御殿場市議会 2018-07-20
平成30年 7月臨時会(第1号 7月20日)
平成30年 7月臨時会(第1号 7月20日) 平成30年御殿場市議会第2回臨時会会議録(第1号)
平成30年7月20日(金曜日)
平成30年7月20日午前10時00分 開議
日程第 1
会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3
市長提案理由の説明
日程第 4 議案第 39号
高根地区児童屋内体育施設改修建築工事請負契約の
締結について
日程第 5 報告第 7号
御殿場総合サービス株式会社の経営状況について
日程第 6 報告第 8号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定につ
いて)
〇本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
〇出席議員(21名)
1番 杉 山 護 君 2番 芹 沢 修 治 君
3番 土 屋 光 行 君 4番 本 多 丞 次 君
5番 長 田 文 明 君 6番 髙 橋 靖 銘 君
7番 大 窪 民 主 君 8番 稲 葉 元 也 君
9番 杉 山 章 夫 君 10番 高 木 理 文 君
11番 黒 澤 佳壽子 君 12番 辻 川 公 子 君
13番 神 野 義 孝 君 14番 田 代 耕 一 君
15番 小 林 恵美子 君 16番 勝間田 博 文 君
17番 勝間田 幹 也 君 18番 勝 亦 功 君
19番 菅 沼 芳 德 君 20番 平 松 忠 司 君
21番 髙 橋 利 典 君
〇欠席議員
な し
〇説明のため出席した者
市長 若 林 洋 平 君
副市長 瀧 口 達 也 君
副市長 勝 又 正 美 君
教育長 勝 又 將 雄 君
企画部長 井 上 仁 士 君
総務部長 田 代 吉 久 君
市民部長 志 水 政 満 君
健康福祉部長 梶 守 男 君
環境部長 勝 又 裕 志 君
産業スポーツ部長 村 松 哲 哉 君
都市建設部長 田 代 明 人 君
危機管理監 杉 本 嘉 章 君
会計管理者 勝 又 正 仁 君
教育部長 鈴 木 秋 広 君
消防長 村 松 秀 樹 君
総務課長 芹 沢 節 已 君
秘書課長 芹 沢 徹 君
企画課長 鎌 野 晃 君
企画課課長補佐 田 口 公 士 君
未来プロジェクト課長 沓 間 信 幸 君
財政課長 小 林 和 樹 君
農林整備課長 杉 山 和 彦 君
農林整備課副参事 南 茂 秀 子 君
観光交流課長 上 道 幸 胤 君
スポーツ交流課長 井 上 史 代 君
公園緑地課長 佐 藤 修 一 君
公園緑地課課長補佐 藤 曲 元 樹 君
管理維持課長 麻 生 賢 一 君
管理維持課課長補佐 岩 田 儀 康 君
教育総務課長 鎌 野 武 君
教育部次長兼社会教育課長 瀬 戸 進 吾 君
〇
議会事務局職員
事務局長 田 原 陽之介
議事課長 岩 岡 俊 峰
副参事 佐 藤 歌 愛
主任 藤 曲 幸 子
○議長(勝間田幹也君)
出席議員が法定数に達しましたので、会議は成立いたしました。
○議長(勝間田幹也君)
ただいまから、平成30年御殿場市議会第2回臨時会を開会いたします。
○議長(勝間田幹也君)
本日は当議場に去る6月26日に御殿場市
選挙管理委員会委員になられました鈴木力様においでいただいておりますので、御挨拶をいただきたいと思います。鈴木様、よろしくお願いいたします。
○
選挙管理委員会委員(鈴木 力君)
皆様、おはようございます。ただいま御紹介にあずかりました茱萸沢下区の鈴木力と申します。本会議前の貴重な時間を頂戴いたしまして、一言御挨拶を申し上げます。
このたび平成30年2月26日をもちまして、御殿場市
選挙管理委員会委員を就任することとなりました。任期は平成32年2月27日までとなりますが、早速、原里財産区議員の補欠選挙が予定されております。また、来年度には多くの選挙が控えている中、
選挙管理委員会の委員という重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。もとより微力ではございますけれども、皆様の御指導と御鞭撻によりまして、その職責を果たしてまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
甚だ簡単ではございますけども、就任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(勝間田幹也君)
ありがとうございました。鈴木様には
選挙管理委員会委員として御尽力、御活躍をいただきますよう、本席より心からお願いいたします。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。
○議長(勝間田幹也君)
それでは、本日の会議を開きます。
午前10時02分 開会
○議長(勝間田幹也君)
本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、御了承願います。
○議長(勝間田幹也君)
なお、
提案理由説明書平成30年第2回臨時会、議案書及び議案資料については、先に配付済みであります。
○議長(勝間田幹也君)
日程第1 「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、15番
小林恵美子議員、16番
勝間田博文議員、以上、2名を指名いたします。
○議長(勝間田幹也君)
日程第2 「会期の決定」を議題といたします。
平成30年第2回臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(勝間田幹也君)
御異議なしと認めます。
よって、平成30年第2回臨時会の会期は1日間と決定いたしました。
○議長(勝間田幹也君)
日程第3 「
市長提案理由の説明」を議題といたします。
市長提出の議案第39号について、市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(若林洋平君)
皆さん、おはようございます。それでは、私のほうから説明をさせていただきます。
本日開会の市議会第2回臨時会に提出をいたしました議案の御審議をお願いするに当たり、その提案理由の概要を御説明申し上げます。
議案は、契約案1件でございます。
それでは、議案第39号、
高根地区児童屋内体育施設改修建築工事請負契約の締結について申し上げます。
本案は、建設から36年が経過し、内外装や電気・給排水設備の老朽化が顕著な
高根地区児童屋内体育施設について、その機能及び環境の改善を図るための改修をすべく、過日入札に付しましたが、予定価格が1億5,000万円以上となりますので、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案をするものでございます。
以上で、本日提案をいたしました議案の提案理由の説明を終わりといたします。
慎重な御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(勝間田幹也君)
日程第4 議案第39号「
高根地区児童屋内体育施設改修建築工事請負契約の締結について」を議題といたします。
当局から内容説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(田代吉久君)
ただいま議題となりました議案第39号につきまして御説明いたします。
お手元の資料1の議案書1ページをお開きください。
本件は、去る6月22日に電子による
制限付一般競争入札の結果、
株式会社ファーストが落札し、6月25日に仮契約を締結いたしましたが、その予定価格が1億5,000万円以上となるため、条例の定めるところにより議会の議決を経て本契約を締結いたしたく提案するものでございます。
それでは、この資料の改修工事の概要を御説明します。
資料3、議案資料の1ページをお願いします。
初めに、1の事業の経緯です。
この施設は昭和57年に新耐震基準で建設された建物でございまして、建物の耐震診断等により定められる
耐震性能ランクは1、安全でありまして、十分な耐震性能が確保されています。しかしながら、建築後36年が経過し、経年による老朽化が著しく、また、バリアフリーへの未対応やトイレが洋式ではないなど、時代とともに変化している利用者のさまざまなニーズに対応しきれていないという状況にあります。
このことから、施設機能の回復・改善、さまざまなニーズへの対応、耐久性や外観の向上など、大規模な改修、リニューアルを行うこととし、平成29年度より
リニューアル計画の策定及び設計業務を実施し、平成30年度より改修工事を実施するものです。
次に、3の工事概要について御説明します。
(4)の工事範囲をごらんください。
改修を行う施設の構造は
鉄骨鉄筋コンクリート造、地上2階建てで、建築面積は1,827.96
㎡、延べ床面積は1,725.75㎡でございます。
2ページをお開きください。
(5)主な工事内容ですが、カバー工法による
屋根改修工事、及び
サッシ改修工事、劣化部補修を行った上で全面塗装を行う
外壁改修工事、床・壁の全面張り替えを行う
内装改修工事、既存の建物を撤去し新設する
建具改修工事、その他、照明設備、換気設備、衛生器具設備を更新する
設備改修工事を実施します。
3ページから6ページまで配置図、平面図、立面図を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
なお、工期につきましては、平成31年3月31日を予定してございます。
以上で内容の説明とさせていただきます。
御審議のほどよろしくお願いします。
○議長(勝間田幹也君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
それでは、3点ほどお伺いをいたします。
まず、1点目ですけれども、今回の契約金額であります2億6,773万2,000円、この財源内訳についてお伺いをいたします。
次に、2点目ですが、今回の工事によりまして耐用年数というのがどの程度延伸されることになるのかお伺いします。
また、合わせて当市の公共施設の
長寿命化計画等の中で、同様の施設の改修の方向性というのはいかようにお考えか、合わせてお伺いをいたします。
それから、3点目ですけども、今回の工事の工事期間中の
代替利用施設についてお伺いをいたします。
以上、3点、よろしくお願いします。
○議長(勝間田幹也君)
教育総務課長。
○
教育総務課長(鎌野 武君)
おはようございます。それでは、ただいまいただきました御質問にお答えいたします。
まず、1点目の財源の内訳ですが、こちらは国の補助金、財産区繰入金、起債、一般財源となっております。国の補助金につきましては、
防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用しまして、こちらは対象人口により決まっておりまして、4,500万円余となっております。
財産区繰入金につきましては、地元要望により実施いたします内壁の
全面改修工事の約1,100万円は繰入率100%、そして、全体工事費から国の補助金、そして内装の
全面改修工事費を減じた工事費の50%が繰入金となっております。これら国の補助金と財産区繰入金を差し引きました額のうち、起債が75%で残りが一般財源となっております。
2点目の今回の工事による耐用年数の延伸につきましては、
鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物は一般的に定期的かつ適切な改修等を行うことで、耐用年数はおよそ60年と言われております。今回の大
規模改修工事と、今後、中規模改修等の適切な保全管理を実施することによりまして、60年以上の長寿命化が図れるものと考えております。
また、
学校関係施設につきましては、耐震化が完了しております。そうしたことから、施設の老朽化、時代に合わせた機能補強改善を目的とした整備計画を策定しまして、これに基づき施設整備を進めております。それによりまして長寿命化を図ることを原則としまして、改築ではなく
リニューアル改修を行う計画となっております。
なお、今後の
学校関係施設の整備計画につきましては、今年度策定を進めております市全体の
公共建築物整備基本計画と整合性を図り、進めてまいります。
続いて、3点目の工事期間中の
代替利用施設につきましては、中学校での授業及びクラブ活動等は、中学校校舎内の多目的ホールや武道場、そして隣接いたします高根小学校の体育館を利用調整し、対応しております。
また、
夜間開放利用等につきましても、
高根小学校体育館の利用調整を行いまして、地域住民の皆様に不便をかけないよう対応してまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
(「終わります。」と高木理文君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
(この時発言なし)
○議長(勝間田幹也君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(勝間田幹也君)
御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して反対討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(勝間田幹也君)
次に、賛成討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(勝間田幹也君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより議案第39号「
高根地区児童屋内体育施設改修建築工事請負契約の締結について」を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(勝間田幹也君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(勝間田幹也君)
日程第5 報告第7号「
御殿場総合サービス株式会社の経営状況について」を議題といたします。
当局から内容説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
ただいま議題となりました報告第7号について御説明いたします。
初めに、資料2、報告書を御用意願います。
1ページをお開き願います。
御殿場総合サービス株式会社の経営状況について、地方自治法第243条の3、第2項の規定に基づき議会に報告するものです。
次に、資料4、平成29年度
経営状況報告書を御用意願います。
本報告書は、第23期分でありまして、5月31日に開催された定時株主総会において承認されたものでございます。
それでは、主な点について御説明をいたします。
1ページをお開き願います。
こちらは
御殿場総合サービス株式会社の企業精神、活動理念等を示したものです。企業精神は、常に公の利益を追求し、社会に貢献することとし、活動理念は御殿場市民、御殿場市、
御殿場総合サービス株式会社のトリプルウィンの実現としております。
2ページをお開き願います。
こちらは組織図でございます。総務部と事業部の2部体制にて事業を展開しました。前年からの変更はございません。
3ページをお開き願います。
事業報告でございます。
(1)
指定管理事業は、記載の9事業に係る施設の管理運営を行いました。このうち市民会館は第23期から新たな指定管理期間が開始しております。
4ページをお開き願います。
(2)各種請負事業は、番号1の
事業系請負事業から番号9の
ファナック株式会社総合スポーツ施設管理業務請負事業まで、記載の22事業です。このうち番号1の2行目、
庁舎受付案内業務には、庁舎東館の受付業務が加えられ、番号5の
福井しあわせ元気国体馬術競技会準備に係る
労働者派遣事業が追加されました。
5ページをお開き願います。
(3)
まちづくり事業は、番号1の情報発信事業から番号6の
自然エネルギー利用促進事業まで、記載の6事業です。今期は事業の充実を図るため、
眺望点整備事業などの
森林整備事業、
秩父宮記念公園への
バイオマスボイラーの導入などを行いました。
6ページをお開き願います。
(4)その他事業は、会社の経理や労務管理など、経営全般にかかわる事業でございます。
表の欄外に記載がございますが、平成30年3月31日現在の従業員数は、育児休業中3人を除き174人でございます。
続きまして、8ページから11ページまでは、業務に関連する施設の過去5年間の利用人数、利用料等の状況をグラフと表で示しております。
それぞれの増減、その要因についてまとめておりますので、12ページ、13ページをお開き願います。
全体の利用人数、台数は124万3,011人、対前年比93.0%でした。利用料収入は1億9,370万6,000円、対前年比100.6%です。
それでは、対前年増減が大きい施設について御説明します。
まず、
秩父宮記念公園の利用者、利用料の減は、土日・祝日の天候不良が主な要因ですが、前年に比べると減少してはいるものの、過去5年間を比較しますと増加傾向にあるという状況です。
温泉会館の利用者、利用料の減は、土日・祝日の天候不良に加え、冬季の寒波による積雪の影響を受けた日が多かったことが主な要因です。
森林公園の利用者増は、団体利用が好調であったことが主な要因です。
市民会館の利用者、利用料増は、前年度のホール棟の工事が終了し、増加したものです。
総合体育施設の利用者、利用料の減は、陸上競技場の工事、秋季の雨天、冬季の積雪などにより利用できなかった日が多かったことが主な要因です。
馬術・
スポーツセンターの利用料の増は、大会が集中したことが主な要因です。
駅南駐車場は時間貸しの利用者数が減少したものの、定期利用者が増加し、利用料が増加しました。
続きまして、15ページから決算報告書でございます。
16ページをお開き願います。
貸借対照表です。資産等の状況について説明させていただきます。
まず、資産の部では、現金や
普通預金等の流動資産が1億3,193万円余、有形固定資産及び投資その他資産を合わせた固定資産が6億4,897万円余で、資産合計は7億8,091万円余で、前年に比べ4,216万円余、5.7%の増でございました。
有形固定資産は本社建物及び附属設備、
太陽光発電装置などですが、増額の主な要因は、未利用材の有効活用による地産地消
エネルギー供給システム確立を図るため、
秩父宮記念公園に導入した
木質バイオマスボイラーの建屋及び機械設備です。また、新たに未利用材の有効活用の実証林とするため、二子地先の山林約6haを購入しております。
負債の分につきましては、流動負債が2億5,216万円余、固定負債が4億2,404万円余でございます。主なものは、短期借入金、リース満了までのリース料であるリース未払金などで、負債合計は6億7,621万円余です。
資産から負債を差し引いた純資産合計は1億470万円余で、前年と比較しますと14万8,692円増加しております。
純資産の内訳は、資本金が5,000万円、利益準備金が500万円、
繰越利益剰余金が4,970万395円です。
17ページをお開き願います。
損益計算書です。売上高は
指定管理受託料、施設利用料、物品販売の売上料等、合わせて11億4,400万円余、前年と比較して5,054万円余、4.2%の減となりましたが、馬術・
スポーツセンターの指定管理料の減額が主な要因です。
売上原価は1億3,859万円余で、売上高から売上原価を引いた売上総利益は10億541万円余で、前年と比較して5.1%の減となりました。
販売費及び一般管理費は、合計10億817万円余です。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた276万円余が営業損失です。これに受取利息等の営業外収益786万円余を加え、支払利息等の営業外費用426万円余を差し引いた83万4,092円が当期経常利益の額です。
この当期経常利益に貸倒引当金戻入19万円を加えた102万4,092円が税引前当期純利益です。ここから法人税等47万5,400円を差し引いた54万8,692円が第23期純利益の額です。前期に対して40万8,467円の減でありました。
18ページは販売費及び一般管理費の再掲です。
19ページをお開き願います。
このページは、会社法により
繰越利益剰余金等の期首と期末の変動金額を示したものです。
繰越利益剰余金の当期首残高から市への40万円の配当金を差し引き、当期純利益を足した4,970万395円が当
期末繰越利益剰余金となります。
表中下段の純資産合計は、期首残高に
繰越利益剰余金の当期変動額を加えた1億470万円余が当期末残高であり、16ページの貸借対照表にあります純資産合計額と一致します。
20ページをお開き願います。
このページも会社法により記載しているものです。真ん中より少し下、2の
株主資本等変動計算書に関する注記をごらんください。配当に関する事項が記載されております。発行済株式数が1,000株、1株当たりの配当金が400円、配当金総額は40万円となります。配当金額は本年5月31日の定期株主総会で決議されております。
21ページをお開きください。
当市への寄附物件一覧でございます。馬術・
スポーツセンター通路アスファルト舗装、
秩父宮記念公園体験学習室空調設備など、7物件、寄附総額252万円余となってございます。
22ページをお開き願います。
監査報告書です。本年5月23日に2人の監査役による会計監査が行われ、会計執行について適正かつ正確であったとの報告を受けております。
23ページ以降には、第24期の組織図、事業計画及び予算計画について添付させていただきました。御確認いただければと存じます。
以上、
御殿場総合サービス株式会社の経営状況についての報告とさせていただきます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(勝間田幹也君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
12番 辻川公子議員。
○12番(辻川公子君)
4点お伺いいたします。
初めに、5ページです。
まちづくり事業の障がい者就労支援・
子育て支援事業において、合同会社とGSKの具体的業務の分担についてお伺いいたします。
次に、2点目です。
まちづくり事業・
森林整備事業の損益計算書の売上金を含むその内容についてお伺いをいたします。
3点目です。17ページ、損益計算書の売上金のうち、自主事業6,089万円余、受託料2億4,893万円余のそれぞれの事業の将来的展望と受託料の内容についてお伺いをいたします。
4点目です。3ページ、馬術・
スポーツセンター、これの貴賓室や会議室の利用状況についてお伺いいたします。
以上、4点です。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
私から3点の御質問に対してお答えをさせていただきます。
まず、1つ目、障がい者就労支援・
子育て支援事業について、関連団体は子育て支援・障がい者就労支援プロジェクト合同会社であります。この団体の内容は、市のほか、静岡県、小山町、市内企業などのポスティング業務を行っているものでございます。御殿場総合サービスと団体との業務の分担でございますが、団体が主としてポスティングという集配業務を行い、御殿場総合サービスが企業への営業等を行っているということでございます。
2点目、
森林整備事業の損益計算書についてお答えをいたします。損益計算書につきましては、収入については売上物品販売に680万円余が計上されております。支出については減価償却費に500万円余、その他保険料、租税公課費などに計上されてございます。
3点目の自主事業受託費等の御質問についてお答えいたします。ここで該当いたします自主事業につきましては、主に指定管理施設で行うイベント、市民向けの教室等の事業であります。これらの事業につきましては、施設の利用促進等を目的としたものでありますので、さらに充実するよう努めてまいります。
受託料の内訳は、主なものは図書館窓口業務4,200万円余、旅券及び庁舎受付2,200万円余、給食配膳及び清掃業務2,500万円余などがございます。
私からは以上でございます。
○議長(勝間田幹也君)
スポーツ交流課長。
○
スポーツ交流課長(井上史代君)
私からは4点目の馬術・
スポーツセンターの貴賓室や会議室の利用状況についてお答えいたします。
馬術・
スポーツセンター貴賓室・会議室の利用状況につきましては、馬術大会開催の際には必ず、また合宿・NTC事業については多くの場合、会議室を合わせて利用しております。参考として、平成29年度の馬術・
スポーツセンターの競技会等の開催回数は47回、延べ157日の利用となっております。また、貴賓棟を合わせて会議室等として使用いたしましたのは、全国高校馬術競技大会等の皇室利用や、その他市の主催事業、打ち合わせなどを除きますと、5回となっております。
以上、お答えといたします。
○議長(勝間田幹也君)
12番 辻川公子議員。
○12番(辻川公子君)
では、再質問いたします。
3点目です。市の指定管理に伴う自主事業や市からの受託事業ではない自主事業、そして、その他の委託事業の割合を増加させ、企業として安定経営とその成長を図る必要があると思いますが、当局の見解をお伺いいたします。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、お答えをさせていただきます。
御殿場総合サービス株式会社が事業を拡大することにつきましては、
御殿場総合サービス株式会社の経営安定化が図られ、市民の皆様の雇用創出にも大きくつながるものと考えます。
このため、指定管理をはじめとする市関係の自主事業や受託事業のみならず、民間企業間の取引も拡大を図ることは同社の目指す市民・御殿場市・御殿場総合サービスのトリプルウィンの実現にもつながるものと考えます。
市といたしましても、安定した経営、株式会社の健全な成長などの観点からも、ただいま議員御指摘のとおりの今後の事業の拡大については、当市としても期待をしているところでございます。
以上です。
(「終わります。」と辻川公子君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
11番 黒澤佳壽子議員。
○11番(黒澤佳壽子君)
秩父宮記念公園についてお尋ねいたします。
8ページで利用人数が出ていますし、10ページでは利用料収入が報告されています。見ますと、利用人数は25年から29年の間で増減を繰り返しているわけですけれども、利用料収入が年々減少しています。これは12ページに施設利用状況の増減要因が掲載されていますが、年々減少している、その理由についてお尋ねいたします。
そしてまた、改善策も含めて、今後の見通しについて、運営経営についてお尋ねいたします。
5ページの
まちづくり事業の中の4です。
森林整備事業の中の特定非営利活動法人、地域活力創造センターについて、組織とか機構とか内容についてお尋ねいたします。
また、木質バイオマス利用活性化に関する調査研究並びに実践についてということですが、調査研究の方法とその成果について、また、実践の内容についてお尋ねいたします。
第24期、30年度ですが、営業計画ではその項目が6の
自然エネルギー利用促進事業に移行しています。この事業の今後の見通しについてお尋ねいたします。
次が組織図ですが、29年度は代表取締役1名、専務取締役1名、常務取締役2名というのが、24期では常務取締役が1名になります。執行役員が2名と改編されています。この背景についてお尋ねいたします。
以上です。
○議長(勝間田幹也君)
公園緑地課長。
○公園緑地課長(佐藤修一君)
それでは、1点目の
秩父宮記念公園の利用人数の増減と利用料の減少についてお答えいたします。
利用人数の増減につきましては、平成28年1月より勢津子妃殿下の広く市民に公開との思いを尊重し、市民の入園無料化を実施しております。これにより平成28年度は前年比39%増加いたしました。
平成29年度については、13%減少しております。これは集客に期待した各イベントが週末のたびに悪天候に見舞われ、その影響から前年度より減少したと考えられます。
利用料収入の減少は、先に説明した無料化に伴うものですが、花苗等の売店商品の充実やうぐいす亭の喫茶営業により、園内全体収入としましては過去5年間の推移は増加傾向となっているので、収支バランスとしては健全であると認識しております。
2点目の今後の見通しについてですが、御殿場の四季の山野草、草花を楽しめる公園として適正に管理するとともに、魅力的なイベントを実施することでリピーター確保に努めてまいります。また、来年4月に椿サミットも開催され、全国から多くのお客様が見えられることや、アウトレットの第4期増設などにより、東山二の岡周辺の来場者が増えることが想定されることから、これらの観光客の方にも来場してもらえるよう、指定管理者や観光協会とも十分連携し、デスティネーションキャンペーンも活用して、広報等に努めてまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、3点御質問いただきましたので、お答えをさせていただきます。
まず、3点目の1つ目です。特定非営利活動法人地域活力創造センターについて、他の団体でございますけれども、組織、機構、内容についてお答えをさせていただきます。
まず、組織、機構についてでございますが、確認をさせていただきましたところ、直接雇用の職員が4人、理事が7人の組織、機構とのことでした。内容につきましては、御殿場総合サービスと共同で行う
森林整備事業に係る木々の伐倒や作業道の開設など、主に森林整備の現場作業を行っているということでございます。
全体3点目、2つ目でございます。木質バイオマス利用活性化における調査研究の方法でございますが、
木質バイオマスボイラーによる熱利用を普及する上での具体的な手法として、間伐材の搬出方法や燃料用材の水分含有率の調整方法等について検討を行っております。
成果としましては、計画的に間伐した未利用材から燃料チップを製造し、供給する地産地消エネルギー供給システムのモデルが確立されたことが上げられます。実践の内容としましては、平成29年12月に
秩父宮記念公園に
木質バイオマスボイラーを試験導入し、花苗育苗温室の暖房用、及び軽食喫茶施設の冷暖房用に熱供給されており、地域における地球温暖化対策促進のための実践と検証が行われております。
最後、今後の見通しにつきましてでございますが、地球温暖化対策に貢献する低炭素型の地域社会づくりに寄与していくため、木質バイオマス燃料の安定的な供給に努めていくものと承知しております。
最後の御質問でございます。役員組織変更の背景でございますが、社長の退任、交代に伴い、常務取締役を2人から1人にし、それにかわるものとして、生え抜き社員2人を執行役員として登用することにより、組織体制の強化を図るという狙いがあるということでした。生え抜き職員の登用は、これまでも部長以下でも行われているようでございますが、社員が組織内で力を発揮する、より一層の効果が期待できるものではないかと考えております。
以上、お答えとさせていただきます。
(「終わります。」と黒澤佳壽子君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
それでは、何点かお伺いいたします。
まず、1点目ですけども、先ほど辻川議員のほうからもあったわけですけども、馬術・
スポーツセンターの貴賓棟の部分での利用者数というのがもしおわかりになるようであれば、教えていただきたいと思います。
利用人数、馬術・
スポーツセンター全体では3万9,625人、前年比102.5%、大変順調だと評価をしておりますので、貴賓棟部分の実際の利用者数というのはどの程度を占めておられるのかお伺いをいたします。
それから、2点目ですけれども、13ページ、市立図書館の部分につきまして、昨年の資料を見ましても、2年連続で利用人数が伸びなかった理由として、学習スペースの利用人数の減少というのが指摘をされておりました。図書館でもここのスペースエリアを確保する御努力をされているというのは承知をしているものですから、そういった取り組みをやっている中で、この学習スペースの利用人数が減少したというふうな部分をどのようにとられて分析されて対策を立てておられるのかお伺いをいたします。
それから、3点目ですけども、16ページ、貸借対照表の中で、先ほど説明がありましたけれども、土地300万円、これを有形固定資産として購入して、これが記載されているわけですけれども、この土地購入の背景とその必要性について、当局の御見解をお伺いをいたします。
それから、4点目ですけども、16ページの同じく
有形固定資産のうち、先ほどちょっと説明がありましたけども、建物、建物附属設備、これは共に増額をされておりますが、この背景をもうちょっと詳しく説明をお願いしたいと思います。
また、機械装置も4億9,187万円余と額が大きいわけですけども、この内容についても合わせてお伺いをいたします。
それから、次が17ページの損益計算書の項目についてです。
減価償却費2,901万円余、この中には太陽光発電の分も含まれているはずだと思うんですけども、この太陽光発電事業の経営状況、現状、どういう状況なのかということをお伺いいたします。
最後ですが、同じく17ページの寄附金594万円余となっておりますけども、この内容についてお伺いいたします。
以上、よろしくお願いします。
○議長(勝間田幹也君)
スポーツ交流課長。
○
スポーツ交流課長(井上史代君)
それでは、私からは1点目の馬術・
スポーツセンターの貴賓棟の利用人数についてをお答えいたします。
馬術・
スポーツセンターの貴賓棟の利用人数につきましては、現在48人というふうに聞いております。これは全体から見ますと0.12%であります。ただし、高校馬術大会時等の皇室利用時や、その他市の主催事業等の打ち合わせ時は回数、利用人数をカウントせずに利用を行っております。
以上、お答えといたします。
○議長(勝間田幹也君)
社会教育課長。
○社会教育課長(瀬戸進吾君)
それでは、私のほうから2点目の御殿場市立図書館の学習スペースの利用人数の減少についての背景をお答えさせていただきます。
学習スペースの利用は高校生が中心となるため、天候に左右されるところが大きいところです。昨年はおととしと同様に、繁忙期の天候が悪かったことも影響があり、利用人数が減少した主な原因と考えております。
図書館では学習できるスペースとして、1階の読書コーナーがありますが、テスト期間中の間際になりますと、高校生の利用で50人を超えてしまう日もあります。そのため、2階会議室の30席と会議室前の20席を開放して対応してまいりました。
昨年度、BE-ONEビル3階の一部を利用しまして自習コーナーを設け、学習のため利用できる施設が図書館以外にもあることを常に図書館でもPRしてまいりました。そのため、BE-ONEビルや市民交流センターを利用する流れが生まれ、学習スペースの利用者の分散化が進んだことが考えられます。昨年度、図書館の学習スペースを利用する人数が満席になる日がほとんどありませんでした。
今後も市民の声に耳を傾けながら、魅力ある事業を取り入れ、図書館に訪れる人を増やしてまいりたいと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、3点目から6点目までについてお答えをさせていただきます。
まず、3点目の土地購入の背景でございますが、未利用材の有効活用による地産地消エネルギーの確立や、主伐、再造林の実証林として活用するため、また森林整備を推進することにつながるものとして、二子地先の山林を取得したものであります。
市といたしましては、当該地が、市が森林組合と協力して進めております森林整備計画のエリア内であることや、市が進める未利用材を活用した地産地消エネルギー供給システムの確立という目的に合致していることからも、事業展開において時に必要なことであることと考えてございます。
次に、4点目の質問にお答えいたします。
有形固定資産の建物の増額については、
秩父宮記念公園内に設置しました
バイオマスボイラーの建屋の設置に伴うものです。
建設附属設備の増額は、ボイラー本体及び配管の設置に伴うものです。
また、機械装置の内容につきましては、
太陽光発電装置が主なもので、前年に比べ減額をしております。
5点目の質問にお答えいたします。
減価償却費の中には、
太陽光発電装置も含まれております。太陽光発電の経営状況でございますが、神山発電所、馬術・
スポーツセンター、本舎の3つを合わせた売電収入は6,196万円余であり、前年度から330万円の増額となり、これは過去最高益を記録してございます。返済等も含め、1,000万円近くの収益と伺っており、経営状態は良好であると認識をしております。
6点目の御質問にお答えいたします。
寄附金の内容につきましては、資料4、平成29年度
経営状況報告書21ページに市への寄附物件を掲載しております。馬術・
スポーツセンターのアスファルト舗装、トイレ改修など、252万円余を市へ寄附していただいております。また、そのほかの342万円余につきましては、馬術・
スポーツセンターに国から受けているナショナルトレーニングセンター業務請負事業の中で、先進的な選手育成に生かしたいという目的で、ナショナルトレーニングセンター機能として必要とされるモーションカメラというカメラを導入したものです。国の委託事業で導入したものでございますので、国に寄附をしたということでございます。
以上、お答えとさせていただきます。
○議長(勝間田幹也君)
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
3点ほど再度伺いたいと思います。
まず、1点目ですけれども、馬術・
スポーツセンターの貴賓棟ですが、今御答弁の中で48人、0.12%ということで、残念ながらまだまだ少ないなという実感を持ったんですけども、大変大きなコストがかかっている建物だけに、ぜひ市としてもこの利用については会議棟も含めてもちろん使われているということなんですけども、ぜひPRをする必要があるかなと思うんです。その辺のちょっとお考えを伺いたいなと思います。
それから、2点目ですけども、3点目の部分です。土地300万円購入の件なんですけども、この土地購入についての当局の御見解という中で、事業展開において必要なことがあれば、それは了だというふうな説明だったわけですけれども、今回の場合、これ購入前に市に相談があったのかどうか、この点についてお伺いいたします。
それから、最後、もう1点ですけれども、一番最後の6点目の寄附金の部分についてです。594万円余なんですけれども、これは確かにリストがあるわけですが、この寄附をすることによって、いわゆる税制上の還付金、こうしたものが発生するのかどうか、この点をちょっとお伺いしたいと思います。
○議長(勝間田幹也君)
スポーツ交流課長。
○
スポーツ交流課長(井上史代君)
では、まず1点目の馬術・
スポーツセンターの貴賓棟や会議室についての貸し出しの今後のPRの方向性についてお答えいたします。
まず、馬術・
スポーツセンターの貴賓棟内の会議室等について、状況の説明を簡単にさせていただきます。
現在、貴賓棟の中の部屋としては、積極的に貸し出しを行っている部分とそうでない部分の2種類に分けられております。大テーブルと布張りのいすが備えられている食堂は、家具の形状などが貸し出しにそぐわないという理由がありまして、貸し出しの申し出がある場合にのみ、内容を精査して貸し出しをしているという状況になっております。
2つ目は、貴賓室として皇室をお迎えする場合に備えて貸し出しをしていないという場合で、皇室が馬術の競技を観覧する貴賓室そのものは現在貸し出しには応じていない状況となっております。しかし、利用者の用途に応じて内容を伺った上で、利用に適していれば別途協議の上で貸し出す方向で準備を進めております。
また、準備をしております会議室については、土足が厳禁であること、本来の管理棟から離れていること、それから1室2人から6名程度しか利用できないことなど、利用しづらいという環境もありまして、なかなかニーズにお応えできない状況であります。今後はそれらの小会議室について、あるいは貴賓室や食堂についても利用の申請団体などと協議を行いまして、必要な場合には貸し出しを行っていけるように調整をしたいと思っております。
以上、お答えといたします。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、2点目と3点目についてお答えをさせていただきます。
2点目、土地購入でございますけれども、土地の購入について特に事前の詳細な相談はございませんでした。
3点目についてお答えをいたします。寄附と税制の関係でございますが、確認しましたところ、今回お示ししております指定管理施設の修繕等に係る経費につきましては、損益として計上しているとのことでした。経理上は結果として納めるべき税金の額に影響し得るものと思われます。額や割合などについては、全体の収益など、多くの他の要因に影響を受けるものでございますので、行わなかったときとの差額など、詳細な算出は困難でございます。
以上でございます。
○議長(勝間田幹也君)
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
それでは、真ん中の2点目についてもう一度お伺いいたします。
今回、土地購入について事前に市のほうにも相談はなかったということなんですけども、私はやっぱり御殿場総合サービス、市が出資をしている会社なわけで、今回は確かに市の政策と合致する目的で土地購入されたということかもしれませんけども、では、同様のケース、土地購入をして、例えばそれが焦げつきになるようなリスクも当然にあるわけで、そういったものに対してやっぱり市の出資している会社が自由に土地購入していいのかという部分が私はやっぱり気になるわけなんですね。その辺のところの判断を誰がどういうふうにするのかと。単に民間の企業だからという自主性を尊重というだけでは済まない部分、最終的には市の責任になるわけですので、その辺を踏まえてどのようにこういったケースについて対応されるお考えがあるのか、この点についてだけ最後伺いたいと思います。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、お答えをいたします。
今回の土地購入は、既に
御殿場総合サービス株式会社がこれまでも事業として進めている
森林整備事業の一環、または未利用材の地産地消システムの確立に貢献することとして購入に至ったものでありますので、従来からの事業の延長または事業の一部という考え方ができるのだろうと思います。
事前に相談が必要かどうかということに関しましては、さまざまな事案、内容、金額がございます。そうした中で、今後どんなことが必要なのかにつきましては、研究をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
(「終わります。」と高木理文君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
4番 本多丞次議員。
○4番(本多丞次君)
温泉会館に関して、その他、何点かあります。
温泉会館の売り上げに対する収納率ですね、そちらのほうが過去に比べて減額されているというふうにお伺いしました。その過去からの推移と、あと減っている理由ですね、そちらのほうをお聞かせいただきたいと思います。
2点目、乙女森林公園について、森林組合と共同で運営しているというふうに書いてございました。実の部分で森林組合はどのようなかかわりを持っているのか、その実態を教えていただきたい。
3点目です。こちらの地域活力創造センター、こちらは先ほど黒澤議員の質問の中にもあったんですが、再度細かく聞きたいなと思います。GSKと地域活力創造センターの役員の関係ですね、あとその役員の事業に対するかかわり等はどういうふうになっているのかお聞きしたいです。
4点目、バランスシート、貸借対照表の金額の推移についてお聞きします。その中の1点目です。資産の現金預金が平成21年からおおむね2分の1になっております。また、定期預金が大幅に取り崩されておりますが、その要因を聞かせていただきたい。
2点目は、短期貸付金が4,000万円ほどありますが、どこに貸しているのか、それと、その貸付期間ですね、そちらのほうも聞かせていただければなと思っております。
あと差入保証金というふうに書いてあります。これはどこの保証金なのか、そちらのほうも聞かせていただきたい。
あと、最後になります。短期借入金が1億500万円というふうに書いております。借り入れ先と借り入れ期間はどのぐらいなのか。あと長期借入金の内容等をお伺いさせていただきます。
以上です。
○議長(勝間田幹也君)
観光交流課長。
○観光交流課長(上道幸胤君)
それでは、1点目についてお答えさせていただきます。
温泉会館については、市から指定管理者に対し支払うべき指定管理料はなく、指定管理者から温泉会館の利用料金収入のうち、協定書に規定されている負担割合に基づき算定した納入金を納入していただいており、現在、利用料金収入の5%を市に納入していただいております。
過去からの推移でありますが、平成27年度までは6%を、平成28年度から30年度の協定からは、5%を市に納入していただいております。納める率が以前より減っている理由につきましては、平成28年度から30年度の協定締結の際、参考とする平成25年度、26年度の温泉会館の利用料収入がそれまでに比べ約400万円減少していたため、負担割合を1ポイント下げたものです。
以上、答弁といたします。
○議長(勝間田幹也君)
農林整備課長。
○農林整備課長(杉山和彦君)
それでは、私から2点目の質問にお答えします。
森林公園の指定管理者は、御殿場総合サービスグループで、グループの構成につきましては、団体代表が
御殿場総合サービス株式会社、構成団体が御殿場市森林組合となっております。
担当業務といたしましては、御殿場総合サービスは施設の管理、運営、企画、予算管理等の総合マネジメントを、森林組合は森林整備作業及び園内整備作業となっており、森林組合は草刈り、剪定、伐採などを行っております。
担当課におきましても、障害となる広葉樹の剪定、枯れ木の伐採時には立ち会いにより状況を確認しております。
以上、お答えとさせていただきます。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
それでは、3点目と4点目についてお答えをさせていただきます。
まず、3点目でございますけれども、
御殿場総合サービス株式会社と地域活力創造センターの役員等との関係でございますけれども、創造センターには理事が7人おりまして、そのうち2人が
御殿場総合サービス株式会社の役員の方であるというふうに伺っております。
4点目についてお答えをいたします。
まず、資産のうちの減額、それから、定期預金の大幅な取り崩しでございますけれども、平成21年から今日までの間に、本社建物などの設備投資を行っておりまして、一部、自己資産を投入したことにより、現金、定期預金が減額となったものでございます。
続きまして、短期貸付金でございますけれども、貸し付け先につきましては、子育て支援・障がい者就労支援プロジェクト合同会社であります。合同会社の設立当初、資金繰りが厳しく、短期貸付により貸し付けをしたものです。期間は1年未満と聞いています。合同会社につきましては、徐々に利益を生むようになってきているという状況と聞いております。
次に、差入保証金についてでございますが、主なものは旅行業を営むために必要な保証金で、全国旅行業協会へ220万円支払っております。そのほかには
秩父宮記念公園の樹木を購入する等のため、花木園芸市場への立ち入りに必要な保証金を計上しております。どちらも廃業などにより必要がなくなったときに返還されるものと聞いております。
続いて、短期借入金と長期借入でございますけれども、短期借入につきましては、資金繰りのため6か月間借り入れを行ったもので、金融機関からの借り入れでございます。また、長期借入につきましては、主なものとしましては、太陽光発電設備、
秩父宮記念公園の
バイオマスボイラーの取得などがあり、期間は案件によりまして10年から17年でございます。
以上でございます。
○議長(勝間田幹也君)
4番 本多丞次議員。
○4番(本多丞次君)
先ほど長期借入金に関して太陽光発電その他というふうにお聞きしました。こちらのほうは先ほど聞いてなかったんですけれども、リース物件というものがあります。私、ちょっと勘違いしていたんですが、リース物件に関して太陽光発電のリースだというふうに勝手に認識していたんですけど、そのリース物件の内容を聞かせていただきたいんですけれども。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
お答えをいたします。
リース物件については、
太陽光発電装置は関係をしてございません。リース物件の内容につきましては、主なものとしてはコピー機、防犯カメラ、車両、重機などをリースで取得しているというものでございます。
以上です。
○議長(勝間田幹也君)
4番 本多丞次議員。
○4番(本多丞次君)
先ほど重機というふうにお伺いしました。その重機というのはどういうような内容のものでしょうか。
○議長(勝間田幹也君)
企画課長。
○企画課長(鎌野 晃君)
リース物件の中の重機につきましては、幾つかあるんですけれども、主には
森林整備事業に使う現場作業用の重機と聞いております。
以上です。
(「終わります。」本多丞次君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
(この時発言なし)
○議長(勝間田幹也君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
本件は地方自治法第243条の3、第2項の規定に基づく提出事項でありますので、御了承願います。
○議長(勝間田幹也君)
日程第6 報告第8号「専決処分の報告について(損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。
当局から内容説明を求めます。
都市建設部長。
○都市建設部長(田代明人君)
ただいま議題となりました報告第8号について、御説明申し上げます。
資料2、報告書2ページをお願いをいたします。
自動車の車両事故に対する損害賠償の額が決定し、専決処分を行いましたので、報告をさせていただくものです。
損害賠償の額は1万8,000円でございます。
それでは、事故の概要について御説明申し上げますので、資料3、議案資料7ページをお願いいたします。
事故が発生いたしましたのは、平成30年1月22日午後2時半ごろ、位置図に記載されました板妻地先の市道4096号線において、相手方が運転する車両が深さ5センチ程度の舗装の欠損部分を通過した際、左側前方のタイヤホイールが破損したものであります。物損事故で負傷者はありませんでした。
原因につきましては、当該市道が県道滝ケ原富士岡線から工業団地への進入路であり、日常的に大型車両の交通量が多く、一時停止箇所で舗装の傷みが激しいため、道路パトロールを定期的に行い、管理を行っていましたが、事故が発生した22日は朝方からの降雪と多くの車両の通行により、舗装が欠損、陥没したものと考えられます。
損害賠償金につきましては、当事者双方での協議により、過失割合を市5割、相手方5割として市が1万8,000円を負担することで、6月18日に示談が成立いたしましたことから、報告するものであります。
なお、損害賠償額につきましては、全額道路賠償責任保険で補填されこととなっております。
事故発生箇所につきましては、事故後、直ちに安全に走行ができるように対処し、補修工事を実施済みであります。また、改めて市内全域におきまして一斉パトロールを行いました。
今後もより一層定期点検を実施して、安心・安全の道路行政に努めてまいります。
以上、事故について深く反省をし、報告させていただくものでございます。まことに申しわけございませんでした。
○議長(勝間田幹也君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
2点お伺いいたします。
今回、この陥没に由来した事故が残念ながら起こってしまったわけなんですけども、市道の点検状況について、体制並びにその頻度、この点についてお伺いをいたします。
また、今回の陥没箇所については、そういった中で発見ができていなかった部分なのか、この点についてもあわせてお伺いいたします。
○議長(勝間田幹也君)
管理維持課長。
○
管理維持課長(麻生賢一君)
それでは、2つの質問につきまして順番にお答えをさせていただきます。
まず、1点目の質問、点検状況及び体制と頻度についてお答えをいたします。
点検状況につきましては、主要幹線道路などを中心に、道路パトロールカーや現場対応作業を行う際に随時行っております。
また、情報収集体制につきましては、道路の穴などの異常箇所を発見した際に連絡をいただくよう、各区長様及び市民の皆様に対しまして、6月に回覧板にてお願いをしたところでございます。また、市職員におきましては、庁内メールで依頼、さらに、市内に所在する郵便局と協定を結び、情報提供依頼をしております。
2点目の陥没箇所発見につきましては、現地は大型車両が通行する箇所であり、パトロールにより舗装の小さなはがれが発見され、補修にて穴埋めが完了している箇所でした。しかしながら、当日の積雪の影響で大型車両がチェーン装着走行を行い、県道とのT字路部分で停車、発車の繰り返しにより舗装のはがれが起こったものと考えられます。
以上、答弁とさせていただきます。
○議長(勝間田幹也君)
10番 高木理文議員。
○10番(高木理文君)
ただいま御答弁の中で、当局のほうでもいろんな形での御努力をされていることはよくわかったんですけれども、この点検体制並びに情報収集、こうしたものの課題だとか、また合わせて整備のための予算対応、この点は本当に十分なのか、その点についての御見解をお伺いいたします。
○議長(勝間田幹也君)
管理維持課長。
○
管理維持課長(麻生賢一君)
それでは、ただいまの質問に対してお答えをいたします。
体制、情報収集の課題ですが、現在行っている連絡体制等につきましては、機能しているものと思われますが、約800㎞にも及ぶ市道の中で、老朽化における更新時期を迎えている箇所も多く、今後も市民の皆様など、連携を持ちながら対応してまいりたいと考えております。
続きまして、整備のための予算対応ですが、市道の多くは舗装の打ちかえの時期を迎えてきております。今年度においては当初予算約2億5,000万円を計上し、定期的な打ちかえや緊急的な維持、修繕の対応をしております。
今後さらに増大していくと思われる維持補修費に対応するため、補正等を含め、予算の措置をし、今後も必要な予算確保を行いながら、安心・安全な道路管理行政に努めてまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
(「終わります。」と高木理文君)
○議長(勝間田幹也君)
ほかにありませんか。
(この時発言なし)
○議長(勝間田幹也君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
本件は地方自治法第180条第1項の規定に基づく報告事項でありますので、御了承願います。
○議長(勝間田幹也君)
以上で本日の日程は、全部終了いたしました。
これをもちまして、平成30年御殿場市議会第2回臨時会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午前11時14分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成 年 月 日
議 長 勝間田 幹 也
署名議員 小 林 恵美子
署名議員 勝間田 博 文...