藤枝市議会 > 2012-07-10 >
平成24年 6月定例会−07月10日-04号

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  1. 藤枝市議会 2012-07-10
    平成24年 6月定例会−07月10日-04号


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    最終取得日: 2021-05-10
    平成24年 6月定例会−07月10日-04号平成24年 6月定例会         平成24年6月藤枝市議会定例会会議録(4日目)                平成24年7月10日 〇議事日程   平成24年7月10日(火曜日) ・開議 日程第1 一般質問   1. 12番 奥 村 祥 久 議員    (1) 安全で安心な住みやすい街づくりのための道路整備について 日程第2 第56号議案 専決処分の承認を求めることについて             (藤枝市税条例の一部を改正する条例)          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 日程第3 第57号議案 専決処分の承認を求めることについて             (藤枝市都市計画税条例の一部を改正する条例)          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 日程第4 第58号議案 専決処分の承認を求めることについて             (藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
             以上1件上程(質疑後、健康福祉委員会へ付託) 日程第5 第59号議案 専決処分の承認を求めることについて             (平成24年度藤枝市病院事業会計補正予算(第1号))          以上1件上程(質疑後、健康福祉委員会へ付託) 日程第6 第60号議案 平成24年度藤枝市一般会計補正予算(第1号)          以上1件上程(質疑後、各所管委員会へ分割付託) 日程第7 第61号議案 藤枝市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 日程第8 第63号議案 藤枝市火災予防条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 日程第9 第64号議案 藤枝市立総合病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、健康福祉委員会へ付託) 日程第10 第65号議案 市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第11 第66号議案 藤枝市水防協議会条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第12 第68号議案 語学指導等を行う外国青年の給与等に関する条例の一部を改正する条例          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第13 第69号議案 市道路線の廃止について          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第14 第70号議案 市道路線の認定について          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第15 第71号議案 建設工事請負契約の締結について             (藤枝市民会館耐震リニューアル建築工事)          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 日程第16 第72号議案 建設工事請負契約の締結について             (三輪公園整備工事)          以上1件上程(質疑後、文教建設経済委員会へ付託) 日程第17 第73号議案 志太広域事務組合規約の変更について          以上1件上程(質疑後、総務消防委員会へ付託) 〇本日の会議に付した事件 議事日程と同じ 〇 出席議員(22名)    1番 石 井 通 春 議員     2番 大 石 信 生 議員    3番 志 村 富 子 議員     4番 大 石 保 幸 議員    5番 小 林 和 彦 議員     6番 槇 原 正 昭 議員    7番 萩 原 麻 夫 議員     8番 薮 崎 幸 裕 議員    9番 天 野 正 孝 議員    10番 岡 村 好 男 議員   11番 向 島 春 江 議員    12番 奥 村 祥 久 議員   13番 杉 山 猛 志 議員    14番 遠 藤   孝 議員   15番 臼 井 郁 夫 議員    16番 植 田 裕 明 議員   17番 池 谷   潔 議員    18番 百 瀬   潔 議員   19番 水 野   明 議員    20番 渡 辺 恭 男 議員   21番 池 田   博 議員    22番 舘   正 義 議員 〇 欠席議員(0名) 〇 欠  員(0名) 〇 説明のため出席した者      市長               北 村 正 平      副市長              桜 井 幹 夫      教育長              山 本 満 博      危機管理監            鈴 木 宏 美      総務部長             栗 田 隆 生      市長公室長            山 梨 秀 樹      企画財政部長           河 野 一 行      市民文化部長           釜 田 博 司      健康福祉部長           大 石 茂 樹      産業振興部長           村 松 一 博      都市建設部長           池 谷   朗      環境水道部長           青 島 一 隆      岡部支所長            尾 針   均      会計管理者            勝 山   茂      病院事務部長           松 浦 光 男      教育部長             塚 本 定 生      監査委員             鈴 木 正 和      監査委員事務局長         相 馬   学      消防長              鳥 居 良 貴 〇 出席した事務局職員      議会事務局長           森 田 博 己      議会事務局次長          中 村 正 秀      主幹兼議事担当係長        小 川   聡      議会改革担当係長         渡 邉   剛      議事担当主任主査         金 田 優 子      議事担当主査           相 馬 孝 正                         午前9時00分 開議 ○議長(渡辺恭男議員) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第1、一般質問を行います。  発言を許します。12番 奥村祥久議員、登壇を求めます。12番 奥村祥久議員。           (登       壇) ◆12番(奥村祥久議員) 皆さん、おはようございます。  一般質問に先立ちまして、私は、去る5月20日市議会議員の補欠選挙に皆様の御支援を受け、無投票で当選させていただきました。今回、初めての一般質問の壇上に上がらせていただくわけですが、過去の定例議会に取り上げられましたテーマの政策議論につきましては、自分なりに理解、また、解釈いたしまして、今回質問いたします。本日最初で、今回に最後の質問者となりますが、前の議員の方と一部重複する部分がございますので、できましたら次回は早目にしていただけたらありがたいと思っております。専門用語の使い方がふなれな部分があると思いますが、御了承いただけたらと思います。  それでは、通告に従いまして、安全で安心な住みやすい街づくりのための道路整備計画について質問いたします。  藤枝の道路整備を進める上で市に求められることは、安全で安心な住みやすい街づくりのために、現在、建設中、また、構想中の道路整備をどのように考えていくかが大切であり、今後、地震が発生したときの防災対策を含め、住民の生命と財産、また、生活を守りつつ、住みやすい街づくりを構築していく責任と役割があると考えております。  藤枝市の安全で安心な住みやすい街づくりを目指した今後の道路整備について、第1の項目、志太中央幹線道路進捗状況についてお伺いいたします。一部、百瀬議員とかぶる箇所があると思いますが、私はまた違った視点で質問いたします。  志太中央幹線道路南北交通渋滞緩和のため、また、直接空港とのアクセスを構築する上で大変重要な道路であり、また、将来は東名の新インターチェンジともつながるため、この幹線の整備促進は、駅前や周辺の商店街、また、蓮華寺池公園の観光資源を生かす上で、産業振興、あるいは市民の利便性、そのようなものを考えましたら、本市の経済や産業にも大きな影響を及ぼす幹線道路だと思われ、今後の市の動向、取り組みに期待するとともに、注意していく必要があると考えております。  大井川新橋、通称はばたき橋周辺の大東町地区の延長875メーター、その区間につきましては先日、当局の方から御説明がありましたが、総事業費28億1,000万円のうち45%が市の負担と、多額の市税を投入して施工されたわけですが、その投資効果が薄れないためにも、供用された通称田沼街道につながるはばたき橋以西の今後の開通見通し進捗状況についてお伺いいたします。以上が1点。  次に、2点目ですが、志太中央幹線と交差する周辺道路整備について具体的な項目を上げてお伺いいたします。  中央幹線につきましては、全体的な開通はまだまだ先になるかと思いますが、一部の地域では、地元の地権者の感触がよく、早く用地買収をというような方がいらっしゃる地域もあると聞いております。例えばですが、本町、天王町、大手からの1号線までの470メーターの区間は国道につながる道路でもありますし、そこに暮らす市民の皆様にとりましては日常の問題だと思っております。  先日、当局の方の説明に、この用地の先行取得の状況につきましては、既に事業用地、代替地を含めて7カ所、約1,997平方メートルを既に取得しており、また、事業着手後の用地買収の一部の境界が確定できておりませんが、大きな障害はないと判断していると説明がございました。全体の工事が完成するために、平成30年ごろから何とか国道1号線までの開通の短縮に向けて県の方へお願いをして、一気呵成で完成を目指すと大変前向きな説明がございましたが、その周辺のライフライン整備、歩道のバリアフリー化、また、下水道、電線地中化などを含めてさまざまな問題が残っていると思いますが、どのような方向で考えておられるかお伺いいたします。  続きまして、第2の項目といたしまして、蓮華寺池公園整備事業についてお伺いいたします。
     蓮華寺池公園周辺西高跡地につきましては、多くの市民が関心を持っており、商店街との連動を求めた声、周辺商店街の方から多数、私も聞いておりますが、1点目として、蓮華寺池公園周辺道路藤まつり等で毎年多くの方が訪れ、地元の方だけではなく、市外からの観光客も多く、駐車場の周辺道路渋滞緩和、または歩行者のために多くの警備員を配置させておりますが、蓮華寺池公園につながるまでの周辺道路は、渋滞だけではなく事故も多いため、今後の対策が必要だと感じております。周辺商店街を含めた道路、歩道の整備についてお伺いしたいのが、まず1点目。  次に2点目です。その周辺にある西高跡地利用計画についてですが、この計画につきましては長年の懸案事項でございますし、催事場を新設するなどの案が過去に示され、また、商店街に回遊できるルートをもとに計画が進められているとお聞きいたしましたが、今現在の方向性につきましてお伺いいたします。  最後の項目といたしまして、東海道商業地モデル型街道景観づくり事業についてお伺いいたします。  第5次藤枝市総合計画では地域元気プロジェクトがありますが、その中のプログラムの中に、旧東海道の沿道周辺においては、歴史、文化、また、学校などの教育文化施設既存商店街などの連携を図り、活用、また、発信することで新たな魅力の創出を図りますとうたっておりますが、東海道商業地モデル型街道景観づくり事業の支援は、そのプログラムの1つだと私は解釈しておりますが、これは24年度初めて行われた事業であり、来年度以降も引き続き行う予定がある事業なのか、この事業は上伝馬商店街に限った事業なのか、また、旧東海道のために人のにぎわいをつくる新たな事業を考えておられるのかお伺いしたいのが1点目。  次に、2点目ですが、今後の商店街のあり方として、旧東海道の一部でもアーケードの撤去が計画されている商店街がございますが、撤去した後の対応についてお伺いいたします。東海道の歴史を感じさせるための魅力ある景観を保全するためには、歩道のバリアフリー化だけではなく、電線地中化なども、市から県やその他事業者に要請していかなければならないと感じておりますが、今後の方向性につきましてお伺いいたします。  以上、通告いたしました3項目の質問でございます。明快かつ簡潔な御答弁を求めます。 ○議長(渡辺恭男議員) 当局から答弁を求めます。市長。           (登       壇) ◎市長(北村正平) おはようございます。  奥村議員にお答えいたします。  初めに、蓮華寺池公園整備事業東海道藤枝宿周辺地域活性化公園整備事業、このことについてでございます。  議員お話のように、蓮華寺池公園は、四季を通じまして、大変多くの市民が集う大切な憩いの場所でありまして、子供からお年寄りまで年齢を問わず楽しく過ごせる、まさに全国に誇れる公園でございます。また、公園のすぐ近くには、歴史と文化が薫る旧東海道の宿場町としての風情が残る町並みでございます。商店街も長く延びまして、周辺には歴史ある建物や寺院、路地、また、逸話など、いずれも藤枝の宝と言える見どころのあふれるところでございます。  蓮華寺池公園を訪れる人たちがちょっと足を延ばして、この地域を回遊してもらい、藤枝市の魅力を発見してさらに楽しんでもらえるよう、観光と街道文化、さらには、商店街が連携したにぎわいと活力の満ちた地域となることが大変重要であるということでありまして、そのための基盤を整備する施策を積極的に進めてまいります。  さらに、御承知のとおり、来年度には蓮華寺池公園が普請されてから400年という記念の年を迎えますので、これに合わせたさまざまなイベントを開催いたしまして、この地域のにぎわい創出と活性化に努めてまいります。  詳細につきましては、担当部長からお答えを申し上げます。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) 私から、安全で安心な住みやすい街づくりのための道路整備についての御質問の1項目め、志太中央幹線道路進捗状況についてお答えします。  まず、1点目の大井川新橋はばたき橋以西の開通の見通しと進捗状況についてですが、県が施工中の主要地方道島田吉田線については、昨年9月7日の収用委員会の採決により、本年3月7日を建物等移転明け渡し期限としておりました。しかし、期限までに実行されなかったため、県は行政代執行法に基づき、本年4月12日、建物所有者に対し、10月11日を履行期限とする戒告書を送付しております。  戒告書では、履行期限までに建物を自主的に撤去するよう要請しており、撤去されない場合、県は代執行を実施する方針であり、平成25年秋までには開通する見通しとなります。今後、物件撤去が所有者により早期に行われれば、開通が前倒しとなるとのことです。  なお、本路線は、空港アクセス道路として、本市にとっては産業政策や社会生活上でも重要な路線であることから、一日も早い供用を働きかけてまいります。  次に、2点目の志太中央幹線と交差する周辺道路整備についてですが、本線と交差する主要な道路については、事前に警察署との交差点協議を行い、信号機の新設や右折帯の設置等を検討しております。また、本線と交差する生活道路交差点部分については、利用者が安全かつスムーズに本線への流入、流出ができますよう、道路幅員の確保を図っております。  このほか、中央分離帯の新設により右折禁止などの規制が行われるため、右折可能な信号機のある交差点までの迂回路などの周辺道路についても、地区の皆様と協議を行い、協力をいただきながら整備を進めてまいります。  私からは以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 私から、安全で安心な住みやすい街づくりのための道路整備についての2項目め、蓮華寺池公園整備事業東海道藤枝宿周辺地域活性化公園整備事業についてと、3項目めの東海道商業地モデル型街道景観づくり事業につきましてお答えいたします。  まず、2項目めの蓮華寺池公園整備事業東海道藤枝宿周辺地域活性化公園整備事業についての1点目、蓮華寺池公園周辺道路周辺商店街道路バリアフリー化の予定についてでございますが、公園事業計画においては、歩道拡幅などのバリアフリー化の考え方を取り入れるとともに、今年度から始まりますゾーン30交通安全施設整備事業をこの周辺地域に計画し、歩行者の立場に立った交通対策といたしまして、車両の速度規制や視覚効果によるカラー舗装の設置などにより、交通量の抑制と安全性の向上を図るための事業の導入を検討しております。  次に、2点目の西高跡地利用計画進捗状況についてですが、西高跡地蓮華寺池公園を一体的に整備することにより、蓮華寺池公園の魅力の向上を図り、今まで以上に多くの皆様が蓮華寺池公園を訪れ、楽しみ、その来園者が周辺地域の商店街などへ足を運ぶ回遊の拠点となるような整備構想関係機関と協議、検討してまいりました。その構想をもとに、商工会議所などの関係機関と連携を図りまして、さらに実現に向けた基本計画の策定を進めております。  次に、3項目めの東海道商業地モデル型街道景観づくり事業についての1点目、今後の進め方についてでございますが、藤枝宿上伝馬商店街においては、老朽化したアーケード撤去をきっかけに新たな町並み景観づくりに取り組もうと、上伝馬未来構想と題して平成20年度から研究を重ねてまいりました。  そして、本年4月13日付で上伝馬商店街活性化事業計画の国からの認定がなされまして、県下初となる認定事業に対しまして、市といたしましても東海道商業地のモデル的な取り組みととらえまして、事業主体となる上伝馬商店街に積極的な支援をしてまいります。今年度は、老朽化したアーケード撤去と、木戸門風街路灯設置を初めとする宿場町風景観づくりに取り組んでまいります。  また、今後は、定期市の毎月開催や、空き店舗を有効活用いたしました上伝馬茶屋の設置、運営、個店経営力の向上を目的としました商人寺子屋塾などのソフト事業取り組み、魅力ある商店街としてさらなる活性化を図っていくこととしております。  次に、2点目の歩道のバリアフリー化電線地中化等についてですが、東海道商業地モデル型街道景観づくり事業には、歩道のバリアフリー化電線地中化の事業は含まれておりませんが、先ほど答弁しましたとおり、木戸門風街路灯や各店舗壁面への格子パネル設置など、東海道藤枝宿の景観に配慮した統一感のある町並み整備に取り組んでまいります。なお、バリアフリー化電線地中化等につきましては、地域や商店街の機運の高まりが欠かせないものと考えておりますので、今後も連携を密にして研究してまいります。私からは以上でございます。 ○議長(渡辺恭男議員) 奥村祥久議員、よろしいですか。12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 御答弁ありがとうございました。  それでは、一問一答ということで再質問させていただきます。  まず、はばたき橋についてですが、志太中央幹線が活用されないと藤枝市の交通の利便性が発展していかないと考えておりますが、はばたき橋は今現在、2車線で開通予定ということですが、橋の手前上下4車線であるため、藤枝市が多額の投資をした効果を得るためには、はばたき橋を現在の2車線から4車線にしていきませんと渋滞するのは目に見えていると思いますし、宝の持ち腐れになってしまうと思います。  今のうちに4車線でつくればいいのではと考えるのは市民共通の思いだと思いますが、県の事業でありますが、この件につきましては、県のほうにどのような要請を上げられていかれるのでしょうか、御所見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) はばたき橋は、将来の4車線化のために橋台と橋脚が既に完成形で整備されていまして、上の上部工に橋げたが2車線分かけられていまして、当面2車線での供用開始が予定をされているところでございます。  橋梁の規模から判断しましても、供用開始前の4車線化には間に合いませんけれども、早期の4車線化に向けまして、藤枝市長が会長であります焼津市、島田市、牧之原市、吉田町の4市1町で構成をされております大井川新橋等建設促進期成同盟会、この会を通じて昨年も要請をしておりますけれども、本年度についても県に要望していく、そういう予定でございます。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) ぜひお願いしたいと思います。  私も静岡空港を数回利用いたしましたが、先日、はばたき橋が開通して、島田の収用案件の未整備区間が解決でき、予定どおり25年秋に開通すれば、藤枝駅から静岡空港まで25分で行けるとおっしゃっておりましたが、私、以前、その道を利用して感じましたが、初倉の取りつけ道路までの開通だけでは25分で行くのはちょっと大変ではないかと、その先のトンネルを掘ってもらわないと、25分で行くのは相当スピードを上げて飛ばさないと着かないのではないかと私は思いましたが、その点につきましては、県の方にはどのように働きかけていくのか、御所見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) 今のお話がありましたのは、島田大井川線の南側への延伸といいましょうか、通称、南原工区と言われておりますけれども、牧之原市を通って富士山静岡空港のほうへアクセスをする道路整備の関係でございますけれども、これも、はばたき橋の4車線化と同じように、大井川新橋等建設促進期成同盟会のほうで県に要望をしてまいります。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 既に都市計画決定された道路だと思いますので、ぜひ早期の解決を求めます。  今までですと、新幹線から静岡駅におりた乗客が、藤枝駅でなく島田駅におりて静岡空港へ向かうというのが一般的だと思われますが、はばたき橋が開通して、25年秋、前倒しになる可能性があると先ほどおっしゃっておりましたが、藤枝駅からシャトルバスを走らせることを県のほうへ要望を出していかれるのか、今後の予定を含めて御所見をお伺いいたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) はばたき橋が開通すれば、議員が御指摘のとおり、藤枝の駅から空港までのアクセスが非常に向上します。本市は、藤枝の駅の周辺を中心市街地活性化事業に取り組んでおりまして、また、志太・榛原地区の中核都市として発展が期待をされているということを踏まえますと、藤枝の駅から富士山静岡空港へのバスの乗り入れというのは本当に必要であるというふうに考えております。  本市としましても、これまで県に要請してきた経緯もございますけれども、藤枝駅から富士山静岡空港へのシャトルバス等の導入につきましては、今後も県のほうには要請してまいりたいと考えております。 ○議長(渡辺恭男議員) 市長。 ◎市長(北村正平) ちょっと補足を申し上げたいと思いますが、今、部長が言ったとおりのことでありますけれども、このシャトルバスも、今、島田とか掛川から行っているの、平均乗車が1人あるいは2人、そういうふうになって、それでは、藤枝でバスをやった場合何人かという、そういう問題があります。  私は、シャトルバスもいいんですけれども、藤枝からもっと能動的にこの交通利便性はやったほうがいいんじゃないかと思っておりまして、例えば、ホテル業界、あるいはタクシー業界、そして行政、例えば富士山静岡空港を使って、藤枝のホテル、旅館等に泊まった場合は、例えば誘導的に行政も支援しましょう、ホテル旅館組合も支援しましょう、タクシーも支援しましょうってなると、例えば4人で乗れば相当数低廉な料金で向こうへ行くことができますね。  そういうようなことも含めて、この問題は考えなきゃいかんと思うんですが、県とか、あるいは今、静鉄ですけれども、待っていたらいつになるかわからないと思います。調子よく知事は、勢いのあるところから行くのは当たり前だねと、もう1年半前に言ったけど、まだ全然ですよね。ですから、言葉だけじゃだめなんですよ。  ですから、藤枝は能動的にこれから働きかけもしていきますけれども、あわせてそういうことも考えていくというふうに今思っておりますので。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) どうもありがとうございました。  非常に前向きな意見で、静岡空港までの交通アクセスに対しましては、観光協会を含めて、不便の声が皆さんよく私のほうにも聞いてくるものですから、藤枝駅の利用率を上げることも含めて、今後の国内外からの集客の拡大と交流の促進に努めていただきたいと求めておきます。  次に、志太中央幹線につながる本町・左車・大手地区についてですが、都市計画道路決定上では幅が22メートルになっており、当面の間は暫定片側1車線ずつ2車線ということで話が進められていると聞きましたが、幹線道路ではありますし、災害が起きた場合などの緊急時のことを考えますと、渋滞があってはならないと思っております。  正直、私がこの地区の方とお話をお伺いした際には4車線化の声のほうが多かったですが、今後の予定につきましてはどのように考えているのですか、またお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) 今、志太中央幹線、天王町から国道1号線までの区間につきましては、前々から地元の皆さん方と協議を重ねてきておりまして、完成形としては4車、片側2車の両側で4車という計画になっておりますけれども、これまでの協議経過を踏まえて暫定の2車、片方1車線の暫定2車というようなことで、長い期間の中で地元の皆さん方と協議をさせていただいた経過もございますし、今の整備の手法としては暫定2車というようなことで考えております。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 長い期間で住民の意向を重視するというのは当然だと思いますが、緊急時のことを含め渋滞があってはならない道路だと思っておりますので、今後、さらに地元の方と密にとることを求めたいと思います。  この道路を4車線にするメリットとデメリットがあると思いますが、例えば静岡の例を見ますと、本通り、また1号線などの幹線道路では、グリーンベルトと呼ばれる自転車のためのゾーンが整備されており、これら高齢者のためのバリアフリー化とともに、自転車のための自動車道、歩道、また、自転車道を分けて整備していくべきだと考えております。  この国道1号線の先には藤枝北高等学校もございますので、多くの学生が通行する道路になると思いますが、そのあたりはどのように考えておられるでしょうか。御所見をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) 志太中央幹線のこれから整備を進めていこうとする区間でございますけれども、幅員が22、標準が22メートルでございます。その中で、歩道の幅員、一番幅の狭いところが歩道が3.5メートルでございます。今、議員御指摘のとおり、自転車専用レーン、道路の基準で申しますと最低1.5メートル必要になります。そういう中で、今、計画の中では、歩道の中に植樹帯を計画しております。それが1.25メートル。そうしますと、3.5メートルの中に植樹帯を含めて自転車専用レーンを設けるということになりますと、少し幅員が足りない状況になります。  そういう状況でございますけれども、ただ、地元の皆さん方の中にもこの自転車専用レーンの御要望もございますものですから、今後も事業主体である県とよく相談をしてまいりたいと、そのように考えております。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) ありがとうございました。ぜひお願いしたいと思います。  この地区、左車地区の質問なんですけれど、先日ですけど、当局の方の説明で、左車地区の用地買収について、一部境界線が確定できておりませんが大きな障害はないと説明がございましたが、まだこの地区には神社等が存在しており、また、公民館も一部かかり、将来は避難所の場所も確保する必要があると考えておりますが、そのための用地の交渉も既に終えているという判断でよろしいでしょうか。お伺いいたしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) まだ具体的に個々の交渉には入っていない状況でございます。先日もお話をしましたけれども、随時、ある一部は用地の確定ができておらないところがありますけれども、ほかのところは確定もしているということの中で、これから個々に用地買収のほうに入っていきます。まだ具体的には、神社のいわゆる総代の方だとか、具体的に代表者の方との折衝はまだしておりません。これから進めることになろうかと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) まだ煮詰まっていないものでしょうが、最終的に工期を短縮するためには、面的整備の問題も含めて進めていかないと前に進まない問題だと思いますので、予算も絡む話であることは十分承知しておりますが、平成29年度よりもなるべくの短縮に向けての御努力をお願いしたいということを指摘させていただきます。  次に、蓮華寺池公園周辺道路についての質問ですが、ことしから始まるゾーン30交通安全施設整備事業と先ほど説明がございましたが、この周辺地域に計画を予定していると説明がございましたが、厳密に言えばどの区間をゾーン30と指定するか、もし、どの辺を把握されているか、できましたら御所見をお願いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) ゾーン30の指定をできたら検討していきたいということで考えておりまして、まだ具体的に、いわゆるエリアの設定は確定はしておりませんし、これからまた詳細については警察ともよく協議をする中で、また当然、地元の自治会等にも話をさせていただく中で設定をしていきたいと、このように考えております。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 蓮華寺池公園周辺の道路には、御存じだと思いますが、藤枝小学校があり、また、藤枝東高等学校もあり、また、藤枝中学校へ通う多くの学生、自転車を使いましたり、また、歩道を使いましたり、また、そこは生活道路でもありますので、交通対策として、安全性というのを最重点で考えていただきたいということを強く求めておきたいと思います。  次に、西高跡地についてですが、今現在では基本計画の策定ということでお話をいただきましたが、この周辺整備構想をもとに進めていくのは理解できましたが、国の統合補助事業として採択するように進められているのか、御所見をお願いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 当然、国のほうの補助、こちらを目指していきたいと考えております。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) さらに具体的な質問になりますが、西高跡地につきましては、藤まつりの際、駐車場代を今500円徴収しておりますが、今後の予定についてはどのように考えていますかお伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 当然、今いただいている500円というのは、駐車料金というのではなくて、協力金としていただいておりますもので、今後も西高跡地のほうの当然駐車場整備となると思いますけれども、確実にもらっていくということは断言できませんけど、今の現状を網羅してやっていきたいと、そのように考えております。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 西高跡地につきましては、正直、私は現在今、体育館があり、今後どうなってしまうんだろうかという近くの住民の声もよく聞くものですから、きょう、説明もある程度の説明は期待していたのですが、今現在では基本計画ということで明確には答えられないと私は理解しておりますので、私が議員の任期中に再度、1年後あたりには質問したいと考えておりますので、その際、より詳しい説明を求めていきたいと考えております。  我々といたしましては、この蓮華寺池公園周辺の道路は、蓮華寺池に訪れる方の歩道だけではなく、先ほど言いましたように生活道路でもありますので、自転車道、また、自動車、歩道の安全性を確保して、めり張りのきいた整備をお願いしたいと思います。  西高跡地につきましては、花と緑あふれる空間を創出し、観光のにぎわいの拠点として、計画的な整備のほうを強く求めます。  次に、東海道商業地モデル型街道景観づくり事業についてお伺いしたいのですが、アーケード撤去後に、ひさしや壁面などの各家庭、また、店舗に費用が必要になると思いますが、各店舗、また、各御家庭の自己負担がどれくらいになるか、また、市と県でどれくらいの補助をするのかお伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 個人負担というよりも、商店街負担というようなとらえ方でお話しさせていただきますけれども、このアーケードのモデル事業は、国のほうが3分の2、国の3分の2から外れた部分について市が3分の1と、全体的に、いわゆる9分の7補助が入りまして、残りの9分の2を地元商店街の方々に出していただくということでございます。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 残り9分の2のほうを振興会のほうで補助すると今発言がございましたが、店舗を運営している事業主にとりましては、将来のための店舗の周辺が舗装され、今後の収入が期待できますが、一般の家庭にお住まいの方にとりましては、負担のみがのしかかると感じる方もいらっしゃると思います。今後、負担軽減策等の考えがあるかお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長
    産業振興部長(村松一博) 今の御質問は商店街であっても一般の方もいると、その人たちの負担というようなことだと思いますけれども、あくまで私たちは、商店街は1つの線の中で全体が商店街だと受けとめておりますので、その中でこの方は居住だけだから商店街じゃないということでなくて、商店街全体としてとらえて考えておりますので、それがまた逆に、商店街の方々が自分たちも努力する、頑張る、自分たちも出すからこういうものをやっていきたい、活性化に結びつけていきたいということは僕は必要と思っていますので、それ以上の負担というものは考えておりません。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 今の説明ですとこれ以上の負担がないということですが、一部の方はひさし等も要らないという方もいると思います。その点につきましては、統一感のあるまちづくり、町並みづくりがつくり出せないと私は考えております。  この事業の概要に、地域住民の日常的な生活ニーズにきめ細かくこたえ、具体的にはアーケードを撤去し、東海道宿場町風の町並みをイメージし、個店の壁面への格子パネル、日よけテントを設置し、地域住民ニーズにこたえた統一感のある町並みをつくり出すとありますが、一部の方、日よけテントは要らないということになりますと、なかなか統一感というのは生み出されないと私は考えておりますけれど、そのあたりはどう考えておられるかお聞きしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 済みません、何度も同じようなことを言いますけど、私たちは一連のラインとして、商店街として振興を行っているものですから、そのうちの一部の方が私は日よけテントは要りませんというようなことも踏まえて、商店街の中でまとめて今回のお話が来て、国の認定まで受けていると解釈しておりますので、その辺で御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) わかりました。自分なりには理解いたしました。  それでは、歩道のバリアフリー化につきましてですが、既に着手した場所が駅前等にございますが、バリアフリー化したことによりましてどのような効果がありましたかお伺いしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(村松一博) 駅前のバリアフリー化の効果ということでございますけれども、実際に駅前を通ってみますと、歩道が非常にきれいになりまして、景観もよく明るいイメージとなったというようなことでございまして、また、車いすなどでお越しのお客様からは、安心して買い物ができるとか、お年寄りの方々からは歩きやすいなどの声を聞いております。消費者の買い物の利便性が向上したと商店街では受けとめております。  また、この歩道上に今までは大きな植樹ますがあったわけですけれども、このバリアフリー化によってその植樹ますを撤去いたしました。そのスペースを利用しまして、駅北復活フェスタといいまして、歩道を有効に活用した活性化イベントということで、そちらを手がけるようになりまして、21年度から実際に着手できたのも、効果的にも非常に大きなメリットと考えているということでございます。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) バリアフリー化についての説明、ありがとうございました。  それに伴い電線地中化を求める声がありますが、静岡の商店街にも見ることが私もよくあります。景観を保全するためにぜひ取り入れてほしいという声が多いわけですが、過去に藤枝の駅北で電線地中化が決まりながらも、自己負担の件で一部の方と折り合わせがつかず断念したということを私は聞いております。  駅北のケースでも、ほかの市でも構いませんので、電線地中化につきましてはどれくらい自己負担がかかるものなのか、わかりやすく、もしできましたらお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(渡辺恭男議員) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(池谷朗) 電線地中化の地元負担がどのくらいかかるかという具体的な数字は把握しておりませんが、電線地中化そのものというのは、道路の敷地内にいわゆる電線を入れる道路管理者、県道なら県、市道なら市が施設を整備するんですね。その中に中部電力だとかNTTのいわゆる電線事業者がケーブルを施設の中に設置します。  道路敷地内でのもちろん地元の負担はございませんけれども、道路敷地内から外れたいわゆる民地部、それについては引き込みの施設、その建設費というのは地元の負担が生じることが必要となる場合もあります。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 12番 奥村祥久議員。 ◆12番(奥村祥久議員) 今の説明ですと、厳密に言えば自己負担がどれくらいかかるかということはちょっと理解できませんでしたが、私は、上伝馬商店街の近くにたまたま住んでおりまして、アーケード撤去の問題についてですが、今回、撤去する際におきまして、4年間以上にわたり話し合いが難航して、最終的には行政の方の努力もあり、中小企業庁の商店街活性化事業計画に認定され、非常にありがたいという声が多かったのも事実でございます。  ですが、商店街のアーケード撤去後に関する実態分析が多くの大学、また大学院で調査され、例えば大阪大学の最近の調査で、中心市街地活性化法に基本計画を提出している669地区のうち363地区において撤去事業調査を行ったところ、撤去関連事業により事例を分析した結果、アーケード撤去のみの効果は考えづらく、電線地中化や歩道、街路灯の整備、バリアフリー化など同時に実施され、日よけテントの設置など、工夫して町並み景観に変化を与え、商店街整備後のソフト事業にも力を入れた場合のみ活性化傾向の商店街があったと調査結果が出ております。  先ほどおっしゃいましたソフト事業に関しましては、積極的に応援していきたいと思いますし、今回の事業は将来のための投資事業と考えて、今後の街道文化、また維持するため、促進するための新たな事業というのも考えていく必要があると思います。先日、商店街の問題で市長さんから説明がありましたが、行政だけではどうにもならない事情があるというのは理解しておりますので、引き続き地域の力として支援を考えていくべきだと考えております。  また、商店街周辺の道路整備につきましても、道路のわきに車を置くスペースを考えたりして、歩行者と自転車と、また、自動車の境界線なども含め、県道でしたら県のほうへ訴えていくような強い姿勢が必要ではないかと考えております。歩道に関しましても、きちんと花を植えるためのスペースを確保するような努力をして、多くの来訪者から、また訪れたいと思うようなまち、また歩きたくなるような道づくりを推進していただきたいと感じております。安心で安全な道路整備は、駅前を含む全商店街の願いでもありますので、ぜひ頑張っていただきたいなと御支援を申し上げます。  以上、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(渡辺恭男議員) 市長。 ◎市長(北村正平) 答弁を求められていないわけですけれども、この前も申し上げましたけれども、施策で一番難しいのは商店街の活性化ということを言ったことがあります。今、議員がおっしゃるとおりだと思います。  今回、上伝馬地区の人たちが地域の意見を取りまとめてこの事業に乗っかったというのは非常に私は頑張った成果だなというように思っておりまして、これが今、議員が言われるバリアフリーも電線地中化も、それが一体的になったら本当にきれいな町並みになるんじゃないかなと思います。ただ、これはアーケードを取るだけでもコンセンサスを得るに非常に難しい、そういう状況の中で、負担が伴う電線地中化とか、こういうのはやはり地域の人たちの合意がないとなかなかできません。  市のほうも、商工会議所等といろいろとこれから施策を練っていきますけれども、ぜひ地域の皆さんの声も聞かせていただいて、予算も限度はありますけれども、今の中でよりよい商店街の活性化、これはただ千歳とか上伝馬だけではなくて、駅北とか、そういうようなところも含めて、これから真剣に検討してまいりたいと思いますので、またよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(渡辺恭男議員) これで一般質問を終わります。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第2、第56号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第56号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第3、第57号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第57号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第4、第58号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第58号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第5、第59号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第59号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第6、第60号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますので、通告がありますので発言を許します。  初めに、1番 石井通春議員。           (登       壇) ◆1番(石井通春議員) 私は、ただいま議題になっております第60号議案 平成24年度藤枝市一般会計補正予算(第1号)について質疑を行います。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の障害福祉システム改修費について3点質疑を行います。  今回、静岡県の重度障害者医療費助成制度によりまして、助成対象となりました新たな精神障害者一級手帳所持者数、藤枝市の一級所持者数と、今回でも対象になりません二級の精神障害者の手帳所持者数を伺います。  重度障害者医療費助成対象と既になっておりますほかの障害、身体障害者手帳一級、二級のそれぞれの藤枝市の所持者数及び療育手帳、知的障害A、B、それぞれの所持者数をあわせて伺います。  そして、今回の補正でも助成対象とはなっておりません精神障害者二級の手帳所持者数に対して今後、医療費助成をするか否か、藤枝市の検討状況についてお尋ねをいたします。  以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 当局から答弁を求めます。健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大石茂樹) 石井議員の質疑にお答えします。  1点目の精神障害者保健福祉手帳一・二級所持者数についてですが、本年3月末日現在で一級所持者が76人、二級所持者は440人となっております。  次に、2点目の身体障害者手帳一・二級と療育手帳A、Bの所持者数についてですが、本年3月末日現在で、身体障害者手帳一級所持者が1,543人、二級所持者は637人、また、療育手帳A所持者が370人、B所持者は678人となっております。  次に、3点目の重度障害者医療費助成対象外の精神障害者手帳二級所持者に対する助成の検討状況についてですが、精神障害者はその障害の特性から、何よりも継続的に医療機関を受診し、効果的な治療を受ける必要があります。  その観点から本市では、本人及び家族の医療費負担をより軽減することで適切な医療につながるよう、市単独制度として、精神障害者に対する医療費助成を従来より実施してきたところです。このたび、本年10月からの精神障害者保健福祉手帳一級所持者については、県の重度障害者医療費助成制度の対象となりますが、一級所持者以外については、助成の見直しを行った上で、今までどおり市単独事業として精神障害者医療費助成を継続してまいります。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 石井通春議員、よろしいですか。1番 石井通春議員。 ◆1番(石井通春議員) ちょっと私の通告が悪かったかもしれなかったんですけれども、まず、数値ですが、ほかの2障害に比べて、精神障害者が一級認定されている人数というのは、非常にほかの障害と比べて少ない状況になっていると、この数値を見ても明らかだと思います。精神一級が76名、二級が440名ということでしたが、二級の手帳を所持していない人というのもかなりいると私は思うんですね。そうした中で、ようやく今回、県の助成制度の実現というのは、一級に限ってですけれども、これは、一般医科とか歯科とかに関する助成ですよね、これが実現したということで一歩前進だというふうには思います。  その一級以外について、精神科以外、一般の医療の助成の対象を検討するんじゃないかというふうなことをその意味で聞いたんですが、今の答弁ですと、精神科に関する医療費の助成はなされているということだというふうに私は思うんですけれども、この精神科以外の一般の医科、歯科に関する、二級者に対する助成制度を市単独でも検討すべきじゃないかということを伺っているんですけれども、再度、質疑いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大石茂樹) おっしゃられますとおり、その障害の特性から、精神障害者は一般就労が困難ゆえ経済困窮状況に置かれるといったことも十分理解しておりますけれども、先ほどお話を申し上げましたとおり、まず適切な受診、あるいは適切な治療が前提でございますので、医療費優先ということでございます。  したがいまして、財源的な問題もございますので、今般は限られた財源の配分の中で、昨年9月にございました家族会からの陳情の趣旨を受けまして、より所得の低い方に手厚い配分という形で一部内容を見直した上で、今後、精神科治療のみについてはその方法で継続をし、一般医科、歯科については一級のみということで、今後は加えて、議員おっしゃいましたように、二級につきましても県の対象となりますように、県のほうに要望を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 1番 石井通春議員。 ◆1番(石井通春議員) 精神科に対する医療費の助成は本市は非常にすぐれているという話は、県下でも1番だという話を私も把握した上で最後の質疑とさせていただきたいんですけれども、それこそ今、答弁がありました陳情の際に、私もそういった精神障害者の団体の方から話を聞いておりまして、どういう実態にあるかと、精神障害者の方々が、乏しい年金に依存する人が多いという状況。あと、年間30万円程度の収入しかない、こういう方が3分の2を占めると、こういう低収入状況にある。  そうした中、厳しいほかの医療費の負担、精神科以外の医療費負担が、負担に耐え切れず医者に行きたくても行けない状況である。親なき後、どうしていいか、そういう不安を抱きながら毎日暮らしている状況等々、こういう状況を具体的に聞くことができました。  私は、藤枝市のこうした精神科に対する医療費の助成は非常にすぐれているというのは先ほど申し上げたとおりなのですが、医療費の助成というのは、こういう収入が少ない、医療費の負担が大変な人に対して支援するのが医療費の助成制度の趣旨であると私は考えるわけなんですけれども、財源的にもという話もありましたが、それも1つの事実かもしれませんが、私は、福祉の現場としては、こうした精神科の障害の方々が置かれている状況をもっと直視して、県へ要望するということではなくて、とどまらず、市の単独制度として、財源の問題はあると思いますが、検討を早急にする必要があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(渡辺恭男議員) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大石茂樹) やはり議員おっしゃるとおりでございますけれども、生活福祉対策としての医療費助成制度でもあり、あるいは一方、精神科治療を優先する助成制度であるということもあります。財源の観点を抜きにはこの件は語れませんので、その辺の意味合いの中で、県に、まずは重度障害者医療費助成の拡充を市としては要望してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) それでは、次に進みます。5番 小林和彦議員。           (登       壇) ◆5番(小林和彦議員) 私は、ただいま議題となっております第60号議案、一般会計補正予算、2款1項8目防災対策費、地域防災指導員を被災地へ派遣する事業費の内訳、視察日時、場所、交通手段等、詳細な内容について説明を求めます。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 当局から答弁を求めます。危機管理監。 ◎危機管理監(鈴木宏美) 小林議員の質疑にお答えします。  防災対策費、地域防災力強化事業費150万円の内訳でございますが、バス借り上げ料が62万2,000円、報告会資料作成費等が13万3,000円、宿泊代等が74万5,000円、以上を計上いたしました。  また、参加者につきましては、各自主防災会で防災について専門的に活動を実施していただいております地域防災指導員の市内10地区の代表者、それぞれ2名ずつ。それから、ボランティアコーディネーター藤枝及び消防団の代表の方、それぞれ2名ずつの合計24名を予定しております。  視察先につきましては、地域防災指導員が地域防災力向上に参考となる被災地で、先方の防災組織等から今回の震災からの教訓を学んでいただき、本市の地元にフィードバックし、自主防災会の計画書等の見直しや防災対策の確立を図っていただけるところを選定してまいります。交通手段はバスを予定しております。  なお、日時、視察先等の詳細につきましては今後、地域防災指導員連絡会と協議して決定してまいります。  以上でございます。 ○議長(渡辺恭男議員) 小林和彦議員、よろしいですか。5番 小林和彦議員。 ◆5番(小林和彦議員) ありがとうございました。  視察日時、視察先はまだ未定ということですが、バス代が62万2,000円計上されているということは多分1日貸し切りで20万円で多分3日間ということだと思うんですけど、防災指導員を被災地へ派遣するということは、今回大変重要なことだと思いますし、私もこの議案には賛成ではありますが、ただいまの答弁から3点ほどちょっと質問させていただきます。  1つは、2泊3日で仮に行くということになりますと、多分職員を派遣されている大槌町、山田町を考えているかと思いますが、2泊3日となりますとなかなか、皆さん仕事を持っておりますし、行けないと。1泊2日なら行けるんじゃないかと。そういう意味で、バスも55人乗りのバスをチャーターすれば、補助席は使わなくても40人くらいは乗車していけますので、もう少し多くの方に被災地へ視察に行ってもらいたいなと思います。  2点目は、地域で2人ということなんですけれども、この間、高洲地区でも地域の連絡会を開きまして、この話をちょっと余談でしたんですが、代表をされている方というのも防災指導を何年もやられている方で、僕ももうあと1年か2年でやめると。そういう意味で、これから指導員、地区で2人ということなんですけれども、その地区の選任の方法について伺います。  3点目、もう一カ所、防災指導員の初めの講習、ことしで11年目になるんですけれども、最初の1年目、2年目は、日帰りだったんですけれども、丹那断層を見に行ったりとか、いろんな日帰りの視察をしておりました。いつの日かなくなってしまって、また今回、講習視察のあれをしていただけるということは大変有意義なことだと思いますので、これ、ことしだけじゃなく今後も、泊まりじゃなくてもいいものですから、日帰りでもいいものですから、そういういろんな断層を見に行ったり、そういう勉強の場、視察の場をぜひ設けていただきたいと思いますが、それについてはどうですか伺います。 ○議長(渡辺恭男議員) 危機管理監。 ◎危機管理監(鈴木宏美) 初めに、最初の御質疑のもっと大勢の方をということでございますが、今、小林議員がおっしゃられたように、今回、予算としましては2泊3日でとってありまして、その人数で行きますと今回の予算でぎりぎりでございます。  今おっしゃられたように、これからまた地域防災地区の防災指導員連絡会のほうと協議しますけれど、2泊3日では大変だということで、場合によっては1泊2日ということになることも考えられます。そのときには、人数的にはもう少しふやせるかなと考えております。  それから、各地区の指導員の方をどのように選任しているかということでございますが、これにつきましては、これから地域防災連絡会の指導員、協議会と協議をしてまいりますが、その中で、必ずしも代表者の方でなくても構わないと思いますので、その辺はこれから協議してまいります。  それから、3つ目の視察につきましては、指導員の要請等の中で、視察は現在も毎年やっております。 ○議長(渡辺恭男議員) 5番 小林和彦議員。 ◆5番(小林和彦議員) ありがとうございました。  それじゃ、2泊3日というと、本当に皆さんとお話をしたんですけど、やっぱり3日間仕事を休んで行くというと大変だということを皆さんからお聞きしておりますので、1泊2日ぐらいなら何とか都合をつけて行けるということですので、できたら1泊2日で、1人でも多くの人が被災地へ行って、現場を見ていただきたいと思います。
     それから、必ずしも岩手のほうまで行かなくても、福島くらいでも海岸線は全部やられておりますので、いろんなところを見たり、また、避難所生活等々、勉強するところはあると思いますので、そういう視察の日時、場所を決定していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(渡辺恭男議員) 以上で本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第60号議案は、お手元の分割付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第7、第61号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第61号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第8、第63号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第63号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第9、第64号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第64号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第10、第65号議案を議題とします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第65号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第11、第66号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第66号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第12、第68号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第68号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第13、第69号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっています第69号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第14、第70号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第70号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第15、第71号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第71号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第16、第72号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第72号議案は、文教建設経済委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 日程第17、第73号議案を議題といたします。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案の質疑を終わります。  ただいま議題となっております第73号議案は、総務消防委員会に付託いたします。 ○議長(渡辺恭男議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  再開日時をお知らせいたします。7月23日午前9時開議です。  本日はこれで散会いたします。                         午前10時14分 散会...