掛川市議会 > 2019-12-20 >
令和 元年第 5回定例会(11月)−12月20日-05号

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  1. 掛川市議会 2019-12-20
    令和 元年第 5回定例会(11月)−12月20日-05号


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    最終取得日: 2023-04-18
    令和 元年第 5回定例会(11月)−12月20日-05号令和 元年第 5回定例会(11月)              令和元年第5回(11月)            掛川市議会定例会会議録(第5号) 〇議事日程      令和元年12月20日(金) 午前9時30分 開議  日程第1    議案第 94 号  令和元年度掛川一般会計補正予算(第3号)について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第2    議案第 95 号  令和元年度掛川国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 96 号  令和元年度掛川後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)について
       議案第 97 号  令和元年度掛川介護保険特別会計補正予算(第3号)について    議案第 98 号  令和元年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第 99 号  令和元年度掛川簡易水道特別会計補正予算(第1号)について    議案第100号  令和元年度掛川公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について    議案第101号  令和元年度掛川農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第102号  令和元年度掛川浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第103号  令和元年度佐束財産特別会計補正予算(第1号)について    議案第104号  令和元年度掛川水道事業会計補正予算(第1号)について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第3    議案第105号  掛川市簡易水道事業及び下水道事業地方公営企業法の適用に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について    議案第106号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    議案第107号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について    議案第108号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について    議案第109号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について    議案第110号  掛川市水道事業給水条例等の一部改正について    議案第111号  掛川市排水設備指定工事店条例の一部改正について                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第4    議案第112号  土地の取得について    議案第116号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)    議案第117号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)    議案第118号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)                環境産業 委員長 報告  日程第5    議案第119号  人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第6    常任委員会協議会報告    総務委員長 報告                  環境産業委員長 報告                  文教厚生委員長 報告  日程第7    議員派遣について  日程第8    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開議 ○議長(大石勇君) ただいまの出席議員は19名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。  市長より発言を求められておりますので、これを許します。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 市議会11月定例会最終日の冒頭の時間をおかりしまして、一言おわびを申し上げます。  12月10日に私を初め職員に支給した期末勤勉手当では、現行の職員給与条例等の規定により支給すべきところ、議決前にもかかわらず、改正後の支給率により計算を行ったため、過支給が生じることとなりました。市議会議員並びに市民の皆さんに御迷惑をおかけするとともに、信頼を損ねる結果を招き、深くおわびを申し上げます。  常勤特別職及び一般職員の期末勤勉手当については、本定例会に提出した議案第 107号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について等により、人事院勧告に準じた支給率改定等の改正を御審議いただいているところであります。誤って支給した期末勤勉手当については、対象者全て本日の支給の12月給与から減じる措置を講じております。議案第 107号を初め、関係する改正条例案を議決いただきましたら、改正に伴う差額を12月27日に対象者へ支給する予定であります。  今後、制度の改正の際は、これまで以上に注意が必要であるとの意識づけと複数チェック収支チェックの事務処理の基本事項を徹底させ、再発防止に努めてまいります。  重ねて御迷惑をおかけしましたことについて、深くおわびを申し上げます。 △日程第1 議案第94号 ○議長(大石勇君) それでは、日程第 1に入ります。日程第 1、議案第94号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(窪野愛子君) ただいま議長より報告を求められました議案第94号、令和元年度掛川一般会計補正予算(第 3号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費(第 1項)、第10款教育費(第 6項 1目、 2目を除く)について、審査の概要と結果を御報告いたします。  当委員会は、去る12月 6日午前 9時57分から第 1委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。  健康福祉部長から今回の補正における人件費について一括して説明を受けた後、各担当課からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、歳入中、後期高齢者医療事務費雑入について、委員より、広域連合精算返還金の増額になった理由について質疑があり、当局より、主には医療給付費が当初見込みよりも伸びが抑えられたためであるとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 3款民生費について、委員より、手話通訳者派遣事業費について、専任手話通訳者の確保ができなかった理由について質疑があり、当局より、就労内容や雇用形態等にもよるが、有資格者で非常勤職員という待遇では雇用が難しいとの答弁がありました。  関連して委員より、聾唖者との意思疎通は窓口対応が効果的である。優先的に有資格者の募集をかけていくべきであるがいかがかと質疑があり、当局より、聾唖団体から窓口には有資格者がいたほうが相談がしやすいため、ぜひ専門職の配置をとの要望が上がっている。ハローワークではなく、引き続き他の機関にも募集をかけていきたいとの答弁がありました。  関連して他の委員より、雇用条件の改善が必要ではないか。募集をかけるだけではなく、職員向けの手話研修会を開催するなど、職員を育成すればどうかとの質疑があり、当局より、職員研修については進めていくよう検討するとの答弁がありました。  委員より、プレミアム付商品券事業費について、現在の非課税者の申請率はどのような状況かとの質疑があり、当局より、11月22日現在で 42.34%である。県内平均が 33.81%であり、県下では一番高い状況にあるとの答弁がありました。  関連して他の委員より、申請は終了しているが、非常勤職員を 1名増員した理由について質疑があり、当局より、商品券の購買窓口を掛川商工会議所に委任することを考えていたが、窓口が多いほうがよいと判断し、 5カ所にふやした。市役所において発行事務だけではなく、購買事務を 1月末まで行うこととしたため、 1名増員したとの答弁がありました。  委員より、ききょう荘の施設改善事業費23万 1,000円の増は非常用自家発電機の整備であるが、今まで整備されていなかったのかとの質疑があり、当局より、 1台は整備されているが施設から追加購入の希望があった。国への補助申請が通ったため、停電時に備えもう一台整備することになったとの答弁がありました。  委員より、乳幼児健康支援費の増額について、病児保育事業の利用者の増加によるものとあるが、どのような状況であるかとの質疑があり、当局より、当初 220人と見込んでいたが、 9月末の実績を踏まえて、年間 675人を見込んでいるとの答弁がありました。  委員より、保育園等の施設整備について、債務負担行為を組んで整備をする理由について質疑があり、当局より、令和 3年度における待機児童ゼロを達成するため、債務負担を組み、保育園を整備していくとの答弁がありました。
     次に、歳出中、第 4款衛生費については質疑なく、続いて歳出中、第10款教育費について、委員より、無形民俗文化財記録調査費増額について質疑があり、当局より、 4月 3日からお祭りがあるので、今年度内に調査委員会を重ね、しっかり準備していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、保育園等の施設整備に関する債務負担行為について、市が待機児童ゼロに向けて先を見通し、計画的に施設整備をしていく姿勢を示していただいたことは評価でき、後押しをしたいとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第94号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 次に、環境産業委員長、山本裕三君、御登壇願います。山本裕三君。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長(山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第94号、令和元年度掛川一般会計補正予算(第 3号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳出中、第 2款総務費(第 1項29目、31目)、第 4款衛生費(第 1項を除く)、第 6款農林水産業費、第 7款商工費、第 8款土木費、第 10款教育費(第 6項 1目、 2目)、第11款災害復旧費について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  各担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  まず、歳出中、第 2款総務費について、委員より、地域協働環境整備を増額することで、今年度、地区から要望が上がったものは全て対応できるかとの質疑があり、当局より、対応できるとの答弁がありました。  次に、第 4款衛生費について、委員より、環境資源ギャラリー施設補修費について、もともと計画されていた修繕なのかとの質疑があり、当局より、これまで計画どおり修繕してきたが、今後の安定稼働のため、大がかりな修繕を行うとの答弁がありました。  関連して委員より、どのくらいの期間を見込んで修繕を行うかとの質疑があり、当局より、10年先まで見据えた修繕を行うとの答弁がありました。  次に、第 6款農林水産業費について、委員より、溜池維持管理費の増額補正について、事業費が倍の額になるが、想定外に老朽化が進んだということなのかとの質疑があり、当局より、ため池の改修から期間がたっているため、いざ水を排出しようとしたら、取水口の不具合により水田へ水を流すことに支障のあるため池の修理費であるとの答弁がありました。  委員より、県単補助治山事業費の増額 250万円で堰堤を 1つつくるということかとの質疑があり、当局より、来年度、県の補助をもらって市が治山事業で谷どめ工事を実施するための測量設計委託料であるとの答弁がありました。  次に、第 7款商工費について、委員より、中小企業振興計画策定支援業務委託料の増額補正について、以前、商工会議所事業継承等の調査を実施したと思うが、そのデータも使用するのかとの質疑があり、当局より、以前の実態調査を基礎にいろいろな角度からアンケートをとり、具体的な事業研究をしていくとの答弁がありました。  委員より、事業継承のための仕組みや、実現できそうなモデルの成果品が出てくるのかとの質疑があり、当局より、廃業もふえているので事例研究を中心として、成功事例、失敗事例を研究成果として出していきたいとの答弁がありました。  次に、第 8款土木費について、委員より、細田六才線道路改良事業の今後の進捗の見込みについての質疑があり、当局より、市が介入できない民民の問題もあり大変難しいが、今までどおり粘り強く交渉を続けていくとの答弁がありました。  委員より、交通安全施設整備事業費の増額補正に関して、安全点検は県道も含めて行っているのかとの質疑があり、当局より、各担当部署が情報収集し、実施要領に基づいて抽出した箇所を警察、静岡県、掛川市の担当部署が現場に出向いて協議している。県道については、県土木事務所が持ち帰り検討しているとの答弁がありました。  次に、第10款教育費、第11款災害復旧費については、特に申し上げる質疑なく、以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、今回の補正予算は必要なものが計上されているのでよいと思うとの意見が出されました。  以上で委員間討議を終了し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第81号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 続いて、総務委員長、小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長(小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第94号、令和元年度掛川一般会計補正予算(第 3号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第 1款議会費、第 2款総務費(第 1項29目、31目を除く)、第 9款消防費、第 2条繰越明許費及び第 3条債務負担行為の補正並びに第 4条地方債の補正について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る12月 6日午前 9時55分から第 3委員会室におきまして、全委員出席のもと開会をいたしました。  総務部長より、今回の補正における人件費について一括して説明を受けた後、各担当課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、人件費については質疑なく、次に、第 3条債務負担行為の補正について、委員より、保育園園舎等リース料は建物だけなのかとの質疑があり、当局より、建物本体と土地を合わせた賃借料となるとの答弁がありました。  関連して委員より、工事費に基礎工事分が含まれているのかとの質疑があり、当局より、基礎工事分を含めた全体の工事費にかかるリース料を算定しているとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 1款議会費については質疑なく、続いて歳出中、第 2款総務費について、委員より、賦課徴収費について、還付額が多い法人の還付理由について質疑があり、当局より、所有権移転型リース契約している太陽光発電施設を、借り主ではなく、貸し主が申告していたためであるとの答弁がありました。  委員より、外国人生活支援費について、窓口用タブレットの導入数と設置場所について質疑があり、当局より、NPO法人掛川国際交流センターに 1台設置するとの答弁がありました。  委員より、情報システム管理費派遣事業委託料について、増額理由が基幹業務システムの長期的かつ安定的な運営を構築するためとあるが、委託業務の期間は長期的に検討しているのかとの質疑があり、当局より、短期的ではなく、来年度も継続して予算要求する予定であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、全体の予算額のうち情報システム管理費が高額になっているが、ICT化が進む中、時代に沿う整備が必要との意見があり、他の委員より、市民からも理解が得られるよう、金額の精査と慎重な業者選定をしていく必要があるとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第94号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  ここで、環境産業委員会ですけれども、先ほどの委員長報告の中で最後のところ、議案第81号ということで言ったかと思いますが、議案第94号ですので、訂正をしていただきたいと思います。 ◎環境産業委員長(山本裕三君) 訂正をさせていただきます。  大変申しわけございません。今、議長におっしゃっていただきました議案第94号に修正をさせていただきます。御迷惑をおかけいたしました。 ○議長(大石勇君) 環境産業委員会の委員長から、議案第81号を議案第94号に訂正ということですので、よろしくお願いします。  これから、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する各委員長の報告は可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕                〔「異議あり」との声あり〕 ○議長(大石勇君) ただいま異議ありということですので、起立採決とします。  議案第94号について、採決をします。本件について賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石勇君) ありがとうございました。着席をしてください。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第2 議案第95号〜議案第 104号 ○議長(大石勇君) 続きまして、日程第 2、議案第95号から議案第 104号までの10件を一括議題とします。  本10件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(窪野愛子君) ただいま議長から報告を求められました議案第95号から議案第97号までの 3件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果について、順次御報告申し上げます。  本 3件は、一般会計補正予算の終了後、続けて審査を行いました。  まず、議案第95号、令和元年度掛川国民健康保険特別会計補正予算(第 2号)について御報告をいたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第95号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第96号、令和元年度掛川後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 2号)について御報告いたします。  当局の説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第96号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第97号、令和元年度掛川介護保険特別会計補正予算(第 3号)について御報告いたします。  当局の説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げる質疑はなく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第97号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 次に、環境産業委員長、山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長(山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第98号から議案第 102号まで及び議案第 104号の 6件について、その審査の概要と結果を報告いたします。  本 6件は、一般会計補正予算の審査に引き続き、審査をいたしました。  初めに、議案第98号、令和元年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、立地予定の会社は工期が 2年延びることになるが納得しているのかとの質疑があり、当局より、工期を延ばしても地盤改良をしっかりと行ってから引き渡しを行うよう要望を受けているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第98号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定をしました。  次に、議案第99号、令和元年度掛川簡易水道特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げるべき質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第99号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 100号、令和元年度掛川公共下水道事業特別会計補正予算(第 2号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げる質疑はなく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 100号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 101号、令和元年度掛川農業集落排水事業特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 101号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 102号、令和元年度掛川浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、浄化槽管理業務について、職員を 1人減らすことで業務に影響はないのかとの質疑があり、当局より、浄化槽管理業務は昨年同様 2名で対応しているが、 1名は他の業務と兼務しているので、この特別会計の人件費は 1名分としたためであり、影響はないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 102号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 104号、令和元年度掛川水道事業会計補正予算(第 1号)について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、台風19号により被災した熱海市への災害応援について、熱海市から要請があったのかとの質疑があり、当局より、日本水道協会の静岡県西部を取りまとめている浜松市から要請を受けたとの答弁がありました。  さらに、委員より、費用については熱海市ではなく掛川市で負担するのかとの質疑があり、当局より、掛川市で立てかえるが、今回の断水の原因は静岡県企業局が所管する水道管の破損によるため、県企業局へ請求していくとの答弁がありました。  委員より、水道施設管理業務委託について、民間へ業務を委託する背景には専門職が不足していることが関連しているのかとの質疑があり、当局より、業務の技術継承が課題となっており、その 1つの解決策であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、技能労務職の採用や技術の継承について検討するべきであるとの意見が出され、ほかの委員より、掛川市は技能労務職の採用人数を減らしてきたが、専門の業務について責任を持って施設を管理する人材は必要であり、見直す必要があるとの意見が出されました。  委員より、技能労務職は一般職より給料が低く、昇進も遅い実態があるとの意見が出され、ほかの委員より、技能労務職の待遇改善を図るべきであるとの意見が出されました。  以上で委員間討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 104号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 続いて、総務委員長、小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長(小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第 103号につきまして、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本件は、一般会計補正予算の審査後、続けて審査を行いました。  当局より説明を受けた後、質疑を求めたところ、委員より、 181万 5,000円の追加補正は、災害復旧だけの費用かとの質疑があり、当局より、工事費だけであるとの答弁がありました。  関連して委員より、工事の発注は財産区が行うのかとの質疑があり、当局より、財産区管理者である掛川市長が財産区として発注するとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、収入は少ないが多くの土地を所有している財産区もあるため、大雨等による災害復旧には今後の課題があると感じるとの意見があり、他の委員より、収入がない財産区は災害復旧費の捻出に困ることが予想されるので、行政側と議論を深めていく必要があるとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 103号は全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
     これから委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 104号について、 3番、勝川志保子さん、御登壇ください。                〔3番 勝川志保子君 登壇〕 ◆3番(勝川志保子君)  3番、日本共産党、勝川志保子です。  議案第 104号、令和元年度掛川水道事業会計補正予算(第 1号)について、反対の立場から討論に参加させていただきます。  水道の事業は、命の水と言われるように私たちの生活に欠くことができない公共性を持っています。国はこの水道事業を民間の手に委ねてしまうことを可能とする水道法の改定というものも行っています。他市においては、この水道事業民営化の方向が打ち出されているところもあります。  今回の補正では、令和 3年度までの債務負担行為を設定して、水道施設管理業務の包括委託と今後の委託の拡大、これが提案されています。  水道の業務は大変専門的で、長年の経験や知識の集積によって市民の安心と安全が担保される、そんな部署だと思います。残念ながら現業の職員、正職員としてきちんと新規採用してこなかったということもあって、今、この安心安全を市の職員で維持していくことが難しい事態となっています。委員長報告の討論の中でも述べられていましたが、私はここの部分が非常に危ういと感じています。災害時の緊急対応などを迅速に行ったり、老朽化等に対する優先順位を踏まえた対策を考え、将来ビジョンを持った水道施策を継続していくためには、自治体の職員が専門性を持ち対応できることが重要だと考えています。安易な民営化や民間委託の拡大は、長い目で見たときに危険です。何年か後にベテラン職員がいなくなり、営利企業に大切な水が任されていく、この包括委託の方向性には危うさを感じます。  以前、市民課窓口の民間委託の際にも討論させていただきましたが、現場での直接指示、これは場合によっては偽装請負として法律違反になることも考えられます。現業の正職員採用をしっかりと行って安心安全な水道事業を守ることが、私は自治体の責務だと考えます。  以上、反対討論といたします。 ○議長(大石勇君) 次に、同じく議案第 104号について、10番、嶺岡慎悟君、御登壇ください。                〔10番 嶺岡慎悟君 登壇〕 ◆10番(嶺岡慎悟君) 10番、創世会、嶺岡慎悟です。  私からは、議案第 104号、令和元年度掛川水道事業会計補正予算(第 1号)について、賛成とすべき立場から意見を述べさせていただきます。  今回の水道事業会計の補正は、人事異動などに伴い、職員給与費を減額するとともに、営業費用では、台風19号の被災地である熱海市に災害応援した経費を増額するものであります。災害応援の知識は今後の災害対応の貴重な機会となったと考えます。  また、資本的収支では、来年度の基幹管路整備を進めるために、原里池連絡管等布設工事などへの設計委託料を 2,200万円増額し、基幹管路の耐震化率の向上を図るものであり、送配水設備改良事業の工事請負費の 2億円の減と固定資産購入費の 1,292万 9,000円の減は、今年度の事業の進捗状況により減額するもので、来年度以降の財源の確保及び適正な会計処理ができていると考えます。  また、水道施設管理業務委託の債務負担行為については、現在、長期継続契約で行っている業務と単年度で個別に契約している業務を一括して複数年で業務委託を行うものであり、委託する業務内容を変更するものではなく、豊富な知識や経験を持つ民間の技術力の活用は将来にわたり持続可能な給水サービスを行うため必要であり、大いに評価するものであります。  今後とも、人口構成の変化や節水機器の普及などにより給水収益の見通しが不透明な状況があり、リニア問題にも揺れる大井川利水者である当市ではありますが、安全安心で良質な水道水の供給に努め、水道業務の円滑な遂行を図り、一層の経営の効率化と健全化に努めることを期待し、私からの賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大石勇君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第 104号について、起立採決します。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石勇君) ありがとうございました。着席をしてください。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定をしました。  続いて、議案第95号から議案第 103号までの 9件について、一括採決をします。  本 9件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。  本 9件は、委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 異議なしと認めます。  したがって、本 9件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第3 議案第 105号〜議案第 111号 ○議長(大石勇君) 続きまして、日程第 3、議案第 105号から議案第 111号までの 7件を一括議題とします。  本 7件に関し、これから委員長の報告を求めます。  初めに、環境産業委員長、山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長(山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第 105号及び議案第 110号から 111号までの 3件につきまして、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 3件は議案第 104号に引き続き、審査をいたしました。  まず、議案第 105号、掛川市簡易水道事業及び下水道事業地方公営企業法の適用に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、給水人口と最大給水量は毎年見直すのかとの質疑があり、当局より、毎年ではなく給水区域等で認可変更がある場合に見直すとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 105号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 110号、掛川市水道事業給水条例等の一部改正について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 110号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 111号、掛川市排水設備指定工事店条例の一部改正について、その審査の概要と結果を御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、成年被後見人が排水設備の指定工事を行う権利を有する場合があるということなのかとの質疑があり、当局より、そのとおりであるとの答弁がありました。  委員より、指定工事店の指定については、曖昧さがなく恣意的ではない市独自の判断基準を設けるべきであるとの意見があり、当局より、県や周辺市町の状況を見ながら整備していくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、例規を整備する際には、曖昧な表現を避けるべきである。今回は全国一律の定義で条例改正を行っているので、判断基準をしっかりと検討してもらいたいとの意見が出され、ほかの委員より、成年被後見人の権利をしっかり守るという社会の流れの一つであり、しっかりと議論していかなくてはならないとの意見が出されました。  以上で委員間討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 111号は、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 次に、総務委員長、小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長(小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第 106号から議案第 109号までの 4件について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 4件は、12月 6日、特別会計補正予算の審査終了後、担当課からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、議案第 106号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 106号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 107号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 107号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第 108号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 108号については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 109号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、住居手当の減額対象となる職員数について質疑があり、当局より、58人であるとの答弁がありました。  関連して委員より、手当月額が 2,000円を超えて減額となる職員数について質疑があり、当局より、 1人であるとの答弁がありました。  さらに委員より、 2,000円の減額に据え置く経過措置は何年なのかとの質疑があり、当局より、 1年間であるとの答弁がありました。  他の委員より、行政職給料表で人数の多い職務は何級なのかとの質疑があり、当局より、 5級係長主査職であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 109号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  なお、この委員会の後、12月10日、議案第 107号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正についてほかにかかわることについて、議決前に不適切な処理がなされました。これについて、市議会から市長に対し事前説明を求めましたが、対応いただけませんでした。再発防止として、議会での議決の重要性を含め、今後このようなことが二度とないよう委員長として申し添えます。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 市長。 ◎市長(松井三郎君) 今、小沼議員から事前説明がないという話でしたけれども、総務部長から説明をしたはずでありますので、私の説明と総務部長の説明は全く同じでありますので、私の説明がないということではないということで御理解をいただきたい。常に私が全て説明をするということではなく、私の意をくんで総務部長、あるいは各部長、それから副市長が説明をする場合もありますので。私については、本会議で改めてしっかりおわびと説明をさせていただいたと、こういうことでありますので御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(大石勇君) これで、審議のほうを継続したいと思います。  以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 106号から議案第 108号までの 3件について、 3番、勝川志保子さん、御登壇ください。                〔3番 勝川志保子君 登壇〕 ◆3番(勝川志保子君)  3番、日本共産党、勝川志保子です。  議案第 106号から議案第 108号に対して、反対の立場から討論に参加させていただきます。  まず、議案第 106号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論に参加します。  人事院の勧告は、基本的に労働基本権の制約を受けている公務員を対象として、報酬として、行われているもので、報酬として歳費を受け取っている議員に、私は同じ規定を当てはめ、給与改定を行う必要はないと考えます。そもそも人事院の勧告が、50人以上の企業調査、これをもとにして数字がはじき出されているものであって、小さい企業や自営、そして広く広がる非正規雇用の実態が反映されていません。  議員にはさまざまな立場の方がいらっしゃいます。年金受給者の方もいらっしゃいますし、ほかの仕事との兼業されている方もいます。生活ができる賃金としての算定は非常に難しいものだと考えます。私は全ての市民の賃金レベルから導き出される報酬額こそが、市民の納得のいく金額になるように感じています。以前の私がそうであったように、私の回りの女性たちは最低賃金にへばりついたようなワーキングプア状態で暮らしています。賃金の話をするときに、あなたはいいよね、賃金たくさんもらっていてという言い方を、今まで一緒に仕事をしていた保育士さん、学童保育の指導員、調理を行っている調理員、そういう方から、私のところに言葉が返ってきます。こういう中で、私は議員の報酬のところに人事院勧告に基づく形で手をつけていくことに後ろめたさを感じてしまいます。議員報酬は、市民全体の収入増が見通せた上で、この景気の悪い中で上げるべきではなく、みんなの賃金が上がっていくということが見通せた上で、最後に手をつけていくものではないのかというふうに考えています。  以上です。  続きまして、議案第 107号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について。  私は議案第 106号と同様に、市長や副市長においても、給料という形ではあるものの市民の選挙によって選ばれ、また市民の選挙によって選ばれた市長の任命を受けているという点で、議員と同じように単純に職員に準ずる給与改定の必要はないと考えます。  続きまして、議案第 108号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についても、議案第 106号、議案第 107号と同様に、教育長職も単純に一般職員に準ずる必要はないと考えます。  以上、反対討論といたします。 ○議長(大石勇君) 次に、同じく議案第 106号から議案第 108号までの 3件について、 9番、松浦昌巳君、御登壇ください。                〔9番 松浦昌巳君 登壇〕 ◆9番(松浦昌巳君) アクティブマネジメント・公明クラブ、松浦昌巳です。
     私は、議案第 106号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第 107号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について及び議案第 108号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から意見を申し上げます。  この条例の一部改正は、 8月 7日の人事院勧告において、指定職、一般職ともに期末勤勉手当の年間支給月数が引き上げられたことに準じて行うもので、国においては内閣総理大臣等の特別職も同様な引き上げ幅となっています。主な勧告内容としましては、昨年 8月から本年 7月までの直近 1年間の民間の賞与の支給実績と公務の年間の支給月数を比較したところ、民間の支給実績が公務を0.06月上回ったため、公務の賞与に当たる期末勤勉手当の支給月数を0.05月引き上げるものです。  公務には市場の抑制力という給与決定上の制約がないことから、給与水準は経済、雇用情勢等を反映して、労使交渉等によって決定される民間の給与水準に準拠して定めることが適当であり、人事委員会のない掛川市においては人事院勧告によることが最も合理的と考えられます。  よって、掛川市議会の議員、常勤特別職及び教育長の期末手当についても、民間や国家公務員等との均衡の原則から、人事院勧告の内容に沿った一部改正をすることが適当であると考えます。  以上、議案第 106号から議案第 108号の賛成討論といたします。 ○議長(大石勇君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第 106号から議案第 108号までの 3件について、起立採決します。  本 3件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。  本 3件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石勇君) ありがとうございました。着席をしてください。  起立多数であります。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定をいたしました。  次に、議案第 111号について採決します。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石勇君) ありがとうございました。着席ください。  起立全員であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定をいたしました。  続いて、議案第 105号、議案第 109号及び議案第 110号の 3件について、一括採決をします。  本 3件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。  本 3件は、委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定をいたしました。 △日程第4 議案第 112号及び議案第 116号〜議案第 118号 ○議長(大石勇君) 次に、日程第 4、議案第 112号及び議案第 116号から議案第 118号までの 4件を一括議題とします。  本 4件に関し、これから委員長の報告を求めます。  環境産業委員長、山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長(山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第 112号及び議案第 116号から議案第 118号までの 4件につきまして、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 4件は、条例の審査に引き続き、審査をいたしました。  まず、議案第 112号、土地の取得について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、地権者全員の内諾はとれているのかとの質疑があり、当局より、全員承諾をいただいているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第 112号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第 116号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)、議案第 117号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)、議案第 118号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)の 3件について御報告申し上げます。  本 3件は一括議題として審査いたしました。  委員より、SBSプロモーションに指定することで、今後期待できることを伺うとの質疑があり、当局より、報道関係のグループ会社であり、市のシティプロモーションにも寄与していただける。また、県内の類似施設の指定管理を請け負っており、他施設と連携した情報発信ができる。さらに、入館者やサポートボランティアの増員や、民間の利点を生かした自主事業が期待できるとの答弁がありました。  委員より、振興公社からの流れを引き継ぎ、施設管理をする上で文化振興の精神を残すよう、協定に盛り込むことはできるのかとの質疑があり、当局より、しっかりと盛り込んでいくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 116号から議案第 118号までの 3件については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(大石勇君) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入ります。  討論の通告がありますので、これを許します。  まず、議案第 116号から議案第 118号までの 3件について、 3番、勝川志保子さん、御登壇ください。                〔3番 勝川志保子君 登壇〕 ◆3番(勝川志保子君)  3番、日本共産党、勝川志保子です。  議案第 116号、議案第 117号、議案第 118号、公の施設 3カ所の指定管理の指定についての部分について、反対の立場から討論に参加させていただきます。  文化ホールというものは、憲法に保障された市民の基本的人権である表現の自由や、健康で文化的な生活を保障する、そうした重要な役割を担っています。全国ではホールの貸し出し拒否によってイベントや講演会などが開催できない、そういう事態が続いており、一定の思想信条が排除され、表現の自由が脅かされる、そういう事態も起きています。ホールの貸し出しは利潤を上げることが第一目的ではなく、市民の表現の自由、政治活動の自由を守ったり、文化的な市民生活を送ることができるような、そういう高い公共性が求められている施設だと考えます。採算性が重視される民間企業、ここに運営を委ねることで、この重要な役割が軽視されていくということを私は危惧いたします。  掛川市は気軽に安く借りられるホールが少なく、特に北部の地域には公民館がないため、地域のセンター、ここが誰にでも貸してくれるというわけではありません。私自身、場所の都合がつかず、やむを得ずやりたいイベントを先送りしたり、企画できない経験もしてきました。採算を重視し、シティプロモーションなどのこうした考え方に基づいて、利潤がある、利益があるということを優先して貸し出し業務をしていけば、集客のしやすいイベントや使用料がより入る有料のイベントに傾斜が強まることも私は懸念します。  公共性を担保し続けるために、包括委託、複数年にわたる民間委託、こうしたことにしないことを求め、反対討論といたします。  以上です。 ○議長(大石勇君) 次に、同じく議案第 116号から議案第 118号までの 3件について、10番、嶺岡慎悟君、御登壇ください。                〔10番 嶺岡慎悟君 登壇〕 ◆10番(嶺岡慎悟君) 10番、創世会、嶺岡慎悟です。  私からは、議案第 116号から議案第 118号までの公の施設の指定管理者の指定について、賛成とすべき立場から意見を述べさせていただきます。  まず、公の施設というものは、公共の利益のために多数の市民等利用者に対し、均等に役務を提供することを目的として設置されるものであり、その適正な管理を確保することが必要であります。近年における公の施設の管理をめぐる全国的な潮流は、これまでのように各公共団体の外郭的団体に任せるのではなく、民間企業が管理する事例がふえてきております。その意義は、民間事業者の持つさまざまなノウハウを生かし、質の高いサービスを利用者に提供するという点にあります。  本市におけるこのたびの 3つの議案も、文化ホール 3館について、広く公募することで民間のすぐれた手法を取り入れようとしたものであります。今回の公募では 3つの事業者から応募があり、市の職員と一般市民からなる選定委員会が設置され、各事業者が提出した事業計画や収支計画をもとに、厳正なヒアリングによる審査が行われたと伺っております。  具体的な審査項目は 5項目あり、 1つ目として事業者の意欲、豊富、理念。 2つ目が市の業務水準を達成する方策。 3つ目が事業者の経営実績を反映させる方策。 4つ目が収支の試算。 5つ目が安定した管理のための物的能力と人的能力とのことでした。そして、審査の結果、最高得点を獲得した議案記載の事業者が選定されたわけであります。  当該事業者は補正予算案の債務負担行為にもありますように、まず、コスト面について従前対比で年間 3,500万円もの経費削減を可能としております。サービス面においても、静岡県内で多くの実績とネットワークを有しておりますので、今後はそのスケールメリットを生かした事業展開により、市民など利用者のさらなる満足度アップが図られると同時に、掛川市の文化振興の一翼を担っていただけるものと大変期待しているところであります。  以上、議員各位の賛同をお願い申し上げ、私からの賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大石勇君) 以上で、通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第 116号から議案第 118号までの 3件について、起立採決します。  本 3件に対する委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。  本 3件は、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(大石勇君) ありがとうございました。御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定しました。  続いて、議案第 112号について採決します。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時49分 休憩                 午前11時10分 開議 ○議長(大石勇君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △日程第5 議案第 119号 ○議長(大石勇君) 日程第 5、議案第 119号を議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第 119号について、御説明を申し上げます。  議案第 119号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、次の方を人権擁護委員として推薦したいので、人権擁護委員法第 6条第 3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  今回意見を求める方は、住所、掛川市南 1丁目 3番14号、氏名、佐藤利夫、生年月日、昭和33年 3月12日生まれ、61歳であります。  なお、佐藤利夫さんについては新任であり、その履歴については別冊の参考資料に記載のとおりであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき、御議決くださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長(大石勇君) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。
     ただいま議題となっております議案第 119号については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決をしたいと思います。  これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これより採決に入ります。  議案第 119号について採決をします。  本件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は同意することに決定をしました。 △日程第6 常任委員会協議会報告 ○議長(大石勇君) 続きまして、日程第 6、会期中に開催をされました各常任委員会協議会の報告を議題とします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  なお、委員長報告に対する質疑は行わない申し合わせになっておりますので、御了承願います。  まず、総務委員長、小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長(小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました総務委員会協議会における討議内容について御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月11日午前 9時27分より、第 3委員会室において、全委員出席のもと開催をいたしました。  当委員会は「本庁、支所からみる公共施設の今後のあり方について」を 1年間の研究テーマと定め、これまで定期的に協議を重ね、先月まで開催した議会報告会において、これまで調査研究してきた内容を市民にお示しし、意見交換を行いました。今回はその内容に基づき、当局と議論する場として協議会を開催しましたので、その協議の概要について御報告申し上げます。  冒頭、委員より、議会報告会での資料説明、続いて他の委員より、 9月 6日に行いました総務委員会広聴意見交換会の内容として、大浜中学校区地区区長会会長の皆様との意見交換会及び大浜中学校、西中学校、掛川西高等学校生徒の皆様とのテレビ意見交換会の資料をもとに説明を行った後、協議に入りました。  委員より、議会報告会における委員会の考察について当局の感想を伺うとの質疑があり、当局より、公共施設再配置において、民間活力を取り入れながら施設の有効活用等、参考にしていきたいとの回答がありました。  委員より、民間活力を生かした魅力ある複合施設とした場合、多くの市民が訪れるため、セキュリティー対策についても万全にしていく必要があるとの意見がありました。  関連して委員より、大東支所には原子力災害対策事業費国庫補助金により放射線防護対策工事が施されているが、フロア全体を民間に貸し出した場合に問題はないかとの質疑があり、当局より、原子力災害時には市民の安全確保をするための避難施設となるため、条件つきであれば貸し出しをすることは可能であるとの回答がありました。  委員より、大須賀支所の一部フロアをJA遠州夢咲に貸し出しているが、その面積と使用料について質疑があり、当局より、 1,283平方メートルで、平成30年度の使用料は年間 745万 7,460円であるとの回答がありました。  他の委員より、大東支所の展望台からの眺めがすばらしいことから、中高生からも有効活用を望む意見があった。雄大な景色の映像を市のホームページに掲載するほか、支所の入り口にも案内板を設置する等のPRを積極的に行うべきであるとの意見が出されました。  関連して委員より、中高生からインスタ映えスポットや田んぼアート等、若者ならではの発想を参考に、茶エンナーレとのコラボを検討するべきであるとの意見がありました。  委員より、津波等の有事の際に市民が大東支所に避難した場合、 2階から 4階を開放しただけでは人があふれてしまうと予想されるため、屋上に行ける外階段を設置すべきであるとの意見があり、当局より、地震、津波、洪水の緊急避難場所に指定しているため、今後検討するとの回答がありました。  委員より、公共施設マネジメントにおけるスクラップアンドビルドは、統合ばかり進んでは市民の理解を得ることは難しい。市のブランドメッセージである「あなたの夢、描いたつづきは掛川で。」の言葉のとおり、統合の先に新しく何がプラスアルファされるのか示していく必要があるとの意見があり、他の委員より、民間施設との複合化をした場合、あるいは公共施設の活用をプロポーザルにて民間へ公募をかけた場合、その後に施設がまた貸しとなる可能性があるが問題はないかとの質疑があり、当局より、公の施設は行政財産のため、その目的に沿った建物でなければならない。行政財産貸付の転貸については、やむを得ない事情がある場合は認めることができるため、今後研究を進めていくとの回答がありました。  委員より、南部地区は開業医が少なく、地域医療の充実が大きな課題であると思う。大東保健センターを地域医療の核とし、中東遠総合医療センターからの往診等、医師を派遣していただく取り組みはできないかとの質疑があり、当局より、医師の確保や袋井市との調整等クリアしなければならない課題があり、現状としては難しいとの回答がありました。  関連して委員より、大東保健センターを改良し、検査センターとし、市外からの医師の派遣を依頼していくことも今後、検討していく必要があるとの意見が出されました。  委員より、大東保健センターの児童館は、とても施設が広く充実しているので、利用を高めるためのPRが必要であるとの意見があり、関連して委員より、大東保健センター 1階のことばの教室や放課後等デイサービスみなみかぜを大東支所に移設した場合、子供たちや若いお母さん方が集えるカフェや、ランチができるおしゃれな空間づくりも検討する必要があるとの意見が出されました。  以上、討議の概要を申し上げました。  協議会ではたくさんの意見をいただきましたが、その全てを報告できなかった旨を申し添えまして、総務委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大石勇君) 次に、環境産業委員長、山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長(山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました環境産業委員会協議会における討議内容について御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月11日午前 9時28分より、第 2委員会室において、全委員出席のもと開催いたしました。  当委員会は「目的と成果の観点による施設のあり方検証について」を 1年間の研究テーマと定め、大東温泉シートピアと森の都ならここの里をモデル施設として、これまで定期的に協議を重ね、昨月まで開催した議会報告会において、調査内容を市民にお示しし、意見交換を行いました。その内容に基づき、当局と議論する場として委員会協議会を開催しましたので、その協議の概要と結果について御報告申し上げます。  委員より、これまでの調査研究について当局へ説明した後、意見交換を行いました。  まず、両施設の設置目的について申し上げます。  委員より、シートピアとならここの里の設置目的は福祉の充実であったが、これからは観光振興や産業振興としての施設にしていくことについて委員の意見を求め、他の委員より、市民のために活用することが第 1である。当初の設置目的を忘れることなく、観光を目的として利益を上げ、赤字を減らしながら市民に寄与する施設にするべきであるとの意見が出され、さらに他の委員より、観光よりも交流人口の増大を考えていく必要があるとの意見があり、当局より、経済活動の拠点という部分に位置づけていくことに関しては可能性があると考えているので、観光面で進めていくとの意見がありました。  次に、大東温泉シートピアについて申し上げます。  委員より、施設の修理費について質疑があり、当局より、今のグレードで施設を利用できるように改修を行うと、外装や配管等で10億円。さらにメンテナンスや誘客をできるように改修を施すと17億円という試算が出ているとの回答がありました。  委員より、周辺施設とあわせて全体的にマネジメントをしていく必要があるとの意見があり、当局より、サップやサーフィンの教室やビーチバレーの大会で利用券を出したり、グラウンドゴルフと温泉がセットになった利用券も販売している。今後は、さらにネットワークを広げていきたいと考えている。また、市の関係課で海岸ビジョンについて検討する委員会が設置されているので、その中でもシートピアのあり方を考えていくとの回答がありました。  委員より、連携では弱い。責任者を置いて、シートピア周辺を 1つの施設群としてマネジメントしていく必要があるとの意見がありました。  委員より、市の財源を入れて減築等を行い、企業に貸し出しを行う際には同額以上の投資をしてもらうように約束をして、長期間管理をしてもらうべきである。そのためには、企業が投資をしたくなるような仕組みづくりが必要であるとの意見が出されました。  関連して当局より、減築については民間で投資をするという考え方もあるが、市が初期投資をするのかとの質疑があり、委員より、今後現状のままシートピアを維持管理することで生まれる損失を考えると、初期投資については市で行い、それ以降の投資を民間にしてもらう戦略を行うべきであるとの意見がありました。  関連して当局より、仮に減築をしても重要なのはランニングコストである。最初は市で投資をしたとしても、その後の自立した運営が必要であるとの意見がありました。  委員より、南国風の外観が魅力となっているが、海岸防災林ができると景観が変わってしまう可能性があるので、一旦更地にして、海岸防災林が完成してから再整備を検討したらどうかとの意見があり、当局より、現在のシートピアは活用したいと考えている。景観が変わってしまうという問題があるのであれば、将来予想図の作成等を検討するとの回答がありました。  関連して委員より、予想図があればイメージはできるが、それを踏まえて施設の外観等を考えればよいとの意見がありました。  委員より、経営改善のため料金改定をする必要があるとの意見があり、ほかの委員より、現状のまま料金を上げると顧客が減ってしまう。市の投資もしっかりとしなければならないとの意見がありました。  関連して他の委員より、プールやグラウンドゴルフ場は別料金にしてもいいのではないかとの意見があり、当局より、森の都ならここの里の料金にあわせて現在の価格となっている。施設規模から見て現状の料金の上限は低過ぎるため、見直す必要があるとの回答がありました。  委員より、修繕については市の調査ではなく、専門事業者の目から見た調査が必要ではないかとの意見があり、他の委員より、調査をした事業者が運営を行わない場合、その情報が利用できないという問題はあるが、第三者の目で見ていただくことは必要であるとの意見がありました。  関連して委員より、方向性を決めてからでないと業者も調査できないのではないかとの意見があり、他の委員より、大東エリアで必要かどうかが問われる。まずはシートピアの有効活用について、市民の意見を取り入れながら全体構想を作成した上で、民間に調査を依頼するべきであるとの意見があり、他の委員より、時間に猶予がないので民間業者による調査を早急に行い、同時に市民の意見を把握しながら進めていくべきであるとの意見がありました。  続いて、森の都ならここの里について申し上げます。  委員より、今後さらなる振興を図るため、サウナを設置したらどうかとの意見があり、当局より、現在サウナを設置するという話はないが、イベント的に行うなど、運営主体が検討していただければ、私たちもできることをやっていくとの回答がありました。  委員より、地域資源をトータルで生かせるように議論をしていくべきであるとの意見があり、当局より、行政も地元もトータルでいろいろと考えている。ならここの里は株式会社なので、そこに背負わせるべきではないとの回答がありました。  委員より、料金の見直しが必要ではないかとの質疑があり、当局より、地元の方や運営会社の意見を伺いながら検討をしていくとの回答がありました。  以上の点から、委員会としてのまとめを 3項目申し上げます。   1点目は、設置目的については、福祉の充実から地域の方を大事にしながらも、施設に付加価値をつけ、交流人口をふやす方向に変更する必要があること。 2点目は、料金設定については、値上げも含め、受益者負担の観点から検討する必要があること。 3点目は、民間企業の提案を幅広く伺い、投資をしたくなるような条件整備を行う必要があること。  以上、討議の概要を申し上げました。  たくさんの意見をいただきましたが、その全てを報告できなかった旨を申し添えまして、環境産業委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大石勇君) 続いて、文教厚生委員長、窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(窪野愛子君) ただいま議長より報告を求められました文教厚生委員会協議会における討議内容について、御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月11日午前 9時24分より、第 1委員会室において、全委員出席のもと開催いたしました。  当委員会は「幼稚園のあり方について」を 1年間の研究テーマと定めました。市内幼稚園保育園のこども園化に伴い、空き施設となる建物等の跡地利用について調査研究をしてきました。その内容に基づき、当局と議論する場として協議会を開催しましたので、その協議の概要について御報告申し上げます。  委員より、これまでの調査研究について当局へ説明した後、質疑、意見交換を行いました。  委員より、旧睦浜幼稚園舎の解体後の活用について質疑があり、当局より、更地にした後は教育財産から普通財産に切りかわるため、今後の土地活用については庁内で協議を重ねていきたいとの説明がありました。  当局より、再編後の跡地活用については、庁内で公共的な施設として利用ができるかを検討した上で、地区の意向を伺っていくとの説明がありました。  関連して委員より、地区との協議もそうだが、多くの区民から意見聴取をしていただきたいと意見がありました。  委員より、高齢者が利用できる施設に活用する場合、交通手段が限られる方々に対してどのような対策が考えられるかとの質疑があり、当局より、例えば小中学校を再編した場合、スクールバスの運行が必要となるので、登下校の合間にスクールバスを活用する方法や、地域との協働による交通弱者の移動手段確保策など、公共交通担当とともに検討していくとの説明がありました。  委員より、デイサービス等の福祉施設での活用は考えていないかとの質疑があり、当局より、現在、デイサービスの利用率が70%程度であるため、検討はしていないとの説明がありました。  また、当局より、市内にはデイサービスと学童保育が同じ屋根の下で、世代間交流施設として機能を発揮している施設もあるとの事例説明がありました。  委員より、ふくし館のように施設の利用目的によっては国等の補助制度の対象になるのかとの質疑があり、当局より、施設の利用目的に合う補助制度を探していく形になると説明がありました。  委員より、公共施設再配置計画も、跡地利用を含め初期の段階から地元住民がかかわれる体制になればよいのではとの意見がありました。  委員より、利活用を考えたほうがよいと思ったが、議会報告会での市民アンケートを見ると、施設の耐震性を心配する声や、安易に建物を残すのではなく更地にして売却を望む市民が多いと感じたとの意見がありました。  関連して委員より、地区からの要望がないのであれば、更地にすることでよいと思うとの意見がありました。  委員より、即解体して更地にするのではなく、時代が変革しニーズが変わっていくので、地区で考える期間が必要であるとの意見がありました。  関連して委員より、時間をかければかけるほど建物は老朽化していく。地区で活用したいのであれば、事前に検討しておくべきであるとの意見がありました。  委員より、数年後には解体し、更地にするという計画をはっきり市民に示すことが重要であるとの意見がありました。  関連して委員より、地区で施設が必要と考えたのであれば、地域住民が研究して運営まで自立してやっていかなければならないことを申し上げていくべきであるとの意見がありました。  当局より、地区が利用する場合は、現状での引き渡しを基本とし、運営経費等は利用者が負担するという条件を示し、意向の確認をさせていただくとの説明がありました。  また、当局より、取り壊すまでの猶予期間の目安はないが、維持管理費に多額の費用を要する点を考慮しなければならない。解体費用は 1施設当たり数千万円かかると予想される。維持管理費は 1施設当たり年間 200万円から 300万円の費用がかかっているとの説明がありました。  関連して委員より、市民に対して、維持費や解体費についても説明をした上で、投げかけをしていただきたいとの意見がありました。  以上、討議の概要を申し上げました。  たくさんの意見をいただきましたが、その全てを御報告できなかった旨を申し添えまして、文教厚生委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(大石勇君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 △日程第7 議員派遣について ○議長(大石勇君) 日程第 7、議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  本件は、地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件はお手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。 △日程第8 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について ○議長(大石勇君) 続きまして、日程第 8、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項についてを議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。
     各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに決定しました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 11月定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会におきましては、一般会計補正予算を初め、条例の一部改正など、多くの重要案件について御審議をいただき、いずれも原案どおり議決をいただき、ありがとうございました。  一般質問につきましては、 9人の議員の皆様から、防災体制の強化、防災意識の向上、風力発電計画の対応、環境政策、中山間地域の諸課題、魅力ある学校づくり、スポーツ振興策など、市政運営における重要な政策につきまして、御質問や御提案をいただきました。  議員の皆さんと交わした政策議論の成果につきましては、今後の市政運営に反映させて、掛川市の発展につなげてまいります。  続いて、各種施策の進捗状況について、 4点申し上げます。   1点目は、今月 3日に開催した掛川の水について考えるシンポジウムについてであります。  このシンポジウムは、リニア建設に伴う水問題が注目される中で、多くの方に掛川の水の現状や、大井川の水問題に対する理解を深めていただくため開催いたしました。  当日は、平日にもかかわらず 500人もの皆さんに御来場いただき、第 1部では、難波喬司副知事からリニア建設に伴う大井川の水問題の現状について講演をいただくとともに、第 2部では、水の利用者を中心とした方々によりパネルディスカッションを行い、それぞれのお立場から水の大切さや水の思いを語っていただきました。  難波副知事の講演では、JR東海との交渉経緯や内容、最新事情の詳細についてお伺いすることができ、パネルディスカッションでは、水に苦労した掛川ならではの切実な意見が交わされ、改めて命の水について考える、有意義なシンポジウムとなったと感じております。今回のシンポジウムで深まった掛川の水への思いを、今後の大井川の水問題への対応に生かしてまいります。   2点目は、今月 8日に開催した全国軽トラ市inかけがわについて申し上げます。  駅前通りと連雀・中町商店街を舞台にした全国軽トラ市は、農産物や加工品などを販売する軽トラックやテント 100店以上が出店し、特産品などを買い求める大勢の買い物客でにぎわいました。 2万 5,000人余りの来場者によって、中心市街地が活気づき、掛川市の魅力を大いに発信できたものと思います。  また、前日のシンポジウムでは、地域間交流が専門の戸田敏行愛知大学教授から、軽トラ市が地域間交流や商店街の活性化に有効との研究報告や、掛川市が推進する互産互消の活動を軽トラ市でも取り組んでいく宣言が承認をされました。   100回目を超えたかけがわけっトラ市は、毎月第 3土曜日に開催しておりますので、今後は商店街の関係者とより一層連携をして取り組み、中心市街地の活性化に結びつけていきたいと思います。また、掛川の城下町だけでなく、高天神や横須賀城周辺でも開催ができるかどうか検討をしていきたいと思っております。   3点目は、公共施設マネジメントの取り組みについて申し上げます。  公共施設再配置方針や個別施策の再配置案について、市民の理解促進や意見収集を目的として、中学校区単位で説明会を開催してまいりました。説明会では 9会場で 500人の市民の皆さんに出席いただき、様々な御意見をいただくことができました。引き続き、市民の理解促進と意見収集に努めるとともに、集約した御意見などについては、来年秋に策定する再配置計画に反映させてまいります。  この公共施設マネジメントの中核となる小中学校の再編整備では、現在、教育委員会内に、新たな学園づくり研究会を組織し、これらの子供たちにとって望ましい学校づくりについて研究を進めているところであります。来年度からは、この研究成果をもとに、外部有識者、学校関係者や市民を委員とした、仮称でありますが、学校再編計画策定委員会を設けて、公共施設再配置方針を踏まえつつ、学校の再編計画を策定してまいります。   4点目は、将来ビジョン検討会報告書について申し上げます。  掛川市では、20年後を見据えて総合計画の改定を行うため、副市長を座長とし、将来を担う高校生、公募で募った職員による将来ビジョン検討会を設置し、検討を進めてまいりました。このたび、有識者のヒアリングやグループワークの議論を経て、将来ビジョン検討会報告書を取りまとめましたので、配布をさせていただきました。  この報告書は、「教育・文化」、「健康・子育て・福祉」、「環境」等の 7つの行政分野ごとに、20年後の想像される姿や、行政として取り組んでいくことを取りまとめました。20年先はAIが生活に浸透し、自動運転による移動が実現し、外国人や日本人の区別なくお互いが快適に生活をしている。そのような社会になることを想像しております。そのような社会でも、行政として、全ての人に優しくサステナブル、持続可能なまちとしてあり続けるように、将来ビジョン検討会の内容を、総合計画の改定に反映してまいります。  次に、今後開催する事業について申し上げます。  来週でありますが、23日に、東京女子医科大学との交流会議が予定をされています。この交流会議は、市内唯一の高等教育機関である東京女子医科大学との連携促進や、この地域での活動を広げてもらうために開催しているもので、議会からも大石議長と嶺岡議員にも参加いただくこととなっております。ことしでちょうど10年目を迎え、これまでに新病院建設に関する助言や連携、掛川型地域包括ケアシステムの中核となるふくしあの機能強化支援、看護学部地域枠の設定など、さまざまな連携事業を生み出してきました。  来年度は、看護学部大東キャンパスが掛川キャンパスと名称をかえ、エンドオブライフケアを中心とした大学院機能や生涯健康支援教育研究センターなど、新たな専門機能を有した高度な教育機関として生まれ変わる大きな転機を迎えます。現在、大学機能の強化とあわせ、専門職のリカレント教育のカリキュラムの構築や、地域の住民の皆様も気軽に学ぶことのできる教育講座の開催など、その内容が具体化されてきております。  今回の交流会におきましても意見交換をしてまいりますが、現状示されている概要につきましては、本日資料を配付させていただきましたので、御覧をいただきたいというふうに思います。  次に、昨日発表をいたしました平成31年・令和元年掛川市市政10大ニュースについて申し上げます。  ことしの国内の出来事を振り返りますと、皇太子殿下が天皇陛下に御即位され、元号が平成から令和となり、日本は新しい時代を迎えることとなりました。10月には、全世代型の社会保障制度へ向けた政策として、幼児教育・保育の無償化が始まり、消費税率が10%へ引き上げられました。一方で、地球温暖化に伴う台風の大型化など自然災害が猛威を振るった 1年でもありました。  その中で、掛川市10大ニュースの上位 3つの出来事を振り返ります。   3位は、市内全ての小中学校と幼稚園にエアコンを設置したということであります。昨年夏の災害級の猛暑や、近年の温暖化を受けて進めていたこの事業は、夏本番を前に完了することができました。エアコン設置の方針を発表してから約10カ月、全庁を挙げて取り組み、市議会での補正予算や工事契約の速やかな議決、学校関係者の協力や施工業者の速やかな施工など、多くの方々の御理解と御協力により実現することができました。子供たちにとって良好で快適な学習環境が整ったことは、大変喜ばしいと考えております。  第 2位は、台風19号により市内でも多くの浸水被害が発生したことであります。大型で非常に強い台風19号は、伊豆半島に上陸。東日本の広い範囲に記録的な大雨をもたらし、71河川の 140カ所が決壊するなど、大きな被害が発生をいたしました。掛川市でも、全域に避難勧告を発令し、 500人以上の避難者があったほか、内水氾濫による浸水被害、道路の冠水、花屋敷区で地すべりなどが発生いたしました。異常気象が日常化している現在、河川が氾濫して起こり得る水害対策は喫緊の重要課題であります。全庁一丸となり、国や県とも協力して浸水害対策を進めてまいります。  第 1位は、ラグビーワールドカップ、エコパで開催であります。全12会場で行われたラグビーワールドカップは、エコパで 4試合が行われ、17万 5,000人を超える観客で大いににぎわいました。特にエコパの初戦は、日本が世界ランキング 2位のアイルランドに歴史的な勝利をおさめ、静岡ショック、エコパの奇跡として歴史に残る名勝負となりました。掛川駅前のおもてなしゾーンでは、世界各国のラグビーファンと多くの掛川市民が交流し、掛川の食や文化などの魅力を、海外を初めとする多くの方に伝えることができ、掛川市のPRと市民の思い出に残る成果を得たと考えております。  上位 3つの出来事のほか、将来の脱炭素社会に向けて、かけがわ地域循環・活性化協議会がスタートしたほか、全国の自治体として初めてとなる人生 100年時代構想の策定、持続可能なまちづくりを目指した公共施設再配置計画の推進など、将来を見据えてさまざまな施策を展開した 1年となりました。  また、海外との関係でも、中国から松本亀次郎と周恩来元首相のろう人形をいただいたほか、インドのコヴィンド大統領が掛川を訪問され、つま恋の日印文化センター計画が発表されるなど、今後の世界経済を牽引する両国とのつながりを深めることができたと考えております。  これらは、市議会と連携して進めてきた協働のまちづくりの成果であり、改めて議員の皆さんの理解、協力に感謝を申し上げます。  結びに、令和 2年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催をされます。交流人口の拡大や子育て支援の充実、産業の振興、災害への備え、引き続き、市民や企業との協働のまちづくりを基本理念に、さまざまな施策を戦略的に展開し、「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」の実現に向けて、全力で市政運営に取り組んでまいります。  議員の皆様には、この 1年間の市政運営に対する御理解と御協力に深く感謝を申し上げますとともに、新しいよい新年をお迎えくださいますことを心から御祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(大石勇君) それでは、私からも挨拶を申し上げます。  令和元年市議会11月定例会の閉会に当たり、掛川市議会を代表し、一言御挨拶を申し上げます。  本定例会は11月20日に開会をいたしました。まずは、職員期末勤勉手当の支給誤りに関しましては、条例改正案の議決前の案件であり、市民や市議会との信頼関係を損なう重大な問題であります。再発防止に向けた業務改善を図ることはもちろんのこと、いま一度、綱紀粛正に努めるよう求めるものであります。  次に、会期中の話題の中から 3点について触れさせていただきます。  まずは、議会報告会についてであります。平成25年 4月に施行した議会基本条例に基づき始まりました議会報告会は、本年で 7回目を数えました。11月 4日から11月22日までの間、中学校区単位 9カ所で開催をいたしました。延べ参加者人数は 542人で、前年度とほぼ同数でありました。いずれも夜間の開催でありましたが、多くの皆様が会場にお越しいただき、この場をおかりしまして御礼を申し上げます。  報告内容につきましては、各常任委員会の調査研究テーマについての中間報告であり、参加者から寄せられた御意見を参考に議論を重ね、研究内容の精度向上を図ってまいります。   2点目は、12月 3日に開催をされました掛川の水について考えるシンポジウムについてであります。静岡県の難波副知事からリニア中央新幹線建設に係る大井川水問題の現状と県の対応について基調講演をいただいた後、さまざまな水利用者の参加によるパネルディスカッションが行われました。パネリストからは、新東名建設において粟ヶ岳の地下水が枯渇した事実などの発言があり、改めて大井川の水は生活や産業の場において欠かすことのできない命の水であることが強調をされました。  掛川市議会としましても、本件に関しましては、市民生活や経済活動における重要案件として、さきの 9月定例会におきまして、議員発議により中央新幹線建設における大井川水系の水資源の保全に関する意見書を可決し、関係大臣へ意見を提出するとともに、10月18日には、川勝知事に対し、意見書を直接提出をしたところでございます。今後につきましても、大井川流域の市町議会や関係機関と連携し、将来にわたって流域住民の安全で安心な生活の確保と、企業活動の弊害が生じないよう努めてまいります。   3点目は、12月 7日、 8日に行われました第 6回全国軽トラ市inかけがわについてであります。本大会は、北は岩手県、南は宮崎県から、全国各地で頑張っている軽トラ市が掛川に大集結したものであります。シンポジウムでは、従来からの地産地消の推進に加え、関係地域同士の交流と連携を強化して、松井市長が唱える互産互消への取り組みも提案され、今後の進展を期待するところであります。  続きまして、11月定例会について振り返ってみたいと思います。  まず、一般質問では 9人が登壇し、さまざまな視点から質問を行いました。市長、教育長におかれましては、議員からの質問に対し、真摯に対応していただき感謝を申し上げます。  議員各位からさまざまな提言がありましたが、中でも災害対策における宿泊施設との利用協定、学校給食を通した地産地消の推進、中山間地域における通信環境の整備、犯罪被害者等支援制度や条例制定、大型商業施設誘致に関する取り組み、伝統工芸葛布の振興等については、市長、教育長から前向きな回答をいただきました。引き続き、当局におかれましては、提言内容を十分に吟味していただき、施策の実現へとつなげていただきたいと思います。  次に、本定例会における議案等につきましては、一般会計等の補正予算が11件、条例の制定及び一部改正が 7件など合計26件の議案が提出されました。これらの案件につきましては、各常任委員会での審査を経て、本日議了となり、議長といたしましても無事重責を果たし、安堵しているところでございます。  円滑な議事進行に御協力をいただきました各委員長を初めとする議員各位にお礼申し上げるとともに、松井市長を初め、丁寧な御説明に留意いただいた当局の皆様にも感謝申し上げます。  次に、常任委員会協議会について申し上げます。  本年度から、議会活性化の一環として、各常任委員会が年間テーマを定め、年間を通じて調査研究する取り組みを本格導入いたしました。本年は各委員会ともに公共施設マネジメントをテーマとし進めてまいりました。 5月以降、現状説明や現地視察など、当局の皆様には多用にもかかわらず御対応いただきありがとうございました。  新しい年、令和元年も残すところ10日余りとなりました。ことしは新元号誕生やラグビーワールドカップなど、歴史的な出来事が際立った一方で、台風を初めとする自然災害や、国内外で歴史的建造物の火災など、残念ながら痛ましい災いが散見された年でもありました。  来年は東京2020オリンピック・パラリンピックや 2回目となる茶エンナーレが開催されますが、再び掛川らしさあふれたおもてなしを期待をいたします。  また、地球温暖化に伴い頻発する風水害に対応するため、さらなる防災意識の向上と防災力の強化をお願いするところでございます。  議員各位並びに松井市長を初め当局の皆様におかれましては、この 1年、本当にお疲れさまでした。ことしの冬は日ごと寒暖の変化が激しい状況となっておりますが、健康管理には御留意の上、穏やかな年末年始をお迎えいただきたいと思います。  結びになりますが、新しい年が掛川市並びに12万掛川市民にとって、希望の年となりますことを御祈念申し上げ、私からの閉会の御挨拶とさせていただきます。 1年間本当にお疲れさまでした。  終わります。 ○議長(大石勇君) これで、本日の会議を閉じ、令和元年第 5回掛川市議会定例会を閉会とします。                  午後0時03分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           令和   年   月   日                掛川市議会議長    大 石   勇                掛川市議会副議長   山 本 行 男  [ 署 名 議 員 ]                掛川市議会議員     勝 川 志保子
                   掛川市議会議員     窪 野 愛 子...