午前9時19分
休憩
午前9時44分
再開
○
議長(
小山儀助君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
○
議長(
小山儀助君) これより
上程議案3件に対する
質疑に入ります。
通告がありますので
発言を許します。27番
浅羽広吉君。
(登 壇)
◆27番(
浅羽広吉君) 第74号、75号並びに76
号議案について、全体として4点ほど伺っておきたいと思います。
第1点は、それぞれの
請負契約に係る
指名業者名と
入札の
状況を伺います。
2つ目に、
議案に上がっております3つの
工事以外の
附帯工事について、
指名業者、
請負業者名と
請負工事金額を伺いたいと思います。
3点目に、
市民会館、
市庁舎増改築工事について、
本体部分でございますが、これには
解体工事と
機械棟、
自転車置き場工事も含まれているというように思うわけですが、これはそれぞれ分割をして
発注することが可能であるというように思うわけでありますし、また先ごろそういう趣旨の申し入れも各会派の代表でしたところでありますけれども、このように分割
発注されていないわけであります。その
理由、あるいは
考え方について伺っておきます。
第74号と75号については、
共同企業体でございますが、それぞれ
共同企業体を構成する個々の
企業の責任といいますか、
持ち分割合というのが明確になっているものでございますかどうか。いるとすればそれはどの程度になっているのか、この際伺っておきたいと思います。
以上、よろしくお願いいたします。
○
議長(
小山儀助君)
当局から
答弁を求めます。
建設部長。
(登 壇)
◎
建設部長(
杉本政次君)
浅羽議員の
質問に対して
お答えを申し上げます。
第1点目の、
指名業者名と各
入札状況の
関係でございますが、ただいまから申し上げます。
本体の
関係でございます。間組・
村松工業株式会社のこの
共同企業体ですね。それが8億2,200万円、安藤
建設・
平井工業8億2,800万円、鹿島
建設・
杉村工務店企業体8億1,900万円、住友
建設・
角丸建設8億2,000万円、清水
建設・
市川土木8億3,000万円、西武
建設・大河原
建設8億5,000万円、大成
建設・
木下建設工業8億2,500万円、
フジタ工業・
杉山工務店8億3,700万円、
株式会社大林組・
田中組8億500万円、三井
建設・道組8億4,900万円、竹中工務店・五
光建設8億1,000万円、11
特別企業体で
最低価格で
落札を8億500万円、
大林組・
田中組の
特別共同企業体でございます。
次に
電気設備工事の
関係を申し上げます。中電
工事・
飯田電機1億2,400万円、
東海電気工事・
落合電気工事1億750万円、
大王電機・
児玉電機、これが1億1,850万円。
静岡電機工業・
秋野電気1億1,630万円、
東海電気工業所・
オカノ電気商会1億2,300万円、
夏目電気工業・
藤枝大東工業1億1,500万円、日本電設工業・
堀江電気1億2,150万円、
日進電機・
三信電業舎1億2,000万円、
朋電舎・
小沢電気商会1億1,900万円、
大同電気・
小林電機工業1億1,180万円、
長谷川電機・
勝治電気1億1,400万円、
土井電気工事・
三和電気1億1,000万円、以上12
企業体で、
最低者でございます
東海電気工事と
落合電気工事の
特別共同企業体の1億750万円が1回で
落札をいたしました。
次に、
空調設備工事でございます。新菱冷熱工業2億1,000万円、
日本空調東海2億1,300万円、
東芝空調2億1,000万円、
太洋冷機工業2億1,500万円、川崎設備工業2億400万円、東洋熱工業2億600万円、
三洋電機環境設備2億1,100万円、
東海瓦斯2億900万円、
菱和設備2億円、高砂熱学工業2億1,800万円、これが1回目でございます。2回目を申し上げます。その
順序で、先ほど申し上げました
順序で申し上げます。1億9,900万円、1億9,900万円、1億9,850万円、1億9,800万円、1億9,850万円、1億9,800万円、1億9,870万円、1億9,880万円、1億9,700万円、1億9,830万円。2回目で
最低者でございます
菱和設備株式会社が1億9,700万円で
落札をいたしました。
次に、第2点目の御
質問でございますが、
請負契約金額、
工期を問うということと、その
最初には
附帯工事の
請負業者名といったようなことでございまして、これは
衛生設備の
関係を指しているということで
お答えをさしていただきます。
落札者は
株式会社渡辺建材工業でございます。4,870万円で1回で
落札をいたしております。それから
請負工事の
期間でございますけれども、これにつきましては、
契約後直ちに着工いたしまして、62年12月25日までの
工期でございます。
それから第3点目の、
市民会館の
解体工事の
関係、あるいは
分離発注の
関係、それから
機械棟の
関係、
自転車置き場といったような
考え方でございますが、どういうわけで
分離発注しなかったかといういったような
理由を問うということでございますが、御案内のとおり、この非常に限られた狭い
敷地内で、ただいま申し上げましたような
機械棟、あるいは
自転車置き場をつくる、あるいは
解体していくということでございます。したがいまして、
本体とこれらはどうしても一括
発注した方が、関連したパイプ、
電気等々、相当通っております。したがいまして、煩雑困難であるということでございます。できましたらこれらを一括
発注することによって、
取り壊しもできるし、あるいは
建設はもちろんのことでございますが、効率的、能率的に最大限に限られた
期間に効果を発揮するということでございまして、特に1つには
市民会館の
休止といったようなものをできるだけ少なくして、
市民の
皆さんに利便をしていただいた方がいいではないかといったようなことから、こうしたようなものに一括
発注したということでございます。
それから第4点目の、各
共同企業体について、その
持ち分、
分割割合はどうなってるかといったようなことでございますが、まずこれは
本体の
関係でございますが、7対3という
割合でございます。
最初に読み上げた大手の
企業といいますか、
会社名といいますか、会社といいますか、これが7でございます。で、後段で読み上げてあるのが3という
出資比率というか、
割合でございます。
それから
電気設備の
関係でございますが、これにつきましては7.5対2.5の
出資比率といいますか、
割合でございます。
以上、
お答えにさしていただきます。
○
議長(
小山儀助君) 27番。
◆27番(
浅羽広吉君)
分離発注の
関係でございますが、狭い
敷地内で効率的、能率的に
工事を行うために一括して
発注をしたということでございます。ちょっとその辺のところはうなずけない感じもするわけですが、そこで念のために伺っておきますが、
機械棟の
工事はいつからいつまでの
工程で行う考えか。それから
解体工事ついてはいつからいつか。
本体工事についてはいつからいつというふうな
工程になっているのか、伺っておきたいと思います。
○
議長(
小山儀助君)
当局から
答弁を求めます。
建設部長。
(登 壇)
◎
建設部長(
杉本政次君)
お答えを申し上げます。
機械棟につきましては、
取り壊しを含めまして、62年の3月31日までには
建設を完了していきたいということでございます。それから
自転車置き場におきましても2月の20日までには
取り壊しを完了しながら
建設をしていきたいということでございまして、さらに
工程表につきましては、これは
契約後直ちに
業者と細部的には協議をする中でこれを詰めていくということでございまして、最終的には先ほど申し上げました
建設完了時にはこれを完了してくという
考え方でございます。以上でございます。
○
議長(
小山儀助君)
参事。
(登 壇)
◎
総務部参事(
増井恵二君)
お答えを申し上げます。
解体の
関係でございますが、これにつきましては
契約後、ただいま
建設部長申し上げましたように、
業者と話をしまして、着工するわけでございますけれども、現時点では、現在の時点では2月の後半から3月にかけて
解体をしていきたいということで新
年度本体工事にかかってまいりたいと、そういう予定でございます。以上でございます。
○
議長(
小山儀助君) 27番。
◆27番(
浅羽広吉君) そうしますと、
機械棟、
本体の
建築工事に入る前に
機械棟の
建築は大体終わるということになるわけですね、で、もちろん
解体もその前に終わってるわけです。で、競合するのは、一部
機械棟の
建築の終わりのころに
会議室等の
解体というのがあるというだけであって、
最初の
説明のように、狭い
敷地内で効率的、能率的にということは、分割
発注しても何にも非効率にもならないし、仕事ができないという
状況じゃないはずだというふうに思うわけですね。当然これは
工事を一括ではなくて、分離して
発注できる、しても何ら
差し支かえがないというものだというふうに思うんですけれども、そこはどうなんですか。そこだけ伺っておきたいと思います。あとはまたそれぞれ担当の
委員会でさらに詳しくは御
審議いただきたいと思いますけども、それだけ伺っておきます。
○
議長(
小山儀助君)
参事。
(登 壇)
◎
総務部参事(
増井恵二君)
お答えを申し上げます。
先ほど建設部長からお話ございましたように、総体的な内容としてこの
市庁舎市民会館の
工事に取り組んでまいりたいということが基本的な
考え方でございまして、できる限り
市民会館の
休止期間を短くしたいということもございまして、確かに
浅羽議員さんのおっしゃるような
考え方、視点というものもあろうかと思いますが、私どもはむしろ、ただいま申し上げましたような方法でやることが、
市民会館の
休止期間を短くする方向に通ずるであろうというふうに考えた次第でございます。
以上、御
答弁にかえさしていただきます。
○
議長(
小山儀助君) 以上で
本案3件の
質疑を終結いたします。
ただいま
議題となっております、第74
号議案から第76
号議案まで、以上3件は
総務委員会に
付託いたします。
○
議長(
小山儀助君) この際、暫時
休憩いたします。
午前10時8分
休憩
午前11時22分
再開
○
議長(
小山儀助君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
○
議長(
小山儀助君) この際、
事務局長をして
諸般の
報告をいたさせます。
◎
議会事務局長(
青島友吉君) 御
報告いたします。
本日
総務委員会へ
付託いたしました第74
号議案外2件の
審査が終了した旨、所管の
委員長から
報告があり、これを
受理いたしました。以上であります。
○
議長(
小山儀助君) これより
上程議案3件の
常任委員会における
審査の
経過と結果について、
総務委員長から
報告を求めます。
(登 壇)
◎
総務委員長(
山下末治君) 本
委員会に
付託されました、第74
号議案から第76
号議案まで、以上3件の
審査の
経過と結果について御
報告いたします。
本案3件については、一括して
審査を行いました。
まず、「
共同企業体の
出資比率が
本体で7対3、
電気設備で7.5対2.5となっており、
大手業者のウエートが高過ぎると思うが、市としてはどのような指導をしたのか。」という
質疑があり、これに対し、「
出資比率については他市の例を参考にして、8対2を
最低限度とするよう指導しました。今回は
業者が自主的に相談してこのような
比率となりました。」という
答弁がありました。
次に、「
工程上では
分離発注も可能ではないかと思われるが、一括
発注するのは
市民会館ホールの使用の
関係からか。」という
質疑があり、これに対して、「
ホール使用の
休止期間をできるだけ短くするために、
機械棟や
仮設楽屋の
建設、
会議室の
解体工事は連携が必要であり、一括
発注する方がスムーズな
工事ができると判断しました。」という
答弁がありました。
次に、「
下請工事などについては、できるだけ
市内業者を優先し、また
工事を進めるに当たっては
市民に迷惑のかからないように指導していただきたい。」という
要望意見がありました。
以上のような
審査を経て採決の結果、
本案3件はいずれも
全会一致で
原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、御
報告を申し上げます。
○
議長(
小山儀助君) これをもって
総務委員長の
報告は終わりました。
○
議長(
小山儀助君) この際、暫時
休憩いたします。
午前11時26分
休憩
午前11時34分
再開
○
議長(
小山儀助君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
○
議長(
小山儀助君) これより
上程議案3件の
委員長報告に対する
質疑に入ります。
通告はありません。
質疑なしと認め、
本案3件の
質疑を終結いたします。
○
議長(
小山儀助君) これより討論に入ります。
通告がありますので、順次
発言を許します。
まず、
原案に反対の26番
杉森十
志雄君。
(登 壇)
◆26番(
杉森十
志雄君) 私は、ただいま
議題となっております第74、75、76
号議案、
市民会館、
市庁舎増改築工事に伴う
建設工事請負契約の
締結について、
日本共産党藤枝市
会議員団を代表して
反対討論をいたします。
請負契約としては10月22日の
入札で、
本体工事が
大林・
田中組の
共同企業体による8億500万円、1回で
落札。
給排水衛生施設が
株式会社渡辺建材工業で、これも1回で4,870万円で
落札。
電気工事は
東海電気工事・
落合電気の
共同企業体で1億750万円で1回で
落札。
空調工事は
菱和設備株式会社で1億9,700万円で2回目で
落札と、全体
工事費としては11億5,820万円で行うものでありますが、私が問題にするのは、
請負契約の
議案の目的が
市庁舎増改築工事であることであります。
私
たち共産党議員団は、一貫してこの問題については、不要とは言わないが、現在の
財政状況の厳しいときに急いで行う必要がないことを指摘してまいりました。なぜなら、
市当局は、
職員増と
OA化等の導入によって、業務をとる
スペースが狭い、
会議室が足りない、そういうことで、
市民会館の
会議室の大半を利用してる等
理由に挙げておりますが、これらは到底納得できるものではありません。
市民のとうとい税金を効率的、効果的に使うためにも、もっと現在の
公共施設の
有効活用と工夫こそ今日必要であります。例えば2階の
下水道関係の
職員31名を
浄化センターに移せば、相当の
スペースは確保できるものであります。なお、現在
建設中の
保健センターへ
健康管理課が来年度からは移る予定になっております。清掃業務員の仮詰所は当然改築すべきものであり、これを行うことによって、生活環境課の
職員を移すこともできるわけであります。また、
市民会館の
会議室の利用の問題は、一般
市民の利用の少ない日中の利用であり、効率的活用面から見ても、当然の工夫であります。また、地上5階建ての
建設は、なお一層
市民に対し、駐車場で不便をかけることは明らかであります。公共用地の効率的活用から地下駐車場対策等行うべきであり、将来の
市民に対し禍根を残す
建設であり、反対するものであります。
また第2は、
請負契約に当たっては、地元
業者優先を基本にすべきでありますが、こうした点については一定努力している点がありますが、もっと分離、分割
発注をして、直接地元
業者が請け負える工夫をすべきであります。特に
工事工程から見ても問題のない
自転車置き場、
機械棟解体工事等は当然
分離発注すべきであり、納得できないところであります。
市民の総意と将来を展望したとき、禍根を残さないためにも、議員諸兄の賛同をお願いいたします。
○
議長(
小山儀助君) 次に、
原案に賛成の13番 小柳津治男君。
(登 壇)
◆13番(小柳津治男君) 私は、ただいま
議題となっております第74号、75号、76
号議案、
市民会館、
市庁舎増改築工事の
請負契約締結についての関連3
議案に対して、賛成の立場から討論いたします。
御承知のとおり、現市庁舎は
昭和48年に
完成いたしましたが、その後人口増加等により行政事務量も増加し、電算オンライン化に伴う端末機やOA機器の導入、書庫等の設置場所の確保などにより、市庁舎が大変狭くなり、庁舎内の
会議室を事務室に変更するなどして対処しており、
市民サービスの向上の面からも限界が来ていることは的確な事実であります。また、このような背景から、
市民会館の
会議室の利用
状況も、市の業務
関係に利用される
割合が非常に高くなっており、これまた改善の措置を講ずべき時期に至っております。このような現状を直視いたしまして、
議会の立場からの議員各位の御
発言や、昨年御活躍くださいました各種団体や各階各層の方々で構成されました行政改革懇談会の委員の
皆さんからも、
全会一致で、市庁舎等の増改築を行い、
市民サービス向上と効率的、能率的な行政執行をする必要があるとの提言をいただいておるところでございます。
これに対処して、本年3月定例市
議会におきまして、これに要する設計委託料等の予算措置がなされました。かつ、さきの9月定例市
議会におきましても、
市民会館、
市庁舎増改築工事費が2カ年継続事業として予算措置がされたところであります。
今回、
市民会館、
市庁舎増改築工事関連の
請負契約締結議案が上程されましたことは、まことに喜ばしいことと存じます。厳しい
財政状況のもとにございますので、財政の健全化のため、格段の御努力を
当局に要望するとともに、本
工事は
市民にとっても必要不可欠なものであり、
工事執行に万全を期し、関連各種
工事が各
業者の熱意と努力により立派に
完成することを期待し、また、地元
業者育成の意味合いにおきましても、下請できます
工事部分については、地元
業者が下請できますように
当局の御指導を強く要望しまして、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。
○
議長(
小山儀助君) 以上で討論は終わりました。これをもって
本案3件の討論を終結いたします。
○
議長(
小山儀助君) これより第74
号議案から第76
号議案まで、以上3件を一括して採決いたします。
本案3件に対する
委員長の
報告はいずれも可決であります。
本案3件は、
委員長の
報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
議長(
小山儀助君) 起立多数であります。よって、
本案3件は
原案のとおり可決されました。
○
議長(
小山儀助君)
日程第3、
請願取り下げの件を
議題といたします。
閉会中
継続審査となっております請第3号、
国家公務員に対する
人事院勧告完全実施の
意見書提出を求める請願について、請願者から取り下げ願が提出されました。
お諮りいたします。ただいま
議題となっております
請願取り下げの件については、これを承認することに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と言う者あり)
○
議長(
小山儀助君) 御
異議なしと認めます。よって、
本件についてはこれを承認することに決しました。
○
議長(
小山儀助君) 以上で全
日程が終了いたしました。
○
議長(
小山儀助君) これにて
昭和61年10
月藤枝市議会臨時会を閉会いたします。
午前11時44分閉会
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。