御殿場市議会 > 2011-10-07 >
平成23年経済文教委員会(10月 7日)

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  1. 御殿場市議会 2011-10-07
    平成23年経済文教委員会(10月 7日)


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    平成23年経済文教委員会(10月 7日)               経 済 文 教 委 員 会                           平成23年10月7日(金)                           開 会:午前9時30分                           場 所:第5会議室    開  会  【産業水道部】   日程第 1 認定第 1号 平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)  【都市建設部】   日程第 2 認定第 1号 平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)  【教育部】   日程第 3 認定第 1号 平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)  閉  会 〇出席委員(8名)  委員長        勝 又 勝 美 君  副委員長       芹 沢 修 治 君
     委  員       山 ア 春 俊 君  委  員       大 橋 由来夫 君  委  員       菱 川 順 子 君  委  員       鎌 野 政 之 君  委  員       滝 口 達 也 君  委  員       斉 藤   誠 君 〇欠席委員  な  し 〇説明のため出席した者  産業水道部長                勝 又 英 夫 君  産業水道部次長兼農林課長          内 田 治 夫 君  農林課課長補佐               勝 亦 俊 次 君  農林課参事                 金 光 和 芳 君  農林課副参事                伊 倉   賢 君  地籍調査課長                齋 藤 重 光 君  地籍調査課参事               飯 田 龍 治 君  商工観光課長                勝間田 安 彦 君  商工観光課課長補佐             田 代 明 人 君  商工観光課副参事              鎌 野   武 君  下水道課長                 杉 山 達 夫 君  下水道課課長補佐              土 屋 和 俊 君  下水道課参事                石 田 昌 彦 君  水道業務課長                杉 山   茂 君  水道業務課課長補佐             山 口 尚 子 君  水道業務課副参事              芹 澤 勝 徳 君  水道工務課長                勝間田   実 君  水道工務課技監               勝 又 彰 雄 君  水道工務課副参事              橘  健 二 君  水道工務課課長補佐             小 林 達 也 君  都市建設部長                勝 亦 豊 二 君  都市計画課長                長 田 忠 一 君  都市計画課課長補佐             志 水 政 満 君  都市計画課課長補佐             横 山   勉 君  都市計画課参事               鈴 木 春 夫 君  都市建設部次長兼新東名課長         勝 亦 和 男 君  新東名課課長補佐              芹 沢 節 巳 君  都市整備課長                勝 俣 文 美 君  都市整備課課長補佐             高 村 哲 郎 君  都市建設部次長建築住宅課長        井 澤 正 和 君  建築住宅課参事               横 山 秋 好 君  建築住宅課課長補佐             早 野   晃 君  建築住宅課課長補佐             小 澤 仁 志 君  都市建設部次長兼土木課長          長 田 清 一 君  土木課技監                 石 井 富 夫 君  土木課課長補佐               遠 藤 義 秀 君  土木課課長補佐               岩 田 芳 尚 君  土木課課長補佐               高 橋 克 栄 君  教育長                   三 井 米 木 君  教育部長                  勝間田 喜 晴 君  教育部次長兼教育総務課長          湯 山 益 栄 君  教育総務課技監               小宮山   誠 君  教育総務課参事               芹 澤 くみ子 君  教育総務課課長補佐             岩 田 秀 也 君  教育総務課主幹               山 ア 和 夫 君  教育部次長兼学校教育課長          梅 田   剛 君  学校教育課指導主事             滝 口 盛 治 君  学校教育課課長補佐             勝 又 雅 樹 君  社会教育課長                滝 口 芳 幸 君  社会教育課課長補佐             長 田 喜 明 君  社会教育課図書館長             齋 藤 明 生 君  学校給食課長                小 野 恵美子 君  学校給食課課長補佐             鈴 木 常 夫 君  西学校給食センター所長           瀬 戸 利 夫 君 〇議会事務局職員  主事                    池 谷 歩 美  主事                    岩 瀬 陽 平 ○委員長(勝又勝美君)  ただいまから経済文教委員会を開催いたします。 ○委員長(勝又勝美君)  本日の会議は、過般の本会議において、当委員会に付託となりました議案について、別紙議事日程により、産業水道部、都市建設部、教育部の順で審査をお願いすることといたします。  それでは、最初に、産業水道部関係について直ちに審査に入ります。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  おはようございます。本日の経済文教委員会の一般会計の決算の審議でございますけど、統括職以上から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  それでは、日程第1 認定第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち産業水道部関係を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、お手元の審査順序一覧表により直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(勝又勝美君)  御異議なしと認めます。  それでは、順番1、5款労働費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、6款1項農業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  3点お願いします。  173ページの備考欄3のD耕作放棄地緊急対策事業費補助金ということなんですが、どういった対策であったかお伺いをいたします。  それから、次のページ、175ページのごてんばコシヒカリブランド化事業でありますけど、種子の変更等の事業ということなんですが、これについて、ブランドとなる、ごてんばコシヒカリの収穫量というのはどのくらいあったのか、もしわかりましたら教えてください。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  耕作放棄地緊急対策事業費補助金の関係ですが、こちらは耕作放棄地の再生解消対策の一環として、平成22年に国県の緊急対策制度が改正されまして、新事業として御殿場市耕作放棄地緊急対策事業費補助金交付要綱を制定して取り組みました。今回の事業費なんですが、19万687円ということで、解消面積なんですが、現場は永塚の2筆になりまして、約1.9aを取り組みました。なお、こちらの補助なんですが、国が4分の2、県が4分の1、市が4分の1ということで、受け入れ窓口として御殿場市担い手育成支援協議会が受け入れて取り組んでいます。  なお、広報活動について、こちらは御殿場農協が中心となっている部農会を通して、各戸配布でパンフレットを随時配布しているような状況でございます。
     それから、もう1点、ごてんばコシヒカリブランド化事業なんでございますが、北駿地区の基幹作物でありますごてんばコシヒカリの地域ブランドの確立化を図るため、種子もみのこちら更新費の助成を行っています。先ほど質問の中で、種子もみの量がどのぐらいかということで、今ちょっと種子もみのほうの量は、現在は把握してません。済みません。  それから、種子更新率なんですが、種子更新率は年々上がっておりまして、平成19年には80%だったんですが、今回、平成22年では93.5%ということで伸び率を示しております。  なお、種子更新をして、実際に植えつけをした水田の面積なんですが、約760ha種子更新の水田耕作をしております。  なお、この種子更新の補助なんですが、御殿場農協を通しまして、コシヒカリの苗箱の一部を助成する。なお、苗箱のほかに種子もみも一部助成しているような状況です。苗箱の苗の供給戸数、市内の農家の戸数なんですが、603戸、それからコシヒカリの苗の供給箱数ですが、約3万8,000箱、先ほど申し上げました農家戸数が603戸となります。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。御殿場コシヒカリの分、これ760haの水田に作付されたということなんですが、これにちょっと多少収穫量というのは少ないわけですよね。これに幾ら掛けたらいいのかな。どのぐらいが収穫量として、1haどのぐらいの収穫量があるのかなというようなことなんですけど。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  この1haに対して約80俵になります。 ○委員長(勝又勝美君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  コシヒカリの収穫量は反当たり大体8俵前後でありますので、1町歩で大体80俵、それで760haですので、掛けますと6万800俵、364万8,000sですね。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。済みません、1つだけ質問が漏れたもんですから、181ページのほ場整備なんですけど、今回の決算では、御殿場深沢地区が新しくというか、その前の年からあったんですけど、国の方針が大分いろいろあちこちで減らすとか減らさないとかというような方針があったようなんですが、今回の決算で今までの補助との違いというのはどうでしょうか、あったんでしょうか、なかったんでしょうか。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課副参事。 ○農林課副参事(伊倉 賢君)  ただいまの御質問にお答えします。  ほ場体系は今まで県が事業主体として実施するに当たって、国から補助金をいただいて実施したというやり方だったのが、農村、漁村、山村クラスのそういう振興として、一括交付金で県のほうへ来て、県に配分するという方式に今、なっております。金額的には、事業の進行中の、あるいは完了に近い、そういう地区については、優先的に注ぎ込んで、そして完了させよと。これから入るところはちょっとお待ちくださいというようなことで、県はそういう考え方で交付金を配分していると。ただ、この御殿場においての新規に始まります深沢地区については、大体従来どおり、調査事業から始まりますので、それについての事業費はついております。今後も完了地区が出てきますので、それに伴って、その分を新地区へ回していこうということで、県のほうへお願いしていこうという考え方で、今、進めております。  以上です。  (「ありがとうございました。」と鎌野政之君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  1点だけお尋ねしたいと思います。  173ページ、6款1項なんですけれども、グリーンツーリズム推進事業ということで、協議会への交付金ということで、55万円が載っておりますけれども、今後またこのグリーンツーリズムというものが拡大を推進されていかなくちゃいけないということだと思いますけれども、22年度、この1年間におきましては、実際この協議会でどのような意見が出されて、それがどのように実行されたのかをお尋ねしたいと思います。  また、この施策について何か、この1年間、反省点と言いますか、思いどおりにはいかなかったという点も多々あったんではないかと思いますけれども、そこら辺もお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  ただいまのグリーンツーリズム推進協議会交付金についてお答えします。  先ほどの交付金額の件でございますが、当協議会への交付金は21年度・75万円、22年度・55万円、本年度が52万3,000円と年々減額されておりますが、当協議会では農業体験に参加していただいた方には500円から2,000円の参加負担金をいただいております。減額されているわけなんですが、その中でもちろん参加者にはその負担金をいただいてますので、収穫物を持ち帰っていただいており、なお、ほ場の体験会場のほうで野菜とか、農産物を販売させて、その売り上げも直接、農業者に入っております。  負担金なんですが、21年度が約9万5,500円、22年度が14万5,000円となっております。したがいまして、参加者数と体験者数を現状のところ維持しているわけなんですが、毎年、金額が減額されている分、農家の収益を上げるために応分の参加者に負担をいただいて、それで賄っているという状況になります。これらの成果ですが、事業のほかに取り組んでいただいているグリーンツーリズム事業以外に、農家が近隣の保育園、幼稚園などに声かけをしまして、独自にトウモロコシ蒔き体験、収穫体験を開催するようになったり、農協の関係の各支店のイベントでも、農作業体験を増やしていただいているという状況で、農業体験に関係機関が先進的に取り組むように、徐々に体験の場が広がりつつございます。  今後の課題ですが、さらなる実地団体の掘り起こし、農家が主体となる事業の展開、また、団塊の世代等の事業参加していただくよう、新しいメニューの開拓などが協議会の中で上げられております。また、市外参加の増員を図るべく、樹空の森、秩父宮記念公園など、観光施設と連携した事業の展開も今後していかなきゃならないというのが課題ということで、協議会の中で話し合われております。  最後に、参加人数なんですが、平成21年度は直接、グリーンツーリズム推進協議会で行った事業は11事業で、参加者が831人、うち市外が183人、22年度は残念ながら田植え体験と稲刈り体験が水田の改良がありましたため、中止となりましたが、10事業の参加者数768人、うち市外の参加者なんですが、73人でございました。  以上でございました。  (「ありがとうございます。」と菱川順子君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  斉藤 誠委員。 ○委員(斉藤 誠君)  今のグリーンツーリズムの関係なんですけど、そういうふうな農家が主体になっていると同時に、今、割かし定年して、やることなくて、農園をやりたいというふうなものも、私はグリーンツーリズムで上げてもいいんじゃないかと思いますけど、市として、そういうふうな、例えば畑を提供したい、遊休耕作地なんかとか、それから何かかなり市街化区域の中でもやってて、何とかこれしたいんだけどというふうな声も聞くんですけど、例えばそういうふうな、言ってみれば2坪、3坪百姓みたいなものを、これから余生の中でやっていきたいというふうなための整備というものは考えてはいないんでしょうか。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  ただいまの団塊の世代等、就農ということで、グリーンツーリズム推進協議会の目的としては、住民との交流とか農業体験を通して、自然文化の人の交流を楽しみ、農産物の販路拡大、農家の活性化をねらいとしているところなんでございますが、新しく就農というか、家庭菜園等をやる場を設ける機会なんですが、現在、国、県のほうで行っております耕作放棄地対策事業、先ほど予算の中でも示されましたけれども、補助金が出て、耕作してくれれば、補助金が出るよという一環のメニューもありますので、そういうものを利用して、今後、進めていきたいと思います。  なお、初めての就農の方でございますが、御殿場農協の農業大学、定員数があり、なかなか人気があって、団塊の世代の方、たくさん、2年間のスパンで学んでおられますけれども、人数枠がありますので、なかなか入るのに大変というお話も聞いておりますが、そういうのを利用していただいて、農業の勉強をしていただいて、就農していただければと思っています。  なお、農地が利用できるようにしたいというような御質問もありましたけれども、現在のところ、農地法の中で、大規模にそういう1ha、2haやるとなると、農業の就農の許可というか、農業者の許可も必要なんで、それらもただのレクリエーション農園はもちろん皆さん取り組んでおりますけれども、難しいものがありますので、今後、それを課題として詰めていきたいと思います。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  山ア委員。 ○委員(山ア春俊君)  180ページ、地籍調査を進められていますけれども、かつて勝亦功議員が質問されたことがあったと思いますけども、いずれにしても地籍調査、今は富士岡を特に進められているようでありますけども、大体この地籍調査に入って調査するんだけど、いろいろ御苦労があると推察するんでありますけども、特に地籍調査の中で、大きな課題というか問題点はどんなところにあるか、ちょっとお聞かせいただきますか。 ○委員長(勝又勝美君)  地籍調査課参事。 ○地籍調査課参事(飯田龍治君)  今の課題等の御質問ですが、昔と今では大分、課題が変わってきております。というのは、まだ二、三十年前の時代ですと、地主さんがサラリーマンではなくて、自営だったりだとか、お百姓さんだったりということで、立ち会い期間中、何日も出席してくれるということが可能だったんですが、現在はサラリーマンが非常に増えております。ですから、立ち会い期間中、10日も20日も出るということが非常に厳しくなっております。そういった関係で、市のほうも立ち会い日程を組むのに、とにかく地主さんの出席日数を減らすということを最優先に考えまして日程を組んでおります。そんな関係で、なかなか広い面積を1か年でできないような状態になっております。そんなような課題。  それから、もう一つ、富士岡地区をやるのに当たって、二線引き畦畔と言いまして、白地が非常に多いです。この白地は、地籍調査の成果を利活用するということで、時効取得という制度がある関係で、それらも一緒にするようになっておりますので、その時効取得制度、それを利活用するに当たっては、申請からおりてくるまで大体4か月かかるような状態になっています。これは以前でしたら1か月でおりてきたんですが、最近はなかなか国の審査も厳しくなっておりまして、4か月間かかっておるような状態です。ですから、御殿場市の場合は、2年で登記まで持っていくわけですが、その24か月の中で4か月を割かれるというのは、非常に工程的にも厳しくなっておりまして、ですが、2年で登記しないといけないわけですので、職員もいろんな面で頑張りながら進めております。  それから、あと、どうしても個人境の関係に立ち入るもんですから、市が前面に出て、ここにしなさいということはできないわけです。あくまでも地主さん同士が確認してくれた境界を市が調査する、そういう立場ですので、市が表立ってここにしなさいとか、そういうことは一切できませんので、地主さんが納得してくれるのを待つといったような、そんな関係で、一つの境が決まるのにやっぱり何か月もかかるといったような状況などがあります。  大きな課題は以上です。  (「ありがとうございました。」と山ア春俊君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、6款2項林業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  2点お願いします。  林業の振興事業の中の183ページ、Aの間伐促進強化対策補助金なんですけど、これ一般質疑の中で、この間も出たんですけど、今年度は0.7haをやったということで、昨年度は20haぐらいやっているんですけど、前にちょっと伺った中では、富士山のほうは割かし県の森の力の再生補助金を使ってやって、大分、向こうは進んでいるという中で、ことし、22年度、この0.7haがどこだったのか、それから、これからまだまだ東山山系は間伐、この間の私も一般質問させてもらう中で、これから整備していくんだということを答弁されておりましたんですけど、いっぱい間伐をやるところがあるわけでございまして、この県の森の力の補助金を使いながら、計画的にやっていくような形を取っているのかどうか、その辺を伺いたいと思います。  それから、次の185ページ、2の国庫委託事業@東富士演習場内緑地帯設置事業ということで、3,500haほどやったということなんですけど、これはどういう請け負い制になっているのか。例えば、東富士が受けて、それでもってやっているんだよというものなのかどうか、ちょっとその辺をお願いいたします。  以上、2点、お願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  最初の間伐促進強化対策事業の件ですが、前回も課長からお話ししたと思いますけども、森の力再生事業でできる森林と、それから森の力再生事業には若干、条件がありますので、道路から近い森林ですとか、傾斜の少ない、いわゆる平らな森林、これ条件のいいところはできないような決まりがあるもんですから、森の力ではできない森林と2つに分かれます。間伐促進強化対策事業は、今回0.7haというふうに少ないんですけども、これ森の力再生事業ではできない森林をやりまして、森林組合でも営業活動をしていただいておりますけども、22年度はこれしかできなかったということなんですけども、これは神山地先になります。  森林組合も、御殿場市全体の森林整備計画を実行母体として、ことしから来年にかけて全体計画をつくって進めていこうということで、今、体制づくりを進めております。  2番目の東富士演習場内緑地帯設置事業でございますが、これは国からの委託事業でございまして、入会組合に市から委託してやってもらっております。これは演習場内の国有地、防災水源林ですとか、今までに植樹をしました緑地帯の撫育管理等を、毎年毎年段階的に行っております。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  最初のほうの間伐の関係なんですけど、ありがとうございました。わかりました。いわゆる森林組合が主体になって、例えば森の力再生事業なんていうのは、森林組合がかなり県のほうへ働きかけてやってもらう事業じゃないかと思います。特に個人の林なんていうのは、個人ではもうとてもじゃないけど手が回らないという中で、森林組合に加盟している団体への、森林組合が直にそこへの働きかけというのは、かなりやっているんですかね。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  森林組合がこれから事業を進めていくにつけて、モデル地区というものを今、つくろうということで、かなり地区に入りまして、説明会ですとか、20町歩ぐらいを当初やりたいなということで目標で今進んでおります。 ○委員長(勝又勝美君)
     斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。2点目の東富士の緑地帯の関係なんですけど、これは入会組合が委託事業でやっているところですけど、これ人数はどのくらいなのかわかりますか。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  入会組合にそれぞれの支部がございまして、各支部に振り分けてやっているんですけども、正確な人数というのは、済みません、把握できておりません。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  これ割かし金額的にも大きな事業なもんですから、かなり臨時雇用や何かのことでも私は大いに役所も働いていただいて、国のほうへ働きかけて、こういう整備をやってほしいなということであれでしたけど、人数はわからないとこですけど、また、もし調べられまして、それぞれの支部、どのぐらい、年間作業しているのだとわかりましたら、また、後で結構ですので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  1点だけ質問させていただきます。  185ページの緊急雇用創出林道維持管理等事業なんですけど、別にこれをどうのこうのということではないんですけど、現実的にはその前にある林道整備事業の金額と比べると、こちらのほうが大きいということで、どちらかと言うと、この緊急雇用は小手先の、ちょっとここのところは草があるから取るとかというようなことのイメージが私としてはあるんですけど、これらについては、どんな仕事というか、現実的には林道の整備とか、そういったものだと思うんですけど、ここら辺との整合性みたいなものというのは、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  緊急雇用創出林道維持管理等事業でございますが、これは4名の方を採用いたしまして、臨時職員ということで、御殿場市内に広域基幹林道をはじめ、広域基幹林道に縦に結ぶ市でつくった林道が何本かありますけども、時期になりますと、林道の周りにカヤとか草が生えてくるもんですから、その草刈り、それから草を刈ったものの処分、それから林道はのり面がかなりあるもんですから、崩れてくる土がかなり側溝へたまるもんですから、側溝の土砂上げ、それからたまに倒木なんかがあるもんですから、倒木の処理ということで、これ人件費でございます。  追加で、これ補助金でやっております。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかっているんですけど、これ例えばさっきの土砂とか、そういったものというのは、この緊急雇用の補助金が出なければ、実はやらなかったような事業になりますか。それとも補正で組んでやるような事業になりますでしょうか。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  前から実は広域基幹林道が開通して大分たっているもんですから、こういう事業をやりたいよということで、財政課には市費でやらせてほしいということでいたんですけども、なかなか財政上ということで、たまたまこの緊急雇用の事業があるから、それを使ってやるということで、今やっております。  (「了解です。」と鎌野政之君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢修治委員。 ○委員(芹沢修治君)  先ほどの林業でございますけれども、各区というんですか、各地区で共有林というのを持っていて、そこで下刈りとか間伐をした場合の補助金、助成金といったものはないんでしょうか。 ○委員長(勝又勝美君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(勝又英夫君)  今の御質問ですけど、共有林を管理したいということなんでしょうか。それともそこを間伐をしたいから、そういうのが助成金が出るのかという、そういうことでしょうか。そうですか。 ○委員長(勝又勝美君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  共有林を持ってる皆さんが、間伐とかの作業をする場合は、この森の力再生事業でやる場合には、静岡県の認定した団体ということになっておりますので、共有林所有の皆さんが、自分たちでやられる場合には、森の力再生事業の対象にはなりませんので、今のところ補助金ですとか、そういうものはありません。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、2款1項20目交流センター富士山ゾーン整備事業について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、7款商工費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  数点お願いします。  189ページの備考欄の2駅南駐車場管理費のところです。ちょっと駅南駐車場のルール的なことで聞かせてください。ここに金額出てますけども、あそこの市営駐車場は、月決めでお金をいただいている方がいらっしゃると思うんですが、その方々に、例えば月決めで普通借りると、場所を1個キープできるわけですね、借りる側は。ところが、駅南駐車場は以前、例えばお金を払っておいても、満杯になっていて空いてるところがなければ、例えば双葉とか、お金を払っていながら、ほかに借りなきゃいけないという現状があったんですけど、それは今も変わっていない状況でいらっしゃるのか。使用する側から、そういう点について、二重取りじゃないかという不満は出てないか、そこら辺を聞かせていただくのがまず1点目お願いします。  2点目が、その下の3番目です。経済活力創出事業、このことで項目がDまでありますけども、これに対しての観光協会ですとか、商工会の方々との共同の仕方、どういうような形でお願いしているのか。完全に投げちゃっているのか、一緒に当局も加わってらっしゃるのか、ちょっとそこの今の状況を教えていただきたいと思います。  それから、191ページ、備考欄2商店街活性化事業のB御殿場まちづくり(株)コミュニティ施設運営事業補助金、これは内容はわかっているんですけども、今のところ時限でおやりになるのか、それともずうっと今後、やっていくことなのか、そこら辺、ちょっと教えていただきたいと思います。  それから、最後の2点になります。193ページ、3番の観光振興事業のB観光親善大使のとこですね。これ、今、観光親善大使が御殿場は何人いらっしゃって、どのような活動で効果が出てらっしゃるのか、そこを教えてください。  最後になります。その下です。Cのバラのまちづくり事業、これ前回の質疑でも質問も出てましたけども、当初スタートするときには、バラと富士山のまちで、全国に御殿場をアピールしようということでスタートした事業なんですけども、方向性というか、その目標は、そういう方向で変わってないのか、それともちょっと方向を変換して、あのバラを御殿場がどういうふうにやっていくというか、最初のスタートの時点と目標は変わってなくて、御殿場とバラで観光を呼ぼうということに使っているのか、ちょっとそこのところを教えてください。お願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  それでは、まず、1点目の駅南駐車場の御質問についてお答えをさせていただきます。  定期で利用されているお客様が、実際、場所が決まっているかどうかということでございますけれども、基本的には場所は決まっておりません。このため、いわゆる満車というんでしょうか、ほかの車で埋まっている場合については、定期のお客様でも利用できないということはあり得ると思っております。  私どものほうに、その点についておかしいじゃないかと、そういったような不満というんでしょうか、そういったものについては、今現在では聞いておりませんけれども、確かにそういうケースはあり得るかなというふうに思っております。現在ではそのような状況の中で、不満というんでしょうか、そういうものはこちらには届いておりません。  2点目の経済活力創出事業でございますけれども、@からDの中で、どのように観光協会、あるいは商工会と共同しているのかということについてお答えをさせていただきたいと思います。  まず、アピールナウ御殿場事業交付金につきましては、これは市が、事務局は商工観光課でございますので、私どものほうで例えば観光キャラバンであるとか、あるいは例えば農協祭の協力であるとか、あるいはパンフレットの作成であるとか、このようなものを行っております。それぞれの事業ごとに必要に応じて、当然観光協会、商工会のほうと連携をしながら、それぞれの個別の事業について進めさせていただいております。  2年目の異業種ビジネス交流会事業交付金につきましては、これは商工会へ補助金を出しております。これについては、御殿場裾野ビジネス交流会ということで、2市の企業の皆さんに参加をしていただいて、毎年11月ごろ開催をさせていただいているものなんですが、これも当然、市のほうも関与しておりまして、一緒に市長、副市長もこれに参加しておりますけれども、交流会、講演会なんかもございますので、これに参加をして、皆さんと交流を促進いただくような催しを私どもも支援をさせていただいております。  3点目の御殿場ブランド商品開発事業交付金につきましては、これは9月議会の中でも一般質問にお答えさせていただいたとおり、大きく4つの品目について、今、推進を図っているものでございまして、商工会に補助金を出しているものでございます。これにつきましても、この4つの品目のPRは、当然市のほうも関与して、一緒にやっておりますので、共同して商工会と一緒に進めさせていただいているものでございます。  それから、4点目のファルマバレープロジェクト推進事業につきましては、これについてはファルマバレーセンターというんでしょうか、県のほうの組織のほうに、周辺市町と協調しまして、東部の12市町と一緒に補助金を出してやっておるものでございます。これについては、常々定期的に担当者会議が開催される中で、それぞれの状況を把握しておりますので、これについてはそのような状況で進めさせていただいております。  最後、御殿場おもてなし事業は、これはイルミネーションを昨年実施したものに対する経費でございまして、これについては市が直接、事業実施したものでございます。  それから、大きく3点目のまちづくり(株)コミュニティ施設運営事業補助金についてお答えさせていただきます。  これについては、川島田のエピの2階にございます公共的施設に対しての運営補助ということでさせていただくものでございまして、これにつきましては平成22年度から5年間という時限的なものとして補助金を支出させていただくということで実施させていただいております。  3点目までについては以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、ただいま御質問のありました観光親善大使の件について、まず初めにお答えさせていただきます。  観光親善大使につきましては、御殿場にゆかりのある著名人に観光親善大使を委嘱させていただいております。現在、5名1組、7名の方にお願いしております。タレントの勝俣州和様、プロゴルファーで芹澤信雄様、宮本勝昌様、天沼知恵子様、そして昨年度、プロウェイクボーダー、現在、玄関の正面のほうにもその関係で展示をさせていただいていますが、そちらの手塚翔太様、そして、ことしの2月に委嘱させていただきました、お笑いコンビのトータルテンボスということで、5名1組、7名の方にお願いしております。  大使の方につきます事業につきましては、観光協会のほうに委託という形で行わせていただいておりまして、観光協会のほうで当初、名刺を作成いたしまして、その名刺に観光親善大使ということで記させていただきまして、こちらのほう、何かあるときにはぜひお持ちいただきたいということでお願いしております。  また、地場産品と新しくできたものにつきましては、紹介をさせていただきまして、そういうものについてテレビ等に出た場合には、紹介していただきたいということでお願いをさせていただいております。  こういう活動がどのような形でされているかにつきましては、観光協会のほうで把握しながら、その都度、報告のほうをいただいておりまして、最近ではウェイクボーダーの手塚翔太様が海外のほうで大変活躍されていまして、昨年、ことしと優勝ということをされてますので、そういうことにつきましては、当市のホームページ、またはアピールナウ御殿場というホームページがあります。こちらのほうで紹介等をさせていただきまして、情報の発信をさせていただいております。  続きまして、バラのまちづくりの件につきましてお答えさせていただきます。  当初のバラのまち御殿場ということのブランド化的な方向性と、今現在がどうなっているか、また今後どういう方向にという御質問につきましてですが、現在やっています原里バラ園、あちらのほうは休耕農地を活用してバラ園という形でやっております。実際のところ、あそこをもっと広くバラの公園として整備できれば最高ではないかと思っておりますが、なかなか困難でありまして、そこの転用等につきましては、相当大きな計画を持たないと難しい状態であります。  そういう中で、まず、そちらのほうが簡単に進まないのであれば、市内のポケットパークであり、またそれぞれ施設においてバラの植栽をさせていただきまして、方向としてはやはり御殿場に来たらバラが見えるという環境をつくっていければと考えております。  昨年も塚原のほうのポケットパークのほうでぜひ植えたいということがありましたので、そちらのほうに植栽をさせていただいたり、ことしに入りましても、友愛パークのほうに植栽をさせていただいたり、樹空の森のほうにも植栽をさせていただいております。そのような形で、多くの場所でバラの魅力を発信していければと考えております。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  ありがとうございました。最後の観光親善大使のほうとバラのまちづくりのほうでちょっとお聞きしたいんですが、観光親善大使は大変御活躍されているんですけども、観光協会にそれを委託して、名刺つくってと、事業を投げてあるんですが、市も一生懸命関与していただいている、それはわかっているんですけども、それが御殿場にどういうふうにはね返ってくるのかが、ずうっと僕、疑問に思っているところがあって、金額が大したことないからと言えばそうなっちゃうんだけど、やっぱり市費でさせてもらっているもんですから、だから、どんなアピールをしてくれということをもっと、極端に言うとお会いしたり何かしたときには、お願いをしたり、こんな活動でこういうことをやってますよぐらいの報告はいただいているとは思いますけど、それがちょっと把握できないのがとても歯がゆいと思っていますので、そこら辺を観光協会の方にまたお願いしていただければいいと思いますが、そこら辺、どういうふうにということ。  それと、バラのほうは、要するにあそこの公園化というのが非常に難しいと、それはもうよく理解するんですが、ということで、御殿場はバラのまちなんだということは、当初の目的はそのままにして、いろんなとこで広げていく、あそこのとこに限らず、これから広げていくという方向性でいるんだという解釈でよろしかったでしょうか、そこを教えてください。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)
     ただいまの件につきましてお答えします。  観光大使の件につきましては、委員さんのおっしゃるとおり、もう少し報告、またはその活動の仕方につきまして、こちらでもちょっと工夫をして、今、考えておりますのは、名刺の裏に、市内の施設なんかを使っていただけるような、割引みたいなのをつけたのを印刷したものを親善大使にお渡しして、いただいた方がぜひ御殿場に来ていただけるような形、こうしますと、それを使ってこられたということで確認等もとれるもんですから、まず、そういうようなことを始めてみようではないかということで話をしております。  また、手塚翔太君につきましては、やはり御殿場に戻ってくるときがあるもんですから、その都度、お会いできるときにはお話はするんですけど、海外の活動が多いもんですから、なかなかその辺が難しいというのがありまして、あとほかの方々、ゴルファーの方々は、ゴルフで活躍していただくのが一番なんですけれども、ちょっと最近、余り上位のほうに出てないもんですから、違った形で講演会であるとか、そういうとこに回っている方も多いもんですから、そういう中でPRしていただくようにまたお願いのほうをさせていただこうと思っております。  そして、バラのまちづくりの件につきましては、現在は原里地区が板妻のほうのバラ園のほうが中心でしたので、原里地区が多いんですけれども、ほかの地域におきましても、どんどん広めていって、やはりバラのまちという点では、当初の目的を進めていこうと考えております。  (「ありがとうございました。」と滝口達也君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  3点ほどお聞かせ願いたいと思います。  初めに、今、滝口委員がおっしゃいました駅南駐車場の管理関係なんですけども、私は市民の方から、ちょっとクレームというか苦情をお聞きしてはいるんですけれども、そこら辺、市の考えをお聞きしたいと思います。月決めでお支払いしているにもかかわらず、実際にはとめることができないこともあるという現状の中で、市としてはそうやって契約された方に対して、どのように考えられているのか。これは一般的には通常あり得ない、一般の駐車場ではあり得ないことだとは思うんですけれども、そこら辺の市の考え方をお聞かせ願いたいと思います。  もう1点、193ページの2の大事業、観光広報事業ですけれども、まず、この全体なんですけれども、一昨年とどう違う広報事業を行われたのか、全く一昨年と同じなのかどうか、何か新たなプランを立てられたのかどうか、実行されたのかどうかをお聞かせ願いたいと思います。  次に、195ページの大事業6の御殿場コミュニケーションコーナー運営事業なんですけれども、実際は、昨年、どのようにこのコミュニケーションコーナーを使われたのか。確か中での販売はできなかったんではないかと思います。農協等も出資されている現状もわかっておりますけれども、ただ単に案内だけなのかどうか、そこら辺の利用価値ですね、コミュニケーションコーナーの、以前と比べまして、アウトレットも案内コーナーが総合案内も何点かできまして、案内自体は充実されていると思います、全体的には、アウトレット自体の企業としては。ただ、そこにコミュニケーションコーナーをそこに置く価値というものをちょっと教えていただきたいと思います。  以上、3点です。お願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課長。 ○商工観光課長(勝間田安彦君)  1点目の駅南駐車場の関係をお答えをさせていただきます。  月決めで、満車のときにはとめられないという状況は、確かにあることはあります。しかしながら、指定管理者のほうで定期券購入者の件数を把握をして、定期券の件数を引いて満車という表示を現在しているところですので、満車になったとしても、その定期券を持っていれば、現在は駐車ができるという状況になっているというふうに聞き及んでおります。1点目については以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、2点目の観光広報事業につきまして、昨年とどのようなところが変わっているかということで、それにつきましてお答えいたします。  こちらのほう、確かに予算的には昨年度とほぼ一緒でして、その中でどのようなところが変わっているかというとこですが、ことし4月に樹空の森がオープンしました。これにつきまして、本年の1月から、これまでは行ってきておりませんでしたエイジェント回り、すなわち旅行社のほうに対しまして、直接のPRという形で、東京方面、中京方面に伺わさせていただいております。これにつきましては、本年度も引き続き実施しているところでございます。それ以外に、パンフレット等も古くなったものにつきましては、随時、中身の精査もありますが、やはり多くの方に手に取っていただけるようなものにということで工夫のほうをさせていただいています。金額的には業者さんにお願いして、できるだけ予算内でということでお願いしていますので、部数が減ってしまうものもありますけれども、これにつきましても、今後とも進めていきたいと思っております。  続きまして、コミュニケーションコーナーの件につきましてですが、こちらのほう、試食的なものは、そういう中での物販という形は、やっていただいている事業所もあるんですけれども、こちらのほう、場所的に皆さん御存じだと思うんですけども、ちょっと入ったところになっております。アウトレットのほうにもちょっと御相談したことがあるんですが、場所的にもう少し見えるとこがあるといいんですけれどというようなお話もさせていただいております。  あそこにある価値ということにつきましては、やはりアウトレット、年間、御殿場市内の交流客数1,200万人のうちの大半を占めているのがアウトレットでございます。こちらのほうで、やはり市内のPR、こちらはしないというのは、もう間違いなくこれから進めていこうとしていく観光に対しまして、重要な位置と考えております。今後とも、そのPRの仕方もあると思います。もう少し考えながら進めていきたいと思っています。ですので、あそこにある価値としては、間違いなく継続をしていかなければいけないものというふうに認識しております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  最後の今のコミュニケーションコーナーなんですけれども、試食もたまに以前からやられていると思うんですけれども、中での販売が一時やったこともあったんですけども、今はやっていないということだと思いますけれども、今後はやっぱり地場産品の販売とかも、スペース的には狭いんですけれども、何かそういったものもできるような方向性で取り組める方法というか、そういったことはないのかどうか教えてください。もしできないんだったらできない理由もお願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  現在、場所的な物販の中で飲食物の取り扱い自体が、アウトレットの中では、そういうお店が、商品として生鮮的なもの以外はやっているとこもありますので、今後につきましては、チェルシージャパンのほうとも協議をしまして、出店契約の中にありますので、その契約の中で変更がきくのかどうか、検討はしていきたいと思います。  現在も継続的な販売が不可能になっておりますので、こちらについても協議はさせていただいて、これが可能かどうか、今の段階で不可能というかどうかというのは、それほどまでの協議はしておりませんので、今後、していきたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  先ほどの私の答弁で1点、訂正させていただきたいと思います。  駅南駐車場に関してですけども、今、課長が申し上げましたとおり、定期券の発行している台数分を除いて満車表示をしているということでございますので、基本的には定期券のお客様は必ずとめられるような状況にあるということでございます。  しかしながら、それがもし満車でとめられないような状況があったとするならば、それについては状況をよく確認をしてみたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  例えばですけども、月決めで借りている場合は、場所の指定がないんですね。それで、ただそこを改善してくれたんだと僕は解釈したんですが、私は実はあそこが市営駐車場が始まったときに、市のほうで皆さんで地域の人で借りてくださいということで、回って営業してくれました。それで、正直言って、ほかの一般の方が駅前でやっている駐車場を貸している人たちより三、四千円高かったんですね。ところがみんなが借りた。そして、あそこができたら、ほかのとこもみんな値上げしたんですよ、はっきり言って。それで、大変だと。そんな中で借りたんだけども、場所を確定をしてなくて、例えば火力演習なんかでありますよね。そうすると、出て入ろうと思うと、もう入れないんです、いっぱいで。入っても、置くところがないんですね。事実、双葉に置いたり、そういうことをしている人たちがいましたので、そこは、じゃあ、今僕は、改善してくれたという形で把握したいと思います。  それで、じゃあ、確実に月決めのあれの分は入れるということですね。間違いなく大丈夫ということでよろしいですね。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  確実に入れるということで結構でございます。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  ありがとうございます。それと、ちょっと付随してごめんなさい、あそこは車庫証明はだめですか。そこもすごく相談を受けるんです。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  ちょっとその点については確認をさせていただきたいと思います。  (「あとで申しわけないですけど、お願いします。」と滝口達也君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  山ア委員。 ○委員(山ア春俊君)  それでは、お願いします。192ページの観光費になりますけども、その次のページ193ページの1の観光施設管理事業のところであります。Bのハイキングコース等整備事業がありますよね。これは乙女長尾だと思いますけども、60万円の支出がされているわけですけども、山岳、山の中で機材の搬入だ、運搬だと大変だと思いますけども、進捗状況というか計画はどのぐらい進んでいるか、また今後の状況をどういうふうにとらえているのかお願いしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、ただいまの御質問にお答えいたします。  ハイキングコースの整備といたしまして、ハイキングコースのほうが、長尾から乙女等の整備になります。こちらのほうはNPO法人のピース&セーフティというところに委託しておりまして、こちらの方々で倒木の状況、雑草の刈り払い、崩壊した芝の修復と、あと期間中の定期的な点検を行っていただいております。  今、委員のほうから御指摘のありましたように、資材を担いでということなんですが、この方々は元自衛隊のOBの方が多いようなんですけれども、さすがにお年もちょっと多くなってきているものですから、その辺は難しいよということは言われています。実際に乙女峠のほうへ登られたことがある方は御存じだと思いますが、これで整備しているのかと、もしかしたら言われてしまう状態かもしれません。  そこで、今後なんですが、できるだけ職員も行った中で、事業所に委託してのハイキング道の整備、これは乙女駐車場を整備した中で、ハイキングの拠点ということもありました。そういう中で、ハイキング道が整備されてないというのはおかしなことですので、そちらのほうに力を入れていきたいと思いますが、今後の予算取りの中で頑張っていきたいと考えております。そちらが30万円です。  もう一つとしまして、富士山の登下山道の整備ということで30万円、こちらが御殿場口山内組合という山小屋のほうを経営している方々の組合なんですが、こちらほうにお願いしております。こちらのほうでは、開山前に危険箇所の改善と、あと誘導標識等の設置、あと誘導ロープの設置をお願いしております。また、開山中につきましては、定期的な点検で、崩壊等があった場合には連絡をいただいて、その都度、職員のほうで上がって、補修できるとこは補修、できないところにつきましては組合さんにお願いしながら行っている状況でございます。  以上でございます。  (「了解しました。」と山ア春俊君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  数点、お伺いします。  まず、189ページの先ほども質問出ました備考欄3の経済活力創出事業のうち、Bの御殿場ブランド商品開発事業交付金、これも随分長い間、ブランド化について議論がなされていると思うんですけど、成果がいつ出るのかと、進捗状況についてお伺いをしたいと思います。  それから、その下のCファルマバレープロジェクト推進事業補助金、御殿場市では余りファルマバレーについて恩恵を受けてないというか、余り施設とかそういったものはないように感じられますけれども、現在の計画とか、その辺の会議に出席した結果として、何らかの動きがあるのかどうか、ちょっとお伺いをします。  それから、次のページの190、191ページの商工振興費のうちの商工振興事業、@の中小企業育成融資資金貸付金、これいつも私、疑問を持っているんですけど、疑問というか、主要施策報告書の融資金額、これどうもここの商工中金の融資というのが、長期資金であるにもかかわらず、実際の年度間の貸し付けが多くて、累計残高が少ないという部分について、これはお答えはできないと思うんですけど、これについてもう一度しっかりとした数字自身の確認を商工中金との間でされたらいかがかなと。なかなか組合とか、そういった組合員というような分け方があるんですけど、どうも趣旨とちょっと違っている残高かなというような感じがしますので、そこら辺についてはお答えいただかなくても結構でございますけれど、また確認をしてほしいと思います。  その次の1のB御殿場市経済交流交歓会交付金40万円出ているわけですけど、新年の交流会ということなんでしょうけど、出席人数等、これは会費が幾らぐらいでやられているのかなと。この前のページの異業種ビジネス交流会との関連というのはあるのかどうか、その辺についてお伺いします。  それから、2の商店街活性化事業のBの御殿場まちづくり(株)コミュニティ施設運営事業補助金、これはこれでもって承知はしておるんですけど、後ろのほうのページの272ページの出資金、財産に関する調書ということで2億円ほど出資されているわけですけど、全部で5億円の資本金というようなことで、原資をしたというようなことを聞いておるんですけど、これらについては、決算報告みたいなものというのは把握されているのか。また、これ議会に提出する必要性があるのかどうかということをお伺いします。ここの産業水道部の関係かどうかちょっとわかりません。総務費の関係かもしれませんけど、その辺についてわかったら教えてください。  最後に、195ページ、観光費のうちの富士山周辺交流支援事業のうちのAの富士山自然休養林保護管理協議会負担金ということであります。私も実はこの御殿場市内に自然休養林というのがあるのは知らなかったんですけど、どこら辺に、どのくらいの規模であるのか教えてほしいと思います。よろしくお願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  まず、1点目のブランド商品開発事業についての現状についてお答えをさせていただきたいと思います。  まず、このブランドの事業については、平成20年度から商工会に補助金を出して進めているものでございまして、それ以前から進めていたものも含めて、現在、4つの分野でございます。  まず、一番最初に手がけました御殿場ハムの里ということで、市内のハム、あるいは金華豚を販売している精肉店の皆様が組合というんでしょうか、仲間をつくって進めているハムの里から始まりまして、その後、富士山水菜カレーの販売、開発、それから御殿場の芋焼酎、あるいは米焼酎、今回、みくりやの雫がまた新しくなりますけども、そのような焼酎のブランド化、それから、あともう一つ、紅アズマスイーツと言いまして、地場産のサツマイモを使ったスイーツを菓子組合のほうと各店舗でそれぞれ開発をして販売するというようなことをやっております。  それぞれに例えばパンフレットをつくったり、あるいはPRのためののぼりをつくったりといったようなことで取り組みをしていただいているものでございまして、例えば焼酎につきましても、かなり認知度が高まってきているんだろうというふうに思います。  今後はそれぞれのものは継続しつつも、市長が申し上げたみくりやそばであるとか、新しいブランド化に取り組んでいきたいというふうに考えておりますけれども、いずれにしてもこの4つの品目については、引き続き力を入れてPRをして、こちらのほうとしてもPRをさせていただきたいというふうに考えております。  なお、9月議会の一般質問でも御答弁させていただいたとおりでございまして、今、商工会のほうでこだわり推奨品というブランド化の一歩手前の認定制度を今、考えておりますので、そういったものの中で、新たなブランド開発というものについて取り組んでまいりたいと考えております。  2点目のファルマバレーについてお答えをさせていただきたいと思います。  先ほどの答弁と一部重なりますけれども、これにつきましては、東部の12市町と一緒になりまして、県のファルマバレーセンター、静岡産業創造機構のほうに補助金を出させていただいているものなんですが、具体的な動きといたしましては、例えばファルマバレーセンターに駐在いたしますコーディネーターがいらっしゃいますけれども、そのような専門家が東部地域の企業訪問をさせていただいておりまして、当市内でも15社程度訪問をしていただくなどして、関連の産業の掘り起こしをしていただいているところでございます。当市においても、そのような中で、1社、新しく開発というんでしょうか、商品を開発をしているというようなことがあるというふうに聞いております。今後ともファルマバレーについては、周辺市町と一緒に推進をしていきたいというふうに思いますし、将来的には関連する産業の企業立地につなげていきたいというふうに考えております。  それから、3点目の商工組合中央金庫に出しております中小企業育成融資資金貸付金についてでございますけども、これについては、3月に議員からも御質問をいただいているところでございまして、その後、商工中金の担当者と連絡をとらせていただく中で、市の出資金がない場合はどうなるんだとかというような、ちょっと今、いろいろ問い合わせをさせていただいているところでございます。先ほど数字の把握ということも含めまして、これらについては御指摘いただいたとおり、しっかり把握をしていきたいというふうに考えております。
     それから、4点目でございますけれども、経済交流会につきましてお答えをさせていただきたいと思います。これについては、新年に行わせていただいておりまして、去年でいきますと参加者は303人の方に御出席をいただきました。これについては会費制でお願いをさせていただいておりますけれども、一人頭5,000円の会費をお願いをさせていただいているものでございます。講演会、あるいは交流会という形で実施をさせていただいております。来年も実施予定でございます。  異業種交流会との関係でございますけども、異業種交流会につきましては、市内の企業の皆様に御参加をいただいております。昨年度につきましては、御殿場、裾野合わせて78企業が参加をしていただいて、交流会、各企業のいろんな商品を紹介していただくというような機会がございまして、その中で11件の取引、いわゆる商取引が行われたというふうに聞いております。これらはあくまでも企業の皆さんが参加をしていただくものでございますけれども、新年の経済交流交歓会については、中小企業の皆様から、あるいは関係団体の皆様から幅広く御参加をいただいて、先ほどの人数、これは御殿場だけでございますけども、人数になっているものでございます。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課副参事。 ○商工観光課副参事(鎌野 武君)  それでは、富士山自然休養林保護管理協議会負担金の関係でお話をさせていただきます。  こちらのほうなんですけれども、場所といたしましては、富士山スカイラインを登っていただきまして、水ヶ塚公園、こちらがあるわけですが、この水ヶ塚から宝永火口の下、そして御殿場のほうですと双子山周辺の森林地帯が休養林となっておりまして、富士山自然休養林としまして1,643haございます。そこの中に管理するために富士山自然休養林保護管理協議会というのがありまして、会員としましては静岡森林管理所、静岡県、富士市、富士宮市、御殿場市、裾野市、小山町、そして県の観光協会、富士急行株式会社及び表富士グリーン観光株式会社というのがありまして、そちらのほうが会員となりまして、この自然休養林の中の公園やハイキングコース、こちらが12コース設定されてますけれども、こちらの管理を行っております。  本年と来年度がこちらの事務局が御殿場市になっておりまして、昨年までに相当荒れているとこもありまして、担当職員のほうが精力的に改修に当たっておりまして、県との調整の中で費用につきましてはそちらのほうで出していただきますので、市費という形では負担金だけで済んでおります。そういう中で整備をさせていただきまして、多くの方の富士登山、また、この自然休養林のハイキングにつきましての安全と誘客に努めております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(田代明人君)  済みません、1件、答弁漏れがございまして、申しわけございませんでした。  先ほどのまちづくり株式会社に対する2億円を出資をしているということの中で、その決算報告等を受けているかという御質問でございますけれども、このまちづくり株式会社の取締役には産業水道部長がなっておりまして、また、監査役には副市長が選任をされているものでございます。このため、それぞれの決算報告等については、市のほうに報告がございます。  これらの議会等への報告につきましては、ちょっと検討をさせていただければと、ちょっと今現在お答えができかねますので、検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  検討されるということで結構なんですけど、例えば今までは出資金を払っているところの決算報告があったわけですよね。例えば総合サービスとか、そういったところ、食肉センターもそうだったんですけど、何か地方自治法か何かで決まってますかどうかもあわせて検討してみてください。  全くこの出資金が、例えば、この会社が赤字になれば、逆に言ったら、この500万円は別としても、その出資金そのものが価値がどんどん減ってくるわけなんで、そこら辺についてはどうなのか、ちょっとまた改めましてよろしくお願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、8款4項7目の2中心市街地活性化推進事業について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番6、4款2項1目清掃費、生活排水処理推進事業について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  163ページの備考欄4のB公設浄化槽整備事業90万円、ここに計上されています。これは3年ぐらい前からこういうふうな形でやっているんですけど、これ国の負担金をもらう中でもって、いわゆる水質浄化のための一般浄化槽から合併浄化槽への切りかえをやる中で、国の補助金をもらってやろうというようなことで、これに今、制度改革でもって法人3つぐらいが、法人の寄附によって市に委託して、国の補助金を使ってやってもらいたいと、そういうふうなものも若干聞いているんですけど、この検討委員会が設立されているようなんですけど、検討委員会として、どんなような形でもってこれを推奨していくのか、その辺について、もし検討委員会で何か報告があるようでしたら、お願いしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  下水道課課長補佐。 ○下水道課課長補佐(土屋和俊君)  この事業につきましては、昨年、22年度に研究会という組織をつくりまして、研究を重ねてきました。それが、先ほど委員がおっしゃったとおり、単独浄化槽ということで、単独浄化槽につきましては、家庭の排水のし尿、トイレと小便につきましては処理できるんですが、台所、ふろ、すべてにつきましては、そのまま流れていくということで、河川の水質汚濁の原因になっております。それを解消するということで、一応、22年度、研究会を組織しまして、いろいろ検討を重ねてきました。その中で、地域の特定をしまして、一応、研究会準備段階ができているということで、高根の古沢地区、そして玉穂と印野地区を上げております。  今回、その研究会につきましては、22年度で解散をしております。その後につきましては、今年度、委託設計をしまして、今後、この委託設計の中で実施についての方向づけをしたいということで、一応、地元にまた入りまして、個々に法人価格等ございますので、地元と協議をしながら、また、市民の皆様の地域の皆様の理解を得ながら、事業を推進していきたいと図っております。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございます。そうしますと、検討委員会は22年度に設立したんですけど、それはもう一回解散ということでよろしいんですね。 ○委員長(勝又勝美君)  下水道課課長補佐。 ○下水道課課長補佐(土屋和俊君)  22年度だけで研究課題をしまして、一応8回やりまして、すべて解散しまして、今後につきましては、地元に入りまして、個々の役員さんの方と御相談をしながら進めていきたいと思っております。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  わかりました。いわゆる下水道が本来なら市街化区域全体をやる予定だったというものが、だんだん下水道、事業料コストが大変だということで、これから合併浄化槽をなるべく進めていくというふうなものを耳にしているんですけど、まさに今言われたように、法人がそういうふうな方向で進んでいます。今、おっしゃったように、リサーチ会社でもって、そういうふうな調査をとっているということですけど、ぜひその関係の団体とよく話しをして進めてほしいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、8款4項10目公共下水道事業会計繰出金について質疑に入ります。質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番8、8款5項4目富士見原住宅団地汚水処理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番9、11款2項農林水産業施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番10、産業水道部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  以上で、産業水道部関係についての質疑を終結いたします。  一般会計についての討論及び採決については、この後、都市建設部及び教育部関係の審査を経た後に一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○委員長(勝又勝美君)  この際、10分間休憩いたします。                           午前10時54分 ○委員長(勝又勝美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時04分 ○委員長(勝又勝美君)  日程第2 認定第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち都市建設部関係を議題といたします。  それでは、順番11、8款1項土木管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番12、8款2項道路橋梁費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  1つだけお願いします。  205ページの大事業3の交通安全施設(歩道等)の整備事業なんですけども、議場でも質問された方がいらっしゃいましたけども、この不用額を、この差を、その理由を教えていただきたいと思います。お願いいたします。
     いろんな地域、各地区からは、要望、申請は出ているとは思うんですけれども、それはかなりの数だとは思うんですが、計画を立てて実行されているにしましても、ここら辺の不用額がどうなのかということをちょっと理由を教えていただきたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  御質問にもありましたように、議会のほうでも一度、御答弁をさせていただきましたが、主には相続関係の処理ができなかったということで、当然、相続ができませんと、登記ができないという形になりますので、その関係で執行ができなかったというものが主要なものでございました。それにつきましては、今年度、相続が終了したということで、今年度の予算の中で執行させていただいて、不足分については9月補正でお願いし、執行させていただくということで、対応させていただきました。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(勝又勝美君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  ちょっと細かいことになるんですけども、その大きな理由が、相続関係のということなんですが、そういったこととは全く関係ない工事もあるとはもちろん思うんですけども、そういった場合に、申請、要望が出ている順番を順繰りに、関係ない、そこら辺の差しさわりのないものを上に持ってきて早く履行するとか、そういったことというのはないんでしょうかね。ちょっとそこら辺、済みません、細かい質問になっちゃうんですけど。 ○委員長(勝又勝美君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  基本的には、当年度の予算というのは、前年に箇所づけをして対応させていただいておるもんですから、その事業が、我々としては、当然、契約をしていただくというつもりで、地権者と交渉させていただいておりますので、それがうまくまとまってしまいますと、契約しようとした場合にお金がないから執行できません、来年に回してくださいというわけにはなかなかいかないもんですから、基本的に我々としては年度内ぎりぎりまで努力をさせていただくと。それがかなり早い時期にわかっていれば、別の案件とかというふうな形にも当然なるわけですけども、できる可能性があるなということで、担当者としては一生懸命努力をさせていただいたと。ただ、現実問題としては、相続がなかなか進まなかったというのが実態なもんですから、その辺については、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。  (「終わります。」と菱川順子君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  ただいまの菱川委員と同じ歩道等の整備事業なんですけども、これは地元からの要望でやられているのかお伺いしたいと思います。  また、地元からもかなり要望があると思うんですが、今、どのくらいを抱えているのかということをお聞きしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  基本的には地元のほうから要望をいただいたもの、それから、あと、御殿場市として、当然、学校周辺とか公民館周辺とか、そういった場所でどうしても歩道整備をしたいという場所もありますので、その辺の調整は当然させていただいておりますけども、案件としては、どちらのものも当然あると。  地域から御要望いただいております歩道整備というのはたくさん、正直言ってございます。ただ、歩道整備という形になりますと、建物が当たる可能性というのは非常に高いという形になりますので、工事費というのはメーター当たりの単価というのは、大体決まっておりますので、計算ができるんですが、家が当たるという形になりますと、すぐ何千万という単位が必要になるという形になりますので、金額の割になかなか思うように延長が進まないというのが実態であります。ですから、そういう点では、路線的に、幹線道路とかでないところについては、側溝にふたをかけさせていただくとか、そういった対応により、差し当たっての安全対応をさせていただくということで対応しているのが実態であります。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番13、8款3項河川費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番14、8款4項1目都市計画総務費から3目街路関連事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番15、8款4項4目公園管理費から6目緑化推進費までについて質疑に入ります。  質疑ありませんか。  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  219ページ、4項7目備考欄2ですけれども、中心市街地活性化推進事業のAのまちづくり推進機関運営補助事業について、この推進機関の具体的な事業内容についてお聞きしたいと思います。  また、180万円という金額でございますけれども、成果は出ているのかを伺いたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  ただいまいただきました御質問については、実は予算、決算の組みかえの中で、商工観光課が所管した事業でありまして、事務的には先ほどの産業水道部のほうに質疑が出た場合に対応していただくように調整はしてございましたが、当部でわかる範囲の答弁でよろしいでしょうか。 ○委員(芹沢修治君)  よろしくお願いします。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  それでは、担当課のほうに答弁させますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(勝俣文美君)  この180万円の内訳なんですけど、とくとく市というのを新橋の方がやっておられまして、これを11月にやりまして、3月にもう一度やる予定でしたけど、東日本の震災の関係でやることができなかったものですから、こういう形になりました。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番16、8款4項7目中心市街地整備等事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番17、8款4項8目都市下水路事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番18、8款4項9目新東名高速道路関連整備事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番19、8款5項1目住宅管理費から3目営繕管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  1点お伺いします。  225ページなんですけど、主要施策報告書では、確認申請件数1割以上ちょっと減ってますけど、この要因については何か把握しておられますか。県の動向とあわせて、この時点でお願いしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(井澤正和君)  今の件でございますが、確認申請につきましては、民間検査機関のほうで随時やってまして、やはり民間検査機関のある場所によって、各地域によっては多少の申請件数の、あるいはパーセントの誤差がありますけれども、全般的にはこういう5%以下とか、そちらの方向に今、数字的には来てます。あくまでも全体のですね。分母が小さくなっちゃったもんですから、非常に感じるんですけども、元、全体は300何件とか400何件の中のこういうふうな数字になってきてございます。ですので、県も実際少なくなってきてます。  なぜかというのは非常に難しいんですけれども、民間検査機関の場合には、違反処理を実はしてないんですね。その権限は行政庁にあるというところが非常にありまして、確認申請自体はスムーズに流れております、民間検査機関においてですね。  今現在、こちらのほうの仕事がふえているのは、長期優良住宅というような手続が増えているんでございます。そちらの認定等の業務が実際は増えてございます。  ほかの要因というのは、なかなか難しい、できるだけ業務を分担する意味で、民間検査機関ができてきているというのは、もとの法律の体系でそういうふうなことを考えてございます。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  民間であるかどうかは別として、一応、200ページに確認申請が出ているわけです。これは地域の経済の動向なんかも非常に左右するんではないかなというような感じがしてますけど、どうも記憶では御殿場は少し住宅着工が減っているんじゃないかというような感じがしたもんですから、ちょっと質問しました。そういった意味です。 ○委員長(勝又勝美君)
     建築住宅課長。 ○建築住宅課長(井澤正和君)  済みません、ちょっと答えがとんちんかんで申しわけございませんでした。内容的には、市のやる件数の話をちょっとしたんですけども、全体の把握としましては、全国的ももちんですけど、県内も減ってございます。  そして、御殿場市にとって、私の分析では、市街化調整区域が減っているな、それから事業系がほとんど減っている。分譲というか、アパートというか、そういうものが少し、それも実は減っている。住宅系については、調整が減っちゃったもんで、減っているんですけれども、それは大規模開発をしたところがほとんど埋まってしまったという状態です、森永にしても、富士見原にしても、バードタウンにしても。そういう大規模な開発が、やはり民間は減りましたので、どうしても減ってしまっているという。ただ、人口動態は減ってないものですから、どうかなというのが非常に気にはなってございます。今後も検討はする必要はあると思ってございます。  以上です。  (「ありがとうございました。」と鎌野政之君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番20、11款1項公共土木施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番21、都市建設部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  これ全体、土木関係を主力になると思いますけど、事業の決定プロセスについてちょっとお伺いしたいと思うんです。  御殿場市の場合、防衛補助とか、それから国庫補助、それから県支出、それから財産区の繰り入れ、それから一般会計の中でも市債等が通常の一般のいろんな予算の出てくるとこが違うんですけど、ここら辺について、計画というか、そういったものというのは、どういう形で決まってくるのか、ちょっとお伺いしたいなと思いまして。 ○委員長(勝又勝美君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  それでは、ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  基本的には、箇所づけにつきましては、各区長さんから御要望いただいたものというのが非常に今累積をされて残っているという状態がありますので、それについては基本的には先に出ていたもので残っているものを順番にやらせていただくと、生活道路関係は特にそういった形で対応しております。  あと、幹線道路とか、御殿場市の施策として行うものについては、当然、御殿場市の独自の考え方で、どれが重要かということから、市の内部的な中で決定をさせていただくという形での対応になります。  あと、通常の道路改良につきましては、以前は予算的にも件数的にも、それなりの件数がございましたので、地域の全体のバランスというものを考えながら、先ほど言ったようなものを基準に対応させていただいておったわけですけども、予算が非常に厳しいという形になりますと、その中でより重要度の高い路線というものを絞り込んで、対応していかざるを得ないのかなというのが、今現在の状況です。  今後、より税収が厳しいという形が見込まれるわけですけども、その状態を想定をして、今現在、庁内で、財産区、あと財政、企画といったところも入っていただいて、庁内的に、今後、どれを優先的に事業を進めていくのかというものを現在検討中でございます。方向が出た段階で、他の議員さん方にも御確認いただくということを考えておるようですけども、一応、今後についてはそういう形でいかざるを得ないだろうというふうには考えております。  ただ、今まで各区のほうから非常にたくさんの御要望をいただいておりまして、それが積み残っているというのも現実です。ですから、庁内全体で優先課題、それから予算が厳しいというふうな中でやりますと、どうしても重点施策というふうなものに行きがちなんですけども、その辺と地域の御要望で、今まで5年も10年も待っていただいているものを、どうやって整合をつけるかというのが、我々としても悩ましい問題なんですけども、それについては、その中で取捨選択をさせていただいて、やはり一番長く待っていただいているものについては、それなりに何とか対応していかざるを得ないんだろうという考え方はしておりますが、今の段階では、基本的にはそういう考え方で対応させていただこうというふうに考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  考え方はよくわかりましたけど、現実の問題からすると、例えば富士岡地区は別としても、財政が厳しいから財産区にお願いしてみようというケースが非常に見られると思うんです。そこら辺について、そのことも現実的にはあれですか、例えば市の指導で、ここんところはもう優先順位がこうだから、財産区にお願いするんだと、この部分については、これはちょっと財産区の関係で、事業ができないのかどうか。例えば防衛の補助金が出る場合なんかでも、極端なこと言うと、これは仕方がないことなんでしょうけど、山の中の道路も歩道があり、舗装されているという状況で、一方においては市街地になりますと、お金がないから、どうしてもそこのところは一番大切な市街地の利用度の高いところが、舗装とか、そういったものが立ちおくれているというような現状について、どういう考え方でいいのか、そこら辺、済みません、支離滅裂で申しわけないんだけど。 ○委員長(勝又勝美君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  いろいろ事業の決定プロセスについては、土木課長のほうから、道路の事案を一つの例に説明をさせていただきましたけれども、各担当課、それぞれ事業全体としては、まず、ベースになってくるのが3か年の基本計画、こういったものにきちんと載せて、そして当然その中でも財源の問題から施工箇所、今後の方向性、そういったものをトータルで検討して、市としては決定をしていきます。そして、さらに、道路整備についても少し触れた中では、御案内のように10か年の整備計画、これは主要路線に関していろいろと、今、庁内的に方向性を整理しようということで動いておりますので、当然、そういった主要路線の基本的な考え方が固まってくると、これが日常の生活に非常に密着した、もっと幅員の狭い、まさに生活道路と言われるような、そういう路線のいろんな整備にも、主要の路線の整備の仕方の中で、いろいろと大きく影響があるんだろうなというふうに考えます。  そして、今、言われた、いわゆる財源の問題については、非常に利用者の少ないところで歩道がついて、舗装も入っているというのが、一つの例を出されながらの御質問だったんですけれども、当然、市街地の中で歩道をきちっとしていきたいというのは、だれもが考える話なんですが、やはり非常に用地を確保するということが難しい中で、当然、用地もなかなか求めきれない部分が、御協力をいただけないことについては、もういかんともしがたいというところがございますので、お金だけという部分ではなく、確かに予算の部分もございますけれども、用地そのものを御提供いただける状況にない方々も現実にいらっしゃるもんですから、全体の計画の中としては、この路線のこういう部分を、こういう整備をしたいねということで予算をとり、方針決定しますけれども、結果として先ほど土木課長からも話がありました、いわゆる年度ぎりぎりまで交渉し頑張ったけれども、結果として用地の確保ができず、未執行で、不用額になってしまうようなケースも説明をさせていただきましたが、そういう流れの中で来ております。  財産区についても、財産区ありきということではなくて、やはりその路線の必要性、市全体の流れの中で、財産区にもその該当するエリアであれば、ぜひ御協力をということでお願いをして、御理解いただいての財源の裏づけということでやっております。確かに、市民の皆さんの印象としては、そういうふうに思われるケースもないとは申しませんけれども、市の方針といたしましては、そういうことで対応をしております。  以上であります。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。今、質問させてもらった部分で、特に小さな生活道路の改修なんかですと、前々からの積み上げみたいなものがあるということは承知をしているんですけど、現実的には新しい区長さん、区長さんというのは大体1年交代で、なかなか市役所と違って継続性を持つということが非常に難しいんで、こっちのほうは去年やってたけど、こっちのほうが優先するよというようなことも多々ありますので、そこら辺については、ぜひ一つ明快というか、できる、できないも含めて、やはり地域に戻していただく、その計画がいつごろになりそうだと、現在はちょっと厳しいんだというような回答をやっぱりする必要があると思うんです。ぜひお願いをしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  都市建設部長。 ○都市建設部長(勝亦豊二君)  ただいまいただきました御要望と御質問、土木課のみならず、都市建設部、いずれの課にも当てはまる話でありますので、地域のそういう区長さん方とのいろんな情報のとり方、それからきちっとした説明、ぜひ心がけて対応させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  今言った生活道路関係のことなんですけども、御殿場市も数年前から簡易舗装もいいじゃないかということで進めてきましたよね。そんな中で、簡易舗装でやるのが増えていると思うんですけども、陳情の中で、やっぱり簡易舗装で進めたことで、どのぐらいスピーディというか、たまっていたもんの陳情がどのぐらいはけているのか、簡易舗装のほうはどうなんでしょうか、今。 ○委員長(勝又勝美君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  ただいまの御質問なんですが、件数的には2年ほど前までは年間40件から50件というふうな形で路線を整備させていただきました。昨年度は21路線というふうな形で、予算の関係もありまして、若干減ってはきておるんですけども、非常に御要望も多い中で、我々としても最大限の努力はさせていただいてしているということではあります。  ただ、終わると、その年に、その整備ができた本数と同じ程度とか、それ以上の御要望を新たにいただいているというのが実態なもんですから、今現在の御要望の残というのがほとんど整備済みの路線と同じだけの本数が積み上がっているというのが現実であります。  前々からお話しさせていただいてますように、御殿場市の舗装率というのが、県内の平均がほぼ82とか83%というふうな状況に比べまして、今現在で57%というふうな数字なもんですから、それから考えますと、まだ逆に言うと160件とかという残の要望というのも、現実的にはもっとたくさんある。ただ、一度に上げても、どうせやってもらえないから、順番で小出しをしていただいているというのが実態ではないのかなというふうに我々としては理解をしております。  ですから、基本的には可能な限り早く県内平均の水準まで舗装率を上げていきたいなというのが、御殿場市としての基本的な考え方であります。  ただ、舗装の場合の、先ほど簡易舗装というふうにお話がありましたけども、御殿場市の場合には、舗装する場合も基本的には簡易舗装という考え方はしておりません。交通量が少ないもんですから、総体的な地耐力としてこの舗装厚で十分だろうという考え方の舗装構成なもんで、簡易舗装というのは3pとか4pというのが表層の厚さの一般的な基準なんですけども、御殿場市の場合には表層について5pという、通常の高級舗装と同じ舗装厚で整備をしておりますので、そういう形でやりますと、やった後のメンテナンスというのが、当分の間、整備しなくても済むと。今まで市内の街中等で整備したところでも、5pで整備したところは30年たっても、若干の穴とか、亀裂というのは出ますけども、全面的にやり直さなければならないというふうな状態になっていないというのが、御殿場市の特徴だろうというふうに理解しておりますので、簡易舗装という、通常の舗装に比べれば、確かに簡易に見えますけども、舗装構成としては、基本的には高級舗装と同じ考え方で整備をしているということで御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  以上で、都市建設部関係の質疑を終結いたします。 ○委員長(勝又勝美君)  この際、10分間休憩いたします。                           午前11時35分 ○委員長(勝又勝美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時43分 ○委員長(勝又勝美君)  日程第3 認定第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち教育部関係を議題といたします。  早速ですが、10款教育費について審議に入ります。  それでは、順番22、10款1項教育総務費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  237ページの備考欄5の御殿場西高等学校体育館耐震補助事業なんですけど、こちらのほうの内訳を教えてください。お願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  ただいまの西高の関係ですけれども、この関係につきましては、学校法人の補助がございまして、財産区から50%の繰り入れをいただいております。金額4,500万円のうち財繰50%でございます。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(湯山益栄君)  内容について説明をさせていただきます。  御殿場西高は、昭和42年4月に開校し、卒業生は1万3,000人余りということになっています。地域の発展に貢献しています。しかし、昭和48年の3月に建設された体育館については、耐久性がなく、耐震化を図ることが急務になっておるということで、多額な費用がかかるということで4,500万円を補助いたしました。この額については、借入金の半額の、借入金は西高は1億2,000万円借り入れておりますけど、その半額の6,000万円の75%を補助いたしました。総事業費は全体では2億6,745万円と聞いております。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  滝口委員。
    ○委員(滝口達也君)  お願いします。239ページです。備考欄3学校教育支援事業、この@教育相談事業なんですけど、相談員が6名というふうに聞いております。人数的に6人でこれ妥当でしょうか。それと教育相談事業ということで、相談を受ける方はどんな方がなられているのか、教えてほしいと思います。  それからA外国人児童生徒適応指導事業、これ申しわけないです。僕、聞き漏らしちゃったかもしれないんですけど、ちょっと詳細、どういった内容なのか、どんな人が対応しているのか教えてください。  それと3のF夢創造事業交付金です。これは小学校10校、中学校6校の対象なんですけど、費用対効果をどういうふうにとらえていますでしょうか。よろしくお願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  学校教育課課長補佐。 ○学校教育課課長補佐(勝又雅樹君)  それでは、ただいま質疑いただきました3点につきまして、順次、お答えいたします。  最初に、教育相談事業でありますけれども、こちらにつきましては、人数は合計で6人でございますけれども、内訳といたしましては、市の教育委員会に配置しております市の教育相談員が1人、それから、小学校を巡回したり、小学校のお子さんの家庭を訪問したりいたします小学校教育相談員がお2人、それから、中学校の心の教室相談員が3人という内訳になっております。  相談者につきましてはいずれも教員免許を取得している方にお願いをしております。人数については、こちらとしては適切に配置をしているというふうに考えております。  次に、外国人の児童生徒適応指導事業でありますけれども、こちらにつきましては、外国人の児童生徒を対象に、日本語の指導、母国語の保持指導等を行っているものですけれども、学校生活への円滑な適応を図るものであります。  巡回教室という形でございますけれども、現在、平成22年度に入級をしている児童生徒数は、小学生が25人、中学生が10人であります。こちらのほうの事務局が原里小学校にありまして、そちらのほうに運営費として300万円を交付しているものでございます。  それから、指導員につきましては、英語の指導員、それからスペイン語の指導員、ポルトガル語の指導員、後はフィリピノ語の指導員という形でございまして、それぞれの国籍のお子さんに対応しているような形となっております。  それから、夢創造事業でありますけれども、こちらは心豊かな人づくりを目的として、芸術芸能の鑑賞、ものづくり体験などを通して、子どもたちに感動する心やなし遂げる喜びを養うものであります。小・中学校16校でそれぞれ特色ある事業を実施しております。  22年度の取り組み例としましては、小学校では音楽分野で声楽家を学校に招き、琴の観賞や体験を行いました。また、科学分野では、恐竜の進化に関する講演を行った学校もございました。さらに、子どもの聞く力や話す力を伸ばすきっかけとして、国語に関するすぐれた表現活動を観賞することも行われました。  また、中学校では、キャリア教育の視点から、職業観の育成も視野に入れた事業が多く、音楽家や消防士など、さまざまな職業に携わっている卒業生を招聘し、中学時代から現在に至るまでの人間観を聞くことによりまして、人の生き方のすばらしさを実感した例もありました。  どの学校の取り組みも、日ごろの学校教育や家庭生活では味わうことのできない貴重な本物との出会いを通し、児童生徒が将来に向かって夢や希望を持ち続けるきっかとして非常に有意義であったものととらえております。  今後も、講演、体験に限らず、子ども実態や地域の願いを踏まえる中で、学校の独自性を生かした特色ある事業を推進してまいりたいと考えております。  費用対効果につきましては、各学校18万円ということで交付をしておりますけれども、限られた予算ではありますが、各学校それぞれ工夫をし、特色ある事業を推進していただけたものと考えております。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(勝又勝美君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  今、質問がありました相談員の関係につきましては、今、統括がお答えしましたように、人数的には足りております。ただ、保護者、子どもたちの意見の中には、週に1日、2日という形で巡回して回っていますので、リアルタイムで相談したい人に対しては、即その場でできないので、2日、3日、待ってもらうという形があります。だから、保護者から見れば、人数的には足りているんですが、もう少し増やして、いつでも対応できる体制にはしたいなという要望は上がってきております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  ありがとうございます。今、教育相談員が6人で、私、足りてますかと言ったのが、実は今、参事が言っていただいたようなことで、大変、この教育相談事業が保護者の方に本当にありがたいんだということを言ってもらってます。ですので、できれば今おっしゃったように、リアルタイムというか、時間あかないでできるようにできればなというふうに思っているもんで、大変ありがたい事業だと思って質問させていただきました。  それから、夢創造事業ですね。これも御殿場独自で、本当にすばらしい事業だと思っています。ですから、何とか今18万円ということをお聞きしましたけども、もっと拡充できるように皆さんでできればいいと思います。質問でないですけど、ありがとうございました。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番23、10款2項小学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  山ア委員。 ○委員(山ア春俊君)  241ページになりますけども、学校管理費の説明欄5の学校長交際費、これがあるんですけど、これはもう何年も毎年使ってないもんで、これは使ってもらったらどうかなと思うんですけど、いかがなもんかと思いますけど。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課参事。 ○教育総務課参事(芹澤くみ子君)  ただいまの各学校長の交際費ということでございますが、この交際費につきましては児童への弔慰金が占めるものでございまして、逆に使えていないことはいいことであろうというふうな解釈にもなろうかと思います。現状、そのようなことで支出は余りございません。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番24、10款3項中学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番25、10款4項幼稚園費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  251ページの大項目、3施設管理費のA園舎・遊具修繕等を主にお聞きしたいんですけども、恐らく定期的に遊具の故障というか、ぐあいを見に、定期的に回られているんではないかなと、ちょっと想像するんですけども、どのぐらいの割合で遊具の点検をされているのかどうか。そうでなければ、ふぐあいがあって初めて修繕に現地に向かわれているのかどうか、ちょっとそこら辺を教えていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(岩田秀也君)  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  遊具の点検は、委託業者に年4回、定期的に実施しております。年1回につきましては、非破壊検査と言いまして、鉄骨等の検査を実施しております。修繕のほうですけれども、その結果を受けまして、危険であると判断しましたら、至急、修繕するように実施しております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  ちょっと細かくなりますけども、主にどういった遊具が頻繁にというんでしょうか、修繕をする割合が多いというのをちょっと教えていただきたいんですが。わかればで結構です。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(岩田秀也君)  実は手元に資料はありませんけど、頭に入っている範囲でお答えさせていただきます。  主にぶらんこ、取りつけ部分の老朽化によりまして、取りつけ金具が老朽化して、交換したり、あとはジャングルジムとか溶接箇所、その箇所が老朽化、さびとかによりまして、溶接等で補修したりというような修繕になっています。 ○委員長(勝又勝美君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  ありがとうございます。最後に、昨年、こういった遊具に絡むけがとか、事故とか、ちょっと今のところ聞いてなかったので、ないと思うんですが、一応、確認のために、そういったけがとかはなかったのかどうかを最後にちょっとお願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(岩田秀也君)  報告によりますと、今のところけがとかはありません。  (「ありがとうございます。」と菱川順子君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番26、10款5項1目社会教育総務費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤 誠委員。 ○委員(斉藤 誠君)  1点、伺います。  253ページの備考欄3の地域づくり活動事業、@の各地区地域づくり活動団体等補助金ということでもって、ここに6,250万円ほど計上されてますけど、これは地域活動づくりのための主事等の情報交換会、あるいは先進地の視察、研修会等の事業費だということでございますけど、この成果と、それから主事を主体にやっているようですけど、持続性について、どんなふうにとらえているのかお伺いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの地域づくり活動事業の推進事業ですが、これらにつきましては、お話のありました地域づくり活動主事の連絡会の費用と、そしてあと、その中に地域づくりの活動促進地区事業交付金というのがありまして、今まで地域づくり活動を盛んに、例えば、できなかった区に対しまして、20万円の補助、こちらを3年間にわたりまして、そちらの交付金を使っていただいて、それぞれの地区でやっていただきます事業で、平成22年度におきましては、湯沢区で1区20万円の補助をいただいて、広報紙をつくったり、あるいは地区の文化祭等の費用に充てたものが中に入っております。そして、地域づくり活動推進事業の中では、その各地区の地域づくり活動が市内57区、杉名沢区と矢崎区はありませんが、その57区に63人の地域づくり活動主事という方がいらっしゃいます。そして、そちらの方がこちらのほうの連絡会をいろいろ開催して、各地区のいろいろな地域づくりに関する情報とか、うちのほうではこのようなことをやっているよとか、こういうふうにやりたいんだけど、どういう手法がありますかといったような連絡調整で、交換会等を設けております。そして、各地区の広報紙等につきましても、一応、ノウハウであるとか、あるいは文化祭等につきまして、一応いろいろな情報交換を行っています。それに関する費用です。  成果ですが、やはり活動主事の方が、長い方は6年、7年続けていらっしゃいます。そして、やはり新たになられた方が、その方たちからいろいろな助言やら指導ですか、そういうアドバイスを受けながらやってますので、やはり湯沢区さんなんかは、今までそういった活動がちょっと低かったものですから、いろいろとそういったところで前任のほかの区の主事さんたちにいろんな情報を聞いて、あるいはこういう情報誌とか、そういうものをいただいて、非常に助かっているようです。  以上です。
    ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  ちょっと補足させていただきますが、持続性等につきましては、今現在、地域づくり、これから文化祭の時期でございます。今、50何カ所かの地区で文化祭をするようになってきました。そんなことで、各地域づくり活動の情報交換、それから研修活動の中で、そういった活動も増えてきたということでございます。  あと、6,256万円というような数字をちょっと伺ったんですが、その1番の地区振興事業の地域づくり活動団体補助金につきましては、こちらは各地区、御殿場、富士岡、原里、玉穂、印野、高根地区、それぞれの地域づくり活動、体育振興会、婦人会、文化振興、青少年健全育成、地域振興のための補助金でございます。これらはすべて100%、各財産区繰出金となつてございます。  以上でございます。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤 誠委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。私は、一般質問でもやらせてもらいましたけど、地域づくりが大事だというところで、社会教育のほうで、こういうふうな地域づくりと、それから市民協働課のほうでやっているのと、前にも私、ちょっと言ったような気がするんだけど、受ける区は1本なので、なるべくわかりやすいような組織にしてほしいなというようなことを言ったんですけど、まさに地域のリーダー的になる人、この人はちょっと持続性って非常に大事だと思うんですね。1回限りで終わりじゃなくて、何か残る形、主事さんというのは、先ほど6年から7年の人もいるというんですけど、平均的にはどのぐらいなんでしょう、2年とか3年とか。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの活動の期間ですが、区によっては1年で交代する区もあります。できる限り、やはりそういったノウハウとかを持った方がどんどん育っていってほしいということで、社会教育課のほうでは継続して、2年、3年、最低ですね。やはりいろんな広報紙とかつくっていくに当たって、いろんな技術も必要になってきますので、そういった長く、できればやってほしいということは、お願いはしているところです。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤 誠委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございます。なるべく持続性で、次々にそういうふうな人を養成してほしいと思うんですが、ちょっと1点、これ離れるんですけど、御殿場市には公民館、あるいはコミュニティ供用施設、立派な施設がいっぱいあるわけですね、各地区に。私、こう見ますと、かなり遊休というか、立派な公民館の割に遊んでいる公民館が多いような気がするんですけどね、これの活用等について、いわゆるこういう主事さんを通じたり、あるいは区長さんを通じて使用の検討みたいなことを、社会教育課のほうでしているような傾向があるかどうか、ちょっと伺いたいんですけど。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  その使用の検討について、行政側から主事、あるいは区長さんに対してということは行っておりません。そして、やはりそちらの活動拠点というところが公民館、あるいはそういうコミセンになってますので、それで使用するときしかないと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  特に行政のほうからそういったことはないわけなんですが、この公民館主事活動等の連絡会等で、こういった事例があるとか、こういった公民館活動をしているとか、公民館を利用した活動の情報、そういったものを流しまして、ぜひ活発にやっていただきたいというようなお願いはしてございます。 ○委員長(勝又勝美君)  斉藤 誠委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。特にその辺を強く、遠慮しないで、行政からやっぱり地域に言ってもらったほうが私はいいと思いますので、そんな方向づけをしていってほしいと思います。  終わります。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育総務費については、この後、まだ質疑が多いと思いますので、午後1時から再開いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この際、午後1時まで休憩といたします。                            午後0時09分 ○委員長(勝又勝美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後1時00分 ○委員長(勝又勝美君)  日程第3 認定第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち教育部関係の審査を継続します。  10款5項1目社会教育総務費について、質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  放課後子ども教室推進事業でありますけど、これも随分と長くなってきましたけど、現在、進行状況と、それから、当然、これ県の支出もあるというようなことを聞いておりますけど、他市の状況とか、全体的な流れがどのようになっているか教えてください。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  放課後子ども教室ですが、本年で3年目となっています。平成22年度では、御殿場小学校、南小学校、神山小学校、そして新たに22年度から富士岡小学校、そちらのほうでそれぞれ4教室を行っております。  富士岡小学校では、ことしから始まりましたが、富士岡支所に図書館の分室がございますので、そちらでもって読書活動、あるいは学習支援といったものを行っております。  そして、補助ですが、国庫補助金が3分1、県補助金が3分の1、そして市費が3分の1の支出となっています。今後とも県のほうに対しましては、こちらの補助についての継続の要望等は既に提出しております。  あと、他市の状況ですが、ちょっと手元に資料がございませんので、どこの教室でどの程度やっているとかというのは、少なからずとも各市町で放課後子ども教室というものはやっていると認識しています。  そして、やはり終わった後のアンケート等もやりますと、保護者の方、あるいは子どもも参加してよかった、それで子どもたちの態度がすごくよくなってよかったという評価が高いものですから、今後も新しい例えば開講等もメニューに入れながら、進めてまいりたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございます。ただ、この事業というのは、単発、単発でやっているような感じがしまして、かつ何か定着してない事業で、毎年、毎年、何か計画、計画というような形で進んでいるような気がしてならないんです。そういった意味では、一つのもうそろそろ結論めいたものもある程度出しながら、試行等ということでなくてやってほしいなというような気持ちがありますけど、その辺についての御見解をお伺いしたいんですけど。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  この放課後子ども教室につきましては、国の補助金の見通しがなかなかつかないという部分がございまして、当初は2年間というお話でしたが、また延長されましたので、それに伴いまして試行という形で実施してございます。  そんな中で、国の補助金がやはり今後ついていくという見通しができれば、全学校に向けて開設を考えていきたいと、そのように思っているんですが、その補助金等について、まだ見通しがちょっとわからないという部分がございまして、現在のような試行の状況で行っております。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかりましたけど、予算ありきではなくて、子ども教室で金をかけないで市費だけでもできるような体制をつくるべきではないのかなというような感じはしておりますので、ぜひその辺は、お金が先行するということではなくて、事業が先行するような形でひとつお願いをしたいと思います。これは要望ですので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  253ページの備考欄4青少年教育事業です。@青少年活動事業の中に青少年チャレンジ体験事業があります。それと、新規でここ載せてないんですけど、少年高原教室事業、これもここになると思うんですけども、事業内容は皆さん把握していると思いますので、この2つ、何人ぐらいの生徒さんが活動に参加してくれて、子どもたちがどんな感想を持って当たったのか、そこら辺をちょっと教えてください。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの青少年チャレンジ体験事業ですが、こちらのほうにつきましては、小学校4年生から6年生を対象に、東京のオリンピック記念センターに1泊2日で泊まりまして、東京の複雑な電車網をグループで協力しながら乗車しまして、いろいろ自分たちで計画した寄ってみたい場所、ここを見てみたいというようなことをそれぞれグループで考えたところを、一日をかけて鉄道のフリーパス等を使いまして回って、その後に、その夜にはそういった発表会というようなものをやっています。そして、その支援するスタッフとしましては、青少年活動推進員、こちらの協力を得まして、そちらの例えば指導能力の向上であるとか、やはり参加した子どもたちにつきましては、やはり皆さん、団体で一つのことをやり遂げるというような達成感であるとか、そういったふだん接することのない交通網を乗車して、かなり好評でございました。やはり定員32人のところ72人の応募がございまして、抽せんということで32名ということで、やはり去年落ちたから、ことしもまた来ている者もございます。  そして、あとお尋ねの少年高原教室ですが、昨年度、新規事業で青少年交流の家と共同で、富士山に清掃活動をしながら登山を行うといったようなもので、こちらは中学生を対象にしてございます。そして、市内の中学生17人の者が参加しまして、やはり日本全国から大学生、社会人、そういった大人の人たちと登山道須走口、あるいは富士宮と分けて清掃をしながら山頂を目指して、山頂でみんなで出会うといったような、そういった清掃をしながらというところでボランティアというような活動に関しても、環境面であるとか、そういったものに考えさせられるということで実施したものでございます。  以上です。  (「ありがとうございました。」と滝口達也君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  芹沢修治委員。 ○委員(芹沢修治君)  253ページですけども、先ほどの地域づくり活動事業で、各地区地域づくり活動団体等補助金6,256万円、これは先ほどの2区を除く57区に全額配布されたということでしょうか。  そうすると、大体100万円以上という形になるんですけど、この配当はどういう配当でやられているのか、配分されているのか、均等なのかどうかをお聞きしたいのと、もう一つ、地元の地域づくり委員会というのがありまして、それぞれそこの中に各部があって、例えば緑化部とか体育部とか福祉部とか、いろいろあるんですけれども、よその地区は、先ほど何か文化祭がどうのこうのと言われてたんですけども、ほかの活動もされているのかどうかもお聞きしてみたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの地域づくり活動団体等補助金ですが、こちらにつきましては、各地区の地域づくり活動事業補助金と、あるいは婦人会団体事業補助金、あるいは体育振興事業補助金、区によっては文化振興事業補助金といった、あとあるいは青少年健全育成会の補助金ということで、それぞれの団体への補助金が主なものとなっています。  ですから、そちらのほうの例えば文化振興事業の中で文化祭を地区でやるものもございますれば、区で開催しているものも、それらについては地域づくり事業の中で行っている区のほうもあるようです。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(滝口芳幸君)  それでは、ちょっと補足をさせていただきます。  御殿場、富士岡、原里、玉穂、印野、高根というふうに6地区にこちらでまとめて、それぞれ補助金として出しておるものでございまして、御殿場につきましては、地域づくりに570万円、体育振興会に300万円、婦人会に168万7,000円、それから富士岡につきましては、地域づくり活動に30万円、体育振興に102万9,000円、文化振興に50万円、青少年健全育成に32万円、このようにそれぞれの地区単位で補助金を出しているものでございまして、それぞれの地区でこれらの団体の補助金額をまとめあげたものをこちらで集計いたしまして、精査いたしまして、補助金として出しているものでございます。 ○委員長(勝又勝美君)  芹沢委員。 ○委員(芹沢修治君)  例えば婦人会とかたくさんの団体へ補助しているということなんですけれども、この補助というのは、何か申請があって助成するという意味じゃなくて、例えば各地区の人口が、世帯数とかいろいろ違うんですけれども、そういった配分の割合というのはあるんですか。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課長
    社会教育課長(滝口芳幸君)  これにつきましては、各地区で各団体の要望、補助申請を受けまして、それをまとめたものを社会教育課に上げてきてございますので、各地区での補助基準というのは、各地区ではあると思うんですが、それぞれ基準というものは各地区で決めて、基準を定めているというふうに解釈してございます。それぞれの団体が、各地区へ補助申請を出して、そちらが市のほうへ上がってきているということです。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番27、10款5項2目文化財費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番28、10款5項3目図書館費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  257ページの子ども読書活動推進事業のブックスタートについてお尋ねをしたいと思います。  110万円余のものの予算現額として載っているわけですけれども、スタートしてから10年ぐらいでしたかね、その前後ぐらい、10年近くはかかったと思うんですけども、その間、ちょっと内容なんですけども、手渡す本の内容が、スタート以来、同じものを渡されているのかどうかということと、渡している方たちが希望者のみにお渡しされているのか、それとも出産される全てのお母さんたちに渡されているのか、ちょっとそこら辺をお願いいたします。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  まず、1点目、ブックスタート、平成16年から開始されておりますけども、基本的には本は同じものなんですけども、2子、3子といますので、それにかわって別な本を用意して、前にもらった方はそのかわりの本をというふうな形になっております。  それから、配布はどのようになっているかということなんですが、こちらは保健センターのほうで実施しております6か月の健診時ですね、そのときに図書館ボランティアの会というボランティア団体の方の手をいただいて、そちらの健診に来ていただいている方には、すべてお渡しさせていただいているんですが、健診に来なかった方も、手紙等でブックスタートという事業があるということを明記して、本の配布等をさせていただくというふうな通知をさせていただいております。その中では、100%は来られないんですけども、年間50件ぐらい健診に来られない方がいるんですけども、その中の二、三十件の方は取りに来られますけども、やはり二、三十件の方はそのまま取りに来られない方がいらっしゃいます。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  ありがとうございます。最後に1点だけなんですけども、その本の内容を選ぶ方というのは、どういった方たちがこういった本がいいということで選定されているんでしょうか、お願いします。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  本の選定におきましては、こちらはNPO法人のブックスタートというNPO法人が東京のほうにございまして、こちらの選奨が多々あるんですけども、その中の幾つかの中に、私どもの予算等を考慮して、あと図書館ボランティアの会、こちら読書に精通されている方で市内の方がほとんどですが、そちらの会の方と私ども職員と協議して、予算に応じながら、この本がいいというふうな形で、経験等を踏まえて選奨しております。  以上です。  (「ありがとうございました。」と菱川順子君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  2点、お伺いします。  1点目は、ちょっと私、説明を聞き漏らしたかもしれませんけど、説明欄7の地域活性化市立図書館充実事業の310万円、これは何であったかということを、もう一回ちょっと確認させてください。  それから、もう1点は、主要施策報告書の244ページの、その下の統計の中に他館との相互貸借・借受冊数と、それから貸出冊数がここに載っているわけですけど、ここら辺の借り受けの本が多くて貸し出しが少ないということは何を意味しているのか、御殿場の図書館が蔵書が少ないのかどうかというようなことをちょっとお伺いをしたいと思います。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  まず、1点目の地域活性化市立図書館充実事業、こちらなんですが、こちらは基本的には国の交付金を活用して図書を購入させていただきました。こちらは地域活性化交付金という住民生活に光をそそぐ交付金というのが昨年度、国の補正ですかね、そちらで創設されて、御殿場市にも交付金が来まして、図書館のほうに310万円のほうが交付となり、図書館ではふだん買えないような本を購入させていただいたということになっております。  それから、主要施策ですね、相互貸借の借受冊数と貸出冊数なんですが、その主要施策を見ていただくように、平成21年度よりも平成22年度のが飛躍的に貸借が増えております。こちら、静岡県の図書館の中で、図書館同士、県立中央図書館を含めて相互貸借という、本の貸し借りをできる制度がございまして、当市の図書館にないものをほかの図書館から借りるというふうな制度なんですけども、これの中で、昨年度、ちょっとお話が違いますけど、システムを更新させていただきまして、図書館の蔵書検索ができるようになりました。図書館の蔵書検索ができるようになる前は、暫定的に県立中央図書館のおうだんくんというシステムなんですけども、そちらで御殿場市は借りることを許していただいてたんですけども、それのシステムを入れることによって、今度、御殿場市の図書館の蔵書も県内の図書館に見ていただいて、借りるというふうなことができたんです。そのできるようになったのが2月からなもんですから、その差でタイムラグというか、なっております。今現在、月六、七十件、貸しと借り、同じぐらいのペースで、お互いさまというふうな感じで進んでおります。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございます。わかりました。もう一度、国の補助事業の関係なんですが、ふだん、買えない本というと、何の本か、念のためにちょっと教えてください。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  今御質問のありました関係ですけども、基本的に交付金で購入させていただいたものは、昨年度、329冊になっておりますが、大体1万円前後だと思うんですけども、そちらの図書というのは、百科事典、ブリタニカみたいなんじゃなくて、辞典的な人名辞典とか、1冊1万円とか2万円するような本、こういうものはやっぱり少なかったもんですから、その交付金を活用させていただいたということになります。  先ほどの鎌野委員の中で、他市の図書館と比較して蔵書は少ないのかという御質問の中で、これはちょっとなかなか答えにくいところなんですけども、公立図書館の任務と目標というふうな中で、その数値の中で一応計算してあるんですけども、人口3万から10万人というアバウトな図書館の中の数値としては、御殿場市の図書館としては低いというふうになっておるんですが、実際にどの程度を整備するかというのは、その市の判断に任されておりますので、一概に多い、少ないというふうなことを申し上げるのはなかなか難しくて、ない本とかも、先ほどの相互貸借とかによって財政的に厳しい折の中でも、工夫しながら、市民の利用者の不便にならないようにというふうなスタンスで進めております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  次に、順番29、10款6項学校給食費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  給食費の決め方というのは、どんなぐあいにして決めておられるのか、そこだけちょっとお伺いします。 ○委員長(勝又勝美君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(小野恵美子君)  給食費につきましては、栄養摂取基準とかを見まして、標準献立を立てまして、その中で原材料費が幾らかということを積算しまして、そして年額を出しまして、その中で月割りをして11か月ごとに払えるという中で決めております。  給食費につきましては、平成9年に値上がりして、今のところは同じ値段でやっております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ということは、原材料費のみで給食費が決まっているということでよろしいわけですね。 ○委員長(勝又勝美君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(小野恵美子君)  原材料費のみを給食費でいただいております。施設の整備とか人件費、光熱水費は市費で出しております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかりました。これはほかの市なんかも全部同じなんですか。大体こんな格好なんでしょうか。 ○委員長(勝又勝美君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(小野恵美子君)  はい、そのとおりです。 ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番30、教育部関係全般について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  2点お伺いします。
     1点、先ほど図書館費のとこで、ここで聞くということで聞かなかったんですけど、以前、委員会で、ぜひ、前から言っているんですけど、図書館に、特に中学生なんですけど、参考書を置いてもらえないかということで、長年、お願いしておりますが、そしたら前回、検討してみるよということを言っていただいてるんですが、その後、どんな進捗状況でお変わりがあるのかどうか、そこをお聞きしたいということです。  それと、2点目です。前回、御殿場市で小学3年生の社会科見学なんかあって、市役所にも来てくれました。そんなとこで授業内容というか、そういうものを見てて本当思ったんですけど、今、御殿場は本当に教育にお金をかけていると思います。近隣の市町では、中学生の給食がないところもありますし、あと人口が御殿場の倍あっても、公立の園が数件しかないところ、そういうところたくさんあります。そんな中で御殿場は本当に教育に関して手厚いと思うんですが、そんな中で、教えていただける範囲で構いませんので、小学校はこんな問題が今顕著にある。中学校では今、こういう問題があるというところが顕著な部分があれば、御報告していただければありがたいと思います。特に何中とか何小とかじゃなくて、市内のということで教えていただければありがたいと思います。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  1点目の図書館に参考書を置いてというふうなお話を以前されているということなんですが、そちらの検討結果なんですけども、基本的にまだほかのというか、当市ではない近隣の市町村の図書館も、そういう生徒が勉強するための参考書というのは置いておりませんでした。それで、ちょっと図書館の施設的なものなんですけども、基本的に学習スペースというところが、築30年になりますけども、用意しておりませんで、2階の部分に学習コーナーというのを設けております。そちらで中学校、高校生の方は勉強をしていただいているんですが、個人的に勉強をしていただいている方に、それぞれ参考書を用意するのはちょっとまだ検討させていただいたんですけど、まだ近隣も採用してないですし、もう少し様子を見させていただこうというふうな今のところは結論になっております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  小学校、中学校の問題ということで御質問がありました、非常に大きいスケールの中で、難しい回答になりますが、一番初めに私の頭に浮かびますのは、小学校、中学校を通して保護者の方の学校に対する対応と言いますか、苦情と言いますか、非常に理解の難しい、また簡単に解決できない問題等に、学校に対してかかわる問題があります。具体的に言いますと、やはり自分の子が一番かわいいものでありますので、その自分の子のいろいろな課題に対して、学校にいろいろな難しい問題を投げかけてきてくれるという問題があります。  それから、もう1点は、やはり下校後の家庭状況の問題にありまして、子どもたちが、普通でしたら下校後、家庭の中で生活をしながら、また、ある時間帯には寝るべき子どもたちが外で行動をするとか、下校後の家庭状況の問題も気になっている問題であります。  また、御殿場市といたしましては、他市町に比べてアレルギー疾患的な子どもの率も高いところがあります。その面に関しましてのきめ細かい対応というものが、今、頭に浮かんでくるところであります。  以上であります。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  各小学校、中学校、いろんな諸問題等、御相談もある程度伺っております。そんな中で、ぜひ情報として承っておけばいいかと思います。ありがとうございます。  それで、図書館のほうですけども、ほかの近隣市町がやってないことはよくわかっているんですけど、その上で、御殿場先駆けでいかがですかということで、僕、言ってたんですね。置けない理由は何ですか。 ○委員長(勝又勝美君)  社会教育課図書館長。 ○社会教育課図書館長(齋藤明生君)  置けない理由というふうなお答えではないんですけども、基本的に学習スペースコーナーを用意させていただいており、その中で生徒の方々が自主的に学習していただいておるということになります。必要な本は市民からのリクエスト本というふうな形もありますけども、参考書を図書館がすべて用意する、ちょっとスペース的にも図書館はきついんですけども、それをすべてそろえるというふうなものは、まだそこまでに至る用意はできないというか、リクエスト本で対応していただければというふうな考えを持っております。  以上です。 ○委員長(勝又勝美君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  今の御答弁ですと、じゃあ市民からリクエストは参考書ないよということなんですが、私はいろんなとこでそういうふうに言われています。だから、市民の代表としてここでお話をさせていただいております。いろんな参考書をたくさんそろえろなんてことは一言も言ってないんですね。汚れようが何しようが置いてないと、例えば教育コーナーがあるということで、私のような狭い家で年の離れた子どもを持っていて、高校生と小学生がいると、うるさいということで、そういう教育コーナーを置いてあること、静かなとこで勉強できることで大変ありがたいです。ただし、御殿場市は特に、ちょっとほかのことに波及して申しわけないけど、電子黒板だとか、そういうことでいろんな格差の問題が言われているわけですね。そんな中で、御殿場市でやっている図書館に、やっぱりお勉強、教育に御殿場市は決して地域的な格差をつけているなんてことは絶対ないんだということのためにも、ぜひ、例えば数学なら数学一つずつでもいいですよ。やっぱりこういうとこで参考書を置いてあるんですよということ、ほかがやってないとか、スペースがないなんていうのは、僕には言いわけにしか聞こえないんですね、申しわけないですけど。そんなたくさん置いてくれとお願いしてません。1万円分でもいいと思いますよ。ちょっとした問題集を置くだけでも、それでいいと思うんです。何か御見解、図書館長、ありそうなんで、また御意見があったら御教示いただきたいですけども、お願いできませんか。 ○委員長(勝又勝美君)  教育部長。 ○教育部長(勝間田喜晴君)  今、図書館長のほうからも話があったわけなんですけども、参考書をふだん自分で調べるというのも一つ有意義なことだと思います。参考書と言いましても、いろんな種類がございますので、図書館ならではの参考書であるとか辞書というものを一つ考える必要があると思っています。  今、滝口委員の貴重な意見を参考にさせていただきまして、今後、検討させていただきたいと思います。  以上です。  (「お願いします。」と滝口達也君) ○委員長(勝又勝美君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  質疑なしと認めます。  これにて日程第3 認定第1号、平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定のうち教育部関係の質疑を終結いたします。 ○委員長(勝又勝美君)  この際、10分間休憩いたします。                            午後1時36分 ○委員長(勝又勝美君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後1時43分 ○委員長(勝又勝美君)  日程第3 認定第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」の審査を継続いたします。  これより日程第1号について、先の産業水道部・都市建設部関係を含めた討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(勝又勝美君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、議案第1号「平成22年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(勝又勝美君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、当委員会に付託された全件目の審査を終了いたします。 ○委員長(勝又勝美君)  お諮りいたします。  本日審査いたしました本案に対する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(勝又勝美君)  御異議なしと認めます。  よって、委員会報告書は委員長において作成することといたします。  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもって経済文教委員会を閉会といたします。                         午後1時44分 閉会  御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。  平成  年  月  日  委員長...