御殿場市議会 > 2010-10-08 >
平成22年経済文教委員会(10月 8日)

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  1. 御殿場市議会 2010-10-08
    平成22年経済文教委員会(10月 8日)


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    最終取得日: 2021-08-22
    平成22年経済文教委員会(10月 8日)               経 済 文 教 委 員 会                           平成22年10月8日(金)                           開 会:午前9時30分                           場 所:第5会議室    開  会  【産業水道部】   日程第 1 認定第 1号 平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)   日程第 2 認定第12号 平成21年度御殿場市上水道事業会計決算認定について   日程第 3 議案第52号 御殿場市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定                について  【都市建設部】   日程第 4 認定第 1号 平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)  【教育部】   日程第 5 認定第 1号 平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定につい                て(歳出所管事項)  【その他】
      日程第 6 閉会中の継続審査について   日程第 7 行政視察について  閉  会 〇出席委員(7名)  委員長        芹 沢 修 治 君  副委員長       勝 又 勝 美 君  委  員       山 﨑 春 俊 君  委  員       菱 川 順 子 君  委  員       鎌 野 政 之 君  委  員       滝 口 達 也 君  委  員       斉 藤   誠 君 〇欠席委員(1名)  委  員       大 橋 由来夫 君 〇説明のため出席した者  産業水道部長                鈴 木 政 信 君  産業水道部次長兼農林課長          勝 又 英 夫 君  農林課課長補佐               勝 亦 俊 次 君  農林課参事                 金 光 和 芳 君  農林課副参事                伊 倉   賢 君  地籍調査課長                滝 口   誠 君  地籍調査課参事               飯 田 龍 治 君  商工観光課長                内 田 治 夫 君  商工観光課課長補佐             岩 田 隆 夫 君  商工観光課課長補佐             杉 山 賢 吾 君  産業水道部次長兼下水道課長         勝 亦 豊 二 君  下水道課課長補佐              土 屋 和 俊 君  下水道課参事                石 田 昌 彦 君  水道業務課長                斎 藤 重 光 君  水道業務課課長補佐             山 口 尚 子 君  水道業務課課長補佐             青 山 公 彦 君  水道業務課主幹               勝 又 茂 己 君  水道工務課長                勝間田   実 君  水道工務課課長補佐             勝 又 彰 雄 君  水道工務課技監               勝 俣 文 美 君  水道工務課課長補佐             小 林 龍 也 君  演習場渉外課課長補佐            滝 口 芳 幸 君  都市建設部長                杉 山   明 君  都市計画課長                長 田 忠 一 君  都市計画課副参事              志 水 政 満 君  都市計画課副参事              横 山   勉 君  都市計画課参事               鈴 木 春 夫 君  都市建設部次長兼新東名課長         勝 亦 和 男 君  新東名課副参事               芹 沢 節 巳 君  都市整備課長                杉 山 達 夫 君  都市整備課課長補佐             高 村 哲 郎 君  建築住宅課長                井 澤 正 和 君  建築住宅課参事               横 山 秋 好 君  建築住宅課課長補佐             小 澤 仁 志 君  建築住宅課課長補佐             早 野   晃 君  都市建設部次長兼土木課長          長 田 清 一 君  土木課課長補佐               遠 藤 義 秀 君  土木課課長補佐               岩 田 芳 尚 君  土木課技監                 石 井 富 夫 君  土木課副参事                高 橋 克 栄 君  教育長                   三 井 米 木 君  教育部長                  土 屋 健 治 君  教育部次長兼教育総務課長          杉 山 良 治 君  教育総務課課長補佐             宇田川 寿 夫 君  教育総務課技監               小宮山   誠 君  教育総務課課長補佐             岩 田 秀 也 君  教育部次長兼学校教育課長          梅 田   剛 君  学校教育課課長補佐             勝 又 雅 樹 君  学校教育課参事               滝 口 盛 治 君  社会教育課長                小 野 恵美子 君  社会教育課課長補佐             長 田 喜 明 君  図書館長                  瀬 戸 利 夫 君  学校給食課長                杉 山   茂 君  学校給食課課長補佐             鈴 木 常 夫 君  第2学校給食センター所長          芹 澤 健一郎 君 〇議会事務局職員  事務局長                  岸   泰 弘  副参事                   渡 邉   睦  主事                    池 谷 歩 美 ○委員長(芹沢修治君)  おはようございます。  ただいまから経済文教委員会を開会いたします。 ○委員長(芹沢修治君)  諸般の報告をいたします。  大橋委員から、所用により本日の委員会を欠席する旨の報告がありました。また、鎌野委員から所用により本日の委員会を遅刻する旨の報告がありましたので、御了承願います。 ○委員長(芹沢修治君)  本日の会議は、過般の本会議において、当委員会に付託となりました議案について、別紙日程により、産業水道部、都市建設部、教育部の順で審査をお願いすることといたします。  それでは、最初に、産業水道部関係について直ちに審査に入ります。  この際、当局より発言を求められておりますので、これを許します。  産業水道部長。 ○産業水道部長(鈴木政信君)  おはようございます。本日の委員会には統括職以上の職員が出席しております。質問の内容によりましては統括等が答弁をする場合もありますが、御了承いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  日程第1 認定第1号「平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち産業水道部関係を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、お手元の審査順序一覧表により直ちに質疑に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  それでは、順番1、5款労働費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番2、6款1項農業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。
     斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  先般の決算質疑の中でもありましたんですけど、6款1項2目の2、グリーンツーリズム推進事業についてお伺いしたいと思います。  この事業は、農家と消費者の交流を通じ、農林業の活性化を推進するのが目的であるということで、平成13年から始められた事業でございますが、21年度は先の報告にありましたように、11回の体験事業と831人の参加者があったと、こういうことでございますんですけど、これずっと続けてきた中の効果と、それから今後どういうふうにまた推移していくのか、その辺伺いたいと思います。  それと、もう1点、6款1項8目のほ場整備事業の負担金についてでございますけども、農業の合理化、農地の集団化及び後継者の育成のためのほ場整備があちこちで進められております。これが土地改良区の交付事業と、それから県営ほ場整備事業と、こういうふうに分かれておるんですけど、これの負担割合がどういうふうになっているのかお聞きしたいと思います。  以上2点、よろしくお願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課課長補佐。 ○農林課課長補佐(勝亦俊次君)  それでは、グリーンツーリズム推進協議会について、今後の課題ということですので、お答えします。  グリーンツーリズム推進協議会の交付金ですが、先ほど委員が申し上げたとおり11回、831人、昨年度参加して事業を行いました。13年から行った中で、徐々に課題が浮き彫りになってきたことがございます。それは、市役所の農林課のほうで主体となって今、行事を進めて、いろんな準備を進めているわけですが、これからの課題として、農家が主体となって事業をやっていこうという旨を今、研究中でございます。なかなか農家の方も忙しい中でやっていただくわけで、農家の中でリーダーシップをとって当事業を行っていければなということが課題となっております。  あと、グリーンツーリズム事業を通した中で、市役所の職員と農家及び参加者、参加者はほとんど非農家で、また市外の方々もおられる中で、この事業を見て農業体験、いろいろ農業の理解を深めていただくわけなんですが、その中に地元の方や、地元の農家の方でもよろしいですし、スタッフなり、一員なり参加してくれれば、この事業のさらなる発展と理解を深めることができるんじゃないかなと検証しております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課ほ場整備スタッフ統括。 ○農林課ほ場整備スタッフ統括(伊倉 賢君)  ほ場整備事業に関する負担金の負担割合についてお答えいたします。  御承知のとおり、この事業は静岡県営事業でありますので、負担金という形で事業の負担をしておるところでありますけども、まず、国庫補助事業としての負担割合は、国が50%、そして県が25ないし30、後ほど御説明いたします。そして、地元が20から25ということでございます。  本市におけるほ場整備事業の地区については、決算書の備考欄にもありますとおり、まず、御殿場かがやき地区というのがございますが、これにつきましては、国が50、県が25、地元が25でございます。地元の25のうちの15を市が負担金として負担しております。そして、受益者が10%と。かつ、この10%のうちの2分の1を財産区により補助をいただいておりますので、決算書におきますと、御殿場かがやき土地改良区事業費補助金という欄があると思いますけども、その分が財産区の繰り入れをいただいて、改良区へ補助している分でございます。  次に、高根西部山之尻及び塚原地区におきましては、これはかがやき地区と違いまして、事業のメニュー名としては、形営体育成基盤整備事業というメニューになっておりますけども、担い手へ農地を集約していこうということで、全体の30%以上を集積するという条件がありまして、この条件をクリアすることによって、県の負担分が5%上乗せされまして、国50、県30ということで、地元が20になります。したがいまして、市の負担割合は15は変わりませんが、受益者が5%分減りまして、5%の負担で済むと。よって、この5%の2分の1を財産区の繰り入れをいただいて、市を通じて補助していると。これが山之尻及び塚原の土地改良区事業費補助金という形になっております。  以上が負担割合の状況でございます。 ○委員(斉藤 誠君)  土地改良区のほうの補助金、中畑で行われた、この辺の関係はどうなんですか。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課参事。 ○農林課参事(金光和芳君)  富士裾野東部土地改良区で行っておりますほ場整備ですけども、防衛補助事業で実施しておりまして、国の補助が3分の2、66.66%、残りの3分の1が地元負担金になりますので、この地元負担分についてを市が交付金として交付いたしております。地元負担分の33.34%の内訳ですが、御殿場市が13%、財産区が13%、それから受益者負担金として残りの7.34%をいただいて事業を行っております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。1点目のグリーンツーリズムの関係ですけど、今、報告をいただいたんですけど、これから農家主体にというふうな方向づけをしていきたいと。私、非常にいいことだと思いまして、決して当局だけがするんじゃなくて、やっぱり農家主体にやるべき。それと、やっぱり遊休地なんかも、前にも出たんですけど、かなりございますので、非農家、あるいは定年を終わった人たちが自分で作物をつくって、自作で持っているからしたいよというものもあるもんですから、ぜひそういうところの有効も考えていただきたい。  この間、印野のサツマイモ園、あそこなんかが3日ぐらいでもってから、すぐ掘り起こしてなくなっちゃったと。これだけニーズがあるということなもんですから、先ほどおっしゃられましたように、これからそういうふうな自主事業としてやるような方向づけをぜひ、そういう部分に私はこの推進事業をやる分には大いにいいことだと思いますので、ぜひそんな方向に進めていただきたいと思います。これは要望でよろしいので、お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番3、6款2項林業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  特にこの中ではないんですけど、林業の関係というのは非常に広域的な部分というのがあって、県の「森の力再生事業」とかいうような形で御殿場市にも随分と間伐とかそういったものをやっていると思いますけど、そこら辺の実態というのはどういう形で把握されていますか。お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  ただいまの林業の関係ですけど、今年度、今までも間伐等は県の補助金、「森の力再生」を使ってやっていたんですが、22年度は森林組合のてこ入れをいたしまして、森林組合が中心となりまして森の力再生事業を有効活用を図るということの中で、神山地区を現在進めております。  今後も継続の形の中で、神山から順次、箱根山系を進めていきたいというふうに考えております。そういう形で県のほうにもお願いはしてはございまして、一応、了解を得ておりますので、順次進んでいくというふうに考えております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  林業振興費、184、185ページの一番下のところの職員の給与のことなんですけども、教えてください。予算現額でもかなりあれなんですけど、結局、職員一人で1,000万円以上の給与がかかっているということで、給与が537万円、時間外なんですかね、この340万円余というのは。これやっぱりかなり高額な職員給与になってしまうと思うんですけども、去年とかおととしの決算書の確認を私、してないんですけども、毎年やっぱりお給料がこのぐらい、1,000万円ぐらいは必要になるものなんでしょうか、教えてください。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  昨年につきましては、職員の人件費が1,082万7,000円というふうになっております。今年度が1,039万円ということですので、大体同じような傾向で来てます。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  そうしますと、これはやっぱり時間外がこれだけ仕事の内容で増えちゃうということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  一人でこの事業をしている関係でございまして、農林土木の職員が実は1名減になっておりまして、その中で林業関係を一人でやっているということの中では、非常に大変な労働ということで、時間外がどうしても多くなってしまうということで御理解をいただきたいと思います。  以上です。  (「了解しました。」と滝口達也君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番4、7款商工費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  2点質問させていただきます。  まず、1点なんですけれども、観光ということで194ページ全体なんですけれども、まず、21年度の観光客はどのぐらいいたのかという、実際数が出てるかどうかということをお聞きします。  もう1点は、7款1項3目観光費ですけれども、不用額が3,300万円以上出ているわけですけれども、これはもともと予算の計上そのものが高く見たのか、予算が多すぎたのかどうか、ちょっとそこをお聞きしたいと思うんですね。  それから、観光を充実させるために、この21年度で特に力を入れたものがどういったものがあったのか、それをお尋ねしたいと思います。お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  ただいまの質問で、観光客数につきましては、21年度におきましては、1,306万人余となっております。  それから7・1・3の不用額の関係なんですけども、これは主に乙女駐車場の工事請負費の入札差金が主なものでございまして、そちらの入札差金が大きな金額となっておりますので、御了解いただきたいと思います。  それから、観光の充実の関係につきましては、昨年度、イベントとしまして富士山スカイドリームスを開催しました。これにおきましては、スターウオッチングを発展拡大させていただいたものでございまして、星空を観察する会から、熱気球等の子どもたちに大きな夢を与えるようなイベントも開催させていただきました。  それから、先ほど説明させていただきました乙女駐車場の整備関係が主なものでございます。  以上、よろしくお願いします。  (「了解しました。ありがとうございます。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  1点伺います。7款1項3目、197ページでございますけど、備考欄4の④の富士山の御殿場口登下山活性化事業シャトルバスの運行についてお聞きします。このバスの運行は、確か7日間でしたか、この間の利用状況と、それからこの間の下山客、登山客は少ないわけで下山客が多いかと思いますけど、このお客さんに対する観光協会なり、あるいは商工会でもって、何かその間、特別なおもてなしをしたのかどうか、その辺についてお伺いをいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  ただいまの御質問の富士山のおもてなし事業の関係でございますが、平成21年度の関係につきましては、前年度対比34%の利用客の増加がありまして、合計では384名、平成20年度が143人です。20年度と21年度では運行の日にちが倍近く違いますので、参考までに20年度が3.5日実施、それから21年度が7日でございます。必ず運行便数の中に市の職員が同乗させていただきまして、アンケート調査を必ず毎回させていただきました。そういった中ではそのバス運行については非常に助かった。もしくは安価な料金で良かった。水ヶ塚公園から富士宮口までバスで行かれまして、富士宮口から登って、下山口は御殿場口を選択するという選択肢も広がったということで、いろいろありがたい意見をいただいております。
     それから、おもてなしの関係なんでございますけども、これ観光協会のほうに委託をしてございまして、観光協会員の御厨の風が中心となって動いていただきました。昨年度については大きな水のタンクを持っていっていただきまして、御殿場下山口は砂が多くございます。その砂をはらったり、水で顔を洗ったり、非常に好評でございまして、ことしも実際行われた中では、さまざまな意見をいただいた中で、こういった事業をぜひ続けていただきたいという意見もいただきました。ぜひ来年度も予算を認めていただいて、続けていきたいなということは考えております。  それから、登下山の数でございますけども、平成20年と21年を比べた場合に、登山者の関係につきましては、登山者は約2,500名、下山者が約5,000名近く増えております。特に団塊、会社を退職された方々がまず目指すものとしまして富士登山がございます。そういった中で、平成20年ごろから登山者、下山者が多くなってきてございますけども、御殿場の伸び率としては、かなりほかの4口に比べても大きなものがあるというふうに感じております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございます。ただいまの報告の中で、シャトルバスの運行は、21年度は7日間ということなんですけど、1日何便ぐらい、どういう時間帯でやっているのか。  それと当然、水ヶ塚にはそれなりに何かコマーシャルみたいな看板みたいなのがあるのかどうか。例えば登山は富士宮口、下山は御殿場口というふうなものの表示がしてあるのかどうか、その辺についてお伺いします。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  ただいまの質問でございますけども、1日運行が御殿場口から水ヶ塚につきましては8本、おおむね1時間に1本単位で8時10分から15時30分、水ヶ塚から御殿場口は7本でございまして、1台のバスを往復するような形で運行させていただいている状況でございます。  それから、シャトルバスのコマーシャルの関係ですけども、バスの停留所に案内時刻表をそれぞれ設けさせていただいてあります。その中で出発・到着時間を掲載してあります。それ以外にアンケートの中で非常に答えが多かったのは、インターネットでこのシャトルバスを知ったということで、ぜひこれについては盛大にPR活動をお願いしたいというふうな御意見もいただきました。チラシも当然作成して配布してございますけども、インターネットの情報は非常に重要だなと、アンケートの中で感じましたので、その点については十分にこれからも配慮していきたいと考えています。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。ことしあたりはかなり天候に恵まれて、21年度より22年度は私はかなり多くなっているんじゃないかと思いますけど、ことしなんかの天気を見ますと、こういう例は珍しいのか知らないですけど、ほとんど1カ月、登山ができたような天候なんですね。そういう中でインターネットを利用してくるお客さんもいますので、ぜひ今後について、お盆の時期の1週間、いわゆる通行どめしますよね。その期間だけじゃなくして、例えば土日を、7月の末から8月の10日前後ぐらいまでは、このシャトルバス運行を考えたらどうかと思いますけど、それについてお伺いします。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  シャトルバスの運行の日数でございますけども、平成20年が3.5日、それから21年が7日、本年度につきましては9日ということで、社会実験として行わさせていただいているわけでございますけども、運行については御殿場口の下山の活性化、それから経済効果も帰りに御殿場で温泉に入っていきたい、どこか紹介してくれないかという御意見もいっぱいいただいております。そういった中で、これについてはぜひ御理解がいただければ、できる限り運行の日数を可能な限り延ばさせていただいて、波及効果も目指した形で下山口の活性化につなげていきたいというふうに考えております。  (「ありがとうございました。終わります。」と斉藤 誠君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  193ページ、7款1項2目商工振興費の中の備考欄2番の①ですね、商店街活性化事業の商店街駐車場利用者助成事業補助金500万円、これが窓口が商工観光課じゃなくて、今ちょっと地元の何かに委託ですか、ちょっと変わったということで、なぜこれことしに入ってそれを地元に委託するような形をとったのか。  それから、その告知ですね、ちょっと知らない人がたくさんいまして、私のとこにも問い合わせがかなりありました。もう終わっちゃったのか、何でなくなったんだなんて勘違いしている人もかなりいますので、どういった理由で地元にそれを任せたのか、ちょっとそこら辺、教えてほしいと思います。  もう1点が195ページの7款1項3目観光費でございます。備考欄3番の③ですね、観光親善大使16万円、これ私ちょっと勉強不足で申しわけないですけど、事業内容と、だれが親善大使やっているのかと、それとどんなことをやって、どういう効果が得られているのか、ちょっとわかりませんので、どんなことをやったか教えてください。お願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(岩田隆夫君)  1点目の駅南駐車場の利用助成についてですが、なぜというところですが、事業仕分け等の中で、市のほうで継続してやっていくのはということにも、長年、もう始めてからたっていたもんですから、なってた中、このまま即廃止するというのは、なかなか今、駅周辺の状況を考えると難しい。そういう中で、商工会さんに窓口になっていただき、駅南の駐車場の助成だけじゃなく、ぜひ周辺の活性化をするような事業として、ものを何かやっていただけませんかということで、商工会のほうへお願いというか投げかけをしたところ、商工会のほうでもそういうことでは、やりますよという中で、新橋のスタンプ会さん、パルコインさんの事務局を窓口としてやりますという中で、これから継続していく。駅前の活性化の、今までは駐車場だけだったんですけど、ぜひ駅前の活性化というところで移行をさせていただきました。  告知についてですが、既に今まで利用されていた方には、郵送にてすべての、今まで御利用の方には郵送にて、今度窓口が変わりますということで送付はさせていただいております。新たな方については、市のほうへもお見えになる方もいらっしゃいますので、新たな窓口のほうを御紹介をさせていただいて、現在利用していただいております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  観光親善大使の御質問でございますが、御殿場にゆかりのある著名人に観光親善大使を委嘱しまして、全国に御殿場の観光を、物産をPRさせていただくという事業でございます。各種情報や物産の提供関係をお願いしてございまして、大使としましては勝俣州和様、天沼知恵子様、芹澤信雄様、宮本勝昌様、プロゴルファーが3名ですね。  それで、事業費ベースとしましては、年間16万円ほど対応させていただきまして、大使の名刺をつくらせていただいたり、それから出役の際の人件費等の関係、それから地場産品等の準備をさせていただいて、観光をPRしていただくようなことをお願いしてありますし、それから参考までに、宮本様については、本年度、優勝しましたものですから、観光協会を通じて花束をゴルフ場に届けさせていただいた事例がございます。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  滝口委員。 ○委員(滝口達也君)  まず、1点目のほうなんですけども、商工会にお願いしたということで、トータルで活性化ということの理由で分けたんだと、それと事業仕分けですね。これ使っている人は、活性化って僕ちょっと意味がよくわからないですけども、まず来た人が駐車場の半額助成できるんだということで、来てくれること自体が、もうそれが活性化だと思うんですね。ほかにもいろんなトータルの意味で活性化といっても、ちょっと僕、ぴんと来ないんですね。まず、お客さんに駐車場のないところで来てもらうということで、これは本当に駅前の人たち、特に昼間の方ですよね。こういう方たち、本当に死活問題なぐらい大切だというようなことも聞いておりますんで、大変厳しい財政ですけど、継続、どんな形でも継続して、この割引が続くようにまずお願いしたいということで終わらせていただきたいと思います。  それと、2点目、今御説明いただきまして、どんなことをやっているというのはわかったんですれど、例えば名刺を渡して、いろんなとこでやってもらうというんだけど、だれが、じゃあここでどんなものを紹介したという報告みたいなものはちゃんとしてもらっているんでしょうか。そこだけ教えてください。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  今の観光親善大使の追加の御質問でございますけども、御殿場市の観光協会に、観光親善大使の事業は委託をしてございまして、観光協会を中心に実施いただいています。報告書は必ずいただいて、その都度、著名人がテレビに出るような場面については、必ず報告をいただいて、年間の一覧表、活動計画、活動実績報告等をいただいております。  以上でございます。  (「わかりました。ありがとうございます。」と滝口達也君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  山﨑委員。 ○委員(山﨑春俊君)  それでは、197ページになるんですけども、これ観光振興事業のほうなんですけど、⑪、これたびたび質問があったように思いますけど、ごてんば希望の花火大会、これ昨年、市の陸上競技場の近くで開催されて、これについては検証されていると思いますけども、これ今後の動向として、多分聞き間違いじゃないかと思うんですけども、市長は新東名の上でというふうな、あれ冗談で言ったのかどうかわかりませんけども。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課長。 ○商工観光課長(内田治夫君)  ただいまの御質問でございますけども、確かに昨年につきましては、東富士高原花火大会が、昨年は希望の花火大会ということで、陸上競技場で、規模は前ほどなかったんですけども、開催させていただきました。  本年度は、当然、予算がないということで、市長も記者発表のときには当然実施しないということで、来年につきましては、記者発表のときには、やりますよと正式に発表しております。ただ、中身につきましては、まだ未確定の部分がございますので、正式には我々も、いつ、どこで、何をやるということは、まだ確認はしておりません。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  7款1項商工費の中で、全体でちょっと教えていただきたいんですが、商工会や観光協会、これに全部補助というか、出していると思うんですけど、これの会計報告というのはどのようになっているのか。その補助金は全部使われているものなのか、それとも残った分は翌年にそちらのほうで回しているのか、その辺の詳しい状況を教えていただきたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(岩田隆夫君)  商工会の補助金につきましては、事業運営費の中で商工会のほうが毎年、総会も開いています。商工会、観光協会も必ず年度総会開いて、会計報告をいただいておりますし、補助金の申請、あと年度末には、年明けには精算報告もいただいておりますが、ただ、お金が全体事業費とのごく一部になっているもんですから、余って翌年度に、この市の補助金がどれほどいっているというのまでは分析をしておりませんが、実際には多分、県の補助金等を含めてやっておりますので、今現在、足らない状況というか、何かで商工会さん等でやりくりをして使っていただいている状況になっております。 ○委員長(芹沢修治君)  商工観光課課長補佐。 ○商工観光課課長補佐(杉山賢吾君)  観光の関係についてお答えさせていただきますが、一番大きな金額について、観光協会の補助金がございます。協会の収入で申し上げますと、市の補助金が約67%、それから会費が13%、受託収入が15%、その他5%というふうなことになっておりまして、全額が市の補助金ですべて運営しているというわけではなくて、協賛金やら会費やらということで、それぞれの各団体が持ち寄った中で対応してございますので、それを総会で適正に執行されている監査もいただいておりますし、また、精算報告書の中で精査させていただいているような状況でございます。  観光協会以外にも各種負担金、交付金、補助金関係については、必ず一覧表でチェックをしまして、それを部長等に再確認していただいております。  以上です。  (「終わります。」と勝又勝美君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番5、8款4項9目公共下水道事業会計繰出金について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番6、8款5項4目富士見原住宅団地汚水処理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  知識不足で申しわけありません。ここに人件費が580万円ほどございますけど、これは常駐でしょうか、それとも常駐ではないのでしょうか。それからあわせて、もしこの職員の方が下水道処理に当たって何か技術的な専門知識が必要であったかどうか、この辺についてちょっとお伺いさせていただきます。お願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  下水道課参事。 ○下水道課参事(石田昌彦君)  ただいま御質問にありました富士見原住宅団地の人件費につきましては、職員1人、これは常駐ではありません。下水道課職員のうちの一人の人件費として計上しています。 ○委員(鎌野政之君)
     兼任ということですか。 ○下水道課参事(石田昌彦君)  兼任です。  そして、資格等につきましては、管理会社、化工機プラント環境エンジになりますけど、そちらのほうへ委託しておりますので、そちらで資格を持っている人に管理していただいています。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかりましたけども、これって例えば職員を張りつける必要性があるんでしょうか、どうなんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  下水道課長。 ○下水道課長(勝亦豊二君)  職員を張りつける必要があるかということでございますが、いわゆる大もとのこの計画のスタートが、県の企業局が開発した事業であります。本来、民間でやるにしても何にしても、一つの大きなプロジェクトで開発行為がなされて、そういったプラント等がある場合には、利用者の皆さんの、例えばマンションなんかをイメージしていただくと同じなんですが、いわゆる共有の財産ということで、たまたま公のところがやったもんですから、県が終わったよということで御殿場市に引き継ぎをしたんですけれども、通常であれば、そこに住んでらっしゃる方の財産ですから、関係者の方が必要な費用を関係者の中でお出しいただいてやっていくということが基本なのかなあというふうに思います。  ただ、県の企業局から市がまず住宅ということでしたので、当時は建築住宅課でお預かりをしました。そして、排水の処理をしていくということで、下水道課の方に、また市の内部でさらに移管されてきたものです。  そして、当然、職員を1人張りつけるだけの仕事量があるかというとこではございますが、はっきり申し上げて1人いなくてはいけない仕事量ではございません。ただし、生身の体でございますので、0.5人とか0.3人とかということが、これは人事の配置上できません。したがって、当然、この職員も富士見原の事業オンリーではなくて、下水道の事業、下水道課におって、全体のことを全部やります。当然、目配りします。そういう中での1人工ということでございますので、ぜひ御了承いただければと思います。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  わかりました。ありがとうございます。ちょっとすみません、ここの部分は例えば今の下水道の関係からすると、処理能力というのは、今400何十かの処理能力というか、戸数があるわけですけど、それ以上の処理で、例えば富士岡地区で下水道処理ができないようなところを、そこでつないでできるようにはなっているんでしょうか。それだけ確認させてください。 ○委員長(芹沢修治君)  下水道課長。 ○下水道課長(勝亦豊二君)  ただいまの御質問でございますが、施設でございますので、物理的にということであれば、1戸、2戸等については可能かと思いますけれども、もともと企業局のほうで、あのエリアということと、分譲数をもう設定しての規模でございますので、基本的にはあのエリアのみということで、ほかからは現在考えておりませんし、またできないというふうに思っております。ですから、物理的にただつなぐということはできるんでしょうけれども、実際はあり得ないのかなあというふうに思っております。あのエリア以外はあり得ないのかなあというふうに思います。  (「ありがとうございました。」と鎌野政之君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番7、11款2項農林水産業施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番8、産業水道部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  以上で、産業水道部関係についての質疑を終結といたします。  一般会計についての討論及び採決については、このあとの都市建設部及び教育部関係の審査を経た後に一括してお願いしたいと思いますので、御了承願います。 ○委員長(芹沢修治君)  この際、10分間休憩をいたします。                           午前10時18分 ○委員長(芹沢修治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前10時28分 ○委員長(芹沢修治君)  日程第2 認定第12号「平成21年度御殿場市上水道事業会計決算認定について」を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  平成21年度末の給水戸数は3万4,184戸で、前年度に比べ492戸の減ということでございます。また、給水人口も8万5,680人で、前年度に比べ231人の減と、こういうふうに報告にございます。この結果、行政区域内に対する水道普及率は95.1%であると、こういうことでございますけど、3点ばかし伺います。  まず、1点目でございますけど、この492戸減になった、この要因。  それから、2点目、当然、印野の簡易水道の方々は除かれるものと思いますが、普及率95.1%に対する残りの4.9%の方々は、自家用井戸水を使用しているのか、あるいは何らかの理由か、その辺。それから、井戸水を使用しているとするならば、これは水道局の関係じゃないかもしれませんけど、水質調査などをなされているのか、この辺について。  それから、3点目でございますけど、かなり御殿場の水道設備はよろしいということでございますけど、水道管の口径の細さなんかによる水圧不足で、水が出が悪いとか、そういう苦情があるのかないのか、この3点についてお伺いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  水道業務課課長補佐。 ○水道業務課課長補佐(青山公彦君)  それでは、1点目と2点目の質問に関してお答えします。  1点目のこの人数が減っているということなんですけれども、21年度ですね、外国人が500人以上減りまして、恐らく派遣切りとかがあったと思うんですけれども、それがおよそ約500人ぐらい減っておりますので、おおむねそれが原因かと思われます。  2点目に関しましてですけれども、行政区域内人口と給水人口の差なんですけれども、一つは仰せのとおり井戸水です。井戸水を自衛隊で使っております。それとあともう1点ですけれども、印野簡水ですね、これは行政区域内事項に入っておるんですけれども、給水人口には入っておりません。あと、須釜地区が給水人口からは抜けております。  以上になります。 ○委員長(芹沢修治君)  水道工務課長。 ○水道工務課長(勝間田 実君)  2点目の水質検査についてのお答えをさせていただきます。  水質検査につきましては、各戸の井戸につきましては、なかなかうちのほうで指導ぐらいしか、聞かれたら答えるという格好でやらせてもらっております。それと、大規模な専用水道等になりますと、これ県の東部健康福祉センターの管轄になります。そういった中で、市につきましても立入検査が東部の健康福祉センターのほうで年に1回ほど立入検査があります。そういった中で市の職員も随行した中で指導しております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  水道工務課課長補佐。 ○水道工務課課長補佐(勝又彰雄君)  3点目の水圧不足の関係ですが、各配水池から自然流下で配水している関係で、水圧不足というところは今のところありません。各配水池、ループ化して、水圧不足のとこは、圧力ないとこはほかの配水池からループ化して水圧を一定に保っている状況です。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。あと普及率の点で、自衛隊と須釜地区と、こういう話ですけど、そうすると、水道管が布設されている中の、個人的に引けてないという、そういうのは起こらないということですか。 ○委員長(芹沢修治君)  水道工務課長。 ○水道工務課長(勝間田 実君)  今、水道管が引かれているかどうかという関係なんですけども、1点、須釜地区につきましては、裾野市に委託してございます。ですから、須釜地区につきましては、裾野市の水道課が行っています。それ以外の大きいところにつきましては、先ほど言った専用水道という取り扱いになりますけれども、水道管は行っているところもあるんですけれども、そういったところは事業者が上水道を入れるか、専用水道を入れるかを選択してやってますんで、水道管がある、なしにかかわらず選択しております。  個人のところにつきましては、水道管が入ってないところもありますんで、そういうのは徐々に今後、拡張させてもらいまして、できるだけ皆さんの希望に添えるような格好で、水道管本管を入れていきたいと思っております。  以上でございます。  (「ありがとうございました。終わります。」と斉藤 誠君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  今の斉藤誠委員と重なるかもしれませんが、先日、本会議において、使用水量減少は予定外という話をされていましたけれども、大分前から使用水量についてはエコ化が進むもんで、伸びは少ないだろうという話があったんですけど、今回、使用水量の予定外というのは、外国人が減っているがために起きたことなのか、それとも全体の水を使う人が少なくなったのか。もともと使用水量は8%になったもんで、多く使うだろうという予測のもと計算したのか、その辺についてちょっとお聞きしたいのと、もう1点、最近よく言われる消費税がアップされるんではないかという中で、もともとの水道料金5%割引については、当局の前の話で申しわけないんですけども、基本的に消費税が上がったときに、この5%割引をなくして、市民の皆様方に値上げをするような形は余りとらないような形で進むという話だったんですけれども、今後、消費税が値上がったときのことについて、どのように考えているか、当局の意見を教えてください。よろしくお願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  水道業務課長
    水道業務課長(斉藤重光君)  お答えいたします。水道使用量の減についてですけれど、外国人ということは、当初は考えておりませんで、洗濯機とか節水型のトイレとかということで、近年ずっと減少傾向が続いておるんですけれど、それらをどのくらい減るというのが、ちょっと予想がつかないもので、それが今回の決算の中では想定外、予想以上の減だったということがあります。  5%から8%の減で、今後の消費税に対しての見込みですけれども、一応消費税、もし上がったら、そのときの額にもよりますけれど、基本的には利用者の皆さんに負担がかからないように、できるだけ上げないような格好で考えていきたいと思っています。  以上です。  (「終わります。」と勝又勝美君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  まず1点目は、10ページ、11ページの資本的支出の部分で、当初予算額が約12億円であって、不用額が3億1,700万円ほどありますけれども、この辺については、事業をすべてやられた結果としてこれだけの不用額が出たのかどうかということをまずお聞きしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  水道工務課課長補佐。 ○水道工務課課長補佐(小林龍也君)  不用額3億1,700万円余についての御質問にお答えいたします。  まず、一番大きなものとしましては、水道庁舎の建っている用地、約1,900㎡ですが、それを水道のほうで買い上げるということになっておりました。それが約1億6,700万円、これについては事業執行がなくなりましたので、それが大きなものになります。あと、本年度、すべての配水池と水道庁舎を結ぶテレメーターと言いまして監視施設の整備を行っています。それを当初、設計をかけて入札ということを考えておりましたが、プロポーザル方式に変更になりましたので、そのための設計費等で4,000万円、これは事業を執行しておりません。あとは工事の関係で、23件工事を執行いたしましたが、その入札差金が約1億600万円ございます。その合計でということになります。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。あとはちょっと別な観点から幾つか質問させてもらいたいんですが、本会議でも質問が出たと思うんですけど、積立方式の中で、減債積み立ては利益額の20分の1以内ということで決まっているようですけど、建設改良積み立て、これはできる限りというようなことなんでありますけど、それとの関連からして、その支払いの利益処分案の中で、一般会計の納付金というのが1,260万円が入っているわけですけど、ここの辺との兼ね合いというのは、可能な限りという建設改良資金というのは、どこまで一体やるのかと。この18億円あって、こんなにたくさんあるというのはおかしいじゃないかという話もあるし、一方においては、一般会計の納付金はどうやって計算されるのかなというようなことです。そこら辺ちょっと聞かせてください。 ○委員長(芹沢修治君)  水道業務課課長補佐。 ○水道業務課課長補佐(山口尚子君)  一般会計納付金につきましては、一般会計のほうから6億3,000万円の出資金をいただいていることに対して、水道に利益があった場合、利益に対して還元をするような形を取ってます。この率につきましては、企業債の借り入れ利率、これらに基づいて行っております。ですから、21年度分につきましては、2%の率で納付金をするような形をとっております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  水道業務課長。 ○水道業務課長(斉藤重光君)  利益積立金の関係ですけれど、減債積立金のほうは20分の1の法定の関係で、ただいまの一般会計につきましては、その金額による支払いということで、残りのほうを建設改良積立金というのは、ここで今現在やっているわけですけれど、建設改良の事業につきましては、今後も、ことしは7億円ぐらい、資本的支出に不足する額が出ましたので、補てんしてきておりますけど、今後も施設のほうは順次、計画的に建てかえるというか、更新していく予定ですので、今、出ている積立金をできるだけ積み立てて、後年度の負担に備えるという格好でいきたいと思っております。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  実はちょっと質問の趣旨が違うかもしれませんけど、この利益が2億4,000万円何がし出て、それで減価償却も含めて7億5,000万円ぐらいのキャッシュが一応創出されるようなものにはなっているわけです。一方においては、実はこれは印野の簡易水道なんかは、金額は安くて、印野財産区から補てんをしている、片方は利益を上げていると。金額は高くて、安くて逆転しているわけなんで、そこら辺について、ちょっと非常に矛盾を感じる部分というのが実はあります。  したがって、私がここでもって結論出る問題ではないかもしれないけど、簡易水道の部分というのは、いつか合併、同じ御殿場市の中でやっている中の水道会計であるならば、合併を前提として、今後はやっぱりある程度進んでいかないと、何か不公平感だけ出ているような感じがするんですけど、その辺について、部長、どうですか。まだそこら辺、結論というのはないんでしょうけど。 ○委員長(芹沢修治君)  産業水道部長。 ○産業水道部長(鈴木政信君)  方向としては、今おっしゃられた形で進めたいというふうにということで、簡易水道のほう、印野の支所長と話をさせていただいているんですが。統合した場合に、水道料金が高くなってしまうということとか、それから演習場の水利権の問題等がありまして、そういうことでそれがネックとなって話が進んでないということです。  水道料金、確かに高くなりますよね。財産区からの繰り入れがあるという形の中ですので、この辺の問題を解決するということで進めてはいるんですが、大変ネックとなっているということで、なるべく早くそういう部分で持っていきたいという考え方は持っております。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  以上で質疑を終結といたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、認定第12号「平成21年度御殿場市上水道事業会計決算認定について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。 ○委員長(芹沢修治君)  日程第3 議案第52号「御殿場市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  この際、お諮りいたします。  本案については、過般の本会議において説明がなされておりますので、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  質疑に入る前に説明をさせていただきたいと思います。  本日、委員会の資料1の1と1の2をお配りしてあると思います。その関係につきまして、まず説明をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  まず、委員会資料の1の2をごらんをいただきたいと思います。  これにつきましては、野焼き作業に関するアンケート調査でありまして、東富士演習場内野焼き作業において亡くなられた遺族との交渉の中で、東富士入会組合に要望されたものでございます。そこで、東富士入会組合は、3月20日に実施しました東富士演習場内野焼き作業に参加した作業員372名でございますが、その内訳でございますが、出役者は実際は376人、そのうち亡くなられた方が3名、そして入院中の方が1名ということの中で372人の方にアンケート調査を実施したものでございまして、その結果を集計しましたものが8月20日に提出されました。遺族の了解のもと、市にもごらんのとおりの内容で提出がございました。  めくっていただきまして、1ページから3ページに問1から問24まで、ごらんのような質問の内容となっております。4ページ以降につきましては、それぞれの問いに対する集計を入会組合がしてございます。  次に、別添の委員会資料1の1をごらんをいただきたいと思います。これは今説明いたしました入会組合から提出されましたアンケート調査集計結果から、本市の野焼き作業検討委員会が中心となりまして分析したものでございます。1ページと2ページにアンケートの分析結果、3ページから5ページにかけましては、アンケート結果を検証した後の条例や指導要綱に反映し、規定した事項を掲載をしてございます。したがいまして、委員会資料1の1の1ページと、委員会資料の1の2の4ページをあわせてごらんをいただきながら、朗読をしながら説明をさせていただきます。  それでは、委員会資料1の1でございますが、問1につきましては、委員会資料1の2は4ページでございます。  問1、支部の人数でございます。作業区の面積と過去の経験からの人数配置でございます。  問2につきましては、年代でございます。経験の少ない30歳代以下の方が約35%を占めているということでございます。その後ろに書いてあります80代は体力的に問題があるということは、ちょっとこれは勝手な言い方で申しわけなくて、これは消していただければよろしいかと思います。80代以上にはちょっと体力的に限界があるのかなという気がいたしますということの中で問題があるという表現になってしまいました。  問3、出役回数でございます。ベテランも多いのですが、3回以下の人が150人で約40%を占め、経験者が少ないので、研修が必要となるということでございます。  問4は、過去5年間に出役した年ということでございまして、平成21年と22年の差が140人でありまして、毎年同じ人が出役しているとは限らない。したがって事前打ち合わせは必要であるということでございます。  問5につきましては、実施の連絡手段ということの中で、同報無線以外の人が約44%、連絡系統の統一が図られていないと、連絡系統の徹底が必要ということでございます。  問6が、自宅での風の強さということで、6時15分ごろの風の強さは、強い、やや強いと答えた人が約18%、56%の人は強くないと感じているということでございます。  問7は、実施の判断ということでございまして、実施が妥当だったと答えた方は61%、中止すべきだったと答え方は10%となっておりまして、実施の判断について基準が必要ではないかということでございます。  問8は、自宅を出るときの時間と風ということでございまして、8時ごろ家を出た人が多く、そのころ風は強い、やや強いと答えた人が約28%、6時15分当時と比べますと、10%の増となっているということでございます。  問9が9時30分ごろの風ということでございまして、9時30分ごろの風の状況は、強い、やや強いが66%となっておりまして、6時15分ごろに比べますと48ポイントの増となっております。時間を追うごとに風が強くなっているということでございまして、着火時点の風の状況を本部に連絡することが必要ではないかということでございます。  問10が、着火の判断でございまして、9時30分のときの着火判断では、約55%の人が妥当という回答をいただいております。中止すべきだったと答えた方は12%あります。実施可否の判断基準が必要ではないかということでございます。  問11は、事前打ち合わせでございまして、94%の人が事前打ち合わせをしましたが、6%の人は例年どおりということで打ち合わせをしてないということがございました。出役者は100%事前打ち合わせをすることが必要と思われます。  問12でございますが、担当区域の周知ということの中で、93%の人が担当区域を知っておりましたが、7%の人は区域を知らなかったということでございますので、事前打ち合わせがされていないんではないかと。作業責任者からの周知徹底が必要であるととらえております。  問13でございますが、着火指示の徹底ということの中で、作業責任者の指示以外の着火が22%ありまして、着火指示が統一をされていなかった現状がございます。絶対に自分の判断で着火をしてはならないと判断されます。  問14でございます。着火の時間ですが、本来は9時30分の着火でありましたが、35%がその前後に火をつけておりまして、特に22%の人が9時30分前に着火しております。このようなことはあってはならないということで、指示の徹底を図る必要があると思われます。  問15は、消火器具の携帯ということの中で、消火の器具を持たない人が全体の約66%ありまして、これは自衛隊の消火班に任せている作業区が多いと思われるからと判断されますが、危険作業でありますので、消火器具携帯の徹底を図る必要があると思われます。  問16、作業の中止の連絡ということでございまして、着火中止の連絡が届かない人が23%ありました。連絡系統の不備がありますので、確実な連絡系統の整備が必要であると思われます。  問17は、作業責任者の連絡方法ということの中で、口頭での連絡が42%、携帯電話での連絡が39%を占めているということでございますが、電波等の問題もありますので、拡声機やホイッスルが有効な手段ではないかと考えております。  問19、服装についてです。安全を図るための服装や装備はすべて着用すべきであるということと、作業者全員が着用するように徹底が必要であるということでございます。  問20は、作業区の人数であります。人数が少し足りないと答えた方が7%ありまして、玉穂で3人、印野8人、原里4人と。面積の大きい作業区で人数が足りていないということでは、人数調整が必要かなと思われます。  問21は、危険を感じたこと。危険を感じた人が40%あるということの中で、特に風が途中から強くなり、火の回りが今回は速かったと思われるために、このような感じがされたと思います。  問22は、危険を感じたことということの中で、風の強さ、風の向きの変更、煙、すすによる視界の悪さ、竜巻の発生、見えないところからの火が迫ってきたというような内容がございます。
     問23は、再発防止に必要なものということの中では、一番多く出されましたのが、無線機、拡声機の連絡機器で24%、次に自衛隊の協力体制の拡充が17%、次が事前打ち合わせの徹底と、そして4番目は防火帯が15%、消火器具の携帯10%、分割の実施が8%というふうになっております。  問24は、その他の意見ということで、時期を早めて1月中に実施したほうがいいという意見が多くございました。  以上でありますが、3ページ以降につきましては、今説明しました内容をそれぞれ条例または指導要綱に対応させていただいたという内容をここに掲載をしてございますので、また、後ほどごらんをいただければよろしいかと思います。  とりあえず以上で委員会資料の1の1と1の2の説明を終わらせていただきます。 ○委員長(芹沢修治君)  それでは質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  今、3月に行われた野焼き作業に関するアンケートを説明していただきました。今、目を通しただけでもって何とも言えないんですけど、これをもっと参考にすれば、私のこれから言おうとすることも変わってくるのかと思いますけど、いずれにしましても、もともと火入れ条例というものは、森林法に基づく条例でございまして、そこで幾つかの質問をさせていただくわけですけど、この「森林の周囲1㎞の範囲にある土地における火入れ」と、こういうふうにありますが、過去、当市において、演習場の野焼き以外での火入れの申請があったかどうか。それと、演習場は原野が主なわけでございまして、必ずしもこの火入れ条例が当てはまるのかどうか、この辺の見解等について、まずお聞きしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  斉藤委員のただいまの質問にお答えをさせていただきます。  まず、演習場の野焼き以外で火入れの申請があったかどうかということでございます。火入れの申請につきましては、毎年同じ団体から同じような目的で申請がございます。演習場の野焼き以外で、平成21年度において火入れの申請があったものについては、印野字車掛地先の場所でございまして、これにつきましては防火帯の設置のための印野山元入会地林野保護組合からでございます。そして、東富士演習場内の地ごしらえと防火帯設置のための作業としまして東富士入会組合から、そして東富士演習場内の防火帯設置のための印野山元入会地林野保護組合から、そして印野字曲坂下の場所でございます。これにつきましては、病害虫駆除と採草地の改良のため、農事組合法人印野共同農園からそれぞれ申請がございました。という中で、そういう火入れの申請があったということでございます。 ○委員(斉藤 誠君)  森林より原野が多いですね、そういうところに森林条例というのは。 ○農林課長(勝又英夫君)  演習場内は原野が多いという中で、それも森林法に適用するのかという御質問ですが、森林法2条に規定がございまして、東富士演習場内の原野については、森林という扱いになります。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ありがとうございました。今、印野関係のこういうところで火入れ申請が行われたということなんですけど、そこは演習場とは違うのでしょうか。今、課長が言われたところは。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  すべて印野農事法人の関係につきましても、演習場の中にあるということですので、今言ったのは全部演習場に関係する土地でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  そういう中でちょっと確認しておくんですけど、今言われた印野山関係、印野農事組合ですか、ここの話と、それから演習場の中は一般的にいう、今回行われた大々的な野焼き作業、それからいわゆる防火帯を刈って、それが乾いた時点のこれからの10月、11月になるかもしれませんですけど、防火帯焼き、それから自衛隊が自分の演習場の関係でもって着弾地の周辺、この辺を野焼きやるわけなんですけど、当然、これらも野焼き条例に該当するのかどうか、その辺をお伺いします。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  火入れをするための目的のものは、火入れ条例に関係するということですので、防火帯設置が火入れをするために実施するということならば、火入れ条例が適用になるということでよろしいと思います。  自衛隊の関係につきましては、地方自治体、国がやる場合には届け出が必要がありませんので、そういうことで届け出は必要ありません。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  今のことをちょっと前提にしてですけど、今のアンケートの中にもありましたんですけど、今回の条例改正について、いろいろの文言、語句ですね、これの解釈について、ちょっと細かいんですけど、御説明をお願いしたいと思います。まず、条例改正のこの資料1の18から19ページにわたっての質問なんですけど、まず、この2条ですね、18ページにあります2条の中の追加になりました1号の、「火入れを行おうとする土地及びその周囲の現況並びに防火の設備の位置を示す見取り図」、これを添付しなさいと。それから、「火入地が、申請者以外の者が所有し、又は管理する土地であるときは、その所有者または管理者の承諾書」と、こういうふうにあるわけなんですけど、東富士演習場は御存じのように民公有地が3分の2というふうな中で、民地、これは各種法人、公については財産区所有、それから個人のものもあろうかと思います。それと、国と、こういうふうにあるわけなんですけど、ここで言われる所有者または管理者の承諾書が要りますよと、こういうことでございますけど、この辺の解釈。それから、3号の「申請者が、請負契約に基づき火入れを行おうとする者である場合には、請負契約書の写しが必要」とあるんですけど、国有地の場合はどうするのかと。今、国有地の場合は、これは自衛隊富士学校が管理しているんでしょうか。そうなると、当然、これは要らないのかなと、こう思うんですけど、ちょっとこの3点についてまず、今言った中の説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  それでは、最初に18ページ、19ページの第2条関係ですか、第1号の防火の設備の関係でございます。防火の設備につきまして、森林法第22条において規定されておりまして、具体的には第12条、火入れ従事者や監視人に消火器具及び連絡用機器を持たせること。そして、第13条で、防火帯の設置を言うものであります。  なお、防火帯につきましては、道路、河川なども含むものということでございます。  次に、第2号において、民有地、国有地はそれぞれの所有または管理者の承諾書を要するということでございます。  東富士演習場については、富士学校長、または南関東防衛局長の承諾を考えているところでございます。  3号につきましては、国有地の場合でございますが、国有地の場合は、所管をするところと結んだ請負契約書、3号については請負契約書について規定してございますので、請負契約書を添付するということでございます。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  今の1号の防火の設備、また5条にもこの防火の設備の計画と、こうありますんですけど、今言われたように、防火帯、あるいは防火の設備というのは、防火帯、それから河川、余り演習場の場合ないんですけど、それと消火器が防火設備と言われているんですけど、そのうち一つでもそろっていればいいというふうな解釈でもよろしいんですか。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  委員御指摘のとおり、一つでもそろっていればいいととらえております。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  それから、これ14条から16条の中に火入者と火入責任者というふうな固有名詞が出てくるんですけど、これの相違点。それと12条の中で、火入者は火入従事者及び監視人に消火器及び連絡用機器を持たさなければならないというふうにあるんですけど、実際、どういうもので、これが実際に可能なのかどうか、ちょっとこの辺の見解を伺いたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  それでは、最初の火入者と火入責任者の違いでございますけど、ちょっと解説用語がなかったのはちょっとまずかったかなという判断をしますけど、火入者とは、火入れの許可を受けた者ということでございます。火入責任者につきましては、実際に火入れ地において火入れの実施を指揮監督する者でございます。通常、東富士でいきますと、この火入者、火入責任者は同じ方が今まではなっております。今後はどういうふうな形になるかは、ちょっとまだ申請がないとわからないところがございます。  そして、2点目の消火器または連絡用機器の関係でございますが、まず、消火器が具体的に考えられるわけですが、ここで言いますのは、火を消すためにたたくものや、木の枝などでもよろしいかと考えております。また、連絡用機器におきましても、本来的には無線機等も必要かというふうに考えられますが、ここではホイッスルや拡声機での対応も可能ととらえております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ちょっと条例改正案と、それから東富士演習場野焼き作業要綱と、今回、案が出てるんですけど、この中にダブっているというか、共通した言葉がいろいろあるもんですから、ちょっとこっちと一緒になるような部分もあるんですけど、今、課長が言われた火入者、火入責任者、これは同一人でもいいということで理解してよろしいんですか。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  はい、御指摘のとおりです。同一人でもよろしいです。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  ちょっと細かいことなんですけど、そうしますと、これは資料3の東富士演習場内野焼き作業指導要綱20ページですけど、ここにありますように、いろんな用語の定義がね、火入者、火入責任者、作業責任者、それから火入従事者、それと監視人、今まで監視人というのは、私も経験した中ではないんですけど、当然、御存じのように、演習場の野焼きは、東富士入会組合が本部になって、あと犬山申合組合、それから西沢山野入会とそれから須走山と、こういうふうにあって、私は火入責任者というのは、その作業区、作業区という言葉もここにあるんですけど、自分たちが勝手に解釈するのに、今まで野焼きは、その3入会組合の中でも須走山が1つの作業区、それから西沢が1つ、それから印野山が3つぐらいに国有の大野原も含めてあると思うんですけど、そういうところの例えば西沢なら西沢の山野申合組合が私は火入責任者というふうに理解してたんですけど、ここに当てはめますと、例えば火入者というのは東富士の組合長なのか、それから火入責任者もそうであるのか、作業責任者というのは、これはどういう人を言うのか、火入従事者はもちろんこれはそこに携わる人だと思うんですけど、ちょっとここの決め方というのは、どういうふうになるんでしょう。  私、4つの組合の東富士が総元締めでやってると、あと3つの人は火入作業者、あるいは作業責任者というふうに理解してたんですけど、それとは違うということで、全部が例えば作業責任者も火入責任者も火入者も、一人でもいいと、こういうふうな見方でよろしいのか。  それともう一個、作業区の考え方ですけど、作業区ごとに防火帯を切りなさいと今度出てますよね。そうすると、これ、例えばの話が、西沢山野申合組合の中でも1つの作業区ですけど、これを3つの作業に分かれているんですよね。それなりに防火帯も、どこか自衛隊さんが大っぴらに焼いちゃってくれるもんでちょっとわかんないですけど、そういうものも含めて言うのか、ちょっとその辺の見解について伺いたいんですけど。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  今の作業区の考え方と防火帯の考え方と思うんですが、今、委員が言われる4つの区分に分けた作業区とした場合は、それぞれの作業区において個々に防火帯を設置すると。それぞれに作業責任者も置くということでございます。しかし、委員が言われている4つの区ですね、今、須走山、西沢、印野山、大野原ですね、これを1つの作業区とした場合は、防火帯は4つの区を1つの作業区として見ますので、まとまった4つの作業区の周りに防火帯を設ければいいということの中で、これが今まで4つの区分に分けたものが1つでやるということになれば、当然作業責任者も一人でいいということになりますので、それで理解していただけますでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  わかりました。ということは東富士演習場については、作業区は1つだよということもできると。ただ、森林法にのっとって、森林の周囲は防火帯として刈りなさいと、こういうことでいいというふうに理解していいんですか。 ○委員長(芹沢修治君)  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  委員の考えているとおりで、そのとおりでございます。  (「わかりました。ありがとうございました。」と斉藤 誠君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。
     以上をもって、議案第52号についての質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、議案第52号「御殿場市火入れに関する条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(芹沢修治君)  この際、10分間休憩いたします。                           午前11時18分 ○委員長(芹沢修治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                           午前11時28分 ○委員長(芹沢修治君)  この際、農林課長より発言を求められておりますので、許可します。  農林課長。 ○農林課長(勝又英夫君)  それでは、先ほどの質問がございました184ページ、185ページの6款2項1目の林業振興費でございます。滝口委員から質問のございました、その中で職員手当等が時間外がほとんどというような発言がございましたけど、こちらの回答でも時間外というとらえ方をしておったんですが、実際には職員手当につきましては、期末勤勉手当が一番大きくありまして、時間外につきましては、21年度決算では7,800円程度となっております。その他、扶養手当や地域手当等で合わせて338万9,000円余となっておりますので、訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  それでは、日程第4 認定第1号「平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち都市建設部関係を議題といたします。  それでは、順番10、8款1項土木管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番11、8款2項道路橋梁費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番12、8款3項河川費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番13、8款4項1目都市計画総務費から3目街路関連事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  1点伺います。8款4項3目、216、217ページになります。備考欄2、④の(仮称)若宮交差点整備事業、これは道路設計だということで、ここに29万円計上されてますんですけど、その結果、こういうふうな形だよというような青写真が見えましたら、簡単でも結構ですので、御説明をお願いしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  都市整備課長。 ○都市整備課長(杉山達夫君)  (仮称)若宮交差点整備事業につきまして、29万6,000円余の金額になっています。これは19年度に平面測量、それから20年度に用地境等の測量をした結果、あそこの右折帯と左折帯の部分を拡幅するということで、どちらかと言うと旧246の沼津小山線よりも富士山側の部分を具体的には1軒、2軒ぐらいを当てたところと、それが一つの計画図、それから3軒と駐車場まで当てた、延長にして30mから40mぐらいまで富士山側に上がったところまでの図の二つのパターンを図面としました。これにつきましては、土木事務所と協議をしまして、図面等についてもお渡しをして、県のほうで検討していただくということになっております。  以上とさせていただきます。  (「ありがとうございました。」と斉藤 誠君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番14、8款4項4目公園管理費から5目緑化推進費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  1点質問させていただきます。公園管理費なんですけれども、都市公園の指定管理料69カ所ということでお聞きしているんですが、もちろんこれは今、指定管理をしていただいているんですけれども、お聞きしたい内容は、市の担当の職員の方とその指定管理者の会社との打ち合わせというか、日ごろ、年間、どのぐらいそういった何か会合というのは設けていらっしゃるのかということなんですね。と言いますのは、公園、主に小さなお子さんがよくいらっしゃるということで、ことしもちょっとかわいそうな事故もあったわけなんですけれども、そこら辺の例えば指定管理者の方からの声が市のほうに届いたりするのか、また、市からのそういった何か指導というんでしょうか、そういったものが指定管理者のほうに行ったりするのか、常日ごろのそこら辺の指定管理者と市との話し合いの場とか、そういったことがあるのかどうかをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(高村哲郎君)  ただいまの御質問ですが、指定管理者制度になりまして69カ所、これは指定管理にも明記されているわけなんですが、年4回のモニタリングを実施しております。これにつきましては、公園に出向きまして、必要とするならば、いわゆるそれぞれのピックアップした公園を双方で確認しております。そして、なおかつ1カ月ごとにいわゆる指定管理者から、各69公園の管理状況、いわゆる日報等のようなものですが、それをいただきまして、それをいわゆるモニタリングの中で四半期ごと、3カ月に1遍ごとに、それを公園のほうへ出向きまして、指定管理者と協議しております。そして、その中で指適、確認をしていきまして、それを管理に反映していくという形になっております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  すごく具体的なことで恐縮なんですが、例えば桜公園で夜じゃないとわからない、電灯が一つ消えてるとか、そういうのがあるわけですよ。すごく具体的なんですけども、昼間5時まで、管理の方はいらっしゃいますけども、夜のこととかわからないわけですよね。そういったこととかは、やはり漏れがあると言えば漏れが出ているんではないかとは感じるんですが、管理者がいないとき、帰ったあとのこととか、もっとほかに細かい点がもしかしたら問題点、あるかもしれないんですけども、そういったこととかの声の吸い上げというんでしょうかね、そこはどうなっているんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  都市整備課課長補佐。 ○都市整備課課長補佐(高村哲郎君)  今御指摘がありました具体的な例ですが、69ある公園の中で、昼間は指定管理者が常駐している公園が、今の桜公園、中央公園、御殿場市は今ですとそれだけでございます。24時間、都市公園として公共の施設として閉鎖するということはなくて、今の管理供用施設、便益施設、トイレ等も原則的にはすべて使えると。当然、その照明灯、これらは正直なところ今の中ですと地元の人たち、多くは区の役員さんにそこの管理者、それと、あと直接都市整備課のほうへ申し出ていただくというようなところが現状でございます。その辺も今後、どういうふうにしていったらいいのか、地元行政区というか、区長さんとも課題として協議させていただきたいなと思っております。  以上でございます。  (「了解しました。ありがとうございます。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番15、8款4項6目中心市街地整備等事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番16、8款4項7目都市下水路事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番17、8款4項8目新東名高速道路関連整備事業費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。
     次に、順番18、8款5項1目住宅管理費から3目営繕管理費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  222ページ、住宅管理費についてお尋ねしたいと思いますけれども、まず、不納欠損が出ておりますけれども、そこら辺の収納対策がどのように御努力されたかということをお聞きしたいと思います。  それと、3月の時点で3カ月以上、条例にもありますけれども、3カ月以上滞納されている世帯があったのかどうか、それをお尋ねしたいと思います。  この2点お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  建築住宅課参事。 ○建築住宅課参事(横山秋好君)  今の御質問にお答えいたします。  不納欠損については、残念ながら前年度よりも大幅に増えたわけですけども、滞納の状況については、やはり増えている傾向であります。私どものほうでは余り多くならないうちに電話での督促、場合によっては戸別訪問等も行ったりしておりますが、本来ですと3カ月を超えれば住宅を出ていただくというのが原則になっておりますけども、そういう方々は非常に実は多いわけでして、その方々を変な話、追い出すということは可能かと言いますと、これはなかなかしにくいという、皆さんが低家賃で、そこしかないという方が非常に多いので、ましてや民間住宅から移ってきた方々も多いので、難しいなと。ただ、そういうことで、9割以上の方は納めていただいているわけですから、引き続き、法的な指導も含めながらやっているところでございます。  ちなみに21年度は裁判の和解という形を取りませんでしたけども、それまでは3件ないし4件の法的な裁判の和解調停を行いまして、それに履行しない場合には出ていただくという形をとっているところでございます。  次の質問でありましたけども、今言いましたとおり、実質的に3カ月を超えてる方は非常に多いわけです。ちょっと数字のほう、あとで詳しい数字を出しますけども、特定の方については100万円、もしくは200万円を超えてる方も実はいます。この方々は、既に裁判の関係を調停している方ですけども、履行している方もおりますので、その方々についてはそういう、お支払いする意思があるということで見ているわけですけども、全く納めていただく意思がないという方については、やはり最終的には先ほど言いましたとおり、出ていただくような形をとるしかないのかなと思っております。  ちょっと人数のほうは後で調べて申し上げます。 ○委員長(芹沢修治君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  やはり人情的と言いますか、3カ月以上ということで、厳しいということもわかるんですけれども、今後、条例としては確かに3カ月ということでうたっているものですから、例えば、これ今後のことになってしまいますが、その条例自体、3カ月ということ自体を見直すとか、そういったことが、今の段階ですけども、あるのか、ないのか、ないならないでいいですけども、そこら辺の検討課題としてはいかがお考えなのかお尋ねしたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  建築住宅課参事。 ○建築住宅課参事(横山秋好君)  私のほうで担当している立場で、条例改正について申し上げる立場でありませんので、基本的なことを申し上げますと、そういうような形を上げる市町村は、まずないと思います。御殿場市が例えば3カ月を超えても出さないという条例をあえてつくることは全くおかしいことでありまして、基本的な公営住宅をやってる中での基本原則でありますので、これは民間の住宅でもそうです。大体3カ月が敷金という格好になっているのは、場合によってはそういうときには敷金で充てますよと、そのかわりに出ていただきますといった形、民間はもっと厳しいわけですけども、それは公営住宅の場合でも、原則はそれは変えられないことでありまして、実際はそうなんだけども、我々としてもすぐ強制的な措置をできないというのが実態ですので、条例、法令上、そういう形を逆に緩和もしくは別な形というのは一般的にはできないのかなというふうに思います。  (「わかりました。終わります。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  225ページの耐震の対策事業についてお伺いいたします。  PR不足なんでしょうか、随分と予算が余っているというようなことなんですけど、この辺についてが第1点と、それともう一つは、勉強不足で申しわけありません。例えばホテルとかサービス業など、ビル関係、高層建築物関係の民間の耐震関係というのは、どの程度把握されているのかお伺いいたします。お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  建築住宅課課長補佐。 ○建築住宅課課長補佐(小澤仁志君)  御質問の地震対策事業につきまして、大分件数が減っているということでございますが、平成20年度に比べまして21年度が大分減少しているわけでございます。耐震事業につきましては、市街地を中心に出前講座、あるいはダイレクトメール等でやってくださいということで勧誘しているわけですけれども、あと戸別訪問、その他ダイレクトメールを送付した住宅の方々について、再度、戸別訪問を行ってきておりまして、そのときのアンケートの調査、あるいは聞き取り調査によりますと、今日の経済状況の先行きが不透明だというようなことで、診断を希望しないと回答された方で、補強が必要になった場合、予算がないと回答された方、あるいは改築したい、あるいは解体予定の方と、あと、既に防音工事等で並行して耐震補強しましたよという回答が多く見られました。希望しない方のその理由なんですけれども、34%ぐらいの方がございました。事業としては浸透していると思いますけれども、現状では耐震工事に大分高額な金額が必要となっております。工事をする意思はあるんですけれども、今日の先行きの見えない経済状況で、家の補強や改築まで資金が回らないのが現状じゃなかろうかと推測しております。当市の緊急経済対策事業建築等助成金と合わせて耐震対策事業の推進を図りまして、一人でも多くの市民が安全に、安心して暮らせるように、今後も事業の推進に努力をしてまいりたいと思います。  それから、2点目のホテル、民間等の耐震ということなんですけれども、既存建築物の耐震診断ということで、その事業がございまして、非木造の建物につきましても、その耐震診断が受けられるような助成がございます。年間、数件を毎年実施をしている状況でございます。非木造の耐震診断につきましては、平成21年度末で全体で、事業が始まりましたのは平成15年からでございますけれども、現在20件の件数の診断を助成しております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  実態としてはどのくらい耐震が進んでいるかというのはわからないわけですよね。わかりました。いいです。  もう一つ、非木造を中心として物事を考えてたんですけど、現実に公共建物ではないけど、それに近い準公共的ないわゆる集会所みたいな形のものというのは随分あるはずなんです。それも自分の地区もひっくるめて、もう老朽化して、押せば倒れるようなところもあることはあるんですけど、それには全くどっちかと言うと手つかずのような状態に多分なってるはずなんですけど、その辺について実態はつかんでおられますでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  建築住宅課長。 ○建築住宅課長(井澤正和君)  今の御質問ですけれども、実態数はやはりつかんでございません。コミセン等の公共で補助金なりもろもろ出ているものについては、御存じのとおり平成17年度から耐震診断等を行っております。  その次に大事な医療施設等の関係でございますけれども、それらにつきましてはほとんどのものが県の判断規模で、県と共同して、特定建築物ということで大きな建物ですので、届け出を出していただいて、やってございます。小さい建物につきましては、判断全部できてないというのが状況でございます。  先ほどの御質問でうなずきで置いてしまったんですけれども、耐震の棟数というか計数につきましては、委員が先ほど感じたように鉄骨系のものとかいろんなものがございます。それから、防音工事等でやられたものとか、新築等についてはなかなか統計が難しいもんですから、進捗率というのは非常に判断が難しくなるものでございます。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  建築住宅課参事。 ○建築住宅課参事(横山秋好君)  先ほど3月時点での3カ月以上の滞納件数がどのくらいかという菱川委員からの御質問ですけども、3カ月ちょっと、ぎりぎり3カ月になったという方も含めますと124戸、ちなみに3月31日時点で830戸ほど入居しておりますから、率からすると15%、ちょっと高いと見るか、低いと見るかわかりませんけど、たまたま3カ月を超えた方もいますので、全部が全部長期ということではありませんけども、このうちの約100件ぐらいは6カ月ないし1年を越えているという方々ですので、そういう点では10%を越える方は、長期に滞納されているような実態です。これ私どももよいということではなくて、この辺の対策はどういう形かなと言われており、厳しく3カ月越えたらもしくはという形での措置でいけるかどうかというとこが非常に悩ましいとこでして、もうこれ以上払えないような状態でしたら、法的な形をとらざるを得ないのかなということで、事務的には考えておりますけど、なかなか実施するにはいろんな障害があるということが現状でございます。  以上です。  (「ありがとうございました。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番19、11款1項公共土木施設災害復旧費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  その前の8款の中でちょっと伺いたいんですけど、よろしいですか、委員長。 ○委員長(芹沢修治君)  はい。 ○委員(斉藤 誠君)  道路全般についてなんですけど、この決算書を見ますと、道路の改良整備が、いろんな多種多様にわたって事業名が載っているんですけど、市内の何号線がどれに該当するのか、あるいは財源上でこうなってくるのか。例えばこの決算上で見ますと、市の単独の道路整備事業、それから県単独道路整備事業、地区道路整備事業、生活道路整備事業、地方道路交付金道路整備事業、震災対策緊急道路整備事業、地域活力基盤創造交付金事業、それから東富士演習場周辺道路整備事業、それから特定防衛施設周辺道路整備事業、こういうふうに多岐にわたってありまして、財源上こうなってくるのか、こういう市内の何号線はここには該当しないのかと決めがあるのか、細かい部分で申しわけないんですけど、これをお聞きしたいんですけど、恐らく時間がかかると思いますので、もし委員長の了解できましたら、これまた後に報告ということでお聞きしたいんですけど、よろしいでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  あとで細かい資料をいただくということですか。  そうしていただければ、それでいいです。 ○土木課長(長田清一君)  それでは、確かにいろいろな予算があって、それぞれ理由があるわけですけども、執行させていただいておりますので、改めて表にして、わかりやすい形で提出させていただきたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  11款1項については質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番20、都市建設部関係全般について質疑を行います。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  最終的に土木とか建築、建設とか、都市建設部だけではなく、教育委員会、それから農業関係をひっくるめて、財産区の繰り入れがなければ事業は成り立たないというようなことでありますけど、そこら辺についての、後から要望があった部分についてのものもあるんですけど、そこら辺の基準みたいなものというのは、何かございますでしょうか。どれだけ繰り入れをしてもらうとかという計画の段階からなんでしょうけど。 ○委員長(芹沢修治君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  財産区からの繰入金につきましては、正直今、御殿場市の財政が非常に厳しくなっているという中で、財政当局のほうからは、可能な限り予算をいただいてほしいという要望があることは事実です。ただ、財産区の繰り入れについての基準というものがございまして、21年度に見直しをさせていただきました。それに基づいて繰り入れ率が決まっておりますので、その事業ごとに対象に合う補助率を適用させていただいているという形になります。  ただ、途中でどうしてもこの事業をやってほしいというような要望もありますけども、そういったものについては、やはり財政が厳しい中で、できるだけ高率なものを適用できるような形でお願いはさせていただいているというのが実態であります。  以上、答弁とさせていただきます。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございました。すみません、こんなことを聞くのはおかしいんですけど、他の市町村というのは、財産区ないとこって、どういう形で土木事業とかそういったものをやっておられるんでしょうかね。 ○委員長(芹沢修治君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  近隣の市町村につきましては、たまたま小山町には一部そういったところがあると。裾野につきましては、この間も技術関係の職員でいろいろな会合があるもんですから、その折にお話をお聞きしたことがあるんですが、裾野市については、今まで比較的財政が豊かで、基金等もかなり積んであったことから、起債とかというものもほとんどしていなかったということで、たまたま今年度は非常に財政が厳しいから起債を考えてほしいということを財政のほうが言われて、最近やってなかったもんですから、どのぐらい計上していいものかというふうなことの中で計上しましたら、それじゃ幾ら何でも多すぎるということで、予算額を前年並みぐらいに抑えてほしいという話があったということは聞いております。  ですから、北駿の2市1町につきましては、比較的よそに比べると財源的なものが、そこまで厳しくはなっていないという状況ですので、何とも言えませんけども、一般的に国内の他の市町村においては非常に財源が厳しいという中で、そういったものを圧縮していることは事実だろうと思います。  ただ、前々からお話をさせていただいてますけども、御殿場市については、まだ道路整備とかそういったものについては発展途上、まだ整備してないところがたくさんあるのも事実です。舗装率についても県下では非常に率が低いというのも、これも現実ですので、そういった点については予算が厳しい中ではありますけれども、できるだけ整備をお願いしていきたいというふうに考えております。  以上です。
    ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございます。ただ、舗装率が低いとか、いろんな形で、当初から計画的にそういった形のものというのは、土木事業の場合は可能なんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  土木課長。 ○土木課長(長田清一君)  計画的というのは、逆に言うと今までは御殿場市においては改良しなければ舗装しませんよ、逆に言うと現状で舗装した場合には、その舗装した状況で満足されて、改良しなくてもいいんじゃないかというニーズが非常に高くなるというのも現実だったものですから、極力改良しなれければ舗装しませんというスタンスで来たと。それが舗装率が他市に比べて低いという原因になっていると考えています。  小山町と裾野市については、以前は現道でもかなり舗装してたというのは現実です。ただ、簡易舗装だったもんですから、一度壊れ出すと非常に傷みが早くなるということで、何年からということは正確には申し上げられませんが、やはり御殿場市のような形で改良しないと、舗装してはまずいなという認識に転換をされて、同じような方向性で裾野市、小山町が同調してきたものですから、逆に2市1町の舗装率が非常に低くなってしまったという実態があるというふうには考えております。  (「ありがとうございました。」と鎌野政之君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  以上で、都市建設部関係の質疑を終結といたします。 ○委員長(芹沢修治君)  この際、1時まで休憩いたします。                            午後0時02分 ○委員長(芹沢修治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後1時00分 ○委員長(芹沢修治君)  日程第5 認定第1号「平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち教育部関係を議題といたします。  早速ですが、10款教育費について審査に入ります。  それでは、順番21、10款1項教育総務費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  この教育総務費のところでお聞きしていいものかどうかなんですけども、電子黒板関係の設置状況をお尋ねしたいんですが、ちょっと教えください、ここで聞いて大丈夫ですか。よろしいですか。お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  教育総務課課長補佐。 ○教育総務課課長補佐(宇田川寿夫君)  電子黒板につきましては、市費用で購入した部分はありませんが、各種団体等からいろいろなところで寄附をいただいております。ちょっと具体的に台数等は今手持ちはないんですけども、クラス当たりに直しますと、9クラスから10クラス当たりに1台ぐらいの台数が現状入っているみたいな状況になっております。  具体的には、下から言いますと神山小、それから富士岡中、富士岡小が各1台ずつ、それから高根中、小、それから玉穂小とかいうことで、徐々に寄附によりまして導入が進んでいるような状況にあります。  以上です。  (「わかりました。ありがとうございます。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  山﨑委員。 ○委員(山﨑春俊君)  241ページになりますけども、多人数学級支援事業というのがありまして、御殿場市内の小学校の児童につきましては10名だったでしょうか。それから、中学校は15名ほど増えているわけですけども、子どもの数は増えているような気がするんですけど、教師の数って、県費負担の教師の数はそれほど増えてないような気がするんですけど、多分これ臨時講師か何かで補っているのかどうか、その辺をちょっと、お聞きしていいでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  多人数学級の補助者に関してですが、補助者は、21年度は16名で、これはすべて講師で賄っております。職員のほうは、学級数に応じて増えていくものですので、職員のほうは、この多人数学級とは直接は関係ありませんが、中学校及び、今年度は小学校6年まで35人学級がありますので、その学級数に応じて職員のほうは配置されるように県費ではなっております。それでは十分賄えないところがありますので、多人数学級支援事業で、その一部を補てんしているというところが現状であります。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番22、10款2項小学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番23、10款3項中学校費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  249ページの高根中学校の校舎改築事業費ということで、太陽光パネルを設置されたと思いますけれども、その効果をお尋ねしたいと思いますのでお願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  教育総務課技監。 ○教育総務課技監(小宮山 誠君)  高根中学校については、この8月に完成したわけですけれども、それと合わせて太陽光発電を設置してございます。容量については10キロを想定して設置をさせていただきました。  効果についてですけれども、基本的にはまだできたばかりの状況なものですから、パネルでその都度データ取り等を行っている状況でございます。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  子どもたちはもちろん知っていると思うんですけど、パネルが設置されたということで、特にそういったことに関しての教育に取り入れて、授業時間でそういったものの説明とか、いろいろそういったことに関連したことに関してはやっているんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  学校教育課参事。 ○学校教育課参事(滝口盛治君)  電子対応のパネルにつきましては、設置する前からどのように子どもたちの環境活動や、教育活動の中に取り入れていくかというようなことについて、高根地域の保護者や地域の方々の意向も受けながら、学校として環境計画というのを立てて、それに基づいて実行しています。具体的には目に見える玄関前に設置したということもありまして、その効果が明確にわかるという形、そしてこのような太陽パネルでもって石油にかわる環境的な面で非常にクリーンなエネルギーとして活用できる、そのようなものをデータをとりながら、理科、それから総合的な学習の時間、それから特別活動、そのようなことに取り入れています。今計画を立てながら、授業に取り入れている段階です。  以上です。  (「よくわかりました。ありがとうございました。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番24、10款4項幼稚園費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ちょっと昔、聞いたことがあるんで、もう一回再確認というか、教えてほしいんですけど、この前の小学校費とか中学校費でも関係があるんですけど、要支援者というか支援児童の認定という表現がいいかどうかわかりませんけど、そこら辺の認定する過程をちょっと教えてほしいんですけど、どういう形でされるのか。 ○委員長(芹沢修治君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(杉山良治君)  幼稚園のほうで支援を要する子ということで、今、臨時の職員によって補助教諭がついてますけど、まだ3歳、4歳、5歳で幼稚園の場合は、なかなか親のほうもうちの子はちょっとほかの子よりおくれているだけだとは言いながらも、かなりやはりどうしても支援をし、手助けをしなければならないというふうなことがございます。現在は前原先生という、そういったコーディネーター的な方の判定ですけれど、はっきりとこれが医療的な形ではありませんので、やはりこの子には支援が必要だというふうなものについては、判定委員会を園長等も含めましてやってまして、幼稚園のほうでは特別支援の子だとか支援の子だという、支援学級というのを設けてませんけれど、一般の保育の中で、やはりどうしても補助教諭がちょっと手助けをしないと、幼稚園の保育事業のほうになじめない子については、その子の程度によって、ある程度、どうしても今現在、保育園とかあるいは私立の幼稚園のほうでは、職員の体制がとれてないので、そちらのほうでは入園をお断わりされているのが現状ですので、公立の幼稚園のほうでやはり全部受け入れる形をとっています。  21年度については、一応、そういった必ずしも1人づきじゃなくても、3人ぐらいをまとめて1人の先生が見ればというふうな形で判定してまして、そういった若干、灰色のかかった子なんかも含めますと、21年度は50人ほど該当と思われる子どもがいた。それで、だんだんこれ増えてまして、今年度については77人というふうに多くなってますので、必然的に補助を要する教諭が必要というふうな形でなっております。  幼稚園から小学校へ上がるときには、就学指導という形ではっきりとやってますので、それについては学校教育課のほうでそういった判定をやってますので、そちらの幼稚園から小学校へ就学するところについては、学校教育課のほうで説明しますので、お願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  私のほうから幼小中学校の就学指導に関して答弁をさせていただきたいと思います。  平成21年度ですが、小学校は67名の児童が就学指導委員会の中で検討をされております。また、中学校の生徒は11名、検討をされております。また、特別支援学級の現在在籍している子ども73名が検討されております。それぞれの子が、どこの環境が一番子どもの教育にとってよいかということを、年2回、検討するわけです。21年度は合計191名ということになっております。  以上です。
    ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  ありがとうございます。年々増えているような傾向にあるというようなことを聞いた、この辺の原因というか、何か要因みたいなものはあったんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  正確に要因としての因果関係というものは突き詰めているわけではないんですが、軽度の発達障害におきましてLDとかさまざまあるわけですが、昔に比べましてかなりそういうことに対する教職員の知識が豊富になりました。また、毎年、すべての子に対して個人個人の調査をしております。チェック表がありまして、そのチェック表に従って子どもたちを見ていくという、そういうシステムができてますので、昔に比べましてきめ細かくそういう子どもたちを見とっていくということも一つの要因であります。ですから、年々、発達障害と言われてます子どもたちの数は、普通教室、それから特別支援学級等合わせて増えている数値は出ておりますが、子どもたちがそういう状況になっていったのか、先ほどの調査がきめ細かくなって、今まではただちょっと飛び回っている子だということも、そういう障害名がつけられてということもあると思います。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  これは別な、決算とは関係ないかもしれませんけど、例えば運動会なんかで見てて、同じように駆けっこをしてはいるんですけど、どうしてもちょっと見ると気の毒だなと、親の立場も考えると非常に気の毒だなということも考えられるわけなんですけど、そこら辺について、やっぱり同じように運動会なら運動会でやるというような格好になるんでしょうか、今後も。 ○委員長(芹沢修治君)  学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  まず、一つ、特別支援学級の子どもたちは、駿東地区集まって「なかよし運動会」というものを毎年行っております。それから、あと、今お話がありましたように、各学校にその子たちは特別支援学級の在籍もその学校の子どもたちですので、その学校の運動会のときには、やはり基本的には参加をさせていきます。ただ、その子に応じてということがあります。ですから、1人が100m走るところを、その子は30mでという、そういう配慮も多くしております。本当に最近ですが、昨年度はそこのところが担任が慎重にしすぎて、特別支援学級の子どもですが、体育大会で出るところが余りなかったと。ことし、特別支援学級の担任がかわって、たくさん出してくれて、ありがとうございましたという保護者のお礼の言葉も入っております。保護者の方がどうとられるかというところが一番大切ですので、学級担任とよく相談をしながら、基本的にはできる範囲で参加させていきたいと思っております。  (「ありがとうございました。」と鎌野政之君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番25、10款5項1目社会教育総務費から2目生涯学習費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  1点伺います。資料の254、255ページの生涯学習費の備考欄の2、地域づくり活動事業、ここにこういうふうにあるわけですけど、この中には①の地区振興事業、それから②の地域づくり活動推進事業、これらがどういうふうに、これは各区にわたっているのか、どういうふうな中身に使われているのか。②の地域づくり活動推進事業、これは71万円なんですけど、これは全区というわけでもないと思うんですけど、これらにやる交付金というのは、どういうのを対象にやっているのか、お伺いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの①地区振興事業は、各地区の地域づくり活動、あるいは体育振興費、婦人会、青少年健全育成会、文化活動等の補助金で、地区ごとに交付されているものです。これらについては、地域ごとに活発な活動を展開しまして、地域づくりに大きく貢献しているようです。  そして、②の地域づくり活動推進事業は、市内56区に設置しています地域づくり活動主事を支援するとともに、連絡調整を図るための連絡会の開催や研修会、あと各区の広報紙の発行や文化祭の実施に向けた支援で、そちらの支援を続けてまして、活動主事も長年にわたって続けていただいてまして、経験豊富な主事が育ってきています。これらについては、地域づくり活動主事の交付金あるいは、あともう一つが地域づくり活動促進地区交付金ということで続けてます。21年度では新橋区に20万円というものの交付金をやって、そちらの地区の地域づくりを促進していただく交付金のものです。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  そうしますと、①の地区振興事業というのは、各地区ということですけど、これは人数割りみたいな、そういうふうな形で出しておられるんですか。 ○委員長(芹沢修治君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  これらにつきましては、各地区からの事業計画等に基づきまして、各支所でまず審査しまして、そして、こちらのほうに各団体の人数割りとか各地区の人口割りとかというものにはなっておりません。 ○委員長(芹沢修治君)  斉藤委員。 ○委員(斉藤 誠君)  地域づくり事業って非常に大事なことなんですけど、例えばこれは別なんですけど、2款の総務費の中にも地域振興費というのがあるんですよ。これちょっと金額は見てみないとわかんないんですけど、この辺の互換性を持たせることも大事じゃないかと思いますけど、そういうものを考えていくということはないんですか。あくまでもこれは総務と、ここで言う生涯学習の中の地区振興事業というのは別々でいかなきゃならないものなのか、ちょっと所見を伺いたいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(小野恵美子君)  地域振興課のほうとは別に、うちのほうは、この市内の6地区から上がったものをうちのほうで精査しているものですから、うちのほうは各地区の地域づくりとか体育振興、婦人会、あと文化振興や青少年健全育成などに使っているものですから、ちょっとうちのほうも地域振興課とのほうはちょっと打ち合わせみたいなものはしてないんですけども、一応、そんな感じでうちのほうはやらせていただいております。  (「了解しました。終わりです。」と斉藤 誠君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番26、10款5項3目青少年育成費からと4目文化財費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  放課後子ども教室でありますけども、もう3年ぐらいたつのかな。いつ結論が出るのかなと。実は、福祉のほうでやってる放課後児童教室、これを含めて大分期待をしていたところがあるんですけど、今のところの進行状況についてお伺いをいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  社会教育課課長補佐。 ○社会教育課課長補佐(長田喜明君)  お尋ねの放課後子ども教室ですが、おっしゃるとおり平成20年度からモデル地区、モデル事業として、御殿場小学校、そして21年度に御殿場小学校の学習支援が引き続き、そして南小学校で土曜日に将棋教室と、神山小学校で学習支援、創作活動を実施しておりますが、やはり評価をしますと、アンケートの結果からは、行っている子どもたちの成長とかそういうのが著しくよくなったという意見がすごく多くございまして、継続を望む声がすごく出ております。  一方、厚生労働省のほうでやってる学童の関係ですか、そちらのほうは多人数学級とかが多く出てまして、それらの緩和には、今やっているところが、そういう学童の多いところを大体教室をするようにしていまして、一時的なんですけど、そこに来てれば解消になるんではないかという、根本的な解消にはなってませんけど。今後の方向なんですが、やはり望まれている事業でしたので、継続は行っていきたいと思います。そして、募集等もしまして、広い、また新規ですか、というものを考えておりまして、本年度ですが、富士岡小学校で読書の関係で富士岡支所のほうで開催しております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  実態的には、小学校の高学年の子どもたちの中には、部活というんでしょうか、ミニバスとかサッカーとか、そういったもので現実的にはボランティアの方々のPTAというか子ども会の方々の御負担によって放課後の居場所がそこにあるというような実態があるように感じているんですけど、それは教育委員会の管轄じゃないよと言われればそれまでなんですけど、そこら辺についてどういう御見解をお持ちでございましょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  社会教育課長。 ○社会教育課長(小野恵美子君)  放課後子ども教室は、放課後の子どもの過ごし方ということで、授業が終わってすぐですかね、それから下校時間までの間ということでやっております。そして、やっぱり希望者ということでやっておりますので、多分、委員さんがおっしゃいますように、PTAがやってるいろんな部活みたいなのがあるんですけど、そういうのはそういう子でそちらに参加しているかと思うんですね。一応、この事業は19年度から3年間の補助金ということでしたので、3年間、モデル事業をやってみて、結論をという形で実施しておりましたが、補助金自体が3年だけではなくて、今、子育て支援のほうを結構言われているもんですから、引き続きありますので、そんなことと、あとはこの間の決算のときにも言わせていただいたんですけど、会場とか、それからスタッフの関係なんかも考慮しながら、今後どうするのかは、もう少し結論を詰めていきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  現実の問題として、全く予算的には計上されてない、先ほどの部活みたいなものが、学校の施設を利用して、体育館とか道場を使ってやっているわけなんで、そこら辺もひとつちょっと加味してほしいなというような気持ちが実はあるんですよね。何か事故が起きたとき、どうすんのっていうところが感じてます。これは要望なんで、また御検討ください。よろしくお願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番27、10款5項5目図書館費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  1点だけ教えていただきたいんですが、移動図書館というのがあると思うんですけれども、この移動図書館の回るところという定義は何かありますか。例えば同じ税金を払ってても、うちの区には全然来てくんないし、ないんだよねという意見があるので、この定義がわかったら教えてください。よろしくお願いします。 ○委員長(芹沢修治君)  図書館長。 ○図書館長(瀬戸利夫君)  ただいま移動図書館車のステーションについての御質問がございましたので、お答えいたします。  移動図書館車につきましては、2週間に1度、1日5カ所、火曜日から金曜日まで2週間をかけまして、市内の40カ所のステーションを1台のBM車で回っております。1回のステーションにいる時間が45分間ということで、午前中に2カ所、午後3カ所という形で運営しております。  その40カ所を2週間で回るというのは、図書の貸出期間が2週間というものがあるもんですから、それに合わせて2週間の間に火曜日から金曜日の間に回れる箇所を選定して、数のほうを40カ所というふうにしておりますけれども、その内容につきましては、いわゆる図書館から遠く離れた、なかなか図書館へ通ってこられない、そういった方を対象に場所のほうを決めさせておりますけれども、ただ、だからといっていわゆる利用の全然ないというふうに思われるようなところというのは、なかなか行けないもんですから、最初、出発の時点では各団地ですね、市営住宅ですとか、あるいは分譲地ですね、あるいは学校ですとか、そういったところ、いわゆる人口がある程度まとまっているところを見越して、移動図書館車がとまれるステーション、駐車場が見込めるところというような形で選定しております。富士岡のほうに地区館ができた関係がありまして、それによって廃止になったところも実はございます。  それから、子ども読書活動推進事業ですか、そういったものを18年度に策定して、19年度から行ったわけですけども、そういった形で20年にステーションの見直しをいたしまして、やはり利用の少ないところから小学校や保育園、幼稚園のほうにステーションを変えたところもございます。  ということで、全然場所の変更がないわけではありませんけれども、ある程度図書館から離れてはいるんですけれども、利用が見込めるころを重点的に設定しております。もちろんこれはいわゆる流動的なものでありまして、これからも需要がありましたならば、そういったステーションの変更というのは、随時検討していきたいと思っております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)
     勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  ありがとうございます。ということは、例えば区長を通して要望があれば、検討はしていただけるという考え方でよろしいでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  図書館長。 ○図書館長(瀬戸利夫君)  はい、そのように要望があれば検討していく形をとりたいと思います。  (「終わります。」と勝又勝美君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  次に、順番28、10款7項学校給食費について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  263ページの大事業の学校給食諸経費4億3,000万円余ということなんですけれども、当初、御説明いただいておりますけれども、賄材料費と配送の委託費だということなんですけれども、お聞きしたいことは、主要施策報告書にも載っているんですけれども、241ページなんですが、学校給食の合理的運営という欄に、「運営委員会の意見、要望を反映するとともに」云々と書いてあるんですけれども、お聞きしたいことは一つ、その下に、学校給食センター運営委員会が年に1回、21年度は設けられておりますけれども、この年1回が、実質どういうようなお話がされていたのかどうか。その充実された御意見、活発な意見がこの年1回の中でもたらされたのかどうかということをお聞きしたいんですね。  それともう一つは、残飯というものが残り物が給食では出ると思うのですが、昨年に比べてどうであったのか。分量というか、昨年と比べて多かったのか少なかったのかというのを、おおよそで結構ですのでお聞きしたいと思うんですね。やはりどうしてもそういったものは出てくるとは思うんですけれども、例えば量を減らす工夫というものがあったのかどうかということもあわせてお尋ねしたいと思いますので、お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(杉山 茂君)  それでは、最初の御質問の運営委員会についてですけれども、21年度は年1回の開催でございました。このときには、学校給食の運営について御理解をいただいて、その中でいろんな意見をいただくというふうなスタンスでおりました。20年度におきましては、食材、あるいは原油価格等の高騰がありまして、給食費の値上げ等の検討をしていただいた結果、3回開催をさせていただいております。ということで、21年度は年1回だったんですけれども、その中でいろんな御意見を伺っています。  それから、次の残食につきましては、20年度に比べまして21年度は0.3%という微減、少しの減少になっております。量でいきますと、21年度は年間で3万2,000㎏ほど残食が出ております。量を減らす工夫はということでございますけれども、献立等はそれぞれの小学生、中学生で必要なカロリーに基づいて、量も含めて立てております。必要だということで出しておりますけれども、結果としていろんなことで食べきれないということがあるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  ありがとうございました。先ほどの運営委員会の1回設けたという中に、これの残食につきまして、実際は3万2,000㎏というのはどの程度のものなのか、目で想像はできないんですけれども、そこら辺を減らす、どうしたら減るのかとか、運営委員会の中ではそういったことは課題にはのるんでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(杉山 茂君)  昨年度の運営委員会の中では、残食についての御意見はございませんでした。3万2,000㎏、190日の給食ですので、1日当たり160㎏ぐらいということになります。 ○委員長(芹沢修治君)  菱川委員。 ○委員(菱川順子君)  要望では本当は終わらせたらいけないんですけど、できましたらやはり貴重な食材で、実際にお金もいただいているわけですので、やはりこれは当然のこととして、今後はそうした残食というのは少しでも、どうしたら減るのかというのは、これは当たり前のことだと思うんですけども、やっぱりそういった課題として大きく取り上げるというのは必要ではないかと思うんですが、それについてはどうでしょうか。 ○委員長(芹沢修治君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(杉山 茂君)  献立等もなるべく子どもたちが喜ぶというものを目指して献立を立てております。それから、食べる大切さということについても、栄養士が学校訪問、クラスごとに訪問させていただいて、食べることの必要性等の食育を行っております。そのようなことで、これからも食べることが必要ということを子どもたちに理解をしてもらうよう努めていきたいと考えております。  (「了解しました。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  教育長。 ○教育長(三井米木君)  長年、中学校の教員をやっておりましたけども、給食の残食ゼロという指導は当然、どの学校でもやっております。かなり厳しくやって効果も上がっていると思いますけれども、中学生の特に女子ですね、格好つけてか、それはわかりませんけども、パンが例えば1人3枚ぐらい出ますね。1枚ぐらいしか食べません。あるいは御飯でも、よそることはよそるんですが、3分の1も食べない女子が多いですね。首根っこを押さえて無理に食べさせるようなこともしましたけども、今そんなことやると問題になりますので、今は多分やってないんじゃないかと思いますけども、そういうことが残食の原因にもなっているのではないかと思っております。  以上です。  (「わかりました。」と菱川順子君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  給食の収支状況について、どんなぐあいかなと。先ほどちょっと委員会か何かで昨年ですね、御検討なされたということもあったようなんですが、それと給食費の未納の状態というのは、どんなぐあいになっているのか教えてほしいと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(杉山 茂君)  ただいまの御質問ですけども、決算書の75ページに、学校給食納付金ということで出ております。この納付金の中には、これは21年度の決算書なんですけど、21年度のいわゆる現年度というものと、それから、それ以前の滞納繰り越しになってしまった過年度分と2つございます。これが合わせて調定額、それから収入済額、そして収入未済額と出ております。このうち現年度分につきましては、21年度の収入未済額が216万円余となっております。それ以外の730万円が過年度分の収入未済額となっております。  それで、通常給食費と言っているわけですけども、これは今、センター方式になりまして、それぞれの学校において、学校で必要ないろんな納付金と一緒に給食費も集めていただいた中で、学校ごとにまとめて納めていただくという形をとっております。未納につきましては、学校にお願いして、未納対策の方法につきましても、統一した形で学校ごとできるようお願いをしていますけれども、結果として、収入未済額が200万円を超えているという状況になっております。 ○委員(鎌野政之君)  収支状況はどうですか。値上げ必要であるか、必要でないかという。 ○委員長(芹沢修治君)  学校給食課長。 ○学校給食課長(杉山 茂君)  20年度におきまして原油の高騰から始まりまして、食材の高騰がありました。その中で、もう今までの給食費の中では運営が難しいということで、値上げの検討をさせていただきました。ですけども、その後、年度末にかけまして、高騰が鎮静化してきたということ、それから、不況の中で、家庭のやりくりも厳しい中で、値上げをするのは控えたほうがいいという御意見もありまして、結果的に値上げを見送りをさせていただきました。そのときに、21年度にまた食材の値上がりがあれば、また検討をさせていただくということでありましたけれども、幸い、21年度につきましては、大きな高騰等ありませんでした。ことしは少し日照の関係で厳しいことがありますけれども、今のところやりくりの中で何とか運営をさせていただいています。  以上でございます。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  最後に、順番29、教育部関係全般について質疑に入ります。  質疑ありませんか。  勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  今後のことについてちょっとお尋ねしたいんですが、例えば先ほどの電子黒板についても寄附で入れているところがあるという話の中で、当然、学校教育の中では、同じレベルで同じような形で子育てをしていくというのが基本のような気がするんですけども、学校間の中で、そういう寄附とかそういう形で格差が出ているような気がしますけれども、今後、市としてどういうふうに予算づけをしていくのか。ちょっと予算の話になって申しわけないんですけども、どのような考え方でいくのかというのをちょっと教えていただければと思います。 ○委員長(芹沢修治君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(杉山良治君)  学校の備品関係につきましては、やはりそれぞれの学校で最低限必要なものについては上げてもらって、どこの学校につきましても、そういった備品、教材用の備品については格差が出てこないと思いますけれど、やはり今言った新しいものとか、印刷機とか、そういったもので、現物の寄附を法人あるいは50周年記念の記念品というふうな形のものについては、いい機械が入っているところとか、そういった差はあります。  特に電子黒板については、先ほどちょっと今現在保有しているところの学校があったんですけど、いち早く印野のほうが導入を理解をいただいて、現在、印野のほうでは4台入っている。それで、そのあとは、うちのほうでもスクールニューディール構想にのっとって、それと学校の先生方にも意見を聞いた中で、これからはやはり有効的な教育効果の高いものだというふうなことをいただいておりましたので、市としてはやはり考え方的にはクラス当たり5クラスに1台ぐらいは整備をしたいというふうな形を考えております。これが5クラスというのが適正かどうかというのはありませんけれど、どうしても今、移動式ですので、1階から2階とかへ運びにくいという、そういった校舎のバランスとかを考えてやっております。  この電子黒板については、やはり現場の先生方がフルにそれを使っていただいて、初めて効果が上がるものということで、どうしてもやはり先生が実際に使ってみなければわからないということで、基本的には先ほど言いましたように、一番格差の出やすい富士岡地区には、法人のほうの、あるいは教育振興会の理解をいただいて、いち早く去年の3月までには1台ずつ取り入れてみたという形です。  あと、一番理解があるのは高根地区で、現在高根中についてはすべての教室、それから特別教室にも入っているということで、格差がありますので、今後については、うちのほうでは、この1年間、また3カ年のほうで説明があると思いますけれど、一応、やはり先ほど言いましたような形で、5クラスに1台ぐらいの割り振りを全部3年間かかって、どの学校でもバランスよく配置をしたいというふうな形で市費を充てていくという考えを持っております。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  勝又委員。 ○委員(勝又勝美君)  ありがとうございます。要望としては、できるだけ早い時期に、同じような教育が受けられればなと。備品は全部一応同じようにそろっているという考え方で、最低限そろっているという考え方でよろしいでしょうか。確認だけお願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)  教育総務課長。 ○教育総務課長(杉山良治君)  それぞれの理科備品とか、あるいは音楽用の備品とか、そういったものについては学校で要望があったものについては、やはり最低限必要なものについては、学校の要望どおり備品等については購入をさせていただいているということですので、格差はないというふうな考え方を持っております。  ただ、特に中学校の音楽備品とか、そういったものにつきましては、担任の先生で考え方が違う、あるいは理科でも顕微鏡一つにとっても専門的なものを教えたい先生だと、そういったものが、その先生が行くと、この学校にはないというふうな形で判断する場合もありますけど、その辺は議会のほうでも答弁しましたように、新しい体制の中で校長を交えて、その学校の調整をして、種類、備品の購入に当たっては機種変更とか、あるいはそういったことをやっておりますので、最低限の教材備品については均等にやられているということで御理解をいただきたいと思います。  以上です。  (「ありがとうございました。終わります。」と勝又勝美君) ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  鎌野委員。 ○委員(鎌野政之君)  きょう、前期の通信簿が渡されるということなんですけども、我々みたいな年寄りになりますと、なかなか2学期制と、前期と後期というのはなじまないというか、そんなような状況にあると思うんですけど、今の2学期制になってから何年たつかよくわかりませんけど、その辺のメリット・デメリット、その評価というか、どんなような評価になっておりますでしょうか、お願いいたします。 ○委員長(芹沢修治君)
     学校教育課長。 ○学校教育課長(梅田 剛君)  御殿場市が2学期制を導入しまして、ほぼ5年が過ぎると思っております。導入をする際には、さまざまな先進的な学校等の情報を得ながら、2学期制、3学期制のそれぞれメリット・デメリットというものを検討しながら、御殿場市としてはどちらかと言えば、他市に比べておくれて2学期制に入ったところもあります。  そういう中で、ちょうど委員がおっしゃいましたように、先ほどの校長会でもその2学期制のメリット・デメリット、どういう今評価があるのか、もう一度見直す時期であるから、学校できちんとそのことを精査してくださいという指導をして、ちょうど終わったところでありますが、私が把握しているところでは、やはり大きく2学期制、3学期制の違いは、通信簿が2回出るか3回出るかというところでありまして、通信簿が2回ということは、その通信簿を作成するための時間が多く省かれるということがあります。以前の3学期制のときには、そのため勤務時間の中で処理しなければなりませんので、そのために子どもの授業が削られてということがあったわけですが、そういう意味で授業時数を確保していると、そういうメリットは多くあります。  ただ、今、委員がおっしゃいましたように、日本というのは夏休みを挟んで一つの大きなけじめ、意識のけじめというものがありますので、その精神的な面で子どもたちが何となく夏休みに入ってしまうということがないようにというところを、もう一度今確認をしているところです。  ただ、2学期制に入るときに、そういうことがないように、2学期が終わるときに通信簿ではないんですけども、教科ごとの評価、一人一人の子どもに応じた夏休み中の課題とか、そういうことをつけ加えながら、夏休みに目的を持って入っていこうと、そういうような話もあります。  それから実際、ちょうど、きょう、前期の終業式ということですが、夏休みに入る前は終業式はありませんけども、夏休みに入る前の指導というのを学年部とか学校全体でしておりまして、また夏休みが終わりますと、やはり一つのけじめとして指導しているところであります。今、最終的に情報を集めているところです。  以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  ほかに質疑ありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  質疑なしと認めます。  これにて日程第5 認定第1号、平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定のうち教育部関係の質疑を終結といたします。 ○委員長(芹沢修治君)  この際、10分間休憩いたします。                            午後1時55分 ○委員長(芹沢修治君)  休憩前に引き続き会議を開きます。                            午後2時05分 ○委員長(芹沢修治君)  日程第5 認定第1号についての審査を継続いたします。  これより認定第1号について、先の産業水道部、都市建設部関係を含めた討論に入ります。  まず、本案に対して反対討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  次に、賛成討論はありませんか。  (この時発言なし) ○委員長(芹沢修治君)  討論なしと認めます。  以上で討論を終わります。  これより、認定第1号「平成21年度御殿場市一般会計歳入歳出決算認定について」を採決いたします。  本案を、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  よって、本案は原案のとおり認定すべきものと決しました。 ○委員長(芹沢修治君)  以上で、当委員会に付託された全件目の審査を終了いたしました。  お諮りをいたします。  本日審査いたしました、3案に対する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  よって、委員会報告書は、委員長において作成することといたします。 ○委員長(芹沢修治君)  日程第6 「閉会中における継続審査について」御協議願います。  事務局の説明を求めます。  議事課副参事。 ○議事課副参事(渡邉 睦君)  事務局から説明をさせていただきます。  閉会中の継続審査の申し出について説明いたします。  委員会の活動は会期中に行うことを原則としておりますので、閉会中の委員活動は、継続審査事件があることを要します。閉会中に突発的な事件、問題が発生したときに、関係常任委員会がこれに即応するために、継続審査事件を議決しておく必要がございます。  お手元の委員会資料2のうちの1の事件をごらんいただきたいと思います。継続審査をする事件は、そちらにあります(1)農業、林業、畜産業及び水産業に関する事項、それから(12)の教育委員会に関する事項までの12項目です。このように多くの継続審査事件を議決しておくことで、突発的な事態に対応が可能かと思います。  続きまして、2の審査期限ですが、議会運営委員会と同様に、議員の任期中としてあります。  この申し出が正式に認められるためには、議会の議決が必要となります。したがって、この申し出を委員会で決定した後は、最終日の本会議に諮る予定です。  説明は以上です。 ○委員長(芹沢修治君)  事務局説明のとおり、閉会中も引き続き継続審査を要する特定事件として決定することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  本件については、別紙のとおり閉会中も継続審査に付することに決定いたしました。  本件については、私から議長に申し出ておきますから、御了承願います。 ○委員長(芹沢修治君)  日程第7 「行政視察について」御協議願います。  委員会資料2をごらんください。  当委員会の行政視察につきましては、視察日を11月8日の月曜日から9日火曜日の1泊2日とし、視察場所及び調査事項は、長野県飯田市が「エコツーリズムに対する取り組みについて」、新潟県上越市が「優良田園住宅の整備について」、以上のとおり実施したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と言う者あり) ○委員長(芹沢修治君)  御異議なしと認めます。  よって、そのような実施をすることに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもって経済文教委員会を閉会といたします。  御苦労様でした。                         午後2時12分 閉会  御殿場市議会委員会条例第30条の規定により署名する。  平成  年  月  日  委員長...