委 員 長 田 文 明 君
委 員 髙 橋 靖 銘 君
委 員 大 窪 民 主 君
委 員 稲 葉 元 也 君
委 員 杉 山 章 夫 君
委 員 高 木 理 文 君
委 員 黒 澤 佳壽子 君
委 員 辻 川 公 子 君
委 員 神 野 義 孝 君
委 長 田 代 耕 一 君
委 員 勝間田 博 文 君
委 員 勝間田 幹 也 君
委 員 勝 亦 功 君
委 員 菅 沼 芳 德 君
委 員 髙 橋 利 典 君
〇欠席委員
な し
〇説明のため出席した者
企画部長 井 上 仁 士 君
総務部長 田 代 吉 久 君
市民部長 志 水 政 満 君
健康福祉部長 梶 守 男 君
環境部長 勝 又 裕 志 君
産業スポーツ部長 村 松 哲 哉 君
都市建設部長 田 代 明 人 君
危機管理監 杉 本 嘉 章 君
会計管理者 勝 又 正 仁 君
教育部長 鈴 木 秋 広 君
消防長 村 松 秀 樹 君
総務課長 芹 沢 節 已 君
〇
議会事務局職員
事務局長 田 原 陽之介
議事課長 岩 岡 俊 峰
主任 藤 曲 幸 子
副主任 渡 邊 一二司
○委員長(平松忠司君)
ただいまから
予算決算委員会を開会いたします。
本日の会議は、過般の本会議において当委員会に付託となりました議案について、お手元に配付してあります次第により運営いたしますので、御了承願います。
○委員長(平松忠司君)
付託されました議案は、3月11日開催の当委員会において分科会を設置し、それぞれ御審査いただきました。
午前9時30分 開議
○委員長(平松忠司君)
この際、日程第1 議案第7号「平成31年度御殿場市
一般会計予算について」から日程第4 議案第17号「平成31年度御殿場市
公共下水道事業会計予算について」を一括して議題といたします。
○委員長(平松忠司君)
初めに、議案第7号の
割り振り部分、及び議案第8号に関し、総務分科会における審査の報告を求めます。
総務分科会長。
○
総務分科会長(髙橋利典君)
過日の本会議において、
予算決算委員会に付託となりました議案のうち、総務分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告いたします。
分科会は去る3月13日、委員7人全員出席のもと開会し、
担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。
詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略させていただき、以下、概要について御報告申し上げます。
最初は、議案第7号、平成31年度御殿場市
一般会計予算についてであります。
歳入では、市税について、滞納繰越分が前年比減額となっているが、圧縮の方針や取り組み内容について質疑があり、滞納整理、滞納処分の進捗と、納税推進室を設置した後からは、圧縮が順調に進んでいるとの答弁がありました。
また、個人市民税の納税義務者数の増加を見込んだ要因、国の経済政策による市民生活への波及効果について質疑があり、景気が緩やかに回復基調にあることや、平成30年度課税状況調の数値から見込んでいる、収納状況、今年の確定申告会場が例年になく混雑した状況にもあらわれるように、波及効果はあったと考えるとの答弁がありました。
ほかにも、
ゴルフ場利用税交付金について、存続や廃止が叫ばれる中、前年と同額であるが、促進の取り組みや今後の見通しについて質疑があり、
三井住友VISA太平洋マスターズ御殿場協力会や、
ゴルフ振興対策事業で、ゴルフを通じた地域経済振興や御殿場の魅力発信をし、利用者増加につながるよう、ふるさと納税の返礼品での利用助成や、外国人へのPRなども行っているとの答弁がありました。
使用料及び手数料の戸籍手数料について、
個人番号カードの再交付状況や、紛失による悪用の例などはないか質疑があり、今年2月末までの再発行件数は、通知カードが454件、
個人番号カードが35件であり、紛失場所については自宅が主であり、悪用されたとの事例は報告されていない。心配な場合は、再設定を案内しているとの答弁がありました。
また、市債について、前年度より減額となっているが、起債についての見通しについて質疑があり、平成31年度は
市体育館整備改修事業などの大型事業が終了したことにより減となっているが、今後も
新東名関連事業や秩父宮第二期事業など続くため、25億円という起債計画の上限にとらわれず、適正な借り入れに努めるとの答弁がありました。
歳出では、総務管理費のうち、人事管理費について、
臨時職員雇用経費等が増額となっている内容について質疑があり、障害のある人の雇用に関する経費を2名分確保したため増額となっており、採用者の配置については、その人の特性を考慮し、適した業務に当たってもらい、バックアップしていくとの答弁がありました。
広報公聴費について、
シティプロモーション推進事業で、新たな計画はあるか質疑があり、これまでの事業を継続し、強化していく。首都圏の情報発信施設においての発信活動をさらに強化するよう見直す。そのほかPR映像の作成や
フィルムコミッションにも力を入れていきたいとの答弁がありました。
市民相談費について、
市民相談事業の
外国籍市民相談経費で、外国人労働者の受け入れ拡大への対応について質疑があり、スペイン語・ポルトガル語による生活相談は平成7年から開始し、日数や時間など拡大してきており、平成31年度も同様に行う。そのほか多言語相談については、先進他市町の状況をみて対応していくとの答弁がありました。
消防費の非常備消防費について、
消防団資機材整備事業では、整備後に配置必要数をどれくらい充足するか質疑があり、個人の安全装備については100%、救助用資機材について整備中で充足率は不明であるが、計画的に進められているとの答弁がありました。
ほかにも、災害対策費について、防災マップの作成及び配布計画について質疑があり、平成31年度から3か年計画で更新し、順次全世帯へ配布予定であるとの答弁がありました。
一般会計全般として予算を編成する中で、どのように総括していくかの確認があり、大型事業が完了していくが、一方で、公共施設等の長寿命化など問題もあることを庁内で共通認識し、確実に見込める歳入に見合った歳出を組むことを全庁的に取り組んだ予算となっている。例年と比べ、日程を前倒しにし、事務事業を見直し調整する時間も設け、円滑な編成を進めてきた。今後も庁内で情報を共有した取り組みを継続していきたいとの回答がありました。
以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認したところ、当議案に反対する旨の意見が、1件ありました。
以上が、議案第7号の審査の経過概要であります。
続きまして、議案第8号、平成31年度御殿場市
国民健康保険特別会計予算について、御報告いたします。
歳入では、
国民健康保険税で、一般被
保険者国民健康保険税の
医療給付費分と、
後期高齢者支援金分の現年課税分及び滞納繰越分の収納率が前年度対比で高くなり、特に滞納繰越分の収納率を高く設定した背景について質疑があり、過去の決算実績や平成30年度の決算見込みなど総合して推計しており、特に滞納繰越分においては、的確な滞納処分を実施することにより、収納率が向上しているためとの答弁がありました。
保険給付費等交付金の、
保険者努力支援分に反映された実績は、何を見込んだのか質疑があり、平成30年度、既に行っている取り組みや過去の実績について厚生労働省へ提出した。平成31年度は、30年度から新たに開始した取り組みや、過年度の実績などが加点される形で評価され、収納率の向上、
糖尿病性腎症重症化予防事業、個人へのインセンティブの提供が加点となり、増額計上との答弁がありました。
そのほか、その他
一般会計繰入金の記載がなくなったが、この
法定外繰入金は国・県の方針があるが、市の裁量で継続した場合のペナルティーがあるのかなどの質疑があり、
法定外繰入金の「解消・削減」について、市の裁量で継続した場合の明確なペナルティーはない。広域的な財政運営が始まったばかりだが、国や県の方針を踏まえ、被保険者の負担が急激に増加しないよう、可能な限り
法定外繰入金に頼らない自立した財政運営を図っていきたいとの答弁がありました。
また、県の
標準保険料率の算定方式と、当市の賦課方式と一部異なるが、その影響と賦課方式変更の見直しについて質疑があり、県の運営方針と当市の賦課方法の違いは、「資産割」の有無であるが、資産割課税を行わない
標準保険料率は、当該年度の納付金を賄うための税収確保の参考数値であり、特段影響は受けない。賦課方式の変更については、各市町で県の運営方針に基づいて検討する必要があり、被保険者の急激な負担増にならないよう考慮し、資産割廃止を視野に入れ、検討を進めていくとの答弁がありました。
歳出では、
特定健康診査等事業費で、特定健康診査・
特定保健指導事業が減額された背景について質疑があり、近年の被保険者の減少傾向や過年度実績などから、特定健診などの
受診見込み人数を見直したためとの答弁がありました。
このほか、徴収事務が課税課に移管されて収納率が上がったとのことだが、支払いができない人への相談・対応について、また資格証明書、短期証の発行実績、発行をやめることができるのかについて質疑があり、納税相談については、収納担当と連携を図り、その方の収入や生活状況等の確認を行い、減免制度の活用、他の関係窓口への取り次ぎも行っている。
資格証・短期証の発行については、昨年より交付率は減少傾向にある。これらを発行することで定期的に折衝機会を持ち、実情の把握や相談を受けることで、収納率向上に結びついていると考える。税負担の公平性の担保のために必要な対応であると考えるため、今後も続けていくとの答弁がありました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認したところ、当議案に反対する旨の意見が1件ありました。
以上が、議案第8号の審査の経過概要であります。
以上にて、
総務分科会長報告を終わります。
○委員長(平松忠司君)
次に、議案第7号の
割り振り部分、及び議案第12号に関し、
福祉文教分科会における審査の報告を求めます。
福祉文教分科会長。
○
福祉文教分科会長(黒澤佳壽子君)
過日の本会議において、
予算決算委員会に付託となりました議案のうち、
福祉文教分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告いたします。
分科会は去る3月14日、委員7名全員出席のもと開会し、
担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。
詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略をさせていただき、以下、概要について御報告申し上げます。
それではまず、議案第7号、平成31年度御殿場市
一般会計予算について御報告いたします。
最初に、教育部関係について申し上げます。
歳入では、
教育費負担金のうち、小山町負担分の
通級指導教室ことばの教室負担金について質疑があり、当局から負担額の算出根拠、ことばの教室の授業内容・運営方法について説明があり、この充当先は、歳出10款2項1目学校管理費の補助教諭の賃金・
社会保険料等と答弁がありました。
歳出では、教育総務費のうち
特別支援教育推進事業について質疑があり、当局から、
特別支援巡回指導員雇用経費は1名分で、各学校を巡回すること、また、
特別支援計画をサポートする専門家チームは、
特別支援補助者、
スクールカウンセラー等から構成され、問題についての情報共有と定期会議を開催し、子どもへの対応に当たると答弁がありました。
次に、
発達障害児支援事業について質疑があり、当局から、事業概要の説明と支援補助者は、市内小中学校16校に、1人ずつ配置され、充足率は100%であると答弁がありました。
次に、
教育指導センター事業について質疑があり、当局から、学校長経験者の指導員が
小中学校若手教員の指導を行い、若手教員の習熟度、授業の進め方、教材のつくり方等について、指導員の経験を伝えることで若手教員の底上げ、スキルアップを目指すと答弁がありました。
次に、
外国人児童生徒適応指導事業の見込まれる対象者数等について質疑があり、当局から、
外国籍児童生徒数、そのうち日本語指導の必要性のある児童生徒数の見込み数、また、当該事業では、学校からのお知らせ文書の翻訳や健康診断・親子面談時の通訳も行われると答弁がありました。
教育振興費のうち、
理科教育推進事業について質疑があり、当局から、
理科振興法備品購入経費は、各学校からの要望で予算を振り分けていること、ICT授業の活用を検討すると答弁がありました。
次に、
図書館等整備基本構想策定事業について質疑があり、当局から、
庁内検討委員会等で検討を行い、図書館に郷土資料館を併設することを基本とした案をもとに、専門のコンサルタントに業務を委託し、市民の代表や有識者、学校をはじめとした
教育関係者等により組織した懇話会の中で検討を重ねること。その際、これまでに実施した
市民アンケートの結果だけでなく、施設の利便性や他の公共施設との連携・機能補完、また時代に即した付加機能などについて、新たな
市民アンケートの実施やSNSなどを積極的に活用し、多くの市民の皆様の声を参考とさせていただく予定であるとの答弁がありました。
学校給食費では、学校給食諸経費について質疑があり、当局から、現在提供している給食は、栄養価やバランスの確保はできているが、食材費の高騰の影響を受けている。しかし、子どもたちには引き続きおいしい楽しい給食を提供したいと答弁がありました。
次に、
健康福祉部関係について申し上げます。
歳入では、子ども・
子育て支援臨時交付金について質疑があり、当局から、10月から幼児教育の無償化を実施することとしているが、幼児教育の無償化の初年度である平成31年度は、
消費税率引き上げに伴う地方の増収がわずかであることから、地方負担分を措置する臨時交付金を創設し、平成31年度については、全額国費により対応することとなったこと。しかし、平成32年度以降については、何も国からは示さておらず、財源について今後検討を要すると答弁がありました。
また、子ども・
子育て支援臨時交付金については、歳出3款2項の児童福祉費との関連に質疑があり、当局から、保育所費の中で、子どものための教育・保育給付費として、
幼児教育無償化で新たに市が負担する増額分に臨時交付金が交付されるとの答弁がありました。
次に、歳出では、社会福祉費のうち、
新規事業在宅重症心身障害児(者)
短期入所利用確保事業の
予算額根拠等について質疑があり、当局から、平成31年度中に市内の医療機関が、新たに
重症心身障害児(者)の
短期入所サービスを開始する準備を始めていること、利用見込みと予算措置については、
重症心身障害児(者)35名のうち20人程度の利用を見込み、予算措置は病院側が通常の入院診療で得る報酬と
医療型短期入所の
福祉サービスの報酬に差額が生じない可能性もあるため、導入時の必要額6万8,000円で予算計上したと答弁がありました。
老人福祉費のうち、
高齢者等タクシー及び
バス利用料金助成事業の
利用状況見込みについて質疑があり、当局から、平成30年度では、今日現在1,418件申請があるが、平成31年度の申請を2月から受け付け始めたところ、既に1,004件申請があり、年度を追うごとに申請数が伸びているとの答弁がありました。
次に、
介護サービス提供体制整備促進事業介護施設整備補助について質疑があり、当局から、県の補助事業であるため、財源内訳は県費100%であること。医療及び
介護療養型医療施設は、2024年3月末までに医療ないしは介護の他施設への転換を行わなければならず、このため、市内の1病院が介護医療院へ転換を行うこととなり、補助費用として予算に計上したと答弁がありました。
児童福祉総務費のうち、
児童発達支援事業障害児通所給付費について質疑があり、平成24年度以降、
サービス提供事業所が年々増加し、制度の周知が図られるとともに需要も拡大している。この事業所定員枠の中で、療育が必要な児童が適切な支援を受けられるよう、関係事業所の協力を得ながら調整し、支給決定を行っている状況と答弁がありました。
保健衛生総務費のうち、
子育て世代包括支援センター事業について質疑があり、当局から、保健センター内に
子育て世代包括支援センター、ママサポごてんばを開設し、母子手帳の交付時から、助産師・保健師などの専門職が、母親にかかわりを持つことで、安心して出産・子育てができる支援につながっているとの答弁がありました。
次に、
感染症予防事業について質疑があり、当局から、風疹が妊婦に感染すると
先天性風疹症候群のおそれがあること、また2020
東京オリンピック・
パラリンピック競技大会が開催されることから、社会全体が風疹に免疫を持つようにと、緊急風疹対策が実施されるとの答弁がありました。
以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑、意見等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。
以上が、議案第7号の審査の経過概要であります。
続きまして、議案第12号、平成31年度御殿場市
介護保険特別会計予算について御報告いたします。
歳入の保険料では、
特別徴収保険料の被
保険者段階別人数の分析と今後の
保険料見通しについて質疑があり、当局から、当市は、保険料段階の高い方が比較的多い傾向があること、また保険料の見通しは、団塊の世代が後期高齢者となる2025年へ向かい、介護給付費と比例し増加する見通しとの答弁がありました。
基金繰入金では
介護給付費準備基金繰入金について質疑があり、当局から、この準備基金は、介護保険料に余剰分が生じた場合に積み立て、将来の
介護保険料上昇を抑制するために取り崩すものであり、
介護保険事業計画に基づき、平成31年度では、1億円取り崩すとの答弁がありました。
歳出では、保険給付費から、「施設から住み慣れた居宅へ」という国の考え方の影響と効果について質疑があり、当局から、平成29年度より介護予防・
日常生活支援総合事業を開始し、介護予防の段階から早期に介護サービスを利用する方が増加していること、これにより
地域包括ケアシステムの趣旨である重度化防止への効果を期待していると答弁がありました。
地域支援事業費からは、在宅医療・
介護連携推進事業について質疑があり、当局から、顔の見える関係構築のための医療職・介護職の研修会、
市民向け啓発事業としての
シンポジウム開催、医師を支える仕組みづくりの3項目を在宅医療・
介護連携推進協議会を中心として取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、
認知症施策推進事業の
認知症初期集中支援チームについて質疑があり、当局から、認知症の早期診断及び対応に向けた支援体制のさらなる構築として、平成31年度、
地域包括支援センター富岳に1チームを増設し、2チーム体制で活動すると答弁がありました。
以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑、意見等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。
以上が、議案第12号の審査の経過概要であります。
これにて、
福祉文教分科会長報告を終わりといたします。
○委員長(平松忠司君)
次に、議案第7号の
割り振り部分、及び議案第17号に関し、
経済環境分科会における審査の報告を求めます。
経済環境分科会長。
○
経済環境分科会長(神野義孝君)
過日の本会議において
予算決算委員会に付託となりました議案のうち、
経済環境分科会に割り振られた事項について、審査の経過概要を御報告いたします。
分科会は、去る3月15日、委員7名全員出席のもと開会し、
担当部課長等の出席を求めて、慎重に審査を行いました。
詳細な審査内容につきましては、会議録を正確にまとめ、保存いたしますので省略させていただき、以下、概要について御報告いたします。
それでは、まず議案第7号、平成31年度御殿場市
一般会計予算について、御報告いたします。
最初に、環境部関係では、環境保全費において、来年度の
バイオマス活用計画策定事業の予算が皆減となっている背景について質疑があり、本計画は今年度策定し、来年度から実行に移る市役所本庁舎や御胎内温泉を計画の対象としており、今後施設に設置できるかどうか、施設管理者と協議し、予算化を検討するとの答弁がありました。
また、
地域猫活動事業において、猫の行動範囲の特性を生かした対応策について質疑があり、近隣の区が協力して取り組むことが効果的であり、来年度は希望する複数の区が連携して活動できないか協議している段階であるとの答弁がありました。
次に、清掃費では、ごみ収集・
処理民間委託事業において、玄関前収集の実現可能性について質疑があり、高齢者世帯が年々増加し、ごみの排出が不便との相談が増えていることから、相談内容に応じて、利用者の利便性と安全を考慮し、集積所の設置を行っている。介護福祉課でも、ひとり暮らしの
高齢者世帯等の安否確認を兼ねた
声掛けごみ収集支援事業を行っており、玄関前収集についても、今後検討していきたいとの答弁がありました。
その他、太陽光発電等新・
省エネルギー機器設置費補助事業の今後の見通し、
リサイクルセンター管理費の概要等について、質疑・答弁がありました。
次に、
産業スポーツ部関係では、
スポーツ振興費において、東京五輪に向けた予算措置について質疑があり、オリンピック・
パラリンピック推進協議会交付金の中で、保存版の
自転車競技ガイドの作成、
特設ホームページの開設、
テストイベントに向けた影響調査等の実施を考えているとの答弁がありました。
次に、林業振興費では、鳥獣被害対策実施隊推進事業の状況について質疑があり、今年度末で2年の任期が満了することから、猟友会の御殿場支部長を中心に2期目の隊員を募集し、新たな隊員確保に努めているとの答弁がありました。
次に、観光費では、観光協会補助事業3,000万円の概要と、法人化後の評価について質疑があり、人件費や観光案内所の運営経費、各種誘客事業等に係る経費を観光協会の会費や市からの補助金・受託金により賄っている。財務状況の改善や組織の体制強化に努め、経費節減を図りつつ、訪日外国人の受け入れ等、さまざまな取り組みを行い、具体的な形となった成果が出てきている。自主財源のさらなる確保により、補助金の減額を期待しているとの答弁がありました。
その他、富士山麓ビジネスマッチング促進事業の内容や成果、商店街活性化事業の減額の背景や現状分析等について、質疑・答弁がありました。
次に、都市建設部関係では、道路橋梁費において道路橋梁維持費が前年度比3,000万円余の増額に対し、道路新設改良費が1億6,000万円余の大幅増となっている。今後、維持補修が増加すると予測される中で、新設改良費を優先する背景について質疑があり、2020年の新東名高速道路の開通は当市にとって重要なものであり、来年度、確実にインター周辺を整備することが喫緊の課題となっているためであるとの答弁がありました。
次に、都市計画費では、都市計画マスタープラン策定事業において、プランの見直しの概要について質疑があり、平成22年度の策定から10年が経過しており、社会情勢や市民のまちづくり意識の変化、土地利用の変化に応じた見直しを行う。新東名高速道路やバイパスの整備、団地間連絡道路等の基盤整備を生かしていくとの答弁がありました。
また、中心市街地整備等事業費では、御殿場駅周辺活性化事業の概要について質疑があり、今年度から繰り越しした事業費により、来年度中に中心市街地活性化基本計画を策定できるよう内容を精査する。内閣総理大臣認定は、今後、状況やタイミングを見て目標としていくとの答弁がありました。
その他、道路台帳整備事業の今後の計画や、夏刈南部工業団地の用地買収の状況等について、質疑・答弁がありました。
以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑、要望等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により、了とされました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。
以上が、議案第7号の審査の経過概要であります。
続きまして、議案第17号、平成31年度御殿場市
公共下水道事業会計予算について御報告いたします。
まず、特別損失の「過年度分貸倒引当金相当額外」の内容について質疑があり、企業会計移行に伴うものであり、前年度発生分の賞与を引き当てた額として580万円余、平成25年から29年度調定分の下水道使用料の不納欠損見込み額として190万円余を計上した。不納欠損の要因は、転出・不明・生活困窮・倒産等が主なものであるとの答弁がありました。
次に、企業債償還金の状況について質疑があり、浄化センターや第1中継ポンプ場等の大規模改修が一段落したことから、徐々に減少している。下水道債は、償還計画に基づき償還しているが、今後も整備や更新等の計画があるため、有効に利用していきたいとの答弁がありました。
次に、予定損益計算書の減価償却費が多いが、今後の見通しはいかがかとの質疑があり、自立した経営状況を目指し、施設整備や改築更新を計画的に進められるよう、経営状況や決算を分析し、経営健全化計画を立てる必要がある。いずれは利益を上げられるような予算体系を目指していきたいとの答弁がありました。
また、建設改良積立金が計上されていないことについて質疑があり、こちらも現段階では難しいが、利益が上がってきた段階で、積み立てていきたいとの答弁がありました。
以上のとおり、各委員からは非常に活発な質疑、要望等が多く出されましたが、いずれも当局の答弁により了とされました。
質疑終結後、意見の有無について委員に確認しましたが、意見等はありませんでした。
以上が、議案第17号の審査の経過概要であります。
これにて、
経済環境分科会長報告を終わりといたします。
○委員長(平松忠司君)
これより本4議案について、分科会長報告に関する質疑から討論、採決までを順次行います。
最初に、議案第7号「平成31年度御殿場市
一般会計予算について」の各分科会長の報告に関し質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(この時発言なし)
○委員長(平松忠司君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して反対討論の発言を許します。
高木理文委員。
○委員(高木理文君)
私は、議案第7号、平成31年度御殿場市
一般会計予算について反対をいたします。討論につきましては、後日の本会議の場で行わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(平松忠司君)
次に、賛成討論の発言を許します。
小林恵美子委員。
○委員(小林恵美子君)
私は、議案第7号、平成31年度御殿場市
一般会計予算について賛成いたします。詳細については本会議で討論をいたします。よろしくお願いいたします。
○委員長(平松忠司君)
ほかに討論ありませんか。
(この時発言なし)
○委員長(平松忠司君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより、議案第7号「平成31年度御殿場市
一般会計予算について」を採決いたします。
本案に賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長(平松忠司君)
起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
○委員長(平松忠司君)
次に、議案第8号「平成31年度御殿場市
国民健康保険特別会計予算について」質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(この時発言なし)
○委員長(平松忠司君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して反対討論の発言を許します。
高木理文委員。
○委員(高木理文君)
私は、議案第8号、平成31年度御殿場市
国民健康保険特別会計予算に反対をいたします。討論の詳細につきましては、本会議の場で行わせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(平松忠司君)
次に、賛成討論の発言を許します。
小林恵美子委員。
○委員(小林恵美子君)
私は、議案第8号、平成31年度御殿場市
国民健康保険特別会計予算について賛成いたします。討論の詳細につきましては、本会議で行わせていただきます。よろしくお願いします。
○委員長(平松忠司君)
ほかに討論ありませんか。
(この時発言なし)
○委員長(平松忠司君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。