民間の施設整備に係る予算の増額を行うなど、幼児から高齢者、障がいのある方や貧困の方等、全ての方が健康で自分らしい生活が送れる支援ができるよう予算編成を行ったとの答弁がありました。  このほかにも、各委員からは非常に活発な質疑等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。  次に、教育部関係について申し上げます。  歳入では、小学校費負担金通級指導教室ことば教室負担金で小山町負担金が減額となっている理由について質疑があり、令和2年度に朝日小学校校舎改修工事が行われた際、ことばの教室の部屋も改修されたため、小山町にも工事費を負担いただいた分が減額されているとの答弁がありました。  次に歳出では、教育総務費教育指導センター事業に関し、不祥事予防指導主事との関係性について質疑があり、教育指導センターにおいて主に若い教員を対象に、授業がよりよくなるような指導による仕事へのやりがい創出に加え、来年度から校長会の危機管理部会の中に不祥事根絶の委員会を設置し予防を図る。また、教育指導センターが個人に対し指導を行うのに対し、教育指導主事は学校全体を支援しており、今年度より月に1度、指導主事教育指導センター情報交換を行っており、抜け目のない支援を図っていくとの答弁がありました。  小学校費教育用コンピュータ整備事業では、タブレット端末の管理について質疑があり、3月10日までに全校に納入が終わり、小学校は来年度から活用が始まるが、当面は学校でのみの使用とし、活用を進める中で、自宅での活用等、今後の取扱いを検討していくとの答弁がありました。  社会教育費の新図書館等整備事業について、現図書館の跡地利用について質疑があり、具体的な跡地利用の案はまだないが、今後、案ができ次第、庁内に設置されている跡地利用検討委員会の中で検討がされていくものと認識しているとの答弁がありました。  次に、一般会計歳入歳出全般では、予算編成の総括について質疑があり、既にPFIのアドバイザリー契約を予算化し、事業に着手していた西学校給食センター改築工事を、市の後年度負担を鑑みて大規模改修工事にかじを切り直すなど、教育部全体で徹底して優先順位を定め、感染症対策特別支援の必要な児童への支援充実、新図書館建設事業など、必要に応じた適切な配分により、将来を見据えた予算編成とした。来年度からは一人1台タブレットを活用した教育も始まり、コロナ禍により、急激に進んだニューノーマル時代に対応できるような人間を育むための予算編成ができたと認識しているとの答弁がありました。  このほかにも、各委員からは非常に活発な質疑等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。  質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。  以上が、議案第8号の審査の経過概要であります。  続きまして、議案第12号、令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について御報告いたします。  歳入では、介護給付費準備基金繰入金の令和3年度末現在見込額への見解について質疑があり、第8期計画期間中に2億4,000万円取り崩すことを計画しており、これに基づき来年度は1億円を取り崩す予定だが、保険料上昇を抑えるために計画的に取り崩す場合のほか、介護給付費が計画より大きく増加した際の財源不足を補う際に取り崩す場合もあるため、今後の給付費の推移によって大きく変化する可能性があるとの答弁がありました。
     歳出では、居宅介護サービス等給付費負担金補助及び交付金が前年度と同額計上である根拠について質疑があり、令和2年度は新型コロナウイルスの影響による外出等を控える高齢者の増加により、居宅介護サービス給付費の伸びが鈍化した。現状においても新型コロナウイルスの収束が見えないことから、在宅での介護サービスは大きく増加しないと予想し、同額計上としたとの答弁がありました。  また、高額介護サービス等諸費では、一定額の見直し予定について質疑があり、介護サービス利用料自己負担額の上限額は、住民税課税世帯は一律4万4,000円であったが、令和3年8月から所得状況に応じて3分割される予定であり、世帯年収770万円以下は従前のとおりだが、770万円から1,160万円以下であれば9万3,000円、それ以上であれば14万100円が上限額となる予定との答弁がありました。  このほか、特別養護老人ホーム等施設待機者の状況について、介護医療院の現状について、低所得者の施設入所者の現状について等、質疑・答弁がなされました。  質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。  以上が、議案第12号の審査の経過概要であります。  これにて、福祉文教分科会長報告を終わりといたします。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、議案第8号の割り振り部分、議案第15号及び議案第18号に関し、経済環境分科会における審査の報告を求めます。  経済環境分科会長。 ○経済環境分科会長田代耕一君)  過日の本会議において予算決算委員会に付託となりました議案のうち、経済環境分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告申し上げます。  分科会は、去る3月18日、委員6名出席のもと開会し、担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。  詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略させていただき、以下、概要について御報告いたします。  それでは、まず議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算について、御報告いたします。  最初に、環境部関係について申し上げます。  清掃費において、有機資源循環推進事業について質疑があり、生ごみの堆肥化は、循環型社会を目指す上で効果があり、今後は経費的な部分の効率性を検討していくとの答弁がありました。  次に、環境部関係歳入歳出全般として、富士山エコパーク焼却センターで発電された電力を使用することについて、令和3年度の削減額、広域行政組合の歳入への影響について質疑があり、電力料金については、コロナ対策としてエアコンの使用頻度が高くなることを想定していることから、減額を前提とした予算とはなっていないこと、広域行政組合の歳入への影響については、市の電力購入価格が固定となっていることから、直接の影響がないとの答弁がありました。  次に、産業スポーツ部関係について、申し上げます。  スポーツ振興費の馬術・スポーツセンター施設維持管理費について、貴賓棟の会議室の利用状況について質疑があり、要望があれば貸出しをしており、令和元年度は7回の市民の利用があったとの答弁がありました。  次に、労働費において、求職活動サポート事業について、内職相談登録者数相談件数が減少しているが、その分析と令和3年度の見通しについて質疑があり、ここ数年は求人倍率が高かったため、相談件数は減少したが、それでも500件程度あり、おおむね希望に沿ったあっせんができているとの答弁がありました。  次に、農林水産業費では、グリーン・ツーリズム推進事業について昨年度より減額となっている要因について質疑があり、事業の選択や統廃合したためとの答弁がありました。  また、森林公園管理費について、昨年度比983万円余の減額の要因と今後の見通しについて質疑があり、令和3年度は大規模な修繕の予定がなく減額となったこと、今後の見通しについては、第1キャンプ場は竣工から40年が経過しているため、定期点検を適切に実施し、不具合の早期対応に努めるとの答弁がありました。  商工振興費経済変動対策資金利子補給金事業について質疑があり、県の融資制度経済変動対策貸付」の新型コロナウイルス感染症対応枠の基準金利に対し、本市が上乗せをして利子補給を行うもので、2年間の利子補給期間合計利子補給額は約4,200万円となる見込みである。また、本市で受け付けている業種については、飲食業、建設業、医療、運送業、製造業等、現在のところ、特に偏りは見られない状況であるとの答弁がありました。  また、設備投資促進事業について質疑があり、市内事業所の建物の新築・増改築、機械設備新規購入等への1億円以上の設備投資に対し、新たに課税される固定資産税及び都市計画税に相当する額を3年間、最大で1億円を限度に補助する事業であるとの答弁がありました。  観光費の観光情報発信事業の内容と今後の見通しについて質疑があり、富士登山等のパンフレットの作成、インターネット広告や観光ガイドブックへの観光情報掲載、観光情報WEBマガジン「インデックス御殿場」の企画制作等を行う事業であり、今後の見通しは、より効果的に本市の魅力を発信できるよう柔軟な対応をしていく。また、「インデックス御殿場」について、デジタル時代に即した広報を展開していくとの答弁がありました。  次に、都市建設部関係について申し上げます。  歳入では、土木費国庫補助金の住宅費補助金、木造住宅耐震補強等事業について質疑があり、一般補助は1件当たり最大100万円で、国が2分の1相当を補助、高齢者等が対象の上乗せ補助は、1件当たり最大120万円で国が12分の5相当を補助するもので、一般分6件、上乗せ分5件の予算であるとの答弁がありました。  次に歳出では、土木費のうち、河川費で、東富士演習場関連河川改修事業に対し、小山川とトチ畑排水路の工事方法について質疑があり、小山川については、現況は2面張りで1次補修されているが、演習場からの洪水をより安全に流下させるため、河川の崩壊や洗堀防止を目的に、より強固な3面張り工法を採用した河川2次補修を計画している。トチ畑排水路については、比較的のどかな自然環境を流れる河川であるため、環境に配慮した河底を張らない、2面張り工法を採用している。いずれにしても、河川の性質により工法の違いはあるが、今後も市民の生命、財産を守るとともに、自然環境に配慮した河川事業を推進していきたいとの答弁がありました。  都市計画総務費では、旧万国村付近の景観整備について質疑があり、景観整備重点地区となっている二の岡地区には、旧万国村区域があり、本市独自の歴史遺産として、保全、活用を図ることになっている。しかしながら、別荘地内においては、現在、樹木が、鬱蒼と生い茂り、道路や沢が荒廃しつつある。今後、整備方針に関する方向性を定め、古きよき時代の空気感を保全していくことや、栄えた歴史感を後世に伝えていく必要があることから、計画策定業務を委託するとの答弁がありました。  公園管理費では、公園施設改善事業について、湯沢平公園フェンス等修繕の今後の見通しについて質疑があり、現在、90か所の都市公園があり、「公園長寿命化計画」に沿って、令和5年度を目標に、順次更新をしている。まずは、使用者の安全を最優先にその対策を実施していく。湯沢平公園のフェンスは、3年かけて更新していくとの答弁がありました。  建築指導費の空き家対策相談会開催負担金について、開催件数、開催の周知方法について質疑があり、本市を会場とする相談会を1回計画している。相談会の開催に際しては、県がチラシを作成、県の広報媒体による呼びかけのほか、市の広報紙への掲載、同報無線による案内、空き家台帳に登録された所有者へのダイレクトメールの発信等、あらゆる方法で周知していくとの答弁がありました。  以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑等が多く出されていましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。  質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。  以上が、議案第8号の審査の経過概要であります。  続きまして、議案第15号、令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について、御報告いたします。  まず、資本的収入の高根財産区繰入金の内容について質疑があり、高根地区塚原地先に計画されている優良田園住宅整備予定地まで配水管を布設する工事についての繰入金であるとの答弁がありました。  また、資本的支出の拡張事業費が前年度に比べ2億8,355万円余減額となっている要因について質疑があり、令和元年度、2年度の2か年で実施した大子山配水場築造が完了したため、事業費が大幅に減少したもので、これにより、上水道の配水池は、全て耐震化が完了したとの答弁がありました。  令和2年度にコロナ対策として実施した水道料金の減額の影響について質疑があり、2億6,200万円余の減収が見込まれているが、令和元年度の見込み純利益と実際の純利益の差額が2億4,470万円あったため、影響は少ないと考えているとの答弁がありました。  質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。  以上が、議案第15号の審査の経過概要であります。  続きまして、議案第18号、令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について御報告いたします。  まず、未処理欠損金、2,000万円余の今後の見通しについて質疑があり、その要因の一つとして、下水道事業は多くの施設を有していることから、減価償却費などの割合が多いことが考えられる。今後の見通しとしては、経営状況や決算等の分析、歳入面の精査や経費の節減などに努め、利益剰余金を生み出して補てんしていきたいとの答弁がありました。  次に、御殿場浄化センターの老朽対策の課題について質疑があり、供用から26年余となり、施設の老朽化が進んでいる。今後、施設の更新などに多大な金額が発生することが想定される。ストックマネジメント計画を立て、長期的な視点で施設全体の改築等を計画し、将来的にかかる費用を平準化できるよう考えているとの答弁がありました。  質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。  以上が、議案第18号の審査の経過概要であります。  これにて、経済環境分科会長報告を終わりといたします。 ○委員長(菅沼芳德君)  これより本5議案について、分科会長報告に関する質疑から討論、採決までを順次行います。  最初に、議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」の各分科会長の報告に関し質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  高木理文委員。 ○委員(高木理文君)  私は、議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算について反対をいたします。討論の詳細につきましては、明日の本会議の場で行わせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、賛成討論の発言を許します。  勝間田博文委員。 ○委員(勝間田博文君)  私は、議案第8号、令和3年度御殿場市一般会計予算について賛成をいたします。討論につきましては、明日の本会議で行わせていただきます。 ○委員長(菅沼芳德君)  ほかに討論ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第8号「令和3年度御殿場市一般会計予算について」を採決いたします。  本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○委員長(菅沼芳德君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、議案第9号「令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  高木理文委員。 ○委員(高木理文君)  私は、議案第9号、令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について反対をいたします。討論につきましては、明日の本会議で詳細を行わせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、賛成討論の発言を許します。  中島宏明委員。 ○委員(中島宏明君)  私は、議案第9号、令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について賛成いたします。詳細については、明日、本会議で討論させていただきます。よろしくお願いします。 ○委員長(菅沼芳德君)  ほかに討論ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第9号「令和3年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について」を採決いたします。
     本案に賛成の皆さんの起立を求めます。  (賛成者起立) ○委員長(菅沼芳德君)  起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(菅沼芳德君)  次に、議案第12号「令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  次に賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第12号「令和3年度御殿場市介護保険特別会計予算について」を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号「令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  次に賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第15号「令和3年度御殿場市上水道事業会計予算について」を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  次に賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○委員長(菅沼芳德君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第18号「令和3年度御殿場市公共下水道事業会計予算について」を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(菅沼芳德君)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  本日の審査経過及び結果についての委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  よって、委員会報告書は委員長において作成することといたします。  これにて予算決算委員会を閉会といたします。  お疲れさまでした。                        午前10時20分 閉会   御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。   令和  年  月  日   委員長...