掛川市議会 > 2018-12-21 >
平成30年第 4回定例会(11月)−12月21日-06号

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  1. 掛川市議会 2018-12-21
    平成30年第 4回定例会(11月)−12月21日-06号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    平成30年第 4回定例会(11月)−12月21日-06号平成30年第 4回定例会(11月)              平成30年第4回(11月)             掛川市議会定例会会議録(第6号) 〇議事日程      平成30年12月21日(金) 午前9時30分 開議  日程第1    議案第 82 号  平成30年度掛川市一般会計補正予算(第5号)について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告  日程第2    議案第 83 号  平成30年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 84 号  平成30年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 85 号  平成30年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第2号)について    議案第 86 号  平成30年度掛川市簡易水道特別会計補正予算(第1号)について    議案第 87 号  平成30年度掛川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第 88 号  平成30年度掛川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
       議案第 89 号  平成30年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第 90 号  平成30年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計補正予算(第1号)について    議案第 91 号  平成30年度掛川市水道事業会計補正予算(第1号)について                文教厚生 委員長 報告                環境産業 委員長 報告  日程第3    議案第 92 号  掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    議案第 93 号  掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について    議案第 94 号  掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について    議案第 95 号  掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について    議案第 96 号  掛川市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について                総  務 委員長 報告                環境産業 委員長 報告  日程第4    議案第 97 号  土地の取得について    議案第 98 号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)    議案第 99 号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)    議案第100号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)    議案第101号  公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)                環境産業 委員長 報告                総  務 委員長 報告                文教厚生 委員長 報告  日程第5    常任委員会協議会報告    総務委員長 報告                  環境産業委員長 報告                  文教厚生委員長 報告  日程第6    議員派遣について  日程第7    常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開議 ○議長(鈴木正治君) ただいまの出席議員は21名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 △日程第1 議案第82号 ○議長(鈴木正治君) 日程第 1、議案第82号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、松本均君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 松本均君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(松本均君) 皆様、おはようございます。  ただいま議長から報告を求められました議案第82号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算のうち、歳入中、所管部分、歳出中、第 3款民生費、第 4款衛生費のうち第 1項、第10款教育費(第 6項 1目・ 2目を除く)について、審査の概要と結果を御報告いたします。  当委員会は、去る12月 7日午前 9時14分から第 2委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。  冒頭、浅井副市長から挨拶をいただき、健康福祉部長から今回の補正における人件費について一括して説明を受けた後、各担当課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、歳出中、第 3款民生費について、委員より、放課後児童健全育成事業費 1,570万 1,000円の増額補正について、市内北部地区学童保育 6クラブを民間委託する予定であったものが、引き続き社会福祉協議会に委託することになった理由と今後の方針について質疑があり、当局より、 6クラブ一括委託条件を出したことで受け入れ困難となった。今後は、委託先や 6クラブを分割して委託するなど、検討を重ねていくとの答弁がありました。  他の委員より、障害児加算算定方法について質疑があり、当局より、障がい児を一人でも受け入れたクラブには 179万 6,000円が加算されるとの答弁がありました。  次に、第 4款については質疑なく、次に、歳出中、第10款教育費について、委員より、ろう人形が贈呈されることに伴う損害補償保険料の追加は、ろう人形に対して保険をかけるということなのかとの質疑があり、当局より、そのとおりであるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第82号については、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 次に、環境産業委員長小沼秀朗君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎環境産業委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第82号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)中、当委員会に分割付託されました第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中、所管部分及び歳出中、第 4款衛生費(第 1項を除く)、第 6款農林水産業費、第 7款商工費、第 8款土木費について、審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る12月 7日午前 9時12分から第 1委員会室において、全委員出席のもと開会いたしました。  冒頭、伊村副市長から挨拶をいただき、環境経済部長から今回の補正における人件費について一括説明を受けた後、各担当課から説明を受け、審査いたしました。  まず、歳出中、第 4款衛生費について、委員より、新エネルギー等普及促進事業費増額補正について、地域電力等に関する講演会は議員も参加することが可能かとの質疑があり、当局より、可能であるとの答弁がありました。  他の委員より、その講演会は職員を対象としたものなのかとの質疑があり、当局より、職員だけではなく、市内の環境団体や広く事業者等も対象としているとの答弁がありました。  関連して他の委員より、講師謝礼の増額は講師料を増額するのか、あるいは講師の人数がふえたのか伺うとの質疑があり、当局より、国庫補助金を利用して、シュタットベルケの会社や先進地の職員を招くことを計画したため、講師数の追加による増額補正であるとの答弁がありました。  次に、第 6款農林水産業費について、委員より、事業の前倒しによる農業用ため池整備事業について、16池同時に対策工事を行うのかとの質疑があり、当局より、 1カ所ずつ工事を行っていくとの答弁がありました。  さらに委員より、後半に着手されるため池は完成が遅くなるのかとの質疑があり、当局より、池にもよるが、数年かけて施工していく。最終は平成34年になる予定であるとの答弁がありました。  他の委員より、ため池の管理は容量 1万立方メートルを境に市と県で分かれているが、耐震補強工事については容量に関係なく県の事業となるのかとの質疑があり、当局より、決壊した場合、流域に被害が及ぶ箇所をため池群と考え、県で耐震補強工事の施工ができるようになったとの答弁がありました。  委員より、掛川茶のさらなるブランド力向上について、具体的なPR方法を伺うとの質疑があり、当局より、パンフレット、ポスター、懸垂幕、のぼり旗でのPRや、品質向上や士気高揚を図る講演会等を検討しているとの答弁がありました。  次に、第 7款商工費については質疑なく、第 8款土木費について、委員より、ブロック塀等耐震改修補助件数は、補助制度の拡充後何件ふえたのかとの質疑があり、当局より、例年は10件から15件ぐらいだが、11月末時点で42件であるとの答弁がありました。  さらに委員より、今後も件数がふえればその都度補正対応するのかとの質疑があり、当局より、今年度予算を超える要望があれば、来年度予算で対応するとの答弁がありました。  委員より、道路の白線の引き直しについて、どの程度のものが補修対象となるのかとの質疑があり、当局より、区画線の剥離率が60%を限度としてラインの引き直しを判断し、その中で、都市計画道路緊急輸送路等の主要路線、通学路や交通量が多い危険箇所を優先しているとの答弁がありました。  委員より、道路河川管理費増額補正に関連して、県河川区域の立木除去は来年度以降も県と協議していくのかとの質疑があり、当局より、来年度以降も引き続き、緊急性が高いことを伝えながら県と調整していくとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に分割付託されました議案第82号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 続いて、総務委員長二村禮一君、御登壇願います。               〔総務委員長 二村禮一君 登壇〕 ◎総務委員長二村禮一君) ただいま議長より報告を求められました議案第82号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)中、第 1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入中は当委員会所管部分、歳出中、第 1款議会費、第 2款総務費、第 9款消防費、第10款教育費(第 6項 1目・ 2目)及び第 2条繰越明許費並びに第 3条債務負担行為の補正について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、去る12月 7日午前 9時14分から第 3委員会室におきまして、全委員出席のもと開会いたしました。  冒頭、市長より挨拶をいただいた後、総務部長より今回の補正における人件費について一括して説明を受けた後、各担当課長からそれぞれ説明を受け、審査に入りました。  まず、人件費について、委員より、今回の人事院勧告により、議員及び特別職の期末手当等幾ら増額になるのかとの質疑があり、当局より、議長が 2万 8,000円、副議長が 2万 5,000円、常任委員長が 2万 4,000円、その他の議員が 2万 3,600円の増額。そして市長が 5万 2,000円、副市長が 4万 2,000円、教育長が 3万 9,000円の増額であるとの答弁がありました。  さらに委員より、特別職及び議員の給料等を一般職の人事院勧告に準じて引き上げる根拠はとの質疑があり、当局より、議員は国の特別職の支給割合の改定に準じて引き上げている。また、市の特別職は市の一般職の引き上げに準じているとの答弁がありました。  次に、歳入中、第 1款市税について、委員より、決算見込み額が 3,479万 7,000円ふえたことに対して人数はふえたのかとの質疑があり、当局より、納税義務者について、給与所得は 378人、全体として 618人、当初見込みよりふえたとの答弁がありました。  委員より、償却資産は申告制だが、どれくらい捕捉しているのかとの質疑があり、当局より、平成28年経済センサス活動調査によると、事業所数は 4,563あり、納税義務者数が 3,762人のため捕捉率は82%、平成30年度は納税義務者数が 4,475人のため捕捉率は98%であるとの答弁がありました。  続いて、第15款県支出金について、委員より、観光施設整備事業費補助金の増額に対する工事内容について質疑があり、当局より、本体工事、駐車場の舗装、のり面の整備、外溝工事案内サイン、厨房が対象になるとの答弁がありました。  次に、歳出中、第 2款総務費について、委員より、政策推進方針調整費業務改革モデルプロジェクトの委託料に含まれていた内容を変更した理由について質疑があり、当局より、このプロジェクトは総務省から受託しており、総務省に出向いて打ち合わせを行う旅費については、受託経費に含めるように指示があったとの答弁がありました。  委員より、国際交流推進事業管理費の増額による中国出張の行程について質疑があり、当局より、詳細はまだ打ち合わせ中であるが、23日に出発し、24日に協定締結、制作場所の見学、そして設置について打ち合わせを行い、25日に帰国予定であるとの答弁がありました。  委員より、地域協働環境整備費の増額について、 5,000万円の補正で全ての要望に対応できるのかとの質疑があり、当局より、今年度の地区要望は 389件あり、 9月末現在で 170件を処理した。残り 219件のうち72件を今回の補正で対応することができれば、全て対応できることになるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、特に申し上げる討議はなく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当総務委員会に分割付託されました議案第82号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。
     これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(鈴木正治君) ありがとうございました。  起立多数であります。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第2 議案第83号〜議案第91号 ○議長(鈴木正治君) 日程第 2、議案第83号から議案第91号までの 9件について一括議題とします。  本 9件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、文教厚生委員長、松本均君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 松本均君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(松本均君) ただいま議長から報告を求められました議案第83号から議案第85号の 3件につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果について順次御報告申し上げます。  本 3件は、一般会計補正予算の審査後、続けて審査を行いました。  まず、議案第83号、平成30年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 2号)について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第83号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第84号、平成30年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 2号)について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げる質疑はなく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第84号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて、議案第85号、平成30年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 2号)について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、グループホームの給付費増額について、施設箇所や入所定員がどのくらいふえたのか伺うとの質疑があり、当局より、 3カ所で 1人ずつ利用されることになったとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第85号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 次に、環境産業委員長小沼秀朗君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎環境産業委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第86号から議案第91号までの 6件につきまして、審査の概要と結果を順次御報告申し上げます。  本 6件は、議案第82号に引き続き審査をいたしました。  まず、議案第86号、平成30年度掛川市簡易水道特別会計補正予算(第 1号)について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、特に申し上げるべき質疑なく、委員間討議を求めたところ、委員より、簡易水道はわかりにくい部分が多いので、調査研究を重ねるべきとの意見が出され、他の委員より、簡易水道の源流では土砂や流木、葉が詰まる等の問題があるので、一度現地調査をしたほうがよいとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第86号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第87号、平成30年度掛川市公共下水道事業特別会計補正予算(第 1号)について御報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、掛川・大東・大須賀浄化センター施設運転管理業務包括委託債務負担行為について、具体的にどのようなことで削減効果があるのかとの質疑があり、当局より、複数年の継続契約を結ぶことで、年度ごとの契約事務などさまざまな事務を削減することができる。また、包括委託には薬品代等も含まれており、継続契約を結ぶことで仕入れ価格を下げることができるとの答弁がありました。  さらに委員より、競争原理がしっかりと働くよう公募を行い、掛川にふさわしい企業を選ぶべきと考えるがいかがかとの質疑があり、当局より、しっかりとした緊張感を持ってやっていくことが大事だと考えている。同じ会社が管理し、マンネリ化することのないよう心がけているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第87号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第88号、平成30年度掛川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第 1号)について、その審査の概要と結果を報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第88号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第89号、平成30年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業特別会計補正予算(第 1号)について、その審査の概要と結果を報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第89号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第90号、平成30年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計補正予算(第 1号)について、その審査の概要と結果を報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、債務負担に係る用地買収費は、 255筆12ヘクタール全ての金額なのか伺うとの質疑があり、当局より、全ての金額であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第90号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第91号、平成30年度掛川市水道事業会計補正予算(第 1号)について、その審査の概要と結果を報告いたします。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第91号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  議案第83号から議案第91号までの 9件について一括採決します。  本 9件に対する各委員長の報告は、いずれも可決すべきとするものであります。本 9件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 9件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第3 議案第92号〜議案第96号 ○議長(鈴木正治君) 次に、日程第 3、議案第92号から議案第96号までの 5件について一括議題とします。  本 5件に関し、これから委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長二村禮一君、御登壇願います。               〔総務委員長 二村禮一君 登壇〕 ◎総務委員長二村禮一君) ただいま議長より報告を求められました議案第92号から議案第95号までの 4件について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 4件は、一般会計補正予算に引き続き審査いたしました。  まず、議案第92号、掛川市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、委員間討議を求めたところ、委員より、予算説明では、人事院勧告に基づき、議員も役職に応じた補正額が示され期末手当を上げているが、非常勤職員の時間単価はそのままでいいのか疑問に感じているとの意見があり、他の委員より、人事院勧告にのっとることは賛成である。人事院勧告は企業等の差額を調査して実施しており、市民に対して説明がつく。非常勤の時間給の引き上げについては給与全般の議論であり、今回の人事院勧告とは質が違うのではとの意見がありました。  関連して他の委員より、人事院勧告は民間水準と比較しているため、ずっと上がるわけではなく、民間が下がれば同じように下がっていくとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第92号につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第93号、掛川市特別職の職員で常勤のものの給料等に関する条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、委員間討議を求めたところ、委員より、人事院勧告に準拠しているが、引き上げなければならない理由について各委員の意見を求めたいとの意見があり、他の委員より、議案第93号、議案第94号は他市との均衡があり、この水準でよいと思うとの意見がありました。  委員より、負債は返済しているがなくなったわけではない。少しでも議員ができることがあるのではないかとの意見があり、他の委員より、一般職を上げて、特別職を上げない理由は何か。もらい過ぎや仕事をしていないというのは別の問題であるとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第93号につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第94号、掛川市教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、議案第93号は、給料等という表現が使われているが、議案第94号は給与となっている。その名称の違いについて質疑があり、当局より、給料とは月例給を示し、地方自治法上、常勤の職員には給料を支払うことになっている。議案第93号では、ほかにも退職手当なども規定されているので「等」でくくられている。また、議案第94号の給与には、給料に加えて諸手当が含まれているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、議員、特別職及び教育長の条例改正は不要ではないかとの意見があり、他の委員より、前の議案審査で既に議論が出尽くしているとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第94号につきましては、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  続いて、議案第95号、掛川市職員の給与に関する条例等の一部改正について御報告申し上げます。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、改正は準則に基づいて行われているのか。また、職員組合との交渉結果について質疑があり、当局より、国家公務員の一般職給与法が11月28日に参議院で可決成立しており、この条文に準拠している。また、組合とは 2回の団体交渉を行い、給与改定の内容についていずれも妥結しているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ討議なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第95号につきましては、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 次に、環境産業委員長小沼秀朗君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎環境産業委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第96号、掛川市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、その審査の概要と結果を報告いたします。  本件は、議案第91号に引き続き審査をいたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、水道事業所の移転後、現在の事業所はどうするのかとの質疑があり、当局より、管理棟には遠方監視システムのサーバーがあり、民間委託で監視業務を行っている。移転後もその業務は継続する予定である。また、事務所については、水道関係の事業者に貸し出したり災害時の給水拠点とする等、有効的な使い方をしていきたいと考えているとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第96号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  まず、議案第92号から議案第94号までの 3件について一括採決します。  本 3件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 3件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(鈴木正治君) 御着席ください。  起立多数であります。  したがって、本 3件は原案のとおり可決することに決定しました。  次に、議案第95号及び議案第96号について一括採決します。  本 2件に対する委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 2件は委員長の報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。
     したがって、本 2件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第4 議案第97号〜議案第 101号 ○議長(鈴木正治君) 日程第 4、議案第97号から議案第 101号までの 5件について一括議題とします。  本 5件に関し、これから委員長の報告を求めます。 ○議長(鈴木正治君) まず、環境産業委員長小沼秀朗君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎環境産業委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました議案第97号、土地の取得について、その審査の概要と結果を報告いたします。  本件は、議案第90号に引き続き審査をいたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、現在、サッカー場として利用されているが、改修後も利用者に不利益になることはないかとの質疑があり、当局より、サッカーをやれる範囲はそのまま残し、周辺を改修するとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、当委員会に付託されました議案第97号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、環境産業委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 続いて、総務委員長二村禮一君、御登壇願います。               〔総務委員長 二村禮一君 登壇〕 ◎総務委員長二村禮一君) ただいま議長より報告を求められました議案第98号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市生涯学習センター)、議案第99号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市美感ホール)、議案第 100号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市文化会館シオーネ)の 3件について、総務委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  本 3件は、条例の審査に引き続き、一括議題として審査いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、生涯学習振興公社のあり方は、この 1年間で結論を出すのかとの質疑があり、当局より、生涯学習振興公社としても、 3年間の指定管理の中で、月に 1度の月例会議や職員研修を行いながら改革を目指してきた。 1年間の延長の中で議論を重ねて早目に方向性を見出していきたいとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、委員より、指定管理の趣旨からすると特殊ではあるが、重要な局面であるために期間設定や選定方法もこの内容でよいと思うとの意見があり、他の委員からもこの方法でよいと思うとの意見がありました。  以上で討議を終結し、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第98号から議案第 100号までの 3件については全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(鈴木正治君) 続いて、文教厚生委員長、松本均君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 松本均君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(松本均君) ただいま議長から報告を求められました議案第 101号、公の施設の指定管理者の指定について(掛川市総合福祉センター)につきまして、文教厚生委員会における審査の概要と結果について御報告申し上げます。  本件は、特別会計補正予算の審査後、続けて審査を行いました。  当局説明の後、質疑を求めたところ質疑なく、討論を求めたところ討論なく、採決の結果、議案第 101号は、全会一致にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、文教厚生委員会委員長報告とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  議案第97号から議案第 101号までの 5件について一括採決します。  本 5件に対する各委員長の報告はいずれも可決すべきとするものであります。本 5件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  したがって、本 5件は原案のとおり可決することに決定しました。  この際、しばらく休憩といたします。                 午前10時16分 休憩                 午前10時30分 開議 ○議長(鈴木正治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 常任委員会協議会報告 ○議長(鈴木正治君) 日程第 5、会期中に開催されました各常任委員会協議会の報告を議題とします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  なお、委員長報告に対する質疑は行わない申し合わせになっておりますので、御承知願います。  まず、総務委員長二村禮一君、御登壇願います。               〔総務委員長 二村禮一君 登壇〕 ◎総務委員長二村禮一君) ただいま議長より報告を求められました総務委員会協議会における討議内容について、御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月12日午前10時44分より、第 3委員会室において全委員出席のもと開会いたしました。  当委員会は、「掛川市の都市づくりと地区自治組織のあり方について」を 1年間の研究テーマと定め、これまで定期的に協議を重ね、先月に開催した議会報告会において、調査内容を市民に示してきました。その結果、当委員会としては、集約した意見をもとに当局の施策に対する対案を示す方向でまとまりました。  今回は、その内容に基づき、当局と議論をする場として協議会を開催しましたので、その協議結果について御報告申し上げます。  冒頭、松井市長より挨拶をいただいた後、討議に入りました。  今回の政策議会の進め方としては、テーマについて小項目を設置し、討議内容が明確になるように努めました。小項目は 6項目用意し、 1点目、「総務委員会からの提案内容について」は、議会報告会の資料に基づき、委員から提案内容の説明を行い、 2点目、「議会報告会からの意見について」は、報告会での質問や参加者に記入していただいたアンケート内容を委員から説明を行い、 3点目、「地区事務局の重要性について」は、委員から重要性について説明や地区規約の案を示した後、当局より現在の事務局体制について説明を受けた後、一括して討議を行いました。さらに、 4点目、「まちづくり協議会連合会設立の経緯」、 5点目、「地区区長会組織とまちづくり協議会組織について」、 6点目、「交付金のあり方について」は、それぞれ当局より説明を受けた後、討議を行いました。また、最後に委員会としてのまとめについて討議を行いました。  なお、今回は当局からも積極的に意見を述べていただくなど、相互の意見交換にも努めました。  まず、総務委員会からの提案内容について、議会報告会からの意見について及び地区事務局の重要性について申し上げます。  委員より、地域を代表する組織はどこなのか。まちづくり協議会にはNPOや企業、さらに通勤している人もかかわることができる。今は区長会と同様に地元の人が担っているのでよいが、地元ではない人が会長になった場合、問題が出るのではないかとの意見がありました。  委員より、まちづくり協議会の概念図を見ると、自治区は組織の一部のように誤解を招くのではないかとの意見があり、当局より、これは概念図であり、地区まちづくり協議会はいろいろな団体が話し合いをする場というイメージで描いている。組織が上下という意味ではないとの説明がありました。  委員より、地区、自治組織、地縁団体、区を統括する自治組織としての地区の位置づけを明確に示さないまま、実行組織としてまちづくり協議会を示したことが原因ではないかとの意見があり、市長より、これからの少子化には、地域の人たちが全体でいろいろな意見を挙げられるような、組織体が必要と思っている。区長会や学習センターが将来にわたり効率的に機能していくには、ある程度のまとまりがある組織体に変え、その中で将来の自分たちのまちをどうしていくのか話ができる組織体になるべきだと思っているとの考えが述べられました。  委員より、掛川市の自治基本条例の一番日本に誇れるところは、地区と区を改めて自治体だと、掛川市における自治組織だということを規定しているのに、地区を明確に規定しなかったところが問題ではないかとの意見に対し、当局より、委員からの説明資料には自治体という言葉を使用している。しかし、条例上では自治組織は定義しているが、自治体という概念は持っていない。どのような定義として使用しているのかとの質疑があり、委員より、自治体と自治組織の違いを区分して使用しているわけではなく、表現上の問題であるとの答弁がありました。  私から、現状では、事務局体制を強化することは難しいと感じているが、地区まちづくり協議会の事務局と区長会の事務局が兼務すれば、両方の意見や資料をまとめることができ、運営がスムーズにできるのではないかとの意見を述べ、委員より、委員会でもまちづくり協議会の仕組み自体は否定していないし、方向性も正しいと考えている。そのためには事務局体制が重要。役員は短期間の任期で変わるため、事務局員が10年間ぐらい担当すれば組織も安定すると思う。しかし、半分ボランティア程度では続かないと思うとの意見や、本質を押さえて検討が必要であり、事務局体制も人とお金をふやしただけでは解決しないとの意見、さらに議会報告会で市民の意見を聞いてみると、事務局体制は地区の大きさも考慮したほうがよいのではとの意見がありました。  当局より、地域の自主性、自立性に基づき、地域がやりやすい形の事務運営をお願いしている。また、事務局に交付している報償費については、交付金制度の見直し等を含めて検討していきたいとの考えが述べられました。  次に、まちづくり協議会設立の経緯について申し上げます。  委員より、区長会連合会とまちづくり協議会連合会の組織がそれぞれ地域にできているため混乱している。整理が必要ではないかとの意見があり、他の委員より、過渡期であり、整理する期間が必要だと思うが、このままでは整理できない状況になるのではないか。本来は一定の方向で収束させる必要があるのに、分散していると感じるとの意見があり、市長より、以前に比べ、闊達な意見が出て、自治活動が活発になっていると思っている。すぐに改革する必要はなく、少し時間をかけてお互いの連合会を交え、分析、検証を行いたいと感じているとの考えが述べられました。  続いて、地区区長会組織とまちづくり協議会組織について申し上げます。  特に、まちづくり協議会が地域課題に取り組んでいる個別の事業については、委員より、地区まちづくり協議会を設立し、それぞれの地域で協議した結果、このような特徴的な事業が出てきたことは評価すべきだと思うとの意見や、他の委員より、これは地区の課題を自覚したことが活動にあらわれている。今は、少しずつ課題を見つけながら頑張って活動を広げている段階だと考え、評価しているとの賛同意見がありました。  続いて、交付金制度のあり方について申し上げます。  委員より、地区まちづくり事業費は地区によってかなりの開きがあるが、どう考えているのかとの意見があり、当局より、各地区から要望を受け入れていくと予算が膨らんでしまうため、平成30年度から平成32年度の 3年間は平成29年度の予算額で交付し、平成33年度予算は人口割など、基準を設定しながら新しい交付制度を検討しているとの説明がありました。  委員より、地区まちづくり事業は担当課が承認するだけでよいのか。第三者的な視点を踏まえ、公平性の検証が必要ではないかとの意見があり、当局より、事務局は水平調整を行っているが、不公平感が発生しないように注視したい。また、活動の自主性を損なわないよう調整方法を検討したいとの考えが述べられました。  委員から、センターの管理者である市と事業実施者である地区との関連性についても意見がありました。  最後に、委員会としてのまとめの中での発言を申し上げます。  地区を代表する機関を明確にすること。中長期にわたる地区のまちづくりを行うには、事務局体制の長期的な運営が必要である。統治の委任を受けているのは誰なのかという観点が必要なこと。同じような組織が重複しないよう簡略化することも必要であること。まちづくり協議会の会員は地区の住民という規定ができるかどうかということ。担当課では、まちづくりが運営しやすいような形を提案していることも理解できたので、今後もそのような形で推進することも大事である。  以上で、討議の概要を申し上げました。  協議会ではたくさんの意見をいただきましたが、その全ての報告ができなかった旨を申し添えて、総務委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 次に、環境産業委員長小沼秀朗君、御登壇願います。              〔環境産業委員長 小沼秀朗君 登壇〕 ◎環境産業委員長小沼秀朗君) ただいま議長より報告を求められました環境産業委員会協議会における討議内容について御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月12日午前10時44分より、第 1委員会室において全委員出席のもと開催いたしました。  冒頭、伊村副市長より挨拶をいただき、現在のシュタットベルケへの取り組みについて内容を確認した後、討議に入りました。  当委員会は、「掛川の森の在り方や活用方法を考えた再生可能エネルギー」を 1年間の研究テーマと定め、これまで定期的に協議を重ね、先月まで開催した議会報告会において調査内容を市民にお示しし、意見交換を行いました。  今回はその内容に基づき、当局と議論する場として委員会協議会を開催しましたので、その協議の概要と結果について御報告申し上げます。  委員より、これまでの調査研究について当局へ説明した後、意見交換を行ったところ、委員より、議会報告会のアンケートの中で、蓄電池に関する意見が多かった。蓄電池はなかなか高額であるが、蓄電池を普及させる施策を考えたほうがいいとの意見が出されました。  他の委員より、一般住宅に再生可能エネルギーを普及していくためには、蓄電池も一緒に考え、売電目的ではなく自宅で消費する電力という考え方に移行していかなければならない。蓄電池は停電時に利用する市民意識が強いが、電気料金の高い昼間に利用すれば電気料金の節約にもつながる。蓄電池が有効的に利活用できるようPRしていくべきである。さらに、現在の補助制度では、新築住宅に太陽光発電施設を設置した場合は 3万円、既存住宅の場合は 6万円の補助金では少ないとの意見が出されました。  他の委員より、現在、FITの電気買い取り価格もかなり下がっている中で、市民の皆さんに自宅の電気は自分でつくる、電力の地産地消の考え方に変えていってもらわなければならないとの意見が出されました。  委員より、バイオマス発電は太陽光・風力発電とは違い、推進をしようとしなければ進んでいかないとの意見が出されました。  他の委員より、森林環境税の導入で間伐が進む可能性もあるとの意見が出され、他の委員より、地域から出る草や剪定枝などをペレット化することについて市の考えを伺うとの質疑があり、当局より、ペレット化の他の例として、材木を選ばないバイオマス発電の触媒の技術を研究している。それができれば非常に効果的だと考えるとの回答がありました。  委員より、エリアを絞ってその地域に適したバイオマス等の発電を行う構想はあるのか伺うとの質疑があり、当局より、以前から検討をしている。バイオマス発電は材料となる木材の運び出しが可能かどうかということが大きくかかわり、その距離が長くなるほどコストが高くなる。それらも踏まえて検討しているとの回答がありました。  関連して委員より、電力の特別区を設けて、電気の地産地消を研究することも必要ではないかとの意見があり、他の委員より、スマート公民館やスマート地域学習センター等、モデルとなるものを地域に設け、推進をしていくのもわかりやすい。災害時の避難所として有効活用できるとの意見がありました。  関連して委員より、地域の方々が望んでいるのは、停電時に発電機を利用して、防災センター等の室内で明かりをつけたり、携帯電話等の充電ができる設備を整えることであるとの意見が出されました。  他の委員より、再生可能エネルギーを推進する理由は、市民の安全や安心を守ることであるとの意見が出されました。  他の委員より、再生可能エネルギーを推進することで、地球温暖化の防止や温室効果ガスの削減、未来の地球や緑を守ることにつながる。省エネ活動や植樹等行政からの市民啓発も必要であるとの意見が出されました。  関連して他の委員より、再生可能エネルギーを推進し、温室効果ガスの削減をしていく上では、ガイドラインはしっかりと整備しなければならないとの意見が出されました。  委員より、再生可能エネルギーのCO2排出について伺うとの質疑があり、当局より、例えばバイオマスやごみ等の焼却による熱を利用した発電でCO2が発生しても、それはあくまで資源の有効活用によるサーマルリサイクルの過程で発生したもので、相対的に見れば温室効果ガスの削減につながるとの回答がありました。  委員より、エネルギーを海外に依存している問題がある中で、エネルギーの安定供給については触れないのかとの質疑があり、他の委員より、現在、太陽光や風力での再生可能エネルギーは安定供給とは言えないとの回答がありました。  委員より、掛川市は新電力事業やシュタットベルケを進めているので、市民意識にもつなげていくよう新電力事業の研究・推進ではなく、導入に向けた新電力事業における効果の検証に視点を置いたほうがいいとの意見が出され、シュタットベルケを進めるに当たっては行政主導でいくのか、それとも協力団体や協議会を組織した上で進めていくのか伺うとの質疑があり、当局から、NPOや参画していただける事業者と協議会をつくって検討をするとの回答がありました。  委員より、環境保全について当局の考えを伺うとの質疑があり、当局より、生物多様性の観点で環境保全をやっていく。当市は世界農業遺産茶草場のエリアの東山と板沢地区に指定希少野生動植物種保護地区を定めている。あわせて、当市は森林面積が広いので、里山を守っていく観点は必ず考えていかなければならないとの回答がありました。  以上の点から、当委員会協議会の討議のまとめを 3つの小項目で申し上げます。   1点目は、地域で完結型となる地産地消を重視した再生可能エネルギーを推進し、今後バイオマス発電の推進に向けての研究も進めるべきである。これには、災害時に有効活用できる自家発電システムを構築し、スマート公民館やスマート生涯学習センター等の整備や各戸の蓄電池設置推進に向けた補助事業の拡充を図ることを推進する。   2点目は、新電力事業としてシュタットベルケの研究・推進については、シュタットベルケ導入に向け、市民、民間との協議、連携を深めながら、電力の自由化を含め、余剰電力の有効活用を推進すべきと考える。また、電力に関する市民の意識を高めていく必要がある。   3点目は、環境保全、温暖化対策の視点を考えたエネルギー政策については、景観阻害や反射光等、周辺に害を及ぼす可能性のある太陽光パネル設置等に関するガイドラインを作成するとともに、東山及び板沢地区の指定希少野生動植物種保護区等の生物多様性を考慮しながら、里山を守っていく必要がある。  以上、討議の概要を申し上げました。  たくさんの意見をいただきましたが、その全てを報告できなかった旨を申し添えまして、環境産業委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。
    ○議長(鈴木正治君) 続いて、文教厚生委員長、松本均君、御登壇願います。              〔文教厚生委員長 松本均君 登壇〕 ◎文教厚生委員長(松本均君) ただいま議長より報告を求められました文教厚生委員会協議会における討議内容について御報告いたします。  当委員会協議会は、去る12月12日午前10時45分より、第 2委員会室において全委員出席のもと開会いたしました。  当委員会は、「掛川市の待機児童の現状と対策」を 1年の研究テーマと定め、これまで定期的に協議を重ね、先月まで開催した議会報告会において調査内容を市民に示し、意見交換を行いました。  冒頭、浅井副市長より挨拶をいただいた後、討議に入りました。  委員より、保育士の確保はどこの自治体も大変で問題を抱えている。将来、保育士を目指す学生に対して、何か行っていることはないのかとの質疑があり、当局より、平成28年度に初めて「保育士お仕事応援相談会」を開催した。その際に、保育士の養成校などへ直接訪問し、学生に周知していただくようお願いをした。来年度と今年度についても同じような取り組みを行っている。そういった中、何人かの学生は情報収集も兼ね、相談会に来場された実績がある。また、県の社会福祉協議会では、保育士資格取得を目指す学生や潜在保育士を対象とした保育士修学資金等貸付制度等があり、掛川市の学生も利用しているとの説明がありました。  委員より、保育士の低賃金が言われているので、待遇改善をしていかないといけないと思う。どこの市にも負けない、魅力ある施策を展開していかなければ保育士は確保できないとの意見がありました。  関連して他の委員より、スキルアップのための研修会等は行っているのかとの質疑があり、当局より、各園ごと新人職員に対しての研修会は行っており、あわせて県下の各団体も実施している。また、市も新人職員に対する研修会を開催しているとの説明がありました。  委員より、平成28年発足の子ども・子育て支援特別委員会の中で、保育士確保について提言させていただいたが、提言どおり進められているのかとの質疑があり、当局より、少しずつではあるが、提言に沿った施策展開が行われている。その中の一つとして、かけがわ乳幼児教育未来学会で行う視察研修を実施したりと、保育士のモチベーションを上げていくような努力もしているとの説明がありました。  委員より、保育士不足で定員が充足できない事態を食いとめるため、定年された方を雇用したり、保育士の労働環境を少しでも改善できるように事務的にフォローをする補助者などの雇用をもっと進めたらいいのではと意見が出されました。  他の委員より、再雇用制度で勤めていただいている方はいるのかとの質疑があり、当局より、昨年度も定年された方を雇用している。再雇用制度を活用しないと保育士確保は難しい。また、保育士の負担も軽減するため、保育士補助者を雇用している園もふえており、対象園に市が補助金を交付しているとの説明がありました。  委員より、人材派遣会社の紹介制度のようなものは活用できないのかとの質疑があり、当局より、市の持っている情報を各園に紹介している。また、人材派遣会社に登録し、そこから派遣してもらうシステムがあり、市内の園でも利用しているところがあるとの説明がありました。  委員より、一度退職した保育士が復帰できない理由について、聞き取りやアンケート等を行い、検証することも大事なのではとの意見が出され、当局より、聞き取りを行い、現状把握している。本来はフルタイムで働いていただくのが理想であるが、全ての園で被雇用者条件に合った形で採用しているとの説明がありました。  委員より、事務仕事を効率化するために、ICTの導入を考えてはどうかと意見が出され、当局より、私立の園ではタブレット端末による登園、降園の状況確認ができるものなど、電算化により効率化を図る園もふえてきているとの説明がありました。  委員より、認可保育園を整備していくことで、保育士の安定した雇用先の確保が図られるのではないかとの意見が出されました。  委員より、今日、社会的風潮で保育園に預けたいという方向にあるため、行政はいろいろな制度を検討して、保育士確保に努めている。一方、幼稚園に預けよう、 3歳までは自分で育てようという考え方の人もいるとの意見が出されました。  関連して他の委員より、子供を預けて働きたい家庭や働かなければならない家庭もある。 3歳までは自分で家庭保育をしたいなど、考え方はさまざまである。どちらも選択できるような形になっていけばいいのではとの意見が出されました。  当局より、働きたい方がいつでも働くことができる環境を整備すること。また、家庭で育てたいという方に対しては、家庭で育てやすい環境を整えるという両方のニーズがある。そこを上手にバランスよく環境整備をしていくという努力が市の責務であると述べられました。  委員より、市政の事業推進をバックアップ協力するとともに、子供たちの笑顔のため、子育てしやすい環境整備をともに進めていきたいとの意見がありました。  その結果、当委員会としては、集約した意見をもとに、「保育施設の整備」と「保育士の確保」の 2点について、当局の施策を推進していく方向でまとまりました。  以上、討議の概要を申し上げました。  たくさんの意見をいただきましたが、その全てを報告できなかった旨を申し添えまして、文教厚生委員会協議会の委員長報告とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 △日程第6 議員派遣について ○議長(鈴木正治君) 日程第 6、議員派遣についてを議題とします。  お諮りします。  地方自治法第 100条第13項及び掛川市議会会議規則第 160条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付した内容のとおり、議員を派遣することに決定しました。 △日程第7 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項について ○議長(鈴木正治君) 日程第 7、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続調査申し出事項についてを議題とします。  各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第 104条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中継続調査の申し出があります。  お諮りします。  各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  したがって、申し出のとおり、閉会中継続調査をすることに決定しました。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 11月定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例会におきましては、一般会計補正予算など、多くの重要案件について御審議をいただき、いずれも原案どおり議決をいただき、厚く御礼を申し上げます。  特に、教育施設へのエアコン設置では、予算、工事契約の議案について、上程したその日のうちに議決をいただくなど、特段の御配慮をいただき、工事の期間を確保することができました。  一般質問につきましては、10人の議員の皆様から木材利用の促進、創業支援、働き方改革、松ヶ岡整備事業、キャリア教育、人生 100年時代構想、視覚障がい者への福祉施策、小中一貫教育、防災・減災対策、協働のまちづくりなど、市政運営における重要な政策につきまして、御質問や御提案をいただきありがとうございました。  議員の皆さんと交わした政策議論の成果につきましては、今後の市政運営に反映させ、掛川市の発展につなげてまいります。  ここで数点、御報告を申し上げます。  まず、先日報道されました地域新電力会社の調査研究について申し上げます。  自然災害の激甚化など、気候変動の影響が地球規模で広がりを見せる中、温室効果ガスの削減は人類共通の喫緊の課題となっております。国は、ことし 4月、第五次環境基本計画を閣議決定し、各地域が地域資源を生かし、自立・分散型の社会を形成して支え合っていく地域循環共生圏の必要性を示しました。掛川市としても地球温暖化対策実行計画の見直しを進めると同時に、環境・経済・社会の課題について環境政策を基軸に積極的に取り組む必要があるというふうに考えております。  地域資源を持続可能な形で活用する掛川市としての地域循環共生圏の仕組みの創設を目指し、再生可能エネルギーを推進するとともに、新たなエネルギーの地産地消、地域循環の仕組みづくりとして官民連携による地域新電力会社を市議会の御意見も伺いながら、協働で調査研究し、検討を進めてまいります。   2点目は、周恩来元首相と松本亀次郎先生のろう人形寄贈について申し上げます。  あさって23日から25日まで、鈴木議長と松本亀次郎記念日中友好国際交流の会の鷲山会長とともに中国天津市を訪問し、ろう人形寄贈に関する協議書の締結を行ってまいります。ろう人形の寄贈は、長らく膠着状態が続いていましたが、関係団体や掛川市の継続的な働きかけなどにより実現できることになり、日本と中国のかけ橋となった松本亀次郎先生の功績が改めて注目されることとなります。今回のろう人形の寄贈は、掛川市と天津市という自治体同士の取り組みではありますが、日本と中国という国レベルの交流の進展にもつながるものと期待をしているところであります。  ろう人形の設置及び除幕式でありますが、来年 3月 3日に大東図書館で行うことを予定しており、中国から天津市関係者、それから周恩来●(トウ)頴超記念館の館長などの御出席をいただき、国・県の関係機関、これまでに御尽力をいただいた多くの関係者の皆様をお招きして、盛大に開催したいと考えております。   3点目は、先週14日から15日にかけて開催された全国お茶まつりについて申し上げます。  ことしの全国お茶まつりは、2020年のオリンピック・パラリンピックを控え、世界への情報発信力を高めている東京で開催されました。式典では、第72回全国茶品評会において優秀な成績をおさめた者への褒賞授与が行われ、深蒸し煎茶の部では五明茶業組合の農林水産大臣賞を初め、東山茶業組合、山東茶業組合の農林水産省生産局長賞など 1等の全ての賞を市内の生産者が獲得し、掛川市が 3年連続となる産地賞を受賞することができました。今回の受賞により、国内外に向けて「日本一の深蒸し掛川茶とその産地である掛川」を強く情報発信することができましたので、今後はさらなるブランド力を生かした取り組みをさらに推進してまいります。   4点目は、掛川市の指定金融機関について申し上げます。  今月 3日、スルガ銀行の有國社長から金融庁に提出された業務改善計画書の概要について報告をいただくとともに、失われた信頼回復への決意や指定金融機関としての業務についても今まで以上にしっかりと励んでいきたい旨のお話をいただきました。先月14日に発表されたスルガ銀行の中間決算におきましては、貸倒引当金の大幅な積み増しがあったものの、財政の健全性を示す自己資本比率は8.65%と、国内営業の銀行に求められる水準である 4%の 2倍以上を確保している状況でありました。  掛川市としては、今後、 3カ月ごとの業務改善の状況を注意深く見守りながら、指定金融機関の業務を継続してお願いしていくこととしております。  次に、今後開催する事業として掛川城プロジェクションマッピング事業について申し上げます。  あす22日午後 5時からシティプロモーション市民協働事業として掛川城プロジェクションマッピングを実施いたします。この取り組みは、掛川市をもっと元気にしたいという熱い思いを持った掛川西高校の生徒が昨年度より実施している事業で、今回は掛川工業高校の生徒や小中学生、さらには企業や市民活動団体なども加わり、さらにパワーアップしたプロジェクションマッピングが予定されています。若者の熱い思いをみんなが支え、盛り上げる、このような取り組みこそが協働によるシティプロモーションであると思っております。  また、今回はこの事業に合わせて、こだわりっぱでは高校生による姉妹都市交流メニュー発表会が、ステンドグラス美術館では特別企画「ナイトミュージアム」が開催されます。あすの夜は街なかにお出かけいただき、光で彩られた掛川城周辺をお楽しみいただきたいというふうに思います。  次に、昨日発表いたしました平成30年掛川市政10大ニュースについて申し上げます。  平成30年の掛川市を振り返ってみますと、災害級の猛暑、台風など多くの自然災害に直面し、改めて自然の猛威を感じた 1年でありました。一方では、掛川ゆかりの多くの方々が全国、世界で活躍され明るい話題となったほか、協働のまちづくりでは、地区まちづくり協議会の活動が 3年目に入り、中地区では交通弱者のための生活支援車の運行が開始されるなど、その活動が広がりを見せた 1年でもありました。  その中で、10大ニュースの上位 3つの出来事を振り返ってみますと、 3位は天皇皇后両陛下の掛川市御訪問であります。  両陛下が掛川を訪問されたのは15年前のNEW!!わかふじ国体以来となります。御訪問先のねむの木学園では、親交のある宮城まり子園長の説明により、多くの絵画やすばらしい歌と踊りをごらんになり、両陛下も大変感銘を受けておられました。平成の時代が最後を迎えようとする中、両陛下がこの地を、この掛川を御訪問くださったことは大変光栄なことであり、記念すべき御訪問となったと思っております。  第 2位は災害級の猛暑が続き、小中学校へのエアコン設置が決まったことであります。  近年の異常気象による猛暑に対し、子供たちによりよい教育環境の中で学んでもらうため、来年の夏までにエアコンの設置をする方針が決まったのは 8月のことでした。その後、短期間に集中的な検討協議を重ね、この11月定例会において関係議案を議決いただきましたので、これから来年の夏に向けて、子供たちの健康管理と集中して学ぶ環境整備のためのエアコン設置を進めてまいります。  第 1位は台風24号による大規模停電であります。  停電は市内の約 7割に当たる約 3万 7,000戸で発生し、全ての世帯が復旧するまで 5日間を要しました。改めて、私たちの生活は電気がなければ維持できなくなり、社会や企業活動が成り立たないことを痛感した次第であります。先日18日には風害による停電・通信被害の低減を図る検討会を開催したところであり、今後、市民が協働してあらゆる自然災害に備えたまちづくりを進めるため、積極的な事前対策等を推進してまいります。  また、ことしは私が市長に就任させていただいてから10年という節目の年でありますので、これまで積み重ねてまいりました10年の10大ニュースを振り返ってみました。  この10年には、中東遠総合医療センターの開院、掛川市自治基本条例の制定、全地区でのまちづくり協議会の活動開始、ごみ減量日本一の達成、静岡の茶草場農法の世界農業遺産認定、かけがわ茶エンナーレの開催など本当にいろいろなことがありました。これらは市議会と連携を進めてきた協働のまちづくりの成果であり、改めて議員の皆様の御理解と御協力に感謝を申し上げます。  結びに、来年は平成から新たな年号となる節目の年となります。人生 100年時代や持続可能な開発目標SDGsという視点を踏まえ、引き続きまちづくりの手法の根幹に協働のまちづくりを据えて、さまざまな施策を戦略的に展開し、「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」の実現に向けて、全力で市政運営に取り組んでまいります。  議員の皆様には、この 1年間の市政運営に対する御理解と御協力に深く感謝を申し上げますとともに、よい新年をお迎えくださることを心からお祈りし、閉会の挨拶とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 私からも御挨拶を申し上げます。  平成30年11月定例会の閉会に当たり、掛川市議会を代表し、一言御挨拶申し上げます。  まず、11月定例会会期中の出来事について振り返らせていただきます。  11月27日の天皇皇后両陛下の行幸啓は、掛川市民にとって大変喜ばしく明るい出来事でありました。本県西部及び本市への御訪問は、わかふじ国体以来、実に15年ぶりのこととなりました。訪問時間や経路については内密だったはずなのですが、沿線には日の丸の小旗を振る多くの市民が詰めかけ、皆が歓声を上げていました。ここにおられる議員の多くも、その中の一人として両陛下の車列をごらんになったことと思います。両陛下は、その後ねむの木学園を訪問され、美術館において展示作品を御鑑賞になりました。入園者からの歓迎のダンス等のおもてなしに対しても、笑顔で温かいお言葉をかけていらっしゃいました。  ことしは日本列島をさまざまな災害が襲い、ことしを象徴する漢字にも「災」この 1文字が選ばれるほどでありました。そういった中、台風被害の爪跡がまだ残る本市ではありますが、両陛下の御訪問により、顔を上げ、前へ進むための勇気をいただきました。  次に、11月定例会について触れさせていただきます。  11月21日に開会した今定例会ですが、例年、定例会の開催日初日というのは、議案上程と提案理由の説明だけで終わりとなります。しかし、今回については、市民にとって重要な関心事であった幼稚園・小中学校へのエアコン設置問題がありましたので、初日に補正予算案を委員会に付託し、その日のうちに採決まで行い、全会一致で可決いたしました。また、それを受けての入札結果に基づく契約議案についても、12月12日に追加上程され、同様に委員会審査を経て同日中に採決を行い、全会一致で可決となりました。これらは災害と呼ぶべきレベルの猛暑・酷暑から子供たちの健康を守るため、何としても来年の夏までにエアコン設置を完了させる必要があるとの共通認識のもと、当局と議会とがお互いに知恵を絞った結果でありました。  振り返ってみますと、ことしの 8月以降、当局と議会は幾度となくエアコン問題について意見を交わしてまいりました。今回の補正予算の中身は双方の議論を反映したものであり、当局と議会の協調という点でも、この円形議場のコンセプトにふさわしい成果であったと思います。また、当該補正予算には台風24号関連の復旧対策費用も盛り込まれておりましたので、会期末での議決に比べ、約 1カ月前倒しで予算執行が可能となったことは大変よかったと思っております。  次に、一般質問についてでありますが、今回は10人の議員が登壇されました。  内容としては、農林業振興、障がい者支援、行革、防災・減災対策、駅前西街区、将棋によるまちづくり、小中一貫教育・キャリア教育、生涯学習等、多岐にわたる項目について、文字どおり熱い議論が交わされました。  また、これに関連し、障害者週間についてはもっとPRに力を入れていくことや、総合福祉センター館内に急ぎ点字ブロックを設置する旨の市長答弁がありました。また、今後の取り組みについては、防災面の停電対策検討会の開催時に断水対策についてもあわせ検討していくことと、文化面で市の庁舎等において一流や本物に出会う機会を設けていくということなどについても意思表示がありました。そのほかにも、人生 100年時代を見据え、SDGsという国連が提唱する持続可能な開発目標の視点を取り入れながら、来年度、総合計画基本計画の見直しを実施することについても発言がありました。  市長、教育長及び各部長におかれましては、各議員からの意見や提案に対し誠意ある回答、答弁に努めていただき深く感謝申し上げます。議員の提言の全てを取り入れることは財政面等で難しいことは十分承知しております。しかし、ソフト事業等における今後の事業展開の中で、今回の一般質問が何らかのヒントとなるようなこともあろうかと思います。今後はぜひ、議事録等を読み返していただき、既存の事業とのすり合わせを御検討いただければ幸いであると思います。  一方で、取り急ぎ進むべき事業については、スピード感が大切であります。エアコン設置の件などはまさにそうだと思いますので、それらについても早急に着工、早期完成に向けて御尽力いただきたいと思います。  それから、12月12日の本会議後に開催されました常任委員会協議会、いわゆる政策議会についてですが、その内容については、先ほど各委員長から報告がありましたとおりです。  昨年までの政策議会では、毎年、その時々でテーマを決め、臨んでまいりました。しかし、本年は試行ではありますが、 4月当初から各常任委員会が決めた通年のテーマに基づいて、毎月 1回から 2回のペースで論議を重ねてきておりましたので、今回はそれをベースにいたしました。結果、いずれの委員会においても約 8カ月余りに及ぶ調査研究の成果と議会報告会における市民の声を反映した議論が当局と交わされ、これまで以上に深く掘り下げた議論ができたと思います。  今後は、委員長報告の内容を踏まえ、市議会全体で政策討論を実施し、年度末までに市長への政策提言として取りまとめてまいります。議会改革や議会活性化の点からも、常任委員会が議会活動をリードしていく取り組みは大変重要と考えております。議員各位におかれましては、従前と比べると市役所へ来る回数が随分ふえたことと思いますが、これもひとえに市民の声を市政に反映するためです。引き続き、政策提言・政策立案に向け、一層の御尽力をお願いいたします。  さて、11月定例会が終わりますと、いよいよ「師走」本番であります。この言葉は、お坊さんが檀家回りで忙しく飛び回る様子を表現しています。中には、文字どおりの方もいらっしゃいますが、議員各位におかれましては、支援者への報告の機会が多くあると思います。見方を変えれば、市民からの意見を頂戴する機会がたくさんあるわけですから、忙しい中ではありますが、大いに意見を交わしていただきたいと思います。  なお、私の場合は、先ほど市長から報告がありましたとおり、明後日、日曜日から火曜日までろう人形寄贈にかかわる協議書の締結式へ出席するため、中国へ行ってまいります。本件については、私としましても、今年度、上京のたびに国会議員等関係者を幾度となく訪問し、協力を求めてきた経緯がありましたので、いよいよ悲願がかなうこととなり、喜びもひとしおであります。  中国の各市と友好関係にある日本の都市はたくさんあります。ただし、本件のように地方都市同士の友好は無論ですが、ある意味、その枠を超えて国家間まで話が及ぶようなケースは大変珍しいと思っております。これを機に、松本亀次郎先生と周恩来元首相とのすばらしい師弟愛に再びスポットが当たることと同時に、日本と中国の友好関係がさらなる発展につながると期待しております。  また、掛川市はアメリカ・オレゴン州ユージン市、イタリア・ペーザロ市、韓国・横城郡と姉妹都市を結んでおります。これに加え、経済大国となった中国・紹興市との交流が深まれば、オレゴン州のビール、イタリアのワイン、韓国のマッコリ、それから紹興市の紹興酒、さらに掛川の日本酒が結ばれれば、そこに新しい文化が生まれることも期待できます。  そして、年が明ければ、年頭から消防出初め式、賀詞交歓会、王将戦、成人式と多くの行事がめじろ押しです。よって、議員各位におかれましては、体調管理だけは十分に御留意いただきたいと思います。  次に、 2月定例会も、この議場で再び元気に相まみえることを願っております。  松井市長を初め、当局の皆様におかれましても、この 1年本当にお疲れさまでした。くれぐれも年末年始で風邪など引かぬよう、みずからの体を御自愛くださるようお願いいたします。  結びに、平成最後の年かつ新年号となる新たな年が、掛川市や掛川12万市民にとって光り輝ける希望の年となることを御祈念申し上げ、私の11月定例会閉会に際してましての御挨拶とさせていただきます。  本当に本年 1年ありがとうございました。 ○議長(鈴木正治君) これにて本日の会議を閉じ、平成30年第 4回掛川市議会定例会を閉会します。
                    午前11時29分 閉会  [ 署  名 ]  以上、地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。           平成   年   月   日                掛川市議会議長    鈴 木 正 治                掛川市議会副議長   榛 葉 正 樹  [ 署 名 議 員 ]                掛川市議会議員    嶺 岡 慎 悟                掛川市議会議員    草 賀 章 吉...