藤枝市議会 > 2008-03-21 >
平成20年 2月定例会−03月21日-05号

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  1. 藤枝市議会 2008-03-21
    平成20年 2月定例会−03月21日-05号


    取得元: 藤枝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-10
    平成20年 2月定例会−03月21日-05号平成20年 2月定例会    平成20年2月藤枝市議会定例会会議録(5日目)                平成20年3月21日 〇議事日程   平成20年3月21日(金曜日) ・開議 ・諸般の報告    (1) 各常任委員会付託議案審査終了報告の受理について    (2) 市長提出追加議案の受理について    (3) 閉会中継続審査申出書の受理について    (4) 閉会中継続調査申出書の受理について    (5) 所管事務調査終了報告の受理について 日程第1 第1号議案から第12号議案まで及び第21号議案から第46号議案まで           以上38件一括上程  1.各常任委員長委員会審査の経過並びに結果の報告    (1) 総務企画委員長報告        第1号議案  平成20年度藤枝市一般会計予算分割付託分
           第2号議案  平成20年度藤枝市国民健康保険事業特別会計予算        第4号議案  平成20年度藤枝市土地取得特別会計予算        第6号議案  平成20年度藤枝市駐車場事業特別会計予算        第7号議案  平成20年度藤枝市老人保健特別会計予算        第10号議案  平成20年度藤枝市後期高齢者医療特別会計予算        第21号議案  藤枝市職員定数条例の一部を改正する条例        第22号議案  藤枝市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例        第23号議案  藤枝市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例        第24号議案  藤枝市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例        第25号議案  藤枝市国民健康保険条例の一部を改正する条例        第26号議案  藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例        第27号議案  藤枝市国民健康保険保険給付等支払準備基金条例の一部を改正する条例        第28号議案  藤枝市後期高齢者医療に関する条例        第37号議案  藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合について        第38号議案  藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について        第40号議案  藤枝市・岡部町合併協議会の廃止について           以上17件    (2) 文教建設委員長報告        第1号議案  平成20年度藤枝市一般会計予算分割付託分)        第29号議案  藤枝市都市公園条例の一部を改正する条例        第30号議案  藤枝市立図書館条例の一部を改正する条例        第31号議案  藤枝市文学舎施設整備基金条例を廃止する条例        第42号議案  市有財産(図書館施設用備品)の取得について(什器・備品等)        第43号議案  市有財産(図書館施設用備品)の取得について(一般図書資料)        第44号議案  市有財産(図書館施設用備品)の取得について(児童図書資料)        第45号議案  市有財産(図書館施設用備品)の取得について(図書館コンピュータシステム機器)        第46号議案  建設工事請負契約の締結について(高洲公民館改築工事)           以上9件    (3) 健康福祉委員長報告        第1号議案  平成20年度藤枝市一般会計予算分割付託分)        第9号議案  平成20年度藤枝市介護保険特別会計予算        第11号議案  平成20年度藤枝市病院事業会計予算        第32号議案  藤枝市立保育所条例の一部を改正する条例        第33号議案  藤枝市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例        第34号議案  藤枝市心身障害児福祉施設建設基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例        第35号議案  藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例        第41号議案  市有財産(ふじの花保育園園舎)の譲与について           以上8件    (4) 経済消防委員長報告        第1号議案  平成20年度藤枝市一般会計予算分割付託分)        第3号議案  平成20年度藤枝市簡易水道事業特別会計予算        第5号議案  平成20年度藤枝市公共下水道事業特別会計予算        第8号議案  平成20年度藤枝市農業集落排水事業特別会計予算        第12号議案  平成20年度藤枝市水道事業会計予算        第36号議案  藤枝市葉梨西北活性化施設条例        第39号議案  藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合に伴う農業委員会の委員の任期に関する協議について           以上7件  2.委員長報告に対する質疑  3.討 論  4.採 決   (1) 第1号議案  1件について   (2) 第2号議案  1件について   (3) 第3号議案から第9号議案まで  以上7件について   (4) 第10号議案  1件について   (5) 第11号議案  1件について   (6) 第12号議案  1件について   (7) 第21号議案から第25号議案まで  以上5件について   (8) 第26号議案  1件について   (9) 第27号議案  1件について   (10) 第28号議案  1件について   (11) 第29号議案及び第31号議案まで  以上3件について   (12) 第32号議案  1件について   (13) 第33号議案から第36号議案まで  以上4件について   (14) 第37号議案  1件について   (15) 第38号議案  1件について   (16) 第39号議案  1件について   (17) 第40号議案  1件について   (18) 第41号議案  1件について   (19) 第42号議案から第46号議案まで  以上5件について 日程第2 第50号議案  藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例      第51号議案  志太・榛原地域救急医療センター条例の一部を改正する条例          以上2件一括上程  1.提案理由の説明  2.質 疑  3.健康福祉委員会へ付託 ・諸般の報告    (1) 健康福祉委員会付託議案審査終了報告の受理について  4.健康福祉委員長委員会審査の経過並びに結果の報告  5.委員長報告に対する質疑  6.討 論  7.採 決 日程第3 議員派遣について 日程第4 閉会中継続審査について 日程第5 閉会中継続調査について 日程第6 所管事務調査の結果について 〇本日の会議に付した事件   議事日程と同じ 〇 出席議員(24名)    1番 志 村 富 子 議員     2番 岡 村 好 男 議員    3番 西 原 明 美 議員     4番 天 野 正 孝 議員    5番 杉 山 猛 志 議員     6番 遠 藤   孝 議員    7番 臼 井 郁 夫 議員     8番 植 田 裕 明 議員    9番 大 石 保 幸 議員    10番 杉 村 基 次 議員   11番 向 島 春 江 議員    12番 山 田 敏 江 議員   13番 水 野   明 議員    14番 百 瀬   潔 議員   15番 渡 辺 恭 男 議員    16番 池 田   博 議員   17番 牧 田 五 郎 議員    18番 池 谷   潔 議員
      19番 山 内 弘 之 議員    20番 内 藤 洋 介 議員   21番 岡 嵜 匡 志 議員    22番 増 田 猪佐男 議員   23番 舘   正 義 議員    24番 小柳津 治 男 議員 〇 欠席議員(0名) 〇 欠  員(0名) 〇 説明のため出席した者      市長               松 野 輝 洋      副市長              大 石 博 正      教育長              中 山   直      病院長              毛 利   博      総務部長             西 形 宥 二      企画財政部長           小 澤 隆 保      市民部長             八 木 久 美      健康福祉部長           青 島 満 博      環境経済部長           桜 井 幹 夫      都市建設部長           杉 村   茂      上下水道部長           岡 嵜 盛 二      会計管理者            八 木 一 仁      教育部長             清 水 祥 右      生涯学習部長           増 田 達 郎      病院事務部長           多々良   豊      消防長              浅 羽 信 雄      監査委員             勝 岡   毅      監査委員事務局長         大 石 隆 史 〇 出席した事務局職員      議会事務局長           萩 原 正 行      庶務課長             鈴 木 宏 美      主幹兼議事担当係長        杉 本 直 己      議事担当係長           片 山   優      議事担当係長           中 村 正 秀      議事担当係長           福 井   昇                         午前9時08分 開議 ○議長(内藤洋介議員) ただいまから、本日の会議を開きます。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。 ◎議会事務局長(萩原正行) 御報告いたします。  初めに、去る3月10日に各常任委員会へ付託いたしました第1号議案から第12号議案まで及び第21号議案から第46号議案まで、以上38件の審査が終了した旨、各常任委員長から報告があり、これを受理いたしました。  次に、本定例会に市長から第50号議案及び第51号議案、以上2件の追加議案の送付があり、これを受理いたしました。  次に、健康福祉委員長から閉会中継続審査の申出書の提出があり、これを受理いたしました。  次に、議会運営委員長から閉会中継続調査の申出書の提出があり、これを受理いたしました。  次に、総務企画委員長から所管事務調査報告書の提出があり、これを受理いたしました。  以上です。 ○議長(内藤洋介議員) ここで議員派遣について報告をいたします。  地方自治法第100条及び藤枝市議会会議規則第161条に基づき行います議員派遣について、緊急を要する場合は議長において決定することができるとされております。その決定した派遣内容については、お手元に配付した一覧表のとおりでありますので、御了承願います。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第1、第1号議案から第12号議案まで、及び第21号議案から第46号議案まで、以上38件を一括議題といたします。  ただいま上程いたしました38議案について、各委員長の報告を求めます。  最初に、総務企画委員長の報告を求めます。  総務企画委員長。           (登       壇) ◎総務企画委員長杉村基次議員) 総務企画委員会に付託されました議案17件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。  最初に、第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算のうち、本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。  初めに歳入関係で、「個人市民税の対象人数について伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成19年度は均等割6万6,857人、所得割6万1,822人で、平成20年度は均等割6万7,024人、所得割6万1,924人を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「個人市民税の滞納繰越分が前年比増加している理由を伺う。」という質疑があり、これに対し、「滞納整理機構へ移管した事案の成果を見込んだもので、市税全体では前年比約4,000万円の増で、総額では2億円を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「道路特定財源への関係で、暫定税率が廃止となった場合の影響について伺う。」という質疑があり、これに対し、「地方道路譲与税が1,600万円、自動車重量譲与税が2億円余、自動車取得交付金が1億2,000万円余で、合計3億4,000万円の減額に、また土木関係のまちづくり交付金など3億円余の減額が見込まれる。」という答弁がありました。  次に、「地方特例交付金減収補てん特別交付金について伺う。」という質疑があり、これに対して、「所得税から住民税への税源移譲に伴い、住宅ローン控除で所得税で控除し切れなかった分を住民税で控除できることとなったが、その控除分として1億2,200万円が交付されるもので、ローン対象者約5,400人のうち3,900人分が見込まれる。」という答弁がありました。  次に、「市有土地貸付料の病院跡地の貸付料について伺う。」という質疑があり、これに対し、「大和リース株式会社に貸し付ける1万980.42平方メートルで、この事業の提案競技で貸付料を月額1平方メートル当たり302円としたもので、工事期間中の8カ月は3分の1の額で算定されたものである。」という答弁がありました。  次に歳出関係で、「人件費で、退職手当金について伺う。」という質疑があり、これに対して、「定年退職30人分で7億9,000万円余を計上している。」という答弁がありました。  また、「郵便等通信運搬費の状況について伺う。」という質疑があり、これに対して、「課税関係など各課で予算措置されるものもあるが、総務課では郵便のほかに宅配業者のメール便を活用し、経費の節減を図っている。20年2月現在では、郵便料が約890万円、メール便が約70万円である。」という答弁がありました。  次に、「職員研修費で、研修委託費926万円の内訳を伺う。」という質疑があり、これに対し、「新人事評価制度構築支援業務として、その定着研修37コース分として836万円と対象者100人を予定している新任係長研修や主幹・主査研修などで90万円を予定している。定着研修は、19年度には一般行政職約800人を対象に実施し、さらに20年度は一般行政職以外に保育職、病院の技師、看護師等約600人を研修対象に含めて実施する。」という答弁がありました。  次に、「防災対策費で、防災・災害対策事業費の100万円について伺う。」という質疑があり、これに対し、「一昨年発生した上滝沢の地すべりのような緊急的な災害時経費で、暖房機器の借上料20万円、消耗品として避難生活での生活用品24万円、毛布等のクリーニング等に16万円、精神的なストレスに対する診療費に8万円などを予算化した。」という答弁がありました。  次に、「企画費の施策推進事業費500万円について伺う。」という質疑があり、これに対し、「その年度での緊急性、タイムリーな施策について対応するもので、これまでににぎわい再生拠点施設整備事業中心市街地活性化基本計画や成熟社会における市民の文化行動と文化拠点に関する調査研究などに取り組んできた。今後においては、公共施設の大型修繕の計画調査などが想定される。」という答弁がありました。  次に、「財政管理費で、公会計導入経費1,000万円について伺う。」という質疑があり、これに対し、「財務会計システムからデータを取り入れ、4表を作成するための電算システム構築用の委託経費である。4表作成のためには資産台帳の整理が急務となっており、全庁挙げて調査、解析を行い、20年度秋の公表に向け努力したい。」という答弁がありました。  次に、「住基カードの交付状況について伺う。」という質疑があり、これに対し、「カードへの付加価値がつくことで普及されると思うが、今年2月までに664枚発行され、そのうちe−Tax利用のために471人、全体の71%の交付があった。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第2号議案、平成20年度藤枝市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。  初めに、「国庫補助金で、財政調整交付金特別調整交付金の交付基準について伺う。」という質疑があり、これに対し、「収納対策や納税対策を行っているか、医療費を抑えるために保健事業を行っているか、国保の趣旨の普及PRに努めているかなどの国保運営上の努力に対し評価された後、県が推薦し、国が認めることが条件で、当市の場合、昨年度は1億8,000万円余の交付を受けた。」という答弁がありました。  次に、「保健事業の啓蒙・啓発について伺う。」という質疑があり、これに対し、「昨年は全公民館のふれあい祭りに職員が出向いてPRした。また、老人会の役員に対して説明会も実施した。20年度には各老人会の年間行事に組み入れていただき、周知に努める。また、保健委員の皆さんにも説明し、地域において積極的に周知していただくようお願いしている。」という答弁がありました。  次に、「特定健康診査事業について伺う。」という質疑があり、これに対し、「診査項目には、全員が受ける基本項目として問診、身体計測、理学的検査、脂質検査、肝機能検査、血糖検査、尿検査があり、医師が必要と認めれば、詳細検査として貧血検査、心電図、眼底検査がある。なお当市においては、この詳細検査も今までの住民基本健診の質を落とさないため、本人が希望すれば受診できるものとしている。また、国保会計で予算措置をするが、マンパワーの関係で健康診査は医師会に委託し、指導については保健師が所属する健康推進課が実施する。」という答弁がありました。  次に、「保険給付費の一般被保険者療養給付費が、前年比21億7,900万円増となった理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「退職者医療の対象が65歳未満となったこと、74歳未満の前期高齢者では、退職被保険者が一般被保険者に移行するためである。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第4号議案、平成20年度藤枝市土地取得特別会計予算について申し上げます。  一委員から、「公共用地先行取得費について伺う。」という質疑があり、これに対し、「公共用地先行取得の具体的事案がない場合には、不測の事態に備えるために1,000万円程度の予算計上をしている。需用費は収入印紙代を、役務費は不動産鑑定料を見込んだ。」という答弁がありました。  そのほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第6号議案、平成20年度藤枝市駐車場事業特別会計予算について申し上げますが、特に御報告すべき質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第7号議案、平成20年度藤枝市老人保健特別会計予算について申し上げます。  一委員から、「老人保健医療制度はいつまで存続するのか。」という質疑があり、これに対し、「制度自体は平成20年4月1日には廃止されるが、3月分診療費や保険者に戻されたレセプトの再請求に要する期間などを考慮すると、おおむね20年度中と考えている。」という答弁がありました。  このほか御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第10号議案、平成20年度藤枝市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。  初めに、「普通徴収保険料の収納見込みについて伺う。」という質疑があり、これに対し、「現在の75歳以上の国保被保険者の収納率も高く、99%の収納を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「この制度の対象人数について伺う。」という質疑があり、これに対し、「特別徴収による者約9,000人、普通徴収による者約4,000人の合計1万3,000人を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「この会計の主な事業について伺う。」という質疑があり、これに対し、「特別徴収や普通徴収で藤枝市が収納した保険料と藤枝市としての負担金を歳入として、広域連合に納付金として納めるための会計である。市として行う徴収やこの制度のPR、相談に関する経費については一般会計で措置している。」という答弁がありました。  次に、「1款の保険料の収納率が低い場合は、2款の一般会計繰出金をその分補正する必要があるか。」という質疑があり、これに対し、「保険料は、藤枝市分の保険料を徴収して広域連合に送るだけなので、未納があったからといって、その分一般会計で補てんするものではなく、広域連合が県下の全体的なバランスの中で予算措置していく。」という答弁がありました。  次に、「初年度でもあり、窓口事務の体制はどうか。」という質疑があり、これに対して、「近隣と比較しても、今年度から担当を配置し、職員5人体制で充実しているが、部内での調整や増員についても検討していく。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第21号議案、藤枝市職員定数条例の一部を改正する条例について申し上げます。  初めに、「消防職員の定数を125人から140人に改正する理由を伺う。」という質疑があり、これに対し、「団塊の世代の退職に対応するもので、消防職員は採用時に消防学校に入校するために、大量退職により実働人員が大きく減ることや、近年、大幅に急増している救急需要に対応するためである。」という答弁がありました。  次に、「消防体制整備の基準はあるか伺う。」という質疑があり、これに対し、「一般的な基準は、おおよそ人口1,000人当たり1人の消防職員といわれており、人口規模からすると、管内の岡部町を含めると14万5,000人となり、140人から145人が必要と考える。現在では、人口1,000人当たりの消防職員数は、県内27消防本部中一番少ない状況にある。」という答弁がありました。  次に、「職員の充実に向けての具体的計画について伺う。」という質疑があり、これに対し、「平成21年度からの5カ年計画を策定しており、退職者が平成21年が7人、22年6人、23年9人、24年が4人、25年5人と予定されており、毎年7人程度の採用を見込んでいる。25年度には135人の実人数となり、消防学校教官、消防航空隊、市部局への派遣などを含めると139人の計画である。」という答弁がありました。  次に、「現在の消防職員数について伺う。」という質疑があり、これに対し、「定数に定められている常時勤務する職員数と同じで125人で、そのほかに消防学校、市部局に派遣されている消防職員が3人いる。」という答弁がありました。  次に、「採用内定者を含むと定数を超えていることにならないか。」という質疑があり、これに対し、「採用内定については、法的には問題ないが、今後の定数管理のあり方を検討し、早期の手続に努めたい。」という答弁がありました。  次に、一委員から「消防現場が繁忙を来している現状を見たとき、定数改正の前に、経験豊富な市部局に派遣されている職員を現場に配置することや、消防本部の事務的業務に一般行政職を充てることなどの工夫とその実行を要請する。」という意見がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第22号議案、藤枝市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  初めに、「行財政改革が進み、職員の業務も厳しい状況だが、職員が取得した場合の対応を伺う。」という質疑があり、これに対し、「今回の改正で、育児短時間勤務をする職員にかわり、任期つき短時間勤務職員を雇用できる。」という答弁がありました。
     次に、「従前の育児休業との関係を伺う。」という質疑があり、これに対し、「改正により、職員は育児休業と育児短時間勤務の選択ができることになった。」という答弁がありました。  次に、「優秀な女性職員が引き続き勤務していく手段の1つと考えてよいか。」という質疑があり、これに対し、「育児を行う職員の職業生活と家庭生活の両立を一層容易にするための環境整備とするもので、既に2、3人の職員からの問い合わせもある。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第23号議案、藤枝市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  一委員から、「第7条の削除の関係で、規則で定める日から施行するとされている理由を伺う。」という質疑があり、これに対し、「休息時間を廃止する改正であり、勤務時間の1つとして職員組合と協議し、条例改正については合意に達したが、岡部町との合併も控えており、どのような方法で取り組むか、今後も協議する必要があるためである。」という答弁がありました。  そのほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第24号議案、藤枝市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  初めに、「県内の分娩手当を支給している事例について伺う。」という質疑があり、これに対し、「県内では富士宮市立病院のみで、金額は2万円以内である。」という答弁がありました。  次に、「分娩手当の支給について近隣4病院で協議しているか伺う。」という質疑があり、これに対し、「それぞれ訪問して説明している。」という答弁がありました。  そのほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第25号議案、藤枝市国民健康保険条例の一部を改正する条例について申し上げます。  質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第26号議案、藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について申し上げます。  一委員から、「議案質疑で特別徴収しない場合に、交付金等に影響があるのではないかと懸念しているとあったが、具体的にはどのようなものが考えられるか。」という質疑があり、これに対し、「何がと確定されたものではないが、保険者の基盤安定への努力度合いによって、交付される特別調整交付金などに影響するのではないかと懸念している。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第27号議案、藤枝市国民健康保険保険給付等支払準備基金条例の一部を改正する条例について申し上げますが、質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第28号議案、藤枝市後期高齢者医療に関する条例について申し上げます。  初めに、「後期高齢者医療の意義について伺う。」という質疑があり、これに対し、「増加する老人医療費に対して、世代間で支え合うことが困難な状況の中で高齢者の皆さんに御負担いただくことで、持続的な国民皆保険制度を堅持するための医療制度である。」という答弁がありました。  次に、「藤枝市の高齢者医療の現状について伺う。」という質疑があり、これに対し、「老人医療制度の対象者を70歳から75歳に引き上げ、対象人数が減ったため、一時的には老人医療費は減少したが、昨年には医療費総額が引き上げ前に戻った。今後も1人当たりの医療費や老人人口の増加が見込まれ、若い世代でこの負担をしていくことは困難と考える。」という答弁がありました。  次に、「この条例は藤枝市独自のものか伺う。」という質疑があり、これに対し、「広域連合から示されたもので、県下市町同じである。」という答弁がありました。  次に、「第2条で、市の事務は広域連合へ引き渡す事務が多いが、市が直接処理できるものは何か。」という質疑があり、これに対し、「決定権は広域連合にあるため、市は中間的な事務になる。保険料の徴収については市の事務であるので、収納率を上げる方策などがそれに当たる。」という答弁がありました。  次に、「第6条で、連帯納付義務者とあるが、どのような場合が該当するか伺う。」という質疑があり、これに対し、「世帯主が後期高齢者ではなく、その世帯の後期高齢者に滞納が生じたとき、世帯主に保険料を納付すべき義務が生ずるという意味の連帯納付義務者である。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第37号議案、藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合について申し上げます。  一委員から、「今後の合併に向けての事務作業について伺う。」という質疑があり、これに対して、「約2,000件弱の事務事業の一元化の作業を行う。主な項目である条例等例規のすり合わせ、電算システムの一元化、組織や人事の問題などは7月末ごろまでに素案を作成し、10月末までに確定していく。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第38号議案、藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について申し上げます。  初めに、「岡部町の基金の状況について伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成17年度末で財政調整基金7億5,400万円、減債基金1,900万円、国保の支払準備基金1億2,500万円などであるが、合併する平成21年1月1日現在で財産を引き継ぐものである。」という答弁がありました。  次に、「岡部町の平成20年度予算は、基金を活用した積極財政であると報道されているが、どのように認識しているか伺う。」という質疑があり、これに対し、「合併までは、あくまでも岡部町の総合計画や実施計画に基づいて予算編成されていると認識している。体育館建設準備基金を活用した町民体育館の建設も計画されているが、個別事業の合併協議の中でも示されており、事前に市長、副市長も了解する中で予算編成されたものである。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第40号議案、藤枝市・岡部町合併協議会の廃止について申し上げますが、質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、文教建設委員長の報告を求めます。  文教建設委員長。           (登       壇) ◎文教建設委員長(向島春江議員) 本委員会に付託されました議案9件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。  最初に、第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算のうち本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。  まず、都市建設部関係の歳入で、「土木費国庫補助金において、道路特定財源の暫定税率が廃止された場合、影響額はどうなるか。また地方道路整備臨時交付金の補助率が55%から70%に増額になった場合の影響についても伺う。」という質疑があり、これに対して、「審議していただいている予算は現行の制度である。暫定税率が廃止されると、当市の道路事業関連で7億3,000万円程度の減額となる。現行制度で臨時交付金が逆に15%増額になれば、一般財源の支出及び起債の借入額を減額することができる。また、平成20年度以降5年間の臨時措置として、道路事業の無利子貸付金制度が国で検討されている。」という答弁がありました。  次に、教育委員会関係の歳入で、「太陽光発電設備設置助成金関係で、新しい高洲公民館に設置するということは、環境教育という意味で大事なことであるが、一方、耐用年数及び採算性についてどうか伺う。」という質疑があり、これに対して、「パネルの太陽電池、モジュールの耐用年数は20年以上、発電した直流電流を交流電流に変換するパワーコンディショナーの耐用年数は10年以上である。設置するパネルの発電能力は30キロワットを計画しており、新しい公民館の使用電力量のおおむね3割程度を賄えると考えている。耐用年数が20年とした場合、初期投資分の回収は難しいと考える。なお、子供たちの教育の一環として太陽光発電が見学できるよう計画している。」という答弁がありました。  続いて歳出に入り、初めに都市建設部関係で、「東名インター新設促進協議会負担金関係で、今後何を促進協議会に求めているのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「地域の御意見を集約していただき、行政のパイプ役を担っていただきたい。なお、県は平成20年3月までに現東名インターの位置を決定する予定であったが、新設されるインターの利用台数が1日1万台と予測され、ETC1台1日当たり3,000台から4,000台であるため、交通体系関係に課題が生じ、来年度の中ごろまで候補地の決定がずれ込むと思う。」という答弁がありました。  次に、「まちづくり交付金事業費の三輪立花線及び天王町仮宿線、地方道路整備臨時交付金事業費の志太中央幹線、それぞれの平成20年度末の進捗率の見込みを伺う。」という質疑があり、これに対して、「三輪立花線は平成20年度に完了予定である。事業費ベースで、天王町仮宿線は44%、志太中央幹線は75%となる予定である。」という答弁がありました。  次に、「大井川左岸河川敷整備事業の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「大井川左岸河川敷陸上トラック付近の新幹線の鉄橋の下流から整備済みの駐車場までの間で、全体面積4万5,000平方メートルを整地し、そのうち新幹線鉄橋寄り1万200平方メートルに芝生を張り、そこをグラウンドゴルフ場として整備する。費用の内訳は、整地費に1,800万円、管理道路設置に約400万円、芝張りに約1,400万円、残りはトイレ1基と水道の給水工事等に充てる予定である。」という答弁がありました。  次に、「中心市街地活性化推進事業費関係で、基本計画策定の完了時期はいつか伺う。」という質疑があり、これに対して、「住民の方の意見集約等もあるので、平成20年度末までかかる。なお、1月末に国に提出した藤枝市中心市街地活性化基本計画が、今日、承認されたという報告があった。」という答弁がありました。  次に、「駅周辺道路環境改善事業費関係で、今後バリアフリー化が必要な箇所を伺う。」という質疑があり、これに対して、「中心市街地活性化基本計画の中では7路線を交通バリアフリー化事業として取り組む計画であるが、主なものとして県道藤枝停車場線、県道上青島焼津線、小川青島線、藤枝駅吉永線の一部を予定している。」という答弁がありました。  次に、教育委員会関係で、初めに「特別支援教育推進費の状況を伺う。」という質疑があり、これに対して、「学校生活支援員も各学校に入り、それぞれ特別に支援を要する子供たちへの指導をしている。巡回相談員については、平成20年度は1人増員し、5人体制で各学校を巡回する。巡回相談員が相談等を行った件数は、平成18年度が120人であり、平成19年度が160人、平成20年度は210人を見込んだ。」という答弁がありました。  次に、「特別支援教育就学奨励費の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「対象は特別支援学級に就学する児童・生徒の保護者で、支給される費目は学校給食費、入学準備費、修学旅行費等の費用の一部を補助するもので、平成20年度は小学校で48人、中学校で29人分を計上した。」という答弁がありました。  次に、「国民文化祭開催準備経費の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成21年度開催の国民文化祭の1年前ということで、藤枝市では開催する太鼓、お茶、文学についてのプレ大会の経費が主なものである。具体的には、太鼓については、県武道館で県太鼓祭りの招聘を予定している。また、大会への協力と開催機運を盛り上げるためにPR活動等を行っていく経費である。」という答弁がありました。  次に、「放課後子ども教室推進事業の課題は何か伺う。」という質疑があり、これに対して、「地域や学校の御協力とともに、放課後児童クラブや既に実施している既存団体等との調整も必要である。地域の皆さん、学校と連携を図り、その地域に合った放課後子ども教室開設のために、今後積極的にそれぞれの地域へ入らせていただき、取り組みたい。」という答弁がありました。  次に、「子ども読書活動推進事業費の具体的な事業内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「今までのブックスタート事業は本の種類は1冊であったが、平成20年度は3冊の中から選択できるようにする。新しい事業として、子どもさんに自分が読んでよかった本の題名及び感想文を投函してもらい、集めた中からよいと思われるものを学校や家庭などに広く紹介する事業を展開したい。」という答弁がありました。  次に、「図書購入費関係で、この後の審査する議案の内容でもあるが、一般図書と児童図書の税抜合計1億5,961万円で、予算は2億880万円、差額の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「今回は一般図書が6万7,000冊、児童図書が2万7,000冊分であり、まだ未購入分があるので、その分を平成20年度に購入して、合わせて10万冊程度にしていく予定である。」という答弁がありました。  次に、「文化財保存整備活用事業費で、染飯茶屋の建設を予定しているが、規模はどれぐらいか伺う。」という質疑があり、これに対して、「間口が4間、奥行きが3間の12坪の平屋建てを建築する予定である。」という答弁がありました。  次に、「体育施設維持管理経費関係で、大井川河川敷の利用率が上昇しており、トイレが足りないという苦情を聞くが、その対策を伺う。」という質疑があり、これに対して、「現在、バイオトイレ1基と仮設トイレ2基が設置してあるが、平成20年度に仮設トイレ2基を新設するため予算計上した。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第29号議案、藤枝市都市公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。  一委員より、「別表第3で、藤枝総合運動公園のみを都市公園ということだが、有料施設のサッカー場、陸上競技場、グラウンドゴルフ場をこの表で区分けしない理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「藤枝総合運動公園の名前のみを記載することにより、公園内にある有料公園施設を含めてすべて対象となるためである。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第30号議案、藤枝市立図書館条例の一部を改正する条例及び第31号議案、藤枝市文学舎施設整備基金条例を廃止する条例について申し上げますが、質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第42号議案、市有財産(図書館施設用備品)の取得について(什器・備品等)、第43号議案、市有財産(図書館施設用備品)の取得について(一般図書資料)及び第44号議案、市有財産(図書館施設用備品)の取得について(児童図書資料)は、議案の内容、関連性を加味し、一括で審査いたしました。  初めに、「入札結果表では、第43号議案の一般図書は地元の業者が入札に参加しているが、第44号議案の児童図書では地元業者が参加していない。その理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「児童図書については、一般図書と同じく1月24日に地元業者3社のみで入札を行ったが、不調に終わった。市の競争入札等事務取扱規程により、再度入札執行する場合には、購入の内容を変えないで行い、前回指名した業者は参加できないという規定がある。そのため2月8日の入札には、地元業者3社は参加できなかった。」という答弁がありました。  次に、「本にICタグを貼付するのは、地元の業者では対応が難しいと思うので、地元の商業の活性化の意味で、ICタグと本を分離発注することはできなかったか。」という質疑があり、これに対して、「地元業者でも対応できると判断し、指名したが、辞退はなく、入札には参加しているので、対応が可能と判断できる。」という答弁がありました。  次に、「入札関係の資料を最初に配付したのが1月10日、入札される本の国際標準図書番号データを渡したのが1月22日、入札が1月24日と聞くが、国際標準図書番号データを1月10日に渡さなかった理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「国際標準図書番号がなくても入札には支障がないと判断したが、指名業者から要望があったため、データを渡した。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第45号議案、市有財産(図書館施設用備品)の取得について(図書館コンピュータシステム機器)について申し上げます。  初めに、「この図書館コンピュータシステム導入による効果を伺う。」という質疑があり、これに対して、「現図書館システムで行っている貸し出し返却処理、蔵書・書誌データの管理等の基本的な機能は変わりはないが、特徴として、ICタグにより貸し出し機の上に置くだけで10冊まで同時にデータを読み込み、瞬時に貸し出し処理が終了する。職員が処理するカウンターはもちろん、利用者自身で貸し出し処理ができる機械も設置していく。これにより、土曜日、日曜日及び祝祭日にカウンターでお客さんを待たせることは解決される。また図書館と公民館を合わせて24万冊の蔵書があり、毎年行う棚卸しの点検には7日程度要していた。その間休館し、利用者に不便を感じさせた。新図書館に最終的に30万冊が増えるが、このICタグの効果により、棚卸しにより休館日が増えることはない。さらに本の検索及び貸し出し予約が、パソコンや携帯電話から可能になる。」という答弁がありました。  次に、「盗難防止の効果はどうか伺う。」という質疑があり、これに対して、「このシステムで盗難防止ゲートを両図書館の出入り口に設置するので、貸し出し処理がされていない本を持って出ると、ICタグの情報を感知し、ブザーが鳴るため、盗難防止の効果は大きいと思う。」という答弁がありました。  次に、「この業者システムを導入している図書館はあるか。また導入後の保守点検はどのようになっているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「県内に導入しているところはないが、岡崎市、安城市、杉並区等の図書館で導入されている。安定的な稼動を維持するため保守点検をしていくが、万が一の場合にも業者の対応は十分できる。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第46号議案、建設工事請負契約の締結について(高洲公民館改築工事)について申し上げます。  初めに、「入札結果が入札不調で、随意契約となっているが、市の入札予定額は下げ過ぎではないか伺う。」という質疑があり、これに対して、「この入札は、市が設計の段階で見積もりをしてから入札発注まで、約3カ月半が経過した。年末から1月、2月にかけて建築関係の原料費、特に鉄骨関係の値段が高騰しているため、落札率の高い入札結果となったと思う。」という答弁がありました。  次に、「価格が安くて、でき上がりに転嫁されることは許されることではないが、検査、設計監理等、どのようになっているか伺う。」という質疑があり、これに対して、「工事の開始後、市と工事を行う業者及びプランニングする設計事務所で毎週1回以上工程会議で協議を行う。検査については、当市の検査規定に従い、工事内容、進捗状況等を確実に検査する。」という答弁がありました。  次に、「太陽光発電のパネルを屋上に設置し、それを見学できるようにするというが、安全策は大丈夫か伺う。」という質疑があり、これに対して、「太陽光発電のパネルを見学できる通路を冊で囲い、安全に見学できるようにする予定である。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、健康福祉委員長の報告を求めます。  健康福祉委員長。           (登       壇) ◎健康福祉委員長(大石保幸議員) 健康福祉委員会に付託された議案8件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。  最初に、第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算のうち本委員会に分割付託された費目について申し上げます。  歳入関係では、まず「民生費及び衛生費負担金について、公立保育園の保育料の滞納について悪質なものについては法的手段をとる考えがあるか伺う。」という質疑があり、これに対し、「納付に当たっては、児童課職員全員、あるいは園長も含め、納めていただくという協力要請という形でお願いしている。現時点では法的手段に訴えることは考えていない。」という答弁がありました。  次に、「新しい事業で、中国残留邦人等支援事業について内容を伺う。」という質疑があり、これに対し、「該当となる方は1名で、70歳代の女性である。満額の老齢基礎年金月額6万6,000円を受給した上で、基準としては生活保護と同様の給付をし、その方が地域の中で生活できるよう、支援員により支援していく事業である。」という答弁がありました。  次に、「訓練等給付費負担金について、この訓練の内容を伺う。」という質疑があり、これに対し、「障害者自立支援法に基づくもので、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、共同生活援助などがあり、施設で生活上の自立、就労に向けての訓練を行うため国、県から給付される負担金である。」という答弁がありました。  次に、「志太・榛原地域救急医療センターについて、将来的にはどうするのか伺う。」という質疑があり、これに対し、「現在、指定管理者により運営されており、3年間を1サイクルと考えると、平成20年度で一区切りとなるが、平成21年度以降についてはもう1サイクル、3年間は継続していく考えである。」という答弁がありました。  続いて歳出関係では、まず、「障害福祉システム導入経費について事業内容を伺う。」という質疑があり、これに対し、「障害者手帳、補装具等の給付、医療費助成などを総合的に管理するもので、これにより窓口手続の迅速化、正確性を向上させる目的でこのシステムを導入するものである。」という答弁がありました。  次に、「身体障害者福祉費の重度身体障害者住宅改造助成費について、対象となる重度の程度と事業内容を伺う。」という質疑があり、これに対し、「身体障害者手帳1・2級のうち、下肢、体幹、視覚に障害のある方を対象とし、玄関部分をバリアフリー化して上がりやすくしたり、お風呂場に手すりをつけたりする改造を行うことに対する助成である。」という答弁がありました。  次に、「知的障害者福祉費のライフサポート事業費について内容と状況を伺う。」という質疑があり、これに対し、「県事業であるが、大きく分けるとデイサービスとヘルパー派遣事業の2つである。デイサービスについては、障害児の放課後児童クラブのルピナスとハルモニアの中にあるキャンパスでのサービスであり、ヘルパー派遣については、自宅等での生活支援、外出先での支援に加え、児童クラブに通うための送迎サービスなどである。」という答弁がありました。  次に、「老人福祉費について、藤枝市では特別養護老人ホームなどの施設が足りているのか。また補助金の状況はどうか伺う。」という質疑があり、これに対し、「施設整備については介護福祉プランを策定し、計画を立てている。平成20年度に、21年度から3カ年の計画を立てる予定であるが、現実に待機者が多いということは十分把握している。そういうことを踏まえて計画を立てていきたい。また、補助金については以前と比較すると3分の1程度になっている。」という答弁がありました。  次に、「保健推進事業費の健康診査費について、自己負担金は昨年と比べてどうか伺う。」という質疑があり、これに対し、「乳がん検診のうち、マンモグラフィーが2,000円から3,000円となったが、これは撮影方向を1方向増やし、検診精度を高めるためである。」という答弁がありました。  次に、「妊婦健康診査費について、公費負担の回数が2回から5回となったが、自己負担金はどうか伺う。」という質疑があり、これに対し、「検診内容が基本項目のみであれば自己負担金はないが、例えばエコーなど基本項目にない検査を希望すれば、その分は自己負担となる。」という答弁がありました。  続いて討論に入り、初めに、「平成20年度予算において、子供の医療費助成の拡大、妊婦健診の充実など評価する点もあるが、あかしや学園の民営化について、最初から民営化ありきで話が進んでおり、今後課題を残していると考えられる。平成20年度に耐震補強工事を行い、今の施設を存続させ、もう少し時間をかけて議論する必要がある。以上の点を指摘し、反対する。」という討論がありました。  次に、「まず、障害福祉については、平成18年度に策定した障害福祉計画に沿った各種の福祉サービスの提供がなされているものと理解している。加えて平成20年度は国の障害者自立支援法円滑施行特別対策事業の活用と市の支援により、第一すみれの家が再整備されるが、障害者が住みなれた地域で自立した社会生活を営むための強力な支援施策として評価するものである。老人福祉については、高齢化が急速に進む中、高齢者本人や家族を支援するため、さまざまな事業を継続して推進する措置がなされており、適切な対応であると考える。児童福祉については、育児支援家庭訪問事業として、子育て不安、孤独感を感じている家庭への支援に加えて、生後間もない子供を持つ親への育児サポーター派遣事業を新たに実施することや、私立幼稚園、保育所の運営の健全化と幼児教育、保育の充実を図るため、運営費、施設整備費に対する助成にも取り組み、子供を安心して産み育てられる環境の整備促進に努めており、少子社会に適切に対応したものであると考える。また、乳幼児医療費助成をこども医療費助成として、対象を小学校6年生まで拡大したことは、大変評価できるものである。なお、ふじの花保育園の民営化についても、引き継ぎ保育など実施に向けた準備が順調に進められていると伺っている。生活保護については、年々増加傾向にある生活困窮者等に対する適時、適切な援護措置がなされており、特にその被保護期間を自立のための準備期間として被保護者の自立を最優先に考えた施策が推進されていると評価するところである。次に、市民の健康づくりでは、母子保健、成人保健、地域保健について、医師会・歯科医師会や保健委員等との連携を図る中で、新たにこんにちは赤ちゃん事業の導入や妊婦の健康診査、乳幼児の養育支援、また新年度から開始する特定健康診査、保健指導や各種がん検診事業、一般高齢者を対象とした運動機能向上、認知症予防等の介護予防事業など多岐にわたる健康推進事業が広く展開され、評価するところである。今後も財政状況が厳しさを増す中で、市民の福祉向上、健康増進のため行政当局の一層の努力を要望し、賛成する。」という討論がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第9号議案、平成20年度藤枝市介護保険特別会計予算について申し上げます。  歳入関係では、まず、「普通徴収保険料の滞納繰越分561万3,000円の根拠を伺う。」という質疑があり、これに対し、「未納額について平成18年度以前の過年度分が約2,200万円、平成19年度分が約600万円の計約2,800万円で、そのうちの20%の収入を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「保険料を滞納していた場合、介護サービスを受ける際にどのような制限があるのか伺う。」という質疑があり、これに対し、「滞納していた期間に応じて3種類の制限がある。このうち2年以上滞納していた場合は、本来1割の利用者負担が3割になる。滞納されている方には、個々のケースに応じて説明をさせていただいている。」という答弁がありました。  続いて歳出関係では、まず、「地域密着型介護サービス給付費について、現地審査で訪問した、まごころの家岡出山の料金体系について伺う。」という質疑があり、これに対し、「介護サービスを利用する際、基本的には利用料金の1割を負担していただくが、その単位が1回につき幾らというものと、1月幾らという2種類があり、現地審査していただいた施設は小規模多機能型居宅サービスで、1カ月ごとの定額制となっており、回数に制限はない。」という答弁がありました。  次に、「介護・福祉ぷらん21推進協議会費について、前回のメンバーから変更はあるのか。また公募した委員は何名いるか伺う。」という質疑があり、これに対し、「それぞれの団体等から委員をお願いしているので、役員の交代などによって若干交代している。また、公募で3人の方にお願いしている。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第11号議案、平成20年度藤枝市病院事業会計予算について申し上げます。  初めに、「平成20年度当初予算の策定に当たり、執行部の基本的な考え方について伺う。」という質疑があり、これに対し、「病院として経営を一番に考えている。今後は情報の共有化、医師のモチベーション、組織のフラット化の3点がキーワードとなる。組織内の情報の流れをよくし、組織の活性化を図っていけば、それが収入に大きな影響を及ぼす入院患者数の増加につながるものと考えている。また、今いる医師をやめさせない方策の1つとして、地域手当等の増額をした。人件費比率は多少高いが、現在入院患者数も増加してきており、今後収益を上げていきたい。」という答弁がありました。  次に、「20年度の看護体制について伺う。」という質疑があり、これに対し、「7対1を目指すが、20年度は10対1の看護体制で行く。」という答弁がありました。
     次に、「入院収益の1人1日当たり単価の見込みで、19年度は7対1の看護体制で4万2,000円としていたが、20年度は10対1の看護体制で4万1,500円としている。ほとんど差がなく、高く設定しているのはなぜか。また、外来についても前年より1人1日当たりの単価見込みが高いのはなぜか、合わせて伺う。」という質疑があり、これに対し、「入院については、診療報酬の改定で看護体制10対1でも点数が少し上がった点が1つ。もう1つは、外来で従来算定が可能であったが請求していなかった指導料等を請求していくことにより、単価見込みが上がった。今後も算定方法や材料の購入など、多くの点で見直し、検討を進めていく。入院収益見込みの1日4万1,500円は、他の病院と比較しても決して高い数字ではないと考えている。」という答弁がありました。  次に、「今後も医師が減る可能性もあり、20年度の収入も厳しいと思われるが、この予算額は数字的に可能かどうか伺う。」という質疑があり、これに対し、「本年度においても行動改善計画等の実施による効果が徐々に出てきている。例えば、診療収益において、前年比較で12月は入院が5.2%増、外来が0.2%増、1月は入院が2.1%増、外来が3.1%増となっている。予算に計上している数字は可能なものと考えている。」という答弁がありました。  次に、「国・県補助金2,700万円の内訳を伺う。」という質疑があり、これに対し、「主なものは、臨床研修医指定協力病院に対する補助金1,100万円、2次救急800万円、がん診療拠点病院機能強化事業費500万円である。」という答弁がありました。  次に、「医師住宅用地の売却について、今後はどのように取り組むのか伺う。」という質疑があり、これに対し、「医師住宅については、本年度においても医師が退去した住宅で老朽化したものを取り壊して、去る2月25日に公売を行った。その結果、4区画のうち3区画が落札された。20年度においても、修理費等も大分かかってきているため、老朽化して医師が退去すれば、同じように取り壊し、公売を行っていく予定である。」という答弁がありました。  次に、「応援医師報酬として7,920万円とあるが、これで足りるのか伺う。」という質疑があり、これに対し、「増額が予測されるのは麻酔科であるが、担当医師の努力により何とかやっていけるのではないかと考えている。探すのは大変だが、病院としては常勤の医師を確保するのが重要である。」という答弁がありました。  次に、「委託料について、議案説明によれば、前年度に比べ950万円の減額ということだが、医事業務などの委託内容の見直しは行われたのか伺う。」という質疑があり、これに対し、「医事業務については、業務内容的には多岐にわたっているため、配置人数を大きく変えることは難しいが、外来患者の減少等もあり、受付業務については精査を行っており、見直し内容の細かいところは現在も詰めている。また、契約に当たって、20年度は従来の見積もり合わせから入札方式に切りかえる予定である。」という答弁がありました。  次に、「資本的収入及び支出、いわゆる4条予算において繰上償還分が計上されているが、新たな金利等内容を伺う。」という質疑があり、これに対し、「20年度は4億8,792万7,000円を償還する。これは2件分であり、従来の年利は6%以上であった。新しい利率はまだ決定していないが、市の試算では年利2.5%で借りかえをした場合、21年度に償還予定の年利5%以上分1件を含め、合計で後年度1億5,970万5,000円程度の利子支払いの軽減が見込まれる。」という答弁がありました。  続いて討論に入り、初めに、「この20年度予算は、中期経営計画に基づいて策定されているにもかかわらず、議会に報告がなかったこと。また、数字的にも予算に反映していないこと。収入においては不可能な金額を見込んでいること。19年度においても予算額に比べ大きな赤字を計上していることなどから、正確な金額で予算を策定すべきである。中期経営計画の初年度とされる20年度の予算は、市民や職員の協力を得て、適正な予算とすることが必要であった。以上を指摘し、反対する。」という討論がありました。  次に、「地域の基幹病院である市立病院にとって最も重要なことは、患者さんの立場を第一とし、いつでも高度で質の高い安心できる医療を提供することであると考える。平成19年度は、病院にとって歯科口腔外科による不適正請求のため1カ月間の保険医療機関指定取消という大きな問題があったが、病院はもとより、多くの市民の協力で何とか苦境を脱することができた。その後は、病院職員一丸となり経営改善行動計画を策定し、実施している。また、平成20年度を初年度とする中期経営計画並びに行動計画の推進を図り、さらに新たな設備投資を控え、物的、人的の両資源を最大限に活用し、今までに行った投資回収に努めていただきたい。本予算は3年目には赤字体質から脱却を目指した取り組み姿勢がうかがえる予算編成となっている。現在の自治体病院を取り巻く厳しい経営環境を考慮すると、やむを得ない予算と認識する。今後は、病院長を中心に職員の一層の経営努力を要望し、賛成する。」という討論がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第32号議案、藤枝市立保育所条例の一部を改正する条例について申し上げます。  特に御報告すべき質疑はなく、引き続いて討論に入り、初めに、「公立だからこその安定した労働条件のもとで、公務員として保育士の皆さんは、働く若い父母を支え、子供たちの成長に携わってきた。厳しい財政状況のもと、社会福祉児童施設を真っ先に民営化する第4次行財政改革大綱により民営化基本方針がつくられたが、市民の納得は得られない。民間活力の活用という名のもと、職員定数削減を自己目的にしたに過ぎない。以上を指摘し、反対する。」という討論があり、次に、「本案は、ふじの花保育園の民営化について移管先が決定し、本年4月から実施されることによる関係条例の改正である。民営化に当たっては、子供たちへの影響を一番心配するわけであるが、移管先である大雄学園が、現在の保育園の臨時職員の大部分を雇用していただいたと伺っており、また引き継ぎ保育等も順調に行われている様子から、安心して移管できるものと考える。今後も計画どおり円滑に移管し、さらに充実した経営ができるよう、行政による的確な支援と指導を要望して、賛成する。」という討論がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第33号議案、藤枝市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  一委員から、「この改正は1年限りのものか。また翌年度以降への影響について伺う。」という質疑があり、これに対し、「これは税制改正による介護保険料の激変緩和措置の延長によるものであり、この措置が今後も継続するかは不透明な情勢である。また、介護給付費が増え続けているので、次期の保険料は上昇せざるを得ないと見込んでいる。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第34号議案、藤枝市心身障害児福祉施設建設基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例について申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第35号議案、藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、第41号議案、市有財産(ふじの花保育園園舎)の譲与について申し上げます。  初めに、「市民の財産を無償で譲与することについて伺う。」という質疑があり、これに対し、「既に説明している民営化基本方針にのっとり、土地については無償貸与であり、建物と備品等については無償で譲与する。」という答弁がありました。  続いて討論に入り、初めに、「ふじの花保育園の民営化に反対していることから、譲与についても反対する。」という討論がありました。  次に、「本案は、第32号議案に関連したものであり、ふじの花保育園の民営化に伴い、当然建物等の財産を移管することになる。その手続として市議会の承認を求めたものと理解している。よって、本議案について賛成する。」という討論がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、経済消防委員長の報告を求めます。  経済消防委員長。           (登       壇) ◎経済消防委員長(百瀬潔議員) 本委員会に付託されました議案7件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。  最初に、第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算のうち本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。  初めに、歳入関係で、「瀬戸谷総合管理センター使用料及び瀬戸谷屋内競技場使用料の積算根拠について伺う。」という質疑があり、これに対して、「利用実績等を勘案し、前年度予算と比較して瀬戸谷総合管理センターは0.8%の増額、瀬戸谷屋内競技場は20.9%の増額をそれぞれ見込んだ。」という答弁がありました。  次に、「大規模地震対策等総合支援事業費補助金が新規に受けられる理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「対象は谷稲葉にある中継センターで、昭和55年に供用開始以来、既に30年弱が経過しているところから、今後も藤枝環境管理センターとのかかわり合いの中で継続して使用していくことになるので、耐震診断を予算計上した。」という答弁がありました。  次に、「地域産業立地事業費補助金の内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「企業立地促進に対する市の補助の2分の1を県から補助されるもので、平成20年度は1件を見込んだ。」という答弁がありました。  次に、「古紙売却収入が増額になっているが、その理由について伺う。」という質疑があり、これに対して、「対象となるものが新聞紙、段ボール、雑誌、雑がみ、牛乳パック等であるが、新聞紙については、障害者福祉施設が回収している関係で量的には300トン程度年間では減っているが、新聞紙、段ボールの単価が1トン当たり4,000円から6,000円にアップし、その影響で600万円の増額を見込んだ。」という答弁がありました。  次に、歳出関係で、「環境衛生総務費の廃棄物減量化対策事業において、20年度の取り組みの計画について伺う。」という質疑があり、これに対して、「廃棄物減量化対策については、引き続きもったいない運動の推進に力を入れていきたい。特に分別の徹底を図ることによって可燃ごみの減量化が図られることから、啓発運動に力を入れていきたい。また、マイバッグを使用したレジ袋の削減ということで、レジ袋の有料化についても、今後関係機関と協議していきたい。」という答弁がありました。  次に、「志太広域事務組合負担金の減額について、有価物売払収入等は予算に反映されているのか。」という質疑があり、これに対して、「志太広域事務組合の一般会計全体では3億5,000万円の減額となっている。この主な要因として、歳出では、旧大井川環境管理センターの解体工事費が平成19年度は1億9,000万円あり、また藤守及び藤枝環境管理センターの公債費の償還が終了したことで6,400万円の減、鉄系の不燃物の処理費が3,800万円の減、高柳清掃工場外壁塗装工事4,000万円の減、歳出合計約3億3,000万円の減、歳入では有価物売払収入が2,300万円の増であり、全体では3億5,000万円の減であるが、このうち藤枝市分が1億4,755万3,000円の減になる。」という答弁がありました。  次に、「資源物拠点回収事業費の南部リサイクルステーション施設が新設されるが、内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「場所については、西部給食センターの南側で、倉庫、事務棟、周囲の排水、フェンス、門扉、案内看板の設置等、総額で550万円を予定している。運用については、9時から12時と1時から4時、回収品目については、アルミ缶、鉄缶、瓶、てんぷらの廃油等を予定し、敷地面積も勘案し、紙類や大型の粗大ごみは取り扱わない予定である。」という答弁がありました。  次に、「勤労者福祉サービスセンターの対象人数と平成20年度の事業内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成19年12月末現在の会員数は5,442人、1,299事業所が登録されている。主な事業については、健康維持の促進事業で、プールやトレーニング室等の施設利用の補助や、余暇活動支援事業としてレクリエーションの開催や自己啓発支援事業としてインターネット教室の開催、老後の年金セミナー等も開催し、勤労者の福祉の充実を図っていきたい。」という答弁がありました。  次に、「農業委員会費と農業総務費の人件費が減になっているが、その理由について伺う。」という質疑があり、これに対して、「農業委員会費は職員1名の減が主な理由で、農業委員の報酬については、7月で改選期を迎え、1カ月分余分に組み入れた。農業総務費については、職員1名の減と課の所管がえ1名の減である。」という答弁がありました。  次に、関連して「委員報酬のあり方については、行財政改革の観点からしても、委員の交代の月は日割計算方式を導入していくことを要望としてお願いする。」という意見がありました。  次に、「茶業振興協議会事業費の内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「補助金の市分が665万円、JAが308万円、茶商が200万円、繰越金等々で約1,200万円の収入で事業を実施する。事業内容については、献茶祭、茶業振興大会の経費、藤枝かおりの商品開発事業、宣伝普及事業、茶商の育成、茶商青年部の育成事業、手もみ保存会等の事業、また小学生にもお茶を知ってもらうということで、手もみとお茶の入れ方教室の事業などである。」という答弁がありました。  次に、「フーズ・サイエンスヒルズへの推進事業新規負担金の理由について伺う。」という質疑があり、これに対して、「フーズ・サイエンスヒルズの事業については、平成14年度から実施している。平成17年からの第2期の3年間については、オブザーバー的な形で講習会等には参加したが、特に負担金を納めるほどではなかった。第3期の平成20年度からは、藤枝市の企業も参画しているので、有効利用ができれば藤枝市のPRにもなり、まちづくり事業としてこのような情報を取り入れていくべきということで、藤枝市も参加することになった。」という答弁がありました。  次に、「企業立地推進事業費の工場用地可能性調査委託料について、内容と対象面積、地域等について伺う。」という質疑があり、これに対して、「地域としては、宮原地区と谷稲葉地区、合わせて約14ヘクタールで、地質調査、造成の基本設計、意見調査、物件調査、農地調査ほかいろいろな調査を委託の中で実施して、年度内には報告できる予定である。また、調査が終了次第、進出希望企業に示し、企業と地域の方が受け入れしていただければ、そこで初めて市と企業で覚書を締結した中で進出していただくと考えている。」という答弁がありました。  次に、「産業祭について、平成21年2月、合併を記念して開催予定ということであるが、この産業祭の内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「産業祭については、平成19年度は行わなかったが、合併を記念して開催するということで、地元の企業はもとより、岡部町の企業にも参加していただいて、地域の製品のPR、伝統工芸の制作体験、企業間の交流等という目的で実施を計画している。」という答弁がありました。  次に、「現地審査で調査した消防車両購入費で、高規格救急車の車両費が2,200万円、車両に搭載する高度救命処置資機材が1,500万円の予定と伺ったが、旧の救急車の配備について伺う。」という質疑があり、これに対して、「現在、救急車は中央署に2台、東消防署、南消防署にそれぞれ1台配備しているが、救急需要の増加で予備車がない状況であり、国の消防力整備指針では、予備車を配備することになっているので、今度東消防署の救急車を更新するときは、現救急車を救急4にして、現在の救急4を予備車にして全部で5台体制にする。」という答弁がありました。  以上のような審査を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第3号議案、平成20年度藤枝市簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。  一委員より、「スポーツパル高根の郷の需給量は、当初計画の範囲内に入っているのか、現在の状況について伺う。」という質疑があり、これに対して、「供給量は増えていて、多少の影響は考えられるが、現在の状況は想定内の展開である。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第5号議案、平成20年度藤枝市公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。  初めに、「下水道事業受益者負担金1,858万円計上されているが、その対象地域、面積を伺う。」という質疑があり、これに対して、「水守、青木の区画整理事業地内、小石川、築地及び田中の特定環境保全公共下水道区域で、面積は約5.9ヘクタールである。」という答弁がありました。  次に、「下水道使用料が前年度対比9,700万円の増額になっているが、主な理由について伺う。」という質疑があり、これに対して、「4月1日からの使用料の改定が主な理由で、約9,000万円を見込んでいる。」という答弁がありました。  次に、「公的資金繰上償還による効果について伺う。」という質疑があり、これに対して、「借りかえによる効果見込額は、借換金利2.5%で計算した場合、9億5,181万6,000円が見込める。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第8号議案、平成20年度藤枝市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。  初めに、「合併準備経費150万円余を計上してあるが、具体的な内容と岡部町の農業集落排水事業について伺う。」という質疑があり、これに対して、「合併準備経費は、使用料システムの委託料と看板の取りかえが主な内容で、岡部町の農業集落排水事業については、対象地区が村良地区で、計画処理人口840人、190戸である。」という答弁がありました。  次に、「葉梨西北地区の集落排水事業を、市単と団体営農村総合整備事業で管路工事等を行っているが、開設までの具体的なスケジュールについて伺う。」という質疑があり、これに対して、「今後の計画については、平成20年度に処理場の建築、電気機械設備工事を行った後、総合試運転を行い、平成21年の夏に供用開始を予定している。」という答弁がありました。  このほか質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第12号議案、平成20年度藤枝市水道事業会計予算について申し上げます。  初めに、「受託工事収入9,133万円の内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「公共下水道関係が918万7,000円、農業集落排水関係が5,237万5,000円、河川課関係が968万7,000円、道路課関係が1,052万1,000円、農林課関係が431万円などである。」という答弁がありました。  次に、「配水管布設費の工事請負費3億2,000万円余の主な内容について伺う。」という質疑があり、これに対して、「石綿管布設替え工事が、総延長4,760メートル、1億4,000万円、青木土地区画整理事業に伴うものが530メートル、2,200万円、水守土地区画整理事業に伴うものが1,360メートル、4,200万円、公共下水道事業関連で60メートル、160万円、集落排水事業関連で500メートル、2,100万円、その他の配水管布設工事が290メートル、2,175万円などである。」という答弁がありました。  次に、「未処分利益剰余金の処分の仕方についての考え方を伺う。」という質疑があり、これに対して、「減債積立金が残り600万円、建設改良積立金が残り2,400万円、合計3,000万円になるということで大分減ってきたが、それに対して未処分利益剰余金が3億2,000万円余になる見込みであるので、19年度決算の段階で未処分利益剰余金が出た場合、議会の承認をいただき、未処分利益剰余金を残さずに減債積立金あるいは建設改良積立金に積極的に積み立てていきたい。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第36号議案、藤枝市葉梨西北活性化施設条例について申し上げます。  初めに、「第9条利用料金で、生涯学習センターや市民会館では、一度申し込むと一切還付しない現状であるが、どうか伺う。」という質疑があり、これに対して、「この施設は、使用日の5日前までに使用許可の取り消しを願い出た場合、指定管理者が相当の理由があると認めれば還付することができる。」という答弁がありました。  次に、「まだ完成されていない施設の条例を審査しているが、来年の3月31日までに施設が完成するということで間違いないと思うが、計画についての変更はあり得ないのか伺う。」という質疑があり、これに対して、「県が施行し、4月に着工し、年内には完成するということで伺っているので、計画の変更はない。」という答弁がありました。  次に、「この活性化施設の指定管理者等についての考え方について伺う。」という質疑があり、これに対して、「この施設は、地域の活性化に寄与するという大きな目的があるので、この趣旨に沿って非公募としたい。できれば、地域に組織された団体があるので、そこにお願いをしていきたいと考えている。いずれにしても、来年度、議会に指定管理者の指定についての議案を上程する予定であるので、よろしくお願いしたい。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第39号議案、藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合に伴う農業委員会の委員の任期に関する協議について申し上げますが、質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午前10時46分 休憩                         午前10時59分 再開 ○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(内藤洋介議員) これから上程議案38件の各委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、各委員長の報告に対する質疑を終わります。 ○議長(内藤洋介議員) これから討論を行います。  初めに、第1号議案の討論を行います。通告がありますので発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算について、反対の立場から討論いたします。  格差と貧困がますます広がり、大きな社会問題となっています。小泉内閣以来の自民、公明政府の構造改革路線が、財界、大企業をとことん応援する一方で、国民には容赦なく増税と社会保障の負担増、給付削減を押しつけてきたからであります。  その結果、大企業は昨年度、バブル期の1.7倍に当たる33兆円もの利益を上げ、今年度も大幅に利益を伸ばしているにもかかわらず、国民の所得と消費は伸びず、内需は低迷を続けております。しかも、昨今は、投機資金による原油高と穀物高による生活必需品の値上がりやコスト高が、市民の生活と中小商工業者などの経営をさらに圧迫しています。  このような中で、今、市民が市政に切実に求めているのは、住民福祉の機関としての地方自治体の役割をしっかりと果たし、市民の生活を守ることに全力を挙げることであります。  昨年の2月定例会でも私は指摘しましたが、このような観点から見て、藤枝市の平成20年度一般会計予算は、残念ながら市民の願いとかけ離れたものと言わざるを得ないのであります。具体的に幾つか申し上げます。  前年度に藤枝市は高齢者の生きがい対策事業費としてのはり・きゅう・マッサージ治療費助成と路線バス乗車券交付事業に、市民税非課税世帯という所得制限を導入しました。この所得制限導入により、平成18年度の事業費実績4,661万円だったものが、平成20年度の予算では1,000万円ほどに削減されました。そして、新年度には岡部町との合併を機に、寝たきりの高齢者を介護する御家庭への介護人手当年額10万円を廃止しようとしております。これも見逃すことのできない、許せないものであります。  この介護人手当は、介護保険制度が始まってから一部改悪されましたが、それでも寝たきりの高齢者を在宅で介護する御家庭の大変な苦労を支え、励ましてきたものであります。介護保険制度は、在宅介護を基礎にして制度が成り立っているものであります。この介護人手当の意義は、今日でも決して小さくないのであります。  第2点は、市立保育園の民営化をあくまでも進めようとしていることであります。  この4月1日から、ふじの花保育園が民営化第1号としてスタートする予定になっております。当初予定より1年延期しても社会福祉法人の引き受け手がなく、結局、私立幼稚園2園を運営する学校法人がその受け皿となりました。この点からも、女性が安心して子供を産み育てられる社会環境を整備すべき少子化対策の面からも、市立保育園の民営化計画が誤りであることは明らかだと思います。それにもかかわらず、平成20年度には障害児の通所施設あかしや学園の民営化を進める方針であります。  市立保育園の民営化計画も単なる職員削減を目的にしたものにほかなりません。行財政の効率的な運営は、市民の税金を財源としている以上、それは当然のことであり、そしてその効率的な運営そのものも、またそれで得られる新たな財源による事業も、いずれも市民に喜ばれ、市民の福祉を増大するものでなくてはなりません。  ところが、今進めようとしている行財政改革は、民間活力の活用をお題目に唱えるだけで、専ら職員の定数削減を自己目的にしたものであります 第3点は、公的資金の補償金なし繰上償還に係る財政健全化計画で、職員の一層の削減を進めようとしていることであります。  平成19年度の政府の地方財政計画による公的資金市債の補償金なし繰上償還を、今年度から3カ年で総額75億円、藤枝市は行う計画であります。これに伴って策定した財政健全化計画では、職員数を純減84人としています。これは、さきに市が策定した定員適正化計画の純減74人よりも10人上回るものであります。  この公的資金補償金なし繰上償還は、地方財政難を改善するために有益であり、意義のあるものであります。しかし、この交換条件として過度の職員の純減を迫る政府、総務省の姿勢は、断じて認めることはできません。今日の地方の債務の多くは、いわば政府の奨励によるものであります。  ふじの花保育園やあかしや学園の民営化、あるいは公の施設の指定管理者制度などによる職員数削減だけで単純に財政支出の削減になるものではありません。それは民間への業務委託の増大が、必ずしも支出削減に役立ってこなかったことと通ずるものであります。無批判な政府の指導への追随を厳しく戒めるべきであります。  第4点は、市民の要望の強い生活道路と水路の改修整備に、もっと積極的に取り組むべき点であります。  本件予算では、土木費の道路新設改良費は2億9,300万円、河川費は3億6,973万円で、前年度当初予算額よりもそれぞれ数千万円多くなっておりますが、いずれも近年の最低額であります。各自治会、町内会から、いわば厳選して出された改修要望に対してさえ、5分の1を切る改修着手率となっているのが実情であります。  一方、同じ道路整備でも、広域市町村圏道路整備費の方は11億3,400万円で、過去最高の予算額となっております。この中には志太中央幹線道路(大東町)の4億3,000万円があります。この志太中央幹線道路整備は、本来、県施行事業として行うべきものであり、当該大東町地内を藤枝市が施行することによって、その総事業費25億円のうち、藤枝市の負担額は8億7,500万円ほど増えるものであります。しかも、藤枝市施行部分の完成、供用開始が数年おくれたとしても、代替道路は幾つもあることから、市民の交通事情にそれほどの影響があるものではありません。  したがって、この志太中央幹線道路整備よりも、市民の要望の強い生活道路や水路の改修整備の方を優先すべきであります。この点では、平成19年度も20年度も逆さまの予算編成と言わなければなりません。財政状況が厳しいほどに、何に重点を置くか十分に吟味して予算を編成すべきであります。  以上の点を指摘して、本件第1号議案の反対討論といたします。
    ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の21番 岡嵜匡志議員。           (登       壇) ◆21番(岡嵜匡志議員) ただいま議題となっております第1号議案、平成20年度藤枝市一般会計予算について、賛成の立場から討論いたします。  本市を取り巻く財政環境は、景気回復による市民税の伸びにはいまだ不透明感が残り、大変厳しい状況であります。  こうした中で、平成20年度の市政運営に当たり、第4次総合計画・後期基本計画に基づく政策課題に配慮した予算と評価いたすところであります。  特に歳入におきましては、固定資産税の増収による市税の伸びや地方交付税の増加が見込めるものの、各種基金の活用や国、県の補助金など、財源確保に大変御苦労があったものと推察いたすところであります。  一方、歳出における具体的な内容を見てみますと、重点施策項目の第1、「心ふれあう福祉と健康づくり」では、高齢者・児童・障害者対策などの福祉施策を引き続き実施するとともに、子ども医療助成や育児サポーター派遣事業など、安心して子育てができる環境づくりへの配慮がされています。  さらには、住宅用太陽光発電システム整備への助成、ごみの分別収集、リサイクルの推進や廃プラスチックの資源化事業、エコアクション21への取り組み、市内2カ所目のリサイクルステーションの設置など、時宜を得た予算措置がなされております。  次に、重点施策項目の第2、「安全・安心のまちづくりと活力ある産業の振興」でありますが、幹線道路網の整備、土地区画整理事業、公園整備事業など、都市基盤整備の推進を初め、日常生活に密着した道路、水路整備への取り組みなど、所要の予算措置が講ぜられ、評価いたすところであります。  また、農業振興対策、商工業対策、とりわけ企業立地対策や観光事業などの産業の振興にも各所に制度の充実が図られるとともに、AED設置事業、同報無線施設整備の更新・充実、自主運行バス路線の拡大など、市民の安全・安心に配慮した予算と評価いたすものであります。  次に、重点施策項目の第3、「地域に根ざした教育・文化・スポーツの振興」でありますが、小・中学校の校舎や屋内運動場の耐震補強工事など、教育施設の整備や教育環境の整備、学校教育の充実、あるいは教育相談体制の推進など、生命尊重の基本理念のもと、生きる力をはぐくむことを目指した教育の充実に積極的に取り組まれており、なお一層の努力をお願いいたすものであります。  また、社会教育、青少年の健全育成、文化の振興、スポーツの振興にも幅広く配慮がなされた予算と評価いたすものであります。  なお、岡部町との合併に向けては、合併準備経費が予算化されておりますが、その事務事業のすり合わせが支障なく行われますよう要望いたすものであります。  以上、平成20年度一般会計について、重点施策項目に沿ってその一端を申し上げてまいりましたが、いずれにいたしましても今後の財政運営に当たりましては、引き続き行財政改革を積極的に推進し、健全財政を堅持する中で、市民要望に最大限の努力をお願い申し上げ、本予算に対する賛成討論といたします。皆さんの御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第2号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第2号議案、平成20年度藤枝市国民健康保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ106億6,680万円であります。本予算は、2006年6月の第164回通常国会で医療制度改悪関連法案が可決成立し、法改正により国民健康保険や健康保険に加入している75歳以上の高齢者は、4月から後期高齢者医療制度に移ることになり、大きく変わったことであります。そのため、国民健康保険事業にも影響が及び、後期高齢者を支援する支援金分が新たにつくられ、国民健康保険税率も変わることが予定されています。そして、老人保健法に基づく基本健康診査も75歳以上の人たちは、後期高齢者の健康診査に切り離され、40歳から74歳までの対象者は特定健診となります。また、国民健康保険税の徴収も特別徴収されることになり、ここにも大きく変わろうとしております。  私があえて反対する理由でありますが、第1に、今回の後期高齢者医療制度によって、国民健康保険税率は変わっていないものの、地方税法の改正により最高限度額53万円を59万円に引き上げる予定であります。これを行うのには、専決処分で対応するしかないとのことでありますが、国保税の引き上げにつながる改正にあって、専決処分ありきでは大変困ります。最高限度額の引き上げはするべきではありません。  第2に、65歳以上74歳までの被保険者の1万5,000円以上の受給者は、国保税の支払いを10月から年金から天引きされることになります。この結果、既に介護保険料に加えて国保税も天引きされることになります。生活事情はお構いなし、有無を言わせず徴収することにあり、容赦ないやり方であること。  以上のことで、私は反対をいたすところであります。反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の1番 志村富子議員。           (登       壇) ◆1番(志村富子議員) 私は、第2号議案、平成20年度藤枝市国民健康保険事業特別会計予算について、原案に賛成の立場から討論をいたします。  国民健康保険事業を取り巻く情勢は、高齢者の加入が多いことや、医療技術の高度化などによる医療費の増加に加え、加入者の所得水準が低い状況から税収の大きな伸びは望めず、厳しい状況にあります。  今回の予算は、平成20年度からの医療制度改革による後期高齢者医療制度の創設、前期高齢者の医療費にかかわる財政調整、特定健診、特定保健指導といった大きな制度改正に対応した内容となっておりますが、今後も医療費の増加は続くものと予想され、国民健康保険の運営は依然厳しい状況にあると考えます。  このような状況の中で、限られた財源で工夫して予算編成をされており、基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れを行い、被保険者の負担増の軽減に配慮されていること、さらに18年度には当局の経営努力に対し、国の特別調整交付金のいわゆる特々も交付されたことにより、19年度はおおむね順調に運営されております。20年度は後期高齢者医療制度の創設に伴い、税区分に支援金分が設けられることになりますが、税率は据え置いての予算編成とするなど、事業の運営に大変努力されていることがうかがえます。  今後も医療費の適正化対策や保健事業を充実させるとともに、特定健診の受診率や収納率の向上を目指した対策をより一層強化するなどの経営努力をお願いし、賛成の討論といたします。皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第3号議案から第9号議案まで、以上7件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案7件の討論を終わります。  次に、第10号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第10号議案、平成20年度藤枝市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。  今年度から新たに後期高齢者医療特別会計が加わりました。歳入歳出総額は10億5,520万円であります。歳入は、75歳以上の後期高齢者1万2,400人余の皆さんから支払われる保険料と一般会計繰入金で賄われますが、歳出は後期高齢者医療広域連合納付金であります。  後期高齢者医療保険料は、静岡県後期高齢者医療広域連合が決めるものでありますが、市は保険料の徴収、減免または免除にかかわる提出、受付等、各種届け出などの事務事業を行うものであります。  あえて反対する理由でありますが、今まで入っていた国保や健保を無理やり脱退させられ、有無を言わさず75歳以上の高齢者は新たな医療保険制度に加入させられ、保険料を課すものであります。また、65歳以上の重度身体障害者の皆さんも後期高齢者制度に入らないと、医療費助成制度の対象から外されるとのことであります。  高齢者医療保険料は、75歳の人口比率が高まった場合も、医療給付が増えた場合も保険料が増える過酷な制度であり、病気がちな後期高齢者に負担増と治療制限を強いる仕組みであります。2年ごとの見直しではありますが、世界に類のない差別医療制度として市民にとってもとても受け入れられるような制度ではありません。  すべての人が貧富の格差にかかわりなく医療を受ける権利を持ち、長年社会のために働いてきた高齢者の皆さんに対して、お金の心配なく医療が受けられるようにすることこそが大事であり、高齢者の皆さんに対する尊厳ではないでしょうか。高齢者いじめの特別会計に賛成することはできません。  以上のことから反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の4番 天野正孝議員。           (登       壇) ◆4番(天野正孝議員) 私は、第10号議案、平成20年度藤枝市後期高齢者医療特別会計予算について、原案に賛成の立場から討論いたします。  御存じのとおり、我が国の国民医療費は増加の一途をたどっております。少子高齢化の中で、現行制度では医療保険制度、これを将来にわたって持続可能なものとすることが困難と予測されております。このため後期高齢者医療制度を創設し、高齢者世代と現役世代の負担を明確化し、公平でわかりやすい制度とすることにより、制度の安定的な運営を恒常的に継続していくために、平成20年4月から開始するに至ったものと理解しております。  また、県下全市町で構成する広域連合への加入は、高齢者の医療保険制度が将来にわたって安定的に維持、継続されることを望む社会の要請にこたえるものであると考えます。  本特別会計は、広域連合で賦課決定された保険料について各市町で徴収し、広域連合へ納付するものであり、今後、市と広域連合の連合を十分に図り、適正な運営が行われることを要望して、賛成の討論といたします。皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第11号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第11号議案、平成20年度藤枝市病院事業会計予算に反対する討論を行います。  反対する理由の第1点は、当予算で見込んでいる業務予定量の病院事業収益132億9,500万円が実現不可能なものではないかということであります。この事業収益の中心は、診療収益の113億2,100万円でありますが、平成19年度の1月末までの診療収益実績は81億4,616万円であります。年度間合計額は100億円弱と推計されます。平成20年度の診療収益が、この前年度19年度を上回ることは事実上難しいのではないでしょうか。そして、この予算で予定している年度末の当年度損失額は9億9,300万円にとどまらず、前年度並みとなるおそれが大きいと考えられます。累積欠損額は82億4,630万円どころか、100億円を超すことは確実と考えられます。  このように今の段階で大幅な見込み違いが出ることが明らかだと考えられる予算に賛成することは、どうあってもできないことであります。当該20年度予算は、病院中期経営計画の第1年度予算として位置づけられております。その中期経営計画は、本議会の実質的な審議が終わった後の3月14日に初めて公開されました。したがって、本件予算の裏づけである中期経営計画の実質的な検討や審議は、この議会ではほとんどできなかったのであります。  この中期経営計画は、実質的には今年の1月段階で策定されておりました。そして、1月22日開催の病院運営懇話会にこの計画が諮問され、この懇話会では特別な意見もなく終了しております。1月21日付で市民から提出された中期経営計画の開示請求に対して、市長は、2月4日付で非開示決定通知書を出しております。開示しないとした理由は、現在、作成途中であり、未成熟な情報であって、公にされることによって市民等に不正確な理解や誤解を与えるなど、不当に市民等の間に混乱を生じさせるおそれがあるためということであります。今、公にされた中期経営計画書を見る限りでは、このような市民等の間に混乱を生じさせるおそれがあるとは到底考えられません。何ゆえに市民にも議会にもひた隠しにしてきたのか、非常に不可解であります。  3月14日に公開される以前の中期経営計画が仮に未成熟であるとしたら、その計画によって編成された平成20年度病院事業会計予算は、まさに未成熟な予算ということになるのではありませんか。  いずれにしても、このような根深い秘密主義の姿勢では、本当に市民に信頼される病院にしていくことはできないと思います。どのような計画をつくっても、この姿勢ではその成功はおぼつかないと言わざるを得ません。この点が、本件予算に反対する理由の第2点であります。  第3点は、希望する患者には院内処方をすべき点であります。  深刻な困難に直面している我が市立総合病院の経営を立て直す上で、病院職員と市民、患者との深い信頼関係をつくり上げていくことが必要不可欠だと思います。中期経営計画では、経営目標の第1に患者の立場に立った医療サービスの提供を掲げ、第4の目標である持続的健全経営基盤の確立の具体化策として、マーケティング活動の強化を上げています。このいずれも患者、市民との深い信頼関係の中でこそ、この効果を発揮するものであります。そして、この患者、市民との信頼関係をつくり上げていくことは、いろいろな分野、あらゆる面で貫徹する必要があります。  この観点からも、希望する患者に院内処方を積極的に行うことは非常に有益であります。多くの外来患者が院内処方を望んでいることは、だれも否定できないと思います。昔から、情けは人のためならずであります。病院長の英断を強く希望するものであります。  以上のことを申し上げて、私の反対の討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の2番 岡村好男議員。           (登       壇) ◆2番(岡村好男議員) 私は、ただいま議題となっております第11号議案、平成20年度藤枝市病院事業会計予算に対しまして、賛成の立場から討論いたします。  地域の基幹病院である市立病院にとって最も重要なことは、患者さんの立場を第一とし、いつでも高度で質の高い、安心できる医療を提供することであると考えます。しかし、現在の市立病院を取り巻く環境は、全国的な医師不足の中、内分泌代謝科の休診、昨年の歯科口腔外科の廃止、今回問題となっている産婦人科医師の引き揚げなど、大変厳しい状況であります。  このような状況のもと、地域医療を守るために市立病院の果たさなければならない役割と責任を重く受けとめ、失われた信頼回復のため、病院職員一丸となり経営改善行動計画を策定し、実施をしているところであります。  また、今回策定されました中期経営計画では、基本理念「厳しき科学と温かき心」のもと、「来てよかった」、「何かあったらまた来よう」と言われる病院を目指しており、平成20年度では、新たな設備投資を控え、現有の設備等の物的資源と人的資源を最大限活用し、今までに行った投資回収に努めるとともに、医師及び看護師の確保に努めながら、医師の事務的作業の軽減策や医療機能の充実、持続的健全経営基盤の確立として健診事業の拡大、診療単価適正化策などを通じ、3年目には赤字体質からの脱却を目指した取り組み姿勢がうかがえる予算編成となっております。  以上のことから、地域の基幹病院として、地域住民の生命と健康を守ろうとする市立病院の強い決意がうかがわれ、私はこれを高く評価するものであります。  なお、平成20年度の事業収支は、収益132億9,500万円に対し、費用は142億8,800万円で、9億9,300万円の損失計上が見込まれておりますが、中期経営計画の中で22項目の改善施策を掲げ、経営改善に向けた努力がうかがわれるところであり、医療費抑制策や新医師臨床研修制度の影響による医師不足という経営環境を考慮しますと、やむ得ない予算と認識して、なお一層の経営努力をお願いしておきたいと思います。  以上、市民に信頼され、親しまれる病院経営と良質な医療が安定的かつ継続的に提供できることをお願いしまして、私の賛成討論といたします。皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第12号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。  次に、第21号議案から第25号議案まで、以上5件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案5件の討論を終わります。  次に、第26号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第26号議案、藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。  2006年6月の通常国会で、法改正により国民健康保険や健康保険に加入している75歳以上の人は、20年4月からこれまで加入していた保険から後期高齢者医療制度に移ることが決まりました。また、全国では65歳以上の国保世帯数の約3分の2以上が年金からの天引きに該当するとのことです。この結果、既に介護保険料に加えて国保税も天引きになります。年金からの天引きとならない1万5,000円以下の受給者は、普通徴収で、納税通知書をもらって国保税を支払いすることになります。  反対する理由でありますが、国保税を年金から天引きする特別徴収はやめるべきです。被保険者の生活事情もあり、一切の納税相談には応じてもらえなくなります。また、食べていくのにも容易でない世帯は、病院に行きたくても行くことができなくなります。市民のためにも年金からの天引きはやめるべきであります。  以上のことから、反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の1番 志村富子議員。           (登       壇) ◆1番(志村富子議員) 私は、ただいま議題になっております第26号議案、藤枝市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の立場から討論をいたします。  本案は、健康保険法等の一部を改正をする法律の制定を受け、国民健康保険税の納税義務者が、年金給付の支払いを受けている65歳以上の国保被保険者である世帯主の場合に、特別徴収を実施するというもので、法に合わせての改正内容となっております。  今回の改正は、法に基づくものであり、年金天引きという特別徴収の実施により、収納率の向上や徴収事務の効率化が図られるものであります。今後も収納率の向上を目指した収納対策をより一層強化するとともに、新しい制度の広報、PRなどを積極的に行い、周知の徹底を図ることをお願いし、賛成の討論といたします。皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第27号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。  次に、第28号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第28号議案、藤枝市後期高齢者医療に関する条例について、反対の立場で討論いたします。  第10号議案の反対討論で述べましたが、対象者の75歳以上の高齢者一人ひとりに新たな医療保険料を課すものであり、65歳以上の重度身体障害者の皆さんも後期高齢者制度に入らなければなりません。後期高齢者に負担増と、受けられる医療内容にも差をつける差別医療制度であります。また、保険料を滞納し、悪質滞納者とみなされると、保険証を取り上げ、かわりに資格証明書が発行されます。  今、格差社会と貧困の広がりが大きな問題になっていますが、不安は広がるばかりです。住民、市民に十分説明されているでしょうか。すべての人が貧富の格差にかかわりなく医療を受ける権利を持ち、長年社会のために働いてきた高齢者の皆さんに対して、お金の心配なく医療が受けられるようにするのは当然のことであります。  以上のことから、反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の4番 天野正孝議員。           (登       壇) ◆4番(天野正孝議員) 私は、ただいま議題となっております第28号議案、藤枝市後期高齢者医療に関する条例について、第10号議案と同様、原案に賛成の立場から討論をいたします。  本案は、平成20年4月から制度が施行されます、後期高齢者医療制度の市における事務及び保険料に関する規定が主な内容であります。今回の制度改正により、老人医療の運営主体は県内の全市町が加入する広域連合へと移り、保険料の賦課、保険証の発行などは広域連合の事務となります。  一方、申請や届け出の受付や保険証の引き渡しについては、これまでどおり市町の窓口で行われます。また、新たに賦課される保険料の徴収も市町が行うなど、今回の条例制定により市が担う事務を明確にし、従来どおりの老人保健と変わらぬサービスの維持と医療制度の向上に資するものと考えております。
     今後も広域連合及び県内他市町とのより一層の連携を図る中で、低所得世帯への徴収方法への配慮など、藤枝市としての意見、考え方を積極的に伝えること、当市として可能な事務改善、効率化に努めるとともに、老人医療制度の安定的な運営の継続に努力されることをお願いし、賛成の討論といたします。皆様の御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第29号議案から第31号議案まで、以上3件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案3件の討論を終わります。  次に、第32号議案の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第32号議案、藤枝市保育所条例の一部を改正する条例について、反対の討論をいたします。  ふじの花保育園の民営化については、平成20年4月から学校法人大雄学園に引き継がれることになりました。公立保育園を民営化にする理由は、人員削減効果しかありません。年間1,500万円の縮減効果でどれほどのメリットがあるでしょうか。人を育てる保育園を真っ先に民営化にする考え方は、根本的に間違っていると考えます。  子供たちの戸惑いや保護者の不安を解消するために、市職員を2名配置して、1年間保証されても、幼稚園教諭と保育士との専門性の相違をどうとらえるか。福祉施設職員、地域子育て支援担当職員、園長等に求められている保育士専門性など、父母の皆さんも大変課題を残し、不安を残すことになりました。  以上のことから、反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の5番 杉山猛志議員。           (登       壇) ◆5番(杉山猛志議員) 私は、ただいま議題となっております第32号議案、藤枝市立保育所条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の立場から討論をいたします。  本案は、ふじの花保育園の民営化に伴い、公立保育所としての認可を廃止することによる条例改正であることは理解しております。  民営化に当たっては、子どもたちの影響が最も心配されるところでありますが、移管先であります大雄学園により、現在の保育園の臨時職員の大部分が雇用されることと伺っており、また、引き継ぎ保育も順調に行われている様子から、安心して移管できるものと考えます。  今後も計画どおり円滑に移管し、さらに充実した運営が図られるように行政による的確な支援と指導をお願いいたしまして、賛成討論といたします。皆様方の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第33号議案から第36号議案まで、以上4件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案4件の討論を終わります。  次に、第37号議案から第39号議案まで、以上3件の討論を行います。通告がありますので発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第37号議案から第39号議案までの藤枝市及び志太郡岡部町の廃置分合について、同財産処分に関する協議について及び農業委員会の委員の任期に関する協議について、3件において反対の立場で討論いたします。  平成21年1月1日に志太郡岡部町と合併することに伴うものですが、藤枝市の第4次総合計画・後期計画や第4次行財政改革方針などには、大きく変わるものはないと思います。しかし、法定合併協議会の進め方や協議会の回数に対して、市民が十分情報を知り得ることができたか問題が残ります。  また、最終的な市民の意思をどのように確かめるか、その方法に対しても議論が行われませんでした。市民が関心を示さないこと自体、暗黙の了解があったかもしれませんが、一市一町の市民・町民の意思を、アンケートあるいは住民投票などの何らかの方法で確認することはできたことではないかと思うところであります。住民不在の協議会を短期間で終わってしまったことこそが大きな問題であります。  以上のことから、反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の4番 天野正孝議員。           (登       壇) ◆4番(天野正孝議員) 私は、ただいま議題となっております第37号、第38号、第39号議案につき、関連がありますので、一括して賛成の立場から討論させていただきます。  藤枝市と岡部町においては、他の多くの自治体と同様、少子高齢化が進行している現実、あるいは両市町の住民の生活圏が行政界を越えて一体化している現実を直視すれば、両市町に住む人々に必要な行政サービスを提供していくためには、合併による行財政改革の断行が求められております。  あわせて岡部町の地域資源の活用や新東名高速道路インターチェンジ周辺の一体的なまちづくりなど、合併によって可能になる新たな施策展開にも大いに期待しているところであります。  本議案の審議に先立ち、平成19年7月から本年1月まで開催された合併協議会においては、岡部町の築いてきた理念や施策の継続性などにも配慮しつつ、慎重かつ公正に十分な協議を行った上で27の合併協定項目すべてについて、全会一致で結論が得られました。  御承知のとおり、合併協議会の委員には、同僚議員3人のほか、住民代表、女性代表、青年代表、経済界代表と各界各層の委員が参加しており、その中で全会一致での結論が得られたということと、本年2月5日、6日の両日における住民説明会や合併協議会だより、ホームページなどによる詳細な情報提供などにより、市民の皆様には合併について十分理解をいただいているものと考えております。  以上のことを踏まえて、将来において本市が志太榛原地域の中心的な市としてのスタンスを堅持していただくことを要望して、本議案に対する賛成討論といたします。  皆さんの御賛同をお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案3件の討論を終わります。  次に、第40号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。  次に、第41号議案の討論を行います。通告がありますので発言を許します。  最初に、原案に反対の12番 山田敏江議員。           (登       壇) ◆12番(山田敏江議員) 私は、日本共産党議員として、第41号議案、市有財産(ふじの花保育園園舎)の譲与について、反対の立場で討論いたします。  反対する理由については、第32号議案、藤枝市保育所条例の一部を改正する条例で討論しましたように、公立保育園の民営化には反対する立場であります。市有財産譲与についても賛成することはできません。将来的には土地を購入してもらうといわれておりますが、土地、建物は市民の税金で購入、建設されたものであり、公立保育園はあくまでも残すべきであります。  以上のことから、反対討論といたします。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、原案に賛成の5番 杉山猛志議員。           (登       壇) ◆5番(杉山猛志議員) 私は、ただいま議題となっております第41号議案、市有財産(ふじの花保育園園舎)の譲与について、賛成の立場から討論をいたします。  本案は、第32号議案に関連するものでありますが、ふじの花保育園の民営化に伴い、当然園舎等の市有財産を引き受け法人に移管することになりますので、その手続として市議会の承認を求めたものと理解しております。  今後におきましても、引き続き行政の支援と指導をお願い申し上げまして、本案の賛成討論といたします。皆様方の御賛同を重ねてお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本案の討論を終わります。  次に、第42号議案から第46号議案まで、以上5件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案5件の討論を終わります。 ○議長(内藤洋介議員) これで上程議案38件の討論を終わりました。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午後0時01分 休憩                         午後0時59分 再開 ○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(内藤洋介議員) これから上程議案38件を採決いたします。  初めに、第1号議案を採決いたします。  本案に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案は各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第2号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第3号議案から第9号議案まで、以上7件を一括して採決いたします。  本案7件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案7件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案7件は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第10号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第11号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第12号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第21号議案から第25号議案まで、以上5件を一括して採決いたします。  本案5件に対する委員長の報告はいずれも可決です。本案5件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案5件は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第26号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第27号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第28号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第29号議案から第31号議案まで、以上3件を一括して採決いたします。  本案3件に対する委員長の報告はいずれも可決です。本案3件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案3件は原案のとおり可決されました。
    ○議長(内藤洋介議員) 次に、第32号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第33議案から第36議案まで、以上4件を一括して採決いたします。  本案4件に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案4件は各委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案4件は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第37号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第38号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第39号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第40号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第41号議案を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。           (起立多数) ○議長(内藤洋介議員) 起立多数です。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 次に、第42議案から第46議案まで、以上5件を一括して採決いたします。  本案5件に対する委員長の報告はいずれも可決です。本案5件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案5件は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第2、第50号議案及び第51号議案、以上2件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。           (登       壇) ◎市長(松野輝洋) ただいま議題となっております議案2件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  第50号議案の藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でございますが、本件は平成20年3月5日付で厚生労働省告示が定められ、市立総合病院の診療報酬に係る算定方法が改められたため、並びに労働災害及び公務災害の診療に係る使用料の根拠条文を明確にするため、使用料に係る条項を改正いたしたく提案するものであります。  次に、第51号議案、志太・榛原地域救急医療センター条例の一部を改正する条例でございますが、本件は平成20年3月5日付で厚生労働省告示が定められ、救急医療センターの診療報酬に係る算定方法が改められたため、使用料に係る条項を改正いたしたく提案するものであります。  以上議案2件につきまして、よろしく御審議のほどをお願い申し上げて、説明を終わらせていただきます。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で提案理由の説明を終わりました。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午後1時12分 休憩                         午後1時12分 再開 ○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これから質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、質疑を終わります。  ただいま議題となっています第50号議案及び第51号議案は、健康福祉委員会に付託いたします。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午後1時13分 休憩                         午後1時57分 再開 ○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、事務局長から諸般の報告をいたします。事務局長。 ◎議会事務局長(萩原正行) 御報告いたします。  本日、健康福祉委員会に付託いたしました第50号議案及び第51号議案、以上2件の審査が終了した旨、健康福祉委員長から報告があり、これを受理いたしました。  以上です。 ○議長(内藤洋介議員) ただいま上程いたしました2議案について、健康福祉委員長の報告を求めます。  健康福祉委員長。           (登       壇) ◎健康福祉委員長(大石保幸議員) 健康福祉委員会に付託された議案2件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。  最初に、第50号議案、藤枝市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  初めに、執行部より若干の補足説明がございました。  続いて、「労働災害と公務災害を今回条文化した理由を伺う。」という質疑があり、これに対し、「今までも法律にのっとった取り扱いを行ってきたが、条文化されていなかったので、今回条文化し、算定根拠を明確にしたものである。」という答弁がありました。  次に、「診療報酬の改定の内容について伺う。」という質疑があり、これに対し、「診療報酬改定本体分が0.38%の増、薬価改定等で1.2%の減となり、全体では0.82%の減となる。」という答弁がありました。  このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、第51号議案、志太・榛原地域救急医療センター条例の一部を改正する条例について申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告いたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で健康福祉委員長の報告は終わりました。 ○議長(内藤洋介議員) ここで、しばらく休憩いたします。                         午後2時00分 休憩                         午後2時00分 再開 ○議長(内藤洋介議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(内藤洋介議員) これから上程議案の健康福祉委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案2件の質疑を終わります。 ○議長(内藤洋介議員) これから本案2件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案2件の討論を終わります。 ○議長(内藤洋介議員) これから上程議案の採決をいたします。  本案2件に対する委員長の報告は可決です。本案2件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案2件は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第3、地方自治法第100条及び藤枝市議会会議規則第161条の規定により、議員派遣について議題といたします。 ○議長(内藤洋介議員) お諮りいたします。本案は、お手元に配付してございます一覧表のとおり決定することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第4、閉会中継続審査の件を議題といたします。  健康福祉委員長から会議規則第103条の規定により、閉会中継続審査の申し出があります。 ○議長(内藤洋介議員) お諮りいたします。健康福祉委員長から申し出のとおり、閉会中継続審査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中継続審査とすることに決定いたしました。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第5、閉会中継続調査についてを議題といたします。  議会運営委員長から会議規則第103条の規定により、閉会中継続調査の申し出があります。 ○議長(内藤洋介議員) お諮りいたします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中継続調査とすることに決定いたしました。 ○議長(内藤洋介議員) 日程第6、所管事務調査の結果についてを議題といたします。  所管事務調査について、総務企画委員長からの調査結果は、報告書にとりまとめ、各所管委員等に配付してありますので、お読みいただきたいと思います。 ○議長(内藤洋介議員) お諮りいたします。本件については、総務企画委員長の報告書のとおり了承することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内藤洋介議員) 異議なしと認めます。したがって、総務企画委員長の報告書のとおり了承することに決定いたしました。  なお、当局の方に申し上げます。それぞれ所管の部長職にも報告書を配付してありますので、今後の参考として有効に活用されますようお願いいたします。 ○議長(内藤洋介議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
     これで平成20年2月藤枝市議会定例会を閉会いたします。                         午後2時05分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。   藤枝市議会議長                 内  藤  洋  介   藤枝市議会 会議録署名議員           向  島  春  江   藤枝市議会 会議録署名議員           水  野     明...