藤枝市議会 2019-03-20
平成31年 2月定例会−03月20日-05号
参議院議長殿
内閣総理大臣殿
内閣府
特命担当大臣(消費者及び食品安全)殿
農林水産大臣殿
経済産業大臣殿
厚生労働大臣殿
文部科学大臣殿
環境大臣殿
〇 出席議員(21名)
1番 八 木 勝 議員 2番 増 田 克 彦 議員
3番 遠 藤 久仁雄 議員 4番 天 野 正 孝 議員
5番 深 津 寧 子 議員 6番 神 戸 好 伸 議員
7番 多 田 晃 議員 8番 油 井 和 行 議員
9番 鈴 木 岳 幸 議員 10番 平 井 登 議員
11番 石 井 通 春 議員 12番 山 本 信 行 議員
13番 松 嵜 周 一 議員 14番 山 根 一 議員
15番 西 原 明 美 議員 16番 薮 崎 幸 裕 議員
17番 小 林 和 彦 議員 18番 岡 村 好 男 議員
19番 大 石 信 生 議員 20番 大 石 保 幸 議員
21番 植 田 裕 明 議員 22番 (欠 員)
〇 欠席議員(0名)
〇 欠 員(1名)
〇 説明のため出席した者
市長 北 村 正 平
副市長 栗 田 隆 生
副市長 河 野 一 行
教育長 中 村 禎
病院事業管理者 毛 利 博
総務部長 大 畑 直 巳
危機管理監 戸 塚 康 成
企画創生部長 藤 村 啓 太
財政経営部長 山 田 司
市民文化部長 大 石 和 利
スポーツ・文化局長 山 田 雅 己
健康福祉部長 小 澤 一 成
健やか推進局長 松 野 京 子
産業振興部長 秋 田 弘 武
商業観光局長 内 記 秀 夫
都市建設部長 木 野 浩 満
基盤整備局長 平 井 一 彰
環境水道部長 森 田 耕 造
会計管理者 増 田 政 巳
病院事務部長 山 崎 仁 志
教育部長 景 山 晶 夫
監査委員 鈴 木 正 和
監査委員事務局長 高 橋 康 宏
〇 出席した
事務局職員
議会事務局長 中 村 正 秀
議会事務局次長 森 谷 浩 男
主幹兼議会改革・
法制担当係長 松 本 仁 宏
庶務担当係長 中 司 里 香
主査 岡 真太郎
主査 永 嶋 宏 行
午前9時00分 開議
○議長(
西原明美議員) おはようございます。
ただいまから本日の会議を開きます。
○議長(
西原明美議員) ここで、
事務局長から諸般の報告をいたします。
事務局長。
◎
議会事務局長(中村正秀) 御報告いたします。
初めに、去る3月1日、各
常任委員会及び
予算特別委員会へ付託いたしました第1号議案から第12号議案まで、第24号議案から第35号議案まで、第38号議案及び第39号議案、以上26件の審査が終了した旨、各委員長から報告があり、これを受理いたしました。
次に、本定例会に市長から、第40号議案から第43号議案まで、以上4件の追加議案の送付があり、これを受理いたしました。
次に、八木 勝議員ほか19名から、発議案第8号及び発議案第9号、以上2件の提出があり、これを受理いたしました。
次に、
議会運営委員長及び各
常任委員長から、閉会中継続調査申出書の提出があり、これを受理いたしました。
次に、
議会運営委員長から、
所管事務調査報告書の提出があり、これを受理いたしました。以上です。
○議長(
西原明美議員) 日程第1、第1号議案から第12号議案まで、第24号議案から第35号議案まで、第38号議案及び第39号議案、以上26件を一括議題といたします。
○議長(
西原明美議員) ただいま上程いたしました26議案について、各委員長の報告を求めます。
最初に、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。
(登 壇)
◎
総務文教委員長(山根一議員) 皆さん、おはようございます。
総務文教委員会に付託されました議案9件の審査と経過について、主な質疑を中心に報告いたします。
初めに、第4号議案 平成31年度藤枝市
土地取得特別会計予算について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第6号議案 平成31年度藤枝市
駐車場事業特別会計予算について申し上げます。
一委員より、「歳入1款1項1目
施設使用料の
駅前駐車場使用料、
駅北口駐車場使用料について、減額の根拠を伺う。」という質疑があり、これに対して、「両使用料とも過去の実績を踏まえ算出した。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第24号議案 藤枝市職員の
公益的法人等への派遣等に関する条例について申し上げます。
初めに、「条例第2条第1項で定める派遣法人はどこを予定しているか。」という質疑があり、これに対して、「
一般財団法人地域創造及び
社会福祉法人藤枝市
社会福祉協議会を予定している。」という答弁がありました。
次に、「条例を制定する理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成31年4月1日から人材育成の一環として、公益法人である
一般財団法人地域創造へ初めて職員を派遣するため、法に基づき条例を制定する。また、人件費については条例を制定した場合、
派遣先団体が負担する。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第25号議案 藤枝市職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第26号議案 消費税及び
地方消費税の
税率引上げに伴う
関係条例の整理に関する条例について、本委員会に分割付託されました条項について申し上げます。
一委員より、「本議案を本定例会ではなく、平成31年7月に予定される
参議院議員選挙の結果を踏まえ、平成31年9月定例会に提出してもよいと思うが伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成31年10月1日からの
消費税引き上げは
消費税法で定められている。各条例に定められた
公共施設等の使用料について、適正に転嫁をした
収入見込み額を平成31年度当初予算に計上しており、その算定根拠となる当該条例の改正を同時に行うものである。」という答弁がありました。
続いて、討論に入り、「今、増税する経済情勢ではない。5年前、5%から8%に上げたときから、消費は落ち込みから回復していない。10%にしたら、暮らしも経済も大破綻、引き上げに伴って行われる予定の経済対策も無策で混乱するだけだと思う。
消費税引き上げ論者も今はやるべきではないと言っている。4月の
統一地方選挙、7月の
参議院議員選挙で情勢はさらに劇的に変わる可能性がある。地方自治体が今慌ててこの時点で条例を制定する必要はなく、冷静に情勢を見きわめるべきであり、反対する。」という討論がありました。
次に、「本議案は、本年10月1日より消費税及び
地方消費税の税率が8%から10%に引き上げられることに伴い行うためのものである。
消費税法の趣旨からは、公の施設といえども、その利用に係る使用料等は
受益者負担の公平性からも適切に適用しなければならないと考える。本市の
各種使用料の設定については、適正な水準として設定されており、今回の取り扱いについてはやむを得ない対応であると理解する。今後、各施設に係る経費の節減とともに、さらなるサービスや利便性の向上に努められることを強く要望して賛成する。」という討論がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第27号議案 藤枝市
霊きゅう自動車使用条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「使用料の算定根拠を伺う。」という質疑があり、これに対して、「
原価算定書に基づき、車両の運行に係る賃金、役務費、修繕費、
減価償却費等の合計額を年間の
平均運行回数で割って算出した。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、平成28号議案 藤枝市大井川
河川敷スポーツ広場グラウンドゴルフ場条例の一部を改正する条例について申し上げます。
特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第34号議案
静岡地方税滞納整理機構規約の変更について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、第35号議案 藤枝市・岡部町
合併基本計画の変更について申し上げます。
一委員より、「
計画見直しの理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「計画は
合併特例法に基づき平成21年1月から10年間の計画であったが、その後、平成23年の
東日本大震災を踏まえ、平成24年に期間が5年間延長となったため見直しする。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告いたします。
訂正いたします。第28号議案のところで、「第」を抜かして読み上げたと思います。訂正いたします。よろしくお願いします。
○議長(
西原明美議員) 次に、
健康福祉委員長の報告を求めます。
健康福祉委員長。
(登 壇)
◎
健康福祉委員長(
小林和彦議員) それでは、
健康福祉委員会に付託されました議案8件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。
最初に、第2号議案 平成31年度藤枝市
国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。
初めに、「社会保険に加入すべき外国人の中で国保に加入している人が多いと聞いているが、市ではどのように把握し指導しているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「転入時の手続の際に、窓口で聞き取りにより状況を把握している。社会保険に加入すべき人が国保に加入しても違法とは言えないため、指導はしていない。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第8号議案 平成31年度藤枝市
介護保険特別会計予算について申し上げます。
一委員より、「歳出の4款2項2目
任意事業費中、
認知症サポーター等養成事業費の状況を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成30年度は計28回実施し、約1,600人の
サポーターを養成した。平成32年度末までに、市内で約2万人の養成を目標に、毎年約2,000人の増員を行う予定である。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第9号議案 平成31年度藤枝市
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。
一委員より、「国から努力目標となるような通知や通達は来ているか。」という質疑があり、これに対して、「そのような通達はないが、公平性の観点から保険料の
徴収率向上は求められている。具体的には、一番確実に納めてもらえる特別徴収への移行を促すことを今年度から取り組み始めた。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第11号議案 平成31年度藤枝市
病院事業会計予算について申し上げます。
初めに、「第6条、企業債のうち、
手術室増築事業費について、事業概要及び今後のスケジュールと、
手術室増築によって得られる効果を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成31年度は実施設計、平成32年度、
建設工事完了、完成後、
手術支援ロボットの導入を予定している。
オペ件数増加への対応や
最先端機器導入により、臨床医が集まりやすい環境となるなど、効果が見込まれる。」という答弁がありました。
次に、「委託料の
患者給食業務について、直営から委託へ移行したことによるメリット・デメリットも含め、感想を伺う。」という質疑があり、これに対して、「10月まで当院栄養士が厨房に入ったことは想定外であった。直営時には
管理栄養士が常時厨房に入っていたが、11月以降は業者だけでできていることはメリットである。委託について評価作業を実施し、結果、トータル的に見て、業者への委託は妥当であると判断している。」という答弁がありました。
次に、「第5条、
債務負担行為について、4億7,000万円と前回より7,000万円増の要因を伺う。」という質疑があり、これに対して、「1年間で設計額が1,790万円の増、消費税が424万円の増となり、3年間で約7,000万円となった。人件費が社会的に高騰していることに加え、
調理補助者の設計単価を増額したことが主な要因となる。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第26号議案 消費税及び
地方消費税の
税率引上げに伴う
関係条例の整理に関する条例(
分割付託分)について、本委員会に分割付託されました条項について申し上げます。
特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第29号議案 藤枝市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「改正に至った背景及び改正による効果について伺う。」という質疑があり、これに対して、「全国的に
放課後児童支援員が不足している状況を踏まえたもので、資格の緩和により支援員が確保しやすくなると考える。」という答弁がありました。
このほか質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第32号議案 藤枝市
職員定数条例の一部を改正する条例について申し上げます。
特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、第33号議案 藤枝市
病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
一委員より、「名称変更に伴い診療内容は変わるのか。」という質疑があり、これに対して、「診療内容に変更はない。脳卒中や認知症などを取り扱う診療科である神経内科を心療内科や精神科と混同されている現状があり、市民に周知するための名称変更である。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
西原明美議員) 次に、
建設経済環境委員長の報告を求めます。
建設経済環境委員長。
(登 壇)
◎
建設経済環境委員長(油井和行議員)
建設経済環境委員会に付託されました議案10件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。
最初に、第3号議案 平成31年度藤枝市
簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。
歳出の1款1項2目施設管理費について、初めに、「前年度と比べ増額となった理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「上水道事業との統合を見据えた配水池の耐震診断の費用や停電に備えた発電機の購入費である。」という答弁がありました。
次に、「同じく施設管理費の用地調査業務委託料について詳細を伺う。」という質疑があり、これに対して、「殿西ノ平と朝比奈中央の2つの区域の水源と配水池を1つに集約するための用地買収に伴う測量費である。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第5号議案 平成31年度藤枝市
公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。
歳出の1款3項1目下水道整備事業費について、「前年度比約4億5,800万円の大幅な減額となっているが、その理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成30年度で浄化センターの設備工事が一段落するためであり、平成31年度は新たな5カ年の長寿命化計画の初年度となり、実施設計が主となるため、一時的に工事費が減ることによるものである。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第7号議案 平成31年度藤枝市
農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。
歳入の2款1項1目
施設使用料について、「収納率を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成29年度は97.2%である。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第10号議案 平成31年度
藤枝市内陸フロンティア事業特別会計予算について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第12号議案 平成31年度藤枝市
水道事業会計予算について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第26号議案 消費税及び
地方消費税の
税率引上げに伴う
関係条例の整理に関する条例のうち、本委員会に分割付託された条項について申し上げます。
質疑はなく、討論に入り、「安倍政権のいう賃金上昇などのアベノミクス好景気が勤労統計調査の偽装により、その前提が崩れ、さらに内閣府は景気動向指数による基調判断が5年ぶりに下方への局面変化を示していると発表した。それにもかかわらず、政府は強行的に消費税を増税させようとしており、それに基づく各
施設使用料の値上げは、物件費など実際の値上げ分にかかわる箇所に限る値上げであってもするべきではないと考えることから、本議案に反対である。」という討論がありました。
次に、「本年10月に増税となれば、これは当然準拠するところであり、税率引き上げに伴う市の
関係条例を改正して対応することは了とするところである。また、10月に備え、年度初めに準備することは周到なことと考えられるため、本議案に賛成である。」という討論がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第30号議案
藤枝市営バスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第31号議案 藤枝市
自然環境等と
再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例について申し上げます。
「事業区域の面積が1,000平米以上であるとなっているが、それ未満の面積の案件が隣接地等で複数件出てきた場合はどのように考えているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「第3条で事業区域を、事業を行う一団の土地で継続的または一体的に事業を行う土地を含むと定めている。隣接地との距離を具体的な数値等で定めているわけではないので、そうした案件が出てきた際には、一体的かどうかを審査して判断する。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、第38号議案 市道路線の廃止について及び第39号議案 市道路線の認定について申し上げます。
この2つの議案は関連があるため、一括での審査といたしました。
質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
西原明美議員) 次に、
予算特別委員長の報告を求めます。
予算特別委員長。
(登 壇)
◎
予算特別委員長(植田裕明議員)
予算特別委員会に付託されました第1号議案 平成31年度藤枝市
一般会計予算の審査の経過と結果について、報告いたします。
予算一体の原則という行政実例を守りつつ、議員全員が審査に加わるという難問を解決し、たどり着いた手法が本年度から採用した議長を除く全員参加型の分散会方式による予算審査でありました。これは恐らく全国でも初めての審査方法ではないかと思われます。執行部には負担が増しましたこと、大変恐縮でございましたが、529億8,000万円という巨額な一般会計の審査であり、2つの審査会で集中審議を行ったことは、より深い審査がなされ、充実した議論がなされたものと考えております。
また、
藤枝市議会の特徴的な点である決算審査を単なる認定ではなく行政評価の場とし、事業評価を提言することで次年度予算編成に反映させるという民間の決算重視の手法を取り入れた特有の審査法は、全国の地方議会からも注目を寄せられております。決算と予算を連動させることで、議会の最も大きな権能である行政の監視機能がより発揮されてきたものと自負しておりますが、
予算特別委員会委員に昨年の決算特別委員会委員が加わったことは、こうした決算と予算の連動性をより進化させ、充実化がなされたものと考えるところであります。
審査は、3月5日、第1審査会では
総務文教委員会所管分、第2審査会では
建設経済環境委員会所管分、3月6日、第1審査会では
健康福祉委員会所管分、第2審査会では
総務文教委員会所管分、3月7日、第1審査会では
建設経済環境委員会所管分、第2審査会では
健康福祉委員会所管分をそれぞれ2つの会場におきまして同時進行で審査が行われました。
続いて、3月12日に委員のみにより、各審査会での審査状況について、各審査会長の報告、質疑を行った後、締めくくり質疑の選定を行い、翌13日、部局長の出席のもと、締めくくり質疑を行い、討論、採決という進行で委員会を行いました。
以下、第1・第2審査会におきましての主な質疑と答弁を順次述べますが、まず歳入関係として、
総務文教委員会関係で、「法人市民税が前年度比31.4%増となっている理由は何か。」という質疑に対して、「企業収益も改善方向で推移しており、法人税割が増加していることから、法人市民税を増とした。」という答弁がありました。
次に、「内陸フロンティア事業の財源を繰入金で充てている。通常、大規模開発の造成はほとんど借金を充てるが、藤枝市の場合は借金をせずに行い、しかも、土地が売れず塩漬けになる心配もない。これは特筆すべきことであり、財政指標としてもっと打ち出すべきではないか。」という質疑に対して、「財政運営の中で財政調整基金を積み立て、平成29年度に基金化し、財源とした。応募も埋まっており、もう少し表に出してもよいものと考える。」という答弁がありました。
次に、
健康福祉委員会関係ですが、「民生債のうち、事業福祉施設事業債という新たに目を起こし、起債を行った理由は何か。」という質疑に対して、「財政当局との協議で、
合併基本計画の5年間延長により合併特例債が使え、この場合、9割特別財源として使え、さらにそのうちの4割が交付税で充当されるため、本市の財政にとって有利なものであり、この特定財源を活用することとした。」という答弁がありました。
次に、
建設経済環境委員会関係ですが、「森林環境譲与税が初めて費目として1,380万円が計上されているが、新年度での計画と具体的な作業内容はどのようなものか。」という質疑に対して、「初年度は約半分の680万円ほど計画策定、それ以外の700万円を山地災害防止対策事業に充てる予定である。初めての事業でもあり、まずは大きな考え方ということをしっかり立てて、それに沿って進めていくよう考えている。」という答弁がありました。
次に、歳出関係になりますが、
総務文教委員会関係では、「庁内のアセットマネジメントの中で地区交流センターも対象になると考えるが、センターの移転、建てかえ、改修等、平成31年度を含めて現状の方針はどのようなものか。」という質疑に対して、「公民館の開館から30年を経過したころから建てかえを検討するという流れがあったが、この周期ではコストがかさむため、人口減社会を見据えて、平成28年度にアセットマネジメント計画を立て、公共施設については長寿命化を実施していく方針である。定期的な点検や診断、劣化状況を把握しながら、中長期視点に立って計画的な保全整備を行うことで、60年、70年活用できる維持管理を進めていく。」という答弁がありました。
次に、「男女共同参画推進センター事業費250万円が計上されているが、ぱりての組織の体制については、再三再四、委員会等において課題になっているテーマであり、しっかりとした形で答弁を求めたい。」という質疑に対して、「行政と市民が連携して本市の男女共同参画を推進してきた。市民目線での啓発事業費は非常に意義あることと考えており、来年度についても引き続き補助金予算を計上した。しかしながら、会員の高齢化と減少により、市としても今後、現体制での運営は困難と判断をしている。運営協議会と協議した結果、来年3月末をもって運営協議会の解散をし、4月からセンターの管理運営方式を直営に変更し、行政主導でセンターの事業運営を行うという方向性となっている。」という答弁がありました。
次に、「小中一貫教育は、瀬戸谷、大洲、広幡のように、1小1中の地区は余り問題ないものと考えるが、それ以外の地区では無理があったり、学区再編を考えないとぐあいが悪いという問題が出てくると思われるが、どう考えているか。」という質疑に対して、「来年度に向けて、西益津、岡部、葉梨の3地区については地域協議を進めており、推進協議会で地区計画を策定し、平成32年度の4月を目途に進めている。高州地区においては、来年度立ち上げ、1年間で平成32年4月を目途に推進協議会を進めていくように考えている。あと、藤枝地区と人数が多い青島地区があり、特に青島東小学校については青島北中学校、青島中学校の2つの中学校に子供たちが分かれて進学するという問題がある。教育委員会としても大きな課題と捉えており、昨年の12月ごろから地域の方々にまず集まっていただき、どんな方法が一番よいのか検討を始めたところである。」という答弁がありました。
次に、
健康福祉委員会関係ですが、「議会から提言もしているが、藤美園の長寿命化を図るより、建てかえを視野に考えてはどうか。」という質疑に対して、「施設も43年が経過しており、長期的な視野に立つ中で、高齢者の交流拠点に対するニーズや財政フレームを考慮する中で検討していきたい。」という答弁がありました。
次に、「本年4月から、がん対策推進条例が施行されるが、これまでと変わる点はどのようなものがあるのか。また、乳がん・子宮がんは2年に1度の検診となっているが、条例施行を踏まえて1年にはならないのか。」という質疑に対して、「がん検診受診の喚起を促すため、初年度の方に対して無料化の実施等を予定している。また、乳がん・子宮がんについては国の指針に沿って2年に1度としている。」という答弁がありました。
次に、
建設経済環境委員会関係になりますが、「放置竹林対策だが、面積も把握できないほどに広がっており、ここまで来たら放置竹林はもうお手上げという状態なのではないか。」という質疑に対して、「お手上げとは言えない。ただ、効果的な対策に苦慮している。放置竹林の場合は切って終わりではなく、その後の管理で地権者の協力が得られなく、再興してしまう状況がある。今後は森林環境譲与税の中でも竹林対策は可能なので、より効果的な方法等を検討していきたい。」という答弁がありました。
次に、「橋梁長寿命化・耐震化事業費について、調査内容はどのようなものか。」という質疑に対して、「本市管理の橋梁は1,600以上あり、平成26年度から点検を行い、30年度で点検が終わる。1段階から4段階までの評価を行い、最も悪い4段階の橋梁は該当がなく、3段階を修繕している。また、優先度は緊急輸送路が1番で、あとは橋がなければ孤立してしまう集落があるところを優先的に進めている。」という答弁がありました。
続いて、締めくくり質疑についてですが、初めに、「認知症対策として認知症プラス予備群の人への市の対策が十分に浸透していないのではないか。」という質疑に対して、「地域包括支援センターでは、昨年度7,000件を超える相談を受けており、認知症を含む高齢者施策に関する情報発信については、ある程度浸透が進んでいるものと考えているが、高齢者の独居や老々世帯への周知は徹底し切れていないと認識している。市の情報発信ツールのみでは不足しており、地域の支え合いが必要と考えている。」という答弁がありました。
続いて、「認知症の人の意思が尊重され、住みなれた自分らしく暮らし続ける社会の実現を目指す新オレンジプランの基本的な考え方と市の対応はどのようなものか。また、神戸モデルとして、神戸市には認知症の人にやさしいまちづくり条例があるが、取り組みを考えてはどうか。」という質疑に対して、「オレンジプランは、国、県、市、民間セクターが取り組むべき指針で、本市も介護福祉プラン21の施策に生かしている。神戸モデルは認知症の診断助成制度と自己救済制度を組み合わせたものと認識しているが、本市の医療支援等の状況、施策の浸透状況を踏まえ、情報収集をしていきたい。」という答弁がありました。
次に、「道路や水路改修に関する地域要望について、達成率が50%以下とのことであるが、どのような形で本予算案に盛り込んだのか。市の財政が好転する中で、地域要望に対する今後の方針はどのようなものか。」という質疑があり、これに対して、「平成18年度からのものもあるが、中には緊急度の低いものや地元との調整や合意が未達成といったものもあり、一度、要望のストックを整備して対応を進めていきたい。財政部門としても年々生活道路等の修繕費の維持、増額拡大を基調としていく。」という答弁がありました。
以上、大変多くの議論展開がなされました。平成18年の
地方自治法の改正以降、地方議会における議会改革が進められ、予算・決算の審査を一括して行う専門の委員会を設ける議会がふえました。多くの議会の実施している審査手法は分科会方式で、
常任委員会を分科会として、それぞれ所管分を審査する方式が大半であります。本議会で上程し、予算審査の委員会へ付託しますので、形式上、行政実例は守られていますが、審査自体は事実上、分割付託方式と変わらないと申せましょう。
本市議会としては、こうした形式はとらず、決算と予算の特別委員会を組織して以降、当初と変わらぬ形式で審査をしてまいりましたが、これをさらに進化させ、冒頭で申したとおり、行政実例を守りつつ、議員全員で審査する今回の分散会方式による審査となりました。
負担が増したものの、真摯にお答えいただいた当局の御協力に対し、厚く御礼を申し上げる次第でございます。議会側もこれまでに比べ仕事量が増すこととなりましたが、これもひとえに藤枝市民の幸せのためであり、付託を受けた者の責務と考えるところであります。
以上のような経過を経て、第1号議案は採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
○議長(
西原明美議員) 以上で、各委員長の報告は終わりました。
○議長(
西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前9時38分 休憩
午前9時38分 再開
○議長(
西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
西原明美議員) これから、上程議案26件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、各委員長の報告に対する質疑を終わります。
○議長(
西原明美議員) これから、討論を行います。
初めに、第1号議案から第10号議案まで、以上10件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、上程議案10件の討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) 次に、第11号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。
最初に、原案に反対の11番 石井通春議員。石井通春議員。
(登 壇)
◆11番(石井通春議員) 第11号議案 藤枝市
病院事業会計予算に反対の討論を行います。
再来年度から期間3年間、病院給食業務を民間会社に委託するための費用4億7,000万円プラス食材購入費を限度額といたしまして、この予算で
債務負担行為によりまして、審議、議決が求められているものでございます。
これまで再三議論してきましたが、ことし1年間、株式会社グリーンハウスのもとで行われました実態が、我々が指摘してきたとおりの混乱を招き、配膳時間のおくれや委託費用の増大など、市民にとっても負担がふえていることなど、このまま委託を進めることが改めて問われている議案だと思います。
私がこの議案に反対する理由は主に3つです。
第1は、現在の状況に何の反省もなく、委託を進めようとしている点です。
業者選定はこれからになりますが、ほぼ現在のグリーンハウスが再来年度以降も業務を続けることになるでしょう。入れかえをすればまた大変ですし、それだけ手間も費用もふえます。私は、指定管理初め長期の運営を任せる委託であれば、よほどの事故がない限り、同等の業者が業務を続けていくことは合理的と考えます。
しかし、グリーンハウスはどうでしょうか。4月1日から半年以上も市立病院職員の栄養士、調理師の補助なく、自社だけの人材で業務を担えなかった。このことだけで明らかに欠格であり、契約違反に当たると思います。
こうした業者が引き続き業務を担えるのか、私の質疑に対しての答えは、引き継ぎ期間だからやむを得ないと。この一連の混乱ですね、これをやむを得ないというものでしたが、引き継ぎ期間は昨年1年間きっちりと設けられていました。実態は、マネジャーなど責任が重い立場の職責ほど、経験のない人しかつけることができなかった。人は集めたけど、スキルが追いつかなかった。そのための調理補助、食数管理など、市の職員がやらざるを得なかった。人手不足の解消は最大の委託理由とされていながら、真逆の実態となった。その反省もなく、グリーンハウスが継続して、再来年度以降業務を担うことは、また同じことを繰り返し、委託費以上の人件費を市民が負担しなくてはならない事態を起こしかねません。
第2は、給食業務は委託でなく、直営があるべき姿ではないかということです。
今回の限度額は前回よりも7,000万円増大いたしました。主な理由は、消費税増税と人件費相当分、そして若干の管理運営費です。しかし、直営であれば、人件費に消費税はかかりませんから、この部分で増税によって市の負担がふえることはありません。一方、委託費には消費税が課税されることになりますが、実際はその大半が人件費です。つまり、増税によって市の負担がふえるわけですが、上乗せ分が実際、人件費に使われるかどうかは業者任せになる。業者のもうけになるかもしれないんです。議会のチェックは及ばず、市民の税金が使われることになります。
給食業務のような大勢の人材を必要とする公的業務は、市の直営のもとで行うのが基本です。さらに、この予算が官製ワーキングプアを引き起こし、人手不足がさらに加速しかねない点も、この際、指摘をしておきます。
これは、
委員会審査が終わった3月12日に市民からの情報公開請求に基づき開示された資料によりまして判明したことですが、予算設計の増額の内容の積算根拠、4億円の前回と4億7,000万円の今回との人件費部分の内訳ですね。この中身ですが、今回は現場責任者プラスマネジャーを1名新たに置くということをしております一方で、栄養士が9名から4名と5名の減、調理師が8名から1名へと7名の減。そのかわり、給食業務補助者が15名から22名と7名の増となっております。これを1人当たりの給料単価、恐らくこれは年収に当たる部分だと思いますが、栄養士、調理師は350万円前後です。しかし、増員となります給食業務補助者は250万円です。
この開示の表から見てとれるのは、栄養士、調理師を12名も減らして、業者から見て安上がりの労働力であります給食業務補助者によって調理業務を担わせようと、全体の職員の数も減らしていこうという意図が見てとれます。
これとても、直営であれば、臨時職員であっても人事に関することですから、予算書ですとか請求資料によりまして市議会のチェックはできます。しかし、民間委託になれば、これは現場任せになる。そして、現場はこんなことでモチベーションが保たれるでしょうか。再びやめる人が続出してしまうのではないのでしょうか。
もう一点は、給食の質の確保も業者任せになるという点です。
現在、市立病院に地元食材を納入しているある業者は、一旦、グリーンハウスに見積もりを出したが、もっと安くしろとグリーンハウスから言われて、利益がほとんどなくなるけれども、契約解除を恐れて再見積もりを出して、3月16日現在、まだ返事待ちの状況です。問題は、もうけを優先する業者は当然食材を安く購入して、その分、利益を追求すること、これで質が低下しかねないという点です。
グリーンハウスは自社流通ルートを持っておりまして、横浜に大規模なセンターを持ち、全国各地に配送しているシステムそのものをセールスポイントとしております。メーカー品中心とした食材と、これまでの地元業者との食材と、質がどちらがいいかは明らかです。
現在の業者がこれからも契約できるかどうか、市立病院はどこまで関与できるのでしょうか。ほとんどできないのではないでしょうか。直営時、27の業者から藤枝市立病院は食材を購入していましたが、うち藤枝市にある業者が15、焼津市が3、島田市が2、静岡市が5、こうした地元食材の活用がどれほど続けられるのかと。業者は自社流通ルートにしたほうが合理的になるに決まっています。
このままの委託は、議員発議で成立いたしました藤枝市地産地消条例に反するものではないでしょうか。議員の皆様の判断をお願いする次第です。
第3は、再委託に対し、市民の声を全く聞こうとしない病院の高慢な姿勢です。
大石議員の質疑に対して、これまでの経過から見て、全市民的な検討は当然必要なはずなのに、議員の判断があれば、市民へのシミュレーションを示さなくてもいいと言い放ち、現在おおむね順調にいっているから、仮のモデルを想定したシミュレーションも必要ないとも言いました。
しかし、この問題は、第1回目の公募は応募者なしという前代未聞の事態に陥った病院が、再公募の際は市民へのシミュレーションを行うと約束し、それをほごにした経緯があります。その理由は、委託前であっても直営時と同等以上の食の確保はできることがわかったからというものでしたが、実際はどうであったかと。
再三述べているとおり、職員が応援せざるを得ない状況が何カ月も続き、損害とは認めないものの、グリーンハウスがその分の人件費を賠償せざるを得ない状況になっております。これが直営時と同等以上と言える実態ですか。医食同源の言葉があるとおり、病院食はただ食べさせればいいというものではなくて、臨床的な体制はもとより、食材についても市民との検討を最低限やらなければならない前例をつくってしまっているのが病院ではないのですか。
なお、シミュレーションとは、日本語にしますと模擬実験でありまして、仮のモデルを想定したシミュレーションは必要ないと言われましたが、仮のモデルを想定しなければシミュレーション自体やりようがありません。こういう言葉尻を捉えた答えをして、事実を踏まえた議論を避ける病院の姿勢は、この問題で一貫しておりますけれども、こうした態度そのものが給食問題を市民の立場で正面から考えていないあかしであると言わざるを得ません。
ほかにも業者とのヒアリング記録を改ざん、廃棄して、職員の処分にまで発展した問題、現場の臨床栄養科が委託すべきでないと3度も判断したのに、たった1回の運営委員会で委託を決定したこと、その間の検証の記録もないこと、現場の作業員が過労死ラインを超える働かせ方をせざるを得ない状況になってしまったこと、業者が言うがままにマネジャーの経験年数を撤廃したことで、この間の混乱を招いてしまったことなど、上げ出せば切りがないほど、委託により給食業務は後退いたしました。
こうした問題を総括しないままの委託を進めるべきではないと考えます。
以上、反対の討論といたします。
○議長(
西原明美議員) 次に、原案に賛成の6番 神戸好伸議員。神戸好伸議員。
(登 壇)
◆6番(神戸好伸議員) 私は、ただいま議題となっております第11号議案 平成31年度藤枝市
病院事業会計予算について、賛成の立場から討論を行います。
藤枝市立総合病院は、志太榛原地域の基幹病院として、また地域唯一の国指定の地域がん診療連携拠点病院、地域唯一の救命救急センターとして、病院スタッフが365日24時間、市民の生活や健康を守るため、安心・安全な医療を提供しております。
議案の平成31年度予算のうち、3条予算は医療体制の充実のための職員の増員、高額な薬剤の保険適用、臨床検査の委託件数の増加など経費の増加、そして消費税率改定という社会的要因の影響など、支出増となる厳しい状況の中、経費の節減に努め、診療報酬の増収を視野に入れ、収支均衡となる見込みです。
平成29年度決算が黒字化し、本年度決算見込みも堅調に推移していることと合わせ、病院経営の安定的取り組みをしていると読み取れます。
次に、4条予算において、医療技術に対応した医療機器の更新や施設の長寿命化に取り組むなど、安心・安全な医療の提供に努めていると認識いたします。
さらに、地域がん診療連携拠点病院の高度化を目指した体制を整え、また、新たながん対策推進条例や手術件数増加への対応のため、手術室の増築事業に着手し、患者の体に負担のない医療の提供を目指すなど、がんに強い病院として市民の認知度が一段と進むものと期待いたします。
このように、短期だけではなく、中長期を見詰めた病院経営は評価すべき点が多いと認識するところであります。また、今後の病院機能向上のため、藤枝市
職員定数条例の改定を上程し、医師を初め、病院スタッフの増員を図られていることも評価すべきと考えます。
さて、本年度からの患者給食の業務委託についてですが、委託開始当初は、病院職員の応援を必要としましたが、11月上旬から専ら受託業者で食事提供が行われているところであり、病院給食業務委託化の目的は達成しているものと考えます。
なお、11月上旬までの病院職員が応援した人件費相当額については、受託会社が負担を約束しているところであります。
次に、
債務負担行為額の増額につきましては、積算根拠での説明があり、調理従事者の処遇改善や消費税増税の影響などは理解できるものであり、やむを得ないと考えます。今後の議論では、栄養指導や患者給食のさらなる向上など、患者目線に立った議論を尽くすよう求めたいものです。
市立病院は、市民にとって健康で安心して生活する上で欠かせない存在でありますので、市長を初め病院支援局とさらなる連携を図り、病院機能向上に取り組まれることを強く求め、賛成討論といたします。
(拍 手)
○議長(
西原明美議員) 以上で本案の討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) 次に、第12号議案の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) 次に、第24号議案及び第25号議案、以上2件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、上程議案2件の討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) 次に、第26号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。
最初に、原案に反対の19番 大石信生議員。大石信生議員。
(登 壇)
◆19番(大石信生議員) 私は、ただいま議題になっております第26号議案 消費税及び
地方消費税の
税率引上げに伴う
関係条例の整理に関する条例に反対する討論を行います。
提案されている条例は、市の歳入である14款使用料及び手数料について、関連する130施設に対し
消費税引き上げ時に適正転嫁をするとして、38条例を一括して改正するというものであります。
第1の反対理由は、消費税が現行8%から10%に引き上げられれば、市民の暮らしにとっても、あるいは市民の営業などの経済活動にとっても、そして市の財政運営にとっても、さらに景気回復にとってもよいことは一つもなく、深刻なマイナスの影響が引き起こされるだけ、このことは今や誰も否定できないからであります。
消費税は、暮らしが大変な人ほど重くのしかかる逆進性の強い税制であります。福祉のため、財政再建のために広く薄くといって1989年に創設されました。あれから、この年度末でちょうど30年、果たして福祉のため、財政再建のためだったか。
この30年間、消費税の税額は372兆円といいます。ところが、この30年間に法人税3税は290兆円も減りました。所得税、住民税は270兆円も減りました。合わせて560兆円、差し引き何と188兆円も税収が減ったんです。皮肉にも、消費税を創設したことで景気が落ち込み、税収がへこみました。
もう一つの重大な理由、この間、大企業と大金持ちへの大減税が得られました。庶民が苦しみながら消費税を払っているのを尻目に、消費税総額に匹敵するような大企業、大金持ちへの減税が行われたわけです。
つまり消費税は福祉のため、財政再建のためというのは大うそで、実態は大企業と富裕層減税の穴埋めに使われただけ、これが真相です。ですから、財政は好転するどころか、国の借金は1,000兆円を超えて世界最悪になったじゃありませんか。福祉もよくなるどころか、介護、年金、医療、生活保護、どれをとっても軒並み切り捨てに次ぐ切り捨てになっているではありませんか。
ここへ来て、安倍首相の増税根拠は総崩れになっています。首相が言う5年連続で今世紀に入って最高水準の賃上げ、あるいは戦後最長の景気回復は実感がないはずで、背景に統計不正がありました。実質的賃金はマイナスです。アベノミクスも偽装でした。偽りの数字をもとに賃上げや景気回復を誇り、消費税増税に突き進むなど言語道断であります。
さらに、経済の6割を占める実質家計消費も前回8%に上げた5年前より、1世帯25万円と激しく落ち込んでいます。とても増税できる環境ではありません。あらゆる世論調査で国民の過半数が反対です。市政運営でも病院経営でもマイナスです。増税されれば、本条例に係る使用料でも市民負担は5,000万円、市の財政運営では4億5,000万円も消費税負担がふえ、病院経営も深刻な痛手を受けることがはっきりしています。
米中の経済摩擦など国際的な要因での輸出の落ち込みも深刻で、安倍首相のもとで過去2回引き上げが見送られたときの理由が先行き不透明だったことと比べて、今は先行き真っ黒です。だから、増税そのものには賛成と明言する財界人や、昨年末まで内閣官房参与を務めた学者など、多くの人たちから、今、増税したら大変なことになるという声が上がっているわけであります。
さらに、増税対策として政権が用意する対策も愚策ばかりです。ドジョウは8%、熱帯魚は10%、同じ仲間でも違う複数税率、同じ生きている魚を買っても、
ペットショップでキャッシュレスで買うポイント5%がついて、消費税負担は5%だが、現金だと10%。魚屋で買うと、キャッシュレスでは複数税率とポイント還元で消費税負担は3%、これが現金だと、複数税率だけで8%負担。複雑きわまりなく、混乱は必至で、また市内の業者の多くは急激なキャッシュレス化に対応できず、商売から除外されていきます。
また、2023年10月から始まるインボイス方式の導入によって、詳しく申し上げる時間がありませんが、市内の小規模業者が取引から排除されることは確実です。どれをとっても、市にとって重大な事態が待ち受けているわけであります。あらゆる角度から見て、これ以上、反市民的なことはないではありませんか。
第2の反対理由は、今回の提案の中身が市民の納得を得られるものになっていないということです。執行部は、他の自治体が単純に2%を上乗せしているのと違って熟慮した提案だと言っていますが、市民の立場から容認できないことははっきりと申し上げておきたいと思います。
執行部の
提案理由を見ますと、まず一般会計に係る使用料では2種類の引き上げが行われます。市直営の施設は17条例、84施設あって、ここは維持補修費と物件費に2%を上乗せしています。指定管理者が管理する施設は16条例、25施設ですが、こちらは人件費と維持補修費と物件費に2%を上乗せしています。人件費も含めて2%ですから、使用料は指定管理者の管理している施設のほうが特段に高くなります。
そして、手数料については、市の説明どおり原則非課税で課税されません。これは
消費税法第60条6項の規定です。自治体が一般会計で公共施設を運営する場合、消費税は払っていない。60条6項の課税標準に対する消費税額と控除することができる消費税の合計額を同額とみなすというわかりにくい規定ですけれども、この規定によって自治体は手数料は非課税、使用料も消費税は払っていないわけです。予算書、決算書にも記載はありません。
しかし、指定管理者になると話が少し違ってきて、消費税は委託料にかかってきますから、人件費と維持補修費と物件費の合計である委託料に2%を上乗せして、市が業者に払わないと、業者はやっていけないという厄介なことが起こってきます。
余談ですが、病院給食では、直営のときはゼロだった消費税が新契約では1,400万円も余分に払わされるということです。
以上のことを前提にして、では市にとって何が問題なのか。まず、直営の17条例、84施設については、市が消費税を国に払うわけではないので、払わない消費税2%分の上乗せは究極的に市民の理解が得られる性格のものではありません。
事情が飲み込めた市民からは、便乗値上げと言われる問題です。経費がかかっているというなら、手数料も同じだからです。道路にしても図書館にしても、公共代というのは無料が当然であり、公民館も9年ちょっと前は無料でした。
受益者負担といって、税外でこれを取るのは本来あるべきではなく、
受益者負担あるいは公平などを持ち出して本件を擁護することは正しくないと思います。
次に、指定管理者の施設ですが、直営と比べて大きな値上がりの差が出てくるという説明、これを市民にまともにやることができるでしょうか。指定管理者にしてくれと市民が頼んでいるわけではないです。市が勝手にやったことですから、それを直営と大きな差が出ることを説明することは難しいのではないでしょうか。市の責任でやったことの始末は市が責任を持つしかない、そういう問題だと思います。
実は、同じく指定管理者が管理する施設で、今回全く使用料が上がっていない施設が4施設あるのです。養護老人ホーム市立円月荘、老人福祉センター藤美園、いきいきサロン藤の里、志太榛原地域救急医療センターの4施設です。このことは、審査の過程では説明はなかったし、ごく狭い担当者の範囲でしかわかっていなかっただろうと私は思いますが、現にそういうことがやっているわけですから、理論的に考えれば、ここのところに帰結するのではないかと。
つまり私は指定管理者の場合でも、基本的にはこの上乗せはすべきではないのではないかというふうに考えるわけであります。
第3の反対理由は、これだけ10%への引き上げをめぐる客観情勢が不透明になっているときに、あるいは真っ暗になっているときに、地方自治体が何も慌ててこの時点で条例を提案する必要は全くないということであります。
安倍政権は一強と言われながら、民衆の声を圧殺する強権政治を続けてきたがゆえに、いまやその基盤は極めてもろくなっています。引き上げが見送られた過去2回と違って、今回は法律で決まっているといっても、民衆の声が雪崩のように襲いかかれば、強権政治ほどもろいものだということは歴史が証明をしております。
10月までに一斉地方選挙と参議院選挙があり、その中間にも世論を揺るがす選挙があります。巨大な地殻変動が起こる可能性があり、現に市民の多くは、こんな状況では増税はできないだろうと見ています。今急いで提案する必要はない、ぎりぎりまで冷静に情勢を見きわめて、最悪の事態になって9月議会の提案になっても怒る市民は一人もいないと。これが市民本位の市政のあり方だということを私は強調しておきたいと思います。
最後に、議案は分割できないという議会運営の大原則について申し上げます。
今回、この一括条例は3つの
常任委員会に分割付託されました。議案は分割できないことは、既に昭和29年の自治省の見解で明らかにされています。おくればせながら、今はこの見解を理解しているはずの本議会がこのようなことをやってはいけません。議会改革度ランキング全国76位に泥を塗る行為だということを申し上げておきたいと思います。
以上、討論といたします。
○議長(
西原明美議員) 次に、原案に賛成の9番 鈴木岳幸議員。鈴木岳幸議員。
(登 壇)
◆9番(鈴木岳幸議員) 私は、ただいま議題となっております第26号議案 消費税及び
地方消費税の
税率引上げに伴う
関係条例の整理に関する条例について、原案に賛成の立場から討論いたします。
ことしの10月からは消費税率が引き上げられることが既に決まっており、現在、あらゆる事業者はその対策を行っているところであります。消費税率がアップするときには、いつもその増税分の転嫁を拒否する事業者の問題が出てまいりますが、適切に価格に増税分を上乗せできなければ、法の平等性も税の公平性も保つことができなくなります。
地方公共団体にあっては、来るべき税率アップに備え、今の段階から準備しておくことは当然の責務であり、これを怠り、混乱が生じる事態になれば、行政の不作為による責任を問われることにもなりかねません。
したがって、今回のこの第26号議案については、手続の正当性を確保した上で提出された当然に必要なものであり、全く反対に至る根拠を見出すことはできません。
仮に、消費税率が上がらない可能性があるという理由による反対があったとしても、重ねて申し上げますが、現時点では、10月から消費税率がアップすることは決定しており、可能性という言葉によって必要な準備を行わないことは、まさに仕事の先送り、後回しであり、それこそが大問題であり、許されるものではありません。それではまるで夏休みの宿題をずうっと後回しにしておいて、8月31日まで何もやらないで、夏休みが延長される可能性があると言っているのと同じことであります。
地方公共団体でそんなことが許されるわけがありません。誰でもわかることです。
よって、本議案は必要なものであるということを強く申し上げて、賛成の討論といたします。よろしくお願いします。
(拍 手)
○議長(
西原明美議員) 以上で本案の討論を終わります。
次に、第27号議案から第35号議案まで、第38号議案及び第39号議案、以上11件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、上程議案11件の討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) これで、上程議案26件の討論は終わりました。
○議長(
西原明美議員) これから、上程議案26件を採決いたします。
初めに、第1号議案から第10号議案まで、以上10件を一括して採決いたします。
上程議案10件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。上程議案10件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案10件は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 次に、第11号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
西原明美議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 次に、第12号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 次に、第24号議案及び第25号議案、以上2件を一括して採決いたします。
上程議案2件に対する委員長の報告はいずれも可決です。上程議案2件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 次に、第26号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。
(起立多数)
○議長(
西原明美議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 次に、第27号議案から第35号議案まで、第38号議案及び第39号議案、以上11件を一括して採決いたします。
上程議案11件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。上程議案11件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案11件は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 日程第2、第40号議案及び第41号議案、以上2件を一括議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) ただいま議題となっております第40号議案及び第41号議案の補正予算2件につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
今回の補正予算は、2月7日に成立いたしました国の補正予算に対し、本市としても市民の安全・安心の確保に積極的に取り組むものであります。
最初に、第40号議案 平成30年度藤枝市
一般会計補正予算(第6号)でありますが、歳入歳出予算にそれぞれ8,370万円を追加し、予算の総額を519億2,470万円とするほか、繰越明許費、
債務負担行為及び地方債について所要の補正を行うものでございます。
補正内容は、歳入では、国庫支出金と市債を計上いたしました。歳出では、災害時に避難所となる学校の防災機能を強化するため、市内小学校のトイレの洋式化に取り組むもので、平成31年度当初予算から組み替えて実施するものでございます。
なお、当該事業は平成30年度内での予算執行が困難であるため、繰越明許費により翌年度に繰り越して執行いたします。
また、
債務負担行為では、風しん抗体検査等事業費について所要の補正を行うものであります。
次に、第41号議案 平成31年度藤枝市
一般会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出予算からそれぞれ4,400万円を減額し、予算の総額を529億3,600万円とするものであります。
補正内容は、歳入では、国庫支出金と市債及び繰入金について所要の補正を行うものであります。歳出では、風疹の発生と蔓延対策として定期の予防接種などに係る経費を追加するほか、小学校のトイレ洋式化について第40号議案に組み替えるものでございます。
以上、補正予算2件の議案につきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
西原明美議員)
財政経営部長。
◎
財政経営部長(山田司) 私から、第40号、第41号議案の内容を説明いたします。
まず最初に、第40号議案 平成30年度藤枝市
一般会計補正予算(第6号)について説明をいたします。
お手元の補正予算書の1ページをごらんください。
補正内容は、歳入歳出予算にそれぞれ8,370万円を追加し、予算の総額を519億2,470万円とするものです。
次に、12、13ページをお開きください。
今回の補正予算は、先ほど市長から
提案理由の説明がありましたとおり、災害時の避難所としての役割を果たす学校施設の防災機能を強化するため、小学校2年生以上が使用するトイレの洋式化を3校実施するものであります。
この経費を賄う財源につきましては、前のページ、10、11ページにございます。
14款国庫支出金の学校施設環境改善交付金と、21款市債の学校教育施設整備事業債でございます。
次に、5ページをお開きください。
繰越明許費の補正でございます。トイレ環境改善事業について、年度内の完了が困難であるため、金額の上限を設定するものであります。
次のページ、6ページ、7ページをお開きください。
6ページ、
債務負担行為の補正であります。風しん抗体検査等の事務費について、
債務負担行為を新たに設定するものです。
7ページ、地方債の補正ですが、先ほど説明した市債の補正内容のとおり変更を行うものです。
以上が第40号議案の内容でございます。
続きまして、第41号議案 平成31年度藤枝市
一般会計補正予算(第1号)について、内容の説明をいたします。
お手元の補正予算書の1ページをごらんください。
補正内容は、歳入歳出予算からそれぞれ4,400万円を減額し、予算の総額を529億3,600万円とするものです。
次に、10、11ページをお開きください。
今回の補正予算は、先ほど市長から
提案理由の説明がありましたとおり、風疹の発生及び蔓延を予防するために、4月1日から自己負担を原則無料とする定期予防接種及び風しん抗体検査に係る経費を追加し、トイレの洋式化につきましては、第40号議案に組み替えたことにより減額するものであります。
この経費を賄う財源につきましては、前のページ、8ページ、9ページにございます。
15款国庫支出金の緊急風しん抗体検査等事業費補助金でございます。
なお、一般会計の歳入歳出を調整するため、19款繰入金の財政調整基金繰入金を追加するものであります。
また、15款国庫支出金の学校施設環境改善交付金と22款市債の学校教育施設整備事業債は、事業を第40号議案に組み替えたことにより減額するものであります。
次に、5ページをお開きください。
地方債の補正ですが、先ほど説明した市債の補正内容のとおり変更をするものです。以上でございます。
○議長(
西原明美議員) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前10時24分 休憩
午前10時24分 再開
○議長(
西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
西原明美議員) これから、上程議案2件に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、上程議案2件に対する質疑を終わります。
○議長(
西原明美議員) ただいま議題となっています第40号議案及び第41号議案は、分割付託表のとおりそれぞれ所管の
常任委員会に付託いたします。
○議長(
西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。
休憩中に
委員会審査をお願いいたします。
午前10時24分 休憩
午前11時05分 再開
○議長(
西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
西原明美議員) ここで、
事務局長から諸般の報告をいたします。
事務局長。
◎
議会事務局長(中村正秀) 御報告いたします。
本日、
総務文教委員会及び
健康福祉委員会へ付託をいたしました第40号議案及び第41号議案の審査が終了した旨、各委員長から報告があり、これを受理いたしました。以上です。
○議長(
西原明美議員) 次に、上程議案2件について、各委員長の報告を求めます。
最初に、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。
(登 壇)
◎
総務文教委員長(山根一議員)
総務文教委員会に付託されました議案2件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。
第40号議案 平成30年度藤枝市
一般会計補正予算(第6号)及び第41号議案 平成31年度藤枝市
一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。
なお、この2つの議案は関連があるため、一括での審査といたしました。
初めに、「今回の改修による3校のトイレの改修率を伺う。」という質疑があり、これに対して、「改修率は、藤枝小学校が31%から73.8%、岡部小学校が42.6%から85.1%、朝比奈第一小学校が60%から100%になる。」という答弁がありました。
次に、「平成31年度当初予算と平成30年度補正予算では国の交付金額が異なるがなぜかと伺う。」という質疑があり、これに対して、「交付金額の減については、当初の計画ではトイレの改修に合わせて給排水管も取りかえることを考えていたが、工事が大規模で時間がかかり、夏休み期間中に工事が完了しない可能性が高く、また現状のままでもふぐあいがなく、管工事を取りやめたため、交付金の額も減少した。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
西原明美議員) 次に、
健康福祉委員長の報告を求めます。
健康福祉委員長。
(登 壇)
◎
健康福祉委員長(
小林和彦議員) それでは、
健康福祉委員会に付託されました議案2件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。
第40号議案 平成30年度藤枝市
一般会計補正予算(第6号)及び第41号議案 平成31年度藤枝市
一般会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。
なお、この2つの議案は関連があるため、一括での審査としました。
初めに、「対象者への周知はどのようにしていくか伺う。」という質疑があり、これに対し「クーポンを同封した個人通知を出し、受診を促す予定である。平成30年度の補正により通知事務を行うが、対象は40歳から47歳であり、2022年までの3年間の時限措置である。」という答弁がありました。
次に、「平成31年度
一般会計予算歳出の4款1項4目予防費中、定期予防接種費について補正予算編成を行う背景を伺う。」という質疑があり、これに対して、「予防接種法施行令の一部が本年2月1日に改正され、国より新年度4月から風疹対策を強化する旨の通知があり、対象者への通知発送や抗体検査、予防接種に対応するためである。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告いたします。
○議長(
西原明美議員) 以上で、各委員長の報告は終わりました。
○議長(
西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前11時11分 休憩
午前11時11分 再開
○議長(
西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(
西原明美議員) これから、上程議案2件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、上程議案2件の各委員長の報告に対する質疑を終わります。
○議長(
西原明美議員) これから、上程議案2件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、以上で討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) これから、第40号議案及び第41号議案、以上2件を一括して採決いたします。
上程議案2件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。上程議案2件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案2件は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 日程第3、第42号議案を議題といたします。
(河野一行副市長 退場)
○議長(
西原明美議員) 市長から
提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議案につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
第42号議案 副市長の選任についてでありますが、本市副市長でございます河野一行氏が平成31年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き選任したいため、
地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。
以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
西原明美議員) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
西原明美議員) これから本案の質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっています第42号議案については委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) これから本案の討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 討論なしと認め、討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) これから第42号議案を採決いたします。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。ただいま議題となっています第42号議案は同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は同意することに決定いたしました。
(河野一行副市長 入場)
○議長(
西原明美議員) ここで、河野一行副市長から発言を求められていますので、お願いいたします。河野一行副市長。
(登 壇)
◎副市長(河野一行) 議長から発言の許可を得ましたので、改めてお礼の御挨拶をさせていただきます。
本日は、格別なる御高配、本当にありがとうございました。今後も引き続き北村市長を支え、日本一の自治体を目指して、ひたすら走り続けてまいりたいと考えております。議員の皆様の引き続きの御指導、御支援をどうぞよろしくお願いいたします。以上です。
(拍 手)
○議長(
西原明美議員) 日程第4、第43号議案を議題といたします。
市長から
提案理由の説明を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議題につきまして、
提案理由を御説明申し上げます。
第43号議案
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、
固定資産評価審査委員会委員である鈴木正己氏は、本年3月31日をもって任期満了となりますことから、新たに横山吉孝氏を適任と認め選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(
西原明美議員) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
西原明美議員) これから本案の質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。ただいま議題となっています第43号議案については委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) これから本案の討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 討論なしと認め、討論を終わります。
○議長(
西原明美議員) これから第43号議案を採決いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっています第43号議案は同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は同意することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) 日程第5、発議案第8号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。12番 山本信行議員。
(登 壇)
◎12番(山本信行議員) ただいま議題となっております発議案第8号
食品ロス削減のさらなる取り組みを求める意見書について申し上げます。
まだ食べることができるのにもかかわらず、生産・製造・販売・消費の各段階で廃棄されている、いわゆる
食品ロスの削減は、今や我が国において喫緊の課題である。国内で発生する
食品ロスの量は年間646万トンと推計されており、これは国連の
世界食糧計画が
発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上る。
政府は、国連の「持続可能な開発目標」に沿い、家庭での
食品ロスの量を2030年度までに半減させることを目指しているが、
食品ロスを削減していくためには、国民一人一人がおのおのの立場において主体的にこの課題に取り組み、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要である。
まだ食べることができる食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが望まれる。
よって国におかれては、国、
地方公共団体、事業者、
消費者等が一体となって
食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、国、
地方公共団体、事業者、
消費者等の多様な主体が連携し、
食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施することや、商慣習の見直し等による
食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、
食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること、賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届ける
フードバンクなどの取り組みをさらに支援することなどを求めるものです。
提出先は、
衆議院議長、
参議院議長、内閣総理大臣、内閣府
特命担当大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣、文部科学大臣、環境大臣です。
以上、
提案理由とさせていただきます。
○議長(
西原明美議員) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
西原明美議員) 本案は、私を除く20議員による発議ですので、質疑、
委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は質疑、
委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) これから発議案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。ただいま1件の意見書が可決されましたが、この条項、字句その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、そのように取り扱わせていただきます。
○議長(
西原明美議員) 日程第6、発議案第9号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。3番 遠藤久仁雄議員。
(登 壇)
◎3番(遠藤久仁雄議員) ただいま議題となっております発議案第9号
藤枝市議会会議規則の一部を改正する規則について、
提案理由を御説明させていただきます。
本件は、市議会における役職人事の協議等、会派間の連絡調整を行う代表者会議の位置づけを明確にするため、
議会運営委員長が務めることとなっている代表者会議の座長について、会派代表者の互選により選任するよう改正を行うものであります。
以上、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
西原明美議員) 以上で
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
西原明美議員) 本案は、私を除く20議員による発議ですので、質疑、
委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は質疑、
委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) これから発議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 日程第7、
地方自治法第100条第13項及び
藤枝市議会会議規則第169条の規定により、議員派遣についてを議題といたします。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。本案は、配付してあります一覧表のとおりと決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(
西原明美議員) 日程第8、閉会中継続調査についてを議題といたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長から、会議規則第110条の規定により、閉会中継続調査の申し出があります。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中継続調査とすることに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) 日程第9、
所管事務調査の結果についてを議題といたします。
所管事務調査についてですが、議会運営委員会からの調査結果は報告書に取りまとめ、既に配付してあります。
○議長(
西原明美議員) お諮りいたします。本件については、議会運営委員会の報告書のとおり了承することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(
西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員会の報告書のとおり了承することに決定いたしました。
○議長(
西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前11時26分 休憩
(
西原明美議員 退席)
午前11時29分 再開
○副議長(大石保幸議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○副議長(大石保幸議員) 休憩中に、
西原明美議員から議長の辞職願が提出されました。
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。ここで、議長の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、ここで議長の辞職の件を議題とすることに決定いたしました。
○副議長(大石保幸議員) 日程追加、議長の辞職の件を議題といたします。
初めに、議長の辞職願を職員が朗読いたします。事務局。
◎
議会事務局次長(森谷浩男)
────────────────────────────────────
辞職願
私儀、一身上の都合により議長を辞職いたしたいので、許可されますよう願い出ます。
平成31年3月20日
藤枝市議会議長 西原明美
藤枝市議会副議長 大石保幸様
────────────────────────────────────
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。
西原明美議員の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、
西原明美議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
○副議長(大石保幸議員) ここで、しばらく休憩いたします。
午前11時30分 休憩
(
西原明美議員 入場)
午前11時32分 再開
○副議長(大石保幸議員) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○副議長(大石保幸議員) ただいま議長の席が空席となりました。
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。ここで、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決定いたしました。
○副議長(大石保幸議員) 日程追加、議長の選挙を行います。
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。選挙の方法は、
地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。17番
小林和彦議員。
◆17番(
小林和彦議員) ここで、動議を提出いたします。
議長には、薮崎幸裕議員を指名されますよう望みます。皆様方の御賛同をお願いいたします。
(「賛成」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) ただいま17番
小林和彦議員から、議長に薮崎幸裕議員を指名されたいとの動議が提出をされ、所定の賛成者がありますので動議は成立いたしました。よって、本動議を直ちに議題として採決いたします。
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。本動議のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、本動議は可決されました。
議長に、薮崎幸裕議員を指名いたします。
○副議長(大石保幸議員) お諮りいたします。ただいま指名いたしました薮崎幸裕議員を当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○副議長(大石保幸議員) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました薮崎幸裕議員が議長に当選されました。
ただいま議長に当選されました薮崎幸裕議員に会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
○副議長(大石保幸議員) 議長に当選されました薮崎幸裕議員の御挨拶をお願いいたします。薮崎幸裕議員。
(登 壇)
◆16番(薮崎幸裕議員) ただいま議長に推挙していただきまして、まことにありがとうございます。心からお礼を申し上げます。
もとより非才の身でありますので、皆様方には絶大なる御支援と御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
前任者の開かれた議会、そして市民に寄り添う議会運営というものを私は踏襲していきたいと、そう思っております。運営に際しての不断の努力をすることを皆様にお誓い申し上げ、頑張っていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
簡単ですが、これで挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
(拍 手)
○副議長(大石保幸議員) ただいま議長が決定いたしましたので、以上で私の任務は終わりました。皆様の御協力によりまして無事に大任を果たすことができましたことを厚くお礼申し上げます。
それでは、薮崎幸裕議長、議長席にお着き願います。
(議 長 着 席)
○議長(薮崎幸裕議員) ただいまから議長の職務につかせていただきます。改めて、皆様方の御協力を賜りますようお願いいたします。
○議長(薮崎幸裕議員) これで、平成31年2月
藤枝市議会定例会を閉会いたします。
午前11時37分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
藤枝市議会前議長 西 原 明 美
藤枝市議会議長 薮 崎 幸 裕
藤枝市議会副議長 大 石 保 幸
藤枝市議会 会議録署名議員 神 戸 好 伸
藤枝市議会 会議録署名議員 岡 村 好 男...