御殿場市議会 > 2018-09-28 >
平成30年経済環境委員会( 9月28日)
平成30年予算決算委員会経済環境分科会( 9月28日)

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  1. 御殿場市議会 2018-09-28
    平成30年予算決算委員会経済環境分科会( 9月28日)


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    平成30年予算決算委員会経済環境分科会( 9月28日)        予 算 決 算 委 員 会 経 済 環 境 分 科 会                           平成30年9月28日(金)                           開 会:午前9時30分                           場 所:第1・2委員会室    開  会  【環境部】   日程第 1 認定第 1号 平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につ                いて   日程第 2 認定第 6号 平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳                出決算認定について  【産業スポーツ部】   日程第 3 認定第 1号 平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につ                いて  【都市建設部】   日程第 4 認定第 1号 平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につ                いて  閉  会 〇出席委員(7名)
     分科会長       菅 沼 芳 德 君  副分科会長      神 野 義 孝 君  分科会委員      杉 山   護 君  分科会委員      芹 沢 修 治 君  分科会委員      稲 葉 元 也 君  分科会委員      辻 川 公 子 君  分科会委員      勝 亦   功 君 〇欠席委員  な  し 〇説明のため出席した者  環境部長             勝 又 裕 志 君  環境課長             山 﨑 和 夫 君  環境課課長補佐          青 山 文 彦 君  リサイクル推進課長        水 口 光 夫 君  リサイクル推進課副参事      渡 邉 文 雄 君  リサイクル推進課副参事      伊 藤 正二郎 君  上水道課長            長 田 和 昭 君  下水道課長兼浄化センター所長   勝 又 高 明 君  下水道課副参事          内 海 清 治 君  下水道課課長補佐         三改木 英 隆 君  環境部次長兼国土調査課長     高 橋 克 栄 君  国土調査課課長補佐        鎌 野 直 子 君  産業スポーツ部長         村 松 哲 哉 君  産業スポーツ部次長兼農政課長   勝 亦 俊 次 君  農政課副参事           井 上 裕 次 君  農政課課長補佐          上 原 裕 行 君  農林整備課長           杉 山 和 彦 君  農林整備課課長補佐        勝 又 由 幸 君  農林整備課副参事         南 茂 秀 子 君  商工振興課長           佐 藤 正 博 君  商工振興課副参事         宮 代 英 和 君  観光交流課長           上 道 幸 胤 君  観光交流課課長補佐        髙 村 千 賀 君  スポーツ交流課長         井 上 史 代 君  スポーツ交流課課長補佐      勝 又 茂 己 君  スポーツ交流課課長補佐      杉 山 健一郎 君  2020オリンピック・パラリンピック推進室長                   伊 藤 孝 博 君  都市建設部長           田 代 明 人 君  都市計画課長           横 山   勉 君  都市計画課課長補佐        渡 邉 和 美 君  都市計画課副参事         青 木 千 峰 君  都市計画課課長補佐        小見山 哲 也 君  都市整備課長           勝 又 喜 英 君  都市整備課課長補佐        瀬 戸 裕 一 君  都市整備課課長補佐        吉 川 英 治 君  公園緑地課長           佐 藤 修 一 君  公園緑地課課長補佐        藤 曲 元 樹 君  建築住宅課長           岩 田 秀 也 君  建築住宅課副参事         山 本   剛 君  建築住宅課副参事         伊 藤 貴 大 君  建築住宅課技監          滝 口 正 仁 君  道路河川課長           橘 髙 健 二 君  道路河川課課長補佐        湯 山 和 男 君  道路河川課課長補佐        杉 山 真 彦 君  道路河川課技監          梶   佳 浩 君  道路河川課新東名促進室長     山 下 洋 之 君  管理維持課長           麻 生 賢 一 君  管理維持課副参事         勝 又 かおる 君  管理維持課課長補佐        岩 田 儀 康 君 〇議会事務局職員  事務局長             田 原 陽之介  副参事              佐 藤 歌 愛  主任               藤 曲 幸 子  副主任              渡 邊 一二司 ○分科会長(菅沼芳德君)  ただいまから予算決算委員会経済環境分科会を開会いたします。  本日の会議は、過般の予算決算委員会において、当分科会に割り振られた議案について、別紙日程により審査を行います。                         午前9時30分 開議 ○分科会長(菅沼芳德君)  日程第1、認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち環境部関係を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、お手元の審査順序一覧表により直ちに質疑に入りたいと思います。  なお、今回の審査順序につきましては、例年と異なり、各部が所管する一般会計歳出に関連する一般会計歳入について質疑を行った後、一般会計歳出の質疑を行います。  これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○分科会長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  環境部長。 ○環境部長(勝又裕志君)  おはようございます。環境部です。ぜひどうぞよろしくお願いいたします。本日の分科会及び委員会におきまして、お答えに際しまして統括職からお答えをさせていただく場合がございますので、その旨、ぜひ御了解くださいますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  それでは、順番1、一般会計歳入、13款分担金及び負担金から14款使用料及び手数料について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、15款国庫支出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、16款県支出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、17款財産収入から18款寄附金について質疑に入ります。
     質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、19款繰入金から22市債までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これより一般会計歳出に入ります。  それでは、順番6、4款1項7目環境保全費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  杉山委員。 ○委員(杉山 護君)  1点、質問いたします。  162から163ページ、4款1項7目環境保全費、備考欄3の①地域猫活動43万9,980円、これにつきまして、対象地区の拡大等、市の方針について伺います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  地域猫活動の対象地区の拡大等の市の方針についてお答えいたします。  今年度は地域猫活動事業は東田中区、中清水区、富士見原区、北畑区の4区が、市の補助金を活用し、区と経験豊富な地域猫ボランティアが、行政との協働事業で事業に取り組んでいただいております。また、みずから地域猫活動を実施している区が5区ありまして、合わせて9区が取り組んでいただいているところでございます。  今年度は8月末時点で雄25匹、雌29匹の計54匹に不妊去勢手術を施しました。手術が終わった猫は、地域の猫として元の場所に戻し、地域の方の御理解をいただき、適正に管理をされております。  事業を開始した区の関係者からは、庭先へのふん尿被害や鳴き声の苦情などの件数が減少し、対策事業を開始してよかったとの声が届いております。  また、今月9月19日から地域猫のためにふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングでの寄附を募集しております。このようなことから、来年度以降も飼い主のいない猫の繁殖を制限することにより、飼い主のいない猫の数を減らし、猫によるトラブルの減少と良好な生活環境を保持するために地域猫活動が必要な地区に働きかけるなど、積極的に推進してまいりたいと考えております。  以上です。  (「終わります。」と杉山 護君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  163ページの太陽光発電等新・省エネルギー機器設置補助事業についてちょっとお聞きしますが、今、これらの補助する状況というか、波があると思うのですけれども、これが増えていると、この辺のところを教えていただきたいなと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  まず、昨年の実績からお話をさせていただきますと、太陽光発電システムが82基、太陽熱高度利用システムが7基、高効率給湯器が59基、リチウムイオン蓄電池システムが38基、家庭用エネルギー監視システムが27基の合計213基であります。実績としては、年々若干減少傾向にはあると思います。これはある程度の普及が進んでいるということで、本事業は平成28年から実施して、もう10年がたつということで、最近増えているのは、リチウムイオン蓄電池システムが増えているなあというところ、あとはほぼ横ばいというところでございます。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  このイオン蓄電池というのは、新築するときに設置する方が多いのかちょっと聞きたいのと、あと太陽光について環境部かと思いますけれども、今伊東市でも問題になっている範囲を決めてやったりして、これはほとんど家庭の屋根に乗っけるものだと思うのですけれども、屋根以外に設置するものの補助金が出ているのかどうか。2点についてちょっとお聞きしたい。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  まず、リチウムイオン蓄電池システムについては、新築の方もいるのですけれども、既築の方が多いです。既に太陽光があって、それをその後につけるという方が多いです。一緒につけるという方ももちろんいらっしゃいます。  基本的にはこれは個人に対する補助金ですので、基本的には屋根に乗っかっているものということです。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  今の発言について、若干訂正をさせていただきます。  まず、本事業が先ほど平成28年からと申し上げたのですけれども、この事業につきましては平成18年度から実施をしているということで訂正をさせていただきます。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  関連してお尋ねします。結果的にこの事業そのものが減少傾向にあるということなのですが、この事業の見通しについて、継続していくとは思うのですけれども、そういう意味での方向性というのはどんなものか教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  減少傾向にあるということで、昨年減った要因としましては、これらの補助対象機器の設置に電気の接続契約が必要になるわけなのですけれども、29年度から電気の接続契約締結に時間を要するようになり、4月、5月の申請が前年に比べて減少したこと、また、29年度来の電気の接続契約申し込み期限が、電気の接続業者により12月15日に指定されてしまったことにより、実質的な申請期間が短くなってしまったこと、これが大きく減ってしまった原因と考えております。  今後につきましては、機器の見直し等、情勢等を考えながら、周りの状況等を見ながら、機器を見直していきながら続けていきたいと考えております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  163ページ、4款1項7目環境保全費の備考欄2、環境監視・測定分析事業に関連しまして、主要施策報告書の140ページでは、環境調査③に河川水質調査結果が記載されております。鮎沢川水系で環境基準未達の場所が2か所あります。水質項目の何がどういう数値だったか、また、発生源の調査等、原因調査の有無とその後の水質状況について伺います。  そして、こういった数値とか対応方法などは、主要施策報告書に明記していただきたいと思いますが、当局の見解を伺います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  河川水質調査は、黄瀬川及び鮎沢川のそれぞれの水系ごとに7か所の調査地点を設け、pH、BOD、SSについて毎月水質調査を実施しております。今回、環境基準値が未達成だった項目は、BODの75%水質値というものです。BODとは、河川における有機物による水質汚濁の指標である生物化学的酸素要求量のことでございます。また、75%水質値とは、年間の測定値を低いほうから高いほうに並べたときに、低いほうから数えて75%に該当する値のことであって、当市では月1回の計12回測定をしておりますので、低いほうから9番目の値ということになります。  このBODの環境基準は、鮎沢川水系では1リットル当たり2㎎以下となっておりますが、狩渡橋では2.1㎎、高根橋では2.4㎎とわずかに超過しました。環境基準値を超えた理由ですが、狩渡橋及び高根橋では、毎年BOD値が高い傾向にあり、これは上流部で農業用水として取水することにより水量が減少し、生活排水の割合が増えることなどが主な理由となっております。また、高根橋においては、ごく近くの上流で12月から2月にかけて川底の改良工事をしておりまして、その泥等が採水に混じったことなども大きな要因となっております。  最新の9月の結果では、2か所とも環境基準値以内の値となっており、現在は毎月の数値を見守っている状況ですが、原因が不明な異常値が出た場合は、速やかに現地確認をするとともに、再調査等を行う体制を整えております。  今後は、環境基準未達成の場所があった場合は、主要施策報告書に未達成の項目や状況、今後の対応等について記載していきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  わかりました。やっぱり一応環境の目標値であっても、将来そうやって発生源を特定するのに、やっぱりここが怪しいんだよということがわかるものですから、ぜひ基準を守れるようにやっていただきたい。  それで、突発的に高くなったといったときには、1か月に1回じゃなく、上流をどんどんはかって、水をとって測定して、原因を特定するという形を進めていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  環境保全費の163ページです。4の地域猫活動事業43万9,000円余ですけれども、先ほど質疑がされました。その中で多少重複しますが、お聞きいたします。  今、実施区、捕獲数についてはお答えいただきました。今までに参加した人、捕獲数についてお尋ねします。  そして、先ほど御答弁のほうで本年の参加した区のほうを御説明いただいたのですけれども、区を選定するときに、猫の行動範囲というのが大体何㎞とか、そういうふうにあると思いますが、その範囲を、区を重点的になされ、参加するようにすると、より去勢手術が効果的になるというお話を聞いております。そのような観点の中で、選定する区について、今後どのような対応をなさるのかお伺いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  今、御質問が2つございました。  まず、1つ目の御質問、捕獲数なのですけれども、それにつきましては、今、手元にすぐ出せる数字がありませんので、少し時間をいただき後ほど回答させていただきます。  2つ目の補助金を出す区の選定方法でございますが、まず、区からぜひこの猫活動をやりたいという、要望をいただいております。というのは、区と協働でやっていきたいと考えておりまして、市からここをやってくださいというのもなかなか言えない部分がございます。そういうことで、区と話し合った中で、どういうふうな活動で年間を通して猫の去勢手術等を行っていくか、そういったことを協議した上で、また、民間のボランティア団体もございますので、そういったボランティア団体との協議もしながら、全体を見て、区を決めていきたいと考えて、今まで実施してまいりました。今後も、そういった形で進めていきたい考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)
     私が住んでいる湯沢区、これはこの事業が始まって多分2年目ぐらいに参加いたしました。それから何年かたちましたけれども、結局、ばらばらにやると、また湯沢のあたりのところも猫が最近、うちの庭のあたりに何匹だかちょろちょろ来て、野良猫だけじゃなくて、いろいろな猫が、御近所で飼われている猫からいろいろいると思うのですけれども、先ほどの答弁で、中清水だとか、北畑のあたりとか、そういうところをやると、それはすごくいいと思うのです。ですから、私が今言いたいのは、できるだけそこの地区を限定して、例えば2年間なら2年間、3年間ぐらい、猫の行動範囲に合わせて捕獲されて、去勢手術をすると、より効果的だというのが、自分の実体験の中で感じているもので、今、質問させていただきましたが、そのあたりについての御見解はいかがですか。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  今、委員がおっしゃるとおり、数年にわたって行うというのがやはり効果的だと考えております。今、中清水のお話がございましたので、中清水のお話をさせていただきますが、中清水に関しても数年にわたって今、事業を進めているところです。ただ、先ほども申し上げたとおり、区のほうとの協働で行っているものですから、区の協力が得られないと、なかなか数年にわたって事業が進められないという状況もあります。ですから、ほかの例を挙げさせていただきますと、新橋区はここ数年にわたって補助金を出さずに、自分たちの区の予算で事業を行っている区もございます。そこに関しては、もう数年にわたって行っているところです。  そういった形で、いずれにしましても、区との協議の中で、区の要望を見ながら、また、地域のボランティア団体との協議も進めながら、地域のボランティア団体のほうが猫の活動を私たちよりも知っておりますので、そういったところと協議をしながら、できる限りこの事業を効果的に進めていけるように、今後も進めていきたいと思います。  以上です。  (「期待しています。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、4款2項清掃費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  169ページです。ごみの収集の3の有機資源循環推進事業2,587万円余ですけれども、参加の各地区の集積所の数と回収量について。  そして、2点目ですけど、この事業の評価と今後の見通しについてお尋ねします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  リサイクル推進課副参事。 ○リサイクル推進課副参事(伊藤正二郎君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  まず、現在、生ごみ回収につきましては、湯沢区、新橋区の一部、萩原区の一部、森之腰区の155か所で現在行っております。平成29年度の生ごみ回収量につきましては、約455トンで、堆肥生産量につきましては約14トンとなっております。  今後の見通しにつきましては、現在対象の地域でごみ集積所を新設する際には、回収の御協力をお願いしておりまして、また、今、対象地区の中でも生ごみ回収につきまして未実施箇所の集積所が何か所かあります。そういったところの回収実施ができるように、区長様やそこの世帯の方々に対しまして、ぜひ協力していただくように御協力を呼びかけてまいります。  今、地区ごとの箇所につきまして、ちょっと手持ちの資料がございませんので、また調べまして御回答させていただきます。全体としましては155か所の集積場をやっております。  以上であります。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  今のに関連してですけれども、まだ未回収のところがあるということでしたけれども、ゆめかまどはまだ能力があるということでいいのですか。かなり余裕があるとかということなのですか。 ○分科会長(菅沼芳德君)  リサイクル推進課副参事。 ○リサイクル推進課副参事(伊藤正二郎君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  ゆめかまどにつきましては、平成23年度から一般廃棄物処理事業協同組合ということで稼働を始めましたが、当初は年間600トン近い処理を行っていました。ただ、途中で臭気の問題等が出まして、原因を専門機関に依頼し、調べていただきましたところ、肉の塊やラード等の動物性たんぱく質が臭気の主な原因ではないかということが判明いたしまして、平成24年度の途中からそれらの搬入を控えているために、減少しているということと、あと、今現在なのですが、ゆめかまどのほうで目標を年500トンには設定しているのですが、年間500トンを超えますと、どうしてもにおいが出やすくなるということで、今現在としましては、500トン以上は処理できないというような状況になっております。  以上です。  (「終わります。」と芹沢修治君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  今の関連でありますけれども、新橋区は一部となっている、その辺の状況を教えていただきたい。前は新橋区全域だと思っていたのですけれども。 ○分科会長(菅沼芳德君)  リサイクル推進課副参事。 ○リサイクル推進課副参事(伊藤正二郎君)  ただいまの御質問にお答えします。  新橋区につきましては、以前から生ごみ回収につきましては、一部だったのですが、その一部というのが、集合住宅ではなく戸建てのほうの集積場を利用されている世帯の方を対象に行っております。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  清掃費で2点、お伺いします。  167ページ、ごみ減量費、備考欄4、資源回収奨励事業、これは報告書の142ページの(6)にも掲載されております。不用額が250万円余であります。毎年の回収量を見ますと減少傾向にございます。これについてどのような分析をしておりますでしょうか。そして、また見通しについて教えていただきたいと思います。  2点目ですが、169ページです。4款2項4目です。廃棄物処理費、備考欄2のリサイクルセンター管理費についてお伺いします。  これは広域のほうへ移管したわけで、今現在、使われていない土地だと思いますけれども、この活用についてどのような協議がなされるのか、これまた教えていただければと思います。  以上、2点です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課課長補佐。 ○環境課課長補佐(青山文彦君)  それでは、今の1点目の資源回収団体奨励金に関する御質問にお答えさせていただきます。  こちらは、御殿場市内の地域住民で組織する団体が実施する資源回収に対して奨励金を交付するものなのですが、登録団体及び資源団体の数自体は変わっておりません。執行額が少なくなった要因ですが、民間の回収施設が増え、こちらは24時間ほぼ休みなく出せることから、利便性が高く、そちらに資源ごみを出す方が増えているということは考えられます。また、今後もこちらの奨励金としては微減という形で進んでいくのではないかと考えております。  また、データをしっかり取っているわけではありませんので、推測となるのですけれども、奨励金が減っているので、資源ごみが可燃ごみにされているのではなく、官民合算すれば、資源ごみが適正に回収され、資源化は進んでいるものとは考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  リサイクル推進課副参事。 ○リサイクル推進課副参事(渡邉文雄君)  2点目の御質問になりますけれども、リサイクルセンターが昨年の9月末をもって機能が終了しまして、その後、再資源化センターのほうに移ったわけですけれども、その後、今現在、リサイクルセンターの活用につきましては、資源物の回収用のコンテナ、またペットボトル等のネットの置き場として使用しております。また、旧ごみの指定袋の保管場所としても使用しておりまして、今後もその継続使用をしていきますが、今後の使用については、未来プロジェクト課で所管しております公共用地利用検討委員会等で今後検討をさせていただきたいと考えております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦 功君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、6款1項8目国土調査事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  185ページです。2の調査事業3,449万円余です。この事業ですけれども、なかなか市街地のほうが進まないというのが現状だと思いますが、調整区域というのが評価額が低いけれども面積が高いから、非常にその事業の効率がいいということで優先されているのかなと感じています。  その中で、市街地の街路整備が完了した地区の周辺というのも、これは国土調査事業をやるのにやりやすいのではないかなと感じていますが、そのことについての見解。  そして、2つ目ですけれども、法務局によりますと、1年に県内1か所、14条地図作成、これは法務局が全部この事業をやるということですけれども、市街地の国調が進まない地区を重点的にやるということで、近年では沼津と清水区のほうが実施されたと聞いております。御殿場市もぜひこれらを活用して、市街地のほうも頑張っていただきたいと思いますけれども、そのあたりの見解と、そして、これから市街地のほうをどのようにされていくのかについてお尋ねいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  国土調査課課長補佐。 ○国土調査課課長補佐(鎌野直子君)  ただいまの質問についてお答えします。  中心市街地の地籍調査につきましては、進捗率の遅さが全国的に確かに課題になっておりまして、その理由として、筆数の多さ、権利関係の多さが挙げられております。市としては、中心市街地の調査については重要と考えているのですが、現在、市としては第6次10か年計画に沿って富士岡・印野地区を調査し、その後、平成32年度から新しく第7次10か年計画を計画している段階なのですけれども、早ければ平成39年度に一部市街地の調査に入る予定にあります。  先ほど法務局の調査ということで、国の直轄事業として平成27年度から平成36年度までの計画で、登記所備付地図作成業務第2次10か年計画が行われておりまして、御殿場市に関しましては、御殿場・玉穂地区の中心市街地、約33haを要望しておりまして、実際調査に来る連絡が、実施する2年前に来るということで、今現在、御殿場は何年度にやるかという連絡は来ておりません。  市街地の地籍調査は当然必要であり、その経済効果は非常に高いと認識しております。しかし、慎重に行わなければならない地区であることも事実で、今後とも引き続き計画区域の調査を滞りなく進めていくことはもちろん、法務局にも調査の関係を働きかけていきたいと思います。  あと、第7次計画で、国のほうも中心市街地の進捗率を上げるために、今現在検討している最中なので、その辺についての情報収集をしていって、検討を進めていきたいと思います。  市街地の街区の関係なのですが、現在、新橋に確かにあるのですけれども、現在まだ計画を具体的には検討している最中になります。  以上、お答えとさせていただきます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  やりやすい区域ではないのかなということなのですか。 ○分科会長(菅沼芳德君
     国土調査課長。 ○環境部次長兼国土調査課長(髙橋克栄君)  今、国のほうに要望している箇所としましては、具体的には県道沼津小山線、旧246の湯沢交差点から若宮交差点、それから、246号の茱萸沢から茱萸沢丸太交差点を結ぶ地域、これをまず優先的に調査を行ってもらいたいということで要望しております。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番9、6款1項9目農業集落排水事業会計繰出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番10、8款4項9目公共下水道事業会計繰出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番11、8款5項4目富士見原住宅団地汚水処理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番12、一般会計歳入歳出全般、環境部関係について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  決算書で行きますと、公共下水道特別会計、農業集落排水特別会計、それから土木費ということに当たるのですけれども、主要施策報告書157ページの(5)ウで、農業集落排水の汚泥発生状況、それから158ページの(3)のウで、富士見原住宅団地汚水処理場での汚泥発生状況が記載されております。搬出量が両処理場でそれぞれ800m3、大体1トン前後だと思いますけれども、800m3前後、それから処理費が800万円余、合わせて1,700万円弱となっております。  一方、主要施策報告書の155ページの浄化センターの汚泥量は2,224トンで、処分費は480万円となっております。農業集落排水と富士見原団地の処理場の汚泥も、浄化センター汚泥と同じように焼却処理できないのか伺います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  下水道課課長補佐。 ○下水道課課長補佐(三改木英隆君)  それでは、ただいまの質問にお答えさせていただきます。  3施設ある中で、御殿場浄化センターにつきましては、脱水した汚泥、泥状の汚泥を富士山エコパークに搬出しております。清後山之尻地区農業集落排水処理施設及び富士見原住宅団地コミュニティプラントにつきましては、余剰汚泥といいまして、泥水状の汚泥を衛生センターに搬出しております。衛生センターで脱水をしまして、その後、富士山エコパークで焼却処分されているというような形になりますので、全てが一応同じような形で処理はされているというような状況になっております。  以上です。  (「終わります。」と芹沢修治君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  以上で、環境部関係の質疑を終結いたします。  この議案に対する意見は、この後の産業スポーツ部関係、都市建設部関係の審査を経た後に一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  以上で、日程第1 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち環境部関係の審査を終了いたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  日程第2 認定第6号「平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。  この際、お諮りいたします。本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○分科会長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  それでは質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  歳入と歳出でそれぞれ何点かありますので、お答えいただければと思います。  最初、歳入ですが、1款1項1目、388と389ページです。受益者負担金についてお伺いいたします。これについては2点お伺いします。  この受益者負担金をあえて支払わないという方がいらっしゃるというような話も伺ったのですが、実際それが本当なのかどうか、いわゆる確信犯的な人がいるのかどうか。  2点目ですが、不納欠損というのは、要は自分の土地・建物があるわけで、そういう意味では財産があるということなので、不納欠損になりにくいと思うのですけれども、あるようですので、その場合にはどんなケースが考えられるのか教えていただきたいと思います。  2款1項1目下水道使用料のほうです。歳入です。  1点目は下水道接続状況について、今後の見通しについて。  もう1点が、加入促進はどのように行われているのか教えていただきたいと思います。  そして、下水道債です。これが393ページになろうかと思います。この下水道債の中の説明、下水道特別措置分と資本費平準化債というのがあるのですが、この内容について教えていただきたいと思います。  以上が歳入です。  歳出です。1款1項1目総務管理費、395ページですが、これについて、①の井戸水専用メーターの設置状況、そして今後の見通しについて。  それと、今まで周辺整備事業があったと記憶しているのですが、29年度はなかったのでしょうか。あるいは今後どうなるのか、見通しについて教えていただきたいと思います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  下水道課課長補佐。 ○下水道課課長補佐(三改木英隆君)  それでは、順番にお答えさせていただきます。  まず、受益者負担金につきましては、支払わない方がいるかというようなお話を受けたのですけれども、実際、ちょっと大口でもらっていないというような方も現在いらっしゃいまして、その方もやはりいろいろ資金繰りの事情があるようで、それで払っていただけていないというような状況がありますが、その辺、こちらで督促等をしまして、支払っていただけるように働きかけをしていきたいという状況でおります。  2点目の不納欠損につきましては、4名の方で合計6万3,700円という状況になっておりまして、その方たちにつきましては、市の各種の税金を滞納している方がほとんどで、なおかつ差し押さえをされている方もいらっしゃる状況となっております。  続きまして、下水道の接続状況につきましてですが、現在、主要施策のほうにも記載してありますけれども、89.8%の接続率になっております。今後の見通しとしましては、各家庭、御事情があるとは思いますけれども、なるべく早期につないでいただくような形で働きかけをしていきたいと思っております。  合わせて加入促進のほうのお話がありましたけれども、前年度はエリアをある程度絞りまして、そこに資料を配布して接続していただくような働きかけをさせていただいております。  その他としまして、工事の説明会等、あと受益者負担金の説明会等を実施しておりますので、その都度、早期に接続していただけるような働きかけをさせていただいております。  続きまして、下水道債についての御質問になりますが、下水道債の特別措置分というものがあるのですけれども、それは平成18年度に下水道の繰り出しに係る地方税財政措置が変更に伴いましたもので、それに伴うもので発行できるというような形のものになっておりまして、下水道債に係る元金償還に対する財政措置という形で、元金償還金の割合によって幾ら借りられるという形で借り入れを今しておる状態となっております。  続きまして、資本費平準化債につきましては、減価償却費や支払いの利子などの固定の費用を使用料に賄うに当たっては、ある時期という、例えば今使っている方たちの負担が急激に高まることを避けるために、資本を平準化していくというような形で借り入れを市のほうは行っておりまして、この計算としましては、減価償却費相当額も算出して、それと今お借りしている債務の額によって算出した額をお借りしているというような状況になっております。  最後の歳出の関係の井戸水専用メーターの設置状況につきましては、現在35か所設置してありまして、その中で井戸水だけを使っているのが22か所、併用で使っている方が13か所というような状況になっておりまして、今後どう増えていくかどうか、減っていくかどうかというのは、今のところ状況はわかっていないような状況になっております。  周辺整備事業につきましては、28年度までは実施していたのですけれども、29年度は特にやっていない状況なのですけれども、今後、条件事業として沼田区の浄化槽の問題が残っておりますので、それがどういうように進んでいくかということで、今、経過を見ているような状況になっております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  昨年度の状況を見ますと、何だかもう先送りして、何とか節約しているというのがよくわかる状況なのですね。以前は下水道事業も20億円超えるようだったのですが、昨年度を見ますと17億円余ということで、かなり節減して頑張っているなというのがよくわかるわけです。  1点、ちょっと聞きたいのは、財繰が100万円余なのですけれども、もうちょっと出してもらったって私はいいと思っているのですけれども、市民は何も困らないと思いますので、この辺について公平性をもってそういうふうにしているのかわからないですけれども、財繰をもうちょっと出してもらっていもいいのではないのかなと私は思うのですけれども、その辺の考え方、課長、いかがですか。 ○分科会長(菅沼芳德君)  下水道課長。 ○下水道課長兼浄化センター所長(勝又高明君)  財産区繰入金に関しましては、現在はセンターのほうの管理、修繕等に関して、各財産区の面積割でもらっているような状況です。今までは管渠整備が伸びているときの分には、そちらでもいただいたのですが、もう今の認可区域の分に関しては、先に御殿場財産区から全部いただいていますので、さらにくださいというのは、今の段階では言えないものですから、これから財産区からの繰り入れを増やすのは、また財連協とかに働きかけまして、繰り入れをできないかということでお願いはして、少しでも市民の負担を軽減できればなと思いますけれども、一応、最初からの取り決めの分の財産区の繰り入れはいただいていますので、増やすとなると、それ相応の理由がないとなかなか増やせませんので、そこら辺は今後、各財産区と詰めていきたいと思います。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  先ほどの井戸水専用メーター設置、35か所なのですが、これはどういうところに設置しているのですか。個人の家なのですか。
    ○分科会長(菅沼芳德君)  下水道課課長補佐。 ○下水道課課長補佐(三改木英隆君)  それでは、今の質問に、井戸メーターについてお答えさせていただきます。  設置されているところは、やはり事業所と食堂関係とホテル等が多いのですけれども、個人の方でもやはり設置しているところはあるというような形で、数量としては大体半々ぐらいの形になっております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  ちょっと質問を変えまして、きょうは環境部の皆さんがいらっしゃるということで質問させていただきます。  浄化槽のほうの整備が進んで、それから合併浄化槽の補助もやっておりますし、公設浄化槽とか集落排水とか、いろいろやっておるんですけれども、さっきの環境測定とか監視に関連してですけども、やはりこの目的は河川の汚れを防ぐというのが一番の目的だと思います。先ほどの測定ですね、それぞれのところでつなぎ込んで、どういうふうに成果が上がったのかということをお聞きしたいのです。お願いします。  例えば、測定をずっと続けておりますけれども、鮎沢川と黄瀬川、BODがどのぐらい減ったとか、SSがどう減ったとかという推移は、見て、どう思いますか。成果は上がっているかなという。それが一番の目的です。下水道を整備するのが目的ではなくて、やはり河川をきれいにする、これが目的だと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  ただいまの質問についてお答えさせていただきます。  環境課では、河川の水質の調査を行っておりますが、ここ数年の記録がございます。それを見ますと、ここ数年、だんだん河川がきれいになっているという結果には出ております。ただ、これが直接、下水道と因果関係があるのか、それとも市民の皆さんが環境のことを考えているため、生活排水を減らすとか、その他いろいろなことがあるとは思いますが、いずれにしましても河川の環境はよくなっているということは事実でございます。  以上、回答とさせていただきます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  わかりました。それが一番大切なことですので、きれいになっているということの数値がわかるように、またどこかで見せていただきたいと、示していただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これにて質疑を終結いたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  次に、この議案に対する意見を伺いたいと思います。  発言はございますか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  なければ、意見等を終結といたします。  以上で、日程第2 認定第6号「平成29年度御殿場市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」の審査を終了いたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、暫時休憩いたします。                           午前10時29分 ○分科会長(菅沼芳德君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前10時42分 ○分科会長(菅沼芳德君)  認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、4款1項7目環境保全費について、辻川委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  先ほどの地域猫活動における猫の実績についてお答えをさせていただきます。  この事業は平成24年度から始まっておりまして、実際、平成24年度というのは県の補助金で行っている部分もありますが、わかりやすいため平成24年度分からの合計で御説明をさせていただきます。  ことしの8月末までで486頭が実績ということになります。ことしも北畑区、東田中区、中清水区と富士見原区の4区で現在行っておりますので、また、これから頭数のほうは増えてくるかと思います。  以上、答弁とさせていただきます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、暫時休憩いたします。                           午前10時44分 ○分科会長(菅沼芳德君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前10時57分 ○分科会長(菅沼芳德君)  認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、4款1項7目環境保全費について、辻川委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。  環境課長。 ○環境課長(山﨑和夫君)  先ほどの地域猫活動事業について、補助対象区は何区かという御質問についてお答えをさせていただきます。  こちらの事業は、平成24年度から県の事業、そして市民協働事業、そして現在は環境課所管の補助金で行っております。7年間の実績があるわけなのですけれども、実際に地域猫活動を行った区は11区、延べ区数ですと22区になります。  以上、答弁とさせていただきます。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  次に、4款2項清掃費について、辻川委員の質疑に対する当局の答弁を求めます。  リサイクル推進課長。 ○リサイクル推進課長(水口光夫君)  各区の収集所と回収量についてお答えさせていただきたいと思います。  まず、湯沢区につきましては5か所、キロ数が1万1,604㎏、新橋区が71か所、7万3,882㎏、萩原区が22か所で2万6,432㎏、森之腰区が57か所、5万1,831㎏です。直接搬入された方が3,530㎏、そして事業系の生ごみのほうが23万9,770㎏でございます。合わせまして443万5,639㎏ということで、28年度ベースですが、お答えとさせていただきます。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、暫時休憩いたします。                           午前10時59分 ○分科会長(菅沼芳德君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時10分 ○分科会長(菅沼芳德君)  日程第3 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、産業スポーツ部関係を議題といたします。  なお、今回の審査順序につきましては、例年と異なり、産業スポーツ部所管の一般関係歳出に関連する一般会計歳入について質疑を行った後、一般会計歳出の質疑を行います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  産業スポーツ部長。 ○産業スポーツ部長(村松哲哉君)  それでは、産業スポーツ部所管関係、審査のほうをよろしくお願いいたします。  産業スポーツ部は昨年から発足いたしまして、2年目、5つの課で日々業務を推進しております。  なお、答弁につきましては、統括職中心になると思いますが、ぜひ御了解をいただきたいと思います。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  それでは、順番1、一般会計歳入、13款分担金及び負担金から14款使用料及び手数料について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、15款国庫支出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、16款県支出金について質疑に入ります。
     質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、17款財産収入から18款寄附金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、19款繰入金から22款市債までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これより一般会計歳出に入ります。  順番6、2款10項スポーツ振興費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  1点、お伺いいたします。  129ページです。備考欄7の体育施設管理費です。この⑥陸上競技場施設改修について、第2種公認事業ということで承知しておりますけれども、この事業についての評価、また費用対効果、特に費用対効果についての見解、そして今後、2種公認ということをずっと継続するのかどうかも含めて見解をお伺いしたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  スポーツ交流課課長補佐。 ○スポーツ交流課課長補佐(勝又茂己君)  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  陸上競技場は平成5年の完成当初から第2種公認を取得してございまして、その後、5年ごとに継続のための検定を受けるため、基準に見合った施設の修繕や備品の購入等を行い、市民をはじめ多くの皆様に安心して御利用をいただいているところでございます。  よいコンディションの中で御利用いただくために、施設を維持していくためには、仮にこの第2種公認事業としての修繕等を継続して行わなかったとしても、同等の改修、それから修繕は必要となるものと認識をしております。  今回の2種公認事業の主なものは、インフィールドの芝の切り下げと張り替えの工事、それから、その他ウレタン舗装の修繕、スプリンクラーの修繕などになりますけれども、こちらは仮に2種公認がなかったとしても、本来実施すべきものであることをぜひ御理解をいただきたいと思います。  また、施策的にはスポーツツーリズムの観点からも、2種公認の施設であることを理由に、特に夏場などに多いのですが、大学の合宿など、市外の方にも多く利用をされておりまして、近年では利用者数は7万人を超える状況となってございます。  したがいまして、費用対効果的につきましては、現在数字的に算出することは非常に困難なところはございますけれども、2種公認の取得は非常に有効なものと考えております。  しかしながら、次の5年後の継続認定の前には、費用対効果など、さまざまな状況を踏まえて、具体的な検証を行った上で、その可否について判断をしていくべきものと考えてございます。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  費用対効果について、私が疑問を持ったのは、2種公認という名前があるから、それなりに誘客になっているということからすると、余りそういう誘客に貢献していないのではないかという感を持っているのです。ですから、その辺で、今、当局の見解とは相違があるのですが、やはり陸上競技場そのものは市民のためのものだと思うので、市民が使いやすいことが重要であって、ここで主な大学のスポーツ選手で大会を開くということを聞いたことは余りないので、そうだとすれば、もう少し使い勝手のいい陸上競技場であってほしいなという観点から、今、こういう質問をさせてもらったのですが、ぜひそういう意味で、市民が使いやすい、例えば芝が張ってあるから競技が1週間に1回しかできないとか、これそのものが本末転倒ではないかなという気がするのですが、その運営方法についての見直しはどうかしていただけるものなのかどうか、御見解を伺いたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  スポーツ交流課課長補佐。 ○スポーツ交流課課長補佐(勝又茂己君)  先ほどもお話をさせていただいておりますけれども、まず、大学の合宿等に利用いただいているというのは、夏場が主なわけですけれども、過去には大学の記録会ですとか、4大学、6大学といった大会も実施はしてございました。そういった中で、費用対効果も考えた中では、若干効果も上がらなかった面もあったということの中で、現在はとり行ってはいない状況です。  ただ、今後は、今委員がおっしゃったとおりの観点からも、いろいろ検討した中で、運営面についても指定管理者と連絡を取り合いながら進めていく必要があるという認識はしてございますので、今後、それらも含めて検討させていただきたいと考えます。  以上でございます。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  2点ほどさせていただきます。  今の体育施設管理費の中の⑤ですが、学校体育施設夜間開放事業ですけれども、最近の状況を見ますと、体育館の使用は結構盛んですが、グラウンドの使用が今、野球離れとか、サッカー離れだとかいうので、ちょっと余り見ないような気がするのですけれども、この辺の状況について教えていただきたいと思います。  それから、10番のホストタウン推進事業ですけれども、平成29年度の事業の進捗状況の成果についてお願いしたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  スポーツ交流課課長補佐。 ○スポーツ交流課課長補佐(勝又茂己君)  まず、1点目のグラウンドの利用状況について、私から説明をさせていただきます。  夜間開放ということで、体育館のほうは利用は確かによくなってございますが、グラウンド、運動場につきましても、決して少ないという状況ではございませんで、主要施策報告書にも記載をさせていただいたのですけれども、その辺の利用状況については、御確認をまたいただきたいと思います。  そのほか、地区広場につきましては、主に土日、祭日等につきまして、かなりサッカーですとかソフトボールとかという競技につきましては、利用が多い状況ですので、決して少ないという状況ではないと認識をしてございます。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  スポーツ交流課課長補佐。 ○スポーツ交流課課長補佐(杉山健一郎君)  それでは、2点目のホストタウン推進事業につきまして、私からお答えさせていただきます。  オリンピックに向けまして、ホストタウン相手国との国際交流を人的、文化的、経済的など、多方面から地域活性につなげることを目的とした事業でございますけれども、本市は平成28年度に台湾、韓国、そしてことしの6月にはイタリアのホストタウンとして正式に登録をされておりまして、強化合宿の受け入れや交流事業などを進めているところでございます。  29年度の実施事業のうち、一番大きな割合を占めておりましたのが、イタリアに関する事業でありまして、昨年11月には日本で行われた世界大会に出場するイタリアの空手代表チーム、こちらの強化合宿の受け入れをさせていただいております。その後、その実績を評価されまして、ことしの3月にオリンピック事前合宿の覚書を締結したところでございます。  合宿の受け入れに際しましては、交流試合を行ったり、またイタリア代表選手との市民交流、また、学校でのイタリア語講座の開催などを行わせていただいて、一定の成果があったものと思っております。  また、今後、空手の教育普及とか、空手をターゲットとしましたスポーツツーリズムの推進、これらに欠かせない、世界空手道連盟であったり、全日本空手道連盟の関係団体であったり、地元の空手競技者、地元出身の代表選手などとの協力関係、コネクションを築けたということも、この合宿の大きな成果であったと考えております。  また、台湾につきましても、これまでも何度か民間施設を使用しての合宿の受け入れをしてまいりましたが、その際に、本市の中学生や高校生との練習試合など、交流事業を進めておりまして、こちらもその成果として、昨年11月には台湾サッカー代表チームとのオリンピックに向けての強化合宿についての覚書を締結したところでございます。  これらのホストタウン事業ですけれども、この相手国との交流、また関係者、観戦者等が本市に訪れることによって、本市の魅力が世界中に発信されること、そして、多くの市民がかかわることで、この経験が市民の皆様の地域の誇りなど、これらが地域活性化、地域活力につながるものと考えておりますので、今後もオリンピックなどを見据えまして、また継続的な成果が得られるような事業を進めていきたいと考えております。  以上、お答えとさせていただきます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  ホストタウン事業について再質問させていただきます。当市は台湾の指定を受けているわけですけれども、ほかにも多分台湾の指定を受けているところがあるのではないかと思います。その辺の自治体との状況、また、この指定を受けた以上、やられているとは思うのですが、さらに積極的にやることで、いろいろな観光とかにも台湾というのは非常にいい国でありますので、もっと中国語がわかるような人を配置したりなんかすることを考えてコンタクトをとれないのかなというふうなことをお聞きしたいと思うのですが。 ○分科会長(菅沼芳德君)  スポーツ交流課課長補佐。 ○スポーツ交流課課長補佐(杉山健一郎君)  台湾のホストタウンになっているほかの自治体ですね、そちらとの連携等については、現在、正直申し上げまして、とれていないところでございますけれども、今、委員御指摘のあったとおり、そういう台湾という同じ国を相手国としている自治体等の状況も、またこれから確認をしながら、何かそういう連携する事業がないか、また、サッカーというキーに限らず、文化的な交流につきましても、これからまたオリンピックが近づくに当たりまして、これから積極的に進めてまいりたいと考えております。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、5款労働費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  1点、お伺いいたします。  173ページ、備考欄2の職業訓練促進事業、主要施策報告書で176ページに掲載されております。これは駿東地域職業訓練センターでございますが、報告書を見る限り、非常にたくさんの方が受講され、また資格をとっていらっしゃいます。こういったことに対する事業評価を、また内容的にも教えていただければと思います。  もう1点ですが、この受講者、資格を取得した方々の、いわゆる就労ということも大きい意味があるのではないかと思うのですが、その結果について、当局として把握していられるのか。把握していたら、それを教えていただきたいと思います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課副参事。 ○商工振興課副参事(宮代英和君)  職業訓練センターでは、委員御指摘のとおり、1年を通して木造建築を学ぶコースのほか、電気工事士等の資格取得のための講座や、技能講習など、さまざまな訓練が受講できるということもありまして、平成29年度の施設利用者数は、延べ2万1,238人と多くの方に利用していただいて、また学んでいただいているところでございます。  平成29年度には、そのうちの生徒1人が技能五輪全国大会・建築大工部門に出場するなど、訓練や講座の質も高く、特に高校生を対象としました夏休みの時期に合わせたフォークリフト運転技能講習や、ボイラー、高所作業車等の講習は年々受講者数が増えているという状況でございまして、市といたしましては、センターの講座や講習を通じて市内企業への就職等、地域経済の発展につながっているのではないかと考えているところでございます。  また、労働力の供給に関して、当センターは職を求める方を対象としているだけでなく、現在は企業による社員の資格取得ですとか、技能向上訓練に多く利用していただいている状況です。そのため、就職のための受講という意味合いがとても薄いということがありまして、受講後の就職者数等は把握はできておりませんが、市内の高卒の就労規模者が毎年100%の就職率ということから考えますと、高校生に関しましては、受講者数が増えている現状を鑑みますと、センターを通じた労働力の供給は増加しているものと考えております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君
     ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、6款1項1目農業委員会費から4目畜産振興費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  杉山委員。 ○委員(杉山 護君)  1点、質問いたします。  決算書の177ページ、6款1項3目農業振興費、備考欄の3の①学校給食御殿場コシヒカリ導入事業補助金114万円とありますけれども、この内容について伺います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農政課課長補佐。 ○農政課課長補佐(上原裕行君)  それでは、ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  この事業ですが、未来の消費者や生産者となる子どもたちに地元の御殿場産コシヒカリを学校給食で食べてもらうことにより、地産地消の大切さ、食の安全・安心に対する認識を深めてもらうことを目的とした事業でございます。  内容ですけれども、通常の米飯給食ですが、安価に出回っているさまざまな品種の米をブレンドして、通常は米飯給食として使用しておりますが、当市においては御殿場産コシヒカリ100%を支給するため、そのブレンド米との差額分を補助しているもの、それと炊きたての米を各学校に配送する際の湯気を吸収する際のシート代、この補助が主なものとなっております。これ以外にも米粉カレーを提供する際の米代、それから米粉の加工費、そういったものも補助をしております。  事業内容については以上でございます。  (「終わります。」と杉山 護君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  今の杉山委員の質問のところでございますけれども、この間、議員の管内視察で、給食センターで御殿場コシヒカリ100%の御飯をいただいたのですが、これが本当に100%の味かなと感じたんですけれども、一部、議員の中に弁当屋さんがいまして、これは混ぜられているのではないかという話もあったわけですけれども、やっぱりこの辺のところの精査というのは、給食センターではなくて、農政課のほうで確認とか何かを、味も見てみたらどうかなと思うのですが、ちょっと確認してもらいたいなと思うところもあるのですよね。  それから、もう1点ですけれども、有害鳥獣対策の成果について教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農政課課長補佐。 ○農政課課長補佐(上原裕行君)  それでは、1点目の給食の関係について回答いたします。  米のブレンド米との差額の補助をやっているということで、全量、御殿場コシヒカリということは間違いないと思っております。ただ、味等の精査と言われると、農政課で特にしていることはなくて、年1回、学校給食を食べる会という会の中で、学校給食を食べているだけの内容になっておりますので、その辺のコシヒカリの食味とか、そういったことの内容についても、学校給食課等と連携しながら、随時確認をしていきたいと思っております。  続いて、2点目の鳥獣被害の対策の関係について回答いたします。  29年度については、玉穂地域で主に行っておりますが、地域振興推進基金を活用し、電気柵を設置した件数が14件ございます。この電気柵については、総延長がおよそ3,000mということで設置を既に完了しているものでございます。  農作物を守るということで考えると、やはり電気柵を設置するというのが、現状、一番考えられる対策と言われておりまして、個人だけで守っていくという対策は、やはり限界があるところもありますので、今後は玉穂地区とか、その地域全体で農作物を守る対策を考えていきたいと思っております。  現状、玉穂地区は基金を使って電気柵の設置を行っておりますが、今後はほかの地域においても、財源等いろいろ考えるところがあるんですけれども、同じような事業をやっていければと考えているところです。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  有害鳥獣について再質問させてもらいますけれども、以前は国の補助金でやりますと、2件か3件の農家がまとまらないとできないという補助金があったのですけれども、今の地域でやるということでやると、そういう補助金というのは、余りないということなのか、ちょっとその辺について教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農政課課長補佐。 ○農政課課長補佐(上原裕行君)  国の補助金については、委員おっしゃるとおり、3戸以上の農家でなければならないというような決めがいろいろあって、使い勝手が悪いところがあります。費用対効果も求められるものですから、費用対効果だけを考えると、設置するのに水稲でないとなかなかその金額が出ないというところがあります。  今、玉穂地区で基金を使ってやっているものは、全額の補助にはなるのですけれども、1名の方でも団体の方でも、その要件を満たしていれば、設置が可能という形になっております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  今の要件というのを、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農政課課長補佐。 ○農政課課長補佐(上原裕行君)  要件というのは、玉穂のほうの要件でよろしかったですか。  要件ですが、玉穂地区、これは中畑4区に居住している方、それと一般社団法人中畑愛郷会、もしくは部農会の会員である方、農地を3アール以上耕作している方、対象年度に柵を設置したい方、以上が要件であります。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番9、6款1項5目農地費から7目ほ場整備事業費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  179ページです。5の農地費、備考欄1の市単独農業施設等整備事業に用排水路整備事業がございます。これについて質問いたします。  昨年、これに関連して自然農法のことを一般質問しましたが、この事業のその後の進捗状況はいかがかお尋ねいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課課長補佐。 ○農林整備課課長補佐(勝又由幸君)  こちらの事業につきまして、29年度につきましては、修繕ですけど、小規模ですが、富士岡地区で2か所行いました。竈地先で現地の発生した石を並べて水路を整備したということと、二子地先ですね、現況の石積みを使って修繕をしたという2か所があります。主に景観等を重視して今回はさせていただきました。  以上でございます。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番10、6款2項林業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  2点、お伺いいたします。  187ページ、6款2項1目林業振興費、備考欄5、6、8です。鳥獣被害防止対策事業について、先ほど電気柵について御説明があったのですが、主要施策報告書によりますと、捕獲数は鹿が304頭、イノシシ94頭とありますが、この主な地域と、増え続ける被害への今後の対策についてお伺いいたします。  2点目は、189ページ、6款2項4目の場内治山治水対策等事業費、備考欄2の②砂塵飛散防止対策事業5,900万円余についてです。主要施策報告書によりますと、駒門道の500mの舗装工事とありますが、これまでの舗装した距離と今後の舗装距離ですね、あとこれからどのぐらいかかるのかお伺いいたします。  以上、2点、お願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  まず、1点目の質問にお答えいたします。  鳥獣被害の鹿、イノシシ等の捕獲の地域につきましては、主に富士山周辺の玉穂地区、印野地区が多くなっております。  それから、今後の対策につきましては、平成29年の4月に設置いたしました鳥獣被害対策実施隊を中心といたしまして、設置前はどちらかというと被害が発生した際の通報に対して捕獲を行うという対応が多かったのですけれども、実施隊の皆さんで今、市内の農耕地を中心にパトロールをしていただきまして、鹿やイノシシの足跡等を参考にして、発生前に未然に捕獲対策を行うなどをしていただいておりまして、以前よりは被害が少ないというか、迅速な対応ができていますので、今後もそのような活動を中心に対策を行っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課課長補佐。 ○農林整備課課長補佐(勝又由幸君)  2点目の砂塵飛散防止対策事業についてお答えします。  こちらの事業につきましては、国からの受託事業という形になっておりまして、全体延長としましては、現在市が受託しているのは1,500mでございます。この事業は、平成28年度から着手をしまして、測量設計を平成28年度、29年度に500mの舗装を行いました。残り1,000mにつきましては、今年度30年度と31年度で債務負担行為によって工事をする予定でいます。残りの舗装の未舗装の区間につきましては、現在、自衛隊の部隊と調整をしておりまして、残りは自衛隊の部隊のほうで直営でやるという形になっております。  以上でございます。  (「了解しました。」と神野義孝君) ○分科会長(菅沼芳德君
     ほかに質疑はありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  2点、お伺いいたします。  最初は、187ページ、備考欄2の林業振興事業です。①から④くらいになろうかと思いますが、主要施策報告書では172ページに記載がありますが、2,600万円余ですが、活力ある森林整備を実施したとありますけれども、この今の林業振興についての課題、そして、見通しについて教えていただきたいと思います。  もう1点は、これは所有者のわからない森林に対して、今後どういう形で対応していくのか。特に風水害というのですか、集中豪雨等を含めると非常に大きな問題を抱えるのではないかと思うのですが、それについての見通しを教えていただければと思います。  もう1点、神野委員が申し上げました、有害鳥獣対策事業の件ですが、重複するかもしれませんが、670万円の不用額が出ております。その要因について。そして、実施隊についても触れていただきましたけれども、評価もいただきましたけれども、実施隊の活動そのものに対する課題をどう認識しているのか。非常にボランティアの皆さんは大変な思いをしているように聞いておりますので、それについての課題認識について教えていただきたいと思います。  以上、2点。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  まずは、1点目の質問にお答えいたします。  市内の林業振興につきましては、今は森林組合を中心として、箱根山系等を中心に間伐等の事業を実施しております。間伐等の森林整備につきましては、森林の水源涵養機能の向上や災害防止、地球温暖化防止の効果が期待できるものであります。  市内の森林整備につきましては、主なものは23年ごろから国の補助金を活用して広範囲の森林を集約化して一体的に行っております。集約化して整備を行うことによりまして、効果的に整備が可能となり、伐採木の搬出につきましても、効果的に行うことができております。  それから、現在所有者不明の森林につきましては、所有者の同意が得られないということで、一体的な森林整備が実施できない状況ではありますが、平成31年度から森林環境譲与税というものが創設され、市に譲与されることになっております。こちらの譲与税を活用して、森林所有者不明の森林の調査や所有者の森林整備への意向調査を活用して、整備可能な森林を増やしていきたいと考えております。  それから、2点目の鳥獣被害対策実施隊のことについてお答えいたします。  現在、鳥獣被害対策実施隊の皆様には、活動の主なものとして、先ほどもありましたが、農作物被害の通報を受けたとき発生場所へ出動していただくことや、発生場所での被害状況を確認し、状況に応じてわなを設置する等の捕獲活動を行っていただいております。隊員が出動した際は、1日につき費用弁償として1,000円を支給しております。1,000円につきましては、近隣市町を参考にして決めさせていただき、ほぼ同等の金額となっております。  実施隊の平成29年度の実績といたしましては、出動日数が延べ268日、出動人工が延べ1,278人工となっておりまして、一番出動日数が多い隊員は、年間で249日出動していただきました。被害発生後、迅速に被害発生箇所に出動していただき、対応していただいているということで、農家の方などから大変好評を得ております。また、パトロールを行うことによって、被害の発生を未然に防止しているということで、こちらも効果がある活動となっております。  課題といたしましては、被害の発生する時期というのが重なっておりまして、一時期に多数発生した場合は、隊員のみでは迅速な対応ができない状況にあることと、わなを設置した際、設置後の見回りをしなければいけないのですけれども、そちらのほうの負担が大きく、現在、人手不足となっていることなどもあります。それから、隊員が非常に高齢化しておりまして、後継者不足であるということも問題となっております。今年度末で設置後当初の任期2年が終了いたしますので、この2年間の活動内容の見直しを行いまして、改善等を行っていきたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  1点目については了解いたしました。  2点目の実施隊の件ですが、当局が把握されているとおり、非常に実施隊の方々は高齢化の上に、要するにやたら呼び出しがあるというか、要請があるというか、そういう点で非常に御苦労されていると思います。これで1任期終わるわけですけれども、ぜひその処遇改善を含めて、あるいは後継者というのはなかなか言うはやすく難しいかもしれないのですが、当局のほうでもできるだけ実施隊の皆さんに対して配慮していただければありがたいなと思っています。これは要望です。お願いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  今の鳥獣被害に関してですけれども、前に言ったことがあるかもしれませんけれども、富士宮市ですね、猿を何匹捕まえたとか、殺したとか、鹿、イノシシ何頭、それによって被害額というのは出ているんですね。先ほど何か電気柵は水稲じゃなければ出ないという話だったのですけれども、その成果はやっぱりわかるようにしていただければ一番いいかなと思います。  ちょっと質問になりますけれども、地元のことで申しわけないのですけれども、187ページ、6款2項1目の間伐についてですが、地元の共有林があるのですけれども、一昨年、森林組合のほうから間伐の申請を出してくれということでしたけれども、どうも自分たちの地区の担当者が期限を切らしてしまって、提出しなかったということなのですけれども、これは再申請とかできるのかどうか、お伺いします。  あと間伐なのですけれども、どういう木、お金になる木をやるのか、どうなのかということをお聞かせください。お願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  まず、1点目の再申請なのですけれども、森林組合への手続ですので、詳細については私のほうで今把握していないのですけれども、間伐等の森林整備につきましては、随時、所有者からの御相談に応じて予算の範囲内とか、森林の状況などを確認させていただいた上で、実施可能であれば、整備のほうを行っておりますので、また御相談いただければ、できないということはないと思います。  それから、間伐をする森林なのですけれども、間伐等を実施する森林は、先ほどのような所有者からの申し出によるものと組合から申し出によるものがありまして、その中で所有者が判明していて、所有者の方から同意を得ることができる森林で、森林の地形条件や補助金要件等を総合的に判断して選定させていただいております。  地形等によりまして所有者の方へ費用負担が発生する場合などがありまして、それらの整備の条件等を所有者に確認していただいた後に契約をして、森林整備を実施しております。  伐採する木につきましては、一般的には細い木や二股に分かれるというような形状の悪い木、それから大きくなり過ぎて、周りの立木の成長を妨げるような木などを選定して行っております。大体森林の30%前後を間伐しております。  以上です。  (「終わります。」と芹沢修治君) ○分科会長(菅沼芳德君)  先ほど有害鳥獣の関係の不用額が670万円出ているという勝亦委員の質疑について、この辺の回答をいただきたいということで、この場でお願いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  不用額につきましては、鹿やイノシシ等捕獲に対して1頭、国からの補助金8,000円プラス市のほうで財産区等の御協力をいただいて、3,000円をプラスして1万1,000円を捕獲していただいた方に支給しております。こちらのほうが捕獲頭数が目標に達せずに、そちらについての不用額が主なものとなっております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  先ほどの間伐事業についてちょっと聞くのですが、これは県の補助金をいただいて、森林組合に委託してやる事業ですけれども、先ほど箱根山系ということだけど、神山地区が圧倒的に昔から多いのですよね。この辺の理由って何かわかったら教えてもらいたい。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  先ほど森林を選定する際に、所有者の同意が得られた森林ということで御説明させていただいたのですけれども、今現在、整備を行っている富士岡周辺につきましては、共有林が非常に多く、所有者の同意を得られやすい地域だったということが大きな要因となっております。現在、富士岡地区は大分広いエリアの森林整備が進んでおりますので、今後は東田中のエリアとか、もう少し違うエリアを順次やっていくように計画しております。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  今、富士岡のほうからだんだん東田中にという話でしたけれども、例えば金時林とかあるのですけれども、ずうっと乙女峠のほうなのですけれども、そちらのほうまでいく計画は将来的にあるのでしょうか。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  ちょっと申しわけないですけれども、私のほうで今細かい整備エリアについての資料を持ってきていないものですから、今後につきましては、森林組合のほうで順次、先ほどのように所有者等の同意が確認できたものから順次行っていきますので、そういうことが可能になってくれば、整備を行っていくようになるとは思います。  以上です。  (「終わります。」と芹沢修治) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  3点、質問します。  187ページの林業振興費、2の林業振興事業と3の林道整備事業ですけれども、最近、各地で水害が多発しているわけですけれども、御殿場市の山林の特徴であるとか、あるいは森林が保水性ということを観点に置かれて、災害対応とか、そのあたりはどのようにされているのかについて、初めにお尋ねします。  次に、2点目です。4の森林組合運営費補助金ですが、伐採等に要した人件費と組合の人件費及び管理費は幾らなのかお尋ねします。  最後です。3の森林公園費、1の森林公園指定管理施設事業です。この施設の利用者の傾向と過ごし方、そしてまた、予約方法ですけれども、電話とかネットでやる割合が多いと思いますが、そこらについての御見解をお願いいたします。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  まず、1点目の市内の森林の特徴につきましては、戦後、植林して、伐倒期を迎えている植林が多数ありまして、先ほども説明させていただきましたが、そちらのほうを順次、森林整備を行っております。  災害対策につきましては、現在、台風等発生後に、職員のほうで市内の林道をパトロールして、倒木等があったり、のり面の崩れ等が確認できました場合は、その場で対応させていただいております。  それから、2点目の森林組合の運営費の補助金等ですが、3番の森林整備活動支援事業の費用につきましては、森林組合が先ほど間伐事業を行う際に、所有者の同意を得るために行っている活動の人件費を補助するもので、こちらにつきましては、国庫補助が半分、県費が4分の1、市費を4分の1で森林組合のほうに支給しております。  それから、森林組合の運営費補助金ですけれども、こちらにつきましては、現在森林組合におります4名の職員の人件費の3分の1を上限として補助しておるものであります。  それから、3点目の森林公園の利用者の状況等ですが、宿泊施設を利用する方、それから、バーベキュー棟等のような日帰りで利用する方等、さまざまな方がいらっしゃいます。バーベキュー棟等につきましては、大勢の方での利用も多くなっていると聞いております。  申し込み方法につきましては、昨年度までは電話によるものと窓口での申し込みのみでしたが、30年度から第2キャンプ場の全ての施設につきまして、インターネットでの利用の申し込みが可能となりました。開始時期につきましては、ことしの6月10日からとなっております。インターネットの場合は、利用開始日の80日前から申し込みが可能となっております。電話と窓口は90日前ということで、インターネット予約のほうが少し後からの申し込みとなっております。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑はございますか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  市として把握しているかちょっとわからないのですが、箱根外輪山、非常に急斜面なのですけれども、やっぱり崩れるというのが心配なのですが、国有林がいっぱいあるのですが、国有林の管理というのは実際国がちゃんと間伐とかいろいろやっているのか把握しているかどうか教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  農林整備課副参事。 ○農林整備課副参事(南茂秀子君)  国有林の管理につきましては、国の森林管理署のほうで管理しておりまして、申しわけないですけれども、ちょっと間伐状況等、整備の状況については、市では把握していないのが現状です。
     ただ、森林管理署のほうで管理をしていただいていると認識しておりますので、大丈夫だと思っております。  (「終わります。」と芹沢修治君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番11、7款商工費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  2点ほどお聞きします。  みくりやそばの昨年度の実績、店舗数とかみくりやそばの売り上げというか、全体的に商売になって定着していっているのかというのを、店の数が減っているなんてことはないとは思うのですけれども、その辺についてお聞きしたいと思います。  もう1点、経済交流会の件なのですけれども、もう20年ほどたつのですけれども、これ私、発足のときに手伝った者なのですけれども、当初は5団体を中心に発足したのですよ。市と企業懇談会、農協、同友会、商工会という形で発足したのですけれども、結構盛んに開催日程も多いわけですけれども、ちょっと私が反省するのは、企業懇談会でやっているとき、賀詞交換会は当初、駒門企業連絡会と一緒に開いて、市内の主な企業がほとんど参加して賀詞交換会を市長を呼んでやっていたわけですけれども、何でこういうふうになったかというと、市長が幾つも賀詞交換会に参加するのが大変だから、一本にまとめようということで始めたんですよね。ところが今、農協は勝手に自分たちでも開くようになって、あれはちょっと違反なのですよね。失礼だけど、農協は呼ばなくてもいいのではないのかということがあるわけですけれども、もう20年もたつと、経済交流会としたら、もうちょっと参加者の見直しも必要ではないのかなと私は思うのですよね。全体的にやっぱり経済関係の方、今はかなり上向いているとは思うのですけれども、ちょっとその辺の見直し等も必要ではないかと思います。その件についてちょっと話してください。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課副参事。 ○商工振興課副参事(宮代英和君)  まず、1点目のみくりやそばの関係でございますが、こちらアピールナウ御殿場の事業の中で行っておりますが、普及につきまして、昨年度、さまざまなイベントにも出店をしてPRをしてきたところですが、イベント自体は48イベント出ておりますが、その中で本市の市内でみくりやそばを振る舞っている店舗についても紹介を合わせてPRをしているところでございます。  現在、みくりやそばの振る舞い認定店舗といたしましては、33店舗ございまして、確かに減っているお店もございますが、最近では樹空の森のレストランで新たにみくりやそばをやっていただけるというようなことで増えたりもしておりまして、数的には33程度で推移をしているところでございます。今後も、目的はイベントの出店というよりも、市内の振る舞い店舗に立ち寄っていただくということが一番の目的でございますので、今後も引き続きそういったPRを実行委員会や振る舞い店舗の意見を聞きながら進めさせていただければと思います。  それから、2点目の経済交流交歓会についてですが、昨年度も参加者が323人ということで、人数的には年々増えている状況で、盛大に行っているところでございますけれども、そういった委員御指摘の参加者の中身の見直し等につきましては、今まで実行委員会等でも話をしておりませんでしたので、そういったこともあるということで、実行委員会を通じて、また参加者についても検討を行ってまいりたいと思います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  みくりやそばの件なのですけれども、店の数は前、40幾つかあったと思ったのですけれども、若干減ってきたとは思うのです。やっぱりこういう事業も、部長、よく御存じのとおり、粘り強くこれをずうっと継続していくということがすごい大事だと思うのですよ。なかなか定着しないというのはよくあるものですから、我慢強く本当に今後もいろいろなPR活動をしていってもらいたいなと私は思っています。  なかなか根づくのには時間と本当に市の頑張りというのが必要だと思いますので、今度は振舞隊も大分内容が変わるということも聞いていますので、ぜひその辺の支援をお願いしたいなと思います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ございますか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  幾つか質問いたします。  まず、1番の商工総務費、2の経済活力創出事業、①アピールナウ御殿場事業交付金600万円ですけれども、先ほどもみくりやそばのことについて質疑がございましたが、その中でみくりやそばの普及及び促進事業のためのラッピングカーがあると思いますが、そちらのほうの稼働日数はいかがなのかということがまず1点目です。  次に、2点目です。3の環境美化・経済対策助成事業の1億円ですけれども、県内市町でもし同様の事業があれば、その実地例と内容、そして、御殿場市の平均助成金額は幾らぐらいであるのか、お尋ねいたします。  次に、3点目です。2の商店街活性化事業、①商店街活性化事業250万円ですが、イベント中心のにぎわい創出事業についての具体的な説明と、平成29年度、新規イベントがあったのか、そして、昼間、この商店街というのは大変人通りがなくて寂しいというのが現状だと思いますが、これらに対する妙薬みたいのがあったら、御見解をお願いしたいと思います。  ラストです。8の観光バックアップ事業、1のイベント支援事業の57万円です。これは2つ事業が載っていました。天体望遠会、これは御殿場の特に太郎坊あたりからの星の眺めというのは、国内でも屈指ですばらしい最適地だと聞いているわけですけれども、この事業の詳細説明とその評価についてお尋ねいたします。  そして、あと2つ目の事業ですが、このアートクラフトフェアの実はチラシを見させていただきましたら、平成30年度で終了というふうなチラシを見たわけですけれども、このイベントは大変集客力もあって、若い人からいろいろな方たちがおみえになる。そして、そこに来て、いろいろなものを買う、そして県外からもお尋ねすると、皆さん、連続して出店されるので、宿泊されている方が多くいられて、大変すばらしいイベントだと思いますが、この終了の要因ということについて、私としてはぜひこれを存続していただけると、いつも楽しみにしていたものですから、終了になると残念なのですが、補助金の不足だとか、あるいはボランティアの人材不足なのか、それらの要因とか分析について、何か御見解があるのか。  以上についてよろしくお願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課副参事。 ○商工振興課副参事(宮代英和君)  それでは、1点目と2点目について私のほうからお答えさせていただきます。  まず、1点目のアピールナウ御殿場のラッピングバスのPR事業に関してです。  ラッピングバスにつきましては、平成29年度は小田急箱根高速バス1台と、富士急行の路線バス1台の計2台について行っておりまして、市外ですとか県外でPRを行う事業でございます。  日数につきましては、それぞれ1台分ですので、それぞれの運行会社のバスの配分によって違いますので、今のところ、課のほうでは日数については把握してございませんけれども、今後は運行会社のほうに確認をさせていただきたいと思います。  費用につきましては、ラッピングは小田急の箱根高速バスが110万円、富士急行のほうで65万円となってございます。  続いて、環境美化経済対策助成事業についてです。  この事業は、平成27年度から4年間ということで実施をしておりますけれども、平成29年度につきましては、申請件数が46件で、補助件数も46件、全てリフォームか改築でございます。補助金額が1億円ということで、工事費の総額が約2億2,000万円でございました。申請当時の今までの申請の補助枠のまだ見込みですけれども、平均というのは現在184万円程度になります。今年度が最終年度となりますので、最終的な平均額や、その他の経済波及効果等の検証については、現在、準備を進めているところでございます。  それから、3点目の商店街活性化についてですが、商店街活性化事業は、商店街活性化事業補助金の中では、委員がおっしゃったにぎわい創出事業と空き店舗活用事業と個店育成事業、商店街来場者支援事業がございます。そのうちにぎわい創出事業についてでございますが、昨年度まで新天地祭りに助成を行うなどしておりましたけれども、商工会の話を伺うと、イベントについては独り立ちというか、補助をもらわないでやる団体が増えてきたということで、29年度についてはイベントの助成はございませんでした。今年度につきましては、また新しい浅間神社で行うスパークリングワインのイベント等に補助をする予定でございますが、平成29年度についてはイベント補助はございませんでした。にぎわい創出事業の中で、イベント助成ではなくて、29年度は暮らしの支援業者を探すというか、商工会の会員のお店の日常の生活で行政書士ですとか、旅行ですとか、清掃の代行の業務ですとか、そういった日常生活に関連するような業者を探しやすくするためのパンフレットの作成を行ってございます。  私のほうからは以上です。  すみません、1点、回答をしていなかったのですけれども、環境美化の他市の事例の件ですが、御殿場市では他市でこういった事業を行っているというのは、把握はしてございません。補助の開設当時もなかったと把握しております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  観光交流課課長補佐。 ○観光交流課課長補佐(髙村千賀君)  197ページの8の1のイベント支援事業についてですけれども、天体観望会ということで57万円です。その57万円についてのうち27万円についての天体観望会なのですけれども、御殿場星の会にお願いをしまして、富士山での星空のウオッチングや冬の星座の観望会等を開催していただいている事業となります。大変星に興味がある方、特に御殿場は大変空が空気が澄んでいてきれいに見えるものですから、大変人気がありまして、募集をかけるとすぐいっぱいになってしまうような状況で、かなり私たちも評価をしているところです。  アートクラフトフェアについてなのですけれども、今回チラシのほうに、平成30年度で最後だということでお知らせがあったと思いまして、私たちも大変人気もあるし、ずっと継続していただきたいということで、何度か実行委員会の方にお話を伺ったのですけども、やはり運営していく中で規模がかなり大きくなったものですから、それを取りまとめていくのであったり、あとはお金の関係なんかも少し言っていましたけれども、ちょっと継続するのが難しくて、一旦はここで終了させていただくということで話を伺っています。  以上となります。 ○分科会長(菅沼芳德君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  先ほど商店街の活性化事業について新天地祭りのお話を御答弁いただいたのですけれども、自力で可能になったのかなと、そんなふうなお話だったのですが、これはまた継続の申請とか、そのあたりはなかったのかということがまず1点ですね。  そして、今、お答えいただいたアートクラフトフェアですけれども、せっかくこれまでに根づいてきて、継続してきた祭りなわけですから、多分私が想像するのには、やってくださっている民間の団体がもう仕事もあるし、いろいろその中でやってくださっているから、非常にできなくなって、しばらく様子を見るということだと思うのですけれども、これらを行政と何か共同でやるような、そういうスタイルというのも何か考えられてもいいのではないのかと思いますが、それについて御見解をお願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課副参事。 ○商工振興課副参事(宮代英和君)  それでは、1点目の新天地祭りの件についてお答えいたします。  昨年度、商店街活性化事業補助金の中で新天地祭りについてはイベント助成はございませんでしたけれども、昨年度はたまたま7款1項2目の中で、御殿場青年会議所のブロック大会のイベント支援事業がございました。こちらは青年会議所主催のイベントだったのですが、それで、前夜祭というのを行っておりまして、それを新天地祭りのいつもの会場のところで行ったということで、昨年度についてはそれで新天地祭りとしたものと思っております。  今年度、新天地祭りの補助については申請がないと伺っていますので、事務を取り扱っている商工会のほうで助成の申請がないと伺っていますので、今年度については、継続はなかったものと当課としては考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  観光交流課長。 ○観光交流課長(上道幸胤君)  それでは、2点目の再質問についてお答えいたします。  アートクラフトフェアにつきましては、先ほど言いましたように、非常に市としましてもいいイベントですね、去年から場所が青少年交流の家に移りまして、秋の紅葉にマッチして、非常にいいイベントでお客さんもたくさんいらっしゃいました。1万4,000人ものお客さんがいらっしゃいました。そして、市としましても、もちろん続けていただければありがたいなとは思っていますけれども、主催者側が当初から10年一区切りということで、ことしが10年目ということで、ここで終わりにしたいという意思がかなり強いのが1点ありました。  あと、もう一つ、青少年交流の家で去年開催していまして、これも非常に好評だったために、青少年交流の家としてもぜひ継続していただきたいということは要望しているようです。ですから、青少年交流の家のほうで、何らかの来年以降についても関連した事業ができればいいなと思っておりますけれども、市としましては、主催者の御意向とか、そういうのをしっかり酌んだ上で、もし何かお伝えできるところがあれば、していきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  この事業が継続してできるように期待をして終わります。 ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、午後1時まで休憩します。                            午前0時23分 ○分科会長(菅沼芳德君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後1時00分 ○分科会長(菅沼芳德君)  日程第3 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」を継続いたします。  7款商工費について、質疑ございますか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  3点、質問をいたします。  最初は、197ページ、備考欄14、観光協会補助金2,900万円について、これは数年、この金額ベースで来ていると思うのですが、これに対する評価、検証ですかね、課題について。また、法人化を一般社団法人化しましたけれども、それに対しての期待、これを1点、お願いしたいと思います。  次に、大きなことなのですが、観光費7款1項3目全体の問題として、2億4,000万円の総額でやるのですが、このうちのかなりの部分がイベント事業に費やされていると思うのですが、その中で費用対効果が突出していると思う事業を挙げていただきたい。要は、市からの補助金が少なくて、なおかつ市民に対して非常に効果がある、あるいは経済効果があるというふうに感ずるイベントは何か。  先ほどもアートクラフトフェアの話も出ましたし、私自身はACO CHILLなんかはすごい経済効果があるのではないかと思うし、あるいは星の観望会ですかね、含めて、要は直営のイベントがだめだと言っているわけではないんです。お金が非常にかかっているイベントがだめだと言っているわけじゃないけれども、その反面、非常にローコストで効果のある事業があるのではないかと思っていますので、これは観光費、イベント事業全般についてという質問になると思います。  もう1点、これもかなり総括的な話なのですが、商工費で主要施策報告書の179ページなのですが、この中に企業誘致活動というのがあります。どの款項目で聞いていいかちょっとわからないので、全般的なというところで伺うのですが、この企業誘致活動の活動内容とか、企業選定を誰が決めるのか、どういう形で誘致活動をしているのか。これは結果で見れば、担当の当局の皆様が一生懸命やって、決まったものはこうなると、結果はわかるのですが、そのプロセスとして、明快にする必要はないのですけれども、本来ならば、行き当たりばったりで行っているわけはないので、その辺はちゃんとした情報が入って、なおかつそれに向けて活動を開始すると思うので、その辺の筋道というんですか、プロセスというんですか、そのようなものがわかったら教えていただきたいなと思います。  以上、ちょっと漠然とした質問ですけれども、お願いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  観光交流課長
    観光交流課長(上道幸胤君)  それでは、私のほうから1番目と2番目の質疑について御回答させていただきます。  まず、観光協会の評価についてでありますが、観光協会は昨年法人化いたしまして、一般社団法人として新たにスタートをいたしました。今年度、新会長の発案で、観光協会の従来機能ではなく、観光プロモーション、ホームページ、商談会等の本来行うべき戦略的な機能について、観光戦略会議という会議を新たに立ち上げまして、観光協会のメンバーと市の観光に関連する課の職員が参加し、月1回の会議のほか、必要に応じて部会を開くなど、綿密に打ち合わせを行って、効果的な事業となるよう検討を重ねているところです。  今年度に入りましても、夏季にはイベント、観光案内等、大変忙しい中、経費節減をしつつ、効果が上がるよう、各種業務を実施していただいております。このように、昨年、ことしからの法人化、戦略会議等の動きについては、市といたしましても評価をしているところです。  観光協会の設置の目的達成のために、補助金交付団体として適切な運営が行われるよう、引き続き指導するとともに、御殿場市の観光振興のため、これまでにも増して綿密に連携して事業を実施してまいりたいと思っております。  続きまして、2番目について、観光交流課としてコストパフォーマンスが高い事業についてでありますが、少額の費用で効果が高かったと思われる事業で、平成29年度の決算ベースで幾つか挙げさせていただきたいと思います。  まず、桜まつりでありますが、市から交付金として実行委員会に240万円余支出いたしましたが、4月に2週にわたり4日間開催いたしまして、2万5,000人の来場者がありました。その他のイベントといたしましては、富士山樹空の森で5月に民間が開催したACO CHILLや、11月に同じく民間が開催した御殿場アートクラフトフェア、また、8月のお盆の時期9日間にボランティア団体が実施した駅前足洗い多言語情報発信、おもてなしサロン等は、市として少ない支出で大きな効果がありました。このほか、費用はほとんどかかっておりませんが、市役所東館みくりやキッチンで開催した「ダイヤモンド富士・パール富士観望会」につきましては、テレビや新聞に大きく取り上げられたほか、観光交流協定を結んでいる熱海市における熱海梅園梅まつり会場で行いました御殿場市のPRでは、多くのお客様に御殿場の魅力を紹介することができました。他の事業につきましても、最小の経費で最大の効果が上がるよう、常に心がけておりますが、以上が観光交流課所管のコストパフォーマンスが高いと思われる事業であります。  そして、ACO CHLLについての評価でありますが、先ほど勝亦功委員も今回、来られたということで、ACO CHLLの評価でありますが、ACO CHLLについては毎年5月に富士山樹空の森で開催されているイベントで、音楽、アウトドアを楽しめるとともに、アーティストやお笑い芸人など、さまざまな分野のプロによる演奏などを実施しているほか、親子で遊べるワークショップやレクリエーションなど、多数用意されている野外フェスです。市から負担金として30万円支出しており、平成29年度には7,502人余、平成30年には7,800人余の来場者がありました。  当イベントの市としてのメリットといたしまして、静岡県東部で行われる数少ない野外フェスであること、家族で楽しめるイベントであること、富士山樹空の森の魅力を存分に発揮していること、前日から市内の宿泊施設は全て埋まり、夜には街じゅうに人が繰り出しているとのことで、経済効果が高いこと、運営には地元の業者や地元の若者が多くかかわっていること、市内の協力店舗にACO CHLL割引というものを設けていただき、市内回遊にも一役買っていること、また、東京の大手のイベント会社が注目して足を運んできていることなど、市として数え切れないほどのメリットがあり、非常に高く評価をしているところです。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課副参事。 ○商工振興課副参事(宮代英和君)  それでは、3点目の御質問にお答えいたします。  企業誘致につきましては、良質な富士山の伏流水や新東名高速道路、団地間連絡道路などの交通の利便性のよさや企業経営での各種豊富な支援メニュー、操業後の支援体制などを売りとして活動を行っているところでございます。  これらの優位性を前面に押し、業種を絞ることなく、本社移転等が見込まれる企業や、より多くの市民の雇用につながる企業などの誘致のため、広く誘致活動を進めているところでございます。  また、県との連携を密にし、県主催の東京・大阪・名古屋への企業訪問に毎年積極的に出席し、進出等の希望を持つ企業の情報を蓄積している大手ゼネコンや不動産会社等から情報を得るとともに、当市の誘致における強みや進出企業の希望に添った土地開発等、ハード面、ソフト面の手厚い支援の周知、いわば売り込みに努めております。  当市への進出希望の情報につきましては、企業からの直接の問い合わせのほか、これら県との企業訪問による大手ゼネコンや不動産会社等からの問い合わせ、また、御殿場市近隣のゼネコン等からの相談、問い合わせが多い状況となっております。  進出企業の決定につきましては、庁内関係部署で組織する企業立地推進本部で確認、決定をしております。また、トップセールスにつきましては、誘致の打ち合わせ等において、機会があれば市長とも面会をしていただいており、また、当市既存の企業につきましては、副市長による企業訪問の際に、業務拡張や移転の希望等に合わせて誘致活動を行っております。  いずれにしましても、本市を希望していただける企業の情報を得るため、常にアンテナを高くし、情報があれば企業の希望に添えるよう、非常に多くのやりとりを行うとともに、トップセールス等によって本市で操業したいと思っていただけるように、常に努力することで、企業誘致が達成できている状況でございます。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  最初の観光協会については、了解しました。特に当局として今までの反省も含めて、積極的に関与していただければというふうに思います。これだけの金額が行っているわけですので、決して無駄にしていただきたくないものですから、その辺は要望させていただきたいと思います。  2番目の観光イベントです。これについて、ACO CHILLで詳しく説明していただきましたけれども、やはり民間企業に相乗りできるようなイベントというものは、これから必要になってくると思います。やはり実行委員会形式でやっている今の市のイベントそのものがだんだんマンネリ化してきていると思いますので、そういった点では、これも要望になりますが、当局で積極的な介入をして、今までお金のかかり過ぎるイベントも含めて見直しをしながら、また、民間企業とのジョイントをして、コラボしたイベントができれば、さらなるというか、2番目のACO CHILL、3番目のACO CHILLができるような形で努力していただければと思っています。これも要望です。  7番目は了解しました。見解ですけれども、コンサルとかそういったものを使うというあれはないのですか。例えばディベロッパー、ゼネコン含めて、不動産会社も含めて、それに近いとは思うのだけれども、これだけ企業誘致そのものが全国的に自治体同士の競争になっているもので、多少のお金はかかっても、コンサルタントを雇ってぐらいのつもりでいかないと、今度、夏刈、大きなのが控えていますから、小さい企業というよりも、やはりそれなりの夏刈に合ったようなことも考えると、多少のお金はかかっても、急がば回れになるかなと思いますが、その辺の見解はいかがでしょうか。 ○分科会長(菅沼芳德君)  商工振興課長。 ○商工振興課長(佐藤正博君)  ただいま委員のほうからお話がありましたとおり、これから分譲といいますか、開発を見込んでいる夏刈地域などにおいても、さまざまな手で企業誘致を進めてまいりたいと思います。  今までやはり御殿場の優位性ということで、企業誘致、比較的順調に進んでいるところではありますので、コンサルというのも一つの方法だとは思いますけれども、今までの方法も継続しながら、あと市内企業の希望なども聞きながら、よりよい企業誘致にしていきたいと思います。ありがとうございます。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番12、11款2項農林水産業施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番13、一般会計歳入歳出全般、産業スポーツ部関係について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  産業スポーツ部長にお伺いいたします。  今までのお話を聞いていると、産業スポーツ部につきましては、東京オリンピックを見据えたスポーツ関係事業ですとか、産業振興事業、非常にたくさんの多くの事業をやっておられます。いろいろ御苦労があったと思いますが、29年度の決算としまして、産業スポーツ部としての総括をお伺いしたいと思います。お願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  産業スポーツ部長。 ○産業スポーツ部長(村松哲哉君)  それでは、私のほうから総括ということで、答弁させていただきます。  委員御指摘のとおり、非常に幅広い守備範囲の中で、旧来の農業、林業、それから商工振興ですとか、観光、それから市民スポーツ、さらにはことしはオリンピックが決まったということで、かなりのボリューム感を持って仕事をしてまいりました。また、これからもしてまいる所存でございます。  いろいろな例えば農業にしても林業にしても、旧来の産業ではありますけれども、その中でも新しい風というか、いろいろな環境、厳しい環境の中にでもいろいろな動きもあります。それをしっかり見据えた中で、観光も含め、商工も含め、市民スポーツ、オリンピックは当然なのですけれども、御殿場にはかなりの追い風が吹いていると認識をしております。  ただ、追い風が吹いているだけでは、受けとめなければただの強風か涼しい風で終わってしまいますので、これを強く受けとめる大きな帆を張って、産業スポーツ部一丸となって、29年度総括にはなっていないかもしれないのですけれども、これから邁進していく覚悟でございますので、ぜひ応援のほうをよろしくお願いをしたいと思います。  ちょっと決算の総括にならなくて申しわけないのですけれども、そんな形でまとめたいと思います。よろしくお願いします。  (「終わります。」と神野義孝君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  以上で、産業スポーツ部関係の質疑を終結いたします。  この議案に対する意見は、この後の都市建設部関係の審査を経た後に、一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  以上で、日程第3 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、産業スポーツ部関係の審査を終了いたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  この際、暫時休憩いたします。                            午後1時17分 ○分科会長(菅沼芳德君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後1時25分 ○分科会長(菅沼芳德君)  日程第4 認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、都市建設部関係を議題といたします。  なお、今回の審査順序につきましては、例年と異なり、都市建設部所管の一般会計歳出に関連する一般会計歳入について質疑を行った後、一般会計歳出の質疑を行います。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  本日の分科会の質疑でございますが、人材育成等の観点から、答弁につきましては統括職が中心となってお答えをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  それでは、順番1、一般会計歳入、13款分担金及び負担金から14款使用料及び手数料について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、15款国庫支出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、16款県支出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、17款財産収入から18款寄附金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし)
    ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、19款繰入金から22款市債までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  これより一般会計歳出に入ります。  順番6、2款1項9目企画費(玉穂地区市民の森クロスカントリーコース整備事業)について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、8款1項土木管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  1点、伺います。  199ページ、土木総務費、備考欄2です。道路台帳整備・占用管理システム運用事業について、これは非常に重要な事業だと認識しているのですが、29年度決算での課題、そして見通しについて教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  管理維持課副参事。 ○管理維持課副参事(勝又かおる君)  ただいまの御質問に対してお答えいたします。  まず、道路台帳整備事業についてお答えいたします。  道路台帳整備は、道路法により道路台帳の整備保管をしなければいけないと定められておりまして、住民や事業者に対して台帳の閲覧等を行っております。  事業の課題と見通しでございますけれども、平成33年には新東名高速道路や、それに伴う周辺のアクセス道路の整備が完了することから、道路整備事業の道路台帳修正業務の量が増大するということが想定されております。  現在ですけれども、マイラー図面というものをアナログ修正しておりまして、台帳原図でありますマイラー図面のデジタル化というものを図ることによって、迅速かつ正確なデータ更新ができるようになり、総合的なコスト縮減にもつながるため平成33年までにデジタル化が急がれます。しかし、デジタル化に伴う初期費用がかかりますので、その事業の確保に課題があります。早期に実現できるように努めてまいりたいと思っております。  続いてですけれども、占用管理システムの事業運用についてお答えいたします。  占用事務でございますけれども、毎年の積み重ねで永年保存としております。物件の正確な管理は、徴収料金の上で必要不可欠でありまして、バージョンアップの費用の計上等を行って、適切な管理を行っております。  事業の課題といたしまして、平成33年には新東名高速道路、それに伴うアクセス道路の整備がございまして、また、消費税の増税等に伴いまして、新築住宅等の建設等に伴いまして、占用申請の増大が見込まれます。今後の見通しでございますけれども、占用事務量の増大が見込まれるため、ライセンスの契約数の増加を検討しておりまして、円滑な対応ができるように検討しております。  また、年号等の更新や今後のシステム更新に伴うバージョンアップには随時対応していきたいと思っております。  以上です。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、8款2項道路橋梁費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  杉山委員。 ○委員(杉山 護君)  1点、伺います。  決算書の263ページ、14款1項1目の予備費でございます。備考欄の1、予備費、8款2項1目11節及び8款2項1目13節へ充当されたのに不用額が出ていますけれども、これは妥当性があったのかどうか伺います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  管理維持課課長補佐。 ○管理維持課課長補佐(岩田儀康君)  ただいまの御質問にお答えいたします。  予備費充用の2,000万円余につきましては、8款2項1目の11節及び13節内の雪氷対策に充用した費用でございます。  雪氷対策費につきましては、年度によって降雪の状況が大きく異なることから、当初予算では必要最小限の予算措置をしたものであり、昨年度は1月から3月までの降雪により8日間の除雪対応及び凍結防止剤の散布を委託業者に依頼し、実施した費用などでございます。  他事業からの流用も考えましたが、緊急的な修繕などに対応する必要があったことから、予備費充用にて対応したところ、結果的に舗装補修事業などの事業が減となり、不用額が出たものです。充用については適切であったと考えます。  以上、お答えとさせていただきます。  (「終わります。」と杉山 護君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  203ページです。8款2項2目道路新設改良費ですけれども、説明欄4、5の市道0114号線の整備について伺いたいと思います。  御東原循環線ですけれども、東山のキリストの教会から東山のコミセン前まで完成しているのですけれども、それ以降の計画、見通しについてお聞きします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  道路河川課課長補佐。 ○道路河川課課長補佐(湯山和男君)  それでは、ただいまの御質問についてお答えをいたします。  8款2項2目道路新設改良費の備考欄4、5、東山地先の市道0114号線につきましては、昨年度、東山コミセン前を施工延長182.3m施工し、本年度、とらや工房駐車場前を施工延長68.2m施工いたします。そこから国道138号までの工事計画につきましては、引き続き社会資本整備交付金により事業を進めてまいりますが、予定としまして今後、5年間で整備をしまして、最終的には2023年度の全線開通を目指しております。  以上でございます。  (「終わります。」と芹沢修治君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  8款2項について2点、お伺いしたいと思います。  最初が201ページの備考欄3の道路橋梁維持費、報告書では217ページ、そして220ページに出てくるのですが、道路修繕事業で維持補修の内容を見ますと、応急修繕費が最も多いわけです。修繕、要望受け付け件数について、その結果からどのような課題を認識しているのかお聞きします。特に27年度から見ても倍増しておりますので、それについて教えていただきたいと思います。  次が、8款2項2目、201ページ、203ページですが、道路新設改良費の不用額について伺います。特に15、17、22節の不用について、具体的な場所、またこの要因について教えていただきたいと思います。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  管理維持課課長補佐。 ○管理維持課課長補佐(岩田儀康君)  ただいま御質問いただきました1点目の修繕についてお答えします、要望件数の増につきましては、構造物の老朽化、新東名関連工事に伴うものや、各区などの要望内容が近年、多様化していることが見受けられます。また、課題等といたしましては、毎年の予算確保に苦慮しておりますが、限られた予算の中で、修繕や直営で作業を行って安心・安全な維持管理に努めております。  今後も年々増加する道路施設の老朽化などにつきまして、限られた予算の中、劣化度、重要度等を考慮し、かつ安価で効率的な維持管理に努め、安心・安全な管理に努めていきたいと思っております。 ○分科会長(菅沼芳德君)  道路河川課技監。 ○道路河川課技監(梶 佳浩君)  次に、8款2項2目、15節について説明させていただきます。  昨年度、8款2項2目で22路線工事を発注しましたが、入札による入札差金が生じたことにより不用額となりました。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  道路河川課課長補佐。 ○道路河川課課長補佐(杉山真彦君)  自分のほうから8款2項2目の17節、22節についてお答えをします。  道路改良に伴う用地買収費は17節、物件補償費は22節から支出をします。  まず、17節において不用額が多いのは、大事業2の市道新設改良舗装の事業となります。その中で、路線別の当初予定額と比較し、執行の少ない主な路線は、市道4305号線、原里の大沢区の共同墓地に隣接する市道、それから市道3704号線、富士岡の中山地先で、富士岡交番の富士山側の市道、そして市道3213号線、富士岡の二子区の共同墓地へ向かう市道となります。これらの路線は、相続処理が未完了であったり、用地買収の前提となる道路の線形について調整が難航しまして、29年度中に用地買収を断念したことが主な理由となります。  なお、これらの路線は今年度に入り、地権者の同意を得るなどして事業は粛々と進んでおります。  次に、22節ですが、これも同じく大事業2、市道新設改良舗装の事業に不用額があります。その中で、当初予定と比べて執行額の少ない路線は、市道3419号線、富士岡の大坂地先、スーパーオギノ付近の市道、それから、市道1180号線、御殿場地区の萩原地先で、市民会館の富士山側の市道です。これらの路線は、住宅密集地でありまして、宅地の塀や石垣等の収去に必要が生じまして、路線別の補償費も多く割り当ててありましたが、道路線形の工夫や工事での影響範囲の軽減、そして地権者の協力、理解を得まして、結果として補償金額が当初想定より少なかったことが主な理由となります。  以上、お答えとします。  (「終わります。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)
     2点ほど質問させていただきます。  本会議でも質問があった件なのですが、舗装率の質問があったと思いますけれども、その中で最後に勝亦功委員から投資的経費がなかなかこれからも出せないという話が出たと思います。そこから考えますと、これからなかなか舗装率が県内平均の85%なんてとても、だんだんこれから先、難しくなってきて、私の近所でも人が住んでいるところでも未舗装というか、道路改良が全くないところが、例えば15年前から申請しているところがあるのですけれども、なかなかできなくて、財政繰入金があればやるよという話もあるのですけれども、財政繰入金からいきますと、例えば、ある地域に行くと田んぼ道も舗装してあるところもあるのですけれども、その辺の公平性とかも考えていかないと、財政繰入金でやれば何でもやっていくという考え方じゃなくて、やっぱり生活の中で考えていかないと、人の住んでいないところを舗装していくのもいいけれども、やはり人のいるところにやっていただきたいなと実は思っています。この舗装率が全然、これからも先、上がっていかない予想でいますと、その辺のことの見解についてちょっとお願いしたいと思います。  もう1つですが、これも本会議でありましたけど、東大路線の歩道が虫食い状態になっているのですが、これは地元の合意はなされているのかどうか、ちょっと私も見ていて、いつも通ると、虫食い状態で工事をやっているのですけれど、これで、途中でとまっているところが幾つもあるのに、こういう工事をやっていていいのかなと思うところがあるのですけれども、その辺の地元の合意はなされているのかどうか、この2点についてちょっとお聞きしたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(橘高健二君)  まず、舗装率の関係ですけれども、確実に舗装が増えている中で、生活道路の舗装が一番、生活道路の舗装というのは舗装メインですから、増えるのですけれども、そもそも予算額が少ない、かつ御殿場市の場合、認定市道が簡単に言えば田んぼのあぜ道等、いろいろな細い道から全て入れておりますので、結果的に毎年、生活道路舗装をやったとしても、コンマ何%ぐらいしか上がっていきません。ただ、やるところはありますので、それを積み重ねていくしかないと思っております。  2点目の東大路線の虫食い状態に関しましては、東大路線自体がそもそも事業化して歩道の工事をしていません。事業化というのは、国の補助金をもらったりして進めているものではなくて、簡単に言えば、家がどいたよ、あるいは転居をしたよという場合に関してお願いをしに行って、用地を買わせてもらっています。  結果、あの現状を見てもらうと、稲葉委員が言われたように、邪魔しているようなところが見えるところがございますけれども、そういうふうには見えてしまいますので、必ずその隣の家の方にはお声がけをして、こういう形で進めております。何かあった場合は、協力をお願いしますということで進めておりますけれども、なかなか例えば御殿場駅から一方的に進んでいくとかというのは現実的には難しい状態になっております。  ただ、残っている地権者へのフォローはしておりますので、このペースでやっていきたいと思っております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  なかなか舗装率のほうは厳しいなというのはわかるのですけれども、家があるとこはやっぱり考えていただきたいなというのがまずあります。  それと、東大路線の場合、これは区のほうにはお願いはしているんですかね。区長さんに協力を、地元の人に協力してくださいというふうなことの要請というのはしてあるのかないのか、お聞きしたいです。 ○分科会長(菅沼芳德君)  道路河川課長。 ○道路河川課長(橘高健二君)  まず、舗装に関しては、生活道路にしろ、必ず各区に連絡しまして、優先順位を決めてもらっています。その結果、田んぼ道のところもございますけれども、必ず区の了解を得てやっております。  もう1点、東大路に関しても、必ず区長さんにはこういうふうに進めておりますというのを理解してもらいながらやっております。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番9、8款3項河川費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番10、8款4項1目都市計画総務費から3目街路関連事業費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  2点、質問します。  213ページです。1の街路整備事業の2の御殿場駅前通り整備事業の880万円ですが、この物件補償に要した費用ということですが、その内訳についてお尋ねします。  次に、217ページの御殿場駅周辺活性化事業、そして御殿場市中心市街地活性化基本計画策定業務委託等ということで、106万円余がございますけれども、今までの事業費は幾らぐらいであったのかということ。  そして、次に、この事業ですけれども、具体的な進展が余り見えないような気がします。そして、個人的には私はこの計画は何か非常に無理があるのではないかなと思っておりますけれども、今現在の進捗状況と課題についてお尋ねいたします。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(瀬戸裕一君)  ただいまの質問にお答えいたします。  駅前通り整備事業の内訳についてでございますが、880万円歳出しておりますが、これの内訳としましては、物件補償費になります。  建物1軒が物件補償の対象となりまして、1軒丸々の建物物件補償となります。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(吉川英治君)  中心市街地活性化基本計画の関係について、私からお答えさせていただきます。  今までの事業費に関しましては、平成27年から28年度、策定事業を行わせていただいておりまして、その間で700万円ほど、29年度に関しましては、こちらの金額になっております。以前からお話しさせていただいているとおり、27、28年度時点のときに、人口増加策の関係に関して、内閣府の認定基準に沿えるものがないというふうなところで今、足踏みの状態をしておりまして、現在もそういった事業に当たる駅周辺部分、中心市街地部分で人口増加策に当たるものを今、模索しているところでございます。そういったところの事業等が、マンション建設等、そういったものが具体化された段階で、速やかに申請ができるようにということで、今現在、内容の精査等をさせていただいているという状態でございます。  以上です。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  2点、お伺いいたします。  213ページの街路事業費と215ページの街路関連事業費について、備考欄1について伺います。  最初ですが、213ページの新橋深沢線ですけれども、この進捗状況、そして課題について教えていただきたいと思います。  次の8款4項3目、215ページの街路関連事業費ですが、備考欄1、中心市街地整備事業、新橋茱萸沢線ですが、これは県営事業だと思いますが、この進捗状況について、どの程度まで進んでいるのか、どの程度までに完成するのか、以上、2点、お願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(瀬戸裕一君)  ただいまの1点目の質問についてお答えさせていただきます。  新橋深沢線は県道御殿場箱根線から御東原循環線の間を3工区に分けて整備しており、1工区を県道御殿場箱根線から、さわやかの交差点のところから市道0218、富士病院の通りまでを1工区、2工区を富士病院の通りから南高の南側の変則交差点のところまで、そこから御東原循環線を3工区と3つに分けて整備をしております。現在については第2工区を整備しており、用地については95%取得済みでございます。残りの用地についても、地権者から内諾を得ており、10月中には契約を進めていく予定でございます。  工事については、29年度に108m施工しており、続きまして今年度も56m整備を進めております。また、31年度に40mほど施工をしまして、2工区を完成予定でございます。この2工区が完成したことに伴い、先ほど申しました2工区の終わりのところの南高西側の変則交差点に交通開放する予定でございますが、交通量が増えることが予想されるため、この路線、市道1660号線の歩行空間の確保の整備を関連事業として行っていく予定でございます。  その後、第3工区について、平成33年度に着手予定でございますが、情勢により計画の変更は生じていくのではなかろうかと考えてございます。3工区の着手時期につきましては、慎重に判断してまいります。  また、課題につきましては、2工区についてはおおむね31年度に完成する予定ではございますけれども、3工区につきましては、河川のつけかえや橋梁が3橋、建物物件移転補償等8件等、多額の事業費が予想されております。今後、交付金のメニューの変更を含めた財源確保と事業費の縮減が検討課題となっております。  先ほど申しましたとおり、情勢により3工区着手の時期を変更する場合もございます。地権者、関係者には御迷惑をおかけしますので、進捗状況の報告会等、情報を地域の皆様にお知らせすることが必要であると考えております。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(吉川英治君)  私から新橋茱萸沢線の進捗状況につきましてお答えさせていただきます。  新橋茱萸沢線につきましては、御殿場駅富士山口の交差点から若宮交差点より国道246号線側のマンション、タワーコート御殿場までの交差点付近までのところで276.4mが事業認可区域となっております。平成29年度は2棟8軒の用地買収及び物件補償、借家人補償を行っております。次年度以降の交渉に向けて5棟11軒の物件補償調査等も合わせて行っております。平成29年度末現在の事業の進捗率は、静岡県の事業費ベースで34%の進捗率となっております。  今後の見通しにつきましては、今年度より若宮交差点からタワーコートマンション側の方面に関しても順次、物件補償等の調査に入らせていただくような形をとりまして、用地買収、物件補償に関して進めておるところでございます。ただ、やはり1軒1軒、それぞれ事情が異なるところがありまして、なかなか交渉等に入っていけないようなところもございます。  また、中のテナントの関係なのですが、飲み屋が中心になってはおるのですけれども、移転先に関して、なかなかいい場所がないというふうに言われておりまして、そういったところで交渉等に時間がかかっておるところがございます。こちらの要望的には少なくとも32年ぐらいまでに用地買収等を進めていって、ある程度工事に入っていければとは考えておるところなのですが、もうしばらく用地買収等に時間がかかるとは思っております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  大変時間がかかるということがよくわかりました。粘り強く頑張っていただきたいと思います。終わります。 ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番11、8款4項4目中心市街地整備等事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番12、8款4項5目公園管理費から7目緑化推進費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君
     質疑なしと認めます。  次に、順番13、8款4項8目新東名高速道路関連整備事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番14、8款5項1目住宅管理費から3目営繕管理費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  では、1点、お伺いいたします。  225ページの2目です。建築指導費、備考欄2、建築物等地震対策事業と3の宅地造成工事規制区域監視事業に関係すると思うのですが、先般、北海道胆振東部地震がありまして、崖崩れですとか、電力、それからもう一つ液状化が問題となっております。それで、9月14日の静岡新聞で、県内の液状化ハザードマップにつきましては、35市町中25市町で作成をしていると。県の担当者によりますと、作成義務はないが、100%作成してもらうのにこしたことはないと指摘しております。当市の液状化ハザードマップを作成しているのかお伺いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(伊藤貴大君)  ただいまの質問に対してお答えします。  北海道胆振東部地震につきまして、液状化が多数発生されたということですが、御殿場の地形から、液状化は少ない地域でございまして、建築住宅課としては、液状化ハザードマップの作成については対応しておりません。  ついては危機管理課のほうで、その辺のことについては確認して、今後別途でお答えしたいと思います。  以上となります。 ○分科会長(菅沼芳德君)  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  地震による液状化は件数が少ないのですが、もともと富士山の関係で湿地が多い土地もあります。また、井戸の水位についても、結構高いところまで来ておりますので、御殿場市においては液状化の危険がやはりあると思います。このあたり危機管理課と調整して、作成の方向で進めていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(伊藤貴大君)  ただいまの説明につきまして、今後、危機管理課とともに、その液状化ハザードマップの作成の研究等を行いまして、液状化する可能性が少しでもあるならば、その方向で検討してまいります。  説明は以上となります。  (「終わります。」と神野義孝君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  未収入調書を見ますと、収納率が、これも本会議であったと思いますけれども、住宅使用料が64.5%、それから駐車場の使用料が72.3%ということで、なかなか家賃を滞納すると、民間だともうすぐ追い出されてしまうのですが、市営住宅だとなかなかそういうわけにいかない部分もあるかもしれませんけれども、これはやっぱり市の財産でありますし、昔、質問したことがあるのですけれども、家賃をためてしまうと、どんどん払えなくなってきてしまうということで、早めの対応をしておかないと、入退の状況とか、例えば未納でずうっと住んでいられる方の入居資格とか、それから、例えば、子どもさんがもう大きくなって収入があって、本来だったら退去しなければならないのがずっといられるとか、その辺の状況について御説明をお願いしたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(山本 剛君)  それでは、今の御質問にお答えいたします。  未収につきましては、言われるように今回も余りいい数字でないと言いましょうか、どうしても100%に行くというのは大変困難な状況でございます。その中で、滞納している方々にはいろいろな御事情があるわけですが、一番多い原因といたしましては、生活に困窮しており、また、収入について思うように入っていなかったという部分が多いようでございます。そのため、本来であれば強硬な対応、例えば差し押さえであったりを含めたものを検討する必要もあろうかと存じますが、多くの滞納者については、ここで強硬な滞納処分をすることが、かえってその方々の生活にとどめを刺してしまうという状況もある中で、どちらかと申しますとそれぞれに個別の話をよく聞き、その事情に応じて寄り添った対応をすることを心がけております。  特に今回については、2班体制で担当職員が実際に臨戸をして、自宅まで回って状況を把握する、話を聞くなどのことをいたしまして、特に生活上、危険なケースについては、福祉当局であったり、関係の他機関とも連携をする中で、家賃対策にとどまらず、救済をするということにも力を入れてまいりました。その結果として、徴収のほうまで回らずに、その救済が先になったので、また払えるときに払ってくださいという対応をしたものもございます。  今後につきましても、率の向上をもちろん目指さないと、言われるとおり行政の財産のことですので、問題があることを承知した中で、救済の部分と徴収の部分と、車の両輪という形の中で進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  確かに生活の大変な人のことはよくわかるのですけれども、例えば、家賃が高い市営住宅に住んでいる方で払えないという方について、例えばもうちょっとグレードを下げたようなところへ移っていただくとか、そういうことはできないのかというのをちょっとお聞きしたいなと思っています。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(山本 剛君)  それでは、ただいまの御質問でございます。家賃の高いところでございますけれども、主に高いところというのが、部屋が広いところである場合が多いです。その中で、例えば家族が減ってしまったりしたことによって、無駄に大きいところになってしまっているような場合に、必要に応じて本人の求めに応じては、狭いところに移っていただくようなことも指導している部分がございます。  ただし、本来、市営住宅と言いましょうか、ほかの公営住宅も含めてですが、公営住宅から公営住宅への移転については、法でも制約があるところでございますので、その必要性であったりを慎重に判断しながらの形で考えていきたいと思います。  以上でございます。 ○分科会長(菅沼芳德君)  稲葉委員。 ○委員(稲葉元也君)  市民の中には市営住宅に入りたくても入れない人もいますので、そういう人のこともよく考えていただきたいなと思うところです。  以上です。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(山本 剛君)  競争率が高いところであったりで、結果としてお断りせざるを得なかった場合、あるいは要件を満たさないので、最初からお断りせざるを得なかった場合がございますけれども、いろいろな要求の声があることを十分把握して、今後も努めてまいりたいと存じます。  以上です。  (「終わります。」と稲葉元也君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  辻川委員。 ○委員(辻川公子君)  同じく市営住宅の環境整備事業の1,501万円余です。  まず、初めに、市営住宅の使用料の未納者の多いタイプの住宅はどのようなものであるのかということが1点目。  そして、2点目ですけれども、資料の208ページによりますと、空き家が251戸とあります。その中で政策空き家はどのぐらいあるのか、そして、今回の議会で入居者の利便性の向上と財政面より、既存施設の有効利用を図るというような答弁をお聞きいたしましたが、今現在、政策空き家の取り壊しの方向性がある中、今後、稲葉委員のほうでお話がありましたように、家賃の支払いが大変困難な方や、そして、高齢化社会という社会情勢の現状の中において、次回、基本計画が改定されるときに、既存施設の有効の活用を再検討していただきたいと思いますが、そのことについて御見解を伺います。お願いします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  建築住宅課副参事。 ○建築住宅課副参事(山本 剛君)  それでは、お答えいたします。  まず、滞納が多い住民が見受けられるような建物の種類でございますけれども、建物的な割合の差としては、例えば平屋のところが多いであったり、逆に4階建てが多いという傾向については、特にはつかんでおりませんが、強いて数字で申しますと、平屋のほうが平均よりやや低いかと考えております。ただし、部屋数が少ないところですと、1人、滞納者が増えることによって、滞納者の率が1割増えるとか、そうしたところもございますので、特に部屋数が少ないところについては、そうしたことの中での振れ幅が大きいので、数字としては参考にしにくいデータではないかと考えております。  今後の長寿命化計画の見直しについてですが、現在、私どものほうでの団地の管理については、32年まで有効ということで、23年に作成をいたしました計画に基づいて行ってございますが、その時期がまた近づいたときに向けて、調査研究に努めまして、少しでも多くの方の幸せに資するようなということをまた考えてまいりたいと思っております。  政策空き家について答弁を一つ落としました。失礼しました。  政策空き家についてでございますが、基本的には木造簡易平屋建ての住宅がそのまま空いた場合には、政策空き家という形になってまいります。約半分、160前後というところでございます。数字が日々動いておりますので、正確ではないのですが、160~170ということで、半分前後が、現在は木造の333のうちの約半分が政策空き家という状況でございます。  以上でございます。  (「終わります。」と辻川公子君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  次に、順番15、11款1項公共土木施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番16、一般会計歳入歳出全般、都市建設部関係について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝亦委員。 ○委員(勝亦 功君)  これは土木費、8款全体の考え方をちょっと教えていただきたいのですが、先ほどの道路の修繕等で伺ったのですが、これからやっぱり道路の新規整備に係る経費、そしてまた、既存の道路の長寿命化、この経費割合というのはせめぎ合いになってくると思うのですけれども、これに対する見解、そしてまた、今後、どのような方針で臨んでいただけるのか教えていただきたいと思います。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  それでは、お答えをいたします。  勝亦功委員の本会議の歳出全般での質疑に財政課長が答弁したところでありますけれども、普通建設事業費は都市機能の充実や住みやすい空間の創出のため、あるいは地元要望等を勘案して進めておりまして、市民サービス向上のためには必要不可欠であります。しかしながら、公共施設等総合管理計画で、今後の維持補修費に莫大な費用が必要であるという見通しがある中で、今後の財政状況等を勘案すると、新設を主体とする普通建設事業費から長寿命化を見据えた維持補修費に軸足を移していくという方針で対応せざるを得ないと考えております。
     道路整備につきましても、2020年度に新東名高速道路や国道138号、須走道路御殿場バイパスの完成が予定されている中で、現在、そのアクセス道路や接続道路となる団地間連絡道路、駒門スマートインターの関連工事など、全力で取り組んでいるところですが、その後につきましては、平成29年度に策定をいたしました御殿場市幹線市道10か年計画においても、維持補修費の増加を見通す中で、新設に係る事業費は現状よりも低いレベルで推移をすると計画をしております。  いずれにいたしましても、限られた財源の中で、国庫補助金や財政繰入金を最大限有効に活用し、まずは安全・安心に生活できる道路環境の維持に取り組むとともに、道路が社会経済が発展する基礎であるという観点、また、強い市民要望があるという点にも配慮しながら、道路行政については進めていきたいと考えております。  以上です。  (「了解しました。」と勝亦 功君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  神野委員。 ○委員(神野義孝君)  では、都市建設部長にお伺いいたします。  市内を見ますと、第2東名高速道路、アクセス道路等、着実に都市建設事業が進んでいるように見受けられます。都市建設部につきましては、多くの事業と多額な費用をもとに仕事をされております。29年度の事業決算において、総括をお伺いいたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(田代明人君)  それでは、お答えいたします。  それでは、恐れ入ります。決算附属資料をごらんいただきたいと思います。決算附属資料の13ページをお開きいただければと思います。  決算附属資料の款別の前年度比較の表となっておりますが、8款土木費に関しましては、平成29年度、59億4,000万円ということで、前年度費に比べますと18%減とはなっておるものの、下のグラフを見ていただきますと、平成26年度以降、60億円弱という非常に高いレベルで事業費が推移をしているというところでございます。これにつきましては、今、神野委員からもお話がありましたとおり、新東名高速道路に関連する事業であるとか、あるいは箱根乙女口広場、それから都市計画道路、団地間連絡道路など、非常に大型な事業が、ここ数年続いておりまして、その中で執行率につきましては、平成29年につきましては、都市建設部所管事業にはなりますけれども、繰り越しを含めますと90%近い執行率となっているところでございます。非常に大型事業が続く中、職員が非常に全力で頑張っていただく中で、着実に事業進捗が図られたと考えております。  先ほど勝亦委員の答弁にもありましたとおり、平成32年、2020年度までは非常にまだまだ事業が続いてまいりますので、着実に執行を進めるとともに、必要な財源をしっかり確保しながら、事業を精査しながら、今後も進めてまいりたいと考えております。  以上です。  (「終わります。」と神野義孝君) ○分科会長(菅沼芳德君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  質疑なしと認めます。  以上で、都市建設部関係の質疑を終結いたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  これより認定第1号について、さきの環境部関係・産業スポーツ部関係を含めた意見を伺いたいと思います。  発言はございませんか。  (この時発言なし) ○分科会長(菅沼芳德君)  なければ、意見等を終結といたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  以上で、認定第1号「平成29年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち、当分科会割り振り分の審査を終了いたします。  以上で、当分科会に振り振られました議案の審査は終了いたしました。 ○分科会長(菅沼芳德君)  お諮りいたします。  本日審査いたしました認定第1号及び認定第6号に対する分科会報告書の作成等につきましては、分科会長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○分科会長(菅沼芳德君)  御異議なしと認めます。  よって、分科会報告書は分科会長において作成することといたします。 ○分科会長(菅沼芳德君)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  これにて予算決算委員会経済環境分科会を閉会いたします。  お疲れさまでした。                         午後2時17分 閉会   御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。   平成  年  月  日   分科会長...