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平成31年 3月定例会(第1号 2月21日)

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  1. 御殿場市議会 2019-02-21
    平成31年 3月定例会(第1号 2月21日)


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    平成31年 3月定例会(第1号 2月21日)          平成31年御殿場市議会3月定例会会議録(第1号)                         平成31年2月21日(木曜日)     平成31年2月21日午前10時00分 開議  日程第  1 会議録署名議員の指名  日程第  2 会期の決定  日程第  3 平成31年度市長施政方針  日程第  4 市長提案理由の説明  日程第  5 議案第  2号 平成30年度御殿場市一般会計補正予算(第4号)                 について  日程第  6 議案第  3号 平成30年度御殿場市救急医療センター特別会計補                 正予算(第2号)について  日程第  7 議案第  4号 平成30年度御殿場市公共下水道事業特別会計補正                 予算(第1号)について  日程第  8 議案第  5号 平成30年度御殿場市介護保険特別会計補正予算                 (第2号)について  日程第  9 議案第  6号 平成30年度御殿場市公設浄化槽事業特別会計補正                 予算(第2号)について  日程第 10 議案第 19号 御殿場市成年後見制度利用促進審議会設置条例制定                 について
     日程第 11 議案第 20号 御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例制定について  日程第 12 議案第 21号 御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周                 辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する                 条例制定について  日程第 13 議案第 22号 御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区計画の区域                 内における建築物等の制限に関する条例及び御殿場                 市建築審議会条例の一部を改正する条例制定につい                 て  日程第 14 議案第 23号 御殿場市国民健康保険税条例の一部を改正する条例                 制定について  日程第 15 議案第 24号 御殿場市指定地域密着型サービスの事業の人員、設                 備及び運営に関する基準及び指定地域密着型介護予                 防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定                 地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のため                 の効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例                 の一部を改正する条例制定について  日程第 16 議案第 25号 御殿場市農業委員会条例の一部を改正する条例制定                 について  日程第 17 議案第 26号 御殿場市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関                 する条例の一部を改正する条例制定について  日程第 18 議案第 27号 学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係                 条例の整備に関する条例制定について  日程第 19 議案第 28号 御殿場市公共下水道事業及び農業集落排水事業の設                 置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関                 する条例制定について  日程第 20 議案第 29号 御殿場市立小中学校空調設備整備工事請負契約の締                 結について  日程第 21 議案第 30号 静岡地方税滞納整理機構規約の変更について  日程第 22 議案第 31号 市道路線の認定について  日程第 23 同意第  1号 御殿場市外1組合公平委員会委員の選任について  日程第 24 同意第  2号 御殿場市農業委員会委員の任命について  日程第 25 諮問第  1号 人権擁護委員候補者の推薦について 〇本日の会議に付した事件   議事日程に同じ 〇出席議員(21名)   1番  杉 山   護 君           2番  芹 沢 修 治 君   3番  土 屋 光 行 君           4番  本 多 丞 次 君   5番  長 田 文 明 君           6番  髙 橋 靖 銘 君   7番  大 窪 民 主 君           8番  稲 葉 元 也 君   9番  杉 山 章 夫 君          10番  高 木 理 文 君  11番  黒 澤 佳壽子 君          12番  辻 川 公 子 君  13番  神 野 義 孝 君          14番  田 代 耕 一 君  15番  小 林 恵美子 君          16番  勝間田 博 文 君  17番  勝間田 幹 也 君          18番  勝 亦   功 君  19番  菅 沼 芳 德 君          20番  平 松 忠 司 君  21番  髙 橋 利 典 君 〇欠席議員   な し 〇説明のため出席した者  市長                  若 林 洋 平 君  副市長                 瀧 口 達 也 君  副市長                 勝 又 正 美 君  教育長                 勝 又 將 雄 君  企画部長                井 上 仁 士 君  総務部長                田 代 吉 久 君  市民部長                志 水 政 満 君  健康福祉部長              梶   守 男 君  環境部長                勝 又 裕 志 君  産業スポーツ部長            村 松 哲 哉 君  都市建設部長              田 代 明 人 君  危機管理監               杉 本 嘉 章 君  会計管理者               勝 又 正 仁 君  教育部長                鈴 木 秋 広 君  消防長                 村 松 秀 樹 君  総務課長                芹 沢 節 已 君  秘書課長                芹 沢   徹 君  財政課長                小 林 和 樹 君  財政課副参事              川 口   聡 君  管財課長                新 村 浩 一 君  管財課課長補佐             遠 藤 英 樹 君  総務部次長兼課税課長          田 代   学 君  国保年金課長              佐 藤 昌 幸 君  保育幼稚園課長             田 代 茂 義 君  介護福祉課長              山 本 育 実 君  下水道課長兼浄化センター所長      勝 又 高 明 君  産業スポーツ部次長兼農政課長      勝 亦 俊 次 君  農政課課長補佐             上 原 裕 行 君  都市計画課長              横 山   勉 君  都市整備課長              勝 又 喜 英 君  建築住宅課長              岩 田 秀 也 君  教育総務課長              鎌 野   武 君  消防次長兼警防課長           谷 中   修 君 〇議会事務局職員  事務局長                田 原 陽之介  議事課長                岩 岡 俊 峰  副参事                 佐 藤 歌 愛  主任                  藤 曲 幸 子  副主任                 渡 邊 一二司  副主任                 荒 井 祥 太 ○議長(田代耕一君)  出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ○議長(田代耕一君)  ただいまから、平成31年御殿場市議会3月定例会を開会いたします。 ○議長(田代耕一君)  直ちに本日の会議を開きます。                          午前10時00分 開会 ○議長(田代耕一君)  本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、御了承願います。 ○議長(田代耕一君)  なお、提案理由説明書 平成31年3月定例会、議案書及び議案資料については、先に配付済みであります。
    ○議長(田代耕一君)  日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、7番 大窪民主議員、8番 稲葉元也議員、以上、2名を指名いたします。 ○議長(田代耕一君)  日程第2 「会期の決定」を議題といたします。  平成31年3月定例会の会期は、本日2月21日から3月25日までの33日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、平成31年3月定例会の会期は、33日間と決定いたしました。 ○議長(田代耕一君)  日程第3 「平成31年度市長施政方針」を議題といたします。  本件について市長より、平成31年度施政方針の説明を求めます。  市長。 ○市長(若林洋平君)  皆さん、おはようございます。それでは、平成31年御殿場市議会3月定例会において、平成31年度各会計予算並びに各議案の御審議をお願いするに当たり、本年度の市政に対する私の所信を表明させていただくとともに、予算編成方針並びに施策の大要を御説明申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  さて、私が市長に就任してからちょうど10年目になりました平成30年を振り返りますと、まずは何と言いましても、昨年12月に開催されました「静岡県市町対抗駅伝大会」における御殿場市チームの13年ぶり、しかも大会新記録での優勝でございます。郷土の誇りと思いを胸に力走をします選手一人一人の頑張りが、市民に大きな感動と勇気を与えてくれました。  そして、東京2020オリンピック・パラリンピック自転車ロードレースのコースとして本市開催が決定し、さらには、イタリア空手代表チーム事前合宿受け入れも決定したところでございます。  「世界最大の平和とスポーツの祭典がこの御殿場にやってくる。」これだけでこんなにうれしいことはございません。市民の皆様への機運醸成はもちろんのこと、国内外から訪れます多くの皆様を最大限の「おもてなし」で受け入れ、さらにはこの祭典を機にさまざまな分野において後世に残すべきレガシーを創出できるよう官民協働で万全の準備を進めておるところでございます。  さらに、御殿場西高等学校空手道部の活躍や西中学校マーチングバンドの全国大会出場など、若い世代の輝きが見えた年でもありました。これは本人たちの努力だけではなく、教育関係者並びに地域の皆様が総がかりで子どもたちを温かく見守っていただいた成果のたまものだと思います。加えて「富士の麓で歌う第九演奏会」やJAXAとの協定締結を記念に開催をされました「ごてんば宇宙・未来まつり」など、スポーツだけではなく文化芸術、科学等、まさにさまざまな分野において、これまで一つ一つ積み上げてきたものが一気に花開いた年でもありました。  このほかにも、市役所本庁舎のリニューアルが完了し、来庁者の皆様の利便性が向上したほか、KDDIとの地域活性化を目的としました包括連携協定締結、「御殿場桜まつり夜桜ライトアップ」の日本夜景遺産認定など、大変多くの明るい話題を市民の皆様に提供することができました。  新東名高速道路をはじめとした道路整備も着々と進み、御殿場の新たな玄関口であります箱根乙女口広場及び足柄スマートインターはこの3月に、また(仮称)駒門スマートインターも来年3月に完成をいたします。アウトレットや時之栖等民間活力による事業展開もますます勢いを増しており、新たな工業団地の創出等も含め、まさに本市の勢いが目で見てわかる状況になってまいりました。  平成31年度はこの勢いを一層加速し、官民一体となって市のさらなる発展に向けてチャレンジをしてまいります。  それでは、まず、本年度の市政に対します私の基本姿勢について申し上げます。  本市の将来都市像であります「緑きらきら、人いきいき、交流都市御殿場」の実現に向け、経済・産業分野をはじめ、子育て支援・福祉・教育など各分野の施策を積極的に進め、私がこれまでの基本姿勢としてまいりました御殿場型NPMの理念に基づき、市民の皆様の幸せを最優先に考え、市民の皆様とともに、笑顔と活力あふれるまちづくりを全力で進めてまいります。  次に、本年度の重要施策について申し上げます。  本年度におきましてもこれまで同様、「経済活性化」、「地域医療体制及び子育て支援の充実」、「危機管理体制の強化」、「魅力発信の強化及び移住定住の促進」を重要施策として位置づけております。  まず、「経済活性化」につきましては、各種企業の本市への旺盛な進出意欲に応えるため、夏刈地区に新たな工業用地の開発を進め、引き続き企業誘致を進めるとともに、合同企業ガイダンスの開催や本年1月から開始をいたしました要就労支援者相談事業による企業とのマッチングを積極的に進め、雇用の確保に努めてまいります。  観光分野につきましては、官民一体となって本市ならではの魅力を生かし、おもてなしの気持ちを大切にした観光施策を引き続き推進するとともに、富士箱根伊豆地域の市町村との連携をさらに強化することでお互いを高め合い、地域全体が発展していくことを目指してまいります。  また、本年4月には第29回全国椿サミット御殿場大会が開催をされます。多くのお客様を市民の皆様とともに歓迎し、椿、桜、富士山など御殿場の多くの観光資源をPRしてまいります。  スポーツツーリズムの推進につきましては、オリンピックをテーマとしたことしのNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公、金栗四三が礎を築きました「富士登山駅伝競走大会」をさらに魅力的な大会とするなど、富士山麓や箱根山系の自然を生かしたスポーツ事業を展開するとともに、東京オリンピックパラリンピックを追い風に、自転車、ゴルフなどさまざまなスポーツの来訪者を増やし、市全体に経済効果を波及させてまいります。  さらに、エコガーデンシティ構想の推進に向けて産学官金と地域の連携により、多方面の分野で取り組むとともに、先ほども申し上げましたとおり、民間資本の動向も積極的となっている状況の中、ホテルなどの観光関連施設の誘導を図るなど、民間活力の導入をより一層活発化させることにより、御殿場のブランド力を高め、世界じゅうの誰もが訪れたくなるまち、誰からも愛されるまちづくりを推進してまいります。  「地域医療体制及び子育て支援の充実」につきましては、「真の子育て支援日本一のまち」として、子ども医療費・妊産婦健診費・不妊治療費・不育症治療費への助成を継続するほか、新たに病院等産科医師確保対策事業及び養育支援訪問事業を始めるとともに、給食費への補助や出産祝い金等子育て支援につながる新たな施策を実施してまいります。また、発達相談センター機能を拡充することで、包括的な発達支援のさらなる充実を図ります。  また、家庭・地域・団体との協働によります子育て支援や子ども条例、いじめ防止基本方針に基づきます青少年健全育成を進めてまいります。本市は小中学校のALTの増員をはじめ、教育指導センター指導員特別支援学級補助員等、教育に係る人的資源の確保と向上に努めており、県内の自治体の中でも極めて充実した体制を築いております。今後も教員が児童・生徒と向き合う時間を確保し、きめ細やかな指導ができるよう努めてまいります。  「危機管理体制の強化」につきましては、消防団への支援を充実させるとともに、自衛隊・自主防災会など関係機関等との連携により、富士山火山噴火や南海トラフ地震への備えを一層強化するとともに、西日本豪雨のような激甚化します風水害を踏まえ、土砂災害警戒区域を有する区を対象としました避難訓練を実施し、防災力の強化を図ります。  また、画期的な災害対策として、JAXAとの協定締結により得られます高度な衛星データを活用するとともに、FM及びAMラジオが聞けます同報無線戸別受信機の更新を進め、防災・減災に努めてまいります。  「魅力発信の強化及び移住定住の促進」につきましては、富士山GOGOエフエム、フェイスブック等多様なメディアにより本市の魅力を国内外に広く発信し、移住定住の促進・商工業の活性化・観光振興等に役立てるほか、フィルムコミッション御殿場映画まつりを中心に、御殿場をロケのまちとしてより一層PRすることにより、シティプロモーション活動を幅広く展開をし、シッビックプライドの醸成につなげてまいります。  移住・定住の受け皿の一つとなります市街化調整区域における宅地創出事業につきましては、完売をいたしました印野地区「星空の郷 御殿場高原・堀金」に続き、本年度は玉穂地区に新たな住宅用地の開発を進めてまいります。  また、ふるさと納税につきましても本市の魅力を十分に活用しつつ強化をしてまいります。  以上、重要施策について申し上げましたが、こうした民間活力の導入や関係自治体との連携等さまざまな要素の相乗効果により、本市への定住人口や観光交流客数のさらなる増加につなげ、人口が増え続けるまちを目指すとともに、観光ハブ都市としての地位をより確かなものとし、健全な財政運営のもと、夢と誇りのある御殿場、心躍る御殿場を実現してまいります。  なれ親しんだ「平成」が本年4月で幕を閉じ、新たな元号がスタートするという歴史の大きな転換期を迎えます。新しい時代に柔軟に対応していくとともに、今までどおり、雄大な富士山のようにしっかりと地に足をつけ、全ては市民の皆様、全ては市政発展のために、全身全霊をささげてまいります。  それでは、平成31年度予算編成の背景、編成方針など、予算の概要について申し上げます。  初めに、国の動向など予算編成の背景、編成方針について申し上げます。  日本経済は、アベノミクスの推進により、企業収益が過去最高を記録するとともに、雇用・所得環境の改善が続き、経済の好循環は着実に回りつつあります。こうした中、国は「新経済・財政再生計画」のもと、歳出改革の取り組みを継続するとともに、「幼児教育無償化など全世代型の社会保障制度への転換」、「防災・減災、国土強靭化のための緊急対策」、「消費税引き上げによります経済への影響の平準化」を重点施策とした、平成31年度予算案を閣議決定したところであります。  これを受け、地方の財政運営の指針となります地方財政対策では、地方税等の増額を見込み、一般財源総額について平成30年度の水準を上回る額を計上するとともに、幼児教育の無償化に係る財源の確保や、防災・減災、国土強靱化のための緊急対策を推進するとしております。  一方で、少子化によります人口減少や急速な高齢化という未曽有の危機に直面する中で、住民に身近な行政サービスを提供する地方自治体の役割は、より重要なものとなっていることから、一層の自主財源の確保、中長期的な視点に立った歳出の効率化等に取り組んでいくことが強く求められております。  なお、本年10月の消費税の引き上げにより、各種制度改正が行われ、今後さまざまな影響が見込まれる中、特に法人課税については、国と地方の税率・配分が変更され、国税は増収となる一方、市税であります法人市民税は大幅な減収となるなど、外的要因による厳しい歳入環境を視野に入れていく必要がございます。  これらの状況を踏まえ編成をしました本市の平成31年度当初予算案について、歳入では、その根幹をなします市税収入が、国による経済対策の効果が緩やかに地方へ波及している状況等を考慮し、前年度に比べ、1.8%の増額計上となりますが、普通交付税につきましては、引き続き不交付団体を見込み、普通交付税の代替であります臨時財政対策債が歳入として計上できないなど、依然として厳しい状況にございます。  一方、歳出では、扶助費等の社会保障経費をはじめとします義務的経費の割合が増加傾向にある中、市民一人一人の幸せ、安全・安心のための事業を着実に行うとともに、1年後に控えました東京オリンピックパラリンピックをはじめ、観光振興や産業立地、移住定住促進など御殿場の将来を見据えた投資的な施策も同時に推進する必要がございます。  これらの実現のため、「誰もが安全に安心して暮らせる防災・福祉のまちづくり事業」、「真の子育て支援日本一を推進するまちづくり事業」、「富士山の麓・交流都市御殿場の魅力を活かすまちづくり事業」のこの3つを重点事業とし、3か年実施計画に掲げます重要施策の実現に向けた予算編成を行いました。  この編成に当たっては、「御殿場型NPM」の基本理念に基づき、職員一人一人が課題意識を持ち、事業の集中と選択、効率化・重点化を進めました。また、歳入への対応としましては、ふるさと納税制度ソフト事業向け特定防衛施設周辺整備調整交付金を有効活用し、財政調整基金など各種基金の繰り入れを行うなど、所要の財源確保に努めつつ、平成30年度に引き続き、各財産区から特段の御協力をいただき編成をしたものでございます。  次に、予算の概要について申し上げます。  初めに歳入ですが、市税収入につきましては、景気の好循環を背景に個人市民税は1,100万円余、法人市民税は1億9,100万円余の増を、固定資産税は堅調な住宅建築などにより7,400万円余の増など、市税全体では前年度比で2億7,900万円余の増額計上となりました。  また、森林資源の保全等を目的とします森林環境譲与税や、自動車取得税交付金の廃止によります自動車税環境性能割交付金が新設されます。  地方消費税交付金につきましては、本年10月から消費税が変更されますが、交付金への影響は2020年度以降となるため、前年度と同額での計上としております。  歳出では、東京オリンピックパラリンピックへの取り組みを計画的に進めるとともに、観光振興・地域活性化に資する全国椿サミット御殿場大会事業デスティネーションキャンペーン事業をはじめ、新東名高速道路関連事業や市道整備、特に御殿場駅箱根乙女口広場・箱根乙女口線、あるいは東名高速道路御殿場インターチェンジ付近道路インフラ整備を着実に進めてまいります。  また、「真の子育て支援日本一」を実感できるよう、子ども医療費助成放課後児童健全育成事業を継続するとともに、新たに妊娠・出産包括支援事業などの子育て支援事業の充実、市民健康づくり各種予防接種事業、さらに御殿場の魅力を生かした情報発信事業や未来プロジェクト推進事業を盛り込んだものでございます。  なお、今回の予算編成は、厳しい財政状況を鑑み、早い時期から企画部門と財政部門が一体となり、施策の中心となります3か年実施計画と財源を、これまで以上に強く関連づけるなど、予算編成示達で示しました350億円台を目標に予算編成を行いました。  この結果、一般会計の予算額は、358億5,000万円で、前年度当初予算と比べまして、3.7%の減となりました。また、これまで9会計あった特別会計のうち、公共下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計が公営企業会計に移行したため、特別会計の合計は、154億1,900万円で、前年度と比べまして、10.8%の減となり、一般会計と特別会計を合わせました全会計の予算額は、512億6,900万円で、5.9%の減となりました。  続きまして、平成31年度の取り組みについて申し上げます。  初めに、企画部に関する施策について申し上げます。  第四次御殿場市総合計画及び御殿場市まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、前期基本計画が4年目を迎えることから、さらなる市の発展を目指した2021年度以降の後期基本計画の策定を進めてまいります。  また、行政サービスの向上につながります市民目線に立った行政運営の推進と3か年実施計画の策定に取り組んでまいります。  新たな就労支援のあり方につきましては、企業や福祉団体等との連携のもと、障害者などの雇用促進に向けて検討を進めてまいります。  JAXAとの協定に関しましては、富士山御殿場口新五合目に設置をされました人工衛星校正・検証用のコーナーリフレクターを活用し、市民の皆様や企業・観光客への安全・安心につながる衛星データの行政利用を進めるとともに、子どもたちの夢を育む宇宙教育活動を推進してまいります。  また、エコガーデンシティ構想につきましては、国連が掲げますSDGs(持続可能な開発目標)への貢献に向けて、市民の参画と産官学の連携によります先端技術を活用した、すぐれた環境と景観のまちづくりを推進してまいります。  具体的プロジェクトといたしまして、実証実験に基づきます環境・測量分野等でのドローン利活用推進や、御殿場の農産物特産品を科学的に分析し、その特徴や優位性をアピールする取り組みなどを進めてまいります。  また、首都圏の企業・団体やJICA-JAXA連携研修など国内外からの視察研修の受け入れにより、本市の取り組みを広くPRするとともに、経済活性化につなげてまいります。  民間資本の活用によります新たな拠点づくりといたしましては、道の駅的な機能を持った経済振興施設について、商工団体を主とした整備事業に引き続き協力をしてまいります。  また、高校生など市の未来を担う若手人材の発想を生かした地域活性化の取り組みや、先端企業・団体とのまちづくりの各分野におけます包括的かつ具体的な連携を進めてまいります。  公共交通対策につきましては、御殿場線利活用推進協議会の長年の要望活動の成果として、この3月から御殿場線全線でIC乗車券の利用が可能になりますが、御殿場線の利便性向上に向けては、沿線企業・団体へ賛同の輪を広げながら、県とも連携をして、引き続き強力に取り組んでまいります。  さらに、近隣市町との連携によります地域間幹線系統バス路線の維持や、全市的な路線バス利用促進運動、東京オリンピックパラリンピック開催を見据えましたユニバーサルデザインタクシー導入促進等の施策に取り組んでまいります。  東富士演習場に関しましては、地元民生の安定及び演習場の安定使用のため、引き続き関係機関との調整を図るとともに、第11次使用協定が本年度末をもって終結をしますことから、検証をしっかりと行い、次期協定締結に向けて、諸課題等の解決を図ってまいります。  情報政策につきましては、情報連携やAIの活用、基幹システムの安定稼働により、さらなる市民の利便性の向上と事務の効率化を目指すとともに、セキュリティ対策の強化に努めてまいります。  魅力発信施策につきましては、ふるさと納税返礼品を通じて魅力的な地場産品や体験を全国に発信するとともに、ことし5周年を迎えます富士山GOGOエフエムや、広報紙、ホームページ、SNSなど多様な媒体の活用や、映画・ドラマのロケ支援などを通じて、シビックプライドの醸成を図りながら、本市の特徴や魅力を国内外に向け積極的に発信するシティプロモーション活動を展開してまいります。  次に、総務部に関する施策について申し上げます。  市内5つの財産区との関係につきましては、これまでどおり、市行政との一体性を堅持しつつ、共通の目的であります地域住民の福祉の向上を目指して、今後とも連携強化に努めてまいります。  職員の意識改革・人材育成につきましては、前年度に改定をいたしました「人材育成基本方針」に基づき、さらなる能力向上と意識改革を推進してまいります。新たな職員研修として、市内駐屯地の御協力をいただき、職員の危機管理研修を実施いたします。  また、適正な定員管理を行うとともに、引き続き適材適所の人事配置に努めてまいります。  公会計制度につきましては、国の統一的基準にのっとった財務書類を作成し、行財政運営に活用してまいります。  入札につきましては、公平性を保ちつつ、国に準じた入札制度の見直しを図るとともに、地元業者のさらなる育成に配慮をしてまいります。  税務事務につきましては、市財政の根幹であります市税収入を確保し、適正で公平な課税を進めるとともに、適切な債権管理に努め、さらなる収納率の向上を目指し、全力を挙げて取り組んでまいります。  次に、市民部に関する施策について申し上げます。  本市のマイナンバーカードにつきましては、昨年末、県内35市町中、上から8番目という高い普及率となりましたが、今後もカードを所有することによるメリットを高めるなど、さらなる普及促進に努めてまいります。  窓口サービスの充実につきましては、市民にわかりやすい行政サービスの取り組みとして、お子様がお生まれになった方、あるいは御家族が亡くなられた方に対し、広範囲にわたる手続をわかりやすくまとめたハンドブックをそれぞれ発行し、届け出窓口での配布やホームページへの掲載を始めます。  また、県内では初めて、このような場合の相談に関する専用窓口を設け、各課の連携のもと、市民に寄り添った行政をさらに加速してまいります。  市民相談事業につきましては、消費生活センターと連携し、市民からの相談にしっかりと応えていくとともに、消費者教育推進計画に基づき、ライフステージに応じた消費者教育も合わせて進めてまいります。  交通安全対策及び防犯まちづくりでは、沼駿地区で初めて、自治会への防犯カメラ設置補助事業を開始し、安全・安心なまちづくりに貢献をしてまいります。  国民健康保険事業につきましては、強固な財政基盤のもと、生活習慣病の予防や受診勧奨に力点を置き、市民の健康維持と公平・公正な税の賦課・徴収を行います。  後期高齢者医療及び国民年金事業につきましては、関連機関と連携を図りながら、円滑な業務遂行に努めてまいります。  地域振興につきましては、公民館等の太陽光発電システムの設置や改修事業等への補助を引き続き行ってまいります。また、熱意と特色のある地域づくりに対しましても、積極的に応援をしてまいります。  市民協働によるまちづくり、男女共同参画の推進につきましては、それぞれのマスタープランに沿って、事業を着実に展開をしてまいります。  国際化推進事業につきましては、多文化共生のまちづくり、国際感覚豊かな人づくりのため、国際交流協会等と連携した事業推進のもと、米国・チェンバーズバーグ市との姉妹都市提携60周年記念事業の準備や、東京オリンピックパラリンピックに向けた、訪日外国人の受け入れ態勢構築を進めてまいります。  次に、健康福祉部に関する施策について申し上げます。  地域福祉につきましては、本年度と2020年度の2か年で「第4次御殿場市地域福祉計画」の策定を進めてまいります。  障害者福祉につきましては、「第5次御殿場市障害者計画」に基づく施策の推進を図り、引き続き、障害を持たれる方の地域生活を支援してまいります。  生活保護につきましては、相談業務の一層の充実を図るとともに、保護世帯の早期自立のため就労支援の強化に努めてまいります。  また、生活困窮者自立支援事業を包括的・一体的に実施し、生活困窮者の自立を支援してまいります。  高齢者福祉につきましては、高齢者ができる得る限り住み慣れた地域で暮らし続けられますよう、「地域包括ケアシステム」の構築をさらに進めてまいります。  また、成年後見制度の利用促進に向けた市民後見人の養成や、高齢者自立支援のための地域ケア会議の開催など、新たな取り組みにつきましても、関係機関と連携を取り、充実を図ってまいります。
     介護保険事業につきましては、第7期介護保険事業計画のもと、入所待機者の解消を目指し施設整備の支援に取り組むとともに、引き続き、利用者に対します適切な介護サービスの確保に努めてまいります。  発達支援につきましては、御殿場市発達支援システムにより、移設をします発達相談センターを中心に、市の機関及び外部機関が有機的に連携をして、御本人や御家族の不安を少しでも和らげることができるような継続した支援につなげてまいります。  保育所及び認定こども園の運営につきましては、通常の保育に加えて、市民の保育に対する多様なニーズに対応するため、一時預かり事業、延長保育、障害児保育等の保育サービスを公立と民間が一体となって推進をしてまいります。  また、10月からの幼児教育・保育の無償化の実施に伴い、必要な制度の整備を図り、利用者に対します丁寧な対応を心がけるとともに、子どもの安心・安全のため、さらなる保育の質の向上に努めてまいります。  市民健康づくり事業につきましては、前年度におきまして、第5次健康増進計画、第2次食育推進計画、新たに心の健康づくりとして自殺対策基本法に基づきます第1次自殺防止対策計画を策定をいたしました。さまざまな計画にのっとり、市民ニーズを把握しながら、体や心の健康増進、支援環境等の充実に向け、引き続き各種事業を展開してまいります。  母子保健事業につきましては、産後うつの予防等のため、1月から始めました産婦健康診査、産後ケア事業を進めてまいります。また、妊娠期から子育て期の相談・支援の充実のため、子育て世代包括支援センター「ママサポごてんば」の体制を強化してまいります。  予防接種事業につきましては、本年度から新たに定期接種となります風疹と定期接種期間が延長されます高齢者肺炎球菌の予防接種など、市費を投じて実施をしてまいります。  医療対策につきましては、二次救急医療及び小児医療等対策事業を通じて、地域医療の充実強化を図るとともに、看護学校運営費補助事業を通じて市内医療機関に勤務する看護師の育成を図り、市民がいつでも安心して必要な医療サービスを受けることができるよう、体制の整備を進めてまいります。  また、新たに産科医師確保対策事業を実施し、当圏域で不足をしております産科医師の確保を促進してまいります。  救急医療センター運営事業につきましては、二次、三次救急医療機関との緊密な連携を保ちながら、使命達成に努めてまいります。  次に、環境部に関する施策について申し上げます。  環境保全につきましては、第二次御殿場市環境基本計画に基づき、各種事業を継続的に推進してまいります。特に温室効果ガス削減は喫緊の課題であり、自然共生社会、脱炭素社会及び循環型社会の実現に取り組んでまいります。  ごみの減量化と分別収集につきましては、市民の皆様の御理解と御協力により、再資源化への意識も高まり、適切な分別、処理がなされております。引き続き再資源化のさらなる促進と廃棄物の適切な処理に努めてまいります。  一般廃棄物最終処分場につきましては、広域行政組合の再資源化センターと連携し、延命化を図ってまいります。  上水道及び工業用水道、簡易水道の各水道事業につきましては、新東名関連事業に伴います布設替え工事を行うとともに、計画的な老朽管の布設替えや耐震化のための大子山配水場の建て替え工事、施設の設備機器の更新・管理等を効率的に進めてまいります。特に簡易水道会計は企業会計化を図り、長期的な安定経営に努めてまいります。  公共下水道事業につきましては、本年度から企業会計へ移行し、引き続き管渠整備を進め、経費の節減と適正な維持管理を図ってまいります。  公設浄化槽整備事業につきましては、本年度から茱萸沢上区・茱萸沢下区を追加し、地元の協力をいただきながら整備率向上に努めてまいります。  地籍調査事業につきましては、静岡県国土調査協議会・東海ブロック国土調査推進連絡協議会及び全国国土調査協会の役職を引き続き務めながら、地籍調査の重要性を認識し、全国的に進捗率の推進を図ってまいります。  なお、本年度は、印野の一部の現地調査及び沼田・二子の各一部の登記事務を実施する予定であり、進捗率は、本年度末で約70%となる見込みでございます。  次に、産業スポーツ部に関する施策について申し上げます。  農業につきましては、米の生産調整が産地主導への仕組みとなり、生産数量目安になります需要に応じた栽培へと移行いたしましたが、引き続き、関係団体などと連携し、計画的な米の生産を継続する中で、「ごてんばこしひかり」のブランド化をさらに推進し、稲作経営の安定化を図ってまいります。  また、サツマイモやタマネギなどを新たな基幹作物とすべく産地化を進め、これまで特産品として振興を進めておりますワサビや水かけ菜、金華豚などの農畜産物とともに推進をし、農家所得の向上に努めてまいります。  グリーンツーリズム事業につきましては、既存の農業体験事業に加え、農家民宿や、どぶろく特区によります六次産業化など、新たなツールを生かした事業を他業種とも連携しながら推進をし、本市の魅力を最大限に発信してまいります。  ほ場整備事業につきましては、引き続き御殿場深沢地区、高根西部・一色地区、中清水地区を実施してまいります。  農業施設整備事業につきましては、各地区の用排水路などの整備を進めるほか、演習場内におけます治山治水対策事業につきましても、流路工等を整備するとともに、駒門道の砂塵飛散防止対策事業を進めてまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、猟友会の御協力によります捕獲活動はもとより、鳥獣被害対策実施隊によります効果的かつ効率的な対策を実施してまいります。  森林整備事業につきましては、箱根山系を中心に引き続き利用間伐に取り組み、資源を有効活用した地産地消に努めるとともに、「御殿場型森林整備モデル事業」の普及促進を図ってまいります。  合わせて、森林環境譲与税を有効的に活用し、森林資源の保全等の事業に取り組んでまいります。  労働施策につきましては、「合同企業ガイダンス」の開催や、県の「ふじのくに少子化突破戦略応援事業補助金」の活用によります雇用機会の創出とマッチング、UIJターンや女性・高齢者の再就労、障害者雇用に向けた支援等を行い、労働力の安定確保を進めてまいります。  また、ひきこもりやニート等の自力で就労活動を行うことが困難な方を対象とした就労相談窓口の設置や、国の地方創生推進交付金を活用した移住支援事業等により、さらなる労働力の確保に向けた取り組みを強化してまいります。  経済活力創出につきましては、「御殿場みくりやそば」等の地場産品の振興や、市内飲食店等の利用促進を図る「アピールナウ御殿場事業」の推進、「御殿場こだわり推奨品」を中心としました販売促進等のため、商工会等関係機関との連携を、さらに強化をしてまいります。  また、中小企業振興基本条例に基づきます中小企業振興推進会議による協議を通じて、中小企業の発展を目指してまいります。  企業誘致につきましては、夏刈地区での開発に対する誘致を本格化させるほか、工業系適地の情報収集に努めてまいります。  副市長によります企業訪問につきましては、多種多様な事業所に出向き、企業側からの御要望や御意見を集約し、安定した操業につなげてまいります。  観光事業につきましては、世界規模のビッグイベントを目前に、さらに増加が見込まれます外国からの観光客のためのインバウンド推進事業を、官民一体となって新たに実施するほか、観光ハブ都市づくりをさらに加速するため、市内大型誘客施設に訪れます多くの観光客に市内を周遊していただくための事業や富士箱根伊豆地域との連携を進め、交流、滞留人口のさらなる増加に努めてまいります。  昨年、日本夜景遺産に認定をされました「御殿場桜まつり夜桜ライトアップ」を、ことしが本番となります静岡デスティネーションキャンペーンの特別企画として、ライトアップ区間を延長するなど、数々の観光資源をPRしてまいります。  年々利用者が増えておりますマウントフジトレイルステーションを本年も御殿場口新五合目に開設をし、世界遺産富士山の魅力を発信し、登山などで訪れます皆様の利便性をさらに高め、市内への誘客も図ってまいります。  富士山樹空の森におきましては、5年目を迎えます「アコチルキャンプ」を引き続き支援するとともに、指定管理者と協力し、各種事業を展開することにより、これまで以上の集客や利便性の向上を図ってまいります。  ことし第34回を迎えます「富士山太鼓まつり」をはじめ、「わらじ祭り」などの市内の祭りにおいては、市内外の方々が魅力を感じ、見て楽しむばかりではなく、参加することの喜びを感じていただくようなお祭りへと発展させるため、各実行委員会を支援してまいります。  東京オリンピックパラリンピックに向けては、イタリア空手代表チームの合宿受け入れを中心としたホストタウン事業とともに、自転車競技ロードレースの開催会場として、テストイベントの運営と検証など大会成功に向けた準備を行います。加えまして、ロードレースの市民観戦イベントや大会1年前イベントなど、オリンピック機運を高めるさまざまな取り組みを実施してまいります。  スポーツツーリズムの推進につきましても、オリンピックの追い風を生かした自転車イベントやゴルフツアーの誘致などに加え、御殿場の自然を生かしたアウトドアスポーツなど、新たなスポーツツーリストの獲得につながるイベントの実施や魅力の発信をしてまいります。  また、本年は、ラグビーワールドカップの開催年であり、裾野市と共催するイベントの開催や、子どもたちを中心とした競技理解を深める取り組みなど、大会に向け、市民機運の醸成を図ってまいります。  市民スポーツの振興につきましては、市体育館が本年4月にリニューアルオープンをし、南運動場も本年度中に全面改修を行うなど、スポーツ環境を整備するとともに、オリンピックに向けてのスポーツ熱の高まりを逃さず、関係団体と協力をしながら、市民のためのスポーツ大会や全国レベルの大会、競技者育成などを支援してまいります。  次に、都市建設部に関する施策について申し上げます。  都市計画調査事業につきましては、よりよいまちづくりを進めるための基本指針であります「都市計画マスタープラン」について、社会情勢の変化等に合わせ見直しを行ってまいります。  景観形成推進事業につきましては、景観計画に基づき、誰にでもわかりやすく景観に配慮したサイン計画の見直し等を行ってまいります。  街路整備事業につきましては、新橋深沢線2工区及び箱根乙女口線の整備が本年度で完了となります。また、県と連携をして進めております新橋茱萸沢線の整備につきましては、駅から若宮交差点までの用地取得が本年度でおおむね完了するということから、今後は若宮交差点から北側を進めてまいります。  工業団地開発事業につきましては、(仮称)夏刈南部工業団地の造成工事を進めるとともに、板妻南工業団地北側地域の調査を進めてまいります。  市街化調整区域の宅地創出事業につきましては、玉穂地区の造成整備及び販売を進めてまいります。  公園施設整備につきましては、秩父宮記念公園の第2期整備及び玉穂地区市民の森整備を引き続き進めるとともに、公園長寿命化計画に沿って既存施設の更新等を進めてまいります。  緑化推進事業につきましては、富士山桜いっぱいまちづくり事業等を継続して進めるとともに、今後の公園整備、緑化推進の方針となります新たな「緑の基本計画」の策定を進めてまいります。  全国椿サミット御殿場大会につきましては、「一重八重 御厨の椿 富士に映ゆ」をテーマに、本年4月6日と7日の2日間を、市民会館や桜まつりも行われます秩父宮記念公園を拠点会場に開催し、全国からお見えになります多くのお客様を、趣向を凝らした催しや食事でおもてなしをいたします。  市営住宅につきましては、長寿命化計画に基づきます適正な維持管理によって保全・活用を図り、住宅に困窮されている方々に住まいを提供してまいります。  建築物の地震対策につきましては、引き続き地震対策助成事業等を促進し、安全で安心して暮らせる災害に強いまちづくりを進めてまいります。  市道整備につきましては、団地間連絡道路や新橋深沢線、神山深良線などの継続路線や主要幹線、生活道路等の整備を実施し、円滑で安全・安心な道路交通網を形成してまいります。  (仮称)駒門スマートインターにつきましては、来年3月の供用開始を目指し整備を進めてまいります。  市道の管理につきましては、効率的な管理を図るため、道路台帳のデジタル化整備を実施いたします。  道路等の維持につきましては、区からの要望及びパトロールなどで発見した危険個所の修繕を行うほか、通学路を優先して安全施設の整備を進めてまいります。  また、「橋梁長寿命化計画」に基づき、橋梁の点検及び補修工事を実施してまいります。  河川の整備・維持管理につきましては、浸水被害の防止に重点を置き、自然に配慮した整備を進めるとともに、危険個所の点検及び補修工事を実施してまいります。  次に、危機管理課・消防に関する施策について申し上げます。  危機管理対策は、地震・噴火への対策強化に加え、激甚化する風水害を踏まえて、土砂災害等の危険があります区を対象に避難訓練を実施するとともに、関係団体との連携及び実効性の向上を図ってまいります。  また、新たに指定をされました土砂災害警戒区域等を反映した防災マップを3か年で全戸配布してまいります。  当市ならではの災害対策として、JAXAの高度な衛星データを活用することにより、センチ単位の3D画像で発災前後の土地の変化や農作物・森林の被害も可視化できるようになりますことから、他の自治体では類を見ない減災対策を進めてまいります。  防災教育では、次世代の防災を担う中学生を対象としたジュニア防災士養成講座を全校で実施してまいります。  消防団の充実・強化に向けた取り組みにつきましては、消防団車両更新計画に基づき第1分団第7部(東山)の消防ポンプ自動車を更新するとともに、大規模災害に対します地域防災力の充実強化を図るため、救助活動用資機材の整備を行ってまいります。  また、消防団活動への理解を深めるため、消防団員が所属します事業所への協力体制を推進するとともに、団員に対します年額報酬の見直しを行い、地域の誇りである消防団に対する手厚い支援に努めてまいります。  次に、教育部に関する施策について申し上げます。  本市の教育は、「御殿場市教育大綱」の政策方針であります「富士山のように大きな心を持った人づくり」の実現に向け、「御殿場市教育振興基本計画」に掲げる各種施策を推進しております。  学校教育が果たす役割は、これからの社会を支える市民の生きる力を培うことであり、人が人として生き抜くために必要な資質・能力を養うことです。そのため、人間力と社会力を核とします心の教育を基本に「豊かな感性」、「確かな知性」、「健やかな心身」の育成のために、魅力ある教育活動を推進してまいります。  具体的には、子どもたちに安心できる居場所づくりを保証することを基盤として、子どもたちが主体的に取り組む授業づくりや、個のニーズに応じた、一人一人を大切にする特別支援教育のさらなる充実を図ってまいります。  また、幼・保・こども園及び小・中学校の連携一貫を基盤に、地域の実情に応じた中学校区ごとの特色ある教育課程の編制を行ってまいります。  特に「いじめ」については、「御殿場市いじめ防止基本方針」と「御殿場市子ども条例行動計画」をもとに、いじめを未然に防止するなど、子どもたちが安心して学校生活が送れるよう努めてまいります。  また、教育指導センターの充実によります教職員の指導力の向上や、支援を必要とする児童・生徒に、よりきめ細やかな指導ができるよう、さまざまな支援員を各学校に配置するなど、人的資源の一層の充実に努めてまいります。  ハード面につきましては、児童・生徒が良好な環境で学ぶことができるよう、西中学校の改築及び朝日小学校や南中学校など老朽化した学校施設の改修、さらにエアコンをはじめとする空調設備の整備に加え、教育備品の整備にも努めてまいります。  社会教育につきましては、引き続き生涯学習と地域づくりの推進、家庭教育力の向上に努めます。また、青少年の健全育成の取り組みの一つとして、青少年のための科学の祭典を実施いたします。文化財につきましては、保存と活用に努め、世界文化遺産であります富士山の保全と啓発に取り組んでまいります。  また、「市民が主役の芸術文化が香るまちづくり」を目指し、「ごてんば市民芸術祭」をはじめとして、市民一人一人が芸術文化に触れ、楽しむための活動が広がるよう努めてまいります。  図書館につきましては、市民の知識や情報の拠点として計画的に蔵書の整備・充実を図ってまいります。また、老朽化が進む図書館は、郷土資料館を複合する施設として、整備基本構想の策定に着手し、本格的に事業を進めてまいります。  学校給食につきましては、徹底した衛生管理のもと、育ち盛りの児童・生徒に適した、安全・安心かつ魅力ある給食の提供に努めてまいります。また、施設の整備を計画的に実施し、有効活用を図ってまいります。  食育においては、ごてんばコシヒカリや野菜などの地場産品を積極的に使用した献立の工夫や、食物アレルギーを持つ子どもが、みんなと同じ給食を食べることができる特別メニュー「ごてんばこめこカレー」などを提供するなど、楽しい食習慣の育成に努めてまいります。  いずれにいたしましても、今後も引き続き、子どもの健やかな成長、最善の利益を尊重するとともに、社会教育、文化芸術等のさらなる振興を図るため、教育委員会と連携し、充実した教育施策の推進に努めてまいります。  以上、私の市政に対する取り組みにつきまして基本的な方針と、予算を編成する上で留意し、対応いたしました主要点にっきまして申し上げました。  そして、ここで改めて財政運営につきまして私の思いを申し上げます。  国では、国自体の厳しい財政状況を理由として、冒頭にも申し上げましたように、国税を増やして地方税を減らす税制の改正や、自治体への補助金・交付金を見直して、交付税措置とする対応を次々と進めております。  これらの制度は、企業誘致等を積極的に推進し、地域活力の創出に努めてきた本市のような不交付団体にとっては、地方創生及び地方分権に逆行するものであります。現在、市民サービスを低下させることなく健全財政を維持しているところですが、努力した自治体が報われるように、あらゆる機会を捉えて国に強く訴えてまいります。  以上、ここに重ねて、議員各位をはじめ、市民の皆様の御支援と御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、私の施政方針といたします。  以上でございます。ありがとうございました。 ○議長(田代耕一君)  この際、10分間休憩いたします。                             午前10時54分 ○議長(田代耕一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                             午前11時04分 ○議長(田代耕一君)  日程第4 「市長提案理由の説明」を議題といたします。  市長提出の議案第2号から第31号、同意第1号から第2号、及び諮問第1号の33件について、市長から提案理由の説明を求めます。  市長。 ○市長(若林洋平君)  それでは、本日開会の市議会3月定例会に提出いたしました議案の御審議をお願いするに当たり、その提案理由の概要を御説明申し上げます。  議案は全部で33件あり、予算案17件、条例案10件、契約案1件、その他2件、人事案3件となっております。
     以下、議案番号に従い順次、御説明を申し上げます。  最初に、議案第2号、平成30年度御殿場市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。  今回の補正額は、3億8,200万円の増額で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ402億円となります。  補正の背景、要因といたしましては、12月補正予算編成後の事情変化によりまして必要となりました経費の措置でございます。  歳出の主なものは、ふるさと納税推進事業、自立支援給付費、基金積立金の増額と、事業の進捗状況による工事請負費の減額でございます。  歳入の主なものは、市税、寄附金の増額と、使用料及び手数料、繰入金、市債の減額でございます。  また、事業の進捗により、繰越明許費を追加及び変更するものでございます。  次に、議案第3号、平成30年度御殿場市救急医療センター特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  今回の補正額は、300万円の増額で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ4億8,053万1,000円となります。  歳出につきましては、医療事業費の増額でございます。  歳入につきましては、診療収入の増額でございます。  次に、議案第4号、平成30年度御殿場市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  今回の補正は、平成31年4月から委託を予定しております浄化センター水質及び汚泥検査業務について、平成30年度内に業者決定を行うため、債務負担行為を設定するものでございます。  次に、議案第5号、平成30年度御殿場市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  今回の補正額は、1,177万6,000円の増額で、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ59億1,164万1,000円となります。  歳出につきましては、予備費の増額であります。  歳入の主なものは、国庫補助金であります。  次に、議案第6号、平成30年度御殿場市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  今回の補正は、債務負担行為の取り下げを行うものでございます。  次に、議案第7号、平成31年度御殿場市一般会計予算について申し上げます。  平成31年度御殿場市の一般会計予算は、歳入歳出それぞれ358億5,000万円でございます。  歳出の主なものについて、款別に申し上げます。  2款の総務費は、地区集会施設整備事業費、南運動場施設改修費などでございます。  3款の民生費は、自立支援給付費、子ども医療費助成事業費、保育所運営費、放課後児童健全育成事業費、生活保護扶助費などでございます。  4款の衛生費は、母子保健事業費、感染症予防事業費、市民健康づくり事業費、広域行政組合塵芥処理費負担金などでございます。  5款の労働費は、勤労者住宅建設資金貸付金などでございます。  6款の農林水産業費は、ほ場整備事業費、国土調査事業費、東富士演習場内治山治水対策事業費などでございます。  7款の商工費は、地域産業立地促進事業費、富士山御殿場口振興事業費、プレミアム付商品券事業費などでございます。  8款の土木費は、市道新設改良舗装事業費、秩父宮記念公園第2期整備事業費、玉穂地区市民の森整備事業費、新東名高速道路関連事業費でございます。  9款の消防費は、広域行政組合消防費負担金、災害対策費などでございます。  10款の教育費は、学校教育支援事業費、小・中学校施設整備事業費、西中学校校舎改築事業費、学校給食センター運営費などでございます。  これらの事業に対する財源の性質別構成につきましては、市税などの自主財源が246億4,397万円余で、歳入予算の68.7%、国庫支出金、県支出金、市債などの依存財源が112億602万円余で、歳入予算の31.3%の内訳となっております。  次に、議案第8号、平成31年度御殿場市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ78億5,500万円であります。  歳出の主なものは、保険給付費、国民健康保険事業費納付金及び保健事業費であります。  歳入の主なものは、国民健康保険税及び県支出金であります。  次に、議案第9号、平成31年度御殿場市簡易水道特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ1億4,200万円であります。  歳出の主なものは、施設整備費及び施設管理費であります。  歳入の主なものは、水道料金及び印野財産区繰入金であります。  次に、議案第10号、平成31年度御殿場市観光施設事業特別会計予算について申し上げます。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,400万円であります。  歳出の主なものは、温泉会館管理費及び温泉管理費であります。  歳入の主なものは、一般会計繰入金、温泉会館指定管理者納入金でございます。  次に、議案第11号、平成31年度御殿場市救急医療センター特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ4億9,700万円であります。  歳出の主なものは、救急医療センターの維持管理費及び診療業務に要する経費でございます。  歳入の主なものは、診療収入、証明手数料、小山町からの負担金及び一般会計繰入金でございます。  次に、議案第12号、平成31年度御殿場市介護保険特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ57億7,000万円であります。  歳出の主なものは、保険給付費、総務費及び地域支援事業費でございます。  歳入の主なものは、保険料、支払基金交付金及び国庫支出金でございます。  次に、議案第13号、平成31年度御殿場市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ9億6,000万円であります。  歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金であります。  歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料でございます。  次に、議案第14号、平成31年度御殿場市公設浄化槽事業特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ1億6,100万円であります。  歳出の主なものは、公設浄化槽設置工事費及び公設浄化槽整備事業推進協議会交付金であります。  歳入の主なものは、一般会計繰入金でございます。  次に、議案第15号、平成31年度御殿場市上水道事業会計予算について申し上げます。  最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。  収入につきましては、水道料金、水道利用加入金、他会計負担金などで、総額17億1,711万4,000円でございます。  支出につきましては、施設の維持管理費、事務費、減価償却費及び企業債の支払利息などで、総額15億355万7,000円でございます。  次に、資本的収入及び支出について申し上げます。  支出の総額は、13億6,880万6,000円で、主なものは、設備機器更新などの建設改良費、配水場築造工事などの拡張事業費、老朽管更新事業費及び企業債の償還金でございます。これらの財源といたしましては、他会計負担金、工事負担金のほか、損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、議案第16号、平成31年度御殿場市工業用水道事業会計予算について申し上げます。  最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。  収入につきましては、水道料金、預金利息などで、総額6,944万7,000円であります。  支出につきましては、施設の維持管理費、事務費、減価償却費などで、総額5,790万3,000円でございます。  次に、資本的支出について申し上げます。  支出の総額は、5,137万円で、導水管布設工事費などであります。  これらの財源といたしましては、損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、議案第17号、平成31年度御殿場市公共下水道事業会計予算について申し上げます。  最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。  収入につきましては、下水道使用料、一般会計負担金などで、総額10億9,172万9,000円でございます。  支出につきましては、施設の維持管理費、事務費、減価償却費及び企業債の支払利息などで、総額11億1,081万4,000円でございます。  次に、資本的収入及び支出について申し上げます。  支出の総額は、10億4,345万2,000円で、主なものは、管渠布設工事及び浄化センター耐震化工事などの建設改良費及び企業債の償還金であります。  これらの財源としましては、受益者負担金、国庫補助金、一般会計負担金、企業債のほか損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、議案第18号、平成31年度御殿場市農業集落排水事業会計予算について申し上げます。  最初に、収益的収入及び支出について申し上げます。  収入につきましては、農業集落排水施設使用料、一般会計負担金などで、総額7,232万6,000円であります。  支出につきましては、施設の維持管理費、事務費、減価償却費及び企業債の支払利息などで、総額7,051万7,000円であります。  次に、資本的支出について申し上げます。  支出の総額は、1,562万2,000円で、主なものは、処理場の設備機器更新費及び企業債の償還金であります。  これらの財源といたしましては、損益勘定留保資金等で補填する予定でございます。  次に、議案第19号、御殿場市成年後見制度利用促進審議会設置条例制定について申し上げます。  本案は、成年後見制度の利用の促進に関する法律第14条の規定に基づき、市の基本計画や制度の普及啓発などに関して審議する機関を設置するため、新たに条例を制定するものでございます。  次に、議案第20号、御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例制定について申し上げます。  本案は、御殿場駅箱根乙女口広場の完成に伴い、広場の設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものでございます。  次に、議案第21号、御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について申し上げます。  本案は、都市計画決定に伴い、JR御殿場駅箱根乙女口広場周辺における建築物の敷地、構造、建築設備及び用途に関する制限について定めるため、新たに条例を制定するものでございます。  次に、議案第22号、御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例及び御殿場市建築審議会条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。  本案は、御殿場駅東地区計画の適用区域の変更に係る都市計画決定に伴い、制限が適用される区域として条例で規定している地区計画の告示が変更となるため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第23号、御殿場市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。  本案は、平成30年3月31日付地方税法施行令等の一部を改正する政令の公布に伴い、課税限度額を変更するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第24号、御殿場市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。  本案は、介護保険法施行規則の一部改正に伴い、指定地域密着型サービス事業者の指定に関する要件を変更するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第25号、御殿場市農業委員会条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。
     本案は、御殿場市農業委員会の農地利用最適化推進委員の任期満了に伴い、委員の定数を本市の農地台帳面積に応じて変更するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第26号、御殿場市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について申し上げます。  本案は、消防団活動の重要性に鑑み、平成18年から据え置かれておりました消防団員の報酬を引き上げるため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第27号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について申し上げます。  本案は、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係する4つの条例について、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第28号、御殿場市公共下水道事業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について申し上げます。  本案は、御殿場市公共下水道事業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の施行に伴い、関係する5つの条例について所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第29号、御殿場市立小中学校空調設備整備工事請負契約の締結について申し上げます。  本案は、近年の夏場におけます災害とも言える猛暑に対応し、子どもたちの安全と健康を守ることを目的として、市内小中学校の普通教室に空調設備を設置するための工事を実施すべく、過日入札に付しましたが、その予定価格が1億5,000万円以上となりますので、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものでございます。  次に、議案第30号、静岡地方税滞納整理機構規約の変更について申し上げます。  本案は、当該機構の規約を変更するため、地方自治法第291条の3第1項の協議をいたしたく、同法第291条の11の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第31号、市道路線の認定について申し上げます。  今回の認定は2路線で、いずれも都市計画法第32条協議に基づき、新設した道路を認定するものでございます。  次に、同意第1号、御殿場市外1組合公平委員会委員の選任について申し上げます。  本案は、平成23年4月から本委員会の委員として御尽力をいただいております池谷洋子氏の任期が、平成31年3月31日をもって満了となることに伴い、新たな委員を選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  次に、同意第2号、御殿場市農業委員会委員の任命について申し上げます。  本案は、本委員会の委員の任期が、平成31年3月31日をもって満了となることに伴い、継続される委員を含む11名の方を委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  次に、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。  本案は、人権擁護委員4名の任期が、本年6月30日をもって満了となることに伴い、後任の委員を法務大臣に推薦することについて、議会の意見を求めるものでございます。  以上で、本日提案をいたしました議案の提案理由の説明を終わりといたします。  慎重な御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○議長(田代耕一君)  日程第5 議案第2号「平成30年度御殿場市一般会計補正予算(第4号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  財政課長。 ○財政課長(小林和樹君)  ただいま議題となりました議案第2号について御説明いたします。  資料3、補正予算書を御用意願います。  1ページをお開きください。  このページは予算の条文です。  第1条で、歳入歳出予算にそれぞれ3億8,200万円を追加し、予算の総額を402億円とすることを、第2条で、繰越明許費の補正を、第3条で、地方債の補正を定めております。  補正内容は、事項別明細書により歳出から御説明いたしますので、30、31ページをお願いいたします。  2款総務費ですが、1項4目広報広聴費は、ふるさと納税寄附金の申し込みが増加しているため、返礼品及びふるさと納税専用サイト利用に要する経費を増額するものです。  1項7目財産管理費は、それぞれの基金に元金積み立てするものです。  次のページをお願いします。  3款民生費ですが、1項2目障害者福祉費の説明欄1は、就労継続支援や共同生活援助のサービス利用者の増により増額補正するものです。  説明欄2の①は、利用者の増により増額補正するものです。  1項4目老人福祉費の説明欄1の①は、本年度の10月から開始した健やか事業利用券のうち、紙おむつ引きかえに要するもので、申請見込み数の増により増額するものです。  2項3目保育所費のうち説明欄1の①は、主に私立保育所の利用児童数の減に伴う減額、②は、公立保育所の利用児童数の減に伴う減額です。  説明欄2の①は、執行見込みが立ったことによる減額です。  ②は、事業費の確定に伴う減額です。  説明欄3は、共に事業費確定に伴う減額です。  説明欄4は、29年度の国庫負担金の確定による返還金です。  2項5目児童手当費は、対象児童数が当初見込みより減少したため、減額補正するものです。  次のページをお願いします。  4款衛生費ですが、2項1目清掃総務費の説明欄1の①は、焼却センターへのごみ搬入量減少による廃棄物処理手数料の減額、及び同センターの火格子交換業務委託の増額等に伴う負担金の増額です。  次のページをお願いします。  5款労働費ですが、1項1目労働諸費は、マイナス金利政策導入以降続く低金利や消費税増税前の駆け込み需要などにより、市内の住宅新設が増え、当制度の利用者が当初見込みよりふえたため、増額するものです。  次のページをお願いします。  7款商工費ですが、1項2目商工振興費は、県の補助対象とならない企業があったことなどにより減額補正するものです。  1項5目プレミアム付商品券事業は、消費税率10%への引き上げによる低所得者及び3歳未満児を持つ子育て世帯の消費に与える影響の緩和、地域における消費の喚起、下支えを目的とし、平成31年度の本格実施に向けた準備に係る事務費分を計上するものです。  なお、財源は全額国庫補助金での対応となります。  次のページをお願いいたします。  8款土木費ですが、2項2目道路新設改良費は、駒門地先の市道の舗装新設工事について、関係機関との協議に時間を要し、年度内の着工が見込めないため、減額するものです。  4項2目街路事業費、及び4項4目中心市街地整備等事業費は、共に事業費の確定に伴う減額です。  4項8目緑化推進費は、団地間連絡道路沿線に植栽をするものですが、現地調査の結果、植栽をすることが困難な箇所が複数あったため、減額補正するものです。  4項9目新東名高速道路関連整備事業費は、国庫補助金の確定に伴い、事業費を減額するものです。  次のページをお願いします。  5項1目住宅管理費は、国庫補助金の確定に伴い事業費を減額するものです。  次のページをお願いいたします。  10款教育費ですが、2項1目学校管理費は、平成31年度、御殿場小学校の新4年生の普通学級が1クラス増となり、机、椅子などの備品購入が必要となるため、増額補正するものです。  2項2目教育振興費は、平成31年度富士岡小学校の特別支援学級が1クラス増となり、パーテーションや教育用コンピューター等の備品購入が必要となるため、増額補正するものです。  3項1目学校管理費の説明欄1の①は、原里中学校グラウンド拡張整備工事の入札差金等により減額補正するものです。  説明欄2は、西中学校特別教室の冷房設備設置事業が国の補助事業として採択されたことを受け、所要額を増額補正するものです。  3項3目西中学校校舎改築事業費は、西中学校特別教室の冷房設備設置事業が、国の臨時特例交付金事業として採択されたことから、該当する課目へ予算を組み換えるため減額補正するものです。  4項1目幼稚園費のうち説明欄1の①は、利用児童数の増に伴う増額、②は、公立幼稚園の利用児童数の減に伴う減額です。  説明欄2の①は、当初予定していた雇用人数より見込みが減となったため、減額補正するものです。  次のページをお願いいたします。  11款災害復旧費ですが、2項1目農業施設災害復旧費は、平成30年台風24号により被災した農業者を支援するため、国の制度を活用し、農業者が行う農業用施設等の修繕や撤去等に要する経費を補助するものです。  次のページをお願いします。  14款予備費は、緊急の財政出動に対応するための増額と計数調整です。  次に、歳入の説明をいたしますので、戻っていただき、14、15ページをお願いいたします。  1款市税ですが、1項2目法人の1節現年課税分は、輸送用機械器具製造業の増収により、法人税割が当初見込み額より増となるため、増額補正するものです。  次のページをお願いします。  14款使用料及び手数料ですが、1項2目民生使用料の2節児童福祉使用料は、公立保育施設の利用児童数が当初見込みより減少したことによる減額です。  1項8目教育使用料の1節授業料は、公立幼稚園の利用児童数が当初見込みより減少したことによる減額です。  次のページをお願いします。  15款国庫支出金ですが、1項1目民生費国庫負担金の1節社会福祉費負担金は、自立支援給付費の増に伴う増額です。  2節児童福祉費負担金のうち、子どものための教育・保育給付費負担金は、私立認定こども園及び小規模事業所の利用児童数が増加したことによる負担金の増額分と、私立保育所の利用児童数が減少したことによる負担金の減額分の差し引きによる減額です。児童手当負担金は、扶助費の減に伴う減額です。  1項2目教育費国庫負担金の1節幼稚園費負担金は、私立認定こども園の利用児童数が増加したことによる増額です。  2項4目農林水産業費国庫補助金は、平成30年台風24号による被害を受けた被災農業者向けの補助金です。  2項5目土木費国庫補助金の3節都市計画費補助金のうち、社会資本整備総合交付金は、新橋深沢線道路整備事業及び御殿場駅東西自由通路改修事業の補助対象部分の事業費が確定し、追加交付となることから増額補正するものです。  地域連携道路事業費補助金は、スマートインターチェンジ整備事業に対するものですが、国庫補助金の内示額の確定により減額するものです。  4節住宅費補助金は、国庫補助金の内示額の確定により減額するものです。  2項6目教育費国庫補助金の2節中学校費補助金のうち、学校施設環境改善交付金は、富士岡中学校の便所改修事業分が不採択となったことによる減額です。  ブロック塀、冷房設備対応臨時特例交付金は、西中学校校舎改築事業において、特別教室棟の空調設備整備が補助対象となったことにより、増額補正するものです。  2項7目商工費国庫補助金の1節商工費補助金は、プレミアム付商品券事業実施に伴う事務費に対するもので、補助率は10分の10です。  次のページをお願いします。  16款県支出金ですが、1項1目民生費県負担金及び2目教育費県負担金の各節の増減理由は、国庫負担金と同様です。  2項2目民生費県補助金の1節社会福祉費補助金は、利用者の増に伴う増額です。  2節児童福祉費補助金は、事業費確定による減額です。  2項4目農林水産業費県補助金は、平成30年台風24号により被害を受けた被災農業者向けの補助金です。  2項5目商工費県補助金の1節商工費補助金は、補助対象とならない企業があったことにより、減額補正するものです。  2項8目教育費県補助金の1節幼稚園費補助金は、私立認定こども園の利用児童数が増加したことによる増額です。  次のページをお願いします。  18款寄附金は、説明欄に記載の方々からの寄附金です。  次のページをお願いします。  19款繰入金ですが、2項1目財産区繰入金は、今回の歳出補正に伴い減額するものです。  3項1目基金繰入金の8節地域振興推進基金繰入金は、スマートインターチェンジ整備事業に対する繰り入れです。
     次のページをお願いします。  22款市債は、事業費の確定等により増減はありますが、全体として減額するものです。  次に、繰越明許費補正の説明をいたしますので、戻っていただき、4ページをお願いいたします。  第2表繰越明許費補正ですが、7款1項商工費は、プレミアム付商品券事業のうち、商品券の製作等を行うものです。国の補正予算による緊急の対応となり、年度内の完成が見込めず繰り越すもので、完成は31年9月末を予定しています。  8款2項道路橋梁費のうち、社会資本整備総合交付金事業は、東山地先の市道及び鮎沢地先の市道の整備事業です。工事については、地権者と農業用用水路の設計協議や県と河川の改修協議に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は共に31年6月末を予定しています。用地補償については、物件収去に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は東山地先の市道が31年8月末、鮎沢地先の市道が31年12月末を予定しています。  単独事業社会資本は、ただいま説明した社会資本整備総合交付金事業の工事と同じ理由により繰り越すもので、完了は31年6月末を予定しています。  地方創生道整備推進交付金事業は、神山地先の市道において、工事に伴う仮設進入路の位置決めについて、関係機関との協議に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は31年12月末を予定しています。  8款4項都市計画費のうち街路整備事業市道1660号線は、都市計画道路新橋深沢線道路整備事業に関する新橋地先の市道の歩行空間整備事業ですが、地権者と工事時期の調整等に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は平成31年5月末を予定しています。  スマートインターチェンジ整備事業は、2路線あります。駒門地先の市道については、中日本高速道路との協議に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は31年5月末を予定しています。  町屋地先の市道については、埋設されている電気ケーブルの移設に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は31年9月末を予定しています。  アクセス道路等整備事業は、柴怒田地先の市道について、地権者と農業用用水路の設計協議に時間を要し、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は31年8月末を予定しています。  11款2項農林水産業施設災害復旧費は、平成30年台風24号により被災した農業者を支援するための事業ですが、建設用資材の不足等により、年度内の完了が見込めず繰り越すもので、完了は32年3月末を予定しています。  10款3項中学校費は、熱中症対策として国の補正予算により冷房設備を緊急に整備するもので、昨年の12月定例会において繰越明許費の議決をいただいておりますが、今般、西中学校特別教室の冷房設備整備事業が追加採択されたことを受け、繰越明許費の金額を増額するものです。  なお、完了は32年3月末を予定しています。  次のページをお願いします。  第3表地方債補正は、各事業の進捗に伴う事業費の確定等により、借り入れ限度額の変更を行うものです。  以上、平成30年度一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  それでは、何点かお伺いいたします。  まず、1点目ですけれども、15ページ、歳入についてですが、市税の法人税割、これが3億円計上されているわけですけども、この背景について、もう少し詳細をお伺いいたします。  それから、31ページ、基金積立金のうち財政調整基金元金に3億4,000万円積み立てられているわけですけれども、これができた背景と今後の見通しをお伺いいたします。  それから、3点目ですけれども、ページで行きますと33ページと45ページになりますが、33ページ、保育所運営費、臨時保育士等雇用経費、これが8,000万円減額となっておりまして、45ページの幼稚園費、臨時職員雇用経費が3,140万円減額となっております。やはり現場におけるマンパワーの確保というのは大変重要ではないかと考えるわけですけれども、この減額の背景、それから課題、これをお伺いいたします。  実際、業務への支障が発生しなかったのかどうか、これも合わせてお伺いいたします。  それから、43ページ、市営住宅環境整備事業が2,000万円減額されているわけですけれども、この内容と言いますか、背景をお伺いいたします。  最後、もう1点ですけども、47ページ、被災農業用施設修繕等助成5,964万円余、この実際の事業の内容について、もう少し詳細をお伺いいたします。  以上、5点になりますけれども、お願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  課税課長。 ○課税課長(田代 学君)  それでは、私からは1点目の市税の法人税割3億円計上の背景についての質問にお答えします。  3億円計上の背景は、当市の法人市民税法人税割収入が、一部大手企業によるものの割合が非常に高く、昨年度、それらの企業の市民税法人税割の課税標準となる国税である法人税額が想定より大きくなったことです。  法人市民税法人税割は、見込みを立てるのが難しい税目です。これは企業の決算月が3月に多く、新年度になってから決算後の確定申告及び前年決算を根拠とした予定申告による税額が確定するので、予算編成時期での税収予測が困難であるという理由からです。  いずれにしましても、今回は平成30年度当初予算編成の段階では、企業業績の見込みなどにより、税収が下振れると予測していたものが、その後の円安による為替差益などを理由に、逆に上振れしたことが増額補正の要因となっております。  以上、答弁といたします。 ○議長(田代耕一君)  財政課長。 ○財政課長(小林和樹君)  2点目の財政調整基金元金の積み立てに関する御質問にお答えいたします。  まず、積み立ての背景についてですが、歳入において法人市民税を3億円増額、歳出においては進捗のめどが立った事業の経費を減額したことによるものです。  財政運営の明確のためにも、適時適切な歳入歳出の増額あるいは減額の補正を行うことが求められる中、この3月補正においても所要の補正を行ったところでございます。  次に、今後の見通しについてです。財政調整基金は、災害復旧や財源調整を行うための重要な財源であることから、一定の水準額、本市では市税収入の1割を目安に確保する方針のもと、予算編成や予算執行の中で、可能な限り積み立てを行っていきたいと考えております。  厳しい財政環境の中、今回のような市税の増収分等については、積極的に財政調整基金に積み立て、今後の財政運営の財源として確保していきたいと考えております。  なお、この積み立てにより、平成30年度末の財政調整基金残高は17億5,000万円余となり、前年度末と比較して2億3,000万円余の積み増しとなる見込みでございます。  以上です。 ○議長(田代耕一君)  保育幼稚園課長。 ○保育幼稚園課長(田代茂義君)  それでは、私からは3点目の質問についてお答えいたします。  臨時職員雇用経費につきましては、幼稚園においては預かり保育の拡大による補助教諭の増加や、保育所、幼稚園において支援を要する園児に対する手厚く、きめ細かな保育等に対応するために、十分な予算を計上しております。  しかしながら、雇用する臨時職員の人数が当初の見込みより減となったため、今回減額補正をするものです。  また、実際の業務への支障についてですが、職員の配置については、園児の年齢による国の配置基準を守り、対応している中で、お預かりしている園児に見合う職員は配置できております。  当市としましては、さらに手厚い保育、また、丁寧できめ細やかな保育を目指しておりますので、引き続き保育士、幼稚園教諭の確保に努めてまいります。  以上、お答えといたします。 ○議長(田代耕一君)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(岩田秀也君)  それでは、私からは4点目の質問にお答えいたします。  市営住宅環境整備事業の減額につきましては、当初予算では御殿場団地A5、A6棟の2棟の給排水設備の改修を実施する予定でしたが、社会資本整備総合交付金の内示額が申請額の5割に減額されたため、事業を見直し、A5棟の1棟を実施するのに要する事業費及び入札差金による金額が確定し、減額したことが背景でございます。  以上、お答えとさせていただきます。 ○議長(田代耕一君)  農政課長。 ○農政課長(勝亦俊次君)  それでは、私からは5点目、被災農業者用施設修繕等の助成についてお答えします。  この事業は、国が平成30年11月1日に発動した被災農業者向け経営体育成支援事業を活用し、平成30年台風24号により農業用施設等の被害を受けた被災農業者を支援し、今後の営農意欲向上に資するため、被災農業者が行う施設等の撤去、修繕の事業について助成を交付するものでございます。  助成対象者は、農業用センサスで、販売農家と定義されている経営耕地30アール以上、または農産物販売額が50万円以上の農家です。今回、この制度の利用を予定している方は46件21名の農業者であります。  助成の内容ですが、農業用施設の被害は、まずは共済への加入が前提との考え方の中で、修繕、再建については国の負担割合が共済加入者の場合は共済金の国費相当額を合わせて事業費の10分の5以内、共済未加入者が10分の3以内となっております。このほか県の負担割合が10分の2、市の負担割合は10分の3でございます。また、撤去については、国が10分の3、県と市が10分の3.5の負担割合となっております。  これらを踏まえ、当市の助成区分ごとの事業費の内訳ですが、撤去に係る全体経費が17件で、事業費が741万9,000円、修繕、再建が27件で、事業費が5,102万6,000円、経営体育成支援事業の追加支援で補強にかかわるものが2件で、事業費が400万円となっております。それぞれ国・県・市の負担割合により算出した5,964万5,000円を補正額としております。  いずれにしましても、寒冷地で頑張っておられる被災農業者の負担をできるだけ少なく、早期に通常の営農に戻れるよう努めてまいります。  以上で、お答えといたします。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第2号「平成30年度御殿場市一般会計補正予算(第4号)について」を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり)
    ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第6 議案第3号「平成30年度御殿場市救急医療センター特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梶 守男君)  ただいま議題となりました議案第3号について御説明いたします。  資料3、補正予算書の53ページをお願いいたします。  このページは予算の条文です。  第1条で、歳入歳出予算の補正を定めております。  今回の補正は、インフルエンザの流行に伴う医薬材料費の増額や、外来患者の増加に伴う診療収入の増額により、歳入歳出それぞれ300万円を増額し、補正後の予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,053万1,000円とするものです。  それでは、事項別明細書により説明をさせていただきますので、68、69ページをお開きください。  歳出から説明をさせていただきます。  2款1項1目医業費は、300万円の増額で、補正後の医業費は4億4,524万5,000円です。インフルエンザの流行に伴う検査キットや治療薬の購入のための医薬材料費の増額です。  次に、ページを戻っていただきまして、64、65ページをお開きください。  歳入となります。  1款1項1目外来収入は、300万円の増額で、補正後の外来収入は1億5,801万円です。インフルエンザの流行に伴う外来患者の増加によるものです。  以上で、内容の説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第3号「平成30年度御殿場市救急医療センター特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第7 議案第4号「平成30年度御殿場市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  環境部長。 ○環境部長(勝又裕志君)  それでは、ただいま議題となりました議案第4号について、内容の説明をいたします。  資料3、補正予算書の71ページをお願いいたします。  このページは予算の条文です。  第1条で債務負担行為について定めております。  次の72ページをごらんください。  平成31年度の浄化センター水質・汚泥検査業務委託につきましては、4月の第1週からの業務となり、平成30年度内に業者決定を行いたく、第1表債務負担行為のとおり、補正をお願いするものでございます。  以上で説明を終わります。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第4号「平成30年度御殿場市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第8 議案第5号「平成30年度御殿場市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梶 守男君)  それでは、議案第5号について、御説明いたします。  資料3、補正予算書の77ページをお願いいたします。  このページは予算の条文です。
     第1条で、歳入歳出予算の補正を定めてございます。今回の補正は、歳入歳出にそれぞれ1,177万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ59億1,164万1,000円とするものです。  補正内容は、新たな補助金の交付額確定に伴う歳入の増額と、歳出の財源更正が主なものです。  内容につきましては、歳入歳出事項別明細書により説明をさせていただきます。  初めに、歳入から説明をいたしますので、88、89ページをお開きください。  3款2項4目保険者機能強化推進交付金は、高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取り組みを支援するための新たな交付金です。交付額が確定したため、補正により追加をするものです。  5目介護保険災害臨時特例補助金は、福島県の避難指示区域内から当市に転入した被保険者への介護保険料の減免に伴い交付される補助金について、補正により追加をするものです。  次に、歳出について説明いたします。  92、93ページをお開きください。  3款2項1目包括的支援事業費につきましては、保険者機能強化推進交付金の充当先として、財源更正をするものです。  次のページ、94、95ページをお願いいたします。  6款1項1目予備費は、国庫補助金の充当に係る調整を行うものです。  説明は以上となります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第5号「平成30年度御殿場市介護保険特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  この際、午後1時まで休憩いたします。                             午後0時01分 ○議長(田代耕一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                             午後1時00分 ○議長(田代耕一君)  日程第9 議案第6号「平成30年度御殿場市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  環境部長。 ○環境部長(勝又裕志君)  それでは、ただいま議題となりました議案第6号について、内容の説明をいたします。  資料3、補正予算書の97ページをお願いいたします。  このページは予算の条文です。  第1条で、債務負担行為の廃止について定めております。  次の98ページをごらんください。  今回の補正につきましては、平成25年度から実施している公設浄化槽整備推進事業につきまして、市民サービスの向上と効率的な整備を推進するため、民間活力活用の手法であるPFI方式を平成31年度に導入予定でございましたが、平成30年度に実施した御殿場市公設浄化槽整備PFI事業者選定審査の結果により、PFI事業者の選定に至らなかったため、本事業の特定事業の選定を取り消し、直営方式による事業継続となったため、本債務負担行為を取り下げるものでございます。  以上で、説明を終わります。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1点、お伺いいたします。  ただいま説明の中で、直営方式による事業継続との説明があったわけですけれども、今後の方向性ですね、ずっと直営でいくのか、また、どこかのタイミングでほかの方法を検討するのか、その辺をお決めになられておられるのかお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  下水道課長。 ○下水道課長(勝又高明君)  審査会終了後、さまざまな手法を検討してまいりましたが、平成31年4月からのPFI事業としての着手ができないため、本債務負担行為を廃止するものです。  今後の方向性としましては、従来の直営方式での事業継続とし、事業の推進を図るため、検討を引き続き行っていきたいと思います。  以上です。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第6号「平成30年度御殿場市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり)
    ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第10 議案第19号「御殿場市成年後見制度利用促進審議会設置条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梶 守男君)  それでは、議案第19号の条例案について説明をいたします。  資料1、議案書の1ページ、及び資料2、議案資料1ページをお願いいたします。  まず、資料2、議案資料により、この条例の概要を説明いたします。  この条例は、当市において成年後見制度の利用促進を図るに当たり、関係法令の規定に基づき、市の附属機関として新たに審議会を設けようとするものでございます。  番号1の審議会設置の経緯ですが、社会の高齢化の進行や家族構成の変化等に伴い、成年後見制度を活用して認知症高齢者や知的障害者等の日常生活全般を社会全体で支える必要が高まったことから、平成28年5月に制度利用の促進法が施行され、市町村の講ずる措置が定められました。  資料中段に法律の条文を記載いたしましたが、今回はこの規定に基づき、審議会の設置について条例を定めようとするものです。  なお、法令上は努力義務となっておりますが、平成29年3月には国の基本計画も策定され、全国的に利用促進に向け取り組みが推進されているところであり、当市においても審議会を活用して関連施策の検討や市基本計画の策定等を進めていきたいと考えております。  続きまして、番号2の審議事項案ですが、審議会による主な調査審議事項は、表記の3点となります。  1点目は、制度に係る啓発及び支援に関すること、2点目は、成年後見等実施機関及び関連事業者との相互連携に関することです。成年後見等実施機関や、同関連事業者は、促進法上の用語ですが、具体的には2ページ下段のイメージ図のようなネットワーク体制の整備に関することです。  3点目は、市基本計画の策定に関することです。当市の基本計画については、次期高齢者福祉計画との一体的計画として、2020年度末までの策定を予定しております。  次のページ、2ページ中段をお願いいたします。  番号3の構成委員案ですが、表に示した区分により、法律や福祉分野の経験者や専門職、関連事業者等の中から委嘱することを検討しております。  続いて、条例の条文について説明をいたします。  資料1、議案書の1ページをごらんください。  第1条は設置、第2条は所掌事務についての規定です。内容は、先ほどの説明のとおりです。  第3条の組織には、委員の定数を12人以内とすることと、選出区分を規定をいたしました。  第4条では、委員の任期を3年としておりますが、これは市基本計画の見直しを3年ごとに行う予定であることを考慮したものです。  第5条には、委員の守秘義務を規定し、第6条以下は審議会の会議や庶務等に係る規定となります。  なお、附則に定めるとおり、施行日を平成31年4月1日とし、委員報酬は当市の他の審議会同様、会長を日額7,200円、委員を6,700円としております。  説明は以上となります。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1点、お伺いをいたします。  資料2の1ページ、この一番最下段のところを見ますと、市の基本計画につきましては、高齢者福祉計画との一体型計画としての策定だと、また障害者計画の策定とも整合性を確保しますというふうに書いてあるわけですけれども、次のページの策定時期の予定を見ますと、第9次の高齢者福祉計画にしても、第6次の障害者計画にしましても、まだ時間的に間が空いているかなという印象があるわけですけれども、この計画の策定がなされない状況の中で、支障が出てこないのか、この辺についての見解をお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  介護福祉課長。 ○介護福祉課長(山本育実君)  お答えいたします。  高齢者福祉計画及び障害者計画につきましては、既に現行のそれぞれの計画において権利擁護や成年後見制度の利用支援に係る基本的な理念等を盛り込んでおり、現にそれらに基づいた事業も実施していることから、支障はないものと考えております。  今後の見通しとしましては、市民後見人の養成事業や市基本計画策定に向けた調査に来年度から着手し、これらの成果を踏まえて新たな計画の策定を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑はありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第19号「御殿場市成年後見制度利用促進審議会設置条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第11 議案第20号「御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  それでは、ただいま議題となりました議案第20号につきまして、御説明申し上げます。  資料1、議案書の4ページをお願いいたします。  条文の説明に入る前に、本条例の制定に係る背景について説明をいたします。  御殿場駅箱根乙女口広場は、社会資本整備総合交付金事業として整備を進め、この3月に完成をいたします。完成に伴いまして、地方自治法に基づいた公の施設としての設置、管理に関し、条例の制定が必要となりましたので、御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例を新たに制定するものでございます。  現在、御殿場市御殿場駅前広場条例が制定をされていますが、この条例は富士山口広場について定められた条例です。御殿場駅前には富士山口広場と箱根乙女口広場の2つの広場がございますが、管理方法に違いがあることなどから、それぞれの広場に条例を制定するものでございます。  箱根乙女口広場の条例は今回新たに制定をし、新条例の附則において、御殿場市御殿場駅前広場条例を御殿場市御殿場駅富士山口広場条例に改正をいたします。  それでは、条例の条文について説明をいたします。  第1条は、箱根乙女口広場の交通の円滑化を図るといった本条例の制定趣旨を定めたものであります。  第2条は、名称と位置を定めたものですが、名称を御殿場駅箱根乙女口広場とし、その位置は代表的な地番の御殿場市新橋1937番地の1といたしました。  第3条は、バス停留所、タクシー乗り場を使用する場合、工作物等を設置する場合などには、市長の許可を必要とすることを規定したものでございます。  第4条は、使用者に対する許可条件の変更と許可の取り消しを定めたものです。  第5条は、広場の使用料の額を定めたものですが、6ページの別表をごらんいただきたいと思います。  バス停留所、タクシー乗り場の使用料については、御殿場市行政財産の目的外使用に関する条例の第3条の規定により算出された額を基本として、バス停留所は1区画につき1か月1万5,000円、タクシー乗り場は1区画につき1か月3,000円とし、その他の使用料は道路占用料徴収条例に規定する額を準用することといたしました。  5ページにお戻りください。  第6条は使用料の徴収方法を、第7条は使用料の免除を、第8条は使用料の還付を、第9条は使用権の譲渡の禁止についてそれぞれ規定したものでございます。  第10条は、市が実施または後援して行う事業を除き、広場での禁止行為を定めたものですが、他人に迷惑や危害を及ぼすこと、施設の損傷や汚損、物品販売や募金、指定場所以外への車両の駐停車、広場の管理に著しい支障を及ぼす行為を禁止したものであります。  第11条は、原状回復の義務を規定したものです。  6ページをお願いいたします。  第12条は、損害賠償の義務等を規定したものであります。  第13条は、本条例の施行に関し必要な事項は規則で定めるものとしております。  次に、附則ですが、第1項で条例の施行期日を平成31年4月1日と定めております。  第2項は、この条例制定に合わせ、御殿場市御殿場駅前広場条例を御殿場市御殿場駅富士山口広場条例に改正するとともに、所要の改正を行うものであります。  次に、資料2の議案資料をお願いいたします。
     5ページをお願いいたします。  御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例の制定概要となります。  2の制定のポイントをお願いいたします。箱根乙女口広場と富士山口広場の条例の相違点を記載をしております。  表の2つ目、第3条の使用の許可の関係ですが、箱根乙女口広場は、以前から観光施設のシャトルバス等が使用しておりましたので、これらのバスが停留所の使用ができるよう、道路運送法で規定する業者以外にも許可を受けて使用できるよう規定したものであります。  また、タクシー乗り場につきましては、富士山口広場のタクシー乗り場はJRの所有地のため、現条例に規定はありませんが、箱根乙女口広場には規定するものであります。  第10条の行為の禁止事項の関係ですが、富士山口広場では、送迎のための停車場を設けており、こちらは30分以上の停車を禁じています。  一方、箱根乙女口広場は市道の位置づけとなり、道路交通法の規定に基づいた規定がかかることから、停車以外は禁止とし、時間の設定は設けておりません。  なお、バス、タクシー以外は駐車禁止区域となります。  6ページをお願いいたします。  別表の使用料ですが、バス停留所に関しましては、富士山口広場はバス乗降所全体の1,113㎡を貸し出しをしております。この全体の使用料を区画数で割り、1区画の使用料を設定をしております。一方、箱根乙女口広場は、バス停留所の1区画分のみの使用料となっております。  また、新たにタクシー乗り場の使用料を設定をいたしました。  7ページをお願いいたします。  7ページの赤色で着色した部分が条例を適用する範囲となります。  8ページをお願いいたします。  8ページは広場のイメージ図です。  9ページをお願いいたします。  9ページから12ページは、御殿場市御殿場駅前広場条例を、御殿場市御殿場駅富士山口広場条例に改正する新旧対照表となります。  13ページをお願いいたします。  13ページから16ページは、御殿場市箱根乙女口広場施行規則案となります。  本案は、御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例の制定に伴い、同条例の施行規則を制定するものであります。  主な内容は、広場の使用等に係る各種の申請書や届出書、あるいは許可証の諸様式を定めるとともに、使用料の還付条件などを定めるものでございます。  以上、御殿場市御殿場駅箱根乙女口広場条例の説明を終わります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1点、お伺いいたします。  資料2の5ページ、今、説明をいただいたわけなんですけれども、駅前条例と箱根乙女口条例におきまして、タクシーとバスの規定、それから使用料金が異なっておりますけれども、ここに至った背景について、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。 ○議長(田代耕一君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝又喜英君)  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  初めに、バス停留所の使用に関してですけれども、富士山口広場は道路運送法に規定する事業を行うものに対し、使用の許可をしておりますが、箱根乙女口広場は、整備以前から道路運送法に規定する事業者である高速バス等のほかに、アウトレットや時之栖といったシャトルバスが使用しておりましたので、これらのバスの停留所を許可を受けて使用できるようにしたものです。  次に、タクシー乗り場ですけれども、富士山口タクシー乗り場につきましては、先ほどの説明にもありましたとおり、JR用地であるために、使用の規定も使用料も市のほうでは設定をしておりません。箱根乙女口広場に関しましては、全てが御殿場市の用地となっておりますので、タクシー乗り場使用の規定や使用料のほうを設定しております。  また、駅前条例では、富士山口広場は1区画1月4万5,000円のバス停留所の使用料を設定しております。これはバス乗降所の全体1,113㎡を貸し出しているもので、この1,113㎡をバス停留所として使用している7区画で割りまして、1区画の使用料を設定したものです。これに対し、箱根乙女口広場は、バス1台が駐車する大きさとして、長さ15m、幅5.5mを想定しまして、1区画当たり82.5㎡を貸し出すもので、1区画当たりの面積に大きな違いがございます。  なお、1㎡当たりの使用料の単価につきましては、どちらの広場も御殿場市行政財産の目的外使用に関する条例をもとに算出をしております。  以上、お答えとさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  本案については、所管の経済環境委員会に付託し、御審査を願うことといたします。 ○議長(田代耕一君)  この際、日程第12 議案第21号「御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について」及び日程第13 議案第22号「御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例及び御殿場市建築審議会条例の一部を改正する条例制定について」の2議案は関連がありますので、一括して議題といたします。  本2議案について、当局から内容説明を求めます。  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  それでは、ただいま議題となりました議案第21号につきまして、御説明申し上げます。  資料1、議案書7ページをお願いをいたします。  初めに、条例制定に至る背景について御説明をいたします。  条例制定に関する区域は、JR御殿場駅の東側に位置する箱根乙女口広場を中心とする地区であります。御殿場駅箱根乙女口広場及び箱根乙女口線の整備に伴い、今後周辺地域の土地利用が進むことが見込まれることから、御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画の計画決定を行ったことに伴い、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、区域内の建築物に関し、建物の用途や高さなどについて、建築基準法第68条の2に基づき、条例により制限等を定めるものであります。  次に、条例制定に至る経過について御説明をいたします。  本条例制定の前提となる地区計画につきましては、平成29年度から駅周辺地区まちづくり懇話会などで協議を重ね、関係者の同意を得た上で、御殿場市都市計画審議会をはじめとする関係機関に御審議をいただき、都市計画決定を行ったものであります。  それでは、議案書の条文に沿って説明をさせていただきます。  第1条は、条例の目的を定めたものです。  第2条は、この条例の適用区域を定めたものです。  第3条は、建築物の用途の制限に関する規定で、9ページ及び10ページの別表に規定をいたしますA地区及びB地区の地区ごとに建築物の用途の制限を規定したものであります。  第4条は、建築物の壁面の位置の制限を定めたもので、道路境界線から壁面を1m以上離す規定となります。  第5条は、建築物の高さの最高限度を定めたもので、高さを20m以内とすることを規定したものであります。  8ページをお願いいたします。  第6条は、建築物の敷地が地区計画区域と他の区域にまたがる場合の措置を定めたもので、第3条から第5条に規定する制限等の適用について規定したものでございます。  第7条は、既存建築物に対する制限の緩和を定めたもので、一定の基準内において、第3条及び第4条の規定を適用しないことを規定したものでございます。  第8条は、許可の特例で、市長が公益上必要と認め、許可した建築物に対し、その許可の範囲内において本条例の第3条から第5条までの規定を適用しないと定めたものであります。  9ページをお願いいたします。  第9条は、具体的手続について規則に委任するものです。  第10条は、条例に違反した場合の罰則規定を定めたものです。  次に、附則第1項の施行期日ですが、平成31年4月1日から施行するものといたします。  第2項は、この条例に合わせ、御殿場市建築審議会条例の一部改正を行うもので、これは本条例の第8条の特例による許可等を行う場合、建築審議会の同意を得ることと定められておりますので、審議会の所掌事項として、御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画を加えるものであります。  続きまして、議案資料2をお願いいたします。  17、18ページをお開きください。  こちらは、御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画の内容となります。  18ページは、先ほど説明をいたしましたA地区、B地区における建築物等の用途の制限の具体例を示させていただいております。19ページ、20ページをお願いいたします。  19ページにつきましては、御殿場駅箱根乙女口周辺地区計画の位置図で、20ページにつきましては、条例の地区計画のA地区、B地区を拡大した地図となります。赤枠で囲まれた部分で、全体で約3.9haが適用区域となります。  21、22ページをお願いいたします。  こちらは条例の附則第2項で改正をいたします御殿場市建築審議会条例の新旧対照表となります。  議案第21号の説明は以上でございます。  続きまして、議案第22号につきまして御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、資料1にお戻りいただきまして、議案書をお願いいたします。  11ページをお願いいたします。  条例制定に関する区域は、JR御殿場駅の東側約250mに位置し、都市計画道路新橋深沢線の沿道約570mの地区であります。  都市計画道路新橋深沢線2工区の整備や御殿場駅箱根乙女口広場の整備に伴い、今後、沿道利用が進むことが見込まれる御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区の地区計画の適用区域を追加、変更したことから、条例の一部改正を行うものであります。  条文に従って説明をさせていただきます。  第1条関係は、御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正するもので、第2条中の条例の適用区域を記載のとおり改めるほか、所要の改正を行うものであります。  第2条関係は、御殿場市建築審議会条例の一部を改正するもので、第2条第6号中の審議会の所掌事項として記載のとおり改めるものであります。  附則の施行期日は、平成31年4月1日からの施行でございます。  続きまして、資料2、議案資料を御用意お願いいたします。  23、24ページをお願いいたします。  23ページは地区計画の変更の御殿場市決定の位置図で、24ページは地区計画の変更の拡大図となります。赤く着色した部分が、今回追加になった適用区域となります。  25から28ページは、新旧対照表となります。  以上で、内容説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより議案第21号について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。
    ○10番(高木理文君)  それでは、2点お伺いいたします。  資料2の18ページに地区整備計画があるわけですけども、これによりまして、既得権の侵害を受ける事例、こういったものがあるのかどうか。あれば、その件数を伺いたいと思います。  同時に、その所有者等の理解というのは得られておられるのか伺います。  それから、もう1点ですけども、この地区計画の内容の見直しというのは、今後も定期的に行われていくものなのか、この点についてお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  都市計画課長。 ○都市計画課長(横山 勉君)  建築物等の制限に関するこの条例は、都市計画課で所管いたしました御殿場駅箱根乙女口広場周辺地区計画に基づくものであることから、私からこの御質問にお答えいたします。  まず、政令による既得権の侵害、既存不適格建築物になることについてですが、この地区計画は、第1種住居地域から近隣商業地域及び第2種住居地域への用途地域の緩和、準防火地域の指定に合わせて定めたものです。  用途地域の変更は緩和であったことから、このことによる既存不適格はなく、準防火地域の指定により不適格となったものが1件ありました。  そして、この地区計画については、建物の用途、壁面の位置、高さ、色彩などの意匠の4項目について制限を定めましたが、こちらについては壁面の位置に対する既存不適格件数が10件となりました。これら不適格物件につきましては、原案作成時に地域懇談会、地権者アンケートの意見を参考にしたこと、地域説明会、権利者への資料配付など、丁寧な説明を行ったことから、建物等所有者の方々にも十分御理解いただいていると理解しております。  なお、これら既存不適格建築物につきましては、今すぐ是正するものではなく、今後の建て替え時に対応していただくこととなります。  続きまして、地区計画の見直しについてお答えします。  地区計画は、それぞれの地区の状況に応じ、きめ細かいまちづくりの決まりを定めるもので、地区の特性を生かした、より住みよいまちづくりを目指すものです。今回決定した地区計画については、何年ごとといった定期の見直しはありませんが、今後の社会状況、地域周辺状況の変化や、地域の皆様の御意向などがあるようであれば、実情に合った変更を検討すべきと考えております。  以上でございます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第21号「御殿場小山広域都市計画御殿場箱根乙女口広場周辺地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  これより議案第22号について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1件、お伺いいたします。  本条例におきまして、第12条の罰則規定の中の罰金が、これまでの10万円以下というのから一気に50万円以下ということで、大きく引き上げられているわけですけれども、この背景についてお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(岩田秀也君)  それでは、私のほうからただいまの質問についてお答えいたします。  本条例の罰則は、建築基準法第107条の規定により、50万円以下の罰金に処する旨の規定を設けることができるとされております。本条例の目的を達成するため、罰則を設けているものでございます。  罰則規定のある本条例は、静岡地方検察庁との協議が必要となり、照会したところ、50万円が妥当との回答があったことにより、引き上げております。  以上、お答えとさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第22号「御殿場小山広域都市計画御殿場駅東地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例及び御殿場市建築審議会条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第14 議案第23号「御殿場市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  市民部長。 ○市民部長(志水政満君)  それでは、ただいま議題となりました議案第23号につきまして説明をいたします。  資料1、議案書の12ページをお願いいたします。  このページは改正条文です。  今回の一部改正は、昨年の地方税法施行令の一部改正に伴うもので、国民健康保険税の基礎課税額の課税限度額が引き上げられましたので、これに合わせて所要の改正を行うものでございます。  それでは、改正の内容について説明をいたしますので、資料2、議案資料の29、30ページをお願いいたします。  第2条におきまして、課税額について定めております。  第2項は、基礎課税額の課税限度額を54万円から58万円に引き上げるものであります。
     第23条関係でありますが、減額について定めているもので、減額して得た額の最高限度額も課税限度額となります。  次に、附則でありますが、第1項の施行期日は、平成31年4月1日から施行するものであり、第2項の適用区分、改正後の御殿場市国民健康保険税条例の規定は、平成31年度以降の年度分の国民健康保険税についても適用し、平成30年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によるものとなります。  以上で、説明を終わります。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1点、伺います。  今回この課税の限度額が58万円に引き上げられたことによる影響を受ける階層、それから世帯数、また税収額の見通し、この点についてお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  国保年金課長。 ○国保年金課長(佐藤昌幸君)  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  今回の条例改正により影響を受ける所得階層としましては、一般的なケースで申し上げますと、年間所得が約800万円を超える国保加入者を想定しております。  また、影響を受ける世帯数は約300世帯で、税収額では1,100万円程度の増額を見込んでおります。  以上、答弁とさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第23号「御殿場市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第15 議案第24号「御殿場市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  健康福祉部長。 ○健康福祉部長(梶 守男君)  それでは、議案第24号の条例案について説明をさせていただきます。  資料1、議案書の13ページ、及び資料2、議案資料32ページをごらんください。  まず、資料2、議案資料により、この条例の概要を説明させていただきます。  今回の条例改正は、介護保険法の改正に対応をしたものです。市が指定を行う地域密着型サービス事業者については、これまでは法人であることが要件とされておりましたが、法改正に伴い、看護小規模多機能型居宅介護に限り、病床を有する診療所を開設している法人でないものに対しても指定を行えるようになりました。  看護小規模多機能型居宅介護とは、訪問看護と小規模多機能型居宅介護の組み合わせにより提供される複合型サービスであり、現時点では市内に該当事業所はありませんが、将来的にはサービスの開始が想定されるものです。  続いて、条文について説明をいたします。  資料1の13ページ、及び資料2の33、34ページをごらんください。  当該条例の第3条に規定する条例で定めるものに、看護小規模多機能型居宅介護に限り、病床を有する診療所を開設しているものを追加するものです。  附則につきましては、この条例を公布の日から施行することを規定しております。  説明は以上となります。  よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第24号「御殿場市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第16 議案第25号「御殿場市農業委員会条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  産業スポーツ部長。 ○産業スポーツ部長(村松哲哉君)  ただいま議題となりました議案第25号につきまして、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書の14ページをごらんください。  こちらは改正条文でございます。
     本案は、御殿場市農業委員会条例に規定されております農地最適化推進員の定数の増減を、本市の農地台帳面積に応じて23人から22人へ改正を行うものでございます。  それでは、内容につきまして御説明申し上げますので、資料2、議案資料36ページをお願いいたします。  一部改正の概要でございます。  中段に記載してございます農業委員会等に関する法律第18条第2項及び第3項、その下段にございます農業委員会等に関する法律施行令第8条の規定により、本市の農地台帳面積が、市農業委員会の農地利用最適化推進員の任期当初の2,260haから、任期満了時の2,159haに減少したため、定数の上限を23人から22人へと改正を行うものでございます。  次に、37、38ページの新旧対照表をごらんください。  第2条に規定されております農地利用最適化推進員の定数を改正し、附則におきまして、本条例の施行日を現在の農地利用最適化推進員の任期満了後の平成31年4月1日とさせていただくものでございます。  以上で内容の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第25号「御殿場市農業委員会条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第17 議案第26号「御殿場市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  消防長。 ○消防長(村松秀樹君)  それでは、ただいま議題となりました議案第26号について御説明いたします。  資料1、議案書の15ページをお願いいたします。  こちらは改正条文です。  本案は、消防団員の報酬額の引き上げ及び支給方法の変更を行うため、所要の改正を行うものです。  恐れ入りますが、資料2、議案資料の40ページをお願いいたします。  改正の概要につきましては、議案資料で御説明をいたします。  1の団員報酬の引き上げについてですが、平成25年に消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が施行され、総務省消防庁からも地方交付税の財政需要額算定に用いる基準単価を目安に報酬額を改正するよう通達が出されております。  当市の団員報酬は、平成18年度に改正して以来、近隣他市町の動向を見ながら検討をしてまいりましたが、平成29年度に沼津市が国の基準額まで引き上げたことで、他市町と比較し、極めて低い状態となり、御殿場市消防団からも報酬額の引き上げについて要望が出されたことを受け、御殿場市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正するものでございます。  2の改正の概要についてですが、改正する報酬額につきましては、表に示すとおりで、ほぼ国の基準額に沿った額となっていますが、部長と班長の階級につきましては、国の基準額では同額の3万7,000円としているところ、本市では両階級における責任の度合いを勘案し、部長を3万8,000円といたしました。  なお、今回の改正では、報酬額の引き上げに合わせ、団員報酬と費用弁償である出動手当及び旅費に関する支給方法をそれぞれ支給対象ごとに規定し、その支給方法を明確にいたしました。  それでは、新旧対照表で具体的に説明をいたしますので、41、42ページをお願いいたします。  第5条から第11条については、文言の整理となります。  第12条第1項では、報酬を別表第1に掲げる報酬と改め、同条第2項及び第3項で、同じ費用弁償としていたものを、それぞれ別表第2に掲げる費用弁償及び別表第3に掲げる費用弁償と改めました。  第12条第4項では、これまで報酬及び費用弁償の支給方法として定めておりましたが、今回の改正において、第4項は報酬に係る支給方法とし、年度の途中に入団した団員、あるいは転勤などにより、途中で退団を余儀なくされた団員に対しましても、それぞれ個人の活動実績に応じて支給額を月単位で計算できるよう規定をいたしました。  費用弁償の支給方法として、第12条に第5項及び第6項を追加し、第5項には出動手当、第6項には旅費に係る費用弁償の支給方法について、それぞれ現在実施しております支給方法とする規定を設けました。  それでは、43ページ、44ページをお願いいたします。  こちらは第12条関係の別表ですが、旧別表では、別表第1において、報酬及び旅費に係る支給額等を併記していたものを、新別表では別表第1を報酬のみとし、階級ごとに先ほど説明いたしました改正額に改めました。  別表第2では、これまで出初め式、捜索活動、施設調査などに出動した際の出動手当が水火災、警戒、訓練のいずれかの区分にも該当しないことから、その他として支給しておりましたが、新別表では支給区分を明確にするため、「上記以外の場合」を追加し、新たな区分を設けました。  また、別表第3を追加し、旅費に係る支給額等については、こちらで定めております。  附則ですが、施行日を平成31年4月1日とし、平成31年度の報酬から適用いたします。  以上、議案第26号の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  1点、伺います。  今回の改正によりまして、どの程度の歳出の増になるのが見込まれるのか、この点についてお伺いします。  また、今回の報酬の引き上げによりまして、消防団員の加入を勧める上では、追い風になるかなというふうに感じるわけですけども、この辺についての見通しはいかがか、この点も合わせてお伺いいたします。 ○議長(田代耕一君)  警防課長。 ○警防課長(谷中 修君)  ただいまの御質問についてお答えいたします。  まず、今回の改正により、どの程度歳出増となるのかとの御質問についてですが、今回の改正額を当初予算における消防団員報酬の算定人員である390人で算出しますと、平均引き上げ率は27.4%、総額で307万円余の増額となります。  次に、報酬引き上げによる消防団員加入の見通しについてですが、今回の改正は地域の安心・安全のため、日夜献身的な活動をいただいております消防団員に対し、消防団活動における処遇改善のため、団員報酬の見直しを行うものですが、報酬額の引き上げは新たな団員を勧誘する際に、入団を決断してもらう魅力の一つとして、その一翼を担うことも期待しているところでございます。  ただ、団員報酬を引き上げるだけで、全てにおいて新たな団員の確保につながることは難しいと認識しておりまして、最も期待する効果としましては、団員報酬の引き上げを行うことで、団員自身も地域から応援を受け、必要とされているとの認識のもと、各自が自信と誇りを持ちながら活動することができ、今後、新入団員の勧誘を行う際にも、その高いモチベーションが大きなプラス要因として機能し、結果として新たな団員確保に結びついていくものと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし)
    ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第26号「御殿場市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第18 議案第27号「学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  環境部長。 ○環境部長(勝又裕志君)  それでは、ただいま議題となりました議案第27号、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について御説明をいたします。  資料1、議案書の18ページをごらんください。  こちらが改正条文です。  第1条では、上水道事業給水条例の一部改正を、第2条では、簡易水道給水条例の一部改正を、19ページの第3条では、市が設置する一般廃棄物処理施設における技術管理者の資格を定める条例の一部改正を、第4条では、市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正をするものでございます。  詳細につきましては、議案資料で説明させていただきますので、資料2、議案資料の46ページをごらんください。  学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の概要でございます。  要旨といたしましては、学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の所要の改正を行うものでございます。  学校教育法の改正概要は、大学制度の中に新たな高等教育機関として専門職大学及び専門職短期大学の制度が設けられました。このうち4年生の専門職大学は、前期課程と後期課程に区分されますが、前期課程を修了した者は短期大学卒業と同等の教育水準を達成したものとみなし、短期大学卒業相当の学位を授与するというものでございます。  学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴い、市条例のうち影響が及ぶ4つの条例を一括して整備条例の制定により対応しようとするものでございます。  第1条から第3条までは、技術者等の資格要件に専門職大学の前期課程修了者を含むとするもので、第4条につきましては、引用している学校教育法の項ずれ及び経過措置を講ずるための改正でございます。  次の47ページから58ページまでは新旧対照表です。  47ページの第1条関係をごらんください。  第27条及び第39条は文言整理です。  第40条は技術者の資格要件に、第41条では水道技術管理者の資格要件にそれぞれ専門職大学の前期課程修了者を含むとするものでございます。  49ページの第2条関係をごらんください。  第12条及び第18条、ページをめくっていただきまして51ページの第27条は文言整理でございます。  第34条は条ずれの修正、第39条は文言整理、第40条では技術者の資格要件に、53ページの第41条では水道技術管理者の資格要件にそれぞれ専門職大学の前期課程修了者を含むとするものでございます。  第3条関係をごらんください。  第1号は文言整理でございます。  55ページをごらんください。  第6号及び第7号では、一般廃棄物処理施設における技術管理者の資格にそれぞれ専門職大学の前期課程修了者を含むとするものでございます。  第4条関係をごらんください。  第4条では引用している学校教育法の項ずれに伴う修正でございます。  なお、56ページからの附則につきましては、第1項で施行期日を平成31年4月1日からとし、第2項では第4条関係の経過措置を規定しております。  説明につきましては以上でございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第27号「学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  この際、10分間休憩いたします。                             午後2時08分 ○議長(田代耕一君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                             午後2時18分 ○議長(田代耕一君)  日程第19 議案第28号「御殿場市公共下水道事業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  環境部長。 ○環境部長(勝又裕志君)  それでは、ただいま議題となりました議案第28号につきまして内容の説明を申し上げます。  資料1、議案書の21ページをお願いいたします。  この条例は、12月定例会で議決いただきました公共下水道事業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の施行に伴い、関係する5つの条例の一部を改正するために、新たに条例を制定するものでございます。  それぞれの条例の一部改正の内容につきましては、新旧対照表で説明いたしますので、資料2、議案資料の59、60ページをお願いいたします。  第1条関係、御殿場市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正では、第15条第2項中、「管理者」を「市長」に改めます。  次に、第18条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  次に、第2条関係、下水道受益者負担に関する条例の一部改正では、第8条中の「規則で」を「別に」に改めます。  また、第15条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  次のページをお願いします。  第3条関係、下水道条例の一部改正では、第11条第4項中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  第29条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  第4条関係、農業集落排水事業分担金徴収条例の一部改正では、第10条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  第5条関係、農業集落排水施設条例の一部改正では、第6条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  第9条中の「規則で」を「別に」に改めます。  第20条中「基づく規則」を「基づき別に定める事項」に改めます。  次のページをお願いいたします。  第21条中の「規則で」を「市長が別に」に改めます。  なお、附則につきましては、施行期日を平成31年4月1日からとしたものでございます。  説明につきましては以上でございます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第28号「御殿場市公共下水道事業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第20 議案第29号「御殿場市立小中学校空調設備整備工事請負契約の締結について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第29号につきまして、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書23ページをごらんください。  本案につきましては、去る2月5日に電子による制限付一般競争入札を行い、同日に開札を行った結果、日管株式会社御殿場支店が落札し、翌2月6日に仮契約を締結いたしました。その予定価格が1億5,000万円以上となりますので、条例の定めるところにより、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく提案するものでございます。  それでは、内容説明をさせていただきます。  資料2、議案資料の65、66ページをお願いいたします。  1の事業の経緯ですが、近年の気象状況の変化等による夏場の災害とも言える猛暑に対応し、子どもたちの安全と健康を守ることを目的に、市内小中学校の普通教室への空調設備整備を実施することとしました。このため、平成30年9月から空調設備整備基本調査業務を実施し、空調設備整備のための基本計画や発注方法等の検討を重ねてまいりました。  このたび基本計画がまとまり、平成31年度末までに普通教室への整備を完了することを目標として、文部科学省の臨時特例交付金を受けて空調設備整備工事を実施するものでございます。  3の工事の概要でございますが、本工事は限られた工期の中で効率的に作業を進めるため、設計施工一括発注方式での発注としました。工事のために必要な実施設計業務、工事監理業務も今回の契約の中で合わせて実施します。  工事内容といたしましては、空調室内機、室外機の設置及びこれに伴う冷媒配管、電気配線等の工事を実施します。また、空調機器の制御は、集中リモコンを職員室等に設置し、集中管理できる仕組みとします。空調機器の動力は電気のため、受変電設備キュービクルの増設工事を実施します。  設置対象は、校舎改築時に防音対策として空調機を既に設置している印野小学校、来年度発注予定の校舎改修工事との関係が深いため、別途単独発注予定の朝日小学校及び南中学校、そのほか現在工事中の校舎改築工事に合わせて整備予定の西中学校、以上の4校を除いた全ての小中学校の普通教室への設置を予定してございます。  教室数としては、小学校で181教室、中学校で67教室、合計で248教室です。  各学校の内訳につきましては、議案資料67ページの別表、工事対象施設一覧をごらんいただきたいと存じます。  また、工事の工期につきましては、平成32年、2020年3月18日を予定してございます。  なお、小中学校等への空調設備整備工事につきましては、昨年の記録的な猛暑を受け、早急な対応をとることが全国的な課題となっております。  しかしながら、空調設備の普及率の低い静岡県においては、近隣自治体も同時に大規模な動きをしており、製品の確保や施工業者の確保等、非常に厳しい状況にあることから、当市基本計画に基づく当該工事の発注に先駆け、より円滑な工事の施工と地元業者の育成、活用を目指すべく、大手空調機器メーカー各社や、市内、準市内の管工事施工業者とのヒアリングを実施しました。  これにより、今後発注する個別の小中学校空調設備整備工事とのバランス等を考慮するとともに、設計施工の水準を統一するためのより最適な手法である設計施工一括発注方式が受注可能な大手設備業者を採用し、一部の学校を除くほとんどの小中学校を全体で管轄できる請負契約をとらせていただくこととなりました。  以上、内容説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  10番 高木理文議員。 ○10番(高木理文君)  それでは、4点ほど伺わせていただきます。  ただいま説明のあった部分も多少あるかと思うんですけれども、確認のために伺いたいと思います。  まず、1点目ですけれども、今回、この248教室分、これを1つの業者が受注するという形なんですけれども、エアコン設備を整備するに当たりまして、これを幾つかの業者に分割して発注する、こうした方法も当然検討されたかと思うんですけれども、最終的にこういった結果になった経過といいますか、その辺を伺いたいと思います。  それから、2点目ですけれども、設計施工一括発注という形をとった、この背景ですね、この点について伺います。  それから、3点目ですが、現段階でエアコン設置の整備工事、この見通しと言いますか、これをお伺いしたいと思います。  それから、最後4点目ですけれども、今回普通教室を対象ということなんですけれども、要は今後も普通教室以外の部分についても、エアコンの設置というのを計画していくのではないかと考えるわけですけれども、より多くの地元業者に仕事が回る状況をつくっていく、これが大事だと思うんですが、この点について配慮されておられるのか、お伺いします。 ○議長(田代耕一君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(鎌野 武君)  それでは、ただいま4点、御質問いただきましたので、順次お答えをさせていただきます。  1点目の発注方法の検討につきましては、学校ごと、地域ごと、小中学校別等、さまざまなケースを検討いたしましたが、最終的に今回の発注方式を取らせていただきました。その理由といたしましては、実際に対応できる業者がどれほどなのかが予測できなかったことによります。  今回、多くの自治体、特に先ほどの説明にありましたように、静岡県においてはほとんどの市町においてエアコンを整備することとなっており、事業が一時的に極端に集中し、かつ膨大な規模であることから、整備の設計業者、特に施工に係る作業員の確保が非常に難しいとの話を伺っておりましたので、細かく分割し発注した場合に、対応できる業者が不足するおそれがあったため、エアコン本体や作業者の調達する力のある大手設計業者を対象に一括発注したものです。  また、設計及び施工の品質の統一性が図られ、受注者との調整等の連携が複数社との場合に比較しますと格段に取りやすく、それにより効果的かつ効率的な事業を進めることができる点も加味し判断いたしました。  なお、来年度、校舎の改修工事を予定しております朝日小学校と南中学校は、現在改修工事を設計していただきます設計事務所にエアコンの設計を委託しておりまして、今年度中に個別に発注する予定であります。  2点目の設計施工一括発注を行った背景ですが、今回の事業を実施するに当たりまして、国の冷房設備対応臨時特例交付金を活用いたしますが、交付金の採択条件としまして、平成30年度中に着手することが大前提とされております。この着手の判断としましては、従来どおりの手法で実施設計と工事を分離して発注した場合は、工事の着手時期が平成30年度中でなければならない。設計施工一括発注方式での発注の場合は、設計の着手時が平成30年度中であれば構わないとの指導がありました。  今回の事業を進めるに当たりましては、実施設計を完了した上で、工事を平成30年度中に発注するためには、スケジュール的に実施設計の適正工期を確保することができないため、設計施工一括発注方式を採択いたしました。  3点目の現段階でエアコン設計の整備工事の見通しにつきましては、今回の工事は設計施工一括方式で発注ですので、契約後はまず実施設計、その後にエアコンの発注、工事施工となっております。  学校は通常の運営をしながらの工事となりますので、児童・生徒の安全に十分配慮しながらの作業となります。  外部の配管、配線等、学校運営に支障のない部分は平日に施工し、主たる空調設備の設置工事は土日や長期休業中を中心に実施することになります。  今後、受注者には安全管理の徹底と、できるだけ早期設置をお願いしてまいります。  なお、エアコンの確保につきましては、以前にメーカー数社とヒアリングを行った際に、ある程度の想定の中で増産体制をとっており、夏前までの納品は難しい面はあるが、5月ごろまでに発注できれば、平成31年度内の設置については対応できるとの話を伺っております。  4点目の今後の普通教室以外のエアコンの設置に、多くの地元業者にかかわっていただくことは可能かとの御質問ですが、今回は全国的に事業が集中している状況であり、また、臨時特例交付金を活用しての期間の限られた短期間に実施する必要がありますので、このような発注形態となりましたが、今後の普通教室以外の教室等のエアコン設置につきましては、地元業者の皆さんにかかわっていただけるように進めてまいりたいと考えております。  なお、本工事につきましても、発注仕様書の中で地元業者を積極的に活用していただくよう明記してあり、今後、工事を進めていく中でも、受注者に再度伝えてまいりたいと思っております。  以上、答弁といたします。  (「終わります。」と高木理文君) ○議長(田代耕一君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。
     (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第29号「御殿場市立小中学校空調設備整備工事請負契約の締結について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第21 議案第30号「静岡地方税滞納整理機構規約の変更について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました議案第30号につきまして、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書の24ページをごらんください。  静岡地方税滞納整理機構が行う事務には、県及び市町から引き受けた地方税の滞納事案に係る滞納処分等のほかに、市税であります軽自動車税及び県税であります自動車取得税のうち、軽自動車に係る申告書及び報告書の受け付け、審査、保管及び関連する事務も行っております。  地方税法の改正によりまして、平成31年10月1日から自動車取得税が廃止されることに伴い、この機構の規約の一部を変更する必要が生じました。地方自治法第291条の3第1項及び第291条の11に機構の規約を変更する際には、それを組織する関係地方公共団体の議会の議決を経なければならないと規定をされております。  それでは、内容説明をさせていただきます。  資料2、議案資料の68ページをお願いいたします。  1の趣旨、2の変更理由、及び3の変更を行う規約につきましては、ただいま御説明申し上げたとおりでございます。  それでは、具体的な変更内容を新旧対照表で御説明いたしますので、同じ資料の69ページと70ページをお願いいたします。  第4条は、自動車取得税という文言を削り、法改正に伴い生じた号ずれを改めるものでございます。  以上、内容説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第30号「静岡地方税滞納整理機構規約の変更について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第22 議案第31号「市道路線の認定について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  それでは、ただいま議題となりました議案第31号につきまして、内容を御説明申し上げます。  資料1、議案書の25ページをお願いをいたします。  市道路線の認定について御審議をお願いするものですが、今回は市道2路線の認定であります。  それでは、議案資料の2の71ページをお願いをいたします。  市道2171号線及び2172号線は、御殿場インターチェンジ北側に位置します宅地分譲地内の道路で、都市計画法第32条協議に基づき新設した道路を認定するものであります。  なお、それぞれの道路の起終点、延長、幅員につきましては、地図の下段に記載してございます。  以上、議案の内容説明を終わらせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、議案第31号「市道路線の認定について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第23 同意第1号「御殿場市外1組合公平委員会委員の選任について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。
     総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました同意第1号につきまして、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書の26ページをごらんください。  御殿場市外1組合の公平委員につきましては、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、3名の委員で構成されておりまして、任期は4年となっております。  このうち池谷洋子委員の任期が、3月31日をもちまして満了となります。つきましては人格が高潔で人事行政に関し識見を有する岩田加代子氏を新たに御殿場市外1組合公平委員会委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  なお、岩田氏の経歴につきましては、資料2、議案資料の72ページに掲載してございますので、合わせてごらんいただきたいと存じます。  以上、内容説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、同意第1号「御殿場市外1組合公平委員会委員の選任について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第24 同意第2号「御殿場市農業委員会委員の任命について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました同意第2号について、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書の27ページをごらんください。  現在、本市の農業委員会委員は9名の委員の皆様に御活躍をいただいておりますが、平成31年3月31日をもちまして任期満了となります。つきましては、農地の有効利用の推進等に関する職務を適切に行うことができるとともに、農業全般に対する識見を有する11名の皆様を農業委員会委員に任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。  また、委員の過半数を認定農業者等とする同法第8条第5項の要件を満たすことが困難な場合は、議会の同意を得て、認定農業者等の人数を委員の4分の1以上とすることができる旨を規定している同法施行規則第2条第1項第2号の適用につきましても、同意を求めるものでございます。  11名の皆様は、田代正十志氏、中村克則氏、長田正次氏、大胡田直良氏、勝間田實氏、瀬戸久志氏、小宮山光文氏、勝又英夫氏、田代みよ子氏、勝亦里沙氏、芹沢秋雄氏でございまして、このうち中村克則氏、瀬戸久志氏、小宮山光文氏、勝又英夫氏の4名は、認定農業者であり、4分の1以上は認定農業者となっております。  なお、11名の皆様の経歴につきましては、資料2、議案資料の73ページから83ページにかけまして掲載してございますので、合わせてごらんいただきたいと存じます。  以上で内容の説明を終わります。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、同意第2号「御殿場市農業委員会委員の任命について」を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり同意されました。 ○議長(田代耕一君)  日程第25 諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。  当局から内容説明を求めます。  総務部長。 ○総務部長(田代吉久君)  ただいま議題となりました諮問第1号につきまして、内容の御説明をいたします。  資料1、議案書の28ページをごらんください。  人権擁護委員は、人権擁護委員法の規定によりまして、法務大臣から委嘱されております。御殿場市におきましても法務大臣からの委嘱を受けまして、6名の委員に御活躍をいただいております。このうち砂山信行氏、内海雅秀氏、小島亨臣氏、勝亦智之氏の4名の委員の任期が6月30日をもちまして満了となります。  つきましては、砂山氏、内海氏の2名の委員には引き続き人権擁護委員として御活躍いただき、小島氏、勝亦氏の2名の後任として、人格が高潔で広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある杉山睦代氏と杉山清氏を新たに人権擁護委員として法務大臣に推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。  なお、4名の経歴につきましては、資料2、議案資料の84ページから87ページにかけまして掲載してございますので、合わせてごらんをいただきたいと存じます。  以上、内容説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(田代耕一君)  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。
     本案については委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、本案につきましては委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  次に、賛成討論の発言を許します。  (この時発言なし) ○議長(田代耕一君)  討論なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、諮問第1号「人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する意見として、砂山信行様、内海雅秀様、杉山睦代様、杉山 清様の4名を適任とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○議長(田代耕一君)  御異議なしと認めます。  よって、議会の意見として、砂山信行様、内海雅秀様、杉山睦代様、杉山 清様の4名を適任とすることに決しました。 ○議長(田代耕一君)  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 ○議長(田代耕一君)  この際、本席より定例会再開のお知らせをいたします。  次週2月25日午前10時から3月定例会を再開いたしますので、定刻までに議場に御参集願います。 ○議長(田代耕一君)  本日はこれにて散会いたします。                          午後2時53分 散会...