御殿場市議会 2017-05-19
平成29年 5月臨時会(第1号 5月19日)
7番 大 窪 民 主 君 8番 稲 葉 元 也 君
9番 杉 山 章 夫 君 10番 高 木 理 文 君
11番 黒 澤 佳壽子 君 12番 辻 川 公 子 君
13番 神 野 義 孝 君 14番 田 代 耕 一 君
15番 小 林 恵美子 君 16番 勝間田 博 文 君
17番 勝間田 幹 也 君 18番 勝 亦 功 君
19番 菅 沼 芳 德 君 20番 平 松 忠 司 君
21番 髙 橋 利 典 君
〇
欠席議員
な し
〇説明のため出席した者
市長 若 林 洋 平 君
副市長 瀧 口 達 也 君
副市長 勝 又 正 美 君
企画部長 志 水 政 満 君
総務部長 近 藤 雅 信 君
市民部長 田 代 吉 久 君
健康福祉部長 村 松 亮 子 君
環境部長 勝間田 安 彦 君
産業スポーツ部長 勝 俣 昇 君
都市建設部長 小 林 龍 也 君
危機管理監 田 代 一 樹 君
会計管理者 勝 亦 敏 文 君
教育部長 杉 本 哲 哉 君
消防長 田 代 佳 丸 君
総務部次長兼
総務課長 村 松 哲 哉 君
秘書課長 芹 沢 徹 君
下水道課長 勝 又 高 明 君
商工振興課長 鎌 野 晃 君
商工振興課副参事 宮 代 英 和 君
都市整備課長 勝 又 喜 英 君
〇
議会事務局職員
事務局長 田 原 陽之介
議事課長 三 輪 徹
主任 藤 曲 幸 子
主事 滝 口 拓 樹
○議長(
勝間田博文君)
出席議員が法定数に達しておりますので、会議は成立いたしました。
○議長(
勝間田博文君)
ただいまから、平成29年
御殿場市議会第3回臨時会を開会いたします。
○議長(
勝間田博文君)
直ちに本日の会議を開きます。
午前10時00分 開会
○議長(
勝間田博文君)
本日の会議は、お手元に配付してあります日程により運営いたしますので、御了承願います。
○議長(
勝間田博文君)
本日、議席に
配付済みの資料は、
提案理由説明書 平成29年第3回臨時会、資料4 平成29年
御殿場市議会第3回
臨時会議案書(
議員提出分)、資料5 平成29年
御殿場市議会第3回
臨時会議案資料(
議員提出分)、以上でありますので、御確認ください。
なお、資料1 議案書、資料2 報告書、資料3
議案資料及び
議事日程については、先に
配付済みであります。
○議長(
勝間田博文君)
日程第1 「
会議録署名議員の指名」を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、議長において、12番
辻川公子議員、13番
神野義孝議員、以上、2名を指名いたします。
○議長(
勝間田博文君)
日程第2 「会期の決定」を議題といたします。
平成29年第3回臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、平成29年第3回臨時会の会期は、1日間と決定いたしました。
○議長(
勝間田博文君)
日程第3 「
市長提案理由の説明」を議題といたします。
市長提出の議案第30号について、市長から
提案理由の説明を求めます。
市長。
○市長(若林洋平君)
皆さん、おはようございます。それでは、私のほうから説明をさせていただきます。
本日開会の市議会第3回臨時会に提出いたしました議案の御審議をお願いするに当たり、その
提案理由の概要を申し上げます。
議案は、契約案1件でございます。
それでは、議案第30号、
板妻南工業団地開発事業地内の
用地処分について申し上げます。
本案は、市が取得いたしました
板妻南工業団地開発事業地内の三つの区画につきまして、
進出企業であります
有限会社ケーティーエス、
株式会社エム.
ケイライン及び
アートスペース株式会社とそれぞれ仮契約を締結をいたしましたが、
当該用地の金額が2,000万円以上、かつ、面積が5,000㎡以上であることから、議会の議決を経て本契約を締結いたしたく、提案するものでございます。
以上で、本日提案をいたしました議案の
提案理由の説明を終わりといたします。
慎重な御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
○議長(
勝間田博文君)
日程第4 議案第30号「
板妻南工業団地開発事業地内の
用地処分について」を議題といたします。
当局から
内容説明を求めます。
産業スポーツ部長。
○
産業スポーツ部長(勝俣 昇君)
ただいま議題となりました議案第30号、
板妻南工業団地開発事業地内の
用地処分について御説明いたします。
お手元の資料1、議案書の1ページをお開きください。
本案は、
板妻南工業団地開発事業において、御殿場市が御殿場市小山町
土地開発公社から用地を取得したことから、分譲用の区画であります区画4、区画5、区画6の用地について、
進出希望企業3社に対し
売買契約を締結し、処分するもので、この3区画の土地の合計が
予定価格2,000万円以上、かつ面積が5,000㎡以上のため、条例の定めにより議会の議決を経て本契約を締結いたしたく提案するものでございます。
進出希望企業3社は、3、処分の相手方として、それぞれ会社名、本社、
所在地等をお示ししてございますが、区画4は(1)の
有限会社ケーティーエス、区画5は(2)の
株式会社エム.
ケイライン、区画6は、次のページをお願いします、(3)の
アートスペース株式会社であります。
戻っていただきまして、(1)の
有限会社ケーティーエスは、主に
住宅資材の保管、配送を、(2)の
株式会社エム.
ケイラインは、主に
店舗用重機の保管、配送を、(3)の
アートスペース株式会社は、主に
コンクリート製2次製品の
製造販売を手がける会社でございます。
続きまして、資料3、
議案資料の1ページをお開きください。
こちらについては、今回処分をいたします土地の案内図となっております。
富士御殿場工業団地北側に位置しております。
続きまして、2ページをごらんください。
こちらは
板妻南工業団地の区画図でございます。
分譲予定区画を太枠で示しております。右側の区画4、ごらんいただきますと、1万409.49㎡、その左、区画5は、8,264.41㎡、右側上、区画6については、4,030.87㎡であります。
以上、内容の説明とさせていただきます。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
勝間田博文君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
10番
高木理文議員。
○10番(
高木理文君)
それでは、2点、お伺いいたします。
まず、1点目ですけれども、今回の処分の相手方となります3事業者につきまして、もう少し詳しい
事業内容の説明、それと、創出されるであろう雇用の見通し、また、可能な限りで結構ですので、税収の見通しなどについてお伺いをいたします。
それから、もう1点ですけれども、この3区画につきましての1
㎡当たりの単価を見ますと、それぞれ異なっておるわけであります。
処分金額4億2,960万9,970円、これはどのような形で算出をされたのか、この点についてお伺いいたします。よろしくお願いします。
○議長(
勝間田博文君)
商工振興課長。
○
商工振興課長(鎌野 晃君)
それでは、2つ御質問いただいたうちの私からは1つ目の
用地処分の相手方の
事業内容、雇用及び税収についてお答えをいたします。
まず、区画4に進出する予定の企業でございますが、会社名が
有限会社ケーティーエスで、本社は御殿場市川島田、設立は平成16年1月、資本金は600万円、全従業員は60人です。業種、業態としましては、主に
住宅資材等の配送業を手がける会社で、倉庫及び事務所を建設し、事業を行う予定でございます。
新規雇用従業員は、現段階で1人を雇用する予定であり、合計で市民10人程度が勤務する予定でございます。
次に、区画5に進出する予定の企業でございますが、会社名が
株式会社エム.
ケイラインで、本社は長野県須坂市、設立は平成20年10月、資本金は1,800万円、全従業員は28人です。業種、業態といたしましては、主に貨物の運送業及び倉庫業を手がける会社で、業務拡大により新たに物流倉庫兼事務所を建設し、市内で生産されている
店舗用什器の一時保管及び配送を行う予定でございます。
新規従業員は
市内在住者10人程度を雇用する予定であり、合計で13人程度が勤務する予定でございます。
次に、区画6に進出する予定の企業でございますが、会社名が
アートスペース株式会社で、本社は大阪府堺市、設立は平成3年4月、資本金は1,000万円、全従業員は120人です。業種、業態といたしましては、主に
コンクリート2次製品及び
各種建築資材等の開発、製造、販売を手がける会社で、
販売エリアの拡大により、新たな製造、
販売拠点として製造工場を建設し、各種製品の製造と加工作業、
配送業務を行う予定でございます。
新規雇用従業員は、
市内在住者15人程度を雇用する予定であり、合計で20人程度が勤務する予定でございます。
また、
進出予定の3事業者の
税収見込みについてでございますが、税額につきましては、企業の
事業規模や人員配置、
財務状況などによって
法人市民税に、建てる建築物の面積、
償却資産などの設備の内容によって
固定資産税にそれぞれ影響がありまして、同じような規模の工場や事業所を建設した場合でも、税収はその企業によって大幅に変わってまいります。
現時点で税収を算定することは非常に難しいのですが、市内において同規模程度の
工業用地を購入したほかの企業の
納税状況等を参考として、あえて大まかな目安として試算いたしますと、年間の税収は区画4でおおむね1,000万円程度、区画5でおおむね850万円程度、区画6でおおむね800万円程度が見込めるのではないかと考えてございます。
以上、お答えとします。
○議長(
勝間田博文君)
都市整備課長。
○
都市整備課長(勝又喜英君)
それでは、私のほうから2点目の
処分金額の算出についての御質問にお答えさせていただきます。
板妻南工業団地の各区画の
販売価格の算定につきましては、第1期事業の2区画と同様に、
標準地比準方式を用い、今回の
土地評価対象地と、これに類似する土地として県の地価調査の標準地であります
駒門工業団地内の土地との
街路条件、
交通条件、
環境条件、
画地条件、
行政的条件等の
価格形成要因の比較を行いまして、その結果に基づいて標準地の価格に比準して価格のほうを決定しております。
今回の3区画の
販売価格を算定する上で、特に各区画の大きな違いは、
画地条件であります。その中で、まず、形状についてですが、区画4と区画5につきましては、ほぼ整形であるのに対して、区画6はやや不整形となっております。
のり面の割合ですけれども、区画4につきましては約32%余、区画5は28%余、区画6につきましては約29%となっておりまして、区画4のほうが約3ポイント程度、のり面のほうが多くなっている状況であります。
次に、
接面街路との関係でございますが、区画4と区画6は、一方路に接しているのに対しまして、区画5は二方路が接している状況です。
したがいまして、このような要因を反映し、今回の各区画の1
㎡当たりの単価を設定した上で、各区画の面積で算出しました金額の合計額が、今回の
処分金額となっているものでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
(「終わります。」と
高木理文君)
○議長(
勝間田博文君)
ほかにありませんか。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して
反対討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
次に、
賛成討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより議案第30号「
板妻南工業団地開発事業地内の
用地処分について」を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
勝間田博文君)
日程第5 報告第3号「
専決処分の報告について(
損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。
当局から
内容説明を求めます。
環境部長。
○
環境部長(
勝間田安彦君)
ただいま議題となりました報告第3号につきまして、内容の説明をさせていただきます。
資料2、報告書及び資料3、
議案資料を御用意ください。
初めに、報告書の1ページをお願いいたします。
本件は、平成29年1月27日に萩原710番地で発生いたしました
公共汚水桝への
転落事故に対して
損害賠償を支払うものでございます。
損害補償の額は8万6,200円で、
損害賠償の相手方は御殿場市川島田1765番地、
勝間田恒子様でございます。
それでは、事故の概要について説明させていただきますので、資料3、
議案資料の3ページをお願いいたします。
この事故は、1月27日午後6時ごろ、萩原710番地を歩行中、民地内にあります
公共汚水桝のふたが外れ、歩行者が桝内に転落し、両足すね、右脇腹を打撲したものでございます。
原因につきましては、
公共汚水桝が駐車場として利用されている箇所に設置されており、長年の使用による摩耗、劣化により、ふた固定部分の一部が破損し、乗り上げた際、ふたが外れ、桝内に落下したものと思われます。
損害賠償金につきましては、事故の
責任割合を当市が10割とし、市が相手方に治療費8万6,200円を負担することで、4月20日に示談が成立しましたことから、報告するものでございます。
なお、
損害賠償金につきましては、全額、
下水道賠償責任保険より補?されることとなります。
同形状の
公共汚水桝は約600個設置されており、巡回点検や通報により、随時、交換してまいりましたが、このような事故が発生してしまいました。
事故後は直ちに全箇所点検を行い、安全に通行ができるよう対処いたしました。
今後もより一層の点検を実施し、
再発防止に努めてまいります。
以上、ここに深くおわび申し上げ、
専決処分の報告とさせていただきます。まことに申しわけありませんでした。
○議長(
勝間田博文君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
10番
高木理文議員。
○10番(
高木理文君)
1点、お伺いをいたします。
今回、実際、市民の方がけがをされたということで、やはり同じような事故があってはならないというふうに考えるわけですけども、今回の事故の発生後に
再発防止策としまして、当局としまして対応された具体的な内容について、もう少し詳細な対応をされているかと思いますので、その中身についてお伺いいたします。
○議長(
勝間田博文君)
下水道課長。
○
下水道課長(勝又高明君)
それでは、ただいまの御質問にお答えします。
今回、
事故原因となった直径45
㎝公共汚水桝は、平成3年に設置されたもので、設置後25年が経過していました。桝の
標準耐用年数は50年ですが、
使用条件によって差が生じます。
事故現場は
店舗駐車場であり、ふた固定部が摩耗劣化により通常よりも早く一部破損したものと考えられます。
事故後、直ちに桝の交換、修繕をし、復旧いたしました。今回、
事故原因となった直径45㎝の
公共汚水桝は、昭和63年から平成4年に設置されたもので、市内に625か所あります。全箇所を緊急点検した結果、早急にふたの交換が必要なものが20枚、桝全体の交換が必要なものが5か所ありましたので、平成29年3月までに全て交換いたしました。
今後は
破損リスクより、調査・点検の優先順位や頻度を設定した「御殿場市
公共下水道施設管理計画」を平成28年度に作成し、この計画に基づき、安心安全に使用できる
下水道施設となるように、
調査点検をしていきます。
以上、お答えとさせていただきます。
(「終わります。」と
高木理文君)
○議長(
勝間田博文君)
ほかにありませんか。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
本件は
地方自治法第180条の規定に基づく
報告事項でありますので、御了承願います。
○議長(
勝間田博文君)
日程第6
議員提出議案第2号「
御殿場市議会委員会条例の一部を改正する条例案の提出について」を議題といたします。
提出者代表から
内容説明を求めます。
議会運営委員長。
○
議会運営委員長(
勝間田幹也君)
ただいま議題となりました
議員提出議案第2号、
御殿場市議会委員会条例の一部を改正する条例案の提出について、
内容説明をいたします。
資料4、平成29年
御殿場市議会第3回
臨時会議案書(
議員提出分)の1ページをお願いいたします。
今回の
委員会条例の一部改正は、会派の異動により、会派の
構成人数が変わりましたことを受けて、
議会運営委員会の
委員定数を改めるものです。
内容につきましては、
新旧対照表により説明いたしますので、資料5、平成29年
御殿場市議会第3回
臨時会議案資料(
議員提出分)の1ページと2ページをお願いいたします。
第4条第2項の中で、
議会運営委員会の委員の定数を8人から7人に改めるものです。
なお、附則として、この条例は公布の日から施行するものといたします。
以上で、
内容説明を終わりにいたします。
よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(
勝間田博文君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して
反対討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
次に、
賛成討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより
議員提出議案第2号「
御殿場市議会委員会条例の一部を改正する条例案の提出について」を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
勝間田博文君)
この際、本席より連絡いたします。
ただいまから
福祉文教委員会を開催する旨の連絡がありましたので、委員の皆さんは第1
委員会室に御参集願います。
福祉文教委員会開催のため、暫時休憩いたします。
午前10時25分
○議長(
勝間田博文君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
午前10時30分
○議長(
勝間田博文君)
福祉文教委員会の委員長より、辞任願が提出され、これが許可されましたことから、委員長の互選を行い、その結果報告がありましたので、お知らせいたします。
福祉文教委員会委員長に
土屋光行議員が選任されました。
○議長(
勝間田博文君)
この際、報告いたします。
会派の異動に伴い、会派の
構成人数に変更が生じたことにより、このたび
髙橋利典議員から、
広報委員会委員を辞任したい旨の届け出があり、
御殿場市議会委員会条例第14条の規定により、議長においてこれを許可いたしました。
この際、
広報委員会委員に欠員が生じましたことから、
御殿場市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、
長田文明議員を新たに
広報委員会委員に指名いたします。
また、
長田文明議員から、
議会運営委員会委員を辞任したい旨の届け出があり、
御殿場市議会委員会条例第14条の規定により、議長においてこれを許可いたしました。
○議長(
勝間田博文君)
日程第7
議員提出議案第3号「
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議について」を、議題といたします。
この際、
地方自治法第117条の規定により、
長田文明議員の退席を求めます。
(
長田文明議員 除斥)
○議長(
勝間田博文君)
地方自治法第117条の規定により、
長田文明議員が除斥されていますので、お知らせいたします。
提出者代表から
内容説明を求めます。
議会運営委員長。
○
議会運営委員長(
勝間田幹也君)
ただいま議題となりました
議員提出議案第3号、
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議について、提案者を代表いたしまして、
提案理由の説明を申し上げます。
なお、
提出理由の説明は決議文の朗読により説明とさせていただきますので、御了承願います。
お手元の資料4、平成29年
御殿場市議会第3回
臨時会議案書(
議員提出分)の2ページをお開きください。
議案の朗読をいたします。
議員提出議案第3号
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議について
御殿場市議会会議規則第14条の規定に基づき、別紙決議を提出する。
平成29年5月19日
御殿場市議会議長
勝間田 博 文 様
提出者
御殿場市議会議員
杉山 護、芹沢修治、土屋光行、本多丞次、大窪民主、杉山章夫、
高木理文、
黒澤佳壽子、辻川公子、神野義孝、田代耕一、小林恵美子、
勝間田博文、
勝間田幹也、勝亦 功、菅沼芳德、平松忠司、髙橋利典
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議
長田文明議員が理事長を務めるNPO法人が、障害児通所給付費を不正受給したなどとして、静岡県は3月31日に同月28日付で同法人を行政処分にしたと発表し、報道されました。それを受け、本市議会にも多くの方から非難の声が寄せられております。
県の発表によると、不正受給のほか、勤務実態のない職員を勤務表に記載、県の監査に対して虚偽の記録を提出、県の聞き取りに対して事実と異なる説明を行うなどの不適切な内容があり、放課後等デイサービスを行う事業所で行政処分を受けるのは、県内では初めてとのことです。
また、5月2日付の報道により、同NPO法人の行政処分の執行を暫定的に停止される仮処分の決定がなされたことや、行政処分の取り消しを求める提訴をすることなどの事実も明らかになりました。
いずれの場合も、報道されるまでの間、本市議会に対して事前に
長田文明議員本人からの報告や十分な説明はなく、状況はすべて報道により確認したものでした。
このように、行政処分を受けた後も市民や本市議会に対しての説明責任の点において誠意が見られず、公人としての意識についても自覚が認められないことから、その姿勢は議員としての資質を欠くものと判断せざるを得ません。
長田文明議員のこのような行為は、議会の品位と名誉を著しく汚しただけでなく、本市議会に対する市民の信頼を大きく失墜させるものであり、本市議会としては断固許すことはできません。
本来であれば、公人として自らその責任を痛感し、議員辞職を決断すべきですが、いまだその意思を表明していません。
よって、本市議会は、
長田文明議員に対し、自らの責任を重く真摯に受け止め、市議会議員の職を辞するよう強く勧告するものです。
以上、決議する。
平成29年5月19日
御殿場市議会
以上です。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
勝間田博文君)
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
質疑なしと認めます。
これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、委員会の付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
勝間田博文君)
御異議なしと認めます。
よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対して
反対討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
次に、
賛成討論の発言を許します。
(この時発言なし)
○議長(
勝間田博文君)
討論なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより
議員提出議案第3号「
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議について」を採決いたします。
(髙橋靖銘議員 退席)
○議長(
勝間田博文君)
本案に賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
勝間田博文君)
起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
(
長田文明議員 入場)
○議長(
勝間田博文君)
長田文明議員に申し上げます。
ただいま審議されました「
長田文明議員に対する
議員辞職勧告決議」について、採決の結果、可決されましたので告知いたします。
○議長(
勝間田博文君)
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
これをもちまして平成29年
御殿場市議会第3回臨時会を閉会といたします。
午前10時40分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成 年 月 日
議 長 勝間田 博 文
署名議員 辻 川 公 子
署名議員 神 野 義 孝...