藤枝市議会 > 2018-10-04 >
平成30年 9月定例会−10月04日-05号

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  1. 藤枝市議会 2018-10-04
    平成30年 9月定例会−10月04日-05号


    取得元: 藤枝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    平成30年 9月定例会−10月04日-05号平成30年 9月定例会        平成30年9月藤枝市議会定例会会議録(5日目)               平成30年10月4日 〇議事日程   平成30年10月4日(木曜日) ・開議 ・諸般の報告    (1) 各常任委員会及び決算特別委員会付託議案審査終了報告の受理について    (2) 市長提出追加議案の受理について    (3) 議員提出議案の受理について    (4) 閉会中継続調査申出書の受理について 日程第1 認第1号から認第12号まで、及び第63号議案から第67号議案まで         以上17件一括上程   1.各常任委員長及び決算特別委員長の委員会審査の経過並びに結果の報告    (1) 総務文教委員長報告        認第4号 平成29年度藤枝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について        認第6号 平成29年度藤枝市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について
           第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)(分割付託分)        第65号議案 平成30年度藤枝市土地取得特別会計補正予算(第1号)(分割付託分)         以上4件    (2) 健康福祉委員長報告        認第2号 平成29年度藤枝市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について        認第8号 平成29年度藤枝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について        認第9号 平成29年度藤枝市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について        認第11号 平成29年度藤枝市病院事業会計決算の認定について        第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)(分割付託分)        第64号議案 平成30年度藤枝市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)        第66号議案 平成30年度藤枝市介護保険特別会計補正予算(第1号)        第67号議案 藤枝市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例         以上8件    (3) 建設経済環境委員長報告        認第3号 平成29年度藤枝市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について        認第5号 平成29年度藤枝市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について        認第7号 平成29年度藤枝市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について        認第10号 平成29年度藤枝市内陸フロンティア事業特別会計歳入歳出決算の認定について        認第12号 平成29年度藤枝市水道事業会計決算の認定について        第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)(分割付託分)        第65号議案 平成30年度藤枝市土地取得特別会計補正予算(第1号)(分割付託分)         以上7件    (4) 決算特別委員長報告        認第1号 平成29年度藤枝市一般会計歳入歳出決算の認定について         以上1件   2.委員長報告に対する質疑   3.討 論   4.採 決    (1) 認第1号から認第10号まで  以上10件について    (2) 認第11号  1件について    (3) 認第12号  1件について    (4) 第63号議案から第67号議案まで  以上5件について 日程第2 第71号議案 藤枝市手数料徴収条例の一部を改正する条例         以上1件上程   1.提案理由の説明   2.質 疑   3.建設経済環境委員会へ付託 ・諸般の報告    (1) 建設経済環境委員会付託議案審査終了報告の受理について   4.建設経済環境委員長の委員会審査の経過並びに結果の報告   5.委員長報告に対する質疑   6.討 論   7.採 決 日程第3 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について         以上1件上程(提案理由の説明、委員会付託省略事件)   1.質 疑   2.討 論   3.採 決 日程第4 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について         以上1件上程(提案理由の説明、委員会付託省略事件)   1.質 疑   2.討 論   3.採 決 日程第5 発議案第4号 ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書         以上1件上程(提案理由の説明、委員会付託省略事件)   1.採 決 日程第6 発議案第5号 水道施設の老朽化対策を求める意見書         以上1件上程(提案理由の説明、委員会付託省略事件)   1.採 決 日程第7 議員派遣について 日程第8 閉会中継続調査について 〇本日の会議に付した事件   議事日程と同じ            ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書  ゴルフ場利用税は、ゴルフ場に関連するアクセス道路の維持管理や治水等の災害防止対策、ごみ処理等の環境対策など、ゴルフ場が立地している上で生じる行政需要への対応に必要な財源をゴルフ場利用者に求めるという合理的な仕組みに基づく都道府県税である。その税収の7割がゴルフ場利用税交付金として、ゴルフ場の所在市町村に交付され、様々な行政サービスに使用されている。  現在、地方自治体では、医療、介護などの社会保障の増大、子育て支援・教育などにおいて果たす役割が年々増大しており、これらの課題解決には財源確保が必要不可欠であることはいうまでもない。  また、本市においては、人口減少社会を切り拓くため、10年、20年先を見据えた施策をさらに前進させるとともに、地域活性化及び地方創生に全力で取組んでおり、ゴルフ場利用税交付金はその貴重な財源となっている。  国におかれては、ゴルフ場利用税が市町村にとって重要な財源であることを改めて認識していただき、現行制度が存続されるよう強く要望するものである。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成30年10月4日                                 静岡県藤枝市議会 衆議院議長殿 参議院議長殿 内閣総理大臣殿 総務大臣殿 財務大臣殿           水道施設の老朽化対策を求める意見書  日本の水道は、97.9%の普及率を達成し、これまでの水道の拡張整備を前提とした時代から、既存の水道基盤を確固たるものにしていくことが求められる時代に変化してきた。  しかし、現在の水道を取り巻く状況は、高度経済成長期に整備された施設の老朽化や、耐震化の遅れなど大きな課題に直面している。現に、6月に発生した大阪北部地震や西日本を中心とした7月豪雨をはじめ、昨今の自然災害による水道被害は全国で頻発している状況にある。  また、簡易水道事業は農山漁村部を中心とする住民の生活に必要不可欠な社会基盤であるが、今なお約270万人の人々が不安定な飲料水に頼らざるを得ない生活を余儀なくされており、この水道未普及地域の解消は依然として大きな課題である。加えて地方の急激な人口減少に伴い50人以上の飲料水供給施設の要件に当てはまらない集落も増えており、補助要件の緩和が求められるところである。  そこで政府におかれては、地方公共団体等とこれまで以上に連携を深めながら、国民の命を守るインフラである水道の基盤強化に取り組むため、下記の事項に取り組むことを強く求める。                    記 1. 老朽化対策や耐震化対策をはじめ、国民の命を守るインフラ設備である水道施設の更新・維持・管理に全力を挙げるとともに、その国庫補助所要額の確保を行うこと。 2. 将来にわたり、安全な水の安定供給を維持していくため、水道施設の管理者である地方公共団体等とこれまで以上に連携を深めながら、広域連携の推進や適切な資産管理の推進等、具体的な措置を講じることにより水道の基盤強化に取り組むこと。 3. 厳しい財政状況の中で事業を運営している簡易水道については、未普及地域解消事業や施設の老朽に伴う更新事業等に必要な国庫補助所要額の確保を行うこと。また、施設の更新事業等を実施するに当たり、現行の国庫補助要件は採択基準が厳しく、実態と乖離している状況にあるため、現行の補助要件についてはその要件の緩和を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成30年10月4日                                 静岡県藤枝市議会 内閣総理大臣殿
    厚生労働大臣殿 国土交通大臣殿 〇 出席議員(21名)    1番 八 木   勝 議員      2番 増 田 克 彦 議員    3番 遠 藤 久仁雄 議員      4番 天 野 正 孝 議員    5番 深 津 寧 子 議員      6番 神 戸 好 伸 議員    8番 油 井 和 行 議員      9番 鈴 木 岳 幸 議員   10番 平 井   登 議員     11番 石 井 通 春 議員   12番 山 本 信 行 議員     13番 松 嵜 周 一 議員   14番 山 根   一 議員     15番 西 原 明 美 議員   16番 薮 崎 幸 裕 議員     17番 小 林 和 彦 議員   18番 岡 村 好 男 議員     19番 大 石 信 生 議員   20番 大 石 保 幸 議員     21番 植 田 裕 明 議員   22番 池 田   博 議員 〇 欠席議員(1名)    7番 多 田   晃 議員 〇 欠  員(0名) 〇 説明のため出席した者      市長               北 村 正 平      副市長              栗 田 隆 生      副市長              河 野 一 行      教育長              中 村   禎      病院事業管理者          毛 利   博      総務部長             大 畑 直 巳      危機管理監            戸 塚 康 成      企画創生部長           藤 村 啓 太      財政経営部長           山 田   司      市民文化部長           大 石 和 利      スポーツ・文化局長        山 田 雅 己      健康福祉部長           小 澤 一 成      健やか推進局長          松 野 京 子      産業振興部長           秋 田 弘 武      商業観光局長           内 記 秀 夫      都市建設部長           木 野 浩 満      基盤整備局長           平 井 一 彰      環境水道部長           森 田 耕 造      会計管理者            増 田 政 巳      病院事務部長           山 崎 仁 志      教育部長             景 山 晶 夫      監査委員             鈴 木 正 和      監査委員事務局長         高 橋 康 宏 〇 出席した事務局職員      議会事務局長           中 村 正 秀      議会事務局次長          森 谷 浩 男      主幹兼議会改革・法制担当係長   松 本 仁 宏      議事担当係長           遠 藤 明 寛      庶務担当係長           中 司 里 香      主任主事             永 嶋 宏 行                         午前9時00分 開議 ○議長(西原明美議員) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。 ○議長(西原明美議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。 ◎議会事務局長(中村正秀) 御報告いたします。  初めに、去る9月14日、各常任委員会及び決算特別委員会へ付託いたしました認第1号から認第12号まで及び第63号議案から第67号議案まで、以上17件の審査が終了した旨、各委員長から報告があり、これを受理いたしました。  次に、本定例会に市長から、第71号議案ほか2件の追加議案の送付があり、これを受理いたしました。  次に、八木 勝議員ほか20名から、発議案第4号及び発議案第5号、以上2件の提出があり、これを受理いたしました。  次に、議会運営委員長、各常任委員長及び決算特別委員長から、閉会中継続調査申出書の提出があり、これを受理いたしました。以上です。 ○議長(西原明美議員) ここで、議員派遣について御報告いたします。  地方自治法第100条第13項及び藤枝市議会会議規則第169条に基づいて行います議員派遣について、緊急を要する場合は、議長において決定することができるとされております。  その決定した派遣内容については、配付した一覧表のとおりでありますので御了承願います。 ○議長(西原明美議員) 日程第1、認第1号から認第12号まで及び第63号議案から第67号議案まで、以上17件を一括議題といたします。 ○議長(西原明美議員) ただいま上程いたしました17議案について、各委員長の報告を求めます。  最初に、総務文教委員長の報告を求めます。総務文教委員長。           (登       壇) ◎総務文教委員長(山根一議員) 皆さん、おはようございます。  総務文教委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。  初めに、認第4号 平成29年度藤枝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第6号 平成29年度藤枝市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  初めに、「歳入、1款1項1目施設使用料中、駅前駐車場及び駅北口駐車場の利用状況について伺う。」という質疑があり、これに対して、「駅前駐車場は平成28年度と比べ2,500台ほど減少しているが、理由としては、定期の利用台数の減少、また文化センターの催し等による利用台数の減少によるところが大きい。駅北口駐車場は平成30年2月から供用されているので、引き続き利用促進を図っていく。」という答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  初めに、「歳出、2款1項5目自治振興費中、地域防犯活動推進事業費について、地区別の見守り活動ボランティアの人数を伺う。」という質疑があり、これに対し、「広幡地区92人、葉梨地区310人、藤岡地区160人、大洲地区36人、青島地区327人、高洲地区604人、藤枝地区193人、西益津地区170人、岡部地区28人、稲葉・瀬戸谷地区16人、計1,936人である。」という答弁がありました。  次に、「見守り活動ボランティアの傷害保険の対象者を伺う。」という質疑があり、これに対して、「傷害保険への加入は、各地区の防犯まちづくり推進協議会に属する団体で活動している人を対象としているので、その団体に所属している人が対象となる。個々で活動している人で団体への所属を希望しない人は、Fボラに加入してもらえば保険の適用が可能になる。」という答弁がありました。  次に、「現在、各地区の自治会は、自治会の保険に加入しているので、見守り活動ボランティアはそれで賄えると思うが伺う。」という質疑があり、これに対し、「自治会として活動しているならば自治会の保険は適用されるが、自治会ごと保険の保障内容がさまざまである。見守り活動ボランティアが活動しやすい環境を整え支援することは市の責務だと考え、市が一括して保険に加入する方法が最善と考える。」という答弁がありました。  次に、「歳出、2款1項8目防災対策費中、防災設備等整備事業費について、非常用給水コンテナ油圧ジャッキ、またトイレトレーラーの整備計画を伺う。」という質疑があり、これに対し、「非常用給水コンテナは各指定避難場所40カ所の市の防災倉庫へ各5個、計200個配備し、マグネットシートは各指定避難所及び自主防災会の拠点施設等へ2,500枚配付していく。油圧ジャッキは、市内全ての防災倉庫68カ所へ配備していく。トイレトレーラーは1台購入し、被災時の避難所の状況を見ながら必要な箇所へ配備をしていく。」という答弁がありました。  次に、「歳出、10款5項1目スポーツ振興費中、施設整備費について、西益津温水プールのボイラーを新しくすることで、どの程度環境への負荷軽減やランニングコストの削減が図れるか伺う。」という質疑があり、これに対して、「二酸化炭素の削減量が年間125トンから65トンになり、60トン減を見込んでいる。また、ランニングコストは燃料が灯油からガスへ変わることで、年間50万円程度の減額を見込んでいる。」という答弁がありました。  最後に、「債務負担行為補正中、小学校空調設備整備事業費中学校空調設備整備事業費について、今後の空調設備整備の計画を伺う。」という質疑があり、これに対して、「市内全小・中学校の普通教室に空調設備を設置する計画である。現在、国の動向を注視している段階で設置時期は明確ではないが、全小・中学校を学校単位で一斉にできるだけ早く整備していきたいと考えている。一、二年のうちに整備できるよう覚悟を持って取り組んでいきたい。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第65号議案 平成30年度藤枝市土地取得特別会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(西原明美議員) 次に、健康福祉委員長の報告を求めます。健康福祉委員長。           (登       壇) ◎健康福祉委員長小林和彦議員) それでは、私から健康福祉委員会に付託されました議案8件の審査の経過と結果について主な質疑を中心に報告いたします。  最初に、認第2号 平成29年度藤枝市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  初めに、「歳入の1款国民健康保険税の収納状況について、不納欠損の主な理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「生活困窮が主な理由である。不納欠損件数1,564件のうち710件が生活困窮による欠損件数だった。」という答弁がありました。  次に、「3款2項1目財政調整交付金中、特別調整交付金の額はどのように決まるのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「評価により加点方式で分配される。特定健診受診率やがん検診受診率ジェネリック利用率など、15項目により評価されている。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第8号 平成29年度藤枝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  一委員より、「歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料中、年金受給額が幾らで特別徴収をするのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「年額18万円以上受給されている方が年金特別徴収の対象者となる。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第9号 平成29年度藤枝市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  一委員より、「収納率の推移について伺う。」という質疑があり、これに対して、「全体の収納率は平成28年度が99.05%、平成29年度は98.83%で99%台を割り込んだが、現年分のみなら99.32%であった。」という答弁がありました。
     このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第11号 平成29年度藤枝市病院事業会計決算の認定について申し上げます。  初めに、「救命救急センターの運営について伺う。」という質疑があり、これに対して、「救急患者を断らないことを目指した運営を心がけている。ドクターの配置なども含めて、十分な体制でできていると考える。経営面においても、支出に見合った収入の確保ができていると考えている。」という答弁がありました。  次に、「修学資金返金245万円の内訳について伺う。」という質疑があり、これに対して、「修学資金返金は、学業成績が著しく不振や、免許取得後直ちに当院で勤務しなかった場合などに発生する。内訳は、いずれも看護師で、看護学校留年による返金が1件55万円、当院勤務期間が修学資金返済免除期間満了前の退職による返金が2件70万円、他の病院への転院が1件120万円である。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  初めに、「3款3項2目子ども・子育て推進費中、れんげじスマイルホール運営費について、購入予定の遊具を伺う。」という質疑があり、これに対して、「スナックと呼ばれている筒状の遊具や、モジュールと呼ばれる組み立て式遊具を導入する予定であるが、遊具の状態を踏まえ決定する。」という答弁がありました。  このほか特に御報告する質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第64号議案 平成30年度藤枝市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第66号議案 平成30年度藤枝市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、第67号議案 藤枝市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について申し上げます。  一委員より、「共生型サービスの導入に際し、介護保険サービス障害福祉サービスは、それぞれ制度が異なるが、整合性は図られているか。また、想定される課題はないか伺う。」という質疑があり、これに対して、「基準を満たせば継続して同一の事業所で、一体的に介護保険サービスあるいは障害福祉サービスを提供することができるようになる。なお、事業所においては、人員の配置などに配慮する必要がある。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(西原明美議員) 次に、建設経済環境委員長の報告を求めます。建設経済環境委員長。           (登       壇) ◎建設経済環境委員長油井和行議員) 私から、建設経済環境委員会に付託されました議案7件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に報告いたします。  最初に、認第3号 平成29年度藤枝市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  「収納率は何%か。」という質疑があり、これに対して、「年度末の出納閉鎖時点で100%である。」という答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第5号 平成29年度藤枝市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  「歳入の前年度繰越金の繰越明許の190万円の内訳は。」という質疑があり、これに対して、「全て浄化センターの工事分である。」という答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第7号 平成29年度藤枝市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第10号 平成29年度藤枝市内陸フロンティア事業特別会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。  特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、認第12号 平成29年度藤枝市水道事業会計決算の認定について申し上げます。  「石綿管の布設がえの状況は。」という質疑があり、これに対して、「平成29年度で全て更新が完了した。」という答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。  次に、第63号議案 平成30年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  初めに、「歳出の6款1項3目産地パワーアップ事業費補助金について、工場のラインの増設に伴う碾茶の需要について伺う。」との質疑があり、これに対して、「海外での需要が増加しており、輸出の拡大に対応するものである。」という答弁がありました。  次に、「8款5項4目安全で快適な公園環境整備事業費の遊具改良工事について、全て経年劣化によるものか。」という質疑があり、これに対して、「点検結果に基づくもので、鋼管の腐食などの経年劣化によるものである。」との答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第65号議案 平成30年度藤枝市土地取得特別会計補正予算(第1号)のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  「取得する土地の利用方法と効果は。」との質疑があり、これに対して、「散策路として整備し、案内看板なども設置して、千歳商店街から岡出山公園への回遊性を高めるものである。」との答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(西原明美議員) 次に、決算特別委員長の報告を求めます。決算特別委員長。           (登       壇) ◎決算特別委員長(石井通春議員) 決算特別委員会の審議内容について、報告いたします。  平成29年度藤枝市一般会計歳入歳出決算の認定について、1つの委員会で集中審議を行うことによりまして、決算認定の意義とされています、議会が予定した予算が適正に執行されたかどうかを審査するとともに、各種資料に基づいて、その行政効果や経済効果を測定し、市民を代表して行政効果を評価すること、その審査結果は次年度の予算編成や行政執行に生かされるべき、努力する任務を着実に実行すべく議論を重ねてまいりました。  なお、今年度から企業会計、特別会計は、各常任委員会に付託し、当委員会の付託議案は一般会計のみとなりました。  最初に、審査に当たるまでの取り組みについて報告いたします。  第1回目の委員会は7月20日に開催し、昨年度におきます評価の対象となる事業を決定するため、合計1,077事業の事業内容を記載した全事業の総点検シート及び主要事業の予算資料と、4つの重点方針と重点戦略に基づく予算編成の概要等の提出を受けました。  これに基づき、各委員から提出を受けた評価対象事業の絞り込みを行うための第2回目の委員会を7月31日に開催し、各委員からの意見を求め、提案事業が多かった事業を優先的に正・副委員長と調整し、関連する事業は包括するなど、最終的に26事業を評価対象事業とすることといたしました。  事業の評価、成果を執行部に求めることは、認定結論を出すに当たり、歳入歳出予算執行の結果を総合的に確認し、検証する過程で、これらの反省事項や改善事項をまとめて、来年度の予算編成に対し、議会として提言を行うための資料として有効な資料と位置づけられるものと考えます。  今後開催予定の委員会において、審議を経ての各委員の事業評価、予算編成の提言をまとめる作業を行い、今後の行財政運営において、改善、工夫がなされるべく執行部に提言を行う予定です。  また、運営面に関しましては、持ち時間制度は例年どおり会派人数案分で割り振ること、審査日程は各常任委員会分の振り分けといたしましたが、健康福祉委員会所管の病院事業会計決算が常任委員会付託となったため、9月20日、1日目に総務文教委員会所管分、21日、2日目に建設経済環境委員会所管分、25日、3日目は健康福祉委員会所管分と委員のみによる総括質疑事項の取りまとめ、26日、4日目に総括質疑に対する答弁と再質疑を経て、討論、採決といたしました。  なお、例年各常任委員会で行われておりました現地審査は、今議会では決算特別委員会として行うこととなり、予算規模の大きいもの、評価対象事業を中心に正・副委員長で抽出し、9月18日、駅前一丁目8街区市街地再開発事業、蓮華寺池公園整備事業、放課後児童健全育成事業施設整備(葉梨小学校児童保育)、空き店舗開業支援事業(白子名店街)4カ所を審査いたしました。  次に、3日間の審査において、抽出事業に対する議論から主な質疑を報告いたします。  初めに、26事業中3事業が関連する防災関連の質疑においては、拡大傾向にあります感震ブレーカー等設置推進事業は、被害が大きくなると想定されるアパートなど、集合住宅に対して実績がほとんどないのが実態であり、アパートの管理者へのアプローチこそ必要だとの指摘に対し誠実に努めていく。反対に実績がほとんどない耐震シェルター、防災ベッド助成金制度では、市民への啓発を進めるには実物を展示するなどし、視覚的に訴えることこそ必要との質疑がありまして、有効な手段として検討するとの答弁がございました。  次に、若年層の選挙への啓発については、小・中学校へは教育委員会を通じ、授業に組み込むことなどができるが、18歳選挙権を迎える肝心の高校生に対しては、授業日程の中でなかなか選挙啓発の時間の確保が難しい課題であること。男女共同参画推進事業費では、公設民営で運営しております男女共同参画推進センターぱりての利用者が理想形である男女半々になっていないなど、組織が硬直化しているとして、運営協議会をやめる方向で今年度中に結論を出すとの答弁がありました。  次に、自主運行バス等運行事業では、利用者が減少しており、デマンドタクシーの増便等による拡充も、運転手の確保や利用者の多い夕方5時台は本業のタクシー業の利用者がふえ始める時間帯であり対応できないという課題がある。しかしながら、利用者の立場で、地域公共交通会議の中で検討、協議するとの答弁がございました。  次に、抽出対象事業とされました青年就農者支援事業と農地集積・集約化対象事業では、前期の事業では脱サラをした若手就農者として10名に補助を行っており、就農後の規模拡大に応じ、集積集約事業等により支援していくことができるとの答弁がございました。  次に、難病患者介護家族リフレッシュ事業の予算90万円に対し、決算が約13万円となぜ乖離しているかという質疑があり、これに対しましては、利用者はまず医療における訪問看護を受けた後、さらに延長して引き続き同一事業者から本事業を受けることが条件となるため、利用実績が少なくなったという答弁があり、次に、生活困窮家庭の小・中学生を対象として実施されております学習チャレンジ支援事業については、昨年度、就学援助対象世帯まで対象を拡大し、さらに促していきたい事業としているが、事業の課題としては指導者の確保をどのように認識しているかという質疑があり、これに対して、保護者を含めた学習の習慣づけが必要であり、教える立場の大学生の確保に努めていると答弁がございました。  次に、部長政策費については、当初予算や補正予算で対応できる事業もあり、制度創設の目的と整合性がないという質疑に対しては、年度途中でも執行することにより、各部局長の施策推進に大きな効果をもたらすと考えているが、本来の目的に従い、今後につながるものとしていくという答弁がございました。  次に、その他、抽出事業ではございませんが、総括質疑など、特に質疑が集中した項目について報告いたします。  瀬戸谷温泉ゆらくの指定管理者について、障害者などの減免補填が、他施設と比べ突出している実態はどうか。福祉の向上と健康の増進を図る施設との位置づけだが、実際は娯楽施設であり、対応を変更すべきではないかという質疑に対し、あり方を含め、減免をしている施策の目的を損なわないように庁内全体で議論をしていくとの答弁がありました。  次に、指定管理者選定委員会と公の施設はつらつ運営委員会のメンバーが同一であって、実態に即した評価が行えるかとの質疑に対しては、より評価を上げていく必要性があり、メンバー変更は今後検討するとの答弁がございました。  次に、産学官連携推進拠点事業は、当該年度1億円余の予算を使っているが、市民に納得できる効果を示せるかとの質疑には、産業大学グループ、エフドア、ICTコンソーシアム、産学官連携推進協議会の4機関・団体で、講座、セミナーなどで設置条例の制定趣旨に沿い効果を発揮しているとの答弁がございました。  次に、4つの日本一施策を掲げているが、他自治体から視察に来た際に、説明できる実績数値があるかとの質疑に対しては、特定健診の受診率や、ごみ排出量など、全国規模で比較対照できる数値は示せる一方で、交通安全では、発生件数ゼロを目指す等が目標数値にとどまっているとの質疑に対しては、達成に向け、頑張ることが重要であるけれども、わかりやすい数値とすることを含めて、見直しを検討するとの答弁がございました。  以上のような審査を経まして、採決の結果、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決定をいたしました。  以上、御報告といたします。 ○議長(西原明美議員) 以上で、各委員長の報告は終わりました。 ○議長(西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午前9時31分 休憩                         午前9時31分 再開 ○議長(西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(西原明美議員) これから、上程議案17件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、上程議案17件の各委員長の報告に対する質疑を終わります。 ○議長(西原明美議員) これから討論を行います。  初めに、認第1号から認第10号まで、以上10件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、上程議案10件の討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) 次に、認第11号の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の11番 石井通春議員。石井通春議員。           (登       壇) ◆11番(石井通春議員) 認第11号 平成29年度藤枝市病院事業会計決算の認定について、反対討論を行います。  反対の最大の理由は、今なお混乱が続き、市民に影響が出ております病院給食の民間委託に対してです。  今年度から実施されました委託ですが、昨年度1年間は業務準備期間として、契約書にも定められ、かつ業者も決定した上で、混乱なく委託を進めるべき年度でした。そもそもこの委託は、人手不足の解消のためとされました。調理師を何度募集しても確保できない、確保してもすぐやめていってしまうため、委託によって解決できるはずだと実施されました。人手不足の問題は、私は公設民営が問われている問題ではないと思います。病院が間違った認識のもとで怠ってきた栄養士に募集をかければ、直営であっても基本的には解決するはずです。  長年、市立病院の臨床栄養科長を務め、現在県の栄養士会会長を務める坪井 厚さんが、病院事務部長の前で発言をしておりますが、なぜ市立病院は栄養士会に声をかけてこないのかと、そのもとで朝5時半から始業するというハードワークに見合った待遇を行えば、直営であってもむしろ民間業者と賃金を比較すれば直営のほうが人は集まるはずです。  次に、この委託の大義のなさについて述べます。  一番の問題は、委託によって病院の負担がふえることです。その額は年間約2,000万円程度の負担増。普通、委託というのは、自治体の赤字が大変だから、官から民へ民間手法のノウハウを取り入れるという言い方で、赤字減らしを目的として行われるものです。この点、事前に病院当局は把握しておりましたけれども、それでもあえて委託を行った理由は、人手不足が解消することによって負担増以上のメリットがあるということ。これが現状、正反対になっている点は後で述べます。  さらに、現場の声を全く踏みにじっている点。臨床栄養科が3度にわたり、延べ3年間かけて項目を詳細な検証を行った上、直営にすべきだと、3回にわたりまして結論を出しているにもかかわらず、委託を決定いたしました。その経緯がどうだったかいまだに記録は何も示されておりません。あるのは委託を決定した旨の運営委員会の報告書、A4・1枚だけです。  これだけの具体的な委託ノーの事実があるのを指摘しながら、それに何ひとつ正面から答えず、はぐらかしの答弁の連続でした。しかも、1回目の公募が入札業者なしという前代未聞の失敗を演じた後、今度は、市民にも委託のシミュレーションを示して同意を得て再公募を行うと、議会で答弁したその条件。直営で比べ同等以上の質が確保されると判断したからやりませんと、こう言って、市民との約束を平然と踏みにじって実施された委託の現状はどうでしょうか。  受託業者株式会社グリーンハウスが行うべき調理現場業務に、委託直後から市立病院の栄養士職員が毎日フォローしなければ食事の提供ができない状況に陥り、それは7月になっても改善されておりません。大石議員の質問で判明した8月までに市の職員が行った厨房業務などは合わせて2,700時間以上、病院職員賃金で換算すると346万円に上ります。これは、病院は損害とは認めておりませんが、受託会社が行うべき業務を市の職員が行っていれば、明らかに契約違反であって、その分の給料は市民にとって委託料以上の税金負担となっており、損害以外何物でもございません。しかも、ふなれな時期と委託直後だけの混乱かのような言い方をされておりましたが、職員数も時間数も7月と比べ、8月はかえってふえてしまっております。こうした昨年度1年間ありました、決算年度でありました準備期間がずさんな準備であったために、今日なお病院厨房業務現場が混乱し、市民にも影響が出ております。  報道もされました配膳時間のおくれ、これによりまして午後一のリハビリの時間がおくれてしまうなど、こうした混乱が今なお続く実態は、ふなれな職場環境だから解消するはずだと4月当初言っておりましたが、7月になっても改善されておりません。そうすると、今度は今切りかえの時期だと言い出す。一体いつまでこうした状況を続けていくつもりなんでしょうか。委託によって解消するはずの人手不足はかえって深刻になっている。一体何のための委託だったんでしょうか。こんな混乱が生じないように定められたのが、昨年度の契約準備期間ではなかったのか。その原因が当然問われなければならないと思います。  本議案に対する私の質疑で紹介した現場職員の声は、委託決定後もほとんどグリーンハウスから説明がなく、不安になり、経験のある職員ほど退職してしまった悪循環のありさまでした。  また、直営時市立病院に納入している食材業者は、引き続き病院が注文しますよとグリーンハウスから連絡が来たのは、委託開始10日前の3月20日、それまで何の連絡もなく、メーカーからこの食材業者は仕入れすることすらできずに、商売を続けられるかどうか非常な不安に駆られた、そうした実態。グリーンハウスは職員数をそろえたものの、経験者が少なくて勤務シフト表一つつくれずに、見かねた市立病院の栄養科の職員がシフト表をつくり直したのが委託開始2日前の3月29日、主食、主菜の担当が決まったのが委託前日の3月31日、これが業務準備期間の実態ではなかったのでしょうか。  平成21年7月議決設置されました藤枝市立病院経営に関する特別委員会が提言を行っております。その内容は、以下のとおりです。  食の安全について体制を考えたとき、45人の職員のうち正規職員が9人という臨床栄養科の状況について、臨時職員の正規化などを含めて十分な検討をお願いしたい。あわせて給食業務についての委託化について職員は不安を抱いている。今後この事業の方針について、その明確化に努めることというのが提言内容です。  私が議員になる前の昔の話ですけれども、議会のこうした指摘に対して全く向き合ってこなかった病院の態度こそ、私たちは改めるように求めるべきだと考えます。  私たちは委託議案に対し反対をいたしました。しかし、2年前の9月市議会は、日本共産党以外の賛成多数で委託を承認しております。しかし、たとえ議決したからとはいえ、現在の状況を見れば、改めて議論をし直して、病院の調査を行うなど、これ以上この業者に任せていいものかどうかと議会は再考すべきだと思います。まず、その一歩としてこの決算を認定しないことを私は皆様に求めたいと思います。  以上、反対の討論といたします。 ○議長(西原明美議員) 次に、原案に賛成の10番 平井 登議員。平井 登議員。           (登       壇) ◆10番(平井登議員) 私は、認第11号 平成29年度藤枝市病院事業会計決算の認定について賛成の立場から討論いたします。  県内医療界は、2025年を想定したあるべき医療体制の実現に向け、静岡県が策定した地域医療構想に基づき、第8次静岡県保健医療計画が策定され、急性期病床の抑制や、慢性期病床への移行等が示されるなど、本市市立病院のような急性期病院にとって大変厳しい局面を迎えています。  このような情勢の中、市立病院は質が高く、安心・安全な医療を継続して提供する急性期病院を目指して、毛利事業管理者や中村院長が先頭に立ち、医師、看護師、技師、事務職員など、病院スタッフが一丸となって病院事業に取り組んでいると認識するところです。
     特に、志太榛原医療圏域唯一の国指定の地域がん診療連携拠点病院として、平成29年度は核医学診断装置や手術室無影灯の更新を行うなど、がんに強い病院づくりに取り組んでおります。  また、同年4月には救急センターが地域の三次救急を担う志太榛原医療圏域唯一の救命救急センターとして指定されるなど、市民の命のとりでとして高度な救急医療を提供するとともに、病院経営に資する努力を行い、成果を上げたと考えます。  また、経営面でも、入院延べ患者数が3.1%、外来延べ患者数は3.6%前年度に比べ増加し、1人1日当たりの診療単価においても入院は2,008円、外来も666円前年度に比べ増額へとつなげ、診療収益の総額は前年度に比べ9億9,000万円余、率にして6.9%増加しました。一方、費用面では、患者数の増加や医療の高度化などにより、給与費、材料費及び経費などのコストが増加しましたが、経常収支差し引きでは2年ぶりに3億2,000万円余の黒字となっております。  繰り返しとなりますが、病院経営を取り巻く状況は、ますます厳しい局面を迎えている中、市立病院では毛利事業管理者、中村院長を初め、病院スタッフが一丸となって、市民、患者はもちろん、医療スタッフからも選ばれる病院づくりに取り組み、市民に安心・安全な医療を提供するとともに、経営改善に資するという成果を上げていると認められるところであります。  以上の点から、私は平成29年度病院事業会計決算の認定に賛成するものであります。皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(西原明美議員) 以上で、本案の討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) 次に、認第12号の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) 次に、第63号議案から第67号議案まで、以上5件の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、上程議案5件の討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) これで、上程議案17件の討論は終わりました。 ○議長(西原明美議員) これから、上程議案17件を採決いたします。  初めに、認第1号から認第10号まで、以上10件を一括して採決いたします。本決算10件に対する各委員長の報告はいずれも認定です。本決算10件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本決算10件は認定することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) 次に、認第11号を採決いたします。  本決算に対する委員長の報告は認定です。本決算は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(西原明美議員) 起立多数です。したがって、本決算は認定することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) 次に、認第12号を採決いたします。  本決算に対する委員長の報告は認定です。本決算は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本決算は認定することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) 次に、第63号議案から第67号議案まで、以上5件を一括して採決いたします。  上程議案5件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。上程議案5件は、各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案5件は原案のとおり可決されました。 ○議長(西原明美議員) 日程第2、第71号議案を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。           (登       壇) ◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  第71号議案の藤枝市手数料徴収条例の一部を改正する条例でありますが、建築基準法が改正され、敷地と道路との関係に係る認定制度が新たに創設されたため、当該認定事務に関する手数料を定めるものでございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(西原明美議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(木野浩満) 私から第71号議案 藤枝市手数料徴収条例の一部を改正する条例について議案内容の説明をいたします。  追加議案集1ページをごらんください。  建築基準法では、建物を建築する場合には、その敷地が幅員4メートル以上の市道認定された道路などに2メートル以上接続しなければならないという建築制限がございます。今回の条例では、市道認定されていない道路に接続する敷地や、敷地と道路との間に水路がある場合など、敷地と道路との接続に係る建築制限を河川占用による接道などの特例において認定する場合の申請手数料の額を規定するものでございます。  この認定制度は今回の建築基準法の改正により、今まで県知事の許可を必要としていましたが、床面積の合計が200平方メートル以下の一戸建ての木造住宅の場合には、新たに市長が認定できるように緩和されたものでございます。  この改正に伴い、今まで県に許可申請手数料として3万3,000円を納めていたものが、市に認定申請手数料として2万7,000円納付することとなります。このことから藤枝市手数料徴収条例の一部を改正するものでございます。  なお、この条例の施行期日は公布の日から施行することといたします。  以上、追加議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西原明美議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。 ○議長(西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午前9時50分 休憩                         午前9時50分 再開 ○議長(西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(西原明美議員) これから、本案に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案に対する質疑を終わります。 ○議長(西原明美議員) ただいま議題となっています第71号議案は、建設経済環境委員会に付託いたします。 ○議長(西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午前9時51分 休憩                         午前10時14分 再開 ○議長(西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(西原明美議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。 ◎議会事務局長(中村正秀) 御報告いたします。  本日、建設経済環境委員会へ付託をいたしました第71号議案の審査が終了した旨、建設経済環境委員長から報告があり、これを受理いたしました。以上です。 ○議長(西原明美議員) 以上で報告を終わります。 ○議長(西原明美議員) 次に、第71号議案について建設経済環境委員長の報告を求めます。建設経済環境委員長。           (登       壇) ◎建設経済環境委員長油井和行議員) 私から、建設経済環境委員会に付託されました議案1件の経過と結果について主な質疑を中心に報告いたします。  「公道以外の道であっても認定の対象となるのか伺う。」との質疑があり、これに対して、「農道等で公共の用に供する道で幅員が4メートル以上ある場合等は認定の対象となる。建築する用途、規模は一戸建ての住宅で、延べ床面積200平方メートル以内のものが対象となる。」との答弁がありました。  このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上、御報告いたします。 ○議長(西原明美議員) 以上で委員長の報告は終わりました。 ○議長(西原明美議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午前10時16分 休憩                         午前10時16分 再開 ○議長(西原明美議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(西原明美議員) これから、第71号議案の委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、委員長の報告に対する質疑を終わります。 ○議長(西原明美議員) これから、本案の討論を行いますが、通告はありません。討論なしと認め、以上で討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) これから、第71号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(西原明美議員) 日程第3、諮問第3号及び日程第4、諮問第4号、以上2件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。           (登       壇) ◎市長(北村正平) ただいま議題となっております議案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、諮問第3号及び諮問第4号を一括して御説明申し上げます。  初めに、諮問第3号でありますが、平成30年12月31日をもちまして、任期満了となります人権擁護委員 鈴木峰子氏の後任といたしまして、新たに山内彰広氏を適任と認め、法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  次に、諮問第4号でありますが、平成30年12月31日をもって任期満了となります人権擁護委員 中島一孝氏の後任といたしまして、新たに古川賢吾氏を適任と認め、法務大臣へ推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。以上御答申のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(西原明美議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。 ○議長(西原明美議員) これから、上程議案2件の質疑を行います。質疑はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 ○議長(西原明美議員) お諮りいたします。ただいま議題となっています諮問第3号及び諮問第4号、以上2件については、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案2件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) これから上程議案2件の討論を行います。討論はありませんか。           (「なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 討論なしと認め、上程議案2件の討論を終わります。 ○議長(西原明美議員) お諮りいたします。上程議案2件に対する意見は、いずれも適当と認めることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、上程議案2件に対する意見は、いずれも適当と認めることに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) 日程第5、発議案第4号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。13番 松嵜周一議員。           (登       壇) ◎13番(松嵜周一議員) ただいま議題となっております発議案第4号 ゴルフ場利用税の堅持を求める意見書について、提案理由を説明いたします。  ゴルフ場利用税は、ゴルフ場に関連するアクセス道路の維持管理や治水等の災害防止対策など、ゴルフ場が立地している上で生じる行政需要への対応に必要な財源をゴルフ場利用者に求める都道府県税であり、その税収の7割がゴルフ場利用税交付金として、ゴルフ場の所在市町村に交付されております。  現在、地方自治体では、医療、介護、子育てなどの社会保障費が増大しており、これらの課題解決には財源確保が必要不可欠であります。  本市においては、人口減少社会を切り開くため、10年、20年先を見据えた施策をさらに前進させるとともに、地域活性化及び地方創生に全力で取り組んでおり、ゴルフ場利用税交付金はその貴重な財源となっております。  よって、国においてはゴルフ場利用税が市町村にとって重要な財源であることを改めて認識していただき、現行制度が存続されるよう強く要望するものであります。
     提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣です。  以上、発議案の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(西原明美議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。 ○議長(西原明美議員) 本案は、私を除く21議員による発議ですので、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) これから、発議案第4号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(西原明美議員) 日程第6、発議案第5号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。12番 山本信行議員。           (登       壇) ◎12番(山本信行議員) ただいま議題となっております発議案第5号 水道施設の老朽化対策を求める意見書について提案理由の説明をいたします。  日本の水道は97.9%の普及率を達成していますが、高度経済成長期に整備された施設の老朽化や耐震化のおくれなど、大きな課題に直面しています。  大阪北部地震や西日本を中心とした7月豪雨を初め、昨今の自然災害による水道被害は全国で頻発しています。  また、簡易水道事業では、今なお約270万人の人々が不安定な飲料水に頼らざるを得ない生活を余儀なくされており、この解消は依然として大きな課題です。  そこで、政府におかれては国民の命を守るインフラである水道の基盤強化に取り組むため、老朽化対策や耐震化対策を初め、国民の命を守るインフラ設備である水道施設の更新、維持、管理に全力を挙げるとともに、その国庫補助所要額を確保する、水道施設の管理者である地方公共団体などと連携を深め、適切な資産管理の推進などの具体的な措置を講じることにより、水道の基盤強化に取り組む、厳しい財政状況の中で事業を運営している簡易水道については、未普及地域解消事業や施設の老朽に伴う更新事業などに必要な国庫補助所要額の確保を行うことを求めるものです。  提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、国土交通大臣です。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(西原明美議員) 以上で提案理由の説明は終わりました。 ○議長(西原明美議員) 本案は、私を除く21議員による発議ですので、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略したいと思いますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は、質疑、委員会付託、討論のいずれも省略することに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) これから、発議案第5号を採決いたします。  本案は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(西原明美議員) お諮りいたします。ただいま2件の意見書が可決されましたが、この条項、字句その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、そのように取り扱わせていただきます。 ○議長(西原明美議員) 日程第7、地方自治法第100条第13項及び藤枝市議会会議規則第169条の規定により、議員派遣についてを議題といたします。 ○議長(西原明美議員) お諮りいたします。本案は配付してあります一覧表のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(西原明美議員) 日程第8、閉会中継続調査の件を議題といたします。  議会運営委員長、各常任委員長及び決算特別委員長から、会議規則第110条の規定により、閉会中継続調査の申し出があります。 ○議長(西原明美議員) お諮りいたします。議会運営委員長、各常任委員長及び決算特別委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(西原明美議員) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中継続調査とすることに決定いたしました。 ○議長(西原明美議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 ○議長(西原明美議員) これで平成30年9月藤枝市議会定例会を閉会いたします。                         午前10時28分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    藤枝市議会議長                 西  原  明  美    藤枝市議会 会議録署名議員           遠  藤  久 仁 雄    藤枝市議会 会議録署名議員           大  石  保  幸...