掛川市議会 > 2019-07-08 >
令和 元年第 3回定例会( 6月)−07月08日-06号

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  1. 掛川市議会 2019-07-08
    令和 元年第 3回定例会( 6月)−07月08日-06号


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    最終取得日: 2023-04-18
    令和 元年第 3回定例会( 6月)−07月08日-06号令和 元年第 3回定例会( 6月)               令和元年第3回(6月)             掛川市議会定例会会議録(第6号) 〇議事日程      令和元年7月8日(月) 午前9時30分 開議  日程第1    議案訂正について(議案第67号  掛川介護保険条例の一部改正)  日程第2    議案第64号  令和年度掛川一般会計補正予算(第1号)について                環境産業 委員長 報告                文教厚生 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第3    議案第65号  令和年度掛川介護保険特別会計補正予算(第1号)について                文教厚生 委員長 報告
     日程第4    議案第66号  掛川税条例の一部改正について    議案第69号  掛川火災予防条例の一部改正について                総  務 委員長 報告  日程第5    議案第67号  掛川介護保険条例の一部改正について                文教厚生 委員長 報告  日程第6    議案第70号  浅羽地域湛水防除施設組合の解散について    議案第71号  浅羽地域湛水防除施設組合の解散に伴う財産処分について    議案第72号  高規格救急自動車(車両)購入契約の締結について    議案第73号  高規格救急自動車(資機材)購入契約の締結について    議案第74号  掛川市北部1工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について    議案第75号  掛川市北部2工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について    議案第76号  掛川市北部3工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について    議案第77号  掛川南部小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第7    議案第79号  掛川農業委員会委員の任命について  日程第8    陳情について     陳情第 1 号 主要農作物種子生産に係わる県条例の制定を求める意見書の提出に関する陳情書     陳情第 2 号 生活保護基準の引き下げに対し、国に撤回を求める陳情     陳情第 3 号 国民健康保険制度の見直しを求める陳情  日程第9    付託事件の閉会中継続審査について     陳情第 1 号  主要農作物種子生産に係わる県条例の制定を求める意見書の提出に関する陳情書  日程第10    議員派遣について  日程第11    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時29分 開議 ○議長大石勇君) ただいまの出席議員は19名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 △日程第1 議案訂正について ○議長大石勇君) 日程第 1、議案訂正についてを議題とします。  市長から提出されております議案第67号、掛川介護保険条例の一部改正について、提出者から訂正理由説明を求めます。  市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま議長から説明を求められました議案訂正について御説明申し上げます。   6月13日の本定例会に提出させていただきました議案第67号、掛川介護保険条例の一部改正について、改正後の部分を再確認した結果、追加すべき規定の漏れがあることが判明したため、議案訂正について、掛川市議会会議規則第19条第 1項の規定により議会の承認を求めるものであります。  訂正の内容は、差しかえ後の議案のとおり、新旧対照表改正後の欄に「 5項 各年度における保険料の額に 100円未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てるものとする。」規定を追加するものであります。  以上、御説明申し上げましたが、議案訂正について御承認くださるようよろしくお願いを申し上げます。  以上であります。 ○議長大石勇君) 以上で説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案訂正についてを承認することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は承認することに決定しました。 △日程第2 議案第64号 ○議長大石勇君) 続いて、日程第 2、議案第64号議題とします。  本件に関し、これから委員長報告を求めます。  まず、環境産業委員長山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第64号、令和年度掛川一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 2条、歳入歳出予算補正のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 6款農林水産業費、第 7款商工費、第 8款土木費について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る 7月 1日、午前 9時11分から、第 2委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。  まず、歳出中、第 6款農林水産業費について、委員より、トマト集出荷貯蔵施設整備事業の総事業費は 4億 5,360万円であるが、国と県の補助金額を伺うとの質疑があり、当局より、国の補助金は 1億 9,950万円、県の補助金はないとの答弁がありました。  ほかの委員より、トマト集出荷貯蔵施設整備事業費各市負担額について、菊川市よりも掛川市のほうが少ない理由についての質疑があり、当局より、この施設は菊川市内に立地しており、特別負担金を菊川市に賦課しているためであるとの答弁がありました。  次に、第 7款商工費について、委員より、粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス交通整理業務の今後の計画について質疑があり、当局より、委託先と相談をしながら、ほかの交通手段も含め検討していくとの答弁がありました。  続いて、第 8款土木費について、委員より、ブロック塀等耐震改修事業について、危険なブロック塀等を所有しながら、改修工事を行わない方への対応についての質疑があり、当局より、個人の所有物であり、自己負担が発生するため、改修するかは個人の判断であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、ブロック塀等耐震改修事業について、補助制度が今後継続していくとは限らないので、今のうちにこの制度をもっと活用していただく必要があるとの意見があり、ほかの委員より、区長会から個人へ依頼をして改修をした事例がある。区長会を通しながら進めることが一番よい方策ではないかとの意見がありました。  ほかの委員より、掛川防災意識の高いまちづくりを推進する条例が 4月 1日から施行され、その中で市民等の責務として「日常的に災害の発生に備える意識を高める」とうたっているので、ブロック塀等改修を推進するよい機会であるとの意見がありました。  ほかの委員より、市は避難路通学路などの位置づけごとブロック塀改修が必要な箇所を把握するべきであるとの意見がありました。  ほかの委員より、改修に係る費用の自己負担分地区まちづくり協議会で負担し、個人負担がなくなれば、さらに進んでいくとの意見がありました。  以上、委員間討議を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第64号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 次に、文教厚生委員長窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) ただいま議長より報告を求められました議案第64号、令和年度掛川一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 2条歳入歳出予算補正のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費につきまして、審査の概要と結果を御報告いたします。  当委員会は、去る 7月 1日、午前 9時12分から、第 1委員会室におきまして、全委員出席のもと開会いたしました。  各担当課から説明を受けた後、直ちに審査に入りました。  歳出中、第 4款衛生費につきまして、委員より、地域健康医療支援センター運営費の中部ふくしあ内、発達相談支援センター交流スペース空調更新工事費について、地域包括ケア推進課で予算計上する理由はとの質疑があり、当局より、ふくしあ棟内の設備等につきましては、地域包括ケア推進課が管理をしているためとの答弁がございました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、特に申し上げる討議はなく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第64号につきましては、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 続いて、総務委員長小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第64号、令和年度掛川一般会計補正予算(第 1号)中、当委員会に分割付託されました第 1条総則、第 2条歳入歳出予算補正のうち、歳入中、所管部分歳出中、第 2款総務費、第 9款消防費について、審査の概要と結果について御報告いたします。  当委員会は、去る 7月 1日、午前 9時13分から、第 3委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。  担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  まず、歳出中、第 2款総務費について、委員より、男女共同参画推進事業費について、人生 100年時代を迎え、少子化対策だけでなく、50歳以上の婚活など、大きな意味での縁結びプロジェクトを実施する考えはないかとの質疑があり、当局より、今回は未婚化晩婚化の対応のために実施する。今後は総合的に取り組んでいかなければならないと考えるとの答弁がありました。  委員より、秘書業務費、副市長の就任に伴う借家料追加補正に関連して、来年度以降はどうなるのかとの質疑があり、当局より、任期中は支給となるとの答弁がありました。
     さらに委員より、過去にもこのような対応はあったのかとの質疑があり、当局より、合併前ではあるが、国から助役として招いた時も同じ対応をしているとの答弁がありました。  さらに委員より、国から出向する場合は、皆さん了承すると思うが、掛川出身で将来的に掛川に住むような人に対しても家賃を負担するのかとの質疑があり、当局より、条例等に基づいて支給している。住居を借り上げる方に対して支給するという考え方。着任に当たって家族も一緒に連れてくる場合は、条例旅費の規程に基づいて、扶養親族移転料を支給することになっているとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 9款消防費について、委員より、消防用機材整備事業費エアテントの規模と活用方法について質疑があり、当局より、事件事故があった際、消防が現場に駆けつけて活動を行うときに使用するもので、大きさは 6メートル掛ける 6メートル、高さ 3メートル。現場で医療を行う場合は簡易ベッドを10床設置することができる。市内で発生する災害での活用のほか全国各地で発生する災害等で、緊急消防援助隊掛川市から10人派遣することになっており、その際の野営テントとしても活用するとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当総務委員会に分割付託されました議案第64号、令和年度掛川一般会計補正予算(第 1号)につきましては、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 以上で各委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する各委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件原案どおり可決することに決定をいたしました。 △日程第3 議案第65号 ○議長大石勇君) 日程第 3、議案第65号議題とします。  本件に関し、これから委員長報告を求めます。  文教厚生委員長窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) ただいま議長から報告を求められました議案第65号につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本議案は、一般会計補正予算審査後、続けて審査いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、保険料の減額について、対象となる 1人当たりの年額はどのくらいであるかとの質疑があり、当局より、減額する年額について、第 1段階の方は 5,400円、第 2段階の方は 5,200円、第 3段階の方は 1,700円であるとの答弁がございました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、特に申し上げる討議はなく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第65号は、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第4 議案第66号及び議案第69号 ○議長大石勇君) 日程第 4、議案第66号及び議案第69号について議題とします。  本 2件に関し、これから委員長報告を求めます。  総務委員長小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第66号及び議案第69号について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 2件は、一般会計補正予算審査終了後、各担当課からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、議案第66号、掛川税条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、軽自動車税の徴収は県でやるのかとの質疑があり、当局より、軽自動車税の徴収は市で行っているが、軽自動車を購入した際の環境性能割については、当分の間は県で賦課徴収するものとなっているとの答弁がありました。  さらに委員より、環境性能割の市税はどのくらいを見込んでいるかとの質疑があり、当局より、令和元年度の環境性能割の税率は 1%に軽減されるので、取得価格80万円で、10月から半年分 400台を見込み、 320万円の歳入を見込んでいるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第66号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第69号、掛川火災予防条例の一部改正について申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第69号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長大石勇君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本 2件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本 2件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 2件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第5 議案第67号 ○議長大石勇君) 続きまして、日程第 5、議案第67号を議題とします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第67号は、日程第 1で議案訂正について議会の承認をいただきましたが、 7月 1日に行われました委員会審査に影響がないものと判断し、会議規則第37条第 3項の規定に基づき、委員会への再付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会への再付託を省略することに決定しました。  本件に関し、これから委員長報告を求めます。  文教厚生委員長窪野愛子さん、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 窪野愛子君 登壇〕 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) ただいま議長より報告を求められました議案第67号、掛川介護保険条例の一部改正につきまして、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本議案は、介護保険特別会計補正予算審査後、続けて審査を行いました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、第 3条について、平成30年度から令和 2年度までの 2年間としてある理由について質疑があり、当局より、国から令和 2年度まで軽減措置を行うと指示されているとの答弁がございました。  関連して委員より、令和 3年度以降の軽減措置はどうなるのかとの質疑があり、当局より、令和 3年度以降につきましては、国から指示されていないとの答弁がございました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、特に申し上げる討議はなく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第67号は、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  鈴木議員。 ◆4番(鈴木久裕君) 本日訂正のありましたところについて、委員会では審査を行われておりませんので、今の委員長報告にはなかったわけですけれども、この部分に関する委員長の見解ということで求めたいと思います。 ○議長大石勇君) 文教厚生委員長窪野愛子さん。 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) これは見解と申しますけれども、私の文教厚生委員会では、これはこのように承知したものとして委員長報告をさせていただきました。 ○議長大石勇君) いいですか。  鈴木議員。 ◆4番(鈴木久裕君) 念のため追加でお伺いしますけれども、この部分に関する他市の事例ですとか、標準的な準則とか、そういったものの有無についてはどんなふうに承知されておりますでしょうか、委員長にお聞きします。 ○議長大石勇君) 文教厚生委員長窪野愛子さん。 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) 他市でも既に行われているということを伺ったものですから、今回このようなこととさせていただきました。  以上でございます。 ○議長大石勇君) よろしいですか。  鈴木議員。 ◆4番(鈴木久裕君) 文案に関する標準的な準則といいますか、そういったものの存在についてお伺いします。 ○議長大石勇君) 文教厚生委員長。 ◎文教厚生委員長窪野愛子君) 申しわけありません、本日はそこまでの資料は持ち合わせておりませんので、また後日御報告申し上げさせていただきたいと思います。 ○議長大石勇君) 鈴木議員、いいですか。  それでは、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本件委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件原案のとおり可決することに決定をしました。
    日程第6 議案第70号〜議案第77号 ○議長大石勇君) 日程第 6、議案第70号から議案第77号までの 8件を一括議題とします。  本 8件に関し、これから委員長報告を求めます。  初めに、環境産業委員長山本裕三君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 山本裕三君 登壇〕 ◎環境産業委員長山本裕三君) ただいま議長より報告を求められました議案第70号及び議案第71号について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 2件は議案第64号に引き続き、一括議題として審査をいたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、解散に伴い掛川市の負担はふえるのかとの質疑があり、当局より、大須賀排水機場事務委託掛川市で受けているので、負担金はふえると推定しているとの答弁がありました。  ほかの委員より、解散理由について質疑があり、当局より、磐田の前川排水機場を廃止することとなり、 3市構成の一部事務組合で対応する必要がなくなるためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第70号と議案第71号の 2件については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定をしました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 次に、総務委員長小沼秀朗君、御登壇願います。               〔総務委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎総務委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第72号から議案第77号までの 6件について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 6件は、条例改正案の審査終了後、担当課から説明を受けた後、審査に入りました。  まず、議案第72号、高規格救急自動車(車両)購入契約の締結について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第72号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第73号高規格救急自動車(資機材)購入契約の締結について御報告申し上げます。  委員より、資機材についてはなぜ随意契約にしたのかとの質疑があり、当局より、県西部で医療機器を取り扱う 8者を指名して入札を行ったが、 1者のみの応札だったため、地方自治法第 167条の 2第 1項第 2号により、競争入札に適さないと判断し随意契約としたとの答弁がありました。  委員より、契約金額が約 3,000万円。購入資機材の内訳として、一般救急資機材一式や観察用資機材一式とあるが、どのようなものなのかとの質疑があり、当局より、一般救急資機材とは、ガーゼや固定器具等であり、観察用資機材は、血圧計や心電図等であるとの答弁がありました。  委員より、契約先に行き、話を聞いてきたが、掛川支店でなく、浜松支店が担当窓口だと言われた。浜松支店と話を進めているのかとの質疑があり、当局より、契約の指名願は掛川支店で出されているので、契約の話は掛川支店を通しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、随意契約の場合は先方の言い値になるのか。交渉はできないのかとの意見があり、他の委員より、入札を実施した場合は予定価格がある。 1者のみの応札で、予定価格以下であれば、随意契約でやらざるを得ないと思うとの意見がありました。  さらに他の委員より、納期が間に合わないという理由がある企業があるならば、早目に伝えるなど、こちらからの提案の仕方で、この先、よりよい方法があるのではないかとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第73号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第74号、掛川市北部 1工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について御報告申し上げます。  委員より、キュービクルを更新する理由として、耐用年数に対してどのくらい使用したのかとの質疑あり、当局より、学校ごとに経過年数が違う。また、当初はリース契約での工事発注により、なるべく経済的に改造して工事費を抑えようという方針で現場を精査した。しかし、国の交付金対象事業に採択されたことにより、再度現場を精査した結果、更新することとしたとの回答がありました。  さらに委員より、工期が 9月10日までであるが、支払いは 9月10日の完了以降かとの質疑があり、当局より、書類の整理も含め工期が 9月10日になっており、検査官の検査を行い、結果、合格通知の発行とともに、工事費の支払いとなるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第74号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第75号、掛川市北部 2工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について御報告申し上げます。  委員より、キュービクルの更新と、その他の工事を含めて 2,000万円、予定よりも高くなった内容はとの質疑があり、当局より、西郷小学校、倉真小学校、北中学校 3校のキュービクル更新費用が増額の 2,250万円ほど、指摘是正工事減額が 590万円ほどになり、相殺すると 1,600万円となり、諸経費を掛け 2,000万円ほどになる。キュービクルは 600万円から 800万円ほどだが、北中学校は 6面体のため、 1,600万円ほど高額なキュービクルであり、増額になっているとの答弁がありました。  さらに委員より、北中学校は校舎経過年数も比較的短いが、 6面体のキュービクルを更新して廃棄していくということかとの質疑あり、当局より、産業廃棄物として処分を進めるとの答弁がありました。  さらに委員より、なぜ、これだけの変更が生じたのか、見積もりの段階での意見はとの質疑があり、当局より、教育委員会で判断しており、使用できるという設計であったとの答弁がありました。  この後、委員より、既存のキュービクルを敷地内で保管しているようだが、処分についてはどうなるのかとの質疑があり、当局より、一時的に保管しているが、産業廃棄物として適切に処分していくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、主任技術者の見方、毎月点検、年次点検をしている人の見方、保安協会の見方で公共のものならば、更新をする必要が耐用年数で決められているのではないかとの意見があり、他の委員より、更新した古いキュービクルの劣化を見た者が、国庫補助がなかったらこれを使い続けるつもりだったのかという意見を聞き、心配になった。点検や維持管理の仕方に課題はないかとの意見があり、他の委員より、海岸部は塩害があり、外側が傷むので塩害仕様品を使っている。北部は、耐用年数に従うしかないと思うとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第75号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第76号、掛川市北部 3工区小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について御報告申し上げます。  委員より、議決後に変更工事をするのか、時系列の確認をしたいとの質疑があり、当局より、専決処分するより議案として提出することを優先したため、今回このようになった。今後については、工事の進捗状況を確認し、場合によっては臨時議会をお願いする、あるいは専決処分にする等検討していきたいとの答弁がありました。  さらに委員より、初めの是正工事額を多く見積もっていたという解釈でいいかとの質疑あり、当局より、 3工区は規模の大きい第二小学校、桜木小学校の是正工事額を多く見積もっていたためであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第76号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第77号、掛川南部小・中学校空調設備設置工事変更請負契約の締結について御報告申し上げます。  委員より、指摘是正工事を一部取りやめとあるが、対象となる学校はどこかとの質疑があり、当局より、大坂小学校と大須賀中学校であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第77号については、全会一致にて、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長大石勇君) 以上で委員長報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。  鈴木久裕君。 ◆4番(鈴木久裕君) 議案第76号に対する総務委員長報告に対して質疑をいたします。  御説明の中で、時系列に関して示してほしい云々のやりとりがあったにように御報告があったと思いますけれども、それについては時系列に基づいて審査を進められたのか、それともその時系列表とかは特になしで審査を進められたのか、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長大石勇君) 総務委員長小沼秀朗君。 ◎総務委員長小沼秀朗君) 質問のありました時系列表については、時系列表がないまま審査をいたしました。 ○議長大石勇君) 鈴木久裕君。 ◆4番(鈴木久裕君) 御質問の方はそれで納得をされたということでしょうか。 ○議長大石勇君) 総務委員長小沼秀朗君。 ◎総務委員長小沼秀朗君) 質問の方は一般質問でもこのようなことが取り上げられ、当然疑問も生じてくるので、注意してやっていただきたいという内容も踏まえての質問で質疑を終了しました。 ○議長大石勇君) いいですか。  これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本 8件に対する委員長報告は、可決すべきとするものであります。本 8件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件原案のとおり可決することに決定をいたしました。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時16分 休憩                 午前10時30分 開議 ○議長大石勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第7 議案第79号 ○議長大石勇君) 日程第 7、議案第79号を議題とします。  この際、地方自治法第 117条の規定により、鈴木久裕君の退席を求めます。                〔4番 鈴木久裕君 退席〕 ○議長大石勇君) 提出者より、提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第79号について御説明申し上げます。  議案第79号、掛川農業委員会委員の任命については、次の方を農業委員会委員に任命したいので、農業委員会等に関する法律第 8条第 1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  今回、同意を求める方は、住所、掛川市上垂木2907番地の 1、氏名、鈴木久裕、生年月日、昭和35年 6月 9日生まれ、59歳であります。  なお、鈴木久裕さんについては新任であり、その履歴については、別冊の参考資料に記載のとおりであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議いただき、御同意くださるようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長大石勇君) 以上で説明は終わりました。  この際、お諮りします。  ただいま議題となっております議案第79号については、質疑委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件質疑委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これから採決に入ります。  議案第79号について採決します。本件は同意することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は同意することに決定をしました。  鈴木久裕君の入場を求めます。                〔4番 鈴木久裕君 入場〕 △日程第8 陳情について ○議長大石勇君) 日程第 8、陳情についてを議題とします。  今定例会において委員会に付託しました陳情第 1号から第 3号までの 3件の委員会審査結果は、お手元に配付しました陳情審査結果一覧表のとおりでありますので、御了承願います。 △日程第9 付託事件の閉会中継続審査について ○議長大石勇君) 日程第 9、付託事件の閉会中継続審査についてを議題とします。  環境産業委員長から、委員会において審査中の陳情第 1号について、会議規則第 104条の規定に基づき、お手元に配付しましたとおり閉会中継続審査の申し出があります。  お諮りします。  本陳情については、委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。
     したがって本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中継続審査とすることに決定しました。 △日程第10 議員派遣について ○議長大石勇君) 続きまして、日程第10、議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定に基づき、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決定をしました。 △日程第11 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について ○議長大石勇君) 日程第11、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査の申し出事項についてを議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から会議規則第 104条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長大石勇君) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに決定をしました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君)  6月定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会におきましては、一般会計補正予算を初め、条例の一部改正など、多くの重要案件について御審議をいただき、いずれも原案のとおり議決をいただき、厚くお礼を申し上げます。  一般質問につきましては、10人の議員の皆様から、生涯学習の取り組み、会計年度任用職員制度の導入、高齢者の交通事故対策、海岸線の利活用、地区まちづくり協議会、平和教育の推進、ひきこもりへの対応、シートピアのあり方、公共交通政策、土地開発公社と弥栄かけがわなど、市政運営における重要な政策につきまして、御質問や御提案をいただき、ありがとうございました。  議員の皆様と交わした政策議論の成果につきましては、今後の市政運営に着実に反映させてまいります。  ここで数点、御報告をさせていただきます。  初めに、各種施策の進捗状況等について 3点申し上げます。   1点目は、先週 3日ですが、大日本報徳社大講堂で開催しました、かけがわ地域循環・活性化協議会の設立総会について申し上げます。  「掛川市の挑戦」と位置づけたこの協議会には、電力会社、ガス会社、金融機関など20の事業者と、アドバイザーとして中部経済産業局にも御参加をいただきました。発起人として、私から、この事業による再生可能エネルギーのさらなる普及、エネルギーの地産地消による地域内経済循環や、温室効果ガスの削減への期待について述べさせていただきました。  この協議会が掲げる掛川版「シュタットベルケ」は、掛川市の地域循環共生圏を目指すもので、報徳の精神のもと、官民連携の組織をつくり、多くの市民に参画いただきながら、市民みずからが育てるオーナーシップ型の地域新電力であります。この「掛川市の挑戦」で生まれた利益は、掛川市の総合的な発展につなげていくこととしており、これまで市民の皆さんとともに進めてきた協働のまちづくりの新しい形と呼べるものであります。  なお、この協議会の会長に、NPO法人おひさまとまちづくりの星之内理事長、副会長には久保田副市長が選任されました。  今後、事業者の皆様とのヒアリングを経て、定期的に協議会を開催し、年度内には会社の事業規模を初め、出資割合や金額等について決定できるよう進めてまいります。   2点目は、ラグビーワールドカップ2019に向けての取り組みについて申し上げます。  アジアで初の開催となりますこの大会には、世界中から40万人以上の外国人観戦客が訪れると言われ、 4試合が行われるエコパや、その玄関口となる掛川市にも多くの観戦客が見込まれています。  掛川市おもてなし委員会では、小中学校にエコパで対戦するチームの情報やその国の言葉を覚えてもらい、外国人の方と挨拶を交わすなどの機会を持ってもらえるよう、「掛川おもてなしコミュニケーションブック」を作成し、市内の小中学生全員に配布したところであります。  エコパでの試合には、静岡県が小中高校生の無料観戦招待を計画しており、掛川市は約 3,500人の観戦が予定されております。児童生徒の皆さんには、ぜひこの機会に「掛川おもてなしコミュニケーションブック」を活用して、スタジアムに来た外国人と交流の機会を持っていただきたいと思います。  今後は、シャトルバス発着所となる掛川駅前に掛川おもてなしゾーンの準備を進めるなど、この大会が市民の思い出に残るものとなるよう取り組んでまいります。   3点目は、粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラスについて御報告をいたします。   5月30日のオープンから 1カ月がたち、当初から多くのメディアに取り上げられたこともあり、これまでに県内外から延べ 9,000人、平日が約 300人、週末が約 800人と多くの方々にお越しいただいております。来場者からは、特にかっぽしをイメージした特徴的な建物と、テラスからのパノラマの絶景について驚嘆の声が寄せられており、「木の香りがよい」、「日本平夢テラスより景色がよい」などのお褒めの言葉をいただいております。私もそう思っています。  心配された山頂への通行についても、週末は東山の駐車場にとめて、麓から歩いて登る人が多く見られております。また、車は交互通行を実施したことにより、大きなトラブルもなく楽しんでいただいています。  今後はさらに多くの方に来ていただき、掛川市の魅力発信や掛川茶の振興にも結びつけてまいります。  次に、今後の主な行事として 1点申し上げます。  今月 7日から14日まで、桜木地区において垂木の祇園祭が開催されます。この祭礼は、江戸時代から続いているもので、上垂木の雨桜神社の社殿が焼失した際に、 2キロ南の六所神社へ御神体が移され、一緒に祭られたことから、 1年に一度お礼を示すため、みこし 3体とともに獅子が同行して渡御を行うようになったと言われています。  また、神主、渡御に参加する家々、麦オコワを供える家などが江戸時代から決められているのが特徴で、今日まで代々受け継がれており、昨年 4月には、掛川市指定無形民俗文化財に指定されました。最終日の14日には、獅子退治を表現した流鏑馬神事が 5年ぶりに行われます。ぜひ多くの皆様に将来に残すべき伝統の祭礼をごらんいただきたいと思います。  結びに、このところの経済情勢について、アメリカと中国との貿易摩擦や、生産年齢人口の減少による人手不足により、これまで続いていた緩やかな景気回復が踊り場となり、先行きの不透明感が強くなってきております。常に世界の動向にも目を向け、日本、そして掛川市の状況をこれまで以上に注視しながら、各種施策の展開をしていかなくてはならないと思っております。  参議院議員選挙が公示され、これから消費税の税率引き上げに伴うプレミアム付商品券の発行事業、キャッシュレス決済でのポイント還元などの経済対策、さらには幼児教育・保育の無償化などが予定されております。国が進めるこれらの事業であっても、基礎自治体がそのほとんどの中心を担う事業も多いことから、関係機関とも連携して鋭意取り組んでまいります。  議員の皆様におかれましては、議会閉会後も公務で御多忙のことと思いますが、暑さが本格化してまいりますので、健康に十分留意され、市政運営に一層の御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきますが、 1点だけ、 6月の住民登録に基づく人口移動状況の速報が私の手元に入りました。出生者数が60人、日本人が58名で、外国人が 2名ということであります。月々のばらつきが物すごくありますけれども、60名というのを年間で単純に12を掛けると 720人です。 1,000人を切って、 900人を切って心配だなんていう数字では、今月 6月だけに限って見ると、 5月は幸いのこと 104人でありましたのでよかったわけですけれども、そういう意味でこの 6月議会で縁結びプロジェクト推進委託料、50万円でしたけれども、認めていただいたわけであります。これは行政だけが前に進めていくということではなかなか成果が十分に上がっていかないというふうに思います。  それとあわせて、こういう事業についてはなかなか行政が積極的に前に出て結婚せいよというようなことは言いにくい状況があります。そういう意味では議会の皆さんのさらなる御支援と御協力をいただいて、ある一定の人口が確保がされ、年代ごとの極端なばらつきがない。高齢者ばかりふえて若い人がいない、子供がいないということは都市として十分な機能が発揮できないし、公共投資をしても十分にそれが生かされるかというと、心配な面もあります。そういう意味では一定の出生者の数がこれは間違いなく安定的に生まれてくるということが大事でありますので、重ねて議会の皆さんの御協力、それからいろんな掛川市民の関係の皆さん、企業の皆さんにも積極的に働きかけをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、閉会の私からの挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長大石勇君) それでは、私からも挨拶を申し上げます。  令和元年市議会 6月定例会の閉会に当たり、挨拶を申し上げます。  本定例会は 6月13日に開会しましたが、本日に至るまでの話題の中から 3点について触れさせていただきます。  まず 1点目は、防災についてであります。   6月18日の午後10時22分ころ、山形県沖を震源とするマグニチュード 6.8の地震が発生し、新潟県村上市で震度 6強、山形県鶴岡市で震度 6弱を観測しました。被害状況については、 6月24日付の総務省消防庁の発表によると、新潟、山形など 5県で死者はなく、負傷者が35人、住宅の一部破損が 149棟でありました。  今回は、これまで発生した新潟県中越沖地震や東日本大震災の教訓を生かして、多数の住民が自主避難に踏み切ったことが減災につながったようであります。被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。  また、先週には梅雨前線が活発化し、九州を中心とした西日本で記録的な雨量を観測し、土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫が発生をしました。気象庁では、 5段階の警戒レベルにより、住民へ早目の避難を訴え、被害の軽減を図っておりました。  掛川市では、災害は今すぐ起きるかもしれない、このように常に災害を想定し、市民においては、避難場所や備蓄品の確認を、行政においては、災害に対する啓発と災害事例の検証など、万全の備えを努めていただきたいと思います。   2点目は、 6月19日に行われました中東遠総合医療センター診療科別目標発表会についてであります。  これは昨年度から始まったもので、病院長や各診療科の医師が前年度の取り組み状況や、本年度及び中長期的な目標について発表するものであります。  主な取り組み状況としまして、医師確保については、救急科の常勤医師が 2名増加したこと、また、専門医研修を行う内科医が 4名になったこと、さらには 1年目の初期研修医が過去最大の14名になったことなど、着実に医師確保が図られているとのことであります。  また、医療の質の向上については、呼吸器外科と小児外科において、手術対応ができる状態になったこと、さらにはがん診療に関する診療実績が充実したことにより、県が指定するがん診療連携推進病院に本年度中に指定の見通しが立ったことなどが発表されました。  昨年度、掛川市議会では、病院企業団を構成する袋井市と共同して、県内でも最も医師の数が少ない中東遠保健医療圏へ医師確保策を図るよう、県知事に対し要望書を提出いたしました。今後も市民が安心して医療が受けられる体制整備が図られるよう、議会としましても支援をしてまいりたいと思います。   3点目は、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックに関することであります。  ラグビーワールドカップ開幕まで、あと 2カ月余りとなりました。駅前の大形看板を初め、エコパで試合を行う 8チームの歓迎・応援のぼり旗の掲出、また、小、中、高生に世紀の祭典の醍醐味と感動を味わってもらうため、ライブ観戦の企画など、開催機運の醸成が高まってまいりました。  議会としましても、掛川に訪れる世界各国のゲストをおもてなしの心でお迎えをしたいと考え、議員各位へ積極的な歓迎の取り組みをお願いをしているところでございます。  また、 1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックにつきましては、来年の 6月24日に聖火リレーが掛川市で実施されることが決定をいたしました。現在、聖火ランナーの公募がされておりますが、 1人につき 200メートルを 2分で走るということですので、多くの市民の皆様に一生に一度のチャンスを生かしていただきたいと思います。  次に、 6月定例会について振り返ってみたいと思います。  まず、本定例会から、県内で初めて全ての本会議に際し、手話通訳者を議場に配置する取り組みを開始いたしました。これは平成29年 3月に手話言語条例を制定したことに伴い、開かれた議会の一環として導入したものでございます。これによりまして、議場内での傍聴はもとより、インターネット中継でも手話通訳の映像を配信したことで、御家庭でも本会議の視聴が可能となりました。  次に、一般質問では10人の議員が登壇し、さまざまな視点から質問を行いました。市長、教育長におかれましては、個々の議員からの質問に対し、真摯に対応していただき、感謝を申し上げます。議員各位からさまざまな提言がありましたが、中でも高齢者の交通事故対策としてのやわやわ運転宣言、防潮堤完成後の海岸線利活用、ひきこもり相談支援、性的マイノリティーへの対応等については、市長から積極的に取り組む旨の回答をいただきました。引き続き当局におかれましては、提言内容を十分に吟味していただき、施策の実現へとつなげていただきたいと思います。  次に、本定例会における議案等につきましては、一般会計等の補正予算 2件、条例改正が 4件など、合計16件の議案が提出され、そのほか報告 2件がありました。これらの案件につきましては、各常任委員会での審査を経て、本日議了をいたしました。  議長に選任をされ、初めて臨む定例会でありましたが、閉会の運びとなり、安堵しているところでございます。  議事進行に御協力をいただきました各委員長を初めとする議員各位にお礼を申し上げるとともに、松井市長を初め、丁寧な御説明に留意いただいた当局の皆様にも感謝を申し上げます。  本年度、市議会では議会活性化の一環として、各常任委員会で年間テーマを定めて調査研究する取り組みを本格導入いたしました。本年度は、各委員会ともに公共施設マネジメントをテーマとして調査研究を進めてまいりますので、当局の皆様におかれましては、引き続き情報提供や現地視察等に御配慮願うものでございます。  結びに、間もなく梅雨明けを迎え、本格的な夏を迎えます。議員各位並びに当局の皆様におかれましては、健康管理には十分留意されるとともに、冒頭の繰り返しになりますが、大気の不安定による豪雨が見込まれる時期でありますので、対策に備えていただくことをお願い申し上げます。  以上で、私からの閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長大石勇君) これにて本日の会議を閉じ、令和元年第 3回掛川市議会定例会を閉会とします。                 午前10時59分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           平成   年   月   日                掛川市議会議長    大 石   勇                掛川市議会副議長   山 本 行 男
     [ 署 名 議 員 ]                掛川市議会議員    藤 澤 恭 子                掛川市議会議員    松 本   均...