庶務課長兼庶務係長 渥 美 幸 男
議事係長 萩 原 喜 久 雄
主任主査 梅 原 正 芳(録音担当)
主任主査 鈴 木 宏 美( 〃 )
主査 原 田 富 美 雄( 〃 )
午前9時20分開議
○議長(渡辺馨一君) ただいまから本日の会議を開きます。
○議長(渡辺馨一君) ここで
事務局長から諸般の報告をいたします。
◎
議会事務局長(三宅博君) 御報告いたします。
初めに、去る9月9日各
常任委員会へ付託いたしました認第1号及び認第2号並びに第48号議案から第59号議案までの14件の審査が終了した旨、各
常任委員長から報告があり、これを受理いたしました。
次に、請第4号の審査が終了した旨、所管の
常任委員長から報告があり、これを受理いたしました。
次に、陳第9号、陳第10号及び陳第12号の3件の審査が終了した旨、所管の
常任委員長から報告があり、これを受理いたしました。
次に、市長から新たに本定例会へ、藤行第313号をもって、第60
号議案外1件の追加送付があり、これを受理いたしました。
次に、舘 正義君外26名から、発議案第7号外1件の
議員提出議案を受理いたしました。
次に、
陳情文書表のとおり陳情1件の提出があり、これを受理いたしました。
次に、陳第1号外1件について所管の
総務委員長から、閉会中
継続審査の申し出書の提出があり、これを受理いたしました。以上であります。
○議長(渡辺馨一君) 続きまして、陳第9号及び陳第10号並びに陳第12号、以上3件の
陳情審査結果について、所管の
常任委員長から報告を求めます。
初めに、
文教水道委員長から、陳第9号について報告を求めます。
(登 壇)
◎
文教水道委員長(田沢錠一君) それでは、本委員会に付託されました陳第9号、千歳区若王子二丁目の
集中汚水処理施設を藤枝市
公共下水道へ切りかえることに関する陳情については審査の結果、
全会一致で採択すべきものと決定いたしました。以上御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に、
経済建設委員長から、陳第10号及び陳第12号、以上2件について報告を求めます。
(登 壇)
◎
経済建設委員長(小山儀助君) 本委員会に付託されました陳情2件の審査結果について申し上げます。
陳第10号、瀬戸口橋の全面改修についての陳情は、
全会一致で趣旨採択すべきものと決定しました。
陳第12号、
志太中央幹線道路の
計画変更についての陳情は、
全会一致で不採択すべきものと決定しました。以上御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 以上で
陳情審査の結果報告を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 日程第1、認第1号及び認第2号並びに第48号議案から第59号議案まで、以上14件を一括議題といたします。
○議長(渡辺馨一君) ただいま上程いたしました14議案について、各
常任委員長の報告を求めます。
最初に、
総務委員長の報告を求めます。
(登 壇)
◎
総務委員長(三ヶ尻進君) 本委員会に付託されました議案6件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、第48号議案、平成3年度藤枝市
一般会計補正予算第2号のうち、本委員会に分割付託されました費目について申し上げます。
まず、「繰越金について、5億6,600万円余を補正し、計9億6,600万円余となる要因として、
市税収入のうち予算より特に多かった
税目別金額と歳出関係で、主な不用額の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して「決算中であり、
決算見込み額で計上しましたが、
市税収入では
個人市民税1億1,200万円、
法人市民税4,800万円、
固定資産税8,000万円、
都市計画税1,300万円、
たばこ税1,600万円、その他で、合計3億1,100万円余が予算より増額となります。
歳出面では、全般的に経費節減を含め、予算に対し歳出減となりました。概算では、総務費6,500万円、民生費6,900万円、衛生費2,500万円、労働費400万円、
農林水産費2,400万円、商工費600万円、土木費3,400万円、消防費700万円、教育費5,900万円、
災害復旧費600万円、交際費600万円、予備費800万円、合計3億円余の不用額となります。」という答弁がありました。
続いて、「
市税収入のうち
滞納繰越分についてはどうか。」という質疑があり、これに対して「
滞納繰越分では3,290万円の増額となります。」という答弁がありました。
次に、「
総務管理費の
各種積立金について補正後の
積み立て金額を伺う。」という質疑があり、これに対して、「平成3年度の中には取り崩しも予定されていますが、平成2年度末の残高に今回の補正額を加えますと、
財政調整基金積立金、19億1,700万円余、
財政基金積立金、20億6,300万円余、花とみどりの
基金積立金、2億6,300万円余、
土地開発基金積立金、18億6,600万円余となります。」という答弁がありました。
続いて、「大金であり、基金の運用方法についてはどうか。」という質疑があり、これに対し「ほとんどが
大口定期預金で
国保給付費等支払準備基金や
職員退職手当基金については貸付信託で、その他MMC及び
普通定期預金で効率的な運用に努めています。」という答弁がありました。このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第51号議案、藤枝市
職員定数条例の一部を改正する
条例制定について申し上げます。
初めに、「病院の現在の
正規職員数と3月末現在の
臨時職員122名のうち、
正規職員として採用された者及び今後
採用予定者について伺う。」という質疑があり、これに対して「平成3年7月1日現在、456名で
条例定数いっぱいです。4月1日の
臨時職員を
正規職員としての採用については、
職種看護婦を受験中の者が、
看護婦試験に合格して資格取得の際、採用という場合がありますが、詳細は不明です。なお、7月1日現在では、
臨時職員は110名です。」という答弁がありました。
続いて、「施行日を10月1日とするのは年度内定員確保するためか。あるいは来年4月採用のための
事務手続き上のものか。」という質疑があり、これに対し、「施行日については、現在、一般職とあわせて病院職を募集中であり、今月中に第一次採用試験が実施され、10月中には合格者へ通知されます。合格通知であってもこの時点では定数を越えることになりますので、施行日を10月1日としてその範囲内で対応するという考えです。」という答弁がありました。
次に、「病院職555人について、実際の増員段階で変動は生じると思うが、部門別の
予定定数を伺う。」という質疑があり、これに対し、「医師66名、技師45名、調理員15名、看護婦328名、薬剤師16名、栄養士5名、リハビリ10名、事務員44名、保母1名、業務員9名、視能訓練士、
歯科衛生士、
臨床心理士、
臨床工学士等6名の計画です。」という答弁がありました。
次に、「
年度別計画数ではどうか。また、看護婦328名となっているが、夜勤回数についてはどうか。」という質疑があり、これに対し、「新病院開設の平成7年4月を目途としておりますが、
計画職員数では、平成4年度471名、平成5年度494名、平成6年度517名、平成7年度545名です。
看護婦関係については、看護婦、助産婦、
准看護婦、
補助看護婦で平成4年度261名、平成5年度283名、平成6年度305名、平成7年度328名で、夜勤については看護婦が順調に採用された場合、月平均8.3回になると伺っています。」という答弁がありました。
このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すベきものと決定いたしました。
次に、第52号議案、藤枝市
監査委員に関する条例の一部を改正する
条例制定について、第53号議案、
藤枝市議会等に出頭する
選挙人等の
実費弁償に関する条例の一部を改正する
条例制定について及び第54号議案、藤枝市
非常勤消防団に係る
退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する
条例制定について並びに第55号議案、藤枝市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する
条例制定について、以上4件について一括して申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、いずれも
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、報告をいたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に、
文教水道委員長の報告を行います。
(登 壇)
◎
文教水道委員長(田沢錠一君) それでは本委員会に付託されました議案3件の審査の経過と結果につきまして、主な質疑を中心に御報告をいたします。
初めに、認第2号、平成2年度藤枝市
水道事業会計決算の認定について申し上げます。まず、「給水収益に関連して、業務量での
給水戸数と人口が平成元年度より減少しているがなぜか。」という質疑があり、これに対して、「元年度までは、戸数については契約件数を
給水戸数とし、人口については、給水区域内の
平均世帯人口を戸数に乗じていましたが平成2年度から戸数、人口のいずれも電算機の活用により正確になったためです。」という答弁がありました。
次に、「原水及び浄水費で、受水費の内訳を伺う。」という質疑があり、これに対して「大井川
水道企業団との契約で、基本料が契約数量2万2,900立方メートルに単価8円と365日を乗じた6,686万8,000円と実受水数量373万876立方メートルに単価69円を乗じた2億5,743万444円になります。」という答弁がありました。
次に、「
検針集金委託料で検針員数と検針件数と集金件数を伺う。また、人的確保での問題はないか。」という質疑があり、これに対し、「検針が20万9,578件、集金が2万1,486件で、これを18人で対応しています。また、人的確保については、特に問題になるような状況ではありません。」という答弁がありました。
次に、「消費税は336万1,019円の還付があったとのことだが、どこに含まれるのか。」という質疑があり、これに対して「流動資産の中の未収金として処分してありますが、平成3年7月18日付で収入されました。」という答弁がありました。
次に、第3次拡張事業に関連して、「平成7年度に、計画給水人口の13万5,500人に達すると、大井川
水道企業団との配水を見込んでも、計算上では1日配水量が5,000トン不足すると思うが、どう考えるのか。」という質疑があり、これに対して、「計画では普及率100%で、1日最大1人509リットルの給水を見込んでおり、計画給水人口は、第3次総合計画の人口より若干多くなっておりますが、大井川広域水道からの今後の受水量を見ながら、水量が足りなくなるようなことがあれば、各所の配水池で調整を図って対応し、それでも不足するようなことがあれば、井戸の掘削などの検討をしなければならないと考えます。」という答弁がありました。
続いて討論に入り、まず、「消費者物価上昇などの大きな要因となっている消費税が転嫁されており、市民の負担増になっているので本決算の認定に反対する。」という討論がありました。次に、「第3次拡張事業の推進も計画的に進められており、市民に対する水資源の安定供給や確保など水需要の向上が図られている。また、消費税については国で定められたもので妥当と考え、本決算の認定に賛成する。」という討論がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で決算書のとおり、認定すべきものと決定し、また、剰余金処分案についても賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。
次に、第48号議案、平成3年度藤枝市
一般会計補正予算第2号のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。まず、西北小学校プレハブ校舎建設に関連して、「現校舎については、増築が可能な構造と思えるがどうか。」という質疑があり、これに対して、「現校舎は増築できる構造になってはいますが、建築期間の問題や経費などを考慮したもので、将来を考えての対応として建築しますが、建築の際には極力現校舎に近づけていく考えです。」という答弁がありました。
次に、「教育指導費の教育研究委託料の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「葉梨中学校を対象に、学校・家庭・地域推進事業での地区体育大会への参加や親子パソコン教室、地区懇談会、教育講演会、教養講座の実施などで、そのほか全中学校を対象として命を大切にする講座や美化運動、人権を尊重する教室など各校で工夫をして行っていくものです。」という答弁がありました。
次に、「西北小学校のプレハブ教室は残していくということだが、将来的に余裕教室が予想されるので、建築に当たっては構造的に多目的教室に利用できるよう対応できないか。」という質疑があり、これに対して、「一般建築と違ってプレハブということもあり、仕様的面や構造についても予算の関係を含めて検討していきたい。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第50号議案、平成3年度藤枝市
水道事業会計補正予算第2号について申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に、
民生保健委員長の報告を求めます。
(登 壇)
◎
民生保健委員長(大井市郎君) 本委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、認第1号、平成2年度藤枝市
病院事業会計決算の認定について申し上げます。まず「平成2年度に新設された薬の相談コーナーの実績及び相談内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「相談件数は平成2年5月より平成3年3月までで、総人数3,338名、1日平均15.7名、総件数4,412件、1日平均20.05件です。また、相談内容は薬の目的、薬効、用法、副作用、他の薬との併用、市販されている薬や他の病院で処方された薬についての相談です。」という答弁がありました。
次に、「平成2年度において、看護婦確保のためにどんな努力をしてきたか。」という質疑があり、これに対して、「近隣市町の看護学生を対象に、婦長以上の看護婦、事務部の課長、管理課の係長が班を組み、年2回定期的に家庭訪問を実施したり、看護婦を中心に、または事務局に要請があれば、職員がついて随時家庭訪問を行っています。さらに、それぞれの学校へも年数回お願いに行き、看護婦確保に努めています。待遇改善につきましては、給与面で他市の状況を十分に考慮しながら、夜間看護手当の引き上げ、リフレッシュタイムの執行、来年度からの調整給の支給等、待遇改善を図っています。」という答弁がありました。
次に、「委託料の医事業務委託料について、常時必要な人員と繁忙期に必要な人員を伺う。」という質疑があり、これに対して、「常時必要な人員は29名を見込んでおり、また、レセプト請求時等の繁忙期については、常時いる委託職員が時間外で対応していますので、この時期に新たに別の人を雇うことはほとんどありません。」という答弁がありました。
次に、「交際費について、新病院開設に当たり有能な医師、研修医を確保するため、充実を図る必要があると思うがどうか。また、研究研修費の旅費について、内容と海外研修の必要性を伺う。」という質疑があり、これに対して、「交際費は、将来医師の増員や関連病院の増加により、増額が予想されます。旅費は、医師1人について年間15万円とし、海外研修は、10年以上勤務した医師を対象とする基準で行っていますが、これらは他の病院と比べ遜色のない内容であります。」という答弁がありました。
次に、「4条関係の新病院建設委託料2億2,400万円は、設計管理委託料も含むのか。」という質疑があり、これに対して「2億2,400万円は、病院建設のための実施設計の金額で設計管理料は含まれていません。」という答弁がありました。
次に、「本決算で患者が文書料、出産費等によって支払った消費税は幾らか。また、建設工事委託及び機器購入等によって病院が経営上支払った消費税は幾らか。さらに、税務署に納付した消費税は幾らか。」という質疑があり、これに対して、「患者が支払った消費税は1,305万5,949円、病院が支払った消費税は、1億471万538円、税務署に納付した消費税は262万800円です。」という答弁がありました。
続いて討論に入り、まず、「本決算は第1に国民、市民が反対している消費税を一般市民より徴収し、病院側も経営上側のメリットもない消費税を支払っている。第2に、医事課の業務委託について極めて不適切な行為が行われている。以上の点を指摘して、本決算に反対する。」という討論がありました。
次に、「病院経営に当たっては、当局の努力がうかがわれ、高く評価している。今後一層経営努力をし、市民に親しまれ、喜ばれる病院になるよう努められたい。また、新病院建設に向け全職員が一丸となって取り組まれることを要望し、本決算に賛成する。」という討論がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、賛成多数で決算書のとおり、認定すべきものと決定し、また、剰余金処分案についても、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、第48号議案、平成3年度藤枝市
一般会計補正予算第2号のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。まず、「児童福祉総務費負担金補助及び交付金の駿遠学園管理組合負担金の負担増の理由を伺う。」という質疑があり、これに対して、「当初の計画設計金額より、今回の実施設計金額が建築物価の上昇により増額したことが主な理由で、そのほか、起債利息が増加したためです。」という答弁がありました。
次に、「保健衛生費補助金で、保健センターにフジ棚設置とのことだがなぜか。」という質疑があり、これに対して、「県の地域づくり活性化事業の活力と魅力あるふる里づくり推進のため、地域づくり活性化事業を実施する市町村に対し、補助金として交付されるもので、これを当市では日本一の藤の里づくり事業の一環として、各公共施設へフジ棚を設置していくものです。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第49号議案、平成3年度藤枝市
病院事業会計補正予算について申し上げます。
まず、「医療機器及び器具費で3,000万円の補正をし、購入を予定している機器を伺う。」という質疑があり、これに対して、「骨密度測定装置、スチルビデオシステムなどを予定しておりますが、多くの希望がありますので、病院内で組織する経済保健委員会に諮って決めたい。」という答弁がありました。
次に、「債務負担行為の226億円は、従前に示された年次別建設事業費概算見込み額の病院建設工事費合計と一致するか。」という質疑があり、これに対して、「226億円は、建築本体工事、空調、給排水衛生設備等の事業費であり、外構工事、植栽工事は含まれていませんので、年次別建築事業費概算見込み額とは一致しません。」という答弁がありました。
このほか特に報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第56号議案、藤枝市
地域福祉基金条例制定について申し上げます。
まず、「第3条第2項中、最も確実かつ有利な有価証券にかえることができるとあるが、具体的にはどんなものか。」という質疑があり、これに対し、「有価証券については、収入役が保管のため、こちらでは扱いませんが、大口預金やMMCのような確実に有利なものにと考えております。」という答弁がありました。
次に、「基金設置に基づく在宅福祉等向上のための具体的施策を伺う。」という質疑があり、これに対して、「国において具体的に示されている施策から、当市の実情にあったものを選択し、在宅福祉の充実を図っていきます。」という答弁がありました。
次に、「本基金の設置は、従前より予想されていた制度ではないため、今までに策定された高齢化社会対策基本計画や現在策定中の地域福祉計画に盛り込まれていないと思うので、計画の練り直しが必要と思うがどうか。」という質疑があり、これに対し、「予想し得なかった制度でありますので、今後、高齢化社会対策基本計画や現在策定中の地域福祉計画に盛り込んでいき、反映させていきたいと考えています。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に、
経済建設委員長の報告を求めます。
(登 壇)
◎
経済建設委員長(小山儀助君) 本委員会に付託されました議案4件の審査の経過と結果について、主な質疑を中心に御報告いたします。
最初に、第48号議案、平成3年度藤枝市
一般会計補正予算第2号のうち、本委員会に分割付託された費目について申し上げます。
最初に、「農村地域農業構造改善事業として行う体験農園とはどのようなものか。」という質疑があり、これに対して、「都市生活者に農業を体験してもらう施設を、滝沢と本郷でそれぞれ組合をつくって設置、運営するもので、トウモロコシのもぎ取り、イチゴの摘み取り、サツマイモの掘り取りなどを計画しています。」という答弁がありました。
次に、「レール走行式茶園管理装置設置事業の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して「茶業試験場で開発され、各茶産地で試験的に導入しているもので、比較的平坦地でないと設置が難しいということで、本市では堀之内の小林さんというお宅で導入することになりました。50アールの管理施設を設け、肥料散布と刈り取りがリモコン操作で行えるもので、労力の軽減が見込まれます。」という答弁がありました。
次に、「長楽寺商工振興会へ交付される商店街環境整備事業費補助金により行われる事業について伺う。」という質疑があり、これに対して、「放送施設及び広告看板などの整備を行う計画です。」という答弁がありました。
次に、「蓮華寺池公園駐車場整備工事の内容を伺う。」という質疑があり、これに対して、「西高グラウンド北側に新たに537平方メートルほど借りることになりましたので、周囲の整備と舗装を行います。また、藤小のグラウンドも一部使わせてもらうことになりましたので、入口の整備を行うものです。」という答弁がありました。
次に、「葉梨高洲線の立体部分が使えるようになるのはいつごろになるのか。」という質疑があり、これに対して、「平成4年度までの事業として施工していますが、4年度完了は難しい状況であり、平成5年度までかかると思われます。」という答弁がありました。
以上のような審査を経て、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、第57号議案、私有財産の取得について申し上げます。
まず、山林でも買収単価の高いものがあるがどのような理由か。」という質疑があり、これに対して、「この部分には竹林があり、竹林については肥培管理をしているため、山林の1.5倍の単価としています。」という答弁がありました。
次に、「今年度分の残りの買収計画はどうか。」という質疑があり、これに対して、一般会計分については、残りの179件のうち、約70件、金額的には約70%について調査が終わっています。さらに調査を続けていき、11月定例会で残り全部の取得について審議をお願いする予定です。」という答弁がありました。
このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第58号議案、市道路線の認定について申し上げますが、特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、第59号議案、藤枝市営住宅前島東団地の
建設工事請負契約の締結について申し上げます。
まず、「これまで入居していた人たちの扱いについて伺う。」という質疑があり、これに対して、「建て替えなので既存の入居者については優先的に入居を認めることにしており、現在7戸から申し出があります。したがって、一般公募は13戸の予定です。」という答弁がありました。
次に、「家賃はどの程度を予定しているのか。」という質疑があり、これに対して、「家賃については、電気工事、衛生設備工事等、すべての事業費が確定した段階でそれらをもとに決定します。」という答弁がありました。
このほか特に御報告いたす質疑もなく、採決の結果、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 以上で、各
常任委員長の報告は終わりました。
○議長(渡辺馨一君) ここでしばらく休憩いたします。
午前10時03分休憩
午前10時17分再開
○議長(渡辺馨一君) 引き続き会議を開きます。
○議長(渡辺馨一君) これから上程議案14件の各
常任委員長の報告に対する質疑を行いますが、通告はありません。質疑なしと認め、本案14件の質疑を終わります。
○議長(渡辺馨一君) これから討論を行います。
初めに、認第1号の討論を行います。通告がありますので発言を許します。
最初に原案に反対の25番 山田敏江君。
(登 壇)
◆25番(山田敏江君) 認第1号、平成2年度藤枝市
病院事業会計決算の認定について、反対の立場で討論いたします。
本決算は、病院事業収益74億4,602万2,040円で、病院事業費用は70億7,976万824円で、経常収支において、前年度より3億6,626万1,216円の利益を計上することになりました。資本的収入では29億6,510万円で、資本的支出は30億8,686万2,923円であります。地域の中核病院として藤枝市民12万1,900名余の信頼にこたえるため、病院業務に携わる医師、看護婦、職員の皆様の日夜の御奮闘に敬意を表します。2年度においては、薬剤師の増員、薬の相談コーナー設置、案内係に専任の婦長を配置するなど、患者サービスのために改善を尽くされてきたことは、大変喜ばしく充実されたものと思っております。
しかしながら、本決算に反対する理由の第1点は、消費税の問題であります。消費税は、平成元年4月1日より執行されましたが、消費税導入の影響から物価上昇率は、今年4月は平成2年4月に比べて3.7%の上昇であり、消費税の影響は
市民生活にも多大であります。病院事業会計において、診療費、出産や人間ドック、文書料、公衆衛生等で市民から消費税1,305万5,949円が徴収されていることであります。本来、お産などに消費税をかけることはやめるべきでありました。
第2点は、医事課の業務を有限会社志太医療に委託したことであります。本来、病院と市民との信頼関係こそが病院の発展にとって大事なことであるにもかかわらず、病院当局が脱法行為のペーパー会社志太医療にその業務を任せ、そのことに当局も深くかかわってきたことであります。早急に改善をするよう求め、以上の点を指摘し、反対討論といたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に、原案に賛成の11番 小沢佐敏君。
(登 壇)
◆11番(小沢佐敏君) 私はただいま議題となっております認第1号、平成2年度藤枝市
病院事業会計決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。
御案内のように医療社会を取り巻く環境は、目まぐるしく変化する医学・医療への対応や、一方では医療従事者の確保問題など、一段と複雑で厳しい状況に惟移しているものと思われます。
特に公立病院は、高度医療や特殊診療を行い不採算部門をも担当しながら、地域の基幹病院としての役割を果たし、さらに経営の安定化にも意を注いでまいらねばならないと言う、極めて大変な使命を帯びているものと思います。今日市民の健康に対する意識の高まりや余暇時間の増大などにより、総合病院志向はますます顕著な傾向にあり、本年度決算においても、総患者数は前年に比べて1万7,836人増加の48万3,341人であり、また病床利用率も93.8%と県下・自治体病院で最も高い利用状況であると伺っております。こうしたことから、経営状況も収入の根幹をなす診療収入は前年度より3億5,760万円余の増収となっており、給与費、材料費など運営上どうしても増高が避けられない経費を抱えつつ、さらに診療報酬改定をも病院にとって厳しい内容の実情にあって、前年度を上回る3億6,626万1,000円余の純利益を生じたことは高く評価するところでございます。
一方、建設改良費の新病院建設関係につきましては、昨年9月地元との協定も締結され、用地取得及び造成工事を行うとともに実施設計も完了し、いよいよ本格的な工事着工に向けての諸準備が整ったわけであります。市民の負託に十分こたえられる立派な新病院が完成されますことを心から願う一人でございます。そのほか医療機器の整備につきましても、財政的、スペース的に制約される中で、各種高度医療機器が計画的に導入されているものと思われます。
なお、先ほど反対討論で述べられました消費税につきましては、税法に基づき処理されたものであり、医療事務の委託関係も、これまで本会議や委員会等で当局からの説明を受け、これらを総合的に考え合わせますとやむを得ない措置であると判断をいたします。いずれにしても、現在の医療需要に十分に対応するには現施設では根本的に困難であると思いますが、薬相談コーナーの設置などソフト面での創意工夫をしながら、日夜懸命に病院運営の向上に努力されております病院長を初め職員の皆さんに深く感謝の意を表すとともに、市民に親しまれる病院としての一層の努力を要望し、賛成討論といたします。諸兄の御賛同を願うものであります。
○議長(渡辺馨一君) 以上で本案の討論を終わります。
次に、認第2号の討論を行います。通告がありますので、発言を許します。
最初に、原案に反対の27番 浅羽広吉君。
(登 壇)
◆27番(浅羽広吉君) 私は、認第2号、平成2年度藤枝市
水道事業会計決算の認定に反対するものであります。その理由は、多くの国民、市民が導入に反対してきた消費税を、当年度も水道料金や加入分担金等にかけて市民に転嫁していることであります。
水道事業に関して、当年度中に市民から徴収した消費税は、総額で4,444万5,814円ということであります。このお金は、昨年もそうでありましたが、税務署に納めることなく、そのまま水道事業会計に納まっております。当年度中の工事請負費や購入資材費等の支出にかかった消費税の合計額が、徴収した消費税合計額を上回ったからであります。このように、消費税は市民と市に対して損害を与えているのであります。
消費税は先ほども議論がありましたが、今年で3年目を迎えておりますが、国民の多くが真実このことに賛成したものではありませんし、消費税を認めたものでもありません。
昨年2月の第39回衆議院総選挙で、自民党は消費税見直しを公約に掲げざるを得ませんでした。その結果、安定多数の議席は確保しましたが、得票率は46%と過半数をさらに割り込み、前回1986年の49%より3%も落ち込んだのであります。
こうした背景から、水道料金等の公共料金への消費税転嫁を見送ってきた自治体が、東京都を初め今日でも多くあります。
そして、藤枝市では当年度直前の平成2年2月議会に、水道料金にかかる消費税転嫁を撤廃するという条例改正案が、田沢錠一君ほか3名から提案され、日本共産党議員団はこれに賛成したところであります。この条例改正案は、残念ながら賛成少数で否決されましたが、市民の多くの意見を代弁したものであったと確信するものであります。
市長はこの私たちや市民の声を聞かないで、水道料金等への消費税転嫁を当年度も引き続き行ってきたところであります。
さて、平成2年度の藤枝市水道事業会計は、営業収支で7,640万円の黒字決算となりました。このことは結構なことであります。しかし、同時に指摘しなければならないのは、水道料金引き上げを提案した際の見込み数値に対して、またしても大幅な違いを出している問題であります。私は、昨年の決算でも同じことを強く言ってきたところであり、こうして再び三度も言わなければならないのは、まことに遺憾であります。
今年の2月議会、年度末段階で議会に提出された収支見込み資料では、平成2年度の営業収支は赤字ということでありました。料金引き上げ不可避、と言いたい気持ちはわからなくもありませんが、しかし、現状を正確に把握することは物事の基本であります。それができない職員だとは思いませんから、全体の奉仕者としての地方公務員の本分を尽くすことに、一層の努力を求めるものであります。
以上、申し述べて反対討論といたします。諸兄の御賛同をお願いいたします。
○議長(渡辺馨一君) 次に原案に賛成の1番 舘 正義君。
(登 壇)
◆1番(舘正義君) 私は、ただいま議題となっております認第2号、平成2年度藤枝市
水道事業会計決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。
平成2年度における水需要は、一般家庭用水等の需要増加によって、有収水量は前年度に比べ、61万6,172トンの増加となっており、収益的収支では、7,640万円余の純利益を生じております。一方、事業面をみますと第3次拡張事業も順調に進み、中央監視施設関連工事や北部幹線送水管布設工事を実施するとともに、都市計画事業、土地区画整理事業関連工事及び未配管地区への布設工事などの、配水管布設事業を初め、水源施設改良事業等、多くの事業が実施されており、当局の市民への水の安定供給に対する積極的な取り組みが伺えます。
なお、消費税については法律により課税されたものであり、水道会計の決算認定の場で論ずる問題ではないと思います。今後とも水の安定供給や、なお一層の健全な経営の確立など水道事業に対する市民の負託にこたえるべく、御努力を当局にお願いし、賛成の討論といたします。諸兄各位の御賛同をお願い申し上げます。
○議長(渡辺馨一君) 以上で本案の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第48号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第49号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第50号議案の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第51号議案から第56号議案まで、以上6件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案6件の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第57号議案から第59号議案まで、以上3件の討論を行います。通告はありません。討論なしと認め、本案3件の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) これで上程議案14件の討論は終わりました。
○議長(渡辺馨一君) これから上程議案14件を採決いたします。
最初に、認第1号を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は決算については認定であり、剰余金処分案については可決であります。本決算は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。
(賛 成 者 起 立)
○議長(渡辺馨一君) 起立多数です。したがって、本決算は認定及び可決することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、認第2号を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は決算については認定であり、剰余金処分案については可決であります。本決算は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。
(賛 成 者 起 立)
○議長(渡辺馨一君) 起立多数です。したがって、本決算は認定及び可決することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第48号議案を採決いたします。
本案に対する各
常任委員長の報告は、いずれも可決であります。本案は各
常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第49号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第50号議案を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第51号議案から第56号議案まで、以上6件を一括して採決をいたします。
本案6件に対する各
常任委員長の報告は、いずれも可決であります。本案6件は各
常任委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案6件は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 次に、第57号議案から第59号議案まで、以上3件を一括して採決いたします。
本案3件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。本案3件は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案3件は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 日程第2、請第4号を議題といたします。
本件について、
民生保健委員長から報告を求めます。
(登 壇)
◎
民生保健委員長(大井市郎君) 本委員会に付託されました請第4号、
白内障眼内レンズ(
人工水晶体)
挿入手術助成に関する請願の審査の経過と結果について御報告いたします。
執行部に本請願に対する考え方を求めたところ、「現在眼内レンズ挿入手術費の助成は、焼津市と富士川町が実施しています。熱海市は今年度中、伊東市は来年度より実施を予定しており、他の市については実施する予定はないという状況です。当市においては、実施に向けて前向きに努力していきたい。」という説明がありました。審査に当たっては特に御報告いたす意見もなく、採決の結果、
全会一致で採択すべきものと決定いたしました。以上、御報告いたします。
○議長(渡辺馨一君) 以上で、
民生保健委員長の報告は終わりました。
○議長(渡辺馨一君) ここで休憩いたします。
午前10時37分休憩
午前10時37分再開
○議長(渡辺馨一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(渡辺馨一君) これから請第4号の委員長の報告に対する質疑を行います。
通告はありません。質疑なしと認め、本件の質疑を終わります。
○議長(渡辺馨一君) これから請第4号の討論を行います。
通告はありません。討論なしと認め、本件の討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 請第4号の採決をいたします。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、請第4号は採択することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) 日程第3、第60号議案を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) ただいま議題となっております第60号議案、
藤枝市議会の議員に対する報酬及び期末手当の支給並びに
費用弁償条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、本件は
藤枝市議会委員会条例の一部改正に伴い、新たに
議会運営委員長の報酬額等について規定いたしたく、提案するものであります。よろしく御審議のほどをお願いいたしまして、説明を終わります。
○議長(渡辺馨一君) お誇りいたします。ただいま議題となっています第60号議案については、委員会の付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) これから質疑を行います。質疑はありますか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
○議長(渡辺馨一君) これより討論に入ります。討論はありますか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 第60号議案を採決いたします。
本案は原案のとおり、決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) 日程第4、第61号議案を議題といたします。
市長から提案理由の説明を求めます。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) ただいま議題となっております第61号議案、
教育委員会委員の任命についてでありますが、本市
教育委員会委員である大塚麻雄氏は平成3年9月30日をもって任期満了となりますので、新たに大井正志氏を適任と認め、任命いたしたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議のほどお願いいたしまして、説明を終わります。
○議長(渡辺馨一君) お誇りいたします。ただいま議題となっております第61号議案については、委員会の付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) これから質疑を行います。質疑はありますか。
○議長(渡辺馨一君) 26番 杉森十志雄君。
(登 壇)
◆26番(杉森十志雄君) 第61号議案
教育委員会委員の任命についてですね、3点ばかりちょっと伺っておきたいと思います。
まず第1点は、大塚麻雄さんはですね、昭和63年10月1日から任命をされたという形になるわけですね。そうなると一期4年間で交替ということになるわけですが、これでは十分な教育委員としての役割は、私は果たせないで終わってしまうというような感がするわけですね。どうして交替をしなければいけないのか、再任という方向が取れなかったのか、まず第1点。一期4年でいかほどのことができるかということになると、せっかくのこういうことをもっと生かす必要があると思うので、端的にここは伺っておきたいというふうに思います。
それから2つ目は、教育委員の果たす役割、これは極めてこれから大切になってくるわけですね。学校教育、社会教育、体育、そしてどこでも言われるように、全市民的な生涯教育というようなことも叫ばれている昨今なんですね。そういう状況の中で、市も施行されて以来もう既に37年もたっているわけですね。こういう状況を見た時にですね、やはり地域的性質というか、旧町村的なそういう悪習というか、悪幣というか、そういうことはもう取っ払う時代にきているのではないか。もっと全市民的な立場から、識者をやはり、いろんな階層、いろんな形から、選んでいくという配慮が私は必要になっているのではないか。どうしてそういう点で改善する努力はされなかったのか。2つ目でちょっと伺っておきたい。
3つ目は、非常に今日、市長の方から任命されている人は72歳、高齢が即私はいけないというそういう考え方は一切持ちません。それだけの熱意と人物評価そのものというのはできませんので、それは年齢とかというのではなくて、その人の熱意や誠意、そういうものにあると思いますけど、ただ残念ながらね、やはりいま言った教育というものが、どなたも必要性、重要性はこれから21世紀だとか、未来とかということを語れば語るほど教育の問題は大事だと言いながら、なぜ若い世代からもっと選出するという配慮に対して、どうこういう点はとらえてこなかったのか。その点についてですね、3点端的にちょっと伺っておきたいというふうに思います。以上、よろしくお願いします。
○議長(渡辺馨一君) 当局から答弁を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) 教育委員の選任にあたって、杉森議員から御質疑でありますが、第1点でございますが、大塚麻雄さんは御承知のように昭和63年10月1日から、ちょうど一期4年間就任していただきました。非常に卓越した教育行政をやっていただきました。なお、この方が任期がきたので辞職したいというような申し出もございましたので、それを私は認めたのでございます。
第2点は、地域的に選ぶということは適当でないじぁないかというお話でございますが、私は今までの教育行政に教育委員の方々がそれぞれの地域から選んで出ていただいたのは、大変これは適当であると私は存じまして、やはり今回大井さんがこの高洲地区から出るということで、私は適当であるということでございます。
それから、若い者と言いますが、まだまだ教育行政については、まだまだ相当の高齢者をもってやることが、教育行政の最も大きな利点であるということで、大井正志氏を選任いたしたのでございますので、よろしくお願いします。
○議長(渡辺馨一君) 杉森十志雄君、よろしいですか。26番 杉森十志雄君。
◆26番(杉森十志雄君) 非常にね、市長、行政の最高責任者の答弁としてはね、休憩をとってきちっとした配慮した答弁をしていただければ、私も納得する感じがするのですけれども、私の質疑に対しての答えということにはね、ちょっとおぼつかない答弁なんですよね。趣旨に対してやはりもう少しね、きちっとした答弁をしていただかないと、このことで了とするわけにいかない答弁だと、私ははっきり思うんですよ。私も例えば高齢者がどうのということではなくて、教育は今の時代はもっと若い人には任せられんだというようなね、こんなばかげたことをやっぱり最高責任者が言うべきではないんですよ。こんなことが本会議におけるこういう人事案件に対する答弁として了とするということになるとね、議会の権威とね、藤枝市の行政が笑い者になるんですよ。このことそのまま市民に向けて、県下に向けて明らかにさせれば、そんな答弁がされたんじゃ。もう少し議長休憩してね、しかるべきちょっと答弁をするようにしなさいよ。再答弁求めます。
○議長(渡辺馨一君) それではここで休憩いたします。
午前10時49分休憩
午前10時57分再開
○議長(渡辺馨一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(渡辺馨一君) 当局から答弁を求めます。市長。
(登 壇)
◎市長(飯塚正二君) 先ほど、杉森議員の教育委員に関連した質疑に対してお答えいたしましたところ、大変適切でないということでございましたが、さらにお答え申し上げます。
第1点は御理解いただけたと存じますが、第2点の地域的の問題でございますが、この点は従来の慣行もございますし、まあひとつ、その地区は大洲と高洲の地区から出ておりますが、大体今まで交替というようなことの慣行できております。いまお話の件については、今後こういう問題については、ひとつ検討しつつやっていきたいとこんなふうに考えていきます。
次に、第3点の高齢者ではないかというようなことでございますが、この点についてはやはりまあ先ほども申し上げたことでございますが、やはり、今日では若者の採用も必要でございますが、ちょうど適任者がなかったということで、大井君が適任だということで御推薦もございましたので、大井君を適任者と認めたのでございます。なお、今後若者等々の問題についても、御承知のように、次回の選考等々において十分配慮しながらづつやっていきたいと、こういうことでございますので、よろしく御理解いただきまして答弁を終わります。
○議長(渡辺馨一君) 26番 杉森十志雄君。
◆26番(杉森十志雄君) はい、結構ですよ。
○議長(渡辺馨一君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) ないようですから、以上で質疑を終わります。
○議長(渡辺馨一君) これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」 と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 討論なしと認め、討論を終わります。
○議長(渡辺馨一君) お諮りいたします。ただいま議題となっています第61号議案は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案は同意することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) 日程第5、発議案第7号及び発議案第8号、以上2件を一括議題といたします。
○議長(渡辺馨一君) 職員が議案を朗読をいたします。
(職 員 朗 読)
○議長(渡辺馨一君) お諮りいたします。本案2件は、私を除く27議員による発議ですので、提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論のいずれも省略したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案2件は提案理由の説明・質疑・委員会付託・討論のいずれも省略することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) これから、発議案第7号及び発議案8号、以上2件を一括採決いたします。
本案2件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本案2件は原案のとおり可決されました。
○議長(渡辺馨一君) お諮りいたします。ただいま意見書が可決されましたが、その条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、そのように取り扱わさせていただきます。
○議長(渡辺馨一君) 日程第6、受理いたしました陳第13号を議題といたします。
○議長(渡辺馨一君) 職員が
陳情文書表により、朗読いたします。
(職 員 朗 読)
○議長(渡辺馨一君) お諮りいたします。受理いたしました陳情については、
陳情文書表のとおり、経済建設委員会に付託のうえ、閉会中
継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、本件は経済建設委員会に付託の上、閉会中
継続審査とすることに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) 日程第7、閉会中
継続審査の件を議題といたします。
○議長(渡辺馨一君)
総務委員長から、会議規則第103条の規定により、閉会中
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
総務委員長からの申し出のとおり、閉会中
継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、申し出のとおり閉会中
継続審査とすることに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) ここで休憩いたします。
午前11時09分休憩
午前11時13分再開
○議長(渡辺馨一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○議長(渡辺馨一君) 日程第8、
議会運営委員の選任を行います。
○議長(渡辺馨一君) お諮りいたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、秋山録治君、大井市郎君、田沢錠一君、三ヶ尻進君、仲田 弘君、岸 快充君、桜井喜代司君、後藤 彰君、浅羽広吉君、小山儀助君、以上10名を
議会運営委員に指名したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(渡辺馨一君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました以上の方々を、
議会運営委員に選任することに決定いたしました。
○議長(渡辺馨一君) ここで
議会運営委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、しばらく休憩いたします。
午前11時14分休憩
午前11時23分再開